石破茂
いしばしげる
小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月05日 | 第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○石破委員 自由民主党の石破であります。 まず最初に、私のスタンスを申し上げておきます。 昨年の総選挙で自由民主党は敗北をいたしました。厳粛な事実であり、政権交代が実現をいたしました。 これは、なぜそのようなことが起こったか。民主党の勝利であると同時に、自民党の敗北で...全文を見る |
○石破委員 あなたに聞いているんです。あなたは出す用意があるかないかということを聞いているんです。 | ||
○石破委員 余りいいかげんなことを言わないでもらいたい。 国会で審議が始まる前に、これは仮配分であると。仮配分でもだめですよ、このようなもの。仮配分だからよいというものじゃないでしょう。そういうものが出るということ自体が極めて問題である。私の鳥取県でもそのようなことがあった。...全文を見る | ||
○石破委員 極めて遺憾だと、今、前原さんは言いました。前原さんは、正直で誠実で、個人的には私は信頼する友人であります。あの彼が遺憾だということをおっしゃいました。このようなことがあるべきではないということをおっしゃいました。だとするならば、これが一体どういうものであったのかという...全文を見る | ||
○石破委員 委員長、それは、二十数年前、政治改革をともに闘ってきた同志であった鹿野先生のお言葉とはとても思えない。 私は、この国会に対してどうなんですかということを申し上げているんです。国会に対して出すべきだということを申し上げている。国会に対してそれで責任を果たしたというふ...全文を見る | ||
○石破委員 誤解を招くのは地方に対してだとおっしゃいました。私は、国会に対してどうなんだということを申し上げているんです。 国会に対してどうなんだ。国会を無視したということについてどう考えるのか、そのことについての意識はどうですか。 | ||
○石破委員 とても理解ができません。 | ||
○石破委員 では、もう一度お尋ねします。 この基本的質疑の間に資料を出していただけますか。 国会に対しておわびをするというふうにおっしゃいました。そうであるならば、それがどういうことであるのか。おわびして済むんだったら、世の中に警察も何にも要らないんだ。何があったのかとい...全文を見る | ||
○石破委員 それは今、どんどん審議を進めればいいんだ、続行だというようなお話がありますよ。本当にそうですか。これは審議の前提だ、前提として申し上げているんです、前提として。これをきちんと明らかにしなければならない。 国会に対して申しわけないとおっしゃった。そうだとすれば、どう...全文を見る | ||
○石破委員 だれが、どう誤解をしたんですか。 | ||
○石破委員 もっと議論はきちんと真摯にやりたい。だれの誤解を招いたのだということを申し上げているんです、だれの誤解を。そして、そのことをきちんと明らかにしないと、この国会の予算審議というのは一体何なんですかということになってしまうんですよ。 その意味は、私の言っている意味はお...全文を見る | ||
○石破委員 その仮配分の資料を出していただきたいと言っているんです。もうこのことでいつまでもやっているのも、これは時間の、浪費とは言わないけれども。 もう一回、きちんとした、出すか出さないかという答弁を求めます。 | ||
○石破委員 全く答弁になっていない。前原さんらしくもない。 なぜ党に出したのかということが問題なのですよ。そして、なぜ党に出せて国会にこれが出せないのかということです。このことはきちんとやってください。国会と内閣との問題なのです。総理、いかがですか。 | ||
○石破委員 それは、この基本的質疑の間にきちんと出す。いいですか。これは議会と内閣との関係はどうあるべきかという根本の話だから言っているんです。 そして、遺憾なことであったとおっしゃいました、国会に対して謝ったとおっしゃいました。であるならば、これがどういう問題であったのかと...全文を見る | ||
○石破委員 谷垣総裁との議論の中でこのことが問題になったではありませんか。国事行為ではない、もちろん私的な御行為でもない、要人との会見あるいはいろいろな施設を御訪問になる、そういう公的行為は内閣が責任を持つということでしたね。この陛下の御活動、御行為は憲法第何条に基づくものなのか...全文を見る | ||
○石破委員 第何条に基づくかというのは、憲法の一番最初にある国民統合の象徴、国民の象徴、それに基づくものだというふうに私は考えるのですよ。だとするならば、陛下の御活動というものは、御行為というものは、常に公平であらねばならぬ。内閣が責任を持てばそれでいいというものではないはずです...全文を見る | ||
○石破委員 私は、しゃくし定規に適用するのがルールだと思っているんですよ。どんな国であっても、どんな人であっても同じように対応される、それがルールである。それが憲法一条の、国民統合の象徴であり日本国の象徴である、そういう陛下のお立場にかなうものだと思うからお尋ねをしているのです。...全文を見る | ||
○石破委員 有権解釈という意味がわかっていますか。有権解釈の定義を述べてください。 | ||
○石破委員 私は、憲法に関することを聞いているんです。事前の通告があるとかないとか、そういうレベルの問題ではないでしょう。法制局長官が出てこないというのはこういうことでもあるのです。 有権解釈というのは、法的拘束力を有する解釈のことをいうんです。それが学理解釈と違うところなん...全文を見る | ||
○石破委員 そう、総理大臣ですね。その後ろからのアドバイスはそれで正しいんです。内閣総理大臣です。そして、内閣に対して意見することができる、このようにございますね、法制局設置法に。 だとするならば、その意見を退けるということはあり得ることですか。 | ||
○石破委員 それでは、公明党の浜田参議院議員が質問主意書を去年出されました。その答えは当然、官房長官はごらんだと思います。 ここにどう書いてあるかというと、これは十月の二十六日の話です。「鳩山内閣においては、内閣を構成する政治家たる閣僚が責任を持って行政の政策の立案・調整・決...全文を見る | ||
○石破委員 その答弁は、多分、国会初登場の答弁です。そういうことなんですね。違うということであれば、罷免をして、国民主権であるから内閣の意見を通す、それはあり得ることだということでした。わかりました。結構です。 それでは、お尋ねします。憲法についてというふうな通告をしてありま...全文を見る | ||
○石破委員 なぜ、では武力の行使で、憲法九条を御存じですよね、「国際紛争を解決する手段としては、」こう書いてありますね。個別的自衛権はよくて何で集団的自衛権は悪いのか、憲法九条のどこから出てくるんですか。 | ||
○石破委員 憲法九条のどの部分から出てくるんですかということを聞いておるわけですね。私が何でこんなことを聞いているかというと、法制局の長官の見解と内閣の見解が異なったとき、内閣というのは閣僚のことですね、それを罷免することもあり得るというふうにおっしゃったんです。では、どんな憲法...全文を見る | ||
○石破委員 今、二項とおっしゃいましたね。二項によって禁ぜられているという理解でよろしいですね。 一項ですか、二項じゃなくて一項なんですね。 | ||
○石破委員 政治家同士の議論です。きちんとした理解をしなければなりません。そのようなことはこういうところでやるなと言う人は、この問題の重要性を全然理解していないからそんなことを言うんです。 この国の平和をどのように守るのか、その根幹が憲法九条なんでしょう。これをどういう認識を...全文を見る | ||
○石破委員 私は、憲法の理解というのを、私たちも含めて、きちんと理解をしないと本当に大変なことになると思っているんです。言葉の使い方も、気をつけて使わなければいけません。 地域主権という言葉をよくお使いになりますね。主権て何ですか。総理でも官房長官でも結構です、主権て何ですか...全文を見る | ||
○石破委員 国のあり方を決めるですよね。国民主権というのは、国のあり方を国民が決める、国内的な権利なのですよ。それが対外主権と違うところなんですよ。 そうすると、地域主権ということは、国のあり方を地域が決めるということですか。この答えはいいです。この答えは、地域のことは地域が...全文を見る | ||
○石破委員 だから、そういう答弁になるのでしょうねと最初に申し上げておいたんです。原口さんのそういう答弁は何度も私読みました。原口さんがそのようにお考えであるということも承知の上で申し上げました。 主権という言葉はもっと気をつけて使わなければならない。私は、憲法に対する内閣の...全文を見る | ||
○石破委員 もう一度内閣は、国民に対する恐れとか憲法に対する恐れとか、そういうものをきちんと持つべきではないかと私は思うのです。憲法というものをきちんと読み、それぞれの趣旨をちゃんと理解をした上で内閣は運営されなければならない、私はそう思いますね。 一丁目一番地と言っておられ...全文を見る | ||
○石破委員 理解するとかしないとかいうことではなくて、地元が、はい、これでいいです、どこだか知りませんよ、これでいいですというふうな意思表示をきちんと行い、合衆国政府がこれでいいという意思表示を行い、三者の意思が合致するのが五月の末まで、こういう理解でいいですね。 | ||
○石破委員 グアム協定は条約ですね。法的な拘束力を有しますね。現行のグアム協定のことを言っているんですよ。二〇一四年までという期限も明示をしてあるのですよ。移設先も明示をしてあるのですよ。 当然、グアム協定の改定も含め合衆国政府が了解するのが五月の末だ、こういうことですね。 | ||
○石破委員 いいです、外務大臣が何を答えられても、後で総理がひっくり返されたら聞く意味がないので。 総理に聞きます。私が決めるとおっしゃっておられる総理に聞きます。グアム協定の改定に合衆国が同意をするというのも五月の末まで、よろしいね。 | ||
○石破委員 答弁をすりかえないでください。そこはもう何度も聞いて、わかりました。 ですから、協定の改定までを五月にやってくれということを私は言っているのではありません。協定の改定をすることに合衆国政府が合意をするということも含めて五月の末でなければ、条約の遵守義務が憲法にはあ...全文を見る | ||
○石破委員 条約遵守義務というのは、物すごく重いことなんですよ。そして、我が国は、国際連盟脱退以来、条約をたがえたことは一度もないのですよ。 そして、合衆国が同意しない限りは、今の協定の内容がそのまま残るのですよ。わかっていますね。そして、合衆国の同意がないということであれば...全文を見る | ||
○石破委員 つまり、ここにしたいということを決めるんだということを今外務大臣はおっしゃったんですね。ここにしたいということを決めるんだと。アメリカがそれに合意をするということは、当然、協定改定をしなければ移設はできない、名護以外にね。だって、今のがそのまま残っているんだから。 ...全文を見る | ||
○石破委員 何ら不思議ではありません、そのとおりです。だから、ここへ移転するということについて合衆国政府が同意をすれば、当然協定の改定ということになるのでしょう。同意はしたけれども協定の改定に同意をしないなぞということは常識から考えてあり得ないことだ、そうですね。あり得ないですよ...全文を見る | ||
○石破委員 当たり前のこと。この間から申し上げているんだけれども、余りに当たり前の答弁をなさらないでくださいね。当たり前のことだから。 私が言っているのは、協定の改定をしますということまで含めて合意なんですね、当たり前のことですよねということなんです。 そうじゃないか、そ...全文を見る | ||
○石破委員 わかりました。それを最初に言っていただければよかったんです。協定の合意も含めてそうですかということを聞いているわけですからね。合衆国として協定の改定もいずれこの内容でいたしますという意思が表示をされて、それが五月の末までだということをおっしゃいました。ありがとうござい...全文を見る | ||
○石破委員 この国には、防衛政策のあり方の根本を定めた国防の基本方針というものがあります。御存じですか。 | ||
○石破委員 そこにおいて、日米間の関係についてどのように書いてありましたか。 | ||
○石破委員 それは詳しくも何も答えていない。 日米安全保障体制を基調としということが書いてありますね。これを基調としてやっていかなきゃならないんです。そして、国際連合が有効に機能するまではという条件つきなんです。これは、昭和三十二年、今から五十三年前、定められて以来ずっと我が...全文を見る | ||
○石破委員 では、防衛大臣に聞きましょう、外務大臣に聞いてもこれ以上出てこないから。 海軍力と今外務大臣はおっしゃいました。ほかに強化されているものは何ですか。 | ||
○石破委員 空母を何のために持つかという意図はここでせんさくしても仕方がないです。そんなことは中国に聞けと言う人がいますが、そんなことで外交ができるか。我が国としてどのように考えるか。 同盟国たる合衆国が、先般、QDRというものを出しましたね。その中で中国についてどういう評価...全文を見る | ||
○石破委員 QDRはきちんと精査をすべきです。唯一の同盟国がどのような認識を持っているかということはきちんと精査をしないと、どこに基地を受け入れるか、そういうような話は一切できないんです。迷惑施設をどこに移すかという話じゃないんです。 命を守るということは大事です。その前提と...全文を見る | ||
○石破委員 これをどこに置くかということですが、アメリカ海兵隊をどこに置くか。この図をごらんくださいな。お手元にお配りをしております。円が書いてある資料ですね。総理、お持ちですか。 これは、沖縄と、グアムに移した場合に、例えば朝鮮半島、例えば台湾海峡、これにどれだけの日数を要...全文を見る | ||
○石破委員 私は、名護がこれを受け入れてくれたというのは奇跡に近いことだと思っているんです。県外であれば、国外であればどんなにいいかということは、私も当然思います。そして、基地があるから沖縄は豊かじゃないか、そんなことは間違っても言ってはいけません。基地がなくても豊かな沖縄である...全文を見る | ||
○石破委員 あえて中国を外されましたね。この中国との間で、つまり、総理が、この十年間、何回アメリカを訪問されたか私は存じません。ある方は、ワシントンには一回も来たことはないよとおっしゃっていたけれども、まさか本当じゃないと思います。まさかそんなことはありますまい。中国に何回行かれ...全文を見る | ||
○石破委員 では、もういいです。 中国と本当の関係を結んでいこう、この地域で北朝鮮のこういう状況を何とか打開しよう、中国と特別な関係を結んでいかねばならない、その議論はきょうはしませんが、その思いをお持ちの総理です。だとするならば、この問題についてもきちんとした議論をしていか...全文を見る | ||
○石破委員 では、予算について伺いましょう。 ばらまきだというお話がある。それに対していろいろな反論がなされている。それどころか、IMFのカントリーレポートが去年出しましたが、このままいくと二〇二〇年には日本は財政破綻になる、こういうお話もある。あるいは、きのう財務省が出した...全文を見る | ||
○石破委員 これは、私は意見だけ申し上げておきます。 これをいろいろなものに拡大していく。そういうものは含まないとおっしゃいましたね。ですけれども、では畜産はどうなんだろうかという話になってくるんです。 私は、戸別所得補償と考えたときに、来年の国民が国産を食べる量はこれだ...全文を見る | ||
○石破委員 コンクリートから人へという話があります。公共事業というのは本当にピーク時の半分以下になりました。私たちも随分と削ってきました。コンクリートから人へというのはとても大事なことです。そうであれば、耐震化の予算というのもこれは削るべきではないと思っています。予備費等々も含め...全文を見る | ||
○石破委員 具体的には、この後、同僚議員がきちんと詰めます。必要なのは抽象論ではない、具体的にどうするかということですから、私どもとして考えを述べ、お答えをいただきたいと思います。 最後に、総理、お教えをいただきたいのだが、贈与ということで処理をなさるということをおっしゃいま...全文を見る | ||
○石破委員 総理は、検察が認定したものですからとおっしゃいました。そうではないと今法務大臣はおっしゃいました。そういうことですね。 | ||
○石破委員 答弁の中で、検察が認定したものですからというふうにおっしゃったので、そのことをお尋ねいたしました。 どこで贈与があったんだろう、これはこれから国税が判断するということで、国税庁、よろしいか。 | ||
○石破委員 結構です、まだそうは決まっていないというお話ですからね。 それでは、何にお使いになったのかということです。個人的にお使いになった、あるいは個人としての政治活動にお使いになった、それを明らかにしてくださいねと言うと、公正を阻害されるので、全部終わらなきゃ明らかになら...全文を見る | ||
○石破委員 刑事訴訟法百二十三条、後で法務大臣から聞いてください。これは、押収物の還付を求めることができると国民に認められた権利なんです。そして、政治倫理綱領は、疑いを持たれたときはみずから真摯に明らかにしなきゃいけない、そう書いてあるんです。それをやってください。 もう一つ...全文を見る | ||
○石破委員 経費について、勝場がその処理を一手に引き受けてくれていました、こういうふうにおっしゃっていますよね。政策についてはそうでしょう。この資金についてはどうだったんですか。 | ||
○石破委員 その資金についてはすべて任せていた、芳賀さんはそのことについては一切知らなかった、総理も御存じなかった、そういう方が秘書であったということを、今、総理はおっしゃいました。そのことはきちんと認識をしておきます。 以上で終わりますが、総理、本当に、二十数年前、ユートピ...全文を見る | ||
03月02日 | 第174回国会 衆議院 本会議 第11号 議事録を見る | ○石破茂君 自由民主党・改革クラブを代表して、平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算及び平成二十二年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して提案理由を申し述べる。(拍手) その前に申し上げておく。 鳩山政権発足以来、政治資金に関する...全文を見る |
08月02日 | 第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号 議事録を見る | ○石破委員 さきの参議院の選挙において示された民意とは何であったか。 一つは、民主党の暴走をとめなければならない、おどかしであり、ばらまきであり、ほおかむりであり、先送りであり、そういうような民主党政治の暴走をとめたい、そういうような国民の意思があった。 もう一つは、我が...全文を見る |
○石破委員 文民統制が有効に成立するための条件は何ですか。 | ||
○石破委員 文民統制が有効に成立する要件、なぜ、軍事の素人たる政治家、究極的には内閣総理大臣、それが文民統制の主体なのか。それは、政治家だけが国民に対して直接責任を負い得るからです。そういう意味では、総理の御認識は正しいのです。しかしながら、責任さえ負えばいいんだろう、どんな結果...全文を見る | ||
○石破委員 一度も今まで聞いておられないことはよくわかりました。 総理、自衛隊の最高指揮官として、直接意見を聞く、そういう機会はもっと設けるべきです。きちんとそれを聞いていれば、普天間問題はこんなに迷走したはずがありません。彼らは、命をかけてこの国の平和と安全を守っている。御...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、日米と普天間についてお伺いをいたします。 この八月末、日米合意、ここには、八月末までに、いかなることがあっても工法、位置、これを定める、このように記されております。その方針に変わりはありませんか。 | ||
○石破委員 さきの国会で、鳩山内閣でしたが、このグアム協定の持つ意味合いについてお尋ねをいたしました。これは狭義の条約である、そのように私は申し上げました。恐らくそうだと思います。 日本国憲法によって、我が国家は条約遵守義務を有しています。そして、期限、場所、それも条約の内容...全文を見る | ||
○石破委員 幅って何ですか。複数案の提示もあり得るということですか。 そしてまた、これは岡田さんだったと思いますが、それは専門家の決定であって政府の意思とは異なる、そういうことがあり得るのですか。そしてまた、完了したその内容を公表しないということがあり得るのですか。 | ||
○石破委員 公表しないことはあり得ますか。 | ||
○石破委員 つまり、公表もしない、それは政府の決定でもない、複数案もあり得る。 では、これは一体何なんですか。 | ||
○石破委員 岡田さんの立場はよくわかりますが、それは、結局、沖縄県民に対する背信ではないですか、そしてまた先送りではないですか。公表もしない、沖縄県民に対してそれで責任が果たせたと思っていますか。 | ||
○石破委員 これを沖縄の人々がどういう思いで見ているか、合衆国がどういう思いで見ているか、そのことをよく認識した上で発言をしておられるのだろうと思います。 それでは、質問をかえましょう。 いずれにせよ、普天間の代替施設はこのロードマップに記されているとおり、辺野古周辺。で...全文を見る | ||
○石破委員 総理のお考えを承ります。辺野古の地域に代替施設を建設する、それは日本国政府の、菅内閣の確固たる意思である。間違いないか。 | ||
○石破委員 それは、先ほどの消費税の議論もそうなのですが、民主党の意思でもあるということで理解をさせていただきたい。 何でこんなことを言うかといいますと、この日米合意以来、民主党のいろいろな方とテレビの対談に出た、討論に出た。かなり当選回数が上の方で、国会においても枢要な地位...全文を見る | ||
○石破委員 私は、これは多分、玄葉さんと一緒だと思うんですが、我が国に残された時間というのは物すごく少ないと思っているのですよ。財政にしても、あるいは安全保障にしても、我が国は既に危機管理のモードに入っている、私はそういう認識なんですね。 自民党の意思決定が遅い、それは改めて...全文を見る | ||
○石破委員 そこは、もう政権をとられて一年になるのですよ。本当に時間は短いんです。政策選択肢の幅はすごく狭いんです。何度も同じことを言いますが、ぜひそのことをきちんとする、そのことはあるべきだと私は思っています。 政治主導を間違えてはいけません。政府が決めたけれども後からひっ...全文を見る | ||
○石破委員 辺野古に建設するというのは確固たる意思であるということはよくわかりました。そして、それは民主党の意思でもあるということはよくわかりました。 この普天間移設問題で、抑止力の維持を当然の前提として、なぜ辺野古になったのかといえば、それは、ここしかないということではなく...全文を見る | ||
○石破委員 いいですか。これからこういうような山場が来ますよ。八月末の工法の決定。形状の決定。これは今話がありました、とても納得できないが、今のお話だと。九月の十二日、名護の市議会議員選挙が来ます。十一月十三日、オバマ大統領の訪日が予定をされています。十一月の二十八日、沖縄の知事...全文を見る | ||
○石破委員 要は、米軍の時間と距離の壁をどう乗り越えていくかという問題なのですよ。 これは前の国会でもお示しをした図です。つまり、三十五ノットで航行可能な高速輸送艦が一日で到達可能な範囲は何ですか、どこですかということを前の国会でお示ししました。議論もしました。どこでもいいと...全文を見る | ||
○石破委員 この懇談会のスタートのときに前総理は、一人の命も失わない防衛政策をつくってくださいというふうにおっしゃったそうですよ。それは理想です。ですけれども、事に臨んでは危険を顧みない、それが軍というものです。自衛官というものです。 私は、安全保障において必要なのは徹底した...全文を見る | ||
○石破委員 急いでください。 そして、我が党は、さきの国会で、一つは先ほど申し上げた邦人救出のための法律、すなわち、今防衛大臣は外務大臣と協議して、その地域の輸送の安全が確保されれば、艦船、航空機、これの派遣をすることができるとなっていますね。危険だから逃げてくるんでしょうが...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、残った時間、第一次産業あるいは地方の問題について伺います。 私は、農林水産大臣の当時、当時の菅委員といろいろな議論をさせていただきました。総理が、農業、農村について、あるいは林業について並々ならぬ思いをお持ちであるということはよく承知をしております。ただ...全文を見る | ||
○石破委員 大臣の答弁は、途中までは去年まで私が言っていたことと一緒です。私は、農業予算を削ってその分を戸別所得補償に充てる、基盤整備予算を削って充てる、そのことは間違いであるということを申し上げているんです。 総理、どうですか。いいです、答弁は。このことははっきり申し上げて...全文を見る | ||
○石破委員 総理、これは、今農水大臣がいろいろおっしゃいましたが、可能な限り政府として、総理は全力を尽くすと現地でおっしゃいましたね。可能な限り早くこの基金の創設、今農水大臣は、ほかの役所もいろいろあるとおっしゃった。では、総理がおっしゃってください。一日も早くこの基金を創設する...全文を見る | ||
○石破委員 もう一つだけ、口蹄疫に関して申し上げておきましょう。 家畜伝染病予防法の改正、これは急がなければなりませんよ。この特措法の期限が切れるまでに、いろいろな内容を定めた家伝法の改正、これも必ず行わねばならない。時間は短いんです。危機管理なんです。国会さえ何とか乗り切れ...全文を見る | ||
○石破委員 総理に聞いているんです。総理、総理談話ですよ、外務大臣談話じゃないんだからね。 | ||
○石破委員 竹島は日本の固有の領土である、その認識に間違いはないですね、総理。 | ||
○石破委員 総理、立場は違いますが、私は野党のときの総理というのはすごく好きでした。本当に気迫があって満ち満ちていた。私は、政治主導というのはそういうことだと思っている。 総理は、冒頭申し上げたように、ぜひ気迫を持って、責任感を持って、国民に対して説得するのだ、それが政治家の...全文を見る | ||
10月12日 | 第176回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○石破委員 総理、代表選挙を野党の立場から見ておりました。幾つかのことを感じました。一つは、これは本当に一つの政党なんだろうかということを感じたんですね。 私も、議員になって二十四年余り、自民党の総裁選挙を何度も経験してきました。自分が出たこともあります。自民党の総裁選挙とい...全文を見る |
○石破委員 長官、逮捕の方針が決まりましたよということを総理に報告されたのはいつですか。 | ||
○石破委員 その時間は、総理はたしか代表選でいろいろなお仕事をしておられたのではないかと承知をしておりますが、そういう最中も、総理に、十八時十五分ですか、官房長官から御報告があった、こういうことで事実は間違いないですね。 | ||
○石破委員 これは、石原幹事長もお尋ねしたことをもう一回尋ねたくもないんだが、地方紙一面に大きく出ている話なんですね。多くの人がこれを見ているわけです。私が言いたいのは、事実か事実じゃないかということと同時に、こんな話が何で出てくるんだ、官邸の危機管理体制というのは一体どうなって...全文を見る | ||
○石破委員 これは全部に通じる話なのですが、危機管理というのは、あらゆる可能性を想定して、どのような場合でも対応できるようにすること。その中の恐らく八割、九割は、そんなことは起こらないんでしょう。安全保障というのはそんなものです。心配して心配して心配し過ぎて、こんなことが起こった...全文を見る | ||
○石破委員 先ほどの石原さんとの議論を聞きながら、一点、どうもよくわからないことがありました。小沢さん、鳩山さんの責任についての議論です。ここはもう総理の答弁は先ほどよく聞きました。 総理、昨年の十二月ですよね、総理が「大臣」という本の増補版を出されたのは。総理、あのときはも...全文を見る | ||
○石破委員 原理と答えがやや乖離があると思っているので聞いているんです。またやりましょう。 ただ、申し上げておきますが、我が国は三権分立を採用するなどと憲法に書いてある国はどこにもないですよ。日本だけがそんなことを言っているわけではない、日本だけないわけではない。私もほとんど...全文を見る | ||
○石破委員 済みません、質問に答えてください。なぜ憲法七十三条は「外交関係を処理すること。」というのを特に内閣の職務として定めているのですか。 つまり、いいですか、外交権はだれに属しているかというと、それは内閣に属しているのです。これが日本国憲法のつくり方です。つまり、日常普...全文を見る | ||
○石破委員 ただ、内閣の職務ということに対する今の総理の解説は、どのような憲法の教科書にも書いていないですよ。それは間違いです。そこはぜひよく御認識をください。 そして、今回逮捕をしたということ、これが重大な内閣として処理すべき外交関係に発展するということは、当然だれも認識を...全文を見る | ||
○石破委員 率直な答弁で結構です。そのとおりです。外交関係になるという認識を官房長官はお持ちでいらっしゃいました。恐らく、それを総理も共有し、そのことを伝えられたのだと思っております。 では、これはどう処理すべきだったんだろうか。何せ初めての事案ですからね、長官がおっしゃるよ...全文を見る | ||
○石破委員 そう。だから、法務大臣が指揮権を発動するということはあり得るのですよね。それはあり得る。 指揮権発動というと、みんな、何か極悪非道の、とんでもないことをやるように思っている人もいる。でも、そうであれば、法律がそのようなことを定めるはずがない。それは必要だから、法務...全文を見る | ||
○石破委員 いいですか。起訴法定主義と起訴便宜主義とあるのです。法務大臣、あなたは法務行政の最高責任者なのだから、そのぐらいのことは当然御存じでしょう。 いいですか。これは最も大事な問題で、起訴便宜主義というのはどういうものなのかという議論がずっとなされているでしょう。これが...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、これは総理の認識を承りましょう。 今、この中国人船長はどういう法的地位にありますか。つまり、処分保留、処分保留は条文上どこに根拠があるか、私はよくわかりませんが、いいです、法律の細かいことは聞きませんから。処分保留で釈放ですね。中国にもう帰っていますね。...全文を見る | ||
○石破委員 そうですね。これは釈放した時点で、処分保留という、実は刑事訴訟法にもその根拠条文はない。処分保留するというのは何なのかというと、起訴するかしないかは保留にしますと。 次席検事さんは、報道にあらわれた記者会見を読む限り、何で処分保留にしましたかと問われて何と答えてい...全文を見る | ||
○石破委員 これで事は終わりません。つまり、まだ残っているのは、これもやはり刑事訴訟法二百四十八条になる、ビデオの公開です。 つまり、中国も、外務副報道官がビデオの一部始終の公開を求めるというふうに公式に発言をしていますね。一部だけ切り取るのはだめですよと。巡視船は二隻で撮っ...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、国政調査権でこれを予算委員会で公開すべきだというふうに言っていますね。予算委員会にこれを示す。衆議院には秘密会の規定が、実際の罰則規定がありませんので、実際にこれは動かないわけですよ、参議院と違って。 そうすると、衆議院にこれを提示するということは、長官...全文を見る | ||
○石破委員 では、この判断をだれがやるかというと、一義的には検察官、独立した一人一人の官庁としての検察官ですよね。ですけれども、この議論は、長官覚えていらっしゃると思いますけれども、ロッキード事件の灰色高官のときにさんざん議論をされたことです。私、議事録を全部読み直してみました。...全文を見る | ||
○石破委員 公開するかしないかは何の基準によるかというと、公開しないことによって守られる公益、大なり、公開することによって得られる公益、これが唯一の判断基準ですよね。公開しないことによって保護される法益、大なり、公開することによって得られる公益、これだけが唯一の判断基準ですよね。...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、いいです。ちっともよくはないがね。 つまり、公開するかしないかの基準は、公開しないことによって何が守られますかということ。それはこのようなことですということを明らかにして、中国も出してくれと言っている、国民も出すべきだと言っている、そして国政調査権も、そ...全文を見る | ||
○石破委員 では、今後どうするかです。今後どうするか。 私は、中国に対して、もうこのようなことは行うべきではないということをきちんと言うべきだと思う。領海侵犯、不法操業、ましてや巡視船にぶつかる、このようなことはもうしてはいかぬということはきちんと言うべきだと思う。そして、仮...全文を見る | ||
○石破委員 中国に対してそのようなことを申し入れるべきだということ、そして、国内においても、国外に対しても、今後このようなことが起これば、粛々と対応し、逮捕、起訴、公判あり得べしということをきちんと言うべきだと私は思っております。 では、中国に対する認識を承りましょう。 ...全文を見る | ||
○石破委員 我が国は、一九二八年だと思いますが締結した条約がありまして、これは、国民、そして領土、そして統治体制、外交能力、これを国家の要素として我が国は条約を締結いたしております。国家というのはそういうものであり、主権というのはそういうものだ。 では、中国が脅威かといえば、...全文を見る | ||
○石破委員 それでは、ちょっと地図をお示ししましょうか。 防衛大臣、お疲れさま。きのう行かれて、中国の防衛大臣と会談をなさいましたね。 中国が採用する近海防御戦略をどのようにお考えですか。つまり、第一列島線、第二列島線というのをつくって、対馬からずっと台湾までいく、これが...全文を見る | ||
○石破委員 そのとおりです。そういう意識があるからこのようなことが起こっている。友好は大事ですよ。ですけれども、中国の意図をきちんと認識することもあわせて大事なことなのであります。 では、お尋ねします。普天間基地問題。 総理は、前回、私がお願いしたことが二つある。一つは、...全文を見る | ||
○石破委員 先送りしないでください。ぜひ熟慮、熟議じゃない、熟慮ね、何が必要なのか、何がプラスになるのかよくお考えください。 十一月十三日にはオバマ大統領の訪日が行われる。そして十一月二十八日は県知事選挙がある。それまでに行かないということがあるとは私は思わない。あっていいと...全文を見る | ||
○石破委員 最後に一つだけ要望して終わります。 我々は、補正予算にどう対応するか決めていません。とにかく早く示してください。議論をするからには、示さなければ議論のしようがありません。 我々は要望を全部出しました。 一つ、アンチビジネス的な政策はやめてもらいたい。ブレー...全文を見る | ||
11月08日 | 第176回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○石破委員 私は、本来、このような形で質疑をするのは極めて不本意であります。我々として質疑ができる環境を整えていただきたいということを再三申し上げてきました。ビデオを国民に対して全面的に公開するべきであるということ、そして、小沢氏、鳩山氏、なかんずく小沢氏の国会における説明、これ...全文を見る |
○石破委員 私は、なぜ下がったと認識をしていますかと聞いているのですよ。今のはお答えになっていません。 我々が政府にあったときも、支持率に一喜一憂しない、どんなに支持率が下がってもやるべきことはやる、そのように申し上げました。しかし、なぜ下がっているかということについて明確な...全文を見る | ||
○石破委員 総理、岡田さんに任せる、岡田さんに任せるという、国民をがっかりさせるようなことをおっしゃらないでください。代表は、菅さん、あなたなのです。あなたが代表に選ばれたのです。圧倒的な支持を受けて、あなたが民主党の代表なんでしょう。あなたが岡田さんを幹事長に任命した。その岡田...全文を見る | ||
○石破委員 では、自由民主党、反省すべき点はたくさんありますよ。ロッキード事件がありました。そして、田中元総理、大変な力を持って、やみ将軍とも言われておった方だ。いろいろな支配をしていると言われておった方だ。そのことをめぐって、昭和五十八年、私はまだ国会議員になっていなかったけれ...全文を見る | ||
○石破委員 見守っている間にどんどんと不信は高まる。補正予算の審議、これをめぐって紛糾する。総理がリーダーシップを発揮なさればいいことでしょうが。なぜそれを忌避なさるのですか。なぜそれを回避なさるのですか。私には全くわかりません。 もう一度言っておきます。ぜひ、代表としての、...全文を見る | ||
○石破委員 では、官房長官、伺います。 それを早急にやりますね。検討して成案を得ますね。 我々は、同盟というのは、機密の保全がなければ同盟は成り立たないと思っています。アメリカから信用されないようでどうする。日本に教えてもすべてが表に出るということで、本当のことがわかるは...全文を見る | ||
○石破委員 そういうことを思われた途端に情報が入ってこなくなるというのは、どういう意味ですか。ちょっとわかりませんので、教えてください。 | ||
○石破委員 わかりました。 そのとおりです。今、日本は、情報の保全ができない国だと十分思われているんですよ。間違いない。だから、機密保護法、秘密保護法をつくろうということで努力をしてきた。立場は変わりました。私たちはそれに全面的に協力をします。ぜひ、ともに成立を期してやってい...全文を見る | ||
○石破委員 なぜそれが正しかったかとお尋ねをしているのであって、事実関係を聞いているわけではありません。 事は領土問題です。我が国固有の領土、領土問題が存在をしていないと我々が考える尖閣、そこに中国の漁船が入ってきた、そして不法操業を行い、公務執行妨害行為を働いた。今までにな...全文を見る | ||
○石破委員 法務大臣、検察官はだれが任命しますか。 | ||
○石破委員 検察官は法務大臣が任命するのですよ、いいですか。 何が言いたいかというと、法務大臣、これは民主的な基礎を有するか否かという問題なのですよ。民主的な基礎を有しているかどうか。検察官は国民に対して直接責任を負い得るかという問題を私はお尋ねしているのです。通告がなかった...全文を見る | ||
○石破委員 そんなことをおっしゃるからこういう国民世論になるのですよ。外交に不安を感じる国民が九割も出るのですよ。そして、映像を流出させた、それは政府にかわってやった行為は立派だ、そういうような世論が起こってしまうんですよ。今の総理のような御答弁だからそんなことになるんです。 ...全文を見る | ||
○石破委員 起訴便宜主義、いいですか、起訴するかしないかを、起訴法定主義ではなくて、なぜ我が国が起訴便宜主義を採用しているかという議論はこの間法務大臣とさせていただきました。繰り返すことはいたしません。 なぜ起訴しないことが検事の裁量として許されるのかといえば、一つは、起訴し...全文を見る | ||
○石破委員 あの映像を見た人が何と思ったか。これが悪質でなくて何だと。前原大臣が最初に見たとき言ったとおりですよ。これが悪質でなくて何だと。 官房長官は船にお乗りになるかどうかは知りません。私、イージスがぶつかったときに、多くの船乗りの方のお話を聞きました。船乗りにとって一番...全文を見る | ||
○石破委員 だから、どう状況が変化したのですかと聞いているのです。大臣、答弁書はみんな見るんでしょうが。閣議決定でしょう、こんなもの。どう情勢が変化したんですか。もう一回答えてください。 | ||
○石破委員 ごらんの方はおわかりでしょう。こういう話なんですよ、いいですか。 どう状況が変化したか、それについて内閣としてお答えになれない。聞いてもお答えがない。そして、検察官が判断した、だからどう状況が変化したか。それを聞いているんでしょうが。(発言する者あり)検察官が判断...全文を見る | ||
○石破委員 では総理、あなた、このビデオを見ました。どこか見ましたか。ユーチューブで映像が出たのを見たということを聞いているんじゃないですよ。この三隻から撮った四台のカメラでしたか、これを総理はごらんになりましたか。 そして、官房長官にお尋ねしましょう。 何を出して、何を...全文を見る | ||
○石破委員 だれが政治だけが判断すると言いました。そんなこと、だれも言っていませんよ。 前回、議論したでしょう。それは、官房長官、正面からお答えいただけるから、ぜひお願いをしたい。前回、官房長官と議論したときに、第一義的には検察だというお話をいたしました。検察だけで判断をしな...全文を見る | ||
○石破委員 それは、全部見た上で、こことこことここならよかろうと判断をするならわかりますよ。出たものを見て、これならよかろうというのは、では、ほかに何が映っているか、わからないじゃないですか。何でそんな判断ができるんですか。 | ||
○石破委員 政治主導というのはこれですか。これが政治主導ですか。 私は前回申し上げたでしょう、公開しないことによって守られる利益とは何ですかと。公開しないことによって守られる利益の方が公開することによって得られる利益よりも大きい、だから公開しないことが正当化される、そういうも...全文を見る | ||
○石破委員 わかりました。 中国と渡り合うときに本当にこのようなことで大丈夫なのかということを多くの国民が思っている。だから九割が不安に思っている。 軍事にも詳しい前原大臣、三戦、三つの戦いという言葉を御存じだと思います。中国において今ドクトリンとして行われている三戦、三...全文を見る | ||
○石破委員 判断は国民がします。いいですか、日米同盟は深化なんかしていません。防衛大綱は一体どうなった、防衛大綱はいつ決まる。そして、基盤的防衛力整備計画、このことに対する考え方はどうなる。そして、日米安全保障条約は、基本的に自助というものを基本としている。バンデンバーグ決議とい...全文を見る | ||
○石破委員 問題提起だけしておきます。 海上警備行動も治安出動も警察権です。警察権の行使である以上、警察比例の原則がかかります。警察比例の原則とは何に淵源を求めるかといえば、それは国民の人権の保護です。国民の人権の保護ということであるならば、それは対象は基本的に日本国民です。...全文を見る | ||
○石破委員 政府がいつかこの財政状況を改善するだろう、日本にはまだその余力があるだろう、政府はいつか必ずその決断をするはずだ、そういう期待があるから、まだ暴落しないで済んでいるのですよ。国民の貯蓄残高千四百兆円、これを超えたときに何が起こるか。海外からお金を貸してくださいという日...全文を見る | ||
○石破委員 総理、このことは総理のお考えでもあるはずですよ。閣議決定よりも法律の方がいいに決まっています。ぜひこのことには真摯に臨んでいただきたい、お願いをしておきます。 補正予算、これから同僚議員がやりますが、何が問題なのかということを申し上げておきます。 まず、ブレー...全文を見る | ||
11月16日 | 第176回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○石破茂君 自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十二年度特別会計補正予算(特第1号)及び平成二十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して提案理由を申し述べる。(拍手) 北海道五区の補欠選...全文を見る |