井出庸生

いでようせい

小選挙区(長野県第三区)選出
自由民主党
当選回数4回

井出庸生の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。  質問に先立ちまして、私ども結いの党が、今国会を迎えるに当たり、各党の御理解をいただいてこうして質問に立たせていただきましたこと、お力添えをいただいた各党の皆様に改めて感謝を申し上げます。  しかしながら、参議院の不正常な状況を...全文を見る
○井出委員 今、テーマの設定、また近々というお話もありましたが、私は一つ提案がありまして、今、日本が取り組まなければいけない喫緊の技術革新として、自然エネルギー、再生エネルギーの普及を加速させる技術革新に国を挙げて注力するべきではないかと。  それは、今、政権与党が原発への依存...全文を見る
○井出委員 次に、今回の基金です。ImPACTを進めていくのは総合科学技術会議、そして、その基金は今回の科学技術振興機構がやっていくということで、例えば、附則の五条の六を見ると、中間報告などの報告書については機構が作成をする、国会への報告は文部科学大臣がやっていくとありますが、私...全文を見る
○井出委員 今おっしゃられたことは私も大変理解をいたしました。その実施に当たって、また、国会への報告等の説明についてもその制度と。ただしかし、その実体、責任は総合科学技術会議にあるというところだけをいま一度念押しさせていただきたいと思います。  次に、先ほどほかの委員の先生から...全文を見る
○井出委員 こういった基金を組んで、ある程度投資に柔軟性を持たせていくというのは、まさに研究分野においては私も必要だと思いますし、また、この先行事例と言われているアメリカのDARPAの事例を見ても、アメリカの方では毎年予算を組んでいるやに聞いております。  これは文部科学省に限...全文を見る
○井出委員 はい、わかりました。  以上で終わります。どうもありがとうございました。
○井出委員 私は、議題となりました独立行政法人科学技術振興機構法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論をいたします。  本法案は、内閣府総合科学技術会議の司令塔機能を強化する一環として、革新的研究開発推進プログラム、通称ImPACTのために五年間で五百五十億円を基金化するも...全文を見る
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。きょうはよろしくお願いいたします。  きょうは、NHKの問題、これは公共放送のあり方、また政治とメディア、マスコミの距離感についてかかわってくるような問題だと思いますので、質問をさせていただきます。  この問題は、与党にとっても、...全文を見る
○井出委員 会長は、就任会見の後日、NHKの内部、職員に対して文書を送ったと。その内容は、視聴者に誤解を与えた、そういう文面もあったかと思うんですが、私は、多くを撤回されたとはいえ、あの会見の全文を聞いている限り、大きな誤解をしているのは会長ではないか。  放送法、公共放送のあ...全文を見る
○井出委員 今、御自身の考えを放送に反映していくことはないとお話がありまして、この答弁はこれまでもあったかと思いますが、公共放送、不偏不党の放送をやっていくということは、意見の異なる物事に対しては多角的な報道をしていく、時には、会長の私見に沿った報道も、当然、その一つとして私はあ...全文を見る
○井出委員 会長のその御発言が、会長の私見に沿った放送を考えている人たちを逆に縛ることになるのではないかと私は考えているのです。  これからのNHKで、従軍慰安婦や特定秘密保護法の問題がいろいろテーマとして取り上げられると思います。そのときに、会長の私見と異なるものが放送されれ...全文を見る
○井出委員 その後を聞きたかったのですが、NHKは、公共放送という放送上の性質もあります、また、受信料という公金に準ずるようなお金で運営をしてきて、特に、内部の職員も高い倫理行動規範というものが求められてきた、それは私もよく知っております。  きょう、資料として提出をさせていた...全文を見る
○井出委員 会長は、先ほど、最初にいただいた答弁の中で、国際放送に力を入れていきたいというお話がありました。  また、昨年の十二月二十日、NHKの経営委員会で会長が就任に当たっての所信を表明されたときも、その発言の一部で、商社での勤務経験から国際的な問題についてかかわりが深いた...全文を見る
○井出委員 御答弁いただいた内容は非常にすばらしいものだと思っております。ただ、それを実行していける状態に、もはや今、置かれていない、そういう危機感を私は持っております。  会長を任命するのは経営委員会だ。その経営委員会にも、今、さまざまな経営委員の御発言をめぐって、いろいろな...全文を見る
○井出委員 きのうの経営委員会の場でも、百田委員は、個人の信条に基づいたもので、問題はないと考えている、そういう御発言もあったやに聞いております。  今、服務準則のお話が出ました。きょう、私も資料を提示させていただいておりますが、経営委員会委員の服務に関する準則、一枚目の一番下...全文を見る
○井出委員 この服務に関する準則、今お話がありましたが、経営委員がみずからお決めになっている。自分たちで決めていることをみずから守ることができないような方が、公共放送の、大きな影響を与える、そういう立場にいることがふさわしいのかどうか。  この経営委員の任命責任というのは総理に...全文を見る
○井出委員 今いただいた御答弁の中で、国会の承認という話もありました。  昨年の秋にこの経営委員の人事が出てきたときに、安倍総理のお友達だ、そういう報道が幾つも出てきました。私はその報道を見たときに、お友達というその報道、これは、安倍総理に関しては、第一次政権のときからお友達内...全文を見る
○井出委員 個人の思想、信条を妨げるものではない、今まで答弁を伺っていてそこは私も理解をするんですが、明確な服務準則の違反を、私はもうこれは明らかだと思っております。  先ほどのNHKに寄せられている苦情の件数、また、発言の内容については本人も少し言葉が荒かったというようなこと...全文を見る
○井出委員 先ほども申し上げましたが、私は、総理のお友達だという報道があったときから、報道だけで予断を持ってはいけない、そういう思いで、さきの国会を見てきたわけであります。  しかし、今、結果として明らかに悪い影響が出ている。みずから決めた準則に私は明確に違反していると思ってお...全文を見る
○井出委員 それも私は十分必要なことだと思うんですが、NHKの海外での評価を今、落としかねないような事態になっている。  その経営委員の任命責任の一端というのは、やはり私は総理にその責任があると思いますので、最後に総理から御答弁をいただきたいと思います。
○井出委員 終わります。ありがとうございました。
02月21日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いをいたします。  私からも、まず、大雪の被害、被災された方にお見舞いを申し上げます。私も、午前中質問に立たれました木内先生と同じ地元でございまして、特に被害の大きかった軽井沢などは、雪解けも遅いものですから、これからよ...全文を見る
○井出委員 大津もそうですし、今お話しありました大阪も、事前にそういった情報があったけれども対処がなされなかった。それでああいう本当に残念な事態を招いてしまったと。  このいじめや体罰の問題は、昨年の国会、特にいじめにおいては議員立法で各党間の議論もあったのですが、やはり責任の...全文を見る
○井出委員 今、国が画一的にと、そういうことではないという御発言を、私は、これは議事録ができたら蛍光ペンで線を引いてとっておきたいと思うぐらい、そういういい御答弁をいただいたなと思っております。  当然今議論となってくるのが、教育委員会と首長でその責任の所在ということになれば、...全文を見る
○井出委員 確かに、今後の地域の学校のあり方を決めるときにおいては、地域の声をしっかりと聞いていく、その上で首長ですとか地元の地方議員の皆さんとかの役割もかなり大きいかと思いますが、ただ、再編計画を一度決まったものをまた変えるとなると、一番影響を受けるのは、二年後、三年後に受験を...全文を見る
○井出委員 今の御答弁と私の質問を与党の皆さんに聞いていただくということが非常に私にとっては意味のあることだと思いますので、よろしくお願いをいたします。  もう一つ、教科書の話もちょっと記事に書いてあるので伺いたいのですが、教科書の採択です。これは、特に政治的中立という、新聞な...全文を見る
○井出委員 首長が教科書をという議論はないという今のそのお話を伺って、非常に安心をしておりました。  それと、大臣、教科書についてバランスのとれたということを所信でもおっしゃっておりますし、これから、新しい教科書検定の基準で二十八年に向けていろいろ作業があるかと思うんですけれど...全文を見る
○井出委員 教育はその最たるものだと思いますし、私、さきの予算委員会で少し報道の問題を取り上げたんですが、やはり今大臣がおっしゃったように、光と影の両方を学ぶ、伝えていく、そのことが日本人としての誇りと言えるのか。その誇りというところはちょっと私はわかりませんが、海外から見たとき...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日は、よろしくお願いをいたします。  私からも、被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに、今なお被災地で除雪等に尽力されている皆様に心から感謝を申し上げます。  今回の豪雪被害、雪にふなれな場所での豪雪だったということは、...全文を見る
○井出委員 三月の交付税を前倒しでやっていただけるということで、今お話にもありまして、災害救助法の適用があった、また、かなりの豪雪のあった地域にというお話でした。  私、少し調べてみたところ、長野県ですと、たしか、あした現金の交付がされるのは、災害救助法の指定を受けている茅野、...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  今回、三月の分から前倒しして交付される金額なんですが、私の地元で見れば、軽井沢町に一千八百万円、御代田町に三千五百万円というような金額が配分になると聞いてはいるんですが、私が地元に戻ってそれぞれの役場を回っていろいろ話を聞いてみましたところ...全文を見る
○井出委員 今、被災されている地域にとっては非常に安心できるような答弁をいただきまして、ありがとうございました。また引き続きよろしくお願いをいたします。  次に、農業の被害の関係で農水省に伺いたいのですが、先ほど来議論も出ておりますが、まず、農業用のハウス、これの再建、撤去費用...全文を見る
○井出委員 このハウスの問題は、まだ雪が解けていないので、すぐに手をつけるのは難しいという事情もあるんですが、これは早くやらないと、春の野菜ですとか、もう少しおくれてしまえば米の育苗にも影響が出かねない。そういう意味で、すぐやって、すぐお金がもらえるのかというところは、非常に地元...全文を見る
○井出委員 そうしますと、十四日の、雪が降り始めて以降ということでよろしいですか。
○井出委員 かなり広い範囲で制度設計をしていただけるということなので、それにつきましても、農業関係者への周知をしっかりやっていただきたいと思います。  次に、私がちょっと地元の市町村を回っていて出てきた話なんですが、公共事業への影響について、財務省にきょう来ていただいております...全文を見る
○井出委員 もう既に周知とかは始まっていますでしょうか。問い合わせも恐らく来ているかと思うんですが、周知、広報の部分、始まっていれば、教えてください。
○井出委員 公共事業に係る話ですので、問い合わせが国交省の方に行っていることもあるように聞いておりますし、そうした場合は財務局の方から対応していただいているとも聞いておりますが、まだ除雪が精いっぱいで、そういったところまで気が回っていない自治体も正直あるかと思います。  この事...全文を見る
○井出委員 既に取り組んでいただいていると思うんですが、私は、それを国だけでやっていては、現場にこれから生きないのではないのかと。被害のあったところ、国、都道府県、市町村、私は警察もだと思うんですが、そこでそういった検証の場をつくって、本当に連携の図上訓練ぐらいできるぐらいの検証...全文を見る
○井出委員 なかなか国の方から、上から、やるぞというわけにもいかないと思いますし、むしろ地方から声を上げてもらった方がいいのかもしれませんし、そういった取り組みもやっていただきますようお願いをいたします。  この大雪の初動対応について、今度は国交省に伺いたいのですが、特に今回、...全文を見る
○井出委員 一度雪が降ってしまえば、国道事務所の方でも地元の市町村の方でも、現場まで行くのすら、物すごい時間を歩いて行かなければいけないとか、そういう状況はよく理解はしているんですが、今後の検証をしっかりやっていただいて、連携を密にとっていただきたいと思います。  きょう、警察...全文を見る
○井出委員 ぜひ、各役所の境も超えて、また都道府県の枠も、そういう県境、市町村の境も超えて連携できるような体制をこれから考えていただきたいと思います。  きょうは、長野県選出のほかの先生方にもたくさんこの会に出席していただいておりますが、私も、超党派で、一番下っ端ですが、やって...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○井出分科員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日は、よろしくお願いいたします。  きょうは、原子力損害賠償について、第三者、公正中立な立場からこれを所管している文部科学大臣にお話を伺います。また、参考人の各皆様にもお越しをいただいております。  きょうは私、この質問をつく...全文を見る
○井出分科員 今、社員、家族からの申し立てを拒否したものが十五件あるというお話でした。  私がADRのホームページを見たところ、ことしの一月末現在で打ち切りが七百二十八件あると。ですから、ここから十五件を除いたものに関しては、では東電側からの拒否ということではないということでよ...全文を見る
○井出分科員 今の御答弁を伺いますと、当社独自の基準ではない、そういうお話ですと、一般の方にも住居の区別、社宅は関係ないとしても、持ち家、持ち家でない、借り家、家族の実家、そういった基準が適用されるのかどうかというところが一点。  もう一点は、その中で社員向けにこの資料を作成し...全文を見る
○井出分科員 そうしますと、東電の社員のことは居住実態もよくわかっているから、この基準でやっていく。現実的に、東電の社員、家族と、それ以外の被災者と、明らかな差別がこれからも続いていくということでよろしいのか。
○井出分科員 社員や家族だったら、一般の被災者よりも少なくてもいいということをおっしゃっているんですか。
○井出分科員 社員の居住実態、勤務実態はよくおわかりだと思うんですが、この新聞資料にお示しをした、五ページ目、一月四日の毎日新聞の記事なんですが、「高線量作業 耐えたのに 若手続々退社 悔し涙」と。賠償を打ち切った社員が、あの危険な現場で作業をしていた人間がいることも当然知っての...全文を見る
○井出分科員 社員や家族、その和解の件数、冒頭の件数を聞けば、社員と家族の件だけ和解の打ち切りがある。そういう事実がある限り、社員の士気をどうやって高めていくのかというのは、私は大いに疑問を感じております。  そして、今回の、今東電が社内限りでやっている話は、資源エネルギー庁は...全文を見る
○井出分科員 今お話ありました迅速、公平というのは、大臣が今国会で述べられた所信の中にも書いてあると思います。  しかしながら、東電側が和解を拒否して打ち切りになったのは、十五件全部、東電の社員と家族だと。  また、私はどうしても理解ができないんですが、審査会の示している基準...全文を見る
○井出分科員 東京電力に伺いたいのですが、東京電力は、先ほど私申し上げましたように、三つの誓いで、和解仲介案を尊重すると。ただ、しかしながら、その十五件、それも全部社員とその御家族なんですよね。それは、結果としてそうかもとおっしゃられるかもしれませんが、私は、やはりこういう社内向...全文を見る
○井出分科員 今のお話ですと、対応は変わらないのかなと思うんですが。  賠償金をさかのぼって返しなさい、そう言われた人の中には、新聞記事をいろいろ見れば、避難のときに必要な家電とかそういったものは通常費用として出ると聞いておりますが、そういった家電の費用まで返せと言われた、そう...全文を見る
○井出分科員 原発の事故の対応ということになると、一般的にこれまで国会で言われてきているのは、東電が一義的な責任を持って、ただ、何かあってはいけないように国が前面に立ってというのが、汚染水対策とかあらゆる分野でのスタンスだったと思います。  文部科学省と東京電力の賠償における責...全文を見る
○井出分科員 東電が和解を拒否しているのが十五件あって、全部社員と家族に関することだと。その状態が適切だと大臣はお考えなんですか。
○井出分科員 把握をされていないから即答はできないと。私は、文部科学省がこれまでやっていただいた指導が、東京電力の方のお話を伺っていると、指導が行き届いていないと感じざるを得ません。  ですから、やはりこの問題を把握されていないのであれば、公正中立な立場からしっかり調べていただ...全文を見る
○井出分科員 きょう質問をさせていただいて、今の東電のお答えですと、改善が見込めるのかなというところ、私は非常に不安なんです。今、適切に対応という御答弁がありましたが、そこをどうしても、改善に向けた結果を出していただきたいんですが、もう一度御答弁をお願いいたします。
○井出分科員 迅速が公正公平なものを欠くことのないように、くれぐれもしっかりと賠償をやっていただきたいと東電にお願いして、また、しっかりと指導をお願いしたいと思います。  終わります。どうもありがとうございました。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○井出分科員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日はよろしくお願いいたします。  私からは、私きのう災害対策特別委員会の方でも二月十四日以降の大雪に対する対策を伺ってきたんですが、きょうは、その部分、農水省のかかわりのある部分について特化して伺いたいと思っております。  ま...全文を見る
○井出分科員 今、被災のときにまでさかのぼってというお話で、昨年十一月までさかのぼっていただくと。  もう一つ、各地域ということで伺いたいんですが、そうしますと、各地域は、今回の関東甲信に限らず、雪害がこの冬見られた、雪の降った地帯ということでよろしいんでしょうか。
○井出分科員 もう一点、貸し付け当初、無利子を五年間にするという決定の経緯といいますか、そこのところを伺いたいんです。  事前に伺ったところですと、過去の台風ですとかそういった災害に対して五年という期間というのは、それなりに御配慮をいただいたというようなお話も聞いているんですが...全文を見る
○井出分科員 ありがとうございます。  私の地元では、この五年について、もう少し長い目で見てくれないかというような声もありまして、そういった声もあることをここでお伝えして、次の、農業用ハウスの再建、修繕への助成、先ほど石関委員からも御質問あった件ですが、これについて伺います。 ...全文を見る
○井出分科員 もう一点、こちらのハウスの方は、この二月十四日からということでよろしいんですか。この冬ということではなくて、二月十四日ということでしょうか。
○井出分科員 では、この冬、既に壊れて建て直したものについては、何かそれなりの証明ができればということですね。わかりました。  あともう一つ、このハウスの関連で伺いたいのですが、その中にある苗ですね。  私の地元では、ハウスが壊れていることは遠目から見られるんですが、まだ畑に...全文を見る
○井出分科員 今、関係県と相談をしていただいているということで、恐らく雪が解けてからわかってくる被害が大きいかと思いますので、対応できることがあればぜひ対応していただきますようにお願いをいたします。  次に、三項目めの共同利用施設への助成。雪害を受けた産地に対して、別枠で集出荷...全文を見る
○井出分科員 お金を、もともとあった二百三十四億円を一部留保して使っていく、そういうお話は大変理解できたんですが、今回の雪害で大きな被害の実態があることに鑑みてと。  私の地元で聞いて回っているところだと、今回は、ハウスだったり、車を入れておくようなカーポートだったり、あと、簡...全文を見る
○井出分科員 わかりました。  少し時間の兼ね合いもありますので、四項目めと五項目めの、果樹への助成、また被災農業法人等の雇用維持のための支援について、二つまとめて御説明いただければと思うんですが、お願いをいたします。
○井出分科員 今、五つの項目について詳しく御説明していただいたと思っておりますが、御説明いただいたもの、後ほどまたお伺いをしますけれども、それが農業関係者、被災した地域に伝わらなければ全くそういった制度がうまく使えないわけであって、そこのあたりをしっかりやっていただきたいと私の方...全文を見る
○井出分科員 こういう大きな災害がありましたときは、発生直後は緊急対応に追われますけれども、その後、そういった物的被害、また、農業関係を離れれば、本当に大きい災害のときに、人的な被害ですとかそういったものを、各市町村、都道府県が、毎朝ですとか夜ですとか、定期的に集計をするかと思う...全文を見る
○井出分科員 くれぐれもよろしくお願いをいたします。  次に、今回、五項目の対策をやっていただいた、ただ、しかしながら、印刷をしてみても、こういう状況ですと、ちょっと字が小さいぞ、そういう思いを持たれる方もいらっしゃると思って、その周知の部分、これを大臣にも伺いたいのです。 ...全文を見る
○井出分科員 今大臣からお話がありましたように、まずやるべきことを決めて発表していただいてということは、非常に農業関係者にとって心強いことだったと私も思います。雪害、災害の対応に追われているときに、国や市町村が何をやってくれるのか、それをまず今回示していただいた。  そうしたら...全文を見る
○井出分科員 ありがとうございます。  通告をさせていただいた質問は以上なんですが、一つ私の方から問題を提起させていただきたくて、今回、被災地を回っている中で聞いた声の中で、こういった財政的支援も非常にありがたい、そういう声も多かったんですが、そうした中で、これから農業の部分の...全文を見る
○井出分科員 では、時間になりましたので終わります。本日はどうもありがとうございました。
03月12日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いをいたします。  昨日、震災から三年という節目の日を迎えまして、私もまた改めて、その復興また原発事故の収束、そういったものに取り組んでいかなければいけない、皆様と同様にそういう思いを新たにしました。  そこで、きょう...全文を見る
○井出委員 今、経済産業省の方に確認をしていただいた、経済産業省から東京電力の方に改めて指導していただいたというお話がありました。  きょう経済産業省の方にも来ていただいているんですが、本当は東電の人にも来ていただきたいと思ったんですが、さきの分科会で東電の方は、どうもちょっと...全文を見る
○井出委員 東京電力からはどのような対応、意向が示されたのか、改めてお聞かせください。
○井出委員 私は、東京電力また経済産業省が社員とそうでない方を区別はしていない、また、避難をしている状態を見て精神的苦痛に対する賠償をする、決して住居や引っ越しという事実をもって賠償を打ち切ったりするようなことはないということをこれまで繰り返し伺ってはいるんですが、ただ、現実的に...全文を見る
○井出委員 先日の分科会でなかなか東京電力から、当事者から思ったような御回答がいただけなかった。ですから、きょうはその監督責任のある経済産業省に来ていただいているんですが。  経済産業省と東京電力がお互いその方針をよしとして、現実的な賠償金、社員とそうでない人との賠償金を黙認し...全文を見る
○井出委員 今、東京電力の社員に対してやっている賠償が指針に沿っていると。特に、社員のことだから、家族ですとか生活実態とかいろいろわかるからそういう対応ができるんだと。  もしそうおっしゃられることをそのままのみ込めば、ほかの一般の被災者の方にこれまでやってきている賠償は、東電...全文を見る
○井出委員 賠償は公正にやっていただきたい。しかしながら、こういう現実がある。  日曜日だったと思うんですが、日曜日の毎日新聞に、今度は東電の社員の家財の賠償についての記事が出ておりました。またこれは家財の賠償が東電の社員が少ないという話なんですが、その記事によりますと、そのと...全文を見る
○井出委員 今、調査をという話がありましたが、経産省、これも改善をしていただけるおつもりで調査をされているんですか。経産省、最後に伺います。
○井出委員 時間になりましたので終わりますが、くれぐれも公正というところをしっかりやっていただきますようお願いをいたします。  終わります。
03月19日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  質問の前に、我が党の参議院議員の藤巻幸夫さんが去る十五日に亡くなられまして、この場をおかりして、心より御冥福をお祈りさせていただきます。  きょう質問でお伺いをしたいのは、教育委員会制度の改革...全文を見る
○井出委員 今、子供の人格に重大な影響を与えるというお話もありました。  この中立公正というのは本当に考えれば考えるほど難しいと思っておりまして、一つの例をもってきょうはお聞きをしたいんですが、これは昭和五十年後半から六十年ごろにかけての話なんですが、ある小学校で六年間一切君が...全文を見る
○井出委員 この話には続きがありまして、その学校にいたある児童が六年生の夏に転校をしまして、ですから、二学期に転入した学校で、そこの学校は二学期の始業式から君が代を歌う、国旗も掲げる、その子供は非常に戸惑った。しかし、そのときの思いがあって、その子は君が代を覚えた、大人になっても...全文を見る
○井出委員 大臣も群馬でそういった否定的な教育を受けられたというお話が今ありましたが、私がお話しした子供というのは、実は私なんです。  私は、君が代を最初にいた学校で聞かなかったことをよしとはしておりませんし、やはり教えてもらったらという思いもあったんですけれども、逆にそういう...全文を見る
○井出委員 発達段階できちっとした教育をすることは私も非常に大切だと思うんですけれども、逆に、大臣もおっしゃいましたし、私もそうでしたし、学び直しの機会もありますので、何が発達段階で適切なのか、ちゃんとしたものなのかというところが、私は非常に難しい、難しいと言ったらあれですけれど...全文を見る
○井出委員 私も疑義はないんですが、疑義はないんですけれども、教育がお子さんのそのとき、またその後の人生に与える影響というものは非常に多様である、そういうことをきょう申し上げたかったんです。  時間が来てしまったので終わりにしますが、これから、教育の内容もそうですし、教育委員会...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  私は、今回の法改正の中身、その一部においては評価できるところもあるなと思っているんですが、そもそも、まず大きな問題意識として、法改正の必要が今回あるのか、そこのところをまず伺いたいと思います。 ...全文を見る
○井出委員 過去にも、共同採択が難航して話し合いの末にまとまった、話し合いはまとまったけれども、その後、地区が分かれたといった事例も過去にはあったようです。  これまで、国の方でも、八重山地区、竹富への働きかけというのはされてこられたとは伺っておりますが、いま一度、その話し合い...全文を見る
○井出委員 なかなかその当事者の間では難しいというお話が今ありましたが、最近の報道を見ておりますと、竹富町の方は今回の是正も受け入れがたいというようなことが報道されておりますが、先ほどの議論の中で、もし国との見解が異なるときは、国地方係争処理委員会への申し立てですとか、まだそうい...全文を見る
○井出委員 話し合いや協議という表現が、少し私の表現が優し過ぎたのかもしれませんが、ただ、そういった不服があるときは申し立てができる、そういう手続があるのですから、その手続を厳格に守るというのも、それは国としての一つの選択肢ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○井出委員 私がそういう質問をしましたのは、竹富町も、また、その地区の石垣市、与那国も、子供たちに教えたいことがあるという思いは一緒じゃないかなと思うんです。尖閣諸島があるから領土のことをしっかり教えたい、そういう意図もわかりますし、基地の問題を厚目に扱っている教科書を取り上げた...全文を見る
○井出委員 国の方が八重山、沖縄県教委、竹富に対してさまざまな働きかけをされてきたことは私も十分承知をした上で申し上げているんですけれども、ルールを守らないところが一つあるからルールを変えてしまうというところへの、私はそこはどうしても疑念が拭えない。  この法律は平成二十七年か...全文を見る
○井出委員 今、ルールを変えるのではない、ルールを明確化するんだという話がありましたが、例えば、ルールを明確化すれば、今回の問題が竹富に関して違法状態が解消をされるというその確かなものはあるんでしょうか。
○井出委員 現在の法律でも、共同採択したものを使わなければいけない、そういうふうにはっきり書かれておりますし、そこの文言というのは改正になった後も変わらないと思うんですが、特に何か罰則がつくわけでもありませんし、私は、そういうことをやったらちょっとどうなのか、さらに議論が必要かな...全文を見る
○井出委員 今、この法改正の端緒となっている竹富の問題について、その事例からお伺いをしたんですが、次に、教科書採択の権限、教科書採択のあり方、方向性というもう少し大きなところから質問をしたいんです。  平成二十一年三月三十一日に閣議決定をされている規制改革推進のための三カ年計画...全文を見る
○井出委員 今のお話で、小規模化が図られていると。確かに数字の上でいえばそうかなと思うんですが、平成の大合併もあって、市町村の規模が拡大をしている。実際に一つの市郡が採択地区となっているところは、その五百数十のうち、ここ十年で見れば百九十七から二百七十三にふえていて、複数の町村や...全文を見る
○井出委員 数の上ではそうですが、市町村合併で自治体の規模が大きくなっているところも御留意いただければと思います。  先ほどの閣議決定なのですが、将来的には学校単位の教科書選択の検討という話があったりですとか、また、そもそも今の法律でも、教科書の採択をするのは、学校の設置者、市...全文を見る
○井出委員 私は、共同採択で膨大な教科書を研究していくということは、特に小さい市町村にとって大変必要なことだと思うんですけれども、竹富ですとか、その地域内で教えたいことが違ってしまうようなケースの場合、どちらも、竹富もそうですし石垣も、それなりに教えたいものへの思いがあるからこう...全文を見る
○井出委員 今、教科書を二つ副教材として使うという話なども一つの解決の道としてあるのではないかなと私もお話を聞いていて感じたんですけれども、そのあたり、まだ話し合いの余地があるのかないのか、最初の答弁ですとないということなんですけれども、私は、一つのルール違反をもってルールそのも...全文を見る
○井出委員 私は、結いの党を代表して、議題となりました義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場から討論をいたします。  今回の法改正は、沖縄県八重山地区の教科書共同採択をめぐって、採択の結果と実際に自治体が選択をした教科書が異なってきた...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○井出委員 結いの党、信州長野県の井出庸生と申します。  きょうは、参考人の皆さん、お忙しいところありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  まず相賀参考人にお伺いをしたいんですが、先ほどの委員と先生とのやりとりの中で、現状の海賊版対策、人の手であったり機械、ロボッ...全文を見る
○井出委員 そうしますと、これから電子書籍に出版権というものがこの法改正で認められる形になったときに、出版者側としては、海賊版対策を何か強化していこうとか、監視する体制ですとか摘発体制を強めていこうということがこれから一つの流れとしてあり得るのかどうなのかというところのお考えをち...全文を見る
○井出委員 そうしますと、海賊版の対策に強い出版者、また、今、紙を出すと同時に電子版もというお話がありましたが、そういう力を持っている出版者というのがこれから主流になっていくのかなという印象を持つんですが、相賀参考人のお考えとしても、業界はそうなっていくとお考えですか。
○井出委員 次に、著作者のお立場からということで瀬尾参考人にもお伺いしたいんですが、今私がちょっとお話しさせていただいたように、先ほど出版社が三千七百社あるというお話もありましたが、そういったものが集約化されていくのではないかというお考えと、それについて著作者の立場としてどういう...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  引き続き瀬尾参考人にお伺いをしたいんですが、ナショナルアーカイブ構想の話ですね。私も非常にそういったものは進めていくべきではないかなと思っておりますが、実際これからそういったことを進めていく上で今大きな障壁ですとか、こういったものを越えてい...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、土肥参考人にお伺いをしたいんです。  先ほどのお話の中で、契約は本来自由であるべきものだと。私もそれは全くそのとおりだと思いましたし、あと、各団体でいろいろ合意をしていけばそれぞれの団体に有利なものになってしまうので、標準的なガイド...全文を見る
○井出委員 本日はありがとうございました。終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
04月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  きょう、著作権法の改正について、大臣、また、きょう総務省と国会図書館の大滝館長にも来ていただいて、少し関連するお話を伺ってまいります。よろしくお願いをいたします。  まず、これまでの議論でも出...全文を見る
○井出委員 訴訟の数字などはなくても、これだけ海賊版というものが広まっていればやはりそれに対処しなければいけないこともふえている、それは大方の理解だと思います。  ただ、しかし、実際に差しとめの請求をする、そこから訴訟に移っていくとなると、その訴訟の費用ですとか、決着がつくまで...全文を見る
○井出委員 前回の参考人質疑のときに、出版業界の代表の方からのお話であったのですが、現状ですと、差しとめ請求の手紙を送っても、封筒すら、中身も見ることなく向こうから返送されてくるというようなお話もありました。  海賊版対策、海賊版を発見する監視とかその辺のことは今も出版者はそれ...全文を見る
○井出委員 私も、この法律の改正で、現場の差しとめ請求の場において本当にきちっと実効性が上がってくる、周知がされてくることを期待いたします。  次に、電子書籍の広がりというものは、どなたが考えても今その普及拡大は明らかなところなんですが、今回の法改正の議論の中で、先日の出版者の...全文を見る
○井出委員 今、紙の本と電子書籍の共存というお話がありましたが、これまでの議論の中で、電子書籍がふえていく、また海賊版対策をしっかりやっていく、そういうことを考えると、小規模の出版社ですとか、その後の仕事として出てくる小規模の本屋さんですとか、そういったところがこれからいや応なく...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。今、書店に対するお話をいただきました。  次に、総務省にお伺いをしたいのですが、きょうは渡辺大臣官房審議官に来ていただいております。  紙と電子書籍の共存ということもありますが、これから出版で、とりあえず電子媒体で出してみよう、その後、紙にす...全文を見る
○井出委員 私、何年か前にテレビがデジタル化になったときに、大きな環境の変化だなと思ったんです。そういった変化は急に望めるとは思ってはおりませんが、インターネットの引き続きの世代を超えた普及についても御尽力いただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  質問の順番がちょ...全文を見る
○井出委員 今お話しのありました国会図書館、きょう、大滝館長に来ていただいておりますので伺いたいと思います。  国会図書館は、本は全てそろっている、また、所蔵物の電子化についても、平成二十一年の著作権法の改正等があって円滑化も図られたやに聞いておりますが、電子データの収集、また...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  さまざまな取り組みのお話を伺いまして、私も、そんな近くに国会図書館がありながらと、もう少し利用させていただかなければと反省をしておるところです。  これからさらに電子データの収集またデータの電子化を進めていく上で、今、端的に課題だと感じら...全文を見る
○井出委員 最初にお話しのあった電子書籍の収集のところですか、権利者団体との協議、そういったお話がありましたが、出版者の方も商売でしょうし、そこのところ、話し合いというのはいろいろあるかと思うんですけれども、電子書籍に出版権が広がるということは、何か直ちに影響するとか、収集におい...全文を見る
○井出委員 今、国としての制度のあり方と、そして、電子書籍でないものを電子化していく上で財源の問題もあるという話もありまして、私もそこはそのとおりだと思います。  通告をしておらないのですが、再度大臣に、今の国会図書館の取り組みについて一言、国としての御支援、お気持ちをお話しい...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。よく受けとめました。  最後に、通告していたものに戻りまして、出版のADR、これも参考人からお話しあったことなのですが、出版のADRをやらなきゃいけないということは業界としても感じているというお話が出ておりまして、出版ADRについて、大臣のお考...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  著作権法は、インターネットの普及でこれまで何度も改正が近年相次いでおりますが、また今回の改正が日本の文化の健全な発展に資することを願って、質問を終わります。  どうもありがとうございました。
04月09日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  きょうは、ことしの三月十二日の文科委員会で私は取り上げさせていただいたんですが、東京電力の原発賠償の問題。私は、東京電力が東京電力の社員や家族の被災者に対して、一般の方と異なる、賠償額が大きく少...全文を見る
○井出委員 今、基本は社員と一般の方に対する賠償の考え方は同じだと。そういったお話は私も前に、たしか二月二十六日だったかと思いますが、この問題を予算委員会の第四分科会で取り上げたときも、そのとき東電から来ていただいた増田参考人は、社員であることと一般の方々と全く変わるところはござ...全文を見る
○井出委員 先日、三月十二日にもこの問題を取り上げておりまして、きょうのように詳しくお話をすることはちょっと時間の都合でできなかったのですが、そのときに下村大臣の御答弁の中で、審査会の策定をしている基準では、東京電力の社員とそれ以外の方とで異なる手法を適用するといった考え方は盛り...全文を見る
○井出委員 これまでも東電の方は、国会の場に来ていただけば、一般の方と社員は同じようにと、また、経済産業省、文部科学省の方は、社員と一般の方によらず、その個別の事情に応じてしっかりと賠償していくですとか、個別の事情に応じてやっていくというようなお話を私は繰り返し伺っているんですが...全文を見る
○井出委員 それと、この家財賠償に関しては、超過した分については個別に支払いをしていくというような話もさきに伺っておりますが、そういった支払いの実績ですとか、実際に超過分を支払ったという事実はまだございませんよね。
○井出委員 これまできょうで三度お伺いをして、実はこの間にも一度電話をさせていただいて、その後どうなっていますかということを伺ったこともありましたが、相談窓口が動き出したということは一つ前進だと思います。  今後も、賠償については、大臣もこれまで繰り返しお話をされてきた公正、適...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○井出委員 結いの党、信州長野県の井出庸生と申します。  本日は、四人の参考人の皆様、お忙しいところありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  私からまずお伺いしたいのは課徴金制度のことなんですが、皆様、それぞれのお立場で、事業者の萎縮につながるので慎重にという御意...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  そうしましたら、次に、消費生活相談員のことについて伺いたいのですが、相談窓口はかなり広がってきている、ほとんど、九五%近く都道府県にあると伺っておりますが、相談員にはやはり地域での偏在が見られる。地域のその偏在の解決と、あと、今回、これを国...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、国民生活センターのことについて、中村参考人と増田参考人にお伺いをしたいのですが、国民生活センターについては、平成二十二年十二月の閣議決定で、消費者庁と一元化をして法人を廃止することを決めた。このときに、国民生活センターの相模原にある研...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  最後に、皆さんから、それぞれのお立場で忌憚のない御意見をいただきたいんですが、消費者庁が設置をされて四年半、さまざまな部署に分かれていたものの司令塔的な機能も期待されていたかと思います。  しかし、実際やってみると、それぞれの業種の専門性...全文を見る
○井出委員 今お話のあった、やはりオール・ジャパン、そのお話が私もまさにそのとおりかなと思いまして、また今後とも皆様の御知見、御指導をいただきますようにお願いをいたします。  本日は本当にありがとうございました。
04月15日第186回国会 衆議院 本会議 第18号
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○井出庸生君 結いの党、信州長野の井出庸生です。  ただいま議題となりました地方教育行政法の一部を改正する法案(以下、政府・与党案と呼ぶ)及び地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法案(以下、民主・維新案と呼ぶ)について、順次質問をいたします。(拍...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いいたします。  昨日の本会議は、私、大変早口で失礼をいたしました。きょうはまたいつもどおりやらせていただきたいと思います。  きのうの本会議ときょうのこれまでの議論を伺っておりまして私なりに今思っていることは、...全文を見る
○井出委員 私がこれまで考えておったのは、政府案ですと教育委員長がいなくなってしまうと私は思っておりまして、ただ、これまでのお話を伺っていますと、一本化をされるんだ、新教育長、新しいという文字がつくんだと。  今のお話を聞いていると、これまでの教育長と法改正後の教育長はやはり明...全文を見る
○井出委員 今のお話を受けて、教育長の資質にも少しかかわってくるんですが、その部分をお伺いしたいんです。  きのうの本会議で、公明党の稲津先生への大臣の答弁だったと思いますが、新しい教育長については、教育行政に識見があるものを法律上の任命要件としている、これは確かに法律にそのと...全文を見る
○井出委員 今、幅広く人材が対象になり得るというお話でしたが、これまでの制度ですと、教育委員長がいて、首長がいて、よくも悪くも教育長が時には間に入って立つという、言い方がふさわしいかどうかわからないですけれども、それがお互いの意思疎通のとり役でもあったり、そういう役目も少なからず...全文を見る
○井出委員 わかりました。  今質問させていただいたところは、新教育長は首長にしっかりと物を言える存在でなければ、単に教育委員長がなくなってしまうというような形になれば、教育委員会を執行機関として残したとしてもそれが弱くなってしまうのではないかな、きのうもちょっとそういう趣旨の...全文を見る
○井出委員 繰り返し伺うんですが、いじめで本当に重大な事案があったときというのは、では、その集まったときに、最初にその総合教育会議の冒頭で公開する、しないを決めてから話に入っていくということになるんですか。いじめの問題というのは、過去、これまで対応がうまくいかなかった事例を見れば...全文を見る
○井出委員 公開が原則ということなので、安易に例外を運用していくようですと、これまで隠蔽体質があるのではないかと批判されてきたところとまた同じになってしまうのではないかと危惧をしておりますので、その公開の原則というスタンスをしっかりとやっていただければと思います。  次に、民主...全文を見る
○井出委員 もう一つ、ちょっと事例で伺いたいのですが、日本維新の会の中田先生が、予算委員会のときに、横浜市長をやっていて、五百学校がある、一つの教育委員会だ、だから、中田先生が市長をやっていたときに横浜市を少し地域分けをして見ていこうとして、それをやったんだけれども、やるに当たっ...全文を見る
○井出委員 先ほど、みんなの党の柏倉委員が、地域の裁量、選択制というような話も少し触れられていたんですが、午前中の議論にもありましたが、首長次第だとは思うんですが、首長に権限を与える仕組みであれば、そういう裁量も出てくるのではないかなと考えております。  次に、やはり教育監査委...全文を見る
○井出委員 提出者の鈴木先生に、首長の御経験があるということで、感想で結構なので伺いたいんですが、今の教育監査委員会の法律の書きぶりは、首長を御経験されて、鈴木先生が首長であればそんな緊急事態は余りないかなと思うんですが、今の法律の書きぶりで、首長としてこれは大変重く受けとめなき...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので終わります。また今後ともよろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月18日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○井出委員 結いの党、信州長野県の井出庸生と申します。  きょうは三人の参考人の先生、お忙しいところありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  三人の参考人の先生のお話を最初に伺っておりまして、与党の案を明確に肯定的にお話をされていたのは貝ノ瀬参考人かなと思うので、...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  今、教育長は首長の気持ちもわかると、教育論、財政論。  私も同じ思いを持っておりまして、かつて宮城県が高校の再編をするときに、宮城県は男女別学の伝統校が多かったんですが、公立だし、学区も一つになるし、公立の高校はこれから共学化だろう、そう...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  もう少し、教育長と教育委員長の御経験を踏まえた質問をさせていただきたいんですが、教育委員会は合議制で、例えば、教育委員会のメンバーが六人いて、同数になったら現行ですと教育委員長がお決めになる、そういう仕組みだと聞いております。  ちょっと...全文を見る
○井出委員 話し合いが非常に大事で、それが尽くされてきた、それは大変すばらしいことだと思うんです。  そこで一つ伺いたいのが、今度の与党案の教育委員会の改革の一つに、委員の三分の一以上の発議があれば委員の側から教育委員会を開くことが求められる、それに応じなければいけないと。こう...全文を見る
○井出委員 済みません、時間が終わりに近づいてきたので、最後に一つ、野党の教育監査委員のことに言及された大森さんにお伺いをしたいんですが、先ほど監督権限というお話もありまして、ちょっと今の状況だと心もとないというようなお話だったのかなと、聞いていてちょっと私の誤解でしたらあれなん...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので終わります。  三人の参考人の皆様の御意見を今後の議論で生かさせていただきたいと思います。きょうはありがとうございました。
○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  きょうはまず、この改正案と、あと、いじめの重大事案、お子さんが命を落とすようなことが起こってしまったときに、いじめ防止対策推進法の方で定めている再調査の実効性、この二つの、改正案との絡みについて...全文を見る
○井出委員 その再調査を行うかどうかのタイミングで総合教育会議を開くかどうか、先ほど前川局長が中根委員の質問のお答えのときに、そういうことも考えられると御答弁があったかと思うんです。  私はここは非常に大事だと思っておりまして、調査結果が出る、それが少なからず賛否両論がある、そ...全文を見る
○井出委員 そういう重大な問題があったときに、スクールカウンセラーが生徒たちの心のケアをやっていくですとか、学校のアンケートをするとか、現状でも、そういう重大事案があった後、やはり、そういうのがすぐ報道されるケースが多いですね、学校や教育委員会がそういうケアをやっていく対策を決め...全文を見る
○井出委員 今回の法改正のきっかけが大津の事件であるということはもう皆さんどなたもおっしゃっていることであって、ただ、実際いじめを未然に防いでいくというのは、私は、ふだんの学校の取り組みですとか児童生徒さんに近いところに負うところが大きいと思っておりますので、この総合教育会議です...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  政府案は、教育長の資質もかなり重要になってくるかなと思いますし、今申し上げた任命責任もある以上、首長のまた資質も問われるところもあるかなと思うんです。ですから、新教育長が首長のイエスマンになってしまってはいけないと思いますし、また、最初のい...全文を見る
○井出委員 役場、役所の人間が事務局になるかならないかですとか、私はならないのが理想だと思うんですけれども、現実的にはならざるを得ないのかなという、そこは悩ましいところもありまして、今、市町村の規模のお話がありましたけれども、私は、しっかりと独立した教育監査委員会を本当に何千人単...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので、また今後の議論の中でやっていきたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月25日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。きょうもよろしくお願いをいたします。  きょうも、これまでも伺ってきました政府案における新教育長の資質、求められる新教育長の像についてもう少し伺っていきたいと思います。  現行の中で、教育長が、教職員出身者がどれぐらいいるか、そう...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。ことしの、最新の状況はまだないということですが、直近の調査を見れば、都道府県の教育長でいえば全ての教育長が行政経験がある、そういう数字だったと受けとめております。  これまで御質問させていただいた中で、これからの新教育長、必ずしもそうした行政経...全文を見る
○井出委員 この問題、きょうの冒頭に概要報告があったかと思うんですけれども、二十三日の地方公聴会で、私、仙台に行きましたときに、仙台市の奥山市長、奥山市長は教育長も御経験されて仙台市長をされているんですが、奥山市長の御発言の中で、奥山さん御自身は市長になられてから教職員出身者と行...全文を見る
○井出委員 私は、これまでのように教育長が首長の事務方、言い方は悪いですけれども、イエスマンの人がみんななってしまったら困るのではないかということは前にも申し上げてきたんですが、それは実際、たしか十八日に参考人で来ていただいた三鷹の教育委員長、教育長経験の貝ノ瀬参考人も、現行の制...全文を見る
○井出委員 実際、始まってみてからの人の任用、運用のところにかかわってくる問題ですので、なかなか議論は難しいところではあると思うんです。大臣の御趣旨はしっかりと受けとめさせていただきました。  次に、市町村の規模に応じた教育行政のあり方ということでちょっとお話をさせていただきた...全文を見る
○井出委員 特に大きな負担ではなく、全国統一のものをやっていくことが必要だというお話だったんですが、きょうはちょっと時間がないので聞きませんが、これまでの議論の中で、よく日本維新の会の中田議員などは、横浜市はうんと学校が多い、教育委員会が一つで本当にいいのかというような議論もあり...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので、また引き続き、後日よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
○井出委員 結いの党の井出庸生と申します。  参考人の皆様、本日はまことにありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  まず、きょう、私も名取市の方に学校の視察をさせていただきまして、震災から三年と少しですが、これまでの間、復興に向けた取り組みをさまざまなお立場からさ...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  私も全く同じ思いを持っておりまして、学校の独自の取り組みというのがこれからますます重要になるのかなと思っております。  次に、奥山市長にお伺いをしたいのです。  奥山市長は、今までのお話にも出ておりますが、かつて教育長を務められて、私も...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。積極的なお取り組みをされていると受けとめました。  冒頭のお話の中で、奥山市長、最終責任は首長にという思いでいらっしゃった、そういう御発言があったんですが、ざっくばらんにお聞きしたいのですけれども、仙台市長をされているときと教育長をされていると...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  お話を伺っていますと、日々の細かい課題については教育長、そして、大きな制度面に関しては自治体の長と、まさに一体でやっていかれる取り組みなのかなと受けとめているんです。  ただ、一方で、これまでの教育委員会というのは、教育委員長がいまして教...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  今、新教育長の任命のお話が出たんですが、先ほどのお話の中で、これまでの教育長を、教職員出身と行政職員、行政職の方と、両方交互に選んでこられたというようなお話もあったかと思うんです。  新教育長になったときに、今度、新教育長は、その人物のと...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  もう一点伺いたいのですが、そうすると、外部の方、行政経験はない、教職員の経験もない、だけれども著名な方ですとか、そういう外部の方の抜てきというのは、現実的にはなかなかリスクが高いですか。
○井出委員 時間になりましたので、終わります。  きょうは、三人の先生方、本当にありがとうございました。
05月07日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○井出委員 結いの党、信州長野県出身の井出庸生と申します。  本日は、三名の参考人の皆様、お忙しいところを本当にありがとうございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  私からまずお伺いをしたいのは、教育委員会の制度改革からもう少し大きな、今の教育改革の議論でお話を伺いたい...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  安倍総理の教育再生の中で、この教育委員会制度の改革というのも一つの目玉である、そう述べられていますし、私もそうなのかなと感じておるのですが、しかしながら、そこの教育委員会制度のあり方を議論しようという大きな直接的なきっかけとなったのは、先ほ...全文を見る
○井出委員 貴重な御意見ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。  どうもありがとうございました。
05月09日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  けさになって与党の委員の皆様から、議論が大詰めですとか議論が出尽くしたというような御発言も出ておりますが、私はまだ議論は尽くされていないと思っております。法案の提出に当たって与党内でかなりの時間...全文を見る
○井出委員 今大臣の方から、現状の教育長が現状維持、調整型の発想の方が約半数いらっしゃる、謙虚に受けとめていただきたいというお話があったんですが、私もそこがすごく問題だなと思うんです。これまでの議論の中でも、例えば都道府県教育長を取り上げましたけれども、みんな役人じゃないか、それ...全文を見る
○井出委員 今、その制度の問題、制度と人の両方なんだというお話で、野党、民主党と維新の会さんの方で出されている法案は、首長に責任を持たせる、首長の、人次第だろうという議論はかなりあったかと思うんです。  政府案についても、それは、首長、教育長、それぞれ人の部分が問われると思いま...全文を見る
○井出委員 私は、緊急のときに、個人的な思いとしては、本当にお子さんが命を落としてしまうような事態になったら、最後はやはりその自治体のトップが責任を持って対処をする、それを、大津の市長は、最後の最後、ずっと報告とかが、情報が上がってこなかった中で、最後、調査に乗り出したのかなとも...全文を見る
○井出委員 その緊急のときの対応なんですが、私はまだ議論が不十分だと思っております。  政府案ですと、緊急事態があったときは、最初は学校だったり教育委員会、教育長が対応していく、そこで首長と教育長の協議があったり、必要であれば総合教育会議があるというのがこれまでの答弁だと思うん...全文を見る
○井出委員 今、具体的にというお話があったんですけれども、私は、お子さんが命を落とすような事態があったときに、そのときに学校や教育委員会がやった対応を客観的な目で見られるのかどうかというところの問題意識があって、ちょっと繰り返しになるんですが、それを、平時の責任の所在ですとか教育...全文を見る
○井出委員 制度を変えれば全ての問題が解決するものではないですし、できるだけベターなものを、そのベターなものをもっとよくしていく運用ですとかそういうことを考えるのが、どの法律でも制度でもそうだと思うんです。  大津の問題は、お子さんが命を落とすようなことがあったときに、きちっと...全文を見る
○井出委員 昨年のいじめの議員立法は私も実務者に参加をさせていただきましたし、いじめをなくしていこうという取り組みは、これまで過去になくなされてきているとは思うんです。  ただ、結局、自殺がゼロにならないとおっしゃって、またあってはほしくないんですけれども、あったときの責任を誰...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○井出委員 結いの党、信州長野県の出身の井出庸生と申します。  三名の参考人の皆様、本日はまことにありがとうございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  初めに、越参考人にお伺いをしたいんですが、私は、やはり大津の事件が今回の議論の、間違いなくきっかけの一つだと思っており...全文を見る
○井出委員 もう一つ伺いたいのですが、今、政府案の方は、これから、教育長の任期は三年だと。首長の任期は四年ですので、首長がかわっても教育長が残っていることもありますし、その任期を三年とすることで、ある程度、教育長の独立性というかそういうものを担っていくと。野党案の方は、もうそこは...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、小松参考人にお伺いをいたします。  野党案の教育監査委員会のことに冒頭触れられていたかと思うんですが、そのときに、教育行政も事前の規制よりも事後のチェックだ、事後のチェックが大事だというような御趣旨の発言があったかと思うんです。 ...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、門川参考人にお伺いをします。  今、小松参考人からも、地域や学校の創意工夫、そういった方向性に教育をというお話があって、門川参考人も徹底した現場主義と学校の裁量の拡大ということを掲げておられます。私もそこは同じ考えなんですが、今回の...全文を見る
○井出委員 今回の議論は、戦後、六十年近い中での大改革で、平時の教育の政治的中立性、責任の役割分担もそうですし、また、最初に申し上げた大津の事件ですね、ああいったことがあったときに、何としても徹底した検証ですとか再発防止、やはり毎年三百人前後の小中学生がみずから命を絶っているとい...全文を見る
○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。きょうもよろしくお願いをいたします。  きょうは、午前中、参考人でいらっしゃった、いじめ事件のありました大津の越市長が、越市長のお考えは、野党案を支持する、首長の責任をより明確なものにしてほしい、そういうお考えの発言がきょうあったと...全文を見る
○井出委員 少し極端な伺い方になるんですが、教育委員会が廃止になる、ですが、現状でも、首長部局の、教育部局事務局がやっているしというお話もあったんですが、今のお話ですと、最終責任と権限を首長にするんだ。だから、首長の責任においてということさえきちっと守っていれば、首長が、これまで...全文を見る
○井出委員 私が今そういう質問をさせていただいたのは、法律が全く変わるのに現行どおりでもいいのかという、ちょっと極端な伺い方をしました。  これまでの議論、先ほど柏倉委員の方からお話があったんですけれども、やはり地域ごとに事情が違うとか、そういうことがあったときに、野党案の方が...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  先ほどのお話の中で、基本方針という話がありまして、教育振興に関する総合的な施策の方針の策定ということをこの法律はやっていくということになっていくと思うんですけれども、野党案で最も指摘されているのは、教育監査委員会が事後のチェックしかしない、...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  きょうの午前中の参考人質疑でも申し上げたんですが、やはり教育委員会制度改革のきっかけの一つはあの大津の事件だったと思っております。  お子さんが命を落としてしまうような、本当に深刻で最悪の事態が起こったときの対応について、前回政府案につい...全文を見る
○井出委員 自分たちが責任を追及されることを恐れる。それは、教育委員会でもあると思いますし、その教育委員会と首長がなれ合ってしまっても起こることだと思いますし、あと、もっと言えば、首長さんが最終責任、権限があったときも、自己の責任を追及されるのを恐れることは十分ある。そのときのた...全文を見る
○井出委員 時間なので、引き続き慎重審議を求めて、終わります。
05月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  慎重な審議を求めてまいりました私としては、きょうが最後となるのは大変残念ではあります。これまで私は、政府案は、新教育長、教育委員長が教育長に一本化をする、また、総合教育会議によって連携を深めてい...全文を見る
○井出委員 あらかじめ議題がわかっていて、教育委員会でそれに対する意思決定がなされている、その上で教育長がその発言をその場でしに来て進めていくというのであれば、今大臣おっしゃったように、それはそれで結構なことではないかと思っております。  ただ、今もう一つおっしゃられた一任とい...全文を見る
○井出委員 確認をさせていただきたいのですが、教育長のみが出席をする総合教育会議というのは緊急の場合に限られるということでよろしいんですか。  例えば、総合教育会議を今度開く、教育委員会、教育委員も全員出席する、その前段、打ち合わせ的に首長と教育長が話をすることもあるのかなと。...全文を見る
○井出委員 大臣が先ほどの御答弁でおっしゃられた二十五条の、教育長が代理を務めて教育委員会に事後報告をするというのは、それはさすがに緊急のときのみなんですよね。そこはよろしいですか。
○井出委員 ありがとうございます。  では、緊急の場合ということで伺いたいのですが、これまでも伺ってきたんですが、大津の事件のように、いじめでお子さんがみずから命を絶ってしまったケースです。そこに至らないように努力をすることがもちろん大切であることは最初に申し上げておきますが、...全文を見る
○井出委員 いじめで子供さんが命を落としたときに、まず初動、迅速な対応は教育長がやっておりますよね。ですから、教育長はその中身がよくわかっていらっしゃってそこの会議に臨むと私は思うんですよ。ですが、教育委員の方の考えは、そういう重大事態があったときこそ、まあ教育委員というのは、教...全文を見る
○井出委員 お子さんが命を落としてしまったときの最初の総合教育会議というのは、恐らく、詳細な、教育長が迅速に当たったこれまでの経過報告もあることは当然想定されると思います。そうすれば、おっしゃったような個人情報は当然入ってくるから、普通に考えれば非公開なのかなと私は思っておるんで...全文を見る
○井出委員 いじめでお子さんが命を落としてしまうようなケースというのは、本当にこれからあってはならないと思うんですが、ただ、年間三百人前後の小中学生が命を落としている。そのうちの何件がいじめと言えるのかどうかというのは全くわかりませんが、その時々によると思うんですが、年間三百人前...全文を見る
○井出委員 去年、そのいじめの法案をつくったときも、再調査というものはすごく重みを持つものだろうと思って私もその議論に参加をしていたんですが、私の問題意識としては、今大臣がおっしゃった、教育委員会の調査が不十分だったときに再調査をする。ですが、最初の調査に当たって教育委員会と首長...全文を見る
○井出委員 独立した執行機関を残して、でもお互いが連帯をしていくというのは、その独立と連帯というのは非常にバランスをとるのが難しくて、私はここをずっと疑問を感じて質問してきたんです。時間が来たので終わりますが、きょうの後もまた運用についてもいろいろ議論もあるかと思いますので、また...全文を見る
○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。  議題となりました政府提出の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案に反対、民主党、日本維新の会提出の地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法案に賛成の立場から討論をいたします。 ...全文を見る
05月20日第186回国会 衆議院 本会議 第25号
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○井出庸生君 結いの党、信州長野の井出庸生です。  ただいま議題となりました政府提出の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案に反対、民主党、日本維新の会提出の地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法案に賛成の立場から討論します...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いいたします。  きょうは、初等中等教育における大学への進学ですとか大学進学実績、こういったものについて伺いたいのですが、私も地元で学校の卒業式に出させていただくと必ず進路先の資料というものを渡されて、それが国立大...全文を見る
○井出委員 それは恐らく多くの方がそうなのかなと思うのですが、私は、大学の進学実績ですとかそういったものが余りクローズアップされ過ぎてしまうと、教育の内容よりも成績評価の方に重きが置かれてしまって、進学したら内容を忘れてしまう、社会に出たときに、就職に学生時代の勉強がつながってい...全文を見る
○井出委員 もちろん大学の努力というものが大切なのは言うまでもないんですが、私は、大学進学実績が重視をされる、大学に入ることが目的化してしまっているのは、一つ、社会の考え方の責任もあるのではないのかなと。  週刊誌を見れば毎年必ず有名大学合格者ランキングですとか、各都道府県にお...全文を見る
○井出委員 今、将来の収入のこととかを考えればそういったことを希望される方も多い、それはもっともだなと思うんですが、大学に行くことが目的化をしてしまう、そうすると、せっかく各高校で特色のある教育をやっていても、その特色が生徒にとっても余り意味をなさなくなってしまうのではないか。 ...全文を見る
○井出委員 ぜひ、その学校の特色を見てそこに進学を希望する生徒さん、また、学校の先生の方も、その学校の存在意義を見て自信を持ってそこにしようと生徒さんに薦められるような、そういう方向で検討していただきたいと思うのです。  あともう一つ。大学の進学実績に社会の思いが偏っていて私が...全文を見る
○井出委員 ぜひ支援をしていただければと思います。  冒頭、大臣は、自分の母校の進学実績も気になるということで、ちょっと私と思いが違うのかなとも思ってしまったんですが、これから少子化が進んでいく中で、いい学校、いい大学にたくさんの人を輩出すればというこれまでのそういった考え方も...全文を見る
05月23日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  きょうは、法改正による学長の選任からまず伺っていきたいのですが、先ほど下村大臣は、吉田委員に対する答弁の中で、学長の選任は選考会議が主体的にやっていく、参考の一つとして意向投票を位置づけることも...全文を見る
○井出委員 選考会議の判断というお言葉がありましたので、意向投票をする、またそれを尊重するというところを必ずしも全て否定はされていないのかなと受けとめてはおりますが、主体的な選考というお言葉ですね。私は、意向投票を実施する、結果の公表もしかりですし、これまで以上に経過をクリアにや...全文を見る
○井出委員 選考会議が、教職員の投票で学長を選ぶべきだということを決定する、そこは否定はされないということでよろしいんですよね。
○井出委員 どうして意向投票が参考にとどまるというところにこだわられるのか私はいまだ理解ができないのですが、選挙、投票というのは人気投票だという今お言葉がありました。確かに、今回の法改正の議論でそういった声もあります。  例えば、五月十九日の日本経済新聞、芝浦工業大学理事長の五...全文を見る
○井出委員 リーダーシップということについては、例えば自由民主党の総裁、総理大臣をされていて、それが、与党の皆さんの御意見、すり合わせの上にいろいろ政策をお示しになっていると思うんですけれども、やはり総理大臣官邸と与党の意向が違えば、官邸主導と与党から批判の声というような新聞記事...全文を見る
○井出委員 私がお話を伺った大学の学長さん、関係者の中でも、今回の法改正というので、学長や教授会または教職員が、大学に求められていることやそれぞれの役割分担を、大臣は深く自覚とおっしゃいましたが、学内でも再認識する必要があるのではないか、そういうお話もありましたから、それは一つの...全文を見る
○井出委員 私がこれまで大学関係者に伺ってきた声を聞けば、この改革の方向性をよしとする方もいれば、改正の必要ではなくて、制度の問題ではなくて、運用の問題ではないか。教育委員会のときもそういう議論がありましたが、制度と人という問題なのかなと思うのです。  きょう最初に質問しようと...全文を見る
○井出委員 さまざまな団体から反対の声が上がっていることも、さきの委員の先生方もおっしゃっていたと思いますし、何よりも、私がきょうこのアンケートを資料として提出させていただいたのは、現場の意向を今回の法設計に当たってどれだけ見ていただいたのか、現場の意向、教職員、教授の意向を法律...全文を見る
○井出委員 確かに、私も、学長経験者や学長の方に聞けば、法改正は必要だ、そういう声も伺ってはきたのですが、ただ、一つ私がなるほどなと思ったのは、ふだん学生に接しているのは教職員だ、学長と教員の関係というのはヒエラルキーではないんだ、そういうところをしっかり気をつけていただきたいと...全文を見る
○井出委員 今の質問をさせていただいたのは、そういった痛みを伴うような改革は、特に、私が最初に申し上げた、学校関係者の総意で経営をしてきた学長にとっても難しい問題で、いずれ直面せざるを得ない、そういう厳しい御認識を持って、その学長さんからすれば、この法改正をよしと捉えての御発言だ...全文を見る
05月28日第186回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。  よろしくお願いをいたします。  法務委員会で質問をさせていただくのは初めてなのですが、昨年、谷垣大臣には一度質問をさせていただきまして、そのときは、野党時代の厳しいときの自民党をまとめてこられた方ということで、ぜひこれからの政...全文を見る
○井出委員 私も、民法の七百七十二条は大切だと思っておりますし、あれをすぐに変えるべきだとか、そういうことをお話しするつもりはないんです。ただ、法務省のホームページに、民法七百七十二条、嫡出推定制度について、QアンドAがつくられていまして、そこにもはっきり書いてあるんですが、今大...全文を見る
○井出委員 私は、離婚をする御夫婦、御家庭というのは、離婚した後の裁判ですとか親権の問題とか、かなり、両方のコミュニケーション、コミュニケーションがとれていればそもそも離婚という事態に至らないのかもしれないですし、夫婦げんかだってコミュニケーションが断絶することもありますので、そ...全文を見る
○井出委員 今二七%というお話がありましたが、調停ですとか、あと役場に戸籍の関係の届けを出しに行ったときに、やはり前の夫との確認、状況確認をしなければいけないという行政側の立場は理解はしております。ただしかし、特に今回の三十二歳の女性、恐らく同じような声が、これからもっともっとそ...全文を見る
○井出委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  そうしましたら、次に、今回の法案の関係の質問をさせていただきます。  まず、今回の法改正は、基本的な、大きなスタンスとして、外国の方をより入りやすく、日本で活躍していただきたい、そういう趣旨なのかなと受けとめておりまして、私も少...全文を見る
○井出委員 今、技術的な分野の方を積極的に、単純労働等、国民への影響のある方については慎重にというお話がありました。  今回の法改正の点で一つ伺いたいのですが、高度専門職二号の方が、より在留、日本にいる期間が長くなる。日本にいる期間が長くなったときに、本当にその高度専門職の資質...全文を見る
○井出委員 今、御答弁の中で、例えば、雇用状況については日本の事業主が厚労省へ届け出をするとか、日本で生活をしていけば当然その外国の方は、入管だけがやりとりをする役所ではなく、いろいろな役所、行政機関とかかわりが出てくるかと思うんですが、外国の方がいらっしゃって、在留期間も長くな...全文を見る
○井出委員 各省庁との連携が非常に大事、そういう趣旨のお話をいただいたと思うんですが、先ほどの榊原管理局長のお話で、技術的な方を積極的に入れていって、単純労働とか国民への影響があるようなことについては慎重にやるというスタンスのお話があったんですが、法務省や入国管理局の役割が、連携...全文を見る
○井出委員 十一年の基本計画の大筋に沿ったお話ということでした。  私が、今大臣がおっしゃった技能実習のことを、前に、ちょっと教えていただきたい、勉強したいということで役所の方に相談をしたときに、私の地元は農業でそういうことが、実習生を受け入れているところがあるものですから、私...全文を見る
○井出委員 確かにオリンピック、復興という緊急の対応を迫られているものもありますが、産業分野によっては、ある分野の産業は労働者としてそういう力が必要だという分野も当然あると思いますので、最後におっしゃられた全政府的な話をぜひやっていただきたいと思います。  最後に、実は私が一年...全文を見る
○井出委員 確かにおっしゃるとおり、何をもって否認とするか、例えば、殺すつもりはなかった、殺人ではなく傷害致死だとか、そういうこともあると思いますので、定義としては非常に難しいと思うのですが、冤罪を防いでいこうというとき、冤罪というのは量刑にかかわらず起こり得るものだと思いますの...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○井出委員 結いの党、信州長野県出身の井出庸生と申します。  きょうは、三人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  冒頭私は、ちょっと荒っぽい言葉で言うと、教育、特に大学教育などにおいては、国はお金は出すけれども余り余計なことは口を出すな、...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  冒頭にアメリカ、イギリスの大学のことについて詳しく伺ったことも、大変これからの参考にさせていただきたいと思います。  同じ質問を平野参考人にも伺いたいのですが、これから学長のリーダーシップが発揮できるようにしていこう、その中で、現行の監事...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  ちょっと重ねて伺いたいんですが、今、学長選考会議が主体性を持って、選考の説明責任も高まってくると。そういうプロセスが動いていけば、恐らく、任命責任も生じてくるから、学長の暴走ですとか、その解任に対しても責任が生じてくるというお話だと思うんで...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に池内参考人にお伺いをしたいんですが、今お二方のお話の中で、学長の選考について、田中参考人からは、アメリカ式を入れること、また、選挙で決めていくということの一長一短のお話がありましたし、平野参考人からは、学長選考会議がより主体性を持ってと...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので終わります。貴重な御意見をありがとうございました。
06月06日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いをいたします。  初めに、修正案のところから伺いたいのですが、先に質問に立たれた委員の皆様からもお話がありまして、私からも伺いたいと思います。  修正案の九十三条二項の三に係るところで、政府案は「学長が教授会の意見を...全文を見る
○井出委員 今御答弁があったこと、私もそれは大変よいことだと思うのですが、一点、修正案で「必要なものとして学長が定める」と。これは、あらかじめ学長と教授会で相談をして決めておくと。ただ、その一方で、懸念として、それ以外に何か必要なものが出てきたときに、話し合いを持って、またそこに...全文を見る
○井出委員 六月の四日に参考人の質疑があった際に、政府案を評価されるお立場の意見を述べられた大阪大学の総長の平野参考人の御発言の中で、大学運営を円滑に進めていくためには、トップダウンとボトムアップの双方からの発想が不可欠であります、両者がよい意味での緊張関係に立ちながら、それを、...全文を見る
○井出委員 学長選考会議に求められることというのはかなり高くなってくると私も思っておりますので、ぜひそういう方向で、私もまた見守っていきたいと思っております。  その学長選考会議の学長選考についてもう一つ伺っておきたいのですが、前にも伺ったことなんですが、意向投票です。  意...全文を見る
○井出委員 そうしますと、複数人に意向投票で絞り込むというのも余り望ましくない、例えば信州大学でしたら、選考の規程を見直す必要が出てくるということなんですか。
○井出委員 私がこの意向投票についてこれまで質問をさせていただいてきたのは、実態として、国立大学で見れば、多くの大学が意向投票をやってきている。そうでない十九の大学があるということも聞いておりますが、ぜひ、現場のこれまでやってきたこと、また、法律の趣旨を踏まえて現場がとっていく対...全文を見る
○井出委員 グローバル化ということで、さきの委員の方からも時代の要請に応じた改革というお話もありましたが、私は、あくまでも大学の多様性、最初に大臣も尊重されるという、答弁の冒頭に多様性というお言葉がありましたが、多様性を大切にしていっていただきたいということを最後にお願いして、私...全文を見る
06月12日第186回国会 衆議院 議院運営委員会 第33号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日はよろしくお願いをいたします。  特定秘密保護法の関係の質疑に立つのは大変久しぶりなんですが、昨年の十一月の衆議院本会議で、私は当時の秘密保護法に中身不十分ということで反対をいたしまして、それに先立ちまして、それまで委員会の審議...全文を見る
○井出委員 今、件数という、具体的な項目を一つ御提示いただきました。  重ねて伺いたいのですが、特定秘密を政府側から、秘密の中身としてはこういうものがあると特定秘密の内容そのものを政府の方から情報監視審査会に例示するですとか、そういうことはあり得るのかないのか伺います。私は、ち...全文を見る
○井出委員 政府の側から秘密の内容がたとえ例示的にとはいえ出されるようなことは、私は、今の答弁を踏まえても、ないだろうと思っております。この特定秘密は、やはりその中身については、国会ですとか国民の知るところにはない、それがそもそも大前提だと思います。  まず、この特定秘密の要件...全文を見る
○井出委員 別表を基準に秘密を指定していく、それは政府、行政の長がやることでありますし、また、その三要件の三つ目、我が国の安全保障に著しい支障を、漏えいした場合にそういうおそれがあるので、特に秘匿する必要がある、ここも政府、行政の判断だろうと思います。  その三要件の二番目に、...全文を見る
○井出委員 公になったときは、速やかに指定を解除する。その速やかというところが非常にポイントだと思いますが、私は、特定秘密というものは、国会や国民からその中身をうかがい知るすべがなかなかない、そういった中で、公になったものが速やかに公表され、また検証されていくのかというところは、...全文を見る
○井出委員 少しわかりにくいお話だったかと思うのですが、その密約の関係は、安倍総理大臣が、十二月の四日だったと思いますが、参議院で、特定秘密保護法ができればこういう問題は起こらないんだ、そういう話をされて、そこを岡田元外務大臣に、果たして本当にそうなのかという指摘を受けたところで...全文を見る
○井出委員 その同一性を有するかどうかというものは、公となった情報を密約として政府が認めるか認めないか、わかりやすく言えばそういうことなんですが、それを行政の長がやはり判断をしなければいけない。  そうなってくれば、冒頭に答弁をいただきました速やかにというものが、一体どこまでこ...全文を見る
○井出委員 確かに、安倍総理大臣はそういう話をされておりますし、一月三十一日の予算委員会でも、総理大臣である私というのは、国民によって選ばれた国会議員から選ばれ、政府を率いる立場として、国民によって選ばれた国会議員の代表としても見るわけでありますと、御自身もその責任を果たしていく...全文を見る
○井出委員 行政の長が判断をしていく、また、指定の期間があり、解除の期間があって、その判断のタイミングは今まで以上にしっかりしたものになるというお話かと思うんですが、ただしかし、秘密の指定や解除というものに関しては、国会や国民のあずかり知らぬところでやるという大きな枠組みの中で行...全文を見る
○井出委員 冒頭の質問で、この情報監視審査会に、政府側からふだん積極的に特定秘密の内容が例示されることはないと。  私は、であるからこそ、なかなか、ふだん、毎年の報告ですとか、そういった何も端緒がない中で特定秘密の中身について本当に有効な役割を果たせるのかというところは少し難し...全文を見る
○井出委員 今御答弁があった御決意は重く受けとめさせていただきたいと思います。  私は、一番現実的に、これから、この特定秘密保護法、また国会の監視が問われてくるのは、恐らくこのケースではないかと思いますし、十一月、本会議の質疑で登壇をさせていただいたときも、この特定秘密保護法と...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第24号
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○井出委員 結いの党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  きょうは、今国会で何度か伺ってきました原発の賠償のことについて伺いたいと思います。東京電力の石崎副社長にはたびたびお越しをいただきまして、感謝を申し上げます。よろしくお願いをいたします。  ま...全文を見る
○井出委員 今説明のあったとおり、これまでの間に、東京電力の意向で和解案を拒否して賠償が打ち切りになったものは、全て東京電力の社員またはその家族が被災をされている、その現状が今も続いているということははっきりいたしました。  東京電力の社員や家族が被災者であっても、こうした和解...全文を見る
○井出委員 きょう資料を添付しております三枚目からの三枚、これが東京電力がADRに示した回答書で、象徴的なところは、一枚めくっていただいて、赤線を引いてあるのですが、象徴的な理由としては、「現行の賠償実務に混乱を生じさせ、迅速かつ公平な賠償実務の実現を阻害するおそれがある」と。こ...全文を見る
○井出委員 ADRとしても、一度和解案をまとめて、東京電力がその和解案に難色を示すこともあれば、逆に被災者の方が難色を示すこともありますし、そういう中でADRの仲介委員はこれまでもさまざま努力をされてきたのかと思います。ただ、その一方で、ADRというものは、公正、迅速にその手続を...全文を見る
○井出委員 大臣に伺いたいのですが、私は、このADRの和解案というものは、そもそも、これを尊重することを前提にやってこられたものだと思います。それが、東電の社員、そして今回、一般の住民の申し立てが東電側の意向で拒否される可能性もなきにしもあらずだと。私は、このこと自体、大きな問題...全文を見る
○井出委員 今、全体として八割が和解成立をしてきている、私もその数字は承知をしているんですが、私は、この蕨平地区の問題は、報道でも取り上げられていることもあって、まさに、六月三十日に向けて非常に大事な場面ではないかなと思っております。  しかし、私は、これは氷山の一角と言ったら...全文を見る
○井出委員 前回も申し上げたというお話があったんですが、前回、そういうお話をいただいて、改善が見えないから質問を重ねさせていただいているのであります。  六月三日、参議院の経済産業委員会で櫻田副大臣が賠償の指針やADRの役割について話をされていて、指針というものは、類型化が可能...全文を見る
○井出委員 石崎副社長には、きょうで二度目のお越しをいただいているんですが、私は、一度目の質問をさせていただいた後に一冊の本に出会いまして、「記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞」という門田隆将さんの書かれている角川書店の本なのですが、その中で石崎副社長が登場されて...全文を見る
10月10日第187回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。本日、よろしくお願いをいたします。  今、泉先生からの御質問、私も大変重い気持ちで聞かせていただいておりましたが、先ほどの公明党の漆原先生のように、次の日に現地に入られた方もいらっしゃる。私も実は、次の日、現地の災害対策本部の方には...全文を見る
○井出委員 これから冬になって雪が降る。現場は、朝の時間帯は既に凍結が始まっていると聞いておりますが、私も地元長野の議員として、ずっとこの厳しい状況を見守ってきているんですが、今やっている面的な捜索、また、その後のことを考えたときに、捜索というものをいつまでやっていくのか、私も申...全文を見る
○井出委員 捜索が長期化すれば、こういう厳しい現実とも向き合っていかなければいけないと思いますので、また、あす現地に入られるということで、そういったところの面も、丁寧に地元に向き合っていただければとお願いをいたします。  次に、質問通告を幾つかしておりましたが、ちょっと順番を変...全文を見る
○井出委員 連絡、情報収集、各機関の連携という意味におきましては、大臣から今お話がありましたように、広いスペースを確保して、はっきりと申し上げれば、被災地からの距離によらず、そういった機能的な場所を確保していくということは非常に重要だと思います。  今回は、そうだったのかなと思...全文を見る
○井出委員 またどこか別のところでこういった火山の噴火、高い山の頂上付近で大きな災害があったとすれば、やはりその周辺の自治体というのは、恐らく高い山であればどこの自治体も、小さい規模の自治体があって、小さい役場があって、そういう場所を確保するのに苦労すると私は現地に行って感じたん...全文を見る
○井出委員 日本に今、常時監視の火山が四十七あることを考えれば、これはきっと御嶽だけの問題ではないと思いますので、今お話があったように、そのお言葉どおり前向きに進めていただきたい、それをお願いいたします。  次に、風評被害のことをちょっと伺いたいのです。  私も、漆原先生と同...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、農業被害のことをちょっと伺いたいと思います。  先ほど漆原先生からも、白菜の件、御質問がありました。私も、その発生翌々日ですか、地元の新聞で大きく報道されたのを見ておりますし、灰が風に乗って山梨県ですとかそういったところまで届いたと...全文を見る
○井出委員 依然として噴煙は出ておりますので、今後も注意して見守っていただければと思います。  農業被害の話をしましたので、ちょっと御嶽山の話とかわるのですが、災害特でお話をさせていただく機会をいただきましたので、二月の大雪被害に関する農業被害についてここで伺っておきたいと思い...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。引き続きよろしくお願いをいたします。  御嶽山の方に話を戻したいと思います。  これからの火山活動の予知、火山災害の予防、減災というところを伺いたいのですが、今回、もう多くの方が指摘をされて、きょうの委員会でも出ましたが、九月の間にあったわず...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  引き続き、御嶽山の方の捜索の進展と、安全に行われることをお祈りいたしまして、終わりにさせていただきます。  どうもありがとうございました。
10月15日第187回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いいたします。  まず冒頭、大塚政務官、大変失礼なんですが、不規則発言が多いのかと。私の浅い経験からしても、委員会で政務官がそのような御発言を多々されたというのは見たことがございません。私はきょう政務官に答弁を求めており...全文を見る
○井出委員 御意図は資料だ、そう承りました。  お配りをしております資料の二枚目を見ていただきたいのですが、これは、ことし提出をされております、大臣が代表者を務めている自由民主党東京都第十四選挙区支部の使途報告書の表紙です。  大臣に伺いますが、毎年提出をされております使途報...全文を見る
○井出委員 資料を一枚めくっていただきまして、三枚目の資料になります。  まず、この資料の四角の枠の右の上、宣伝事業費という項目、印刷製本費という項目になっております。要するに、印刷製本費に係る支出がここに一覧として記載をされております。  左側の「支出の目的」というところを...全文を見る
○井出委員 今月八日の参議院予算委員会、みんなの党の議員が、作成を指示したのも大臣が指示したという理解でよろしいかという質問に対して、法律をコンパクトにまとめて書くことも含め私が作成をいたしましたとお答えになっているかと思うんです。  確認になりますが、この会社の業種、業態を知...全文を見る
○井出委員 先ほどの御答弁の中で、通常の形にすると資料がはけないというお話がありました。それで、工夫をされたと。しかし、その発注先の会社がうちわを製作している会社なんですね。これを見れば、もうどう客観的に考えても、うちわをお願いしていますと言っているとしか思えないんですけれども、...全文を見る
○井出委員 私はこの収支報告書を見たときに、支出の目的、資料印刷で発注している、その会社が資料印刷を取り扱っていない、タオルや扇子やうちわをつくっている。これは、私の地元は車社会なのでガソリン代がかかるんですけれども、ガソリン代と書いて、ガソリンを扱っていない会社から水やお酒を買...全文を見る
○井出委員 調べて報告ということは、いつまでにどういう形でやっていただけるか、お答えください。
○井出委員 かもしれないというのは、うちわの形にさせるためにという御認識はあったんですよね。それで、どうして会社だけ、うちわをつくっている会社かもしれないということなんですか。うちわをつくるためにうちわをつくっている会社に発注したということなんじゃないんですか。
○井出委員 資料の形を丸くしろ、柄をつけろ、そこは大臣の御工夫、御指示だったんじゃないんですか。
○井出委員 そうしますと、やはり、大臣が代表をお務めになっている政党支部は、うちわをうちわの会社に発注したということになるんじゃないんですか。
○井出委員 先ほども申しましたが、例えば支出の目的にガソリン代と書く。例えです。発注した会社がガソリンを扱っていない。実際、お酒とか水とか、そういうのを買っているのと同じぐらい、この記載は虚偽じゃないかと私は思うんですが、いかがですか。
○井出委員 今、委員長からそういう御提案をいただきましたが、これは、使途報告書に虚偽の記入をした疑いがある。それがそうなれば、政党助成法の第四十四条一項、五年以下の禁錮もしくは百万円以下の罰金、この疑いが、事実として、私はその疑いが確定していると申し上げているわけじゃないんですよ...全文を見る
○井出委員 今、水がどういう形態か、ペットボトルなのか瓶なのか、そういうふうにおっしゃられたんですが、私は、大臣が今おっしゃったように、水と油ぐらい違っていると思うんです。  それはなぜかといえば、資料であれば合法、うちわであれば違法。だから、ここの違いは決定的で、ここの説明責...全文を見る
○井出委員 その価値は、先ほど柚木委員が御質問された単価ですとか、そういうものを見なければいけないのかなと思いますが、通常の討議資料というのは、大臣も法律を書いていただいていますけれども、これを読んで、使用すると思うんですよ。これはこうやって討議するんじゃないんですか。
○井出委員 この使途報告書というものは毎年公開をされるものだ。そういう毎年公開されるもので、資料の印刷、実際はうちわの製作会社、この決定的な違い。それで、うちわであれば、これは公選法違反だ。私は、そうした疑いのあるものをこうやってオープンになる資料に堂々と載せている感覚自体も資質...全文を見る
○井出委員 大臣は、資料だ、そういうことでオープンにしている。オープンにすることによってうちわであることが明らかになっているということを私は言いたいんです。  済みません、先ほど、この件を確認するというお話がありましたけれども、いつ、どこでというところもしっかりと何らかの形で明...全文を見る
○井出委員 この問題は、これからはこういったものは配らない、そういうお話はいただいているんですが、こういったものを配ってきたことが、私はもう甚だ不適切だったと思っております。  これまで配ってきたことに対しても一言謝罪があってしかるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○井出委員 この問題は、さきの先生方も御指摘のように、公職選挙法違反の疑い、決して私は確定したとは言いませんよ、疑いになり得ると思っております。  それで、私が先ほど謝罪をした方がいいんじゃないかと伺ったのは、こういった件が告発になったりすれば、当然、捜査の対象となります。捜査...全文を見る
○井出委員 もう一度お伺いしますけれども、一般論で申し上げて、捜査対象となる案件があったときに、捜査を進めたときに、それを否認、否定し続けるのと、そのことを認めるのでは、処分の心証というものは一般論で言えば大きく違うんじゃないですか。
○井出委員 冒頭申し上げた「什の掟」、ならぬものはならぬなんですが、その中には、うそを言うことはなりませぬ、そういう言葉がありますので、最後にこの件に関してつけ加えさせていただきたいと思います。  次に、法務行政、特に刑事司法分野について、大臣の御見識、資質を伺ってまいりたいと...全文を見る
○井出委員 犯罪被害者の話がありまして、大臣が基本法にお取り組みになられたことは私も伺っております。  ただ、私は、大臣のこれまでの御発言を伺っていると、まず被害者の人権を守ること、そして加害者の人権は二の次、三の次だと、これは平成十七年三月三十日の法務委員会でおっしゃられてお...全文を見る
○井出委員 今お話をいただいたことですとか、基本法によって、その後、裁判に被害者が直接参加することが実現したということは、私も大きな前進だったと思っているんです。  ただ、平成十六年四月九日の、人を一人殺したら死刑になるのは当たり前だと私は思っています、この価値観というのは、私...全文を見る
○井出委員 この発言だけではないんですね。  私は、大臣のこれまでの発言を聞いておりますと、判例主義に対して、それは甘い、そういう御趣旨の発言をしたり、執行猶予が多くてとんでもないと。もっと言えば、一審で無罪となった裁判が、その後、上級審で有罪になって、有罪が確定した。そうした...全文を見る
○井出委員 今、三権分立の話がありましたので伺いますが、先ほど私が少しお話しした御発言、平成十八年二月二十四日の法務委員会で御発言をされているんですね。  まず、基本的に優秀な裁判官とはどういう人かという質問でございますと、私からすればもう全く意味不明な前置きをされて、今お話が...全文を見る
○井出委員 私が大臣の御発言をいろいろ読ませていただいて、一審無罪、上級審で有罪、それで有罪が確定したときに、無罪の判決は間違っていたというところにこだわるのは、ほかの発言を私が拝見していても、基本的に発言が全て有罪ありきなんですよ。冤罪とか、そういったものに対する御発言は全くと...全文を見る
○井出委員 今、そういう思いは、思っていないということをおっしゃっていただいたので、そこは重々そういうお気持ちでやっていただきたいと思うんです。  大臣が先ほどの御答弁で申し上げた、どの組織でもそういった何かの判断を下したときにその検証をする、裁判所というところにそういうものが...全文を見る
○井出委員 引き続き、裁判員の裁判について関連して伺います。  きょう示しております資料の最後、六枚目、日本経済新聞の記事なんですが、実は、ことしの七月二十四日に最高裁判所第一小法廷の方で、幼い一歳八カ月の女の子を両親が暴行して死なせるという事件、これは、大阪地裁が平成二十四年...全文を見る
○井出委員 法務大臣である間はというお言葉なんですが、根っこの考えはどうなのか。  判例について大臣が、過去の法務委員会、平成十六年四月六日になるんですが、「これまでの判例主義の、量刑が決まる、何かこんな甘いものでいいんだろうかと一般の人が思うようなことがしばしばあるというよう...全文を見る
○井出委員 この新聞記事でお示しをしております最高裁の判決、求刑の一・五倍の判決を出した地裁の裁判員裁判の判断を見直すべきだと。  この判決の全文を見ますと、最高裁の判断として、まず前段で、「我が国の刑法は、一つの構成要件の中に種々の犯罪類型が含まれることを前提に幅広い法定刑を...全文を見る
○井出委員 性犯罪の刑の下限を引き上げるという議論は、今大臣から御説明があったように、それぞれ、当時の刑事局長ですとか法務大臣ができない理由を述べております。そこをしっかりと、社会的情勢ですとか、そういったものの上で検討していくというのであれば、私もその議論に積極的にかかわってい...全文を見る
○井出委員 性犯罪の法定の議論については、今後ともしっかりと参加をさせていただきたいと思います。  きょう、いろいろ申し上げてきましたが、私は、これまでの大臣の御発言が、冒頭にも申しましたし、少し厳罰主義、厳罰傾向が過ぎるのではないか、そういうことをるる申し上げてきました。 ...全文を見る
○井出委員 終わります。ありがとうございました。
10月24日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いいたします。  きょうは、特定秘密保護法のことについて、官房長官と法務大臣に質問をさせていただきます。  いよいよ十二月十日から法律が始まる。十月十四日の閣議決定がありました。運用基準というものができ上がった。しかし...全文を見る
○井出委員 総理からの御指示という話なんですが、特定秘密の担当を法務大臣に置くということに、官房長官は、これから特定秘密の運用に当たって、法務大臣がやることが何かメリット、プラスがあるとお考えになっているかどうか、伺いたいと思います。
○井出委員 もう一点、重ねてその判断について伺いたいんです。  上川大臣個人の資質を総理は買われたのか、それとも法務大臣というそのお立場を買われたのか、どちらと官房長官はお考えですか。
○井出委員 上川大臣にも伺いたいのですが、今、総理からの任命で特定秘密を担当されると。  上川さん御自身は、総理がどういう思いでこの法律の担当を上川大臣に託されたと受けとめられていらっしゃいますか。
○井出委員 今、国務大臣としてというお言葉がありまして、この十月の十四日に閣議決定があって、そのときは松島前大臣が御担当だったのですが、ああいう形になられた。引き続き法務大臣がその任をということで、私は、松島前大臣、上川大臣をその担当にしたということは、やはり法務行政の責任者とい...全文を見る
○井出委員 そうしますと、十二月十日の法施行になれば、また任務の変更というものがあり得るということですか。
○井出委員 当面は十二月十日に向けた準備ということが法務大臣の任務になってくるかと思いますが、法務省は法務省で、特定秘密を指定する十九の行政の長に入っております。法務省の所管、管轄で、特定秘密、こういうものがなり得るんじゃないか、そういう御自身の準備状況、頭で思い描いているような...全文を見る
○井出委員 その担当、責任者に誰がふさわしいかというところをいろいろ伺っているんですが、これだけ国民的な関心の高い事案、運用基準に当たっても二万八千件の意見があった、そういうことも承知しております。  準備の最終段階と、そして最初の滑り出しというものは非常に重要ですし、それは、...全文を見る
○井出委員 きょう、お二人に答弁を求めているのは、この法律の最後の準備状況、また、滑り出しの後どういう体制になるのかわかりませんが、現段階では法務大臣がその担当の任にありますけれども、私は、やはり何か実質的な問題については官房長官の御見識というものがこの法律にとって非常に肝だと思...全文を見る
○井出委員 官房長官に伺いたいのですが、西山事件、密約に関して言えば、政府はそのことに長年言及をしてこなかった。その政府のかたくなな姿勢を見て、政府にも立場があるだろうな、そう受けとめた人もいたのではないか。私もそういう思いで見ていた時期もあります。  しかし、この法律ができれ...全文を見る
○井出委員 指定を解除する、しないというのは行政の長の判断かなと思うんですが、やはり特定秘密は、先ほども申しましたが、その秘密の中身は、外交に関するもの、防衛に関するもの、特定有害活動、テロリズムの防止。ただ、特定秘密の指定の解除というものは、行政の長の判断もまずしかりですが、そ...全文を見る
○井出委員 上川大臣の御見識、また、こうやって急な中、法務大臣になられて、きょう、先ほど法務委員会の質問も聞かせていただきましたけれども、本当に一生懸命取り組んでいただいていると思いますし、そういうスタンスでこの特定秘密のこともやっていただけると思うんですが、この特定秘密という法...全文を見る
○井出委員 この問題に限らないんですが、それぞれ御担当の大臣を総理が任命するので、総理の任命責任というものが出てくるようなことだと思うんですが、私は、官房長官にやっていただいた方が、任命責任と実務の責任と、それが一つになって、この法律の運用というものが責任を持って図られると思いま...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。きょうは、よろしくお願いをいたします。  私は、法務委員会の方にも所属をしておりまして、さきの委員の先生方も御指摘されたうちわの問題を少し伺いたいのです。  うちわというものは、さっき選挙部長がおっしゃられた選挙関係実例判例集、ま...全文を見る
○井出委員 さきの委員の先生とのやりとりの中で、うちわの関係の判例は承知をしていないと。私も、判例は、調べた限りではわからなかったです。この実例判例集にうちわが入っているというのは、今おっしゃったように、昭和五十年当時、一般的に普及していたうちわを念頭にと。ですから、私は、やはり...全文を見る
○井出委員 済みません、答弁が後退したように感じられて、大変残念なんですが、一般的に普及しているうちわはだめだということは、これからも堅持していただけますね。
○井出委員 大臣に一言伺いたいのです。  先ほどの委員の先生方も、公職選挙法について、だめなものはだめ、そういうところをきっちりしていくべきじゃないかという御意見が多数ありました。私も、そうした観点、全くそのとおりだと思っております。やはり、今回うちわの問題がありまして、うちわ...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  法務委員会で質問をしたときも、きょうお伺いしたように、だめなものはだめ、そういうところに趣旨を置いてこれは議論してきたんですが、そこのところを共有させていただけたと思います。  次に、話題がかわりまして、投票時間の繰り上げについて伺いたい...全文を見る
○井出委員 震災の直後に、そういった特別の事情を考えて投票時間を短縮、繰り上げる市町村が相次いだと。その後、やはりその状態を三年半たっても継続しているのがふさわしいかどうか、福島県の選管なり各市町村できちっと議論した上で今回の全市町村投票時間繰り上げということに至ったという、その...全文を見る
○井出委員 もう一つ、資料の上段の記事を例に伺いたいのです。  これは、二〇一二年の衆議院選挙のときの群馬県内の状況を書いている記事でして、その衆院選の直前の記事なんですが、県内全市町村が投票時間を繰り上げることが県選管のまとめでわかった、背景には、一刻も早く選挙結果を知りたい...全文を見る
○井出委員 もともと、平成九年、平成十年に、投票率の向上のために、投票環境をよりよくしなければいけないと、投票時間が原則午後八時までとなった。この高崎市のコメントを聞くと、投票をしっかりやってもらうことよりも、結果をいち早くお知らせすることに重きを置いているんじゃないかなと感じて...全文を見る
○井出委員 今、一定の取り組みをというお話がありましたが、現状、全国的に見て、投票時間を繰り上げている市町村の数といいますか、割合といいますか、そういった実態はどの程度把握されているか、伺いたいと思います。
○井出委員 最後に、大臣に伺いたいのです。  私も、今選挙部長がおっしゃったように、投票時間の繰り上げをする投票所はふえてきているのではないかという実感を持っておりました。  夜間の人が少ないですとか、よく言われるのは、期日前投票が浸透してきているからというような理由もよく言...全文を見る
○井出委員 ありがとうございました。  終わります。どうもありがとうございました。
10月29日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。大変御無沙汰しております。きょうはよろしくお願いをいたします。  きょうは、私から何度かこれまで取り上げさせていただいておりまして、きょう貴重なお時間をいただいて再度取り上げさせていただきます、原発の賠償の件に関してです。  きょ...全文を見る
○井出委員 その四十六件というものは、被災者、被災されている当事者というのは、東京電力のまた社員や御家族に限られた話なのでしょうか。それとも、もうそういった社員や御家族以外の被災された方についての、東電側の意向による和解案拒否、打ち切りという事例が出ているかどうか、教えてください...全文を見る
○井出委員 これまでの議論で、なぜ社員や御家族に対する案件のみが打ち切りになるのか。その主な理由として今までいただいていたのは、賠償は基本的に個別の事情に応じたものだということは私もよくわかっております。その中で、これまで東京電力の方でおっしゃられていたのは、社員や家族は、ほかの...全文を見る
○井出委員 過去の議論で、文部科学省、ADRの側からすれば、賠償の指針等において、東電の社員ですとか社員でない、そういった基準はない。社員だろうとそうでない方であろうとということは、かつて下村大臣にも一度御答弁をいただいております。ただ、ことしの初めに伺った件数が十五件で、今四十...全文を見る
○井出委員 浪江と飯舘の二件については、東電さんの主張も伺っておりますし、また、申し立てをされている方の話も伺っているので、特にこれ以上は伺わないんですが、いま一度伺いたいのは、東電側で和解案がのめない、それで打ち切りの一歩手前で膠着状態になっているようなものというのは、私はほか...全文を見る
○井出委員 繰り返しで申しわけありません。その二件と同じように膠着状態になっているような案件が、ほかにも私は多数あるのではないかと危惧しているんですが、そのあたりの危惧が、本当に危惧なのか、実態としてあるのか、把握されている状況を再度お伺いします。
○井出委員 ことし九月十四日の毎日新聞に、「東電 和解案拒否 揺らぐ賠償指針」という記事がありまして、その中で、私が今お伺いしております拒否の状態が継続している事例というのが計九件に上っているという報道があるんですが、この報道、私は、この九件というものは、恐らくこの新聞社が独自に...全文を見る
○井出委員 東京電力のその解決に向けた努力のお気持ちは、今伺いました。  このADRは、四十六件という私としては見逃せない数字もあるんですが、その一方で、たくさんの件数の和解を成立させてきた、その迅速な和解を進めてきたという一面もあるかと思います。ただ、そこの解決したものにも、...全文を見る
○井出委員 今、田中さんのおっしゃったパネルというものが、仲介委員の何人ぐらいの集まりなのかわからないので、そこを伺いたいのと、あと、パネルでの扱いということは、この文書は仲介委員がつくった、そう文科省としてはお考えなのでしょうか。
○井出委員 把握をできていないというところで、事実関係をちょっと確認したいのですが、この毎日新聞の記事の下から五行目、「毎日新聞が入手した文書は仲介室職員が作成し、複数の調査官に配布された。」この記事の事実関係は確認はされましたか。その確認の結果はどうだったんでしょうか。
○井出委員 ぜひこの作成の経緯を、私は、きょうお配りしている資料の一番上、四角でくくられた、第一、「センターにおける和解実務上、確立されつつある運用」という、これは、一仲介委員というよりも、ある程度全体状況を把握している立場の人でないとつくれないのかなと思っておりまして、まだそこ...全文を見る
○井出委員 参議院の荒井広幸先生の質問主意書に対する答弁で、和解案を作成するに当たってはいろいろなことを参考にするけれども、その基準としては、やはり、何度も出てきている指針と、あと、総括委員会が策定した総括基準以外に存在はしないということをはっきりと答弁書に書かれている。  た...全文を見る
○井出委員 今、九割を認定したものもあるとおっしゃいましたが、最初に、冒頭、田中さんが御答弁されたように、五割を超えるものは全体の一割しかないわけですよ。五割と五割以下のものが八割近く、そういう御答弁、答弁書をいただいていると思いますので、ぜひ調査を尽くしていただきたい。また質問...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いいたします。  私も、前大臣の説明責任は大事だと思っておりまして、きょう理事会で委員長からもちょっとお話しいただきましたが、引き続き、関係者の御努力を見守らせていただきたいと思っております。  質問に入らせていただき...全文を見る
○井出委員 今国会では裁判員裁判の制度を改正する法案も予定されているやに聞いておりましたので、実際受刑者となった人のそういった実態というものは広く取り上げていく必要があるかと思って、質問させていただきました。  では、法案の方に入らせていただきます。  テロ資金提供処罰法改正...全文を見る
○井出委員 重なり合ったときにどうするかというところが非常に問題だと思うんです。  一番は、お示ししている資料の法定刑なんですが、私戦予備及び陰謀罪というものは三月以上五年以下の禁錮、改正案は、ごらんのとおり、十年以下の懲役から二年以下の懲役までさまざまなんです。その重なり合う...全文を見る
○井出委員 今、重い方というお話がありまして、重ねて伺いたいのは、私戦予備及び陰謀罪というものがこれからも必要なのかということがまず一点。  もし重い方を適用するというのであれば、テロには至らない、海外に、外国政府に対して戦闘を考えていたんだけれども何か夢物語みたいな話だった、...全文を見る
○井出委員 ちょっと重ねて伺いますが、重なり合うということは、仮にテロ資金提供処罰法改正案が成立をして、それに該当する事件があったときに、その被告人、弁護人が、いや、これはテロ資金の対策の法律の方ではないんだ、そんなつもりはなかった、適用されたとしてもせいぜい私戦予備及び陰謀罪じ...全文を見る
○井出委員 テロ資金提供処罰法、現行法、これ自体も十年間適用されたようなケースがなかったというのは六月の議事録を読ませていただいているんですが、私戦予備及び陰謀罪も同様に、適用されたケースは今までなかったのではないか。北大生の案件で初めてクローズアップされてきた問題だと思うんです...全文を見る
○井出委員 この法律が、改正案の方は、公衆等脅迫目的の犯罪行為の実行を容易にする目的でそれを実行する者に資金等を提供しようとすることを防ぐ、そういう目的がある。片や、私戦予備罪は、我が国の意図に基づかない戦い、私的な戦いをやる人が出てきて、先ほど御答弁ありましたが、国際関係ですと...全文を見る
○井出委員 私戦の予備または陰謀の概念は、法制局にちょっと調べていただいたところ、資金の調達、兵器・弾薬・食糧の調達、兵員の調達。私はやはり重なり合う部分が非常に大きいかなと思っておりまして、もちろん、テロ対策に日本がきちっと示すことは重要なんですけれども、ぜひ、きょうこういう問...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。  きょうは、山下参考人、橋爪参考人、大変お忙しいところ、ありがとうございます。  まず教えていただきたいのが、政府案、政府が現行法を改正する法案と、きょう民主党が提出された法案で、一番の違いは、先ほど橋爪参考人も触れられたように...全文を見る
○井出委員 今お話があったところで重ねて伺いたいんですが、一次協力者が、そもそも、テロをしないということは結果的にいいことなんですけれども、詐欺的な思いで二次協力者からお金を取ったとき、今、慎重な検討は要するというお話があった上で、政府案ではできるのではないかと御見解を述べられて...全文を見る
○井出委員 あくまでも、強盗に例えれば、包丁を提供した段階の意図といいますか、そこが大事である、そういうお話。  ですから、今回の法律に照らして言いますと、最初から二次協力者をだますつもりであればというところは、先ほどおっしゃられたように、現実の危険性というところは議論はある。...全文を見る
○井出委員 立法趣旨は違うんですけれども、国外の場合においては、私戦予備とテロ対策の改正法、罰則の違う二つの法律が適用の対象となり得る。国内の方はテロ法一本しかない。  ですから、それぞれのケース、個別の事案で、最終的には裁判で法と証拠に照らして罰が決まっていくと思うんですけれ...全文を見る
○井出委員 終わります。どうもありがとうございました。
○井出委員 委員長、済みません、ちょっと冒頭、この委員会に出席しているメンバーが少ない時間帯がちょっと多いのではないかと思います。
○井出委員 ただ、私が先ほどとめさせていただいたのは、そのとき初めて気づいたというのではなくて、特にきょうの階先生の前段部分で何回かそういう状態を見て、それで見るに見かねてというところがありまして、こういう状態でこの委員会を続けていっていいのか、甚だ疑問であります。
○井出委員 前大臣のうちわの質疑をしたときに、それは法務委員会の本来やる本質の議論ではないという御批判、そういう声もあったんですが、そのときは、かなり皆さんいらっしゃったんですよ。私もかなり不規則発言をいただきました。  本来の政策論争、法案審議をやるという段になって、人がいな...全文を見る
○井出委員 くれぐれもよろしくお願いいたします。  では、質問の方に入らせていただきます。  きょう民主党から修正案が出てきたということで、まず民主党の提出者に伺いたいのですが、政府の改正案との一番の違い、修正案を出すことによるメリットというところをまず端的に伺いたいと思いま...全文を見る
○井出委員 少し偏った見方と申し上げていいのか、うがったと言ったらいいか、ちょっと失礼な聞き方になるかもしれませんが、法律で罪の範囲が必要以上に拡大してはいけないというのは、この委員会でも多くの委員の皆様が指摘されてきたので、そのとおりなんですが、逆に、テロに向かっていくときに、...全文を見る
○井出委員 政府案も民主党の修正案も、テロに対して対策をしていくというその思いは同じなのかなと。ただ、その法制化に当たって、その対象者ですとか、そういった者に罰を科すということに対して一歩慎重なところから入っていかれるのが民主党の修正案なのかなと思っております。  政府案の提出...全文を見る
○井出委員 私は、テロ企図者、一次協力者、このあたりの関係の、既遂であっても、未遂であっても、未遂に至らずの場合であっても、二次協力者と一次協力者の考え次第では政府案の場合は二次協力者が罪に問われることがある、民主党の修正案は、既遂、未遂は当然その共犯が成立をする、未遂に至らない...全文を見る
○井出委員 その関連で、先ほども出ていた話を伺いたいんです。  要は、一次協力者が、テロの企図者にそういうお金ですとか利益となり得るものを提供する意思がなくて二次協力者からそういったものを得たときは、先ほど丸山委員に対する答弁ですと、明らかに詐欺のような、はなから意思がなくて、...全文を見る
○井出委員 この議論ですとか、あと、前回私が私戦予備罪との関係でいろいろお話をさせていただいたのは、テロに対して対策を打っていくということは大切だと。しかし、民主党の提出者は特にそういう思いがあると思いますが、テロに対するということで、最初から罰則のたてつけとかが広く重くなり過ぎ...全文を見る
○井出委員 引き続き見守っていきたいと思います。  終わります。どうもありがとうございました。
11月05日第187回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○井出委員 維新の党、信州長野の井出庸生です。よろしくお願いいたします。  きょうは、裁判員裁判について伺いたいと思います。この国会で制度の法改正も予定されているやに聞いておりますので、きょうは、その法案審議の前段として、裁判員のことについて伺っていきたいと思います。  まず...全文を見る
○井出委員 大臣御自身が裁判員裁判に関する報道等で何か印象に残っているようなものがございましたら、伺いたいと思います。
○井出委員 裁判の終わったものであれば一言いただけるかと思ったんですが、そのようなお話ということで。  今、大臣から、法曹三者の努力と、検察当局もわかりやすい立証に努めてこられたと。私もそういうことはいろいろなところで伺っているんです。  林刑事局長にちょっとお伺いしたいんで...全文を見る
○井出委員 負担という言葉は、ちょっとマイナスのイメージで、適切ではなかったかなと私も思っておりますが、ただ、おっしゃったように、今、公判前、そして公判の検察の取り組みが従前とは大きく変わっているところは間違いないのかなと思っております。  今、負担という言葉があったんですが、...全文を見る
○井出委員 私は事件の対象についていろいろ議論したいと思っておるんですが、そのときに、今の御答弁、またさきの御答弁、負担と捉えずやってきたというところを守っていただければなと思います。  今度、法改正が準備をされていて、その主な改正点は、長期間に裁判が及ぶようなときに裁判員裁判...全文を見る
○井出委員 今お話があった、死刑対象事件というものをどこで定義するのか。裁判の最初から、これは死刑になりそうだから裁判員にしないということは到底あり得ないと思うんですが、私は、刑事裁判の論告求刑の段階において死刑の求刑がなされた後に、では、その最後の判決文を書く作業に裁判員にその...全文を見る
○井出委員 私の認識ですと、裁判員法の附則九条、法が開始されてから三年を目途に見直しをかけていく、その見直しが今回これから審議する法改正だと思うんですが、ぜひ、これからも引き続き見直していく、そういう枠組みというのを維持していくことも私は必要ではないかなと思いますが、そこの御見解...全文を見る
○井出委員 今回の改正案を提出するに当たって、平成二十一年から二十五年六月まで、四年間で十八回、この検討会が議論を重ねてきた。裁判員裁判を始める際も、検討会は非常に長い期間をかけてきて、そして国会の審議を経た。  ただ、いろいろな経過を見ますと、やはり前回の法改正のときの国会審...全文を見る