石原伸晃

いしはらのぶてる

小選挙区(東京都第八区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数10回

石原伸晃の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第190回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(石原伸晃君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、我が国の経済に関し、一言発言をさせていただきます。  安倍内閣では、一体的に推進してきた三本の矢から成る経済財政政策のもと、デフレ脱却・経済再生に向けた取り組みは、全体として着実に前進しており、景気は緩や...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 西村委員から御質問がございました。  TPPの国会審議にどのように臨むか。TPPに関しましては、昨年十月の大筋合意の後、私ども自由民主党は、地方や関係団体の意見を丁寧に聞かせていただきながら、必要な政策対応に向けた提言を取りまとめてまいりました。  ...全文を見る
02月02日第190回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(石原伸晃君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、我が国の経済に関し、一言発言をさせていただきます。  安倍内閣で一体的に推進してきた三本の矢から成る経済財政政策の下、デフレ脱却・経済再生に向けた取組は全体として着実に前進しており、景気は緩やかな回復基調...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 相原久美子議員にお答え申し上げます。  就任に当たっての認識についてのお尋ねがございました。  私は、大臣を拝命するまでの一年半近くでありますが、党の中小企業・小規模零細事業調査会の会長として、地域の中小企業・小規模事業者の皆さんの声に真摯に耳を傾け...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○石原国務大臣 やはりTPPの一つのポイントは、環太平洋のエリアに二十一世紀型の新しい貿易のルールができる、そして、八億人の人口、三千百兆のGDP、総理がよくおっしゃられる言葉ですけれども、世界全体の四割の経済圏ができていく、日本だけでもGDPの押し上げ効果が十四兆円、こういう見...全文を見る
○石原国務大臣 これについてはもう、この問題をめぐって予算委員会で議論があって、政府統一見解が出されております。私も政府統一見解のとおりであると思っております。  軽減税率制度の財源の確保に関して、いわゆる今委員御指摘の税収の上振れについては、経済状況によって景気が悪くなったら...全文を見る
○石原国務大臣 玉木委員はちょっと言葉のことでこだわりがおありになると思うんですけれども、その部分も、私は、総理の御答弁をしっかりと政府統一見解の中で示していると。今回、ここのところが非常に関心がありましたので十分話を聞いたんですけれども。  今委員が御指摘の軽減税率の財源につ...全文を見る
○石原国務大臣 税収がふえるということが上振れでございますよね。税収がふえる、上振れ。上振れによって底上げができるんじゃないでしょうか。
○石原国務大臣 政府統一見解が出る前に甘利大臣が、今玉木委員が御指摘されたように、単年度で見るのかトレンドで見るのかという話をされたという事実は承知しておりますけれども、政府統一見解が出た以上は政府見解が全てであって、責任を持って来年度中に財源を確保させていただきます。
○石原国務大臣 福島委員が当予算委員会あるいは外務委員会でこの問題について御議論をされているのは私も……(福島委員「内閣」と呼ぶ)内閣ですか、聞かせていただいております。そして、この問題意識を強く持たれていることも承知しておりますが、私どもが申していたのは、すぐに、頭から、聖域な...全文を見る
○石原国務大臣 これも委員はおわかりの上での御質問だと思いますけれども、TPP以外の通商協定で見直し、再協議項目があるというのは委員の御指摘のとおりであります。  それで、何が今回違うのかというのは、マルチの会議ですよね。マルチの会議で、除外するといって、それが本当に通るのかと...全文を見る
○石原国務大臣 委員御指摘になりました自動車なんですけれども、こういう事実もあることも忘れちゃいけないと思うんですね。日本で車というものを一番広めたのは実はT型フォードですよ、昭和の初期に。そのフォードが日本で車を売らない、売れなくなったんですね。そんな中で、アメリカで一番アメリ...全文を見る
○石原国務大臣 これも先ほど答弁させていただいたんですけれども、自動車本体は、北米は七割が現地生産なんですよ。日本にとって何がプラスかといったら、部品の二兆円なんです。そこの部分について、カナダは関税が五年目で撤廃されて、完成車ですよ、七七%、八〇%の高関税が課せられているベトナ...全文を見る
○石原国務大臣 政府委員がお話しさせていただきましたように、試算していないんですよ、これは。ぶれも大きいですし。(福島委員「だから、何で試算していない」と呼ぶ)そのことを、だから、なぜそのとおりであったかということは聞いてください。
○石原国務大臣 福島委員、基本的なところで私、意見が食い違っているんだと思うんです。経済分析の目的が何かということなんですよ。  これは、成長のメカニズムによってどういうこと、具体的なものが日本のこれからの農業、商業においてよくなるかということを明らかにするためにやっていて、そ...全文を見る
○石原国務大臣 生産性が上がれば、どの産業でも賃金も上がるじゃないですか。物が売れる、物がつくれるようになるんですから。それによって好循環をつくるというのがアベノミクスの基本です。
○石原国務大臣 先ほどから、すれ違っている話をしたという話をしてきたんですが、今の議論は我々の考えと全く違うんですね。  我々は安倍内閣で何をやったかというと、最低賃金も上げようと。十五円、十六円、十八円……(発言する者あり)上がっている幅が全然違いますよ。幅が全然違いますよ。...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御指摘は、内閣府の経済見通しの数字の比較だと思うんですけれども、OECDとか世銀との差は、やはり、もう御存じのことのように、暦年か年度でやっているかというその差も見なきゃいけません。  ただ、委員が御指摘になりましたように、去年の最終クオーターは弱含みであ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどの私の話は、差があるということを言っただけでありまして、どちらにという話は言っていないというところはぜひ御理解いただきたいと思います。  それと、今の御指摘なんでございますけれども、ですから、先ほど、注視していかなければならない。間違いなく、ファンダメンタ...全文を見る
○石原国務大臣 委員が御指摘いただいたのは、経済・財政再生アクション・プログラム、そこで社会保障を中心に積み上げていくということになっておりますが、定量的なものであって、物足りないという御指摘でございますので、ここの部分はしっかりと、しっかりとそこの部分で稼がないと、なかなかうま...全文を見る
○石原国務大臣 縮小均衡はやはり避けなければならない。すなわち、生産年齢人口がこのように減ってきている中で、国力をどうやって維持していくか。先ほども御議論のあったTPPというものは、やはり、経済を八億の経済圏に広げていく、そういう意味では一つの経済の成長戦略。  ですから、経済...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○石原国務大臣 これは、もう委員御指摘のとおり、経済分析モデルとして定点でやっていて、時間軸がないんですね。一方、世銀が出しましたものは時間軸があって、二〇三〇年。静学モデルだと御理解いただきたいと思います。
○石原国務大臣 データを積み上げていけば時間軸というものが出てくるんですけれども、今回の試算は、静学、要するにどういう形になるかというものを試算したもので、時期というものは明示できておりません。
○石原国務大臣 先ほども申しましたように、これは定点の静学モデルなんですよね。  ただし、御理解をいただきたいのは、これもきのう議論になったんですけれども、品目別に積み上げていく手法じゃなくて、マクロのGDPに対する影響のシミュレーションで、こういうことをやったらこういうふうに...全文を見る
○石原国務大臣 入っていると考えております。
○石原国務大臣 これもお話をさせていただきましたけれども、自動車といいましても、完成車の輸出というのは全体の三割なんですね、百五十万台。そして部品は、発効しましたら、きょうはちょうど署名式が行われたんですけれども、すぐに八〇%まで下がるわけですよ。そういうことを受けますと、日本の...全文を見る
○石原国務大臣 外交交渉に携わられていた委員であるならばわかると思いますけれども、一〇〇%一方の国が勝つという外交交渉はないんです。  きのう、フォードの話をさせていただきましたけれども、アメリカで売れている、例えばフォードのF一五〇というピックアップトラック、大変排気量が大き...全文を見る
○石原国務大臣 私は自動車メーカーの経営者じゃないですから、どの車をどこでどうつくるかということには言及をしておりません。しかし、この交渉改定の中に……(発言する者あり)サンダーバードじゃないですよ、話をちゃんと聞いてください。F一五〇というトラックの話をしたんです。  ですか...全文を見る
○石原国務大臣 私は内閣府の担当大臣でございますので、経営についての御質問は経産大臣にお聞きいただきたいと思います。
○石原国務大臣 趣旨がわからないんですけれども、経営側が日本でピックアップトラックをつくって輸出をするという状態には今はないんです。それは御承知のことだと思います。
○石原国務大臣 これも私が答弁していいのかわかりませんけれども、委員の御指摘のとおり、法人税の税率が下がれば企業は利益がそれだけ多くなる、利益が多くなればいろいろなところに投資も行う、賃金も上がる、そういう意味では経済は活性化すると考えております。
○石原国務大臣 私の答弁を非常に曲解されていると思います。  自動車関税については、TPPの関税撤廃期間の最長の三十年ではなくて、二十五年であります。  そして、私が経営者の判断によると言ったのは、何を話したかというと、経営者の方というのは、ピックアップトラックもそのメーカー...全文を見る
○石原国務大臣 もう既に答弁をさせていただきましたように、静学モデルと動学モデルのマクロ計算の指標は、時期が出るものと出ないものと差があるわけですね。それは当然であります。ただ、GDPをどれだけ押し上げるか、国の経済をどれだけ拡大するかということにおいては同じだということを申し述...全文を見る
○石原国務大臣 何度も申しますとおり、指標を入れて、時間軸は今回のモデルには入っていないんですね。時間軸の入っているモデルとGTAPモデルと比べても、GDPをどれだけ伸ばすかということについて同じ数字が出ているということを話しております。
○石原国務大臣 分析の話をされているのか、個々の影響評価の話をされているのか、GDPがどれだけのものの拡大をしていくのかという議論によって、そのマクロ分析モデルをどう見るかというのは違うわけですね。  何度もお話しさせていただいておりますように、このモデルは、GDPがどれだけ広...全文を見る
○石原国務大臣 経済分析モデルが静学モデルである以上は時間軸がないということを申し述べさせていただいているわけであります。
○石原国務大臣 何度も申しておりますように、GDPへの影響をシミュレーションしておりますし、他の影響評価も、動学的に見て、二〇三〇年に二・六%あるいは二・五%というものが、我々の調査と同じようになっているということは御理解いただきたいと思います。(発言する者あり)
02月05日第190回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石原国務大臣 委員が今回、軽井沢でのあの痛ましいバス事故を取り上げ、規制緩和と経済成長の問題の御議論をいただいていることを今ずっと拝聴させていただいてまいりまして、私も行政改革・規制改革担当大臣をさせていただいて、規制緩和の必要性、そして安倍内閣になりまして岩盤規制ですよね。農...全文を見る
○石原国務大臣 定量分析の話は昨日大分させていただいたんですけれども、そういう個々のものの推定値は、どの段階でどれだけふえるという試算は内閣府として持っておりません。
○石原国務大臣 すぐやめますので。  整理いたしますけれども、農産品については輸出入がそのままであるんです、農産品はあるんです。工業製品はないんです。工業製品はないんです。
○石原国務大臣 先ほど言ったんですけれども、ちょっとうまく伝わっていなかったので、もう一回。  まず一番最初の、総理が挙げられている三品目についてお話をさせていただきますと、眼鏡はありません。陶磁器も試算はありません。お茶についてはございます。  それはなぜかといいますと、き...全文を見る
○石原国務大臣 総理の御答弁の前に、これは大変貴重な資料だと私も認識しておりまして、というのは、やはり一般労働者とパートが分かれているところでございまして、一般労働者が相対的に下がっている、実質でございますけれども、考えられる理由は、やはり、高額所得者の方が抜けて、六十歳からまた...全文を見る
○石原国務大臣 名目GDPの話は、もう総理がされました。実質も十二兆ふえております。消費の方でございますけれども、この二〇一五年の七月期と政権発足時を比較いたしますと、ほぼ同水準ということでございます。実質でございます。
○石原国務大臣 デフレ状態ではなくなっている中で、委員御承知のとおり、消費税の増税というものも国民の皆様方にお願いをいたしました。  そんな中での実質の具体的な数字でございますが、先ほどのお答えと同じように、政権発足時、三百八兆三千億円。一五年の七月—九月で見まして三百七兆七千...全文を見る
○石原国務大臣 客観的な数字だけ、総理の御答弁の前にお答えさせていただきたいと思います。  これも委員御承知のことだと思いますが、昨年の冬を思い出していただければわかりますように、七十年ぶりの暖冬。この暖冬要因というものは、エネルギー、あるいは暖房器具、衣料、この個人消費の大変...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石原国務大臣 ただいま越智委員と財務大臣の御討論を聞いておりまして、やはり委員御指摘のとおり、経済が発展していく上では人口というものは大変大きなファクターである、そして、それをこの安倍内閣としてどのように取り組んできたのか。  今委員は、経済財政諮問会議の「選択する未来」委員...全文を見る
○石原国務大臣 政府の統一見解を改めてもう一度申し述べさせていただきますと、税収の上振れについては、経済状況によって下振れすることもあり、基本的には安定的な恒久財源とは言えないと考えられる。アベノミクスによる経済の底上げによる税収増をどう考えていくかについては、経済財政諮問会議に...全文を見る
○石原国務大臣 明確な定義ということではございませんように聞かれているかと思いますけれども、アベノミクスによりまして間違いなくデフレ状況からは脱却しつつある、しかし、デフレ脱却というところにはまだ至っていない。デフレ脱却、経済再生に向けたトレンド、そちらの方向性に入っており、この...全文を見る
○石原国務大臣 同じような御答弁になって恐縮なのですけれども、先ほど申しましたように、経済の底上げによる税収増というものがどんなものなのか、経済や税収の安定性、すなわちこれが絶えず構造改革によって生み出されるものなのか、分析、検討を踏まえて経済財政諮問会議で議論をしていただく、こ...全文を見る
○石原国務大臣 名目GDPというのは、言うまでもありませんけれども、一年間に、付加価値、どれだけのものを生産したかということの合算だと思います。そこには当然、輸入の部分はマイナスに作用します。今回のモデルでは、輸出と輸入を相殺されるという形でモデルをつくりました。  今、私、聞...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど玉木委員に御答弁させていただきましたとおり、TPPによりまして輸出と輸入の両方が増加するとして、当然、GDPの寄与分であります純輸出はほぼ相殺させるというのは、名目GDPの算出の上で当然でございます。しかし、TPPというのは、輸出も輸入も双方ふえますから貿易...全文を見る
○石原国務大臣 何度もお話をさせていただいておりますように、貿易分析は、GDPがAという状態からBという状態になったとき、何がどう変わるか、どういう成長メカニズムによってなるのかということを分析しておりますので、当然、TPPにより輸出と輸入の両方が増加するという仮定を置いて、その...全文を見る
○石原国務大臣 これは前回も福島委員と議論になったわけでございますけれども、GDPのGTAPという貿易の分析モデルが何を指すかということでございますけれども、名目としてどれぐらいの経済成長があって、それに至るには、このTPPという成長メカニズムが、どういうものが入ってきてこういう...全文を見る
○石原国務大臣 今の福島委員と森山農林大臣との議論の中で欠けている点が私は一点あったと思ったのは、やはり、国内対策を全く何にもやりませんでしたら委員の御指摘のとおりになりますし、国内対策を行うことによって、農林水産省の出した試算は、生産量について言うならばプラス・マイナス・ゼロで...全文を見る
○石原国務大臣 私は、高鳥副大臣をお父様ともども大変存じ上げておりますが、意思が強く、そして国を思う、本当にすばらしい政治家だと思っております。
○石原国務大臣 委員が御指摘のとおり、交渉でございますので、さまざまな交渉経過というものがあると思いますけれども、これももう委員御承知で御質問されていると思いますが、このTPP交渉に参加する前に署名した、甘利大臣の言葉で言いますと秘密を守る、霞が関の言葉で言いますと保秘契約、これ...全文を見る
○石原国務大臣 これも、委員はこの問題の専門家でございますので、そのやりとりも含めて、経過については、誰がどう言ってこう言ったからこうなったといったような相手国のある話はお話しできないというのが大原則だと考えております。
○石原国務大臣 私も、足らざるところを、これまでの委員の閉会中審査等々の御議論を読ませていただいたのでございますけれども、甘利大臣も、どういう姿勢で交渉に臨んだか、こんな話はされております。そういう点については聞いておりますので、これからもお話をさせていただければと思っております...全文を見る
○石原国務大臣 我が国のものを何だということになりますと、それに対して何であるよというような反論を必ず思い起こしてしまう、想起してしまいますので、その点も含めて出せないということで御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 交渉でございます。経過があるということは私も重々承知しておりますけれども、例えば、先ほど来議論になっております農産物の関税率の問題についても、オファーとリクエストのキャッチボールの中で、関税の削減期間、チーズの話がございましたけれども、何年目までかち取ったとか、そ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど委員が保秘契約のレターについて英語の原文を御紹介いただきましたけれども、このひな形がどういうものであるかということも含めて、あることは承知しておりますけれども、お答えできないというのが政府の立場でございます。
○石原国務大臣 もう少し詳細にお話をさせていただきますと、交渉の過程を明らかにしてはならないというこの保秘契約は、交渉の最中の文書を一定期間開示しない、そして、各章の規定がどういう趣旨で設けられたか、協定の内容の詳細について、そういうことについては、必要な御質問に対して丁寧にお答...全文を見る
○石原国務大臣 国際交渉と国会での御審議のありようでございますが、この交渉に参加をするというときに政府として約束をしていることでございますので、政府としてはその約束を遵守してまいりたいと考えております。
○石原国務大臣 これも専門家である福島委員は御承知のような御質問だと思うんですけれども、TPPに限らず通商交渉においては、見直し、再協議に関する項目が提示されているということが一般的であります。TPP協定案においても、複数の分野で見直し、再協議に関する規定が設けられている、契約書...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどちょっと長々と附属書の方の文言を御披露させていただきましたとおり、協議をするということでございます。
○石原国務大臣 これも先ほどから御答弁させていただきますとおり、交渉の過程というものは明らかにすることが、申しわけございませんができません。  しかし、こういう結果になったということについて、御質問がございましたら丁寧に御回答させていただきたいと思います。
○石原国務大臣 これも委員御存じの上で質問されていると思うんですが、協定、経済連携協定というのは相互主義なんですね。  アメリカの附属書二—D、関税率表のところを若干読ませていただきたいと思うんですけれども、米国及び他の国または関税地域の関連する法的手段、米国が当該他の国または...全文を見る
○石原国務大臣 相互主義ということで、日本側もアメリカに対してお話ができるということでございます。
○石原国務大臣 これも前回の議論で福島委員と議論をさせていただきましたが、十四兆円GDPを押し上げる、すなわち二・六%の拡大ということを試算させていただいているところでございます。
○石原国務大臣 これは、GTAPという貿易の経済分析モデルの中で積み上げたものを鉱工業製品では入れていない。それはすなわちどういうことかと申しますと、日本はもう既に鉱工業製品の九九・九%を過去のEPA等々で関税をゼロにしております。そういう意味では、この分野においては、守りではな...全文を見る
○石原国務大臣 当然、かさ上げになると思います。  平成二十五年のモデルは、関税が全て撤廃されるという前提で、これも先ほど議論になりましたけれども、対策を一切打たないということでございますので、数字で申し述べさせていただきますと、先ほど十四兆、二・六%という数字をお示しさせてい...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど貿易に関するGTAPの経済分析モデルのお話をさせていただきましたが、その点については考慮をしておりません。
○石原国務大臣 委員が御指摘されましたアンチダンピング措置について、やはり訴訟合戦になるようなことは避けなければならないというのは、これは当然でございます。透明性及び適切な手続を推進する措置というものを今回の協定の中に盛り込んでおります。
○石原国務大臣 先ほどアンチダンピングにつきましての透明性の話を確保したというお話をさせていただきましたが、御党が二〇一一年に作成された主なルールという資料によりますと、アンチダンピングについては、事前通報の手続を規定できればよい、そのように書いてありますので、皆様方と同じような...全文を見る
○石原国務大臣 これも先ほど御答弁させていただきましたけれども、農林水産物の生産額への影響についてでございますけれども、関税率一〇%以上かつ国内生産額十億円以上の品目である以下の十九品目、米、小麦、大麦等々でございますけれども、その農産物と十四品目の林水産物を積み上げていったとい...全文を見る
○石原国務大臣 決して矛盾しているとは思わないんですね。  というのは、日本からアメリカに完成車で渡っておりますのは百五十万台、その中に、十五年後から軽減の税率が、関税が入ってまいります。委員御指摘のとおり、ピックアップトラックについては三十年間固定でございます。それは委員の御...全文を見る
○石原国務大臣 今後の農業政策については農林大臣にお話をしていただきたいと思うのでございますが、委員御指摘のとおり、私は、マークアップというものを、農林調査会の顧問になりまして初めて知りまして、各品目ごとに政府が徴収するわけですね。それを財源として国内対策を行っている。非常に合理...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと整理させていただきたいんですけれども、損害賠償については、先ほど大臣が答弁したとおりでございます。  今、緒方委員が御指摘になったように、例えば、アメリカの企業が、日本のこういう規制があるからおかしいじゃないかというようなことを仲裁廷に出したとしても、仲...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が私の所掌事務をお話ししていただきましたけれども、本当にたくさんの、そして安倍内閣にとりましても、また日本国にとりましても非常に重要な責務を担当しているという思いで緊張して臨ませていただいております。  今御質問のございました甘利大臣とのやりとりとい...全文を見る
○石原国務大臣 高井委員の御質問は甘利大臣とどのように話をされたかということでございますので、最初のお話をさせていただきましたけれども、困ったことがあったらいつでも相談に乗る、そういう温かい言葉もいただいております。
○石原国務大臣 きょうの午前中も議論になったところでございますけれども、TPP交渉というのは、日本も含めまして十二カ国がさまざまな国内問題を抱えつつ協議に臨み、五年という長い年月をかけて昨年の十月に暫定合意し、先週、二月四日でございますか、署名に至ったという性質のものでございます...全文を見る
○石原国務大臣 今委員がお話しになりましたTPP交渉における知財の分野でございますけれども、やはり、権利を保護するという話と、委員が後段お話しになりましたような利用促進との兼ね合いだと私は思うわけであります。バランスをとりながら交渉された結果が全てでございます。  そんな中で、...全文を見る
○石原国務大臣 今法務大臣が御答弁されたとおりなんですけれども、委員の御懸念は、要するに、実際に損害があった金額よりも、法律をつくって巨額の賠償を請求する制度がアメリカにある、これに日本の企業が適用されて、このような、実損よりも大きな損害額を取られるのではないかという御懸念ではな...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま文科大臣が御答弁しましたとおり、制度の設計についての裁量権が、我が国にこの賠償制度についても委ねられているということは、民法と整合性のあるものを今文化庁の方で御検討し、その後、法務省と法律的な文言をきっちりと詰めて、できる限り早く委員会に提出をさせていただ...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(石原伸晃君) 鷲尾議員にお答えいたします。  中長期試算の想定及び潜在成長率についてお尋ねがございました。  中長期試算の経済再生ケースにおける全要素生産性の上昇率の前提については、過去の実績を踏まえたものでございます。  潜在成長率は、前提となりますデータや推...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○石原国務大臣 御質問にお答えする前に、冒頭、株式マーケットについての御言及がございましたが、総理大臣から御答弁させていただきましたけれども、状況についての一般的な認識として言わせていただきますと、今回はやはり、ヨーロッパの金融、すなわち、南欧州、そちらの方に対する融資等々に問題...全文を見る
○石原国務大臣 細野委員のお言葉を返すようですけれども、名目GDPというのは、一年間の付加価値の合計から輸入を引いたものであります。ここの部分が二十八兆円、実質でもこの三年間で十二兆円ふえているわけですね。この事実は認めていただきたいですし、都合のいいということを言われましても、...全文を見る
○石原国務大臣 この後、総理が御答弁させていただきますけれども、実質的な数字のことだけはぜひ話をさせていただきたいと思うんです。  先ほど、民主党政権下の実質GDPの伸びの話を細野委員はされましたけれども、あのとき、リーマン・ショックの後、麻生財務大臣がいらっしゃいますけれども...全文を見る
○石原国務大臣 あのとき、私も玉木委員と黒田総裁とのやりとりを聞いておりました。総裁がそのように発言されたことは承知しております。  私は経済財政担当でございますので足元の話をさせていただきますと、足元では、名目の長期金利は、これも委員御承知のことでございますが、低位で推移して...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどの委員の御指摘のとおり、この内閣府の経済財政の連携を分析する計量モデルであるところの経済財政モデルを用いた、ことしの一月に発表された中長期試算の経済再生ケース、すなわち、アベノミクスを浸透していって、経済再生なくして財政再建なしというケースでは、二〇二〇年度...全文を見る
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石原国務大臣 今、後藤田先生の、スポーツを産業化していく、そして、物から事へ、また、行政の方も、コストセンターからプロフィットセンターに。そんな中で、後藤田委員がいつも主張されております、国立競技場も、新しくつくるんだったらフットボールとかベースボールに改修費を任せて、民間に使...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま河野委員が御指摘されましたとおり、私も、甘利前大臣の報告によりまして、TPPの交渉において大筋合意の直前まで論点となりましたのはただいま委員が御指摘になりました医薬品、中でも特に生物製剤、ワクチンでございますが、これのデータ保護期間の扱いで日本の結果が支持...全文を見る
○石原国務大臣 TPPの協定におきまして、海外の企業が我が国の国内制度を理由に市場参入ができないとか、その国内制度をISDSにより訴える懸念を持っておられるという御指摘でございますが、ISDSの部分はTPP協定の中の投資のチャプターのところに規定されている仕組みでございまして、委...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○石原国務大臣 私の過去の発言に対しまして御批判があることは、真摯に受けとめさせていただいております。  これからは、政策と予算を総動員して、日本経済の再生と福島の復興に全力で努めてまいりたいと考えております。
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたとおり、私の過去の発言について御批判があるということは真摯に受けとめております。  安倍内閣は、全ての大臣が復興大臣の気持ちで、福島の復興のために全力で取り組んでおります。
02月19日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○石原国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  安倍内閣で一体的に推進してきた三本の矢から成る経済財政政策のもと、デフレ脱却・経済再生に向けた取り組みは全体として着実に前進しており、...全文を見る
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石原国務大臣 先ほど総理が、政策を総動員してと。  年央に取りまとめます骨太のときに、成長戦略、これまでも、規制緩和あるいは岩盤規制の撤廃、さまざまな政策をとっておりますけれども、そういうものを積み上げて二〇二〇年ごろ六百兆円を達成していく、そういうふうに御理解をいただきたい...全文を見る
○石原国務大臣 松浪委員が御指摘されているとおりの結果になっているんです。  その原因でございますけれども、当時のことを思い出してみますと、消費税が十数年ぶりに引き上げられる、三%上がるということで、駆け込みが非常に大きかった、我々の予想よりもはるかに大きかったというのが一つ挙...全文を見る
○石原国務大臣 御質問にお答えさせていただく前に、先ほど原油の話をしなかったのは、実は、原油価格が下落したのは二〇一四年の十月—十二月期、最終クオーターにバレル当たり二十ドル程度減額したということで、その影響は二〇一四年ではなくて一五年の方に出てくるということで割愛したことをお話...全文を見る
○石原国務大臣 またお答えする前にちょっとお話をさせていただきたいのは……(松浪委員「短くお願いします、時間がないので」と呼ぶ)はい。  先ほど消費者の心理というお話をされましたけれども、やはりデフレマインドをどのくらい消費者の方が払拭されているのかというような、基本的なところ...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○石原国務大臣 お答えいたします。  その理由は、やはり社会保障制度の資力調査、すなわちストックがどのぐらいあられるのか、また、税務の調査をするときにその実効性を高めるなどの効果があるから、今、トクシゲ委員がおっしゃられたようなことに意味があるんだと私も認識をしております。 ...全文を見る
02月26日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○石原国務大臣 佐藤委員にお答えしたいと思います。  もう御存じのとおり、第二ステージの第一の矢は、これまでの三本の矢を束ねて一層強化して、名目GDP六百兆円という目標を明確にさせていただきました。そんな中で、今委員が御指摘になりましたように、昨年の十一月に一億総活躍社会実現の...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま佐藤委員が、大変わかりやすくアベノミクス三年の成果を御説明いただいたと思います。  やはり大きく変わってきているのは、所得と雇用の環境というものが改善している、そして、委員御指摘のとおり、大企業は過去最高益を記録する。  これからはやはり、今委員御指摘...全文を見る
03月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(石原伸晃君) 小川委員御存じのことだと存じますけれども、このTPP交渉は自動車だけの自由貿易を進めるというものではなくて、世界共通のルール、十二か国での共通のルールを作って、今経産大臣がお話をいただきましたとおり、日本から完成車で輸出しているのは百五十万台でございます...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) TPPは原則関税撤廃でございます。しかし、私たちの国には守るべき農業というものがございます。こういう農業をしっかりと守る中でぎりぎりの交渉を行って、部品については経産大臣から御答弁をいただきましたとおり八割、二兆円のうち八割がもう即時撤退でございます。そ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 何度もお話をさせていただいておりますとおり、これは全ての貿易に関する十二か国による自由貿易圏をつくろうという交渉でございます。そんな中で、百五十万台のこの輸出する自動車については、二十五年目に関税が撤廃されるということで御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 何度もお話をさせていただいておりますけれども、TPPはやはりトータルで物を考えていただかなければ御理解がいただけない。  自動車のことを一〇〇%関税を撤廃しろという交渉を行えば、必ず違う反応が返ってくる。そんな中で、私たちはやっぱり農作物というものをし...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) そこが今度のTPPのルールの部分で優れた点でございまして、日本にいながらにしてメード・イン・TPPという形で、中小企業の方々も含めてメリットを受ける。そういうルールを作ったからこそ、自動車メーカーの方々もあるいは自動車部品メーカーの方々も、今回の結果に対...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど経産大臣から御答弁があったとおり、この二兆円という数字はそもそもの交渉の基になります二〇一〇年の数字だと承知しております。詳細についてはもっと細かい数字がございますので、もし必要でございましたら二兆円弱と申し述べさせていただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどお話をさせていただきましたとおりで、私どもはうその数字を言っているわけではございませんで、自工会の統計で、二〇一〇年、米国向けの自動車部品は、細かい数字を申させていただきますけれども、一兆八千二百五十三億円でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどもお話をさせていただいておりますとおり、これは貿易交渉でございますので、日本の企業が全て満額の回答を得る、こういうことはなかなか交渉である以上は難しい。そんな中で、日本の国益はどこにあるのか、こういうことを中心に議論した結果、部品、あるいは鉱工業生...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これも小川委員は御存じのことだと思いますけれども、古くは繊維交渉あるいは自動車交渉あるいは電化製品、こういう分野をめぐって日米の間では大きな摩擦があったことも事実でございます。そんな中で、日本の自動車がアメリカの市民の皆様方の手によって壊される、そういう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 三十年後でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 委員が御念頭にあるのは、全て日本の車をアメリカで販売した方が国力に資する、しかしそれは交渉でございますので、アメリカにもアメリカのすばらしい自動車メーカーがある、そこが何を中心に造っているのか、ピックアップトラックを中心に、今委員が御指摘のこの小型貨物ト...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 小川委員の議論を聞いておりますと、貿易交渉でアメリカが一番得意分野とするところのピックアップトラックに関税をすぐ撤廃しろ。日本の米をすぐ撤廃しろと同じ議論なんですね。  やはり、フォードというメーカーが、日本で一円の円タクに始まったあのフォード自動車、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 詳細な台数については是非経産大臣にお聞きいただきたいと思うんですけれども、実はこのSUVの分類についても違うんですね。ですから、委員の意図されているピックアップトラック、小型トラックについて言わせていただくならば、日本から輸出しているのは百五十台でござい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) トラックも入っております。
○国務大臣(石原伸晃君) 委員の質問の御趣旨が分からないんですね。トラックといっても、大きいトラック、小さいトラック、いろいろあるわけでございます。ですから私はトラックとお答えをさせていただいているわけでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(石原伸晃君) 関税表でいうところの八七〇四でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) SUVというものにもいろいろなものがございます。日本のいわゆる多分委員が念頭にありますSUVはトラックの中には入りません。
○国務大臣(石原伸晃君) 車が詳しく分かりませんけれども、私どもの範疇では乗用車だと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) これは経産大臣がお答えしたとおり、関税上の分類は乗用車に入ります。
○国務大臣(石原伸晃君) 自動車メーカーがなぜアメリカで現地生産をしているのか。これは、先ほどもお話をさせていただきましたとおり、数々の貿易摩擦が日米の間ではありました。しかし、日米は大切な同盟国でもあり、友好国であります。そんな中でメーカーが判断をされて現地生産をされている。そ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 自動車メーカーも、韓国のメーカーと日本のメーカーとで台数も違いますし、性能もニーズも違う、そんな中で日本にはやはり守るべき農産物重要五品目がある、こういう中で総合的な外交交渉で今回の結果が決まり、利益を得ている。  そして、御存じのとおり、関税は、日本...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 詳細は外務大臣から御報告をさせていただきますが、韓国とアメリカのFTAの場合は、米以外の農産物は全て開けているわけであります。日本の場合は重要五品目をしっかりと守った、そういうところもトータルの外交交渉であるということを御理解いただかなければ、この議論は...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 詳細は外務大臣からお答えをするということを言って、米を守ったということを私はお話しさせていただいたわけで、間違っているわけでも何でもございません。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど来お話をさせていただいておりますとおり、私は今、韓国とアメリカのFTAの資料は持っておりません。私の知識の中で米以外のものを開放したということを申し述べたわけで、外務大臣が申しているとおり、詳細は後ほど御報告するということでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 韓国は米以外の農産物は原則的に関税撤廃をしたということを言っていて、残念ながら私は韓国とアメリカのFTAの資料は持ち合わせておりませんので、後ほど外務大臣が詳細にお話をするというふうに先ほどお話をさせていただいたわけでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) よろしいでしょうか。  詳細は持っておりません。しかし、韓国とアメリカのFTAで米以外の農産物については原則関税を撤廃したと、そういうことを先ほど来申し上げているので、それ以外にどういうものがあったかということについては持ち合わせないというのが私の一貫...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 現代の車は、昔、私覚えておりますけれども、三菱自動車のノックダウンを現地で造っておりました。それが技術革新を遂げて、アメリカで大変評判がいい。しかし、残念ながら日本の市場では多くの支持を得ることができなかった。アメリカ市場でも日本の車を愛好される方、韓国...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私の理解力が足りないのか分かりませんけれども、現代もトヨタもすばらしい企業であって、日産もすばらしい企業である、ホンダもすばらしい企業である、互いに切磋琢磨をしているいいライバルだと認識しております。
○国務大臣(石原伸晃君) 私どもの内閣は、ちゃんと農産物については専門家の農林大臣が、また経産大臣もしっかりいらっしゃるわけでございますね。何がお聞きされたいのか。  エレクトロニックなユニットであると承知しております。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど総理の方から、TPP交渉というものは包括的に見ていただきたいと。攻めるところ、守るところ、やはりあるわけですね。委員の御指摘はそこの部分を攻めろと、私どもは農産物を守るというところに焦点を置いて今回の交渉を行わせていただきました。  そんな中で、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) およそ七割でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 詳細につきましては経産大臣が数字を持たれておりますので、私の知識の中にあるのはおよそ七割だと覚えております。
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(石原伸晃君) 税と社会保障一体担当大臣として感想を申し述べさせていただきますと、今、宮沢委員が御説明されたとおり、あのときの税調の協議というものは社会保障よりもすんなり早くまとめていただいたなという印象を持ちました。  そんな中で、今委員が御指摘されたとおり、やはり...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま中川雅治委員が大変的確な世界経済に対する分析を、特にここ、年初のですね、年初からこの二月にかけての世界経済のマネーの動きについて的確な御指摘をいただいたと思っております。  年明け以降のやはり中国の景気減速への懸念、こういうものはやっぱりあるん...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私も、中川雅治委員が今御指摘されたとおり、原油価格の下落によってのプラス面というのは意外に私たちの周りにあるんじゃないかと常々思っておりました。例えばガソリンですけれども、高くなったときは非常に気になるんですが、今はリッター当たり、街道筋見ますと、百円を...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 客観的な事実だけ御説明させていただきたいと思います。  委員のお示しのとおりだと思います。消費税引上げによる駆け込みの反動減というものが我々が予想したものよりも大きかったということも事実でございます。また、物価上昇によります実質所得の減少が消費を押し下...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(石原伸晃君) 二之湯委員御指摘のとおり、アベノミクスをしっかりと回して経済の好循環をつくり、経済を再生成していく。その上で必要なことは、今委員が御指摘になられたように、官に頼るのではない、規制に縛られるのではない、自由に民間が経済を動かしていく、そういう社会をつくって...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) やっぱりこの説明の中で考えていかなければならないのは、デファクトスタンダードをしっかり押さえて基幹部品を押さえていけば日本にはまだまだ発展の余地があると、今、麻生大臣の方から御答弁させていただきましたように、このことは日本のメーカーも承知しておりますので...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 世代が一緒でございますので存じております。歌は下手なもので政治家になりました。
○国務大臣(石原伸晃君) たしか、実在しないホテルではなかったかと存じます。
○国務大臣(石原伸晃君) アベノミクスが、金融緩和、今委員が御指摘になられました質的・量的、そして今度マイナス金利というものが入った異次元のと形容される政策によってデフレからの脱却を目指しているというのは、もう御承知のとおりだと思います。  そんな中で、この金融政策をどうすべき...全文を見る
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(石原伸晃君) 私の方からは、じゃ、月例経済報告をにらんでの現況についてお話をさせていただき、総理の方からはこれからの取組についてお話をさせていただければと思います。  ただいま山崎委員が御指摘されましたとおり、日本の経済は、消費も底堅いものがありますけれども、地域間...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これからの取組については総理の方からしっかりとまたお話をいただくことといたしまして、これまでの経緯とそして道筋について、若干私の方から御説明をさせていただければと思います。  ただいま山崎委員、経済の専門家であられる委員の御指摘のとおりのやはり難しさが...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 除外という言葉、区分はTPP協定にはないということは紙委員も御承知のことだと思います。  平成二十五年二月の日米首脳によります共同声明では、TPP交渉に参加する場合は全ての物品が交渉の対象とされる、すなわち、日本の米もアメリカのピックアップトラック等々...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど、二十五年二月の日米首脳によります共同声明を説明させていただきました。  TPPというのはそもそも例外なき関税撤廃ということが大原則である、しかし、例外なき関税撤廃ということであるならば私どもはこの交渉に入ることはできない、そういう中で日米の両首...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この議論はかなり衆議院でもさせていただいたんであるわけですけれども、除外という区分はないんです。それがないというんであることがけしからぬというのであるならば、交渉には入らないということになってしまいます。しかし、日米の首脳の間で確固たる確約を取ったわけで...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 本当にくどいようでございますけれども、原則的に関税を全て撤廃してしまうというような交渉には我々も入らない、そこは一緒だと思っています。委員は、その除外という言葉がTPP協定にないのがけしからぬ、国会決議にあるじゃないかという御指摘だと思うんですけれども、...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  安倍内閣で一体的に推進してきた三本の矢から成る経済財政政策の下、デフレ脱却・経済再生に向けた取組は全体として着実に前進してお...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○石原国務大臣 委員の御質問の問題点は、TPP協定を実施する上で国内法が十分にカバーしているのか、そしてそれのなされたものが提案されているのかという質問だと理解をさせていただいたんですけれども、これは、TPP協定は条約に準ずるものでございますので……(緒方委員「条約に準ずるものじ...全文を見る
○石原国務大臣 TPP協定というものがございまして、それに対して、先ほども御答弁をさせていただきましたとおり、不安を持たれていらっしゃる方もある。今まさに、農業の経営を安定化させる、攻めの農業を行う、その上で必要なものを提出させていただいたと御答弁をさせていただいたところでござい...全文を見る
○石原国務大臣 緒方委員の必要十分ということが、何をもって必要十分とされるかということは私は存じませんけれども、私どもは、必要であり、そして、この法案によって、TPP協定によって不安を抱いている方々、あるいはTPP協定を実施する上で必要なものを盛り込ませていただいたところでござい...全文を見る
○石原国務大臣 緒方委員が何を求めていらっしゃるのか私にはちょっとわからないんですけれども、私どもは、国内に対して必要である対策が含まれている、そういうものをしっかりと出させていただいたと御答弁させていただいております。
○石原国務大臣 私、質問の趣旨がよくわからなくて本当に恐縮なんですけれども、必要であるからこそ法案として取りまとめさせていただきました。法案に必要である以上は、それが不十分であるならば、不十分なものは提出しないというのは当然のことでございます。
○石原国務大臣 結論から申しますと、委員が御指摘されましたとおり、アメリカにサーティフィケーション、認証ですか、そういうものがあるということは承知しておりますけれども、今回のTPP協定の三十章の五条、効力発生でございますが、「全ての原署名国がそれぞれの関係する国内法上の手続を完了...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(石原伸晃君) 藤本委員の御懸念は、完成車、トラックに対する関税の撤廃が二十五年、三十年、そして、それが早ければ、当然現地というか日本から造っているものの関税が下がるから、そういうものをもっとなぜ求めなかったのかという趣旨での御質問だと思うんですけれども、自動車メーカー...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員の問題意識は、先ほどと同じで、完成車の関税が撤廃されるまで長い時間掛かるわけですし、自動車メーカーとしては七割が現地生産していると。そうしますと、国内の生産が増えないで、その間、それに伴って、このTPPによって雇用が拡大しないと、そういうことを示唆さ...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○石原国務大臣 具体的な改正内容でありますけれども、今委員が御指摘されたように、十一本の法律の改正を予定させていただいております。  関税に関し、原産地手続及びセーフガードに関する手続等の規定の整備に関する法律案は、関税暫定措置法、EPA申告原産品法等々でございます。これが主に...全文を見る
○石原国務大臣 例えば、農業の経営安定対策に関しまして、牛や豚のマルキンの法制化等、こういうものは対策の重立ったものの一つであると認識をしております。
○石原国務大臣 重要な法案については十分な御審議をしていただくというのは当然のことでありますが、どれだけの時間、どのように御議論をいただくかというのは、当委員会あるいはTPPの特別委員会ができましたらそちらで取り計らわれることになると承知をしております。
○石原国務大臣 委員の御指摘のサーティフィケーション、この間も若干議論をさせていただきました。いわゆる認証に関する部分でございますけれども、アメリカでは、自由貿易協定の国内手続において、相手国が必要な措置を講じたかどうか大統領が判断しなければならないという規定が設けられている。 ...全文を見る
○石原国務大臣 これは、前回も御答弁させていただいたわけでございますが、多分委員は御承知の上で御質問をされていると思うんですけれども、要求に応じなければアメリカは締結に応じないのではないかという御懸念からこういうお話になっているんだと思うんです。  しかし、この間、TPPの協定...全文を見る
○石原国務大臣 アメリカが特殊な国だという意味が私には御理解できません。
○石原国務大臣 委員の御指摘は、アメリカは特殊な国であるから、TPPというマルチの国際経済連携協定で自我をこれから通してくるのではないかという御懸念だと聞いているわけであります。  ですから、そういうことはないと私は答弁させていただいているわけでございます。
○石原国務大臣 何度も御答弁させていただいておりますとおり、ニュージーランドに報告をした段階でその国内法の手続というものは終わっているんですね。そのものに対してアメリカが物を言ってくる、そういうことは想定しておりません。
○石原国務大臣 何度も御答弁をさせていただいておりますように、そういうことは想定していないから、ないのであります。
○石原国務大臣 同じ答えになるんですけれども、想定していない以上、要はないわけでございます。
○石原国務大臣 何度もお話をさせていただいておりますとおり、サーティフィケーションを使って過去のEPA等々でアメリカが他国に対してそういうことをやったという記事は承知しております。  しかし、今回のTPP交渉はマルチの協定でございます。ある意味ではガラス細工であります。ですから...全文を見る
○石原国務大臣 今、言葉尻を捉えるわけではございませんが、委員があるかないかわからないとおっしゃられたとおり、我々は想定していないから、ないと答弁をさせていただいているわけでございます。
○石原国務大臣 サーティフィケーションという仕組みがあるということは承知もしておりますし、過去においてアメリカがそのような行為に及んだということも承知をしております。  しかし、今回のTPP協定においては、マルチの協議で、譲るべきところは譲り、守るべきところは守っているわけです...全文を見る
○石原国務大臣 何度もお答えしておりますとおり、私は別に混乱していなくて、丁寧にお答えさせていただいているわけであります。  そういうものを想定していない以上は、ないわけであります。
○石原国務大臣 何度も御答弁させていただいておりますけれども、想定していない以上は、ないわけであります。
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(石原伸晃君) 今委員が準備をされております患者の権利に関する法案の詳細については知り得ませんので、一般論のお答えになることをお許しいただきたいと思うんですけれども、TPP協定においては、投資のISDSを規定する第九章において、十六条で、各国は健康などの目的のために合理...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど一般論として御答弁をさせていただきましたけれども、その点には留意をして政府は取り組ませていただきたいと考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) 予防原則がTPPに入っていなければ、医薬品の副作用について科学的な確証が十分得られない限り規制できないのではないかというような御懸念のように聞かせていただきました。  もちろん、厚生労働大臣がいらっしゃいますので、一般論としてこれもお話をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども一般論としてお答えをさせていただきましたけれども、仮定の上にこういうことが起こるのではないかというような御質問であったというふうに承知をしております。  ですから、委員の御懸念に当たるようなことのないように、十分に慎重に配慮をして取り扱わせてい...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(石原伸晃君) 経済の状況に応じた機動的な対策についてお尋ねがございました。  我が国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなどファンダメンタルズは良好であり、その状況に変化があるとは認識をしておりません。  政府としては、今後とも世界経済や市場の動向を注視...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大久保議員にお答えいたします。  金融緩和政策の出口についてお尋ねがございました。  安倍内閣では、二十年近く続いたデフレから脱却するため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢の政策を推進してまいりました。その中でも...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(石原伸晃君) 中山委員が御指摘のとおり、昨年の十—十二月期のQE、経済成長は若干鈍化いたしましたけれども、二〇一五年通年で見ますと、実質、名目共にプラスでございます。そんな中で、今の御質問は、二〇二〇年に現在の五百兆円強のGDPを六百兆円に持っていかなければならないと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 経済指標の話でございますので、私の方から御答弁をさせていただきたいと思います。  今、又市委員が御指摘をされました二〇一四年十一月と足下の状況を比較させていただきますと、失業率でいいますと三・六%から三・二%に低下、有効求人倍率は一・一〇倍から一・二八...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(石原伸晃君) 委員の御指摘のとおり、今回初めてでございますけれども、中小企業の持つ設備投資、機械に対しまして減税を二十八年度税制改正でさせていただいております。
○国務大臣(石原伸晃君) これは所管が総務大臣になりますけれども、委員と同じような考えを持っている者も党税制調査会にいたということは事実でございますので、御報告させていただきます。
○国務大臣(石原伸晃君) TPP協定に関する情報公開については、交渉、昨年まとまりましたけれども、署名が今年の二月でございますけれども、国会等において丁寧な説明がなされていたと承知をしているところでございます。  もう既に民主党の皆様にも、関税交渉結果や協定の本体の内容、かなり...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは総理も御答弁をさせていただいておりますけれども、マルチの交渉の中で国益を十分に確保することができた、このアジア太平洋地域に八億人、そして三千百兆円のGDPを抱えるところで一つの経済連携交渉ができたということは、もちろん発効してからでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この点については衆議院の委員会でもかなり議論がなされたところでございますけれども、二〇一〇年の数字で申しますと、一兆八千億、二兆円弱の部品、これが日本から、発効された後、八割程度その中の関税がすぐに撤廃されるということで、大変メリットがあるというお話をさ...全文を見る
03月25日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○石原国務大臣 言葉足らずで通じていなければ恐縮でございますが、そのとおりでございます。
○石原国務大臣 この件についても丁寧に答弁をさせていただいてきたつもりでございますし、また、委員からいただきました質問主意書にも、しっかりと答えるようにということで、かなり詳しく書かせていただいたと思っておりますが、委員の問題意識は、違ったら言っていただきたいと思うんです、ニュー...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたサイドレターあるいは口上書、こういうものによって協定の解釈をこういうふうに変えろよというようなことが仮に、仮の話ですけれども、そういうことがあるか、そういうことがあったとしても、そういうことには応じません。
○石原国務大臣 緒方委員は例として、委員の御経験の中で、口上書等々を交わして解釈を変えたり、さらに求めたりするようなことが多々してあるので、そういうことが今度のTPP協定においてもあるのかないのかという御質問というふうに理解をさせていただくならば、ございません。
○石原国務大臣 基本的にないという解釈でございます。
○石原国務大臣 委員が、基本的にあるんですか、ないんですかという御質問でございましたので、基本的にない、ないということでございます。
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(石原伸晃君) 年央の取りまとめにこういうことも、もう総理から指示をいただいておりますので、取りまとめの中にしっかりと書き込ませていただきたい方向で検討させていただきたいと考えております。
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(石原伸晃君) 数字だけお話をさせていただきたいと思うんですけれども、今、日銀の方から答弁をさせていただいた三〇・九%のうち八三%の方は銀行口座か証券口座を持っているんですね。ですから、一七%に三〇・九を掛けていただきますと、大体、家計調査と同じように、持っていない方の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) TPP協定のISDS項目、すなわち投資の第九章の十六条でございますけれども、各国は健康などの目的のために合理的な規制を行うことを妨げるものではないと明記をさせていただいております。  また、委員の御懸念になっていらっしゃるところは、多分その附属書のⅡに...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) それは、そもそもTPP委員会がどういう形で物事を決めていくかということに懸かっているんだと思います。決定は全会一致が原則でございますので、意向に反するものには我が国はいいと言いませんので、委員の御懸念は当たらないと御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 詳細は厚労大臣の方がいいのかもしれませんが、医薬品についてでございますけれども、特許を取得した後、通例でございますが、製造販売承認をするまでやはり治験を要するので時間が掛かると。そうしますと、医薬品に係る特許期間を最長五年間、今委員が御指摘されたような制...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○石原国務大臣 ただいま河野委員が御指摘になりましたとおり、一億総活躍社会の実現に向けた中で、今春に取りまとめますニッポン一億総活躍プランに向けて検討すべき方向性として、イノベーションの創造力を強化するための外国人材の活用を掲げさせていただいております。  これまでの成長戦略に...全文を見る
○石原国務大臣 リーマン・ショック級の危機というのは、やはりインベストバンクが倒産をしたり、また、大串委員が御指摘になりましたように、その前兆として不良債権の問題が表面化する、そういうような事案があってあの事態を引き起こしたというような御分析でございます。  私も、ちょうどあの...全文を見る
○石原国務大臣 今週、予算を国会で、二十八年度予算でございますが、成立させていただいて、その後の記者会見で大串委員が今御指摘されたようなことを総理が言われ、財務大臣に指示されたということは承知しております。  もう既に二十七年度の補正予算の前倒し執行というものも行われております...全文を見る
○石原国務大臣 内閣府として公共事業の執行状況についてしっかりと取りまとめて、連休の前後、どちらになるか、できるだけ早くお示しをさせていただきたい。  その結果、委員が御指摘されたようなことが起こっているかもしれませんし、まだこれは数字が出ておりませんので何とも言えませんし、ま...全文を見る
04月04日第190回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいまスティグリッツ教授あるいはクルーグマン教授の例を出されて、その必要な財政出動について、これは旧三本の矢の二番目の部分でございますが、私も無駄な公共事業は絶対にやってはいけない、無駄な箱物を造ってはいけないと思いますけれども。  やはり橋の架け替...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 最初は財政投資から入り、次は人への投資の重要性について、今、二之湯委員は御指摘されたと思います。もちろん、こういう日本の社会だからこそ、将来の人々への投資、将来を担ってくれる若い方々への投資というものは非常に重要でございますし、成長戦略の中でも人材育成と...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員が御指摘されておりますスポーツビジネスというのは、日本では大きく発展していく可能性というのは大きいと思います。ついせんだって終わりました高校野球しかり、あるいは、お相撲しかり、プロ野球開幕しましたけれどもプロ野球しかり。しかしながら、今委員のお話を聞...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先般も他の委員会で山田委員から御指摘をされまして御説明をさせていただきましたが、昨年来総理からも指示が出ておりますので、国全体で、近視眼的ということで自動運転の例を出されましたけれども、自動運転のシステムについてもメーカーによって日本は違うと。それに、や...全文を見る
04月05日第190回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、環太平洋パートナーシップ協定を締結し、これを実施するため、必要な関係法律の規定の整備を総合的、一体...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 整備法案の成立の後に他国から修正等の要求がなされることはないのかというお尋ねがございました。  環太平洋パートナーシップ協定、いわゆるTPP協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律は、TPP協定を実施するために必要不可欠なものとして、関連する国内法の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 情報開示についてのお尋ねがございました。  TPP交渉については、これまでの交渉会合の期間中や会合終了後に適宜記者会見を行い、情報提供に政府としては努めてまいりました。また、大筋合意後には、地方開催も含めて多くの説明会を実施してまいりました。  この...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 公明党の提言が政府の政策大綱などにどのように反映されているのかというお尋ねがございました。  昨年十一月、公明党から、TPPに関する総合対策に向けた提言が政府に提出をされました。その中には、中小企業等が海外で活躍できる環境の整備に向けた施策、国内産業の...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第2号
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○石原国務大臣 ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、環太平洋パートナーシップ協定を締結し、これを実施するため、必要な関係法律の規定の整備を総合的、一...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○石原国務大臣 交渉結果を踏まえて分析をさせていただいたものであるということが第一点でございます。  その上で、今委員が御指摘になりましたとおり、TPPの合意内容が、貿易コストを引き下げる、これは当然でございます。例えばですけれども、原産地規則の統一によって事業者の方の負担とい...全文を見る
○石原国務大臣 大綱の中に示されておりますが、今、グローバルハブについて宮腰委員の方から御言及があったと思っております。  やはり我が国は、主要国に比べまして、いわゆる二国間の自由貿易協定、FTAのカバー率というものが大変低くなっております。そうした中、関税だけではなくて、投資...全文を見る
○石原国務大臣 委員が御指摘いただいたように、中小企業も、それと、やる気のある農家も、日本のすばらしいプロダクツを海外に輸出していく、そういうメリットというものはあると思います。しかし、やはりバックアップは必要だという委員の御指摘も、また的を得ているのではないかと思います。  ...全文を見る
○石原国務大臣 福井委員から、歴史に立って、このTPPと我々日本が、また世界の経済圏がどういう位置にいるのか、大変大きな御質問だと思います。  私の経験から言わせていただきますと、ガットのウルグアイ・ラウンドで初めて米が日本に入ってくる、あのときのインパクトというのはすごかった...全文を見る
○石原国務大臣 これは外交交渉全般に言えることでございますので、第二次安倍内閣以来、外務大臣をお務めになっている岸田外務大臣が非常に気にされている点だと私も思います。今委員の御指摘のとおり、協定であります。そして、先ほど総理から、ガラス細工の上に成り立っている、信頼がなくなったら...全文を見る
○石原国務大臣 福井委員がつくっていただきましたこれは非常にわかりやすいと思います。現実にこういう御懸念があったということも、私も、歩いた感じでも事実だと思いました。  今の御質問は食の安全、安心ですけれども、日本が既に締結をしておりますWTO協定の中の衛生植物検疫措置協定、い...全文を見る
○石原国務大臣 私も、何で国民皆保険制度が崩壊するというような話が表に出るのか、非常に不思議に思っておりました。  それは、やはりまだまだ十分に説明が行き届いていないのかな。TPP協定の中に、医療保険制度に関して、日本が今行っているものを改めなさいよ、変更しなさいよという規定が...全文を見る
○石原国務大臣 これもすごく誤解があったんだと思うんですね。より開かれた自由貿易体制をつくるということで、政府調達や、今、福井委員が御指摘になりました地方が行う公共投資に外国の企業が入ってくるんじゃないか。  しかし、これも先ほどの話と似ているんですけれども、WTOの政府調達の...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま総理が御答弁されたように、どちらかというと、これまでルールづくりのところに日本が余りコミットメントしてこなかったというのはまた事実だと思います。  しかし、委員の御指摘は、今回は最初からやってきたんだから、どれだけのことがいいのか。今、一つ、コンビニの例...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま鈴木委員が御指摘されました点は、私も非常に重要な点だと思っております。  実は、私が初めてベトナムを訪ねさせていただいたのは平成五年なんですね。すごい前でございます。そのとき、まだ民法もベトナムでは整備の途上であった。そんな中、もう既に日本の企業が出てい...全文を見る
○石原国務大臣 現在留保と将来留保、非常に大切なところなんですけれども、国民の方々にはいま一つ、どう違うのかぴんとこないと思うので、そこからちょっと簡単に説明をさせていただきたいと思うんです。  現在留保とは、現行の法令に定められる措置について自由化に関する規律を適用しない。す...全文を見る
○石原国務大臣 上田委員の御指摘の模倣品ですか、これは意外にきいていると思いますね。同じものを丸々デッドコピーで、新興国に行きますと、日本のものかなと思うようなものを多く見かけます。  TPP協定では、模倣品と海賊版対策の強化を図るために、商標権や著作権を侵害する疑いのある物品...全文を見る
○石原国務大臣 総理がおっしゃられておりますとおり、御質問があれば丁寧に御説明をさせていただきたいと考えております。  ただし、これも午前中の委員会で御答弁させていただきましたけれども、秘密保護に関する書簡がございまして、制約もある、こういうこともぜひ御理解いただきたいと思いま...全文を見る
○石原国務大臣 委員の出されているのは、以前に、ニュージーランドのホームページに載っている秘密保護に関する書簡ではないかと思いますが、制約があるということもぜひ御理解いただきたいと思います。
○石原国務大臣 その点についても、コメントをすることも含めまして御遠慮させていただきたいと思っております。
○石原国務大臣 この点も、きょうの午前中の委員会で岸田外務大臣から御答弁をさせていただいておりますとおり、各国の信頼関係に基づいてこの秘密書簡ができておりますので、この点につきましてもコメントは差し控えさせていただきます。
○石原国務大臣 各国との信頼関係に基づいてこの秘密書簡もできておりますので、コメントを差し控えさせていただきたいと申し述べさせていただいております。
○石原国務大臣 大変恐縮なのでございますが、制限をさせていただくということで御理解をいただきたいと思います。(発言する者あり)
○石原国務大臣 ただいま岸田外務大臣がお話をしましたとおり、書簡の内容も含めて今回は交渉上のやりとりを外部に出さないという形で、秘密保護に関する書簡に二〇一三年にマレーシアで鶴岡首席交渉官が署名をしている、よって、説明をさせていただくこと、コメントを差し控えさせていただきたいとい...全文を見る
○石原国務大臣 内容並びに形式について各国とも出しておりませんし、そのような形でこの秘密保護の書簡に署名をしているということで御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 五万トン、七万トンと、この数字の話は、実は甘利大臣の発言の以前から新聞やさまざまな報道でされておりまして、このような交渉過程がどうあったかということについて、交渉過程でございますので、私の口からはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。(発言する者あり)
○石原国務大臣 同じお答えになってしまうんですけれども、秘密保護に関する書簡の内容についても、御指摘の点につきましても、制限があるということはぜひ御理解いただきたい。  ですから、そういうようなことがあったかないかということを含めて、どういう引き継ぎがあったかということを認めて...全文を見る
○石原国務大臣 どのような議論があったかということをこの場で私があったないかと言うこと自体も交渉の内容になりますので、コメントを差し控えさせていただきます。(発言する者あり)
○石原国務大臣 引き継ぎはございましたが、今委員が御指摘されたような内容についてあったかないかということについてのコメントを差し控えさせていただきたいと申しております。
○石原国務大臣 何度もお話をさせていただいておりますとおり、私の記憶がおぼろげではございますけれども、委員は明確に覚えていらっしゃると思いますが、五万トンとか七万トンとか十七万トンとか何万トンという話は、当時メディアの中にたくさん出ておったわけですね。そのことを含めて、私が甘利大...全文を見る
○石原国務大臣 平成二十五年四月の衆議院農林水産委員会において、TPP交渉に関し、いわゆる重要五品目について、引き続き再生産可能となる除外または再協議の対象とすることとの決議がなされたことは承知しております。  TPP交渉では、我が国が参加する前に九カ国が発表したTPP協定の輪...全文を見る
○石原国務大臣 タリフラインの結果は、今委員が御指摘されたように、全部守るという形に至っていないということは事実でございます。  しかし、当然、交渉でありますから、ハイボールからどんどん両方で交渉していくことが予想されますが、どのような交渉があったかということについてコメントは...全文を見る
○石原国務大臣 これも、委員の御指摘は、要するに、途中で中間合意があったんじゃないか、どこかで何か取引があったんじゃないかというようなことを念頭にこの経緯について御関心を持たれているんですが、先ほど来お話をさせていただいておりますとおり、協定の中に示されていること、アトランタで合...全文を見る
○石原国務大臣 それが、委員が御自身で認められているとおり正しいものか正しくないものかがはっきりしない段階で、そこに記述されているものが正しいか正しくないかわからない以上は、私が正しいか正しくないか、またそうなのかというような御発言はすることができません。
○石原国務大臣 一般論としてお答えさせていただくならば、仮に、どこどこの何とかという資料に今委員が言われたようなことが書いてあって、それを提供した人間が国家公務員であるならば、守秘義務がかかっておりますので、それは当然遺憾なことだと思います。
○石原国務大臣 何度も申しますとおり、事実か事実でないかということが確認できない以上は一般論でしかお答えできませんが、その資料を提供した者が国家公務員であるならば、守秘義務が当然かかっていますから、そういう事実は多分ないでしょう。しかし、あればどうかと聞かれておりますので、大変遺...全文を見る
○石原国務大臣 ずっと仮定の質問でございますので、その事実が確認されていない以上は一般論でしかお答えすることができないということでございます。
○石原国務大臣 先ほど来議論になっている点でございますが、ニュージーランドが秘密保護に関する書簡のひな形をホームページで公表しているということは私も承知しております。  先ほどもお答えさせていただきましたけれども、我が国を含めてTPP協定への参加国は、交渉参加に当たっての秘密保...全文を見る
○石原国務大臣 形についてもコメントを差し控えると先ほど来答弁をさせていただいておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 本当にくどいようなんですけれども、秘密保護に関する書簡の内容も含めて明らかにしないという形で、私どもは、鶴岡さんが政府全権で署名をしている、これは事実でございます。このファクトをもってお答えできない。ぜひ御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 先ほど来、何にも出していない、何にも出していないというお話がありますが、それを表に出すことは非常に国益を阻害するということもぜひ御理解をいただきたいと思います。  そして、秘密保護に関する書簡の内容も含めてコメントを差し控えさせていただきたい。そういう形で各国で...全文を見る
○石原国務大臣 サイドレターの内容については委員からも御説明がございましたし、その経緯というか、当事者からもサインしたことについての事実確認が確認されましたが、なぜこのサイドレター、アメリカとも十数通あると思うんですけれども、やったかということについては、交渉の結果でございますの...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど来総理もお話をさせていただいておりますように、結果についての資料は莫大なものを出させていただいております。  なぜこうなったかということは、相手があることでございますので、その経緯については御容赦をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 なぜということを申しますと、相手が何を望んでいるのか、相手が何を望んでどういうディールがあったのか、これはマルチの交渉でございまして、しかもお米だけの交渉ではございません。そういうことでございますので、経過については御容赦願いたい。  結果については、いろいろお...全文を見る
○石原国務大臣 この点は、福島委員と以前予算委員会で議論させていただきましたが、初期の試算は、対策も打たずに関税が全てゼロになる、言ってみればかなりフラットな形でのケースだったと思います。しかし、昨年発表させていただいたものは、GTAPモデルに必要な条件を入れて、定量的に分析をし...全文を見る
○石原国務大臣 では、ちょっと長くなりますが、また最初からお話をさせていただきたいと思うんですけれども、二十五年の試算、これは、TPP参加予定国の関税が全て即時に撤廃されて、対策、国内対策を全く講じさせないという前提で、関税撤廃の効果だけをお示ししたものでございます。  昨年の...全文を見る
○石原国務大臣 甘利前大臣は、おかげんが悪くて、今、自宅で静養をされている。そういう方に、今、電話をするつもりはございません。
○石原国務大臣 先ほど来ここのお話は議論になっているのでございますが、交渉過程がどうであったか、また形がどうであったかということも含めまして、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 交渉の途中経過に関すること全般に含めて制約がある。  ですから、結果で、先ほどタリフラインの話がございましたけれども、何でこれが欠けているんだとか、そういうことにはお答えすることは可能なんですけれども、なぜ、どうなったか、今委員が、見た、見ないというような話も含...全文を見る
○石原国務大臣 国会決議は私も承知しておりますし、与野党で大変御苦労をいただいた。そして、総理も御答弁させていただいておりますように、これをてこに二割の例外を農産品で日本だけが獲得することができた。また、この方法についても、それでは不十分だ、米の一俵たりとも輸出量をふやすのはけし...全文を見る
04月08日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○石原国務大臣 昨日も御答弁させていただいたんですけれども、先ほどの人物評の話もそうですし、建設的な議論を外交交渉で行っていく上で、お互いの内容は開示しないというのが前提であるということは、もう委員は外交のベテランでございますので、御認識をされているんだと思います。  その前提...全文を見る
○石原国務大臣 これも昨日お話をさせていただきましたけれども、その秘密書簡なるものに関与をする公務員の方々には当然守秘義務がかかってまいると思います。
○石原国務大臣 どの程度外交交渉に関与をしたかによって、国会議員の場合は影響が出てくるのではないかと思います。
○石原国務大臣 何度も御答弁させていただいておりますように、その秘密書簡に署名をしたのは、二〇一三年に鶴岡首席交渉官でございます。その鶴岡首席交渉官には守秘義務が当然かかりますので、国会議員に対してその内容を話すことはできない、こういうふうに御理解いただきたいと思います。
○石原国務大臣 緒方委員の御質問が、書簡に関して守秘義務がかかる者は誰なのかという御質問でございましたので、その署名をした人間を含め、公務員が守秘義務にかかってくるわけでございますので、今委員が御指摘されたようなロジックというものはあるのだと思っております。
○石原国務大臣 委員のイメージされている国会議員、衆参国会議員がいるわけですけれども、どういう方を念頭に、また、政府の中にも衆議院議員の身分の中で入っている人間がおりますので、そこのところが私はちょっとわからないもので、こういう御答弁しかできないということはぜひ御理解いただきたい...全文を見る
○石原国務大臣 緒方委員のように、外務省にいらっしゃって特別な関係があるようなことがあって、そういうことがないかといえば、ないんだと思いますけれども、そういう方でも私はないんだと思います。
○石原国務大臣 委員の前提が、委員が御示しになっている白い印刷物の束を指して、そこの内容についてコメントをというのであれば、その物が何であるのかということを私は認識しておりませんので、御答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたけれども、残念ながら、それが何なるものか、また何であるかも私は存じませんので、これ以上のコメントをすることは控えさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 ちょっと宣伝になってしまうかもしれませんが、私は今COP21、そしてこれからの地球温暖化に関して本を書かせていただいております。そのとき、情報提供として、環境大臣もおいでですけれども、残念ながら私はパリに行くことができませんでしたので、その情報を、国会議員として、...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと質問の趣旨がわからないのは、今委員が御提示をいただいているコピーが何であるかということは、私は残念ながら承知しておりません。そして、その内容も承知しておりません。  そして、一般論として言えば、先ほどお話をさせていただいたように、今回のTPP協定において...全文を見る
○石原国務大臣 本当に申しわけないんですけれども、そのコピーが何であるかが実証されていない以上、そのことに関して私がコメントを差し控えさせていただいているということは、ぜひ御理解をいただきたいと思います。(緒方委員「そんなこと聞いていない。もう一回」と呼ぶ)
○石原国務大臣 何度も話をして恐縮なんですが、そのものが何であるかが私は確認できません。確認できない以上は、そのものについてコメントをすることができないということはぜひ御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 委員がその白いコピーを中心に御議論をされておりますので、私はそれを存じないと。  そして、内閣府として……(発言する者あり)
○石原国務大臣 委員長に申し上げますけれども、私は答弁をしようとしておりました。それに対しまして、やじで答弁が封じられました。これの事実は、やはり、国民の皆さん方の前に本当のことをお話しする上で非常に重要なことだと思います。  全く仮定のものを出して、それの中にあることがどうな...全文を見る
○石原国務大臣 急に白い紙をさっきから出されて、それが何なのかを確認することは、私はできておりません。
○石原国務大臣 私の手元にあるものの中に、理事会でお示しされたこの委員会に提出するというもの、その中に紙がない以上は、そのものが何かということを正式に確認することはできませんので、お見せいただけませんか、それを。
○石原国務大臣 ちょっとアンフェアだと思うんですね。というのは、何であるかがわからないもの、それが……(発言する者あり)
○石原国務大臣 私は、この厚い白いコピーが何であるかを確認する立場にありませんし、それに書いてあることが、政府が関与をしたかしないのかということもわかりません。  私がわかっていることは、西川委員長が本を出されるということを承知しているかといえば、内閣府としては承知している。そ...全文を見る
○石原国務大臣 ゲラのチェックと、委員が示されたものがゲラかどうかであるということは、私は確認できません。(発言する者あり)
○石原国務大臣 私は先ほどから全く否定もしておりませんし、ゲラをチェックしたのかと、そのゲラが確認できない以上は、そのゲラに対してコメントができないということを言っているのであって、そこのところはぜひ御理解をいただきたいと思います。(発言する者あり)
○石原国務大臣 何度もお話をさせていただいておるのでございますが、西川さんが本を出されるという報道を前提に、内閣官房が調査をしたわけであります。今お示しされているもの、あの白いものがそのゲラであるかどうかが確認されない以上は、あの内容について内閣官房の人間が調査をしたかしないかと...全文を見る
○石原国務大臣 総理の御感想はこの後いただくとして、実態についてどうなっているか、若干お時間をいただいて説明をさせていただきたいと思います。  委員の御指摘はもうまさに、昨年の十二月の経済分析というものは、マクロの定量的な分析でございまして、これが成長にどういうふうなメカニズム...全文を見る
04月18日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号
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○石原国務大臣 冒頭、熊本、大分の地震でお亡くなりになられた方々に心から哀悼の誠をささげさせていただきたいと思いますし、緒方委員のお父様も含めて、避難をされている方々に本当に心からお見舞いを申し上げ、そして一日も早い行方不明者の方の発見というものに政府を挙げて全力で取り組んでいか...全文を見る
○石原国務大臣 加糖調製品については、今、岸本委員が御指摘されたとおりで、ココアパウダーとかチョコレート菓子、こういうものに対して要望がありましたけれども、今回は、粗糖とかあるいは精製糖についてはこれまでの枠組みですけれども、そちらの部分については、入ってくるものに調整金という形...全文を見る
○石原国務大臣 一通り目を通させていただきました。
○石原国務大臣 篠原委員のお示しいただいた表に、アメリカがバツバツバツと入っておりますけれども、もうこれは委員御存じのことだと思いますが、オバマ政権の通商政策の最重要課題はこのTPPであるということはアメリカも認めておりますし、また、昨年ですか、総理がお出ましになったAPECの首...全文を見る
○石原国務大臣 具体的な秘密保護に関する書簡についての話でございますので、まず私から簡単に御答弁させていただきたいと思います。  この書簡の内容については各国とも表に出さないということでございますので、その書簡がどういうものであるかということは御勘弁を願いたいと思いますが、秘密...全文を見る
○石原国務大臣 正確な年限は今ちょっと手元にないんですけれども、鶴岡首席交渉官が署名をしたものだと承知しております。
○石原国務大臣 先ほども御答弁をさせていただきましたとおり、この書簡に記載されている内容については、その内容についても公にしないということで加盟国が合意をしているということでございますので、その内容については、制約があると総理が御答弁をされているとおり、制約があるというふうに御理...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど総理からも御答弁をさせていただきましたとおり、日本国がこの交渉に参加する前提として、この秘密保護に関する書簡に署名をさせていただいた。その書簡に署名をしない限り、TPPには、議論にも参加することができませんし、どのような議論がなされている、どういう自由貿易圏...全文を見る
○石原国務大臣 秘密保護に関する書簡につきましては、私の方で、このような議論も過去にございましたので、どこと申すことはできませんけれども、関係国に問い合わせをさせていただきました。  その御答弁は、先ほど澁谷審議官が申したとおり、ひな形を示すということは構わない、しかし、ひな形...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど来お話をさせていただいておりますように、日本はおくれて二〇一三年に、総理が関税の原則撤廃ということを前提としないということをオバマ大統領との間でお約束していただきましたので、私どももこのTPP交渉に参加するということを党として是認をし、交渉に入ったわけでござ...全文を見る
○石原国務大臣 問題が二点ありますので、ちょっと二つお話をさせていただきたいと思うんです。  御党の立場は、二〇一二年の野田政権時代、志位委員長が一月の本会議で御質問されているときから変わっていらっしゃらないのは理解いたしました。秘密交渉には日本は参加すべきではない、すなわち、...全文を見る
○石原国務大臣 ぜひこのTPP協定のそもそもを御理解いただきたいんですが、原則撤廃、ゼロなんですね。そんな中で、例外として、私どもは、今委員が御指摘になりました重要五品目を中心に、農産品についておよそ二割の例外をかち取ることができた。他の国々は、大変この部分はパーセンテージが小さ...全文を見る
○石原国務大臣 本当に恐縮なのでございますが、交渉の経過についてはお話しをできないということでお許しをいただきたいと思います。
○石原国務大臣 御満足いただける回答にならないかと思うんですけれども、結果を申させていただきますと、全ては交渉議決時に決まった、そして、決まったことが全てであるというふうに御理解をいただきたいと思います。  そして、日米の共同声明が二月二十二日にあるのでございますけれども、日本...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど御答弁をさせていただきましたけれども、日米の共同声明、二〇一三年の二月二十二日でございますが、この中で、日本が環太平洋パートナーシップ交渉に参加する場合には、全ての物品が交渉の対象とされること、これは確認をさせていただいております。  そして、今、TPP協...全文を見る
○石原国務大臣 これは、先ほどもお話をさせていただいていますように、交渉がまとまったときに決まったわけでございます。  そして、先ほど来時系列のお話をされておりますけれども、私が申しておりますのは、二十五年二月の日米首脳会談がそもそものスタートで、そのときには、全ての物品が交渉...全文を見る
○石原国務大臣 御満足をいただける回答ではないという前提をつけさせていただいております。  全ての交渉は、決着時に決まったわけでございます。ですから、例外ということも、全てそのときに決まったと御理解をいただきたいと思います。  そして、先ほど来、岸田外務大臣の平成二十六年五月...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○石原国務大臣 改めて私からも、熊本、大分の地震におきまして、お亡くなりになられた方々に対してのお悔やみと、そして本当に不自由な御生活をされている避難者の方々にお見舞いを申し上げたいと思っております。  そんな中で、委員がしっかりと与えられた職責を尽くしていくということには、私...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの笹川委員と農林水産大臣、または消費者庁の方との議論を聞かせていただいて、委員の立つ位置は、消費者また生産者に対して食の安全、安心をやはりしっかりと確保していかなければならないし、消費者のニーズに応える拡大、この拡大していくことがTPP協定に何ら抵触をする...全文を見る
○石原国務大臣 今、笹川委員は、先生御出身の群馬の生産品につきましても、台湾、韓国が輸入を制限しているということに対して不当だというようなお話でございますけれども、ちょうど、これは今、御存じのとおり、WTOにおきまして紛争手続中のものでございますので、一般論として御答弁させていた...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと質問がわからなかったんですが、除外、再協議というような表現はないということは、もう昨日の委員会で明らかになっております。  そのうち、関税を残すラインは、現在、四百五十九でございます。
○石原国務大臣 くどいようですけれども、除外とか再協議ということの確定的な言葉が交渉の中にはありません。そんな中での御答弁になることはお許しいただきたいと思うんですけれども、先ほど私が御答弁させていただいたのは、総ライン数、例えば農林水産物でいいますと、二千五百九十四のうち四百五...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと従前という意味がわからないんですけれども、先ほど来お話をさせていただいているように、四百二十四のタリフラインを残したというふうに御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 今非常に質問がよくわかったんですけれども、先ほど私がお話をさせていただいた四百五十九を、二〇〇七年ベースで、最初の四四三というラインを出させていただきました。  そして、四五九のベースでいきますと、大体カテゴリーが四つあると思います。農産物全般での数字しか今持ち...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど私が申しましたのは、重要五品目の数字を持ち合わせておりませんので、それ以外の全体の数字の中でその数字をお示しさせていただいたということでございますので、若干数字の行き違いがあったのではないかと思います。(発言する者あり)  先ほどお話をさせていただきました...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただいたと思うんですけれども、影響が極めて少ないであろう、そういうものが撤廃ということになったと承知をしております。
○石原国務大臣 先ほどの午前中、私が持っている資料の中に、重要五品目のいわゆる五百九十四ライン、そのうち関税を残すものが四百二十四という数字を持ち合わせておらなかったことは申しわけないと思っています。今その数字を確認しておりますので、それの差がいわゆる委員のおっしゃる百七十であっ...全文を見る
○石原国務大臣 ぜひ御理解をいただきたいと思うんですけれども、TPP交渉は全ての品目をテーブルの上にのせる、そして交渉によってどういう結果が得られたかということについてお話をさせていただきますと、玉木議員のとき以来、また、今福島委員も御議論をされている重要五品目等々につきまして、...全文を見る
○石原国務大臣 これもお話をさせていただいておりますが、除外、再協議ということは交渉の結果によって出てくる。例外という言葉は私どもが使わせていただいている言葉でございますけれども、例外としてかち得たということで御評価をいただきたいと思っております。
○石原国務大臣 これは御答弁させていただいておりますとおり、除外、再協議というものはなくて、交渉の結果出てくる、定型的な言葉というものはこれまでの交渉等々ではないということは、このTPPの議論の中でお話をさせていただいているとおりでございます。
○石原国務大臣 先ほどもお話をさせていただいたんですけれども、除外、再協議というものの定義というものは、定型的にはございません。  そして、この除外、再協議といった内容については、先ほど来お話をさせていただいているように、それぞれの交渉の中で決まった。今回の交渉の中では、TPP...全文を見る
○石原国務大臣 これも何度も答弁させていただいているんですけれども、今度のTPP交渉は、日本国は九カ国に比べておくれて参加をいたしました。そのとき、全ての物品が対象とされるということも承知をしておりました。そして、最初に先行してTPPを議論していた国々は関税全て撤廃、そういう中で...全文を見る
○石原国務大臣 本当に同じ御答弁になって恐縮なんでございますけれども、全ての物品が対象でありますから、そもそもこのTPP協定には、除外あるいは再協議、委員が他のEPAと同等のものがあるのかないのかというお話でございますけれども、全ての品目が対象である、全てのものが関税撤廃である、...全文を見る
○石原国務大臣 同じ答弁になって恐縮なんですけれども、除外、再協議という定型的な定義はございません。交渉の結果の中で……(福島委員「ありますよ」と呼ぶ)今回のTPP協定の中ではございません。ですから、その結果が全てであるというふうに御答弁をさせていただいているわけでございます。
○石原国務大臣 交渉の結果、今例外としてこれを認めるということをとったわけでございますので、その経緯については、申しわけございませんが、御答弁は差し控えさせていただきます。
○石原国務大臣 この話も大分、先週ですか、先々週ですか、させていただいたんですが、それが、皆様方は委員長の書かれたもののゲラと称しておりますけれども、私どもはそれを確認することができませんし、仮にそれがもし委員長のゲラなるものであったら、著作権は委員長に所属しますので、その内容に...全文を見る
○石原国務大臣 申しわけございませんが、そのゲラと称するものに記載されていることについて、私はコメントをする立場にはございません。
○石原国務大臣 そういう御質問でしたら、いついつの記者会見の内容を確認しろと御通知をいただきましたら、確認をして、それが事実であるかどうか御答弁させていただきたいと思います。
○石原国務大臣 質問通告をいただきまして、いつの誰の発言ということを確認しろと言われましたら、確認をして御答弁させていただきますが、委員が本のゲラなるものをかざされて話されておりますので、私はコメントを差し控えさせていただきます。
○石原国務大臣 ですから、いつ、誰々の発言を確認しろと事前に御通告をいただきましたら、議事録等々で確認をして、それにのっとってお話をさせていただきたいと言っているところでございます。
○石原国務大臣 秘密保護に関する書簡につきましては、その内容について明らかにしないということも実は協定を結んだ国の間で決まっておる、これも御答弁させていただいておりますが、これはお話をさせていただくことができないということも、制約があるということも、ぜひ御理解をいただいた上で御議...全文を見る
○石原国務大臣 一般論としてしかお答えすることはできないんですけれども、仮に、外交交渉に従事している人間、これは守秘義務がかかります。守秘義務のかかる人間が、国会議員といえども秘密を漏らすということはありません。
○石原国務大臣 一般論としてお話をさせていただいているんですけれども、仮にですけれども、福島委員の、外交交渉でこういうことがあったのかないのか、そういう問い合わせに対して、答えられるところまでを各役所はお答えになる。しかし、秘密に関する部分については、福島委員といえども、守秘義務...全文を見る
○石原国務大臣 厚労大臣もいらっしゃいますので、TPP協定の中でのざっくりとした話をさせていただきたいと思います。  協定の中でございますけれども、今委員が御指摘されたような民間の医療保険の拡大、あるいは混合診療の解禁といった公的医療保険制度のあり方そのものについて、もっと民間...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども、この社会事業サービスに関係する制度が投資や国境を越えるサービス貿易といった分野で留保要件をつけているというお話をさせていただきましたけれども、協定に適合しない措置を将来採用しても実は協定違反とならない分野を明記する附属書2というところにおいて、詳しくお話...全文を見る
○石原国務大臣 逢坂委員の御指摘は一番肝心なところでございますので、また繰り返しになってしまいますが、明確にさせていただきたいと思うのでございますけれども、社会保険と社会福祉と保健などの社会事業サービスについて、我が国は、将来留保ですか、将来にわたってこれは留保しますよ、仮にその...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。
○石原国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。
○石原国務大臣 畠山委員から三点の御指摘がございましたので、三点ごとにお話をさせていただければと思います。  まず一点目、物品の貿易に関する小委員会。これは、物品貿易の章のところで規定されている事項について検討することを目的として設立されております。大体、過去のEPAにおきまし...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思いますが、裏から読みますと、七年間はこの話はないというふうに御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 ここも大変苦しい答弁なんですが、セットで結果として出てきたということは、私も委員の御指摘のとおりだと思います。  しかし、先ほども政府委員の方から御答弁させていただきましたとおり、大体のEPA交渉には物品貿易に関する小委員会というものがあります。もちろん物品の中...全文を見る
○石原国務大臣 私は、セットという意味は、結果としてこれがセットになっているという意味でございまして、というのは、どこどこでどういう交渉、相手国がどういうことを言ったからこの何々ができたということについては、経緯でございますので、この場でお話をすることができない、制約があるという...全文を見る
○石原国務大臣 四月八日の金曜日だったと思いますけれども、丸山委員とのやりとりを踏まえまして、先週の十一日の月曜日にあの資料を、個々には上げていたんですが、委員からの御指摘を受けまして、トータルなものとして整理をし直してホームページに再掲載をさせていただきました。  その結果で...全文を見る
○石原国務大臣 こちらとしては、例えばタリフラインのところを、先ほども議論になっておりますけれども、どれだけのものを守ってどれだけのものが撤廃になったのか、こういうものも整理をして、数字にはなっていないんですね、記号で例えば維持したもの、じゃないものみたいになっておりますので、こ...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(石原伸晃君) 本村議員にお答えいたします。  震災対策を行う中でTPP審議を行う理由について、また、一度立ちどまって国民理解が得られる段階で審議を深めるべきとのお尋ねがございました。  まず、震災への対応でありますけれども、総理を先頭に、政府が一丸となって、発震以...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○石原国務大臣 まさに中川委員が今御指摘されたとおりだと私も認識をさせていただいております。  新たにFTAを結んだときとの関係は、これまで、ここの委員会でも議論になっておりません。初めての論点でございますので、若干御説明をさせていただきたいと思うんです。  関税撤廃に合意し...全文を見る
○石原国務大臣 佐々木委員が、お地元の北海道で、また北海道は、大変農業、特に乳産品、あるいは漁業において、日本の生産の大なるところを占めていらっしゃる、そんな中で、道民の方々がこのTPPに対して御懸念を持たれている、こういうものにしっかりと説明をしていく上で、委員の御指摘のとおり...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど来、御同僚の議員とのやりとりの中で、農林水産大臣の方から、いわゆる米、小麦、あるいは豚肉・牛肉、乳製品、甘味といったような重要五品目のタリフライン、いわゆる五百九十四ラインのうち、関税撤廃の例外は四百二十四ライン確保した、そして、何をもって守ったかというよう...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま佐々木委員の方から、歴史観に沿って、なぜガットができたのか、そして、そのときの第一次、第二次という世界大戦の人類の教訓、これは以前、福井委員との間でもこの御議論をさせていただきましたけれども、大変歴史的考察に立った御指摘であると今聞かせていただきました。 ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま佐々木委員が資料で御提示いただきましたいわゆる二十八章、国と国との紛争手続、これ以外にも、民事に当たります投資家と国の紛争解決、いわゆるISDS、第九章の方でございますけれども、二種類の紛争手続がTPPでは定められております。  委員がお示しされましたこ...全文を見る
○石原国務大臣 WTO協定そのものについては専門の外ではございますけれども、WTO協定においても、当事国が互いに言い合うということはあるわけでございまして、それに準じてTPP協定のこの紛争解決手段というものができ上がっている。  そして、委員の御指摘のとおり、三十章の分野のうち...全文を見る
○石原国務大臣 大変難しい御質問をいただいたと思います。  私も、実は党の方の総合農政戦略調査会の顧問をさせていただいておりまして、委員が御指摘されるような中山間地域の美しい棚田とか、御苦労されている姿というものは見てまいりました。その姿を見たときに感じますことは、農は国のもと...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。
○石原国務大臣 いつものように、青森のリンゴのリンゴニンジンジュース、本当でございます。ヨーグルト、これにバナナ少々、それにコーヒーでございます。
○石原国務大臣 先ほども累次の御質問にお答えさせていただいたんですが、私も党の方の総合農政戦略調査会の顧問をさせていただきました関係で、さまざまなところも歩かせていただきました。そんな中で、今委員御指摘のとおり、昨年の合意の後、私どもも二百九十回にわたる説明会、あるいは説明等々を...全文を見る
○石原国務大臣 この点は当委員会でも何度も何度も議論になっておりますが、簡単に御説明だけさせていただきたいと思います。  そもそも、見直し、再協議の規定というものは、その他の貿易交渉の中でもスタンダードなものであると認識をしております。  関税撤廃に合意をしている品目につきま...全文を見る
○石原国務大臣 升田委員の熱い思いをしっかりと受けて、やはり国益を害することのないように、農あっての日本である、そういう気持ちを持って取り組ませていただきたいと思います。
○石原国務大臣 ただいま委員が御言及されました、私どもが昨年末に行いました経済効果分析によりますと、TPPによる関税削減といった貿易コストの低下に加えまして、経済全体に占める貿易の割合の増加によりまして、この中に当然食料品も入っております、販路や市場が拡大し、生産性が向上しという...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○石原国務大臣 これももう既にお話をさせていただいておりますけれども、TPP交渉というのは、今は米のお話だけに御言及をされておりますが、日米の間でも、米だけではなく、さまざまなものが二国間の並行協議あるいは本体の協定協議の中で発せられた。これは、相互主義にのっとって、両方が合意し...全文を見る
○石原国務大臣 もう既に御答弁させていただいておりますけれども、相互主義でございますので、当然、双方からでございます。
○石原国務大臣 誤解があるようですけれども、サイドレターは相互主義でございます。そして、双方から提案をする。それは一つの形式でしかございません。
○石原国務大臣 公約を読んでいただければわかりますとおり、聖域なき関税の全ての撤廃ということが前提のTPPというものには、今でももし仮にそうだとするなら私は反対でございますので、そのように書かせていただいたわけでございます。
○石原国務大臣 ただいまの村岡委員の御指摘は、関税率で、例外撤廃、これは工業製品も含めまして九五%ということが結果であるのが実は前提ではないかというお話でございますけれども、私は、これは決して前提ではないと考えております。  と申しますのは、当時の、これは菅内閣でございますけれ...全文を見る
○石原国務大臣 外交交渉でございますので、誰がどこに、というのは、これはマルチの会合でございます、日米だけではございません。そういう予断を持ってこの公約に賛成をしたということはございません。
○石原国務大臣 国会決議が二〇一三年に、森山農林大臣のもとで与野党合意でなされた。そして、その中に、できる限りの情報開示という文言があるということは承知しております。その国会決議にのっとって、協定の概要はその都度お示しされてきたというふうに承知をしております。
○石原国務大臣 委員の御指摘は、二〇一三年の二月のオバマ大統領と安倍総理との首脳会談での安倍総理のオバマ大統領との共同声明、これについて御言及されておりますけれども、これがなければ私たちはこの交渉に参加することはなかった、それだけ意味のあるものだと認識をしているところでございます...全文を見る
○石原国務大臣 委員がおっしゃられているとおり、外交交渉では、交渉参加国が率直で建設的な意見を議論できるように具体的なやりとりを開示しませんし、国際的な信頼関係を損なわないことが当然であるというのはもうまさに委員の御指摘のとおりだと思いますし、先般の当委員会でも、おおさか維新の下...全文を見る
○石原国務大臣 通商協定で、見直し、再協議というものは、大体の場合、入っております。そして、今回のTPPでございますけれども、関税撤廃に合意をしている品目については、要請があれば撤廃の時期について再協議をする規定があります。  一方、委員の御指摘されましたように、我が国は多くの...全文を見る
○石原国務大臣 冒頭、近藤委員が大変厳しい中でも意思を貫かれたということには、同じ政治家の一人として敬意を表させていただきたいと思います。  しかし、今委員が御指摘されました与野党の国対委員長の間で継続審議に合意したという話は、私、佐藤国対委員長と毎日話しておりますけれども、そ...全文を見る
○石原国務大臣 二点あると思うんですね。  事実として、甘利・フロマン会談の議事録、あるいは議事要旨、あるいは発言要旨、あるいは指示、こういうものはないということは事実だと思います。  そして二点目が、委員の御指摘のとおり、この甘利・フロマン会談をどう受けとめるか。これが外交...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど、この問題の二点についての私のお話をさせていただきましたが、後段の甘利・フロマン会談、これが正式な外交交渉であるのかないのか。  記録がない以上、正式に話を二人でしていることは事実でございますけれども、残念ながら、中に、本来、外交会談であるならば、記録をと...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁をさせていただきましたが、私どもは、このTPPの協定並びに農業の政策等々、そのほか十本にまとめさせていただいておりますが、この御審議をしていただく立場でございます。そんな委員会が混乱をしたということについては、提案をしている者として率直に申しわけない...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘をされましたのは、物品の市場アクセスの章の二十七条だと承知をしておりますが、その規定の趣旨は、未承認の遺伝子組み換え作物が微量に混入した作物の輸入の未然防止や発生時の迅速な対応のため、TPP締約国の間で協力を図ろう、そういう趣旨でございます。 ...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御出身の福岡は、いわば東南アジアへのゲートウエーとして大変繁栄をしている地域ではないかと思っております。  このTPP交渉によりまして、アジア太平洋地域に新しい市場が広がるということは、福岡県はもとより、大企業だけではなくて、意欲のある地域の中小企業の海外...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○石原国務大臣 お答えさせていただく前に、熊本地震でお亡くなりになられた方に対して私からも哀悼の誠をささげさせていただきたいと思いますし、また御避難を余儀なくされている方々にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。  そして、大串委員が御指摘されましたように、月例経済報告で、...全文を見る
05月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○石原国務大臣 この表は、松浪議員と議論したことを覚えております。そして、今回修正されたので、モデレートな形になったのかなというのが率直な印象でございます。  総理から御答弁させていただきましたとおり、消費税の五%から八%の増税によりまして、経済への影響ということを見ますと、私...全文を見る
○石原国務大臣 委員のお示ししていただいたこの資料というものが前回よりも精度を増してきたという率直な印象は申し述べさせていただきましたが、その一方で、先ほどもお話をさせていただきましたとおり、我々、財政の中長期の試算の中でローリングオーバーをしっかりとさせていただいております。で...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石原国務大臣 茂木政調会長も産業競争力会議をおつくりになられて、先ほども御開陳されていましたけれども、エネルギー分野、ここの岩盤規制の見直しなど、私はすごく成果を出してきたと思います。そして、その延長線で、これは税制調査会で議論されたわけですけれども、高いと言われている法人税の...全文を見る
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(石原伸晃君) 御承知のとおり、様々な細かい指標については、個人消費がこの夏以降若干盛り返している、その一方で設備投資が落ちてきたものが上がってくる、経済ですから循環しておりますので、総じて緩やかな回復基調が続いているという表現を取らせていただいております。  三十七...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど設備投資の話、個人消費の話、いろいろさせていただきましたが、様々な指標が、今全部を御紹介するには時間が掛かりますので割愛させていただきますが、そういうものを総合的に判断して緩やかな回復基調にある。GDPがこの三年九か月間で名目三十三兆円拡大したとい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 基点という意味を私はどういう指標を基に判断しているのかということでああいう御答弁をさせていただきましたが、今資料を確認しましたら、緩やかな回復基調になったというのは二〇一三年の九月からでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 基点という意味の解釈でそごがあったということであるならば訂正をさせていただきたいと思うんでございますが、これは要するに二〇一三年の九月から、委員が御指摘なされたとおりこの緩やかな回復基調、対前年同月比、あるいは前月比、これに比べて、様々な指標は月によって...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 基点ということで先ほど二〇一三年の九月ということをお示しさせていただきましたけれども、そのときから同じ表現を使わせていただいております。ということは、その前月、二〇一三年の八月の状況は九月のときに比べて悪かった、そういう意味で、福山委員が御指摘されている...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 様々な指標を前年同月比で見る、また、月例経済でございますので、前の月に比べてどう変わったか、その時々の指標を総合的に判断して、基点というのは、三十数か月という数字を示されましたので、二〇一三年の九月ということを示させていただきましたが、その前の月の八月に...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 良くなったということを言うと自慢をしちゃいかぬというふうな話をされましたが、この期間の間にどういうことが起こったかと言えば……(発言する者あり)二〇一三年の八月と九月にこの景況判断というものを変更させていただきました。その間に何が起こったかということを総...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま農林大臣の方からは五千四百四十九億円、農林予算についてお話がございました。  このほかに、TPPを契機に海外展開を行おうとする中堅・中小企業等を支援するための相談窓口の設置、専門家育成研修、鉱工業品のみならずサービスやインフラ輸出を促進するため...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 御指摘のとおりだと思いますし、ページ数が多くなっておりますのは、これはバイの自由貿易協定ではなくて十二か国になっております。ですから、タリフライン、すなわち関税表の部分が各国にそのページ数を占めている。ですから、実質的には千数百ページの内容である。それも...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今厚労大臣から御答弁させていただきましたとおり、他国の利害関係者の参加を認める規定があることは事実でございます。  しかし、舟山委員ももう御承知のことだと思いますが、様々な政策決定プロセスで、我が国ではパブリックコメントという形で利害関係者の意見を聞か...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大変失礼いたしました。  理屈を申し上げさせていただきますと、自由貿易圏でございますので、貿易量、また投資が拡大いたします。それに伴いまして、日本で捉えるならば生産性が高まる、それによって、今委員が御指摘されましたように、賃金が押し上げられることによっ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは再三御議論のある点でございますが、GTAPモデルに、経産省ならば経産省に関連する部分、農業であるならば農林水産省に関係する部分、この数字を機械的に入れさせていただいて打ち出した数字がこの十四兆円。そして、この数字をめぐっては大き過ぎるんじゃないかと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) GDPが十四兆円拡大するというマクロモデルでの計算が目に見える数字でないと言われている御質問なのかと思いますが、先ほど来総理も御答弁をされておりましたが、経済活動が活性化することによっての経済的なメリットのほかに、実は私は、このTPP協定というのは大きな...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今、規制改革等々を行わせていただいております。これまでの私どもの許容している外国人人材、研修制度等々で入ってきている者は当然含まれております。
○国務大臣(石原伸晃君) 今、安倍政権になりまして規制緩和等々を行いまして、また、生産年齢人口が減少する中で一億総活躍、女性の方も御年配の方も、しかしそれでも足らざる労働力というものはこの国には存在するわけでございます。  そんなところにおいて、どういう方に外国から入ってきてい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) TPP担当大臣の職域を外れはいたしますけれども、単純な移民というものについて、今、安倍内閣でそれを認めるという方向で議論はしていないものと承知をしております。
○国務大臣(石原伸晃君) 今総理が明確に再交渉を行わないと断言されました。また、私もこの期間にマレーシア、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアと回ってまいりましたけれども、各国の代表、新しくメンバーが入れ替わっておりますけれども、再交渉はしないと、これは他の国も同じだと...全文を見る
10月06日第192回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 総理が御答弁させていただいておりますように、ですからこそ歳出改革、歳入改革、二〇一九年に消費税を上げさせていただきますが、安倍内閣ではもうこれ以上上げませんけれども、社会保障の支出がこれ以上増えてきて、もうこの間予算委員会で議論があるように、社会保障の支...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま総理が御答弁をさせていただきましたとおり、基礎研究から実用というところが重要で、縦割りであることによってここにタイムラグが出るという事実があったことは承知しておりますが、このAMEDが設立されたことによりまして、ばらばらに支援していたものを、国の...全文を見る
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石原国務大臣 歳入庁の議論は、政府といたしまして、税と社会保険料の性格が基本的に違うということで、一つにまとめることによって徴税率が上がる、保険料の徴収が上がるというふうには必ずしもならない、こういう整理をさせていただいております。  ですから、委員と厚労大臣の間で議論があり...全文を見る
○石原国務大臣 実務的なことなのでお話をさせていただきたいと思うんですが。  国税庁の職員の方には強制的な徴税権限があって、公務員でございます。年金機構の方は非公務員型の独法でございまして、一万二千人の非公務員の方がいる。  御党は行革を看板政策に掲げておられますので御理解い...全文を見る
10月13日第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの礒崎委員の御懸念は、自動車並びにトラックの関税の撤廃が期間が長いと、そういう点ではないかというふうにお聞きをさせていただきました。  しかし、もう自動車の専門家である委員は御承知のとおり、日本の自動車メーカーというのは地産地消、ある意味ではア...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 自動車ということじゃなくて工業製品全体ということでお話をさせていただきたいと思うんですけれども、経済効果分析では、TPP協定により我が国の輸出額の総額の拡大をおよそ三兆円と見込ませていただいております。  工業製品に関しましては、二〇一四年におけます我...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 中野委員にお答えしたいと思っております。  もう総理が再三お話しされておりますように、デフレではない状態をつくり出すことはできておりますけれども、デフレ脱却には至っていない。そういうことで、しっかりとした成長を支えるために経済対策として二十八兆円を組ま...全文を見る
10月14日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第2号
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○石原国務大臣 武部委員にお答えを申し上げたいと思います。  日本の人口構造を見たときに、生産年齢人口の減少というものは一九九五年から始まっております。武部委員のお地元の帯広、釧路、北海道の東部においても、すばらしい農業があるわけでございます。漁業もある。乳業もございます。そん...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員がアメリカの大統領選挙について御言及されましたが、その一方で、オバマ大統領も、協定の本年中の議会通過に向けて努力をしているという旨を九月の国際会議でも表明されております。  先般、私も、アメリカのケネディ大使に呼ばれまして、十二カ国の大使が集まる会議...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま武部委員が御言及されたもの、再交渉というのは非常に重要なポイントであると認識をしております。  TPP交渉はマルチの、FTAやEPAと違いまして、十二カ国が互いの産業を考えてさまざまな意見を出し合い、そして妥協すべきところは妥協しつくり上げられたマルチの...全文を見る
○石原国務大臣 大西議員の御質問は、根源的なところをついているんだと思います。  やはり先ほども御同僚の武部委員にもお答えしたんですが、やはり日本の人口構造、そしてアジアの成長、アジアはこの人口増加でございます。そういう中で、共通なルールのアジアを、パンパシフィックの経済圏をつ...全文を見る
○石原国務大臣 今、大西委員が、ルールが非常に重要だという大変貴重な御意見を言っていただいたと思っております。  TPP協定は関税を下げるだけかとよく言われるんですけれども、そうじゃなくて、投資、サービス、予算委員会でも野党の皆さん方も、三十章もあるんだよ、多岐にわたる分野につ...全文を見る
○石原国務大臣 今、大西委員が大阪弁でTPP何やと、そういう思いがやはりあるので、国会での御質疑の中で国民の皆様方の理解を深めていくということが必要だと思いますし、情報開示していないということは、私は、資料を見ても、そんなことないんじゃないかと思うんです。  先ほど、武部委員の...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま福山委員が、人口という観点からお話をされました。  私、つけ加えるならば、アジアの人口、多いということとプラス、若い人たちが多い、ここも一つ発展の余地がある分野だと思います。そういう方々にとりまして、やはり日本は、クールジャパンと称されますようにあこがれ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの点は大変重要な点だと思います。これは安倍総理も最大に関心を持たれている点でございまして、明確に本会議等々でも、再交渉には応じない。  その理由は、やはりマルチの協定でございますので、一つのパーツを取り出して再交渉しますと、全てが崩れてしまう、そういうガ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま福山委員が言われた国々は、私、訪ねた国もありますけれども、日本のことを見ていますね。すごく日本のことを見ている。  そして、アメリカの大統領選挙で候補者がああいうことを言っている。しかし、私たちはここまでまとめて、自由と民主主義と基本的人権を守る、また、...全文を見る
○石原国務大臣 細かくはこの後お話しさせていただきますが、GDPを十四兆円かさ上げするという影響があるという試算をGTAPモデルを回しまして計算させていただいております。
○石原国務大臣 先ほど来、メリットは経済的な問題と戦略的な意義の二点についてお話をさせていただいてまいりましたけれども、今の御質問にお答えするならば、経済的なメリットがなくなるということは、我が国の経済成長に悪い影響を及ぼすということが一つあると思います。  それともう一つ、岸...全文を見る
○石原国務大臣 詳しくは先ほど塩崎大臣が答弁されたとおり、私どもの制度は変更する必要はございません。それはなぜかと申しますと、これも答えられておりましたけれども、公的保険の部分がいわゆる適用除外となっておりますので、我が国の制度を変える義務は生じないということでございます。  ...全文を見る
○石原国務大臣 結論から申しますと、ありませんでした。
10月14日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○石原国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  景気は、このところ弱さも見られますが、緩やかな回復基調が続いています。経済財政運営に当たっては、これまでのアベノミクスの成果の上に、デ...全文を見る
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○石原国務大臣 まず、冒頭のお話でございますが、日本が率先してやるというのは独立国として当然であるという江藤委員の御指摘は、まさに私は意を得たものだと認識をしております。  そして、再交渉についてでございますけれども、これはやはりTPPというのがマルチの交渉で分野が多岐にわたっ...全文を見る
○石原国務大臣 これはもう既にお話をさせていただいておりますように、今の車の生産というものは地産地消になっております。六百六十万台、北米で日本の車が売られておりますけれども、このうちの四百九十五万台は北米で生産され、残りの百六十万台が輸出をしているわけでございます。  そして、...全文を見る
○石原国務大臣 近藤委員の御指摘は御指摘として、自動車をつくっている日本自動車工業会あるいは貿易会、これらの皆様方は今回の交渉に満足をされております。そこにパーセプションギャップがあるということもぜひ御理解をいただきたいと思います。  そして、詳細については農林水産大臣からお尋...全文を見る
○石原国務大臣 これは、実は普通車、千cc以上の車と六百六十ccの軽自動車の間の性能の差というものは今ほとんどございません。そんな中で、軽自動車をつくっているメーカー、また普通車をつくっているメーカー、この関係を整理させていただきまして一万五千円への増税を決めたということでござい...全文を見る
○石原国務大臣 税制改正というものは、我が国の独自の判断、政府税制調査会、また自民党の税制調査会、これにのっとって物事を決めている、このように御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 断定的に、どなたが言っているというお名前も出さないで、そういうことが事前協議であったと言うのはまた乱暴な議論だと思いますし、軽自動車への自動車税の課税というもの、増税というものは、実は、もうここ五、六年、我が国が安倍政権になりましてTPP交渉に参加を決めさせていた...全文を見る
○石原国務大臣 ですから、先ほどお話をさせていただきましたとおり、我が党の税制調査会では、去年急に話が出てきて物事がすぐに決まるということはなくて、これは、増税になる側、減税になる側、全体でレベニュー・ニュートラルを目指しておりますので、TPP交渉で話が出てきてから急にやったとい...全文を見る
○石原国務大臣 委員の御指摘は、先ほどの議論の中で、COP21の決定の議決が、承認がおくれている、このTPPよりも先にやるのがいいかというところからの御質問だと思うんですけれども、私の立場も、両方とも大切でございますというのが私の基本的な立場でございます。
○石原国務大臣 商業分野で、昨日も私、中京圏を回ってきたんですけれども、そこの中小企業の方を中心に、TPPを利用して海外に出たい方、そういう方を御支援させていただきます、ジェトロが中心でございますけれども、新輸出大国コンソーシアムという支援をさせていただいておりますが、現在、千七...全文を見る
○石原国務大臣 すごい誤解がありますね。アメリカ側は、絶えず日本の軽自動車に対して、午前中も御答弁させていただきましたように、性能が上がって普通車との間に障壁があるんじゃないか、それに対してはずっと言ってきています。  それとは別に、我々が税制調査会でどういうふうにするのかとい...全文を見る
○石原国務大臣 二つのことを一つにしていらっしゃいますね。例えば、車の業界の中でも、軽自動車をつくっていない業界は、軽自動車の税率を上げろとずっと要求をしております。そして、税制においては、税制改正大綱を読んでいただければ、毎年毎年、検討項目というのがあるんですね。その検討項目の...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと誤解があるので、そこだけ訂正させていただきたいと思うんですが、アメリカとの並行協議に鶴岡さんは出ておりませんので、その点だけは御理解いただきたいと思います。
○石原国務大臣 お答えする前に、TPPのいわゆる第七章の二条において、人、動物または植物の生命または健康を保護することが規定されているということの中で、今委員の御指摘された議論は、専門家同士の中で、先ほど判断で紛争になることがあると御指摘されたようになっているとおり、専門家同士の...全文を見る
○石原国務大臣 釈迦に説法でございますけれども、TPP協定では、従来からの国際的な共通ルールでありますいわゆるWTOのSPS協定に基づいて、締約国が、自国の食品の安全を確保するために、科学的根拠に基づいて必要な措置をとる権利を認めている、これが基本でございます。その後、先ほど御答...全文を見る
○石原国務大臣 TPP協定に今言ったようなものが入っているということは事実でございますが、その前に、こうした我が国の制度の変更を求めるものではないということが明記をされておりますので、委員の御懸念は、専門家同士の話の中で出てきたとき、そして、仮にそれで変更するようなことがあれば、...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどもお話をさせていただきましたとおり、再交渉はしないということは、TPPの性格上、一つのパーツをかえてしまうと多くのところに影響するという話は、もう既に総理から御答弁をさせていただいております。  そして、後段の再協議についてでございますが、これも同僚の委員...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの点は非常に重要な点なので、少し詳しくお話をさせていただきたいと思います。  これは附属書の方に書かれている規定でございまして、関係します国は、オーストラリア、カナダ、チリ、ニュージーランド、アメリカでございます。ですから、委員の御懸念は、先ほど私が想像...全文を見る
○石原国務大臣 多分、委員の御念頭にあるのは、いわゆるお米でありますとアメリカ、オーストラリアの連合軍が考えられる、乳製品でありますとニュージーランド。しかし、これは、五カ国はバイでこの附属書で話を握らせていただいておりますので、協定の変更、相互主義でございますので、片側が断れば...全文を見る
10月18日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○石原国務大臣 冒頭、佐々木委員のお地元北海道を初め多くの方々が被災され、また総理も力強く支援に対して柔軟に対応されるということに、私も第二のふるさと北海道でございますので、大変心強く思ったところでございます。また、お見舞いを申し上げます。  本質的な問題でございますので、まず...全文を見る
○石原国務大臣 総理も同じ答弁だと思いますが、その認識でございます。
○石原国務大臣 これは何度も委員会で御答弁させていただいているのでありますが、全てが決まったのは締結したときなんですね。ですから、そのときに全て決まったということで、その途中の経緯、例えばアメリカ側から自動車部品の問題はいつ決まったのかという話は公になっていないように、全てのこと...全文を見る
○石原国務大臣 大筋合意の前についても資料は提示させていただいておりますけれども、国会決議がなされた後、国会決議の原文を訳して、その中に示させていただいているように、相手国に示しているという事実は確認しております。
○石原国務大臣 既に公表させていただいている資料の中に、委員が今御指摘の衆議院、参議院での国会決議なるものを英訳をさせていただいて相手国にお示しをさせていただいたということは、もう既に資料の中で公表をさせていただいております。
○石原国務大臣 先ほど来御議論をいただいておりますとおり、御党の政策判断というものには大変敬意を表させていただきたいと思います。  今、小沢委員が御指摘になりましたGTAPモデルは静態的なモデルでございまして、いつ、個々のものがどうなるという指標ではないということはもう御存じの...全文を見る
○石原国務大臣 この点は私も、今委員が御指摘されました対内直接投資の残高、日本が極めて低い。その理由というのは、いろいろなものがあると思います。働きにくい環境であるとか、子供さんを連れてきたとき言葉が不便だとか、いろいろなことがあると思いますけれども、やはり、お金が入ってくるだけ...全文を見る
○石原国務大臣 当然、人、物、金、これが盛んに動くようになる。  そして、総理がお話しになられましたとおり、ビジネスの分野においては、先ほどの直接投資と一緒なんですけれども、日本が必ずしも海外から入ってきて仕事のしやすい国とはなかなか思われておりませんので、そういうところにも直...全文を見る
○石原国務大臣 一般論として申しますと、WTOと同じで、科学的な根拠に立脚したものであれば、我が国で独自に変えることは可能だと認識しております。
○石原国務大臣 その点につきましては、どのような分析をしたということを今ちょっと調べておりませんので、私の口から科学的か科学的ではないというようなコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○石原国務大臣 先ほどもWTOのTBT協定のお話をさせていただきましたけれども、そういうことで、目的があって必要な範囲で定められていることであるならば、TPP協定もこのWTOのTBTルールに立脚しておりますので、そういうことが科学的に立証されれば、それを排除することは十分可能であ...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと誤解があると恐縮なのでお話をさせていただきますと、ルールとして認められている以上は、これは日本人のメンタリティーに関係する非常に重要な点だと思います。  その所管は厚労省でございまして、この点については審議会等々でたしか、再確認していただきたいんですが、...全文を見る
10月18日第192回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) 木内議員にお答えいたします。  まず、名目GDP六百兆円の実現についてお尋ねがございました。  政権交代後、アベノミクス三本の矢の政策によりまして、デフレではないという状況をつくり出す中で、名目GDPは三十三兆円増加し、国、地方合わせた税収は二十一兆...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 宮本議員にお答えいたします。  経済の好循環と個人消費についてお尋ねがございました。  アベノミクス三本の矢の政策によりまして、過去最高水準の企業収益は雇用の拡大、賃金の上昇につながっており、経済の好循環は確実に生まれております。  御指摘の家計調...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 黄川田議員にお答え申し上げます。  消費税の引き上げ再延期についてお尋ねがございました。  アベノミクスについては、雇用・所得環境が大きく改善する中で、実質賃金は本年二月以降七カ月連続で増加し、個人消費も総じて見れば底がたい動きとなっているなど、確実...全文を見る
10月18日第192回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(石原伸晃君) 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  景気は、このところ弱さも見られますが、緩やかな回復基調が続いています。経済財政運営に当たっては、これまでのアベノミクスの成果...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第5号
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○石原国務大臣 先ほど松野大臣が御答弁をさせていただきましたとおり、発効をもって十一本の関連法は効力を有するわけでございますが、一般論として言わせていただくならば、著作権法と同じように、他の十本の法律も、その法律が必要であるならば、必要性、タイミングを見て判断されるものになると承...全文を見る
○石原国務大臣 TPPを所管する大臣として、このような事態を招いたことは本当に国民の皆様方に申しわけないと思いますし、冒頭、委員が山本大臣をただしましたように、本来、委員は、もっと著作権の話、それに準ずる他の法律案の中でも、先ほど来私も御答弁させていただきました、松野大臣も御答弁...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○石原国務大臣 岡田委員にお答えしたいと思います。  まず一つは、リニアが東京―大阪間につながることによりまして、一千三百万の東京圏と中京圏と大阪圏、ここが一時間で結ばれるということは、ある意味ではここの一つが大きな経済圏になる。そこには新幹線等々もつながっておりますので、そこ...全文を見る
○石原国務大臣 ともすれば、これまでの議論は、東京への一極集中が大変問題だ、それで、大阪に、第二の都として、大阪の発展を図るべきだ。  その一方で、東海道新幹線の人口動態を見ますと、実は、東京―大阪間の利用客よりも、現在では東京―名古屋の利用客の方が大きくなってきているわけであ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されていました、財政審の中で新たなる貸し付けの議論が持ち回りであったということは事実であると思います。  そんな中で、なぜ急いでやるか。すなわち、今さまざまな、名古屋あるいは大阪で国際的な博覧会やアジア大会等々のエントリーというものが実はなさ...全文を見る
○石原国務大臣 やはり、先ほどの議論にまた戻るわけですけれども、大阪圏の没落というか、かつては大阪、東京……(発言する者あり)ちょっと失礼な言葉であったならば訂正をさせていただきたいと思いますけれども、やはり商業の都大阪、東京、こういう形で、私たちが幼年の時代は、この二大都市圏を...全文を見る
○石原国務大臣 何カ月前というような言い方はしづらいと思うんですけれども、当然、税が上がります。そして、今回は、軽減税率とセットになっておりますので、中小企業の方々の、例えばレジシステムの変更や、さまざまな新しい御負担がふえます。そういうことを考えますと、一年前には決定をしていな...全文を見る
○石原国務大臣 やはり、消費税の増税を国民の皆様方にお願いするというのは、今般ももう報道されておりますが、医療費の問題にしましても、年間一兆円ふえております。また、介護を御希望される方々の数も、当初、介護保険をつくったときよりも伸びている。すなわち、日本の人口動向が、かなりの形で...全文を見る
○石原国務大臣 当時の状況と大きく変わっておりますのは、やはり原油価格が一つ違うと思います。一時期、一バレル当たり百ドル近くいったものが、実は三十ドル台まで下落をいたしました。これは、石油を海外に依存する率の高い我が国にとりましては大変プラスなことでありますけれども、産油国にとり...全文を見る
○石原国務大臣 御存じのとおり、私は経済政策、マクロ経済政策担当大臣でございますので、具体的な指標をもって、例えば油の値段が幾ら、あるいは新興国経済の成長率が何%みたいなことは、残念ながら申す材料は持ち合わせておりませんけれども、財務大臣のさまざまな委員会の御答弁を横で聞かせてい...全文を見る
○石原国務大臣 きのうから本会議で、この消費税の延期等々の法案の審議をスタートさせていただきまして、このように閣議決定をさせていただいております。岡田委員は、財政規律の観点から、財政再建の観点から、一日も早く、三党合意にのっとって一〇%にすべきであるという御意見は、私はなるほどな...全文を見る
○石原国務大臣 委員御指摘の、未来への投資を実現する経済対策におきまして、ただいま委員が御開陳されましたものが入っております。すなわち、地方創生回廊とは、都市と地方、地方と地方を結びつける交通インフラを回廊のように整備して、それによって豊かさを全国に広げていくという発想と認識をし...全文を見る
○石原国務大臣 この発想は、これまでは、先ほども御答弁させていただきましたように、都市圏の中に限られて環状道路を整備するとかバイパスを各町で整備するみたいなことで、個々のBバイCによって算出をしておりました。  今回は、この規模が、都市圏が、リニアでいうならば三大都市圏、さらに...全文を見る
○石原国務大臣 冒頭、委員お地元の静岡の話をされましたが、静岡はやはり東西に大変長い県で、伊豆、あるいは中部、また西部において人口流動は大分違うと思います。西部地域の方はやはり名古屋圏との関係から、かなり人が多くなってきていると考えておりますし、そんなことを考え合わせますと、やは...全文を見る
○石原国務大臣 幹線道路の整備については、BバイC、ベネフィットとコストにあわせまして、社会的な外部評価、こういうものを小泉内閣のときから入れさせて建設をさせていただいております。  すなわち、この道路をつくることによって基幹病院への到達率が、一つの例を出させていただきますと、...全文を見る
○石原国務大臣 井出委員にお答えしたいと思います。  今、井出委員は、オリンピックの後の、オリンピックシンドロームというお言葉を使って、浮揚効果があった分、その後落ちるのではないか、こういう御意見だったと思いますが、実はさまざまな見方があるんだと思います。  過去のオリンピッ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの井出委員の御指摘はごもっともでございまして、道路で少し具体的なお話をさせていただきますと、まず都道でございますが、いわゆる環状二号線の整備というものは、選手村と会場とのアクセスで必要になってまいります。そして、委員御指摘のとおり、経済全体を見なければなら...全文を見る
○石原国務大臣 今の点は、経済再生担当という、マクロ経済をつかさどる担当からすればちょっと所掌外ではありますけれども、井出委員は、東京オリンピックのときの内閣のオリンピック担当相というのはどなたか御存じでしょうか。多分、おじい様たちの代の方だと思うんですけれども、河野一郎さんなん...全文を見る
○石原国務大臣 井出委員の御指摘、大変ありがたいところもありますし、また、政府全体で受けとめなければならない御提言がございました。また、私個人の行動についての御示唆もございましたので、しっかりと考えて行動させていただきたいと思います。
10月20日第192回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) 矢田委員にお答え申し上げたいと思います。  持続可能な社会保障制度を確立するために三党合意を経て成立いたしました各般の法律の枠組みに沿いまして、現在、医療、介護等の改革を実施しているところでございます。この中で、委員御指摘のとおり、後期高齢者支援金の見...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○石原国務大臣 委員も、この問題について長くフォローされておりますので。  各国が最終合意をする以前につきましても、実はA4で五百ページほどの情報を提供させていただいております。しかし、機微に触れる各国の利害に関するようなやりとりについては公表していない、こういう整理でございま...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁をさせていただきましたとおり、大筋合意の前段としても、A4判五百ページにわたりまして、でき得る御説明はさせていただいておりまして、委員の御懸念、具体的に出せるもの出せないものということも、当委員会あるいはTPP委員会で御議論をしていただいた答弁のとお...全文を見る
○石原国務大臣 情報開示ということについて言うならば、今委員が御指摘されましたWTOのドーハ・ラウンドにおけます情報開示は、各国が同意をしたものについて公開されているというふうに解しているところでございます。
○石原国務大臣 今、緒方委員が武井政務官とお話をされましたウィーン条約法条約をめぐっての議論というものは、緒方委員と岸田外務大臣の間で繰り広げられたことを私は記憶しております。  そんな中で、私の方からももう既に御答弁をさせていただいたかと思いますが、いわゆる十二カ国、我が国が...全文を見る
○石原国務大臣 神山委員にお答えしたいと思います。  第一ステージは、やはり、大胆な金融緩和、財政出動、そして構造改革、この三つによりまして何が変わったか。  いわゆる名目GDPと実質GDPの逆転現象を解消する。そして、税収は、消費税を合わせてでございますけれども、二十一兆円...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの神山議員の御指摘は、私も聞かせていただいて、ごもっともだと思います。  完璧、完全なる政策というものはないと思いますし、私どもも全ての政策が全て的を射ているとも考えておりません。足らざるところがあることは、これまでの委員会等々で各種の数字を明らかにされ...全文を見る
○石原国務大臣 若干言葉が足りなかったところがあると思うんですけれども、第一ステージというのは、大胆な金融緩和、財政出動、そして成長戦略、そんな中で、構造改革の部分、さまざまなことをやってまいりました。誰も手をつけることのできなかった農協改革、これもまだ現在進行形でございます。生...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたのは、日本再興戦略二〇一六の概要の中で、例えば、新たな有望成長市場の創出で、世界最先端の健康立国へ、市場規模で、これは二〇一一から二〇二〇になったときに十兆円程度拡大する。あるいは、スポーツ等々で、スポーツ産業を成長産業化することによ...全文を見る
○石原国務大臣 今委員が五百億円の企業としてという例は非常にわかりやすいと思うんですが、では、企業と国は何が違うかというと、さまざまな政策の相関関係が複雑に絡み合っています。生産性を向上するといっても、どの分野の生産性、マクロでいえば、製造業とサービス業みたいな割り切り方でその寄...全文を見る
○石原国務大臣 ステレオタイプの、いや、いいんだ、いや、よくないんだという議論は、先ほど神山委員の方から意味がないとおっしゃられておりますので、私も避けたいと思うんですが、やはり、成長戦略、構造改革の分野は結果が出るのに時間がかかるということがあります。  例えば、規制改革など...全文を見る
10月27日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○石原国務大臣 村岡委員にお答えいたします。  この間、議論の途中で終わってしまった話ですけれども、WTOの交渉の中にも再協議というものがございます。それは当然、委員の念頭にあるようなことを各国が望むからこそこういうものが入ってくるんだということは私も同意をいたします。  し...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○石原国務大臣 篠原委員にお答えいたしますが、委員は本当に御専門家であられて、委員がこのTPPの問題にどういうふうに取り組まれてきたかということについては、実は、さまざまなTPP交渉という本を読みまして、筋金入りの疑問を持つ委員であられるということを、私はある意味では大変すばらし...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が、TPP協定とサイドレターのもとに、TPP委員会を筆頭に、小委員会が設けられる規定があるという御指摘をいただきましたが、まさに私もそのとおりだと、共通の認識を持っております。  この小委員会をつくる、あるいはTPP委員会をつくるときの条件も、これは...全文を見る
○石原国務大臣 村岡委員にお答えしたいと思います。  御懸念があるのは、再三にわたり、委員がこの委員会で御質問をされ、また、その御質問の後ろには、そういう御懸念を持っている村岡委員の、農業に従事する支援者の方々等の生の声があるということも私はよくわかります。  しかし、考えて...全文を見る
○石原国務大臣 突然の御質問でございますが、やはり、議会で議論を積み重ねて、しかるべきときが来ましたら物事を決する、そして決することに足らずというときは国会をまたぐ、そして国会をまたいで審議しても議論が収拾されないときは廃案になる、出し直す、こういうことがさまざまな法案で行われて...全文を見る
○石原国務大臣 私は結党後に生まれておりますので、私が議員生活の中で、自民党が、よし、この法案は強行採決で全部決めるんだというようなことを考えているということに接したことは、私は経験としてございません。
○石原国務大臣 総理が申した認識と、私も世代が近いですから、見ておりまして、日本の戦後の復興というものは、まさにクオリティーの高いものを大変精度の高い労働力によって安く生産し、海外に輸出することによって、戦後の荒廃から成り立ってきた。その間、委員が御懸念を再三再四されておりますよ...全文を見る
○石原国務大臣 結論から先にお話をさせていただきますと、総理の思いというものは、私ども、また安倍内閣全員が共有している考えでございます。
○石原国務大臣 再交渉の点については、委員の御懸念というものは、非常に私もわかります。  他の国もどう考えているのかということで、シンガポール、ニュージーランド、マレーシアと、短期間ではございますが回ってきまして、この再交渉については、特に寄託国のニュージーランドのマクレーとい...全文を見る
○石原国務大臣 佐々木委員と総理の議論は聞かせていただいておりまして、今、佐々木委員が御紹介された一項目、二項目、もう一つあったと思うんですけれども、地元長門市の油谷の棚田、美しい田園風景、農村文化、伝統、こういうものを、世界に誇るべき我が国の国柄を守ることが大切である、こんなお...全文を見る
○石原国務大臣 機会がありましたら、総理と佐々木委員の豊かな農村を守るという議論を私も聞かせていただきたいなと今思いました。  総理のこれまでの国会答弁をちょっと拾ってまいりましたので、御紹介させていただきたいと思うんです。  二〇一三年三月十五日に、TPPの交渉に参加される...全文を見る
○石原国務大臣 これは先ほどの総理の国益論と非常に似てくるわけでございますけれども、TPPは、関税の部分だけに割と目が行きがちでございますが、やはり共通のルール、貿易のルールをつくるというところに一つ大きなメリットがあるのではないかと思っております。  この十二カ国を眺めますと...全文を見る
○石原国務大臣 そこの解釈なんですけれども、日本もパブリックコメント等々でいろいろな方が意見を申すことができます。この今委員が御指摘いただいたTPP協定の第七条……(佐々木(隆)委員「第七章」と呼ぶ)七章の透明性のところでございますが、これも同じ解釈でございまして、意見を誰もが言...全文を見る
○石原国務大臣 原則としては、このTBTの部分につきましても、WTOのルールとおおむね遜色のないものだというふうに理解をしております。  したがいまして、義務の履行のために、現在よりも、委員が御懸念されておりますような、TBT措置の、新たに我が国が何か導入をしようという新規導入...全文を見る
○石原国務大臣 この質問の前にまずお答えさせていただきましたとおり、パブリックコメントという形で関係者が意見を申し述べる。しかし、日本の国の政策の決定を見ていただければわかりますように、海外の方も実はパブリックコメントで意見を申すことができるわけですね。アメリカの製薬会社の方もで...全文を見る
○石原国務大臣 これは先ほど篠原委員が、たしか二十二だったと思いますけれども、TBT委員会を筆頭に小委員会ができる、それはそのとおりでありますと御答弁させていただきました。  しかし、その中での議論は相互主義なんですね。そして、コンセンサス方式をとりますので、一国の主張が、大国...全文を見る
○石原国務大臣 米、麦・小麦、豚肉・牛肉、乳製品、甘味と承知しております。
○石原国務大臣 これは、私どもがお答えするよりも、国会で決議の中で今私が御紹介させていただきましたものを重要品目であると。また、もちろん、主食でありますお米等々も入っておりますし、センシティブなものが入っている、そういうことで重要五品目というふうにされたと承知をしております。
○石原国務大臣 先ほどもう既に御答弁させていただきましたけれども、米は主食でございます。そして、WTOでSBSルールが入って、これまでもここの委員会で御議論になったように、大変、それによって米農家の経営に影響があるのかないのか、こういう問題が出てくるわけでございます。いわゆるセン...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど、主食という形で、今委員のお考えとほぼ変わらないという意味で主食という言い方をいたしましたし、そういたしますと、委員のところはビーツがございます。これは甘味でございます。そして、沖縄の国境離島に行きますとキビがございます。こういうものしか産業がない、こういう...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど農林大臣から御答弁をさせていただいたとおり、そういう計算のもとにこれは成り立っているわけでございます。  なぜか。すなわち、輸出、輸入がふえます。それによりまして生産性が上がります。生産性が上がることによって消費者の収入がふえる、そして消費がふえる。そして...全文を見る
○石原国務大臣 APECといったような国際的な場でこれまで議論されてきて、ここに入っているというふうに認識しております。そして、前段の御質問は、委員の御指摘のとおりでございます。
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたとおり、APEC等々の場でこの議論がなされ、この中に入っておりまして、過去の貿易協定等々には入っておりません。
○石原国務大臣 お答えいたしたいと思います。  いわゆる未承認の遺伝子組み換え作物が微量に混入した作物の輸入の未然防止、発生時の迅速な対応のため、TPP締約国の間で協力や情報交換を図ろう、そういうことが入っているということは、もう委員御存じのとおりだと思います。この点、第二章二...全文を見る
○石原国務大臣 先ほどの御答弁と同じになってしまうんですけれども、自国の法令あるいは政策の修正を求めるものではないということが明確化されておりますので、委員の御懸念は当たらないと考えております。
○石原国務大臣 そこの読み方は、私どもと見解を異にしていると思います。  すなわち、今委員が御指摘になりましたTPP協定第二章二十七条十項に明記されております、いわゆる情報交換と協力の読み方でございますけれども、これは遺伝子組み換え食品の貿易促進を目的とする場ではないということ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども御答弁させていただいたんですけれども、委員が御指摘の、TPP協定二十七章三条の規定において、作業部会の決定というものは、いずれの国からも反対がないこと、先ほども議論になっておるんですが、コンセンサス方式でございますので、カーギル社の意図するところが私には理...全文を見る
○石原国務大臣 斉藤委員が今御指摘されましたように、「相互に」ということがついておりますので、私どもは委員と同じ立場でございまして、国民の皆様方が不安に感じるような遺伝子組み換え、ただし、この作業部会が置かれたということは、やはり情報交換ができるというところにメリットがあると思い...全文を見る
○石原国務大臣 協議の対象には全てのものがなると思うんです。しかし、どうするか、何をするかということについては、「相互に」というところがついておりますので、そこのところは委員の御懸念に当たらないと認識しております。
○石原国務大臣 TPP協定には、実は、共済特有の規定はございません。ですから、委員の今のような、含まれる、含まれないという御質問になるんだと思います。  その中で、やはり共済といっても多様な形式が存在しているんだと思います。法令上の根拠の有無、提供主体の性質、国費が入っている、...全文を見る
○石原国務大臣 四月五日の衆議院本会議におきまして、「重要五品目に関する調製品については、一つ一つを精査し、輸入実績の少ないもの、国内農産品との代替性が低いものなど、我が国の農業への影響が少ないと判断されたものに限定して関税を撤廃した」、こういうふうに答弁をしているということは事...全文を見る
○石原国務大臣 若干整理してお話をさせていただきたいんですけれども、ちょっと戻って恐縮なんですが、委員が御指摘のとおり、全て関税を維持するということはないことは、もう農林水産大臣から御答弁をさせていただきました。  そして、農林水産物に限って言いますと、タリフライン四百五十九ラ...全文を見る
○石原国務大臣 大原則ってあると思うんですね。国産品についても輸入品についても消費者の方々に対して安全なものを提供する、これは政府も間違いなくやっております。そして、流通を許しちゃいけない、これが食品行政上の大原則であり、今回のTPPのSPSの章を幾ら読んでも、これを変えろとかそ...全文を見る
○石原国務大臣 緒方委員にお答えいたしたいと思います。  サーティフィケーションについては、緒方委員が大変こだわりを持たれ、質問主意書も出されて、その中で答弁をさせていただきました。結論から申しますと、これまで答弁したことと何ら変わりはございません。  その理由をかいつまんで...全文を見る
○石原国務大臣 この点は、TPPの三十章から成る大きな法律等々を見させていただきましても、新たに他国からの要求によって、もちろん再協議というものはございますけれども、新たに国内的な手続を一国の要求によって一方的にやられるというものはないと承知しております。  これはたしか二十七...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、TBTの八章のところに書かれております透明性を強化することが、WTOの貿易の技術的障害に関する協定、いわゆるWTOのTBT協定に書かれているものにさらに明確にされているものは何かという御質問だと伺わせていただいたんですが、それは、TBTの...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど、ですから、具体的にもっと言いましょうかと言ったら手を振られたもので、説明しなかったんですけれども、それでは、具体的に説明をさせていただきたいと思います。  国際規格に適合的な措置であっても貿易に著しい影響を与える場合はWTOに通報すること、WTO通報と同...全文を見る
○石原国務大臣 きょう午前中にこの議論がございまして、そのようであるというふうにお答えをさせていただきましたが、あわせて言わせていただきますと、コンセンサス方式でもございますし、日本もパブリックコメントという形で、各国の業界の方々が日本の政策に対してこういう意見であるということは...全文を見る
○石原国務大臣 まず、そもそもの金融サービスの章のところに共済という形で特有の規律は存在していない、これが基本でございます。  そして、畠山委員が御指摘になりましたように、共済にもさまざまな形がありますので、それによってそれが適用除外に当たるのか当たらないのかを判断する必要があ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほども申しましたとおり、金融サービスのところで共済に関する規律はないと承知をしているわけでございます。  そして、委員は今、アメリカとのお話をされましたので、サイドレターの中での話を付言させていただくとするならば、サイドレターの中にも共済制度は入っておりません...全文を見る
○石原国務大臣 日本のスタンスについてのお話がございました。  二〇一六年の外国貿易障壁報告書に対する日本政府のコメントとして、共済に関して日本のスタンスを明確にお示しさせていただいておりますので、では、それをちょっと読み上げさせていただきたいと思います。  協同組合による共...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど来御答弁をさせていただいておりますように、共済というものがそもそも議論の俎上に上がらなかった以上は、今、USTRに対する我が国の反論をさせていただいておりますけれども、アメリカ側からもそのようなものがなかったと私は承知しておりますから、留保がなかったのではな...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの畠山委員の御指摘は、金融サービスの十一章十九条について、小委員会の対象になるのかならないのかということで、コンセンサス方式のことはもうわかっていらっしゃるということでございますよね、相互主義だからという点。  その上で言わせていただくならば、小委員会の...全文を見る
○石原国務大臣 懸念という言葉はちょっと改めまして、要するに、アメリカから日本に対して、先ほどの話のように、共済は他の同様な機関に対して優越的な地位があるんじゃないかということでそういうものが起こったとするならば、委員の御指摘は、制度を改めろ、そういうものがあるのではないかという...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと私の理解が違ったら恐縮なんですけれども、小委員会で問題に上げることは何でもできるわけですね。何でも問題にできる、それは全ての小委員会がそうである、これは午前中の議論で明らかにさせていただきました。  それで、委員は、共済についてはどうなんだという畠山委員...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど御答弁させていただきましたけれども、全ての問題について取り上げることは理論的にはあり得るということが前提でございます。
○石原国務大臣 済みません、サイドレターは二国間でやるもので、私の方で持ち合わせておりませんで。  報告書のところを読ませていただきます。  「「TPPに加え、米国は、通商に関連した日本との諸問題について、二国間及び他の場で取り組んでいく」との記述があるが、我が国の通商に係る...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○石原国務大臣 赤澤委員の御指摘は、まさに的を射ている御質問だと思います。  TPPの協定によりまして、自由で公正なルールによる、規模でいうと四割の経済圏がつくられることになります。中小企業の中には、海外に展開したいと考えておりましても、さまざまなリスク、ルールが変わってしまう...全文を見る
○石原国務大臣 この点は本当に委員の御指摘のとおり、QアンドAの中にも、輸出、出る企業だけではなくて、関連する、そこにいる企業の皆さん方にもどういう恩恵が生じるのかということをしっかり説明していかなければならないと考えております。  今のRESASでございますけれども、自治体が...全文を見る
○石原国務大臣 総理がバイデン副大統領あるいはシンガポールのリー首相とお話しになられた件は、総理にお聞きいただきたいと思いますが。  私、今、中川先生が御紹介いただいた方々と話して印象に残りましたのは、TPPの早期発効に向けて各国努力をしようと。そして、今、再協議の話がこの委員...全文を見る
○石原国務大臣 中川委員が御指摘になりましたこのISDS条項については、これまでも当委員会で懸念を示される方がいましたが、私は、ただいま中川委員の御説明された側に立つ立場でございます。  と申しますのも、TPP協定の投資章、九章でございますけれども、規定されるISDS手続は、投...全文を見る
○石原国務大臣 地産地消ということは、北米での自動車売買のうち、四百五十万台等々はつくっているということでお話をさせていただきました。完成車の輸出が百五十万台。そして、やはり、日米自動車摩擦という大きなあつれきを抱えてやってきたわけであります。そのあつれきを乗り越えて、日本の各メ...全文を見る
○石原国務大臣 まず、車の方からお話をさせていただくならば、ぜひ近藤委員に、御党を推薦しております自動車労連の方々ともお話をしていただきたいと思います。あるいは、自動車工業会の方々とお話をしていただきたいと思います。  過去の自動車摩擦というものは大変なものがあった。近藤委員も...全文を見る
○石原国務大臣 遺伝子組み換えの表示についてのお尋ねがございました。  これはTPPの二十七条でございますけれども、この条のいかなる規定も、締約国に対して、自国の領域においていわゆる遺伝子組み換え製品を規制するための自国の法令、政策の修正を求めるものではない。  ですから、こ...全文を見る
○石原国務大臣 外交交渉でございますので、もう再三再四、外務大臣から答弁させていただいておりますが、除外、再協議というものがこういう意味ですよというふうに確立したものはないわけであります。それぞれのときに除外は何を意味するのかということが決まっている、こういうことを申しております...全文を見る
○石原国務大臣 もう委員は御存じのことだと思いますが、このTPP交渉には経緯があるわけでございます。  民主党時代の野田政権、そして、私どもは当時野党でございましたけれども、聖域なき関税の全面撤廃を伴うTPPには反対である。そんな中で、総理がオバマ大統領と二十五年の二月にお会い...全文を見る
○石原国務大臣 若干繰り返しになって恐縮ですけれども、第二の四条、関税の撤廃のところの第一項は、福島委員がお述べになられたとおりですが、これは二項もございまして、「この協定に別段の定めがある場合を除く」と明記をされているわけでございます。  そして、国会決議についてでございます...全文を見る
○石原国務大臣 何度も申させていただいておりますとおり、結果が全てでございます。  そして、どのような交渉を行ったかという御質問に対して、国会決議でございましたので、こういう行為があったということを御開陳させていただいたところでございます。いずれにいたしましても、国益の最大化を...全文を見る
○石原国務大臣 寄託国に、国内法の整備をもって議会の方で承認をいただいたということを報告するということでございますので、委員の御指摘のとおりでございます。
○石原国務大臣 先ほど御答弁させていただきましたとおり、全ての法律の成就をもちまして寄託国に御報告をさせていただくというのが条件になっております。
○石原国務大臣 寄託国に全ての国内法の整備をもって報告することが条件でございます。
○石原国務大臣 これも再三議論になっているところでございますが、やはり、農家の側に不安がある、そしてまた、その農家が地方で非常に基幹産業になっているわけでございます。こういうものをしっかり守っていこうという日本政府としての意思の表示がこの法律の改正でございます。
○石原国務大臣 あくまでも、十一本の法律は、国内の対策に基づいてつくられているというふうに御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 ニュージーランドへの報告というお話をさせていただいておりますが、これは、どうどうどういう法律案をどういうふうにするというような、例えば、今委員が御指摘されたマルキンについてどうどうどうするというようなことは入っておりません。国内で必要な手続を終了したという御報告を...全文を見る
○石原国務大臣 私どもは、政府の意思としてこの十一本の法律が必要だと考えているところでございます。  ちょっと正確に、長くなってしまいますが御説明をさせていただきたいと思います。  TPP協定を実施するに当たりまして、必要不可欠なものとして国内法の整備を行うということをお話し...全文を見る
○石原国務大臣 WTOのSPSには今予防措置というものがありますが、TPPにはございません。そのとおりでございます。しかし、暫定措置という形でこのものができるようになっているということもぜひ御理解をいただきたいと思います。
○石原国務大臣 詳細は法務省からお聞き願いたいと思いますが、この法律でございますが、外国人等を差別しないといった自由貿易のルールに抵触する可能性のある現行法令の条項については、TPPを初めとするEPA等において留保をしていくことが一般的である、これはもう委員御指摘のとおりでござい...全文を見る
○石原国務大臣 お答えいたします。  土地取引の留保条項、なぜ入れたかという御質問でございます。  TPP協定の投資章では、締約国は、他の締約国の相手国投資家が財産、投資一般を取得する場合等に、差別的でない待遇を与える義務を負っております。  ただし、相互主義の点から、我が...全文を見る
○石原国務大臣 お答えいたします。  二十五章は、今委員が御開陳されました規制の整合性についての規定をしている章でございます。  その内容は、各国が行う規制について、よい慣行、グッドプラクティスという言葉が用いられておりましたけれども、また、情報交換や協力など努力規定を定めた...全文を見る
○石原国務大臣 結論から申し上げますと、我が国で実施している政策評価の対象となっております規制措置が中心になるのではないかと考えております。  先ほどもお話をさせていただきましたが、詳細につきましては、各国がどういうふうにやるか、動向を見きわめて決定をしていく、検討していく、こ...全文を見る
○石原国務大臣 今委員が御紹介いただきました二十五章の三条でございますが、「相当な範囲を対象とすることを目標とすべきである。」という努力義務規定になっております。  そんな中で想定されるものでございますが、ざっくばらんな言い方をすると、かなり御議論のあった、多くのものが対象規制...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど御答弁させていただきましたとおり、今、具体的にどこまでというものは決まっておりませんけれども、自国の厚生労働行政にネガティブな決定というものは、これは努力義務規定でありますから、我が国がとるということは想定しておりません。
○石原国務大臣 ただいま澁谷参考人の方から御答弁させていただいた、二十五章の八条をどう読むかということにかかってくるんだと思うんですが、これは、小委員会は協議機関として設けるということが決まっております。  しかし、利害関係者が規制の整合性の推進に関連する事項について意見を提供...全文を見る
○石原国務大臣 大豆の話は、私も、松浪委員に言われた後、豆腐屋へ行きまして、相当調べたんですけれども、一つも発見することができませんでした。  それと同じように、科学技術が、現在の、しかも検査を始めた平成十一年の基準であるということは、もうそれから相当な技術進歩が起こっておりま...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第11号
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○石原国務大臣 冒頭、中川先生の地元を初め、北海道の多くの方々が、八月、九月の台風で御被災され、また今も大変御苦労いただいている、公共インフラの整備がままならない、他人事ではなく、寄り添って政府として取り組んでいくということをお約束申し上げたいと思います。  さて、TPP協定が...全文を見る
○石原国務大臣 国会の御審議というものは国会でお決めいただく、そして、私もずっと審議に参加をさせていただいておりますけれども、さまざまな分野で意味のある、そして意義深い審議が行われていると認識をさせていただいているところでございます。
○石原国務大臣 私は飲みに行かないもので、一晩で幾ら使うかということはわからないんですが。  私は、御存じのとおり、都市農業の会の会長を十年以上やっておりまして、昨年、これは全会一致で都市農業基本法というものを取りまとめさせていただきました。また、ことしは、閣内にありまして、光...全文を見る
○石原国務大臣 最近は、選挙のときに、津軽・南部の戦いに行ってまいりました。
○石原国務大臣 私は、一点だけ、委員が後段に申された、国産品を奨励していくと。  津軽平野の水田に水が満々と満ち、そこに田植えが終わった後の景色というものはきっと大変すばらしいものがあるので、ぜひ今度、一度拝見に行きたいなと思っております。そこでとられるようなすばらしいものを、...全文を見る
○石原国務大臣 政府参考人からお話をさせていただきましたのは、エレガントな言い方で独自と言われたもので、私、違うものを実は念頭に、アメリカの内航海運の独占性みたいなところのものが念頭にあるのかなと思っていろいろ調べてみたんですが、きょう朝いただいた資料でこういうふうになっておりま...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま委員が御指摘されましたマリア・パランテ米国著作権局長のお話でございますが、私が調べ切れたのは、平成二十五年、三年前のちょっと古いものなのでございますが、それを読みますと、今委員が御説明いただいた、軽減することについて検討してはいかがでしょうか、それに対して...全文を見る
11月04日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第12号
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○石原国務大臣 この点につきましては、もう既に御答弁を何度もさせていただいておりますが、食品表示制度の変更に新たな制約を加えるものではない、我が国の判断でできるということでございます。
○石原国務大臣 ただいま御決議のいただきました事項につきましては、政府として十分尊重させていただきたいと存じます。
11月09日第192回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(石原伸晃君) 古賀議員にお答え申し上げます。  まず、経済成長率についてお尋ねがございました。  御指摘の附則第十八条第一項では、「平成二十三年度から平成三十二年度までの平均において名目の経済成長率で三パーセント程度かつ実質の経済成長率で二パーセント程度を目指した...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大門実紀史議員にお答え申し上げます。  まず、個人消費についてのお尋ねがございました。  個人消費の動向については、消費者マインドに持ち直しの動きが見られる中で、総じて見れば底堅い動きとなっております。また、個人消費を取り巻く環境を見ますと、有効求人...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 杉尾秀哉議員にお答えいたします。  まず、経済政策、アベノミクスについてのお尋ねがございました。  政権交代後、アベノミクス、いわゆる三本の矢の政策によりましてデフレではないという状況をつくり出す中で、名目GDPは三十三兆円増加、国、地方を合わせた税...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 片山大介議員にお答えいたします。  デフレの認識についてのお尋ねがございました。  政権交代後、アベノミクスは、いわゆる三本の矢の取組によりまして、二十年間続きましたデフレからの脱却にチャレンジし、もはやデフレではないという状況をつくり出すことはでき...全文を見る
11月11日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨につきまして御説明を申し上げます。  この法律案は、環太平洋パートナーシップ協定を締結し、これを実施するため、必要な関係法律の...全文を見る
11月11日第192回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、環太平洋パートナーシップ協定を締結し、これを実施するため、必要な関係法律の規定の整備を総合的、一体...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 福岡資麿議員にお答え申し上げます。  情報提供の在り方についてのお尋ねがございました。  政府といたしましては、合意内容を正確かつ丁寧に説明することを通じて、国民の懸念や不安を払拭するよう最大限努力をしてまいりました。TPPについて情報開示をほとんど...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 浜口誠議員にお答え申し上げます。  国内産業への影響などに関するお尋ねが四点ございました。  第一に、中小企業のFTA活用についてでございます。  これまで様々なリスクを懸念して海外展開に踏み切れなかった地方の中堅・中小企業を支援するために、既に、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 佐々木さやか議員にお答えを申し上げます。  中小企業に対する支援についてのお尋ねがございました。  TPP協定は、世界のGDPのおよそ四割、人口八億人という巨大市場をつくり出し、自由で公正な共通のルールに基づく一つの経済圏を構築いたします。これまで様...全文を見る
11月14日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(石原伸晃君) 山田委員にお答えいたします。  ただいま委員が御指摘のとおり、アメリカの大統領選挙をめぐりまして、トランプ候補が次期大統領に決定したことによりまして様々な報道があることは私も十分承知をしております。  しかし、総理もおっしゃられましたとおり、TPP協...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま山田委員が御指摘されました漠たる不安でございます、食品に関する。これは確かに存在するということは私も様々な場でお話を聞かせていただいております。  しかし、総理がいつも御答弁させていただいておるんでございますが、国産品であれ輸入品であれ、安全性...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 三宅委員のトランプ次期大統領の選挙戦での発言のマークされていたこと、私も当選が決まった後調べてみましたら、やはり自動車の高関税ということはおっしゃっています。その一方で、委員が御指摘された電子商取引等々についてはしっかりと、知的財産保護によって米国産業の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今委員が御指摘になりました企業団が何を指しているかは私存じませんけれども、私がワシントンを訪ねたときに、全米商工会議所、トム・ドナヒューさんが率いられる団体でございますけれども、そこに横断幕が張られておりまして、そして、TPPに対して自分たちは推進すべき...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 日本の試算でおよそ二・六兆円、IMFの試算も大体同じで二・五兆円程度と想定しております。
○国務大臣(石原伸晃君) 小川委員に訂正させていただきます。  兆と言いましたが、パーセントでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどはパーセントと兆を言い間違えまして、大変失礼をいたしました。  今の御質問でございますが、その部分が欠落するというふうにお考えいただければいいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) お答えいたします。  ただいま江崎委員から御指摘のございました遺伝子組換え食品に関する規定は、TPP協定の第二章二十七条、現代のバイオテクノロジーによる生産品の貿易に規定をされております。  本規定の趣旨は、未承認の遺伝子組換え作物が微量に混入した作...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 詳細は松本大臣にお聞き願いたいと思いますが、TPP協定の貿易技術的障害、いわゆるTBT章、八章でございますけれども、WTOのTBT協定と同様、表示ルールなどを定める際の手続や透明性の確保について定めているものでございまして、我が国の食品表示制度に何ら変更...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 浜田委員がお示しいただいたこの表は非常に分かりやすいと思います。全体で見ても九五%の関税撤廃、他の国は九九から一〇〇でございます。特に、赤字で示されているこの重要五品目についての農林水産品等々は八一ですから、二割近く例外を勝ち得ることができた。どれもこれ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう既に二枚のパネルで大門委員が御説明をいただいているとおりでございますが、簡単に説明をいたしますと、TPPの効果が発現したと考えられる時点で、GTAPモデルを使った内閣府の分析によりますと、先ほども御答弁させていただいておりますが、実質GDPの水準は二...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大門委員が御指摘いただきましたとおり、これは静学モデルでありますので、今委員が仮定の話で、例えば失業した労働者がどれだけの仕事に、何日間掛かって職をどこどこで得たみたいなこの仮定を、その割合が半分である、半分の人は一週間以内に就業できたみたいな仮定を置く...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 生の資料が難しいという話は総理の方から御答弁をさせていただきまして、やはりタリフライン、各関税表を見たって普通の方は御理解できない。じゃ、日本の関税がどうなるのかといっても、重要五品目についても、守っている部分、そしてまた守っていない部分、守っていないと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま外務大臣から御答弁させていただきましたけれども、今の山本委員の御心配は提訴の御心配ということだと聞かせていただきました。  我が国はこれまで、WTO等々に関しましても、ISDSのある既存の協定に基づく義務に違反するような措置、すなわち海外から、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど岸田外務大臣が御答弁させていただきましたけれども、日本が訴えられていないということは、日本の弁護士の方が働く現場がなかったということだと思いますし、委員の御指摘は、ISDSと同じく、これまでのISDSと同じく、上訴することができなくて一審制であると...全文を見る
11月15日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石原伸晃君) 数字だけ私の方から御報告させていただきます。  昨年の末に我が国が行いました経済分析効果によりますと、TPPの効果が発生したと考えられる時点でのGDPの水準は二・六%増えます。二〇一四年度のGDPをこの二・六%に満たして換算をさせていただきますと、およ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 高橋委員、光と影という形でメリット、デメリットについてというお尋ねだったと思っております。  総理も先ほどお話をされておりますとおり、農業でも守ろうと思っても守り切れないものがあった、日本の人口構造を見ますと、減少化社会にあって、世界の成長、特にこの発...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 総論については総理にお聞き願いたいと思いますが、どういうふうになっているかという条約上の解釈について私の方からお話をさせていただければと存じます。  まず、かんぽ生命でございますが、かんぽ生命は、TPP協定第十一章、金融サービスの章の附属書Bにおきまし...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま谷合委員から七年後の再協議の規定の読み方についての御質問がございました。  これは、TPP協定においては、関税撤廃の例外を勝ち取った品目につきまして、協定発効から七年経過した後、相手国からの要請に基づいて関税等の取扱いに関して協議を行う旨を、オ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま紙委員がお示しいただきました環太平洋パートナーシップ委員会、通称TPP委員会のメンバーについての御質問でございますが、TPP委員会は各締約国の政府の代表者から成ると規定をしているところでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) その点につきましては、大臣又は上級職員のレベルということでございまして、今御質問にございましたとおり、閣僚に限定はされていないというふうに理解をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 紙委員が仮に発効されたらということを前提条件に付けられて御質問をされておりますとおり、まだ決まっておりませんで、どこにどういうふうにやるかということはまだ決まっておりません。先ほど条文の内容について御説明させていただいたとおりでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 仮に発効いたしましたら、締約国の中で御議論がスタートするというふうに理解をさせていただいております。
○国務大臣(石原伸晃君) くどいようですけれども、現時点ではまだ決まっていないというふうに御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 役割、任務について条文でどのようになっているかということしか今の段階では御説明できないんでございますが、これはTPP協定の第二十七章の二条の一に規定されておりまして、任務として、TPP協定の実施又は運用に関する問題を検討すること、TPP協定の発効の日から...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) まだ発効されておりませんので現時点では決まっていないというふうに御答弁させていただきましたが、条文上は政府の代表者、そしてその上級者のレベルというのは、多分、ちょっと想像の範囲でございますけれども、首席代表というのがTPPの取りまとめの中でいらっしゃいま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員がこの図をお示しいただいているとおり、この親会をTPP委員会とすると、こういう形でぶら下がっているというふうに解釈をさせていただいております。  そして、条文を若干読ませていただきますと、TPP協定二十七章二条の一におきまして、TPP委員会...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) なぜ入ったかということを、結果論としてそこに入っているというふうに御理解をいただければと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) 経緯については、これまでどおり説明できる限りのことを説明してきておりますけれども、ここの部分は、協定を取りまとめている中で、そこにバイオテクノロジーを補助機関として、ところにぶら下げたと、こういうふうに御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) まさにこの紙委員がお示ししていただいた絵の色のとおり、非関税障壁でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 農業貿易小委員会は関税に関するものを取り扱いますけれども、このバイオテクノロジーの作業部会というものは非関税障壁について議論をするものだと御解釈いただいて結構でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 何度も御答弁させていただいておりますけれども、バイオテクノロジーの遺伝子組換えのものについて、微量のものが入っている入っていない、そういうものを議論をするということでございますので、農業貿易小委員会のところにぶら下がっている、そしてバイオテクノロジーの問...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) TPP協定におきまして、委員がお示しいただいておりますTPP委員会が経済上の関係及び連携を見直すことがその二十七条の二章一に規定をされていることはもう御承知のとおりでございます。そして、今御質問のございました見直しについては、過去にも例があるということは...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま、なぜ、議員の御質問のとおりであるかということを説明させていただきましたのは、幅広く意見を聞く、もう既に日本でも様々な方法でいろいろな方から意見を聞くシステムが既にございます。それと同等のところを考えてこのようになっていると御理解をいただきたいと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう既に総理から御答弁をいただいておるんですが、協定の見直しに関するものについては、当然協定を見直すわけでございますから、委員会はどこになるのか存じませんけれども、国会の承認を得ない限りは発効しないというふうに御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま総理が御答弁させていただきましたとおり、この委員がお示しの小委員会あるいは作業部会で様々な議論がなされます。これは十二か国が議論をすることになるわけですけれども、そこで、総理が申しておりますのは、日本もその案をのんで、よし変えようと十二か国が合意...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これももう既に総理が御答弁をいただいているんですが、様々なことについて御議論が、これもあくまで発効してできたという仮定の話でございますけれども、議論がなされると思います。しかし、議論の結果、私はそう思う、うちの国はそう思わないとなれば、それは改正、見直し...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま紙委員が御指摘されましたこの一番右端に書いてあります規制整合性小委員会、今外務大臣から御答弁をさせていただきましたように、二十五章の二条一項にございますとおり、各国、日本も含めてですけれども、行う規制について良い慣行を用いていく、いわゆるグッドプ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御説明をいただきましたとおり、二十五条の三条、上の赤線の入っているところにございますけれども、各国は、TPP協定の発効後一年以内に対象となる規制の範囲を各国の判断で具体的に決定することとされております。そして、決定に当たっては、今御質問のご...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど委員が一枚目の表でお示しいただきましたこの小委員会並びに作業部会、補助機関でございますけれども、これは、発効後つくることができるということでございます。  そしてまた、このTPP委員会の、前段の御議論でございましたとおり、大臣並びに上級者を念頭に...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 総理にお答えいただきます前に、私の御答弁が誤解を招いてはならないのでちょっともう少し詳しく話させていただきますと、各国の判断で具体的に規制を決めることができる各国の判断というのは、例えば日本が、委員が御指摘されたようなものについて自国の判断で決められると...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどちょっと誤解があるので御説明させていただいたんですけど、様々な規制というのは各国もう既に持っております。そして、TPP協定が発効されたとしても、TPP協定の文言を読む限り、我が国の規制を相手国の言いなりになって変えるというようなことは一切ないという...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 意見提供の機会に関する具体的な仕組みについての御質問だと聞かせていただきました。  その設置された後に小委員会の会合においてこの議論をされるわけでございますけれども、TPP協定第二十七章三条に、小委員会は、いずれの国からも反対がないことが条件となるコン...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 条文でございますので、総理に御答弁いただく前に説明をちょっとさせていただきたいんですが。  ただいま委員が御指摘いただきましたいわゆる二章四条の二項でございますが、「各締約国は、この協定に別段の定めがある場合を除くほか、原産品について、附属書二―D」、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今委員が御指摘されました全米の豚肉協会ですか、これは大変強いロビーイングの団体であるということは承知しておりますが、そのロビーイングの団体が出てきてアメリカ政府を動かし、関係諸国全てを合意させて協定の見直しに及ぶ経緯には私は至らないのではないか、こんなふ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま四千ページの資料を出すだけじゃ駄目だとお叱りを受けましたので、その後、やはり、何が分からないか、また何に関心があるかということも人それぞれに違いますので、QアンドAに取りまとめさせていただいて、例えば米は安い米が入ってくるのか、石井議員が御指摘さ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員御指摘のとおり、ISDSはTPPの投資の章で規定をされております。いわゆる外国企業を自国企業と差別しない、あるいは正当な補償なしに収用しない、この規定されている義務に国が違反し、投資家が損害を受けた場合には、仲裁廷に損害賠償又は原状回復のみを訴え、提...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 松本大臣が御答弁されたとおり、科学的な根拠に基づいて検出が認知できましたら変えることはやぶさかではないという御答弁であったように、私も福島委員と同じく、聞かせていただいたとおり、規制を強化することは可能でございますし、それによって相手国、相手企業から我が...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう少し詳細にその義務規定についてお話をさせていただきますと、いわゆる九章の十六条、環境や健康などの正当な目的のために各国が必要かつ合理的な規制を差別的でない形で行うことを妨げるものではない、先ほど後段で御説明をさせていただいたことでございます。  ま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員の論点が、そういうものをまだ検出できない以上は表示することができなくて、我が国がそういうものをリジェクトしたときに相手の企業から訴えられるという論点であるとするならば、そのようなことはないと御答弁をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) TPP協定では、いわゆる予防原則について明示的には触れられておりません。TPP協定のSPS協定の規定は、これももう何度もお話をさせていただいておりますけれども、WTOのSPS協定と同様に、加盟国に食品の安全を確保するために必要な措置をとる権利というものを...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう少しTPPの協定に沿ってお話をさせていただきますと、遺伝子組換えの農産品の貿易に関する規定、いわゆるTPP協定第二章二十七条三項におきまして、この条のいかなる規定も、締約国に対して、自国の領域においていわゆる委員御指摘の遺伝子組換え農産品を規制するた...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 結論から申しますと、投資の章でございますので、ISDS条項が訴えられることはございません。  TPP協定投資章の特例措置の履行要求の禁止条項の現地調達に関する規定は、政府調達には適用されません。また、地方政府による現行の措置にも適用されないことになって...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) それは多分福島委員は分かっていてお話になっていると思いますが、例えば消防が火事のとき消しに来ない、泥棒が入ったけど警察が来ない、それが委員が御指摘になられた最低のところなんですね。それと、その前段にお話をされた内国民待遇、最恵国待遇等々とは大幅に違うもの...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 誤解があると思うんですが、政府調達というのは相互主義なんですね。アメリカの州政府も、例えば公共投資については開いていません。ですから、それと同じように、TPP協定の発効によりまして、地方公共団体を含めて、日本の政府調達に関する制度を変更することが新たに求...全文を見る
11月16日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(石原伸晃君) 知財分野は、我が国にとってもこのTPPの枠内で大変重要な分野であると認識し、交渉が行われたと承知をしております。  すなわち、東南アジアの国々の中には、我が国のクールジャパンの一つの大きな戦略でありますアニメやあるいはプロダクツについても模倣品を作るな...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 杉尾委員御指摘の、日本が譲歩しアメリカが勝ち得た、これはすなわち交渉経緯に当たるところでございますので、ただいま御答弁させていただきましたとおり、いわゆるTPP協定の、委員が御指摘されております知的財産章十八章に基づいてどのようなことが決まり、またどのよ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) お答え申し上げます。  知財分野というものは、アジア太平洋地域の経済の高付加価値化と成長の鍵であり、先ほどクールジャパン戦略の中でのアニメの話をさせていただきましたけれども、それ以外にも我が国の産業競争力の源泉であると。知的財産の権利化、更に利活用、こ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) このTPP協定につきましては、杉尾議員も御承知のとおり、さきの国会より衆議院、そして参議院に参りまして、今日は杉尾委員より知財の話が深掘りされて御議論をされておりますとおり、御説明はできる限り丁寧にさせていただいてきたところでございます。  しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 御承知のとおり、国内関連の、この知財も含めまして十一本の法律案の御審議をいただいておりますけれども、全ての法律がこのTPPの発効となりまして実行するということでございます。そういうふうに御理解をいただきたい。ですから、著作権物のものだけを取り上げてどうこ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは、当委員会で昨日総理が再三御答弁をされておりましたとおり、今世界を眺めたときに、やはり保護主義あるいは自由貿易圏に対する懐疑的な声がたくさん出てきているということは事実だと思います。そんな中で、この戦後の発展を、日本の発展、世界全体の発展を考えたと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど杉尾委員にも、安倍内閣の政治手法、またこのTPPに関する議論が画一的で状況の変化に対応できていないというお叱りを受けたんですけれども、やはり真実は私は一つだと思います。自由貿易そして保護主義に対峙していかなければならない、その意思を立法府も含めて日...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま矢田委員が御指摘されました点は、これは安倍内閣も同じ気持ちでございます。国内の産業の空洞化、すなわち、東南アジアのエマージングカントリーの勃興によりまして、安い労働力を求めて日本の企業が海外に展開していった事実、それに伴いまして、各地の地場産業と...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 矢田委員にお答えしたいと思います。  委員が御指摘されましたとおり、共済は日本に根付いた大変重要な制度であるということには私ども政府も同意をさせていただいているからこそ、その制度がずっと続いているんだと思っております。  そこで、TPP協定にこの共済...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 河野議員がこのTPP協定の結果について非常にニュートラルに適正に御判断をいただいたと思います。  そんな中で重要なのは、自由貿易でございますので輸出が増えないことには、また輸入も当然増えますけれども、経済のパイが大きくなっていくということはなかなかあり...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどもう既に外務大臣の方から、ISDS、他のEPA等々でも、投資協定等々でも入っているというお話をさせていただきました。  TPP協定の第九章十六条に明記されておりますところを読みますと、委員御指摘のとおり、環境や健康などの正当な目的のために各国が必...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 山添委員にお答え申し上げます。  もう委員御承知のことではございますが、ISDSについては、海外からの投資に関して、先ほどもお話をさせていただいた内外無差別、正当な補償なしに収用をしないなど、TPP協定いわゆる第九章の投資章に規定されている義務に国が違...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま山添委員がお示しいただきました資料一、いわゆるISDS手続の濫訴防止についてでございますが、大まかに申しまして四つぐらいあるのではないかと思っております。投資章であります第九章の各条に設置をされております。法的根拠のない申立て等については迅速に却...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 申し上げます。  一番最初に申しました法的根拠のない申立て等については迅速に却下することができる規定、すなわち法的根拠がないのに訴えてもそれは駄目ですよということでございます。そして、仲裁廷における全ての事案の判断過程、最終判断等を原則として公開するこ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) NAFTAとの比較で私は先ほどお話をさせていただいたものでございますが、先決問題、迅速却下についてはNAFTAにはございません。全ての事案の公開ということもNAFTAにはございません。根拠のない申立て、手続費用等の投資家の負担、これは濫訴の防止にならない...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ちょっと質問の趣旨が分からなかったんですが、仲裁付託案件がなぜ変わったかという御質問のように聞こえたもので、なぜかということには、そのなぜ訴訟を起こしたか分からない以上は分からないというふうに今そこでちょっと話しただけでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども御答弁させていただいたのでございますが、個々の案件について、投資家がどういう理由で米国を、あるいは米国の企業が他の国を提訴したかという理由が分からない以上は、なぜその数字が、アメリカ側の企業が八勝って反対の場合はゼロかということは誰も分からないん...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 何度も申しましたとおり、日本の規制が、仮にアメリカの企業が困るような、一社が困るようなことをすればもちろん提訴されると思いますけれども、これまでのように、日本の企業がそのようなことをやってきて、日本の国がそのような規制をつくってきたことはありませんし、こ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) リリー社の案件につきまして、何をもって科学的に立証されたものであるかという知見を私は持ち合わせませんので、今の御質問の前提条件に沿って御答弁することはできませんけれども、TPPにおいて間接収用に関して訴えを提起されることがあるのかという一般論としてお答え...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 同じ御答弁になって恐縮でございますけれども、適切な補償を伴わないような間接収用、要するに、直接的に規制を作るわけじゃなくて、その規制の外で違うことをやって例えば追い出すようなことがあった場合に、補償を伴わない場合はISDS手続の対象となる可能性があるとい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 専門的でございますので、ちょっと条文も読ませていただきたいと思います。  挙証責任に関する規定ということがいわゆる第九章の二十三条七項に書かれております。「投資家は、この節の規定による請求(締約国が第九・六条(待遇に関する最低基準)の規定に違反した旨を...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどケースごとの話をさせていただきましたが、一義的には投資家サイドだと考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) 一般的には、投資家が一義的には立証責任を負うと考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) その前に一点お話をさせていただきたいのは、先ほどの質問の中で、私は、込み入っておりますので、挙証責任に関する規定、すなわち第九章二十三条の七項をまず最初に朗読をさせていただきました。その最後のところだけを申させていただきますが、「自己の請求の全ての要素を...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど来、議論の前提として委員がNAFTAでのケースを挙げられておりますけれども、個々の事例で、今はPCBをめぐる問題であるということは政府委員の説明を聞いていて分かりましたけれども、それとこのTPP協定の問題とをダイレクトに議論して、それがどういうふう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 御質問にお答えする前に、先ほどの行動規範の指針でございますけれども、国会は関与いたしませんが、実は、その指針を作る、これは発効後の話ですけれども、今から話をしても始まらないんですけれども、我が国が認めない限りその指針というものはできませんので、そこが明ら...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 藤巻委員にお答え申し上げたいと思います。  日本が置かれている現状というものをやはり政治家は客観的に見詰めていかなければならない。一九七〇年代、八〇年代の右肩上がりの経済が日本で発展したときの人口構造は、明らかに人口ボーナスが経済発展に資する形で効いて...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの点も非常に重要な点だと思っております。  中国も、WTOに加盟をしてからあのような爆発的な経済成長、そして豊かさを享受する国になってまいりましたが、まだ私どものルールとは違うことがあるということは多くの経済人の方が御指摘をされているところでも...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま藤巻委員が御指摘されました報道は私も存じておるんですけれども、メキシコは大統領が、やはり隣国でございますので、トランプ次期大統領と会談を持つなど、親密な関係であられるわけでございます。  政府としては、やはり今、米政府はオバマ大統領率いる米政府...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ちょっと、非常に難しい御質問だと思いますが、私の個人的な話になってしまうんですけれども、私は自由貿易圏を拡大していくという大きな政策には賛成をしておりますけれども、日本で農産品のプロダクツをもう作らないで、シンガポールと同じように、まあシンガポールは元々...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この前の藤巻委員との議論の中で私の基本的な考え方は申し述べさせていただきましたけれども、やはり日本の農、食品というものをしっかりと根付かせていく、守っていくということは基本的な立場であると認識しております。その一方で、農業の従事者の方々の平均年齢が六十七...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 行田委員にお答えいたします。  我が国の企業がどこで生産をしたり調達をしているかということを見ますと、やはり自分たちに、例えば人件費が安い、素材産業でいうならば、その素材産業の部品、部分のものが入ってくる、いわゆるそのバリューチェーンを間違いなくアジア...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 他国が締結いたしますEPAやFTAを網羅的に把握する立場じゃございませんけれども、少なくとも我が国が締結してきたEPA等々では開発章というものはございませんでして、まさに委員の御指摘のとおりだと思います。  じゃ、何でこれがこの二十三章という形で入って...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 中山委員は大使も御経験されて外交に精通をされているわけでございますが、やはり新しい政権ができたときには人間関係が非常に重要であるという御指摘は、もうまさに私もそのとおりだと思います。  総理も同じお考えに立たれておりまして、お互いに関心事項について率直...全文を見る
11月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(石原伸晃君) 松川委員が御自身の外交官としての経験の中から見たTPP、またこのシーパワーの時代、この時代を途切らせてはならない、そういう意味でのこのTPPの意味のお話を聞かせていただきましたが、やはりこのアジアンパシフィックに共通のルールを作り上げ、自由で公正で、そし...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 石上委員が自由貿易を推進すべきであるという立場から、今、岸田大臣と御議論をいただいたところでございますが、我が国の進むべき方向については岸田大臣から今お話がございました。我が国が主導することでTPPの早期発効に向けた機運を高めていくという姿勢に何ら変わり...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま厚労省そして経産省から、労働界並びに自動車あるいは電機、この皆様方と話して、どういうことがこのTPPで話されたのか、またTPPにおけるメリット、デメリット、そういうものについての意見の御開陳がございました。  私も、生の声をということで地方に伺...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今、資料四の対米輸出品目上位十品目の、私もトレースさせていただきますと、関税でいうならば、なるほど、こういうふうになっているのかなと改めて認識したところなんですけれども、TPPの合意内容というのは、関税だけに限らず、投資やサービスのルール作りを含めて三十...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 石上委員が御指摘になりましたのは、いわゆるTPP協定の三十章の四条、すなわち新規加盟の点についての御懸念の御開陳ではなかったかと聞かせていただきました。  関税交渉というものはやはり、先ほど資料四でお示しいただいたように、影響のある分野も薄い分野もある...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私もこの点はこれから非常に重要だなと思いまして、二社ほど実際に試乗をしてまいりました。フェーズ2まででございますけれども、かなりのところまで来ているような気がいたします。それ以外にもIoTやAIロボット、日本の産業が国際競争力の観点から極めて強いものがあ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 政府の立場を説明させていただきますと、合意内容を正確かつ丁寧に御説明をさせていただく、そして、委員が御指摘されましたような国民の皆様方の中にあると言われる懸念や不安というものを払拭するために、これまでも最大限の努力を図らせていただいてまいりました。  ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これ、総理が御答弁されているんですけれども、消費者庁を中心に厚労省としっかりタイアップして、未知の遺伝子組換え食品あるいは防腐剤等々の問題についても取りまとめるという形に整理をさせていただいております。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員がお示しをいただきましたTPP協定の第十章六条でございますけれども、TPP協定第十章における六条は、この委員が線を引いてくださっておるところを読ませていただきますと、「いずれの締約国も、他の締約国のサービス提供者に対し、国境を越えるサービスの...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 民泊についての整理は、先ほど豊田政務官がお話をさせていただきましたとおり、省庁またがっておりますので、整理をして御回答させていただきたいと思います。  それともう一点、今外務大臣が確認をしていただいておりますが、委員が御指摘のとおり、外務省が仮にTPP...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この問題は、先ほど豊田政務官がお話をさせていただいたとおり、各省にまたがっておりまして、そしてまた塩崎厚労大臣の御答弁の中にありましたとおり、また委員の御指摘のとおり、京都でも無届け業者みたいなものがはびこっていると。また、ベッド数からして、先方の言って...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ですから、この民泊をめぐって、シェアリングエコノミーをめぐっては問題が多々あります。それはもう既に厚労大臣の答弁の中にも、届出しているものと実体数に乖離がある以上は様々な問題がございますので、整理して今の点も含めて御答弁をさせていただきたいと話をさせてい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今委員が、アイルランドに本籍地を置いている企業の代表がある場所は違う、税率が低い、こういうことを含めてここには多くの問題がある。今日も御議論いただくBEPSの問題にしても、そういうものをどうやって開示をしていこうか、こういうところから世界各国が始めている...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今のエクアドルの話とは別に一般論としてお話しさせていただきたいと思いますけれども、委員の御指摘は、同一の紛争についてISDS手続による仲裁判定と国内審の裁判の判断の両方が存在して、なおかつその双方の判断が異なって、賠償を払うのか、払わないのかと、そういう...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど、くどいようですけれども、エクアドルの件とは全く別に、日本国内でというような仮定になってしまうのですけれども、仮にISDSによる仲裁判断と我が国のこの判断が違って、そういう例外的なことが仮に起こったとして、我が国の立場は、やはり条約を遵守するという...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう委員が御指摘いただきましたとおり、TPP協定における金融サービスの章には共済というものはございませんし、特に共済が議論をされたということはございません。  もう既に、我が国の共済制度というのは、WTOのときからでございますけれども、何ら様々なことに...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 松野大臣は我が国の取組について詳しくお話をさせていただきましたので、私は、そのTPPの協定上、ただいま行田委員が御指摘になった伝統的な知識あるいは文化的表現についてどのようになっているかということを簡単に説明させていただきたいと思います。  実は、この...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(石原伸晃君) 辰巳委員が御指摘されましたとおり、現在、昨日も御答弁をさせていただきましたが、観光庁並びに厚労省において、立入検査や今委員の御指摘の罰則を科すか科さないかを含めて、具体的な制度設計の最中であると認識をしているところでございます。  これももう既に昨日の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) TPPの下でも食の安全ということは全く同じでございますので、委員のような御懸念に応えられるようにしっかりと、松本大臣を中心に、この科学的な問題を解明して応えられるようにしていくことが肝要であると考えております。
○国務大臣(石原伸晃君) いずれにいたしましても、委員からの御指摘のとおり、海外からのお客様に対しても日本における食の安全と安心というものを確保すべきという点においては委員と全く同じ考えでございます。消費者庁の松本大臣の総合調整の下で関係府省が連携して国民の食の安全に万全を期して...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今の浜田委員と政府参考人の話を聞かせていただきまして、やはり専門家といえども、なぜこのTPP協定の解釈をめぐって誤解が出るかというと、WTOという基本原則があって、その上に上書きをしているというようなところが、どうしてもなかなかそこを読み取ることができな...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 委員の御指摘は、多分地理的表示のGIがなぜ離れているかということだと思いますけれども、これはやはり原産地を明確化することによってより良く、例えば日本酒という形の中でも、アメリカのカリフォルニア米を使っても今は日本酒として売れたり、あるいは、これはヨーロッ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 紙委員御指摘のTPP協定第二章二十七条の七項におきましてどういうことが書かれているかと申しますと、いわゆるLLP、すなわち未承認の遺伝子組換え作物の微量混入が発生した場合に輸入国がとるべき措置を規定しているものでございます。  御指摘の同項の(c)は、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど条文の解釈の問題であるというふうに御説明をさせていただいたのでございますが、もう委員御承知のとおり、我が国は、食の安全を確保していくために、食品衛生法の中で問題処理するために罰則を科しております。  一方、それ以外の他の法令に基づいて罰則を科して...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは多分各国とも同じだと思うんですけれども、国民の皆様方の食に対する安全性、安心、こういうものに対する関心が非常に高いわけですから、そういう自国の規制に反するようなことがあったら、様々な法律でこの罰則を含む規定を設けている。それは、委員御指摘のとおり、...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 一点、誤解があっては問題ですのでお話をさせていただきますと、各国とも食の安全に対する関心というのは高くて、我が国の場合は食品衛生法で委員が御指摘のような事案が検出した場合に罰則を科すという法律体系になって、これを抑止しているわけでございます。国によっては...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど御同僚の浜田委員と政府委員との間で御議論がありましたので、簡潔に結論だけ申しますと、WTO・SPS協定で認められている権利がTPP協定で排除されていることではない、上乗りさせられているということでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) いわゆるWTOに乗っかっているもの、そして透明性のところについて何かという御質問だと思ったのでございますが、新規措置の導入や規制強化に当たりまして透明性を強化することがWTOの、委員も御承知のことだと思いますが、貿易の技術的障害に関する協定、いわゆるTB...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 前段でお話をさせていただきましたけれども、透明性を強化することがWTOの貿易の技術的障害に関する協定と言われるWTO・TBT協定にも規定をされているんです。ただ、委員の御指摘はTPP協定の貿易の技術的障害章においてはどうかという御質問であると思いましたの...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今、そのWTOとTPPのTBT章の作りについて御説明をさせていただいたんですけれども……(発言する者あり)よろしいでしょうか。規定が、先ほど御説明させていただきましたように規定が実は強化されております。  もう一つの貿易円滑化についてのWTO・TBT協...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほどの浜田委員との御議論の中でも、そのパーツだけを見ますと、そこに書いていないからなかったという話になるんですが、書いてある場所がWTOと違いますので、丁寧に御説明をさせていただいたというふうに御理解をいただきたいと思います。  次は、TPPの八章の...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 合理的な機会というのは合理的な機会でございまして、それを誰が判断するかといえば、各国が判断すると。その前段があるわけでございますから、説明をさせていただいているわけでございます。もし何か、イエス・オア・ノーでございましたら、何項の何は何なんだというような...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 食の安全、これまでもこの委員会で今御議論が一番熱心にされてきている一つのテーマだと思いますが、我が国が、科学的根拠に基づいてこれまでもやっておりますし、これからもしっかりと規制せねばならぬということについては規制をすることができます。このTPP協定によっ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 私も水俣には何度か御訪問させていただいておりますけれども、いまだに多くの方々が苦しんでいる、そしてその病を科学的に実証することができずに、当時と今のテクノロジーの差というものはありますけれども、昭和四十数年まで放置していたということには、今行政府の中にい...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 何度もお話をさせておりますけれども、TPPの問題で、このSPS章においても、あるいは委員御指摘のWTOのSPS協定と同様に暫定措置をできるというふうに考えております。ですから、委員のお答えに対する答えはもう既にしっかりと申し述べさせていただいております。
○国務大臣(石原伸晃君) 法案の文言がどうなっているかということに立って、私は法案を担当している、十一本の法案を担当している大臣でございますので、このTPA協定の方については、その協定の解釈についてお話をさせていただいている、御答弁させていただいたとおりでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) ISDSについては、互いに投資家が相手国を訴えるという制度でございます。  そして、委員はすごく曲解されておりますので、是非条文を読んでいただきたいと思います。第七条、第九条、科学及び危険性の分析。衛生植物検疫措置の適用に関する協定の関連する規定に基づ...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(石原伸晃君) 山田委員御指摘のとおり、自由貿易、通商条約あるいはマルチのこのTPPに代表されるような経済圏を共通なものをつくっていくことによって、輸出入の貿易量あるいは投資も増えることによって経済が活性化していく、これは過去の歴史を見れば明らかなわけでございます。 ...全文を見る
11月25日第192回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(石原伸晃君) TPP審議を続ける意義と関連予算について、二点お尋ねがございました。  TPPは、従来の自由貿易を進化させ、自由で公正な経済圏をつくり出します。単に関税を下げて貿易をより自由にするだけではなく、知的財産保護、労働・環境規制、国有企業の競争条件の規律など...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(石原伸晃君) 委員の御理解のとおりだと思います。
○国務大臣(石原伸晃君) そもそも、委員が御指摘のとおり、五か国について再協議規定が盛り込まれているのは、今日前段で御同僚の我が党の山田議員との討論の中で、関税の例外が農産物で一八%、他国に比べて多いと、そういうことがございますので、この再協議という規定が設けられております。 ...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) そこは全く違うと思います。協議をすると、協議の結果、何を受け入れなければならないということは、協約上そういうものは指定されておりませんので、先ほどの御答弁をさせていただきましたとおり、我が国の国益をそぐような再協議の結果というものをお諮りすることは考えに...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 全て藤末委員が今回御丁寧に、仮にというお話をさせていただいておりますので、仮にそういうことがあったらということで先ほど御答弁をさせていただいておりますが、ましてや私が民進党の皆様方の考え方を縛るというようなことは、私の性格からしてもそういうことを言うこと...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほど率直に申させていただきましたとおり、民進党の皆様方がどのような投票行動をするべきであるというような、そんな僣越なことを私はこれまで申しておりませんし、もしそれに、その文章からそういうふうに御理解をいただいたとするならば、それは私の思っていることと違...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大野委員に大変申し訳ないのでございますが、私の意図するところは、先ほども申しましたけれども、その協議を行うということだけが決まっていて、その結果何をするということは決まっていないということはもうそのとおりでございますし、国益を害するような合意をする考えは...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまのお尋ねは、いわゆる土地取引について、我が国が外国人土地法を用いております関係でこのようなことになったということに尽きるのでございますが、もう少し詳しくちょっと説明をさせていただきますと、TPPの協定というのはいわゆるネガティブリスト方式、リスト...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 中野委員の御懸念は、例えばベトナムですと、先ほども政府参考人から御答弁させていただきましたように、山岳地帯とか遠隔地の人たち、こういう人たちが経済的に発展するために差を設けていたり、マレーシアが一番有名ですけれども、いわゆるマレー系の企業、ブミプトラです...全文を見る
12月05日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(石原伸晃君) この点につきましても再三再四総理も含めまして御答弁させていただいておりますが、TPPのモデルが十二か国であるということで、アメリカが抜けたらどうこうというような数字は持ち合わせてはおりませんけれども、仮定の話で申し述べさせていただきますと、我が国のTPP...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 先ほども御答弁させていただきましたとおり、十二か国のものでこの貿易またルールが円滑化する、また新たに企業活動が活発化するというモデルでGTAPを回させていただいておりますので、米国抜きで具体的にどの程度ということを言い表せる具体的な材料がない。委員の分析...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 大変失礼いたしました、経済分析でございますので、私から大まかな数字を申し述べさせていただきたいと思います。  先ほども櫻井議員との間でアメリカを抜くとおおよそ半分という話がございましたが、その根本にある数字でございます。GDPがおよそ二・六%、二〇一四...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これはそもそも前提が全然違うんだと思います。すなわち、私たちの分析の基本にありますのは、これもこれまでの今日の議論の中に出ておりましたが、TPPを通じまして貿易と投資が拡大いたします。それによりまして、もちろん一義的には、櫻井議員との議論の中で出ておりま...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今委員がお示しされている十章の六条でございますが、前回もお話しいたしましたとおり、「いずれの締約国も、他の締約国のサービス提供者に対し、国境を越えるサービスの提供を行うための条件として、自国の領域において、代表事務所若しくは何らかの形態の企業を設立し、若...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 制度的な問題ですので、私の方から御答弁させていただきたいと思います。  今、田中副大臣が御答弁されたように、観光庁や厚労省において立入検査のやり方、罰則等については制度設計の検討中であるわけでございますけれども、委員御指摘の我が国に拠点を持たない事業者...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 多分、オプジーボが五〇%下がったことを念頭に今例を挙げられて、仮のケースで御質問されたというふうに聞かせていただいたんですけれども、仮の設定でございますので、そこのところだけはお許しいただきたいと思うんですけれども。  投資協定の六条に、締約国が投資家...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 公的な保険制度については、もうこの委員会で本日も塩崎大臣との間で御議論があったように、また総理からも明確に公的なこの保険制度は守っていくと。今のはあくまでもそのISDSで、仮の話でございますけれども、相手のメーカーが、アメリカの薬剤メーカーという仮定の話...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) この遺伝子組換え食品の問題も再三当委員会で議論をされている問題だと思っております。輸入品に限らず、国内の食べるもの全てが安全であるということは、食料を供給する安全性の中では一番基本であるということは委員ももうお分かりのことだと思います。  また、今のも...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) これは委員が埼玉選出ということで埼玉を例に出されたと思うんですが、これは広い意味では政府調達のところに関連してくるんだと思います。  仮定の話でございますので、その上でお話をさせていただきたいと思うんでございますけれども、政府調達に該当すると。TPP協...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(石原伸晃君) 山田委員の御指摘のとおりであると私も考えております。  協定の中にいつまでに期限を定めるというような規定はございません。あくまでTPP協定の第三十章の第五条に協定の効力発生の要件についての規定があるだけでございます。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいまの御指摘は、TPPの条項に抵触してできないんじゃないのかという視点で御質問されたと思うんですが、日本がそれを禁止するということは、日本が行うことは可能でございます。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま委員が御指摘の再三御議論になった七年後の再協議、五か国御説明いただきましたけれども、この五か国の間でなぜこういうものができているかというと、まあ凸凹はあるんですけれども、例外的な関税の撤廃の例外を勝ち取った品目について再協議を行う、もうこれも再三...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) 今お話しになっておりますいわゆる遺伝子組換え食品の安全基準、この検疫措置については、外から入ってくるものでございますね、TPP協定第七章、今委員が御指摘になりました衛生植物検疫措置、いわゆるSPS章というところが適用されます。  また、そういうものを消...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) TPP協定のSPS章の四条一項におきまして、WTO・SPS協定に基づく権利及び義務を確認するとともに、その次の二項におきまして、この協定のいかなる規定もWTO・SPS協定による各締約国が有する権利及び義務を制限するものではないと根本的に規定をされています...全文を見る
○国務大臣(石原伸晃君) もう河野委員が今御意見を御開陳されたとおりであると私も理解をさせていただきます。若干重なる点はお許しいただきたいと思うんですけれども、やはり輸入品にしろ国産品にしろ、安全性が確保されたものでなければ流通させてはいけないというのは、もうこの審議の中でも共通...全文を見る
12月09日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号
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○国務大臣(石原伸晃君) TPP協定の中には、水道供給などの公的事業を民間企業に実施させる、外国の民間企業に実施させるというような規定は実は入っておりません。  そして、我が国でございますけれども、既に水道事業への民間参入に当たって、内外格差を設けない、すなわち外資を排除すると...全文を見る