石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第186回国会 衆議院 本会議 第2号
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○石破茂君 自由民主党を代表して、安倍総理の施政方針演説に対し質問をいたします。(拍手)  第二次安倍政権が発足してから一年余り、総理の、日本を取り戻すという強い決意のもと、さまざまな分野において掲げた政策は、確実にその成果を上げつつあります。  多数の議席を有する安定政権は...全文を見る
10月01日第187回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 伊達議員より御質問を二問いただきました。  まず、決意についてのお尋ねを頂戴をいたしました。  人口減少を克服し、地方が成長する活力を取り戻す、それが与えられた使命だと認識をいたしております。  まず重要なことは、人口減少に対する危機感の共有でありま...全文を見る
10月02日第187回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 行田議員から、二問御質問いただきました。  まず、地域主権型道州制をまち・ひと・しごと創生本部での議論の俎上にのせるということについてのお尋ねであります。  道州制の導入は、国と地方との役割分担を根底から見直し、地域経済の活性化や行政の効率化などを実現...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 寺田議員からは、これまでのやり方とは異なる具体的な地方創生の手法についてのお尋ねを頂戴をいたしました。  地方のことは地方が一番御存じなのでありまして、地方創生に当たりましては、これまでの国主導のやり方ではなく、地域住民の皆様方の御参加を得て、地方の個性...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 加藤議員より、地方における雇用と大都市と地方の人口格差についてのお尋ねをいただきました。  地方創生に取り組むに当たりましては、国民が安心して働き、希望どおり結婚し子育てができ、将来に夢や希望を持つことができるような魅力あふれる地方を創生するとともに、地...全文を見る
10月03日第187回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石破国務大臣 今までと何が違うかというと、まず第一に、危機感だと思います。  少子高齢化という言葉があって、子供さんは少ないんだが、長生きしていただけるようになったので、一見して人口は減らないように見えてきた。ですが、これが、人口急減というのがあっという間に始まりまして、今限...全文を見る
○石破国務大臣 ここがまさしく問題のポイントで、個別補助金のように、非常に狭く使用目的を限るということはいたしません。  他方におきまして、地方において、先ほども申し上げましたが、それをやることによってどのような効果が出るのかということは、理想論ではなくて、なぜこれをやればこの...全文を見る
○石破国務大臣 現在、閣僚でございます。閣僚であります以上、内閣の方針に従うのは当然のことでございまして、この場で答弁すべきはそれに尽きます。
○石破国務大臣 先ほどお答えしたとおりでありますが、憲法の根幹に触れる部分がころころ変わってはならないのは当然のことであります。
10月06日第187回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石破国務大臣 担当は私がいたしております。
○石破国務大臣 それは、名刺に書くか書かないかは本質的な問題ではございません。それは、道州制の担当大臣として任ぜられておりますが。  我々政府として、今、与党におきまして、委員が自民党におられた当時、大変な御努力をなさいましたのは、私は政調会長をしておりましたので、よく存じてお...全文を見る
○石破国務大臣 拝見したことはございます。ただ、精読したかどうかと言われますとなかなか自信はございませんが、民主党がそういうものをまとめられたということは承知をいたしております。
○石破国務大臣 どこに歯どめをかけるかということですが、日本全国一律に同じことをやるつもりはございません。中核都市というような概念があって、そこで人口の流出をとめるという防衛的な考え方もあろうかと思います。  一方におきまして、仕事がないから地方から出ていくということではなくて...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘の伊江島のお客様というのは、二〇〇三年以来、物すごく飛躍的な伸びだというふうに承知をいたしております。そこにおいて重要なのは、マスツーリズムからの脱却ということであったと思います。それぞれの人が何を欲しているか、そして、それにぴたっと合ったようなものを伊...全文を見る
10月07日第187回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) 委員のお考えは、それは首肯できる部分がたくさんあると思っております。  ですから、どのようにして商店街を活性化するかということは、いろんな国の支援も必要でしょうが、商店街の方々がどのようにお考えいただくか。国から支援があれば商店街は活性化するというわけで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは経産大臣から答弁があったとおりですが、どうやって電力を安定供給するか、そしてどのように電力の質というものをきちんと維持をするかということが満たされることが必要だと思っております。  ですから、全てがうまくいくということは、私が疑り深いのかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は昭和三十二年の生まれなんですが、昭和三十年代の後半から四十年代にかけて地方というのは物すごく活気があったと思います。駅前はにぎわい、商店街はにぎわい、観光客は大勢来る、農山漁村も結構にぎわっていたと。それから四十年ぐらいたちまして、日本国中同じことが起...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘は地方分権のお話にも関連するんだろうと思っております。地方分権というものを進めていくことによって委員のおっしゃるようなことがかなりの部分成就する部分があるであろうというふうに考え、四次にわたります地方分権一括法により着実に取り組んできたところで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 世界にあまた国がありますが、首都に人も富も集積するというのは極めて珍しいケースであると承知をいたしております。世界の主な主要都市の中でも、パリでもそうですし、ベルリンでもそう、ローマもそう、ニューヨークもそうですし、そういうところは別に集積が進んでいるわけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のとおりであります。  私は地方に知恵がないとは申しません。地方にも多くの知恵を持った方、経験に基づいた見識をお持ちの方いらっしゃいますし、それは委員が市長をお務めであったから一番御存じのことだろうと思っております。  ただ、人口が少ない、人...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘のとおりです。  同居がよいか、委員御指摘のような問題もないとは言いません。スープが冷めない距離なんぞという言葉が昔はやりました。スープがみそ汁でも何でもいいんですが、そういう距離に住まうことを近居と言うのだそうであります。同居しますとその分...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございます。  これは、国家公務員法、地方公務員法をどう考えるかという問題でもございます。公務員制度の在り方をどう考えるかということでもございます。  地方からも随分人に来ていただいていまして、今二千四百二十三人、地方公共団体から中央には来て...全文を見る
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 結局、何でこんなことになったんだという。いろんな対策はあります。対策はありますが、要は、地方で投資がなされる、それが利益を生み、また再投資がされるというメカニズムがどこか壊れてしまったのではないかということでございます。  地方において安心して子供さんを...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ある程度必要の意味がちょっとよく分からないところもございますが、この概算要求の時期と、このまち・ひと・しごと創生本部というものができました時期が少しずれております。  まだ概算要求の段階でございますので、これから予算編成作業に本格的に入っていくわけですが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、交付金の在り方をどのように見直していくかということだと思っております。それはあるいは交付税制度にも絡むのかもしれません。地域の自主性というのを最大限に尊重していかねばならないと思っておりますが、その地域においていかにして検証が行われるかというシステ...全文を見る
10月14日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 ただいま議題となりましたまち・ひと・しごと創生法案及び地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び趣旨を御説明申し上げます。  まず、まち・ひと・しごと創生法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国における急速な少...全文を見る
10月14日第187回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりましたまち・ひと・しごと創生法案及び地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、まち・ひと・しごと創生法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国における急速な少子高齢化の進展に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 新藤議員から四問いただきました。  まず、縦割りやばらまきについてお尋ねがありました。  全閣僚が構成員となっておりますまち・ひと・しごと創生本部におきまして定めた基本方針において、各府省の縦割りを断固排除し、政策目的が限定されておらず、執行に当たって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 渡辺周議員より、縦割り、ばらまき等をいかに排除するかという御質問を賜りました。  全大臣を構成員といたしますまち・ひと・しごと創生本部の設置に先立ちまして、安倍総理より、各府省の縦割りを断固排除し、ばらまき型の対応を絶対にすることがないよう、地方創生担当...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 小熊議員から八問いただきました。  まず、過去に措置された交付金の効果の検証についてのお尋ねであります。  お尋ねの交付金につきましては、いずれも補正予算で措置をされましたもので、地方公共団体が行う地域の実情に応じたきめ細かな事業等を対象として、国が交...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 稲津議員から二問いただきました。  まず、創生本部におきます検証作業の意義についてであります。  地方創生を進めるに当たりましては、例えば、各地域の創意工夫を生かした良質な雇用機会の創出や、地域経済を支える人材を育成する取り組み、東京一極集中を是正し、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 松田議員から二問頂戴をいたしました。  まず、ローカルアベノミクスの新しい枠組みについてでありますが、企業収益の改善を賃金等を通じた所得の拡大と雇用の拡大につなげ、それが消費の拡大、そしてさらなる投資を生んで収益拡大につながるという経済の好循環を地方にお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 佐藤議員から四問頂戴をいたしました。  まず、スクラップ・アンド・ビルドの問題意識が欠けているのではないかとの御指摘であります。  今回の地方創生に当たりましては、まち・ひと・しごと創生法案に基づき、従来の取り組みの延長線上にはない、次元の異なる大胆な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 畑議員から二問頂戴をいたしました。  まず、来年度概算要求百億円の交付金の創設により、どのような効果を狙っているかとのお尋ねであります。  地方創生のためには、地方の特色を生かした、地域の自主性と創意工夫を引き出していくことが重要であります。  また...全文を見る
10月14日第187回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) 地方創生担当大臣、国家戦略特別区域を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  人口減少を克服し、地方が成長する活力を取り戻す。時代の変化に対応した地方を創生することによって日本を再生する。結果が出るまでには長い時間を必要とする取組で...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 委員御指摘のように、地方をどうするかというお話はずっと前からあることであります。だから、古くは、古くはというのか、田中角栄先生が、昭和四十七年の六月だったと思いますが、「日本列島改造論」という本を出されて大ベストセラーになった。それから、大平内閣の田園都市構想とい...全文を見る
○石破国務大臣 私は、今委員が御指摘の竹下内閣において行われたふるさと創生というのは、極めて意義のあるものだったと思っております。私はあのころ当選一回でしたが、竹下登総理から、これをばらまきと言う人もいる、しかし、大事なのは、みずから考え、みずから行うということが大事なのだという...全文を見る
○石破国務大臣 財政が厳しい中にあって、どの地域も同じようにというわけにはまいりません。財政が潤沢であった時代と財政が厳しい時代にあっては、それはおのずと政策のつくり方も異なってくるべきだと思っております。  と言うと、では、条件不利地域はどうしてくれるんだ、中山間地や離島はど...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のとおりで、一過性のものだけやっても仕方がないということでございます。ですから、法律というもの、つまり地方活性化のための法律というものをもう一度全部洗い直してみたいと思っております。  私が農林水産大臣のときに、農村工業導入法という法律がどのような効果...全文を見る
○石破国務大臣 経緯は今先生から御指摘をいただいたとおりで、私は、これを廃止しなければ、もう少し違った地域があったんじゃないかなと。当時の経緯については、また民主党の方から御教示をいただきたいと思っていますが。  農水大臣になりましたときに、市町村合併ということによって、私の選...全文を見る
○石破国務大臣 各省庁がいろいろなことを考えますが、では、総務省はこういうふうに考える、農水省はこのように考える、国土交通省はこのように考えるというふうにやりますと、地方にとっては何が何だかさっぱりわからぬというお話になってしまいます。  それから、先ほど来答弁申し上げておりま...全文を見る
○石破国務大臣 今回の地域再生法の改正案につきましては、今委員から御紹介をいただいたとおりでございます。  土地利用の調整全般において主体がどうあるべきかというのは、確かに地方分権のあり方の御議論でございます。したがいまして、各地域が地域の再生を進めるに当たって必要とする新たな...全文を見る
○石破国務大臣 御案内のとおり、まち・ひと・しごと創生本部というのは、全ての閣僚が構成員でございます。  生産性を上げていかないと地方がもたないという認識を持っておりまして、今までは、生産性は低いが、そうであるがゆえに多くが雇用されているよというところがあったんだと思うんです。...全文を見る
○石破国務大臣 結局、民間の意識改革というのはどうしても必要で、これは、経済において公が占める部分というのは極めて少ないわけであって、経済のほとんどは民間が負っているわけでございます。国ができる限りのことはやりますが、大宗は民間が担っているということであります。  そうしますと...全文を見る
○石破国務大臣 人事権は総理・総裁たる安倍晋三総理がお持ちであります。ですから、党の人事は総裁たる安倍総裁、そして、政府の人事は総理たる安倍総理がお持ちであります。お決めになったことには従わねばなりません。そういうことであって、紆余曲折あろうが何しようが、決まったことには従うのは...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員は百も御承知の上で質問をしておられると思いますが、こういう組織を決めるというのも法律事項でございます。ですから、それは権限と関係ないではないかという御指摘もあるのかもしれませんが、組織をきちんと法律で定めておきませんと、そこから権限も出てまいりません。こ...全文を見る
○石破国務大臣 今財務大臣がお答えになったとおりだと思っております。  この地方創生なるものが大臣を設け本格的に稼働したのは、確かに概算要求の後でございます。そうすると、概算要求の出し直しということになるのか。予算編成のスケジュールから考えて、余りそれは現実的なことだと思ってお...全文を見る
○石破国務大臣 この協議の場というものを、必要であれば活用しなければいけないものだと思っております。しかしながら、では必ず協議の場にかけなければいけないかといえば、そういうものでもないと考えておりまして、地方六団体の方々とは随分この間議論をいたしてまいりました。協議の場にかけると...全文を見る
○石破国務大臣 必要な場合には十分活用すると申し上げました。全くこの地方との協議の場を無視してやるということはいたしません。したがいまして、法律軽視ということではございません。  しかしながら、その場のみならず、これは、地方六団体、あるいは総理大臣を長といたしますし、招集権者は...全文を見る
○石破国務大臣 なぜ廃止したかといえば、地方から、手続が煩雑であって使い勝手が悪いということで御批判をいただきましたのでこれを廃止いたしたということが答えになりますが、ただ廃止をしただけでは能がないのであって、廃止をいたしました、では各省庁に戻しましょうということではなくて、細分...全文を見る
○石破国務大臣 東京の一極集中というのは、何も今になって議論が始まったことではありません。私が議員になった二十八年前から、そういうお話はずっとあったことでございます。  ただ、大変だ大変だと言っておっても、一体何がどうなってこんなことになったのだということをきちんと子細に分析し...全文を見る
○石破国務大臣 ここそこに不備があったということを申し上げているつもりはございません。  安倍内閣におきましては、地域活性化に向けた地域の取り組みを国として後押しをするため、地域活性化の推進に関する関係閣僚等会合を設置し、ことしの五月に三十件余りの先進的なモデルケースを選定して...全文を見る
○石破国務大臣 今国土交通政務官からお答えいたしましたように、正確な数字というものを把握して、きちんとお答えをしたいと答弁をいたしました。  私は、その正確な数字というものをきちんと出した上で、また委員にきちんとお答えをするのが国土交通省の姿勢だろうというふうに認識をいたしてお...全文を見る
○石破国務大臣 これが、一つの区切りは、平成十六年十二月にまとめられました国会等の移転に関する政党間両院協議会、そこで座長取りまとめというのがなされました。ですから、国会主導でやってきて、座長取りまとめが出て、そこから先、議論はとまっちゃっているわけですね。  では、これは政府...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員会の設置は国会がお決めになることなので、何のためにできたとおまえは考えるかと言われても、お答えのしようがないということであります。  先ほど来の議論でもあるんですが、この創生法案で全部できたら誰も苦労しないので、それは民主党がどうだの、自民党がどうだ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、国会で何が議論されるかは国会がお決めになることだと思っております。  ですから、今国会が十一月末までということに相なっております。会期のことにつきましては、これまた国会がお決めになることでございますが、この会期内におきましても、長期ビジョンあるいは総合戦...全文を見る
○石破国務大臣 長期ビジョンと総合戦略の骨子につきましては、第二回創生本部会合でお示しした論点に基づきまして、さらに、まち・ひと・しごと創生会議で議論をいただき、第三回のまち・ひと・しごと創生本部会合で決定したいと考えております。日時は未定でありますが、その後、さらなる議論を経ま...全文を見る
○石破国務大臣 それは私どもとしてかなり強い危機感を持っていまして、そういう、政府が、準備が十分できました、その上で国会で御審議を賜りますなんぞと言っている余裕はとてもないのではないだろうかと。走りながら考え、考えながら走るというのでしょうか、この場においていろいろな御議論をいた...全文を見る
○石破国務大臣 世の中にベストというものがあれば誰も苦労しないのであって、ですが、今までのやり方を批判的に検証するというのは大事なことだと思っています。今までどおりのやり方でいいんだったら誰も苦労しませんし、今までの事業の予算を延ばせばいいだけのお話でございますから。  批判的...全文を見る
○石破国務大臣 この地方創生については、物すごく期待は高いと思います。これを外すと内閣そのものに対する期待がなくなっちゃうということだと思っております。  明治維新というお話を委員が先ほどなさいました。常に、世の中を変えるのは中央ではなくて、地方からのうねりで世の中は変わるとい...全文を見る
○石破国務大臣 失礼いたしました。  国として必要なことをやる、地方でできることは地方でやる、そういう地方分権は進めていくべきだと考えております。  地方分権というのは、本当に、三十年ぐらいずっとあるテーマでございまして、これは日々進化するものでございます。地方分権というのは...全文を見る
○石破国務大臣 今ここで、言葉を入れるかどうかということの確約はいたしかねます。  道州制というものが地方創生にとって一つの大きな鍵になるということは認識をいたしておりますが、道州制というのはこれから国会において御議論をいただくことでございまして、政府として、今政府としての公の...全文を見る
○石破国務大臣 地域のいろいろなアイデアというのは、地域から出てくるものであって、国が示すものではございません。  ですから、秋田のようなところが何で全国で一番人口が減るのかということは、何か理由があるはずなので、では、秋田においてこういうようなことをやりたいということがあって...全文を見る
○石破国務大臣 それは、どの閣僚を呼ぶかというのは国会がお決めになることだと思っております。  これは、全てが大臣でなければだめかというと、そうではなくて、副大臣というのを何のためにつくったかといえば、従来の政務次官とは違うんだと。副大臣というものが責任を持って答弁ができますの...全文を見る
○石破国務大臣 それは、五年先、十年先、あるいは自分たちが見ることがないであろう二十年、三十年先に、この町は、この村はどうなっているかということだと思います。政治家は次の時代を考える、政治屋は次の選挙を考えるというお話はよく言われたお話でございます。  例えば、インフラ整備のと...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。  県が変わっちゃうと、同じような地域なのに政策が全然違うというのは、これは実に困るんです。  県境というのは、例えばうちの県でいいますと、兵庫県、それから岡山県、島根県、広島県と県境を接しておりますが、山陰、山陽ということで...全文を見る
○石破国務大臣 北陸新幹線が来年開業するわけで、随分変わると思いますけれども、日本海側というのは、住んだ人間じゃないとわからないところがありますが、とにかく日本海側の町から日本海側の町に行くというのが本当に不便ですね。  例えば、我が党で地方創生の責任者を務めておられる河村先生...全文を見る
○石破国務大臣 それは、何かを変えようと思うと物すごい抵抗があります。  私、麻生内閣で農林水産大臣をしておって、農林水産政策というものを根本から変えようと思いました。そのときは、もう史上最低の農林水産大臣というような御批判をいただきました。ですけれども、十年たって、あるいは五...全文を見る
○石破国務大臣 これは、行政に通暁された委員にお答えをするのも恐縮でありますが、用語の定義として、法律事項というのは一体何でしょうかということだと思っております。  これは言わずもがなでありますが、法律事項というのは、人に権利を与え、または義務を課す規定のことを法律事項というわ...全文を見る
○石破国務大臣 何かすれ違いの答弁のようになって恐縮ですが、確かに閣議決定でそういうことは可能でございます。これが、次の内閣というものが仮にいつの日かできたとして、引き継ぐことも可能でございます。しかしながら、次の内閣が、こんな必要はないと思えば、それはもう国会の御審議を経ずにそ...全文を見る
○石破国務大臣 正式な職名は、国務大臣、地方創生、国家戦略特別区域担当、こういう長いお話になっておりまして、なかなか覚えるのが大変みたいなところがないわけではありません。  これは、違うのか違わないのかというお話ですが、一緒です、同じものです。ただ、地方創生といっても何だかよく...全文を見る
○石破国務大臣 従来の政策というのは、要は、補助金があって、交付税があって、交付金があって、国がそういうメニューをお示しをする、あるいは、交付税というものが結果平等のようなものをギャランティーするというものであったと思います。  ですから、幾ら言葉を並べましても、最終的にはそう...全文を見る
○石破国務大臣 交付金のあり方あるいは交付税の仕組みというものは、これからこの委員会の御議論もよく理解をし、承知をした上で、制度の仕組みそのものを改めるということも、私は決して否定をするものではありません。  それから、実際に担当大臣を置いてこれが本格的にスタートしたのは九月の...全文を見る
○石破国務大臣 諦めてはおりません。  ですから、これがばらまきだ、あるいはこれが縦割りだというもの、それから、縦割りも、全て縦割りは悪いなんて言っているんじゃありません。使う側にとって実に使いにくい縦割り、あるいはもうどの地域も同じようにお金をお配りするというばらまき、そうい...全文を見る
○石破国務大臣 私は、そうあるべきだと思っております。  よく統一地方選挙対策と言われますけれども、統一地方選挙対策であれば、ばらまきはやめろとか、あるいは縦割りをやめろとか、そんなことを声高に言う必要はないのでありまして、それは、ある意味、次の選挙だけ考えれば、見境なくばらま...全文を見る
○石破国務大臣 歴代政権といっても、私が覚えておりますのは、田中角栄内閣以降のことしか余り記憶にございませんが、やはりあの列島改造というのは非常に斬新な考え方だったと思っております。日本国じゅうに高速道路、新幹線という考え方は、それはその後いろいろな御批判を招きましたが、あれによ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、国会審議等々ございました。先週は衆参で予算委員会をやっておりましたので、伊藤補佐官が私の命を受けてそのチームというものにおいていろいろな議論を主導していったということで、この間の日曜日に報告を受けたところでございます。  そこにおける問題点として、私も議...全文を見る
○石破国務大臣 私も、党で政調会長あるいは幹事長をしておるときに、今村議員からいろいろな御提案を受けて、党内で議論をいたしてまいりました。道州制担当の大臣でもございます。  ただ、例えば全国町村会が絶対反対だと言っているのはなぜなのだろう。今回の地方創生というのを考えるときに、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、国会の御議論もまたいただきながら、政府において決定をしていくべきものだと思っております。  それぞれが設立の根拠を有し、それぞれ別の任務を持っているのですけれども、実際に地方の側というか国民の側から見ると、何が何で、どれがどれだかよくわからないねというよ...全文を見る
○石破国務大臣 端的にお答えをすれば、それは含むものでございます。それを含んでいきませんと政策目標というのは達成しないことでございまして、端的にお答えをすれば、それは含むというお答えに相なります。
○石破国務大臣 ある意味先回りしたお答えになるかもしれませんが、こういうことを実施するに当たりましては、地域の合意形成というものが不可欠であるということは言うまでもございません。地域の合意なくしてそういうものを集約化するとか、そういうことを考えているわけではございません。限られた...全文を見る
○石破国務大臣 地域の土地利用とは一体どういうことなのか、今どのような施策をやっているかというようなお尋ねでございます。  ですから、十月十日に創生本部会合でお示しいたしました長期ビジョン、総合戦略に関する論点で言及をさせていただいております地域の土地利用というのは、居住機能や...全文を見る
○石破国務大臣 基本的に、そういうお考えで結構です。  ただ、農地転用に関しましては、これはまたコンパクトシティー等々とは違った論点がございますので、全て同じ考え方のもとに行われるわけではございません。
○石破国務大臣 委員御指摘の「公共施設・公共サービス・公立病院等の集約・活性化」は、行政や医療、福祉など、生活に必要なサービスについて、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守る見地から、今後の取り組みの例として挙げているものでございます。  コンパクトシティーの推進につきま...全文を見る
○石破国務大臣 それは今後詰めていくことになりますが、そのような御認識というのも一つの考え方でございます。
○石破国務大臣 数字がひとり歩きしてはいけないと思っております。そういう数値目標なるものは、国から押しつけるべきものではございません。それぞれの地域の方々あるいは国民の皆様方がどういうようなことをお望みであろうか、それをかなえるために国は何をしたらよかろうかという立場が必要なのだ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、これから先どのような数字をどのように示すべきかという議論は行ってまいります。ですから、委員の問題意識というものが那辺にあって、どういうようなものを示してもらいたいかということを御提示いただければ、また参考にさせていただきます。
○石破国務大臣 適切な時期に適切な数字をお示ししたいと思っております。  ただ、それを、この数字を何が何でも達成せよとか、そういうことを申し上げているわけではございません。その数字を実現することによってその地域がどう変わり、一番大事なのはその地域が持続可能性を持つかどうかという...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど政府参考人からお答えをしたとおりでございますが、平仮名の方がわかりやすかろうねと。それは、むら・まち・ひと・しごとでもよかったんですけれども、やはり、「まち」というのは村も含むという概念であって、「まち」というのを、何とか一丁目のマチという字も書けば、街路の...全文を見る
○石破国務大臣 これは、それぞれの地域地域が持続可能性を持ったまちづくり、村づくりなんだと私は思っております。  先ほど、町、村のときに何とか一丁目とか言いましたが、チョウという字は違うので、マチというのは全国町村会館の町という字を書くわけでございますが、何を町と言い、何を村と...全文を見る
○石破国務大臣 結局、そういう考え方も私はあったんだろうと思います。  ただ、今回、全閣僚を構成員とするまち・ひと・しごと創生本部を設けたということは、一つは、全閣僚が構成員であるというところに意味がありまして、ずっと御懸念がきょうも指摘されたように、我が省は何が何でも地方創生...全文を見る
○石破国務大臣 それを検証する仕組みというものをどのようにつくるかということは、それは重要な論点だと思っております。  それは、復興庁をつくるときも、確かに委員御指摘のようなことがありました。当時は私どもは野党でしたが、与党に先んじて、そういうような組織が必要でしょうと。被災地...全文を見る
○石破国務大臣 沖縄の一括交付金という制度は、沖縄が四十七年に本土復帰をした、それまで米国の統治下にあって、極めていろいろな制度等々が、本土と異なる制度を運用しておりましたので、本土というものと、そういうようないろいろな違いを埋めるために、また、距離的に離隔もいたしておりましたの...全文を見る
○石破国務大臣 それは御指摘のとおりでございます。  ですから、沖縄というのは、アジアに近いということ、あるいは、沖縄においてこれから先いろいろな土地が自由に使えるということ、そしてまた、沖縄だけが二〇二五年まで人口がふえ続けるということ、本土とは異なるいろいろないい条件も持っ...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 今の統合事務局に何か不備があるからとか、そういうお話ではございません。これは全然ばらばらの仕事をするわけではなくて、相互に連携をしながら、両方兼ねておる者もたくさんおりますので。  今、官房長官から答弁がありましたように、各省庁横断的に調整をするという機...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは官房長官がお答えになることかもしれませんが、実際にやってみて、こうした方がいい、ああした方がいいというのは当然出てくることを否定をいたしません。ですから、よりこちらの方が、つまり私が思っていますのは、地方にとって使いよい組織でなければならないというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは委員御指摘のとおりでございます。  創生本部は、もうくどいようでございますが、総合調整の機能を負っておりますし、全体の企画立案をしていかねばなりません。その場合には実際に地方公務員の方々の知見というものも最大限生かしてまいりますが、むしろこちらの方...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本会議でも申し上げたと思いますが、政府の姿勢としては、今まで、ともすれば地方からいろんな御要望がありますが、できませんとまず言って、なぜならばということを言って、何となく仕事をしたような気になっていると。それは駄目で、それをやるためには何をすればいいのかと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 東京一極集中と言われるんですが、委員御指摘のように、どの年代が、あるいはどの性別が何で集まっているんだろうということだと思います。その年代が集まっているのは、やはり大学進学率が上がってきました。特に女性の大学進学率も物すごく上がってきて、その年代の人が東京...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これの答えができれば、もうこの問題は済んだようなものなのでございますが、要は、やはり地方に仕事をつくるということに尽きるんだと私は思っているんですね。例えて言えば、トヨタ自動車が一番自動車を造るのはもちろん愛知県である、その次は福岡県である、三番目は何と岩...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは国がもう一度再生力を取り戻すということなのだと思っています。これは増田さんのリポートにもあるんですが、地方が衰退し東京が栄えるというんだったら、それは一つのモデルとして成り立たないわけではありません。ですが、このままいくと限界集落と言われるものが限界...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 横文字を使って恐縮ですが、一つはテレワークモデルなんだと思っております。もう一つは、これは委員の御地元でやっておられることですが、いわゆるスマートシティ構想というものをどうやって進めていくか、多分これはテレワークと一体のものだというふうに思っております、一...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そこは人材をどうやって活用していくか、あるいは人材をどうやって生み出すかというときに、やはり地域の大学が果たす役割というのが非常に大きいんだと思っております。公立大学法人会津大学ですか、ここと会津若松市、そしてアクセンチュア、これのうまく融合した取組という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうのを横展開するためにはどうしたらいいんだろうかということだと思います。  私も、ごめんなさい、会津若松、選挙のときしか行ったことがないので、きちんと見ていないので申し訳ないんですが、そういうのを横展開する、あるいはこの会津若松のモデルのみならず、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 石井委員御指摘のとおり、五十年後、随分先の話ですが、五十年後に一億人程度の人口を維持する、これは、一億人という人口を維持すればそれでいいというわけではなくて、その一億人の中身をどうするかということなのですが、日本の人口動向を分析し将来展望を示す委員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この地方創生を論ずるときに、県の果たす役割、都道府県と言ってもいいのかもしれませんが、これをどういうふうな役割として位置付けるべきかというのは、またいろいろと委員の皆様方の御所見を承りたいと思っております。  おっしゃいますように、私の鳥取県は全部合わせ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方にいろんなことをお願いしているわけですが、じゃ、国はどうするんかいということですね。地方で自分で計画作ってちょうだいと、そしてまた自ら検証してちょうだいと言っているわけですが、それは、中央に来ると、補助金の仕組みも今までどおりです、交付税の仕組みも今ま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) むしろ私よりも官房長官が答弁された方がいいのかもしれませんが、何が何だかよく分からないというのは余りいいことではない。今委員御指摘のように、働いている人間も一体誰が上司なのであるかというのが分からない。上司にしても、これは一体誰に言えばいいんだというのがよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は道州制も担当いたしておるわけでございます。党におりましたときも、政調会長、幹事長時代にいろんな道州制をめぐる議論がございました。いま一つこれがクリアになってこないのは、そうなったときに、じゃ今の中央省庁はどうなるんだろうねと。国は外交であり国防であり、...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 都市と地方の相互理解というものが随分と欠けてきちゃったのではないかなという気が正直言っていたしております。  情報でもそうなんですが、地上波であれ、あるいはそうでないものであれ、テレビを見ていても、東京発の情報というのはやたらめったら多いんですが、地方発の情報と...全文を見る
○石破国務大臣 何が必要条件で何が十分条件というのはよく精査をしなければなりませんが、今委員がおっしゃるところの、第一次産業、それから公共事業のあり方、そして医療、教育のあり方、それぞれについて、今まではよかったが、これから先、時代がどう変わっていったか、そして、今までよかったも...全文を見る
○石破国務大臣 全く、一二〇%賛同をいたします。それをぜひやりたいと思います。  私は昭和三十二年生まれですが、子供のころの一番強烈な体験というのは、無人島というか、人がいない浜で一週間、本当に火をおこし、水をくみ、カレーライス、別にカレーでなくてもいいんですが、つくったとか、...全文を見る
○石破国務大臣 一体で取り組むことだと思います。  今、山崎代理から説明いたしましたように、結局、大学に入るために、以前と違って男女とも大学に行く率が非常に高くなった、それが東京の大学に多く行くようになった、そこで人口がわっと抜けて、それが地方へ帰らないまま東京に滞留していると...全文を見る
○石破国務大臣 国としてやりたいことは、きちんとした情報提供を、移住したいなと思っておられる方々に提供するということだと思います。  二週間ぐらい前に、東京国際フォーラムでそういうフェアがありました。私も行ってきました。日本国じゅう、あちらこちらの市町村が、うちに来てちょうだい...全文を見る
○石破国務大臣 ある意味、東京が栄え続ければ、その知事が言ったようなことも全否定されるものではないんだろう。ところが、今や、地方も衰退し、何年かおくれで東京も衰退し、東京も地方も衰退に向かって進んでいるということが問題だと思っております。  これだけ飛行機が発達し、鉄道が発達し...全文を見る
○石破国務大臣 社会資本の必要な整備は急がなければなりません。  我々日本海側、京都から兵庫、兵庫から鳥取、鳥取から島根、島根から山口というところは、道路の整備が著しくおくれておりまして、地図を見るとすぐわかるんですが、これを、ちんたらというか、遅々とというか、そうしてやってい...全文を見る
○石破国務大臣 これはいろいろなお考え方があろうかと思いますが、我々が政権にないときに、圃場整備というものががたんとスピードが落ちたということがありました。そこを何とか取り返していかなければなりません。  圃場整備というものは、それ自体が目的なのではなくて、それによっていかに農...全文を見る
○石破国務大臣 これは、考えられることを総動員していかなければなりません。  結婚、妊娠、出産、子育てに対して切れ間のない支援を行う、多子世帯、三世代同居の支援を行う、育児休業など働き方の改革を行う、企業、業界の取り組みを支援するという、羅列すればそんな話ですが、委員のお宅のよ...全文を見る
○石破国務大臣 ありがとうございました。私も結婚式のスピーチでは今のお話をやろうと思っております。  そのときに気をつけなきゃいかぬのは、国が、子育てというか、お子さんを産むというか、奨励しているというと、一昔前の産めよ育てよ地に満てよみたいな、そういうことに誤解されかねないの...全文を見る
○石破国務大臣 従来と違うのは、もう時間がないということでございます。  有名になりました増田レポート「二〇四〇年、地方消滅。」これは、去年の中央公論の十一月号だか十二月号に出たのが一番最初でございまして、私、ことし初めの通常国会の本会議の代表質問でもこれを取り上げたという記憶...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりです。県単位の方が解決により資するような場合には、複数の市町村が連携して総合戦略をつくっていただくということは当然ございます。  人口が減るというのは、それぞれの地域にそれぞれの事情がありまして、委員がおっしゃいますように、一番減っているのは北海...全文を見る
○石破国務大臣 コンパクトシティーというのは、言葉はいいんですけれども、それをやるのには多分四十年から五十年かかるんだと思うんですね。かなり拡散していますので、その部分をコンパクトにするということについて、まさしく委員おっしゃったように、どれぐらい行政コストがかかるんですか、そこ...全文を見る
○石破国務大臣 そうだと思っております。  ただ、同居すると、それなりのもめごともあったりいたしまして、そうすると、では、近距離に住む、スープでもみそ汁でも何でもいいんですが、それの冷めない距離に住むということが昔言葉としてはやったことがありますが、同居ではなくて近居というもの...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員はもう本当に地方のことに精通しておられますので、私ごときが言うことじゃありませんが、要は、地方公務員法において公務員の給与のあり方というものは定められている。そこにおいては、民間準拠というか、言葉はそのとおりではありませんが、そういうのが基本的な考え方...全文を見る
○石破国務大臣 ついこの間までITと言っていたはずなんですが、最近はICTになりまして、インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジーということでありますが、よく例に挙げられるのは神山町であります。必要であれば、小泉政務官から答弁申し上げます。  ICTを使った地...全文を見る
○石破国務大臣 委員が、先ほど福井大学の例を御紹介いただきました。こういうことはあちらこちらでやらなきゃいかぬのだと思います。それぞれが、私のところでいえば鳥取大学になりますが、秋田大学でも富山大学でも福井大学でも、どこでもそうなんですが、そこの地域の企業、それは決して大企業ばか...全文を見る
○石破国務大臣 いわゆるどぶろく特区のお話でありますが、要は、何でそんな規制があったのかというと、ちゃんと税金取ろうぜみたいなところがあったとするならば、それはやはり緩和をすべきものでしょう。  ですから、委員御指摘のように、六キロリットルであったものが二キロリットルになりまし...全文を見る
○石破国務大臣 総理からも、現場に出ろという指示をいただいておりまして、済みません、私も夕張メロンは食べたことがあるんですけれども、夕張市というのは行ったことがなくて。  おっしゃるように、ぎりぎり追い詰められるといろいろな知恵が出るものだろう、別に追い詰められなくても出なきゃ...全文を見る
○石破国務大臣 委員とは、随分、安全保障の議論もさせていただきました。これは、千億なんかで済むはずはないのであって、多分、兆円単位のお金がかかります。  そして、実効支配、我が国の実効支配とは何だというときに、やはり、人が住んでいるということが実効支配の大きなファクターでありま...全文を見る
○石破国務大臣 平成二十五年度に離島活性化交付金をつくりました。これについては、随分委員が御尽力なさったということはよく承知をいたしております。それを複数年度で使いやすいようにするために、基金という考え方は私はあってしかるべきだと思っております。  私どもが直接所管をするわけで...全文を見る
○石破国務大臣 ありがとうございました。  先ほどの「故郷」の歌というのは、私もすごく心を動かされたものがあります。  この歌はたしかうちの県の人がつくった歌なので、鳥取県的には、志を果たしていつの日か帰るんだ、こういう雰囲気になるわけですが、結局、仕事がないから地方を離れる...全文を見る
10月21日第187回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) これは、この間衆議院で議論をしておったときに、非常に造詣の高い方がおられて、江戸時代からだという話がありまして、天保の改革とか寛政の改革とか、要は江戸に集まってきた人間はもう一度そのそれぞれの地方に帰れみたいな、私も確認したわけではないので恐縮ですが、そこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もう私、三十年ぐらい前から、集中の利益を超えるというのはどういうことなんだろうかと。やはり集中には集中の利益があるわけであって、その当時、まだ昭和なぞと言っておった頃です、昭和五十七、八年ぐらいの頃ですが、もうこれ以上、都市は地方を養えないという議論があり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 総務省の今御指摘の事業は、地域経済循環創造事業交付金って何のことだかよく分かりませんが、要は、委員御指摘のように、その地域でつくったものをその地域で雇用された人たちが付加価値を付けて売りという形で、その地域で経済が循環していくということがこの地域経済循環創...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません。おまとめを御下命いただきまして、誠にありがとうございます。  一つは、まさしく霞が関の数字で自己満足していてもしようもない話であって、今御紹介しましたところの、百八十事業が実施され、六十二億円の投入により、七年間で五百六十億分の原材料が調達さ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この話をしますと、今でもあっちこっちの県庁やら市役所やらに国家公務員が行っているじゃないのと、何で今更そんな話をするのと、こういうことを言われるんですが、委員も県庁御勤務の御経験がおありですからよくお分かりと思いますが、中央官庁の役人が地方に行きますのは、...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○石破国務大臣 震災発災以来、福島の復興というのは最重要だ、もちろん青森も岩手も宮城も茨城も大事ですが、福島の場合には、特に原子力災害という、今まで日本人が経験したことのない災害を受けているわけであります。ですから、福島において、いかにして新しく仕事をつくっていくか。農業、漁業、...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘は、まことにそのとおりであります。  先週だったと思いますが、地方銀行あるいは信用金庫の、そのような任にあられる方々が東京にお集まりになる会合がございましたので、私、参りまして、十分ほど御挨拶をいたしてまいりました。  今、地方の金融機関というのがどうな...全文を見る
○石破国務大臣 それは、言葉はそれぞれのお考えでいろいろな捉え方があるんだと思います。委員がおっしゃるようなことも、私もいろいろと考えてみました。  ただ、再生というのも、今だめになっちゃっているからつくり直しましょうねという感じなんですね。創生というのは、今までのいろいろな価...全文を見る
○石破国務大臣 含まれます。そういうことだと思っております。  ですから、グローバル経済とローカル経済と一部ダブるところはございますが、ほとんどはダブらないと思います。日本の経済はと論じるときに、誰でも名前を知っている大手企業を挙げますが、それは、雇用においてもGDPに占める比...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど近藤委員が知的所有権はないとおっしゃったので、ありがたいことだと思っております。  今の委員の御指摘のように、PPP、PFI、これは地方の経済を活性化する上において極めて重要な手法であると認識をいたしております。  これは、一部の方には、それはもう効率主...全文を見る
○石破国務大臣 地方のことは地方が一番よくわかっているわけで、そこにおいて権限も財源も人材もそこにあらねばならぬ、そのためには道州制であるというような御党の御主張はよく承知をいたしております。  ただ、道州制も一つの手段であって、どうやって国は国のことに集中できるか、どうやった...全文を見る
○石破国務大臣 それは、主管は総務大臣であります。ですから、総務大臣は総務大臣のお立場で。  ただ、地方創生本部、まち・ひと・しごと創生本部というのが、総理のもとに、全大臣が構成員となっております。地方の活性化のためにあるべき地方交付税の制度とは何だろうかということは、創生本部...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員も市長をしていらっしゃったので一番よく御存じだと思いますが、政策目的は同じようなものであるが、各省ばらばらと事業があって、それが必ずしも東松山市なら東松山市にジャストフィットしているわけではないが、どれが補助率が高くて、どれが交付金で面倒を見てもらえま...全文を見る
○石破国務大臣 ばらまき、縦割り、重複、これをどれだけ排除できるかということにかかっていると思います。責任を回避するつもりは全くございませんで、できなければ、それはリーダーシップの欠如というお話に相なります。  ばらまきはよくないと言うんだけれども、では、ばらまきの定義とは何で...全文を見る
○石破国務大臣 それは、お金をもらってこれは困るというところはあるはずがないと思っております。役に立ったか立たないかといえば、役に立ったという回答が圧倒的に多いのだと思っております。  ですから、それをさらに使い勝手のいいやり方はできないかということと、それぞれの町村が理想とし...全文を見る
○石破国務大臣 方向性は、委員がおっしゃるとおりでございます。  かつて、私が当選一回のころに、竹下内閣においてふるさと創生一億円事業というものがありました。大きなところも、ちっちゃなところも、一億円ずつお金が行きました。では、それは地方で自由に使えるお金だったのですが、それが...全文を見る
○石破国務大臣 平成二十五年度八月現在でございますが、国から地方公共団体へ出向しておりますのは、千六百五十三名でございます。
○石破国務大臣 これは、この話がありましたときに、それでは人口が少ない基礎自治体に何人行っているんですかということを私尋ねました。そうしますと、人口が五万人以下の市町村に行っているのは、千六百五十三人のうちの五%しかいない、人数としては八十二人しかいないということなんです。  ...全文を見る
○石破国務大臣 基本的にそういうことです。  いかにして地方分権を進めていくかということです。その方向性において全く相違はございません。それが道州制という手段をとるか広域連合という手段をとるか、それはあくまで手段のお話でございます。目的は、御党が目指されるものも私どもが考えてお...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど、真庭市長も、別件ですが、大臣室にお見えをいただいて、いろいろなお話をいたしておりました。  再生可能エネルギーの比率をなるべく上げていくということは、これは国家の大目標でありますし、これは日本経済のサブシステムというのか、原油が上がる下がる、円が上がる下...全文を見る
○石破国務大臣 地方版総合戦略は、地方が直面しておりますいろいろな課題にどう地方が答えていくかということで、それは努力義務としてお願いをしておるものであります。メリットがあるからつくるとか、メリットがないからつくらないとか、そういうものではございません。  しかしながら、その地...全文を見る
○石破国務大臣 別に曖昧なことをお答えしているつもりはございません。  努力義務でございますので、あくまで努力義務でございます。つくらないというのであれば、そういうところもございましょう。  しかし、つくったらいいことがあるとか、つくらないから悪いことがあるとか、そのようなこ...全文を見る
○石破国務大臣 いじめるということが何を意味するか私にはよくわかりかねますが、そのようなことはございません。ですから、努力義務ということにいたしております。  自治体に努力義務を課すというのは、この手の法律ではかなり異例のことだと思いますけれども、それは、もうなるべくおつくりを...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、私は、大きなお世話だということは聞いたことがございませんし、そう言われないようにしていかねばならない。そういう総合戦略を基礎自治体が立てていただかなければ、国の支援というものはそれにジャストフィットしたものにならないと思っております。  私は、少なく...全文を見る
○石破国務大臣 それは可能性として論理的にあり得ることでございます。これは最終的にぎりぎりまで確定をしない、それは、予算編成にも委員は携わってこられましたから、よく御存じのことだと思います。  最終的に何が一番いいのかということでございますが、補助金を今のままにしていわゆる一括...全文を見る
○石破国務大臣 それは、先ほどのお話ではありませんが、一括交付金をもらって困るとか迷惑だったとか、そういうところはないと承知をいたしております。それがさらに使い勝手がいいようにするにはどういう工夫が要るだろうかということ、そしてその財源をどこへ求めるだろうかという、余りに基本的な...全文を見る
○石破国務大臣 経緯は今委員が御指摘になったとおりで、そういう事務がなくなったわけですから、それに対応すべき根拠規定というものはなくなりましたという事実は事実としてございます。そういう事業がないのに根拠規定が残っているという例はございませんので、そのように今までいたしました。 ...全文を見る
○石破国務大臣 それは法技術論としていろいろな考え方があろうと思っております。今、私がここで断定的に、法的根拠が要るとか要らないとか、予算措置で足るとか足らないとか、それだけ断定するだけの判断材料を私自身は持っておりません。委員の御指摘は御指摘として、それは傾聴に値するものだと考...全文を見る
○石破国務大臣 先般も、各省庁に対しまして、これだけできません、できませんということになると、地方も熱意がなくなるというかやる気がなくなるというか、どうも官僚組織というのは、できませんとまず言って、なぜならばというのを続けるところがございまして、できるためにはどうすればいいのかと...全文を見る
○石破国務大臣 委員もよく御案内のとおり、「なぜローカル経済から日本は甦るのか」という本を私も何度か読んでみました。あそこで書いてあるのは委員御指摘のようなお話だと思います。  よく、日本の経済はと論じるときには、誰でも知っているような大企業を論ずることがあるのですが、大企業で...全文を見る
○石破国務大臣 ここは難しいところで、例えば一昔、いや、今もあるんですけれども、高知県のユズビジネスとか、あるいは徳島県の葉っぱビジネスとか、それは一つ一つとしては物すごくすぐれたものですが、それが横展開するかしないかはまた別の問題でございます。それがサステーナビリティーを持つも...全文を見る
○石破国務大臣 それぞれの信金についてあれこれ言及すべきではございませんが、地銀とか第二地銀も同じ地域金融機関という意味では一緒でございますので、地元に密着して、いろいろな機能を果たすためにさまざまな工夫は要るのだろうと思っております。  ですから、信金と地銀、第二地銀と違うと...全文を見る
○石破国務大臣 ここで何でその数字が違うんだろうかというのは、それはもう、統計の基礎となったデータが違えばそれは数字は違う。今総務大臣が答弁いたしましたように、人口移動の傾向の捉え方が違うということになりますと、それは数字は違います。  ただ、私は、去年の十一月でしたかしら、中...全文を見る
○石破国務大臣 それは、これから総合戦略を考えるときに、計算式がばらばらだと話になりませんので。また、私どもが各自治体宛てに提供いたしますデータにつきましても、これはこうやって読んでくださいねということ、そしてこの数字はどういう形でこういう数字が出てきましたかということ、それをで...全文を見る
○石破国務大臣 なるべく細分化したいと思っております。国から見たってわからぬことはいっぱいあって、私はやはり、地方創生を議論するときに、主体となるべきは市町村だと思っておりまして、市町村を超えますと目が届かなくなります。それぞれの市町村において、今委員御指摘のように、それをさらに...全文を見る
○石破国務大臣 そのとおりです。  ですから、リゾート地に夏場だけお店が出て、来る人も東京の人、売っているものも、メード・イン・チャイナかメード・イン・コリアか何か知りませんが、売っているものもよそのもの、もうけたお金も東京へ行くというのは、何となくにぎわっているように見えるん...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  だから、それがメーンシステムになるかどうかはわかりません。まだサブシステムではありますが、外的要因になるべく左右されない、それは日本の技術力をもってしてできないことではないと思っております。  それは、先ほどどなたかの質問にも...全文を見る
○石破国務大臣 地方にお金をばらまけばいいとは全く思っておりません。  何で今なのかという委員の御指摘ですが、多分、これが最後の機会ではないかという危機感を私自身持っております。  私も議員を二十八年やっておりますが、かつての、私が議員になる前、日本列島改造論とか田園都市構想...全文を見る
○石破国務大臣 結局、あれこれ考えてみるのですが、まち・ひと・しごとと申します、まち・ひと・しごと創生法案というのを今御審議をお願いしておるところでございますが、まず仕事なんだろうねと思っております。  地方は、確かに、空気もいい、食べ物もおいしい、人情も豊かだ、しかし仕事がな...全文を見る
○石破国務大臣 ありがとうございます。  その地域の人が誇りを持たないで、人が来るということは、余り考えない方がいいんだろうと思います。名物にうまいものなしというのはひどい話でありまして、来るなと言っているような話でありますから、その地域の人々がその地域に誇りを持ち、愛着を持つ...全文を見る
○石破国務大臣 私どもは、新自由主義をとるものでもなければ、弱肉強食路線をとるものでもございません。  ただ、物事には何でも順番があるのでございまして、大胆な金融緩和によって極度な円高を脱することができたということでございます。それによって輸出はふえないではないか、こう言われま...全文を見る
○石破国務大臣 今、晩婚化が進んだり、あるいは結婚しない方がふえたり、子供の数が少なくなったりしていますが、国民の皆様方が、やっぱり結婚したいよね、できたら子供は二人、三人欲しいよねと思っておられるわけであります。そういう国民の皆様方の夢や希望がどうやったら実現できるかということ...全文を見る
○石破国務大臣 地方創生というのは、今までの考え方、価値観、そういうものを改めていかねばならないという思いを込めて創生と言っております。  再生ということになりますと、だめになったものを直しましょうみたいな話でありますが、今までいろいろな政策をとってきて、委員とは見識、考え方が...全文を見る
○石破国務大臣 各省とも、目指すものは大体似ているんだろうと思います。名前が違っていて、事業も少しずつ違うということだと、自治体から見て、どっちをとりましょうか、できれば一つにして、いいところだけまとめてちょうだいねというようなことがあろうかと思います。  ただ、そこにおいて、...全文を見る
○石破国務大臣 創生会議の構成員の選考に当たりましては、明確な問題意識を持っている方、そして長期的な視点を持っている方をお呼びしておりまして、未婚かどうか私はよく存じません、ごめんなさい。ただ、海士町の職員で、隠岐島前高校の魅力化コーディネーターとして活躍の奥田麻依子さんは非常に...全文を見る
10月30日第187回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石破国務大臣 河村委員には、党におきまして大変お世話になっております。ありがとうございます。  要は、日本国じゅう同じような景色が展開していないかということです。北海道から九州、沖縄まであちらこちら回るわけですが、どこも駅前は閑散とし、商店街はシャッターをおろし、そして観光客...全文を見る
○石破国務大臣 これは結果が全てです。そういうようないいかげんなことを考えておりません。統一地方選目当てなどという、そういうことを私どもは考えているわけではありません。  今までやってきた施策でこういう状況ですから、施策を変える、総理の言葉をかりれば、異次元というものはきちんと...全文を見る
○石破国務大臣 これは理念法的な法律でございます。ですから、理念を定める、そして創生本部を中心とする仕組みをつくる、国、公共団体の責務を定めるという理念法的なものでございます。プログラムも入っております。  今までと違いますのは、国にそういう本部をつくるということ。この法案の内...全文を見る
○石破国務大臣 地域に近ければ近いほどその実情に合った政策ができますので、地方分権というのは基本的に進めていくべきものだということにつきましては、委員と私どもと立場が異なるものではございません。  ただ、地方にありますそういういろいろな国の出先機関を統合するという形、それが、二...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第7号
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○石破国務大臣 今委員がおっしゃっていただきました地域活性化プラットホーム、プラットホームというと、何か鉄道の駅かよみたいな話になるんですが、そうではなくて、仕組みのようなものだと御理解をいただければよろしいかと思います。  委員がおっしゃったように、これは非常に好評であります...全文を見る
○石破国務大臣 これは内閣全体の話でございますし、権限争いみたいなことはしたくございませんが、それは、やはり総理を長といたします内閣府が持つというのが一つの考え方だと思っております。  これは関係省庁がございますので、私がここで断定的に申し上げることはいたしませんが、委員のいろ...全文を見る
○石破国務大臣 私のもとに基本政策検討チームというのをつくりまして、いろいろな検討をいたしておるところでございますが、委員御指摘の、人口減少を踏まえた、今あるストックをどうマネジメントしていくのかということを重要な課題として取り上げております。  これは、ないよりはあった方がい...全文を見る
○石破国務大臣 委員が今おっしゃいました島根県大田市の中村ブレイス、私も、委員から教えられましていろいろなものを読みました。  ごめんなさい、まだ行っていませんが、国からいろいろ言われなくても、そこにしかないもの、そういうものがあれば、人は来るんですね。ですから、そこしかないも...全文を見る
○石破国務大臣 道州制のかねてからの御主張はよく承っております。  ただ、私が思っていますのは、主役であるべき町村長の皆さん方が一致して反対しているというのはどういうことなのだろうかということを私どももよく考えますが、どうぞ主唱しておられます御党におきましても、ぜひ、彼らが何を...全文を見る
11月04日第187回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) 総理が、この地方創生というのは異次元の取組をもって臨むというふうにおっしゃっておられます。  委員おっしゃいますように、今までできなかったからこれからもできません、だったら何が変わるんだいというお話でありまして、参議院本会議で申し上げたと思いますが、我々...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一九八八年でしたか、竹下総理がふるさと創生ということで、どんなちっちゃな村でもどんな大きな市でも一億円というのがありました。私、その頃当選一回でしたが、ばらまきという批判がありました。竹下総理は、いや、そうではないんだ。委員が御指摘のように、自ら考え自ら行...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○石破国務大臣 委員とは長いおつき合いになります、もう三十年近くになるでしょうか。いろいろな議論をさせていただいて、いろいろな御卓見には常に敬服をいたしております。  言うまでもございませんが、どんな議員を選ぶかは、そこの選挙区の有権者が選ぶものでありまして、私も、私ごとで恐縮...全文を見る
○石破国務大臣 あちらこちらで無投票というのが起こるようになりました。それは、広域合併をしたので出にくくなったということもあるのかもしれません。  合併前は、私の県でも、日本で一番ちっちゃな県ですが、こんな無競争なんてなかったです。ところが、広域合併してから、それだけ多くの票を...全文を見る
○石破国務大臣 おっしゃるとおりです。  これは、私も長く議員をやっていますが、地方から首長さんがおいでになる、はい、何々局長に連絡しておくということは、もう何百回やったことかと自分で思います。これがうまくいくと、あの代議士は力があるなんぞという話になって、地元でそういう話が広...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のように、平成十九年に施行されました道州制特区推進法ですが、成果が上がっていないと断定を私はいたしません。それまで国道と道道というのが、この言い方は難しいんですけれども、いわゆる県道というものが、ばらばらに管理されておったのが一括して管理されるようになりまし...全文を見る
○石破国務大臣 東北建設局が実行いたしましたくしの歯作戦というのは、実に対応として正しかったと思っております。であるからして出先機関が今のままでいいなぞということを私どもは申し上げているのではございません。ですから、結節点は少なければ少ないほどいいという見方もそれはもちろんあるわ...全文を見る
○石破国務大臣 秋田は、新幹線は走るわ、高速道路は相当整備されたわ、県内に空港は二つあるわ、食べ物はおいしいわみたいなことで、何であそこで人口の減少率が日本一なんだと。数でいえば北海道が日本一で、何で静岡が日本で第二に人が減るんだという、よくわからないことがあちらこちらで起こって...全文を見る
○石破国務大臣 これは前回もお答えをしたような記憶がございますが、再生というのは、一回だめになっちゃったものをどうしますかということなんだと思うんですね。地方創生というのは、もう一回つくり直しだ、つまり、だめになったものをリフォームするということではなくて、いろいろな価値観を転換...全文を見る
○石破国務大臣 さきの常会におきまして地方自治法改正をいたしました。御案内のとおりであります。政令指定都市と都道府県の事務の処理について連絡調整を行うために必要な協議を行う指定都市都道府県調整会議というものができましたということは、調整をしなければならぬということで会議をつくった...全文を見る
○石破国務大臣 要は、地域が使いやすければそれでいいんです。地域が使いやすいようにするためにワンストップ化ということを今回やろうといたしております。  わかりやすい例でいえば、今、熊本で、地域再生計画の作成とあわせて、コンパクトシティーを形成する、地域公共交通網を整備する、中心...全文を見る
○石破国務大臣 私は、過疎対策というのは相当において成功したのだろうと思います。  それは、うまくいかなかったじゃないかと言われますが、では、対策をやらなかったらもっとひどくなっていたでしょうという話であって、この薬を飲んでも熱が下がらないといったときに、では、飲まなかったら死...全文を見る
○石破国務大臣 民間です。民間活力が一番大事。間違いないです。  余り感激したので同じ例をいつも言いますが、その島根の中村ブレイスというのは、国からの補助金も県からの補助金も、何にももらっていないということなのですね。  今回、地方創生をやるに当たって、幾つかの原則を定めまし...全文を見る
○石破国務大臣 ありがとうございました。  道州制については、いや、それは自民党も公約しているんだからちゃんと考えなという御指摘を場外発言からいただきました。それはそのとおりでございます。  私の問題意識は、憲法に言います地方自治の本旨なるものと、この道州制というのはどういう...全文を見る
○石破国務大臣 今、総務省から答弁がございましたように、過疎地域の人口、いわゆる純粋過疎地域というんですか、これはマイナス一二・三である。これに対して、一部過疎を有する市町村の過疎区域の人口は一五・一も減っちゃったということでありますから、数字だけ見れば、委員御指摘のようなお話が...全文を見る
○石破国務大臣 そういう御指摘は当然あろうかと思っております。どこかでとめなければ、そのままどんどんと人口が流出するということになりかねないということは、やはり私は認めなければならないことだと思っております。どこでとめるかという議論はきちんとしなければならない。  これから先、...全文を見る
○石破国務大臣 そういう御懸念がないように、工夫をいたしてまいります。何か切って捨てたような答弁になって恐縮なんですけれども。  実際に、そういうところこそ支援をしていかなければならない。そういうところにそんな企業はないということであれば、これは困っちゃうわけですね。  です...全文を見る
○石破国務大臣 法人税は国税でございますから、そうすると、一国二制度みたいなことをやっていいのかいという反論が必ず出るわけで、そしてまた、既に地方へ移しているところ、既に地方で立地しているところと、これから出るというところに差がついていいのかいとか、いろいろなお話が出るわけです。...全文を見る
11月07日第187回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりましたまち・ひと・しごと創生法案及び地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、まち・ひと・しごと創生法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  我が国における急速な少子高齢化の進展に的...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 中原議員から、二問御質問いただきました。  まず、地域の特性に即した課題の解決に対する支援についてのお尋ねであります。  地方には、農林漁業、観光業など、地方ならではの魅力を備えつつも、その潜在力をまだまだ発揮できていない分野もあると考えております。地...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 横山議員から、三問の御質問を頂戴いたしました。  まず、日本版シティーマネジャー及び地方創生コンシェルジュについてのお尋ねであります。  日本版シティーマネジャー制度は、原則人口五万人以下の市町村の御希望に応じ、強い意欲と能力を持った国家公務員や大学研...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 儀間議員より、まち・ひと・しごと創生法案の実効性確保のための地方への統治機構の移譲と財源移譲についてのお尋ねをいただきました。  地方創生を進めるに当たりましては、その地方のことを一番知っている地方自らが地域の特色を最大限生かした取組を行うことが重要であ...全文を見る
11月10日第187回国会 参議院 地方創生に関する特別委員会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) ただいま議題となりましたまち・ひと・しごと創生法案及び地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  まず、まち・ひと・しごと創生法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国における...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) もう後がないと申し上げているのは、何も誇大宣伝をしているわけでも何でもございませんで、これは委員も御経験になっておられるかと思いますが、限界集落を通り越して集落が消滅しているという例をたくさん見てまいりました。そして、それが増田レポートに指摘をされておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員も市長をなさっておられたので、一番よく御存じのことだと思っております。  これ、今一・八という数字をお使いになりましたが、それは、かつてのように国が産めよ育てよみたいなことを申し上げるつもりは全くございません。今の若い方々は、結婚したくないとか子供が...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 例えて言えば、結婚が可能となる年収水準を実現する安定的雇用を目指した取組の推進を通じて、若い世帯の経済的安定を図る。社会全体で費用を負担する子ども・子育て支援新制度の円滑かつ持続的な実施などを通じて、子ども・子育て支援の充実を図るなどの対策が考えられます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、委員も北陸でいらっしゃいますからコマツの例はよく御存じで、ここで私があえて繰り返すことはいたしません。YKKもそうでございます。コマツの話が極めて有名でありますが、まさしく富山県、YKKグループは平成二十六年度末までに東京本社から同社の生産拠点であ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 六次化というのは、一掛ける二掛ける三は六だとか、一足す二足す三は六だとか、まあどっちでもいいんですが、いかにして付加価値を上げるかということが極めて重要で、なおかつ生産者がどれだけ利益を手に入れることができるかという意味でも極めて重要なものだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは是非この委員会において御議論をいただきたいことだと思いますが、世界中木の切り過ぎで困っているんですけれども、日本だけが木の切らな過ぎで困っているわけですよね。一年に成長する木の量だけで大体一年の需要が賄えるなんというような国は世界中どこを探してもない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘の趣旨を踏まえまして、今年から、より地方の個性を尊重する観点より、国から地方への事務権限の移譲等を含め、地方分権改革について広く地方から提案を募集する提案募集方式を導入したというのは御案内のとおりでございます。  地方分権改革の推進は政府の最重...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま提案いたしました法律の中には、地方において、各自治体において地方版総合戦略を作ってくださいということを、少し珍しいのですが、努力義務にしておるわけでございます。それは、自由に使えるお金がたくさんあった方がいい、それはそのとおりなのですが、それが何に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私、全国を回っていて、昨日は鹿児島にいたんですけれども、鹿児島の鹿屋市というのは大隅半島のかなり先の方にある、かなり交通不便なところですが、そこにおいて見事に集落を再生したというところがあります。そこはやっぱりそういう人がいるんですね。補助金もらわない、自...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その御理解で結構です。  ただ、人口減少を止めるためにはどうすればいいか、それから、増田レポートのコアの部分は、二〇四〇年になると二十代、三十代の女性の数が何人になりますかというのがあの立論のコアにあるわけで、二十代、三十代の女性がお子さんを出産していた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 人が住んでいるというのは、実効支配のかなり中核を成す要素だと思っております。何をもって実効支配なのかといえば、やっぱり人が住んでいるということが極めて重要な要素だと思います。日本国中、離島なるものは六千八百四十三あるんだそうで、そのうち、じゃ有人離島は幾つ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員はまさしく地方財政のプロでいらっしゃるので、そういう御議論は是非行っていただきたいと思います。こうやって委員席を拝見いたしましても、知事をなさっておられた方、市長をなさっておられた方、地方議会におられた方、大勢いらっしゃいます。  ですから、私は、こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この話はまさにそのとおりで、地方に権限を移譲した場合に、そこにおいて確保される農地面積の総和が、マクロで見たときの国が必要とする農地面積と乖離が出た場合にどうするか、乖離が出ないような調整メカニズムをどのようにつくるのかということが議論の焦点だと私は思って...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、どこからも反発を受けないようにしようと思えば、総花的な当たり障りのないものになります。反発は受けませんが、結局どういう反応になるかというと、期待外れ、総花的、従前どおり、旧態依然とかいって、もう幾らでも批判の言葉は並ぶわけですが、当たり障りはないと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、そういう話なんだろうと思います、現場は。  今週から来週にかけて、全国町村議長大会でありますとか全国町村長大会というのがございますので、一体国は何をしようとしているのかということを御理解いただきやすいように話さなければいけないと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 冒頭、堂故議員の御質問に対しまして、地方創生というのは地方だけ良くなりゃいいんじゃないと、日本創生なのだという、かなり大げさと思われるかもしれませんが、そういう決意であるということを申し上げました。  要するに、今のシステムというのは、高度経済成長期であ...全文を見る
11月11日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第9号
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○石破国務大臣 ただいま議題となりました国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国が取り組むべき重要な課題は、成長戦略の着実な実行を図り、その効果を全国に波及させていくことにあります。そのため...全文を見る
11月12日第187回国会 参議院 地方創生に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) もう衆議院における答弁をお読みいただいたと思いますので、それを繰り返すようなことはいたしません。  この度、組織を、まち・ひと・しごと創生本部なるものをつくりましたのは、一つは全閣僚がその本部員であるということでございます。それによって、全閣僚が参加をす...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 燃える人は、まあ略称燃える人と申しますが、小泉内閣でございましたか、平成十五年度にそういうものをつくりました。三十三人を選定したものでございます。  この後新たな選定は行っておりませんが、この燃える人たちは、平成十八年に自主的に会を結成をして、京都、秋田...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは可能性としてはあり得ることでございます。そういう方々がもし御希望をなさって、そういう方面に非常に通暁された、また実践を積んでこられた方々でありますので。ただ、このシティーマネジャーという言い方が正しいかどうかは別といたしまして、それは、それぞれの自治...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは絶対うまくいくという断言はできません。それはやってみなければ分からないというのが本当のところでございます。ですが、これも、役人もいろんな役人がおりまして、良い子、悪い子、普通の子というか、いろんな者がおるわけでありまして、官僚の中にも、特に若い官僚は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳しくは存じません。こういう制度があるということは、韓国のことについて勉強しましたときに承知はいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 御指摘、誠にありがとうございました。  今回の、シティーマネジャーと言うかどうかは別にして、それは眼目は、できれば小さな自治体に出したいというのがございました。中央公務員はたくさん地方に出ていますが、それはもう何となく指定席みたいに、この県庁のこの部長は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の問題意識は前から承っておるところでございます。この法律は、基本法的な、基本法ではございませんが、基本法的なものを、性格を持っております。なぜ、的なかと申しますと、上位法として基本法があって、その下でそれに連なる法体系があるという形を有しておりませんの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、党は違いますが、意識は全く一緒です。一二〇%同意します。そのとおりです。  ですから、委員も昭和三十年代のお生まれですが、結局、成功したとおっしゃいました。確かにそうなんです。昭和四十年代から五十年代にかけての地方というのはそれなりに活力があ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) アベノミクスというものの定義はなかなか難しいのですが、大胆な金融緩和、そして機動的な財政出動というものが行われて、大胆な金融緩和によって、過度な円高、これは脱しつつあると。そしてまた、機動的な財政出動を行うことによって地域の経済というものが一息ついたという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 民主党時代に一括交付金という制度がございました。私はその制度自体を否定するつもりはございませんが、地方の方から、これ、使いにくいよねというような御指摘があったこともこれはまた事実でございまして、昨年度に廃止をし、各省庁の交付金に移行したのは御案内のとおりで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それぞれの自治体がいろんな計画を立てていただいております。それは、この法律によらなくても、それはやっているところはやっているさというお話でございまして、この法律の中で考えております総合戦略なるものは、遅くとも平成二十七年度中に、この遅くともというところがポ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりです。そのとおりです。  ですから、今まで、委員が冒頭御指摘になったように、地方の衰退というのは潜在的にあったんだと思うけれど、それを何となく非常に表面化させなかったのは企業が立地をしていたからだと思っております。電機メーカーであり自動車...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 前段に御指摘いただきました子供の数はそのとおりです。ですから、若い方々にある程度高い収入がなければ結婚はできない、でなければ子供はつくれない、そのとおりです。いかにして若い方の収入を上げるかということがポイントだというのはそのとおりでございます。  税制...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 内部留保につきましては、私どもかなり強い問題意識を持っております。  内部留保というのを子細に点検したときに、大企業と中小企業でどうなのか。何か大企業だけがため込んでいるような印象がありますが、必ずしもそうではないだろうと。中小企業が内部留保を持っている...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の県は軽自動車だらけでありまして、御指摘のように、ちょっと数字の取り方が違いますが、人口千人当たり何台ありますかというと、一位が沖縄で二百七十九・四台、二番が佐賀県で二百五十九・三台、三番が宮崎で二百五十九台、何かみんな二百五十九台みたいな話ですが、沖縄...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、済みません、委員が御指摘になりました漁業の話は、同時に、あわせて、早く漁場に着いた方が勝ちだということをやっていますと、幾らたっても燃料の消費というのは減らないと思っております。もちろん省エネ型の漁船も導入いたしますが、親の敵と魚は見たとき取れみたいな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ある程度の集約化は財政が極めて厳しい中においてやむを得ないと。ただ、そこにおいて、地域住民の方々の意向をどこまで尊重し、そしてどれだけ御理解、御納得をいただくかということだと思っております。  強制移住みたいなことはできませんが、かつて役場の支所ぐらいが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 郵便局のネットワーク、あるいは郵便局の持っているノウハウというものを更に生かすことはできないだろうかという問題意識は持っております。  郵政の西室社長ともこの間お話をしたところでございますが、地域を維持していくために郵便局はもっと活用できるのではないかと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘を非常に共感を持って聞かせていただきました。  この法律は、冒頭申し上げましたように、理念法、組織法、プログラム法、プログラムの規定が大いに足りないではないかという御指摘、そのとおりでございます。  ですから、これを作って、私は一番肝要なと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、数字は法案に書き込むものではございません。ただ、国民の方々が結婚もしたい、子供も欲しいというような、そういうような御希望をお持ちであります。政府の方からこの数字を達成せよということを申し上げるのではなくて、国民の御希望をかなえるために政府は何ができ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この一・八という数字がいろんな議論を呼んでおることは承知をいたしております。  日本創成会議のストップ少子化・地方元気戦略におきまして、二〇二五年に出生率一・八が実現し、二〇三五年に出生率二・一が実現した場合には日本の総人口は約九千五百万人の水準で安定さ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、厚労大臣から答弁がありましたように、だんだん回復傾向にはございます。ですから、今までの政策が全部駄目だったということだとは思っておりません。  ただ、先ほど来議論がありますように、地方において若い人たちに仕事がない、仕事があっても収入が高くない、仮に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 農水大臣はもういいですか。
○国務大臣(石破茂君) 済みません。余計なことを言いまして、失礼を申し上げました。  人口が減ることを前提として政策を考えるということは、今のところ考えておりません。確かに人口八千万人というのも大国です。それはそれでいいのですけれども、結局、人口がこのまま減るということになって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御通告がなかったのでお答えがしにくいところでありますが、前段のお話で鑑みれば、戦後、急に子供が増えたのは、やっぱり復員された方々がそれぞれ多かったということだろうと思います。そして、焦土と化した国土をいかにして再生させるかということがあって、それはもう社会...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 余りプライベートなことをぺらぺらしゃべるのもいかがなものかと思いますが、私、高等学校から慶應でございます。それは、幼稚園、小学校、中学校と地元でございましたが、それは、何というんでしょうか、地方というもののいろいろな苦しさ、つらさというか、父親も当時、県の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 大変お答えしにくい質問をありがとうございます。  これは、法案は、先ほど来いろんな御議論がありますように、理念法、プログラム法、組織法であって、実際にそれができるかどうかはこれからのお話でございます。解散云々は別といたしまして、何としても今国会中にこの法...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 道州制担当大臣は私でございます。置いていないわけではございません。  私は、道州制を否定を全くいたしません。ただ、道州制を導入いたしました場合に、統治機構がどう変わっていくのか、あるいは国会がどう変わっていくのか、そういうことについての更に深い議論という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方の実情に合ったお金というものを使っていただく。ざっくり言っちゃえば、自由に使えるお金がたくさんあった方が地方の創意工夫は生きる、そういうことだと思っております。  財源には限りがございますので、それをまたこれ以上大借金をするというお話にもなりませんも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは赤い紙以外には見えませんが、何となく、某国でマスゲームをやるときにそんな紙を表にしたり裏にしたのを私は見た記憶がございます。
○国務大臣(石破茂君) これは、知事を御経験の委員の御見識をいろいろと教えていただくのが私の立場なんだろうと思っておりますが、私は思うんですけれども、国や自治体が、本来個人あるいは地域がやることを、パターナリズムとは言いませんが、あれもやってあげる、これもやってあげるということで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どういうものをモデルとするかという御質問でございます。  それは、やはり自治体において創意工夫を凝らした自治体というのがございます。それはもう全国に成功例の自治体の例もございますので、そういうものを参考にしてやっていきたいと思いますし、それからもういつも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、地方は物価が安いですから、五百万というのはもう、私の鳥取県でもそうですが、五百万というのはすごい高額所得者であって、余り見たことがございません。  地方において物価が安いということを勘案をいたしますと、やはり三百万ないし四百万というのは実現したい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 是非、委員に教えていただきたいのは、何で秋田が人口減少率全国一なんだろうかというのが、私はそれがいま一つよく分からないんです。  秋田はよく行くんですが、我々、日本海側の中で秋田というのは極めてユニークなところで、日本海側はやや地味で暗いとかいう印象を持...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、いろんな掛け声があり、いろんな政策をやっても実現しないのは、それを実現しなくても困らない状況があったからではないのでしょうか。  私は、やっぱりそこを見据えないと議論はおかしなことになると思っておりまして、掛け声はいろいろありました。私が高校生の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 少し言葉が足りなかったかもしれません。  少子高齢化というのを一くくりにするなというのが、私は増田レポートから受けた一番の教訓でございます。子供は生まれなくなったけれど、これは、高齢者の方々が長生きをしていただけるようになった、だから人口が減るように見え...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私自身、政調会長時代、あるいは幹事長時代に沖縄には年に十回近くお邪魔をしたと思っております。  いろんな会で申し上げるのですが、沖縄は日本の中で唯一、二〇二五年まで人口が増え続けるのであると。そして、成長著しいアジアに一番近いのである。そして、皆様方の御...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全日空の取組ということでどれだけ取扱量が増えたかということは私もよく承知をいたしております。これは、成田、関空の次でしたか、委員御指摘のように第三位でありますし、まだこれからも伸びるだろうと思います。ですから、第二滑走路というものも急いでいかねばなりません...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ここ数十年政権を担当してきたのは我が党でございます。今起こっているのが地方の疲弊という現実であって、我々地方から選出をされております議員は常に地方の発展とか地域産業の振興とかいうことを訴えてまいりました。それが実現をしていないことについて、我が党に責任がな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員とは、麻生内閣で農水大臣を務めておりましたときもこのような議論をさせていただきました。  今、委員が冒頭に選択的拡大ということをおっしゃいました。選択的拡大というのは本当に実現したのだろうかといえば、私は不十分だったと思っています。選択的拡大が企図し...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘の全国町村会によります農業・農村政策のあり方についての提言というのは、私もいただいてすぐに熟読をいたしました。そこにおいて書かれております農村の価値というのは、あそこに記されているとおりでございます。  提言におきましては、農村の価値として、生存を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは誇りじゃないでしょうか。  そこにそういうものがあるということ、そこに住まうということ、だから農業なんてね、農村なんてねという話をする人がいますが、そこに住まい、そこでいろいろな活動を営むことに対する誇りが持てるというのがこれの、世界農業遺産の持っ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 家族経営の形態を私どもは決して否定をいたしません。それはそれで伸ばしていくべきものだと思います。  同時に、いかにしてコストを下げ、いかにして付加価値を上げるかということにふさわしい、そういうような経営形態も模索をしていかなければいけません。
○国務大臣(石破茂君) そのとおりです。
○国務大臣(石破茂君) それは、いたずらに規模の集積というものにのみ特化して政策は進めるべきものではありません。  しかしながら、ある程度規模の集積をしていきませんとコストダウンができませんので、それは連担化というものを進めていかなければならないものでございます。そこにおいて、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、農水省を中心といたしまして、その地域地域に合った政策というものができるだけ用意されるようにしていくということだと思います。  しかしながら、それが国として守っていかなければならない自給力の維持ということにつながるものでなくてはなりません。私は自給...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、予算委員会あるいは農水委員会等で西川大臣が答弁をしておられるとおりだと思っております。きちんとした米価下落対策というものを講じるということによって、そういうような事態が生じないようにしていかなければなりません。  と同時に、やはり打撃を受けるのが大...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 経済連携の推進に当たりましては、地方の産業の存立及び健全な発展を含め、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めるということにより、国益にかなう最善の道を追求していくという考えでございます。  それは、農水省におきまして、このTPPあるいはEPA、締結した...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の答弁の仕方が悪かったのかもしれませんが、これから検討するなんぞと悠長なことを言っているわけではございません。  これは、西川大臣が自由民主党のTPPの委員長であり、私が党の幹事長でありましたときも、本当に密接に連絡を取りながら、どの方々にどれぐらいの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) 邑南町の取組に学ぶべき点は私どももきちんと学ばねばならないと思います。B級グルメばやりですが、いや、そうではないと、A級のものでなければ人は来ないのだということは立派な哲学だと思っております。邑南町というのはかなり交通不便なところでありますが、交通不便でも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはやはり農地であれ海であれ森林であれ、森林だって日本の面積の六七%を占めておるわけでございます。やはり日本の一番の礎というのは農村であり漁村であり山村であると。そういうものが崩壊し衰退しないようにするのは、与野党とか関係なく日本の国の政治家の務めだとい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございます。  官僚の言うとおりにやっていれば大臣というのはある程度カンファタブルに過ごせるところがありまして。それはそうなんです。私も防衛省あるいは農林水産省で大臣やりましたが、これはおかしい、これは改めよと言うと、そうではありません、なぜな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、ほかの大臣は私よりもはるかに見識もあるし、信念もある方だと思っておりまして、それはもう総理がそういうような見識でお選びになったものだと思っております。  そこは、やはりそれだけこちらも勉強していかなきゃいかぬわけで、官僚というのは武器は予算と法律...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございます。  私はこの夏、シンガポールへ参りまして、リー・シェンロン首相やあるいはテオ・チーヒン副首相、随分長い時間議論もいたしてまいりました。やはり、あの国はもちろん都市国家でございますので、国会議員がイコール県会議員、市会議員みたいなもの...全文を見る
11月13日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 これは、国家戦略特別区域法に定められたとおりでございます。  委員御案内のとおり、大胆な規制・制度改革を通して経済社会の構造的改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力の強化とともに、国際的な経済活動の拠点の形成を図り、もって国民経済の発展及び国民生活の...全文を見る
○石破国務大臣 公教育、とりわけ義務教育は、教育の機会均等と教育水準の維持向上を図り、将来の日本の人材を育てるために極めて重要なものであります。委員の御認識のとおり、公教育の意義、義務教育の意義というのは強調し過ぎてもし過ぎるところはございません。
○石破国務大臣 いろいろな議論が行われているわけでございますが、公設民営学校に係ります検討は、運営のための方法論を議論したものでございます。公教育、公立学校制度そのものが岩盤規制というような、そういうような表現をもってなされるものだとは私は認識をいたしておりません。
○石破国務大臣 委員御指摘の事項は、この夏に追加の規制改革事項を募集した際に提案をされたものでございますが、提案を募集するに当たりましては、営業上の秘密などを理由に提案内容について非公表を希望する方は申し出ることができる旨定めているものでございます。  そういうことで、これを前...全文を見る
○石破国務大臣 それはその場になってみなければわかりませんが、それが自分の思っていたことと違う、それが人材を雇用するあるいは募集するに当たって自分が考えていたようなやり方と違うというようなことか。しかし、行ってみたけれどもだめだったというのは、余りそういうことはあっていいことだと...全文を見る
○石破国務大臣 それは、どういう有識者を任命するかといえば、産業の国際競争力の強化等に関しすぐれた識見を有する者として任命をしているものであって、個別の企業の利益のために調査審議を行っているものではない。  要するに、委員御指摘のような、そういうような行いをするような者であれば...全文を見る
○石破国務大臣 一般論で申し上げれば、このような規制改革事項を提案した会社等がその規制改革を活用して特区内の事業を行うということは、何ら妨げられるものではございません。
○石破国務大臣 これは、議員のその御認識というものは承知をいたしております。恐らく今までも議論があったことかと存じますが、諮問会議の運営規則におきましては、「会議に付議される事項について直接の利害関係を有する議員を、審議及び議決に参加させないことができる。」ということになっており...全文を見る
11月14日第187回国会 参議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) ありがとうございました。  是非、委員各位にもお考えをいただきたいと思うのですが、今、高野委員から御指摘があったように、日本国中の六七%は山林です。町村によっては八割九割が森林というところがあって、ここをどう再生するかということが地方創生の一番大きな鍵だ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございました。  CLT、すなわち直交集成板、クロス・ラミネーテッド・ティンバーと申しますが、これは何がいいかって、木ですから、コンクリートよりも軽いわけで、建物は重量が軽くなります。したがって、基礎工事は簡素化できます。そして、シンプルな施工...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、これに中身がないではないかという御指摘は、私どもは謙虚に承らなければなりません。  基本法的なものでございますので、理念、組織、あるいは国、地方公共団体等の責務を定めたものでございます。ただ、私は、やはりこれを法律によって組織を定める...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国民の皆様方は、結婚したくないのではない、結婚したいなと思っておられる。子供が要らないのではない、子供は二人以上欲しいなと思っておられる。じゃ、何で結婚したいのにできないのか、子供さんが二人以上欲しいのに持てないのかといえば、それは所得が少ないからでござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、民主党の一括交付金の在り方を否定をするものではございません。ただ、もっと使い勝手のいいものはないものかということで自治体の側から御要望がございましたので、今このような形でやらせていただいておりますが、これが最善と言っているわけでもございません。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、これだけが理由だということを断定的に申し上げるだけの知識を持ちませんが、恐らくは少子化対策に十分な予算を充ててこなかった。家族政策に充ててきた予算は他国に比べてかなりウエートは低いというのは事実としてございます。その分、高齢者の方々に対する対策とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはやはり、教育費が非常に掛かると。日本の場合になぜ教育費がこんなに掛かるのかというのはまた、ここでする議論ではございませんが、とにかく教育費が非常に掛かっている。そうすると、お一人目、お二人目、三人目というようなことで教育費が物すごく掛かって、それが子...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 大胆な金融緩和によって過度の円高水準は脱しましたと。そしてまた、株は上昇に転じましたと。機動的な財政出動によって、地域によって経済は好転してきましたということでございます。  ですから、アベノミクスなるものによって、日本全体は少なくとも過去のあのどうにも...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全くお説のとおりで、企業の地方分散というのを我々はお願いしているわけですね。コマツのみならず、YKKのみならず、企業というものはなるたけ地方に分散してくださいねということを言っておきながら中央が何にも移転しないんだったらば、誰もこんなものは本気にせぬですよ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは委員がもう市長として八女市の経営を行われ、そしてまた、青年市長会の会長として多くの若い市長さん方といろんな議論を積み重ねてこられた大きな経験の上におっしゃっておられることですから、私は本当に承るしかございませんが、いいこともいっぱいありました。いっぱ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは昔から言われている話で、ストロー現象とかバキューム現象とかいって、そういうふうに交通網が整備されたことによって寂れちゃったところというのは山ほどあるわけでございます。  ですから、当たり前の話ですが、どこにでもあるというところであれば、高速交通体系...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いいものはいっぱい日本国中にあるのですが、それに対してどう一工夫するかということと、どうやってこれを世界に発信をするかということなんだと思います。  委員各位御案内のとおり、日本が貿易で赤字なのはイタリアであり、そしてまたフランスでありということになるわ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 定住人口はそんなに簡単には増えません。とすれば、いかにして交流人口を増やすかということを考えるときに観光というのは一番大きなキーワードになるはずでございます。人は来るけど、落ちるのは金ではなくてごみではあるということになると、それはどうにもならぬわけで、ど...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは本当に何が一番いいのか。私、昔、運輸委員長をしておりましたときにそういう話を考えたことがありまして、何が一番そういう方々に、地域にふさわしい交通手段なのか、モーダルシフトというのをどう考えるべきなのか。鉄道であり、あるいは飛行機であり、自動車であり、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 日本語はなかなか難しいのでありまして、地方中枢拠点都市圏、都市雇用圏、高次地方都市連合、何がどう違うんだというのは聞いて分かる人はまずいないと思います。何が何だか分からない概念をいっぱい作って、それはもう紙の上ではきれいに整理ができるのかもしれませんが、実...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 極めて難しい御質問で、私自身はいたします。いたしますが、この仕事に就きまして以来、めったにやることがなくなりまして、もうここ十年ぐらい、最後にやったのは、どこか外国でお休みの日に、出張しているときに、これも向こう、何しろ相手いませんので、そのとき、もう十年...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御通告をいただいておりますゴルフ場の数というものにつきましては、全国で二千四百八というのが平成二十四年度道府県税の課税状況等に関する総務省調べというところから出ておるものでございます。  済みません、ゴルフする人がどれぐらいいるのかというのは、大体百万人...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 多分、両手で数えられるよりもちょっと多いかなという感じじゃないんでしょうか。ざざざっと考えてみて十三、四かなというふうに思いますが、それ以降もっと増えたかもしれません、なくなっちゃったのもありますので、最近やりませんのでちょっと正確な数字はお答えいたしかね...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘ありがとうございました。  要は、そういうところほど弱小自治体が多いわけで、そこの減収分をどうするんだということについて、これから先、総務省において議論が更に煮詰められるものだというふうに承知をいたしております。  私の選挙区もそうですが、そうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどの野田委員の御質問でしょうか、お答えをいたしましたが、お金はいつまでもどこまでもあるものではないというのは実際そうで、地方自治体にとって自由に使える交付金を増やしてくださいというのが御要望です。それはもうよく承っております。しかし、その財源をどこから...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、事務方からお答えを申し上げましたが、都市再生政策というものを考えますときに、これは東京に限らず、広く全国の地方都市も含めて支援をしているものだということです。  今回の地方創生なる取組は、東京を更に安全で安心で活力ある町にしていくということも目標とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、この地方創生というのは東京の魅力を減殺することを目的といたしておりません。東京は東京なりの魅力というものを高めるということは極めて重要なことであります。私ども地方の人間からすれば、羽田からレインボーブリッジを走るときに見る光景は、これは本当に同じ国...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国交大臣おいでですが、御指名でございますのでお答えいたします。  それは、地方がそこだけ、ここだけというものをつくらないと、そうなります。ですから、先ほどお答えをいたしましたが、ほかの委員の御質問に、高速交通体系が整備されたことによって衰退したところは山...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのリニアに当たりましてはいろんな議論があるということは当然のことでございます。  リニアがもうとにかく東京からあっという間に大阪まで行くのは、大阪まで延伸するとしての話ですが、結構なことですが、今委員が御指摘の問題、駅といっても、要は入口があるだけの話...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) リニアというものが地方の活性化に資するように、これから様々な議論をしていかねばなりません。
○国務大臣(石破茂君) 理論的に言えば、まず仕事があって、そこに人が来て町ができると。理屈からいえばそういうことです。
○国務大臣(石破茂君) 済みません。理屈からいえばという何か切って捨てたようなことを言いましたが、要は、まち・ひと・しごとというのは、まあこれが一番言いやすいので、しごと・ひと・まちとか言うと何かこう、要するに言いにくいなというところがあって、まち・ひと・しごとと言っていますが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、中の人が気付かない魅力というのは、外から見ると分かるものだっていっぱいあるんだと思います。そこにいる人は何だろうねこれはと思っていても、外から見ると大変に価値のあるものだったりするということはございます。  ですから、先ほど世界中から人が集まる居...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 訳の分からない人はいない方がいいのですが、それを選ぶのは有権者の方々がお選びになるのだと思います。  これはもう、ここでお答えすることがふさわしいのかどうか存じませんが、議員の数をどう減らすかという議論は、数を減らせばそれでいいのかというとそういう話では...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どの所得の層の方の所得を増やせば消費が伸びるかということにはよく注意をする必要があるんだと思います。やはり、所得が一千万を超えた方々の所得を増やしても、それはなかなか消費に回るものではございません。やはり、所得が二百万、三百万という、これから先、所得を増や...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、純粋に数字だけで見ましたときに、これはいつかこの委員会でお答えをしたことがございますが、円安になって大企業がもうけておる、内部留保が多いではないかというお話をよくいただきます。数字から見ればそうなのですが、その内部留保なるものは、製造業とその他でか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のとおりで、まだ人がたくさんいて元気いっぱいだった頃に、いろんなところにいろんな施設を造って、あの町に体育館があるんだったらうちの町も負けちゃならぬみたいなことでまた立派なものができる、そうであれば負けじと立派なものができる。だけど、人口が減っちゃう...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今までやってきたことが全部間違いだったとは私は思いません。ただ、私は、昭和四十年代から五十年代にかけて、私の記憶では一時期地方がすごく元気だった時代はあったと思います。委員の御地元富山におかれましても、私の鳥取においてもそうですが、今ほど新幹線も、飛行機も...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私はGDP至上主義には立ちませんので、その地域において数字には表れない幸せというのはあるんだと思っております。それはある意味GDPを拡大させないかもしれないけれど、その地域において人が定住し、そこで経済が循環しということは、それはあるんだろうと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、田園回帰をしておられる人々も幾つかの層に分かれるんだと思っております。  これは前も御紹介したことがあるかもしれませんが、東京圏で地方に行きたいねという方を分析してみますと、五十代の男性というのが一番多くて五〇%。半分が地方に暮らしたいというんで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) おっしゃるとおりでございます。  ですから、権限も財源も地方に渡す人間も、それは基本的にはそうなんです。そうなんですが、それと同時に責任も渡すということでなければいけませんで、どうやってその税金がきちんと使われたかという検証ができるかどうかというシステム...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 解散については、私が申し上げることではございません。
○国務大臣(石破茂君) それは、本日の一番最初の質疑が高野光二郎議員の御質疑でしたが、地域に本当にきちんと根を張り、地域にきちんとお帰りになり、そして地域のことを通暁せられた委員の方々からいろんな御意見が出ております。私ども政府が全て知っておるわけではありません。やはりこの委員会...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その御理解で結構です。
○国務大臣(石破茂君) それは、私は去年の十一月にこの増田さんのレポートの原型が雑誌中央公論で発表されたその日に読みました。で、翌年というか今年ですが、一番最初の衆議院の本会議の、私、幹事長として代表質問に立ちましたので、そこでも取り上げました。  私、これはいろんな御意見はご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一言で言っちゃえば、世の中が変わったのにシステムが対応できていなかったからシステムを変えましょうというのが私は答えだと思います。  つまり、二十世紀型の日本というのは、冷戦構造がありましたと。まさか中国の製品がこんなに山ほど入ってきて中国やインドと競争す...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは道州制の議論とこんがらがると話がややこしくなるんですが、やはり国が本来やるべきは外交であり、安全保障であり、財政であり、教育の基本だと思っております。それ以外のことは、地方の方が地方のことをよく知っているわけですから地方がやった方がいいに決まっている...全文を見る
11月19日第187回国会 参議院 地方創生に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のとおりです。  二十七年度、すなわち来年度は初年度でございますので、中央の職員あるいは大学の研究者、民間のシンクタンクの方々等々、まず百人ぐらいがもうぎりぎりいっぱいかなというふうに私自身は思っておりますが、民間の人、民間企業にいた人、そうい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この田舎で働き隊というのは私が農水大臣のときにつくった事業でありますし、地域おこし協力隊は増田寛也さんが総務大臣のときにつくったものでありまして、別にその二人でやっているからという話じゃありませんが、これ何か一つにならないかねという話なんですが、この地域お...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のとおり、二十世紀型のモデルから二十一世紀型のモデルというものを我が国がつくっていかなければならないと思っております。我が国は課題先進国でありますだけに、その解決をどこよりも早く示すことが、我が国が国際社会に対して果たすべき責任だというふうに私は...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この法案、今御審議をいただいておりますが、この法案の中には、それぞれの市町村が五年後を目途とした総合戦略を立てていただくということにいたしております。  繰り返しになって恐縮ですが、本当にあちらこちらで文化を中心とした町づくり、それは日本国だけにとどまる...全文を見る