石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○石破委員長代理 東順治君。
○石破委員 私は、自由民主党を代表して、砂糖の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案について賛成の討論を行うものであります。  現在の糖価安定制度のもとでは、国内の糖価の安定を図り、国内産糖の価格支持を行うため、蚕糸砂糖類価格安定事業団への売買を通じ、輸入砂糖及び国内産異...全文を見る
03月28日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○石破委員長代理 鉢呂吉雄君。
04月17日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○石破委員 先生方には、お忙しいところ当委員会にお出ましをいただきまして貴重な御意見を賜りまして、心から厚く御礼を申し上げます。細かい技術論的なことはまた午後の質疑でやらせていただきたいと思っております。せっかくの機会でございますから、概括的なお話を先生方に承れればまことに幸いで...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。  それでは池田先生にお尋ねをいたしたいと思います。また、同じことを竹内先生にもお教えいただきたいと存じますけれども、遺族年金の創設についての御要望がございました。確かに遺族年金というのはないよりはあった方がよろしい、これに反対する人はだれも...全文を見る
○石破委員 竹内先生、もう一つだけ教えてください。  今回保険料の引き上げがなされますね。農業所得というものは最近ずっと低迷をしているわけで、遺族年金でも保険料を払うというお話がございましたが、保険料の負担について農業者の側から大体どの辺が適当か。これはなかなかお答えされにくい...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。終わります。
○石破委員 今般、農業者年金基金法の一部を改正する法律案、これが提出になりました。私ども、国際化、高齢化、過疎化、兼業化、そういうように厳しい農業情勢の中にあって、本案は大変に時宜を得たものだと基本的に考えておる一人でございます。ただ、大臣にお尋ねをいたしたいのは、先般来ずっと言...全文を見る
○石破委員 さて、具体的なお話を承りたいと存じます。  農業者年金基金法というものは、昭和四十五年に成立をして四十六年に事業開始以来十九年が既に経過をしておる。この制度は、農業者の中にあって確かに広く定着をするようになったというふうに評価はされております。ただ、この十九年間に社...全文を見る
○石破委員 確かに我が国だけ見れば、本法によって規模の拡大というのに随分貢献をしたという言い方はできると思っておるのです。ところが、この国際化の中にあっては、要するに外国と比べて勝ち残っていくことができるのかということが大きな問題でありましょう。  私の知る限りでは、たしかフラ...全文を見る
○石破委員 さて、今般の改正がなされるわけでありますが、それには社会的な構造が変化をした、背景が物すごく変わったということがあろうかと思います。この際、もう一度参考のために教えていただきたいのですが、どのような社会構造の変化、社会的な背景の変化をとらえて今回の改正がなされるのか、...全文を見る
○石破委員 それで、農村がなぜ急に高齢化しちゃったかということなんですが、要するに日本の普通のスピードに比べて二十年速い高齢化だとよく言われる。そのことが農村の高齢化として何か当たり前のような気がしているのですが、さてもう一度原点に返ってみて、どうして農村は一般社会に比べてこんな...全文を見る
○石破委員 しからば、一体いつごろ経営を移譲するのがよろしいのでしょうかということなんですけれども、つまり適当な時期に移譲することを促すというか促進するというか、そういうことなんでありますが、一体何歳ぐらいに譲ればいいものなんだろうかということです。今回の法改正によって給付体系の...全文を見る
○石破委員 確かに実際農村を歩いてみますと、経営移譲の場合には実態を伴ったものでなくてはいけない、こう言われるわけですね。だから、土地改良区の役員であるとか、そういう役職もみんなやめなければいかぬ、それは六十歳でやめるというのは幾ら何でも早いのじゃないかというような指摘がよくなさ...全文を見る
○石破委員 さて、年金財政の長期安定化という点について御見解を承りたいと存じます。  私ども、これは農業者年金ではない別の年金、言ってしまえば厚生年金の支給開始年齢をどうするかということで昨年大変な思いをしたことがございました。私どもは、とにかく世の中に打ち出の小づちというもの...全文を見る
○石破委員 今いろいろな御説明があったわけでございますが、まず保険料の引き上げについて承りたいと存じます。  近年、とにかく農業所得というものはずっと低迷をしておる。その理由はいろいろございましょうけれども、農家所得は上がっておるのですが、農業所得自体はずっと低迷を続けておるわ...全文を見る
○石破委員 次に、国庫助成について承りたいと存じます。  六十年の改正によりまして経営移譲年金に要する費用の半額が補助をされるということになっておるわけでございますけれども、他の年金に類を見ない国庫補助制度というものがなぜ農業者年金には設けられておるのか、まずそこから承りたいと...全文を見る
○石破委員 今回、平成三年八十六億、平成七年が五百十六億、そういうような多額な補助がなされるという案が出て、財政の健全化を図っておるわけであります。さて、この額というのは一体どういう根拠で算出されたのかなということでありますけれども、これの算出の根拠というものをまず教えていただき...全文を見る
○石破委員 午前中の参考人質疑のときにも申し上げたことでありますが、要は、やはり農業というのは国民みんなで支えていかねばならないものだという基本的な認識に私は立っておるのです。したがって、国家助成というものを行うことはもちろん必要なことであるし、これは国民みんなで支えるという観点...全文を見る
○石破委員 ぜひそういうような観点において納税者の理解を得られるように、これはどうしても必要なことだと思っておりますので、構造改善をさらに進めていただいて——一番大切な産業である農業はみんなで支えるのだという認識が私はどうも日本の消費者には著しく欠けているのではないかな、安ければ...全文を見る
○石破委員 それでは次に、離農給付金についてお尋ねをいたしたいと思います。  今まで離農給付金制度というものがどのような役割を果たしてきたかということ、また、今回十年の延長がなされたわけでありますけれども、これでどのような効果が将来期待をされるのか、そしてまた、この離農給付金が...全文を見る
○石破委員 次に、若手農業者の加入促進について承りたい。  年金財政健全化のところへ話が戻ってしまうようでありますけれども、とにかく母集団を拡大していかないと年金財政ひっくり返るわけですね。そうすると、若手の農業者にいかにして加入を勧めていくかということを進めていかないと根本的...全文を見る
○石破委員 あと二点ほどお伺いをいたしたいと思います。  私どもの県も過疎県と言われるところでございますけれども、要するに譲りたくても譲る相手がいないじゃないかという地域がたくさんあろうかと思っているわけでございます。山村過疎地域などというのはまさしくその典型であって、譲りたく...全文を見る
○石破委員 最後に一点ちょっと、本案とは直接関係がございませんが、お尋ねをいたしたいと思います。  私は、農村の高齢化というのは恐らくとまることはないであろうなと実は考えておるのです。それは、日本全体が高齢化していく中にあって、定年の延長ということがこれからどうしてもやっていか...全文を見る
○石破委員 終わります。
05月30日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○石破委員長代理 佐々木秀典君。
○石破委員長代理 日野市朗君。
06月12日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○石破委員 このたび提出されました水産業協同組合法の一部を改正する法律案並びに海洋水産資源開発促進法の一部を改正する法律案、両法律案に対しまして、幾つかの点におきまして政府の見解を承らせていただきたいと存じます。  この二法の改正案を通じまして実現すべきものは何であろうか。一つ...全文を見る
○石破委員 最初に申し上げましたように、オイルショックであるとか輸入の増大であるとか資源の減少、二百海里への移行ということで、行政当局としても今までいろいろな手を打ってきておられるわけですね。いろいろな資金を導入して、それを漁協を直接の窓口として貸し付けてきたわけであります。漁協...全文を見る
○石破委員 漁協の経営の特性というのはどこにあるかといいますと、これは総合経営にその特性があるというふうに考えているところでございます。ですから、総合経営であるがゆえに信用事業というものの位置づけが販売事業の附属的という言い方が正しいかどうか、これは語弊があるかもしれないけれども...全文を見る
○石破委員 金利の自由化というものがいつになるか、これはわからぬ。しかし、そう遠からぬ将来やってくることは間違いないであろうというふうに言われておるわけですね。そうしますと、漁協の信用事業部門に与えられた課題というものは何があるだろうか。一つは、本当に金利の自由化なるものに今回の...全文を見る
○石破委員 金融機関の競争というのは、それは本当に激烈なものになるであろうと思うのですよ。私ごとでございますが、私も以前、某金融機関に勤めておったことがあって外回りを長いことしたことがございました。そのときに上司から、とにかく自分の銀行よりも小さな金融機関のセールスマンの後をつい...全文を見る
○石破委員 それでは、もう一つ伺います。  自由金利になった場合に、金利の設定はだれがどのような判断において行うのかということでありますが、金利の設定というのは非常に難しいことでありまして、各市場の金利動向、それから経済状況、政治状況というものを全部判断をして金利を設定しないと...全文を見る
○石破委員 次に、金融機関としての機能の問題でありますけれども、先ほど来申し上げておりますように、漁家においても漁協の利用率が非常に低いのはなぜであるかということであります。これはやはりスタンダードな機能が欠除しているから利用しないということでありましょうけれども、現状において漁...全文を見る
○石破委員 漁協の合併は何で進まぬかというお話なのですが、合併助成法というものを何度も延長しておる。前回はたしか六十三年に延長したと思っておりますし、私はそのとき質疑に立ったような覚えがあるのですが、そのときに、これによってどういうような効果がありますかと言ったところが、これによ...全文を見る
○石破委員 大切なのは、協同組合でありますか ら、組合員が本当に自分たちで支える漁協だという意識を持っていただくような漁協にしていかねばならぬだろう、それが普通の金融機関と違うところであろうと思うのです。一言で言ってしまえば、組合員たちが本当にお金を持っていきたいような漁協にし...全文を見る
○石破委員 それでは、時間が限られておりますので、次の問題に入らせていただきたいと思います。資源開発促進法についてであります。  資源管理型漁業という言葉がございますね。これが定義が何かよくわからぬままにひとり歩きをしておるような気がせぬでもないのであります。つまり、底魚と浮き...全文を見る
○石破委員 とっぴなことを言うようでありますが、漁業というのは資本主義になじむものなんですかということなんですね。要するに、努力をしてたくさんとるということが企業努力になるわけです。しかし、その資源というのは限られているわけであって、そうすると、それを規制するからにはだれかがそれ...全文を見る
○石破委員 今長官がお話しのように、資源管理型漁業というのを本当に実現するためには、二つのことが大事だろうと思うのですよ。一つは、本当に客観的に科学的に水産資源の状況が把握をできる。これはだれがやるかというと、行政がやるしかないわけですね。認定する、あっせんするといっても、おまえ...全文を見る
○石破委員 終わります。
06月13日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○石破委員長代理 佐々木秀典君。
○石破委員長 代理 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時六分休憩      ────◇─────     午後一時開議
06月21日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○石破委員長 代理 この際、休憩いたします。     午後零時五分休憩      ────◇─────     午後一時二十分開議
09月26日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○石破委員 大臣並びに政府委員の皆様、閉会中にもかかわらず、御苦労さまでございます。  ガット・ウルグアイ・ラウンドは、交渉期限の十二月を控えましてまさしく大詰めであります。そしてまた、きょうもこの雨の中、多くの農業者の皆様方が日比谷の野外音楽堂にお集まりになり、デモ行進を続け...全文を見る
○石破委員 それでは、第二点をお伺いをいたします。  これはまさしく論点の整理でございますが、今回のガット・ウルグアイ・ラウンドの構図、図式、これをどのようにとらえるべきかということでございます。  冒頭に申し述べましたように、あたかも日本の米が中心議題のようでありますが、私...全文を見る
○石破委員 今局長のお話しのとおりであろうかと思います。  繰り返すようでありますが、私どもは、アメリカから米を入れることにしたのでもっと減反しろなどということが実際問題言えるかということであろうかと思います。今、それでも米が余っている、だから減反をしてちょうだい、国内の消費量...全文を見る
○石破委員 それでは、こういう説はどうですか。消費者が選択するものだという説がございますね。つまり、消費者はおいしい安い米が食べたい、それは消費者の選択に任せたらどうですかという説がございます。これもかなり説得力を持っているように私は思う。しかしながら、本当に外国の米というのは安...全文を見る
○石破委員 今長官からお答えがあったとおりではなかろうかと私も思うのですね。  タイ米の価格というのは物すごく振れる。これは円ドル換算レートにもよりますが、一九七三年には一トン当たり幾らかといいますと、四万八千二十三円であった。ところが、これは一九七四年には十五万三千四百六十五...全文を見る
○石破委員 残り時間がわずかになってまいりましたので、最後に大臣の御見解を承りたいと存じます。  山本大臣はどこに行きましても大変に人気がある。きょうも私のところに生産者の方が随分お越しになりました。立派な大臣だ、あの大臣であれば私たち一生懸命一緒になって闘うというふうに口々に...全文を見る
○石破委員 終わります。ありがとうございました。