石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○石破委員 この時期に農林水産政策のエキスパートであります田名部先生が農林水産大臣に御就任になったということは、まことに時宜を得たものであろうと思っております。どうか国家国民の将来のために、そしてまた民族の将来のために御健闘をいただきたいと念じておりますし、私どもも全力を挙げて御...全文を見る
○石破委員 世の中には譲れることと譲れないこととあるのでございまして、どうかこの点だけは何と言われましても貫徹をしていただいて、民族の将来のために御努力をいただきたいと思っておるところでございます。  よく、備蓄をすればいいじゃないかと言う人がいますが、それではその備蓄はだれが...全文を見る
○石破委員 これは要するに、十年先の農業がどうなるかということを示す一つのファクターにはなろうかと思うのですね、デカップリングというのは。ですから、この後どうなるかということについてのデカップリング、日本型のデカップリングという言葉がありとすれば、これはかくかくしかじか、このよう...全文を見る
○石破委員 終わります。
04月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○石破委員長代理 田中昭一君。
04月17日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○石破委員 たびたび継続審議になってまいりました医療法がこのたび審議に入るということは、大変によいことだと思っております。  戦後、日本の国は幾つかの大きな偉業をなし遂げてきたと私は思っております。高度経済成長もそうでありますし、豊かな生活水準もそうでございます。その中で特筆す...全文を見る
○石破委員 今回の法律改正によって、初めて理念規定というものが設けられておろうかと思います。今までの医療法というのは、結局は、言い方が正しいかどうかは知りませんが、医療施設法的な意味合いというのが非常に強かったと思っている。今回の改正案において理念規定というのを設けられておって、...全文を見る
○石破委員 では次に、医療の担い手ということについてお尋ねをいたしたいと思います。  当然のことでございますけれども、医療というのは、それぞれ関係する人たちが密接な連係のもとに、チームワークをとりながらその目的を成就していくべきものだ。当然のことでございますしかるに、この理念規...全文を見る
○石破委員 ぜひその点は御検討をいただきたいと思っております。  さて、本法律案の根幹でありますところの機能分化ということについてお尋ねをいたしたいと思います。まず、特定機能病院につきましてお尋ねをいたしたい。  厚生省がよくおっしゃっておられますのは、あなた方はこんな思いを...全文を見る
○石破委員 今の点は本当に十分に御検討いただかないと、目指したものと違うものができてしまうのではないかという気がしております。  くどいようでございますけれども、本来的に問わねばならないというのは、特定機能病院たるところがその機能を本当に果たすことができるようにということも考え...全文を見る
○石破委員 もちろんそれは中医協の判断を待たなければ仕方がないのですよ。そういうふうに流れていくようなインセンティブというものをつくをべきだと思われますか、どうですか。
○石破委員 一言で言ってしまえば、これは機能連係がちゃんと行われなければいけない。その担保をどうしますか。そして、患者の安心感、患者が安心して医療を受けられるということの担保をどのようにいたしましょうかということ。そして、それぞれの医療機関がその特性を生かした医療供給ができるとい...全文を見る
○石破委員 非常に意地悪な見方をしますと、この療養型病床群というのが制度化される、そうすると長期に入院している人はそっちに行きなさいよということになっちゃうんじゃないか、つまり、追い出しになっちゃうんじゃないのかという見方があります。私どもは決してそうではないと思っておるのですけ...全文を見る
○石破委員 重ねてのお尋ねになるかもしれませんが、職員の配置についてはどのようにお考えになっておるか。つまり、そういうような職員、看護婦さんであるとかそういうものを減らしちゃうんじゃないかということを言う人がおりますね。そうではないんだ、病状に適応した職員体制をしくんだというふう...全文を見る
○石破委員 結局、いつも指摘をされることなんですが、その負担調整というのはどうするべきなんだろうねということに対して、今回の医療法改正がどのようにこたえているのかということでございます。つまり、同じような症状で、同じような年ごろで、状況としては全く一緒なんだけれども、それがある人...全文を見る
○石破委員 これで終わりますが、とにかく私は、大切なものはただじゃないと思っておるのです。よく命の次に大切な何がしなんて申しますが、やはり一番大切なものは命であり、そして健康なんだろう。そのようなものは決してただではない。だれかが何らかの負担をしてやっていかねばならない。将来的に...全文を見る
04月22日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○石破委員 陳述者の先生方には、本当にお忙しいところお出ましをいただきまして、心から厚く御礼を申し上げます。また、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、心から感謝をいたしておるところでございます。  今日、戦後日本の国というのはさまざまな偉業をなし遂げてきたわけでありますが、...全文を見る
○石破委員 結局、決め手はないということだと思うのですね。ですから、国民の意識、そしてまたお医者様方の意識というものをそういうふうに変えていかねばならぬのだろうなと思いますが、実際問題これは経営上はどうなっていくのでしょうね。  つまり、この特定機能病院というものをつくるという...全文を見る
○石破委員 続いてお尋ねしますが、畑澤先生、別途というのは大体どのようなものが考えられるのかということ、そしてまた、もう一つお教えいただきたいのは、かかりつけのお医者さんという概念が最近やや薄くなってきちゃったような気がするのですね。昔はうちの先生がねというので、本当に家族の一員...全文を見る
○石破委員 それから、紹介料とかいうものは別途やられるべきだという点はどうですか。
○石破委員 これは林先生に教えていただきたいのですが、特定機能病院というのは大体どれぐらいの配置であるべきなのでしょうね。要するに、今言われているのは、全国で百ぐらいを指定しましょう、ベッド数五百ぐらいで高度な医療を提供してというようなことなのですが、そうしますと一県に一つみたい...全文を見る
○石破委員 同じ問題で佐藤先生、いかがですか。
○石破委員 内藤先生にお尋ねしますが、先ほど医療基本法というお話をなさいましたね。私は、この医療法こそが医療基本法的な性格を持っているのじゃないか。今までの医療法というのは確かに医療施設法的であったけれども、この新しい改正案で理念ということを盛り込むことによって、やや基本法的にな...全文を見る
○石破委員 次に、療養型病床群の評価について、それぞれ簡潔におっしゃっていただきたいのです。  結局、慢性の高齢者特有の病気というものに対応するには、今の看護婦さんの配置とかそういうものはやや不適合ではないか。看護職員的な者が多くあってもいいけれども、看護婦さんの配置が今のよう...全文を見る
○石破委員 畑澤先生に情報提供についてお尋ねをいたしたいと思います。  今回、広告がかなり緩和をされるということになっております。診察日、担当医の氏名、診療時間、必要な料金、休日・夜間の受け付け方法等々がわかると言われている。ただ私は、この広告の緩和というのは、特定機能病院とい...全文を見る
○石破委員 最後に、内藤先生、もう一度教えてください。  福祉と医療の問題なのですが、結局、同じような症状の人たちが、ある人は老人病院に入り、ある人は特養に入り、ある人は老健施設に入って、ある人は療養型病床群に入る。実は同じ症状、同じような状態なんだけれども、それがばらばらに四...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。終わります。
05月13日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○石破委員 医療法の改正の審議も大分進んでまいりました。  今回の医療法改正案というのは、昭和二十三年以来基本的に変わっておらないと言われる医療法、しかしながら、社会の状況は大きく変化をいたしております。高齢化の進展、そしてまた急性疾患から成人病を初めとする慢性疾患へという疾病...全文を見る
○石破委員 要するに、三時間待って三分診療がなくなるということですね。予約制などをとることによってそういうことがなくなる。そしてまた、それぞれの医療機関が一番特性を発揮して、国民の福祉全体に資するものであるということであろうかと思います。  ただ、先般もお尋ねしましたが、なぜ大...全文を見る
○石破委員 それでは、先般来議論になっておりますインフォームド・コンセントにつきましてお尋ねをいたしたいと思います。  今回の改正案において初めて医療提供の理念というものが提示をされた。そして、そこには、医療は医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づいて行われるものである...全文を見る
○石破委員 これを日本において定着させるのはまことに難しいことだな、口では言い得るのですが、実際は大変難しいことだと思っているのですね。  インフォームド・コンセントというのが医療においてなぜ不可欠であるかといえば、一つは、人間には自己決定権があるんだよ。これは当たり前のことな...全文を見る
○石破委員 法律では違法性阻却事由などと言われて、被害者の承諾などということでくくられてしまうわけでありましょうけれども、何にしてもインフォームド・コンセントというのは、今局長からがんのお話がございましたが、日本の場合にはクオリティー・オブ・ライフというのもあわせて考えていかねば...全文を見る
○石破委員 次に、紹介率についてお尋ねをいたしたいと思います。  紹介率を全国一律にするのか、それとも地域に応じて変えていくのかという点でありますが、その点についてはどのようにお考えなのかということについて承ります。
○石破委員 紹介制に着目した制度では、現行の医療保険で紹介外来型病院制度というのがあるわけですね。特定機能病院の紹介制とこの紹介外来型病院を比較した場合に、制度の趣旨はおのずから異なっておりますので、特定機能病院について。この紹介外来型と同様の取り扱いをするということはいかがなも...全文を見る
○石破委員 特定機能病院と地域の病院、診療所との連係についてお尋ねをいたしたいと思います。  要するに昔、音といっても二十年か三十年ぐらい前のことですが、かかりつけのお医者さんというせりふが先ほどから出てくるんですが、そういうのが本当にいたと思うんですね。ある意味では家族の一員...全文を見る
○石破委員 次は、大臣にお尋ねをいたしたいのでございますけれども、特定機能病院と歯科医師というお話なんです。特定機能病院につきましては、医療全般における先進性、総合性、実学性、これを備えておらねばならない。したがいまして、歯科医師の診療科目が要件とはなっていない。確かにそれはそう...全文を見る
○石破委員 今申し上げましたのは、総合性という観点に着目をしていただけないだろうかということなんです。そしてまた、長期療養型病床群においては、ある意味においてはこれは不可欠なんじゃないのかという気がするのですが、重ねてもう一度御見解を承れればありがたいのです。
○石破委員 それでは、これも前回お尋ねをしたことでございますが、診療報酬の体系はどういうふうになっていくんだろうかということです。これは患者をとったとかとられたとかいう言葉があって、大病院にレントゲンをとりに行かせたら患者までとられたなんという話がありますけれども、要するにそうい...全文を見る
○石破委員 まさしくそうあっていただかぬと困るわけでありまして、これはやってみなきゃわからぬということでは困るわけですね。実際そのような患者の流れ、流れという言葉もどうかと思いますが、とにかくそれぞれの人に一番応じた医療というのが行えるような医療法の改正であってもらいたいと思うの...全文を見る
○石破委員 終わります。ありがとうございました。