泉田裕彦

いずみだひろひこ

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数2回

泉田裕彦の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○泉田参考人 おはようございます。  ただいま御紹介をいただきました新潟県知事の泉田でございます。  私は、知事会で危機管理・防災特別委員長も拝命させていただいております。また、中央防災会議委員も拝命をさせていただいております。  そして、今回の法案につきましては、早い段階...全文を見る
○泉田参考人 災害の際に、的確な行政対応、アドバイスできる人間がどの程度いるかということですけれども、これは経験をした自治体、経験をしていない自治体、物すごく温度差があります。  例えば、新潟県の例で申し上げますと、兵庫県を見習ったんですけれども、兵庫県は、防災担当部局に基軸を...全文を見る
○泉田参考人 先ほど申し上げました、兵庫県からアドバイスをいただいた経験なんですけれども、先ほど時間がなくて途中までしか言えなかったんですけれども、その後何が起きたかということを御説明しますと、実は、知事室の脇に兵庫県のチームにいていただいて、パソコンのLANも引いて、それで、こ...全文を見る
○泉田参考人 法制度と予算ということなんですが、法制度は、私のケースでは、特別立法をお願いして、事前に受け側の行政組織でチェックをさせてもらいました。弾力運用をやっていただいたおかげで、かなりそのデメリットの部分は解消できたかなと思っています。予算については、基金をつくっていただ...全文を見る
○泉田参考人 先ほど申し上げましたのは、首長は、地方の場合、選挙でかわってしまいます。必ずしも災害の法制に詳しい人がトップをやっているとは限らないという中で、いざというときに住民の生命財産をどう守るか、やはり的確なアドバイスをできる組織が必要ということではないかと思っています。 ...全文を見る
○泉田参考人 まず、一つ目の御質問ですが、最悪の想定はどう考えるかということですが、自治体で行う想定というのは、やはり計画に基づいたもので、甘く考えないというところに尽きるんだと思います。津波、地震、火山、土砂災害、水害、原子力、高潮災害等、それぞれ対策編の計画をつくっていますの...全文を見る
○泉田参考人 人材の育成ですが、河田先生からもお話ありましたように、やはり一般住民、特に小中学校、義務教育と、それから職員にかかわる部分があると思っています。  この小中学校につきましては、新潟県では、義援金をいただいたもののうち端数、まさに河田先生に委員長になっていただいて、...全文を見る
○泉田参考人 三点、お答えをいたします。  まず、七十二時間対応についての御質問を頂戴しましたが、これは、過去の災害を見てみますと、公的機関、すなわち消防、警察、自衛隊等で救助された方々は一割に満たない、救助された方々はほとんど近所の方、家族というところで救助をされているという...全文を見る
○泉田参考人 東日本大震災発災以来、やはり、被災者の生活再建をどのように進めていくのかというところ、ここについてはもう少しスピードを上げられないだろうかという思いは強く感じております。やはり、難しいのは何なのかというと既存制度の中にあるわけでございまして、新潟県の場合もそうだった...全文を見る
○泉田参考人 資金使途が限られているということは、災害の本質からやはり外れているのかなと思っております。  先ほども申し上げましたが、災害は一度たりとて同じ顔を見せないと言われています。同じ地震でも、時代により、場所により、そして陸上なのか海なのかによって被害が全部変わってくる...全文を見る
○泉田参考人 河田先生のお話と重複をいたしますが、やはり、二年で人事異動が生じているというのは大変障害だと思っています。実態をわかっている方々が、六月を越えると顔ぶれが変わってしまう。また一から説明というのは、もう本当に被災地にとって大変大きな負担になっておりますので、ぜひ、国の...全文を見る
○泉田参考人 御指摘のとおり、やはり災害はそのときそのとき顔が違いますし、優先順位も地域の事情によって異なってくるということだと思います。住居中心の大都市部と、それから住居兼店舗もしくは漁業等の仕事の場というところがあった場合に、同じ優先順位にはならないですよね。住む場所だけ確保...全文を見る
○泉田参考人 今回の地震、津波、そして原子力災害、やはりちょっと特殊なところがございまして、特に福島県からの避難者の皆さんは帰れるかどうかということの確信を持てないでおられます。そういった中で順次支援策が打ち切られていくという状況の中で、二重生活を強いられている避難者もおられます...全文を見る