石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○石破委員 日本各地で多くの災害に見舞われた方々の御労苦に心から思いをいたし、政府におかれては、迅速、適切な対応をお願いしたい。私どもも全力を挙げてこれに当たってまいりたいと思っております。  まず、石原幹事長から申しましたが、小沢さんの問題。  総理、この話にそろそろ切りを...全文を見る
○石破委員 なぜ与党の方がここで手をたたくのか、私にはよくわからない。(発言する者あり)これが明快だとも思わない。  私は、本当にこの問題にけりをつけなければ、この国会が動かなくなっちゃうと思うんです。総理はいろいろなことを議論されたいでしょう。私たちも議論したい。ですから、党...全文を見る
○石破委員 議論をするのは私は喜んで受けたいと思っています。その前に案をまとめてください。  総理、この時間は総理の時間ではありません。私の時間でもありません。国民の時間なのです。国民から与えられたこの質問時間です。端的にお答えください、国民の時間なのですから。  総理は、私...全文を見る
○石破委員 与謝野大臣は、民主党会派にはお入りですが、民主党に御入党なさったとは承知をいたしておりません。  今、民主党案とおっしゃいました。それでは民主党案なるものはあるのですね。今、与謝野大臣はそういうようなお言葉をお使いになりました。これが民主党案である、税制と社会保障一...全文を見る
○石破委員 昨年の参議院選挙が行われてから随分時間がありました。今、四月、六月とおっしゃいました。野党ではないのですよ。責任与党なのですよ。  おまえたちが応じないならいたし方がないとおっしゃいましたが、これ、玄葉政調会長いらっしゃって、私は玄葉さんの見識には敬意を払っています...全文を見る
○石破委員 残念ながら、玄葉さん、その話には乗れない。  案をつくる段階からと言わないでください。民主党として、どんなに苦しくてもつらくても、大激論があっても、それで党が割れることがあっても、仮にあるとしても、これが案だというものを出す、それが責任与党というものだ。まとめられな...全文を見る
○石破委員 景気対策といってこれだけ財政を悪化させた、その責任の多くは自由民主党にあるということはよく認識をいたしております。このことは、我々はきちんと反省をしなければなりません。さればこそ、麻生内閣において、税法の附則の一部を改正し、財政健全化への道筋をつけたつもりであります。...全文を見る
○石破委員 これは官房長官に伺いましょう。憲法によって保障された表現の自由、そこから出てくる事前抑制の法理。官房長官は法曹でいらっしゃいますから、北方ジャーナル事件というのを当然御存じでしょう。昭和六十一年最高裁大法廷の判決だ。ここにおいて事前抑制の法理の例外というものが二つだけ...全文を見る
○石破委員 枝野さんらしくもない。  いいですか、事前抑制とは何か。表現行為に先立ち公権力が何らかの方法で抑制すること、これを事前抑制と申します。及び実質的にこれと同視し得る、同じと見られるという意味ですね、影響を表現行為に及ぼす規制、これが事前抑制です。これはやってはならない...全文を見る
○石破委員 枝野さん、本当に間違っていると思ったら撤回する潔さを持ったらどうですか。そうやって官僚の書いたものを読むなんというのは枝野さんらしくないですよ。間違っているものは間違っている。法律を知らない人じゃないはずだ、あなたは。憲法についてもきちんとした見識を持っている人のはず...全文を見る
○石破委員 これはこの後ずっとやります。これで終わったと思わないでくださいね。  いいですか。こういう発言をするなら控えてくださいと言うとおっしゃいました。そうですね。控えてくださいと言うんですね。言いました、最終的にはこうおっしゃった。それが何で、少なくとも、おそれはあるでし...全文を見る
○石破委員 わからないならば、それは失礼しました、お教えしましょう。いいですか。ここで集中審議しましたからね。私と総理も随分議論をした。お忙しいからお忘れなのでしょう。では、もう一回申し上げましょう。  いいですか。外交関係の処理は合議体たる内閣の所掌である、それが日本国憲法の...全文を見る
○石破委員 考え方が違うということがよくわかりました。それはやはり少し反省をし、改めるべきものだと思う。そうでなければ、熟議にも何にもならない、議論にも何にもならない。私たちは、自分たちが無謬だなんて思っていない。あなた方もみんな無謬ではない。この考え方についてどうですか、今後ど...全文を見る
○石破委員 TPPについて最後伺いましょう。  いいですか、六月までに何を決めますか。参加するかしないかを六月に決めますか。そして、そのときに参加すると決めて、いろいろな交渉の結果、例えば、いい悪いは別にして、米は例外とか、十年ではなくて十五年にしてくれとか、あるいは、日本は皆...全文を見る
○石破委員 終わりますが、いいですか、アメリカの議会は九十日前に通告をしなければならぬのですよ。それから考えれば、根回しとかいろいろなことを考えれば、四カ月前には決めなければならぬのですよ。その時間軸もよく頭に入れた上で、時間軸もきちんと念頭に入れ、何が国益で何が国益じゃないか、...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○石破委員 総理、この予算委員会の審議の間、内閣支持率は下がり続けている。民主党の支持率も下がり続けている。世論がどうあろうが、これがすべて正しいという考え方を私はとるべきだとは思っておりません。  そして、最新の世論調査では、菅総理は、いいですか菅総理ですよ、予算の修正につい...全文を見る
○石破委員 八割の国民がそう思っているということはよく御認識をいただきたいと思います。国民に誠実に向き合う、それが熟議の国会なのでしょう。  これから私どもが出しますよ。出しますが、私は、その前に、今の内閣というのは本当に国家を統治する資格を持っているのか、言いたかないが、その...全文を見る
○石破委員 これは、政府見解が統一見解などと私どもは思っていませんよ。私が総理にお尋ねをしたのは、これを決めるのが、何で法改正によらないで課長の通達によることが正しいのかということを聞いています。こうするときに内閣法制局に意見を聞きましたか。これが法改正を伴わずになぜできるかとい...全文を見る
○石破委員 そうですか。法制局長官に確認したところ、法的に問題はないということなのですね。その答弁は初めて承りました。いいです、法制局長官に参議院でただしましょう。そうすると、法改正は必要ないということで、これから先もおやりになるのですね。これから先もこれをお続けになる。法制局長...全文を見る
○石破委員 それは昼間の答弁とはそごがあるようですね。そして、いいですか、質問主意書に対する答弁で法制局長官もよいと言った、そうであれば、今後、法改正は一切行わない、そういうことなのですね。それで間違いないか。
○石破委員 私は、事前に聞きましたかということを聞いたんですよ。今は、事前には聞いていない、質問主意書に対する答弁の中で相談をした、今後は法改正は一切行わないという答弁をなさいました。いいんですね。それでよろしいということで、いいです。答弁は要りません。  そこで、いいです、こ...全文を見る
○石破委員 いまだに公開をされていない、そのことによってどんな国益が得られたのか。多くの国民は納得をしていない。国民がみずからのこととして考える、そういう外交であるならば、情報はきちんと公開をすべきであって、責任の所在は明確にすべきである。そのことがきちんと行われていない。だから...全文を見る
○石破委員 官房長官、そういうような御答弁が国民にどう映るかということをよくお考えになりながら御答弁ください。  私たちは、協議に参加するかどうかというのを決めるということであれば、もっと先になるという話もあり得るということですね。十一月にAPECがあるわけですね。そうだとする...全文を見る
○石破委員 ぜひ総理にお答えをいただきたい。これは締めくくり総括なので、総理がどうお考えなのかということを国民は知りたい。玄葉さんの見識は承りました。枝野さんの見識も承りました。今、有権者が聞きたいのは、菅総理がどのようにお考えなのか。私、細かい数字なんか聞いてないですよ。細かい...全文を見る
○石破委員 総理、恒久政策には恒久財源をということを私たちは申し上げているのですよ。  鉄道建設支援機構、そのお金というのは、それは恒久財源ですか。たまたまあったお金でしょう。それは、鉄道の建設あるいは三島会社の支援、貨物の支援、本来の目的に沿って使うのが筋でしょう。そして、一...全文を見る
○石破委員 終わりますが、一刻の猶予もならない、その切迫感は総理が一番よく御存じのはずだ。財務大臣をお務めであり厚生大臣をお務めであった総理、一番御存じのはずでしょう。  何が大事なのか。民主党内のまとまりではない。本当にあるべき姿を提示して、そして野党に呼びかけ協議をする、そ...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○石破委員 昨日は、発災以来四十九日でございました。この震災、津波によって亡くなられた方々のみたま安かれと心から祈り、そして、今なお現地で苦難の中におられる方々の御労苦に思いをはせ、そして、対応に当たっておられるすべての方々に心から感謝をいたさなければなりません。  あわせて、...全文を見る
○石破委員 自社さ政権のお話をなさいましたが、総理も覚えておられると思います。あのときに村山総理が、自衛隊は合憲であるというふうに本会議で発言をなさいました。議場がどよめきました。それまで日本社会党は、自衛隊は違憲である、そう言って支持をとり、議席を得てこられた。その根幹を変えら...全文を見る
○石破委員 私のところも、多い日には七百、八百、いろいろなメールが参ります。それに全部目を通すのは大変です。ですけれども、可能な限り全部目を通し、その中の意見というものは政府にも全部その日その日上げております。そして自民党も、それぞれの議員から寄せられたいろいろな意見を集約して、...全文を見る
○石破委員 それは、今回の予算というもの、積み上げたものでしょう。これがいつまでに使えるものだ、年度内、それはそうですよ。ですけれども、復旧を念頭に置いたものであるならば、復興も一日も早く行ってしかるべきものである。それが、答申が出てから、対策が決まってから、それがいつになるかわ...全文を見る
○石破委員 私は、そのお答えを総理から聞きたいのですよ。何が被災者の人たちが一番困っているか、市町村が一番困っているか。それは瓦れきの処理であり、そしてまた仮設住宅の建設なのです。お盆までにという話が秋までになり、これについて、やはりみんなが物すごい不安を持っています。  瓦れ...全文を見る
○石破委員 おくれていることは歴然たる事実です。  総理がおっしゃいますように、あるところは土地がないのです。あるところは資材がないのです。あるところは人がいないのです。どの地域がどんな問題でおくれているのかということを正確に把握してください。  そして、補正予算成立後速やか...全文を見る
○石破委員 答弁は結構です。  今回の補正予算、私ども、緊急に必要なものであるということもよく承知をいたしております。しかしながら、幾つか問題点があると言わざるを得ません。  今からパネルをお示しいたしますが、この予算を見てまずわかるのは、一つは、借金を出さない、国債を発行し...全文を見る
○石破委員 二次では出すとおっしゃっておられるのですよ。格付会社が下げたのは、それは陰謀でも何でもない。本当にこのままいって日本の財政は大丈夫なのかということに対する警告であって、このことを軽々に受け流すべきではないと私は思っています。  今財務大臣から、税と社会保障の一体改革...全文を見る
○石破委員 そのとおりです。区分して考えなければなりません。  私たちが申し上げているのは、復興債というものをきちんと発行すべきであるということ、そのことは一般の会計とは切り離して別管理にしていかなければならないということ、その復興債の償還財源はきちんと明確にしなければならない...全文を見る
○石破委員 与野党でとおっしゃいました。まず政府の考え方を示してください、私たちの考え方は明確に示してございます。法律にも、まず政府がその案を示すということになっているはずです。政府としてどのようにお考えになるのかということを示さないで、与野党が、与野党がとおっしゃらないでくださ...全文を見る
○石破委員 まさしく、霞が関の文化というものをだれかが乗り越えなければならないのです。政治主導を唱えてきた政権です。それをぜひやるべきだ。最大の力をお願いしたい。  と同時に、既存の枠組みというものをどう使うべきだったのかということについても、私は議論が必要だと思っている。 ...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
議事録を見る
○石破茂君 ただいま議題となりました東日本大震災復興再生基本法案について、提案者を代表して、その提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  冒頭、今回の大震災、大津波によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、被災地において今なお苦難...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
議事録を見る
○石破議員 ただいま議題となりました東日本大震災復興再生基本法案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容について御説明申し上げます。  まず、本法律案の趣旨について申し上げます。  今回の大震災に対応するに当たっては、単なる復旧や復興にとどまるべきではなく、今後の我が...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
議事録を見る
○石破議員 お答えを申し上げます。  私どもの考え方は、政府と比べて三点違っております。  一つは、復興再生院というものを設置する、それは企画立案から実施まで行うというものでございます。政府案を拝見しておりますと、どうも阪神・淡路大震災のスキームをそのまま踏襲しておられるよう...全文を見る
○石破議員 言葉を選ばずあえて申し上げれば、政府の出された案というのは、平時の霞が関主導法案というのはこういうものなんだろうと思っております。  この法案を拝見して、どこかで見たようなものだと思いましたが、法律の名前も法律の立て方も、阪神・淡路大震災のときとほとんど同じものを踏...全文を見る
○石破議員 御党の案というのは、ほとんど私どもと考え方を一にするものだと思っております。ただ一点、特区について、公明党さんの案は条文にきちんと記されておるというところがございます。  これは、復興に当たっては、民間の人材あるいは民間の資金、これを最大限活用していかなければなりま...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○石破委員 総理、総理と質疑をやるのはこれで七回目になります。いつも申し上げますが、この時間は、私の時間ではない。あなたの時間でもない。この一時間は、主権者である国民のものです。ぜひ逃げないで答弁してもらいたい。論点をはぐらかさないでもらいたい。どうでもいいことを延々と言わないで...全文を見る
○石破委員 言ったでしょうが、あなたの時間じゃない、私の時間じゃないと言って。きちんと正面から答えてください。  参議院選挙の意義は何だったか。菅民主党政権に対して、参議院は政権選択の選挙ではありません、そのことはよく承知をしています。しかしながら、菅民主党政権の是非を主権者た...全文を見る
○石破委員 総理、あなたも昨年の選挙を必死で戦われて、民主党政権の継続か、それとも自公に戻すのか、あちらこちらでおっしゃったでしょうが。この選挙の県民の選択は、菅民主党政権、これを正せということが選挙の結果だった。選挙をなめないでください。主権者たる国民の選択なんです。(発言する...全文を見る
○石破委員 私どもが政権を失った、すなわち、私は、今回民主党の皆さん方が政権をとっておられるのは、その多くは自民党に対する御批判であったということをよく承知いたしております。政権の中枢にあった者として、それは深く反省をしなければならないことだったと思っています。ゆえなくして我々は...全文を見る
○石破委員 あなたは本にこう書いておられますね。書いたことには責任を持ってください。「選挙によって、ある人物なりある党に委ねた以上、原則としてその任期いっぱいは、その人物なり党の判断にまかせるべきである。」そう述べた後で、交代可能な独裁制というふうにおっしゃっておられる。  あ...全文を見る
○石破委員 一つのめどともおっしゃいましたね、どこかの機会で。一つのめどなら、二つのめども三つのめどもあるんでしょうよ。つまり、いつやめるなぞということは、あなたは一回も言っていない。退陣表明なぞ一度もしていない。そうですね。そういうふうに受け取ります。  だから、だます方もだ...全文を見る
○石破委員 そうですか。多分ずっとお考えかと思いました。それは失礼しました。  一事不再議というのは、一つの会期において一回否決されたものは二度それをやってはならない、これが一事不再議、御案内ですね。  でも、これは慣例なのです、成文化されていません。本当にそれが必要なことで...全文を見る
○石破委員 そうですね。なぜこれが成文化されていないかといえば、一回否決した後で全く違う事態が生じたときに、もう、一回否決したのだから二度とその議題を取り上げてはならないということは、本来の趣旨と違うからですよ。例外があり得るからですよ。  つまり、一回否決しちゃいました、その...全文を見る
○石破委員 事実を歪曲しておっしゃらないでください。  民主党から一度も、どの大臣を増員したいという申し出はありません。一度もありません。国対に聞いてみてください。我が党国対は民主党さんから、では、復興担当大臣、原子力担当大臣、そういうものを三人増員したいという申し出を一度も受...全文を見る
○石破委員 言っても無駄なことはよくわかりました。  内閣はあなたの私物ではありません。当たり前のことです。あなたの自己満足のために内閣があるわけではありません。あなたが責任を果たしたいという思いはよくわかりました。総理の責任感もよくわかりました。  私は、政治は結果責任だと...全文を見る
○石破委員 二次補正というのは何でこんな予算なんですか。一次補正の議論をしたときに、私、総理に、二次補正いつ組みますかということをお尋ねしましたね。覚えておられると思います。  そのときにはほとんどの議員たちが、二次補正こそ本格的な予算だ、復興債を出し。今、何で民間の貯蓄が上が...全文を見る
○石破委員 早くやってください、三次補正。復興債の議論、償還財源、きちんと議論しましょう。いいですか。  再生エネルギー買い取り法案、その前にエネルギー基本計画を見直すべきじゃないですか。原発五〇%、CO2二五%削減、このことについて見直さない限り、何でこんな法案が出てくるんで...全文を見る
○石破委員 これは総理、前の委員会で、そうなった場合に、東電が免責をされると納税者のお金で国が払わなければならなくなる、それはおかしいという答弁をしておられるのです。だから聞いたのです。  それは違いますよ。東電が免責をされないとするならば、それはこの事故が予見可能であったから...全文を見る
08月11日第177回国会 衆議院 本会議 第38号
議事録を見る
○石破茂君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、政府の平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律案に対して、賛成の立場で討論を行うものである。(拍手)  予算は、政府の姿勢そのものであり、それを裏づける財源もまた同様である。しかるに、平成二十三年度においては、予算は...全文を見る
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○石破委員 総理、連日、本当に御苦労さまであります。  立場は違いますが、総理という仕事がいかに重圧に耐えねばならないものか、本当に命を削るような仕事であることは、私も何度か閣内にいて総理を近くで見て、よくわかっておるつもりであります。  しかし、総理が任命される、陛下の認証...全文を見る
○石破委員 これは私が言うまでもなく、これを見ておられる多くの国民が判断をすることです。総理の答弁は、全く従来の、今までの総理の答弁と変わっていない。全く変わっていない。  私は冒頭に申し上げました、ともに同じ責任を負おうと。私は、自分が正しいとか、自分たちは無謬であるとか、そ...全文を見る
○石破委員 政治倫理綱領の持つ意味というのを、もう一度我々は拳々服膺してみる必要があるのではないか。  我々は立法府の一員である。あなた方は行政府の一員である。しかし同時に、総理がお答えになったように、これはどちらでも使える論理だけれども、立法府の一員でもある。そして、民主党の...全文を見る
○石破委員 これ以上お尋ねしても時間の無駄ですから、聞きません。ただ、これを判断するのは間違いなく見ている有権者です。そして、その審判は総選挙において間違いなく下されるということだけは申し上げておきましょう。  そして、ノーサイドということを総理が殊さら強調される。民主党の中に...全文を見る
○石破委員 保守というのはそうでしょう。エドモンド・バークの「フランス革命の省察」というのは、総理、あるいはお読みになったかもしれない。そこにあるのは、従来の秩序をすべて否定する革命というものに対する厳しい物の見方であります。  保守というのは、国家を大事にすることだ。祖国を大...全文を見る
○石破委員 民主党に綱領がないというのは、ずっと指摘をされていることであります。綱領のない政党が政権をとったのは、我が国においては大政翼賛会と今の民主党だけだと言われております。そうではないのだ、政党助成を受けるに当たって党の基本理念というものを届けている。確かに政党助成法にはそ...全文を見る
○石破委員 一つは正しいが、二つは書いてない。  いいですか。民主党の基本理念とは何かといえば、市場万能主義と福祉至上主義の対立を乗り越え、自立した個人が共生する社会を目指し、政府の役割はそのシステムづくりに限定する、民主中道の道を目指す、これが基本理念の第一です。何で私が解説...全文を見る
○石破委員 民主党には軸がないとか、ぶれるとか言われる。私は思うんですよ、あえてそれを詰めれば党が割れるからではないですか。それは、民主党の団結が第一なのであって、国家が第一でもなければ何でもない。どうやって国を守るかということが私は原点だと思っている。国会議員になることも……(...全文を見る
○石破委員 我が党として、集団的自衛権行使を可能とするそのための安全保障基本法、これにおいて現在詰めの協議を行っております。このことは、私たちはそれを問わねばならないと思っている。これは我々ができなかったことの反省でもある。  私は何度かこの場で申し上げた。自由民主党はいろいろ...全文を見る
○石破委員 おおむね外務大臣の御理解で正しい。  我が国は海兵隊というものを持っていないから、海兵隊が何をやるかということがわからない。  これは随分前のことです。私は前田さんからこういう話を聞いたことがある。ベトナム戦争が終わるときに前田さんは、国土交通大臣はたしかサイゴン...全文を見る
○石破委員 総理、鳩山さん、菅さんのときに私がすごくむなしかったのは、答弁はきれいな答弁をしていただける、委員の言うとおりだと何度も言ってくれる。その後、何も実現してくれていない、右から聞いて左へ抜ける。この場だけしのげばいいというようなことを野田さんは考えないでしょう。今言った...全文を見る
○石破委員 スーダンのPKOについて伺います。  これを出すに当たっては、自衛隊の能力、それは実際に装備の面もあるが、法的にどうなのだ。すなわち、任務遂行に対する防衛というのは認められていませんね、これを認める必要があるのではないか。そして、警護任務を付与すべきではないか。 ...全文を見る
○石破委員 出すからには、我々は、文民統制の主体は幾つもあります。総理であり、防衛大臣であり、合議体たる内閣、これが一つでしょう。しかし、国会も、副次的ではあるけれども、文民統制の主体です。どういう法律で行かせるか、どういう装備を持たせるか、そのためにどういう予算を認めるかという...全文を見る
○石破委員 我が党と見解がはっきり異なるということはよくわかりました。  それでは、領土を守る、領海を守る、それは具体的にはどういうことですか。尖閣問題が象徴したことは何なのか。我が国は、領海を守るというきちんとした、決然たる法整備が欠けているということでしょう。国連海洋法条約...全文を見る
○石破委員 それでは、基本の基本ですから承りましょう。警察比例の原則についての認識を述べてください。  もう一回言いましょうか。警察比例の原則についての認識を述べてください、基本の基本ですから。
○石破委員 ごめんなさい、もう一回言います。警察比例の原則について認識を述べてくださいと問いました。
○石破委員 これは防衛大臣にお尋ねしてもいいんだけれども、警察権と自衛権の行使の本質的な違いは、警察比例の原則が適用されるかどうかです。治安出動にしても海上警備行動にしても、これは自衛権の警察権的流用というふうに申します。その範囲において、治安出動であれ海上警備行動であれ、警察比...全文を見る
○石破委員 もう一つ申し上げておきましょう。  総理、捕鯨についても同様ですよ。今、調査捕鯨ができなくなっていますね。これは我が国として、我が国の立場を支持してくれる三十六カ国に対する責任としても、この調査捕鯨は続けていかねばならない。生態系の維持という考え方からしても、我が国...全文を見る
○石破委員 復興について承りましょう。  なぜ今の世代なのか、今の世代というのはどこからどこまでが今の世代なのか、そのことについて述べてください。  そして、国民みんなで負担をするというのはどういうことなのか。そうだとするならば、相続税、すなわち、五%の人しか払っていない相続...全文を見る
○石破委員 ひとしく今の世代でというのは、道徳論、精神論としては結構です。具体的に、どのようなものに対して、だれが負担をするかということを明確にしなければなりません。何年ももつものに対して、何で今の世代が負担をしなければならないのか。そして、増税をすべきだということは、税と社会保...全文を見る
○石破委員 財政の再建と経済の成長、これは口で言うほど簡単なことではありませんよ。物すごく難しいことですよ。そのことについては、ともに議論しましょう、答えを出しましょう。  最後に、災害関係について。  これは、災害関係の法律を全部見直すことが必要です。市町村がその主体となっ...全文を見る
○石破委員 以上です。
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○石破委員 一般質疑に入りたいと存じます。  先ほどまでの質疑、なかんずく我が党の質疑者の質疑の中で何点か確認をしたい点がございます。  大臣、お忙しい中、御苦労さまです。もう退室していただいてよろしいですよと申し上げたら、どうぞ御退室をいただきたいと存じます。  まず、山...全文を見る
○石破委員 もう一つお尋ねをいたしたいと存じます。  平沢委員の質疑の中で、二〇〇八年に開かれましたイベントにおきまして、御多忙でありました山岡当時の国会対策委員長がわざわざ御出席になって、ごあいさつというよりも、これはもはや講演に近いものではないか、私、昼休みにDVDを見てみ...全文を見る
○石破委員 それでは、この方にお尋ねをすればわかることでございますが、どうも、先ほどのマルチで稼いでくれというお話とつなぎ合わせますと、秘書をずっとやっておられて、大変優秀だった、そういう方が今トップリーダーとして稼いでおられる。今の大臣のお話ですと、大臣の事務所は兼職を禁止して...全文を見る
○石破委員 それは事務所によってスタイルは違いますが、大変優秀であったということで、大臣が非常に信頼をしておられた方だと拝察をいたします。その方がそういうことをやっていたか、やっていないか。不労所得とは言いませんが、幾ら汗水垂らして働かなくてもいいとはいえ、これは大変な仕事だと思...全文を見る
○石破委員 やはり、この方もお呼びしてお話をお尋ねしなければいかぬと思います。すなわち、事務所の経費が厳しいのでマルチで稼いでくれなんぞと言ったことは断じてないとおっしゃっておられるわけで、どうもここに何か関係があると思うのが普通なのだろうと思います。断言をするつもりはありません...全文を見る
○石破委員 いいですか、担当大臣でいらっしゃるわけですからね。私は、すべてが違法だと言っているんじゃないんですよ。ですけれども、警視庁や、あるいは伊賀市のそういうような委員会や、こういうような商法には気をつけなければいけないということを言っているわけで、それはいろいろな、こんな場...全文を見る
○石破委員 きのう、暴力団論議がありましたけれども、このネットワークビジネスで一番苦しんでいる人はどんな人だと思いますか。このネットワークビジネスに参加をして、多くの負債を抱えて苦しんでいる人というのは、どういう状況で苦しんでいると認識しておられますか。
○石破委員 どういうことで多くの人が苦しんでいると認識をしていますかと聞いているんです。どういう人たちがどういうことで今一番苦しんで、秘書官、持ってこなくていい。持ってこなくていい。それは本人が認識していなければおかしいでしょう。  どういうことでどういう人たちが苦しんでいるん...全文を見る
○石破委員 そういう人の方が多いんじゃないですか。これで成功した人は少ないんじゃないですか。  それで、違法だとか違法じゃないとか、そういう問題ではありません。つまり、多くのノルマを課されて、親類、知人、友人、そういうところに、頼むから買ってくれ、入ってくれというふうに会員をふ...全文を見る
○石破委員 それでは、何万という苦情が寄せられているのは、これは一体何なんですか。そういう人たちが本当に、義理がたい人たちで、人情に厚い人たちで、そういうのにほだされて、多くの負債を抱えて苦しんでいる。それが多くないからいいんだという認識は、私は全く正しくないと思いますよ。  ...全文を見る
○石破委員 献金のことなんか聞いていません。  では、大臣に就任してから、そのような今おっしゃられたことを達成するために今まで何をなさいましたか。
○石破委員 官房長官、国としてお手伝いをしたいというふうに野党のときにおっしゃっておられたわけですよ。それが与党の側に立ち、そして消費者担当大臣、そしてまた国家公安委員長、犯罪を取り締まり、そして消費者を守る、そういうお立場に立たれたわけですよ。  そして、二〇〇八年というから...全文を見る
○石破委員 これは農水省所管の法律ではありませんが、この問題を論ずるときに必ず出る議論なので、大臣、よく御案内のことだと思います。  つまり、第四十四条は、愛護動物は犬とか猫に限らず、牛であり、馬であり、豚であり、綿羊であり、ずらっと書いてありますが、「愛護動物に対し、みだりに...全文を見る
○石破委員 済みません、私はそのようなことをお尋ねいたしておりません。原子力特別対策法という法律があって、動物愛護法という法律があって、そしてまた今申し上げた保護に関する基準があって、この三つはどういう関係に立っていますかということを聞いているんです。
○石破委員 この話は、随分前からあるお話ですよね。何カ月も前から指摘していることですよね。その間にどんどん牛の命が失われているわけで、きのうの写真を直視できますか。あんなのを直視できますか。私は普通できないと思いますよ。あれを見て涙を流さない人がいたとしたら、私はその人の人間性を...全文を見る
○石破委員 この話はもうこれ以上しませんが、それを飼っている人がどんな思いでいるかというのは、枝野さん、わかっているでしょう、あなた。話も聞いて、気の毒だという言い方は私はしたくないので、本当にそうだといって共感をしたでしょう。  だとしたら、人命が今すぐに緊急を要するような状...全文を見る
○石破委員 一頭でも多く助けてやってくださいよ。一日も早くやってくださいよ。そして、飼い主をこれ以上泣かせないでくださいよ。それは国の責任として絶対にやるべきだと私は思いますがね。
○石破委員 その結果は日々検証していきたいと思っております。このことは与党がどうの、野党がどうのという話では全くありませんので、ぜひお願いをいたしたいと思います。  第三次補正について承ります。財務大臣、よろしいですか。  これが、最初十年というお話が十五年になり、十五年が二...全文を見る
○石破委員 これもいろいろな考え方があって、実際にそれによる被害を受けている世代とか受けている地域ではなくて、受けていない世代、受けていない地域でシェアをすべきだという考え方もあるんですね。どっちが正しいかというのは、これは数学の話じゃないので、こっちが正しいということがわかるわ...全文を見る
○石破委員 これはひとり言だと思って聞いてくださいな。  私は、ずっといろいろな議論をしていて、あのバブル景気のときに消費税を上げるということをきちんと言えなかったのは、私は、自民党にいた者として物すごく贖罪感を持っています。  あのときに、消費税を上げるということをきちんと...全文を見る
○石破委員 できれば総選挙のときにそうおっしゃっていただきたかったですね、そのお話は。かなり認識を共有していますよ。だけれども、総理はさっきいろいろな答弁をなさったけれども、消費税を上げるという法律をつくって、それが可決されてから国民に信を問うというお話をなさって、それは選挙に言...全文を見る
○石破委員 どっちがどっちみたいな話はしようもなくて、自民党がだめで民主党が勝って、民主党がだめで自民党が勝ったみたいなことをずっとやっていてもしようがないわけですよ。岡田さんのときにそうだったことも知っています。その後、総選挙で言わなかった。我々も、総選挙のときにそのことは、所...全文を見る
○石破委員 時間がないから私の方から申しますが、要は、日本は海兵隊という軍種を持っていないのでね。海兵隊というのは何もアメリカの専売特許じゃなくて、韓国も持っていれば、フィリピンも持っていれば、ロシアも持っていれば、マレーシアも、インドネシアも、大体、海洋国家もしくは海岸線の長い...全文を見る
○石破委員 防衛大臣にお尋ねします。  海兵隊の話とあわせてですが、自民党時代に防衛力のあり方検討というのをずっとやっていたんですよ。引き継ぎを受けられたかどうか知りませんが、ずっとやっていた。それは私が大臣のときであり、あるいは林大臣のときであり、そしてまた浜田大臣のときであ...全文を見る
○石破委員 どういう制約かというのは御存じですね、日本国憲法上の制約がどういう制約なのか。どういう制約ですか。
○石破委員 集団的自衛権と関係ない部分がほとんどで、邦人救出というのはそういう話じゃないし、離島防衛というのはそういう話じゃないですよ。  そして、日本が例えば朝鮮半島に行って港湾を確保するとか補給地を確保するとかいうことであれば話は別ですが、それ以外にも海兵隊の任務というのは...全文を見る
○石破委員 そうですよね。そう考えないとなかなかこの話は理解するのが難しいのですよ。  つまり、オバマ大統領の支持基盤というのは労働組合ですよね。あるいは農業団体ですよね。特に労働組合だ。では、自動車は競争力があるのかといえば、そんなにないだろう。農業はオーストラリア相手に競争...全文を見る
○石破委員 国民にわかりやすく説明する努力というのが全く足りないと思いますよ。  今も長官がずっと読みながらおっしゃるわけで、パネルでも使って、こうです、こうですということをちゃんと説明しないでこれだけ国論を二分しちゃうというのは、私は政府として相当に無責任だと思っていますよ。...全文を見る
○石破委員 それでは、いいです、厚生労働大臣。もうよろしい。  それじゃ、アメリカとの事前の交渉においてそれは言うべきですよ。議会に対してもそれは言うべきですよ。絶対守らねばならないものは言うべきだと思う。  では、経済産業大臣に伺います。  これもいろいろ議論のあるところ...全文を見る
○石破委員 枝野さん、ちょっとわからないので教えてください。  これは、判断はどこが行いますか。その場合に、国家主権というものはどのように機能しますか。そしてまた、それに国家として不服であった場合にどうなりますか。
○石破委員 それは国際的な機関が判断をするというふうに私は理解しておって、今大臣がおっしゃるように国内の裁判所が判断をするというのならわかるんです。国際的な機関が判断をするということになった場合、実際、今そのはずですからね。そのときに国家主権というものはどのように機能するのか、そ...全文を見る
○石破委員 ということは、不服があれば国内の法執行としてやらないことは留保される、こういうことですか。
○石破委員 ごめんなさい、きちんと通告しておくべきだったかもしれませんが、これはかなり議論になっているということは、経産大臣御存じのことだと思います。  農業でもそうであって、私は、では鹿野大臣にお尋ねしますが、関税収入というのは農産品に関しては幾らですか、去年で。
○石破委員 何でこういうことを聞いているかといいますと、どの国も農業保護はしているわけですよ。アメリカだって目いっぱいしています。オーストラリアだってしていますよね。  大臣も、私、当選一回のときの農林大臣でいらっしゃったから印象が強烈なのだけれども、あのときからずっと話をして...全文を見る
○石破委員 私は、自給率という議論は、私はそういう議論もしてきましたが、そんなにすごく積極的な意味があるとは思っていないんですよ。  つまり、安全保障としての自給率というものを考えたときに、言い方は悪いかもしれないけれども、町のネズミが糖尿病ですみたいな、こんな飽食の生活を支え...全文を見る
○石破委員 私は、戸別所得補償という名のもとに、すべての人に補償するというやり方は間違いだと思いますよ。やはり規模拡大をする、お米だけで生きていかねばならぬ、そういう人たちに手厚くするということをやっていかないとだめなんだと思う。  もう一つは、これから先、人口がどんどんふえる...全文を見る
○石破委員 私、農水大臣の一番最後のころに、地域マネジメント法人という法案を書き始めたんです。すなわち、村役場もなくなった、町役場もなくなった、職員もいなくなったという中にあって、本当に声が届かなくなっちゃった地域がいっぱいあるんですよ。今から町村合併をもとに戻せなんて話にならな...全文を見る
○石破委員 この議論の最後に申し上げておきます。  私は、とにかく何でもいいから参加の表明なんだという話じゃなくて、農業はどうなるんだい、先ほど経産大臣からお答えいただいたあの問題は一体どうなるんだい、医療はどうなる、金融はどうなる、こういうことがこうなるが政府はこういうことを...全文を見る
○石破委員 法務省、来ていただいていると思いますが、法務省の従来の立場は、これは共謀罪の導入が不可欠だという立場を法務省並びに歴代の法務大臣はとっていたはずだが、法務省、今の考えは変わったんですか。
○石破委員 変わったのかと聞いているので、それはまた、あれですか、いろいろな指摘を受けたのでもう一度考え直すという立場になったということですか。この条約に入るということは、我が国にとって非常に必要なことであり、喫緊の課題だと思いますが、どうなんです。
○石破委員 立場が変わったということですね。あなた方は一体だれを見て仕事をしているんだということですよ。これはいろいろな役所に感ずることだけれども、これは防衛大臣にお尋ねしようと思ってできなかったが、例の次官通達もそうですよ。あれほど自衛官をばかにした話がどこにあるか、私は今でも...全文を見る
12月01日第179回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
議事録を見る
○石破委員 自由民主党の石破茂であります。  私は幾つか問題意識を持っているのですが、主権は国民に存するという国民主権の原理は、確かに小学校から教わってきました。これに何ら異論はありません。主権者とはいかなるものかということについては、また何かの機会に議論をさせていただきたいと...全文を見る