石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石破国務大臣 お答え申し上げます。  委員御指摘のとおり、北朝鮮が持っておると言われるミサイルは、射程三百キロのスカッドから始まりまして、スカッドB、スカッドC、そしてノドン、テポドンとくるわけでございます。我が国にとって最も懸念されますのは、射程が千三百キロと言われますノド...全文を見る
○石破国務大臣 お答え申し上げます。  委員御指摘のとおり、防衛省設置法案というのは、ただいま継続審議になっているところでございます。  他方、昨年の十二月十三日であったかと思いますけれども、与党三党の幹事長、政調会長の連名によりまして、「国家安全保障体制の一層の強化のため、...全文を見る
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石破国務大臣 北朝鮮の状況につきましては、委員御指摘のとおりだろうと思っております。  脅威というのは、要するに能力と意図の掛け算でございますから、能力は持っていると見るのが妥当でございましょう。それじゃ意図は那辺にありやというと、これはわからない。  ただ、北朝鮮の場合に...全文を見る
○石破国務大臣 これは確たることは申し上げられません。それは実験をしたわけでもございません。あくまで机上の計算でございますし、データもいろいろな、きちんと公表されたものではございませんから。そしてまた、それがノドンの場合には千三百キロというふうに言われております。どこから撃つかに...全文を見る
○石破国務大臣 当然のことながら、ありとあらゆる事態を想定して、その場合にどのように対応できるか、それは法律的にどのように構成をするかということもあります。それが対応可能なような能力を持つということもあります。しかしながら、そういうことは政府だけで決める問題ではなくて、よく国会の...全文を見る
○石破国務大臣 そのような無責任なことを私は申し上げておるわけではございません。では、その場合に、つまり我が方が武器の使用もしくは武力の行使ができるとするならば、それはどういう場合にできるのかということです。それはいろいろな前提があります。  例えば、これは従来御答弁申し上げて...全文を見る
○石破国務大臣 法的な構成は、要は着手の時期がいつかということにかかっております。  今委員が固体であろうが液体であろうが大して変わらないという御指摘がありましたが、私はそれは違うんだろうと思っています。固体と液体が違うのは、要はその液体燃料を注入し始めたという行為をどのように...全文を見る
○石破国務大臣 そのような個々具体的なことにつきましてここで御答弁をすることは適当ではないと考えております。
○石破国務大臣 今、委員の御質問ですが、東京を火の海にしてやる、灰じんに帰してやる、そういうことの表明があって、そして、そのために、それを成就せんがために、実現せんがために、まさしく燃料を注入し始めた、あるいはそういう行為に及んだということになるとするならば、それは意図も明白でし...全文を見る
○石破国務大臣 それを着手というふうに考えれば、法理上そのようなことに相なります。  つまり、いいですか、現実問題として考えて、そのときにどういう状況が行われているかということを考えて、ありとあらゆる外交努力をして、そういうことにならないようにやるわけですが、不幸にしてそういう...全文を見る
○石破国務大臣 敵地攻撃能力ということであれば、これは我が方はそのような能力を保有いたしておりません。  それはなぜかといえば、日米安全保障条約によって盾と矛という関係がございます。私どもは、あくまで盾として日米安全保障条約を理解してまいりました。それは、敵地攻撃、そのようなも...全文を見る
○石破国務大臣 これは、あるいは私の所管外のことなのかもしれません。有事法制そのものと直結をする議論だとは考えておりません。しかし、その情報が少しでも早いにこしたことはないでしょう、対処時間が短いわけですから。同時に、合衆国あるいは友好国からの情報だけではなくて、私どもとして独自...全文を見る
○石破国務大臣 政府全体で考えてまいる問題でございますが、では日米安全保障条約とは何なんだ、日米安全保障条約の信頼性というものをどこに求めるんだという議論は私は必要だと思っています。そのような問題がなければ、日米安全保障条約は何の意味があるんだということであります。我が国ですべて...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私どももいろいろの御意見を承りながら考えます。しかし、民主党の御意見として、それでは民主党として、あるいは末松委員として、日米安全保障条約をどのように考えるか、敵地攻撃能力を持つべきなのかどうか、法的構成はどうなのか、その御提案もぜひ承りながら、議論の糧、...全文を見る
○石破国務大臣 私どもとして、今、例えて申し上げますと、防衛力のあり方検討というものを行っております。そして、統合のあり方検討というのも行っております。これは、私どもは組織として、また民主主義のあり方として、防衛庁長官だけでこうだと決められるものではありません。防衛力のあり方につ...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石破国務大臣 イージス艦につきましての御質問は、それを一隻出したからこの日本の周辺は大丈夫かという御意味の質問であるとすれば、もちろん大丈夫だという意味で防衛局長は御説明をしたものだというふうに理解をいたしております。
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) お答えを申し上げます。  まず、核兵器を所有しているかどうかという点でございますが、これはいろんな考え方がございます。直近で申し上げますと、昨年の十月にラムズフェルド米国国防長官の記者会見によりますれば、少数の核兵器を保有している、このような指摘がござい...全文を見る
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 当方としては、そのような事実は確認をいたしておりません。
○国務大臣(石破茂君) これはあくまで米軍の行動でございますから、私どもは一〇〇%それを正確に了知をしておるわけではございません。私どもが知り得る限りにおいてそのような事実はないということを申し上げておる次第でございます。
○国務大臣(石破茂君) 今朝、報道がございました沖美町でそのような動きがあるということは承知をいたしております。そしてまた、硫黄島の状況が誠に厳しい、三宅村もそのとおりであります。そのような事実はよく存じておるところでございまして、事態の推移というものを注意深く見守ってまいりたい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いずれにいたしましても、厚木基地の状況というものが、これはもう判決もございます、そしてまた地元の方々の大変な御負担もございます。これはこのまま放置することは絶対にできない。控訴とは別の問題でございます。これは何とか解決をしなければいけないことであります。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  これは先生御案内のとおりでございまして、日米地位協定第二条に基づきまして、日米合同委員会の場におきまして日米双方が協議し、合意をするということに相なっておるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) あるいは繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、先ほど申し上げましたように、日米地位協定第二条の規定に基づきまして、提供する施設及び区域の面積、形状、使用条件、このようなことにつきましては、提供に際しまして日米合同委員会の場で双方が協議をしておるところで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この那覇の港湾施設につきましては、平成七年でございますが、日米合同委員会におきまして、この施設の浦添埠頭地区への移設を条件に全面返還が合意をされておる、先生御案内のとおりでございます。  この移設に当たりましては、この代替施設は現有の那覇港湾施設の機能、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 後段からお答えをいたしますが、すべての艦船に行っているわけではございません。テロ特別措置法の目的にかなう活動しかしておりませんので、インド洋に展開しておるすべての艦船に提供するということには相なっておりません。  インド洋に展開します米軍の艦艇が、すべて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、具体的にはこの船この船というふうに私どもは知っておるわけではございません。これは委員御案内のとおり、私どもの補給艦から提供しておりますのは、駆逐艦でありますとか補給艦でありますとか、そういうものに対して私どもの方から給油を行っておりますが、それから...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、昨年の十一月十二日に日米調整委員会が開かれました。そこにおきまして、アメリカ側から、日本から受けた支援がテロ対策特措法の目的に合致した活動に対して用いられなければならないことを十分認識している、そのように述べております。  これは、日米の信頼関係...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、私どものテロ対策特措法というものの趣旨を米軍、アメリカ側が十分理解をしておる、そのことに尽きると思います。
○国務大臣(石破茂君) サザンウオッチ作戦というのは、こういうものだというふうに承知をいたしております。  すなわち、私ども日本国といたしましては、飛行禁止区域というものがございますが、これに直接関与しておるわけではございません。したがいまして、その詳細を了知をしておるわけでは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確かに、先生御指摘のように油に色が付いているわけではございませんです。しかし、午前中に法制局長官から答弁がございましたが、それでは、給油、私どもがテロ特措法に基づきまして行っておる後方支援というものが当然武力の行使に当たるものではないということは、政府の一...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはどちらも合衆国としてやっておるものです。アメリカのホームページを信用するとか、アメリカ政府の委員会における発言を信用するとか、そういうものではございません。それは両者一体のものでございます。私どもが給油したものをもってサザンウオッチ作戦、それに参加し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) アフガニスタンにおけるテロ掃討、テロ撲滅ということにアメリカの、今、先生いろんな船をお挙げになりましたが、通常動力艦でいえばコンステレーションのことなんだろうと思っております。その私どもから給油を受けた補給艦、それから補給を受けた米空母がアフガニスタンのテ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今まで申し上げましたように、まず交換公文があると。これによって我が国の同意なしに第三者に移転をしてはならないということが決められております。  同時に、昨年十一月十二日に日米調整委員会におきまして、アメリカ側は、日本から受けた支援がテロ対策特措法の目的に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは合衆国側と、そのようなことには用いないと、このように言っておるわけであります。私どもは、当然それによって目的外に使われることはない、このように考えておる次第でございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、最初に申し上げたことでございますが、例えばコンステレーション、これに給油されたかどうかということが分かりません、私どもは。委員のお話は、要するに、私どもが米側の補給艦に補給した油がコンステレーションに使われ、コンステレーションがサザンウオッチ作戦に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま総理からお話があったとおりでございます。(発言する者あり)  ですから、コンステレーションというものが我が国からの油を使っておるということを前提にお話しになっておられます。しかし、そのことを私どもは確認をいたしておりません。それは、日米間の信頼と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもはそのようなことを本当に末端、末端といいますか、そこまで事実関係を確認しろという御指摘だろうと思います。私は、信頼関係というのはそういうものだと思っておりません。それは、テロ特措法の趣旨というものを十分尊重するというふうにアメリカ合衆国は言っておるわ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのようなことはないと考えております。
○国務大臣(石破茂君) 機能的にもそのようなことを想定をしているものではございません。
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○石破国務大臣 お答えを申し上げます。  これは、先生御案内のとおり、安全保障会議に総理大臣が諮問をいたしまして、そこの審議を経ることに相なっております。したがいまして、今の時点でそれをどうするかということは、安全保障会議の議を経て決定をされることであります。  しかしながら...全文を見る
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石破国務大臣 イラク攻撃が行われるかどうかはまだわかりません。どういう状況であるかも想像ができないところであります。しかし、一般的にテロ特措法というのは、委員御案内のとおり、そういう地区では行わない、そういう危険が伴うところでは行わないということになっております。  したがい...全文を見る
○石破国務大臣 これは、今まで政府が、一般的な情報収集というものは一体化しないというふうにお答えをしておる。つまり、何時何分の方向に向かって撃てということは、それは特定の情報提供に当たるかもしれない、しかし、一般的な情報を日本と米軍が共有をすること自体は武力行使と一体化しないとい...全文を見る
○石破国務大臣 それは、ぎりぎり論理的に詰めれば、委員のおっしゃるようなことは、それは絶対に起こらないとは言えない。しかし、そうだとするならば、情報の共有それ自体というものが、それはもう全く武力行使とは関係のないお話になります。  そしてまた、テロ特措法に定められておるものは、...全文を見る
○石破国務大臣 それは、冒頭に申し上げましたように、どういう形でイラク攻撃が行われるかということを予断を持って私は議論することはしてはいけないことなんだと思っております。  先ほど来総理が答弁されておられますとおり、どうしてそれが起こらないか、国際社会がどうやって一致してそこで...全文を見る
○石破国務大臣 それは、逃げているわけでも何でもございません。それは、いいですか、それこそ前原委員らしくないというかな、お尋ねの仕方かもしれませんが。つまり、情報というものがデータリンクの中で、データリンクのシステムを委員はとにかく御存じのはずです、その中において、これはどういう...全文を見る
○石破国務大臣 お尋ねは、現在インド洋においてどのような行動が行われておるかということだと思いますが、それでよろしゅうございますか。(原口委員「いや、北朝鮮の脅威が高まっていると思うが、その警戒について」と呼ぶ)  北朝鮮の脅威につきましては、今外務大臣からお話があったとおりで...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石破国務大臣 委員御指摘のような問題意識は、私としても強く持っておるところであります。  それから、それが単に運搬しておる今回のような場合、あるいは委員御指摘のようなシージャックのような場合、それぞれ海賊行為との関係がございます。そうしますと、私どもと海上保安庁との間でどのよ...全文を見る
○石破国務大臣 実態は、今委員が御指摘のとおりであります。これは、理由はいろいろございますが、しかし、情報公開法に定められた期間内、あるいは手続をきちんととって行ったということには相なっておりません。言いわけ無用だと思っております。  情報公開法の趣旨をきちんと徹底するように総...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げましたように、このようなことが起こらないように周知徹底をいたしてまいります。そのような事態が起こらないよう、全力を尽くす所存であります。
○石破国務大臣 処分ということになりますと、これは、意識的にサボタージュをしたとか、あるいは、あってはならないことですが、故意に行ったとか、そういうことは極めて許すまじきことであって、処分の対象であります。  今委員から御指摘もございました、その前に総務省からの御指摘もいただき...全文を見る
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○石破国務大臣 私の所掌としてお答えするのは適当かどうかわかりませんが、先生と同じように、私も着任をいたしまして空からずっと見てまいりました。今までの経緯もございます。そして、普天間の移設というものは名護というふうに決まって、地元の御理解も得、やっておるところでございます。したが...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう委員がよく御案内のことであって、要は、被害を受けてからでは遅い、しかし、おそれではだめだ。自衛権行使としての武力行使の三要件の中で、では、どこをもって実行の着手と見るかということであろう。そうすると、客観説とか主観説とか、いろいろな議論があります。しかし...全文を見る
02月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○石破国務大臣 新聞報道等の繰り返しになりまして恐縮でございますが、実際のお話というものは、非公式に昨年からございました。ただ、これはあくまで非公式のお話でございますので、この場で、いつごろからそういうようなお話があったか、その内容はどうであったかということにつきましては、これは...全文を見る
○石破国務大臣 今副長官からお答えをしましたように、これは結局、地方自治というのは何なんだろうかということなんだと思うんです。  今から考えてみますと、委員御指摘のように、もっとあちこちに話をするべきではあったのかという御批判はあります。しかし逆に、では、まだ地元が誘致も決めて...全文を見る
○石破国務大臣 以前も答弁いたしましたように、厚木の住民の方々の御負担というものを減らしていかなければいけないということはあります。これは、控訴しておるということとはまた別の問題で、委員御案内のとおり、ああいう町のど真ん中にある、そこの御負担を減らさねばならない。しかし、硫黄島に...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう、科学技術に御造詣の深い委員が一番よく御案内のことだと思っております。特に、RMAとかトランスフォーメーションとか、今とにかく軍事技術をどれだけ革新していくかということが喫緊の課題であります。それがアメリカ合衆国などにおいては物すごく進んでおって、それが...全文を見る
○石破国務大臣 北が核を持っているということにつきまして、アメリカでそのような発言がなされておることは承知をいたしております。私どもとして、それがないということ、つまり、あるということを排除することにはならないだろうと思います。そうしますと、相互確証破壊というお話になるだろう。 ...全文を見る
○石破国務大臣 現在の内閣の立場、そしてまた私の立場は繰り返して申し上げることはいたしません。  今の日米安全保障条約を片務条約だと言う方がありますが、これは、委員御案内のとおり、私は非対称的双務条約ともいうべきものだというふうに思っております。完璧な片務条約だとは思っておりま...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○石破国務大臣 防衛庁長官として所信を申し述べます。  冷戦が終結して、はや十年余が経過をいたしました。冷戦が終結したとき、これで世界は平和になる、平和の配当が受けられる時代が到来すると多くの人々が期待をいたしました。しかし、現実の世界は、残念ながらそのように動きませんでした。...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石破国務大臣 おおむね両大臣と私も同じであります。  このリストを改めて私も見てみましたが、それぞれの方、長い、もう二十年に近いおつき合いをいただいております。その会社に特定の利益を誘導するとかいうようなことは、いやしくも私は一度もやったことはございません。  要は、そうい...全文を見る
○石破国務大臣 政党に対しますそういうような政治献金でありますから、鴻池大臣のお考えと同じであります。  要は、民主主義のコストをだれが支えますかという問題でありますし、国会議員の活動をどのように支えるかということであります。ですから、政党に対します献金という点では、私は、その...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○石破国務大臣 今回のことに限って申し上げれば、北朝鮮の軍事動向につきましては、平素から細心の注意は払っておりました。そして、御存じのように、北朝鮮は、冬の間、いわゆる日本でいえば農閑期みたいなときに軍事演習をやるわけであります。したがいまして、数日前から、北朝鮮が北朝鮮北東部の...全文を見る
○石破国務大臣 そのようなものはございません。
○石破国務大臣 事実は、今委員が御指摘のとおりであります。  問題は、今委員が御提示になりました九三年のノドンミサイルあるいは九八年のテポドンミサイルとの対比について申し上げれば、これは委員御案内のとおり弾道ミサイルです。今回のは地対艦ミサイルです。私どもの事務方といたしまして...全文を見る
○石破国務大臣 委員はミサイルの種類、それの性格等について全部御存じの上で質問なさっておられるものだと私は思っております。  例えば原子力発電所に対してということであれば、これは地対艦ではだめで艦対地という話になるわけでありましょう。そういうような危険性はありとあらゆる想定をし...全文を見る
○石破国務大臣 テネット長官の発言はそのとおりでありますが、これは、一部の報道にもなされておりますように、昨年の一月にも同じような報告というものが出ておるわけであります。つまり、これは、米国情報コミュニティーが発表しております二〇一五年までの海外におけるミサイル開発及び弾道ミサイ...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○石破国務大臣 現在、北朝鮮から仮に、仮定の話で恐縮ですが、別に北朝鮮からでなくてもどこでもいいのですけれども、弾道ミサイルが飛んできた場合に、限定的な、ごく限定的な対処能力はある、PAC2等々ですね。湾岸戦争のときにイスラエルに供与されたパトリオットがあれを落とした、あの場面を...全文を見る
○石破国務大臣 これは、あるいは内閣からお答えするのが適当であって、私からお答えするのは必ずしも適切ではないかもしれませんが、委員が御指摘なのは、恐らく、一昨日の北朝鮮の地対艦ミサイルをめぐっても、いろいろな、あえて混乱といえば混乱があった。  これは、今、内閣情報官というもの...全文を見る
○石破国務大臣 委員御案内のとおり、日朝平壌宣言においてモラトリアムの延長が確認されておりますが、そこで対象となっているのは、我が国の安全に直接かかわる弾道ミサイル、これが直接の対象になっているわけであります。そうしますと、地対艦ミサイルであるとするならば、少なくとも弾道ミサイル...全文を見る
○石破国務大臣 今そういうような非常に危機的な状況といいますか、モラトリアムもやめてしまう、あるいは弾道ミサイルの発射実験も行うというような危険性が今直ちに切迫をしておるという認識はいたしておりません。
○石破国務大臣 おっしゃるとおりでございます。日朝平壌宣言の基本的な精神、基本的な考え方とは相入れないものを有しておるという意味でございます。
○石破国務大臣 それは、我が国全体として、日朝平壌宣言の基本的な考え方、これは遵守をしなければいけない。NPT脱退であるとかモラトリアムの再検討の示唆であるとか、そういうことがなされているわけですが、そういうことに対しては、そういうものについて決して日朝平壌宣言の精神に相入れるも...全文を見る
○石破国務大臣 正直言ってよくわからない。いろいろな解説がありますし、何しろ国防費の内訳が、人員生活費と活動維持費と装備費の三つしかないので。例えば日本や、あるいはアメリカ合衆国やイギリスやフランスのような国防費というものを出していないわけですね。今委員御指摘のように、十四年連続...全文を見る
○石破国務大臣 当然、相手の意図というのは推測するしかございませんが、御案内のとおり、十二月の末から三月、日本で言う農閑期には定例訓練というのをずっとやってくるわけであります。その一環でやったということがあります。あるいは、盧武鉉大統領の就任のその日に合わせてやった。しかし、これ...全文を見る
○石破国務大臣 北朝鮮の軍事動向につきましては、平素から細心の注意を払って分析をしておるところです。今回の航行制限水域等々のお話でございますが、防衛庁、それは私という意味ではありません、担当の事務レベルという意味でございますが、担当事務レベルといたしましては、数日前に北東部の沿岸...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど、これは私という意味ではなくて防衛庁だというふうに申し上げました。それでは、その事実を事務方が把握したと同時に私が知っておったかというお尋ねであるとすれば、それは存じませんでした。
○石破国務大臣 この点につきましては、きのう予算委員会で原口委員にもお答えをしたことですが、ただ、正確に認識をしなきゃいかぬことは、例えばテポドン、例えばノドン、あるいはこの地対艦ミサイルというのは、それぞれ我が国の平和と安全に与える影響は全く異なるんだということは、よく御理解を...全文を見る
○石破国務大臣 赤松委員に対する答弁と重複して申しわけございませんが、それは、個々の具体的な事象を評価して、反すると申し上げたわけではございません。日朝平壌宣言というものの精神というものに、例えばNPTの脱退であるとか、ミサイル実験モラトリアム期間というものについての言及であると...全文を見る
○石破国務大臣 これは私の個人的な考えでございますが、日朝平壌宣言を見ましたときに、私、まだ当時閣僚ではございませんでしたけれども、例えて言いますと、「双方は、北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため、互いに協力していくことを確認した。」そういうフレーズがございます。あるい...全文を見る
○石破国務大臣 それは、外交努力によって達成をされるものだと思っております。  私ども防衛庁といたしましては、これはどこの国ということを申し上げることはいたしませんけれども、いろいろな危険に対して、国の平和と独立、国民の生命と財産、これがきちんと守れるように対処していくというこ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、従来の政府の立場はこういう立場でございます。これは平成七年に閣議決定をしたもの、翫正敏議員の質問主意書に対します政府の答弁書ですが、「そもそも抑止力とは、侵略を行えば耐えがたい損害を被ることを明白に認識させることにより、侵略を思いとどまらせるという機能を果...全文を見る
○石破国務大臣 私どもが防衛力整備を行い、あるいは政府全体として有事法制をお願いいたしておりますのは、その抑止力をさらに万全たらしめようとしているからであります。  私は、所信の中で申し上げました、さればこそ法制は万全であり、組織は精強であらねばならないというふうに申し上げまし...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  一部において、日本も核を持つべきだという議論があることは承知をいたしております。しかし、先ほど申し上げましたように、日本はNPT体制を堅持するのだ、そして核拡散というものを防ぐんだ、そうでなければ、あの国が核を持っていいんだった...全文を見る
○石破国務大臣 私どもは、防衛計画の大綱におきまして、こういう言い方をいたしております。「核兵器の脅威に対しては、核兵器のない世界を目指した現実的かつ着実な核軍縮の国際的努力の中で積極的な役割を果たしつつ、米国の核抑止力に依存するものとする。」何を言っているんだ、こういう感じなん...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりなんだろうと思っています。本当にそういうのが機能すればいい、日本に何か手をかけたら国際社会の制裁を受けるんだよというような状況をつくることも、大事なことなんだろうと思っています。しかし、それは日本がそう思ってもらえる国でなければいけないのでしょう。...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来お答えをしておるとおりでございますが、これが日本の危機管理の欠陥を露呈したとか、そういうことをおっしゃる方がありますが、日本国民の、あるいは日本国の平和と独立、生命と財産、それに影響を与える事態であったとして、それが防衛庁長官にも伝わらない、内閣総理大臣に...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員も御存じなのかもしれませんが、情報をすべて開示するということが必ずしも我が国の平和と安全に直結することではありません。それは、情報源というものは多岐にわたっています。情報源というものは明らかにできないことの方が多いのです。明らかにしてしまったと同時に、あ...全文を見る
○石破国務大臣 現時点でそのような確たる情報には接しておらないところでございます。
○石破国務大臣 これから先も安心して生活していってよいのか、こういう御質問であるとするならば、それはそうしていただけるように政府としては万全を尽くしておりますとしか申し上げようがありません。  要は、今国民の皆様方が感じておられる不安というものは、弾道ミサイルであり、あるいは生...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○石破国務大臣 現在、日米間で全部返還及び一部返還について合意されている施設・区域は、施設の数は十六施設、面積は五千三百九十五ヘクタールとなっております。  全部返還合意されている施設は、沖縄県に所在します普天間飛行場等五施設、約八百七ヘクタールということでございます。  全...全文を見る
○石破国務大臣 これは所沢に限らずだと思いますが、正確な人数というものについて、合衆国の側からは公表いたしておりません。これは私の推測でございますけれども、人数等々につきましては、これはやはり公表ができないという性質のものであるというふうに理解をいたしておるところでございます。
○石破国務大臣 先ほど来お答えしておるとおりでございますが、確かに五百万という予算がついた。これは、米軍の方にもいろいろと難しい事情はあるということは承知をいたしております。しかし、一方において、所沢市にそういうような非常に強い御要請があるということでございます。その両方のニーズ...全文を見る
○石破国務大臣 今、北米局長が答弁をしたとおりかと思いますが、要は、どちらの方がテロに対して抑止力を持つのかなということなんだろうと思います。法的な問題は、今答弁がありましたように、地位協定三条というのは御案内のとおりです。  そうしますと、委員が御指摘になったのは、私も過去の...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど、参議院の予算委員会におきます私の答弁を引用していただきました。私は、この件につきまして、何ら、今の施設自体が古いものであって、相当運営に支障を来している。運営に支障を来しているということは、日本における米軍の機能に支障を来しているわけですから、その点の改善...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○石破国務大臣 二十一条の読み方は、そういう読み方も可能だろうというふうに思います。ただ、それが、十六条と二十一条というのを、これをセットで読むのかどうかということだと思うのですね。これは、したがって、十六条にそういう書き方がしてあり、二十一条にそういう書き方がしてあり、ただ、十...全文を見る
○石破国務大臣 そういう意味では、防衛出動について、だれが補佐をするかということになりますと、これは、内局、そしてまた幕僚監部、それが両々相まって補佐をすることになるだろうというふうに思っています。  確かに、では防衛出動というのはだれが起案をするのだ、どういう形で補佐をしてい...全文を見る
○石破国務大臣 これも委員とも何度か議論させていただいたことですが、要は、軍政と軍令というのが、きちんと、ようかんを切るように分けられるかというと、分けられない部分が多々あるんだろうと思っているのですね。これは軍事専門的なことである、まさしく、予算とか法令とかそういうことではなく...全文を見る
○石破国務大臣 それはそうだと思います。私も、ジョンソンなり、あのときはマクナマラでしたでしょうか、いろいろと口を挟んでベトナム戦争が泥沼化していったという歴史の事実は承知をいたしておるところです。  ですから、要は軍人の、日本の場合にはそういう議論がある、そういう日本だけの議...全文を見る
○石破国務大臣 現在、ありません。そのことは余りあいまいにしない方がいいのだろうと思っています。  私ども、要撃戦闘機であるF15というのを持っている。日本の場合には、要撃戦闘機とか支援戦闘機とか、余り世界が使わない用い方をしていますが、仮にF15に支援戦闘の兵装を積んだ場合に...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう委員御存じの上でのお尋ねだと思います。  百年前と違いますのは、日米安全保障条約があるという点が違うことは当然であって、したがって、日米安全保障条約あるいは日米防衛協力のための指針、そういうものにおいて、仮に弾道ミサイルが使われた場合には、米国はその打...全文を見る
○石破国務大臣 これは、テロ特措法の範囲内で行っておりますし、交換公文も締結いたしております。目的外に使われることはないというふうに私は確信しております。  先生が現地をごらんいただきましてそのような印象をお持ちになったということであるとするならば、それは、なぜそのような印象を...全文を見る
○石破国務大臣 先生、先刻御案内かと思いますが、これは、既に、岩国飛行場の民間空港再開と米軍の運用との関連についてどういう問題があるのか、まずその問題点を整理いたしましょう、そして、問題点を整理し、その解決のためにはどのように行ったらいいでしょうか、そのような方策を協議するという...全文を見る
○石破国務大臣 今、施設部長あるいは副長官からお答えしたとおりですが、きのうも、沖縄の東門議員と議論をさせていただいた。今の大石議員もそうでいらっしゃいますし、先生もそうですが、これは、基地を持っておられる方々の立場に立って私どもが、少なくともスタンスとしては、気持ちとしてはそう...全文を見る
○石破国務大臣 先般、お答えいたしましたのは、要は、東京を灰じんに帰すというようなことを言って、そのために燃料を注入し始めたということになれば、我が国は恐れだけでは自衛権は行使できない、攻撃に着手しなければできないので、法理上、それを着手と見ることはあり得るだろうということを申し...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○石破国務大臣 委員の御指摘のように、仮に実験であるとか、あるいはテポドンのときのように衛星であるとか、そういう場合には、正確な情報を国民にお伝えするということになるだろうと思っております。  仮に日本に向けて撃ち込まれた場合にはどうなのだろうかということは、それがどのようなこ...全文を見る
○石破国務大臣 委員と、それから前原議員が先般訪米をされて、アーミテージ副長官と会談をされた。その内容を私も関心を持って拝見をさせていただきました。  その中でアーミテージ副長官が言っておられますのは、これは英語がどういう原文でおっしゃったかは知りませんが、報道によれば、日本が...全文を見る
○石破国務大臣 委員のおっしゃるような問題意識は、私たちは本当に持たなきゃいかぬのだろうと思います。  ただ、申し上げておきたいことは、北朝鮮がこうだからイラクにこう対応しなきゃいけないというそういう論理で私ども政府は申し上げたことはございません。  ただ、実際にどうやってこ...全文を見る
○石破国務大臣 現在、矛の役割を果たすような装備体系にはなっておりません。それが日米安全保障条約のもとでやっていくということは今日まで積み上げられた議論であります。今日まで積み上げてきた議論というものがどうなのかということは、本当に全体的な議論の中できちんきちんと論証していかなけ...全文を見る
○石破国務大臣 そのような通告はございませんし、アメリカに通告があったというようなお話も今初めて承りました。
○石破国務大臣 そのような個々のことにお答えできないのは、防衛政策上当然のことであります。
○石破国務大臣 私どもは、政府として国民に対して、国の独立、安全、国民の生命財産、これを守るという責任を有しております。そういうような観点から、御説明すべき点は御説明をいたします。申し上げられないことは申し上げられません。
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) 北の核開発につきましてはいろんな情報がございます。ただ、私どもといたしましては、諸般の情報を総合いたしまして北が核開発をしておるという可能性は決して排除できないものだというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) 保有しておる数ですが、これはいろんな諸説ございます。ジェーンズ辺りを見ますと十基というふうに書いてありますし、米軍筋だと百基というのもございまして、これは全部見えるわけじゃありません、地下のやつは見えませんこともあります。とにかく十基ないし百基、とにかく相...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 核が積めるかどうかというのは、その国がどれぐらい小型化ができたかによるのだろうと思っております。これは、完全に小型化できるような技術を持っておってノドンに搭載できるというふうに断定はできません。  しかし、核兵器の開発をしておる、そしてミサイルの開発をし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは法的にどういう枠組みで対応するかにもよるだろうと思います。  仮定を置いて考えますと、正しくそれが我が国に対する組織的、計画的な武力の行使であるということであれば、これは防衛出動で対応することになります。しかし、これが先回のテポドンのように、衛星で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先制攻撃はできません。それは、自衛権の行使でなければできないという意味で申し上げておるわけでございます。これは、鳩山総理の御答弁でもそうですが、私どもは、攻撃されるおそれがあるということだけで自衛権の行使として武力は使えない、しかし、実際に被害が発生してか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その能力は自衛隊にはございません。つまり、私どもが保有をしております航空機はそのような空対地の攻撃能力を有しておりません、ミサイルという意味では有しておりません。あるいは護衛艦というものは、巡航ミサイル等々によりまして敵の国を、相手の国をですね、攻撃するよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどの答弁で若干不十分なところがございました。  それじゃ日本はどうするのかというと、これは米軍にそれは依存するということになっている。これは防衛協力の指針でも確認をしており、必要な打撃力の行使を考えるということになっておるわけでございます。  今の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、あるいは官房長官からお答えになるのが適切なのかもしれませんが、私の訓辞をお引きいただきましたので私からお答えすることをお許しをいただきたいと思います。  専制独裁国家であれば有事法制なんか要らないのです、こういうふうにやる、国民はこう動けというふ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、平たく申しますと、我が国が密接な関係のある国が攻撃を受けているとします。で、我が国が直接攻撃を受けているわけではないのだけれども、あるいは我が国が直接攻撃を受けているわけではないのにもかかわらずというのが政府の言い方なのですが、受けていないんだけれ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 実は私は衆議院で同じ質問をしたことがありまして、どうなんだと。つまり、周辺事態法でもそうですが、要するに、そういう武力行使の一体化という議論がありますよね。つまり、そういうようなところでは活動はしないんだと。仮にそういうような事態になったらば中断して待つん...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) シビリアンコントロールというのは、もう委員御案内のとおり、戦前の日本にはなかったお話で、占領軍がシビリアンコントロールを入れろと言われて、何なんですかその言葉はということで大議論になったようなものだそうでございます。  要は、よく政治の軍事に対する優越と...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、ケリー国務次官補が下院の外交委員会におきまして、二月十三日でございますが、そのような証言を行っております。その内容は、兵器ウランを製造できる工場の建設段階に達したというような証言を行っておるところでございます。  これは、私どもといた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) パキスタンからそのような技術を導入したということも承知、報道におきまして承知をいたしておるところでございます。  正直申し上げまして、そういうものを使った場合に、今、先生が御指摘のような、いわゆる核兵器を作るに足るぐらいのものを開発するのにどれぐらい掛か...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これが半年とか一年とかいう御指摘を受けますと、そこ以内にどうなんだということをおっしゃられますと、そうですともそうでもありませんともこれは申し上げることができません。だれにもできないだろうと思っております。しかし、それが何年も何年も先であって、とてもじゃな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような報道があることは承知をいたしております。これが確認をできておるわけではありません。つまり、一九九四年、米朝枠組み合意の際に既にプルトニウムを保有しておったというような報道があること自体は承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 二月五日にラムズフェルド国防長官が下院の軍事委員会におきましてこのような指摘をいたしております。それは、一つ、場合によっては二つの核兵器を製造していると、こういうような証言をいたしておるところでございます。その事実、つまり証言をラムズフェルド長官がなさった...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、そのことが、ラムズフェルド長官がそういうふうにおっしゃったことが事実であるかどうかということにつきましては、これは私どもの方から申し上げるべきではないと思っています。  ただ、核兵器の開発が進んでいる、実際にそれが現実に進んでおるということにつき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、合衆国が、北朝鮮が既に核兵器を保有しているという前提に立って政策を組み立てているというふうには認識はいたしておりません。それは、ラムズフェルド長官の下院における発言は、これは訳し方にもよりますが、評価をしているということであります。北朝鮮の側にしても...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 不確かだとか当てにならないとか、そういうことを私は申し上げているわけではございません。そうであればこそ、冒頭申し上げましたように、長官がそのような発言を下院の軍事委員会においてなさったということを事実として承知しておるというふうに申し上げたのでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、先日、尾辻委員の御質問にもお答えしたことでございますが、いわゆるどれぐらいのものが積めるか。ペイロードでいけば八百から千二百、千三百キログラムというふうに考えておるところでございます。そうしますと、そこまでの小型化ができたかどうか。  小型化とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それが実際に使われた場合の被害の恐ろしさというのは、実際に広島、長崎を経験した我々が一番よく知っておることでございます。  ただ、恐らく委員この後の御質問であるのかもしれませんが、核兵器というのは広島、長崎以外で使ったことがない。それは使わないことに意味...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の知ります限りは、一九八一年、イラクが建設中の原子力発電所、まだ原子炉が完成していなかったと承知しておりますが、オシラクというところがあったと思います。そこに対してイスラエルが攻撃を仕掛けたということが唯一の例であるというふうに考えております。
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 先生が今御指摘の件でございますが、本日十日正午ごろ、北朝鮮北東部沿岸のシンソンニ付近から地対艦ミサイルを発射したものというふうに見ております。申し上げるまでもないことでございますが、このミサイルは弾道ミサイルではございません。  今回の発射につきましては...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  これは、昨年の十二月にアメリカで新しくミサイル防衛システムというものを配備するという発表がございました。私どもは、これを大きな意義のあるものと考えております。  すなわち、今までは、そんなこと言っても、いつも答弁申し上げておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、委員御指摘のように、専門用語がいろいろ飛び交ってよく分からないのだろうと思います。いずれ外交防衛委員会等で、お許しをいただければ図を使って御説明をいたしたいと思っておりますが、例えて言いますと、ミサイルは三段階に分かれます。つまり、最初は地球の引力に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先ほどもお話を申し上げましたが、PAC3というものあるいは洋上配備型のものというのは、いわゆるミッドコース、真ん中の段階あるいはターミナル段階、落ちてくる段階、それぞれの段階で撃ち落とそうというものであります。アメリカが構想しておるものの中の一部の中...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはいろいろございますが、大きく分ければ二つあるだろうと思っています。  一つは防衛力の在り方をどうするかということです。つまり、私どもは国民の皆様方の税金をいただきまして航空機を持ち、艦船を持ち、戦車等々を持っておるわけであります。それが今の脅威に本...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) 防衛庁長官として所信を申し述べます。  冷戦が終結して、はや十年余が経過いたしました。冷戦が終結いたしましたとき、これで世界は平和になる、平和の配当が受けられる時代が到来すると多くの人々が期待をいたしました。しかし、現実の世界は、残念ながらそのようには動...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(石破茂君) これは当然、集団的自衛権を認めそれが行使できる場合とできない場合では自衛隊の行動には当然大きな差が出てまいります。  すなわち、今、外務大臣からお答えがありましたように、そういう場合に周辺事態であると、そういうふうな認定を行った場合でも、日本としては当然...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、合衆国におきましてはそれは集団的自衛権の行使です。日本におきましては個別的自衛権の行使ということでありまして、使っておる権利は、片や集団的自衛権、片や個別的自衛権でございますが、そこにおいてともに共同行動というものを行うということはそれは可能であり...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま環境大臣から答弁があったとおりであります。  先生御指摘のように、二五%以下というものも、被度二五%以下の藻場のジュゴンの生息環境に与える影響、これも含めまして検討を行い、環境省の御助言をいただきながら影響評価を適切に行ってまいる、そのような所存...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも環境大臣と同じような答弁になりましたのは恐縮でございますが、先生御指摘のように、そのようなリーフの切れ目があるということは私どもも承知をいたしておるところでございます。  私どもといたしましては、この代替施設の建設というものがジュゴンの採餌活動その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、先生御案内のとおり、法的には別に米英に限っているわけではございません。そのほかの国でも補給は可能であります。  お尋ねでございますが、今までアメリカ合衆国の艦船に対しましては百六十九回、二十七万八千キロリットル、金額にいたしまして約百四億円。イギ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもはそのように考えておりません。テロとの戦いというのは決して終わってはおりません。むしろテロとの戦いというものの重要性は今後も増すものだろうというふうに考えております。  この時期になぜというふうに言われますが、それはそのようなニーズがある、そして法...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは再三国会でお答えをしていることでございますが、これはそれぞれの国と、例えば合衆国ともイギリスとも、今回のフランスにいたしましてもそうでございますが、交換公文というものを交わしております。その中では、このテロ特措法に基づいて私どもの国はこういう補給活動...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お言葉ですが、私は全く備えができていないとは思っておりません。サリンの後に、どうやって警察と自衛隊が連携をするかということ、そしてどういう場合に自衛隊が出る、どういう場合に警察が出るということは、ここ数年間きちんきちんと詰めてきたことでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のようなイージス艦を三隻並べるというような、そのような決定はいたしておりません。  委員はイージス艦の性能につきまして御承知の上での御質問かと思います。イージス艦というのは、先般来のテポドンが日本列島を飛び越えたという事案がございました。あのときに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは防衛庁としてお答えをすることではあるいはないのかもしれません。これは外務大臣からお答えいただくのが適切かと思いますが、私は信頼というのはいろんな度合いがあると思っているんです。  例えば、先ほど来のイラク、つまり今、テロ特措法で給油している燃料がほ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は信頼できるということを申し上げたわけではありません。ただ、官房長官がお答えになりましたように、そういう関係になるべく努力はしていかなければいけない。  今やっておりますことは、委員御指摘のように、それは信頼関係を損のうものであることは間違いないことで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、先ほど来申し上げましたように、日本国政府として北朝鮮のそのような行為に対応するようないろんな法制であり運用であり、そういうことの整備を努めてまいったと思っております。  私は、信頼をしないとは申しません。しかし、過度の幻想とか過度の期待というものを...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(石破茂君) 基本的には今、外務大臣からお答えがあったとおりだと思います。先生御案内のとおり、当然のことながら私どもは武力の行使ということはできないわけであります。  そうしますと、まず日本人の安全を確保するために何ができるか、これは邦人輸送ということがございましょう...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 三月十八日、一昨日でございますが、安全保障会議の席上、総理から、国内重要施設の警備強化等、国民の安全確保は重要な課題である、関係大臣は緊密な連携の下に万全を期すようにというお話もございました。  今の外務大臣のお話にも関連をいたしますが、例えば邦人輸送と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、合衆国に対する支持を表明したと、それによって必然的に我が国に対する国際テロの危険が増すということが、本当にそういうことがあるというふうに断定できるかといえば、それは違うかもしれないという感じは持っています。ただ、テロというのは、私いつも申し上げるので...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、テロとの戦いに従事をしておるアメリカ、イギリス等の軍隊に対しましてテロ特措法に基づいて支援を行っておるわけであります。そうしますと、私どもは、当然のことですが、テロ特措法の目的の範囲で事を行うということです。  先生御案内のことかと思いますが、テ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも何度か国会でお答えをしておることでございますが、合衆国もそうですし、英国もそうです、新たに補給を拡大した国に対してもそうでございますが、その都度交換公文というものを取り交わしている。そこにおいてテロ特措法の目的というものを確認をいたし、私どもはそれに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、テロ特措法の目的、そして交換公文、それにかなうものであればそれを拒むことはいたしません。しかし、それが本当にテロ特措法の目的の範囲を逸脱するというものであれば、それは法に基づいてそういうことはできないということだろうと思っています。それはそのときの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、幹事長がそういう発言をなさったということは承知をいたしております。ただ、そのイラク新法なるものがどういうものであるか、そういうようなことを私は今のところ承知をしておるわけではありません。  それは、復興という場合に、これがどういう形で戦争が終わる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、北朝鮮が非常に閉鎖的な国ですから、正確なところは正直、どこにも分かりません。ただ、私どもが今考えておりますのは、北が核開発を進めているということはもうこれは間違いない事実である。アメリカでは、既に一個、二個の核兵器を保有していると、こういう報道もご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはイラクの問題を直接北朝鮮に結び付けて御議論をするということが必ずしも正しいとは思っていません。しかし、先生御案内の、正しく御指摘のように、日本の場合にはそういうような、北からそのような攻撃がなされた場合に、これは長い議論の積み重ねによって、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、午前中の質疑でもお答えをしたことでございますが、このテロとの戦いをしておりますアメリカ、イギリスを始めとします諸外国の軍隊、その活動は、アフガニスタンにおけるテロ掃討ということもありますが、それと同時に、海路を使って逃亡をする、そういうテロリストの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、議員も御造詣の深いことかと思いますが、実際にイラク攻撃に従事をしております米英等の艦船の所在地と私どもの部隊が行動しております地域というのは、大体距離にいたしまして二千キロ以上離れております。そうしますと、これはもう日本の北から南までというようなこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、構わないという言い方を委員はなさいますが、それは結果としてそういうことは否定はいたしません。全くないとは言いません。  しかし、先ほど答弁を申し上げましたように、これが二千キロ離れておって、二千キロも離れておれば、委員も御存じのように、イージス艦...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、現在イラク本土というものを攻撃をしておるわけですね。攻撃目標であるイラクの本土とは二千キロ以上離れておるということを申し上げておるわけであります。そうしますと、米軍の攻撃に必要な情報というものが実際に提供されることがあるのかということであります。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは現在私どもが持っておりますシステムでノドンミサイルのような中距離ミサイル、非常に高速で落ちてくるようなミサイル、これを迎撃するシステムは我が国は有しておりません。パトリオットの能力改良、能力向上型、改善型と言ってもよろしいのですが、これも限定的に、非...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはもう昭和三十三年に国会答弁がございますように、座して死を待つというのが憲法の予想するところとは到底考えられないというふうに言ってございます。  しかし、同時に、日米安全保障条約、さらには防衛力のための指針におきまして、必要な打撃力を米国は行使するこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 脅威という言葉を用いるかどうかは別にいたしまして、私は、北朝鮮の持っております能力につきましては、これは重大な懸念を有しておるところでございます。  それは、ノドンミサイルは、これはもう実戦配備に着いておる、すべて日本を射程に入れておるということでありま...全文を見る
03月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○石破国務大臣 今外務大臣から答弁がございましたとおり、例えば難民に対してテントのようなもの、これを国際的な人道支援ということで自衛隊機で運ぶということは現在でも可能でございます。そういうようなニーズが発生をすれば、御指示に従ってそういうことになろうかと思います。  あとはもう...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(石破茂君) 具体的に我が国に対しまして直接影響があるような兆候というものは、現在情報に接しておりません。
○国務大臣(石破茂君) あるいは私の言い方が悪かったのかもしれませんが、私が申し上げましたのは、防衛出動という場合には、我が国に対する組織的、計画的な武力の行使というものが防衛出動の要件になっておりますわけで、これが何だかよく分からないと、実験なのか何なのか分からない。つまり、組...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは再三お答えをいたしておりますように、例えば今イラクにおいて、イラクが発射したミサイルをパトリオットによって迎撃したというふうに言われております。ただ、あれは五百キロメートルぐらいの射程のミサイルでございまして、仮に北からというふうに仮定をいたします、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国連の枠組みで解決できないというふうに断定をした上で議論をするのは、今の段階としてはいかがかと思っております。  つまり、合衆国が言っておりますのは、これはもう平和的に外交的に解決をするんだと、こういうふうに言っておるわけでございます。NPT脱退、これは...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) これは基本的に、委員も御指摘のように、その米英軍の発表以外のものというものにも私どももそれなりに接していないわけではありませんが、これはもう本当に作戦の機密を要することでございますのでそれ以上のことは申し上げられない、委員もよく御案内のとおりでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これをお答えすれば、法的にも能力的にも可能だというお答えになろうかと思います。ただ、それは今、海上保安庁から答弁がございましたように、第一義的にはこれは海上保安庁ということになるわけであります。  私どもが護衛をやるとしますと、これは自衛隊法第八十二条を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、実際そういう必要があり、先生御指摘のように内閣総理大臣の承認を得ればそれは法的に不可能なことだとは思っていません。もちろん、今テロ特措法に基づいてテロ特措法の目的に従って行っておるわけでありますから、そのまま何も命令なしに出れる、護衛ができるという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、先生御案内のとおり、UNHCR等の国際機関からの要請を日本政府として受けまして、それが外務大臣のところへ参ります。それから、それが国際平和協力本部長たる内閣総理大臣に参りまして、そこからの命令を受けて、私どもの方として政府専用機、これ自衛隊機でござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは第一に、先ほど舛添委員の御質問に運用局長がお答えしたことと重なれば恐縮でございますが、全国の自衛隊施設の警備の強化というものを改めて指示をいたしておるわけでございます。特に、在日米軍と共同使用しております施設につきまして留意をいたしておるところでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 警護出動は、先生御指摘のように、我が国における米軍施設及び区域等に対する警護に万全を期するためということで警護出動というものを新設をさせていただきました。
○国務大臣(石破茂君) これは米軍からの要請というものは要件とはなっておりません。
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、今まで必ずしもその連携が極めて密であったというふうに評価いただけない面があっただろうというふうには反省をいたしておるわけでございます。  例えば、今御指摘がありましたように、法改正というものも行いました。情報収集出動というようなものも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のことは本当によく考えてみなきゃいかぬことだと思っています。  これはもう委員御案内のとおり、例えば治安出動というものを下令したといたしますね。一般の警察力をもってしては対処し得ないということであったとして、治安出動を下令したといたします。これも警...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、一つ申し上げておきたいのですが、委員御指摘のように、正しくミッドコースの部分をやっておるわけですね。ターミナルフェーズとそしてミッドコースとファイナルフェーズとこう三つあるわけ、ターミナルフェーズと三つあるわけですが、日米でやっておりますのは、本当...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは再三お答えをしておりますが、テロ特措法の目的というものがございます。それぞれ私どもが給油をいたします相手方の国と日本国との間で交換公文を結びまして、そこに私どもが、テロ特措法に従ってこういう活動を行っておるということをお互いが確認をし、国家としてそれ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在キティーホークに、現在までのところ私どもの補給艦がキティーホークに行ったという事実はありません。そしてまた、私どもはテロ特措法に従いまして補給活動を行っておるわけであります。それに合致をするものであれば補給は可能でありましょうし、その目的を逸脱するよう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員がおっしゃいますように、戦争が始まったということはございます。しかし、サウザンウオッチにいたしましてもノーザンウオッチにいたしましてもそうなんですが、それはテロ特措法というものとは違う世界だと私は思っています。  そういうことに対して、つまりそういう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 別に私どもの油ではございませんで、日本国の油であるわけでございますが。それがいいとか悪いとかいうお話ではございませんで、それが、法律の目的に従って私どもは行動しておる、そして日本国と合衆国との間にそのような交換公文が交わされており、それに従ってアメリカも法...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはテロ特措法を作りましたときから委員に御指摘をいただいていることとかなり似通った部分があろうかと思っておりますが、要はそのコンバットゾーンって何ですかということになるんだろうと思います。  コンバットゾーンというのは何かといえば、それはもう何度も国会...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはお言葉を返して恐縮ですが、でたらめを申し上げておるわけではございません。この場において委員が国民を代表して、党を代表しておっしゃっておられるわけですから、それに対してでたらめを答えておるような防衛庁では、従来から終始一貫して、ないつもりでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは申し訳ありません。通告がございませんでしたというのは何の言い訳にもなりませんが、御指摘のように、世界から尊敬されるようになったので消えたというような不遜な考えは持っておりません。それは恐らくほかの事業に代える形で生きておるのだろうというふうに考えてお...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 平成十五年度防衛庁予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十五年度防衛関係費については、中期防衛力整備計画の第三年度目として、防衛計画の大綱に定める体制への移行、防衛力の合理化・効率化・コンパクト化を図りつつ、必要な機能の充実と防衛力の質的向...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘なさいましたように、この警護出動という規定を設けるときに、これは例えば原子力発電所であるとかあるいは国会であるとか、そういう政府の重要施設等々も含めるべきではないかという議論がございました。  ただ、そうしますと、これ一体どこまで入れるんだと。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いみじくも先生が、思考停止というふうにおっしゃいました。そういう面が私は否めなかったんだろうと正直言って思っています。これを、例えばミサイル防衛もそうですし、いわゆる敵基地攻撃能力もそうですが、これを入れるか入れないかというのは、一に掛かって政治の御判断で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そう御理解いただいて結構です。
○国務大臣(石破茂君) GDP一%を超えたことはございます、かつて。これは先生御案内のとおりであります。今年は超えておりません。  確かに、一つの目安というのか、それとしてGDP比一%という議論は意味のあることだろうと思っております。しかしながら、本当に四海波静かで全く脅威がな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、第一義的に海上保安庁が担うべきことは今日においても全く変わりはございません。  しかし、例えて申しますと、九州南西沖で起きました不審船・工作船事案のように本当に強力な装備を向こうが持っているというような場合に、海上保安庁だけでは対応できないという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) さようでございます。
○国務大臣(石破茂君) 今、副長官からお答えを申し上げましたが、よく、ミサイルが飛んできて災害派遣とは何事だと、こういうおしかりをいただくことがあるのですが、これが本当に、我が国はですね、我が国はというのはかの国のことですが、我が国は衛星の実験を行うのである、衛星を打ち上げるので...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは抑止力だと思っております。  すなわち、総理がよくおっしゃいますように、日本を攻撃するということは、すなわちアメリカ合衆国を攻撃するということなのだという表明を合衆国は行っておるわけでございます。それは日米安全保障条約もそうでございますし、三木総理...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 特定の脅威というものを想定をしておるわけではございません。ただ、北朝鮮について申し上げれば、かつてノドンミサイルが日本海に撃ち込まれたと。そしてまた、テポドンというものが日本列島を飛び越えて太平洋に着弾をしたと。あるいはケリー次官補の発言のように、次官か発...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 冒頭、予算に対するお尋ねのところでも少しお答えを申し上げたところでございますが、例えていいますと、今、舞鶴に配備をいたしておりますが、二百トンクラスのミサイル艇というものを、はやぶさ型と申しますが、それを配備をいたしております。例えば、工作船のようなものに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 発言の訂正をさせていただきます。  先ほど私が御説明を申し上げました平成十五年度防衛庁予算の説明の防衛本庁の予算の中で、「必要な整備の更新」と申し上げましたが、「必要な装備の更新」と訂正をさせていただきます。  どうも大変失礼いたしました。     ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、二十日の日にブッシュ大統領が開戦の演説をいたしました。そのときに、戦いは長引くかもしれないということを発言しておられました。  私は、非常に早く終わるというようなことをマスコミ等を中心に喧伝をされておりますが、決して合衆国自体も早く終わるというよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 前段の方からお答えをさせていただきたいと思います。  このことは委員が一番よく御案内のことでございますし、委員の御所見も私も何度か拝読をさせていただき、今後とも理解をするように努めたいと思っております。  その上でお答えを申し上げるといたしますならば、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 思いやり予算という言葉は、これが正式な言葉ではございません。そういう言葉がいいのかどうかという議論はございますが、要はホスト・ネーション・サポートを中心にするものだというふうに私は理解をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 失礼しました。  さればこそ、思いやりというふうな表現が使われておるのだと思います。
○国務大臣(石破茂君) 個々具体的にはまた後ほど資料を取りそろえまして先生のところに御説明に上がりたいと思いますが、午前中の質疑来、答弁をさしていただいておりますように、特にテロ・ゲリラ対策、サイバー対策、そのような新しい脅威に対応するようなそういう予算が新しく付けられておるとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) あるいは私の御説明の仕方が悪かったのかもしれませんが、六十二年度、昭和でございますが、六十二年度は対GNP比一・〇〇四、六十三年が一・〇一三、平成元年が一・〇〇六ということになっておりまして、過去、この三年間が一%を超えております。  一%という意味は、...全文を見る
03月27日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○石破国務大臣 ただいま防衛局長がお答えをしたとおりかと思いますが、要は、これは周回衛星なんですね。静止衛星と違って、一カ所にとどまってずっと見ているわけではない。ある程度の周期を置いてその上を飛んで、たまたまそういう情報がとれれば非常にありがたいという、これはもともとそういうも...全文を見る
○石破国務大臣 私は、テロに対して、もちろん先生おっしゃるようにテロって何だということはありますが、現行法でできないことというのはほとんど実はないんだろうと思っているんです。  一昨年の国会で、例えば情報収集出動というのをつくった、警護出動というのをつくった、あるいは治安出動の...全文を見る
○石破国務大臣 これは私の理解が間違っておるのかもしれませんが、一部報道に、反テロ新法という報道が出ておりました。ただ、私が報道を見ただけで物を申し上げて恐縮ですが、結局これは、団体をどう規制するのかという内容の法律ではないかというふうに思っております。自衛隊の行動に係る法律だと...全文を見る
○石破国務大臣 問題意識は、委員と私、全く一緒です。という今の御指摘のようなことを、私は、防衛力の在り方検討会議におきましても、統合のあり方の会議におきましても強く指示をいたしておるところであります。  大規模着上陸というものが、私は、かつて全く想定されなかったとは思っていませ...全文を見る
○石破国務大臣 ごめんなさい、その前に。  先ほど、陸海空の比率は変わらないということを申しました。ただ、大きな装備品を入れますときには、もちろん比率は変わっております。全く変わっていないということではございません。委員御案内のとおりでございますが、定性的なことをお話しいたしま...全文を見る
○石破国務大臣 私は検討するに値することだと思っています、正直申し上げて。  それは、まさしく委員御指摘のように、オール・オア・ナッシングではありません。日本が全部やるというようなことはできるはずもないし、そして、仮にそんな能力を持ったとしても、合衆国の協力なくして、どこにそん...全文を見る
○石破国務大臣 現大綱は、冷戦の終結を受けて、村山内閣のときにつくられたものだというふうに認識をしております。したがって、冷戦後の世界がどうなっていくか、ミサイルの脅威というものもあるだろう、あるいは非対称的な脅威もあるだろう、そういうものの文言というものはきちんと盛り込まれた大...全文を見る
○石破国務大臣 これは、今、この時期だということは、本当に包み隠さず申し上げますが、決めておりません。しかし、いつでもいいなんぞという無責任なことを申し上げるつもりも私はないのです。  それが、洋上配備型があり、PAC3があり、地上固定式があり、アメリカはその三つの組み合わせで...全文を見る
○石破国務大臣 これは、かつて官房長官答弁で残っておりますように、専守防衛的なものである、弾道ミサイルに対して唯一防御し得る手段である。表現、言葉がすべて正確かどうかはちょっと自信がありませんが、この二つのことは言っているわけです。専守防衛的なものである、今考えられる唯一の手段で...全文を見る
○石破国務大臣 私も、そのような確たる情報には接しておりません。  ただ、今までもそういうことはあったというふうに報ぜられています。しかし、それがことごとく弾圧、粛清というもので圧せられたというふうに承知をいたしておるところでございます。
○石破国務大臣 大変恐縮ですが、まさしく委員が御指摘のとおり、どういう状況で終わるのか、その後の国の体制が国連中心で行われるのか、あるいは暫定政府みたいなものが現地にできるのか、それともそれ以外のものなのかによって、それは全く異なるんだろうと思っています。  ただ、今のPKO法...全文を見る
○石破国務大臣 米国の一部にそういう議論があることは承知をいたしております。  私どもとして、例えば大量破壊兵器というものはだめなんだ、イラクもそうですし、北朝鮮もそうです、NPTからの脱退ということは、これは許されるべきではない、核開発もするべきではないというふうに言っており...全文を見る
○石破国務大臣 これは、どういう形で発射されるかということになるんだろうと思います。つまり、きのう参議院でも御議論があったんですが、ミサイルを撃たれて災害出動とは何事であるか、こういう話になるわけですね。  私は、弾道ミサイルを撃たれても災害派遣でなければ対応できないなどという...全文を見る
○石破国務大臣 副長官が答弁したとおりでございます。
○石破国務大臣 何でこんなことが新聞に出るのとあっと驚くことが私でもありますわけで、出どころはどこでしょうみたいなこともあるわけですね。ただ、委員が先ほど来御指摘いただいておりますように、自衛隊派遣というのがぽんぽんと出まして、何でもかんでも自衛隊みたいなことは、私はそれは余りい...全文を見る
○石破国務大臣 何をどのように使えば一番納税者の期待にこたえるのかねということは、もう一回議論をしなきゃいかぬのだろうと思っています。  実際問題、何が幾らするのというのを知らない人が結構たくさんいるわけですね。イージス艦幾らするのというと、まあ大体千二百億から千三百億、これも...全文を見る
○石破国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容といたしております。  防衛計画の大綱及び中期防衛...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(石破茂君) 昨日、御党の前原議員の御質問にお答えをいたしまして私が申し上げたことにつきましてのお尋ねでございます。  政府といたしまして、従来と方針を変えたというようなことは全くございません。専守防衛というような考え方を変えたというような意味で申し上げたつもりはござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような報道がなされていることは承知をいたしております。その具体的な徴候があるかというお尋ねでございますが、私どもとして、現段階でそのような兆候、情報には接しておりません。  当然のことでございますが、仮に衛星というものを打ち上げる場合には、それなりに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  現在、先生御指摘のような北朝鮮がミサイルを発射する、あるいは衛星を発射する、そういうような具体的な情報に接しておるわけではございません。ございませんが、例えて申しますと、今から五年前、八月三十一日にテポドンが発射をされました。その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 防衛庁関連のお尋ねでございますので、便宜私からお答えをいたします。  今、官房長官からお答えがありましたように、これをどのように使うかということは、内閣に設置されております情報収集衛星運営委員会、そこで必要な調整を行って決めるものでございます。事前に我々...全文を見る
04月01日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○石破国務大臣 最初に、意義、成果等につきましてのお尋ねがございました。  これは、一つは、盧武鉉新政権になって国防長官もかわられたということがございます。前任の李長官が昨年の十一月、日本を御訪問になられまして、かなり長時間にわたりまして意見交換を行いました。その後、盧武鉉政権...全文を見る
○石破国務大臣 これは当然のことでございますが、防衛庁だけで対応するものではなくて、政府全体で対応していくべきものでございます。  御指摘の第一点でございますが、九四年にも相当緊張が高まったわけでございます。そのときに、クリントン政権というものが、米朝枠組み合意、ジュネーブ合意...全文を見る
○石破国務大臣 チョ国防長官との会談に先立ちまして、高建総理とも会談をさせていただきました。表敬ということで参りましたが、三十数分にわたりまして意見交換をする機会を得ました。  その際に先方の総理から提示がございましたのは、先ほど申し上げました平和繁栄政策についての御説明という...全文を見る
○石破国務大臣 私、委員のお考え、全くそのとおりだと思っております。それを口で言うだけではなくて、本当に実のあるものにしていくということが大事なんだというふうに思っています。  例えば、ARFのようなそういう試みというのも見られ、それが次第に定着をしておるわけでございますが、正...全文を見る
○石破国務大臣 まさしく先生の御指摘のような御議論をどう考えるかということは大事なことだと思っています。それが国民的なコンセンサスを得るというのも大事ですし、昨年も幾つかの答弁で申し上げたことですが、国際的な理解を得るということも大事なんだろうと思っています。  まさしく先生が...全文を見る
○石破国務大臣 即応予備につきましては、政府参考人からお答えをさせていただくことでお許しをいただきたいと存じますが、第一点のことは、先生御指摘のように、平成七年に定められた大綱に、合理化、効率化、コンパクト化、こう書いてあるわけで、それにのっとって着々と行っておるものでございます...全文を見る
○石破国務大臣 今防衛局長が答弁申しましたとおり、外国においていろいろな報道や政府要人の証言というものがなされております。  私どもとしては、北朝鮮で核兵器開発というものが進んでいる可能性は決して排除できないというふうに思っています。それは、それぞれの国が、今先生御指摘のように...全文を見る
○石破国務大臣 北朝鮮がそういう発言をしていることは承知をいたしております。  ただ、今回の衛星というものは、情報収集衛星あるいは多目的衛星とも言われるものであって、その利用は平和目的に限られております。これは、例えば災害でありますとか、あるいは農業でありますとか水産であります...全文を見る
○石破国務大臣 私といたしまして、ミサイル防衛の必要性を国民に訴えていくという発言は、日韓防衛首脳会談におきましていたしておりません。これは事実と異なります。  私が申し上げましたのは、いつも委員会で答弁をさせていただいておりますように、これは専守防衛的なものであり、ほかに手段...全文を見る
○石破国務大臣 わかりません。  そう言うのは、無責任に申し上げておるわけではなくて、委員御指摘のように、私どもとしては日々いろいろな情報を集めながら、どうなるかということの分析は毎日行っております。これがなるべく犠牲者が少なく短期に終わってもらいたい、そして、大量破壊兵器の除...全文を見る
○石破国務大臣 運用局長がお答えをいたしましたように、今やっておりますのは、テロ特措法に基づきまして、その法律の目的に資するべくやっておるわけです。その法律の目的から外れる場合には、これは当然、根拠を持ちませんので、できないということになります。  今委員御指摘の憲法の趣旨とい...全文を見る
○石破国務大臣 これは、当然のことでございますけれども、テロ対策特措法及び基本計画の変更の要件というものを常に満たしていかねばなりません。その要件を満たすように変更をいたしたところでございます。
○石破国務大臣 必ずしも、戦闘が行われる区域ができたということではございません。つまり、委員が今御指摘になりましたように、現に戦闘行為が行われておらず、かつ、活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められるという意味でありまして、及び派遣される自衛隊の安全を確保すること...全文を見る
○石破国務大臣 それは、諸般の情勢を総合的に勘案したものであります。
○石破国務大臣 こういうことでございますか、イラクに向けて行動している艦船というものに対してという前提ですか。いかなる船に対して、どのような地域でという、ちょっとシチュエーションを明らかにしていただけますか。ちょっと理解が足りなくて恐縮ですが。
○石破国務大臣 それは地域によって律せられるものではございません。その船がどういう目的を持っているか、そしてまた、それがテロ特措法の趣旨にかなうものかということによって決せられるものでございます。  委員、お許しをいただきまして、先ほどのミサイルのお話でございますが、その点につ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、今防衛局長がお答えをいたしましたように、そういうことは起こらないということなんです。起こらないというふうに私どもは信頼を申し上げておる。  これは国と国との間で交換公文を結んだものでありまして、そんなものは信用できない、それが破られたらどうするかというよ...全文を見る
○石破国務大臣 まず、後段のトマホークの件でございますが、そういうような指示をしたという事実は一切ございません。そのような指示は全くいたしておりません。  それから、前段のお話でございますが、あのときに、委員も席にいらっしゃってお聞きになっておられたと存じます。  議員の方、...全文を見る
○石破国務大臣 この委員御指摘の内閣委員会の三十四年三月十九日は、「他国を攻撃するような、攻撃的な脅威を与えるような兵器を持っているということは、憲法の趣旨とするところではない。」こういうふうになっております。確かに、政策的にということなんでありましょう。  ただ、これはもう共...全文を見る
○石破国務大臣 これは、ミサイルディフェンスという意味では全く意味がないことは委員御案内のとおりで、いわゆるトマホークでもって弾道ミサイルが防御可能という概念は成り立たないのだと思っています。  問題は、そのトマホークなるものを、これはもうどの国の仮定は全然いたしません、日本と...全文を見る
○石破国務大臣 それは委員御案内のとおり、トマホークもいろいろなタイプがございます。全く、最初に御指摘になったようなトマホークから、果てはと言うべきでしょうか、核搭載のトマホークまで、いろいろなトマホークがございます。  委員が御指摘になったようなタイプのものだとするならば、そ...全文を見る
○石破国務大臣 これは本当にいろいろな可能性を考えてみないといけない。私は、もし自分が、委員も同様だと思いますが、自分がかの国の指導者の立場であればどうなんだろうと思って考えてみるわけであります。  そうしますと、とにかくどんどんエスカレートさせて振り向いてもらいたいということ...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のように、これは外務省がお答えすべきことでしょうし、政府全体なんだろうと思います。ただ、私は思いますのは、対話と抑止とよく言いますが、抑止のない対話というのは余り意味がないのだろう。そして、対話なくして抑止だけやったら、これも全く意味がないのだろう。そこの、...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のとおり、本当に、トン数が減ったから能力が落ちたというようなことにはなりません。私どもは、そういう説明をしてはならないと思っておりますし、それぞれ持っておるものの能力というものはきちんと御説明をしなきゃいけないことだと思っております。  ただ、これは委...全文を見る
○石破国務大臣 後段につきましては、副長官からお答えを申し上げます。  前段でございますが、私は、冷戦構造が終わったということと統合の問題は、論理的にはリンクしないというふうに思っております。  先生御存じのように、自衛隊法二十二条の場合のみにそういう複数の自衛隊によります統...全文を見る
04月09日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○石破国務大臣 事実関係は、今副長官がお答えを申し上げたとおりであります。  先生御指摘のように、武器輸出三原則というものがございますから、大量生産というものがきかない。一つ当たりの単価、例えて言いますと、戦車でいえば、九〇式戦車というものが九億円ぐらいする。アメリカのM1ある...全文を見る
○石破国務大臣 今、防衛局長からお答えを申し上げましたとおり、ノドンミサイルであれば日本のほとんど全域が射程に入っているということであります。そうしますと、日本をほとんど射程に入れるだけのミサイルを保持する、そういう能力は有しているということだろうと思います。  先生御指摘の、...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のとおりだと思っております。  繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、射程が五百キロみたいなものであれば、マッハ二十というような、そういうような速度には到達をいたしません。したがいまして、限定的に落とせたということだと思います。湾岸戦争においてもそ...全文を見る
○石破国務大臣 政府の立場はそのときの答弁と全く変わっておりません。  これは、先生御指摘のように、自衛権行使の三要件、すなわち、急迫不正の侵害がある、それを排除するためにほかに手段がない、そして最小限度のものにとどまる、この自衛権の三要件にとどまっておるのであり、これは憲法の...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(石破茂君) 先般の、今、委員御指摘の安全保障委員会におけるやり取りでございますが、民主党の前原誠司委員のこれを検討すべきではないかという御質問にお答えをしたものであります。その際に、私は、専守防衛という立場、これは堅持していかねばならないということ、そして日本が侵略的...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは概念が二つあると私は思っているんですね。その敵地という言葉を仮にかぎ括弧付きで使うといたしましょう。そういう攻撃能力というものと、それよりも、もちろんその概念は重複するんですが、対地攻撃能力というものと両方の概念があると思っているのです。  御案内...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく、これ委員御指摘のように、抑止力としてどれぐらいの意味があるのだろうという観点が必要なんだろうと思っております。そういう場合に、どれぐらいの期間が必要なのか、あるいはどれぐらいのお金が掛かるのかということは、先ほど申し上げましたように我が国としてそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私ども防衛庁として、それではそういうことについて具体的な何か情報を得ているかというふうに問われれば、それは得ておりません。これは、会談の具体的な内容を、私もいろいろな合衆国の国防関係者と会って会談をいたしておりますが、その具体的内容につきましてここの場で申...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的に今、外務大臣のお答えになったとおりだと思いますが、ユナイテッドネーションズというものをどのように考えていくのかということだろうと思っております。それは、世界政府ではないわけで、まさしく本当に各国の利害というものをどのように調整をし、平和裏に行ってい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) アメリカ、イギリスがすべて間違っておって、フランス、ロシア、ドイツの言うことがすべて正しいということなのかどうなのか、そのことについて私は判断することはできないと思っております。それは、各々の国がどうやって平和的に解決をするかということを念頭に置き、そして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、前提として再三申し上げておることでございますが、地対艦ミサイルをめぐってのお話でございます。ミサイルと言っただけで弾道ミサイルを思い浮かべて、即座に日本に影響がある、平和と安全に影響がある、ミサイルは弾道ミサイルであれあるいは巡航ミサイルであれ、と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答えいたします前に、先ほど国民をからかったのではないかというお話がありました。そのようなことは断じてございません。  私どもの自衛官たちは、みんな事に臨んでは身の危険を顧みずと宣誓を行って、みんなが二十四時間真剣に取り組んでおるのであります。私は、訓示...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま外務大臣から答弁があったとおりでありますが、強行とかそのようなことは一切考えておりません。よく地元とも協議をし、調整をしながら進めていくべきものというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) 今日もいろんな議論が当委員会でもございましたが、どういう形で終わるのかということもまだ明確ではありません。そして復興がどういう形で行われるか、その点もまだ明確ではございません。  私どもといたしましては、どういう形で終わるのか、そういうことをきちんと見極...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  防衛計画の大綱及び中期防...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 クラスター爆弾の性能等につきましては、先生今御指摘のとおりでございます。通常爆弾だけではなくてクラスター爆弾を保有いたしますことが、敵の着上陸侵攻に際しまして、侵攻部隊の陣地、戦車等の車両、集積所等を攻撃し、阻止し得るというために有効である。それはなぜ有効であるか...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど官房長官からお答えがあったとおりでございますが、日本を防衛するために日米安全保障条約に基づいて米軍は行動しておるわけでございます。他方、国民の側から、損害をこうむったということは事実でございますので、戦争が終了しました後に、それは適切な補償が行われるというこ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、基本的に法律の問題というよりは、むしろ運用の問題になる部分が大きいんだろうというふうに思っております。  法律的にはかなり整備が行われました。これは武力攻撃事態というのか、防衛出動ではなくて、あるいは治安出動でありますとか海上警備行動でありますとか、そう...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、百三条の書き方というのが、「都道府県知事は、長官又は政令で定める者の要請に基き、」云々、こうございまして、「これらの物資を収用することができる。」ということになっております。この条文の書き方からしますと、収用することができるという権能は都道府県...全文を見る
○石破国務大臣 未知の分野でございますので、具体的に想像するのがなかなか難しいとは思うのですけれども、仮に先生御指摘のように、こちらは二百坪が合理性がある、知事さんは、いやいやそんなことはない、百坪だというような場合に、当然そごが生じることに相なります。そうしますと、要請と知事の...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のように、私どもの方から要請をいたします、その要請があった場合に、知事が、例えばこういう場所ということで私どもが申し上げましたときに、都道府県知事は、立入検査を行う等により、それが本当に任務遂行上適切かどうかという判断を行うことになります。  それで、立入...全文を見る
○石破国務大臣 そのような御理解でよろしかろうかと思っております。今までの防衛出動というものの概念というものは全く変わるものではございませんが、武力攻撃事態法との関係では先生の御指摘のような点で整理されようかと思っております。
○石破国務大臣 私からお答えさせていただくことでよろしゅうございますか。(田端委員「はい」と呼ぶ)  先生のお話は恐らく、第一点として、おっしゃるように周辺事態と武力攻撃事態というのは併存することがあり得るわけでございます。そういうときに、米軍への支援が混同して行われないように...全文を見る
○石破国務大臣 現在私どもとして考えておりますのは、これは都道府県に対策本部というものがそれぞれ設置をされることになります。そこにおいて各地方のいろいろな実情というものを把握せられ、いろいろな機関との連絡調整が行えるものだというふうに考えております。  現在のところ、私どもとし...全文を見る
○石破国務大臣 現在のところ、そのような検討は行っておりません。その場合には、いかなるニーズがあるかということとあわせまして、一体、いかなる法令によって出すとすれば出すのかということになるだろうと思います。そういう両方が相まって、そういうことは初めて可能になるものというふうに考え...全文を見る
○石破国務大臣 基本的には、私は、PKO法だろうというふうに思っております。PKO法の中に具体化されておりますPKO五原則というものがございますが、現状において、仮に自衛隊を派遣するとするならば、これは人道救援活動も同じでございますけれども、PKO法ということになるというふうに考...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 脅威の実態につきましては、今、委員御指摘のとおりであります。すなわち、冷戦期には二か国、つまり米ソ二か国しか持っていなかったと。冷戦が終わった時点で十か国、今や委員御指摘のとおり、四十六か国であったと記憶をしておりますが、大変に拡散をしておる。その拡散が望...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のように、これは平成十年十二月二十五日に安全保障会議の御了承を得まして、十一年の八月に共同技術研究というものに着手をいたしております。その内容はもう委員御案内のとおりですから、ここで繰り返すことはいたしません。  これは、日米共同技術研究だけがミサ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 最初の御質問に対するお答えとあるいは私が勘違いしておって重複をしたらお許しをいただきたいと思うのですが、それが全く我が国に対する組織的、計画的な武力の行使ということだと断定できない場合は、それは災害派遣ということになりまして、冒頭お答えをしたとおりだろうと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 端的にお答えをすれば、その導入の可能性を排除する理由はないということだろうと思います。それはすなわち導入するという意味で申し上げているわけではありません。導入の可能性というものは排除されないという、何となく逆の言い方みたいで恐縮ですが、そういうのが現実だろ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 具体的なお尋ねでございますので細かくなって恐縮でございますけれども、いわゆるNBC対処につきましては、化学防護部隊の人的充実を図る、化学防護車、除染車、防護マスク、化学防護衣、そういった各種防護器材の充実を図ってきたところでございます。また、全国の部隊で常...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく委員御指摘のとおりで、この有事法制というのは使われたらおしまいなんですね、使われるようなことがあれば本当に日本が有事になってしまうということですから。使われたらおしまいなのだけれども、じゃ、だからといってなくていいという理由になるかというと、それは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員はアメリカに一等書記官としてお勤めであったこともおありだというふうに承っております。それで、おっしゃいますように、現場で見た外交というものに基づいて今の御認識の御披瀝があったものと思いますし、私は相当部分共感をいたしております。  平和というのは一体...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的な見解は外務大臣と同じであります。  私は、委員のおっしゃった中で最も重要だなと思いますのは、冷戦が終わって同盟というものがクローズアップされたのはなぜなのかということだと思います。世の中には、冷戦が終わった、もうソ連はなくなったと、もう安全保障条...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 必要最小限とは何かという議論は、おっしゃるとおりかなり実はいろんなものを含んでいるだろうと思います。  この国の安全保障政策を考えますときに、一番根っことなるのは、もちろん防衛二法がございますが、併せて国防の基本方針というのがございますね、昭和三十二年に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、量的変化は質的変化をもたらすかみたいな議論が一つあると思うんですね。どこまで積み重ねていくと質が変わるのというのがある。それとまた全然違う議論ですが、量的にはどこまで積み上げていったって変わらない。しかし、その質の全く違うものを持つと全体が変わるの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返して申し上げますが、ICBMであるとかあるいは戦略爆撃機であるとか、性能上専ら他国の国土の壊滅的破壊のためにのみ用いられる兵器というものは、いかに相対的なものであるとはいえ、これは持てない、持てないということだと思います。つまり、相手がそういうものを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この統合というのは、なかなか御理解いただきにくい概念なんだろうと思っています。  今、副長官からお答えを申し上げましたが、今回お願いをしております中に、統幕会議の人員の増というものをお願いをいたしておるところでございます。それは、すべてこの統合運用に係る...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐らくこれは四月二十日、この間の日曜日の毎日新聞朝刊かと思っております。私もこれを見まして、だれがいつ固めたのかなと思ったようなことでありまして、ということはよくありますよね、そういうことというのは世の中に。それほど簡単に固めるような議論だと私は思っていま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く異論はございません。
○国務大臣(石破茂君) 私は、言葉はかなり気を付けて使っておるつもりでございます。その言葉が持つ意味がどのような意味なのか、いわゆる雰囲気として言葉は使ってはいけないと思っておりまして、言葉はかなり厳密に使い分けていかなければいけないという意味で認識をいたしております。  キー...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その判断は、私は、最終的に予算というものを御審議いただき、決定をなさる国会の権能によるところが大きいのだろうと思っております。  私どもがどのような計画を政府として立てましょうとも、それは具体的には予算という形で出てくるわけでございまして、この御承認をい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 必要最小限度になるように、常にそれには心掛けているものだと思います。  ただ、私は、今の陸海空の防衛力が本当に必要最小限度なのかと、おまえはかくかくしかじか、かくなる分析に基づいて論証してみよと言われたときに、それがきちんと論証できるだけの十分な見識を持...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 実は、先日のロシアのイワノフ国防大臣が来日をいたしまして、五時間ぐらいお話をいたしました。それ一月、私は訪ロをいたしまして、モスクワにおきまして大臣と六時間お話をしたのです。そのときに思ったのですが、じゃ十年前にあるいは二十年前に日本の防衛庁長官とロシアの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりです。  ですから、そこが悩ましいところで、国家であったとしても、おれにとって国民はどうでもよいと、おれにとって国土はどうでもよいと、朕こそ国家なりとかいう話が昔ございましたが、守るべき国土も守るべき国民もないんだと、自分が良ければいいん...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員はよく御案内の上で私の足らざるところを御指摘をいただいておるのだと思っておりますが、先ほど有事法制のところで山下委員の御質問にお答えをいたしましたが、我が国にそういうテロリストなりグループなりというものが攻撃を仕掛けたとしても、所期の目的が達成されない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもの国として、NPT体制というものは維持をしなければいけないという立場におります。すなわち、私どもの国がそのようなことを言い始めてしまうと、では、世界百八十か国とも百九十か国とも言われていますが、どこも核を持っていいということになってしまう。そうなった...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 金額につきましては今、委員御指摘のとおりでございまして、私どもはそれを明らかにしてまいったところでございます。  それでは何発を保有しておるかというお尋ねにつきましては、恐縮でございますが、この点につきましてはお答えをいたしかねます。それは、何発有してお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、従来私どもがNBCという形で言い表しております大量破壊兵器というのは別の概念でございます。広範囲だから大量破壊兵器だと、こういうふうにおっしゃいますと、これは新たな概念でありますから、私どもとしてはそういう概念を取っておらないということでございまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確かに、コソボ以降、そういう御議論がありました。今もあります。  特定通常兵器使用禁止制限条約の関連の諸会合が開かれておることは委員御案内のとおりであって、その場において、クラスター爆弾がほかの砲弾と比べて不発弾となる危険性が特に高いかという議論がござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、クラスター爆弾を何か国が保有しているかというと、五十六か国が持っている。じゃ、何か国が自分の国で作っているかといいますと、三十三か国が作っている。我々の国の近くで申し上げるとするならば、中国であり、北朝鮮であり、韓国であり、ロシアであり、シンガポール...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のようなグリーンベレーであるとかあるいはシールズであるとか、それと同じものを目指しておるわけでは私どもはございません。ましてや、私どもの特殊作戦群というものが海外に展開をして、委員御指摘の要人暗殺でありますとか敵地深く入ってと、そのようなことは全...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 四月一日、御指摘の四月一日にやはり多少の混乱があったように見られたと思います。それは、例えば私どもで海上幕僚長が会見をした、その後に官房長がそれを訂正をしたということがございました。また、官房長官でもなく、防衛庁長官でもない閣僚の方から最初にこの情報の披瀝...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 事前着工の問題につきましては、ちょっと専門的な議論でございますので、防衛参事官からお答えをさせていただくことでお許しをいただきたいと思います。  基本的に、今、委員が御指摘になったようなことは、私は問題意識として非常に強く持っておるところでございます。結...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○石破国務大臣 四月二十二日の報道を受け、自衛官の募集のための適齢者情報の収集について行った調査に関し、現段階で判明している内容について御報告申し上げます。  まず、自衛隊地方連絡部、以下簡単に地連と申し上げます。自衛隊地方連絡部、地連における募集活動について御説明いたします。...全文を見る
○石破国務大臣 冒頭委員からも御指摘がございましたし、今もお話がございました。  おっしゃいますように、IT社会に不可欠である個人情報保護法、これは成立をさせねばならない、与党としても全力を挙げていただいております折に、私どもの方で誤解あるいは疑念というものを国民の皆様方に抱か...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員御指摘のように、それじゃ、現段階でこうであればまだこれから先もいろいろなものが出てくるのか、それじゃ審議できないじゃないか、こういう御指摘かと思います。  これは、私ども、昨日からずっと、全国の地方連絡部、これは全国で五十ございます、そこに朝から徹底...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返してのお答えで恐縮でございますけれども、これで私どもが今調べ得る限りの情報でございます。  これで、まず、これが無謬ということがあるかどうか、本当に一つか二つどうなんだということを言われれば、それは一つ二つの数字の間違いというようなものがあるいは、すべて私...全文を見る
○石破国務大臣 それは、何が必要かというその判断です。つまり、必要がないものはとってはいけないということですね。  つまり、何が必要か。例えば、私は先ほど四つというふうに申し上げました、お名前であり、お所であり、お年であり、そして性別であり。必要なものについては、それは可能でし...全文を見る
○石破国務大臣 そういう御理解で結構です。
○石破国務大臣 例えば、一般の公務員の方に対して、公務員を受験してくださいというようなダイレクトメールというものは発出をすることがないと思うのですね。例えば、地方公務員でも国家公務員でもそうですが、国家公務員になりませんかというようなダイレクトメールを発送するということはない。 ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、御指摘のきちんと調査をするというのも、全く当たらないとは思いません。しかし、証明する責任が防衛庁にある、こうおっしゃいますが、これをどうやって証明するのかということであります。  そういうような資料がもう既に破棄をしてしまった、書類の場合には用済み後破棄...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどの中村委員の御質問に対します私どもの答弁で、警察が協力している調査の内容を住所の確認というふうに申し上げましたが、誤解を招きませんように申し上げます。  これは、防衛庁といたしまして、隊員の採用に当たりましては、志願票に記載された事項の確認、自衛隊法第三十...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のとおり、近年、自衛官の採用状況というのは堅調に推移をしていると思っております。ただ、以前は、志願制ではなくて懇願制ではないか、懇願制というのは、私どもの方からお願いですから入ってくださいという懇願制ではないかというようにやゆをされたような時代もございま...全文を見る
○石破国務大臣 昨年の十一月、そういうような会合を開いて、口頭で指示をいたしました。当然のことでございますが、平成十五年度、本年度からの募集に際しましては、四情報に基づいて、四情報に限った情報に基づきまして、このようなことを行ってまいる所存でございます。
○石破国務大臣 必要最小限ということだと思います。すなわち、例えば電話番号でありますとか、郵便番号でありますとか、そういうものは、四つの情報に基づいて調べようと思えば調べられるわけでございます。したがって、四つの情報は必要最小限ということになろうかと思います。あとは私どもの努力に...全文を見る
○石破国務大臣 石川県の例にございますように、四つ以外のものもございました。しかし、私どもの方から依頼をいたしましても、それは自治体としてこたえる義務がございません。例えば健康情報につきましては、提供された情報はゼロでございました。全くなかったということでございます。ですから、こ...全文を見る
○石破国務大臣 ちょっと今手元に正確な数字を持ち合わせておりませんので、早急に調べましてお答え申し上げます。
○石破国務大臣 御指摘のように、例えばプライバシーの問題というものは本当に尊重されなければいけないということ、そういうようなことも含めまして、今、委員の表現をおかりしますと、時代はこういうふうに変わっているんだということを御理解いただくようなことは、折に触れて徹底をするようにいた...全文を見る
○石破国務大臣 午前中の答弁でも申し上げましたが、これは、本当にそれが四つに限られたかどうか、私自身が確認をいたしたいと思っております。それは、五十地連全部出向いていくわけにもまいりませんけれども、どういう形で四情報に限ったかということをきちんと報告をさせ、確認をする、そしてまた...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のとおりだと思っております。  私ども、本当に、開かれた自衛隊ということで、国民の皆様方の御理解を得るべく、隊員みんな努力をしてまいりました。おかげさまで、いろいろな公共の機関がございますが、自衛隊に対する国民の信頼というものは、かなり高い数字をいただいて...全文を見る
○石破国務大臣 遅くなりまして申しわけございません。  先ほどの、都道府県や市町村がただでやるわけはないではないか、こういうお尋ねでございます。私どもの方では、募集事務委託費ということで、総計、平成十五年度でございますが、本年度予算といたしまして一億三千四百五十九万七千円という...全文を見る
○石破国務大臣 今、局長からお答えしましたとおり、これは私、内部の議論でも申し上げたことですが、ここで適格者などという言葉を使ってはいけません。これは適齢者です。今、昭和四十八年でしたか、当時、山中貞則防衛庁長官であったかと思いますが、もう適格者という言葉は使わない、適齢者という...全文を見る
○石破国務大臣 午前中の答弁でも申し上げましたが、これはもう廃棄してしまって、ないものもございます。今現存するもの、当然、用済み後破棄というお話を先ほど官房長がいたしましたが、これは、本当に期間が過ぎてしまって適齢期でないものになれば、持っておっても全く意味のないものでございます...全文を見る
○石破国務大臣 例えば、今、お手元の資料に、長野でありますとか、石川あるいは三重、福井という例を出させていただいております。それは、県としてしおりをつくっておるところもあれば、あるいはそういう形、マニュアルがなくても市町村で独自にそういうものをおつくりになっておられるところもござ...全文を見る
○石破国務大臣 なかなか御理解いただけないのかもしれませんが、これは法定受託事務でございます。法定受託事務として、市町村がそれに基づいて行っておるものでございます。私どもは依頼をしておるわけでございますし、そのことについてはこたえられないということであれば、それはそれでいたし方が...全文を見る
○石破国務大臣 そのような御理解で結構です。
○石破国務大臣 必ずしもそういう意味ではございませんで、ダイレクトメールを出すだけであれば、確かに四つでよろしいわけでございます。そこから先に、では、その四つをどう使うか。  つまり、先ほど来御説明申し上げております四つに限ります、必要最小限ということで限ります。ですが、それを...全文を見る
○石破国務大臣 恐らくこういうことかなと思います。  例えば、Aという町がありまして、そこに適齢者の方々がおられて、適齢者名簿というものがある。そこへ、ある少年でも少女でもいいのでありますが、そんなもの要らない、そういう案内は要らないという考えの方があったらば、それはその意思が...全文を見る
○石破国務大臣 それは、いろいろな自治体があろうかと思います。ただ、私どもの率直な気持ちを申し上げれば、もちろん、私どもは依頼をいたします。受けていただける場合もあります。そんなものは全然提供しない、今委員の御指摘のように、閲覧でやってくれ、でも混雑する時間は避けてくれ。私どもは...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど、その件についてはお答えをいたしたつもりでございますが、もう一度、繰り返して恐縮でございます。  もし仮に、市民の方から記載をしないでほしいということがあった場合には、自治体、つまり、法定受諾事務としてやっておられますところの市町村が、御自身の判断によって...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のようなプライバシーの侵害に当たるとは考えておりません。
○石破国務大臣 必要最小限ではないというか、それを超えるというのがお答えになるだろうと思います。  先ほど来申し上げておりますように、その方の健康状態がいかなるものであるか、自衛官としての任にたえるものであるかということは、まさしく、募集ではなくて採用の段階になりまして、いろい...全文を見る
○石破国務大臣 きのう御指摘をいただきまして、最大限努力をしてつくったものでございます。間違いないというふうに私は確信をいたしております。  なお、これは何しろ一日でやったことでございます。もちろん全力を尽くしてやりましたが、多少の数字の間違いとか、そういうものは全くないという...全文を見る
○石破国務大臣 それはそのように、間違いないものであるかどうか、きちんと確認をする努力はいたします。  しかし、繰り返して申し上げますが、昨日、そしてまた本日、この委員会が始まるまできちんとできる限りの調査をいたしました。今あります情報というものを全部精査いたしまして、今ある限...全文を見る
○石破国務大臣 それは、また委員会として委員長から御指示があった場合に、私どもはそのようにさせていただきたいと思っております。  委員御指摘のように、一字一句というお話ではなくて、本当に、四情報以外のものがあったかどうかということについては、これで間違いないと思っております。も...全文を見る
04月24日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 通達の趣旨に反するようなものであれば、それは行うべきではないと思っております。ただ、私どもが行います、きのう以来御議論がございますが、例えば自衛隊生徒というようなもの、対象の方々、そういう方々に対して、実際に自衛隊というのはこういうことをやっておるというようなこと...全文を見る
○石破国務大臣 これは御趣旨のとおりだと思います。
○石破国務大臣 依頼でございます。したがいまして、自治体の方からそういうことはできないというふうにおっしゃるというケースもございますので、その場合には、私どもの方で、また別の所定の手続、法に定められた所定の手続ということをとることになります。
○石破国務大臣 報道で、それに協力をしなければ災害派遣のときに十分な対応が受けられないというような圧力を感じたという自治体の方のお話がありました。  私どもは、協力していただければ本当にありがたいと思います。そういうところは本当に感謝をいたします。しかし、協力をしてくださらなか...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘の、厚生労働省そしてまた文部科学省両省によります、私どもに対します文書というものが出ました。平成十四年の四月の一日のことでございます。それに基づきまして、私どもといたしましては、募集広報というものを少し形を変えるということにいたしました。直接文書によると...全文を見る
○石破国務大臣 函館のケースについてでございます。  函館地方連絡部は、氏名、生年月日、性別及び住所の四情報のほか、親御さんの名前を、今金町、椴法華村、大成町、北檜山町から提供されていたということが判明をいたしております。これは、現地の地方連絡部とその出先であります募集事務所と...全文を見る
○石破国務大臣 いずれにいたしましても、事実ではないということでございます。それは大変申しわけないことでございました。おわびを申し上げたいと思います。  これは私、きのう申し上げましたように、繰り返しになりますが、現在精査中であるということを申し上げました。  これはもう先生...全文を見る
○石破国務大臣 これは大臣として答弁をさせていただきますが、今局長が申し上げましたのは、可能な限り速やかにということを申しました。それは、いついつというふうに期限を切りまして、そのときまでにできなかったらどうするかということもございます。あるいは、大車輪でやった結果、それよりも早...全文を見る
○石破国務大臣 可及的速やかにということでございます。これは、委員会としての御指示というものを仰ぐことになります。
○石破国務大臣 委員長の御指示に従って、最大限の努力をいたします。
○石破国務大臣 防衛庁をお預かりしております私として、これはもう、だれの責任とかそういうことではなくて、責任はすべて私が負うべきものというふうに考えておる次第でございます。  それは、私も、ゆうべも遅くに人事教育局長ともお話をいたしまして、とにかく正確なものを早くということで督...全文を見る
04月24日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 委員御指摘の、そのまままさしくミサイルの弾頭部分に搭載できるというような形ではなくても、まだそこに至らなくても、それをまき散らすだけで相当の被害が出るのではないかという御指摘だとすれば、そのような見解があることは存じております。  したがいまして、それがまだミサ...全文を見る
○石破国務大臣 委員長の御指名ですのでお許しをいただきたいと思います。  その飛んでくるものがそのようなものを積んでいて、それによって放射能被害等々が起こった場合には、それは基本的には災害対策基本法等々で対処することにはなるのではないだろうか。我が国の原子力発電所とかそういうも...全文を見る
○石破国務大臣 今官房長官からお答えがございましたように、内閣法第十条によりまして、代理の国務大臣が職務を行うということに相なっております。  私も、御指摘のように、一泊三日ということでございますが、インドで国防大臣との会談というのを行う必要性がございまして、国会のお許しをいた...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊の行動につきましてお答えをいたしたいと思います。  当然のことでありますが、そういうことが起こらないようにする、当然のことであります。にもかかわりませず自衛隊による、まず違法、つまり八十八条に該当しない違法な行為により民間に損害を与えた場合には、当然のこと...全文を見る
○石破国務大臣 これはいろいろな議論があると思います。私ども自由民主党の中にもいろいろな議論がございます。恐らく、自由党は一つなのかもしれませんが、いろいろな党の中にいろいろな議論がございます。  これは、内閣といたしまして、そういうような議論を国会の場で行うことは、これはどん...全文を見る
○石破国務大臣 私の申し上げ方が十分ではないのかもしれませんが、政府の見解に従うことは当然であるというふうに申し上げておるわけでございます。それは、集団的自衛権は、主権国家である以上、保有していることは当然であるけれども、それの行使は自衛の最小限を超えるので、憲法上許されない、一...全文を見る
○石破国務大臣 それは、自衛のための必要最小限を超えるからということだと思います。  つまり、国連憲章第五十一条と、我々の憲法あるいは自衛隊に関する解釈、そことの整合という点について論理的に問題があるとは私は思っておりません。自衛の範囲が最大限どこまでも認められるというものだと...全文を見る
○石破国務大臣 憲法調査会でそのような議論をさせていただきました。  すなわち、私は、ここで閣僚であります私が一議員としてのことを申し上げることは差し控えなければいけないというふうに思っております。  政府といたしまして、平時であると有事であるとを問わず、憲法十三条、十八条な...全文を見る
○石破国務大臣 これは、昨年も議論のあったことでございますが、予測とおそれも全部ひっくるめて武力攻撃事態だというふうにするのは、幾ら何でもこれは無理ではないかという御議論がございました。予測とおそれの違いもわかりにくいというお話がありました。  それを、予測というものを残し、お...全文を見る
○石破国務大臣 これは、九・一一の後にいろいろと国会の御審議を賜りまして、自衛隊法の改正をいたしました。例えば、警護出動というものをつくった、あるいは情報収集出動というものをつくった。さらには、海上保安庁法の改正に連動いたしまして、海上警備行動時の武器使用の権限、あるいは治安出動...全文を見る
○石破国務大臣 これは、去年の今ごろも議論をしておりました。それからもう一年たっちゃったわけでございます。  私は、テロとか工作船について、私見でございますけれども、法的な整備は相当に整ったという感じを持っております。そうしますと、実際にどの条文がどこまでがぎりぎり適用範囲なの...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。私の言い方が足りなかったかもしれません。  これは本当に、今冒頭申し上げましたように、じゃテロ対策新法というような、テロ対策特措法とは別の概念でございますが、いわゆるテロ対策新法みたいなものを新たにつくらなければいけないであろうかといえば、私は、立法...全文を見る
○石破国務大臣 仮定の質問にはお答えできないなどと言うつもりは私は全くありませんが、全くありませんが、今、委員が御指摘のような状況というものもあります。しかし、この武力攻撃事態法というものが想定しているのは、本当に我が国に対して、どこの国ということは申しません、今我が国として脅威...全文を見る
○石破国務大臣 これは、本当に逃げておるわけでも何でもなく、いろいろな場合があるだろうということなのです。  つまり、委員の御指摘は、そういうふうに、アメリカが先制的攻撃をかけた、かけたでしょうね、かけたということですね……(木島委員「かけようとしている。どっちでもいい」と呼ぶ...全文を見る
○石破国務大臣 合衆国が通告をしただけで対応をするということは、非常に考えにくいお話だと思っております。したがいまして、これは場合分けをきちんとしていただきませんと、混乱した中で議論をするのはいかがなものかと思います。  しかしながら、私どもとして、武力攻撃事態法の発動というも...全文を見る
○石破国務大臣 それは、我が国に対する武力攻撃が発生したとか、あるいは、その予測が行われる、つまり、その可能性が非常に高い。先ほど、車両が集積をしたとか、いろいろな政府の考え方を委員の方から述べていただきました。そういう場合、すなわち武力攻撃事態あるいは予測事態に至ったという場合...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど発動されるというふうにおまえは言った、これは重大なことだというふうなお話がございましたが、私は何もそのようなことを断定しているわけではございません。それが武力攻撃事態もしくは予測事態に当たる場合には発動されるであろうし、当たらない場合は発動されない、法案の趣...全文を見る
○石破国務大臣 これは、テロ特措法の中には米軍等ということになっておるわけでございまして、この等の中に入ります。同盟国であるとかないとかいうことは、実際に、厳密なことを申し上げれば、安全保障条約を結んでいるのはアメリカ合衆国とだけでございますから、そういう意味で言えば、合衆国以外...全文を見る
○石破国務大臣 もう先生十分御案内のことかと思いますが、タイの航空母艦、軽空母、あれはスペインでつくったものでございます。どうしても名前が覚えられなくて、私は何度聞いても忘れてしまうのですが、あの船には積めないはずでございます。つまり、艦上の飛行甲板の上に積んだりしますと、昔の日...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) 冒頭、先生からイラク戦争についてのお話がございました。今、私どもでも庁内でいろいろ分析をしておるところでございますが、まさしく先生御指摘のように、きっとこれは革命的な戦争だったのだろうと思っています。  これはまだ詳細に分析をしなければいけませんが、軍人...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、例えば弾道ミサイルといたしますと、撃ってから日本に着弾するまでに七分とか八分とか十数分とか、そういうお話でございます。その間にどういうふうにしてきちんとした意思決定を短い時間に行うかということを私どもは考えなければいけません。いろんな手...全文を見る
05月07日第156回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) 平成十年のいわゆる調本事件につきましては、今、委員が御指摘になったとおりであります。  これは、私も当時のことをかなりよく勉強したつもりですが、何であんなことが起こったのかねといいますと、一つは、やはり原価計算をするところと契約をするところが調本という一...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) というようなうわさがございまして、本当かねということで、やって調べてみました。調べてみましたところ、そのようなことはございません。  例えば、ガソリンで考えてみますと、市況の価格が一キロリッター当たり三万七千七百二十三円ということになっております。私ども...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳細は副長官からお答え申し上げますが、先ほど申し上げましたように、育成はしなきゃいかぬと思っているんです。ただ、それがほとんどお客様というかユーザーが国、防衛庁に限られてしまうということがございまして、下手をすると保護になっちゃうということがあります。保護...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは私でお答えができる範囲を大きく超えておりまして、委員の御質問は、これはもう政府全体で考えなきゃいかぬことなんだろうと思っています。ただ、御指摘のように、このヒューミントというのが私は一番ある意味大事なんだろうねと、こう思っています。  御案内のとお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは米軍のマシュー・モフィット司令官が、いわゆるぶら下がりと私どもこうよく言いますが、そのインタビューでお答えになったというふうに承知をいたしております。  この詳細、どのような答えであったか、そして原文がどのようなものであり、それをどのように訳するか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはもう委員がすべて御存じの上で御質問のことかと思いますが、事実関係を御存じだという意味ではなくて、このテロ特措法に基づいて活動しておりますのは、要するにテロ特措法の目的を達成するために私どもは行動しておるわけでございます。そして、そのテロ特措法は国会に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私も、昨年の九月三十日に大臣を拝命して以来、そんなに数多く安保会議が開かれたわけではございません。そしてまた、過去のものに出席をしておるわけでもございませんので、必ずしも委員の御質問に的確にお答えできるだけの知見を持っているとは思いませんことをお断りをいた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮ですが、そのお尋ねに対しまして私、答えるべき権能を持っておりません。また、感想を申し述べる立場にもございません。  その北朝鮮の問題というものは、私は、安保会議のみならず、例えばこの外交防衛委員会におきましても、そしてまた衆議院の安全保障委員会におき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、先生御指摘になりましたように、この安全保障会議の議長は内閣総理大臣であります。総理大臣が必要に応じてこれは招集をされるというふうに考えております。一に掛かって総理の権限に係ることでございますので、私からこれについての感想めいたことはお答えを差し控えさ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返しで恐縮ですが、安全保障会議の在り方につきましては、これは私としてこうあるべきだというようなことを申し上げる立場にはございません。おまえらしくないという御指摘を受ければもうそのとおりと恥じ入るほかはございませんが、そういうことでお許しをいただきたいと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本当に存じません。いや、存じませんといいますか、私は正直、この二月九日にこれを見て、何これと、こう言った覚えはあります。どこから出たものかということにつきましては、これは申し訳ございません、知識を持っておりません。
○国務大臣(石破茂君) これが政府としてオーソライズされた紙かどうかという、つまり政府文書とか、よく政府方針とか政府決定とかいろんなことが新聞に躍りますですよね。これは委員も御案内のことかと思いますが、何をもって政府は決めたとするのか、何をもって政府は方針を固めたと言うのか、それ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 被害を受けてからでなければ駄目だということでは必ずしもないだろうと思っております。  それは、私が以前、衆議院の安全保障委員会で答弁を申し上げましたのは、昭和三十一年の船田防衛庁長官代読の鳩山内閣総理大臣答弁という、こういう明文なものがございまして、要は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の意識の中では、これは私もすべての答弁全部精査してみました。私が申し上げていることと従来の政府の立場は全く変わっておりません。  つまり、座して死を待つことが憲法の予定していることとは到底思われないのでありますということが昭和三十一年の答弁の中にござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 正しくそのとおりだと思います。  先ほど私と総理との立場が違うのではないかという御指摘がございました。これ何も変わっておりません。  私はその答弁の中でも今まで何度も申し上げておりますが、ガイドラインの中で、弾道ミサイルに対しては、それを合衆国が必要な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、日本国としてそのような選択を考えておるわけではございません。憲法違反かどうかということは、また別の御議論かと思います。それは、一に掛かって専守防衛というもの、そしてまた憲法九条の趣旨というもの、自衛権行使というものに当たるか当たらないか、そういうよう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私、防衛庁長官としてではなくて、拉致議連の私も、会長は当然中川昭一先生にお願いをしております。それはもう拉致議連というのは政府に対していろんなことを申し上げるあれですから、政府の人間やるのは変ですので。議連の一員として参加をさせていただく、このつもりでおり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この資料、今、委員が御指摘の資料でございますね、出勤簿そして超過勤務命令書、差し替えと言われますが、ところのもう一つの超過勤務命令書。今日、私ども初めて拝見をさせていただきました。仮に御指摘のような事実があるとすれば、それは問題だと認識をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 事実関係は調査をさせていただきます。  はっきりしておりますのは、公金が不正に使われるということは断じてあるべきではないということ、その観点からきちんと調査をさせていただきます。  そして、今、委員が御指摘のような一種の脅しとかもみ消しとか、そういうよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これの取扱いにつきましては、委員長並びに理事会の御判断かと存じます。
○国務大臣(石破茂君) 間接的にというお話であります。それは、私どもの補給艦が合衆国の補給艦に油を給油し、それをいろいろな合衆国の艦船が補給を受けた、それを間接的にという御指摘なのだろうと思っております。  私どもといたしましては、私どもの補給艦がどの船に補給をしたかということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは繰り返し、これはもう小泉委員とはずっと議論をしてきたことでございますが、私どもはアメリカ合衆国との間に交換公文を結びまして、そしてテロ対策特別措置法の目的にかなった法的な根拠のある補給しか行わない、そしてそのことを合衆国も確認をしておる、そのための交...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、委員がキティーホークの艦長がというふうにおっしゃっておられますが、私どもとして、キティーホークの艦長がどのような内容で間接的に補給を受けたというふうに発言をなさっておられるか、現時点において承知をいたしておりません。  私が報道において承知をい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、艦長というふうな御指摘でございますが、それは御党の機関紙である赤旗のみが艦長がそのように言っておるというふうな記事をお書きであります。これは、委員もすべての新聞あるいはインターネット等々すべて目をお通しの上で御質問になっておられる、いつものことで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは繰り返しになって恐縮ですが、別に御党の機関紙だから気に入るとか気に入らないとか、そんなことを私は申し上げているわけではございません。ほかにそういうような報道というものを承知をしていないということを申し上げておるわけでございます。  私ども、米軍が、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっとごめんなさい、御質問の趣旨がよく理解できませんが、インド洋においてとおっしゃるのですか、それとも不朽の自由作戦ということですか、イラク攻撃ということですか。
○国務大臣(石破茂君) これは、言っておるのは、キティーホークの艦長が言ったわけではなくて、先ほどから申し上げておりますとおり、モフィットという司令官が言っておるわけですね。したがって、キティーがどうのこうのという、こういう議論にはならないのだろうと思っております。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いろんな議論があったことは承知をいたしております。  今、広野委員御指摘のように、では仮に彼が金正男であったとしたらという仮定、前提に基づけばいろんな外交のカードになったということもございましょう。ただ、これは私は、その当時の外務省なり法務省なりというも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、今、国土交通副大臣からお答えがありましたように、第一義的には海上保安庁が対処すると。警察権でございます。私どもが海上警備行動を使いましても、これはあくまで警察権として行使をするわけでございまして、自衛権を使うわけではございません。ただ、同じ警察権の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このような件につきましては、既に説明を受けております。
05月08日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) 突然のお尋ねではございますが、私は、今回のイラク攻撃については相当に、湾岸戦争のときと比べて極めて精度の高いピンポイントの攻撃がなされたというふうに考えております。  委員がおっしゃるように、どこだか分からないということであれば攻撃をして誤って当たっちゃ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような事実はございません。これはもうまさしく委員がおっしゃいますように、イラクとの戦争に私どもの補給艦から補給を受けた船が参加をする、あるいは私どもの補給艦から米側の補給艦に補給したものをイラクとの戦争に従事しておる艦船に使われたということになりますと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは昨日の答弁でも申し上げましたが、昨日も決算委員会で答弁を申し上げたことでございますが、個々の艦船について、いつ、どれぐらいということは、これは私どもとして申し上げることは差し控えたいと思っております。しかし、トータルとして、私どもの艦船、補給艦から給...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨日、小泉委員から御指摘をいただきまして、調査をさせていただきたいというふうにお答えをいたしました。また、その結果について理事会に御報告をする等々、また理事会において御協議をいただくことになったというふうに承知をいたしております。  今、委員から二点ほど...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員からその文書をちょうだいをいたしました。私はそのときに委員とお話をしたと記憶をいたしておりますが、杉山さんの「兵士に聞け」という中にその記述がございました。私も以前それを読んだことがありまして、委員から御指摘をいただいて、もう一度読んでみました。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、委員は私の人生の大先輩でいらっしゃいますし、戦前のこともよく御案内です。そして、自衛隊ができたときのこともよく御案内だと思います。私は昭和三十二年の生まれでございますから、そのようなことを存じません。存じないものですから、いろんなことを教えていただ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、大きなものだけ保護すればいいと、そういうことを私は申し上げたわけではありませんが、あるいは言い方が不十分であったかもしれません。  契約額がたとえ小さいものであったとしても、委員御指摘のように、防衛装備品というのは、これはもうその辺に売っているもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的に外務大臣のお考えと同じであります。宜野湾市民の皆様方のお考えが示されたということにつきましては、これは私どももよく考えていかねばならないということだと思いますが、政府の方針といたしましては、現在決められておりますことが着実に実行されますよう今後とも...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○石破国務大臣 テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。  テロ対策特措法に基づく基本計画において、協力支援活動等を外国の領域で実施する自衛隊の部隊等の派遣期間を延長し十一月一日までとすることが、昨日の安全保障会議の後、本日の閣議で決定さ...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○石破国務大臣 お答え申し上げます。  これは一昨年、平成十三年の秋の臨時国会において相当の法改正をいたしました。  法的な面において、一昨年秋の臨時国会における改正、これはテロ特措法と一緒にやったわけでございますが、例えば、情報収集出動というものをつくった、警護出動というも...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことだと私も思います。  それは、我が国に対する組織的、計画的な武力の行使ということでありますが、同時に自衛権行使の三要件に該当するということも、また必要なことであります。  我が国が自衛権の行使として武力が行使できるか。すなわち、それは、急迫不正な侵...全文を見る
○石破国務大臣 それは、我が国に対する攻撃ではあるわけです。ただ、それが、では武力攻撃事態ということにストレートになるかといえば、それはいろいろな状況を見なければいけないわけですね。  そうしますと、どうも済みません、理解が悪くて恐縮ですが、委員が御指摘になろうとする事態がどう...全文を見る
○石破国務大臣 排除されないという意味では、私も全く同じ考えであります。
○石破国務大臣 委員の御指摘は、地理的にそういうふうに限るべきだ、それが従来の政府の立場ではなかったのか、専守防衛というのはそういうものではないか、こういう御指摘だろうと思っております。  過去にもそういうような答弁は確かにございまして、例えて言うと、昭和四十六年、当時の防衛局...全文を見る
○石破国務大臣 それは実際、田中総理がお答えになった昭和四十七年当時と今とは全く状況が違うと思います。もう一つは、自衛権行使ということに限るわけですね。そして、三要件の中で必要最小限のものでなければいけないということは一貫をしておるわけでございます。海外において、我が国に対する組...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮ですが、変更されたとは全く考えておりません。必要最小限度にとどまるということでございます。
○石破国務大臣 これも委員、先刻御案内のことでございますが、自衛権の地理的範囲においては、こういうような答弁が確立をしておるわけでございます。我が国が自衛権の行使として我が国を防衛するため必要最小限度の実力を行使することのできる地理的範囲は、必ずしも我が国の領土、領海、領空に限ら...全文を見る
○石破国務大臣 恐らく、これはどこまで議論しても平行線になってしまって恐縮な気はするのですが、繰り返して申し上げますが、私どもが考えております専守防衛というものは、とにもかくにもこちら側から侵略をするということはあり得ない、当たり前のことでございます。そして、我が国に対する急迫不...全文を見る
○石破国務大臣 変えたということはございません。これはテロ特措法の場合にも一貫して同じ考え方をとってきたわけでございます。そして、これも政府として確立をしておる答弁でございますけれども、公海及び公空にも及び得る、それは先ほど申し上げたとおりでございます。武力行使の目的を持って自衛...全文を見る
○石破国務大臣 地理的に、じゃ、周辺というのはどこなのだ、こういう話になってくるのだろうと思います。そうすると、周辺事態法のときに議論しましたように、一体どこまでだという話になりましょう。しかし、私どもとしては、自衛権の行使の三要件というものに当てはまる場合が仮にあるとするならば...全文を見る
○石破国務大臣 常識で考えてみて、そういうことが本当に起こり得るんだろうかなということは当然思います。それは、私どもが周辺事態法をつくりますときも、テロ特措法をつくりますときも、そういうことが起こらないようにということで本当に細心の配慮をしてつくっておるわけですね。しかし、にもか...全文を見る
○石破国務大臣 中谷長官が答弁をされたのは、そういうことが起こらないように本当に細心の配慮をするんだという意味で、こちらにいらっしゃいますが、答弁をされたのだろうなと私もそのとき聞いていて思いました。  それは、法理論上排除はされないということなのです。自衛権三要件に当てはまれ...全文を見る
○石破国務大臣 極めて考えにくい事態だと思います、正直申し上げて。本当にほかにとるべき手段がないかということは、実際に、国会で議論をいたしますときになかなか想定されないケースを念頭に置いて考えるというのは、私の想像力が乏しいのかもしれませんが、なかなか具体的にイメージしにくいので...全文を見る
○石破国務大臣 専守防衛って何だろうかということになるのだろうと思います。  専守防衛は、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使するということであります。そしてまた、それがいかなる態様において行われるかといえば、それは自衛のための必要最小限度にとどめます、そして、保持...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げましたように、従来から、武力行使の目的を持って自衛隊を他国の領土、領海、領空に派遣することは、一般に自衛のための必要最小限度を超えるものであって、憲法上許されない、こう申し上げてきておるわけでございます。それは全く変わっておりません。ですから、ここは...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、どういう場合かちょっと御提示をいただけますか。実例というものがどうも思い浮かばないと答弁が非常にしにくいのでありますけれども、私は、法理論上は排除されないと思っています、理屈の上からは、自衛権行使の三要件というものを満たしております限り。しかし、どうす...全文を見る
○石破国務大臣 これは、本法案が出てきたことによって突然登場したというお話ではございませんのです。この議論というのは、実は何年も前からある議論であって、私は、テロ特措法のときもこのような議論、当時大臣ではございませんでしたが、相当にした覚えがございます。その以前にもあった、結構ク...全文を見る
○石破国務大臣 それはわからないですね。例えば、我が国の領域外で組織的、計画的な武力の行使を受けたということがあったとする、しかしそれは絶対に我が国には波及しないんだというようなことが断定できるとは私は思いません。  かてて加えまして、今、本当にスピードというのが物すごく速いわ...全文を見る
○石破国務大臣 まさしくそういう事態が、必要最小限度にとどまるかどうかということにかかってくるのだろうと思いますよ。委員がおっしゃるように、それがどんどん我が国に波及するということが明白であればやってもよいが、つまり武力攻撃事態と認定してもよいが、それがもう本当に我が国には波及し...全文を見る
○石破国務大臣 それは、自衛権行使三要件に該当しないことがあるのだろうと思います。武力行使しないという判断、それはあり得る。それはもう本当にケース・バイ・ケースですよね。  しかしながら、そういうことがあるので外せ、我が国の領域並びに周辺に限れという御主張だとするならば、先ほど...全文を見る
○石破国務大臣 この根拠ということになりますと、日米で協議するという条項がございます、日米安全保障条約の中に。そういうようなものに基づいて行われるというふうに考えております。
○石破国務大臣 共同行動をとる根拠、つまり米軍が、応援義務は負わないが、私どもからの要請あるいは同意、こういうものによって対処をするということは、日米安全保障条約にも当然合致するものだというふうに考えております。  すなわち、領域外におきましても、施政下以外の地域におきましても...全文を見る
○石破国務大臣 これは、米国が、国連憲章五十一条によって定められております集団的自衛権の行使を行っておるということだと思います。
○石破国務大臣 何に基づいて権限を行使するかということを言われれば、それは国連憲章五十一条ということでございます。それで、それがどういうような仕組みによって可能になっているかということを担保するのが安全保障条約ということだと思います。
○石破国務大臣 根拠は、あくまで国連憲章にも認められたところの集団的自衛権の行使です。では、協議は何によって行うのかと言われれば、その根拠は日米安全保障条約ということを申し上げておるわけです。  集団的自衛権の行使というものは、米国の安全保障条約の存在というものを別にその必要条...全文を見る
○石破国務大臣 わかりにくいですか。(筒井委員「一言だけでいいんだ」と呼ぶ)いやいや、ですから、権利の行使は安全保障条約に基づくものではございません。(筒井委員「ないわけね」と呼ぶ)ありません。しかし、安全保障条約に協議というものがあって、それを行使する場合の手続が安全保障条約に...全文を見る
○石破国務大臣 当然、そのとおりでございます。
○石破国務大臣 そういうことにはならないと思います。ですから、それもまた、任意で世界じゅうどこでも行けるのか、共同対処できるのか、世界じゅうどこでも日本とアメリカが共同対処するのかということは、どういう場合に私どもが、義務はないけれども共同対処というものを要請するか、あるいは同意...全文を見る
○石破国務大臣 一般に、我が国として、国連を中心とした国際平和の努力に対して積極的に寄与するということは極めて重要だと思っております。PKOなどというのはそういうような精神に基づいて行っておるわけでございます。  しかし、同時に、憲法九条によって禁じられている武力の行使または武...全文を見る
○石破国務大臣 この議論は昨年からしておりますが、私ども、そんなのんびりした対応を行って国の独立や安全や国民の生命財産が守られない、そういうような法律を出しておるつもりは全くございません。  これは委員も議論されたかと思いますけれども、例えて言いますと、今度、安保会議に事態対処...全文を見る
○石破国務大臣 まず、松川総監の件であります。この件は、昨年も安全保障委員会で議論をさせていただきました。委員御指摘のように、今川委員ともいろいろと議論をさせていただいたことでございました。  私、松川総監の発言、もちろんその場で自分の目で見たわけではありませんから、すべてテー...全文を見る
○石破国務大臣 いかなる形でお答えをするのが一番よろしいのか、これは私もよく考えたいと思っております。必ず文書によらねばならないかどうか、そういうことも含めてでございますが、いずれにしても、委員が御指摘のように、言ったんだけれども何にも答えがないよというようなことではいけないのだ...全文を見る
05月09日第156回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(石破茂君) 高嶋議員より、防衛庁における個人情報の取扱いについて御指摘をいただきました。  自衛官の募集は、自衛隊の人的基盤を支え、自衛隊の精強性を維持する上で極めて重要なものでありますことから、防衛庁としては、法令の規定に基づき、地方公共団体から適齢者情報の提供を...全文を見る
05月12日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○石破国務大臣 委員、すべて御案内のことかと思いますが、先制攻撃という概念は私どもとっておりません。したがって、先制攻撃的というようなお話をなさったのだろうと思っております。  これは、二百であろうが幾つであろうが可能なのだという考え方をとるのか、それとも、その中で日本を向いて...全文を見る
○石破国務大臣 現在の政府の立場といたしましては、それはガイドライン等々に基づきまして、その打撃力の行使というのは米国にゆだねておるという政府の立場は、まず申し上げておきたいと思います。  また、そういう委員の御指摘のようなこと、すなわち、アメリカが先にそのようなことを行うだろ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、仮に経済制裁を行ったときに、それは宣戦布告だ、こう言われても、なかなか国際法的には、本当にそうでしょうかということになるんだろうと思います。もちろん、これはもう委員が一番よく御案内のとおりで、宣戦布告という行為が今あるのかという議論はさておきまして、経済制...全文を見る
○石破国務大臣 そういうケースは排除されないのだと私は思っています。  それは個々具体的な場合によりますが、アメリカがあれを戦争だと言ったのは、ここのところは国際法的な詰めが必要ですし、アメリカの中にもいろいろな議論があると聞いておりますが、要は、オサマ・ビンラーディン率いるが...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘は、かなりの部分そのとおりなのだろうと思っています。  ただ、一つは、委員よく御案内のとおりですが、その会社しかつくっていないというものが結構ありまして、そこを入れないということにすると、そもそも飛行機が成り立たないとか戦車が成り立たないとか、そうい...全文を見る
○石破国務大臣 これは全部帳簿を見なければわかりませんが、ここで一枚も買ってもらっていませんということが申し上げられるかどうか、これはちょっと調べさせてください。  ただ、委員御指摘のように、買ってもらっているから手心を加えていたりとかなんとか、そのようなことは私はないと、私自...全文を見る
○石破国務大臣 我が国憲法にそういう非常事態の規定がないことはおっしゃるとおりで、参議院の緊急集会しかないというのは、これは有名なお話でございます。  さすれば、そういう緊急事態に備えた基本法が必要かということなのですが、私も大分考えてはみたのですけれども、例えば自然災害という...全文を見る
○石破国務大臣 委員は、そんな簡単なこととおっしゃいますが、かなりそれは難しいケースなんだろうと私は思っています。  これは、この法案が持っておりますプログラム法的な部分がございまして、これによって整備をするので、国民保護法制もそうです。米軍に対する支援の法制もそうです。今外務...全文を見る
○石破国務大臣 それは、一概にこういう事態だというふうにすっぱりと決められるようなものではございませんということです。  つまり、周辺事態と予測事態が併存するということをおっしゃいました。それは併存することは理屈の上からいってあり得ます。それは、こういう場合に併存をするのであり...全文を見る
○石破国務大臣 それも含めてこれからの法整備ということでございますから、今ここで予断を持って申し上げることは差し控えさせていただきたいと存じます。  ただ、繰り返しになって恐縮ですが、併存するこのような場合というのを設定して、併存する場合であっても、いろいろなケースに分かれます...全文を見る
○石破国務大臣 我が国が行います支援、例えば武器弾薬等の提供にいたしましても、するかしないかということにつきましては、憲法に触れるような形で行うことはないということは当然のことでございます。憲法の範囲内においてのみ行うということに相なります。  ただ、これは、周辺事態法のとき、...全文を見る
○石破国務大臣 おまえの答弁はさっぱりわからないとおしかりをいただきますが、どうも問題の御指摘自体が、ちょっと私どもよくわからないところがありまして、つまり、こういう場合はどうなんだというケースに分けて考えなければいけないと思っているのです。  いずれにしても、私たちは憲法に反...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しになりますが、その場合場合によります。私どもは、憲法の定められた範囲に従って、国の平和と独立を守るためにきちんとした責任ある立法をしてまいりたいということでございます。
○石破国務大臣 実は三矢研究と似たようなものではないかという御指摘であります。  三矢研究につきましては、これは私も、何しろ物が残っておりませんので、これが三矢研究だとかいうような、そういうようなジャーナリズムに書いてあるものでしか私は見たことがないので、真偽のほどはわかりませ...全文を見る
○石破国務大臣 この報道は私も拝見をいたしました。当庁といたしまして、こういうようなものについては、記録も残っておりませんので、確認のしようがないということだと思っております。何せ、六七年、六八年、こう申しますと、昭和四十三年というお話になりましょうか、四十二年、四十三年というお...全文を見る
○石破国務大臣 内容というものをその時々の情勢に合ったようにそれぞれ改定していくということは、当然のことでございます。これが日米間のものにつきましては、それぞれの場におきまして報告がなされ、あるいは2プラス2の場において報告がなされ、これはあくまで報告なわけでございます。それをそ...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。その中身につきましては、ここでお示しをすることはなかなか困難かと存じます。
○石破国務大臣 そこでサインを行っておるということは、それが防衛庁として、政府として承認をしたということを意味しないと考えております。
○石破国務大臣 そこにおいて署名は行っております。  その署名はどういうことかといいますと、それまでの作業の進捗を確認するために行いました、BPCの共同委員長である統幕事務局長と在日米軍副司令官との間の署名でございます。それは、先ほど申し上げましたように、作業の進捗を確認するた...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。具体的な人数等々につきましては、ちょっと私、今手元に資料を持ち合わせておりません。  ただ、委員もよく御存じのとおりですが、それが直接の関係を有するということには立たないのだと理解をしています。それぞれ別の事態というもの、つまり、何を調整するかという...全文を見る
○石破国務大臣 それは、我が国が主体的に行うものだということは、もう当然委員御案内のとおりでございますが、委員御指摘のように、そういうことで、実質的にはそうなってしまうのではないかということを御懸念なんだろうと思います。  そういうことにならないように、先ほど委員がおっしゃいま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、私どもとしても、きちんとした情報を持ちませんと、そういうような委員御懸念のようなことにもなりかねない。そういうような情報をいろいろなチャネルからきちんととっていくということは当然のことでございます。  しかし、ではアメリカと同じだけ、あるいはそれ以上の情...全文を見る
○石破国務大臣 そのような事実は全くございません。  事実上の指揮下とおっしゃるのがどのような意味なのか、ちょっと私ははかりかねる部分がございますが、私どもは私どもとして行動しておりますので、そのような米軍の指揮下において行動したという事実は、今回のテロ特措法に基づいて行ってお...全文を見る
○石破国務大臣 私もこの専守防衛という言葉は一体いつごろ出てきた言葉かなと思って調べてみますと、今まで通説的には、中曽根白書というのがあったんだそうです、昭和四十五年ですか、中曽根康弘先生が防衛庁長官をお務めのときにできました中曽根白書と言われる昭和四十五年の防衛白書、ここにおき...全文を見る
○石破国務大臣 自衛権の三要件を満たしました場合には、私は、法理上は自衛権の行使としての武力の行使は可能である、これは従来から政府がとっておる立場だと承知をいたしております。
○石破国務大臣 こういう話が出てきましたのは、大量破壊兵器並びに弾道ミサイルの拡散と私は連動した議論なんだろうと思っています、ある程度は。やあやあ我こそはと言って名乗りを上げて、古式ゆかしくというかセオリーにのっとってというか、そういうようなことをやっておるような時代ならばまだよ...全文を見る
05月13日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○石破国務大臣 それはこの法律に基づいて行うということではございません。それがどういう事態であるのか。武力攻撃予測事態という場合に、今委員が御指摘のような場合もあるでしょう。アメリカ合衆国が全く関係ないという武力攻撃予測事態もあるわけです。いろいろなケースがございましょう。  ...全文を見る
○石破国務大臣 これに基づいてやるわけではございません。そして武力行使と一体化しない。ということは、委員まさしく御指摘のとおり、日本が武力攻撃を受けているわけではない、そういう事態において私どもは武力行使と一体化するようなことはやらないという当然のことを申し上げておるわけでござい...全文を見る
○石破国務大臣 それは今後の議論ということになりますが、それはどういう事態であるか、つまり、我が国が武力攻撃を受けているという事態とそうではないということであれば対処する内容が違うのは、これは実に当たり前のことでございます。
○石破国務大臣 そこまでいきますと、もうプログラム法ではなくて、実際にその内容まで個別に規定したということになります。プログラム法のプログラム法たるゆえんは、当然のことでございますが、日本国憲法に従うのだということでございますし、武力行使と一体化するような行動はやらないという従来...全文を見る
○石破国務大臣 それは当然のことでありまして、それは、周辺事態法というものの性質とこの武力攻撃事態法というものの性質が違うわけでございます。  それは、この武力攻撃事態におきましても米軍が絡む。つまり、周辺事態法というのは、日米安全保障条約の効果的な運用に資するためという文言が...全文を見る
○石破国務大臣 統一見解というのは、私が先ほど申し上げたとおりのことだと思います。私は統一見解というものを述べる立場にはございませんが、私の申し上げておりますことは、今までの政府の考え方をそのまま申し述べたものでございます。  統一見解ということに相なりますと、これは委員長の御...全文を見る
○石破国務大臣 輸送手段の選択肢を広げ、輸送日程に柔軟性を持たせたいという考え方を私どもは持っております。そういうような考え方に基づきまして、防衛庁といたしましては、十二年八月から九月にかけまして、ANA、JAL、JASに対しまして、米軍事輸送に必要なアメリカ国防省の認可の取得を...全文を見る
○石破国務大臣 説明会を行いまして、私どもの方から考え方を説明させていただいております。
○石破国務大臣 私どもから説明を申し上げまして、それをそれぞれ三社お持ち帰りになりまして、これからまた御検討いただくというような状況だと承知をいたしております。
○石破国務大臣 いかなるものを指定公共機関とするかということにつきましては、先ほど来御答弁申し上げておりますとおり、今後、個別具体的に定めることに相なります。必要な法制につきましては、この法案が成立をいたしました後に、この法案に示されました枠組みに従いまして、事態対処法制として整...全文を見る
○石破国務大臣 できますかと言われて、できませんと私がお答えするべきものでもないだろう、こういうふうに思っております。  私どもとしては、速やかに審議をお願いし、御可決あらんことをお願いするということは、もう委員会の冒頭にお願いをしたとおりでございます。  これからそれぞれ個...全文を見る
○石破国務大臣 そういうケースはなかなか想定はしにくいと思います。  私ども、再三申し上げておりますように、そういう戦闘行動がある場所に民間人の方がおられるというような事態は絶対に避けなければいけないことだと思っています。戦闘行為を行う場所に民間人の方々がおられちゃいかぬという...全文を見る
○石破国務大臣 沖縄の話は、私は去年、一委員としてここでお話をしたことがございます。それで、まさしく、ああいう悲劇を繰り返さないために国民保護法制が必要なのだというふうに思っています。  兵隊さんと一緒にいれば大丈夫だということで、沖縄の県民の方々が、米軍が上陸してくる南部の方...全文を見る
○石破国務大臣 それは私は誤解だと思います。  これは、私の御説明の仕方が悪いのかもしれませんけれども、どうすればそうならないかということ、要するに、国民がいわゆる戦場にあってはならないのだ、ましてや、九・一一に象徴されますように、近年のそういう有事というものは民間人が多く犠牲...全文を見る
○石破国務大臣 PKO法にいたしましても、周辺事態法にいたしましても、テロ特措法にいたしましても、憲法との整合というものを本当に精いっぱい考えてつくっておる法律だというふうに私は考えております。したがって、憲法の趣旨に反したものでも何でもございません。  ジョセフ・ナイ氏が言っ...全文を見る
05月13日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(石破茂君) 別に、今回の武力攻撃事態法というものが出たからこういうような考え方を示したということでは全くございません。この議論はずっと以前からあるものでございまして、今回特別に新しく出てきたとか、今回特に専守防衛というものを変えたとか、そういうようなことではございませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今までも同趣旨の国会答弁はいたしております。それは新たに今回の法案を出すことによって、それこそ先ほどの御議論ではございませんが、閣議において議論があり、閣議において決定をしたというようなものではございません。従来からこのような答弁はさせていただいております...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま建設部長からお答えをしたとおりでございますが、かなり高い精度でそうだと思いますね、これは委員もよく建設業の内情を御案内だと思いますが、かなり高い精度で数字を近くすることができるという状況だと思っております。そういうことからいたしますと、私として現在...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先般の出張等々につきましては委員会の御指示をいただきまして調査をいたしておるところでございますが、今回のことにつきまして、私、今答弁を申し上げましたように特に調査をするというようなつもりはございません。  ただ、国民の皆様が、納税者の皆様方からそういうよ...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 これは、委員御案内のとおり、安全保障会議の議を経て決めるものでございます。ただ、PAC3単体としてではなくて、全体のシステムとしてどう見るかということだと思っています。  パトリオットPAC3というのは、御存じのとおり、低層のミサイルを迎撃する、低層から迎撃する...全文を見る
○石破国務大臣 理屈からいえば、そういうことはあり得ることです。  それは、だから、ここまで、あそこまでということは区切りません。しかし、実際に、例えば南氷洋においてそういうことがあるのだろうか。そして、それが予測される、我が国に対して組織的、計画的な武力の行使が南氷洋において...全文を見る
○石破国務大臣 まだ法案も作成をしておりません。この法案に基づいて、ただいま出しております法案に基づきましてやるわけではございません。それは、委員御指摘のように、周辺事態法はそのための法律でございますが、今回の法律はそのための法律ではございません。改めてこれに基づきました法律をつ...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(石破茂君) テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。  テロ対策特措法に基づく基本計画において、協力支援活動等を外国の領域で実施する自衛隊の部隊等の派遣期間を延長し十一月一日までとすることが、五月八日の安全保障会議の後、同月九...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これまでの活動内容につきましての御質問でございます。  まず第一に、被災民救援活動につきましては、UNHCRの要請に基づき、掃海母艦「うらが」により、テント、毛布等を輸送いたしました。  協力支援活動でございますが、先ほど申し上げたところでございますけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先ほど申し上げましたが、各国ともその成果というものを公表しておらないということでございます。どの海軍が何人を拘束をしたかということについて、今の委員のお尋ねは、せめて数だけでも分からぬのかというお尋ねかと思います、方法や地域については聞いていないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘のような事実は事実としてあるんだと思います。  ただ、今もおっしゃいましたように、じゃ、カルザイ政権というのがアフガニスタンのどれくらいを統治しているのかということについては諸説ございますが、これはカブール周辺しかその統治が及んでいないという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただのガソリンスタンド状態という御指摘で、まあそういう比喩もあるかなと、こう思ったのですが、一つは、確かに燃料代は日本が負担をしているのかもしれない。しかし、そこへ、その海域に到達しますまでのコストですとかあるいは本当に船を運用しますコストですとか、そうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私、本当に、今、委員が御指摘をいただいたとおり、二名の海上自衛官が命を落としました。そういう自衛官の尊い行為に対してお言葉をいただいたことを本当に感謝を申し上げますし、御遺族に対してできる限りのことをしなきゃいかぬと思っておるところでございます。  そこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございます。  これは、本当に制度として相当因果関係がなければ適用がないというもので、休暇中に交通事故に遭ったということになりますと、制度の運用上そのようなことに相なります。ただ、それを機械的に当てはめるとそういうことになりますが、本当に遺族の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど榛葉議員の御質問にもお答えをいたしましたが、テロの根絶、根絶というのは結構難しい言葉で、どうしたら根絶なんだと、こう言われると困っちゃいますけれども、テロの発生というもの、つまりアフガニスタンの中だけではなくて、それが世界じゅうに流出をするということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生、これ、こうこうこういう条件が成就をしたらやめるのだということを今の時点で申し上げるのは非常に難しいことなんだろうと思っています。  ただ、これはアメリカが続けている限りやるのかという御指摘だとすれば、それはアメリカが続けていてもやめることはあり得る...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは何も見解が違っているわけでもございませんで、キティーホークというものが不朽の自由作戦にも参加をしておったということ、そしてキティーホークが我々の補給艦から直接補給を受けていないということ、そして、我々から補給を受けた燃料というものをイラク攻撃に使用す...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 直接、我々は受けていないと言っているのは、つまり米軍が、我々が受けていないというのは、直接受けていないということで申し上げておると承知しています。そして、間接的に受けたにせよ、それをこの法の目的外に使用したことはない、それはすべて不朽の自由作戦に使用された...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どの船が給油を受けたかということにつきましては、それは申し上げることはいたしません。それは、私どもの補給艦が相手の艦船に対して直接補給をすることもあれば、補給艦を通じまして間接的に給油をするということもございます。直接、間接というのはそういう意味でございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ねじ曲げているわけでも何でもないわけでございまして、アメリカに確認を私どもがいたしましたところでは、キティーホークへの米艦艇による補給についての追加的情報を受け、キティーホークが不朽の自由作戦に従事中の二月二十五日に米補給艦から約八十万ガロンの燃料の提供を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何が違うのかよく分からぬのですけれども、私が申し上げていることと統幕議長が申し上げていることは何ら矛盾するものではございません。つまり、個々の艦船について、どれに補給をしたとかどれに補給をしないとかいうことを私は申し上げないということを言っておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、先日私がお答えをいたしました、やはり委員の御質問に対しましてお答えをしておることでございますが、イラク攻撃に従事をしておりましたキティーホークの機動部隊の艦艇が海上自衛隊から間接的に給油を受けたことはないと考えておりますということを委員に対しまして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、それはもう空母も含めてということであって、いいですか、イラク攻撃に従事をしていたということを申し上げておるわけで、機動部隊という場合には当然、空母は含みます。
○国務大臣(石破茂君) 繰り返してのお答えで委員の時間を費消させて申し訳ないのでございますが、個別にどの船に給油したかということにつきましては、それはアメリカがテロ特措法の趣旨を理解して行っておることでございまして、私どもとして、私どもの補給艦から補給を受けた米軍の補給艦がどの船...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、幾つか複数の任務を同時に遂行するということはございましょう。これ一つだけということではなくて、それは不朽の自由作戦あるいはサザンウオッチ、ノーザンウオッチ、いろんなものを、任務を同時に受けているということはあるのだと思います。つまり、同時に幾つかの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 冒頭、有事法制につきましての御指摘がありました。そのとおりだと思っております。成立という言葉なぞというのは間違っても使ってはいかぬことでありまして、昨日は委員会で可決をされたということだと思っています。私は、当然これが今日の衆議院の本会議で御可決をいただき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく委員のおっしゃるとおりだと思います。根本から議論をしないと、これはどうも駄目なんだろうと思います。要するに、我が国の主権としてやっているのか、それとも国連がやっているのか、その辺りの議論が非常に錯綜したところがありまして、もう一度根本から整理したい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思います。  警察予備隊令が保安庁法になり自衛隊法になっておるわけでございまして、まさしく朝鮮戦争でアメリカ軍が朝鮮に行ってしまった、そのための国内治安を維持するという意味で、まさしく名は体を表すで警察予備隊。そして、法律の書き方がポ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本当にこれこそ、釈迦に説法というのはこういうときのためにある言葉だろうと思いますが、私どもとしては、自衛権の三要件を満たさなければ武力行使はできないということでございます。それは、我が国に対する急迫不正の攻撃があり、そしてまたほかに取るべき手段がなく、必要...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 穴は空いておりません。  ただ、本当にぎりぎり一杯の状況にはございますが、インド洋に補給艦を派遣したからといって、日本の周辺に穴が空いておるという状況にはいたしておりません。
○国務大臣(石破茂君) それは、今の補給艦というものでは少し能力が足りないということがございます。大きいではないかという御指摘でございますが、これはその船の性質上、かなり大きいものの方が運用上有利だというか、有益だというふうに考えております。大きなものを持っていたいということが一...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○石破国務大臣 冒頭お触れになりましたが、昨日、本当に多くの会派に御賛成をいただいて有事法制が衆議院を通過したということは、本当にありがたいことだというふうに思っております。  国の独立と平和があって初めていろいろな、経済であれ福祉であれ、語ることができるんだ、国民の生命財産と...全文を見る
○石破国務大臣 基本的には委員のおっしゃるとおりなのだと思っています。  ただ、これはもう委員もよく御案内のことでございますが、今どき一国だけで自分の国が守れるなんというのは、これはもうぎりぎり考えてみると、アメリカ合衆国しかないのだろうと思います。ロシアがそれに近いのかもしれ...全文を見る
○石破国務大臣 集団的自衛権につきましては、それは自衛の最小限度を超えるので、これを行使することは憲法上許されないという立場でございます。  集団的自衛権の定義につきましては、委員御案内のとおりでございます。
○石破国務大臣 なぜ庁なのかというお尋ねですと、これは内閣府の外局だから庁なのだ、こういうことなのだろうと思います。それは、警察予備隊から始まって保安隊になり、保安庁ができ、そして防衛二法というものができと、そういう歴史的な経緯の延長線上に今日があるということだと思っています。 ...全文を見る
○石破国務大臣 だれとだれでどのような確認をしたかということでございます。  五月八日には、米空母キティーホークは、不朽の自由作戦に従事中の二月二十五日、米補給艦から約八十万ガロンの燃料を受給したということを米側から確認したところでございます。  この確認の経緯について申し上...全文を見る
○石破国務大臣 文書でこちらの方から確認をしたということではございません。
○石破国務大臣 赤旗にそのような記載があることは私も承知をいたしておりますが、この発言は、モフィット司令官からなされたものだというふうに私は承知をいたしておるところでございます。
○石破国務大臣 そのことにつきまして、私ども、再度米側に確認をいたしました。その結果として、モフィット司令官の発言であるというふうに私ども確認をしたところでございます。
○石破国務大臣 繰り返しのお答えで恐縮でございますが、米側に確認をしたところ、モフィット司令官であるということです。  また、その司令官への、何というんでしょうか、ぶら下がりという言葉を仮に使うとするならば、そういう会見というのは各社なさっておられるわけですね。ほかの報道機関も...全文を見る
○石破国務大臣 そのようなつもりはございません。  これは、実際にどういう状況であったかということを考えてみますと、私が聞いております限りにおきましては、日本の記者二十名から三十名の皆様方がそういう先ほど申し上げたようなスタイルで質問を実施したというふうに聞いております。
○石破国務大臣 私が申し上げましたのは、二月二十五日時点におきまして不朽の自由作戦に従事をしておったということを申し上げたわけでございます。  それでは、これが何日まで従事しておったのかということにつきましては、それは存じません。二月二十五日時点においては不朽の自由作戦に従事を...全文を見る
○石破国務大臣 それは米軍の行動にかかわることでございまして、では、不朽の自由作戦に何日から何日まで行動しますかというようなことを聞く意味というのは、私どもにとってはないわけでございます。大事なのは、私どもが行っておる活動というものが、このテロ特措法の目的にかなうもの、目的の範囲...全文を見る
○石破国務大臣 アメリカ軍ホームページに、キティーホーク機動部隊がOEFとサザンウオッチ作戦の双方に従事している、こういうような記載をしておるわけでございます。米軍のホームページにそう書いてあるということでございまして、そのことについて私どもからとやかく申し上げることではございま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、複数の任務というものを同時に持つということはあり得ることだと思っています。しかし、その時点で何の任務に従事しておったかということが、この法の目的にかなったものかどうかということを見分ける分水嶺というのかしら、そういうものだと私は思っています。  これは何...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほどお答えいたしましたように、複数の任務というのを同時に帯びるということはあり得るということでございます。
○石破国務大臣 先ほど中央軍という御指摘がございましたが、これは委員もちろん御案内のことかと思いますが、中央軍はOEFにも参加をしておるわけでございますので、中央軍のエリアに到達したからということではなかろうというふうに考えております。中央軍は、OEFもやっておりますし、イラクと...全文を見る
○石破国務大臣 テロ対策特措法に基づきます協力支援活動として、海上自衛隊は、インド洋北部におきまして、米軍の補給艦やフリゲート艦等に対して燃料補給しておるところでございます。  今委員お尋ねの、補給した相手方の船の名前を公にしなさい、こういう御質問でございますが、私どもとして個...全文を見る
○石破国務大臣 それは私、ちょっとごめんなさい、今月の「軍事研究」は読んでおりませんが、石川さんがそういうふうに書いておられるとするならば、石川さんは石川さんとしてそういうような知識を得られたのだろうというふうに思っております。  これは私どもとして、つまり、「ときわ」であると...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御質問をいただきましたので、私もにわか勉強でばたばたと調べてみましたが、やはりないようなのですね。  つまり、私も乏しい知識なんですが、舶用エンジンでも航空機のエンジンを使っている場合がございますよね。だから委員の御指摘のようなこともあるのかな、こういうふ...全文を見る
○石破国務大臣 これは先ほど来の繰り返しで本当に恐縮なのでございますけれども、交換公文を結んでと、こういう答弁でございます。  これは実際、軍事法理性というものから考えてどうなんだろうかということもございましょう、それはもう委員の方が私よりもよく御案内のことだと思います。  ...全文を見る
○石破国務大臣 後段の御質問は防衛局長から答弁をいたします。  これは、だれとだれが確認をしたのかということでございますが、当方より米側に照会、五月七日に米側から文書をもって回答、その米側というのはだれかといえば、委員も御案内かと思いますが、クリステンセン首席公使でございます。...全文を見る
○石破国務大臣 恐らくそれは、自衛権発動の三要件というもののどれを満たすのか満たさないのかという、個々具体的なお話だと思います。  そういうように、米空母というものが我が国を守るためにやってきた、それに対して、どこかの国から攻撃があって、それに対して自衛隊は応戦できるか、こうい...全文を見る
○石破国務大臣 それは、個々具体的な状況によります。それを一〇〇%ないと言うかどうか、それはまた別の話なのですね。  本当に、その状況状況によるんだと思います。定型的に、類型的に、この場合はどうだ、この場合はどうだということの議論というものはできないんだと私は思います。それはも...全文を見る
○石破国務大臣 我が国に対する武力攻撃という評価を受ける行為は何なんだろうかということだと思うんですね。我が国とは何ぞやという議論もありますが、私は、法制局長官の答弁を聞いておって、そういうことかなと思うのですよ。我が国に対する武力攻撃という評価は何をもってなされるのかということ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、個々具体的な状況によります。
○石破国務大臣 先ほど、村田防衛局長の答弁をお引きになりました。ただ、村田さんの答弁を全部読んでみますと、法理論的にはそういうことはあり得るという今までの政府の見解も引用しているわけですね、同じ答弁の中で。だからそれは、先ほど来一〇〇%ということに随分とこだわっていらっしゃる、言...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○石破国務大臣 平成十三年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、(組織)防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。  当初の歳出予算額は四兆三千六百五十四億八千二百万円余でありまして、これに構造改革先行プログラムの一環として電...全文を見る
○石破国務大臣 平成十三年度決算検査報告に掲記されております事項について、防衛庁が講じた措置を御説明申し上げます。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、今後、このようなことのないよう綱紀粛正のより一層の徹底を図る等再発防止に万全を期する所存であります。  陸上...全文を見る
○石破国務大臣 T4につきましてお尋ねをいただきました。  委員御指摘のとおり、昨年五月以降、T4型中等練習機の燃料制御装置のふぐあいにより、地上滑走中及び飛行中にエンジンの推力が低下する事象が合計六件、そのうち三件は芦屋基地で発生をしたものでございます。  その原因につきま...全文を見る
○石破国務大臣 これを全部調べるということは、必ずしも必要ないし適切でもないと思っております。しかしながら、ただいま委員御指摘の空出張でありますとか、そういう不正経理の具体的な端緒があると認められます場合には徹底した調査を行い、不正が発見されれば適切に処理をいたしたいということで...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮ですが、今、この分科会が始まる直前に委員からこの紙をちょうだいいたしました。このことの真偽も含めまして、ちょっと私、今お答えができるだけの知識を持ち合わせておりません。御指摘を踏まえまして、ただ、昔のことでございますから、どのぐらい資料が残っておるかもわかりま...全文を見る
○石破国務大臣 これも先ほどお話にありまして、今初めて拝見をしたものでございます。お答えできるだけの知見を持ち合わせておりません。  現地偵察の中で、これは遊興ではないかという御指摘ではございますが、このことの真偽も含めまして、お答えできるだけの知見を持ち合わせておりませんので...全文を見る
○石破国務大臣 日本飛行機の件につきまして御指摘をいただきました。  これはもう委員すべて御案内のことかと思いますが、これは本当に会社ぐるみで、帳簿そのものから改ざんをして、防衛庁丸ごとというか、国丸ごとというか、だまされたようなお話でございます。だました方が悪いのか、だまされ...全文を見る
○石破国務大臣 何を善と言い、何を悪と言うかというのは、それは国によって、人によって違うのかもしれません。また、合衆国が三カ国を悪の枢軸と名指しておることについて日本国政府として論評する立場にもないと思っています。  ただ、私は思うのですが、やはり今回のイラクにしてもそうですし...全文を見る
○石破国務大臣 金正日氏がイラク攻撃を見てどう思っただろうかという議論がありまして、これはひょっとしたらば、やはり査察なんか受け入れたからあんなことになったのだ、そして核を持っていると言わなかったからあんなことになったのだ、よって我が北朝鮮はやはり査察は一切拒否する、そして核を持...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、委員と小泉総理とのやりとり、今初めて承りました。  これは例えて言いますと、ミサイル防衛というものを配備した場合に、一般論として、我が国がという意味ではありません、一般論としてミサイル防衛を配備したときに、それではそれを超えるだけの数のミサイルを持つ...全文を見る
○石破国務大臣 御質問が多岐にわたっておりますので、どうもきちんとしたお答えになるかどうか自信はありませんが、まず、防衛省昇格のお話でございます。これは、政治の場にゆだねるという結論に行政としてはなっておるわけでございます。保守党を初めとして、御党も含めましてかと存じますが、議員...全文を見る
○石破国務大臣 そのようなものは入っていないと承知をいたしております。
○石破国務大臣 今の委員がおっしゃった中に、募集に関してということと、集めることはない、何を指して絶対そういうことをやっちゃいかぬというふうに御指摘になっているか、ちょっと私の理解が足りないのかもしれませんが、募集に際して、思想、信条というものは、集めるということも調べるというこ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、現在、事実関係そしてまた再発防止も含めまして、庁内で今検討を行っておるところでございます。この全容というものがまず明らかになって、その上で、対処方針、再発防止ということをやっていかなければいけません。  ただ、これは先ほど塩田委員の御質問にもお答えをしま...全文を見る
○石破国務大臣 これは私の所掌ではございませんが、送金をとめるということは、第三国経由のものをどうやってとめるかということをやりませんと実効性が上がらないということだと思っております。そういう意味で、多くの国が参加をして送金をとめる、それがソフトランディングに向けて意味があること...全文を見る
○石破国務大臣 これは、どうすれば実効性が上がるかということでありまして、私は北朝鮮に送金されておる実態というものをつまびらかには存じません。日米間の合意でどれだけとめることができるか、私は、それが日米間の合意でかなりの部分とめられるのであれば、それは大きな有効な手段だというふう...全文を見る
○石破国務大臣 それは、おそれの段階では足りない、しかし、現実に被害を受けてからでは遅い場合があるというのが、従来から政府の一貫した立場でございます。
○石破国務大臣 これはもう委員がよく御案内のとおり、戦争が違法化されておる状態にあって宣戦布告にいかなる意味があるかということの議論はおいておきまして、宣戦布告をしただけでは、これは武力攻撃の着手とみなすことは、私は極めて困難だと思っています。それはやはり物理的な力というものが、...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう本当に、逃げるわけではありませんが、個々具体的にどういう状況なのかというケース・バイ・ケースの判断だと思っています。  例えば、某国の某都市において、別に何でもいいのですが、そこへ我が国の首脳が全部集まっているということが本当にあり得るのかなと思います...全文を見る
○石破国務大臣 これも、今どきクラシックな爆撃機がやってきて爆弾倉を開いて爆撃をするというようなことはなかなか考えにくいお話で、今、例えばイラク戦争でもB52が出ましたが、あれはもう空対地ミサイルというものを運搬する手段として使われておるわけですから、今どき、昔は爆弾倉を開いたと...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮ですが、ミサイルとミサイル搭載の爆撃機の違うところは、飛行機の場合には領空侵犯という八十四条を使って、その前に、防空識別圏を越えたときに、つまり、領空に入ってからでは遅いですから、防空識別圏を越えたときにスクランブルをかけまして、このまま...全文を見る
○石破国務大臣 これをもって着手とみなす、こう私は申し上げているわけではありません。ですから、例えて言えばというお話です。  例えて言えば、地下格納式のものではなくて、地上に出ておるものでなければ、これは見てわかりません、地下格納のものは見れませんから。地上にTELが出ておって...全文を見る
○石破国務大臣 それは、ミサイル防衛だと仮にした場合、これはミサイル防衛の場合もございますでしょう、そしてまた、敵地攻撃というものも、今は合衆国にゆだねておっても、憲法上は、座して死を待つよりもという政府の立場で、法理上は可能だということにしております。  それぞれがどういうよ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、そのときに連絡がとれない者もおります。それは事後でもよいということだと思います。  しかしながら、その必要な閣議決定の場合には、その閣議に居合わせたといいますか、間に合ったといいますか、その閣僚の賛成、そしてまた、連絡がつかない者につきましては事後の同意...全文を見る
○石破国務大臣 それが我が国に対する急迫不正の武力攻撃であり、ほかにとるべき手段がなく、最小のものにとどまるとするならば、法理上はあり得ることです。
○石破国務大臣 それは、その要件を満たせば、それが日本人村であろうがPKOであろうが、何だって一緒です。  しかしながら、先般の事態特でお答えをいたしましたが、PKOでそういう事態に遭遇したら、それは撤収なんですね、もう既にピースではないわけですから。ピースではない状況が現出し...全文を見る
○石破国務大臣 これは法制局からお答えいただくのが適当なんだと思いますが、あえて私の見解を申し上げさせていただければ、私は、集団的自衛権に二面性はないんだと思っています。それは、行使することができるかできないか、あるいはそれを国際法上保有しているかしていないか、国内法上どうなのか...全文を見る
○石破国務大臣 守らなければいけません。それは政府の考え方として、集団的自衛権は独立国である以上保有していることは当然であるが、その行使は自衛の最小限度を超えるので、これが憲法上許されない、こういう立場をとっておるわけでございます。  そういたしますと、それでは我が国の平和と独...全文を見る
○石破国務大臣 これは本当に難しい議論なんだと思っています。  それが、その国が、イラクが人質としてとっちゃったということになりますと、その国の主権の発動として日本の国民を解放してくれるということはまず期待できないということになります。そうすると、どうなんだと。人質をとっちゃっ...全文を見る
○石破国務大臣 これは私の記憶に間違いがなければ、ペルーの中のテロ組織対ペルー政府のお話だったと思いますね。ペルーが警察権によってそれを鎮圧できるかできないかというお話で、あのときに、私の記憶によれば、国内であった話は、警察が出せるか出せないかという話だったと思います。  そう...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 本日提出申し上げました資料は、十四日、委員会で委員から御指摘を受けまして、私どもとして出させていただいたものでございます。  おっしゃるとおり、数の異動も、四情報以外の情報で御提供いただいている市町村数が四百四十一から五百五十七となっておる、そのとおりで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは調査をいい加減にしたとか、そういう意味でおっしゃっておられるのではないのだと、私は思います。そしてまた、私どもとして、本当にこれは私もよく厳命をしたところでございますが、もうとにかく全部出せということを申しております。そうしますと、これから先、例えば...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今回の調査におきましては、市町村からの適齢者情報の提供に関しましては、先ほど来申し上げておりますように、十四年度以降に市町村から提供を受けその事実を確認し得るもの、そして十三年度以前に提供を受け現存するものを対象とした。それはなぜかといえば、今、副長官がお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先般私が通知を出しまして、これから先、市町村から御提供いただく場合には四情報に限るということを徹底をしたところでございます。これは百二十条と直接連関をするというものではございませんが、この四つの情報以外はいただかないんだということで、防衛庁長官名で徹...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどお答えをいたしましたとおり、私どもとしてこの四情報に限るという運用をするということで、防衛庁長官名でこれを周知徹底したということでございます。  実際に行われますのは、この四情報以外の提供というものがあったとしてもそれはもう受けてはいけないというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 四情報で必要なものは十分とは言えません。しかし、それ以外のもの、例えば今、副長官がお答えいたしましたように、では、保護者の方がどこにお勤めなのかということが、そんなことが要るのかという御意見もあるかもしれませんが、行って御理解をいただくということは必要でご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のとおりだと思っております。  有事法制が衆議院において九割の方々の賛成を得て可決され参議院に送られている。この九割というのは大変に重要なことだと思います。これから参議院で御審議を賜るわけでございますけれども、衆議院段階においてはそうであったと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは違法なことではございません。それ、当然の業務として行うことでございます。  つまり、保護者の方が分からなければ保護者の方を通じてということができないわけですね。それはもう、例えば山口那津男さんのお父様あてなんというような、そういう手紙を出すわけには...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはそういうことでございます。
○国務大臣(石破茂君) どうも委員の法理論が実を言うと理解できなくて恐縮なのでありますけれども、要は、私どもは法に基づいて政令を作っている。そしてまた、四つの情報というのは、これは公開をされている情報であって、その部分について法定受託事務になっている。我々がお願いをし、いただくと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) リスト問題をどう思うかということですが、私は長官に就任いたしましたときに、情報公開法の趣旨というものをきちんと理解し徹底させることが大事だということを就任の記者会見で申しました。  今度の問題も同様なんだろうと思っております。今度の問題は、四情報に限る、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、私どもの募集において必要な範囲において調べるということでございます。ですから、先ほど答弁申し上げましたように、では親御さんがどこにお勤めで、どの時間に行けばお話ができるのかということが必要な場合があるとすれば、その範囲において調べるということであり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 必要なことを必要な範囲において調べておるということでございます。それは、そういうことが分からなければ私どもは国を守る、精強な自衛官というものを募集することができないからやっておるわけです。自衛官は必要ないとか、そんなことはそもそも要らないとか、そういうお考...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、防衛出動を命ぜられた自衛隊がその任務をより有効かつ円滑に遂行し得ることが必要であり、このため、防衛出...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(石破茂君) 自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、防衛出動を命ぜられた自衛隊がその任務をより有効かつ円滑に遂行し得ることが必要であり、このため、防衛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 阿部議員より、防衛力の運用上の態勢整備に関するお尋ねがございました。  御指摘のとおり、本法案の下、武力攻撃事態を始め国家の緊急事態において的確に国及び国民の安全を確保するためには、情報収集・分析能力や即応性、機動性等を含め、防衛力の迅速かつ効果的な運用...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 風間議員より、御審議いただく法案と、防衛大綱や防衛予算など我が国の防衛政策の基本的在り方との関係に関するお尋ねがございました。  国家の緊急事態への対処は独立国家として当然の最も重要な責務であり、本法案に基づき適切な措置を講じていくことは極めて重要である...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○石破国務大臣 基本的には委員おっしゃるとおりなんだと私は思うのですね。  私は、今から十年ぐらい前だと思うんですが、政治改革特別委員会の委員で、在外邦人の投票というものについて、何カ国か調査に行ったことがあるんですね。オーストラリアですとか、ニュージーランドですとかへ行ってま...全文を見る
○石破国務大臣 べきであったということは、寄港させるかどうかは別にして、いずれにしても、投票権というものはきちんと生かされるべきであったということは、そのとおりだと思っています。  これは、恐らく基本的に認識の違いは委員と私の間にないのだろうと思いますが、日本有事の場合ならいざ...全文を見る
○石破国務大臣 認証官というのは一体何ですかね、こういうところから議論をしなきゃいかぬのだろうと思っております。陛下の行為として、認証というものがあります。その認証を受ける者が認証官なのだということを言ってしまえば、何だか問いをもって問いに答えるようなお話でございますが、陛下が認...全文を見る
○石破国務大臣 今度、一等、二等、三等、四等というようなことはなくなるのだと。そして、長くやったということについて着目をした場合には瑞宝章、そして、長くやったということではなくて、功績というものが評価されるということについては旭日章ということであるというふうに私は記憶をいたしてお...全文を見る
○石破国務大臣 軍とは何かというお尋ねですが、自衛隊とは何なんだと問われれば、軍なのか警察なのかというふうに問われれば、軍ではございません、警察でもございませんと。では何なのだと聞かれると、自衛隊でございますという、何か不思議な議論になってしまうわけでございますね。  ジュネー...全文を見る
○石破国務大臣 ジュネーブ条約上、保護の対象となる軍人というものは、今委員が御指摘のように、外から判然とそれが軍人であることがわかり、階級がわかるようになっており、そして武器を公然と携行する、今すぐその資料が出てまいりませんけれども、そのような定義があったというふうに記憶をいたし...全文を見る
○石破国務大臣 そのような意味におきまして、一般的に言えば、国際法上、自衛隊は軍隊となるということだと思います。
○石破国務大臣 それは、論理的にはそういうことなのだと思っております。  要は、呼称をどうするかという議論がありまして、昔々といいますか、昭和四十二年ですからもう今から三十数年も前のことでございますが、佐藤栄作総理大臣が、「自衛隊を、今後とも軍隊と呼称することはいたしません。は...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどの軍隊論のことについて一言申し上げますと、これは、いずれにいたしましても、憲法九条に言うがところの「陸海空軍その他の戦力」ということには当たらないということは申し上げておかねばならないと思います。軍と言ったから、じゃ、そこに当たるのかということになると、それ...全文を見る
○石破国務大臣 本当に、委員おっしゃるように、こんがらがっちゃう議論なのですけれども、憲法に禁じたるがところの「陸海空軍その他の戦力」ではないということを申し上げておるわけでございます。それは、憲法によって自衛権の行使ということは国の当然固有の権利として認められるわけであって、我...全文を見る
○石破国務大臣 憲法九条によって認められるところのものと、憲法九条が認めない「陸海空軍その他の戦力」というものがあるということでございます。自衛権を行使する実力組織として自衛隊がある。それは憲法が許容しないがところの「陸海空軍その他の戦力」ではない、しかし、それを軍とは呼称しない...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 今、集団的自衛権の行使につながらないかという御指摘がございました。  我が国は憲法上、集団的自衛権は自衛の最小の範囲を超えるのでこれが行使することはできない、これが政府の立場でございます。これの変更ということは一切考えておりません。  衆議院でも御議論...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 海外派兵につながるのではないかというお話でございます。  当然のことでございますが、この法律は憲法の範囲内で作られております。専守防衛に徹することは当然のことでございます。海外派兵に当たるようなことはない、私どもはそういうつもりでこの法律を作らせていただ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここもいろんな御議論があるところでございますが、我が国は先制攻撃ができるのかという議論があります。これは、先制攻撃は我が国はできません。それは憲法の解釈からいってそうだと思っております。  つまり、自衛権行使の三要件というのがあって、我が国に対する武力攻...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  今、委員が御指摘のように、昭和三十一年鳩山内閣総理大臣答弁というのがございます。そのときはまだ弾道ミサイルなぞという言葉はございませんで、誘導弾という言葉を使っておりましたが、それが飛んできた場合には、ほかに何も手段がない、そうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 近年の有事と言っても戦争と言ってもいいのですが、それの特色というのは、正しく民間人の犠牲が非常に多いということだと思っております。昔の王様同士の戦争なんというのは、これはもう民間人が犠牲になるなんということはなくて、王様と騎士団同士がやっておればよかったわ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  私も、今、委員が御指摘のアメリカの軍事用語辞典、これは二〇〇一年の四月十二日作成ですが、改訂が今年の一月九日でございます。ですから、一番新しいアメリカの概念だと思って間違いないだろうと思います。  先制攻撃というのは、まさしく敵...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のとおり、船舶検査法の第二条には、「この法律において「船舶検査活動」とは、周辺事態に際し、」と、こういうふうに法律がなっております。  国連の決議がなされた、例えば経済制裁のような決議がなされたといたします。そして、その事態がそのまま我が国の平...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  テロ・不審船対策についてどうかという御指摘でございます。  委員がおっしゃいますように、テロでありますとかあるいは不審船というものは、それが我が国に対する武力攻撃というふうにはすぐには認められないのだと思います。したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 申し上げておりますのは、おそれでは足りないということ、被害が発生してからでは遅いということ。そうであれば、着手という時期が我が国に対する武力攻撃があったというふうにみなされるというのが昭和三十一年からの政府の見解でございます。何も政府の見解を変えたことはご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一切逸脱をしておると思っておりません。そういうようなことは法令上は認められる、しかしそういう能力、打撃力については米国にゆだねておる、今の日本の立場でございます。従来の政府の立場と、今回の武力攻撃法によって何ら見解の相違はございません。
○国務大臣(石破茂君) 本法案は、ある意味、自衛隊法、防衛二法ができました昭和二十九年からの課題だったと思っております。  そういたしますと、本法案が今参議院で御審議いただいておるわけですが、これが、本法案が成立、仮にしたとしましても、これが、中期防でありますとかあるいは大綱で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 周辺事態に地理的な要素は全くないわけではございません。これは、日米安全保障条約の効果的な運用に資するためという文言がございまして、日米安全保障条約は極東条項は掛かっております。地理的に無限定ということだとは考えておりません。  そしてまた、先ほど来、我が...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、一に掛かって自衛権行使の三要件に該当するかどうかということでございます。我が国に対する武力攻撃があるということ、ほかに手段がないということ、そしてまた必要最小限を超えない範囲内であるということ、その三要件を満たした場合に限りまして自衛権の行使として...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、例えばPKO法にいたしましても周辺事態法にいたしましても、テロ特措法にいたしましても、そういう事態にならないように戦闘地域では活動は行わないということになっておるわけです。そしてまた、そういうことがあれば活動を一時中断する、あるいは撤収をする、退避...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) では、そういうような武力攻撃というものが起こるという可能性が高い予測事態ということですね。そういうことが起こる、我が国に対する武力攻撃が起こるというような予測される事態ということとPKOや周辺事態やテロ特措法やということは全く場面が違う。それは重なることは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 要するに、別の法律に基づく別の事態なんです。それが重なる場合もありましょうよ。つまり、周辺事態の中でやっておることが武力攻撃事態になることは。ただし、申し上げておきますが、先ほど来答弁申し上げておりますように、PKOにせよ、周辺事態にせよ、テロ特措法にせよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは今後の御議論であるとは思いますが、事態が違いますので、先ほど来申し上げておりますように、その武力攻撃事態あるいは予測事態というものと、周辺、失礼、周辺事態というものは全く違う評価がなされる別の法律でございます。ですから、そういうのを取っ払うとか取っ払...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは今後の検討でございますが、事態が全く違うわけですよね。武力攻撃事態というのは、我が国が攻撃を受けるあるいはそれが予測されるという事態でございますから、全くそれは評価が違うことなのだと思っております。  今後、議論をされることでございますが、私は、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 周辺事態であるというふうな認定があるとするならば、そこで一体化ということはあり得ない話でございます。そういう意味においてそういう事態はあり得ないということだと思います。
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、周辺事態と予測事態というものが重なった場合ですね、併存した場合です。(発言する者あり)いや、ですから、併存した場合でなければこれは議論する意味がないわけであって、併存しておって、周辺事態と予測事態が併存する場合でなければこれは議論にならない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、周辺事態法に定められているように一体化しないということになるはずでございます。
○国務大臣(石破茂君) 米国のニーズにこたえるというお話でございますが、そのときの米国は何をしているかというと、我が国を守るために行動している米国のニーズにこたえるということでございます。そしてまた、我々は繰り返して申し上げておりますように、我が国を守るために個別的自衛権というも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御質問の意図がだんだん分かってまいりましたが。  要するに、予測事態において私どもが何ができるかということは、これから御議論を賜ることだと思っております。これから予測事態において私どもが米軍の支援に対して、支援として何ができるか、これは正しく米軍支援法制...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その法律は、これから先、政府全体として議論をしてまいることでございますので、私がそういうことを前提にして申し上げることは適切ではないということを申し上げておるわけでございます。  憲法に触れるような、憲法に反するような、そういう法律が成り立つはずがないと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返しの答弁になって誠に恐縮でございますが、それはこれから議論をされることですが、集団的自衛権というものの行使というものが認められない、これは政府の立場として一貫をしておるわけでございます。  ですから、一体化をなし崩しにするとかなんとか、そういうよう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この答弁、何度も申し上げたかと思いますが、御理解をいただけないようでございますので、もう一度申し上げます。  コンバットゾーンとは何なんだろうかということでございますが、コンバットゾーンというのは戦うところと今お話がありました。普通そういうことになってし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもといたしましては、その陣地なるものは自衛隊の行動のためというふうに考えております。したがいまして、委員御懸念のような、それが米軍に提供されるというようなことを想定はいたしておりません。
○国務大臣(石破茂君) これは外交防衛委員会におきまして、常に先生から御指摘をいただいていることでございます。  先生おっしゃいますように、事に臨んでは身の危険を顧みずという宣誓は自衛官しか、自衛隊員しかいたしておりません。ここのところはきちんと考える必要があるという意識を私も...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御案内のことでございますが、平成九年にこの問題は政治の場で取り扱うという整理がなされております。そして、今、議員立法が出て継続審議になっておるところでございます。与党三党の幹事長、政調会長が申入れをいたしまして、政府に対して申し入れましたのは、この有事...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) クラスター爆弾についてのお尋ねでございます。  委員御案内のとおり、クラスター爆弾を作っております国というのは世界じゅうに三十三か国ございます。保有しておる国は五十六か国でございます。何も日本国自衛隊だけがそのような残虐な兵器を持っているというような御指...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 総理が御答弁なさいましたように、私どもは、戦争をするための有事法制だということは思っておりません。  ただ、今のままで平時の法体系でいった場合には超法規でなければできない。それは法治国家として許されることではない。日本はいざとなればいろんな法の障害があっ...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 今、官房長官から御答弁あったとおりだと思います。  私もそのことは去年、随分考えてみました。私も去年、衆議院の有事法制の委員でございました。  どうしてこういうことになるのかということを考えてみたときに、今までPKO法というのがあった、周辺事態法という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 世界の主流かどうかというお尋ねがありました。何をもって主流か、何をもってこれが定説かということは、これはいろんな議論があることでございます。ただ、日本の集団的自衛権に関する考え方が、こういう言葉を使うかどうか分かりませんが、私、以前聞いたことがあるんですが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的に私は委員のおっしゃるとおりなんだと思っています。昨日、アメリカのあるテレビが取材に参りまして、やはりそんな議論をいたしておりました。  私は、リスクのない、ノーリスク・ハイリターンみたいな、そんな世界があればとても幸せなことだと思いますが、リスク...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 結局こういうことだと思うんですね。例えば、海外でPKOが活動している、あるいはテロ特措法はまだ他国の領土には入っていませんが、そういうような活動をしておる自衛隊の部隊があったといたします。それがまず、そのどちらにいたしましてもそういう事態にならないように、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 同じですよ、全然同じ。
○国務大臣(石破茂君) 私は、誤解があったらごめんなさい、私が考え違いしているのかもしれませんが、憲法上許されないが法理上あり得るという概念は存在しないんだと思っています。法理上あり得るということは当然憲法上許されておることでありまして、そういうような倒錯した議論と取られるような...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 重なる場合もありますし、ただ、周辺事態というのは、どちらにしても我が国に武力攻撃が加えられていないという点においては一致しているんです。予測事態であれ周辺事態であれ、共通していることは、いまだ我が国に対する武力攻撃はないということでございます。それが武力攻...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはできなければいけないわけでありまして、つまり、申し上げておりますのは、先ほどの前提で申し上げましたように、どちらも我が国に対する武力攻撃はないわけです。したがいまして、私どもとしては自衛権の行使ということがあり得るはずがない。自衛権の行使としての武力...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもの防衛力整備というのは防衛計画の大綱に基づいてやらせていただいております。今、平成七年のものに基づいてやっております。今回の有事関連三法案とこの防衛力整備というのは直接の関係はございません。  この有事法制関連三法案というのは正式にはといいますか、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これをどうやって補償しようかということを今から法律によって定めることは非常に難しいんだと思っています。  それはどういうことかといいますと、どういう形で終わるのかというのが分からない。その敵の武力攻撃というのは物すごいもので、我が国の経済がすごく疲弊をし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) したがって、このことは、これから先いろんな議論をしていくことになろうかと思っております。
○国務大臣(石破茂君) 先ほどもお答え申し上げましたが、今回の武力攻撃事態法あるいは自衛隊法の一部を改正する法律案とは直接結び付くものではございません。今回の法案、もう何十年も前から議論をしておることでございます。  そういうことを前提に置いて申し上げますと、やはり冷戦が終わっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全くおっしゃるとおりであって、差し迫った危険があったので今回のこういう法律ができたというものではございません。これはもう昭和五十二年来議論のあることでございまして、私どもはもっともっと早くにやらなければいけなかった、官房長官から政治の怠慢というお話がござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今の大綱は七年のものでございます。そこには、非対称的脅威という言葉があったかどうか、ちょっと私、記憶が定かではありませんが、テロというものがあるんだと、そういうもの、つまり正規戦の着上陸侵攻みたいなものではない、そういうものには対処していかなければいけない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるように、更に努めてまいりたいと思います。  ただ、今なかなか、警察官の方が足りないと、その分の代わりを自衛官というのは、これはちょっとなかなかできないのでありまして、私ども、海上警備行動でありますとか治安出動でありますとか、警察力の限界を超えた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今回の有事法制というのは、再三答弁申し上げておりますように、昭和五十二年から研究を始めておるものでございます。むしろ、これは自衛隊法ができたときから、本来、例えば百三条の政令なぞというものは自衛隊法ができたときからの問題でございます。  そういたしますと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは結果として関係がある場面もございますでしょう。それは、武力攻撃予測事態というものと周辺事態というものがどうなるのだという御議論は参議院においても承っておるところでございます。しかしながら、それは別々の法律でございますし、これが周辺事態であるとか予測事...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的にという文言をどういうふうにその説明した者が申し上げたかどうかは私は存じませんけれども、そういう場合というのはございます。それは当然あります。差し迫った場合というものと武力攻撃予測事態、それが、しかしながら、先ほど来申し上げておりますように別々の法律...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 調整メカニズムと対処本部はどういう関係に立つかという御質問かと思います。  この対処本部というのは、結局、日本に武力攻撃予測事態なり武力攻撃事態なりが起こったときにどのように対処すべきかということを政府の中において検討すると、そういう仕組みでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、アメリカ合衆国の例えば政治的なニーズというものもございましょう。あるいは、外交的なニーズというものもあります。軍事的なものというのもあります。それはこの調整メカニズムのみを通じて日本政府に伝えられるのかということをお尋ねになりますと、これはある意味...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここは何をお意図なさっての御質問か、ちょっと私の理解力が不足でよく分からなくて恐縮なのでありますけれども、アメリカの軍事的な要請というものが反映をされることがあるのかということでございます。  それは、武力攻撃予測事態とあるいは武力攻撃事態と全く局面はこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そこに書いてあるのは実に当たり前のことが書いてあると私は思っておりますが、準備段階としてどうなのかということをお尋ねになりますと、それは周辺事態等々におきまして、私どもが輸送等々定められたことを行うわけでございますが、それを実施するためにいかなることが準備...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどから申し上げておりますように、武力攻撃予測事態であるとか武力攻撃事態であるとか、そういう場合に何を行うのかということはこれから決めることでございます。それは国会の御承認をいただいて決まることでございまして、あるいは私がその委員の御質問を混同して答弁を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 言い違い、失礼。聞き間違いと言い違いの合成みたいなものでございますが。  つまり、予測事態において何ができるかということは、当然その周辺事態法に基づいて行うということではございません。それは武力攻撃予測事態というものが起こったとして、それにどういうような...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、事態が周辺事態から武力攻撃予測事態になり、武力攻撃事態になるということがあり得るというのはそうなのだろうと思います。  できれば、武力攻撃事態にならないように武力攻撃予測事態の段階で止めるということが大事ですし、そのために日米協力というのは行われ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、書いてあるもの読みまして恐縮でございますが、こういうことを御理解をいただきたいと思っておるのですね。  「準備のための共通の基準の確立」というものがございます。それは、「日米両国政府は、日本の防衛のための準備に関し、共通の基準を平素から確立する。こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、委員、既に御案内のことかと思いますが、共同作戦計画でありますとか相互協力計画ということを指針において我が国及び米国政府が行うとしているわけではございません。これは、お読みになってもお分かりになるとおりでございます。両国政府が行いますのは、共同作戦計画...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  今申し上げたとおりのお話でございまして、何をやるかというと、検討をやるのだということでありまして、それは常に見直しが行われているものでございます。  これがどういう段階にあるかといいますと、平成十三年の九月に、日米軍副司令官及び...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これから検討することになるわけでございます。  いずれにいたしましても、先ほど来申し上げておりますように、るる、周辺事態にいたしましても予測事態におきましても、我が国に対する武力攻撃というのは発生をしていない状況でございます。ただ、それが周辺事態である場...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私ども政府の中で議論をいたしておりますのは、そういうことも含めて検討をしていくということになるわけでございます。  そういう可能性もあるのかと言われれば、それも含めて検討するということでありまして、それが絶無でございますというわけでもございませんので、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何も違いません。そこの条文にそう書いてあることと、そしてまた米軍に何の支援ができるかということをこれから考えるということは別の話でございまして、それが、こちらにはそういうことができると書いてあるじゃないか、じゃこちらの方で、じゃ指定公共機関とか自治体とかそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのようなことを私ども申し上げておるわけではございません。  なお、十五条におきまして、内閣総理大臣の指示及び自ら又は大臣を指揮しての対処措置を実施する、このように書いてございますが、これは「別に法律で定めるところにより、」というふうに規定をしておるわけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の言い方が悪くて再三の答弁で委員のお時間をお使いさせて申し訳ないのですが、その点も含めまして検討ということなのでございます。  ですから、どうすれば一番武力攻撃事態にならずに済むかということを考えましょう。国、地方公共団体、指定公共機関、それが各々何を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 別にうなずいたわけではございませんで、同意をしてうなずいているわけではございません。今後、不動の姿勢で委員のお話は聞かねばならないと思っております。  ですから、そういうことも含めて検討中と申し上げましたのは、それは周辺事態というものと武力攻撃予測事態と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本当に私どもの世代は、先輩の方々のいろんな御経験や御見識というのを虚心坦懐に承らねばならないというふうに思っておるところでございます。  この空中給油・輸送機、私どもは空中給油機という言い方はいたしておりません、空中給油・輸送機という言い方をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは官房長官からお答えになるのがよろしいのですが、済みません、今いらっしゃいませんので。  私が承知しております範囲におきましては、国民保護法制の輪郭というものが出ました。それを更に今、精緻にしたものを出しておるはずでございます。まだ法律案要綱まではい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) うまくいかないと思います。それはどういうことかというと、日本単独で日本が守れれば結構なことでございますが、どう見たってこれは無理なんだということですね。  我が国として、例えばミサイルが飛んでくると、その場合には米国に打撃をゆだねると、こういうことになっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、これは委員とも随分議論させていただいておることですが、液体燃料ではあるのですが、注入にはもっと短い時間しか掛からないようでございます。これは以前、私も、六時間とか十時間とか、それぐらい掛かるのだから情報衛星でその端緒は分かるであろうというふうな議論を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 怠慢とおしかりをいただければ怠慢だと思います。ですから、さればこそ森内閣のときに有事法制というものを具体的に議論に乗せ、そして小泉内閣において法案の審議を昨年もいただき、今こうしていただいておるわけでございます。  ただ、そのときに何ができるか、つまり米...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはおっしゃるとおりでございます。  つまり、今回の法律は、ただ、なぜプログラム法的な意味を持っているか、これは党でも随分議論したことですが、そういうことを書かないと政府はきっとサボってやらないのではないかということなのですね。だから、プログラム法部分...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはアメリカにおいて、はっきりさせておかなければいけないのは、日米共同研究というのは、これは日本とアメリカにおいて、例のロケットモーターでありますとか、ノーズコーンでありますとか、赤外線シーカーですか、そういうことをやっておるものでございます。これがその...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私からまずお答えいたしまして、官房長官が御答弁なさると思います。  それは何かと言うと、PKO法はいいとおっしゃいましたが、それぞれ私どもの国が国際的な責任を果たすために何ができるのだろうかということだと思っております。それによってPKOに自衛隊を出し、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、じゃ一くくりにして国際貢献基本法とか、国際責務履行基本法とか、そういう法律を作れば、あるいはそういうことは可能なのかもしれません。ただ、そういう法律はございませんので、それぞれの立法で今対応をいたしております。  ただ、そこにおいてはっきりしてお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御案内のように、テロ特措法は国連決議に基づくと、こういうことになっております。仮にアメリカがどこからか攻撃を受けたとする、同じようなことが起こったとする、その場合に国連決議があるのかないのか、そういうことにはなりましょうよ。しかしながら、それは我が国が集団...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは武力攻撃、防衛出動を出すかどうか、下令するかどうかということも含めまして、事態対処基本方針の中で決められるということになるわけでございます。  ですから、そういうようないろんな事態を踏まえまして、防衛出動を出すか出さないか、それも含めまして事態対処...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、委員御指摘のように、防衛出動下令ということが、すなわち武力を行使してよいということには相なりません。防衛出動下令をいたしまして、そしてその場で、それぞれの陸海空どこだか分かりませんが、そこで自衛権行使の三要件が充足をされた場合に武力の行使ができるとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、結局のところだれの判断なのか、まさか一人一人の隊員の判断ということはあり得ないわけでございます。それをどういう形でだれがやるかということですが、まず、いいですか、防衛出動を下令をする、そしてそれが可能になる。そこで、どういう形で相手方からの三要件を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、私は、ルール・オブ・エンゲージメントがそんなにいい加減なものだとは思っておりません。それは、それをきちんと定めませんと、まさしく委員がおっしゃるように、だれの責任で何が決まるんだということがはっきりいたしません。  つまり、その場合に何が起こってい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) よろしいですか。防衛出動を命じられた自衛隊は、三要件に該当する場合に限り八十八条、それは委員よろしいかと思います。  そこで、これらの三要件は、第三の要件であるところのこの必要最小限の実力行使にとどまるべきことということになっておりまして、じゃ自衛権を発...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、委員、ROEという言葉自体は御存じでいらっしゃいますか。概念そのものは御存じですか。概念そのものを御存じですか。
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、私どもがずっと議論をしておりますのは、このROEというものをきちんと定めなければそういうことが起こるではないかと。そういうものを諸外国の軍隊というのは全部定めておって、いつ、だれが、どういう状況になったらば、だれがどの責任において何をやるか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのルール・オブ・エンゲージメントって何だという議論そのものがなかったことが大変な問題なんだろうと思っています、実は私どもは。そういうことをそれぞれの場において、例えばPKOにおいて、例えばテロ特措法において、いろいろなその都度その都度ROEというのは定め...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) こういう問題があるということは、少なくとも随分と安全保障委員会では議論をされておることでございます。参議院におきまして、外交防衛委員会におきましても、ROEの必要性というのは随分と議論をされておるというふうに私は承知をいたしております。隠しておるものでも何...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはまさしく読んで字のごとしであって、急迫不正です。
○国務大臣(石破茂君) 持てるということと持つということは別の判断でございます。それは、法理上可能であれば憲法上持つことも可能でございましょう。  私どもは、現在それを持つという意思がないということでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは、自衛権発動三要件のうちの、ほかの手段が認められない、私どもは日米安全保障条約によってほかの手段というものを持っておるわけでございます。したがいまして、現在のところ、それを持つという必要性がないということかと存じます。
○国務大臣(石破茂君) それは、ほかの手段があるということでございまして、現在の場合は日米安全保障条約のほかにこれはございません。  経済的な理由なのかと言われますと、これは高くて高くてというようなことかと言えば、そういうわけでもございませんが、以前、外交防衛委員会でもお答えを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、私は何らないのだと思っております。  私どもは、先制攻撃というものはしないということは再三申し上げておるとおりでございまして、これは武力攻撃の着手、つまり我が国に対する急迫不正の侵害があったというふうに評価をされなければ自衛権の行使としての武力行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、例えて言えば、いろんな御議論が世の中にはあります。例えば御党の今回の安全保障基本法によれば、自衛権の行使としての、「自衛権の発動としての武力の行使は、我が国に対して直接の武力攻撃があった場合及び我が国周辺の地域においてそのまま放置すれば我が国に対す...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(石破茂君) 何をもってイコールと言うかということだろうと思っております。お互い主権国家同士であるということであれば当然イコールということになるわけでございますが、かつて戦争に敗れ、占領から独立をしという、これはもう日本の経済なんというのは、今委員が御指摘のようにアメリ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 情報はどのようなところから入れるかということでございますが、それは当然関係省庁と密接な連携を保ちながら収集、分析評価をするということでございます。これは、要するにどこからどんな情報が入ってくるか、これはもう非常に多岐にわたるわけですね。電波情報もあればある...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼いたしました。  防衛庁の中の統合幕僚会議の中にございます。
○国務大臣(石破茂君) アメリカのCIAのようなものはございません。ですから、情報本部ありあるいは公安調査庁あり警察庁あり外務省ありということでございまして、CIA、中央情報本部に該当するような組織を日本で挙げてみよと言われれば、それに該当するようなものはございません。
○国務大臣(石破茂君) 拉致ですとか不審船ですとか、そういうテロ的なもの、それをそのまま有事と認定するか武力攻撃予測事態と認定するかといえば、それは、拉致、拉致はちょっと違うのかもしれませんが、テロとか不審船とかいうものは、ある意味、武力攻撃予測事態というふうに認定されないケース...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 九・一一のときに、合衆国大統領がザッツ・ウオーと、こういうことを申しました。これは戦争だと、こういうふうに言いました。じゃ、あれと同じことが日本で起こったら、あるいは委員御指摘のように原発が攻撃されたらということですが、これは非常に議論が難しいのは、その攻...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、登場するアクターというか、出てくるのが警察なのか海保なのか、陸上自衛隊なのか海上自衛隊なのかということと、警察権の行使かどうかというのはまた別の問題でございます。すなわち、治安出動にいたしましても海上警備行動にいたしましても、第一義的に出ますのは、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もちろん、そういう場合には、密接に協議をし、連携して行うことに相なります。しかし、それがどういう事態であるかによりますが、もちろん、日本とアメリカの協議を行って、日本だけで対処できます場合に日本だけでやるということは当然あることだと思っております。しかし、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その場合には、アメリカに対する攻撃、アメリカの場合には、当然、アメリカも個別的自衛権というものを行使することになります。日本の場合には、米軍基地は日本の国内に所在をするわけでございますから、当然日本に対する攻撃でもありますわけで、日本は、アメリカ軍基地、日...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員すべて御案内のことだと思いますが、防衛出動を下令する手続というのはきちんと定められておるわけでございます。防衛出動を下令した後に、実際に自衛権の発動として武力を行使するかどうかという三要件でございますが、これは何も法令で決まっておるわけではございません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私ども、交戦規則という言い方はいたしておりません。これは部隊行動基準という言い方で言わせていただいておりまして、これからそういう言葉で答弁をさせていただきたいというふうに思っております。  これは今あるのかというお尋ねでございますが、あるものもありますし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確認的にもう一度政府の立場を述べさせていただきたいと存じます。  自衛権発動に当たりましての要件に係る判断は現場の部隊で行うものではございません。この判断は、内閣を代表して自衛隊の最高指揮監督権を有しております内閣総理大臣や自衛隊の隊務を統括する防衛庁長...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的におっしゃるとおりだと思います。ですから、先ほどもお答えいたしましたが、あれは戦争だとこうブッシュ大統領が叫んで、ちょっと待ってくださいと、これはテロであって戦争ではありませんというようなやり取りがありました。しかし、自衛権の発動ということであり、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 区別がしにくくなったということだと思います。それは、なぜアルカイーダによるあの九・一一が戦争になったのかと言えば、それはタリバン政権というものがそれをかくまっていて、警察権の行使というものが事実上不可能になったという状況は現出をしたので、これは戦争という構...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思います。  例えば、例えばサイバーテロって、これどう考えるんだということですよね。つまり、パソコン少年がどこか遠く遠隔の地でたった一人でキーボードをいじっている。しかし、発生したことは何千何万という人が死ぬということが発生をした。じ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、すごく難しいお話で、では大が小を兼ねるということがございますが、それはもちろん海上保安庁の船よりも海上自衛隊の船の方が強力な装備も持っています。防水区画ももっと細かくしてあります。しかし、それじゃいきなり、いきなり海上自衛隊の船が出ていいんだろうか。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その攻撃がどういうものであるのかということが、先ほども、例えばアメリカで九・一一があっても全CIAをもってしても情報が分からなかったじゃないかいうようなこともございますが、私どもとしては、とにかくそれが何によるものであるかということを把握するためにも全力を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはございません。  自衛隊法八十八条に基づいて行動いたしますので、超法規ということは絶対に起こり得ないことでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、お尋ねいただきましたので、確認の意味で申し上げさせていただきます。朗読みたいになりますが、お許しをいただきたいと思います。  この八十八条に規定をしております国際の法規及び慣習の主なものといたしましては、傷病者、捕虜や文民の保護を定めましたジュネ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、個々に戦闘が行われるわけでございますが、個々の戦闘場面で判断をされるというふうには私どもは考えておりません。全体として判断をされると、こういうふうに思っております。  それじゃ、一体だれがそんなものを判断するのかねということのお尋ねがこれは当然あ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、この違法性の阻却というのは、構成要件には該当はしていると、しかし違法性はないと、こういう形で御理解をいただいてよろしいかと思っております。  その事実そのものは、これは犯罪行為に類するものだと、しかしながら、例えば、これもう委員十分御案内のことか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 片時たりとも超法規の状態は存在をいたしません。それは、行政法規に抵触したという形で形式的に構成要件に該当する場合はございますが、八十八条に基づいております限りそれは正当行為ということになりますので、いかなる時点におきましても超法規という法的状態は現出をしな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど官房長官から御答弁がありましたように、基本的人権というものは最大限に尊重されるということに相なります。そして、これも何度か答弁をさしていただいたことでございますが、自衛隊が行動いたします場合に、例えば八十八条にのっとって行動するわけですが、その場合に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、法律に基づきまして、こういう場合にはかくかくしかじか、こういう補償を行うということがなぜ困難なのかといえば、それはどういう形で終わるか分からないということでございます。ですから、戦前におきましても、これは給付という法律、形態を取ったというふうに私は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはですね、どういう形で武力攻撃が起こるか分かりません。だから、それが物すごく国力を損耗するものかもしれませんし、大して損耗しないものかもしれません。したがいまして、武力侵害というものを排除した後に行われることになります。
○国務大臣(石破茂君) それが終わってからということになります。
○国務大臣(石破茂君) それは政府全体で検討する。ですから、もう早く排除できて我々の被害というものが最小であれば、それはできるということもございましょう。そうあるべきものだと思います。  したがいまして、民間人の方がそういう被害に遭わないように、そして極力早く敵の侵害を排除でき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この本は、私、随分以前に読んだことがあります。  やっぱり、読むたびに新鮮ですし、これ日本にそのまま置き換えてもいいんじゃないのという部分が、今、委員がその引用なさった部分はそれを日本に置き換えてもそのまま通用する部分が相当あるんじゃないでしょうか。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、一つはミサイルが非常に拡散したということを考えなきゃいけないんだと思います。弾道ミサイルというのは、いつも申し上げておりますように、冷戦真っただ中というのはアメリカとソ連しか持っていなかった、冷戦が終わるころは十か国がそれを持つようになった、今や四...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは現在作業中です。  作業中ですと申し上げたのは、いい加減なことを申し上げているわけじゃありませんで、例えば、今、私ども何度も答弁しておりますように、PAC3だけとかイージス艦だけとかいうことは考えておりません。これは両方の組合せということを考えてお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 非対称的双務条約だと理解をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 公聴会の話は官房長官から御答弁があると思います。  先生御案内のとおり、まさしく広島であり長崎であり東京大空襲であり沖縄でありということをきちんと配意しないといけないのだと私は思っています。  例えば、戦前も防空法という法律はございました。防空法という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生のおっしゃるとおりだと思います。  ですから、地域地域によって違いますし、警察、消防、自衛隊、自治体、それがどういう連携を取るかというのは、もう常日ごろ訓練をやっておかなければどうにもなりません。私ども、四十七都道府県全部やろうと思っておりますが、共...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) というような御議論がよくテレビでございます。保管命令に違反しただけで懲役なんですよ、怖いですねというような議論が行われることがございます。  私ども、これはこれから先も御説明を申し上げてまいりますが、この保管命令というのは、単なる義務違反だけでこの保管命...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう個人の方々の動機というものはこの際問うておりません。外に現れた行為というものを問うておるわけでございます。先ほど来申し上げておりますように、単なる義務違反はこの罰則の対象になりません。故意に毀棄、隠匿、搬出をした場合になるということでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどお答えをいたしましたが、そういうような動機というものによって自衛隊の行動に大きな支障が生じて多くの人々の生命が失われたり多くの人々の財産が失われるということがあってはならないというふうに私どもは思っております。  そしてまた、そういうことを行います...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、戦争が合法か違法かという判断とこの保管命令に違反したかどうかということはそれは全く無関係のお話でございまして、私はこの戦争は違法だと思う、だから私はこれの保管命令には反対だ、したがって壊す、運び出す、隠すということが許されるというようなことにはどう...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) それは全く同様でございます。
○国務大臣(石破茂君) それはいろんな場合があるのだろうと思います。テロで消防署が第一義的に対応するというのはどういう場面なのかというのは、これまたいろんな想像をしてみなければいけません。  ただ、私どもとして出ますときに、これが官庁間協力というのがまずあって、それから災害派遣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、憶測で物を言ってもいけませんから、ここでは正確にそのお話を私は聞いたことはございません。  ただ、私も選挙区で、もう国会議員になって十七年になりますが、操法大会というのはほとんど欠かしたことはございません。もちろん、それは団員として参加をしておる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、私と消防庁長官の言っていることは全然食い違っておりませんで、それは今、消防庁長官が、その火災はテロによるものであると否とを問わずということをおっしゃいました。それはそういうことなのでございます。  原因がテロであれ、あるいは放火であれ、あるいはそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来申し上げておりますように、これがテロと断定するという認定行為というものが特にあるわけではございません。要するに、一般の警察力をもってしては対処し得ない事態になれば治安出動が下令されるというような法的状態があるわけでございます。  その中で、消防団...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生からおっしゃっていただきましたように、現在の政府の解釈に閣僚の一員である以上従うのは当然のことでございます。  その上で申し上げますと、なぜ駄目なのか、集団的自衛権というものを行使しないではなくて、できないということを言っておるかというと、それが自衛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思います。一般的に、もちろん公空、公海にも及び得ることでございますけれども、先生が御指摘のことは、一般的にはそういうことなんだろうというふうに考えております。  専守防衛と言います限りは、それは我が国の領土、領空に決して限られるという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、おっしゃることはそうなのだと私は思います。それは、自衛隊がサボっておるとか装備がいい加減だとか、そういうことを委員はおっしゃっておられるわけではもちろんありません。もう隊員たちは、みんな服務の宣誓をして、事に臨んでは危険を顧みずという宣誓をし、そし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答え申し上げておりますが、阪神大震災の後、そういうような手術システムみたいなものを備えたいわゆる大野戦病院的なものを今十六セット持っておるわけでございます。これは目一杯拡張いたしますと結構な病院と同じぐらいなものには相なります。それをいわゆる、先...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何と、今まで訓練をしたことがなかったという話でございます。  昨年の十一月に、先生の御地元ですが、北海道でやらせていただいたのが第一号で、それも共同図上演習という形で自衛隊と北海道警との間でやらせていただきました。それまでは訓練そのものをやったことがない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃいますとおり、この間のような強力な武装をしている場合に、あれはたまたま当たらなかったから良かったようなもので、たまたま当たったらどうなるんだという話になると、かなり恐ろしい話になるのだろう。もちろん、海上保安庁もお考えに考え抜かれてやられたことであ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、局長からお答え申し上げましたように、先生方の御支援をいただきながら毎年毎年予算でそういうような、この場合に大は小を兼ねないことがございますので、いきなりドンと撃ってしまったらばみんな沈んでしまったとかみんな死んじゃったとかいうことになりますと、これは警...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、まず私からお答えをさせていただきます。  この議論は、随分と党におきましても先生の御意見も賜り、私も意見を申し述べました。  今御指摘のように、米軍施設あるいは自衛隊と、こういうことになっておるわけでございます。何でこれに限ったかということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私も原稿見ながらしゃべっておるわけではございませんのできちんと論理立てて御説明できるかどうか分かりませんが、周辺事態があって、それが予測事態になって武力攻撃事態になる。つまり、同じ地域で発生した事象というものがどんどんエスカレートをしていってそういうことに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、先生から御指摘をいただきました点でございますが、日本に対する武力攻撃が差し迫っている場合、これは、先般、小泉委員にもお答えをしたところでございますが、実際に私どもとして作業を行う場合に留意をする点につきまして申し述べたものでございます。それが今回の法整...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私のこの言い方が適切ではなくて、そういうような議論を惹起をしておるとしたらば、お許しをいただきたいと思うのでございますけれども、それはやはり日本に対する武力攻撃が予測されるという事態と周辺事態というのはやはり相当のというんでしょうか、間はあるのだろうと思っ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先般来お答えを申し上げておりますように、それが入るかどうかというのは今後の検討課題ということになっておるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) これ、今まで一社であったわけでございますが、これはJAL、ANA、JAS、これに広げることによりまして選択肢が広がる、そしてまた、これ飛行機がたくさん飛びますので、いつ飛ばせるかという日程にも柔軟性が持たせられる、そういうような思いに基づきまして要請をいた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもがお願いをいたしましたのは、アメリカの国防総省の輸送資格を取得をするようにというふうに要請をさせていただいた次第でございます。したがいまして、三社にお願いをいたしましたのは、米軍人輸送に必要なアメリカ国防省の資格を取得してくださいと、こういうことをお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答えをしておりますように、これが指定公共機関に入るかどうかということも含めまして今後の検討であるということを政府としてお答えをいたしておるわけでございます。  確かに、先生おっしゃるように、現行法でもって強制ということはできません。あくまで依頼...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答えをしておりますように、どういう形にするかも含めて今後検討することに相なります。それが指定公共機関に入るのか入らないのかということも含めて検討させていただきたいと思っています。  それを強制するのかどうなのかということですが、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですから、それは先ほど来るる申し上げておりますように、指定公共機関にどういうものを含むか、そして、指定公共機関というものが持つ意味合いは何かということはもう委員も御案内のとおりでございます。  ですから、指定公共機関に含めるか含めないかということも併せま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもといたしまして、今も外務大臣からもお答えがありましたが、現地にどのようなニーズがあるのか、そして私どもがそれに対応できるだけの能力を持っておるのか、そしてその任務というものが安全に遂行できるのかということを勘案する必要があるだろうと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のとおりなんだと思います。私は、自衛官たちは本当に使命感を持って行くわけですが、隊員の安全ということも考えなければいけません。それは使用基準が非常に厳しい、そうであるがよってに犠牲が生じたということであって本当によいのかという議論があるんだろうと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的には、今、扇大臣がお答えになったとおりだと思っております。  船舶検査につきましては、これ委員御案内のとおり別の法令でございますので、これを直ちに適用することは極めて難しかろうと思っております。
○国務大臣(石破茂君) いやいや、まだ領海に入ってくる前のお話でございますね。船舶検査活動というものができるかどうかというのは、これまた別の問題でございます。  そういたしますと、要は、質的に、量的に海上保安庁では不足でありますという事態になりますれば、これは先ほどどなたかにも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ミサイルディフェンスについてお尋ねがございました。  委員の御指摘ですが、ロシアはミサイルディフェンスについては非常に積極的でございます。これは、私、イワノフ大臣と今年の一月、私がモスクワに行きまして、また四月に先方が来ましてお話をしましたが、ミサイルデ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、武力攻撃事態というものをどういう事態として評価するかということだと思っております。それは形態が、例えば着上陸侵攻なのか、ミサイル攻撃なのか、何なのか、それはもう形態形態によって違いまして、我が国に対する組織的、計画的な武力の行使に対してどのようにし...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 今、増田審議官からお答えになったとおりだと思います。  ただ、それを本当に一つ一つきちんと検証して答えを出すという姿勢が私どもには必要なのだというふうに思っておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) 間に合わなかったら、これは大変なことになります。しかし、先生御指摘のように、超法規ということをやってはいけない。そうすると、言葉の上では今のような御説明になるわけですが、本当にそんなことできるのかねということだと思います。  言葉の上では整理はできますが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このことにつきましては部会でも随分先生からも御教示をいただきました。もう一度確認のために答弁をさせていただきたいと思います。  先生おっしゃいますように、まさしく統合ということが大事なのであって、陸は陸、空は空、海は海というようなことをやっておっても仕方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 後ほど、各論に関しましては内閣官房からお答えをいたします。  先生の御質問聞いてそうだなと思うのですけれども、要するにアメリカは、今まで国土安全保障ということを実は考えてこなかったと。九・一一、ハワイという例外はあるにしても、九・一一ということで、本当に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、官房長官、外務大臣からお答えがあったとおりですが、三つあるんだろうと思います。ニーズがあって能力があるというのが一番いいわけで、ニーズはあるが能力はないというのもあります。能力はあるがニーズがない、こういうこともございましょう。やはり、現場がどういうこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  先ほど近藤委員の御質問にもお答えをいたしましたが、間に合いませんでしたではこれ話にならないことでございます。かといって超法規をやっていいわけでもない。そうすると、弾道ミサイル防衛をどういうような法的構成をするかということはかねてか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは何度かお答えをしておることの繰り返しになって恐縮でございますが、防衛庁がミサイル防衛システムの導入を決めるという立場にはございません。これは国防に関する重要な事項でございますから、安全保障会議の御議論を経て決せられることでございまして、新聞報道、私も...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも私がこうあるべきだ、あああるべきだということを申し上げる立場におりません。私どもの政府といたしましては、これ日米防衛協力の指針に基づきまして、そういうような北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対しましては合衆国が持てる打撃力の行使を行うと、こういうようなこと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現行憲法は、その前文に記載をされておりますとおり、さきの大戦の経験を踏まえて、平和主義、民主主義及び基本的人権の尊重を基本理念として制定されたものであり、これらの基本理念は今日まで一貫して国民に広く支持され、自由主義国家としての我が国の今日までの発展の礎と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 短目でいいですか。そうですか。  我が国は軍事大国にならないというのは憲法に定められておる精神からも明らかでございます。例えば、北朝鮮などというのは先軍政治というのを憲法にうたっておるわけでございます。私どもは委員御指摘のように平和主義を取っておりますか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法は常識の集大成であるという考え方だってできるのだろうと思います。ただ、常識、格言というものにはそれなりの意味があって、それが、例えば火のないところには煙が立たないと、こういう話があります。しかしながら、一犬虚にほゆれば万犬それに集うという全く反対の話もあ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう話ではなくて、総理がおっしゃっておられる備えあれば憂いなしということは、それはきちんとした常識であり、それを担保するためにどういう法律を作るのかということだと思います。その備えあれば憂いなしというのは、これは間違いない事実であって、それを担保するた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 総理の御答弁、私も拝聴いたしておりました。  要は、旧軍と何が一番違うのかということを問われれば、シビリアンコントロールがあるかないかというこの一点だと私は思っています。この一点において旧軍と私どもは違うのでございます。  それは、戦前におきましては、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 旭日旗というのは、海上自衛艦旗という形で現在も使用いたしております。それは軍艦であることを示す。国旗を掲揚する場合もございます。つまり、艦尾にどの旗を掲げるかということで、日本国籍の船であるということで旭日旗あるいは日章旗、これを両方使っております。
○国務大臣(石破茂君) シンガポールの会議、IISSと称するものであることは委員御案内のことかと思います。これはフランスであり、イギリスであり、そしてまたドイツであり、アメリカは副長官ウォルフォウィッツ氏だというふうに聞いておりますが、世界各国の防衛大臣が集まりまして、このアジア...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御質問の趣旨が完全に理解できていなければお許しをいただきたいと思いますが、百三条に基づきます業務従事命令というものと指定公共機関の間には別に論理的に関係があるわけではございません。百三条は百三条としてございまして、指定公共機関であるかないかにかかわらず、百...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは必ずしも排他的に、こちらは指定あったらこちらはないというような関係には立ちません。それが非常に難しいということになれば、それは調整ということが行われることになるというふうに考えております。
○国務大臣(石破茂君) それは、何ができるかということにつきましてはこれから検討することになりますが、通常考えますと、それは武器及び弾薬の輸送ということになるのだろうと思います。  委員御案内のとおり、当然業務従事命令は二項地域において課すものだということも御案内のとおりでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは繰り返しになりますけれども、この業務従事命令というのは、自衛隊の任務遂行上特に必要があると認める場合に、自衛隊の行動に係る地域以外の地域で内閣総理大臣が定めた地域に限り、つまり自衛隊の行動に係る地域以外の地域というのがありまして、その中で内閣総理大臣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことがあるとすれば、もうこれは法の趣旨から全然外れるわけでございますね。委員御指摘のように、じゃ、指定公共機関になったとして、どうもそれは非常に考えにくいことだと私は思っているのですけれども、指定公共機関になったとして、自衛隊法では駄目だが今度の新...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 有り難い御注意、感謝を申し上げます。  ただ、委員御案内のとおり、シンガポールという地域はそういうマスク着用の地域に指定をされておりません。それは香港ですとかあるいは台北ですとか、そういう国と違うものでございます。  私は、先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ということはきちんとやろうというふうに思っております。  そういうことで、委員が御指摘のようなことがございませんように、十分留意をいたしたいと思いますが、出張につきましては国会のお許しを得た上で行かせていただくということでございます。
○国務大臣(石破茂君) それの過去の経緯は委員の方が御存じかと思いますが、この有事法制というのは本来自衛隊法ができたときから議論がされておらなければならなかったもの。そしてまた、防衛協力のための指針というのはごくごく最近定められたものであり、かつまた防衛協力の指針というものは政治...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、この武力事態対処法というものがプログラム法的な意味も持っております。これから先整備をされなければいけない例えば米軍との法制もそうでございましょう。そういうものは持っております。その中身というのはこれから先詰めるということに相なるのだろうと思っており...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く関係がないとは申し上げておりません。それは何と言ったらいいんでしょう。平素の状態があって、周辺事態というものがあって、それがそのまま地域的にも時系列的にも発展をして武力攻撃予測事態なり武力攻撃事態になるということもございましょう。あるいは、それが全く別...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政治的にはそれとはまた別個のものだと思っております。政治的にそれは重なるのかとおっしゃられれば、それは別個のものだという判断をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) これ、委員十分御案内のことと思いますが、日本有事、すなわちすべて米軍との協力だというお話には相ならない。つまり、よく御党に限らず展開される議論でございますが、アメリカが周辺事態のようなことを起こしてそれに日本が協力することになる、そういうメカニズムの中の一...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これももう何度も同じことを答弁して申し訳ありませんが、実際に周辺事態において我が国がどういうことをやるかというと、我が国の領域外においては現に戦闘が行われておらず、かつそこで実施される期間、活動期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域におい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員が御指摘のようなことは私も随分考えてみました。そしてまた、委員が先般、御主張はともかくとして、あるいは我々と違うのかもしれませんが、そんな同盟というのがあるのかと、そうしたら逃げちゃうというような同盟があり得るのかという御指摘もいただきました。  そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、相手の意図を楽観的に若しくは希望的に推測するなとおっしゃる委員のお話は、まさしくそのとおりだと思っております。  他方、そのまま放置すれば云々という事態を引き起こしている国がいかなる能力を持っているかということを我々としてもよく考えなければいけな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 無責任なことは取ってはならないと思っております。私は、結論は違うのですが、多分委員と同じような問題意識を私は持っているのだろうと思います。そういうようなことが本当にあるのか、ないようにするにはどうしたらいいのか。私ども政府の立場といたしましては、現在の法的...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 六類型のどれに該当すれば、つまりアメリカの委員がおっしゃる先制攻撃というものが仮にあるとして、それが六類型のどれと連動すればどうなるかと、こういう御質問でございますか。御質問の趣旨はそういうことですか。つまり、六類型というのがありますね。政府が提示しました...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、この六類型それぞれ書いてございますが、それはどういう事態なのかというのを書いてあるわけであって、何によってこの六類型が生起したかということについては別に差を設けておりません。  したがいまして、その場合にどのように行動するか、我が国がそれを周辺事...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはですね、先生、先制攻撃とは何なのだと、そしてまた、先ほど来お話がありますように、先制攻撃というものと先制行動というもの、これまた違うわけでございます。先生そのこと、よく御案内でお聞きになっていらっしゃると思います。  アメリカ合衆国、いずれにいたし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、別にごまかしたつもりは全然ございませんで、この六つのものに書いてありますことは、何によってこれが生起したかということに分類はされていないということでございます。それはよろしゅうございますね。この六つ書いてあることは、何によってそれが引き起こされたかと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、もう何度も同じことをお答えして恐縮ですが、その先制攻撃というようなことを、委員がおっしゃるような国際法に明らかに反するような先制攻撃というようなことは、アメリカは行うと私どもは思っていないということでございます。
○国務大臣(石破茂君) 何がですか。いや、そういうことを思ってはいない。それは、アメリカがあらゆる選択肢を放棄しないということを言ったということと、合衆国がそういうことを現実に行うというふうに我が国が思っているかということはまた別の問題でございます。  例えばイラクの攻撃でも、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ミサイル防衛の検討状況についてでございます。これは、日米共同研究の部分と日本においてやっております部分、これの二つございます。  いずれにいたしましても、これが当たるのか当たらないのか、そしてまたそのためにどれぐらいの費用が掛かるのか、それが我が国に関し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私も随分考えてみたんですが、例えばアメリカが核を持ちましたと、そうであればソ連も核を持ちましょう。じゃソ連が衛星を打ち上げて大陸間弾道弾の技術を持ちました、じゃアメリカも持ちましょう。向こうがこうなら、こっちはこうという、ある意味で対称的な軍拡とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはすべからくこの構成要件に該当するかしないかの問題だと思います。表に出しちゃったら駄目よというのは、私は反対のことが申し上げたかったのでありまして、表に出した理由は問わないということであります。ですから、私は絶対この有事には協力したくない、絶対自衛隊に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは故意犯でございます。例えば保管命令が命ぜられた、冷蔵庫にある物資を保管しておったと、そのままさようならといっていなくなっちゃって、実際にその保管がなされなかったという形があったとしても、それはこの罪名には当たらないということだと思います。しかしながら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう御理解でよろしいかと思います。  いわゆる保管命令によって生じたところの損失と、今、先生が御指摘のような損失はおのずから性格が異なるものだというふうに思っておりまして、これやらないとかそういうことを申し上げているわけではございません。しかしそのと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘も踏まえていろいろその整理をしてみました。大変いい御指摘をいただいて感謝を申し上げる次第でございます。  これは結局、理屈からいうと、七条、七十六条、八十八条ということになるんだろうと思っています。それは八十八条から申しますと、エッセンスだけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは恐らくこういうことなのだと思います。  私どもが答弁を申し上げておりますのは、自衛権の発動として武力の行使を行うか否かの判断は、最高指揮監督権を有する内閣総理大臣が行うものと考えている、こういうふうに答弁を申し上げております。そして七条は、先ほど申...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、この件について政府統一見解かどうかということは、あるいは委員長、あるいは理事会の御判断として政府統一見解を出せということであれば、そういうことに相なろうかと存じますが、この点につきまして政府内におきまして不一致はございません。
○国務大臣(石破茂君) 理屈の上からはそういうことはあり得ることだと思っております。全くそういう可能性が全然ない、今、委員が御指摘になったようなAとB、そのAが我が国に対して武力攻撃を仕掛けるというような意図を持ちということになれば、それは可能性としてゼロだとは私は思いません。少...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武力攻撃予測事態にいたしましても周辺事態にいたしましても、どちらにしても我が国に対する武力攻撃は発生していないという点において共通をしております。我が国に対する武力攻撃は発生をしていませんから、我が国は自衛権の行使としての武力行使ということは当然できないし...全文を見る
05月28日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) 防御施設とは何かというお尋ねでございます。  陣地その他防御のための施設とは何かと、こう申しますと、戦闘行動に直接必要となる施設及びこれと一体となって使用される施設のことを申します。  といっても、何のことだかよく分かりませんで、具体的には何かといいま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 作れないもの、ちょっと御質問の趣旨が分かりませんが、防御のための施設ではないものというものはこれでは作れないということになるだろうと思います。
○国務大臣(石破茂君) これは非常に、武力攻撃予測事態というような状況におきまして土地を使用するわけでございます。したがいまして、特定の場所、逆に申し上げれば、どこでもいいというわけではなくて、ほかの土地では代替不可能というような場所ということに相なるだろうと思っております。それ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは基本的、失礼、家屋がある土地ではなくて、空き地というものを想定をしておるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは、そういう事態においてそのような手続を取っておるいとまがないことがあるからでございます。
○国務大臣(石破茂君) 政府といたしまして、その武力攻撃予測事態というものをそんなに軽々に認定できるような運用を考えておるわけではもちろんございません。  意図を推測というふうにおっしゃいましたが、その武力攻撃事態と武力攻撃予測事態の相違というものはいろいろございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは物によります。何を展開するかということによりまして、そしてまた相手がいかなるものを持ってくると予測されるかということにおいておのずから決まるものでございますが、それは数日間の場合もあれば数週間の場合もございましょう。しかし、数か月武力攻撃予測事態が続...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 言い方によってはそういう言い方も、物事は両面ございますので、そういうけしからぬというお考えであればそういうふうな表現の仕方も、それはすべて間違っているということを申し上げるつもりはございません。  ただ、私どもがこのような規定をお願いをいたしておりますの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) よく委員は御案内の上でお尋ねかと思いますけれども、この今申し上げております展開予定地域とかそういうものはだれがいつ判断をするのかということでございますが、これは当然のことながら、対処基本方針に記載をするわけでございます。閣議決定を経ました後に国会の御承認を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) やはり武力攻撃予測事態というのはかなり非日常だと思っております。これは「内閣総理大臣の承認を得た上、」ということで七十七条の二には規定をしてございまして、この七十七条の二ということが発令されるということはそれだけのシビリアンコントロールを経た上であって、軽...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どういうことを我々がやろうとしていると推測をしておられるのかちょっとよく分かりませんが、現在そのようなことは考えておりません。
○国務大臣(石破茂君) それは自衛隊に関しますことでは考えておりません。  ただ、国民保護という観点からどういう形になるのか、それは今後の国民保護法制の御議論の中でいろいろ検討されることだと考えておりますが、自衛隊に関することでは現在考えてはいないところでございます。
○国務大臣(石破茂君) いや、それはおっしゃるとおりなんでございますが、議論といたしまして、七十七条の二、すなわち防御施設構築の措置というのは、認める地域、展開予定地域がありますときは内閣総理大臣の承認を経た上でその範囲を定めということになっておるわけでございまして、これは厳正な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど委員がお尋ねの、弾道ミサイルがどこへ向かっているのか分からないという状態でどうなのかということがございました。私どもといたしましては、これは法制局の答弁がございますけれども、弾道ミサイルの発射後においてこの武力攻撃が我が国に対するものであることがいま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼いたしました。  先生から、この点は参議院外交防衛委員会におきましても御指摘をいただきました。また、与党の議員からも多く指摘がなされ、また現場からも御意見があるところでございます。  そういうのを踏まえまして、先般、この手当の改正は行わせていただき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 戦前の有事法制というのは、要は国家の総力をすべて戦争に向けて結集をするのだということだったと思います。国の総力を最も有効に発揮し得るよう人的、物的資源を統制、運用する、そして治安を維持するということでございまして、そこには国民の保護という概念がほとんど見ら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  八月十五日の、十五日現在、昭和二十年、残存兵員数は陸軍五百四十七万人、海軍二百四十二万人となっております。昭和十六年から二十年まで軍事費は千六百六十億円が総計でございます。一般会計、特別会計、臨時軍事費の合計は四千七百五十五億円で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは冒頭申し上げましたように、国民を守るという意識にかなり欠けた、全くなかったとは申しません、防空法なぞはその一部だったと思っております。ただ、そのことによって、戦前にあれだけあった有事法制によって国民の生命、財産は守れなかった。それは有事法制に起因する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは全く時代背景が違いますので、どういう基準で比較をしてみせろという御指示があれば、それに従ってできる限りのことはいたしてみようと思います。  例えば、船の隻数でありますとか総トン数だけでは、これは全く意味がございません。これは、例えば同じ名前でも、重...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここにおきます内閣総理大臣というのは、内閣の長としての内閣総理大臣でございます。したがいまして閣議決定と、こういうお話になるわけで、武力行使を開始します点につきましての判断をどのように行うかは、今、先生お話しいただいたとおりでございます。  そうしますと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは日本国が、日本国が自衛権の発動としての武力の行使を行っております。その判断というのは、先ほど来申し上げておりますように、七条、自衛隊法七条によりまして、自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣が行うわけでございます。自衛権を発動して武力行使を日本国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的にそういう御理解でよろしいかと思います。  その併存するのがどういうケースかという、場合によって違いますが、共通しておりますのは日本に対する武力攻撃がないという点で共通をいたしております。ケースケースによって違いますが、基本的にはそのような御理解で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 理屈からいえば、当然排他性を持つものだとは考えておりません。そういう場合もあり得る。日本に対する武力攻撃予測事態ということが起こったとき、あるいは武力攻撃事態ということが起こったときに周辺事態法というのがワークするケースというのが理屈の上からは皆無とは思い...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何しろ昭和三十二年でございまして、私が生まれた年だったりするわけでございますが、自来四十六年、これが全く改定されることがなかったというのは、それなりに真実を持っていたというふうに思っております。一番から四番まで、それはそれなりに非常にいいことを言っていると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ先生、当然御案内のとおり、無期限というわけではございませんで、この対象期間につきましては、「将来情勢に重要な変化が生じ、防衛力の在り方の見直しが必要になると予想される場合には、その時の情勢に照らして、新たに検討する」と、こう書いてあるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、大綱の見直しにつきまして私が云々すべき立場におりませんので、そのことは冒頭にお断りを申し上げておきたいと思っております。  これは党におきましても逐次御報告を申し上げておるところでございますが、今、防衛庁におきましては、防衛力の在り方検討というの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここ、本当、頭の痛いところでございまして。  例えば、ミサイルディフェンスを入れるというときに、どこからこのお金出すのと、仮に出すとするならば。これはもうあくまで仮定の話です。どこから出すのだろうという議論がありませんと、安保会議の御議論にならないという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 統合運用の内容につきましても委員よく御案内ですから、ここで繰り返すことはいたしません。その意義につきましてもよく御存じのとおりでございます。  これを可能にしますためには当然法的な担保というものが必要でございます。これは自衛隊法を含めまして、あるいは防衛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、かつて野中官房長官のときにもそういうふうな政府談話を出しておりますが、これはもう専守防衛に資するものだと、専守防衛以外の何物でもないということを申し上げております。  よく御批判として、ミサイル防衛みたいなシステムを備えるとこれを上回るような軍拡...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この経費が幾らになるかということにつきまして、今アメリカともいろいろ協議をしながら鋭意議論を詰めておるところでございます。そして、委員御指摘のように、海上配備型SM3を使うという形と、そしてPAC3を持つもの、これを併せてやろうというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、先ほど来答弁がありますが、あくまで片務条約ではない、非対称的双務条約である。そして、合衆国と我が国がどれだけ国益を共有するかということだと思います。我々が基地を提供し、それが地政学上意味があり、そしてまたそれを支えるだけの物的、人的資源があるという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 根拠の根底は、私は日本国憲法だというふうに考えております。その他自衛隊法等々あるいは防衛庁設置法等々によりまして、それを更に裏付けておるということだと考えております。
○国務大臣(石破茂君) 基本的に、シビリアンコントロールというのは内閣総理大臣を長としてコントロールするということだと思っております。  そして、我が国におけるシビリアンコントロールというのは、これはかつてのソ連にもシビリアンコントロールというものはあった。それはどういうものか...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) 別に、当庁が特別だということを申し上げるつもりはございません。これ、世に盗人の種は尽きまじなんてこと言うつもりもございませんけれども。これは、今回の日本飛行機のようなものは本当に帳簿、元帳そのものが改ざんされていて、とても見抜けるようなものではなかったとは...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) そのときは私も死んでおるわけでありまして、何ともこう難しい御質問ですが、これ、そういう事態は想定をしていない、国会において速やかに内閣総理大臣を指名し、指名された総理は速やかに組閣を行うと、こういうことになるのですが、その間はどうするんだということなのだろ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、安保会議は諮るということになっておるのでありまして、議決を要するとはなっておりません。
○国務大臣(石破茂君) 私も諸外国の有事法制、一通りすべて見てみました。例の危機管理庁的な発想、あるいは災害だって人災だってテロだって戦争だって一緒じゃないか、だれだって国民にとっては一緒じゃないかとおっしゃる議論は、私はドイツの基本法が似ているのだろうと思っておりますし、韓国の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 約千七百名と承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございました。  本当に、委員の御指摘はそのとおりだと思いますし、例えば、国会の先生方が私ども防衛庁を御視察においでのときは、必ず慰霊碑、その千七百名を祭ってあります慰霊碑、こちらに参っていただくようにしております。外国から賓客がお越しのときも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、昨年、与党のプロジェクトチームでも随分委員と議論をさせていただきました。要は結局こういうことだと思います。保管命令には掛かるがなぜ業務従事命令には掛からないのか、あるいは災害対策基本法では掛かるのになぜ今度掛からないのかということに尽きようかと思って...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私も随分これ、ぎりぎり考えてみたんですが、ただ、業務も結局、自衛隊が輸送とか医療とかそういうものを全部持っているわけではない。もちろん、そんなもの有事に備えてみんな持っていたら、これ自衛隊何十万いたって足りないお話でございます。そういう場合でも代替性がない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことに相なります。
○国務大臣(石破茂君) 例えばどことは申しませんが、日本の従業員がたくさん働いているということがございます。別にそういうことがあるからということは本質的にかかわり合いがあるわけではないのですが、例えば米軍の某基地がある、そこには日本人もたくさん働いておるのだと。それでは、これから...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その三要件を、これは私の方が御教授をいただきたいのですが、その三要件を満たさない場合、つまりアメリカのみにピンポイント、アメリカの基地のみにピンポイントで絞って撃ってきたときに、三要件を満たさないということがさてあり得るのだろうかということだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 実はその国又は国に準ずる者というのは、起きた被害は一緒なのですよね。つまり、その国又は国に準ずる者が民間機を乗っ取って組織的、計画的にどんとぶつかって九・一一のようなことが起こって何千人と死んだと、いやいや、国内の勢力が乗っ取って同じことを起こしたと、起こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 起こっておる事態というものがそれぞれ違うこともありますし、そしてまた、そのことが我が国から見てどう見えるのかということに着目をした場合には、当然、別個の法律に基づく別個の判断という実に当たり前のことを申し上げておるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) いや、それは、併存する場合があるということは、ある一つの時点を切って併存をしているという状況があるということです。  それから、もう一つ答弁中でお答えをしましたのは、時系列で周辺事態が武力攻撃予測事態になる、周辺事態が武力攻撃予測事態に転化することはある...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは私からお答えすることが適切かどうかは存じませんが、こういうことで御理解をいただきたいと思います。  米軍をどう支援するかという法制は、本当にこれから議論をするものでございます。その中身が分からないともう全然こんな法律は駄目だと、こういうふうにおっし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことを実際に可能にするために平素から日米共同調整所というものを設けている。そこにおいては、私も報告を受けることでございますが、ハードでもソフトでも、そういうものについてどうやって調整をするかという努力を行っておるわけでございます。まさしく、委員御指...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何度も同じことをお答えしますが、それは我が国が我が国の主権に基づいて判断をするのです。その事態が、そのまま放置すれば我が国の平和と安全に影響を与えるような事態なのか、それともそれが我が国に対する武力攻撃予測される事態なのか、それは我が国が我が国の主権でもっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もうそれは事態の認定を我が国が我が国の主権に基づいて、法律に基づいて行うように、これがどういうものであるのかということも我が国が我が国の主権と我が国の法律に基づいて行うわけです。  それはできないというふうに委員はおっしゃいますし、私……(発言する者あり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答えを申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) お答えいたします。  医師の場合には、陸自、海自、空自、防衛医大含めまして一千二百三十四名、看護師の場合には、同じでございますが、陸自、海自、空自、防衛医大含めまして三千三百七十七名、こういう数字になっております。
○国務大臣(石破茂君) 聞き間違えだったら申し訳ないのですが、防衛出動又は防衛施設構築措置を命ぜられた自衛隊の部隊等が行動する場合、いいですか、八十六条に規定をしておるように、自衛隊法八十六条です、都道府県知事、市町村長その他の地方公共団体は、相互に緊密に連絡し、協力していただく...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 白紙委任ということになりますと、国会の権能って何だろうかということになるんだろうと思います。国会におきまして御相談をしながらやることでございますし、そしてまた国民の保護法制につきましても、それぞれの整備本部を設けました趣旨は、いろんな方の御意見を聞きながら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政令が定めておられる、定められておらなければ法律は動きません。そういう意味で、法律の実効性というものをこれによって確保させていただけるというふうには考えております。
○国務大臣(石破茂君) 動員という言葉は私ども使いませんけれども、業務従事命令を課す、そしてそれに罰則が科されないというのはるる答弁を申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) 罰則は科されません。しかしながら、業務従事命令に反したという状況は現出をしておるということだろうと思っております。それ、違法と言うかどうか、それは何に照らして違法なのか、その状況で、例えば何か民事上の、少なくとも罰則はないということは刑事上の問題がないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような懸念は、申し上げておきますが、全くございません。  それはほかの条約等々見ましても、そういうことに従事する人たちを直接戦闘に参加しているとみなしてはならない、ジュネーブ条約の保護の対象にしなければならない。それはほかの条約によっても担保をされて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはまさしく立場を変えて、攻撃する側が医療に従事をしておる、そういう人に対してそういう攻撃を与えてはいけないということの趣旨でございますから、そのような対象に相なりません。
○国務大臣(石破茂君) そのためにジュネーブ条約というのがあるんでして、相手がそういうふうに見るだろうからなどという議論をし始めたら、これはジュネーブ条約の議論そのものが成り立ちません。そういうような人をそういう者とみなして撃ってはならない、攻撃してはならない、そのためにジュネー...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(石破茂君) 先般、川橋委員の御質疑のときに、もやもや感というお話がありました。恐らく佐藤委員の御質問もそういうようなことではないかと思います。  ただ、私ども政府としてお答えをいたしておりますのは、私は論理的には一貫をしたものだというふうに考えております。日本の、私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、我が国として個別的自衛権の使用以外の何物でもございません。アメリカ軍の基地が日本国にあり、それをA国、今の委員の御設定でいきますとA国が攻撃をいたします場合に、それは日本の領土に所在をいたしておりますアメリカ軍の基地でございますから、それは個別的自...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、周辺事態法や今回の対処法の優先順位というものではございません。その事態がどの状況に適合しておるかということでございまして、その場合にはもう周辺事態でも何もなく、つまりそのまま放置すれば我が国の平和と安全に影響を与える事態というものではなくて、我が国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは繰り返しの答弁で恐縮ですが、我が国において先制攻撃という概念はございません。これは本当によく間違って報道されることもございますが、私どもは、自衛権の行使といたしまして、三要件を満たした場合に限り武力の行使ができるということでございます。  ただ、昭...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) さようでございます。
○国務大臣(石破茂君) 今後どのような演習をするかということは検討してまいりたいと思います。今ここでこういう形になるということは確たるお答えはいたしかねます。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来運用局長がお答えをしておりますとおり、今まで行いました演習につきまして、どの自治体がどのようにというようなことは申し上げるわけにはいかないということを言っておるわけでございます。西川局長がるるお答えしているのはそういうことでございます。  じゃ、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何度も同じことを申し上げて恐縮なんですが、過去の訓練においてどの自治体がどのようなことに参加をしということは、訓練の内容、演習の内容、こういうものを明らかにいたしますようなお答えはできません。  そして、これから先のことについてどうかということをお尋ねに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先ほど来お答えをいたしておりますとおり、今後どのような形で行うのか、それに自治体がどのような形で協力をするのか、そういうことも含めてこれから議論をしていかなければいけないということでございます。それはもう委員おっしゃいますように、それじゃ自治体も参加...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、国土交通省からお答えをしたとおりでございまして、それを申し上げるわけにはいかないということを言っておるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) 委員は、航空局の中でどのような部課があるかよく御存じの上での御質問だと思います。  例えば、今、外務省であればそれは安保課でしょうねとかそういうようなこと、それしかございませんから。これ、外務省であればここであろう、あるいは厚生労働省であればここであろう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもが所掌しておりますのは自衛隊法でございますが、御指名でございますので、ほかのものも併せてお答えをお許しいただければと存じます。  我が国は戦争というものはいたさないことになっておりまして、戦争の開始という言葉は、もう委員にはもうそういうこと、細かい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この事態法が想定しておるというよりも、我が国として自衛権の三要件を充足するような場合があれば、それは自衛権の行使を我が国の領土、領空あるいは公海、公海以外の地でも行うことが法理的にはあり得るということでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは、理屈の上からはそういうこともあり得ることですが、ただ、それはほかの手段がないのかどうなのかということ、そしてそれが必要最小限のものなのかということに係ってくるお話だろうと思っております。  例えば、よく言われますミサイル基地攻撃ということがありま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) すべて憲法違反という御指摘でございますが、私はそうは考えておりません。それは自衛権というものを固有の権利として考えます以上、国家に当然ある権利として考えます以上は、それは憲法違反という御指摘は当たらないと思っております。  したがいまして、今回の法案も含...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 予測事態のことですか。
○国務大臣(石破茂君) 私、いや、修正案……
○国務大臣(石破茂君) これは昨年来ある議論でございまして、そのおそれと予測というのは一体切り分けられるのかと。それはもう概念の上では切り分けられても、実際上そのようなことを分けることは難しかろうということでございます。したがいまして、完全に法律の仕組みが変わったとか、そのような...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○石破国務大臣 お答え申し上げます。  冒頭、私どもの自衛官の糧食費についてお触れをいただきました。御心配いただきましてありがとうございます。  私どもの糧食費は、今先生御指摘のとおりでございますが、これには人件費、光熱費を含んでございません。また、先生が安保委員長をお務めの...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(石破茂君) 確かに、先生御指摘のとおり、百三条の関係で自衛隊が行動する地域というものはございます。それは、戦闘地域と同じ概念ではないことは先生御案内のとおりでありまして、そういうような戦闘、弾飛び交って戦闘が行われているようなところで消防が消防活動をせねばならぬという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、この有事法制というのは、当然のことですが、国民を保護する自衛隊が整然と行動する、これを内容といたしております。それは、私は外交的には抑止力としての位置付けだというふうに考えております。  それは、有事法制がないままですと、自衛隊はいろんな法律の制約...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 向こうから見ればという御指摘をなさいました。私どもは、私どもから見たらどうなるのかということもきちんと考えなければいけないことだと思っておりまして、それは、我が国は決して武力を行使するわけではない、自衛権を行使をするわけでもない、あくまで後方支援にとどめる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先生よく御案内のとおり、私ども、周辺事態におきましては、現に戦闘が行われておらず、そしてまた戦闘が行われることが予測されない地域において行動することになっております。仮にそういうような地域になりました場合には活動を一時中断する等々の措置を講ずることと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そういうことが起こらないかと言われれば、起こらないように行動する、先生も今御理解をいただいたとおりでございます。  ですから、私は別に矛盾したことを申し上げているわけではございませんで、そういうことが起こらないように私どもは行動する、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、この事態法によりまして武力攻撃事態の認定をし対処方針を定める、その場合に防衛出動を下令するというような仕組みになっております。ただ、武力攻撃事態が生じたからといって必ず防衛出動を下令するというふうに論理的には限定をされたものではございません。そして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、こうこうしかじかこういう場合に自衛権を発動することができるというような条文が自衛隊法上ないことは、先生おっしゃるとおりでございます。  るるお答えをしておりますように、政府として、そしてまたこれは国際法的にもそうだと思いますが、自衛権の発動という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 必要条件でございます。
○国務大臣(石破茂君) 内閣の長としての内閣総理大臣でございますので、閣議を要します。
○国務大臣(石破茂君) それは、防衛出動の下令には国会の承認が必要でございます。そしてまた、武力の行使を行う場合に内閣総理大臣というのが必要条件だというふうに申し上げました。そのような理屈からいたしますと、それは一連のものだというふうに考えることになろうかと思います。
○国務大臣(石破茂君) その場合の改めての国会の承認は要しません。
○国務大臣(石破茂君) 内閣総理大臣もいろいろありまして、対策本部長たる内閣総理大臣というのもございます、内閣府の長たる内閣総理大臣、内閣の長たる内閣総理大臣とございます。  先ほど来先生が御指摘になっておられますような、じゃ、武力攻撃があって、我が国として武力行使をする、自衛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今の条文構成で十分それは読めると私は思っておりまして、新たにそういう条文を作るというような、あったから特に何か支障を来すというものだとは思いませんが、改めて新しい規定を作らなくても今のまま十分読めると私は思っています。
○国務大臣(石破茂君) 我が国が専守防衛を取っておるということ、そして防衛出動が下令されたからといってそれが武力行使ということで結び付かないということは、実は日本の国会議員でも知らない人は結構たくさんおりまして、防衛出動が下令されれば即何でもできるんだと、こういうふうにお思いの方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その先生御指摘の周辺事態あるいは旗国の同意、安保理決議と、そういうふうに書いてあるわけです。じゃ、それ以外の場合で、例えば武力攻撃予測事態みたいな場合で船舶検査活動ができるかどうかというのは、一体どういう場合がそれに当たるのだろうなということを考えてみた場...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、それだけの設定ではこれは分かりません。それは何でそんなことを申し上げているかといいますと、その事態が我が国の平和と安全に影響を及ぼす事態ということであれば、それは周辺事態でございます。それは周辺事態でございますから、当然、地域性もある程度有するもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような事実はございません。  それは、日米間におきましては様々なレベルにおきまして情報交換や意見交換を行っております。そして、緊急事態に際しまして我が国はどのような支援ができるかという議論をいたしておりますことも事実でございます。ただ、今、先生が御指...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、平成十一年当時も同じような御論議がございました。そのときと私どもの立場は変わっておりません。  今、先生がおっしゃいました千五十九の項目についてまとまった形で私どもが合衆国から受け取りまして、これに基づいて個々具体的に討議を行った、これについて討...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、平素からいろいろな協議をしておることは事実でございます。しかしながら、個々の事例につきまして、事案につきまして、これについてはどうなのだ、これについてはどうなのだ、具体的にどうなのだというような固まった形、まとまったとか固まったとか、先ほど来そうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私もこういうようなお答えをして委員の貴重なお時間を使うのは恐縮なのでございますけれども、そういうような議論というものは、抽象的に議論としてはあろうかと思いますし、そういう議論は平素からそれは行っておるものでございます。  しかしながら、それは要請とか、こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは再三に当委員会でお答えをしておりますとおり、米軍をいかに支援するかという立法はこれから行うものでございます。そして、それは、当然のことでございますけれども、我が国が武力を行使をするわけではございません。そういう事態におきまして、つまり周辺事態、そのま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) アメリカがありがとうというふうに申しましたのは、別にキティーホークの艦長ではなくて司令官が申しておることでございます。そして、ありがとうと言ったのは何に対してありがとうと言ったかというと、テロ特別措置法に基づきまして、その目的達成のために我が方が行いました...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武力攻撃予測事態あるいは武力攻撃事態におきまして私どもが何ができるかということはこれから議論をすることでございます。これから政府において法案を考え、そしてまた国会の御審議をいただくことでございます。  そして、周辺事態法は、先生御案内のとおり、輸送という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 強制はできません。
○国務大臣(石破茂君) この話は他の先生とさせていただいたところで、私の説明の仕方が悪くて御理解をいただけないのだろうと反省をしておりますが、例えば災害対策基本法にも同じような条文はあるわけでございますね。災害対策基本法、つまり、午前中、たしか木村委員からも御質問があったことでご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御確認でございますので、もう一度申し上げます。  我が国に対する武力攻撃とは、基本的には我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使をいうと考えておりますが、法理論的には必ずしもそれに限定されるわけではございません。  我が国の領域外で発...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは従来からこのように答弁をさせていただいております。  すなわち、武力攻撃対処法第二条にございます外部からの武力攻撃とは、国又は国に準ずる者による組織的、計画的な武力の行使である、すなわち外国又は外国に準ずる組織の物的、人的組織体による国際的な武力紛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは結局、我々はここから情報をもらっているのだというようなことが明らかになりますと、そこからはもう情報をもらえないということがあるのは、先生御存じのとおりであります。  それが、能登半島沖の不審船事案のように、ああいうケースになりますと、それは更にそう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは政府として最大限行うべきものと思います。  ただ、それはどこからの情報なのかということが十分開示できない場合もあり得ると思います。その点は御理解をいただきますとともに、やはりこういうことにつきましては、この委員会でどこかでも御議論あったかと思います...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のとおり、これは、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところではない、そういう場合には攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置を取ることは法理上は自衛の範囲に含まれ可能であるということを言っているのであって、その着手の時期について...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思います。  私が申し上げましたのは、これから、どの国でもいいのですが、これから東京に向けてミサイル発射すると、こう言って、そういうふうな具体的な意思の表明があって、そしてミサイルを直立させて液体燃料を注入し始めたというのは、一つの判...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、総理が御帰国になりまして、与党を中心としていろいろな方々と相談をしながらお決めになることだと承っております。  私どもは、国連の要請があるということは一つの事実としてございます。その中で自衛隊が可能なことがあるとすれば、それは一つはニーズの問題で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思っております。ただ、予備機を上げるあるいはその保険料を掛ける等々で、国民の税金をいかに一番効率的に使うのかということもぎりぎり検討をいたしております。先生の御意見も踏まえまして、何が一番いいのか、国民の税金、納税者の負託にこたえ得るの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 戦争中は我が国も病院船というのをたくさん有しておりました。そして、戦争中は我が国は商船会社の持っている船を一杯徴用をいたしました。戦後そういうことがなぜないのかといえば、結局、第二次世界大戦、太平洋戦争中にそういう船は片っ端から沈められたということがありま...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(石破茂君) 大変難しい質問で、私の身に余るところがございますが、基本的に私どもの国は四面環海で、島国で外敵と隔絶をされておったということがあって、その意識をしなくても日本国という一つの一体性があったのだろうと思います。アメリカのように人工的に作った国家というのは、国の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘なのは、私どもの自衛隊法第八十一条二に定めております警護出動の範囲をどこにするか、対象をどこにするかという御質問であろうかと存じます。  これも法を作りますときにいろんな議論はございました。原発を加えるべきではないかとか、そのほか重要施設を加...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もちろんPKOでも一般の国内における活動においてもそうでございますが、武器の使用の判断を、それぞれの判断自体は確かに個々の隊員がいたします。個々が判断しなければその現場に対応できませんので。しかしながら、その行動というものをどういうふうに評価をするといえば...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) うちだと決まったわけではありません。  ただ、今の外務省のお答えになりましたのは、ジュネーブ第三条約第三十九条第一項にこう書いてあります。抑留国の正規の軍隊に属する責任のある将校の直接の指揮下の下に捕虜収容所は置かなければいけないと、こういうことになって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私もそれはそうだと思っています。鴻池大臣と同じ立場であります。
○国務大臣(石破茂君) 結局、これは予算の組み方が単年度主義でやっておりますのでどうしても制約が出てくるということなんだと思っています。これを超えるためには、もう結局相当無理して無理して無理してやっているわけですね、延べ払いとか、ごめんなさい、予算の繰延べとか。そういうことまでや...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ノーブレスという言葉が合うかどうか分かりません。しかし、私は、それなりの地位にある者はそれなりの責任を果たすべきだということだと思っています。  それは地位が高いとか低いとか、そういうものではありません。自分がどれだけのことが公のためにできるかということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま先生から御紹介いただきました自衛官の服務の宣誓でございます。その宣誓には、強い責任感を持って専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえる、このようにございます。この宣誓というものを常に胸に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 旧軍との違いについてでございます。  その最大の違いは国会の民主的コントロールの下にあるか否かということだと思います。国会が民主的コントロールとして自衛隊をコントロールする、それが一番の大きな違いであります。もう一点は、決して侵略戦争は起こさない、専守防...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この法律によって巻き込まれるということはございません。それは、周辺事態であり、予測事態であり、あるいは武力攻撃事態、その事態、事態において対応することはございますが、そのような形で巻き込まれるというような御懸念は無用でございます。
○国務大臣(石破茂君) アメリカの行動の評価は別といたしまして、そのときにこの法制があったといたしましても、何ら変わっておりません。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、総理からお答えがございますように、アメリカ合衆国がそのような国際法無視の行動をするとは私どもは考えておりません。  他方、どういう場合にそれが周辺事態であり、どれがそういう場合に武力攻撃予測事態であるか、それは我が国が主体的に判断をすることでご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来のお話で強制動員であるとかいろんなお話がございますが、私どもはそのようなことを考えておるわけでは全くございません。  そしてまた、米軍との支援をどのように行うかということは、これから先いろいろと議論をしながら決めていくことでございます。当然、どの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは私が答弁したことにつきましてのお尋ねでございますから、お答えをいたします。  法律の中身はこれから先検討するわけでございます。今から予断を持って、こういうことは決まっている、こういうことは決まっていない、そういうことを申し上げるのはいまだ時期が早い...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ROEの件は先生から御提起をいただきました。今後、私どもも鋭意進めてまいりたいと思います。  それは、委員が質問の中でもかつておっしゃいましたように、それぞれの判断は確かに現場現場で行うものでございます。しかし、それは最高指揮官たる内閣総理大臣を頂点とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでございます。自衛隊と地方公共団体のみならず、警察や海上保安庁や、あるいは国土交通省や有事のときに関連するいろんな団体が、有事になって初めて議論するとかそんなことではいけませんので、日ごろからの連携が必要であります。  是非、岩手県におき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま御決議のありましたいわゆる武力攻撃事態対処関連三法案に対する附帯決議につきましては、防衛庁といたしましても、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
06月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(石破茂君) 先生の御指摘のとおりだと私も思います。  正直申し上げまして、この自殺が減りません。平成十五年度の速報ベース、六月六日現在で陸海空合わせて十九名ということになっております。このまま行きますと三けたに行くというようなことも、考えたくないことでございますが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この調査報告書は奥様、亡くなられた三等海曹の奥様の御実家にお持ちをいたした際、御両親の分としてもう一部お渡しをいたしましたが、御両親に直接お渡しをすべきものであった、その点は配慮が足らなかったというふうに私ども考えております。  また、先生御指摘のこの報...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在の国際的な議論につきましては、通常、特定通常兵器使用禁止制限条約関連会合におきまして、これまでクラスター爆弾がほかの爆弾と比べて不発弾等になる割合が特に高いとの証拠が示されたということはない、また現時点においてほとんどの締約国が同爆弾の使用の禁止は必要...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(石破茂君) お答えを申し上げます。  クラスター爆弾は、一九八七年度、昭和六十二年度から調達を開始いたしておりまして、二〇〇二年度、平成十四年度までに調達を終了いたしております。この間に、調達金額は百四十八億円ということに相なっております。  保有総数についてのお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもは、不発弾率、不発率というものが特に高いというような情報を承知をいたしておりません。このクラスター爆弾におきます不発率が極めて高いというような、ほかの兵器に比べて高いというような権威あるそういうような報告がいまだなされておらないのは委員御承知のとおり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 不発弾率は、冒頭お答えを申し上げましたように高いという報告を受けておりません。
○国務大臣(石破茂君) 何度も申し上げておりますが、私どものクラスター爆弾を海外で使用することは考えておりません。海外で使うというような場面はあり得ません。したがいまして、このクラスター爆弾は、何度も申し上げますが、我が国の平和と独立を侵すために入ってくる、そういう勢力に対しまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま御決議のありました企業による防衛装備品等の過大請求事案につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、防衛庁としては、過大請求に係る国損を回復するための特別調査を実施しているところであり、その結果に基づき返還請求を行うこととしております。  いずれにせよ、...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 本会議 第42号
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○国務大臣(石破茂君) 中川議員にお答えいたします。  まず、自衛隊派遣のニーズについてのお尋ねがございました。  政府は、国連安保理決議第千四百八十三号を踏まえ、イラクの復興への協力のあり方について検討してきたところであり、その結果、自衛隊による活動を盛り込んだ本法案を策定...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 太田議員にお答えいたします。  議員御指摘のとおり、日本の一・二倍という広大な国土を有すイラクについては、各地域ごとの実情とニーズの把握に努めるとともに、できることは今すぐにでも行っていくことは極めて重要なことであると認識いたしております。  そうした...全文を見る
06月25日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 お答え申し上げます。  まさしく先生御指摘のように、戦闘地域、非戦闘地域という概念を用いますのは、憲法との関係が極めて重要だということでございます。  当然、私どもの憲法は、海外において武力の行使は行わないということになっております。そして今回の行動も、決して...全文を見る
○石破国務大臣 まさしく委員御指摘のとおり、全く危険がないかといえば、それは危険があることは排除されません。全く危険がなければ自衛隊が行く必要はない、その議論はそのとおりだと私は思っております。そして、非戦闘地域というのは先ほど申し上げたような地域なのですね。  そう考えてみま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、情勢は刻々変わり得るものであって、今後、非常によくなることもあれば、あるいは悪くなることも否定はし切れないものだと思います。  いずれにいたしましても、私どもとしては、戦闘地域というところには行かないことははっきりしておるわけで、委員おっしゃいますように...全文を見る
○石破国務大臣 これは、現地のニーズにどのようなものがあるかということをきちんと把握した上でということになりますが、基本的には、今おっしゃいましたような人道的なことであろうと思っております。医療でありますとか輸送でありますとかインフラの整備でありますとか、そういうような人道的な行...全文を見る
○石破国務大臣 基本的にPKOにおきましてそういうことが定められておることは承知をいたしております。  一つ、これはPKOではございませんので、PKOのものがそのまま使えるというわけではございません。PKOの場合も、例えばUNDOFの場合にはこのような武器使用基準、あるいはUN...全文を見る
○石破国務大臣 イラク人道復興支援手当、これを支給したいと考えております。この額をどれくらいにするかということは、これも現地の業務の困難性ということをよく把握して、本当に努力をしておる、苦しい中で頑張っている隊員の皆様方の労苦に報いるようなものを設定したい、現在このように考えてお...全文を見る
○石破国務大臣 ここは非常にわかりにくいところで恐縮でございます。  先ほどの答弁でも申し上げましたが、なぜこういうふうな規定をつくったかといえば、これは憲法の要請に基づくものだと思います。私どもは海外において武力の行使はしない、だとするならば、戦闘地域、すなわち「国際的な武力...全文を見る
○石破国務大臣 それはケースによりますが、本当に戦闘行為が予測される、すなわち国際的な武力紛争に発展しそうだということになりますと、少なくとも我が国としてはそれは避けることになります。  しかしながら、では、そこでほかの国の部隊がばたばたと倒れておって、私どももたくさん被害を受...全文を見る
○石破国務大臣 これは、各党あるいは政府、調査団を出しております。イラクにおいてどんなニーズがあるのかということよりも、日本の一・二倍なぞという広い国土ですから、それぞれの地域に応じたさまざまなニーズがあるということだと思います。これがイラクのニーズだということをぱっと言えること...全文を見る
○石破国務大臣 この後、基本計画を作成いたしますときに、どの地域にどのニーズがあるかということをお示しして定めることになると考えております。  確かに、委員御指摘のように、これは特別措置法であって、そういうような概括的なものでいいのか、一般法と違って、特別措置法というのはそうい...全文を見る
○石破国務大臣 結局これは枠組み法であって、メニューを提示して、そしてその中で何をやるのかということを現地に行ってさらに詳細に、これは行く自衛官もプロの目で、一人や二人、この間行きましたのは二人が行ったわけですね。しかし今度は、本当に部隊として行く場合に、もっともっといろいろな、...全文を見る
○石破国務大臣 この法案がなければ調査にも行けないということにはならないと思います。それは私は、そういう理屈にはならないと思っています。そしてまた、この法案を、じゃ、なぜこの法案をこんなに早く出すのだと、委員御指摘のように、きちんとした調査に行って、どういうニーズがあって、詳細に...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう考え方の違いになると思います。それは、どういう形が一番望ましいのだろうか。委員がおっしゃいますのは、それがもっと詳細にならなければ議論はできないよ、こういうことだろうと思います。  私どもとしては、今与党の調査団も出ております。その前に、政府の調査団も...全文を見る
○石破国務大臣 何度か答弁申し上げましたが、戦闘地域かどうかということを分けるのは、私は、我が国が海外において武力の行使をしないということを明確にするための制度的担保として必要なことだと思っています。  ですから、委員はよく御案内のとおりで、野盗のたぐい、失礼、ヤトウというのは...全文を見る
○石破国務大臣 それは、戦闘になることが予想されない地域ということでございますから、そこはかなり幅広くとることになるというふうに思っております。
○石破国務大臣 現在、戦闘地域、つまり、国または国に準ずる者が国際紛争をもたらすような、そういう行動を行っているということでおっしゃるとするならば、それはここというふうに特定するのは極めて難しいことかと思っております。  ただ、特にサダム・フセインの残存勢力が残っているところ、...全文を見る
○石破国務大臣 何が戦闘で何が戦争か、いろいろな定義があります。委員も外交官ですから御案内かと思います。例えば八月十五日というのは何なんだというと、あれは戦闘が終わった日だ、戦争が終わったのはミズーリ号で降伏文書に調印した日だ、こういうような議論もあるわけです。  だから、何が...全文を見る
○石破国務大臣 武装された政府職員という概念が何を指すのか、これはよくわかりませんが、自衛隊を出します場合には、これは日本国自衛隊、セルフディフェンスフォースとして参ります。武力の行使は行わないということはございますけれども、何として行くかと言われれば、それはセルフディフェンスフ...全文を見る
○石破国務大臣 主たる任務は、我が国の平和と独立を守るためにある組織であります。今回のイラクもそうでございますけれども、いわゆる百条系列というものも別に持っておりますが、主たる任務は我が国の平和と独立を守るための組織だと認識をいたしております。
○石破国務大臣 これは、委員はイラクに御在勤でもありましたし、一番御存じだと思います。今、私どもでも、与党で調査団も出し、私どもの方からも長官政務官、小島政務官を出しております。きょうじゅうに帰国の予定でございます。  地域地域でいろいろなニーズがある。だから、イラクにおいてど...全文を見る
○石破国務大臣 総理がおっしゃっておられますのは、周辺国、つまり、イラク国内に入らないで周辺国で物資を運ぶ、それがある地域に集積され、そこから先はほかの国によってイラク国内に運ばれることがあるにしても、我が国は今、イラクに入るということは法律がないからできません。しかし、周辺国で...全文を見る
○石破国務大臣 できません。
○石破国務大臣 これは、戦闘行為になる、あるいはそういうことが予測されるということであれば、任務を休止する、そして危険を回避するという措置をとります。では、そのまま日本に帰ってくるかといえば、そういうことではないのであって、本当に任務を中断するかどうかということは政府の指示を仰ぐ...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に、今外務大臣がお答えになったとおりでありまして、捕虜となる、つまり、ジュネーブ諸条約上の捕虜となる事態は想定されませんが、しかし、では絶対にないかといえば、そんなことはないなんてだれも断言はできません。そういうときにどうするかということは、当然考えておかね...全文を見る
○石破国務大臣 前段のお話ですが、それはそういう地域にならないように、つまり、武力行使もしくはそれと一体化になるようなことをしないようにということがこの法律の骨子なんです。  仮にそういうことになったとしたら、奪還に行けないのはおかしいではないかというお話ですが、国または国に準...全文を見る
○石破国務大臣 したがって、そういうような危険のある地域には行かない。戦闘地域、非戦闘地域をきちんと分けるというのはそういうことなのであります。  では、我々が武力の行使につながるようなそういう行為をそこで行っていいかといえば、それはいけない。それはもう憲法の要請ですから。した...全文を見る
○石破国務大臣 非戦闘地域イコール安全な地域ということは意味しません。それはまた、マキャナン中将がこの間言いましたコンバットゾーンなぞというものは、これはイラクからクウェートからサウジアラビアからオマーンからバーレーンからカタールから、そんなところまで含んでおりまして、コンバット...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮ですが、人道支援活動のことをおっしゃっておられるのでしょうか。(赤嶺委員「いや、安全確保支援活動です」と呼ぶ)安全確保支援活動ですか。それは、アメリカが行っているいろいろなことがございますが、私どもが言っておりますのは、そこの法案に書いてありますとおり、医療で...全文を見る
○石破国務大臣 武力の行使及び武力の行使と一体化しないそういう活動を行うことになっております。
○石破国務大臣 お答え申し上げます。  結局、こういうことだと思います。  他国がイラクにおいてフセイン政権の残党に対して実施している掃討作戦、これはアメリカが行っている掃討作戦のことを頭に描いていただければよいのですが、掃討作戦に対しまして、我が国がこの法案に基づきまして後...全文を見る
○石破国務大臣 それは、主要な国といえば米軍になります。アメリカと我が国との信頼関係に照らしましても、そして、現地で一番行動を行い、現地を一番知悉しておるという点におきましても、それはアメリカということになりますが、アメリカからの情報のみに基づいて、だからアメリカの言いなりに決め...全文を見る
○石破国務大臣 これは何度もお答えをして恐縮でございますけれども、この記者会見でマキャナン氏が全体的に何を言っているかということを見ないで、部分をとらえて、コンバットゾーンだから、イラクは全土が戦闘地域だというのは、それはためにする議論だと私は思っています。(発言する者あり)委員...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げましたように、コンバットゾーンの話は、全部の記者会見の部分を明らかにし、なおかつ用語の定義をきちんとしてから議論をいたしませんと、先生のようなことを聞かれる方がありますのであえて言っておくけれども、コンバットゾーンというのはあくまで軍のためのものなん...全文を見る
○石破国務大臣 ですから、それを行わないということを申し上げているわけです。それは、交戦権の内容としてそういうものを含みます。そして我が国は、憲法九条二項によりまして占領行政というのは行わないということになっております。  今回、イラクにおいて、我が国は占領行政の行いようがない...全文を見る
06月26日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 杉浦先生初め調査団の先生方、本当に過酷な日程の中で有意義な御報告をいただきました。心から厚く御礼を申し上げ、本当に貴重な参考として、私ども議論の糧にさせていただきたいと思っております。  先生御指摘のように、どの国も軍隊を出しているのはなぜなんだろうかということ...全文を見る
○石破国務大臣 これはまだ現時点で確定的なことは申し上げられないと思っております。しかし、例えて申し上げれば、今先生御指摘になったような給水でありますとか、その給水も、いわゆるきれいな水をつくる、例えば川からあるいは沼から、浄水をするという行為があって、水をきれいにするという行為...全文を見る
○石破国務大臣 具体的な検討に入っておるわけではございませんが、今どういうような状況かという御下問でございます。  その前に、先生、本当にお疲れさまでございました。ありがとうございました。  今私ども、C130型の輸送機は十六機保有をいたしております。その中で、もちろん整備に...全文を見る
○石破国務大臣 これは、高温多湿の日本で使います場合と先生方がいらっしゃいましたイラクで使います場合に、気象条件が違いますので、そのまま持っていって可能かどうかということは、もう少し検討が必要かと思っております。ただ、世界で一番優秀な日本の自動車でございますから、それが仮に今その...全文を見る
○石破国務大臣 これは先生御案内のとおり、旧軍というものは一回なくなっております。私ども防衛庁というのは警察予備隊からスタートいたしておりまして、組織的同一性というものは継続をいたしておりませんということが一つございます。したがいまして、旧軍が有しておりましたそのような毒ガスにつ...全文を見る
○石破国務大臣 今外務大臣がおっしゃったとおりでありまして、C130はイラクの国内にも入っております。先ほどの答弁で申し上げましたが、C130という輸送機の能力はかなりのものでございまして、それがイラク国内に入っているというのは、カナダとしては大変な貢献であるというふうに私は考え...全文を見る
○石破国務大臣 きょうの冒頭に杉浦委員から現地の視察の御報告がありました。また、斉藤委員からもあったわけであります。治安状況がどうなのかということは、私は、まさしく昨日帰ってこられた方々、そして現地の治安の責任を負っておられるその責任の衝にある方々のお話というものが一番確かなのだ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、今政府の調査団、そしてまた与党の調査団から御報告がありましたように、イラクの北部あるいはバグダッド南部、中部、そういう地域において、それぞれ差はございます。それは、私どもが基本計画において定める部分、そしてまた、あるいは実施要項において定める部分、そこにお...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほどもお答えをしたとおりでございます。今の時点で、これを行うということは確定はしておりません。  それは、私どもは何でもいいんです、私たちはできることはこれこれですといって、ニーズに合致するかどうかわからないけれども、とにかく行くことに意義があるなんぞ...全文を見る
○石破国務大臣 四十万人が忽然と消えて、それが武器を持って今や遅しと待っているというようなことは、私はないのだろうと思います。これは、私どもからも、制服の自衛官が与党の調査団にも随行しておりますし、その前にも行っております。防衛庁からも小島長官政務官が行っております。みんな軍事の...全文を見る
○石破国務大臣 それは、そういう御批判をいただくとすれば、一にかかって私の不徳のいたすところであります。  ただ、申し上げておきますが、自衛官の立場がわからなくて防衛庁長官なんかやる人間はいないと思います。今まで歴代防衛庁長官やっていますが、少なくとも、先生方と同じように、自衛...全文を見る
○石破国務大臣 常識と申し上げましたのは、それは世間の常識ということで申し上げているのではありません。軍事常識ということで申し上げているんです。  それは、いいですか、軍事常識というのは、実際にPKOに行った人たち、あるいは今回行く人たち、それにはどういう地域でどういうものを持...全文を見る
○石破国務大臣 最高指揮官という言葉は、いろいろと、自衛隊的には内閣総理大臣ということになりますので。  その場合に、最高位のということで申し上げれば、現場の指揮官ということになります。それは派遣されました隊の指揮官ということになりましょうし、最高位ということであれば、そういう...全文を見る
○石破国務大臣 私の発音が悪くてごめんなさい。軍事常識というふうに申し上げました。技術ではございません。  そして、日本の国が海外において武力の行使をしてはならない、当然のことでございます。そして、PKO法の審議のときに武器の使用と武力の行使という議論をさんざんいたしました。当...全文を見る
○石破国務大臣 何を持ってもいいということになるか、それは決してなりません。そして、そんなものを持っていって何をするんですか。そのようなものを持っていって武力行使でも行うのですか。それは、持っていかされる方こそ大迷惑であって、当然、どうすれば身を守ることができるか、個人の身を守る...全文を見る
○石破国務大臣 戦闘行為というのをもう一度申し上げます。「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」、これが戦闘行為でございます。そしてまた、戦闘地域、非戦闘地域というふうに分けますときに、現に戦闘が行われておらず、また、その活動する期間において戦闘が行...全文を見る
○石破国務大臣 その全土的にというおっしゃり方、これは本当に用語の整理を、政府側も先生方との間もきちんと用語の整理をして議論しませんと、かえって私ども、先生方に御迷惑をかけることになってはいけないと思いますが、全土的にと言われますと、これが北から南まで、西から東まで、全部そうなの...全文を見る
○石破国務大臣 それは、典型的なケースで申し上げれば、バース党の残党というものがあるだろうと思います。バース党の残党が、お金がなくなっちゃって、仕事もなくなっちゃって、泥棒を働いて食べているということであるとするならば、それはそういうものには当たらないと思います。しかしながら、本...全文を見る
○石破国務大臣 実際に実務を担当されました先生が一番よく御案内のことかと思いますが、御指摘のように、要請主義ということになっております。都道府県知事等、つまり、都道府県知事のほかに海上保安庁長官、管区本部長あるいは空港事務所長からの要請を受け部隊等を派遣することが原則でございます...全文を見る
○石破国務大臣 それは、一にかかって、その攻撃が我が国に対する武力行使というふうに認められるかどうかという評価になります。ですから、それが、周辺事態法が発動されておって、先生御指摘のようにアメリカの後方支援を非戦闘地域で行っておった、突然攻撃されたということは、それは攻撃する側の...全文を見る
○石破国務大臣 通常できません。
○石破国務大臣 イメージとしてそれに近いものはございます。ただ、それが確定をしているわけではございません。  これは、むしろ先生のお教えをいただきたいなと思いますが、イギリス兵が多く死傷したということがございました。南部は安全だと言われながら何事であるかというような御指摘をいた...全文を見る
○石破国務大臣 どうも、ビデオをごらんいただきまして、ありがとうございました。  それは、もっと正確に申しますと、法的に明示された制限がないということだと思います。つまり、法律でここまで持っていっていいという明示されたものがないというふうに、事実は申し上げた方がよろしかろうかと...全文を見る
○石破国務大臣 恐れ入ります。先生には昭和五十年代からいろいろなことでおつき合いをいただきました。昔のことを思い出しておったところでございます。  何が一番大切なのか。大切なことはたくさんあるだろうと思います。ただ、自分が今言っていることが自分の利益を考えていないかどうか、ある...全文を見る
○石破国務大臣 これは、小泉内閣の一員でございますので、現在の政府の見解に従うということは当然のことだというふうに考えております。政府の見解に従えないようであれば、これは閣僚になってはいけないし、なるべきでもないというふうに思っております。  ただ、集団的自衛権という議論をしま...全文を見る
○石破国務大臣 先生も、守良先生の秘書官をお務めになり政治の世界に長くいらっしゃいますから、政治家が自分の思っていることを実現するというのはどういうことなのかということをよく御認識のことだと思います。  私も、昭和六十一年から、有権者のおかげで五回当選をさせていただいて、今日ご...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮ですが、私は先ほど来申し上げておりますのは、日本は鳥取県第一区だけで成り立っておるわけではございません。日本国じゅう、全国三百小選挙区あるいは比例区の先生方もいらっしゃいます。それは、きちんとした国民世論というものがあって、そして、その大方の御賛成をいただくこ...全文を見る
○石破国務大臣 そういう仮定のことにはお答えができない。  ただ、どうなんだと。それは先生、法的安定性というものは、やはり私は、立法によってきちんと担保されるべきものだと思うんです。そうでなければ、法的安定性というものは成り立たないものでございます。  では、その自衛権につい...全文を見る
○石破国務大臣 そんなに簡単に検証が終わるような問題だとは委員も思っていらっしゃらないと思います。これは、物すごく奥が深くて根が深いお話でございます。そして、集団的自衛権に端を発するものもあれば、それはそうではないものもございます。  これが本当に、長官に就任して以来七カ月にな...全文を見る
○石破国務大臣 私がお答えすることが適切かどうかは存じませんが、イラクにおいて国というものは現在存在をしていない、国というか政権ですね、政府と申し上げてもよろしい。イラクを代表する、つまり当局、オーソリティーというものがあるわけでございますから、フセイン政権が崩壊をした後は、今、...全文を見る
○石破国務大臣 それは、例えばという言い方をしたと思います。  それは、実際に戦闘地域と非戦闘地域と分けて、憲法の要請するところに従いまして、非戦闘地域でしか活動しないということになっておるわけです。そうしますと、非戦闘地域、逆に言えば戦闘地域がどこなのかというのを定めますとき...全文を見る
○石破国務大臣 定義は、まさしく先生が今おっしゃっていただいたとおりであります。それは政府として従来一貫をしております。それを今回も使わせていただいております。憲法の要請に基づくものでございます。  委員の全く同じ御質問が、たしか桑原議員からのお話にもございました。そんなことを...全文を見る
○石破国務大臣 これは、もとの議論、先ほど入り口論という場外発言がございましたが、まさしく、それがどういうものであるのか。  今回、審議をお願いしております法律は、枠組み法でございます。そして、憲法に従いまして、非戦闘地域というものを定め、そして、防衛庁長官が安全管理義務、安全...全文を見る
○石破国務大臣 山口委員の御質問に対しましてイメージという言葉を使いましたのは、それがどのような組織であって、どのような指揮命令系統を持っておってということを正確に申し上げることに対する知識が私にはないからです。  それは、こういうような組織があって、まさしくこれが国に準ずる者...全文を見る
○石破国務大臣 非戦闘地域というものを指定します。それを指定するということは、それは非戦闘地域というもの、非戦闘地域というものは、先ほどもどなたかにお答えしましたが、現に戦闘が行われておらず、活動が行われる期間において戦闘が行われることが予測されないというのを含んでいるわけですね...全文を見る
○石破国務大臣 お言葉ですが、本当に先生だけが自衛官の安全を考えているわけじゃないんですよ。みんなこの法案をつくっている人間は、きちんとどうやって自衛官の安全を保つかということを考えてこの法律をつくっているんです。この法律をよく御理解いただいて……(発言する者あり)よく御理解いた...全文を見る
○石破国務大臣 それは何を非戦闘地域として定めるか、そしてまたどこにおいて活動するか、これは具体的にこれから定めていくことになるわけです。  それは、しかしながら、考えていかねばならないのは、どういうような地域にどういうようなものを持っていくか。権限というものは法律に書いてある...全文を見る
○石破国務大臣 法文上は含み得るというふうな考え方をとっております。
○石破国務大臣 法文上は、これは含み得ることになります。
○石破国務大臣 それは、いろいろな諸連絡というものを行うための通信でございます。あるいは、情報の伝達、情報の共有、そういうようなものも含む概念であります。
○石破国務大臣 具体的にどういう形になるかというのは、これから実際に何を行うか、まだ法案も通っておらないわけでございますから、具体的に何を行うかというのはその場において決めることになります。  ただ、ここにおいて通信と書かれておりますのは、それは、委員御指摘のように、では不即不...全文を見る
○石破国務大臣 医療の内容は、傷病者に対する医療、衛生器具の提供並びにこれらに類する物品及び役務の提供ということになっております。
○石破国務大臣 それは条文上排除されるものではございません。
○石破国務大臣 少なくとも、それを行うことは排除されません。
○石破国務大臣 もとでというのは、先ほど来政府が御説明しておりますとおりで、指揮、命令、監督、そういうようなことではないということの意味でのアンダー・ジ・オーソリティーということでございます。
○石破国務大臣 「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」が現に行われていないということでございます。
○石破国務大臣 「一環として」とは、人を殺傷しまたは物を破壊する行為がこのような国際的な武力紛争の一部を構成しているということを一環という言葉であらわしたものでございます。  そして、ついでに申し上げれば、国際的な武力紛争というのは、先ほど来御議論がございますが、国または国に準...全文を見る
○石破国務大臣 我々の活動は非戦闘地域において行われることになります。反対解釈ということになるかどうかは知りませんが、非戦闘地域において自衛隊は活動することになります。しかしながら、そこにおいても安全確保というものには万全を期さねばならない、これは法律の条文にもあるとおりでござい...全文を見る
○石破国務大臣 本法案におきましても、イラク国内で活動する他国の軍隊に対しそのような業務を実施する必要性はない。そもそも、そういうところにおいて発進準備中の戦闘機に給油をするということは、必要性が想定されないということでございます。ですから、自衛隊の部隊等が実施する業務から、武器...全文を見る
○石破国務大臣 なかなか想定しにくい話だと思っておりますが、本法案におきまして、イラク国内で活動する他国の軍隊に対し、繰り返しになりますが、そのような業務を実施する必要性が本当にあるだろうか。これは、先生も軍事は大変通暁していらっしゃいますけれども、よその国の軍隊からそういうもの...全文を見る
○石破国務大臣 巨大なガソリンスタンドというふうに書いた新聞がございましたが、燃料とまた武器弾薬というのは、これは違うものでございますよね。他国に武器弾薬を依存するなんという軍隊は普通はないのです、そのようなものは。したがって、そのような必要性は想定されないというふうに私どもは考...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほど来、官房長官からも外務大臣からも答弁があるとおりでございまして、砂漠のサソリ作戦なるものが、当該作戦に基づく個々の具体的活動が、まさしく言うがところのイラクの国内における安全及び安定を回復する活動に該当し得るかということであります。  先生も御案内...全文を見る
○石破国務大臣 戦闘地域が存在していることは排除されないということでございます。
○石破国務大臣 繰り返してで恐縮でございますが、活動を行う期間においてそのようなことが起こるおそれというものも含むわけですね。だから、今これこれしかじかこういうものがあったということもありますけれども、そういうおそれも含むということでございます。  ですから、どういうようなもの...全文を見る
○石破国務大臣 特定のこのようなものを私があるいは政府として確認して、これがそういうような国に準ずる者だということを特定できるものが現在ありません。これがそうであるということを特定して、先生や国会の前にお示しできるようなものは持っておりません。  しかしながら、例えて言えばとい...全文を見る
○石破国務大臣 例えて申し上げれば、今まで北部でありますとか西部で米軍兵士に対する狙撃事件があった、それは国または国に準ずる者のしわざなのかどうなのか、それは米軍もだれにやられたのかということを追及はするわけですよね、アメリカ軍で犠牲が出ているわけですから。しかし、今に至るまで、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、本当に同じことを裏から表から言ってみたり、概念が混乱をして、私の申し上げ方が悪くて恐縮なのですが、要は、自衛隊が活動する地域というのは戦闘地域ではないところでなければいけないということが法律に書いてあるわけですね。法律に書いてあるのは、現に戦闘が行われてお...全文を見る
○石破国務大臣 これもきょう何度かお答えをいたしましたけれども、武器の使用はどういう形でできるかといえば、これは法律で決まっておるわけでございます。それ以外の武器の使用というのはできない。法案第十七条でございます。そして、あと自衛隊法九十五条というものがございます。それに従って武...全文を見る
○石破国務大臣 それは要請とかそういうものではなくて、調整というのはそういうものなのでございます。向こうから言われたからやる、そこに指揮命令系統があるわけではなくて、片っ方にニーズがある、片っ方に、じゃそういうのに対応する能力がある、それじゃどうだろうかという調整を行う、そういう...全文を見る
○石破国務大臣 活動は非戦闘地域において行うのでございます。
○石破国務大臣 非戦闘地域においてそれを行うことは、条文上排除はされておりません。
○石破国務大臣 私どもは、条文に定められた範囲内、権限において行動を行います。
06月27日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 私からお答えするのは必ずしも適切かどうかわかりませんが、PKO法でできるかできないかというお尋ねかと存じます。  PKO法で規定をする業務として、人道的な国際救援活動への協力、これはできます。しかし、現在、イラクにおいて、国連PKO自体が展開をいたしておりません...全文を見る
○石破国務大臣 失礼いたしました。イラク国内においては展開をしていないということで申し上げました。  ですから、周辺国での活動につきましては、今、官房長官からお答えがございましたとおり、PKO法第三条第二号、ここで読むことができるということでございます。
○石破国務大臣 先生御指摘のように、議員修正によりまして、テロ特措法におきましては、外国領域における武器弾薬の陸上輸送を行わないことにいたしました。  一方、本法案に基づきます安全確保支援活動は、イラク国内における安全及び安定を回復するために行われる国連加盟国の活動を支援するた...全文を見る
○石破国務大臣 これは、きのうの与党の報告にも空輸のニーズということが挙げられておりました。  現在検討しております、これは、先ほど冒頭委員が御指摘になりましたように、PKO法に基づきまして、例えて言えば、ヨーロッパのいろいろな地域からアンマンまで空輸してそこに集積するというよ...全文を見る
○石破国務大臣 同種のことをやっている国がどれぐらいあるかにつきましては、済みません、ちょっと調べさせてください。  ただ、私どもが持っております水を浄化する能力というのは、かなり際立ったものだという認識をいたしております。これはもういろいろな災害等でその能力というものは評価を...全文を見る
○石破国務大臣 それは、みずからを守るために何が必要なんだということにおいて、当然持っていくものは定まるということだと思っております。そしてまた、憲法が予定をしております武力の行使に当たらないということは当然のことでございます。  しかし、では、みずからを守るためだったら何を持...全文を見る
○石破国務大臣 その前に、大変お疲れさまでございました。貴重な報告をいただきました。感謝申し上げます。  戦闘地域、非戦闘地域というのは、これはもうずっと答弁申し上げておりますとおり、憲法の要請に従いまして、現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで行われる活動の期間を通じて戦...全文を見る
○石破国務大臣 今の先生の御指摘のとおりであります。ですから、当然、何度も答弁申し上げておりますが、米英軍の指揮下に入るということはございません。私どもが主体的に行動するということは必ず担保をされねばならないものですし、そうあるべきものでございます。  私どもの国が、自衛隊が、...全文を見る
○石破国務大臣 これは政府の中でも議論をいたしておりまして、先生おっしゃいますように、では、欲しい人はとりにおいでというようなことでいいのかねということでございます。  私どもとしては、一トンの水タンクのトレーラー、一トンですが、これを六百八十一台所有いたしております。これは自...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員が防衛政務官をお務めのときから、ずっと防衛庁内で議論をしてまいりました。  これは、誤解をされる方もあるのですが、あくまで法の範囲内で行うということでございます。ROEを定めることによって、法に定められてもいないようなことができるようになるわけでは決し...全文を見る
○石破国務大臣 お答えいたします。  浄水能力でございますが、大型トラック車載型の二種類の浄水セットを、合わせまして五十一台持っております。当然、水源があることが前提でございますが、一日当たり約百五十トンの浄化能力を持ちます古いタイプのセットを三十六台、一日当たり七十トンの新し...全文を見る
○石破国務大臣 現時点におきまして、今委員が御指摘になりました周辺国におけるC130の人道救援物資の輸送協力、検討いたしております。ただ、正式に決定をしておるわけではございません。  そのままということがどういう意味なのか、ちょっと理解能力が足りなくて申しわけないのですが、法的...全文を見る
○石破国務大臣 イラクの国内におきまして国連加盟国が実施している活動が、安保理決議一四八三等の枠組みに基づいており、かつ、その活動がいわゆる非戦闘地域で行われている場合には、本法案に基づく安全確保支援活動の対象となり得るということを、きのう来答弁を申し上げております。  先生御...全文を見る
○石破国務大臣 後段の方からお答えを申し上げます。  ラムズフェルド長官がおっしゃった地域、それもやはり参考になると思います。しかし、我が国としてどうなのかということは、それは、アメリカが言うことをうのみにする、こういうことはあってはならないのであって、我々が我々として、どこが...全文を見る
○石破国務大臣 きょうで三日目の議論でございますけれども、皆様がすべてだとは思いませんが、自衛隊を派遣することの意義というものを多くの方がお認めいただいていると思います。行かなくても絶対いいというわけではない、やはり行かねばならないだろう。しかし、行くからには、きちんと国際社会の...全文を見る
○石破国務大臣 もちろん、委員も、絶対にあってはならないが万が一ということでどうかというお尋ねだと思います。  本法案に基づいて派遣されました自衛隊員が、万々が一、不幸にして落命されるというようなことがありました場合には、当庁といたしましても十分な対応を行わなければいけないと思...全文を見る
○石破国務大臣 公務災害の範囲の拡大が正しいかどうかということにつきましては、いろいろな議論があることは先生御案内のとおりでございます。  どういう形をとることが一番望ましいか。それは多くの形が考えられると思いますが、この点、よく配慮をいたしまして、安心して行ける、安心して行け...全文を見る
○石破国務大臣 改めてのお尋ねですので、お答えを申し上げます。  戦闘行為とは「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」でございます。  国際的な武力紛争とは何かと申し上げれば、国または国に準ずる組織の間において生じる、一国の国内問題にとどまらない...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう先生御案内のとおりでありまして、マキャナンが申しましたのは、コンバットゾーンという言い方をしたわけですね。それを訳したときに戦闘地域というふうに訳した。だから、イラク全土、戦闘地域だ、こういうふうに訳を、ほかに日本語にコンバットゾーンというのは訳しようが...全文を見る
○石破国務大臣 それがだれが確認するかによりますが、とっ捕まって、本当に私はフセインの残党であります、それを企図しておりましたということになれば、それは国に準ずる者ということになるだろうと思います。  それで、現に戦闘が行われておらず、戦闘というのは今申し上げた定義でございます...全文を見る
○石破国務大臣 それは、何が国または国に準ずる者になるかということにかかってくるだろうと思います。  先生御指摘のように、これがもう、フセイン再びとか、そういうような政治的な意図がなく、単に義憤に駆られてとか、あるいは宗教的動機にあるものであればどうなのか。理屈から言えば、それ...全文を見る
○石破国務大臣 これはもちろん、外からの情報だけで判断するということは、してはならないことでございます。  ですから、先ほど山谷議員の御質問の中に百人単位の調査団を早く出せというような御指摘もありましたが、実際に行く人たちが参りまして、どういうような状況なのか、治安も含めまして...全文を見る
○石破国務大臣 それがわからない場合に、やはり私どもは、法案に従いまして、活動を一時休止し危険を回避するなどの措置をとって、中断するかどうか、その指示を仰ぐことになります。そうしますと、現地の司令官は、現地の部隊は、それを休止し回避するところまでは当然自分の判断でいたします。それ...全文を見る
○石破国務大臣 それは行為の態様によって、これはどう見ても違う、どう見ても国または国に準ずる者でなくて、強盗、泥棒のたぐいであったということになれば、それは休止を解除して再開することはあり得るんだろうと思います。  ただ、今委員が御指摘の犬のお話でございますが、これは本当に、私...全文を見る
○石破国務大臣 私は、実際にはそんなことはできないと思っています。  いわゆる自爆テロのようなものにどのように対応するかということは、当然議論をし、対応を決めておかねばならないことでございます。そういうことは考えたくないので議論しないというようなことは許されることだと私は思いま...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりです。ただ、それはどなたかの御質問で、ROEをすべて明らかにすることはできないということを申しました。この場合もそうです。  ただ、私は、イラクに自衛隊を派遣するかもしれないという議論があったときから、この自爆テロにどう対応するかということをきち...全文を見る
○石破国務大臣 お答えを申し上げます。  基本的には、両方ある地区もあれば、ただ、軍事的にという御指摘でございますが、今現地に展開をしております部隊は、別に自衛権を行使しに行っておるわけではございません。国連決議一四八三というものに基づいて行っているわけでございます。  そこ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、午前中も法制局長官から答弁がございましたが、こういう定義をいたしております。  「国際法上、国家は、集団的自衛権、すなわち、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもつて阻止する権利を有しているものと...全文を見る
○石破国務大臣 安全なのか危険なのかというのは、例えば、丸腰の一般市民にとっては危険なところであっても、先生おっしゃいますように、権限を持ち、武器を所持している者にとっては危険ではないということはあるんだと思います。起こっている状況は同じであっても、全く丸腰の無防備な市民にとって...全文を見る
○石破国務大臣 具体的に決めておりません。
○石破国務大臣 それは、実際にこの法案をお認めいただいて、きちんとした調査団を出して、それは何度か答弁申し上げましたが、実際に行く人たちが見なきゃわからないということがあると思うんですね。  最初に出しました政府の調査団も自衛官が二人参りました。今回の与党の調査団にも随行をいた...全文を見る
○石破国務大臣 防衛庁におきましては、必要となる武器の種類について、所要の検討をただいま行っております。  現時点におきまして、個々の装備品につき、携行するか否か、確たることは申し上げられません。すなわち、私どもは、基本的に国内、専守防衛でございますから国内において使うことを予...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊が周辺国において何を行うことを予定しているかというお尋ねでございます。  イラクの周辺国におきまして自衛隊機による輸送協力を行うことにつきましては、現在検討中でございますが、今正式に決定をしているわけではございません。  ただ、考えられますのは、午前中の...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、これは委員長が取り仕切られることでございます。  こういうことだろうと思っております。PKOにおきます人道的な国際救援活動の要件は五つございます。  一番目の、安保理の決議またはUNHCR等の国際機関の要請に基づく活動であること。これは問題ございま...全文を見る
○石破国務大臣 ごまかしたつもりはないのですが、そう聞こえましたら申しわけない。  本法案におきましては、自衛隊の部隊等による人道復興支援活動または安全確保支援活動を実施することの可否につきまして、やるかやらないかということでございますが、実施することの可否につきまして国会の御...全文を見る
○石破国務大臣 含まれると考えております。
○石破国務大臣 済みません、御質問の趣旨をちょっとよく理解しかねておるのでございます。  理解能力が足りなくて恐縮なんですが、「おおすみ」型の輸送艦あるいは護衛艦、掃海艦のことでございましょうか、掃海艇のことでございましょうか……(児玉委員「掃海艦」と呼ぶ)掃海艦の方ですか、艇...全文を見る
○石破国務大臣 大体そういうようなことになっておろうかと存じますが、恐縮です、通告がないのでなどということは何の言いわけにもなりませんが、確認をさせていただきたいと存じます。そういうような安全を確保いたしますために、先生がおっしゃるとおりかどうかは調べますが、そういうような規定に...全文を見る
○石破国務大臣 失礼いたしました。私どもの担当が先生に提出をいたしたとおりでございます。  先生おっしゃいますように、航空自衛隊の輸送機による空輸時の包装要領は、弾丸、爆弾等の火薬類を空輸する際には、例えば小型の弾丸については防湿性容器、防湿性袋に入れた上で云々かんぬんというこ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、コンテナの中に一緒に入るかどうかというお尋ねだと思います。それが、コンテナに例えば余分なスペースというものがあったといたします。そうすると、弾丸と、チーズかどうかは知りません、それがパンなのか小麦粉なのか、それは存じません。それを必ずしも一緒のコンテナの中...全文を見る
○石破国務大臣 確定はいたしておりません。  ただそれは、そういうものを用いて輸送しますときに考えなければいけないことは、それの防御力ということもあわせて考えねばならないのだと思っています。つまり、それがどれほどの防御力を持っているか、どれほどの弾丸の貫徹というものを妨げること...全文を見る
○石破国務大臣 安全確保支援活動につきましては、おっしゃいますように、「保管(備蓄を含む。)」を業務の一つとして実施できるということになっております。  具体的には、例えばイラクの国内における安全及び安定を確保する活動を実施しているほかの国連加盟国の物品、例えば食料品ですとか資...全文を見る
○石破国務大臣 当然のことでございますが、そういうような活動は私どもは非戦闘地域で行うわけでございます。戦闘地域でそういうような活動はいたしません。例えば、その集積所というものが戦闘地域にあれば、そこへ持っていくということはできないわけでございます。  先生がおっしゃいますよう...全文を見る
○石破国務大臣 昔できなかったのは、それを可能にする法律がなかったからです。できるようになったのは、それを可能にする法律を国会においてお認めいただいたからというのが形式的な理由だと思います。  つまり、湾岸戦争のときは、確かに委員が御指摘になったようなことでした。増税までして百...全文を見る
○石破国務大臣 これは午前中もお答えをしたことでございますが、現在、PKOがイラクで展開されておりません。展開されていないものには出しようがないということでございます。この法案は、こういうような状況でありますので、一四八三を踏まえまして、国際協調のもとで一日も早いイラクの再建のた...全文を見る
○石破国務大臣 これは、PKO五原則というのは、別に我が国が独自に編み出したものではなくて、一番最初にこれを提示されたのはハマーショルド氏であります。そのPKOの五原則というものでPKO活動というのは行われているわけでございます。  仮に、PKOという形でイラクの国内で活動しよ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私からお答えすることが必ずしも適切ではないかもしれません。ただ、私が思いますのは、今までの政府の考え方と違うじゃないかということでございますけれども、私はそんなに逸脱をしたものだとは思っていないのです。つまり、確かに停戦の合意はございません。それは、当事者...全文を見る
○石破国務大臣 それでは、どうすればいいのかということです。  では、これはPKOでなければ我が国は参加しないというふうに言ったといたしましょう。PKOの枠組みができなければ我が国は参加しない。それでは、日本はそうだから、それではいいです、ほかの国でやりますということになったと...全文を見る
○石破国務大臣 報道はそのようなものがございましたことを承知いたしております。  アメリカから我が国に対して、C130輸送機の派遣について具体的な要請があったという事実はございません。
○石破国務大臣 これは本当に、私は合衆国のいろいろな人とお話をしますが、具体的に例えばC130とか、具体的にそれでは「おおすみ」級の輸送艦とか、合衆国はそういう要請はいたしておりません。  それは本当に、主体的という言葉はお嫌いかもしれませんが、我が国として何ができるのか、どの...全文を見る
○石破国務大臣 それは結果としてそうなることもあるのでしょう。意見交換の結果としてそれがニーズと我々が提供するものが一致するというのは非常にいいことです。  それはしかし、我々がいろいろなニーズの把握、合衆国からだけではありません。それは、もういろいろなところでいろいろな人間が...全文を見る
○石破国務大臣 それは、受け入れ国の同意は必要でございます。  ちなみに、UNHCRからは二千張りを持ってきてくれ、こういう要請があったというふうに私は聞いております。  また、自衛官が武器を持ちましたのは、それは、みずからを守るために持っていっているわけでありまして、テント...全文を見る
○石破国務大臣 ごめんなさい、言い間違えました。二千人分のという要請があったのでございます。それは、自衛官が政府専用機に積んで参りました。  アンマンならだれでも行けるというお話でございますけれども、やはりみずからを守る武器というのは、通常、携行して参ります。だれから襲われるの...全文を見る
06月30日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○石破国務大臣 刻々という言い方があるいは誤解を与えたとしたら、それは申しわけないことだと思います。  要するに、これはもう先生百も御存じのとおり、日本の国が武力を行使しないということを制度的に担保しておるわけですから、それは変わり得ることはあります。ただ、これを治安と同義にと...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のように、確かに国と国との武力紛争というのは減ってきた、冷戦後そういう世界になってきたというのは、そうなのだろうと思っております。ただ、私どもの憲法の解釈上、日本国としては、国際的な武力紛争というものはできないし、そしてまた、その可能性があるようなことと...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。突然のお尋ねですぐにお答えいたしかねますが、それは確かに、先生のおっしゃるようなことは、私はあるんだろうと思っています。ですから、実際に行く人間が行ってみるということが大事だと思います。  ですから、六四式小銃を持っていったらどうなるかとか、いろいろ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生よく御案内のことでございますが、我が国は、軍法会議というものがつくれない、それは憲法に基づくものでございます。  ただ、これが、自衛官が現地におきまして、それは国外犯をどう規定するかということともかかわることでございますが、現地におきまして犯しました...全文を見る
○石破国務大臣 これはまさしく、国連の要請でもないのにと先生おっしゃいました。私どもとしては、一四八三、もちろんそれのみを根拠とするわけではございませんが、そこはいろいろなお考えがあるだろうと思います。では、PKOでもどうなんだというお話になってきまして、この服務の宣誓をどう読む...全文を見る
○石破国務大臣 何度もお答えをしておりますが、この法律の仕組みは、非戦闘地域で行わなければいけない、こういう仕組みになっておるわけでございます。それは当然、憲法上の要請に従いまして、非戦闘地域で行わなければいけません。戦闘地域というものを定めるということは、この法律については予定...全文を見る
○石破国務大臣 現在、法案を御審議いただいているところでございますから、これが国に準ずる者であるということを具体的に提示することは今できないということは、以前も答弁を申し上げた次第でございます。  ですから、調査団を出しまして、そういうような地域というものがあるということでなけ...全文を見る
○石破国務大臣 何も、はっきりわかることが、これはクイズ番組ではございませんので、どれをとるかというお話ではございません。  ある、ない、わからないというようなことでここでお答えすることにどういう積極的な意味があるのか、それは、御質問の意図を私ははかりかねるところでございます。...全文を見る
○石破国務大臣 何度も同じことを申し上げておりますが、それは、いかに大事かということは、何度も申し上げておりますように憲法上の要請、憲法上私どもは武力の行使を行わないということです。この場において、私ども政府が憲法上の要請という言葉を口にするほど重要なことはございません。それは、...全文を見る
○石破国務大臣 ROEは基本的にどの国も公開をいたしておりません。したがいまして、すり合わせということは予定をしておらないところでございます。  私どもは、この法案の十七条をお読みいただければわかりますが、十七条に定められたものをどうやってきちんと、委員のお言葉をかりればマニュ...全文を見る
○石破国務大臣 ROEというものの性格は、実際、どんなときに、どのようにして撃つかということで、撃つ撃たないという判断のものでございまして、具体的にどうして行うかということは、どの国も公表いたしません。それは、お互いにアーミー・ツー・アーミーの話で、いろいろな議論はいたします、議...全文を見る
○石破国務大臣 それは行うことが違います。私どもは、米軍と一緒になって武器を使用するというようなことが想定をされません。これはもう条文をよくよくお読みをいただければおわかりいただきますとおりのことでありまして、自分を守るためにどのように使うかということでございます。そこにおいて、...全文を見る
○石破国務大臣 私どもの活動は非戦闘地域に限って行います。ですから、それがどういう地域なのかということです。ですからそれが、要するに我々は武力の行使は行わない、そしてまたそれと一体化するようなことも行わないということです。そして、非戦闘地域というのを決めるのです。そこにおいてしか...全文を見る
○石破国務大臣 あるいは外務大臣からお答えになる方が適当かもしれません。  この法案、まさしく委員おっしゃいますように「安全確保支援活動」というふうに書いてありまして、「イラクの国内における安全及び安定」云々かんぬん、国連安保理決議千四百八十三号またはこれに関連する政令で定める...全文を見る
○石破国務大臣 それは、その行為が武力の行使になるか、それともそれと一体化するかという議論でございます。  この部隊、つまり、委員の表現をかりれば、いいことをしているのには水を差し上げましょう、いいことでないことをしているところには差し上げますまい、それはもう本当に、我が国が、...全文を見る
○石破国務大臣 今、ポーランドのお話をなさいました。要するに、アメリカ、イギリス、ポーランドということになっておるわけですが、私どもが具体的にどこの地域において何をということはまだ決まっておりません。
○石破国務大臣 そのような報道があったことは私も承知をいたしております。いろいろな可能性というものを検討はいたしております、それは、実際に現地に行ってみて、具体的なニーズを把握することになりますから。しかし、今の時点で何ができるのかということで、いろいろな可能性は模索をいたしてお...全文を見る
○石破国務大臣 それは、実際に非戦闘地域がどういう地域であるかということは再三答弁を申し上げておるとおりでございます。そのバグダッド空港なるものがそれに該当するのかしないのかというのは、個々具体的に判断をすることになります。  私は、済みません、高知新聞を読んでおりませんので、...全文を見る
○石破国務大臣 戦闘が行われておって、つまり本当に、委員の表現をかりればドンパチがそれこそ毎晩テレビで報道されているような、ああいうような状況でも非戦闘地域というのが設定できるではないかというお話ですが、それは極端な議論だと思います。  私どもが申し上げておりますのは、我々の活...全文を見る
○石破国務大臣 私どもは、そのように考えておりません。  これはPKOではございませんので、PKOに求められている五要件というものを充足しない。しかしながら、例えば停戦の合意というものがございます。ここにおいて、そういう停戦の状況というものがきちんとあるということでなければ、い...全文を見る
○石破国務大臣 これも累次お答えをしておりますとおりで恐縮でございますが、我が国は我が国として主体的に判断をする。どういうニーズがあるか、どこであれば非戦闘地域であり、その中でもどこが安全かということを判断して派遣をいたします。そして、そこにありますのは、まさしく防衛庁長官、その...全文を見る
07月02日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○石破国務大臣 安保理決議一四八三で加盟国に対して要請がなされておるわけでございます。  まさしく先生が御指摘のように、では、自己完結的にその要請に応じ得る組織がどこにあるんだということを我が国としては考えなければいけない。例えば水でも、どの国にも依存をしてはいけない、電力だっ...全文を見る
○石破国務大臣 先生の御指摘のとおりでございます。  まさしく、憲法の要請を制度的にどう担保するか、我々が海外において武力行使を行わないということをきちんと明確にすることは、私は必要なことだと思っております。したがって、そういうようなことが、国または国に準ずる組織の間において生...全文を見る
○石破国務大臣 条文上書かれておりますのは、非戦闘地域というものが書いてあるわけでございまして、我々の活動はすべからく非戦闘地域で行われねばならないということが確保されねばならないということを法文上書いておるわけでございます。  その上で申し上げれば、今先生が御指摘になったよう...全文を見る
○石破国務大臣 必ずそうであるということはなかなか、現場を見ませんとわからないところもございますけれども、実際に、今先生が御指摘のように、元プロで、そしてまた国際性を持ち、組織性を持ち、計画性を持ち、組織としてやっておるというような者に対して掃討作戦を行っているというような場合は...全文を見る
○石破国務大臣 国際的な武力紛争の一環として行われるものかどうかの判断基準はどう判断すべきかということでございます。  それは先ほど申し上げましたように、当該行為の実態に応じ、国際性、計画性、組織性、継続性などの観点から個別具体的に判断をすべきものでございます。  その意味か...全文を見る
○石破国務大臣 私どもといたしましては、海自艦艇によります補給活動のニーズが必ずしも減少してきているとは考えておらないところでございます。  本年二月以降、フランス、ドイツ等八カ国と、これはもう交換公文をみんな締結して法の範囲内ということを担保しておるわけでございますが、支援対...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおり、基本的に大きく変更はいたしておりません。
○石破国務大臣 例えばPKOですと、国際的なアコードというものがございますが、しかし、それぞれ、PKOを行われる国によって違う場合がございます。そしてまた、そこにおいて参加いたします国がどのような権限を持つかというのは必ずしも明らかになっておりません。  そういうことを前提にし...全文を見る
○石破国務大臣 それは、正直申し上げて、原口委員のおっしゃることも、私は一つの議論としてあるだろうと思っています。  しかし、この比例原則というものも、よく御理解をいただいているか。委員がよく御理解なことは、私よく存じておりますが、国民の皆様方に比例の原則というものをきちんと御...全文を見る
○石破国務大臣 御指名でございますので、私から答弁申し上げます。  仮定に基づきまして、イラク国内において我が国が国際平和協力業務、PKOを行うことが可能かどうかについて、確定的な判断を述べることは差し控えさせていただきたいと存じますが、暫定政権が成立した場合を含めまして、PK...全文を見る
○石破国務大臣 非戦闘地域でも、安全なところと安全ではないところがございます。これは、佐藤委員からの冒頭の御質問にもございましたが、戦闘地域だって実は治安のいいところもあるかもしれない。でも、治安の悪いところもあるかもしれない。非戦闘地域でも、治安のいいところもあれば、治安の悪い...全文を見る
○石破国務大臣 自己完結的と申しましたのは、我々の場合の自己完結という意味でございますが、安全確保の面だけでの自己完結ということで申しますと、私どもの部隊がやりますのは、非戦闘地域で、かつまた治安の比較的いいところというところで自己完結的と申し上げておるわけでございます。自分の身...全文を見る
○石破国務大臣 報道等々で明らかになっておりますとおり、例えば、サダム・フセインは、米軍が攻めてくるというか攻撃をしてくるときに、政治犯もみんな武器を持たせて釈放しちゃったというようなこともございました。したがって、治安はまことによろしくないわけでございます。  私どもが申し上...全文を見る
○石破国務大臣 それは、結局二つあると思うんです。  とにかく、我々が国際的な武力紛争の一環としての武力行使は行わないという憲法上の要請というのが一つあります。これは満たさなければいけないということは、当然のことであります。  そしてまた、そのガラガラヘビであろうが何であろう...全文を見る
○石破国務大臣 これは、我々の活動が我々の憲法の要請に従って行われるわけですから、私どもがそれをどう判断するかということなのでございます。  我々の自衛隊の活動というものはあくまで憲法の範囲内で行われなければいけない。したがって、我々がそれをどのように主体的に判断するか。そして...全文を見る
○石破国務大臣 どこまでもということが何を指すのかよくわかりませんが、それは非戦闘地域で、そして、その中において比較的治安のいいと申しますか、実施区域に定められたところでなければできません。どこでも輸送ができるというものでは決してございません。
○石破国務大臣 統一見解を出すかどうかは、また政府として判断をさせていただきたいと存じます。  自衛隊の持つ二面性というのは、まさしく先生おっしゃるとおりだと思います。あえてつけ加えれば、三面性と言ってもいいのかもしれません。自衛権の行使として武力が行使できる、あるいは治安出動...全文を見る
○石破国務大臣 これは、与党の調査団の報告やあるいは政府の調査団の報告というのを踏まえまして、現時点でニーズがあるということであればどういうことかということを考えてみましたときに、今先生御指摘のような、浄水、水をきれいにする、あるいは給水、水を配る、そして航空輸送というものがニー...全文を見る
○石破国務大臣 これは両方排除するものではございません。安定支援活動も、それから人道支援活動も、これは両方ともそれを行うことがございます。  基本的にはイラクの人道支援ということがより重点を置かれることになるかとは思いますが、実際問題、それでは安定化支援活動というものを排除する...全文を見る
○石破国務大臣 それは、まだ基本計画というものの作成という行為には入っておりません。  この法案でお示しをしておりますのは、輸送でありますとか医療でありますとか、そういうことをメニューとして並べさせていただいておりまして、その中から、現地に具体的などのようなニーズがあるかという...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。フィクションというお話ですが、別に私どもはフィクションで申し上げておるわけではございません。  これはもう本当に答弁するのは百回目ぐらいになってまことに申しわけありませんが、非戦闘地域というのを定めるのは、憲法上の要請というものを制度的に担保するため...全文を見る
○石破国務大臣 それは、我々が活動を行う地域は非戦闘地域でなければいけないということがまずあるわけでございます。それは、非戦闘地域というものを定めて、その中で実施区域を決めるというような二つの作業が実際にあるわけではございません。ある作業としては、実施区域を定めるということがある...全文を見る
○石破国務大臣 例えて申し上げれば、きょうの某新聞にQアンドAの形で出ておりました。私は、あれが非常にわかりやすい整理かなというふうに思っております。  要するに、確かに、法的な概念であるがところの非戦闘地域という考え方、そして、実際にそれを行う場所というのは、非戦闘地域であり...全文を見る
○石破国務大臣 これは、防衛庁長官が判断をいたしまして、総理大臣が承認するという形になっております。
○石破国務大臣 委員はおわかりの上でお尋ねかと思いますが、要は、その活動を実施する区域がいわゆる非戦闘地域という要件を満たすことについてはどうなのかということで、ひっきょう同じことになるわけでございますが、防衛庁長官が対応措置を実施する区域である実施区域を指定し、当該指定につき総...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどの答弁で申し上げましたが、行う地域はとにかく非戦闘地域でなければならないということなのでございます。非戦闘地域をまず決めて、それから実施区域を決めるというような作業が行われるかというと、必ずしもそうは限らない。実施する区域というのは、いずれにせよ非戦闘地域で...全文を見る
○石破国務大臣 実施区域は非戦闘地域でなければいけないということでございます。
○石破国務大臣 何をもって戦闘区域と思われる地域が出てきたというふうに思うかということでございますが、例えば、それが活動しておる中において、突然、国または国に準ずる者があらわれ、そしてそれが、国際的な武力紛争の一環としてのような攻撃をしかけてきたというような場合は、それに該当する...全文を見る
○石破国務大臣 活動を休止し、危険を回避しということの判断は、当然現場の指揮官が行います。休止してよろしいでしょうか、回避してよろしいでしょうかみたいなことを防衛庁長官の判断にゆだねておったらば、それこそ大変な被害が生ずることになります。それは、実際に休止し回避するかという現場の...全文を見る
○石破国務大臣 法的にそのような仕組みにはなっておりません。そういう場合には自衛官の判断によって危険を回避する、そしてまた活動を休止するということがなぜシビリアンコントロールに反すると先生がおっしゃるのか、私には理解ができません。  それがシビリアンコントロールに反するものでは...全文を見る
○石破国務大臣 これは、条文上、国会の御承認をいただきますのは、可否についてでございます。したがいまして、実施区域というものを、先生まさしくおっしゃいますように広げたときにはどうなのだということでございますが、これはもう条文の仕組みとして、国会の御承認をいただくのは可否ということ...全文を見る
○石破国務大臣 お言葉を返すようで恐縮でございますが、政府の中で本当にそんなふまじめな議論をしてきたかといえば、私だって全部見ておるわけではありませんから、断言はできません。一〇〇%完全ということは申し上げるわけにはいきません。しかし、私は、自分も何日も何日もこの議論をしてきて、...全文を見る
○石破国務大臣 例えて申しますと、じゃ、武器使用権限という点について、これは午前中もどなたかにお答えをいたしましたが、それでは、bタイプの武器使用であり、かつまた、自己の身に対する攻撃でもなく、そしてまた持っておる装備、自衛隊法九十五条に対する攻撃でもない、それでbタイプとは何な...全文を見る
○石破国務大臣 これも何度も答弁申し上げておりますが、だれにとって危ないのかということでございます。  自分を守るために必要な権限、そしてまた、そのために必要な武器を持っていく自衛官が危ないかどうか。逆に言えば、任務を安全に遂行できるかどうかということでありまして、危ないところ...全文を見る
○石破国務大臣 我が党内の議論というのは、それは委員はごらんになる機会がないと思いますが、そんなにいいかげんなことをやっておるわけではございません。  それで、危なくないところにしか行かないんだねということになれば、それは、自衛官にとって危なくないところ、一般人にとっては危険か...全文を見る
○石破国務大臣 累次答弁申し上げておりますとおり、自分を守るために必要な武器ということでございます。
○石破国務大臣 必ずしもそうなるとは限りません。それは、国際紛争の一環としての武力の行使というふうな評価を受ける場合にはそういうことになることもあるかもしれません。しかし、それが野盗、山賊のたぐいであればそうならないということでございますし。  先ほど来の抵抗権というような話、...全文を見る
○石破国務大臣 かかった費用は一億円でございます。  なぜB747を使用したかといえば、私どもは、C1、C130、そしてまたこのB747というスリータイプを持っておりますが、一番適したものはこのBの747であった。C1はもっと運べませんので。飛行航続距離も非常に短うございます。...全文を見る
○石破国務大臣 これは、恐らく実際に行く自衛官たちがその必要性というのは感じている、それは委員よりも実際の自衛官たちの方がよく知っておるはずです。そういうような任務を行うときに、みずからの身を守る武器というものは持っていかねばなりません。  そして、先ほどお答えを申し上げました...全文を見る
○石破国務大臣 それは、テントと総理とどっちが大事だという御質問をされましても、なかなか的確なお答えはいたしかねるところでございます。今回の……(発言する者あり)いやいや、それは質的にどうなのだ、それを同列に議論して、どちらが大事とかどちらが大事じゃない、そういうお答えをすること...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○石破国務大臣 これは政府全体で判断をしていくことに相なりますが、先生御指摘のように、自衛隊の本来の任務に支障を与えないということになっております。法律そのものがそういうふうな構成になっておるわけでございます。  北朝鮮の状況あるいは日本国内全体の状況等々もにらみながら、それは...全文を見る
○石破国務大臣 たしか、昨日でしたか一昨日でしたか答弁で申し上げましたが、確かに量は減っている、しかし回数というものは減ってはいないということでございます。  アメリカの船はどでかい船が多いですから量は多いということになりますが、しかし、回数自体は決して、どんどん減っているとい...全文を見る
○石破国務大臣 負担ということから申し上げれば、やはり補給艦の負担は非常に重いと考えております。  補給艦「はまな」という船は、もう先生御案内のとおり、三回出ておるわけでございます。もちろん、隊員は入れかわりがございますから、みんながみんな三回行っておるというわけではございませ...全文を見る
○石破国務大臣 私の方からお答えをいたします。  基本計画をつくるのにどれぐらいかかるかということですが、各国の例、もちろん法律の仕組みが同じわけではありませんが、各国の派遣例を見ましても、派遣に当たりましては二カ月から三カ月の準備を要するという事例もございます。  では、委...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりだと思っております。  法文上は、基本計画を国会に報告するということが書かれておるのみでございますけれども、当然、どのような地域で何をどのようにしてやるのかということ、この法案の審議の中でもるる申し上げましたように、これは枠組み法でございます。そ...全文を見る
○石破国務大臣 当委員会のいろいろな御議論を聞いておりまして、与党のみならず、野党の先生方の御指摘にも随分教えられることがございました。  委員御指摘のように、本当に国をどうやって守るんだということについて、随分と共有できる部分がふえてきたなという思いを持っております。それじゃ...全文を見る
○石破国務大臣 これは私どもに限って申し上げますと、先ほど浜田委員にもお答えをいたしましたが、現在、新しいメニューというのを検討しておるわけではございません。  ただ、状況は刻々変化をいたしますので、これがニーズとも相まって、何が一番私どもとして必要な責任の果たし方なのかという...全文を見る
○石破国務大臣 実績につきましては、先般も委員会におきましてお答えをしたところでございますが、もう一度申し上げます。  現在、インド洋北部におきまして、護衛艦「こんごう」「ありあけ」、補給艦「はまな」らが活動中でございます。平成十三年十二月二日以降、本年七月一日までに、艦船用燃...全文を見る
○石破国務大臣 そういう地域は非常に考えにくいことだと思っております。また、私どもの中で、この法案をお読みいただければおわかりいただけますように、戦闘地域という概念は、この法案上存在をいたしておりません。書いてありますのは、我々が行う活動は非戦闘地域でなければいけないということが...全文を見る
○石破国務大臣 全くないとは申しません。しかし、実際問題、そういう地域を非戦闘地域であるというふうに指定して、そこにおいて我々が活動を実施するということは、現在のところは非常に想定しにくい状況だということを申し上げております。  概念として全くないか、イエスかノーかと言われれば...全文を見る
○石破国務大臣 委員は交戦権とおっしゃいましたが、交戦権というのは憲法九条二項で出てくる概念でございます。私どもは、交戦権という言い方はいたしておりません。そして、交戦規則という言い方もいたしておりません。ROEもしくは部隊行動基準というような言い方をいたしておりますので、念のた...全文を見る
○石破国務大臣 これはすり合わせということが、それによって我々の内容が変わるのかといえば、そのようなことはございません。それは、委員のおっしゃいますすり合わせということがそういうことを含むとするならば、我々は十七条というものの域を出るものではございません。  したがいまして、我...全文を見る
○石破国務大臣 三十六条、三十七条が根拠なのではございません。あくまで根拠になっておりますのは本法案の十七条でございます。三十六条、三十七条のとらえ方は危害許容要件としてとらえるべきものでございまして、これは根拠ではございません。
○石破国務大臣 正当防衛の要件を満たします場合、つまり急迫不正ということも含みますが、急迫不正というものを満たす場合には、それは刑法上は違法性阻却事由でございますから、刑法上の違法性が阻却されるということはあることでございます。
○石破国務大臣 個々のケースでどうなのだということにつきまして具体的にお答えをすることは、これは不適切だと思っております。それはその場その場において、それはいいかげんなことを言っておるわけではなくて、正当防衛、緊急避難というものが満たされるかどうかということにつきましては、いろい...全文を見る
○石破国務大臣 私どもは、とっ捕まえるということはいたしません。仮にそういうような状況になったとするならば、それは現地の治安当局に身柄を引き渡すということは行いますけれども、とっ捕まえるという行為はいたしません。(佐藤(公)委員「後からわかったらじゃないですか」と呼ぶ)
○石破国務大臣 よろしゅうございますか。
○石破国務大臣 答弁を続けさせていただきます。  それで、自己完結とは何を指すのかということでございます。  それは、では、大病院の、本当に大手術をしなければいけないようなセットまで持っていくのかということで自己完結というふうに申し上げているわけではございません。もちろん医官...全文を見る
○石破国務大臣 ブレマー行政官の発言につきましては、七月一日のバグダッド等での米兵への襲撃につきまして、同日、フセイン政権を支持する勢力による計画的な襲撃という見方を強調いたしました。  それで、先生もごらんになったとおりで、私も見たのですが、そこで言っていることは、彼らは軍や...全文を見る
○石破国務大臣 最初にお答えしておきますが、イラクに今、大使館を開いております。もちろん、調査団が見て、そのことだけということではございません。調査団の報告だけではなくて、現地の大使館、そしてまた、あらゆる情報というものを入れてやらせていただきたいと思っております。それは言い方が...全文を見る
○石破国務大臣 あくまで考え方でございますが、私ども、答弁の中で、組織性とか計画性とか継続性とかいうことを言ってまいりました。そして、偶発的なものは含まないというふうに申しました。つまり、これが国または国に準ずる者であるとするならば、それは当然、組織性あるいは継続性を伴うものだと...全文を見る
○石破国務大臣 例えば、それが日々の糧を得るためということであればという答弁を何度かいたしました。それが、国または国に準ずる者でない者から日々の糧を得るために十人殺されたということであるとするならば、それは非戦闘地域の概念にまだ入る地域だと思っております。  それは、委員よく御...全文を見る
○石破国務大臣 警護につきましては、PKO法のときも随分と議論をいたしました。  本法案に基づき自衛隊の部隊が実施する業務には、警護というものは含まれておりません。御指摘のような、イラク復興職員ですとか本邦から来訪する要人または在イラク邦人の安全確保に当たることは、基本的に想定...全文を見る
○石破国務大臣 国際性、計画性、組織性から見まして、それは国に準ずる者になることは排除されないと思っております。それで、それがフィクションとおっしゃいましたが、これは本当に法的な要請を担保するものでございまして、フィクションではございません。フィクションではありませんが、法的な概...全文を見る
○石破国務大臣 それは、具体的にどうか、これはどうかと言われて、それはそうです、ですから今の時点で北西部というものは非戦闘地域ではございませんというふうに断言をすることはできません。それはやはり個々具体的に判断をされるということになります。  それは、基本計画をつくりますときに...全文を見る
○石破国務大臣 それは、組織性ということを申し上げました。組織性を有しておるかどうかということを判断するときにも、指揮命令ということは一つの要素となり得るということでございます。  では、その指揮命令が、例えば電話によって行われているのか、手紙によって行われているのか何なのか、...全文を見る
○石破国務大臣 それは、サダム・フセインの指揮があるということは別に必要要件ではございません。あるとすればそれは大変なことでございまして、当然具備することになりますが、サダム・フセインから指揮があるかどうかが明らかでないからといって、別に組織性を否定するというものでもございません...全文を見る
○石破国務大臣 それは、指揮命令系統があればすべて国または国に準ずる者になるわけではございません。それが、国際性とか計画性とか申し上げておりますが、組織性というものを判断いたしますときに、指揮命令系統というものがあって組織性というものがあるのだろう、指揮命令系統がなければ単なる烏...全文を見る
○石破国務大臣 それはさまざまな要素によって認識をすることになります。  ですから、例えば委員が今おっしゃいましたように、部隊ごとに構成をされているというようなことの認識が、それがすべて外形標準で出てくるとは限りません。我こそフセイン政権の再興を目指してやるんだというようなメッ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員がおっしゃいますように、これは冒頭、浜田委員のお尋ねにもお答えをいたしましたが、そういうような情報というものは可能な限り御説明をしていくという義務というか責任を私どもは負っておると思います。  それで、アルカイダは国または国に準ずる者かということでご...全文を見る
○石破国務大臣 組織的、計画的の反対概念は何かといえば、それは偶発的であり、非組織的なものということになるだろうと思っております。  何かの意図を達成いたしますためには、それは継続して行うことが必要でございます。不意打ちをずっと継続的に行う。テロの典型的なものは、手口の一つは、...全文を見る
○石破国務大臣 それは私も、末松委員の御発言には大変関心を持って承ったことでございました。それは、長くイラクに勤務をされた末松委員ならではのお話だったと思っております。  イラクについて、またはイラク人という、そういうような簡単な仕分け方は、これはできないというふうに私は教わっ...全文を見る
○石破国務大臣 なりません。
○石破国務大臣 それは昨日も法制局長官がるる答弁をしたとおりでございますが、正当防衛、緊急避難、これに限っているわけでございます。  先生がおっしゃいますような応戦という概念に、正当防衛、緊急避難に限って認められる武器の使用というものは、九十五条はとりあえず置きまして、というも...全文を見る
○石破国務大臣 発生し得ません。  それはなぜかと申しますと、回避できるときは回避をするのです。そして、十七条というのは、回避をすることができなくて、自分の身に危険が迫った場合に正当防衛、緊急避難で武器の使用ができるということなのでございまして、これは、相手が国または国に準ずる...全文を見る
○石破国務大臣 まさしく先生が今御説明いただいたとおりのことでございます。これは累次答弁を申し上げておりますので、ここで繰り返すことはいたしませんが、「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」これが戦闘行為というものでございます。  何度も御答弁申し...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことにならないようにきちんと気をつけなければいけないということだと私は思います。  まさしくそういうようなケースがあって、日本が例えば、実は戦闘行為であるにもかかわらず、戦闘行為ではないなぞと思って撃ってしまったというようなことがないようにしなければいけ...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮です。私の理解が間違っておったらお許しをいただきたいのですけれども、相手が国または国に準ずる者であろうが強盗のたぐいであろうが、自分の身に急迫不正の侵害があった場合には、あるいは緊急避難の要件を満たす場合には武器の使用が認められる、そこまでなのです、私たちがで...全文を見る
○石破国務大臣 これは、すべからく国外犯の規定をどうするかということでございます。ですので、我が自衛隊員の犯罪が国外犯に当たりません限りは、我が国船舶または我が国航空機内で行われたものでない限り自衛隊員には適用されない。例えば自衛隊法の百十八条、百二十一条においてもそうでございま...全文を見る
○石破国務大臣 先生の御懸念は私どもも関心を持っておるところでございます。  いずれにいたしましても、本法案に基づきます対応措置は、イラクの復興及び安全確保を支援するために実施するものでございます。対応措置を国外において実施する自衛隊員に対し、我が国の法律に規定する国外犯以外の...全文を見る
○石破国務大臣 それは多分こういうケースなんだろうと思います。  正当防衛だと思って、あるいは思ってかどうか、そういう要件を具備していなければ誤想防衛になりますが、その場合に、撃った、それがほかの人に当たっちゃったという場合はどうなのかといいますと、これは違法性がどう阻却される...全文を見る
○石破国務大臣 それはなかなか、装甲車であった場合に、これは先生もよく御案内のとおりでございますが、非常に重いものでございますから、燃費は悪うございます。装輪の場合も装軌の場合もございますが、いずれにしても、装甲車でありますから、物すごく重いということでございます。  ですから...全文を見る
○石破国務大臣 憲法九条にありますように、「国の交戦権は、これを認めない。」ということになっております。その交戦権の内容に占領行政を含んでおります。我が国は、イラクにおいて占領行政をやる主体たり得ません。したがいまして、交戦権を行使することにはなりませんし、交戦権は行使できません...全文を見る
○石破国務大臣 それは何も私が創作を、つくり出した概念で申し上げているわけではございません。これは憲法九条の交戦権というものをどう読むか。これは従来から政府として確立した考え方でございます。「国の交戦権は、これを認めない。」交戦権の内容に占領行政を含む。私どもは、占領行政をやるわ...全文を見る
○石破国務大臣 私どもはまた、交戦国でもございませんので、交戦権の行使たり得ないこともございます。また、占領行政ということは、戦闘がすべてではございません。占領行政というものは、いろいろな行政行為も含んでおるわけでございます。  いずれにいたしましても、私どもの国は、交戦国でも...全文を見る
○石破国務大臣 これは、もう何回答弁申し上げても同じことでございますが、大きいとか小さいとか、そういう話をしておるわけではございません。そしてまた、私どもは、交戦国でもございませんし、交戦権というものは認められないということでございます。  そして、交戦権の内容に占領行政を含む...全文を見る
07月07日第156回国会 参議院 本会議 第37号
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○国務大臣(石破茂君) 千葉議員よりイラクの現地情勢についてお尋ねがございました。  ただいま外務大臣からも答弁がございましたが、イラクでは主要な戦闘は基本的に終了しておりますが、一部地域において、フセイン政権の残党による散発的、局地的な抵抗があると承知をいたしております。 ...全文を見る
07月09日第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  基本的に先生の御理解のとおりでございます。  これは衆議院でも何度か御議論がありました。非戦闘地域という概念は、まさしく先生おっしゃいますように、憲法上の要請からくるものでございます。日本は海外において武力の行使はしない、これは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生の御指摘のとおりでございます。この後いろんな御議論があろうかと思いますので、もう一度言葉を整理をさせていただきたいと思います。  私どもが用います武力の行使とは何かと申しますと、「我が国の物的・人的組織体による国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為」...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  午前中、阿部議員の御質問にもお答えをしたことでございますが、非戦闘地域で活動は行わなければいけないということが法案第二条にございます。それは、我々がやる活動は憲法上の要請に従って、当然、非戦闘地域でなければいけないということを法的...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど申しましたような形で我々の活動は非戦闘地域で行います。そして、まずそこにおいては必要性、そしてまた安全性というものも考慮して行われます。しかしながら、そこが場合によりましては戦闘行為が行われている地域、戦闘行為って何だってこういうふうに申しますと、ド...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来申し述べておりますように、隊員の安全ということには十分配慮をしてまいりたいと思います。  しかしながら、世の中には絶対ということはない、不測の事態があり得ないということはない。幾ら万全を期したとしても、不測の事態が全く排除されるわけではございませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、委員が御指摘のアメリカが不満を述べたということでございますが、米側が不満を述べたという事実はございません。それは私どもとしていろんな、事務的ないろんな打合せはいたします。その中でいろいろと異なることはございます。しかし、それは、まず官房長官が先ほ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 六十名という御指摘がございました。ただ、六十名のうち事故で亡くなられた方々が相当あります。実際にそういうような射殺、そういうようなことで亡くなられた方は二十名程度というふうに私どもは把握をしておるところでございます。  実際に、非戦闘地域という概念を先ほ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 内戦というものがどういうものなのか、これはそれぞれ具体的なケースというものを提示しなければ、内戦について加担をすることになるのかということにストレートにお答えすることになかなかならないと思っております。  要は、私どもが武力の行使をしてはならないという、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 戦闘ではないんだということでどんどんと行くということにはならない。要は、私どもがやりますことが国際的な武力紛争の一環としての武力の行使にならないようにということでございます。  仮に、内戦もいろんなケースがございますけれども、判断をいたしまして、国又は国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、要は、この法案の第十七条に該当するかしないかということでございます。十七条、つまり正当防衛、緊急避難、危害許容要件というふうになっておりますが、そしてまたできますことは、あとは自衛隊法九十五条というものが使えることになっておるのは先生御案内のとおり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、丸腰の人が取っていくときに武器を使用するということはそもそも考えておらないところでございます。  また、NGO等々の救援要請があった場合にはどうかということですが、それはすべからく法案第十七条、これの要件を満たすか満たさないか、そのこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 拉致をされた場合にその者を捜索に行くということは当然のことでございます。そうしなければ自己保存機能といいますか、組織としての自己保存というものはできないことになります。拉致をされた人間を捜しにも行かないということであれば、組織は成り立ちません。  そこで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 木俣先生、一言、委員長のお許しをいただいておりますので。  捜索には行けます。ですから、全く見ないで……(発言する者あり)いや、奪還、つまり捜索に行くわけですね。拉致された人間がどこに行ったか、捜索に行きます。そこにおいて返せということは当然言うわけです...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生も外交官お務めでいらっしゃいましたから、よくよく御存じの上での御質問だと思います。  何度も繰り返してもう恐縮ですが、戦闘地域と非戦闘地域を分けるということをすることはいたしません。これがイラクですよというふうに地図を示しまして、はいここは非戦闘地域...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このニーズについても現在確定をして、水の浄化が絶対的なニーズであるということを申し上げたことはございません。  しかしながら、先生も御指摘になりましたように、例えば水はある、しかし飲める水ではないというのもございます。水道をひねれば確かに水が出ることもあ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、私ども防衛大学校あるいは幹部学校におきまして、そういうような教育を施すべく努力をいたしておるところでございます。防衛大学校の人間文化学科におきまして、アジア、イスラム、ヨーロッパ、アメリカ等の各地域の言語、文化、国民性についての教育を行っております。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、我が国は武力を行使しに行くわけではございませんので、この問題は集団的自衛権とは関係のない議論でございます。そしてまた、集団安全保障のお話がございましたが、これもまた武力を行使しに行くわけではございません。私どもとしては、自己を守るために必要な権限、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員、これは別に言葉じりをとらえてと聞こえましたら申し訳ございません、お許しをいただきたいと思いますが、きちんとした目的、そしてまたきちんとした権限を与えるためにこの法律を立法いたしまして、今御審議をいただいておるわけでございます。私ども自衛隊というのは、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 戦闘行為にはなりません。  なぜならば、そこで行いますのはあくまで武器の使用でございます。武器の使用として、自分を守るために、つまり、相手が国又は国に準ずる者であったとして、それが組織的、計画的な攻撃を仕掛けてきたといたします。しかしながら、派遣された自...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(石破茂君) 拉致というようなことが起こらないように情報の収集に努める、そういうことが生起しないように万全を尽くすということは当然のことでございます。しかしながら、全くそういうことがないということは私はあり得ない、そういうことは排除されないものだと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) よろしいですか。桜井先生、よろしゅうございますか。
○国務大臣(石破茂君) 御指名いただきましたので、お答えを申し上げます。  先生の御指摘はそのとおりだと思います。  まず、問題は、拉致をされないようにということでございます。私どもは、当然、非戦闘地域でなければ活動はできません。そして、その中で実施区域を定めるに当たりまして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確かに、その場で六法を見ながらというような、昔「宣戦布告」という小説がございました。そしてまた、映画にもなりました。多分に劇画的なものですが、そのときに官僚が出てきまして、安全保障六法でこれはできるとかできないとか言っておって、こんなもので現場に対応できる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いろいろ先生にも御配慮をいただいております。また、山中先生のお話は私も即日承っておるところでございます。重く受け止めて対処をしていかねばならないというふうに考えております。  今、先生から、アメリカにおきまして上院議員が軍の士官学校に推薦する制度があると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど先生から御指摘をいただきました米国の陸軍士官学校の制度でございます。  少し誤解を招きかねない答弁をいたしました。もう一度御説明をお許しをいただきたいと思います。  アメリカの士官学校では、同校への入学を希望する者は、米国副大統領、上院又は下院議...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 外務大臣がお答えになったとおりだと思いますが、それに加えまして、総理は、六七八、六八七、これはいろんな御議論があることはよく承知をしておりますが、六七八、六八七、一四四一ということに基づいてイラク攻撃の正当性を支持したというふうにおっしゃっておられるわけで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、国内法的に見ればそういうこと、委員の御指摘のとおりなのだろうと思います。それはもう検察官でいらっしゃった、今一番専門家でいらっしゃいます。しかし、それを今回、国連の決議に基づいて攻撃を行っておる米英軍とパラレルに論じるということは、私はそれは少し違う...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、ここが戦闘地域、ここが非戦闘地域というような、そういうことを明示的に定めることはこの法律は予定をいたしておりません。この条文にはそのようなことは書かれておりません。  ここの第二条に書かれておりますのは、我々の活動は非戦闘地域で行わな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私が役所でよく申しておりますのは、裁判になってみなければ分かりませんみたいなことは絶対に言ってはならないということは何度も申し上げております。そのときになってみなければ分からない、そのような法律を作ってはいけないというのは先生御指摘のとおりだというふうに私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員は、先ほど、日本国憲法が予定しているような武力の行使というものが起こるはずがないとおっしゃいました。私は決してそうは思っておりません。  そういうことがなければ大変に結構なことでございますが、私どもは、憲法九条からいたしまして、我が国が武力の行使と評...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員長、委員長。
○国務大臣(石破茂君) それは官房長官がお答えになったとおりで予備費で見るべきものですが、それが非常に大きな金額になれば、それは当然補正予算ということになろうかと思います。  ただ、先ほど来お答えを政府としていたしておりますように、幾ら掛かるかというのは実際現地のニーズを見なけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛隊の能力ということでございますが、昨日、委員の御質問に対しまして水の御説明をいたしました。これは、昨日も申し上げましたが、民間ではほとんど持っていない、そして他国の部隊でもそんなものは持っていない。私どもは災害派遣という任務がございます。阪神大震災のと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私どもの装備といたしまして、例えば地雷原があります、地雷原を通っていかねばならないと、そのときに通路を確保せねばならない、私どもの部隊が通りますための通路を確保しますためのそういうような地雷除去能力というのは持っております。ところが、面的に、広い面...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 語学は、これはもう、今のところ、私どもでアラビア語圏に在勤をしておった防衛駐在官、これの数が八名でございます。私ども、アラビア語をしゃべるということを元々予定をしておらなかったものでございますから、これはもういかんともし難い話でございます。英語がしゃべれる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、我々の行います活動につきまして調整をすることはございます。それぞれの軍隊が復興人道支援をやっておるわけでございますから、それぞれ勝手な判断で勝手なことをやると整合が取れなくなる、昨日お答えをしたとおりでございます。したがいまして、その調整ということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、実際に行ってみないとこれは分かりません。どういう形で、これ、協定という形になるのか何になるのか、これまた外務省との協議が必要だろうと思っております。  しかし、私が今申し上げましたのは、合衆国は合衆国を守る、合衆国の自己完結性というのがあるわけで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどのお答えに付け加えることをお許しをいただきたいと思いますが、これ、米英軍は治安の維持という任務も負っております。それはイラク全般の治安維持ということも併せて負っておりますので、そのことによって我々の安全ということに資するということもありますことを申し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、近傍において戦闘が行われた場合というものも含んでおるわけでございまして、その場合にも一時避難しということになるわけでございます。ですから、それは、実際に我々の部隊が攻撃を受けていなくても、近傍において戦闘が行われる場合ということが条文にも書いてござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) なるべく正直にお答えをしておるつもりでございますが、いや、なるべくではない、絶対正直にお答えをしておるつもりでございますが、足らざるところがあれば御指摘をいただきたいと思います。  今、委員が御指摘のように、緩和すべきだという議論がありますね。あるいは国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、そういうことに対して武器を使うということを予定しているかしていないかということなのです。  つまり、これも委員十分お分かりいただけると思いますが、じゃ他国の物資が盗まれるということに対して我々は本当に武器を使用すべきなのだろうか。あるいは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは御議論として成り立つというか、ある議論なんだろうと思っております。当然我々の部内でも、今、先生がおっしゃいますようなそういう議論はいたしております。  しかし、それを認めた場合に、では一体どこで歯止めを掛けるのか。いわゆる自己保存的な正当防衛、緊急...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生のおっしゃっておられる設定がちょっとよく理解できないのですが、要は自衛隊が、例えば給水活動をしていたといたします。浄水活動や給水活動をやっていたとします。それに対して自衛隊出ていけというような、そういうような抵抗運動のようなものがあった、もう自衛隊はも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは当然旅行者とは違います。なぜならば、旅行者は国連決議の要請を受けて行くわけではございません。我々は一四八三の要請、そしてまたこの法律の根拠に従って行くわけでございまして、当然旅行者とは立場が異なるわけでございます。  私どもが何に従って現地で活動す...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、繰り返してもう申し上げて恐縮ですが、別に非戦闘地域で活動するから問題ないんだということは、問題ないんだと私は申したことはありませんが、第九条の趣旨というのを制度的に担保したものであって、安全かそうでないかということがぴったり重なる概念ではございません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは米軍が行っている場合と我々とは違います。  私どもが戦闘行為として判断する場合には、日本国憲法第九条により禁止されている武力の行使に該当するような戦闘行為にならないということでありまして、先生御指摘の、そういうガラガラヘビはあるいはサソリは戦闘行為...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この法案が成立を仮にいたしました後に、現地に調査団を送ります。そこでニーズ、治安状況等々勘案をいたしますし、それをいろいろ受けまして基本計画を定め、更に実施区域を定めますときに、防衛庁長官が総理大臣の承認の下に、いろんな要素が重なり合いますが、一つは、非戦...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはまだ、確定して、こういうやり方で教育をするというのをコンクリートしてやっているわけではございません。当然、まだ法案も成立をいたしていないわけでございます。  しかしながら、やはりイスラムというものを理解する上において、一つは言語というものがございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 更に詳細は運用局長から答弁をいたさせますが、それはあると私は思っています。  それはもう、やはり今までもそういうのを活用した事例はございますし、それは自衛隊員が、例えば、今八名と申しました。その八名が全員行くわけではございません、もちろん。その中の一人か...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 大変貴重な御示唆をいただきました。実は、イラクの情報が一体何によって伝わるのか、またアメリカによって空爆を受けたテレビ局って一体どうなっちゃったのか、一日どれぐらいテレビが放映されておるのか。また、私はまた別の方から聞きました話では、テレビもある、新聞もあ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっと私の説明の仕方が悪かったら申し訳ありません。ただ、これは本当に憲法上の要請を満たすために、これは昨日も分かりにくいというおしかりを随分いただきました、分かりにくかろうが何だろうがと、こう言っちゃいますとまた誤解を招きますが、私どもはとにかく法律的に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当たりません。
○国務大臣(石破茂君) 不可能でございます。
○国務大臣(石破茂君) それは憲法には抵触をいたしません。しかし、そのような、例えば第三国の部隊がやられておると、その連隊から救援要請があったと、それに対して行くという権能をこの法案は与えておりません。そしてまた、相手が犯罪者集団であるかないかということと本法案第十七条というのは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは更に詳細な議論が必要かと思いますが、武器使用に関して言えば抵触はしないということでございます。武器使用に関して抵触いたしません。ただ、それを第三国の部隊を助けに行くという行為それ自体がどうなのだろう。そして、それが武器使用を伴うのか伴わないのか、いろ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういういろんなケースを、実は私どもの内部でもそういういろんなケースを想定して一体どうなんだという議論はいたしております。実は、そういうことを全然考えないで、全く非現実的なものを自衛官に与えて、行って後はおまえら自分たちで考えなと、そんなつもりは私ども毛頭...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは問題はないと考えております。先生御指摘のように、武器の使用というのは何もばんばんと撃つことだけではございませんで、例えば構えるということも、あるいは警告射撃をするということも、これは武器の使用という概念の中に入るわけでございます。したがいまして、それ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、正当防衛というのは、自己又は他人のためと、こういうふうに条文にございますから、それは満たす場合があり得ると思っています。ただ、ただ、──いやいや、ただそのことを最初から前提として、前提として行くことはできない。その場合に、正当防衛の要件というものを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、なりつつありません。
○国務大臣(石破茂君) これまた先生、時間取って議論させていただきたいと思っておりますが、十七条はどういうような構成になっているかと申しますと、「対応措置の実施を命ぜられた自衛隊の部隊等の自衛官は、自己又は自己と共に現場に所在する他の自衛隊員、イラク復興支援職員若しくはその職務を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですから、私、何を言葉の遊びをしておるんだとおしかりをいただくかもしれませんが、それは、それは奪還と言うのです。捜索をして、捜索に行った結果として自己と共に所在するという状況になったとするならば、それは十七条というものがワークする場面が発生するということで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、官房長官から御答弁がございますように、非戦闘地域で活動する、そしてその中でも我々が与えられた権限あるいは武器持って安全に任務が遂行できる地域を実施地域として指定するということでございますが、それでも万が一ということは不可避でございます。全く排除す...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  憲法九条をどのように考えるかということに帰着をする問題だと私は思っております。憲法九条は、海外における我が国の武力の行使というものを禁じたものでございます。要は、この憲法九条の趣旨に合致したものなのかどうなのかということを我々は憲...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一点、これ、用語の問題でございますが、戦場というものの定義というものは別に私どもできちんとしておるわけではございませんが、これが戦闘行為が行われている場所というふうにもし先生が定義しておっしゃっておられるのであれば、私どもはそういう地域では活動はいたしませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのことは私ども内部でも議論をいたしております。  昨日も委員会で答弁申し上げましたが、例えば国連の緊急アピールというのが出ておって、水道というものが回復するまでに最初九月という期限が切ってあったのが、これが十二月ということになって、そして何十億という、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のとおり、私どもは劣化ウラン弾というのを保有をいたしておりません。保有をいたしておりませんので、これを処理する知見というもの、能力というものを有しておりません。
○国務大臣(石破茂君) 計画につきましては外務大臣からお答えがまたあろうかと思いますが、先生御指摘のように、線でしかできません。私ども、九二式地雷原処理車でありますとか九二式地雷原処理ローラーでありますとか、そういうものを持っております。  私も、対人地雷の問題を議論いたしまし...全文を見る
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○石破国務大臣 ただいま御決議のありました企業による航空機関連の過大請求事案につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、防衛庁としては、過大請求に係る国損を回復するための特別調査を実施しておるところであり、その結果に基づき返還請求を行うことといたしております。  いずれにせよ、防衛庁...全文を見る
07月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(石破茂君) 今日に至りますまでの経緯は今、月原先生から御指摘になったとおりでございます。  要は、今弾道ミサイルというものを四十六か国が保有をするに至っている、そしてそれが従来の抑止理論だけではカバーし切れない部分が出てきた。国ではなくて、いわゆるテロリスト、テロリ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この点、先生おっしゃいますように、安全保障会議の御決定ということがあれば私はすべきものというふうに考えております。  ただ、これは議論が錯綜いたしますけれども、これは私がしたいと幾ら申しましても、安全保障会議で御理解をいただかなければその要求そのものがで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、先生御指摘のとおり、今御審議をいただいております法案がきちんと成立をさせていただいた暁にはと、こういう前提付きで申し上げますが、おっしゃるとおり、温度が四十度、五十度みたいなところで、そして砂じんが舞っておるようなところで、本当にでは車が動くのか、ある...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は十分であると思っております。それは、法案第十七条に書いてありますとおり、正当防衛、緊急避難というのが危害許容要件ということになっております。そこにおける武器使用は、これは正当行為でございます。正当防衛、緊急避難は危害許容要件として定めておりまして、その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、第十七条の要件を満たします場合にはこれは武器の使用ができます。そういう場合に何もできないというのは、それは誤解でございまして、法案第十七条の要件を満たすような状況が生まれました場合には、これは自衛官は武器の使用をいたします。
○国務大臣(石破茂君) 先生の御指摘のとおりでございます。ちょっと私のさっきの言い方が悪うございまして、十七条、正当防衛、緊急避難、あるいは自衛隊法九十五条、武器等防護、これを使って武器を用いることができるということでございます。  そして、昔、機関銃一丁ならいいが二丁なら駄目...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでございます。幾ら法律で定めましても、自衛官は正当防衛、緊急避難で実際に武器を使用したということがございません。これは警察官であればそういう機会はございますでしょうが、自衛官が正当防衛、緊急避難を危害許容要件として実際に武器を使用したという...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○石破国務大臣 今委員から、定性的なではわからぬではないかというお話がございました。  この法律の目的自体は、テロの根絶のために活動している米軍等の軍隊を支援する、こういうような形になっております。そうすると、では、確かに御指摘のように、一番多いときは百隻以上の船が出ておった、...全文を見る
○石破国務大臣 じくじたるものは感じません。しかし、相当に過酷であるということは私自身よく認識をしておるところでございます。  その前に、先ほど委員がおっしゃいました、ただだからニーズがあるのじゃないのかという御指摘です。私は、それを全面的に否定するつもりはありません。有料より...全文を見る
○石破国務大臣 この点につきましては本当に時間をとってまた委員と議論をさせていただきたいと思っていますが、私は一つ考えていますのは、これは私が個人的にということでお許しをいただきたいのですが、恒久法といったときに、テロ恒久法なのか、国際貢献恒久法なのかという議論がまずあると思って...全文を見る
○石破国務大臣 例えて申しますと、タイの工兵隊を輸送したということもございました。これはコアリションの非常にいい例であるということでありまして、これも別に評価をされたからということを誇らしげに言うつもりはありませんが、コアリション、タイは工兵隊は持っているけれども運ぶ船がないとい...全文を見る
○石破国務大臣 委員のおっしゃることも確かに考慮しなければいけないと思っています。しかし同時に、委員も質問の中でおっしゃいましたように、この闘いは未来永劫続くんじゃないかということをおっしゃいました。実は私も、つまり、従来の抑止論がきかなくなってきた、非対称的脅威との闘いというこ...全文を見る
○石破国務大臣 今官房長官がお答えになったとおりですが、たとえ二年といたしましても、基本計画の変更ということは当然あり得ることでございます。また、本当に目的が達成されたので、これは二年の間でも終了ということもあり得ることでございます。この法案でもフレキシビリティーは確保されている...全文を見る
○石破国務大臣 政府が答弁をしておりますのはこういうことでございます。  弾道ミサイルの発射後において、この武力攻撃が我が国に対するものであることがいまだ確定していない段階での対処についても、我が国を標的として飛来してくる蓋然性について相当の根拠があるという場合には、自衛権発動...全文を見る
○石破国務大臣 ロジックとしてはそうなのだろう、こう御指摘になりました。私は、まさしくロジックとして申し上げております。  そしてまた、情報収集をどのようにするのかということ、つまり、ミサイルを撃つ撃たないということは、すべてアメリカの情報に基づいて撃つということではないと思っ...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に、出ております船の数につきましては、同じような認識を持たせていただいておるところでございます。  具体的に申し上げれば、昨年三月にアメリカ国防省が発表しておるところに従いますと、この海域の艦船の数は百二隻である。その半数以下が、これは英語を和訳するとこう...全文を見る
○石破国務大臣 何人捕捉したのかということにつきましては、これは私どもとして情報を有しておりません。と言うと、それについて、そんな無責任な話がどこにあるかというような御指摘、そういうようなお気持ちが出ることを私は決して否定いたしません。  しかしながら、今外務大臣が答弁ございま...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(石破茂君) これは幾つかの観点から考える必要あるだろうと思っています。  一つは、第十七条をどうやって読むかということです。生命又は身体を防衛するためにやむを得ない必要があると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で、基本計画に定...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生のおっしゃることは基本的にそうだと思っています。  チャフとフレアにつきましては、三機だけでいいとは思っておりません。現在、順次整備中でございますし、その取得が早くなるようであれば、どういう手段を使ってできるかということも今ぎりぎり追求をいたしており...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、国会に対しまして適時適切な情報の提供ということはいたします。
○国務大臣(石破茂君) これは、委員の御指摘のように、国会におきまして実施の可否について事後的に御承認をいただくことになっております。しかし、その場合においても、必要な情報というものは国権の最高機関であります国会に対しまして適時適切に御説明を申し上げるということは、機密の部分を除...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、アメリカと緊密な連携、これはもう言葉だけで言ってもしようがありませんので、まさしく委員が御指摘のように、どういう状況でどういうものが何を使って攻撃を仕掛けてきたのかということをきちんと把握をしませんと、私どもも何を持っていっていいのかということに相...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この核の問題は、私はその運搬手段である弾道ミサイルと併せて考えていかねばならない、我が国の防衛というものを考えますときに。そしてまた、外交的にどういう状況なのかということも併せて考えていかねばならないと思っております。  そういう意味で、イランの核の問題...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 情報の細部といいますか、細かいことにつきましては防衛局長から答弁をいたさせますが。  私は、排除できないという言い方をしております。つまり、持ってないんだと。それは、小型化したかどうか、ミサイルに積めるほど小型化したかどうかということについて、本当に確証...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まだこれは法案が御審議をいただいておる最中でございます。私どもとして、イラクを想定して訓練をするということは、これは具体的なことは申し上げることはできませんが、政府といたしましては、この派遣の根拠となります法案について誠心誠意御説明をして、そしてまた法案の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もちろん、いろんなシミュレーションは行っております。ただ、私どもとしては、まずこの派遣の前提といいますか根拠となります法律を国会で今御審議をいただいておるところでございます。派遣を前提としていろんな訓練を実際に行っているということは、これは国会に対しても大...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、一つは注文してすぐ届くわけではないということがございます。仮に国会で法律をお認めをいただきましたとして、それでは、私どもの装備というのはこの日本に適したように基本的には整えられております。少なくとも砂漠地帯の陸地においてやるということを基本的に想定...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今朝ほど来そのような報道があることは私も存じておるところでございます。  日米間におきまして調整の過程で、イラクへの自衛隊の派遣の問題に関しまして、自衛隊が仮に本法案をお認めいただき活動を行うことになった場合におけるあり得べき活動場所を含めまして、幅広く...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは何度も議論があることでございますが、戦闘行為とは何かといえば、もうこれは何回も同じことを申し上げて恐縮です、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し、物を破壊する行為、これが我が国における戦闘行為というものでございます。  これ、何でそんな概...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも何度もお答えをいたしておりますが、この法律案は枠組み法でございます。メニューを提示をいたしております。その中で、何が現地のニーズに合うものなのか、どこでやるべきなのか、そしてどのような装備を持っていくのか、どこでやるのか、そういうことを基本計画におい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはあるいは外務大臣からお答えになるのが適当かもしれませんが、御指名でございますのでお答えをいたします。  私の個人的な考えかもしれません。先ほど舛添委員から日本の占領のお話がございました。日本においてもそれぐらいの時間が掛かったということですが、要は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっと幾つかお答えをさせていただきたいと思います。  この加茂市長さんのことについて個々にコメントをすることは差し控えたいと存じますし、今は新潟の加茂市民によって選ばれた市長さんでございます。確かに、元当庁の教育訓練局長であったということはございますが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、それは委員、誤解です。そのような、何といいますかね、天動説みたいなことを私は申し上げているわけではないのでありまして、自衛隊が活動するところはすべて非戦闘地域だなぞという天動説を申し上げているわけじゃないんです。  自衛隊が活動する地域はすべからく...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは確かにPKO法あるいはその他の法律に書いてあるものではございません。この条文に新しく出てきたものでございます。  ただ、PKOにおきましても、あるいはテロ特措法にいたしましても、安全に配慮しなければならないのは当然のことでございます。そのことを確認...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、部隊等の安全の確保に配慮しなければならないという規定は、これは政府としての、これは書き方は内閣総理大臣、防衛庁長官が主語になっておりますけれども、内閣総理大臣、そして防衛庁長官の当然の責務というものを確認的に書かせていただいた規定と理解をしておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) できる部分が必ずあると私は思っています。  それは指揮命令系統に入るものではないということは、もう累次お答えをしているとおりでございます。そのことは、今、齋藤委員が御指摘のことは、実は庁内でも相当の議論をいたしておることでございます。  しかしながら、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国連旗ではございません。
○国務大臣(石破茂君) 今、法制局長官から政府の見解を述べていただきましたが、要は、今もありましたように、八条の第五項というものをどう見るかということです。それは、もしもし、あなたは組織性を持っていますか、計画性を持っていますかなんということは聞けるわけはないのでありまして、その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私も報道に接しておるだけでございますから、断定することは適切を欠くものと思います。  ただ、見た範囲で申しますと、国際的な武力紛争の一環としての武力行使ということがそこの場において行われる、あるいは彼らがその主体たり得る者ではないのではないかとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは本当に前提をいろいろ正確にこの場合、この場合といたしませんとかえって誤解を招きますので、断定的なことを申し上げられない。というのは、別に逃げで申し上げているわけではございません。ただ、活字に残しますと、あのときああ言ったじゃないか、こう言ったじゃない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国又は国に準ずる者である、国ではございません、国ではございませんが、国に準ずる者というふうに見られる可能性はあると思っています。  それはただ、恐らく委員が一番、イスラエルでもお学びですから、御案内のとおり、いろんな情報は本当に精査をしてみなければいけま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、法案第八条の第四号にございますように、防衛庁長官は、実施区域の全部又は一部がこの法律又は基本計画に定められた要件を満たさないものとなった場合には、速やかに、その指定を変更し、又はそこで実施される活動の中断を命じなければならない、こう書いてございます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 強盗、盗賊のたぐいと申しますか、要は国又は国に準ずる者ではないものであります。ですから、それが強盗なのかもしれません。盗賊なのかもしれません。あるいは暑さで精神に障害を来してそういうような挙に出た人なのかもしれません。少なくとも国又は国に準ずる者ではないと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 最終的には、先ほど申し上げましたように防衛庁長官でございます。  それは、見てもいない者が何でそんな判断ができるのかねということになるだろうと思います。この話はずっとPKOのときからある議論でもございますけれども、同時に、先ほど第九条のことを申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここは議論を整理する必要があるのだろうと思っています。  まず、文民統制に反するか反しないかというお尋ねでございますが、これは反するものではございません。午前中、齋藤委員の御質問にもお答えをしたことでございますが、そういう場合には極めて抑制的に判断をする...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど、イギリスもアメリカも国又は国に準ずる者なんということは考えないぞという御指摘がありました。そのとおりです。  これは、齋藤委員の御質問にもお答えをしましたが、我が日本政府として本当に憲法というものに忠実に、憲法九条の趣旨というものを生かしていかな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 劣化ウラン弾の状況につきましては、先ほどから外務大臣がお答えになっておるとおりでございます。  いずれにいたしましても、防衛庁長官として隊員の安全確保に配慮しなければいけないということに私どもきちんと留意をしなければなりません。ただ、劣化ウラン弾につきま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もう一度申し上げますけれども、本法案に基づいて我が国の支援の対象となりますイラクにおける安全及び安定を回復する活動とは具体的にはということで外務大臣から答弁がございましたが、犯罪の抑止等によってイラク国民の生命、身体の安全、ひいては社会全体の安全を確保する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは否定をされるものではありません。
○国務大臣(石破茂君) 全面的に否定をされるものではありません。
○国務大臣(石破茂君) それは全面的に否定をされるものではありません。  それは、先ほど来何か持って回った答弁をしているなというふうにお思いだと思いますが、そのことが、相手がだれであるのか、組織的、計画的、国際性云々かんぬんということを勘案をいたしまして、ガラガラヘビであろうが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは一致をする場合があります。ただ、それがすべてぴったり重なるかどうかということは、それぞれのガラガラヘビであろうが、ツタの蛇であろうが、サソリであろうが、その作戦というものの詳細を私は存じ上げておるわけではございません。一〇〇%一致するということかどう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも先ほど来お答えをしているように、白なのか黒なのか、どっちだと、こういうふうに言われますと、それがどういうものであったのかを正確に把握をしておりません以上、白だとか黒だとかいうお答えは申し訳ございませんがいたしかねます。それは安定化に資する活動と言える...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全面的に否定はされません。ただ、外国が、先生がおっしゃるように外国の議会がこう言っている、あるいはメディアがこう言っている、あるいはそういうようなグループのリーダーがこう言っている、いろんなことはございます。しかしながら、我々は、国連決議一四八三、あるいは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですから、私も別にすり替えているつもりはございませんで、国際連合加盟国が行うイラクの国内における安全及び安定を回復する活動とは何なのか、その活動の相手方が、先生御指摘のように野盗ではなく、強盗でもなく、そういうような組織的な集団であったとしたらどうなのだと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 意見交換を行ったということは事実でございます。
○国務大臣(石破茂君) いろいろな意見交換は行っております。その中で、いろいろなニーズあるいは我々の能力についての意見の交換もいたしております。ただ、具体的な輸送ヘリでありますとか空輸でありますとか、そういうようなことにつきましては、お答えはアメリカ側との関係もございますので差し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような事実はございません。意見交換を現在行っておることでございまして、それは法案をお認めをいただかない段階において確定的、断定的なことが決められないのは当然のことでございます。
○国務大臣(石破茂君) 完全に否定はいたしません。
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりです。
○国務大臣(石破茂君) それは、応戦という言葉が何を指すのか、ここの定義にもよりますが、十七条の範囲において武器を使うことはあり得ることでございます。しかし、それは、累次答弁を申し上げておりますように、正当防衛、緊急避難を危害許容要件として正当業務行為としてこれを行うということに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法的には戦争中だと申し上げましたのは、これはどこかでも答弁を申し上げたことがあるかと思いますが、要は、停戦条約とかあるいは降伏文書の調印とか、そういうことが行われていないという意味で申し上げておるわけでございます。それは、主要な戦闘は終了したがというふうに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、一つ、そういうシチュエーションは極めて想像しにくい話でございまして……
○国務大臣(石破茂君) いやいや、委員、それはですね、自衛隊と米軍が一緒に物を運んでいて、ともに応戦するというようなことは、実際問題そういうような軍事オペレーションというのは非常に考えにくいことでございます。  それを前提に置いて申し上げますが、要は、十七条にあります、その事態...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員のお説に従いますと、それはもう憲法九条というものの意味がなくなってしまいます。それはもう国際的に理解されるかどうなのかということも必要です。しかし、同時に我々は、日本の憲法九条、その中で日本の国は武力の行使を行わないということになっておるわけです。それ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 出身といいますか、今でも政治家のつもりで一応おります。  これは、集団的自衛権の行使は必要最小限を超えるので、憲法上、失礼、日本国として行使できないという政府の立場に変わりはございません。  委員御指摘の国益にかなっているかどうかということは、少なくと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の御説明の仕方が悪いのだと思いますが、軽装備だから武力紛争に当たらないということは一度も申し上げておりません。  それは、武器の使用と武力の行使という定義は、武器がどの程度であるかということと本質的に連関をするものではございません。私の言い方が間違って...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、申し訳ありませんが、答弁要らないという御指摘ですが、お許しください。それは誤解です。それは違います。  まず、特措法と枠組み法というのは別に関係あるお話ではございません。仮に恒久法にいたしたとしても枠組み法ということはあり得ることでございます。こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、まさしく委員がおっしゃっていただいたとおりなのでございますが、本当に戦闘が終わったばかりで、非常に暑く、水も出ず、電気も来ず、衛生状態も悪く、治安も良くないと。しかし、そこで、例えば水が必要である、電力が必要である、インフラの応急的な整備が必要である、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この小池さんは、先ほども御答弁申し上げましたが、かつて防衛庁に籍を置かれた方ではありますけれども、今は加茂市の市民によって市長に御就任の方であります。ですから、これはかつてそうであった方がということについてのコメントは差し控えるべきだと思いますし、教育訓練...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、憲法九条の、我が国は、「国の交戦権は、これを認めない。」ということになっております。その中に占領行政を含むということになっております。私ども日本の国が占領行政を行うわけではございません。したがいまして、憲法九条に触れるものではないという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 例えて言えば、組織性、国際性、継続性等々から考えまして、例えばフセインの政権の再興を企図したバース党の残党が組織的、計画的に継続性を持って行動しているような場合は、国に準ずるものというふうに評価をされることがございます。
07月18日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 これは、何隻になればやめるという筋合いのものではないような気が私はしています。  これは例えて言いますと、シーレーン防衛をするときに、何隻船があればいいだろうかという議論のときにもいろいろな考え方があると思います。つまり、船があることによって、これはどこにいるか...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のようなことは確かにあるのだと思いますが、陸上できちんと阻止できればというお話でございます。  あの中東の地というのは、どうも我々日本人が島国において考えるような状況ではない。そしてまた、テロリスト同士がどのようなつながりがあるのか。たとえ違う国であっ...全文を見る
○石破国務大臣 このことは防衛庁も同じ問題意識は持っております。これはまた先生と議論をさせていただきたいのですが、私どもも数カ月前から、これだけ自衛隊員が過酷な中でそういう任務をやっておる、そして国民の税金も使わせていただいておる、そういうような数字が明らかになる必要があるのでは...全文を見る
○石破国務大臣 私どもの御説明の仕方が悪かったのかもしれませんが、棒グラフになっておりますのは給油の回数でございます。委員がお持ちの資料の中でオレンジのカラーになっておるのは、折れ線グラフになっておりますのは累計の補給量でございます。  したがいまして、本年五月が一番多くなって...全文を見る
○石破国務大臣 量について御説明申し上げます。  本年五月が、一万キロリットル、回数が三十二回ということでございます。その前の四月は、九千キロリットル、回数二十五回。六月が、量が五千キロリットルで、回数が二十回ということになっております。  これは、給油対象国がふえました。そ...全文を見る
○石破国務大臣 お答え申し上げます。  アメリカ、イギリス以外にふえました対象国は、フランス、ニュージーランド、イタリア、オランダ、ギリシャ、カナダ、スペイン、ドイツ、こういうことになっております。  フランスに初めて給油をいたしましたのは本年三月、ニュージーランドも三月、イ...全文を見る
○石破国務大臣 急に膨大になったという認識は、私どもは持っておりません。  例えば、平成十三年の十二月から始めておるわけですが、一万六千キロリットル、十四年の一月には二万六千、マックスでございます十四年の三月には四万というふうになるわけでございます。その後、一万五千、一万九千、...全文を見る
○石破国務大臣 正直申し上げまして、今委員がおっしゃったのと同じ懸念を私は持ちました。大変だ大変だというふうに言っている割にはそうでもないんではないか、士気が完全に緩んでいるんじゃないのというようなことは申しました。私もその点についてはかなり徹底的に議論をして、調査もしたつもりで...全文を見る
○石破国務大臣 先生御案内のとおり、これは自衛隊法によりまして、「自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において、」というふうに書いてございます。四隻イージスは持っておりますが、一隻はドックに入っているということでございます。  私どもとして必要欠くべからざることと思っております...全文を見る
○石破国務大臣 いろいろな情報には接しております。しかし、ああいう閉鎖的な国でございますし、私ども、自分の目で見たわけではございません。それはそういうような機会も持ちません。  いろいろな情報には接しております。しかし、その可能性は排除できない。しかし、確認したかどうなのかと言...全文を見る
○石破国務大臣 これは私どもの御説明の仕方が悪いのかもしれませんが、定義というものはきちんとお互いに相互で認識をしながら議論をいたしませんと、そういう決めつけみたいな話になってしまいます。  私どもは、何度か衆参のイラク特別委員会において答弁を申し上げましたが、どうやって憲法に...全文を見る
○石破国務大臣 今副長官がお答えしたとおりでございまして、それをごまかしとおっしゃいますが、それをごまかしとおっしゃいますのは、私どもは、それは決めつけなのだろうと思っています。  私どもは、アメリカ合衆国との間に交換公文を結んでおって、テロ特別措置法の目的以外には使わないとい...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほど官房長官からも答弁がございましたように、武力の行使にならなければ、あるいは自衛権の行使にならなければ、そもそも集団的自衛権の問題にはならないのでございます。
○石破国務大臣 ごめんなさい。これは、先ほど委員がちょっと答えを聞かずに質問を終わられましたので、これは私のお願いでございますが、私の理解が悪いのかもしれませんが、自衛権の行使によらない集団的自衛権の行使というものが、もしそういう概念があるとすれば、ぜひどういうものかお教えをいた...全文を見る
○石破国務大臣 お答えを申し上げます。  陸上自衛隊の派遣があるかどうかというお尋ねでございます。これはまだ、きちんと確定をいたしておりません。いろいろな議論を行っておるところでございます。  ただ、きょうは行かれた方もいらっしゃいますけれども、与党あるいは政府の調査団、多く...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員がどの記者会見を指しておられるか、ちょっと私、つまびらかではございませんが、米軍が、今回の対イラク軍事行動で劣化ウラン弾を使用したということについて明らかにしたとは、私ども、承知をいたしておらないところでございます。  委員御指摘の米軍が明らかにした...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどお答えをいたしましたように、自衛官たちは何に基づいて行くのか、法治国家でございますから、当然法に基づいて参るわけでございます。そして、基本計画は閣議において決定をし、実施区域は防衛庁長官が総理大臣の承認をいただいて決し、そして、自衛隊が行くか行かないかの可否...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来副長官がお答えをしておるとおりでございますが、企業名を明らかにするかしないかということは、これは、こちらが明らかにしたい、あるいは向こうがしたくない、両方の意思が合致をしなければ、明らかにすることには相なりません。  このことにつきまして今確認をいたさせ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、今、戦時徴用とおっしゃいましたか、戦地出張とおっしゃった……(児玉委員「後者です」と呼ぶ)お言葉をお使いになったと思います。  これは、法に基づいてこの船は出ておるわけでございます。それがふぐあいを起こしたとするならば、この法に基づいた我々の職務の執行と...全文を見る
○石破国務大臣 それは申し上げられません。  先生がお調べになってそうだとおっしゃるのは、それは御自由でございます。私どもは、テロリストというものをそんなになめてはいけないと思っています。テロリストが……(発言する者あり)国会議員はテロリストではございません。私ども政府として、...全文を見る
○石破国務大臣 政府として、どこの港に寄ったかということは、これは明らかにはしないということでございます。したがいまして、ミスリードであるともそうでもないとも申し上げられません。
○石破国務大臣 それは、この法をどのようにして運用し執行することが目的の達成に資するかどうかということが一番重要でございます。国権の最高機関に最大限の敬意を払うべきであるし、提供すべき情報を提供するのは、これは当然の責務であると私は考えます。  しかしながら、隊員の生命あるいは...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員御指摘になりましたホームページは訂正をされております。そのことは御存じのとおりでございます。  これは、出ております写真は同じものでございますが、確かに委員が御指摘になりましたのには、イン・ザ・ペルシャン・ガルフ・デュアリング・オペレーション・イラク...全文を見る
○石破国務大臣 正確に申し上げます。機関誌のホームページ版を見ればということを申し上げております。  この機関誌は、常に、先生も御案内のとおりでございますが、ホームページ上にも載っております。ホームページと申し上げましたのは、「シーリフト」が機関誌であることは私もよく存じ上げて...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮ですが、お尋ねの趣旨がちょっとよく理解できません。私どもが何月に何回補給をしたかということをお示ししておりますが、そのこと以上に何の資料をお求めでいらっしゃいますか。
○石破国務大臣 私がわかりませんと申し上げたのは、キティーホークとおっしゃりながら、この写真をお示しになっておられます。これはキティーホークではございません。これであれば、「イン・マーチ・ツーオーオースリー」ということになっておりますから、三月でございます。
○石破国務大臣 お答えを申し上げます。  繰り返して申し上げますが、戦闘行為とは何か、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し物を破壊する行為、これは、正しい、間違っているとかいう話ではございません。これは、我が日本政府がこのように定義をしておるということでございます。そ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、以前からお答えをしておりますように、あくまで例示ではございますが、例えば、フセイン政権再興というものを夢想して、夢見て、バース党再興、フセイン政権もう一度みたいなことで、組織性を持ち、計画性を持って、継続性を持って武力の行使を行うような、そういうような集団...全文を見る
○石破国務大臣 これは、この法案の審議以来、何度も私は申し上げておることでございます。戦闘地域でないところで活動しなければならないということが条文には書いてございます。つまり、それは、憲法九条の趣旨をきちんと生かすために、我々が活動するのは戦闘地域でないところ、非戦闘地域でなけれ...全文を見る
○石破国務大臣 憲法に忠実であろうとするならばそもそも行くなというお話になりますが、そうしますとPKOにも行けないということになるはずでございます。それは、ですから、社会民主党として、PKO法も憲法違反である、したがって我々はPKO自体も反対である、こうおっしゃるのであれば、それ...全文を見る
○石破国務大臣 今おっしゃいましたのは、例えば毎日新聞のインタビューあるいは米軍の現地司令官の発言でございます。  これは、ずっとこの答弁で申し上げておりますように、政府といたしましては、我が国として主体的な判断、だれがこう言っているからとかそういうことではなくて、私どもとして...全文を見る
○石破国務大臣 戦闘地域とは戦闘行為が行われている場所のことでございます。そして、委員が幾つか今おっしゃいました、組織性、計画性であるとか、国際性でありますとか、継続性でありますとか、そういうことを、では、どれか一つでも欠けたらだめなのかとか、そういうことを今ここで申し上げること...全文を見る
○石破国務大臣 何度も同じことを申し上げて恐縮ですが、戦闘行為とは国際的な武力紛争の一環としてと申し上げております。だから、それに評価を受けるか受けないかということです。そして、私は、その場になってみなきゃわからないとか、そんないいかげんなことを申し上げているわけではございません...全文を見る
○石破国務大臣 これは、「あさかぜ」における事案、今回の「はるさめ」における事案、これは何が違うのか、委員御指摘のように、何で教訓が生きなかったのかということを私どもとしてもよく考えてみたところでございます。  いずれにいたしましても、この「はるさめ」におきまして、今人教局長か...全文を見る
○石破国務大臣 私は、そのようには考えておりません。  日本国の平和と独立を守る自衛隊の使命、私は、PKOにいたしましても、あるいはテロ特措法にいたしましても、あるいは今御審議をいただいておりますイラク特措法にしても、日本の平和、独立と無関係なものだとは思っていません。そして、...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(石破茂君) 委員は万感の思いを込めてむざむざとおっしゃったのだと思います。  これは何度か答弁申し上げておりますけれども、法律上いかにきちんとしていても、あるいは部隊行動基準をきちんと定めても、あるいは身を守るための武器というものをきちんと定めても訓練を積まなければ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは部下の命の方が大事に決まっています。そして、それと同時に問われているのは、命も大事です、日本国政府の姿勢も大事です。いい加減なままという言葉をかぎ括弧付きで使うといたしますと、派遣をして仮に事故が起こったとします。そうしますと、私は自衛官の政治に対す...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、基本的には委員のおっしゃるとおりだと思います。  我々がすべての戦争について知悉しているわけではございませんが、例えば日本国が九月三日に東京湾ミズーリ号上において文書を調印した、ああいう形もあります。ナチス・ドイツのように、ヒトラーは死んじゃったと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでございます。  これは、本当に何度も分かりにくいというおしかりをちょうだいをいたしますが、戦闘が行われていない地域、言い換えれば非戦闘地域で活動するというふうに法案に書いてございますのは、日本国は海外において武力行使をしてはいけないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員はすべて御理解の上で御質問をいただいておりまして、大変有り難いことだと思っています。御指摘のことは私も、本当に極端な表現かもしれませんが、朝から晩まで考えておることでございます。  ただ一点、戦場に行くんだという御指摘でございました。この戦場というの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員が予想されたようなお答えをしようと思っておりました。  それは、やはり連れ去られたということで申し上げてもよいのです、その拉致という言葉を使わなくても。それが捕虜の待遇を受ける、それはそうあるべきものでございますし、私どもからもそのように要求をしなけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員おっしゃるとおり、そのような活動もこの法案には規定をされております。人道支援とともに、そのような活動も法案上、法文上規定をされておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) 現時点でまだ決定をいたしておりません。実際に現地を見て、いかなるニーズがあるか、我々にとって何が可能かということを勘案して決めることになります。
○国務大臣(石破茂君) 私もこう、私の理解が十分ではないのかもしれませんが、今、委員がおっしゃったようなことの論理で私は理解をいたしておりません。それは、論理として少し飛躍、若しくは無理があるのではないかという気がいたします。恐らくその心は、主体的、つまり自分たちが判断をしてやる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どういう形が一番いいか。確かに、一般の感覚からすれば、お休みの日といったって、ふだんの国内における勤務のお休みの日とは違うだろうということであります。その辺りをどう勘案するか。いろいろな規定等々の兼ね合いもございますが、実情に即したような形で、まさしく委員...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、いずれにいたしましても、私どもが活動いたしますのは本法案に定められた非戦闘地域であり、そしてまた防衛庁長官が持っております安全配慮義務にかなう地域でなければいけないということでございます。  どういうようないでたちといいますか、そういう形で活動を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもが申し上げておりますのは、憲法からして戦闘行為は我々はできないということでございます。恥をかくとかかかないとかいろんなお話がございますが、憲法によって決まっております、外国において武力の行使は行わない、これは憲法上の要請でございます。  そしてまた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、有事法制の際にも阿部委員からの御質問がございまして、自衛官の服務の宣誓ということを申し上げました。  それは、事に臨んでは身の危険を顧みずという宣誓、私は宣誓というのは重いものだと思っております。そしてまた、自衛官がその「心がまえ」に基づきまして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 防衛庁・自衛隊に三万円ということを決めたという事実はございません。
○国務大臣(石破茂君) 委員の御趣旨が必ずしも正確には理解できなくて恐縮なのですが、私どもは、その必要性があるかどうか、ちょっと今判断しかねるところで、むしろその必要性に乏しいと思っています。  もう一つは、これは自衛隊でなければできない、それは、自己完結的ということを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 過去十年間、過去十年間を一応御説明させてください。  平成八年度まではおおむね一年間に四十名から五十名前後でございました。九年度以降におきまして六十名から七十名に上がりまして、十四年度は七十八名、今年はこのままのペースでいきますと三けたに乗りかねないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私もその映像は何度も見ました。大統領あるいは国防長官に対する批判というものを、このことは、これは正確な言葉かどうか知りませんが、アメリカでは軍律違反だと、絶対に許さないということになっておると承知をいたしております。  その上で申し上げるとしますならば、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そうは思いません。ただ、委員のおっしゃること、お気持ちとしては、私はそういうお気持ちを持っていらっしゃる方がたくさんおられるということを否定はいたしません。そのことについて、私どもはもっともっときちんと説明責任を果たしていかなければいけないと思っています。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 憲法上の要請を制度的に担保するための概念でございます。
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりです。  ですから、これを非戦闘地域、これは違うというふうに明確に色分けをするという性質のものでは全くありません。
○国務大臣(石破茂君) 矛盾してない、してない。
○国務大臣(石破茂君) それはおっしゃるとおりでございまして、実際に指定する、実施区域というのは明確に指定するわけです、ここからここまでという、指定するわけですよ。だから、実施する区域の範囲とは違う概念なのですね。それを指定しますから、それは地理的概念です。しかし、その地域は非戦...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ゲリラ戦とは何だろうかということでございますが、これは要するに勝手な定義を作って議論しても仕方がありませんので、一応ここは米国国防総省の定義で申します。つまり、アビザイドがそう言っているわけですから。どういうことになるかと言いますと、主に現地勢力によって敵...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、本法案に基づく自衛隊の活動につきましては、先ほど外務大臣からも答弁がございましたが、国連の統括の下に行われるわけではございません。したがいまして、国連のマークを付けて実施することは現在考えておりません。  では、何を着ていくのかねということでござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはもう交代期間のお話ではございませんで、委員が御指摘のように、例えばカンボジアでもモザンビークでもゴランでも、PKOは六か月で交代をしていますが、そういうお話ではございませんで、委員が御指摘なのはその間にどうするんだというお話だと思います。  一つは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは当庁だけでできることではございません。もちろん、外務省、内閣官房とも御相談をすることですが。何のために来たのだということがイラクの人々に理解されなければいけないんだということの必要性は、委員の御指摘を踏まえまして、私どもとしても真剣に議論をいたしたと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おおむねそういう御理解でよろしいと思います。  ただ、奪還ということを目的として行動するということはないということでございまして、それは委員との先般のやり取りの中でも、それは結果としてそうなるじゃないかという御指摘もいただきました。それは結果としてそうな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的に文民と自衛官が活動する地域は異なるということは委員よく御理解をいただいておるとおりでございます。  それはお互いにとって、つまり自衛官は、安全なところではありますけれども、その安全度が、文民にとって安全なところと、再三答弁申し上げておりますように...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 邦人保護の義務、政府が負います邦人保護の義務につきましては、外務省からお答えをいただくのが適切であろうかと思います。それを受けまして防衛庁として答弁をさせていただければと存じます。
○国務大臣(石破茂君) 基本的に、先ほどイラク復興支援職員の例を申し上げました。これは、イラク支援復興職員、そしてまた我々の業務と密接な関連を持っている人という場合の答弁を申し上げました。それとNGOというのを同列に論じるということにはならないと思っています。  他方、今、外務...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その前に、先ほどの答弁にちょっと追加をさせていただければ。  さっきのように答弁をいたしましたが、NGOは自衛隊としては知らないとか、そんなことを申し上げているわけではございません。その点は委員もよく御理解のことと思いますが、現地の治安当局あるいはオーソ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、イラクは日本の一・二倍の国土を持っております。バグダッドといっても東京全体の二・四倍の広さがあります。それは、非戦闘地域でなければならないという前提を置きまして、我々が活動できる地域というものがそこにおいて存在をするということを否定をいたすものでは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) イラク全域にわたって戦闘が終了したというわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) 我が国の定義に申します戦闘行為が行われている場所、換言すれば非戦闘地域でない場所において行動することはできません。  しかし、それが戦闘行為というふうに評価をされない、戦闘地域というふうに評価をされない地域におきまして活動することは、憲法の要請に反するも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは何度かこの委員会でも答弁を申し上げましたが、例えば近傍で戦闘が行われている場合、あるいは行われることが予測されるに至った場合は、休止し危険を回避し、前条による指示を待つという条文がございます。もし委員のお考えになるようなことを仮に政府が考えているとす...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 概念的にぴったりと重なるものではないということを申し上げました。つまり、非戦闘地域ではあるが危険な地域、治安の良くない地域という概念は存在するということでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは、米軍がイラクの治安の維持に当たっているかどうかということに懸かってくるのだろうと思うんです。  しかし他方、先ほど外務大臣から御答弁がありましたが、本当に民衆が平和裏に、平穏裏にデモを行っている、それに対して米軍が何をするかということはまた別のお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先ほども答弁申し上げたとおりですが、その米軍の行動がイラクにおける安定、安全の確保行動であるかどうかという点に懸かってくるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、委員の御指摘を承っておるのでございますが、それは日本流の解釈だとか、勝手に考えているとかいう御指摘でございますが、私は、これは日本国憲法に定められた趣旨というのをきちんと守るというのは大事なことだと思っております。そういうことは、私どもの主権者た...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 決して全く可能性を排除するわけではございませんが、現在のところ、検討をいたしてはおりません。  それは、委員御指摘のように、イスラムの文化、あるいは戒律、また宗派によっても違うでありましょう。きちんと理解をすることは必要なことでございます。ただ、それと、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 安易に考えたことは一度もございません。これは極めて厳しいことだという認識は、これはPKOでも同じことでございます。それはもう、今回の場合にはそれよりも危険度が高いということはそうなのですが、私どもは、部隊を出しますときには、PKOの際にも地域の文化、そうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは当然のことでございます。その言葉じりをとらえて申し上げたわけではございません。  私どもは、海外に部隊を出しますときに常にそういうことをやってまいりました。今回はそれの例にきちんと倣いまして、さらにそういうような、ずっと御指摘がありますように、主な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、外務大臣から御答弁がありましたとおりでありまして、最大二千五百名、治安部隊等を出しております。米英軍の指揮下で行動しておるという認識は私は持っておりません。
○国務大臣(石破茂君) もちろん、それは調整の上で行っております。それぞれがイラクの国内において活動いたします場合において、調整なしにばらばらにやることはございません。
○国務大臣(石破茂君) それは、私どもの理解では、コアリッションというものはそういうものだというふうに理解をいたしておりません。アメリカがやっておりますコアリッションのやり方というのは、そういうふうに指揮下に入れる、指揮命令系統というものを確立をし、米英の指揮下の下に集まってきた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはどういう形が一番効果的なのかということでございます。  それは、治安維持というものが、指揮命令系統という言葉をお使いになりますけれども、それなくして統制が取れないのかといえば、そのようなことはございません。それはお互いに調整をし、例えば日本とアメリ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 手元に、各国どれぐらいの被害を受けたかということでございますが、これは報道ベースにおきましては今持っております。これを各国別に、例えばどの国がどれだけ、どの国がどれだけということを今すぐここでお答えできるものは用意をしてございませんが、主に米英軍というふう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません。先ほどの、むしろ外務省からお答えするのが適切かもしれませんが、米英軍以外の各国の軍隊の死傷者というものは、七月二十一日現在では確認をされておりません。イギリス軍が六月の二十四日に死亡が六名、同じ、同日にイギリス兵が八名負傷したということ、あるい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは累次お答えしておりますように、調整の下に、自分たちがここでやりたいといって、周りの国がどのようなことを考え、イラクの復興あるいは人道支援にやっているかということと無関係に地域を設定できるものでも任務を設定できるものでもございません。
○国務大臣(石破茂君) それはこの協力という言葉が何を指すのか、これにもよりますけれども、この法案としては、そういうことを決して排除しておるわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) それもイギリスと同様でございますが、しかしながら、同時に、オーソリティーとしての地位を与えられておる国との協議というものは、当然、活動全般を行う場合において必要なことでございます。
○国務大臣(石破茂君) この法案は、先ほど来申し上げておりますように、どの国ということを特定して作成をされたものではございません。しかしながら、先ほど申し上げましたように、オーソリティーとしての地位を与えられている国、そしてまた、具体的な内容ということにつきまして、いまだアメリカ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛隊は割り切れるかという御質問ですので、私からお答えをさせていただくことをお許しをいただきたいと思います。  これは、政府としてこの場におきましても官房長官から御答弁がありますように、日本国の国益、そしてまた日本国の与えられた国際的な責務にかんがみまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、法案に定められておる自己を守るために必要なものとは何なのかということをその場に応じて判断をすることになります。  午前中、尾辻委員からもお話がありましたが、機関銃一丁ならいいが二丁なら駄目だというような議論が昔ございました。そういうようなお話では...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは委員正確におっしゃっていただきましたように、部隊行動基準というものでございます。交戦規定というふうに私ども訳することが適切だとは考えておりません。それがどういうことかと申しますと、いかなる状況下で、相手方がいかなる対応を示した場合に、どのような形態に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 少なくともアメリカに言います交戦規則とは異なる概念を多分に含むものでございます。
○国務大臣(石破茂君) 実際に米国に出張いたしまして、外務省の関係者あるいは当庁の関係者が六月の三十日から七月二日にかけて訪米をし、米国政府関係者と意見交換を行ったことは事実でございます。  先方の発言の内容につきましては、先方との関係もございますので言及をすることは適切とは存...全文を見る
07月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(石破茂君) 先ほど来官房長官から答弁があるとおりでございますが、非戦闘地域という概念と安全か危険かという概念は、これは重なるものではないということは累次答弁を申し上げているとおりです。  非戦闘地域でなければいけないというのは、憲法上の要請をきちんと確保し担保するた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私、その必要性があるというふうに認識をしていません。  それはなぜなのかといえば、実際に日本政府として、確かに調査団は参りました。しかし、イラク全土にわたって独自の調査をしたわけではありません。やはりここがそういう地域であるということを言うためにはそれな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 都市の名前は今無責任に挙げられないのは申し上げたとおりの理由によります。  委員もこの法律をよく御承知の上で御質問いただいていると思いますが、私たちはそういう地域では活動しない、そしてもう一つは、近傍でそういう戦闘行為が行われ、あるいは予測される事態に至...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも何度か答弁申し上げましたが、一般人、すなわち訓練も何も積んでいない、権限も与えられていない、自己を守るために必要な権限、そしてまた武器も与えられていない、そういう一般人にとっての安全な地域と、訓練を積み、そして自己を守るための権限を与えられ、そのため...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法的概念というのは、防衛庁長官に与えられております隊員の安全に配慮しなければならない、こういうものが法的な根拠になります。それは、あえてこの法律に書いておる、新しい、新しいといいますか、当然のことでございますけれども、改めてここの法律に書かせていただきまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはまだ法律が御審議中の現在、それはいつということは申し上げるわけにはまいりません。
○国務大臣(石破茂君) 具体的にそれは決定をいたしておりません。法律がまだお認めをいただいていない、真剣な議論が行われている段階でそういうことを申し上げるのは不謹慎かと存じます。
○国務大臣(石破茂君) それは、どこが安全な地域かは今この時点で申し上げられないということを申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは御案内の上で御質問かと思いますが、自衛官にとって安全な地域とは何かというのは、一般人にとって安全な地域というのとは違います。しかし、私は防衛庁長官ではございますが自衛官ではございません。そうしますと、本当にじゃどこの地域に、仮に私が法律をお認めいただ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、冒頭の委員の御指摘ですが、これも累次答弁を申し上げておりますように、この法律は枠組み法でございます。基本計画は内閣の、閣議の決定により内閣が決めるものでございますし、そしてまた実施区域というものは総理大臣の承認をいただくものでございます。そして、実施...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そういうことを申し上げることはいたしません。  それは、捕虜、これはよく御理解をいただきたいのでございますけれども、相手方が自衛官を捕虜にするような権限は持たないということを申し上げておるわけでございます。そのようなことをしていい立場に向こうは立...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 具体的に、どこどこで何々をしてくれというような要請はございません。
○国務大臣(石破茂君) それは、物故されました伊藤宗一郎先生とは随分いろいろなお話をさせていただきましたが、伊藤先生からそのようなことを承ったことはございません。また、私もそのような現場を見たことは当然ないわけでございます。  それから、今そういうことはないかというお話ですが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このお話は随分と委員とも議論させていただきました。  これは、何を持っていってもいいということを申し上げているわけではございません。自分の身を守るために必要なものは何なのか、現地の情勢を見まして、実際にそれに身をゆだねる自衛官の意見というものを尊重して、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘のとおりだと思っております。  枠組み法というのは、総理がお答えになられましたように、自衛隊を出すことができるという法律であって、自衛隊を出さなければいけないというものではございません。そして、いろんなことができるように書いてございますが、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘のとおりだと思っております。  ただこれは、戦車とか戦闘機になりますと、戦車が走り回ったり戦闘機が飛び交ったりするようなところは、もはや戦闘が行われない地域ということには普通はならないだろうと。戦車を個人で動かせるというようなこと、ちょっと考...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、PRというものの重要性というのは随分とこの委員会でも御議論をいただきました。  どういう形がいいのか。私どもは戦争に来たのではない、武力を行使しに来たのではないと。それはやっぱり人道支援、もちろん安全確保支援もございますが、我々が何をしに来たのか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは委員も自衛隊法の仕組みをよく御存じの上での御質問だと思いますが、これ、仮にこの法律が成立をいたしたといたしますと、これはPKOと同じように、本来的任務、付随的任務とございますが、この付随的任務ということに相なります。これはPKOなんかと同じ系列に入る...全文を見る
09月30日第157回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○石破国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じて防衛庁職員の給与の改定を...全文を見る
09月30日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 委員御指摘のとおり、かなり厳しいローテーションになっていると思っております。特に補給艦の場合には、「はまな」は三回続けて出ておるわけでございます、派遣回数が三回ということで。「とわだ」も三回、「ときわ」は二回でございますが、乗員の中で二回連続で出ているという者が「...全文を見る
○石破国務大臣 それでは、私の方からまとめてお答えをいたしたいと思います。  九月十四日から政府の調査チームをイラク及びその周辺国に派遣いたしまして、多面的、多角的な調査を行うことといたしております。  これは、この法律が当然要請をしておることでございますけれども、非戦闘地域...全文を見る
○石破国務大臣 この法律は、自衛隊をイラクに派遣することができる法律であって、派遣しなければならないという法律ではございません。  しかしながら、国連決議一四八三を受けまして、自衛隊でなければできない、自己完結型であり、装備を有し、権限を有し、そしてまた能力を有した自衛隊でなけ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、いつまでだとおっしゃいましたときに、例えば一カ月とか二カ月とか三カ月とか年内とかいろいろなことが新聞紙面をにぎわせておりますけれども、今調査団を出しておって、どんなニーズがあるか、どんな治安状況であるかということがわかっていない段階で、いつということは申し...全文を見る
○石破国務大臣 御視察いただきました御感想をお話しいただきました。私どもとしても、大変に意を強くいたしておるところでございます。  手当につきましてのお尋ねでございますが、テロ特措法によりインド洋に派遣され、協力支援活動、捜索救助活動または被災民救援活動に従事する隊員に対しまし...全文を見る
○石破国務大臣 現在の数字は、委員御指摘のとおり、アメリカの船は二隻でございます。アメリカ以外の国で申しますと、九カ国の十九隻ということであります。六月の数字を申し上げますと、アメリカの船は三隻でございました。六月にアメリカ以外は、十カ国、十五隻ということでありました。  すな...全文を見る
○石破国務大臣 成果につきまして、先ほど来外務大臣お答えになっておられるとおりですが、ある意味、かくかくしかじかの成果が上がりませんでしたということは、逆に言えばどういうことかというと、そのようにして艦艇がおり、そしてまた補給体制が整っているから洋上にテロリストが出られないという...全文を見る
○石破国務大臣 少なくとも、洋上における補給活動をやめるべきだというふうに私は判断をいたしておりません。  それは、先ほどもお答えをしたことですが、委員も御案内のとおり、洋上で本当に補給業務というものが、洋上補給業務がこなせる海軍というのは、世界じゅうそんなにあるものではござい...全文を見る
○石破国務大臣 我が国と全く同じような任務をやっておる国はございません。  例えば、補給艦を出しております国ということでいえば、イギリスは出しておりますが、同時にフリゲート艦も出しております。これは、そのフリゲート艦が何の任務に従事しているか。日本の場合にもイージスが出ることも...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊に限って申し上げますと、幾つか考えられると思うんですね。では、例えば、アフガニスタンの陸上に上がって輸送をやるべきか否か、あるいはインド洋において船舶検査をやるべきか否か、あるいはインド洋において補給をやるべきか否か、いろいろなものがあると思うんです。私ども...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のように、平成十三年九月下旬、佐世保地方隊の隊員が佐世保港内、恵美須湾におきまして米海軍の警戒用ボートに乗艇をしたということは、これは事実でございます。  これは私どもの方でも調べてみましたが、おととしの九月の下旬というのは、九・一一の直後でもあり、海...全文を見る
○石破国務大臣 形式論理で恐縮でございますが、そこにおいて行っておったことは、当然武力の行使を行っておったわけではございません。通訳ということをやっておったわけでございまして、集団的自衛権の定義には当たらないということだと思っております。  加えまして、先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○石破国務大臣 これは先ほど来御議論がございますが、集団的自衛権もこれは広義と狭義とございます。  委員がおっしゃいますように、広義に解するとするならば、すなわち情報の交換まで含めてこれは集団的自衛権だ、後方支援も含めて集団的自衛権だということになりますと、武力の行使をしていま...全文を見る
○石破国務大臣 私のお答えぶりが悪いのかもしれませんが、佐世保の件に関しましては、純粋に私どものニーズに基づきまして、総監部の判断により、隊務の一環といたしまして、米側に申し入れ、乗船をしたものでございます。この目的は、アメリカのエセックス、この場合、新聞報道によればエセックスで...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 これは先ほどの予算委員会でもお答えをしたことでございますが、最盛期といいますか、一番多かった二〇〇二年の五月は、アメリカの船が四十隻、アメリカ以外は十五カ国の約六十隻ということでございます。  それから激減をしてきたという御指摘でありまして、確かに現在におきまし...全文を見る
○石破国務大臣 私はそうは思っておりません。  例えば、アメリカ以外の国の船の推移というのを考えてみましたときに、二〇〇二年の十一月で二十六隻、二〇〇三年、本年の六月は十五隻、それが現在は十九隻にふえておるわけでございます。参加します国も、例えば私どもでも、DDHとイージス艦を...全文を見る
○石破国務大臣 これは、定義というのは、きちっとした定義はありませんが、私は、恐怖の連鎖によって政治体制を揺さぶる、変動させる、それがテロの本質だというふうに理解をいたしております。  テロが、だれが、なぜ、だれから、どのようにして、いつ攻撃を受けるかわからないという恐怖があち...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど私が申し上げました、定義というわけではありませんが、一つの概念からすれば、まさしく委員が御指摘になったように、では次には静岡県でだれが拉致されるか、次は鳥取県でだれが拉致されるか、福岡県でだれが拉致されるかという恐怖を植えつけることによって何か体制の変革を図...全文を見る
○石破国務大臣 これは当然、日本で主体的に判断をすることになりますが、では我が国が地球上のすべての地域の情報を知悉しているかといえば、それはしていない場合もあるのだろうと思います。  テロというものは、またどこで、いつ、何が行われるかわからないものですから、やめるかどうかはもち...全文を見る
○石破国務大臣 私ども、先生御案内のとおり、防衛研究所もございます、防衛大学校もございます。これは、先生御存じのことと思いますが、課題をそれぞれ与えましていろいろな研究を行わせており、今までは、ともすれば研究をやっただけでおしまいということがあったのですが、その情報は、やはり防衛...全文を見る
○石破国務大臣 ただいま官房長官から御答弁があったとおりですが、これは委員もすべて御存じのことと思いますが、これに参加しておるのは我が国だけではございませんで、ドイツも参加をしていれば、イギリスも参加をしていれば、ニュージーランドも参加をしていれば、フランスも参加していれば、カナ...全文を見る
○石破国務大臣 よく貧困と政治的な強権政治がテロの温床だみたいな話がありますが、そうすると、北朝鮮でテロが頻発しなきゃおかしいんですね。それは、どうもそういうことでは必ずしもないだろう。要は、テロという手段をとらなければ自分の政治的目的が達せられないんだという社会システムがあると...全文を見る
○石破国務大臣 お答えいたします。  ここは、ここが開示をされていないからといいまして、この以外の活動をやっているわけではございません。私どもは、法に定められたこと以外はやらないことになっております。当然のことでございます。
○石破国務大臣 これは、私も、今拝見をいたしましたので、ここに何が書いてあるかということにつきまして、これは透かして見ても見えるわけでもございませんし、わからないわけでありますが、ここで非開示にしておりますのは、具体的な内容等々の場合、これがそうだと申し上げているわけではございま...全文を見る
○石破国務大臣 これも、私も今、この報告書なるものをつまびらかに全部覚えておるわけではございませんから、このあいている箇所といいますか、開示されていない場所に何が書いてありましたということを申し上げることはできませんし、不開示である以上、申し上げること自体が不適切だと思っておりま...全文を見る
○石破国務大臣 主任務とおっしゃるのは、本来任務のことでございましょうか。今は本来任務ではないという形になっておりますので、そういうようなことだと思って答弁をさせていただくとするならば、そのようなことは主たる任務であるかどうか、それは百条系列に入れるかどうかというお話でございまし...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生が「シーリフト」の編集部までお問い合わせということだそうでございます。  そこの「シーリフト」の編集者がおっしゃったことが、ホームページの場所においてはそこの部分に限りまして正しいのでありまして、ペルシャ湾で行っている旨の記述をしておりましたけれども...全文を見る
○石破国務大臣 それは認識しておらないと同時に、そういうような事実はないと申し上げました。  それは、そういうような事実はございません。私どもとして、テロ特措法に反したような、そのような活動を行っておる、そのような給油活動を行っている、そのような事実はございません。そして、それ...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○石破国務大臣 お答え申し上げます。  確かに、数字は今先生がおっしゃったとおりでございます。ただ、ピーク時は、これはアフガンに対する攻撃と、それからテロリストの捕獲というものが並行いたしておりました。攻撃の場合には大きな艦船が当然参加をいたしております。現在は、テロリストの逃...全文を見る
○石破国務大臣 お答え申し上げます。  先ほど申し上げたことと重複して恐縮でございますが、テロリストがアフガニスタンから世界じゅうに逃亡するということを防ぐということは、我が国としてどうしてもやらねばならないことでございます。そしてまた、諸外国の海軍が展開をいたしておりますが、...全文を見る
10月02日第157回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○石破国務大臣 早朝から御面倒をおかけいたします。いろいろと御厄介をおかけしておりますことに厚く御礼を申し上げます。  今先生からお尋ねがございましたSH60Jが搭載しておりますミサイルの試験につきましてでございます。  事実関係を御説明を申し上げますと、私どもの技術研究本部...全文を見る
○石破国務大臣 導入のたびにというお話でございます。それがどういうことを意味するか、正確に理解をしていないで答弁をして恐縮でございますが、これは新たにこのタイプのミサイルを導入するということでございます。したがいまして、これの最初の試験ということでやっておるわけでございまして、そ...全文を見る
○石破国務大臣 基本的には、今回のものですべての性能に関します所見、知見が得られますと、今回で終了ということに相なります。ただ、仮にふぐあい等々が発生をした場合、新たなる知見を得る必要性が生じた場合には、必ずこれで終わりということは断言はできない、試験というのはそういうものだと思...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたように、これはレーザーの反射というものを勘案し、かつまた艦載型でございますが、それがまだ実現をできていない。したがって、地上の基地から進出をするというような条件、そういうものが重なりまして、この地におきまして実験をするということになりま...全文を見る
○石破国務大臣 重ねてのお答えで恐縮でございますが、本当にここしかないのだ、いろいろな地域を比較考量してみて本当にここしか行うことができないのだということがありました場合には、そういうこともあり得るということでございます。絶対にないということを私はここで断言をすることはいたしかね...全文を見る
○石破国務大臣 確かに、近年、急速な技術の進歩に伴いまして、新しいタイプのそういう装備というものがふえてまいりました。これはエレクトロニクス技術の進歩でありますとか、そういうものに従いまして、そういう新装備というものが出てきておるわけでございます。  しかしながら、繰り返しにな...全文を見る
○石破国務大臣 それは、沖縄の頻度が高くなるというふうには私は思っておりません。それは、地形、この場合には地形、あるいは地上から進出をしなければならない、ヘリコプターはそんなに長い距離を飛べるものではございませんので。沖縄に限って頻度がふえるということは、私は論理的には成り立ち得...全文を見る
○石破国務大臣 それは、仮に沖縄がほかに代替できない地域であると、どういう場合ということを特定することはこの際いたしませんしできませんが、本当に沖縄しかないのだ、こういうような実験、試験を行うのに沖縄しかないのだということが起こりました場合に、それを外すということには相なりません...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮でございます。そのようなことが具体的にどこであるのだということにつきまして、私、正確な知識を持っておりません。後ほど、正確な、どの地域においてどれだけというようなことがあればお答えをさせていただきたいと思っております。  確かに、委員御指摘のように、中射程の...全文を見る
○石破国務大臣 例えて申し上げますと、九月二十九日に久米島の町議会におきまして、ミサイル発射試験実施に反対する決議というのが行われておることは、私もよく承知をいたしております。この決議は、私あて、あるいは外務大臣、内閣総理大臣、沖縄北方対策大臣あてになされたものでございまして、こ...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮でございますが、私も昨日は一日委員会をやっておりました。したがいまして、まだそういうようなことにつきまして具体的な報告をいただいておりません。これは、仮に、今先生御指摘のような沖縄県漁連、そのほかの反対の決議あるいは意思の表明というものがあれば、きちんと私が把...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私どもの試験というようなものは何のためにやっているかといえば、当然のことでございますけれども、日本国の独立と平和に資するためということでやっておるわけでございます。  したがいまして、先ほど来申し上げておりますように、この試験というものが、本当に日本国じ...全文を見る
○石破国務大臣 なぜ大きな輸送艦を持つかということでございます。  この「おおすみ」タイプの輸送艦というものは、私もずっと考えてみますと、湾岸戦争の後に、やはり日本として、多くの物が積める輸送艦というものは必要なのではないだろうか、あるいは、阪神大震災の折にもいろいろな議論がご...全文を見る
○石破国務大臣 それは、一にかかって使い勝手の問題でございます。すなわち、全通甲板がよろしいのか、それとも当初のイメージ絵図にございましたように、あれだけ広い甲板を持ちながらアイランドがど真ん中にどんとあるということになりますと、これはヘリを積みましても同時離発着が非常に難しいと...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生御案内のとおり、攻撃型空母ではございません。攻撃型空母という概念が、本当に何が攻撃型空母で何が攻撃型空母じゃないのかというのは、これはなかなか難しいことだと思います。だれが見ても、カール・ビンソンやニミッツやエンタープライズ、あるいはそういうタイプのも...全文を見る
○石破国務大臣 そのような構想はございません。  そういうような船を持って、つまり垂直離発着機が使えるようなそういう船をどのように使うのだということを考えてみましたときに、どうもその有用な運用というものが私どもは考えつかないのでございます。  これは、先生御指摘のように、まさ...全文を見る
○石破国務大臣 私ども外局でございますので、私どもとして概算要求ができる立場には当然ございません。内閣府として行っておるものでございますけれども、これはまだ政府としての予算というものを取りまとめたものではございませんで、防衛庁、内閣府としての概算要求というのを行っているという段階...全文を見る
○石破国務大臣 まさしくこの点は私どもきちんと御説明をしていかねばならないものだと思っております。  これはこれ、それはそれと言っちゃいますと、何か切って捨てたような話でございますが、私どもがアメリカとともに共同研究、現在研究の段階でございますが、しておりますものは、キネティッ...全文を見る
○石破国務大臣 今回私、新たに小泉総理からこのような指示をいただきました、再任をいただくに当たりまして。それは、テロからの脅威、あるいは弾道ミサイルからの脅威に対応するために、従来の組織や装備を思い切って見直して効率化を図れ、こういう指示をいただいております。  これは、漫然と...全文を見る
○石破国務大臣 これは、内閣官房がお答えするのが適当かと存じます。私、現在の立場で、いつ帰国が決まったというようなことにつきまして正確な知識を持ち合わせておりません。恐縮でございます。
○石破国務大臣 要求されたというような事実は、私が知る限り一切ございません。アメリカ合衆国が他国に対しまして何々をやれというようなことを要求することは、これは委員もコアリションというものがどういうものか御案内かと思いますけれども、そういうようなことは全くございません。  そして...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私の所掌でお答えをできる範囲というのがございますので、その点は御了解いただきたいと思います。  私が承知をしております限りでは、どの地域においてどのようなことをということは、これは申し上げないということでございます。それは、調査団の安全ということがござい...全文を見る
○石破国務大臣 そのようなことは申し上げることではないということを言っておるのであります。
○石破国務大臣 憲法九条第二項というものを具現化したものがイラク特措法における非戦闘地域だということを申し上げました。委員も御案内のことだと思いますが、憲法九条二項において禁止をされておりますのは、国際紛争を解決する手段としての武力による威嚇または武力による行使であり、そしてまた...全文を見る
○石破国務大臣 そのような事実はございません。
○石破国務大臣 これは、茂木副大臣は、イラクにも行っておられるわけでありますので、それなりの知見に基づいて御発言になったものではないかと推測をいたしております。しかしながら、政府といたしましては、茂木大臣の行ってこられた知見も踏まえ、なおかつ、現在調査団が出ておる最新の情勢把握も...全文を見る
○石破国務大臣 それは、どこで何をやるかによります。イラクの気候というものも、地域によって、日本よりもはるかに広い国ですから、日本で考えられることがそのまま当てはまるとは限りません。そしてまた、訓練も、何をやるかということによります。ですから、年内かどうかというようなことをきちん...全文を見る
○石破国務大臣 それは、御質問の趣旨をちょっとよく理解をいたしかねますが、ブッシュ大統領が十七日にお越しになる、そこでブッシュ大統領が何をお話しになるのか、そういうことは全くわかっておりません。わかっていない段階で、それは無理であるとかないとか、そのようなことはお答えできません。...全文を見る
○石破国務大臣 先般、私は、災害の視察ではございませんが、帯広へ行ってまいりました。そのときに、先般の地震でも、本当に、あそこの第五師団帯広駐屯地初め、大変によくやってくれたという感謝のお言葉を市町村長さんの方々からいただきました。私もできるだけ全部回りたいのです。ただ、それは国...全文を見る
○石破国務大臣 これは、個々の要員は相当にレベルが高いと思っているんです。そしてまた、海外に出ております駐在官にいたしましても、本当にいい情報というものをいろいろな手段でとってまいります。  要は、その人たちをどのように継続的に育成し、そしてまた、その人たちの処遇をどうするかと...全文を見る
10月02日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 御指摘のとおり、船の数は相当に減っていると思います。  ただ、これはきのうも答弁をしたことでございますが、私はこの六月以降、ニュージーランドでありますとかあるいはフランスでありますとか、あるいはカナダでありますとかイギリスでありますとか、そういうところの国防大臣...全文を見る
○石破国務大臣 これは、それぞれの船が何のミッションを行っておったかということにつきまして、ここで申し上げることは適当ではございませんし、私も、どの船がどの任務に従事をしておったかということにつきまして正確な知識というものを一隻残らず有しておるわけではございません。  現在でも...全文を見る
○石破国務大臣 それは、各国の国防大臣と会いまして、これだけが議題ではございませんから、北朝鮮の問題もあれば、ほかの広範なテロ対策の問題もあります。  ただ、まずありましたのは、私どもが補給をしております、向こうからいえば受けておる国の大臣からは、本当に異口同音に、大変に感謝し...全文を見る
○石破国務大臣 これは、減らした国もあります。しかし、例えばフランスなぞという国はこれからふやすということを計画しているわけですし、ギリシャにいたしましても、アテネ・オリンピック警備の訓練のために一回下げたものをもう一度出しているわけですね。ニュージーランドは、下げたけれども、そ...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員よく御案内のとおり、この活動というものは、自衛隊法附則十七、十八に言いますがところの、自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において協力支援活動等を行うということになっております。ですから、今委員御指摘のような、我が国の平和と独立に直接影響を与えるような事...全文を見る
○石破国務大臣 必ずしもノウハウということになるかどうかはわかりませんが、我々がああいうようなところで活動をする場合には、やはり補給艦の能力にはかなりの限界があるということは感じております。  「はまな」などというのは、もう本当にほとんど出ずっぱりみたいな話ですし、三回続けて乗...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。  アフガニスタンで米軍等の活動が長期化をするというのに備えまして、残存勢力の掃討作戦の拠点を整備するためのタイの陸軍工兵部隊の建設用重機を、アフガニスタンへの中継地点となるインド洋沿岸の港まで海上輸送するニーズが見込まれていた。...全文を見る
○石破国務大臣 フランスに第一回目の給油を三月九日、その後、順次、ニュージーランド、イタリア、オランダ等に対しましてやっております。  三月以前には実施をいたしておりません。これはなぜかといいますと、交換公文を締結しておりませんので、それ以前には給油をするということはしなかった...全文を見る
○石破国務大臣 失礼いたしました。  交換公文を締結いたしました以降、給油を実施いたしておるわけでございます。
○石破国務大臣 これは、当初、米英の艦船が主でございました。その後、ほかの国の艦船も参加をするようになりまして、ニーズというものが発生をいたしました。  ただ、私どもとして、ニーズがあったからといって即座に給油をするわけではない。これは当委員会でも何度か議論になりましたが、米国...全文を見る
○石破国務大臣 ニーズはございました。例えて申しますと、フランスの場合には二月二十八日、ドイツもそうです、ニュージーランドもそうです、二月二十八日に支援を実施することを決定いたしました。イタリア、オランダ、スペインは三月の十一日。カナダ、ギリシャは三月二十八日ということになってお...全文を見る
○石破国務大臣 給油回数がふえたにもかかわらず給油量が減ったというのは、これは給油対象の船が小さくなったということでございます。大きな船、小さな船の場合には、当然小さな船の方が使う油は少のうございますので、単純にそういう結果でございます。
○石破国務大臣 委員の御指摘は多分二点あるんだろうと思っています。一つは、事前に承認をしなきゃいかぬということと、それから、実際にやる活動についても承認が必要だ、こういうような二点の御主張だろうと思っております。  一点の事前承認の場合には、これはそもそもテロ特措法をつくりまし...全文を見る
○石破国務大臣 今回、委員が御指摘のような、例えばタイの工兵隊のような新しい内容を盛り込むということは考えておりません。
○石破国務大臣 これも、昨日ですか、議論をさせていただいたことでございますが、これから先いろいろなニーズも生まれることも考えられる、決して否定はされるものではない。例えば、どなたからか、P3Cを飛ばしたらどうだというような御議論もございました。そういうような場合には、改めまして国...全文を見る
○石破国務大臣 私は、それは自衛隊がやる価値があることだったと思っています。  これは、実際に任務につきまして、アンマン—ブリンディシを飛んだ人間、これは帰ってきて報告も受けました。これは民間でもできるじゃないかという御指摘なのかもしれませんが、そういうことは各国とも空軍がやっ...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員御案内の上でお尋ねかと思いますが、例えばC130によりますブリンディシとの輸送でございます。アンマンとの輸送でございますが、これは私どもがアンマンと決めたわけではございませんで、これはPKO法の仕組みに基づきましてやっております。国際機関でありますWFP...全文を見る
○石破国務大臣 委員のおっしゃることは、私はよく心情としてはわかります。それでは思い切ってやめちゃうというのも一つの選択でしょう。憲法というものの範囲内ということを考えたとしたならば、例えば洋上検査、船舶検査のようなことを行うということは、ぎりぎり考えれば不可能ではないということ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、以前、アメリカとの比較ではございませんが、他国との比較の記事が某新聞に出たこともございます。  これは、まず、同じ階級で比べてみなきゃいけませんねということがあり、何に従事をしていますかということで比べなければいけないのであり、志願制ですか、徴兵ですかと...全文を見る
○石破国務大臣 これは本日の予算委員会でもお答えをしたことでございますが、現在調査団が行っておって、政府の方針といたしまして何をやるかということがまだ決まっておりません。したがいまして、当然のことでありますが、まだ人選というのも行っておりません。  そのことを前提に置いて申し上...全文を見る
○石破国務大臣 これは前の国会で参議院でお答えをしたことですが、選挙の時期とは何の関係もございません。選挙が終わったら出すとか、選挙中には出さないとか、そのようなことは政府としては一切考えておりません。  もう一つ申し上げれば、早く出せば費用負担が少なくて済む、そんな報道があり...全文を見る
○石破国務大臣 それは、何をやるかということ、どれぐらいの規模で行うかということ、そしてどの地域でやるかによって異なります。  それが非常に少人数であって、極めて安全な地域であってというような場合には、それは、逆に非常に大規模であって、相当高い訓練、そして高度の装備を持っていか...全文を見る
○石破国務大臣 このことは、定量化して申し上げることは難しいのだろうと思っています。形式的には、法に定められた目的が達せられたときということになります。すなわち、九・一一によってもたらされた脅威、その原因となる脅威が除去されたときということでございます。  例えば、主要幹部の拘...全文を見る
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 基本的な法律のフレームとしては、これはテロ特措法と似たような構造を持っていると思います。  ただ、テロ特措法の場合に実際何をオペレーションとしてやっているかというと、インド洋において補給を行っておるわけであって、パキスタンに上がっているわけではございませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御案内のとおり、時々こう議論が錯綜いたしまして、イラクに非戦闘地域なんかあると思っているのかというお話がございますが、非戦闘地域というのは必ずしも安全な地域ということを意味するわけではございません。非戦闘地域であるけれども危険な地域という概念はちゃんと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どうも御質問の趣旨の理解が足りなくて恐縮に存じます。  それは、私が申し上げたいのは、まだ調査団が行っておる最中でございますから、どういうニーズがあるかは分かりません。それに合わせてどのような装備を持っていいかどうかもこれは分かりません。  しかしなが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、今までのPKOいろいろございます。その時々によって違いますが、やはり準備の指示という一つの形式的な行為が政府としてございます。これはそういうような形で、これはいろんな場合がございますが、一つの政府の意思の決定としての準備の指示というものがございまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはまさしくニーズによります。どの地域で何を行うかということですから、そういう非常に、今あるものでも十分できる、装備もそんなに改善しなくてもよい、訓練もそれほどなくてもいいということであれば短い場合もあります。  しかしながら、先生御指摘のように、極め...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、現在調査団が出ておるところでございます。多面的に、多角的に、いろいろなニーズを今把握しておるわけでございます。それが帰ってまいりまして、では、実際にどのようなニーズがあるのか、治安状況はどうなのか、その治安状況において我々はいかなる装備を有する...全文を見る
○石破国務大臣 この法律は必要なときに延長することができるということになっておりまして、二年で終わるということは申し上げておりません。  そしてまた、官房長官から答弁がございましたとおり、この期間を延ばすということが基本的な変更に当たるかどうかということは、この法律の延長を認め...全文を見る
○石破国務大臣 これは、この審議におきましてもいろいろな御議論がございました。  私どもといたしましては、今私どもの海上自衛隊がやっております活動によりまして、テロリストの海外への流出、拡散、これが防がれているということにつきましては、私は大きな成果があったというふうに考えてお...全文を見る
10月06日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 確かに先生御指摘のとおり、月ごとの補給量は減少いたしております。ただ、これは補給対象の船が小さい船に変わったということがございます。大きな船から小さい船に変わりますと、これは当然その補給量というのは減少してまいります。それから、船の数についてでございますが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御質問は、アフガニスタン、つまりテロ特措法に基づきまして、現在、海上自衛隊が洋上で補給活動をしておりますが、これが陸上において展開する可能性があるかという御質問かと思います。  それは、法律の目的にかなった場合に、つまり九・一一に起因する云々かんぬんとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま回数につきまして外務大臣から答弁がございました。  私、衆議院でもお答えをしたことですが、ここ数か月でもいろんな国の国防大臣とお話をすることがございます。フランスでありますとかあるいはニュージーランドでありますとか、実際にこれに参加している国の国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です。合理的に信頼する根拠とおっしゃいますのはどういう意味なのか、ちょっと私にはよく理解しかねるところでございますが、要は、給油自体をテロの目的以外には使わない、法律の目的以外に使わないというのは、これはもう相互の信頼関係に基づいて決まっておることでご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  修理等を実施しますために派遣されました民間企業の従業員は、七月十五日現在、延べ二十八名。そのうち、イージス艦の修理につきましては七名の民間企業の従業員が派遣され、寄港中に修理を行ったということでございます。  これは契約に基づい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは契約行為の理解の仕方によるのだろうと思っています。  私どもは、先ほどもお答えいたしましたように、企業と従業員との間の労使関係の問題につきまして、当庁として申し上げるべきお話ではございません。  また、企業が拒むことができるかどうかということでご...全文を見る
10月06日第157回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 小川議員より、イージスシステム搭載型護衛艦、いわゆるイージス艦の活動につきましてお尋ねがございました。  インド洋派遣部隊の指揮に当たる艦艇の派遣につきましては、指揮に当たる艦艇の派遣ローテーションや補給活動における安全性の確保、隊員の居住環境の快適性等...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じて防衛庁職員の給与の改定を行うものであります。  すなわち...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御造詣の深い先生の御指摘であります。私は、本当にフレキシブルに制度というのは見直していかなきゃいかぬのだろう。  一つ思っていますのは、もちろんお勉強もできなきゃいかぬのですが、学力だけで選ぶということがあっていいんだろうかと。本当に私、全国あちらこちら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、外務大臣から答弁があったとおりだと存じますが、要は今見付かっていないからといってなかったということにはならないということを私ども考えなきゃいかぬと思っています。今見付からないからといってなかったということには相ならない。総理がおっしゃいましたのは、これ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この御指摘は、さきの国会におきましても吉岡委員からいただきまして、そのときも答弁を申し上げました。これは本当に深刻にとらえております。  現在、速報ベースで申しまして、十月六日現在四十一名ということでありますから、別に三けた行かなきゃいいという話じゃあり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 処分は行っておりません。当日、具体的な支障があったと私は判断をいたしておりません。  当日、私もその地下にございます対策本部に参りました。先生がいみじくも御指摘になりましたように、大臣、副大臣、事務次官以下、みんないても何の指令が出せるわけでもありません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、先生、報道をお読みのことかと思いますが、私はその宴会には出ておりません。出ておりません。私自身は、その宴会にはお招きもいただいておりませんし、参加もいたしておりません。  ただ、先生もお役所でいろんな会議を主宰なさったりして御案内かと思いますが、実...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは何度もお答えをいたしております。国会でも、私、数えただけで十回以上お答えをしていると思いますが、申し上げ方が悪くて御理解をいただけないので、もう一度申し上げます。  総理がお答えになりましたのは、どこが危険でどこが安全か分かるわけはないというふうに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 人数につきまして十名前後ということは承知をいたしております。今、具体的に何人ということは申し上げられませんが、二十人に足りない数ということだと承知をいたしております。  一番地位の高い者ということで申し上げれば、これは将補クラスが制服組、いわゆる自衛官で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 将補。
○国務大臣(石破茂君) これも累次国会で答弁を申し上げましたが、実際に派遣される自衛官の目で見て、どういう地域であるのか、どういうようなニーズがあるのか、それに対応できるだけのキャパシティーがあるのか、そしてそういうことに、あるいは危険というものを考えたときにどのような装備を持っ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳細につきましては、また御要望があれば施設庁の方からお答えをいたさせますが、これは無条件ということ、その条件の問題だとは私は考えておりません。それは、その地域が今後使用されることの見通しがあるのかないのか、それがどうなのかということと関連をすることでござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返しになって恐縮でございますが、平成六年十一月十七日、この三者合意は神奈川県知事長洲知事、逗子澤市長、防衛施設庁長官宝珠山長官の間で行われたものでございます。すなわち、当時の長洲知事が仲介の労を取りまして、逗子市と国との間で住宅建設に向けて種々の議論を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは当時、例えば私どもが御説明のためにいろいろな資料を御用意をいたしました。その際に、例えて申しますと、提供用地全体の面積は二百九十というふうに御説明をいたしております。そこの中に、この二百九十をどうとらえるかということになりますれば、それは委員の御指摘...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことを認めているわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) どんどんきれいになるとお褒めをいただいて恐縮であります。  使用前、使用後ということでありまして、池子の緑は十分残ります、景観はほとんど変わりませんという、それは事実を事実として御説明をするために、この使用前、使用後という言葉を仮に使うといたしますと、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先生、先ほどから形式論理の問題じゃないんだという御指摘ですが、これは形式論理を守りませんと行政というのは成り立たないものでございまして、三者合意に横浜市が入っていないということは具体的な事実でございます。そしてまた、無条件ではないということも先ほどお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、庁内で議論中でございます。すなわち、今の防衛力整備は平成七年に策定されました現大綱に基づいて行っております。また、閣議決定を見ました中期防も現在実行中でございます。したがいまして、今の段階でいつからどのように削減をする、削減ということ仮にあったとして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一切ございません。
○国務大臣(石破茂君) これは、一つは艦載、船に載せるということを行っておりません。したがいまして、地上の基地から進出することが必要であるということが第一点。  もう一点は、レーザーの反射率の問題でございまして、レーザーの反射率、すなわちこのミサイルの照準に使いますレーザーでご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど申し上げましたように、いろいろな諸条件を勘案をいたしまして最適地であるというふうな判断をしたと承知をいたしておりますが、他方、町議会あるいは漁民の方々の反対意見があるということも承知をいたしております。私ども、その点も重く受け止めまして、今後、誠心誠...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 基本的な考え方は官房長官から答弁があったとおりだと思っております。  これを事前にするか事後にするかというのは、いろんな判断の要素があるだろうと思っています。例えて言えば、防衛出動の場合には事後ですよね。その周辺事態の場合には事前ですよね。この今回のテロ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御案内のとおり、この活動というのは自衛隊の任務で分けていきますといわゆる本来任務ではない、本来の活動に支障を生じない範囲においてということになっておるわけでございます、百条系列ですから。ですから、委員御指摘のように、北朝鮮情勢、仮に挙げるとするならば、我が...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のような意味での基準はございません。なぜならば、インド洋において、主にインド洋において展開しておる艦船は、それぞれが明確な理由を持って行動していると思っております。そして、それはテロ対策のためにやっておるわけでございます。  と申しましても、こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、現在のところ、補給開始から今日に至りますまで、どれぐらい、必要量のどれぐらい私どもは補給をしたかと申しますと、大体二〇%というふうに把握をいたしております。ピーク時はこれを超えたこともございます。ピーク時には三割、四割近く行ったこともございますが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何かの御参考になればですが、数字を申し上げさせていただきますと、全体の消費量は約百四十万一千キロリットル、ガロンに直しますと三億七千八百万ガロンというふうに分母を置いてございます。分子といたしまして、海自の補給分でございますけれども、約三十一万八千キロリッ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法律の範囲内で何ができるかということで言えば、いろいろな可能性は考えられると思っております。何も洋上補給活動だけが我々にできる活動というわけではございません。  ただ、現状におきまして、政府として具体的なニーズを把握をしているか、今、例えば委員がP3Cの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは相対的なものでございますので、累次御答弁申し上げておりますとおり、どういうような状況であるのか、じゃそれに対応するためにどのような装備、どのような訓練というお話でございます。ですから、それで基本計画の策定が遅れているとかいうことはございません。まず、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そのようなことはあってはならないことですが、あえての御指摘でございますので。  それはどういう状況でそういうことが起こったかによります。私どもは、もう繰り返しの答弁で誠に恐縮でございますが、どのような地域でどのような装備を持ち、どのような権限を与...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 実際にどれぐらい捕まえたかということにつきましては、先ほどの若林委員の御質問に外務大臣が答弁されたとおりでございますので、繰り返すことはいたしません。  なお、公表できることとできないこととございますが、政府といたしまして、どれぐらいの成果があり、だれが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨日答弁を申し上げたとおりでございますが、私どもとしては、この法律の枠組みとしてアフガニスタンの国内で何かができないというわけではございません。ただ、ニーズとして現在具体的なものがないというふうに把握をいたしております。  加えまして、委員も法律家でいら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、先生のお尋ねはインド洋に派遣しておる船のことでございますか。
○国務大臣(石破茂君) 各国の船は、各国別のデータを今持ち合わせておりませんが、一番直近で米国の艦船が二隻、そのほかの国の艦船が十九隻ではなかったかと承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) これは、私どもがこの法律に基づきまして補給活動を開始しました時点は航空母艦もおりました。それはアフガニスタン本土を攻撃するという目的のために派遣された航空母艦でございます。ですから、この法律に基づきまして補給活動を開始しました当初はそのような活動をする船が...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、今先生からトマホークというお話がございました。どの船がどのような行動をしておったか、あるいはどの船に給油を行ったか、私どもが補給をいたしました船からまた補給を受けた船がどのような名前であるというようなことは具体的にはお答えをいたしかねます。  た...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは総合的に判断をいたしまして、私どもがやっておる行為というものが武力の行使に当たるか、あるいはそれを一体化というふうな評価を受けるかどうかという問題でございます。  ですから、先生御指摘のような議論は、私もうろ覚えではございますけれども、じゃ、どうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、今回法律のタイトルが示しておりますように国連決議というものがありまして、それに基づいて行動しておる軍隊でございます。それに対しまして私どもが、それを前提といたしまして私どもがいかなる後方支援を行うかということでございまして、繰り返しになりますが、武...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 劣化ウラン弾の処理能力を我々が有しているとは承知をいたしておらないところでございます。
○国務大臣(石破茂君) 訓練する予定があるかという具体的なお尋ねにお答えをするとするならば、現在今日、ただいまにおいて具体的な予定はないというお答えになってしまいます。  それは前もお答えをしたことがあるかもしれません、参議院だったかどうかは覚えていませんが、いろんなケースがあ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっと私の理解が足りないのかもしれませんが、委員の御指摘で、国内のテロと、例えば宮城県にそういうスタジアムがあるかどうか存じませんが、そういうようなところの対策というものと、このテロ特措法というのは九・一一に起因するということになっておりますので、これは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 分かってやっております。それは、それはもちろんローテーションがどうなっているかは私も委員と同じだけの知識は持っておるつもりでございます。三隻しかございません。ぎりぎり一杯に回しております。ただ、乗員で三回続けて行った者がどれぐらいいるかということになります...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 士気についてのお尋ねがございました。  私が見ます限り、一番厳しいローテーションで回しておりますのは補給艦「はまな」だと承知をいたしております。「はまな」の中では一度も不祥事が起こっておりません。いわゆる飲酒事案等々で大変御迷惑といいますか、国民の皆様方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 命の値段という言い方が正しいかどうか、これは分かりませんが、それは同じであるべきだと思っています。  例えば、賞じゅつ金の御議論も今朝ございました。それを警察官並みに上げていかねばならぬというお話もありました。基本的に命の値段は同じだと思っています。そし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは見通しが困難でございます。ニーズがある限り私どもとしては続けなければいけないと思っております。
○国務大臣(石破茂君) これは本当に、いかにして伝えるかということにつきましては舛添委員は本当に大変な才能をお持ちでいらっしゃいますから。私は、先般、我が党の部会で、防衛白書もこんなのじゃ駄目だ、新書版にしないとだれも読まないぞと、こう言われて、なるほどなと思ったことでした。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) ございません。  それは、両者は、先生、今バーターということをおっしゃいました。あるいはトレードオフと言ってもいいのかもしれません。そういう関係には立ちません。  ですから、これはどちらにしてもアメリカ、唯一の同盟国であるアメリカを日本として憲法並びに...全文を見る
10月08日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) それは、それぞれその国の船の回し方、繰り回しの都合が一番大きいのだろうと思っています。  例えば、先生今ニュージーランドの例を御指摘になりましたが、ニュージーランドは確かに船は下げました。しかしながら、陸上に部隊が送れるかどうかということで今検討いたして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在は、米国のほかには九か国十九隻というふうに承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) それはそれぞれの国の主体的な判断だろうと思っております。今も申し上げましたように、累次答弁をしているところでございますが、あの地域に艦船をずっと、今二年になりますけれども、派遣をし続けるということは、我が国においても極めて難しいことでございますので、そのほ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは言葉の使い方、それをどう受け取るかによりますが、私どもといたしましては、付き合いで船を出しておるような、そのようなつもりはございません。日本国の国益、そしてまた日本が果たすべき国際的な責務、それにかんがみて船を出しておるわけであります。そして、納税者...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、指揮命令という形でアメリカが取っておるという形はございません。私どもの補給活動について申し上げれば、それは各国のニーズ等々を調整をしながら行っているものでございまして、指揮命令に基づいて行っているというような形は取っておらないところでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは、補給活動について、我が国が行っている補給活動についてどうなのかと言われれば、これは指揮命令で行っているものではございません。各国のニーズ等々を調整し、そしてまたどの船がどの海域にいるのかということを把握をいたしました上で私どもとして行動を決定をして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは昨日も舛添委員の御指摘にお答えをしたことでございますが、命の値段という言い方は私は絶対したくないのですけれども……
○国務大臣(石破茂君) いやいや、ですから値段という言い方はしたくないということを申し上げております。そのことはすべて共通であるべきだというふうに考えておりまして、イラクにおいてどうなのかという問いがほかの委員会、あるいは当委員会でもございましたが、それを六千万から九千万に引き上...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳細について申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、そういうようなものに対応できるような部隊というものは現在整備をいたしておるところでございます。訓練も行っております。
○国務大臣(石破茂君) 法整備につきまして御指摘がございました。恒久法につきましては、現在、政府の中でいろいろな方面から検討しておるところでございます。  先生御指摘のように、確かに何かあって特別措置法を作ってということでは機動性、柔軟性に欠けるではないかという御指摘はそのとお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはロシアの新ドクトリンでありますとかアメリカのブッシュ・ドクトリンでありますとか、そういうものが、私も子細に読んだわけではありません。あるいは、大統領、国防大臣と議論したわけでもありません。テロに対する先制攻撃というものはいけないんだと。もちろん、日本...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは政府全体で申し上げることでありまして、防衛庁長官として申し上げることだとは思っておりませんが、自衛権の行使というものはあくまで三要件、すなわち、我が国に対する急迫不正の侵害、武力攻撃があること、ほかに取るべき手段がないこと、最小限の武力行使にとどまる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、官房長官、外務大臣からお話があったとおりですが、要は、私は、ニューヨークやワシントンだけ見てアメリカと思っちゃいけないということをよく聞きます。つまり、中南部のアメリカというのが実は本当のアメリカらしいアメリカなんだということを聞きます。私ども、ともす...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ごめんなさい、ちょっと御質問の趣旨がよく、私の能力が足りなくて正確に理解できなかったら申し訳ないのですが、破壊兵器、武器というものがイラク国民にすべて行き渡ってしまったということはあるわけですね。つまり、アメリカが来るぞというときにサダム・フセインが何をや...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく先生から前段に問題点の御指摘をいただきました。テロというのは確かに昔からあるのです。別に今すぐ始まったものでもなく、ある意味、有史以来あると言ってもよろしいかと思います。  問題は、それが大量破壊兵器と弾道ミサイルがテロリストの手に渡ったら一体ど...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先ほど広野委員にもお答えをしたことでございますが、必要がなくなればやめます。必要がある限りはやりますということに相なります。それは各国が、日本が、相手様があるわけですよね、補給を受ける側があるわけです。その国々が我々の燃料を必要としておるということが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう陰謀史観的なことが時々語られることがありまして、例えば真珠湾攻撃、昭和十六年十二月八日、あれは陰謀だという話がありますが、それは荒唐無稽な話でありまして、つまり、あそこで船がたくさん沈んだという犠牲というものを甘受してまでやるかというと、それは合衆...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、取り違えていたらごめんなさい。  海上保安庁や海上自衛隊であの拉致を防ぐことができたにもかかわらず防がなかったので、そのことを謝罪したかというような御質問であるとするならば、それは、夜陰に紛れて小さなボートで新潟県でありますとか、あるいは鳥取...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) テロとの戦いというのがポスト九・一一の後のキーワードになりました。例えばロシアがチェチェンの武装ゲリラと戦っている、このこともテロとの戦いである。あるいは中華人民共和国が一部の宗教あるいは民族との間にいろんなトラブルが起こる、これもテロとの戦いというふうに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 福島委員とそのような議論をさせていただきました。何点か問題点があるのだろうと思っていますが、一つは、今の大綱は平成七年にできたものでございます。村山内閣の下で、自民、社会、さきがけ政権の下でできたポスト冷戦期というものを念頭に置いて作られた大綱に基づきまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私、先般、防衛庁長官として留任をいたしましたときに内閣総理大臣からいただいた御指示は、これは記者会見で申し上げましたが、弾道ミサイルやテロの脅威に対応するために、言葉は正確ではありませんが、対応するために、現在の組織、装備を思い切って見直し、効率化を図るこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、現時点におきまして、防衛庁といたしまして概算要求をしておる段階でございますから、政府として決定をしたものではございません。そしてまた、総額につきましてもいろんな報道がなされております。それは決して当たらずとも遠からずということはあろうかと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、数字を申し上げます以上はその積算根拠が必要になると思っております。それは、例えばSM3でどれぐらいの地域がカバーできるか、あるいはパトリオットでどれぐらいの地域がカバーできるかということにつきまして現在最終的に確認をいたしておるところでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、繰り返しになって恐縮でございますが、例えば金額であればどれぐらいと問われた場合に、五千億程度ということは今までもお返事をいたしてまいりました。ただ、この五千億というものが、今申し上げましたように、当面の、海上配備型のイージスシステム搭載型護衛艦に積...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おおむねそのように御理解をいただいて結構でございます。
○国務大臣(石破茂君) 武器輸出三原則につきましては、委員も通産省に長く御在籍でありましたから大変お詳しいだろうと思っています。  これは、そもそもの武器輸出三原則があった、これはココム対象国あるいは紛争国に対しては武器の輸出を行わないということでございましたし、その後、三木内...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 差し障りはございません。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど差し障りがないというふうに申し上げました。ただ、委員が今まさしく御指摘になりましたように、政策的な判断というものを自衛官に求める、あるいはこの場におきまして自衛官が出ましてそういうような答弁を求められたときにどのように対応をするのかということも難しい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう答弁があったことは存じております。
○国務大臣(石破茂君) これは、私自身も当庁の者もアメリカといろんな協議、接触をいたしますが、要請という形を受けたことは一度もこれはございません。具体的に、陸上自衛隊にしろ海上自衛隊にしろ航空自衛隊にしろ、出てくれという要請を受けたことはございません。  これはアフガニスタンで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然ニーズというものがあった上でのお話でございます。そしてまた、それに対応する我々のキャパシティーがあったということでございますが、法律に基づきまして、非戦闘地域ということで憲法第九条第一項、そしてまたイラク特措法第九条に基づきまして安全な地域ということ、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは法治国家からして当然のことでございます。戦闘地域ばっかりであれば出せませんし、そしてまた防衛庁長官が有しております安全配慮義務に反するような事態ということになれば、それでも出すということになれば、それこそそれが法律違反でございます。
○国務大臣(石破茂君) それは池子の森全体を含んで議論が行われたということでございます。  ただ、経緯は今、委員が的確に御指摘になりましたが、そのパネルもそうです、それはもうどう見たってこれは逗子も横浜も含むということになるとしか読めないですよね、そのパネルは、パネルという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは三者合意というものをどう考えるかで、形式としては三者合意の中に横浜市は入っていない。国と逗子市と神奈川県のものであって、神奈川県知事が仲介の労を取ったものである。そのことについては何も疑問はないと思っています。そして、逗子に追加建設をするというお話で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、繰り返さない。
○国務大臣(石破茂君) 午前中にもお答えをしたことと重なりまして恐縮でございますが、私どもはそういう判断をしておりません。例えば、ニュージーランドは確かに引き揚げましたが、陸上に新しい部隊を派遣をしておりまして、テロとの戦いというものは続いておるわけでございます。また、ギリシャの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは具体的な手順の細部まで私は存じませんが、これは参加するのも離脱をするのもそれは各国の主体性に任されておると考えております。もちろん、補給ですとか現場の活動は調整を行うことでございますが、参加する、あるいは離脱するということに具体的なメカニズムがあって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、終了するという場合にはどうするかということでございます。これは、終了する場合に国会にお諮りをするということには必ずしもならないというふうに思っております。実際にそのことを終了する場合にどうするかということは、この法律を定めますときも御議論がございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはテロとの戦いというふうに一くくりにして申し上げますが、これは国際社会における我が国の責任でもあります。これの履行ということにおいて、我が国の国益にかなうものだというふうに考えております。また、あの付近の海域というもの、あの地域というものが安定をすると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それを組み合わせて行っているということでございます。  外務大臣から今答弁がございましたように、そういうような活動もアフガニスタン国内において行っている。しかし、日本国の持つ高い補給能力をもって海外のいろんな国の艦船に対して補給活動を行う、これが両々相ま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そういうことが全くないとは申しません。それは非常に長期にわたるものでございますし、過酷な任務でございますから、全く、神様仏様ではございませんので、全く不平不満なしに務めたとは思っておりません。  しかしながら、言われているように、非常に弛緩し切っ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先般、副長官でありました赤城衆議院議員も、副長官在任中インド洋に行ってまいりました。で、艦船にも乗って、補給艦にも乗ってまいりました。  そこで実際に体感、体験をいたし実感をしたことは、非常に高温である。非常に任務が高温の中で、四十度、そして体感温...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私も外務大臣のお考えとほとんど近いのですが、戦争がない状態というのが平和の広義の概念だと思っております。  春の日うらうらと降り注いで、お花が咲き乱れて、心優しい人々が歌を歌いながら花を摘んでいると、それも確かに平和かもしれません。ただ、私どもは、少なく...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基地が所在をしておるという意味から申し上げれば、三沢もそうであります。総理の選挙区の横須賀もそうです。佐世保も岩国もそうだと思います。  ただ、外務大臣がおっしゃいましたように、その七五%が集中をしておるという沖縄、それは地政学的な意味もいろいろございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私が地政学的にと申し上げましたのは、近ければいいということを申し上げたつもりはございません。かつて北の脅威というのが言われたときに、では、北海道に米軍がいたかといえば、近かったからといって北海道にいたわけではございません。地政学的にと申し上げておりますのは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の県でもあり、常田筆頭の県でもございますが、引き受けるつもりがあるかどうかということは、具体的にどういうようなものが提示をされ、どういう必要性があるかということだと思っております。それは、沖縄に御負担をいただいておるということを国民ひとしく認識をし、その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは沖縄の県民の方々の真摯な、そして切実な思いにおこたえをして基地の返還というのを行っております。SACOの合意もそうであります。それは合衆国にしてみれば決してウエルカムという話ではない。しかし、私ども政府としてもちろんそれで十分だというつもりはございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) あえて比喩的に申し上げれば、重厚長大を廃すということだろうと思っております。特に陸の場合には、重い部隊というものではなくて、軽い部隊というものが機動力を持って動けるように、これは特に航空輸送能力あるいは高速輸送船による輸送能力等々具備をいたしまして、軽薄短...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、一日当たりの必要経費についてでございます。  イージス艦の一日当たりの必要経費につきましては、人件費、糧食費、油購入費等多岐にわたりまして、正確にお答えするのは極めて難しゅうございます。  なお、テロ対策特措法に基づく活動に係る経費につきましては...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 給油支援活動以外にどのような活動を行っておるかということですが、今、先生御指摘いただきましたように、十三年十一月二十五日に出ました掃海母艦「うらが」がテント、毛布を輸送をいたしております。これはUNHCRの要請に基づくものでございます。ほかには、補給艦「と...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(石破茂君) これは、今後の検討にまつというのは今、官房長官からお答えがあったとおりです。  先生、まさしく今編成というふうにおっしゃっていただきました。そうしますと、本来任務という形にいたしますと、これは我が国の防衛というものが今の本来任務でありますわけですが、その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、現在私どもが行っております補給活動は、海を通じて逃亡するテロリストに対しまして船舶検査等々を行う船に対します補給活動ということになっております。先生からは先ほどからおっしゃっておられますように、航空母艦から飛行機が飛び立ってアフガニスタンを攻撃する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、今回、鋭意今行っておりますものを継続するという基本計画の内容そのままでお願いをいたしておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) 何をもって参加というか、これは厳密に定義をしませんと集団的自衛権とか武力の行使とかそういう議論に発展をしかねませんので、その辺りの言葉遣いは注意をしなければいけないと思っていますが、これは協力を行っていることには違いがありません。何もその行動、私どもがやっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、我が方の補給艦から先方の補給艦に補給を行うということは当然ございます。そして、我が方から受けましたアメリカの補給艦がいろいろな船に補給をする、これも当然のことでございます。米側の補給艦から、これまた給油を受けました艦船、それは航空母艦の場合もあれば...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、その船がどこにいたかということもございましょう。そして、どのような任務を与えられておったかということもございましょう。それは、同時に複数の任務に従事するということは、これはないわけであって、複数の任務は与えられていることは間々あることでございますが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはアメリカ側にも、委員の御指摘もございまして、アメリカにも再三確認をし、サザンウオッチではなくてアフガニスタンに対する攻撃任務に従事をしておったということを確認をしているわけであって、そしてまた交換公文等からもその趣旨は明らかであって、日本国政府とアメ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはさきの国会におきましても申し上げたことだと記憶をいたしておりますが、私どもの防衛局長に対しまして在京米大使館の首席公使の方から書簡が参っております。これまで米国政府と米海軍は、海上自衛隊から提供を受けた燃料についてテロ対策特措法の趣旨と目的の、趣旨と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) サンチェス司令官が、これは先生御指摘は七月三十一日のことと了解してよろしゅうございますね、今御発言のようなことをおっしゃったというふうに承知をいたしております。内容を、これ私は記憶をたどってみますと、すぐ入手をいたしまして精査をいたしました。  ここでこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、委員とは長い間議論してきましたから恐らく御存じの上で聞いておられるのではないかと思いますが、これ、累次答弁申し上げておりますように、安全かどうかということも一種相対的な概念だということでありまして、何の訓練も受けていない、武器も扱ったことがない、何...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  私、今後も見通し得る将来においてこの補給ニーズというものがなくなるとは考えておりません。確かに先生御指摘のように、船の数は減ってまいりました。しかしながら、御指摘をいただきましたように、これだけ長い期間にわたって遠隔地において行動...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 衆議院におきましても、また本院におきましてもそのような御議論を賜りました。まさしくそのような過酷な任務に、地味だけれども過酷な任務に、歯を食いしばって国益のため、国際社会の安定のために働いておる隊員に対しまして、処遇の改善はできる限り行ってまいりたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その御指摘も度々ちょうだいをいたしました。御指摘のように、これは私どもの百条系列でやっておりまして、本来の任務ではないという形でやらせていただいております。  しかしながら、先生御指摘のように、我が国を守るという本来任務に最大の力点があることは事実でござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはそのとき申し上げました、基本的には官房長官のおっしゃるとおりです。ただ、事の性質をそれぞれまた、今、委員がおっしゃったように国連決議があるかないか、事の性質がどうなのかということによって、とにかく国会承認を何らかの形でいただくことには違いがない、事前...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本姿勢につきましては今、先生が御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、昨日から形式論理ばかり申し上げて恐縮ですが、三者合意は横浜市は当事者とはなっていない。ただ、チラシを見ますと、これは横浜市も含まれているというふうに、池子の森というのは別にきちっと境があるわけではございませんのでね。ただ、三者合意に横浜市は入ってい...全文を見る
11月26日第158回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) これは、前国会でも何度もお答えをしたことでございますが、一つは委員御指摘のとおり、非戦闘地域、それは危なくない地域という意味ではございません。憲法九条の要請をきちんと満たしているかどうかという意味でございます。  もう一つは、防衛庁長官が負っております派...全文を見る
12月15日第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 ただいまも官房長官からお話がございましたが、これは大変大きな一歩だろうと思っております。  他方、これによって、すべてめでたしめでたしで、テロ行為が全くなくなるというふうに私ども、楽観的には考えておりません。このことによって、確かにサダム・フセインはもう戻ってく...全文を見る
○石破国務大臣 まず医療について申し上げます。  これは委員も映像等々で御案内のことがあるのかもしれませんが、例えば日本がつくった病院というものがございますが、それが十分に機能しているかといえば、そういうわけでもございません。設備あるいは医薬品の供給、設備が老朽化している、医薬...全文を見る
○石破国務大臣 これは、この法律をつくりますときから多くの議論がございました。このイラク特別措置法というのは、第九条に、防衛庁長官は派遣される隊員の安全に配慮しなければならない、そういう義務規定を置いております。  PKO、随分と実績を上げてまいりました。事故というものもありま...全文を見る
○石破国務大臣 お答え申し上げます。  基本的に今アメリカが行っておる掃討作戦というものは、基本的にはでございますが、イラク国内における安全及び安定を回復する活動と思っております。では、イラクにおいて米軍が行っていることで我が国が定義するがところの戦闘行為、すなわち国または国に...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員御案内のとおり、このイラク特別措置法でもって、大使館の警備あるいは政府職員の警護というものは、この法律に基づく限りはできないということでございます。条文に書いていないことをやっていいなぞということにならないのは、委員よく御案内のとおりでございます。 ...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、こういう場合は自衛隊法でいうと百条系列というものでやっているわけですね。本来任務ではないということになっているわけです。これから先もそれでいいのかという御議論はPKOの議論のときにもありましたが、これを本来任務化しなきゃいけないんじゃないの、こ...全文を見る
○石破国務大臣 手のうちを見せないで具体的にわかるようにというのは、なかなか難しい御質問であります。委員はそのことをすべて御存じの上で御質問いただいておるのだと思いますが。  結局、委員がおっしゃるように、移動中が危ないんだということ。そしてまた、自爆テロのように抑止力がきかな...全文を見る
○石破国務大臣 そういう必要性があれば、私はそういうことは行うべきだと思っています。ただ、委員が、これはぜひとも議論をさせていただきたいと思っているのですが、日本として本当に人道支援に来たんだよということは一生懸命PRをしようと思っています。そしてまた、現地社会の、部族社会の構成...全文を見る
○石破国務大臣 それは、覚悟という意味であれば、それがなければ私はこんな仕事をやってはいけないことだと思っています。  問題は、今外務大臣からもお話がありましたが、日本の閣僚が行く場合に、それではオランダに警護をお願いします、アメリカに警護をお願いしますと言うことができるのか。...全文を見る
○石破国務大臣 後ろの方からお答えをいたします。  確かに、おっしゃるように、相当極限の精神状態ということになると思っています。そうなった場合に、メンタルヘルスケアというものをどういう形で行うか。それは、私どもの医官は、先生よく御案内のとおりでございますが、総合臨床医ということ...全文を見る
○石破国務大臣 あるいは、サマワにおきます放射能汚染の事実関係は、私どもよりも外務省にお尋ねをいただいた方がより適切なお答えが得られるのかもしれません。  アメリカ軍として劣化ウラン弾を保有しているということは、このイラク戦争の期間も申しておったと私は記憶をいたしております。し...全文を見る
○石破国務大臣 私どもは劣化ウラン弾を持っていないということと、では、そういうような放射能による障害についての知見がないのかということは別個の議論だと思っています。  私どもとして、そういうような放射能の影響について、それは、広島、長崎のあの悲惨な例から、いろいろな知見を私ども...全文を見る
○石破国務大臣 検討しております。それは、あらゆる場合を想定いたしております。  ただ、ROEのお話と、あるいは相手がだれであれ、正当防衛、緊急避難はなし得るということは、これはきちんと峻別して議論をしていかねばいけないことだというのは、先生御案内のとおりでございます。  そ...全文を見る
○石破国務大臣 結局、戦闘地域と判断されるようになれば、それはだめだということでしょう。そして、非戦闘地域という判断が継続したとしても、自衛隊に与えられた権限、装備、能力をもってして、その危険を避け得ないということになれば、これもだめだということなのでございましょう。その両方なん...全文を見る
○石破国務大臣 基本計画ではイラク南東部ということを記しておりまして、まだサマワという特定をいたしておるわけではございません。  例えて言えば、サマワの今の現状をどう見るんだというお尋ねにお答えするとするならば、非戦闘地域であり、自衛隊が今後保有する、実際に赴くまでに保有する権...全文を見る
○石破国務大臣 必ずしもなるわけではございません。戦闘行為というのは、本当にこれを言うとおしかりを受けるほど何回も同じことを言いましたから恐縮ですが、国または国に準ずる組織ということですから、必ずしもそれが本当のテロリストであった場合にはそういう評価にはならないということでござい...全文を見る
○石破国務大臣 これは、たしか前の国会でも委員と議論したような覚えがあるのですが、もしもしあなたは国または国に準ずる者ですかと聞いて、そうでございますなどということは絶対ないわけで、それはわからない、正直言って。  ですから、ただ、決められておりますのは、我々が活動する地域は非...全文を見る
○石破国務大臣 それは、基本計画に定められたのは、実施区域の範囲という、ややといいますか、広い範囲を指定しているわけですね。そうしますと、今度実施要項において定めます実施の区域というのは、相当に特定された地域になるわけです。  そうすると、では、この地域でだめになった、しかし実...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことがあったとして、やめるということにはなりません。  まず、脅迫があった。自衛隊を出したならば、日本あるいは日本人の海外コミュニティーに対して攻撃を加えるぞという、どこから出たかよくわからない情報がある、あるいは宣言がある。だから自衛隊を出すのはやめる...全文を見る
○石破国務大臣 総理の御判断がそういう判断であるとするならば、それに従うことは当然のことであります。  ただ、先生、本当に時間をまたいただくことがあれば議論させていただきたいのですが、一つは、それによって、総合的な判断と副長官がお答えになったとおりのことなのですが、そうすると、...全文を見る
○石破国務大臣 基本的にそのような考え方に基づいておるわけでございますが、実施要項の中で実施区域を限定いたしますときに、自衛隊は非戦闘地域でなければ活動してはいけない、そこできちんと担保をすることに相なります。
○石破国務大臣 自衛隊が活動いたします区域は非戦闘地域に限るということでございます。
○石破国務大臣 何度も同じことをお答えして恐縮ですが、イラクを、ここは非戦闘地域、ここは戦闘地域として二分するというのはこの法律の考え方ではございません。自衛隊が活動する地域というのは非戦闘地域でなければいけない、そして、それは実施要項の中で実施区域というものをきちんと定めること...全文を見る
○石破国務大臣 現在、実施要項の策定中でございまして、今、この地域はどうだ、この地域はどうだということについて、正確なお答えはいたしかねます。
○石破国務大臣 それは、全く可能性としてないものを基本計画に書くような合理性は認められないということです。
○石破国務大臣 それは、まさしく今委員が条文をお引きになったとおりでございまして、現に戦闘が行われておらず、また、活動する期間を通じて戦闘が行われることが予測されないということが明らかといいますか、そういうふうに認められるようになった場合にそうなるということでございます。
○石破国務大臣 ですから、先ほど条文をそのまま、先生がおっしゃったとおりに申し上げたわけでございます。戦闘行為とは何かということを、もうここであえて繰り返しませんが、国または国に準ずる組織による云々かんぬんということがございます。  そしてまた、国または国に準ずる組織による国際...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮ですが、専門調査団の報告書と政府調査団の報告書と違うわけでございまして、委員が後段におっしゃいました政府調査団の報告書からは、そういうような地域からはほど遠いというふうな御指摘ですが、それはどの箇所を指しておっしゃっておられるのか、御教示をいただければと存じま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、相手が何者であるかということはわからない、少なくとも、南東部において、国または国に準ずる組織による組織的、計画的な武力の行使、すなわち、我々が言うがところの戦闘行為というふうな評価が行われるような、そのようなことが確認できたとは報告書は書いていないわけです...全文を見る
○石破国務大臣 それは学術分類事典ではございませんから、これがどうこうというふうにきちんと申し上げることを私が責めとしているわけではございませんが、繰り返しになって恐縮ですが、今起こっていることの中で、イラクのサダム・フセイン政権のもとで栄耀栄華をきわめ、民衆を圧迫し、そういうよ...全文を見る
○石破国務大臣 久間先生のおっしゃるとおりだと私も思います。  私の御説明の仕方が悪いのかもしれませんが、午前中も答弁いたしましたように、戦闘地域で危険なところ、戦闘地域だけれども安全なところ、非戦闘地域で安全なところ、非戦闘地域で危険なところ、そういう四つあるわけです。戦闘地...全文を見る
○石破国務大臣 自己を守るために必要であり、かつ効果的な装備を持っていくということでございます。  それは、正当防衛、緊急避難を危害許容要件といたしておりますけれども、それもあくまで自己に対する急迫不正な侵害があった場合に自己を守るために使うのであって、何もないのにこちらから使...全文を見る
○石破国務大臣 先生のおっしゃるとおりだと思います。撃ち合いになるというようなことは、正当防衛の武器の使用の仕方としてこれは想定をされておりません。  いずれにいたしましても、非戦闘地域でやるというのは当たり前のことなんです。それに加えて、自衛隊の権限、能力、装備をもってして、...全文を見る
○石破国務大臣 結果としてそういうことは起こり得ることでございますが、この法律において求められていることは、イラクを戦闘地域、非戦闘地域というふうに二分をすることではなく、自衛隊が活動する地域は非戦闘地域でなければいけないということが求められておるわけでございます。  現象とし...全文を見る
○石破国務大臣 それは午前の質疑でもお答えをしたことでございますが、私どもは、非戦闘地域でなければ活動してはいけないということがまずございます。しかし、それが国、国に準ずる組織であろうがなかろうが、自衛隊が持ってまいります装備あるいは与えられた権限、持っておる練度等々からして、こ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、現段階におきまして、基本計画を閣議決定したという段階でございます。それは実施する区域の範囲を定めただけのものでございまして、現在、実施要項というものを策定中なわけでございます。そこにおきまして、活動する区域の範囲というのは、それは非戦闘地域ということになる...全文を見る
○石破国務大臣 現在、それでは、バグダッドは戦闘地域かと言われて、そうではありませんともそうですともお答えすることは適当ではないと思っています。  私が申し上げておりますのは、二つあるんですね。一つは、国または国に準ずる組織であるかどうか。それは主体の問題です。起こっていること...全文を見る
○石破国務大臣 現在作成中でございますので、それがバグダッドということになるのか、あるいはバグダッドの特定の地域を指したものになるのか、あるいは特定の施設を指したものになるのか、そのことは今決まっておりません。いろいろな議論がございます。  いずれにしても、その地域というものを...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返してのお答えで恐縮でございますが、実施要項に示すことになります実施の区域、それをすべてお示しするということは、先ほど申し上げました理由によりまして、必ずしも適当ではないと考えておるところでございます。  なぜそのような情報を得るに至ったのか、そのことは委員...全文を見る
○石破国務大臣 委員は決して比較考量という意味でおっしゃっておられるのではないと思います。私は、それを明らかにすることが隊員の安全確保につながらないのでということを申し上げているのであって、それは決して説明責任と比較考量で論ずるべきものだとは思っておりません。
○石破国務大臣 現在、策定中でございます。
○石破国務大臣 地名というのにどこまで限定をしておっしゃっておられるのか。すなわち、テロ特のときは、行いました活動が洋上でございましたので、東経とか北緯とか、そういうふうな使い方をしたという経緯があったのかもしれません。私も、当時の責任者ではございませんので、つまびらかには存じま...全文を見る
○石破国務大臣 基本計画で書いておりますのは、イラク南東部ということを書いております。これも地名といえば地名なのですね。  それで、実施要項になりましたときにどこまで書くのか。例えば、何々県あるいは何々市、あるいは、日本のように何丁目ということはないでしょう、しかし、何とか地区...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員もコアリションというものの性質をよく御案内のことかと思いますが、それぞれの国が何ができるか。すなわち、例えばアメリカから、じゃ、Aという国はこれをやれ、Bという国はこれをやれ、Cという国はこれをやれ、そういうお話ではございません。何ができるか。日本とし...全文を見る
○石破国務大臣 先生、先生のおっしゃることもわかるのです。しかし、本当に我が国として絶対にこれはやりませんと言って——そちらの方が私はおかしいような気がするんですね。  我が国として、人道支援物資を中心にしてやります、そして武器弾薬は運びませんというふうにきちんと申し上げる。日...全文を見る
○石破国務大臣 一言申し上げさせていただきます。  自衛隊が行くことは役に立たないというふうにおっしゃいました。私はそうは思っていません。先ほど来お答えしておりますように、自衛隊が水をきれいにする、それで、水を飲んだらば体を悪くする赤ちゃんや病人やお年寄りが助かる、それが何で意...全文を見る
○石破国務大臣 それは、基本計画と実施要項の差異というものを委員がどう御認識になるかという問題です。そこに書いてあるからといって、実施要項に必ず書かれるというものではないでありましょう。そして、実施要項は、基本計画が範囲であるのに比べまして、それを特定するという意味を持つものです...全文を見る
○石破国務大臣 それは、アメリカと日本と行う行動が違います。そうすれば、遭遇する場面もおのずから異なるのであって、アメリカでも防げないから、日本がそれだけを持っていって何になるんだという御議論は、私はそれは全く当たらないものだろうというふうに思っております。  それから、持って...全文を見る
○石破国務大臣 それは、可能性はいろいろございます。そして、いろいろな国を名指しし、今委員がおっしゃったように、いろいろな国の人々がそういうようなテロの犠牲になってきたということもございます。それを覚悟の上で決めたのかというふうにおっしゃいますが、それは、本当にそれがそのとおり行...全文を見る
○石破国務大臣 そうすると、おどかされたということで延期をしますということでありとせば、それじゃおどかしゃやめるんだという話になって……(中川(正)委員「おどかしじゃない」と呼ぶ)じゃ、仮におどかしじゃないといたしましょう。いや、私がおどかしじゃないといたしましょうと申し上げてお...全文を見る
○石破国務大臣 私の理解能力が多分足りないのだろうと思いますが、確実にねらわれることがはっきりしている地域というのは、これはどういう地域なのでしょうか。例えば、A県B市というのがあって、そこに自衛隊が来たならば確実にテロをしかけるということがどのような組織からどのような形で言われ...全文を見る
○石破国務大臣 委員は決してそんなおつもりがないことをよく存じております。しかし、それを聞く者が聞くと、まさしくそれがテロリストの思うつぼなのだろうと。おどかせば行かないということになるとするならば、それはまさしく、そのテロリストの言うことが功を奏し、日本も来ない、あるいは、日本...全文を見る
○石破国務大臣 先生の言わんとすることが何なのかは大体わかりました。  ただ、アメリカの言いなり言いなりとか、中立とかいう話ですが、私どもは、アメリカとテロリストの間に立って中立なんということは夢にも思っておりません。要は、テロリストの側につくというようなことは全く考えておらな...全文を見る
○石破国務大臣 無反動砲の使い方はいろいろございます。別にりゅう弾のみを積むわけではございません。ただ、私どもが想定をしておりますのは、これは自爆テロのようなもの、そしてまたそれが対戦車弾をもってしては対処できないような場面、その場合に、抑止的に、あるいは自分を守るという自己保存...全文を見る
○石破国務大臣 それは正当防衛に対するお考え、認識の違いだろうと思っております。  先ほどもお答えをいたしましたが、何を持っていくかということではなくて、それをどのように使うかということに私は力点を置いて考えておるわけでございます。このことは、急迫不正の認定に何ら支障を及ぼすも...全文を見る
12月16日第158回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘になりましたように、法律ができた時点では自衛隊を出すことができるというものでした。基本計画を定めたときに自衛隊を出すというふうな判断を定めました。そして、例えば範囲、活動の範囲と大まかなことを定めたわけであります。自衛についても大まかなことを定め...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員が政務官のときにも随分とこの議論はいたしました。まさしく難解だけれども、ごまかしではありません。で、非戦闘地域という言葉がイラク特措法に出てくるわけではありません。それは、法律をよく読んで御議論をいただかないと立法府の議論にならないと私は思っています。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず大事なことは情報なんだと思っています。  政府の調査団も参りました。専門調査団も参りました。その概要は先生御案内のとおりでございます。  一体その地域で、南東部は安全である、ざくっと言って南東部は安全である、それではサマワ、仮にサマワといたしましょ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 他国の将官、いわゆる司令官の立場で物事を考えた場合に、他国の司令官に比べて負担が過大になるということは絶対にあってはならないことだと思っています。同時に、判断に遅れや迷いが一瞬でもありますと、それは起こる結果が大変重大なものになるということも考えなければい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のような議論がございます。マスコミの論調の中にも武器使用基準を緩和せよというようなお話、あるいは国会における御議論でもそういう話があります。じゃ、どういうふうに緩和するんですかというふうにお尋ねしたときに、こういうふうに緩和せよというお答えがなぜ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは前の法案審議のときにもお答えをしたと思いますが、相手が国又は国に準ずる者であろうがなかろうが、この法案に定められた武器使用の権限が変わるわけではございません。相手が国又は国に準ずる者であったから正当防衛、緊急避難を危害許容要件として武器使用ができない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも条文に書いてあるとおりのことでございます。つまり、そのようなことが起こりました場合には、一時休止、退避するなどして指示を待つということになっております。その指示をするのは防衛庁長官でございますし、したがいましてその判断を現場の隊員に負わせるというよう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはどういう状況、まさしく国民の目線に立って状況をリアルに示しながらというふうにおっしゃいました。それは戦闘が行われるようになったということと、我々がそれと遭遇したということは別の話でございます。そしてまた、活動をする期間においてそのようなことが行われる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答えをしておるとおりでございまして、そのことは憲法判断とは何の関係もございません。相手が国又は国に準ずる組織であろうが物取りであろうがテロリストであろうが、急迫不正の侵害があった場合に正当防衛、緊急避難を危害許容要件として武器を使用できる。それは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 長官が行うものではありませんよ。その場合に撃つのか撃たないのかは、それは隊員の判断です。現場に指揮官があるときは指揮官の命令に従う、法律に書いてあるとおりでございます。そのことを防衛庁長官が判断をするということはございません。防衛庁長官が判断をいたしますの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生が中東の状況について大変にお詳しいということにつきましては、私は平素から大変な敬意を払ってお話を承っておるつもりでございます。  しかし、同時に、これだけは申し上げておきたいのでございますけれども、実際に赴く自衛官たちがこの場合にどうやって身を守るこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありとあらゆる場合を想定していると申しました。それはどういう場合かというのをこの場で御披瀝をすることは決して適切だとは思いません。しかし、本当に、現場に赴く自衛官、カンボジアの例をおっしゃいました、カンボジアの例も教訓として、すべて自衛隊の中で受け継がれ、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一般の民間人の方の場合には退避勧告が今出ておるわけでございまして、それを勧告に従わずに行かれたということをどう考えるかということがございましょう。  自衛隊員だったらどうなのだというお話でございますが、それは自衛隊員が拉致、誘拐の場合をおっしゃっておられ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、復興支援職員という方が活動をします場合には、この議論の当初からずっとお答えを申し上げているとおりでございますが、復興職員は自衛隊員ではございません。したがいまして、それが活動を行う場合には自衛隊が活動を行う地域よりも更に、つまり何の権限も持っていな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 赤堀さんという方、学校の復旧に当たっておられた方ですが、その方がイラクから出国をされました。それをもってたしか最後だと思っております。私が報道で知る限りにおいてです、間違っていたらごめんなさい。  現在、今、退避勧告が出ているのですね。イラクにおいて活動...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、私はダブルスタンダードと申し上げたつもりは全くございませんで、現在、NGOの方であれ何であれ、退避勧告が出ておることは事実でございましょう。それは事実でしょう。にもかかわらず、治安が非常に悪い。NGOの方々がどんなにそれをやろうと思ってもそれが実現で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  基本計画に書きましたのは範囲でございます。委員御案内のように、これを実施要項で確定をする、具体化するということになります。  じゃ、何でイラク南東部ということをまず範囲として定めたのかということでございますが、これは、政府調査団...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりであります。  ですから、サマワにおきましては、そこにおける統治の体制というものが安定をしているということがございます。穏健な宗教勢力等が存在をし治安が安定をしているということ、そして、オランダが治安を担当しておるわけでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答えを申し上げます。  基本計画で定めました範囲というものは、これから私の下で定めます実施の区域とは異なります。その中が非戦闘地域というものを多く含むであろうということはございますが、法律において求められておりますのは、我々が活動するのは、現に戦闘が行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは実施要項と基本計画の相違をよく御認識をいただいていないと、そういうような御質問になるのだろうと思います。  つまり、基本計画の中には、先ほど来申し上げておりますように、範囲というものを記しました。実施要項で実施する区域というものを確定をいたしますと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、外務大臣がお答えになったとおりだと思っております。これ、いろんな話があって、佐藤先生おっしゃるように、ラムズフェルド国防長官がこう言っている、ブッシュがこう言っている、あるいは人道に対する罪なんぞという東京裁判のときのような話が出てきてみたり、あるいは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 心構えという言葉を先生に対してお答えの中で申し上げた、よく記憶をいたしております。  イラクの状況がどうであるか、そのことについて私も、一睡もしないでとは申しませんが、自分の限られた能力の中でこれ以上はできないと思うまではやっておるつもりでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) トータルで見た場合に、自衛官の自殺者の比率というのは一般の男性よりも相当低うございます。一般の社会よりも自殺者の率は低い。それだけの規律の取れた社会ではございますが、しかし私は、一人でも二人でもいるという限りそれは問題があるのだろうと思っています。どうやっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛官の立場に立ってという先生のお話であります。空将という地位にまで上られた先生のお話ですから、私ども本当に真摯に受け止めなければいけないと思っています。  自衛隊を海外に出すことに今回反対しておられる方の多くは、自衛官の安全が確保できないからという理由...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生、小泉総理の記者会見ごらんいただけたことだと思います、十二月九日。その中で、総理が記者会見の中でおっしゃっておられることは、一般の国民にはできない、日ごろの厳しい訓練に耐えて、あえて決して安全ではないかもしれない、危険を伴う困難な任務に決意を固め赴こう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 実施要項でどう定めるかというお尋ねでございますので、私からお答えを申し上げます。  それは、携行する、すなわち自らの、例えば米軍の兵士が自らの身を守るためにというものであれば、けん銃あるいはライフルあるいは小銃、そこまでも含むということが常識、軍事的な常...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、何だかこんがらがってきていけませんが、すべて反対なので何を言っても駄目なのだということだが、政府が武器弾薬を運ばないと言っているのでそれで聞くのだなという、こういうお話でございますね。  じゃ、それを頭に置いてお答えを申し上げますが、例えば迫撃砲で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御趣旨を踏まえて答弁を申し上げたつもりです。  つまり、委員がおっしゃいますのは、例えば対戦車弾とか迫撃砲とか、そういうものも身の安全を守るための装備だとおまえは言っているな、だから米軍もそれも身を守るための装備だから運べるとおまえは考えているのか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生はかみ合ってないとおっしゃいますが、私はかみ合って答弁を申し上げておるつもりなのです。  まさしく、そのような身を守るための武器というものを含めるのか含めないのかということでございますが、同時に自衛隊のやることと米軍のやることは違うわけですね。先生は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法律では武器弾薬というものも運べることになっております。しかしながら、政策判断としてそういうことをやらないというふうに申しました。だとするならば、私が言っているのは、先生がおっしゃるとおり、じゃ無反動砲も自分を守るためのものだからいいのだな、じゃ対戦車弾も...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政策判断として実施要項の中でどのように定めるか、そしてまたそれをどういう形で公表するのかということにつきまして、現在これも検討中でございます。すなわち、それを明確にすることが日本の政策判断ということでもございます。しかし、同時に、なぜそのように決めたのか、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛隊の行くところ戦闘地域ではないということはもう繰り返して申し上げるつもりはございません。  それは戦闘地域にはならないし、戦闘行為はやらない。だから、自衛隊の行くところ自衛隊は標的になるのかという御質問であるとするならば、それは、じゃ民間人が行けば標...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 負担の軽減というのは、私は、せんじ詰めればROEの徹底に尽きるんだろうと思っています。  どういうような武器を持っていくか、そして、どうやって迷いもなく遅れもなく判断するかということが大事なのですが、結局のところ、このような判断に従って行った場合には、と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘の問題意識は私も強く持っております。  例えば、国内でいいますと、たしかぷりんす号シージャック事件というのがあって、あのときに犯人を撃ちましたね、警察が。これ、裁判になっちゃったわけであります。じゃ、そういうことになるのかと。誤想防衛、あるいは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、世の中の方の中には、行って何になるんだ、自衛隊が行ってどれぐらいの活動ができるんだ、単なるアメリカへの義理立てなのかという、そういう私どもからすれば誤解に基づく、心ないと言ってはいけないのかもしれませんが、そういうことをおっしゃる方もあります。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおり、予備費をいつ出すかということは極めて重要なことでございます。それは、予備費の持っている性格からかんがみても直前になって出せばいいというようなものではございませんので、どの時点で予備費を出すか、そしてその積算の根拠をどうするか等々をきちんと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、訓練というのは極めて大事であって、どんなに正面装備をずらずら並べて、一機百億の戦闘機が例えば二百機あるとか、一両十億もするような戦車があるとか、イージス艦が千二百二十億円ですか、して四隻持っているとか、それがあっても、それはきちんとした訓練があって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現地とのコミュニケーションの取り方をどうするかということについて、それはもう全くコミュニケーションを取らないでやるというのは安全確保のためにはある方法なのかもしれません。しかし、それじゃ一体自衛隊何しに来たんだということになってしまいます。そのときに、やは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘の特殊作戦群は、平成十五年度末に編成、新編される、そういうものでございます。まだそういう段階に至っておりません。したがいまして、十五年末以降、どのようにするか、十五年度ですね、その部隊が本当に編成をされたときにこの能力をどのように活用するかということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことを確定をしておるわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) 国民の生命、財産を守るということが自衛隊の主な仕事でございます。  沖縄のようなことを決して繰り返さないように、そこにおいていかに悲惨なことが行われたかは委員御指摘のとおりで、これからも御教示をいただかなければいけないと思いますが、じゃ軍事組織だけで守れ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もう一つは、イラクにおいて活動する自衛隊がテロの標的となるではないかという御指摘です。  それは、しかし、ソフトターゲットであればよりねらわれるということもございます。自衛隊が活動していること、先ほど月原委員の御質問にお答えして、浄水というのはこのような...全文を見る