井出庸生

いでようせい

小選挙区(長野県第三区)選出
自由民主党
当選回数4回

井出庸生の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第196回国会 衆議院 本会議 第4号
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○井出庸生君 希望の党、信州長野の井出庸生です。  討論に先立ちまして、一言、先ほど、午後の予算委員会で、我が党の柚木道義議員が性暴力被害について取り上げました。伊藤詩織さんの訴えであります。総理からは、被害者に対応するワンストップセンターを都道府県に一つ以上整備する等の答弁が...全文を見る
02月05日第196回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○井出委員 希望の党、信州長野の井出庸生です。  午前中、後ろで水を飲んでおりましたら、与党の大先輩に当たられる方から、厳しくいけよと激励をいただきまして、与党の中にもそういうことを思ってくださる方がいるのだなあとうれしく思いました。その言葉どおりやらせていただければと思います...全文を見る
○井出委員 二月二日の予算委員会で、世耕大臣は、外注先の調査につきまして、自民党の委員の方が、平成二十六年三月、別の不正事件があったと。自民党の方が指摘したその不正事件を受けて、外注先にも帳簿類の提出など必要な協力を求めることをルール化した、抜き打ち検査を実施するなど対策をしてき...全文を見る
○井出委員 今後の捜査を見なければいけないかなと思いますが、このペジーコンピューティングには、実は、ことし、平成三十年二月末と三月末まで二つの事業が補助金の交付が決定をしていて、二十七、二十八年度分は恐らく支払われている。二十九年度はストップになっているかと思うんですが、これも合...全文を見る
○井出委員 国民に対する謝罪というものはないんでしょうか。
○井出委員 先日、世耕大臣からは、一言、国民に対して申しわけないというお話がございましたが、税金に対する認識をきちっと持っていただきたい。  一月の話になりますが、防衛装備庁の方でも、受注先の企業が、七年間の二十六億円の過払いという話がございました。これは記録が残っているだけで...全文を見る
○井出委員 国民的な議論を慎重ながらも進めていこう、そういう思いできょう質問をしているのですが、野田総務大臣に、これは専門家でいらっしゃると思いますので、感想ではなく、この四つを見て御意見をお願いします。
○井出委員 おっしゃるとおりだと思います。  法務大臣に伺いますが、戸籍法で氏を選べるかどうか。四つのパターンがあって、日本人同士の結婚一つだけ選べない。こういう表をつくってきたのは、これを見ていただければ、率直に、ちょっとおかしいんじゃないか、この問題に関心のない方もそう思っ...全文を見る
○井出委員 今、法的な解説をいただきましたが、日本人同士の離婚も、民法では一度旧姓に戻るんですね。そこを、それでは社会的に生活上大きな支障があるから、また氏名権の尊重という意味合いもある、お子さんのこともあったかと思いますが、戸籍法と民法を改正した、これは昭和五十一年。  それ...全文を見る
○井出委員 今お話があったように、最高裁は国会で議論をしろと。  選択的夫婦別姓の裁判というのは、通常、国が訴えられて、その代表者は法務大臣であることがこれまでの裁判は多かったんですが、これは、国会も場合によっては、立法で手当てしなきゃいけないものをいつまでも放置していたら、国...全文を見る
○井出委員 もう少し改善のしようがあるのではないか、戸籍法を改正すればいいのではないかというのが私の思いなんですが、旧姓使用を広げても、それでもデメリットは厳然としてある。いろいろな、銀行口座ですとか免許証、保険証、マイレージカード、婚姻の氏に変更しなければマイレージがつかないと...全文を見る
○井出委員 立法次第なんですよ、立法次第。恐らく、裁判書類というものは正式なものでありますから、裁判所、身内の裁判官であるとかそういう人たちの旧姓使用は皆さんの一存でできると思いますが、これは、法改正しない限り、法律できちっと線を引いてもらわない限りは変わらない。  済みません...全文を見る
○井出委員 要は、私の名字が変わろうが変わるまいが、総理には関係ないことですし、私の質問が急に鋭くなったり優しくなったりするわけでもないですし、その選択制というところを深く御理解いただければ、もう少し前向きにお話を進めていただけないものかと。  きょうお話をした、少し新しい問題...全文を見る
○井出委員 旧姓使用で現実的に対応していくというのも一つの手なんですが、それでは絶対解決できないのは、やはり夫婦別姓では結婚ができない。そのため、事実婚で裁判を起こしている方がいる。過去に裁判を起こした方の中には、一度結婚をしたんだけれども離婚をして、それからまた届出をして不受理...全文を見る
02月14日第196回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○井出委員 信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  冒頭、裁量労働制をめぐる答弁と調査について伺います。  まず、総理に伺いますが、午前中の質疑、それから先ほど立憲民主の枝野代表との質疑の中でもございました。  事実関係は厚労大臣が御説明をされた。 ...全文を見る
○井出委員 総理の答弁ですので、答弁を読み上げて、撤回していただきたいと思います。
○井出委員 改めて伺いますが、けさ、きょうの委員会において撤回されたその答弁を、その中身をきちっと、撤回されるのでありますから、読み上げた上で、撤回を改めて御本人から求めます。
○井出委員 一月二十九日の総理の予算委員会の答弁を受けて、我が党の玉木代表が、二月の五日にこのことを問いただしている。裁量労働制を拡充することで、労働時間が短くなりますか、証拠があれば示してください、この議論が一つのきっかけであったのかなというふうに思っております。  玉木代表...全文を見る
○井出委員 この件に関して、二月の九日には我が党の山井議員が、具体的に数字を挙げて、このデータがおかしいのではないかと追及をいたしました。  山井議員は大変熱いお方でして、そのとき閣僚の方から、どならなくても聞こえるというような不規則な発言もございましたが、その山井議員の特に厚...全文を見る
○井出委員 同趣旨の答弁でございますが、第百八十九国会衆議院厚生労働委員会、平成二十七年七月の三十一日のことでございます。平成二十七年の夏のことでございますが、このときも山井委員ですね、残業代ゼロ法案について入らせていただきますという質問をしております。  当時の塩崎厚生労働大...全文を見る
○井出委員 総理に伺いますが、このデータだけで法案を作成したわけではないと先ほど繰り返しおっしゃられましたが、少なくとも、この数年間、この答弁をもとにこの法案を議論してきたんじゃないですか。
○井出委員 このときの塩崎厚生労働大臣は、「例えば平均時間でいきますと、」と言って答弁を始められ、最後に「一般労働者の方が平均でいくと長い。」と。  ここ数日の議論ですと、平均な者ですとか、平均ですとか、厳密な議論をしてまいりましたが、私は、一月二十九日の予算委員会の総理の答弁...全文を見る
○井出委員 私も、以前、会社勤めをしていたときに、裁量労働制という言葉があったんですが、就職したての私は、その裁量というものは、労働者の裁量ではなくて会社側の裁量なんだろうなと、ずっと、しばらくの間、勘違いをしておりました。詳しくは申し上げませんが、そういう実態を感じて、私はそう...全文を見る
○井出委員 健康確保対策などは当然必要でございますが、裁量労働制と普通の労働と、その労働時間の差を数値で比較するということはまた別の、全く別の、そして、こちらの方がもっと根本的な問題で、その制度設計をする上で重要な問題であろうかと思います。  先日の山井委員の話の中では、最低賃...全文を見る
○井出委員 さまざまな議論があったという部分は、それはそうかなと理解をするからこそ、この当該答弁が、政府の考え方が労政審の中でどのように発言をされてきたのか、きちっと精査をして提出をしていただきたい。  委員長にもこのことを強くお願いを申し上げます。お取り計らいをお願いします。
○井出委員 それともう一つ、先日、二月九日の山井委員の質疑の中で私が疑問に感じた点がございます。  これは加藤大臣の答弁でございますが、裁量労働制が営業の中で広がっていくんじゃないか、そういう疑問をずっと呈されておりますが、加藤大臣が、営業職というもの自体が正直言って定義がござ...全文を見る
○井出委員 営業の外延は極めて広いと。その一方で、単純な営業。営業の外延は広くてわからないと。単純な営業だけ、どうしてわかるんですか。
○井出委員 私のいた会社では裁量労働制というものが当時ありまして、私の当時の、もう十年ぐらい前の話、もっと前ですが、管理職の一歩手前の方が裁量労働制の対象になる、専門職何とかとかという名称があったかと思いますが。では、実態、何が行われているのかというと、当時の私のような若い社員が...全文を見る
○井出委員 メリットを感じている方は、恐らく、大分その組織の、その会社組織の個人に対する配慮が行き届いて、一人の方が裁量労働制でお休みするときは、ちゃんとほかの方が、かえの人材がいる。  そういう環境が整っていれば、裁量労働制が、大臣がおっしゃるように、労働者個人の裁量で恩恵を...全文を見る
○井出委員 それから最後に、先日、山井委員が、三百万人の営業マンがいると。三百万人の……(発言する者あり)ちょっと静粛に。加藤大臣が質問が聞こえないそうなので、静かにお願いします。  三百万人の営業マンがいる、法改正によって、それはどのぐらい、百万人なのか十万人なのか、どうなる...全文を見る
○井出委員 その審議の前提となる裁量労働制についての考え方をもう一度、きょう幾つかお願いをいたしましたが、厚生労働省の方でよく調べていただいて、その上で議論を進めてまいりたいと思います。  時間が来ましたので終わります。どうもありがとうございました。
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○井出委員 希望の党、信州長野の井出庸生です。  私からも、まず加藤大臣に、裁量労働制の件について伺います。  結論的な私の今率直な思いを申し上げますと、加藤大臣が今果たさなければいけない職責というのは、まず、提出予定の、二月の二十七日に閣議決定とも言われておりますが、その法...全文を見る
○井出委員 全く危機感の認識に大きな隔たりがある。  まず、国会の答弁なんですが、精査の必要があるデータに基づいて答弁をしていたので撤回をする、精査をした結果、データは不適切であったと。そうであるならば、総理や歴代厚生労働大臣がされてきた、裁量労働制の方が一般の労働者よりも平均...全文を見る
○井出委員 はっきりさせていただきたいんですが、答弁は誤り、虚偽、裁量労働制の方が一般の労働者より時間が短いということはない、そういうことも明言していただけるんですか。そういう認識はないですか。
○井出委員 JILにそうしたデータがあるということはこれまで何度も議論をしてまいりましたが、私が伺っているのは政府の認識であります。  裁量労働制の方が一般の労働者より労働時間が短い、そうした認識を今も持っているのか、また、そうしたデータをではこれからも探すのか、それともまたつ...全文を見る
○井出委員 御家族が過労死をされた方ですとか、裁量労働制が労働者にとって危険であるということを訴えている方はたくさんいらっしゃいます。しかし、労政審の審議などを見ていても、裁量労働制がいいと評価をしている、そうした声というのはいずれも経営者、事業者を通じた調査から出てきているので...全文を見る
○井出委員 会議での説明ですとか委員会の答弁ではなくて、大臣御自身がここで一度、労働者、過労死で御家族を失った御遺族、そうした方の声を直接聞いてみた方がいいと思いますが、いかがですか。
○井出委員 きょう理事会に提出されました資料を、追加で資料でお配りしておりますが、平成二十五年の調査に用いた調査事項、調査票ですね。もうるる議論されてきておりますが、一般労働者については、一日の時間外労働の最長時間、これを最長の者と平均的な者で聞いている。それに対して、裁量労働制...全文を見る
○井出委員 私が伺っているのは、きょう発表されて、冒頭に、先ほど別の方の質疑で大臣が読み上げられた部分なんですが、裁量労働者については、一日の労働時間をどのように選ぶのか、記載がなかったと。その点について精査をした結果、また、一日で見て最も多くの労働者が属すると思われる労働時間の...全文を見る
○井出委員 労政審では、その上で、専門業務型裁量労働制(最長の者及び平均的な者)でございますが、ここで言う最長の者というのは、一日の平均時間が最長の方の最長の日、それが十二時間三十八分、平均的な者の平均値の方は九時間二十分と。それから、また次のページに企画型についても説明をされて...全文を見る
○井出委員 この労政審の説明は、政府の方が冒頭に、労働時間の状況で違和感を持たれる委員もいらっしゃるかもしれませんが、星印にも書いていますようにということで説明が始まっているんですね。  このことについて説明をしたものではないという今お話がございましたが、きょうのやりとりを聞い...全文を見る
○井出委員 この一般労働者の一日の労働時間を調査したものが多少の誤記はあるけれども正しいというのであれば、なぜ労政審に提出をしなかったのか。  ここの議事録にも書いてありますが、労働時間の状況で違和感を持たれている委員もいらっしゃるかもしれないと、ここは、裁量労働型はみなし労働...全文を見る
○井出委員 この一般労働者の一日当たりの調査というものが正しいというのであれば、まさにこれこそが一番必要だったんじゃないのか。比較がふさわしくないということも当然説明しなきゃいけないですけれども、その数字を示すことは、なぜ労政審で数字を示さなくて、その後になって示したかというとこ...全文を見る
○井出委員 九月二十七日の配付資料は、まず、この分科会でやる論点案を出されているわけですね。それから、労働時間法制に関する閣議決定というものも委員に示している。その上でもう一つ、この平成二十五年度の総合実態調査について一枚紙を配られて、「主な調査項目」の中に実労働時間数、そういう...全文を見る
○井出委員 私が事前に聞いている限りでは、その部分についてお示しした資料と説明が違っていたという話も聞いておりますが、委員会の審議の中でしっかりと議事録を残していただくことも大事だと思いますので、早急に確認をしていただきたいと思います。  それから、もう一つなんですが、先ほどの...全文を見る
○井出委員 その単位が違うので比較がしにくい、比較ができない、そういう御趣旨であろうかと思いますが、調査の説明、質問の問い、そのことをきちっと労政審の場で最初の段階で説明をする、そうであれば、比較できないものであっても、別個の数字として議論をしてもいい。調査をこういう問いでやりま...全文を見る
○井出委員 比較をしたのは労政審の後ですね、国会の審議の中で。その前、データを別々のものとして出しているにしても、一般の労働者の一週間の時間外労働数というものは最長時間数を聞いているという説明はなかったと思うんです。この調査票と労政審の説明は、私は説明が違っていたと思うんですけれ...全文を見る
○井出委員 労政審に参加されていたメンバーの認識ではなくて、別々のデータとして扱うべきだとしてデータをそれぞれ出してあったとしても、一般の労働者の一週間当たりの時間外労働は最長を聞いているという説明はなかった、我々は、きょうこの調査票を見て初めてこの事実が明らかになった、そう思っ...全文を見る
○井出委員 私が、ほかの党の議員も聞いておりますが、聞いている限りでは、この部分は説明がされていなかったというふうに伺っております。  一般労働者の一週の時間外労働の説明のあり方、それから、最初に申し上げました実労働時間というものをきちっと、実労働時間を調べますという調査の資料...全文を見る
○井出委員 それから、裁量労働制について、この二十五年の調査も、事業者の方に聞き取りをされているんだと思います。それから、これからまた何かその自主点検が始まっているのか、やっているのかというようなことも聞いておりますが、裁量労働制が機能しているかどうかというものを直接労働者に聞く...全文を見る
○井出委員 私の問題意識としては、裁量労働制に反対をされている労働者の方は、これまでも申し上げてきましたが、実際に文書も公になっているものもありますし、実際そういう活動をされている方もいます。だけれども、裁量労働制がいい、そういうことを公にしているという労働者の方は残念ながら見た...全文を見る
○井出委員 この問題の最後に伺いますが、前回の質問で指摘しました平成二十七年七月の塩崎当時の大臣の答弁、それから平成二十九年二月十七日の塩崎当時の大臣の答弁もきちっと撤回をしていただくということでよろしいですか。
○井出委員 政府の答弁でありますから、大臣が、当時の大臣と現大臣と、発言者個人としての違いはありますが、同じデータに基づいて厚生労働省が作成した答弁でありますから、撤回と言っていただくのが筋だと思いますが、違いますか。
○井出委員 きょうの議論ですと、撤回だけではまだ不十分であって、私としては、裁量労働制の方が時間が短いこともある、その答弁の趣旨自体はきょうの議論では撤回に至っていないかと思いますが、そうですよね、時間帯で区切ればいろいろあるというお話がありましたので。そこは引き続き議論をしてま...全文を見る
○井出委員 強く持っておるのであれば、役所として、大臣として対処していただきたいと思います。  先日の大西委員との質疑でもそうですし、あと、この問題が発覚した昨年の十二月、大臣の記者会見の中で、そうした天下りがこの被害拡大を助長した、そういうことは全くないと確信を持って言えると...全文を見る
○井出委員 確信をしているというのは、それは確信するのは自由なんですけれども、だったらその根拠を示していただきたい。
○井出委員 慎重な捜査をされた中に課長補佐がいらっしゃったということも当然念頭にあると思うんですけれども、そこは全く違う、全く関係ないと言うのであれば、その根拠、その理由、そこが今の答弁だと説明がないと思うんですが、御説明いただけますか。
○井出委員 済みません。消費者契約法が、今国会で改正が予定をされている。消費者契約法というものは当然今回のようなものを防いでいかなければいけないと思うんですが、広告塔に使われたかもしれないけれども我々はちょっとわからないよというのでは、その法改正をしようという政府の姿勢と大臣の答...全文を見る
○井出委員 今回の、まあ、提出予定であると聞いておりますから、まだ提出はされていないんですが、事前に説明を伺っている範囲では、平成三十年の改正で、消費者契約に関する消費者と事業者の交渉力等の格差に鑑み、消費者契約に関する被害事例等を踏まえ対応すると。  この被害事例等を踏まえ対...全文を見る
○井出委員 ジャパンライフの問題は、昔の話だなということもあろうかと思いますが、法改正でその被害事例等というような言葉も入るのであれば、徹底的にこの問題を検証して、まだジャパンライフにその顧問の方がいるのであればそうしたところも少し対処を考えなきゃいけないと思いますし、この問題を...全文を見る
○井出委員 今後じゃなくて、この問題にしっかりと向き合っていただきたい。その気があるのかないのかだけ、最後、もう一度お願いします。
○井出委員 期待とかぶせられても困るんですが、私のきょうの思いは余り伝わっていないと思いますので、また取り上げさせていただきたいと思います。  本日はありがとうございました。
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○井出分科員 希望の党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  これまでに続きまして、裁量労働制の答弁、それから調査データの件について伺ってまいります。  その前に、まず大臣に、先日の公聴会、中央公聴会が二十一日にございまして、その中で、お配りしている資...全文を見る
○井出分科員 大変貴重な答弁をいただいたと思います。  一連のこの問題なんですが、まず、精査が必要なデータのもとに答弁があったということで答弁の撤回とおわびがあり、その後、そのデータを精査した結果、比較をしてはいけない数字を比較したということで改めておわびがあった。昨日の段階で...全文を見る
○井出分科員 委員会の場において指摘をさせていただいたことについては御確認をいただいたと。  それから、局長が今最後におっしゃった、もう少し野党から御意見をいただいているというのは、昨日の夕刻になりますが、野党の集まりの場で厚生労働省の方とのヒアリングがあって、そのとき我が党の...全文を見る
○井出分科員 局長に私からも一つ伺いたいのですが、資料の六枚目にこの表があるんですが、この表の五十九というのは平成二十五年度のいわゆる調査結果の表でありまして、ここは、年間の実労働、企画業務裁量労働制、最多の者と。上から順に合計とか事業規模とかいろいろ、製造業とかあるんですが、こ...全文を見る
○井出分科員 この数字は、今、精査をしていただくということで、論理的に可能だというようなお話もあったんですが、大変失礼ですが、資料の今度は後ろから三枚目、ちょっと字が小さいのですが、これは労政審の百五回、二〇一三年十一月十八日の議事録で、一番下の二行、秋田委員の疑問についてちょっ...全文を見る
○井出分科員 大臣に伺いますが、今の議論の一番の問題は、やはり調査の原票が出せない。それは、監督のために入っておりますから、監督指導内容も当然ある。プライバシーもある。  ただしかし、事アンケートのこの数字はどういうことなんだと聞かれたときに、世論調査もそうですけれども、可能な...全文を見る
○井出分科員 もともと監督、その中での調査。主目的は監督。ただ、その中で、調査としてとってくる数字がこの労政審のテーマに一番ふさわしいということで出しているんですね。  ですから、監督の部分を聞かれたら、やはりそれは、プライバシーとか、どこの社がよかった悪かったみたいな話は、そ...全文を見る
○井出分科員 一つは、百十七件ですとか含めて、数字全体の精査の必要が今出てきている。それから、きょう、今申し上げているのは、監督指導の中の調査であって、だから、この数字はどうなっているのとなっても、監督指導に踏み込むものについてはなかなか答えにくいと。それはそうですよね。  局...全文を見る
○井出分科員 二十五年の調査が労政審のために、まあ、時期は議論がありましたけれども、労政審に資するデータとして使う目的であったというところは、私は一定理解します。  だけれども、そもそも、十七年とかその以前、この調査、いつされているのかちょっと知りませんけれども、JILのように...全文を見る
○井出分科員 では、二十五年や十七年のものというのは、過去にもほかの労政審にも幾らでも活用されている、それはそうですか。
○井出分科員 そうであれば、大臣にお尋ねします。  やはり、数字の正確な説明というものは必要だと思います。そこで、資料の上から四枚目の二月二十日の速記録になるんですが、これは私も指摘したんですが、これは長妻先生だったと思いますが、一般労働者の一カ月の労働時間が、実は、平均的なじ...全文を見る
○井出分科員 この答弁もそうですし、これと関連するんですが、労政審の委員の方がどう受けとめられたのかはちょっとわからないということを何度か答弁されていると思うんです。この数字、少し数字そのものに疑義が出ていますが、それは、労政審で政策のために使うんだというのであれば、正確な説明と...全文を見る
○井出分科員 わかりました。もうまとめたいと思います。  最後になりますが、資料の二枚目ですね。二十一日のこれも公聴会なんですが、労働者側の方がこの今回の件について、法案自体を、私たちの期待を裏切るものだ、原案のままでは悪影響がある。それから、真ん中の段に移っていただいて、実態...全文を見る
○井出分科員 そうした声が、おおむね合意の中にも反対意見はあったかと思いますが、一連の問題を受けて、さらにこうした声が大きくなっているということは最後にきちっとお伝えして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。  どうも、申しわけありませんでした。
03月23日第196回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○井出委員 おはようございます。希望の党、信州長野の井出庸生です。  久しぶりに質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。テーマは多岐にわたりますので、質疑に入ってまいりたいと思います。  初めに、森友の決裁文書改ざんの問題につきまして、きょうは、国政調査と刑事捜査そ...全文を見る
○井出委員 今、事実関係についてお話をしていただきました。  この関係なんですが、捜査機関の押収している書類というものは、刑訴法の四十七条によって非公開が原則とされております。ただ、その刑訴法の四十七条の中で、ただし、公益上の必要その他の事由があって、相当と認められる場合は、こ...全文を見る
○井出委員 今、国政調査権に基づく、又はそうしたものを背景にしたというような場合が、公益上の必要が優先され得る、そういう答弁であったかと思います。  国政調査権に基づくというのは、これは国会法の百四条に規定されている、各議院、衆参両院ですね、それから各議院の委員会、この法務委員...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  もう一つ、事実の確認をしておきたいと思います。  大阪地検が財務省から押収をしていた、改ざん、書きかえ前のなどを含めた書類というものは、先ほど述べました刑訴法四十七条の訴訟に関する書類、その非公開義務が定められたものであろうかと一般的には...全文を見る
○井出委員 今の答弁は一般論ではありますが、今回の問題となっている書類についても、一般論で言えば、訴訟に関係する書類に当たる、そういう御説明だったかと思います。  ちょっと質問、繰り返しになりますが、そうであった場合、刑訴法四十七条の非公開義務というものは、提出する側ですね、提...全文を見る
○井出委員 保管をしている者という話でありました。わかりました。  ちょっと、もう一つ先に進めていきたいと思います。  財務省に伺いますが、結論としては、今回、財務省から当局に協力を求めて写しをいただいたと。少し前に私が触れましたが、検察庁の方で、国会の要求に応じて、検察庁が...全文を見る
○井出委員 今回の一連の記録の提出に至るいきさつ、もう少し早く出せるのではないかという意見もあれば、出したことを評価するという向きもありますが、先ほど衆議院に答弁をいただいたんですが、国政調査権の国会法で規定されているものというものは、委員会の議決を経て、議長の経由でそうした要請...全文を見る
○井出委員 写しを必要とする理由を伺って、それで捜査上の支障等を含めて検察当局の方で判断をされる、そのことと、国会法百四条の正式な国政調査権の発動手続というものは、必ずしも、百四条による正式な要求があれば、それは一つ真摯に重大なものだと思いますが、そうでなくとも、その必要性があれ...全文を見る
○井出委員 もう少し一般的に、繰り返し聞きますが、今回財務省は、国政調査権、国会からの要請で業務の必要性が生じて写しをということになったかと思いますが、その国政調査権の訴訟関係書類の提出要求というものは、当然百四条の手続があれば、私は重大だと思いますが、百四条の正式な手続がなくて...全文を見る
○井出委員 国政調査権に基づく、その手続に至らなくても、そうしたものを背景とすると。  二度背景とするというところが出てきましたが、今までもこういう資料要求というものは捜査機関にいろいろな事件であって、野党の要求であるとか与党の要求であるとか、それからまた世論ですね、各新聞、テ...全文を見る
○井出委員 厳密に、世論調査で五〇%以上が出せと言ったら出せと言っている話ではないんですが、世論というものも一つの考慮要素になるのかならないのか、そのことについての、一般論で結構です、もう一度答弁を求めます。
○井出委員 一つの材料になるのかなと考えますと。なるのかななので、ちょっと、もう少し、なると言っていただきたいんですが。  百四条の要求があっても資料が開示されなかった事件も過去にはございます。また、百四条の要求があっても、世間一般にもう証拠映像が全部公開されているのに、百四条...全文を見る
○井出委員 いずれにせよ、今回、行政文書の改ざん、書きかえという、あってはならないことが起こり、そうした中で今いろいろ対応いただいていると思いますが、今回、公益上の必要があるという判断のもとでここまで来ておりますので、引き続き説明責任を果たしていくようにお願いをいたします。  ...全文を見る
○井出委員 法律の適用除外ではあるが公文書ではあるという今お話を伺いました。  きのう、国立公文書館に行ってきたのですが、国立公文書館の方では、司法に関係する文書も、民事から始めて、そしてまた刑事も、物すごく古い、寛政六年とかという話もちょっと聞きましたが、そういうものが移って...全文を見る
○井出委員 軍法会議の資料というものは、かつて軍の中でさまざまな犯罪があったときに軍の中で裁判が行われた、その中には重大な犯罪もあれば軽微な犯罪もあったかと思います。しかし、その軍法会議というものの歴史的重要性、それからまた軍法会議の資料というものをいろいろないきさつがあって法務...全文を見る
○井出委員 運用がなされると言われてしまうと少し寂しくて、主体性をぜひ、政治力を発揮していただきたいなと。公文書というものは大事である、司法の関係書類も公文書である、そういう方向でやっていただきたいと思うんですが、私の願いとしては。  平成二十年の九月二十五日、きょう資料にもお...全文を見る
○井出委員 ぜひ追求をしていただいて、法務大臣でもあり、初代の公文書の担当大臣でもあり、現在は立派な公文書館を建てる議連の会長も、一人三役で全て解決する、その任務が上川大臣にはあると私は信じておりますので、ぜひ御自身のライフワークを在任中に進めていただきたいとお願いをいたします。...全文を見る
○井出委員 きめ細かな調査をするということは、前回初めて、國重先生の質疑の中で言っていただきました。きょう二回目でございますので、そこは期限を区切ってやって、また、そうした調査結果というものが広く公表されればいいと思います。  ただしかし、過去に法制審の答申があり、政府も一応提...全文を見る
○井出委員 まず、さきの國重先生との質疑の中で、大臣が、旧姓使用の拡大をもって制度の議論が必要あるかないかといえば、旧姓使用の拡大があってもその不利益は存在するわけだから議論は必要である、そうした答弁もなかなか最近ではなかったのかなというふうに思いますが、ぜひ、この問題に賛成の方...全文を見る
○井出委員 取材の自由は当然ありますが、取材に公式的に答えることが通常であればない。その矯正局のブリーフを受けて、また十六日にも記事が出ておりますし、誰がどこに行ったというところまで取材で報道しているところもございます。  矯正局のコメントで一つ気になったのは、死刑の執行とは関...全文を見る
○井出委員 時間になりました。最後一問、要望だけ。  家庭裁判所の施設が大変よろしくない。全国で四百六十六ある支部関係の施設で、二百五十四、エレベーターがない。車椅子で、抱えて上がっているですとか、それから、さまざま、今回質問に当たって聞いたところ、家裁の調査官が常勤でいないで...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○井出委員 希望の党、信州長野の井出庸生です。本日もよろしくお願いをいたします。  防衛省で、また、ないと言われた文書が大量に出てきたりですとか、公文書問題国会ともいうべきような状況でございますが、私からは、前回に引き続き、きょうも、法務省、最高裁に対し、裁判記録の保存とその閲...全文を見る
○井出委員 不断の見直しに取り組んでいただくということは大変結構かなと思ったのですが、その前に、省の特性というお話がありまして、省の特性となると、やはりそこをきょうも刑事局長に聞いていかなければならないと思います。  ちょっと質問の順番が飛ぶんですが、刑事局長に伺いたいんですが...全文を見る
○井出委員 済みません。一件が廃棄で、十四件は保存されているのかと思ったんですが、ちょっと驚きの数字が。  そうしますと、刑事参考記録というものが昨年の質疑で七百とか八百とか今あると。その数字というものが、その数字自体もどう評価したらいいのか情報を持ち合わせていないんですが、そ...全文を見る
○井出委員 今、八十二条について最高裁判決を紹介していただきました。裁判は公判廷を公開でやる、そのことは特に刑事、民事について殊さら差をつけるような言及はないと。  刑事局長にお尋ねしますが、記録の閲覧というものは、裁判の公開、公正性を担保するための、拡充する機能であると。これ...全文を見る
○井出委員 民事訴訟法の九十一条、それから、刑訴法でいえばたしか五十三条だったと思いますが、何人も閲覧ができると。  ただしかし、実際どうなのかなというと、民事の記録は五十年たったら公文書館に移管する。閲覧申請もできる。刑事の裁判記録は、物すごい年数がたったものでも基本的には検...全文を見る
○井出委員 民事の裁判については、憲法上、そのような記載はないんですね。  私は、憲法三十七条の、刑事事件において被告人が公正な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有するというのは、刑事裁判というものは、刑罰とかを伴う、捜査機関が捜査をして、裁判所が判断を下す。民事も裁判所が判...全文を見る
○井出委員 改めて、刑事も民事も、公開の公判廷で公正にやるという、そのことは変わりないんですよ。ただ、三十七条が今申し上げたように刑事裁判にはついている。改めて明示したというのは、その改めてというのは、改めてにもいろいろあると思うんですけれども、繰り返しだとか。ただ、改めて明示し...全文を見る
○井出委員 別の角度と言われると、ちょっと私の質問の意図するところとはなかなかかみ合わせていただけないなというところを今感じましたが、ただ、私が申し上げている、刑事は特に公正な開かれた裁判が必要だというところは、私がここで申し上げているだけじゃなくて、私以外にもそういうことをおっ...全文を見る
○井出委員 何か、現状でも仕方がないみたいな、ちょっとそんなような印象を受けたんですが。  内閣府にちょっと伺っておきたいんですが、刑事参考記録ですね、判決が確定して保存期間の来た記録、それでもなおとっておいた記録。その刑事参考記録の中で必要なものは公文書館に移そうということは...全文を見る
○井出委員 もうちょっと、大事な公文書がとかと言ってほしかったんですが。  大臣にもちょっとお尋ねしたいんですが、刑事裁判の記録ですね。確定記録法ができるときも、古い裁判記録が廃棄されているんじゃないかというような報道があって、弁護士や学者さんが声を上げられて、記録を保存する法...全文を見る
○井出委員 法務省、検察の中では適切かもしれないんですが、なかなか公文書担当の方も問題だとも言ってくれないので困るんですが、やはり、皆さんがもう必要ないと思っても、必要だという文書は山のように私はあると思うんですね。  民事でいえば、最高裁が文書を捨てようとして、大学側で引き取...全文を見る
○井出委員 ぜひ私も勉強してみたいんですが。  刑事局長は、十五件のうち十四件を廃棄されて、適正に廃棄されたと。ただ、適正かどうか、もう少し、どういう理由で適正なのかを言っていただけますか。私は、物も見ていないし表題もわからないので、何をもって適正と言えるのか。
○井出委員 前回の質疑のときに、裁判記録も公文書館に移したらどうかというような議論が有識者検討会議の中であって、ちょっとその後どうなったのかわからなかったんですが、そのときに、例えば死刑であるとか無期であるとか、そういうものは当面とっておくというような話もあったかと思うんですが。...全文を見る
○井出委員 引き続き、私自身ももう少しこのところは調べていかなければいけないのかなと思います。  それと、もう一つ、民事裁判と刑事裁判で、民事裁判の方が判決の原本が移るようになっている、刑事はそうではないと。刑事裁判の記録をなぜ検察庁が公文書管理法と別に保存をしなきゃいけないの...全文を見る
○井出委員 済みません、刑事局長はどうですか、刑事と民事の裁判記録。
○井出委員 私は、公文書館に刑事裁判記録を仮に移したとして、全部閲覧可能にするのかとか、いや、全くプライバシーがあるから見せないとか、そういう両極端、一〇〇、ゼロの議論をしたいんじゃなくて、プライバシーに配慮をしつつ、それでも閲覧可能で、調査研究ができる、報道ができる、後世に伝え...全文を見る
○井出委員 今、民事も、民事裁判の判決も、それから軍法会議も、一覧を見ると、要審査と書かれているものが大変多いと思うんですね。閲覧、利用申請があって初めて、公文書館の方でそれをどこまで出すべきか審査する。  そういうことを考えれば、刑事裁判記録で軍法会議以外のものを移したとして...全文を見る
○井出委員 大臣に最後に伺いたいんですが、先日、大臣が会長をされている立派な公文書館を建てる議連があって、基本計画ができた。オリンピックの後ぐらいから着工して、二〇二〇年代の後半には新しいものができるんじゃないかなというようなお話で、箱が建つことは大変すばらしいことだと思うんです...全文を見る
○井出委員 公文書館の文書というものは、過去に学ぶことであったり、それから、過去の遺産というものは未来の実りを生む種である。それから、今、昨今言われていることですが、やはり公文書というものがなぜ必要なのかといえば、それは、絶え間なくそういうことを監視できるようにしておくということ...全文を見る
04月06日第196回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○井出委員 希望の党、信州長野の井出庸生です。  前回も申し上げましたが、やはり公文書のあり方がこの国会は問われている。問題が発覚している省庁のみならず、法務省を含めた政府全体が、公文書の重みや価値というものを考えていただきたい。  私が申し上げたいのは、公文書というものは、...全文を見る
○井出委員 国会の会議録は、私は、昭和六十年の十月二十三日、刑事記録を保管する法律の審議は昭和六十二年に行われているんですが、その後の議事録というものは全部読みました。廃棄の事実を公表したことはございませんし、法務省としても、恐らく、刑事参考記録というものを何件廃棄したと、廃棄し...全文を見る
○井出委員 今少し重要な答弁があったかと思います。その答弁に触れる前に、この問題がどれだけ大事な問題であるかということを、きょうお配りした資料で説明をしたいと思います。  裁判記録というものは、刑事確定訴訟記録法によって管理をされていて、この法律は、明治十五年以降の文書について...全文を見る
○井出委員 冒頭に刑事局長が補足されたのは、死刑やそういう重大な判決の判決書については今もとってありますということなんですね。それはそれで一つよしとする考え方もありましょうし、ただ、その判決に至る、その判決を決めるに至る重大な記録が、例えば百年前の死刑を出す裁判でどれだけの証拠が...全文を見る
○井出委員 今おっしゃるように、解除ができるようにしたというのは、平成二十五年三月十九日、法務省刑事局長名で検事総長、検事長、検事正に宛てた依命通達、そこによって解除規定を明文化しているんですが、従前から解除ができる、そういう考え方に立ったのはどうしてなんですか。
○井出委員 解除をすることは時の経過だというぐらいしか今明確な理由はなかったかと思うんですが、それでも、いまだに廃棄が可能だとまではおっしゃらないんですよ。  刑事参考記録として保存する必要がないから解除すると。それをまたとっておく手も規定上あるわけですよね、さっき触れられた特...全文を見る
○井出委員 刑事参考記録という、とっておくことを使命として、そういう制度があって保管をしてきた。刑事参考記録として保存する必要はなくなったケースが出てくることがあり得る。それでも、特別処分としてとっておくこともあるし、公文書館に入れるということもあるし、その二つにも該当しないんだ...全文を見る
○井出委員 仮に二十五年以前に指定の解除や廃棄がないというのであれば、この間もお話があった十四件が廃棄されただけということになろうかと思いますので、それは一つ問題を感じつつも安心できる材料でもあるのかなと思いますが、そこを、今まで私、昨年から内々にお願いをしてきているんですけれど...全文を見る
○井出委員 少し大臣に、感想で結構ですので伺っておきたいんですが、私なりにきょう、事の重大性を刑事局長との質疑で少し明らかにさせていただいたつもりです。  過去のものがどうなっているのか、それから、申し上げるまでもなく、刑事参考記録というものは、私は基本的には、処分するというよ...全文を見る
○井出委員 きょうまでに少し事前に質問をして、きょうまでにお答えいただけないというような項目も幾つかございましたので、きょうはここまでにして法案の審議に入りますが、引き続き、この問題は大きい問題として私自身は取り上げさせていただきたいと思います。  法案に関する質疑に入ってまい...全文を見る
○井出委員 基本的には被告の住所、住んでいるところで裁判を起こすということなんですが、最後に少し触れられた部分なんですが、だったら裁判を起こすのをやめよう、何か手間暇かかるな、その訴える側の負担というところもあろうかと思うんですね。被告の住所地で裁判をしなければいけない、そこにも...全文を見る
○井出委員 はい、わかりました。  次に、少し細かいところを聞きたいと思います。  養子縁組許可の審判事件についてなんですが、海外にいる子供と養子縁組をしたい、外国に実の親がいて、いや、それはちょっと待ってくれというようなときがある、そういうときに、日本で裁判を起こすことがで...全文を見る
○井出委員 その養親となるべき者の、ちゃんと育てられるかとかそういうところをきちっと調査できるから養親が日本にいる場合は日本で裁判するんだ、そこは確かにそのとおりなのかなと思うんですが、ただ、さはさりながら、一方で、実の親が海外にいて、いや、ちょっと待ってくれ、そういう思いがあっ...全文を見る
○井出委員 今申し上げたように、いろいろまだ難しい面もあろうかと思いますが、これまでやってきたことを明文化するということですので、そこは一歩前進かなと思います。難しい問題で、初めてそういうことを明文化しようと。また、不断の見直しも必要であろうかと思いますので、その点も一言付言して...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○井出委員 希望の党、信州長野の井出庸生です。  いろいろな事柄が今国会はございますが、いろいろなどんなに大きい問題があろうと見過ごしてはいけない問題もあろうかと思いますので、きょうは、セクハラ、女性の人権について、政府の人権意識というものをただしてまいりたいと思います。  ...全文を見る
○井出委員 今お話のあった、誤解を受けるようなことのないというのは、一体誰がどんな誤解をするのか教えてください。
○井出委員 報じられること自体とお話がありましたが、今、私的、私的ということをお話をされているんですが、政府の役人と記者が会うことは取材ではないのか、そしてまた、取材の場というものは、セクハラで定義されている職場に含まれるんじゃないですか。その点はいかがですか。
○井出委員 法務省が出している、人権擁護局が企画をしている、人権研修シリーズ「セクシュアル・ハラスメント」の中に、今私が申し上げましたが、男女雇用機会均等法及び厚生労働省指針では、職場とは社内だけでないと。業務遂行に際して必要な取引先の事務所、顧客の自宅、出張先、それから取材先、...全文を見る
○井出委員 それから、麻生大臣のきのうの御発言、今官房長も御発言しましたが、今、緊張感を持って、置かれている状況、財務省の最近の置かれている状況、このこと等々を考えて、きちんと緊張感を持って対処すると。  セクハラと森友の文書改ざんの問題、一体何の関係があるんですか、財務省。
○井出委員 置かれている状況もなんてどこにも書いてないですよ。置かれている状況を考えて緊張感を持てと。大きな問題があるからといってセクハラの問題をうやむやにしていいのか。  それから、記事で取材に応じている人物が特定できないから定かではないと。セクハラの問題というもの、それから...全文を見る
○井出委員 不快な思いにさせたという認識があるのであれば、これは、取材対象者の官僚、それも財務省のトップと、それから報道記者の話ですよ。このことを、何の処分もなくて、事実の調査もなくてこのままにするということは、女性記者の取材に制限をかけることを黙認するに私は等しいと。  次官...全文を見る
○井出委員 では、財務省は、これからも、女性の記者が取材に来て、そしてセクハラのような発言をして、それが発覚しても、戒めで済ますつもりなんですか。いかがですか。
○井出委員 いや、組織としてのセクハラに対する認識の欠けている最たるものだと思いますよ。  きょうの大臣会見で、麻生大臣は、これが事実だったらアウトだ、そこまできょうお話しになったということを共同通信で報道されていますが、調査もされないんですか。事実ならアウトだと。今、事実であ...全文を見る
○井出委員 セクハラを許容することはない、そうであるならば応分の処置をしなければいけないと。これだけの報道がありながら、調査はしない。この問題をこれで済まそうとしている。ましてや、匿名の記事であるということをもって定かでないと。  法務大臣、昨年、性犯罪の法改正をやったんですが...全文を見る
○井出委員 これは、匿名だからうやむやだとか、それから、今、財務省の置かれている状況を考慮して緊張感を持てとか、そういう話では私は決してないと。こんなことがまかり通ったら、女性記者が取材できちっと情報をとる、活躍するなんということができるはずがない。  「人事院規則一〇—一〇(...全文を見る
○井出委員 この期に及んで報道を承知していないというのは、一体何を考えていらっしゃるのか。  人事院規則一〇—一〇の「人事院の責務」に、各省庁の長がセクハラ防止等のために実施する措置に関する指導及び助言に当たらなければいけないと。やらないんですか。
○井出委員 本当に耳を疑うような答弁としか言いようがないんですが。  上川大臣、私は、セクハラはあってはいけないことだと。その被害者と加害者と、事実関係の調査はきちっとなされるべきだ。それは、それぞれに言い分があるのかもしれません、だから、それはここで殊さら言うつもりはないんで...全文を見る
○井出委員 本当に、今回の財務省の対応には憤り以外の何もないですよ。  厚生労働省でも似たような事案があって、報道がされて、そちらは厚生労働省の方で報道の前に注意をされたと聞いておりますが、報道がされて、出てきた本人の言うことを聞いて、それで注意して終わり。  森友の問題とセ...全文を見る
○井出委員 森友とセクハラは関係ないというのであれば、きのう、きょうの大臣の発言は到底認められるものではないし、セクハラを許容しないというのであれば、ましてや大臣が事実であればアウトだとまでおっしゃっているんだったら、その事実と向き合う調査をやることを強く求めて、私の質問を終わり...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○井出委員 希望の党、信州長野の井出庸生です。  本日も盛りだくさんですので、よろしくお願いをいたします。  最初に、昨日の上川法務大臣の閣議後の記者会見なんですが、その中で大臣が、公文書管理と電子決裁推進に関するプロジェクトチームを立ち上げたということを表明されました。きの...全文を見る
○井出委員 現時点ではまだその方向性ということまでは決まっていないというお話であったかと思いますが、刑事裁判記録の重要性について何度か伺ってまいりましたので、そのことを検討していただくということは大変結構だと思いますし、たしか三月の内閣府の公文書管理委員会ですか、そこでも、公文書...全文を見る
○井出委員 ぜひ外部の方の声は聞いていただきたい。  安倍総理の指示を受けてこうしたプロジェクト、PTが立ち上がる。それは恐らく政府全体としてやらなければいけないことだと思いますが、事この刑事裁判記録につきましては、法務省それから裁判所の特有の持つべき公文書でございますので、こ...全文を見る
○井出委員 何分古いものなので、なぜ最高裁が持っているとか根拠規定とか、そのあたりを私は殊さら詰めるつもりはないんですが、史料的な価値はあるので、個別の閲覧には少し対応する御意思を今お話をされましたが、八十年から百二十年、やはりもうそれだけでも大変歴史的な価値があるものであると思...全文を見る
○井出委員 持っているだけではなかなか、宝の持ち腐れということにもなりますので、ぜひ閲覧や移管の方も検討していただきたい。  今、歴史的なものを少しお話をしましたが、次に、将来歴史的なものとなり得る資料で少し話を伺いたいのですが、これまでの質疑の中で、私が問題提起として、死刑や...全文を見る
○井出委員 私が伺った村木さんの事件が、無罪事件でも大事なものであれば刑事参考記録となると、冒頭、一般論でお話をいただきましたが、その村木さんの事件が刑事参考記録になっていると考えても差し支えないかどうか、そこだけ伺っておきたいと思います。
○井出委員 歴代の刑事局長と比べますと大分答弁がかたいなと思いますが、力を込めて発言していただいたところを、きょうのところは少し行間を読む形で、また改めてこの問題は聞いていきたいと思います。きょう、ここで続けても、ここまでだと思いますので。  刑事参考記録の話で、刑事参考記録と...全文を見る
○井出委員 少し、古いやつは百年以上たっているとか、新しいやつは五十年ぐらいだろうとか、そのくらいでもと思ったのですが、また次の課題として引き続きやっていきたいと思います。  その中で、先般の四月四日でしたか、刑事参考記録を十四件、最近の五年間の中で廃棄をした、刑事参考記録は、...全文を見る
○井出委員 少し話してくれたような話してくれていないような。でも、前回よりは少しお話をいただいたのかなと思いますが。  ただ、一点、捨てる判断はやはり検察庁の中で行われているわけでありまして、外部の例えばアーキビストがかかわっているわけでもございませんので、ちょっと、今の答弁で...全文を見る
○井出委員 私が補足しようかと思っていたところも、一部、大臣の答弁の方で触れていただきました。問題意識を、近いものを持っていただいているというふうに感じました。  それと、この刑事裁判記録で一番の、保存はともかく閲覧の障害となっているのが、一つにはプライバシー。それから、検察庁...全文を見る
○井出委員 今、お話の中で、公文書館に移すというお気持ちはよく答弁されて、今もそういった趣旨のことをおっしゃられていたんですね。ただしかし、内閣総理大臣と法務省が過去に歴史的公文書の保存に必要な措置について一体どういう申合せをしているのかと調べてみました。  その申合せは、資料...全文を見る
○井出委員 ぜひ検討をしていただきたいと思います。  法案の質疑もありますので、この問題はここまでにしますが、一つ、昭和の初めに、当時の司法省調査課というところが、何かイタリアの刑事博物館の文書を翻訳していたものが、法曹会雑誌、昭和八年のものに出てきまして、そこを見ますと、我が...全文を見る
○井出委員 アトラクションは大体行ったら戻ってくるので、今お話があったとおりなのかなというふうに思います。  もう一つ、今回、陸上運送と海上運送が、陸と水面ですか、だから、これまで陸上運送と位置づけられていた川、湖、それから平水区域というんですかね、波の穏やかな、当委員会のよう...全文を見る
○井出委員 気になるのはいろいろあるんですね。将来的にロケットはどうなるのかとかスカイダイビングはどうなんだとか気になるんですが、そればかりもやっていられないので、一つだけ船でちょっと確認をしておきたいんですが、渡し船ですね。  人力、櫓かいでこいで動かす船なんですが、海上運送...全文を見る
○井出委員 なるほど、わかりました。  それと、ちょっと法案の中身のところで、堪航能力、しっかり荷物を船で安全に運べ、その担保義務というものが、今回、堪航能力の義務違反の責任が過失責任になる、今までは無過失責任だったと解されていると聞いたんですが。  そのときに、この船をちょ...全文を見る
○井出委員 いろいろな意見、議論はあろうかと思いますが、答弁されていることも一つの理屈だと思います。  それで、堪航能力の担保義務は過失責任になった、それから、さっきの、これは陸か、これは海かという議論にもなるんですけれども、いわゆる川とか湖とか平穏な海、そこは今回、海上運送に...全文を見る
○井出委員 基本的には契約の世界でありますので、今回の法改正というものは、そのベースとなる、抽象的というか、基本的な考え方を整理するものだと思いますので大丈夫かとは思いますが、今後の、それぞれの業界の実務の方もしっかり円滑にいくように見ていただきたいと思います。  では、きょう...全文を見る