石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○石破副長官 このたび防衛庁副長官を拝命いたしました石破でございます。  日本国の独立と平和を守る任務につかせていただきました。身の引き締まる思いであります。米田、岩屋政務官とともに長官を補佐し、全身全霊を尽くしてまいりたいと思っております。  防衛力は、私は、最大の抑止力で...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○石破副長官 委員長から御指名をいただきましたので、私からお答えを申し上げます。  平成四年十二月、御指摘の「なだしお」の艦長の責任につきましては、横浜地方裁判所において……
○石破副長官 問題点は、今先生が御指摘になったとおりであります。  昨年の十二月に、政府といたしましても、情報インフラのサイバーテロ対策に対する特別行動計画、これを策定いたしました。足らざるところもあろうかと思いますので、先生の御指摘を生かしながらやってまいらねばならぬと思って...全文を見る
○石破副長官 基礎から覆すというようなことだとは、それほど脆弱、これは言い方は非常に難しいです、今回の事故が重大であり、本当に御家族の皆様そして行方不明の方々、その御家族にも十分考えていかねばならぬ、配慮せねばならぬ、しかし、それでひびが入るほど脆弱なものだというふうには思ってお...全文を見る
○石破副長官 その場合は、ACSAに基づきまして可能であるというふうに考えておる次第でございます。
○石破副長官 先生御案内のとおりでございますが、周辺事態安全確保法におきましては、戦闘作戦行動のために発進準備中の航空機に対しては給油を行わない、これは先生御案内のとおりです。そうしますと、空中給油機が行います場合、CAP中の米軍機に対してどうかということであろうかと思います。 ...全文を見る
02月27日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○副長官(石破茂君) 防衛庁副長官を拝命いたしました石破でございます。  防衛力の整備は脅威に対する最大の抑止力である、このように考えております。そのために必要な法律の整備、装備の充実に全身全霊を傾けてまいる所存であります。  委員各位の御指導を心からお願いいたしまして、ごあ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○石破副長官 委員長の御指名ですので、お許しをいただきたいと思います。  先生御指摘のようなことは確かにあろうかと思っております。ただ、六四式が全く役に立たないかどうか、そしてまた、諸外国がどのような装備を持っておって、それがどのような性能であるかということを総合的に勘案する必...全文を見る
○石破副長官 御指摘ではございますが、この機関けん銃とSIGザウアーというのは、多分用途が違うのだろうと思っております。したがいまして、それを比較すること自体の意味というのを、私としては、はかりかねておるところでございます。  つまり、この機関けん銃は幾ら撃てるかというと、一遍...全文を見る
○石破副長官 委員長の御指名をいただきましたので、お許しをいただきたいと存じます。  その九ミリ機関けん銃の整備状況につきましてですが、これはどういう場合に使うかというと、例えば空挺団というようなものを想定しております。空挺団が落下傘でおります、そのときにおりた姿勢は当然不安定...全文を見る
○石破副長官 それは、我が国が国際的な責任を果たすという意味において、今後さらに展開をしていかねばならない。しかし、どういう場合に日本が出るべきかということは十分に議論されてしかるべきであろうというふうに考えております。どういう場合に自衛隊が出たら一番そこの場の平和を維持するのに...全文を見る
○石破副長官 イスラエル軍の御好意によって飛ばせていただいたと了知しております。
○石破副長官 あちら側の便宜供与ということであろうと思っております。つまり、イスラエルの装備、イスラエルのいろいろな現場、そういうものを外国の防衛の責任者に、見学という言葉は適切を欠くかもしれませんが、それは相互の交流であり、相互の理解を深めるということであり、そういうようなこと...全文を見る
○石破副長官 あるいは十分なお答えにならないかもしれません。いついつ、だれが会って、どのようなことをやったというところまで私は存じません。しかしながら、手続は外交当局を通じまして適切にやられております。いささかも恥ずるところはございません。
○石破副長官 破砕状況のお尋ねでございます。  平成十一年度以降は民間の事業者に委託をいたしまして、爆発、分解、焼却等によって処分を行っておるところでございます。平成十三年二月末までに二十二万個の廃棄を完了いたしておるところでございまして、残りの対人地雷につきましても、廃棄の期...全文を見る
○石破副長官 恐縮でございますが、詳しくは存じておりません。  ただ、耐用年数というんでしょうか、それが過ぎましたときから順次それを更新してまいる、その過程においてそれはなくなるものだというふうに理解をしております。
○石破副長官 廃棄という言い方は正しくなかったかもしれません。あるいは、管理がえと言うことが正しいかと思っております。
○石破副長官 減耗したものを更新するという形でございますので、減耗したものはそれぞれ適切なルール、ルールといいますか規則にのっとりまして処分をいたしております。
○石破副長官 大変失礼をいたしました。破砕によりまして使えないようにいたしておるところでございます。
○石破副長官 先生がピアソン・センターへ行ってらっしゃったことは、私も外交フォーラム等々で拝見して存じております。  私どもといたしましては、今までも、国際平和協力本部事務局に出向しております陸上自衛官一名、昨年の十月、研修に行っております。また、今の大臣のお答えの中にもござい...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○副長官(石破茂君) お答えを申し上げます。  国連に加盟しておる国が百八十八ぐらいあるというふうに承知をいたしております。私どもで調べました限りにおいて、その中でエージェンシー、庁という名前を使っておるところは一カ国もございません。これは一つもございません。これは、アメリカの...全文を見る
○副長官(石破茂君) お答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、不備な部分があるのではないかという御指摘をいただいております。  これは、一昨年の六月に、先生も中心になって議論をしていただきました自由民主党の危機管理に対するプロジェクトチーム、そこにおきまして、法制化も含め...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○石破副長官 ただいま東門議員がおっしゃったとおりだと思っております。私どもも全く同じ認識を持たせていただいております。  つまり、今議員が御指摘のように、沖縄が日本国の中で唯一戦場になった地域であるということ、そしてまた、そのときに軍と一緒に南方へ逃げられた方々が多くの悲惨な...全文を見る
○石破副長官 件数について正確に把握はいたしておりません。  しかしながら、沖縄におきまして、九九年度であったかと思いますが、これと全く同じ事例ではございませんけれども、似たような事例がございました。また、全国におきましては、大変遺憾なことでございますけれども、被害者の方が中学...全文を見る
○石破副長官 失礼をいたしました。  沖縄県におきましては、平成十一年度でございますけれども、全体件数としては、犯罪件数ということで申し上げれば十九件、その中で交通犯を除きますと六件というふうに承知をいたしております。
○石破副長官 今回、この事案に関して申し上げれば、南混団というふうに私ども申しておりますが、南西航空混成団と申します。その司令が、隷下にあります部隊を訪問いたしまして個別に指導を行う。そしてまた、各部隊においてグループ討議を行い、再発防止に関する自己啓発を行っておる。そしてまた、...全文を見る
○石破副長官 これは、御本人並びに御家族のプライバシーという問題がございまして、委員御案内のとおり、私どもが今直接お目にかかっておわびを申し上げるという段階にございません。しかし、もしお目にかかれるようなことがありとすれば、またそういうような私どもの意思が伝わることありとせば、そ...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○副長官(石破茂君) 先生御指摘のような御議論がある。私自身もそういう議論に参加をいたしております。  問題は、要は三つの段階があると思っておるわけですね。つまり、日本有事の場合には日本にとっては個別的自衛権の行使であり、アメリカにとっては集団的自衛権の行使である、この場合に共...全文を見る
○副長官(石破茂君) 自衛官のOBとして、また自衛官であられた田村先生の御指摘ですからまことにそういう面もあろうかと思っておりますが、ただ我が国が諸外国と比べて違いますのは、予備役の比率が非常に低いということなんだろうと思っております。つまり、実際の現役と予備役の比率というのを考...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○石破副長官 私どもとしては、いっかな矛盾するとは思っておりません。今局長から答弁を申し上げましたように、それは、相手が保有をしております戦闘機の能力が上がった、それに対応しなければいけない、能力が上がったということを申し上げておる、向こうの能力に対応するものをこちらも持たねばな...全文を見る
○石破副長官 いささかたりとも反するものではございません。
○石破副長官 こういう場合が合理的な範囲内ということをここでそれぞれ場合を設定してお答えすることは極めて困難なことでございますが、あえて申し上げれば、それは法益の均衡ということなのだろうと思っております。利益をどのように考量していくかということだろうと思っています。  委員御指...全文を見る
○石破副長官 先ほどの答弁でも申し上げましたが、私は、武力のさなかにあって法が沈黙するとは思っておりません。法が沈黙をしてはいけないからこそ有事法制が必要なのだというふうに思っておりますし、であらばこそ、民主主義の属性だというふうに申し上げたつもりでございます。  それで、あい...全文を見る
○石破副長官 お答え申し上げます。  防空警報をだれが発するか、そしてまたどのように鳴らしていくかということにつきましても、今大臣からお答えを申し上げましたように、どうするのが一番有効であるかということ、これを議論していかねばならぬと思っているところであります。  したがいま...全文を見る
○石破副長官 お答えを申し上げます。  これは、台湾と米国との間で進められていることでございますので、私どもがあれこれ言及する筋合いにはなかろうとは思っております。  ただ、これがイージス艦ということになりますと、これは委員御案内のとおり大変な防空能力を持った船ですね。今まで...全文を見る
○石破副長官 中国側の発言におきましても、その後領空に侵入したというような発言がございます。また、指摘されております地域は公海上である、このような認識を持っておるところでございます。
○石破副長官 同種という意味がなかなかちょっとわかりかねるところではございますが、電波情報を収集するため、こういう意味で申し上げますと、岩国にEP3という名前の電子戦データ収集機、これを五機保有しておるところでございます。
○石破副長官 御指摘のとおりだと思います。
04月12日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○石破副長官 これは、アメリカと中国との両方の発表を総合して申し上げますが、日本時間の一日の午前十時過ぎに、南シナ海の海南島南東の公海上空、これを航行しておりました、通常の偵察活動を実施しておりましたEP3、アメリカ海軍の哨戒機でございますが、これが追跡した中国海軍のJ8戦闘機二...全文を見る
○石破副長官 時刻につきましては、私どもは十時過ぎというふうな認識をしておるところでございます。  なお、位置につきまして、アメリカ側の発表におきましては、海南島沖七十海里、約百三十キロというふうに申しておりますし、中国の方は海南島東南、今先生がおっしゃったとおりでございますが...全文を見る
○石破副長官 失礼いたしました。先ほどの時刻につきましては日本時間ということでございますので、時差がございます。十時過ぎ、それは九時七分というような御指摘と一致しようかと思っております。訂正させていただきます。  今のお話についてでございますが、接触が起こったのは公海である。中...全文を見る
○石破副長官 香港側でそのような報道がなされておることは承知をいたしております。その両者によって全く事態というものの把握は異なるということも、委員御指摘のとおりでございます。  ただ、そのことについて私どもがどちらであると認識しておるかということについて、今確たるお答えを申し上...全文を見る
○石破副長官 私も委員と同じように、このことが日本の安全保障にとって極めて重大な問題であるという認識は持っております。  ただ、実際、今、委員、ビデオというふうにおっしゃいました。そういう可能性も十分にあるだろうと思っております。乗員は今帰ってきておらないわけであります、まだ現...全文を見る
○石破副長官 EP3というふうに呼称しております、名前がついております飛行機を、岩国に五機持っていることは事実でございます。
○石破副長官 実は、私も同じ疑問を持ちましてこれを読みました。これはどういうことなんだということを確認もいたしました。  これはP3Cの中に含まれております。P3Cのバリエーションの中に入っております。もう少し詳細なものには、このEP3というものを別個立てにして記載しておるはず...全文を見る
○石破副長官 申しわけございません。先ほど答弁に誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。  委員御指摘の、この「日本の防衛」のP3C、この中に先ほどEP3が含まれているというふうに申し上げましたが、誤りでございました。含まれておりません。これは、ごらんのとおり主要航空機...全文を見る
○石破副長官 このことにつきましては、米国と緊密な連絡をとりながら対応しておるところでございます。  しかしながら、今の時点におきまして、私どもの方でこのような情報を得ておるというようなことを申し上げますことは、大変申しわけございませんが、事柄の性質上差し控えさせていただきたい...全文を見る
○石破副長官 現在、予備自衛官が何をしておるかということでございますが、これは委員御案内のとおりでございましょうけれども、防衛招集命令を受けまして自衛官となり、予備自衛官または即応予備自衛官から成る部隊が作戦地域に転用された後、後方地域における警備、また後方支援等の役割を担う、こ...全文を見る
○石破副長官 平成十一年度の数字でございますが、即応予備自衛官を雇用していただいておる企業は二千百社というふうに認識をしております。また、即応予備自衛官の方々が訓練に出ていただく率は、これは私も非常に高いなと思ったのでございますけれども、九七・二%ということで、それだけの方々が訓...全文を見る
○石破副長官 これは委員も恐らくそうであろうと思いますし、私も戦後というか戦無派の世代でございますから、あるいは世代によって認識は違うのかもしれません。ただ、自衛官の仕事というものが戦前の忌まわしい記憶と結びついて、なかなか予備自衛官の応募が少ないというふうには私は認識をしておら...全文を見る
○石破副長官 今回、予備自衛官補というものをなぜ入れるかということでございますが、一つは、正直申し上げまして、予備自衛官の募集環境が厳しくなっておるということが実はございます。  先ほど委員からも御指摘をいただきましたが、予備自衛官にはなったが、なかなか職場の都合等々でやめてし...全文を見る
○石破副長官 潜在的脅威という言葉は最近用いておりません。そのような認識を私ども持っておりませんし、国際情勢についても、今委員の御指摘のとおりだろうというふうには思っております。  しかしながら、どのような形か明確に答えよというお話でございますけれども、いわゆるゲリラ・コマンド...全文を見る
○石破副長官 統合幕僚会議で百七名、その内訳でございますが、統幕事務局におきまして十四名でございます。この十四名の内容は、防衛交流関係の体制の強化、中央指揮システムの保全体制の強化ということになっております。  残ります九十三名は、これは情報本部でございます。これは、政府の情報...全文を見る
○石破副長官 大変恐縮でございます。専門家ではございませんので、そのまま御説明するようなことになりまして、失礼かと思いますが、お許しをいただきたいと存じます。  私どもといたしましては、化学兵器に使用される可能性がございます有毒化学剤といたしましては、神経組織に作用しまして身体...全文を見る
○石破副長官 お答えも重複して恐縮ですが、お許しをいただきたいと存じます。  人数につきましては、技能公募が大体四十から六十人、一般公募が二百人から三百人ということを現在考えておるところでございます。この根拠は何だと言われますと、先ほどもお答えをしたのですが、明確な根拠というも...全文を見る
○石破副長官 委員御案内のとおりでございますが、師団でありますとか旅団でありますとか、これの配備ということだけについて申し上げれば、そう均衡を失しているとは思っておりません。  しかしながら、その能力いかんというふうに問われました場合には、これは、現在のままで御指摘のような西日...全文を見る
○石破副長官 基本的な運用の構想は、今委員が御指摘のとおりでございます。しかし、本当に欠けてしまった場合に、後方におりましたそのような部隊が出なければ任務が全うできないということは、当然理論としてありようかと思います。そういう可能性を排除するものではもちろんございません。
○石破副長官 そのような考え方でおります。
○石破副長官 そのとおりでございます。
○石破副長官 自動的にということは、私は、訓練が終わって次の日から自動的になるというわけではないというのは先ほど申し上げたとおりでございます。  また、そのことについて説明をするかということでございますが、いやしくも予備自衛官補、そしてまた予備自衛官となるということでございます...全文を見る
○石破副長官 それは当然、そういう意思表示があればそういうことはあり得るだろうと思っております。
○石破副長官 大学の使命というものの中にそのようなことがある、それは委員御指摘のとおりですし、そのような総長、学長さんの御意見は、それはそれで多とせねばならぬと思います。しかし、これは志願するものでありまして、これを学徒出陣、徴兵制とダブらせて議論をされるというのは、私はそれは事...全文を見る
04月17日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○副長官(石破茂君) 委員御指摘のとおり、極めて重要な地域だという認識は持っておるところでございます。それは、海洋資源もそうです、天然資源、漁業資源もそうです。それから南沙群島が非常に近いということ、そのようなことで地政学的にも極めて重要な地域であるというふうな認識を持っておりま...全文を見る
○副長官(石破茂君) 御案内のとおり、同じEP3ではございますが、米軍のEP3と私どものEP3は機体だけが一緒のものであって、中のシステムは全く異なるものを使っておるわけでございます。  したがって、今回、中国がそれを手に入れ、それを分解し、いろんなものを把握したとしても、それ...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○石破委員 おはようございます。  訪米を控えられました外務大臣並びに防衛庁長官に幾つか質問をさせていただきたいと存じます。  まず、外務大臣にお尋ねをいたします。  外務大臣は、先般の当委員会におきまして、このようにお述べになりました。これまでに我が国の安全及びアジア太平...全文を見る
○石破委員 今、五十六年の答弁書をそのまま引用なさったと存じます。五十六年の答弁書には、そこには集団的自衛権というものを明確に否定しておる、そういう意味では同盟とは言えないというようなくだりがあります。そしてまた、軍事的ということよりも、むしろ全部、総合的にというようなとらえ方、...全文を見る
○石破委員 合衆国がいろいろな国と同盟を結んでいますね。その中で、日米安保といろいろな違いがあります。その中で、いろいろな自立した関係がありますよ。例えば、NATO諸国もそうでしょう、韓国もそうでしょう、日本だけが自立、自立というわけではなくて、合衆国がいろいろな国と同盟関係を結...全文を見る
○石破委員 そのことも特色の一つです。  しかしながら、では、NATO条約と比べてみた場合に、ほかの条約と比べてみた場合に、応援発生事由、応援義務の発生事由、そしてまた適用範囲、適用の地理的範囲、そういうものについてもいろいろな違いがあることは大臣御存じだと思います。そのことに...全文を見る
○石破委員 それぞれ当然のことであります。ですから、外務大臣には、もちろん既になさっておられることと思いますが、御訪米前に、日米安全保障条約は、ぜひ日本語、そしてまた英語、両方きちんと読んでいただきたい。そしてまた、NATO条約と那辺に違いがあるかということであります。  例え...全文を見る
○石破委員 ここでそれぞれについて議論をするつもりはございませんが、日米安保は日本国の施政下にある領域が適用範囲であります。  繰り返しますが、施政下外において日本国の船舶や日本国の護衛艦やそういうものが攻撃を受けたときに、すなわちそれを助ける義務は米国にはございません。そのこ...全文を見る
○石破委員 恐らく大臣も御案内かと思いますが、アメリカの国民のほとんどの人、九九%の人はそういう事態において、つまりアメリカの船だけが攻撃をされた事態、もちろん日本の船もやられれば当然個別的自衛権ですよ、しかしながら、アメリカの船だけがやられた場合ということを私は前提として申し上...全文を見る
○石破委員 もうそのことについては、それではまた最後にお尋ねをいたしましょう。  しかし、今は日米安保が結ばれたときと違いまして、ミサイルは一遍にどこでも落ちるんですよ。あっという間にどこでも落ちる。そして、スホーイ27なんぞという戦闘機はマッハ二・三で飛ぶのですね。日本海を渡...全文を見る
○石破委員 今議論をしておりますのは、有事において、防衛出動下令時において自衛隊はどのように行動ができるかということ、どのような制約があるかということを議論しているわけですね。しかしながら、そのことは、米軍もどうなのですかということなのであります。そしてまた、有事版のACSAみた...全文を見る
○石破委員 これは私どもにも責任はあるんですが、研究が終わってから、例えば防衛庁の公表文が出てから、二十数年何もしないで来たわけですよ。有事というのはいつ起こるかわからない、あした起こるかもしれない、あさって起こるかもしれない。そのときに十分な議論をすることは必要ですけれども、そ...全文を見る
○石破委員 それでは、ミサイル防衛構想についてお尋ねをいたします。  五月一日にブッシュ大統領はこのことに対して演説をいたしました。ブッシュ大統領の演説の内容につきまして、大臣はどのように評価をなさっておられますか。  私は、ブッシュ大統領のおっしゃることは、今までの相互確証...全文を見る
○石破委員 現在伝えられる限りで、ミサイル防衛構想の持つ日本にとってのメリットは何ですか。どのようなものだとお考えですか。
○石破委員 確かに、軍事技術の研究が民生に波及する、いろいろな民生品、汎用品ができてくる、そういうメリットはありますが、そのことは事の本質とは何の関係もないのですよ。何の関係もない。  問題は、私は、ミサイル防衛というのは、これこそ専守防衛であって、こんなに専守防衛的なものはな...全文を見る
○石破委員 大統領は、演説を何度もされておられる。あるいは、大学の入学式でも演説をしておられる。そして、在米の日本大使館は、もちろん優秀な防衛駐在官もおります。情報を一生懸命集めて、そして、今の段階で日本国としてどうなのかということのために一生懸命やっておると思うんです。会わなき...全文を見る
○石破委員 同盟の強化というのは、同盟の強化のために大臣はアメリカにいらっしゃるわけですよ、大臣のごあいさつからすれば。同盟強化が一番大事だというふうにおっしゃっておられるわけです。  このミサイル防衛構想に対して、日本という国が置かれた状況、日米間のいろいろなつながり、それか...全文を見る
○石破委員 どうも声が出にくいようで恐縮ですが、あと一、二問、御辛抱いただきたいと思います。  集団的自衛権といいますと、何かすごくおどろおどろしいような、大国のそういうような横暴に日本は力をかすのではないか、こういうような見方をされる方もあります。しかし、何で国連憲章五十一条...全文を見る
○石破委員 これをもって外務大臣に対する質問は終わりますが、要は、副大臣、キーワードは集団的自衛権というもの、いつかはそれに触れざるを得ないのですよ。周辺事態法、先ほど申し上げた艦船の例にしても航空機にしても、それを助けることもできない、整備もできない、油をつぐこともできない、そ...全文を見る
○石破委員 経過をすべてわかった上で御答弁なさっておられるんだろうと思います。  今、我が党の小委員長の浜田さんもおられますし、認識が十分ではないというふうにおっしゃいましたね。そういうことがあってはならないんですよ。防衛庁がどうの、海上保安庁がどうの、警察がどうの、そんな問題...全文を見る
○石破委員 不審船の話、工作船の話から二年たちました。もっとすごいのは有事法制ですよね。これはもう二十何年、二十四年間。こんなことがあっていいのかという話なんですよ。これは、私は、自分に対する反省も込めて申し上げておるのであります。自分だけが正しいなんぞということを申し上げるつも...全文を見る
○石破委員 先ほどの工作船の話もそうですが、政府の中で、要するに立法化を前提としないという縛りが外れたわけですから、今大臣がおっしゃったようなことは、それはもう公表文に書いてありますから、全部知っています。そういうようなことをお尋ねをしているのではありません。  本当に、これは...全文を見る
○石破委員 これは、憲法が禁じた海外における武力の行使なんかに絶対に当たりません。個別的自衛権にも、集団的自衛権にも抵触しません。そういうようなことになったら、それはもうピースではないので撤収です。私は、そういうような認識のもとに警護の任務というものをきちんと与えなければ、九十五...全文を見る
○石破委員 ありがとうございました。  土井たか子君の質問に対する政府の答弁書というのが出ていますが、それが軍ではないということの証左だ、今大臣がおっしゃったようなことですね。私は、その考え方は余り正しくないと思っております。そのことにつきましてはこれからも議論をさせていただき...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 本会議 第5号
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○石破茂君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案されました諸法案につき、小泉内閣総理大臣に、この法案の一刻も早い成立を願う立場から質問をいたします。(拍手)  冒頭、今回の同時多発テロの犠牲となられた方々に哀悼とお見舞いの誠をささげます。そして、今このときも、捜索、...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○石破委員 まず冒頭、官房副長官、お時間がおありだと思いますから、先に副長官にお尋ねをいたします。これはPKOと関係なくて恐縮であります。  今回、アメリカでテロが起こった。やはりああいうことはアメリカのみならず、これはもう全世界どこでも起こるんだろう。ひょっとしたら日本にも起...全文を見る
○石破委員 法制化ということにきちんとした定義があるわけじゃないんですが、副長官御案内のとおり、法制化というのができるのは国会しかないんですよね。唯一の立法府は国会であって、内閣にそういう法制化の権限があるわけじゃない。  そうすると、法制化を目指した検討というのはどこまでかと...全文を見る
○石破委員 副長官よくおわかりのことですから、あえてもうこれ以上申しません。願わくば、例えば、どこの所掌か決まっていない第三分類が進んでいないからおくれちゃったとか、米軍にかかわる法制が進んでいないからおくれちゃったというようなことがないように、一日も早く出せるようにぜひ御努力を...全文を見る
○石破委員 最後に、長官にお尋ねをいたしましょう。  要するに、多くの方が、皆さんが心配しておられるのは、きちんとした武器使用の権限を与えないとやはり任務というのはきちんと行えないのではないかということなんだろうと、私はずっと議論を聞きながら思っているのですね。正当防衛、緊急避...全文を見る
○石破委員 終わります。