石破茂

いしばしげる

小選挙区(鳥取県第一区)選出
自由民主党
当選回数12回

石破茂の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石破国務大臣 この構想の土台をおつくりいただいた新藤先生の御指摘のとおりであります。  ともすれば、今までは、なるべく国の補助金の中で金額の大きいもの、補助率の高いもの、自己負担の少ないもの、ところが、そこは、地域に合うかどうかというよりも、金が大きくて自己負担の少ないもの、...全文を見る
○石破国務大臣 私の言い方でそういうような受け取り方をされるところがあるとすれば、不徳のいたすところであります。  これを出しましたときに出た反応は、時間がない、金がない、人がない、情報がないというようなことがありました。  ただ、委員がきょうの質問の冒頭におっしゃったように...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石破国務大臣 会計検査院の指摘は、真摯に、謙虚に受けとめなければいけないと思っております。  地域再生計画というものの使い勝手がいいか、それぞれの自治体によく周知徹底しているかというと、まだまだ不十分なところがあろうというふうに私自身は認識をいたしております。  それぞれの...全文を見る
○石破国務大臣 これは、私どもの説明の仕方をもっと工夫しなければいけないと思いますが、結局、国の補助金のメニューにないもの、しかし自治体がやりたいものというのがあります。そういうものに対しまして自由に使える、そういう交付金を用意させていただきました。  そうすると、上から目線と...全文を見る
○石破国務大臣 要は、どっちが国のためになるかというお話でございます。  省庁間の調整も大事でしょう。国会議員の先生への根回しも大事でしょう。しかし、何よりも大事なのは、現場に近い感覚を行政が持つということではないでしょうか。それができるかできないかは、まさしく野党の先生方も、...全文を見る
○石破国務大臣 石田委員には、自由民主党の中で地方居住推進議員連盟の会長を務めていただいて、昨年貴重な御提言をいただきました。それぞれ全面的に共感するものばかりで、政府として、その実現のために努力をいたしたいと思っております。  民間企業の地方移転について、先ほど例にお挙げにな...全文を見る
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) この合区につきましては、政府として異存がない旨表明をしておるところであります。  これは、私も閣僚としてそれに加わっておるわけでありまして、感想を述べる立場にはございませんが、これはずっと私も考えていることですが、委員がお触れになったかどうかは失念しまし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員が先ほど御紹介いただきました細川内閣時代の選挙制度改革のときに、このお話は随分議論した覚えがございます。  つまり、国会議員は全国民の代表者なのであって地域の代表者ではないということであるならば、地方分権ということがきちんとなされる、地域の利益は地域...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) これは、責任は運転者が負うということになっております。これは挙証責任の転換がなされておるものでございまして、今回のこのような事案におきましても、それはいささかも変更はございません。条約の方が優先するというふうに考えております。法律よりも条約が優先するという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 現在、地域を指定してやっております。それは、復興の地域等々、そういうようなことに着目をして地域を指定をしておるものであって、全国どこにおいてもということも、それは理論的にはあり得ないことではございませんが、今回この地域において行っているものでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、別に偽りの看板を掲げておるわけではございません。  これは、我が国が主導してジュネーブ条約というものについて働きかける、改定を行うということも当然やっていかねばならないことであります。ただ、事が歩行者の安全、全体の安全に関わることでございますから、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、御説明の仕方が悪いのかもしれませんが、レベル3においてきちんとした知見を得たい、どのような状況で例えば歩行者がどのように出てくるか、あるいは対向車がどのように動くかということをきちんと実証した上で、なるべく早くレベル4に移っていかねばならない。...全文を見る
01月21日第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) スケジュールにつきましては、今委員御指摘のとおりでございます。有識者の御意見も承りながら、今年度中に総理を長といたします地方創生本部で決定をいたしたいと思っております。  これ、中央省庁の移転ですが、民間の方々に移ってくださいと言っておいて中央政府が何も...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のとおり、会計検査院の報告書に記載されました目標の達成状況、達成された目標は五一%ぐらいのことであります。これは、やはり中間目標というものをきちんと設定しないとまずいのだろうと思っておりまして、平成二十六年の十二月にそのようにしたところでございます。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方創生というのは、国の、例えば国交省なら国交省、農水省なら農水省、経産省なら経産省、こういうような補助事業がございますと、さあ、この中からお選びくださいということを改めようとするものでございます。それを全部やめるという話じゃありませんが、この中から、どれ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、危機管理に関してとか対面業務とか、そういうことが重要であることは言うまでもございません。  ですから、消費者庁における危機管理とは何だということを考えたときに、例えば防衛省・自衛隊とか警察のように、実動部隊を動かさなければ危機管理ができないという...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 理屈で申し上げれば、建物というか組織を移転をすることと地方分権が論理的に一致をするものではございません。それは、権限というものは今のまま持ちながら移転をするということを考えておるものでございます。  じゃ、地方分権はやらなくていいのか、そんなことは全然ご...全文を見る
01月28日第190回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 寺田典城議員から三問頂戴をいたしました。  まず、地方分権一括法案についてのお尋ねについてであります。  地方分権改革につきましては、国が選ぶのではなく地方が選ぶことができる改革を目指し、地域の発意や多様性を重視した提案募集方式を導入しておるところであ...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○石破国務大臣 政府機関には、中央省庁の部分と研究、研修機関とございます。これはそれぞれ役割が違うものでございますが、最終的に、三月の末までに総理を長といたします地方創生本部で決めてまいりたい。  これは今までと違いまして、それぞれの地域から、道府県から御希望を出していただいて...全文を見る
○石破国務大臣 松浪委員から貴重な御示唆をいただきました。厚く御礼を申し上げます。  確かに、委員御指摘のとおりの経緯で、最終的には予定よりも早く、二〇一〇年には約二万人の政府職員が地方に移転をいたしております。それは、例えば防衛省の調達部門であるとか、あるいは統計庁であるとか...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。突然のお尋ねで恐縮でありますが。  あの当時、もう今から三十年近く前のことでございます。ユートピア政治研究会とか、今は懐かしい鳩山由紀夫さんなぞという方がおられましたが、あるいは、政治改革を実現する若手議員の会とか。あそこの議論は、そもそも何でこんな...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石破国務大臣 それは、物理的にそういう建物が移転するというのもあります。あるいは、機能の一部が移転をし、人が移転をするというのもございます。ですから、物理的に建物並びに人々が全部、よいしょと言ってどこかへ移るということだけが移転ではございません。  それから、例えば、それぞれ...全文を見る
○石破国務大臣 そういうことが全くないとは申しません。ですから、人が一人も移転しないが機能は移転をするということがゼロとは申しませんが、政府の中央の機関にいたしましても、あるいは研究、研修にいたしましても、人が全く移らないということは現実問題としては考えにくいことだと思っておりま...全文を見る
○石破国務大臣 これは、会見等々でいつも申し上げておりますが、政府の恣意性というものでやるものではございません。有識者の方々の御意見を承りながら、三月末までに総理大臣を長といたします地方創生本部で決定をするということになっております。  この時点で、何人ということを私から申し上...全文を見る
○石破国務大臣 それは、委員も御案内のとおり、研究、研修機関と中央省庁、これはまた別のものでございます。  研究、研修の場合には、そこで産業が集積をしているとか、例えば群馬大学なら群馬大学、どこでもよろしいのですが、そこにおいてそういう学問の基盤があり産業の基盤があるというとこ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、一つに一人とすれば五十二人という話になりますわけで、やはり、一人も行きませんねというのは、羊頭狗肉とは申しませんが、一体これは何なんだろうかねというような話にもなろうかと思います。  ただ、数を動かせばそれでいいというお話ではなくて、そういう委員御指摘の...全文を見る
○石破国務大臣 規模感というのはこれから決めることになります。ですから、それは、シャビーだとか、しょぼいとか、委員のお言葉をかりればそういうことになりますが、実際にそれが移ることによって、広島の醸造研究所なんてまさしくそうです。それから、そこは、そこの産業とか文化とかいうものがシ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、私は、御指摘を全面否定するつもりはございません。そんなことを言ったら、地方にそんなところはないじゃないのと言われれば、そういう話になるわけでございます。群馬においてもしかりですから、では鳥取県なんかはどうなるんだみたいな話になるわけでございます。そんなこと...全文を見る
○石破国務大臣 委員が最初に御指摘の、出せと言っておいて、出してきたら何なんだと説教するような、そんなのは決していいことではございません。それは、持ってこられたら、ありがとうございましたから始めなければいけないのは当たり前のことだと思っております。  まず、本邦初演でございまし...全文を見る
○石破国務大臣 これは別に政治力は関係ございません。  私は、これをやるに当たって、とにかく政治力とか口ききとか、そういうことは一切やってはならないということは何度も申し上げましたし、何で有識者会議を入れたかといえば、そこは、例えば宮崎先生からお声がかかったのでとか、そんな話に...全文を見る
○石破国務大臣 私も地方紙は全部目を通しております。  私どもは批判を受けるのが仕事でございまして、褒めていただけるなぞということは私も今まで経験したこともございませんです。御批判はやはり虚心坦懐に承らねばならないというのは、先ほど申し上げたとおりであります。  これで終わる...全文を見る
○石破国務大臣 それは委員御指摘のとおりであります。  邑南町というのは竹下予算委員長の選挙区でありますが、私も伺ってみました。ここは三つあって、日本一の子育て村をつくりたいんだ、そしてまた二つ目はA級グルメ、B級グルメじゃなくてA級グルメのまちづくり、そして徹底した移住者のケ...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○石破国務大臣 私も、人口五十八万人を切っている鳥取県が選挙区で、そこへ住まっておるわけでありますが、それは一概に言えないと思っています。  今委員が御指摘の、例えば、今、高校を出て大学に進学する方々が六割強とか七割弱とかいらっしゃるわけですが、それぞれの地域にそれを受け入れる...全文を見る
○石破国務大臣 最賃の決め方につきましては、先ほど来厚生労働大臣がるる答弁をしておるところであります。  私は、デフレでがんがんと物の値段が下がっておるというときに、売り上げも伸びない、物の値段も下がる、そういう状況において最低賃金だけ上げるということは、それは政策の整合性とし...全文を見る
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石破国務大臣 これは、明治以来こんなことをやったことがありません。そして、まさしく委員がおっしゃいますように、地方から、これをここへ持ってきてくれと。それは、地域の発展のみならず、中央政府の行政ですから、日本全体のためにもなるということを地方から言っていただくということが今回の...全文を見る
○石破国務大臣 アメリカでは、ここ十五年ぐらいの間に総収益が四倍になったということを聞いております。日本は全然変わっていない。このことはよく我々も認識をしなければいけないことだと思います。  委員の今の御指摘は、例えば徳島インディゴソックスのような独立リーグとの関係をどのように...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○石破国務大臣 古色蒼然かどうかは別として、竹中委員にお願いをしておりますところは、すぐれた見識を持たれた方ということで、任命をし御意見を承っているところでございます。  養父市の議論は今委員から御指摘があったとおりですが、竹中委員としては、経済社会の構造改革の推進の観点から述...全文を見る
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石破国務大臣 委員御指摘のように、今回の中央省庁の地方移転というのは、それぞれの地域からの御希望というものをまず最優先に考えております。  復興庁の場合に、福島から御要望がございませんでした。私どもにおきまして、岩手、宮城、福島、それぞれにワンストップで対応できる復興局という...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のように、設置法に所在地が書いておるわけではございません。それはほかの省庁も同様でございます。  今回の政府機関の地方移転につきましては、総理を本部長といたします、まち・ひと・しごと創生本部、ここで決定をすることに相なっております。総理の御一存というよりも...全文を見る
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○石破国務大臣 御指摘ありがとうございます。  文科省、経産省とも協力をいたしまして、先導的な技術開発プロジェクト、これを毎年二百程度、五年間で千事業やりたいというふうに思っております。  フラウンホーファーというのは、要は、一九四九年に設立されたもので、歴史と伝統が相当ある...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第2号
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○石破国務大臣 地方創生担当大臣、国家戦略特別区域を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本列島改造、田園都市構想、ふるさと創生など、歴代内閣は地方の発展を大きな政策テーマとして掲げてまいりました。しかし、現内閣が重要政策の一つとして進めております地...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○石破国務大臣 今、私から、あるとかないとか、断定的に申し上げることはできません。  経緯は、今委員がおっしゃったとおりであります。相模原の皆様方からも反対の御要望も私は頂戴をいたしております。私は相模原も各務原もよく知っているつもりなのですが、経緯は、委員御案内のとおり、おっ...全文を見る
○石破国務大臣 昨年三月から八月まで、地方移転について地方からの御提案を募集したものであります。  徳島県から平成二十七年八月末日に内閣官房に提出された独立行政法人国民生活センターに係る地方移転の提案関連文書では、委員御指摘のように、同センターの現所在地として「東京都港区(東京...全文を見る
○石破国務大臣 今後、そのような予定はございません。
○石破国務大臣 前の御質問で、少し自治体に対して失礼ではないかという御指摘、それは謙虚に、真摯に承らねばならないことだと思っております。  まち・ひと・しごと創生本部で自治体の方々がそういう不快な思いをされたとすれば、それは全て私の責任に帰するものでございまして、おわびを申し上...全文を見る
○石破国務大臣 三月中に、もうすぐ三月でございますが、総理を長としますところのまち・ひと・しごと創生会議で決定をするものでございます。ですから、まだそこに至っておりませんので、今確たることを申し上げることはできません。  ですから、三月の時点で、まち・ひと・しごと創生会議でどの...全文を見る
○石破国務大臣 何でもそうなのですけれども、発言の一部だけを切り取ると物事の本質を間違えることがございます。  私どもは、河野大臣と当然のことながら同じ政党に属しておりますので、一月二十日の消費者問題調査会におきまして、河野大臣の発言、全文を私は読んでみました。そうでないと、物...全文を見る
○石破国務大臣 きょうの地方創生特別委員会でも所信を申し述べてきたところでありますが、日本の国はこれからどうなるかというと、一億二千七百万人の人口がおりますが、このままの出生率、死亡率が続くとすれば、二百年後には日本人は千三百九十一万人になるわけで、三百年後には四百二十三万人にな...全文を見る
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) 昨年の十月の二十八日だったと思いますが、さいたま市におきまして東日本の地方創生連携フォーラムというのがございました。私も行ってお話をしてまいりましたが、間もなく北海道新幹線も函館まで行きますが、その会合には函館市長、あるいは東北新幹線の沿線の市長、上越新幹...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方創生におきましては、今国交大臣からも答弁がございましたが、地域間連携というのが必要だと、官民の連携が必要だと。そしてまた、政策間の連携、一つの政策だけを実現させるのではなくて、政策が複数にわたって実現されることが必要であるというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘、誠にありがとうございます。  そもそも、この東京に過度な一極集中というのを何とかしなければならぬ。民間企業も本社がこれだけ首都に一極集中なんて、世界中見てもどこにもございません。民間企業に本社機能を地方に移転してくださいとお願いをするに当たって、...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(石破茂君) いろんな大臣がおりますので、失礼をいたしました。  現在、レベル4を目指した実証実験というものを行っておるところでございます。レベル4を見据えた安全性に関するデータ収集等に必要な公道実証実験及び東日本大震災の被災地の災害危険区域における公道以外の実証実験...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) レベル4を目指してやっております。ただ、現在のところレベル4を目指してやっておる、つまりレベル4に移行すべく、レベル3の確実性といいますか、実効性といいますか、それを実証実験を行っているところでございます。今の時点で運転者が全く関与しないという形でのレベル...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 平さんは、私が最も信頼する非常に見識の高いシャープな方であります。私が最も信頼する同僚の一人であります。  平さんが言っているのは、何でもかんでもやればいいというものではないと、しかし、レベル4というものを実現するということは絶対にやるのだという強い意思...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、法律は、委員御案内のとおり、閣議決定をして内閣として出すものでございます。ですから、これは所管大臣、道路交通法であれば国家公安委員長ということになるのでしょうか、あるいはジュネーブ条約の整合ということであれば外務大臣の所掌ということに相なります。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そこを目指して政府として頑張っていかねばならぬということですので、どうぞこれからも御教示賜りたいと存じます。
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(石破茂君) 結局どこかで線を引かなければならぬということであって、ありていの言葉で言えば決めの問題ということになろうかと思っております。  そういたしますと、国策でやっておるものですから、基本的に国税で対応すべきものだと思います。減収補填も、結局、地方の固有の財源で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今まで、国家公務員の地方への派遣というのは、県の部長さんとか課長さんとか、あるいは政令市の部長さんとか課長さんとか、ある意味指定席みたいに国家公務員が派遣をされておったということが多かったと思っております。  この地方創生の試みを始めましてから、むしろ人...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、消費者庁に限りませず、今月中に総理大臣を長といたします地方創生本部で方針を決定するということになっております。  やはり民間の方々に地方に本社機能を移転してくださいと言っております以上、政府が何もしないということでは全く説得力もない話だと思ってお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、テレワーク等々、こういうものを民間の方にもお願いしているわけです。  私どもとしても、テレワークでできることはたくさんあります。もちろん、秘密保全ということに配意をしていかねばなりませんが、我々の側から霞が関の文化を変えていくというこ...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 国家戦略特別区域を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  国家戦略特区につきましては、今後、一月に指定した三次指定地域を含めた全ての区域において、規制改革を進めてまいります。本年度末までの集中取組期間における集大成として、更なる規...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○石破国務大臣 それを救うためにこの地方創生という取り組みをやっているわけで、委員御指摘のように、人口五万人以下というものに着目をする必要があるのではないかと私は思っております。ですから、今まで国家公務員の派遣というのも人口五万人以下のところはほとんど行ってこなかったわけですが、...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘のことは全てもっともで、全面的に賛成と言いたいところなんですけれども、なかなか、そういうことをやると立場上余りうまくないので。  一つは、私は鳥取でずっと育って、高校から東京へ出てきて、二十九で国会議員にならせていただきましたが、とにもかくにも、我々...全文を見る
○石破国務大臣 結局、人口のダム機能を果たし得るものは何なのかということだと思っております。  ですから、先ほど委員が、過疎の町村まではなかなか難しいよねというお話をなさいました。実際にあれこれ手だてを講じても、過疎の町村がそういう役割を果たすことはなかなか難しいだろう。だとし...全文を見る
○石破国務大臣 それは口さがない人が言うことなのであって、私どもで政令指定都市にそのようなものを押しつけようと、国と知事会でそのようなことで握ったというような事実はございません。
○石破国務大臣 それは、いろいろなやり方があるのであって、税源移譲といったときに、では、地方と都市部で、そもそも税源の偏在というものをどのように考えるか。ですから、交付税が保障機能と調整機能を持っているというのはまさしくそういうことであって、そうすると、さらに、島根ですとか鳥取で...全文を見る
○石破国務大臣 これは、委員御指摘のように、アクティブな方じゃない、要介護とは言わないが、やはり、移ってこられる側のそれぞれの自治体の医療とか介護とか、そういうものの負担が増していくのではないかということが一番大きな御懸念材料ではないかというふうに私は認識をいたしております。
○石破国務大臣 そのとおりです。  ですから、CCRCの一つのCというのはコミュニティーなのであって、それがゲーテッドであってはならない、閉ざされた空間であってはならない。  アメリカに二千カ所のCCRCがあるというのは、これはよく知られた話でありますが、どうも実情を聞いてみ...全文を見る
○石破国務大臣 別に高いことをイメージはいたしておりません。しかし、医療とか介護の能力が著しく劣悪なところというのは想定外でございます。
○石破国務大臣 それは国税でございますので、特区になじむかどうかというのは委員がもう百も御案内のとおりであります。  ただ、それをやることによって、私どもは町中型と申しておりますけれども、CCRCは、どこか山奥のそういうところにゲーテッドコミュニティーをつくるわけじゃありません...全文を見る
○石破国務大臣 全くそのとおりです。  ですから、建てればいいという話でも全然ありませんので、そこへどういう世代の方々、つまり、同じ年代の方にまとめてお入りいただくことになると、同じ時期に、天寿満つるというか、あるいは要介護になるというか、そういうことが起こりかねないわけで、ど...全文を見る
○石破国務大臣 所管外のことでございますので、その点はお断りをした上で、答弁をさせていただきたいと思います。  私自身が、御尊父にも大変お世話になりましたが、自由民主党というものに属しているのはなぜなのかといえば、それは憲法改正を党是とする党だからであります。ですから、私は、党...全文を見る
○石破国務大臣 改正草案は、あくまで草案でございます。総理が答弁をいたしておりますように、これを自由民主党として国会に提出する、それはどのようなプロセスをとるかというのは党内で議論のあることでございます。そして、それをどのようにまた国会の中で御議論をいただき、国民に対する発議まで...全文を見る
○石破国務大臣 これは、総理が常に答弁をされておられますように、決めるのは主権者たる国民でございます。そして、衆参の総議員の三分の二という非常に高いハードルを持っておるわけでありまして、多くの方々のコンセンサスが得られるものでなければ、実際に改正ということはできません。  そう...全文を見る
○石破国務大臣 それは、私がここでお答えをすることではございません。
○石破国務大臣 それは、我が党として、道州制は憲法改正を経ずとも可能であるという立場におります。しかし、これはもう私のかねてからの持論ですが、国は外交、安全保障、財政というものに特化して仕事を行うべきである。それはニア・イズ・ベターであるに違いないのです。ただ、そこへ至る過程とい...全文を見る
○石破国務大臣 それは、国務大臣としてお答えをすることではございません。  私は、地方自治の本旨というのは、委員がおっしゃるように、何だかよくわからないわけです。いろいろな物の本を読んでみると、結局、団体自治というものと住民自治というものに二分をされるのだ、団体自治の観点からい...全文を見る
○石破国務大臣 今まで、地方創生の観点から申し上げましても、合計百二十の再生可能エネルギー関連のプロジェクトを交付金を通じて支援してきたところであります。  私もこの問題には大変関心がありまして、円が高いと言っては国が潰れると言って大騒ぎをし、円が安いと言っては大変大変と言って...全文を見る
○石破国務大臣 戦後七十年、連綿として一つの国家モデルでやってきたわけです。ですから、日本国じゅう同じように栄え、同じように衰退をしてきたということでありまして、こういう例は世界じゅう余り例がございません。だとすると、これを変えていくというのが一年や二年で魔法みたいにできたら大変...全文を見る
○石破国務大臣 例えば、中央省庁の地方移転というものは今までやったことがない。竹下内閣のときにやりましたが、あれは東京中枢の地価上昇の抑制ということが政策目的で、ほとんどが横浜ですとか大宮ですとかそういうところへ行った。中央省庁の地方移転。  あるいは、企業の本社機能。これは拡...全文を見る
○石破国務大臣 総合戦略をつくっていただきますということは、おととしの秋の時点から申し上げておりました。これが法律となりましたのはおととしの末、総選挙前のことでございますが、そういうものをお願いしますというアナウンスをかなり早くからいたしておりましたし、総選挙におきましてもかなり...全文を見る
○石破国務大臣 それはやはり、お客様は地方ですから、いろいろな御批判があるとすれば虚心坦懐に承らなければならないと思っています。  ただ、私どもとして、一千万円が欲しければ十月末までにとか、そういうさもしいことを言ったつもりは全くございませんで、それぞれの自治体において総合戦略...全文を見る
○石破国務大臣 これは当たり前の話で、被災地ですから一律一割乗せとか、そういうべた配りのお話には全然ならないものであります。  被災地ですから、人もいなくなってしまった、行政職員も減ってしまった、多くの地域から応援を得ているという状況の中で、どうしてもマンパワーにおいて不足する...全文を見る
○石破国務大臣 これは民間の調査でございまして、私どもが政府としてやったわけではございませんが、これを拝見する限りにおきましては、全て委託したが六・二%、四十八団体。委員からいただきました資料を見させていただきますと、本当かどうかわかりませんが、全て委託したとお答えになった自治体...全文を見る
○石破国務大臣 決して望ましいことだと思いません。  ただ、外部に委託をしてはいけないという法律があるわけではないので、その契約が無効とかそういうお話ではありません。  ですから、そこは、これが本当かどうか私はわかりませんが、こうやって公に報道されている以上、そこの自治体にお...全文を見る
○石破国務大臣 目いっぱい厳しいことを言ったつもりはないんですが、よくこれを子細に見ると、町とか村とかいうのはないですね。大体、市ですよね。市でも、例えば、夕張とは言いませんが、人口一万、二万、三万になっちゃったというような市よりは、ある程度大きな市も随分見られるのは何でなんだろ...全文を見る
○石破国務大臣 小さな拠点づくりは、御指摘のように、ハードとソフトと両々相まってできるものでございます。ハードはともかくとして、ソフトの場合に、それが外部に委託してできるというのは、私は考えられないことだと思っています。  つまり、地域住民、これは昭和の大合併前の集落というのを...全文を見る
○石破国務大臣 今、そういうような団体のうち約八割が法人格を持たない任意団体でありますが、法人格を有している組織形態の中ではNPOが最も多く、一〇%であります。ですから、小さな拠点の形成におけるNPO法人の役割は極めて重要だと思いますが、ただ、ではNPOで全部事足りるかというと、...全文を見る
○石破国務大臣 それはこれからの議論だと思っています。  その費用について、例えば合同会社みたいなものをつくるとしますと、やはり出資をしなければ責任が持てないということなのだと。では、金を出すだけでいいのかといえば、それはそうではないのかもしれないということです。要は、お金も出...全文を見る
○石破国務大臣 それは委員御指摘のとおりであります。  ですから、地方の意見、つまり、お互いが遠慮し合って、お世辞を言い合って、本音を言わなくてもしようがない話でありまして、一体何が足りないんだということは、国と地方との協議の場のみならず、私のところにも大勢の知事さん、市町村長...全文を見る
○石破国務大臣 それは難しいです。難しいが、できないということは申しません。  つまり、所信でも申し上げましたが、地方創生は計画段階から実行段階に入っていくわけで、自治体によっては、本当に移住者がふえたね、転入がふえたねと言ってくれるところが出てきました。そういうものが拡大して...全文を見る
○石破国務大臣 先ほどと重複したら恐縮でございますが、KPIと位置づけたものを修正する考えはございません。  それは、去年一年で、地方創生というのは一体何なんだということを、ようやっと多くの方々、自治体に御理解いただいたかということであります。  拡充型、移転型のいろいろな企...全文を見る
○石破国務大臣 そのとおりです。  ですから、一極集中是正といっても、何で一極集中しているんだという原因を究明して、それに対する処方箋を講じないと、単なるスローガンに終わるわけであります。  これはもう委員も百も万も御案内のとおりで、要は、転入超過というのは何なんだというと、...全文を見る
○石破国務大臣 現時点で考えておりませんが、中間段階においていろいろな精査は行われます。そこにおいて、到底不可能であるということが明らかになった時点で、なおその数字にこだわることが現実的でないとするならば、それを修正するということは私は可能性としてあり得るものだと思っております。
○石破国務大臣 お見受けするに、たまたま東京の先生はおられないような気もするのですが、その文章には私自身はかなり違和感は持ちます。ただ、それぞれの自治体がそれぞれの責任においておつくりになるものですから、感想を述べることはあっても、是正をするとか、そのような立場に立ってはおりませ...全文を見る
○石破国務大臣 その意識はかなり早くから持っておりまして、内閣府に昨年のかなり早い時点で、舛添知事、あるいは森田知事、上田知事、黒岩知事にお越しをいただいて、我々の問題意識もお話をいたしました。それぞれ議会を持っておりますから、議会にも説明をされるということもございますけれども、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先ほど来申し上げているように、若い方々が転入超過の大半をなしているということであります。そして、人口流入は、都市部と地方との所得水準の違い、有効求人倍率の違いなど、雇用情勢に大きな影響を受けてきたということであり、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック東...全文を見る
○石破国務大臣 基本は、今、政府参考人から答弁させていただいたとおりであります。  委員御指摘のような御質問をいただきましたので、私も、地方から東京へ帰ってきますたびに、また一つタワーマンションがふえたねという感じで、雨後のタケノコとは言わないが、何となくそんな感じでばんばん建...全文を見る
○石破国務大臣 これは、舛添知事やあるいは黒岩知事とよく議論をさせていただくことです。  例えば、舛添知事も福岡の出身で、そして地方のいろいろな状況はよく知っているはずです。地方の高齢化もどんな問題かもよく知っているし、炭鉱が閉山してどうなったかということについても非常にリアル...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しで恐縮であります。  十五歳から十九歳、二十歳から二十四歳が転入超過の過半を占めております以上は、それはやはり、東京の学校で学びたい、高校を卒業した後、大学でありあるいは専門学校であり、東京で学びたいという人が多い。逆に申し上げれば、地方において、高校を...全文を見る
○石破国務大臣 それは、自分たちが全面的に正しいと言うほどおこがましい気持ちは持っていないのであります。  ただ、私が思いますに、その地域、例えば和歌山なら和歌山で、あるいは岡山なら岡山で、香川なら香川で、どこでもいいんですけれども、その地域をどうするかはそこでお考えくださいと...全文を見る
○石破国務大臣 かつて地方にもにぎわいがあった時期がありましたということを何度かこの場でも申し上げました。  それは、私の鳥取でも、今や人口五十八万を切りましたが、人口六十二万だった時期があるのです。それは昭和四十五年ぐらいから昭和五十五年ぐらいまでの十年間でした。  そこに...全文を見る
○石破国務大臣 消費が拡大しないのは、それは暖冬であったとか、いろいろな理由もございますが、賃金が物価の上昇に追いついていない地域があるということも、それは数字が数字として物語っていることだと思っております。  ですから、賃金が物価上昇に追いつくようにしていかなければならない。...全文を見る
○石破国務大臣 これは、限定的、一時的でないように、地域における創意工夫をお願いいたしました。一律に二割引きであるとか三割引きであるとかいうことであれば、それは限定的、一時的なものに終わりますが、その地域において新たな需要を創出する。  今まではその地域の人しか買ってくれなかっ...全文を見る
○石破国務大臣 私ども、今の日本においてトリクルダウンの理論というのは当てはまらない部分が多いだろうと思っておりますし、政府としてトリクルダウンということを申し上げたことはございません。  また、世界を相手に商売するグローバルな経済とローカルな経済というのは、重複するところもご...全文を見る
○石破国務大臣 私は、そこに明確な因果関係が存在すると思っておりません。TPPに参加したらふえるとか、しなかったらばふえるとか、そういう問題だと思っていないのです。  むしろ、私自身は、これは農林水産副大臣のときからずっと思っていることなのですが、TPPに参加しようがしまいが、...全文を見る
○石破国務大臣 私は道州制担当大臣でもございますが、これはまず国会において、道州制はどうなのだろうかと。  前の御議論でも、これは憲法改正を必要とするんだとおっしゃる論者の方もおられます。我が党としては、憲法を改正しなくても道州制の導入は可能だという立場でございます。  です...全文を見る
○石破国務大臣 それでも構いません。  構いませんというのは、一億総活躍というのは、我が国の人口は一億二千七百万人いるわけで、あとの二千七百万人はどうでもいいとか、そんな話でも何でもなくて、要は、国民一人一人がそれぞれに生きがいを持って居場所を見つけて生きていけるような、そうい...全文を見る
○石破国務大臣 一部なのかそうではないのかということについて、政府部内あるいは閣内で委員御指摘のような突き詰めた議論をしたことはございません。  私の認識として、例えばGDP六百兆と言ったときに、誰でも知っている、世界を相手に商売している製造業が雇用に占める割合というのはそれは...全文を見る
○石破国務大臣 それは、地方の発展というのは、今まで、霞が関に来て、公共事業ちょうだい、大手町、丸の内を回って、企業来てちょうだいということが、ともすれば地方の振興であったということは、間違いのないことだったと私は思っています。そうではないのだと。ですから、前橋のことは前橋でなき...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘がありました京丹後市の人口推計はかなりアンビシャスなものだと私も認識をいたしております。それを、もしもし、余りにアンビシャスなのでもう少し考え直してくれませんかというような権能を私どもは持ちません。それはもうそれぞれの自治体において策定をされたものでございま...全文を見る
○石破国務大臣 悉皆的に失敗事例を集めてという指示は出しておりません。それはやはりそれぞれの所管省庁がございますし、私の権能を越えた部分もございます。  世の中にいろいろな書物があって、「墓標シリーズ」というのがありまして、私は結構関心を持って読んでみたのです。なるほど、こうや...全文を見る
○石破国務大臣 それは、私が指示したのに上がってこなかったという事実はございません。  ただ、私も、例えば農林水産であれば政務次官も、総括政務次官、今でいう副大臣も、大臣もやりました。いろいろな例は承知をいたしております。これは地方創生と余り関係ないのかもしれませんが、防衛省に...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘、御批判は謙虚に承りたいと存じます。  例えば、高崎の町中というのは結構元気になりつつあるのではないだろうかと思っておりまして、コンサバティブな人たちはどこにもいるものですが、やはり若い方、よそから来た方、斬新な発想をされる方、よそ者、若者、ばか者というの...全文を見る
○石破国務大臣 これはこの大臣を拝命したときもここで議論した覚えがありますが、地方交付税が持つところの財源調整機能と財源保障機能というものが、今、森屋政務官から答弁がありましたように、ある意味で不均衡というか不公平というか、そういうものを是正してきた役割というのは大きいんだと思っ...全文を見る
○石破国務大臣 批判するのは簡単なんですけれども、では、どうするんだということになると、片山氏と私は因縁浅からぬものがありまして、よく承知をいたしておるところでありますが、では、どうするのだということについて、また御提案をいただきたいと思っております。  これは、昔、過疎債の仕...全文を見る
○石破国務大臣 CCRCでございますが、平成二十六年十二月にまち・ひと・しごと創生総合戦略を閣議決定いたしました。これを踏まえまして、有識者会議において基本コンセプトを取りまとめ、昨年末に公表いたしました。  これを推進するために、今国会で地域再生法の改正の審議をお願いしておる...全文を見る
○石破国務大臣 これは、政府において恣意的にやるということをなるべく排したいと思ってまいりました。したがいまして、何でもかんでも増田先生頼みでまことに恐縮なのですが、増田先生に座長になっていただき、多くの有識者に御参加をいただいて、第四回の有識者会議を、先般、三月三日に開催したと...全文を見る
○石破国務大臣 これは、内閣総理大臣を長といたします、まち・ひと・しごと創生本部で最終的に決めるものでありますが、私も有識者会議に毎回出られたわけではありませんが、決してコンサバティブだったとは思いません。  やはり、一番反対反対とおっしゃるのは、実はそこにお勤めの官僚の方々で...全文を見る
○石破国務大臣 明治政府以来このようなことはやったことがなくて、新聞に取り上げられているものでも、本当にできるのかねみたいな、そういう懐疑的な論調が多いんだろうと思っています。  要は、民間に地方に行ってくださいとか言いながら、政府は何にも動きません、民間にはテレワークをやって...全文を見る
○石破国務大臣 いろいろな御縁をいただいて、委員の御地元にも何度かお邪魔をさせていただきました。  本当に、日に日にといいますか、委員初め皆さん方の御努力があって交通網がよくなっているなと思います。ですから、東北新幹線をおりて会津若松まで行き、そこから新潟まで行くというのがぱっ...全文を見る
○石破国務大臣 これはまさしくそのとおりで、私も不勉強で知らなかったんですが、全国千七百十八市町村で出生率というのはこんなに違うのかということであります。四十七都道府県で、沖縄が一番高くて東京が一番低いというのは誰でも知っているんですけれども、でも、これを千七百十八市町村にばらし...全文を見る
○石破国務大臣 東京にお住まいの五十代の男性にアンケートをとってみると、五十代の男性の五割は地方に対する移住の希望がある、あるいは検討しているというお話でございます。おもしろいことに、十代、二十代の方でも五割に近い方々が、できれば地方に住みたい、あるいは検討したいとおっしゃってい...全文を見る
○石破国務大臣 それはいろいろな施策がありまして、福島県でも御検討いただいていることかと思いますが、例えば福島で学んで福島で就職したとするならば奨学金を返さなくてもいいということになれば、それはもう、大学進学率が大分上がりましたが、それでも、経済的な事情で進学できない方がおられる...全文を見る
○石破国務大臣 委員におかれては、公明党で地方創生の取りまとめ、本当にありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。  雲南市の取り組みは委員の方が私よりも御存じかもしれませんが、あそこは、卵かけ御飯で有名なよしだむらもあるところでございます。市長さんは山陰合同銀行の御出身で、...全文を見る
○石破国務大臣 大先輩であります坂口先生が会長になられて、超党派の議員連盟ができたのが二〇〇八年の二月というふうに承知をいたしております。もうそれから八年もたつわけであります。  私がこの議論を始めようと思ったきっかけは、農林水産大臣当時に、地域マネジメント法人というのがつくれ...全文を見る
○石破国務大臣 ありがとうございました。  やはり、頑張って出生率が上がったところには、表彰状のほかに何かできないかなという思いが私はないわけではありません。そこは国民の税金を使うわけですから、そんな大仰なことはできませんが。  伊仙町長は、このモデルを全国に広げてくれること...全文を見る
○石破国務大臣 私は別に厚労が専門ではありませんが、このお話をずっと聞いてきまして、何が何だかよくわからないねという話でした。  問題は、労使ともに望んでいないというのがありまして、連合も別にやってほしいわけじゃないし、経営者側もやってほしいわけじゃないしというのがあって、それ...全文を見る
○石破国務大臣 一応、厚労の理事も昔随分長くやったことがあるんですけれどもね。  要は、テレメディスンというものがあって、遠隔地医療、あるいは遠隔地服薬指導もそうです、あるいはドローンもそうかもしれません、自動走行もそうかもしれません、そういうような技術の進歩というものによって...全文を見る
○石破国務大臣 これは、先ほど、参議院でも御党の儀間議員から御質問があって、官房長官が答弁をいたしておったところでございます。  これはまさしく、仮定のことにはお答えができないのでありまして、どの条項をどのように改正するかにつきましては、国会や国民的な議論と理解の深まりの中で収...全文を見る
○石破国務大臣 いや、真意も何も、それが私の気持ちなのでありますが。  これは、中選挙区から小選挙区に移行しますときに、いわゆる政治改革という議論がすごく盛んでした。私もここで何度も質疑をした覚えがあります。そのときに我々の基本認識にあったのは、外交、安全保障、通貨、財政という...全文を見る
○石破国務大臣 ほとんど同じだと思っていただいて結構です。これは私個人のお話でありまして、党としてではございません。  ただ、社会保障でありますとか教育でありますとか、それを道州に委ねた場合に、A州、B州、C州の中で違いが出てくるということは当然予想されることでございます。それ...全文を見る
○石破国務大臣 我が党において、道州制基本法を出す、出さないという議論が相当ございました。そのとき私は政調会長とか幹事長とかしておりましたが、全国の町村会は絶対反対なのですね。まさしく基礎自治体たる全国町村会あるいは全国町村議長会は絶対反対であるということで。そうすると、そういう...全文を見る
○石破国務大臣 真意も何も、そのとおり申し上げたところでございます。  やはり数字を掲げませんと、どうしても目標が茫漠たるものになって、精神論的なものに堕しかねないということでございまして、地方の拠点強化政策としてKPIを設定したということであり、そこへ向けて日々それは改善を図...全文を見る
○石破国務大臣 一番の課題は、人材の育成です。ですから、その地域で、その地域の役に立つ学問を修めてもらいたいと思います。  それは、難しい経済学とか難しい文学が悪いとは言いませんが、やはりその地域において役に立つ学問という選択も当然あるべきではないだろうか。そこにおいて学びの場...全文を見る
03月09日第190回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(石破茂君) 国務大臣としてお答えすることが適当かどうか分かりませんが、道州制担当並びに地方創生担当大臣としてお答えをさせていただきます。  私も自民党の憲法改正草案の起草委員の一人でもございました。日本全国四十七都道府県で、二〇二五年まで人口が増えるというのは沖縄県...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、大変失礼をいたしました。  私は、中央政府という言い方をするとするならば、やはり外交、安全保障、通貨、財政、それに集中すべきという考え方もあり得ると思っております。衆議院の方でも地方創生特別委員会でこの議論は相当今日もいたしておりますが、ニア...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) はしょって申し上げますが、御質問のありました医療費助成につきましては、交付決定ベースで申し上げますと、七十四の市町村におきまして、合計十三億円ということになっておるわけでございます。  これは、少子化対策もメニュー例の一つとしてお示しをしておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、それはペナルティーというふうに考えるかどうかというお話であります。ですから、今の政府参考人から答弁がありましたように、公平というものをどのように考えるかということに最後は帰着するものだと思っています。だから、ペナルティーという意味合いを持っているとは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 能力も足りないものですから、いまだに満足する段階には至っておりませんが。  要は、戦後、日本の国の歩みを考えたときに、冷戦構造の下で経済は成長し、人口は増え、地価は上昇しという、日本が日本人の営々たる努力を支えるいろいろなバックグラウンドに恵まれていたと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 程度と言われるとなかなかつらいものがございますが、例えば列島改造、田中角栄総理、私、高校生でございましたが、列島改造は、日本国中に新幹線を走らせ、日本国中に高速道路網を張り巡らし、この間、久しぶりに田中角栄先生の日本列島改造論というのを読み返してみましたで...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは語り出すと一昼夜ぐらい掛かりますので、ダイジェストで申し上げますと……
○国務大臣(石破茂君) はい。  ですから、私がいつもお話をいたしますのは、島根県隠岐諸島にあります海士町という、海の士と書きますが、ここはやはりすごく私みたいに感性の鈍い者でも感動したところでございます。すなわち、町村合併もしませんでしたので、国からの交付税もどんどん減ると。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、恐らく今の中央集権システムの中でお任せ民主主義にならざるを得ない部分というのは私は否定はいたしません。それぞれの地域が本当に独自の施策をやるという場合にも、やはりいろいろな事業を行うに際しまして国の定められた制度の中でやらねばならないとするならば、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、事実関係ですので、読み上げて大変失礼ですが、お許しをいただきたいと思います。  昨年末、地方創生の深化のための政策パッケージ、個別施策の拡充などを盛り込み、総合戦略、国の総合戦略ですが、改訂をいたしました。また、先ほど申し上げましたが、平成二...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨日の衆議院の地方創生特別委員会でも同趣旨の御質問を賜ったところでございますが、これは、地方創生というのは一億総活躍の相当の部分を成すものだというふうに私自身は理解をいたしておるところでございます。何せ一億二千七百万人いる国民が、それぞれが自分の居場所、自...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 人口の急減は、恐らく人類が経験したことのないような規模とスピードでこれから日本に起こるものだと考えております。  今一億二千七百万人いるんですが、二百年後に大体日本の人口は十分の一になります。三百年後には日本の人口は三十分の一になります。今の出生率あるい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 冒頭御指摘の移住については、とにかくうちの町に来たら百万円あげますって絶対駄目です、これは。石川県に羽咋市という市がございます。TBSの「ナポレオンの村」というモデルになったところですが、そこではもう面接するんですってね、あなた来ていいか、あなた来ちゃいけ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、道州制というのは一つのあるべき姿だと思っています。  江口議員にもお答えをしたのですが、やはり一番の理由は、基礎自治体たる町村会はもう絶対反対でして、委員もおいでになったことがあるかもしれませんが、全国町村長大会とか全国町村議長大会なぞに行きますと...全文を見る
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、お祭りというのは地域の自信や誇りを喚起をするものであり、また世代間交流あるいは地域間交流に大きな意味合いを持つものだと思っております。  これは、昨年、ふるさとイベント大賞というのがございますが、この内閣総理大臣賞を受賞いたしましたの...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第4号
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○石破国務大臣 このたび、政府から提出いたしました地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上が、この法律案の提案理由及びその要旨であります。  何とぞ、十分御審議の上、速や...全文を見る
○石破国務大臣 大変失礼をいたしました。  地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の地方創生をめぐる現状は、若者の雇用環境が改善する一方で、二〇〇六年から上昇傾向にあった合計特殊出生率が九年ぶりに低下に転じ、また、東京一極集中の...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(石破茂君) 地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の地方創生をめぐる現状は、若者の雇用環境が改善する一方で、二〇〇六年から上昇傾向にあった合計特殊出生率が九年ぶりに低下に転じ、また、東京一極集中の傾向に歯どめがかからな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 宮崎議員から九問頂戴をいたしました。  まず、一括交付金を廃止し、議員のお言葉を使えば、ひもつき補助金に戻した理由についてのお尋ねを頂戴したものであります。  民主党政権時代に、地域の自主的な選択に基づく事業の実施を目指し、各省庁の投資補助金等の一部を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 中川議員より七問いただきました。  まず、二〇一五年国勢調査の速報値の受けとめと、地方創生に対する決意についてであります。  今般公表されました平成二十七年国勢調査人口速報集計結果では、我が国の人口は、前回の平成二十二年調査から約九十五万人減少し、大正...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 各制度の対象地域についてのお尋ねであります。  地域再生法改正案に基づく各制度は、東京一極集中を是正し、地方における安定した雇用を創出する、地方への新しい人の流れをつくるといった地方創生の目標を達成するため、各地域がそれぞれの実情を踏まえて行う自主的、自...全文を見る
03月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(石破茂君) 高知はいろんな御縁をいただいてよく出張させていただくんですが、行くたびになかなかすごいところだと感銘を受けるのは、なかなか道路というものが、特に宿毛でありますとか土佐清水でありますとか、ああいうところから空港まで行こうと思うと相当の時間を要するのであります...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 平成二十六年十一月に、農水省、国交省が共同でCLTの普及に向けたロードマップというものを策定をいたしました。これに沿いまして、建築基準の告示の整備に向けた準備、これは、建築基準の告示につきましては国交省におきまして四月の施行に向けて準備中であります。施工ノ...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○石破国務大臣 昨日の地域再生法の一部を改正する法律案の提案理由説明につきましては、チェックミスがございました。結果として誤った原稿を読み上げたものであります。  全国民の代表者であります国会におきまして、山本委員長初め理事、委員の皆様、関係者の皆様方に大変御迷惑をおかけいたし...全文を見る
○石破国務大臣 委員冒頭の御発言、よく真摯に受けとめて、全て事務方の責任とかなんとかいうことを私は申し上げるつもりはございません、私の責任であります。深く反省をし、今後、より真摯に対応していきたいと思います。申しわけございません。  今のお話ですが、結局、この間の国勢調査を見ま...全文を見る
○石破国務大臣 今回、法律上に位置づけましたのは、より継続的、安定的にこの制度を使っていきたいというふうな思いに基づくものでございます。  補正予算で対応しておりましたのは、今までは補正ですから、そのときの補正事由というものに沿った形で地方公共団体にお願いもいたしてまいりました...全文を見る
○石破国務大臣 繰り返しになったら恐縮でございます。補正事由というものがありまして、それに対応するようなものということで今までやってきたものでございます。  ですから、平成二十七年度補正予算におきましては、とにかく仕事だということで、仕事の創出というものに力点を置いていただいた...全文を見る
○石破国務大臣 これは、制度が継続的になるということだと思っております。継続的であり、安定的であるということで、国会において法律を御審議賜り、成立させていただきたいというのが私どものお願いでございます。
○石破国務大臣 それはそのとおりでございます。ですから、私どもがよかれと思ってつくっても、ユーザーフレンドリーでなければ仕方がないお話でありまして、一応、地方六団体からは一定の御評価はいただいておりますが、これでよしとするつもりは私はございません。私のところにも毎週多くの自治体の...全文を見る
○石破国務大臣 これは、公平公正であると同時に、幾ら公平公正であると言い張ってみても、透明性というものがなければそれを誰も実証はできない、検証はできないわけであります。  今、担当次長からお答え申し上げましたように、先駆型のものにつきましては、知見を有する外部有識者の方々の審査...全文を見る
○石破国務大臣 これは、地域再生法におきましては、三カ月以内に速やかに行うということが記されておるわけでございます。ですので、官民協働、地域間連携、政策間連携といった、そのようなものにつきましては、もちろん一定の期間を要するものでございますが、三カ月以内に速やかに行うこととされて...全文を見る
○石破国務大臣 キーワード的に申し上げておりますが、安定的、継続的に支援していくことが重要であるということでございます。  二十九年度以降につきましては今後の予算編成過程で議論をしていくことに相なりますが、これは、地方創生というのが半年や一年、二年や三年でできたら誰も苦労しない...全文を見る
○石破国務大臣 いわゆる個人版のふるさと納税という場合には、これは本質は寄附でございますので、税法上、寄附の使途に限定はございません。また、適用の下限額であります二千円を除きまして、原則としてその寄附の全額を個人住民税、所得税から控除するというのが個人版のふるさと納税でございます...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のとおりであります。  まず、これが国会の御審議を経て成立をしました暁にはといいますか、今のところ、政府としてこういう法案を出しているという説明は企業に対してしておりますが、何だか個人版ふるさと納税と同じような理解をされちゃって、では、企業に返礼品が来るの...全文を見る
○石破国務大臣 これは、繰り返して申し上げるようですが、本邦初演でありますので、ではメリットって何ですかと言われますと、それは、そういういい事業を応援することによって、その企業が、社会的な責任というのか、そういうものを果たす企業なのだということを広く多くの方々に認識していただくと...全文を見る
○石破国務大臣 ここは、地方公共団体が企業に対して、その総合戦略で目指すべきことがどれほどすばらしいものなのかということを、きちんとしたビジョンに基づいて誠心誠意説明するということが大事なのだと思っております。  さればこそ企業に対して思い切った税制優遇をするわけでありまして、...全文を見る
○石破国務大臣 これはわかりません。というのは、今、二百数十の団体から手は挙がっています。手は挙がっていますが、それがどういうイメージをお持ちなのか。つまり、これまた本邦初演でございますので、五十代、六十代のアクティブなシニアの方々が、サービスの受け手ではなくて出し手としてコミュ...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のとおりです。  ですから、東京に住んでいらっしゃる五十代の男性の五割は地方に移住するということを考えている、もしくは検討したことがあるということになるわけですね。そういうことは、男性は五割ですが、女性は三割しかいないんです。男性は、会社をリタイアして、地...全文を見る
○石破国務大臣 結局、記載事項としては、中高年齢者の社会的活動への参加の推進に関する事項等々、一々読み上げませんが、四つが書いてあるわけでございます。もっと書けという御意見もあるんですね。そうでないと地方は何をやったらいいかわからないじゃないかということもあります。委員と逆のこと...全文を見る
○石破国務大臣 それがまさしく支援チームの役割なのでございますが、そもそも一体何の補助事業が活用できるんですかという制度の情報提供をしなければなりません。あるいは、助言の実施というのもやっていかなければなりません。  例えて言えば、石川県金沢にシェア金沢というのがあって、これは...全文を見る
○石破国務大臣 これは、今、手が挙がっているのは二百六十三あるわけでございますが、やはりそれぞれにおいて、どことは申し上げませんが、かなり精密に考えているところがございます。土地をどうしましょうか、事業者は誰がやりましょうか、どういう人をどこから呼び込みましょうか、どのようにして...全文を見る
○石破国務大臣 いや、その問題意識は強く持っていまして、同じ例を再度出して恐縮ですが、先般、金沢のシェア金沢に行ったときに、私、地域の方々に同じ質問をしたんです。自治会はどうなっていますかということを聞いたところが、私の記憶では、ここのシェア金沢自治会というのがあるわけではない、...全文を見る
○石破国務大臣 それは、ここにこれだけの議員がいて、みんな思い描くのは、自分の選挙区といいますか、委員であれば会津若松あるいはその周辺のことをお思いになるんでしょうし、私であれば、鳥取市、その近隣のことを思い浮かべるわけですね。だから、状況はみんな違うんですけれども、委員の御指摘...全文を見る
○石破国務大臣 これも、これが近隣型であるとかいうことを私が決め打ちで申し上げても余り意味のないことだと思っています。  ですが、見たことも聞いたこともないところに行くというのは人間かなりつらいものがございまして、やはり、自分は福島県の出身なので、東京で五十代を迎えたけれども福...全文を見る
○石破国務大臣 これは、やってみなきゃわからないと言うと、いいかげんなことを言うなみたいな話になるんですけれども、委員御指摘のように、コンパクトビレッジ、小さな拠点は小さな拠点で頑張るんです。コンパクトシティーはコンパクトシティーで頑張るんです。そうすると、ではどっちを選ぶんだと...全文を見る
○石破国務大臣 我が党として野党時代に憲法改正草案を取りまとめましたということは、総理が国会で何度も答弁をしておることでございます。  政府としてこのことに言及するのが適切だと思っていないというのは決まり文句でありまして、そういうことだと思いますが、私は、地方分権というもののも...全文を見る
○石破国務大臣 そもそも東京一極集中がなぜ起こるかというと、高等学校を出てから大学その他の高等教育機関に行くときにわっと東京に集中するわけですし、高等教育機関を出て就職するときに、地方の高等教育機関を出た人がまた東京に来るというので、若年層の流入というのが実は東京一極集中の正体な...全文を見る
○石破国務大臣 今、政務官からお答えしたとおりなのですが、要は、人にはいろいろな価値観があるんです。それから、そのことについて、政府として、人間の価値観まで踏み込むことはしません。ただ、産みたいのに産めないよねという環境を除去するところは政府の責任です。  この後、委員の御議論...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、記憶にありませんというのを言っちゃいけないことはよくわかっておって、ただ、本当に記憶にないのですが、そういう価値観を押しつけるようなことを私は言ったことがないので、それを読んでみて、仮にそういうことであれば、何らかの機会にそれを直さなければいけない責任...全文を見る
○石破国務大臣 これは、冒頭申し上げたとおりであります。それはいろいろなミスが積み重なったものでありますが、そんなことを言っても仕方がなくて、それはもう大臣たる私の責任であります。こういうことが起きないようにということと、責任は大変深く感じておりまして、国民の代表たる議会の前でそ...全文を見る
○石破国務大臣 二十七年十月の会計検査院の指摘に対しましては、PDCAサイクルの徹底を求める、あるいは中間目標を設定する、進捗状況の検証及び実施段階での目標見直しを図るためにそういうことを行うのだということで、運用の改善を図っておるところでございます。  今度はどうなんだいとい...全文を見る
○石破国務大臣 これは、地方公共団体が取り組む、効果が高い地方創生事業に対し企業が寄附を行った場合に、法人住民税及び法人事業税、以上地方税であります、国税であります法人税における税額控除の優遇措置を新たに設けるという仕組みでございます。地方税のみならず、国税におきましても優遇措置...全文を見る
○石破国務大臣 これもやってみなきゃわかりません。  実際そうなので、どれだけ魅力的なものが出て、それに対して、委員おっしゃるように、この税制では寄附額の三割の税額控除が講じられますので、軽減効果は倍になるわけですね。そうすると、いいことだ、いいことだ、寄附しようという話なんだ...全文を見る
○石破国務大臣 地域再生法施行規則、内閣府令はそういうことになりますが、そこにおきまして、地方公共団体が法人に対し、寄附を行うことの代償として経済的な利益を供与することを禁止するというふうに書こうと思っております。法律が成立し、施行しますときには、これを内閣府令として定めてやりた...全文を見る
○石破国務大臣 それはこういうものですよということを自治体に徹底することが何より大事で、こういうプロジェクトに乗ってくれませんかというときに、企業の側から、では、何か利益があるのかいと言われたら、それはだめですということを言わないとどうにもなりませんで、自治体の側にそういうことは...全文を見る
○石破国務大臣 ただいま次長からお答えしたとおりでありまして、企業名と寄附額を公表する義務はない、寄附を受けた公共団体に対してこの義務を課すことも考えていないし、罰則もない。  つまり、罰則を科すということになると、そのことの違法性というのは何なんだということになってきますよね...全文を見る
○石破国務大臣 この仕組みからして結果的にそういうことは起こり得るし、それはあるべき姿だと思っています。
○石破国務大臣 委員の御指摘は、偏在是正の観点からいえば、税財源を国から地方へ移すのが本筋だという御指摘と承知をしてよろしいでしょうか。  そういたしますと、国から地方へ移すのはいいんですけれども、財源そもそもが偏在をしているので、移されたところで、財源そもそもが地方にないよと...全文を見る
○石破国務大臣 ここは、財政力指数というのも一つの考え方だと思っております。  ただ、やはり不交付団体になるというのはめでたいことであって、本来、喜んでしかるべき話であって、交付団体は、いかにして不交付団体になるかということを努力しなきゃいかぬので、できるだけ交付団体でい続けよ...全文を見る
○石破国務大臣 御提案ありがとうございます。  今回、二分の一を地方負担としたのは、委員御指摘のとおり、地方の発展を図るということであれば地方の負担があってしかるべし、それに対しては地財措置をもって措置するということになっているわけです。  そうすると、非常に割り切った考え方...全文を見る
○石破国務大臣 もちろん、これだけでできるものではありません。ですから、これは、いろいろな制度を組み合わせて、試行錯誤、まあ錯誤しちゃいけませんけれども、地元と中央と事業者と、そこでどうすればこの事業は成功するんだろうねみたいな話を支援チームを通じてやっていきます。  その中で...全文を見る
○石破国務大臣 それを規制と言うかどうかは別として、そのコミュニティーがサステーナブルでないとだめだと思っております。いっときはもうかるんだけれども、同じ年齢層の方をどんと入れちゃいますと、それが同じような時期に同じような状況になってサステーナブルではなくなる。では、どういうふう...全文を見る
○石破国務大臣 ニーズがないからということでお断りをしたとは私は承知していない。私が報告を受けているのは、必ずしも緩和をしなくても実証が可能であるということで対応させていただいたので、これが、ロボットができないからこのユニットでという、そういうような対応をしたとは承知をしておりま...全文を見る
○石破国務大臣 大変御迷惑をおかけいたしました。幾重にもおわびを申し上げる次第であります。  経緯は今委員が御指摘のとおりでありまして、私はもう、誰がどうのこうのと言うつもりはございません。全て私の責任であります。申しわけございません。  私も読んでおって、最初は一緒なんです...全文を見る
○石破国務大臣 存じております。済みません、実際に乗ったことはございませんが、その路線があるということはよく承知をいたしております。
○石破国務大臣 所管外ではございますが、要は、モーダルシフトというのをどう考えるかということだと思っております。  鉄道も必要だ、高速道路も必要だ、飛行機も必要だという話になりますが、それはフルセット全部そろえばいいんですが、それぞれの交通機関の持っている特性というものをいかに...全文を見る
○石破国務大臣 これはまだ、案文というか、それを決定したわけではありませんが、内閣府令、正式名称は別の名前になりますが、そこにおいて、企業版ふるさと納税を行う場合には、ここもきちんと正式な名前を書きますが、経済的な見返りを求めてはならない、あるいは、経済的な見返り、見返りという言...全文を見る
○石破国務大臣 例えば、そういう道路の拡幅、道路の建設というのはだめだということになります。そうすると、企業の側からすれば、では、やめておこうかという話にもなるんでしょう。企業は営利性を伴う、当然それを本質とするものですから。それなしに寄附をしてくださいというのは、その企業にとっ...全文を見る
○石破国務大臣 非常に想定しにくいお話だと思います。思いますが、絶対にあり得ないと断言はできませんので、そういう場合にどう対応するかは、内部で検討させて、また委員と御相談させていただきたいと思います。
○石破国務大臣 ちょっと私の理解が十分ではないのかもしれません。私はオーケーだと思っているのですよ。  名誉村民になるに当たっては、例えば奈良県の明日香村なんかは、名誉村民条例というのをつくって、何でもいいから寄附をもらったらば名誉村民にしちゃうとかいうんじゃなくて、多くの自治...全文を見る
○石破国務大臣 従来の地域再生基盤強化交付金というのは、委員御案内のとおりですが、道路、汚水処理施設、港の施設整備であって二つ以上の事業を総合的に行うということでございますから、当然、政策間連携を伴うものでありまして、先導的な事業に該当し得るものであったというふうに考えておるわけ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、そういうところへ行きたいなと思ってもらわなければどうにもなりませんで、行きたいなと思っている人は東京にお住まいの五十代の男性のという話をいつもしますが、間違いなくいる。五十代の男性の五割が行くなんということはあり得ないのであって、それは、五%だろうが一〇%...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘は、まことにそのとおりであります。全く異論はございません。何よりも安全が優先するのでありますし、外国から人を呼ぶ、あるいはシニアになられた方々にあちらこちらに行っていただいて幸せな老後を送っていただきたくても、事故が起こったら全てが吹っ飛ぶわけですから...全文を見る
○石破国務大臣 小さな拠点というのを進めてまいる上において、ネットワークというのは極めて重要な役割を果たすと思っております。それがないと小さな拠点の意味がないので、小さな拠点をつくっても、集落へ行けなければどうにもなりません。そこにおいて、実態を把握するべく私どもとしても努めてま...全文を見る
○石破国務大臣 数字として事実ですので、そのように申し上げたところであります。  ただ、何でもそうですけれども、物事には光と影がございまして、合併をしたからこそ得られたメリットというのも当然ございますが、私の選挙区を見ておりましても、合併されちゃった町村、ましてやそこの集落にな...全文を見る
○石破国務大臣 そのとおりです。  私、自分の先見性をこんなところで申し上げるつもりもございませんが、麻生内閣で農林水産大臣をいたしておりましたときに、地域マネジメント法人というのがつくれないかということで、地域の実態を把握する、そして法案の条文を書くという作業を始めました。そ...全文を見る
○石破国務大臣 それは消滅可能性ということを増田先生はおっしゃっておられるのであって、それは言葉が、消滅という言葉がなかなかセンセーショナルというか刺激的というか、でも、問題はこういうことだと思うんです。  百年先とか二百年先とか三百年先とか、そういうことは非常にイメージしにく...全文を見る
○石破国務大臣 今委員の御指摘は、増田先生もよく認識をしておられるところであります。ですが、そういうところが、少しデータが古いとか、東日本大震災前のものであるということですが、そのことがあったとしても、増田論文の正当性は私はいささかも揺らぐものではないと思っております。  増田...全文を見る
○石破国務大臣 政府といたしましても最低賃金の引き上げは重要であると考えており、三年連続で合計五十円の引き上げを行ったところであります。政府として、最低賃金について、年率三%程度をめどとして引き上げ、これにより全国加重平均が千円になるということを目指しておるわけであります。  ...全文を見る
○石破国務大臣 それは、やはり若い方々の生活を安定させる、より高い収入とともに、よりよい雇用環境というものを実現するために、非正規というものを減らし正規職員をふやすということをやっていかなければいけないと思っております。これは、労働者の方々あるいは企業の方々、それぞれの思いがあろ...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石破茂君) 地方創生担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本列島改造、田園都市構想、ふるさと創生など、歴代内閣は地方の発展を大きな政策テーマとして掲げてまいりました。しかし、現内閣が重要政策の一つとして進めております地方創生は、従来の取組とは大きく異なるも...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(石破茂君) 昨年の常会で成立しました改正地域再生法におきましては、地方への本社機能の移転、新増設を行う事業者に対する設備投資減税、雇用促進税制の特例である地方拠点強化税制を創設をしたところであります。また、地方拠点強化政策におきましては、企業誘致に計画的、戦略的に取り...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは法案の内容は理解をいたしております。  これは、もう事務方のミスだの何だのかんだの言っても始まりませんで、これはもう本当に途中でこれはおかしいなと当然気が付くわけでありますが、その時点で読み上げというのを中止をして、正規のもの、つまりこれ去年のもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、委員の御見解は御見解として承っておきます。  それは、もうおっしゃることは、そういう、私は部下の責任は私の責任だというようなことを申し上げたかもしれませんが、それは、私が申し上げたかったのは、自分の所管のところで起こることは全て自分の責任であると...全文を見る
03月17日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○石破国務大臣 何度もお答えしていることと重なったら恐縮ですが、要は、東京の過度な一極集中を是正するということと、持続可能性を失いつつある地方に持続可能性を回復するということだと私は思っています。  東京の人と富を全国にばらまきましょうなぞという発想ではなくて、東京は基本的に消...全文を見る
○石破国務大臣 人の流れという意味からいえば、高等学校を卒業して進学する際に、多くの人が東京にやってきます。それが、大学を初めとする教育機関を卒業した後に戻らないまま東京にいる。そして、地方で大学等々を出た方々が職を求めるときに東京にやってくるという、人の面からいえば、東京一極集...全文を見る
○石破国務大臣 都市部もいろいろあって、政令市というのが全国に二十あるわけですね。だけれども、ふえているのはごく一部であって、神戸ですら減っているわけですよね。新潟とか浜松なんというのはすごく減っているわけであります。  そう考えてくると、都市部と地方という二元的な分け方ではな...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のように、県と政令市というのが同じような力を持つ、権限を持つ、政令市というのはそういうものでございますので、そうすると、県の調整機能がきかなくなってくるというところは現象面として起こっていることを私も否定はいたしません。そこはまた、市会議員さんと県会議員...全文を見る
○石破国務大臣 地方創生大臣というのをつくるときに、今御指摘のような議論は政府部内にもございました。どうなんだろうねという話もありました。  総務省設置法に、地方の振興の立案に関すること的なことが書いてございます。総務省設置法を私が読み上げるまでもないのでありますが、「地方自治...全文を見る
○石破国務大臣 一人当たりの労働生産性で見ますと、うちの県は全国第四十七位でございます。これは必要があればまたお示しをいたしますが、県民一人当たりの労働生産性を四十七都道府県別に並べてみるという棒グラフをつくりました。平成四年、平成十四年、平成二十四年で並べてみますと、順位の変動...全文を見る
○石破国務大臣 まことにそのとおりです。  ですから、これは、高齢者を受け入れると財政負担が大変だというけれども、そうですかと。それぞれの町村で、高齢者の方々の年金というものがそこの町に占める割合というのは、調べてみると思いのほか高いはずなんですね。高齢者がどんどん減り始めると...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のとおりです。  六十代、七十代でも、要介護になった人じゃなくてという言い方は気をつけて言わなきゃいかぬのですが、要介護になられた方でも地方に移られれば、本当に幸せな人生の最終段階を送れるんだということは大事なことだと思うんですね。  一生懸命働いて、私...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘ありがとうございました。そのとおりだと思っております。  ですから、公共団体が、よし、これで東京に攻勢をかけようというのかな、セールスをしようと思ってもらえるような仕組みというのは必要だと思っております。  とにかく、若い人が出ていきますので高齢化率は高...全文を見る
○石破国務大臣 御提供いただいた資料をそのまま使わせていただいて恐縮でございますが、ここの箱の一番右に、「政策パッケージの主な項目」というふうに整理をいただいております。  そこにおきましては、人材還流、人材育成、競争力強化、地方移住推進、地方拠点強化、地方大学等々、ずらずらと...全文を見る
○石破国務大臣 これは例えて申し上げれば、地方移住の推進というのはかなりムーブメントになってきたという思いを、自画自賛的で恐縮ですが、持っております。  これを掲げました後に、これは総務省の事業でございますが、移住・交流ガーデンというものを八重洲に開きました。これは相当ににぎわ...全文を見る
○石破国務大臣 これは言葉が似通っておりますので、説明をもっと上手にしなきゃいけないと反省をいたしておるところであります。  地域再生計画というのは、それぞれの地域、稚内なら稚内、帯広なら帯広、何でもいいんですが、それぞれの地域において、地域再生を図るためにこれをやりたいなとい...全文を見る
○石破国務大臣 競争をあおり立てて、優勝劣敗、弱肉強食のような、そんな世界をつくりたいとは全く思っておりません。そういう誤解を招くような表現があったとすれば、それは私の責任でありまして、直さなければいけないと思っています。  総合戦略をつくってくださいとお願いしたときに出てきた...全文を見る
○石破国務大臣 委員の御指摘の報道は、昨年の十月八日の日本経済新聞に掲載されたものだと思っております。会計検査院の指摘で、半数が達成されていなかったり、達成状況が不明だったりという御指摘をいただいておるところでございます。未達成の理由は、災害とか不況などが四六・九%で最多でありま...全文を見る
○石破国務大臣 それは常に悩むところであって、下手をすると中央集権的になってしまう。自主性ばかりに委ねていると、国のお金の使い道としていかがなものかということになる。  そこで、どこで調和をとるかなのですけれども、私としては、地方創生においてポイントとなる総合戦略の策定に当たっ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、何をもって先駆というかというお話でございます。  私どもがそこにおいて重視をしているのは、先ほどのお答えと重複して恐縮ですが、各省庁の補助金が何となくハードルが高いので、だったらこの自由に使えるお金ということであれば、それはその補助金の方でいってください...全文を見る
○石破国務大臣 これは、自由民主党の中で、鳩山邦夫先生を本部長とします自由民主党の地方創生本部がございまして、そこで、鳩山本部長の強い御指摘もあり、これを全省横断的にテレワーク等々の実証をやるべきであるという御提案を頂戴いたしておるところでございます。これを具現化すべく、今、政府...全文を見る
○石破国務大臣 これも農林水産大臣のときに委員と相当議論をさせていただいたところでありますが、この特例は、国家戦略特区の中でも、農業の担い手が著しく不足をしておるとか、耕作放棄地が著しく増加をしておるとか、そういった要件を満たす地方公共団体に限定をする、期間も五年に限定して、試行...全文を見る
○石破国務大臣 今回のものは、バス、タクシー事業者によることが困難である場合に、市町村など非営利の主体に限って実施をするものでありますし、安全規制を緩めることは全くございません。ライドシェアというもの等の関連性も、この特区においては全くないものでございます。  コンパクトビレッ...全文を見る
○石破国務大臣 これはきのうも議論がありましたが、不交付団体になったということは本来大変めでたいことでありまして、花火を上げてお祝いすべき事柄だと思います。ところが、不交付団体になるとがっかりしちゃうみたいなのは、きのうは病理現象という言葉を使ってよかったかどうかわかりません、何...全文を見る
○石破国務大臣 モチベーションというお言葉をお使いになられました。それはそうだと思います。モチベーションが低下しないための、モチベーションがさらに上がる、そういうようなパッケージを提示しなければいけないと思います。  この企業版ふるさと納税の対象となるかどうかということ、それが...全文を見る
○石破国務大臣 結構です。
○石破国務大臣 これはやってみなきゃわからぬことでありますが、本当に偏るだろうかと思うのですね。  きのうも答弁申し上げましたが、かなりハードルは高いわけですね。経済的なメリットはあってはならぬという話ですから、何でそんなところに寄附するんだということで株主総会で追及されると、...全文を見る
○石破国務大臣 これは、企業版にしても個人版にしても、そういうことが実際に起こっているかどうかよく検証したいと思っております。  このようなふるさと納税個人版が普及することによって、NPOに対する寄附の優位性というか魅力性というか、そういうものが低下して本当に減ったかといえば、...全文を見る
○石破国務大臣 会計検査院の指摘でありますから、私どもとして、それは謙虚に、虚心坦懐に承らねばならない、そういうものだと認識をしております。
○石破国務大臣 経緯は担当次長がお答えさせていただいたとおりであります。  このことにつきましては、私どもも、市からお話があって、はいはい、わかりましたなぞということを言ったわけではなくて、阪南市との間で、御理解というのを得る努力をしましたか、あるいは議会の方の理解は進んでいま...全文を見る
○石破国務大臣 これがリーディングプロジェクトになるかどうか。それは、委員がおっしゃいますように、運動会は園庭ではできませんとか音楽会は何度にも分けて行わねばなりません、それをどういうふうにして考えるかということだと思います。  普通に考えれば、少し小さな規模で、お母さんが送迎...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(石破茂君) 権限、財源をこれから先、より地方に渡していくことに何ら異存はございません。  ただ、私はこれは地方と国との共同作業だと思っています。どっちが上でどっちが下とか、査定をするとかされないとか、そういうことではなくて、お互いが学びながらやっていくというところが...全文を見る
03月18日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(石破茂君) それは、いろんな産業があって、誰でも知っている世界相手に商売をしている製造業、委員が在籍しておられた会社なんかそうだと思いますが、そういうところが雇用に占める割合って二割ぐらいしかないわけで、GDPに占める割合というのは三割ぐらいしかないわけで、もちろんそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、御指摘のように、多くの製造業が地方から撤退をして、地方の経済というのは非常に惨状を呈しておるわけであります。私の地元でもそうでございます。ですから、そういうところに働く場をつくっていかなければなりません。そこにおいて、国と地方と民間が同じ危機意識を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御案内のことかと思いますが、法案の説明、地域再生法の一部を改正する法律案というものの御説明をいたしておりました。そこで原稿というもの、これは事実の説明でございますので、これは原稿を忠実に読まなければなりません。そこに、タイトルは実際に正しかったのですが、中...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本方針というのは、これは政府機関の移転には中央省庁物と研修・研究機関物とございます。最終的には総理を長といたしますまち・ひと・しごと創生本部で決定をするものでございますので、今こういうものだということを断言をすることはできませんが、基本的な考え方といたし...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確定はいたしておりませんが、その方向で考えておるものでございます。
○国務大臣(石破茂君) 最終的には総理を長とするところで、本部で決めるものでございますので、ここでそのとおりですというふうにお答えはできません。
○国務大臣(石破茂君) 今の御指摘がありましたように、広島の酒の研究所ですね、これはもう何せ広島は酒どころですから、そこに民間の方々と、そしてそういう研究機関と、そして地方の行政が一体となることによってそういうことを、シナジー効果を起こしていくというものでございます。  そのほ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この背景は今委員がおっしゃったとおりです。  民間にそんなことをお願いしておきながら政府は何だということになるわけですが、ただ、行政ですから、北海道から九州、沖縄まで公平でなければいけないということがあります。もう一つは、もういささかも質が落ちてはならな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 昨年十一月に、まち・ひと・しごと創生会議の下に地域しごと創生会議というのを設置をいたしました。各地におきましてその会議を開きまして、今委員御指摘の、地域の技の国際化、ローカルイノベーション、地域の魅力のブランド化、ローカルブランディング、地域の仕事の高度化...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、日本全体の出生率が幾らというんですけれども、それってかなり抽象的なものであって、全国全ての都道府県あるいは全国全ての市町村で数字は全然違うわけでございます。それぞれの市町村、違う法律が適用されているはずはないのでありますが、合計特殊出生率でも、一番...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 明治以来、こんなことやったことがないんですね。竹下内閣の頃に幾つか移転をしました。でも、それはみなとみらいとかあるいは大宮とか、あのときの政策目的は何であったかというと、東京中心部の地価の上昇の抑制というのが政策目的で、地方の発展とかそういう発想はあのとき...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、委員の御地元もそうですし、私の地元もそうですが、本当にお店屋さんがなくなっちゃいました、スーパーなんかとっととなくなっちゃいました、甚だしきに至ってはJAも撤退しちゃいましたみたいなことがある。高齢者の方は、もう車も運転できないし、もうどうやって生...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、別に私が考えたわけではなくて、これ、今回はそれぞれの道府県からの御提案を受ける形でやっておって、私がどこがどうしたとか、そんなことは一切申したことはございません。徳島からその御提案があったというのは河野大臣がお話しになったとおりです。  私、麻生内...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一度委員の歌を拝聴したいものだと思っております。いや、「襟裳岬」は、それは知っていますよ、歌えますが、何というんでしょう、やはり私たちの時代にも非常に心にしみる歌であったという記憶がございます。
○国務大臣(石破茂君) 日本海側にあるのは多分一桁だと思っております。五から十の範囲内かなというふうに思いますが、済みません、正確なお答えができなくて恐縮ですが。
○国務大臣(石破茂君) 昨日も衆議院で、寺田衆議院議員とも似たような議論をさせていただいたところでございます。  私も、鳥取で育っていますから、同じ思いをずっと持ってやってまいりました。うちは、まだ新幹線はおろか電車も走っていない、ディーゼルカーががたがた走っておるようなところ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、地方の持続可能性を取り戻すということじゃないでしょうか。  このままいけば地方は本当に、増田先生の「地方消滅」、消滅とは何だという議論も昨日衆議院でございましたが、実際問題、二十代、三十代の若年女性の数が、あと二十数年、二〇四〇年には八割減る、七...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、鉄道が果たす役割は、これから先、更に大きくなるはずだと思っております。極めてエコなものであると、そしてまただんだん高齢化が進んでくると車運転できないという人が出てくるわけで、そこにおいても鉄道の果たす役割は大きい、そしてまた定時性というものもござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 大変御迷惑を掛けて申し訳ありません。深くおわびを申し上げる次第であります。  これは何を言ってもとにかくごめんなさいの一語ですが、私も大臣長くやっていて、このようなことは初めてであります。ですから、所信表明みたいなものは自分で書くんですが、法案の説明とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど和田委員にもお答えをしたとおりで、地方創生というのはそういうものだと思っております、一言で言えば。  今まで企業誘致と公共事業に相当頼っていた。四十七都道府県の一人当たりの生産性というものを見ますと、一番上の東京から一番下の鳥取まで、物すごく、倍半...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方自治法の第二条にこういうことが書いてあるんですね。「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」。これは昭和二十二年の法律でございます。相当に古い。やっぱりこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは明治以来連綿と続けてきたことを変えようという話ですから、そんな一年や二年でできれば誰も苦労せぬというお話でございます。  ただ、年限ということで申し上げれば、やっぱり私は五年が一つの区切りかなというふうに思っておりますのは、この三月末日を期限といた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) どんなに頑張っても、向こう二十年間は人口は減るのであります。頑張って出生率を上げても、お子さんを産む女性の数自体はもう向こう二十年間は減ることに決まっていまして、そのお子さんがお子さんを産んでくださるまで二十年は掛かるわけですよね、普通。  ところが、問...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それ全部分かっている人というのは地方の職員の中にもいないんじゃないんでしょうか。複雑怪奇とは言わないが、もう何が何だかよく分からぬというようなことになっております。  当面やろうとしているのは、重複した業務はなるべく統合しようということ、そしてワンストッ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはもう委員がおっしゃいますようにいろんな交付金が出てきて、何なんだ、どこが新型なんだということですが、地域再生法の改正案を今国会に出させていただいております。地方の御要望に応える形で継続的、安定的にこの交付金を位置付けたいと考えております。  法律に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは一つのあるべき方向だと私は思っております。  こっちが始めた事業で地方が呻吟していろんな計画を作る、これの配分作業も実は大変なことで、事務方は土日返上、不眠不休でみんなもうへとへとになりながらやっておるわけでございますが、ただ、その過程において、や...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) やはり現場の方々が本当にそうだねと共感していただかないと、地方創生なんか絶対できないと私は思っております。委員が水産庁長官をお務めのときに随分と御無理なお願いもいたしました。ですけど、例えば私の鳥取市においても、昔は行商のおばさんがはかり持って魚を売りに来...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いや、まさしくそのとおりで、これは、椎川さんのお話も随分と私も教えていただきました。あるいは、島根県立大学の藤山先生が一%戦略という本を書いていらっしゃいますけれども、合併しちゃいましたから、町村というかな、町といっても結構大きなわけですよね。委員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 田園回帰というのは、多分一九七〇年代にイギリスから始まったものだと承知をいたしております。委員も国際的に多くのことを御存じでいらっしゃいますし、農林水産省でそういうお仕事もお願いをいたしましたが、一九七〇年代から、イギリス、特にイングランドで田園回帰という...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) まだ最終的に決定をしているわけではありませんが、谷本知事からも、あるいは石川の先生方からも、これがどういう意義があるのかということについては随分と熱心にかつ詳細な御説明を賜っておるところでございます。ですから、そういうものを見ることによって、新幹線も走って...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、今のままがいいと思っている人はいっぱいいるわけであります、それなりの蓄積もあるわけですし。でも、そんなことばかり言っていたら絶対に移転はできない。これまた財政法の決まりもございまして、国の都合で移すということでありとせば、それは地方に負担を求めては...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) あくまで、主役は地方だということであります。ですから、地方版総合戦略もそれぞれでお考えくださいと。もちろん、どの自治体も第何次何か年何とか市計画とかいうのは作っているんですけど、それはほとんど市民は知らない。何が書いてあるか知っている人はほとんどいない。こ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、具体的な積算根拠があってこの額を定めたというものではございません。これは何せ金がないもんですから、内閣府のお金に加えまして、いろんな省庁にお願いをして御協力をいただいてこの額を確保しているものでございます。それも多ければ多いほどいいのでありますが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 余り個人版のふるさと納税が有名になっちゃって、企業版ふるさと納税だと、例えば、社員全員に松葉ガニが来るのかとか、社員全員に島根和牛が来るのかとか、そういう誤解をされておるところがないとは私は言わないんですが、もうそういうものとは全然違うお話でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今までは要介護になって地方に行くというようなイメージだったと思います。そして、それが町を形成したというお話は余り聞いたことがございません。今度のCCRC構想は第二の人生を地方で送ろうというものでありまして、委員も私も同学年でございますが、五十代になると、お...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 平成二十八年度内閣所管予算のうち、地方の活性化関係経費の概要について御説明をいたします。  平成二十八年度におきましては、まち・ひと・しごと創生など、内閣の重要政策の総合調整等のため、内閣官房共通費の内訳として、一般会計に諸謝金など、三億円を計上いたして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政府の側が経営者側に賃上げをお願いするという、言葉がいいかどうかは別として、官製春闘も三年目ということになりました。状況は今委員が御指摘のとおりであります。流れはできつつあるというふうに認識をしていますが、やはり労働者の七割の方々は中小にお勤めなのでありま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それこそ所管外でございますので、マイナス金利の是非について私が申し上げる立場にはございません。日銀総裁が累次にわたって委員会でも御説明をしておるとおりでございます。ですから、私も元々銀行員でございますが、日銀に預けとけばお金出てくるよというマインドがどう変...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これまた所管外のお話でありますが、内部留保というものも、大手、中小、あるいは製造業、それ以外というものでかなり精密に分析をする必要はあるんだろうと、こう地方創生を担当する者としては考えておるところでございます。  そこにはかなり差があるのだということ、む...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは当然、自治体によって差が出ます。それはもうある意味やむを得ないことだし、そういうものだろうと思っております。  私は、昨日、ある用事があって熊本、馬場委員の御地元にお邪魔をいたしておりました。  例えば、熊本は、県のみならず市町村においても非常に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、衆議院の委員会におきましてそういう御指摘をいただきました。ある雑誌の記事で、数からいえば四十八だったと思いますが、丸投げしましたといって、全面的に委託しましたと。対象は町村ではなくて市だけに限ったのですが、市のうち四十八が全面的に委託しましたという回...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはコンサルに丸投げたかどうかに絞ってチェックをするというやり方はいたしません。いたしませんが、見ていると大体そういうのは分かるのだそうでありまして、大体、非常にきれいであると、図表がいっぱいあるのであると、どうもそういうのはううんと思った方がいいのでは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御批判は何でも謙虚に真摯に承らなければならないと思いますが、看板だけよいしょっと掛け替えたのではなくて、私どもがお願いをしているのは、KPIというものをきちんと設定してくださいね、何を達成しようとしているのですか、そしてそれによってどういう効果が発現をされ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 過度な一極集中は、悪という言葉を使うかどうかは別として、国家のために決して望ましいと思っておりません。つまり、食料を生産し、再生可能エネルギーをつくり、そしてまた出生率が高い地方がどんどん衰退をして、消費都市でありますところの、食料を消費をし、そしてまたエ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私の選挙区にも、岡山県境の三朝町というのがありまして、そこには三軒屋という集落が本当にあるんでありまして、三軒しかうちがない、そんなところがあるわけでございます。また、岡山、別に岡山県境でなくてもいいんですけど、ある集落に行くと、私が参議院選挙のときに、皆...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今回、私どもがお願いをしておりますところの小さな拠点という考え方は委員の今の御指摘とかなり重複する部分があるんだろうと思っております。  合併、できれば昭和の合併前が望ましいと思っていますが、そこに役場があったようなところに医療でありますとか教育でありま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今まで、グローバル経済というのとローカル経済というのはかなり重なった部分があって、自動車でも家電でもそうですが、そういう世界相手に輸出をするものの組立ての現場というものは地方に展開をしていて、そこにおいて、企業が業績が上がるとそれが地方に波及するという、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) やはり五年というのは一つのめどだと思っています。それは一年や二年では駄目ですが、五年を一つの区切りとしてどのようにいろんな目標の達成に向けて動いていくか。ですから、人口ビジョンは五年後に何とかというよりも、もっと長い期間を予定をいたしております。  ただ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 明治以来これは初めてのことであります。委員の御指摘のとおりで、実際に現場に近い方がより良い行政ができるとすれば、それはもうやっていかなければなりません。北海道から九州、沖縄まで同じ質の行政は提供しなければいけませんが、それと同時に、より現場に近い方が高度な...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第7号
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○石破国務大臣 三月十五日の本委員会における地域再生法の一部を改正する法律案の提案理由説明におきまして、誤った内容の原稿を読み上げてしまうという、あってはならない誤りを生じさせてしまいました。  このため、問題点を検証し、再発防止に必要な対策をとることが急務であると認識し、三月...全文を見る
○石破国務大臣 これは、制度そのものが違ったものですし、これをやることによって、当たり前の話ですけれども、NPOからこういうような企業版ふるさと納税に行くことを当然意図しているものではございません。そのようなことを考えているわけではないんです。  実際にやってみて、そういうこと...全文を見る
○石破国務大臣 それは、担保たり得るかどうかということでございます。  政令等々に委ねているところが多いのは政府の恣意を招くのではないかという議論はずっと昔からある話でありまして、これは具体的に歯どめになり得るか、担保になり得るかということ、私は、なると思っています。根拠規定が...全文を見る
○石破国務大臣 冒頭の発言で申し上げましたとおり、それはもう事務方の責任であって俺たちは知らぬというようなことを申し上げるつもりは全くございません。  いろいろな理由がございまして、私自身、もう長くこの仕事をやっていますし、大臣も何度もやりましたが、このようなことは初めてであり...全文を見る
○石破国務大臣 これは、御指摘のとおり、内閣府の長は内閣総理大臣でございます。また、官房長官も当然かかわってくるわけでございます。したがいまして、それは、監督責任という意味でいえばそうだと思いますが、これは過去の例も含めてと申し上げたのは、それもあわせて申し上げたつもりでございま...全文を見る
○石破国務大臣 政府の基本的な方針は、今、副大臣、政務官からお答えをしたとおりであります。  実際、これから八月に向けて、消費者庁あるいは統計局は実証実験を行って答えを出す。文化庁につきましては、政府部内に協議会をつくって具体的な議論を始めるということです。ですから、これから先...全文を見る
○石破国務大臣 基本方針を決定したばかりの時点でありまして、中央省庁と一緒でございますが、何人移転するかということはこれからの議論の中で決まっていくものでございます。  人も大事だが機能も大事だということは、先ほど申し上げたとおりでございます。ですので、今の時点で規模感というこ...全文を見る
○石破国務大臣 誰が検証するかといえば、当該自治体でございます。いつやるのかというのは、次年度、次の年度以降の交付金の審査もいたしますので、その前に検証していただくということになります。  この制度は、継続的、安定的に運営をいたしたいと思っておりまして、五年でおしまいというもの...全文を見る
○石破国務大臣 企業版ふるさと納税は新しい制度でございますので、今まで電力会社が地元に対してやってきたものというのは当然対象になりません。それぞれの原発立地自治体がこんなことをやりたいんだ、それにまた呼応して電力会社がやってくださるというものまで妨げるものではありませんが、もう既...全文を見る
○石破国務大臣 これは御迷惑をおかけしました。幾重にもおわびを申し上げます。  これは法案説明でございますので、私の言葉にはなっておりません。所信表明というか、それは私は自分で書きますし、事実関係以外は全部自分で書いておりますが、法案の趣旨説明というのは事務方が用意したものをそ...全文を見る
○石破国務大臣 先ほど来お答えをしておりますが、寄附額の全てが税額控除されるというものではないわけですね。民間企業にも四割の負担が残るということでございます。この企業が負担をする部分は、地方財政全体に対するプラス財源となりますので、奪い合うということにはならぬのではないか。  ...全文を見る
○石破国務大臣 今の時点での子供の貧困を解消するとともに、貧困の連鎖というものをとめていかなければならないという意識は、委員と共通でございます。  政府として、北海道から九州、沖縄までオール・ジャパンでやっていかなければならない対策はもちろんあります。それは、加藤大臣のところを...全文を見る
○石破国務大臣 こばやしさんのこの漫画は、私、読んで余りにおもしろかったので、あちらこちらで紹介をし、今、来年度、平成二十八年度に地方に派遣をする地方創生人材の研修をやっているんですが、そこでもこの本を読んでねというふうに紹介をしていますし、あらゆるところで御紹介をしているもので...全文を見る
○石破国務大臣 このこばやしさんの本の中でも、女子高生たちが社会科の女性の先生に、何でこんなに子供が減ったんだろうねと聞くんですね。女性の三十代とおぼしき先生が、私がその原因だと知っての質問かと言う場面があるんですけれども。そこはいろいろな理由があって、ただ、結婚したいのにできな...全文を見る
○石破国務大臣 内閣府でも分析はいたしますが、例えば由利本荘なら由利本荘のいろいろな事情があると思うんですね。仙北なら仙北、大館なら大館、秋田の多くある市町村でも事情は違うはずです。  私どもとして、北海道から九州、沖縄まで全ての市町村に、例えば出生率、あるいは男女別平均初婚年...全文を見る
○石破国務大臣 それは重要な視点であって、別に県境が何が何でも大事だという話じゃなくて、府県境を越えて連携した方がよっぽど地域の再生、創生のためになることがあるわけで。例えば、私の選挙区と岡山県と兵庫県が境を接しているところがあるんです。そうすると、岡山県の子が鳥取県立高校に行っ...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 済みません、事実関係なので原稿を読んで恐縮ですが、地方創生推進室、当時の地域活性化統合事務局ですが、これが取りまとめておりました金額につきましては、整備新幹線整備事業、空港整備事業、社会資本整備総合交付金、公立学校施設整備費、農家の経営所得安定対策など、総...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは委員御指摘のように、ばらまきかどうかという定義は、効果検証を伴わないものをばらまきと言うのだと、効果検証を伴うものはそれはばらまきと言わないのだというふうに、どの委員会でも私も答弁をしてきたところでございます。ですから、PDCAの特にCの部分を効かせ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 言い方が正しいかどうかは別として、悪乗りするようなものは駄目よということだと思います。地方創生に何か無理やり引っかけて各省庁が予算を取るというようなことは、厳に戒めるべきものだと思っております。  今委員御指摘の女性研究者の活躍推進でありますとか鳥獣被害...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 時間が了しておりますので早めに申し上げますが、やはり東京は東京として伸びてもらわなければ困るわけです、日本全体の牽引役でもございますので。ですから、今政務官からお答えがありましたように、東京の利便性を損なうことが地方の発展につながるとか、そんなことは全く考...全文を見る
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(石破茂君) 委員が今お示しいただきましたように、日本で一番暮らしやすい市は松江、二番が出雲、三番が江津、上位三つは全部島根県、四位が米子、鳥取県、六位が鳥取市、七位が島根県安来、十位は島根県雲南ということで、全国十位の中に七件、鳥取、島根が入っていると。別に委員がお作...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 島根も鳥取もそうですが、集落によってはもう家が五軒しかないとか三軒しかないとか、しかし、そこへ生まれて育って、そこで住みたいんだという方々の御意向は最大限尊重していかなければなりません。そうすると、そういう集落からいきなり松江に出ちゃうとか、いきなり米子へ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先般、総理を長といたします、まち・ひと・しごと創生本部で決定をしたところでございまして、これは報道にあるとおりでございます。  政府、中央機関といたしましては、文化庁を京都に全面的に移転する、あるいは総務省の統計局、あるいは消費者庁、これ実証実験をやると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員が冒頭に述べられましたように、このままいったらば国そのものが持続可能性を失うということでございます。ですから、地方はどんどん疲弊をしている、だけど東京が一極集中する、そういう国の形もあるではないかという御意見もないわけではありません。  ですけれど、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御指摘でございます。文化庁は全面的に移転するという基本的な方針を決定をいたしました。この後、河野大臣から答弁があろうかと思いますが、消費者庁あるいは総務省統計局、これも実証実験というものをしてみなければまだそれを決めるわけにはいかないということで、今...全文を見る
03月30日第190回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(石破茂君) 地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の地方創生をめぐる現状は、若者の雇用環境が改善する一方で、二〇〇六年から上昇傾向にあった合計特殊出生率が九年ぶりに低下に転じ、また、東京一極集中の傾向に歯止めが掛からな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 安井議員より十六問頂戴をいたしました。  まず、地方創生推進交付金に係る自主性への配慮についてであります。  本交付金は、地方創生の推進のため、各地方公共団体の地方版総合戦略に位置付けられた自主的、主体的で先導的な取組を支援するものであります。その交付...全文を見る
04月01日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(石破茂君) 前回の委嘱審査におきまして、委員長の御発言の前に退席をいたし、誠に失礼をいたしました。心からおわびを申し上げる次第でございます。失礼いたしました。     ─────────────
○国務大臣(石破茂君) 地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国の地方創生をめぐる現状は、若者の雇用環境が改善する一方で、二〇〇六年から上昇傾向にありました合計特殊出生率が九年ぶりに低下に転じ、また、東京一極集中の傾向に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 事実関係は委員御指摘のとおりであります。  つまり、平成十七年六月、随分昔の話ですが、平成十七年六月から平成二十七年三月、地域再生計画に設定された目標達成率は五一%であったというふうに、二十七年十月、会計検査院から指摘をなされておるところでございますが、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的にはそういうことでございます。ただ、余りに懸け離れているので打ち切るというようなことになりますと、もうそれは最初は何だったんだいということになるわけでありますから、最初にKPIを設定していただく時点から私どもと自治体との間で、これは一体どのようにして...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一括交付金の考え方を私は全否定するものではございません。  これは、私どもが与党でおって、当時の野党民主党からこのような問題というか構想が提起されたときに、それはかなり魅力的なものだと正直言って思っておりました。地方分権でありますとかそういうことが議論を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、よくある話で、地方から志を持って、どこでもいいのですが、企業を起こして成功して財を成しましたと、ついては自分のふるさとに例えば体育館を寄附したいとか、あっちゃこっちゃにありますがグランドピアノがあってみたり、あるいは自分の出身地に工場を建てたりとか、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 基本的に総務省の所管でございますので、そのことはあらかじめお断りした上で申し上げるのですが。  結局、余りに過大なものを見積もって予算を組むということになると、やはりその計画自体に相当無理があったんじゃないんですかということだと思っております。予算案とい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私どものみならず、厚生労働省あるいは文部科学省、国土交通省等々の担当者によります連絡協議会的なものを発足をさせているのですが、その冒頭の会に出て、この事業は失敗することは絶対にあってはならないということを申し上げたのです。なぜならば、人一人一人の幸...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政府の立場は今参考人からお答えをしたとおりですが、実際そういうことはどうしたらできるのかなという思いは実は私は個人的に持っております。  ですから、例えば早稲田大学がかなり地方移転というのをやっているわけですよね、本庄早稲田なんかもそうですが。そうすると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これだけが全て正しいやり方だというふうなことを申し上げるつもりは私はございません。  ただ、明治維新以来、本格的な中央省庁の移転というのは行われたことがなかった。竹下内閣、私、当選一回でしたが、あの頃に確かに幾つか移りました。でも、それは例えば関東農政局...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私どもとして、自治体によりますアンケート調査の集計、分析結果などを、事業は御指摘のように昨日で終わっておりますので、なるたけ早く取りまとめて御提出をいただきますように三月九日に自治体に依頼をさせていただいたところでございます。その結果が集まり次第、全国的な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それも効果のあることだと思います。リフォームしたらそれに対して助成をしますという使い道もそれはあるのだと思います。ただ、その支援がなくなっちゃったらもうやめますよということであれば、金の切れ目が縁の切れ目みたいなことになりかねないと。それは果たして公金の使...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 政策論としてはあり得るんだろうなというふうに思っておりますが、これ言うと縦割りだとかいうお叱りをいただくのだと思いますが、宮城、あるいは岩手、福島、茨城等々を中心といたします被災地に対する支援は復興庁を中心として、総理がよく申しますように、全大臣が復興大臣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このCCRCというのは、まさしく地方の疲弊した自治体というものに対して一つの方向性を示唆するというか、与えるものになるのではないかと思います。  委員がお読みになったかどうか、これ、私、存じませんが、楡周平さんの書かれた本に「プラチナタウン」という本がご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方版総合戦略をお願いしましたときに、これはかなり異例のことでございますが、法律によって努力義務というものを課したものでございます。そこにおいて、大変だ、時間もないし、人もいないし、金もないし、情報もないしというようなお話がございましたが、自治体によってそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、かくかくしかじか、かくなる積算根拠で一千億円としたものではございません。これは、とにかく金がないもので、内閣府がもちろん一番出す、で、経産省あるいは農水省、総務省、国交省、いろんな役所に御理解をいただく形でそれぞれお金を出していただいて、国費一千億...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 本当にこういうお答えをして恐縮ですが、総務省の所管でございます。また改めて総務委員会等々で現場の実情をよく御存じの党首の御指摘をいただきたいし、それに対しては総務省としても真摯にお答えをするものと承知をいたしております。  それから、私は、ここから先は閣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、制度として、税額控除というのは法人住民税及び法人事業税の税額の二割を限度としておるわけで、応益原則の本質は、税は当該自治体から受けるサービスに対する対価であるということですから、限度を二割としておりますので、応益原則には反しないという考えを私どもと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは本会議でも答弁申し上げましたが、経済的な利益を与えてはならないと、こういうふうに内閣府令で定めるということでございます。  そうなりますと、委員御指摘のように、何で寄附するんだ、ここにそんなものをという話を、企業としては、株式会社の場合には株主に対...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この数字は、私どもとして把握しているのは、今、伊藤次長からお答えをしたとおりでございます。  その四割いるというのをどう見るかなんですが、やはり四割もいるんだという見方も私はあるんだと思うんですね。移住したいと思っておられる方が四割おられたとする、その中...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、なるべく移住した方々が要介護状態にならないようにというような、そういうものをつくりたいと思っております。ですから、CCRCというのは、多世代と交流をし、生きがいを持って生涯活躍できるという、看板自身が生涯活躍と言っておりますのは、なるたけ要介護にな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御評価いただきまして誠にありがとうございます。光栄の至りであります。  これは何せやってみないと分からぬというところがありまして、それは委員が御指摘のような効果を生ずるものでございます。ただ、持っていかれる側としてはたまったものじゃないので、そこは応益原...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘のとおりで、これ、手引書を作るのがいいかどうかは別として、こんなのあるんじゃないんですかと。まさしくパブリックでなければ駄目なので、伝統芸能であるとか景観であるとか自然であるとか環境であるとか、やはりそういう話になるんだろうと思います。  自治体の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この話は、農林水産大臣当時も平野委員と随分と議論をさせていただきました。  委員の問題意識はもうよく承知をいたしておるところですし、私が宮澤内閣で政務次官をやっていたときは、基幹的農業従事者の平均年齢はたしか四十五歳だったと思うんです。それが副大臣のとき...全文を見る
04月04日第190回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(石破茂君) 去る三月九日に、それぞれの自治体に、自治体においてアンケート調査をやってください、それを集計をして分析をしてくださいということでありまして、なるべく早くこの結果を集めて、私どもとして集計、分析を行いたいというふうに思っております。  これはよく数字を見な...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、それぞれがばらばらなアンケートをやられて、それを集計しても余り意味がないことでございます。したがいまして、こういうようなやり方でお願いしますというようなガイドライン的なものは私どもの方から自治体の方にお願いをしておるところでございます。
○国務大臣(石破茂君) これは私、実際にやっている現場も見てまいりました。こういう言い方がいいかどうか分かりませんが、昼夜兼行、不眠不休、土日返上みたいなことでやっておったのは間違いないところでございます。  そこにおいて、有識者でいろんな議論をしていただいたそこの知見がござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、どこがどことは申しませんが、例えば一行しか書いていないと言われると、これ何ですかって聞かなければいかぬわけですよね。そこにおいてかなり詳細に書いていただいているところに対しては随分と議論のキャッチボールができたと思っております。  一行しか書いて...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですので、先ほどの答弁の末尾で申し上げましたように、そういうところをできるだけ応援をしていきたいということで、地方創生人材というのも、今まで人口五万人以下の自治体に国家公務員なんか出したことなかった。あるいは各省庁、国交省なら国交省、農水省なら農水省で、そ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは国の行政でございますので、北海道から沖縄まできちんと公平な行政が展開できるということがなければなりません。もう一つは、国会の対応というのをどうするか。  例えば、大阪から中小企業庁という御要望がございました。中小企業が多い大阪でございます。しかし、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員の御提案も含めて、今後、政府の中で考えてまいりたいと思っております。まずは、消費者庁あるいは統計局の実証をきちんとやる、京都への文化庁の移転というものがスムースにいくように努力をするということでございます。  ですから、これはもうどちらも一長一短あり...全文を見る
04月06日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(石破茂君) この地方版総合戦略というのは、かなり異例のことではございますが、法律に基づきまして、自治体に対してその策定を努力義務としてお願いをしているものでございます。  そこにおいてキーワードは幾つかございますが、一つは産官学金労言と申します。つまり、市役所が作れ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方の実態は委員御指摘のとおりだと思っております。さればこそ、国は今申し上げた財政面、情報面、そして人的な面で、そういうところを重点的にというか、支援をしてまいりたいと思っております。  一方におきまして、例えば島根も私あちらこちらお邪魔をさせていただい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは委員御指摘のとおりです。  ですから、地方版の総合戦略というのは五年を目途にして作っていただく、あるいは人口ビジョンも作っていただくということになっているわけですが、どんなに頑張って出生率を上げたとしても、生んでくださるお母さんの数というのはこれか...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何せこの事業は本邦初演なものですから、自治体の側も企業の側もどんなものだろうねという、そういうような思いが今あることは間違いない事実だと思っております。  これ、本会議でもお答えをしたことでございますが、企業に対して直接的な経済的な利益を与えてはならない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 我々山陰は、もう過疎の先進地と言われたものでございます。そうであるだけに、委員御指摘のように、その問題に対する解を日本で一番最初に出さねばいけない、そういう責任を我々山陰は負っているのではないかと考えております。  島根のいろんなところへ伺いますと、例え...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは日々検証していかねばならないことだと思っていますが、私は、いわゆるコンシェルジュというのはかなり機能しているというふうに思っておりますけれども、九百何人いて、今説明申し上げましたように、相談件数が三百数十件ということになると、一人が何件も受けている場...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この検討チームにつきましては、かなり早い時点で検証結果は出しておるところでございます。  この検討チームにおきまして検証したものというのは、何が従来の政策としてまずかったかというと、縦割りであり、全国一律であり、ばらまきであり、表面的であり、短期的であっ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員冒頭御指摘のように、私が野党の方々のおっしゃることを何となくその場で聞いて対応していないとしたら、それはどうか更に御教導いただきたいと思います。  私、衆議院でもそうでしたし、参議院でもそうですが、与党の方々の御提案もそうですが、野党の方々の御提案で...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このシティーマネジャー、地方創生人材というのは今度創設したものでございます、今二年目を迎えておりますが、まさしく委員御指摘の上から目線みたいな人は行かなくてよろしいということは、もうかたがた言ってございます。  地方からこんな人が欲しいんだと、何でもいい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 趣旨はそういうことでございます。ですので、任期付職員法も、実際にどれぐらいの成果が上がっているかというのは点検をいたします。また、議会においても御報告をいたしたいと思っております。  ですから、民間の方がその知見を生かして公務員としての身分の下に多くの仕...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 地方には、余りというか、ほとんどというか、大企業というのは立地をしていないわけで、これ、私ども山陰なんて特にそうなんですけれども、地方は中小企業で成り立っていると言っても過言ではないと。それが、かつてのような大企業下請型ではなくて、中小企業は中小企業として...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは多分危機感だと思います、危機感。つまり、公共事業というものをあらかたやり尽くしたわけですよね。もちろん全部だとは言いません、まだ必要な公共事業が海士町にあることは承知はいたしております。  もう一つは、単独町として残りましたので、当然合併特例債みた...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 海士町長は、私がいいですねとか言いますと、もうそんなこと言わぬでくれということを必ずおっしゃるんですね。まだ財政は委員御指摘のとおりなのであって、海士町を成功事例なんて絶対言わぬでくれということを海士町長はよくおっしゃるわけでございます。  ただ、海士の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、多岐にわたる御指摘をいただきました。  一点は、やはりイタリアの場合に、私も委員の御指摘もあって随分調べてみました。私なりに研究もしましたし、委員と同趣旨の御指摘を例えば大前研一先生は昔からずっとしておられるところであります。私、農林水産大臣...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一言だけ申し上げますと、前も申し上げましたが、熊本県というのは、まさしくいろんな新しい交付金というものが額において一番、二番、上乗せにしても先行型にしても。それは、熊本は何年も前からこの地方創生のやり方を先取りして、それぞれの自治体が自分たちで計画を作ると...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 東北を新しい日本のモデルにしたい、つまり、復旧ではなくて復興でなければならないと思っているのは、あの地域においていろんなものが不幸にして滅失をいたしました、震災と津波がダブルで来ているわけですから。特に津波というのは、もう本当に根こそぎいろんなものがなくな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この委員御指摘の三笠市の取組は実に面白い話であります。御指摘のように、北海道はもう道立高校は閉めちゃうということで、なくなるのかと思えばそうでもなくて、音威子府の村立美術工芸高等学校って、私、拝見もいたしました。そこでなければできない教育というのをやってい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、今御指摘いただいたように、コンパクトシティーというと富山市、中心市街地活性化というと丸亀町ということで、そこから先が出てこない。結局、カリスマ市長がいるもんねとかカリスマ商店会長がいるもんねと、以上おしまいというようなことではどうにもならぬことであ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはなかなかいい日本語がなくて、コンシェルジュというのはもう親切な相談相手としか訳しようがないのでございますが、地方の行政の首長さんであれ、あるいは担当の方であれ、それはもう中央政府のこの膨大な仕組みというのを全部知悉をしておられるわけではございません。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、一括交付金というものを全否定をする立場には立っておりません。縦割りを排除するというその考え方自体は正しいものだったというふうに考えておるところでございまして、民主党がやったものだから全部駄目だなぞということを私は申し上げているのではございません。委員...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このCCRCは、要介護になってから地方へ行っていただくというよりも、基本的には介護になる前の段階から行っていただき、今御指摘のゆいまーる厚沢部にしても、要介護の方の介護度が改善されたという御指摘がございました。そのとおりだと承知をいたしております。介護にな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この厚沢部町の先進的な取組から私どもが学ぶことは多いというふうに考えております。  総合給食センターの整備というのは、お子さんから高齢者の方までの配食サービスを一体に行うということなんですが、これが狙いとするものは、お子さんの給食を手掛けることによって教...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) その点は、ここでよく考えなきゃいかぬことだと思います。  地域包括ケアといっても、誰も知らないところにぽんと行って、私はCCRCというのは地域包括ケアと背馳する概念だと思っておりませんで、CCRCを地域包括ケアになじむような形で運営をしてまいりたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、事実関係でございますので、数字を御説明するので読み上げますが、お許しをいただきたいと思います。  二〇一三年と二〇一五年を比較をいたしております。就業率で見れば、十五歳から二十四歳の層において、二〇一三年に三九・七%であった就業率が二〇一五年...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、都合のいい数字ばっかり並べて説明するということは決して適当だと思っておりません。そうでない数字もきちんと客観的に把握をし分析をしなければ、政策は政策になりません。そのとおりだと思っております。  離職が増えている、三年以内の離職が増えているというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このお子さんの貧困率につきましての計算式は、今厚労省から説明があったとおりでございます。ですから、三人家族であれば共通の経費もございますものですから、ルートで割るという形になって、その数字はOECDのやり方にのっとっているものでございますので、特異な計算を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 全く異論ございません。そのとおりでございます。  ですから、これ厚労省の方から御説明したとおり、なかなか都道府県で見るのは難しいとだけ言ったらどうにもならないので、ではどのようにして、少なくとも定性的な傾向だけは把握をしておかなければ対策の打ちようがない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私、統計について十分な知識を持ちませんので、統計の専門家がそれは技術的に困難だと言われれば、それに反駁するだけの知識を持っておるわけではございません。ですので、政府として統計を出します場合には、やはりそういう余り精緻ではないやり方でこれが数字ですと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 限定的にはなりません。そのような重複はしないわけでございますし、そもそも交付金というのはそういう性格のものでございます。  被災地において新しい日本をつくっていかなければ犠牲になられた方々に申し訳のないということでございまして、それは出してくる自治体の側...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 企業版ふるさと納税というのは、御指摘のように、個人版とは全くというか、ほとんど違うものでございます。今でも、故郷に錦を飾るというような趣旨なのかもしれませんが、創業者の方が成功をされて、自分の出身の町にピアノを寄附するとか体育館を寄附するとか、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 主管される財務大臣がそうだと言っておられるのだからそうだろうと言っちゃうと身も蓋もないのでありますが、そういうことであります。  これは、理屈は考えようと思えば考えられるのでありまして、自治体の持っている公共性とNPOが持っているその崇高な理念、活動は当...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 少なくとも我が党は、誰が提案したから面白くないのでなぞという、そういう狭量な考え方は持っておらないところでございます。いい提案はどなたのものでもいい提案であるということであります。  需要の先食いであるというのを全面的に否定はしませんが、まさしく重要な点...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
04月14日第190回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(石破茂君) 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  地方分権改革は、地域がみずからの発想と創意工夫により課題解決を図るための基盤となるものであり、地方創生における極めて重要...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 青柳議員から四問御質問を頂戴いたしました。  地域主権改革及び道州制についてであります。  民進党の綱領におきまして、「地方の創意工夫による自立を可能とする地域主権改革を断行する。」とされておることは承知をいたしております。  政府といたしましても、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国家戦略特区では、経済社会の構造改革を推進するため、約五十項目以上の規制改革を実現するとともに、合計十カ所の特区において、これらを活用した百を超える事業を実現しており...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 福田議員から四問いただきました。  国家戦略特区が目指すべき方向性と三つの特区制度の関係についてであります。  国家戦略特区は、二年四カ月前に成立した法律に基づきまして、産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を目的とするものであり、大胆...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 樋口議員から三問頂戴をいたしました。人が生きる地方創生の理念に基づいた御質問として拝聴いたした次第であります。  まず、今回の改正法案の意義と地方創生への貢献についてであります。  グローバル化や情報化が進展する中、我が国も、我が国の企業も、世界的な競...全文を見る
04月15日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○石破国務大臣 今回の地震に際しまして、政府といたしましてもその対応に万全を期してまいりたいと存じます。  今委員御指摘の国家戦略特区と地方創生特区の関係についてでありますが、確かに、どういうものなのかといえば、今山田委員御指摘のとおりのものでございます。  仙北市の例を本会...全文を見る
○石破国務大臣 それはまさしく税法の世界のお話で、私がお答えするのは決して適当ではないと思いますが、そういうふうな議論が出ると、必ず、一国二制度である、国税というものがそういうことでいいのか、以上というところでお話がとまっちゃうわけですね。これはまた財務金融委員会等々で御議論をい...全文を見る
○石破国務大臣 委員もお読みになったと思いますが、デービッド・アトキンソンさんの「新・観光立国論」というのは実におもしろい本でありまして、外国からお客様を呼ぶ場合に大事なのは、春、夏、秋、冬の四季がはっきりしていることである、自然が豊かなことである、伝統、文化、芸術、そういうもの...全文を見る
○石破国務大臣 委員のお考えに、私は、一〇〇%と言ってもいいです、同意をしたいと思っております。  GDP六百兆ということを目指してそれは頑張っていかねばならない。委員御指摘のように、誰でも名前を知っている製造業、ここに雇用されている労働者というのは全体の二割しかいないわけです...全文を見る
○石破国務大臣 委員も私もほとんど同じ時代を生きてまいりました。たしか一年違いだったと思います。私どもが小学校五年生、六年生のころに、当時はGNPと言っていましたが、GNPが世界第二位になったということがありました。西ドイツを抜いて世界第二位になりましたというので、結構日本じゅう...全文を見る
○石破国務大臣 高校生のとき以来、久しぶりに租庸調という言葉を聞きました。改めて勉強させていただいたところであります。  問題意識がずれていたら申しわけないのですが、私は、藻谷浩介さんの「里山資本主義」というのは、私ども中国地方の山間部というものに題材をとっていますので、大変共...全文を見る
○石破国務大臣 これは委員も随分気をつけてお話しなさっているなと思って聞いたんですが、そういうすてきな例というのは実はいっぱいあるんですよね。  鹿屋市の「やねだん」がそうですよね。あそこのリーダーの方は、地元の高校を出て、そして東京の銀行に勤めて、帰ってきて、そして養鰻業、ウ...全文を見る
○石破国務大臣 ありがとうございました。  地方へ人材を還流するというのは一番大事なことだと思っております。地方人材還流のためにいろいろな仕組みをつくっておりますが、また、委員のお知恵もかりて、どうやったらば還流できるかということを考えたいと思います。  楡周平さんの「プラチ...全文を見る
○石破国務大臣 委員会の開催に当たりまして、いろいろと御理解を賜りましてまことにありがとうございます。  今まで、阪神・淡路大震災あるいは東日本大震災、私どもはさまざまなつらい体験をいたしてまいりました。そのときの知見というものが十分生かされるようにしていかねばならないと思って...全文を見る
○石破国務大臣 山古志村のお話は、当時の村長でありました長島代議士から私もつぶさに承っておるところであります。  また、これまた例が違って恐縮ですが、奥尻島もですよね。奥尻島は、いろいろなハードは整備をしました。港も直しました。いろいろな住宅も建てました。ですけれども、人口は物...全文を見る
○石破国務大臣 それは、何でも光と影というものがございます。三位一体改革ということは、国の、中央政府の財政事情というのは極めて悪いわけであって、それは相対論の比較でございますが、地方において改革というものを促すという意味合いもあったと記憶をいたしておるところでございます。  た...全文を見る
○石破国務大臣 それは私の選挙区もそうです。地方は極めて財政難であります。しかし一方、国も恐ろしい財政難であるということも我々は認識をしていかねばならないのであって、先ほど日本全体で考えてどうでしょうかということを申し上げたのは、そういう意味でございます。  ですから、地方財政...全文を見る
○石破国務大臣 総論としてはそのとおりでございます。  ただ、私どもとして、もっといろいろな考え方ができないだろうかと。例えばふるさと納税、これもいろいろな御議論があることはよく承知をいたしておりますが、今度、企業版ふるさと納税というのがスタートするわけでございます。どのような...全文を見る
○石破国務大臣 コンシェルジュについては、今お答えを申し上げたとおりであります。  いわゆるシティーマネジャー、地方創生人材支援制度でございますが、御指摘のように、原則五万人以下というところへ出させていただきました。平成二十七年度は六十九市町村、二十八年度は五十八市町村に派遣を...全文を見る
○石破国務大臣 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案及び国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関...全文を見る
04月18日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第9号
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○石破国務大臣 数字は今委員からお話があったとおりで、昨年との比較で申し上げれば、実現するもの、一部実現するもの、一定の時期までに検討し結論を得るもの、現行規定で対応可能なもの、これが九・一ポイント割合が上昇して、七割以上のものについて、実現、対応しているものであります。  結...全文を見る
○石破国務大臣 私は必ずしもこの分野の専門家ではないのですが、話を聞いていると、何が何だかよくわからないということがあって、まず、誰もこんなことを望んでいませんという話があって、つまり、雇用する側も職を求める側もというのか、経営者の団体もあるいは労働者の団体たる連合も、こんなこと...全文を見る
○石破国務大臣 地方分権と地方創生の関係であります。  これは昨年の話ですが、農地に関しての分権を行いました。これは五ヘクタール以上だったと思いますが、農林水産大臣の許可が要りますよということで、恐ろしく時間がかかる、非常に手間も煩雑である。ようやっと農地転用ができたときにはそ...全文を見る
○石破国務大臣 国と地方におけるハローワークとの役割分担についての御質問であったかと承知をいたします。  これは、憲法第二十七条、すなわち、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」というふうに定めておるわけでございます。したがいまして、国民に保障されましたるところの勤労...全文を見る
○石破国務大臣 それは先ほど申し上げたとおりで、国は国民の権利を保障しなければいけない、地方にお任せすればそれでいいでしょうということにはなりませんので、セーフティーネットをきちんと果たすという役割はいささかも減ずるものではございません。  しかしながら、もちろん、二重行政とい...全文を見る
○石破国務大臣 ずっとお答えしていますように、実際に職を求める人にとって便利なのですか、実際に人を求める人にとって便利なのですかということが問われているんだと思っています。  国のハローワークに行こうが地方版に行こうが、全く同じ仕事をやっているわけではありません。地方のハローワ...全文を見る
○石破国務大臣 今政務官から答弁があったように、結局、一人プラスロボット一台で、ロボット一台を〇・三三とカウントするんだろうと思いますね。だから、一・三三掛ける三がニアリーイコール四ということになるわけで、そういう基準で本当にいいですかということなんだろうと思っています。  こ...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘いただき、ありがとうございました。  あと、前回も委員の御質問にお答えをして、避難所というのは本当に行ってみないとわからぬ。私も当時政調会長でしたが、国会中だったので何日も泊まるという話にならなかったんですが、一晩泊まらせていただいただけでも、これは大変な...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第10号
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○石破国務大臣 このハローワークはずっと議論をされてきたことで、その都度その都度、連合からは懸念が示されているぞ、経営者の側も特にこんなことは望んでいないぞというお話があり、また、そのILOの話が必ず出てきて、膠着状態とは言いませんが、議論がずっと続いていた。しかし、実際に利用者...全文を見る
○石破国務大臣 これはおとといの質疑でもございましたが、職業紹介というものがそういうビジネスの温床にならないように気をつけていかねばならない。そもそも始まりからしてそういうような懸念があるのを、いかにして国が責任を持つか。今回は、地方版ハローワークということで、地方にもその役割を...全文を見る
○石破国務大臣 青少年の雇用の促進等に関する法律、これは昨年の九月に改正し、本年の三月に施行になっておるものでございます。ここにおいて、第十一条は「公共職業安定所は、」という書き方をいたしておりますので、地方版のハローワークというのはこの対象にならない、条文のつくり方からしてそう...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、担当ではございませんので、そのことをお断りした上で申し上げますが、読みにくいですよね。  やはりこれは電算処理をする都合上、こういうようなレイアウトになるんだと思いますけれども、それは個人情報に関することであり、また、個人の権利に関することでございま...全文を見る
○石破国務大臣 これを激甚災に指定するという政府の方針は既に報道でもなされておるところでございます。これが激甚でなくて何が激甚だというお話でありますので、これはいろいろな被害状況の把握等々正確を期さねばならないという事務的な問題はございますが、政府として一刻も早く激甚災に指定をす...全文を見る
○石破国務大臣 道州制をとるかどうかは別として、やはり中央政府というものは、外交、安全保障、そして通貨、財政、それから経済政策の基本に集中すべきであり、そのほかのことは、道州制という手法によるか分権という手法によるかは別として、可能な限り地方に委ねるというのは実は終戦後間もなくで...全文を見る
○石破国務大臣 三月三十日に合意をされました民進党の基本的政策合意という文書を私も拝読したところでございます。そこにおいて、「「権限・財源・人間」の東京一極集中を脱して、地域の創意工夫による自立を可能とする地域主権社会を実現する。」と。  別に言葉の遊びをするつもりはないんです...全文を見る
○石破国務大臣 済みません。従来の答弁と重複して恐縮ですが、対象事業が従来の補助金事業に限定されている、それは事実でございました。事業規模の年度間に変動があり、そして地域間に偏在するということになると、対象が一般市町村ではなかったものですよね。これは一般市町村が対象であれば随分と...全文を見る
○石破国務大臣 分権の意義については、もうずっと申し上げておるところですので、繰り返すことはいたしません。  もう少し手が挙がらないとまずいねと思っておりまして、提案募集方式をとっておって手が挙がらないんだから、提案が上がらないんだから要望はないんでしょうと言っちゃったら、それ...全文を見る
○石破国務大臣 これはいろいろな御意見があって、二十六年六月二十四日の地方分権改革有識者会議において、委員が御指摘のように、「改革の対象分野という視点からみると、これらの基盤となる制度の構築に重点的に取り組んだ結果、地方公共団体の法的な自主自立性の拡大はある程度進展した。一方で、...全文を見る
○石破国務大臣 とにかく、こんなに使い道がありますよというのを周知徹底するしかないねと思っておって、政府広報でこれは結構おもしろいねと私が思っていますのはインターネットテレビ。これはクリックすればいつでも見られるものでございますが、今月の七日から配信をしております。地方発アイデア...全文を見る
○石破国務大臣 今次長からお答えを申し上げたとおりなのですが、例えば、今、地方創生人材ということで、これは私は特に留意したつもりなんですが、人口五万人以下、今まで国の公務員なんかが行ったこともないようなところに重点的に出しております。彼らのミッションとして、あなた方が行ったところ...全文を見る
○石破国務大臣 始まったばかりでありますので、今次長からお答えしましたように、手挙げ方式で実現したものはなかったということでございます。  デメリットとして私どもが申し上げておるのは、手挙げ方式により移譲を受けた団体とそれ以外の団体とで、担当する機関が異なることにより事業者が申...全文を見る
○石破国務大臣 わかりやすくしたらこうなっちゃったという話で、わかりやすいけれども実態と乖離したら意味がないわけで、やはりこんなものは大本営発表はだめで、実績が上がらなかったものはやはりきちんとお示しをする。そうするとわかりにくくなりますが、それをわかりやすく実績を示すのが政府の...全文を見る
○石破国務大臣 それは、憲法に定められた労働者の勤労権というものがきちんと実現をするというのがハローワークの役割であって、国としてそれに責任を持つ、それがハローワークの基本的な考え方だと私は考えております。
○石破国務大臣 若い方に限りませんが、安定した雇用環境のもとで、生活していくに十分足る、できれば余裕を持った収入が得られ、そしてまた生きがいを持って働くことができる、きれいごとを言うようですけれども、やはりそういうものを実現していくということが必要で、また地方創生の立場から申し上...全文を見る
○石破国務大臣 これは担当だとか担当じゃないとかいうお話ではございませんので、河野大臣あるいは現地の松本副大臣に早速連絡をとって対応しなければならないものだと思っております。  委員御指摘のように、出ていけだけではしようもないので、では一体どこへ行きますか、そんなものは自分で見...全文を見る
○石破国務大臣 それは私は否定しません。そういうことはあります。  ただ、先ほども申し上げましたが、財源をお渡ししたときにきちんと財政民主主義が機能しなければならないのであって、そこにおいて、何が一番ふさわしい事業なんだろうか。  これは、コンパクトシティーって何だろうかとい...全文を見る
○石破国務大臣 当然のことでございます。  ですから、どのようなものであっても従うべき基準なるものを参酌すべき基準に見直すということは、全然適当ではないものでございます。  ですから、それは何でも大事なんですけれども、子供たちの命や健康にかかわるというものを何でもかんでも見直...全文を見る
○石破国務大臣 この数字は、明らかに委員の御指摘のとおりのことを示しているということであります。  ですから、今後、従うべき基準を見直すわけでございますが、この見直しに当たりましては、勧告の趣旨というものをよく踏まえながら、実態を把握しながらやっていかねばならない。こういうこと...全文を見る
○石破国務大臣 これは四月十四日、福田昭夫議員の御質問に対する答弁でございます。  これは委員の方がよく御案内かと思いますが、医薬品医療機器総合機構、PMDAがやりますことは、医薬品や医療機器などの品質、有効性、安全性につきまして、治験前から承認までを一貫した体制で指導、審査す...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第11号
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○石破国務大臣 今農水政務官からお答えをしたとおりでございますが、企業が農地を保有したからといって、今回の仕組みも、もちろんそれが農地以外の用に供するということができないように、ありとあらゆる方策は講じているものでございます。  当然、委員御案内のように、所有権は絶対でございま...全文を見る
○石破国務大臣 法治国家において合法ではないことをやってはいけないのは当然のことで、それが一見、合法のように見えても、脱法行為的なものも、それは厳に慎まねばならないものだと思っております。  委員十分御承知の上で御質問なさっておられると思いますが、経済的な利益を対価として与える...全文を見る
○石破国務大臣 この手の行為を法律上義務づけるというのはかなり難しいと認識をいたしております。  これは絶対に法律的にできないとか憲法に抵触するとかそういうお話ではございませんが、私どもとして、企業に対しましてそれを公表してくださいなと、実際公表したいんだと思うんですよ、普通は...全文を見る
○石破国務大臣 これは、実際に企業が農地を所有したとして一体どれほど農業者の利益に資するものであり、そしてまた農業の発展に資するものであるかということをきちんと見たいと思っております。自動車運送の場合にも、そういう過疎地の方々、困窮しておられる方々の利便に資するものかどうかという...全文を見る
○石破国務大臣 規制というのは、その時代時代にふさわしい規制がなされるべきだと思っております。なぜその規制がなされたのかというところまでさかのぼって考えなければ、規制緩和はしてはなりません。それは、かつてケネディが演説の中で言ったことですが、なぜその垣根がつくられたかを知るまでは...全文を見る
○石破国務大臣 済みません、事実関係ですので、答弁書を読んで恐縮です。  これまでの二年間で、国家戦略特区では、長年改革ができなかった岩盤規制など、合計四十五の規制改革が実現をしたところであります。このうち、三十五の改革メニューを活用して、現在、十区域に上る国家戦略特区では、こ...全文を見る
○石破国務大臣 市長や知事を御歴任の委員の御意見ですから、私どもよく拝聴しながら足らざるは補ってまいりたいと思っておりますが。  これは私が怠け者のせいかもしれませんけれども、ある程度期間を区切らないと本気でやらないというところが私なんかはあるものですから、そういう短過ぎるでは...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のような議論というのは確かにあるし、それは重要な論点だと私は思っております。  平成二十六年の二月の二十五日閣議決定でございますが、国家戦略特区法第八条第一項に規定する区域計画の同条第七項の認定に関する基本的事項という閣議決定がございます。この閣議決定...全文を見る
04月22日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(石破茂君) 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  地方分権改革は、地域が自らの発想と創意工夫により課題解決を図るための基盤となるものであり、地方創生にお...全文を見る
04月25日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第12号
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○石破国務大臣 挙がるようにしなきゃまずいんだろうと私は思っておって、あれをやりたい、これをやりたいというのは、つまり、特区をなぜやるかというと、時代が変わってきたのでそれに合わせる、しかし、いきなりやるわけにもいかぬのでというのは累次申し上げておるとおりであります。  そうす...全文を見る
○石破国務大臣 やはり農業、漁業、林業、医療の分野、医療は委員御専門でいらっしゃいますから、私がとやかく申し上げることでは決してございませんが、そこに時代に合わないものはあるんだと思います。これから先、地方創生を論ずるに当たって、農業、漁業、林業の持っている潜在力を最大限に引き出...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘のとおりでございます。
○石破国務大臣 ございません。
○石破国務大臣 今、国交省からお答えしたとおりでございます。
○石破国務大臣 今まで、もう地域の方々の足、公共交通というものはとても採算が合わぬのでやらぬということでございました。それでは、有償旅客運送というのはそこにおいて地域の足として活用するということでしたが、そこから外国人の方々にそれを利用していただくということで、そんなに外国人とい...全文を見る
○石破国務大臣 これはまた明日も議論させていただければありがたいなと思うんですけれども、特区の場合に、社会的規制というのか乗客の安全というのか、いかなるやり方であるにせよ、乗客の安全が、ああ、これをやってみて、やはり大丈夫でしたみたいな、そんな特区はあるべきだと私は思わないですね...全文を見る
○石破国務大臣 何かお互い誤解があったらいかぬのですけれども、要は、そういう民間がやらないところ、やれないところというのが事実あるわけで、秋田にもあるでしょうよ、いっぱい。私の鳥取にもそんなのはいっぱいありますって。では、そういうところはどうするのということになるとするならば、そ...全文を見る
○石破国務大臣 今年度からの取り組みに係る新たな目標につきましては、今月十三日の特区諮問会議における評価の結果や総理の指示を踏まえ、次回の会議で設定することといたしております。引き続き、残された課題に取り組み、規制改革を着実に進めてまいりたいという話なんですけれども。  要は、...全文を見る
04月25日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○石破国務大臣 それはもう東京の一極集中にはいろいろな要因があって、それ一つ一つに対応策を示していかねばならないものですが、民間企業に対して、本社機能を地方に移してくださいというお願いをしているわけで、コマツの例は再三再四申し上げておるところでありますが、民間にお願いしておいて、...全文を見る
○石破国務大臣 ニーズといたしまして、提案者、主体数、内容ということでお答えをいたしますと、二十五年から二十七年の三年度にかけて実施をいたしました国家戦略特区の提案募集におきまして、農業生産法人の要件緩和に関する提案は、二十件、十八主体ということになっております。  そのうち、...全文を見る
○石破国務大臣 結局、リースではだめで所有権でなければならないということは一体どういう場合なのだろうかというのは、随分私どもでも議論をいたしたところでございます。  リースの場合に、契約期間というもの、これは仕組みの上では五十年が最長ということになっておるわけでございますが、実...全文を見る
○石破国務大臣 理屈の上からいえば、そういうことはないとは言えないということであります。つまり、当該企業ではない、全然違う会社がふるさと納税をします、その意図するところは、当該企業なるものに農地の保有を認めてやってちょうだいなということであれば、形式的には、これは私どもとして、内...全文を見る
○石破国務大臣 平成二十三年のことですから、民主党が政権をお持ちの時代でございます。私は、予算委員会で、個人的には非常に敬愛しております野田佳彦さんとこういう議論を随分といたしました。  そのときに、エドモンド・バークが書きました「フランス革命の省察」というのがございますが、あ...全文を見る
○石破国務大臣 私は、余り政治というものが教条主義的になってはいけないと思っています。あるいは、思想信条のようなもので政治が排他的に律せられることがあることは私は余り好みません。そこはいろいろな考え方があると思っております。ですから、保守とは感覚であるというのは先ほど申し述べたと...全文を見る
○石破国務大臣 私は、かつて宮沢内閣で農林水産政務次官というのをいたしました。森内閣で、今でいう副大臣、総括政務次官をやっておりました。麻生内閣で農林水産大臣を拝命いたしました。そのときからずっと思っているんですけれども、農業において一番大事なのは、サステーナビリティー、持続可能...全文を見る
○石破国務大臣 今、佐々木室長からお答えしたとおりでございますが、これは先ほど宮崎委員にもお答えしましたが、要するに、賃借権の設定期間が六年から十年が二二・五%で、一年から六年が五二・二%なわけです。そうすると、桃栗三年柿八年みたいな話で、そういうような期間で本当に資本が回収でき...全文を見る
○石破国務大臣 二十件を多いと見るかどう見るかですが、数じゃないよ中身だよと、こんなことを言っちゃうと身もふたもないんですけれども、私は、内容はかなりいいものだというふうに思っておるわけでございます。  特に六次化というものを考えましたときに、生産、加工、販売、こういうのが六次...全文を見る
○石破国務大臣 今、国交省からお答えしたとおり、それは別物なのでございます。
○石破国務大臣 今回、養父市において実証を行うということでございます。その後のことについては今言及する段階にございません。
○石破国務大臣 憲法九十五条の対象となりますのは、一つの地方公共団体のみに適用される特別法でございます。  この場合の特例、つまり、今やっております特例は、法律に規定しております二つの要件、すなわち、担い手が不足していること、耕作放棄地が増加するおそれのあることに該当するものと...全文を見る
○石破国務大臣 これは、竹中さんのお言葉について私はあれこれ論評する立場にはありませんが、農地は株式会社が保有してはならないという自作農主義あるいは耕作者主義というのがずっとございました。そういうような考え方というものではないかと思っております。誰がということを私は申し上げるだけ...全文を見る
○石破国務大臣 大変傾聴に値する御見解だと思います。  誰かを悪者に仕立てて、昔は改革派と守旧派なんてものがあって、レッテル張りみたいなことというのは意外と事の本質を見誤る場合があるような気はいたしております。  今回、総理がおっしゃったことに対しては、私、あれこれ言及する立...全文を見る
○石破国務大臣 今回の養父市の件については、本当に長い議論がございました。これはもう委員、内容はよく御案内のとおりであります。養父市長は、とにかくこれを絶対にやりたいんだということで、農業委員会、あるいは議会、あるいはJA、そういう方々とお話をしながら、本当に熱情あふれるというん...全文を見る
○石破国務大臣 我が国の私法上、所有権絶対ということになっておって、学校時代に、所有権はオールマイティーだということを習いました。それはもちろん、公共の福祉の用には供さなければいけないのですが。とすると、所有権を持つということによる安定感、安心感というものはあるんだと思いますね。...全文を見る
○石破国務大臣 事実関係のお尋ねでございます。  新潟市におきましては、特区の特例を活用し、平成二十六年十二月から、企業等の新規参入に係る農地の権利移転に関する事務を市へ移管いたしました。これにより、事務処理期間が二十六日から三日へと大幅に短縮をしたところであります。事務処理件...全文を見る
○石破国務大臣 それが有効なものであれば全国展開をしたいというふうに思っておりますが、いきなり全国展開するわけにいきません。それは、いろいろな懸念もあります。そういう懸念が本当に懸念に当たらないかどうかということをきちんと実証した上で、やはり、例えば農地がどんどん転用されちゃうと...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第13号
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○石破国務大臣 見識かどうかは別として、今のままの出生、死亡の状況がこのまま続くとどうなるかということを計算すると、全く恣意を排してやっているわけですが、西暦二一〇〇年に我が国の人口は五千二百万人になる、二百年後には千三百九十一万人になる、三百年後には四百二十三万人になる。ずっと...全文を見る
○石破国務大臣 世界で一番ビジネスをしやすい国という漠たる話ではよくわからないので、それは一体何だろうかということを考えたときに、例えば、対日直投と申しますが、GDPに占めます対海外からの投資の割合からいくと、日本よりも低いのはネパール、アンゴラ、ブルンジという話であって、そうす...全文を見る
○石破国務大臣 それは、そういう面があるだろうなと思っております。  日本でせっかく学んでいただいた知識も、あるいは技量も、あるいは日本語も相当にレベルが上がった方々をどう活用していくのかというのは極めて大事なことであります。  もちろん、日本に留学した方々が日本のファンにな...全文を見る
○石破国務大臣 そういう方々の活用は図るべきだと思っております。  そういう方々が多く日本において職を得ていただくということは、それはすぐ日本人の職場を奪うのではないかとかそういう御懸念を示される方もあるのですが、そういう狭量的な考え方ばかりではいかぬだろうと。もちろん、日本人...全文を見る
○石破国務大臣 政府の立場といたしましては、昨年六月三十日に閣議決定をいたしておりますが、「日本再興戦略」改訂二〇一五というのがございます。「日本再興戦略」改訂二〇一五はこのように言っております。  移民政策と誤解されないように配慮をしながら、我が国の将来の形や国民生活全体に関...全文を見る
○石破国務大臣 不勉強で大変申しわけございません。済みません、この間までスタバがなかったので。今でもないわけではないのですよ。うちの知事が、平井さんが、スタバはないけれども砂場はあるとか言ったもので急に有名になってしまいまして、その後、スタバは開店をいたしました。今度はすなば珈琲...全文を見る
○石破国務大臣 世界銀行のランキングだけが一つの指標かといえばそうでもないんでしょうけれども、その数字はよく検証というか、見ていかなければいけないと思っています。うちも頑張っているけれども、よそももっと頑張っているものねというような、そういう面があるのかもしれません。  私は、...全文を見る
○石破国務大臣 構造改革特区自体の数というのは確かに御指摘のように減っております。この制度ができたのが平成十四年度だったと思いますが、千七十七件だったのが平成二十六年度は百六十一件だということなんですけれども、数が減ったからもうこれは要らないよねという話にはならないと思っています...全文を見る
○石破国務大臣 この二年間で四十五の規制改革を実現したわけであります。メニューを活用しまして、現在、十区域に上る国家戦略特区というものを設けておりまして、二年間で百七十一の事業を進めました。具体的には、旅館業法の特例による特区民泊、外国人家事支援人材の活用による女性の社会進出支援...全文を見る
○石破国務大臣 きのうも議論がありましたが、これはみんなもろ手を挙げて賛成なんというようなことはないわけであります。さればこそ特区というものを使って、メリット、デメリットというのか、そういうものをきちんと検証して、全国展開というのを前提とはいたしません、前提としているんだったら特...全文を見る
○石破国務大臣 舛添さんとは、まだ舛添さんが国会議員になる前から三十数年来の友人でありますので、たびたびといってもお互い忙しいのでしょっちゅう会っているわけにはいきませんが、事あるごとに会っていろいろな意見交換はしておるところでございます。  御指摘のように、国家戦略特区制度を...全文を見る
○石破国務大臣 これは、なぜ最初から全国でやらぬのかというお話であります。特段の懸念事項がなければ速やかに全国で展開すべきだ、それは基本的にはそのとおりなのであります。  ただ、規制を改革したときに、いわゆる負の側面というのか影の面というのか、これは意外とわからないことがあるの...全文を見る
○石破国務大臣 それは、多分こういうことだと思いますね。  賛成もあれば反対もあるんです。この手のお話というのは、例えば企業が農地を所有するということを考えてみても、このお話は少なくとも私が政務次官をしていたときからありましたね、森内閣、随分昔の話になりましたが。そういう話がず...全文を見る
○石破国務大臣 そうでないとこの特区の制度は意味がないんだと私は思っておりまして、懸念される事項かくのごとしというのは、実際に法律案を作成します場合にも、これでもかというほど上がってきております。それに対してどういう法律構成をしてこの特区というものをやっていくのかということも、一...全文を見る
○石破国務大臣 このPDCAというのがワークをしているかどうかというのは、きちんとこうやってチェックを行いましたよ、そしてまた、まず最初の段階で、プランの段階で、こういうことを検証しますよということはかなり精密にやっているつもりですが、委員の御指摘でもございますので、さらに改善の...全文を見る
○石破国務大臣 これから特にクールジャパンについては、特区の使い方というのが、かなり可能性があると私自身は思っておるところでございます。きょう最初の質問にもお答えをしましたが、出入国管理、もちろん出入国の厳正は担保した上でですが、主に法務省のテリトリーになろうかと思いますが、これ...全文を見る
○石破国務大臣 観光客も含めたでございますが、外国の方の受け入れにつきましては、クールジャパンにかかわる外国人材の受け入れ促進という御提案、これは幾つかの方からの御提案をいただいております。具体名をここで申し上げることはいたしません。お尋ねがあればお答えいたしますが。あるいは、民...全文を見る
○石破国務大臣 釈然としないですね、しません。  でありますからして、障害者雇用の特例の提案を行っていただいた徳島などの自治体についても、今後特区に指定をするという可能性、これは当然残っているわけでございます。ですから、どうも、先ほど来の議論を聞いていると、何か変だねという感じ...全文を見る
○石破国務大臣 政府のやっていることも完璧とは限りませんので、それはそれを期すように努力をしなければいかぬわけです。さればこそ、こういう議論をしているわけですね。こちらはもちろん完璧のつもりで出していますが、いろいろな御指摘を承りながらやっていかねばならぬ。もちろん、政府としてそ...全文を見る
○石破国務大臣 御指摘、確かに承りました。  さっきの柏の場合は、私どもの所管ではございません。厚生労働省においてよくよく検討した上でこういう結論になったものと思いますが、しかし、その柏のがんセンター東病院でしたかについても、この特区の意図するところがそこにおいても発現されるよ...全文を見る
○石破国務大臣 時限を限った特例措置が講じられるのは今回が初めてなので、そういう議論というものは当然起こってくるものだと思っております。  企業の農地所有の特例、今回の法案に盛り込んでいるものでございますが、時限を限りました特例措置でありましても、実施状況の評価を通じ、新たな制...全文を見る
○石破国務大臣 この国家戦略特区の活用は、もちろん東京に限ったものではない、全国的に展開するものであって、そこに都市と地方の差を設けているものでは全くございません。  私は累次申し上げておることですが、地方創生というプロジェクトは、東京の富と人を全国にばらまきましょうなぞという...全文を見る
○石破国務大臣 累次お答えしておりますように、目的が違うので二つの制度があるわけです。ただ、ユーザーの側からすると、何が国家戦略特区で何が総合特区なんだかよくわからないというところがありまして、やり方としては、この二つの連携というものを、実際に今、そういう連携で実績もあるわけでご...全文を見る
○石破国務大臣 改善すべきは改善していかなければなりません。  だから、政府が言っておいてみずから何だよみたいな、そういうそしりを受けないようにさらに改善に努めてまいりたいと思います。
○石破国務大臣 特区指定の取り消しというものは当然あることでございます。  民間の有識者からは、評価の低い特区等に対しては、指定の取り消しも含めた厳格な対応を求めるという御指摘もございまして、これは遊びや冗談で特区をやっているわけじゃないので、活用していただかないとすれば、特区...全文を見る
○石破国務大臣 提案の意欲をそぐようなことをやっちゃいかぬので、せっかく提案したのに何なんだよという思いが生じたとしたら、これは何にもならないということでありますので、その徳島のお考えというものを生かす仕組みというもの、先ほどの答弁の中では特区に指定する可能性ももちろんありますと...全文を見る
○石破国務大臣 これは、今お話しのように二つの類型があるわけで、例えば遠隔服薬指導とかドローンとかいうと、どう聞いても、革新的事業連携型指定の方がこれはふさわしいんじゃないのと。言葉から聞けばそう思うわけで、それでもいいわけです。仙北なんぞというもののドローンはこれでやっているわ...全文を見る
○石破国務大臣 これは、我々政府として、あるいは党税調もございますが、そういう見直しというものは毎年やっていかなければなりません。そうでなければ租税特例措置の意味がございませんので、毎年これはきちんとやっていく。そこにおいて効果あるいは反省、検証等々を詳細に行っていくのは当然のこ...全文を見る
○石破国務大臣 実態は委員御指摘のとおりでございます。  ですから、これに対応する制度がなくて、外国からお客さんがいっぱい来る。外国からだけではなくて、京都なんて今はホテルがとれないですからね、我々が行ってもね。(篠原(豪)委員「先生でもですか」と呼ぶ)とれないです。とれないか...全文を見る
○石破国務大臣 委員御指摘のように、これは単発、つまり、総合戦略をつくるのでこういう産官学金労言の会議をつくりました、総合戦略を書いたら解散しちゃいましたみたいなことは余り望ましいことだと思っておりません。これは別に法律で自治体にお願いすることではございませんけれども、加須市なら...全文を見る
○石破国務大臣 それを不安とか危険とかというネガティブな言葉で捉えるのか、それとも懸念される事項というのか。別に私は言葉の遊びをするつもりはないんですけれども。  例えば、今御審議をいただいておる農地の問題、あるいは服薬指導のお話、有償旅客運送のお話にしても、こういうことって懸...全文を見る
○石破国務大臣 これは主に文科省においてお答えすべきものかと思いますが、委員がおっしゃったようなお話は、私も報告を受けて、仰天という言葉はこのためにあるような言葉であって、幾ら何でもひどかろうというものだと思っております。  したがって、この制度にこの学校の運営そのものが合致し...全文を見る
○石破国務大臣 聞けば聞くほどひどい話で、委員がおっしゃるように教育というのはやり直しがきかないので、誰が一番の被害者かといえば、それは子供たちが一番の被害者であることは間違いないということだと思っております。  今、義家副大臣から答弁がございましたように、それぞれがどこでどの...全文を見る
○石破国務大臣 この川内市の事例は私も報道で拝見をいたしておるところであります。そこでいろいろな方がいろいろなことをおっしゃっておられて、企業が経営判断で撤退して維持できない農地が出ても、リースだから農地を守れたのだ、見出しもそんな形になっていたと思いますが、今回の法案は、リース...全文を見る
○石破国務大臣 CIQにつきましては、私は長く自民党でCIQ議連の会長というのをやらせていただいているのですが、やはり外国人のを入れる、受け入れるときに、CIQ、これは国家公務員の定員という枠がございますが、それを超えて増員もいたしておるところでございます。  これをやらないと...全文を見る
○石破国務大臣 やはり税金を使ってやるわけですから、費用対効果というものの分析の手法というものは必要だと思っております。BバイCというのはそういうものでございます。  私が昔、農林水産政務次官をしておったころですから今から二十何年も前のことですが、では、土地改良法において土地改...全文を見る
○石破国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしてまいります。     —————————————
05月11日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(石破茂君) 市長、知事をお務めになり、地方行政のプロでいらっしゃいます寺田先生の御指摘ですから、私どもはよく謙虚に承らなければならないと思っております。  国際教養大学、たしか議員が知事御在任中の平成十六年の開学だというふうに承知をいたしております。別に偏差値が高い...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これはかつてと同じ答弁で誠に恐縮でございますが、平成二十六年六月に、地方の代表の方々にも御参画をいただいております有識者会議におきましてそれまでの取組の総括を行ったと。その中において、個性を生かし自立した地方をつくるため、国主導による集中的な取組から地方の...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私はあちこちで申し上げていることですが、今、日本は一億二千七百万人おりますが、このままの出生数、このままの死亡数が続けば、二一〇〇年には日本人は五千二百万人になるのであります。二百年たつと千三百九十一万人になって、三百年たつと四百二十三万人になって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、第二東名にしても北海道の高速道路にしても、国交省において精緻にBバイCを計算した上で建設をいたしているものだと承知をいたしておりますが、あえて私見を申し述べさせていただければ、車が走らないので料金を上げるというのはそれは話がおかしいのであって、その...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは結構長い議論のある話であります。  委員おっしゃるように、もう現実的な着地点というのはまあこんなところなんだろうねというのが私の実感でありまして、これは全国知事会を始めとして、全面的に移管をすべきだというお話がありました。他方、例えば経団連とかある...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、全面的な移管というものを否定するものではございませんが、まず、この新しい方式で運用してみて、実際に利便性が労使共に増すとするならば、これで行こうと思っております。  そこで、なおいろんな利便性が阻害をされて全面的に移管をしなければならないというこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、地方がその役割を適切に果たしていけるように予算措置も含めて検討はしていかなければなりません。人事面においてもそうでございます。  今、事務方から、厚労省から答えがございましたように、まずその職員の方々の人事交流あるいは研修、そういうものを行ってい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ありがとうございました。  要は、地域住民の利便性に誰が一番敏感かといえば、それはやはり地方の自治体なのだと私は思っております。そしてまた、二元代表制の下における地方議会なのだと考えております。  ですから、委員の先ほどからの御質問を聞いておって、やは...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) であらばこそ、この徳島で研修等々をやってみたときに、どれほどの不便が生ずるのか、あるいは生じないのか、それはやはり実際にやってみないで駄目とかいいとか言ってもしようもない話であって、できるだけ多くの地域が参加をしていただきたいと、そうでなければ移していいの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) みんなが喜ばないようなことやってはなりません。それは、危機対応とかあるいは国会対応とか国際的対応とか、そういうものは移転はいたしません。当然のことであります。国として、北海道から九州、沖縄までどの地域にも公平な行政が行われることが必要でありまして、そこは民...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 委員御指摘のように、財源面、人員面、その二つの面におきまして、地方版ハローワークを担う自治体の支援というものは、我々国として欠かしてはならないことでございます。  先ほどの憲法あるいはそれぞれの法制との関係はまさしく委員が適切に御指摘になったとおりであり...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今委員がブラックジョークとおっしゃいましたが、そういうような感じもいたします。  ただ、これはハローワーク行政を特出しをして例外とするということもなかなか国として難しいことだと思っておりまして、厳しい行革、人員の削減の中にあって、ハローワークの持っている...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 後ほど所管の厚労省からお答えがあろうかと思いますが、委員のお言葉を借りれば、丸投げ、安易に丸投げということがあってしかるべきだとは思っておりません。そこにおいて、地域全体の経済について知見を持ちます自治体がそれなりの責任を果たすべきは当然のことだと思ってお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 詳細は今、厚労省から答弁があったとおりでございます。ですから、そういうようなブラック企業であるかどうかということが、職を求める人にきちんと情報が伝わるということが大事なことであって、そのために行政は適切な責任を果たしていかねばなりません。  と同時に、要...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今御指摘の第五次地方分権一括法でございますが、このときに農地転用について許可権限の移譲を行いました。随分と当委員会でも議論いただいたところかと承知をいたしております。このときに、事務経費、すなわち権限の移譲に伴う事務経費につきましては、地方財政計画の歳出に...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これを提案募集方式にすると一体どういうことが起こるだろうかということを想像してみたときに、やはり税の世界において、それと表裏一体というか、財政の世界において非常な混乱が生じるのではないかという懸念は、私自身、正直言って持つものでございます。提案募集方式で税...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことは別に私は否定をいたしません。そういうことがあっても別にそれは、それが国のあるいは国民の利益になるものであれば、逆にそういうようなスタイルも論理的に否定をされるべきものだとは思っておりません。  ただ、私どもが今やっておりますことは、原理を振...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような指摘がなされておることは承知をいたしております。  地方からいろんな御提案をいただくわけで、それを具体に検討するに当たりましては、特に全国一律に権限を移譲しますよという御提案であれば、本当に全国でそういうニーズがありますかと、ニーズもないのにそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 一日何十回もいろんな発言をしているので、多分、報道で一部あったような件ではないかというふうに承知をいたしております。  衆議院の選挙におきましては、当然、解散権は総理がお持ちのものでありまして、このことについては閣僚が云々すべきことではございません。また...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(石破茂君) 国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国家戦略特区では、経済社会の構造改革を推進するため、約五十項目以上の規制改革を実現するとともに、合計十か所の特区において、これらを活用した百を超える...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○国務大臣(石破茂君) この四月一日でありますが、総合特区制度の見直しを行いました。その際、必要な制度改正の一つとして、総合特区の取組をより一層地方創生に役立てる必要がある、そういう観点の下から、地方創生との密接な連携を新たに規定する総合特別区域基本方針の改正を行ったものでありま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘、誠にそのとおりで、前段に人事のお話をなさいましたが、やはりこれは一年で成果なんか出るはずはないのであって、委員が的確に御指摘になったように、もうできればやりたくないという人もいっぱいいるわけで、この手のお話はそれぞれの関係省庁がございます。さればこ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 安全の規制を普通は社会的規制と言うんだろうと思います。そこは完全に一致した概念かというと、そうでもないような気もしますが、この交通に関するものというのはその両方が重なっている部分があるんだと思っております。飛行機もそうですし、バスもそうですし、タクシーもそ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今、義家副大臣から答弁がございましたように、この合意というものがいかにきちんと遵守されて、本来の特区の趣旨が発現されるかどうかということが極めて重要だというふうに考えております。  ですから、櫻井委員おっしゃいますように、特区の趣旨というものは、この成田...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今回お願いをしておりますのは、これを白タクというふうなカテゴリーで私どもとしては認識をしておらないところでございます。これも委員全て分かった上でおっしゃっておられることだと思いますが、これが白タクを認めるものだというような、そういうようなラインに乗っている...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど来国交省がお答えをしておるとおりでありますが、あえてお尋ねでございますので申し上げますが、現行の自家用有償旅客運送制度の枠組みで行うと、それにこういうような人たちが入ってくるわけで、入ってきた後は今の枠組みの中で行う。委員がおっしゃる安全は一体どうな...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、ここで人物評をできるほど私も知識があるわけではありませんが、私も十四年前に、当時の小泉内閣で私は防衛庁長官で、竹中氏が経済改革担当大臣でしたかしら、まだ総務大臣になる前だったと思いますが、大臣をやっておられたときからいろんな仕事は一緒にしてまいりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 規制緩和すなわち弱肉強食かといえば、やはり規制を緩和しなきゃいけない部分があるんだと思います。規制があるがゆえにコンサバティブな旧来型のビジネスモデルが残っちゃっているというところもたくさんあって、やはり規制を緩和することによって新しい地域の経済が生まれる...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 何にしても、障害をお持ちの方々の雇用というものが増えなければいけないということであります。そういたしますと、今中小企業におきましては、同じ業種の方々で組織をする、同じ業種の法人で組織をする事業協同組合につきまして障害者雇用率を通算できる特例制度があるのです...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 厚労省も別に教条主義的なことを言っているわけではなくて、障害のある方が直接雇用されることで、労働関係法令等の適用が受けられるようになる、より望ましい環境で安定して働くことができるようになる、障害のある方の多くが雇用されることを望んでおられるということなので...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) テレワークというのは、もう随分と飛躍的な進歩を遂げているというふうに思っております。障害をお持ちの方々が地域において仕事の場で活躍できるというような基本的な視点の下で働き方改革が行われなければいけません。よって、まち・ひと・しごと創生基本方針二〇一五に基づ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは本邦初演でやっておりますもので、いろんな御意見はおありかと思います。繰越しは絶対駄目だと、こういうことを言っているわけではなくて、予期せぬ事態が発生をしましたとか、そういうようなことの場合には繰越しは当然認められるということでございます。何を予期せぬ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それで結構です。
○国務大臣(石破茂君) 乗客の安全が確保されないというものを認めることはございません。逆に申し上げれば、それを認めるという場合には、どのようにして乗客の安全が確保されるか、そしてまた、万々が一事故等が起こったときにどのようにして対応がなされるのかということについて、政府としてきち...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今後、今議論になっておりますような外国人観光客等々の需要が今ないではないかということですが、政府として、これから先、いわゆるゴールデンルート以外のそういうお客さんも増やしていかねばならないと思っております。同時に、私の選挙区もそうですけれども、本当にタクシ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは協議が調うような環境をつくるべく努力をするということだと思っています。とにかく、協議というのは、そこにおいていろんな話合いがなされなければいけないわけで、いろんな方々の御意見がそこで出る、そのことによって考え方が改まることもあるかもしれない、そのため...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そういうことになれば大変めでたいことでありまして、この制度は地域の交通事業者によってそれを運営することが困難であるということが要件になっているわけです。ですから、本当に委員がおっしゃいますような活況を呈して、そういうような業者さんが入ってきても十分ペイする...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 松井知事からそのようなお話があったということは御指摘のとおりでございます。  八割の事業者の方々がこの七日以上の滞在要件というのは非常に問題であるというふうにおっしゃっておられる。特区民泊の説明会を開きましたが、三月二十九日でございます。大阪府の一施設当...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは特区諮問会議の議論というものも経なければいけませんので、私どもだけで勝手に決めるというお話には相ならないところでございます。  また、所管であります厚労省あるいは観光庁の意見としては、これは簡易宿所の要件を緩和することでどうだろうかという意見もござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このBNCT、ホウ素中性子捕捉療法というのは、患者さんの負担も少ないのである、効果も高いのであるということで、早期に実用化をしなければなりません。そのために必要なことは全てやるということが必要だというふうに認識をいたしておるところでございます。  したが...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) このBNCTなるものは、今がん治療におきまして六週間照射を行っております。これは物すごく負担が、皆様方のお身内にもそういうつらい思いをされた方おられるかと思いますが、六週間放射線を照射するのが三十分で済んでしまいますということだけでも大変なことだと思ってお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御提言ありがとうございます。  済みません、不勉強で存じませんでしたが、フィンランドでございます専門的知識拠点プログラム。これ、政権交代によりまして一旦終了はいたしておりますが、二〇〇二年から二〇一三年までに展開されたものであって、フィンランドが深刻な経...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今法務省から答弁がありましたが、これをいかにして迅速に進めていくかということであって、必ずしも何が何でもこの三十七条という条文を設けて特区として取り扱わなければならなかったかと言われると、それは別のやり方もあったかもしれませんねということであります。  ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 法務省においてガイドラインを作るというのはそれなりに一つの前進だと思っていまして、何も変わりませんと答弁をしたか、御説明をしたかどうか。大きく変わるということでありますので、また議論を詰めさせていただきたいと思っています。  それから、美容師の方であって...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今厚労副大臣から答弁があったとおりであります。  遠隔医療ができるのであるならば何で遠隔指導ができないの、それはそれでセットなのかいということの御趣旨だとすれば、ここはもう一歩進んで考えてみる必要はあるのかもしれません。  いずれにしても、薬ですから、...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど申し上げましたように、厚労省とよくお話をさせていただきますが、まずは遠隔診療の場合に特例措置を講ずるとしたものでありますので、委員が御指摘のようなことは、今承っておる限りにおいてはそれはそうだよねという気が私自身するのですけれども、遠隔でいいんだった...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そうならなければやる意味がありません。
○国務大臣(石破茂君) 恐縮です。元農水大臣としてお答えをすれば、私は副大臣のときからずうっとこの自給率って議論はどうなんだろうねということは申し上げてまいりました。むしろ、自給力というもので農業の力というのは測られるべきではないか。農地がどれだけ維持をされ、主に基幹的農業従事者...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 鈴木先生とは、私が農林水産大臣のときに毎日みたいにいろんな議論をさせていただき、政策づくりに当たっていろんな御示唆をいただいてまいりました。今のブッシュ元大統領の話なぞというのは非常に改めてしみじみと思い返したところであって、山本委員から安全保障についても...全文を見る
05月23日第190回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(石破茂君) ありがとうございました。  日本海側の閣僚たくさんおりますが、それぞれの選挙区にお互い行こうと思うと一回東京に出た方が早いのです。私のところから総理のところまで本当に近いんですが、一回東京に出た方が早いんです。これは一体どういうことなのか。きちんと法律も...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいまの地域再生計画において設定された目標の低調な達成状況等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
05月24日第190回国会 参議院 内閣委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(石破茂君) 私が議員になった頃は、三十年ぐらい前の話ですが、二種兼業農家というのは減らないんだというふうに教わりました。米の値段が下がろうがどうしようが、二種兼業農家はそれで食べているわけではないのであって、それは、専業農家とか、あるいはかぶる概念ですが基幹的農業従事...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 確かに、参議院にそういうものがありました。私も、当選三回のときに衆議院で全く同じ委員会の委員長をやっておったのであります。随分昔々のことになってしまいましたが。  いろんな御提案がございました。長年実現しなかったというのは、公立学校運営の民間開放、あるい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それはどなたのことを指しておられるのかというお話でございますが、そこは、名前は委員もおっしゃらないし私も言わない方がいいのかもしれません。  それが全体の利益を損ねても自分さえ得すればいいんだというようなことであれば、それは規制緩和になじむものではござい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 違いがあればそれは内閣不一致になってしまいますので、それは、これが違うなぞということを閣僚の立場で申し上げられることではございません。  私は、農政も随分長くやらせていただきました。うちも二代遡れば農家でございますし、今でも実家は農業を営んでおるものでご...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 共通認識でございます。  つまり、今まで日本の国は、リーマン・ショック以降、生産性を上げるということよりも、いかにして労賃を下げ、いかにして下請をたたき、いかにして材料費を下げるかということをやってきたのでこんな日本ができてしまったのだと私は思っておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は、今回の京丹後の試みとウーバーは論理的に連関性がないものだと思っております。  ウーバーというようなものを今回の京丹後の事例を契機として拡大をしていく、あるいはそれにつなげていくということは、それはニーズの面からいきましても、あるいは事業者の面からい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほど事務方からお答えを申し上げました例えば十年以上の期間の定めがある賃貸借である場合、あるいは賃貸人自ら耕作することとした場合には、貸し手である農家側の方から解約されるリスクが存在するというのは、農地法十八条、十九条でございます。  つまり、それは一般...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、答弁の補足をさせていただきたいと存じますが、農地所有適格法人で十分ではないかという御指摘でございました。  これは、御案内のとおり、出資要件は農業者以外の出資比率が二分の一未満、事業要件は農業以外の売上げが二分の一未満ということになっています...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 岩盤というのは、別に法律上の定義があるわけではございません。やはり農地の所有形態ということだと思っております。  株式会社が農地を保有できるかどうか、これはもうずっとある議論でございまして、そういうことはしてはならぬのだ、そこにおいて耕作者主義というもの...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 麻生内閣で農林水産大臣をしておりました当時に紙委員と議論したことを今思い出しておるところであります。  ロジカルに詰めますと、そういう部分が私はないとは申しません。ただ、私は思うんですが、今回、実際、耕作放棄地が非常に多くて、そして、農業の担い手がいない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ですから、その懸念が払拭できるかどうかということで特区でやってみるわけでございます。  世の中何が起こるか分からないのであって、実際にそのような形でやってみまして、企業が所有した農地が転用されることへの懸念がまず払拭された上で、じゃ、転用しなきゃそれでい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 先ほどお答えしたとおりであります。  ですから、所有権さえ残ればいいなぞということを私は申し上げているのではありません。そして、最終的に自治体の負担において管理をするのであって企業の負担というものはなくていいなぞということを申し上げたこともございません。...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、私が防衛庁長官あるいは防衛大臣あるいは自由民主党の安全保障調査会長のときに申し上げてきたことをそのまま申し上げたものであって、今、岸田大臣あるいは中谷大臣が総理の下で真剣にこれから先、取り組まれることだというふうに認識をいたしております。これは、要...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、経緯を長々と御説明することはいたしませんが、第一次から第六次までの地方分権一括法により延べ四百法律の改正を実現をしたところであり、地方公共団体からも御評価を賜っておるところでございます。  権限だけ移譲しましても、ノウハウが移譲されないとかあるい...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、先ほど佐々木事務局長がお答えしましたように、仮にそうなれば特区担当としてあらゆる対応をしたいと思っておりましたが、これはもうやはり民間企業の判断でございますので、私どもとしてはこれ以上のお答えができないということはどうぞ御容赦賜りたいと存じます...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これは、ブースコンシェルジュというものをつくりたいと思っております。日本再興戦略改訂二〇一四に基づくものでございます。  これは上陸審査場における適切な誘導をする者でございまして、これは、誰でもできるものじゃありませんから、入管に関わっていた方のOB等々...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 多様な担い手が必要だと思っております。  あわせまして、これから先、出生率が上がったという報道がございましたが、出生数自体はそんなに増えません、二十年間お母さんの数が減り続けますので。その場合にどれほどの農地が必要なのかという議論は本当に必要なことだと思...全文を見る
05月26日第190回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○国務大臣(石破茂君) これはいろんな御意見があって、これはライドシェアにつながるのではないか、そういうことを企図しているのではないかという御懸念もございます。今、国交省政務官からお答えいたしましたとおり、そのようなことを考えているものではございません。それとは全く違うものでござ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、読み上げ調で恐縮ですが、特段の問題が生じていなければ全国展開です。地域の活性化として意義が大きいものは存続します。特例措置の要件や手続を更に緩和する場合で引き続き特区の検証が必要なものは拡充です。弊害が生じており要件や手続の見直しでは予防措置を...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) この話は私が麻生内閣で農林水産大臣をしておった頃からずっとある話で、要は、どうやって農業の生産性を上げ、農業者が良い環境の下で仕事ができるかということが大事なんじゃないのというお話で、それは優良農地を守ることは大事ですが、優良農地を守るということがどうすれ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、社会的規制と経済的規制が重なる部分もございますので、ここは言葉は気を付けて使わなければいけないと思いますが、要は、人命、人身に関わるもの、あるいは健康に関わるもの、そういうものについての安全性というものについては最大限の配慮がなされなければならない...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) それは、特区であるからといってそういうものが軽んぜられていいはずはございません。特区だったからそういうものについて規制が緩められて、結果として人身、人命、健康に被害が及ぶようなことがあっては、何のための特区だか分からないということだと思います。
○国務大臣(石破茂君) 私もこの部門について専門的な知見を持っているわけではありません。そういうことについて専門的な知見を持たれた方々が、どういうようなお子さん方の生育過程に合わせてどのようにしてケアをしていくのがいいのか、見ていくのがいいのかということについては、専門家の知見が...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 今回、大阪府からいろんな御提案をいただいております。  私どもとして、厚労省とこの提案を基にいろいろな検討を行うことになりますが、そのときの大前提は、保育の質を低下させないことというのが前提となっております。ですから、それが前提なのであって、その上でいろ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような事実を政府として決定したことはございません。あくまで保育の質というものを低下させないということが大前提でございます。一方におきまして、待機児童の増加、あるいは保育士の方々、特に潜在保育士の方々が現場に随分と、六十万人ぐらいでしょうかそれ以上でしょ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) いろいろと御指摘ありがとうございます。  先生がおっしゃったとおりだと思っております。してみせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじという話でありまして、やっぱりすごいね、偉いねということを政府の側が言うと同時に、それがどうしても特区というと、秋田の仙...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 御指摘の点でありますが、商工会議所に対する監督の一部など六つの事務と開発道路に係る直轄事業など四つの直轄事業を国から北海道に移譲、全国的な措置につながった項目は八件、実務上の対応がなされた項目が十四件ということで、多くの成果が出ているということが答弁には書...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) これ、我が党の中にも本当に様々な議論があって、この道州制というものを議論するときに、これ何度も同じような答弁をして恐縮ですが、とにかく全国町村会は絶対に反対であると。町村長大会に行くと、あるいは町村議長大会に行くと垂れ幕に道州制絶対反対と、こう書いてあるわ...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 済みません、正確には存じませんが、北海道からずらずらと、北海道が経産省だったと思いますですね、ずらずらずらっと考えてみると三十人はいるだろう、それ以上いるかもしれません。
○国務大臣(石破茂君) 済みません、江口委員の最後の御質問に答弁させていただいて、誠に光栄だと思っております。  この四十七都道府県というのは明治二十一年に決まったものでありまして、もうそれ以来何も変わっていないわけですね。本当にこれでいいんですかという意識は私はすごく持ってお...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 大変いろんな御指摘をいただき、ありがとうございました。  まず、実態をきちんと認識をしなければいけないと思っております。今、とかしき副大臣から答弁がありましたように、私ども政府として、まず実態をきちんと把握をして、クールジャパンの人材、せっかくいろんなス...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私も自民党でユニバーサル社会実現議員連盟の会長なぞをいたしておりますが、そういうユニバーサル社会なるものをきちんと実現をするために今回の法改正というのはあるというふうに認識をいたしております。実効が上がるように更に努めてまいります。
○国務大臣(石破茂君) もちろん、こういう数字は、農林水産副大臣あるいは大臣をしておりましたときにこういう数字というものは当然承知をいたしております。
○国務大臣(石破茂君) それは、合衆国は、先ほどブッシュ大統領、前大統領ですか、の御指摘がありました。その話は私も大臣当時に何度か承知をしておりますし、原典に当たったこともございます。  ややニュアンスは異なるようには思いますが、アメリカの食料戦略、私は全て正しいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 私は竹中氏もよく存じておりますし、宮内氏もよく存じ上げておりますが、それは、このような案件を審議するに当たりましては、企業の利益ということとは切り離して、両氏の持っている見識というものを私どもとして国家のために活用させていただきたいというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 不健全だとは思いません。
○国務大臣(石破茂君) どうも私どもの説明の仕方が悪いのかもしれませんが、委員が思っていらっしゃるようなライドシェアというものを、いわゆるライドシェアというものをそもそも提案してきたところはないというふうに認識をいたしております。  今回は、過疎地等において実際にそういうような...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) そのような先の目標を持ってこのような提案をしているわけではございません。それはそれ、これはこれで、別のものを御議論いただいているということが私の認識です。
○国務大臣(石破茂君) それは、利用者目線というのはお客様の目線ということであって、事業者目線ということを申し上げているのではございません。
○国務大臣(石破茂君) いや、それはいろんな御想像はおありかと思いますが、仮に今回これをお認めいただいたとしても、お客さんが求めているから、行政区域を離れて、営業区域を離れて、今回のが営業という概念でくくられるわけではありませんが、もうどこまでも行ってもいいとか、そういうことをや...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) 思いません。  ですから、このようなことは国民のためにやっているのであって、企業のためにやっているわけではございません。そういうふうにおっしゃるのであるとするならば、何が利益相反であるのか、何が彼らの個人的な利益を実現をし、国民の利益を損なっているのかと...全文を見る
○国務大臣(石破茂君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。