石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第159回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 藁科議員より、武器輸出三原則に関する私の発言の真意についてのお尋ねをちょうだいをいたしました。  私の発言は、武器輸出三原則というものは憲法の精神をいかに生かすかということにおいて極めて重い意味を持つものであるので、政治の場において十分に御議論をいただく...全文を見る
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石破国務大臣 けさほど総理にも御報告申し上げ、また、公明党の皆様方にも御報告を申し上げたところでございますが、基本的に、非常に高いニーズが存在をする。今御指摘のように、水もそうです。学校の復旧もそうです。医療施設の復旧もそうです。神崎代表がごらんになったときと同じように、あるい...全文を見る
○石破国務大臣 移動中の安全確保について御質問がございました。  移動中は、やはり宿営地の中にいる場合と比べまして、襲撃を受ける危険性というものは確かにあろうと認識をいたしております。その場合に、いかにして抑止力を持つかということだと思っております。したがいまして、そのような車...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどのコンテナの件は、今委員が御指摘になったとおりであります。ヨルダン人の運転手の方が死亡したということであります。日時、時間等々につきましては、現在のところまだ確認ができておりません。これは、行われた場所がスンニトライアングルの地域ということでございますので、...全文を見る
○石破国務大臣 先生も法律家でいらっしゃいますから、言葉の定義というのは厳密になさっての上のことだと思います。もう一度申し上げておきますが、これは言葉の定義が違いますと議論になりませんので、これは町中で議論をしておるわけではなくて、法律をめぐって議論しておるわけでございますから、...全文を見る
○石破国務大臣 最後に御理解いただいたとおりでありまして、くだくだと長く言ってわかりにくいというふうに言われるかもしれません。でも、それは、今、筒井委員がおっしゃるような、そういうような定義をずっと積み重ねてきたわけでしょう。  戦闘地域、非戦闘地域というわけのわからない概念を...全文を見る
○石破国務大臣 別に合法性の根拠にしておるわけではございません。それは……(発言する者あり)いや、合憲性の根拠も何も、我々は、つまり何でこういうような規定を設けているかといえば……(発言する者あり)いや、違います。それは、当然法律でございますから、憲法の範囲内でやらなければいけな...全文を見る
○石破国務大臣 これは、法律をお読みいただければわかりますが、イラク特措法が初めてではございません。テロ特にもあるいは周辺事態法にも、このような規定、一字一句条文は一緒ではございませんが、同じ考え方に基づきます規定は、これは、委員、周辺事態法のときにいらしたかどうか、ちょっと私、...全文を見る
○石破国務大臣 それは同じことをお答えしているのです。  それは、仮に委員が検事だとして私が被告だとすれば、そういうような御議論もあるのかもしれませんが、要するに……(発言する者あり)いいですか、憲法九条で否定されているのは、国際紛争の一環としての、国際紛争解決の手段としての武...全文を見る
○石破国務大臣 累次お答えをしておりますように、それ自体は武力の行使に当たらなくても一体化をするということがあってはならない、それは、国権の最高機関たるこの国会においてずっと積み重ねられてきた御議論です。そのことを条文的にどのように担保するかということがその条文でございます。(発...全文を見る
○石破国務大臣 評価を受けないためにそのような規定を設け、そのような考え方を設けた、それは、この国会における御議論において院のコンセンサス。いいですか、国会における議論というのはそういうものです。国権の最高機関というのはそういうものです。そこにおいて、政府としてそのような答弁を申...全文を見る
○石破国務大臣 そもそも世の中に……(発言する者あり)いや、ですから、いいですか、私は……(発言する者あり)いいです、答弁を聞いてからおっしゃってください。いいですか。  私、今、手元に答弁を持っておりませんので、一字一句正確には記憶をいたしておりませんが、憲法違反の法律が世の...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げましたように、議事録を精査させていただきます。  しかし、申し上げた趣旨は、いいですか、申し上げた趣旨は、国会の御議論を踏まえ、その行為自体は武力の行使に当たらなくとも、それが一体化したという法的評価を受けない、そのために設けた規定だということは変...全文を見る
○石破国務大臣 その三つに限るという答弁を私はいたしたことがございません。それが国際的な紛争を解決する手段としての武力の行使に当たるか当たらないか、すなわち、日本国憲法第九条に抵触するかしないかということが問題なのでございます。  国際的な紛争を解決するための武力の行使とは何か...全文を見る
○石破国務大臣 別に、人によって答弁を変えているつもりはございませんが、もしそのようにお感じになったら、これは御指摘をいただき、正してまいらねばならぬことだと思っております。  いずれにいたしましても、日本国として、では武力の行使というようなことをやるのかといえば、我々は何にし...全文を見る
○石破国務大臣 論理的にはそういうことはございます。
○石破国務大臣 いずれにいたしましても、武力の行使ということはございません。  相手が不分明な場合はどうするかということをお答えすれば、それは戦闘地域という判断には結びつきません。そういうものだと思います、それは。わからない場合はですね。  しかしながら、相手がどう変わるかと...全文を見る
○石破国務大臣 これは何度もお答えしましたけれども、相手がそういう場合には、はっきりしている場合には、それはそういう評価になります。ならない場合には、それはその時々においてどのような評価を下すか。  この場合に、委員がさっき三つの要件を挙げられましたが、どれを満たしたらこの場合...全文を見る
○石破国務大臣 なぜ、何のために何度も調査団を出したのか、専門調査団を出し、そして今回も先遣隊にそういうことを調べさせて報告させたのかということ、それは、現地のオランダ軍あるいは現地の警察等々に聴取をし、全部調べてみて、一体、襲撃が何件あったか、その中で本当に組織的、計画的な、そ...全文を見る
○石破国務大臣 私どもは、そのようにいいかげんな判断だとは思っていません。  よく法律をお読みいただければおわかりになりますが、どのようにいたしましても自衛隊として憲法に反するような武力の行使をしない、それは条文上何カ所も担保しておるところでございます。  あわせまして、九条...全文を見る
○石破国務大臣 いいかげんな判断ではございません。それはそうならないようにつくってございます。  どうしたらば自衛隊が憲法九条に禁止された武力の行使を行う場面が生ずるのか、逆にこちらの方としては、そういうような場合があるとすればこのような場合だというふうな御提示をいただければと...全文を見る
○石破国務大臣 そういう場合に、もしもし、あなたは国または国に準ずる者でいらっしゃいますかというようなことを聞くなどということは極めてナンセンスなことだということは、これは前回の国会でもお答えをしたことです。  したがいまして、そのことはわかりません。それがはっきりわかるという...全文を見る
○石破国務大臣 断定できないという答弁はいたしました。アルカイーダであるという可能性もあるが、それはわからないという、それはもうそのとおり、正確かどうかはわかりません。しかし、それがはっきりと判断はできないということは申し上げたと思います。
○石破国務大臣 なぜわからないか、それは主観的な判断をするものではないからでございます。
○石破国務大臣 バグダッドとか北部のモスルとか、そういうような地域の話をしても、これはそう意味があることだとは思いません。  なぜならば、何度もお答えしておりますが、イラクという国を、ここは戦闘地域、非戦闘地域というふうに区分するということを私どもは申し上げていることではないの...全文を見る
○石破国務大臣 それは、バグダッド等々で起こっていることについて、これは判断できない場合がございます。組織性、計画性、国際性等々で、それはすべての材料を持っているわけではございません。  私どもが実施区域として定めております南東部ムサンナ県におきましては、国際性も計画性も継続性...全文を見る
○石破国務大臣 条文にございますのは、現に戦闘が行われておらず、「活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる」地域というふうに書いてあります。ですから、現に戦闘が行われていない地域と断定をしているわけではございません。活動する期間において「戦闘行為が行われることが...全文を見る
○石破国務大臣 このサマワにおいて今までどれぐらいそういうことがあったかということは、現地のデータあるいは現地を管轄し治安に責任を持っておりますオランダのデータ、私は、オランダに参って国防大臣と会談したときに、一番意を用いたのはそこでございました。  今までそういうことが全くと...全文を見る
○石破国務大臣 今までも起こっておりません。そして、現地においては、これは先生御案内かと思いますが、不審者、見たことがない人間ということがあればすぐ通報できるというのがこの南部の地域の特徴でございます。それは、地域社会というのはそういうものであって、見かけぬ者が来たらすぐ通報があ...全文を見る
○石破国務大臣 現在調べておりますので、もうしばらく御猶予をいただければと思います。
○石破国務大臣 委員御指摘は、十二月十五日、久間委員に対する答弁の箇所でございますか。それを御指摘いただければ早いのですけれども。何委員に対する何日の質問ですか。
○石破国務大臣 ですから、何月何日のどの部分だと御指摘いただければ調べますということを申し上げているのです。
○石破国務大臣 そうしてください。
○石破国務大臣 筒井委員御指摘の箇所は、昨年の十二月十五日、中川正春委員に対するお答えのこの箇所かと存じます。  すなわち、「それは、そういうようなことと一体にならないようにということを入れたわけであって、それはフィクションでも何でもございません。自衛隊が憲法に反するような行為...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘の、サマワでイタリアが劣化ウラン弾に接して発病をしたという事実は、私確認をいたしておりません。サマワというふうに今おっしゃったかと存じます。そのような事実があれば、ぜひ御指摘をいただきたいと思います。私は、そのような情報には接しておりません。  劣化ウ...全文を見る
○石破国務大臣 累次お答えしておりますように、劣化ウランというのは、バラスト、例えば工業用シールド、医療用シールド、そのほかの材料として、国内でも多く使われているものでございます。  そして、この劣化ウランというものの粒子は皮膚を通過いたしません。そのことは先生御案内のとおりで...全文を見る
○石破国務大臣 申し上げましたように、そのようなものがあるかどうか検知するような線量計を先遣隊にも携行させておるということを申し上げました。
01月27日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法第六条第一項の規定に基づき、自衛隊の部隊等による人道復興支援活動及び安全確保支援活動の各活動の実施に関し承認を求めるの件について、その提案理由及び内容の概要を御説明申...全文を見る
01月27日第159回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法第六条第一項の規定に基づき、自衛隊の部隊等による人道復興支援活動及び安全確保支援活動の各活動の実施に関し承認を求めるの件について、その提案理由及び内容の概要を...全文を見る
01月27日第159回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石破国務大臣 これは一応、今年の十二月までということになっておりますが、その後をどうするかということでございます。  これはきのうも申し上げたかもしれませんが、要は、水であるとか医療であるとか学校の復旧であるとか、法の目指しているところがどこまで成就されたかということだろうと...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘になりました服務の宣誓というのは、何度か委員会でもお答えいたしましたが、「私は、」つまり、宣誓する自衛官、自衛隊員でございます。「私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、」云々、こう来るわけでございます。  今回...全文を見る
○石破国務大臣 先生の御指摘は、そもそもこの法律を議論したときから、このイラク特措法が審議されたときから何度かございました。それは、私としてもその議論があることは承知をいたしております。  しかし、国権の最高機関において成立を見た法律です。これはそれなりの重みを持つものでありま...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に、どの者を要員として派遣するかという場合に、志願制という形はとっておりません。行きたい者は手を挙げよというような形では、陸海空とも、そのようなやり方はとっておらないところでございます。
○石破国務大臣 実施要項策定時のお話をなさいました。  十二月まで戻って物事を申し上げますと、その時点までに我々が収集した各種の情報、それから、オランダにおいて、あの地域はオランダが治安を担当しております。先般、私はオランダの国防大臣とも随分長い時間お話をいたしましたが、オラン...全文を見る
○石破国務大臣 委員も長くアメリカにいらっしゃいましてアメリカのことは通暁していらっしゃいますから、いろいろなシンクタンクなり研究所なりがいろいろな意見を出す、正反対の分析というものも、この問題に関してではございませんが、あります。ですから、我々、いろいろな情報を精査しながら何が...全文を見る
○石破国務大臣 まず申し上げておけば、私どもは、今、サマワにおいて、委員が御指摘のような事実があるということを確認しておりませんし、そのようなものだと思っていません。  冒頭、先ほどの答弁で申し上げましたように、いろいろな見方があります。仮に、委員がおっしゃるような組織的、計画...全文を見る
○石破国務大臣 私は、責任を回避しようとか、そんなつもりは全くございません。それは、そのようなことだったら防衛庁長官なんかやらなければいいと思っています。  ただ、問題は、これは何度もお答えしましたが、ありとあらゆる、もちろん委員御指摘のように、イラクで起こっていることすべてが...全文を見る
○石破国務大臣 この点は、御指摘のように、前原議員とも議論をさせていただいたところであります。  バグダッドについてはテロが頻繁に発生している、ではバグダッド空港についてはどうなのかと言われれば、これは、加えられる攻撃、それがどのようなものなのか、地対空ミサイルあるいはそれ以外...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に、同じ考え方に基づいております。  バグダッドでありますとかバスラ、バラド、モスル、そういう飛行場そのものにつきましては、外部からの侵入を防ぐための防護手段により周囲を囲まれた一定の広さを有する隔離された場所であるということであって、外部からの攻撃が飛行...全文を見る
○石破国務大臣 飛行場周辺というのは、そもそも実施区域には指定をしておらないところでございます。したがいまして、飛行場自体には指定をすることが可能だという考え方をとっておるわけでございます。
○石破国務大臣 これはバグダッドの例を御指摘なのだと思います。そういうようなDHL機あるいはギャラクシーかな、輸送機、そういうものが被弾をしたという事実は今まで確かにございます。しかしながら、被弾をしたという事実あるいは被弾をした場所、そしてバグダッド空港そのもの、それをどのよう...全文を見る
○石破国務大臣 実際にどの飛行場を飛ぶかということは、これは昨日の議論まで戻ってしまいますが、条文第九条の、派遣される自衛隊に対する安全確保義務というものをどう判断するかということです。  つまり、どの飛行場にどのように飛ぶのか、現在その飛行場がどのようになっているのか、どのよ...全文を見る
○石破国務大臣 その活動を行う期間において戦闘行為が行われると認められないので、指定をしているわけでございます。  そして、それが国または国に準ずる……(発言する者あり)質問にお答えをしますので、恐縮ですが、先生から質問を受けておりませんので。恐縮です。  そういう問題と、国...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど、DHL機あるいはギャラクシーの例を申し上げました。誤解を与えるといけませんので申し上げておきますと、自衛隊機でございますC130と同じタイプのものに対して攻撃がしかけられたという例はございません。それはございませんということを事前に申し上げておきたいと思い...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員も法律をよく御存じだと思いますが、どういうような状況でそれが生じたのか。誤射というのが、例えば過剰防衛という形であったのか、誤想防衛という形であったのか、それとも故意に基づくものであったのか。恐らく、誤射とおっしゃいますので、それは過失犯の場合なのだろう...全文を見る
○石破国務大臣 もちろん、いろいろな御心配をいただき、委員のお考えに基づいて反対されるという御提案は、私どもとしてお聞きはいたしました。しかし、連日のテレビ報道で御存じのように、本当に圧倒的な市民たちから、自衛隊、来てくれてありがとうといって歓迎をされているという状況、これは私ど...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊だけで現地のニーズを満たすような、すべての方が満足するような、そのような雇用ができるなどという大それたことは当然考えておりません。自己完結を基本とする組織でございますから、そもそも大勢の方をお雇いするというようなことが組織としてできるものでもございませんし、...全文を見る
○石破国務大臣 当然、現地で何が足りないのか、何を求めているのか、全くニーズに合わないものをやったって、それは何にもならないわけですよ。  何が現地のニーズなのかということは、本当に現場に行って日々彼らと接している自衛官たち、あるいは外務省の職員、それが適切に把握をしておるはず...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員、これは記者懇談を私がオランダで行ったものですが、記者懇談の全文をお読みになっておっしゃっておられるのか、あるいは新聞の報道をお読みになっていらっしゃるのか、もし記者懇談の全文をお読みだとするならば、その中で私が政府として見直すということを一回も言って...全文を見る
○石破国務大臣 それほど重要なことであるから、政治の場における御議論が必要だという認識を申し上げました。  政府といたしまして、現時点において、武器輸出三原則を見直すというような方針はございません。
○石破国務大臣 私の方からお答えするのが適当かどうかは存じませんが、先ほどの国連決議については、ではみんなが一致していなかったのかと言われれば、そうではない。六七八、六八七、一四四一ということにおいては、それは一致が見られておったことだというふうに私は思っております。  その前...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘は事実として、それはそのとおりの論理展開になっているだろうと思います。  ただ、私が申し上げたいのは、それでは、米英が行った今度のイラクに対する武力攻撃が全く国連の決議を無視した先制攻撃、私どもこれを先制攻撃だとも判断をしておりませんけれども、であっ...全文を見る
○石破国務大臣 多分、イラクは酒が飲めないのだろうと思いますから、酔っぱらってふらふらという設定があるかどうか、ちょっと私にはよく判断いたしかねるところでございますが、大体、イメージとしては委員御指摘のとおりなのだろうと思っています。つまり、本隊の場合には、警護、警備というものを...全文を見る
○石破国務大臣 どの点を指して虚偽というふうに御指摘になっているのかということをお教えいただきたいです。  要するに、私どもが先生のところにもお届けをいたしましたその報告書と申しますのは、評議会、市評議会というふうに申しましょうか、それは穏健な人々によって構成をされているもので...全文を見る
○石破国務大臣 市評議会の方々が辞任をされた、それは、巡礼に行く、いろいろな御事情があったものと思います。あるいは、直接選挙を導入するかどうかという点をめぐって対立があった、そういうこともございましょう。  しかしながら、先ほど申し上げましたように、評議会議長というふうに私は申...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返して申し上げますが、陸上自衛隊の本隊派遣に当たりましては、先遣隊の活動に基づく報告だけではない、政府の調査により我が国独自に収集した情報、諸外国から得た情報、そのようなものを総合的に分析をしたものであります。そういうようなものを総合的に分析した結果といたしま...全文を見る
○石破国務大臣 評議会の委員というものがいつ辞任をしたのか、それぞれ、ルメイサにおいては一月二十一日、サマワにおいては一月二十四日というふうに承知をいたしておるわけでございます。  しかしながら、それまでにございました、ございましたというのか、評議会というのはそれぞれ住民の意向...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来お答え申し上げておるとおり、私どもは現地の治安の情勢についていろいろな角度から総合的に判断をしておるものでございます。それは、多くの、先遣隊だけではなく、過去の情報の蓄積、そして各国からの情報の蓄積、そして先遣隊の見てきた知見、そういうものを総合的に判断し...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊の先遣隊が、部族長、そして評議会の議長、そして知事、宗教指導者、その時点で、二十日のことでございますけれども、彼らと会談をし、それまで有効に機能していた市評議会の意向を受けて、その時点で判明したこと、その時点で判明したことを御報告している。  では、その…...全文を見る
○石破国務大臣 その時点で把握をしたことと治安の状況というものがどうなのか、その二十日の時点で掌握をした治安の状況というものが、議会というものがそういう状況に本日なったということによって、治安の状況が変わったというふうに認識をするかしないかという問題でございます。  それは、民...全文を見る
○石破国務大臣 サマワにおいて、二十四日に辞職をなさった後にどういう状況になったかということにつきましては、調べて御報告は申し上げます。  先遣隊が私に対して報告をしたこと、そのことはサマワの評議会の事情というものを反映したものでございます。その後それを変更しなければいけないと...全文を見る
01月28日第159回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石破国務大臣 昨日の予算委員会において、私より、サマワ市評議会が現在存在し機能しているとの発言をいたしましたが、これを撤回いたします。     —————————————
○石破国務大臣 今、達増委員から、虚偽というようなお話がございました。  私どもが書きました報告書、それは、二十一日現在で掌握をしておりました事項、すなわち、先遣隊は二十一日に現地を発したものであります。二十三日に帰国をいたしまして、私に対して報告がございました。その時点では、...全文を見る
○石破国務大臣 評議会が総辞職をしたということがございました。その点が治安においてどのような影響を与えるかということ、それは、現地においてより民主的なプロセスが進むということ、そして、現地において治安の混乱状況が見られないということ、そういうことを判断いたしますと、虚偽あるいは私...全文を見る
○石破国務大臣 治安の状況について虚偽の報告をしたということについて、私は、そのようには考えておりません。  発言を撤回するというようなことで、撤回しなければならないというような発言をしたことにつきましては、それはおわびを申し上げます。
○石破国務大臣 外務大臣からお答えがございましたように、とりあえずの報告が現地の部隊よりメールを通じまして私どもの方に到達いたしましたのが、日本時間で申しますと、日曜日の午前中に担当課が受領をいたしておるところです。これは、とりあえずの情報でございます。そういうことがあるというこ...全文を見る
○石破国務大臣 外務省の流れは今大臣が御答弁になられたとおりですが、私どもの方といたしましては、私がこれを知りましたのが昨日の正午過ぎ、予算委員会の答弁勉強会の後に本件につきまして私がそれを認知したものでございます。
○石破国務大臣 先ほどお答えをいたしたかと思いますが、防衛庁の担当課が現地よりの、とりあえずそういうことがあるという、評価、分析を十分加えないままのとりあえずでございますが、とりあえずの報告を受け取りましたのは、二十五日、すなわち日曜日の午前でございます。  そして、外務省から...全文を見る
○石破国務大臣 事実は先生御指摘のとおりでございます。おまえは知ったのはいつかというような問いにもう一度お答えをするとすれば、昨日の正午過ぎということになります。事実としてはそのようなことでございます。
○石破国務大臣 答弁は、そのことを承知の上で答弁をいたしております。サマワの評議会はそのとき存在しない、存在しないというか総辞職をしておるということ、そのことを承知の上で答弁をいたしております。そして、それは、議事録をもう一度私も読み返してみましたけれども、そこの部分、それでも存...全文を見る
○石破国務大臣 撤回をしたという事実はそのとおりであり、おわびをしたということも先ほど申し上げたとおりでございます。  しかし、それを知っていながら虚偽の発言をした、あるいは意図的に事実と異なる、すなわち、治安が悪化しているにもかかわらず悪化をしていないような、そのような評価、...全文を見る
○石破国務大臣 昨日の正午過ぎに、予算委員会答弁勉強会の後に、時刻的に申し上げれば正午過ぎでございますが、本件につき承知をした、認知をしたということは事実でございます。この答弁に間違いはございません。
○石破国務大臣 サマワ市評議会に関しますとりあえずの情報等は、先ほど申し上げました時点、すなわち、委員も御指摘なさり、私も答弁を申し上げましたが、委員会開会前に受けました。私として、それを全体として正確に分析し評価をいたしましたのは、昨日の予算委員会終了後でございます。この点に関...全文を見る
○石破国務大臣 総辞職をしたということを承知いたしました。
○石破国務大臣 治安についてどのような評価をするかということについて、評価を申し上げました。その時点における私としての評価、分析を申し上げたところでございます。  機能している、だから治安は大丈夫だというような論理を使って御説明をしたことはございません。
○石破国務大臣 私が答弁の中で機能の点について言及いたしておりますのは、達増委員からの御質問にお答えいたしまして、評議会というものがどうやって構成をされたのか。すなわち、二十日の時点で、私どもの先遣隊の隊員が二十一日に現地を出発しておるわけですから、二十日の時点において機能してい...全文を見る
○石破国務大臣 冒頭申し上げましたように、総辞職をしているということはお答えをいたしました。したがいまして、虚偽の答弁という点はどの点を指して言っておられるのか、どの点が虚偽なのかということでございます。総辞職をしておるということをきちんと申し上げた上で答弁をいたしておるわけでご...全文を見る
○石破国務大臣 けさほどの撤回の答弁は、今委員が御指摘になったとおり私は申し上げました。それは議事録を精査してみまして、それはそのように委員が、そしてまた与党、野党、御議論いただき、認識を共有いただき、私としても、そこの部分は存在していたというふうな御認識を委員共有なさるようなそ...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返して申し上げますが、私の発言、つまり撤回の発言は、申し上げたとおり、間違いはございません。そして、委員各位の間で御議論なさり、そしてまた、私もそれをお聞きし、そのような発言というようなことの認識で一致をいたしましたので、撤回をしたということでございます。
○石破国務大臣 聞き間違いであったらお許しをいただきたいと思います。  私が答弁を申し上げ、外務大臣も答弁をなさっておられますのは、二十六日月曜日の午後、外務省担当課より防衛庁クーリエに報告電を手交したということは何度も答弁を申し上げているとおりでございまして、委員御指摘の二十...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げましたように、予算委員会が終了いたしました後、防衛庁に戻りまして、いろいろな情報、すなわち、予算委員会が始まる時点でとりあえずの情報等と申しました、それは、評議会が総辞職をした、治安に影響はないというものでございました。それがとりあえずというものでご...全文を見る
○石破国務大臣 撤回をしなければならないような発言をしたということについては、おわびを申し上げたとおりでございます。  そして、繰り返しになりますが、野党から御指摘をいただき、与党の理事の方々も、ここの点は、存在し機能している、そのようにストレートに申し上げているわけではござい...全文を見る
○石破国務大臣 このような手紙を出される方がおられるということは事実だと思います。そして、自衛官の御家族の方々が一人でも多くというよりも、すべての方が納得していただけるような、そういうような努力をしていかなければいけません。  しかし、頭でどんな仮に納得することがあったとしても...全文を見る
○石破国務大臣 まず、宿営地の建設につきましては、ムサンナ県知事から、宿営地の建設に協力する旨の表明をいただきました。そして、委員御指摘のように、宿営地の候補地の地権者の方々との会合を持ちまして、土地の使用について全面的に協力する、そのような御回答をいただきました。今後、土地の使...全文を見る
○石破国務大臣 幾つもある部族のうちの、十幾つ部族があると承知をしておりますが、一つの部族に所属をする数名の方の所有に係るものであるというふうに承知をいたしております。
○石破国務大臣 地権者の方々からは、土地の使用について全面的に協力するという前向きな御回答をいただきました。  今、借地料というお話を委員がなさいまして、それは賃貸借契約という形をとるのか、それともどういうような形をとっていくのかということにつきましても、現地の習慣あるいは法律...全文を見る
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 委員御指摘の八項目というのは、こういうことでございます。  イラク特措法に基づく自衛隊部隊の派遣に関する取材及び報道に当たっては、次に示す隊員の生命及び安全に関する事項についての報道を自粛するようお願いいたします。まず「部隊、装備品、補給品等の数量」それから「部...全文を見る
○石破国務大臣 今回のイラク派遣がPKOやあるいはテロ特と全く一緒である点が一つございます。それは、武力の行使を目的としないという点において、そしてまた、いかなる場面においても武力の行使ということはない、その点はすべて共通をしておるわけでございます。  ただ、これは、PKOが国...全文を見る
○石破国務大臣 今委員御指摘の、イラン・イラク戦争のときにそのような議論が後藤田長官と中曽根総理との間で交わされたということは、承知をいたしております。  その後、テロ特あるいはイラ特、その前にもPKO法というのがございますけれども、そのどれもその趣旨をきちんと踏まえて、間違っ...全文を見る
○石破国務大臣 累次御答弁申し上げておりますように、イラクを、ここは戦闘地域である、ここは非戦闘地域であるという評価をすることをこの法律は予定をいたしておりません。我々の自衛隊が行動する地域は非戦闘地域でなければならない。ですから、例えば今回活動いたしますサマワという地域において...全文を見る
○石破国務大臣 それは、この法律をつくりますときから、では、コンバットゾーンという言葉を使って、ほら戦闘地域じゃないか、あるいはウオーエリアという言葉を使って、戦闘地域じゃないか、いろいろな御議論がございました。  私が注意しながら答弁を申し上げておりますのは、日本国憲法第九条...全文を見る
○石破国務大臣 それは、例えば我が国の国防の基本方針というものがございます。昭和三十二年につくられました国防の基本方針の中で、国連の活動を支持しというふうにきちんとうたってございます。国連というものを位置づけた上で、そしてまた、国連がきちんと機能するまでは日米安全保障条約がそれを...全文を見る
○石破国務大臣 クロノロジーでお示しをしております、二十七日火曜日正午過ぎ、私が予算委員会の答弁勉強会の後に本件につき認知ということは、それがどういうような状況であるか、分析、評価というのは予算委員会が終わった後いたしましたというのは答弁で申し上げたとおりでございますけれども、こ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員も外交官、外務省にお勤めでいらっしゃいましたから、役所の中のシステムというものはよく御案内のことだと思います。  外務省の中で、あるいは、私は他省庁のことを申し上げる立場にはございません、防衛庁の中でも、それは特に今回の場合には現地に先遣隊が出ておる...全文を見る
○石破国務大臣 総理は、あのような形で撤回をなさいました。委員おっしゃるとおりでございます。今後このようなことがないようにしていかなければならない。しかしながら、私が答弁しますと、それは、治安の問題なんか今聞いていないというふうによくおっしゃいます。でも、必要なことは、このサマワ...全文を見る
○石破国務大臣 報道として、そのようなことがあるということは承知をいたしました。  これは、よくある話といいますか、報道としては承知をしておる、しかしながら、それをきちんと役所として確認をしたというのが二十七の午後といいますか、正午過ぎということであるということを申し上げた。虚...全文を見る
○石破国務大臣 サマワ市評議会事務局長とされるイラク人の方が、本邦プレスとのインタビューで、市評議会は解散していないとの発言をしたとの報道は承知をいたしております。本件発言につきましては、外務省のサマワ事務所を通じまして、外務省からも、当然そうでございますけれども、事情を照会すべ...全文を見る
○石破国務大臣 報道で、Aという人が怒っている、それが真実かどうか確かめよ、Bという人が怒っている、真実かどうか確かめよ、そういうことをやっていて、本当に現地でできるだろうかということです。  私たちは、本当に委員にも御理解いただいていることだと思いますが、現地が本当にぎりぎり...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどお答えをいたしました繰り返しになって恐縮ですが、二十日の日に、当時、有効に機能をしておりましたサマワ市評議会の議長にお目にかかりまして、それは、その席には部族の長あるいは宗教指導者も御同席でした。そのときに、有効に機能をしておりましたサマワ市評議会の議長にそ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど横路委員の質問にもお答えをいたしました。自衛隊の安全を脅かす報道、どれがそうなのかということは、これは申し上げることをいたしません。申し上げることが適切だとも思いません。  それは、ごらんになればそれはおわかりになることですし、サマワの圧倒的多くの市民は、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員と議論したかどうかは私記憶が定かではありませんが、戦前の有事法制のときに、委員も御記憶かもしれませんが、戦前の言論統制の法律や通達というのはこんなにあるんですね。ここまで規制をするかというような、新聞の紙に至るまで報道規制がなされていた。今の世の中にお...全文を見る
○石破国務大臣 お願いをいたしておるわけです。そしてまた、そのお願いを撤回するということをするつもりはございません。  お願いの内容は、先ほど来申し上げておりますようなことで、それを自粛をお願いする、それはある意味当然のことではないでしょうか。そのことによって……(発言する者あ...全文を見る
○石破国務大臣 詳細な議事録をとっているわけではございませんので、あいさつでございます。そこで、私どもの方からは、参りました、よろしくお願いしますという旨申し上げました。  そういうようなことをこちらから申し上げ、いろいろな方々との、そのときは交渉ではございません、あいさつでご...全文を見る
○石破国務大臣 これは議事録はとっておりません、とるべきだったという委員の御指摘かもしれませんが。  最初に行きまして、私たちが大事だと思いましたのは、個々ばらばらに会うのではなくて、部族の長、そして大変な影響力を持っている宗教指導者、そして評議会、そういうような方々と一堂に会...全文を見る
○石破国務大臣 私どもが参りました意義、つまり、人道の支援に参りました、日本国として人道支援をこのサマワ市においてやらせていただきたい、ぜひ御協力をいただきたい、そしてその後はいろいろな懇談というものでございます。  初めて行って、委員御指摘のように、それは委員もいろいろな現場...全文を見る
○石破国務大臣 議長さんとお目にかかったのは二十日というふうに申し上げました。
○石破国務大臣 そこへ行って、我々がサマワに来た意義、御説明をし、御理解をいただくような端緒としたということでございます。そこには、やはり私は思いますけれども、最初のあいさつというものが極めて重要であって、そこにおいて本当に友好的な関係というものをつくる、その端緒として非常に大き...全文を見る
○石破国務大臣 すべてその席におられた方々の氏名を全部今ここに挙げろと言われても、なかなかそれは難しい。その時点でそこの場所に、当時有効に機能しておった評議会の……(発言する者あり)いや、二十日の話でございますから、二十日の時点のお話でございます。  二十日の時点で、その評議会...全文を見る
○石破国務大臣 累次答弁を申し上げておりますように、総辞職をしたのが二十四日ということを確認をいたしております。そして、二十日の時点で、そこに市評議会の議長さんがおられ、そこにおいてごあいさつをさせていただいたということを申し上げておるわけでございます。
○石破国務大臣 先ほど来答弁を申し上げているとおりでございまして、二十日の時点で、多くの方にお目にかかった、そこに市評議会の議長さんもいらっしゃったということを答弁申し上げておるとおりでございます。  そこにおられたと何度も申し上げておるわけで、これ以上何を申し上げたらよろしい...全文を見る
○石破国務大臣 具体的に何を話し、向こうがどう応答したかということは、議事録をとっておりませんので、それは申し上げることはできません。しかし、そこに二十日の日に行って、お目にかかった、話をしたということは事実でございます。
○石破国務大臣 だれと会ってということがわかる範囲できちんと御説明をするというふうに努力はいたします。しかし、先生御指摘ではございますが、そこに行って、そこに何人いたか、日本が来たということで本当に喜んでいろいろな方が来ておられる。あなたのお名前は、あなたのお名前は、所属はという...全文を見る
○石破国務大臣 二十日の日に、宗教指導者あるいは市評議会の方、あるいは部族の方、お目にかかり、その中に市評議会の議長がおられたということでございます。この答弁は一貫をしております。
○石破国務大臣 二十日の日に現地の多くの方々と一堂に会してお目にかかりました。それは、それぞれ別個にお目にかかるよりも、一堂に会してお目にかかるというところに意義がある、そういう判断もございました。その場に、市評議会の議長さんがいらっしゃったとの報告を受けております。
○石破国務大臣 我々の先遣隊が参りまして、サマワ市の議長さんあるいは宗教界の代表、部族の代表、そういう方々とお目にかかりまして、訪問の趣旨を、そしてまた我々がサマワに参りました理由を御説明いたしました。そして、その席にはサマワ市評議会議長さんがいらっしゃいました。そこにおいて、サ...全文を見る
○石破国務大臣 その席に市評議会の議長さんがいらっしゃったという報告を受けております。私は、その報告というものを尊重したいと思っています。そこに市評議会の議長さんがいらっしゃった、そして、我々の訪問意図というものを御理解いただいたということでございます。     〔委員長退席、...全文を見る
○石破国務大臣 日付は一月の二十日、場所は県知事のオフィスと報告を受けております。お目にかかった方すべての名前をここで申し上げることは、それは差し控えますが、先ほど申し上げたようないろいろな方々にお目にかからせていただいた。それをもう一度申し上げますと、部族の代表、あるいは政党の...全文を見る
○石破国務大臣 所要時間どれぐらいであったか、詳しくは承知をしておりません。  ただ、こんにちは、さようならという数分間のものではなくて、それぞれ、我々が来た目的、意義等々御説明を申し上げ、そこにいらっしゃる方々から意見が表明をされたということでございますから、これは数十分ない...全文を見る
○石破国務大臣 主要な目的はごあいさつです。  私たちが参りました意義、そして、これから皆様方の御協力をいただきながらこのサマワの復興ということをやっていきたいという最初のごあいさつを申し上げ、それぞれの方々から意見の表明があった。そして、それぞれの御意見の表明の中で、自衛隊の...全文を見る
○石破国務大臣 そこに市の評議会の議長さんがおられたと報告を受けております。  アラビア語を日本語に訳しておりますので、細大漏らさず確かであったかどうか、そしてまた、御発言の内容がすべてお話しできるかどうかは別といたしまして、これは、日本隊が来たのは歓迎をする、日本隊が来たのは...全文を見る
○石破国務大臣 私が受けております報告は、評議会の議員さん一人一人を、委員の表現をかりれば、しっかりと訪問をしたという報告は受けてはおりません。
○石破国務大臣 県知事のオフィスにおきまして、それぞれの方々とお目にかかったと報告を受けております。
○石破国務大臣 なぜ行かなかったかという報告は受けてはおりません。
○石破国務大臣 これは委員も御承知のことと思いますが、現地は、市評議会、そしてまた部族長、宗教指導者、あるいは政党、いろいろな方々で成り立っております。それぞれがいろいろな関係をとりながら町を運営しておるわけで、もちろん市評議会の重要性というものは私もよく認めておるところでござい...全文を見る
○石破国務大臣 評議会に行き一人一人の方とお目にかかったということはいたしておらないと承知をしております。
○石破国務大臣 評議会に行ったとの報告は受けておりません。
○石破国務大臣 十分なものと思っています。
○石破国務大臣 治安、ニーズその他について、その他と申しますのは、治安、ニーズ、あとは現地の方々の御協力の度合い、あるいは宿営地がつくれるかどうか、そのような各方面の情報から総合して、十分だというふうに判断をいたしたものでございます。
○石破国務大臣 二十四日の日に総辞職をしたということで、評議員、評議会議員と言ったらよろしいのでしょうか、これが存在していないということでございます。
○石破国務大臣 事務局長さんがそのようにおっしゃったという報道は承知をいたしております。そして、私どもは、評議会との接触は、先ほど来申し上げておるとおりのことでございます。
○石破国務大臣 それは行くべきものだと思っています。それは順番、つまり、ニーズも把握をしなければいけない、治安の状況も、そしてまたオランダ軍との調整も行わなければいけない。そしてニーズが、実際に水がどうであり、あるいは学校がどうであり、病院がどうでありということも把握しなければい...全文を見る
○石破国務大臣 評議会と接触をしたのかという御質問でしたので、評議会の議長さんがそこにおられ、そして日本の、先ほど委員がお尋ねになりましたが、評議会というものに初めて日本政府としてお目にかかったわけではありません。ずっと従来から、それは奥大使、井ノ上書記官、多くの者たちが接触をし...全文を見る
○石破国務大臣 外務大臣から答弁がございましたが、今もサマワにおいて行政は機能しておるわけでございます。  それは、市評議会とは何であるか、もちろん重要な機関であります。重要な機関であり、それが何をやっているかというと、イラクにおける主要な戦闘が終了し、旧政権崩壊後の状況の中、...全文を見る
○石破国務大臣 二十四日に総辞職をしたと承知をしております。
○石破国務大臣 そういう報道がある、そして、サマワは安全であるということは、サマワ人は善良であるという意味である、私その報道を正確には承知いたしませんが、それは事務局長とおっしゃる方の御見解としてそのようなことがあるということは承りました。  それは、私はそれによってサマワの治...全文を見る
○石破国務大臣 今の時点で、私は、サマワの評議会議員が総辞職をした、そのことが治安に影響を与えるという判断はいたしておりません。しかしながら、今後、状況は日々刻々変わるということも申し上げました。そのことが、治安においてあるいは安全において、今の段階で私は安全と判断をしております...全文を見る
○石破国務大臣 もちろん、唯一絶対ではございません。そのような答弁をしたことは一度も私どもはありません。  申し上げておりますのは、先遣隊が向こうを立ちましたのは二十一日、時系列的に申し上げます、それが日本に到着し、私が報告を二時間余りにわたって聞き、議論をしたのは二十三日金曜...全文を見る
○石破国務大臣 そこははっきり申し上げておきますが、そのことが、総理が撤回をなさった、そこが現在において総辞職して存在をしていないということ、それが安全の判断に影響を与えるものなのかどうなのかということが問題なわけでございます。唯一絶対というようなことを私どもはもちろん申し上げて...全文を見る
○石破国務大臣 これも何度か答弁をしておることでございますが、CPAが申しておりますのは、それを、例えばシーア派の方々あるいは女性の方々、そういう意見がさらに反映をされるようにコーカス方式というものをやろうという提案をしたということですね。今も住民の意向を反映した形で、CPAとし...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来お答えしておるとおりでございます。知事のオフィスで知事にお目にかかりました。
○石破国務大臣 実際そのとおり言ったかどうかは今確認をいたさせますけれども、復興には三年から五年、すなわち、もう水道にしたって電気にしたって相当程度の時間がかかるというようなことは、それは事実として申し上げた可能性はございます。
○石破国務大臣 今確認をいたさせましたところ、委員が御指摘のような発言を佐藤隊長が行った事実はないとのことでございます。
○石破国務大臣 いろいろなことをやっていますが、全部申し上げることは難しい。ただ、本隊というものがまだ国会の御承認をいただいてはいませんが、本隊の受け入れ準備ということ、あくまで準備でございますけれども、そういうこと、あるいはニーズの把握、そういうようなことを並行して行っていると...全文を見る
○石破国務大臣 現場の裁量というものもございますので、本当にリアルタイムに一分一秒、それは時差もありますし、それがリアルタイムにすべてのものが上がっているかといえば、そんなことはございません。しかし、デーリーで定期的に上がってきているものでございます。
○石破国務大臣 現地の方々、それは、実際に評議会とは別の行政組織そのものといいますか、そういう行政組織、あるいは部族、あるいは現場の学校、そういうようなところからいろいろなニーズを把握しておるところでございます。  もちろん、それを精査し、何が現地のニーズかということは、それが...全文を見る
○石破国務大臣 それは、CPAと調整を行う等々によって精査をすることになります。  委員御指摘のように、すべてやっていたら、それはもうとても国民の税金の使い方として適切なものだとは、すべてが判断されることはないでしょう。
○石破国務大臣 選挙のめどについては、先ほど来お話がございました。  では、評議会がコーカス方式によって選挙が行われワークするようになるまで何もしないのかということになるのだろうと思っています。  それは、もちろん、評議会がワークをし、そこも関与をしということになれば望ましい...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に自己完結でございますが、現地の方にお願いできる部分があるとするならば、現地の方を雇用することは否定をいたしません。
○石破国務大臣 そうならないように注意をしなければいけません。それは私が最も注意をしなければいけないと思っていることです。  ただ、これはきのうも答弁申し上げたかもしれません、雇用する場合にはどうやって公平に雇用するかということを考えなければいけません。A、B、Cは喜んだがD、...全文を見る
○石破国務大臣 対応措置の実施期間が十二月十四日までとなっておりますのは、委員御指摘のとおりでございます。  この間、医療、給水、公共施設の復旧整備、人道復興関連物資の輸送等々を行うということになっておりまして、必要な経費としては、十五年度予備費として二百六十九億円を閣議決定し...全文を見る
○石破国務大臣 具体的にまだわかりません、それは。  いいかげんではないか、こういうような御指摘なのかもしれませんが、要は、学校がどれぐらい直るのか、それにどれぐらいなめどがあるのかということが、今の時点では正確にはわかりかねるところでございます。  それは、私どもとして、何...全文を見る
○石破国務大臣 十二月十四日まで一年といたしましたのは、やはり最低一年はめどなんだろうなということを思っています。それは地震復興と一緒に論じちゃいけないことはよくわかっていますが、やはり災害においても、一応きちんと最低のというか、基礎的な市民生活が営めるようになるまでは一年ぐらい...全文を見る
○石破国務大臣 この法律ができましたのが昨年の七月でございます。そのときには、自衛隊の活動を支持するという方三九%、支持しない五三%、これはテレビ朝日さんの調査でございます。一月の調査では、支持するが五三、支持しないが四四というふうにひっくり返っている。  これは、数字というの...全文を見る
○石破国務大臣 それこそ、そのような報道があることは承知をし、我々として、提案の中の一つとしてそういうことは申し上げたことはございます。しかし、これは、私は一方的に廃止をするというようなつもりはございません。  報道というものは、やはり報道される方々、私どもでいえば防衛庁の記者...全文を見る
○石破国務大臣 昨年の七月に法律が成立をした、それは、イラクに自衛隊を派遣することができるという法律なのであって、派遣するということを決したわけではない。その後、夏があって、いろいろな法律ができた後に、現地の状況というものをずっと見てきた。つまり、法律ができた時点ですぐ出せるとい...全文を見る
○石破国務大臣 十二月の時点で派遣するということを決めました。しかし、それが何日かということは、それは陸上自衛隊本隊に限って申し上げれば、一月でございます。
○石破国務大臣 これが決定的というものを一つ挙げろと言われれば、それはやはり治安というものだと思います。  サマワにおいて、つまり、委員がお示しになっておられますグラフは、イラク全体の襲撃のグラフをお持ちなのだと思います。それを、では北部、では中部、では南東部というふうに落とし...全文を見る
○石破国務大臣 変わりはございません。
○石破国務大臣 これがニーズのすべてだということを数量的にお示しすることは、現在できません。  しかし、例えば水について申し上げれば、サマワ市民の四割が今きれいな水に不自由しているというふうに承知をいたしております。その方々に対しまして私どもが供給できます水は、水の使い方にもよ...全文を見る
○石破国務大臣 当然、判断は防衛庁で行うものでございます。
○石破国務大臣 恐縮ですが、この内訳は申し上げることはできません。  それは、医療に何人、給水に何人ということを具体的に申し上げることは、部隊の能力というものを把握されることになります。このことは長島委員であれば御案内のことかと思いますが、自衛隊といたしまして、これだけの人数で...全文を見る
○石破国務大臣 これは、数が二万とか一万とか五千とか人数の多寡の問題ではなくて、浄水するセットがどのような能力を発揮するかということでございます。それだけの人数でそれだけの方々の需要を満たすことができる、そういうような算出に基づきまして今数字を申し上げました。
○石破国務大臣 それは、私も浄水の専門家ではありませんから、きちんと委員の御質問に的確にお答えできるかどうかわかりません。  ただ、問題は、そのもととなる水がどれぐらいの水質であり、それを飲める段階にするまでにどれぐらいの時間を要するかということだと思っています。その点がござい...全文を見る
○石破国務大臣 ルワンダのことを御記憶の方がどれぐらいいらっしゃるかよくわかりませんので。  平成六年のことでございますが、ルワンダにおきましては、医療、防疫、給水というのが任務でございました。このときに参りましたのは、二百六十名で行っております。トータル二百六十名、今回の半分...全文を見る
○石破国務大臣 ルワンダのとき、機関銃が二丁はだめで一丁ならいい、それじゃ一丁故障したらどうするのなんというような議論がありました。委員御指摘のように、そのような空想的な議論はさすがになくなって、今回のようなことになっているわけです。  では、権限はどうなのだということですが、...全文を見る
○石破国務大臣 我々が与えられている任務というのは治安維持ではない。人道支援であり、そしてまた、支障のない範囲においての安全確保支援であるということです。  今委員御指摘のようなことは、確かに我々は、追撃をしてその者を捕縛、拘束するということはできません。それはできないのです。...全文を見る
○石破国務大臣 憲法九条の解釈論として問題があるとは認識をしていません。
○石破国務大臣 委員の御理解、それはどこか間違っているのではないでしょうか。  それは、一つ、第一点申し上げれば、手足を縛ってはおりません。自分を守るために与えられた武器使用の権限は、他国と比べて遜色はございません。これは、自衛官たちにも確認をし、他国にも、内容は申し上げられま...全文を見る
○石破国務大臣 結構です。
○石破国務大臣 おっしゃるとおりです。
○石破国務大臣 この書類は今初めて拝見をしましたし、だれがいつ送ったものか、今委員が御指摘の……(発言する者あり)いやいや、外務省安全保障課とか防衛庁運用局運用課というふうになっておって、どのように委員がこれを手に入れられたのか、私は存じませんが、いずれにしても、これは、私、初め...全文を見る
○石破国務大臣 何を調査してくるか。それは治安の状況であり、ニーズであり、いろんなことを調査に行くわけです。そして、専門調査団が行って把握をしていることもあるわけです。それを総合する、それと変わった点があるか、変わった点がないか。  先遣隊の調査というのは、今までの知見というも...全文を見る
○石破国務大臣 私どもとして、私もこれは初めて見たということを申し上げましたが、確認をするという予定はございません。
○石破国務大臣 今お答えをしたとおりでございますが、それは、この文書の真偽等々は私は存じません。調べるつもりもございません。  それと、私が慎重な上にも慎重に、そしてまた、いろいろな安全面に配慮するということ、それは全く影響を与えるものだというふうには思っておりません。
○石破国務大臣 現在、私が承知をいたしておりますのは、イラクへ派遣される陸上自衛隊の部隊には、放射線を測定するため、微量ガンマ線測定器、ガンマ線用線量計を携行させると承知をいたしております。  今回、陸上自衛隊をイラクに派遣するに際しましては、微量ガンマ線測定器を一台約五十万円...全文を見る
○石破国務大臣 覚えております。
○石破国務大臣 その後のことでございます。
○石破国務大臣 何月何日ということを今特定できるだけの知見を有しておりません。
○石破国務大臣 よもや思っていなかったということはございません。それはいろいろなことがあるであろう。しかしながら、IAEAなりあるいは世界保健機構、WHOなり、そういうところから、日本も大きな役割を果たしている、そういうところからいろいろな報告を受け、知見を得て、そういうような具...全文を見る
○石破国務大臣 その時点で決まっておらない以上、そのように答弁をするのは当然のことでございます。
○石破国務大臣 先遣隊が線量計を持参したということは、もう答弁を申し上げたとおりのことでございます。  劣化ウラン弾というものが人体に与える評価、影響というのは、皮膚を通過しない、直接採取をしない限り影響は生じない、それも重金属性によるものであるということも答弁を申し上げました...全文を見る
○石破国務大臣 放射能の調査というものに特定して調査を行ったということはございません。しかしながら、持っていった線量計が反応したという報告も受けておりません。
○石破国務大臣 公明新聞の報道というものは確認をいたしますけれども、私、何度もお答えをしたかと思います。WHOやいろいろな機関によって、劣化ウラン弾の被害というものはない、そして、湾岸戦争シンドロームというお話がございましたが、それも、人体に対する影響が劣化ウランとの関連性は確認...全文を見る
○石破国務大臣 線量計のメーカーは、これは特定をいたしております。今ここで名前を申し上げることはできません。これは申し上げてもいっかな構いませんが、現在私が掌握をしておらないということでございます。線量計を携行するメーカーも特定はできております。これは、武器等々安全にかかわるもの...全文を見る
○石破国務大臣 失礼いたしました。  製造会社はアロカ株式会社でございます。金額は、先ほどお答えをいたしましたが、微量ガンマ線測定器は一台約五十万円、五台調達、ガンマ線用線量計は一台約四万円で六百台調達をいたしておるところでございます。  微量ガンマ線測定器は、センサー部分を...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員は数カ国語に通暁しておられますが、アラビア語というのは本当に難しい。しゃべれるのに何年もかかり、大体あの字、右から左に読むんだそうですね。これを初歩的な会話は身につける、できれば本隊が参りますときはもっと高いレベルで日常会話ぐらいはできるようにというこ...全文を見る
○石破国務大臣 一つは、衛星電話等々を通じまして、あるいはインターネット等々を通じまして、御家族とどれだけ頻繁に話ができるかということには相当に意を用いました。週に数回は家族と直接話ができる、声が聞ける、できれば画像も送れるような形で、本隊の派遣にきちっと間に合うかどうか、ちょっ...全文を見る
○石破国務大臣 私は、あるとすればチャウシェスク型なんだろうということはずっと考えてまいりました。ただ、その前提条件としては、チャウシェスク政権が倒れた際には、一つは、情報がある程度伝わったということがございました。それが一つの条件です。もう一つは、難民という形でそれが外へ出やす...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘のとおりでございます。派遣命令ごとの承認は必要ないというふうに私ども考えておるところであります。
○石破国務大臣 先遣隊がお目にかかりました、これは一月の二十日でございます、ムサンナ県知事公邸におきまして、アッバース・ムサンナ県知事ほか三十名の方々にお目にかかりました。そこで評議会のファディール・アサブさんという方にお目にかからせていただいております。これは念のために、つい先...全文を見る
○石破国務大臣 今、御本人に確認をいたさせました。ファディール・アサブさん、議長代理ということを、御本人にお目にかかりまして、明確に現地で確認しているとのことでございます。  要するに、御本人がおっしゃいますのはそういうことであり、サマワ……(首藤委員「いつ会った」と呼ぶ)いえ...全文を見る
○石破国務大臣 一月二十日、午後早い時間、場所はムサンナ県知事公邸でございます。  我々の方からムサンナ県知事公邸を訪問し、アッバース・ムサンナ県知事以下三十名の方々にお目にかからせていただきました。お目にかかりました市評議会の方はファディール・アサブ氏であります。ファディール...全文を見る
○石破国務大臣 御本人にお目にかかりまして、先ほど本人に確認をいたしました。先ほど御本人に確認をいたしましたところ、自分は議長代理であるというふうにおっしゃいました。したがいまして、このファディール・アサブ氏は議長代理であるということでございます。訂正をいたします。
○石破国務大臣 一月二十日、ムサンナ県知事公邸におきまして、先ほど来申し述べております方々との会合を持ちました。そこで、ホストであるムサンナ県知事より、日本側に対しまして、イラク側の同席をしていただいている方々の御紹介があったものでございます。その中で、先ほど来お話にございますフ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど首藤議員の御質問にお答えをしたとおりでございます。
○石破国務大臣 当日、知事さんから、同席をしておられる方々の紹介がありました。そのときに紹介がありましたのは、この方はサマワ市評議会の代表であるという御紹介があったものでございます。したがいまして、私たちはその認識を持っておりました。念のため確認をしたところというのは、先ほど来申...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来申し述べておりますように、知事さんから、この人はサマワ市評議会の代表である、そういう御紹介をいただきました。その認識に基づいて、評議会の代表であると御紹介をいただきました、それをそのまま答弁をしておるわけで、虚偽に当たるものだとは思っておりません。
○石破国務大臣 私はそのようなものだとは思っておりません。現地に行きました佐藤隊長を初め、そういう方々が会っておるのは、テレビで報道のとおりでございます。  そこにおいて、知事が、ここにいる人たちを紹介するとおっしゃり、そして、ここにいる人はサマワ市評議会の代表であるということ...全文を見る
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 サマワ市評議会の代表、議長代行、そして代理というふうに答弁が、内容が変わっておったというのは御指摘のとおりでございます。その経緯は、きのう申し上げたとおりであります。  そのような経緯によりまして、ファディール・アサブ氏をサマワ市評議会議長と答弁をしたものでござ...全文を見る
○石破国務大臣 先遣隊が知事の紹介によりお会いをした市議会の代表、市議会の代表と紹介された方を市議会議長と申し上げましたのは誤りでございます。  二十九日、諸情報を総合して確認をいたしましたところ、同人は、当時、市評議会のメンバーであり、市評議会議長代理のファディール・アサブ氏...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、この方は、二十九日確認をいたしましたところ、市議会評議会議長代理のファディール・アサブ氏であったということです。知事から御紹介をいただいたときは、この方は評議会の代表であるということを御紹介を受け、それを、代表であるからにはそれは議長な...全文を見る
○石破国務大臣 もっと早く確認をすべきであったと思っております。その点は不手際であります。おわびを申し上げなければいけないと思っています。  なぜそのように思ったのかということは、これはもう今から申し上げても言いわけにしか聞こえないと言われれば、そのとおりだと思います。  た...全文を見る
○石破国務大臣 それは、御指摘を受ければ、そのようにすべきであったということはたくさんあります。初めて行って、いろいろとまだわからないことが多い中で、彼らは一生懸命やっているのだと私は思っています。そういうように、こうすべきであった、ああすべきであった、より情報の収集には適切を期...全文を見る
○石破国務大臣 アラビア語に習熟した、委員が、話せるというのはどの程度かということを御指摘いただければ、日常会話、あいさつ、そしてまた安全を確保する上に最低限必要な言葉以上のものが、つまり、代表と言われたのを、これが議長なのか代表なのかとか、そういうような細かいことまでわかる能力...全文を見る
○石破国務大臣 これは中東地域には、ゴラン高原に随分長い間派遣をいたしております。シリア、イスラエルの国境地帯であると認識をいたしておりますが、そこにおいてはアラビア語も使われておるということでございまして、アラビア語圏に行ったことがないというわけではございません。  ただし、...全文を見る
○石破国務大臣 二十日の時点で有効に機能をしていたということであります。これは我々日本の感覚で、例えば千葉市議会でも浦安市議会でも何でもいいのですが、市議会が機能しておって、予算というものが上がってきて、条例を制定してという形で考えると、機能をしている機能をしてないというイメージ...全文を見る
○石破国務大臣 委員長から御指名がございましたので、お許しをいただきたいと思います。  これは、現地の状況というものがそういうような民主主義の生成途上にあり、そしてまた、役職というものの位置づけ、これはもっと正確に把握をすべきであった、あなたは本当に議長なのですかということを問...全文を見る
○石破国務大臣 知事が紹介をしたのが、この人は議長なんだ、チェアマン、英語で何と言うのが正しいかどうか知りません、そう言うべきであったよとか、知事は代表と言われたけれども、あなたは何だったでしたかというふうに聞かなければいけなかった。それはそうだとするならば、なかなか、これは委員...全文を見る
○石破国務大臣 おわびし、訂正し、今後正確を期すということで、今後とも努力をしてまいりたいと思っております。
○石破国務大臣 確認をし、訂正をし、おわびを申し上げるというふうに申し上げました。訂正ということでございます。
○石破国務大臣 現地の者がこの方にお目にかかり、どうでしたかと確認をさせていただき、私は議長代理であったと言った後からは、私はそのようなことを申し上げておりません。それを了知した後でもなお市評議会議長というふうに言い張ったとするならば、それはそのような御指摘も甘受しなければならな...全文を見る
○石破国務大臣 何時何分に何を申し上げたということを、私はそこまで覚えておりません。そのときに、では、議長というふうに、代表というふうに認識をしておる方にということでございます。もし、市評議会の議長ではなくて、その方は代理であるというふうに申し上げた後に市評議会議長とお目にかかり...全文を見る
○石破国務大臣 昨日、隊員が評議会に赴きまして、そのお目にかかった方とお話をさせていただき、私は、あのときに、いや、これはもう正確に記録をとっているかどうかわかりませんが、私は代理であったということを確認をいたしました。そのことは、その確認がとれた時点で、この委員会の場において質...全文を見る
○石破国務大臣 これは、前後のやりとりが何であるかで、わかりませんと、これとかそれとか。  委員はそこに、お手元に議事録を持って、おまえのここが虚偽だというふうにおっしゃいますが、それは全体の流れの中で、何がこれであり何がそれでありということがわからないと、これはわかりません。...全文を見る
○石破国務大臣 うそつきは泥棒の始まりとおっしゃいました。私は、うそをついたというつもりはございません。その時点時点で判明した正確なこと、そのことをすべて申し上げておるところでございます。  そして、先ほど訂正をいたしました。それは、その後の、評議会の代表というふうに確認をいた...全文を見る
○石破国務大臣 二十九日に、このファディール・アサブ氏に対しまして照会をしたところ、本人は、サマワ市評議会議長代理というふうにおっしゃったということでございます。
○石破国務大臣 それは、私の御説明の仕方が悪かったとすればおわびを申し上げますが、私が申し上げたのは、知事から、つまり二十日に知事公邸に大勢の方を知事が集められて、日本から自衛隊が来たというお話をなさり、初顔合わせを行った。そこで、ホストである知事から、ここにおられる方は評議会の...全文を見る
○石破国務大臣 私に報告が上がってきた時点では議長という形になっておりました。これは責任転嫁をするつもりは全くございません。それはすべて私の責任でございますが、私に上がってくる時点で、議長という形で上がってまいりました。
○石破国務大臣 先遣隊の報告として私に上がってきた時点でございます。ですから、彼らが帰国をした日、二十三日ですね、二十三日の昼過ぎ帰国をし、夕刻、私は報告を受けたわけでございますが、その時点で議長という形になっておりました。  今委員御指摘の、どこに誤りがあったのかと言われれば...全文を見る
○石破国務大臣 それはいろんなお考え方があるのだろうと思います。  ただ、私は、そこに知事が、例えば先生、千葉県のことをお考えになったときに、千葉県の知事さんがいろんな人を呼んできた。この人はこういう人だ、こういう人だ、こういう人だ、こういう人だと紹介を受けたときに、そうかとい...全文を見る
○石破国務大臣 私に上がってまいりましたのは、先ほどの繰り返しになりますが、二十三日、先遣隊が帰ってきて、大臣室で私に対して報告をした時点でございます。
○石破国務大臣 もちろん、現地ではオランダの宿営地、一緒のところに寝起きしておるわけでございますから、認識の共有というものを図るべく努力をしておるし、実際にそうでもあるということです。  委員御指摘の点は、私もこれは問題意識を持っておりまして、確認をいたしました。本当に、じゃ、...全文を見る
○石破国務大臣 そのように心がけてまいりました。ただ、それが委員御指摘のシステムとして動いているのか、それぞれの心がけでやるようにしようかといえば、それをシステムとして確立をするということが、さらにその確実性を担保するものになるということで、システムとして立ち上げるということを今...全文を見る
○石破国務大臣 これから検討してまいります。  と申しますのは、きのうから申し上げておりますように、報道機関の方々の生命身体の安全を日本政府として守らなければいけない、そして報道の自由というもの、我々の積極的な広報というのも担保しなければいけない。  今委員は、宿営地内でやる...全文を見る
○石破国務大臣 現在におきましても、先遣隊もブリーフィングは定期的に行っておることは委員御承知のとおりでございます。正確に報道するために、本隊派遣の後もそれを続けてまいりたい。  ただ、場所をどこにするかということは、正確に、かつ安全にということに配慮しながら決めてまいりたいと...全文を見る
○石破国務大臣 手元に議事録がございませんが、私は一人一人訪ねて確認をしたということは申し上げた記憶はございません。(藤田(幸)委員「議事録に載っています」と呼ぶ)お一人お一人に確認をしたという記憶はございませんが、議事録を精査させていただければと思いますし、また、そのお取り扱い...全文を見る
○石破国務大臣 それは、そのようには思いません。先遣隊は、もちろん専門調査団やいろいろな調査、オランダからの情報、CPAからの情報、そういうものを予備の情報として持っていくわけでございます。すべて前提が崩れたというふうにおっしゃいますが、私は前提が崩れたとは思っていません。  ...全文を見る
○石破国務大臣 そのようには全く思っておりません。総理が答弁なさっておられますように、そのことのみをもって判断をしているわけではない、いろいろなことを総合的に判断した結果としてそうなのであるということでございます。  それは、先生も学者でいらっしゃいますからよく御案内のとおり、...全文を見る
○石破国務大臣 この意義づけにつきまして、そして、市評議会の位置づけにつきましては、総理が先ほど来再三答弁をなさっておられるとおりでございます。(藤田(幸)委員「いや、先遣隊が」と呼ぶ)報告書は「先遣隊は、」という言葉が先生御指摘のとおりございますが、それは、先生の御議論は、それ...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘の逆の情報ということがちょっと私にはにわかには理解いたしかねますけれども、そのような数字がどうであるのか、犯罪の件数、あるいは、従来よりサマワの地は他地域に比べて比較的平穏であるが襲撃の可能性は否定できない、こう申し上げておるのは、その数字がどうであるの...全文を見る
○石破国務大臣 先般、カンプ大臣と私、直接お目にかかりまして、六時間か七時間お話をいたしました。その中で、当然のことでございますが、自分の国の部隊は自分の国で守る、当たり前のことでございます。そのことはお互いに当然のことである。ですから、自衛隊は自衛隊が守り、オランダはオランダが...全文を見る
○石破国務大臣 正当防衛、緊急避難を危害許容要件として武器を使用することは、野盗、強盗のたぐいに対してそのような行為を行うことは憲法九条とは抵触するものではございません。
○石破国務大臣 危害許容要件としてと申し上げました。
○石破国務大臣 恐縮です。委員はこの法律の仕組みをよく御案内かと思いましたので、失礼をいたしました。  武器の使用というものは、例えば、空に向かって警告射撃をするとか、あるいはとまれと言って銃を構えるとか、そういうものも武器の使用に含まれるわけでございます。そういう意味で危害許...全文を見る
○石破国務大臣 現在、テロというものが、国際紛争を解決するための武力行使あるいはその武力を行使する憲法九条に言うがところの主体とは考えておりません。
○石破国務大臣 法的評価としてはそのようなことになろうと思います。
○石破国務大臣 これも何度もお答えをいたしましたが、我々が活動する地域は非戦闘地域でなければならないということを申し上げておるわけでございます。  米軍がやっておること云々について私どもが申し上げるというよりも、日本が活動する、委員は御認識が違うのかもしれませんが、サマワにおい...全文を見る
○石破国務大臣 私どもの活動は、戦闘地域では行わないということです。
○石破国務大臣 それが米軍であれ英軍であれ何であれ、我々が行います行為は戦闘行為ではない、そして、我々が活動を行う地域は非戦闘地域であるということです。
○石破国務大臣 非戦闘地域でなければならないと申しました。
○石破国務大臣 現地で警備の方を、現地の方を雇うかどうかということについては、まだ確たる方針を出しておりません。  委員御指摘のように、雇用はつくらなければいけない。基本的に自己完結ですから、そんなにもともとたくさん雇える組織ではないのです。では、警備をお願いするかという場合に...全文を見る
○石破国務大臣 委員が御指摘になりましたが、私どもの手元にそのようなものはございません。したがいまして、確認のしようがないというふうに申し上げておるわけでございます。
○石破国務大臣 ないものと照合して確認をしろとおっしゃられましても、やりようがないということを申し上げておるわけでございます。
○石破国務大臣 当該資料がいかなるものかは確認できないというのは、今申し上げたとおりでございます。したがいまして、委員がお示しいただきました資料に基づいてお話しはできないということをまずお断りを申し上げます。  御指摘のように、イラクの南東部における襲撃の発生状況につきましては...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しで恐縮でございますが、委員がお持ちの資料にそのように書いてあるということでございます。私どもの方としては確認のしようがございません。ですから、これを書いたということはどういうことだというふうにお尋ねになられましても、お答えのしようはございません。  ただ...全文を見る
○石破国務大臣 数字につきましては、相手国との関係もあり、お答えを差し控えさせていただきたいと申し上げております。
○石破国務大臣 その文書の性格、真偽はともかくといたしまして、バグダッドにおきましてそのような襲撃が多いということ、そしてまた、米軍がその被害を受けておるということは、事実として承知をし、認識をいたしておるところでございます。
○石破国務大臣 今、正確に何件ということ、そしてまた、だれがやったかがわかればこんな簡単なことはないわけでありまして、それはわからないものが多うございます。これはもう、だれがやったかということも、それぞれ治安に責任を持ちます当局あるいは組織が調べておるわけでございますが、これはだ...全文を見る
○石破国務大臣 先生御存じのことと思いますが、私どもが指定をいたしておりますのはバグダッド飛行場でございます。そのような襲撃が起こっておりますのはバグダッド飛行場周辺ということでございます。これは、この委員会でお尋ねがあったかどうか正確には覚えておりませんが、私どもの飛行機という...全文を見る
○石破国務大臣 先生御存じのとおり、事は軍事にかかわることでございます。それが表にならないということは当然軍事常識としてあることでございます。そして、その件数も、そしてまたその相手方も明らかにならない、あるいは明らかにすべきではない、そういうものがあることは、これは当然でございま...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮でございますが、私も七月のことを正確に覚えているわけではございません。委員御指摘の、議事録によれば、議事録によればということでございますが、委員の貴重な時間でもございますので、できれば事前に、何月何日の議事録においてということをおっしゃっていただければ皆様の時...全文を見る
○石破国務大臣 総理の御答弁は、まさしく委員がおっしゃいますとおり、外部からの侵入を防ぐため、防護手段により周囲を囲まれた一定の広さを有する隔離された場所であるということでございます。そのような場所の内部まで攻撃が及ぶことは想定しがたく、およそ戦闘行為が生ずるとは考えていないとい...全文を見る
○石破国務大臣 何ら食い違ってもおりません。委員は、それは明確ではないかとおっしゃいますが、それは、私の言っていることを誤解されて、それで明確だというふうにお話しになられましても、これは、私はそのようなことを申し上げておるわけではございません。  いずれにいたしましても、自衛隊...全文を見る
○石破国務大臣 全く同じことを申し上げておりますし、総理のお考えも同じであります。  いずれにいたしましても、非戦闘地域でなければいけない、それははっきりしている。バグダッド飛行場は非戦闘地域であるということでございます。
○石破国務大臣 勤務をすることはあり得ると考えております。
○石破国務大臣 派遣されます自衛隊が、これから先、職務をきちんと果たすことができますよう、安全に果たすことができますように万全の措置をとらなければいけないと思っています。  情報をどれだけ把握するか、そしてどう評価し分析するか、そこについては、より体制というものを考えてまいりた...全文を見る
○石破国務大臣 先生、恐縮です。  今十二月二十二日に米軍が襲撃されたというふうにおっしゃいました。それがどの地域で行われたものか。私は、サマワというふうに先生おっしゃいましたね、サマワ市内で米軍が襲撃されたのが十二月二十二日という御指摘だとするならば、私ども、そのような事象は...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮です。  わかりました。そこの道へ、サマワとほかの都市へ続く道路の上でそういう襲撃があったという御指摘であれば、それは御指摘、私どもが申し上げた中には入っておりません。  ただ、私どもが申し上げておりますのは、サマワ市内においてどうなのかということを調べて...全文を見る
○石破国務大臣 今まで、専門調査団あるいは先遣隊が入りますときに、市の評議会の許可をいただいて入ったという認識は持っておりません。そういう事実もないと承知をいたしておりますが、確認はいたさせます。
○石破国務大臣 これは、参りました者にも確認をいたしましたが、協議はいたします、協議ですね。行きますよというようなお知らせ、ごあいさつといいますか。しかしながら、委員御指摘の、許可を得て入るということはいたしておりません。  つまり、評議会が、入る入らないについて権限を有してお...全文を見る
○石破国務大臣 土地の使用についてもしお尋ねであるとしますならば……(末松委員「いや、私は、誤っているかどうか、そこをちょっと確認してください。私の認識が」と呼ぶ)御認識は、それは、現地のいろいろな行政について責任を持っておりますのはCPAでございます。CPAが行政について責任を...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員も中東情勢には大変お詳しくていらっしゃいますが、それぞれ民主主義の生成過程として評議会があるわけでございます。権限を正式に有した組織ということでいえば、それはCPA以外にございません。  しかし、サマワに入る、あるいはムサンナ県に入るというときに、評...全文を見る
○石破国務大臣 一連の答弁の中で申し上げておりますように、評議会というものが民主主義の生成過程において重要なものである、そしてまた、評議会のメンバーが、自薦者の中、私がやりたい、私がやりたいといった人の中から指名をするというやり方から、コーカス方式になり、やがては直接民主主義にな...全文を見る
○石破国務大臣 そもそも、イスラム教というものが穏健な宗教であるということは、これはイスラム教と聞いただけで何か穏健ではないというような謬説がありますが、それは違う。イスラム教というのは、恐らく、多くの宗教の中で最も穏健なものである。その中で、イスラム過激派というような、恐らくも...全文を見る
○石破国務大臣 それは、仮にそういうことがありまして、現場で行動する指揮官が退避をするという判断をとります。防衛庁長官は、中断するか、そしてまた実施区域の変更、そういう指示をすることになります。現場の指揮官がそこを退避するというときに、これは戦闘行為なのかどうなのかという判断をす...全文を見る
○石破国務大臣 これは法律上、実施区域の変更は防衛庁長官の権限になっております。そこが戦闘地域である、戦闘地域の定義はいたしませんが、そういうことになれば、それは変更しなければならない。その権限を持っておりますのは防衛庁長官であり、判断をするのは防衛庁長官であるということでござい...全文を見る
○石破国務大臣 単なるテロというのを、何を指すかということでございますが、野盗、盗賊のたぐいはもうテロではございません。これが国または国に準ずる組織ではない、散発的なあるいは偶発的な、継続性のない、非国際性のものである場合には、それは戦闘行為の主体たり得ないということを申し上げて...全文を見る
○石破国務大臣 それは先ほど来お答えをしておるとおりでございます。これは重畳的な考え方になるのかもしれませんが、指揮官は安全も確保しなければなりません。そこに起こっていることが、その場に即してみて、これが国際性を有し、継続性を有し、そういうことなのかどうかということが判断できると...全文を見る
○石破国務大臣 お答え申し上げます。  そういう地域にはそもそも行かないということが一つございます。あのような地域には、行くということは予定をされておりません。それが一つ。  もう一つは、もちろん私どもとして、あの状況というものは、だれがやったか、それは私ども捜査機関ではござ...全文を見る
○石破国務大臣 それは先生、抑制的にという言葉をお取り違いになっておられるのではないでしょうか。抑制的にと申し上げましたのは、そういうような事象が起こったときに、条文をお読みいただければわかりますが、その近傍においてというふうな表現をしてございます。そういうような近くにおいてそれ...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊先遣隊が遭遇いたしましたデモは、直接選挙を求めてのデモだと承知をいたしております。  なぜ自衛隊反対のデモが起こらないかといいますと、やはり地元で歓迎をされている、自衛隊出ていけというよりは、自衛隊を歓迎するムードが、横溢と言ってもよろしいかもしれませんが...全文を見る
○石破国務大臣 これは、派遣命令を発出しておりますのは私でございますから、私からお答えをいたします。  先ほど御質問の、なぜ早く帰ったのかということでございますが、これは御存じのように、先遣隊の人数は物すごく限られております。一人が何人分もの仕事をしなければなりません。これはも...全文を見る
○石破国務大臣 それは報告書をお読みになればおわかりになりますとおり、幾つも幾つも挙げている中の、しかし重要な一つであります。そこには何項目も挙げております。宗教指導者の方々の動向なり、いろいろなものを挙げさせていただきました。その中の動向の一つでございます。それは重要なものでご...全文を見る
○石破国務大臣 治安が安定をしているということが、派遣命令を下したことの根拠でございます。その中に、サマワ市評議会、つまり、二十日にお目にかかりました時点では有効に機能しておったサマワ市評議会、その存在というものを一つの要素として考えておったことは事実でございます。
○石破国務大臣 政府部内で全く同じ認識を持っております。外務大臣がおっしゃったことと同じでございます。有権解釈をする立場にないということも、委員、法律家でいらっしゃいますから、政府の立場は御了解いただけるものと思います。
○石破国務大臣 ニーズにつきまして、そしてまた安全性につきまして、そして日本が果たすべき役割につきまして、いろいろな角度から検討し派遣の命令をした、総理の御承認をいただいた。総理が御承認なさったその理由は、先ほど来ずっと総理がおっしゃっておられるとおりでございます。  私は、そ...全文を見る
○石破国務大臣 そのような報道がありましたことは承知をいたしております。
○石破国務大臣 イラク南東部で発生しました事件のうち、七五%がバスラ県、二五%は主にマイサン県とお答えをしておるとおりでございます。
○石破国務大臣 周辺というのをどこまでお指しになるのか、それはちょっと私にはよくわかりかねますが、イラク南東部サマワで起こったこと、あるいは南東部全体で起こったことは、先ほどパーセンテージで、比率でお示しを申し上げました。この数字につきましては、お答えをすることを差し控えさせてい...全文を見る
○石破国務大臣 個々の事象といたしまして、例えば先般の、一月二十四日でございますが、イラク人の警察官が、乗車中の車両の後方から銃撃を受け車両内で死亡した、報道ベースで明らかになっておりますこと、逆に申し上げれば、それが明らかにしてよいことと思いますが、それで傾向というものはつかめ...全文を見る
○石破国務大臣 この地域の治安を担当しておりますのはオランダ軍でございます。そこの地域の、今先生が御要求の数字等々は、それはオランダが掌握をしておるものであり、私どもとしては、明らかにするということについて、いろいろな事情があってできないということでございます。  ただ、サマワ...全文を見る
○石破国務大臣 サマワ市においてそのような事象というものは極めて少ない、そうでなければ七五、二五、一〇〇から七五、二五を引けばゼロになってしまうわけでございます。それがそのような数字であるということでございます。
○石破国務大臣 パーセンテージで、一〇〇%から七五%を引き二五%を引けばゼロになるということを申し上げました。ただ、それは主にマイサン県ということも申し上げておるはずでございます。
○石破国務大臣 なぜ数字を出せないかは、今外務大臣がお答えになったとおりです。そういう……(発言する者あり)いや、先生が御理解なさらないということと、出せないということは別の問題でございます。
○石破国務大臣 情報というものは、ある国から提供を受けるものです。それを仮に出してしまった場合には、以後の情報提供は受けられなくなります。それでもよいということであれば、それはそういう判断もございましょう。情報というものはそういうものです。外国と情報交換をするというものは、それぞ...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘の件につきましては、昨日赤嶺議員から御提示があったものでございます。この資料については、私どもとしては確認をいたしかねる。その理由につきましても、午前中答弁を申し上げたとおりでございます。  それでは、ハンガリー車列に対する銃撃であるという記述があるがとい...全文を見る
○石破国務大臣 文書につきましての性格は、私どもとして確認のしようがないと申し上げておるのは、先ほど来と同じでございます。
○石破国務大臣 数字がなぜ答えられないかというのは、先ほど来繰り返して申し上げているとおりでございます。  これは、委員も外交関係の仕事をなさったこと、何度もおありだと思いますけれども、治安についての情報、治安についてだけではございませんが、一回、件数もそれは大事なデータでござ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来答弁を申し上げているとおりでございますけれども、数字にいたしますと極めて少ない。そしてまた、六件というものにつきましては、それは確認をいたしておりません。それは、六件というものを、委員が私どもが確認できない文書をもとにして六件というふうにおっしゃっておりま...全文を見る
○石破国務大臣 これは、この数字はインテリジェンス情報として私ども知り得たといたしましても、それは公にできないということは、先ほど来申し上げているとおりです。  それでは、安全についてどうかということでございますが、ですから、南東部で、バスラ県で七五%、そして二五%という数字を...全文を見る
○石破国務大臣 何度も同じことを申し上げて恐縮ですが、それは出せない。出してしまえば、これから先、そういう情報が得られなくなる。私たちは、それはそういうものなのです。隠ぺいするとかそういうことではなくて、それは委員も、先ほども申し上げましたが、外務委員会にも長く所属をされました。...全文を見る
○石破国務大臣 相手国も出していないものは出せません。相手も出していないものがなぜ出せるのでしょう。  それは、数字というのは、インテリジェンス情報は、なぜ犯罪の件数がインテリジェンスなのか、それは委員おわかりのことだと思います。向こうも出せないものはこちらも出せない。向こうも...全文を見る
01月30日第159回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石破国務大臣 去る一月二十日、ムサンナ県知事公邸において先遣隊が知事の紹介によりお会いした市評議会の代表を市評議会議長と申し上げたのは誤りであります。  二十九日、各種情報を総合して確認したところ、同人は、当時、市評議会のメンバーであり、市評議会議長代理のファディール・アサブ...全文を見る
02月03日第159回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  現在、サマワの失業率というのはかなり高いというふうに聞いております。五割を超える、あるいは七割という数字もございます。それは、今までサダム・フセインの基本的に社会主義の体制下において社会主義的な雇用というものがあったのだろう、それ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく今先生がシーズ、種というふうに御指摘になりました。そういうような、どうしても自衛隊の雇用創出には限界はございます。  では、どのように雇用を確保していくか。あるいは外務省からお答えいただくのが適切かもしれませんが、イラクには今全土を対象といたしま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく先生御指摘のように、その民間人がどういう身分を持つかということなのだろうと思っております。  自衛隊員あるいは政府復興職員というものがございます。同時に、今宿営地の中に入れてという御指摘がございました。あわせて、その方々が医療行為やあるいは建設行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く先生御指摘のとおりでございます。  報道機関の皆様方からも、報道機関として危険や混乱を招くような取材は行わないという申合せがなされ、私どもの方にもその旨お話がございました。  我々は、報道管制、報道統制なぞということをやっていいとも思いませんし、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛隊に対する非常に高い期待があると。それは、たくさん人を雇ってくれるんじゃないの、あるいは一杯物を買ってくれるんじゃないの、そういう期待があるわけですね。私、よく申し上げるんですが、期待値と実現値に余りに乖離があり過ぎますと、こんなはずじゃなかったじゃな...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法第六条第一項の規定に基づき、自衛隊の部隊等による人道復興支援活動及び安全確保支援活動の各活動の実施に関し承認を求めるの件について、その趣旨を御説明いたします。  イラク特別事態を受...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(石破茂君) イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法第六条第一項の規定に基づき、自衛隊の部隊等による人道復興支援活動及び安全確保支援活動の各活動の実施に関し承認を求めるの件について、その趣旨を御説明いたします。  イラク特別事態を受...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 齋藤議員にお答えを申し上げます。  自衛隊のイラク派遣の撤退時期についてお尋ねがございました。  我が国は、イラクにおける政治プロセスが着実に進展し、イラク人によるイラク人のための新しい政府が樹立され、統治権限の早期移譲が実現できますよう期待をしておる...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 主に人道支援物資を輸送するということでございます。イラク国内の各空港、これは例示をいたしておりますけれども、その空港間におきまして人道支援物資を主に輸送するということでございます。支障のない範囲で安全確保支援活動を行うことはございますが、しかし、基本的には...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) くせ者という表現はどういう意味でおっしゃっておるのかちょっとよく分かりませんが、基本的には人道支援であるということでございます。それに支障のない範囲において、つまり人道支援がメーンでございますから、主にそれを行うということでございます。  人員を運ぶとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは例えて申しますと、インド洋におきまして、我々、テロ特措法に基づきまして、米英始めとする、フランスもそうです、ドイツもそうですが、海軍に対しまして補給活動を行っております。これは相手のある話でございますので、これがすべて御報告できるということを今ここで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生のおっしゃることは、基本的にはそのとおりなのだろうと思っております。私どもは、今制限というお話をなさいました、報道の制限というものはそれはできるものではございません。法律に根拠があるものでもございません。私どもが行っておりますのは、あくまでお願い、自粛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのようなことはいたしません。  しかしながら、繰り返しになって恐縮ですが、安全にかかわることにつきましてはお知らせをしないということは当然ございます。もちろん、取材の側もいろいろな手段を使ってお知りになることはあるかもしれない。しかし、お知りになったこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは有事法制の議論のときにも申し上げたことでございますが、民主主義国家におきます軍隊、我々の場合でいえば実力組織自衛隊というものを、民主主義的なシビリアンコントロールを行うということにおいて欠かすことができないのは、きちんとした報道がなされるということで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 戦闘地域と申しますのは、国際的な武力紛争の一環として武力が行使をされている行為、それを戦闘行為と申します。国際的な武力紛争の一環として武力を用いた争いが行われること、それを戦闘行為というと、このように定義をし、今まで議論をしておるところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼いたしました。  ただ、国際的な武力紛争、国際、つまり憲法九条にまで戻りますと、国際紛争を解決する手段として、武力による威嚇、武力の行使、これを行ってはならない、淵源はそこにあるわけでございます。  そして、今、国際的紛争、国際紛争というふうに申し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国又は国に準ずる組織って何なんだろうということを考えてみましたときに、普通考えますと、国というのは、例えば領土を持っている、あるいは国民を持っている、あるいは排他的な統治機構というようなものを持っているというようなことが国の定義としては考えられるのかなとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 結果として委員のおっしゃるようなことは起こり得ることなのかもしれません。しかしながら、(発言する者あり)いや、しかしながら、いいですか、しかしながら、じゃ、なぜ実施区域というものをきちんと定めたのかということを申し上げますと、それは、多分そうであろうとか、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっと私のお答えの仕方が悪くて御理解をいただけないので申し訳ないと思っておりますが、イラクを、はいここは戦闘地域です、はいここは非戦闘地域ですということを分けることが求められているわけではありません。この法律において求められていることは、自衛隊が活動する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここの言い方は気を付けなければいけませんが、本当に安全というものは、じゃ一体だれにとって安全なのだということは、先生御認識の上でもちろん聞いていらっしゃることだと思います。つまり、何の権限も与えられず、何の装備も有せず、何の訓練もしていない人であれば危険か...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) アリバイ作りというようなことはございません。
○国務大臣(石破茂君) 通常、そのような作業は行うものでございます。  衆議院でもお答えをいたしましたように、そのような文書は現在当方には存在をしておりません。したがいまして、それが真正なものであるか、出どころもよく分かりませんが、それが真正なものであるかどうか確認はできません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような、結論先にあるという、ありきというものではございません。そのようなことに基づいて自衛隊を派遣する、最初に結論ありきであって、現地の事情がどうであれこうであれ、このような結論であるというようなことで自衛隊を派遣するというような選択を私どもはいたしま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 防衛庁長官が有しております安全配慮義務につきまして、私の考えには全く変わりはございません。先生御指摘のように、非戦闘地域でやらなければならない、当然のことでございます。そしてそれと安全かどうかということは別個の判断でございます。非戦闘地域であり、なおかつ自...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です、何時というところまで把握をいたしておりません。何月何日何時ということの御要請であれば、時間まできちんと正確に調べまして御報告をいたします。
○国務大臣(石破茂君) 一月二十日の朝ということは私として承知をいたしておるところでございます。正確な時間につきましては、また御要請があれば後刻御報告を申し上げます。
○国務大臣(石破茂君) さようでございます。
○国務大臣(石破茂君) 正確な時間につきましては後刻御報告をいたします。
○国務大臣(石破茂君) 現地と日本の間には六時間の時差がございます。
○国務大臣(石破茂君) 日本共産党がどこからこの入手文書を御入手になったか私は存じませんけれども、衆議院でもお答えをいたしたことでございますが、私どもとしてこの文書というものを確認はできません。確認ができない理由は衆議院で申し述べたとおりでございますので、繰り返すことはいたしませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返して申し上げますが、どのような経路で御入手になってそれが真正なものというふうに御主張になっておられるのか、私どもとしてはそれが確認をできない。なぜ確認できないかといえば、これはこの文書の真贋、あるいは、その点についての確認はできない。なぜならば、この...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) やり取りをすることがあると申し上げましたのは、私、先ほどの答弁で、この文書に限って申し上げるというわけではないということを申し上げました。そのような作業をいたしますときに、当然関係官庁間でどのようなものにするのか、これで事実に間違いないかというようなことは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 真贋が確認できないものについてはお答えのしようがございません。
○国務大臣(石破茂君) きちんとした報告を行うように、きちんとした調査を行うようにという指示は当然いたしております。
○国務大臣(石破茂君) 個々一々につきまして子細に指示をしたということは私はございません。それは、調査に当たっては、いろいろな事項というものに対してきちんと当たり、そしてまた調査をするように、そういう指示をするのは当然のことでございます。
○国務大臣(石破茂君) こちらの方にはという御指摘ですが、それは私ども真贋は確認をできませんので、それに基づいてどうかというふうな御質問をいただきましてもお答えのしようがございません。  一般論として申し上げますときに、件数でありますとかそういうこと、他国から入手したいろいろな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 人道支援物資を中心に運びます。武器弾薬を運ばないということは、これは実施要項に記してあるとおりでございます。  人道支援活動に、人道活動に支障を及ぼさない範囲において安全確保支援活動を行うことはございますが、基本的に私どもは、これは午前中の国会におきまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武器弾薬を運ばないということは明示をしてあるとおりでございます。そしてまた、この法律は安全確保支援活動というものも含まれております。したがいまして、安全確保活動そのものを行うわけではございません。よく答弁を申し上げておりますように、当然武力行使に行くもので...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武器弾薬を運ぶことはいたしません。しかしながら、兵員が武器を携行しております際に、そのような兵員を運ぶということは排除されるものではございません。
○国務大臣(石破茂君) だれに頼まれてという性質のものではございません。これは、コアリッション、そしてまたそこにおける調整というのは、それぞれの国が持っておる能力、そしてまたその国が運ぶべきというふうに国内で定められている事項、そういうものを持ち寄りまして調整の結果行われるもので...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、依頼側の今度は要請というお言葉に変わりましたが、それはそういうことを申し上げておるわけではございません。  こういうようなニーズがありますよということが出て、そしてまたそれぞれが、それはコアリッションの調整の場で、それぞれの国がこういうものを運び...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは頼まれるとかいう筋合いのものではございません。どういうようなニーズがありますかというものがそれぞれ出てくる、そしてそれにどこが応じ得る能力があるかということが提示をされる、それは調整というものでございます。依頼があってそれにこたえてというような形を取...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、注射針というお話がありました。あるいは注射針に限らず、薬であるとかリンゲル液であるとか、いろんなもののニーズが出てくるであろうと思っております。  どこにそのようなニーズがあり、そしてだれがそのようなものを供給できる能力を持ちということは、これまた調...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、現在いろんな調整は行っております。どういうようなニーズがあり、それは国連あるいは米軍、いろいろなニーズがあると思います。そのニーズが持ち寄られ、それぞれの国が、例えて言えば、我が国で申し上げれば人道物資を運びたい、武器弾薬は運ばないと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは可能性としてはございますよ。しかしながら、いいですか、しかしながら、それが米軍の要請があり、それは日本はその要請にこたえるのだというお話ではなくて、それはコアリッションの中で、ほかにそれを運ぶのが適当な国あるいはほかの国の部隊というものがありとすれば...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 実施要項に示してあるとおりでございます。四空港を例示をいたしておりますけれども、今先生御指摘のクウェートの基地を拠点としながら、イラク国内のそういう空港間におきまして人道支援、物資の輸送を中心に活動するということでございます。
○国務大臣(石破茂君) 基本的な御理解はそれで結構です。しかしながら、それに限定しておるものでもございません。
○国務大臣(石破茂君) そのような御理解は必ずしも正確でないと私は思っております。つまり、そういうような地域があって、そこにおいては砂漠のサソリ作戦が行われておって、その物資をアメリカの要請に基づいて航空自衛隊の飛行機が運ぶのだ、そういうことをやるのだろうという御指摘だとするなら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことを行うのだというようなことがイメージとして、まさしくそのような空港に……
○国務大臣(石破茂君) いや、いいですか、そういうような空港に米軍を、兵隊やそしてまた物資を米軍の要請に基づいて航空自衛隊は派遣する、戦争加担ではないかというようなお話だとすれば、それは私どもが行おうとする活動とは大きく食い違ったものでございます。  そこの四つに示しましたのは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 要請があればということではない。調整というのはそういう問題。ニーズがあったからといって、こたえる能力がなければこたえようがない。そしてまた、ほかの国がこたえる能力、自衛隊よりも更にこたえる能力を持っているとすれば、それはその国が行うことになるでしょう。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答えしたことの繰り返しになりますが、そういうことが全くないのかということであれば、本当にコアリッションにおける調整の結果としてそういうような持ち寄ったニーズがあって、そしてどの国もそれはできない、それで自衛隊のみしかそれができないというようなケー...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 意味がないとは承知をいたしておりません。そのことによりまして、その存在等々が検知できるというふうに承知をいたしております。意味がないということであれば、かくかくしかじかで意味がないというふうに御提示をいただきたいと存じます。
○国務大臣(石破茂君) 委員のそうおっしゃるような御指摘というものをおっしゃる方は、ほかにもございます。したがいまして、本当に今回持ってまいります線量計というものが意味があるのかどうかということは、私も確認をいたしました。  これは、正確な科学的なことについてきちんとお答えをで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 劣化ウランそのものの被害というものは、先ほど申し上げましたように、人体に直接摂取をするというようなことを行わない限りこれは発生をしないものでございます。そしてまた、委員も御案内のことでございますが、劣化ウランというものは国内におきましても工業用シールド、バ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、多分、委員がお当たりになった資料が私どもが持っておりますものと異なるのだろうと思いますが、劣化ウラン弾からはガンマ線は出ると承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) どういう場合に撤退をするかはそのときの事情によりまして、個々具体的な事象に応じて決めるものでございますが、いずれにいたしましても、法律の要件を満たさなくなるということがありとすればそれは撤退、法治国家の原則でございます。
○国務大臣(石破茂君) これは報道等々でも明らかになっておりますが、C130は小牧に所在をしておる部隊でございます。C130は航続距離が短うございますので、途中、那覇に寄りまして補給等を行っております。補給基地と申しますよりも、これは基地としての機能というよりは、C130が小牧か...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 最初の劣化ウラン弾でございますが、ガンマ線も放射をするというのは先生御案内のとおりでございます。したがいまして、今回持ってまいります放射線検知器類ではアルファ線を確かにおっしゃるとおり測定することはできませんが、劣化ウランは必ずガンマ線も放射をすることにな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員がアルファ線、ガンマ線、劣化ウランで豊富な知識をお持ちでいらっしゃいますけれども、それがどこの出典によるものなのかということでございます。  私は専門家ではございませんが、私どもといたしましては、UNEPが出しております劣化ウランファクトシート、二〇...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 大本営発表がいかに愚かしいものであったかということは私もよく存じ上げております。それはミッドウェーでもそうですしね、どこでもそうですよ。やられてもいないものを、沈めてもいないものを沈めたと言ったり、そしてまた、当方の被害を過小に言ったり、そのようなことがで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 累次申し上げておりますように、私どもはあくまでお願いをいたしておるわけでございます。これに従わない者はなぞということを申し上げているわけではありません。  先生のお考えのとおりだとするならば、自主的にこちらがお願いをしようが何をしようが、おれの判断だとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、このようなことというのがどういう場合なのか、これは具体的にこういう場合ということになってみなければ分かりません。しかしながら、お互いに認識の上でルールを定め、そしてこれはお互いの理解の下に運営することでございます。そのお互いの理解を、信頼を損ねるよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この内容でございます。土地返還のための事業として約三十七億九千五百万円。楚辺通信所の返還に伴います建物等移設工事が十九億二千二百万円、キャンプ桑江、キャンプ瑞慶覧の一部返還に伴います建物等移設工事に約十八億六千六百万円、事務費が七百万円でございます。また、...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 作業中にいろいろな意見の交換を行うということで、これはもう電話では難しいことがございます。したがいまして、ファクスというものを使っておったということであります。  しかしながら、委員御指摘のように、こういうことにはより厳正を期していかねばならないであろう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、今回のイラクの件に限って申し上げますと、これ、報道機関とよく双方了解の上で、委員御指摘のように、これは出してよい、これは出してはいけない、それはもうメルクマールは何かといえば、一に掛かって隊員の安全です。何を、何をはいいんですが、どれだけ持って行くか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、万全というものは世の中にはないかもしれないが、考えられる限り最大のことは行いました。そして、私、法案のときも申し上げましたが、実際に赴く自衛官がこれでやれるという自信を持たない限り私は派遣命令を出さないということを申し上げました。これは、実際に行く...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは委員とも随分議論をさせていただいたことでございますが、過失は罰しません。過失というものを罰することはいたしません。これは国外犯の規定でございますけれども、刑法百九十九条の殺人罪、また殺人未遂罪、刑法二百三条、刑法二百四条の傷害罪、あるいは刑法二百五条...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今まで自衛隊、十年間にわたりましてPKO活動行ってまいりました。あるいは、テロ特措法に基づきまして、インド洋で活動をしております。  今回違いますのは、PKOではなくて、初めて陸上において活動するということでございます。もちろん、戦闘地域ではございません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 装備につきましては、今まで海外に出したものがないものが含まれております。装輪装甲車であり偵察警戒車であり、あるいは無反動砲であり対戦車弾でありというものを持っていっております。それは、我々はもちろん武力の行使を行うわけではない、戦争に行くわけではない、治安...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、それぞれの結節点には要員を派遣をいたしております。これは何名ということは申し上げられない点もございますが、委員が御賢察のように、こことこことここにはいなければいけないのだというところに配しております。そこから情報がきちんとサマワにも伝わ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは全くそういう意図的なものではございません。  地雷らしきものが発見をされました。ただ、これが相当に古いもので、どうも、いろいろな推測ですが、散布地雷と申しまして、埋める地雷ではなくてヘリコプターであるとか航空機からばらばらばらっとまく地雷。そして、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのように考えております。  劣化ウランは、先生御指摘のとおり、アルファ、ベータ、ガンマ線を出すわけでございます。自然界に存在しないような、そういうような放射線を検知をいたした場合にはこれは反応いたしますので、ここは劣化ウランといいますか、自然界にない放...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、すべて測定可能かと言われますと即答はいたしかねますが、劣化ウランそのものは、放射線というよりも、むしろ重金属を摂取するということによって人体に危害を与えるというふうな知識を私、今のところ持っております。  したがいまして、それを直接飲んでしまうと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です。何メートル離れて測定できるかにつきましてはちょっと今手元に資料がございません。早急に調べまして、できれば委員会中に御報告をいたしたいと存じます。
○国務大臣(石破茂君) これは、携行いたしますのは微量ガンマ線測定器、そしてガンマ線用線量計という二種類を携行をいたします。どちらも検知をいたします対象はガンマ線でございます。どちらもガンマ線があるかどうかというものを検知をするものでございますが、劣化ウランというのは、アルファ、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 毎日新聞の記事は私も拝見をいたしました。五年後、十年後において発病する可能性は否定できない、本当に今のままで大丈夫かという御指摘だろうと思います。  私ども、五年後、十年後に発病するということについて正確にそのとおりだというふうには考えておりませんが、い...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは劣化ウラン弾に特化してということではなくて、すべての面において健康診断を行う、そして健康の状況を把握するという意味で申し上げました。
○国務大臣(石破茂君) これは先生御理解のとおりでございまして、この六条、特措法六条は、人道復興支援活動又は安全確保支援活動を自衛隊の部隊が実施することにつき国会の承認を求めなければならないと書いております。したがいまして、この文言からまいりましても、国会の承認の対象はこの二つの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼しました。  国会の御報告でございます。基本計画を、例えば現在の基本計画にないもの、まあ例えは何でもよろしいんでございますが、これを加えました場合には国会に御報告をするということに相なります。御承認の対象というわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) 私ども政府といたしまして、基本計画の変更、先生御指摘のような基本計画を行いました場合に、これが当初の基本計画の枠を越える、全然変わってしまう、あるいは枠を越えるような活動が新たに行われますとき、逆に換言をすれば、国会の承認を得ました対応措置の実施についての...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 我が国に軍事法廷がないというのは先生御指摘のとおりでございますし、これは憲法との関係上、なかなかこれは難しいことだろうと思っております。  私が理解をしております範囲におきましては、軍事法廷というのはなぜあるかといえば、それは、やはり厳しい規律が必要なん...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生おっしゃるとおり、自衛隊でそんなに何百人、何千人と雇用ができるわけではございません。  ただ、失業というのがアメリカがやったのか、あるいはサダム・フセインなのか、いろんな原因はありますが、私はやっぱり社会主義政権下においてほとんどが公務員であったとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは私も強い関心を持っておりまして、例えば、私、副長官のときにゴラン高原のPKOにも行ってまいりました。いろんな国の部隊とともにやっております。  我々が持ってまいります防弾チョッキというものは、結論から申し上げれば他国と比して遜色はございません。他国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) イラク人の方に対しまして我々が故意又は過失によりまして、公権力の行使に当たっておる場合、職務を行うにつき故意又は過失によって違法に他人に損害を与えました場合には、国賠法一条に基づきまして損害賠償の責めに任ずるということになります。
○国務大臣(石破茂君) 委員の御推論につきましては、私、コメントする立場にはないと思います。また、いろんな可能性がございますけれども、日本政府として一日も早く真相を明らかにするということは大切なことだと私も思っております。  サマワはティクリートとは違うぞというふうに、確かに私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ごめんなさい、コメントなんかで恐縮ですが。  先ほど委員が国益の話をなさいました。私は、あのお話聞きながら、アメリカにしてもイギリスにしてもフランスにしてもそうですが、パワープロジェクションということを常に考えているのではないかと思います。パワープロジェ...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) これは参考資料として添付をしたものでございます。これは理事会の御要請もございまして、これを参考資料として添付をせよということでございますので添付をさせていただいた、そういう資料でございます。
○国務大臣(石破茂君) これは予算委員会にお出しをしたものではございません。イラク特別委員会にお出しをしたものでございます。  委員もイラク特におきましてオブザーバーでいらっしゃいましたか、これは私、はっきり今承知をいたしておりませんが、これは委員会におきましてこのようなものを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員、オブザーバーでなければ、是非御確認をいただきたいと思います。共産党でオブザーバーでお出になっていらっしゃる方もおられると思います。  これは、衆議院で出したものと同じものを出せという御指示をいただいて、それを出したのではありませんか。そういう御指示...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼、小泉先生は理事でいらっしゃいました。これは私の事実誤認でございます。おわびを申し上げます。  繰り返しになりますが、それは理事でいらっしゃればなおのことでございますが、そこの理事会におきまして衆議院と同じものを出せという御指示を賜ったというふうに私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今総理がお答えになったとおりでございますが、通常個人が携行するものとはどういうものかということであります。  これは、今、例えば無反動砲はどうかねというお話でございます。無反動砲はどうかねといったらば、これは個人携行が原則ということでございますね。これは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのようなことにはなりません。それは、昨日、八田委員の御質問にお答えして、こうではないか、ああではないかと申し上げたらば、そこまで早読みして先回りして答えるなというおしかりをいただきましたが、まさしくそういうことであって、それは、その武器弾薬というものを個...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的に、武器弾薬をよその国に運んでもらうなどということは基本的には余り起こらないことでございます。どの国も、自分の国の武器や自分の国の弾薬は自分の国の飛行機なりあるいは船なりあるいはトラックなりで運ぶということであります。それはもう、軍事にお詳しい小泉議...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 陸上自衛隊の部隊は、バグダッドの連合軍司令部に要員を駐在をさせ、治安状況等に関する情報の収集等を行わせるとともに、我が国からの自隊輸送の拠点となるクウェートにおいて当該輸送の支援等の連絡調整を行わせるということでございます。これは委員御指摘のとおりでありま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 具体的な国名はともかくといたしまして、これは相手国との関係において出せないものは当然あるということでございます。
○国務大臣(石破茂君) イラク国内には出すことになっております。
○国務大臣(石破茂君) ムサンナ県には出すかという御指摘でございましょうか。  バスラには出すことにいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 失礼、バスラはバスラ県でありますので。バスラはバスラ県ですから、ごめんなさい。先ほどのはムサンナ県。バスラと申しましたのは、これは私の言い間違いでございます。言い間違いです。バスラはバスラ県で、ムサンナ県ではございませんのでね。
○国務大臣(石破茂君) ムサンナ県のどこですか。──そこにも出します。それはあり得ることでございます。  今おっしゃいましたカタール云々かんぬんということでございますが、それはどの国ということは申し上げません。それは、いかなる国であるにせよ、相手国との信頼関係において申し上げら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 申し上げられません。
02月06日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 羊につきましては、羊をほふるというもの、そして非常に高いものであるので何とかそういうのが行き渡らない方に召し上がっていただきたいという一種の、これはもう委員にお教えいただきたいんですが、喜捨という言葉を使うのが正しいのかどうか知りませんが、これはそういうも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) サマワの人口についてはいろんな説がありますが、イラク計画省の最新の資料では十六万とされております。これが正確なデータがあるわけではありませんで、水道普及率について大体の推定の数字でございますが、水道普及率は四〇から四五%であると。そうしますと、浄水の需要と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これもどれぐらい使うかによるわけでございますけれども、仮にお一人当たり必要なきれいな水を一日四・五リットルというふうに仮定をいたします、これかなり使うという感じなのですけれどもね。そのように考えますと、私ども一日当たり七十トン、これはもう幾つも浄水セットが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 四セット、四基というふうに考えております。
○国務大臣(石破茂君) これもいろんな仮定を置きますので、幾らですというふうに正確な数字が場合場合によって異なりますが、あえて、フィルター、これ濁度が相当悪いのですね、非常に濁っている、じゃ、その濁りを除去するのには相当のフィルターを使わねばならない。いろんなケースがございますが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっとその前にお答えをすれば、委員さっきNGOの数字をおっしゃいました。これは私もこの数字は聞いております。  で、実際どのようなレベルの浄水ができるのか。それは、私、テレビで拝見しただけですが、一人でやっているんだというお話でしたね、一人で。いや、私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 借地権という権利そのものをどう考えるかって話もあるんだろうと思います。イスラム法において借地権というものをどう考えるか、あるいは地権者が何人いるのかというようなこともございます。ですから、日本の国内における土地賃貸借というイメージで考えると、少しそごが出る...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは所有権者でございます。所有権者というものがおりまして、ごめんなさい、だれが持っているか分からないというふうに委員がお取りになるような答弁をしたとしたら、それはお許しください。土地の所有者ははっきりいたしております。こういうような土地の所有者から使用に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く委員と同じ問題意識を私持っていまして、そうに違いないと、そういうようなところであって、簡単な話ではこれはないと。  ただ、私が報告を受けておりますのは、これ幸いなことにと言うべきでしょうか、この土地の所有、一応所有というふうに申します。というのは、土...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、現地にムサンナ県というのがあって、ムサンナ県知事という、最近よくテレビに出てきますが、そのムサンナ県知事というのがいる。現地の治安であるとか行政であるとかいうのは重層的に行われているものだというふうに理解をいたしております。知事がおり、部族がおり、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨日、齋藤委員から、持ってまいる測定器あるいは線量計がどのような性能を持っているか明らかにせよというお話でございました。  理事会のお許しをいただきまして、余り実物をごらんになる機会がございませんでしょうので、これがその微量ガンマ線測定器というものであり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでありまして、劣化ウランそのものについてはどうなのかということは確たる、人体に影響があるという確たるデータは出ておりません。私どもは把握しておりません。むしろ、それが委員御指摘のように、重金属を吸い込むことによってどうなんだいということであ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一点、法案が成立してから時間が掛かったではないか、基本計画を作り、実施要項を作り、派遣命令を出すまで時間が掛かったではないかという御指摘であります。  あの法案は委員とも議論をさせていただきましたし、強行採決の場面も私もありありと覚えておるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思います。ただ、報道規制をしながら、私がおっしゃるとおりだと思いますと言いましたのは、後段の、もっと襟を正せと。  一般的に、いろいろな行政の調整を行う際にファクシミリというものを使うことがあるというふうに、昨日、舛添議員にも答弁をい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地雷のお話につきましては、これは今日、新聞、私も拝見しました。隠ぺい体質とかですね、二日も遅れたというような報道も読みました。  これは、なぜこういうことになるかといいますと、それは、爆破を処理をいたしましたのはオランダであります。それを処理したのがオラ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) バランスが悪いというふうにおっしゃいました。それはいろんな見方があるだろうと思いますが、自衛隊が給水・浄水活動をするということで本当に喜ぶ人はいるわけですよね。今、水が、本当にきれいな水が欲しくて、ユーフラテス川の濁った水を飲むよりはきれいな水を飲みたいと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは基本的におっしゃるとおりだと私は思いますよ。委員がおっしゃるようなことを私も政府の中では言っているのです。  ただ、それは、例えば新潟県に公共事業をこのようにやるのだということであれば、これは日本の国の中の話でございますから、例えば柏崎にこれをやる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 例えば浄水、給水ということになれば、それのニーズがなくなりましたと、ほかに恒久的な水道設備ができて自衛隊がやらなくたってもうきれいな水が飲めますよということになれば、それはそれで一つのニーズは消えたということになりますでしょう。あるいは、病院がきちんと修復...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、将来的なことについて、こうあれこれ申し上げては失礼なのかもしれませんが、イラクは日本の一・二倍広いわけでございますよね。どなたかが御指摘になっていましたが、サマーワの人だけが困っているわけじゃないぞ、それは確かにそうなのだと思います。じゃ、そのサマー...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 舛添委員にお答えをいたしましたが、あえてお尋ねでございますので、これは法律用語でございますから、きちんきちんと整理しないと議論が混乱をいたしますのであえて申し上げますが、過剰防衛というのは、急迫不正の侵害から自己又は他人の権利を防衛するためやむを得ずにする...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは両方の議論がございまして、片一方は、じゃ正当防衛、緊急避難でなきゃ武器の使用ができないのか、そんなことでいいのか、向こうが撃たなきゃ撃てないのかみたいな議論が最初のころはございました。  武器の使用というのは、例えば構えるだけでも、空に向かって空砲...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、総理あるいは外務大臣から何度もお答えがありましたので、繰り返すことを避けますが、委員、国防の基本方針というのを御存じだと思います、日本国の国防の基本方針。これは昭和三十二年五月二十日閣議決定というものでございまして、私が生まれた年なのでございますけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どこに行ってもいいことにはなりませんです。  例えば、九・一一の後、テロ特措法というものを作りました。あのときに、じゃ、周辺事態法で行けばいいんじゃないのという人がいましたが、そういう話にはならぬでしょうと。どんどんどんどん周辺で広げていったらば、世界じ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返しになったら申し訳ありません。  日本の一・二倍もありますイラクを、はい、ここは戦闘地域ですから駄目です、はい、ここは非戦闘地域だからいいですという作業はいたしません。求められておりますのは、自衛隊が活動する地域は非戦闘地域でなければならないという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) こうするとまた何というか、聞いている人にはよく分からない議論になってしまう。これはどう説明したら分かりやすいのかなと思うんですが……
○国務大臣(石破茂君) 地理的な概念ではございません。
○国務大臣(石破茂君) これは法的な概念でありまして、地理的な概念ではございませんが、しかしながら、実施区域というものを定めます以上は、これはやはり地理的な定めを行います。ですから、自衛隊がやります、活動を行います地域というのを指定いたしますね。それはやはり地理的な概念です。その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、非戦闘地域というのは法的な概念でございます。また、実施要項におきまして活動する区域を定めてございますので、これは地理的な概念、つまり法的な要請に基づきまして法的な概念を地理的な概念に、何と言ったらいいんでしょうね、化体させたと言ったらいいのか、移し替...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは防衛庁長官が定めるものでございますが、当然のことですけれども、法律の規定に則して作るわけでございます。  ですから、法律は抽象的、失礼、法的な概念であるけれども、それを逸脱して防衛庁長官が勝手に自分で判断して、どう見たってそうではないところを実施区...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 任されていると、こう言われますと、おまえみたいなやつに任せていいのかとか、そういう話かもしれませんですが、これは、繰り返して申しますが、そこに恣意は入るものではございません。自分が勝手に、ここならよかろう、あそこならよかろうということではなくて、法によって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、官房長官からお答えがあったとおりであります。要はどういう法律を作るかということだと思います。それは、おまえらが強行採決したのではないかと言われればそうでございますということになるのかもしれませんが、どういう仕組みで、どういう仕組みで地理的な概念を定むる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今の外務大臣からお答えがあったとおりでございますが、より具体的に申し上げれば、退避勧告は出ているわけでございますけれども、にもかかわらず行っておるということですね。自衛隊に同行して取材をしておられるマスコミの方、あるいは人道復興支援活動のために自衛官に同行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本当の意味でアラブに精通したアラビストということであれば、それは含まれておりません。
○国務大臣(石破茂君) 番匠幸一郎一等陸佐は、私も個人的に長い付き合いでございますけれども、彼はアラビストではございません。合衆国の大学にも出ておりますし、また商社にも勤めたこともある人間ですが、どちらかというと戦略家というような感じ。ストラテジストと言った方がよろしいんでしょう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 外されたとか外したとか、そのようなことはございません。  先般、旭川におきまして私が隊旗を授与をいたしておりますけれども、この全隊を統括をいたしますのは番匠一等陸佐でございます。
○国務大臣(石破茂君) 現場のことは現場が一番よく知ってはおります。したがって、東京で最初に知って、こんなことがあるが確かめてこいというようなことがあるわけではございません。  ただ、東京で非常に関心が高くて、このことについて更に調べる要があるというようなことがありました場合に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、イランは行ったことがございますが、イラクに行ったことはございません。
○国務大臣(石破茂君) 個々具体的な事情につきましては確認をいたさせますけれども、もちろん連絡というものが取れるということは当然のことでございますので、私はトランシーバーは必要な数が隊員に行き渡っておると承知をいたしております。  今委員がおっしゃった、おまえはトランシーバーを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛隊員ですか。
○国務大臣(石破茂君) 出ないように可能な限りの策は講じております。世の中に絶対ということはないと私は思います。
○国務大臣(石破茂君) それは、どういう状況で亡くなったか、それによります。そしてまた、我々の場合でもそうでございますが、それが公務によるものであったのかどうであったのか、それが、合衆国におきましてもスペインにおきましてもイギリスにおきましても、それぞれの状況によって取扱いが違う...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどの委員のお話の中で、自衛隊に賛成している国民の半数以上がこの派遣に反対しているというのは、どの数字に基づいておっしゃったのか、私よく分かりません。私が認識をしておりますのは、自衛隊に賛成しようが反対しようが、国民の方々で賛否を問うたときに、派遣に反対...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ないわけではありません。ないわけではありませんが、私が申しておりますのは、常々中で申しておりますのは、余りに地元の人と一緒に、例えばサッカーをしよう、あるいは、カラオケがあるかどうか知りませんけれども、そういうのをやろうとか、それは配慮は大切なことです。し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 報道の数字は私も拝見はいたしておりますけれども、このような金額をこのような目的で使うということはございません。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど先生が飛行機の墜落事故あるいはジェラード事件等々いろいろ例示なさいました。国外犯の規定というものは、何度か御説明を申し上げましたが、例えば殺人のような場合に、これはもう国外犯規定にそのまま掛かるわけでございます。これは日本国内においてしかるべく処罰さ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ちょっと設定が、ちょっと具体的によくイメージできなくてごめんなさい。前者のお話は過って人を殺傷してということであって、過ってということであればこれは過失ということになりますから、当然ないということに相なります。それは、今の委員の質問にストレートにお答えをし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のとおりになると思います。
○国務大臣(石破茂君) これは相互保証の問題とも絡むお話かと存じますが、そういうものを、つまり現地におきまして日本の行為によりまして、それが公務か公務でないか別にいたしまして、これはまた国賠法の議論はまた別でございますが、損害を被った場合に被害者が日本において訴訟提起をするという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはあるいは外務省からお答えいただくのが適切なのかもしれませんが、一つは、先生先ほど来御指摘は、私も随分議論をしておるところではございますが、国外犯というものをそもそもどのように考えるかということにもなろうと思います。  我が国の国内の刑法におきまして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国会の承認の対象としておりますのは、先生、四行とおっしゃいましたが、そこの項目を、そこの事項を御承認いただきたいということで出しておりますのはそのとおりでございます。  国につきましては、安全確保支援活動も、人道復興支援活動を実施します国と同様、具体的に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法理論上というのが正しいのか解釈上というのが正しいのか言葉に迷うところでございますが、しかしながら、しかしながら、じゃこれによって世界じゅうどこでもよろしいのかということには、それは当然ならないわけでございます。ならないというか、そこへ行くということは考え...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先生、法理論上という言葉がいいのか解釈上というのがいいのか、理屈の上からいえばそうなるということで、それが、裏読みすればそういう言い方だってできるだろうと言われればそういうことになりましょう。ただ、それじゃぐるっと逆を回って、逆を回って、あるいはもう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) フィリピン若しくはディエゴガルシアにおきまして安全確保活動を行うことは想定をいたしておりません。
○国務大臣(石破茂君) いや、それは、フィリピンやディエゴガルシアで安全確保活動をやるから書いたのだろうということにはならないわけでありまして、それは、これを実施をします地域を、実施区域を定めましたときに、そこへ参りますまでには人、物を積卸しもやるでしょうということであります。で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 安全確保支援活動の対象となる国はイラク国内でございます。  ですから、ちょっと委員のおっしゃることを私は取り違えているのかもしれませんが、私と恐らく認識は変わらないのだろうと思いますけれども、人員の乗降地やあるいは経由地におきまして、安全確保支援活動を行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ごめんなさい。ちょっと先ほどの私の言い方が悪かったので、訂正というか、もう一度確認をさせていただきます。  この法案におきまして、安全確保支援活動についてでございますが、イラク国、安全確保支援活動とは何なのかということを定義付けまして、イラクの国内におけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのようには考えておりません。
○国務大臣(石破茂君) はい、どうぞ。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来お答えをいたしておりますが、これは、きちんと話が付いて、じゃ一年幾らとか、じゃ一月幾らとか、そういうようなお話が完璧にでき上がって現状に至っているということではございません。これは、向こう様が高い値段をおっしゃり、私どもが値切るという行為を今行って...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生、これは何度もお答え、同じお答えをしておりますが、私ども、この文書の存否も確認できる状況にございません。したがいまして、この文書にこうだからという御指摘をいただきましても、私どもとしてはこの文書に基づいてお答えをするということ自体できかねるところでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この紙はさておきまして、サマワ評議会というものが、別に自衛隊の土地に限らず、何かを、オランダでもそうですしイギリスでもそうかもしれません、何かを行うときにそれが決定権を要する、その議決等々をもって了解を得なければ、そういうような海外の組織が、そういう法的行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そうではないというふうに申し上げました。近くまで寄っていただいた理由がよく分かりました。ごめんなさい。
○国務大臣(石破茂君) さようでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは土地を使いますよということについて、地権者の方々がどうぞ使ってくれという快諾を与えられた。それは幾ら幾らとか、そういうことはまあ、今まとまっていなくても、どうぞ使ってくれよということで今順調に進んでいるということを申し上げておるわけでございます。
○国務大臣(石破茂君) 我々が行いますのはPKOではございません。どちらが安全でどちらが危険かと、こう言われますと、やはりピースが訪れておって、それをキーピングするという行為と今回のは違うのだというふうに思っております。  確かに国連SOPと、日本がPKOの際に、当時のことです...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そこの報道は存じません。という報道があったことは承知をいたしておりますが、そのことに基づきまして私は物を申し上げるのは適切ではないと思っております。  それは要は、そのようなことを決めたとか決めないとか、そういうお話ではございませんで、そのようなことを明...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはROEの問題ではございません。要は、うそと言ったのは、それはそういう表現を私も使ったかもしれません。では、必ず、必ずそうなのかいと。つまり、どんなに急迫であって、それしか自分の身を守る手段がないということが迫ったときに、いや待て、警告をしてからだと、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐らく委員はよく分かった上でお聞きになっていらっしゃると思うのですけれども、ROEの中身を申し上げることはできません。それは、こういう場合にはこうだということを言えばどうなるかというのは、その裏をかけばという、もう何度も申し上げることでございます。  た...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは最終的には司法の判断によって行われることになります。  それはですね、先生、訓練の積み重ねだということは、ROEなんか作ったってそんなもの無視するんじゃないのとおっしゃるのは、それはその論理……
○国務大臣(石破茂君) いや、そんなことは言っていない、ああそうですか。それもやっておかなければ何が起こるか分かりませんということなのでございます。  基本的に、ROEに従うということになるわけでございますが、それは現地がいかに、サマワが治安が安定しているとはいいましても、それ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ROEに何を定めているかは申し上げられないというのは何度も申し上げて恐縮です。そういうことです。  誤想防衛というのは、例えば今おっしゃった例もありましょうし、がさごそと音がするので、きっと敵に違いないと思って撃ったらば違っておって一般人であったとか、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 例えば、オランダ軍が、先生、恐らく昨日、日本経済新聞だったと思いますが、カンプ・オランダの国防大臣がインタビューにかなり詳しく答えておりました。ごらんいただいたことだろうと思います。  オランダ軍がやられたときに、じゃ日本はどうするのということでございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、そういうことを申し上げておるわけではございません。それは、バリエーションという言葉が先生と私でとらえ方が違ったら申し訳ないのですけれども、つまり、オランダがやられている、近くでやられているといたしましょう。その場合に、じゃ日本としてどうするんだという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国連を軽視したつもりは全くございません。  私は、午前の委員の御質問でも国防の基本方針というのを引きました。昭和三十二年、もう四十七年も前のものでございますが、私は、それが四十七年を経た今も変わらずにあるというのはそれなりに大したことだと実は思っているの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) とても難しい御質問だと思います。これは一番、何というんでしょう、簡単なといいますか、無難なお答えは、軍事力だけでもって解決できるとは思わないというのが一番無難なお答えなんだろうと思います。それは結局のところ、まだだれも、テロって何なんだということについて、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、パウエル国務長官にしてもラムズフェルド長官にしても、あるいはウォルフォウィッツ副長官にしても、だれでもそうですが、米側要人と会いますときは、基地の七五%が集中をしているということでございますこの沖縄の負担の軽減ということは、日本政府としてもこれは真...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、今日何度か使っておりますが、昭和三十二年の我が国の国防の基本方針の考え方に沿ったものだと思っています。そして、憲法の考え方にも沿ったものであると私は思います。ですから、何か決定的に角を曲がったとか、全く新しい局面に踏み出したのだという考え方を私自身...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武力行使の目的を持って海外に自衛隊を出すのを派兵というふうに考えております。今回は武力行使の目的を当然持っておりません。したがって、派遣であります。
○国務大臣(石破茂君) ブーツ・オン・ザ・グラウンドという言葉は、多分、ショー・ザ・フラッグという話がありまして、ショー・ザ・フラッグからブーツ・オン・ザ・グラウンドへというようにアーミテージが言ったとか言わないとか言われておりますが、私はそのままの言葉が使われたという記憶がない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そこで行いますのは武器の使用でございます。武力の行使ではございません。
○国務大臣(石破茂君) その場合に、あくまで自己保存のために緊急避難、正当防衛を危害許容要件として武器を使用する、自分の生命、身体を守るという目的で武器を使用するということは、それはございます。  しかしながら、武力を行使する、更に申し上げれば、憲法によって禁じられているがとこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武器の使用というのは想定がございます。さればこそ権限を与えております。それを先生が武力による反撃というふうに表現をなさるとするならば、それは私どもは武力による反撃ではなくて、自分の生命、身体を守る自己保存としての武器の使用というふうに考えております。それを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも、もちろん先生がそういうような経験に基づいておっしゃっておられることには、私ども本当によく耳を傾けなければいけないと思っております。  ただ、午前中の答弁で申し上げた、舛添委員に対する答弁、失礼、昨日かな、申し上げましたが、自分を守るための権限につ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 仮に宿営地に大挙して攻めてきたというような場合を考えますと、これはやはり近づくなという形での警告を行い、そして威嚇射撃を行い、ということになるでありましょう。にもかかわらず、それが大挙して押し寄せてきたということになると、これは、それが国又は国に準ずる組織...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 言葉の使い方です。それは戦いという言葉が自衛隊法の中にあるわけではございません。戦闘という言葉がございますけれども、戦いということは何なのかということがあります。正確に申し上げれば、緊急避難、正当防衛を危害許容要件として刑法三十五条に言うがところの正当行為...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 撃ち殺せばいいんだと言われて、そうですということに相ならないのでございます。それはなぜかといいますと、先ほど来くどく申し上げて恐縮でございますが、正当防衛におきましても緊急避難におきましても、それは法益の均衡ということがございます。こちらの方に対して危害を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、このイラク特別措置法はそういう構成になっております。それは法律そのものがおかしいんであると、それは憲法の考え方も変えるべきである、そしてそういうことも認めるべきであるという御議論は立法論としてはございましょう。しかしながら、私といたしまして、先ほど...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛隊の問題ですので、私からお答え申し上げます。  武力の行使を目的として外国に出るものではございません。したがいまして、これは憲法によって禁ぜられたことを行うわけではない。今回で申し上げれば、人道復興支援をメーンにして、安全確保支援をその支障のない範囲...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、政府の見解というのを私が申し上げる立場にはございません。  ただ、院の御決議というものに対して政府が見解を述べる。確かに、ここで院の御決議をいただきまして政府が見解を述べております。これを見ますと、昭和二十九年に決議がございまして、二十九年六月二...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) PKOのときに、私ここは委員と、随分年は下でございますが、同じ六十一年から国会に出ております。PKOのときにいろんな御議論があり委員がいろいろなことも御指摘になっておられたことも存じております。  時の総理、宮澤総理がこの参議院の二十九年の決議を引かれま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 憲法の範囲内で行うという点では今までと変わりません。しかしながら、活動の内容が異なりますので、違う法律を国会においてお認めをいただいたのであり、そしてまた持っていく装備品も違うのです。しかしながら、憲法の範囲内において行うということについては何らの変わりも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、実施区域を変更するという点において申し上げれば、それは防衛庁長官でございます。  この法律に基づいて、派遣そのものをやめるとか、あるいは法律そのものをやめるということになれば、これは内閣全体で行うものでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは、この地域から撤退する、ごめんなさい、引くということは現場指揮官でございますし、実施区域の変更という意味で申し上げれば防衛庁長官です。
○国務大臣(石破茂君) さようでございます。
○国務大臣(石破茂君) それ、先生御指摘のシベリア出兵というのは私も随分勉強はしてみました。今回の件で、随分前から、これ、シベリア出兵と一緒じゃないかと言う方がいらっしゃいましたので、私は学校で歴史を専攻したわけではございませんので、シベリア出兵についてきちんと勉強したのは去年の...全文を見る
02月09日第159回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○石破国務大臣 そのとおりの御理解で結構です。
○石破国務大臣 その御理解で結構です。
○石破国務大臣 そのような要請をした事実はございません。また、日本政府はその経費を負担することもございません。
○石破国務大臣 委員のような御議論も、それはあるでしょう。政府はそのようには思わないということでございます。  委員の御議論に従えば、自衛隊が行くので危険になる、自衛隊が行くので危なくなる、地元の人たちも危険にさらされる、だから自衛隊は行くべきではないのだ、こういうお話なのだろ...全文を見る
○石破国務大臣 私のお答えの仕方が悪かったかもしれませんが、国連がやるようになれば自衛隊が行けばいいのだというお話ですが、そのようにスイッチがオンからオフにぱっとかわるような事態の推移にはならないのだろうと私は思っております。  要は、先生もよく御存じのとおり、民生の回復という...全文を見る
○石破国務大臣 フセインが拘束された後も予断を許さない状況は続いているという認識を持っております。  つまり、委員御存じのとおり、では、フセインが拘束されていろいろな襲撃事案が劇的に減ったのかといえば、それは必ずしもそうではございません。ですから、フセインが拘束されたことによっ...全文を見る
○石破国務大臣 何をもって同じと言うかというのは極めて比較の対象が難しゅうございますが、フセインが拘束されたことによって劇的に治安が改善されたという状況にはないということだと思っています。  しかしながら、それは、攻撃の質でありますとか、そういうものに当然変化が見られることでご...全文を見る
○石破国務大臣 現地におきまして、いろいろな連絡要員を派遣いたしております。そこにおきまして、各国の状況、情報交換の内容等々を把握いたしております。そしてまた、サマワにおいてでございますが、オランダ軍あるいはCPAからの情報提供というのを適時適切に受けておるということでございます...全文を見る
○石破国務大臣 そういう情報提供者をリクルートしたかどうかということについては、もちろん、お答えができることではございません。  ただ、一般論といたしまして、先生もよく御案内のとおりでございますが、部族の指導者において、要するにサマワを選びましたのは、よそ者が来ればすぐわかると...全文を見る
○石破国務大臣 現在でも、二人おります。今後も、それは必要と判断する限り、その者がずっととどまるかどうかは別にいたしまして、いわゆる背広組という者も現地にはおります。
○石破国務大臣 以前も、ほかの委員からもそのような御指摘をいただいたことがございました。  これは、浄水セットというのは、水道の蛇口にひょいっとつけて、ひねるときれいな水が出てきます、そういう簡単なものではないわけであります。  これは、私も実際に動かしてみてこんなに困難なと...全文を見る
○石破国務大臣 現地に持ってまいります部隊用も個人用も、アルファ線の検知をする能力はございません。
○石破国務大臣 能力はございませんので、わかりません。
○石破国務大臣 私も専門家ではないので、みんな受け売りみたいな話で恐縮です。  結局、劣化ウランというのは、アルファ線、ベータ線、ガンマ線を全部出すのだそうです。つまり、ガンマ線というものを検知するとすれば、とにもかくにも何かあるね、自然界に存在しないものはあるねということはわ...全文を見る
○石破国務大臣 現在、そのような報告は受けておりません。
○石破国務大臣 これは、自衛隊が活動いたします地域はそれは持っていくということでございます。半径何キロとか、そういうことを申しましても、その半径以外のものもございましょうし、余り正確なお答えにはならないと思います。自衛隊が活動する地域におきましては、部隊用のものも個人用のものも持...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○石破国務大臣 参議院において、吉岡委員かと思いますが、六十億円というお答えをいたしました。それに変わりはございません。
○石破国務大臣 六十億円の中身でございますが、土地を使用するための経費、取りつけ道路の設置工事、土地整地工事等に要する経費あるいは宿営地設営に必要となる資機材の取得に要する経費等がこの経費には含まれておるところでございます。土地使用の経費につきましては、これも何度か答弁を申し上げ...全文を見る
○石破国務大臣 十六年度予算につきまして計上しております経費、詳しい、細かい額までちょっと今調べてお示しをいたします。
○石破国務大臣 失礼しました。十六年度は百三十五億円を計上いたしております。
○石破国務大臣 予算との関連で言われますと、いつからワークするようになるかということとも絡んでまいりますが、予算的に申し上げれば、この百三十五億のうち、陸上自衛隊の活動経費というのは百八億円を予定いたしております。それは、いろいろな給水施設あるいは浄水施設、それを動かしますお金で...全文を見る
○石破国務大臣 これは、浄給水のみを行うものではございませんで、ほかの活動もいたします。つまり、学校の修復でありますとか、病院の修復の指導等々を行うことになっております。  委員御指摘のように、給水セットを設置したらばもうお金はかからぬではないかというお話でございますが、給水セ...全文を見る
○石破国務大臣 十六年十二月十四日となっております。
○石破国務大臣 まず、法的な面からお答えをいたしますと、イラク特措法というのは、今先生が御指摘のような主権の移譲がなされたといたしましても、法律そのものの仕組みからいって、そのような事態が起これば全く事情が変わるのか、この法律は根拠たり得ないのかといえば、そのようには考えておりま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、政治プロセスに関する合意の中で、二〇〇四年三月末までに、治安協定は、イラクにおける連合軍の地位についてもカバーし、イラク国民の安全と治安のために広範な行動の自由を与える、こうなっているわけであります。これは何も、これをこのまま引いてきて連合国の一員であると...全文を見る
○石破国務大臣 市評議会というもの、それは民主主義の発展過程において重要なものであるということは事実ですし、その紙を委員に提示させていただいたときに市評議会が機能しておったということなのだと思います。  それでは、それがなくなったのですべて何にもできないのだという御指摘について...全文を見る
○石破国務大臣 形式論理で言葉の遊びみたいにとられたらば大変申しわけのないことでございますが、例えば「医療支援のイメージ」で、「地域のニーズに応じ、ムサンナー県・市評議会等と連携して実施」というふうに書かせていただきました。「建設・修理支援」も同様でございます。そしてまた、「給水...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどの御指摘ですが、「ムサンナー県」とも書いております。  私どもは、むちゃくちゃな、全くニーズも把握せず、でたらめなことをやるというようなことを考えているわけではございません。どうすれば本当に地元の方の、テレビでごらんになっておるような、そういう水、医療、学...全文を見る
○石破国務大臣 そのような報道を確認いたしております。詳細は、現在、特に米軍と連携をとりながら、把握に努めておるところでございます。
○石破国務大臣 現在のところ、確実にかくかくしかじかの者による攻撃であるということが判明したとは承知をいたしておりません。
○石破国務大臣 現時点で、イラク国内におきます輸送任務飛行をいつ開始するかは決定をいたしておりません。現在行っております訓練等の状況、イラク国内の各飛行場の安全性等、各種要件を慎重に勘案してこれを決定していくことになるわけでございまして、バグダッド国際空港への乗り入れを当面見送る...全文を見る
○石破国務大臣 各種要件を慎重に検討してまいるということでございます。
○石破国務大臣 自衛隊の活動が非戦闘地域で行われなければならないということは、累次申し上げておるとおりでございます。
○石破国務大臣 ただいま申し上げましたように、二月の三日や二月五日にバグダッド国際空港付近に攻撃があったという報道は承知をいたしております。この事実関係を含めまして、この飛行場に関連する情報につきましては、引き続き注視をしていかねばならないと考えております。  これまでに我が国...全文を見る
○石破国務大臣 今お答えをしたとおりでございますが、いずれにいたしましても、自衛隊が行います措置につきましては、非戦闘地域でなければならないということでございます。あわせまして、安全の確保ということにも配慮をしなければならないということでございます。  現時点におきまして、バグ...全文を見る
○石破国務大臣 そのようなことが必要ないとは一言も申し上げておりません。今答弁を申し上げたとおりでございます。
○石破国務大臣 そのようなことにはなりません。  常に、その要件を満たすかどうかということは、きちんきちんと検証していかねばならないことであります。ですから、状況を注視するとか事実関係の掌握に努めるとか、そのようなことを申し上げておるわけでありまして、委員の御指摘のようなことで...全文を見る
○石破国務大臣 いずれにいたしましても、我が国の航空機に対しましてそのような攻撃があるという認識は、現在のところいたしておりません。  累次申し上げておりますとおり、我々が行動を行う地域というのは非戦闘地域でなければならない。さればこそ事実の掌握というものに努力をするのだという...全文を見る
○石破国務大臣 予定地を一カ所に選定いたしまして、当該土地の地権者の方に対しまして、土地の利用につきまして御了解を得ますとともに、その使用に要する経費につきましての調整を継続的に行っておるところでございます。  一方、地権者の方の御了解をいただきまして、当該土地の測量作業を実施...全文を見る
○石破国務大臣 現在、先生御指摘のように、土地を使わせてください、使って結構です、また、取りつけ道路をつくらせてください、結構ですということになっております。  そこにおいて所有権はどうかというお話がございました。私が承知をしておりますのは、多部族にわたって、そして極めて多数の...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことがないように細心の注意を払ってまいるということでございます。  例えば、羊をめぐりましてもいろいろなお話がございますですよ。私どもとしては、どうすれば一番そういうトラブルが起こらないのかということにさらに配意をしていかねばならぬ。  委員冒頭御指摘...全文を見る
○石破国務大臣 報道は存じております。ただ、個々具体的に、これはある新聞の一月十七日付の記事を先生御指摘だと思いますが、部族が自衛隊の警護を計画している、百から二百名の若者を選び銃で武装させ、警護を務める計画が発案されたという、こう伝聞調になっておるわけでございますが、そのような...全文を見る
○石破国務大臣 まだいたしておりません。
○石破国務大臣 ごめんなさい、中身の点検というのは具体的にどういうことなのか、私よく理解をいたしかねますが、これを運んでちょうだいなと言われて物資を渡されて、それを全部あけて見るというような確認をする作業というものは考えておりません。
○石破国務大臣 いろいろな調整は当然行います。これはクウェートにおきましても行います。いろいろな調整を行わなければ、適切な物資の輸送というものはコアリションの中において果たすことは難しいと考えております。
○石破国務大臣 先生御指摘のオーストラリアのサンプリング調査について、詳細に承知をいたしておるわけではございません。  では、日本はそれをやるのかね、こういう御質問だと思いますが、私は、これは関係国同士の一つの信頼関係において行うものだというふうに思っておりまして、オーストラリ...全文を見る
○石破国務大臣 これは当然のことでございますが、クウェートにおきまして、何を運ぶか、どこへ運ぶかというリストは出てくるわけでございます。何を運んでいるかわからなくて飛行機が飛ぶということはございませんで、当然、何を積むかによりまして飛行機のバランスも変わってまいりますし、飛び方も...全文を見る
○石破国務大臣 こういうことでございます。  日本が武器弾薬を運ばないということは、これは米軍を中心とする有志連合の各国はよく承知をいたしておるところでございます。したがいまして、日本に対しまして武器弾薬を運んでくれというようなリクエストが来るということは、想定されることではご...全文を見る
○石破国務大臣 ここまでが許されて、ここから上になれば許されないという明確な基準があるわけではございません。  これは、通常携行するかどうかというようなことを申しますと、何をまたいいかげんなことを言っておるかというおしかりをいただくのかもしれませんが、これはやはり、委員もいろい...全文を見る
02月09日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(石破茂君) いかなる国から同意をいただいて当該外国で活動するかということは、その外国の主権との関係から、基本計画に基づきます対応措置の実施に当たっての重要な前提であると考えまして、国会におきます御承認の対象といたしております。  今回、具体的にはイラク、クウェート、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 他国もこういうのを全部明らかにしておるわけではございません。ただ、法律、法律というのは私どもも知り得ることでございまして、法律におきまして合理的な武器使用の態様が決められている場合があります。  先生もよく御存じのドイツの直接強制法でございますが、これは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはすべてを見たわけではありません。もちろん、どの国もすべてのものを明らかにしておるわけではございません。しかし、今お答えをいたしましたように、ドイツにおきましてもそしてまた韓国におきましても、きちんとした比例原則というものが重んじられ、そしてまた警告と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 非戦闘地域の御理解で、時間軸を取ったという御指摘はそのとおりでございます。  二点、ポイントがあろうかと思いますが、一つは、何で将来のことなんか分かるんだと、こういうことだと思います。今そうでないからといって、何で将来そうなんだと言われれば、それはいろん...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、なぜサマーワを含むムサンナー県なのだ、こういうふうにまいりますと、南東部の中でもムサンナー県はバスラ県、マイサン県に比べて事件数は少ないと。特に、宿営地を設ける予定のサマーワについては治安は比較的安定し、現地の治安維持を担当するオランダ軍も警戒態勢を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは委員が御指摘なのは、現に戦闘が行われておらずというのは、仮に百歩譲ってそうだとしても、活動を行う期間において戦闘が行われることが認められないというのは、どうしてそんなことが言えるのだというようなことなんだろうと思います。それは、いろいろな情報から勝手...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、公式見解というのは国会における答弁が公式の見解でございます。私は、国務大臣防衛庁長官として答弁をさせていただいております。  それで、オランダ軍の情報ということを申し上げました。これは、委員もあるいはごらんになったことがあるのかもしれません。オラ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはまたジャストフィットしないお答えなのかもしれませんが、国際紛争を解決する手段として国又は国に準ずる組織によって行われる組織的、計画的な武力の行使というものが行われているかどうかという判断になるわけでございます。  そうすると、ますます分からないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、例えて申しますと、イラク南部の事件発生数全体の七五%がバスラ県であると、二五%が主にマイサン県であるという答弁はたしか参議院でもしたと思っております。  それは、オランダが言うからそうなのかと、おまえはうのみにするのかという話ですが、南部で申しま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それが戦闘行為に当たるか否かというのは、その行為が国又は国に準ずる組織の間において行われる武力を用いた争いの一部を構成するかどうかということを判断するしかこれはございません。これはもう何度も答弁をしておりますが、国際性、計画性、組織性、継続性、そのようなも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも何度もお答えをいたしましたが、我々に求められているのは、イラクの国土を非戦闘地域と非戦闘地域、二分することが求められているわけではなくて、自衛隊が活動するところは非戦闘地域でなければならないということが求められておる。  それから、条文をよくお読み...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 文書化を必ずしもしなければならないものだとは思っていません。ただ、私たちとしては、私たちがお手伝いをしなくてもイラクの人々でやっていけるという体制ができたならば、それはやはり速やかに引くべきものだと思っています。それは医療にいたしましても教育にいたしまして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 対応策につきましては後ほど専門家からお答えいたしますが、本当に先生のおっしゃるとおりなんです。そういうのに出たことがありません。実際に生きている人を撃ったこともありません。そういうことがないようにしてまいりますけれども、でもおっしゃるようなPTSDというよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 神崎代表、また議員が現地に行かれて、いろいろな御報告をいただきました。基本的に変わっておりません。  ただ、治安状況は流動的でございますので、それを踏まえた上で、現在本隊が行っておるわけでございますけれども、今後も注視をしていかねばならぬと思っております...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 行ける状況になれば一刻も早く参りたいと思っております。  それやはり、自衛隊の本隊が参りまして、日本の自衛隊で日本の防衛庁長官を警備できるということは、やはり軍隊として絶対に必要なことだというふうに私聞いてまいりました。あわせまして、そういうことになると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず一点、相手が国又は国に準ずる組織であったとしても、正当防衛、緊急避難で武器は使用し得るわけでございまして、その場合に自衛隊員に、自衛官にその迷いは生じないということは委員御案内のとおりでございます。  で、今の、いつまでやるのだということでございます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨日は日曜日でありました。金曜日のお話かなと思っておるわけでございますが、先生御指摘のことを事細かに総理に御報告を申し上げておるわけではございません。  ただ、先生御指摘の警告射撃をしなくてよいのかとか、いきなり急所をねらって撃つのかということは、金曜日...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 指名をされましたので……
○国務大臣(石破茂君) 私からその設定を出したか、それとも対談相手がしたかは、それは定かではございません。  ただ、これも何度か答弁申し上げましたが、そういうふうにオランダもやられる、イギリスもやられるというような状況であるとするならば、そもそもそういうものは設定しにくい、サマ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生、それは、先生、私の言い方が悪いのかもしれませんが、人知の限りを超えてそのような想定し難いことが万が一起こった場合にはというふうに申し上げたつもりでございます。そのようなことは起こり得ない、現地のサマワにおいてイギリスもオランダもやられて、そこにおいて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはいろんなケースが起こり得ることでございます。ただ、そういうような近傍で、近くでということでございますが、そういうような状況になれば一時中断、退避するなどして指示を待つということになっております。  ですから、そういうような状況が近くで起こるようにな...全文を見る
02月10日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○石破国務大臣 先生には、自由民主党国防部会長として本当にいろいろなところで御指導いただいており、心から厚く御礼を申し上げる次第であります。  今の御質問でございますが、私どもはこういう考え方をいたしております。  自衛官が現地におきまして武器を使用いたします行為は、刑法三十...全文を見る
○石破国務大臣 当たりません。
○石破国務大臣 それは、状況を、かくかくしかじかこういう状況でというのを設定した上でなければなかなかお答えはできませんが、一般的に、テロリストというものが自衛隊に対して攻撃をしかけてくる場合、それが組織性、計画性、継続性どうやらこうやらというのはもう委員も何度も何度も議論したこと...全文を見る
○石破国務大臣 これは、正直言って、国際法の中でもいろいろな議論があります。もうこれが確定したものだというものがあるわけではないし、国によって考え方も違う、学者によって考え方も違います。  ただ、事実のみを申し上げれば、アメリカが九・一一の後アフガニスタンに対して攻撃を加えたと...全文を見る
○石破国務大臣 それはできません。正当防衛の場合でも均衡の理論が働きますので、追いかけていってせん滅というのは、憲法上の議論よりも前に、正当防衛の要件を満たしません。
○石破国務大臣 できないと私は考えます。それも相当性の判断であり、そしてまた急迫性というものが多分その時点では失われるのだと思っています。  つまり、テロリストがダダダダダッと撃ってきた、それに対して反撃をして、ひるんだ、テロリストがこれはいかぬといって逃げて、態勢を立て直そう...全文を見る
○石破国務大臣 委員の問題意識はよくわかるのです、私も。(末松委員「いや、わかっていない」と呼ぶ)いやいや、何が問題意識なのかはわかるつもりなんですがね。  ただ、今外務大臣からお答えがありましたように、この法律が求めておりますものは、戦闘地域とは何かということが求められている...全文を見る
○石破国務大臣 それは、かくかくしかじか、かくなるものを満たせば国際性、はいオーケー、かくかくしかじか、かくなるものを満たせば継続性、はいオーケー、こういうマークシートで物事を決めるような話には多分ならないんだろうと思っておるのです。国または国に準ずる組織といいますからには、やは...全文を見る
○石破国務大臣 私は、委員相手にずるい議論などした覚えはございませんが……(末松委員「それはだまくらかしているんですよ」と呼ぶ)いやいや、だまくらかしてはないですよ。  それは、これをだまくらかしたと言われると困るのですが、我々に求められているのは、戦闘地域、非戦闘地域を二分す...全文を見る
○石破国務大臣 御質問の意味を解しかねますが、私どもが言っております戦闘地域では間違ってもございません。
○石破国務大臣 それは定義の問題です。定義が異なっていてイエス、ノーを議論しても、余り意味があることだとは思いません。戦闘地域、非戦闘地域ということも、我々は我々の概念するところのということを申し上げました。ですから、委員は、これが自分の考える戦闘地域だと思うがおまえはどうかとい...全文を見る
○石破国務大臣 我が国としては、現在、大量破壊兵器を製造し保有するとの考え方は持ってはおりません。できるのかできないのかということであれば、それは、意思決定をすればできないことはありません。しかしながら、その意思決定を行うことはございません。それは、委員も専門家でいらっしゃいます...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先生のおっしゃる我が国というのは、我が国政府ということなのか、我が国の民間企業ということなのか、何を指していらっしゃるのか。非合法的な集団も入れれば、オウムがサリンをつくったということから考えれば、我が国にそのような能力を持った集団が存するということを否定...全文を見る
○石破国務大臣 どうするとそういうお考えになるのか、私にはよく理解しかねるところでございますが、オウムがサリンをつくる能力があるから我が国は攻撃の対象たり得る、そのような考え方はどこからも出てこないと私は思います。
○石破国務大臣 それは、総理の表現をおかりすれば、可能性を言い出せば切りがないという話ですが、常識で考えてみて、オウム真理教はもうありませんけれども、オウム真理教というものがかつてあって、それがサリンを有していた、したがって日本を攻撃しようというようなことを考える国が世界じゅうに...全文を見る
○石破国務大臣 これは、いずれにいたしましても、議長代理というものを誤認した。会ったのは一度でございます。先生御指摘のように、何度も会ったわけではございません。また……(藤田(幸)委員「議長に何度も会っているでしょうと言ったんですよ」と呼ぶ)いやいや、ですから、その方に、議長なる...全文を見る
○石破国務大臣 私は、一をもってすべてを否定していただいては困るというふうに申し上げましたが、それは、これから先さらに、さらにさらに詳細に事実の把握に努めるということを否定したものではございません。  それは、確かに向こうの治安というものは重層的に保たれておるものでございます。...全文を見る
○石破国務大臣 防衛白書に基づく御質問でございますので、あるいは外務大臣からお答えいただくのが適切かもしれませんが、最初に私から答弁させていただきます。  東京新聞を読んで驚いたのは私も一緒です。私、けさ、車の中で読みまして、恐らく委員と同じ意味で驚いたのだと思います。ああ、こ...全文を見る
○石破国務大臣 それは委員御賢察のとおりでありまして、外国の領域における武器弾薬の輸送につきましては、それ自体は武力の行使ではない。また、活動地域はいわゆる非戦闘地域に限られておりますから、当然のことながら憲法の問題は生じないということでございます。  しかしながら、このような...全文を見る
○石破国務大臣 任務に入っていないのかという問いをなさいますと、それは任務でございますとは申し上げにくいことであります。  要は、そういう行為を行うかという質問だとしますならば、私、そのテレビを見ておりませんので、恐縮です、隊員が何と申したか正確ではありません。要は、基本的にC...全文を見る
○石破国務大臣 御質問の趣旨と違っていたらごめんなさい。  自己完結型というのは、要は、人様に迷惑かけず何でもできるということでございます。例えば災害があって自衛隊が参りますね、そのときに、水も自分で調達はできます、食料も自分で調達はできます、宿舎も自分で調達します、医療も自分...全文を見る
○石破国務大臣 故障しましたのはうちの車ではございません。うちの物資を輸送いたします民間のトレーラーが故障をいたしました。ただ、自己完結だから故障しないというものではございませんで、自己完結でも故障することはございます。そういう場合には自分で直す能力というのは持っているということ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、期待値と実現値の乖離は、いずれにしても埋めなければいけないと私は思っています。  自衛隊が、本当に大きな、サマワの人々、人口十六万とも言われておるわけでありまして、そのうちの半数以上が失業者である、こう言われております。そうしますと、いずれにしても、そう...全文を見る
○石破国務大臣 これは、なるほど、委員に言われるとそうかなと思います。段階的に下がっていくんじゃないのということ、これは避けなきゃいかぬ。ですから、私は派遣する前から、この期待値と実現値のギャップは絶対に埋めなきゃいけないということは申し上げてまいりました。それが自衛隊の安全に直...全文を見る
○石破国務大臣 数十人ということはないが何万人ということはないというのはそのとおりなのですが、そうすると何人かと言われますと、これは、正直言って、申し上げられません。  というのは、通訳の方とか警備の方とか申し上げました。そこで何百という数字にはならないのだろうと私は思っていま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、人数の多寡のみによって決まるものではないということでございます。  私どもとしては、人道支援を行う、憲法の要請もございますからもちろん武力の行使はしない、治安の維持にも当たらないということであります。  人道支援ということを考えてみましたときに、日本の...全文を見る
○石破国務大臣 これは主体的に判断をすることですから、理論的に言えば、どちらもあり得ることでございます。どちらもあり得ることですが、しかし、この任務というものは、もともと、この法律の仕組みが国連の要請に基づいて出しておるという形でございますから、そのような形をとります中で、一カ国...全文を見る
○石破国務大臣 部隊編成の詳細につきましてお答えはできません。しかしながら、警護をする部隊というものは当然参ります。  そして、今回クウェートからイラクに移動いたします際も、オランダ軍の警護も受けずに移動をいたしました。これから先、宿営地をつくる、あるいは活動するということにな...全文を見る
○石破国務大臣 警備です。
○石破国務大臣 いわゆる警備です。
○石破国務大臣 任務は警備ですと言いますと、よくわからぬというおしかりをいただくかもしれませんが、要は、治安の安定した地域ではあるけれども、不測の事態が全く排除されるものではない。そういうような不測の事態というものを、一つは抑止ということがございましょう、そういうように武器を持っ...全文を見る
○石破国務大臣 その数は申し上げることができません。必要にして十分な数だとだけ申し上げられます。
○石破国務大臣 報道が必ずしも正確だとは限りません。報道が、だれだれの、つまり、今先生の御指摘のように幕僚によればという話であって、何々幕僚というふうに官、姓名を名乗って明らかにしたものでない以上、それは信憑性に欠けるというふうに私は考えております。したがいまして、それに出ている...全文を見る
○石破国務大臣 この数はどれぐらいの数で行い、それに何人の警備がついているかなぞというようなことは、先ほど申し上げた理由で言えません。それを言うことはできません。
○石破国務大臣 それは現地の状況によるでしょう。こういうようなスタイルで行いますということを申し上げれば、では、それの裏の裏をかくようなことを相手が考えればそれでいいだけのことでありまして、そのようなことを申し上げることが安全確保につながるとは私は全く思いませんので、申し上げるこ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど申し上げた理由でございます。申し上げることはできません。  米軍がそうであったからといって自衛隊がそうであるとは限りませんし、そうであるかもしれません。ここでそのことについて確たることを申し上げることは安全に全くつながりませんので、申し上げられません。
○石破国務大臣 そのことにつきましては、出発前からよく配意をしなければならないということを徹底をいたしております。  我々自衛隊の部隊というのは、きのうですか、どこかの委員会で御紹介がございました、参議院の予算の締めくくりでしたでしょうか、自衛隊がほかの国の軍隊と違いますのは、...全文を見る
○石破国務大臣 私は遅過ぎるとは思っておりません。あるいは、もっと早ければよかったのではないかという御指摘はあるのかもしれませんが、遅過ぎるとは考えておりません。  やはり治安の状況というものをよく把握をし、そしてまた何よりも大事なことは、自衛隊の権限も能力も装備も、やはり十分...全文を見る
02月12日第159回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石破国務大臣 先生御指摘のとおりだと思っております。  これは、正直言って、PKOとは違うという認識を持っています。今まで、カンボジアあるいはゴラン、現在もティモール、出しておりますが、今回のイラク派遣に関しましては、警備を任務といたします部隊、これを編成いたしております。今...全文を見る
○石破国務大臣 御提示の文書は民間企業内の文書でございますので、私ども、これについてコメントはいたしかねます。どのような経路で御入手になったかは存じませんが、民間企業内での文書につきまして、私ども、コメントする立場にはございません。  このC130という飛行機が、もちろん自衛隊...全文を見る
○石破国務大臣 これは先ほどもお答えをしたことでございますが、民間企業内における文書につきまして、私どもとして、そのことにつきましてコメントをする立場にはございません。民間企業内でこういうような文書が交わされたが、それについてどうかというふうなお尋ねをいただきましても、それは、民...全文を見る
○石破国務大臣 御指名がありましたので、お答えを申し上げます。  私どもは、極めて悪質だとも全く思っておりません。  これは、当然のことでございますけれども、そういうものが、特に、修理が高度なものにわたる、メーカーでなければ直せないということはございます。そのようなことを隠す...全文を見る
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石破国務大臣 今回のイラク派遣について申し上げれば、委員がおっしゃるようなとおりだと思っております。ただ、これは、装備も砂漠対応のものでなければならない、訓練も十分それに見合ったものでなければならない、そのために必要な時間はあったということ、必要な時間を要したということでござい...全文を見る
02月17日第159回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○石破国務大臣 トラブルメーカーになっているという認識は私は全く持っておりません。  御指摘についてお答えをすれば、一つは、借料につきましては、これはもう委員からもよく御指導いただくことでございますけれども、これはもうアラブの商慣習というのでしょうか、そういうものがあって、それ...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○石破国務大臣 一般的に、テロ対策に対しましては、これは法改正も行いました。基本的に、テロというものは警察機関においてまず第一義的に対処すべきものである、警察そしてまた海上保安庁において対処すべきものではございますが、その能力を超えました場合等々、治安出動あるいは海上警備行動、こ...全文を見る
○石破国務大臣 先般の福岡におきます行事には、委員御出席をいただきましてまことにありがとうございました。昨日、防衛庁におきまして、私から辞令を交付いたしたところであります。  委員御指摘のように、平成四年にPKO法が成立いたしまして以降、カンボジア、ティモールにおきまして施設業...全文を見る
○石破国務大臣 それは可能な限りの教育はしてまいりました。ただ、委員も青年海外協力隊であちらこちらへいらしてよく御案内のことかと思いますが、とにかくアラビア語というのは難しい。右から左に読む。そしてまた、あの字は何を意味するのか私はいまだもってよくわからないが、基本的な会話はでき...全文を見る
○石破国務大臣 イラクに限って申し上げますと、現在、非常に派遣人数が少数で行っておりますので、これまでは余りお休みはとらせておりません、正直申し上げまして。しかし、今後、本当に軌道に乗ってきていろいろなものがうまく回転をするようになりますと、今の委員の御指摘も踏まえ、同時に安全と...全文を見る
○石破国務大臣 先生に御指摘いただきましたように、先般の日本経済新聞では、イラク派遣賛成四三%、反対四二%、あるいは読売新聞の一月調査では、自衛隊派遣を評価するとおっしゃってくださった方が五三%、評価しないが四四%という形になっております。  委員がおっしゃっていただきましたよ...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員が現場を見てこられたので一番お詳しいと思いますが、私の認識では、お医者さんはいるんだ、お医者さんはいる。そしてまた、かなり高いレベルの医療技術、最新ではないにしてもですね、これを持っている。だとしますと、我々の医官というのは、やはり基本的にイラク人の方に...全文を見る
○石破国務大臣 ローテーションについて、今はっきりと何カ月ということを決めておるわけではございません。これは実際にやってみませんと、ここで例えば何カ月というふうに申し上げても、あるいはそれよりも早く交代をさせなければいけないということが生じる場合もあり得ます。  しかしながら、...全文を見る
○石破国務大臣 週に数回、地元といいますか、旭川が中心でございますが、電話連絡ができるというふうにいたしております。近い将来、画像も使って、元気だよというような、そういうような絵が送れるようにしたい。やはりそれが一番大事なのだろうなと思っております。家族の姿が確認できる、声が聞け...全文を見る
○石破国務大臣 非戦闘地域でなければ飛べないということであります。そして加えて、C130が持っております装備、あるいは飛び方、あるいは乗員の練度で危険が回避できる、この両方を充足しなければいかぬということだと思っています。  バグダッド空港についてどうだというふうにピンポイント...全文を見る
○石破国務大臣 当然のことながら、外務大臣と同じ認識であります。
○石破国務大臣 何に基づいて出すかといえば、イラク特措法に基づいて出すわけであります。日米安全保障条約に基づいて出すわけではございません。  今外務大臣から御答弁がありましたように、私、日米同盟の信頼性をさらに高めるという意味は持っているのだろうと思います。イラクに自衛隊なんか...全文を見る
○石破国務大臣 特措法だから時の内閣の思うままというのは、それはよくわからないお話でございまして、私どもが、内閣として、時の政府が、これに対してこのような法律が必要であるということで法律を提出をし、それを成立されるのは、否決されるのは、国権の最高機関たる国会が立法府として行われる...全文を見る
○石破国務大臣 一つは、委員御指摘のとおり、ニーズがあるということですね。医療であり、あるいは教育現場であり、あるいは水でありというようなニーズがあるということ。そして、非戦闘地域の要件を満たし、なおかつ治安が安定している、それがサマワを選んだ理由でございます。
○石破国務大臣 そのように因果関係に基づいて特別事態というのを規定しておるわけではございません。
○石破国務大臣 一条に合致する事態という意味でそのように考えております。  ですから、先ほど申し上げましたように、イラク特別事態というのはそこに書いておるとおりのことでございまして、戦争による被害というような因果関係を規定をしたという理解は持っておりません。
○石破国務大臣 戦争によって被害を受けたとは承知をいたしておりません。  いわゆる湾岸戦争後、特に、スンニ派ではないシーア派の地域でありますサマワにおいて、水に限らず、社会的な基本的なインフラの整備がおくれておった、あるいは、かつて整備がされておったとしても、それの維持補修が相...全文を見る
○石破国務大臣 外務大臣と同じ認識でございます。
○石破国務大臣 このあたり、結構話が錯綜しておりまして、まず、最初に先遣隊が入りましたときには、オランダ軍がイラク国内に入った後はエスコートしたというのがございました。これは、何しろ初めて入るものでございますから、土地も不案内であるということがありまして、現地の治安に責任を持ちま...全文を見る
○石破国務大臣 半径何キロとか、そういう数字を申し上げるわけにはまいりません。また、今自衛隊はオランダのキャンプ・スミッティにおりますので、オランダの警備状況につきまして、我が方が強化したとかいうことについて申し上げるわけにもまいりません。  ただ、この事案がありました。迫撃弾...全文を見る
○石破国務大臣 いかなる目的を持ってやったかということについて、私は確たることを申し上げるだけの知見は持っておりません。  しかしながら、私は、シーア派とスンニ派を反目させるというような論評については、さて、いかがなものかなという感じは持っております。  ただ、今回のいろいろ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど伴野議員にお答えをしたことと繰り返しになったら恐縮でございますが、こういうことが、サマワにおいて迫撃弾の攻撃がないというようなことを所与のものとして、前提として、私ども、サマワにおいて行動するということを考えたものではございません。  いろいろな可能性はあ...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○石破国務大臣 防衛庁長官の石破でございます。  小此木委員長初め委員各位には御指導を賜りますが、何とぞよろしくお願いを申し上げる次第であります。  それでは、所信を申し述べます。  冷戦が終結して十年余が経過をいたしました。しかしながら、これによって世界が平和になるという...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○石破国務大臣 お答えを申し上げます。  先生御案内のとおり、旧軍と私ども防衛庁・自衛隊というのは、これは連続関係にあるわけではございません。したがいまして、私どもといたしまして、この毒ガス問題というものは政府全体で取り組んでいくべきものであることは当然でございますが、主管省庁...全文を見る
○石破国務大臣 所管が環境省だと申し上げましたのは、これは私は何も責任逃れをしようとか、そのようなことを申し上げておるわけではございません。認識がずれておるという認識もございません。それは、私どもとして、戦史等々で承知をし得ること、また、その処理等々に関する知見、毒ガスそのものに...全文を見る
○石破国務大臣 私が承知をいたしておりますのは、その旧軍習志野学校の土地は、現在、教育施設、県営住宅、関東財務局宿舎等になっておりまして、陸上自衛隊習志野駐屯地及び習志野演習場の所在地とは異なるというふうに私は承知をいたしておるところでございます。  また、先生おっしゃいますよ...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘の資料につきまして、今先生がそこにお持ちのものでございます、これはどこかの図書館に所蔵してあったものかもしれません。私どもとしてその資料を有しておるということはございませんが、関係省庁また関係地方公共団体に、私どもが入手をいたしました資料、情報は当然提供し、...全文を見る
○石破国務大臣 必要に応じてみずから行っておるわけでございます。  ですから、私が先ほど答弁を申し上げましたのは、事実関係を正確に申し述べたわけでございまして、それをみずからと言えば、その一言で終わってしまいます。
○石破国務大臣 繰り返しの答弁で恐縮でございますが、これは政府全体として国民の福祉のために行うものでございます。  毒ガスというものによって隊員も、そしてお近くの皆様方も危険にさらされるということは、あってはならないことでございます。その中で、防衛庁として、先生が御指摘のように...全文を見る
02月20日第159回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○石破国務大臣 北朝鮮についての御質問であります。  これは、だれも実際に見て数えたわけではないからわからない。そしてまた、北朝鮮のミサイルというのは地下化も進んでいる、こう言われておりまして、衛星等ではわからない部分もある。しかし、巷間言われておりますのは、射程千三百キロのノ...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘の、日刊ゲンダイかと思いますが、それの記述はそのとおりでございます。  お答えを申し上げれば、二月一日、旭川において実施されたイラク復興支援群等編成関連行事に参加をするため、一月三十一日、C1輸送機を使用し、美保から千歳まで移動したということであります...全文を見る
○石破国務大臣 二月一日の行事の内容は、委員御案内のとおりであります。一月三十一日、私は、選挙区におりました。千歳の天候状況も日々変わり得るということは、御案内のとおりであります。  したがいまして、確実に参加をするということから考えまして、種々検討いたしました結果、天候不良そ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員も中国地方でいらっしゃいますから、飛行機のダイヤ等々、御案内かと思いますが、ぎりぎり東京に前夕に入りまして、当日の始発の民航機で行きまして、すべて順調に、遅延もなく、エンジンも故障せず、天候も良好であった場合には、これは可能であるということであります。...全文を見る
○石破国務大臣 なかったというのがどういう御指摘かよくわかりませんが、私どもの方は、鳥取—東京の便あるいは鳥取—米子の便とございます。全日空三〇〇便を使いました場合には、前日の夜、二十一時五分に羽田空港着であったと思います。羽田発千歳行きの飛行機は二十一時〇〇分が最終であったとい...全文を見る
○石破国務大臣 鳥取空港発、うちは一日四便しかございません。米子空港も一日四便もしくは季節によっては五便であったというふうに承知をいたしております。  どうしてそれが使えないかというふうにおっしゃいますと、それは政務との都合ということに相なるかと思います。つまり、政務を地元で行...全文を見る
○石破国務大臣 それは、常に納税者に対して誠実なものであらねばならないと思います。同時に、今委員がおっしゃるようなことがよいというようなことには、どう考えてもそれはならないだろうということも、それは考えられる。  ですから、そこをどのように考えるかということにつきましては、それ...全文を見る
○石破国務大臣 現職の防衛庁長官として申し上げます。  あなたの答弁では気に入らないとおっしゃられても、私は、今現在、防衛庁長官でございますから、防衛庁長官として申し上げておるわけでございます。  おまえの答弁では聞く気がないとおっしゃられれば、それはどうにもなりませんが、基...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、この美保基地、所在をしておりますのは、私の選挙区鳥取県第一区の隣の鳥取県第二区でございます。全国に三百の小選挙区がございますが、衆議院が四百八十名、参議院が二百四十八名でしたか、それぞれの先生方のそれぞれの地元にどの選挙区があるかということを正...全文を見る
○石破国務大臣 より正確にお答えをしたつもりですが、その委員の御趣旨がちょっとよくわかりかねますが、自衛隊がある選挙区からだれが出ているかですか。  自衛隊は全国で、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊を入れれば、数百に上ります基地を持っております。航空自衛隊がすべて基地と申しま...全文を見る
○石破国務大臣 わかりました。何のお話か、わかりました。  それは時局講演会でございます。それは、十一月という時期は選挙を間近に控えておる時期でございます。やはり政府として御理解をいただく、政府がいろいろ進めております基地行政あるいはいろいろな施策等について御理解をいただきたい...全文を見る
○石破国務大臣 それは先生、先生も政府の一員でいらっしゃいましたから、議院内閣制におきます政府と与党との関係は、政府の財務省、大蔵省、あるいはいろいろなところにおられた先生として、よく御案内のことであろうというふうに思っております。  それは、その場合に、いろいろな地域において...全文を見る
○石破国務大臣 それは先生、政府といたしまして、今いろいろな基地行政を行っております。アメリカ合衆国との交渉も行っております。政府として、やはり政府が進めております施策に御理解をいただくということは、それはありがたいことには違いありません。しかし、それをお選びになるのは、有権者が...全文を見る
○石破国務大臣 それは交渉事でございますから、かくかくしかじかのこういうこと、つまり、岩国においてもそうでしょう、どこでもそうです、日本国じゅう、いろいろな、基地をどうするか、地元の御負担をどのように軽減するか、そのことは合衆国とのいろいろな折衝事がございましょう。そのときに、政...全文を見る
○石破国務大臣 先生が御指摘の報道を私ちょっとよく存じませんが、日本独自のバリスティック・ミサイル・ディフェンスであるということを政府として申し上げたことはないだろうと思っております。もしあれば御提示をいただければありがたいのですが。  先生に御指摘いただきましたように、日米共...全文を見る
○石破国務大臣 失礼しました。そういう意味で言えば、独自です。  今の、私が委員の質問を誤解して申しわけなかったのですが、御指摘のように、パトリオットにいたしましても、イージスのVLSから発射しますスタンダードミサイルにいたしましても、これが独自の技術だというわけではございませ...全文を見る
○石破国務大臣 そのマイケル・グリーンの論文は、私も何度か読みました。グリーンともそういう議論はいたしたことはございます。  これは、どんどん離れていくという方向にはもちろんなりません。そのことは委員もよく御案内のとおりであります。ただ、アメリカからの情報がなければ全く運用でき...全文を見る
○石破国務大臣 まさしくおっしゃるとおり、諸説ございます。今の時点で、さてさてこれから先、一通りのシステムを導入するのに正確なお金を出してごらんと言われると、これは極めて難しいものでございます。  委員御指摘のように、八千億から一兆円と巷間、巷間という言葉を使えば八千億から一兆...全文を見る
○石破国務大臣 これは、今の大綱と論理的に矛盾をするかといえば、そういうものではございません。今の大綱の中でも当然読み切れるものと考えております。  それで、何が変わったのかというふうなお尋ねにお答えするとするならば、一つは、ミサイル防衛の精度というものが格段に上がったというこ...全文を見る
○石破国務大臣 これまた委員と時間をいただいてきちんと議論をさせていただきたいと思います。  考え方は幾つかありまして、一つは、こういうBMDを導入するのだから別枠にしたらどうだという議論がありました。そのようなことはできません。それを別枠にすることによって、それでは本当に中の...全文を見る
○石破国務大臣 政府としての立場は、今経産大臣から御答弁があったとおりでございます。  これは、そもそも憲法の精神にまでさかのぼってという非常に重いものでございます。そしてまた、委員が御指摘になったように、我が国が世界じゅうに武器を売りまくって、いわゆる死の商人になって紛争を助...全文を見る
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、測定器を所持いたしております。これは部隊用と個人用と二種類携行しておりますが、現在までに、自然界に存在する以上の放射線を感知したという報告は受けておりません。
○石破国務大臣 実施区域をどのように御理解か、ちょっと私はよくわかりませんが、自衛隊がやります実施区域という中には、それは入っているのかもしれません。それは、市民団体の方がどこでそのような測定をされ、どこでそのような数字を出されたか、これは私わかりませんけれども、それは、ここだと...全文を見る
○石破国務大臣 活動区域という言葉をこれまたどのような意味でお使いかはちょっとよくわかりませんが、私どもが行います活動というものは、当然、実施区域ということで定めておるわけでございます。  それは非戦闘地域であるということを前提としておるわけでございますが、その場合に、我々がガ...全文を見る
○石破国務大臣 その答弁を私は詳細に存じておりません。答弁を御引用いただきますときは、ぜひ事前にお知らせをいただきまして、前後の脈絡を見ませんと、どういう趣旨で答弁をしたか、ちょっと委員の御質問に的確にお答えできない場合がございますので、ぜひ事前に何月何日のこの答弁という御指摘を...全文を見る
○石破国務大臣 自衛官がとか、自衛官の家族とか自衛官の恋人とか、いろいろな方がいろいろなことをおっしゃっておられます。そのことには、私ども、きちんと配意をしていかなければならないものだとよく思っております。  しかしながら、基本計画について、あるいは実施計画について、実施要項に...全文を見る
○石破国務大臣 このことにつきまして、詳細にこの地域ということは今お答えをいたしかねます。それは、それぞれの軍事上のいろいろな情報につきまして、機微にかかわることでございますから、そのことについてどうのこうのということは、申し上げることは差し控えたい。  ただ、先生、自衛隊とい...全文を見る
○石破国務大臣 アメリカの要請に基づいてということが全く事実と異なることは、再三答弁を申し上げているとおりでございます。そしてまた、現地の脅威情報につきましては、当然、私どもの間で共有はいたしておりますが、その中身について詳細に申し上げることはできないと申し上げておるわけでござい...全文を見る
○石破国務大臣 そのために、今、衛生担当の参事官からお答えをいたしましたが、知見を有する医官が一緒に行っておるわけでございます。それは、現地の方々の医療のニーズにおこたえをするということもございますし、隊員の安全に配慮するということもございます。  そして、それがいつ、どれぐら...全文を見る
○石破国務大臣 これは行います。そういうような精神的外傷ということも、私ども考えております。  それは、当然、カウンセラーの資格を持った者も参ります。そのことに知見を有した医官も派遣をいたしております。帰ってきた後もそうであります。そういうような地域において活動する自衛官の健康...全文を見る
○石破国務大臣 自衛官に対しまして本当に御配慮をいただきまして、心から厚く御礼を申し上げます。  そのような声というものは、当然、冒頭お答えを申し上げましたが、私ども、真摯に耳を傾けなければいけないと思っております。  ただ、私が申し上げたいのは、そのような声が上がってこない...全文を見る
○石破国務大臣 オランダの面積、正確には承知をいたしておりませんが、我々がこれから先使おうとしておるものよりはかなり狭いというふうに承知をいたしております。  その金額等々につきましては、これはまたおしかりを受けることを覚悟の上で申し上げますと、金額につきまして、情報は有してお...全文を見る
○石破国務大臣 迫撃砲が飛んでくるわけではございませんが、確かに、その辺のおじさんが、おらはオランダに幾らで貸したぜ、こう言っているのかもしれません。いろいろな数字は飛び交っております。これは飛び交っておりますが、正式にオランダが一体どのような契約をし、どういうふうな形で支払いを...全文を見る
○石破国務大臣 承知をいたしております。
○石破国務大臣 お答えいたします前に、先生、もし知見があれば御教示いただきたいのですが、イギリス軍が劣化ウランに対して出しておりますペーパーは、劣化ウラン弾によって被弾した戦車に遭遇した兵士に対して尿検査というものが強く推奨されておるということでございます。  イエローカードに...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○石破国務大臣 核兵器につきましては、既に核兵器計画が相当に進んでいるという可能性は排除できないという認識を私どもは持っております。  また、ミサイルに関しましては、性能につきましては委員御案内のとおりでございますが、ノドン、テポドン1というものは、もう実戦配備に入っている。テ...全文を見る
○石破国務大臣 言葉はいろいろな言葉が使えると思いますけれども、いずれにしても、私どもにとって重大な懸念材料であるということは確かだと思っております。  これ、脅威とは何かという議論にもなってしまいますとまた話が長くなってしまいますので、いずれにしても、先生御指摘のように、核開...全文を見る
02月25日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) 私どもとして、先ほど御指摘がありましたが、輸送の能力は有しております。コンテナも持っております。また、政府専用機の場合には、カーゴ機ではありませんので後ろが開いて積み込むという形ができませんので、そういうような能力を持っておるのはC130あるいは輸送艦のた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりであります。
○国務大臣(石破茂君) 法第十七条、そしてまたROEでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは状況によりけりでありますが、委員が御指摘のような状況が起こったとするならば、つまり自爆テロだと思ってROEに従って、仮にですよ、撃ったとします。それが自爆テロでも何でもなくて単なる民間の車両であったということになれば、それは刑法に言うがところの誤想防...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もちろん、それは構成要件には該当いたします、当然ですね。故意を持って撃つわけですから構成要件に該当するということになりますが、それが誤想するに至った理由というものがどのようなものであるのかということになってこようかと思います。
○国務大臣(石破茂君) これは刑法総論の議論を始めますと全然訳が分からなくなってしまいますので、恐らく聞いていらっしゃる方のほとんどが分からないということが起こるのだろうと思います。  ですから、これはだれが見たってしようがないというふうにおっしゃいました。ですから、それを担保...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、自衛隊とは別組織の国連待機部隊というものはちょっと私は非現実的だということについては委員と意見は一緒であります。その理由は今外務大臣から答弁がございましたことでありますし、同時に、仮に自衛隊と別組織を作ったとしても、それは日本国の主権の行使という意味...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもの選任の方法は、今回、派遣先において、かなり今までとは違った地域でございますから、能力が十分発揮ができますように、任務遂行に必要な知識、経験、健康状態を踏まえ、事前に任務の内容について説明を行い、派遣される方の御家族の事情などの個人的な状況も十分に考...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、英語、アラビア語の通訳として、英語からアラビア語、アラビア語から英語の通訳の方として約十名です。また、宿営地建設の作業要員として、一日当たり、一日当たりでございますが、約二十名から二十五名を雇用いたしております。  これは将来的に増やしてまいりたい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 直接関係ないではないかと言われればそうだと思います。ただ、全く関係ないかと言われればそうでもないのだということですね。  要は、これもう委員もよく御存じのとおりで、非戦闘地域というのは危なくない地域という意味とは違いますよということは何度も御説明を申し上...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、例えばそのオランダ軍が非常に警戒をしている、治安維持を行っているということで、それを戦闘行為と評価をするかしないかは別にいたしまして、そのような事象が起こることが少ないということにはなるだろうと思います。
○国務大臣(石破茂君) もうお時間が余りありませんから、また時間を取っていただいて議論をさせていただきたいと思いますけれども、羊頭狗肉とは思わないんですね。犬のしっぽをずっとたどっていったら頭も何にもなかったとも思わないんですね。  要は、先生、このイラク特措法をよく読んでいた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりだと思います。  先生にも御教示をいただいておるところでありますが、今、在り方検討の中で、じゃこれをどう位置付けたらいいのかということを議論をいたしております。どういうふうに我々は国際的責務の履行の中でこの不発弾処理、地雷処理というものを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしくこれが、海洋汚染防止法が改正をされ、もちろんそれと併せて条約、ロンドン条約の改定議定書の締結ということになるのでしょう。そうしますとそういう問題が出てまいります、洋上投棄ということができませんので。  それはもう消極的権限争いをやっておってよいと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは日本語でしゃべったものが英語になったのか。多分、私、清田というのは広報官を今現地で務めておりますが、英語でしゃべったものがそのまま英語になったのか、それは分かりません。  いずれにいたしましても、例えば今委員御指摘のように、それは日本語に訳してみな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先ほども答弁申し上げたかもしれませんが、通訳として十名ぐらい、あるいは作業要員として一日当たり二十名ないし二十五名の雇用を行っておるところでございます。  ただ、先生、自己完結でございますから、基本的にアウトソーシングってそんなに出ないのです。では...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然そのように認識をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 主要な戦闘は終結したと申し上げているのであって、そのような講和条約が締結された、つまり我が国における九月の三日でございましたか、昭和二十年の、そういう状態が現出したという認識は持っておりません。  他方、今、サマワにおきまして国際紛争を解決する手段として...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 交代の時期につきましては、いまだまだ確たるお答えができる状況にはございません。  しかしながら、これは隊員の疲労、緊張の連続等々も考え合わせますと、やはり適切な時期に部隊の交代というのは行うべきだというふうに思っております。  延べどれくらいかというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どうも、どなたが覆面をして何をおっしゃったのか私はよく存じませんけれども、そういう一万人という数字は、これは非常に根拠のない数字だと思っております。それよりも少ないかもしれません。それよりも多いかもしれません。私どもは、必要があれば、それは法に定められた規...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐れ入ります。いろいろ御配慮をいただきまして、ありがとうございます。  先生のお考えをよく体してやっていかねばならぬと思いますが、どれぐらいの期間で帰ってくるのかというのは、これ、何か月でということを申し上げてはおりません、私ども。それは、例えば仮に四か...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です。  具体的に何か月ということは申し上げておりません。同時に、じゃ交代する部隊の練度が上がっていないので、したがってもっといてくれというような話にはこれはならないのだろうと思っております。目安としては大体先生がおっしゃるような目安なのかなというふ...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○石破国務大臣 今外務大臣から御答弁がありましたとおりでありまして、そのような内容につきまして日米間におきまして話し合った、あるいは米側から打診があったというようなことは、事実としてはございません。
○石破国務大臣 報道にありますような日米間の緊密な協議というものは常に行っておるところでございます。私も、担当者から逐次報告は受けておりますが、その中において、先生御指摘のような、あるいは報道に出ておりますような、そういうようなお話があったという報告は受けておりません。
○石破国務大臣 二点を考えていかなきゃいかぬのだろうと思っています。  一つは、抑止力というものが効果的に維持をされなければいかぬということが一つ。もう一つは、沖縄県民の方々の御負担というものを十分に念頭に置いていかねばならない。総理がおっしゃいますように、我が内閣の大きな課題...全文を見る
○石破国務大臣 ラムズフェルド長官が普天間をごらんになって、とにかく、先生がおっしゃいますように、こんな町の真ん中に飛行場があるということは、これは住民にとっても、あるいは米軍にとっても危険なことである、早急に何とかしなければならないというような趣旨の御発言をされたということは、...全文を見る
○石破国務大臣 アーミテージ氏は、日米外務次官級戦略対話に御出席になるために来日された、その機会に私もアーミテージ氏と意見交換を行ったということは事実であります。  私の方から、沖縄の負担軽減というものを我が国は強く望んでいるということを強く申し上げました。アーミテージ氏より、...全文を見る
○石破国務大臣 私もございません。
○石破国務大臣 米国政府といたしましても、私ども日本政府がSACOの最終報告の着実な実施に向けて全力を尽くしたいという意向は、よく承知をしておるところであります。したがいまして、私は、普天間基地の嘉手納統合というようなことが今まで米側から提案があったこともございませんし、米国政府...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しの答弁になりましたら申しわけありませんが、要は、沖縄の県民の方々の御負担はとにかく減らさなければいかぬということでございます。一方で、抑止力は実効性を確保していかねばならない。この両立をするためには、SACOの最終報告を着実に実施をすることだということでア...全文を見る
○石破国務大臣 政府の立場は今まで申し上げたとおりであります。  ただ、先生がおっしゃいますように、トランスフォーメーションというものが、軍事というのは時々刻々変わっていくものでございます、その中においてどうなっていくかということは、それは私どもとしても考慮しなければいけないこ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生から常に御教授をいただき、私も考えを整理しておるところでありますが、要は冷戦期というのは、ある意味とても戦争がないことが長く続いた時代だったんだろうと思っています。それは何でなんだということを考えたときに、結局、西側、東側というものがあって、アメリカ合...全文を見る
○石破国務大臣 簡潔にという仰せでありますから、くだくだ述べると一晩でもかかってしまいますが。  政府として、集団的自衛権の定義あるいは解釈の変更というものを行うつもりはございません。これは私としても、全くそのとおりの立場におります。  先生御指摘のように、集団的自衛権を研究...全文を見る
○石破国務大臣 その認識は私は今でも持っておりますし、その問題提起は、中華人民共和国におきましても、どの席だったかちょっとはっきり覚えておりませんが、したと思っております。それについての具体的なお答えというものが得られなかったということも事実であります。  ですから、要するに、...全文を見る
○石破国務大臣 私の認識は外務大臣と全く一緒、当然のことでありますが、一緒であります。  それから、所信でも申し上げましたように、NPTからは脱退する、核関連施設を再稼働させる、あるいはモラトリアムを見直す可能性を示唆するというようなことは、その具体的文言は日朝平壌宣言に盛り込...全文を見る
○石破国務大臣 民主党の防衛担当でいらっしゃいます先生と議論ができることは、大変にありがたいことだと思っております。  巷間、専守防衛という考え方は第一撃受忍の思想ではないか、こう言われますが、私はそうだとは思いません。そんなような話にはならないのであって、第一撃はやむを得ない...全文を見る
○石破国務大臣 私の言い方が悪かったのかもしれません。もちろん、先生が第一撃甘受だということをおっしゃっておられるとは私ども全く考えておりません。  今おっしゃった、スクランブルで二機飛ぶというのは、必ずしも、一機がやられて、それに対するというようなことをもちろん考えておるわけ...全文を見る
○石破国務大臣 基盤的防衛力って何ですかと聞かれて、かくかくしかじかのものでありますと言える人は余りいないのです。防衛にかなり精通した人でもよくわからない、何のことでしょうかみたいな話で。  ここで一回整理しますと、基盤的防衛力構想とは、我が国に対する軍事的脅威に直接対抗するよ...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりであって、今、別に余力があって回しているわけではございません。まさしくぎりぎりの中で運用しておりますし、本来任務でないということはそういうことでございます。我が国の防衛に支障がない限りということが本来任務ではないということのゆえんですから。理屈の上...全文を見る
○石破国務大臣 存じておりません。  しかし、これはもう政府としての立場は、外務大臣が答弁されておられるとおりと承知をいたしております。
○石破国務大臣 仮定の御質問にはなかなかお答えがしにくいところでございますが、ただ、この国民投票の内容が何であるのか、総統選挙との関連はどうなのかということも、私は議論としてはあるべきものなのだろうと思っております。  私自身、政府の一員として、当然、政府が今回行った立場という...全文を見る
○石破国務大臣 調査船がいろいろなことを行っている目的は多々あるだろうと思っております。資源探査もございましょう、そのほかのいろいろなものもあろうかと思います。  私どもとしては、この中国の調査船が行っておること、そしてまた、その目的等々を含めまして、重大な関心を持って見ておる...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来、FPS—XXのお話をいたしております。私は、実はこの話を聞いたときに、委員と全く同じことを思ったんですよ。これは早期警戒衛星がなきゃできないという話じゃなかったか、それがなくてもできるなんというのは本当なのかという話は、随分と庁内でもいたしました。  ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、端的に申し上げれば、ポスト九・一一の時代に対応し得る防衛力ということなのだと私は思っています。  赤松委員の御質問にもお答えをしたので重複は避けますが、要は、存在する自衛隊から機能する自衛隊へ、こう申しますと、何だ、今まで機能していなかったのか、こういう...全文を見る
○石破国務大臣 まず一つは、法改正を行いました。これは、今から三年ぐらい前になりますでしょうか。一つは、情報収集出動というものをつくりました。もう一つは、警護出動という規定をつくりました。もう一つは、治安出動におきます武器使用の権限というものを見直しました。  それは、主にとは...全文を見る
○石破国務大臣 これは整理はいたしております。そのときになって、やってみなきゃわからぬみたいな話では、これは無責任のきわみでありますので。そういう場合に、これは治安出動の規定のとおりでございますが、その場合に、治安出動が下令をされれば、では警察は何もやらぬのかいといえば、そういう...全文を見る
○石破国務大臣 これは、近年、治安出動の際における治安の維持に関する協定というものを改正いたしました。それ以前は、昭和三十年代だか何だか、非常に古い協定がありまして、もうそんなことではだめだという認識で協定の改正を行ったところでございます。その中におきまして、自衛隊と警察との協力...全文を見る
○石破国務大臣 それは、治安出動の規定がどうなっておるかということによるわけでございます。治安出動は、先生御案内のとおりでございますが、命令による治安出動、もちろん要請による治安出動もございますが、命令による治安出動は、「内閣総理大臣は、間接侵略その他の緊急事態に際して、一般の警...全文を見る
○石破国務大臣 これは何度か答弁をしたことでございますが、政府といたしましてなぜ絞ったかといえば、米軍の施設にしても自衛隊の施設にしても、それが攻撃を受けちゃったらば、そもそも出動するもの自体がだめになるわけだから、したがって、これはまず必要だよねという一つのカテゴリーを設けたわ...全文を見る
○石破国務大臣 これは先生よく御案内のとおり、八十二条は、「長官は、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため特別の必要がある場合には、内閣総理大臣の承認を得て、自衛隊の部隊に海上において必要な行動をとることを命ずることができる。」と書いてございますから、防衛庁長官が...全文を見る
○石破国務大臣 トータルな緊急事態法制をどうつくっていくかということにつきましては、これは、先般の我が党と民主党さんとの合意ということもございます。また私どもの中で、今自民党と公明党さん、与党の中でも議論をいたしておるところでございますが、緊急事態法制というものをトータルでつくっ...全文を見る
○石破国務大臣 それは恐らく、治安出動が下令されているときなのですね。そのときに、委員が御指摘になったような、私有地の通行ですとか、立ち木、立木を処分するというようなことがどういう場合にいかなる目的を持ってそれを行わなきゃいかぬかなという、それぞれの現場を想定してみなきゃいかぬの...全文を見る
○石破国務大臣 恐らく、委員も私が記者会見で申し上げました全文をお手元にお持ちなのかもしれません。もしお持ちでなければいつでも差し上げますが、私が申し上げたかったのは、武器輸出三原則というものは憲法の精神にも直結をする極めて重いものであります、よって政治の場で御議論をいただくこと...全文を見る
○石破国務大臣 死の商人になるということはどういうイメージかというと、例えば、対立しているAという勢力、国でもいいですが、それとBという国、Bという勢力がある。そのどっちにも武器を売って大もうけしちゃう。世界じゅうに、頼むから戦争が起こってくれないかというふうに願って、一番ひどい...全文を見る
03月03日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○石破国務大臣 改めまして御説明させていただく機会をお与えいただきまして、まことにありがとうございます。  要は、日本国憲法九条が禁止をしております、正確に申し上げれば九条第一項ですが、武力の行使とは何か。それは、我が国の物的・人的組織体による国際的な武力紛争の一環としての戦闘...全文を見る
○石破国務大臣 これは、PKOの議論のときから、いわゆるaタイプの武器使用とかbタイプの武器使用とかいって論ぜられている問題でございます。  今委員が的確に御指摘をいただきましたように、自分の生命身体を防衛するため、あるいは要員等の生命身体を防衛するための武器使用、これをaタイ...全文を見る
○石破国務大臣 極めて難しい御質問でありますが、非常に政府答弁風で恐縮ですが、政府だからしようがないのですが、我々は非戦闘地域でしか行動しないということに相なっております。仮にそのような状況が生じたとすれば、それは、中断あるいは避難などいたしまして実施区域の変更等の指示を待つとい...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘の交戦権でございますが、これは委員御案内のとおり、憲法九条第二項が「国の交戦権は、これを認めない。」こう規定をいたしております。これを、戦いを交える権利、こういうふうに言っちゃいますと、これは議論がおかしくなってまいりまして、交戦権とは何かといえば、交戦...全文を見る
○石破国務大臣 これは、法案の審議の際もいろいろな御議論があったことでございますが、自衛隊でなければできない仕事というものは何なのだろうかということでございます。  イラクの復興のために日本国としてやらねばならないことはある。それは民生の向上、私どもは、治安維持を目的とするもの...全文を見る
○石破国務大臣 平素から先生には、私どもの部隊、いろいろな御指導をいただき、御理解、御支援をいただいております。心から厚く御礼を冒頭申し上げたいと存じます。  メンタルケアにつきましての御質問でございます。これは、隊員の中には、カウンセリング教育を受けましたカウンセラーの資格を...全文を見る
○石破国務大臣 なかなかお休みの日に外出というのもままならない状況もあろうかと思います。したがいまして、宿営地の中、先生御指摘のように現在建設中でございますけれども、トレーニングジムでありますとか、あるいは図書室でありますとか、そのように、外へ出なくても気分が転換できるような、そ...全文を見る
○石破国務大臣 現在はいろいろなものが整っておりませんので、御指摘のようにレトルトを食べております。もちろん、これも栄養学的にすべて計算をいたしまして、栄養的に偏りのないもの、生鮮野菜はないけれども、野菜からとるべきビタミン等々に不足のないものというものは準備させていただいており...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生御指摘のように、私ども、このサマワにおいて宿営地を建設するというときに一番案じましたのは、まさしくその迫撃砲であります。これはそんなに命中精度のいいものではございませんが、まず当たらないよとか言いましても、間違って当たることも世の中にはあるわけでありま...全文を見る
○石破国務大臣 世の中には、多分、万全ということはないのだろうと思います、人間は神ではありませんので。しかしながら、考えられる限りのことを考え、なし得る限りのことをなすというのはできることなのだと私は思っています。  番匠幸一郎一佐は、委員の友人でもあり、私も長い友人であります...全文を見る
○石破国務大臣 これは、こういう整理をいたしております。  委員御指摘のように、民間のトラックが運ぶという行為はこれは何だというところから詰めていかなければいけない話だと思います。これは私は、契約によりまして民間業者の役務を活用する、そういう評価なのだと思っております。契約によ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、庁内でも相当に議論をしたことでございます。別に内局が無理して考えついたというものではなくて、私は、冒頭に申し上げましたように、そもそもこの輸送の性質とは何なのだというところからきちんと議論をしないと妙なことになるということで、随分と部内で議論を私もいたした...全文を見る
○石破国務大臣 ここで誤想防衛論をいろいろ議論するつもりは私は全くございませんが、先生おっしゃるようなそういうケースが、それが諸外国の例においてなかったとは申しません。我が国もそういうような場合に遭遇しないという保証はありません。  しかし、これは派遣される隊員とも私議論をした...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほど近藤委員にもお答えをいたしましたが、その場の状況がどうであるのか、具体的なケースを設定してみませんと、一概には言えないことだと思っています。  では、今スンニ・トライアングルでどうなのだと言われますと、いずれにいたしましても、私ども、そこで活動する...全文を見る
○石破国務大臣 これは何度か委員会で答弁申し上げたことでございますが、現地からはもちろんいろいろな情報は届いております。隊員の安全にかかわりますこと、あるいは外国との関係を損のうおそれのありますもの、あるいは外国においても報道されておりませんもの、そのようなものは公表いたしかねま...全文を見る
○石破国務大臣 委員の貴重なお時間を邪魔してはいけないと思いまして申し上げませんでしたが、ルメイサの話を申し上げれば、先月二十九日、ルメイサにおける発砲事件がございました。(山田委員「いや、それを聞いているんじゃないんです」と呼ぶ)二十九日朝、ルメイサ市南の幹線道路においてという...全文を見る
○石破国務大臣 これは政府全体の問題ではございますが、例えば、本日、中東アフリカ局長からイラクの治安情勢につきましては御説明を申し上げたとおりでございます。  委員御指摘のように、ここはイラク特別委員会であり、国権の最高機関のその衝に当たられる委員会であるということにつきまして...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、隊員の安全に関しますこと、例えばルメイサで、今申し上げようとして委員がそれは言わなくていいとおっしゃいました、それ以外の事実もございましょう。それは情報を提供してくれた先の状況もございます。そして、一回その信義を損ないまして勝手...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に、隊員の安全、そしてまたこれから先の諸外国との関係という、私はこの二つの要素だと思っております。  ただ、委員が御指摘のように、それに反しないものであったらすべて出すのかと言われた場合に、例えばこんなもの、あんなものというような御指摘、それはケース・バイ...全文を見る
○石破国務大臣 私からお答えするのが適当かどうかわかりませんが、これは、そういうふうな断定は非常に難しいと思います。  理由は、先ほどのナシリヤにおけるイタリア司令部攻撃事案について、これは現状においてはだれがやったかは判然としないということを外務大臣が御答弁なさいましたが、そ...全文を見る
○石破国務大臣 このお答えをするとき私はかなり言葉には気を使っているつもりでございますが、武力行使は、憲法に禁じられている武力行使にならないという答弁をしたことはございません。これが法十七条によって行われる限り、それは自然権的な自己保存に基づく武器の使用でございまして、憲法九条第...全文を見る
○石破国務大臣 正確に一字一句記憶をしておるわけではありませんが、私は、工藤法制局当時の長官がそのような答弁をしたとは理解をいたしておりません。自己保存に基づくところの自然権的な武器の使用をいたしましたときに、それが憲法の禁ずる武力の行使に当たるのだなぞというような答弁はいまだか...全文を見る
○石破国務大臣 ルメイサで起こりましたことは先生がおっしゃったとおりでございます。米軍車列を追い越そうとしたイラク人の乗る小型トラックが制止を聞かなかったため、米軍が発砲し運転手が亡くなったということであります。もう一人は重傷を負い後に亡くなったということであります。そしてまた、...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○石破国務大臣 御指摘のとおり、情報の収集、分析、評価が肝要であります。  これは、現地で治安の維持に当たっておりますオランダ軍、あるいは今整備されつつありますイラクの警察、あるいは民間のそういうような防衛組織、あるいは部族長等々、そういう方々と緊密な意見の交換を行っております...全文を見る
○石破国務大臣 オランダとイギリスとの関係について私言及する立場にはございませんが、先般、イギリスあるいはオランダを訪問いたしまして、情報の交換については本当に万全を期す、現地の治安の状況についての情報は適時適切に日本側に提供するということを大臣同士で確約いたしておるところでござ...全文を見る
○石破国務大臣 実際に、今、現地に部隊が入りまして一カ月以上が経過をいたしました。態勢も整いつつございます。  この委員会の審議の最初の部分でいろいろと御迷惑をおかけいたしました。その反省、教訓も踏まえまして、きちんと自分の目で見て確かめる、そして、一方からの情報だけではなくて...全文を見る
○石破国務大臣 リスク認識をどう考えているかということでございますが、この点も、オランダに参りましてカンプ大臣とかなり議論をいたしました。その場でカンプ大臣がおっしゃったことが日本経済新聞に同じような内容でインタビューに応じておられますが、そこでオランダの大臣が言っておるのは、こ...全文を見る
○石破国務大臣 このイラク特措法というもの、あるいは憲法との関係、もう一度英語に訳し直してみまして、これを英語に訳すとどうなるんだという作業をやってみました。それを説明いたしました。  私どもは、法治国家でございますので、法に反した行動はできません。それが国益に反するのかどうか...全文を見る
03月08日第159回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) それこそ簡単にお答えするのは極めて難しいお話だと思います。  確かに委員御指摘のように、例えば我々の九〇式戦車とドイツのレオパルトと比べてみると、九〇、一両で三両買えるなんというような議論もあります。ただ、全く同じ性能かといえば、それは違う。直輸入すりゃ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武器輸出三原則についてでございますが、現時点で政府内でこれを見直す、そのような考えはございません。  で、何なのだという、何でおまえそういうことを言うのだというふうにお尋ねになりますと、これは経緯をよく委員も御存じのことだと思います。佐藤三原則があって、...全文を見る
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) 先生の御指摘は事実だと思います。  ただ、私どもが、地元の今の喫緊のニーズでありますところの、きれいな水が飲みたい、あるいはきちんとした医療を受けたい、あるいは学校を修復してもらいたい、そういう現場の切実な喫緊のニーズには十分対応できるものと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 拝見をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおり、予備費で充てております。派遣準備に掛かります経費は二百四十一億円、これを十五年十二月十九日、予備費におきまして措置をいたしております。また、そのほか、手当、通信、糧食、燃料等、派遣部隊がイラクで活動するために要する経費のうち、十五年度中に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のとおり、財政法三十六条によりまして、調書というものを、使用調書というものを作製をすることにいたしております。現在、国会への提出に向けまして必要な作業を実施しておるところでございますが、具体的な提出時期につきましては、関係各部局とよく協議の上、今後、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先生御案内のことかと思いますが、イラクという項を特別に起こしておるということはございません。しかしながら、予算審議に資するために、一般会計歳出予算各目明細書というものを添付をいたしてございます。参考といたしまして、「イラクにおける人道復興支援活動及び...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何ページと言われて適当にお答えできるか存じませんが、先生ごらんいただいたと思いますが、一般会計歳出予算各目明細書というものがございます。その末尾かと思いますが、内閣府所管、百六十二ページというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 必ずしもそういうものだと私は思っておりません。  先ほど来お答えをしておりますように、百六十二ページ、ごらんをいただきますと、「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動関連経費」ということで、内閣本府、防衛本庁に分けまして、それぞれ細かく記載を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはあるいは財務大臣からお答えをいただいた方が適切なのかもしれませんが、それは項というものをどのように考えるかという問題でございます。これはむしろ技術的にどのように分けるかということでございまして、この資料を提出をすることによりまして、国会におきましてこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは基本計画におきまして一年ということになっておるわけでございます。自衛隊の派遣がいつまで掛かるかということは、それは現時点において確たることは申し上げることができません。それは法の目的がきちんと達成をされたかどうか、あるいは自衛隊でなければできないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 防衛庁の省移行につきましてお尋ねがございました。  先生よく御案内のとおり、平成九年の十二月に行革会議最終報告がなされておりまして、これはそのときに政治の場において議論をするんだと、こういうような整理がなされております。私どもといたしましては、それに従う...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員にはいつも私どもいろいろな御理解、御支援をいただいております。また、北海道におきましても大変なお支えをいただきまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  今御指摘の雪祭りでございますが、これは何に基づいてやっているかと申しますと、防衛庁設...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼いたしました。  実は、先ほど休憩時間に、ゴラン高原から帰ってきたPKOの隊員たちの報告を受けました。これはもう早いもので、もう九年目になろうとしております。今回は二回目という隊員は一人しかおりませんで、あとは初めての隊員ばかりでございましたが、どう...全文を見る
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) そのようにシミタールに書いてあることは承知をいたしております。書いてあることを承知しておると申し上げておるわけでございます。  この派遣をしております者、具体的な名前につきましては差し控えさしていただきますが、派遣いたしております者はそれぞれ我が国の根拠...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはそのように書いてあるということは承知をいたしておりますが、我々の自衛官は我々の法律、つまり我が国の法律に基づいて派遣をされておるわけでございます。その法に基づいた行動しかいたしません。したがいまして、委員御指摘のような行動は、それは実際なし得ないこと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私、委員のようにアメリカで新聞記者として活動したこともございませんで、英語の能力に欠けて恐縮でございますが、是非委員からここの部分であるというふうな御指摘をいただけますと大変幸甚に存じます。
○国務大臣(石破茂君) 私が申し上げておりますのは、その名前があるというふうに申し上げたのでありまして、参謀云々ということにつきまして書いてあるということを申し上げてはおりません。
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です。後学のために先ほど、どこに参謀と書いてあるかお教えをいただければ幸甚に存じます。  それから、今、先生の御指摘でございますが、フロリダ州タンパにございますアメリカ軍、中央軍司令部に、連絡調整のために派遣をいたしておるものでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、その「諸君」の中で、先生いろいろとごらんをいただきまして、コアリッションの本質につきまして大塚一等海佐が述べておる点につきましても御理解の上での御発言かと存じます。  つまり、コアリッションという有志連合、それは条約に基づくものでもない、そしてま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そこにおきます、そこに書いてございますとおり、各国の連絡調整の任に当たる者たちがオフィスを構えておる、あるいはそこに居住しておる者もあるかもしれませんけれども、そういうような人たちが所在をしております米中央軍司令部の駐車場の中にプレハブと申しますか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですから、先ほどから調整というふうに申し上げておるわけでございまして、CCCというのはコアリッション調整センターと、こういうことになるわけでございます。  委員御提示のように、コアリッション・コーディネーション・センター、CCCということでございます。
○国務大臣(石破茂君) ここは誤解をいただかないように申し上げておきますが、CCCというのは、これはアメリカの組織でございますから、日米共同調整所というふうにおっしゃられますと、それは性格が異なるものであるというふうに言わざるを得ないわけでございます。  したがいまして、CCC...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは何に基づくかといいますと、防衛庁設置法第五条第十八号でございます。すなわち、第五条「防衛庁の所掌事務は、次のとおりとする。」、その第十八号には「所掌事務の遂行に必要な調査及び研究を行うこと。」、これが根拠条文でございます。
○国務大臣(石破茂君) どうしますとそういうようなお考えになるのか、ちょっと私にはよく理解いたしかねますが、イラク特措法やあるいはテロ特措法から読めないことは委員御案内のとおりでございます。  では、さすれば、じゃ脱法行為になるのかねといえば、そういうようなお話には相なりません...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○石破国務大臣 これは、今外務大臣からお答えがありましたように、外務省の中でいろいろ御検討中であるというふうに承っております。また、必要に応じまして、関係各省庁が、それの相談といいますか、お話をさせていただいておるという現状です。  基本的に、先生、警察がいいという御指摘でした...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど、公電の件につきまして御示唆をいただきました。これは、家へ持ち帰ってはいけないという決まりはどこにもございません。いかにしてきちんと管理をするかという問題でございまして、先生の御指摘も当然のことでございますので、当然、これは外務大臣も常日ごろそのことは留意な...全文を見る
○石破国務大臣 これは詳細申し上げることはできませんけれども、通信系につきましては相当に改善、進捗をいたしております。これは、衛星等々も使いまして相当に速い時間に正確なものが入るようになり、それを政府部内、特に私どもと外務省の間で共有するという問題意識のもとにそのことを進めておる...全文を見る
○石破国務大臣 私は、必ずしもこれがそういう、先生御指摘のシーア派対スンニ派の内戦に発展をするとは思っておりません。そういうふうに仕組みたい人はいるでしょう。  要は、先生が御指摘になりましたように、もう相手は米軍というようなハードターゲットではなくて、無辜の民へ向けられている...全文を見る
○石破国務大臣 これはだれがやったかわかりませんので、可能性としてはいろいろなことがあるんだろうと思っています。  おっしゃるとおりシーア派のお祭りであって、それはマホメットの正統な後継者はだれかというようなことでスンニ、シーア、そんな簡単な話ではございませんが、すごくせんじ詰...全文を見る
○石破国務大臣 もちろん私どもは、治安の状況、そしてまた、我々の活動の安全性の確保というものに最大限の配意をいたしております。  先生今御指摘のデモですが、これは私、現地から直接受けておる報告でございますけれども、オランダ軍の人が、デモがあるからちょっと見に来ないかというような...全文を見る
○石破国務大臣 これは何のために実弾訓練をしたかと言われれば、訓練のためにしたとしか申し上げようがないわけでありまして、これはやはり、実弾を撃つのと撃たないのとでは違う。そしてまた、我々の日本国内で使うのと全く違う自然環境の中で、日本でももちろん実弾は撃っております。今回、相当数...全文を見る
○石破国務大臣 そういうお考えも、なるほどそういうお考えとしてあるかな、こう思いますが、しかし、先生ごらんになったことと思いますけれども、イラクにおいて水が求められていること、そして、イラク・サマワの人たちは、自衛隊が戦争をしに来るなんてだれも思っていません。そして、自衛隊に給水...全文を見る
○石破国務大臣 それは御指摘として承りますが、ただ、私ども、やはり抑止力というものは必要なんだろうと思いますね。自衛隊はきちんとした武器を使うのだということはきちんと見せなければいけない。そしてまた、それが何の目的に使われるなどということも見せなければいけない、それは十七条という...全文を見る
○石破国務大臣 先生が今おっしゃったとおりです。
○石破国務大臣 具体的な国名につきましては、相手国との了解等々もありまして、それは申し上げられない場合がございます。
○石破国務大臣 そういうものではございませんのです。  例えば、今、タリルということがございました。運用局長からの御説明にもその名前が出たのではないかと思っております。これは、今まで四つの空港を例示いたしました。それ以外というものがないわけではございません。ただ四つを明らかにし...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私どもだけが管制を受けて飛んでおるわけではございません。多くの国の航空機が管制のもとに飛んでおるわけでございます。どのような形で管制を受けておるか等々につきまして、私どもの判断だけで申し上げるものではございません。
○石破国務大臣 ホームページで公開をしておることは承知をいたしております。
○石破国務大臣 それは、わかっていることを隠しているとか、疑惑を拡大するとか、そういうお話ではございませんで、もちろん、しかるべき管制を受けて飛んでおるわけでございます。しかしながら、どこの地域におけるどこの管制を受けて飛んでおるということが、私どもの、日本一国だけの判断で申し上...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮です。何月何日の記者会見でございますか。私、統幕議長の記者会見を全部手元に持っているわけではございません。
○石破国務大臣 カタールかどうかはそれは別にいたしまして、私どもは、クウェートのアリ・アルサレムから飛んでおるわけでございます。アリ・アルサレムから物資を運びます際に、日本で勝手に、これを運びたい、この時間に運びたいといって飛べるものではございません。それは、議長が申しましたよう...全文を見る
○石破国務大臣 御懸念のようなことはないと承知をいたしております。
○石破国務大臣 それは、当然私どもは、法律に基づきまして、国民の税金を使わせていただきながらイラクに人道支援を行っているわけでございますから、ニーズの実態というのは把握をいたしております。報道に書かれておりますことは必ずしも正確ではございません。人道支援のニーズもあるということを...全文を見る
○石破国務大臣 当然ございます。
○石破国務大臣 恐縮です。私、スターズ・アンド・ストライプスまで全部読んでおるわけではございませんので、必ずしも委員がおっしゃることを正確に理解してお答えできているかどうかは自信がございませんが、ニーズというものはいろいろなニーズがあるのです。そしてまた、コアリションというものは...全文を見る
○石破国務大臣 これは何度も答弁をさせていただいておりますように、我々は人道復興支援物資を中心に行うということを申し上げ、コアリション内における理解を得ておるわけでございます。  他方、国会におきまして御可決をいただき、根拠条文となっておりますイラク特措法は、武器弾薬を除くとい...全文を見る
○石破国務大臣 ごめんなさい。先ほど、私、法律と申し上げました。法律に基づきます実施要項と訂正をさせていただきます。  今のお話はまた委員と議論させていただきたいと思います。きのうも参議院ではさせていただきましたが、コアリションとは何なのかということを申し上げますこと、そして、...全文を見る
○石破国務大臣 事実関係でございますので、ちょっとメモを見させていただくことをお許しをいただきたいと思います。  御指摘の事案でございますが、現地時間で三月七日午後七時二十五分、バグダッドのグリーンゾーン外の車両に積まれた発射機から、同ゾーン内のアルラシードホテルの方向に七発の...全文を見る
○石破国務大臣 運用局長から御報告申し上げましたように、しかるべく進展している。何だ、しかるべくって、こういう話になりますが、正式な合意、委員も法律家でいらっしゃいますから、何をもって正式な合意と言うかということにつきましては御見解がおありかと思います。これはまたイスラム法の世界...全文を見る
○石破国務大臣 現地におきまして、現地の方々を雇用させていただきまして警備の任に当たっていただいておるということは、これは事実でございます。  お給料あるいは人数等々の詳細につきましてはお答えを差し控えさせていただければと思っております。それは、何人雇っていますかということにな...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) 防衛庁長官の石破でございます。引き続いてどうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、所信を申し述べます。  冷戦が終結して、十年余が経過をいたしました。しかしながら、これによって世界が平和になるという多くの人々の期待とは異なり、冷戦の終結は必ずし...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) それは先生、船によります、船に。相手の船によりますよ、それは。それがキロ級であるのか、あるいはハン級であるのか、タイフーン級であるのか、それによって違いますし、そしてまた、それがよしんば仮に、分かることが仮にあったとしても、それは国会の場で申し上げることで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生それは、例えば別の、くだくだと申し上げるつもりはありませんが、例えばミゼット級の潜水艇のようなものもある、あるいはタイフーン級のようなものもある、原子力推進艦もあればディーゼル艦もある。それは音によって、あるいはソナーによってどういう場合にとらえられる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) テロ特措法に基づく活動でございますが、お尋ねの米軍の艦艇に対しましては、平成十三年十二月二日以降本年三月九日まで、速報値でございますが、三十一万三千キロリッター、金額にいたしますと百十八億円相当を提供したということでございます。ちなみに、これは同法第十条に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳細につきましてはまた事務方からお答えを申し上げますが、これは環境にも十分配慮をしながら、環境省の御指導もいただき、私どもとしては自然環境にも十分配意をして作業を進めてまいるべきものと、このように考えております。
03月12日第159回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま外務省からお答えがあったとおりでございますが、十分な情報を私ども、外務省と共有をいたしております。  対策につきましては、何度か先生にお答えをしたとおりであります。
○国務大臣(石破茂君) 先生おっしゃる手を打つというのがどういうことなのか、ちょっとにわかには理解しかねるところでございますが、現場の隊員も当然必要な情報は有しておるわけでございます。  現場の隊員の安全について、私どもが米国あるいはオランダから得た情報で現場の隊員の安全の確保...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然のことでございます。
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘の、今委員の皆様方にもお配りをいただいておりますカードでございます。このカードがあることは承知をいたしておりますが、先生、今いみじくも御指摘になりましたように、イギリスの国防省のホームページには何が書いてあるかといいますと、イギリス国防省が生物学...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですから、先ほどから申し上げておりますように、ホームページにどのような人が対象になっているかというと、まさしく劣化ウランに被弾した車両に乗っていた人とか、あるいはその後、劣化ウランによって破壊された車両に何らかの事情があって立ち入った人とか、そういうのが対...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、現在使用しておりますSH60Jというものを、後継機でございますSH60K、これに搭載いたしますヘルファイアと申します、先生御指摘の空対艦、対艦ミサイルの実験のことを指しております。  これは、一つはレーザーを使用いたしまして管制を行います関係上、...全文を見る
03月15日第159回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(石破茂君) お答えを申し上げます。  結局、先生先ほど出征兵士のお話をなさいました。今回は戦争に行くのではなくて、本当に困っているイラク人にどのようにして温かい手を差し伸べるのかということであります。ですから、出征を見送るときの日本人の心境とは違うのだということは十...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 福利厚生についてお尋ねがございました。  御指摘のように、極めて過酷な環境であります。今は北海道の部隊を出しておりますので、マイナス二十度のようなところから参りました。この季節でもサマワは一番温度が高ければ四十度に達しておりますので、差引きで六十度の温度...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まさしく、日本と全く違う文化、違う宗教、違う風俗の下で暮らすわけであります。そこでずっと心掛けてまいりましたのは、向こうの文化や、あるいは宗教や、あるいは風習に対して尊敬の念をお持ちなさいということであります。そのイスラム教の文化というものに尊敬の念を持ち...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) メンタルケアにつきましては、こういうところへ派遣をいたしますのが何せ初めてなものでございますから、今考えられる限りのことを行っておるということでございます。  一つは、カウンセリング教育というのを今回のことに限らず平素からやっておるわけでございますが、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、最終的にはこのようにしたいと思っております。  陸上自衛隊におきましては、衛星携帯電話を二十台貸与する。で、一週間のうちお一人五分二回、というのは十分ということでございますが、これは別に一分ずつ十回やったってよろしいわけでございますが、衛星携帯電...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) また、ゼネコンではございませんのでみたいなお答えになってしまいますが、まさしく先生御指摘のように、自衛隊というのはそういうものであります。また、あるいは先生方、いろいろな地域におきまして私どもが道路工事でありますとかグラウンドの用地の造成でありますとかやっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生から御指摘いただきました問題意識、全く我々と同じでございます。昨年末の閣議におきまして、新しい大綱は十六年中にということになっております。今年は十六年でございまして、今年中にこれを決めなければいけないということでございます。庁内的に、先生も御案内のとお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 通常、NBC、NBCというふうに申しておりますが、核、そしてまた生物、化学、この三つを大量破壊兵器というふうに申しております。
○国務大臣(石破茂君) それが新しい脅威として認識をされております以上、それに対する力、抑止力、これは本質的には抑止力だと思っております。要するに、核で撃ったらば日本は全く駄目なのだと、あるいは生物兵器で攻撃したら駄目なのだと、あるいは化学兵器で攻撃したら全く守る力がないのだ、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の理解が必ずしもぴったり正確ではないかもしれませんが、例えば大量破壊兵器の運搬手段たるミサイルというものがございます。BMDというもの、前の大綱を作りましたときは、まだそんなものできるんだかできないんだか、海のものだか山のものだかさっぱり分からぬという時...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 世にミサイル、ミサイルと言いますが、ミサイルというのは弾道ミサイルなるものと巡航ミサイルなるものに二つに分かれます。  弾道ミサイルというのは、はっきり簡単に言っちゃえば、これはロケットであります。巡航ミサイルというのはジェット機だと思っていただければい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、私ども、弾道ミサイル防衛構想を考えますときに、特定の国を念頭に置いておるわけではございません。  しかしながら、同時に、このミサイルというものが、弾道ミサイルというものがどれだけの早さで世界じゅうに拡散をしておるかということにきちんとした認識を持た...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このミサイル防衛システムというのは、先生御指摘のように、センサーがなければ成り立つものではございません。先ほどSM3でありますとか、あるいはPAC3ですとかいうことを申し上げましたが、それ単体だけで撃ち落とすことは絶対にできないわけでございます。まさしく弾...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この閣議決定にございます「平和と安全に影響を与える多様な事態」と書いてあります。多様な事態ということになれば何でもそうじゃないのと、こういうことになりますが、これはこういうふうな文脈でつながれております。  すなわち、先生がごらんいただきましたように、こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここは、新たな脅威としては何でしょうかということを申しますと、これは、例えて言えば九・一一のようなもの、あるいは弾道ミサイル、大量破壊兵器のようなもの、そういうように従来想定をしなかったものというのを考えるべきなのだろうと思っております。  先生がおっし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一言で言いますと、今までの陸上自衛隊というのは対機甲戦というものをメーンに考えてきたという感じだと思っています。対機甲戦を重視した整備構想というのは、何かといえば、北海道に見られますように、例えば北海道には九〇式戦車という我が国において最新の戦車を配備し、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そこが分かりません。分かりませんというのは、いい加減なことを申し上げているわけではなくて、それが五対五の比率にするべきなのか、六対四の比率にするべきなのかというのは、例えば、今ある車が古くなっちゃったので新しい車を買いましょうみたいな話で、すぐにその車が買...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど陸上自衛隊は機甲戦というふうに申しました。それじゃ、海上自衛隊は今まで何を考えてきたのかというと、メーンに考えてきたのは対潜水艦戦なんです。主にソビエトの潜水艦というものに対してきちんとした探知能力を持ち、きちんとした抑止力的なものを持たねばならない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一言で申しますと、対航空侵攻というものを今まで重視をしてまいりました。つまり、向こうから大編隊が飛んできますよと、それに対してどう対処しますかということでやってまいったわけでございますが、そうしますと、じゃ弾道ミサイルに対してどうなのということになります。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、一に掛かって新しい大綱がどのようなものになるのかということによります。そしてまた、中期防がどのような形になっていくかというものにもよります。  しかし、それが、新しい脅威がございます以上、それを認識しております以上、それはいつでもいいというお話に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおり、どのような装備を持ち、どのような能力を有しましても、情報というものがなければこれはもう意味をなさないものでございます。  私どもとして防衛駐在官というものを世界各地に置かせていただいております。それは外務省職員として出しておるわけでござ...全文を見る
03月16日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 具体的にニーズというのは、それは山ほどあると申し上げてよろしいんだろうと思います。やはり雇用であり、そしてまた医療であり、あるいは給水であり、ニーズは本当に相当にあるというふうには掌握はしております。  ただ、私どもとして何ができるのか。法律上の権限もあ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この件につきましては先生からもいろいろと御指導をいただきました。  三月十一日に、御指摘のように申合せというものを私どもと新聞協会並びに民放連の間で取り交わしたところでございます。細かい内容につきましてもしお求めがあれば官房長から説明を申し上げますが、私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今外務省官房長からお答えをいただいたとおりでございますが、このことは、例の瀋陽の総領事館の事件もありまして、党内でも随分と議論をさせていただいたことであります。  私どもとしては、一つは必要性の問題もあろうかと思います。もう一つは、国際法的にこれをどう位...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私も予算委員会等々いろんな委員会で答弁しながら、じゃ全く問題がないんだったら何でその検知器を持っていくの、何で線量計を持っていくのと、こういう議論になってくるのだろうなと、こう思っています。  今まで我々が知り得る限り、劣化ウランで人体に影響が出たという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、先生御指摘になったとおりであります。これ、イギリスのカードはホームページにも出ておるわけでございますけれども、繰り返しになって恐縮でございますが、英国防省が被曝検査、これ尿中のウラン濃度の測定などでございますが、これを行おうとしているのは、まさしく劣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今委員から二か月では短いという御指摘が、失礼、三か月では長いということですよね、三か月では長い、じゃ二か月ではどうなんだろうというような御指摘です。  私は、これは劣化ウランと関連して論ずるべきものだとは思っておりません。劣化ウランについては、その個人の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 与党の幹事長が野に下ったのかどうか、これは私よく分かりませんが、感想と言われますと、そういうお考えもあるのかなという感想であります。つまり、私は政府の一員として今までの解釈に従うことがあるべき立場だと思っています。  そのことはまたお尋ねがあればお答えを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) イラク特措法第十七条に定められた武器使用の権限しか私どもは有しておりません。それに反する場合には武器の使用は行い得ないということは、法治国家である以上、当然のことだと考えております。  もう一つは、そういうような必要性が生じるような場面があるのだろうかと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはもう先生十分御存じの上でお尋ねのことだと思いますけれども、我々の武器使用というのは言わば自己保存のための自然権的な権利という位置付けでございます。オランダがやられたとしたら救援に駆け付けますというのは、今申し上げました概念からは相当に外れるものでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返しになったら恐縮なのですが、先生御指摘の、集団的自衛権を認めなければ自衛隊の命が危ない、命が懸かっている問題だからということは、必ずしもそういうことにはならない。むしろ私どもは、それが、集団的自衛権を認めるという立場に立っておりません。  その上で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 外務大臣と全く同じ意見であります。
○国務大臣(石破茂君) これは私が大臣になる前のことですが、働く自衛隊という言葉があったことがありまして、これからは働く自衛隊になろうと。じゃ、今まで働いていなかったのかと、こんなことになってしまう。それはおかしいねと。じゃ、何か代わる言葉はないのかね。それで存在する自衛隊から機...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはまた機会があれば委員と議論をし、御教示をいただきたいと思うのですが、抑止力の本質って何なんだろうということは、もう一度分析をしてみないといかぬのだろうと思っております。抑止力にもいろんな抑止力があって、拒否的な抑止力というものもあれば、そうでないもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、本当に委員おっしゃるように、ある意味原則というものを作らなきゃいかぬのだろうと思っています。何でハイチに出さないんだというお答えには全然なっていませんが、形式論理でお答えすれば、派遣する法律がないからだと、こういうことになってしまいますけれども。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御存じのとおり、PKO参加五原則というのがあって、その後、宮澤四原則というのが出てきました。私は、今先生がお挙げになったものというのは全くどれも異存はございません。  ただ問題は、先ほど国会の承認と国益というものを委員が並べて、並べてといいますか、セ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 施設庁長官からお答えをいたしましたように、この資料、今残っておりませんので、これに基づきまして説明を求められましても私どもとしてはいかんともし難い。委員がどこからこれを入手されたか私の知るところではございませんが、私どもとしてはこれに基づいて御質問をいただ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 認識はいたしております。成田空港の利用につきまして、そのような、今航空局次長からお話がありましたような取決めがなされたことは十分存じております。  他方、今回の陸上自衛隊の利用につきましては、全くこの取決めに反するものではございません。これは軍事的な利用...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今外務大臣からお答えがあったとおりでございまして、事情は、知事をお務めであった先生が一番よく御案内のことかと思います。土地の返還というのも着実に進展をいたしてまいりました。ただ、いろんな事情がありまして、期待された期間内にできておらないという事情もございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 空港につきましてはよく存じております。どういう空港かということにつきましてどのようにお答えをしたらいいのか、ちょっと私としては今手持ちの資料がございませんが、空港の性質、そしてまたその位置付け等々につきましては一通り理解はいたしておるつもりでございます。
○国務大臣(石破茂君) 覚書を交わしたということにつきましては存じております。中身についてちょっと詳細に今お答えするだけのものが手元にございません。恐縮です。
03月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 基本的に外務大臣と同じ認識でありますが、よく我々が考えなきゃいかぬのは、法と民主主義によって国家が運営をされておる。そこにおいて、どのようなことがどのようにして決せられるのかということについては、本当に注意を払わねばならないことだと思っております。  我...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○石破国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部改正を内容としておりまして、防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画において定められた防衛力...全文を見る
03月19日第159回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(石破茂君) 突然のお尋ねでございますので的確なお答えができるかどうか、これは自信がございませんが、私どもとして特定の国を想定をいたしましていろいろな実際の今先生が御指摘のような、そういうようなことをやっておるわけではございません。  しかしながら、私ども、防衛力の本...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、平成十一年八月に安保会議の了承を経まして日米共同技術研究に着手をしたところでございます。これは四つの分野にわたっておるところでございまして、現在、設計及び試作、試みに作るもの、を鋭意行っているところでございます。平成十一年度から十五年度...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 十六年度予算におきまして私どもがお願いをしておりますBMDシステムというのは、委員が今お尋ねになりました日米共同研究を行っておるものとはまた別物でございます。これは委員よく御案内のとおりでございます。これは、イージス艦に配備をいたしますSM3と地上に配備い...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 数字まで確たることを、申し訳ございません、記憶をいたしておりませんが、あの湾岸戦争のときにアメリカが急いでイスラエルに配備をいたしましたパトリオットは、これはいわゆる短距離用のもの、つまり短距離用でございますからスピードが遅いということでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは正確に認識をすることは難しいだろうと思います。つまり、宇宙空間を飛しょうし、そして我が国、我が国といたしますか、本土に向けて国土に向けて相当のスピードで落ちてまいりますので、これを、例えて言えば、変な話ですが、透視をして透けてみてこれが何を積んでいる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) したがいまして、イージス搭載型で落とします場合には、これは相当の高高度で落としますので、それが何を積んでおったとしても国土に対する被害というものはないというふうに考えられます。それがパトリオットで落とせたといたしましても、それがNであれBであれCであれ、特...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本件につきましては、航空自衛隊特別航空輸送隊、政府専用機を運航いたします、千歳にあります輸送隊でございますが、この訓練担当でありました自衛官が、平成十三年から平成十四年の機内食配付訓練用の食材を北海道苫小牧市にございます納入業者から購入するに当たりまして、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この件につきましては、現在調整、捜査中でございます。これを何のためにということも含めまして、現在、事実関係の確認を行っておるところでございます。  以上です。
○国務大臣(石破茂君) 現在のところ、全部私も存じておるわけではございませんが、時計、これは腕時計であったかと思います。あとはパーソナルコンピューター、パソコン、そのようなものを購入をしているというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) その点も含めまして、現在、事実を厳正に把握すべく捜査を進めておるところでございます。  で、捜査内容に関することでございますので、本当に、別に隠しておるわけでもございません。これは、今委員御指摘のようなことも、実際に私自身このことを聞きまして懸念をいたし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先ほどもお答えをいたしましたが、航空自衛隊にございます警務隊が捜査を行っておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) まさしくそのことは、私自身、厳しく申しておるところでございます。  これはもう、先生御指摘のように四か月もたっている。そしてまた、事件というものについても、これ被疑者が逃亡するとか、そんなようなお話でも何でもございませんので、私どもの部隊の中のお話、ある...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このことにつきましては、私は先生と思いは一緒だと思いますけれども、自衛隊、自衛官は、それはほかの仕事、警察もみんなそうだと思いますけれども、そういうことについて特に厳正であらねばならないと思っております。  それは、いざというときに自衛官の、自衛隊員の宣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く同じ思いであります。  ただ、先生、このことはもう別に言い訳をするわけでも何でもございません。私は、九九・九九%の自衛官は先生おっしゃるように一生懸命やっているのです。しかし、その中でたった一人でもたった二人でもそういうことがあったとするならばそのよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは委員御案内のことでございますが、もう一度ちょっとお話をすることをお許しをいただきたいと思います。研究とは何であり、開発とは何であるかということでございます。  今、日米で行っております研究と申しますものは、将来の防衛力整備を想起、想い起こすという字...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはそういうものではございません。なぜならば、私の言い方が悪いのだと思いますが、日米で共同研究をしておりますものは四つの分野、すなわち今の迎撃ミサイルというものを更に性能向上させる、あるいは相手のミサイルが性能向上しました場合に今のものでは対応できない。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、一に掛かってその技術が確立をされたかどうかということに基づきまして判断をすることになるのだと思っております。  これは、例えばキネティック弾頭にいたしましてもノーズコーンにいたしましても、あるいは第二段ロケットモーターにいたしましても、これ日米で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは政府全体で決定をすることになるものでございます。すなわち、冒頭お答えをいたしましたように、これが日米共同研究を行うということも政府として決定をいたしたことでございます。これが開発段階に移行するかというのは、研究の成果を踏まえつつ、政府として決定を行う...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 将来のことにつきましてちょっと私が現在責任を持ってお答えをできる立場にはございませんが、安全保障会議並びに閣議の議を、閣議の決定を経るというようなことになろうと考えております。
○国務大臣(石破茂君) それは前後のやり取りを英語そのままで読んでみませんと、委員は英語に堪能でいらっしゃいますから全部お読みのことかと思います。恐縮ですが、私、全部のやり取りを承知をいたしておりませんのでお答えをすることは難しゅうございますけれども、先ほど山根委員の御質問にもお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その前に、先ほどは、今年度においてお願いすると先ほど答弁いたしましたのは、来年度の間違いでございます。  そのことにつきまして、私もその正確性ということにつきましては、本当に私どもとしてきちんとした判断をしていかねばならぬというふうに申しました。それは、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のとおり、これは昭和四十四年五月の九日でございます。これは恐らく宇宙開発事業団法につきまして議論が行われたときの決議であろうかと思いますが、昭和四十四年五月九日に衆議院、院におきまして、「わが国における宇宙の開発及び利用の基本に関する決議」という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のとおり、この昭和四十四年の決議というものは衛星そのものを考えておって、迎撃ミサイルというものを念頭に置いてこの決議がなされたということは極めて想像しにくいものだというふうに考えております。  他方、平和の目的に限りと申し上げましたときに、この...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 弱点を国会の場で申し上げるというのもいかがなものかという気がしないではございません。  それは、技術というものは常に万全ではないのであって、それを超えるものが出てくるとすれば、それが弱点なんだろうというふうに思っています。ですから、戦車ができたときは、も...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、それは私が大臣になります前の衆議院における参考人質疑の際に私が質問で申し述べたことでございます。  私はそこで、拉致はテロと一体であるという言い方をいたしました。それは、例えば、蜂谷真由美こと金賢姫が大韓航空機を爆破した、で、金賢姫の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのことにつきまして私が確定的なお答えをする立場にはございません。それは、韓国当局によっていろいろな捜査が進められておる。したがって、金賢姫という容疑者に対して、彼女、今元死刑囚ということになっておりますが、他国の司法機関が判断をすることにつきまして、日本...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 彼女が韓国の法廷でどのように述べたか詳細に存じませんが、今、木俣委員が御指摘のような、そのような証言といいますか、被告の陳述といいますか、そのようなことをしたということは承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 大韓航空機事件あるいはラングーン事件というようなものがありました。そのことについて、金正日総書記というのか軍事委員長というのか、それが自らやったということはまだ言っておりません。ただ、いろいろな状況から考えてみるときに、少なくとも拉致の問題というものは、北...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは国会において御審議をいただき、法律として成立するということが肝要なのだと思いますが、私が申し上げたいのはどういうことかというと、対話と圧力というときに、圧力、それは軍事的な圧力を意味するものではございません。私どもの国は専守防衛という国是、国是といい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いいですか、落とす、あるいはそういうような防御的な能力を備えるということと同時に、いろいろな圧力を加えていく、それは対話を成功に導くための圧力として多くのカードを有するということは有益なことだと考えておるわけでございます。
03月24日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(石破茂君) 平成十六年度防衛庁予算について、その概要を御説明いたします。  平成十六年度防衛関係費については、現下の厳しい財政事情の下、現在の組織や装備の見直し、効率化に努めつつ、昨年十二月十九日に安全保障会議及び閣議決定された「弾道ミサイル防衛システムの整備等につ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのようなお話は、私は聞いておりません。先生御指摘のように、代替施設は考えない、嘉手納に統合というようなお話は聞いておりませんし、事務方もそのようなお話は聞いておりません。いろんな議論はいたしておりますが、そのような具体的なお話は聞いておらないということで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、今外務大臣がお答えのように、国家の主権の範囲内といいますか、領土の中であれば法的な問題はないだろうと思っております。  安全保障上どうなのかと言えば、それがなくてもいいような状況というものが現出すれば、それにこしたことはないのは言うまでもございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生の問題意識は全くそのとおりだと思っております。  先般、私どもの当時の赤城副長官と外務大臣、外務副大臣、矢野副大臣との間で覚書の改定というのを本当に久方ぶりに行いましたが、それだけにとどまるものではございません。よく外務省とも協議をしながら、先生の問...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御案内のとおり、今、日米共同研究をしておりますものと今回予算でお願いしているものは別物でございます。  今、日米共同で技術研究いたしておりますものは、更に能力をアップさせました。つまり、先生御案内のとおり、ミサイルというものはどんどん進歩をいたします...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現時点におきましては八千億円から一兆円と見込んでおります。
○国務大臣(石破茂君) 今詳細な数字を申し上げますので、しばらくお時間をいただければと思います。今調べさせております。
○国務大臣(石破茂君) 御指摘の報道については承知をいたしております。  報道にあった内容も含めまして、普天間飛行場の移設・返還につきまして、代替施設建設に代わる案につき、米側から打診を受けているという事実はないというふうに聞いております。
○国務大臣(石破茂君) 先般の委員会におきまして先生からそのような御指摘をいただきました。そのようなことにつきましては、私どもとしてはよく承知をいたしております。  現在、米側からそのような申入れがあったということは具体的にはございませんが、いずれにいたしましても、地元の皆様方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのことにつきまして米側から具体的に申入れというものが、確たるものがあったとは承知をいたしておりません。  いずれにいたしましても、地元の皆様方、先生御指摘のような地元の皆様方の御理解、御了解なくして基地行政というものはできるとは考えておらないところでご...全文を見る
03月25日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○石破国務大臣 防衛庁長官としてお答えすることが適当かどうかはわかりませんが、私は基本的に先生がおっしゃったこと、そのとおりだと思っております。  我が国はとにかく法治国家でありますから、法にのっとって厳正に対処をするというのは当然のことであります。我が国は人治国家ではございま...全文を見る
○石破国務大臣 新たな大綱あるいは中期防、中期防の前提として新たな大綱をつくるということでございますが、その経緯につきましては、今先生御指摘をいただいたとおりでございます。  これを、十六年度ではなくて十六年末でございますから、あと八カ月少ししか残っていないということになります...全文を見る
○石破国務大臣 これは、防衛庁内におきまして、防衛庁のあり方検討というものをずっと、二十数回にわたって会議をいたしております。それは、大臣、副大臣、政務官も入れましてやっておるということでございますが、防衛庁の会議に至りますまでに、それぞれの部局あるいはそれぞれの幕僚監部、いろい...全文を見る
○石破国務大臣 これは、白紙的に申し上げますと、大綱って何ですかというところから議論をしなきゃいかぬことだと実は思っているのですね。  ことしで防衛庁ができて五十年でございますが、先ほど申し上げましたように、大綱というのはもともとあったものではございません。それぞれ一次防、二次...全文を見る
○石破国務大臣 昭和二十九年七月から現在に至るまで、韓国は、竹島に警備隊員、これは警察でございますが、これを常駐させるとともに、宿舎、灯台、監視所、アンテナ等を設置、年々強化されている模様と認識をしております。平成九年十一月には、我が方からの累次にわたる抗議にもかかわらず、五百ト...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員もずっと御指摘をいただき、政府もずっと同じ答弁をさせていただいておるところでございますが、一般論として申し上げましたときに、自衛権を発動する三要件、すなわち、急迫不正の侵害があり、これを排除するためにほかの適当な手段がなく、最小限度の実力行使にとどまるべ...全文を見る
○石破国務大臣 継続犯の御議論がそのまま自衛権の議論にスライドできるかどうかということについては、いろいろな議論があるのだろうと思っております。委員は法律家でいらっしゃいますから、そのようなことは十分吟味された上での御発言かと思いますが、私自身は、継続犯の要件というものがそのまま...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のように、事前に我が国が同意をしていない中国海洋調査船の活動を私どもが視認をした場合には、公表を行っております。十六年は現在まで十一回というのは御指摘のとおりであります。この海洋調査船が海中に向け音波を発信、クレーンからワイヤーをつり下げ、あるいはそのよ...全文を見る
○石破国務大臣 現在の大綱におきましても、あるいは中期防におきましても、島嶼部に対する対処をどのようにするかということは議論をし、そしてまた部隊の新編等々も行ってまいりました。どこというふうに具体的に申し上げることはいたしませんが、委員御指摘のような、島嶼部が侵略された場合に適切...全文を見る
○石破国務大臣 日高氏は日高氏の見識に基づいて言っておられることだと思いますが、私は、イラクに軍事組織を派遣しておる国で、戦車を持っていっている国の方が少ないんだと思います。戦車を持っていっているのは、合衆国あるいはイギリスが持っていっておりますが、戦車そのものを持っていっている...全文を見る
○石破国務大臣 現状は、今防衛局長からお答えをしたとおりです。  一番難しいのは、今回の情報本部の増員とは直接関係ございませんけれども、画像をどのように解析するのかというのは、見たって、これが何なのかというのがわからないと何の意味もございませんで、これは相当の経験を積み、いろい...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど西村委員からも御指摘がありましたが、きちんとした地図は持たなきゃいかぬということがあります。それと比較しませんと、写っている絵が何だかわからない。それから、あとは、例えばデコイみたいなものを置きまして、見た目は何だかすごくいろいろなものが構築されているように...全文を見る
○石破国務大臣 先生おっしゃいますように、日本は怖くて情報が共有できない、日本にはもう危なくて教えられないというようなことであるとするならば、それは国民の生命財産を守るという点から考えればマイナスなんだろうと思っています。一昨年でしたか、その前かな、法改正は行っておりますが、それ...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に委員と同じ認識でございます。  国会の秘密会につきましては、私も外務委員会のときに随分議論をいたしましたが、それが本当に秘密が保たれないと意味がないわけで、秘密会をやったけれどもその内容がそのままテレビに出ているみたいな話は全然だめなのでありまして、どう...全文を見る
○石破国務大臣 これは考えられるんだろうと思いますが、問題は、何で米軍と自衛隊の施設に限ったかといいますと、それがやられちゃったらばどうにもならぬだろう、まさしくそういうようなものに対処するために、あるいは有事に対処するために自衛隊があり米軍があるのであって、それがやられちゃった...全文を見る
○石破国務大臣 先生御認識のとおりです。  その場合には、質問ですとか、犯罪の制止ですとか、立ち入り等の警察官職務執行法上の権限は準用をいたしておりませんということです。
○石破国務大臣 情報収集出動というのをつくりましたときには、結局、治安出動を下令すべきなのかどうなのかという情報を収集しましょう、こういう話で設けた規定でございますので、私、先生の設けられましたようなシチュエーションからいいますと、治安出動をいかに早く下令するかという運用の問題な...全文を見る
○石破国務大臣 これは、この規定をつくるときにも随分議論はいたしました。先生おっしゃいますように、一度も治安出動ってやったことないんですね。訓練やることすらだめだという話でした。それは、今図上演習は行っておりますけれども、実際に、国民に銃を向けるのかみたいなお話があって、治安出動...全文を見る
○石破国務大臣 この点も議論がございますが、今の時点で、治安出動におきましては認められておりません。それを付与すべきではないかという御議論、これはございます。  治安出動を命ぜられた自衛隊の部隊が武装工作員等の侵入事案への対処を今後適切かつ効果的に行うために、自衛隊法を十三年に...全文を見る
○石破国務大臣 先生の静岡県におきましても、今、県庁総務部防災局防災調整監あるいは県庁総務部防災局防災管理室防災連絡員等々、自衛隊から出ておりますし、OBも相当、各都道府県あるいは市町村に出ております。例えば、志方俊之先生なぞというのは東京都の防災担当もなさっておられるのは、先生...全文を見る
○石破国務大臣 別にのほほんと飛んでおるわけではないのでありまして、それは、コブラボールがどういう飛び方をしておるかにつきましては、私どもも十分承知をしておるわけではございません。しかし、今先生御指摘のような、近接して北朝鮮の飛行機が飛んだ、あるいはロックオンしたというようなこと...全文を見る
○石破国務大臣 それは、仮定のことにはなかなかお答えできないというお話になるわけでございます。
○石破国務大臣 いろいろな情報につきまして合衆国と密接に連携をとっておるということでございます。個々のことにつきましては、お答えを差し控えます。
○石破国務大臣 それは、実際に撃ってみたことがございませんので、何分ということはわかりませんが、北海道から九州、沖縄までございますけれども、おおむね十分程度というふうに認識をいたしておるところでございます。発射してから着弾しますまでにおおむね十分程度というふうに考えております。 ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、あるいは予算委員会でもお答えをしたかもしれませんが、私どもの今回お願いをいたしておりますシステムというのは、基本的に、私どものセンサーあるいはウエポンあるいは指揮統制システムで動かすことにいたしております。合衆国からの情報がなければ今回のBMDシステムが運...全文を見る
○石破国務大臣 例えて言えば、ある国が我が国に向けて、東京を火の海にしてやるというふうに宣言をし、東京に向けてミサイルを発射せよというような指令が下り、そしてミサイルが直立をし、燃料が注入をされたという状況を考えたときに、それは実行の着手というふうに評価を法的にされる場合があり得...全文を見る
○石破国務大臣 これも従来からお答えをいたしておりますが、ガイドラインにおきましても明らかにしておりますように、その打撃力というものは、私どもはアメリカにゆだねるというような体制でおります。我が国として、そのような能力を保有しておりませんし、保有するという方針も現在持っておりませ...全文を見る
○石破国務大臣 そういうふうに言われますのは不徳のいたすところで、そのようなことを私は申し上げたことはございません。  ただ、それは今までの政府のことを整理して申し上げておるわけでございまして、そのことについてどうなのかということは、政府の方針としては、そういうような合衆国にゆ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、自衛権の行使の三要件として当たり得る場合がございますでしょう。さればこそ、それは法理論的にあり得るということを申し上げている。  ただ、政府として、その能力を合衆国にゆだねており、保有するつもりはないということで、法の議論とはまた別物であります。
○石破国務大臣 ということではございませんで、仮に情報をアメリカから入手をしたとして、それに基づいて我が国が自衛権を行使したということは、全く集団的自衛権の問題ではございません。それは、我が国を防衛するために自衛権を行使してミサイル・ディフェンス・システムをワークさせておるわけで...全文を見る
○石破国務大臣 ということでありますならば、我が国としては、いずれにしても、集団的自衛権を行使するということはないということでございます。ですから、その点、法制局の方からの答弁をさせるのが一番よろしいのかと思いますが、私どもとして、いずれにせよ、集団的自衛権を行使するということは...全文を見る
○石破国務大臣 これも、いろいろな仮定を置かないとお答えをできないことでございます。ですから、今核攻撃を受けたとして、日本が守れませんなどということを私は申し上げるつもりは全くございません。  しかし、もちろんこれは委員もよく御案内のとおりで、そういうことにならないように、いろ...全文を見る
○石破国務大臣 いや、それはございません。そしてまた、すべて目も耳も実際のウエポンもアメリカではないかという御指摘でございますが、先ほど来申し上げておりますように、私どもが持とうといたしておりますシステムというものは日本独自で運用ができるものだということでございますし、現段階でそ...全文を見る
○石破国務大臣 そのような税金のむだ遣いはいたしません。  と申しますのは、これは、もちろん世の中には完璧というものはございませんからこそ、アメリカは、スパイラルアプローチという、今ある、二〇〇四年から導入をしておりますシステム、その次のシステムということ、もう常に切りかえてい...全文を見る
○石破国務大臣 というような御議論もたくさんあります。それをもう何年も何年も議論をいたしました結果として、今日に至っておるわけです。  確かに先生御指摘のように、アローというものは単体で見れば、しかしあれもアメリカと共同開発をしたものでございますから、それは決してイスラエルだけ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、そういうことにはなりません。  なぜかと申しますと、今、防衛局長から戦車のお答えをいたしました。これは、バスやトラックを買うわけではないといつも申し上げておりますように、注文したらすぐ届くというわけではございません。  この戦車が、十六年度に十五両調達...全文を見る
○石破国務大臣 今の予算までは今の大綱、つまり平成七年の大綱に基づいて行っております。  平成七年の大綱というのは、基本的な考え方というのはポスト冷戦の考え方であって、先生のお言葉をかりれば、何ですか、いわゆるテロとかゲリラというもの……(赤松(正)委員「ポスト九・一一」と呼ぶ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、かなり基本的な議論が必要だと思っております。  今のところ、募集の状況というのは好調でございまして、今、自衛隊に入るのは大変な競争率ということになっております。しかし、これは、今の少子高齢化がこのまま続くといたしますと、必ずしも将来的に楽観を許さないとい...全文を見る
○石破国務大臣 確かに三つあるというふうに考えております。  一つ、当たるのかねという話ですが、当たります。  当時、例えば、ここからゴルフのティーショットをして、富士山のレーダー、もう今はなくなっちゃいましたが、あれに当てるほど難しいというふうな話を聞いたことがありますが、...全文を見る
○石破国務大臣 現在、二十八の道府県と図上演習を行いました。そして、各都道府県警察と協定を結んでおるところでございます。  先生御指摘の阪神・淡路のときにも、必ずしも完璧にうまくいったとは全く思っていないわけであります。これは比較したらおしかりをいただくのかもしれませんが、鳥取...全文を見る
○石破国務大臣 結局、エリント、シギント、ヒューミントの中で、日本で相当できる部分も実はありますよね。だけれども、まさしく先生御指摘のヒューミントの部分をどうするかということは、これからの課題になるところがあるだろうと思っています。  相手がテロであるだけに、国際的なネットワー...全文を見る
○石破国務大臣 結局、海軍力と便宜的に申し上げますと、海上防衛力というふうに言いかえてもよろしいのですが、これをどうやって警察権的に使うのかなということなんだろうと思っています。  これから先、例えば海賊というものを考えましたときに、海賊というものの六割はアジア海域で起こってい...全文を見る
03月30日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○石破国務大臣 先般お認めいただきました来年度予算におきまして、いよいよそれを進めていく、BMDシステムを導入していくということになります。これは先生よく御案内のとおりで、ウエポン、センサー、指揮統制システム、これがすべてそろいましてフル稼働というか、そういうようなことになります...全文を見る
○石破国務大臣 全く御指摘のとおりであります。SM3は海ということになりますし、PAC3は空ということですし、加えて、陸にも役割を担ってもらうということはあるのだろうと思っています、被害の極小化という意味においてでございますが。  そうするとどういうことが考えられるかといいます...全文を見る
○石破国務大臣 これは実は大問題でありまして、システムを運用する場合にどういう法的根拠を持って運用するかということはきちんと詰めておかなければいけません。そのときに、防衛出動という枠組みを使いましたときに、本当に七、八分で防衛出動の枠組みで対応できますかということがございます。飛...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のように、このBMDの議論を日本の中で本格的にし始めて十年ぐらいがたつのだろうと思っております。当初の段階で、早期警戒衛星というものがなければBMDシステムそのものが動かないのではないかという議論がございました。幾ら日本がBMDと申しましても、静止衛星た...全文を見る
○石破国務大臣 定性的なお話はいいのですが、定量的にどう考えるかということであります。  それは、まさしく現大綱、今用いております大綱と今と何が違ったのかといえば、それは、一つは、非対称的脅威というもの、それはアクターにしても実際に行える対応にしてもそうですが、これが変わってき...全文を見る
○石破国務大臣 最も基盤的な部分とは何だと言われますと、閣議決定におきましては、我が国の存立を脅かす本格的な侵略事態への備えについても、我が国周辺の状況などを十分に見据えつつ、引き続き配意し、将来の不確実性に備えて所要の戦闘技量と高度の技術水準の維持を図るため、最も基盤的な部分を...全文を見る
○石破国務大臣 今までのPKO派遣とは全く違う状況であります。また、インド洋とも違うと思っています。そういうことで、体験することというのは、PTSDとそのまま同じような状況が現出すると考えておるわけでは決してございませんけれども、自衛官たちが体験する状況というのは、少なくとも今ま...全文を見る
○石破国務大臣 瓦先生、今御在席でいらっしゃいますが、私どもの認識といたしましては、瓦長官の当時の御発言というのは、普天間飛行場代替施設使用期限の問題は米国とではなく専ら沖縄と調整すべき問題であるとの認識を示したものではなく、すなわち国際問題ではなく国内問題であるとの認識を示した...全文を見る
○石破国務大臣 先生の質問の御趣旨がちょっと正確には理解しかねるところがございまして、恐縮です。  まず、二月二十六日に仲村先生からの御質問がございました。仲村先生の御質問は報道された内容に関する御質問であり、ラムズフェルド長官の発言に仲村先生が御言及になったというふうには認識...全文を見る
○石破国務大臣 今、外務省からお答えがありましたとおりだと思っています。  自爆テロというのは、現在のところ、イスラエルあるいはイスラエルの占領地内ということに限定をされておるわけでございます。ですから、その自爆テロなるものの影響が我々に対してあるということは、現在のところは非...全文を見る
○石破国務大臣 具体的な指示の内容を個別具体的に申し上げるということは、これは国会の答弁の場においていたさないことにいたしております。  ただ、こういう事態を受けまして、よりいろいろな情報について、より正確な情報というものをより早く入手しなければいけないというふうに私自身は認識...全文を見る
○石破国務大臣 それはおっしゃるとおりだと思っています。  確かに、鳥インフルエンザに関して言えば、何に基づいて出るのだという議論を私どもでもいたしました。実際に、これは先生も御承知のことと存じますけれども、やはり民間であれば何日もかかるものが、自衛隊が出たことによって、皆徹夜...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど遠藤委員にもお答えをしたことで、重複をいたしましたらば恐縮でございます。  メンタルヘルスケアというものを重視しておる、カウンセラーに指定された者が隊員の中にはおりまして、心の悩みに適切に対応しておるということでございます。あるいは医官も、その点についての...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に外務大臣と同じ考えであります。
○石破国務大臣 これは、外務省、外務大臣の方も言っていただいておりますが、私の方から、ロシアを訪問の際にも、中国を訪問しました際も、やるということは申し上げました。もちろん、国会で予算をお認めいただく前のことでございますから、予算をお認めいただいたとするならばという前提つきでござ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどもほかの委員にお答えをいたしましたように、BMDシステムが一通りのものがそろいますまでに八年間かかるというふうに認識をいたしております。これも注文したらすぐ届くものではないというのは、何度も申し上げておるとおりのことでございます。  そういたしますと、それ...全文を見る
○石破国務大臣 先生、これはよくBバイCみたいな議論をする人がありますよね。費用対効果というものをきちんと検証しなきゃいかぬと言いますが、費用は、それは出るんですよ。一応、八千億円から一兆円とか。ところが、じゃ、効果って何だと言ったときに、これは極めて算出しにくいものではないだろ...全文を見る
○石破国務大臣 まことにそのとおりでございます。これは、ですから、海自が海自でSM3を撃つ、空自が空自でパトリオットを撃つというようなことになっても、効果としては万全のものに相なりません。  先ほども御答弁したかもしれませんが、例えて言えば、航空総隊司令官のもとに、海それから空...全文を見る
○石破国務大臣 ロシアのミサイルディフェンスというのは、これはいろいろな説がありまして、先生御指摘のように、かつて冷戦期には、非常に荒っぽい話で、向こうから撃ってくる核ミサイルを、こっちも核ミサイル撃って、近くで爆発させて、死なばもろともみたいな話で、一遍に吹っ飛ばしちゃおうとい...全文を見る
○石破国務大臣 東ティモールの場合も、緊急を要するものであれば、PKF司令部からの指図を受けた当日のうちに着手をしておるということでございまして、時間がかかり過ぎるということは私は当たらないのではないかなと思っております。  問題はイラクでありまして、ただ、アッサマワという新聞...全文を見る
03月30日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 民主党が反対されておるということはよく承知をいたしております。党首が憲法違反であると御主張になっておられることもよく存じております。  ただ、これは、当初イラクに自衛隊を派遣をするということについて、国民のかなりの部分が否定的でした。ただ、昨今の世論調査...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然、政府でこれで十分ということはないわけで、国民の御支持が、例えて言いますと、NHKの世論調査でいうと、イラク派遣賛成が、三月五日から三月七日の時点でございますが、賛成が五一、反対が四三。読売新聞の二月の二十一日から二月二十二日で見ますと、賛成が五八・四...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、まず国防の基本方針というものがある。やっぱりそこは根底だと思っています。そして、国連の決議というものがある。日本は国連の主要な加盟国としてそれにこたえる義務があると私は思っています。いいときだけ国連を使い、要請されたときにこたえないということは、私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生はすべて御存じで、そして御理解なさった上でおっしゃっておられるのだと思います。  アメリカに言われたからという言い方をするか、それとも、私が先ほど申し上げましたような日米の信頼関係を更に強固なものにするか、その言い方はいろいろなのだろうと思っています...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今年で防衛庁・自衛隊ができて五十年です。今先生御指摘のような議論は、本当はもっと早くにきちんと行われるべき議論ではなかったかと私は個人的に思っています。すなわち、自衛隊って軍なのかどうなのかというお話は、ネーミングのお話ではなくて、軍とは何であり警察とは何...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 警察予備隊があり、警察予備隊令があって、それから保安庁法になって自衛隊法になっていくという経緯はそのとおりでございます。  しからば、警察の予備、単なる警察の予備としての性格しか持っていないかといえば、防衛出動の権限というか規定があり、そしてまた防衛出動...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然、外交的、平和的に、六者協議もございますが、やっていかねばならぬということはまずございます。にもかかわらず、ありとあらゆる外交的な努力にもかかわらずそのような状況になったらどうするのかということになれば、それは打撃力は、ガイドラインの際にも議論をしたこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、すべて一般競争入札でやっておるわけではございません。先生御指摘のように、たわしや石けんを買うわけではございませんし、防衛装備品の特性、特質というものもございます。それは、物に応じてその調達のやり方というものを変えるわけでございまして、一般競争入札に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) かつて、河本通産大臣であったかと思いますが、先生御指摘のように、US1あるいはC1、これは所管の経済産業省、失礼、通商産業省として、通商産業大臣としてそういうものではないと御発言になったことは承知をいたしております。  そうなった場合に、国連かどうかは別...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もちろん、我々は先生御指摘のように思っているわけではないことは先生御承知の上で御質問なさっておられるのだろうと思います。  私は、よく申し上げているのは、訓示でもあいさつでも申し上げているのは、事に臨んでは身の危険を顧みず身を挺して国民の負託にこたえると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のワシントン・ポストですか、のその報道自体は承知をいたしております。実際にそれでは数字が示されてアメリカと我々の間において具体的な議論が行われているという状況にはございません。それは、国防長官、防衛庁長官同士におきましてもそうですし、各レベルにお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 在日米軍基地というものがありますためには、よほど住民の方々の御理解というものがなければそれは駄目なんだと思っています。  先生の御指摘、かねてから承っておりまして、当庁の方、今、施設部長から御説明を申し上げたとおりでございますが、今般、十五年度の調査結果...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、抑止力というのは相対的なものですから、いかなるものに対して我々が懸念を有し、それに対して何をどのように持つかということであります。  これはもう先生に私が申し上げることではございませんけれども、やはりその量と質、そして何を懸念としてとらえるかとい...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 先生がいみじくもおっしゃいましたように、過剰なというものがあるのだろうと思っています。我々にできることには当然限りがございますし、いつも私申し上げますが、魔法のつえを持っているわけでもございませんし、アラジンの魔法のランプを持っているわけじゃありませんし、我々はゼ...全文を見る
○石破国務大臣 今外務大臣が答弁されたとおりだと私も思っています。  先生も御案内のことかと思いますが、つい先般発表されました、NHKですとかABCですとかあるいはBBCですとか、そういうメディアの世論調査、このことも私どもはきちんと見なければいけないことだと思う。  一年前...全文を見る
04月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 予測はしていたがということで申し上げるとすれば、やはりニーズは無限だということだと思います。  これは前の委員会でも、期待値と実現値のギャップをどう埋めるかだというお話をいたしました。魔法のつえとか魔法のランプとか言われますが、要するに、自衛隊であれば何...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) テレビ電話というものを使いましたのはこれが初めてでございます。今までPKOでもインド洋の派遣でもテレビ電話を使ったことはございませんで、今回初めて使いました。  現在のところ、テレビ電話につきましては、一週間につき隊員一名十分ということにいたしております...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど、陸幕長がサマワから戻ってまいりまして、昨日遅くですが、取りあえずの報告を受けました。その中でも、先生御指摘の点、報告の中にもございまして、やっぱり女性と男性隊員がなれなれしく話してはいかぬのだそうですね。我が国だと結構なれなれしく話していたりするの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 総理や私については何にも具体的に決まっておりません。  報道管制というふうに先生は多分かぎ括弧付きでお使いなのだと思いますが、そのようなことはいたしておりませんが……
○国務大臣(石破茂君) いえ、いえ、いえ、ですから、私が申しましたのは、少なくとも虚偽の、今だましたということをつぶやかれていましたが、そういうようなことで受け取られるようなことは絶対にしてはいけないということはよく申しました。そういうようなことが取りざたされてからそういうことは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど外務大臣からもお答えがありましたが、まさしくその問題意識を私ども持っておるところでございます。先生の御質問は、多分本質をついた御質問なんだろうなと思って承っておりました。  外務省だ、防衛庁だと言っていても仕方がないわけでありまして、これはもう日本...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) イラクにおける人道復興支援活動に際しまして、隊員の輸送につきまして先生御指摘のようにJALあるいはANAと調整を行っておったということは事実でございます。  こうした調整の結果といたしまして、隊員の輸送は外国の航空会社の定期便及び政府専用機を使っておるわ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは非公式な調整というものを行ったわけでございます。結果といたしましてどういうことになったかといえば、あるいは先生も御案内かもしれませんが、政府専用機検討委員会決定事項というものもございます。これは平成三年十月十八日のものでございますけれども、用務の性質...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような三原則があることは私は承知をいたしております。  しかし、繰り返しになりますが、先生、正式に要請をしなければ拒否というのも起こらないわけでございます。私は先ほどから別に曲がった答弁をしているわけではございませんで、私どもとして正式な要請を行った...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、知らなかったわけではないのでありまして、改めてその内容を反すうしながら、ははあと思っておるわけでございます。  繰り返しになって恐縮ですが、契約というものは申込みがなければ契約にならないわけでございまして、私どもとして契約の申込行為をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどお答えをいたしましたように、必要があれば我々として契約をお願いすることはあり得ることであります。それは軍事目的でもなければほかの国から敵視をされるものでもない、そして乗客の方々に危険を招来するものでもないと考えております。ですから、日本航空、全日空に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政府の立場に変更はございません。  それは、先ほど来先生おっしゃっておられますが、要請はしただろうとおっしゃいますが、私は申込みはしていないと申し上げているんです。契約というものは申込みと受諾によって成り立つものでございますから、契約の申込みはしておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生の方に恐らくこういう資料を出しているんだろうと思います。数量、回数というものですね。  確かに数量は減っているんですが、回数は必ずしも減ってはいない、一月が十回、二月が十一回、三月が九回ということであります。これよりも少なかった回数というのはほかにも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、三か月ということをはっきり決めたわけではありませんが、やはり一つの目安はそんなものだと思っております。他国の例を考えましても、また我々が、何せ今のはマイナス二十度の世界から摂氏四十度の世界に行っておるわけでありまして、そういうような環境の激変という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 勤務時間は、これは、現地におきましては六時に起きます。八時に課業開始。お昼の十二時からお昼の一時まで昼食を含めた休憩。夕方五時には課業、業務を課すと書きますが、課業終了。十一時に就寝ということに相なっております。火曜日、金曜日の午後はなるべく休むということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 舛添委員にお答えしたのと重複したらお許しをいただきたいと思います。  テレビ電話を初めて入れました。今までテレビ電話というのはPKOにおいても入れたこともございませんでしたが、テレビ電話を入れまして、一週間当たり一人十分、四台据え付けております。ですから...全文を見る
04月06日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) そのパンフレットに記しておるとおりでございますが、まず給水から申し上げます。  一日五時間から六時間、週七日実施をしておるということでございます。給水の範囲はどこまでかといえば、これはムサンナ県の水道局による計画に基づきまして、自衛隊より給水を受けました...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、私どもとして人道支援というものを主に行っておるところでございます。先生のお尋ねは陸上自衛隊につきましてのお尋ねでございますので、陸上自衛隊といたしましては、医療、そしてまた公共施設の補修、そして給水ということで人道支援を行っておるということであります...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 失礼しました。  航空自衛隊が安全確保支援活動を行っております。具体的に申し上げれば、三月三日、クウェート国内の飛行場施設を拠点といたしまして、イラク国内の飛行場施設との間でC130による人道復興関連物資の輸送を開始し、以来、四月五日までの間、我が国から...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどお答えしたことの繰り返しになって恐縮でございますが、実施要項におきまして武器弾薬は輸送を行わないとしておるわけでございます。具体的に先生からのお尋ねでございますので申し上げなければいけないというような御指摘かと思いますが、それ以外に、つまり人道復興関...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはですね、先生、人道復興支援であれば、これは我が国が現地の諸機関と調整をして行っておるものでございます。しかしながら、安全確保支援活動ということになりました場合には、これは相手国がございます。相手国の関係、つまり、相手国のそのような物資を、いつ、どれだ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今ここで具体的に申し上げるということは極めて難しかろうというふうに思っております。今お答えをいたしましたように、定期的にまとめまして、これはなるべく早い方がよろしいかと思いますけれども、申し上げました範囲内で、期間の輸送回数、大まかな物資の区分、それから輸...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、回数、それから物資の区分ですね、そしてまたどれだけ運んだかということにつきまして、一定期間、これはもうずっと先ということではございません、なるべく近いうちに先生おっしゃるような回数あるいは区分、それから重量の累計等々は公表させていただきたい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、どれぐらい水を使うかということで計算のやり方当然変わってくるわけでございますが、私どもといたしまして、準備を完了した機材から運用していくという関係上、開始時から徐々に引き上げることになります。最終時には一日最大おおむね八十トンを浄水することが可能で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その辺り、私も、議事録を詳細に精査しますと必ずしも私が申し上げることがすべてそのとおりであったかどうかは自信もありませんが、浄給水という言い方をしてきたつもりでございます。  私どもとして、現在のところ、配水をするということも考え得ることだとは考えており...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その件は内部でもいろいろと議論をいたしました、御指摘を踏まえました上で議論をしておりますが。本当にそれだけ安いお金で、それだけ人を掛けないで水がきれいになるということであれば、それはもっと早くにそういうことは行われており、こんなに人々が水が足りないというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは将来的に、それは将来的にはそうあるべきものだと私も思います。いつも給水車が来るのではなくて、きちんとした上下水道ができればよろしいでしょう。病院もそうなればよろしいでしょう。しかし、そこの国連が出てくるまでの間をだれがちゃんとやるんですかということが...全文を見る
04月12日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第11号
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○石破国務大臣 先生の御指摘のとおりだと思っております。  一月に共同通信が公表しました世論調査の結果ですが、これは、イギリスの調査機関が、BBCやABCやNHKあるいはドイツの放送局、それの委託を受けて行ったものでございますが、自衛隊がサマワに来ることを支持するイラク国民が全...全文を見る
○石破国務大臣 何がソフトターゲットで何がハードターゲットかは議論のあるところだと思いますが、自衛隊について申し上げれば、七日の二十三時過ぎに爆発音が確認されたという事案がございました。このことにつきましては、迫撃砲またはロケット弾によるものだと思われますけれども、現在、詳細を確...全文を見る
○石破国務大臣 そのような報道は承知をいたしておりますが、所管外のことでございますので、私として、責任を持ってお答えはいたしかねます。そのような報道は承知をいたしております。
○石破国務大臣 これは、先生、すべておわかりの上でお尋ねだと思います。ですから、認識が違うともおっしゃいました。要は、国または国に準ずる組織による国際紛争を解決する手段としての組織的、計画的な武力の行使というものが行われているかといえば、そのような認識はいたしておりません。それが...全文を見る
○石破国務大臣 これは、法案審議のときも申し上げましたが、危険か危険ではないかという判断と戦闘地域かどうかという判断は、ダブる場合はあります。この概念は、一部においてダブる概念でございますから、どちらにしても安全を確保するということが重要なことは言うまでもございません。先生もよく...全文を見る
○石破国務大臣 先生、今、迫撃砲は防ぎようがないというふうにおっしゃいました。(前原委員「僕が言ったんじゃない」と呼ぶ)いやいや、と言っている現地の自衛官も、現地かどうかわかりません、先生がどなたに確認なさったか、それを私は問うことはいたしません。しかしながら、なぜ私どもがあのよ...全文を見る
○石破国務大臣 人道復興支援活動を中心に行っておりますが、一部、安全確保支援活動も行っております。
○石破国務大臣 それは先生、その危険というものがだれにとって危険なのかという概念だと思います。  何度も答弁を申し上げていることでございますが、自衛隊の権限、装備、能力をもってして回避できるかどうか、一般人であれば回避できないような危険も、自衛隊に与えられた権限とそして装備と能...全文を見る
○石破国務大臣 これは、事実関係、先ほど運用局長からお答えをしたとおりでございます。  その意図等につきましては、これは、正確なことは現時点をもって把握をできておりません。私がやりましたという人が出たわけでもございません。したがいまして、現状は、先ほど運用局から御報告したとおり...全文を見る
○石破国務大臣 わかりません以上、全否定ということはできない。しかしながら、必ずしもねらったということが断言できるものでもない。だから、事実は事実としてきちんと認識しなければいけないということをお答えいたしました。
○石破国務大臣 これは、先生が状況という言葉をどのような意味合いでお使いになったか、そこのところはわかりませんが、今までになかったことが起こったということではそうでございましょう。  しかしながら、迫撃砲というものはどういうものであるか、ロケット弾というのはどのようなものである...全文を見る
○石破国務大臣 具体的なことが言えるはずはないのは、先生御指摘のとおりでございます。  私どもとしては、さまざまな状況を想定いたしまして、ありとあらゆるシミュレーションをやっています。万が一ということが起こって、そんなことは想定もしていませんでしたということであれば、それは軍事...全文を見る
○石破国務大臣 それは、示しておりますとおり、バグダッド空港というのは入っております。
○石破国務大臣 おっしゃるとおりです。ですから、私どもは、非戦闘地域において活動するということでございますから、当然、バグダッド空港というのを入れております以上は、そこでオペレーションをやる場合にそこは非戦闘地域だということでございます。
○石破国務大臣 バグダッドは入っているかというお尋ねかと思いましたので、バグダッド空港についてお答えをいたしました。  ファルージャにつきましては、これも法案審議中からお答えをいたしておりますが、イラクのあちらこちらを特定いたしまして、はい、ここは戦闘地域、はい、ここは戦闘地域...全文を見る
○石破国務大臣 留保をするというよりも、そのことについての判断というものが今求められているわけではございません。それがあって、それについて答えないということであれば、それは先生御指摘のように留保しているという評価をいただくことになるのかもしれませんが、現在、私どもとして、そういう...全文を見る
○石破国務大臣 これは先生、そういうような御指摘は、今、変わったというふうにおっしゃいました。それは、政府が申し上げておりますところの非戦闘地域ではなくなった、すなわち、国または国に準ずる組織が登場して、そしてまた組織的、計画的な国際紛争を解決するための武力の行使が行われているの...全文を見る
○石破国務大臣 空幕長が会見で申し上げたかどうか、私も正確には記憶をいたしておりませんが、先生御指摘のとおり、安全確保支援活動というものは法律にも規定をされておるわけでございます。  ただ、それを、どこからどこへ向けて何を何回運んだかというようなことは、これは、安全確保支援活動...全文を見る
○石破国務大臣 何度もお答えをしておりますが、一つは、先ほど来、宿営地の中から一歩も出ないじゃないかというお話ですが、その中で、浄水活動、給水活動というのはきちんと行っているわけですね。それは以前からまだ、市内へ出て自衛隊の給水車で市民に水を配るということは以前からやっておらない...全文を見る
○石破国務大臣 情勢は、それは確かに動いていると思っています。しかしながら、法律に定められた要件を満たさなくなったかどうか、それはまた別の問題でございましょう。そしてまた、本当に復興したい、職が欲しい、民生を安定させたいと思う国民と、そうなってはいかぬのだということで多くのそうい...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 ただいま議題となりました武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案、武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  まず、武力攻撃事態における外国軍...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(石破茂君) 武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案、武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  まず、武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 遠藤議員より、我が国で起こり得る紛争の形態についてのお尋ねをちょうだいいたしました。  議員御指摘のとおりだと思っております。冷戦崩壊後十年以上を経まして、特に経済面を中心とした国家間の相互依存の拡大と深化をも踏まえれば、我が国に対します本格的な侵略事態...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 赤嶺議員から、自衛隊のイラク派遣の根拠などについてお尋ねをいただきました。  イラク人道復興支援特措法に基づきます自衛隊の活動は、我が国として主体的にイラクの人道復興支援を中心とした活動に従事するものであり、占領行政の一翼を担うという御指摘は当たりません...全文を見る
04月13日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(石破茂君) それはいろんな推論はできると思っています。ですから、世の中で言われておりますのは、日本の場合にはこれはそういうことをすれば引くのだと、そうであればコアリッションの一角が崩れるのだ、だから日本がねらわれたのだというふうな議論をする方もあります。私として確たる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先生の貴重な御推論だと思います。そういうような考え方もございましょう。いろんな考え方はあるんだと思います。ただ、それはもう聞いてみなきゃ分からぬ話でございます。  ですから、私どもとしては、いろんな情報はございますが、それを分析し、評価をし、どのよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 安全確保支援活動について触れていないというわけではございません。安全確保活動も支援活動も行っているということは国会でも答弁を申し上げておるところでございます。  これは、国会におきまして御審議いただき成立いたしました法律、あるいは本国会におきまして実施の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生先ほどからボランティアといいますか、NGOといいますか、千トンというお話をなさいました。私ども、そのような数字を確認をいたしておりませんので予断を持って物は申し上げませんが、我々が今八十トン浄給水を行っておるわけですね。これが一人四リットル使うといたし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然そのように考えております。
○国務大臣(石破茂君) その前に、ろくな仕事はしていないなぞとは私は全く思っておりません。本当にサマワの人々のために一生懸命やり、何も感謝されるために行っておるわけではありませんが、本当にサマワの方々にきれいな水を提供して喜んでいただいているという認識、そのために隊員たちは一生懸...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは法案のときから申し上げておりますが、自衛隊でなければできないことをやるのです。向こうの民間の方でできることは民間の方にお願いする、それは雇用の面からいっても当然そうあるべきものであります。  給水ということが、現地の水道局がいろいろと手配をいたしま...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 先生の御指摘のとおり、今、防衛の主任の大臣というのは防衛庁長官ではございません。防衛の主任の大臣というのは、先生御指摘になりましたように、内閣府の長たる内閣総理大臣が持っておられるわけであります。そうしますと、先生御指摘のような面もございます。  要は、この国の...全文を見る
○石破国務大臣 それは結局、自衛権行使の範囲がどこまでかということと同じ議論でございます。  要するに、船舶輸送規制法案におきまして停船検査を実施できるとしておりますが、きのうもお答えをしたと思いますけれども、これは自衛権に基づいて行うものでございます。したがって、交戦権とは違...全文を見る
○石破国務大臣 これは、理屈としてはそれも考えてみました。考えてみましたが、停船検査に該当するようなことが飛行機ではできない。飛行機をとめて検査するということはできない。それは、相対速度をゼロにして乗り移ればいいではないか、そんな議論もあるのかもしれませんが、なかなかそれは現実的...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しの答弁になりましたら大変申しわけないのですけれども、そういうようなことは、どうすれば実効性があるんだということは諸外国とよく議論をしていかなきゃいかぬと思っております。いわゆるPSIという中におきましても航空輸送の阻止訓練というのは行われておるわけでござい...全文を見る
○石破国務大臣 範囲は、いわゆるNBC、核・生物・化学及び毒素兵器に該当する外国軍用品ということになっております。  この無害化のための措置を講じなければならないということになっておるわけでございますが、これは六十二条におきまして、審決執行官は、五十二条第一項による廃棄の審決が...全文を見る
○石破国務大臣 本法案は防衛出動が下令された場合に適用されるわけでございます。したがいまして、テロ等々が起こって防衛出動が下令をされておるとすれば、拘束した者は捕虜として取り扱うことになりますが、仮に防衛出動が下令しておらない状態、治安出動等々ですね、そういう場合に拘束をしたとい...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、これは防衛出動が下令をされていなければこの法案は適用がないということです。  おっしゃいましたケースで、サマワでそういうことが起こったらどうなるのかということでございますが、サマワにおいて防衛出動が下令をされるということは、極めて極めてまず考...全文を見る
○石破国務大臣 捕虜にはなりません。なぜならば、この法案が適用されないからでございます。  仮にそういうことが起こったとして、そうすれば戦闘地域かどうかという議論になりますし、これはもう何度も同じお話をいたしましたが、近傍でそのようなことになれば一時中止するみたいなことになるわ...全文を見る
○石破国務大臣 これは先生よく御案内のとおりで、どちらが指揮権をとるということはございません。共同対処行動ということになっておりますわけで、まさしくそこにおいて調整メカニズムがワークするということになっておるわけでございます。  これは、例えば米韓のように、どちらが指揮権をとる...全文を見る
○石破国務大臣 それは、可能性としては否定をいたしません。しかしながら、米軍が優先されるということは、別に、日米安全保障条約の中で、その場のニーズに対応すればあり得ることだと考えております。何か委員が問題意識があれば、ぜひ御教示をいただき、私どもの方としても検討させていただきたい...全文を見る
○石破国務大臣 政府のスタンスは、今、井上大臣から答弁があったとおりでございます。  私は、個人として申し上げますと、ドイツの緊急事態法というのがございます、これが一つのイメージなのかなという思いは、まだ大臣になります前等で有事法制の議論をしておりましたときに、一つのモデルはこ...全文を見る
○石破国務大臣 そういう可能性は非常に考えにくくなってきたとは思っています。しかしながら、世の中には絶対にないということはないわけであって、そういうものにきちんと備えるということが抑止力になるのだろう。  先生、先ほど、ずっと戦後、日本に対してそういうことはなかったじゃないかと...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) これは、私ども市ヶ谷と現地、いろいろな回線を使いまして、またテレビ電話も使いまして常に連絡は取っておりますが、動揺は一切ございません。
○国務大臣(石破茂君) 被害に遭うまいと思えば、地下何十メートルかにごうを掘って、そこから出なければ何の被害もないということになりますが、だとすれば一体何のために行ったのかねと、こういうことになってしまいます。  他方、迫撃砲というのは、先生も御案内のとおり、面で制圧をするもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、私も別に軍事の専門家ではございません、可能な限りの勉強をしておるつもりですが。  これ、出ます前に迫撃砲というものは当然想定はしております。そして、実際に行く自衛官たちが様々な議論を行いました。この場合はどうなるのか、予期ができるのか、どれだけの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、法律の、法案の審議のときから委員とも随分議論をさしていただいて、もうおまえの答弁は分かっているから聞きたくないというふうなことなのかもしれませんが、要は先生の立論からいきますと、現在行われているのが戦闘行為だということに基づいて、だから退避する、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) シーア派の宗教行事としてのアルバインというのが予定をされておったわけでございます、もう終わりましたが。その場合に、これも委員会で答弁を法案のときに申し上げたかと思いますが、サマワがなぜ安全なのかということで、小さな町です。そして、よそ者が入ってくればすぐ分...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 拝見をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) それは、先生、私どもは劣化ウランというもので我々の活動しますような形態におきまして人体に影響があるというふうには認識をいたしておりませんし、諸外国におけるいろいろな公的な調査というものもそのとおりでございます。  しかしながら、一〇〇%ということは世の中...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 正確な数字につきましては今ちょっと手元にございません。後ほど、知っております範囲内におきまして、すべて知悉しておるわけではございませんが、申し上げられる範囲でございますれば、先生の方に申し上げたいと思っております。
○国務大臣(石破茂君) これ、イラク特措法の条文からいいましても、そういうことは絶対にできないということに相なっております。
○国務大臣(石破茂君) 先生もごらんいただいたかもしれませんが、四月の十三日に宿営舎、宿営地近くの小学校を訪問をいたしまして、楽器の演奏が得意な隊員が何人かおりますので、何かバンド演奏のようなものをやっておるようで、やっておるんですが、私が音を聴いていませんので、やっております。...全文を見る
04月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 先生御案内のとおりでございますが、今回の法案を整備することによりまして、都道府県知事からの要請等に応じまして国民保護派遣を行います。武力攻撃事態にあっては国民の保護のための措置、緊急対処事態にありましては国民の保護のための措置に準ずる緊急対処保護措置を行う、こうい...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、それは島根ではなくて鳥取の例ではないかと思っております。  そこで、今先生が御指摘になったようなことがあったわけで、その場になって何が起こるかわかりませんが、出たとこ勝負みたいな話は絶対にだめでございますので、この国民保護法案におきまして、都道府県あ...全文を見る
04月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○石破国務大臣 総務大臣また井上大臣のお答えのとおりだと思います。  それで、これは先生御案内のとおりですが、最高裁で判決が出ていますね、昭和三十三年九月十日の最高裁の大法廷で。結局、憲法二十二条と旅券法十三条との関係です。これは当庁所管の法律ではございませんからあれこれ申し上...全文を見る
○石破国務大臣 ファルージャで起こっておることがどういうことなのか、テレビの映像ではわかります。ああいうことが起こっているというのはわかりますが、では、それが戦闘行為が行われているというふうに評価できるかといえば、それは、国または国に準ずるという例の政府の戦闘地域の概念に当てはま...全文を見る
○石破国務大臣 これも委員と法律を審議します際に随分と議論をさせていただいたことですが、国または国に準ずる組織とは何なのかということになりますと、国とは、例えば領土を持ち、あるいは統治機構を持ち、国民を持ちということになりますから、どうもファルージャはそれには当たらぬだろう。では...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどもお答えいたしましたが、この法律においてファルージャがどうであるとか、そういうことが判断が求められているわけではございません。我々が活動するのはすべからく非戦闘地域であるということが求められているわけでございまして、ファルージャについてどう思うかとおっしゃら...全文を見る
○石破国務大臣 なります。  おっしゃいますのは、先生、それはもう戦闘行為の定義を変えよ、こういう御指摘になるんだろうと思います。戦闘行為の定義を変えて、それは、例えば、平たく言えば、弾が飛び交っているとか危険であるとか、そういうことを戦闘行為というふうに定義を変えるとするなら...全文を見る
○石破国務大臣 それは、三要件をどう考えるかということと密接に関連をしてくるのだろうと思います。我が国の立場から申し上げれば、それは不正なものですね。だけれども、急迫という要件をどのように考えるか。そしてまた、先ほど来井上大臣がお答えになっておられますとおり、武力の行使というもの...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先生、外交官でいらっしゃいましたからいろいろなことを御存じだと思いますが、では、第二国防総省みたいなものがアメリカにあるんだろうか。では、第二国防省みたいなものがイギリスにあるんだろうか。それは、必ずしもそういうものが存在しているとは私は承知をいたしており...全文を見る
○石破国務大臣 これは、これでいくという方針をまだ決めたわけではありません。先生御指摘のように、防衛出動の手続にのっとっていたらばもう落ちてしまいました、たくさん死にましたということになりますと、これは一体何ですかということになりますわけで、白紙的にいろいろな議論はあるんだろうと...全文を見る
○石破国務大臣 このというのが何を指しておられるか……(末松委員「この事態特」と呼ぶ)この事態特ですか。それは、向こうが撃ってくるという、ミサイルを撃つという行為をどうとらえるかということでありまして……(末松委員「違う違う」と呼ぶ)いやいや、これが急迫不正な我が国に対する武力の...全文を見る
○石破国務大臣 私の理解が悪くて申しわけないのですが、今私が申し上げているのは、迎撃ミサイルを撃つ場合の法的根拠についてということを申し上げているわけであって、向こうが撃ってきた行為それ自体は、それが我が国に対する急迫不正の武力攻撃であるということになれば当然この法律の対象になり...全文を見る
○石破国務大臣 問題ございません。
○石破国務大臣 基本的には、先生の御指摘はそのとおりだと思っております。  ただ、飛んでくるものが、先生の御指摘のように我が国に対する急迫不正な武力攻撃ということなのか、何だかわからぬ、わからぬものが飛んできておるという場合には、では、どう対処するのということも考えなければいけ...全文を見る
○石破国務大臣 あるいは、先生、同じ質問を私にも御下問になりまして、議論もしたかもしれません。  それは、いろいろな場合分けがまずあるということですね。九・一一のような場合、その乗っ取られた飛行機が日本国籍なのかそうではないのか、乗っ取った人間が日本人なのかそうではないのか、突...全文を見る
○石破国務大臣 我が国の場合に、先生が御指摘のようなかぎ括弧つきで申し上げますと、民兵組織を使いまして防衛活動をする、防衛行動をするということは想定いたしておりませんし、また、あるべきだとも考えておりません。  これは、先生御指摘のように、予備自衛官制度あるいは予備自衛官補制度...全文を見る
○石破国務大臣 処分を行う場合には、これは政府として行うということに相なります。  なぜこうなりますかというと、合衆国軍隊に対する土地等の提供は日本国として国が国際的に負っておる義務ということに相なっておるわけでございます。これは安保条約ですが、地位協定に基づくものでございます...全文を見る
○石破国務大臣 何が切迫で何が予測かというのは、これは普通の人が聞いてもよくわからぬ話なのだろうと思いますが、あえてもう一度御説明を申し上げますと、切迫というのは、例えて言いますと、ある国が我が国に対する武力攻撃の意図というのはもう明示しました、日本を攻撃します、こういうふうに言...全文を見る
○石破国務大臣 これも本当に先生御指摘のようによくわからないので、きちんと御説明をしておかなきゃいかぬと思います。  要は、今度の海上輸送規制というのは、根拠が自衛権です。自衛権の行使として行うものでございます。ところが、船舶検査の場合には、これは周辺事態法でございますが、その...全文を見る
○石破国務大臣 そこは、結局は政策判断なんだろうと思っています。  なぜだと、こういうふうにぎりぎり言われますと、結局、そういうものは例えば国際条約等によって保有が禁止をされている。特にBとかCとか毒素兵器などというのはそうですね。そういう場合は国際条約上も保有が禁止をされてお...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊の法的地位につきましては、これはあるいは私からお答えをするのが適当ではないのかもしれません。  ただ、これは、武装NGOという表現、これは委員は比喩的におっしゃったのだろうと思いますが、これは、私どもはイラク特措法という法律に基づいて行っておるわけでござい...全文を見る
○石破国務大臣 御質問の御意図がちょっとよくわかりませんが、着上陸攻撃は全くないなどということは私どもは思っておりません。そのようなことを完全に排除するような合理的な根拠はないものと考えます。
○石破国務大臣 それは、防衛白書をごらんいただきましても、ミリバラをごらんいただきましても、何をごらんいただいてもいいのですが、能力というものは、つまり、日本に着上陸する能力とはどれぐらいを指していうのか、委員と私と見解が違うのかもしれません。  しかしながら、能力というものを...全文を見る
○石破国務大臣 低下したとは申し上げましたが、絶無になったとは申しておらないのでございます。全くゼロということではございませんし、この世の中、ずっと、先生も御専門でいらっしゃるかもしれませんが、戦争の歴史というものを見てきて、ある意味で不意打ちということがほとんどでございます。も...全文を見る
○石破国務大臣 想定をいたしております。つまり、それを想定してきちんとした備えをなすこと、それが抑止力の一部をなすものでございまして、それに対して全く備えをしていない、日本に対して攻撃をしても、自衛隊は整然と動かず、そしてまた国民に対して避難の指示も出せず、結局それが、日本に対し...全文を見る
○石破国務大臣 第八普通科連隊長が、前後のどのような議論の中でそういう発言をしたか、私、詳細には存じません、調べてみようと思いますが。  要は、沖縄でもそうなのですけれども、日本に対して武力攻撃をしようという勢力がある、それと戦えるという資格を持った者、能力を持った者は自衛隊し...全文を見る
○石破国務大臣 米軍がトランスフォーメーションを進めているというのは、まさしく先生御指摘のとおりでございます。  私とラムズフェルド長官が何度かお話をしておりますが、では、沖縄のこの基地についてどうなのだということを、具体的に向こうから提案があったことはございません。  それ...全文を見る
○石破国務大臣 GAOの報告というのを私はすべて読んでおるわけではございませんが、なぜお金がかかるか、なぜ時間がかかるかということは、まさしく、住民の方々のお気持ちにきちんと配意をし、そして環境も守りつつということで、時間がかかっても着実にステップを踏みながらやっていかねばならな...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
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○石破国務大臣 佐藤一佐、今帰ってきております。私、まだ報告を受けておりません。本日受ける予定にいたしております。  それは、先生御指摘のように、本格的な活動が始まっております。実際に現地と私との間で頻繁に連絡はとっておりますし、陸上幕僚監部あるいは統合幕僚会議とも話をしておる...全文を見る
○石破国務大臣 例えばスペインが千人ぐらい撤退をするということでございますが、もちろんそれは大きなことでございますし、軽々しく扱っていいとも思っておりません。これは重大なことだとは思っておりますが、しかし、それで現在のコアリションの体制が根本的にどこか変わるかといえば、私は、その...全文を見る
○石破国務大臣 それはあらかじめ決めておきませんと、そのときになってわあわあ騒いでもどうにもならないわけであります。  先生のところは都会地ですからいっぱい道路がありますが、例えば私の鳥取県なんかでいいますと、大体、海から来るわけですね。来るとしましょう。そうしますと、大体、海...全文を見る
04月21日第159回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) 読んでおります。
○国務大臣(石破茂君) 基本的にそういう御理解で結構です。法律の要件を満たさなくなればそれは法による活動はできない、当然のことです。
○国務大臣(石破茂君) それは法律に書いてありますとおりでございまして、その一時避難、中断し、避難するなどして前項の措置を待つと、こういうふうに書いてあります。前項の措置というのは、防衛庁長官が実施の区域の変更をするということでございます。  したがいまして、戦闘地域になったの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 二名であります。
○国務大臣(石破茂君) 部員クラスであります。
○国務大臣(石破茂君) 委員の問題意識はよく存じております。御要望は御要望として承りました。これは鴻池委員長ともよく御相談をし、また与野党、理事の間でも御議論をいただきたいことだと思っております。  まさしく委員が今秘密会ということをおっしゃいました。やはり現地の状況等々で申し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この件につきましては先生にもいろいろと御示唆をいただいておりますが、基本的には、私どもとして、法律の要件を満たしておる限り撤退する理由はないということだと思っております。  すなわち、私どもが出しております自衛隊の部隊というのは、これも私がお答えすること...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このFMS、フォーリン・ミリタリー・セールスは、制度はもう委員御案内のとおりでございます。  けしからぬということでもないといいますのは、これ未精算金というものが生じますことは制度上ある程度予定をされておることでございますので、これは合衆国側の制度に由来...全文を見る
04月22日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○石破国務大臣 五〇二七というものがあるということは、報道等によりまして承知をしております。  当然のことでございますが、五〇二七の内容につきまして合衆国から私どもは説明を受けて承知をいたしておるわけではございません。
○石破国務大臣 それは、日米に限らず、どの同盟国との間においてもそうだと思いますが、詳細な軍事作戦内容について、すべて自国の作戦計画を同盟国に伝えるということは一般的に行われていないことだと承知をいたしております。
○石破国務大臣 先生御案内のとおり、この五〇二七というのは、米韓連合の作戦計画として報道されておるものでございます。そういうようなものの報道でありますとか、いろいろな論評でありますとか、当然そういうようなものは私自身も読み、それなりの研究はいたしておるところでございますけれども、...全文を見る
○石破国務大臣 ですから、累次申し上げておりますように、これがこういうものだということを合衆国から説明を受けたものではございません。いろいろな報道あるいは論評等を通じて、私が個人的に承知をし、いろいろなことを考えているということでございまして、これが合衆国のそのものであるというこ...全文を見る
○石破国務大臣 いや、先生、もう一度繰り返してのお答えで恐縮でございますが、これは米韓連合軍の作戦計画と言われておるものでございまして、そのことについて米韓が連合して、仮にそういうものが真正であるとして、内容は存じませんが、米韓がどのように連合して作戦をするかという計画でございま...全文を見る
○石破国務大臣 それは、ロシアはロシアとしてミサイル・ディフェンス・システムというものを開発しており、欧州あるいはそのほかの国と共同でシステムができないかという考えを持っておることは承知をいたしております。しかし、それが、例えば日米のミサイルディフェンスのようにきちんとした形をと...全文を見る
○石破国務大臣 私も議事録を手元に持っておりますが、私は、言いたくないとは申し上げておりません。核攻撃を受けたとして、日本が守れないなどということを私は申し上げるつもりは全くございませんというふうに答弁をいたしたつもりでございます。  それは、まず、何のために核抑止力というもの...全文を見る
○石破国務大臣 それは持っておりませんから、御承認をいただきました予算を着実に執行いたしまして、早くその能力を持たなければいけないということです。  先生の御質問は、抑止がもしきかなかったらどうするんだという御質問なんだろうと思います。それは、例えばテロリスト、あるいはそういう...全文を見る
○石破国務大臣 あるいは先生も御案内のことかと思いますが、内閣府が世論調査をずっとやっていまして、外国から侵略された場合、あなたどうしますかということを問うております。  これをずっと聞いているわけですが、平成十四年度は、外国から侵略されたら、あなたどうしますかというときに、何...全文を見る
○石破国務大臣 十五年版白書は私の責任において取りまとめたものでございます。御指摘はそのとおりの部分があろうかと思います。十六年度白書におきましてはきちんと書きます。  問題は、十五年度もそういうようなのを全く失念したわけでもなく、意識的に没却をしたわけでもなく、先生御指摘のよ...全文を見る
○石破国務大臣 これはもうすごく悩むところでありますが、ただ、先生一番よく御案内のとおりですが、雑則と言うから何となく聞こえが悪いので……(発言する者あり)いやいや、これは付随的任務、こういうふうに私どもは言っておるわけです。  どこが違うんだ、こう言われますが、要するに、本来...全文を見る
○石破国務大臣 そのような考えは現在持っておりません。
○石破国務大臣 自衛隊内における警報ということでございますが、国民の保護というものと自衛隊内における警報というものは直接リンクをしておるわけではございません。自衛隊の中におきましても、さまざまな事態に応じましてその発生を告げるようなシステムは持っておりますが、詳細につきましてはな...全文を見る
○石破国務大臣 航空自衛隊におきまして、そのようなさまざまな段階におきまして警報を使い分けておることは先生御指摘のとおりでございます。
○石破国務大臣 直接リンクをするわけではないというふうに申し上げましたが、状況の発生に応じまして、私ども、いろいろな段階に分けております。そのことが、先生のお言葉をかりれば時間差がないように、私どもが知りました状況というものが国民の保護、国民の避難というものについてきちんと有益に...全文を見る
○石破国務大臣 余力というお言葉をお使いになりますと何か余っておる力があるような印象を与えますが、私どもといたしまして、本来といいますか、自衛隊でなければできない敵の侵害排除という任務に支障のない範囲において、国民の避難・誘導というものに私どもの力が使えることがあれば、それは私ど...全文を見る
○石破国務大臣 それは場合によりけりで、支障があるかないかというのが判断根拠だとしか言いようがないわけでありますが、その場合場合に応じまして、本当に日本に対して武力攻撃をしかけてきているそういう勢力があり、避難をしておられる方がありということで、そういうケースを想定してみましたと...全文を見る
○石破国務大臣 先生が条文を御紹介いただきましたとおり、その場にいない限りにおいてということでございます。それは何ら問題があるものだとは考えておりません。
○石破国務大臣 先生今、いわゆる臨検というふうにおっしゃいましたが、私どもは臨検という言葉は用いておらないところでございます。  そこで、何を根拠としてこのようなことを行うのかということでございますが、これは当然のことでございますけれども、国が固有の権利として持っております自衛...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことでございます。  ただ、先生、自衛権というものは広範に使えるものではないということは、これまた先生御案内のとおりでございまして、行使の三要件を今さらくだくだ申し上げるつもりはございませんが、それが必要最小限にとどまるべきこと、こういうふうに書かれてお...全文を見る
○石破国務大臣 先生がおっしゃいます戦況というのがどういうことを指しておられるのか、ちょっとにわかには判じかねるところでございますが、その区域の設定というものがそのときそのときの状況によって異なる、それは、自衛権の行使の態様がその場その場によってといいますか、状況に応じて異なると...全文を見る
○石破国務大臣 それは、もし変えることがありますれば、それを告知しないということはあり得ないことでございます。  仮に、それが本当に一日に三回も四回も変わるとか一週間に二回も三回も変わるとか、そういうことになりますと、これまた大変なことでございます。それは手続が非常に煩瑣にもな...全文を見る
○石破国務大臣 これは、その態様を総合的に判断するという以外に申し上げようがございません。  それは、事前にいろいろな情報を入手するわけでございます。もう何でもかんでも、こら、とまれみたいなことをやるわけではございませんで、その船がどういうような態様をしているか、外観でございま...全文を見る
○石破国務大臣 間違った情報といいますか、もちろん、その情報の精度というものは、そのときそのときに本当に慎重に判断をして、間違った情報に基づいてそのような措置をとってはならないというふうに考えておりますが、一〇〇%そのようなことがないということは申し上げません。  ただ、そうな...全文を見る
○石破国務大臣 この外国軍用品につきましては、直接の殺傷、破壊に用いられる武器またはその運搬手段等に用いられる物品であって、我が国に対し武力攻撃を加えている国を初め、外国軍隊等が所在する地域を仕向け地とするもの、これがまず第一の分類でございます。  第二に、防御等のために用いら...全文を見る
○石破国務大臣 それも、一般商船というのが、これがまたどういう意味なのかわかりませんが……(楢崎委員「一般船舶」と呼ぶ)一般船舶、はい。要するに公船ではない、こういう意味だと理解してよろしゅうございますか。  そうなりました場合でも、この法案に示されたような要件を充足するという...全文を見る
○石破国務大臣 それは、回航をしなければならないというような状況が仮に生じた場合には、それは回航ということに相なります。  それは、いわゆる検査を行っておる、規制を行っておる、そこの海上におきましてそういうことがきちんと認められ、それを回航するまでもないということになれば別でご...全文を見る
○石破国務大臣 それは、その不審者ということもこれまた難しい定義でございますが、それは態様によると思います。  しかし、それが法律に書かれております要件というものを満たします限り、これは警察官職務執行法ということになりますけれども、これの許します範囲におきましてそれを行う場合は...全文を見る
○石破国務大臣 それは、合理的に必要な限度としか申し上げようがないことでございます。  それは、必要最小限度にとどまるということでございますし、この法を執行いたしますために、これは警察官職務執行法の規定にのっとりまして行うという通則的なものでございます。
○石破国務大臣 これは、我が国が自衛権に基づいて行っておるものでございます。それが対象国でないといたしましても、それが我が国の自衛権の行使の対象として必要なものであれば、それは、もう先ほど来、最小限ということを申し上げておりますが、必要なものとして行わなければ我が国の自衛権がきち...全文を見る
○石破国務大臣 そのような報道があったということは承知をいたしております。詳細につきましては、これはオランダの宿営地に撃ち込まれたという情報でございますので、オランダ等々にも、できる限りの情報しか入りませんが、可能な限り、私どものサマワにおける行動にも関連をいたしますことでござい...全文を見る
○石破国務大臣 そのようには聞いておりません。
○石破国務大臣 仰せのとおりでございます。  いずれにいたしましても、これはオランダの宿営地内のことでございますので、オランダがかくかくしかじかであるというような事実を公表するということがない限りは、これはもう本当に私どもとしても、情報の収集には努めるものでございますけれども、...全文を見る
○石破国務大臣 避難等々につきましては、当然現場指揮官の判断によるものでございます。現場指揮官がその場におきまして、これはコンテナに避難をさせることが至当であるというふうに判断を行ったと承知をいたしておりまして、そのことにつきましてどういう状況であったか、それはもうその場において...全文を見る
○石破国務大臣 どのような施設がどのような耐弾性、防御性を持っておるかということについて詳細に申し上げるということは、隊員の安全確保の面から、何も私どもは何でもかんでも隠そうとしているつもりはございませんけれども、このようなものに対してはこのような威力がというようなことを詳細に申...全文を見る
○石破国務大臣 私どもはそのような判断をいたしておりません。先生がそのように御主張になるとするならば、戦闘地域かどうかという定義が、政府が申し上げております定義、そしてまた国会において御党は賛成をいただきませんでしたが、少なくともこの国会におきましてお認めをいただきました法律に言...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私が申し上げるべきことでもございませんが、久間筆頭がそのようにおっしゃったとは私ども理解をしておらないところでございます。その後また、久間筆頭は新聞のインタビューにもお答えであったように私、拝読をいたしておりますが、その中でもそのような御見解を披瀝されたと...全文を見る
○石破国務大臣 それは状況によります。その場合には即座に撤退とか、その場合は絶対残るとか、そのようなことを断定的に申し上げること自体が、私はかえって適切を欠くのかなというふうに考えております。そのときの状況によるわけでございます。  では、こもって何もしないのかいというお話でご...全文を見る
○石破国務大臣 定型的に、これこれしかじかこういうことになりますと撤退しますということを公にしますと、ああそうか、これこれしかじかこういうことをすれば撤退するのかということに、それは、不法にも無法にも我が国に対して攻撃をしかける人たちに、そうなのか、そうなのかということを了知せし...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘の世論調査は私も拝見しました。四七、四六みたいな拮抗した数字ではなかったかなと思っております。(生方委員「ここにあるんだ」と呼ぶ)そうですか。それは別の数字かもしれません。読売ではございませんか。読売だと思います。いずれにいたしましても、その数字はかなり...全文を見る
○石破国務大臣 今の外務副大臣からお話があったとおりかと思いますが、それぞれの国が、これは私どもも、どこが出したから出すとかやめるとか、これは主体的な判断でなきゃだめだという御指摘、もちろんお立場は違いますが、野党の方からも言われておることでございます。それぞれの国が主体的に判断...全文を見る
○石破国務大臣 委員長の御指名をいただきました。お許しをいただきたいと思います。  日本は日本の法律に基づいて、日本の法律に適合しているかどうか、ニーズがあり、そしてまた安全が確認され、当然のことでございますが、非戦闘地域かどうか、そのことを、日本は日本の知見に基づいて判断をし...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたが、イラク特措法に基づいて派遣をしておるわけでございます。それは、先生のような理屈もあるのかもしれません。しかし、それは政府全体としての判断でございます。それは法律に基づいて派遣をしているということと、そしてまた、では、あのようなテロが...全文を見る
○石破国務大臣 邪魔だなどということを考えたことはございません。しかしながら、今は、自衛隊の持っておる自己完結能力あるいはその権限、能力、装備というものが、危険を回避する上で、そしてまた現地の復興に資する上で重要なことだと考えております。  ただ、自衛隊がいつまでもいるという状...全文を見る
○石破国務大臣 弾薬の範囲についてお尋ねがございました。  網羅的にすべてこれこれというふうに申し上げることはできませんが、例えて申し上げれば、誘導ミサイル、機雷、魚雷、このようなものを提供するということは想定をいたしておりません。
○石破国務大臣 合衆国側といろいろとお話をし、いろいろと協議をし、円滑にいくかどうかということもよく調整をし、そういうことが想定されないというふうに私ども今考えておるところでございます。
○石破国務大臣 網羅的にこれこれということを申し上げられないのは恐縮でございますが、例えて言いますと、銃弾、砲弾、ロケット弾、爆弾、爆薬、そのようなものは提供し得るものとして、これも想定をいたしておるところでございます。  これは相互に提供いたしますことによって行動が円滑になる...全文を見る
○石破国務大臣 先生がいみじくも御指摘になりましたとおり、その場に警察官がいない場合に限りということでございます。  これは、災害と異なりまして、武力攻撃事態というものでございます。その場にどのような者がいるかはわかりません。その混乱に乗じまして、避難をしようとしている人たちに...全文を見る
○石破国務大臣 それは、都道府県知事さんからの御要請をいただくわけでございますが、その要請の内容、そしてまた私どもで収集いたしました情報等々にかんがみまして、恐らく三つなんだろうと思います。  一つは、やはりこれが緊急であるということが事態やむを得ないかどうかの判断の一つの要素...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほど申し上げました三つの要素を勘案いたしまして、しかしながら、どっちも同じような感じだよね、その力が足りないねということに相なってきますと、これは、総合調整の権能を持っておりますのは内閣総理大臣ということになりますので、その内閣総理大臣の調整ということに...全文を見る
○石破国務大臣 それは、総合調整を対策本部長たる内閣総理大臣が行っておられるわけですから、そこにおいて、本当に国民のすべての方が避難がきちんとできるというような総合調整の上にそういうことがなされておるわけでございますから、それに従うことになるというふうに考えております。
04月22日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部改正を内容としておりまして、防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画において定められ...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○石破国務大臣 大変遅い時間に恐縮でございます。  国民年金につきましては、一国民として適正に保険料を支払うべきところ、これまで、私の国民年金の保険料の支払い状況につき、未納の期間があったことにつきまして、大変申しわけなく思っておる次第であります。  事の次第につきましては、...全文を見る
○石破国務大臣 厚生年金に加入をしておりました昭和五十四年四月一日から五十八年二月一日までは、株式会社三井銀行の厚生年金に加入をしておったものでございます。その後、国民年金になりまして、その後また厚生年金に戻っております。五十八年十一月一日から昭和六十年の一月一日ということでござ...全文を見る
○石破国務大臣 これは先ほど申し上げましたとおり、勘違いによるものでございまして、きちんと確認をしなかったということにつきましては、これは幾重にもおわびをすべきものだと考えております。これは、このまま年金が継続をされておるということの勘違いによるものでございまして、国民年金の保険...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮です。万が一にもそのようなことはないというふうに信じ込んだところは、私の責任でございます。委員御指摘のように、女優さんの件があったときにまさかと思って調べてみるべきでございました。万が一にもそのようなことはない、毎月毎月振りかえが行われているというふうに私自身...全文を見る
○石破国務大臣 これは、常に確認をする、油断をしてはいけない、万が一にもそういうことがあってはいけないということで、きちんきちんと見なければいけないということを改めて認識をした次第でございます。それで、そういうふうに見ていかなければいけないのだなということを思っておりますし、それ...全文を見る
○石破国務大臣 私の見解も中川大臣と同様であります。どういう問題だからということ以前に、理由はともあれ、お支払いをしていないということは事実でございますから、そのことにつきましては幾重もおわびをしておるわけでございます。
○石破国務大臣 これは繰り返して申し上げて恐縮でございますが、自分は払っているという認識、したがいまして、これは、委員のお言葉をかりれば、そのまま隠してほおかむりして逃げようとか、そんな気があったわけでは全くございません。自分自身、これはもう毎月きちんと払っておって、これはお願い...全文を見る
○石破国務大臣 同様の見解であります。
○石破国務大臣 未納だったことをおわびしているのではなくて、不注意であったことをおわびしているという御指摘であれば、それは、未納となった、結果的に未納となった理由は不注意であったことをおわびしておるのであって、もちろん、その前に、未納をおわびいたしておるわけでございます。  閣...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第12号
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○石破国務大臣 テロ対策特措法に基づきます対応措置に関する基本計画の変更について御報告を申し上げます。  テロ対策特措法に基づきます基本計画の変更が、昨日の安全保障会議を経た後、本日、閣議で決定されました。  具体的には、基本計画上の協力支援活動等を外国の領域で実施する自衛隊...全文を見る
○石破国務大臣 安全確保活動につきましては、先生御案内のとおり、人道復興支援と並びまして一つの柱となっております。これは、輸送機によります空輸、人を運んだり、また物資を運んだりいたしております。武器弾薬を運ばないということは申し上げているとおりでございます。  これの内容、つま...全文を見る
○石破国務大臣 先生の問題意識はよく理解できるところでございます。  これは先ほども申し上げましたが、コアリションに基づきまして調整をするわけですね。どの国がどのようなものを運びたいか、どの国がどのような輸送能力を持っているか、いろいろなことにつきまして制限がございます。何も我...全文を見る
○石破国務大臣 さまざまに議論をされておる中の一つの、ある意味で古典的な、伝統的な、そういうテーマだとは認識をいたしております。  そのことについての価値判断というもの、これは、政府として、集団的自衛権というものは必要最小限の範囲を超えるのでこれを行使することができないという立...全文を見る
○石破国務大臣 それは講演ではなくて、記者会見のものでございましょうか。翌日の記者会見で海幕長がそのように発言をしておるということも、私は読んでおります。同時に、その講演において、これは個人的な発言だということも言い、そして会見におきましても、個人的な発言だということを申しておる...全文を見る
○石破国務大臣 また余計なことを答えるなとおしかりをいただいたら申しわけないんですが、コアリションって何なんだということについてやはり一つの認識を持つべきだと私は思っているんです。  これは条約に基づくものではない。ある意味でフレキシブルな対応であり、権利義務というものを伴うも...全文を見る
○石破国務大臣 訳しようがないんですが、コアリションというのは。それを有志連合と言うとますます何だかよくわからなくなってしまいますのでコアリションというふうに言っているわけですが、一つは、条約に基づくものではない、それから、権利義務を伴うものではない、そして、一つの指揮命令系統に...全文を見る
○石破国務大臣 これはもう——個人的な見解などをこんなところで言ってはいけませんね。ごめんなさい。  集団的自衛権の行使を、やり方はいろいろございますよ。政府の解釈を変える、あるいは一つの法律をつくる、あるいは憲法を改正する、いろいろなやり方はございましょう。しかしながら、それ...全文を見る
○石破国務大臣 海賊云々の話は、それは必ずしも集団的自衛権に直結するお話だとは思っておりませんし、現状で今まで不都合があったというふうな認識も私は持っておりませんし、そのような報告も受けてはおらないところでございます。  それは、将来的な課題としてどうなのだということを、もちろ...全文を見る
○石破国務大臣 私がいつもこれを申し上げ、あるいは委員もどこかでお耳に入ったことがあるのかもしれません。シビリアンコントロールというのは、軍事の専門家である軍人、私どもの場合には自衛官でございますが、それと、法律や予算の専門家である官僚というものがいて、それがそれぞれの専門の領域...全文を見る
○石破国務大臣 将来のことはわかりません。現状において、それは、集団的自衛権につきましての政府の解釈、これに従いまして私はやるということを申し上げているわけでございます。
○石破国務大臣 委員は本当にそう考えていらっしゃいますか。本当にそのようにお考えでいらっしゃいますか。(達増委員「失礼だ」と呼ぶ)これは、もしそうだとしますと、いや、私、聞き違いかと思ってお尋ねしたのですけれども……(達増委員「気違いと言いましたよ、今、気違いと」と呼ぶ)聞き違い...全文を見る
○石破国務大臣 聞き違いと申しました。と申したかのように聞きましたが。それは、法に基づくもの、そして、民主主義において決せられた法に基づいて自衛隊は派遣をされておるわけでございます。そして、そのことによって、委員は、危険が増した、自衛隊を派遣したから危険が増した、それでみんなが迷...全文を見る
○石破国務大臣 先生も外交官でいらっしゃいましたから、従軍記者とは何かということについてよく御案内のことだと思います。あるいは戦争中の日本の従軍記者というもの、あるいは従軍画家というのもおりました。従軍作家というのもいたかもしれません。それはもう軍の一員あるいは軍属という言葉がよ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、形式論理で申し上げれば、イラク特措法の要件を今なお満たしていると私どもが判断しておるからでございます。  それから、これはもう特措法の議論のときに、委員とは意見が合いませんでしたが、それは、あの地域の安定というものが我が国にとって資源の面からも不可欠であ...全文を見る
○石破国務大臣 いろんな人がいろんなことをおっしゃるのは事実だと思います。その方がそのようにおっしゃっておられる、それはその方のお考えなんだと思います。  私は、一昨日になりますが、一月から、先遣隊からずっと行っております佐藤一等陸佐が帰ってまいりまして、話を聞きました。そのと...全文を見る
○石破国務大臣 そのようなことは申し上げることが適当だとは存じません。すなわち、アメリカがどのような任務についておったか、あるいはどのような任務につく方を、米兵の方を輸送したか、そういう外国とのかかわりのあること、これは申し上げることは決して適切ではないと思っております。  し...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○石破国務大臣 これは条文にもございますが、都道府県あるいは市町村にできますところの協議会には自衛隊員を参加させることができる、こういうふうに記しておるわけでございます。マストではございません。  これは、先生の千葉県もそうですが、全部の自治体に自衛隊が所在しておるわけではござ...全文を見る
○石破国務大臣 先生の御指摘のとおりだと思います。  先ほど来お話がありますが、市町村主催の防災訓練に対する自衛隊の参加は平成十四年三百五十件ということですが、それは全体で何%かと言われると、かなりまだ低いと言わざるを得ません。  私、大臣になる前のことでございますが、自民党...全文を見る
○石破国務大臣 例えて言いますと、先生の千葉県で、千葉県の防災会議委員には第一空挺団長がなっておるわけでございます。ところが、これが三千三百という話になりますと、それくらいの連隊長クラス、一佐クラスになりますが、それを全部やりくりというわけには、これはまいりません。そうしますと、...全文を見る
○石破国務大臣 それは、おっしゃるとおり、敵の侵害排除というのは自衛隊しかできませんから、これは支障のない範囲においてということになろうかと思います。  自衛隊というのは、頼めばすべてできるのかといえば、もちろん能力に限りはあるし、敵の侵害排除に全力を尽くさねばならない、その支...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。先生がどの役所に御通告になったか、これは政府の問題で、不行き届きがあったらお許しをいただきたいと思います。  結局、ジュネーブ諸条約に言います軍隊とは何かといえば、武力紛争に際して武力を行使することを任務とする組織一般であるというふうに考えております...全文を見る
○石破国務大臣 間違いなく、そのように答弁をいたしたものでございます。  このような限定は、我が国が憲法九条の禁ずる武力の行使をしたとの評価を受けないよう、他国による武力の行使との一体化の問題をというとおりに答えておろうかと思います。
○石破国務大臣 「活動の期間を通じて」「ないと認められる」ということでございますから、当面、先生のおっしゃるようなことに相なります。
○石破国務大臣 言葉の遊びをするつもりは私はございませんが、ないと断ずる地域ではございません。ないと認められる地域と申し上げております。
○石破国務大臣 それは、いろいろな諸情報あるいは私どもが得ております知見、そのようなものから考えまして、活動の期間を通じて行われることがないというふうに認められる地域でございます。  しかしながら、では、それは、そこにおいて期間を通じてそういうことは全くないとおまえは断言できる...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のとおりです。
○石破国務大臣 貴重な委員会の時間を煩わせて、まことに申しわけございません。  これは、けさほどの記者会見で申し上げましたが、今調べておりますが、防衛庁長官になりまして、手続のミスがございまして、それから今日に至るまで、つまり、おととしの九月以降、今、何でこんなことになったか調...全文を見る
○石破国務大臣 続いて恐縮でございます。  これは本当に、いずれにいたしましても、事務的なといいますかミスでございまして、大変に申しわけないことだと思っております。これはきちんと納入をいたしまして、これは時効に係りませんものでございますから、二年以内でございますので、これはきち...全文を見る
○石破国務大臣 これは何度か御説明を申し上げましたが、では国際法的な根拠は何かといえば、国連憲章五十一条だと思っていただいて結構でございます。したがいまして、国連憲章の五十一条に認められております、これは先生御案内のとおり個別的、集団的自衛権を認めているわけでございますが、我が国...全文を見る
○石破国務大臣 これは、ですから臨検でもなければ拿捕でもないということを、この委員会で、私、るる御説明を申し上げました。
○石破国務大臣 たびたびお時間を煩わせて恐縮でございます。もう一度答弁することをお許しいただけるといたしますと、交戦権に基づきます臨検でございますれば、中立国の領海、領域を除くすべての海域でこれが可能でございます。ところが、本法案に基づきます停船検査でございますと、我が国領海また...全文を見る
○石破国務大臣 撃沈を目的とすることはございません。
○石破国務大臣 それは、結果的にということは全く排除するものではございませんが、かじをねらうでありますとか、そういうふうに必要にして合理的な範囲内において行うものでございます。そういたしますと、撃沈ということは極めて考えにくいことだと思っております。
○石破国務大臣 この措置は自衛権の行使において行うものでございます。そのような船に対しましても、ここにおいてこういう検査をやるよということは告知をしておるわけでございまして、そこにおきまして、何らの怪しい情報もなく、そして、普通に航行しており、態様も正当なものでありということであ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、ここの海域でやりますよということはきちんと告知をして、どの国も知っておることでございます。そこにおきまして、単なる疑い、おい、こらみたいなことで、とまれ、撃つなどということはいたしません。
○石破国務大臣 おっしゃいますとおり、武力攻撃が発生した場合でございます。おそれ、予測ではこのようなことにはなりません。
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○石破国務大臣 先生のおっしゃることをあながち私は否定するつもりはございません。そういうお考えもあるし、緊急事態対処法みたいな形でやりますときにはそこのところの整合をみんなとっていくということも、問題意識としては持っておるところでございます。ですから、先生がおっしゃることは、ここ...全文を見る
○石破国務大臣 現在、地域におきまして住民の方々が着工に反対をなさっておられるということが連日報道され、私どももそのような認識は強く持っておるところでございます。
○石破国務大臣 いずれにしても、住民の方々の御理解を得るべく、私どもとしても全力を尽くしてまいりたい。聞く耳持たぬなどというつもりは毛頭ございません。
○石破国務大臣 これは環境省の御助言もいただきながらやっておることでございます。地元の方々、今先生が御指摘のように、そういうふうに本当に強い思いでいらっしゃる方々の御理解を得るべく、私どもとしても努力してまいりますが、いつ、どのような形でということは、また現地ともよく協議をしなが...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 先生御指摘のとおりだと思っております。沖縄戦のようなことをまた二度と繰り返さないためにも、私ども、本当に先生の御指摘のとおりに、自衛隊の任務をよく了知して日々努力をさせていただかねばならないと思っております。
○石破国務大臣 先生の御質問を取り違えておったら恐縮でございますが、集団的自衛権の議論との兼ね合いで一体化というお言葉をお使いであるとしますと、先ほど来、北米局長もお答えを申し上げておりますが、武力攻撃事態が発生をいたしましたときには、私どもは個別的自衛権を用いておるわけでござい...全文を見る
○石破国務大臣 せっせこやっておっても別に一体化にはならないのでございまして、それは先生、政府の立場を申し上げれば、集団的自衛権というのは、我が国が攻撃をされていないにもかかわらず、我が国と密接な関係のある国が攻撃を受けたときに、我が国が攻撃を受けていないにもかかわらず、我が国に...全文を見る
○石破国務大臣 日本国政府が主体的に行うことは、それは間違いございません。  それで、ちょっと理解が正確ではないかもしれません。先生の御質問の趣旨がよく理解できていないのかもしれませんが、米軍行動関連措置法案におきまして、十二条におきまして、予測事態ですが、予測事態におきまして...全文を見る
○石破国務大臣 ございません。それは、アメリカはアメリカで勝手に考え、日本は日本で勝手に判断をするというようなことは行わないのでございます。  それは、これまた共通の司令部がないとか指揮命令系統が一本化していないとか、そういうような御議論につながるのかもしれませんが、日米安全保...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことではございません。指揮命令系統が一本になる、例えば日本の自衛隊が米軍の指揮のもとに動くということではございません。これが米韓安全保障条約との違いでございます。これは、アメリカの指揮に基づいて日本は行動するものではなく、それぞれが独自に行動するわけでござ...全文を見る
○石破国務大臣 調整メカニズムにつきましては、これはどういう形で行うか。それは、各レベルにおきまして、お互い日本と米側の各担当者が出まして、平素からいろいろなことの調整を行っておるわけでございます。実際にそういうような、不幸にして武力攻撃事態というようなことに相なりました場合もそ...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、首をかしげておるのは多分私の理解能力が足りないせいなので、お許しをいただきたいと思います。  そういう意味で申し上げますと、ACSAの改正と一体をなすということに相なります。ですから、ACSAの改定と自衛隊法の一部を改正する法律案というのは、セットで...全文を見る
○石破国務大臣 恐縮でございますが、自衛隊法は、今回の、特に一部を改正する法律案は、平時のことを書いておるのではございません。それは、例えば文言的には、第百条の十の四号ですか、「前三号に掲げるもののほか、訓練、連絡調整その他の日常的な活動のため、航空機、船舶又は車両により本邦内に...全文を見る
○石破国務大臣 これは答弁したことを繰り返すつもりはございませんが、私どもとして、劣化ウラン弾というものが人体に影響を与えるというふうには認識をいたしておりません。おりませんが、しかし、世の中に一〇〇%完全などということは多分ないのであって、したがいまして、私どもは、派遣をしてお...全文を見る
○石破国務大臣 条約上といいますか、ジュネーブ第三条約におきまして申しておりますところの正規の軍隊ということの指揮下に置くべきだということになっているわけですね、捕虜収容所。それをこの法案が通ったとしますならば自衛隊のもとに置くわけですから、それは、条約上は正規の軍隊ということに...全文を見る
○石破国務大臣 これは、国内法上軍隊というものが国内法で規定をされているわけではございません。自衛隊法の中にも軍隊というものは出てきませんし、出てくるとしたらば海上保安庁法二十五条ぐらいのものではないかなと私は思っておるところでございます。  したがいまして、国内法上軍隊ではな...全文を見る
○石破国務大臣 ここのところは、「あくまでも憲法九条をいただいておる我が国といたしましては、自衛隊を正規の軍隊というかどうか、大変疑問なしとしない」、つまり、必要最小限の自衛権の行使しかできないということでありますから、そういうのは正規の軍隊というのとは違うかもしれないね、ここま...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私、山本議員ではございませんので、ですから、どこまでが法務省の御見解で、どこまでが山本議員の御答弁なのかということでございます。  ただ、私自身といたしましては、これは、この法律を出すということ自体が政府の今までの見解と矛盾をするものだというふうには考え...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。恐縮でございます。御指摘をいただければ、もう一度勉強させていただきます。
○石破国務大臣 これは、第八普通科連隊長の渡部一等陸佐が、この法案が出ます前に講演をいたしました。そして、個人的な見解で申し上げたというふうに承知をいたしております。したがいまして、私の見解というわけではございませんし、防衛庁の見解というものではございません。  ただ、私自身、...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(石破茂君) 総理がおっしゃいましたことについて私が言及すべき立場にはなかろうと思っております。  先週の金曜日の衆議院の厚生労働委員会でお答えをいたしましたように、農林政務次官、宮澤内閣でございますが、このときの期間、五か月であったかと思います、ちょっと正確ではござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) オランダへ参りましてカンプ国防大臣と会談をしたいということで用意をいたしておりました。その理由は今委員から御指摘をいただいたとおりでございます。  ただ、同時に、これは私どもの海外出張は、それと同時に、仮に現地で不測の事態、不測の事態というのはいろんな事...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは私個人の感想ですが、日本と同じような状況かもしれないなという認識は持っております。  つまり、オランダにおきましても野党の方々、政権交代可能なという意味でも日本と似ているということかもしれませんが、そこにおいては派遣に反対であるというような議論が行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 後段の方からお答えをさせていただきますと、文章において我々の防衛庁とオランダの国防省においてそういうような取り交わし、書類面を取り交わしたということはございません。ただ、カンプ国防大臣、あるいは先般来日されましたオランダの外務次官ともお話をいたしましたが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一番もちろん感じましたのは、派遣する前から予想はしていたことですが、期待度と実現度のこの差をどうやって埋めるか、これが一番大変だと今でも思っています。  やはり、イラクのサマワの子供たちに絵をかいてごらんというと何だか高層ビルの絵をかくとかいう話もありま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) シリアに若林、榛葉議員、お出ましということでありまして、現地の方でも活動をきちんと御説明をし、そしてまたいろいろ御理解いただくようにと申しておるところでございます。御訪問、本当に心から有り難く御礼を申し上げる次第でございます。  PKOがこれからどうなる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘の、この米軍行動円滑化法案におけるアメリカの行動とは何ですかと、こういうことになりますと、結局我が国に対する外部からの武力攻撃が発生をしましたと、そういう事態において、当該武力攻撃を排除するために必要な武力の行使を含む武力攻撃事態等における日米安...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然、その合衆国は日本国憲法第九条の適用を受けませんので、それは排除されないということでございます。法的に言えばそういうことに相なります。  日本国は、先生いみじくも御指摘になりましたように、法的に駄目とこういうふうに書いてあるわけではございません。少な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは今この武力攻撃事態というのは、もうそのときに何が起こるか千差万別、よく今からこういう場合、こういう場合ということを申し上げることはできません。しかし、その場合に米軍の行動が国連憲章五十一条にもありますように、必要最小限ということであるとするならば、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、この論文の冒頭に書いてありますように、これは私個人の見解であって米政府の見解ではないと、こう言っております。これは、私どもの関連の研究所なぞでもいろんな論文を出しますが、これは個人の見解であって日本国政府あるいは自分の所属する組織の意見ではないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 会見の中でも海幕長が述べておろうかと思いますが、一つは、今の憲法の考え方に基づいていろいろな自衛隊の行動というのは決まっておるわけでございますが、今不都合があるかと言われて、何ら不都合はないというふうに申しております。それからもう一つは、政治に意見をすると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳細について申し上げることは必ずしも適切ではないと私は思いますが、それは私どもはありとあらゆるケースは想定をいたします。例えば、つまりテロ、襲撃の可能性はゼロではないということは法案審議のときから申し上げております。今でもそうです。ゼロだなぞということを申...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、申し訳ありませんが、課長が、そういうお答えをいつどのような文章で、文章といいますかね、せりふで、せりふでというのも変かな、申し上げたか、いつ何日何時にどなたにどういうような立場の者が申し上げたか、ちょっと詳細のものを持っておりません。  しかしなが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほども若林委員の御質問でしょうか、お答えをいたしましたが、それは早ければ早い方がいいのです、イラクから撤退をするのは。別に私どもはそこに長くいて何か利益を得ようとか、権益を拡大しようとか、そのようなことでやっておるわけではございません。自衛隊が行かなくて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 訓練の内容は申し上げられませんが、でもこれも法案のときから申し上げました。ROEというのは紙で見たって何にもならない。それが、頭で覚え、そして体が動くようにならないとROEの意味はないというふうに申し上げておりますので、それを隊員がきちんと習得できるように...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、弾道ミサイルに対しまして国の独立、平和、国民の生命、財産を守るためにほかに代替手段のない唯一のものだというふうに考えております。そしてまた、まさしく向こうが撃たなければこちらは撃たないわけでございまして、これほど専守防衛というものにかなうものもない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 弾道ミサイル防衛につきましては、先ほど申し上げましたように、強大化でもなければ、弾道ミサイルの脅威に対してそれしか手段がないということですから、私どもは国民に対する政府の責任としてこの整備を行うということでございます。  また、御指摘の一万三千五百トン級...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) テロ対策特措法に基づきます対応措置に関する基本計画の変更について御報告を申し上げます。  テロ対策特措法に基づきます基本計画の変更が四月二十二日の安全保障会議を経ました後、四月二十三日、閣議において決定をされました。  具体的には、基本計画上の協力支援...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 所管外のことでございますので、大臣としての発言としてはいかがかと思いますが、いずれにしても、うっかりしてはいけないということなんだと思っています。  これは委員も御案内のとおり、国民健康保険というのは、日ごろは国民健康保険ですね、国会議員というのは。とこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 数が何名、陸上何名、海上何名ということは公表されておりません。また、これに参加をしておりますどの国ともこれを公表しておらないところでございます。したがいまして、私どもといたしましても、公表しておらないことを我が国のみが公表するわけにはまいらないというお話か...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) アルカイダですね。
○国務大臣(石破茂君) 先ほど十二月から一月、三十人と申しましたが、五十人の間違いです。  勾留した乗務員の中にアルカイダの関与の疑いがある者が含まれていたということでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは我が国が主体的に行うものでございます。  全体のオペレーションを継続するかどうかということについてお尋ねがあるとするならば、これは、合衆国でありますとかイギリスでありますとか、そういう国々がどうするのかということを決める、つまり、私どものような後方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確かに御指摘のように、二〇〇二年の五月であれば、アメリカの船は四十隻出ておったと、アメリカ以外は十五か国、六十隻出ておったということでございますが、本年三月になりますと、アメリカの船は三隻、アメリカ以外は七か国、十二隻、都合十五隻というふうになるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その御指摘は以前も委員からちょうだいをして、私、海外の大臣、海外の大臣といいますか、フランスでありますとかあるいはイギリスでありますとか、そういう我が国が補給を実施している国の大臣と話しますたびに、委員のそういうような問題意識というものを念頭に置きながら、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは自衛官、人間の方の官で申しますと、二回派遣された者は七百五十名、三回参りました者が百十名、四回参りました者は十名、派遣された隊員は延べ六千六百三十名でございます。平均しますと、一回当たりの派遣日数は百三十日間ということに相なります。  今度は船の方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 結局、先生、それは我々の海上自衛隊は、ブラウンウオーターネービーとは言いませんけれども、外洋海軍として設計をしているものではございません。遠洋までずうっと出ていって長いミッションをやるということを想定をして船も造っておりませんし、部隊の編成も行っておりませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、引き際は、やはり目的が達成されて、先ほどの説明でも申し上げましたが、アルカイダの脅威というものが目に見えて皆が実感できて除去できたなと。それでもテロですから、みんながもう収まったと思ったらまた起こるのかもしれませんけれども、やはり今収まっているとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 見直すことを昨年末の閣議で決定をいたしております。  本年中、平成十六年中に新しい大綱を策定をいたします。
○国務大臣(石破茂君) 三割という数字は確定をいたしておりませんが、国会答弁でも何度か申し上げておりますが、戦車、火砲等は削減という方針は決まっております。
○国務大臣(石破茂君) これは、何割ということは決まっておりません。  これは、委員おっしゃいますように、単に削減ありきだということでもございません。また、これも私が申し上げる、委員のような権威に申し上げることではありませんが、どれだけ削るかということと同時に、どこに配置をする...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、橋本行革のときに、政治の場にゆだねると、こういうような結論を出しました。ということは、閣法では出さないと。政治の場でお願いするということをあのときに整理をいたしました。  そういたしますと、今議員立法という形でお願いをしておるわけでございまして、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、職を賭すのは、私はいつでも賭しておるつもりでございますが、これもう先生御案内のとおり、私ども、内閣府の外局として存在をしておりますので、単独で法律は出せるわけではございません。これは内閣府の長たる内閣総理大臣が出すことになります。  ただ、これは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、先般も答弁いたしましたが、もう一度繰り返して申し上げますと、これを何とかしないと大変なことになるという認識は強く持っています。  自衛官はあちらこちら、学校を直す、あるいは病院で医療の指導を行う、あるいは道路の修復、外へ出ているわけですね、安全が確...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) BMDシステムの一通りの装備に八千億から一兆円掛かるというふうに考えております。それは、海上配備型のSM3と、それからパトリオットを組み合わせて行うわけでございますが、この中で、国産とそして外国製の比率、あるいはライセンス国産というものを行うかどうかも含め...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生が御指摘になりましたアッサマーワでございます。これは設問の仕方にもよりますが、日本の自衛隊の活動はサマーワ市にとって有益かと、こういう問いに対しまして、有益であると答えた人が四三%、いいえと言った人は五一%と、こういう結果でございます。どういうようなサ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この法的根拠といいますか、この現地の指揮官が取りました退避措置というのは、この法律に基づいて行っている行動の一環として行っておるものでございまして、これは申し上げるまでもございませんが、特措法第八条第五項とは全く関係のないものでございます。
○国務大臣(石破茂君) 二条三項。
○国務大臣(石破茂君) 関係ございません。
○国務大臣(石破茂君) それはオランダ軍と連絡を取りますが、しかし基本的にオランダが引いたから引くというお話がストレートに出てくるものではございません。我が国として状況を勘案しながら主体的に判断をするものでございまして、オランダが引いたというようなことも仮定に基づくものでございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは仮定のことですので何とも申し上げられませんが、しかし例えば今回スペインが撤退をするという場合にも、ではどこが代わりに入るのかということはやはりきちんと調整をされて行われるものであって、一方的にどんどんいなくなって、現地が、その場所が治安を維持する者は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう事態が、引き揚げてもいいような事態が早く来るように努力をしなければいけませんが、現在、そのような考えはございません。
04月28日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○石破国務大臣 確認をいたしましたが、払っておらない部分は、当然、控除は受けておりません。
○石破国務大臣 後段は条約局長からお答え申し上げます。  捕まえたらばどっちが扱うのかということでございますが、これは、捕虜の国家間の移送は第三条約の締約国同士でできますので、先生は多分、アメリカは第一追加議定書に入っていないからどうなのかということを御懸念なのかもしれませんが...全文を見る
○石破国務大臣 現時点で予断を持って、これはやらない、あれはやらないということは行政としては申し上げかねるところでございます。しかしながら、累次答弁を申し上げておりますように、これは関係機関の皆様方とも今までもいろんな連絡をとってまいりました。地方公共団体へも御説明をし、理解を得...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生も副知事としても行政をやってこられました。行政の一番適正な進め方ということにつきましてはいろいろな御指導もいただいていかねばならないと思っておるところでございます。  私どもといたしましては、今まで防衛施設庁として、名護市の当局ともいろんな御相談をし...全文を見る
○石破国務大臣 ですので、どういう形で住民の方々、それこそ先生御指摘のように、そこの海で生計を立て、先祖代々そこの地において漁業で生計を営んでこられた方々、そういう方々にお話をするのに、やはり私どもとして、そこの行政単位であります名護市というものをぶっ飛ばして、我々として直接いろ...全文を見る
○石破国務大臣 私もその報告は随分と詳細に受けております。これは私が副長官のときから、ジュゴンの問題というのは大きなテーマでございました。ですから、私は、その報告も受けておりますし、捏造だとは思っておりませんが、この氏名を出せませんということにはいろんな理由がございます。施設庁の...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃいますとおり、今度は潜水艦かもしらぬなということは思っています。つまり、能登半島でもそうですし、九州沖でもそうですが、工作船、もう不審船じゃないですね、工作船になった。今度は潜水艦で来たら一体どうなるんだという問題意識は私ども持っております。  先生御指...全文を見る
○石破国務大臣 これは静岡県の知事さんからも随分と言われておりまして、全国知事会等々でも大分議論はいたしました。  要するに、知事は忙しいのではないか、そういうときには住民の避難とかそういうのに忙殺されておって、そんなことをやる暇はないので、都道府県知事を通さずに直接国がやって...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先生御指摘のように、どっちが実効性が上がるかね、こういう判断なんだろうと思っていますが、先ほどの答弁の繰り返しでございますが、事態に照らし緊急を要すると認めますときは、防衛庁長官等は、通知をした上で、みずから土地使用等の権限を行使することができる、こういう...全文を見る
05月10日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○石破国務大臣 これは、先生御案内のとおり、昭和三十一年にできました道路整備特別措置法という法律がございます。この第十二条の規定に基づきまして、武力攻撃事態の対処を含めまして、高速道路を緊急に走行する必要がある場合には当該車両の通行料金は徴収されない、このようになっております。
○石破国務大臣 それは、先ほど来、外務省条約局長が答弁を申し上げているとおりのことでございまして、仮に自衛隊を軍隊というふうに称したといたしましても、それはネーミングの問題でございます。仮に自衛軍というふうに称したといたしましても、それは憲法九条第二項によって禁ぜられております陸...全文を見る
○石破国務大臣 それも、防衛二法というものがございまして、明らかに山口組とは違うわけでございます。自衛隊法あるいは防衛庁設置法によりまして、これは、国会におきまして成立をいただいております法律に基づきまして私どもはやっておるわけでございます。そしてまた、これは憲法九条に抵触するも...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、戦うことができますのは自衛隊だけでございます。では自衛隊は国民を助けないのかという御議論をすぐなさる方がありますが、そうではないのでありまして、敵の侵害を排除できる実力、権限を与えられたのは自衛隊しかない。そうすると、まず自衛隊は第一義的にそれ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、この措置が自衛権というものを根拠としておるからでございます。  自衛権はどこまで及ぶかといいますと、我が国の領海、領空にとどまりませず、公海まで及んでおるわけでございます。これは前も答弁を申し上げたかもしれませんが、その自衛権は何に基づくのだといいますと...全文を見る
○石破国務大臣 それは当然、必要最小限ということでございますから、公海ならばどこでも及ぶというものではございません。おのずから、自衛権に根拠を置きます以上、限界というものはございますし、そしてまた、その範囲というものは外務大臣が告示をすることになっておるわけでございます。  し...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。先ほど、私、答弁を一カ所誤りまして、申しわけございませんでした。  告示をいたしますのは、本法案第四条の規定に基づき、防衛庁長官でございます。その区域は外務大臣から各国政府へ周知をするということでございますので、答弁に誤りがございました。おわびをして...全文を見る
05月11日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○石破国務大臣 先生がおっしゃるようなそういうようなことも、それは私はあながち全面的に否定をするものではございません。  しかしながら、まさしく今外務大臣から答弁がございましたが、どういう状況で何が起こったのかということを正確に把握していない時点で、断定的なことは申し上げられな...全文を見る
○石破国務大臣 先生おっしゃいますように、サマワに自衛隊を派遣し、それに対する安全配慮義務というものを防衛庁長官は負っております。したがいまして、正確な情報を把握するために、私どもも、外務省と緊密な連絡をとりながら、あれこれあれこれこういうような手によってということは申し上げるこ...全文を見る
○石破国務大臣 大変恐縮でございますが、情報収集能力を知りたいというふうに先生はおっしゃいました。もちろん、情報収集能力というものが、世の中に万全というものはございませんけれども、それが高いレベルであるべく私どもは努力をいたしております。  ここで、これがABCDと、これが私ど...全文を見る
○石破国務大臣 これは先生、現地の状況がどうであるか、情報収集ということは、それはできないというものではございません。それは、その場においてどのような武器使用の権限を有するとかなんとか、そういうような議論であれば、これはまた別のお話でございます。それは自己を守るための武器使用とい...全文を見る
○石破国務大臣 それは、自己の管理に入った者とかいろいろな、十七条に規定がございます。これは武器使用の規定でございますから、どういう場合に武器を使用できるかということを書いたものでございます。  ですから、人道的にそういうことはできないということでは決してございません。しかしな...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほど運用局長からもお答えを申し上げましたが、安全確保支援活動としての行為ということであればできるということになります。その場合の武器使用というのは、これは、先生が先ほどおっしゃいましたように、正当防衛、緊急避難を違法性阻却事由としてと、こういう形になろう...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊が例えば移動している、その経路上においてそのような場面に遭遇した、オランダ兵が倒れているという場合にどうなのかというのは、先ほどの御質問と同じケースなのだろうというふうに思っております。  安全確保支援活動としての医療行為あるいは輸送行為、そういうものはで...全文を見る
○石破国務大臣 たまたまそこへ居合わせて駆けつけるということがちょっとよくわからないのでありますが、基本的に、先生御指摘のように、何キロも離れて、やられた、助けに来てくれという場合に、行くことはできない。これはこの法案からそのようなことになります。  移動中にそういう場面に出く...全文を見る
○石破国務大臣 それは、オランダ軍は現地の治安に責任を負っております。それはイギリスも同様でございますが、このサマワにおきましては、オランダが治安を担当いたしております。オランダの任務として現地の治安を守る、その中の一環として日本を守るということに相なります。日本がオランダを守れ...全文を見る
○石破国務大臣 先生御指摘のように、先般、と申しますのは本年三月末でございますが、三百名から成ります特殊作戦群というものを新編いたしました。長官直轄部隊でございます。  要は、これは、非対称的な脅威、こう言うわけですが、例えて言いますと、特殊工作員のようなものに対して、非対称的...全文を見る
○石破国務大臣 結局、治安出動の規定というものは、大規模騒擾みたいなものを考えておったわけですね。どう見ても、この今の時代に、そういうものが全くなくなったとは言いませんが、今の時代には合わない。したがって、中央における協定も改定をし、そしてまた、各都道府県警とそれぞれの自衛隊との...全文を見る
○石破国務大臣 これは、想定を基本的にはいたしておりません。  と申しますのは、治安出動下令時でございますから、治安出動の場合には、これは基本的に自衛隊でもって対処することになります。それが、確かに先生おっしゃいますように、だんだんだんだん事態が拡大をしてまいって、これはどうも...全文を見る
○石破国務大臣 それは全く否定しておるわけではございません。それは、事態に応じて、そういうことが全く排除されるわけではございません。  ただ、現在のところ、まだ、先生が御指摘のような、そういうようなところまで想定を行っているわけではございませんが、将来的にそういう可能性を排除す...全文を見る
○石破国務大臣 日本語ではございません。基本的に英語ということになります。それは、米国兵で日本語を解する人よりは日本の自衛隊員で英語を解する方が多いということもございますし、それだけが理由ではございませんが、英語でございます。
○石破国務大臣 今も運用局長からお答えいたしましたが、語学教育には相当力を入れております。  これは、上は将から、下という言い方をしちゃいけませんが、士に至るまで、みんなが同じだけの語学力を持つ必要があるとは思っておりません。やはり指揮官レベルというのは相当に高い英語の能力を持...全文を見る
○石破国務大臣 それは、今森林作業に従事される方の例を挙げられましたが、本当にケース・バイ・ケースなんだろうと思っています。  基本的にそれは、正当防衛だと思って撃ったとするならば、これはもう誤想防衛の世界になるわけであって、誤想したことがどうであったかというような議論になって...全文を見る
○石破国務大臣 責任論につきましては、先ほど申し上げたとおりです。  これもまさしくケース・バイ・ケースであって、広島のシージャック事件とはかなり違う場合もあり得るだろうと思っています。その場合に国賠法の対象になるかどうかというのは、まさしくそのケースをどのように考えるかという...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(石破茂君) 認識は、今外務大臣あるいは副大臣からお述べになったとおりだと思います。大事なことは、私はやはり透明性というものだろうと思っています。  中国の軍事費につきましてはいろんな説があって、公表されているよりもはるかに多いという話もあります。私、中国を訪問しまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘の、イラク人と見たら、あるいは少しでも危険を感じたら、容赦なく逡巡なく撃ち殺すというようなことについては報告は受けておりません。ただ、私どもはサマワで活動しておりますので、バグダッド、そういうようなところの状況を詳細に存じておるわけではございませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは今までも答弁申し上げたかと存じますが、あらゆる事態は考えております。それは、どういうときに撤収をするかというのは、法の要件を満たさなくなった場合は撤収をするという、これは当然のことでございます。そういうことは従来から申し上げてまいりました。  シベ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、なぜ自衛隊を出さねばならないかという、この法律を御議論いただきました際に、やはり自己完結性を持った自衛隊が行かなければいけない。医療にいたしましても、あるいは学校の修復にいたしましても、浄水、給水にいたしましても、やっぱり自己完結性を持った自衛隊で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、どちらが先でどちらが後というものではないのだろうと思っております。つまり、治安が回復をするということと民心、民生が安定をするということはコインの表裏のようなものであって、治安が安定することによってさらに民生が良くなっていく、民生が良くなることによっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来申し上げておりますように、法の目的というもの、それは何も法律万能主義とかいうことを申し上げるわけではなくて、いろんな日本の国益あるいはイラク人の幸せ、日本の責任等々考えまして自衛隊を派遣をしておるわけでございます。  主権が移譲されるということが...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○石破国務大臣 これは先ほど来官房長官から答弁がございますように、政府全体で決すべきものでございます。  この防衛計画の大綱は、安全保障の大綱ではございません。防衛計画の大綱と位置づけを持っているわけでございますが、先生が一番よく御存じのとおり、本文があって別表という構成になっ...全文を見る
○石破国務大臣 これは福田前長官ともまさしく委員と同じような認識を共有いたしまして、やはり懇談会というのは、いろいろ単に懇談をしていても仕方がないので、国家の意思としてどうなのだということを決めねばならぬのだろう、そういうことを御審議いただかねばならないだろうということは前長官と...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員おっしゃるとおり、調メカというのは指揮命令系統だけではございません、統制の問題だけではございません。調整メカニズムというものを使いまして、さらなるそういうことの担保を図るということ、もちろん外務省とよく御相談をしながら行うことでございますが、実際にいろ...全文を見る
○石破国務大臣 その昔はサイエンスフィクションの世界でしか見られなかったものがもうあっという間に現実になるわけでありまして、委員と私は同い年でございますが、その昔、ウルトラマンというのがありまして、スペシウム光線なんというのを覚えているような気もいたしますが、そういうのが本当に現...全文を見る
○石破国務大臣 これは、口頭ということはございません。口頭だけでやるということではなくて、当然、御了解を得て、その所有者の方の御同意もないままそこを使うということは原則としてございません。御了解を得るわけでございますし、その御了解を得て私どもが使わせていただくとすれば、行政文書と...全文を見る
○石破国務大臣 委員のおっしゃいますのは、日本有事において捕虜を私どもが捕獲をした、そこにおいて自衛官が虐待をしたらどうなるか、こういう御質問でよろしゅうございますか。——虐待はしません。しませんが、仮にそんなことがあったらどうするのだという御指摘だろうと思います。  それは、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、なかなかシチュエーションを想像するといろいろな例が浮かぶのだろうと思いますが、基本的には警務官ということになるわけですね。(末松委員「戦場で」と呼ぶ)戦場です。  戦場で行った場合にはどうなるんだということになりますと、つまり、部隊の長に、部隊等において...全文を見る
○石破国務大臣 これは、例えば某国が日本に対して武力攻撃を加えてきた、それが日本人を捕虜にとり虐待をしたらどうなるか……(末松委員「あるいは民間人を」と呼ぶ)民間人を虐待したらどうなるかということでございますか。——それはやはり、それぞれの国において、これは例えば某国、某というふ...全文を見る
○石破国務大臣 それは当然、見て見ぬふりということにはならないわけだと思っております。米軍がそういうことをするということを前提に置いて議論をするというわけではございませんが、それは、そういうような虐待行為というものがありました場合には、それはジュネーブ条約にたしか規定があったはず...全文を見る
○石破国務大臣 ごめんなさい。先ほどの答弁で、ジュネーブ条約の条項をちょっと言い忘れました。第三条約十二条第三項でございます。また後から御確認をいただければと思います。  今の自衛官のお話でございますが、自衛官が不幸にして落命をしたという場合に、遺体を本来であればきれいにして後...全文を見る
○石破国務大臣 それは、御党の今川議員から平成十四年十月に同じような御質問をいただきました。そのときに、参るということを申しましたが、参れませんで、今こちらにもいらっしゃいますが、当時の副長官でありました赤城議員に行っていただいたという経緯がございます。  これは、私、以前、大...全文を見る
05月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○石破国務大臣 先生おっしゃいますとおり、迫撃砲が撃たれる、あるいはオランダ兵に対して手投げ弾が投げられ死傷者が生ずるという事態は、私ども、極めて憂慮し、かつ、関心を持っておるところでございます。しかしながら、これは、私、別に強弁をしておるわけでも何でもなくて、サマワの治安全体が...全文を見る
○石破国務大臣 これはやはり治安情勢をよく見きわめながらということだと思いますけれども、私ども、こういうような事案があったので、もう引っ込んでしまって何もしないということではございません。浄水、給水は今までどおり行っておりますし、あるいは、交差点の補修のために視察にも行っておりま...全文を見る
○石破国務大臣 ここは、先生が先般御視察いただきました第十七普通科連隊だと思います。規模は五百六十名かと承知をいたしております。これは私ごとでございますが、私の県にございます第八普通科連隊と全く同じような規模であります。  我々の中国地方の中で、私どもの山陰地方を考えましても、...全文を見る
○石破国務大臣 どのような者が出るかは、今先生がおっしゃったとおりでございます。指定する者あるいは同意を得た者ということになります。  これはやはり幹部自衛官でなければだめだというふうに思っております。いわゆる曹士クラスであるとなかなか全体の判断ができないということがございます...全文を見る
○石破国務大臣 これは、そういうことは起こり得ます。むしろ、そういうことがあった方がいいのかもしれないと思っておりまして、合併後、何市町村になるか、これは私も定かには存じませんけれども、それぞれがばらばらなことをやりますよりも、例えば、山口県のこの地域はこの者が、鳥取県のこの地域...全文を見る
○石破国務大臣 これは、足らざるところがあれば外務大臣から御答弁いただきますが、基本的に、私は、オランダが撤退するしないということを今我が国がいろいろと予見を持って議論しても仕方がないことだと思っております。  その時点において、それはいつもそうです、今もそうです、今の時点もそ...全文を見る
○石破国務大臣 自衛隊の医官がそういう行為を行うような場合が多いであろうと思っております。  多分、医師法に書いてあります診療義務というのは、拒否しちゃいかぬということであって、順番についての規定ではないというふうに承知をいたしております。そのときに重篤な人を後にして軽傷な人を...全文を見る
○石破国務大臣 事実、先生御指摘のとおりでございます。本法律案では、捕虜のほか、衛生要員、宗教要員、区別義務違反者、間諜及び傭兵を抑留対象者として規定をしておる、これは条文のとおりでございます。  このうち、衛生要員でありますとか宗教要員につきましては、これそのものは捕虜ではご...全文を見る
○石破国務大臣 御趣旨を理解していませんで、失礼をいたしました。  私どもとしては、このような者を捕虜に準じて有利に取り扱うというふうには考えておらないところでございます。当然、すべての場合、人道的に取り扱わねばならないことでございますが、捕虜とこれらの者との扱いというものは、...全文を見る
○石破国務大臣 それは、その点においては御指摘のとおりでございます。  しかしながら、その捕虜の待遇を受ける者との例えて言いますと違いといいますのは、抑留給付金というものがございますが、抑留給付金のようなものは今先生がお挙げになったような者に対しては給付をなされないところでござ...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。先生の御提案ですので真摯に聞かせていただきたいと思っておりますが、今、条約局長から答弁がございましたように、それらが行う行為は正当な行為ではないわけでございます。間諜ですとか区別義務違反者でありますとか、そういう者は犯罪者でございますから、そのように取...全文を見る
○石破国務大臣 それはできるものです。  それで、私どもは、自衛権が及びますのは、基本的に、我が国の領土、領空、領海そして公海まででございますから、我が国が合衆国とともに海外の領土におきまして、ほかの国の領土におきまして共同作戦というのは基本的に想定されないわけでございまして、...全文を見る
○石破国務大臣 これはきのうもお答えをいたしたと思いますが、米軍と私どもの間は、共通語は英語を使うことにいたしております。  そうしますと、結局、どちらの方が解しやすいかということでございますが、米軍が日本語を解するよりは、日本の自衛隊が英語を解した方が早いだろうということもご...全文を見る
○石破国務大臣 すべてを申し上げるのもなかなかはばかられることでございますが、完璧にすべてが連接しておるという状況ではございません。  それは、先ほど先生御指摘のように、山火事なんかのときもそうでございましょう。ましてや有事のときに、本当にそれでいいんかいということはございます...全文を見る
○石破国務大臣 先生、発熱の例を挙げられましたが、これは指数化するのは極めて困難なことだというのは、もう先生もよく御案内のとおりでございます。ですから、ポイントがここになったら撤収であるとか、ここまでだったら大丈夫だというようなことにはなりませんが、やはり二つあるんだろうと思って...全文を見る
○石破国務大臣 先生の御指摘いただきました考え方といいますか、これは私も強く持っておるところでございます。  私は、これは本当にどうなっているんだということはほとんど毎日のように聞いておりますが、サマワにおいて、自衛官に対する期待、市民の期待というものは非常に高いんだと。本当か...全文を見る
○石破国務大臣 本日、今までした答弁と重なりましたらお許しをいただきたいと思います。  一つは、オランダは治安維持をやっている、我々は人道復興支援をやっている、やっている内容が違います。したがいまして、遭遇する事案が相当に異なってくるということが一つあります。  二つ目は、オ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、長島委員も軍事に対しては非常に御造詣が深いですから、あるいは御承知の上でお尋ねになっておるのかもしれませんけれども、かくかくしかじかこのようなことをしましたので被害が極小化できますなんぞということを言った途端に、それは極小ではなくなるのです。  それは本...全文を見る
○石破国務大臣 先生、四月七日の件を今お尋ねでいらっしゃいますね。(長島委員「そうです」と呼ぶ)  今、運用局長から概要を御報告申し上げました。これは、報道等々に出ておるものと重複しましたらごめんなさい。爆発音が三回確認された、二十三時過ぎのことでございます。爆発音は迫撃砲また...全文を見る
○石破国務大臣 先生の御指摘は、本当に私どももよく考えなきゃいかぬことだろうと思います。  今、井上大臣からありましたように、基本的に政府としてお答えをするものでもございません。ただ、今まで秘密会というのは委員御指摘のようにいっぱいありました。ところが、秘密会だけれども議事録が...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先生いみじくも御指摘になりましたように、九十五条の適用があるかないかということだと思います。  武器等防護の規定というのは、それは自衛隊のものであれば当然あるわけでございますが、これが米軍のものということになりますと九十五条は使えませんので、武器使用規定...全文を見る
○石破国務大臣 これは久間元大臣の方がはるかにお詳しいことでありますが、私がお答えをさせていただくとしますと、これは、自己の生命を守るという自然権的なものと九十五条というものは重なりまして、トータル的な権限ということになっておるわけでございます。  したがいまして、最終的には、...全文を見る
○石破国務大臣 それで正しいです。  要するに、情報収集活動というのは何のためにやるかというと、治安出動を下令する必要があるのかな、ないのかなということを、そのことについての情報を収集するために出るわけでございますから、出ておる事態が異なるわけでございます。  今先生が御指摘...全文を見る
○石破国務大臣 これは、前回委員から、おまえの概念の遊びはもうたくさんだというおしかりをいただきまして、よく覚えておるところでございますが、別にそういうことを申し上げているわけではないので、必要最小限というものをどのように考えるのかなということなんだろうと思っています。  これ...全文を見る
○石破国務大臣 ですから、先生がおっしゃるとおり、私どもが申し上げておりますのは、実効性の観点からどうなのだということにポイントは置いておるわけでございます。ですから、それを没収すること、すなわち交戦権に当たるとか、そういうことを申し上げておるわけではございません。先生がおっしゃ...全文を見る
○石破国務大臣 何に対するどのような抑止力かということでございますが、我が国は特定の脅威を念頭に置いて安全保障政策を組み立てておるわけではございません。日米安全保障条約によって抑止力を確保する、自衛隊の存在とあわせて抑止力を確保すると申し上げておりますが、何に対してということを、...全文を見る
○石破国務大臣 単にそれだけにとどまるものではないと思っております。  確かに、九・一一後の新たな脅威ということもございましょう。そしてまた、それがアクターといいますか主体として非対称的になったということもございますが、国家としてその対象が変わってきたということもあるのだろうと...全文を見る
○石破国務大臣 立ち入りを拒むことができる正当な理由がある場合とは何かと申しますと、捕虜等警備自衛官による立ち入り要件を欠くことが明らかな客観的事実がある場合などと考えておるということでありまして、先ほどのお話ではございませんが、主観的理由や個人的な理由でこれを拒むことはできない...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○石破国務大臣 平成十四年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、(組織)防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。  当初の歳出予算額は四兆三千八百三億五千七百万円余でありまして、これに改革加速プログラムの一環として行う医療器材...全文を見る
○石破国務大臣 平成十四年度決算検査報告に掲記されております事項について、防衛庁が講じた措置を御説明申し上げます。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、今後、このようなことのないよう綱紀粛正のより一層の徹底を図る等再発防止に万全を期する所存であります。  デー...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のように、サマワにおきまして今先生がおっしゃいましたようなことが起こっておりますことは、私ども承知をいたしておるところでございます。  どのように認識をするかということでございますが、サマワ全体の治安が極度に悪化をしたとか、そのような認識は現在有しておると...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先生、私ども、例えばイラク警察の発表でありますとか、いろいろな情報に基づいて、もちろん現地からの報告もございます。それが一時間なのか、四十分なのか、一時間十分なのか、これは本当に正式に見てはかったわけではございませんので、きちんと何時間ということは申し上げ...全文を見る
○石破国務大臣 そのような報道は承知をいたしておりますが、福田当時の官房長官に対しまして法制局からそのような報告をされたということは全くないというふうに存じておりますし、したがいまして、当然のことでございますが、私に対しましても内閣法制局からそのような考え方が伝えられたということ...全文を見る
○石破国務大臣 それは従来答弁を申し上げてまいりましたとおり、かくなるものは国であり、かくなるものは国に準ずる組織でありということについて、確定的にこうだというような客観的な物差しが存在をしておるわけではございません。それが国に準ずる組織であるかどうかというときには、その組織性で...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先生も議員になられる前、いろいろな政策立案に携わっていらっしゃいましたので、あるいは私も御説明する機会があったかもしれませんけれども、例えて申し上げれば、フセインの残党がお家再興のような形で集まって、かつての内務大臣とか、かつての石油大臣とか、別にそういう...全文を見る
○石破国務大臣 この法律の仕組みは、これは何度も先生方から御質問をいただいて、私の答弁が多分十分ではないので御理解をいただけないのかと思っておりますが、イラクというものを、はいここは戦闘地域でございます、はいここは非戦闘地域でございますというふうに二つに分けてどうなんだという評価...全文を見る
○石破国務大臣 これは法律をお読みいただければおわかりになりますとおり、いろいろな対応がございます。そこには一時休止をするというものもございます、中断をするというものもございます。先生が先ほど御指摘になりましたように、これは非戦闘地域という要件を満たさないということになりますれば...全文を見る
○石破国務大臣 それは一〇〇%共感をいたします。  それはもう、おっしゃいますように、例えば五月の六日に私どもの宿営地に自衛隊支援のデモというのがやってきた。要するに、日章旗を振って、正直な日本人の皆さん方とともに、サマワの再建のために我々一緒に働くぞというデモがやってきた。そ...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、私はデモをもってしてすべてのサマワ市民がなどということを申し上げているわけではありません。  これは、世論調査もいろいろありますから、これがいいとか悪いとか、だれもわからないことですが、例えば四月に、向こうで、アラビア語の新聞アル・サマワというのがあ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、これはどっちの立場に立ってもそうなんですが、テレビに出る方と全く違う意見の方もあるわけで、テレビを拝見した限りは、印象としては、本当にこうなのかな、私の聞いていることと違うがなという印象を持ったことは事実でございます。テレビの編集方針等々について私が物を申...全文を見る
○石破国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございます。一体になってやるわけではございません。その点もこの間随分と確認をいたしました。こういうことを常日ごろやっておるところでございます。  私は、ほかの国がいいとか悪いとか、そういうことを申し上げるつもりはありませんし、日本だけがい...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(石破茂君) これは必ずしも私がお答えすることが適切かどうか分かりませんが、今回イラクに自衛隊を派遣をしますときには四つ観点があるだろうということを私はあちらこちらで申し上げました。一つは、まさしく先生御指摘になったように、利益線という観点ではございませんが、石油資源を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはイラクの人々によってという場合もございましょう。あるいはNGOでありますとか、我が国の国民であって自衛官ではない人たちという場合もございましょう。要は、自衛隊の自己完結性でありますとか自衛隊が持っております自己防護能力でありますとか、そういうものを必...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどの、陸軍は出さないが海軍を出したというお話をなさいました。たしか地中海に駆逐艦を数隻送っただけではなかったかと思っております。しかし、あそこにおいて、地中海に駆逐艦を数隻送ったということによって日本の信頼というものは高まったという見方もこれはございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、一つはエキスパンドの能力をどれほど考えるかということだろうと思っております。つまり、平時において有しております能力が、それでは有事になったときにどれほど急に伸びるのかということの能力というものはやはり検証しておかなければ、これは机上の空論に終わりか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今度、日本海にアメリカが持ってくると言われております、イングランド長官がおっしゃっておられますようなイージス艦の役割の詳細につきまして私から申し上げる立場にはないと思っております。  それでは、今後、十六年度予算においてBMDをお認めいただいたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、システムとしてどうなのだという話でございまして、先生御指摘のように、確かにSM3にいたしましても、あるいはイージスシステムにいたしましても、あるいはパトリオットにいたしましても米国の技術でございます。  ただ、もう一つ議論をしなければいけないのは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 結局、マッハ十で落ちてくるものの、あるいは発射地点にもよりますが、発射されてから到達まで十分以内というようなものに対して、どのようにして適切に対処するかということでございます。そのための法的枠組みとは何だろうかということでございまして、基本的には防衛出動と...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○石破国務大臣 これは戦闘行為かどうかという一義的な解釈というような御質問だと理解してよろしゅうございますか。——それは、状況をいろいろ把握しながら、政府全体として判断をするものでございます。
○石破国務大臣 先生御指摘のとおり、これは戦闘地域ではないということです。ないというふうに判断をしなければ、それはこの法律として成り立たないということでございまして、では、そのサドル師がやっていることがどうなのだというようなことを、私も記者会見を詳細に存じておるわけではございませ...全文を見る
○石破国務大臣 行動は非戦闘地域で行うものでございます。したがいまして、今、ムサンナ県あるいは私どもが活動しておりますサマワで戦闘というものは行われておらず、その地域は非戦闘地域であります。それはもう先生が十分御案内のとおりと思いますが、戦闘地域、非戦闘地域というのは、危ないとか...全文を見る
05月19日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) これは、先生の武力衝突ということが何をもって武力衝突というのかということにもよりますが、現地で起こっておりますことは、治安を担当しますオランダ軍が、治安を攪乱をしようとする者、治安を乱そうとする者に対しまして、イラク警察等々と共同して治安を維持をする行為を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 言い方が適切、十分ではなかったかもしれませんが、要は、武力衝突ということを先生が何をもって武力衝突というふうにおっしゃっておられるかということでございます。実際にそこで、私どもはここに書いておりますのは、断続的に衝突が生じましたというふうに書かせていただい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先般、若林委員が榛葉委員とともにUNDOF、私どもの部隊を御視察をいただきました。心から御礼を申し上げる次第であります。  国際任務はどうあるべきかということでございますが、今委員が御指摘をいただきましたように、私も副長官のときに視察に行ってまいりました...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国又は国に準ずる者ではございません。
○国務大臣(石破茂君) 組織性、計画性、継続性、国際性等々を総合的に勘案をいたしましたときに、これは、サドル派民兵組織というものは、そういうものに当たると私は思いません。  更に申し上げれば、これは法案審議のときに申し上げたのかもしれませんが、国又は国に準ずる者、者なんていうと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、我々はイラク特措法に基づいて活動しておりますわけで、これは我々が実施区域というものは非戦闘地域の要件を満たさなければいけないということですから、そのほかの地域で何が起こっておるかということを要求をされている、判断を要求されているものではございません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、組織性、継続性、計画性、国際性というものに例えば数値があって、かくかくしかじかこういうことを満たせば、じゃ組織性は充足しました、かくかくしかじかこういうものを満たせば百点満点のうちの八十点になりまして計画性を充足しましたというようなものでは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、それは総合的にと申し上げているのであって、四つのうちのA、B、Cを満たしてDを満たしていないからこれは駄目だとか、A、B、C、DのうちのA、Bを満たしているがC、Dを満たしていない、だから駄目だと、そういうことを申し上げているわけじゃなくて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、先ほどから申し上げている、何が欠けたからそれに該当しないとかいうものではない、総合的というのはそういうものだというふうにさっきからお答えしているのです。
○国務大臣(石破茂君) それでは、逆に申し上げれば、何でサドル派が国に準ずるという評価になるのですかということになるのだろうと思います。  つまり、我々がイメージします場合の国というイメージははっきりしている。じゃ、国に準ずる者、つまり同じ法的評価を受けるということになりますと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは一面、間違いではございません。
○国務大臣(石破茂君) 違います。
○国務大臣(石破茂君) 似て非なるものなんていいますとまたおしかりをいただくかもしれませんが、要するに、これは法制局も昨年の七月十日に答弁をしていることでございますが、要するに国際的な紛争の当事者たり得る実力を有する組織体、要するに私どもが何でこういう概念を使っておるかといいます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先生、比較すること自体が無理なのでございまして、フランスのNGOがやっているのは、今も経済協力局長から答弁がございましたが、これは給水をやっているわけであって、浄水をやっているわけではございません。彼ら自身が水をきれいにするという行為をやっているわけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでございますが、あえて申し上げますと、元々私どもは武力行使に行くわけではございません。先生御指摘になりましたように、人道復興支援あるいは安全確保支援ということに行くわけでございます。  他方、私どもが実施区域としております地区は、現に戦闘...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、先生のおっしゃる御趣旨はそのとおりだと思っております。  サッカーボールは、実はサマワの子供たちに差し上げました。これはODA、外務省を通じて行っているものでございます。あるいは学用品、文房具等々は、これは全国からいろんな寄付をいただきまして、それを...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(石破茂君) 経緯につきましては、私、麻生大臣、中川大臣とともに衆議院の厚生労働委員会であったかと思いますが、御説明をいたしました。これはもう繰り返して申し上げることもございませんが、私自身、毎月払っているということ確信もしておりましたが、念のためと思いまして、社会保険...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国務大臣としてではなくて、政治家としてというお話でございます。  これ、この委員会の場でお答えすることが必ずしも適当かどうか知りませんが、先生の御指示でございますので申し上げるといたしますれば、それは、官房長官がおっしゃっておられますように、これは報告書...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これも、今回の細田官房長官あるいは日本テレビ、飯島秘書官の件につきましては、私、事実関係詳細に存じているわけではございません。コメントする立場にはないと思っております。政府の一員としても、情報を正確に把握しておりません以上、コメントすることは政府の一員とし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これが、仮にPKOに移行する、つまり国連の活動としてのPKOに移行するということになった場合に、まさしく若林先生おっしゃるような、じゃ、五原則との関係はどうなるんだということになるわけであります。それは、紛争当事者間の停戦の合意であり、我が国の参加に対する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生から何度も御指摘をいただきました。  私どもとして、とにかくこれを減らせと。もう数が減らせばそれでいいという話じゃなくて、もう限りなくゼロに近づける。一人でも自殺があってはならない。そして、自衛隊の自殺者というものは一般社会に比べれば少ないのだで済む...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは以前も先生とお話をさせていただいた事案でもございますが、やはりプライバシーというのは最大限守られなければいけない。御遺族にしてみれば、自分の息子は本当に使命感を持って、一生懸命夢を持って自衛隊に入ったはずだ、ところが自殺しちゃった。それで出てきた報告...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生のおっしゃるとおりだと思います。本当に高い志や大きな夢を持って入ってきた子たちがそういうふうにして、途中にして命を絶つということについて、そういうのがあってはいけないと本当に私は思っております。  まじめに一生懸命やった者ほど何だか疎外感を受けてしま...全文を見る
05月25日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(石破茂君) 中曽根先生あるいは宮澤先生を始めとする歴代総理からいろいろな御意見が出ておることは承知をいたしております。それぞれ高い見地から本当に国を思ってのいろいろな御意見の表明であったというふうに承知をいたしております。  一方において、今朝の報道でもそうでござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、外務大臣からお答えがあったとおりでございますけれども、要は、その民主主義とは何なんだという議論が先ほどから委員からございます。この捕虜の虐待問題もそうですし、今度の結婚式場の問題もそうですが、そのことについてどうなのかということを、議会において、あるい...全文を見る
05月26日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりました武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案、武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  まず、武力攻撃事態におけ...全文を見る
05月26日第159回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(石破茂君) 武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案、武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  まず、武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、新たな法の制定、委員のお言葉をかりれば、安全保障基本法についてのお尋ねがございました。  従来から、政府としては、憲法の下、専守防衛に徹し、日米安全保障体制を堅持し、適切な防衛力を整備するとともに、国際協調の下、国際の平和と安全を確保するための外交...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 山口議員にお答えを申し上げます。  まず、海上輸送規制法案につきまして、国際法及び憲法上の根拠と立法上の特色についてのお尋ねをいただきました。  国連憲章第五十一条におきまして、武力攻撃を受けております国は、自衛権を行使することが認められております。ま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 武力攻撃事態関連法制の整備と米国との協力関係についてのお尋ねがありました。  日米防衛協力のための指針は、日本に対する武力攻撃に際しての対処行動、我が国周辺の地域における我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態、すなわち、周辺事態における協力等、日米間...全文を見る
05月27日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第13号
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○石破国務大臣 撤退シナリオというのは、一番いいのは、もうイラクの治安が回復し、自衛隊がいなくても民生が安定をし、水も供給され、学校もよくなり、医療も提供されるというのが一番いい撤退シナリオでございます。  ただ、多分、委員が想定しておられるのはそういうお話ではなくて、そうじゃ...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(石破茂君) これは先生先刻御存じのとおり、臨検、拿捕ではございません。臨検、拿捕というのは、結局伝統的な国際法の中で認められてきた、まさしく交戦権の行使として臨検、拿捕というものを行う。他方、今回の措置、提案しております措置というのは、国連憲章五十一条に定められた自衛...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛権の行使によるものですから、実際、先生のおっしゃるとおり、武力攻撃が発生する前にできるかというと、それは自衛権の行使を淵源に置く以上、根拠に置く以上それはできないということに相なります。  そういうような事態になってからでいいのかということでございま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはそのとおりでございます。これはこの法律にも定めてございます。
○国務大臣(石破茂君) 自衛権の行使に伴う措置でございます。それは第三国を相手にして自衛権を行使するわけではございません。自衛権をベースに置いて、それによって行う措置でございますから、第三国相手に自衛権を行使するというものを内容とするものではございません。したがいまして、これは国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 没収するということは考えておりません。占有するということも伴いません。要するに、これはそのものが我が国に対する武力攻撃に資するものというものに限っておりますことも、これは自衛権の必要最小限というところに掛かっておるものでございます。  したがいまして、我...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いずれにいたしましても、日本国憲法第九条からいって、武力行使を目的とするような、武力行使を伴うような、そういうような行動ができないということは当然のことでございます。それはもう自明の理ということであって、武力行使を伴うような多国籍軍の参加を防衛庁長官は期待...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です。安保条約が成立いたします過程におきましては日米の間でいろいろな議論がございました。全土基地方式、つまり当時はまだ沖縄が返還になっておりませんでしたので、北海道から九州までということかと思いますが、全土を基地にするのだというような構想、あるいは全土...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(石破茂君) 日本を射程に入れたノドンミサイルを保有をしているということは、これは私どもも国会答弁で申し上げているとおりであります。向いているとか向いていないとかいうことを何を指して言うのか、これは委員も技術的なこともお詳しいと思いますが、極めて難しい。ただ、向いていな...全文を見る
05月28日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(石破茂君) すべての国のことを存じ上げておるわけではございません。また、明快に国会の場においてこれはもう自衛権であると、こう言っている国がどれほどあるかということも存じ上げておるわけではございません。インドですとかパキスタンですとかエジプトですとか、そういう国が実際に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 文書としてどういう形になっておるかというところまで詳細は存じ上げておりません。  ただ、自衛権の行使として第三国商船に対して停船検査等を行ったケースとしては、例えて申しますと、第一次中東戦争以降、一九四八年から一九六〇年の期間において、エジプトが自衛権の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど、合衆国に照会したというふうに申し上げました、これは外務省の方からやっていただいておるわけでございますが。それ、きちんとここまでが交戦権でここからが自衛権でと、それで重なる部分はどこであり、重ならない部分はどこであるというような明確な整理が、合衆国を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まず、明確に「国の交戦権は、これを認めない。」としております。その後の政府答弁におきまして、交戦権とは戦いを交える権利ではなく、戦いの場において認められる諸権利の総称であって、どうも正確ではございません、言葉、というようなことで、例えて言えば占領地行政を行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、先生御案内のとおり、第三国に対して自衛権を行使をしておるわけではございません。我が国が使っております自衛権というのは、あくまで我が国に対して攻撃を仕掛けておる国に対して自衛権を行使をしておるわけでございます。  第三国船舶が我が国の相手方の国家に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私、先ほど来自衛権というふうに申し上げました。これは我が国が権利として行使をするものでございます。それでは、権利に対応して先方に受忍をする義務があるかというと、これは、権利に対応する明確な形での義務として存在をするかといえば、それは必ずしもそうは言...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生おっしゃるとおり、あのようなこと、私どもは事実であるかどうか実際に確認できる立場にはおりませんが、捕虜の虐待等々あっては絶対ならないことでございます。  他方、捕虜からいろいろな情報というものを仕入れるということは、侵略行為というものを早急に排除する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いえ、おっしゃるとおり。  それは、先生、言い切れないと言ってはいけないのでありまして、結局、脱法行為みたいなことになっちゃうわけですよね。本来やっちゃいけないことをやれるようなことに結果としてなるんじゃないかということですが、今、井上国務大臣からお話が...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 指揮権は各々が持っております。指揮権が併存という形になりまして、具体的な行動はそれぞれ調整をしながら行うことになります。
○国務大臣(石破茂君) 済みません、分かりません。  ただ、二本、二回とか三回とか、そんな数ではないと思っております。回数、若しくは何本、何条変えられたかということですと、相当の条文が変わっておろうかと思っております。
○国務大臣(石破茂君) 済みません、御通告をいただいておりませんので、ちょっと今さっとお聞きしただけでは何か御質問の趣旨がよく理解できませんが、我が国の自衛隊というのは国際法上は軍隊として取り扱われ得るものというふうに考えております。したがいまして、ジュネーブ条約上我が国の自衛隊...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生今おっしゃいましたのは、捕虜になる資格ということだと思います。捕虜になる資格、つまり捕虜の待遇を受ける権利というふうに言い換えてもよろしいかと思いますが、というものと交戦権というものとは全く違う概念でございます。  したがいまして、我が国が交戦権を認...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 捕虜に関することでございますので、私の方からお答えをお許しをいただければと存じます。  それは、自衛戦争もできないというような概念に立つとすればそういうような立論も不可能ではないと思っております。ただ、私ども日本政府といたしましては、第九条は自衛戦争、自...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 戦争に勝つというのがどういう意味か私にはよく分かりませんが、少なくとも、攻めてくる方は日本の法規なぞは守りません、当たり前の話ですが。それに対して我々がどう対応するかということでございまして、そのときに民主主義国家として超法規的なことをやってもいいというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 経験豊かな先生に私ごときが申し上げるのも失礼な話でございますが、国民が戦うようになったというのはむしろ近代市民革命以降のことではないかと思っております。それまでは王様と王様、王様の軍隊同士の戦いであったものが、近代市民社会、そして市民国家の成立に伴って国民...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(石破茂君) 子細に御説明する時間がございませんが、モスクワの劇場占拠事件というのがございました。ああいうのがもし日本で起こったらどうするかという検討は当庁の中でもかなり子細にいたしております。  治安出動という御指摘がありました。ですから、警察力をもって対処できなけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは昨年の五月にも同じ御質問をいただきました。  これは、じゃ具体的な基準とは何だということを尋ねられまして、かくかくしかじか、こういう基準でございますということを申し上げるわけにはこれはまいりません。
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、具体的な基準の中身は何であるかという御下問でございますので、基準はかくかくしかじか、こういう基準でございますということはお答えをいたしかねるということを申し上げた。  それが含まれるということは、今、増田審議官の方からも答弁をいたしました...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 鋭意作成中でございます。
○国務大臣(石破茂君) 済みません。委員長の御指名をいただきました。  先生、これはガイドラインに書いてありますが、今先生御指摘のように、共通の基準を平素から確立をする、この基準は、各々の準備段階における情報活動、部隊の活動、移動、後方支援その他の事項を明らかにするものであると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 別に特定の国を念頭に置いて考えているわけではございませんが、これも累次答弁を申し上げていることですが、冷戦の真っただ中に弾道ミサイルというものを持っていたものは二か国であったと。冷戦が終わるころにはそれが十か国になっていて、今やそれが世界四十六か国に拡散を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはあらゆる、先般の総理の再訪朝もそうでございますし、あらゆる外交努力等々を通じましてそのようなことがないようにということは私どもとして全力を尽くしておるところでございます。  仮に北朝鮮からという仮定を置いてお答えをすることが適切だとは考えておりませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、どれだけの精度を持ったものかということにつきましては私ども米側と常に意見の交換をして、当たるも八卦当たらぬも八卦みたいなものを大変な国民の税金を投入して買うわけにもまいりません、導入をするわけにもまいりません。  その精度につきましても常に検証を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) であらばこそミサイル防衛は必要なのだという議論も、それはあるんだろうと思います。  それはさておきまして、では命中したらどこに避難をするのかということは、この法案が、今御審議をいただいておりますが、成立をいたしまして、それぞれの権限というものが明確になり...全文を見る
06月02日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(石破茂君) これはそれぞれ細かに申し上げますか、ここはこういうふうに違うということを……
○国務大臣(石破茂君) 一般論として申し上げれば、臨検ですとか拿捕ですとか、そういうものは一般国際法上に基づくものでございまして、没収ですとか占有権でありますとか、そういうことを有するものでございます。ところが、私どもが考えております自衛権に伴う措置と申しますのは、例えば没収とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そう御理解をいただいて結構です。
○国務大臣(石破茂君) 伴う措置でございます。自衛権の行使の要件を満たすことは自衛権の行使に伴う措置でございますので必要でございますが、自衛権の行使に伴う措置というのは自衛権の行使そのものという概念とはぴったり重なるというふうには考えておりません。
○国務大臣(石破茂君) 少なくとも、我が国に対する急迫不正の侵害があることということは必要でございます。その他に、ほかに取るべき手段のないこと、必要最小限にとどまるべきことというのが自衛権行使の三要件でございますが、我が国に対する武力攻撃が行われておるという自衛権行使の三要件の第...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、自衛行動権という言葉でもそれはよかったんだろうと思います、実は。ただ、その自衛行動権をじゃ英語に訳したら一体どうなるのというと、非常に妙なことが起こりまして、自衛権行使そのものではないんだということは言いたい、それがその自衛行動権という言葉にしたこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛権の行使に伴う措置でございますから、自衛権行使の三要件を満たすということは当然必要になるわけでございます。ですから、これは概念上の整理として自衛権の行使に伴うとしか申し上げようがない。では、それじゃ交戦権なのかと、こういうようなお話になりますと、それは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 素直に読んではいけませんという答弁をするのも妙な話でございますが、防衛出動が下令されているということと、それから自衛権を行使できるという状態、これはまた別のお話でございます。  防衛出動は、当然のことながらおそれ出動も入っておるわけでございますし、自衛権...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 似たような御指摘を何か去年の五月も先生からいただいたような覚えがあって、今ちょっと一年前のことを思い出しておるのでございますが、私は必ずしも条文上不備があるというふうに思っておるわけではございません。  先生御指摘の四条第一項は、防衛庁長官は、自衛隊法第...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、武力攻撃が発生しなければこれを行うことができませんので、そのことはきちんと書いておかなければいけないという判断に基づくものでございます。  先ほど先生、必要があると認めるときはということでは駄目なんだという御指摘でございますが、必要があると認める...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、先生の御指摘は、それは首肯し得る部分もないわけではございません。御指摘、そう言われればそういうふうにお考えになる方もあるかなという気もいたします。ただ、そういたしますと、防衛法制というのは多分物すごく今よりも膨大かつ繰り返しの多いものになるだろうと思...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは当然あり得ることでございます。
○国務大臣(石破茂君) それは能力ということではなくて、必要な地域という概念だと私は思っております。  これは先ほど来御議論にありますように、第三国船舶も対象といたしますので、あらかじめここでやりますよということを決め、それを告示をし、手続の適正性と透明性をきちんと確保しなきゃ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その必要性がジュネーブ条約上も規定をされておるとおりでございます。先生御指摘のとおりであります。  しかし、それは、事細かには申し上げませんが、幹部自衛官に対しましてはもう条約集等をきちんと徹底をしております。また、曹士クラスにつきましては、図画をもちま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法律上は地理上の限定ということがあるわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) 隣接をした公海までは可能ということでございます。
○国務大臣(石破茂君) 例えば、Aという国等が我が国に対して武力攻撃を仕掛けてきたという場合を仮定をいたしますと、A国の領海に隣接する公海まで可能ということでございます。
○国務大臣(石破茂君) これを何海里というかというのは、これを数字できちんと申し上げることは適切では全くないと思っております。  ただ、先ほど平野委員の御質問にもお答えをいたしましたが、要は必要最小限というものをどのように考えるかということでございまして、無限定ではないというの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それ、基準はどうなのかというお尋ねでございます。  それは相当な理由がある場合に認められるというわけでございまして、では何をもって相当な理由なのかということを一概にこれを申し上げるということになりますと、これも必ずしも適切ではないということになるだろうと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、法律用語の解説みたいなことになると恐縮でございますが、相当の理由があるというのは客観的にというものを含む概念でございます。相当のという言葉を使いますときは、恣意性を排除をいたしまして、客観性に基づく合理的なものでなければならないということが相当の理由...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、仮に委員のお説のとおりだといたしまして、じゃ、どのように明確に示すのかということに、逆に立法作業としてはそういうことになるだろうと思います。  じゃ、明確に示すというときに、じゃ、このような態様があった場合、あるいはこのような外観であった場合、先ほ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、お答えから申し上げますと、自衛隊の方から先に船体射撃を行うことはできます。  それはなぜなのかと申しますと、先ほど来申し上げておりますが、これは自衛権の行使に伴う措置として行うわけでございます。それは三要件を掛けておりまして、そういうような物資、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、何が合理的に必要なのか、範囲なのかということを明示的にお示しするということは極めて難しいことだと思っています。それは起こるケースがそれぞれ違いますので、事前に定型的に、はいはい、これが合理的に必要な限度でございますということを申し上げることは、非常...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 自衛権の行使に伴うものでございますので、それがマストというものではございません。必要だというふうには判断をいたしておりません。  また、今、委員が今、武力の行使になるじゃないかという御指摘をいただきましたが、私ども、逆にお教えをいただきたいのですが、なぜ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先生、るる申し上げておりますように、自衛権に基づくものでございます。それは、我が国に対する武力攻撃があって、再三再四停船を命じても止まらず、疑うに足りる相当の理由がある船舶が全速力で逃走しているような場合に、それを放置することが本当に我が国の国益にか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは何度も答弁を申し上げておりますが、その第三国に対して自衛権を行使しておるわけではございません。私どもは自衛権の行使に伴う措置を実行しておるのであり、第三国の立場というのは何かといえば、我が国の自衛権に、行使に伴う措置というものを受忍すべき立場にいると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そうではございません。第三国に対して自衛権を行使するわけではございません。
○国務大臣(石破茂君) 第三国船舶が公海上を航行しておる、非常に疑いが濃い、よって本条による措置を行うというような状況を想定をしましたときに、その公海を航行している船の行為それ自体が我が国に対する急迫不正の侵害という法的な評価を受けるものではございません。
○国務大臣(石破茂君) 是非御理解をいただきたいと思いますが、私どもは、自衛権の行使に伴う措置としてこれを行い、その根拠は国連憲章五十一条であり、憲法九条によって当然認められる国家固有の権利としての自衛権でございます。第三国の立場というのは、我が国が適法に行使をし得る、そのような...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、先生は先ほどから、沈没させた、沈没させたとおっしゃいますが、実際問題に、必要最小限の措置、そしてまた航行を停止するための措置として沈没をさせるということはまず考えられないということでございます。そのようなことをしても意味がございません。それを沈めない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く矛盾はいたしません。  先ほど来先生御主張のことでどうしても私は理解がいたしかねますのは、このような行為を行うことが国際的なルールなのですね。どの国もこのようなことを行うわけでございます。むしろ、そちらの方がルールなのでございまして、ただ私どもの場合...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、昨年も議論があったところでございます。逆に、例えば業務従事命令違反に対して罰則を掛けていない、この点はどうなんだと、災害の場合と比べてどうなんだという議論も他方においてございました。  私は、こういうものに罰則を付けるということ自体が憲法の規定に反...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは私の答弁と法制局長官の答弁は何も食い違っておるものではございませんので、どちらも政府の見解でございます。
○国務大臣(石破茂君) いや、ですから、憲法上問題があるかどうか。先生のお尋ねは意に反した苦役なのかどうなのかということについてのお尋ねなんだろうと思います。  いずれにいたしましても、法制局長官が先ほど答弁をいたしましたのは、恐らく私の理解におきましては、そのことについて罰則...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生の御認識はそのとおりだと思います。対話によって平和的に解決をすべきことであるというのは当然でございますが、圧力のない対話というのは、下手をすると懇願になりかねないというところがあるのだろうと思っております。  それは当然、私どもが北朝鮮に対して侵略行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 結局のところ、どのようにして定めるのかということでありまして、日本周辺の公海とか、例えばその何々島の周辺とか、そういういい加減なこと、いい加減なことというのは表現が良くないのかもしれませんが、では駄目なんだろうと思っております。  その先生の御趣旨を踏ま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員がまさしく先ほど的確に御指摘いただきましたように、今まではそれをやらなくても済んだんだなどという、ある意味夢のような時代があったのだと思います。新しい大綱を今年の末までに作ります。これは国会におきましてもいろんな御議論を賜りたいと思っておりますが、そこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現状は先生御指摘のとおりであります。  イラクに出しております第一次隊、帰ってまいりました。昨日、番匠群長が私のところへ報告に参り、今日、官房長官、総理にも御報告をしたところでありますが、やはりこの十年間のPKOの積み重ねというものがイラクにおいて評価を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 条文は一通り全部読んでおります。  あとは、大体これ、読みましても字面だけ読んだのでは分からないことがございますので、当庁の中で、いつごろからでしょうか、二月ごろからでしょうか、今年初めからでしょうか、勉強会はいたしました。私の勉強会だけで恐らく三十時間...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当然、異なるものでございます。
○国務大臣(石破茂君) 簡単に御説明しますと、本質が違いますといけませんが、あえて簡単に申し上げれば、船舶検査活動法に基づきます船舶検査活動は、安全保障理事会の決議がある場合を除きまして、旗国、旗国の同意を要するというものでございます。その船に乗りますときも船長等の承諾が必要とさ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 違います。  それは、臨検と今回の停船検査といいますものは、臨検がいわゆる戦時国際法、伝統的な戦時国際法に基づいておりますものであるのに対しまして、停船検査というものは自衛権に基づくものでございます。それは違います。  それは、例えば対象船舶についても...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、疑うに足る相当の理由がある場合ということを申し上げました。井上委員に対するお答えであったかと思います。相当の理由というのは客観性、合理性が求められるものでございまして、何の関係もない船を撃って、逃走し、それに対して撃ちそれを沈めるということが私はあ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この検査の方法でございますが、疑うに足る相当の理由があるかどうかという判断は先ほど来申し上げているとおりでございます。  これが軍事物資であるかどうかということにつきましては、それは実際に停船をいたしました後に、これが軍事物資であるかどうか、それは備え付...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) なりません。  それは、理由を申し上げることをお許しをいただきますとするならば、例えば海難審判所というものがございます。じゃ、海難審判所は憲法違反なのかといえば、それはそうではございません。海難審判所は海難審判法に基づいて設置をされておるものでございます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そういう事態も当然あり得ることでございます。想定しているかどうかというのは、防衛白書にも書いておりますとおり、本格的な大規模侵略というのの蓋然性は相当に遠のいたという認識は持っておりますが、全くないというふうには考えてはおりません。
○国務大臣(石破茂君) それは、例えばクウェートが占領されたという湾岸戦争がございました。クウェートが占領されたことに対しまして、アメリカ合衆国は、それは集団的自衛権の行使というのは必ずしも条約の存在をマストとしておりませんので、たしかこれ集団的自衛権に基づきまして、アメリカを始...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国連軍という形を取りますけれども、その司令官は米国が取るということになっております。指揮権は米国の、米軍人の指揮の下で韓国軍が行動する、そういうような先生の御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) アメリカの指揮下に入るわけではございません。これは何度も同じ答弁をして恐縮でございますが、個々の指揮権というものは併存をすることになっております。日本は日本の指揮権に基づきまして行動するわけでございますし、アメリカはアメリカの指揮権に基づいて動いております...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一つは、どういう攻撃があると考えているか説明をもっとしなさいという御指摘であります。それは私どもも本当にそのとおりだと思っております。  これは、毎年防衛白書も出しておりますが、十五年版がようやっと二万部売れたとかいうような話でございまして、これをもっと...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○国務大臣(石破茂君) これは先生御指摘のように、漫画みたいなものでなきゃいかぬだろうということで、政府といたしましては、国民保護のための法制ってなんだろう、という漫画を作りまして、これもまあ赤塚不二夫の漫画みたいにぎゃぎゃぎゃと笑うようなものではございませんから、内容自体がシリ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御指摘のように、ビッグレスキュー二〇〇〇、二〇〇〇年の九月三日だったと記憶をいたしております。新聞にはもうとにかく見出しに、銀座に装甲車と、こう出るわけですね。何事だ何事だという話になるわけでございます。確かに九六式装輪装甲車、あとは八二式指揮通信車を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 例えて申しますと、阪神・淡路大震災のときに米軍とどのように連携をするかという課題がございました。やはり、私どもとして、基本的に災害対処というのは自衛隊がやるものだというふうに考えておりますが、非常に大きな震災等々起こりましたときには、米軍のみならず世界じゅ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 主権移譲に向けていろいろな議論がイラクの中でも行われ、国連でもいろいろな議論が行われていることはもう先生よく御案内のとおりでございます。  今のイラク特措法というものがどうなっていくだろうかということでございますが、主権移譲というものが行われる、そしてイ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 民主党の御主張と違う御主張をしておられますので、この辺、またいろいろと私どもの方でも整理をしてみなきゃいかぬことだと思いますが、前段として、私どもとしては、自衛隊とは別にそういうような組織を持つということの有用性についてはかなり疑問を持っております。自衛隊...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一部報道にございましたような地方防衛局というようなものを設置するという方針を固めたという事実はございません。これは別にごまかして答弁しておるわけでもなくて、連日防衛庁内でいろんな議論をしておりますが、地方防衛局というような組織を作るという方針を決めたわけで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何分掛かるかというのは、大体何分という形で、例えば三十分とか二十分とか十分とか、確定的にこれぐらいですということを申し上げるのはなかなか難しいかなと思っております。少なくとも十分以内とかそういうようなことを考えながら、実際にいろいろなシミュレーションをやっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません。なかなかやるなと思っていただいたのに、それに、御期待に沿えないような答弁をしておって申し訳のないことでございますが、ただ先生、今回も情報の伝達に、じゃ防衛庁が何かかかわるかといいますと、例えば警報の発令は、対策本部長から総務大臣、先生が先ほどか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはおっしゃるとおりでございます。  警察、海上保安庁などの警察機関のみならず、消防とも連携、協力を図るということによりませんと、遺漏なき措置というものは難しいと考えております。私どもも、消防団あるいは消防職員の方々といろんな訓練をやっていかねばならな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、それぞれが役割の分担がございます。私どもがもちろん消火活動をメーンに行うわけではございません。武力攻撃事態ということになりますれば、私どもは敵の侵害排除というものを主に行うわけでございます。しかし、その支障がない範囲においていろんな活動をやらせていた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは私、予言者でもなく、占い師でもございませんので、絶対にそんなことがあるとかないとか、そのようなことは申し上げるわけにはまいりません。  ただ、これ昨年閣議決定、これ十二月のことでございますが、そこにおきましてこのように申し上げておるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 特定の脅威というものは我が国としては想定をいたしておりません。  ではどこなのかと言われて、この国、この国、この国というふうに挙げることが私どもの政府の方針ではございませんし、どこを特定の脅威として考えているわけではないというのは従来から政府が申し上げて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 事実を申し上げれば、中国が保有しています揚陸艦艇のうち、ユーティン級というものがございます。満載排水量で四千八百トンでございます。これは八隻ございまして、一隻当たり兵員が二百五十名、戦車十両が輸送可能でございます。もう一方、四千百七十トンのユーカン級という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生、それは、すべてが船を使ってやってくるかといえば、そういうものでもございませんでしょう。いろいろな組合せがあるわけです。これだけの人数がこれだけだから全くないとか、そういうような判断をするべきものだと私は思っておりません。  御質問の中国に対しまして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 思いません。  それはなぜかと申し上げますと、軍事力というものは、先生も御案内のことかと思いますが、構想してから実現をするまでに十年間を要するものでございます。十年間掛けてようやっとそういうような能力が整うわけでございまして、一方、人の意思とか国の意思と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、ミリタリーバランス等々ごらんになれば、どの国がどのようなものを持っておるかということは数値にして表れておるわけでございます。  それはすべての国が、もちろんすべての国が完全な透明性を持っているかどうかは別でございますが、どの国が、例えて言えば、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、安全保障条約には、日本防衛というものとそれから極東有事というふうに両方が備えてあるわけでございます。五条、六条であります。  今先生、周辺事態につきましての御指摘がございました。日本自体は後方支援ということで、決して周辺事態において武力を行使する...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、二つの戦争といいますか、二つの対処をしておるという理解をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 例えて申しますと、先ほどの答弁補足をさせていただきますと、周辺事態におきます我が国の措置と日米安全保障条約との関係ですが、これは法律にも書いてございますように、周辺事態法は一条にございますが、日米安保条約の効果的な運用に寄与し、我が国の平和と安全の確保に資...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはいろんなケースがあるだろうと思っております。例えばAという国と、Aという国が、A、イギリスという意味ではなくて、Aという国がアメリカとやっておる、それが我が国にとっては周辺事態である。しかしながら、またBという国が日本に対して武力攻撃の意図を持ち、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生が、A国が両方行っておる、つまり周辺事態も起こしておれば我が国に対する武力攻撃の予測と取られるようなことも起こしておるということに仮定をしての御議論だと思います。  それは、指揮系統等々がどうなるのかというのは、それはその場合場合によってそれは異なる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは制約があるかどうか、それは私ども、アメリカにとってどのような制約要因があるかどうか、それは存じ上げる立場にはございません。  しかしながら、別に、先生のお言葉をかりれば日本が困るからということではなくて、それは実態といたしましても、日本に対する武力...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先生、むしろ先生長年この問題にかかわってこられて随分と御議論をされたと承知をいたしております。  向こうがどう見るかということと我が国がどう行動するかというのはこれまた別の問題でございます。合衆国についても同様でございます。向こうからしてみれば、相...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはどちらに重心、重点を置いておるというものでもないと私は思っております。  それは、予測される事態というのは、先生おっしゃいますように、決して物静かな状態ではない、相当に緊迫をした状態であろうと思っております。そういうような緊迫した状態にあって、そう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いろんな事態を考えてみましたときに、例えばAという国が周辺事態、そのまま放置をすれば我が国にも波及し得るような、それは例示でございますが、例えて言えばそういうようなことをやっておる、それで周辺事態法が動いていろんな後方支援をやっておるというような状況です。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 六十年前ではなくて、私は昭和三十二年生まれでございますが、三十五年ということになりますれば四十四年前ということになろうかと思いますけれども、そこにおいて書かれてあることと現在やっておることが、それが矛盾を来しておるというふうには考えておりません。また、今先...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、そういう事態になりますれば日本の自衛権の発動ということになります。それは、もう自衛権の範囲というのは、これも何度もお答えをしておることでございますが、我が国の領海、領域、領空にとどまるものではなく、公海まで及び得るものであるということでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは戒厳令や徴兵制というものも設けなくても、国の独立と平和、国民の生命、財産、それを守ることを可能にするのが政府の責任であります。  そしてまた、それは可能なのかということでございますが、純軍事的に見た場合にそれは十分に可能なことだと思っております。そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 日本の降伏を無条件降伏と言うかどうかというのは、これはいろいろな議論があるところでございます、それはね。
○国務大臣(石破茂君) 日本軍であれば、それはそういうような表現でも当てはまろうかと思います。  数については、私、済みません、正確な数字を持っておりませんが、陸軍においてはかなりの部隊というものが、国内の部隊というのが本土決戦用、これはかぎ括弧付きでございますけれども、それと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、例えて申し上げれば、フランスも長年徴兵制を取っておった国でございますが、徴兵制を廃止をいたしました。徴兵制を取っておらない国というものも現在たくさんございます。  要は、軍事力というもの、防衛力と言ってもよろしいのですが、これは数の多寡のみをもっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮ですが、さきの大戦における沖縄戦ということでよろしゅうございますか。これは教訓というものは多くございますが、これは私も昨年の国会で申し上げました、あるいは井上国務大臣から今国会で何度も答弁がなされておるところでございますが、どのようにして民間人という方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは累次答弁を申し上げておりますが、交戦権に基づくものではございません。そしてまた、あらゆるものに対して入港を止めてしまうというような海上封鎖とも全く性質を異にするものでございます。あくまで自衛権の行使に伴う措置でございまして、自衛権行使の三要件が掛かっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨日の先生の御質問、アメリカとの関係も踏まえて答弁をするようにというふうな御下命であったかと思います。  正確を期しますために朗読調みたいな形になりますが、お許しをいただきたいと思います。  我が国に対する着上陸侵攻というものに対処するためにどうするか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはおっしゃるとおりだと思います。  実際に国土が戦場になるというようなことになりますれば、これはもちろん避難の措置というのも迅速的確には行いますけれども、国土においてダメージがゼロということもなかなか想定しにくいわけでございまして、国土が戦場になると...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号
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○国務大臣(石破茂君) これは少なからぬ影響があると思っております、現状は。決して望ましい状況ではありません。この改善方につきましては先ほど文科政務官からお話がありました。そのように是非お願いをいたしたいと思っております。  要するに、情報というのはもう、私がまだ大臣になる相当...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) お答え申し上げます。  政府の立場は、先ほど西田局長あるいは秋山長官からお答えをいたしたとおりでございます。  また、他方、まだ総理がお立ちになる前のことでございますけれども、イラクに駐留、失礼、イラクにおける活動を継続するとすれば何が根拠になるのかと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは必ずしも私からお答えするのが適当かどうかは存じませんが、いずれにしても、自衛隊がイラクにおける活動を行うに際しましての法的な地位というものは適切な形でこれは担保される、確保されるということは、これも国会答弁の中で何度もお答えを申し上げておるところでご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういう御議論はあるだろうと思っております。私、委員がおっしゃることを頭から否定してそのような議論はナンセンスであるというようなことを申し上げるつもりはございません。  しかしながら、今外務大臣から答弁がございましたように、私ども日本政府としてこの決議と...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 二つ御質問をいただきました。  一つは、これも何度も同じ答えになって恐縮でございますが、イラク特措法に基づきまして派遣をいたしております。今後もそうだというふうに政府としては考えております。  ですから、一体化しないということは、これはおしかりを覚悟の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本当に委員始め多くの方々のいろんなお支えをいただきまして、イラクにおいて、サマワにおいて無事に立派に任務を果たして一次隊帰ってまいりました。  六日、去る日曜日でございますが、その隊旗返還式がございまして、私も出席をしてまいりました。本当に感動、感激の隊...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御存じのとおり、今も御指摘をいただきましたが、今連絡官をバグダッドに置いておるわけでございます。タンパ、アメリカの中央軍司令部でありますとかバグダッドの多国籍軍司令部に連絡官を派遣しておりまして、これは佐官クラスを出しております。それでは、これの階級を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、それ逆でございます、それは。適用除外をすることによって超法規でないようにしようということでございまして、適用除外にすること自体が超法規ではないかというと、それ何となく言語矛盾みたいなお話になるわけでございますが、適用除外を設けることによって超法規にな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一つ一つのことにつきまして詳細に存じ上げているわけではございません。  その場において非常に悲惨なことがあったということは承知をいたしております。そのことについてはいろんな見方がございますけれども、民間の方々が命を落とされたということの事実は承知をいたし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 二点申し上げたいと思いますが、私は昨年の有事法制のときから沖縄戦の教訓というものはきちんと生かさなければいけないということを申し上げてまいりました。  それは、私は全部読んだわけではございませんけれども、沖縄戦に関します資料、いろんな立場の方がいろんなこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 恐縮ですが、詳細には存じません。
○国務大臣(石破茂君) あるいは足らざるところは井上大臣が補っていただけると思いますが、どんと飛んできたということが何を意味するのかということでございますが、先生御案内のとおり、ミサイル、現代におきましてミサイルが飛んでくるか飛んでこないかということは、これは事前に予知が可能でご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 東京大空襲でなぜ人がたくさん死んだのかということを分析をしてみますと、焼け死んだという方よりも、むしろ酸欠で死んだ方の方が多いというデータが出ております。で、それは、酸欠、酸素欠乏で死んだということですね。それは、先生おっしゃいますように、防空ごうといいま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 重ねて申し上げますが、さればこそ専守防衛的なBMDシステムというものを持たなければいけない。つまり迎撃ミサイルというのはそれだけでは何の攻撃力も持ちませんので、物理的に当てて落とすというだけのものでございますから、だからこそ私どもお願いし、今国会で予算をお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど法理上というふうに申し上げました。法理上はそのようなことは可能であるというのは、これは今別に私が初めて答弁をするわけでもなく、累次、古くは昭和三十年代の座して死を待つものではないという答弁から始まりまして、政府が積み重ねてきておるものでございますが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先生、既にもう一発が飛んできておるわけでございますから、これはもう完全な防衛出動の事態でございまして、その場合に合衆国が敵の、どこの国でもよろしいわけでございます、どこと特定して申し上げるわけではございませんが、その敵の策源地というふうに私どもは申し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは戦争違法化の議論を踏まえての上の御下問かと存じます。  それは、受け身というふうにおっしゃいましたが、まさしくそのとおりでございまして、国際法上において国連憲章の下におきましても許容されております自衛権の行使でございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、先生、自衛権の行使、すなわち憲法九条というものは自衛権を否定をしたものではないということ、これはもう自衛隊創設以来、今年は五十年でございますが、従来政府が申し上げておることでございます。それを戦争と言うかどうか。つまり、先生のお言葉を拝借をすれば、...全文を見る
06月11日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○石破国務大臣 おっしゃるとおりで、私は、焼き直しみたいなものをやっては絶対だめだと思っています。  大綱は、五一大綱、〇七大綱と来まして、今、平成十六年、一六大綱と将来呼ばれるのかどうか知りませんが、その間に起こったことというのは、例えば九・一一というのがある、テポドンという...全文を見る
○石破国務大臣 これが一番難しいと思います。  今までの考え方は、先ほど岩屋委員の御質問に対しまして、五一大綱、〇七大綱のお話をいたしました。それは正しかったんだろうと思うんですね。であらばこそ、日本は独立を保て、平和であり、国民の生命財産というものも脅かされることがなかった。...全文を見る
○石破国務大臣 例えて言うと、今、医療あるいは給・浄水、そしてまた公共施設の補修等々やっています。それ以外のものをやろうとするならば、新しい任務がふえるとするならば、これは新法というものが要るだろうということになりましょう。  あるいは、今非戦闘地域というような概念でやっており...全文を見る
○石破国務大臣 総理がおっしゃいましたのは、今委員がまさしく正確に引用なさったとおりのことでございます。  安全確保との観点からどうなのか、アメリカに対する怨嗟が高まっているが、その点についてもどうなのかということですが、私は、今回のイラク派遣の意義について、特措法の議論のとき...全文を見る
○石破国務大臣 私どもの事務次官が申し述べましたのは、新聞が四条件とかいってお書きになりました。そういうことを事務次官は申し述べたものではございません。  私も次官の記者会見をネットでずっと精査をしてみましたけれども、次官が申しましたのは、イラク特措法が認めている範囲内か。つま...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘はそのとおりでありまして、昨年の末、閣議決定をした文書におきましても、自衛隊の新たな体制への転換に当たっては、高度の情報能力を追求するということが明記をされておるわけでございます。  それで、明記をされたはいいんですけれども、これを一体どうやって実現...全文を見る
○石破国務大臣 これは基本的に、先生のおっしゃるとおりだと思っております。  今私ども、先生にも御説明をあるいはしたかもしれませんが、三十六の在外公館に四十七名の防衛駐在官を出しております。これは、ではほかの国と比べてどうなんだという比較をやってみたことがあるんですが、さすがに...全文を見る
06月11日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○国務大臣(石破茂君) 基本的に、ああいう場合には第一義的に警察機関たる海上保安庁が対応するということでございますが、海上警備行動をいかなるタイミングで発令をするかということにつきましては、今後、海上保安庁ともよく議論をしながら、タイムリーにやっていきたいと思っています。  い...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 相当に改善をいたしておりますが、私はあのときも先生と部会で御一緒でしたが、きちんとリアルタイムで電送できるというシステムを作らなければ駄目だと思っております。在り方検討の中におきましても今度の大綱の中におきましても、その点は極めて重視をし、優先をして整備を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本十六年末までに新しい大綱を作るということが昨年末の閣議において決定をいたしております。  なぜ変えるかということでございますが、今の大綱は平成七年に作られたものでございます。その後、例えて申し上げれば、テポドンミサイルというものが飛んできた、あるいは工...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは一昨年の2プラス2でもそのようなお話をいたしました。ただ、私、心しておりますのは、これが受け身ということではないのだと。アメリカから言われてどうのこうのというお話ではなくて、我が国としてどうするべきなのかということを主体的に考えていかねばならないとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 空幕長会見、四月八日の御指摘をいただきました。その四月八日までの間に、関係各国、関係機関などの人員を輸送したことは、これは事実でございます。  関係各国、関係機関等の人員の中には、これはあくまで一般論でございますけれども、コアリショングループの中核を成し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 当てはまりません。  これは兵員を輸送するものでございますし、そしてまたこれが武器弾薬そのものを運ぶということではなくて、彼らが携行をしているという、この彼らが主体なのでございまして、武器弾薬というものは、それは小銃であれ、それは小銃弾であれ、これは携行...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは先生、場合分け、どういう場合に使うかということでございます。  ですから、それが日本に攻撃が、日本に正に武力攻撃が加えられているという事態であるとするならば、それは我が国は集団的自衛権は行使できませんから、それは個別的自衛権というお話になるわけでご...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○国務大臣(石破茂君) それは、例えて申しますと、私の鳥取県でいろんなシミュレーションをやってみましたが、県内にあるバス等々を全部使いましても、人口十五万の鳥取市の住民を隣県の兵庫県まで避難させるのに相当の時間が掛かるということであります。  じゃ、それをどうするんだということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは掛かり過ぎということです。  ただ、別に地元の陳情をするわけでも何でもないのですが、例えばうちは高速道路がないみたいなこともございまして、じゃ、どういう形にするのがよろしいのだろうかということになるわけでございます。  ただ、そのときに、それは私...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生御案内のとおりでございますが、軍事目標とは、「物については、その性質、位置、用途又は使用が軍事活動に効果的に資する物であってその全面的又は部分的な破壊、奪取又は無効化がその時点における状況において明確な軍事的利益をもたらすもの」と、これが定義であること...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 繰り返しになって恐縮でございますが、五十八条(b)の規定は、平時において締約国に対して義務を課すものではございません。また同時に、先生御指摘の武力紛争中におきましても、あくまで紛争当事者に対して実行可能な最大限度まで、人口の集中している地域又はその付近に軍...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来外務大臣からお答えがございますように、総理の御発言を踏まえ、政府として検討していくということになるわけでございます。  ただ、活動を継続するということで総理もおっしゃっておられるわけで、現在ございますのはイラク特措法という法律がございます。それに...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来、外務大臣あるいは官房長官、私もお答えをしていることでございますが、いろんな観点から検討していくということでございます。  それは、国会の御議論、例えて言いますと、金曜日にも、衆議院安全保障委員会で与党の方々あるいは御党の方々始め、いろんな御議論...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、安全確保支援活動というものを行っております。  今委員の御指摘のように、そういうような一体化、つまり委員の、今のイラク特措法は一体化にならないということ、委員の御不興は買うかもしれませんが、非戦闘地域という概念を設定してやっておるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く同じ答弁になってしまって恐縮でございますが、本法に基づき、本法に基づきというのはイラク特措法のことですけれども、派遣された部隊が我が国の主体的判断に基づき活動することは、これは当然のことと考えております。一方、非戦闘地域というものはいずれにしても満たさ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いずれにいたしましても、これは根拠法が特措法でございますとするならば、するならば、そういうことは起こり得ない、一体化すると判断されるような行為はそもそも行い得ないということであります。
○国務大臣(石破茂君) もちろん、先生よく御案内の上で今御質問になっておられるわけですが、例えば最前線へ運んでくれなどというのは無理でございますよね。非戦闘地域の要件を満たしません、そもそもですね。拒否するかしないかという点は明確にきちんと今お答えすることはできませんが……
○国務大臣(石破茂君) ですが、まかり間違ってとか万が一とか、まかり間違った命令とか万が一の命令というのは、それは来ないのだろうと思っています。  それは、いずれにしても自衛隊としてそれが行い得ないということ、で、それは相手から見てどう思う、これは集団的自衛権の議論なんかもそう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いずれにしても行い得ないわけであります。ですから、その辺りをどのようにしてこれから先政府の中で、これはもう多国籍軍との関係もございます、全会一致で採択された国連決議というものもございます、そこも踏まえて政府として適切に判断をしてまいるということでございます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生からいろんな御指摘をいただいて私も考えているのですが、一つは、今の憲法を作ったときに日本は本当にもう廃墟で、国力も全くなくて、国連にも入れてもらえないような状況であった。それと今と考えてみて、全く状況は変わっているということはある。しかし、そのときに日...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、次官は条件として申したのではなくて、ポイントですということを申し上げた。議論のポイントとなるということを申し上げたものであります。それは私も次官にも直接確認をいたしました。条件というふうに、先ほどの参加じゃございませんが、次官がこれが条件というふう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一つは、これも断定的なことを申し上げるわけではございませんが、やはり基本はこの特措法というものなのだ、そしてまた、そこに書いてあるいろいろな枠組みを使うということなのだということでございましょう。もう一つは、多国籍軍との関係をどのようにしていくかということ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、政府が以前からお答えをしておりますように、我が国の自衛権の行使の範囲というのは、我が国の領土、領海、領空に限るものではございません。我が国を防衛するため必要最小限の実力を行使できる地理的範囲は公海及び公空にも及び得るということは従来から答弁を申し上...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この十七条三項が予定をしております「その他の適当な手段」ということは何なのかというと、自己の存在を示すために適当な手段ということでございますので、まあ実際にそういうことがあるかどうかはその場になってみないと分かりませんが、私どもが考えておりますのは、発光信...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 危害射撃の場合にはまた別の状況に相なります。ですから、自己の存在を示すために危害射撃を行うということはございません。
○国務大臣(石破茂君) 先生の御指摘を受けまして、改めまして詳細に読んでみました。  いろいろな問題を含んでいると思います。あの場合に石垣島には海軍しかいなくて、台湾まで送る手段がなくてというようないろんな背景もあった。しかしながら、あのようなことをやっていいはずは当然ないので...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは先生御指摘のように、特措法の枠組みが崩れた場合、すなわち非戦闘地域でなくなったとか安全確保が極めて困難である、自衛隊の権限、能力、装備をもってして法の目的が達し得ないということになれば、それは法の前提、先生のお言葉どおり法の前提が崩れたことになります...全文を見る
06月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第15号
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○石破国務大臣 後段につきましては外務大臣から答弁がございます。  前段についてでございますが、多国籍軍との関係につきましては、先ほど法制局長官からお答えを申し上げたとおりでございます。指揮下に入ることはございません。これは、連絡調整ということは行います。  私どもが行います...全文を見る
○石破国務大臣 先生の質問の根幹は、要は何によって担保されるんだということであろうと思います。これは、まさしくこの国会において御審議いただき成立をし、そして、それに基づいて我が国が活動しておるところのイラク特措法が担保をしているのだということでございます。  日本国の自衛隊は、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先生当然御案内のことと思いますが、今回、多国籍軍の中に入って活動を継続するということと別に関係が変わるわけではございません。今までと全く一緒でございまして、答弁といたしましては、イラク特措法を御審議いただきますときに十七条の解釈について御説明をいたしました...全文を見る
○石破国務大臣 それは今外務省から答弁をしたとおりでございますが、私どもがサマワにおきまして人道復興支援活動あるいは安全確保支援活動を行います場合に、それは、それぞれの機関と調整、連絡をとることは当然あり得ることでございます。  いずれにいたしましても、私どもはどこの指揮を受け...全文を見る
○石破国務大臣 政府としてお答え申し上げますが、全く変わらない、新しい領域に入るものでもない、全く従来と変わらないと考えております。
○石破国務大臣 一つは、主権政府というものができる、主権イラク国家というものができる、従来の占領軍ではなくて、主権国家イラクをどのようにして復興支援していくかという、多国籍軍の意味合いが変わってくるということが一つございます。  それで、では、ほかの選択肢はなかったのかというふ...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 この統合運用の構想というのは、委員が長官であられたときに御発せられた構想であって、それを私が防衛庁長官を務めるようになりましてからも、委員の長官時代の構想というものを実現すべく努力をいたしておるところでございます。  今回のイラクのオペレーションにつきましても、...全文を見る
○石破国務大臣 委員お尋ねの、活動に何か変化があったかという問いにそのままお答えするとすれば、何の変化もございません。これは、多国籍軍ができる前もできた後も、いわゆる参加をするに至る前も至った後も、根拠法はイラク特措法に基づいて活動いたしております。したがいまして、活動の内容が変...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほどもお答えをいたしましたが、根拠法令がイラク特措法ということになっておるわけでございます。その法に照らしてどうなのかということは、それはかなりの程度現場指揮官の判断に任せても問題がないものだと考えております。  例えて言えば、政策的な判断でございます...全文を見る
○石破国務大臣 委員が冒頭おっしゃいましたように、なぜ明らかにできないかといいますと、一つは、何々国のどのような人を、いつからいつの期間において、どこからどこまで運びましたというようなことが公に言えるはずがないということは、これは軍事の常識でございます。これは日本が運んでおるのだ...全文を見る
○石破国務大臣 それは一々判断を私がしておるものではございません。それは現場の指揮官も、と申しますよりも、自衛隊全体が法令にのっとって活動をしておるからでございます。  しかしながら、仮に疑義を生ずるようなことがあるとするならば、それは判断をすることもございましょう。いつ、どこ...全文を見る
○石破国務大臣 委員がおっしゃっておられますぎりぎりのところというのが、何を指してぎりぎりとおっしゃっておられるのか、ちょっと私には正確に理解しかねるところでございますが、今回のオペレーションというものが当然憲法の範囲内で行われているということ、それは十分に担保をされていることだ...全文を見る
○石破国務大臣 これはオランダにおきまして、オランダ政府あるいはオランダ国としての判断がなされることであって、仮に来年の三月末日をもってして撤退するとかしないとかいうことを、予断を持って今お答えするのは余り適切なことではないと考えております。  他方、ではオランダが仮に引いたら...全文を見る
○石破国務大臣 これも例えて言いますと、七月一日付の朝日新聞がございましたが、そこにおきまして、朝日新聞と現地の報道機関がジョイントで世論調査を行った。サマワ市民の八五%が自衛隊の活動を評価しているというのがございました。これは、やはり人によってまちまちなんだろうと思っております...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員とも何度も議論をさせていただいたことですが、要は、自衛隊の活動の中に本来的任務と付随的任務とあって、どうも国際活動、私は余り貢献という言葉が好きじゃないのですが、海外において自衛隊が活動しますのは、一つは、やはり国際社会の平和と安定があって初めて日本の国...全文を見る
○石破国務大臣 いや、それは委員の御見解を一度論理的に、論文でも読ませていただいて申し上げたいと思います。  ただ、国権の発動とは何なのかということについて、よく精緻な議論が必要なんだろうと思っています。国連に参加をし、国連の集団安全保障において我が国はそれに参加する、そこにお...全文を見る
○石破国務大臣 私は、委員のこの本を今改めて読み返しておるところで、非常に含蓄の深い本だと思っております。これは今三回目読み直しておるところでございますけれども、ここにおいて委員が指摘されていることも含めまして、委員のおっしゃるような、同盟関係というのは何なのか、冷戦期における同...全文を見る
○石破国務大臣 多国籍軍の指揮というのは、それはいろいろなレベルがございます。いろいろなレベルがございますが、いずれにしても、我が国としては、調整を行うことはございますが、指揮に服するということはございません。指揮は、あくまで日本の防衛庁長官の指揮にのみ服するのでありまして、仮に...全文を見る
○石破国務大臣 それは、それぞれ主権国家でございますから、指揮とは何か、指揮権とは何かということについて、一字一句たがわずそのとおりの理解を共有しておるということには必ずしも相なりません。  私どもとして考えておりますのは、指揮命令に服するか否かということは、これをやれというオ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、自衛隊の中において統制というものをどのように用いるかということになるのだろうと思います。それは、山口将補がその実名座談会の中で述べておりますように、それぞれの確立した指揮権のもとでということを言っております。それぞれの国は確立した指揮権を持っているのだ、し...全文を見る
○石破国務大臣 それは、ある目的があって兵員を輸送するわけであります。それが何の統制下にもないということだとは思いません。別にピクニックに行くわけではございませんし、遊びに行くわけではございませんから、それはある作戦というものがあって、それを遂行するという目的のもとに兵員輸送とい...全文を見る
08月05日第160回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 今外務大臣からお答えがあったとおりでありますが、私のところにも総理のところにも外務大臣のところにもいらっしゃったと思いますが、サマワ市の宗教指導者あるいは病院長、学校の先生、そういう方々来られました。で、今の議長さんのお話とは全く違うことをおっしゃっておら...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、憲法違反だという議論をされる方がありました。で、その方にどこが憲法違反ですかと聞くと、かくかくしかじかで憲法違反であるということをおっしゃった方はだれもおられないんです。私は、そういうような議論は不徹底な議論なんだと思っています。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 要は、アフガニスタンは内陸国でございますけれども、そこから陸路を伝って海へ出て、海路でテロリストが海外に逃亡するということを防がんがために今各国の海軍が展開をし、我々が補給活動を行っておるということでございます。  どういう場合に任務が終了したかというの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、多国籍軍の中における各国の指揮の受け方については、これは千差万別といいますか、いろんな、多様な形態がございます。日本だけが特別だということを私は考えておりません。日本と同じような立場、同じような説明をしている国もございます。特定の国を名指しすること...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは従来より申し上げているとおり、非戦闘地域でございます。  じゃ、将来のことについて本当に世の中に一〇〇%確実ということがあるのかと言われれば、この世の中に一〇〇%確実というものは存在をいたしません。したがいまして、そうでなかった場合の条文というもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、オランダの国防大臣と自衛隊を派遣をするということを決めました後に、私は長い時間、会議をいたしました。  そのときに、まず一つ言っておかねばならないのは、オランダは治安維持を目的としているということです。治安維持を目的として、そのための権限を持ち、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先生が現地に行かれまして、そこにおかれまして得られました知見等々、私どもも参考にさせていただいているところでございます。  先ほど運用局長の方からも冒頭御説明を申し上げましたが、今先生が御指摘の、例えて申しましたPHC、プライマリーヘルスセンターですね、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これの給料は、当然イラク政府が払っておるわけではございません。私ども自衛隊の方からお支払いをしておるという形になっております。
○国務大臣(石破茂君) 金額について正確な数字を私、今持っておりません。後ほどお知らせをいたしたいと思いますが、それは現地の皆様方の雇用の状況に即しまして、常識的な額であるというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) それはいずれにいたしましても指揮を受けるということはございません。それは強制を伴うということを中核概念といたします指揮を受けることもございません。行えるのはあくまで調整が行われるのでありまして、これは、指揮という言葉あるいは統制という言葉はこれは各国によっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはございません。  まず一つは、私どもは武力行使をするわけではない、人道復興支援と安全確保支援を行うということでございます。もう一つは、私どもはイラク特措法に基づいて行動を行うわけでございまして、それに反したことというのは当然行えないわけでございます...全文を見る