石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第140回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石破委員 本日はお時間をいただきまして、第一にナホトカ号のお話、第二に、重複をするかと思いますが、沖縄の問題、第三にガイドラインの問題、三点お尋ねをいたしたいと思っております。  先々週のことであったと思いますが、衆参両院合同でナホトカ号の現場へ行ってまいりました。御報告は総...全文を見る
○石破委員 外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  これは報道ですから、私はじかに確認をしたわけではございません。この事故が起こりまして、アメリカの方から機材提供の申し出というものはございましたでしょうか。  なぜそのようなことをお尋ねするかと申しますと、阪神大震災が起こ...全文を見る
○石破委員 時間の制約上、次の話へ行かせていただきたいと思います。  上原委員あるいは堀込委員の質問と重複をする点があろうかと思いますが、観点を変えてできるだけ質問をさせていただきたいと思いますので、御了承をいただきたいと思います。  五月十四日に本当に間に合うのかということ...全文を見る
○石破委員 恐らくそのような御答弁がぎりぎりかと思いますが、しからば観点を変えます。  土地収用委員会の持っておる権限とは何ですか。
○石破委員 ただいま大臣がお答えのとおり、結局せんじ詰めれば、価格が適正であるか、賃貸料が適正であるかということ、そしてその期間はどうであるか。かつて十年が五年に変わったことがございますけれども、せんじ詰めればその二点であろうというふうに私は理解をするわけでございます。  だと...全文を見る
○石破委員 ある程度は減るだろうと思いますが、どれだけ減るかという問題でございます。  このたびの総理の御決断というのは、今までいろいろなことが言われていたが、それは、たとえお金がかかっても、その分はやっていくんだということに大きな意味があるだろうと思っているのですね。つまり、...全文を見る
○石破委員 今総理からお答えをいただきました朝鮮情勢でございます。  私は、冷戦が終わったということは一体どういう意味を持つものであるかということを、もう一度考え直してみなければいけないことではないかと思うのです。冷戦が終わったから世界が平和になったとか、冷戦が終わったからアジ...全文を見る
○石破委員 アジアにおける信頼醸成システムというものは、本当に構築可能なものであろうかということを私は思っておるのであります。できれば大変に結構なことでございますが、現実を直視してみますと、これは、ヨーロッパにおけるOSCEのようなものがアジアにおいてできればいいし、できるために...全文を見る
○石破委員 そこで、先ほど来お話が出ておりますが、ガイドラインの見直しについて、関連することでありますのでお話をさせていただきたいと存じます。  私は、五条と並んで、中心と言ったのは言い方が間違いでした、訂正をいたします、六条の問題も同時に国民に向けて提起をしていかねばならない...全文を見る
○石破委員 集団的自衛権の話に私は触れざるを得ないと思っております。  つまり、今までの憲法の解釈を変えないという御答弁がるるなされてまいりました。私が理解をしておりますところでは、政府の姿勢としては、憲法解釈は変えない、そして、いわゆる個別的自衛権と集団的自衛権の間のいわゆる...全文を見る
○石破委員 例えば、その役務提供協定、ACSA、これは平時において適用するということですね。このような関係というのはほかにあるんでしょうか。例えばアメリカと韓国が結んでおるようなもの、そういうような提供協定の中に、平時に限ってなどというものが本当にあるんだろうか。おかしな例えかも...全文を見る
○石破委員 これは法制局長官にお尋ねした方がいいかもしれません。  今外務大臣がお答えになったようなことだろうと私は理解をしておりますが、それでは、日本国は集団的自衛権を、主権国家である以上、保有しております。日本国憲法上、集団的自衛権を保有しておりますか。
○石破委員 私がお尋ねをしておるのは、日本国憲法上保有しているかしていないかという点です。保有しているかしていないかをお答えください。
○石破委員 このお話はそういう答弁だろうと思いますよ。しかしながら、だとすれば、保有はしておるが行使はできないなどという概念が、特に自衛権についてそのような概念を持っておる国が世界の中にはかにどこかありますか。
○石破委員 私は憲法九条を否定なんかしていませんよ。九条を否定なんかしていません。そういう言い方は私は余り納得できない。九条を否定しておるつもりは私は全くございません。  憲法上持っているのか持っていないのかということについてもお答えができない、いただけない。そのことは余り議論...全文を見る
○石破委員 私はそのような考えには全然納得ができません。国際情勢がどんなに変わろうとも、それによって解釈がどのようにつじつまが合わなくなろうとも、それは憲法改正によるのほかないということであれば、国会における議論というのは一体何であるかというふうに私は思わざるを得ない。  しか...全文を見る
○石破委員 それはそうだろうと思います。ぎりぎりの御答弁だろうと思いますが、私はこのことの議論はもっと国会において深まるべきものだろうというふうに思えてなりません。それは、二大政党と言われます自由民主党、新進党の中にあっても、これは合憲だとする考え方と違憲だとする考え方が混在をし...全文を見る
○石破委員 時間が参りました。終わりますが、こういうような問題、私は政治改革ということでいろいろこだわってまいりましたが、こういう基本的なお話を国民主権に基づいて本当に国民に提起し、問うていかねばならない、それが戦後五十年、二十一世紀を迎える、党派を問わず今の時代を生きる者の責任...全文を見る
02月18日第140回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石破委員 私は、最近つくづく何のために選挙制度というのを変えたのかなというふうに思うことがございます。  いろいろな理由はあったとは思いますが、その中の一つは、やはり湾岸戦争に対する対応の反省だったのだろうというふうに思っています。あのときにどうしていいのかということがわから...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたからなんでございますが、総理がきのう大田知事とお話しになられまして、この問題には正面から触れられなかった、それは今の朝鮮の状況を考えてみても、そしてまたアメリカの大使も決まっていない、そしてまた新政権の閣僚ともまだ意思の疎通ができていない、したがっても...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。  終わります。
02月20日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○石破委員 冒頭にお願いをしておきますが、できれば大臣の御答弁をいただきたいというふうに思っております。幾ら考えてもよくわからないこと、そして官僚の皆様と議論していてもよく結論が出てこないこと、農政の最高責任者である大臣の御所見を承りたい、そういうような思いで立たせていただきまし...全文を見る
○石破委員 これだけ財政難の折であります。国の借金が二百四十兆にもなっている。問題は、どうやって本当に納税者の理解が得られる農業予算の使い方をしていくかということを、農政当局として、本当に納税者の側に説明する責任があるであろうということなのです。  申し上げましたように、土地改...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたから終わりますが、失業の話も承りたかったのですけれども、それは結構です。また別の機会に承ります。  ですから、それが本当に立証されておればこんな問題にならないであろうということです。土地改良法施行令第二条第三号、これが本当に立証されなければいけないと...全文を見る
02月27日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○石破委員 お疲れさまでございます。  議題になっております二つの法律の改正案につきましては、朝からの議論で問題点も出尽くしたと思いますし、時宜を得たというのか何というのか、特に反対すべき積極的な理由も見当たりません。私としては、賛成をするに依存はないところでございます。そのこ...全文を見る
○石破委員 私がお尋ねをしたのは、つまり、消費者の側に国産材で建てた方が明らかにプレハブよりも外材よりも得ですよというような気持ちを与えるために何ができるかということをお尋ねをしたのです。それは、林野をめぐる税金の議論というのは、相続の問題であったりグラーゼルの方式がどうしたとか...全文を見る
○石破委員 時間が参りましたので終わりますが、要は、余り残された時間はないだろうと思っているのですね。いきなり一般会計に移れとか言われましても、それはなかなか納税者の御納得が得られるものではないであろう、あわせて、この危機的状況にある山村それから山、零細なる労働者、企業体、森林組...全文を見る
02月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○石破委員 予算委員会三回目の質疑に立たせていただくわけでありますが、今まで何度かお尋ねをしました点で、なお得心のいかざるところを幾つか御教授をいただきたいというふうに思いまして、機会を与えていただきました。  私も、先回申し上げたことでございますが、戦後世代もいいところで、昭...全文を見る
○石破委員 物の考え方でございますが、私は、かつて自民党に在籍をしておったときも国防部会で申し上げたことでありますけれども、防衛費が一%を超えたらどうのこうのという議論が昔ございました。それは極めてナンセンスなお話であって、周りの情勢が平和であれば、それはもう〇・五%だろうが〇・...全文を見る
○石破委員 済みません、何度もお尋ねして恐縮ですが、そのお金が大体どれぐらいかかるかという積算、これはいつごろ明らかになってくるか。つまり、予算の組み方と密接に絡むことでございますのでお尋ねをしておるわけでありますが、内部で御検討中という今の大臣のお話でございましたので、もし教え...全文を見る
○石破委員 普天間でも多分何千億なんだろうというふうに言われておるわけでございます。これはもうどこに移すか大体決まっておる、受け入れてくれるかどうかは別にして。技術的にこういうものだろうという積み上げもできている。これは御答弁は要りませんが、大体どれぐらいかかるんだよということを...全文を見る
○石破委員 これは自衛隊法に触れるとか触れないとかいう議論をする人がいるわけですよね、世の中には。それはもう厳密に考えてみれば、自衛隊が出られるのは、外部からの武力攻撃か、間接侵略その他の緊急事態か、治安維持上重大な事態か、天変地異その他の災害か、この四つである。そしてまた、しか...全文を見る
○石破委員 ぜひ御検討をいただきたいと思います。長官もうもちろん御存じの上でおっしゃっておられると思いますが、お祭りの参加とペーロン競漕とこれはややレベルが当然違うわけでありまして、いわゆるこの程度であればまだよいのですが、しかしながら、もう少し高いレベル、でも治安を乱すに至らな...全文を見る
○石破委員 そこの問題は議論を詰めておかなければいかぬことではないのかなと思っておるわけですね。  憲法上制約があると制限された形で、本当に常任理事国になるということが許されるのだろうかということが私にはよくわからない。本当にそれでいいのだろうか。つまり、その軍事参謀委員会の中...全文を見る
○石破委員 いざそのときになってみなきやわからぬことです。ただ、いざそのときになってみて、日本はできませんと言って袋だたきに遭わないような、そういうことは考えておかなければいけないというふうに思いますので、また勉強してみたいと思っております。  防衛庁長官にお尋ねしますが、ノド...全文を見る
○石破委員 ということだろうと思うんです。飛んできたらどうにもならない、アウトですということ。これは、私ども日本海側に住む人間にとっては非常におっかないことなんです。要するに、今の御答弁にもありましたように、朝鮮から日本までというのは短いですから、垂直に上がって垂直におりてくるよ...全文を見る
○石破委員 費用対効果という言葉、少し私は気になる言葉なのですけれども、やはり国民の生命、安全というのはどんな金を払ったって、それは守っていかなきゃいけないものだろう。別に揚げ足をとるわけじゃありません、ただ、ちょっと気にはなるのですけれども。  ただ、そのとき、私思いますのは...全文を見る
○石破委員 私は、何もノドンがいきなり飛んでくるという事態を想定しておるわけではありません。ただ、ノドンの使い方、まあノドンでも何でもいいですよ、使い方が、軍事的な利用から政治的な利用に変わってきているという面も私どもは考えなきゃいけない。いろんなオプションの中で最悪のことを想定...全文を見る
○石破委員 同盟を維持するというのは、えらいことだろうと思っております。脅威が消えた中で同盟を維持するというのは、それなりに大変な努力を要することだろう。  その昔、日英同盟というものが一九〇二年に締結になった。日英同盟のおかげで日本はロシアに勝利をした。ロシアというものに対す...全文を見る
○石破委員 これはもう何時間も議論しなければいけないことですし、私は与党の中の会議に参加しておりませんから、不勉強なことでお手を煩わせて申しわけないことを承知の上でお尋ねをしております。  何でこんなことを言うかといいますと、自由民主党の山崎政調会長が論文を出しておられますね。...全文を見る
○石破委員 昭和二十一年で、昔々の話を今ごろ何をほじくり出しておるのだというふうなおしかりはよくわかった上で聞いておるのです。つまり、私も全部読みました、前後。全部読んだ上で申し上げておるのです。確かにここではそう言っておられる。そこの認識は、権利はあるが戦争はできない、国際連合...全文を見る
○石破委員 これは、何も故事来歴をやっているわけじゃなくて、集団的自衛権を認めるためには憲法改正が必要だというふうにおっしゃるから、本当にそうですがねということで申し上げておるわけでございますので、お許しをいただきたい。  私は、まさしく今長官がおっしゃったように昭和二十九年に...全文を見る
○石破委員 これは解釈は変わっているのですよ、明らかに。ただ憲法の条文を変えなくてもいいからそれで済んでいるだけの話なのです。解釈というのは変わるのではありませんか。たまたまこれは憲法の文言を変えなくてよかっただけのことではないのですか。私はそのように思えて仕方がないのです。答弁...全文を見る
○石破委員 私はそういうことをお尋ねしておるのではありません。要するに、憲法解釈を変えるときには憲法改正が必要であるかどうかということです。ですから、そこまで、大臣、踏み込んでお話しになる必要はございません。  私はこの間申し上げましたが、あるけれども使えないという権利は、本当...全文を見る
○石破委員 自衛権というもの、これは正当防衛のときも言われることでありますが、それは権利なのでしょうか、それとも、それを行ってもよいという意味の宥恕なのでありましょうか。
○石破委員 必要最小限という量的な言葉が出てくる以上、政策的な判断が入らざるを得ないのではないか、私はそのように思っておるのであります。  申し上げておきますが、国連憲章には加盟国の権利として集団的自衛権というものが認められておるわけですね。それは国家固有の権利として認められて...全文を見る
○石破委員 私はそのようなことをお尋ねしておるのではありません。  なぜ五十一条にそれが権利として認められておるか、なぜ認められているかということをお尋ねしておるのです。
○石破委員 権利というのは、何かの目的のためにきちんと書いてあるものだと思います。例えば言論の自由とか、学問の自由とか、そういうような権利がなぜあるかといえば、それは民主主義の発展のために言論の自由というのはなければいけない、学術の向上のために当然学問の自由というものはなければい...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。終わります。