井出庸生

いでようせい

小選挙区(長野県第三区)選出
自由民主党
当選回数4回

井出庸生の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第197回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○井出委員 信州長野の井出庸生です。  このたび、社会保障を立て直す国民会議という会派をつくったのですが、その目的はその名前のとおりですので、またその件は追ってお話をしていきたいと思います。  早速質問に入ってまいりますが、きょうは、まず、外国人の児童生徒が日本の国内で学校に...全文を見る
○井出委員 一月の二十一日の日本教育新聞、ここに、文科省が外国出身の子供の受入れの検討のためのチームをつくったと。外国人の受入れ・共生のための教育推進検討チームというものをつくって、その中の検討項目として、不就学ですね、就学していない、不就学児童生徒等の実態把握と就学の促進という...全文を見る
○井出委員 私も引き続きチェック、フォローしていきたいと思いますが、大臣におかれましても、この問題、しっかりと政府内において問題提起をしていただきたいと思います。  次に、性犯罪のことをちょっと伺いたいと思います。  おととしになりますが、法改正がありまして、刑法改正、おとと...全文を見る
○井出委員 性的自己決定権の中に「の」が二回ぐらい入っただけで、全くわかりやすさがないんですが。  もう一つ聞きましょう。  私が、前国会、百九十七国会で質問主意書を出したときに、今の強制性交等罪や強制わいせつ罪だと、暴行、脅迫があれば、当事者間で同意があっても罪になっちゃっ...全文を見る
○井出委員 自由な意思決定による真意のものと。自由という言葉が新たに出てきたので、またこれを研究して議論をしたいと思うんです。  大臣にちょっと伺いますが、きょう資料を持ってきたんですが、イギリスは、二〇〇三年の性犯罪法の一条で、性犯罪とは、同意のない、不同意の性行為を罰すると...全文を見る
○井出委員 また熱い思いをぶつけてまいりたい、答弁を動かしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  終わります。
02月05日第198回国会 衆議院 本会議 第4号
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○井出庸生君 社会保障を立て直す国民会議、信州長野の井出庸生です。  会派を代表して、補正予算案に反対討論を行います。(拍手)  補正予算案は二兆七千億円規模、このうち社会福祉法人等が施行する保育所等のブロック塀整備等に要する経費に充てるための経費など、必要性のあるものも見ら...全文を見る
03月08日第198回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○井出委員 信州長野の井出庸生です。社保でございます。  早速ですが、おととい、カルロス・ゴーン氏が保釈になりまして、変装をして出てきたんじゃないかとか、相当話題になりました。警備員の方も大変多かった光景が、私も大変印象的なシーンだと思って見ていたんですが、一つ伺いたいのですが...全文を見る
○井出委員 少し私も一般論で伺っておきたいんですが、ほかの方が、じゃ、私も変装して出たい、誰がいるかわからないから警備をたくさんつけてくれ、そういうことは認められるんですか。
○井出委員 刑事収容施設法の逐条解説、これは刑事局長を昔務められた林真琴さんが書かれているんですが、持っているものですとか服とか、そういうことについては規定があるんですが、警備ですとかそういったものについては何か明文のこともございませんし、私も、今回の件、それをどうこう言うつもり...全文を見る
○井出委員 もう一回ストレートに聞きますけれども、強制性交等罪は、暴行、脅迫のあった性行為を、それを罰するのはもちろん罰する、大きな事件だと思いますけれども、それはもちろんのこと、ただ、それも含め、本来は、同意のない、保護法益、性的自己決定権、性的自由、そういうものを害したような...全文を見る
○井出委員 かつてミスター議員立法と言われた大臣が、ぜひミスター刑法改正の法務大臣になっていただきたいんです。  児童虐待の問題をとっても、体罰はいかぬ、民法の懲戒権についても議論しようと、この間の自民党の方が立ち上げてくださった超党派の勉強会、ほとんど自民党の方が御参加なんで...全文を見る
○井出委員 ミスター刑法改正を目指していただきたいと思います。  次に、裁判記録のことを最高裁に伺いたいんですが、配付した資料で新聞記事をおつけしているんですが、一枚目、「重要裁判 多数の記録廃棄」。これは、民事訴訟の裁判記録で歴史的なものを永久保存するための制度が最高裁の規程...全文を見る
○井出委員 民事の裁判は毎年十五万件程度新しいものが発生すると聞いておりますし、それは刑事裁判が年間新たに始まるものとは比較が到底できないものだと思います。  ですから、その数字の評価は控えますが、今回のその記事とこの質問を機に、全国の地裁で特別保存をするべき文書がきちっと、東...全文を見る
○井出委員 丁寧に答弁いただきましたが、中身はこれまでと一歩も変わっていないと思いますので、この記事と、質問をさせていただいているということを受けとめて、善処していただければと思います。  時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
03月13日第198回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○井出委員 信州長野の井出庸生、社保でございます。  早速ですが、まず、一月二十三日に取り上げた、外国籍の日本にいる子で、義務教育、小中学校に行っていない子供の問題をさっとやってしまいたいと思います。  三月五日の毎日新聞で、文部科学省が外国籍の就学不明児の調査をする、六歳か...全文を見る
○井出委員 手引の方を今年度中に改訂をしてくださるということで、とにかく、このホームページもそうなんですが、就学のガイドブックが文部科学省のホームページに出ていて、七カ国語で用意してもらっているんですけれども、いかんせん、このホームページがやはり日本語ですと、どこをクリックしたら...全文を見る
○井出委員 それから、午前中の質疑でちょっと気になった点を局長に伺いたいんですが、源馬委員と平口副大臣の答弁で、特定技能の送り出しが想定される九カ国、そういう答弁があったんですが、それは、何かその九カ国というものに根拠とか、どこかに明示されたものがあるのかないのか、ちょっとそこを...全文を見る
○井出委員 外務省にも来ていただいているので、伺いたいんですが、特定技能に特化した日本語の能力試験を国際交流基金の方で検討されている、それもその九カ国、今局長からお話があった九カ国でこれは同じだと思うんですけれども、どうして試験の方でその九カ国を選んだのか、そこをちょっと教えてく...全文を見る
○井出委員 二月の十九日の朝日新聞なんですが、特定技能の除外をする国について、イランとトルコに資格を与えない、そういう方針であるというような記事が出ております。その理由は、イランとトルコが強制退去となった自国民の引取りに対して非協力的であるからだ、最終判断は今月中だというふうに記...全文を見る
○井出委員 少し補足で伺っておきますが、イランとトルコも最終決定ではありませんし、何かそれも、例えばパスポートの手続とかで、ふえることもあると思うんですね。逆に、その九カ国以外にもこれからニーズの出てくる国もあろうかと思うんですが、そのあたりは、現状は、スタートのラインは一定のラ...全文を見る
○井出委員 では、ちょっと先を急ぎます。  次は外食分野について伺いたいのですが、外食分野で外国人を入れるに当たって、この所管は農林水産省になっている。主に、日本フードサービス協会という不特定多数に外食サービスを提供する協会があって、ここは農水省が所管をしていると聞いております...全文を見る
○井出委員 今お話があったその対象は、数字でいえば、お店の数でいえば六十七万事業者ぐらいいると聞いているんですが、大体その四分の三は、従業員が十名を切っているような、五人以下、九人以下という状況かなと思います。そして、フードサービス産業の方は、これは売上げが一億円なければ会員にな...全文を見る
○井出委員 外食の人不足のデータは、これは事業規模別はございませんので、その限りにおいては、小さいところも、小さいから家族だけでやっていけるというような、本当は人が欲しいんだけれどもそうせざるを得ないという状況もあると思いますので、そこは注視をしていただきたい。  最後に大臣に...全文を見る
○井出委員 見切り発車を心配しているのは日本国の多くの事業者それから外国人ですから、そのあたり、しっかりやっていただくようお願いをして、終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。
03月22日第198回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○井出委員 まず、官房長に私からも伺いますが、私が改めて御説明を求めたいのは、階委員から資料の作成の要求があったとき、理事会、理事懇に参加をされていたのであれば、やはり平成二十三年の補正予算なのか一般予算なのかというところは、極めて階委員の関心事であったと思うんですね。  一連...全文を見る
○井出委員 階委員のペーパー要求の趣旨、その際の指示、その際の趣旨の説明が、法務省のどの方と、面談で行われたのかとか、電話で行われたのかとか、私は詳細は聞いてはおりませんが、官房長は、理事会、理事懇にお出になっているわけですね。それは、毎国会ごとに、委員長のもと、与党、野党の理事...全文を見る
○井出委員 官房長が国会対応の責任者的役割であるということは、法務省のみならず、どこの役所もそうであろうかと思いますが、それは、政府内、政府側のやり方というか、政府側の方針である。理事会、理事懇は、政府側が、官房長が国会の対応の責任者ということで、どこの委員会も理事会、理事懇での...全文を見る
○井出委員 今回は、私どものお願いで、こうして委員会の場で、再発防止、その原因の究明ということをお願いいたしました。  正確な資料を国会に出していただくということはそれだけ大変重たいことでございますし、今申し上げた業務への支障もございますので、またこうしたことでここで議論するこ...全文を見る
○井出委員 よろしくお願いします。  まず、昨日遅くなんですが、イチロー選手の引退会見を私、テレビで見ておりまして、実は、意外にも、その最後のコメントが、野球から離れたコメントでありました。  記者の方からは、孤独を感じながらプレーした部分があったのかというような問いだったん...全文を見る
○井出委員 四月からそういう思いを持ってやっていただきたいと思います。  私は野球部時代は補欠でありましたので、そこは勘違いを、まあ、でも、褒めていただいたのかと受けとめておきます。  もう一つ、勘違いということで、ちょっと早目に、きょう聞いておきたいなということが、累次にわ...全文を見る
○井出委員 性犯罪というのは、殺人とかと違って、やはり内面の部分の議論もありますから、あるがゆえにその保護法益をきちっと検討するということも一つの論点ではないかなと。刑法典、犯罪の行為を書くものだということは何となくわかるんですが、そこは元ミスター議員立法に、その刑法典の壁を乗り...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので終わりますが、きょう、少し答弁が心もとないと、何かツイッターに少し出ておったのが先ほどちらっと見えましたので、毎年の法案ですが、しっかりとまた答弁と中身含めて、お願いしたいと思います。  では、終わります。
03月26日第198回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○井出委員 よろしくお願いいたします。  きょう、まず簡単な方からいきたいと思います。  配付資料、昨日の毎日新聞なんですが、裁判記録について、上川陽子前法務大臣の単独インタビューでございます。  少し内容をかいつまんで御説明をしますと、刑事裁判の記録の保存について、「プラ...全文を見る
○井出委員 上川前大臣は、今、試行的な移管というお話がありましたが、その最後に、この試行的な移管を通じて課題を洗い出して、コンスタントに移管が進むようガイドラインを示す必要があると。  これも大変すばらしい御発言であるなと。ぜひ、このガイドラインというものも進めていただきたいと...全文を見る
○井出委員 いえ、では詳細は後で聞きます。ありがとうございます。  そこで、刑事裁判は、今こうやって、公文書館への移管と、あともう一つは、刑事裁判記録という重要文書のリストを公開しようという流れになっている。最高裁、民事の裁判記録が、東京地裁で特別保存されているものが十一件しか...全文を見る
○井出委員 その報告の文書の保存期限が三年しかないから全容がわからないというのが現状だと思うんですけれども。  一体どこにどれだけの記録があるのかということは、刑事裁判の方で今検討してもらっているような、やはりリストをつくっていただければ、これは民事においても、この上川さんのお...全文を見る
○井出委員 いじめ、体罰それから児童虐待、そういったものがいけない、そういうことがわかるにつれて相談件数がふえてきている。  私は、相談件数がふえる、そういう事例がふえるということは、じゃ、警察は何やっているんだ、児相は何やっているんだ、防げていないじゃないか、そういう話じゃな...全文を見る
○井出委員 じゃ、指摘を踏まえていただいた答弁をもとに、また次回やりたいと思います。  ありがとうございました。
03月28日第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○井出委員 信州長野の井出庸生です。  私も、当委員会、初めてきょう質問をさせていただきますので、きょうは、当委員会のこれまで六年余の取組と、それから今後の展望について少し議論をしたいと思います。  お配りしております資料の一枚目、二枚目をごらんいただきたいと思います。  ...全文を見る
○井出委員 今、後押しという話があったんですが、まさに当委員会の質疑が発端というところは、なかなか正確なところが難しいのかなと思います。  資料を一枚めくっていただきまして、今後の主な課題というものを挙げさせていただいております。皆さんもう御存じのものばかりなんですが、ここに挙...全文を見る
○井出委員 ここに挙げているものは全て、いろいろな立場からの御主張がこの委員会でも重ねられているんです。その地域の意見の取組方もそうなんですが。  ただ、当委員会は、何か法律を採決したり、付託されたものを、それから、何か調査報告とか提言を出すというようなことは今までやってきてお...全文を見る
○井出委員 まあ、そのとおりであろうかと思いますが、真摯に聞いていただくと。  きょう、資料の四枚目に、当委員会の設立の経緯を少しまとめさせていただいたものがあるんですが、震災があって、二十四年の七月に事故調の報告書があって、もう余りにも有名ですが、七つの提言があり、その提言の...全文を見る
○井出委員 今お話があったとおり、大臣を呼ばない、付託された法案を審議しないというのは当委員会だけであり、それは、法案の審議をしないから調査に特化する、大臣を呼ばないけれども日程等を含めて弾力的にやっていこうということでございます。  高木委員長に少し伺いたいのですが、この委員...全文を見る
○井出委員 理事会協議というお言葉は、よく他の委員会でも、特別でなく、あることでございます。  私が最後に申し上げたいのは、規制委員会の方は真摯に聞いてくださる、そういう中で調査に特化をする、大臣は呼ばないけれども弾力的にやると。もう一つ言えば、アドバイザリー・ボードも今いらっ...全文を見る
○井出委員 どうもありがとうございました。  終わります。     —————————————
04月02日第198回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○井出委員 よろしくお願いをいたします。  済みません、きょうもまず、早速一問だけ、性犯罪のありようについて問わせていただきたいと思います。  実は、昨年の十二月に私が提出した質問主意書の第百三十一号なんですが、刑法の性犯罪規定の見直しに関する質問主意書、その問い五だったんで...全文を見る
○井出委員 否定できないというか、肯定できると言っていただければよかったんですが、今後の検討に資する答弁を、そのときもいただいたと思いますし、きょう改めていただいたと思いますので、またこの点は提起をさせていただきたいというふうに思います。  そうしましたら、法案審議の方に入って...全文を見る
○井出委員 もう一点、特殊詐欺ですね。振り込め、オレオレ詐欺等、これも大変、生命身体ではないんですが、最近の特に悪質な犯罪でありますし、どうしておじいちゃん、おばあちゃん、ひっかかっちゃったんだ、そんなもの、電話を入れてくれればそんなことにならなかったのにというような、家族、親戚...全文を見る
○井出委員 大変つれない答弁が出てきてしまったなと思うんですが、答弁の中に、特に必要性の高い、そういうものに対してというお話があったんですが、身体生命に限らず、ケース・バイ・ケース、裁判所の判断でというわけにはいかないんですか。裁判所の判断によっては、詐欺罪、財産犯であってもケー...全文を見る
○井出委員 少し課題が残るのかなというふうに思います。  もう一点、この犯罪に関して伺っておきたいんですが、生命身体に係る賠償については債務者の給与情報がとれる。刑事裁判で無罪若しくは刑事事件として捜査はしたが不起訴、そういう事件であっても、民事で損害賠償が認められるケースは十...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  そうしましたら、次に、離婚の関係、未成年のお子さんを持つ夫妻の離婚について、少し総論的な話をしたいと思います。  これは、平成二十六年に法務省が委託をして一般財団法人比較法研究センターというところが行った調査、各国の離婚後の親権制度に関す...全文を見る
○井出委員 もう少し例を挙げますと、同じ調査で、スウェーデンなんですが、スウェーデンは、共働きの夫婦が多くて、子供手当といった社会保障も充実をしているため、経済的な理由で離婚を踏みとどまる必要性が少ない。離婚率も高い。それがいいのか悪いのか何とも言えないんですが、離婚への社会的プ...全文を見る
○井出委員 終わります。どうもありがとうございました。
04月03日第198回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○井出委員 社会保障を立て直す国民会議という会派におります井出庸生と申します。  先生方、きょうはよろしくお願いをいたします。  社会保障政策を特化してやっていこうという無所属の議員の集まりですので、特に構えずに、忌憚のない御指導をいただければと思っております。  早速質問...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  やはり人の熱意ですね。私も、手弁当で、ボランティア的、人の熱意というものは大変尊重されるべきだと思うんですが、やはりそれだけですと長続きは難しいなという思いを感じておりまして、そこは警察御出身の委員長にもよく聞いておいていただければと思いま...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、山本先生にお伺いしたいんですが、冒頭の先生からの御意見の中で、子供の連れ去り、それがかつては少なくて、話合いで解決する部分もあったというお話がございました。  私も、まあそうかなと思う一面、日本の場合、協議離婚が圧倒的に多い。大体、...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  同じ趣旨の質問を松浦先生にも、そういった連れ去り、お子さんの引取りの現場にかかわってこられたお立場から、私が少し申し上げました、離婚をしたらそのお母さんのもとに、そういうケースが多数あるという現状に対しての先生のお考えを少し伺えればと思いま...全文を見る
○井出委員 本来、ケース・バイ・ケースだと思うんですけれども、少し難しいことに御意見いただきまして、ありがとうございました。  時間になりましたので、終わります。きょうはありがとうございました。
04月10日第198回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○井出委員 よろしくお願いします。  先般の質問の中で、民事局長に情がないと私は発言をしましたが、階委員の極めて理論的な質問によって情のあることが判明をいたしましたので、きょうはまず、刑事局長にも情があるやなしやを少し、一問、性犯罪に関して伺いたいと思います。  先日の四月二...全文を見る
○井出委員 一つよかったのは、私の当時の、明治十三年のいろいろな当時の文献をもとにしたことについて、積極的に否定する資料はないと今お話があったかと思います。その部分は大変またいい答弁をいただいたなと思いますので、また次回の質問の種にしてまいりたいと思います。  次に、法案関係に...全文を見る
○井出委員 夫婦というのは、民法の七百五十二条で、同居それから協力、扶助の義務がありますので、離婚をして、そうした義務の関係になければ、夫婦ということについては、夫婦ではないとなるのかなとも思うんですが、別居をしているとはいえ、親子ですね、その子供ですね、今、法律上、親子関係は存...全文を見る
○井出委員 民法で家族を定義するということは、私も、極めてこれは慎重な、家族というものの多様性を考えれば、慎重を要するのではないかなと思います。  ただ、先ほどの男女共同参画の話もありましたが、それぞれいろいろな法律によって家族というものが定義をされていまして、例えば、育児休業...全文を見る
○井出委員 国民的な議論に、法務大臣のその包摂的な、寛容な意見提起もしていただければと思いますので、そのことをお願いして、質問を終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月17日第198回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○井出委員 きょうも、性犯罪、参りたいと思います。  パネルと配付資料をごらんください。  この資料は、刑法の強制わいせつ、それから強制性交等罪、準強制わいせつ及び準強制性交等罪、それから、一昨年新設されました監護者わいせつ及び監護者性交等罪の構成要件などを、これまで国会答弁...全文を見る
○井出委員 ブルーのところは犯罪が成立しない可能性があると。  もう一つ伺いますが、グレーの矢印の隣に、これも薄いオレンジ色の矢印で、保護法益ですね、刑法の性犯罪の。性的自由、性的自己決定権を侵害する性交と。私は、この概念は、赤、オレンジ、そしてブルー、ここを含んでいるのではな...全文を見る
○井出委員 構成要件をつくるときに保護法益をというお話があるとなると、やはりこのオレンジ色の矢印は一番下のブルーの、一番下のところまで届くのかなと。ただ、そこは、私自身も、多分届かないのではないか、そういうおそれがあって、はてなをつけておいたんですが、恐らくそれに近い答弁ではない...全文を見る
○井出委員 法務大臣として答弁をしていただきたい部分で、民法の話を少しします。  民法では近親婚が禁止をされております。その注釈民法、これは、平成元年の十二月に出ているものなんですが、親族について取り上げているその注釈民法を見ますと、婚姻関係の禁止と性関係の禁止というものは理論...全文を見る
○井出委員 最初に、真の同意があれば民法上不法行為は問えない、しかしながら、未成年であるとかいろいろなお話があって、灰色だなというのが私の印象なんですが。  これは刑事局長、刑法においては、監護者性交等罪ありますが、監護者の影響力がなく、同意があれば、親子間の性行為は当然罪には...全文を見る
○井出委員 なぜ刑法で近親相姦というものが非犯罪化されているのかというと、調査室にちょっと調べてもらいましたら、やはり、明治期に刑法をつくったときに、ボアソナードがかかわった議論において、親族間というものはモラルの教えに付して刑法に置かざる方よろしからんとなったというような記録が...全文を見る
○井出委員 法令の適用の誤りというような一言はあったかと思いますが、一般論で。私は、裁判官が法令の適用にのっとってきちっとやっているか、当然、検察の立証が尽くされているか。裁判官がきちっとやっていて、検察官の立証も尽くしていて、それでもなおこの判決はおかしいんじゃないかということ...全文を見る
○井出委員 今、そういうお話がありましたが、この三月の四件の無罪判決、二件は親子だったと。残りの二件は、一つは路上での、コンビニ付近での声かけ、まあナンパですね、そこから強制性交等致傷罪の裁判になった。もう一つは、サークルですね、大人数でお酒を飲む場であったと。  それぞれ判決...全文を見る
○井出委員 きょうお話しした問題は、大臣、私、引き続きやります。  年齢と障害のあるなしについては自民党で御議論があると聞いております。法務省としても決してうかうかしていられないと思いますが、最後、その御覚悟を、きょうの話を踏まえて、伺っておきたいと思います。
○井出委員 終わります。ありがとうございました。
04月25日第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○井出委員 井出庸生と申します。地元長野県です。きょうはよろしくお願いいたします。  最初に田中参考人に、お話しありました国会事故調の収集された資料のことについて伺いたいのですが、これは、現在の外務大臣が二〇一三年三月に書かれたブログによりますと、国会事故調が調査のために収集し...全文を見る
○井出委員 その報告書を出される直前の委員の皆さんと事務方とのやりとりというもの、少し、どの程度お話しいただけるのかわからないんですが、お話しいただける範囲で、何かヒントでもいただければと思いますが。
○井出委員 田嶋先生も少し委員長にお話をされていましたが、この河野外務大臣のブログによりますと、やはり、当時、議運、それから事故調とのカウンターパートであった両院合同協議会の幹事ですかね、そのあたりで議論をされているようでして、恐らく、今お話あったようなことを解決していくとなると...全文を見る
○井出委員 前の委員の先生方に対するお答えも含めますと、少し、やはり回数については、従前以上にという思いがあられるのかなというふうに思います。  アドバイザリー・ボードの皆さんは私どもに助言をしてくださる。ただ、残念ながら、現状として、時折国会に、きょうのように来ていただいてお...全文を見る
○井出委員 もう一つ、これはもう本当に肩の力を抜いて御答弁をいただきたいんですが、お支払いの問題というものがございまして、これは参考人の先生方と同じで、来ていただいたときの日当ですとか交通費ですとか、そういうものをお支払いしているというように聞いているんですが、言うなれば、多少手...全文を見る
○井出委員 もう一点、具体的に伺いたいのですが、アドバイザリー・ボードの先生方は、こちらに来ていただくときに来ていただいてお話しいただいたことはあると思うんですけれども、何か先生方同士だけで集まって、こういうことをやってみたいねとか、アドバイザリー・ボードに選ばれたけれどもどうし...全文を見る
○井出委員 最後に、少し大きな話を伺いたいんですが、今、プロジェクトをお任せいただければというようなお話も少しありました。ただ、設立当初の国会側の議論を見ますと、アドバイザリー・ボードというのは諮問機関ではなくて助言機関である、それはどうしてかというと、諮問機関という形にして諮問...全文を見る
○井出委員 時間になりましたので、委員長、勉強会というお話がございましたが、終わりたいと思います。  本当にきょうはありがとうございました。
04月26日第198回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○井出委員 よろしくお願いします。きょうも、まず性犯罪から伺います。  法案にはお経読み、提案理由の説明というのがありまして、そのことに改めて思いをいたして一昨年の刑法改正の提案理由説明を見ていたのですが、その中で、性犯罪は被害者の人格や尊厳を著しく侵害する、そういう文言が出て...全文を見る
○井出委員 一つ私からも、人格や尊厳を著しく侵害するというところで、被害者のお気持ちを紹介したいんです。  これは、最高裁の事務総局が研修教材としてつくられている参考資料集というものがございまして、その中で、平成二十九年に司法研修所で行われた公益社団法人被害者支援都民センター臨...全文を見る
○井出委員 次に、保護法益のところ、これもなかなか抽象的な話なので、一度具体的に聞いてみたいなと思っておったんですが、性的な事項についての自己決定の自由、この自己決定と、それともう一つ、自由、これはわかりやすく言うとどういうことなのか。  それともう一つ、あわせて、性犯罪の処罰...全文を見る
○井出委員 性犯罪の現場で、被害者と加害者がどのようなことを感じているのか。きょうは少し加害者の言葉を紹介したいんですが、「性暴力の理解と治療教育」、藤岡淳子さんが誠信書房から出されている本の中に、藤岡さんが性犯罪を繰り返していた少年から聞き取った話であります。  その少年によ...全文を見る
○井出委員 現状のものはわかりやすいと思っていらっしゃるのか。今紹介したように、加害者も実際自分が思っていたものと違ったと。で、被害者の心理もある。果たして、では今まで説明してきたものはわかりやすいという御認識なのかどうか、そこだけちょっと詰めておきたいと思います。
○井出委員 平成の最後は大変苦しい答弁だったので、元号が変わっても引き続きやりたいと思います。  法案の方は、先生方に深めていただきましたので、私、納得しました。  終わります。
05月09日第198回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○井出委員 社会保障を立て直す国民会議の井出庸生です。よろしくお願いをいたします。  私ども、初めての憲法審の参加となりますが、憲法審査会の開催に当たりましては、特に、与野党を代表されておられます自由民主党それから立憲民主党でよく話合いを尽くされて開催の運営に至っていただきたい...全文を見る
○井出委員 法律による規制が非常に慎重を要するということは理解をいたします。  一方で、もう一度伺いますが、放送メディアによる自主規制と、それから政党による自主規制、それは、その背景に多数の国民、有権者がいるという点においては同じであろうかと思いますし、政党の自主規制も表現の自...全文を見る
○井出委員 原則として国民投票運動は自由であるべきということは非常に大事であると私も考えておりますが、イギリスの例を見たり、また各国の法制を見ますと、さまざま規制もございまして、本当に自由でやっていくのか、それとも、少し公選法的な要素を取り入れて、少し最低限の規制というものを法律...全文を見る
○井出委員 そうしましたら、最後にインターネットについて伺います。  広告費が、テレビとずっと並ばれて、ことしインターネットの方が費用が上回るというお話がございますが、私は、費用イコール影響力でもないのかなと思います。  実際にインターネットの広告の影響力がテレビ、ラジオを上...全文を見る
○井出委員 費用以外に何かお示しできるインターネットとテレビとの影響力の比較というものはございますか。
○井出委員 規制をかけるのであればテレビだけでなくという御発言もございましたが、それはあくまでも表現の自由という見地に立っていただいて、あくまでも放送の、自分たちの価値を守っていくというお話もございましたが、そちらに寄ることのないように、インターネットともいい意味でいい関係であっ...全文を見る
05月10日第198回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○井出委員 よろしくお願いいたします。  きょうも、まずは性犯罪から少し聞いていきたいと思います。  資料をお配りしております。二枚ですね。以前の審議でお示しをした、性犯罪の構成要件を検討するために私なりに整理した三角形の図なんですが、お示しをして以降、さまざまな答弁をいただ...全文を見る
○井出委員 保護法益という言葉を少し前段で解説をしていただきまして、それは確かに保護法益という四文字を見れば御説明のとおりかなと思うんですが、ただ、後段、その権利利益を守るために法律をつくるということは否定しないと発言がありまして、私は、刑法性犯罪が明治旧刑法でできたとき、このと...全文を見る
○井出委員 何か、かつて大臣からいただいた答弁を更に詳細にいただいているような感じがしますが。  いいんですよ。慎重に検討が必要で前回は無理だったということは十分わかっておりますし、ですから、慎重にやっていただいて結構です。青い台形の不同意の部分の中で、ほかにも何か暴行、脅迫の...全文を見る
○井出委員 では、済みません、ちょっと一問だけ法案のことを伺うんですが、戸籍の届出における戸籍謄本の添付の省略と。  自分が一々あちこち回ってとってくる面倒くささがなくなるというのはありがたいんですが、本人がとりに行ったときに、早くやってほしいなと。私も、選挙の届出のときによく...全文を見る
○井出委員 迅速さが、情報をいたずらに見る人がふえないですとか、そういうことにつながると思いますので、そこをしっかりとお願いしたいと思います。  じゃ、私の質問を終わります。
05月10日第198回国会 衆議院 本会議 第23号
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○井出庸生君 社会保障を立て直す国民会議、信州長野の井出庸生です。  議題となりました両案について質問します。(拍手)  まず、大きな見地から総理に伺います。  改正案によって、親権者、児童相談所長、児童福祉施設の長など、しつけのための懲戒権を法律上認められてきた者に対して...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○井出委員 よろしくお願いします。  きょうも性犯罪について伺いますが、きょう午前中、山井委員が、前々回でしたか、続いて来てくださいまして、山井先生は大変正義感の強いと申しますか、大変パッションの強い方ですので、ただ、私は、十一日に、そうした性犯罪の刑法改正を求めるようなデモが...全文を見る
○井出委員 受理をしていないものは把握をしていないというお話がありましたが、ただ、前段で、受理がされていないものがあるという可能性も含めて答弁をいただきました。  そこで伺っていきますが、実は、裁判所の司法研修所の研修でも講義をされたことのある目白大学の斎藤さんという先生が、最...全文を見る
○井出委員 ぜひ、被害届の不受理も少し把握というか、調べていただきたいなと思うんですけれども、そういうことというのは警察庁において可能なんでしょうか。手法として難しいんでしょうか。
○井出委員 これも東京の性暴力救援センターの方が、これは二〇一八年ですね、十一月に院内で開かれた集会でお話をされているんですが、実は、二十九年に性犯罪の刑法改正があって、よくなった点もあると。刑法改正後の警察の対応として、女性刑事を希望すれば女性刑事が対応するようになった。それか...全文を見る
○井出委員 先ほど、よほどの虚偽でなければですとか、そういうこと以外では被害届を受理するという話がありまして、ただ、被害者が私は被害を受けたんですとどんなに訴えても、警察の側がそれは虚偽だと判断をされてしまえば被害届は受理されない。本当に被害を受けたんだということで訴えても、警察...全文を見る
○井出委員 被害者側の主張を虚偽かどうか判断されるのは警察だと思うんですね。ただ、後段の答弁で、しっかりやってきている、しっかりやっていくんだというお話は、私も前向きに捉えたいと思うんですが、それをしっかり、組織として、これから来年以降の再改正の議論もございますので、被害届の受理...全文を見る
○井出委員 余り責めてばかりいても、少し前向きな議論をと思っておりますので、今の答弁をよしとはしないんですけれども、また法改正の議論、必ず議論が出てくると私は思っておりますので、そのときに、警察としてはこういう取組をこれまでやってきたんだ、現場でこういうことだったのがこういうふう...全文を見る
○井出委員 では、次は少し法務省に伺いたいんです。  配付資料の細かい数字の表に戻っていただいて、認知件数が、強制わいせつも強制性交等も減少しているということは先ほどお話をしまして、その起訴、不起訴、起訴率も一応出してみましたが、これは捜査を尽くして不起訴ということもあろうかと...全文を見る
○井出委員 そうすると、それは確かに犯人がいなきゃ起訴も不起訴もしようがないんですけれども、強制わいせつ事件に比べれば、強制性交等罪、旧強姦罪というものは、確実に犯人がいて、起訴か不起訴にしているという、そういうことなんですか。
○井出委員 確かに、強制わいせつ罪と強制性交等、強姦罪を比べれば、たとえそれが見知らぬ人間であっても、強制性交等罪、強姦罪の方が、状況として、その犯人に対する情報は多いと思うんですね。犯人をすぱっと特定することもあろうかと思います。  ただ、私はちょっと逆に疑問を感じているのは...全文を見る
○井出委員 じゃ、警察、どうですか。
○井出委員 認知するのは警察で、送致されてきて起訴するのは検察なんですけれども、そこは私、事実上かなり一体性が高いと思うんですけれどもね。ちょっと、そこで区分けされると、どうしたらいいんじゃいみたいな話なんですけれども。  要は、私は、強制性交等罪、強姦罪に関して言えば、起訴率...全文を見る
○井出委員 一点だけ、最高裁。  被害者の心情にいろいろ気を使っていただいているのはわかるんですが、ニュースで大きい無罪判決があって、要望行動があって、聞いたら、裁判官の人というのは、ほかの事件の裁判がどんなにニュースになっていて、じゃ、自分もちょっとその判決を見て勉強してみよ...全文を見る
○井出委員 今後も、一人集中審議で、他党にも自主的に賛同していただける方が出るように頑張りたいと思いますので、きょうは終わります。  ありがとうございました。
05月17日第198回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○井出委員 よろしくお願いいたします。  きょうも性犯罪です。  先日の山井委員とのやりとり、大臣の最後の御答弁の前半は非常によかったなと、きのう、改めて議事録を見ていて思ったんですが、性犯罪許さぬという思いは同じである、検事をやっていたこともあるしというような、ああいう、や...全文を見る
○井出委員 そこで、もう一つ、きょうは配付資料を用意してきました。  パネルの方は、配付資料の要約、パネルなので少し見やすく要約をしたものなんですが、大きな字で、一年間に六万から七万人の女性が無理やり性交されたことがあると書いてあります。  これは以前も少し触れましたが、内閣...全文を見る
○井出委員 この六万、七万という数字は以前も少し紹介をしまして、そのとき大臣からも少しコメントをいただいたんですが、ただ、私がもごもご、ぼそぼそと当時は言葉で紹介しただけでして、きょうのような丁寧な説明はそのときはできなかったんですが、ちょっと一言、感想をパッションを込めて伺って...全文を見る
○井出委員 次に、被害届の受理、不受理、前回少し議論したところを伺いたいんです。  前回、明確な虚偽ですとか、それから著しく合理性を欠くもの以外は受理をする、そういう答弁があったんですが、少し私の方で調べてみましたら、被害届の受理については、犯罪捜査規範、昭和三十二年に出ている...全文を見る
○井出委員 被害届を受理される受理されないというのは、本当に被害に遭ってそれを訴え出る人、それが、警察官側から見て、ちょっと合理的じゃないなとか事実関係が曖昧だなというようなものもあろうかと思いますけれども、やはり、被害を受けた方からすれば受理をしていただきたい。  それから、...全文を見る
○井出委員 私は、不受理になった記録が、適宜の様式ですから、保存の問題もあろうかと思いますので、過去のものは、本当はやれればいいんですけれども、お願いするつもりはなくて、現実的に実現できるとすれば、これから、少し時期を限定してもらってもいいと思うんですね。そういう形で少し、警察の...全文を見る
○井出委員 そうしましたら、大阪とか東京のSARCとかSACHICOには多くの被害者が相談に来ている実績があって、その両機関と少し相談をして、その両機関は少なくとも、かなり、お一人お一人、聞ける範囲のことを聞いていると思いますし、警察にどうして行かなかったの、どうして行ったのとい...全文を見る
○井出委員 もう時間になりましたので終わりますが、その繰り返しの答弁がちょっと変わるように、こちらもまた繰り返し聞いていきたいと思います。  法案の方も重要な関心を持っておりますので、引き続きお願いします。  どうもありがとうございました。
05月22日第198回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○井出委員 井出庸生と申します。長野県の出身でございます。  きょうは、参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  私、法務委員会に五年近くずっといるんですが、恐らく長く記憶に残る参考人質疑となる、そんな冒頭の陳述を五名の方からいただいたと思います。  私、大変この分...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  あと、もう一つ大村さんに伺いますが、影山先生のお話の中で養親と子供との年齢差の話があったかと思いますが、そのあたりは法制審で何かその議論があったかどうか、ちょっと教えてください。
○井出委員 ありがとうございます。  本当に最終的にはケース・バイ・ケースだと思いますので、そういう御議論だったのかなと思います。  次に、影山先生にお伺いしたいんですが、子供の出自を知る権利のところですね。養子縁組、里親委託ともに真実告知を推奨している、ただ、その一方で、国...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  次に、サヘルさんに伺いたいんですが、事前にサヘルさんの発言されているものを少し見させていただいて、イランの施設にいらっしゃったときに、お母さんと会われたときに第一声でお母さんと呼んだんですと。私たちにとっては、施設に来てくれる人たちが母親み...全文を見る
○井出委員 ありがとうございます。  もう残り時間がありませんので、影山先生と安藤先生に簡潔に伺いたいんですが、児童相談所と、それからまた、そういう養子縁組を進めていこうという人たちと、それから養護施設、それぞれ皆さん一生懸命取り組んでいただいていると思うんですが、実の親とのお...全文を見る
○井出委員 終わります。本当にありがとうございました。
05月23日第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
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○井出委員 よろしくお願いいたします。  まず、東電の方に伺います。廃炉作業で外国人の就労を認めるかどうかの件でございます。  当面の間見送りという話がきのうありまして、けさ報道されておりますが、当面の間というのはどのぐらいなのか。  何か福島市で記者会見した担当の方による...全文を見る
○井出委員 法務省は、特定技能で入ってくる外国人の方が、建設分野で入ってくる方が、将来的に福島第一で作業されること、それは否定はしないというか、それは認め得るという見解は今も維持されているんですか。
○井出委員 そうすると、当初は認めるという見解をとったが、現状は凍結とか認めないとか、そんな感じなんですか。
○井出委員 東電の方から少しお話がありましたように、少なくとも放射線の専門知識とか、その辺の部分が問われるんじゃないかなと、作業する際に。  新聞記事、けさの朝日新聞なんかによりますと、例えばベトナムですか、大変、特定技能、技能実習について理解のある国でございますが、放射線の地...全文を見る
○井出委員 現地、福島第一での作業の状況等もございますので、そうした外国人の方のお力をおかりしたいということを、全てを否定をするつもりは現状はございませんが、東電の方が答弁をされたように、また、ベトナム政府が今のところそうですが、そうした送り出す側の気持ちというものもございますの...全文を見る
○井出委員 じゃ、少し東電の御家族以外の方も拒否が出てきているのかなと思いますが、少し数字を精査させていただいて、また質問させていただきたいと思います。  きょうはありがとうございました。
05月24日第198回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○井出委員 済みません、始めさせていただきます。  きょうは資料を二種類用意しておりまして、一枚紙の資料は前回と今回とパネル掲示をさせていただくものなのですが、質問時間が限られておりますので、皆さんの視覚にお訴えをしたいと思って、きょうは掲示をさせていただきます。  繰り返し...全文を見る
○井出委員 両団体の御意見を伺うということは少し前向きに言っていただいたんですが、なかなか実態把握に、私がお願いしたいのはやはり実態把握でありますので、もう少し伺います。  先日、個々の事案に関して、相談の時点において性犯罪の被害申告の意思があるか否かということは必ずしも明確に...全文を見る
○井出委員 最初の方はふむふむと思って聞いておったんですが、最後のところ、被害届を受理しないのは本当にあり得ないケースなんだというお話であるんですが、ただ、実際、被害に遭われて被害届を受理していただけなかったという方は私はいらっしゃると思うんですね。私のところにも実際相談に来た方...全文を見る
○井出委員 実態把握をやらないとは言っていないと力強く言っていただいて、大変感謝を申し上げたいと思います。  最高裁にきょう来ていただいているので伺いますが、裁判官の研修というものも非常に大事だなと思いまして、それが、講演資料をつくったから各裁判所に届けておきますよですとか、話...全文を見る
○井出委員 時間なので終わりますが、この研究は法務省にも何かアポをとって報告に行くそうなので、大臣と刑事局長、よろしくお願いいたしたいと思います。  では、終わります。どうもありがとうございました。
05月29日第198回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○井出委員 よろしくお願いします。  きょうも性犯罪です。  きょうは、ほかの委員の方も性犯罪のことを取り上げてくださいまして、多くの方に関心を持っていただいて、集中審議的になっていることに感謝を申し上げたいと思います。  早速ですが、性犯罪の被害者の側から刑法を改正してほ...全文を見る
○井出委員 昨年、私はイギリスに行きまして、元裁判官の話を聞いてきたときに、性犯罪の研修で、実際、模擬裁判の動画を使って、例えば被害者が泣き崩れて話ができなくなる、そういったときに、じゃ、どうやって審理を進めていくのかということを、その動画を一旦とめて裁判官で議論するといったよう...全文を見る
○井出委員 前段のお話ですね、感情で裁いてはいけないと。  これは、少し申し上げておきたいのは、国民感情として許せない、世論で許せない、この判決というような判決が出たときに、その裁判官も、許せないという思いはあって、それでも法律のルールにのっとって判決を出している、そういう方も...全文を見る
○井出委員 なかなか、統計的な分析というものはすると言っていただけないんですが、私も、数字もそうですけれども、数字以上に、個々のケースというものも調べてみなきゃいけないなと思いますし、通常国会が終われば少し秋まで時間があるので、私、少しトライをしてみたいな、その上でまた議論をさせ...全文を見る
○井出委員 ですから、警察にはまず相談をしっかりやっていただきたい、相談対応ですね。裁判官には研修をしっかりやっていただきたい。それで、それぞれ被害者と同じ思いを、相談を受けたり裁判を進めている中で思ったとしても、やはり法律というものののりを越えて、何か感情で捜査を進めて逮捕した...全文を見る
○井出委員 前回の法改正もそうですし、刑法を改正するとなれば、法制審があって改正に至るんですが、基本的には、やはり議論があるものはなかなか成案を得ない。賛否両論あったから落とした、大方の人が賛成したからここは法改正するというのが法制審一般的な、その後の法改正一般的な流れであろうか...全文を見る
○井出委員 主張、立証を尽くしたとしても、法律がルールであれば、それを乗り越えた立証はできない。裁判も、判決は下せない。  そして、構成要件の解釈とか、構成要件というのは、一番はやはり、暴行、脅迫要件とか抗拒不能の解釈を適正にやってきて捜査や判決をやってきましたという御議論と、...全文を見る
○井出委員 言葉はいつもどおりでしたけれども、目つきは力強かったので、目つきを信じたいと思います。  終わります。ありがとうございました。