石原伸晃

いしはらのぶてる

小選挙区(東京都第八区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数10回

石原伸晃の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石原国務大臣 野田委員にお答え申し上げます。  規制改革は、言うまでもなく、小泉構造改革の最重要分野であるという認識のもと取り組ませていただいてまいりました。その発言については、どなたが申しているかは存じませんけれども、私は、やはり今回の総合規制改革会議の答申を見ていただいて...全文を見る
○石原国務大臣 現在、会議が何回あったかという数字を持ち合わせておりませんので、後日御報告をさせていただきたいと思います。  申しましたように、小さなテーマでも積み重ねていくことが重要である、実現可能なものからやっていく、そして中長期的には、このだれも手をつけることができなかっ...全文を見る
○石原国務大臣 ですから、どの発言を指して言われているのか詳細には記憶しておりませんが、私の規制改革に対する、今回の社会的規制分野に対する取り組みは、小さなテーマでもその積み重ねが重要である。  すなわち、私は、経済的分野の規制改革は、党の方で五年間ほど金融と財政の主査をやって...全文を見る
○石原国務大臣 これも小泉総理の御持論でございますけれども、民間にできることは民間にゆだねる、地方に任せられることは地方に任せるという基本原則にのっとって規制改革に取り組ませていただいております。  今委員御指摘のような、いわゆるサービスの供給主体についても制約が今一番多いわけ...全文を見る
○石原国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま委員御指摘のとおり、百六十三法人は、七十七の特殊法人プラス認可法人でございます。このうち四十五の共済組合がございますので、この四十五を別に考えますと、百十八法人ベースで廃止・民営化を決めさせていただきましたものが六十二法人、そして...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の、数字を御披露させていただきましたのは、やった本人が評価をするのではなくて、この数字をもってどう考えるかということは、第三者に私は評価をしていただきたいと考えております。
○石原国務大臣 先ほども評価は委員も含めて第三者の方にお願い申し上げたいと申しましたけれども、私も、一九九五年に政府系金融機関二つの統廃合を自社さ政権で行わせていただきました。このときは七カ月かかりまして、二つの法人を一つにするということにエネルギーを費やしました。それをこの短期...全文を見る
○石原国務大臣 その点につきましては、野田委員以外の御同僚の皆様からも、他の委員会で御質問をいただいた点でございます。  しかし、今回の改革、もう一度振り返らせていただきますと、事務事業の見直しというものを徹底的に行わせていただいた上での廃止、民営化、統廃合であるという点が大き...全文を見る
○石原国務大臣 これはやはり、国交大臣が御答弁されましたように、一義的には日本道路公団が判断するべき問題であると私は考えております。  その上で、何がミステリアスかということを申したかと申しますと、実は、昨年でございますけれども、十一月の二十一日から入札参加資格確認結果通知及び...全文を見る
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 谷川委員は地方自治の御経験もございますので、地方自治でも同じようなことがあるという論点で、御指摘されたとおりでございますので、私どもも同じ考えでございます。  そして、特殊法人の整理合理化計画と併せて公務員制度の改革案というものを出させていただきまして...全文を見る
01月31日第154回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が新聞で報道されたというような事実を現実には承知しておりませんので、そういうことが言われたのか言われないかということについてはコメントできる立場にないと思いますが、大筋では扇大臣のおっしゃられたことのとおりだったのではないかと考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) 私は高速道路を所管する立場にはございませんが、一般論として申し述べさせていただくならば、国会議員は、国家の、国民のために奉仕するのが仕事だと考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) 整理合理化計画の文言ですが、ちょっと正確を期すために読ませていただきますが、整理合理化計画では、道路関係四公団に代わる組織及びその採算性の確保について以下の基本方針の下検討することとしております。その基本方針とは、国費投入ゼロ、事業コストの引下げ、償還は...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ありがとうございます。至って元気なんですけれども。  今、扇大臣が御指摘された工期の点につきましては詳細は承知しておりませんけれども、先ほど申し述べさせていただきましたように、改めて申させていただきますけれども、「新たな組織により建設する路線は、直近の...全文を見る
02月12日第154回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石原国務大臣 麻生委員御指摘のとおり、やはりこれからの世界経済あるいは日本の経済を活性化していく上で一つの重要なキーワードはコンペティティブ、いわゆる競争という分野だと思います。いかに競争的であるかということだと思います。  先ほど総理が行財政改革という言い方をされて、行政改...全文を見る
○石原国務大臣 岡田委員にお答え申し上げます。  整理合理化計画を取りまとめました所管大臣の立場でお話をさせていただきますが、総理が申されておりますように、採算性の確保ということを重点的にこの第三者機関で御議論いただきます。  その要素としては、金利の動向もございますし、交通...全文を見る
○石原国務大臣 新たな組織形態をどのようにするかということも第三者機関で決めていただくということに、整理合理化計画ではなっております。  私は予断を持って言ったわけじゃなくて、世界各国の道路公団の民営化の例は、コンセッション契約あるいはリース契約、一体型、さまざまなケースがあり...全文を見る
02月13日第154回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石原国務大臣 整理合理化計画の中の質問でございますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  三十八法人につきまして、独立行政法人ということを整理合理化計画の中でうたわせていただいておりますが、御理解いただきたいのは、独立行政法人というものは、もともと特殊法人の...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま御指摘の点でございますが、事務局をして事務局長が先方に面会を申し込んだところ、先方が拒否いたしました。
02月14日第154回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○石原国務大臣 五十嵐委員にお答え申し上げますが、組織論が最初にあってというのは誤りだと思います。と申しますのは、今回の特殊法人改革は事務事業の見直しからスタートをさせていただいております。  そしてまた、住宅金融公庫、もう委員も御承知のことだと思いますが、融資残高が七十五兆円...全文を見る
○石原国務大臣 五十嵐委員を初め民主党の方が用意されております天下り禁止法というのは見せていただいたわけでございますけれども、公務員の方、六十で定年した後、その後どうするんだというところがやはり一つこの天下りの問題の大きな問題でございまして、恩給がございましたときはそれなりに天下...全文を見る
02月18日第154回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石原国務大臣 天下りの問題につきましては、先般も御同僚の五十嵐委員から御質問をいただきましたので重複は避けたいと思いますが、やはり権限や予算を背景に天下って、世間から見ていかがかなと思われるようなことが行われているというのが第一点と、あるいは、特殊法人改革でも話題になりましたけ...全文を見る
○石原国務大臣 これもお答えさせていただきましたことに含まれると思うんですが、これまで官僚の一員として培ってきた権限また予算というものと学究というものがセパレートされているということが一つの点ではないかと認識しております。
○石原国務大臣 これは枝野委員御承知の上での御質問だと思いますが、縦割りだと思います。
○石原国務大臣 内閣府の採用の問題一点とりましても、すべて解決しているとは認識しておりません。
○石原国務大臣 省庁で申すならば、大臣であると認識をしております。
○石原国務大臣 先ほど、重複を避けるということで御答弁を差し控えておりましたが、御同僚の五十嵐委員からも同趣旨の御質問をいただきまして御答弁をさせていただいたんですが、内閣が承認基準を法令で定めて、大臣は承認した案件についてディスクロージャーする、すべて公にする。あるいは、これま...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと裏からのお答えになるかもしれないのですけれども、権限や予算を持ってのいわゆる押しつけ型の天下りというものに対する批判に真摯にこたえて、こういうものはやはり全廃していくという方向でこの改正をまとめさせていただいていると御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 厳格という言葉を平たく説明するというのは非常に難しくて、厳格なる承認基準というものを政令で、内閣が責任を持ってお示しいただきますので、その政令が出たものを見て、これが厳格でないか厳格であるのかということは御議論をいただくと思いますし、何度も申しますように、押しつけ...全文を見る
○石原国務大臣 これは、公務員制度改革の案を決定させていただいた後、可及的速やかに政令でお示しいただきまして、この制度が変わったときは、新しい基準で天下りというものが批判のないものにしていかなければならないと認識をしているところでございます。
○石原国務大臣 一般論でございますけれども、順序としては、法案を通していただきまして、その後、それに付随する政省令というものが整備されるというのがこれまでの国会の姿ではないか、国会というか、行政の姿ではないかと認識をしております。
○石原国務大臣 行政でございますので、その分については行政の責任において、ただいま枝野委員から御批判をいただいたようなことのないようにさせていただく。これまでも、法案の審議、そしてその後政省令というものについても、国会で十分な御議論がなされているものと承知をしております。
○石原国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、行政と国会のあり方についての御指摘だと認識しておりますが、そこの部分につきましては、行政の長である者がかわる、あるいは国会の構成がかわる、そのようなさまざまな事態においてさまざまな事態が変化するということも、これまた一般論ではございますが...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの御指摘は、行政改革はというような大きな命題でございまして、私の考えます行政改革とは、むだを省いて効率のある行政をつくるというふうに考えて仕事を日夜させていただいております。
○石原国務大臣 委員御指摘のように、一倍であるならば、採った人間がその役所に行くということでございますが、受ける方の都合もございますし、採用する側の都合もありますので、二倍程度が適当ではないかと考えているところでございます。
○石原国務大臣 結果として何倍になるのかということは、現時点では正確な数字を申し述べることはできませんけれども、試験に偏った採用ではなくて、その人の人格あるいは識見等も十分に見れるような試験の体制、すなわち公務員の採用方法というものをこれから模索していかなければならないと考えてい...全文を見る
○石原国務大臣 実態は詳細には把握しておりませんが、公務員試験に合格されても、若い方からヒアリングを何度かさせていただいたんですけれども、例えば、同期の方で公務員になった方は、公務員試験に受かっていても二割であって、残りの八割の方は御自分の意思で、あるいは希望した省庁に採用されな...全文を見る
○石原国務大臣 委員御指摘の違う意図ということは、ちょっと思い当たるものがございませんが、試験制度自体の問題ということにもございますけれども、現在の二倍ということで、実はさまざまな悪癖というものも出てきている。  すなわち、公務員試験対策の参考書、書店に行けばたくさん最近では並...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっとただいまの質問の御趣旨は理解できないんですが、大体今1種、いわゆるキャリアでいいますと六百人ぐらいの方が、平成十三年度からは外交官の方も外交試験というものでなくて一本化されましたので、六百数十人の方が合格をされております。  こんな中で、いわゆる文系と言...全文を見る
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石原国務大臣 ただいま御質問のありました点は所管外ではございますけれども、小泉総理の強いリーダーシップのもと、公社化された後、速やかな組織変更というものがなされていくと私は承知しております。  また、限度額の問題については、川上川下議論に実はなっておりまして、私の所管しており...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘の点は、昨年の当委員会、また内閣委員会等でも御議論になった点でございまして、私どもとしては、財務省の御協力を得まして、これは平成十二年度事業年度ベースでございますけれども、不良債権が官にあるのかないのかというのは、穴があいたら税金で補てんできま...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○石原国務大臣 ただいま中沢委員から御指摘いただきましたように、労働基本権の問題をめぐって当委員会あるいは内閣委員会で委員とかなりのディスカッションをしたということは十分承知しておりますし、改革を行う意欲のある方々であるならばとことんおつき合いをさせていただくというような趣旨の発...全文を見る
○石原国務大臣 いろいろおっしゃられたと思うんですけれども、例えば、ILOの場でチェックオフは認められています。しかし、フランスはどうでしょうか。チェックオフはやっておりません。(中沢委員「わかっています」と呼ぶ)わかっていらっしゃいますか。(中沢委員「そんな議論を今やっているん...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま御指摘のございました特殊法人改革推進本部のもとにおいて、その進捗状況をフォローアップする機関をつくることとしておりますけれども、現在、その機関の設置に向けた作業を進めているところでございまして、まだ設置には至ってございません。
○石原国務大臣 本部のもとに設置する予定の機関については、本当に現在、人選も含めまして検討中でございまして、私といたしましては、来年度中に法制上の必要な措置を講じるということになっておりまして、この三月までは、現在国会の方には、道路公団等の民営化のあり方、採算性の確保等を御検討い...全文を見る
○石原国務大臣 野田委員も御承知のことだと思いますが、国家行政組織法第八条に基づく審議会のうち、その委員の任命について両議院の同意を得ることとされているものは、百六あるうち現在で十九でございます。政治の基盤に関することを扱うものや、不服の申し立てについて調査を行うなど、総じて言う...全文を見る
○石原国務大臣 この点も、もう野田委員は十分御承知のことだと思いますが、国家行政組織法上の三条委員会とは、例えば中央労働委員会や公取のように、準司法的な手続を行う等の特定の目的のために設置される機関でございまして、行政決定権限を有していると考えております。  この委員会は、特殊...全文を見る
○石原国務大臣 もう既に委員も御承知のことだと思いますけれども、総理の強いリーダーシップによりまして、新たに建設する高速道路に国費を投入しない、あるいは償還期限というものは、四十五年でさらに五年で五十年が今上限となっているんですけれども、この五十年の短縮を目指すという基本方針のも...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、現在まだ委員会が設置はされておりませんけれども、その委員会の意見を踏まえて、建設会議の方で検討をいただいて、最終的には政府の責任において決定をするということでございます。  その前提となります採算性の確保という大きな縛りがございますので、採...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員がおっしゃられたとおりだと思います。
○石原国務大臣 公団が発行される債券がどういうふうになるのかということは、私は予想することは困難だと思います。そして、公団が判断されるということが私の今の立場としては当然のことであると言わざるを得ないと思います。  その過程においてはいろいろなことがあって、私もよくわかりません...全文を見る
○石原国務大臣 もう委員が今御指摘されましたように、平成十四年中に政府において結論を得るというふうにこの問題は整理をさせていただいております。
○石原国務大臣 空港行政を所管しているのは国土交通省でございます。
○石原国務大臣 ただいま重野委員お尋ねの点は、公務員制度にかかわる労働基本権のあり方について、当事務方から職員団体にいつ御提示をしたかという日付の件だと思いますが、ただいま委員がおっしゃられた昨年の十二月十八日に、労働基本権の結論が盛り込まれました公務員制度改革大綱案を御提示させ...全文を見る
○石原国務大臣 私の持っております資料で特定の名前まで残念ながら今確認することができませんので、後日、お答えさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 突然の御質問でございますので、十二月十八日に私がだれと何をしていたかということは、残念ながら記憶にございません。
○石原国務大臣 お言葉でございますが、委員は、一週間前に自分が何をしたか、そしてまただれと何をしたかというようなことを、質問をとりに当方の事務局が行って、こういうことを聞くと言っていただければ、私も手帳なり繰ることができますけれども、今この場で不見識だとか言われるのは甚だ心外でご...全文を見る
○石原国務大臣 重野委員が、どの方々を代表して、どういう立場で、どういう意図を持って私に時系列を追って御質問されているのかちょっとよくわからないので、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。
○石原国務大臣 本当に、まことに申しわけありませんが、重野委員がどこかの組合の方々を代表して御質問されているということでしょうか。
○石原国務大臣 連合の皆様方の御都合と私の御都合がすべて合うということはきっとないと思いますし、連合のお立場で御質問されているということは十分今理解をさせていただきましたが、私は、誠心誠意取り組ませていただいております。
○石原国務大臣 午前中も御同僚の中沢委員の御質問にお答えしたのですが、私も人間でございますので、いろいろなやりとりがあって不愉快な思いを感じることもあれば、皆様方の交渉に当たられた方々も、いろいろな感情でいろいろなことを思われていることがある。そのもろもろの中で協議が推移をしてい...全文を見る
○石原国務大臣 重野委員はちょっと私の発言を誤解されているように思います。私は、連合の皆様方が悪いなどということを一度も申したことはございません。
○石原国務大臣 そのようなことは申しておりません。
○石原国務大臣 何か、聞いておりまして、私も、だんだん禅問答に入っているようなことで、私に何をしろ、どうしろと今おっしゃっているのか、正直言って私の頭脳では今理解することはできません。
○石原国務大臣 その点につきましては先ほどお答えいたしましたが、より具体的に話しますと、それは決して関係をよくするとは思えませんので、謹んで今かみ砕いて御説明申し上げたところでございます。
○石原国務大臣 端的に申しまして、予算や権限を持って天下るというものを指して発言したと記憶しております。
○石原国務大臣 何かの権限を持っていれば、その方が天下られて民間企業に来て、民間企業がいいと思うこともあるでしょうし、あるいはある程度の、これは大変慎まなければならない問題でございますけれども、予算措置に準ずるようなものを持って企業に行けば、それはまた企業にとってプラスになる、こ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま重野委員が御指摘されましたようなことは、過去にはあったと私も承知しておりますが、昨今の経済情勢あるいは社会情勢の変化によりまして、そういうものを受け入れる余裕が企業の側になくなっているということも、また一面では事実ではないかと考えております。
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました点は、私も同感に考えております。現行の制度で不十分であるから制度改革を発案し、二重、三重に仕組みをとることによりまして、今委員が御指摘されたようなものを除去していく、そういうふうにこの公務員制度改革では取りまとめさせていただいたところ...全文を見る
○石原国務大臣 私は、「選択」という雑誌を、月刊誌でございますが、たまに読みまして、二月号も読みました。それで、今委員が御指摘されたようなことが書いてありましたので、これもまあどうかなとは思ったんですが、おい、本当に裏チームはあるのかと聞きましたところ、そんなものはございませんと...全文を見る
○石原国務大臣 後半になりまして重野委員と私の立場が一緒になってきたなというような印象を持っております。  そのようなことがないように、また、あってはならないことでございますので、十分注意して、私も目を光らせて、公務員制度改革、職域代表の方々とも十分意見を交換させていただきなが...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の中でも最も重要課題の一つでございます。  この課題に取り組むに当たって、競争の導入を一つのキーワードにしたいと考えております。競争は、できる...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘されました記事は、私昨日読ませていただいたわけでございますが、どなたがどんなことを言っているのかというところまでは実は書いてありませんので、詳細についてはコメントできる立場にございませんが、一般論として言わせていただくならば、何で七十年、八...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、予算委員会等でも御議論を委員とさせていただいたんですが、まず第一番目に言わせていただきたいことは、法案を国会の方に提出させていただいておりますので、この法案を委員会で通していただいてこの委員会ができて、この人選がスタートすることになると私は思...全文を見る
○石原国務大臣 これは、扇大臣が答弁されていることは間違っていないと私は思うんです。計画としては生きている。しかし、採算性、先ほど委員が御指摘されましたように、償還主義とプール制の抱える問題というものが顕在化してきている中で、この委員会で御議論をいただいた結果として、全部つくるこ...全文を見る
○石原国務大臣 この点も以前、野田委員と御議論をさせていただいたと思うのでございますが、実は、各国の高速道路の民営化の事例を、私も現場にも行きましたし、書物等でも読ませていただきました。上下一体化で民営化している部分、その一つの国の中、地域の中で、それがリース方式やコンセッション...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま野田委員が三通りに分析されたことは、私もそういう分析は十分あり得ると認識しております。採算性の基準をこの委員会ができて御提示いただきますと、当然、有料道路としてつくれるのか、つくれないのかというものもはっきりしてくると私は思います。  そして、地方の講演...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘されました点は大変心強く受け取らせていただきました。第一条は、非常に重要な設立法の根拠に当たる部分でございますので、やはりその役目というものは使命を終えつつあるという認識を共有しているのではないかと思ったわけでございます。  そして、ただいま委...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、もう委員御承知のように、我が党の総務会長であります堀内総務会長の問題の御提起というものが石油公団にスポットライトが当たる第一歩だったと思います。  そのときの問題意識としては、やはりかなりの国民の税金が補助金の形で補充されている、そして、本...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘されましたような事業の類似法人への統廃合という案も、検討の段階では私どもも検討したということは紛れもない事実だと思っております。  その中で、これは委員御指摘のとおりでございますが、特殊法人の整理合理化計画では、今まずお話しになりましたい...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたように、私の所管している業務のうち、特殊法人改革、公務員制度改革、公益法人改革、規制改革、この中で、正直申しまして、メディアの方々あるいはかなり多くの言論人の方々が注意を持って、あるいは国民の皆様方も注視していた分野は、特殊法人改革が...全文を見る
○石原国務大臣 委員が今御指摘されているのは、公務員制度改革基本法として昨今新聞に出ているものを指されているんだと思うんですが、現時点で政府として、今行っている国会に公務員制度改革の基本法を閣法として提出するという準備はしておりません。
03月04日第154回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○石原国務大臣 ただいま松島委員が御指摘されました点は、公務員制度の抱える根本的な問題、すなわち、早くやめるから、人生ありますので、特殊法人に天下ったり、先般は、武部大臣が知らないところで農林次官だった方が公益法人に天下ると。  私も今調べておるのですけれども、公益法人はたくさ...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(石原伸晃君) 松谷委員御指摘のとおり、ハードなものにソフトをいかに良くしていくかということが非常に重要なポイントであると私ども認識しておりますし、昨日の予算委員会の質疑を聞かせていただきましても、松谷委員の方から、いろいろな答弁に対して、そんな官僚的な答弁じゃ困る、自...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松谷委員が御指摘されました官民の交流ということは、私も大変重要なポイントだと思っております。行革事務局の方にも二十有余名の方を民間から来ていただいております。そのことによりまして、民間の感覚というものがこの行政改革事務局の中にも十分浸透してきたの...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(石原伸晃君) 広野委員の御指摘のとおりスピード感というものは大切でございますので、取組可能なものは限りなく前倒しをして行わせていただきたいですし、ただ、自由党の提出されています業法のものも読ませていただいておりますが、私、議員立法で割賦販売法なんかの改正案をやったんで...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 行政改革・規制改革担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の中で最も重要課題の一つです。  この課題に取り組むに当たって、競争の導入を一つのキーワードにしたいと考えております。競争は、できる...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいままでの議論も聞かせていただきまして、私は、政と官の議論をするとき三つのフォーカス、面があるのではないかと思っております。  これまで議論をされておりましたいわゆる内閣と与党の関係、そしてその次は、私たち内閣を形成しておりまして、副大臣、大臣政務...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) その圧力というものがどういうものかちょっと、理解できますが、一部の方がこうしろと言ってこうしたということはございません。
○国務大臣(石原伸晃君) すべては目を通しておりませんが、選択については読ませていただきました。
○国務大臣(石原伸晃君) 私もマスコミに籍を置いた人間でございますが、この手の雑誌は、表面的な、事務局が何をしているというのはなかなか記事になりませんで、その裏にこんなことがあるみたいだというと記事になると、そんなふうに認識しております。
○国務大臣(石原伸晃君) 実は、この点につきまして衆議院の予算委員会でも取り上げられまして、聞いてみたんですけれども、そのような事実は確認するに至りませんでした。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されました文書が何を指しているかは存じませんが、それに近いようなものは見たことがございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど御答弁申し上げましたとおり、私が拝読した文書とほぼ同じものではないかと思いますが、その旨、記述されているような事実があるのか、事務局を、事務局の人間、局長以下に問いただしたところ、そのような事実はないというようなことで、私も了解しております。
○国務大臣(石原伸晃君) その前に、若干訂正をさせていただきたいんですが、私が読みました文書にはT参事官というようなものは出ておりませんでした。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど御答弁させていただきましたように、委員が今そこに厚いものを持っていらっしゃるものがどんなものか拝見しておりませんし、私のものはそんな厚いものではございませんで、個人の名前は付記されてないものでございました。
○国務大臣(石原伸晃君) 公務員制度改革に当たりましては人事院から二十名近くの方々の御協力を得ておりますが、委員御指摘のような文書の中でそのようなことがあったというような事実は私は認識しておりませんし、人事院の総裁も同趣旨の御発言をされたものと認識しております。
○国務大臣(石原伸晃君) 再三再四申し述べさせていただいておりますように、人事院の方からどういう方々が来ていただくというような人事を当方でお願いを申し上げまして、当方の御要望どおりな人を配置していただいたと認識しております。
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(石原伸晃君) 御同僚の高嶋委員とのディスカッションの中で出てきた話だと思いまして、私もその議事録をもう一度今読み直していただかせていただいたわけですけれども、人事というものは、私が言うまでもございませんが、いろいろな折衝事をして政府の内部で決めていきます。ですから、こ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私も今改めてこのお配りいただいた「選択」の今の部分を読み直してみたのでございますが、もう既に委員が御指摘されていますように、マスコミ一流の文章ではないかと私思いますし、もう明らかに間違いがございますのは、人事院から事務局への派遣人員を約二十人増やすように...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 峰崎委員、冒頭お答え申し上げましたように、人事のことでございますので詳細なコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、結果として二十名の方を人事院の御了解、当方の事務局との合意の中で決定されておりますので、今、委員が御指摘されましたようなことはなか...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 何度も申しましておりますように、これは政府部内の人事のことでございますので、人事上、選出する過程で、あなたは課長にしてあげようと言っておいて、その人が課長にならなかったということだってあるのと同じように、どの方がどのように来るというようなコメントは差し控...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 突然の御質問でございますので、去年の八月に私が何時にどこにいたということは、今お答えするような記憶を持っておりません。
○国務大臣(石原伸晃君) 行革事務局としましても、御指摘の工業団地が売却が不調であるということは認識しております。当方で取り扱うというか関係するものは地域整備公団の工業団地ということになると思うんでございますが、昨年十二月に取りまとめました整理合理化計画等においても、工業再配置事...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの御議論を聞かせて願いましたところ、私も同趣旨の考え方でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 外務省の内部文書が流出したことについては外務大臣が御答弁されましたが、委員御指摘のように、官僚の不祥事を早期に発見する、そしてそれを是正していくために内部の告発者を保護する仕組みというものがあるということは私も認識しておりますし、これも一つの考えであると...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの委員御指摘されましたものは内部告発者の保護に関する立法例の一つでございますが、立法に依存しなくても国家公務員の倫理法の中にも政令で同趣旨のことが書かれております、政令でございますけれども。  先ほど、社会全体の状況にマッチングをさせてというよ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) お答え申し上げます。  これまで、加藤紘一議員の政治資金管理団体並びに加藤議員が支部長をされております自民党山形県第四支部から政治資金についての御協力をいただきましたのは、私が政策集団であります宏池会に所属しておりました平成十一年八月から平成十二年末ま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) お答え申し上げます。  ただいまの九八年の件については、私どもの調査ではそういう事実が確認されておりませんので、もう一度確認いたしますが、政治資金規正法を調べましたところ、そのような事実は今のところ確認できませんでしたので、御報告申し上げたいと思います...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども御答弁させていただきましたように、実はどのようなお金でどのように集められているということは、このような事件が発覚するまで私は承知しておりませんでした。また、私は、加藤紘一議員が日本の総理にふさわしいと思いましたからこそ、政策集団宏池会に所属をして...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) 川橋委員の御質問にお答えを申し上げますが、評価というものはやはり第三者の方にしていただきたいと私も思っております。そして、石油公団の廃止、我が党の堀内総務会長の御持論で議論をされてまいりましたことですけれども、これを実際に廃止するということを決めたこと、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員が御指摘されたように、どんなにすばらしい文言を飾っても、その制度が運用されない限りは、絵にかいたもちに終わるということは共通な認識を持っておりますし、川橋委員が悔しい思いをされたというふうな率直な御表現をされたいわゆる男女雇用均等法、そして公務員の世...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 三十秒と時間も指定いただきましたので速く話させていただきたいと思うんですが、まず、天下りについては、同じような御批判を多くの方からいただいております。これは二重、三重に人事院の関与というものも保障して、厳しくするということで国民の批判にこたえていきたい。...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今回の公務員制度改革は、現在政府が取り組ませていただいております行政改革の中核に位置付けられるものでございまして、それは、国民の皆様方が感じていらっしゃるように、真に国民本位の行政を確立していくことを基本理念にさせていただいているところでございます。国民...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども申しましたように、内閣の最重要課題の一つである行政改革の中核にこの公務員制度改革を位置付け、内閣法にのっとりまして、各府省並びに人事院と十分に御協議をさせていただきまして、公務員制度改革大綱を決定させていただいたと御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどもお話を申し上げさせていただきましたけれども、行政改革の中核と位置付けまして、この公務員制度改革は、多方面にわたりまして、この行革推進事務局が中心になりまして御意見を聞かせていただいたところでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま具体的にどなたからどういうお話を聞いたという資料は持ち合わせておりませんので、後日、御報告をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま総務庁の方から御答弁がございましたが、非常勤職員の多い省庁としては法務省の保護司の方が四万八千人とか、農林省の統計調査員一万一千人、これらの方がいるということは承知をしております。  先般取りまとめました公務員制度改革大綱におきましては、国家公...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま御指摘されました点は極めて重大だと考えておりまして、今回の公務員制度改革大綱の中でも、いわゆる委員御指摘のキャリア、Ⅰ種合格の方々とⅡ種、Ⅲ種の方々の差というものをどれだけなくしていくことができるのか。すなわち、Ⅰ種で採られた方は課長まではファス...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大変基本的な御質問であったような気がいたします。  行政改革の目指すところは、今、島袋委員が御指摘されましたように、ただ単に効率、経済性だけを追うという形では私もいけないと思っておりますが、一義的には、国民の皆様方からいただいている税金によって行政、国...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この質問も大変また哲学的な、大変難しい御質問だと思います。  先ほど若干触れさせていただきましたが、行政改革は、やはり無駄を省いて効率の良い行政を作っていくというものが究極的な目的にございます。そしてまた構造改革も、総理が申されますように、構造改革なく...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま島袋委員が御指摘されました点は私も同感でございまして、幾ら崇高な理想、目指すべき社会を喧伝して歩いても、実際にその社会で暮らす国民の皆様方が理解をし、また賛同を得るものでなければ私もならないと思います。そういうものをいかにして国民の皆様方に御理解...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま島袋委員御指摘の沖縄振興開発金融公庫が沖縄の本土復帰の後沖縄経済に大変有効に、また沖縄の皆様方も親しみ、十分に御活用いただいてきたということは十分承知をしております。  沖縄振興金融公庫を含むいわゆる九つの政府系金融機関、このうち一つの住宅金融...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私も冒頭申しましたように、個人的にもあるいは沖縄の歴史等も勉強させていただいておりまして、この沖縄振興開発金融公庫というものが担ってきた役割というものは十分承知しております。また、その一方、公的金融と民間金融のあるべき姿、公的金融、政府系金融機関がどのぐ...全文を見る
04月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま人事院の中島総裁が御答弁されたように、官邸が一括で権限を持つということは一つの方向性として私はすばらしい考えだと思っております。  それと同趣旨のことを昨年取りまとめました公務員制度改革大綱の中で書かせていただいております。それは「内閣」という...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの点は若干、私、中島総裁と見解を異にする部分もあるんでございますが、私、どんな組織もいつまでも同じままでいいとは絶対思いません。時代が大きく変化して、社会が変化して、人間も変わっていくわけですから、組織は絶えず変化し続けなければならないと思います...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 多岐にわたる御質問だと思ったんですけれども、まず特殊法人改革からお話をさせていただきますと、特殊法人は英語でスペシャルエージェンシーとかパブリックカンパニーに訳されると思います。すなわち公共企業体であります。公共企業体が存続し得る理由というものがあったか...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 又市委員の御指摘はもっともだと思います。先ほど同僚の田名部委員の御指摘のとおり、一昨年四十人だった天下りが人事院の事前審査でさえも六十九人になっていると。国民の皆さん方の批判に真摯にこたえられるために、片山大臣も御答弁されましたように、厳正なルールを作る...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 営利企業への再就職に関する承認基準と承認案件の公表について具体的にはというような御質問でございますけれども、承認基準については、不承認とすべき権限・予算関係を明確に列挙、限定列挙していかなければならないと思います。これがポジティブリストになるのかネガティ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これも先ほど御同僚の続委員の御質疑の中で御議論をさせていただいた点でございますが、今、委員御指摘されましたような農林省の前の次官の方の天下りは、現行制度の中で大臣の目に届かない形で行われました。そういうものを是正していくためにこの天下り全体のルールを変え...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(石原伸晃君) 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画において、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び本州四国連絡橋公団は廃止することとし、これらの道路関係...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 岡下議員にお答え申し上げたいと思います。  本法案の提出に至る経緯についてのお尋ねでございます。  昨年十二月に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画において、道路関係四公団は廃止することとし、四公団にかわる新たな組織及びその採算性の確保について...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 野田議員にお答え申し上げます。  第二東名・名神の整備についてのお尋ねでございます。  先ほど総理からも御答弁がございましたように、本委員会においては、新たな組織による高速自動車国道の整備の前提となる採算性確保に関する基準などについて御意見をいただき...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 一川議員にお答え申し上げたいと思います。  先ほど総理からも御答弁がございましたように、民営化の推進によってコスト意識の徹底が図られ、採算性を重視した事業経営が行われる等のメリットが生じると考えられることから、特殊法人等整理合理化計画の中で、新たな組織...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 日森議員にお答え申し上げたいと思います。  天下り規制の緩和や在籍出向制度が特殊法人の自発的な経営に影響しないのか、また、民営化によって天下りや高額報酬、高額退職金が是正されるのかというような御指摘でございます。  昨年十二月に取りまとめました特殊法...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○石原国務大臣 工藤委員にお答え申し上げます。  委員が御指摘されましたように、二つの空港、また名古屋に建設されます空港、国際ハブ三空港の経営形態のあり方については、従来の航空行政を厳密に検討した上で、上下分離方式を含め、民営化に向け、平成十四年中、二〇〇二年中に政府において結...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘されましたようないわゆる補助金等の改革については、建設でもよく言われておりますと御指摘されたようないわゆる丸投げや丸抱えというものを解消すべく、補助金の交付の仕組みそのものの改善ということを今回の改革の主眼に置いて取り組んでまいりました。その結果...全文を見る
○石原国務大臣 これまでの御議論を聞かせていただきまして、今の部分は私もそのように思いますが、その一方で、旧動燃が起こした事故、お役所日の丸的な体質が事故の原因の一つの要因になっているというようなことを考えますと、やはり、限られた財源で限られた開発をやり、国民の皆様方、人類に喜ん...全文を見る
○石原国務大臣 今の点は私も同意をせざるを得ないと思うんですが、やはり、一義的には文科省の方で所管しておりますので、今吉井委員の御指摘されたようなことに十分にこたえるような改革、そして、何といいましても効率性を高めてこの開発を進めていくというふうに、今、文科省の方でも取り組まれて...全文を見る
○石原国務大臣 今の点は、若干、私の立場からするとすべて賛成と言いがたい。  と申しますのは、やはり、すばらしい研究をやるのにはお金がかかるということも同意できますし、サポーティングスタッフが必要であるとわかりますが、後から後から限りなく財源を入れて、限りないサポーティングスタ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま議題となりました道路関係四公団民営化推進委員会設置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画において、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び本州四国連絡橋公団は廃止することとし...全文を見る
○石原国務大臣 渡辺委員にお答え申し上げたいと思います。  渡辺委員におかれましては、小泉内閣の発足に伴いまして、内閣府の大臣政務官といたしまして規制改革の面等々で大変お世話になってまいりましたし、また、小泉改革の目指すところは大変熟知をされていると思います。そんな中で、ただい...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、大変基本的な問題でございまして、昨日も本会議で御質問がございました。重複をお許しいただきたいと思うんですが、やはり、この道路四公団の改革というものは、総理の強いリーダーシップのもとに決定されたものでございます。そして、この内閣総理大臣の強いリ...全文を見る
○石原国務大臣 二条につきまして二点の御質問であったと思います。  新たな組織につきましては、その新たな組織が行います業務、一体どんな仕事をするのかといったような問題、そしてまた、重要なところはやはり財務のあり方ですね。この点につきましても昨日も同僚の議員の方から御質問がござい...全文を見る
○石原国務大臣 まず一点目の御質問でございます。  第四条にどういう方を委員にするかということを簡潔に書かせていただいておりますが、これは、委員が御指摘されましたように、「優れた識見を有する者のうちから、内閣総理大臣が任命する。」もちろん、この法律案が当委員会で御審議をいただき...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘の点は第三条に関する件だと思いますが、先ほど事務当局からも御答弁させていただきましたように、今法律案が成立した後は、かなり限られた時間にかなり濃密な議論を行っていかざるを得ません。そうしますと、やはり効率性、効率的に審議を進めていくということが...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員の御指摘されました点は、先ほど冒頭お話ししましたように、民営化ということが目標ではなくて手段である、その結果、国民の皆さん方の利便が向上する、あるいは経営主体の効率化が図られ、コストの削減につながるといったようなものを目指していくわけでございますので、...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども答弁の中で申し述べたんですが、委員会でその委員会の趣旨にのっとって委員の方々がどういう形で公開するかということはお決めになると思うんですけれども、やはり大切なことは、すべてをライブで、すなわち全部を公開して審議をするという方法が本当にこの会議になじむのか。...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御質問の委員の人選につきましては、先ほども同僚の渡辺議員より御質問がありますように、当委員会の設置法案の中で一番関心が高いですし、また、ここが重要なポイントであると私も認識しております。  第四条に「優れた識見を有する者のうちから、内閣総理大臣が任命...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの委員の御指摘のところは、私もまさに地方を何カ所かタウンミーティング等で回りまして、地方の皆様方の道路に関する関心の高さというものは十分に承知しておりますし、また、委員が再三再四今申し述べられておりますような、公正な審議を当委員会が行っていく上で、やはり地...全文を見る
○石原国務大臣 これはもう実川委員御承知のことだと思いますが、昨年取りまとめました特殊法人等整理合理化計画の中で大原則を明示させていただいております。すなわち、もう国費は投入しない、償還期限は五十年を上限としてその短縮を目指す。そして、当委員会が、先ほどもお話をさせていただきまし...全文を見る
○石原国務大臣 今の部分は非常に、実に根元的な問題でございまして、特殊法人とは何なのか、いわゆるパブリックカンパニーの仕事というのは何なのかということを、決算あるいは貸借対照表の世界で言っているものが示されているものだと思います。  ですから、私どもの考えは、それですとやはり、...全文を見る
○石原国務大臣 前段の質問はちょっと誤解をされているんだと思いまして、お答えいたしますが、実は、そういう考え、いわゆるパブリックカンパニーだからこれでいいんだと言っているところに問題があるということで、仮に民間企業であるならばということで、仮定計算ではありますけれども、PL、BS...全文を見る
○石原国務大臣 確認をさせていただきたいんですが、私がこのような減価償却を計上しない会計制度で決算を出すということを決めている担当者ではございません。現状でこのようになっていて、こういう問題があるから、仮定ではありますけれども、PL、BSというものを新たにつくっていただいたと御理...全文を見る
○石原国務大臣 現在のところは支障を来していないと認識をしております。
○石原国務大臣 国交省あるいは公団側が何と御答弁されるか、ぜひ聞いていただきたいんですが、私はそれで、セグメント情報の不足から本当のところがわからないと明確に御答弁をさせていただいているところでございます。
○石原国務大臣 今、委員の御指摘されましたことは、私どものこの法律案をつくるときも同じ認識を持っておりますので、二条の中で、採算性の確保、具体的にはというと、今委員が御指摘されました将来交通量、あるいは金利が実はばかにならなくて、三・五にするのか一・五にするのか五にするのかによっ...全文を見る
○石原国務大臣 今申しましたように、採算性の確保の事項について調査審議するということで、今言ったように、具体的なポイントとなるのは金利動向であるし需要見通しでありますから、それを、過去のデータを見れば、道路公団がこれまでやってきた需要見通しというものが何%の率で適正であるのか適正...全文を見る
○石原国務大臣 詳細は藤井総裁にお尋ね願いたいと思うんですが、建設費の計上の仕方に私は問題があるような気がいたします。  すなわち、幾らかかるということを発注側に出させます。そうすると、幾らという公示で工事が始まります。しかし、そこの変動要因、景気の変動要因あるいは人件費の変動...全文を見る
○石原国務大臣 四千億円の十四年度中の起債を検討されているということは承知しております。そして、それが売れるか売れないのかというのは、金利を幾らに設定するのかといって、スプレッドを乗っけたものを出せば買う人は私はいると思いますが、財投プラスこれまでのような金利でいうならば買う人は...全文を見る
○石原国務大臣 国に財政的な余裕があって、すべてを一般会計予算で高速道路等を整備していくことができれば、これは無料の高速道路ができるということはアメリカでもドイツでも事実だと思います。  そんな中においても、やはりこれから到来するであろうモータリゼーションの発達を前に、要するに...全文を見る
○石原国務大臣 個別の民営化される事業体についてどの方が適切かという発言は慎ませていただきたいですが、私は、民間の方々が民間企業の新たなトップになられるのがベストだと考えております。
○石原国務大臣 これは総理がかねがね申されていることでございますけれども、先ほど私パブリックカンパニーと申しましたけれども、もちろん、時代の要請があってこの特殊法人というものができたことは確かだと思います。しかし、時代の変遷とともに、民間企業として成り立つことが可能なものは民間に...全文を見る
○石原国務大臣 紙面は私もきょう読みましたけれども、このような事実は承知しておりませんし、総理大臣は、この法律案をつくるときに、すぐれた識見を有し、改革意欲に富んだ方を任命すると昨日も本会議場で明言されておりますので、この法律にのっとって、第四条の内閣総理大臣が任命するという形で...全文を見る
○石原国務大臣 善処させていただきたいと思います。
○石原国務大臣 先ほど、御同僚の二人の委員の方にもお答えいたしましたので、重複することはお許しいただきたいと思うんですが、当委員会は八条委員会でございます。そして、委員の任命について両議院の同意を得ることとされているその他の八条委員会を拾ってみますと、政治基盤に関するもの、あるい...全文を見る
○石原国務大臣 まだ委員会が設立するためのこの法律案が通っておりませんので、予断を持ってお話しすることはできませんが、国鉄再建監理委員会も、すべて国鉄の方あるいは運輸省の方が事務局を務めたことではございませんでした。こういうものを十分参考にして、ただいま委員の御懸念に当たらないよ...全文を見る
○石原国務大臣 御理解いただきたいのは、本来であるならば、建設会議というものが国交省にありまして、そこで議論をするということが本来のことだと思いますが、総理が廃止、民営化ということを強いリーダーシップを持って、そしてまた、委員が御懸念を再三再四償還のところでお示しになられたと同じ...全文を見る
○石原国務大臣 これは本当に両方ともメリット、デメリットがあります。私はずっと税を専門にやってきましたので、税の観点からいうと、一体論は固定資産税等々の租税負担がかなりの大きなボリュームになってくると思います。その一方で、上下分離であるならばそういうものはない。しかしその一方で、...全文を見る
○石原国務大臣 私、微妙な言い方を実はさせていただいたのは、これから第三者機関をつくっていただくという法律の審議案で、できた委員会に対して、担当大臣がどう考えているというようなことを、バイアスがかかるのは好ましくないということで、個人的に海外を見てきた事例から参照して、リース契約...全文を見る
○石原国務大臣 これからどのような場があるかは存じませんけれども、今言ったような事例は私も参考になる一つの事例であると思っておりますが、一言つけ加えさせていただきますと、イギリスのヒースローと市内を結ぶ鉄道もナショナルレールウエーで、その後分割されてうまくいっていなかったそうでご...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたが、私は、この十二年間の政治キャリアの中で税制に力点を置いて取り組んでまいりました。その中で現在言えますことは、目的税というものは財政を非常に硬直化させるという一点でございます。  今委員御指摘の目的税、特に道路特定財源につきま...全文を見る
○石原国務大臣 道路特定財源については、先ほど申しましたように、経済財政諮問会議あるいは税制調査会で今年度積極的な御議論がなされ、十五年度にその答申が反映されるというふうに理解をしておりますし、私は、道路特定財源に限らず、さまざまな目的税、その他にもございますけれども、目的税の比...全文を見る
○石原国務大臣 まず、冒頭の九三四二の方からお話をさせていただこうと思いますが、九三四二という計画は生きております。しかし、道路四公団の廃止、民営化を行うことによりましてこの九三四二が変化をする可能性は、私は今否定するものではございません。  後段の道路五計についてでございます...全文を見る
○石原国務大臣 政治家のやりとりでございますので、そこのところをお含み取りいただきたいと思います。(前原委員「意味わかりません」と呼ぶ)  実は、正確に申しまして、もう一度繰り返すのは大変恐縮なんでございますが、当委員会は、民営化推進の検討委員会を設立するための委員会で御審議を...全文を見る
○石原国務大臣 前原委員の貴重なアドバイスに敬意を表する次第でございます。(前原委員「ふざけている。どういう意味ですか」と呼ぶ)
○石原国務大臣 前原委員のただいまの御発言はアドバイスとして聞かせていただいたというふうに御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 冒頭、前原委員に申したいんですが、私は、委員会を茶化すようなことは一度もございませんし、ぜひ発言を訂正していただきたいんですけれども、私がいつ道路族に魂を売ったというようなことを、この委員会で個人を侮辱するようなことを言われるのか、私は理解に苦しむ。信頼関係を持っ...全文を見る
○石原国務大臣 冒頭、前原委員に、感情的になりましたことを心からおわび申し上げたいと思います。また、委員長にも御迷惑をおかけいたしました。委員の皆様にも大変御迷惑をおかけいたしました。  質問に答えさせていただきたいと思います。  償還主義については、もうこれも御存じのことだ...全文を見る
○石原国務大臣 お言葉でございますが、ただいま委員が申されましたように、この償還期限というのは長くなってまいりましたが、先ほども議論の中でお示ししましたように、いろいろな試算をさせました。交通量の見通し、あるいは金利の動向、それによって三十年、四十年、五十年と三つのケースでどれだ...全文を見る
○石原国務大臣 真っさらのところから新しいものをつくるのであるならば委員の議論というものは成り立つと思いますけれども、現行のシステムは、償還主義のもとに道路公団が運営され、また高速道路ができてきたと御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 今ある有利子負債をすべて切り離せば、償還主義はなくなると思います。
○石原国務大臣 国鉄改革のときを思い出していただきたいのでございますが、旧国鉄は、新しい路線は、整備新幹線を除いて建設はございません。そして、整備新幹線の計画は凍結されました。一方で、赤字ローカル線、採算性の悪い路線を廃止していく、そういう議論がなされておりました。  一方の道...全文を見る
○石原国務大臣 非常に私頭が悪いので理解できないんですが、償還主義であるということを否定されているというふうに聞けるんですが、償還主義であったらいけないと言っているのに、そこにこれが書いてあるのはなぜかということでございましょうか。
○石原国務大臣 再三再四申しますように、委員も実は仮定を置いていらっしゃるんですよね、こういうふうになった会社がそれをとらないかもしれないじゃないかと。分割するかしないかも実はまだ議論がなされていません。さまざまな議論がなされてきたことは承知しておりますし、プール制の問題あるいは...全文を見る
04月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(石原伸晃君) この点に関しましてでございますが、時代の、一般論からまず申し述べさせていただきたいんですが、時代の要請に応じて機動的、効率的な行政運営を実現するためには、やっぱり、絶えず行政課題に接しまして行政運営について責任を有する内閣及び各府省の主任大臣等々が、職員...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの続委員の御提言というものは傾聴に値するものだと承知しておりますが、公務員の退職の在り方については、我が国が高齢化社会を迎えている中、政府においても、これまで公務の中で培ってきた専門的なノウハウの蓄積を必要とする分野に中高年の方の人材活用というこ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘のその指定法人が日本データ通信協会を指しての御質問でございますと、実は議員立法で提出されたものでございますから、政府側からその……
○国務大臣(石原伸晃君) 一般論ですか。  その法案を指して言うんであるならばコメントは差し控えさせていただきたいと思っておったんですが、一般論として言うならば、今、委員の御指摘のように、要するに指定法人をたくさん作って、そこにこの例でありました旧郵政省の次官の方が公益法人です...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○石原国務大臣 斉藤委員にお答え申し上げたいと思います。  高速自動車道路の個別路線の整備というものは、今御審議をいただいております本委員会ができまして、そこで採算性の確保なり基準を決めていただきまして、その意見を踏まえて、高速自動車国道法に基づいて、国土交通大臣が今委員御指摘...全文を見る
○石原国務大臣 実は、私もタウンミーティングのときに、島根の道路事情あるいは交通事情を見てまいりました。あそこは中国山脈が迫っておりまして、海のところも、実は国道ですけれども一車線道路しかない。南に行けば行くほど寒い地域になっていく。そんな中で、大きな川があるわけではありませんか...全文を見る
○石原国務大臣 整理合理化計画の中では、このように書かせていただきました。「現行料金を前提とする償還期間は、五十年を上限としてコスト引下げ効果などを反映させ、その短縮を目指す。」と。  今御審議をいただいておりますこの法案の成立がなされた後できます委員会においては、一定期間内の...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど来申し述べさせていただいておりますように、採算性の確保について調査審議していただいて、その結果に基づいて総理大臣に意見を申し述べていただきたいと考えております。  その中で、新たな組織については、業務や財務のあり方を含みまして、その具体的な内容について御意...全文を見る
○石原国務大臣 私、前段の方の債務の処理方法についてどう考えるかという点についてお答え申し上げたいと思うんですが、整理合理化計画の中ではこのように書かせていただきました。「債務は、確実な償還を行うため、国の道路予算、関係地方公共団体の負担において処理することとし、道路料金の活用も...全文を見る
○石原国務大臣 石井委員にお答え申し上げたいと思います。  民営化という意味でございますが、民営化の形態については、整理合理化計画の中で、特殊会社化、JRなどがそうでございました、民間法人化、完全民営化、または地方共同法人化のいずれかの措置を講ずることとしております。  民営...全文を見る
○石原国務大臣 お答え申し上げましたように、JRも、三社につきましては昨年度、株式の完全民営化というものが、売却がなされたわけでございますが、設立当初は特殊会社でございました。そのように御理解をいただければと存じます。
○石原国務大臣 ただいまJRのプロセスを申し述べましたように、目指すべきものは完全民営化と理解をしております。
○石原国務大臣 若干誤解があるようですが、整理合理化計画に示された民営化の形態というものについて今私が御説明をさせていただいたのでございまして、道路四公団がどのような組織形態になるのかは、今言いました形態論の中からどうあるべきかということを、本法案の審議の後に決定されます推進委員...全文を見る
○石原国務大臣 国鉄とJRが違うように、違うと思います。
○石原国務大臣 特殊法人整理合理化計画における民営化の概念、形態については先ほど申し述べたとおりでございます。  それでは、委員がただいま御指摘いただいておりますこの道路四公団の民営化、すなわち、民営化を前提とした新たな組織の具体的内容は、この法案の審議が終了してできる委員会で...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど来申し述べておりますように、今御審議いただいておりますこの法案によってできます委員会において、道路四公団の具体的な民営化の姿というものは、調査、御審議をいただいて決定されます。これが一つでございます。  それともう一つ、委員の御質問は、特殊会社と公団、これ...全文を見る
○石原国務大臣 しつこいようですけれども、今御審議いただいている法律案にのっとって検討委員会が設立されて、その検討委員会で調査審議して新たな組織の民営化の姿というものの御答申をちょうだいすることになります。そのことを前提として言うならば、委員の御指摘は委員の御指摘のとおり、私も同...全文を見る
○石原国務大臣 これは、昨年の議論の過程の中で、総理大臣の強いリーダーシップのもと、毎年三千億円の国費が注入されております日本道路公団に関しましては、補助金という形で税金が入っているわけでございますので、国費を投入しないという抜本的な政策を決定いたしました。  その一方で、ただ...全文を見る
○石原国務大臣 大変基本的な御質問でございますが、先ほど申しましたように、日本道路公団については、民営化を前提とするとともに、今始まりました平成十四年度以降、国費は投入しないと、小泉総理大臣のリーダーシップのもと、決定させていただきました。  ここで、委員御指摘の国費というもの...全文を見る
○石原国務大臣 道路公団がどういうお金を調達するかということは、公団あるいは国交省の方からお聞きいただきたいと思いますが、委員御指摘のとおり、私も、一般会計、特別会計のお金というものは国費であると認識しております。  しかし、委員が後段申されました、昨年までは全部いわゆる財投直...全文を見る
○石原国務大臣 新たな組織が資金をどこからどういう形で調達してくるかということは、新たな組織の経営者の方が決めることになると思いますが、現在は、今過渡期という言い方を私はさせていただきましたけれども、どういう形で資金調達をしているかということは、詳細については国交省、道路公団にお...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘された点も重要な要素だと思っております。
○石原国務大臣 佐藤副大臣も御答弁されましたように、やはり特定の利害にくみするような方がいてはいけないと思います。やはり、国民的視野に立ったすぐれた見識をお持ちの方、そういう方、委員御指摘のとおり限られた七人の委員でございますので、そういう方々になっていただきたいなという希望を持...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御質問の意義が、特殊法人あるいは公益法人という、先ほどの国費の議論じゃありませんけれども、広い意味での国費を利用して事業を行い、その延長線上で子会社、孫会社という私企業である株式会社を使って事業の完成を図るということが、要するに公のお金が私企業に流れるという...全文を見る
○石原国務大臣 工藤委員にお答え申し上げたいと思います。  私がいろいろなところで改革のスピードの話を出させていただくのは、日本のメディア等に出させていただいたときに、御質問として、具体的なものを早く見せろというような御質問が大変多いからでございますが、私もこの仕事につけさせて...全文を見る
○石原国務大臣 工藤委員が所属されます自由党が、小沢党首のリーダーシップのもとに、かなり思い切った御提言、そしてまた物事の決め方についても過去の踏襲に縛られない大胆な御提言を出されているということは十分承知しておりますが、私ども自由民主党、そして今は三党連立政権でございますが、民...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御言及されました点は、我が党の中でも国家基本問題調査会等々で議論をされておりまして、その形を目指して今改革が行われている。昨年初めて副大臣、大臣政務官というポジションが決まり、今回も初めて熊代副大臣に行政改革、特に特殊法人改革等の担当で、また公益法人...全文を見る
○石原国務大臣 大変基本的な御質問だと思うんですけれども、やはり、原則は、民間にゆだねられることは民間にゆだねるという小泉改革の基本に沿って整理合理化計画を閣議決定したわけであります。その中で、今御議論いただいております道路四公団については、民営化を推進することによりましてコスト...全文を見る
○石原国務大臣 委員のお考えにはまさに同感で、先ほどちょっと抽象的な概念で、国民の皆さん方がサービスの向上を享受できるようにという言い方をいたしましたけれども、まさに委員の御指摘のとおり、実際に物流コストが下がる、乗った高速道路の料金が下がるという形で初めて国民の皆さん方が喜ばれ...全文を見る
○石原国務大臣 まず、この全国プール制あるいは償還主義の効用ということですけれども、やはり、国に高速道路を直接つくる財力がないときに、限られた時間に限られたお金で高速道路網を急速に整備するといったような利点があったと思っております。その償還主義を採用した際、ネットワークを形成して...全文を見る
○石原国務大臣 新たな四公団にかわる組織の業務、財務のあり方を含めて、今御審議をいただいている法案でできます委員会で審議していただくことになると思いますが、そのときの重要なポイントは、今委員が御指摘された点だと思います。すなわち、出資等の国の関与が一体どうなるのかならないのか、公...全文を見る
○石原国務大臣 この点は再三再四議論になっている点でございますが、私は、やはり本法律案が成立した曉にできます委員会の皆様方が予断なく御議論をいただきたいと思っている次第でございます。ですから、その中で、上下一体、今JRの例を出されましたけれども、そのものも重要な検討課題の一つにな...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま坂野準備室長から御答弁したとおりでございますが、やはり、事務局によって委員会の審議が一つの方向性が出るようなことは厳に慎まなければならない。参考にすべしは、やはり国鉄再建監理委員会の事務局というものが、ヘッドは運輸省の方じゃございませんで、当時の大蔵省の方...全文を見る
○石原国務大臣 ここの点も再三再四御議論になっているんですが、私どもが昨年、整理合理化計画を策定するとき、高速自動車道の料金はどういうふうに決まっているかといいますと、道路整備特別措置法、道路特措法に基づいて、当該道路の建設費や維持管理費に要する費用を一定の料金徴収期間内の料金収...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの委員と藤川総裁との御議論を聞かせていただきまして、私も、償還計画を決定するときの需要見通しというものに大きな差異があったことが今般の負債を招いている大きな要因であるということを認識した次第でございます。
○石原国務大臣 今御議論をいただいておりますこの民営化推進の検討委員会でも、やはり今委員が御指摘されました道路交通需要の見通しというものが大きなポイントになるということは、再三再四この委員会で御同僚の委員から御指摘があったことでございます。その点につきましては私もまさに同感でござ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御同僚の議員の方とのディスカッションの中でこのプール制の問題というのは出たと思うのですけれども、やはりそのことも含めて、今委員が御指摘されたことは非常に示唆に富んでおりますので、この法案の審議の後にできてまいります検討する委員会でそこが最大のポイントになっ...全文を見る
○石原国務大臣 この点も御同僚の議員から再三再四出ておりますが、採算性を重視するということが民営化の重大なポイントの一つでございます。
○石原国務大臣 個別の道路の建設に当たりましては、国交省に国幹会議等ございまして、政府で最終的に決定することになりますが、税金で整備する方法等、多々ございますことは委員ももう既に御承知のことだと存じます。
○石原国務大臣 その点につきましては、整理合理化計画の中でも触れさせていただいているのでございますが、ちょっと箇所が今出てきませんが、その内容は、各年度の予算の中で措置をしていく、そういうふうに書かせていただいているところでございます。
○石原国務大臣 高速道路に限って言うならば、現行の計画、現在の路線で言うならば、採算性は確保されている、すなわち、償還年数が来たとき償還が完了するということでございます。  ちょっと先ほどのところを補足させていただきますと、その他路線の建設、例えば直轄方式による建設は毎年度予算...全文を見る
○石原国務大臣 JRのときと道路の場合の大きな違いは、現在の道路公団は、二兆円からのキャッシュフローがありまして、現行の計画でいけば二〇五〇年に償還が終了する、すなわち有償資金の返済というものが終了するということを意味しているんだと私は考えております。
○石原国務大臣 私が申しておるのは、現行供用されている建設済みの路線のままであるならば、償還計画は、多少の需要見通しあるいは金利動向の変化等々、すなわち金利動向でいいますと高振れでございますね、あっても許容範囲ではないかと推測をしていることを申し述べたことでございます。  また...全文を見る
○石原国務大臣 委員が既に、本四架橋の部分については、私どもの取りまとめました整理合理化計画の内容を御紹介いただきましたので、その点は割愛させていただきますが、いずれにいたしましても、先ほど来申しておりますように、交通需要の見通しというものが大幅に狂ったことによって現在の事態を招...全文を見る
○石原国務大臣 私も同じ戦後生まれでございますが、まだ脱脂粉乳を飲み、物がなくて、洋服などもパッチをしているのが当たり前というような時代に育ったわけです。  道路の思い出と申しますと、隣町に行く道が舗装されていなくて窓を閉めなきゃいけなかった、これがやはり道路に対して非常に思い...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましても午前中の議論の中でも出てまいりましたが、どういう方がいいのか、またどういう分野の人がいいのかといったような具体的な基準というものを選定しているわけではなくて、今御議論いただいておりますこの民営化を推進する検討委員会が設立された後、委員が任命され...全文を見る
○石原国務大臣 坂野室長から御答弁させていただいたわけでございますが、週に何回やるのかというのは、なかなか今、二回だ三回だと言うことは難しいと思うんですけれども、先ほど来、この審議で重要なポイントになってくる点として、各委員の御質問の中にも出ておりましたように、採算性の確保、すな...全文を見る
○石原国務大臣 党の議論等は、熊代副大臣が事務局長をされておりましたので、また熊代副大臣からお聞き願いたいと思いますが、これも午前中の審議の中で大変出てまいりましたけれども、やはり、道路公団というものが財投すなわち利子のあるお金を借りて道路を建設してきた。そして、返済をしていく償...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま北川委員が御指摘されました点は、今回の民営化を議論する上で私どももかなり議論をさせていただいた点でございます。  すなわち、委員御指摘のとおり、プロパーの職員が特殊法人で総裁、理事長になるケースがほとんどない。しかしながら、そこに働いている人たちは、そこ...全文を見る
○石原国務大臣 内部から、あるいは、民間会社でございますので、今どんな民間会社でも、他業種他分野から経営者が来るということが民間企業では当然になってきておりますので、そのことも当然、今度の民間会社がどのような形になるかはまだ決まったわけではございませんが、念頭に置いて議論がなされ...全文を見る
○石原国務大臣 藤井総裁がいないから言うわけではございませんが、やはり経営意欲に富んで、採算性を重視して、効率的で、ユーザーである国民の皆様方に喜んでもらえる、そういう民間会社になっていただかなければ、何のための構造改革あるいは特殊法人の改革かということになるのではないかと思って...全文を見る
○石原国務大臣 今も気持ちは変わっておりません。有料道路である以上、これから不採算路線をつくっていくということは、償還計画に大きな差異を生じるわけでございますから、民間会社がその運営をやっていくということは不可能である。民間会社でありますとつぶれてしまいますので、不可能になります...全文を見る
○石原国務大臣 特殊法人、なかんずく道路公団を初めとする四公団に働いている皆様方の雇用というものは一体どうなってしまうんだろうと心配されている方もいらっしゃると思います。そんな問題につきましては、当委員会でも、また参議院の内閣委員会でも、特殊法人基本法の審議の中で、特殊法人等で働...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○石原国務大臣 整理合理化計画は、閣議決定いたしました道路公団改革等を含む特殊法人改革の指針でございます。
○石原国務大臣 御同様な御質問はもう既にちょうだいしておりますが、もう委員御承知のことだと思いますが、道路公団を初めとする四公団の民営化の推進によりまして、コスト意識の徹底、あるいは民間でございますので採算性の重視というような事業運営が行われることによってメリットが生じられる、そ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘し、また本会議で私が答弁をさせていただきましたものは、整理合理化計画に明記をさせていただいたものを引用したところでございます。  その持つ意味についての御質問であったと思いますけれども、本四公団というものが国土の均衡ある発展と瀬戸内海という特...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁をさせていただきましたけれども、この本四公団というのは、国土の均衡ある発展と瀬戸内海という、しまなみ海道という橋を私も見てまいりましたけれども、離島をつないでいる、こういう特殊事情があって計画されてつくられた。  責任問題を言うならば、当時、三本か...全文を見る
○石原国務大臣 私は、やはり今委員御指摘のこの平成九年の見通しと現行にも大きな差異があったということは認めております。その問題についてどういう責任をとるべきかということは、担当者の方々がおのずの責任に応じてとられていくということになると思っております。  その責任のとり方という...全文を見る
○石原国務大臣 さまざまな理由があるのではないかなと思います。  御承知のように、地震が大変多い国でございますので、耐震性ということで、建設中の高速道路なんかを拝見しますと、諸外国が一メートルぐらいのセメントコンクリートのところが三メートルぐらいになっていたり、その規格が日本全...全文を見る
○石原国務大臣 工法についての細かい点は私はよくわかりませんけれども、一国民として建設現場を見ますと、例えば農地のところに高速道路をつくっている場所を見てきたんですけれども、ある地域ですけれども、そこを盛り土をして三メートルのセメントを引いて、同じような工法で高速道路がつくられて...全文を見る
○石原国務大臣 私は、委員が今御指摘された全く同趣旨の発言を細かく述べさせていただいたと御理解いただいて結構でございますし、同じ考えでございます。  ただ、さっき言いましたように、工法で幾ら差があるのかという細かいところまではわからないということを冒頭申させていただいたわけでご...全文を見る
○石原国務大臣 権限があれば、私もそういう問題、どういうふうにしたらできるかということを非常に検討してみたいと思うのですけれども、委員が御指摘されましたように、民営化されることによって何が変わるのか、やはり利用者のサイドに立って物事を考えていかなければならないのではないか。  ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの事例として挙げられたような極端なケースは、少なくともそういうようなものは是正していかなければならないと思いますが、公共事業に関連する業者というものは、それこそ消しゴム一個や鉛筆一個、細かい紙、そういうものからすべてあるわけでございます。  総理も先日の...全文を見る
○石原国務大臣 結論から申しますと、やるかやらないか、本委員会、民営化推進委員会の意見を踏まえて政府として最終的に決定することになります。
○石原国務大臣 第二東名・名神を含めた高速自動車国道の個別路線の整備についても、今御議論をいただいて設立されます民営化推進委員会の意見を踏まえて政府として最終的に決定することになります。
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の第二東名の海老名—東京間は、用地の買収もまだ決まっていないという話は聞いております。そして、それが九三四二の中に入っていないということも承知しておりますが、個別路線の整備につきましては、この委員会の意見を踏まえて、政府で責任を持って最終的に決定...全文を見る
○石原国務大臣 これはもう委員御承知のことだと思いますけれども、整理合理化計画の中にこのように書かせていただいております。「新たな組織により建設する路線は、直近の道路需要、今後の経済情勢を織り込んだ費用対効果分析を徹底して行い、優先順位を決定する。」そういう中で、この今御審議をい...全文を見る
○石原国務大臣 この点は、前回の委員会で前原委員とかなり長時間にわたりまして御議論をさせていただきました。  基本に戻って恐縮なんですけれども、道路というのは本当は無料で一般に、すなわち国民に開放され利用されるのがベストだと思うし、そうすべきであると思います。しかし、これも先日...全文を見る
○石原国務大臣 後段の方から議論をさせていただきたいと思うんですけれども、道路はどうあるべきか。国にお金があれば、無料で有料道路を間違いなくこの国はつくったと思います。ですから、償還主義の後に無料開放というものがくっついているんだと思います。そこを確認させていただきたい。  と...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど私、ちょっと冒頭確認させていただいたのは、道路は本来無料で一般に供用されるものであるけれども、日本に財力がなくて有料道路のこの方式ができた。そこは委員も前回の議論の中でお認めになっていると思います。  そうしますと、委員の言っていることに矛盾が出るのは、必...全文を見る
○石原国務大臣 済みません。議論が集約しないで拡散しちゃいますので、一つ一つ。いいですか。(前原委員「どうぞ」と呼ぶ)  委員の議論を突き詰めていくと、これからの道路は国でつくって、道路公団は廃止しろということですよね。両方でつくる必要がないというわけだから、予算でつくれという...全文を見る
○石原国務大臣 道路公団並びにこれから新しくできる組織には国費を投入しないんです。
○石原国務大臣 もう既に高速道路を、さっき言いましたけれども、A'というような方法でつくっているわけですね、国費が入って。それは国交省の所管であって、今回の道路公団を民営化するという議論とは一つ離れているということを先ほどから申しているわけでございます。
○石原国務大臣 今の道路公団でどうしてもむだな道路をつくる方向にあるから、採算性、コスト、国民の皆さん方の目が行き届く、経営者の責任が明確化される民営化という手法をとるということで一つの歯どめをかけます。  それと、先ほど来話しております直轄方式で、すなわち、本来、国にお金があ...全文を見る
○石原国務大臣 これは前回の委員会でも御答弁させていただいたんですが、要するに、採算性の部分にやはりどうしてもかなり問題があるんじゃないかという指摘が数多く出されているんですね。採算性がとれるというような数字、すなわち、需要見通しが甘くて、現実になれば計画どおりできますけれども、...全文を見る
○石原国務大臣 今のままではできるかどうかわかりませんけれども、私は、今のままのやり方ではできないと思います。
○石原国務大臣 先ほども議論をしておりますように、現行の道路公団がそのまま存続して、償還主義をとって、つくることはできるかもしれませんけれども、お金を返すことができなくなると思います。
○石原国務大臣 前原委員の議論は、政府のつくる予算を否定しているところに始まっているからそのような議論になると思います。  すなわち、国費で道路をつくる場合は、予算で厳正な審査というものがある、チェックがあるわけですね。しかも、先ほど言いましたように税収が五十兆円弱と限られたも...全文を見る
○石原国務大臣 千年かかれば理論的にはできるんじゃないでしょうか。
○石原国務大臣 前原委員の議論は、昭和三十一年、公団ができる前、このような場所があって議論をすれば、私もそちら側で、いろいろ償還主義の問題点、先ほど私の方からも問題点を指摘しましたけれども、議論になると思うのですが、もう現に公団という形で四十年動いてきて、そして償還期限をどんどん...全文を見る
○石原国務大臣 委員の議論は、グッドとバッドにストックの資産を分けて、バッドの部分を棚上げして税で負担をすれば、償還主義はなくても自由な裁量で料金を設定するということができると思いますけれども、すべて借りたお金は償還主義の枠組みで返そう、そういうところにこの改革の原点がございます...全文を見る
○石原国務大臣 そもそも国鉄と道路公団が違うところは、先ほど総裁から御答弁がありましたように、二兆円からのキャッシュフローが入って、新路線をつくらなければ、八千億ですか六千億ですか、余剰金が発生する。国鉄の場合は走るたびに赤字ができていた。そこに大きな違いがございますので、償還主...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま五十嵐委員が御指摘されました点は、道路公団の改革を進めるに当たって、業務、財務の透明性や適正な競争原理を確保することとあわせて重要な課題の一つだと、私も議論を聞かせていただきまして考えているところでございます。  それだからと言ってはなんでございますけれ...全文を見る
○石原国務大臣 工藤委員にお答え申し上げます。  坂野室長の中に経緯があったわけでございますが、国鉄再建監理委員会は、分割・民営化というような大きなものを決めるという仕事とあわせて、実は、当時の経営状態が、一日電車を走らせれば幾ら赤字といったような、このまま赤字を垂れ流していっ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども、濃密な御議論をちょうだいして、十四年中に的確な意見をちょうだいできるものと期待していると御答弁させていただきましたが、厳密に言わせていただきますと、一昨年に行革大綱というものをつくらせていただきまして特殊法人改革の議論を始めております。これはもちろん、四...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま工藤委員が御指摘されました点は、まさに国鉄改革とこの道路公団改革との最大の相違点。すなわち、旧国鉄は、旧国鉄時代から、赤字ローカル線、もう新しいものはつくらない、つくらなければならないものとして整備新幹線があったわけですが、この整備新幹線の建設計画というも...全文を見る
○石原国務大臣 熊代副大臣の方からも先ほど御答弁させていただいたのでございますが、整理合理化計画の中で、今後の経済情勢を織り込んだ費用対効果分析を徹底的に行って優先順位を決定するという基本方針のもと、ただいま御審議をいただいております民営化推進委員会の意見を踏まえて政府として最終...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま四点の御指摘がございまして、負債というか多額の欠損金が発生しているこの現状をやはり特殊法人改革の中で私ども指摘させていただいたんですが、やはり、今委員御指摘されました経営責任の不明確性、天下った方が社長に当たる総裁、理事長をやられてかわられていく。また、事...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、内閣府が昨年の一月に実施しました世論調査の中で、高速道路の拡充の必要性というような御質問をしてアンケート結果を得たものに起因されているわけでございますが、私もこれを昨年見まして、おやおやと。実は、地方なんかへ行った感覚からいくと...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、やはり、日本全体として本当に高速道路のこれからの建設はどうあるべきかということを国民各位が考えるべしというような意味を含んでいたのではないかと聞かせていただいたところでございます。  すなわち、高速道路が都心部あるいは利用者の多いところ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、所掌事務の点を読まれて御質問されているんだと思いますが、道路公団を初めとする四公団の廃止、民営化という大方針を昨年政府・与党で決定をさせていただいたわけでございます。そして、この法案の審議の後にできます民営化推進委員会で、民営化...全文を見る
○石原国務大臣 そのような報道があることは存じておりますが、そのような事実はございません。
○石原国務大臣 どのような長期計画にしても、議案を発議したときと経済状況の変化というものがあったときとでは、その場に合った、適した対応をとるということが行政に課せられた使命の一つであると考えております。
○石原国務大臣 ただいまの後段の部分は、合同審査がございますので、国交大臣から、所管しておりますので、意見を賜ればと存じますけれども、私はこういうことだと思います。  やはり、これまで公共事業にこれだけウエートをかけてきたのは二つの大きな理由がございまして、社会インフラが未整備...全文を見る
○石原国務大臣 菅野委員の御質問にお答え申し上げたいと思います。  非常に本質的な御質問であったと思います。特殊法人改革がスタートいたしましたのは、一昨年の行革大綱で、特殊法人というのを言葉を変えまして公共企業体、パブリックカンパニーと理解していただければわかりやすいと思うので...全文を見る
○石原国務大臣 菅野委員にお答え申し上げます。  冒頭、一部ちょっと御発言を訂正していただきたいんです。先ほど、五百円玉のワンコインという話がございまして、私は、所掌事務ではないと言ったのではなくて、所管している担当大臣ではないが、自分が所掌する大臣であるならば十分に検討に値す...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、公団のさまざまな問題は公団自身が生み出したというよりも政治責任が大きいのではないかというような御質問の趣旨であったと思いますが、これも再三再四この委員会で議論されてまいりましたが、国の財力というものに限界があるときにこの有料道路方式で高速...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま菅野委員がお示しされました点は、非常に道路の根源に触れる問題だと思います。  私も委員同様、やはり道路は本来無料で一般交通に供用するものがベストだと思います。しかし、先ほどもお話を申し述べさせていただきましたように、国力が乏しい中で、その中で急激なモータ...全文を見る
○石原国務大臣 今回の道路四公団民営化推進委員会の所掌大臣として、総理と同じ立場に立っていると御理解いただきたいと思います。
○石原国務大臣 一点ちょっと確認なんですが、総理は公正な判断をなし得る方々とたしかおっしゃっていて、公平な判断ではなかったような気がいたします。  それはさておきまして、整理合理化計画においては、四公団は廃止して、四公団にかわる新たな組織及び採算性の確保については一つの、今委員...全文を見る
○石原国務大臣 これも何度も答弁させていただいているのでございますが、民営化される新たな組織によって建設される路線というものは、やはり採算性というものを重視していかなければなりませんので、直近の道路需要あるいは経済情勢を織り込んだ費用対効果分析を徹底して行って優先順位を決定するこ...全文を見る
○石原国務大臣 委員が御指摘のとおり、ここは実は非常に重要なポイントではないかと思います。  先ほど大石局長の方から、プール制の果たしてきた役割、すなわち、建設時期の違いによって生じる建設費などの違いというものを料金に反映させないといったような面や、あるいは、全国、それこそ東名...全文を見る
04月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(石原伸晃君) 西山委員が経産委員会で御議論をされたという議事録を私も拝見いたしまして、また平沼大臣の御答弁も見させていただきましたが、やはり短期間に、これだけ経済状況の厳しい中に、民間とは懸け離れた退職金を複数にわたってもらっているというものには大きな問題があるのでは...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは本当にそれだけの仕事をして世間、社会に役立っている方がそれに見合った退職金を取るというのは通念上許されることだと思いますが、今、委員御指摘のケースのように、二年足らずの間に一千万円を超える退職金等々を得る、こういうものはやはり世間の常識に照らしても...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員の御指摘の点は、正に私も同感でございます。国、地方公共団体が行う事業との整合性というものをしっかりと取りながら、本当にばらまきになっているのか、効率的に使われているのか、あるいは事業を実施するために明確な基準というものを政府を挙げて作ってまい...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○石原国務大臣 阪上委員にお答え申し上げたいと思います。  阪上委員が御指摘されましたように、私も、本来、道路はフリーウエー、すなわち無料で一般の交通に供されるものであると考えております。  しかしながら、これも当委員会で再三再四御議論されてきた点でもございますけれども、厳し...全文を見る
○石原国務大臣 三点ほど御質問がございましたが、私の方からは、新たな組織というものが、民営化、委員は広い概念があるんじゃないかということを御指摘されましたので、その点について御答弁をさせていただければと思っております。  委員が御指摘のように、今御検討いただいている民営化検討委...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました、いわゆる新たな組織の組織形態の中で、上下一体、すなわち、上物と下物を一つの会社がそのまま運営管理するという方法、あるいは、上下を分離いたしまして、下物は国やあるいは地方公共団体が管理し、上物の経営と管理、維持を別会社が行うというよう...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました税の問題がどうなるかによって、実は組織形態もいろいろ変わってくるという要素をはらんでおります。  国は、委員の御指摘のとおりフリーウエーというものが原則でありますけれども、今回、道路公団という公団を使って、あるいは本四架橋公団という...全文を見る
○石原国務大臣 福井委員にお答え申し上げたいと思います。  大変示唆に富んだ御指摘であったと、まず率直に感想を持たせていただきました。すなわち、最初の制度設計が悪いと、また、大改革を行うその改革の方向性が悪いと、リスクが発生したときにそれを補強する、あるいはリスクをヘッジするこ...全文を見る
○石原国務大臣 冒頭、辛口の御指摘をちょうだいしたわけでございますが、行政改革、特殊法人改革に返る初心というものに、私も総理同様、何ら変化というものはございません。  そして、ただいま委員は第三者機関への丸投げという御表現を使われたわけでございますが、なぜ第三者機関をつくるのか...全文を見る
○石原国務大臣 人間でございますので、思っていることを自分の言葉で話すわけでございます。その言葉をどういうふうにとらえるかというのも、また人間である永田委員がお感じになるということに尽きるのではないかと感想を持っております。
○石原国務大臣 もう既に御答弁をさせていただきましたように、道路公団は民営化をするということを内閣で決定をいたしました。そして、国費を投入しない、償還期限についても五十年を上限としてその短縮を示すというこれまでだれもが考えなかったような大方針を内閣で決めたということにおいては、内...全文を見る
○石原国務大臣 委員にも御理解をいただきたいのは、これだけのことを内閣で決めて、第三者から見て、第三者というのは国民ですね、国民から見ていかに客観的そして合理的、そしてさっき国民の利便に資するという表現を使わせていただきましたけれども、そういうものを決めるには、第三者機関において...全文を見る
○石原国務大臣 お答えいたします。  国会で議論をするということにおいては、もう既に永田委員と私のところで議論がなされておりますように、国会で議論をされているのだと思います。また、このほかの委員会でも、この点につきましては、さまざまなところで御議論がなされているものと考えており...全文を見る
○石原国務大臣 これは、現在御議論をいただいておりますこの法律案、すなわち民営化推進委員会が策定されて、総理のお言葉をかりますと改革意欲に富んだ方々、一党一派に属することなく国民の利益を追求されるという方々が御判断をいただくからということに資するのではないかと考えております。 ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどから永田委員の御議論を聞かせていただきまして、どうも私が永田委員の御主張をこういうふうに理解せざるを得ないのは、野党の私たちの意見が国民の意見を代表しているので我々の言うことを聞けと委員の発言は聞こえてならないわけでございます。  私は、第三者機関というも...全文を見る
○石原国務大臣 永田委員の意見は、国会は野党のためにある、そして与党の事前承認制を廃止しろという二点に尽きていると思うんですが、政府、内閣が決めるものに対しての監視または意見具申というものは与党の役割にもあるわけでございます。そしてまた、第三者でありますメディアというものも、この...全文を見る
○石原国務大臣 熊代副大臣は内閣府の副大臣でございますので、国交副大臣としての御答弁ではございません。  くどいようなんですけれども、高速自動車国道の個別路線の整備というものは、今御審議をいただいています民営化推進委員会の意見を踏まえて、意見を踏まえるということは、先ほども議論...全文を見る
○石原国務大臣 システムにつきましては事務方から答弁させますが、最終的な責任は内閣にあります。
○石原国務大臣 内閣が責任を負うのは、政府の八条機関である以上は内閣が責任を負うということだ、そういう意味で御答弁を申し述べさせていただいたわけでございます。
○石原国務大臣 そういう事実はございません。
○石原国務大臣 この点につきましては、たしか当委員会で総理大臣に確認するようにとのお話が私の方にございまして、私も総理に確認をさせていただきましたが、そのような事実はないと総理も申されておりました。
○石原国務大臣 委員の、つくっているという、建設主体を指しているのか、あるいは……(永田委員「つくるという判断をしている人はだれでしょうか」と呼ぶ)つくる判断をしているのは、国幹会議だと思います。
○石原国務大臣 行政改革の観点から申しますと、現行のまま進んでいくということに大きな疑義が生じた、そして、この疑義に対処していくにはどうしたらいいかということで、事務事業の見直しと組織形態の見直しということに着目をしたわけであります。その結果、特殊法人である道路公団を初めとする道...全文を見る
○石原国務大臣 利害関係があるのかないのか、また、委員が御質問されましたように、百枚、二百枚の執筆に数カ月かかるものに対しての対価としてはそういうものもあるのかなと思いますが、そのボリュームがわかりませんので、仮にこれが雑誌の一ページ、二ページ、三ページといったようなものであるな...全文を見る
○石原国務大臣 山花委員御指摘の前段については、閣議決定しているので本法律案に書かないでいいのではないかという、べき論で処理をさせていただいたということは先回も御答弁をさせていただきました。  また、理念につきましても、先ほど同僚議員の中で御答弁をさせていただいておりますし、熊...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました問題点については、御同僚の議員からかなり突っ込んだ御議論があったと承知をしております。  すなわち、子会社、孫会社等々が内部留保を蓄積して、その一方で本体である経営に大きな問題が生じるのではないかといったような、具現させていただきま...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、山花委員が御指摘のとおり、非常に重要なポイントではないかと思っております。  その問題を委員は、昨年の整理合理化計画の中で示すべきではなかったのか、そういう御指摘でございますが、私も各国を見てまいりまして、あるいは専門家の意見を聞きまして、...全文を見る
○石原国務大臣 私がこの道路公団等道路関係四公団の民営化に着手をしてまいりましたのは、行政改革の観点から、効率よく、むだな投資が行われず、国民の利便性が向上し、さらに莫大な債務が後世代に先送りされることのないようにという観点から取り組んでまいりましたので、私は道路の専門家ではござ...全文を見る
○石原国務大臣 お答え申し上げます。  民営化を前提に国費の投入をゼロ、さらに償還期限は五十年を上限にコスト削減等々で短縮を目指すというような大方針を整理合理化計画でお示しをさせていただきました。  ここから先は、新しい組織をどういうふうにつくっていくのか、そんな中で上下一体...全文を見る
○石原国務大臣 山花委員の御議論を拝聴させていただいてまいりまして、私も可能性として委員が御指摘されましたようなケースを排除するものではありませんが、この法律案を仕組むときは、十二月三十一日までにあるべき姿を答申していただくためにこの組織をセットしているという大前提がございます。...全文を見る
○石原国務大臣 これまでの鮫島委員の御議論を聞いておりまして、やはり国民的な視点、関心のある点は委員が御指摘の点に尽きるのではないかというような印象を持ちました。  当然のこと、改革意欲に富み、一党一派に属することなく、公正、公平な判断をいただく委員の方が選任された暁には、償還...全文を見る
○石原国務大臣 鮫島委員の御質問に前向きに私も権限があればそうしますと答えさせていただきたいところでございますが、いずれにいたしましても、この法案の審議が終わりまして民営化推進委員会ができて、その時期は、委員御指摘のとおりに、検討している最中にそのようなものが起こってきたら、国土...全文を見る
○石原国務大臣 石井委員にお答え申し上げたいと思います。  先般の委員会で委員と議論をさせていただきましたが、当方の考え方、すなわち整理合理化計画で示させていただいた民営化の中には、ただいま委員が御指摘されましたような特殊会社化というものも入っておりますし、地方共同法人化、完全...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、きょう午前中の同僚の阪上委員との議論の中でも出てまいりました。道路はどうあるべきか、これはやはり一元的には無料化して供用されるものである。その一つの例外として、モータリゼーションの急速な発展に対応していくために有料道路方式というものが昭和三十...全文を見る
○石原国務大臣 もう委員は道路の専門家であられますので、私が申すまでもございませんが、世界各国の例をとるまでもなく、民営化して株式をマーケットに放出して、国庫の利益、国民の利益としてそれが還元されているというケースは、日本でもNTTの例を見るまでもなく、各国にあるわけでございます...全文を見る
○石原国務大臣 私が今回の改革で所管をさせていただいておりますのは道路四公団を初めとする特殊法人でございます。特殊法人、とりわけ日本道路公団等々がつくります有料道路については、採算性のとれないものはつくらないべきであると考えておりますが、このような高規格道路等々につきましては、行...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの大石局長のお話で、平成十四年中は十九路線、二百四十一キロを整備する、ここの部分は現在、予算がついたものでございますので、これをやめろというのはなかなか現実論としては無理だと思いますが、一方、今御審議をいただいておりますこの法案が成立後に設立いたします民営...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま工藤委員から大変具体的なお話を聞かせていただきまして、九十キロを二千四百五十円払って行けば十五分間時間が短縮される。ということは、言葉をかえますと、四百五十円は払うそうでございますから、二千円で十五分を買う方がいない。それは、経済状況からしてまさにそのとお...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、当内閣委員会以外の委員会でも御議論があるところであると承知をしております。  私も吉井委員と同じような問題意識を持ちまして、昨年取りまとめました特殊法人整理合理化計画並びに公務員制度改革大綱によりまして、特殊法人への天下りにつきましては、役...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました点は、わたりの構造の中でそのようなことがあるということを私も承知しております。また、その先がございまして、特殊法人から特殊法人へのわたりは禁止しているんでございますけれども、民間法人を仲介してまた特殊法人にというケースもなくはないとい...全文を見る
○石原国務大臣 この天下りの問題、すなわち公務員の方々の再就職の問題については、国民の皆様方から大変厳しい指摘あるいは見方というものがあることは、私も重々承知しているところでございます。  こんな中、公務員制度改革の中におきまして、押しつけ型の、すなわち、いわゆるお土産を持って...全文を見る
○石原国務大臣 特殊法人等の組織形態の変更によりまして特殊法人という組織形態をとるものは極めて限定したものになってまいります。  それ以外の組織が民営化された暁には、民間企業への再就職と同じような対応をとるようになることは言うまでもございませんが、それ以外にも、国民の皆様方から...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、現行の公団が現行のまま存続していくことがかなり厳しいというような行政評価がなされたということでございます。  それでは、なぜ民営化するのかということでございますが、小泉改革、また一昨年の年末に決定いたしました行政改革大綱では、...全文を見る
○石原国務大臣 これは民営化の組織形態によって大きく異なると思いますが、上下一体の民営化組織に財政投融資から資金が流れるということは、一般論からいって難しいのではないかと考えております。  詳細につきましては、理財局の方にお聞き願いたいと思います。
04月18日第154回国会 衆議院 内閣委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○石原国務大臣 行政改革の観点から、まず私の方からお話を申し述べさせていただきたいと思います。  もう委員も御承知のことと存じますが、小泉内閣では、民間にできることは民間にゆだねるとの基本方針のもと、昨年の十二月に、特殊法人の廃止、民営化を前提とし、事務事業の徹底的な見直しを行...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま扇大臣が御答弁されましたように、今回の道路四公団を初めとするこの特殊法人改革、総理の強いリーダーシップが発揮をされ、現在に至っているところでございます。  そんな中で、今回、検討していただくための委員会を、三条機関、行政権限を有する機関、言ってみるならば...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま田中委員が御指摘されましたように、私も、高速自動車道のネットワーク、国民の皆様方が望むものをつくっていきたいと考えておりますが、これもまた委員が御指摘されましたように、その結果として膨大な債務を次の世代に先送りするということは絶対に避けなければならないと考...全文を見る
○石原国務大臣 岩崎委員にお答え申し上げます。  道路四公団を含みます特殊法人、これまでもちろんパブリックカンパニーとしてその使命を担ってきたことを私は否定するものではございませんが、親方日の丸、つぶれないということで経営責任が非常に不明確になってくる、あるいは、事業の非効率性...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま岩崎委員が御指摘されましたように、日本の高速道路の整備については、高速自動車国道法に基づいて国土交通大臣が、昔でいいますと国幹審、今は国幹会議の議を経て、政府として最終的に決定するということは言うまでもないと思います。  しかし、現在検討いただいておりま...全文を見る
○石原国務大臣 私は行政改革を担当しておりますので、行政改革の観点からお答えを申し上げたいと思うんですが、行政改革の目的は、むだを省いて効率のよい行政社会をつくっていく。その結果において、後世代に過度な負担また債務を先送りすることがあってはならない。自分たちの現世だけがいい思いを...全文を見る
○石原国務大臣 扇大臣がじかに総理の強い御決意をお聞きになられたと同様に、私ども、昨年取りまとめました整理合理化計画の中でこのように書かせていただいております。「四公団に代わる新たな組織、及びその採算性の確保については」「内閣に置く「第三者機関」において一体として検討」するとはっ...全文を見る
○石原国務大臣 私は、本四だけを分割して処理しろというような発言はしたことがございません。ただ、本四が他の三公団に比べてプライマリーバランスの観点あるいは抱えている債務、いわゆるデットの部分について大きい、それは三つの他の公団とは差異がある、こんな発言はずっとしてきたところでござ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました上下分離というものは、私も大変重要な問題だと思います。  と申しますのも、これはまた分割という要素も入ってくると思うんですけれども、先ほど言及しました地域分割のコンビネーションでも入ってくるんですが、税が非常に絡んでまいります。法人...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの後段は樽床委員の解説でございまして、樽床委員の解説についてどう思うかということでお答えをさせていただきたいと思うんですが、私は、上下一体、上下分離、両方ともメリット、デメリットがあると先ほど話しました。  もちろん、扇大臣が指摘されましたように、上下一...全文を見る
○石原国務大臣 私は、税の分野をずっと議員になってやってまいりまして、政権与党の税の担当者であってもなかなか越えられない問題、税の論理というものがあることは、小泉総理が今税のことでこれだけ御苦労されている点からも明らかになってくると思います。  そんなことを考えますと、やはりそ...全文を見る
○石原国務大臣 納得していただけるかどうかは疑問でございますが、もう少し言わせていただきますと、要するに、道路は無料で供する、だれもが利用することができる、その例外として昭和三十年代の初めに高速自動車の法律をつくって、例外として特殊法人である道路公団等々の公団がつくり、運営管理し...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの樽床委員の物差しというものを基準という言葉に置きかえて若干お話をさせていただきますと、整理合理化計画では、先ほども、今の前段の議論の中で出てきました、大方針として国費を投入しない、償還期限は、コスト削減努力等々により五十年を上限としてその短縮を目指すとの...全文を見る
○石原国務大臣 これは先ほどからやはり議論になっているところだと思うんですけれども、高速自動車国道の整備というものは高速自動車国道法という法律によって定められております。行政改革の観点から国土交通大臣が所管されておりますその法律を直せと、そこにはダイレクトにはなかなかいくことは難...全文を見る
○石原国務大臣 熊代副大臣の方から御答弁をさせていただいたわけでございますけれども、二割を少ないと見るか多いと見るかという議論はおいておきまして、昨年の整理合理化計画を取りまとめるとき、この道路公団等四公団については国費は投入しない、これは大変な議論のあったところでございますが、...全文を見る
○石原国務大臣 古賀委員にお答えいたします。  古賀委員とは同期の当選でございまして、高速道路のことについては、実は、当選一回のころはよく古賀委員に、高速道路はどういう形でできていて、車両重量によってどれだけの道路に対するダメージ、また橋梁部分はどういう構造である等々、そんな話...全文を見る
○石原国務大臣 これは委員も御存じのことだと思いますが、確認でございますのでちょっとさかのぼって言わせていただきますと、平成十二年に、行政改革、なかんずく特殊法人改革というものに着手をしなければいけないということで、与党の方で議論がスタートいたしました。そして、平成十二年の末に行...全文を見る
○石原国務大臣 一川委員にお答え申し上げます。  これも、これまでの議論で御答弁させていただいてまいりましたけれども、道路公団の改革、民営化の推進によってどういうことが起こってくるのか。コスト意識の徹底が図られ、採算性を重視した経営が行われるという、そのようなメリットが生じると...全文を見る
○石原国務大臣 内閣委員会でも、道路公団の民営化等々に関する御議論、また本法案の、今委員が冒頭御指摘されましたような論理根拠が冒頭にないのはおかしいといったような議論等々が議論され、問題点はかなり浮き彫りになってきているような気がいたしますが、それを今、この推進のための、準備室と...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましても内閣委員会等々で議論があったところでございますが、昨年の十二月に取りまとめました整理合理化計画の中で民営化ということを取りまとめさせていただいています。それは、基本的な考え方といたしまして、「事業の採算性が高く、かつ、国の関与の必要性が乏しい法...全文を見る
○石原国務大臣 今回の改革では、今御審議をいただいておりますこの民営化推進委員会で費用対効果分析を徹底的に行いまして、採算性に合うか合わないかというものの基準を決めていただきます。そして、その基準にのっとって、これは総理の方に御答申をいただくわけですけれども、最終的には国交大臣、...全文を見る
○石原国務大臣 西川委員にお答え申し上げます。  基本的な認識は西川委員と変わらないと思います。これまで国土の均衡ある発展のために高速自動車道というものが役立ってきたことは否定するわけにはまいりませんし、これからも広域的な連帯を図る上で整備ができるものは整備をしていかなければな...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま西川委員が御指摘されたとおり、特定の分野に偏ったり、あるいは公正、公平性を欠くというような方には、私も委員にはなっていただきたくないと考えております。  総理もかねがね申しておりますように、改革意欲に富んで、本当にどんな抵抗にもめげずにやってくれる人がい...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま西川委員が御指摘されました債務の償還というものが一番私は重要であると考えております。「確実な償還を行うため、国の道路予算、関係地方公共団体の負担において処理することとし、道路料金の活用も検討する。」と基本方針で示させていただいたところでございます。
04月19日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○石原国務大臣 総理から御答弁をされましたように、建設コストの問題、規格の問題、調達コストの問題等々、さまざまな要素の変化によって今委員御指摘の点は変化をしていくものだと今も認識しております。
○石原国務大臣 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  ただいま委員長からの御要望については、誠意を持って適切に対処いたしたいと存じます。  ここに改めまして委員...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(石原伸晃君) 阿部議員にお答え申し上げます。  一点、御質問がございました。国公立等の医療機関の財政状況の公開についてであったと存じます。  経営情報の開示の促進につきましては、医療機関の経営の透明化を図る上で、私どもも重要であると認識しております。  国公立の...全文を見る
04月22日第154回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(石原伸晃君) カルテル・談合に対する執行の強化に関して、今回の法改正を含めた現在までの公取の対応に関する評価についてのお尋ねがございました。規制改革担当大臣としての所感を述べさせていただきたいと思います。  規制改革を通じ競争を促進していく上で、自由かつ公正な競争を...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○石原国務大臣 横路委員が御指摘のとおり、総合規制改革会議の事務スタッフは二十八名中十名が企業からおいでいただいております。委員が既に御指摘されましたように、民間の方々の意見を聞く、また経験を聞くということは、規制改革を進めていく上で非常に私も重要だと思っています。  そこで、...全文を見る
○石原国務大臣 山元委員の今の御質問は大変根源的な問題だと思います。  まず、現在の公務員制度が抱えている問題点、大きく言って二つ三つあると思うんですが、その根本は、時代の変化に対して、時代の変化が急激で、過去に例を見ないことが起こってきていることに対して、それに見合った政策を...全文を見る
○石原国務大臣 橋本行革というものが今回の行革議論の発端にあることは、私は否定するものではございませんし、そして、その継続ということであるならば、政権与党というものが自民党を中心に運営されてきたということで変わりがない。  では、なぜ今委員御指摘のような問題がこのように出てきた...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま山元委員が御指摘されたような社説は読ませていただきまして、私は、十分説明が行き届いていないと。なぜかというと、現行の制度でやってきて、現在、さっき委員が言われたような事件が、今氷山の一角としてか、あるいはもともと下に大きなものがあってうみとして出てきたのか...全文を見る
○石原国務大臣 その点については、冒頭申しましたように、委員のお考えは、廃止すべきであるとお考えのようでございますが、私は、やはりキャリア制度の抱える問題点、先ほど事例を出させていただきましたけれども、採用年次によって決まったり、最初に入った成績によって、あいつが次官になるんだ、...全文を見る
○石原国務大臣 それは、ただいま委員が御指摘されたように、二〇〇〇年度は四十人ぐらいまで減ったんですけれども、これは人事院の承認でありますから、各省から出てくるものを客観的に人事院が、基準を満たしていれば認めざるを得ない。その結果、こういう御時世にもかかわらず、現行制度で六十九人...全文を見る
○石原国務大臣 くどいようですけれども、現行の人事院の基準で、基準を満たしていれば人事院は客観的に公正に判断しなきゃいけないから、現行の制度ではふえちゃうわけですね。  ですから、内閣で承認基準を厳しくして、さらに関係府省の大臣がそれを認めるわけですから、もっと政治家にとっては...全文を見る
○石原国務大臣 その点につきましては、たしか予算委員会であったと思いますけれども、かなり議論になったと記憶をしております。若松副大臣の名前を出して恐縮なんですが、若松副大臣は、副大臣になられるまでは公明党の行政改革の担当責任者でございまして、若松副大臣にも聞いていただきたいと思う...全文を見る
○石原国務大臣 人事院は、やはり事前承認が中心であったと思います。今行政改革のポイントは、車検制度がよく例に出されますけれども、事前検査から事後チェックに変わってきた。これからの人事行政というものも、機動的、弾力的に運営していくために、また、ここは委員と意見が分かれるんですが、委...全文を見る
○石原国務大臣 これは、先ほども冒頭申しましたように、これまでの人事院の事前承認というシステムから事後チェックの機能に人事院の主たる仕事を変更していただく、すなわち、内閣と人事院の機能の再整理ということが今回の改革の根底にございますので、その再整理を山元委員が人事院の権限の弱体化...全文を見る
○石原国務大臣 労働基本権の問題は大変大きな問題で、今山元委員が御指摘されましたように、連合はもう最近ここまで言わないというような、そんなところも実はかなり幅広く議論をさせていただいたところでございます。もちろん我が党の中にも、この公務員制度改革、我が党というのは自民党の中の議論...全文を見る
○石原国務大臣 この問題についても、たしか予算委員会でございますか、同僚の委員の方からの御質問がございました。私も御説明を受けましたので、二つの大きな理由から提訴されたとお聞きいたしました。  一つは、これまで再三再四、委員から意見の御開陳をいただいてまいりました、いわゆる公務...全文を見る
○石原国務大臣 これは二月に提訴されまして、政府としてもなるべく早く見解をお示ししたいと考えております。
04月26日第154回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(石原伸晃君) 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画において、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び本州四国連絡橋公団は廃止することとし、これらの道路関係...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 川橋議員にお答え申し上げたいと思います。  本州四国連絡橋公団の債務処理における道路料金の活用についてお尋ねがございました。  本四公団については、昨年十二月に閣議決定した特殊法人等整理合理化計画において、「債務は、確実な償還を行うため、国の道路予算...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 民営化の方向についてのお尋ねでございますが、四公団の改革については、民営化の推進によってコスト意識の徹底が図られ、採算性を重視した事業経営が行われる等のメリットが生じると考えられているところから、整理合理化計画において、新たな組織が民営化を前提とする、国...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 田名部議員にお答え申し上げます。  道路公団民営化の理念についてのお尋ねと、民営化とは何なのか、もう少し議論をすべきとの御指摘、二つの質問がございました。  もう既に総理が御答弁いただきましたが、道路関係四公団の改革については、民営化の推進によってコ...全文を見る
05月07日第154回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま議題となりました道路関係四公団民営化推進委員会設置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画において、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び本州四国連絡橋公団は廃止す...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○石原国務大臣 ただいま決議のありました公益法人制度の抜本的改革につきましては、三月に公益法人制度の抜本的改革に向けた取り組みについて閣議決定したところであり、御決議の趣旨を踏まえ、平成十四年中を目途に、公益法人制度改革大綱の策定に取り組んでまいる所存でございます。
05月10日第154回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(石原伸晃君) 鈴木議員にお答え申し上げます。  資金管理を行う法人についてのお尋ねでございました。  自動車リサイクルに要する資金を安全確実かつ効率的に積み立てを行う方法として、資金管理を行う法人を設けるという仕組みについては、関係省を中心にさまざまな議論がなされ...全文を見る
05月20日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) 番外地のような気もいたしますけれども、今のお話を聞かせていただきまして二つの面があると思います。  第一番目は、もう両大臣御答弁されましたけれども、優勝劣敗の遺伝子によって人間を差別してはならない。これは統一の意見として、委員も含め私どももそういうこと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの委員御指摘の五十七法人については、特殊法人改革の前にRアンドD関係のものの独法化というもので誕生したものでございます。  もう言うまでもございませんけれども、この独法というものは、特殊法人が抱えている問題点を、弊害を、言葉を換えますと、いかに...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されました五十七法人については所管官庁ございますので、私の方からも、委員が御要望するような数字がございましたら私も是非知りたいと考えておりますので、各省庁に対しまして、所管する省庁に対しまして、実態を詳細に当委員会に提出するよう努力を...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましては、先ほど冒頭申しましたようにインスティチュート関係の独法化でございまして、所管省庁が自分の抱える研究機関等々を独法化するということを申して、そして、それに対して交付金等々は財務省との間で予算の中で議論なされてその数字ができ上がっている...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま総務大臣の方から御答弁されましたように、大局的な総合評価は総務省の方で指針をもう既に出して各府省庁に指導していただいておるわけでございますけれども、行革事務局といたしましてもその評価が、これまた月並みな言葉でございますが、第三者評価に託するという...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘のような、特殊法人と業界団体との間で癒着や緊張関係が欠如しているということはあっちゃいけないということは言うまでもございませんし、行政が厳正に執行されていかなければ国民の皆さん方の信頼を得ることは、行政の側もありませんし、特殊法人の側も...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 天下りにつきましては、これはいろいろな御意見がございまして、私は、早期退職勧告というものをこれからは是正していかなければならないと、そういうふうに考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘のトンネル法人といいますか、行政委託型公益法人改革においては、委員が御指摘のとおり、三月二十九日に改革実施計画を閣議決定いたしました。そして、今話題になっておりますこの電源地域振興センターの電源過疎地域等企業立地促進事業補助金を始めとす...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 二点御質問があったと思います。  まず、このセンターへの天下りについてどういうふうに対処をしているのかということでございますが、特殊法人の方における天下りについては、先ほども議論が出まして生ぬるいというお話ではございましたが、給与の一割カット、退職金の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) はい。恐縮でございます。  承認基準を緩めているというような認識はない。ですから、制度の運用として、より今のよりも良くなるように努めていきたいと考えております。
05月21日第154回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松村委員が、全ト協の決起大会で、高速道路のかなり大きなユーザーであります方々がやはり高速道路の料金の高さということに言及されたというお話が冒頭ございました。  私も一ユーザーといたしまして、やはり日本の高速道路料金というものは他の諸物価に比べて...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松村委員から、特殊法人改革の意義というものの説明が不十分であるというような御指摘、また道路四公団を民営化することに対する希望と不安が錯綜している、メリットを明確にせよというような御質問でございましたが。  特殊法人、委員御説明いただきましたよう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘の民営化推進委員会と国幹会議との関係、役割分担でございますけれども、民営化推進委員会は、特殊法人等整理合理化計画に示されました、先ほども説明をさせていただきました、国費を投入しない、償還期限は五十年を上限としてその短縮を目指す等々の基本...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま首都高速公団の総裁から御答弁がございましたように、公団組織においても、利用者の最大のサービスであります安全性の確保に御尽力をいただいているわけでございますが、これは民営化された後も同じかそれ以上の適切な維持管理というものが確保されるべきであると当...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松村委員が整理合理化計画を引いてこの債務の償還について御説明をいただきましたように、繰り返しになりますけれども、債務は、確実な償還を行うために、国の道路予算並びに関係地方公共団体の負担において処理することとし、道路料金の活用も検討するという基本方...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森本委員が御指摘をされましたネットワーク、高速道路のネットワークがどうあるべきか、そしてまた、全体の中でのこのグランドデザインが重要であるという点は正に私も同感でございます。  ただ、私は行政改革を担当する大臣でございますので、どんな道路を造る...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 行革大臣といたしましては、くどいようでございますが、やはり採算性の確保と、そしてコストの削減と、借りたお金で造る以上は借りたお金は返せるかということがない限りは道路は造るべきではないという考えに立っておりますが、委員御指摘のとおり、経済的な影響あるいは地...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森本委員が御指摘されましたように、二十八兆円分の道路を造って国費の投入は三・七兆円であると、先ほど佐藤国交副大臣の方から御答弁がありました。それを正直に聞かせていただきますと、有料道路制度ということを活用することによって少ない国費で、また今の大石...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの森本委員の質問は、この道路整備についての根源的な哲学がどうあるべきかという問いと私は等しいのではないかというぐらい重要な御指摘ではないかと考えております。すなわち、高速道路料金が高い、片やイギリスやアメリカのように、委員御指摘のとおり、道路は高...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 川橋委員からかなり辛口の御指摘をちょうだいしたと思いますが、構造改革なくして日本の再生発展はないと総理が昨年、髪を振り乱さんばかりの勢いで自由民主党の総裁選挙あるいは内閣を組閣されてからの国会で御発言をされて、それに多くの国民の皆様方が共感を得たのは、私...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの川橋委員が御指摘されましたように、森内閣当時に、二十一世紀の最初の五年間、すなわち平成十七年度末、十八年の三月三十一日までを集中改革期間と決め、その集中改革期間に取るべき行政改革上の課題を網羅する行革大綱を閣議決定したということは委員の御指摘の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま川橋委員が御指摘されましたように、総理が財投改革にその改革の中心の一点を置いていることは、私も間違いないことだと思います。そして、財投改革の川下の一番のところに、先般、整理合理化計画等々で取りまとめました特殊法人がございます。  財投改革もなさ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 若干数のくくりが違いますけれども、七十七の特殊法人に認可法人を加えさせていただき、このうち共済組合四十五を除いた百十八の組織のベースでお話をさせていただきますと、他の法人との統合を含め廃止が十七法人、民営化等が四十五法人、独立行政法人化が三十八法人と整理...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘されましたような先行七法人、いわゆる道路四公団、都市基盤整備公団、住宅金融公庫、石油公団、これは総理の強いリーダーシップにのっとりまして廃止、民営化というものを決めさせていただいたわけでございます。  お考えいただきたいと思うんですが...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これから精査をいたしまして、要するに、今油が出ていて黒字であります子会社が十程度ございます。しかし、これから油が出るであろうと予想されているものもございますし、もう既にピークを過ぎている会社もございます。そして、どの段階でどの会社を売るのが一番国益にかな...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) どうしても役所は自分のやってきたこれまでの事業を間違っていたとは言いません。石油公団を所管いたします経産省の方々、エネ庁の方々と考えても、こんなに何で赤字があるんだという話をしますと、石原さん、何言っているんですか、石油の事業は千三つなんです、これは開き...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの川橋委員が御指摘の独法は、博物館や研究所等々、所管が総務省でございますので総務省の松田局長の方から御答弁をさせていただきましたが、私の方で整理をさせていただきました特殊法人等々が独立行政法人化されるものにつきましては、役員数や給与等につきまして...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されました塩川財務大臣の発言は、経済財政諮問会議で、私も覚えておりますが、突然七年という数字が出てきましてちょっとびっくりしたんですが、詳しく御言及はございませんでした。多分、推測するところでは、財投改革が七年間の経過期間になっており...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されておりますのは、行革大綱の個別事業の見直し、以下の基準に該当する各特殊法人の個々の事業云々という、1から10までのものを指されて質問されていると思うんでございますが、十の事業見直しの基準の観点からは道路四公団の事業は、いろいろなと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員御指摘の点は、行政コスト計算書を念頭に御議論をされているのだと思いますけれども、組織形態と採算性確保の検討の中で、この今御審議いただいている民営化推進委員会の設立された後の検討の中で、資産、負債の評価について、それが今、委員御指摘のとおり、本当は実は...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま川橋委員が御指摘されましたのは、十番目のここだと思います。「事業の性格上、特殊法人等にアウトソーシングしなくとも、政府の直接処理により十分対応可能なもの。」、すなわち国に富があり、すなわち税収が十分であり、事業を行うだけそこに予算を計上することが...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの委員の御指摘は、道路公団がどういう形にしろ民営化されるまでまだ何年か時間が掛かると。そして、毎年度の要投資額は、国費がゼロになりましたけれども、佐藤副大臣の答弁にありましたように、単純計算して一兆円程度は、一兆円弱は毎年投資ができると。それによ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これも先ほどの質問とダブるかと思いますが、行政コスト計算書、すなわち民間、仮に特殊法人である道路四公団が民間法人であったとして、PL、BSを作ってその評価に堪える中で資産、負債の評価をしろという委員の御指摘だと思いますので、私もその方向性にのっとって検討...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ちょっと質問のニュアンスが違ったら恐縮なんですが、委員の御指摘は、今、佐藤副大臣の方からるる御説明されましたように、国幹会議が今の法律では個別路線を決めるということになっていると、これは法律で決まっているからそのとおりだと思いますが、この今ここで御審議い...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 当委員会で御審議いただいている民営化推進委員会が法案が通ってできましたら、委員会の方に申し伝えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) ちょっと整理をしてお話をさせていただきたいと思うんですが、道路公団、首都公団、阪神公団については、現時点ではいわゆる欠損金は発生していませんけれども、これも午前中の議論、午後の議論でも申し述べましたが、過大な需要見通しを前提とした償還計画になっているんじ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは、詳細につきましては国交省の方にお尋ね願いたいと思うんですが、予算が付いて業者も決まって工区が決定されて工事をやっているものを止めるということは、止めることによる費用も発生いたします。また、残りあと数キロをつなぐことによって一定のネットワークが完成...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 端的に申しまして、民間会社であるならば責任の所在が明確化になりますし、事業に失敗すれば会社はつぶれます。しかし、アクアラインの株式会社にいたしましてもつぶれておりません。そういう意味で、民営化というものは官業に比べてより責任の所在が明確化になると考えてお...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 公共事業の受注企業からの政治献金については、これまでも小泉総理から国会でるる御答弁をさせていただいておりますが、政治と公共事業に関する問題について不祥事をなくすためにどのような対策が必要かということでもう一段踏み込んだ対応が必要ではないか、どういう対応が...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 公共事業と申しましても大変幅が広うございますので、総理のお考えのとおり、民主主義のコストをどのように国民に負担していただくかという観点から十分に国会でも御議論をいただきたいと考えているところでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 事業を請け負った企業と政治献金の額に、多寡にどのような因果関係があるかは、これからの資料だけでは、私はただいまコメントをするような資料を持ち合わせておりませんし、これからはどういう因果関係があるのかはっきりと申すことはできないと思っております。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘のプロジェクトについても総理が国会で御答弁を申し述べておりますが、私も総理と同じ考えで、慎重に検討をすべきであると考えております。  また、政治資金の件につきましてでございますが、先日行われました与党三党の党首会談においても、政治倫理...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) いや、私は、橋本大臣の所信表明を事前に読みまして自分の所信表明を書いたわけではございませんで、先ほども同僚議員の中で議論になりましたように、特殊法人というのは財投計画の要するに川の一番川下に位置するものでございます。すなわち、皆様方の郵便貯金、簡易保険と...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは大変難しい問題でございますが、簡単に言わせていただきますと、公務員の方々の早期勧奨退職というものがございまして、例えば同期の方が次官等々になりますと同期入社の方は外に出ていくと。また、勧奨退職というシステムもございまして、定年は六十歳ですけれども、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) いつから天下りがあるかというのはちょっと歴史的なもので私は存じませんけれども、やはり定年は六十ですけれども、六十歳で社長になるんではなくて、その前に社長になるというのが早い時期に次官になるということに当てはまるのではないかと思っております。そのとき本当は...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 革命でも起これば私が明日から天下りは禁止だと言うことができますが、現実に組織が動いておりますし、勧奨退職もまだあって、この勧奨退職の年齢を段階的に引き上げて限りなく六十歳に近づけるような方策を考えるように事務局にも実は指示をさせていただいております。 ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの公務員制度改革の詳細を手元に持っておりませんが、公務員制度改革で目指すべき方向性、すなわち、年功序列型のシステムを改める、そしてまた、キャリアと言われる方々が自動的に昇格をしていきますけれども、それはある程度のところまでにして、例えば課長までは...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○石原国務大臣 ただいま桜田委員が御指摘されましたのは、国家公務員の人事管理でございますけれども、これは各府省ごとに1種、2種、あるいは事務官、技官の別を基礎にして行われております。  委員からの御質問があるということで、どこかにまとまったデータがないかと調べたんですが、人事院...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま、外務省の事件を例に出されて、桜田委員御質問されておりましたけれども、一概に期間というものは本来決められるものじゃないと思います。個人の問題あるいは組織の問題として事件が起こっているのか、それとも、同一ポストに長くいたから事件が起こったというのはなかなか考...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま桜田委員が御指摘されました専門性の評価を行っていくというのは、私も非常に重要だと思っております。  その一方で、これまでの人事制度がどうなっているかといいますと、硬直的や年功序列というような言葉に代表されるような面が多々あったと思うんですが、今回の公務員...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○国務大臣(石原伸晃君) 西銘委員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  ただいま委員が御指摘されましたように、委員は昨年の参議院選挙で御当選をされたということでございますが、そのとき総理がおっしゃられていたフレーズといたしましては、民間にできることは民間に任せようと、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今回の特殊法人改革におきます民営化は、ただいま委員が御指摘されましたように、完全民営化あるいは民間法人化等々を含む総称として定義をさせていただいたところでございます。  国鉄の分割・民営化のときは、民営化された組織形態は特殊会社でございました。それが十...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど民営化のできる法人を三つのカテゴリーで分類させていただいたわけですけれども、今の御質問に関係するんですが、国の関与の必要性が乏しい法人や企業的経営によって事業がより効率的に行える法人、また民間で事業が実施可能な法人、そんな中で、この民営化された法人...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま西銘委員が御指摘されました点は、非常に私も、重要な点でございますし、委員の御指摘の方向で、これまで特殊法人という組織形態で受けていた特典や国の統制、関与というものは外すべきだと考えておりますし、先ほど完全民営化の御定義をめぐって若干御議論がありま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 再三再四この問題は取り上げられておりまして、もう過去にも御答弁をさせていただいて重複するところはお許しいただきたいと思うんですけれども、現在御審議いただいております民営化の推進委員会においては、昨年取りまとめました整理合理化計画で示されました基本原則、す...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの山根委員の御質問は二点あると思うんです。  それは、一つは、一つの記事として、自由民主党の道路族と総理との間で談合が成立して委員が決まっているというような一部報道について、まずこの点から申しますと、この点につきましては私も、衆議院の内閣委員会...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 残念ながら、その記事はたしか署名記事ではございませんのでして、どの記者がどなたに取材してそのような確認し得た事実として報道したかということに対して私どもの方で真偽を確認する手だてはございませんでした。
○国務大臣(石原伸晃君) 私の記者生活の経験から申しますと、いろいろな事実がございます。報道の使命は事実の裏に隠された真実を見付けることだと私は教わって、十年弱ではございますが記者生活を送ってきたわけでございますが、そんな中で、事実の裏に隠された真実、すなわち、それが本当の真実だ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私は内閣の一員であると同時に国会、立法府の議員でございますので、現在当委員会で御審議をいただいて、当委員会の御審議を得て設立することが可能となる民営化推進委員会の委員について、現段階でだれがいい、かれがいいというようなことを検討しているという事実は一切ご...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの山根委員の御指摘の点は、これからの審議をする上で大変重要なポイントであると、御議論を聞かせていただいておりまして強く感じたところでございます。  と申しますのも、昨年来、この特殊法人改革等々、公益法人改革等々に取り組ませていただきまして感じま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましては、坂野室長から答弁をさせていただきましたように、資料提供を求めることができると法律で規定した以上、先方に提出義務があるということを前提に法律を組み立てておりますので、そのような事態が仮に起こったとしたならば、委員の御指摘を十分に踏まえ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましては、委員が人選され、審議が起こり、年末までに総理に対して御提言をいただくという形になっておりますので、その時期になったとき、仮に、今委員が御指摘のような事態があった場合、私もどうあるべきかというような判断をさせていただきたいと。今の段階...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員御指摘のとおり、優れた識見と見識を持ち、改革意欲に富んだ方々を七名以内で総理が御任命されるわけでございますので、総理に対して責任を持ってこれからの高速道路、有料道路の在り方を御提言いただけるものと確信をしているところでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 委員御指摘のとおり、更なるいろいろな障害は、障壁というものはあると思いますけれども、やはり私は民営化が最終的な目的だとは考えておりません。これは手段であって、利用者である国民の皆さん方が、より利便性を感ずる、より良くなったなと思われるような改革になるよう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの松井委員の御質問は、話せば一時間ぐらい話せるテーマだと思いますが、やはり特殊法人改革は、これも先般の当委員会で御議論いただいたところでございますが、国民の皆様方の預貯金、保険、すなわち郵便貯金、簡易保険という形で集められたお金が、これまでは、昨...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松井委員もお認めになりましたように、私も高速自動車国道整備の中で、償還主義とこの全国プール制というものが、少ない国費で着実に道路を整備してくるという意味で意味を持っていたと認識を私もしております。  しかしながら、その一方で、今、委員は図を、A...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 結論から申しますと、委員の御指摘のとおり、できる限り自主的に投資判断を新しい組織が行っていくということが私は重要なポイントであると認識をしております。  道路四公団の改革については、その民営化の推進によりまして、委員が既に御指摘のように、民間の、民間と...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これも再三再四、熊代副大臣の方から御答弁をさせていただいておるんでございますが、この民営化の推進委員会は個別路線についてどこをどうするべきだというようなことを決めるわけではございません。これはあくまで、採算性の確保あるいは費用対効果分析、また金利の動向、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) くどいようですけれども、現在の法律では、国土交通自動車法の下で国幹会議の議を経て政府が責任を持って決めるというふうになっているということはそのとおりでございまして、それを今変えようという法案は提出しておりません。  現在御審議をいただいているのは、民営...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 松井委員の御指摘は一つの、見識ある一つの意見であると拝聴しておりました。
○国務大臣(石原伸晃君) ちょっと幅広い将来的な御質問だったというふうに感じるんですけれども、旧運輸省の道路運送法上の自動車道ですか、それと道路局の、建設省の道路局であったところの道路法上の道路というものは、両局長から答弁されたように、営利事業として民間が管理している道路と公共公...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) そこは委員の、選任された委員の方の御議論に、御議論をまつことになるのは当然だと思うんですけれども、論理的には、民営化される組織がどういう形で民営化されるのか、それによりまして保有と管理がどうあるのかということも変わってまいりますが、一般論として言わせてい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの松井委員の御質問にお答えする前に、これだけちょっと言わせていただきたいんですが、道路というのはやっぱり基本的には無料が大原則だと思うんですね。じゃ、なぜ有料道路が、道路公団という公団が昭和三十一年にできて、これだけ高速道路網を整備してきたかとい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 松井委員の御指摘を踏まえて対処させていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 内閣の一員でございますので、税調やあるいは経済財政諮問会議の議論というものをこれ待たずして、こうすべきであるというようなことはなかなか申すことはできませんが、これはやはり、目的税が税の中でその割合を占めていくとにっちもさっちもいかなくなる、そういう観点か...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども申しましたように、経済財政諮問会議、税制調査会等々でこの道路特定財源の問題についてはもう御議論が始まっております。委員の方が改革意欲に富んだ方でございますので、そういう分野についての見識をお持ちの方がいらっしゃればそういう議論もあるものかなと考え...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松井委員がるる御指摘されましたような指摘というものがあるということは承知しておりますが、旧国幹審のときは内閣総理大臣が会長で、各党各会派の代表、衆参議員等々、また担当大臣等も入っておりました。国幹会議に変わりまして、国幹会議の会長は互選で選ばれる...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま熊代副大臣から御答弁させていただきましたけれども、やはりなぜ第三者機関を作ったのかと。政治の側で、あるいは政党の側でこうするということを決めなかったかというと、第三者機関の利点というのは、やはり客観的に、そして国民の皆さん方に一番最大限の公約数と...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま大石局長の方から答弁をさせていただきましたが、整理合理化計画におきましては、新たな組織が債務を必ず償還できて採算性を確保できるように、新規投資に一定の歯止めを掛けたわけであります。しかし、この採算性の確保ということを考えますと、その延伸する道路の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森本委員が御指摘されました点は、今回の民営化論議の中でユーザー、国民の皆様方の一つの大きな関心事ではないかと思っております。  今、首都高の理事長もおっしゃられておりましたように、安全確保なくして実は高速道路は私は成り立たないものであると思って...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森本委員が御指摘されました阪神・淡路大震災における事例、私の方でも若干調べてまいりましたけれども、二千六百三十八億円が平成六年度、平成七年度の予算によって拠出をされておりますが、全額国及び地方公共団体からの補助金によって支出をされているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 森本委員の御指摘はもっともだと考えております。  そこで、ただ、もう一点忘れてはならないことは、新たな組織が確実に債務を償還できるような体制を取っていかなければ、債務が償還できない場合は国民の負担として跳ね返ってくる、こういうことも肝に銘じて、実効ある...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 道路四公団につきましては、今般の改革議論の中で、償還期限を順次延長してきたというようなことと、過大な交通量予測の下に償還計画を立てているのではないかと、その結果、将来の交通量によっては償還できないのではないかというような指摘が昨今なされてきたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど大石局長の方から御答弁をいたしましたが、これまでのルールで投資を行っていきますと二十兆九千億円の投資が行われることになっておりました。それを初めて、五十年を上限としてコストの引下げ効果などを反映させ、短縮を目指すという縛りを掛けたことによりまして、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 御要望として承らせていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されました合併施行方式、当然、今御審議いただいております民営化検討委員会の中で御議論の対象になるものだと考えておりますが、繰り返しになって恐縮なんですが、今回の道路四公団の改革でなぜ民営化するかといえば、先ほど来御議論になっております...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 天下りと特殊法人改革、公益法人改革は私は密接に結び付いていると思います。  よく説明をさせていただくんですが、特殊法人、何が特殊なのか。社長が全部天下りです。内部で優秀なプロパーの方が出てきても、よくて副総裁、副理事長。自分がその経営のトップに立てない...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 三つ聞かれて、一番目の質問に何て答えようか考えていたんで、またこぼれたら聞いていただきたいと思うんですけれども。  行政と密接な関係があるという発言をしたのは、特にフランスの石油公団みたいなものに当たりますトタル・フィナ・エルフという企業を訪ねて強く感...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども若干この点は答弁をさせていただいたんですが、特殊法人は、簡単に言うと行政のアウトソーシングという形で、無駄を省いて現場を役所が持たないという形で、国営企業という形でこう動いているんだと思うんです。ですから、当然政府と関係所管省庁と一定の連絡、会議...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大変辛口な御批判をちょうだいいたしましたが、権力にある側が批判の対象となることはこれまた当然でございますし、メディアが権力のある側に対して様々な批判を発するということもこれまた当然でございます。それをまた見る国民の皆様方が様々な御批判を時の政権、権力に対...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これはもう再三再四、御同僚の委員の質問に対してお答えを申し述べさせていただいておりますけれども、やはり民間企業と親方日の丸の国営企業と何が違うのかということが一つのポイントだと思います。すなわち、コストを意識する、採算性を重視する、そういうメリットが企業...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましても、御同僚の皆様方の午前中の議論の中で、民営化の形態、そしてなぜ民営化するのかということにつきまして御答弁をさせていただきましたが、究極的な目的というものは、これは国営企業でございます。国営企業が事業を例外として有料で道路を供してきたわ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 本四公団につきましては、ただいま委員が御指摘されましたように、現時点におきましても多額の欠損金が発生していると思います。  じゃ、なぜ発生したのかということでございますが、これはやはり交通量を現実よりも過大に見積もった結果、予想交通量と実績交通量の間に...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第9号
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○石原国務大臣 ただいま楢崎委員御指摘の公務員制度改革に関する緊急提言が、いわゆる二十一世紀臨調、ICUの西尾先生あるいは慶応大学の曽根先生等々の皆様方からなされたということは承知しておりますし、総理がそのお話を聞かれたということも承知しております。  また私も、きょう午前中か...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま楢崎委員が御指摘されましたように、おごり、高ぶり、勘違いというものがいわゆるキャリアと言われる官僚の方々にさまざまな事件であったということは、私は承知をしているところでございます。その一方で、やはりこの国をマネジメントしていくという高い意欲と能力を持った幹...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘のような厳しい御批判をいろいろな場でちょうだいをいたしておりますが、公務員制度改革大綱は、行革事務局が中心となりまして、各府省や与党三党を初め幅広い関係者と意見交換を行った上で、内閣の行政改革推進本部で取りまとめ、閣議決定したものでございます。...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたような縦割り、日本の行政組織の中に見られる弊害の最たるものとして、多くの方々が御指摘をされていることだと承知をしております。  今回の公務員制度改革大綱においては、所掌する行政の運営について責任を有する各主任大臣が所掌する行政組織の...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の政官業の癒着、これはいろいろなケースがあると思うんですけれども、特に行政改革を担当している者としましては、まあ政と官の連合軍にかなりひどい目に遭っていることもあるわけでございますが、公務員制度改革大綱の中では、内閣のリーダーシップの確保について...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の政治任用は、通称ポリティカルアポインティーと言われるものでございますが、アメリカの官僚、あるいはヨーロッパでいいますと、ドイツ、フランス等々でも見受けることができるわけでございます。  一方、我が国は、行革の観点から府省庁の再編ということに取...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたように、現行の公務員制度の枠の中では、早期退職慣行というものが六〇年代から行われておりまして、公務員の方々の平均退職年数というものは大体年齢で五十二、三歳と言われております。その一方で、年金改革等々が行われまして、年金の支給というもの...全文を見る
06月03日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの御質問、一義的には会計検査院の検査の実施方針でございますので会計検査院が適切に判断すべきものだと思いますが、委員御指摘のとおり、目的どおり使われていないとか公益法人に丸投げされているんではないかというような指摘があることも十分承知しております。...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されました公営企業、いわゆるギャンブル法人が行っております補助事業の、補助金等の交付事業を委員は例を出されて御説明になりましたけれども、従来から、本来であるならば国の実施すべき補助事業であって、そこからも出ているんだったら重複する必要...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 何か質問の答えまで質問されてしまったような気がいたしますが、公営ギャンブル法人を所管されている各府省において適宜適切に判断されるべきものだと考えておりますが、やはり情報公開、要らぬ勘ぐりをされないようにしていくことが、これだけ巨額な、しかも独占的に事業を...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましては、当委員会でもまた内閣委員会等々でも一番議論のなされている点であると認識しておりますが、現行の人事院の承認制でありましても承認基準というものがございまして、承認基準をクリアしていれば天下りが禁止されているわけでございませんので天下りが...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員御指摘の特殊法人、認可法人が行います研究開発業務については、肥大化していったり、本当にどれだけ成果が出るのか、もちろん一生懸命研究や調査をされているんですけれども、費用対効果というものもなかなかはっきりと明示することが難しい分野ですので、やは...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 又市委員の方から既に主要な論点の意見の御開陳がございましたので、若干重複することをお許しいただきたいと思うんですが、やはり人事院が事前に天下りを規制していただいておりましても、委員が御指摘のとおり、不十分であるというような意見があるわけでございます。そし...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま岡崎委員が、御党が提出されております公共事業基本法案の理念について意見の御開陳があったわけでございますが、四項目でございますか──七項目でございますか、大筋におきまして正に共通の認識を私は持っていると思っております。  また、特に委員が初当選の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま坂野室長から答弁させていただきましたように、具体的には委員会の人選が行われ、集まられた方の中で委員長が互選で決められて、委員長の御指示をいただきながらできる限り公開していくという形になると思いますが、岡崎委員がははんといい意味で言っていただけるよ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 具体的な方法については委員の人選を待ってということになりますけれども、ホームページというだれでもがアクセスできるところに可能な限り情報を提供するということは行政の側の大切な仕事だと認識しております。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど熊代副大臣から御答弁ありましたように、具体的には委員会の委員の方々に基本的方向性を決めていただくことになりますけれども、ただいま委員が御指摘されましたように、首長さんが地方の声のすべてを代表しているとは考えておりませんし、様々な公聴会、小泉内閣では...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私は行革担当大臣でございますので、こういう頭の整理をさせていただいているんでございますが、高速道路を造る、有料道路という形で造るんであるならば、組織形態はこれから変わってくるわけですけれども、新たな組織が確実に借りたお金、債務を償還できる、採算性を確保で...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの岡崎委員の御指摘は道路全般に対する評価ということでありまして、道路行政を担当しておりますのが国交省の道路局長であるということで、道路局長の方からこの評価の難しさ、また委員御指摘のような点をこれからいかに評価に入れていくかというような説明があった...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員の御心配は、組織形態が変わった後に採算性ばかりをこの委員会が提言して、採算性を重視して環境対策がおろそかになることがあってはならないという立場に立たれてのただいまの御質問と聞かせていただいたわけでございますが、道路関係公団は民営化を目指しております。...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの御質問は、今度誕生いたします民営化推進委員会の議論の中で、環境省と今の言ったような環境対策を適切に盛り込んだ上で、採算性だけではない形で道路を建設していけというようなことの御趣旨と受け取らせていただいたんでございますが、もしそれであるならば、私...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 参議院の内閣委員会でそのような強い意見が出たということを総理に申し伝えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 道路公団民営化推進委員会は、道路公団に代わる新たな組織とその採算性の確保についてどうあるべしというような提言を、十四年度中、今年じゅうに総理に御答申をいただくことになっております。  それと併せて、現在、平成十五年度を初年度とする新たな道路整備五か年計...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 計画の詳細は存じませんが、アウトカムということから推測させていただきますところ、予算が、どれだけのことをやりますよということを最初に決めるんじゃなくて、必要に応じて、例えば防波堤、どこまで延ばすんだ、けれども、必要がないんだったら短くするというようなこと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま道路局長の方から御答弁させていただきましたように、首都公団並びに阪神公団については、現在の償還計画で出資金等々も返還されるものと承知をしております。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども御答弁させていただきましたように、道路局長から細かい点に触れさせていただきましたが、現在の償還計画がそのまま行けば出資金も含めて返還されるということは計画上間違いがないことだと思いますが、委員の御懸念は、これから組織形態が変わって、特にこの民営化...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど委員が御指摘されましたように、整理合理化計画では「国・地方の役割分担の下、適切な費用負担を行う。」という基本方針を示させていただきました。  この基本方針にのっとりまして民営化推進委員会において、債務を確実に償還するための方策を含めて新たな組織の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 整理合理化計画の中で新たな組織が債務を確実に償還して採算性を確保できるようにするために新規投資に一定の歯止めを掛ける観点から、実は償還期限は五十年を上限としてコストの削減で短縮を目指し、年間、昨年度予算でいうならば三千億入っていた国費は投入しないというも...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 個別の路線に限らず、行革相の立場から先ほど来意見を申し述べさせていただいておりますように、採算性の確保というものが最大のポイントでございます。すなわち、プライマリーバランスが均衡していなければ、委員御指摘のとおり債務は雪だるま式に増えていくと。そして、そ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 前回の委員会でであったと思いますけれども、吉川委員から御質問がございまして、総理の御答弁のとおりであるというような御答弁を私させていただきました。  個人的な意見がこの内閣委員会で、この場で申し述べるのが適切かどうかということは別にいたしまして、個人的...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま島袋委員が御質問されました点は、今回の改革案の基本の中でございますので、若干お時間をちょうだいいたしましてお話をさせていただければと思っております。    〔委員長退席、理事長谷川清君着席〕  特殊法人、この四公団も含めてでございますが、やは...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員の御指摘されました公団方式と民間株式会社方式、それとこの公団のマネジメント、運営の問題、私は両方問題があるんではないかと率直に思っております。  と申しますのは、先ほど若干触れさせていただきましたように、道路公団を例に取りましても、八千人か...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この天下りの問題は、実は行政監視委員会等々でも、昨日も議論になった点でございます。ここにやはり国民の皆さん方の不信の目というものが多く寄せられております。  ですから、どういう形の民営化の形になるかということは、もちろんこの民営化推進委員会でお決めいた...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 人事権があるわけではございませんが、民間会社になった暁には、やはり最終的にはそこの社員の方、現在の公団の方々が役員の、先ほど委員の御指摘のとおり三名しか理事、役員の方がいらっしゃらないわけで、残りの六名は天下りなわけですから、少なくともこの九人は公団から...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 民営化の形態によっても全体のコストがどれだけ削減されるのかという問題は大きく変わってくると思いますし、一番大きいのは、先ほど来議論が出ておりますように、建設工事費用のコスト、次が人件費等々ではないかと思っております。  整理合理化計画の中では、事業コス...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは、今、委員が御指摘されました議論は、この整理合理化計画を取りまとめるときにもございました。  そこで、私どもの整理は、道路関係四公団は、いずれも高速自動車国道である、首都高、阪高、本四架橋といった全国的な幹線道路及びこれと整合性を図りつつ整備を進...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大変頭の痛い点だと思います。と申しますのは、今、委員が御指摘されましたのはいわゆるプライマリーバランスの観点からの御指摘でございますが、このほか、実は国が無利子貸付けという形で、昨年度は八百億円、そして今年度の予算においては一千億プラスで一千八百億円投入...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 一番重要なポイントでございますので、この点を有識者である第三者機関に御議論をいただくということが今回の法案のポイントでございます。
06月06日第154回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○国務大臣(石原伸晃君) 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  ここに、委員長始め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつとさせていただきます...全文を見る
06月10日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○国務大臣(石原伸晃君) 昨年十一月にも近藤委員の方から規制改革の進捗状況と昨年度の方向についての御質問があったことを私は記憶しているところでございます。  その席でも申し述べさせていただきましたけれども、必要のない規制というものを取り除きまして、民間の自由な競争によって、消費...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま近藤委員が民間で商社という正に規制の壁に当たることが多々多かったような業界で働かれ、そしてまた議員になられても規制改革に取り組んでこられた観点からるる御指摘がありましたことを大変楽しく、また心強く拝聴させていただいてまいりました。特に例を出されま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま続委員から御指摘のございました二十一世紀臨調の西尾先生と曽根先生とは、実は、総理のところに行かれた四日後でございますが、二時間ほど私もお話を聞かせていただきまして、率直な実は意見交換をさせていただいたところでございます。  この中で、公務員制度...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点についても、西尾先生などとかなり突っ込んだ話を実はさせていただきました。委員が前の委員会で御指摘されましたような特殊法人や公益法人やあるいは営利企業等への公務員の方々の天下り審査、承認、あっせん、内閣が責任を持ってやれというような話ですけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましても続委員から、前回でございますか、御質問いただきまして、委員の考え方と私の考え方は同じではないかというような話をさせていただきましたし、現実問題としてこれをどういうふうにして延ばしていくのかと。今大体職員の方の例えば課長にいる期間という...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私も、続委員が御指摘されましたように、これまでのキャリアシステムというものはやはり今の時代に適応していない、時代遅れになってしまったんじゃないかということを強く感じています。すなわち、年功序列で、いつになったら課長になって、そこまでは保障する、それも一部...全文を見る
06月12日第154回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(石原伸晃君) 平田議員からは、私には二問御質問がございました。  まず、資金管理を行う法人についてでございますが、自動車リサイクルに要する資金を安全確実かつ効率的に積み立てて行う方法として、資金管理を行う法人を設けるという仕組みについて、関係省を中心に様々な議論を重...全文を見る
07月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森元委員が御指摘されましたように、これまで国民の皆さん方の信頼を得ていた官僚制度に度重なる不祥事あるいは制度が抱える時代に対応できない問題等々、時代の要請に応じた政策の策定や国民のニーズにかなった行政サービスの提供が効率的に行われ得なくなってしま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森元委員が御指摘されましたセクショナリズム、日本語で言うと縦割りの弊害というのでしょうか、省庁が自分の省庁のことだけを考えて国のことを考えないといったような批判が寄せられていることは事実だと思います。  各主任大臣等は所管いたします行政の運営に...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森元委員が御指摘されたのと同じ話を、実は先般お話を聞かせていただきましたさわやか財団の堀田力理事長がお話にされておりました。  堀田先生が官房長をされていたのは一九九〇年代の前半でございますので、現在は変わっているかもしれないがというような言い...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま森元委員が御指摘されましたいわゆる肩たたきの早期勧奨退職制度、これは平成九年、やはりこれも橋本内閣だったと思いますが、段階的に是正をしていこうということを政府として決定しております。その趣旨にのっとって、今、委員がその弊害も御指摘されましたように...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 二点につきましての御質問でございましたと思いますが、一番目の御質問に対しましては、先ほど御答弁させていただきましたように、平成九年に早期勧奨退職は是正していくということを政府として決めておりますので、その方向に沿いまして、委員が御指摘のように一朝にしてで...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘されましたところが本当に適材適所を図っていく上で非常に重要な点ではないかと考えております。  そしてまた、委員が御指摘されましたように、現行制度の勤務評定制度の下でもできることにはなっておりますけれども、評価結果の用途が必ずしも明確...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 取りまとめました公務員制度改革大綱は、一般の行政職員を中心とした制度改革の方向性を示したものでございますけれども、行革の趣旨については基本的には国家公務員すべてに当てはまるものと考えていると言わさせていただきたいと思います。  したがいまして、一般の行...全文を見る
07月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号
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○石原国務大臣 ただいま大村委員が意見の開陳の中で示された部分と私の評価というものは非常に一致してしまうと思うのですけれども、委員も御指摘されましたように、昨年の十二月に整理合理化計画をまとめまして、その中で、道路四公団の民営化、委員も触れられました住宅金融公庫あるいは石油公団の...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま大村委員が御指摘されましたフォローアップ、法案が通りまして、そして、その法案に基づいてどういうふうに石油公団の話も推移していくのか、こういうものを監視あるいはしっかりと見ていくということは重要だと思っております。その重要であることにかんがみまして、二つの方...全文を見る
○石原国務大臣 河上委員の御質問にお答えしたいと思いますが、重複する部分は若干御勘弁を願いたいと思うのですけれども。  昨年十二月に整理合理化計画を策定いたしまして、その中で石油公団の廃止法あるいは道路四公団の民営化法等々が、行革、特殊法人改革の、ある意味での非常に国民の皆様方...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました資産整理処分の妥当性というものを、行革の観点、またエネルギー政策の観点から、どう調整、政府として協議して、国民の利益の最大化を図る形に持っていくかというところは非常に重要な御指摘だと思っております。  委員がもう御開陳されましたよう...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました、すなわち目的、業務を限定とした石油公団資産の処分、整理というもので残っていくわけですけれども、それが平成十七年に、早い時期に特殊会社化する。その特殊会社が、委員御指摘のとおり、できるだけ早い期間に民営化するということが非常に重要なポ...全文を見る
○石原国務大臣 特殊会社については、資産処分の終結を待って設立するということで、その業務については、資産処分の状況を踏まえて検討することとなっております。  したがって、今度の法律案の中では、性格については言及されていませんけれども、行革大臣の観点からいうと、委員も御指摘されて...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま西川委員が、冒頭はレアメタルのセキュリティーから入られて、エネルギー政策全般、日本の経済に非常に密接なこういうものに対して御持論を御開陳され、またアメリカの近々の例も出されておりましたことを大変興味深く拝聴させていただきました。  十年ぐらい前に、安保特...全文を見る
○石原国務大臣 これは、総理も御答弁されていることなんですけれども、また民主党でも御議論をされていることと同じように、経済財政諮問会議や税制調査会の中で、どうあるべきか、財政の硬直化というような問題、そしてまた、一方では負担と効果の関係がより明確であるといったような問題、さまざま...全文を見る
○石原国務大臣 特定財源の話は非常に大きな話でございます。この石特会計もかなりのボリュームを持っているということを承知しております。  今、経済財政諮問会議、政府税調あるいは党の税調等でも御議論が始まったばかりでございます。私、個人的な見解というものは持っておりますが、機会があ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま北橋委員が御言及されましたような話があるという話は、私、報道等で承知しております。  そして、私どもの一般的常識から考えれば、民間会社であるならば民間が自分で調査をして、もうかると思うところ、うまくいくところに事業を展開していくというような声がなぜこれま...全文を見る
○石原国務大臣 まず、御理解いただきたいのは、なぜ特殊会社の設置法が見送られているかということでございます。  すなわち、石油公団が所有しております資産売却というものを十分にしていくために、三年の期限を区切って、資産の管理、処分を着実にやっていくことが適当であると政府として最終...全文を見る
○石原国務大臣 内閣も党も一致しているということをまず言わせていただきたいと思います。  どの資産を、いつ、どういうふうに売ればいいかというものには時間がかかるわけです。今すべて資産を売ってしまえ、今持っている資産をもうかっているから抱えてしまえ、この両方は私は間違いだと思いま...全文を見る
○石原国務大臣 田中委員の御質問は二点だったと思います。行革の意味をどう考えるか。今委員は、わかりやすくて、簡素で、安価であるというような御指摘をされましたけれども、私も大体同じような感覚なんですが、一は、機動的、スピードが大切である。二が、効率的である。三が、その内容が国民に広...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま平沼大臣が御答弁されましたように、実は、この法律案を成立させていただきまして、石油公団が廃止され、融資業務が廃止され、開発関連資産の処理、整理というものが行われた後ですけれども、その過程の中で、主務省である経産省、そして経産大臣が、石油公団のこれまでの運営...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの御議論を聞かせていただきましたが、最後に田中委員が御指摘されたように、これは石油公団だけじゃありません。古くは国鉄、分割・民営化されて、この十五年後、東日本は上場して利益を出しましたけれども、それと、清算事業団に引き継がれた忘れられてしまっている債務とい...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御疑問を解消するには、実は石油公団、廃止されるのですけれども、資産処理、管理という業務を行いますので、石油公団清算事業団に衣がえすると言えば、石油公団は廃止するんだなと多くの方がきっと理解をしてくれるのではないかなと思っております。  しかし、今委員が整理...全文を見る
○石原国務大臣 これももう達増委員が今説明していただいたんですけれども、金属鉱業事業団というのはやはり同じ特殊法人であります。しかし、ここが行っている業務で国がある程度関与していかなければならないものがあります。簡単な整理をすれば、国がすべて行うか、国の関与があって外に、外局とし...全文を見る
○石原国務大臣 今委員が御指摘されましたように、独法は、国民にとって必要な公共的な事務や事業について、委員はパスポートの発給を例に出されましたように、国がやるよりも民間に近い感覚を持った方がより効率的で弾力的になる、そういう考えを取り入れた法人だと私も思います。  今回、この独...全文を見る
○石原国務大臣 達増委員の今の御質問というのは、非常に根元的だと思うのですね。特殊法人だって、野方図に、石油公団に例をとると、一兆四千億円損しようと思ってやってきたということは絶対ないと思います。国のエネルギーセキュリティーを考えて、そしてまた一カ所に、特に中東ですけれども、中東...全文を見る
○石原国務大臣 委員が御指摘のとおり、やはりもたれ合いというのが非常にこの石油の世界ではあったと思うのです。減免つき融資にしたって、これは貸す方が損する仕組みですね、簡単に言えば。その一方で、普通の運用をしているときの損益みたいに、マネジメントによって改良される部分と、これが一つ...全文を見る
○石原国務大臣 四月の段階で整理合理化計画とかけ離れていると一番思いましたことは、これも議論が出ている話でございますが、石油公団が廃止されますけれども、その業務がすぐに特殊会社と独立行政法人に分割されて残存する、そういうふうに読まれても不思議ではないような内容だったような気がいた...全文を見る
○石原国務大臣 今冒頭お話をさせていただきましたように、当初は特殊会社の設立法というものもございました。しかし今回は、整理合理化計画にのっとって、資産処分の終結を待ってその特殊会社は設立する。すなわち、先ほどもお話ししましたように、持っている資産の精査にかなりの時間がかかります。...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども申しましたように、今石油公団にぶら下がっています子会社等々が、生きているものが六十ぐらい、そのうち、収益が上がっているものが十数あります。そして、そこが抱えている油田がございます。そして、これからの計画として、どれだけ責任を持ってやらなければいけないという...全文を見る
○石原国務大臣 そのとおりでございます。
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、石油公団の機能のうち、「原油等生産会社への融資業務は既存の政策金融機関へ移管する。」というような文言を指されて言われたものだと思います。  新規案件の出資、債務保証、研究開発等々は独立行政法人の方に移管されます。そして、石油公...全文を見る
○石原国務大臣 この部分は経産大臣の方からお答えいただくのが結構だと思うんですが、減免つき融資というものは廃止するというふうに理解をしております。  と申しますのも、先ほど言いましたように、最初から損するのがわかっているような融資、ちょっとこれは言い過ぎかもしれませんけれども、...全文を見る
○石原国務大臣 まず天下りの問題なんでございますが、国家公務員の定年は六十歳でございます。そしてまた、年金支給年齢が徐々に引き上げられて六十五歳になる。ですから、公務員の方々の定年が六十五歳まで延長される、あるいは、かつてありましたような恩給というものが復活するのであるならば、す...全文を見る
○石原国務大臣 二つぐらいのことがあるのではないかと思っております。  それは、投資した額に見合った成果が出ているのか。すなわち、行政の代行機関として特殊法人がさまざまな事業をさまざまな分野で行ってきましたけれども、そこの分野については財政投融資から資金が流れる、あるいは特別会...全文を見る
○石原国務大臣 私がこだわったというよりも、平沼大臣が明確に石油公団を廃止すると十一月の段階で御決意をお示しになったわけでございます。と申しますのは、エネルギー政策をつかさどる最高責任者である……(平沼国務大臣「七月」と呼ぶ)七月におっしゃられたわけでございます。これは非常に意味...全文を見る
○石原国務大臣 大島委員から大変温かい観点から御質問をいただきまして、本当に力の強い限りでございます。  冒頭の質問からお答えさせていただきますと、十五年度中に石油公団を清算等のための組織に実はもう改組いたします。ただ、ネーミングは石油公団清算事業団という名前ではなくて、残存す...全文を見る
○石原国務大臣 エネルギー政策の立場からいうと、やはり優良なものも抱えたいと思うんですね、これは必然的に。いいものはできるだけ抱えよう。しかし、その一方で一兆四千億円という巨額な債務があるわけであります。この債務は結局国民の負担で返済していかざるを得ません。ですから、国民の皆さん...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、独立行政法人でございますので、独立して自分の考えを経営に反映させるという観点からいいますと、一般の株式会社に準ずるように、経営者が責任を持つという形でございます。よって、委員の御指摘のような結果になるわけでございますが、その分、今度は責任...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御指摘は、可能性としては私は排除しません。すなわち、三年ぐらいでこの事業計画の見直しや外部評価というものをやりますけれども、この三年の間に、とんでもない理事長がいて、もう赤字は覚悟だけれどもどんどん事業をやってしまおうと。そうして、それが情報公開で表に出るよ...全文を見る
○石原国務大臣 天下りの問題は、先ほど同僚の大森委員の議論の中にも出てまいりました。すっきりしているのは、天下りは廃止だというのが一番すっきりしていると私も思います。しかし、公務員の定年が六十歳で、年金の支給が六十五歳に段階的に引き上げられている現状の中で、再就職を一切認めないと...全文を見る
○石原国務大臣 温かい御支援をちょうだいしましたので、百点満点と言いたいところではございますが、石油公団の解散や融資事務の廃止など整理合理化計画にのっとったものを出していただいたと思っております。先ほど来申しておりますように、一日も早く法案を成立させていただいて具体的な一歩を示さ...全文を見る
07月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第9号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま続委員が御指摘されました世論調査、私も紙面で見まして非常に愕然といたしました。世論調査に携わったことのある者の経験からいたしますと、七割を超える世論調査の数字というものは、まあ町で会った一〇〇%の方々がそう思っていると解釈しろというのが世論調査の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この天下りの問題は、先週も実は衆議院の委員会で議論になったところでございます。国民の皆様方が六七%、これも七割でございますから、天下りをやめろと、認められないと言っているに等しいことだと思いますが、年金の給付が段階的に六十五歳に引き上げられる、そしてまた...全文を見る
07月10日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第13号
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○石原国務大臣 山口委員にお答え申し上げます。  現在の採用試験、もう委員御承知のことだと思いますが、試験自体が知識を非常に偏重したもの、あるいは試験に受かるために予備校がはびこって、大学二年、三年のときからその勉強をしなきゃいけない、すなわちテクニカルになっている、こういう批...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘されましたように、現行のキャリアシステムというものが私も限界に来ているような気がいたします。  公務員制度改革大綱の中では、1種職員とあわせて、1種以外の職員も選考による集中育成の対象といたしまして、課長補佐段階まで集中的な育成を行う一方、計画...全文を見る
○石原国務大臣 これはもう委員も既に御承知なことだと思いますが、現行の公務員制度では、採用試験区分、先ほど来議論になっています1種、2種、3種、あるいは採用年次等を過重に重視した結果、硬直的な任用や年功序列的な、年が上がっていくごとに給与が上がっていくといったような処遇が見られる...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 本会議 第38号
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○国務大臣(石原伸晃君) 岩本議員にお答え申し上げたいと思います。  まず、特殊会社及び石油公団の資産処分についてのお尋ねでございました。  石油公団の資産の処分を行うに当たりましては、行政改革の観点からチェックすることが重要であると考えております。このため、経済産業大臣は、...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第10号
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○国務大臣(石原伸晃君) 委員が御指摘のとおり、やはり国家というものが置かれている現状と、その国家をこれからどのように若い方々が公務の世界で頑張っていこうか、そういう大きな命題がございまして、採用の側から考えますと、意欲があって能力のある人間をどれだけ幅広い観点から採用することが...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 後半申しましたように、要するにTOEFLみたいなものにすれば何点以上、すなわち倍率というよりもっと広い、十倍、二十倍、三十倍の世界を指しております。  じゃ、二・五倍がいいのか。一倍が一番いいんだと思いますが、一倍では試験だけで人を採用するということで...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(石原伸晃君) 大変難しい質問だと思うんですけれども、前段の官僚を悪者にする風潮、一事の不祥事をとらえて官僚全員が悪いと言うのは、私は間違った考え方だと思います。  総体的に見て、官僚と政治家のどちらがモラルが高いかというのは、いい人もいれば悪い人もいるのが人間の社会...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第25号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま小林委員から御指摘がありましたように、去年の暑い夏のさなかに特殊法人改革、なかんずくこの石油公団にまつわります改革案について小泉総理より指示がございまして、平沼大臣の御英断によりまして改革の方向性というものが決められたわけでございます。これ以外に...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう既に開発関連資産の整理、売却についての論点整理を小林委員がしていただきましたので重複は避けたいと思いますけれども、この整理、売却については、そもそもは、一義的には、経済産業大臣が事業計画を認可するに当たりまして、総合資源エネルギー調査会の意見を聴きま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま平沼大臣が御答弁されましたように、資産処分の終結を待って設立されます特殊会社の業務については議論を深めてまいりたいと。大臣が御指摘されましたように、今回の法案ではその性格というものについては言及されておりません。行革大臣といたしましては、将来、特...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま平沼大臣が、過去のエネルギー政策、なかんずく二つのオイルショックを経験した中で量的な確保に走った余り、千三つという言葉に代表されますように、開発で失敗して処理をしなければならない子会社が数百出てしまった、この責任、この問題点の指摘というものがあっ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 独法を作るということは、現在のこの石油公団、今、委員が御指摘されましたような、過去の運営において責任の所在が不明確であったということに対応する組織形態としてこの独法というものを作らせていただいたということをまず是非御理解をいただきたい。  もうこれは委...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 石油に限らず様々な分野に特別会計というものがございます。これは私も行政改革の次の大きな着目点であると認識しております。
○国務大臣(石原伸晃君) これは経済産業省の中にもいろんな御意見があるということを私聞いております。私なりにもこのいろいろな特会の持つ問題点というものを認識していると思います。  私、一番最大の問題点は、特会全部で言わせていただきますと、いわゆるこれは受益と応益ですか、そういう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今、委員御指摘のとおり、石油公団の一部業務と金属鉱業事業団の業務が統合されて独法化すると。その独法化の時期は一年九か月以内と。それまでは、今、委員が御指摘のような問題点はあると思いますが、先ほど独法の利点、優位性というものをお話しさせていただきましたよう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど石油特会を含めて特会の共通の性格として応益というか受益という話をさせていただきました。  石油特会は、御存じのように石油からお金を取っているわけでございます。ですから、委員が御指摘のように使途を広げていくとするならば、それを負担している方々の御理...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 傾聴に値する御意見でございますので、私の方から塩川大臣の方にしっかりと伝えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 弾が飛んできたんですけれども、デマケの世界だと思います、私は。そういう櫻井委員御指摘のような方法もありますし、今、慣用的に、長官から話したようにそういう趣旨でやってきたと。  先ほど住宅の話されましたけれども、おかしいことはたくさんありますね。利子補給...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ごもっともな御意見だと思います。公益法人改革の中で行政一体型の公益法人については整理を行っておりますが、それ以外にも、御承知のように特に都道府県関係でそういう公益法人があって、そこに同じような形で補助金という形で付いていて類似業務をやっています。  例...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 公益法人に対する委員の御指摘のような御批判が多数あるということは私も十分認識しておりますし、この年度末までに目指しております公益法人改革で今のような点を是正していかなければならないということはもっともなことだと思います。  しかし、言い訳に聞かれるかも...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点は、たしか外務省のデンバーか何かの不祥事をめぐって櫻井委員と川口委員が御議論されて、私、どう思うかと弾が飛んできたんだったと覚えているんですけれども、私はあのとき、否定的というよりも、現在の国家公務員法あるいは刑事訴訟法でも対応できる仕組みになって...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 勉強に勉強を重ねております。
○国務大臣(石原伸晃君) 何度も御答弁させていただいておりますように、刑事訴訟法の中に、「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。」と刑事訴訟法でしっかりと書かれております。そしてまた、先ほど言いました国家公務員法の七十五条の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 特殊法人、私は、パブリックカンパニー、国営企業とよく言っているんですけれども、石油公団の過去の事例についても、先ほど平沼大臣あるいは御同僚の委員の議論の中で、何であれだけの欠損金を出してしまったんだと、一体だれが責任を取るんだといったような責任の不明確性...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましても先ほど御同僚の方の御議論の中で若干触れさせていただきましたが、政府系金融機関の改革というものは民間企業も併せた日本全体の金融構造、金融システムの改革の推進力になるということが期待されている一方、今、委員御指摘のとおり、現下のこの厳しい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま荒木委員が御指摘されましたように、各国に大使で赴任された方々は、認証官であるということもありまして、閣下と呼ばれると。国会議員は海外に行きましても閣下なんというのは絶対呼ばれないわけでございますので、そういうところにも自分の職責と立場というものを...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの荒木議員御指摘の、営利企業に再就職した公務員について、新たに再就職の行為規制、刑事罰を処するというものを決めさせていただいたわけでございますが、今、法制化に向けてその努力を、法務省と要件の整備をさせていただいております。来年でございますが、国会...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの、荒木議員が先ほど私の答弁を引用されてお話しされましたように、行革担当大臣として、行革の観点から経産大臣と協議を経て意見を述べることになると思います。そのときの具体的な立場というものは国民負担の軽減であると申し述べました。  どういうことがあ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今の荒木委員が御指摘されました点は一つ重要なポイントだと思います。そしてまた、国民の皆様方の側からも、独法化する法人が三十八ございますので、看板の掛け替えじゃないかといったような間違った御批判もいただいていると思います。  それは、今回の改革というもの...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 個別の事例ではなくて、公益法人改革ということからお話をさせていただきますと、やはり先ほども申しましたように、百年間も組織を見直ししてきませんでしたので、様々なうみがやはり堆積している部分があるんだと思います。そして、そこが公益という名の下にすべて覆い隠さ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども御同僚の荒木委員の御質問の中にもありましたように、私どもとしても、このパブリックカンパニーが独法になることによるメリットというものをもう少し説明していかなければならないと痛感しております。  何が独立行政法人に期待されるか、パブリックカンパニー...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま広野委員が御指摘されましたように、国の業務は全部国が国営で必要ならばやれと、それ以外は民間だという考えがあることは承知しております。  しかし、行政がすべてを抱えるのではなくて、しかしながら国がある程度の関与をしていかなければならない仕事という...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) お言葉でございますが、原則は非公務員型でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 委員御指摘の石油公団の廃止に伴う特殊会社についてですけれども、これは、委員が今御指摘された優良会社である十三社等々含めて、その資産処分の終結を待って設立することとしております。その結果、その業務の内容については、現時点ではどの資産をどういう形で処分するの...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員御指摘のとおり、私どももできる限り早く民営化したいということでは同じ考えだと思います。  しかし、JRの例を見ていただければ分かりますように、民営化、組織というものは東日本で十五年完全民営化まで掛かっている。それをできる限り早い形でやっていって、国...全文を見る
07月22日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第11号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま又市委員が御指摘されましたファミリー企業の問題というものが種々の批判の対象となっている、天下りの数もしかるべきでございますし、随意契約によって高コスト体質の現象になっているのではないか、あるいは委員御指摘のとおり、かなりの内部留保がありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま又市委員が御指摘されました点は、私もかねがね問題があるのではないかと認識していた点でございます。  しかし、ちょっといろいろ法律をめくって読んでみますと、外務公務員法というものが、いわゆる一般職の公務員の方々と違って、指定職というか、認証官であ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私もかねがねこの院で、又市委員との議論の中でも、この早期勧奨退職余りにも早過ぎて、その結果高級公務員と言われる方々の天下り問題が顕在化している、これは改めていかなければならないという話をさせていただいてまいりました。  問題があるといえば問題なのかもし...全文を見る
09月12日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま広野委員が御指摘の点は私どもも大変注視している点でございまして、会計検査院の報告を私も見させていただいて、半分近くの法人でほとんど使っていないとか滞留しているとか、とんでもないなという認識を持っております。  一義的には、所管しております各府省...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 広野委員が今、政策金融全般につきまして、また個別の小さい北方領土問題対策協会についての御意見でございますが、私も、やはり国が直轄してやるものは政策的に意義があるものですから、必ずあると思います。それ以外を民間に任せられるものは任せるという考えは論理的に正...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員が御指摘されましたような、独法が抱えるのではないかと懸念されている問題点、すなわち、委員うまい言い方をされましたが、パブリックの悪いところとプライベートの悪いところだけを併せ持った法人になってはならない。  この点につきましては、昨日開かれました特...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 事務的な話でございますので、私の方からお話をさせていただきたいと思います。  まず、西岡委員は、特殊法人を独立行政法人に衣替えするんじゃないかというお考えが今の御質問の根底にあるのではないかと聞かせていただいております。しかしながら、特殊法人、すなわち...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 三年から五年ごとにしっかりと見直しをして、役目がなくなったら廃止することができるように仕組ませていただいております。
10月29日第155回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(石原伸晃君) 行政改革・規制改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し述べます。  行政改革・規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の最重要課題の一つでございます。政府は、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施することとしておりますが、昨年は計画作...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し述べさせていただきます。  行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の最重要課題の一つであります。政府は、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施することとしておりますが、昨年は計画...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどの所信の中でもお話をさせていただきましたように、国家公務員法の改正案を来年の国会に提出すべく準備をさせていただいております。  官房長官が申しましたように、大変多岐にわたる長期的な課題でございますので、関係法律及び政令、各府省等の下位法令の整備というものも...全文を見る
○石原国務大臣 これまでも、四月ぐらいも山元委員とこの問題につきましてかなり踏み込んだ議論もさせていただいておりますし、中間取りまとめなるものを時期を区切ってつくるというような計画は今持っておりませんので、その都度都度、委員会で、整理の段階、あるいは、もちろん職員団体あるいは人事...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、新たな人事制度の考え方、いわゆる議論のたたき台として、たしか八枚ぐらいのペーパーで、一枚にまとめますと、山元委員のところにも行っていると思いますが、こういうふうな整理の紙でございます。  これはどういうものかということでござい...全文を見る
○石原国務大臣 この点は委員も読まれて御質問されていると思うんですが、改革の基本的な考え方というものは、人事制度の設計や運営につきましては、内閣主導の理念のもとに、内閣がみずから責任を持って行うことができる枠組みに変えていきたいと考えております。  それに伴いまして、いわゆる下...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、三ページの「労働基本権制約の代償措置の確保」という形で書かせていただいておるのでございますが、これはもう委員も既に御承知の上で御質問されていると思うんですけれども、いわゆる全農林最高裁判決、昭和四十八年四月二十五日の中で代償措置...全文を見る
○石原国務大臣 この点も、実は大綱を決めるに当たりまして、かなり関係府省庁あるいは公務員制度改革推進室の中でも議論の多かった点、議論が分かれた点、あるいは我が党の行革本部でもいろいろ意見の相違のあった点でございます。  すなわち、委員御指摘の労働基本権、これを公務の世界ではどう...全文を見る
○石原国務大臣 今の点は、先ほど来御答弁させていただいておりますように、労働基本権制約の代償措置というものは、今人事院の方から答弁がありましたように、今後も憲法の関係から確保していかなければならない、これは私もそのように考えております。  しかし、そのバランスの問題が私は一つあ...全文を見る
○石原国務大臣 この点も非常に難しい問題なんですが、何をもって十分とするのか。期間が区切られており、そしてスケジュールがあり、お互いが本当にもう十分なんだというのが十分なのか、いや、こっちがもう十分だと思うのか、いや不十分だと思うのか、そこもやはり兼ね合いがあると思います。  ...全文を見る
○石原国務大臣 やはりこれまで、正直申しまして、公務員制度改革は抜本改革というものはなされてこなかったんだと思います。  昭和二十三年でございますか、人事院が発令されまして、そして人事院が労働基本権制約の代償措置として間に入って、さまざまな公務員制度のありようを細かく決めてきた...全文を見る
○石原国務大臣 この点も山元委員と議論いたしまして、早期勧奨退職、現在五十二、三歳であるものを全員が六十歳まで働けるようにして天下りを減らしていくべきだということでは意見が一致いたしました。ただ一点、一致しなかったところを今思い出しますと、職員の給与のピークを私は五十六歳ぐらいに...全文を見る
○石原国務大臣 この御質問にお答えする前に、前段の質問の天下りのことでちょっと言い足りなかった点があるんですが、私があえて役所がこんなことを言っているよというのを披露したのは、そこにもうパーセプションギャップがある、民間の方々、我々と官僚の側に差があると。私も何言っているんだと心...全文を見る
○石原国務大臣 請願の内容のコピーは私持っているんですが、一に、公務員制度改革を撤回し、国民と労働組合が参加した公正、透明な公務員制度改革案をつくること、こう書いてあるわけですね。  政府としてつくりました大綱を、御請願は一千万あるんですけれども、現在のところ撤回する考えは持っ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま北川委員御指摘の天下り、いわゆる再就職の問題は、もう古くて新しい問題で、国民の皆さん方の関心が大変高く、また批判の大きい点であると承知をしております。  そんな中で今回の改革は、これまで、第三者機関である人事院が承認基準の認定や、あるいは承認をゆだねる、...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたように、今は第三者機関である人事院にゆだねております。その結果、推移を見ていただければいろいろなことがわかってくるのですけれども、平成十二年と十三年で比べますと、承認基準に合っていれば再就職を認めざるを得ないということで一年で三十...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御議論いただいております公益法人やNPO法人というもの、すなわち民間非営利法人については、非営利法人を行う担い手としてこれまでにも歴史的な評価、一定の役割というものは十分私は果たしてきたものだと思いますし、竹中大臣が御答弁されましたように、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今、委員が御指摘されました点は、今年の三月に抜本的改革に向けた取組という形で閣議決定いたしました中に、関連制度、すなわち公益法人だけではなくてNPO、そしてまた、今二元論に立つべしではないという委員のお考えに沿った形として誕生いたしました中間法人、更には...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 官と民という二元論に立たないという委員のお立場を進めていくならば、NPOの活用というものも経済対策の中に入ってくる一因ではあると考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) 一番後段のところは、ちょっと突然の御質問でございましたのでこれから考えさせていただきたいと思うんですけれども、やはり国民の皆様方が行う社会貢献活動、今、委員は職業訓練、アメリカの例を出されましたけれども、そういう非営利的な活動の発展というものを日本でも阻...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○石原国務大臣 非常に哲学的と申しますか、慣用として使っている元号をどのように考えるのか、あるいはまた、西暦換算している現実とどう整合性を保てるのか、さまざまな示唆に富んだ御質問ではないかと考えておりますが、内閣を組織する一人として、原則西暦そして元号併用と今この場で委員の意見に...全文を見る
○石原国務大臣 ストレートな御答弁になっていなくて委員がお怒りなのかと存じますが、私は、やはり小渕官房長官が平成という新しい元号を示されて、新しい一つの時代の区切りと新しい時代のスタートというものを国民の多くの方々が感じたという事実、こういうものもこの御議論の中では考えていかなけ...全文を見る
○石原国務大臣 この問題は水かけ論になるかと思いますが、私は、日本のこの百十数年の、明治以降、明治元年は西暦であったということも申し述べましたが、その後、明治、大正、昭和、私は、何年生まれですかと聞かれたら、西暦ではなく昭和三十二年生まれであると言う世代に育っておりますので、委員...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御議論されております元号法について、行革本部で御議論をしたというような記憶はございません。
○石原国務大臣 私は、西暦表記を否定するものではございませんが、自分の人生の中で元号が身にしみついておりますので、行革論議の中で、元号を使うことによって年代を表記することに不便というものは何ら感じておりません。
○石原国務大臣 ここは意見の分かれるところだと思うのでございますが、私は、グローバリゼーションが世の中をすべてハッピーにするとは到底思えませんし、国民の間に根づいたものを否定して原則西暦にするという考えはコンセンサスを得ておりませんし、三十年後、五十年後の未来を先取りしているとは...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました百五十兆円、たしか昨年の国会でございますか、民主党の方がまとめられた金額でございますが、これは、カテゴリーでいいますと旧カテゴリーのツーに入ります要注意から要管理、少し灰色なところまで含めて百五十兆、そういうお話をされて、第一分類であ...全文を見る
○石原国務大臣 これは財務省の方で所管しておりますので、財務省の方が数字を持っているものと認識しております。
○石原国務大臣 先ほどお話を申し上げましたとおり、行政コスト計算書対象法人は七十八法人だけでございます。特殊法人は、うち五十四しか含まれておりませんので、後刻、行政コスト計算書以外の部分を合わせて、欠損金の累計額あるいは剰余金の合計額等々をお示しさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました、行革の一環である地方分権で、人と権限と財源、この三つを移譲するということは私も賛成でございますし、行政改革の中において、ただいま委員御指摘のいわゆる男女差別の実態、こういうものがあるその根底には性別に基づく固定的な役割というものがあ...全文を見る
○石原国務大臣 岩國委員が出雲市の市長時代に今おっしゃられたような取り組みをされたということを当時拝見いたしまして、まさに地方分権を地でいっているな、こういう自治体が日本全国に広がるべきである。と申しますのも、私も議員になる前はサラリーマンの生活をしておりましたが、役所に行こうと...全文を見る
○石原国務大臣 現に、地方自治体で土日のサービスというものを行うところが出てきた、それを住民が判断する。東京でも、委員お住まいでございますが、わかりますように、行政サービスのいいところに平気で皆さん引っ越すわけであります。それと同じように、市区町村というものもこれから差別化されて...全文を見る
○石原国務大臣 道路は本来無料であるべきだと私も考えております。  高速道路が日本で発達をいたしましたのは、昭和三十年代の後半から四十年代にかけて、急激なモータリゼーションの発展に伴い、高速道路というものを整備しなければならないという国策でつくられたものであります。しかしながら...全文を見る
○石原国務大臣 道路公団を初めとする道路四公団の民営化の方法につきましては、現在、民営化推進委員会で御議論をいただいております。昨日私も委員会を拝聴させていただいておりましたけれども、その席で、委員が御指摘されましたように、やはり、道路は一体だれのものなのか、その観点から、大変使...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第2号
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○石原国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案など三十九件の独立行政法人個別法案等及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案など七件の特殊法人等の民営化等に関する法律案、すなわち特殊法人等改革法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げま...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号
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○石原国務大臣 この問題につきましては、ただいま委員が御意見として御開陳されましたように、政府としてコメントをするのは差し控えさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 冒頭、木で鼻をくくったような御答弁と言われたんですが、実は、委員がその問題は院で決める問題だともう御自分で言われたので、質問時間を侵すことになると思いましたので、簡潔に答弁をさせていただいたということを謝らせていただきたいと思います。  そして、総理が御答弁され...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま総理から御答弁されましたように、今回の特殊法人改革の中で、この天下りの問題については取り組ませていただいております。  先日、さわやか福祉財団の堀田力理事長、元法務省の官房長をやられた方からも私お話を聞かせていただいたんです。九〇年当時に官房長であったそ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま日森委員が御指摘されました点は、非公務員型と公務員型が合併したときに公務員型になったり非公務員型になったりする点だと思います。原則的には非公務員型と非公務員型が一緒になって非公務員になるわけですから、それであるならば、過渡期ではありますけれども、すべて非公...全文を見る
○石原国務大臣 大変多岐にわたりまして独法の御質問があったと思います。  ポイントはもう既に総理が御指摘されておりますけれども、特殊法人の抱える弊害を克服する上でこの制度が仕込まれたということが一つのポイントであり、その弊害は何であるかというと、特殊法人の持つ閉鎖性あるいは非効...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましても、通則法の審議の中では熊代委員が御答弁されていることもございますので、私が申すのもなんでございますが、通則法は独法制度の共通事項を規定してあるのが基本でございますが、今回は、各法人に関する個別の事項について、単純に言えば法人の名称、これもなかな...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました役員の数というものは、さきに独法化いたしましたいわゆるRアンドD関係のものでふえてしまったという経験がございますので、やはりかなり抑制しなければならないという立場に立って、今回は取り組ませていただきました。  合併等々もございますの...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、午前中も各党の委員から質問の出た点で、実は私も非常に一番関心のあるところではあります。  一言で言えば、公務員の方々の再就職の自由をなくしてしまうということを決めれば、天下りを全廃することはできると思います。それともう一つは、六十歳まで全員...全文を見る
○石原国務大臣 来年の通常国会に国家公務員法の改正案を出す準備をしております。そして、集中改革期間が終わる年からは新人事制度に移行する。  その中で、早期勧奨退職のお話を、現在、総務大臣のところで御検討いただいておりまして、それもあわせて段階的に引き上げていく。それと、さっき話...全文を見る
○石原国務大臣 この点は、桝屋委員と気持ちは同じだと思います。  さっき言いましたように、幾つになったら課長になると大体決まっている。すなわち、最初試験に通ってしまったら課長までが約束されていて、そのほかに2種、3種という方々、優秀な方々もたくさんいらっしゃるわけですけれども、...全文を見る
○石原国務大臣 これは、午前中の御審議、また、先ほど来の御同僚の御審議の中でお話をさせていただきましたように、やはり公的部門が担っていく行政の実務の仕事はあるだろう。しかし、それをこれまで担ってきた特殊法人という組織形態が、自己増殖をし、あるいは非効率性に陥り、また、透明度が大変...全文を見る
○石原国務大臣 この資料は、御同僚の上田委員がお示しされたというものを私もそのとき拝見しまして、随分高いものだな、大臣の給与よりも高い人がいるのかとびっくりもし、それだけの仕事をしてくださっているならばいいなと思って、特に、一番高い経済産業省の産業技研ですか、これを調べましたら、...全文を見る
○石原国務大臣 私、退職金の算出方法等々、十分に認知しておりませんので、幾らになるということしか申し上げられませんが、単純に計算いたしますと、おおむね千三百万円程度になると考えております。
○石原国務大臣 私が算出方法を明確に認知していないということは、法人によりまして加算方法に幅があるわけであります。ですから一千三百万円程度と申したわけでございまして、このようなことは、もう既に、渡りがあって、短期間しか在職しないのに数千万円の退職金を複数からもらうことはけしからぬ...全文を見る
○石原国務大臣 その点は、先ほども御質問がございまして御答弁させていただきましたように、早期勧奨退職で出て、そこで退職金を取って、また退職金をもらうというような、二重に退職金を取るような形は是正をさせていただき、御指摘のような問題に対応させていただきたいと考えております。
○石原国務大臣 もう既に御答弁をさせていただいておりますように、今回御審議をいただいております特殊法人から独法化する法人につきましては、退職金で三割、四月から減額をさせていただいております。
○石原国務大臣 同様に当てはめていきたいと考えております。
○石原国務大臣 この問題は、やはり、一般競争入札が原則であるはずの公共事業がファミリー企業等々によって、この入札妨害をした形がどういう形かわかりませんけれども、随意契約のように思われてもいたし方ないというような事例が複数報告されていますことのように、私はゆゆしき問題であると認識を...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの点は、道路民営化推進委員会でも重要なポイントということで、実は、これも一般入札で、調査会社に依頼いたしまして、千二百社の会社にファクスアンケートを実施いたしまして、そのうちの内容を精査して、六百五十社、行政コスト子会社が百三十六社、アンケート回答企業が二...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの点は、内閣委員会等々でこれまでもかなり御論議をさせていただいた点でございます。  天下りの基準が甘くなるという御指摘でございますが、もう既に、人事院の事前チェックにおきましても、十二年と十三年を見ますと、三十人近く天下りの数がふえるわけであります。人事...全文を見る
○石原国務大臣 中島総裁は、大変お言葉を選ばれて御発言をされております。申請をするのが大臣で、申請を大臣が控えたら承認が少なくなるというお話をされました。これはまさに予算と一緒でありまして、今度の予算を見ていただければわかりますように、二割アップまで申請をすることはできるんです。...全文を見る
○石原国務大臣 内閣が責任を持って物事を決めているのが日本の民主主義だと考えております。
○石原国務大臣 言葉を選んで御発言されていると考えております。
○石原国務大臣 三割もう既に四月一日から退職金は減額になっておりますし、独法も同じでございます。  また、政府の見解に統一的なものが見られるということは、もう既に内閣委員会でも答弁をさせていただいているとおりでございます。
○石原国務大臣 この点につきましては、午前中、総理が熱弁を振るわれましたが、やはり小泉改革の基本というものは、官から民へ、国から地方へと。そして、四十六本今回お出しさせていただいております特殊法人関連法案は、これを推進するものであるという位置づけを私どもは持っております。  小...全文を見る
○石原国務大臣 都築委員が御指摘されました趣旨は、私は賛同いたします。そして、私も、日本の官僚が優秀であり、これまでの日本の発展、明治維新以降の発展、あるいは第二次世界大戦後の発展にかなりの部分寄与してきたということは事実だと思います。特殊法人も、実はまた時代の申し子として、行政...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま都築委員が御指摘された点は、私、本質論だと思うんです。すなわち、民にすべて任せられるんだったら民がやればいいんです。地方にすべてゆだねられるんだったら地方がやればいいんです。国の行政の実務を実行する機関として何らかのものがやはり必要だろう。  それはもち...全文を見る
○石原国務大臣 私は、当委員会で、この後都築委員が、各大臣いらっしゃるわけですから、所管している法人について、これは独法じゃなくて廃止がいいんじゃないかというのがあったらぜひ言っていただきたいと思いますし、民間にできるんじゃないかといったら民間にしろとぜひ言っていただきたい。 ...全文を見る
○石原国務大臣 今の点は多分に政治家の倫理の問題であると思っております。先ほど総理が、口ききはいいんだ、陳情を受けてやることはいいんだ、そういう御議論があったと承知しておりますけれども、私は、そこで不明朗な金品の授受あるいは人間関係の構築等々があったのが問題であるのであって、行為...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の基本論は、先ほど都築委員との御答弁の中でも議論になった点でございますが、私も、特殊法人が戦後の発展過程の中で一翼を担ってきたという事実は否定しがたいと思っておりますし、今、最大の焦点となっております道路公団等々につきましても、国に財力がないとき...全文を見る
○石原国務大臣 道路公団が、非常にトピックスとして、そしてまた例として今委員が御指摘をされましたメスを入れるべき問題を抱えておりますので、また例に挙げまして御答弁をさせていただきたいと思います。  冒頭委員が御指摘されましたように、組織の形態論、特殊法人というままでいいんだと委...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の点はもっともであると思っておりますが、実は、内閣委員会でさきの通常国会のとき、二カ月間にわたりまして道路民営化推進委員会の設置をめぐって御議論があった中で、この民営化委員会の問題だけではなくて、先ほど来御議論をいただいている天下りの問題、あるい...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました特殊法人の雇用の問題のみならず、国政の中で国民の皆様方の適切な雇用を確保していくということは重要な問題であると認識をしております。そのため、今般の総合対策でも、坂口大臣が御苦労されまして、雇用問題の対策を取りまとめているところでござい...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されました点は、組織の移行期、すなわち過渡期における問題として十分に私もお話を聞かせていただいておりまして、留意をしなければならないと痛切に感じた点でございます。  と申しますのも、先ほど御紹介いたしましたように、整理合理化計画では、特殊法人...全文を見る
○石原国務大臣 平成七年の当時にどのような過程で本部が設置されたかということを精査させていただきまして、改めて御回答させていただきたいと考えております。
○石原国務大臣 この問題は古くて新しく、また解決は簡単なようで大変難しい問題だと思っております。  すなわち、公務員の方の退職年齢が現実として五十二、三歳であるという現実がございます。これは、早期勧奨退職の是正ということで、先ほど総務大臣が御答弁いたしましたように、引き上げてい...全文を見る
11月11日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(石原伸晃君) 行政改革担当大臣といたしまして、公務員制度改革の取組について御説明をいたします。  行政改革は、小泉内閣の推進する聖域なき構造改革の最重要課題の一つであり、その中で、公務員制度改革は、特殊法人等改革及び公益法人制度改革とともに行政改革の主要な課題であり...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号
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○石原国務大臣 質問の御趣旨がちょっとわからないのでございますが、内閣の行革本部並びに与党の方で検討させていただきました。
○石原国務大臣 質問の御趣旨が明確になったのでございますが、整理合理化計画は、内閣が中心になりまして、行革本部の中でどのように事務事業を見直していくのか、これは、きょうは厚労省の坂口大臣がおいででございますが、厚労省に関係する法人の中で重複している部分あるいは時代に合わなかったも...全文を見る
○石原国務大臣 前段の、委員が御指摘されました特殊法人にぶら下がっているいわゆる公益法人、こういうところに事業が丸投げされ、そこからまた孫請されているというような問題は、この法人に限ったことではなく、今焦点になっております道路公団等々でも見受けられ、こういうものを是正していく上で...全文を見る
○石原国務大臣 昨日、御同僚の東議員から同趣旨の御質問があったと思うのでございますが、先週の八日でございますか、内閣委員会の方で、自由党の法案の提案理由説明が行われたと聞いております。それを今こちらに持ってくるというのはなかなか大変なことなのかなという印象を持っておりますし、それ...全文を見る
○石原国務大臣 大変本質的な御質問であると思いますが、これも総理が御答弁されておりますように、特殊法人改革は、できる限り官から民へ、そして国から地方への流れのもとで、ただいま委員が御指摘されたような、肥大化した行政組織、公的部門の抜本的縮小を目指しまして、それにかわる、もっと簡素...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員御指摘の点は、昨日の御論議の中でも多く出た点であると思うのでございますが、先行独立行政法人は、行政機関から分離し、総務省が担当しているところでございます。あえて申し上げるならば、今回の独立行政法人とは若干の相違点がある。  まず第一には、さっき申しま...全文を見る
○石原国務大臣 二つのことを実は感じさせていただきました。  一つは、十二月の整理合理化計画で、どういう事業を縮小しろとか、どういうところにわかりやすい形で、国民の皆さんにわかる形で情報公開しろとか、あるいは、先ほど来話題になっています文化紹介事業、人物交流事業等についても、財...全文を見る
○石原国務大臣 上田委員の御指摘にはいつもこうべの垂れる思いがするわけでございますけれども、百分の三十六を百分の一ポイントずつ削れ、削れ、削れと言って百分の二十八にして、これじゃ世間様の御納得が得られぬぞと事務当局にも申し述べているところでございます。  そしてまた、月々という...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま上田委員が御指摘されました五十九法人は、RアンドD関係、先ほども御答弁させていただきましたけれども、行政の機関を切り取って独法化した組織でございます。当然、行政の機関でございましたのでボードもない、その結果、役員数がふえるといったような大きな弊害が出ており...全文を見る
○石原国務大臣 中のディテールの部分は経済産業省からお聞きいただきたいと思うんですが、やはりポイントは、特殊法人の抱える弊害というものをどういうふうに除去していくのかということにこの独法の仕組みがあるわけでございます。  これはもう上田委員も既に御承知のことだと思いますけれども...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号
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○石原国務大臣 ただいま松崎委員が御言及された石井紘基議員は、私の選挙区の隣ということもあり、また東京の同じ議員ということで、実は、党派を超えまして親しくおつき合いをさせていただき、また、今般の特殊法人改革をめぐりましては個人的なアドバイス等々もちょうだいしておりました。  先...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたように、先行五十九法人の独立行政法人は、行政の機関を切り取りまして独立行政法人にしたということもありまして、公務員型が大変多数を占めておりました。今回の法律案では、今委員御指摘のとおり、三法人を除きまして非公務員型、こういうふうに設定...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの松崎委員の御指摘は、今回の法案の中で国家公務員の身分を与えた独立行政法人三法人と委員が既に御指摘をされております水産総合研究センター、情報通信研究機構、農業・生物系特定産業技術研究機構を指されての御質問だと承知しておりますが、これらの三法人につきましては...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘をされました三千数億円の補助金等々の問題、さらには特殊法人の形態に平成十三年度ベースで五兆三千億円のいわゆる税金による形を変えた補助金が支給されていた問題、私も、この仕事につかせていただきまして、金額の多さに、委員は合わせまして消費税三%とおっ...全文を見る
○石原国務大臣 松崎委員、まず地方共同法人がどういうふうなものかということを答弁させていただき、総務大臣から個別の法人について御答弁をさせていただきたいと思います。  地方共同法人というのは、行革の理念であります、地方に任せられることは地方にという趣旨に即した形で、言葉を簡潔に...全文を見る
○石原国務大臣 大筋ではそういうことなんですが、若干違いますのは、公務員制度改革大綱、昨年の十二月二十五日に閣議決定をさせていただいたのでございますが、そのとき、独法等々への公務員出身者の就任については、役員出向の道を開き、その実際の運用に当たっては、短期在職について厳しく対応し...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど公務員制度改革大綱、昨年の年末に決定した閣議決定の案文を御紹介させていただきましたが、今年度末に、役員出向制度は、公務員制度改革大綱という形で公務員制度改革、抜本改革の中に組み込ませていただきまして、可及的速やかに実施をさせていただきたいと考えております。
○石原国務大臣 公務員の天下りの問題、また、昨日も大変議論になりました、今言われたような法人、公益法人、特殊法人、民間会社をぽんぽんぽんと渡り歩くようないわゆる渡りの問題、特殊法人、特殊法人という渡りは禁止されておりますけれども、大変こういう問題についてはセンシティブであり、国民...全文を見る
○石原国務大臣 この問題は、実は財務省の所管の問題でございまして、私が答弁をする立場にはないと思っておりますが、政府の債務保証というものは、一般的に私は禁止されていると解釈をしておりますし、業務運営上特に必要な場合に限って、かなり限定して行われていると承知をしております。  今...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども申しましたように、大変センシティブな問題を含んでおります。委員の御指摘は、政府保証がついていない特殊法人に対する融資について国が肩がわりをするのかしないのか、端的に言うとそういう御質問だと思うんです。  やはりこれは、一義的には、財政当局が決め、国会の議...全文を見る
○石原国務大臣 これもケース・バイ・ケースだと思います。すなわち、特殊法人が独立行政法人に、特殊法人の弊害を除去する形で転換をしていくものについて例を出してお話をさせていただきますと、特殊法人は、発散はいたしますけれども、パブリックカンパニーでありますから倒産はしない。それは、本...全文を見る
○石原国務大臣 不測の事態に陥る前に事前の方策を考える、また、不測の事態に陥った場合の方策を考えるということは、一般論としては、私は委員の指摘のとおりだと思いますが、現在の公会計、あるいは一歩進んでおります行政コスト計算等々で、発散状態にあるから破綻処理をしようとする法人、また並...全文を見る
○石原国務大臣 人数が幾つになるのかということは、法律がまだ成立しておりませんし、わかりませんが、委員の趣旨というものは十分理解できますし、これは総理が御答弁をもう既に月曜日にされておりますけれども、独立行政法人の長は主務大臣が、その他の役員は法人の長がそれぞれ任命するけれども、...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましても、昨日お話を申し述べさせていただきましたように、今度の独法化に当たりましては、法定数で四割、常勤数で二五%役職員の数を減らしますので、ポストが減るということは、その分は、全員がさらに公務員の方の天下りになるということは総理の御答弁からも考えられ...全文を見る
○石原国務大臣 今回の改革は、私が言うまでもなく、特殊法人の抱える事務事業というものをゼロベースから見直して、時代に合ったものにしていく。そして、ただいま委員御指摘の、国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地から確実に実施することが必要な事務事業であって、国がみずから主体となっ...全文を見る
○石原国務大臣 伊藤委員の質問は、日ごろ私が考えている一番難しいなと思われるところに矢が飛んできたというのが第一の率直な印象でございます。  実は、中期目標を社会的な分野に当てはめていくというのは非常に難しい。例えば、特殊法人改革から一歩離れるんですけれども、公務員制度改革をや...全文を見る
○石原国務大臣 これも大変難しい質問で、お答えになるかどうか心配なんですけれども、実は私、ゴッホの「ひまわり」、これをある美術館が買ったとき、見に行きました。これは有名な作品、子供のころ教科書に載っていた作品ですけれども、それで、おお、すばらしい、これがゴッホの「ひまわり」かとい...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの丸谷委員の御質問は、これからの独法がどうあり、またどう評価され、どう情報を公開するかという上で非常に重要なポイントだと思っております。  独法の会計、もう既に五十九の法人が独法化されておりますので、この会計というものは、法人にかかわる財務諸表を、ストッ...全文を見る
○石原国務大臣 これも先ほどの御同僚の長妻委員との議論の中で出てまいりました。  現行の公会計を見る限り、不良債権的なるものは存在いたします。ちょっと今手元に数字を持ち合わせておりませんが、数兆円のオーダーで存在し、十二年度ベース、十三年度ベースでもかなりの金額、四兆円程度、た...全文を見る
○石原国務大臣 これは法人ごとに、そういう問題がクリアになり、その問題が出たところで、これは公益法人、一般の株式会社ではございませんので、広くは政府、所管する省庁でこの処理の問題というものが議論され、これは仮定の話ですけれども、その場合は国会の御審議を経るということになるものだと...全文を見る
○石原国務大臣 これも、実は道路の民営化委員会でも、本四架橋の問題で、債務が確定し、民間企業に準拠するならばもう既に債務超過であり、倒産状態であるということが明らかになりました。  それでは、この責任はどこにあるのか。計画を立てた人なのか。計画は昭和三十年代の後半に立案され、最...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、御同僚の都築委員からも昨日御質問をいただきましたが、委員の認識はおいておきまして、八日の日に内閣委員会で、御党の法案の提案理由説明が行われたと聞いております。  どの法案を、あるいはどの議題をどの委員会で御議論をされるかということをお決めい...全文を見る
○石原国務大臣 何度も同じことを言って恐縮でございますが、私は、その問題は、私がその委員会の理事であれば理事としての考え、あるいは政党としての考え、どこの委員会でどの法案をどう審議していくのかということを決めるのは、あくまでも一義的には院のお決めになることだと今も考えております。
○石原国務大臣 もう既に、自由党案についてどう考えるかとか、自由党案の質問というものも当委員会で出ているのではないかと思っております。
○石原国務大臣 今回お出しさせていただいております四十六本の法案は、特殊法人の抱える問題、弊害をどのように是正していくか、そして特殊法人にかわる公共的、公益的な、民間が担うことのできない仕事をどのように効率的に行っていくか、こういうものを独立行政法人という形で取りまとめ、あるいは...全文を見る
○石原国務大臣 この法案につきましても、きのう、おととい、きょうと、真摯に議論が行われているものだと承知しております。
○石原国務大臣 ただいま樋高委員は、車のモデルチェンジとマイナーチェンジを例に出されて、改革はどうあるべきかという御議論をされました。委員も既に御承知のことだと思いますけれども、車の外観はヘッドライトの形が一部しか変わらなかったけれども、シャシーをすべて新しいものにすれば、外見上...全文を見る
○石原国務大臣 もう委員も既に御承知のことだとは存じますが、特殊法人改革は昭和四十二年から行われているものでございます。私も、一九九五年に政策金融の改革というものに取り組ませていただきましたが、七カ月かかりまして二つの法人を一つにするというこの努力、作業というものも、莫大なエネル...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、御同僚の議員から、個別の法人の変化の内容について、あるいは抜本的な大枠については私の方からお示しさせていただいておりますけれども、委員も、特殊法人が担ってきた役割、また成果というものを否定されるということは、私はないと思います。  そこを否...全文を見る
○石原国務大臣 私は、私の持てる力と、行政の優秀な方々の御協力、また我が党、また御党の皆様方と十分議論をさせていただきまして、今出し得るベストの案を提出させていただいていると考えております。
○石原国務大臣 五十九、先行いたしました法人については、個別の各府省が所管し、取りまとめを総務省の方で行っております。  今の二十五億円という記事につきましては、私、拝見いたしましたけれども、そういう事実があるということは事実だと思いますが、またその中で批判されております退職金...全文を見る
○石原国務大臣 御質問の趣旨が違いましたら恐縮でございますが、今般の改革におきましても、独立行政法人の長は主務大臣が決め、主務大臣が任命した方が独立行政法人の役員を構成し、その人材につきましては、月曜日に総理が御答弁されましたように、公務員に限らず、民間からもすばらしい人を入れる...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま重野委員の方が独法のありようについてるるお話をいただきましたので、それでは特殊法人がどうであったのかという話から始めさせていただきたいんですが、特殊法人は、眺めてみますと、国が手とり足とり、関与を日常的に行ってきた、こういうことは言えると思います。さらには...全文を見る
○石原国務大臣 端的に言いますと、国におんぶやだっこで、余りにも非効率に事業をやって、組織によっては莫大な欠損金を抱えてしまった。そういう組織を改め、民間にできないもの、地方にゆだねることのできないものは新しい独法という形で運営していくということになるんだと思います。
○石原国務大臣 その点は、御同僚の議員の中でも各委員が意見を述べられ、また私も述べましたが、その時代にはやはり必要であったし、その責務というものを十分果たしてきた。しかしながら、時代の変遷によって組織が肥大化し、十分にその時代の要請にこたえられなくなった、こんなふうに考えておりま...全文を見る
○石原国務大臣 重野委員のお考えは一つのお考え方だと思いますが、ただいま事務方から答弁をさせていただきましたように、法人としての自主性、そしてその一方で公的な仕事を担っている、民間法人とは違うということによって、国民の皆様方の信頼性をかち得なければならないということをどう考えるの...全文を見る
○石原国務大臣 個別法人については、担当の副大臣の皆様から御答弁をいただきたいと思いますが、ただいま委員が御指摘されましたこの民間法人化という手法は、臨調の中で示された民営化の一形態であると考えております。  民間法人化された特殊法人等に対する委員御指摘の指導監督というものは、...全文を見る
○石原国務大臣 桝屋委員の御理解のとおりであると考えております。
○石原国務大臣 桝屋委員の御質問は、民間法人化される法人に限って御議論されておりますので、その点について言及させていただき、お話をさせていただきたいと思うんですが、先ほども触れましたように、これは、特殊法人や認可法人のうちに、政府の資金等に依存する体質から脱却して自主的な経営を行...全文を見る
○石原国務大臣 家西議員と坂口厚生大臣の議論を聞かせていただきまして感じましたことは、私は厚生分野に造詣がそれほどございませんけれども、金融の世界も、監督する側と検査をするもの、要するに政策をつくるものと検査をするものが一緒でありますと、今委員が指摘されたような誤解や間違いが生じ...全文を見る
○石原国務大臣 組織法上、内閣の所管のもとに人事院はあります。
○石原国務大臣 何度も申しますように、今委員が国家行政組織法を示されたように、内閣のもと、もとという字は下と書いてあるんですけれども、総裁が答弁したように、内閣の考えと違うことはたまにあるそうであります。
○石原国務大臣 ただいま御指摘をされておりました問題は現行制度の中で起こった問題であって、大変けしからぬことだと思います。ですから、営利企業への再就職を厳しくするために、人事院がこのようなことをやっていましたので、これだけ批判が出るのに何ら有効な手だてを打てませんので、政府として...全文を見る
○石原国務大臣 誤解があるといけないんですが、私が申し上げましたのは、営利企業への再就職でいろいろな批判があるのに対して有効な手だてが打たれてこなかったという話をさっきはしたかっただけです。  委員がされております話は、特殊法人の天下りについては、人事院はこれまでアンタッチャブ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどちょっと議論を整理させていただいたんですけれども、委員が御指摘の件は、官僚の方が特殊法人並びに今度の独立行政法人に移るということでございまして、この件につきましては、人事院はアンタッチャブルでありますし、これからも関与したくないと総裁が申しておりました。 ...全文を見る
○石原国務大臣 七十人が十人になるならば信用いたします。
○石原国務大臣 国民の批判にこたえられるものにしていかなければならないものを制度設計させていただいております。  結果については、まだ制度が具体化しておりませんので、数値的なことを言う段階にはございません。
○石原国務大臣 公務員制度改革の中でそちらの方向を目指していることは、言うまでもございません。
○石原国務大臣 この点につきましては、先ほど、午前中でございますか、同僚議員との議論の中で、片山大臣と話をした、郵政公社の副総裁の話をさせていただきましたけれども、あれだけ大きな組織をコントロールする副総裁、それの賃金、民間から来ていただくには、三十万人近い大企業というのは何をイ...全文を見る
○石原国務大臣 国民生活センターについての整理は、もう委員御承知のとおり、実は行革本部と内閣府、旧経済企画庁との間にかなりやりとりがございました。今、委員と根本副大臣がされたような御議論があったわけです。  委員は基本的には充実させていこうというお考え方のように聞かれるんですけ...全文を見る
○石原国務大臣 若松副大臣の御答弁されたとおりでございます。
○石原国務大臣 先ほど、行政評価の難しさ、また各省に置かれる評価委員会の委員にはその所管する法人に見合った人を採用するという話が若松副大臣よりございました。午前中の我が党の伊藤議員との議論の中でも、やはり私は、基準を、メジャー、どういう物差しで判断するのかが難しくて、その物差しの...全文を見る
○石原国務大臣 春名委員の御指摘のとおりだと思います。
○石原国務大臣 福田長官の答弁の中にございましたように、営利企業への再就職については、内閣の責任において、政府全体の行政の公正な運営等を確保するための再就職の承認基準について、これまで人事院で行っていたものを政令で定めることに改める、職員の再就職の承認は、職員の適切な服務管理と行...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘になりました、天下りポストを役所の側の責任者に要求をして贈収賄事件が発生したということ、そして判決が出たということに直接的なコメントは差し控えさせていただきたいと思うんですけれども、委員の御懸念はこういう形でクリアしようとしております。  す...全文を見る
○石原国務大臣 その話を聞きますと、今の制度で若築建設の事件が起こったわけですね。  春名委員御指摘のとおり、大臣がすべて悪くない、春名委員も認められるように、それはやはり極めて異例のケースだと私は思います。そして、読売新聞が指摘したケースも、これは極めて異例で、これはもう組織...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第6号
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○石原国務大臣 佐藤委員が御指摘されました趣旨については、私も理解はさせていただいていると思います。  しかし、今回提出させていただいている独立行政法人等に関する法律案四十六本でございますが、ただいまの文部科学省との御議論の中でも、事業をスリム化している、こういうことが遠山大臣...全文を見る
○石原国務大臣 今、文科大臣の方から、外部の評価にたえられないものが出たとしたら見直していくというお言葉がございました。  先行した五十九法人、独法化したという意味でございますが、この評価というものは、集中改革期間の終了時、十七年度末には出そろうわけでございます。そしてまた、も...全文を見る
○石原国務大臣 先日も、昨日でございますが、かなりこの天下りの問題をめぐりましては各委員といろいろなお話ができ、意見が深まったと思っております。  官僚の方々が自分の所管する特殊法人に天下るケース、さらには自分の関係する業界に、民間企業に天下るケース、この二つがあると思いますが...全文を見る
○石原国務大臣 これは先般御質問がございまして、調べさせていただきました。  まず、経緯から申し述べさせていただきますと、特殊法人の見直しについては、委員も御指摘のとおり、行政改革の一環として議論されてまいりましたが、平成七年二月十三日に「特殊法人の改革について」ということで与...全文を見る
○石原国務大臣 現在は、名刺は役所でも自分でつくっておりますし、特殊法人への補助金が十四年度ベースでおよそ四兆二千億程度でございますので、そのほかの運営費は財投資金等々で賄われておりますので、御指摘のとおりではなく、逆に内需の拡大につながるのではないかと思います。
○石原国務大臣 平野委員の御指摘は非常に本質論でございまして、委員御指摘のとおり、ただ名前が変わって名刺が変わるのであれば、一億円、名刺を刷る会社はもうかるかもしれませんけれども、その社会的損失の方は、私は大きいと思います。  やはりこれは、では、なぜ特殊法人でこれまで事業をし...全文を見る
○石原国務大臣 独立行政法人が特殊法人に比べて何の点がすぐれているのかというお尋ねであったと思いますが、国の関与というものが特殊法人に比べて少なく、さらに自律性を高める一方で、経営責任を明確化し、そのことによりまして役員等々の報酬も業績主義で、低業績であるならば役員の方の解任とい...全文を見る
○石原国務大臣 多々留意する点はございましたが、今ここで中西委員の質問に改めて頭をめぐらせますと、外部からの評価、そして責任の明確化、この二点、やはりこれからも留意をしていかなければなりませんし、重要なポイントではないかと改めて感じております。
○石原国務大臣 違ったら恐縮ですが、たしか群馬県のダムだと承知しております。
○石原国務大臣 原委員の御指摘はごもっともでございますので、独法という新しい組織形態は、三年から五年に、事業がやはり適切でなければ組織の廃止も含めて見直すということを明記させていただいております。  ただいま御議論になりました水資源公団から水資源機構への独法化、これは扇大臣がる...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま一川委員は、特殊法人から独法化の点に言及されてお話をされたわけでございますが、そのほか、廃止や民営化等々、今回の特殊法人改革は、事務事業をゼロベースから見直して法人の組織形態を決定する、そしてまた、なかなかだれも言い出すことのなかった道路公団の民営化、ある...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員のお話は、いわゆる観光に着目されまして、海外に一千六百万人出ていくのに日本には四百万人の観光客しか来ませんので、このような分野は国が率先して、観光立国としてやっていくことが必要ではないかということを例に出されて、官と民の役割分担についてどのように考える...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの一川委員がお示しされました点は、私は非常に重要なことだと考えております。  すなわち、今、組織形態が変わるときは、事務事業の見直しをして事務量というものは減っておりますし、独法になった法人も効率化をいろいろな面で図るというような取り組みをしておりますが...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員の御指摘は、特殊法人の役人OBの方の役員に対する割合と今回の独法の役員の割合、これをどういうふうに考えるかという御質問だったと思うんですが、細かい数字は事務方に聞いていただきたいと思うんですが、七十四特殊法人ベースで、八百人弱の役員のうち、たしかおよそ...全文を見る
○石原国務大臣 公務員の方が特殊法人にあるいは独立法人に、また地方でも、委員御承知のとおり、地方の第三セクターやあるいは協議会等々の公益法人等々にも天下っているこの実態というものは、やはりその数を今委員がお示しになりましたように、地方公務員のOBの方含めてたしか四十一万人ぐらい、...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま田中委員が御指摘の点は、私も昨年来の議論の中で、所管しておりますのは省庁ごとでございますので、当方の考えを取りまとめ、その考えを省庁と話をする、そういう中で、おたくのやっている事業と似たような法人のやっている事業、どうも同じじゃないか、それなら一本にした方...全文を見る
○石原国務大臣 出資金の話は、実は公益法人に限らず特殊法人もかなりな部分、出資しております。それを今返せと言えば運営がままならなくなる会社がたくさんありますし、本四に代表されるように、国の出資部分をふやしていっているような企業もある。この問題は長いスパンをかかって、国が出したとい...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど本四の出資金の話をしました。これは割と衆人の目にさらされておりますのでわかりやすい例なんですが、実は特殊法人等々はこれまで公会計でディスクロージャーされております。しかし、この公会計というものは、今委員御指摘のような問題を明らかにしていく上では非常に不透明で...全文を見る
○石原国務大臣 言うまでもなく、特殊法人という法人は、委員御承知のことで、釈迦に説法でございますが、社会的な意義があったからこそ設立もされ、存在もし、きょう今日まで生き長らえてきたと思います。  しかし、その間、見直し規定が何も入っていない、その一方で、補助金等々の税金に、言葉...全文を見る
○石原国務大臣 質問の趣旨を若干取り違えまして恐縮に存じますが、特殊法人整理合理化計画では、貿易振興事業について外部評価を求めろと。すなわち、貿易振興を本当にしているのか。ですから、今お示しされたように、輸入促進になっているとしたら、これは全然、設立意図とは全く逆でありますし、そ...全文を見る
○石原国務大臣 質問に沿ってお答えを申し上げておりますが、ジェトロという組織が今の時代に合ったものになってほしい、そういうことを行革の立場から申し上げ、経産省の方でジェトロの改革案というものが今回出てきたと御理解をいただきたいと思います。その中で、委員が御指摘されたような批判にこ...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第7号
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○石原国務大臣 ただいま永田委員が御指摘されましたように、五十二、三歳で肩をたたかれてやめることによりまして、六十歳が定年だとしても八年間あるわけですから、どこかで仕事をしなければならない、そこで、民間企業ではない、その関連府省庁が持っております特殊法人あるいは認可法人等々に、で...全文を見る
○石原国務大臣 お答え申し上げます。  合理的であるか非合理であるかは御判断いただきたいと思うんですが、基本的に、公務員の世界はピラミッドの形になっている。すなわち、永田委員も公務員の経験がおありでございますから御承知のことだと思いますが、大体課長ぐらい、最近は審議官ですかね、...全文を見る
○石原国務大臣 私は、今内閣の行政改革と規制改革と二つの部局を預かっておりますが、支えてくれるスタッフはおよそ八十人でございます。その中で、勧奨退職を勧めた、やめろと言った経験、現場に残念ながら居合わせておりませんのでその理由を推測するしかございませんが、それは先ほどお話しいたし...全文を見る
○石原国務大臣 この問題は、早期勧奨退職制度と密接にリンクしております。ですので、この問題も、やはり割り増し退職制度というものも早期勧奨退職制度の是正とあわせて変えていかなければならないと考えております。
○石原国務大臣 早期勧奨退職制度の問題点をしっかりと認識し、過去の反省をした上で、委員御指摘の問題点も含めて早期勧奨退職制度を抜本的に見直していこうというのが小泉内閣の方針でございます。
○石原国務大臣 今度は意気込みでよろしいんでしょうか。(永田委員「いや、ちゃんとお答えいただきたいと思います」と呼ぶ)  公務員制度の改革の中でこの問題はやはり考えていかなければならない。すなわち、やはり業績あるいは能力についての評価というものが公務員の場合は私はなされていると...全文を見る
○石原国務大臣 永田委員の降格が、職責の降格、さらには給与の降格、どちらを指しているものかはちょっと今不明確なんですが、実は、この議論は内閣委員会でやはり民主党の方々とさせていただきました。  私も、委員と同じように、給与に限って言うならば、ピークを五十六、七歳に持っていき、そ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま都築委員が御指摘されましたように、これでこの特殊法人改革は終わりではありませんで、終わりの始まりというぐらいの意識を持って取り組んでいかなければなりません。  それは、大島大臣から御答弁いただきましたように、評価、ここが重要である。しかし、都築委員が御指...全文を見る
○石原国務大臣 六十五ではないかと思います。
○石原国務大臣 ただいま鮫島委員の御議論されました点については、我が党の行革本部でもさまざまな議論がある点でございます。年金の支給年齢が六十五歳に段階的に引き上げられることが決まっている現在、六十歳から六十五歳までの生活費を何で手当てするのかという大きな命題が目の前にある以上は、...全文を見る
○石原国務大臣 そのとおりでございます。
○石原国務大臣 その点につきましては、先行独法が行政の機関を切り離し設立されたという生い立ちの違いがあるといたしましても、退職された公務員の方の天下りの件数、ポストがふえる、これもまた、ボードをつくるということでいたし方ないという面はありますけれども、十分に行革の精神というものが...全文を見る
○石原国務大臣 特殊法人改革に言及させていただくならば、今、特別会計の点について委員触れられましたが、やはり財投の問題が一つ、委員言われるところの官僚共和国の大きな問題であると思っております。そして、その原資が郵便貯金、簡易保険に依存している。ここに巨額の富が集積されることにより...全文を見る
○石原国務大臣 行革論は、先ほど財投の話をさせていただきましたけれども、さまざまな切り口で、さまざまな解釈があると思っております。  委員の御指摘の中で、私も賛同いたしますのは、やはり、日本の個人の富というものが、公的な機関に入ることによりまして、そこでの信頼関係において、国債...全文を見る
○石原国務大臣 運営交付金の総額等については、当然、通則法並びに情報公開法の公開対象項目に入ると考えて私はこれまで答弁をさせていただいてきておりますが、その使途、繰り越したもの、あるいは使った目的等々につきましては、総務省の方にお尋ね願いたい。私は、その細かい、どこまでということ...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましては、月曜日の総括質疑で山名議員から御質問がございまして、総理がお答えになられております。今の小西委員の御質問と同趣旨であったと思われますが、総理はこのように答えられております。公募方式について、公募方式、先ほど総務大臣が答弁されたとおり、民間のし...全文を見る
○石原国務大臣 この点につきましても、小西委員御指摘のとおり、長も大切でありますが、そこで、ガバナンスということを考えるならば、部署部署、つかさつかさをつかさどる理事の方の役目というものも重要になってまいります。  先般、この委員の中で、同僚の御質問の中で、表を見せて、もう全部...全文を見る
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○石原国務大臣 この点につきましてはいろいろな御議論が、ただいま金子委員が御指摘されましたように、当委員会で、改善すべき点もるる御指摘をいただいたと思っております。  しかしながら、今回の改革というものは、特殊法人等を廃止いたしまして独立行政法人を設立する際、委員は不十分である...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま、前段、まず委員が御指摘されました雇用の問題というものは、これからの大きな改革の中で、そこで働く方々の御理解を得、また、そこで働く方々がやる気を持って働いていただく上で大変重要なポイントであると政府としても認識をしております。  また、委員会は違いますけ...全文を見る
○石原国務大臣 その点につきましては、先ほどるる申し述べさせていただきましたように、すなわち、民民の組織変更の場合には一切の権利及び義務ということにこの雇用関係が含まれるということはもう委員御承知のとおりだと思いますが、それ以外の、要するに公務員型から非公務員型の場合にこういう承...全文を見る
○石原国務大臣 説明が長くなりますので、方向としてはそういうことでございます。
○石原国務大臣 民間企業においてはまさに委員の御指摘のとおりでございますし、その方向性は我が党内にもさまざまな御議論がございますけれども、私は、個人的には、そういう方向を目指していかなければならない。しかし、公務員型の独立行政法人においてはまだその機は熟していないというのが現状で...全文を見る
○石原国務大臣 もう大森委員が御指摘されましたように、さきの道路公団民営化推進委員会で意見書をおまとめになり、国交省並びに政府の特殊法人改革推進本部のもとにあります参与会議の方に提出をいただくことになっております。と申しますのも、やはりさまざまな立場でこの問題を周知なまでに明らか...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま大森委員が御指摘されましたような観点につきましても、特殊法人等の抱える子会社についての事務事業、その事務事業の洗い直しを行う中で、今言われたような入札をめぐる疑惑、こういうものも表になってきております。さらに、道路に限って申させていただきますと、先ほど公取...全文を見る
○石原国務大臣 公務員の天下りの問題は、今委員が御指摘されましたような、いわゆる各府省の所管する特殊法人等々への天下りの問題、さらには、関連する業界、民間企業への天下りの問題の二つが分かれて存在していると思っております。  天下り問題の根本的な是正には、やはり六十まで役所で勤め...全文を見る
○石原国務大臣 将来のことについて数値でお示しすることは現在はできませんが、承認基準は厳しくさせていただきます。
○石原国務大臣 何度も申しますように、年度によってやめる方の人数が違いますし、早期勧奨退職制度の是正をするんですから、それを見なければ人数なんか言えるわけありません。
○石原国務大臣 私が議員であるか議員でないかは、有権者の方がお決めになることです。
○石原国務大臣 ただいま首藤委員は、JICAについて、個別法人を御指定されての御質問でございますが、総論、これももう何度も言っていますので簡潔に申し述べたいと思いますが、特殊法人はそれなりに機能として十分に役割を果たしてきたと思っております。当然、JICAもそうだと思います。しか...全文を見る
○石原国務大臣 国際緊急援助隊の活動については私も報告を読ませていただいたことがありますが、なぜ独法でできて、なぜ特殊法人でできないのかという理由はないと思います。  独立行政法人は、先ほど申しましたように、民に任せられないこと、あるいは地方にゆだねられないこと、国の仕事として...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま井上委員が御指摘のとおり、幾らすばらしい制度をつくっても、運用部分が不十分であれば絵にかいたもちに終わるのは言うまでもないことだと思います。  そこで、定期的な評価を行っていただくための評価委員会を設けたり目標管理をしたり、あるいは企業会計原則を導入する...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員、個別の法人を出されましたので、個別の法人につきましては担当大臣にお話を伺っていただきたいと思うんですが、委員おっしゃるとおり、やはり定期的な見直しというものが本当に必要不可欠であると思っております。  採算性が本当にとれているのか、とれていないのか...全文を見る
○石原国務大臣 これまでの議論で、私も、行革相という立場でございますので、効率化とか採算性を確保しろとか、そこの言葉の力が強くなってしまってさまざまな御意見も出てきたんだと思いますが、今回の仕組みの中では、業務運営の効率化に関する事項のほかに、ただいま委員が御指摘されましたような...全文を見る
○石原国務大臣 特殊法人関連四十六法案を御可決いただき、厚く御礼を申し上げます。  御審議を通じて貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。  ただいま御議決のありました事項につきましても、政府といたしましても、御趣旨を踏まえ、配慮してまいりたいと存じます。(拍手) ...全文を見る
11月18日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 大変解決策が分かればもう問題は起こっていない、それぐらい根の深い問題だと思いますが、一つには、やっぱり倫理観の欠如というものが非常にあるのではないか、個人の問題であります。それともう一つは、そういう構造、癒着構造を生みやすいシステムが日本に存在する、この...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今、田名部委員御指摘の六十五歳定年制、この問題については議論が行われていることは承知しておりますが、民間が六十歳定年の中、公務の世界を六十五歳定年でそこまで保障するということに対して国民の皆さん方の理解が得られるのか。その一方で、委員御指摘のとおり、天下...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この問題は、民間企業への天下りの問題と、いわゆる特殊法人等各関連府省庁が監督をしております組織への天下りの問題の、両面のうちの重要な一側面を私は委員は御指摘されているものと承知をしております。  そこで、問題になってくる問題は、やはり退職金が高いとか大...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大臣はそのぐらいの責任を持って自分の掌握している人事を責任持つのがこれからの姿だと思っております。
○国務大臣(石原伸晃君) 私は大臣の任命権者じゃございませんので、時の総理が適材適所ですばらしい人を入れて国民の批判にこたえていくのがこれからの将来の姿だと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 大臣承認制度の若干の誤解があると思うんでございますが、内閣が内閣の責任におきましてその承認基準を作らせていただきます。承認制度の運用について総合調整を行うことに加えまして、大臣は承認した案件について公表されるわけであります。その数が多ければ、前の大臣に比...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 行政改革をつかさどっておりまして感じますことは、一体だれが責任を取るのか、何でだれも責任を取らないかということばかりでございます。  本州と四国の間に三本も橋が架かって、じゃ、昭和三十年代に計画を立て、四十年代に計画を決めた人が悪いのか。時の経済情勢で...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど来御議論になっておりますように、この天下りの問題というものにつきましては国民の皆様方の強い批判がある、こういうことを真摯に受け止めさせていただきまして、再就職にかかわる承認制度などについて見直しを私は行っていく必要がございますし、それが委員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 現在、人事院が実施しております採用試験は、もう委員も御承知のとおり筆記試験を中心としたものでございまして、十数倍の倍率の中から合格者を出さなければならないといったような無理な問題も多く、その知識偏重が指摘されているのはもう委員御承知のことでございます。そ...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま、本法律案をめぐるパブリックコメントの実施につきましては、谷垣大臣が御答弁されたとおりでございます。  まず、今、委員が御指摘の三か年計画は、総合規制改革会議で取りまとめ、内閣として最大限尊重するということを決定させていただいております。  ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま松井委員がおっしゃられたように、私も事後チェック型の社会へ転換していくための規制でなければならないという一般論については正に同一の考えを持っておりますし、仮に個別の事案において、今回、社会的規制という形で警察の方でお取り組みいただいたわけですけれ...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案など三十九件の独立行政法人個別法案等及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案など七件の特殊法人等の民営化等に関する法律案、すなわち特殊法人等改革関連四十六法律案について、その趣旨を御説明申し上...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 岡崎議員にお答え申し上げます。  新しくできる独立行政法人の役員への民間人の起用について御指摘がございました。  独立行政法人の長は主務大臣が、その他の役員は法人の長が、それぞれ任命することとされています。独立行政法人の役員の人選については、任命権者...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 広野議員にお答えしたいと思います。  独立行政法人の役員について、過半数には民間人を登用すべきという御指摘がございました。  独立行政法人の長は主務大臣が、その他の役員は法人の長が、それぞれ任命することとされています。  独立行政法人の役員の人選に...全文を見る
11月29日第155回国会 衆議院 本会議 第15号
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○石原伸晃君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員石井紘基先生は、去る十月二十五日逝去されました。  先生は、この日の朝、迎えの車に乗り込む際、御自宅の前で、刃物を持った暴漢に襲われ、目黒区内の病院へ運ばれましたが、御家族の願いもむなしく、帰らぬ人となられました。...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(石原伸晃君) 一義的には財務大臣の範疇でございますが、御指名でございますのでお答え申し上げたいと思うんですけれども、財投改革の意義というものはもう委員が既に御承知のことだから割愛させていただきますが、やはり全体規模の縮減というものに努めますけれども、この経済状況の、特...全文を見る
12月11日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) これまでの本委員会における審議、参考人質疑等を通じまして、貴重な御意見をいただき誠にありがとうございました。  ただいまの公務員制度改革に関する決議の御趣旨を踏まえ、政府といたしましては、二十一世紀型行政システムに対応した行政組織・制度への転換を目指す...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○石原国務大臣 栗原委員に、最終意見書の概要、長くなりますので簡単にお話しをさせていただきたいと思います。  骨子なんですけれども、改革の意義と目的、基本認識及び民営化の基本方針のほかに、新たな組織のあり方として、高速道路の管理運営などを行う新会社並びに債務の返済及び道路の資産...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま栗原委員が御指摘されました点は、実は、民営化委員会の最終回の会合の中で、最後の言葉として申し述べさせていただいたわけでございます。  民営化委員会のこの意見書の中には、本四公団の処理という問題も入っておりますし、さらには、首都高、阪高、先ほど概要をお話し...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘の点は、民営化推進委員会設置法案の御議論の中でもたしか議論を交わしたと考えておる点でございますが、整理合理化計画に、実はやるべき仕事とその方向性というのは明確に書かせていただいております。  すなわち、ただいま委員が御指摘されましたように...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘されました点は、民営化委員会の中でも最大のポイントであったと私も委員会に出席をしておりまして感じた点でございます。  委員が御指摘の点は、すなわち、この道路公団を初めとする四公団の財務諸表、すなわちBS、PLといったものがどこまで整備され...全文を見る
○石原国務大臣 その議論は、たしか夏にあったと記憶をしております。委員会全体の指示に基づきまして、川本委員の指示のもと、事務局が、八月の二十日過ぎでございますか、試算を出したと思うんですけれども、今委員が御指摘のように、有利子負債と営業キャッシュフローの比率の評価、すなわち、上場...全文を見る
○石原国務大臣 私が議論を聞いていて、私なりの解釈になると思うところはお許しいただきたいと思うんですけれども。  意見書の中でも、債務というものを国民負担ができる限り少なくなるように確実に返済していくということが今回の改革の第一順位である、そういうふうに読めるわけであります。そ...全文を見る
○石原国務大臣 これをまた私が答弁するのも適切かどうかとちょっと悩むところですが。  意見書を十分読ませていただきますと、委員ももうおわかりのとおり、機構の業務というものは、道路資産の所有、そして、一番大切であるところの長期債務の返済、借りかえのみをその業務とすると明記されてお...全文を見る
○石原国務大臣 私の作業は総合調整ですので、説得をするのは仕事だと思いますが、説得して納得しないということのないようにどれだけ努力ができるかという、地ならしをするということもまた必要な仕事だと考えております。
○石原国務大臣 都知事は親子ですから直接話すことはできますけれども、本四架橋の出資をしている十府県市の皆様方には、私は権限がないので、お願いをするだけになってしまいます。そのお願いをするとき、ああ、なるほどと言わせるものがない限り、地方も財政事情が大変厳しいわけですから、本答申で...全文を見る
○石原国務大臣 この議論を聞いて地方の方が納得していただいたら、私が説得をするまでもないんだと思っております。  私といたしましては、総理もおっしゃっておりますように、この意見書というものを基本的に尊重して、成案が出るように努力をするということでございます。
○石原国務大臣 十二月十日の閣議で、総理が、今後、この意見を基本的に尊重するとの方針のもと、これまでの同委員会の成果を踏まえつつ、審議経過や意見の内容を十分精査し、必要に応じ与党とも協議しながら、政府として改革の具体化に責任を持って取り組んでいきたい、こう述べられております。意見...全文を見る
○石原国務大臣 冒頭、先ほど野田委員が、積極的じゃないんじゃないかというような誤解があるようですけれども、私は、今回の答申は、やはり九割方はすばらしい七人の委員が合意した内容だと思っておりますので、その成果を無にしては絶対いけないと思うんです。ですから、私の仕事としては、できるも...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘された点は、私、非常に重要なところだと思います。すなわち、これまで高速道路というものは、政治的に力のある人のところからできているんじゃないかと思われても仕方がないような事例が何カ所か見られた。それを客観的な基準で、必要性の高いところからつく...全文を見る
○石原国務大臣 これはあくまで委員会がお決めになることでございますので、先ほど申しましたように、私は、野田委員のおっしゃるとおり、可及的速やかに新しい数値で公表すべきだと思っております。しかし、仮置きの数字というようなもので公表されますとむやみな混乱を起こしますので、やはり、新し...全文を見る
○石原国務大臣 一川委員御指摘のとおり、幾つかの点で対立が解けずに、委員長が辞任されるという異例な事態となった事実はございますが、先ほど来お話をさせていただきますように、七人の委員の方が四十兆円に上る債務の確実な返済を第一目標に掲げるといったような成果、あるいは建設コストの引き下...全文を見る
○石原国務大臣 今回の委員会の審議に陪席をさせていただきましてわかりましたことは、これからつくる高速道路は、残念ながら、採算性がプラス、すなわち、もうかる道路は一本もないということであります。そして、中には、残念ながら、有料道路料金を取ってもその維持管理費も出ない、すなわち、採算...全文を見る
○石原国務大臣 いろいろなところで意見の対立があったと思います。  一つ、一番大きなものは、道路というものが国民のものなのか、すなわち、民営化するけれども、運営を任せる会社をつくるなのか。すなわち、道路は引き続いて公のものである、国家国民のものであるという考え。そしてもう一つは...全文を見る
○石原国務大臣 整理合理化計画で、先ほどお話をさせていただきましたように、第三者機関の民営化推進委員会が行うべき仕事ということは明記をしておりますし、これからの高速道路、必要なところは国が責任を持って整備をしていかなければいけないということでは、多くの委員の方々、七人が全員合致し...全文を見る
○石原国務大臣 一言で話せるほど簡単な話ではなかったと考えております。  先ほど来申しておりますような、基本的な哲学の相違というものが根底にあります。それとさらに、議論を深めれば深めるほど、この公団改革というものは、巨額な有利子負債を抱えるだけに、本当にこれが返せるスキームをつ...全文を見る
○石原国務大臣 私は、委員長があの場で席を立たれたことに対しまして、どうあるべきであったか、また、委員長がどうお考えになられたかということをコメントする立場にはございませんが、今、前の質問でお答え申し上げましたように、哲学論から感情論が入り乱れ、さまざまなばり雑言も飛び交うような...全文を見る
○石原国務大臣 一部正確に報道されておりませんので補足をさせていただきますと、今回の委員会の答申の中に、本四架橋公団の債務処理、あるいは首都高、阪高を拡大するといったような問題等々、地方の皆様方の御理解を得ない限りは実現しない案が入っております。しかし、それは一つの見識であります...全文を見る