石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○石破政府委員 このたび、農林水産政務次官を拝命いたしました石破茂でございます。  我が国の農林水産行政は、幾多の重要な課題を抱えておりますが、田名部大臣を補佐いたしまして、全力を傾けて諸課題に当たりたいと存じております。  委員各位の御指導のほどを心からお願いをいたしまして...全文を見る
03月24日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○石破政府委員 お答えを申し上げます。  松岡先生の御意見、大変に感銘深く拝聴させていただきました。  自由化等々によりまして大変に国内の畜産、酪農、大打撃を受けておることは、私ども深刻に認識をいたしております。自由化等の影響を受けましても何にいたしましても、国内の酪農、畜産...全文を見る
○石破政府委員 お答えをいたします。  今、春闘の時期でございまして、労働時間の短縮、千八百時間とかいうようなお話が出ますと、それを酪農家の方はどのような気持ちでお聞きになっていらっしゃるのかなということを私ども痛切に感じておるところでございます。  先生御指摘のように、生き...全文を見る
○石破政府委員 お答えを申し上げます。  確かに御指摘のとおり、新政策というものが稲作中心のビジョンしか示されておらぬではないか、十町ないし二十町というものしか提示をされておらぬではないか、そういうような御指摘は事実でございます。新政策の検討に際しましては、稲作等の規模拡大が施...全文を見る
○石破政府委員 御指摘のとおり、私も昨年自民党で価格を取りまとめる立場の一員でございました。結果といたしまして、別に満足したというような発言をした覚えはないわけでございますが、酪農経営安定等緊急特別対策事業というものを講ずることによりまして、若干なりとも生産者の方々の御期待に沿う...全文を見る
○石破政府委員 今統計情報部長からお答えをいたしましたとおりの数字でやってまいりたいと思っております。統計上はそれは確かな数字であろうと思っております。それが統計技術上も正確なものというふうに認識をいたしておりますが、なお、先生が最初から御指摘のように、決して好転をしたというよう...全文を見る
○石破政府委員 お答えいたします。  関税率が七〇、六〇と下がってまいりまして、ことしから五〇になる、御指摘のとおりでございます。それがぬれ子の暴落等に見られますように深刻な影響を与えるという認識を私ども持っておりますので、関税率のさらなる引き下げは困難である、その立場を堅持し...全文を見る
○石破政府委員 お答えを申し上げます。  午前中から御議論がございますとおり、大変に厳しい情勢である。若干の改善が見られるというのは、数字の上では確かにそうなのかもしれませんが、それが実態、また生産者の方々の実感との乖離がややあるのではないか。その辺の間隙をいかにして埋めていく...全文を見る
○石破政府委員 るる先生のお話を承りまして、まことに実情はそのような面が多々あろうかと思っております。先ほどお話がございまた酪農経営安定等緊急特別対策事業、これを拡充、継続というような御要望、私どももあちらこちらから承っておるところでございます。私も昨年、党でこの関係をいたしてお...全文を見る
○石破政府委員 お答えを申し上げます。  先生御指摘のとおり、非常に厳しい実態というのを私どもも受けとめておるところでございます。ただ、生産費調査につきましては、科学的な根拠に基づきまして公平公正に算定をいたしておりますので、価格は価格としてこれは認めていかねばならぬところであ...全文を見る
○石破政府委員 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従い、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
08月12日第127回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第1号
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○石破委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、菊池福治郎君を委員長に推薦いたします。
○石破委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長においで指名されることを望みます。
10月18日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第3号
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○石破委員 私は、非常に複雑な感慨で今この場所に立っております。二年前の九月二十七日に、やはり私は同じようにこの場所に立ちました。総理の席には海部総理が座っておられ、今羽田副総理がお座りの席には吹田自治大臣がおられたのであります。そのときに私は、小選挙区比例代表並立制をぜひとも導...全文を見る
○石破委員 この政権の性格づけにつきましては、後ほどお尋ねをいたします。  同じ問いをさせていただきたいと思います。  山花大臣、石田大臣、大内大臣、政治とは何であり、政治家の果たすべき役割とは何でありますか。
○石破委員 失礼を顧みず先輩方にこのようなお尋ねをいたしましたのは、それぞれの中で、政治とは何か、政治家とは何かというイメージがなくて政治改革を語っても、それは意味のないことだろうと思ったからであります。  けさほどからの議論に出ておりますとおり、私ども、そしてまた国民の皆様方...全文を見る
○石破委員 どうも理解が難しいのでございますけれども、その五人に一人の方に支持される政策ということと、政策で争う選挙ということは根本的に違うのではありませんか。そこをお答えをいただきたいと思うのです。それは、政策で争う選挙という言葉は確かにそうです。しかしそれが、五人に一人、十人...全文を見る
○石破委員 少数意見を抹殺するとか、そのようなことを申し上げておるのでは私はないのです。そこのところは御留意をいただきたい。  ただ、民意を鏡のように反映するということになれば、結局責任の所在が不明確になるのではありませんか。そしてまた、残念だけれども、今の選挙のもとでは、一票...全文を見る
○石破委員 以上のことにつきまして、総理の御見解を承りたいと存じます。
○石破委員 くどくどとお尋ねをいたしましたのは、政治家の役割というのは、つまり国民が今は欲していないもの、どちらかといえば今は嫌がっておるもの、しかしながら国家の将来にとってどうしても必要なものを我々が説き、お願いをするために政治家というのはいるんじゃないんですかというのが私の認...全文を見る
○石破委員 それでは、具体的に制度に入ってお尋ねをいたします。  山花大臣、今総理がそのような御返答をなさいました。それでは、小選挙区比例代表並立制というのはどういう点でその今のお話に資するものでありますか。
○石破委員 私は、つらくて苦しくて嫌なことだけれども、国の将来にとって必要なことをお願いするために選挙制度改革をやらねばならないんだと、だとすれば、この並立制というもの、そして二百五十、二百五十というものがどうしてそれに有効に機能するのでしょうかというお尋ねをしておるのでございま...全文を見る
○石破委員 私ごとでございますが、私は前回無所属で選挙をやらせていただきました。自由民主党の議員でございましたが、宮澤内閣不信任に白票を投じた人間でございます。それはなぜなのかといえば、公約はどうしても守らなきゃいけないんだということが根底にあったからでございます。やはり、選挙の...全文を見る
○石破委員 それで、その後、たしか総理は本会議において、しかしながらそういうことに対する審判は次の選挙で有権者が下すであろうというふうにおっしゃいましたね。間違いございませんか。
○石破委員 私は、この政権というのはそれなりの必然性を持っておると思っておるのですよ、自由民主党において政治改革できなかったわけですから。我々は、政権与党でありながら、海部内閣のときも、そして宮澤内閣のときもできなかった。私自身、一生懸命やってきたつもりですが、力が足りなかったこ...全文を見る
○石破委員 私は、できるだけ二大政党に近いものであってほしいと思っているのですよ。つまり、できてみなければどういう組み合わせになるかわからない、選挙が終わって、どう組み合わせが行われるかは全く有権者の及び知るところではないということで本当によいのであろうか。連用制が出てきたときも...全文を見る
○石破委員 穏健な多党制というものは、できてみなければどういうことになるかわからない、少数党がキャスチングボートを持ち、ある党がここと組みます、ここと組みます、そういうことによって全くがらっと違った政権があらわれるということではないでしょうか、そういうことを申し上げておるのであり...全文を見る
○石破委員 この議論は、二票制をとるか一票制をとるか、そして小選挙区を二百五十にするか三百にするかということと本質的にかかわってくることは、総理御高承のとおりでございます。  私たちは、確かに多党制というものを否定するものではないけれども、できてみなければわからないということは...全文を見る
○石破委員 それは私どもは、二つの選挙ではなくて一つの選挙であるという認識を示しておるのであります。政権の選択というのは一つしかないはず、しからば一つの選挙であります。したがって、重複立候補を認め、それは死に票救済型であるというふうに申し上げておるのであります。  そこで、消費...全文を見る
○石破委員 ですから、そこでその穏健な多党制と言おうが何と言おうが、そういうような、小選挙区ではAである、比例区ではBであるというような人の意思によって実は政権が選択されるということが、政権が決定づけられるということが本当によろしいんでしょうか。それは憲法の問題であって、憲法はそ...全文を見る
○石破委員 二つの選挙というのは、まさしく今の参議院みたいな選挙は二つの選挙かもしれませんよ。しかし、この場合に重複立候補を認め、そしてまた善戦率、惜敗率でいきます限りは、これは一つの選挙なのだと私どもは考えておるのでございます。どうも、ここはどこまで行きましても平行線でございま...全文を見る
○石破委員 小選挙区は小選挙区で、比例は比例で意思を表示するのが素直だというふうにおっしゃいましたが、それでは政党中心の選挙と概念が矛盾するのではありませんか。
○石破委員 これは基本的なことでございますから、くどくて恐縮でございますけれども、そこで別の意思が表示されてもいいということになって、それによって生じた第四党でも第五党でも結構です、それがどちらかについたことによって政権が構成をされたということで本当によろしいのでしょうか。  ...全文を見る
○石破委員 これはもう羽田大臣とはずっと議論をしてきたことでございますから、これ以上お尋ねをしてもいかぬかと思いますが、やはりあのとき自書式であったということと、今回マークシートであるということが違うかと思います。  また、後日この点は同僚議員から御議論があろうかと思いますが、...全文を見る
○石破委員 政党について規定が幾つかございますが、政党の義務を明確に定めた規定が法律の中のどこにあるか、お尋ねをいたします。
○石破委員 私は、公的助成の根拠って何なのだろうかということを思っているのですね。我々が中選挙区制をやっていたときに、中選挙区制でもお金出せるじゃないかと言った人がおりました。月に一千万ぐらい出したらどうだと言う方がおられました。それは絶対にだめである。なぜならば、同士打ちのコス...全文を見る
○石破委員 私は、今後の議論で明らかにしていただきたいのは、官房長官今席を外しておられますけれども、官房長官が自民党におられたころ御指導をいただいて、ユートピア政治研究会というのをやって、幾ら年間に金がかかるかということをやったことがございます。その後、若手議員の会でもやって、一...全文を見る
○石破委員 いずれにいたしましても、日本が政治改革できるまで世界は待ってくれないんだということを、我々は認識をしていかねばならぬと思っております。今まで本当に何度も申し上げましたように、海部、宮澤、二つの内閣をつぶしてしまった。もし海部内閣のときにできていれば、あるいはこのような...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○石破委員 大変遅くなりまして、大臣ほかお疲れかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  先ほど来我が党議員からお願いが出ておりますが、委員長、私も総理の御出席をお願いし、総理の御見解をぜひとも承りたいと思っておる一人でございます。  それはどうしてかと申しますと、ま...全文を見る
○石破委員 それでは大臣にお尋ねをいたしますが、総理が最も大事な改革とおっしゃっておるのは、もちろん政治改革であります。その次に、行政改革その他いろいろな改革をやっていかねばならぬ、そういうふうに御答弁になっておられる、そういう気持ちは私どももよくわかりますし、政 治改革につい...全文を見る
○石破委員 大臣の御理解のような意味で総理が言っておられるというふうに私も期待をいたしたいと思います。要するに、先ほど来ずっと御議論が出てますが、例えば、こういうような状況に立ち至った、米が足りない、輸入をしなければならぬ、一体だれの責任なんだというお話がございますね。  私も...全文を見る
○石破委員 今の点は、後ほど災害対策に関連してもう一度大臣に承りたいと存じます。  さて、もう一度、ラウンドの話に戻るのでございますが、米の関税化がなぜいけないかというお話は私は何度もこの委員会でもしてまいりましたし、自民党の中でも再三議論をしてきたことでございます。それは、い...全文を見る
○石破委員 細かくて恐縮ですが、どの点において、どの条文において両立をいたしませんか。
○石破委員 確かにその御指摘のとおりだろうと思います。つまり、関税化というのは、関税さえ払えば何百万トン入れたって構いませんぜというのが関税化の本質でございますから。そうすると、政府が一元的に管理をするということよりも数量において国家が責任が持てないということで両立しないというこ...全文を見る
○石破委員 そうしますと、法改正をしない眠い関税化は不可能だというふうに理解してよろしゅうございますね。
○石破委員 法改正は必至だというのがそのまま速記録に残りますと何か長官の発言、誤解されると困りますので、つまり、法改正をしなければ関税化はできないというふうに理解してよろしいですね。
○石破委員 それでは、そういうような形で私どももこれから理解をし臨んでまいりたいと思っております。  ずっと議論が出ておりますが、備蓄が二百万トンあればこんなことにならなかったじゃないかというお話がずうっとございます。私も、三年ぐらい前の我が党の米価の委員会で、備蓄というのがど...全文を見る
○石破委員 綱渡り的な食糧政策とかいう御批判を浴びることがございますよ。なるべく在庫は少ないようにとか、そういうようなことをやって綱渡りをしてきたからそんなことになるじゃないか。私どもは、農水省の中にあっても、そしてまた農水省の皆さん方とともに、たとえ国家財政支出があっても食糧安...全文を見る
○石破委員 これは有名な話で、スイスのパンというのは非常にまずいという話です、前の年の小麦で焼いたやつを食べるものですから。ところがスイス人はそれに対して全然文句は言わない。やはり国の安全保障というのはそういうものであるという理解ですね。おいしくなきゃいかぬ、しかし米が足りないの...全文を見る
○石破委員 新農政を考えます際に、少し力点の置き方が足りなかったのかなというか、そういった言い方が悪ければ、もう少しこれは後刻の検討課題なのかなと言うふうに私ども思いましたのは、共済の部分と金融の部分なんですよ。そうではなかったかと私は思っているのです。そこについて、どれだけ新農...全文を見る
○石破委員 とにかく百年、二百年に一度の災害ですよね。確かに事務当局が、本当にもう昼夜を分かたず昼夜兼行で大変な御努力をしていただいていることはわかります。そして、先ほど入澤局長の御答弁にもあったように、壁が厚いということもわかります。しかし、この壁はどうしても破っていかなきゃい...全文を見る
○石破委員 土地改良の負担金につきましては、先ほど同僚議員から質問がございました。ぜひその線で頑張っていただきたいというふうに思っております。  冒頭の話に戻りますが、さてこれで、冷害が起こった、農家の収入は大幅に減少をしたし、営農意欲も大変に減退をしたし、そしてまた地域経済は...全文を見る
○石破委員 私は大臣にお願いをいたしたいのは、この緊急経済対策における社会資本整備、この中にどうしても冷害対策と入れていただきたいのです。金額、一兆円あります。その中で、文化の薫りであるとか、生活の質が高いでありますとか、円高差益の還元でありますとか、それも確かに大事なことですよ...全文を見る
○石破委員 ぜひ入れていただきたい、入れていただかなければ困るということを申し上げておきます。  復田対策でもそれに似たようなお話でして、確かに復田をしていかなければいかぬのですよ。それは、仮に米を輸入するといたしますね。十五万トンになったり百万トンになったりいたしますが、それ...全文を見る
○石破委員 新農政の大きな目玉の一つは、食糧自給率はこれ以上下げないというのが大きな柱になっているはずなんです。絶対に下げないんだ。今までいろいろなことを言ってきましたが、下げないというのを明言したのが今回の新政策の大きな目玉のはずなんです。ですからそういうようなお尋ねをしたので...全文を見る
○石破委員 それでは、時間が参りましたので、最後に一つだけ指摘をしておきます。  総理にお出ましをいただきたい。くどいようでございますが、何のためにサザーランドが来るのかということなのですね。それは、交渉しに来るとか、これはきちんとこれでのめとか、私たちはわかりませんよ。しかし...全文を見る
11月02日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第13号
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○石破委員 本日はどうもありがとうございます。  さて、どの委員も触れておられますから、女性の政治参加の問題についてお尋ねをいたしますが、要するに、日本の国会に非常に珍しくて、珍しくてというんでしょうか、よその先進国の議会にはなくて日本にだけあるものというのは幾つかあるのじゃな...全文を見る
○石破委員 まさしくおっしゃるとおりなんで、何で選挙制度を変えなければいけないかと八いますと、私の考え方では、やはり選挙というものだけが政治と有権者を結ぶものであるからだと思うんですよ。  腐敗防止が優先だとかいろいろなことを言う人がいます。しかし、腐敗防止だけであれば、それは...全文を見る
○石破委員 選挙制度改革の論争というのは神学論争みたいなところがありまして、どこまで行っても交わらないなみたいな感じはするのですね。  私が、ある自民党の領袖と話をしておって、どうしても意見が合わないのは、結局どっちの方が国民に向かってつらくて嫌なことが言い得る制度なんだろうか...全文を見る
○石破委員 三先生とも教育者でいらっしゃいますから、これはお答えは結構なんですが、どんなに制度を変えても、やはり国民一人一人が何をすべきなのかということをきっちり理解しないと、これはだめだと思っているのですね。  私も、小、中、高、大と出ましたが、本当に国民は政治に対してかく参...全文を見る
○石破委員 さて、都市と農村の一票の格差云々かんぬんというお話がございました。  私の選挙区は鳥取県でございまして、よくいろんな例に挙がるんですが、全部かき集めたって六十二万人しかいないわけですね。それは鳥取市の人口なのかと聞かれますが、鳥取県全体でそれだけなのでございます。 ...全文を見る
○石破委員 では、法案の部分についてちょっとお話をしたいんですが、私は、やはり自民党案の方が筋は通っているだろうと思うんですね。小選挙区というものに重きを置かなければ、二百五 十、二百五十で両方とも半々だからいいじゃないかというのは、一体どこに理念があるのかよくわかりません。 ...全文を見る
○石破委員 結局、私は比例代表を組み込む意味というのは積極的にあると思うのですよ。それは単純小選挙区であれば物すごく振れますので、政策が。  イギリスの制度を議論しているときによくこういうことを言われた。おまえたちは単純小選挙区が正しい正しい、何にしても小選挙区だ、そんなに小選...全文を見る
○石破委員 もう一つは、政治のリーダーシップについてなんです。  政治改革の目的もいっぱいございますが、一つは、政治がリーダーシップを持たなければいけない。官僚主導ではなくて、政治が明確に政策を提示し、それを国民が支持し、官僚ではなくて、本当に政治が力を持ってやっていかなければ...全文を見る
○石破委員 じゃ、小林先生と佐々木先生、いかがですか。
○石破委員 猪口先生、小林先生から全く異論はないというお話でございますが、要するに私が申し上げたいのは、そうであるならば、やはり小選挙区にある程度ウエートを置くべきじゃないのかしら、そして二票制よりは一票制ではないのかしら。もちろんベストというのはないわけで、何が何でも自分たちの...全文を見る
○石破委員 まさしく最後におっしゃったように、どちらでも今よりましなのですよ。ですから私ども、どちらにしても決断をしていかなきゃいけませんし、先ほどどなたかがおっしゃいましたが、とにかく中選挙区制に戻るということはやっちゃいけないことだと思っているのです。海部内閣をつぶし、宮澤内...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
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○石破委員 きょうは、お忙しいところありがとうございました。自由民主党の石破でございます。  何人かの方から、今国会でできなくても問わないから慎重にやれというお話がございましたが、私は、それはあってはならぬことだと思っております。この議論というのは竹下内閣のころからずっとやって...全文を見る
○石破委員 済みません。ちょっと時間がございませんので、三つのお尋ねをしましたが、ここだけというところをそれぞれの陳述人にお答えいただけますか。
○石破委員 土田さんにお尋ねしたいのですが、御主張ほとんど九九%私は同感なんです。それで、一票、二票もそうこだわるわけではないのですが、ただ私は、この人は好きだがこの党は嫌だ、そういう選択というのは本当に小選挙区制の目指すものなのかなという気がするのですよ。例えば、若い議員なんか...全文を見る
○石破委員 松沢さんにお尋ねしたいのですが、これができた後、どういう候補者を発掘していくのかというのがとても大事なことだと思っているのですね。  今の私も含めてですが、二世議員がやたらめったら多い。それで官僚出身も多い。本当に一生懸命党のために頑張ってきた人間がなかなか国会議員...全文を見る
○石破委員 質疑の時間が尽きましたので終わりますが、何にしても、現職議員にとっては今のままが一番いいというのは、もう実際みんなが思うところでございます。改革というのは、先取り改革と後取り改革、後追い改革というのかしら、それがありまして、我々は今のままが一番いいのだけれども、このま...全文を見る
○石破委員 本日はどうもありがとうございました。  時間の関係で限られた方にしかお尋ねできないかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  まず、奥之山先生にお尋ねをいたしたいのですが、今、消費税を訴えて参議院はぼろ負けした、ところが衆議院は勝った、やはり嫌なことを訴え...全文を見る
○石破委員 松本先生、同じような質問なんですが、要するに、選挙のときの公約というのは何なんだという話だと私は思うのですよ。これだけ長年議論しながら、てんで選挙制度改革についての認識が高まらないのは何でなんだろうか、メリット・デメリットも全然明らかになってないではないかという御指摘...全文を見る
○石破委員 松本先生に続けてお尋ねしますけれども、要するに、国政の選択のインフォメーションを国民に明示するために、小選挙区というのはやらなければいけないのではないかという気が私はしているのですよ。静岡県の発展というのは、そのために県議の先生がいらっしゃって、知事がいらっしゃって、...全文を見る
○石破委員 それでは天野市長にお尋ねをいたしますが、まさしく地方分権論みたいなお話なんですけれども、大変恐縮な質問で、私、不勉強で申しわけないのですが、市長を推薦された政党はどこですか。
○石破委員 共産党以外ですね。
○石破委員 共産党以外は自社公民全部推薦ということでよろしいですね。
○石破委員 先般、神戸で市長選挙がありました。恐ろしく低い投票率でした。あれは何であんなに低い投票率になっていくのでしょうか。どのようにお考えですか。
○石破委員 それでは、今非常に政治の無関心、それは結論が出ている、あの場合は確かにそうでしたね。もう一人出た対抗馬の人は、アメリカにいて全然選挙運動も何もしなかったというような人であるからああいうことになった。あれは一つの例外的な現象なのかもしれませんが、とにかく首長さんの選挙と...全文を見る
○石破委員 私は、政党政治を地方政治に持ち込むことがすなわち是だとは思っていないのですが、常日ごろとても不思議に思っているのですけれども、都道府県まではきっちりした所属会派、自民党というのがありますね、自民、社会、公明、民社。市町村会レベルになってくるとそういうのがなくなってくる...全文を見る
○石破委員 続けてお尋ねをいたしますが、確かに我田引水何悪いということですね。また、地元のためにやってくれる代議士を選ぶのは当たり前ではないかというお話、それはよくわかるのです。  ただ、私は首長さんにも地方の議員さんにも自分の選挙区では申し上げているのですが、国会議員に頼んだ...全文を見る
○石破委員 ありがとうございます。  それでは最後に、もう一度奥之山先生に戻りますが、公的助成は堕落であるというお話がございました。私にしても、お金を下さる方は本当にありがたいなと思っています。ただ、そこに本当に見返りを全く求めずにという方々が皆無かといえば、私はそうではないと...全文を見る
○石破委員 終わります。
11月17日第128回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第3号
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○石破委員 本日はまことにありがとうございます。  きのう政治改革法案が衆議院を通ったわけでありますが、我々与党のころからずっと議論をしてきて、政治改革の目的というのは多分四つあるのだろう。一つは、やはり政策で勝負する政治をつくらなければいかぬ。もう一つは、政権交代の可能性を担...全文を見る
○石破委員 改革という言葉はきれいですから、みんな幸せになるような気がするのですが、私は自分の選挙区ではそうは言ってないのですね。地方分権というのは決してみんなが幸せになるという話ではありませんで、つまり、今はどこでも同じようなものが建ち、同じようなホールが建ち、同じような道路が...全文を見る
○石破委員 会長からもし御見解があれば。
○石破委員 以上で終わりますが、何にしても、本当に意識としては物すごくおくれていると思うのですね。ですから、法律を制定して無理やりにでもやってしまわないと、選挙制度を変えてみたところで地方分権ができなければ意味がないのではないかと私は思っているのです。  懸念されているのは、小...全文を見る
12月09日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○石破委員 限られた時間でございますので、手短にやらせていただきたいと思いますが、先ほど同僚の柳沢委員が質問いたしました中で、もう一回確認をしておきたい点がございます。冒頭御質問をいたします。  本日配られましたペーパーの第六項ですね。そこには、「当該産品については、特例措置の...全文を見る
○石破委員 そういたしますと、それは条文上担保がある、根拠がある、したがって、努力目標ではなくて、当然のこととして仮関税は設定されない、そのように理解してよろしゅうございますか。
○石破委員 今こういう事態に立ち至りました。別に私どもは責任逃れをしようとも思っておりませんし、これは、もし仮にこういうことになった場合にはすべての者が責任を負わねばならないことだろうというふうには考えております。  私は、政治改革特別委員会で総理大臣に質問いたしましたときに、...全文を見る
○石破委員 これは、私先ほど来申し上げておりますように、責任逃れをする意味で申し上げておるのではございません。国会決議に反するか反しないか、抵触するかしないか、そしてそれぞれの政党が掲げてこられた公約に反するか反しないか、つまり政治の世界というのは結果責任だと思っているのですね。...全文を見る
○石破委員 これをこのまま受け入れるとしたらどうなりますか。
○石破委員 それではお尋ねをいたしますが、有権者の皆さん方、国民の皆様方に御説明するときに、そこまでして守らなければいけないものとば一体何だということなのであります。つまり、日本の国は自由貿易の恩恵をこれだけ受けておるのである、したがって、ここで日本だけがぶち壊すわけにはいかない...全文を見る
○石破委員 私は、それは政治の姿勢として、この期に及んでは納得ができないと考えるのであります。確かに、秘密交渉なりなんなり、いろいろなことを言われました。交渉事でございますからいろいろなことはあろうかと思います。いろいろと言えないと思う御苦労もあったと思います。しかしながら、今こ...全文を見る
○石破委員 私は、政治改革を唱えてきた人間として、こういうようなことでは困るのですよ。国民の前に論点を明らかにして説明をし、説得をし、国際世論がきちんと形成されるために政治改革というのはやらなければいけないのじゃないかということを申し上げて、大臣と一緒にいろいろな先生方の御指導を...全文を見る
○石破委員 納得はいたしかねますが、それでは仮に、いつとは言いませんよ、あしたなのかあさってなのか、とにかく十二月十五日までにそういうのは来るのでしょうから。そうしました場合に は、かくかくしかじかこういうわけで、そういう説明はきちんと本会議においても委員会においても政府の責任...全文を見る
○石破委員 私は、これも初当選以来ずっとやらせていただいて、与党がどうの野党がどうの、だれの責任だの、それで責任のなすりつけ合いをしておって済む話じゃないと思うのですよ。政治家はそれで済むかもしれないけれども、実際にしんどい目に遭う農家の方々のことを考えた場合に、党利党略で論ぜら...全文を見る
○石破委員 申し上げるまでもございませんが、牛肉関税化のときの悪夢というのをだれも忘れていないのであります。確かにあのときも私ども随分議論をした。万全の対策をやると言い、そしてまたかくかくの諸般の施策を講じた。しかしながら、ぬれ子の値段があんなに下がって、そして酪農家があれほど塗...全文を見る
○石破委員 これを受け入れた上で自給率を高めるというのがどれほど困難なことであるかということは、大臣が一番御存じのことであります。構造政策をどのように進めていくか。それが単にお金さえ出せばいい、デカップリングをやればよろしいでしょう、離農対策をすればよろしいでしょう、そうなった場...全文を見る