石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○石破委員 長谷川先生、きょうはまことにありがとうございました。  私は、昭和三十二年生まれであります。完全な戦後世代であります。大学に入りましたのが昭和五十年。ですから、完全な戦無世代、前の憲法調査会のことも本の上でしか存じません。そのような主権者、有権者が相当数を占めてきま...全文を見る
○石破委員 先生は、六一年に書かれた「昭和憲法史」の中で、現在の憲法は占領中につくられた押しつけの憲法の性質を脱しつつある、こういうふうに書かれまして、押しつけだというふうにお書きであります。さらに、六八年の「新版憲法学の方法」の中では、アメリカ帝国主義者が日本の人民、大衆に幻想...全文を見る
○石破委員 私も、制定過程でだれがつくったとか押しつけであるとか、そういうことにそう生産的な意味があるとは思っていないのです。ただ、歴史の検証として、それは一つのコンセンサスを、ある程度のコンセンサスを国民の間で持たねばならぬのではないだろうかというふうに思っておるわけですね。 ...全文を見る
○石破委員 先生は護憲論者として著名な方だと私は認識をいたしております。  先生はこういうふうにおっしゃるのですね。憲法が占領中にできた、よって不完全なものであるということはある程度認める、しかしながら、今日これを改正してはいけない、なぜならば、それがまさしく改正論者のロジック...全文を見る
○石破委員 それでは、話が戻って恐縮ですが、今の日本国は完全なる主権国家ではないというふうにお考えなのだと思います。そうしますと、完全に主権を回復した状態になって初めて憲法というのを議論すべきだ、憲法改正というものを試みるべきだというふうにお考えなのでしょうか。  そして、完全...全文を見る
○石破委員 どうも議論が余りかみ合いませんが、私は、戦後、日本が平和であり、経済的繁栄を遂げることが少なくとも今日までできたのは、日本国憲法のおかげであると同時に、否、それよりも、日米安全保障条約と自衛隊の存在があったから日本国は平和であり、そしてまた経済的繁栄を遂げたというふう...全文を見る
○石破委員 私は、時の主権者の意向で憲法が変わることはあり得べしだと思っているんですよ。憲法の改正に限界があるかどうかはまた別の議論ですけれども。仮に九九%、八〇%の人が賛成しても、憲法には変えられないものがあるという議論も、これはもう一度再検討してみる必要があるのではないか。先...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。  私は、憲法は本当に時代によって変わらなければいけないというふうに思っているんです。そこになければいけないことというのは、やはり人権宣言、そしてまたそれにかわるというのでしょうか、人権宣言というのは自由主義だろうというふうに思っています。そ...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○石破委員 今回、政府案そしてまた民主党案、二つの案が出ております。どちらも非常によく考えられた案でございますし、目指すところは基本的には一緒なのかなというふうには思っておりますが、幾つか相違もございますし、その相違を明らかにしながら、よりよいものを目指す。私は、基本的に政府案の...全文を見る
○石破委員 これは、政府参考人にお答えいただければ結構なのですが、この施策が必要な、交通困難者という言葉をあえて使いますが、交通困難者というのは大体どれぐらいいらっしゃるというふうに把握をしていらっしゃいますか。つまり、それをなぜ私が問うかというと、これから先、財源をどうするか、...全文を見る
○石破委員 これは、今まで幾つかの自治体でも調査をいたしておりますが、大体二五%という数字が出てこようかというふうに思っております。これは客観的な把握が困難でございますから、主観的に、自分は交通困難であると思いますというふうにおっしゃった方、それが、大体どこの自治体で見ましても四...全文を見る
○石破委員 恐らく、その交通権というものをお考えだろうと思っているのですね。ただ交通権というのは、今答弁の中にございましたように、我が国においてはまだ目標としての権利だろうというふうに思っております。発展途上の権利であって、はっきりそれを権利として位置づけるということはいまだ困難...全文を見る
○石破委員 ちょっと見、四分の三の方がよさそうに見えるのですが、大臣のおっしゃいましたように三分の一、三分の一、三分の一というのは、それぞれ責任を持ちなさいということの明確なあらわれだと私は思っているのですよ。つまり、お金は出しませんが責任は持ちますとか、責任は持ちますがお金は出...全文を見る
○石破委員 あるいは私の認識が違うのかもしれませんが、既設の駅の場合にはもっとお金がかかるはずでございます。私の幾つか知っております例でございますが、これは上りもつけねばならない、下りもつけねばならない、そして段差が相当ございますが、一回中央のロビーに出て、それからまた上がるとい...全文を見る
○石破委員 私は、公平に見た場合に、政府案の方が進むという気がしているのです。それは認識が違うと思いますが、そのことだけ申し上げておきたいと思います。  それから、先ほどお答えが十分いただけなかったように思うのですが、主体となってやるのは国なのか地方なのかということなんですね。...全文を見る
○石破委員 政府にお尋ねをいたしますが、今、地方が財源が乏しい、そうであれば進まないのではないか、こういう御指摘が民主党からございました。私は、地方は確かに財政力の弱いところもありましょう、しかしそこに対しては交付税措置等々できちんと見ていくべきものであるというふうに考えますが、...全文を見る
○石破委員 再度、民主党さんにお尋ねをいたします。  民主党の計画をお進めになる場合に、これは広くあまねくすべての人に、こういうことだろうと思っているのですね。政府の方は乗降客、段差等々で規定を設けまして、それで大体九四%カバーするということになっております。  こういうこと...全文を見る
○石破委員 これはおいおいまた多くの質問者が明らかにしていかれることだと思いますが、そこの辺をきちんとして納税者の前に示しませんと、いつ何がどのように行われるのかということがわからないと思っているのです。  例えば、タクシーも全部バリアフリー化だというお話をなさっておられますね...全文を見る
○石破委員 時間が来ましたので終わりますが、私が計算しますと、差額はそれぐらいのものでは済まぬだろうと思っているのですよ。三十五万とか四十万とかいう差額ではないであろう。  そしてまた、タクシーというのは公共交通機関ではあるけれども大量輸送機関ではないわけであって、それは必要と...全文を見る
04月04日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○石破委員長代理 次に、赤羽一嘉君。
04月14日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○石破委員 この法案の審議も大詰めに参ったというふうに思っております。今日に至りますまでの、二階大臣、中馬次官初め運輸省の皆様方、建設省、自治省、そして警察庁の御努力に敬意を表しますし、また、あわせて、玉置提出者初め民主党の皆様方の真摯な御努力にも心から敬意を表する次第でございま...全文を見る
○石破委員 この点について、玉置提出者の御意見をいただきたいと思います。
○石破委員 これは私の勝手な、個人的な考え方ではございますが、今の大臣並びに玉置提出者のお話を聞きながら、やはりこれは施行後五年、間の五年ぐらいだろうと思いますが、五年を経過した場合において、その施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置云々、こういうような文言に...全文を見る
○石破委員 これは政府参考人にお尋ねをした方がいいのかな。要するに、基本方針に定められるところの基本構想の指針となるべき事項、ここにどういうふうな書き方をしていくかということだと思うんですね。  これはパブリックコメントで、それこそ案を公表し、いろいろな方々の意見を求めた上でな...全文を見る
○石破委員 残余の質問は、午後に譲らせていただきます。
○石破委員 午前に引き続きまして、質疑を続けさせていただきます。  さて、ずっと審議の過程でも出てきましたが、いかにハードを整備してもそれだけではだめだ、これは当然のことでございます。  先般、羽田から品川まで視察をいたしました。私は、本当にみずからの不勉強というのか、それを...全文を見る
○石破委員 それは今の学習指導要領の中にどのように位置づけられていますか。学習指導要領の中にそういうふうに、弱い人、体に障害のある人、そういう人に対しては、手を差し伸べなければいけないというのか、それをお手伝いするのは、これは当然の責務であるというようなことを私は教えなきゃだめだ...全文を見る
○石破委員 人間、性善説か性悪説かというのはいろいろな考え方があると思いますよ。しかし私は、さっきから気になっているのは、高齢者というお言葉が出てまいりますね。あわせて、高齢者だけではないんだ、目の見えない方や足の弱い方や耳が聞こえない方、そういう方も含めて、本当にみんなが分け隔...全文を見る
○石破委員 おっしゃることはまさしくそのとおりだと思います。  ただ、これは社会権的にとらえますと、侵害されたときに、それではそれに対する何かの請求権を有するのか、こういう議論が出てきますよ。こういう話をするとぎすぎすしちゃうんで、できれば避けて通りたいのですけれども、それが侵...全文を見る
○石破委員 まさしく形成途上の権利というのかな、まだ国民の間にいろいろな合意をつくっておる最中の権利だというような理解でよろしゅうございますか。  その点については、政府も同様の御見解と了してよろしゅうございましょうか。
○石破委員 ちょっと観点をかえて、もう一度おさらいみたいなお話で恐縮でございます。  既存の施設の努力義務についての議論も午前中ございました。これはもうみんなが手を挙げるということなんだろうとは思いますが、理屈からいえば、何をすれば努力義務を果たしたことになるのかしら、それの挙...全文を見る
○石破委員 先般の日本経済新聞にも少しそのような記事が出ておりました。例えば、全国の駅優しさ度数ランキングとか、全国の町優しさ度数ランキングとか、何も一番最下位まで三千何ぼの駅を全部並べろとは言いませんが、そういうようなものがあってもいいのではないだろうか。  そしてまた、例え...全文を見る
○石破委員 これは本来建設大臣にお尋ねすべきことなのかもしれませんが、運輸大臣に一つだけお尋ねをいたしたいと思います。  大臣は和歌山でいらっしゃいますけれども、最近、駅の周辺というのは、にぎやかになるよりもむしろ寂しくなる傾向にあるようにお感じになりませんか。つまり、大型のシ...全文を見る
○石破委員 以上で質問を終わりたいと思いますが、いずれにいたしましても、今日に至りますまでの政府そしてまた民主党の皆様方、関係の方々の御労苦には本当に大変なものがあったと思っております。私も随分不勉強で、反省をさせられる点も多々ございました。自分の不明を恥じるところもたくさんござ...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○石破委員 ただいま議題となりました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、保守党及び自由党の五会派を代表いたしまして、その概要を御説明申し上げます。  修正案につきましては...全文を見る
04月27日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○石破委員 自由民主党の石破でございます。  私は、ずっと憲法について考えてきて、悩んでおることが幾つかあるのです。  一つは、我が国には、保有はするけれども行使ができないという不思議な権利があるらしい。  一つは国民投票なんです。つまり、憲法九十六条によって、憲法改正は衆...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第9号
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○石破委員 自由民主党の石破でございます。  改憲であるとか論憲であるとか創憲であるとか、いろいろな言葉が飛び交っておりますが、もう一度、私も、今までいろいろな議論をして、発言をしてきたことを整理したいと思います。  日本国憲法は、確かに押しつけの面があったと思います。少なく...全文を見る
07月06日第148回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○石破政務次官 このたび農林水産総括政務次官を拝命いたしました石破茂でございます。  谷大臣を補佐し、三浦政務次官ともども農林水産行政、特に、国民の皆様方、納税者の皆様方に納得をしていただけます農林水産行政の推進に向けまして微力を尽くしてまいりたいと思います。  委員長初め委...全文を見る
07月06日第148回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○政務次官(石破茂君) このたび農林水産総括政務次官を拝命いたしました衆議院議員の石破茂でございます。  谷大臣を支え、そしてまた本院出身の三浦政務次官ともどもに、全力を挙げまして農林水産行政の進展、わけましても納税者の方々に納得をしていただける農林水産行政の推進ということに心...全文を見る
07月19日第148回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○石破政務次官 お答えを申し上げます前に、先ほど委員からも御指摘がございましたが、今回の事故によりまして被害に遭われた皆様方に、私からも心からお見舞いを申し上げる次第でございます。また、委員におかれましては、党の対策本部の幹事長として適宜適切な御指導を賜っておりますことに対しまし...全文を見る
○石破政務次官 これは、政府としてというお尋ねでございますが、あるいは厚生省の方からお答えをする部分もあるかもしれません。  私どもといたしましては、いち早く対策本部を省内にも設置をいたしまして、対応をしておるところでございますが、まず、どのように立派なマニュアルがありましても...全文を見る
○石破政務次官 委員既に御案内のことだと存じますが、私どもといたしましても、かねてから生乳を使うようにというような指導をいたしておるところでございます。  ただ、これはもちろん委員先刻御案内のことでございますが、今回、加工乳であったからこのような事故が起きたということでは決して...全文を見る
○石破政務次官 先ほど松下委員の御質問にもお答えをして、重複になったら恐縮でございますが、これは委員御指摘のように、生乳を飲みたい、こういうニーズはあるだろうと思っております。  これは表示をごらんになるとおわかりになろうかと存じますが、加工乳は加工乳という形で、その商品名の三...全文を見る
○石破政務次官 それは御指摘のとおりでございます。  ですから、そういうようなマニュアルに反したことが行われるなどというのは、これは加工乳がいい悪いのはるかに以前のお話でございまして、そういう言語道断なことは認めるべきではないし、きちんと責任をとってもらわねばならぬ。失った信頼...全文を見る
○石破政務次官 今回起こりました事故は雪印が起こしておるわけです。もちろん森永ですとか明治とか、いろいろなことがその後出ておりますが、今回の大きな食中毒というのは、厚生省が一昨日中間報告を出しましたが、ほかのメーカーにおいてはきちんとした衛生管理が行われておったということもまた事...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  委員の北海道の現状に基づきますお話、私どももよく認識をしながら努力をしてまいりたいと思っております。  御指摘の件でございますが、生産者団体、全国連及び乳業メーカー三者の連携によりまして、現在のところ、配乳調整はほぼ一〇〇%うまくいっ...全文を見る
○石破政務次官 加工向けに回った場合にどうするかということであります。もちろん、先ほど申し上げましたように、配乳調整によりまして、そういうことを極力避けるべく私どももやってまいっておるところでございますが、ただ、この後消費がどのように振れるか、これはなかなか予測しがたいものがござ...全文を見る
○石破政務次官 安全宣言が出て、それでよかった、よかったということですぐ消費が戻るかどうか、それはもう予測ができません、正直申し上げて。  ただ、一方で、先ほど来申し上げておることの繰り返しになりましたならば失礼なことで、お許しをいただきたいのですが、ことしは非常に暑い、ほかの...全文を見る
○石破政務次官 配乳につきましては、適切に変更がなされるように指導をしておるということでございます。  先ほど答弁の中で申し上げましたが、九九%、ほとんど一〇〇%、配乳の変更が今のところ円滑にいっておる、このような認識でございますし、その実情は、日々正確なデータを私どもは取り寄...全文を見る
○石破政務次官 今回のことが、今行われております法体系、また制度、それに起因をしておるとは、私は認識いたしておりません。今まで酪農をめぐりますいろいろな法制度、委員御案内のとおりであります、それに起因したから今回の事件が起こったという認識はいたしておらぬので、これは全く別物だとい...全文を見る
○石破政務次官 繰り返しのお答えになりましたら、お許しをいただきたいと存じます。  先ほど申し上げましたように、生産者の皆さん方、そして乳業者の方々、消費者の方々、この三つの方々に御納得いただけるようなことをやっていかねばならぬわけです。しかし、それが全部きちんと成就をするかと...全文を見る
○石破政務次官 あるいは、委員の御質問を十分理解できずに御答弁申し上げたらお許しをいただきたいと存じますが、私は、今回、一万五千人の方々が患者として発生をされたことが、政策に起因するものだとか制度に起因するものだとか、そのようには理解をいたしておりません。  それ以前の問題であ...全文を見る
○石破政務次官 乳価の決め方は、先ほど局長の方からも御説明を申し上げました。委員御案内のとおりでございます。  乳価がどのようなものであれ、安全性に万全の配慮をしますのは、メーカーとして最低の義務だというふうに思っております。しかし、現在の乳価のやり方は、私は私なりの見解を持っ...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○石破政務次官 お答え申し上げます。  楢崎委員よく御案内のことかと存じますけれども、新しい農業・農村基本法におきまして、特に循環型という概念を新しくつくったわけでございます。それに基づきまして、JAS法の改正そしてまた持続農業法、こういうものを制定をし、持続農業法は昨年の十月...全文を見る
○石破政務次官 農家の所得を高めていくということが今後必要だ、つまり、平たい言葉で言えば今まで価格政策というものをとっておったわけですが、価格政策から所得政策への転換へということは、私どもも十分留意をいたしているところでございます。  ただ、農家という場合にも、それではどの層の...全文を見る
○石破政務次官 お答え申し上げます。  今委員御指摘のように、地方負担分二百四十億でございます。これまた御案内のことかと思いますが、そのうちの百六十三億は既償還という部分になっておりまして、問題は、まだ未償還の七十七億をどうするかというようなことではなかろうかと思っております。...全文を見る
○石破政務次官 一川委員のおっしゃったようなことを、私も何年か前、委員として当時の大臣に質問したことがあります。問題意識は同じようなものを実は持っておりました。そのときに、大規模でやっておる人も、二反、三反でやっておる人も、同じだけ減反がかかるのはどう考えたって解せない、大規模で...全文を見る
○石破政務次官 委員御指摘のとおりの認識も私も共有いたしております。御案内のとおり、五十八年に行政改革に対する答申というのが出て、そこで、個人に対して補助を出してはなりません、個人に対しては融資という方針でいきなさいというふうに、これは私どももそういうふうな答申をいただいておるわ...全文を見る
09月29日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○石破政務次官 平成十三年産米穀の政府買い入れ価格及び米穀の標準売り渡し価格の米価審議会への諮問につきまして御説明申し上げます。  米穀の政府買い入れ価格につきましては、食糧法のもとで、自主流通米が米流通の主体となったことを踏まえ、自主流通米の価格動向を反映させるほか、生産コス...全文を見る
○石破政務次官 金田委員におかれましては、本当に今回の対策を取りまとめるに当たりまして貴重な御示唆をさまざま賜ってまいりました。特に、今御披瀝がございましたが、専業農家の方々が、これから先本当に私どもが担い手として育っていただきたい方々が、まだお若い方々が命を絶たれるというような...全文を見る
○石破政務次官 ミニマムアクセス米を中心としたお尋ねでございます。  皆様方の御指導を賜りながら、私ども、この問題に取り組んでまいりました。この国会休会中も、大臣、そしてまた私、三浦政務次官、農水省の幹部、世界じゅうあちらこちら参りまして、我が国の主張というものを訴えてまいりま...全文を見る
○石破政務次官 御指摘のとおり、七十五万トン、隔離をしたわけでございます。この隔離した米につきましては、WFP等の国際機関でございますが、国際機関、食料不足国から要請があった場合、我が国の緊急食糧支援事業による援助に使用する、こういうことになっておりまして、要請がなければこれはで...全文を見る
○石破政務次官 これはきちっと合うということは当然ないわけでございまして、新しい食糧法ができまして以来、それぞれの狂いはございます。ただ、六十一万トンというふうな数字になったことは、これは初めてだというふうに私は了知をいたしておる次第でございます。  何も私どもは無謬であるとい...全文を見る
○石破政務次官 もちろん、実態を把握するのに可能な限りの努力はしてまいりたいと思います。  ただ、これは経済のものでございますから、それが本当に、正確に把握ができるか、それから私どもが読んだとおりにいくかといえば、それはそうではないということもあるんだろうと思うんです。そうしま...全文を見る
○石破政務次官 先生の御指摘を踏まえまして、どこまで正確に出せるか、私の方で指示をいたしまして、先生の方にまた持ってまいりたいと思っております。これは制度の信用にかかわる問題でございますから、私どもの方としては隠し立てをすることとは思っておりません。可能な限り正確を期して御報告を...全文を見る
○石破政務次官 御指摘のとおり、十五万トンとは別の七十五万トンでございます。市場に戻ってくることはございません。  しかしながら、逆に、国内が不足をした状況ということをまた想定してみることも必要なのではないかと思っております。つまり、国内が足りない状況だがあの七十五万トンは別な...全文を見る
○石破政務次官 そのように御理解をいただいて結構でございます。そうでなければこの効果はないというふうに私どもは考えておる次第でございます。
○石破政務次官 具体的な内容につきましてはまた事務方からお答えをさせますが、要は、先生御案内かと思いますが、全国四十七都道府県ございますが、米の消費量というのは都道府県によって物すごく差があるのですね。一番食べますのが、たしか私の記憶では徳島県ではなかったかと思っております、デー...全文を見る
○石破政務次官 御評価をいただきまして心から厚く御礼を申し上げます。  るる申し述べてまいりましたが、要は、米が下がらない、ずっと暴落基調が続いてきたわけでありますが、これから先、これ以上下がらない、そしてまた、稲作経営の充実等によりまして、仮に下がった場合も所得は確保する、こ...全文を見る
○石破政務次官 私どもとして可能な限りの対策を打ってまいりましたので、この実効性というものは必ず上がるというふうに確信をいたしておる次第でございます。
○石破政務次官 これは新しい農業基本法の理念でもあり、食糧法の理念でもございますが、要するに、一言で申し上げれば、価格政策から所得政策への転換ということなんだろうと思っております。  今まで農家の方々の所得というものは、消費者の御負担において、ある意味、高い価格に誘導することに...全文を見る
○石破政務次官 これは多くの皆様方、もちろん議会も含めまして御論議をいただきながら、今のところ、いろいろな対策をそれぞれの品目について講じておりますが、これをさらに体系立ったものにしていきたい。その移行期だというふうに御理解をいただいてよろしかろうかと存じます。  ただ、そこに...全文を見る
○石破政務次官 WTO次期交渉におきましては、私どもは、農業の持ちます多面的機能とあわせまして食料安全保障、それはケアンズの諸国が主張しておりますように、いいんだ、地球じゅうの食料安全保障はケアンズが担うから、何も日本が安全保障なんて考える必要はないんだという御主張ではなくて、や...全文を見る
○石破政務次官 これは、委員も私ども農水省のOBでいらっしゃいますし、いろいろなことを御案内の上の御質問かと思います。  先ほど九十点というふうに申し上げましたが、これは私、思うのですが、行政として九十点なんて言っちゃいかぬと思うのですよ。そのときそのときに打つ措置というのは、...全文を見る
○石破政務次官 価格は、低い水準ではありましたが、おおむね下げどまったというふうに私は感じておるわけでございます。それは、低い水準であるからけしからぬというふうにおしかりをいただけば、それはそう言わざるを得ませんが、私は、こういう言い方が正しいかどうかわかりませんが、その対策なか...全文を見る
○石破政務次官 法律に基づいて申しますと、食糧法の第三条にこういう規定がございますね。「この法律において「米穀の備蓄」とは、米穀の生産量の減少によりその供給が不足する事態に備え、必要な数量の米穀を在庫として保有することをいう。」法律にさかのぼればこういうふうな規定になっておるわけ...全文を見る
○石破政務次官 その点は、実は私もずっと長いこと悩んでおる問題でございます。  ただ、結局、食管法時代におきます生産調整というのは、だれのためにやるかというと、一義的には食管制度を守るためにやったわけですよね。要するに、政府が全量を買わなきゃいかぬわけですから、いっぱいつくられ...全文を見る
○石破政務次官 私も選挙区は農村でございます。私は鳥取県でございますけれども、本当に中山間地の典型のようなところでございまして、週末に選挙区へ帰りますたびに、今委員御指摘のような声を聞きます。ただ、一番その声はどこで強いかといえば、やはり北海道であり、東北であり、九州であり、本当...全文を見る
○石破政務次官 下支えというものを設けろというような御指摘でございます。これは、下支えというものを設けるというのも、議論が随分あったことでございました。しかし、下支えというものを設けると、とにかくこれ以下は下がらないのだということを恒常化することが、本当にいいのだろうかということ...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  最後の方からお答えをいたしますと、米を輸入自由化品目から除外せよ、それから、禁止条項を削除せよ、アジア・モンスーン地域における環境保全のための規定を追加せよ、こういうことでございます。  自由化対象品目から除外をすることにつきましては...全文を見る
○石破政務次官 IT等につきましても予算要求をさせていただいております。  私もいつも役所の中で申し上げておることでありますが、それが生産者にとってどんなメリットがあるのか、それをきちんとしないような予算はあってしかるべきだとは思っておりません。そして、中心的な担い手層にプラス...全文を見る
○石破政務次官 大変恐縮でございます。  委員の御指摘は、例えばえさ米に回すということで幾らかかるか、援助米に隔離するということで、それは幾らかかるか、そういうような具体的な、それぞれの項目について示せというようなことではなかろうかと思いまして……(菅野委員「違う違う」と呼ぶ)...全文を見る
09月29日第150回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○政務次官(石破茂君) お答えを申し上げます。  微に入り細にわたりますが、御下命でございますので御説明をさせていただきたいと思います。  一九九五年度から一九九九年度までの補助金等の交付状況でございます。  九五年五月二十九日、九五年十二月十三日、この二つに分けまして農業...全文を見る
10月05日第150回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○石破政務次官 お答えを申し上げます。  私どもといたしましては、農作物の被害額約三十億円、農地、農業施設約百七十億円、合わせまして二百億円ぐらいの被害かというふうに了知をいたしておるところでございます。  施設の復旧につきましては、今月中旬、具体的に申し上げれば、委員の愛知...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○石破政務次官 光合成においてはほかに並ぶ者のない権威の先生に御質問いただきまして、あるいは私どもが御教授をいただかねばならぬ点がたくさんあろうかと思っております。  従来私どもが答弁をいたしておりますのは、そのことの意義を認めるに全くやぶさかではないということであります。ただ...全文を見る
11月02日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○石破政務次官 農地法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  効率的かつ安定的な農業経営を育成し、地域農業の活性化を図るためには、農業経営の法人化の推進が重要になっております。  このため、農業生産法人の要件を見直し、経営形態...全文を見る
○石破政務次官 お答え申し上げます。  委員御指摘のとおり、農産物価格の低落によりまして農家の経営が非常な打撃を受けております。そして、それは、構造政策を進めていくというよりも、むしろ、専業的に大規模にやっておるところにまず打撃がいく、その部分をどうしようかという考え方をとって...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  今委員から御指摘がございましたように、何を言っておるのかよくわからぬという話でありまして、捕鯨と安保理と何の関係があるのか、我々も理解をいたしかねておるところでございます。  ただ、いろいろ調べてみますと、それを言いたいわけではなくて...全文を見る
○石破政務次官 先ほど来、政府参考人からお答えをいたしておるところでございますが、家族経営が我が国の農業の主流であることは事実でありますし、今後も恐らくそれはそうなのだろうというふうには考えております。それを活性化させることも重要であります。しかし同時に、今回の法人化というのが家...全文を見る
11月07日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○石破政務次官 お答えを申し上げます。  今委員御指摘の点は、省内においても長い間議論をいたしてまいりました。いわゆる企画管理のみを行う法人、株式会社、または個人にも農地の取得を認めてもいいのではないでしょうかという論を、実は私も展開したこともあるんです。  ただ、その場合に...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  確かに、七年前にそういうふうな目標を掲げてやらせていただいております。ただ、るるお答えを政府参考人等々から申し上げておりますように、耕作放棄というのは一体何によって起こるんでしょうかということでございます。それは結局のところ、いろいろな...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  今委員御指摘のように、すごく口の悪い人は、農業委員会ではなくて農地転用委員会ではないか、こう言う人もいるわけですね。しかし、農業委員会がちゃんと動きませんと、いわゆる投機的な取引とかなんとか、そういうものを予防するということができない、...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  先ほど、フランス語でどう発音するのか私はわかりませんが、CTEのお話がございました。これは、要は契約なんです。直接支払いをやりますときにも、ばらまきじゃだめだという話をしたんです、何かの行為に対する対価でなければお金は支払えませんと。そ...全文を見る
○石破政務次官 お許しをいただきまして、私の方からお答えをさせていただきます。  恐らく委員は、スターリンクのことも念頭に置いての御質問ではなかろうかなというふうに思っておるわけでございますが、この遺伝子組み換えの問題につきましては、アメリカとEUの間でもいろいろな論争のあると...全文を見る
○石破政務次官 誤解を与えるような答弁をしたらお許しをいただきたいと存じます。私ども、開発業者に責任があるというようなことは申しておりません。それをチェックすることが当然私どもの責務であるというふうに認識をいたしておるわけでございます。  御指摘のその体制等々どうなっておるかと...全文を見る
○石破政務次官 えさがどこから入ってくるかということでございます。六カ所がどのようなところに分布をしておるかと申しますと、これは北海道から九州まで分布をしておるわけでございますが、えさは主に、御案内のとおりアメリカから輸入をしておるわけでございます。アメリカからの輸入につきまして...全文を見る
○石破政務次官 これは稲に限らず、では大豆はどうなんだ、いろいろな食品があるわけでございます。先ほど申し上げましたように、アメリカとヨーロッパの間で、それではどちらが挙証責任を持つのかというようなことで論争が闘わされておるところでございまして、我が国といたしましても今態度を決めね...全文を見る
○石破政務次官 もう一度お願いできますか。緊急調整ですか。
○石破政務次官 農家が、水田としての機能を維持しつつ、生産調整に資するということが効果だろうというふうに思っております。
○石破政務次官 委員と同じ悩みを実は私も持っていまして、これは、集落営農というのをやってきたわけですね。つまり、集落全体で農地を守り農業生産を維持していきましょうという政策をとってきたものですから、結果として担い手に政策が集中しなかった。逆に申し上げれば、本来やめるべき人が集落全...全文を見る
○石破政務次官 お答え申し上げます。  平成九年であったかと思いますが、河川法の改正が行われました。その際に、環境というものを重視いたしまして、第一条であったと思いますが、河川環境の保全、整備ということが法律の目的に加わっておるわけでございます。  委員御指摘のように、耕作放...全文を見る
○石破政務次官 先ほど委員が、家族農業経営でもしんどいのにという表現をお使いになりました。それは、家族農業経営が何で大規模専業的なものより強いかといえば、それはほかに収入源があるから強いということであります。それが一番の理由だと私は思っています。ですから、今米の例をお挙げになりま...全文を見る
○石破政務次官 私は、現実は現実として認めないと、まともな政策というのは出てこないのではないかなというふうに思っておるわけでございます。  つまり、現在コスト割れをしてでもつくっておられる方々、そういう方々がどれだけあるか。それは、いろいろな意味で農業の持っておる多面的な機能を...全文を見る
11月07日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第1号
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○政務次官(石破茂君) お答え申し上げます。  あるいは今先生が各委員のお手元にペーパーをお配りかと存じます。恐らく、東京都中央卸売市場から出ておりますこれからお引きになったものかと思います。今の御質問はそこの左下の部分でしょうか、「中央卸売市場の機能」というふうに書いてござい...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○石破政務次官 これはきのうも似たような御質問があったかと思っております。すなわち、企画管理を専ら行い、実質的に所有者たる構成員とは全く関係ない人が役員になれるようにすべきじゃないかというようなのが所有と経営の分離という御指摘であるとすれば、これはやはり耕作者主義から外れることに...全文を見る
○石破政務次官 御指摘の点は、例えばきのうの参考人質疑でも、生源寺参考人がゾーニングという言葉を使ってお話をしておられました。それなりに一つの御見識ではなかろうかと私は思っております。ただ、永久農地的なものを認めた場合に、それが憲法に認めたところの財産権の侵害になりませんか、それ...全文を見る
○石破政務次官 あるいは委員の御質問の意味を取り違えておるのかもしれませんが、確かに、雇用機会を創出、いわゆる一種の安定的な兼業というものも創出をしていかなければならぬ、これも一方においてございます。専業的なものも育てていかねばなりませんが、一方で安定的な兼業というものは必要だろ...全文を見る
○石破政務次官 昔といいますか、私が子供のころですから三十何年前ですが、三ちゃん農業という言葉があって、じいちゃん、ばあちゃん、母ちゃんですか、決してポジティブな言葉じゃなかった、どちらかというとネガティブな、これから先農業は本当にそういう人たちが担うんだよというような響きの言葉...全文を見る
○石破政務次官 平成十年から、私ども農林水産省と文部省との間で、そういうことにつきましての協議会を定期的に持たせていただいております。農業政策は農林水産省、教育は、例えば農業高校なんかでもそうですが、文部省ということでは全然話にならない。やはりお互いによく連携をとりながらやってい...全文を見る
○石破政務次官 そのようにきのう私の方からお答えをいたしております。
○石破政務次官 委員御案内の上で御質問かと思いますが、ミニマムアクセス米というのは、従来、輸入機会がほとんどなかったものに最低限の輸入機会を与えようということで、全くその名のとおり、前回の交渉の際に全加盟国賛成の上で決められたものでございます。今でもそれに反対をしておる国は全くご...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○石破政務次官 先ほど審議官の方からもお答えをしたことでございますが、これは三月にやりました。その後、オーストラリアから異議申し立てがあって、今月下旬にやるようになっております。これは、政治的な判断とか価値判断を交えずにやるものございまして、純粋に関心のある国が多数決で決める。三...全文を見る
○石破政務次官 先般のお答えと重複をできるだけ避けてお答えを申し上げます。  委員御指摘のように、今、六カ所ございます検査所職員は六十二名ということであります。また、今回百カ所にふやす。ただ、これを全部調べるということは本当にできるかねといえば、物理的に不可能であるということは...全文を見る
○石破政務次官 ただいまお答えをしたとおりでございまして、現在の体制でできる限りやってみまして、その結果次第では当然増加することもあり得べしというふうに思っております。
○石破政務次官 それによって効果がどれぐらい出るかということです。入ったからふやすとか、そのような問題ではございません。
○石破政務次官 私どもとしては万全を期すべくやっておるところでございます。  今、実際にどのようなことになるかわからない時点で、増員するとかそのようなことは予断を持って申し上げることだとは思っておりません。私どもとしては、国民の食生活に万全の責任を持つ、そのことについてはいささ...全文を見る
○石破政務次官 失礼、六十検体が百検体の間違いでございます。訂正をさせていただきます。
○石破政務次官 それは、すべてについて見られればそれが一番よろしいのだろうというふうに思っております。  ただ、こういうことを申し上げては、あるいはおしかりをいただくのかもしれませんが、危険なものはすべてやめろということを申し上げたときに、本当に今の生活というものは成り立つかと...全文を見る
○石破政務次官 委員長から御指名をいただきましたので、議事整理権は委員長にございますので、私からお答えを申し上げます。  これは当然のことでございますが、委員御案内のとおり、自給率の低い麦でありますとか、大豆でありますとか、トウモロコシでありますとか、そういうようなものの生産振...全文を見る
○石破政務次官 北村先生には、本当に現場に一番近くて、生産者の方々と苦楽をともにされたお立場から、いつも御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  今、委員から御指摘がございましたように、まだまだ需要はあるんだろう、それを国内の中で供給し切れておらない、その問題点は...全文を見る
○石破政務次官 委員御指摘のように、雪印の問題がありまして以降、加工乳だから問題があったんだ、生乳であれば問題がなかったんだというがごとき議論がございますが、それは余り正確ではないのだろうと思っております。  加工乳だろうが生乳だろうが、管理が不徹底であれば事故が起きるのは当た...全文を見る
○石破政務次官 本当に御夫婦でお休みをとりたいというのは、実感なんだろうなというふうに思っております。いや、私もとってみたいという声もその辺にあるのかもしれませんが。ですから、本当に一人だけ休めても仕方がないんだと。今の酪農の経営実態、そしてまた、何よりも生き物相手であるというこ...全文を見る
○石破政務次官 加工食品全体を含めての御質問かと存じます。  これは、梅干しですとかラッキョウ漬けですとか、そういうものなんかも議論になるわけでございますが、これも専門的な検討を加えて、原料、原産地表示を含む品質表示基準の策定に着手するということになっているわけであります。 ...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○石破政務次官 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  畜産の振興を図るため、農林水産省といたしましては、従来から、家畜の伝染性疾病の発生の予防及び蔓延の防止に絶えざる努力を払ってきているところでございます。 ...全文を見る
○石破政務次官 局長からお答えしたことと重複をしたら恐縮でございますが、強化をどのようにするかということでございます。  今回の法改正に伴いましてそういうことができるようになるわけでございますが、そのような検疫を的確にやりますために、来年度の予算の要求におきまして検査、指導に要...全文を見る
○石破政務次官 先生御指摘の点は、私どもも極めて重要であるというふうに考えておる次第でございます。  御案内のとおり、口蹄疫などの海外病に関する試験研究は、家畜衛生試験場の海外病研究部というところがございますが、そこが実施をしておるわけでございます。その研究成果を通じまして、専...全文を見る
○石破政務次官 お言葉を返すように聞こえたら恐縮でございますが、私どもは逃げておるわけでもございませんし、隠しておるわけでもございません。  ただ、このようなことはきちんと科学的に調査をし、きちんとした結論を得て、それを消費者の皆様方に、適宜といいますか出たところから、正確に余...全文を見る
○石破政務次官 それは私が言い間違いをしました。それは当日訂正をしたとおりでありまして、百検体を調査するということでございます。  恐らく先生の御趣旨は、もっと精度を上げることはできないかということも含めての御質問かと思いますが、これを百検体に上げることによりまして大体九〇%ぐ...全文を見る
○石破政務次官 間違いはございません。
○石破政務次官 このようなスターリンクというものが入ってくることが未然に防止ができなかったか、予見ができなかったかということについて申し上げれば、アメリカの方からそれは大丈夫ですというようなことが言われておったわけで、そのことを信じたのが悪かったと言われればそのとおりかもしれませ...全文を見る
○石破政務次官 米政府の言うことを、それを信用したのがいけなかったということについて、もし誤解があったらごめんなさい。そうしますと、そういうものが入ってこないようにこれから先、日米間でどのような取り決めができるか、どのような体制を構築することができるか、そのことにつきまして現在、...全文を見る
○石破政務次官 局長からお答えをしたとおりでございますが、今私どもが米国政府に対してどんなことを要請しておるかといいますと、えさ用のトウモロコシにかかわります検査手続の作成、これをきちんとしてくださいということを申し上げておるわけでございます。これは、日本に輸出をする前に米国にお...全文を見る
○石破政務次官 この問題に限ってお答えをさせていただきたいと思います。  これは当然でございますが、えさですから直接人間が食べるわけではないのですね。直接人間が食べるわけではない。そうすると、えさとして鶏なり牛なり豚なりが食べ、それが消化をされ、どのようにして肉の中に入るのか入...全文を見る
○石破政務次官 前回の平成九年の改正の後に何をやったかということでございます。  先ほど局長からも御答弁申し上げたかと思いますが、演習という言葉がいいんでしょうか、各都道府県で関係者の皆様方に御参加をいただきまして防疫演習というものを行ったということでございます。  そして、...全文を見る
○石破政務次官 先生の御指摘のとおりだと思っております。  自給率を向上させるためにはこれが一番効き目があるだろうというふうに思っておりますし、何度か先生とも議論をさせていただいたことですが、中山間地、条件不利地域を再生させるためには、やはり酪農、畜産というものを考えていかなき...全文を見る
11月17日第150回国会 参議院 本会議 第11号
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○政務次官(石破茂君) 農地法の一部を改正する法律案の趣旨につき、大臣にかわる事情につきまして議院運営委員会の御理解をいただき、私からその詳細を御説明申し上げます。  効率的かつ安定的な農業経営を育成し、地域農業の活性化を図りますためには、農業経営の法人化の推進が重要になってお...全文を見る
11月30日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○石破政務次官 おはようございます。それでは、御説明を申し上げます。  まず、農業交渉の状況と提案の検討経緯につきまして御説明を申し上げます。  WTO農業交渉は、WTO農業委員会特別会合で行うことが合意され、本年は、三月、六月、九月、十一月の四回、この特別会合が開催されまし...全文を見る
○石破政務次官 委員の御指摘のとおりであろうと思っております。私も、きのう大会に行きまして、トラックに積まれた材を拝見して、本当に大変なことだというふうに思いました。  端的に申し上げますが、今回、林政の基本的な考え方を、木材生産を主体としたものから森林の多様な機能の持続的発揮...全文を見る
○石破政務次官 お答え申し上げます。  多面的機能とはかくのごとしというきちっとした定義があって、多面的というのはABCDEFG、こういうのが多面的ですよということはまだ確定できたとは思っておりませんし、委員御指摘のように、各国それぞれ少しずつ認識の差はあるのですね。  御指...全文を見る
○石破政務次官 まさしくそういうことであろうというふうに思っております。  委員御案内のとおり、我が国は、条件不利地域に対します直接支払いというのをやっております。その場合には、町村で条件有利なところと不利なところと、コストの差を上限としてという組み立てをいたしておりまして、そ...全文を見る
○石破政務次官 全く委員の御指摘のとおりであろうと思っております。アメリカがあってEUがあってケアンズがあってというような画一的な分け方ではなくて、ケアンズの中にも私どもの主張を理解してくれる国はたくさんあるだろうというふうに思っております。前回はその辺の御説明が十分ではなかった...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  全く主張が一緒ということは恐らくあり得ないのだろうと思っております。一〇〇%一緒であればそれは結構なことですが、なかなかそうもまいりません。  ただ、委員の御指摘のような点は確かにあろうというふうに認識はいたしております。しかしながら...全文を見る
○石破政務次官 お答えを申し上げます。  もし仮に漁民の皆様方にそのような疑念を抱かせるようなことがあるとすれば、それは大変に申しわけのないことだと思っております。ただ、同時に、私どもは、委員が先ほどから御指摘のように、このヨコワ漁業というものは何とかして守っていかねばならぬ、...全文を見る