石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月17日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○石破委員 おはようございます。  それでは、限られた時間でございますので、簡潔に質問をさせていただきたいと思います。  私は、このガイドラインの見直し、そしてその実効性を担保するための法整備、これは可及的速やかにどうしてもやらねばならないことだというふうに思っております。 ...全文を見る
○石破委員 集団的自衛権、私は、本来の考え方は、使えないのではなくて使わないというなら話はわかるということは、昔、予算委員会でも申し上げたことがございます。  使えない権利なぞというものはそもそも権利の名に値をしないのであって、使える、しかし集団的自衛権を使うことは義務でも何で...全文を見る
○石破委員 大臣のおっしゃるとおりだろうと思います。私が限ると言ったのは五条のお話でありまして、六条はまさしく大臣のおっしゃるとおりだろうと思っております。  この点について、外務省はどうですか。
○石破委員 私は、ある意味で、これはそういうよくわからないなという部分を含むことも一種の抑止的作用にはなるだろうと思っているのです。きちんきちんと線を引いて、ここの中ならやりますが、ここの外ならやりませんというようなことは、そもそも安全保障においてはあり得ないことであって、地球の...全文を見る
○石破委員 それで結構です。ぜひその趣旨で行っていただきたいと思います。  また、国民に対しても外国に対しても、そういうメッセージを発する必要があるだろうと思っています。長官も、政府を挙げて努力をしておられるように、周辺諸国にもそういうようなメッセージをきちんとクリアに伝えるこ...全文を見る
○石破委員 これは昭和二十年代からずっといろいろな議論があった。自衛隊法をつくったときに、防衛出動を下令するときに、事態が切迫している場合、緊急の場合は総理の判断でできる、しかし国会の事後承認を要するというようなときにも、いろいろな議論がございました。  私もその議事録をずっと...全文を見る
○石破委員 確かに院の意思で修正をしたものでありますが、現にそういう法律になっておるわけでございますので、その辺は整合性のとれた説明が要るのだろうと私は思っているのです。  これは、大臣が今御指摘になったように、いろいろな要素があると思っています。国民の権利義務を大きく制約をす...全文を見る
○石破委員 まことにそのとおりであります。  シビリアンコントロールのあり方というのは、この国ではいろいろな誤解もあって議論が交錯しておるところがありますので、今回の法案が出てまいりましたときには、シビリアンコントロールのあり方もきちっと押さえて議論をしていただきたい、そして、...全文を見る
○石破委員 時間が参りました。  自由民主党といたしましては、立法化というものを視野に入れていただきたいということを議論をいたし、お願いもしようというお話をしておるところでございます。  これは本当に法治国家として当たり前のことである。何かやるときには、森林法にひっかかる、河...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○石破委員 御苦労さまでございます。  PKO法に入ります前に、防衛庁長官に一間お尋ねをいたしたいと存じます。  長官が先般訪中をなさいました。大変御苦労さまでございました。  聞くところによりますと、遅浩田国防部長よりこのような発言がなされたように聞いております。「日本が...全文を見る
○石破委員 この点につきましては、粘り強く中国並びにアジアの理解を求める、我が国にとっては、中国が懸念するような意図は全くないということを明快にしていただきたい、そのための御努力をお願いをいたしたいと存じます。  さて、PKO法について何点かお尋ねをいたしたいと存じます。  ...全文を見る
○石破委員 この辺をごちゃごちゃにしてはいかぬと思っているのですが、要は、憲法が禁じる武力の行使はしてはいけないということだと思っている。憲法が禁止する武力の行使というのは何かといえば、それは紛争を解決する手段としての武力の行使であって、そもそもこのPKOというのは紛争を解決する...全文を見る
○石破委員 この点に関しましては、もう一回後でお尋ねをいたしたいと思います、関連をいたしまして。  もう一点は、先般の本会議で質疑の中にありましたのは、この法の改正と周辺事態措置法案との関係について何人かの議員が質問をなさいました。  この法案と、ガイドライン、周辺事態措置法...全文を見る
○石破委員 その点を明確にしていただいたことはありがたいことだと思っております。  さて、話はもとへ戻りますが、この法律のそもそものつくり方からいって、今回の改正というのは至当であるというふうに考え、支持をいたし、賛成をいたしたいと思います。  さて、その今後のあり方、先般も...全文を見る
○石破委員 おっしゃるように、警察官職務執行法七条というものが下敷きにあるわけですよね。  ただ、これは私の個人的な見解でありまして、長官に御意見を伺いたいと思っておるのですが、警察官というのは基本的に集団で行動をするということは想定をされておらないのではないか。もちろん機動隊...全文を見る
○石破委員 今回の法改正の基本的な考え方は、個人の生命身体の防護という概念は何ら変えていないということだというふうに承っております。実際そういうような構成をしなきゃいかぬものでしょう、全体からすれば。  ただ、例えばこういう考え方はできませんかね。おっしゃるように、隊員個々には...全文を見る
○石破委員 この法律の構成ではそうなるだろうと思います。それには賛意を表したいと思います。  ただ、いろいろなケースがあり得ることだと思う。別に、限界事例を示して、これでどうなんだとぎりぎり詰めることはこの場に即したお話だとは私は決して思っておりません。それはある意味で、逃げで...全文を見る
○石破委員 つけ加えて申し上げれば、PKO法二十四条は、刑法三十六条に言うところの要件というものをかなり狭く解釈をしているわけですよね。つまり、「自己又は他人の」というふうに刑法には書いてあるけれども、この場合のPKO法は、「自己又は他人の」というところを、そこの近くにいる隊員と...全文を見る
○石破委員 時間ですので、最後にあと一点だけお尋ねをいたしたいと思います。  先般の本会議で、仮に、上官の命令による行動、これに違法な場合があったらどうするのかという質問に対しまして、これは自衛隊法による懲戒処分または刑事罰の対象になることがあり得るという答弁を長官がなさいまし...全文を見る
○石破委員 終わります。ありがとうございました。
05月12日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○石破委員 報道によりますと、インドがまた核実験をやったという話であります。非常にゆゆしきことでありますが、実際問題、感情的に非難をすることは大変にやすいことでございますけれども、核兵器も持たず、軍事大国にもならず、日本が地域の平和達成のために何をすべきかということを改めて考えて...全文を見る
○石破委員 お尋ねをしましたのは、他人のためにする防衛でカバーできなくて、なお上官の命令を必要とするというのはどういう場合なのかなということをお尋ねしたわけですが、御答弁は結構です。  そちらの方がより安全であるということは事実でありますので、よって、我々もこの法案には、当たり...全文を見る
○石破委員 この束ねるという理論は今回も踏襲されるのですか、されないのですか。  つまり、束ねるというのは、それぞれの判断がありまして、それぞれは別個独立なのでありますよ、それぞればらばらなんだけれどもそれを束ねる、こういうような理論が束ねる理論ですよね。  さて、今回の場合...全文を見る
○石破委員 法律上はそうでしょう。法律的にそうなのですけれども、だから、それは束ねたのではなくて一本の判断なのですか、それともばらばらなのですか。ばらばらということで、ただそれを法律として権限を持たせたということなのか、そこの兼ね合いがよくわからないのです。
○石破委員 わかったような、わからないような話ですが、こういうような理論は何も本邦初演ではないですよね。治安出動においても武器防護においても、そういうような考え方がなされているわけですよ。  そうすると、この構成の仕方は、治安出動、すなわち八十九条二項によって用いられている理論...全文を見る
○石破委員 今後、また議論をしていかねばならない点があろうかなと思います。まだ詰めねばならない点が多々あるような気がいたしておりますが、次のお話に参ります。  これから先の話でありますけれども、PKO法二十四条というのは、いわゆる武器使用において、aタイプは認めている、しかしb...全文を見る
○石破委員 当時、内閣法制局が何と言っているかというと、bタイプの武器使用は、憲法九条が禁止する武力行使に該当する場合もあるというふうに言っていますよね。全部が全部該当するとは言っていない。  どういう場合に該当し、どういう場合に該当しないか。つまり、bタイプが全部憲法上だめだ...全文を見る
○石破委員 当時、こういう見解もあるわけですよね。他国の同様に参加した部隊がbタイプの武器使用を行った場合には、五原則は崩れたものとして任務を中断し撤収する、こういうようなことになっているわけでしょう。違いますか。
○石破委員 ちょうど前の参議院選挙から六年たつわけですね。前回の参議院選挙というのは、このPKO法というのが是か非かということで随分と議論になったし、私どもも有権者に随分訴えたことでございました。危ないところには行かないんだ、危なくなったら帰ってくるんだ、だから大丈夫なんだという...全文を見る
○石破委員 結構です。  以上で終わりますが、とにかく刑法の理論を援用するというお話をずっとしてこられました。確かにそうだろうと思います。そのままぴたっと当てはまるわけでもありませんがね。  ただ、警察官職務執行法にしても、そしてまた刑法の理論にしても、国家的、社会的法益に対...全文を見る
08月11日第143回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○石破委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、運輸委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。  今日の運輸行政は重要な問題が山積しており、その問題解決はもとより、時代に適合した運輸行政の確立に寄せられる国民の...全文を見る
○石破委員長 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石破委員長 御異議なしと認めます。  それでは、理事に柿澤弘治君を指名いたします。      ————◇—————
○石破委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸行政の実情を調査し、その合理化及び振興に関する対策を樹立するため  陸運に関する事項  海運に関する事項  航空に関する事項  港湾に関する事項  海上保安に関する事項  観光に関する事...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ————◇—————
○石破委員長 この際、川崎運輸大臣及び林運輸政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。川崎運輸大臣。
○石破委員長 次に、林運輸政務次官。
○石破委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時三十七分散会
10月16日第143回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○石破委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、日本外航海運における必要限度の日本船及び日本人船員の確保に関する請願一件であります。  本請願を議題といたします。  まず、請願の審査の方法についてお諮りいたしま...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  採決いたします。  本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ただいま議決いたしました請願の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○石破委員長 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、高速鉄道網の整備促進に関する陳情書外十二件であります。念のため御報告申し上げます。      ————◇—————
○石破委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  陸運に関する件  海運に関する件  航空に関する件  港湾に関する件  海上保安に関する件  観光に関する件  気象に関する件 以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたい...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件につきましてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地並びに承認申請の手続等につきまし...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時四十二分散会
12月11日第144回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○石破委員長 これより会議を開きます。  この際、申し上げます。  今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、九州新幹線鹿児島ルートの建設促進に関する陳情書外七件であります。念のため御報告いたします。      ————◇—————
○石破委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  陸運に関する件  海運に関する件  航空に関する件  港湾に関する件  海上保安に関する件  観光に関する件  気象に関する件 以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたい...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件につきましてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地並びに承認申請の手続等につきまし...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか...全文を見る
○石破委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時二分散会