石破茂
いしばしげる
小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月01日 | 第129回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○石破委員 多大の皆様方の御労苦に心から敬意を表したいと存じます。 先ほどから政治改革ができたという言葉が何度か使われておりますが、私はこれは政治改革ができたとは全然思っておりませんで、その第一歩がやっとスタートするという、そういう感じを持っております。すなわち、選挙制度改革...全文を見る |
○石破委員 結構です。終わります。 | ||
07月06日 | 第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○石破委員 冒頭、大河原大臣の御就任に心からお祝いを申し上げたいと思います。また、谷津政務次官も御苦労さまでございます。 さて、私も長い間大河原大臣の御指導をいただいてきた一人でございます。私も、米価決定にいささかなりともかかわり合いますのはこれで九回目に相なります。最初が昭...全文を見る |
○石破委員 大臣のお気持ちはよくわかります、私も。それはよくわかるのです。ただ、批准しないという、我が党は批准に反対するということが明確に言葉となって出ているわけです。これは今後また予算委員会等を通じまして、同僚議員がそれぞれの御発言を一々検証しながらやってまいりたいと思います。...全文を見る | ||
○石破委員 このお話を大臣に向かってするのは、大変生意気なことだと思っております。お許しをいただきたいと思います。 私は、何度か農林水産委員会で申し上げてまいりましたが、要するに国家経営論というのがなければいけないのではないかということだと思うのです。なぜ日本の国がこうやって...全文を見る | ||
○石破委員 米価の議論のときに、一つは、抑制的にあるべきである、それは規模拡大をしなければいかぬということですね。それからもう一つは、国際価格と近づけていかなければいけない、こういう議論がいつもされるはずでございます。 さて、この米価を抑制的にしてきたことが規模拡大にどれだけ...全文を見る | ||
○石破委員 大臣の御指摘のとおりで、内外価格差の縮小ということを余り金科玉条のごとく言うべきではないというふうに私も思うのですね。これだけ労賃が高くて、タイなんか一年に三回も四回もとれるわけでして、そこと比べて高いの何のと言われても、これだけの円高ですから、内外価格差の縮小という...全文を見る | ||
○石破委員 昨年、米価審議会において、産地方式というものを見直せという建議が、異例のものでございますが、出ております。自来一年たって見直しかできなかったわけですね。産地方式というものが出てきたときに、浜口長官のときだと思いますが、一言で言えばこれは打たれ強い方式だねということを言...全文を見る | ||
○石破委員 前向きに、慎重にと言われますとよくわからなくなってしまって恐縮なのでございますけれども、やはりこれを見直していくということは、大変困難なことでございますが必要なことに違いないというふうに私は思っております。 それに今回の米価にしても、今大臣御指摘のように、西日本と...全文を見る | ||
○石破委員 この集荷対策費というのはどこへ行くのかという話なのですよ。私どもは、今回上げることはできなかった、そのことについては責任を感じなければいかぬと思っております。それを、生産者には、手取りがふえるのですよ、政府米を出した人には。名前にまさしく象徴的にあらわれているように、...全文を見る | ||
○石破委員 その点については行政の方もきちんと指導していただきたいと思うのですね。せっかく苦労して苦労してこういう対策をやっても、何だ、生産者にちっとも来ないじゃないかということになれば、まただましたねという話になってしまうと思うのです。確かに次長のおっしゃるようなことになってい...全文を見る | ||
○石破委員 大臣、お疲れのところありがとうございました。 私は、米価の決め方も仕組みも、不十分ではございますがある程度存じておるつもりでございます。しかしながら、とにかく昨年だけ見ますと、上げろというふうに振れちゃうわけですね。ところが、それを去年もおととしも据え置いている、...全文を見る | ||
11月02日 | 第131回国会 衆議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○石破茂君 私は、改革の皆様の御同意を得て、ただいま提案されました世界貿易機構設立協定並びに関連改正法案につき、主として農業問題を中心に、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 総理、あなたは御就任以来、従来の社会党の政策をことごとく転換をしてこられました。自衛隊を合意とし、...全文を見る |
11月21日 | 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○石破委員 それでは、質問をさせていただきます。 昨年の合意の際に私は自由民主党におりまして、農林水産委員会の理事という立場でございました。ミニマムアクセスの受け入れも認めちゃいかぬというような決議をしてくれというふうに当時の農林水産委員長に向かって申し上げましたが、それもな...全文を見る |
○石破委員 農水大臣は、十八日に記者会見においてこういうことをおっしゃっておられる。従来予算を削減して支障を及ぼすようなことがあってはならないと。つまり、私も自由民主党時代に大臣にお仕えしておったときに、何度も何度も予算をとりにいきましたね。大蔵省にお願いをし、とにかく従来のを削...全文を見る | ||
○石破委員 要は、みんなが別枠別枠と言ってきたわけですよ。生産者大会に行きましても、農業者の皆さん方の集会に行きましても、今までの三兆四千億円の農林水産省予算とは別に枠をとりますと。そしてまた、農業者、農民もそういうような理解であったということは、私は事実として間違いがないところ...全文を見る | ||
○石破委員 私どもが今まで聞いておりましたのは、そうはいっても予算単年度主義なんだから毎年毎年で決めていくんだ、今の農水大臣の御答弁の中にもそういうような片りんがあったような気がいたしますが、毎年毎年単年度主義でやっていくんで、別枠というようなことはそれは無理なのよというようなお...全文を見る | ||
○石破委員 例えば生活関連というのは別枠なんですよね、別枠だ。この場合に、じゃ今回の農業対策予算、ラウンド対策というのが何でそれと同じような位置づけにならないのか。それをする責任が我々は与野党ともにあるんじゃないか。そして、今の大臣のお話の中で、別枠じゃないというお言葉がありまし...全文を見る | ||
○石破委員 よくわかりません。全然わからないです。それで本当に済むのかなという気がするのですよ、私は。 総理、生産者大会で別枠というふうにおっしゃいましたか、どうですか。御記憶はございますか。 | ||
○石破委員 たしか、私の聞き違いでなければ、別枠とはっきりおっしゃったように思いますよ。言った、言わないは別にここで追及をしようとは思いません。そんなことは考えているわけじゃございませんがね。総理のお気持ちとしても、そういうお気持ちであったというふうに思っているのですよ。これは、...全文を見る | ||
○石破委員 これは、どなたが御出席になりますか。 | ||
○石破委員 先ほど来の御議論の中で、ではアメリカの上下両院はどういうふうになるのかねというような話が出ております。これは新聞によって書き方が違います。大丈夫であると書くのもあれば、いやいや十何票も差があってとても危ないねというふうに書くのもあります。外務大臣の先般来のお答えでは、...全文を見る | ||
○石破委員 それは、法案も通っておるという意味でございますか。 | ||
○石破委員 そういたしますと、十二月八日に御出発になる、まあ出発はもっと早いんでしょうな、とにかくそこの会議に臨まれる際に、この条約も、そしてまた関係法案も両方通っておらなければこれはいかぬということでしょうね。 そうだというふうに理解をしたとするならば、これは条約だけ切り離...全文を見る | ||
○石破委員 そういたしますと、余り残された日にちはないわけでございます。私たちはこの間本会議でもお尋ねをいたしました。畑英次郎当時の農林水産大臣がおっしゃったことでありますが、国内対策がきちんとしているということでなければ、何のために昨年の十二月にこれを受け入れたのか、私は死んで...全文を見る | ||
○石破委員 国内対策の本当に財源も含めました中身というものが明らかにならないで、私は今まで有権者に対して言ってきたことに対する責任がとれるとは思っておりません。残念ながら、それで責任がとれると言い切る自信はございません。この後まだ何日も審議がございます、質疑がございます。その中で...全文を見る | ||
○石破委員 別に揚げ足をとるつもりは全くありません。ただ、従来の予算の枠内では収拾がつかないからというのがまさしくそこだろうと私は理解をいたします。それは別枠という意味だろうというふうに思いますがね。それを見ないで、さて、これに賛成してごらんと言われても、なかなかつらいものがある...全文を見る | ||
○石破委員 そういたしますと、農林水産大臣、米価と規模拡大というのはどういう関係にあったんでしょうね。つまり、米価というものを毎年上げる、上げる、いや据え置きだ、下げるなんてとんでもない、こういう議論がずっとありました。私が議席を与えていただいている八年間、ずっとそういうことで夏...全文を見る | ||
○石破委員 総理にお尋ねをいたしましたどういう農業ビジョンを描いていらっしゃいますかということは、今の農林水産大臣のお答えとも関連をするわけですが、だれの再生産を確保するんだということ。再生産を確保することをもって旨とする、こういうふうに書いてありますね。片っ方では、自主流通米価...全文を見る | ||
○石破委員 今のお話の中にもございました零細な人も生産調整に参加をするわけですよね。そうしますと、ところが備蓄の範囲内でしか政府米は買ってもらえないわけですから、暴落しちゃったというような場合にどうするんだねということも十分考えていかなきゃいけない。そのことの議論はまたさせていた...全文を見る | ||
○石破委員 時間が来ましたので終わりますが、発想があっなかなかったかをお尋ねしているのです。あったならあった、なかっならない、そのようなお答えがいただきたかったかと思います。そういうように抽象的なお話というのは私どもわかります。ただ、私どもは官僚にお尋ねをしておるのではありません...全文を見る | ||
11月22日 | 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○石破委員 大臣、連日御苦労さまでございます。また、大蔵政務次官、お忙しいところを恐縮でございます。私もきのうに引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。 きのう、主にいわゆる別枠論というのをやりました。それは、別枠ということにどういう意味があるかということにそうこだ...全文を見る |
○石破委員 大蔵政務次官、今の大臣の御答弁で、新しい財源をひねり出すために既存のものに支陣を来すようなことはしない、こういう意味で間違いないですね。だとするならば、財源をどこに求めるかという話なんですよ。 私は、これは本会議でもお尋ねをしたことでありますが、武村大蔵大臣に私ど...全文を見る | ||
○石破委員 それではわからないんですよ。要するに、財源は何ですかということをお尋ねしているんですね。それは予算編成過程で明らかになるでは、これ財源がわからないで対策に値するんですか、こんなもの。どこから金が出てくるかわからないで対策なんというものが言えるんですか。お願いします。 | ||
○石破委員 農林大臣に御答弁をいただきたいと思います。 | ||
○石破委員 まさしくそれはそのとおりなんですよ。ただ、私がわかりませんと先ほど来申し上げておりますのは、従来の農林予算には支障を来さないということが片っ方にある、片一方には建設国債とかそのようなことについては全く答えられない、こういう話が片っ方にある、そしてまた、目的税というわけ...全文を見る | ||
○石破委員 大蔵省にお尋ねをいたしますが、これは、たしか二十日の段階では三兆五千億だったんですよ。そういうふうに理解をしています。ところが、あっという間に六兆になったんですね。これはどういうことですか。 | ||
○石破委員 実際に折衝なさっておられる農水大臣がそうおっしゃるのでありますから、そのようなことであろうというふうに思います。 それじゃ、実際に先ほど来、きのうからずっとそうですが、新しい事業であるというようなことが言われている。では、何が新しい事業なんだ、新しい事業と言うから...全文を見る | ||
○石破委員 大臣御指摘のことはよく理解ができます。つまり、農家負担の軽減支援特別対策であるとか流動化対策であるとか、新規就農者の確保対策、土地改良負担金軽減、畑作対策、果樹対策、畜産対策、でん粉対策、中山間地新部門導入資金、中山間地・都市交流拠点整備、中山間農地保全対策それから技...全文を見る | ||
○石破委員 今のお答えで、その高生産性農業基盤整備緊急促進が六割である、中山間地は四割であるというようなお話をいただきました。そこから先は今の時点では明らかにならないというような御答弁であったかと思います。 ただ、私は、この三兆五千五百億の中で、例えば国費はどれだけなんだろう...全文を見る | ||
○石破委員 新しい事業であるということなんですね。新しい事業なんだけれども、ここの中のどこがどういうふうに新しいのかということ、今までとどういうふうに考え方が違い、何をもって新しいという定義を与えるのかということなんです。 私、先ほどしつこく聞きましたのは、大規模水田と畑作と...全文を見る | ||
○石破委員 確かにここの「方針」の中にこのように書いてある。 今後の急速な国際化の進展を踏まえ、事業効果の早期発現を目的とし、継続事業の完了を促進、工期短縮とともに、新規事業の短期間での整備完了を図るため、今後六年間に限り、担い手を育成し、高生産性農業を確立するための生産基盤...全文を見る | ||
○石破委員 まさしくその大臣のおっしゃるとおりのことをやっていただきたいと思うのですよ。それはもう六兆だろうが別枠だろうが、そんなことどうでもよろしい。問題は、本当に集中的、加速的にやるところが出たおかげでほかのところがどんどん遅くなりましたということであれば、これは何のためのラ...全文を見る | ||
○石破委員 そういたしますと、今、きょうは大臣がいらっしゃいませんので政務次官がこの場の最高責任者でありますが、加速的にやるよ、ほかのものに影響を与えないよということを財政当局も御確認いただいた、こういう認識で間違いないですね。 | ||
○石破委員 そうしますと、それでは具体的に中身に入りますが、それでは短期的にやっていくということはどういうことであるか。つまり、公共事業なんて、そんなお金をつぎ込んだからといって急にできるものではありませんね。だけれども、私は基本的に一番大事なのはここなんだろうと思っているんです...全文を見る | ||
○石破委員 そうしますと、これをとにかく六年のうちにやるということですね。六年の間にできるだけ多くのものが完了するようにやるということで理解をしてよろしいですか。 | ||
○石破委員 中山間地の対策事業ですが、これの具体的な中身というと、またいろいろ今の時点では明らかにできないというようなお話だろうと思いますが、初日に田名部匡省先生がお尋ねされた中に、社会党の野坂浩賢建設大臣との間にいろんなやりとりがありました。デカップリングという話があって、私も...全文を見る | ||
○石破委員 言葉の上では、今の入澤局長のおっしゃることはそのとおりであって、そういうふうになければいかぬと思っています。 もう一回もとへ戻ってしまいますが、私は、やはりこの三兆五千五百億というのが、何がどういうふうに積み上がって三兆五千五百億なのかというのがもう少し細部にわた...全文を見る | ||
○石破委員 それは、確かに予算のつくり方というのはそういうものだと思いますよ。積み上げていって、それぞれの事業が何であって、それを足して足してこれぐらいになるということだろうと思う。 それでは、三兆五千五百億というものの根拠は何なんだろうか。これは鶏と卵みたいな話になってしま...全文を見る | ||
○石破委員 ぜひよろしくお願いをいたしたいと思います。また機会がいただければ、そのことにつきまして大臣の御所見を承りたい、かように思っております。 とにかく、これがこうなるんだよということを説明をしませんと、生産者に納得していただくこともなかなか難しいだろう。そしてまた、納税...全文を見る | ||
○石破委員 今回食管制度を変えなきゃいけない一番の必然性とは何でしょうか。つまり、私は、去年も食管があったからある程度動いたと思うのですよ。これはもう米が食べられないという人はほとんどいなかった。それは短期的にはいますけれども、それはごく短期的、集中的に起こったものだと思っている...全文を見る | ||
○石破委員 そういたしますと、やはり気になるのは、米価ってどうなっていくだろうかということが一つ、もう一つは、生産調整がどうなるだろうかということ、大きな論点はその二つなんじゃないか、まだほかにもたくさんございますがね。 で、やはり、これによって、自主流通米の変動というものを...全文を見る | ||
○石破委員 そうしますと、生産調整を実効あらしむるためのインセンティブというのはどういうものなんだろうか。先ほど坂本議員の質問の中にもございました、繰り返しての質問になって恐縮でございますが、これがきちんと担保をされていなければいかぬだろう。そしてまた、生産調整に参加した人が助成...全文を見る | ||
○石破委員 私は、米価水準というものについて、政府の買い入れ価格プラス助成金というものが自主米の価格よりも高いことがあり得るだろうか、それよりも低いことがあり得る、それは高いことも低いこともあるでしょうよ。だけれども、高くなければ実効性を伴わないんじゃないかという議論と、いやそん...全文を見る | ||
○石破委員 そうしますと、生産調整に仮に参加しませんといった場合にはどうなるか。当たり前のことですけれども、助成金がもらえませんね、それが一つある。それから計画流通米というのは、自主流通米に回るか、届け出をした上で計画外流通米に回るか、どっちかなんです。 助成金の交付というも...全文を見る | ||
○石破委員 そのこともある程度は明らかになっていないと、つまり、どれだけの助成金が出てくるのか、どういうような基準によって、どのような判断によってどれだけの助成金が出てくるかというのがわからないと、そこに参加する意欲というのがわかないのじゃないか。今の時点でこういうような要素を考...全文を見る | ||
○石破委員 もちろんおっしゃるとおりであります。 ですから、今の水田営農活性化対策助成金というのがあって、それは新政策の方向に即したとか団地化とか、いろいろな要素がありますね。それもまた御検討の上で、とにかく実効あらしむるに十分なものは助成金として出す、これであれば参加すると...全文を見る | ||
○石破委員 今回、手挙げ方式ということになっています。最初、選択制というお話が随分流布をされました。それは、つくるも勝手、つくらぬも勝手、リスクは皆さん負いなさいということでは、これはひどいねということなのでしょう。それで手挙げ方式という形に変わりましたね。じゃ、今と何が違うんだ...全文を見る | ||
○石破委員 時間が参りましたので終わらせていただきますが、先ほど来質疑をさせていただきましたが、なお得心がいかない点、きちんと生産者の方々にここだけは御説明したい点、幾つかございますので、また機会を与えていただきたいと思っております。 以上で終わります。 | ||
11月29日 | 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○石破委員 いよいよ審議も大詰めでございます。本会議の質問も入れれば、私は四回目の質問をさせていただくことになります。また出たかというような顔をなさらないでお聞きをいただきたいと思います。 私が初めて当選させていただいたのは昭和六十一年の七月七日なんですね。一番最初に国会議員...全文を見る |
○石破委員 同じお尋ねを農林水産大臣にさせていただきたいと思います。 要は、七年目以降どうなるかがわからない、その中でこの六年間どうやっていくかということではいかぬと思うんですね。もちろん努力はしていかなければいけません。しかしながら、私どもはずっと、例外なき関税化はとにかく...全文を見る | ||
○石破委員 この時点でそれをはっきり、例外なき関税化は阻止するんだということを国の方針として明確にするというのは難しいのかもしれません。しかしながら、本当に七年目以降何を目指してやっていくのかということ、それを明らかにした上の六兆百億円であり、三兆五千五百億円であり、新食糧法案で...全文を見る | ||
○石破委員 内訳はわかりました。 そうすると、いま一つよくわかりませんのは、概算要求が八月の時点で出ております。そしてまた、昨年の四月九日ですか、閣議決定において土地改良の長期計画が決まっております。そして今回、この三兆五千五百億というものの中身が出てきた。それはどういう連関...全文を見る | ||
○石破委員 大臣、確認をいたしますが、第四次土地改良長期計画は前倒しで行うということでよろしゅうございますか。 | ||
○石破委員 済みません、くどくて恐縮なんですが、この第四次土地改良長期計画ができたのは五年の四月九日、一年以上前のお話でございますね。これは宮澤内閣において決まったもののはずでございます。これは前倒しでやるんだということ。しかしながら、それじゃこの四十一兆円の中に、この三兆五千億...全文を見る | ||
○石破委員 大蔵大臣、新しい事業の定義は何だと思われますか。大臣が査定をされる際に、とにかく六兆百億、三兆五千五百億というふうになっているわけですから。それは査定のときになってみなければわからぬ、これから考えてみるというようなことなのかもしれないけれども、しかし、査定のときには、...全文を見る | ||
○石破委員 活力ある明るい展望が開ける力強い農業の実現のためにというのが新しい事業の尺度であるというようなことではよもやあるまいと思うのですよ。それはもう今までみんな歴代の農林水産大臣が言ってこられたことであり、それは当然私どもが追い求めていかねばならないものであるというふうに考...全文を見る | ||
○石破委員 今の局長の御答弁のとおりなんだろうと思うのです。つまり、新しい事業というのは、何か全然目新しい、これがラウンド対策だというのが降ってくるわけはないのですよ、そんなものが。そうじゃなくて、従来やっている土地改良計画にしても、概算要求に示されたものにしても、とにかく重点的...全文を見る | ||
○石破委員 そうしますと、先般お尋ねしましたときに、大河原大臣から、それは加速度的にやるよと、しかしながら、言ってしまえば、その選に漏れたところが、事業の発現というか成就というか、それによっておくれるようなことはしないよということだったと思います。 ただ、私どもが重点的、加速...全文を見る | ||
○石破委員 先ほど聞き漏らしたかもしれません、もう一度構造改善局長にお尋ねをしたいんですが、集排の整備の目標についてはどのようにお考えですか。 | ||
○石破委員 さて、それじゃ大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、そういうような内訳が出てまいりました。確かに査定をするのは大蔵大臣であります。しかしながら、三兆五千五百億というものはお約束をなさったことでありますし、六兆百億というのもお約束をなさったことでありますし、そして、その中身が...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、予算関連のことはまた明日、同僚議員からお尋ねをさせていただきます。 さて、次に新食糧法案でございますが、長い間質疑をしてまいりました。目指さんとするところはわからないではありません。問題は、政省令にゆだねられている部分というのが非常に多いなということでご...全文を見る | ||
○石破委員 まさしく問題はそこの運用の部分だと思います。 大臣の今のお答えでは、とにかく法律だけ通してというようなお考えではないと思いますよ。いやしくも、そのような考え方を農林水産大臣がお持ちだとは思いません。そのようなことは毫も考えておりませんが、政省令の骨子、大体どういう...全文を見る | ||
○石破委員 では、早急に理事会をお開きいただきまして、政省令の骨子というものが明らかになるかどうか、お願いしたいと思います。 | ||
○石破委員 それは早急に理事会を開いていただきますように、ここでお願いをいたしておきます。 さて、そういたしますと、あとは生産調整に参加するかしないか、いみじくも大臣のお話の中にございました。生産調整に参加するかしないかというもの、まずそれは潜在生産量というものをある程度予測...全文を見る | ||
○石破委員 ですから、今度間接統制に移るわけです、いみじくも大臣がおっしゃいますようにね。そうしますと、潜在生産力がどれぐらいあるかというのは、かなり厳しく精査をしてやっていかなければいかぬだろうというふうに思っております。 単収でございますが、大体五百キロというものをめどと...全文を見る | ||
○石破委員 この単収でも、随分とこれは振れてくるんですね、どれぐらいに設定をするかということ。そしてまた作況指数というのは、まあこんなに振れるものはないわけであります。 そうしますと、手上げ方式というふうに言っていますが、生産調整に参加するかしないかということを個々の農家が決...全文を見る | ||
○石破委員 私は、そこについて、大体こういうものを考えておるんだというようなことがわかるべきだと思っているのですよ。それぞれの個々の農民にしてみますと、物すごく不安なわけですね。 つまり、百五十万トンしか買ってもらえないということははっきりしているわけですね。確実な生産調整の...全文を見る | ||
○石破委員 時間が来ましたので質問を終わりますが、これを成功させるもさせないも、要は、それぞれの集落、地域においてどのような話し合いがなされるか。みんなが同じような経営をやっていてはだめなんで、やはりだれかに集積をしていかなきゃいけないという運動をどうやって起こしていくのかという...全文を見る |