泉健太

いずみけんた

小選挙区(京都府第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

泉健太の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。引き続き質問をさせていただきたいと思います。  この内閣委員会、いよいよ大臣所信に続いての一般質疑がスタートしたわけですけれども、非常に、日に日にというか年々、この内閣委員会が所管をする事務というか分野が多くなっているというふうに思います。...全文を見る
○泉委員 官房長官も今そろわれましたけれども、今柳澤大臣の発言のことについてお伺いをしております。  引き続き質問を続けますが、今いろいろと不適切であったというようなお話がございました。これはどうしてこういう発言をしたのかわからないということではありましたが、大臣である以上は、...全文を見る
○泉委員 先ほどの質問の中に戻りますが、溝手公安委員長、確かに、柳澤さん御本人の御性格ということについては私は何も否定をするものではありませんが、こういったときの質問においては、優しくていい人ということでは余り答弁にならないのではないのかなというふうに私は思っておりますので、やは...全文を見る
○泉委員 そこは、国際的にはそういう数値を設定する国もあるかもしれません。しかし、我が国でお考えをいただいたときに、出生率ないしは出生数というものを数値で目標にする、しかし、それは多くの国民にとって通じるものだろうか。その出生率、目標を達成するためにまさか国民が子を産むわけではな...全文を見る
○泉委員 もちろん、過疎地における人口減少、そして日本の国土の均衡な発展ということにおいては、そういう考え方というのはあり得るのかもしれない。しかし、恐らく最盛期のころの人数を先ほどおっしゃられましたけれども、そこは、私なんかも第二次ベビーブームの時代の人間ですけれども、我々のこ...全文を見る
○泉委員 これは確認なんですが、いろいろな治安問題を研究する方々の中には、やはり警察の統計上のさまざまな見え方というか、それも要因になっているんじゃないかということもおっしゃられる方がおられます。例えば、治安が非常に悪くなったと言われていましたけれども、それは認知件数、警察の認知...全文を見る
○泉委員 今ほど、昭和四十年代に比べてもまだ一・五倍の刑法犯の認知件数があるというふうにおっしゃられました。先進的な、たしか警視庁だったでしょうか、特定の犯罪についての検挙率の目標を掲げていくということが最近なされているやに聞いております。  そういった意味も含めて、警察として...全文を見る
○泉委員 そこはぜひ、私は具体的に定めていただく状況に今なってきているんじゃないのかなというふうに思います。  先ほどの山本大臣との話ではないですが、そこの部分は数値目標は私はあってもいいのではないかなというふうに思っておりまして、といいますのも、警察官一万人増員をいたしました...全文を見る
○泉委員 さらに公安委員長に二点お伺いしたいんですが、まず増員の問題で、二〇〇七年度の予算の復活折衝において、警察官三千人増員の三億四千五百万というものが認められたということになっております。この一万人増員計画の中で、年間三千人なり三千五百人ずつふやしていくということは以前から言...全文を見る
○泉委員 ここは、あえて国民にPRをされるためにこういうやり方をしたのかもしれないというふうに私は思っているわけですけれども、やはりそれはそうであってはいけないというふうに思っておりますので、そんなことがないのであれば、それこそちゃんと、復活折衝ではなく、もともとこういったものは...全文を見る
○泉委員 大臣、もう少しはっきりとお答えいただきたいんですけれども、今のお答えだとちょっとわからないですね。要は、認知件数がふえる過程で、それは警察の認知方針に変化があったかなかったか、そして、その変化によって認知件数がふえたという要因があるかということです。それについてお願いし...全文を見る
○泉委員 ですから、もう少しはっきり言っていただきたいんですが、そういう意味でというのは、では、今福岡の事件のことをおっしゃられましたが、そうではなくて、この認知件数のとり方を変えるときにそういうことがあったということをおっしゃられたいということですか。  例えば、私は、たしか...全文を見る
○泉委員 わかりました。理解します。  それで、さらになんですが、暴力団の構成員、準構成員が、最近、とうとう構成員よりも準構成員が上回ったという状況になってまいりました。これは、平沢副大臣も確かに専門家ではあると思うんですが、公安委員長にお伺いしたいと思います。  これは、私...全文を見る
○泉委員 大臣は、全国二十数万人の警察の職員が頑張っているということで、もう少し熱を持って頑張っていただきたいというふうに私は思います。大臣、スポーツマンでありますから、ぜひそこはしっかりと。  といいますのは、禁酒法のときには、密造酒がそのかわり膨大にふえたわけですよね。それ...全文を見る
○泉委員 その大臣の御答弁から、頭を使った答えがもっと出てほしいんですよ。そこはやはり具体的に、反論というか答弁をしてくださいよ、大臣。我々はこうこうこうしますということをぜひ……(発言する者あり)いや、張り切ってと、まさに勢いだけじゃないですか、大臣も張り切ってとおっしゃったわ...全文を見る
○泉委員 例えば被害届なんかでいいますと、行政書士も代書ができますし、そういった意味で、代書ということそのものは可能だというふうに思うんですね。  ですから、この被害届なり遺失物取り扱いということについては、今後、だれでもというわけにはいきませんけれども、一定の役割を公的な部分...全文を見る
○泉委員 午前に引き続き質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に、ちょっと予定外だったんですけれども大田大臣の方に、今ちょうど日銀の金融政策会合が行われていますけれども、追加利上げの是非の判断について、もう既に報告は届いておりますでしょうか。
○泉委員 総裁が利上げを提案したという報道もなされているようでして、もし報告が届いていないなら報告が入り次第、この委員会の中で、おられればですけれども、ぜひ御報告をしていただきたいということがまず一点ございます。  報告が届いて、利上げということになれば、中川幹事長なんかは利上...全文を見る
○泉委員 時間がございませんので、次に渡辺大臣の方に、地域間格差、この実感をどうとらえているか、お伺いしたいと思います。
○泉委員 今渡辺大臣にお伺いをしたのは、今本当に内閣府の業務が入り組んでおりまして、地方再生とか地方活性化ということについては渡辺大臣ということで、地方にお詳しいという観点からお伺いをさせていただきました。  今、山本大臣や渡辺大臣から格差の問題についてのお話がありましたけれど...全文を見る
○泉委員 そこで、内閣府の機能強化が今ずっとされているわけですが、数点お伺いをしたいと思います。  まず官房長官にお伺いをしたいんですけれども、かつて小泉内閣の際に、例えば構造改革特区なんかでは、鴻池大臣が、特命事項を担当する大臣ということで、特命担当事項大臣ですか、ややこしい...全文を見る
○泉委員 大前提の認識として、今の特命担当大臣というものと、内閣府以外の特命事項担当の大臣との違いというのは御承知ですか。それをわかっていなければ、ちょっと質問ができないんですけれども。
○泉委員 例えば、高市大臣なんかは、科学技術、イノベーション、少子化・男女共同参画、食品安全、これは特命担当大臣ですね。山本大臣なんかは、これは特命担当事項の大臣ですね。それとも、特命担当大臣ですか。山本大臣、いかがですか。
○泉委員 これはちょっと皆さん、やはり一回勉強会をされた方がいいんじゃないかなというふうに思います。これは明確に違うようになっているんですね。  内閣府の中に組織が置かれるということを前提にした内閣府特命担当大臣というものがありますし、そういう組織、外局がなくて、政府として重点...全文を見る
○泉委員 逆に、法律に書いていないけれども任命をされている、辞令に載っていない、官報に載っていないものがそうなっているんじゃないんですか。逆にお伺いしたいと思いますけれども。
○泉委員 出てこないとして、では、官房長官にお伺いをしますが、今も言いました地方分権推進室、これは、菅大臣、初めてこの内閣委員会に来られておりますけれども、渡辺大臣は地方活性化ですとか道州制ですとかをされていますね。そうすると、例えばこの地方分権推進室というのはどなたが見られてい...全文を見る
○泉委員 例えば、渡辺大臣は道州制を担当されていますが、これはどこの部署で行われているんでしょうか。何か下部組織はございますか。
○泉委員 溝手大臣にお伺いをしたいんですが、交通安全は高市大臣がなされているやに聞いていますが、これはどうなっているんでしょうか。
○泉委員 では、交通安全は溝手大臣は担当されていないということですか。
○泉委員 警察全般の中に、まさに交通安全対策、死亡者を五千人まで減らしていくということがあるわけですが、それを主導されているのはどなたですか。
○泉委員 ですから、そうなりますと高市大臣の交通安全というのは何を指すわけですか。
○泉委員 ならば、高市大臣が交通安全を担当される理由、任命の理由というか、その分野を高市大臣に割り振られた理由というのは何かございますでしょうか。
○泉委員 わかりました。では、これは総理にまた聞かせていただきたいと思います。  今、本当に時間がありませんから、きょうはちょっとこういった問題意識を皆さんにお届けさせていただきましたが、これはやはり全大臣が、特に内閣委員会では、御自身の特命担当の部分以外にいろいろな所掌を持た...全文を見る
○泉委員 きょうは、あえて全大臣にお越しをいただきまして、大臣所信という質疑の時間ですのでそういう形をとらせていただきました。  公益通報の方は、ぜひ各省庁に徹底をお願いいたします。我々、また今後もチェックをしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  どうもありがと...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○泉分科員 民主党の泉健太であります。  きょうは、柳澤厚生労働大臣に数点質問をさせていただきたく、お時間をいただきまして、ありがとうございます。  私は、民主党の方で、少子化対策のネクスト副担当ということもさせていただいておりまして、この間の大臣の、あるいは厚生労働行政の混...全文を見る
○泉分科員 今二つのフェーズがあったと思うんですね。人口動態が一・二六という状況であるということ。このままではいろいろな影響がある、それは経済であり、年金、社会保障、あるいは社会の成り立ちである。そして、若い人たちにどういう考え方かと聞いてみると、二人以上の子供を持ちたい、結婚し...全文を見る
○泉分科員 年金の心配あるいは経済の心配というのは、政府あるいは大臣のお考えではないのかなというふうに私は思うんですね。それは、果たしてそういった考え方に基づいて少子化対策ということをするものなんだろうかというふうに思うわけですが、大臣は、やはり経済全体のパイが落ちてはいけない、...全文を見る
○泉分科員 そうしますと、なおのこと、今の年金制度に若者たちが抱えている不安、感じている不安というものを解消しようということで少子化対策をされているということであれば、それは間違いじゃないですか。経済あるいは年金制度を維持するために、あるいはそういうところの問題意識から少子化対策...全文を見る
○泉分科員 きょうは余り時間がありませんが、若者の思い、希望を理解してくださるのであれば、やはり背景に経済や年金、社会保障ということがあるというような形の少子化対策であれば、それはやはり若者の理解は得られないというふうに、私はまず大臣にお伝えをさせていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○泉分科員 先日、私は、内閣委員会で各大臣に、ちょうど高市大臣がそのとき体調を壊されて出られなかったときなんですが、お伺いをしましたら、山本大臣、再チャレンジ担当だけは、数値目標は入れるということも考えているということをおっしゃられていましたので、ぜひ閣内で、やはりこの少子化対策...全文を見る
○泉分科員 もしかしたら、まだ余りこの点はカバーをなされていないのかもしれないなという印象を受けましたが、ぜひこの機会に、今大変話題というか問題になっております。やはり、三百日の民法の規定があることによって、前の夫の子供ではないにもかかわらず、離婚をして三百日以内に子供が生まれて...全文を見る
○泉分科員 真剣に検討、もう少しよく理解していただきたいんですけれども、大臣、もう一度お伺いしますが、出生届がないということで健康保険を持てない、あるいは児童手当を受け取れない、そういう子たちがいるという事実は御認識いただいていますか。
○泉分科員 きょうは、実はそういう意味で、法務省、総務省もお呼びをしようと思っていたわけですが、やはりそこで問題なのは、連携のまずさ、悪さですね。なかなか窓口の方では、そういったことが本当にできるんだろうかという形で、確かにそんなにケースは多くないかもしれませんが、やはり対応に随...全文を見る
○泉分科員 大臣、これも要求なんですが、私はちゃんと追っかけますので、ちゃんとやるようにしていただきたいんですけれども、出生届が出ていないということについては、今のところ、出ていないものはわからないじゃないかということで、総務省も法務省も、実際には、その出ていない件数の積極的な把...全文を見る
○泉分科員 今お話をしました一連の問題で、先ほど言った健康保険そして児童手当、こういうものが、出生届がなくてもしっかりと受け取れるんだよということを、ぜひ全国に通達なりでお流しをいただきたいということ、それを、今、きっと前向きに考えていただけるという状況で御答弁をいただいたと思い...全文を見る
○泉分科員 ありがとうございます。  これで終わりますが、ぜひその方向性、やはり子供一人一人への、国家からの平等なこういった保障という意味があるんだということは、ぜひ、今大変いい答弁だったというふうに私は思っていますので、今後に期待をしております。  どうもありがとうございま...全文を見る
03月09日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  まず、冒頭になんですが、前回大臣所信の中で高市大臣が体調を崩されたということで、これはもちろん人道的な配慮として、我々もその質疑は別途とるということで与野党合意をさせていただきました。しかしながら、こういう不正常な状態の中で委員会を開催...全文を見る
○泉委員 そこは、実際には中で行われていることはかなり重複する部分もあるのではないのかなというふうに思っておりまして、我々としては、大臣の乱造じゃないかということも今指摘をさせていただいているところです。  そしてさらに、きょうは時間が余りありませんので、次の問題に移らせていた...全文を見る
○泉委員 では、大臣自身は前向きに検討をしていくべきだというようなお答えでよろしいでしょうか。  もう一つ話をしますと、やはり全国の市町村の窓口で、住民票がないということで結果的には児童手当を受けられない、受けられたとしても、トラブルというか、窓口でかなり時間を使ってようやく理...全文を見る
○泉委員 そこは、厚生労働大臣、法務大臣、あるいは全国の窓口ということでいえば総務省ということもかかわってくると思うんですけれども、ぜひやはり提言をしていただきたいというふうに思います。  そしてさらに、児童手当についてちょっと考え方をお聞かせいただきたいんですが、児童手当、今...全文を見る
○泉委員 財源が一つネックである、しかし、考え方としてはできるだけ幅広にとお伺いしましたけれども、もう一回はっきり聞きたいんですが、大臣としては、そうしますと、財源さえ許せば所得制限というものはなくしていっても構わないというお考えですか。
○泉委員 それは課題ではなくて、しっかりと方針を持っていただきたいというふうに思います。  もう一つ、今の児童手当の話でいえば、やはり児童手当というのは、子供一人一人の、国からのメッセージというか、それはすべての子供に対してのメッセージだ、あるいは生活保障だというふうに私は考え...全文を見る
○泉委員 このような現状に至ったには内閣府に責任があるんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○泉委員 今、その各省庁連絡会議の中身が守られていないわけですね。それをまたもう一回申し入れするだけで本当に物事が動くとお考えなんですか。私は、そこに何らかの確証があれば別ですが、ただ単に申し入れをするというものではそれはないと思います。大臣、確実に物事を進めるために次にどんな対...全文を見る
○泉委員 質問を終わります。
○泉委員 民主党の泉健太でございます。  私からも、本日午前中も質疑はありました。この午前中の質疑については、まだ正常だった当時の積み残しの高市大臣への質疑ということで、我々もそこには質疑をさせていただきましたけれども、しかし、この今私たちがいる状況も、強行での質疑ということに...全文を見る
○泉委員 今、数は把握していませんがというのがありましたが、私はこれも大変問題だというふうに思います。把握をしていただきたいと思います。  さらに、大変成功した、それは何をもって大変成功だというふうにおっしゃられていますか。
○泉委員 会社をつくられたというふうにお伺いしておりますが、その例をもって地域再生協議会をつくられるという発想に至ったということでよろしいですか。
○泉委員 では、例えばその豊後高田でいえば、観光客二百万人、消費額六十四億円というのが平成二十六年の目標だそうです。ですから、今まさに取り組まれているところであって、成功ということでまだ結論が出ていないというふうに私は逆にお話を伺っているわけですが、もう成功し終わってしまったんで...全文を見る
○泉委員 例えば、パンフレットに載っております「国際リゾート都市「くっちゃん」の確立」、これは成功はなされていますでしょうか。
○泉委員 それでは、お伺いをいたしますが、現在の外国人宿泊客は何名ですか。これは、目標にちゃんと八万人、十九年度と書いてあります。成功と言った以上は、そういう実績があってのことだと思います。いかがですか。
○泉委員 いいですか、これは地域再生のために推進室がちゃんとつくっている資料ですよ。それで十九年度八万人と書いているじゃないですか。これは明確に目標八万人と書いている。それをもって成功か不成功と言うんだったらわかりますよ。全く違う観点じゃないですか。しかも、これで成否がわかるんじ...全文を見る
○泉委員 先ほど、この地域再生協議会をつくるというのは、成功事例があるから、こういうスキームをつくれば、よりそういうところがふえるからとおっしゃった。では、成功事例はどこですかと言った。そうしたら、豊後高田ですか、こちらの方を挙げられた。しかし、これは、にぎわっているという全く抽...全文を見る
○泉委員 私は実績と言いましたよね。そのことは御存じですよね。  今の倶知安、そしてこの荒尾市、例として挙げられていますけれども、すべて成功しているかどうかわからない状況ですよ、これは。(渡辺国務大臣「委員長」と呼ぶ)いや、私はまだ質問は終わっていません。数字を出していただかな...全文を見る
○泉委員 そうしますと、現状を全く把握せずに今までやっているということですか。これはそれぞれの目標年度がありますけれども、追いかけていない、その年にならないと評価をしない。にもかかわらず、成功している事例があるから地域再生協議会をつくる。この協議会をつくる根拠は、事例が成功してい...全文を見る
○泉委員 大変残念なんですが、やはり、この地域再生協議会、私もこれはどうしようかというところで大変迷っています。そういう中で、どれだけの事例のどれだけの目標達成ができたのか、現状はどうなのか、この資料をまず出していただきたいと思います。これをまず私たちは見て、それからしっかりと審...全文を見る
○泉委員 だめですよ。数字を出していただかないとだめです。十九年度ですよ。
○泉委員 では、荒尾市の方もお願いいたします。(発言する者あり)
○泉委員 ありがとうございます。やはりそういう数字があるとわかりやすいですね。  地域再生協議会、今、これをつくるかどうかというところの話をしているわけですけれども、この地域再生協議会、実は、できる規定になっている、任意でつくれるということなんですが、先ほど大臣がおっしゃったよ...全文を見る
○泉委員 この地域再生協議会なんですが、先ほどの繰り返しになりますけれども、地方公共団体は、この協議会で地域再生計画に記載する事項について協議しなければならないんです。そしてまた、その協議の内容を申請書の中に添付しなきゃならない、そういう新たな義務が課せられたわけなんです。つくる...全文を見る
○泉委員 では、今まではお墨つきはいいかげんだったということですか。それは違うでしょう。  今までもお墨つきは出していたわけですよ、認定をして。今までのはいいかげんだったわけじゃないわけですから、つくれる、つくれない、両方可能だったら、わざわざ書いて、その中に義務を入れることな...全文を見る
○泉委員 それは今回も同じ仕組みだというふうに考えてよろしいですか。
○泉委員 しかしながら、なぜ今回それを採用したんでしょうか。
○泉委員 時間が来たので、終わります。
03月16日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  きょうは、二法案について法案質疑ということで質問させていただきたいと思います。大臣もぜひ答弁は簡潔にお願いをいたします。  まず、大臣にちょっとお伺いをしたいんですが、東京市政調査会という団体、今回、「特区制度の運用における法律上の疑...全文を見る
○泉委員 変に意地悪をして質問するわけじゃないので。  その中身に、この特区制度の中身が徐々に変容してきているんじゃないかというような懸念が寄せられてきております。それは、例えば自治体による提案数、その実現率が大きく低下をしてきている。大臣も再三答弁でおわかりのように、数字がや...全文を見る
○泉委員 そこで、大臣にお伺いをしたいんですが、特区制度という特性からしましても、出だしは恐らく多くの構想が出てくる。そして、今回五年延長するという中で、その後さらにということを想像していただいたときに、窓口というか、特区という一つのスキームはやはりこれからもずっと残し続けていく...全文を見る
○泉委員 わかりました。今、その認識をお伺いしたいと思いましたので、そういった質問をさせていただきました。  なかなかお時間もないでしょうから、大臣に読んでいただくといっても難しいと思いましたので、きょうはあえてこの東京市政調査会ということに関する質問をさせていただいたわけです...全文を見る
○泉委員 今の実例でいきますと、仮に、現段階で市町村が特区を使わずにまさにこの事業をやったとしても、これが直ちに違法だということには、多分直ちにはならないと思うんですね。そういうことからしましても、では、何で特区でせなあかんのかという話になるわけです。  そういう意味では、今大...全文を見る
○泉委員 そうですか。私の印象としては意外と少ないんだなという気がいたしました。大臣は、印象としてはいかがお持ちですか。
○泉委員 先日も私はお話をさせていただいたんですが、この地域再生協議会、基本的には私も、こういう協議会があれば、より連携をして地域の活性化にもつながるというふうに思っております。  ただ、懸念というか、どうしてなんだろうと思うのは、法律の条文には、「地方公共団体は、」という形の...全文を見る
○泉委員 今の答弁を政府の皆さんも聞いていただいたと思いますので、その趣旨を踏まえてぜひやっていただきたいと思います。  もう一つは、地域再生計画認定申請の際には、その協議の内容を添付しなければならない。これも、確かに協議した中身を添付された方が認定計画としてはいいんですけれど...全文を見る
○泉委員 まさに平成十七年度の内閣府の委託調査で各地域から上がってきた声としては、事務負担というのが非常に多いという声が事実上げられております。それに対しての対策は何か講じようと今なされていますか。
○泉委員 大臣、この法律が変わる前の申請書類と変わった後の申請書類、実物をぜひ一度副大臣と一緒に見てください。一度そういう実物を見ると事務負担の大変さというのがわかると思います。これは全国各地の声だというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。  時間ももうすぐ来ますの...全文を見る
○泉委員 これで終わりますけれども、私は、閣法で常に思うことは、やはり委員会での質疑の成果がなかなか反映されにくいというのを大変残念に思っておりまして、修正すべき点、検討すべき点は、持ち帰って検討しますではなく、この委員会という質疑の場で、それぞれいい提案もあるかもしれませんので...全文を見る
○泉委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました地域再生法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、このたび地域再生法の一部を改正する法律案で新たに規定される再チャレンジ支援寄附金税制が、世界的にも例を見ない...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  本日は、三専門家の先生方、本当にありがとうございます。大変わかりやすい御指摘をいただいたというふうに思います。私の方からも、幾つか御意見をちょうだいできればというふうに思います。  まず、この法律そのものの制定に当たって前提の考え方と...全文を見る
○泉委員 さらに、今回、日弁連がいろいろとこの法案に当たって警察庁とも協議をいたしまして、依頼者の身元確認及び記録保存等に関する規程というものをつくられました。これは、先ほどもお話がありましたけれども、疑わしい取引の依頼拒否、あるいは中止の説得、応じない場合の依頼辞退、これを義務...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  続きまして、中野目参考人にお伺いをしたいんですが、金融庁からのFIUの警察への移管ということについて、専門的知見を持っている、あるいは体制も今後拡充をされるということで、これは適切ではないかというお話がございました。  一方で、きのうも国会...全文を見る
○泉委員 もう一つ中野目参考人になのですが、これも昨日の質疑の中で、今ちょうど田中参考人からもお話がございましたけれども、警察の警ら情報あるいは他の犯罪に関する捜査情報。今、警察の方では、例えば指紋あるいは聞き込み、いろいろな情報を統合して、その関連性を強めることによって、照会の...全文を見る
○泉委員 この点、私も大変重要だと思っておりまして、警察が得た情報、捜査情報と金融に関する取引情報というものをどういうふうに扱っていくべきかということについて、村岡参考人、田中参考人からもお話をいただきたいと思います。
○泉委員 さらにお伺いをしたいと思いますけれども、先ほど村岡参考人の方からは、私見ということでありますけれども、大変有意義な御提案をいただいたというふうに私は思っております。  もとに戻るようなお話ですけれども、法律専門職に国家の側から一律に報告義務を課すのではなく、今後のこの...全文を見る
○泉委員 もう一つ、新たな指摘になるわけですが、今回の法律の中でも、十七条においては、国家公安委員会の意見の陳述ということで、それぞれ国家公安委員会ができることが書いてあるわけですが、一方で、これは事実上は、例えば情報の分析にしろ何にしろ、警察庁が実際には行うという姿であります。...全文を見る
○泉委員 では、質問を終わります。
○泉委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。     犯罪による収益の移転防止に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり...全文を見る
03月27日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  本日、大臣、そしてまた環境副大臣にもお越しをいただいておりますけれども、質問をさせていただきたいと思います。  まず私も、能登半島の地震におきまして数多くの被災者が出ておりますことにお見舞いを申し上げたいと思います。そして、亡くなられ...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  私の友人も能登島に住んでおりまして、きのう、安否の確認というか、電話をかけていた途中にもまた余震が起こったというような状況もありまして、現地では、その能登島の地域では、断水あるいは水の濁りが大変まだ残っているというようなお話もありましたけれど...全文を見る
○泉委員 世帯につながるところで、石川県、この第七報の概要版の二ページ目で見ますと、その他のところに、提供可能な公営住宅等の空き室が六百二十四戸ある、そのうち、石川県は五百戸あると。  私は、この数字を見て、ある意味非常に多いなと、ちょっと別な観点なんですが、思いまして、これは...全文を見る
○泉委員 実際には、やはり御自身、それぞれ被災に遭われた方々が住んでいる地域の近くでどうしてもプレハブなりで生活をしたいという要望の方が恐らく強いのではないのか。大きな被害で、あらゆるライフラインの復旧に数カ月間かかる、阪神大震災のような事態であれば、遠方に引っ越しをする、当面の...全文を見る
○泉委員 大臣の、いわゆる従軍慰安婦問題、それについて軍の関与があったかなかったかということの御自身の御見解はございますでしょうか。
○泉委員 大臣はお若く見えますので、戦前生まれというふうにはなかなか私も見えないところもあるんですけれども。大変お元気な大臣ですので。  もう一つ、御党の太田代表が、集団的自衛権の行使は認めないと、これは改めての発言でありますが、おっしゃられました。一方で、安倍内閣においては、...全文を見る
○泉委員 大臣、かつてであるわけですけれども、日本の周辺で米国が日本の安全のためにやっている行動に攻撃が加えられたときにどう対応するかは、集団的自衛権と考えなくていいということをおっしゃっておられますけれども、これは、今もお考えは変わりませんか。
○泉委員 それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。  きょうは、特に住宅政策における地球温暖化防止ということについて大臣に質問させていただきたいと思いますが、まず大臣、安倍総理は「不都合な真実」という映画を見られたというふうに私はお伺いをしておりますけれども、大臣は...全文を見る
○泉委員 ぜひ事務方は、早くこの映画を大臣に見ていただくように日程を確保していただきたいというふうにお願いをしたいと思います。  この映画の中でも、急激な温暖化をいろいろな切り口でアル・ゴアが説明をされています。  例えばそれは、シロクマがずっと海の中を泳ぎ続けて、ついに上に...全文を見る
○泉委員 今おっしゃられた、運輸でいいますと二割というお話がありましたが、特に公共交通や貨物で約一割、自動車で約一割というような状況でありまして、そしてまた、民生部門の中の住宅ですとか家庭が一割弱ということで、約三割ぐらいはいわゆる我々国土交通委員会の中でもかかわってくる問題なの...全文を見る
○泉委員 国土交通大臣はどうなっておりますでしょうか。
○泉委員 それはぜひ認識を持っていただかなきゃならないのじゃないでしょうか。本部員でございます。  あえて聞いたわけですが、せっかく平成十四年に位置づけられた地球温暖化対策推進本部があるわけですが、今皆さん聞いていただいたとおり、環境副大臣も本部員ではない。確かに、閣僚が集まっ...全文を見る
○泉委員 副大臣、ぜひ持ち帰っていただいて、国土交通大臣、冬柴大臣を副本部長にしろということをぜひお願いしていただきたいと思いますし、ぜひ土屋副大臣も、私も入れてくださいというふうに言っていただきたいと思います。  少し細かいお話に入ります。  同じく十四年の推進法の改正で、...全文を見る
○泉委員 この活動推進員による温暖化対策診断、そして住宅の断熱措置というその活動の状況をぜひ知りたいと私は思っておりますので、後ほどで結構です、資料をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  そして、さらにお伺いしたいんですが、同じくこの法律の中では、地域...全文を見る
○泉委員 さらに詳しく、特に住宅のことについて質問をしたいと思います。  大臣、日本の住宅における温暖化対策についてなんですが、実は、いろいろなところからおくれているんじゃないかというような御意見があります。まず、そのことについて御認識というのはございますでしょうか。
○泉委員 今まさに、私は理想の形を言っていただいたのではないのかなと思います。  中古の住宅を適切に手入れしてさらにその性能を高めていこう、そしてまた新築部分についてはやはりいい性能のものをつくっていこう、そういう考え方で今やっていただいているとは思うんですが、環境副大臣に点数...全文を見る
○泉委員 大臣、これは環境副大臣も、あるいは国土交通政務官、副大臣もそうなんですが、こういう考え方を、実は、ごもっとものように聞こえるのですが、ちょっと変えていただかなければならないんじゃないのかなと私は思うんですね。  私たちのところは頑張っているし、ほかに要因があるんだ、だ...全文を見る
○泉委員 力強いお言葉をありがとうございます。  それで、具体的になんですが、大臣、改めてこの住宅の断熱基準、これが八〇年基準とか九九年基準とかいう言い方をします。この九九年基準、平成十一年基準が、その設定された当初は、世界的にも欧米のレベルに追いついたと言われたんですが、また...全文を見る
○泉委員 これは、板硝子協会ですとか日本建材・住宅設備産業協会、日本サッシ協会、プラスチックサッシ工業会、全国複層硝子工業会、また多くの団体からもそういう要望が来ております。これは、業界の利益ということだけじゃなくして、やはり地球温暖化に資したい、そういう決意のあらわれだと思って...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  本日は、子供の安全、そして社会全体の安全ということについて質問をさせていただきたいと思います。  まず、石川県能登半島地震においては、たくさんの被害が出ております。亡くなられた方、そして多くの被害に遭われた方に、私もお見舞いを申し上げ...全文を見る
○泉委員 まず、この制度というかシステムについて少し御説明をさせていただきたいと思います。  このアンバー・アラートというのは、一九九六年にアメリカの方ででき上がったシステムなんですが、アンバーちゃんという女の子が誘拐をされまして、そこで殺害をされた。その事件を契機に、こういっ...全文を見る
○泉委員 警察庁では、このアンバー・アラートということについての認知、認識、あるいはこれまで何か研究、検討されたことはございますでしょうか。
○泉委員 確かに、子供の命が一番優先されるということが大前提でありますので、そういった人命を大前提としながらも、このアンバー・アラートというものが日本の中で根づいていけば、逆に言うと、誘拐あるいは略取というものがもう成立しないという抑止効果にもつながるのではないのかなと。誘拐をす...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  それで、全国各地で今、略取誘拐という話もしましたが、街頭犯罪、ひったくりや痴漢、あるいはわいせつ行為、暴行、いろいろな犯罪が問題になっております。それが体感治安の悪さにもつながっているということなんですが、そういうものに対応すべく国の方でもさ...全文を見る
○泉委員 事件についてお伺いします。それは不審者情報も含めてのお話でしょうか。
○泉委員 ありがとうございます。  このメール配信の中身、例えば、どの程度までが許される、どの程度までは許されない、あるいはこういうものを配信すべき、そういうことについては、警察庁から全国へ、何か指針、方針というものは送られているんでしょうか。
○泉委員 今言っていただいたような犯罪情報、今随分と多く配信がなされるようになりました。  今、途中から平沢副大臣が来られましたので、担当ではないんですが元職の関係もあって、アンバー・アラートということの質疑をちょっとさせていただいたんですが、その言葉は御存じでしょうか。
○泉委員 どうも済みません。  改めてなんですが、これは、アメリカでアンバーちゃんという小さい子供が誘拐をされて殺害された事件を契機に、誘拐事件があった場合に、テレビ、ラジオ、携帯メール、あるいは高速道路の電光掲示板等々に一気に情報を配信して、犯人の検挙あるいは誘拐事件の解決に...全文を見る
○泉委員 平成十七年の十二月二十日に「犯罪から子どもを守るための対策」、これは関係省庁連絡会議、そこでも同様の取りまとめがなされておりまして、調査研究を平成十八年度から推進するということになっておりました。  警察庁、この点について、その調査研究というのは現在どのような状況にな...全文を見る
○泉委員 済みません。関係省庁連絡会議ということであれば、警察庁というより官房長官にお伺いをするべきなのかもしれませんが、この調査研究については何か御存じですか。
○泉委員 どうぞよろしくお願いいたします。  それで、時間も余りありませんので、私が見る中で大変すばらしいと思うものが幾つかございました。  いろいろな都道府県の携帯サイト、これを見比べさせていただきました。そうしますと、例えば山形県警などは非常にすばらしいなと思いましたのは...全文を見る
○泉委員 終わります。
04月04日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  いよいよこの政策金融公庫の法案がスタートをいたしました。大変多岐にわたる法案でありまして、我々民主党も、こういった形で財投の資金の出口の部分の改革がいよいよ始まるということについては、基本的には賛同いたすものであります。そして一方で、今、格差の...全文を見る
○泉委員 今大臣がおっしゃったように、私も、公社、公団、実例では国鉄というお話がございましたが、まさにそういうものに対する国民から集めた資金の巨額な投資、その中に非効率や無駄があったということは、これは多くの国民も知るところであるというふうに思います。  ただ、この中で、まさに...全文を見る
○泉委員 必要最小限というふうに絞らなければならなかった。もちろん、必要最小限、不必要なものは確かに不必要ですけれども、一方で、やはり根本的な財政投融資における問題というのは、そういう巨額なプロジェクトの方にお金を投入してきた、資金を投入してきたことが本来の問題点であって、決して...全文を見る
○泉委員 今、金利のお話がございましたけれども、確かに、インフレのときにはリスクをとらない金融というものが成り立っていた、しかし、今はそういう時代ではないというお話もございました。  でも、今の政権の戦略というのが、また、一時期の失われた十年を、あるいは十五年を乗り越えて、イン...全文を見る
○泉委員 大臣が言った言葉がリスクをとらない金融という言葉でしたので、私はそれを使わせていただいたのですが、全くそれはとらないというのはあり得ない話ですが。  大臣、先ほど、二%のところにまず金利の山がある、そして二〇%を超えたところにまた一つの山があるというお話がございました...全文を見る
○泉委員 たくさんの問題をきょうは用意していますので、余り一つにずっとかかわりはできませんけれども、例えばでちょっと具体的にお伺いをしたいんです。  教育資金貸し付け、これを今回は対象範囲を縮小していこうということでございます。聞くところによると、年収九百九十万以下の現行の所得...全文を見る
○泉委員 もう一つ、中小企業金融公庫の一般貸し付けも廃止をされるということでありますけれども、この中小企業金融公庫の一般貸し付けについては、現在の規模、これは事務方で結構ですけれども、どれぐらいの貸し付けを行っているんでしょうか。
○泉委員 今、今後変化があるだろうとほぼ確定をしている二つのことについてお伺いをしたわけですが、例えば教育資金貸し付けなんかについては、今政府の方向性というか、例えば児童手当でいいますと、所得制限を上げていく方向ですね。また、日本は、よく言われるように、OECD諸国の中では教育に...全文を見る
○泉委員 想定の範囲内で結構ですけれども、今回、国民生活金融公庫が教育資金貸し付けについて所得制限を引き下げる、あるいは中小企業金融公庫が一般貸し付けを廃止するということで民間の方に恐らく資金は流れるとは思うんですが、サービスは民間の方のサービスが充実していくとは思うんですが、金...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  とにかく、この一番最初の改革の意義ということについては、私は、財投の改革、出口の改革は大いに結構だけれども、しかし、多くの国民が望んでいた改革というのは、大口の大プロジェクトの、また、大きな天下りの改革でありまして、こういった国民生活にかかわ...全文を見る
○泉委員 これも、やはりそれぞれの中小零細になると、経営実態というのがかなりばらばらだということで、証券化が非常に難しいんじゃないかというふうに私も考えておりまして、その結果、仮に証券化できたとしても、融資対象ですとか額が狭まったり、金利が上がったりということが予想されることもあ...全文を見る
○泉委員 多くの国民が、やはり、今までおつき合いのあったというか利用してきた金融機関が統合される、それだけで不安を感じていると思うんですが、その姿が見えない。しかし、こうして法律の審議は進んでいくという状況でして、最近はいつも、後で決める、政令で定めるというようなことも大変多いわ...全文を見る
○泉委員 八十じゃないですか。
○泉委員 もう一つ、たしか四機関で千百人、管理部門の一元化によって人員削減ということですが、管理部門で共通するのが四機関計で千百人でございます。一方で、二十四店舗、もう統合を決定されているということでいいますと、この人員削減の数というのはどれぐらいになりますでしょうか。
○泉委員 済みません、それはいつぐらいにできる御予定でしょうか。
○泉委員 ちょっとまだ、今のままでは具体的な姿がいまいち見えにくい。せっかく統合されるのであれば、最新のさまざまなシステムを使いながら、不便のないように、しかし効率的な店舗展開というのをぜひお願いしたいと思うわけですが、まだ姿が見えない。そして、人員の削減効果についても不透明だと...全文を見る
○泉委員 この数年の貸付規模と実績を見ますと、各業界から御意見を受けられている割には、その差が割合としてはちょっと広がってきつつあるんじゃないのかなというふうに思うんですね。一度平成八年に、貸付規模を前年に比べて大分下げたときがあると思います。三千二百億から二千四百億に大幅に減ら...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。ぜひその方向性で各業界の生活衛生関係の皆さんと協議を進めていただいて、より利用のしやすい制度をつくっていただきたいというふうに思います。  心配をしていますのは、貸付残高がどんどん下がってきているという状況で、さらに今回のこの政策金融の改革でして...全文を見る
○泉委員 また次の問題に移らせていただきますけれども、貸付残高の対GDP比の半減目標のところに移らせていただきます。  これも先ほどほかの方からお話がございましたけれども、今回これを半減するということでありますが、一方で、既に三機関が統合していくことで半減目標というのは達成をさ...全文を見る
○泉委員 そのワーキングチームですけれども、これはいつぐらいに、あるいはどういうメンバーで発足をされる御予定でしょうか。
○泉委員 ぜひ数値目標を設定して取り組んでいただきたい、さらなるスリム化にも取り組んでいただきたいということもお願いをしたいと思います。  次に、新組織発足に当たっての役員天下りの問題がやはり指摘をされております。これは行政改革推進法の方にも書かれておりますし、そして今回の法律...全文を見る
○泉委員 まさにそこでして、そこにもしかすると我々政治の側は、大臣も今は政府ですけれども、根本は政治家としてお考えをいただきたいわけですけれども、注意をしなければならない。ああ書けばこう動くというところがやはりあるのではないのかなということも多少心配をしておりまして、たしか本会議...全文を見る
○泉委員 もう一つの懸念は、経営責任者のみならず、役員全体の中で公務員の出身の方々が多数を占めるということはやはり好ましくないというふうに考えますが、その点はいかがでしょうか。
○泉委員 林副大臣は答弁者の中に入っていないと思うんですが。(林副大臣「失礼しました」と呼ぶ)そこは入っていますか。入っていないんじゃないかな、私のは。(発言する者あり)はい。  次に、またちょっと違う問題に入らせていただきますけれども、それぞれ統合される政策金融機関ではありま...全文を見る
○泉委員 中小企業庁の方にもお越しをいただいておりますけれども、こうして信用保険等業務の方では大きな赤字を抱えて、抱えざるを得ない状況があると思うんですが、これをデューデリを行って新たに赤字を削減していく。どこまで実際に可能だとお考えでしょうか、中小企業庁。
○泉委員 次に、農水省にお伺いをしたいのですが、農林漁業金融公庫も政府補給金収入というものが多くを占めていて、それで何とかぎりぎりのラインを保っているという状況であります。これもやはり、今のままの政府の目標というか、それぞれの勘定の中で業務の改善を図っていくということでいうと同じ...全文を見る
○泉委員 もうこれで最後にいたしますが、大臣、この損益計算書で見ますと、やはり中小企業金融公庫そして農林漁業金融公庫については、構造的に今抱えている赤字の状況というか、程度はちょっと違いますけれども、特に中小企業金融公庫については、業務上いたし方ないというものもあると思うんですね...全文を見る
○泉委員 終わります。どうもありがとうございました。     —————————————
04月11日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○泉委員 民主党の泉健太です。引き続き参考人の先生の皆様に御質問させていただきたいと思います。  大変貴重な御意見をありがとうございました。我々民主党も、基本的には、政策金融の改革ということについては、その改革を進めていくべきという考え方ではありますが、やはりそこには、セーフテ...全文を見る
○泉委員 同じ質問ですが、中里参考人にも、この国際会計基準、今、翁参考人の方からは、それでもやはり国内と国際、独自性を持ってというお話がありましたが、海外の投資家からは、一つになった日本政策金融公庫というものを見られたときに、そのそれぞれの独立、独自性というのはどこまで保てるのか...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  続いて、先ほど中里参考人の方からも、ドイツ復興銀行の例、大変いい例を挙げていただいたと思うんですが、翁参考人の方からは、能力ある経営陣、これが選ばれることが非常に重要だというようなお話がございました。  このドイツのような形、さまざまなステ...全文を見る
○泉委員 続いて、全国中小企業団体中央会佐伯会長にもお越しをいただきましたけれども、私は改めて認識をしたのは、昨年の五月に参議院の行政改革に関する特別委員会で参考人で御陳述をいただきました。そのときにいただいたお話の中では、三万二千の中小企業組合の傘下に三百十一万の中小企業が参画...全文を見る
○泉委員 桜田参考人の御陳述の中でおっしゃられた、これまで中小企業の収益を上げる方策を考えてきたのは銀行マンなんだ、いかにそれをつぶさずに、ともにサポートをしていきながらというようなお話は、私も大変、ああ、現場の実態に基づいた御発言だなという気がしたわけですが、中小企業の再生とい...全文を見る
○泉委員 そして、次の課題に移らせていただくんですが、経営者の経営責任ということが、特に今回は、それぞれの勘定ごとに明確にしていく、そういう法案になっておりますけれども、一方で、それぞれの既存のこれまでの金融機関が抱えてきた構造というものも私はあると思うわけです。例えば、中小企業...全文を見る
○泉委員 今回のこの政策金融改革、冒頭にも申しましたけれども、我々は、基本的には賛成というか、その趣旨には賛成をするわけですが、しかし、まだまだ政府案の中には足りないところも、あるいは、最近の傾向としてどうしても法律の中では後ほど政令で定めるというようなことがかなり仕組みとして多...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  この法案についての初の質問ということで、大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律ということで、これまでは全総と言われる計画があったわけで、それが国土形成計画という形に進展していく中での、そ...全文を見る
○泉委員 まさにそのことを、平成十年の三月三十一日に閣議決定されました二十一世紀の国土のグランドデザインということが訴えていたのではないのかなというふうに思うわけですね。地域連携軸というのもそうですし、多自然居住地域、農山村ですとか中山間地域とかに居住をつくっていくというようなこ...全文を見る
○泉委員 率直な御見解、ありがとうございました。  我々は、このグランドデザインで果たし得なかったものを次こそはしっかりと本当の意味で果たしていかなければならない、そのことをやはりこの委員会の中でも共通認識として持たなければならないというふうに思います。  だからこそ、本当に...全文を見る
○泉委員 そういう場合は陳腐化と言うんでしょうか。耐震強化ができていないから陳腐だということですか。なるほど、わかりました。そういうものを向上させていくということですね。  もう一つ、同じくこの「中間とりまとめ」の中で、「いわば、美しく信頼され性能の良い「日本ブランドの国土」を...全文を見る
○泉委員 言葉じりをとらえるつもりはないんですが、この「中間とりまとめ」の中に、実はその「日本ブランドの国土」というものの前段に、美しい田園風景、清潔で安全な都市等、「我が国の国土が本来持っている魅力を世界に対してアピールし、誰もが住んでみたい、訪れてみたいと思う、いわば、美しく...全文を見る
○泉委員 さて、大臣、先ほど私、冒頭申し上げましたけれども、本当の意味で一極一軸型を多軸型に変えていかなければならない、そういう強い決意があると思うんですね。  しかし一方で、国土交通省は、もちろん国としてインフラ整備というものも一生懸命に取り組んでおられまして、例えば高速道路...全文を見る
○泉委員 本当にそういったものの実現をぜひお願いしたいと思うんですが、一方で、それこそ国交省の地域活性化戦略というものの中には、確かに私も必要性はよくわかるんですが、例えば、羽田の発着をふやすために再拡張ということで、地方便の増便ということが書いてあるわけです。これはいかがお考え...全文を見る
○泉委員 今、確かに関空も機能充実を図っているところです。大臣も関西の御出身でもありますし、ぜひ関空、あるいは、やはり今考えられている八つの圏域の中でそれぞれそういった空港ができるぐらいの均等な力の配分、予算の配分というものを私からもぜひ要求させていただきたいというふうに思います...全文を見る
○泉委員 時間が限られていますので、さらに進めさせていただきますが、今回のこの法律では、いわゆる施設の充実に対しても支援をしていく、都道府県が実施する公共施設の整備ということが書かれておりますけれども、その例としてよく挙げられているのが、国際会議場ですとか、いわゆる会議場みたいな...全文を見る
○泉委員 最後の質問にさせていただきますけれども、今回、不思議なのは、事前に説明を受けると、圏域ということが一つの設定になっていながら、一つの都道府県による事業であっても、事実上人や物は流通するからそれは広域なんだという設定になっている。ちょっとそこは何でもありというような状況に...全文を見る
○泉委員 どうもありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○泉委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました株式会社日本政策金融公庫法案及び株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、反対の立場から討論いたします。  反対の第一の理由は、新公庫において省庁の縦割りと天下りが温存さ...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  この内閣委員会、本当に与野党しっかりと審議をさせていただいておりまして、法案、法案の間の一般質疑ということでお時間をいただきまして、ありがとうございます。  まず冒頭は、統一地方選挙もあった四月でありますけれども、大変残念な惨事と申し...全文を見る
○泉委員 捜査中、支障があるのかもしれないのですが、この犯罪に使われたけん銃でありますけれども、そういったものの入手ルートの解明、これは進んでいるんでしょうか。
○泉委員 例えば、けん銃の種類ですとか、そういったことも今現在はお答えできない状況でしょうか。
○泉委員 昨年、警察の皆さんが「薬物・銃器情勢」というものを資料としてつくられておりますが、その中でも私が少し気になりましたのは、全国的には、銃器犯罪また銃器の摘発件数、これが警察の努力のかいもあり減少傾向にはなってきている。しかし、そういう中で西日本の比率が随分と高くなっている...全文を見る
○泉委員 こういうことについて私も専門家ではありませんのでお伺いをしたいのですが、単独犯だと当初言われ、一度、協力者がいたのではないかという報道もあり、しかし基本的には犯行の動機も含め単独犯の線が強いというふうにお話をお伺いしているところではあります。  今部長がおっしゃられた...全文を見る
○泉委員 まさに、実はそこが大切なところではないかなと思っておりまして、報道からすると、単独犯、しかも個別の事情による恨みということで一般の市民はとらえがちだと思うんですが、実は一方で、今部長がおっしゃったように資金源としてとらえていたかどうかということで考えてみますれば、それは...全文を見る
○泉委員 その解散届と、もう一つは、山口組が水心会と縁を切ったというか、傘下団体ではなくなったということも報じられておりましたが、そこはどうなっておりますでしょうか。
○泉委員 そこでも、実は、いわゆる暴対法における組織の指定ということでいえば、一つ一つの傘下団体が一つ一つ指定を受けるということではなくて、大きな傘の上に立つ山口組というものが今指定を受けられている状況であります。そういう中で、山口組自身がこの組織と断絶をする、水心会と断絶をする...全文を見る
○泉委員 きょうは、銃器対策ということで、幾つかの関係機関の方に来ていただいておりますが、まず税関。  きょうは財務省からお越しをいただいておりますが、税関も、荷物、貨物の関係の、海外からの中にそういった銃器が含まれていないようにということで、税関でチェックをしていただいている...全文を見る
○泉委員 続いて、海上保安庁ですけれども、最近の動向、国内では摘発件数が減ってきているという状況でありますが、海上保安庁の認識をいただきたいと思います。
○泉委員 ぜひ、特にやはり警察との連携ということで、これからも税関、海上保安庁の皆さんにも頑張っていただきたいというふうに思います。  公安委員長、今回、長崎市の市長、二代にわたって銃撃をされるという、本当に前代未聞の状況だというふうに思います。我々も、とはいえ、そうそうあるこ...全文を見る
○泉委員 公安委員長、これは実は警察の方がかなりいろいろな場で皆さんに啓発をされている一つの数字でありまして、私もあの長崎の市長の銃撃の事件以降、この数字を何回も自分の中で繰り返し、覚えてしまったものですから、公安委員長にも、その認識をぜひ改めてお持ちいただきたいと思うわけですが...全文を見る
○泉委員 いろいろなメリット、私も警察の皆さんから資料をいただきまして、全国各地で渋滞解消、あるいは、駐車車両に対して例えば車がぶつかっての交通事故、こういったものも当然減少をされているということで、大変すばらしいデータだなというふうに思っております。  逆に、何か問題点として...全文を見る
○泉委員 そこでお伺いをしたいわけですけれども、重点取り締まり地区が当初指定をされました。やはり最初から住宅地、本当に生活道路として使われていて、もっと言えばとめても余り支障がないところも含めて、そういうところまで指定をしていくと、四角四面の運用をしていけば当然住民からも反発が来...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  さらに確認をしたいんですが、今やはり一方で問題になっておりますのが駐車許可車標章というものでして、先ほどお話があった物流関係の方ですとか、あるいは福祉関係の車両ですとか医療関係の車両、そういったものについて許可車標章を交付して利用していただく...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  それで、ちょっと確認をしたいんですが、これは今警察署長の許可というお話がありましたが、今発行されているのは警察署のみでしょうか、それとも、交番ですとか駐在所みたいなところでもこれは発行、交付が可能なんでしょうか。
○泉委員 これはもうそれぞれの都道府県警の裁量の範囲なのかもしれないんですが、今お話しいただいた六県では、交番でもこういった短期の駐車許可車標章を発行しているということがございます。そういった意味からも、できましたらより利便性を考えていただきまして、この六県の範囲をぜひとも拡大し...全文を見る
○泉委員 一応確認ですが、発行拒否をしたケース、そういうものがもしあれば、件数ですとか事例を教えていただければと思います。
○泉委員 実は、故障車、今お話がありました引っ越しをする車、冠婚葬祭の車、あるいはホームヘルパーさんですとか訪問介護の車、そして、病院に通院をしていくんだけれども、病院の駐車場がいっぱいで、どうしても病院の前に車をとめなければならないというケースの通院の車、その他相当の理由がある...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  それで、もう一つなんですが、今お話がありました、駐車許可車標章ではなくて駐車禁止除外指定車標章、大変大切な制度でありながら、一方では大変問題も全国各地で指摘をされて、米田部長のおられた京都なんかでも、祇園にある場外馬券場に、偽造のものも含めて...全文を見る
○泉委員 これも、不正使用の取り締まりをしていただくことは当然なわけですが、一方で、やはり障害者の方々が大変弱い立場にあるということをよくよく認識していただかなきゃならないと思います。不正使用の事例なんかでよく出てくるのは、弱い立場の障害者から無理やり標章を使わせろという形で不正...全文を見る
○泉委員 ありがとうございました。終わります。
04月26日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  きょうのこの青少年問題に関する特別委員会、昨年末より超党派の児童虐待防止に関する勉強会がスタートいたしまして、そして市民団体や研究者あるいは現場の方々、多くの皆様から御意見をいただきながら、そして各省庁ともよくよく現状の御意見をお伺いしながら、...全文を見る
○泉委員 済みません。きょうは二十分という大変短い時間なものでして、どうか答弁の方もまた簡潔にお願いをいたします。  その、まさに議論をいただいてということがございましたけれども、どうにか、その議論を法制審の中でしていただく段階に実はもう来ているということを私からは改めてお伝え...全文を見る
○泉委員 大変心強い言葉をありがとうございます。  先日、大変痛ましい長崎の伊藤一長市長の射殺事件がありましたが、銃器によって命が失われる、これは、過去十年間で二百三十四名の方々の命が落とされているそうです。実は、児童虐待に関して言えば、平均値でいいますと、その三倍の年間六十名...全文を見る
○泉委員 趣旨はよくわかりました。  ただ一方で、私は思うんですが、こういうものになると、どうしても外国の先進事例があるということで、外国の資料を一生懸命引っ張ってきて、そして何とか日本に応用できないかという考え方がどうも見られるわけです。一方では、日本でも年間三万件を超えるこ...全文を見る
○泉委員 ぜひともお願いをいたします。  続いてなんですが、いわゆる児童養護施設の最低基準の件であります。これも要望という形で、済みません、特段通告をさせていただいていないものですからわかる範囲で結構なんですが、子供一人当たりの居室面積が大変小さいということをやはり指摘せざるを...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  ぜひ早急な検討をお願いさせていただきたいと思います。  そして、もう一つ、今、全国に虐待防止対策会議、協議会、これの設置を進めていこうということで、今回の改正の中でもよくその点は話し合われたわけですけれども、一方で、実は昨年十月に虐待死亡事...全文を見る
○泉委員 少し高井議員の方から質問時間を分けていただきまして、もう少し続けさせていただきたいと思います。  お互いに同じような質問内容も多かったものですから、お許しをいただきたいと思いますが、もう一つ、最後の質問であります。  一番最初に親権のお話をさせていただきましたが、実...全文を見る
○泉委員 どうもありがとうございました。
05月09日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  引き続き、市場化テスト法について質問させていただきます。  我々は、この市場化テストの趣旨そのものには賛同するというか、期待をしてこの市場化テスト法を見守ってきたわけですが、残念ながら我々が望むような、恐らくそれは与党議員の中でも、望...全文を見る
○泉委員 それは、もちろん零点ではないと思います。一定の成果はあったと思います。  もう一度、大臣に具体的な数字をお伺いしたいんですが、幾つの市場化テストの要望が上がり、そのうち何件が今回というかこれまで対象事業となったのか、その実数を教えてください。——では、またそれはちょっ...全文を見る
○泉委員 済みません、やはりこの質問は大田大臣のお答えいただくべきことなのかなと思います。  なぜ、今回この乙号事務のみの法案審議ということになったのか、それをお答えいただきたいと思います。
○泉委員 いや、それは当然のことでありまして、そういうことじゃなくて、何でここに来たんだと言われて車で来たという答え方じゃなくて、理由を聞いているわけでして、先ほどの件数というのはわかりますか、それもあわせて。  では、ちょっとまず件数を。
○泉委員 もう一回、大臣にお伺いしますが、百九十三件の要望があり、整理をすると百二十五件、そして二十七事項が現在ということであります。点数でいうと何点でしょうか。
○泉委員 本来のこの市場化テストの趣旨というものをよく徹底していただくことが必要かと思います。  ちょっと私、もう少し中身を勉強したいわけですけれども、いろいろな民間委託は、この市場化テスト法を通さずとも各省庁でされていることが多いと思うわけですね。例えば警察庁なんかでいうと、...全文を見る
○泉委員 包括的に委託をされることによる効果というものはどんなものが考えられるんでしょうか。
○泉委員 そこで、いよいよ今回の乙号事務の中に入るわけですが、民間へとか、官から民へという抽象論ではなくて、先ほど高山委員からもお話がありましたけれども、しっかりと具体論、現場の状況を見て大臣にもぜひお答えをいただきたいというふうに思うわけです。  先ほどから、乙号事務が民間委...全文を見る
○泉委員 職員を減らしますよね。乙号事務から手を引きますよね。今後、本当に考えるんですか、官民競争入札を。どうやって法務局が、法務省というか国がこの入札に参加するわけですか、今後。考えていけるんですか、そんなこと。
○泉委員 いや、それが先ほど私が言った、抽象論、建前論の話と実態、まさか副大臣も本当にそれがあるなんて思っておられないと思いますよ、私も。そのお顔を見ればそれはよくわかりますけれども。  そもそも、皆さんもう御存じのとおり、その図でいくところの登記業務の乙号事務というのは、これ...全文を見る
○泉委員 だから、モデルケースはどんなものが想定されますかということを聞きたいんですよ。その建前はよくわかりました。それは何だってそうです。僕だって、あした死ぬかもしれませんよ、それは。何だって不可能はないかもしれませんよ。そういう話じゃなくて、今からこうやって入札にかけようとし...全文を見る
○泉委員 大田大臣、御存じだと思いますけれども、平成十九年度から実施される対象事業概要の中で求人開拓事業がありますね。これは、青森と福岡はたしか入札がうまくいきましたけれども、北海道、高知、長崎は入札不調でしたよね。これは、国は入札に参加されていますか。
○泉委員 そうですよね。結局、入札不調で国みずからが実施ということになるわけですが、先ほど審議官がおっしゃられたことは、地方で民が入らないようなところだったら、官民競争入札という形で官が入札に応じるかもしれませんと。これは競争ですか。民が入らないようなケースを、官が入札に応じたか...全文を見る
○泉委員 それはわかりました。  そうすると、もう一度もとに戻りますけれども、さっき審議官がおっしゃった、地方で民間が参入しないようなところに官として入札に参加することがありますと。これはいわゆる官民競争入札なんでしょうか。
○泉委員 ちょっとよくわからない。  審議官、いいですか、地方で規模が小さいところだと民間が入札されない可能性が高いところはある、結果的に官のみが入らざるを得ないというケースがあると。これは、確かに形は官民競争入札だと思うんです。ただ、実態上、それが目に見えているところは幾つも...全文を見る
○泉委員 官のみが入札する場合は官民競争入札にはならない。では、入札は成立をしないということになるわけですか、官のみが入札をした場合というのは。
○泉委員 今の答弁はそのまま受け取っておきますけれども。  さらに、同じくこの絵の中で、民間競争入札ということが書いてあります。これももちろん、どの事業者も参入することはできると言ってしまえばそれまでですが、今回、実際上、想定をされる団体、事業者、これはどのようなものがあるんで...全文を見る
○泉委員 その証明書取得代行業者ですか、それも、実は役所の方からもそのお話を聞いたんですけれども、それを踏まえて私もインターネットなんかでその文字を入力して調べてみたんですが、出てこないんですね。行政書士さんとかがいろいろな書類の申請を代行したり、取得を代行したりということのケー...全文を見る
○泉委員 結論を言ってしまえば、実態上は、やはり民事法務協会さんがこの登記の業界ではかなり大きなシェアをこれまでも持ってきたというのは、大臣、この際よくよく御理解をいただきたいと思います。  具体的に言いますと、先ほども高山委員から話がありましたけれども、この民事法務協会という...全文を見る
○泉委員 もう一回、大臣に聞きます。  事業収入の九割以上を特会の受託業務が占めているという状態、これについてはどういうふうに御認識を持たれますか。
○泉委員 水野副大臣か審議官の方にお伺いをしたいんですが、今回、この登記特会そのものは、オンライン化を進めていくという過程での必要経費をずっと挙げてきたわけですけれども、その中で、インターネット登記情報提供サービスというものを充実させるために、ためにというか、電気通信回線による登...全文を見る
○泉委員 私は、この法案を審議する前は、もっと優しくというか、もちろん我々基本的に賛成の立場ですから、審議に挑もうと思って勉強したんですが、ちょっと、今見ていただいた数字のとおり、九割の話ですとか、ほぼ半分の職員さんが法務局から民事法務協会に再就職されているという状況にかんがみる...全文を見る
○泉委員 済みません、午前中に引き続き、再度質問をさせていただきます。  改めて、午前中にお配りしたペーパーをお持ちでしょうか。これが今回の法改正の一番基礎的な資料になるわけですけれども、午前中は、官民競争入札と民間競争入札が、民事法務協会という存在が余りにも大きくて、実際には...全文を見る
○泉委員 審議官にお伺いをしたいんですが、現在五百五十ですか、登記所、法務局の数、これの中で、民事法務協会が全く入っていないところというのはどれぐらいあるんでしょうか。
○泉委員 そうすると、半分のところでは既に民事法務協会が入られているということになるわけですね。  私たちの地元の京都でも、既に、例えば京都局本局ということでいうと、先ほど言った、ことしから包括的民間委託の試行がされていまして、不動産登記部門及び法人登記部門が包括的委託の試行庁...全文を見る
○泉委員 これはもう、疑念というか、恐らくこれから予想される事実というふうに私は認識をしております。  その意味で、もう少し民事法務協会について、審議官、ちょっと教えていただきたいんですが、よく指摘をされるように、剰余金がこの協会にはあるということが言われております。その民事法...全文を見る
○泉委員 今、平井委員からも、六十億ぐらいじゃないかと、これは退職金の積み立て等でそういう話もありますし、かなりの額の剰余金がございます。  これも我が党の参議院議員の尾立議員が、以前、質問主意書で内閣に対して、こういった団体が多額の剰余金を抱えている中で、しかも特会からの事業...全文を見る
○泉委員 もう一回聞きます。  これは政府がつくった中身ですから、その理由だけお答えいただきたいんですね。今九ページの話をしましたが、七ページに戻ると、「対象公共サービスの実施等」ということで、最初は民間業者の落札の場合における公共サービスの実施というものが来ています。ここには...全文を見る
○泉委員 国は、少なくともやはり信頼される存在として、国がみずから提案したことを、悪い事業であればそれは撤回すればいいわけですけれども、入札において国が提案したことができないというケースは、一応想定ということで書かれたということは今ので理解をしましたが、これはあってはならないこと...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○泉委員 この法案、昨年から与党の方でずっと議論が進んできた法案ですが、我々民主党も、今回共同提案をさせていただくに当たりまして、特に個人情報の保護というところには重きを置いてこの法案を見させていただきました。  委員御指摘のとおり、先ほど平成十五年の四月十七日のガイドラインと...全文を見る
○泉委員 御質問ありがとうございます。  国土地理院と気象庁という二つの観点からの御質問でありますけれども、国土地理院については、我が国の測量、地図作成を所管しておりまして、位置情報の基準を定める、そしてまた、その管理、提供を行うということで国民から期待をされている。この法案に...全文を見る
○泉委員 この法律においては、国、そして地方公共団体、事業者、それぞれ責務ですとか努力というものが書かれているわけですけれども、例えば、道路、河川、それぞれ、さまざま情報の更新というものがなされると思います。現場から情報が上がり、それを集約し更新をするということでいえば、それはや...全文を見る
○泉委員 まず、国自身は、全国さまざまな地域がございますので、共通のルール、そしてデータ整備のシステム、これをつくるということが大切な役割かと思います。根幹的なデータの整備、先導的な分野の調査研究、そして委員が冒頭におっしゃられました人材育成、こういうものはやはり国の役割であると...全文を見る
○泉委員 まず、GPSについてなんですが、確かに、GPSそのもの、本体の大きなトラブルというものは、我々も想定はしておりませんが、あるかもしれない。  ただ、事実上そのサービスにおいて、例えばカーナビ、これは経路案内というようなものをしておりますので、カーナビが故障したからとい...全文を見る
○泉委員 すべてにお答えをできるかというところはありますけれども、確かに御指摘のとおり、航空機や船舶という場合には、技術の進展もありますし、また一方で、技術が進展をして、その技術すべてに頼ってしまうということが逆に危険を伴うということもございます。  その意味で、特に航空機や船...全文を見る
○泉委員 このGPSなんですが、運用をされている米国との間で、平成十年の九月に日米間の共同声明という形で出されておりまして、「合衆国政府は、平和的、民生的、商業的及び科学的利用のために継続的かつ全世界的に利用者に対する直接課金なしにGPS標準測位サービスの提供を継続する意向を有す...全文を見る
○泉委員 議員御指摘のとおり、確かに、情報が集約されればされるほど、その活用は特定の人間しかできなくなる、一般の国民からは離れていく、そうすると、安心が担保されないということもあるかと思います。一方では、先ほど平井委員からもお話がありましたが、利便性というものを高めていかなければ...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  確かに、初めてこうして制定をされる法律ですので、見直しということは大変重要かと思います。もちろん、改めるべきものは改めるということで、これは期日というか期間を問わず、改めるべきところは改めるということだと思うんです。  まず、今回の法律が基...全文を見る
○泉委員 先ほども御質問がございましたけれども、昭和四十四年、一九六九年の五月九日に国会決議として平和利用というものが定められております。「平和の目的に限り、」というところで、これが非軍事ということでこの決議が上げられているわけですが、今回の準天頂衛星システムも、委員御指摘のとお...全文を見る
○泉委員 ただいま議題となりました地理空間情報の活用の推進に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。     地理空間情報の活用の推進に関する件(案)   政府は、地理空間情報...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  きょうは、中国における遺棄化学兵器の処理事業について質問をさせていただきたいと思います。  三年ほど前からずっとこの問題を私も時折取り上げさせていただいておりますが、いよいよ温家宝首相が日本を訪問されて、そのときにも、日中共同のプレス...全文を見る
○泉委員 きょうは出張か何かでお越しいただけないということですが、そういう意味で、官房長官と高市大臣には、ぜひ御自身に責任があるんだという思いをまず持っていただきたいというふうに思います。  そこで、具体的な質問に入らせていただきます。  化学兵器の廃棄に関しては、化学兵器禁...全文を見る
○泉委員 これはどちらかにお答えいただければと思いますけれども、今後五年間延長されたというふうには言いますが、先ほど官房長官がおっしゃられたように、とはいえ非常に事業としては困難をきわめる事業であります。ただしかし、国際的に我が国が結んでいる化学兵器禁止条約というものも我が国は守...全文を見る
○泉委員 残り五年間という年限があり、しかし、今聞かれたように、決まっていないというわけですね。  では、もう一回審議官にお伺いをしますが、二〇一二年までにそもそもこの事業は計画を終了できそうなんですか。できるという前提で今計画を組まれているんですか。
○泉委員 官房長官、高市大臣、今お聞きいただいたように、いわゆる官僚答弁の中における一日も早く、最大限、そのお気持ちはよくわかりました。しかし、計画が決まっていないようです。このことをまずよく認識をしていただきたいと思います。  きょうは外務省にもお越しをいただいておりますけれ...全文を見る
○泉委員 今外務省の審議官が、五年先のことを申し上げるのは適当ではないんじゃないかというふうにおっしゃられたんですが、実は担当室の方では、それを暗にもう申し上げているというか、表現しているんですね。  平成十八年の四月に担当室がつくった、いわゆる化学兵器処理事業の報告書がござい...全文を見る
○泉委員 余り水かけ論になっても仕方がありませんので、こういった状況だということを大臣、よく御認識をいただきたいと思います。  さらにちょっと詳しく審議官にお伺いしたいんですが、今事業、予算がどんどん執行されております。そういう中で、対中要請の事業の経費というものが、大体この数...全文を見る
○泉委員 いや、何か不透明なところがあるんでしょうか、よくわかりませんが。そんな、信頼関係が損なわれるような費用の使い方をされているわけじゃないと信じているわけですが。  大臣、これは平成十七年でいうと三十五億四千万円、対中要請事業経費ということで、小規模事業ですとか道路整備に...全文を見る
○泉委員 どうしてですか。
○泉委員 その秘密主義は何なんですか。そうしたら、国民との信頼関係はどうなるんですか。これは国民の税金でしょう。三十五億四千万円の内訳がわからない、教えてもらえない、これはどういうことですか。中国との信頼関係は、それは大事にしてください。国民との信頼関係はどうなるんですか。これは...全文を見る
○泉委員 さらに質問を続けていきたいと思いますけれども、ハルバ嶺の事業でございます。  このハルバ嶺の事業については、当初、我が国では七百八十億円の予算の基本設計をしていたわけですが、それが、中国側で資格を持つ方が設計をしないと中国では建設できないとか、向こうの法律に合わせなき...全文を見る
○泉委員 会話になっていませんよね。審議官、できたら会話をさせていただきたいんですけれども、議論を。  要求したことにお答えいただきたいんですが、まず、我が国で行った、PCIという日本側のコンサルタント業務の会社で行ったものは七百八十億だったと思います。そして、それが中国側の、...全文を見る
○泉委員 九百四十億という数字が出てきたり、九百六十億という数字が出てきたり、もう何かさっぱり理解ができません。  改めて、これも資料の要求をお願いしたいと思いますが、日本側の基本設計、そして中国側の初歩設計、その差額がございます。ここで具体的な数字が間違っているといけませんの...全文を見る
○泉委員 続きまして、今回、ニュースで報道されました移動処理設備というものについてであります。  移動処理設備、これはどのようなものを指すかというのは、新聞情報でしか私も存じ上げないんですが、何となく、トレーラーにプラントみたいなものを載っけて現地に行って、小規模化学兵器を現地...全文を見る
○泉委員 これは大きな点の確認なんですが、日中の覚書のところでは、これまで見つかった日本の化学兵器、そして今後見つかる日本の化学兵器を処理するということですけれども、これは禁止条約にかかわらず例えば二〇一二年以降も、その移動処理設備、今後、中国のいろいろなところで開発が行われてい...全文を見る
○泉委員 もうとてもとても、今まだ満足できる状態ではありません。ほとんど明らかになっておりません。両大臣、どうか御認識をいただきたいと思います。  そして、なぜこの問題を扱うかといいますと、やはりまず第一に、我が国の国民の多額の公金が、税金が使われている事業である、それが、対中...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  初日でありますが、長時間の質疑となっております。ぜひ、大臣には気を抜かずにしっかりと御答弁をお願いしたいというふうに思います。  多くの論点がございますが、まず最初に私の方からは、我々民主党としてぜひ資料の要求をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○泉委員 ありがとうございます。  それでは私は、早期退職勧奨、このことについてまず触れさせていただきたいと思います。  我々民主党は、今回、とにかく肩たたきをやめさせるべきだ、肩たたきを禁止すべきだということを、私たち民主党案の中で盛り込みました。その趣旨といえば、大臣は、...全文を見る
○泉委員 そうしますと、政府は、現在、早期退職勧奨についてはうまく機能していると考えているのか、そして今後どうしようとしているのか、お答えいただきたいと思います。
○泉委員 そうしますと、私たち民主党が提案をしている早期退職勧奨の禁止には賛成ということでよろしいですか。
○泉委員 その区別がよくわからないんですが、今、我々は禁止の方向に持っていこうとしている、そういう法案を出しているわけですね。政府の方は早期退職勧奨についてというか、渡辺大臣の方は、少なくとも、徐々に変えていくけれども、今現在もこの退職勧奨については続いているわけですね。  政...全文を見る
○泉委員 それであれば、まさに我々が言っている主張とほぼ一緒なのかなという気がいたします。我々民主党も、定年まで勤め、今現在も実は定年まで勤めている職員の方というのはたくさんおられます。約三割、二七%ぐらいの方が定年までお勤めになられているという現状があります。これまで、特に1種...全文を見る
○泉委員 済みません。自然になくなる、どういう理由からそれは自然になくなるとお考えなんですか。
○泉委員 いや、年功序列ですとか、あるいは能力のない者まで抱えるというのは民主党案に書かれているわけですか。まあ、それを大臣に聞いてもしようがないわけですけれども。そういう印象を受けた、そんな、印象でお話をされても困るんですけれども。印象を受けたというのは全くの妄想の世界じゃない...全文を見る
○泉委員 この話ばかりしていても仕方がありませんが、事実確認をちょっとさせていただきたいと思います。  この法律をつくるに当たって、その提案理由のところに、これまでも再三議論されましたが、押しつけ的なあっせんというものの言葉が入っております。改めて、この押しつけ的なあっせんとい...全文を見る
○泉委員 今、件数が何件というお話をしたわけですが、確認されたのはゼロ件であったと。それは、見方の問題、見られ方が違うと。官僚の見方、国民の見方が、今の時点では違っていたということがよくわかったわけですね。そうすると、今度やらなければならないのは、どっちの見方が正しいんだというこ...全文を見る
○泉委員 国民は、まさに押しつけ的なあっせん、国民の見る押しつけ的なあっせんというものを、ぜひ政府、やはり大臣や安倍総理に再定義していただいて、再調査していただくべきじゃないか、そして、官僚がさらに抵抗するようであれば、その姿がより明らかになって、皆さんの、政府の改革姿勢もよりは...全文を見る
○泉委員 再調査の話を今しましたが、もう一回、その必要性はお感じになられていませんか。
○泉委員 早速、官民人材交流センター、そして官房長官も来られましたので、そちらの方に議論を移していきたいと思います。  まず、官民交流ということがあります。この官民の人材交流という言葉もいろいろな使われ方をしておりますが、政府の提案における、政府案における官民交流というものは何...全文を見る
○泉委員 官房長官にお伺いをいたしますが、この法案では官房長官が官民人材交流センターの長という位置づけをなされております。まずその決意をお伺いしたいと思います。
○泉委員 その官民人材交流センターですが、その前身と言っていいのかどうかわかりませんが、試行的に行われているとされている、現在総務省が行っている国家公務員人材バンク、こちらの方は、もう御存じのとおり成立が一件という状況でございます。  こういう状況の理由の一つとして、例えば、か...全文を見る
○泉委員 そもそも論を少しお伺いしたいんですが、そもそも、内閣総理大臣は、職員の離職に際しての離職後の就職の援助を行うものとすること、なぜ職員の離職に際して就職の援助を内閣総理大臣は行わなければならないんでしょうか。
○泉委員 身分保障を盾にというふうにおっしゃられますけれども、それは、例えば民間にはハローワークがあり、もちろんハローワークだけじゃありません、民間のさまざまな派遣会社、人材バンクに登録をすることもできるわけですね。これは、そういう手法のみで、人材バンクをつくらなければ何かの法律...全文を見る
○泉委員 まさに塩川さんがおっしゃられた、母屋でおかゆ、離れですき焼きという話がありましたけれども、その母屋というのが政府だとすれば、離れというのは、当時の話でいうと特別会計の話だったと思いますけれども、そういう離れにぶら下がっている各種団体ですき焼きを食べているという状況です。...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 本会議 第32号
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○泉健太君 民主党の泉健太です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま御提案のありました特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律案について、関係大臣に質問をいたします。(拍手)  二〇〇五年十一月、国土交通省が一級建築士による構造計算書偽装問題を公表して以来...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  私も、自分の質問もあるわけですが、その以前に、細野委員から質問させていただく予定でした、まさに今話題になっております緑資源機構のことについて、まず質問をさせていただきたいと思います。  大臣も、もうこの問題は既にどういう構図かというのは御存じ...全文を見る
○泉委員 済みません。先ほど、事務次官ではなくて林野庁長官の話でして、大変申しわけございません。  もう一度お伺いします。聞いたことに答えていただきたいと思っていますので、委員長もよく計らっていただきたいんです。  聞くと、大体、こういうこととこういうことをやりますということ...全文を見る
○泉委員 ということは、これまでこういったさまざまな、何というんでしょう、大中小というか上中下というか、役職に応じた固定的な人事の流れというのがあったと思うんですね。それはもう各省庁、私も名前をすべて列挙することはできませんが、だれがどこに行っているかというのは、かなり固定的なも...全文を見る
○泉委員 そこは、ぜひ私は明確にしていただきたいと思っております。五月の二十三日、我が党の小川委員の質問に対して、これは東証の例のときでしたけれども、こういうケースはかつて固定的なポストになっていた場合が多いわけですね、つまり、東証理事長とか、そういった営利企業ではないけれども非...全文を見る
○泉委員 大臣、ぜひその姿勢でお願いをしていきたいと思います。こういった人の流れ、これをやはり私たちは中立公正なものに、断ち切っていかなくてはならない、そのように思っております。  次の質問に入らせていただきたいと思います。  これもまたこれまでの質疑の中にあったわけですが、...全文を見る
○泉委員 そこは間違いなんですね。今言ったのは、こういった人事や能力主義の部分の考え方、これは変わりはないと言った。しかし、政府と民主党の大きな違いは、再就職において再就職の人材バンクをつくる、そしてつくらないというところ、こういうところが明確に違うわけですね。  そしてまた、...全文を見る
○泉委員 今の、露骨なとか横行とかいうところですね。例えば、横行というのは、では一個目はいいけれども二つ目、三つ目は許さないよという話じゃないんじゃないですか。やはりその精神から考えれば、平井委員がせっかく質問をされた、そのときの答えは、その精神を前倒しで実践していく必要があるか...全文を見る
○泉委員 では、この精神をしっかりと前倒しして実践されるということは、駆け込み天下りをやめるということですね、言ってみれば。では、駆け込み天下りをやめる一方で、早期退職勧奨は、民主党はすぐ禁止というふうに言っているわけですが、大臣もいずれ消えると言っている。では、移行期間における...全文を見る
○泉委員 その部分はいいんですよ。  まさに私が言っているのは移行期間ですね、副大臣はもう御理解いただいていると思いますが。退職者というのは毎年出るわけですね。移行期間なんですよ。退職勧奨だけしておいて、でも精神は前倒しだから天下りはさせないよ、これ、どうするんですか。彼らはど...全文を見る
○泉委員 ちょっとイメージがわかないんですが、各省庁のあっせん規制はするけれども、暫定期間三年間ですね、各省庁のあっせん規制はするけれども実際には、就職活動はさせるというか、再就職支援はすると。  ちょっともう一回お願いします。
○泉委員 例えば、直近でいうと、この十九年から二十年にかけて退職を勧奨する方もいると思うんですね。この勧奨した方については、今の大臣の考え方でいうと、駆け込み天下りは前倒しで禁止をするということですよね、大臣さっきおっしゃったのは。  じゃ、この勧奨された方々というのは、どうい...全文を見る
○泉委員 だから、もしかしたらやはり天下りの定義があいまいだからになっちゃうかもしれないですけれども、より明確にというか、狭くすると、いわゆるキャリアの方々の退職勧奨ですよね。一般の多くの公務員の方々の退職勧奨の話じゃなくて、キャリアの方々の退職勧奨というふうに言った場合に、これ...全文を見る
○泉委員 済みません、時間が大分なくなってきましたので、さらに次の問題に行きます。  今回我々が要求した資料で、行革事務局から資料が出てまいりました。それは、各事務次官の退職先、再就職先とあっせんの有無というところでありますけれども、これを少し各省庁に確認をさせていただきたいと...全文を見る
○泉委員 多分同じ答えなので、もういいです。結局は、書面で確認をして、今の段階ではないということだそうです。  次に、逆にしっかりと、褒められるかもしれませんが、文科省、人事院、検査院は、ありというふうに書いていただいた調査結果が出てきました。これは、書面で残っていたということ...全文を見る
○泉委員 文科省と検査院にもう一回お願いしたいんですが、公表していて、それにより確認できたということですが、そこにあっせんがあったという記録が残っていた、あるいはそういう項目があるということで、うなずいていただければそれでいいんですが。  では、委員長、その資料の提出を要求させ...全文を見る
○泉委員 次に、環境省、外務省、なしというふうに書いてありますが、これは、確認できないとは違って、明確になしということを書かれた。それは、書面でなかったからなしと書いてしまったのか、今考えてみたら星印にすべきだったのか、教えてください。
○泉委員 ともかく、先ほど細野議員が話をしましたけれども、事務次官というのは、そう数は多くございません。であれば、これはそもそも、書面で確認できるという範囲で調査をしていること自体が、やはり調査のやる気が問われているんだというふうに思います。  その意味では、我々は、本人に確認...全文を見る
○泉委員 次に、人材バンク、もう余り時間がありませんけれども、一つお伺いをしたいのが、これまでの質問の中で、公務員がハローワークに行けるかというようなことの大臣の答弁がありまして、これは、一般でハローワークを利用している方に対する何という失礼な言葉かという気がしてなりません。 ...全文を見る
○泉委員 時間なので、終わります。
06月01日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第25号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  私の時間は少し短い時間ですが、答弁の方も簡潔によろしくお願いいたします。  まず第一点ですけれども、今のハローワークの問題。今の答弁、やりとりを聞いていまして、大臣も後半からは、それはそうだなというふうにうなずき始めているところもありましたけ...全文を見る
○泉委員 今、理由がなかったですよね。なぜ非現実的なのか、その理由の説明がなかった。  そして、大臣がまさにおっしゃっているように、いきなり各省あっせんはなくならない、そういう中でということでありますけれども、だからこそ、今あるハローワークがそれを担当することでより対応できるん...全文を見る
○泉委員 筆頭がおっしゃるとおりで、中立かつ公正なということを言えば言うほど、ハローワークはそうじゃないということを大臣がまさに言っているようなお話ですよ。一般の国民、市民が利用しているハローワークをそこまで役に立たない機関だ、信用を置けない機関だと、なぜそんなことをおっしゃられ...全文を見る
○泉委員 まさにこれまで、天下りの定義については、与野党を超えて何度も質問をさせていただいております。  では、官房長官、もう一回同じ質問をします。  事務次官を退官されて建設省顧問になった、これは天下りですか。
○泉委員 定義にもよりますとぼかしていますが、政府は一貫して、人事当局のあっせん、人事の延長線上、予算と権限を背景にする天下りを今回は全面的に禁止しますというふうに大臣は一生懸命おっしゃっておりますね。我々からすれば、それは、天下りという一般的に使われている用語の猫の額ほどのかな...全文を見る
○泉委員 今一つ一つ、副総裁から総裁になられたというところがありますので、実際には建設省から住都公団、今の都市再生機構、そして都市計画協会、それで民都機構というふうになっているわけですが、先ほども言いましたように、政府はこれまで、天下りというのは、さまざまな定義をつけて言ってきた...全文を見る
○泉委員 官房長官にも同じ質問ですけれども、これは都市再生機構から都市計画協会会長へ異動しているわけですね。これは天下りか否か、もう余り時間がありませんので、答えを教えてください。
○泉委員 官房長官は天下りの定義を持たれていないんですか。それだと、議論のしようがないんですけれども。政府は再三、今まで天下りの定義を言ってこられたと思うんです、今回規制される天下り、何が天下りで何が天下りじゃないのか。それは政府なりに、天下りで今回規制するものはこれですと言って...全文を見る
○泉委員 いや、ですから、一般の国民が見れば、これはすべて天下りであり、わたりでありという認識なんですよ、一般の国民は。それがもし政府が違うということであれば、それはかなり限定して天下りというものをとらえられていると思いますよ。(発言する者あり)そう。まさに、わからないからなんで...全文を見る
○泉委員 詳細なガイドラインでも結構です、それは詳細、決めてください。  ただ、私が聞いているのは、おっしゃった答弁の中で、中立公正ということを期すためにもセンター職員は出身省庁の職員のあっせんをしないということをおっしゃられたわけですね。だけれども、一言ではなかなかそれはすべ...全文を見る
○泉委員 我々は、そもそもこの人材バンクそのものが必要ではないという考え方なものですから、具体的な提言と言われても、逆に言うと、できるんですかねということですね。  このルールを貫徹されるとおっしゃった。貫徹されるということは、それは例えば、この「国家公務員人材バンク」という図...全文を見る
○泉委員 私はもうこれで終わりますけれども、きょう改めて短い時間でお話をしたのは、やはり政府が、渡辺大臣が特に、人事当局のあっせん、そして人事の延長線上、そして予算や権限を背景にする天下りは、今回しっかりと全面的に規制をしますというふうにおっしゃった。人事当局のあっせんということ...全文を見る
○泉委員 終わります。     —————————————
06月06日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  官房長官はこの時間で退席をされるようですが、大変残念なことでもあります。  本当にこの質疑が終局を迎えそうだという状況の中で、大分大詰めを迎えてきましたが、残念ながら、つい先ほど、行革本部事務局から資料が出されました。  これまで、...全文を見る
○泉委員 大臣、私は本当に一貫してこの法案質疑を通じて思いますよ、答弁が長過ぎます。しかも、野党の質問に対する答弁が長過ぎる。これは、大臣が本気だというんだったら、本当の質疑をしてくださいよ。これじゃだめですよ、本当に。  大臣、改めて言いますが、きょうこの資料が出てきた、しか...全文を見る
○泉委員 これは、もう必要なことは明らかじゃないですか。総務省次官、農水省次官、旧建設省次官、旧自治省次官、旧国土庁次官、これだけ広範にわたっているんですよ。これが、もし我々が要求しなければ、こんな実態すら明らかにならないじゃないですか、大臣。(発言する者あり)ちょっと大臣、根絶...全文を見る
○泉委員 今のは調査確約だというふうに私は認識をいたします。  これまで、我が党の川内議員の質問あるいは長妻委員の質問、さまざまな個別の問題を取り上げさせていただきました。そのほとんどを大臣は、知らない、個別のことは私は研究はしていないとおっしゃった。それは、大臣が天下りの実態...全文を見る
○泉委員 固定的なポストへの天下りは規制をするとか、人事と権限、予算を背景にしたその天下りは根絶しますとか、大臣は常に限定をずっと狭く狭くしてきたわけですよ。結果的には、そういったことで、あっせんの有無がわからないこの天下りについては、ルートが温存されるということになってしまうわ...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  きょうは、政府の住宅政策ということについてお伺いをさせていただきたいと思います。  昨年の六月に住生活基本法が成立をいたしました。そして九月には基本計画もでき、ようやく日本の住宅も量から質へという転換の時期を迎えていると思います。  しかし...全文を見る
○泉委員 近年、この住宅確保要配慮者ということについて随分とクローズアップをされるようになりました。住生活基本法の第六条ですとか十四条においても、居住の安定の確保ですとか住宅供給の促進というものが書き込まれたわけですが、前提として私が思いますのは、自分の生活環境において、いわゆる...全文を見る
○泉委員 大臣に実態をぜひお伝えしたいと思いましてきょうは数字も持ってきたわけですが、例えば、日本の中の子育て世帯というものは千二百三十八万世帯あるわけです。そのうちの一六・八%の世帯が、いわゆる国が定めている最低居住水準というものがございますけれども、その面積の基準に満たないと...全文を見る
○泉委員 確かにそこに住まれている方の生活環境をすぐ変えるわけにはいきませんから、今言ったような経過措置の中でということでありますけれども、ぜひこの取り組みも進めていただきたいというふうに思います。  そして、先ほどもお話をしましたが、やはり私が気になるのは、最低居住面積水準と...全文を見る
○泉委員 そうしますと、大臣、ちょっと見えにくいかもしれないんですが、きょう、代表的なよくある都市部の物件の資料を少し持ってまいりました。  本当は資料でお配りをすればよかったんですが、例えば私が学生時代に住んでいたような、私は和室でしたが、洋室六畳で、玄関、キッチンがあって、...全文を見る
○泉委員 健康で文化的な生活といえば憲法二十五条に当たるわけですが、まさか物件が憲法違反かどうかということは言いませんが、今守ってほしいというふうにおっしゃられましたが、これは罰則も含めて何かそういった措置がとられるような仕組みにはなっているんでしょうか。
○泉委員 その意味では、大臣、先ほど私が言いましたように、やはり民間の賃貸住宅の質が非常に低い。厳しい市場原理の中で、これまでは余り消費者サイドに民間賃貸住宅というものは立っていなかった歴史があるのかもしれません。  そういった意味で、政府がせっかく水準を定めているにもかかわら...全文を見る
○泉委員 そういったことで周知がなされれば、建てかえも進み、また、市場も動くということでの経済効果もあると思います。ぜひともそういった取り組みもお願いをしたいと思います。  もう一つ、高優賃、特優賃に関して、この最低水準ということに絡めてなんですが、高優賃はたしか二十五平方メー...全文を見る
○泉委員 これは、単身者という意味ですか、それとも人数に関係なく二十五平方メートルということですか。
○泉委員 そこがちょっと不思議だったんですけれども、単身者については二十五平方メートルということで、私もそれは理解をしたわけですが、高優賃の最低基準が二十五平方メートルということだけが書いてあって、例えば、御夫婦で住まれた場合は、それでも最低水準は同じく二十五平方メートルなのか、...全文を見る
○泉委員 大臣、今の実態、わかりますか。  実は、数字上の話でありますが、今可能性を指摘されたように、我々普通の日本人であれば、日本人であればというかこの国に住む人間であれば、一人世帯で最低でも二十五平方メートルの水準というものが国土交通省で唱えられている、そして二人世帯であれ...全文を見る
○泉委員 時間が迫ってまいりましたが、きょうは警察の片桐生活安全局長と米田刑事局組織犯罪対策部長にもお越しいただいております。  きょうお越しいただいたのは、二点質問がございまして、まず一つ目です。  ちょっと幾つか飛ばして恐縮ですが、団地において、URの団地にしろ、公営住宅...全文を見る
○泉委員 警察の方も、そのことについての数字が何かあれば教えていただきたいと思いますが、いかがですか。
○泉委員 きのうの段階での質問通告、そしてまた、調査が伴いますので、すぐにとは申しませんが、恐らく団地の敷地内に派出所、交番があるのかなというふうに思います。場合によってはですが、使い勝手がいいかどうかは確かにわかりませんが、一階部分にそういった派出所が来るケースというのも今後あ...全文を見る
○泉委員 警察と国土交通省、ぜひ連携をとっていただきまして、そしてまた、恐らくというか、あってはいけないことですが、場合によっては、あの町田の立てこもり事件のようなことが、そういった家賃をめぐるトラブルの中で出てくるかもしれないということで、近隣住民の安全対策と、特に警察の方には...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第27号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  きょうは、道交法の改正の論議ということでありますが、特に一番大事な悪質、危険運転者対策、このことについても質問させていただきたいと思ってはいるんですが、私は、きょうは三十分の時間ということで、特に、高齢者運転対策等、そして自転車利用対策、この二...全文を見る
○泉委員 厚生労働省にもお伺いしたいんですが、認知症の方の数というのはおわかりになりますか。
○泉委員 もう少し詳しく、その推計はどのようにされているのか、教えていただけますか。
○泉委員 もちろん要介護認定を受けられていない方々もたくさんおられますので、明確な数字というものはなかなか出しにくいところはあるんでしょうが、割合として、以前警察の方からお話を聞くと、例えばさまざまな患者の割合ですとかをもとに推計すると約三十万人前後ではないか、免許保有者の中で認...全文を見る
○泉委員 これは率直に、多いと見られているのか、少ないと見られているのか、どちらでしょうか。
○泉委員 その理由を教えていただけますか、なぜ少ない結果になっているのか。
○泉委員 委員長、これは警察として積極的に把握をされていこうという考え方なのか、それとも、今回の法改正のように更新時が来たら検査をしようという考え方なのか、これはどちらでとらえたらよろしいんでしょうか。
○泉委員 例えば、厚生労働省さん、とっぴかもしれませんが、要介護認定を受けられるとき、もちろんそれは、要介護認定は介護を受けるための認定作業ですので、その他の措置なりを行うために利用されるべきでは本来これは当然ないという前提はあるんでしょうが、これまで警察とこの要介護認定について...全文を見る
○泉委員 確かに、ケアマネジャーというのは介護プランを考える方であって、免許の返納を求める立場ではないというのはもう重々承知の上で、しかし、今、審議官からは前向きな御答弁も一部あったと思います。ぜひ、二つの省庁で連携をしてやはりこの問題に取り組んでいただきたい。  警察の方も今...全文を見る
○泉委員 済みません、先ほどの厚生労働省との話に戻ってしまうんですが、たしか、厚生科学研究では認知症と高齢者の運転についての研究が既になされているんですよね。警察さんがそれを御存じかどうかはちょっと知りませんが、厚生労働省、もしその資料があれば、私は持っているんですけれども、ぜひ...全文を見る
○泉委員 もう一つの問題を扱わなければならないので、これで最後にしますけれども、警察の方に確認をしたいのは、先ほど、免許の取り消しが二百五十七件、停止も含めると二百六十一件ということであります。これについては、今、やはり警察の現場レベルにどのような指針、通達が流れているのかなとい...全文を見る
○泉委員 次に、民主党がかねてより議員立法として提案をしておりました、いわゆるママチャリヘルメットの対策についてであります。  我々はこの法案を数年前からずっと議員立法で提出をしておりまして、ようやく今回、政府の中で検討や議論が進み、子供の、自転車に乗るときのヘルメット着用が、...全文を見る
○泉委員 しかし、いずれは、私は、そういった普及を促進するという意味でも、各自治体でも条例の作成が進んでいくと思います。例えば、台東区ですとか杉並区なんかでも、ヘルメットを購入するときに助成をされたり、あるいは、台東区なんかは二歳から六歳までの全員に無償配付というような取り組みも...全文を見る
○泉委員 いわゆる子供が通学時に、田舎のいい風景で、自転車に乗ってあのヘルメットをかぶる。でも、あれは限りなく工業用のヘルメットに近い、かつての姿でありまして、今や、大変スポーティーな、また軽量化の図られた、多種多様な、カラフルなヘルメットが出てきておりまして、私も調べてみました...全文を見る
○泉委員 大臣も、ぜひお孫さんにヘルメットを買ってあげてください。  以上です。
06月13日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第28号
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○泉委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。     道路交通法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
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○泉委員 民主党の泉健太です。きょうは銃器対策の集中審議ということで、早速質問に入らせていただきたいと思います。  まずは、やはり我々、多くの国民が注目をしています愛知県の長久手のけん銃発砲死傷事件、このことについてぜひお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、今もけが...全文を見る
○泉委員 それで、これまで我々が学んできたそれぞれの部隊の特性というもので考えますと、SATというのは、基本的にはテロ事件、ハイジャック、そして多数の武装集団に対して対処する部隊であるというふうに学んでまいりました。一方で、SITというのは、立てこもり、誘拐人質事件、そういったも...全文を見る
○泉委員 今まさに、長官がおっしゃられた点なんですね。犯人を制圧するという点からもSATを投入したということかと思うんですが、では、SITというのは犯人を制圧する、場合によっては射殺をする、そういう機能を持っていないんだろうかということも、私はこれはもう一回検証しなければならない...全文を見る
○泉委員 確かに、日々こういうことの研究と訓練を続けられている警察ですから、基本的には私はその判断というものは理由があっての判断だというふうに思っております。  ただ、多くの国民がやはり不思議に思っている、疑問を感じているというこの事実も受けとめて、国民の声あるいは警察の一部の...全文を見る
○泉委員 そこで、もう少し具体的に話をさせていただきたいんですが、二〇〇二年の福岡での立てこもり事件があって、翌年から、これまでそういった人質誘拐関係についてはSITがやってきたんだけれども、各警察本部にSATも積極投入をしていくようにとの指示があったというふうな新聞報道がござい...全文を見る
○泉委員 そういった指示もあるわけですね。  ですから、実は、警察白書等には、例えばそれぞれの隊の役割が書かれているわけですけれども、徐々にこれがもう変質しているというふうに私は認識していいんだと思うんですね。SATも人質立てこもり、そういったものに対応していくし、SITも実は...全文を見る
○泉委員 ただ、さっきも言いましたように、SITはハイジャック対処の訓練をしていますね。
○泉委員 わからなくて聞いているんですが、例えば愛知県ではSITとSATの合同訓練というのはなされたことはあるんでしょうか。
○泉委員 もう時間が余りありませんので、ただ、改めてお話をしたいのは、それぞれ装備についてはほぼ変わりがないという状況まで来ていると思います。先ほどお話がありましたように、ハイジャックでいけば、単独で対処できるようにSATというチームが組まれているわけですね。SITというものも、...全文を見る
○泉委員 もう時間が過ぎましたが、きょう、官房長官にもお越しをいただいております。官房長官には、高市副本部長もおられますが、銃器対策推進本部の中で高市副本部長が、銃刀法で銃器の不法所持の罰則に罰金を加えるという御提案をなされたというふうに私は認識をしているわけですけれども、記事か...全文を見る
○泉委員 はい。  そういった罰則強化ということについて、官房長官、本部長として、私も、これまで発射罪ですとか部品の譲渡ですとか、さまざまな銃器にまつわる罰則の強化というのを行ってきたと思うんですが、まだまだこの銃器犯罪、逆に、一般市民への銃の流出とかの比率がどんどんふえている...全文を見る
○泉委員 質問を終わります。
10月26日第168回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  玄葉委員長、そして上川大臣、きょうはこの青少年の委員会、ありがとうございます。さまざま各委員からの違う分野の質問で頭の方の切りかえも大変だと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、まず一点目は、携帯フィルタリングあるいは...全文を見る
○泉委員 今おっしゃられた有害情報から子どもを守るための検討会、これを進めていられるということですが、新聞では年末までに中間報告をまとめるというような話がございますけれども、この予定は変わりはございませんか。
○泉委員 やはりこの十月、ちょうど昨日発表されました特別世論調査を見ますと、「雑誌、DVDなどの有害情報の規制について」、これは、「国として規制すべきである」が六三・二%、「都道府県の条例で規制すべきである」、二一・八%、合わせて八五%の国民の皆さんが世論調査では行政による規制を...全文を見る
○泉委員 総務省の方でも調査を行い、内閣府での調査もあると。しかし、国民の声というのは、多少数値が違っても、やはり大きな傾向としては変わらない傾向を示しておりますので、ぜひ民間業者には、これは申し入れをしていただいているということですが、民間業者の方は何か理由があってこれは公表で...全文を見る
○泉委員 ということは、公表は近々されるということで期待をいたしております。  きょうは、実はもう一問ございますので、この辺にしておきますけれども、私たちが、立法化ということで、法規制でこのフィルタリングということを考えていくべきだということを提言させていただいておりましたけれ...全文を見る
○泉委員 大変率直な、でも、逆に知っているというと、それはどこで聞いたんだというぐらいの話でして、まだそんなに確かに、特に大人社会では余り認知されているものではないというのがガスパンであります。アンパンというのは、ある意味時代を、一世を風靡したというか、シンナー遊びですね。そのシ...全文を見る
○泉委員 そうなんです。まさに、九六年には一度これがばあっと広がったことがあるんですね。十六人死亡です。ですから、後遺障害を含めて、これは実態が明らかになっておりません。そういったことも今後ぜひ我々は認識をしておかなければならないんではないかというふうに思います。本当に安価で手に...全文を見る
○泉委員 実は、先ほど私も委員席で少しだけちょっと出してしまいまして、これは有臭、においがついておりますので、本当は出すべきじゃなかったんですが、すごいにおいがします。においをつけなければ吸引がもっとしやすくなってしまいますので、においというのはやはりつけるべきなわけなんですけれ...全文を見る
○泉委員 今、補導の対象にはなるということでございましたが、違法行為ではないというお話がございました。  それで、たまたまこの社の卓上コンロ用のボンベを持ってきただけで、別にさまざまな会社があるわけですが、日本ガス石油機器工業会の方では自主的に非常によく取り組んでいただいており...全文を見る
○泉委員 ぜひ一層取り組んでいただきたい。  ただ、これもやはり法規制をすればもっと明確な書き方ができるということの一つのあらわれじゃないかなと私は思うわけですね。  その意味で、私はきょう、こうして経産省、警察庁、厚労省にお越しをいただいたわけですが、それを大臣、副大臣、政...全文を見る
○泉委員 これは個人差があっても、だめ、絶対だめなんですね。すべては、一回でもやってはいけないということでございますので、薬物……(上川国務大臣「それは一回やっても依存になるので」と呼ぶ)はい、だめですね。ですから、これはすべてやはりしっかりと規制をしていくということが必要だと思...全文を見る
10月26日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  本日は大臣所信に対する質疑ということでありますけれども、私は、特に、内閣府及び内閣官房の巨大な事業、プロジェクトでございます、中国における遺棄化学兵器の処理事業、このことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、...全文を見る
○泉委員 まず、この担当というのがちょっと確かにややこしいんですね。今、答弁に立たれた室長というのは内閣官房の担当室の室長でもあり、また、内閣府の担当室の室長でもあり、中のメンバーはほとんど一緒だと。ほぼというか、全部一緒なんでしょうかね。  その意味で、ちょっとそれこそ官房長...全文を見る
○泉委員 内閣官房の中にある担当室に対して責任を持つのは官房長官ということになるんでしょうか、官房長官。
○泉委員 官房長官、これ、たしか内閣官房からこの事業に対しては基本的には予算が出ていないというふうに私説明を受けているんですが、どうして内閣官房の中に、中にというか、現在も担当室というあり方で残っているんでしょうか。
○泉委員 もう中に入っていきますが、それを踏まえて岸田大臣、今回のこの荒木事件、通称ですが、これについての会見のお話も出ておりましたけれども、現在の御見解をお聞かせください。
○泉委員 この事業、これまでも再三、さまざまな議員から質問があり、また新聞紙上をにぎわしてきた事業でもございます。  総額幾らかかるのかがわからない、これが国民もまた多くの報道関係者も大変心配をしているところでございまして、そしてまたさらに言えば、事業が相当程度進捗がおくれてい...全文を見る
○泉委員 その四百七十一億円というのは、すべて担当室から出たというか、内閣府から出された費用ということで考えてよろしいですか。
○泉委員 担当室にさらにお伺いをするわけですが、この事件が発覚をして以降、関係機関にどのような連絡また情報収集を行ったのかを御説明ください。
○泉委員 現在、この資料一に書いてあるような構図でいきますと、もしこれが事実であれば、契約書、これは国と遺棄化学兵器処理機構の中の契約書においてですけれども、どの部分に違反する行為ということになるんでしょうか。
○泉委員 先ほど、PCIなどの共同企業体からPPMという会社に再委託、約二億七千万がなされたと。これについて担当室は、PPMへの再委託については報告を受けていないというふうなことをおっしゃられました。  であれば、その部分においてだけをとっても、これはもう既に契約に違反をする行...全文を見る
○泉委員 そうしますと、これは処分の問題であります。  今回かかわっておりますPCI、これは外務省、町村官房長官も御存じだと思いますが、コスタリカの事案を初めさまざまな不正経理の問題がありまして、十八カ月の指名停止の処分も受けているという会社でございます。このことは、担当室は当...全文を見る
○泉委員 この確認の方法は簡単でございまして、PCIからPPMに行った委託契約、あるいはPPMから都内の建築設計会社など四社に行った委託契約、この契約書は、もしこの記事が事実であれば、それぞれの会社には存在をしているはずですね。これを提出しなさいと明確に命令をして、命令というかそ...全文を見る
○泉委員 それで、今、PPMという存在を知らない、知らない中で新聞報道では委託がされていて、そこで資金の流れがある、その中にまさに不正流用が隠されているということで、大変問題だというふうに思って、一刻も早い解明をお願いしたいと思うわけです。  これに関連をして、中国側からは既に...全文を見る
○泉委員 これは実は、平成十一年からこの事業が始まって、この新聞記事で言うところの国、そして三段目、真ん中にあるPCIなどの共同企業体、そもそもは、このPCIなどの共同企業体に対して当初は直接の委託を行っていたわけですね。直接の委託を行っていたものが、平成十六年四月に株式会社遺棄...全文を見る
○泉委員 やはり非常にわかりにくいですね。なぜ機構が必要なのか。  では、PMCは、施設設計業務あるいはコンサル業務を主に行うところであった。建設関係の調達業務がさらに加わるから機構をつくりました。別につくらなくたって、PMCがその業務を加えてやったらいいんじゃないですか。だっ...全文を見る
○泉委員 さらに言えば、この処理機構というのは、資本金はすべてPCIG、PCIという名前が再三出ていますが、そのグループ会社でございます、その統括持ち株会社でございますPCIGが、資本金三億円全額を出資して設立をされております。PCIGについても非常にその中身が理解できないという...全文を見る
○泉委員 そういったことで、非常にわかりにくい中で機構が設立をされて、実際には、続いて資料二、三、四と、平成十六年から十七年、十八年、これは遺棄化学兵器処理機構への委託費執行状況というものが書いてございます。  まず資料の二を見ていただきますと、先ほどの新聞でも説明がありました...全文を見る
○泉委員 この平成十六年でいうと、私、ちょっと足し上げて引き算をしてみたんですが、二の表でいきますと、右側にずらっと書かれている随意契約、一般競争入札、ここに再委託額というのが書かれていますね。  それで、一番最初に国から機構に支払われた七十五億からこの足し上げたものを引くと、...全文を見る
○泉委員 では、少なくとも、再委託されている金額がずらっと並んでおります。だけれども、一番大もとに来ている契約額・精算額の七十五億五千四百二十四万九千円、この数字はあるわけですね。その差額というのは、主に何に使われているんですか。正確な数字じゃなくても結構ですが、これは何に使われ...全文を見る
○泉委員 いや、担当室長の認識が本当にそうだとは私は信じがたいですね。担当室長、本当ですか。
○泉委員 資料の七をごらんください。総合管理業務支出済額内訳表でございます。丸をつけている二つがありますね。ちょっと赤ペンで丸をつけましたので。ここに、直接費、6再委託費、これが三十四億三百七十二万九千三円ございます。これも、ちょっと細かい数字でいうと先ほどの二の表の再委託額と多...全文を見る
○泉委員 そうです。資料五、対中経費執行額一覧、これが載っております。十一年から十八年まで百七十七億二千万円、大変な多額でございます。  ただ、ここは私も、また一般の国民も誤解があってはいけないというふうに思っておりますので改めて確認なんですが、そもそも、この対中要請事業経費と...全文を見る
○泉委員 改めてお伺いをいたします。  今の御説明ですと、中国国内の事業で実施は中国側にゆだねざるを得ないもの、こういったものを対中要請事業経費。では、これを、一括で払っているのか個別に払っているのかはよくわかりませんが、どこにお支払いになられているんですか。窓口は一つ、それと...全文を見る
○泉委員 改めて確認をいたします。  二〇〇五年七月五日、参議院外交防衛委員会で、自民党の山谷えり子氏がこの件について質問をいたしております。中国側の作業員には平均で日当数十ドルを払っているが、本人に払われているのは百三十円、中国側はきちんと説明していない、こういうような質問が...全文を見る
○泉委員 これは中国側も、いわれない批判を受けるのは心外だというふうに思います。今まさに、日中で協議をしながらその支払い額を決めている、そういうことであれば、これは〇五年当時ですが、一方で、日当数十ドルをもらっているが本人に払われているのは百三十円だなんていう誤解は起きるわけがな...全文を見る
○泉委員 この対中経費、百七十七億でございます。今こうして日本の国内が大変財政難だという中で、いつも批判をされますが、最大総額一兆円だとか五千億円だとか、本当にいろいろなことが言われているわけですね。これは与党の議員さんからもたくさんの声が上がっております。  そういう中で、国...全文を見る
○泉委員 もう質問を終えますけれども、官房長官、これはもしかすると化学兵器禁止条約、今五年延長になりましたけれども、既に計画は大分おくれているという中で、守れない、この期間の中でこの事業を終結できない可能性が大変高くなっております。政府としてこのことについて現在どのようにお考えに...全文を見る
○泉委員 終わります。
11月07日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  本日も、前回十月二十六日に引き続きまして、私は、今内閣府が抱えている大変大きなプロジェクトであります遺棄化学兵器処理事業について質問をさせていただきたいというふうに思います。  きょうは外務省にもお越しをいただいております。といいます...全文を見る
○泉委員 もうその質疑は十一月二日にやっているわけですから。きょう、私は、この処理事業においての外務省のかかわりについてということで質問通告はしております。ですから、答弁はしっかりとしていただきたいというふうに思います。副大臣に対して説明を。  ですから、これも参考人にちょっと...全文を見る
○泉委員 十一月二日の外務委員会で、まさに松原仁議員は、それはいつから日本はそのように認定をしたんですかという質問をもうしているわけですよね。当然これは調べているはずですよ。きょう、私は、処理事業においての外務省のかかわりについてということで通告をしてあります。当然これは根本的な...全文を見る
○泉委員 では、ぜひ、この赤剤また緑剤、こういうものについて、日本政府が、世界の中での国際的な化学兵器禁止条約で決められている薬剤の中に入っていない赤剤等を、こうして日本の場合は化学兵器に該当するということで解釈、判定をしたということでございますので、これが、いつ、だれがこのよう...全文を見る
○泉委員 大臣、残念ながら、それは十月二十六日の答弁とほとんど変わっておりません。しかも、私は、担当室からも、この今回の流用事件について、追加的に何か進展が感じられるような資料の提供も、情報の提供も受けておりません。果たして何が進んだのか全然わからない。  例えば、では、報道等...全文を見る
○泉委員 ですから、その最大限の努力を教えていただきたいんですが。  十月二十六日の時点で、機構の担当者にはヒアリングを行うということはもう言っているわけです。だけれども、そこで出てこないことは想定されるわけですよ、もう既に。だから、その先の、PMCやPPM、もっと言えば、現場...全文を見る
○泉委員 こういうことですよ。我々は機構と全面的に委託契約をしているから、そこから先のことはわかりませんと。今の言っている答弁はそういうことですよね、大臣。だけれども、流用というのは、まさにその網の目をくぐるようにして行われているかもしれないわけですよ。その実態がわからないのに、...全文を見る
○泉委員 いずれにしましても、大臣が会見で再三おっしゃられているような、徹底して事実関係を調査するように指示をしたということの言葉が全く生きていません、残念ながら。結局、では、司法にゆだねるということですか。  大臣がおっしゃっているのは、まさに担当室、事務方に対して、徹底して...全文を見る
○泉委員 時間が余りありませんので、次に移らせていただきます。  対中要請事業経費、これは前回、その詳細について、資料の提出を委員長にお願いいたしました。理事会で諮っていただけるということでございましたが、現在に至ってもその資料は出てきておりません。先日の質疑では、町村官房長官...全文を見る
○泉委員 いや、行政の資料ですよね。今理事会で提出を呼びかけているこの資料が、どの部分で中国側の了解が必要だということが何かに書いてあるんですか。どうして出せないんですか。何を根拠に中国側の了解がないとだめだという資料になっているんですか。  というのは、そもそも、この対中事業...全文を見る
○泉委員 ですから、それはどこでどういう形に、そうなっているんですか。何を読み込めばそうなっているんですか。どこかの契約書かに何か書いてあるんですか。対中要請事業経費については協議の上じゃないと出せないことになっているわけですか。
○泉委員 それは室長も同じ見解なんでしょうけれども、先日の十一月二日の外務委員会で、これは処理方法の選定をめぐってさまざまな手法の実証実験を続けていく中で、百五十七億円がその実証実験に使われたということを同じく松原仁議員が指摘をしているわけですね。その実証実験だけで百五十七億とい...全文を見る
○泉委員 これは、やはり私は納得いかないわけですね。外交交渉といっても、もう既に結果が出ていることですよ。しかも、お互いに協議をして、精査をして、全く問題ないという形で執行しているものですよね。大臣は前回もおっしゃいました。会計検査院で年二回の検査も受けているんだ、全く指摘される...全文を見る
○泉委員 そもそも、私は、さっきも質問で言いましたが、どうして、何を根拠に中国側の了解を得なければならないんですかというふうに言いましたけれども、そのことについてはまだお答えになられていないんですね。外交上だからとしか言っていないわけですよ。  だけれども、一方では、これは我が...全文を見る
○泉委員 大臣、日本の税金が使われていることに対して、外国政府の了解がないと公開できないと言うんですか。本当にそんなふうに大臣は思っておられるんですか。これは私は到底理解できませんよ。そんな大臣じゃないはずじゃないですか。いや、これはおかしいですって。おかしいですよ。何で中国側の...全文を見る