石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石破委員 五大臣に対する質疑ということであります。主に防衛大臣、そして総理大臣に質問をいたしたいと存じます。  いろいろな理由があって内閣改造が行われました。五大臣が新任をされました。これは、人事は総理の専権事項であります。総理がおっしゃったのは、最強の布陣であるということを...全文を見る
○石破委員 任命権者としての総理にお尋ねをしますが、防衛省がほかの役所と違うところはどこですか。
○石破委員 一つはそうです。何があるかわからないという危機管理官庁であるということですね。だから、常に、あれが起こったらどうする、これが起こったらどうするということのシミュレーションを頭の中でしておかねばならない。  危機管理官庁というのは、言葉の遊びで言っているわけじゃなくて...全文を見る
○石破委員 私も、御縁あって、昭和五十五年以来、田中角栄先生にいろいろなことを教えていただきました。私が政治に入る機会をつくってくださったのも田中角栄先生であります。  よく先生がおっしゃっておられたのは、国会議員は何が一番おもしろいかということをおっしゃっておられました。それ...全文を見る
○石破委員 それはいつですか。何の目的でいらっしゃいましたか。
○石破委員 結構です。  それでは、伊江島が持つ防衛上の意味、そしてまた伊江島で米軍がやっていることについてお答えください。
○石破委員 沖縄の方々の理解を求めるために、これは私もよく心しなければいけないことだと思っていますが、どこでどのようなことがあったのか、そして、どこで何が行われているのかということはよく認識をしておかなければなりません。  戦後最大の事故が伊江島で起こったことは御存じですか。
○石破委員 これは、戦争が終わって三年後のことですよ。一九四八年八月六日。不発弾の処理をしておったのが伊江島ですよ。それを輸送する船が大爆発して、百数十人の人が死んだという、戦後沖縄で米軍関係の最大の事故が起こったのが伊江島ですよ。伊江島の人たちがどんな思いを持っているか。夏休み...全文を見る
○石破委員 現在、訓練が行われているわけですよ。そして、パラシュートで投下したものが訓練場ではなくて農地に落ちて多くの被害が生じてということが起こったのが伊江島ですよ。そういうような状況があるということをよく御認識いただきたいと思います。言葉だけで、沖縄の理解を求める、そう言って...全文を見る
○石破委員 大勢の人が努力をしてきた、それを、十三年間くい一本打てなかったじゃないかというふうに、はっきり言えば嘲笑されたわけですよ、愚弄されたわけですよ。そして、学ばぬままに、腹案があるとかおっしゃって、国外、県外とおっしゃった。それは野田さんが言ったわけじゃありませんよ、鳩山...全文を見る
○石破委員 私は、環境整備の第一が総理が出向くことだと思っているんですよ。まずそれをやらなければ何にも始まりません。人々の気持ちを踏みにじって、努力を嘲笑して、それはみんな民主党政権がやったことですよ、間違いなく。そのおわびから始まらないで、一体何が環境整備だ、私はそう思いますね...全文を見る
○石破委員 申し上げておきます。行かなければ何も始まらないということだけは、この場で強く申し上げておきます。一日も早く行ってください。  防衛大臣、憲法についてまず伺いましょう。  自衛隊は憲法に全く書いてありませんね。どこを見ても、自衛隊のジの字もありませんね。しかし、ずっ...全文を見る
○石破委員 だから、今お読みになった第九条のどこから合憲と読むのですかと聞いているんですよ。
○石破委員 問われたことに答えてください。秘書官はメモを出さないように。私は秘書官と議論しているわけじゃないからね。  いいですか。第九条のどこから読むのですかと聞いているのです。
○石破委員 「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」と書いてありますね、第二項は。  では、自衛隊は何ですか。
○石破委員 「前項の目的を達するため、」という芦田修正で合憲としているのですよ。何のために芦田修正というのがあったんですか。日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放...全文を見る
○石破委員 それでは、承ります。  自衛隊というものは、憲法に規定がございません。これはよくある論争なのですけれども、今大臣がおっしゃいましたね、警察予備隊として発足した。自衛隊はもともと警察予備隊として発足したものです。その後、保安隊になり、自衛隊になっていきました。  世...全文を見る
○石破委員 国の独立を守るのが軍隊ですよね。国家の主権を守るのが軍隊ですよね。国民の生命財産、公の秩序を守るのは警察ですよね。そこが違うのではありませんか。
○石破委員 それでは、法制面で。  私はずっと、政府にいるときから、法律の改正ができないか、できないかというのを一つ一つチャレンジをしてきて、力足らずにできなかったことがたくさんあります。  例えば、いろいろな法律の論争がありますが、邦人輸送という条文がありますね。邦人救出と...全文を見る
○石破委員 それでは、自衛隊は邦人救助ができますか。
○石破委員 どういう場合にできますか。制約はありますでしょう。  つまり、何でこんなことを聞いているかというと、朝鮮半島情勢がどうなるかというのが今の時代背景ですよ。何が起こっても不思議ではないという状況です。朝鮮半島に限りません。世界じゅうあちらこちらで災害があり、あるいはテ...全文を見る
○石破委員 相手国の了解というのは別に条文に書いてありませんよ。輸送の安全ということでしょう。輸送の安全が確保された場合に行くんでしょう。だから救助ではなくて輸送なんでしょう。  つまり、何でそういうような条文になっているか。私が一生懸命改正しようとしてもできなかった。今度、自...全文を見る
○石破委員 よく整理をしてくださいな。  つまり、戦車が走ろうが戦闘機が飛ぼうが、それが警察権の行使である場合には、武器の使用という判断をするのですよ。警察権の行使ということの範疇であれば、警察比例の原則が働きますから、向こうが戦車であればこっちも戦車、向こうが戦闘機であれば戦...全文を見る
○石破委員 それでは、警護という任務を与えて、そのNGOを自衛隊が警護している。その警護という任務が妨害されたというような構成をした場合、その場合に武器の使用ができるという構成について、私はこれは可能だと思うのです。  前から、警護任務を付与すべきだ、そうでなければ、正当防衛で...全文を見る
○石破委員 もういいです。民間人が部隊の中で活動するわけないでしょう、民間人なんだから。自己の管理のもとに入った者ということをおっしゃっておられるのですか。いいです、もういいです。わかりました、もう結構です。もういいです。  それでは、この法律に関係して聞きましょう。  海外...全文を見る
○石破委員 総理、どうです、一般法。これぐらいはやってくださいよ。私どもも議員立法として出しているんです。  自衛隊が海外でどう活動するか。先ほどの海峡のお話もありましたよね。そのときそのときに応じて法律をつくっていかねばならないということであれば、適宜適切に対応できないでしょ...全文を見る
○石破委員 議論とか検討とかいう言葉がものすごく飛び交うんですけれども、私は、防衛省にいたときも農水省にいたときも、「検討する。」という文章はつくらないでくれということを言ってきました。検討し、いついつまでに成案を得る、そういうふうにしないと、検討しますというのは、やらないとほと...全文を見る
○石破委員 特定の脅威を想定するのではなくて、我が国が力の空白となることによってかえって周辺地域の不安定を招くことがないように、独立国として必要最小限の防衛力を整備する、これが基盤的防衛力整備構想でしょう。それでずっと平和だったわけでしょうが。何でこれを変えなきゃいけなくなったん...全文を見る
○石破委員 基盤的防衛力整備構想をなぜ転換しなければならなくなったのですかと聞いているんですよ。正面から問いに答えてください。
○石破委員 冷戦時代はそれでよかったのですよ。我が国周辺の力の不安定を招くことがないようということで、力の空白をつくらないこと自体が自己目的でしたからね。  脅威を想定しない安全保障構想、防衛構想なんてありません。今現実に脅威があるとは言いませんが、脅威というのは意図と能力の掛...全文を見る
○石破委員 よほど運用という言葉がたたき込まれているようですね。運用、運用、運用とおっしゃいますが、防衛力整備構想というのは、運用の前に、どのような潜水艦を持ち、どのような戦闘機を持ち、どのような陸上車両を持つかということですよ。そして、人員をどうするかということですよ。  さ...全文を見る
○石破委員 私がお尋ねをしたのは、幹部と曹士と、どこが減りましたかと聞いているのですよ。よく、今回の震災もありました、数をふやすべきだと。みんな、自衛官の献身的な働きについては、感動もしています、共感もしています。  自衛隊員の服務の宣誓を御存じでしょう。事に臨んでは危険を顧み...全文を見る
○石破委員 これはもう総理にお話しした方が早いでしょう、最高指揮官ですからね。  最高指揮官たる総理大臣、本当に一士、二士をふやしていかなければなりませんよ。それは、その人たちがやめた後にきちんとした就職のお世話というものができなければ、服務の宣誓どおりにやる彼らは一体どうなる...全文を見る
○石破委員 それでは、せっかく安住さんがいるから、このことを申し上げておきましょう。  法律の話ですが、例の事務次官通達の問題は、私どもまだ認めておりませんからね。あれは間違いなく憲法が禁じた事前抑制の法理、これに抵触をするものですからね。今回の真部さんの話もそうですけれども、...全文を見る
○石破委員 これはやってはならないことです。外の人が来るのに、あなた、何を話すのですか、そんなことならばやめてください、これが公権力の行使たる事前抑制でなくて何ですか。こんなことを平然として認めて、自衛隊は本当に国民の信頼が得られると思いますか。この通達の撤回は断固私どもは求める...全文を見る
○石破委員 連携を密にし連絡を密にすればそのようなことが防げるほど、世の中は甘くない。  では、何でアメリカの海兵隊がいるんですか。最後にこの問題に戻りましょうよ。では、何でアメリカの海兵隊は、本土じゃなくて、沖縄でなければいかぬのですか。地政学的とはどういう意味ですか。
○石破委員 距離と時間の壁というお話を私は何度かこの委員会でいたしました。  仮に高速の輸送手段ができたとして、その距離と時間というものを乗り越えることができたとしたら、距離は変わらないが時間が短くなるということがあったとすれば、沖縄でなくてもいいということは理論的にあり得ると...全文を見る
○石破委員 沖縄の負担をどれだけ減らすかということをもう少し真面目に考えたらどうですか。どうやって抑止力を維持し、どうやって負担を軽減するかということですよ。  沖縄でなければいけないというのは、距離と時間の壁があるからでしょう。それを乗り越えることができるとするならば、全て沖...全文を見る
02月17日第180回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○石破委員 私は、政権交代というのはあるべきだと思います。それが可能な制度として新しい選挙制度を入れました。  野にあるときというのは、単に相手の悪口を言って、敵失を待って、いつか向こうは倒れるだろうというようなことを思ってはいかぬのであって、理由があって政権を我々は失ったわけ...全文を見る
○石破委員 結局、国民のいろいろな権利がありますね。言論の自由であり、あるいは結社の自由であり、信教の自由であり、国民がいろいろな権利を持ち、自由を享受している。それが侵されたときに守ってくれるのは何なんだろうかといえば、日本国しかないわけですね。  国民の権利や自由が外敵ある...全文を見る
○石破委員 総理も私も、同じ昭和三十二年生まれであります。同じ時代を生きてきたし、いろいろな経験も認識として共有するところがあるはずです。  私は、我々の世代というのは、この日本をつくってくださった前の世代に対してきちんとした国を残す責任があると思っているし、それは次の時代の人...全文を見る
○石破委員 結論を申し上げれば、私は、日本国でできることは日本国ですべきだと思っているのです。日本国でできることであるのに、合衆国がやっているものはないだろうか。そして、沖縄でなくても負える負担、本土で負える負担、それがあるのではないか。逆に申し上げれば、何が沖縄でなければならな...全文を見る
○石破委員 これは、防衛大臣がよく地政学的という言葉をお使いになりますが、なぜ沖縄なんですか。なぜ沖縄が地政学的に大事なのですか。なぜ沖縄でなければならないという判断なんですか。  沖縄の理解を求める、それは大切でしょう。しかし同時に、本土の理解だって求めなければいけないはずで...全文を見る
○石破委員 朝鮮半島、台湾海峡、私は脅威というものはそこにあると思っている。それを政府流に懸念と言っても、それは同じことです。そこにどれだけ速いスピードで駆けつけることができるかということでしょう。そこにおいて、残念ながら今の自衛隊法の考え方では邦人救出というのはできませんから、...全文を見る
○石破委員 極めて残念です。私は、総理の人柄を疑うわけではない。だけれども、間違っていたことは間違っていたと正面から認めないと、そしてわびないと、事は進まないですよ。間違っていたことは間違っていた、それによってどれだけ大勢の人が傷ついているか、そのことを正面から見てほしいんです。...全文を見る
○石破委員 三点、教訓を述べてくださいと申し上げたでしょうが。通告しているでしょう、教訓、反省を踏まえて何ですかということを述べてくださいと。何のために通告したと思っているんですか。三点、教訓。
○石破委員 通告をきちんとしています。二十四年度予算編成において大震災の教訓を踏まえてということが通告内容にあるでしょう。なぜそれが伝わっていないんだ。  私は、二十四年度予算審議だから、何が反映されているのかというのは最も大事だと言っているんですよ。通告が届いていなくて答弁が...全文を見る
○石破委員 輸送能力の向上は具体的に何ですか。すぐ答えてください。
○石破委員 副大臣に答えさせてください。
○石破委員 続いて、副大臣に伺います。大臣には質問が届いていないようですから、副大臣に伺いましょう。  一つはそうです、船ですよね。これは、何でそんなことになったかというと、そもそも、おおすみ型の輸送艦は三隻しかなくて、一隻はドックに入っていて、一隻は海外に出ていて、一隻しか使...全文を見る
○石破委員 本来、これは大臣が答えるべきことですよ。私は防衛副大臣もやったから、よく知っている。大臣と副大臣は全く立場が違うのですよ。総理も財務副大臣をおやりになったから、財務大臣と副大臣が全く違う立場であることは御存じでしょう。どんなに立派な副大臣がいてサポートをしても、大臣は...全文を見る
○石破委員 私は余り細かいグラフは出したくないんだけれども、一目瞭然、そのお手元のグラフをごらんくださいな。平成二年と平成二十三年、この二十年間で、自衛隊員の数を減らした減らしたというけれども、どの人たちを減らしたんだということを見れば、一目瞭然、一士、二士、昔でいえば一等兵、二...全文を見る
○石破委員 新発田の駐屯地の方々も現場にいらっしゃっていますよね。彼らから意見を聞きましたか。
○石破委員 御自身の選挙区の方が行っておられれば、聞くべきでしょうよ。どんなにつらい思いをしたか、何が悲しかったか、聞くべきでしょうよ。何が一番つらかったと思いますか。自衛官たちが何が一番つらかったか。  震災後、二週間ぐらいたってからか、東松島あるいは多賀城、ああいうところで...全文を見る
○石破委員 さっきからこのあたりで、今に始まったことじゃないだろうということを口にする人がいっぱいいます。聞こえてきますよね。そうです、私たちもやってこなかった。今までそうだったじゃないか、おまえたちもそうだったじゃないか、そういうことを民主党の人たちはよく言いますね。そうじゃな...全文を見る
○石破委員 任期制の隊員がやめた後、ちゃんと就職ができるかということが一番大事なんでしょう。その人たちにきちんとした就職の、自衛隊の言葉を使えば援護というものに予算を割いていく必要があるんじゃないんですか。  そしてまた、日本ほど予備役の比率が低い国というのはないですよね。あり...全文を見る
○石破委員 有事はあした来るかもしれないということなんですよね。これは本当に急いでやらなきゃいかぬ。それこそ、与野党関係ないですよ。  総理、この予備役の問題ということ、これは政府全体のテーマとしてやっていただきたい。そして、自衛官の若返りということをやっていかないと、若い人た...全文を見る
○石破委員 議論し、検討しという言葉はだめだということを、私、前回申し上げました。いついつまでに成案を得るのだということを示してください。議論し、検討し、結局、何も答えは出ないまま政権は終わりましたということであってはどうにもならないのであって、有事はあした起こるかもしれない、そ...全文を見る
○石破委員 ロジックはどこが違いますかということをお願いしたのでございますがね。  つまり、官房長官が一番最後でおっしゃったように、芦田修正というのは、第一項は不保持の条件を書いたものだという理解ですよね。すなわち、侵略戦争はしないんだということを言っているのであって、侵略戦争...全文を見る
○石破委員 ここは、法制局がもし教えているとするならば、憲法をきちんと解説して教えてくださいね。  憲法前文には、「われらは、」日本人のことですよ、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」日本人だけなんて、どこにも書いて...全文を見る
○石破委員 私は、政権交代というのは、今まで誤っておったこと、やろうと思ってやれなかったことを変えることだということを申し上げているのですよ。今津議員が言ったように、あるいは額賀議員がおっしゃったように、自民党は、やはりそこを根底から変えなきゃいけない、それを国民に正面から問いた...全文を見る
○石破委員 委員のお手元にも、あるいは政府のお手元にも、日本国とアメリカ合衆国との安全保障条約、昭和二十七年条約第六号、お配りをいたしています。  私は、冒頭から、サンフランシスコ条約、安全保障条約発効から六十年ということを言ってきました。旧安保条約です。しかし、今の憲法のもと...全文を見る
○石破委員 おっしゃるとおりです。  いいですか。「個別的及び集団的自衛の固有の権利」ですよね。まさか個別的自衛権じゃないですよね。個別的自衛権の権利の行使として、そうなんですか。日本は、アメリカに基地を提供することは、個別的自衛権の行使なんですか。違うでしょう。これは集団的自...全文を見る
○石破委員 だから、基地の提供というものを集団的自衛権の行使として、そういう対等な関係を結ばなければいけないという思いがあったのではないかということなんですよ。  いいですか。民主党が、さきの選挙で対等な日米同盟とおっしゃいましたよね。中身は何ですかということをきちんと詰めてい...全文を見る
○石破委員 グアムをどう使うかという話ですが、例えば、海上自衛隊のP3Cをグアムに置いて、海上自衛隊グアム基地というものを持ってあの地域を哨戒監視することは、現在の法体系の中で許されることだと外務大臣は思いますか。防衛大臣でもいいですよ。では、防衛大臣、答えてください、これは防衛...全文を見る
○石破委員 外務大臣、答えますか。
○石破委員 できるはずですよ、防衛省設置法で。防衛省設置法を読んでいませんか。防衛省設置法と自衛隊法は読んでおいてくださいとこの間言いませんでしたか、私。この二つを読まないと使えないですよ、自衛隊は。いざというときに何条を使ってやるかというのは、大臣の瞬時の判断ですよ。  グア...全文を見る
○石破委員 私、今から十年前に初めて防衛庁長官になったときに、何で日本に海兵隊は要らないのかという議論をさんざんしたんですよ。日本に海兵隊的な部隊はあるべきではないか。そして、相浦の西方普通科連隊というのはそれでスタートしているわけですよね。だけれども、一つしか部隊がなくて、ああ...全文を見る
○石破委員 最後に、北朝鮮の問題について一つだけ言っておきますよ。  ことしは北朝鮮にとって相当のイベントの年でして、金正日生誕七十年、金日成生誕百年、そして朝鮮人民軍創建八十年ですよ。いろいろなイベントが重なる。それはいろいろなプレゼントをするわけですよ。そのお金を断っていか...全文を見る
○石破委員 総理に制服補佐官というのは要ると思います。そして、この国会の場において、制服組が答弁をし、議論をするということは必要なことだと思っています。  きょうは、時間がなくてF35の議論ができませんでした。またの機会にやらせていただきますが、総理、きょうした議論を決して忘れ...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○石破委員 農水大臣にお尋ねをいたします。  私はずっと思っているのですが、私も農水政務次官、総括政務次官、大臣とやってきました、自給率という概念は一体何なんだろうかということをずっと考えています。自給率そのものが自己目的化して、政策目標となっていいのかということでございます。...全文を見る
○石破委員 私は、自給率という言葉がひとり歩きするのが怖いんですよ。そのことだけを政策目標として、自給率は達成されたが自給力は落ちていたということになったらば、それは本末転倒になるのだと思っていますね。  いろいろな国で自給率が一〇〇を超えているというのがございますでしょう、一...全文を見る
○石破委員 このことは、もう一度突き詰めて議論をしたいと私は思っております。自分の中でも整理ができているわけではありませんが、私も二十数年農政をやってきて、日本の農業はよくなったかといえば、胸を張ってよくなったと言う、そんな自信は全くありません。そのことの自責の念を持ちながらやっ...全文を見る
○石破委員 以下、副大臣に承りましょう、副大臣はずっといらっしゃいますのでね。  防衛省改革というのは、福田内閣のときに総理から指示があり、私、林大臣、浜田大臣、官僚がつくったものを全部書きかえて、まさしく政治主導でやってきたものです。民主党政権になってからそのことは進んでいな...全文を見る
○石破委員 わかりました。  私ども自民党としては、この防衛省改革、必ずやり抜くということを国民の皆様方にお約束をいたします。これをやらなければどうにもならない。陸海空の部分最適の総和は決して全体最適たり得ない。オペレーションをどうするかということがわからないで、何をどう装備す...全文を見る
○石破委員 というような話で、大震災、大津波の反省はどうなったということですよ。  F35が偵察能力を持っている、こういうふうに言われますよね。この導入は一体いつになるんですか。それまでの間どうするんですか。グローバルホークの議論も随分されているけれども、これが本当に今回のよう...全文を見る
○石破委員 これは本当に私も、防衛省の仕事をしていたときに、いろいろなメーカーの方の話を聞きましたよ。みんな死活問題なんですよね。そして、一回失われた技術はもう戻ってこないんですよ。これをどうやって維持していくかということは、省内にプロジェクトチームでもつくって、現状を把握しなが...全文を見る
○石破委員 だから、精神論は結構ですと言ったじゃないですか。そうじゃなかったらどうするんですかということを考えているのですかということを聞いているんですよ。  大体、これは、計画どおりに全部配備されるのはいつですか。それまでどうするんですか。何機調達して、いつできるんですか。答...全文を見る
○石破委員 二〇二六年じゃないんですか。十年後ですか、二〇二二年でいいんですか。
○石破委員 四十二機が導入されるのはいつだと考えているかと聞いているんですよ。その間にどうやってF4EJを飛ばし続けるのか。その間に防衛力にどのような穴があくのか、あかないのか。そして、違約金を取るというだけで、精神論をお述べになりましたが、もし、それで金だけ取って飛行機が入って...全文を見る
○石破委員 本当にこれで日本の防衛は大丈夫なんですか。本当にやれるんですか。おもちゃを買うんじゃないんだよ。命をかけて戦うパイロットを乗せて飛ぶんですよ。どう考えているんですか。  もし入らなかったら違約金を取ればそれでいいというものじゃないと言ったでしょう。そのときに、ほかの...全文を見る
○石破委員 これは、委員長、お願いですが、できるだけというか当たり前の話ですけれども、聞かれたことに正面から答えていただきたい。何のための審議時間かということでございます。F35について質問するということを申し上げているわけであって、精神論を聞きたいのではありません。具体的にどう...全文を見る
○石破委員 私ども、政権にあるときに、今申し上げたようなことはできませんでした。政権交代によってできることを期待いたしました。それが政治主導だと思っていた。だけれども、残念ながらまだ十分にできているとは思えない。  今、民主党が政権にある間は、我々も全面的にこの問題に協力しなき...全文を見る
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○石破委員 十四年ぶりの暫定予算です。民主党政権においても、我々の政権においても、暫定予算なんて初めてやるという方がこの場にも多いんだと思いますね。  何でこんなことになったのか。私どもは、総理御案内のとおり、それは与党の政府の不手際で審議がとまったことはありましたが、私どもで...全文を見る
○石破委員 今の総理の御答弁で私はよろしいと思いますが、どうも政府・与党としての自覚とか責任感とか、そういうものは本当にあるのかということを感じざるを得ない。  今の総理のお言葉でわかりましたが、本当に申しわけのないことだ、何とかお願いしたいというような謙虚さあるいは責任感、そ...全文を見る
○石破委員 代表は違うことを言っておられるわけですよね。政務調査会長は違うことを言っておられるわけですよね。今、六人の総意とおっしゃいましたけれども、その六人は代表でもなければ政務調査会長でもないわけですよね。  そうすると、今の自見大臣のお話を聞いていると、国民新党というのは...全文を見る
○石破委員 党議決定されたんですね、これに賛成するということを。亀井代表も政務調査会長もそれで了とされたんですね。
○石破委員 まあ、何のことだかよくわかりませんが、後で議事録を見てみればわかることですよ。  要は、党とは何なんだということですよ。今、綱領という言葉をおっしゃいましたよね。要するに、何を実現するための党なのだということは、それは大きな党であれ小さな党であれ、きちんとしたものを...全文を見る
○石破委員 民主党政権三年目で、私も、ずっとこの予算委員会でいろいろな質問に立たせていただきました。  最近になってつくづく思うのですけれども、やはり民主党のやっておられることというのは、全てやり方が一緒じゃないのかという気がするんですよ。今回の消費税あるいは税と社会保障の一体...全文を見る
○石破委員 前の選挙のときに野田さんが代表だったわけではないから、それはあなたの責任だと言うつもりはないんですよ。そのつもりはないんだけれども、そして、あなたが一生懸命国益を考え、次の時代の国民のことを考え、誠心誠意やっておられるということも私は評価をしているつもりですよ。できる...全文を見る
○石破委員 まあいいですよ、そういう水かけ論をしてもしようがない。要は、我々は結果責任であって、人がどう思ったか。俺はこう言ったけれどもわからなかったんだとか、マニフェストには書いてないぞとか、いや、書いたけれども読まなかったとか、そういうことを言ってはいけないんだと思うんですよ...全文を見る
○石破委員 そのほかにもいろいろなことが明らかになっていますよね。つまり、今の年金に比べて、二〇五五年というから、今からずっと先の話で、我々も生きているかどうか、多分生きていないんでしょうな。生きていない世代のことだから何を言っても構わぬという話じゃないのでね。  では、二〇五...全文を見る
○石破委員 それは、やらなかったんですか。あるいは、政府というシンクタンクを持っていなかったので、そういうような計算はする能力がなかったということですか。
○石破委員 私どもは、最低保障年金七万円なんてできないよということを選挙のときに申しました。だけれども、そんなことはない、自民党の言うことなんか信用できないというふうに、私は日本国じゅうあちらこちらで民主党の候補にあざ笑われたことをよく覚えていますが、やはりそういうことをきちんき...全文を見る
○石破委員 いや、難しい問題だで片づけられちゃ困るのでね。  では、承りますよ。きょう閣議決定した消費税関連法案、これはいつ国会にお出しになりますか。そして、税と社会保障の一体改革であれば、社会保障の改革関連の法案も一緒に出さないと、一体改革の議論に当然なりませんよね。これをあ...全文を見る
○石破委員 とても理解はできません。そういうものは、ばらばらに、五月雨に出されても困るのであって、そういうものをばらばらに出しながら、片っ方では消費税法案、今財務大臣がおっしゃった、閣議決定をした、きょう国会に提出した。結構なことです。だとするならば、財務大臣としても、あるいは内...全文を見る
○石破委員 私は、年金の一元化も長寿高齢者医療制度も、かなり根幹をなす部分なので、これも一緒に出されないとだめだと思いますよ。  後期高齢者、高齢者を粗末にする自民党とさんざんおやりになりましたよね。こんなとんでもない制度はきっぱり廃止だと言って、まだ残っていますよね。基本的に...全文を見る
○石破委員 今の時点でそうおっしゃるのはわかりますよ。そのお答えでこの場はしのげるかもしれません。ですけれども、そうでなかったときにどうするかということを考えるのが私は覚悟というものだと思っています。  それは、総理は、これに政治生命をかけるということは、私自身は余り軽々に口に...全文を見る
○石破委員 余り総理とこれで議論する機会がないので、承っておきます。  私は厚労の専門ではないので、あるいは正鵠を外したことを申し上げたら恐縮なんだが、社会保障の選択と集中ということの本当の意味は何なんだということなんですね。甘いバラ色の話ばかりしていても仕方がないので、そうす...全文を見る
○石破委員 いずれにしてもという言い方はよくないかな、きちんとした情報というものを開示し、本当に御負担をお願いすることは御負担をいただかねばなりません。そして、どうやって経済を成長させるか。  きょうは時間がないから聞きませんけれども、余り議論はなかった、経産委員会では多分あっ...全文を見る
○石破委員 外務大臣はよく御理解だと思いますのでお尋ねはしませんが、本当に、時間は北朝鮮に有利に働いているという認識を我々は持たないと、とんでもないことが起こりかねないというふうに私は思います。そして、韓国の選挙が控えているということ、韓国にどういう政権が誕生するかということも、...全文を見る
○石破委員 これは何で立法された条文ですか。防衛大臣、これはどういう趣旨で立法された条文ですか。
○石破委員 それは自衛権の三要件に該当しないからですか。大臣、自衛権の三要件に該当しないからですか。
○石破委員 済みません、自衛権の三要件をお答えください。
○石破委員 後ろから総理が教えているという場面を私は初めて拝見いたしました。政府総動員という感じがよくいたします。  警察権ですよね。そうしますと、きょう一部新聞にありましたが、F15を飛ばすという法的根拠、あれは何ですか。そして、誰に警護の任務を付与するのですか。そして、武器...全文を見る
○石破委員 これは総理に申し上げておいた方がいいんでしょうね。さっきから総理が、九十五条であるとか、いろいろなことを後ろからサジェストしておられるという場面を、私も長く議員をやっていますが、初めて見ました。どの条文を使うか、何のときに撃てるか、どういう場合に危害が許容できるのかと...全文を見る
○石破委員 内閣全体で考えるんじゃないんですよ。自衛隊法上、何が可能なのかということを事実として聞いているのであって、やるかやらないかを聞いているのではない。法的に何が可能であるかということを聞いているんです。それは内閣全体じゃありません、防衛省が考えることです。
○石破委員 いや、朗読されてもいいんですけれども、中身がわかっているかどうかの話で、武力攻撃の一環として敷設された機雷とは何ですか、遺棄された機雷というのはどういう概念ですか、そういうことがきちんとわかった上でないと、命をかけて現場で行動する自衛官に対して命令することはできません...全文を見る
○石破委員 何でそれが憲法に規定された国際紛争を解決する手段としての武力の行使になるんですか。
○石破委員 時間が来ました。総理、申し上げておきますが、危機管理というのは、本当にその一瞬の判断ですよ。何で大臣がその責任を負うかといえば、それは選挙で選ばれているからですよ。選挙によって選ばれた、そして国会で選ばれた、選挙で責任を負えるからですよ。だから、大臣が責任を負うんです...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○石破委員 自由民主党の石破です。  先ほど、我が党の中谷幹事の方から注意深く御発言がありました。  私どもは、集団的自衛権の行使を可能とすべし、こういう立場におります。しかしながら、その道筋はかなり異なっておりまして、憲法を改正しなければ集団的自衛権の行使はできないのだとす...全文を見る
○石破委員 再度の発言、恐縮であります。  私は、戦後の議事録を全部読んでみたのですが、憲法制定前ですが、吉田茂総理と日本共産党の野坂参三議員との議論というのがありました。  それは、野坂参三議員から、せめて個別的自衛権ぐらいは認めるべきではないか、大意そのような発言がありま...全文を見る
○石破委員 何度も済みません、ごめんなさい。  米軍を駐留させるのは日本国の義務なのですね。拒むことはできないのですね。これは義務です。  つまり、合衆国が日本国を守る、日本国が合衆国を防衛する義務を負わない、それはおかしいではないかということで、国土を基地として提供する義務...全文を見る
○石破委員 ごめんなさい。ほかに札を立てている方がおられるのに、大変申しわけありません。  本当に二十年、辻元さんとこの話は議論をしてきました。これは、どっちにしても結論を出さなきゃいかぬことだと思っております。  私は、駐留を受け入れるのは義務だということを申しました。だか...全文を見る
○石破委員 東ティモールにPKOを出しました。当時の防衛庁に国家元首としては初めてシャナナ・グスマン大統領がおいでになりました。  彼が言ったのは、自分はいろいろな国の軍隊を見た、どの国も現地の人を見下し、あれをやれこれをやれと言い、だけれども、日本の自衛隊だけが、本当にともに...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○石破委員 冒頭、去る六日に薨去されました寛仁親王殿下に対して、心から哀悼の誠をささげるものであります。  つらい人、苦しい人の立場に立たれて、いろいろな現場に出向かれて、去る震災、大津波、原発事故の際も現場にお出かけになり、自衛官にもありがたいお言葉をおかけいただきました。 ...全文を見る
○石破委員 総理は、逃げないで真正面から答弁をされる方だと認識をしております。  私がお尋ねをしたのは、そのような御認識をお尋ねしたのではありません。このようなことになったのは、やはり改造がおくれたからだ。私どもは、二閣僚が、ほかの分野はいざ知らず、この任にとどまることは適当で...全文を見る
○石破委員 誰がいかなる責任を負うかということは、極めて大事なことだと私は思っています。どっちがいいとか悪いとか、そういう非難合戦をしているのではなくて、我々も心しなければならないことですが、みずからに非があればそれを率直に認めるということが、民主党が自民党に対してとか、自民党が...全文を見る
○石破委員 それを参議院はそう判断しなかったということですね。そこはよく御認識をいただきたいと思います。  つまり、ねじれは今に始まったことではございません。安倍内閣で参議院選挙をやって以来、ねじれは起こっております。自由民主党もいろいろな御批判をいただきました。私も、やめろと...全文を見る
○石破委員 私は、森本大臣の人選に問題があると申し上げているわけではありません。憲法第六十八条の趣旨は何ですかということをお尋ねしたのであって、森本さんがだめだとかそんなことを言っているつもりはありません。  六十八条に過半数と言ってあるのはどういう意味かといえば、教科書的には...全文を見る
○石破委員 今大臣はシビリアンコントロールという観点からすれば問題があるとおっしゃいました。そのことをよく認識の上で大臣を引き受けられたということを、総理はよく認識していただきたいと思うのです、そこは。本当に悲壮な覚悟で引き受けられたんだと私は思います。だから、国会答弁が大丈夫だ...全文を見る
○石破委員 もう一度、森本大臣に承ります。  確認ですが、フルセットがそろっていれば、日本のどこかにいればいいのであって、必ずしも沖縄でなくてもいい、しかし、いろいろな条件を満たすのが沖縄であり辺野古しかないので、よって沖縄・辺野古にする、こういう認識でよろしいんですね。
○石破委員 その上であえて承りますが、結局、前も議論したけれどもちっとも深まらなかったんですが、時間と距離の壁をどう考えるかということですよ。  つまり、合衆国がエアシーバトルという構想を打ち出したのは、中国が第一列島線の内側を内海とし、第一列島線と第二列島線との間はほかのアク...全文を見る
○石破委員 私は、何年も前から合衆国がフロム・ザ・シーという考え方を出していますね。フロム・ザ・シーという考え方とエアシーバトルという考え方は、恐らく一連のものだろうと理解をいたしております。  つまり、中国の意図というものを考えないでアメリカが政策をつくるはずがないのであって...全文を見る
○石破委員 私も防衛大臣を三年やりました。副長官も半年やりました。どれだけ物事を変えるということが大変なことなのかということは、身にしみてわかっているつもりです。例えて言えば、何のために防衛省改革をやらなければならないのかということについて、民主党政権ではほとんど議論が進んできて...全文を見る
○石破委員 珍しく答弁原稿を読まれましたね。  いいですか。この本質は何ですか。防衛省改革の本質は何ですか。  個の利益の総和は全体最適ではない。陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、それがそれぞれ一番いいと思うものを足せば全体の最適になるかといえばそうではない。何のために統合...全文を見る
○石破委員 もう一つ申し上げましょう。  これは答弁は要りませんが、この間、田中大臣とも議論したことですが、どうやって自衛官の若返りを図るかということは極めて重要な課題です。つまり、自衛官の平均年齢は三十五歳ですので、それが本当に過酷な有事に耐えられるか。損耗も当然計算をしなけ...全文を見る
○石破委員 総理、本質を見ましょうよ、物の本質を。なぜ一括交付金という、私は、それがあめだなんという、そういう失礼なことを言うつもりはありませんよ。ですけれども、沖縄発展への願いを込めて、我々も提案をし、やったものじゃありませんか。その知事与党に力を与えてくださいということがなぜ...全文を見る
○石破委員 また機会を見て議論させてください。  外務大臣、丹羽大使の発言ですが、官房長官の御発言によれば、これは政府の立場とは異なるということを外務省として丹羽大使に注意をしたということですが、どこが異なるのですか。いつ、どのような注意をなさいましたか。
○石破委員 このことはぜひ、毅然たるという言葉は私、余り使いたくはないんだけれども、そういうような姿勢で臨まなければなりません。丹羽さんが本当に一流の経営者である、中国問題に造詣が深いということと領土の問題とは別のお話でございます。  もう一つ外務大臣に承りますが、中国の一等書...全文を見る
○石破委員 このことはきちんと結論を見ませんとだめだと私は思いますよ。先ほど尖閣の例を出しましたが、いつの間にかうやむやになっちゃう、中国は絶対にそんなことしませんからね。私たちが一応抗議をした、そういうことで済むとは思わない。大臣もそんなことを思っておられるとは私は思わない。こ...全文を見る
○石破委員 時間が了しましたので、最後に申し上げておきます。  何度も申し上げましたように、私たちは主権者たる国民の前に真摯であらねばなりません。民主党は、やらないと言った消費税をおやりになろうとしている。少なくとも国民は、上げる法案も出さないと思って投票したことは間違いない。...全文を見る
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○石破委員 総理が命を削る仕事であるということはよく承知をいたしております。立場は違いますが、総理の連日の御精励には心から敬意を表する次第であります。  きょうが二十三日、韓国の大統領が不法上陸をしたのが十日、香港の活動家が不法上陸をしたのが十五日。我々として、韓国の大統領が上...全文を見る
○石破委員 私は、最低でも撤回を求めるべきであるというふうに申し上げました。謝罪を求めてしかるべきものだと思っております。  日韓関係が極めて重要であること、さらに深めていかねばならないこと、感情に走ってはならないこと、間違っても武力衝突、そのようなことは断固として避けるべきで...全文を見る
○石破委員 この事案が起こったときに、誰かいましたか。
○石破委員 大臣は、靖国に参拝され、そして慰霊祭に出席され、その後、御自宅にお帰りになった。ほかの政務官、副大臣たちは、それぞれ選挙区に帰っておった。自宅で待機をしておることがなぜ正しいのですか。なぜ、登庁して判断をしない方が正しい、あなたはそのように判断されたのですか、お答えく...全文を見る
○石破委員 いいですか。日本は確かにお盆ですよ、夏休みですよ。ほかの国はお盆ではない、休んではいない。では、後ほど承ります。国土交通大臣がどれだけ法令をきちんと理解しておられるか、それは承りましょう。  いいですか。登庁しない方がいいと。登庁した方がいいに決まっているでしょうが...全文を見る
○石破委員 ちょうど二年前ですか、漁船衝突事案というのがあって、私はやはりここでも似たような議論をしましたよ。誰が、どのような責任において判断をしたのか。あのときの学習効果があったならば、今回のようなことになっていない。  確かに、国土交通大臣は直接指揮監督する立場にはないでし...全文を見る
○石破委員 大臣も副大臣も、政務官に至るまで、誰もそのときにいなかった。これで何で危機管理ができる。どこが政治主導だ。それに、多くの海上保安官の命もかかっている。日本国の治安もかかっている。その責任者たちが、日ごろは政治主導を標榜しながら、誰一人登庁しない。このことは極めて重大な...全文を見る
○石破委員 総理がという言葉を何度もお使いになりましたが、総理ですね、総理が判断をされたということでよろしいんですね。  いいですか。私が何でこんなことを聞いているかというと、尖閣漁船衝突事案のときに仙谷長官と相当やりとりをいたしました。あのときに私は、これが日本国憲法に言うが...全文を見る
○石破委員 それは後ほどただしますが、我々の部会で政府が答弁されたことと違いますね。判断をしたのは警察であり保安庁である、正確に申し上げれば沖縄県警と十一管区保安本部である、そういうようなお話を、直後ですよ、自民党の部会でなさいました。それとはそごがありますね。野党第一党の部会で...全文を見る
○石破委員 そのときに、法令にのっとって適切に、これはいつもジョーカーみたいに出てきますよ。その言葉を使っておれば間違いなかろうという話ですが、事は、もっともっときちんきちんと、どの法律なんだと。  入国管理及び難民認定に関する法律、今回のキーとなる法律はこれですよ。前回の漁船...全文を見る
○石破委員 では、聞きましょう。この六十五条の立法趣旨は何ですか。
○石破委員 今、わざと国益という言葉を抜かして答弁されましたね。  コンメンタールには、これは法務大臣、御存じでしょう、国益に資すると判断した場合に退去強制がとり得るということが書いてある。誰が国益を判断したのだということは、どのような国益なのだということは後で聞きます。  ...全文を見る
○石破委員 後日というのはいつですか。
○石破委員 つまり、対処したときはその説明を受けていなかったということですね。十五日でしょう、事象が起こったのは。今あなたが答えたのは、六十五条の趣旨は十七日に聞いたとおっしゃいましたね。対処方針を聞いたときに、決めたときに、キーとなるこの法律の第六十五条の説明を受けていなかった...全文を見る
○石破委員 どういう説明を聞いたのか、これから承ってまいりましょう。  いいですか。六十五条は、先ほど来申し上げているとおり、ほかの犯罪の嫌疑がない場合ですよ。公務執行妨害、暴行。私は何カ所かで傷害未遂ということを言いました。ごめんなさい、これは間違いです。傷害に未遂はありませ...全文を見る
○石破委員 ですから、きちんと法律を理解して、官僚の言うとおりじゃなくて、それを政治家が判断しなくてどうするんですか。さっきから言っているでしょうが。実際に妨害されたかされないかは関係ない。その行為が妨害をするに足るものであったか。  もう一回言いますよ。公務が執行されていると...全文を見る
○石破委員 誰もそんなことは聞いていない。  そして、これが当たったか当たらないか、公務員に対して投げられたものであるかどうかを問わない。それは、船であっても、補助する者であっても、補助する物体であっても、それはこの犯罪の成立に何の関係もない。当たり前のことですよ。法学部の学生...全文を見る
○石破委員 鈴木さん、いつ、どこで、誰がと私は聞いているんですけれども。
○石破委員 長官、私はあなたも長く知っているけれども、誠実な人柄で、そして法令にもよく通暁した人であることも知っているけれども、先ほど来るる言っている、巡視船が強かろうがいかに丈夫だろうが、それに損害が起きようが起きまいが、そういうことは公務執行妨害の成立と関係ないんでしょう。今...全文を見る
○石破委員 この答弁は明らかに誤りです。巡視船に対して向けられたものであっても、それは成立はします。実際に損害が発生しなくても成立はします。少なくともその疑いはあるはずです。疑いも全くないという判断が第十一管区海上保安本部の本部長にできるんですか、疑いがないという判断が。つまり、...全文を見る
○石破委員 どういう国益にかなうと司法警察官、今回のケースに限って言えば海上保安官ですか、警察官ですか、そして、誰がどのような国益を判断しましたか。  誰も答えられないなんてことがあるわけないでしょう。これがこの案件の一番のポイントなんでしょうが。どんな国益ですか。誰が判断しま...全文を見る
○石破委員 いいです。政権交代してからきっちり検証します、このことは。  私が聞いているのは、どの国益ですか、何の国益と比較考量して判断しましたかと。今の長官のお話だと、現場の海上保安官あるいは警察官が、退去強制のプロセスに入った方が国益に資すると判断をしたというお話でした。 ...全文を見る
○石破委員 随分いろいろ考えた、苦しい答弁なんですよね。  いいですか。解説書は、私も国会図書館を全部見てみた、これしかない。これ以外にこの法律の解説書はない。そして、それ以来、新しい解説書も出ていない。つまり、ここに国益と書いているのは、その辺の学者さんが書いたコンメンタール...全文を見る
○石破委員 では、聞きます。けがをさせるようなことがあるのであれば上陸させてもよいというような指示は誰かから出ましたか、出ませんか。
○石破委員 質問に答えてください、そのような指示を出したか出さないか。そのような指示は出していないなら、いないとお答えください。
○石破委員 そうすると、海上での排除に全力が尽くせなくて、不覚にもというか、残念にもというか、上陸させてしまった、まことに残念なことであったということですか。
○石破委員 先ほど吉良さんが「海猿」の話をされました。私も、運輸委員会の理事もやり、運輸委員長もやり、海上保安庁の現場というのに何度も行きました。今でも海上保安庁友の会の会員であります。海上保安官たちがどれだけ厳しい制約の中で体を張って命を張ってやっているか。一色さんの例がありま...全文を見る
○石破委員 先ほど長官は、ビデオを出すというようなことをおっしゃいましたね。検討する、私が言ったから検討することになったと。もう命令を出せばいいじゃないですか、出せと。これは裁判にもならないんだからね。  この間の漁船衝突事案のときは、いや、裁判に差しさわるとかなんとか。だけれ...全文を見る
○石破委員 海上保安庁長官、いつ出せますか。
○石破委員 言っておきますが、香港の活動家たちはビデオを出していますから、手のうちが明らかになるも何もあったもんじゃありませんよ。すなわち、速やかにやるべきであります。  もう一つは、国有化の後どうするかというのは、先ほど国民新党の質問に対してもお答えになりました。このことは、...全文を見る
○石破委員 竹島についてはこの後、下村委員がやりますが、先ほど来、言うまでもなくという話があるんだけれども、我々はそう思っていますが、日本国民のどれだけが、国際法的に、歴史的に、尖閣は明々白々日本の領土である、なぜならばと言えるか。  裏返して言いますと、中国がどういう主張をし...全文を見る
○石破委員 以上で終わります。  国家公安委員長、お呼びしておきながら、大変申しわけありませんでした。質問ができませんでした。  以上であります。
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○石破委員 民主党政権ができて三年三カ月、この予算委員会で私が質問に立つのは、これで十八回目ということになります。  鳩山内閣、菅内閣、そして野田内閣、いろいろなことをただしてきました。毎回申し上げることですが、私は、総理という職が命を削る激職であるということはよく知っておりま...全文を見る
○石破委員 我々の任期は四年あります。既に三年三カ月を終わろうとしております。  私は、ずっといろいろな質問をしてきて、この民主党政権というのは一体何だったのだろうかということを思います。それは、壮大なという言葉がいいかどうかは知らないが、一つの試みであったのだろうと思います。...全文を見る
○石破委員 近いうちという話は後ほど承りますが、それは、国民に信を問うときは綱領はできている、そういうことでいいですか。
○石破委員 ここで言葉の遊びをするつもりは私は全然ないんだけれども、綱領というものがいかに大切なものであるかということを、先ほどからやじを飛ばしている民主党の人たちもどれだけ真摯に考えているかということなんですよ。  綱領もできないまま国民に信を問うということもあるのでしょう。...全文を見る
○石破委員 私はこれは総理と多分認識を共有するんだと思いますけれども、右とか左とかいう言葉に余り意味はないんですよね。左にいると真ん中も右に見える、右にいると真ん中も左に見える、そういうものですよ。  何が大事なのかといえば、理念を振り回すのではなくて、いかにして現実に対応して...全文を見る
○石破委員 いずれ国民の審判が下ります。ここでお互いにやりとりをしても、余り意味がないのかもしれません。  多様性という言葉をお使いになった。それは積極的な意味を持つ言葉のように聞こえますが、要は、いろいろな価値観を持った方がばらばらとおられる。いまだに綱領というものが定まって...全文を見る
○石破委員 暗示的という言葉が初登場だったように思います。  いいですか、総理。政治生命をかけるとおっしゃいましたね。政治生命をかけるというのは、単なる美辞麗句ではなくて、税と社会保障の一体改革の法案、これがもし通らなければ、解散をするか総辞職をするか。我々の世界で政治生命をか...全文を見る
○石破委員 総理が議員辞職をなさろうがどうしようが、そのことが問題なのではありません。歴代総理で、政治生命をかけるというのは議員辞職をすることであるという個人的なことに話を置きかえられたのは、私は初めて聞きました。  つまり、総理が議員辞職をなさるということはどういうことか。総...全文を見る
○石破委員 そうですか。それは初めて聞きました。  ですけれども、世の中で政治生命をかけるというのは、要は国民に対してどういう責任をとるかということであって、一衆議院議員野田佳彦さんの問題だと私は思いません。あなたが道義的な責任として議員をおやめになる、それはあなたの御自由です...全文を見る
○石破委員 与党の責任というのは、自分の党をまとめることでしょうが。自分の党の過半数もまとめられなくて、それが政権与党なんですか。自分の党をまずまとめて、そして他党に協力を仰ぐのが筋でしょうが。  他党の協力がなければ、絶対に衆議院段階で通っていない。自民党も公明党も、そこはや...全文を見る
○石破委員 ほかの理屈は結構です。セットですか、セットじゃありませんかと聞いたんです。どっちですか。
○石破委員 軽いとか重たいとか、そんなことを聞いているのではありません。この期に及んで、そういう重いとか軽いとか重大なとか、そのようなお話は結構です。セットですか、セットじゃありませんか。セットじゃないというなら、ないとお答えください。
○石破委員 解散は総理の専権事項ですから、私たちは何時何分何秒に解散しろとかそんなことを言っているのではありません。総理が近いうちに信を問うと言ったことがどれだけ重いかということです。  ですから、今どき、近いうち解散というのは流行語大賞にノミネートされたそうだ。今、世の中で、...全文を見る
○石破委員 総理、最後までそういう言い方をなさるのはおよしになった方がいいですよ。  これは、そういうことを百も万もわかった上で政権をおとりになったはずです。あのときの状況がどのようなものであるのか、政権をとってからわかったなんて言わせませんよ。我々は、私は福田内閣にもいた、麻...全文を見る
○石破委員 それは、無駄を省けば財源は幾らでも出てくるんですといったことをそれぞれの方々がみんなおっしゃった。ですから、それは国民の審判を受けたらよろしかろうということです。総理が今おっしゃったようなことをどうぞ街頭でおっしゃってください。判断をするのは国民であります。どう見ても...全文を見る
○石破委員 何でここで手をたたくのか、私にはさっぱりわからないが、当たり前のことを今大臣が答弁された、当たり前のことを答弁されると手をたたくというのは不思議な現象ですがね。  前原大臣がおっしゃるとおりですよ。そうです。だから、御党はそれを掲げて国民に信を問われればよいのです。...全文を見る
○石破委員 私は総理と議論しているんです。副総理と議論している覚えはありません。  いいですか。何度も何度も岡田さんはそういうことを言いました、では、あなた方はどうだったんだと。叱られたときに何とかちゃんはこうだった、ああだったと言う子供がいますが、その問題ではない。あなた方は...全文を見る
○石破委員 一票の格差、特例公債、国民会議の設置。いいですか、設置とあえて申し上げておきますがね。  総理はよく、とりわけという言葉をお使いになりますね。このほかにも何かありますか。
○石破委員 とりわけと言ったので、この三つのほかにもあったぞと言うようなことはやめていただきたい。それは世の中に通るお話ではないのでね。  身内の理屈でああだのこうだの言うことはいいですけれども、本当に国民の前に厳粛に、真摯に臨むというのはどういうことなのかということは、総理で...全文を見る
○石破委員 仮定は、不信任が通った場合、とりわけではなくて、不信任が通った場合に限りますか。
○石破委員 想像がつかないということですね。それはない、解散、それ以外にあり得ないということだと承知をしておきましょう。  それでは、一票の格差について承ります。  総理、谷垣総裁と二月に議論されたことをもう一度おっしゃってください。
○石破委員 こうおっしゃっておられるんですね。「一票の格差の問題と定数削減の問題と選挙制度改革の問題とが一体となって、ある種パッケージで議論をする分、その膠着状態を打開できないまま今日に至っているというのは、私は谷垣総裁と認識は一緒であります。」二月二十九日のお話ですよ。その後で...全文を見る
○石破委員 何よりも優先するのは違憲状態を脱するということであって、定数を是正すべきかどうか、それは御党と我が党の間で数字をめぐって差異があったりする、あるいは比例を削るということが少数政党にとってどうなのかという議論もある。ですから、定数を幾つ減らすとか選挙制度そのものを変える...全文を見る
○石破委員 憲法と関係がありませんねとお尋ねをしたのですが、どうですか。
○石破委員 そうです。だから、まず違憲状態を解消するということが何より重要である。  定数についてもいろいろな議論がある。単に削ればいいのかというお話だってありますよね。単に数さえ削ればいいのか、それよりは歳費を削ったらどうだ、そういうお話だって理論としては成り立つことでありま...全文を見る
○石破委員 そうであれば、まず違憲状態を解消するところからやるべきだったんでしょうね。その後、定数の議論、選挙制度の議論をするべきだったんでしょうね。  私は、この選挙制度の議論というのを本当に何十回、何百回やったことか。それぞれの考え方、価値観と言ってもいい、その相違があって...全文を見る
○石破委員 少なくとも我が党は、やりませんなぞと言っておりません。違憲状態を解消することが何よりも急ぐということで、今の総理の答弁で結構です。  それでは、国民会議について承ります。  これは、設置をするということであって、その後の議論のところまで予定をしておられますか。それ...全文を見る
○石破委員 では、副総理、確認しますが、そこにおいて、偏りのない、私は、社会保障の話というのはそんなに思想的に偏っていいとは思わないんですよ。まさしくこれは現実を見据えて決めなければいけないことだと思っています。そこにおいて、御党と公明党さんと我が党と、偏りのない人選がなされたと...全文を見る
○石破委員 総理、どうですか。  つまり、設置をした、そこで三党が、どう見ても偏りないねと。見識もあり、そして偏らず、そういう方であるという方が任命されたといたしましょう、そして設置したといたしましょう。それで総理がおっしゃる環境整備は一つ進んだとお考えですか。
○石破委員 私は、そこにおいて、これはお互いが本当に譲り合うということも必要でしょうよ、そこでのめないような人選をするというようなことはあってはならないことだと思っています。これは本当に、本当にという言葉は余り多用したくないんだが、不偏不党であり、そして価値観が偏らず、思い込みを...全文を見る
○石破委員 この話は、後ほどの質疑者から、より詳しくお尋ねをいたしましょう。  では最後に、総理、中国が尖閣にあれほどこだわる理由の核心は何だと思っておられますか。
○石破委員 当たり前の話ですが、どの国も自分の国益しか考えていないということは冷厳な事実だと私は思っております。国際法的に、あるいは歴史的に、いかに誤っていようとも、荒唐無稽であろうとも、それが国益にかなうとなれば、主張を変えるということは極めて困難を伴うものだと思っております。...全文を見る
○石破委員 私どもは、その必要があると思っている。そういう法律をきちんとつくらなければ対処ができない。  そして、自衛隊の領空侵犯措置に対応するような、領海侵犯に対する対応というのをどうするのか。それは自衛権でやるのか警察権でやるのかというのは、この間の予算委員会で相当議論をし...全文を見る