伊藤信太郎

いとうしんたろう

小選挙区(宮城県第四区)選出
自由民主党
当選回数7回

伊藤信太郎の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○伊藤(信)分科員 自民党、宮城県選出の衆議院議員伊藤信太郎でございます。  きょうは、内閣府に、政府の地震・津波防災対策について質問をさせていただきます。  昨年は、五月二十六日に宮城県沖地震、そしてまた七月二十六日には宮城県北部地震、そしてまた二カ月後の九月二十六日には十...全文を見る
○伊藤(信)分科員 予知といいますと、普通の方は何年後とかいうことですけれども、いわゆるここで言う予知というのは、四十八時間とかそういう単位のものだと思いますね。  そうすると、東南海・南海というのはあの阪神・神戸の大地震の反省から生まれた議員立法でできているわけですけれども、...全文を見る
○伊藤(信)分科員 昨年の六月三日に行われました災害対策特別委員会で、私は、その専門調査会の設置と、それから、この地域を対象にした特別措置法の早期制定というものを強く訴えたわけでございます。  専門調査会は、今大臣お答えのとおり、昨年の十月から開催されているようでございますが、...全文を見る
○伊藤(信)分科員 昨年宮城県で起きた地震の経験、私も被災地を六回りぐらい回っておりますけれども、やはりそのことに対しては、二次災害、三次災害ということももう少し入れた方がいいのではないかと思います。  例えば、鹿島台町のように、地盤が脆弱であったり、天井川のあるような地域にお...全文を見る
○伊藤(信)分科員 既に制定、施行されている全国を対象にした地震特措法でも、防災計画の進捗率が県によって相当差がありますね。例えば、宮城県と岩手県では二〇%ぐらいの差があって、宮城県の方が低いわけですけれども、それと同じような問題が、今度の新しい特措法が通った場合でもやはり起きる...全文を見る
○伊藤(信)分科員 丁寧な御答弁、ありがとうございました。  内閣府としてはもう少し力を発揮したいところだけれども、予算面とか権限がないということだろうと思います。いずれ、やはり国民保護法制とも多少関連するかもしれませんけれども、こういう大きな災害が起きたときに、非常に大きなリ...全文を見る
○伊藤(信)分科員 そうすると、その中で概算払い等のことも視野に入っているということでしょうか。
○伊藤(信)分科員 宮城県の例ばかり出して恐縮ですけれども、今度の地震でも、やはり裏山が崩れてくるというところがすごく多くて、崩れた裏山によって民家が押しつぶされている。そうしますと、その裏山というのはまだ崩れつつあるんですね。ですから、新しい家を建てるにしても、同じところに建て...全文を見る
○伊藤(信)分科員 そうすると、原則的には可能ですけれども、それには厳しい要件がつくという理解でよろしいでしょうか。  これで質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月02日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○伊藤(信)委員 自民党の伊藤信太郎でございます。  きょうは、安西参考人、伊藤参考人、大変貴重な御意見を御開陳いただきまして、ありがとうございました。  私も大学で研究教育に携わっておりますけれども、安西塾長におかれましては、感性情報学というのを研究なさって、私も文系の立場...全文を見る
○伊藤(信)委員 ありがとうございました。  今回の改正では、理事長の権限あるいは理事会のあり方というものが明文化されているわけでございますけれども、今回の改正により、理事長また理事会の権限が強くなるというふうにお考えか。また、そのことが、今後の私立学校の運営に対してどのような...全文を見る
○伊藤(信)委員 今回の改正、今度は第四十七条の第二項、これはいわゆる監査報告書の閲覧の請求権の問題だと思いますけれども、そこにおいて、利害関係人等から閲覧の請求があった場合には、正当な理由がある場合を除いて閲覧に供しなければならないということですね。この利害関係人ということがど...全文を見る
○伊藤(信)委員 監査報告書の閲覧請求ができる利害関係人はどの範疇で考えるべきか。また私立学校で、例えば、いろいろなところのオンブズマンがそれぞれ関係しているということで全部開示ということになると、これまた現実的に対応が厳しいという面もあるのではないかと推察いたします。
○伊藤(信)委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
06月01日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第24号
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○伊藤(信)委員 自由民主党の伊藤信太郎でございます。  参考人の皆さんにおかれましては、それぞれ専門的な立場から大変有意義な御説明をいただきまして、ありがとうございました。  私も、議員になる前に映画をプロデュース、監督しておりまして、また、アメリカにおいて、モーリス・ジャ...全文を見る
○伊藤(信)委員 まず、メディアのあり方でいろいろ幅広い可能性があるということがもう一つ。  それと、音楽の権利、著作権であれ、著作隣接権と一口に言っても、御存じのように今度の場合はメカニカルが中心だと思いますけれども、シンクロ権もありますし、ブロードキャスト権もありますし、楽...全文を見る
○伊藤(信)委員 はい、失礼いたしました。  それでは、デゼルスキーさんの方に、アメリカから直輸入する場合の価格の中での案分について、一般的な例で結構でございますが、特に、ヒットメーカーといいますかトップアーティストがつくったものについて、アーティストに対するライセンス料あるは...全文を見る
○伊藤(信)委員 ありがとうございました。全部が明らかになったわけではありませんけれども、多少なりともライセンスとかあるいは小売マージンの関係が明らかになったんだなと思います。  そこで、日本では著作権と著作隣接権というふうに分けておりますけれども、アメリカの場合は、それ全体を...全文を見る
○伊藤(信)委員 依田会長の御見解だと、そういうことはないということでございましたけれども、私もアメリカでビジネスをしていまして、アメリカの音楽関係のローヤーといいますか弁護士は本当に厳しい闘いをしておりまして、どこでもすきがあれば法的なものを見つけてみずからの利益を獲得するとい...全文を見る
○伊藤(信)委員 そうすると、ASCAPとかBMIとも話がついているということと理解していいでしょうか。
○伊藤(信)委員 委員長、その辺、ぜひ書面をもって確認していただきたいと思います。  残り少なくなりましたけれども、弘兼憲史様にちょっとお伺いしたいと思います。  私も小さいころ、小遣いが少なくて、そのころは小さな貸し本屋に行って、よく先生の作品なんかも読ませていただいたんで...全文を見る
○伊藤(信)委員 ありがとうございました。これで質問を終わります。
06月11日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第26号
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○伊藤(信)委員 自由民主党の伊藤信太郎でございます。  まず冒頭に、昨日亡くなられました、私の友人でもある和泉流狂言師、京都造形大学教授の野村万之丞さんの死を悼み、哀悼の意を表したいと思います。四十四歳というまことに若過ぎる死でありまして、つい二カ月前、私と二人でイタリア料理...全文を見る
○伊藤(信)委員 こういった事件が起きるたびに、対策といいますか、再発防止策ということが言われるわけですけれども、どうも今までの対応を見ていると、何かパッチワーク的な、本源的な部分についての深い考察がやはり十分ではない。であるから、こういう事件が繰り返し起きるわけでございます。 ...全文を見る
○伊藤(信)委員 次に、東北文化学園大学の問題についてお聞きしたいと思います。  堀田元理事長の脱税事件を端に次々と明るみに出るこの大学の不祥事、全く異常とも言える経営のあり方、設置時における架空寄附、そして二重帳簿、不正が次々と明らかになる中で、いろいろな金融機関のお金の引き...全文を見る
○伊藤(信)委員 この大学、きょうも地元の新聞の記事に出ておりますけれども、西松建設に出した二億一千万の手形が不渡りになっております。五月から教職員の給与も支払われていない。そして、十日、非常勤の講師に対する給与も支払われていない。そして、もうじき六月の二十五日が来ます。そしてま...全文を見る
○伊藤(信)委員 お聞きのように、大変な数の方が官庁から天下っているんですね。ですから、このことがやはり、設置認可時に何らかの便宜を図る、あるいは、これだけの人が名前を連ねているので金融機関が信用して、あるいは金融機関が便宜を図っていろいろな操作をしたということが考えられると思い...全文を見る
○伊藤(信)委員 だとすると、相当、その設置時に書類をチェックする人が財務に疎いというかお人よしかということだと思いますね。  確かに、ペーパー上は寄附ということで、残高証明等があったと思いますけれども、残高証明というのは、その日一日、そこの口座に一瞬入っていればとれますから、...全文を見る
○伊藤(信)委員 今までの法人の対応を見ていると、ぐずぐず延ばして、しかも、この前出してきた財務報告も全く信憑性のないものなんですね。このままいくと本当に時間切れになると思うんです。ですから、文部科学省としてはもう少し、強権的にという言葉が適当かどうかわかりませんけれども、少なく...全文を見る
○伊藤(信)委員 ぜひ、文部科学省が本来の役目を果たすように迅速に、積極的に、この学生が勉強できるように動くことを求めたいと思いますし、この件はこれから日ごとにといいますか、事態が進展していくものと思われます。ですから、それでもし必要があれば、ぜひこの文部科学委員会でも閉会中審査...全文を見る
10月27日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○伊藤(信)委員 自民党の伊藤信太郎でございます。  きょうは、国にとっても、また国民にとっても、そしてまた地球の未来にとっても最も大事な教育、その教育の中でも根幹の部分である義務教育、その義務教育の国庫負担制度、これを中心に質問したいと思います。  この件は、国民の間で大き...全文を見る
○伊藤(信)委員 先日の大臣のあいさつ、そして今の御答弁、両方お聞きいたしましても、前段の部分は繰り返しでよくわかるわけでございますけれども、そのような検討の結果どのような結論を出すかということについて、甚だ不明瞭であると思います。現実に今、知事会の方から義務教育の国庫負担制度、...全文を見る
○伊藤(信)委員 今お聞きしたんですけれども、日本語というのは大変便利な文章構造になっておりまして、結論が最後の方に来ると同時に、その結論を不明瞭のまま文章を終えることもできるということでございまして、十分検討した結果どうなるのか、要するに、現在の二分の一補助というのを堅持すると...全文を見る
○伊藤(信)委員 今三党合意の話が出たので申し上げたいと思いますけれども、その三党合意の第二条のところ、今大臣がおっしゃられたように、十八年度末までに国庫負担金の一般財源化について所要の検討を行うと書いてあるわけでありまして、今は十六年だと私は思うんですね。ですから、この十六年に...全文を見る
○伊藤(信)委員 と申しますと、この三大臣合意は拘束力を持たないという御理解でいらっしゃいますか。
○伊藤(信)委員 まさに玉虫色の御回答なわけですけれども、これは決断が迫られていることでありますので、玉虫色ということでいつまでも結論を逃げるというわけにはいかないんだろうと思います。ですから、文部科学委員会ではここでしっかりと議論を詰めたいと思うわけですけれども、このことに関し...全文を見る
○伊藤(信)委員 正直言って、わかったようなわからないような御答弁だと思うんですけれども、さらにお聞きいたしますと、この件に関しては、中央教育審議会もありますし知事会あるいは地方六団体もあるでしょう。そして、文部科学大臣の任免権者である小泉総理のお考えもあると思います。最終的に、...全文を見る
○伊藤(信)委員 文部科学大臣の信念、お考えと小泉総理のお考えがどうしても歩み寄れない、その際に、文部科学大臣としてはどのような政治行動なり判断をとられるおつもりですか。
○伊藤(信)委員 ぜひ、文部科学大臣の信念に基づいた果敢な行動を期待したいと思います。  この問題を少し、ケーススタディーではないですけれども、具体的な論拠で考えようと思いまして、東京の中央にある割合豊かな地域にある小中学校と、宮城県の中でも仙台市の中心部にある小中学校、そして...全文を見る
○伊藤(信)委員 それらの手当の財源はどこになっておりますか。
○伊藤(信)委員 次に、人事の面をお聞きしたいと思うんですけれども、公立小中学校への教員の配置、これはどのような法律に基づいてなされているか。そしてまた、法律論は別として、実態的に、例えばある教員がこちらの方の中学校、小学校に行きたいと言った場合、どれぐらい実際通るのか。これは地...全文を見る
○伊藤(信)委員 今、後段におっしゃられた部分が非常に肝の部分だと思うんですけれども、要するに、教員も人の子ですから、いろいろな意味で条件がいい都市部に行きたがるという傾向がありますね。このことがやはり義務教育国庫負担制度がなくなると助長されると思います。その結果どういうことが起...全文を見る
○伊藤(信)委員 まさに今大臣がおっしゃられたように、数合わせで何の教育論もないんですね。今、小中一貫であるとか、あるいは小学校の年限を見直すとか、こういう歴史段階にあるのに、中学だけを変えるというのは、何の論拠もないし、全く教育を考えない、数合わせというか財政論からきた考えでは...全文を見る
○伊藤(信)委員 まさにこれは憲法違反の疑義があるということなんですね。やはり憲法は国民がひとしく教育を受ける権利というのを保障しておりますし、逆に、義務教育というのは国民がやはり義務として受けなければならないところですから、逆に、国民がひとしく、ひとしくというのは、必ずしも九年...全文を見る
○伊藤(信)委員 前段は勢いがよかったんですけれども、最後に、慎重に検討をというので、ちょっと私もがくっときてしまったんですけれども、ぜひ、憲法違反の疑義のある今回の義務教育の国庫負担の廃止については、文部科学大臣は信念を持ってこれを堅持する方向で動いていただきたいと私は強く希望...全文を見る
○伊藤(信)委員 最後が十分検討してというところでちょっと腰抜けになるんですけれども、大意は私もわかりましたので、ぜひその信念に基づき、大臣と力を合わせ、日本人の多様な教育機会というものが失われないように、私立の高校についての補助金についてもしっかり堅持して、むしろふやす方向で頑...全文を見る
○伊藤(信)委員 地球の未来のために、日本の将来のために、文部科学大臣以下皆さんが、全力を挙げて、信念に基づいて、余りそのときのせつな主義でなく、それこそ米百俵の精神を持って果敢に判断し、行動し、いい結果を出すことを強く期待して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました...全文を見る