石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○石破委員 昨年のWTOの特別委員会でも幾つか御質問をいたしました。得心がいかないところを繰り返して質問をさせていただくような形になります。お許しをいただきたいと存じます。  冒頭、今の時代認識なんですけれども、幾つかの論説にもございますが、どうも大正時代と似てるねと言う方がお...全文を見る
○石破委員 先ほど与党委員からも御質問がございましたが、重ねてお尋ねをいたします。食糧自給率は幾らですか。そして、それを穀物自給率、カロリー自給率でやるとどうなりますか。そして、私は、穀物自給率というものにそんなに意味があるとは思っておりません。カロリーで見るべきだというふうに考...全文を見る
○石破委員 カロリーと穀物との自給率は、これはどちらをとるべきだと思われますか。そこをあいまいにして議論しますとおかしなことになりますが、自給率を上げるのは簡単な話で、牛肉を食べるのをやめれば何ぼでも上がるわけですね。私は、そういうような議論をしても余り意味がないので、カロリー自...全文を見る
○石破委員 日本の自給率は、百十八位からもっと下がって百二十位から百三十位の間になるんだそうですね。似たような国というのは、これは新聞報道ですが、フィジーとかガボンとかアルジェリアとかコンゴとか、そういう国と大体似たような自給率にあるということだというやに聞いております。先進国中...全文を見る
○石破委員 自給率は穀物で七%減、カロリーで九%減のはずですね。これの理由は、言うまでもなく冷夏による不作のはずでございます。  私は何でこういう話を延々としておるかというと、七年目以降をどうするんだということなんですよ。私は、おととしの十二月ですか、細川内閣当時、やはり野党自...全文を見る
○石破委員 別に意地悪を申し上げるつもりは全然ないんですが、その例外なき関税化ということも可能性としてはあり得るということは一つ局面が変わることだと思うんですよ。今まで例外なき関税化は絶対にやらないんだと言ってきたことと、そしてまた外交交渉である七年目以降もそれを継続しようとすれ...全文を見る
○石破委員 やはり私どもは、例外なき関税化というものは阻止しなきゃいかぬという観点に立ってやっていくべきであるというふうに思っております。それはもう、大臣から何度も教えていただきましたように、労賃からいおうが、規模からいおうが、円の水準からいおうが、例外なき関税化になったらそれは...全文を見る
○石破委員 三分の二ですか、私は半分というふうに記憶しておりますが、もう一回数字を言っていただけませんか。
○石破委員 そうなりますと、米の生産量はどれくらいになりますか。
○石破委員 たしかあのときにいろんな議論が交わされたと思いますが、私の記憶でいきますと、このままいけばという前提ですよ、このままいけばどうなってしまうだろうか。このままいけば基幹的従事者は恐らく三分の二ないし二分の一になるであろう、高齢化が進む、後継者がいない、よって耕作放棄地も...全文を見る
○石破委員 いろいろな言葉の定義を整理しておく必要があると思うのですね。今度新しくセンサスをやるように聞いております。五年に一回の農業の国勢調査と言われる農業センサスですね。農家というのは何なのだろうかということであります。農家の定義をどうするかということですね。今のところでは、...全文を見る
○石破委員 これから重要なのは経営体という認識だと思うのですが、この農家の定義でこれからもいけますか。
○石破委員 そうしますと、今度新しいセンサスでもこのまま踏襲をしていくということですか。何か変化がございますか。つまり、経営体というものに着目をするならば、そこのところの定義というものをきちんとしていかなければいけない。ECではよくデカップリングが行われておる、我が国でもデカップ...全文を見る
○石破委員 もちろん大臣がおっしゃいますように、切り捨てとかそのようなことはあってはならない。ただ、農業政策の範囲内、農業というものを業として考えるか、それともそうではないのかという議論も随分前からございますが、このセンサスを機会に、その辺の概念はきちんとしておく必要があるのじゃ...全文を見る
○石破委員 そういうようなお話のもとに、新食糧法案についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  昨年、私どももこの法案に賛成をいたしました。したがいまして、ともに責任を負わねばならないというふうに考えておるところでございます。  問題は、このことはまた後の論議にということ...全文を見る
○石破委員 これはもう、だれがやっても極めて難しいお話だと思いますよ。これはもう私も、じゃ、どんなことをやれるんだと言われますと答えようがないです。だから、そんなことを前提に聞くのは無責任であるということでじくじたる思いでありながらあえてお尋ねをいたしますが、それだけ余っているわ...全文を見る
○石破委員 そうしますと、ミニマムアクセス分はどれだけ備蓄に回るのでございましょうね。
○石破委員 そうしますと、大体十万トン、多少のアローアソスはあろうけれどもそんなものだということですね。  それで、政府米というのは百五十万トンプラスマイナス五十万トンであると。それで問題は、生産調整に参加したら本当に買ってもらえるのかねということだろうと思いますね。これはもう...全文を見る
○石破委員 そうであれば、まことに結構なお話だと思います。そうあれかしと願っております。ただ、そうならないことが私はあり得るだろう。そのときにどうするのかということを考えるのが政治の責任なんでしょうね。初めてのことなのでわからなかったじゃ済まない。やはりそのあたりの懸念というのが...全文を見る
○石破委員 量はどれくらいで、金額はどれくらいになりますか。
○石破委員 そうなりますと、実態、農協の経営というのは今そんなにいいとは思っていないんですよ。たしか四年連続減収、減益みたいな話、これでまた合併もどんどん促進をしていかなきゃいかぬ、金利の自由化にも対抗していかなきゃいかぬ、そういうようなことだろうと思います。そういうような農協を...全文を見る
○石破委員 そこで、もう一回新政策へ戻りますが、新政策を実現させるということ、つまり新政策が目指しておりますものは、個別経営体というのは十ヘクタールから二十ヘクタールくらいにいかなきゃいかぬ、個別経営体は十五万だ、そのうち三分の二は複合経営だ、組織経営体は二万であるということです...全文を見る
○石破委員 規模拡大については、いろいろな施策が今回も講ぜられておるところでございます。流動化についてもそう、権利の移転についてもそう。しかしながら、やはりその根幹にあるのは米価だと思っているのですね。それで、これがどうなっていくか。片一方でコストは半分にする、明確に言っているわ...全文を見る
○石破委員 これはもう局長から何度がお話を承ったことでございますし、今ここで繰り返してお尋ねをしようとは思いませんが、市町村で、本当に全員というか、農家が一緒になって、認定農家はここだよ、みんなでここに農地を集めて、L資金でも入れてこういうふうにやっていこうよという運動が盛り上が...全文を見る
○石破委員 最初に、歴史は繰り返すということをお話しをいたしました。そういうことがあってはならないというふうに思います。私どもはもう、次の選挙がどうしたとかいうようなこともそれはあるでしょうが、本当にこのままいくと日本の国はどうなるのかねということを、特に農業政策というのはそうだ...全文を見る
○石破委員 今回の阪神大震災は、いろいろなことを我々に教訓を与えたんだろうと思っています。やっぱり多極分散型の国土というのは、もう言い尽くされた話なんですけれども、これは本気でやらなければいけないねということなんでしょう。  私は以前、西ドイツのリゾート農村のビデオというのを見...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○石破委員 私は、ただいま議決されました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び日本共産党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にか...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○石破委員 要するに、今回の阪神大震災の教訓とは何だろうかということを我々はみんな謙虚に考えなきゃいかぬことだろうと思っています。何を学べばいいのか、何が我々に突きつけられておるのかということだと私は思います。  要するに政府というものは何をするためにあるのか、当たり前の話です...全文を見る
○石破委員 私は、照れたというお話、本当にそんなことがあっていいのかということなんですよ。そういうようなものなのかということなんですよ。(発言する者あり)素直に謝ればいいってものじゃありません。それは、新しく就任された総理大臣が、今まで反対を唱えてこられた。細川内閣の閣僚としては...全文を見る
○石破委員 私は、誤解をして物事を申し上げておるのではありません。素直にお認めになりましたから、これ以上の追及はいたしませんけれども、総理の言葉とはそれほど重いものだという認識なんです、大事なのは。  総理は、いろいろと答弁を訂正をなさいますよね。自分の真意はそうでなかったとい...全文を見る
○石破委員 そうであればまことに結構なことでございます。総理大臣だけではなくて、本当に地方組織に至るまで、これは与野党関係なくやっていくべきことである。社会党委員長としてそのことも御指示をいただき、本当に理解をすることが必要だと思っているんです。  今回、地域で自衛隊と共同訓練...全文を見る
○石破委員 私は、個々の労働組合まで、委員長として指示を出してください、そんなことをお願いしたりお尋ねをしたりしているのではありません。つまり、過去そういうことがあった、自衛隊と一緒にそういう訓練をやろうという国民の意識がやや乏しかったことに社会党のそういう従来の姿勢が影響あった...全文を見る
○石破委員 いい方に変わったんですから文句を言おうとは思いませんよ。しかしながら、そうであれば選挙のときにきちんとそうおっしゃって変わっていただきたかったなというのが私の本当の気持ちなんです。  民主主義というのは基本的に手続が大事なんですね。そのことを言われて、手続がけしから...全文を見る
○石破委員 プログラムはよくわかりますよ。要は、これをして消費税のアップを食いとめるとか、財政再建をやるとか、そういうようなことに直接結びつくものじゃないんだということなんです。確かに寄与する部分もあるかもしれないが、そういうような幻想というものを国民に与えちゃいけませんよという...全文を見る
○石破委員 そうですね。ですから、この間松田議員がお尋ねになったように、北鮮に十億ドル出すというのは本当に得心がいくかどうか私はわかりませんよ。そういうことはもう肝に銘じて答弁をいただきたいと思います。  お尋ねしましたのは、日本の役人は多いか少ないかというお話をお尋ねしたので...全文を見る
○石破委員 要するに、一口に公務員と言ったっていろいろなのがいますよと。国防職員、郵政、それから学校の先生、授業料も上がってきますよね、国立病院の職員の方、いろいろな公務員がいるのです。一体何をどうしようとしているのか。私は、意地悪な質問のようだけれども、総理にその数字をお尋ねし...全文を見る
○石破委員 総理の基本的な認識をお尋ねします。  先ほど来、行政の需要というのを考えなきゃいけないというお話がございましたね。今回の東京共同銀行でもそうなんですよ。東京都何してた、大蔵省何してた、監督不行き届きじゃないか、こういう話がありますよね。しかし、じゃ、銀行局の職員、こ...全文を見る
○石破委員 みんなうまい話というのは世の中のどこにもないんでしてね。つまり、行政改革というのをやっていくことは、ある程度行政サービスの低下、言葉は悪いかもしれない。しかしながら、それの裏返しとして自己責任ということが当然出てこざるを得ない。日本の役人の数は少ないという話がありまし...全文を見る
○石破委員 じゃ、まとめて大蔵大臣、伺います。  さきがけは、数値目標を出すべきだということを三党合意の後、言っていらっしゃいますね。さきがけの行革本部でそういう文書を出していらっしゃいます。一体幾ら削減できるのかという数値目標を示さなければいけない。「特殊法人改革によって数年...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたので終わりますが、大蔵大臣、一つだけ御答弁をいただけなかったんだが、要するに、金利が上がってからうわっと預金した人、そこまで保護する必要があるのかということなんですよ。要は、自由化というのは、規制緩和というのはハイリスク・ハイリターンの世界なんだという...全文を見る
03月14日第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○石破委員 今回の法改正もそうですが、一連の流れはやはり新農政の中にあろうと思っております。WTOもそうです。新食糧法案もそうです。今回の法案もそうです。  私はWTOのときからくどくお聞きをしておるのですが、米価は一体どうなりますかねということと、下支え機能はどうなりますかね...全文を見る
○石破委員 今回の法案についてお尋ねするのですが、先ほど千葉議員からもるる指摘がございましたように、本当に農家、農民のためにもなり、JAのためにもなりという一致点をどこで見出すかという話なんですね。さっきから、営農指導をもっと強化しろという話がありますよ。営農指導というのははっき...全文を見る
○石破委員 それでは観点を変えましょう。今回、不良債権、固定化債権と言われるものはどれくらいありますか。
○石破委員 それはいかなる要因によって固定化債権となりましたか。その分類はなさっていますか。
○石破委員 今一番問題になっているのは、そういう固定化債権をどうするかという話なんですよね。ラウンド対策でもそうでしょう。そういうような人たちをどうやって救っていくかということが大きな問題になっているのではないでしょうか。自己責任の部分と、そしてまた、どうやっていろいろなスキーム...全文を見る
○石破委員 このお話は、以前、共国債権買取機構のところでも議論のあったところですよね。これは農林中金も金を出していますから農協にも関係する話なんですよ。その共国債権買取機構なるものをつくるときに、本当にこういうようなスキームをつくって助けなければいけないのかねという議論がありまし...全文を見る
○石破委員 仕組みは確かにそのとおりなんですね。百万円の固定化債権を持っている、これを買ってくれないかという話で、不動産鑑定士とか税理士がそれを見て七十万円ということであれば、その七十万円をJAが融資をして買い取るというお話ですね。そのJAは債権を持ってそれの回収に当たる、こうい...全文を見る
○石破委員 これが時点のずらしということだけなのかなという疑念はあるのですよ。つまり、金融機関であるがゆえにこういう仕組みをつくってもらえるわけですね。だから、確かに時点のずらしてはあるのだけれども、こういう銀行であるとか農協であるとか、銀行のときもそういう議論があったでしょう、...全文を見る
○石破委員 大臣が質問の意味がよくわからないというふうにおっしゃいましたが、恐らくおわかりになっていてそうおっしゃっておるのではないのかなという気がするのですよ。どういう人を守っていかなければいけないのか。いろいろな利益がありますよね、みんながうまい話というのはないわけですから、...全文を見る
○石破委員 委員諸兄にはローカルなお話で大変恐縮でございますが、お許しをいただきたいと思います。  私は余り選挙区の話はしたくないのですけれども、私の選挙区に中浜農協なる農協がありまして、鳥取県は三つのJAにしてしまおうということで、東部JA、中部JA、西部JAということで、三...全文を見る
○石破委員 局長、言葉じりをとらえるようでごめんなさいね。同情すべき点が多々あるとは、どういうことですか。
○石破委員 ごめんなさい。これでこの問題は終わりますが、これは優良事例として全国に紹介されたこともある畜産団地なんですよね。これから次はこういうふうに豚を飼いなさいという当時の政府の方針もあったのでしょう。県の指導もあったのでしょう。もちろん、それがあったからといって、経営者とし...全文を見る
○石破委員 今、まさしく不動産市況というのが低迷した中にあって、本当にこれうまく動くのかなという懸念はどうしてもあるのですよ。共国債権買取機構でも農林中金が金を出しているわけですね。人も出している。だから、農協もこの機構に乗ってもいいわけですね。しかし、これの取り扱い事例というの...全文を見る
○石破委員 税理士とか不動産鑑定士とか、そういうのが評価をするわけですよね。これの評価がきちんとしたものでないと、これは全然意味がない話になりますね。これをきちんとしたものにして、ちゃんとこれが機能するような手だてというのはどのようなものが講ぜられておりますか。
○石破委員 これはやらなければいかぬものでしょう。私は反対をするものではございません。ぜひ、これによって農協の合併がさらに促進されることを私は個人的には願っておるものでございます。  さて、新農政の中で農協の位置づけというのはどうなっていくのでしょう。そしてまた、ラウンド対策六...全文を見る
○石破委員 後段の六兆百億円の中で、農協対策というのはどんなものがありますか。
○石破委員 ちょっと観点を変えてお尋ねをいたしたいと思います。  上野食糧庁長官お出ましですか。その新食糧法案というものの実体というのかな、これの中身は、新食糧法案を通したときにいろいろな議論をいたしました。ただ、私がまだこだわっているのは、米の値段どうなるんだろうねということ...全文を見る
○石破委員 農協というのが一番マスコミに載りますのは米価のときなんですよね。米価大会というのがある。幾晩も幾晩も徹夜をして、私も自民党時代に大河原大臣と一緒に、幾晩も幾晩もそういうことをやっておった人間であります。農協にとって、やっぱり米価というのは大事なものであるということなん...全文を見る
○石破委員 なかなか売れないんですよね。余っちゃった、どうにもならない。これが海外援助米になるという話が具体的になったという話も聞いたことがない。これどうやって国内に影響を与えないようにやっていくのか。余っちゃった場合にやはり百五十万トンの枠に組み入れられると思って間違いないので...全文を見る
○石破委員 飼料用にした場合のコストにつきましてはまた何かの機会に議論をしたいと思います。が、そうしますと、大臣のお答えを私なりの理解で申しますと、それは百五十万トンにはなるべく組み込まない方向でいくというふうに理解してよろしいのですか。
○石破委員 そうしますと、組み込まないということであれば、それは減反の強化ということもそんなに考えなくてもいい、そこまで神経質に考えなくてもいい、百五十万トンというのが丸々、丸々とは言いませんが、ミニマムアクセス分も入ってくるわけですから、それだけの余裕はあるということで、農蚕園...全文を見る
○石破委員 そうしますと、ミニマムアクセス分というのは、これはどれだけ百五十万トン分に組み込んでくるんでしょう。
○石破委員 この新食糧法案が通ることによって、それぞれの農家、それから農協、経済連、全農、これがどのような行動に出てくるだろうかということを議論しなければいけないと思っているのですね。  今売れるのは、結局それぞれに売れるとしたら産直で売るしかない、特栽米という形で売るしかない...全文を見る
○石破委員 価格破壊という言葉がはやりでありますが、これは米においても起こるのじゃないかなという気がするのですよ。  百五十万トン、これはプラス・マイナスは若干のアローアンスはあるのでしょうけれども、そういうことになってくると下支え機能というのがだんだん働かなくなってくる。そう...全文を見る
○石破委員 下支え機能というものが従来のように完全に働く、つまり米価というものよりも下回ることはないんだというのが今まででしたね。だけれども、これからは現象としてはそれよりも下のことが当然あり得るというふうな理解でよろしいですか。
○石破委員 これは大臣にはかねがねお願いを申し上げているところでございますが、要は、どうして農家の所得をふやしていくのかということを考えていかねばならぬのだろうと思っています。今、乳価の議論、畜産物価格の議論がございます。そしてまた、この後恐らく米価の議論もあるのでしょう。要は、...全文を見る
○石破委員 これをさらに進めていくためにはどうしたらよろしいのでしょうね。
○石破委員 今お尋ねをいたしましたのは、これから先農協というのがどうやって競争に勝ち残っていくか、そのためにどのようなことをしていかねばならないかということの一つとしてお尋ねをしてみたわけでございます。  例えば、これから先米を売る場合に、商社とも競争をしていかなければいけない...全文を見る
○石破委員 資金的にはどうですか。
○石破委員 そういうふうに自分の金を使ってやっていけるというところが農協のメリットなんでしょうね。自分の金というか、自分の中に置いてある金、そういうものでやっていかなければいけない。だから、農協というのはこれからやりようによっては十分商社とも対抗していける。  それから、新食糧...全文を見る
○石破委員 これは前に一回お尋ねをしたことがありますが、去年の米価のときだったかに、集荷手数料はだれがどこへ持っていったんだろうねという話があったのですね。その分のお金が出ます。よね、米価のときに。これは農協の方に聞いてみると、さてどこへ行ったのかねと言う人がおりましたが、これは...全文を見る
○石破委員 これは実際に汗を流して集荷をして歩いたのは農協の現場の職員でありますから、今の長官のお答えのように、きちんきちんと農協に行くということがなければならないというふうに思っています。  要は、どうやってコストを下げていくか。今の流通についてもそうです、手数料についてもそ...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたのでそろそろ終わりますが、要は、やはりこれからの時代というのは自己責任というものをきちんとするということだろうと思います。何でもかんでもみんなで面倒見ましょうという話ではない。それそれがきちんと自己責任を持って、そしてそのために努力をしたものが報われる...全文を見る
04月14日第132回国会 衆議院 環境委員会 第8号
議事録を見る
○石破委員 大臣、早朝から御苦労さまでございます。  世の中何が起こるかわからない時代になりまして、大変物騒になってまいりました。最初、本題とやや関係のないことでございますが、お許しをいただきたいと思います。  あしたは東京にとってはとても恐ろしい日だということが言われており...全文を見る
○石破委員 かつて、朝早くて初めてで混乱したという名答弁がございまして、ただ、やはり初めてのことに対応するというのがまさしく政治の役割であろう。混乱したのはだれかという議論は別にいたしましても、初めてのことに対応していくということをきちんとしていかなければいかぬ。  かつてミグ...全文を見る
○石破委員 大臣の御指摘のとおりかと思います。  要するに、意識調査を見ましても、例えば自動車の排気ガスというものについては、これはだれが当事者としてやるべきなんだろうか、だれが臭気対策を推進すべきか。自動車の排ガスの場合には、複数回答でございますが、国がやるべきだというのが四...全文を見る
○石破委員 ディーゼルに特定しましょうか。そのにおいとディーゼルとの因果関係というものはどこまで、どのように解明をされているものなのでしょう。文献を見ても、まだその牽連関係が明らかでない、こう書いてあるわけですね。  ただ、これだけ科学が発達している時代に、本当に牽連関係が明ら...全文を見る
○石破委員 まさしく移動発生源でありますからしてどこの車だかわからないわけですから、したがって、まさしく国の責務というのは重大だろうねということになるだろうと思います。税制の面も含めまして御検討いただきたいというふうに思っております。  それで、畜産につきましては、後ほど竹内委...全文を見る
○石破委員 一つお尋ねをいたしたいのですが、音痴という言葉を使っていいのかどうかわかりませんが、だんだん鈍くなってきているなということがデータとしては出ているようですね。特に若年層、子供たちについては、嗅覚がどうも不自由になっているという言い方が一番よろしいんでしょうか、なってき...全文を見る
○石破委員 特に都市と農村の共生という観点からもそういうことをやっていかなきゃいかぬと思うのですね。皆さんが都市と農村との共生とか一極集中打破とかいろんなことを言いますが、全然そんなことにはなってないわけですね。  私はよく農林水産委員会でも申し上げることでございますけれども、...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたので終わりますが、私は、この国が二十一世紀に生き残るというのは大変なことだろうと思っておるのです。今起こっているいろいろな事象というのは何となく、私の世代が言うのも変ですが、大正から昭和にかけて起こったことと恐ろしいほど酷似しておることが起こっておりま...全文を見る
○石破委員 私は、ただいま議決されました悪臭防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び日本共産党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。...全文を見る
05月10日第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○石破委員 私は、質問時間は三時、十五時からいただいておったわけでございますが、今十五時十五分でございます。矢上議員が五分間短縮をされましたので、本来は二十分おくれておるわけですね。私も九年間議員をやらせていただいておりますが、こういうようなことはめったになかったことでございます...全文を見る
○石破委員 それで、午前中からいろいろと御質疑がございます。主な論点も出尽くしたと思いますが、おさらいの意味でもう一度幾つかお尋ねをいたしたいと思います。  ここ数年来、米の自由化をしないんだ、例外なき関税化をしないんだということで、本当に熱い議論がございました。ただ、WTO協...全文を見る
○石破委員 確かに大臣御指摘のように、だれにどういうメリットがあるかと聞かれましても、こうこうこういうメリットがあるのだということを言うのはなかなか難しいことだろうとは思います。が、結局、こういうものは自己責任の原則というものをある程度正面に出してくるということだろうと思っていま...全文を見る
○石破委員 これはもう何度も質問が出たことでございますが、もう一度確認をいたします。  計画外流通米というのはどれくらいあるのだろうかということですね。要するに、これは現状追認とある程度似たような話だろうと思っているのですよ。現状に法律を合わせたというふうに言っても構わぬだろう...全文を見る
○石破委員 実際やってみなければわからぬ面がたくさんあるだろうとは思っているのですよ。それは米価をどれくらいにするか、政府の百五十万トンをどれくらいの幅で振らせるか、また助成金をどうするか、そういうようないろいろなファクターが入ってきますから、長官のおっしゃるとおり、やってみなけ...全文を見る
○石破委員 それじゃ、ちょっと観点を変えて質問をいたします。  行革というお話がございますよね。これは行革に関連してやることだ。さあ、その行革の精神というのは、もう何でもいいから役人を減らせばいいというような語だとは私は当然思わないし、数を減らせばそれでもういいのだというような...全文を見る
○石破委員 そうですね、これは今何年ごとに改定をなさっていますか、そしてまたそのコストは償えておりますか。
○石破委員 後ほどで結構です、別に今示してくださいとは申しません。どれくらいのコストがかかっているのか、その内訳はどういうものであるのか、本当に償えているのか。結構高いお金なんですよね、これは。先ほど申し上げましたように、これはもう行革という観点でとにかく減らせばいいとか、そんな...全文を見る
○石破委員 そうしますと、そういうような手法でこれから先も、人員削減という言い方はよくないですな、合理化というのを図っていかれるということでよろしいですか。
○石破委員 これから先は退職者は多くないということになりますと、これから先はそんなに減らないよ、こういうことでよろしいんですか。
○石破委員 話をもとへ戻します。  検査の意義というのは何なのだろうかということなんですが、これは結局生産者と消費者の信頼というものをつなぎとめるというのが検査だろうと思っているのです。お互いの信頼感を担保するものが検査であるということだろうと思います。  さて、午前中から何...全文を見る
○石破委員 それは、氏素性は全然わからないです、やってみても。それを表示することも不可能です。ただ、検査米と未検査米がまじってますよということは明らかにする必要があると思うのですが、どうですか。
○石破委員 次に、三点セットですね、何度もお話が出ています三点セット。これもいろいろな関係方面の意見を聞きながら検討してまいりたいということだろうと思いますが、やはりこの三点セットというのは、きちんと表示をするという方向であると思ってよろしいのでしょうか。
○石破委員 新潟コシヒカリというのは、実際とれる量の何倍も出回っているぞという話がよくございました。実態はよくわかりません。どういうふうに把握をしていらっしゃいますか。要するに、もうどう見たってこれだけしか生産されていないのにその何倍も流通しているわけですよね。そういうことがある...全文を見る
○石破委員 その三点セットをなるたけわかるように表示をしようということに努めても、実はその何倍も出回っちゃうと看板に偽りあるということになって、午前中どなたかおっしゃったかのように詐欺みたいな話になってくるわけですね。今の時点では、何倍あるか全然把握をしておられないということです...全文を見る
○石破委員 ですから、その三点セットを表示するという方向で検討するにしても、それが間違いなくそうであるということが担保されないと、何のために三点セットをそろえたんだか全然わからないわけですね。間違いなくその三点セットが看板に偽りないということを担保するためにどのような方策が考えら...全文を見る
○石破委員 次に、先ほどの千葉委員の質問にもございましたが、安全性ということにつきましてお尋ねをいたしたい。  本法とは直接関係を持つものではございませんが、ミニマムアクセスでお米が入ってくるわけで、これの表示は、産年、原産国というものは表示をされることになりますか、なりません...全文を見る
○石破委員 要するに、ミニマムアクセスで入ってきたものを売れなきゃぐあい悪いわけですよね、これは。とにかく流通ルートに乗せなければいけない。倉庫に積んでおけばそれでいいというものではない。それであれば大変結構な話ですが、そういう話にもならないというのがずっと議論になったところで、...全文を見る
○石破委員 くどいようですが、その結論は大体どこをめどにしておられますか。いつごろをめどとしていらっしゃいますか。
○石破委員 さて、安全性のお話です。これは本題とは少し違いますが、この機会にお尋ねをしておきたいと思います。  おととしの十月のことですが、テレビや新聞でかなりショッキングな報道がされて、コクゾウムシという聞いたこともない虫の名前を我々も覚えさせられることになりました。ある民間...全文を見る
○石破委員 そうなんですよ。確かにそのとおりなんだ。ただ、それを個々に見ると、つまり全部ませると基準よりも下回る、しかしならさないでそれぞれ抜き取ってやってみると基準よりも上ということがある。それは事実ですか。
○石破委員 この点は私も結構びっくりしてしまいまして、それがそうではないんだ、今のままで十分安全なんであるということを国民にもっと周知徹底した上でないと、輸入米というのはなかなか売れない。これは危ないんだってよという話が少しでも出ますと、みんな買わなくなってしまう。それでなくても...全文を見る
○石破委員 しかし、その条件不利地域の水田稲作をどうやって守っていくかということに関連すると思っているんですよ。私は、ずっと前から申し上げているように、安易な直接所得補償というのはすべきじゃないというふうに思っているんですね。そういうようなことは納税者の理解も得られるものではない...全文を見る
○石破委員 時間も残り少ないので、米政策全般について一つだけお伺いをしておきたいと思います。  自由民主党の総合農政調査会長が山本富雄先生の御逝去によってかわられまして、それのインタビューを見ておりますと、これからは価格政策なんだ、こういうような御発言がございました。大きく活字...全文を見る
○石破委員 具体的な検討をしておらないというお話でございます。ただ、これはやはり積極的に考えていかざるを得ない問題ではないのかなというふうに思っています。  私は、以前大臣から、やはりこれから先は所得政策というものを考えていかなきゃいけないんだ、価格だけでやっていくことには限界...全文を見る
○石破委員 今回農産物検査法も変わるということで、大体いろいろな法律が出そろう形になります。  収入保険の話に話を戻しますが、大臣、そういうような概念についてどのようにお考えですか。つまり、やはりこれから先、所得が減った分については何らかの形で補てんをしていかないと、営農を続け...全文を見る
○石破委員 確かに、大臣がおっしゃるように、メリット還元をどういうような割合で行うかということでずっと今までやってまいりました。言われておるように、一生懸命努力すればするほど収入が減るとは何ということだ、こんなことじゃばからしくてやっていられないという議論を私どももずっとしてまい...全文を見る
○石破委員 最後に余計なことをお尋ねをして恐縮でございましたが、どうしても私はこの六年間というものに新しい農業、農村というものをきちんと築いておかなきゃいけないというふうに思っております。そして、それは与党も野党も問わずに、本当に農家、農民の皆さん方に向かって、こういうふうになら...全文を見る
05月11日第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○石破委員 参考人の皆様、御苦労さまでございます。私も時間が十五分でございますから、手短に質問をさせていただきます。  まず、有賀参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  今回の新食糧法案並びに本検査法の改正案、生産者にとってどうやってこれを利益がある方向に導いていくのかとい...全文を見る
○石破委員 もう一点ちょっと教えていただきたいのですが、JAとして独自に検査体制みたいなものを組んでいく、JAの規格のようなもの、そういうようなものを導入するというようなお考えはおありですか。お話の中では公的な認証というものを義務づけるべきであるというような御趣旨であったかと思い...全文を見る
○石破委員 続いて野村参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど来、三点セットというものは必要だよというお話がずっと出ておりますが、実際問題、銘柄はもう百何十種類とあるわけですね。それぞれのお店屋さんにしてみますと、本当にそういう品ぞろえがちゃんとできるのですかねというこ...全文を見る
○石破委員 三点セットが明示されるのが一番いいわけですが、実際問題なかなか難しいねという気がしているのですね。そこをどうしてやっていくのか、これからまたお知恵をいただきたいと思っております。  今お話にございましたように、じゃ、新潟産コシヒカリといって本当にそうかねというような...全文を見る
○石破委員 そういたしますと、今表示ができますのはいわゆる大型精米業者に限られている、五十馬力以上のを持っていなければいかぬ。考え方として、これを小売まで広げていったらどうだという考え方も片方にあるわけですね。今のお話を進めますと、それはもう自己責任の原則で、妙なものを売ったらば...全文を見る
○石破委員 角田参考人にお尋ねをいたします。  麦の成分検査の導入についての御意見がございました。これは、国産麦というのがいかに競争力がないかというのは毎年毎年麦の値段を決めるときに痛感をすることでございます。オーストラリアのASWと競争してやってみても、どう見たって、焼きたて...全文を見る
○石破委員 それでは、最後に和田参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  輸入米の表示についてですが、原産国、産年というものを表示すべきだ、こういうようなお話でございました。それはそうだろうと思います。ただ、アメリカといってもいろいろなところがあるわけで、アーカンソーもあればカ...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、いずれにしても、新食糧法案、そしてこの検査法改正案、今までのやり方を根本的に変えるものだと思っております。生産者にも消費者にもきちんと利益がある。それは、私どもが堅持していかなければいけないのは、いろいろなことがございますが...全文を見る
05月31日第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○石破委員 今から五年前にやはり同じ改正がございました。私はそのときにも質問に立たせていただきまして、当時は大臣が山本富雄先生であり、構造改善局長は片桐さんでございました。そのときに交わした論議と五年たって今交わしておる論議、余り実は変わっていないねという気を正直言って持っており...全文を見る
○石破委員 前回そういうような改正をして、これでいけるかというお話でしたが、今回さらに改正をすることになった理由は何ですか。
○石破委員 政策年金でございますから、そこに国庫補助の正当性も見つけられるものであろうというふうには思っております。  午前中に、朝の一番に栗原委員から御質問があった中で、鉄道共済年金のお話がございました。この点は私も五年前にお尋ねをした点でございますが、鉄道共済年金が支払い不...全文を見る
○石破委員 これは、私見を申し上げて恐縮でございますけれども、やはり私はもう年金というのは、確かに政策の発現も重要です。それなりに一生懸命やっていかねばならない、規模拡大をしていかなければ日本農業はやれないことはわかった話でございますから。しかしながら、そのことの効果が本当にトラ...全文を見る
○石破委員 そうしますと、先ほど申し上げましたように、六十歳未満、まさにこれから育てていかなきゃいけない若い担い手、これは七十四万人から三十九万人に男子は減る、女子は八十八万人から四十三万人に減る、こういうことになりますと、農業生産はどうなるのですか。
○石破委員 このままいきますと、この数字がこのまま実現するとすれば、自給をしていかねばならないという米の生産だってかなり危なくなってしまうのじゃないかなという危機感が根底にあったと思うのです。これは前も委員会でお尋ねをしたことでございますが、六十歳未満の人間がこのままいくとこれだ...全文を見る
○石破委員 やはりこうあるべきだという目標を示して、それに至る努力というものを常にしていかねばならぬであろうというふうに思っております。  私の理解では、やはり平成十二年にこれでは困るのだということで新政策を展開し、それを成就するために、その中の一環としてこの農業者年金というも...全文を見る
○石破委員 それでは、各論を幾つかお尋ねをさせていただきます。  その前にもう一つだけ申し上げておきます。私どもいつも考えるのですが、日本の国にとって一番恐ろしい年というのは、実は二〇二五年ではないかということを考えているのですね。二〇二五年というのはどういう年かというと、地球...全文を見る
○石破委員 そこで、どういう方が意欲と能力のある後継者なのかということなんです。だれでもいいから継いてくれという話にはならないわけで、今は別にほかの人のもとで働いていていいわけですし、農業専業でなくてもいいわけです。  にもかかわらず、それを全部取っ払ってしまって、ではこの人は...全文を見る
○石破委員 そうしますと、確認いたしますが、農業者年金に入ろうという意思表示でよろしいということでございますね。
○石破委員 似たようなお話なんですが、第三者移譲の相手方で新規参入者を加えるということでございます。その点につきましては、これまた似たような話で、意欲、能力をどのように考えたらいいのか、政令にどのようなことを定めてそれを決めるのかという問題であります。  確かに新政策というもの...全文を見る
○石破委員 そうしますと、その前に一年間従事すること、もしくはばらばらでもいいから三年間続けて農業をやっているということが政令に定められるということでよろしいんですね。
○石破委員 大臣にお尋ねしたいんですが、Uターン就農者というんですね、これはなかなかふえないんですね。ずっとトレンドで見ましても飛躍的にふえたということはないわけです。特に若い方が、それじゃ農業をやろうかというふうにしてUターンしてくる、これは余りふえていない。これはなぜだとお思...全文を見る
○石破委員 それでは、次に女性問題に入ります。  今回女性も加入できることになった。別に今まで加入できなかったわけじゃないんですが、農地を持っていないからだめだという話だった。女性が農地の名義を持てない一番の理由は何であったとお思いになりますか。
○石破委員 平成四年六月に出ました「新しい農山漁村の女性」というレポートが農水省から出ておりますよね。ここに、その新しい農山漁村の女性とはどんなものだといいますと、「自分の生き方を自由に選択し、自分の人生を自身で設計し、その結果、自信と充実感をもって暮らしている姿。」というものを...全文を見る
○石破委員 女性の役割というのは、今、日出さんがおっしゃるように、積極的に評価をしていかねばならない。中核農家という定義も今どうなったのか知りませんけれども、その中に女性も入れていくという考え方もあっていいでしょう。そしてまた、今は女性が一応形だけ給料をもらう形もありますが、それ...全文を見る
○石破委員 これは、農業者年金のあり方自体とあわせまして、もう一度私どもも議論をさせていただきたい点だというふうに考えております。  もう一度女性の話に戻って恐縮なんですが、家族経営協定というようなものですか、そういうものが必要だということになろうかと思いますね。これは内容はど...全文を見る
○石破委員 それでは、残余の時間で米の援助問題、そして麦価についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  先般、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国から代表団がおいでになりまして、渡辺元副総理初め与党の皆様方に、お米を貸してくださいというお申し出がございました。これはそのとおりじゃ...全文を見る
○石破委員 これから先は何が起こるかわからぬ世の中なんですね。まさか一年前に、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国から米を貸してちょうだいなどという話があるとはだれも思わなかったし、我々がどんなに尋ねても、いや、我が国は豊作であって、人民には食糧が行き渡っているんだ、こういうお話であっ...全文を見る
○石破委員 技術的に種々困難な問題はあろうと思いますが、これはもうぜひ国民の納得のいく形で、こういうようなものだよということで解決をしていただきたいと思っております。  これは意地悪な人に言わせますと、渡りに船みたいな話だ、これでだぶついている海外から来た米が片づくねというよう...全文を見る
○石破委員 では、最後にお尋ねをいたします。今大臣もお触れになりましたが、期間借地ということでございます。  やはりこれを推進していくということが麦作における展望の大変大きな課題ではないかと。特に内地においてはそういうものをやっていかなきゃいけない。しかしながら、それで得をする...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。以上で終わります。     〔鉢呂委員長代理退席、委員長着席〕
06月29日第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
議事録を見る
○石破委員 御苦労さまでございます。  私も米価に携わって十年目になります。農林水産委員会に籍を置いて八年目になりますが、以前からこの日に委員会をやるというのはどういう意味があるのかなという気がしています。つまり、この時間に米審が開かれているわけです。以前は国会議員も米審の委員...全文を見る
○石破委員 官房長、ちょっとお尋ねしたいのだ。これから先、また十一月に決めますよね。確かに今政務次官がお答えになったとおりです。建前はそうでしょう。私が政務次官でもそう答えると思います。ただ、実際にずっと長い間やってみて、実際もう諮問案が出ている。午前五時とか六時とか、そういう時...全文を見る
○石破委員 まことに官房長のおっしゃるとおりなんですよ。けさのニュースを見れば、もうこれで決まったというふうに書かれるわけです。これだけ下げなければいけないのに政治加算がなされたというふうに世間には報道されるわけですよ。実際にやっていらっしゃる行政当局も与党の皆さん方も非常に心外...全文を見る
○石破委員 食糧庁、同じ質問をしましょう。米価というもののそもそも持つ意味を何だととらえていらっしゃいますか。  つまり、私の理解では、これだけ、七割が自主流通米なんですよ。米価というものがかつてのように政府米が多くを占めておったときはそういう意味があったのでしょう。だけれども...全文を見る
○石破委員 そうでしょうね。下支えの意味だと思うのですよ。確かに所得補償機能とかいろいろな機能があったのですが、もうそれはかなり意味が失われてきたと思っているのです。要するにその下支えの機能というのが最後に残ったのだろう。これがことし最後の米価として、下支えとして決めたんだという...全文を見る
○石破委員 パーセントにするとどれぐらいになりますか。
○石破委員 これは私の聞き間違いかもしれませんよ。五年産は大不作だった、六年産は大豊作だったと。その中で生産費を計算をしてみますと一五%ぐらいどおんと下がるんだということを聞いたことがありますが、これは違いますか。
○石破委員 それぐらい下がりますよね。で、それを地域方式におろして三年平均でとってというような作業をその後やるわけですね。で、その生の数字で見れば、五年と六年では一六%というぐあいに下がってくるんだと。それは大豊作と大不作ですからそうなるでしょうよ。で、それを今度は地域方式で九ブ...全文を見る
○石破委員 その方式はよく存じておりますので、とにかく統計情報部がその数字を出して、それを食糧庁に持っていってそういうふうに直すわけですね。  これ、私の実感からすると、マイナスの三・四というのは、あれ、こんなに小さいかなという気がするんですよ。もう少し単純に計算をしてみるとも...全文を見る
○石破委員 後でもう一回精査をさしていただきたいと思いますが、それでは据え置きで出したわけね、諮問案を。で、三・西下がるはずのものが据え置きになっているということですな。  これは、私どもも据え置いてくださいという要求を出しています。そのとおりにしていただいて結構なことだと思っ...全文を見る
○石破委員 御苦心なさったのはその理由だと思うんですよ。選挙があるからとか、そんなこっちゃないんだとわかっています、それは。よくわかっていますよ。しかし、そこに本当に、これは国民の税金の話だから、理屈の立つ話でないとまずいんですな。で、それはもうみんなが一生懸命理屈を考えるという...全文を見る
○石破委員 何に対して生産者は不安を持っていると思いますか。どういう事態を恐れていると思いますか。
○石破委員 次官のおっしゃるとおりですよ。要するに、生産者が抱いている不安というのは、何がどうなるかわからないということなんですよ。米価が暴落をするんじゃないかということに対する不安なんです、どうなっていくのか。ですから、もう去年のWTOのときから、暴落防止措置はどうなっておりま...全文を見る
○石破委員 そういたしますと、地域方式についてお尋ねしましょう。  ことしも地域方式でいくということでありました。しかしながら、生産者の方から見ると、これではとても償えないというような声が出たようですね。米審に資料として、一体どれだけの農家のコストを償っているのかという資料を御...全文を見る
○石破委員 それだけしか償っていないわけですよね、実際問題として。これはおかしいじゃないかという議論は前からあるわけです。平均以上の、要するにそのサンプルになるのは記帳ができる農家ですからね。それでも結構いい農家ですよ。そしてまたその中で平均以上というものをとっていくわけだから、...全文を見る
○石破委員 わかりました。そういうお答えしかできないでしょう。実際これしかなかったのですよね、今の中では。  それじゃ、観点を変えます。コストを償えないわけですよ、実際、ほとんどの農家において。実際問題としては償えていないわけです。償えていないにもかかわらず、ずっと続けているわ...全文を見る
○石破委員 これは、どなたにお尋ねしたらよろしいのでしょうね。新農政の実現の目標年度というのは二〇〇〇年で間違いないですか。
○石破委員 これは何度も議論することなのですが、本当にこれを実現させなきゃいかぬという心構えがあるとするならば、この米価の持っ意味というのをそれにどう生かすかということは、やはりきちんと打ち出していかなきゃいかぬと私は思っているのですよ。  二〇〇〇年といったらあと何年ですか。...全文を見る
○石破委員 その問題については、後でお尋ねいたします。  構造改善局長。米価と規模拡大というのは、どういう関係になると思われますか。  つまり、耕作放棄地が続出してはならぬという話がよくありますね。米の値段が下がっちゃった、もうこれじゃやれないということで規模拡大になれば結構...全文を見る
○石破委員 これはとりあえず生産者米価とはおいて考えましょう、自主流通米の方が主流ですからね。要はその価格政策と構造政策がどのように折り合って新政策を実現させていくのかなということなんですよ。財界の一部が言いますのは、もう値段下げてしまえ、そうしたらばどんどん規模拡大するだろう。...全文を見る
○石破委員 私が妙な思い入れを新農政に持っているというふうにお思いになるかもしれませんが、やはりこれは二〇〇〇年までに少なくともかなりの部分実現をさせなければいかぬものだと思っているのですよ。それがなければ日本農業というのはあすがないというふうに思っでつくられたと思うのですよ。政...全文を見る
○石破委員 ならすと十万トンとしましょう。十万トンが備蓄ですね。平均すると五十万トンが流通に回るのですね。いいですか、確認しておきますよ。
○石破委員 今えらく売れ残っているのがありますよ。北朝鮮に出す、出さないは別にしてですよ、これは百五十万トンには食い込んできませんね。枠外ですね。
○石破委員 結構です。しかし、十万トンを備蓄に回す、五十万トンは流通するという話ですが、とにかく輸入米というのは売れないですよ。実際売れない。この間人から聞いた話ですが、スペイン料理屋に行った。そうしたらパエリヤが出てくるわけですね。スペイン米かタイ米かと思って喜んで食べてみたら...全文を見る
○石破委員 いや、私がお尋ねしたいのは、余るうが何しようが、それが百五十万には食い込まないのですかと聞いているのです。戻ってくることはないですねと聞いているのです。
○石破委員 結局、下支え機能がきかないのじゃないかと思っていますのは、極端に言えば、自主流通米の価格が政府米以下になることだってあるだろうと私は思っているのですよ。理論としてはあり得るだろうと思っている。そういうときには、本当に米価が恐ろしく下がってくる事態になるのじゃないかとい...全文を見る
○石破委員 農蚕園芸局長、一人一人の農家にもその責任を負わせるんだということになりますね。これが損か得か、参加するかしないか自分で考えてくれ、こういうことだろうと思うのですよ。やはりつくるからには、そして所得を得るからにはそうでなくちゃいかぬということなんでしょうね。しかし、そこ...全文を見る
○石破委員 センターが今回は法的に位置づけられた理由というのは、一つは、私設市場に対してセンターというものをきちんと法的に位置づけるという意味があっただろうと思っているのですね。しかし、それが本当に今の需給を反映した価格になっているかというと、やはり値幅制限がありますよね。回数も...全文を見る
○石破委員 それが本当に適切な価格を反映するようにやっていきませんと、今おっしゃったように参考にするといっても何を参考にしていいんだということになるわけで、これはまた後ほどの委員会でさらにただしてまいりたいというふうに思っておりますが、そのことはぜひ念頭に置いていただきたいという...全文を見る
○石破委員 わかりました。入ってないのですね。そうすると、今の予算の中からやりくりする、こういう話ですな。  しかしながら、これは新食糧法とラウンドと全然別物だと私は思ってないのですよ。別物だとは思わないですね。やはりそれは一体のものだと思いますよ。ラウンド受け入れをして、そし...全文を見る
○石破委員 国家として承認していないものが相手方であっても、今の法律で技術的に可能ですか。それだけ答えてください。
○石破委員 時間が参りましたので、まだまだお尋ねしたいことはたくさんあるのですが、午前中小平委員からも指摘があったと思いますが、国民の財産である、政府が持っている米なんですよ。そして相手は未承認国家なんですね。ここに対して援助を行う、行わない。日本人は人道という言葉が出ますとかわ...全文を見る
11月08日第134回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○石破委員 野呂田大臣が新しく御就任になりまして、先ほどごあいさつがございました。前任の大河原大臣には私も長い間御指導をいただいてきて、大体どういうような農政をやろうとしておられるのかわかっておるつもりでございましたが、さて野呂田農政というのは何をおやりになろうとしておられるのか...全文を見る
○石破委員 きょうは生産者の皆さん方の大会もございまして、与野党それぞれの政党の代表が出て、決意表明というのをしたわけですね、決意表明というのか、政策の表明というのか。私も新進党を代表して出たんですが、そこでまず冒頭におわびを申し上げたのは、だれも前の選挙において新食糧法案なんて...全文を見る
○石破委員 話が少し戻りますが、今まで我々は食管堅持と言ってきたわけですね。間違いなく、どの政党もそう言ってきた。自民党もそう言ってきたし、いろいろな新しい政党も、社会党ももちろんそういうことを言ってきたわけですよ。今回の新食糧法案が現状を追認しただけだという説と、そうじゃない、...全文を見る
○石破委員 大臣の御答弁のとおりで、政府の責任というのが全く変わったということで、実は本質的に全く違うものができたのだろうと思っているのですよ。だから、食管を堅持するというのはかなり変わってきた、半分、政府の役割という意味では変わってきたというふうに認識をせざるを得ないと思うので...全文を見る
○石破委員 共補償のお話はまた後ほどいたしますが、とにかく現行は確保してくれという話ですよね。少なくとも現行は確保してちょうだいなと。これがまた財政当局に行きますと、助成金漬けはけしからぬ、こういうお話になりまして、助成金はどんどん削られているわけですね。最低でも今のでなければい...全文を見る
○石破委員 今、助成金は総額幾らですか。
○石破委員 要はこれを、本当にみんないろいろなことを言います、適正な助成水準を確保するといって。これを仮にふやさなければいけない、私はふやさなければいけないのだろうなと思っておるのですよ、ある程度は。そして、特に中山間地の要件は緩和をしないとなかなかこれは難しいです。事務も非常に...全文を見る
○石破委員 農産園芸局長、すごく細かい話になって恐縮なんですけれども、例えば高度水田営農推進助成というのがありますね。これは現場ではどんな話になっているかというと、とにかくややこしいの何のということなんですな。これは何とかならないのかな。確認するのは市町村の役割ですから、これも確...全文を見る
○石破委員 この話、地域営農推進助成ですか、これは共補償にかかる分ですが、ここは使途制限を撤廃しないとどうにもならないのじゃないかということだと思うのです、共補償と絡めようと思いますと。そういう細かなものもあわせて提示をするということが必要なことじゃないのかなと思いますが、その用...全文を見る
○石破委員 それをあわせて御提示をいただきたい。  助成額というのはまだわからないですが、私は本当に、いざというときに財政当局がうんと言いませんでしたなどということは言ってほしくないのですよ。特に政府・与党、与党の皆様方、これは皆様方が大蔵省を使っているのですからね、皆様方の政...全文を見る
○石破委員 そうしますと、住専のお話もしたいのでちょっと急ぎますが、政府米買い入れ価格、政府米の意味、もう一度確認をしたい。  つまり、今までは下支えという意味を持っていたわけですよね。最低保証でもあったわけです。そしてまた政府の責任のあかしみたいなものでもあった。今度の政府米...全文を見る
○石破委員 これはもう何度も聞いたのですが、もう一回聞きます。  だれの再生産を可能にするのですか。つまり、この文言は最初はなかった、最後になって入った、間違いないですね。そのときに、だれの再生産を可能にするのかわからなければこんなもの意味ないじゃないかというお話をしたんだが、...全文を見る
○石破委員 禅問答みたいな話でありますが、要するに、今まで地域方式とか一・五ヘクタールとか、いろいろな話をしてきたわけですよね。どうもこれ、すらっと読みますと、日本全体の米穀の再生産を確保するというふうにしか読めないのですよ。国全体で再生産が確保されればそれでいい、こういうふうに...全文を見る
○石破委員 そういうことなんでしょうね。  そうしますと、その出来秋との間にかなりの差がありまして、基準点のとり方いかんによっては物すごく下がるということも理論的にはあり得ることなんだろうというふうに私は思っているのですよ。  それとの関連でお聞きをしたいのですが、私、これは...全文を見る
○石破委員 コストを半分にするというふうに新政策では言っておるわけですから。しかし、それが農家所得の減少にならないためにどういうような仕組みが組めるのかなということを考えていかなければしょうがないのだろうなというふうに思います。米価を決めるときに、従来もいろいろな議論がなされてき...全文を見る
○石破委員 ですから、何だかんだ言ったって、日本というのは要するに、一番賃金が高くて、土地も一番高くて、税金も一番高いという話ですから、そんなところでやるよりはと、こういう話になるわけですよね。企業が来たくなるような税制にしなければしょうがないでしょうがということなんだと思うので...全文を見る
○石破委員 大蔵省にお尋ねをしたい。  大和銀行の話で、日本の常識は世界の非常識みたいな話で、日本じゃえらい厳しい処分だなと思っていますが、向こうにしてみれば、よくもよくもこんなことをやってくれたな、主権国家のアメリカにおいてよくもこんなことをしてくれましたねというようなことな...全文を見る
○石破委員 これは、日野委員長もメンバーでいらっしゃると思います。そういうような事実はないということでありますから、ないのでしょう。与党でそういうようなお話をされたこともないのでしょうし、政府がお入りになってやられたことも全くないのでしょう。そのように理解をいたしておきます。よろ...全文を見る
○石破委員 であれば、子会社の話をしているのじゃなくて、どんな指導をしてきましたかと聞いているのです。
○石破委員 どうもこの通達は、きちんと守られていなかったし、出した大蔵省自体がそれを実行してこなかったのじゃないのかねという気がするのですよ。子会社とかそんな話をしているのじゃなくて、関連会社というのはそういうものだという話になっているわけですから、どういうような指導を今までやっ...全文を見る
○石破委員 そうしますと、立入調査の結果として再建計画が出たわけですね。そうですね。
○石破委員 日住金の場合、どうです。
○石破委員 立入調査をされて実態を把握されて、それで再建計画をおつくりになったわけですね。それで、問題になっております銀行局長と経済局長の間の文書が取り交わされたわけですね。それでよろしいですね。
○石破委員 その再建計画がうまくいかないわけですよね。  さてそこで、お話に出ております二月三日付寺村銀行局長と眞鍋経済局長の間の覚書、「大蔵省及び農林水産省は、」何々の、何々というのはまあいいですが、「再建支援について、下記により、それぞれ誠意をもって、当事者間の協議が円滑に...全文を見る
○石破委員 「責任を持って」というのは、何にだれが責任を持つのかということなんですが、再建計画に沿って母体金融機関が責任を持って対応していく、こういう話になっておって、もう一度繰り返しになりますが、「大蔵省は、農協系統に今回の措置を超える負担をかけないよう責任を持って指導」する、...全文を見る
○石破委員 大蔵省、どのようにお考えですか。
○石破委員 今のお話、農林省と大蔵省で違いませんか。再建計画ができた場合には責任を持ってと今おっしゃいましたよね。私が聞いたのは、系統機関に迷惑が及ばないように、今回の措置を超える負担をかけないよう責任を持って指導するということはそういうような意味ではないですか。今の室長のお話だ...全文を見る
○石破委員 経済局長、どうですか。
○石破委員 どうも両省のおっしゃることは必ずしも一致していないような気がして仕方がないのですが、私は、今堤さんがおっしゃるようなことだろうと思っているのですよ。また農協系がわあわあ言っているとかなんとか、そういうような論調もないではないけれども、だけれども、これはこういうような覚...全文を見る
○石破委員 これもだれが悪いの何のかんのと言っても仕方がない話でして、要は、バブルに踊ったツケというものをだれが払うのだろう、こういうことだろうと思っているわけであります。  これは一つだけ大蔵省にお伺いしたいのですが、不動産に対する融資が規制されましたときに、系統はその外だ、...全文を見る
○石破委員 そうしますと、それから急に系統の住専に対する貸し出しがふえたのはなぜですか。
○石破委員 そういうようなお話だったのですが、なかなかそういうことにならなかったのでこういうような事態になってしまったわけですよ。  公的資金をどうするかという御議論も遠藤委員の御質問の中にございました。私どもは、少なくとも公的資金を導入することについては極めて慎重でなければな...全文を見る