泉健太

いずみけんた

小選挙区(京都府第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

泉健太の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月13日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○泉委員 民主党の泉健太です。  この証人喚問、浅川社長、隠さず、そしてそらさず、偽らず、先ほどの宣誓に従って私は答えるべきだというふうに思います。偽証に問われるのは大変なことであります。それがあなたのためであると思いますので、どうぞよろしくお願いします。  まず、先ほどもあ...全文を見る
○泉委員 私も、被害に遭った基金の声、聞いてまいりました。そして、多くの国民の声、これは、あえて言えば、無理な運用の失敗の責任をとりなさい、そして虚偽の運用実績を作成し不法に集めた資金を返しなさい、それが加入者、そして国民の声であると私は思います。  さて、具体的な話に入ります...全文を見る
○泉委員 時期でいいますと、ファンドの商品、今で十四本でありますが、平成十四年あたりから販売を始めているわけですね。当初から、その虚偽のNAV、虚偽の運用実績というものをいずれは出さなくてはいけないと思っていたのか、それとも、やはり運用の状況を見る中でこのようなことに変わっていっ...全文を見る
○泉委員 今の証言からいきますと、年金基金が入るようになってから、五・五%という運用も求められる中で、これはなかなか成果を出せない時期が続いた、そして、この虚偽のNAV、虚偽の運用実績というものをつくらざるを得なくなったという理解でよろしいですか。
○泉委員 今、これは大変だ、何とか取り戻さなくてはいけないというお話をされました。それは恐らく、運用の成績が思うように上がらなかった、彼らが求める成績にまでは行かなかったということであろうかと思います。  そういう意味では、顧客に運用の失敗を見せられないという状況があったという...全文を見る
○泉委員 偽っておりますね。基金の重さがあればこそ、正しい情報を出すべきであったはずですね。しかし、それを隠された。失敗を見せない、そういう行動に至った。  あなたは、衆議院参考人質疑でも、何度かやめたいと思ったというふうにおっしゃっております。これは、より細かく言うと、何をや...全文を見る
○泉委員 なかなか成績が出ないその運用そのものを、もうやめたいということですね。
○泉委員 当初は、この年金基金が入って、顧客として入ってきて、その顧客の質も変わっていったわけですが、当初の戦略は、当然ながら、運用で成績を上げて、成功報酬も含めてそれを受け取ることによって社もうまくいくという戦略であったわけですね。当然かと思いますが。
○泉委員 それが、残念ながら運用がうまくいかなくなって、そして、こういった偽装の、水増しのNAVにせざるを得なくなってきたということであると思います。そして、その運用資金の不足ということから新規の顧客の獲得にも向かわれたというふうに思います。  この新規の顧客の獲得というのは、...全文を見る
○泉委員 運用資金が不足をしていったわけですね。あなたが運用していったわけですが、残念ながら、資産は減っていっております。  もちろん、全くなくなったわけではありません。まだまだ資産は、とはいえ残されてはおりました。しかしながら、減っていっていたことは間違いないですね。ですから...全文を見る
○泉委員 さて、具体的に少し話を進めたいと思います。  平成十五年三月まで、三月期ありますが、虚偽の基準価格あるいはこの虚偽の運用実績というものをこの十五年三月までに作成をされたことはありますか。
○泉委員 それでは、その右手、横にある資料をごらんください。  きょうは資料を配付しております。AIJ投資顧問株式会社が作成をしたさまざまなファンドの成績が載っている資料でございます。  二ページ目をごらんください。  二〇〇三年四月、エイム・ミレニアム・ファンド、ここに運...全文を見る
○泉委員 詳細が仮にわからないとしても、このエイム・ミレニアム・ファンドの折れ線グラフを見ていただくと、かなり、TOPIXや日経二二五とは全く違うハイパフォーマンスを上げられている。  細かい数字はともかくとして、このエイム・ミレニアム・ファンド、それに対してあなたは、運用実績...全文を見る
○泉委員 続いて、資料一、一ページ目です。ごらんください。  こちらはAIJ投資顧問の会社概要でございます。その会社概要の中で紹介されている、今度はミレニアム・ファンド、一番下に「旗艦ファンド「ミレニアム・ファンド」のパフォーマンス」というのが書いてあります。  十四年六月か...全文を見る
○泉委員 さらに伺いたいと思います。  次は、三ページ目。  これは、グローバル・ミレニアム・ファンド・シリーズの中のアクシア・ファンドでございます。このアクシア・ファンドは、ファンド全体の二五%ぐらいの額を占めている大規模なものだというふうに伺っておりますが、平成二十年十二...全文を見る
○泉委員 もう挙げれば切りがないようですが、資料五、こちらの方にも、ミレニアム・ストラテジー・ファンド、年度別運用実績というのが載っております。  あえて聞きますが、こちらの方、例えば平成十八年の六月には、マイナス二二・四八という極めて、この中の数字では大きく変動したときがござ...全文を見る
○泉委員 今見たように、全国各地、数多くの基金に勧誘に回っていた資料が、ことごとく水増しの数字が入っていたというようなことであった。大変残念であります。  そして、さらに伺いたいと思いますが、一番最初、私は、二〇〇三年四月、エイム・ミレニアム・ファンド、この話、そして、ミレニア...全文を見る
○泉委員 次に明確にしたいのは、このファンドの中のやりとりがあったのかなかったのかということであります。  アイティーエム、西村社長は、募集しているものとそうじゃないもののNAVに開きがあってというような表現を参考人質疑でされておりました。要は、一つ、募集をする場合のファンドに...全文を見る
○泉委員 今ちょっと、お話、不思議な感じがしました。ファンド間のやりとりはできない、だけれども、運用の中でそうなっていた可能性があるというふうにおっしゃられたということでよろしいですか。
○泉委員 そのでこぼこをサブファンド間で全く融通はしていない。これは偽証がかかってきますから確実に答弁をしていただきたいと思いますが、ファンド間の資産のやりとりはないということでよろしいですね。
○泉委員 あなたは、実際には価値の下がっていたファンドでも、解約の際には水増しNAVの価額で返金をしていたということをおっしゃられていましたね。  そのあいた枠を再募集をする場合、これは実際には価格が下落したものを、顧客に虚偽の運用実績を示して販売をしたわけですね、新しい顧客に...全文を見る
○泉委員 次の質問に参ります。  参考人質疑であなたは、私どもAIJ投資顧問に入ってきた金というのは九年間で十八億円というふうにおっしゃられました。  ちなみに、AIAの株、これは今、誰が保有しておりますか。
○泉委員 それはいつからですか。あなた個人がAIAの株主であったことは、いつまで株主でありましたか。
○泉委員 二〇〇四、五年ということは、きょうはちょっとパネルを持ってまいりました。二〇〇四、五年ということは、これは平成十七年ぐらいまでということでありますので、平成十七年三月期ぐらいまでがそういった、浅川氏個人がこのAIAの株を持っていたということになります。  きょうお配り...全文を見る
○泉委員 あなたが配当を受け取っていたということを認めたということは、九年間で十八億円、それは全てAIJに入っていたという参考人質疑での答弁が、これは誤りだった、虚偽だったということになりますね。
○泉委員 非常に曖昧にごまかしておられるような気がします。おっしゃられたように、二〇〇四、五年まではあなた自身が株主であった。そして、二〇〇六年の十二月の会社の資料でも、それはあなたが一〇〇%株主であったと書いてある。であるならば、十八億円全てがAIJに入ったというのは明らかに誤...全文を見る
○泉委員 あなたが実質支配をしていたと西村社長が言っている投資事業組合がございます。ディバーシファイド・ストラテジー、そしてシグマキャピタル投資事業組合、こちらですね、こちらを運営されている業務執行組合員というんですかね、これはどなた、どちらの会社になりますか。
○泉委員 ここの代表者もあなたの弟さんではないですか。(浅川証人「違います」と呼ぶ)そうですか。
○泉委員 アイティーエムと浅川氏の関係において一つ重要なのが、監査報告書の未開封の封筒を西村氏に持ってこさせたという話がありました。それはあなたが指示をしたものですか。
○泉委員 刑事訴追のおそれがあるとは思いませんが、それは回答していただくべきだと思いますが、回答できない。  では、あなたが指示したかどうかは別にして、その未開封の封筒を持ってきたとき、あなたは、それは西村社長があけるべきだというふうには言わなかったんですか。
○泉委員 ほかにも多数お伺いしたいことがございます。まだまだ残された資産等々もあるように思います。とにかく、そういった資産については洗いざらい私たちは解明を進めていきたいというふうにも思っておりますが、今後の証人喚問につきましては、この委員の同僚議員に委ねたいというふうに思います...全文を見る
05月10日第180回国会 衆議院 本会議 第19号
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○泉健太君 民主党の泉健太です。  民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました子ども・子育て三法案について質問いたします。(拍手)  この子ども・子育て三法案は、各界当事者の意見と英知の結晶であります。  今日まで、政府には、二年にわたりワーキングチームが設置さ...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○泉議員 ありがとうございます。  今、今回の子ども・子育て関連の政策のマニフェストとの整合性等々、お話がありましたが、まず、三党協議につきましては、非常にいい議論をさせていただいたと思います。  先ほど長妻提出者からもお話がありましたが、やはり、与野党ねじれている中で、しか...全文を見る
○泉議員 ありがとうございます。  大変、懸念、不安を持たれている方々も多数おられるかなというふうに思っておりまして、そういった意味では、今回、社会保障と税はあくまで一体改革でありますし、そして、今回、三党協議の中でも、予算の確保というのは大変重要だという共通認識がございました...全文を見る
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(泉健太君) 御質問ありがとうございます。  与党の提出者として、やはりこの三党合意は大変重たいものだと思っております。そしてまた、参議院ではかねてより少子高齢化の調査会等々も活動されておりました。そういった知見は是非生かしていただいて、衆議院で合意した内容、各党で...全文を見る
○衆議院議員(泉健太君) 御質問ありがとうございます。  私も今幼稚園に通っている子供がおりますが、委員おっしゃるように、三年たてばもう幼稚園には通っていないわけでして、そういった意味では、子供の福祉というのはもうそのときそのとき全力で考えていかなければいけない問題だというふう...全文を見る
11月14日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○泉委員 民主党の泉健太でございます。  この特例公債法の質疑、大変重要法案でございましたが、現在、十一月の中旬ということになっております。その意味では、約七カ月半こうして成立がおくれているということ、まずは立法府の一員として大変国民の皆様に申しわけなく思いますし、そしてやはり...全文を見る
○泉委員 改めてになりますが、今、十六日までに結論を得てというのがありますが、それは、自民党と民主党における確定的な合意ということを得て、それを得た上であれば解散をするということでよろしいですか。
○泉委員 このことについては最後にいたしますけれども、それは、これから残りの十六日までに協議をして、最終的に合意をして、その上で解散をされるということですね。
○泉委員 わかりました。  それでは、この特例公債法についての質疑をさせていただきたいというふうに思います。  この特例公債法においては、今ほど提出者の道休委員の方から説明がありましたとおり、十二日に民主、自民、公明の三党政調会長による合意がなされて、政党間によって確認をされ...全文を見る
○泉委員 本日、資料を配付させていただいております。三党確認書というものでありまして、幹事長そして政調会長の署名が入っておりますが、これをごらんいただきたいと思います。  まず、本年度予算における歳出の見直しと本年度の特例公債発行額の抑制ということが書かれているわけですけれども...全文を見る
○泉委員 財務大臣、財務大臣も心待ちにされていたこの特例公債法の衆議院での採決ということであろうかと思います。この今回の三党合意についての御見解もお述べいただきつつ、今ほど提出者の方からお話がありました、この補正予算においてということが三党の確認書なわけでありますが、現在でももう...全文を見る
○泉委員 続いて、この三党の確認書ですけれども、「現行の財政健全化目標を踏まえ、中長期的に持続可能な財政構造を確立することを旨として特例公債発行額の抑制に取り組むことを前提に、」というふうにあります。  これは、民主党政権においては財政運営戦略ですね。そして、自民党においては、...全文を見る
○泉委員 今般の修正案の中では、特例公債法三条のところに努力規定が盛り込まれたわけですね。ごらんをいただきたいと思うわけですが、「発行する公債の発行額の抑制に努めるものとする。」ということが書いてあります。そう書いてはあるわけですけれども、この程度の表現で財政規律が守られるのかと...全文を見る
○泉委員 私は、特に一九七五年以降は常態化をしていたというこの特例公債法の審議でありますけれども、やはり、その審議全ては、財政民主主義を守り、そして毎年の財政規律を守るというために必要だった、必須だった審議であったというふうに認識をしております。  特に、大蔵委員会、格式のある...全文を見る
○泉委員 どの党が多数党になっても、良識のある国会、決められる国会ということについての、ある意味第一歩であるというふうに思っております。そのことをしっかりと踏まえて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。