石田祝稔

いしだのりとし

比例代表(四国)選出
公明党
当選回数8回

石田祝稔の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○石田(祝)委員 公明党・国民会議の石田祝稔でございます。きょうは、三人の公述人の皆様、早朝より大変に御苦労さまでございます。いろいろと私も皆さんの御意見を拝聴いたしまして、何点か御意見をまた新たにお伺いをさせていただきたいと思います。  まず最初に、坂上先生にお伺いをしたいと...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、次に奥村先生にお伺いをしたいのですが、先生は、四点にわたりまして今後の日本の役割の重要性を述べていただいたと私は認識をしております。それで先生の別の論文もちょっと読ませていただきましたけれども、その中で、日本が世界に対して比較優位を持つものとして、金融...全文を見る
○石田(祝)委員 では、続きまして和田先生にお伺いをいたします。  生活大国ということが最近よく言われておりますが、この生活大国を目指しまして、公共投資、特に生活基盤投資、また福祉部門における国と地方との関係についてでございますが、私も別の論文で先生の論を拝見しますと、従来から...全文を見る
○石田(祝)委員 坂上先生にお伺いをいたします。  この四月一日から診療報酬が医療費ベースで五%上がる、そして薬価の見直しで、これは医療費ベースで二・五%のダウンである、実質二・五%の医療費の改定がある、こういうことでございますけれども、私は、特に公明党は、看護職の確保というこ...全文を見る
○石田(祝)委員 どうも三人の先生方、ありがとうございました。終わります。
02月27日第123回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○石田(祝)委員 最初に、質問をさせていただきます前に、雲仙・普賢岳の噴火災害で被災に遭われた方、また長期間の避難をされていらっしゃる皆様に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  考えてみましたら、噴火から火砕流が起きてもう九カ月になろうといたしておりますので、本当に心か...全文を見る
○石田(祝)委員 今細かくお話をいただきましたが、続きまして、この所信の中で、四ページになると思いますけれども、長崎県が主体となって防災地域づくり、また、地域の振興と活性化に取り組んでいくことが大事である、そして、同県を指導し、調査検討を進めていく、こういうふうなお話がございまし...全文を見る
○石田(祝)委員 ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。  続きまして、火山対策についても言及をされておりますが、火山対策について、活動火山対策特別措置法に基づき各種の対策を推進していく、こういうことが書かれてございます。一緒にお答えをいただきたいのですが、その次に、防災情...全文を見る
○石田(祝)委員 続きまして、雲仙・普賢岳の一番新しい情報ということでお話をいただきたいのですが、特に、消防庁の方、来ていただいていると思いますが、きょう現在の避難世帯数と、それから人員についてちょっと教えてください。
○石田(祝)委員 私がいただいている資料で二月十二日現在の数字と同じですが、これはその後変わってないということですね。二月十二日から前後はないということですね。はい、わかりました。今お話しのとおり約八千名の方がまだ避難をされているという現状でございます。そのことにつきまして私は食...全文を見る
○石田(祝)委員 今大臣から答弁をいただきましたが、県の調査が二十四日から行われているというふうにお聞きをしておりますので、その調査等も踏まえて、そういう要求が多いと私は思いますので、そういう要求が出ましたら、ぜひとも住民の方々の意向に沿って食事供与事業の延長ということを決断をお...全文を見る
○石田(祝)委員 この二点、ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  続きまして、二月二十二日に島原市で、復興計画の一環と私思いますけれども、「水無川水系に係る砂防・治山計画及び、農地復旧方針」というものが地元で説明会が行われた、こういうふうに聞いております。この計画の概要...全文を見る
○石田(祝)委員 ダムの個数とかそういうものはわからないのですか。
○石田(祝)委員 今回発表されましたこの計画は、島原全体の復興計画における位置づけはある意味でいえばどうなっているんだろうか、こういうことを私は考えますが、この計画の位置づけについてちょっとお願いしたいと思います。
○石田(祝)委員 今、欠かすことのできない計画だというふうにお話しになりました。この計画は非常に大きな計画であると思いますけれども、この中で、この計画の説明を聞いて、やはり非常に不安を覚えている住民の方ももちろんございます。必要だと思うけれども、いざ自分の家のこと等を考えると不安...全文を見る
○石田(祝)委員 できるだけ皆さんが納得できるような形でこの計画は進めていただきたいと思います。  それで、続きまして、現地の農業をやっていらっしゃる方の問題として、たばこ栽培に従事されている方がいらっしゃると思います。平成三年度は災害に途中で遭われたということで価格を大分補償...全文を見る
○石田(祝)委員 できれば特別な配慮をまたお願いをしたいと思います。  最後に長官にお伺いをしたいと思いますが、宮澤総理大臣も就任以来もう三月、もうすぐ四カ月になると思いますけれども、まだ一度も行っておられませんね。そんな意味で、ぜひとも大臣の方から、一日も早く現地に行ってくれ...全文を見る
○石田(祝)委員 一日も早く総理大臣が行かれる状態になる、このことを希望いたしまして質問を終わります。ありがとうございました。
03月06日第123回国会 衆議院 本会議 第8号
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○石田祝稔君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  趣旨説明にもありましたように、今回の改正は、政管健保について中期的な財政運営の安定を図るため、事業運営安定資金を創設し...全文を見る
03月06日第123回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○石田(祝)委員 私はちょっと年金のことでお伺いをしたいと思います。  まず最初に二つの例を申し上げたいと思います。  一つは、私の友人の例でありますけれども、昭和五十四年の四月の一日に民間企業に入社をいたしまして、それで厚生年金に加入をいたしました。そしてその後、気の毒なこ...全文を見る
○石田(祝)委員 それではもう一度確認をいたしますけれども、全く同じ状況で、例えばそれぞれ十年後に同じような病気になった。つまり昭和五十四年の方は昭和六十四年、平成元年と計算をしていただきまして、五十六年の方は平成三年という、六十一年法改正の前後ということで確認をしたいのですけれ...全文を見る
○石田(祝)委員 このように、昭和六十一年の年金法の改正の前後で、全く同じ状況でありながら、同じように年金の掛け金を掛けておりながら残念ながら年金が受けられないという方がいるわけであります。そして現在、これらの方に年金、またその年金保険での救済措置はないというふうに私は聞いており...全文を見る
○石田(祝)委員 今大臣も、ある意味で三年前と同じ答弁なわけなんですね。ということは、この間具体的にどういうことをやられておったのかということが私は甚だ疑問であります。その間、無年金で、障害になられた方、これは本当に働けないとかそういう状態になりましたら、これは福祉の部門の問題で...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、これは先の問題になりますけれども、大臣もちょっとお聞きをいただきたいのですが、具体的にこれは、例えば今後厚生省の枠の中でやろうとかいろいろお考えあると思うのですけれども、実態がわからない限りこれはどうしようもない問題であると思うのですね。ですから、やる...全文を見る
○石田(祝)委員 これはぜひとも研究をしていっていただきたいと思います。  私は、昭和六十一年の法改正というものは障害者の人にとって非常に有益な改正であると非常に評価をしております。しかしながら、その遡及ができないということですからその六十一年の前後によって、さっきから申し上げ...全文を見る
○石田(祝)委員 じゃ、この問題で最後になりますが、大臣に御答弁いただきたいと思います。  私は、先ほど平成元年の当時の戸井田大臣の答弁を引きまして大臣に御感想をいただきましたけれども、現時点におきまして、山下厚生大臣としてのこの問題に関する御見解、またどういうことをこの問題に...全文を見る
○石田(祝)委員 これはぜひとも今後の問題として、改めて角度を変えてでも御検討いただきたいと思います。  続きまして、雇用保険関係からちょっとお聞きをしたいと思います。  今国会で、労働保険の保険料の徴収等に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律案、これが提出になったと...全文を見る
○石田(祝)委員 済みません、ちょっと答弁抜けていると思いますが。対象になる方の人数はもちろん聞きましたけれども、常用労働者だけですか、パートとか臨時の方とかは入っておりませんか。
○石田(祝)委員 今詳しく人数等をお聞きをいたしましたけれども、雇用保険、平成二年度末で約三兆円、またさらに三年度末では三兆数千億円というふうにも積立金がなるように聞いております。私は、この雇用保険を単に料率をそれぞれ引き下げる、国の補助率を引き下げるということだけではなしに、別...全文を見る
○石田(祝)委員 そうすると、この九二年度中に出される審議会の意見を見て考えたい、こういうことですか。
○石田(祝)委員 実はこの育児休業中の所得保障の問題は、例えば、ことしの四月一日から育児休業が全体的に導入をされて、そしてそういう中で実際にやってみてどういう問題が起きるかということではなくて、実はもう導入の時点からやはり、先ほど大臣もみずからお話しになられましたように、やはり育...全文を見る
○石田(祝)委員 周知徹底とか情報、また復職の確保とか、いろんな形で私は、それはもちろん大事であろうと思いますけれども、先ほどから何回も私申し上げますし、労働大臣も言われたことでありますけれども、やはり最終的には、育児休業中に収入がないと食べていけないということは事実でございます...全文を見る
○石田(祝)委員 ぜひとも全力を挙げて実効性あらしめるようにお願いをしたいと思います。  続きまして、ボランティアの活動についてお伺いをしたいと思います。  これは次の世代、次代のキーワードはボランティアである、こういうふうに言う人がいるというふうに聞いております。また、生活...全文を見る
○石田(祝)委員 これは平均してたしか六九%、約七割ぐらいの方だと思います。  これで、私はきょうぜひともお願いをしたいと思うのは、これは個人加入なんですね、この保険は。ですから、ボランティアをやる方がそれぞれ入らなくちゃならない。入ったときには、このボランティア保険、A型、B...全文を見る
○石田(祝)委員 ここにボランティア保険のパンフレットのコピーがあるのですけれども、ここで言う「ボランティア活動中」ということで「無給で、自助活動でない」、自分のためではない活動、これを全部認めているわけなんですね。ですから、ある意味で言えば非常に広い範囲で今ある保険自体がカバー...全文を見る
○石田(祝)委員 続きまして今度は、最近よく言われておりますフィランスロピーとかいう企業の文化活動、この面について、ボランティアと若干関係する部分がございますので、税制の面からちょっとお伺いをしたいと思います。  大蔵省にお伺いいたしますけれども、特定公益増進法人というものがご...全文を見る
○石田(祝)委員 これで、私の同僚議員が大蔵委員会でもお尋ねをしたというふうに聞いておりますけれども、例えば社会福祉法人となりますと、これは社会福祉法人何々会士か全部わかるわけですね。しかし、民法法人の七百七十七ですかある法人、特定公益増進法人ということで各省庁が認定をしているよ...全文を見る
○石田(祝)委員 ぜひとも早くお願いしたいと思います。  最後になりますが、個人の住民税の件でお伺いをしたいと思います。  現在、この寄附等の行為において、個人住民税、所得割分ですけれども、これの寄附をした場合の所得控除の対象を拡大してもらいたい、また、最低限度額の引き下げを...全文を見る
○石田(祝)委員 済みません、ちょっとオーバーしますが、最後に。ちょっと待ってください、同じ方に質問でありますから。  それで、控除額として十万円というバーがありますね。これのバーをちょっと五万円とか一万円、所得税一万円ですけれども、これを引き下げられないかというふうに私思いま...全文を見る
○石田(祝)委員 どうもありがとうございました。
03月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○石田(祝)委員 私は、まず最初に国庫補助の問題からお聞きをしたいと思います。  私も本会議で大臣に質問をいたしまして、お答えをちょうだいしましたので、まず本会議での答弁からちょっと確認をさせていただきたいと思います。三月六日の答弁の中で、国庫補助の問題に触れましたときに、こう...全文を見る
○石田(祝)委員 この費用負担のあり方ということですから、じゃ現実に費用負担をしている人たちはどういう人かというふうに考えてみますと、これは被保険者とそして事業主と国、特に被保険者の方は、受診の際の自己負担とそれから保険料の負担をしておるわけであります。ですから、費用負担のあり方...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、ちょっと別の角度からお聞きをいたしますが、今度の改正をこういう形でやるという中で、第七十一条ノ四というところがあります。ここをちょっと読ませていただきますと、保険料率のことで書いておりますが、「政府ノ管掌スル健康保険ノ被保険者ニ関スル保険料率ハ保険給付...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、この財政の均衡が崩れる要因としては、今五年間は大丈夫だというふうにおっしゃっておりましたけれども、今後長い目で見た場合の問題としても、財政の均衡が崩れる要因、これについてはどういうものをお考えになっていらっしゃいますか。
○石田(祝)委員 これは収支の均衡ですから、収入が減っても均衡は崩れますし、支出が予想外にふえても均衡が崩れる。また、その両方が大きく崩れるということもあると思いますけれども、この第七十一条ノ四の第二項を見ますと、例えば「保険料率ハ」と、その次にここには支出の部分も書いているわけ...全文を見る
○石田(祝)委員 最初に私が大臣の答弁の確認をさせていただきましたけれども、全般について見直すということでした。結局、負担をする人は被保険者と国と事業主だ、こういうふうに私は申し上げましたけれども、ここでは被保険者の保険料率というものは、ねばならないということだ、こういうお話でご...全文を見る
○石田(祝)委員 この保険料率に関しては、英語で言ったらいわゆるマストビーなんですね。局長の国庫補助率に関する意見はメイビーなんですね。ちょっと私は聞いていて違うのではないかという気がしました。ですから、何かあったときには先に被保険者の保険料率をまず考える、それで、それだけでは足...全文を見る
○石田(祝)委員 これはまた明日も同僚議員がお伺いすることになろうかと思いますけれども、まず国庫補助率の暫定措置を解くべきである、こういうふうに私は申し上げたいと思います。  続きまして、医療保険審議会についてお伺いをしたいと思います。  これも先日の本会議のときにも、私も一...全文を見る
○石田(祝)委員 社会保険審議会のことしの一月三十日の答申によりますと、「関係者の意見が十分反映されるよう、現状を踏まえ慎重な配慮を」してもらいたい、そして二月三日の社会保障制度審議会の答申でも、「慎重な配慮を求めたい。」こういうふうなそれぞれ答申に沿った、六日ですか、御答弁をい...全文を見る
○石田(祝)委員 国保の関係者というりは、極端に言えば私も国保の関係者ですよね、国民健康保険ですから。国会議員はほとんど国保の関係者だと思うんですよ。それから被保険者だったら市町村、そういう代表の方に出ていただいて五者構成になるんでしょうかね。ですから、そういう形ででも、ある意味...全文を見る
○石田(祝)委員 このことは、私は、今後例えば先ほど言った均衡を失するようなときになった場合には、まず保険料率もあるし、国庫補助率の復元ということもありますけれども、それ以上に、ここにこういうちゃんともらうべきものをもらっていないという部分があるということを、まず第一段階で認識を...全文を見る
○石田(祝)委員 済みません、大臣に最後にお伺いをしたいと思います。  これは言葉の問題も含めてでありますが、当委員会におきましてもしばしばこういう言葉が使われます。寝たきり老人という言葉を私も今まで使ってまいりましたし、先ほどから委員会を聞いておりますと、何度も出てまいります...全文を見る
○石田(祝)委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月10日第123回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○石田政府委員 お答え申し上げます。  御質問の後半部分でございます科学技術庁として動燃事業団に何をどう言っておるかということでございますけれども、今御質問の回収ウランの転換あるいは濃縮試験にせよ、それから毒物劇物取締法の登録等々にいたしましても、動燃事業団に対しましては、法令...全文を見る
○石田政府委員 お答え申し上げます。  法令の遵守につきましては、今ほどお答え申し上げましたように、厳にこれを徹底していただきたいということでございます。  危険性の件でございますけれども、今先生がおっしゃられましたように、なるほど回収ウランは厳密に申しますと天然ウランと違い...全文を見る
○石田政府委員 まず、御質問の前半の部分につきましてお答え申し上げます。  先生御指摘のように回収ウランに含まれておりますものは、いわゆるトランスウラン元素と称しますところのネプツニウム237あるいはプルトニウム238、プルトニウム239、アメリシウムの241等々が含まれておる...全文を見る
○石田政府委員 お答え申し上げます。  原子力のもろもろの事業の遂行に当たりましては、原子力基本法第二条の規定を遵守すべきものと考えておるところでございます。  公開に関することでございますけれども、これは従来、企業機密にかかわりますもの、それからもう一つは、それが公表するこ...全文を見る
○石田政府委員 お答えを申し上げます。  その点につきましてはまさに先生のおっしゃるとおりでございまして、いたずらに企業機密に名前をかりまして公開の範囲を制約することにつきましては厳に慎むべきこと、かように考えておるところでございます。それから、もちろん安全性につきまして多くの...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○石田(祝)分科員 私は、農業、また林業の問題についてお伺いをしたいと思います。  私も、地元を回りますと、農林業に携わる方からいろいろな御質問、また要望等をいただきます。その中で、特に後継者の問題についての要望、また心配というものが非常に多うございます。その意味で、まず最初に...全文を見る
○石田(祝)分科員 大臣の決意のほどはよくわかりました。  それでは、若干突っ込んで細かいこともお伺いをしたいと思いますが、今までいろいろな対策をこの後継者の問題で講ぜられてきていると思います。その対策等はいろいろとお話も伺いましたけれども、ずばり聞きますが、今までやってこられ...全文を見る
○石田(祝)分科員 いろいろとやっていただいていることはわかりますけれども、例えば平成四年度の概算決定額ということで、農業後継者育成確保対策関連施策、これは約四百五十億円かけております。これは貸付枠を含めてですけれども、平成三年度も大体四百五十億。ですから、私が端的にお伺いをした...全文を見る
○石田(祝)分科員 それで、農業の後継者の問題、ずっとさっきから聞いているわけですけれども、農家の後継者、これはもちろん私は大事だと思いますが、あと日本全体を考えたときに、農業の後継者ということで、実際お父さん、お母さんは農業をやってなかった、だけれども、自分の代から農業をやりた...全文を見る
○石田(祝)分科員 いろいろ御説明をちょうだいいたしましたけれども、現実の問題として、新規参入を促進すると言いながら、その人数が六十人とか七十人、私は資料をもらっておりますけれども、昭和六十年からほとんど変わっていないのですね。ということは、この間同じような考え方でいらっしゃった...全文を見る
○石田(祝)分科員 ぜひともなお一層の御尽力をお願いをしたいと思います。  林業の方も聞こうと思いましたが、時間の関係で割愛をさせていただきますが、農業以上にこの後継者の問題に関しては林業は深刻である。ですから、林業は平成三年にたしか百八十三人ですかね、新卒者が。ですから、けた...全文を見る
○石田(祝)分科員 それでお聞きをしますが、私この本をいただきまして、「国有林野事業の改善に関する計画」の概要、ここで経常事業部門のところで一般会計からの繰り入れというところがありまして、ここに「公益的機能発揮等に係る費用」、こういうふうなところがあるのですね。ですから、単なる木...全文を見る
○石田(祝)分科員 そうしますと、先ほど公益的機能が大体十兆円分ぐらいあるのじゃないか、こうおっしゃいましたですよね。ですから、それを例えば百年で割っても、一千億円ぐらいは入れていただいてもおかしくないのじゃないかと私は思うのですが、これはお考え方の違いがあるかもしれませんが、そ...全文を見る
○石田(祝)分科員 私は、何回もこの分科会でお話もさせていただいておりますけれども、林野事業特会はもうやめたらどうかという考えを持っております。終戦当時の林野特会をやったときの意義というものは、もう既になくなっていると私は思います。ですから、これは今後の問題でありますけれども、非...全文を見る
○石田(祝)分科員 終わります。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○石田(祝)分科員 大臣、あと私を入れて二人ですから、いましばし御辛抱をお願いしたいと思います。  大臣はチョウの収集家としても非常に高名でございますし、それ以上にチョウを卵から育成をしてサナギ、成虫にするという大変な大家だというふうにお伺いをしております。その意味で、文部大臣...全文を見る
○石田(祝)分科員 答弁をもうちょっと短くお願いをしたいと思います。それから、お言葉を返すようですけれども、最大の関係者は親ですので、ひとつそこのところを御理解をいただきたいと思います。  大臣の答弁でも、全国で一律でやる、また、九月からやるということについて、答弁の中で、やは...全文を見る
○石田(祝)分科員 続きまして、休みの日の受け皿づくりについてお伺いをしたいと思います。  例えば休業土曜日の指導員の配置。学校を開放して、学校を一つの受け皿としてここに指導員を配置をする、そういうふうなお考えもあるように聞いておりますけれども、これの予算措置が十二分にされるの...全文を見る
○石田(祝)分科員 この点は、例えば実際に動き出してみたら、もう少し現場では人をふやしてほしいという声が上がってくるかもしれません。そういうときにはぜひとも最大限の配慮をお願いしたいと思います。本当に百二十年間週六日でやってきたのですから、それを変えるわけですから、これはもう教育...全文を見る
○石田(祝)分科員 現在でも私立て五日制をやっているところがあるとおっしゃいました。これはほとんどカソリック系とか宗教系の学校ですね。私も、自分のことで申しわけないのですが昭和四十六年に入った大学はその当時から週五日制でございました。そういう意味で、もちろんばらつきは、こういう形...全文を見る
○石田(祝)分科員 せっかく乗り出すわけですから、ぜひとも成功させていただきたいと思います。  続きまして、これは私の地元の高知の問題でありますけれども、工科系大学の設置について若干お話を伺いたいと思います。  現在、全国で国公立大学の理工系学部の設置状況は百一学部あるという...全文を見る
○石田(祝)分科員 これは大臣にお伺いをしたいのですが、予算委員会等でも質問が出ておったと思います。いわゆる基礎教育にかけるお金、特に大学の工学部、そういうものに対して研究費が非常に少なくなってきている。これは大臣もたしかそういう御認識を十二分にお持ちだというふうに私答弁を聞いて...全文を見る
○石田(祝)分科員 大臣の認識は、これからの日本の基礎科学を中心とした進むべき道というものを私は御認識になられていると思います。その意味で、私は、先日も電気通信大学という調布にある大学に参りました。そこでもいろいろ設備等を見させていただいて、またお話も聞きました。外国から教授とか...全文を見る
○石田(祝)分科員 通告をしておりました質問、ちょっと最後時間が足りませんでできなかったことをおわびをいたします。どうもありがとうございました。
03月13日第123回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○石田(祝)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました平成四年度予算三案につきまして、反対の討論を行うものであります。以下、主な理由を申し述べます。  反対理由の第一は、予算案に対する四野党修正共同要求に対し、具体的な回答がなかったことであります。  私...全文を見る
03月25日第123回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○石田(祝)委員 十六、十七日と、私も鹿児島、そして長崎の雲仙・普賢岳、そして大分と視察をさせていただきました。関係の皆様には大変お世話になりまして、非常に充実した視察ができたものと心から喜んでおります。  それでだんだんに御質問させていただきますけれども、その前に、本日、雲仙...全文を見る
○石田(祝)委員 長官も食事供与事業等については当初より自分の胸の内には続けるべきだ、こういう気持ちがあったと、非常に情も涙もある長官の答弁でございましたが、私はきょうは、三県に行かせていただきましたので順次御質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点目は、鹿児島県の降...全文を見る
○石田(祝)委員 ちょっと答弁がわかりにくかったものですから、端的にお答えいただきたいのですが、そうすると、鹿児島では桜島の関係の降灰の除去に関して私学に補助は出しているのでしょうか、出していないのでしょうか。
○石田(祝)委員 余り時間をとりたくないのですが、法律の中で私学にそういう形で補助ができるというところはございますか。
○石田(祝)委員 それでは、もう一度確認いたしますけれども、活動火山対策特別措置法施行令ではなくて、私学の助成め方の法律で雲仙も降灰があればもちろんできる、桜島も今後とも十二分にやっていける、こういうことですね。
○石田(祝)委員 それでは、そういう明確な答弁がございましたので、陳情書にはそういう答弁があったと、こういうことを改めて陳情に対する答弁としてまた返したいと思います。  続きまして、雲仙・普賢岳の関係についてお伺いをしたいと思います。  この中で、先ほど申しましたけれども、き...全文を見る
○石田(祝)委員 そういたしますと、平成四年度の予算で当初、国土庁の中で食事供与事業として六百万計上されていると思いますが、具体的に言えば四月四日からということになりましたらまた別途予算の手当ても必要であろうかと思いますが、その点はもう間違いなく引き続いてできるだけの予算の手当て...全文を見る
○石田(祝)委員 この食事供与事業につきましては、現地でもさまざまな声が上がっていることは私もお聞きをいたしております。その意味でより一層、公平という観点で御努力をいただきたいと思います。  続きまして災害対策基金についてお伺いをいたしますと、きょうの会合で二百七十億円積み増し...全文を見る
○石田(祝)委員 積み増しをしていただけるということは、中身はわかりましたが、これは何日付で行われますか。
○石田(祝)委員 年度内に積み増しができるということで、これは非常に喜ばしいことであろうかと思います。  続きまして砂防ダムの建設を含む地域の振興、復興策についてお伺いしたいと思いますが、先ほども質問がございましたけれども、砂防ダムとか遊砂地計画の事業の推進に際して、やはりこれ...全文を見る
○石田(祝)委員 私の質問の中でちょっと申し上げましたけれども、通常の公共土木とか公共事業のやり方をそのまま踏襲してやっていいのだろうか、私は率直にそういう気がするわけであります。確かに計画区域に入れない、調べられないからどうしようもない。ですけれども、本当はその被害を起こさない...全文を見る
○石田(祝)委員 お気持ちもわかりますけれども、いま一度、今後の検討課題としてもう少しいい方法がないのか、前向きに期間を短縮する形で進められないか、私はこういうことをまず要望をいたしておきたいと思います。  続きまして、雇用の促進に関してお伺いをいたします。  これはきょうの...全文を見る
○石田(祝)委員 少し詳しくお伺いをしたいんですが、この施行規則の第二条の二項の四号ですか、「激甚な災害を受けた地域において就業していた者であって、当該災害により離職を余儀なくされたもの」こういうふうなことでありますけれども、そういたしますと、現在失業中の方でなければいけないとい...全文を見る
○石田(祝)委員 私は、ちょっと説明に来ていただいて聞いたときには、休業手当をもらっている人は対象にならない、要するにあくまで離職である、それも自分からやめると言ったのではだめだというふうな話も聞いたんですが、俗を言葉で言えば首にならないといけないんじゃないかというふうな受けとめ...全文を見る
○石田(祝)委員 そうすると、もう一度確認をさせていただきますけれども、「離職を余儀なくされた」という書き方をされておりますが、これは例えば休業手当をもらっておって、そして企業主には雇用調整助成金が出る、そういう形で雇用関係が続いてきた人が、じゃ自分がやめて、とにかくその職からみ...全文を見る
○石田(祝)委員 それで、具体的には何か訓練手当が平均月額十二万八千九百九十円というふうに四年度の予定額では書かれておりますけれども、これはあくまで平均なわけですから、低い人も高い人もいると思いますが、この島原地域においてもそれぐらい、約十三万円というふうに考えてもよろしいんです...全文を見る
○石田(祝)委員 これはちょっと老婆心からお聞きをしますけれども、この訓練手当というものをいただくと、食事供与事業のときのいわゆる収入を考えるということになった場合に、訓練手当は収入というふうにみなすのかどうか、これについてちょっとお伺いしたいと思います。
○石田(祝)委員 それでは、四月四日から食事供与事業もやっていただけるし、四月一日から施行規則の二条二項第四号によって訓練手当も出していただける、四月の一日というとすぐですから、ぜひともそれまでにいい方向で詰めていただきたいと思います。  続きまして、大分の問題でお伺いいたした...全文を見る
○石田(祝)委員 それではお聞きをしますけれども、他のものとのバランスが欠けるということでありますが、例えばこの立木みたいに年月をかけて、汗と金を入れなくてはお金にならないというふうなものがほかにあったら、ちょっと教えていただきたいと思います。
○石田(祝)委員 私はそれは違うと思うんですよね。住宅を建てて収益を上げていく、それは人が入るか入らないかありますけれども、そのときどきに、建てればその月から入ってくるわけですね、一年目の一カ月目から入ってくる。  立木というのは一年目の一カ月といったら、価値はほとんどゼロです...全文を見る
○石田(祝)委員 相続税の問題、これはまたぜひとも今後検討してもらいたいと私は思います。  もう一ついわゆる評価の問題もあるのですね。さっき言いましたように、日本はグラーゼルの式を採用して評価をしておりますけれども、例えばドイツとフランス、これは私の乏しい知識ですから間違ってお...全文を見る
○石田(祝)委員 時間が参りました。農水省と建設省の道路局の方、お見えになっていただきましたけれども、ちょっと時間が足りずに質問できませんのでどうぞお許しください。  どうもありがとうございました。
04月15日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○石田(祝)委員 最初に、障害年金、遺族年金等の支給について若干お伺いいたします。  一つは、現在年四回の支給回数となっておりますけれども、まずこれを年六回にできないかということ。現在、各種年金等は二月に一回支給になっておりますので、あわせましてこれを年六回支給、いわゆる二月に...全文を見る
○石田(祝)委員 このことはぜひ今後検討してもらいたいと思います。六日という支給日になりまして、これを手前にずらしてきていただいたということでありますけれども、そうすると、六日を一つの起点としていろいろな支払い等をやられている方もいらっしゃると思うのですね。そうなった場合に六日の...全文を見る
○石田(祝)委員 大体概要はそういうことであろうかと思いますが、この中で私がその土居さんという方から、その土居さんという方は何度も現地に行かれておりまして、調査のことも知っておりました。  その中で、たしか調査されたのがマニラとダバオとバギオの三カ所でやられたと思いますが、実際...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、ちょっと角度を変えてお伺いしますが、フィリピンも中国に準じて訪日の援護事業というふうなことをやられているように聞いております。この概要について簡単に教えていただきたいのと、それから財団法人の南太平洋戦没者慰霊協会、こういう団体が、フィリピンの日系の方で...全文を見る
○石田(祝)委員 これはなぜ民間団体に任せなくてはならないのか。応援しているというふうにおっしゃいましたけれども、政府みずからがやるべきではないのか、私はこういう考え方を持っているのですが、その点につきましていかがでしょうか。
○石田(祝)委員 では続きまして、この日系人の問題についてずっと質問しているわけでありますけれども、ことしの一月十九日にフィリピンのミンダナオ島ダバオ市で初のフィリピン日系人大会が開かれた、こういうふうな記事が新聞に載っておりました。その中で幾つか要望をしていることがございます。...全文を見る
○石田(祝)委員 要するに、判定をするのではなくて信頼するに足る資料さえあればいい、こういうことですね。その資料があれば自動的にそれは判定云々ではなくて認める。そして、その後私が聞いたところでは、戸籍、出生証明書、婚姻証明書、こういうものがあれば認められる、こういうことでよろしい...全文を見る
○石田(祝)委員 そういたしますと、私はこのフィリピンの日系二世、三世の問題で最初に申し上げましたように、終戦後にやはり日系の二世、三世の方は、フィリピン人から見たらいわゆる自分たちに銃を向けた日本の兵隊、日本の国民である、そういう意味で、終戦後に出生証明書とか婚姻証明書、そうい...全文を見る
○石田(祝)委員 ですからこの問題は、先ほど私申しましたように、フィリピンの日系人の大会をやって、いわゆる二世、三世として認めていただいて、いわゆる日本人としての身分と地位を与えてもらいたい、そして日本で自由に働かせてもらいたいということがあるのですね。そういう中で、やはり公式な...全文を見る
○石田(祝)委員 簡便と申しますか、簡便というとおかしいのですけれども、何度も煩わさないような方法でぜひともお願いしたいと思います。  最後になりますけれども、こういう問題がまだフィリピンでは残っているということ、それになかなか日本の法の目が、網が届かないということ、こういう現...全文を見る
○石田(祝)委員 終わります。
04月22日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○石田(祝)委員 私は、まず最初にお聞きをしたいことは、きょう医療法改正に関する考え方メモというのをちょうだいいたしました。我が党は、百十八国会以来この医療法改正案がかかっておりましたが、その中身が政省令に関する部分が多くて非常に不透明であった、こういうことで継続審議等にも反対を...全文を見る
○石田(祝)委員 ということは、今後まだ審議の日程等もとっていただけるようでありますから、この政省令が出てきたときに、これを見ながらその中身について検討してもよろしい、それを一つのたたき台にして考え方をまとめていただいても結構だ、こういうことでしょうか。
○石田(祝)委員 それでは、今後このメモを参考にさせていただいて審議をさせていただきたいと思います。  中身に入ります前に私がお伺いをしたいのですが、四月十九日付で厚生省が発表いたしました一九九二年度の国民医療費の推計に関して、先にお伺いをしたいと思います。  推計によります...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、この件でちょっとお伺いいたしますが、今四点に分けてお話をされました。いわゆる診療報酬の引き上げの影響、それから人口増、それから高齢化の影響、それから医療技術の進歩など自然増、この四つに分けてそれぞれ数字を教えていただきました。  今後日本の高齢化社会...全文を見る
○石田(祝)委員 ここで大臣にお伺いをしたいのですが、今保険局長は、医療費の伸びは今後とも国民所得の伸びの範囲におさめたいというお話でございました。初めに医療費の伸びは国民所得の伸び以下に抑えるありき、こういう一つの努力目標、政策目標というお考えかもしれませんけれども、例えば今年...全文を見る
○石田(祝)委員 これはまた今後ぜひ御議論をしたいと思います。  そこで、今回の改正案で、数字的な面で見ますと、今後の医療の目指すべき方向で、第一条の二第二項で「医療は、国民自らの健康の保持のための努力を基礎として、病院、診療所、老人保健施設その他の医療を提供する施設、医療を受...全文を見る
○石田(祝)委員 続きまして、私はこの医療法改正案を提起するに至る基本認識についてお伺いいたします。  平成二年一月に二十一世紀をめざした今後の医療供給体制の在り方の提言がなされております。その中で「医療供給体制は、全国的にみれば、量的には欧米諸国と比べても遜色のない水準に達し...全文を見る
○石田(祝)委員 今、数字はお示しをいただきましたが、これは全国的にとか量的にとか総量としては、こういう世界の話なんですね。ですから今後、医療法改正案は成立を期してやられていると思いますけれども、この中で、これは改正案が成れば全国的に網がかかるわけでございますし、数的に云々という...全文を見る
○石田(祝)委員 続きまして、今回の医療制度改革の全体像と今後のあり方ということでお伺いをしたいのですが、昨年の九月のある新聞の記事で、「厚生省は今回の改正を医療制度改革の第一歩としているが、将来像の全体的なイメージもわいてこない。」こういうふうなコメントが載っておりました。それ...全文を見る
○石田(祝)委員 今大臣の御答弁で、現時点ではすべてのものを盛り込んでいる、こういうふうなお考えであるということを承りました。そうしたら、そういうお答えを聞いてこういう質問をするのもおかしいかもしれませんけれども、それじゃ今後の問題として、例えば今回改正案が成れば今世紀中は大丈夫...全文を見る
○石田(祝)委員 そのことはまた今後の審議で詳しく聞いていきたいと思います。  時間の関係で、私は最後に一つお伺いしたいと思います。また後ほど詳しくお聞かせをいただきたいと思いますが、今回機能の分化ということを打ち出されておりますけれども、これで患者の立場からすると非常に心配な...全文を見る
○石田(祝)委員 私は機能分化が頭から悪いというふうには考えておりませんが、そういうふうな不安感、心配感というものを取り除かない限り、万が一のときを考えたらという気持ちで行かれる方は減らないのじゃないかと思うのですね。ですから、そこのところをどういうふうにそういう信頼感を醸成して...全文を見る
05月13日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○石田(祝)委員 まず最初に大臣にお伺いをしたいと思いますが、この法律案はい二十一世紀を控えて医療提供の枠組み自体を見直していく、こういうことで、医療を効率的に提供する体制の確保を目指す、そして医療を提供するに当たっての基本的な理念を提示する、医療を提供する施設をその機能に応じて...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、個々の内容についてお伺いをしたいと思います。  今回、医療施設機能の体系化を図るということで、特定機能病院制度を設けられております。この中で、特定機能病院の管理者が行うべき事項として、「厚生省令で定めるところにより、他の病院又は診療所から紹介された患...全文を見る
○石田(祝)委員 紹介外来型病院です。
○石田(祝)委員 これは一〇〇%外来ということが基準であるというように今お答えをいただきましたけれども、具体的には結果も一〇〇%なのかどうか、最終的にどれくらいのパーセントになってきておるのか、その数字がわかりましたらお答え願いたいと思います。
○石田(祝)委員 今、実績として九〇%をクリアすればいいのじゃないか、こういうお答えでありましたけれども、今までの議論の中で特定機能病院の紹介率ということがいろいろ議論になってまいりました。一〇〇%ということを規定している病院であっても、実績を見てみるとそこまでどうしてもいかない...全文を見る
○石田(祝)委員 そうすると、紹介外来型病院という現在ある病院の制度と特定機能病院、これは紹介という部分があっても全く別の存在だ。ですから、今後ともそれは併存をしていくということでよろしいのですか。
○石田(祝)委員 そういたしますと、この特定機能病院、これは何度も質問していることかもしれませんけれども、直ちに紹介率一〇〇%、いわゆる紹介状なしの患者を受け入れないということではない。今までどおり、ある意味でいえば地域のプライマリーケアの担い手として、初診料等も考えてみたときに...全文を見る
○石田(祝)委員 古市局長からも御答弁いただきたいのですが、そういたしますと、特定機能病院はある意味では地域のプライマリーケアを担っているという観点もあるわけですから、紹介状なしに来ても特に患者さんにペナルティーはない、こういうふうに理解してよろしいのでしょうか。
○石田(祝)委員 続きまして、同じく医療保険上、診療報酬上の制度として特定承認保険医療機関、これは健保法の制度でありますが、それから特定承認療養取扱機関、これは国保の方でありますけれども、この件についてお伺いいたします。  ここで言われております高度先進医療と特定機能病院におけ...全文を見る
○石田(祝)委員 そういたしますと、特定承認保険医療機関等でやられている高度先進医療というのは、高度な上に先進的だ、こういうことですね。形容詞がもう一個かかるというか、さらに進んだ医療だ。ですから、高度の医療というのは保険の対象になる部分もあるけれども、高度先進医療というのは特定...全文を見る
○石田(祝)委員 そういたしますと、この高度先進医療を承認されている病院と今回医療法で予定している特定機能病院の対象、手を挙げてもらいたいという病院が大分重なるような感じを私は受けておりますけれども、これは両方とも、例えば特定機能病院であり、なおかつ特定承認保険医療機関、こういう...全文を見る
○石田(祝)委員 そうすると、重なる、併存をするということで不都合はないということであろうかと思いますが、特に特定承認の病院ですけれども、高度先進医療を受ける際に、いわゆる承認を受けた病院以外では治療を受けられない、受けられないと申しますか、受けた場合には一般の療養の給付が受けら...全文を見る
○石田(祝)委員 それでは、特定機能病院ということで、先般の委員会でたしか健政局長は百から百数十予定をしている、できたら手を挙げてもらいたいというお考えを述べられておりました。その中で、特にきょうは文部省の方に来ていただいておりますので、大学病院の本院を特定機能病院にお考えのよう...全文を見る
○石田(祝)委員 私が聞いているのはそういうことではなくて、その特定機能病院という制度についてどういうふうにお考えなのかということでございます。
○石田(祝)委員 意義のあるという御認識のようでありますけれども、大学病院は、設置法で一応研究機関ということになっておりますね。そして、その研究機関としての役割、また地域におけるプライマリーケアも担っている、こういう立場もあるわけでありますけれども、大学病院と地域医療についてどう...全文を見る
○石田(祝)委員 地域医療にも貢献をされているという御認識であります。私はそのとおりであろうと思います。  今回、医療法改正一の審議が進んでおりますけれども、この中で特定機能病院は病院からの申し出による、こういうふうになっております。いわゆる手挙げ方式ということで予定をしており...全文を見る
○石田(祝)委員 今おおむね二点あったと思います。一つは診療報酬、もう一つは極端に言えば紹介率ではないか、私はこういうふうに受けとめたわけであります。  先日の委員会の質疑で、四十二の国立大学等の予算はどうなっているのかという中で、分院等も含めまして年間大体六千五百八十億円、そ...全文を見る
○石田(祝)委員 ごく当然のお答えでございます。当然だけれども動かせない、これは事実だろうと思います。  四月二十二日の委員会で保険局長は、我が党の遠藤議員の質問に答えまして、診療報酬は施行に合わせるべく改定の準備をする、こういうお答えでございました。そういたしますと、例えば本...全文を見る
○石田(祝)委員 続きまして、国立大学の看護婦の養成についてお伺いをいたします。  最初に、私も大臣に医療の担い手の育成、確保が国、自治体の責務ではないか、こういうお話もさせていただきましたけれども、大学の中で看護婦の養成機関を設けていないところ、未設置のところは国立、公立、私...全文を見る
○石田(祝)委員 私がいただきました資料によりますと、これは平成二年の七月二日でありますけれども、国公私立の大学附属病院の看護婦さんの数は約四万八千人、その中でどのぐらい養成されているかちょっとわかりませんが、少なくとも国立て十四、私立て二、みずからのところで看護婦さんの養成をし...全文を見る
○石田(祝)委員 済みません。そうすると平成五年度に予定をしているところはあるのですか。
○石田(祝)委員 いろいろおっしゃいましたけれども、条件を三つぐらいつけられて、条件が整えばやるというふうに私は聞こえました。ということは、返せば、条件が整わなかったらできないというふうにも聞こえるわけでありますけれども、これは非常に喫緊の課題でございます。看護婦さんが足りないと...全文を見る
○石田(祝)委員 続きまして、特定機能病院の紹介率についてお伺いをしたいと思います。  先日来の議論で、紹介率は全国一律ではない、地域ごとの実情を反映をして考えるけれども最終的には国で決めさせてもらう、こういうふうな答弁があったかと思います。私は、ある意味でいえば、地域の実情が...全文を見る
○石田(祝)委員 ちょっと確認になりますけれども、その傘とか将来ここまでという計画は、地域で決めてこのパーセントでいきたいということでいくのか、それとも、いや、おたくの事情はわかったけれどもこのパーセントにしてくださいよ、こういう形で厚生省が、ある意味でいえばAという特定機能病院...全文を見る
○石田(祝)委員 そうすると、その大学が、自分のところはここからスタートしたいということを表明できるということですね。
○石田(祝)委員 それはそういう形でやっていただきたいと思います。  この紹介率でもうちょっとお聞きしたいのですが、紹介率を設定してそれをクリアする。ある意味では目標ですから、クリアするために努力されると思いますけれども、これは三つの方法があるわけですね。一つは紹介患者を多くと...全文を見る
○石田(祝)委員 では、続きまして、療養型病床群の関係でお伺いをしたいと思います。この中で慢性疾患の方の件でお伺いをいたします。  実は、私のところにも、また我が党の同僚の議員のところにも、人工透析を受けているという方から手紙が参っております。非常に今回の医療法の改正のことを心...全文を見る
○石田(祝)委員 ちょっとくどいようですけれども、確認させていただきます。  その資料を私もちょうだいしました。どれが二週間に一回、四週に一回とか三月に一回、年一回というのをいただきましたけれども、ある意味でいえば、患者さんがこれは二週間に一回やるべきものだな、また四週に一回、...全文を見る
○石田(祝)委員 とにかく、そういう心配を持っているということは確かですから、ぜひともそういうことのないように特段の御配慮をお願いしたいと思います。  それから、慢性の透析患者さん、全国で約十万人いらっしゃるそうでありますけれども、どれだけ入院しているのか厚生省の方にお伺いした...全文を見る
○石田(祝)委員 今、局長の方から明快な御答弁をちょうだいいたしましたので、今後そういう問い合わせがあったら、そういう心配はないというふうにお答えをしておきたいと思います。  これでも心配なという観点からお聞きをいたしますけれども、今までも何人かの方がお聞きになったかもしれませ...全文を見る
○石田(祝)委員 そうしますと、病院を全部療養型にする場合には、いわゆる近いところで連係病院を明確にしておく、私はそういうことが必要だなと局長の答弁から感じました。また、周りに対して距離がある、そういうところは丸ごと療養型病床群ということはある意味では認められないというふうに理解...全文を見る
○石田(祝)委員 これも四月十七日の局長の答弁なんですが、四十三万人いると言われている長期入院患者のかなりの数が療養型病床群に移るのではないか、こういうふうな御見解を述べられておりましたけれども、例えば将来的にそういう形になった場合にも、十二分にもう心配のない体制というのはとって...全文を見る
○石田(祝)委員 もう時間ですので終わりますが、通告をしておった質問でできない部分が大分ございまして、これは担当の方に申しわけないと思っております。  終わります。
05月20日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○石田(祝)委員 まず最初に、身体障害者の授産施設における費用徴収問題についてお伺いをしたいと思います。  身体障害者の授産施設は、身体障害者福祉法でも、まず「国は、身体障害者更生援護施設を設置しなければならない。」こういう義務規定もございますし、その中で、身体障害者の授産施設...全文を見る
○石田(祝)委員 身体障害者授産施設ということですから、体は不自由だけれども意識はもちろん明確に持っているし、知的能力もある。そういう方は身体障害者ですから、一級とか二級の認定を受けて、障害基礎年金をもらっている。そういう中で、みずからが仕事ということで自分の家から通うそのときに...全文を見る
○石田(祝)委員 これは、私の提案も含めてでありますけれども、いわゆる工賃以上に費用徴収がされる場合の解快方法は幾つかあると私は思うのですね。大きく言えば収入をふやす。ですから、工賃収入をふやすということが一つの大きな道であると思いますけれども、この工賃収入をふやす場合に、いわゆ...全文を見る
○石田(祝)委員 そういたしますと六年前の話になってまいりますし、そろそろこの額自体も、例えば年間三十六万円までは工賃収入の実費額とか、そういう形でやられてはどうかと思いますけれども、就労控除額を上げるお考えはあるのかどうか、お聞きしたいと思います。
○石田(祝)委員 最後に、要望になりますけれども、現実に不自由な体を押して作業に携わる、自分の家から通う、そういう中で月に一回の給料というのでしょうか、そういう日にもらう金額と費用徴収で支払う金額が逆転している。これは、少なくとも自分が働いているんだというふうな意識を持って頑張っ...全文を見る
○石田(祝)委員 六七・七%の方が六十五歳以前に繰り上げ支給をしている、こういうことでありますけれども、この繰り上げ支給はもちろん全額もらえるわけでありませんで、六十歳の方は減額率が四二%ということは、本来もらえる部分の五八%をもらうわけですね。六十一歳が三五%、六十二歳が二八%...全文を見る
○石田(祝)委員 この減額率の決め方についてお伺いしたいのですが、四二%の減額率というものは、それはそれなりの数理的な計算をされてやられていると私は思いますけれども、これはどういうふうにしてお決めになったのか、お伺いしたいと思います。
○石田(祝)委員 そういたしますと、数理的に計算をして大差がないように、要するに差がないように設定しているんだ、こういうことですね。  そういたしますと、けさの新聞に九〇年完全生命表が出ておりまして、平均寿今、要するにゼロ歳の方の平均余命が男が七十五・九二歳、女が八十一・九〇歳...全文を見る
○石田(祝)委員 昭和三十年というふうにおっしゃいましたけれども、ことしは昭和に直したら六十七年になりますね。ということは、三十七年前の表を使って現在も支給しているということになるわけですけれども、三十七年も前の数字を使うというのは、これはどうなんでしょうか。数理的な厳正さをもっ...全文を見る
○石田(祝)委員 ちょっとそういう答弁では私は納得できないですね。三十数年前のものをそのまま使って、要するに六十五歳でもらってもらいたいので繰り上げとかは推奨できない、こういう答弁でしたけれども、推奨できないんだったらやめるべきじゃないんですか、制度自体を。繰り上げ支給制度を残し...全文を見る
○石田(祝)委員 二年後が財政再計算の年になっておりますけれども、財政再計算は五年に一回やっているわけですね。ということは、少なくとも五年に一回今までも見直してきてもしかるべきではないか。生命表自体だって国勢調査を受けてやっているわけですから、五年に一回はちゃんと変わってきている...全文を見る
○石田(祝)委員 時間が若干迫ってまいりましたけれども、年金制度は、現在六十五歳の老齢基礎年金、老齢厚生年金は六十歳からということで、高齢者の雇用ということとも非常に大きく関係をしてきていると思います。また、六十歳から仕事をしながらもらえるという在職老齢年金ですか、そういうものも...全文を見る
○石田(祝)委員 労働省の方に来ていただいておりますので、最後にお聞きをしたいのですが、高齢者の雇用ということと雇用保険の制度の中での雇用保険の給付、いわゆるやめた後の給付の日数の問題でちょっとお伺いをします。  私が地元へ参っておりましたときに、ある工場を経営されている方から...全文を見る
○石田(祝)委員 終わります。