伊藤信太郎

いとうしんたろう

小選挙区(宮城県第四区)選出
自由民主党
当選回数7回

伊藤信太郎の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○伊藤副大臣 原子力発電を導入するにはいろいろな要件が必要なんですけれども、導入を企画する国にとっては、原子力エネルギーの特性というものがありますので、核不拡散、また原子力安全及び核セキュリティーを確保するための基盤というものを整備するということが必要となってくるわけであります。...全文を見る
○伊藤副大臣 現時点においては、インドとの間で原子力協定の締結交渉を行う具体的な予定はないわけであります。  将来的にインドとの原子力協定を行うかどうかについては、核実験モラトリアムの継続を含む約束と行動の実施など、さまざまな要素を考慮して判断する必要があるというふうに考えてお...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○伊藤副大臣 外務省としては、厳しい財政状況を踏まえて、今大臣及び審議官から御答弁あったとおり、UNIC東京に二〇〇七年十二月末の時点で約一千万円の残高が存在していたことも踏まえて、限られた財源の中で予算配分について総合的に検討した結果、UNIC東京の活動経費に係る予算要求の配分...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○伊藤副大臣 平成二十一年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。  平成二十一年度一般会計予算において、外務省は六千六百九十九億六千六百五十万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、ODA予算は、外務省所管分として、対...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  議員が御指摘になったアフガニスタン警察官の給与への日本政府の取り組み、また、その進捗状況でございましたけれども、先般御承認いただきました平成二十年度の第二次補正予算における対アフガニスタン支援には、このアフガニスタン警察への支援を計上してお...全文を見る
○伊藤副大臣 議員御指摘のとおり、そのような効果が期待されていると存じます。
○伊藤副大臣 二〇〇三年十月のイラク復興支援会合におきまして最大三十五億ドルの円借款供与というものを表明して以来、委員御指摘のとおり、我が国政府は、イラクの復興開発に資する案件の形成及び借款の供与等を行ってきている、これまでの供与額の合計は二千七百六十八億円になっているというとこ...全文を見る
○伊藤副大臣 委員御指摘のそういった点も含めて、日本側はイラクの復興支援に協力しており、その点についてもジバリ外務大臣から大変な謝意が示されたということでございます。
○伊藤副大臣 外交史料館の機能強化は、まさに重要だと思います。  私の立場でお答えするのもちょっと僣越ですけれども、ただ、国全体の財政事情、また外務省予算、人員の中で、委員御指摘のように、機能強化に対して最大限の努力をしてまいりたい、そのような考えでございます。
○伊藤副大臣 細かい数字については必ずしも承知しているわけではございませんけれども、今議員御指摘のとおり、外交史料館を外交記録公開の審査においてどういうふうに活用しているかということは、協議している、そのことについては承知しております。  今御指摘のとおり、外交記録公開の審査に...全文を見る
○伊藤副大臣 ちょっと繰り返しの答弁になると思いますけれども、これまでも担当部局が、外交史料館と緊密に協議しつつ、外交史料として同館に移管すべき文書の判断等を行っていると聞いております。  それからまた、外交史料館においては、外交文書の整理、編集に当たって、外部の有識者から編さ...全文を見る
03月25日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○副大臣(伊藤信太郎君) 石井委員御指摘のとおり、保健医療分野での約束をしたわけでございますけれども、昨年の第四回の、北海道洞爺湖サミット及びTICADⅣ等において日本が表明した保健医療分野での国際公約、いろいろありますけれども、人間の安全保障の観点から、特に保健の分野に焦点を当...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 議員御指摘のとおり、世界基金事務局の職員については、本年、百名の定員増というものが決定されておるところでございます。また、昨年末の時点では、この世界基金事務局における総定員、四百七十名おりますけど、そのうち日本人の職員は二名ということで、完全に拠出金から...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○伊藤副大臣 いつもながら、篠原議員の複眼的な思考、深い思慮には敬意を表するところでございます。  他方、日本とキルギスでは、米国との関係においても、また諸般の状況においても、歴史的な経緯、地政学上、また他の面についても非常に異なる部分があると思います。そういうことを総合して考...全文を見る
○伊藤副大臣 御存じのように、三月の二十六日及び二十七日、IAEAの理事会によってこの選挙が行われたわけでございますけれども、まことに残念なことに、我が方の天野候補、そしてまた南アのミンティ候補、いずれも任命に必要となる全理事国三十五カ国の三分の二を上回る得票に至りませんでした。...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まず、東ティモールについては、我が国は、東ティモールの安定と発展というものは、アジア大洋州地域の安定と平和のために極めて重要である、そういう認識のもとで、独立前よりも積極的に経済的あるいはまた人的支援を行ってまいったところでございます。 ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  たび重なる国際社会の警告にもかかわらず、北朝鮮がミサイルを発射した場合の対応でございますけれども、日本としては当然、これは国連決議一六九五、一七一八に反する行為だと考えておりますので、今あらゆる場をとらえてこの賛同者を、安保理のメンバー、メ...全文を見る
04月06日第171回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○副大臣(伊藤信太郎君) 二〇〇六年五月のロードマップの記載にある嘉手納飛行場以南の返還予定の米軍施設・区域のうち、キャンプ瑞慶覧については返還面積が決定されていないということもあり、ロードマップが完了した時点で沖縄における米軍施設・区域の占める割合について、何・何%という形で現...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○伊藤副大臣 お答えを申し上げます。  外交体制の強化の中でも、議員御指摘の部分というのは非常に重要だというふうに外務省としても考えております。  現在、外務省としては、沖縄には沖縄担当大使以下の職員による沖縄事務所がございますが、それ以外の地方についても、関係都道府県及び市...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  一概に一つの理由というふうに絞ってお答えすることは困難だと思いますけれども、今回こういった中で北朝鮮が安保理決議一七一八号に違反する行為をはっきりと行ったわけでありまして、まずこのことに対して国際社会が毅然と対応することがぜひ必要だと考えて...全文を見る
○伊藤副大臣 今大臣から答弁いたしましたように、五日開催された安保理の非公式協議においては、まず我が国より、今回の北朝鮮の行為に対し、国際の平和と安全の維持に主要な責任を担う安保理が決議を採択することが望ましいという立場を強く訴えたところでございます。それから何回か開かれておりま...全文を見る
○伊藤副大臣 日米両政府は、二〇〇六年五月の日米安全保障協議委員会、2プラス2においてロードマップに合意して以降、在沖縄海兵隊のグアム移転の実施のあり方の詳細につき、まさにさまざまなレベルで随時協議を行ってきたところでございます。  こうしたたび重なる協議の結果、本協定について...全文を見る
○伊藤副大臣 外務副大臣の立場で追加制裁をすべきかどうかという権限があるわけではございませんけれども、我が国の対北朝鮮措置のあり方については、これまで政府部内で不断の検討を行っておりまして、実際の対応については、国連安保理等における国際社会の動き等を踏まえて、総合的に判断すること...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  委員御指摘のとおり、マラッカ海峡の海賊問題は非常に大きな問題であったわけでございますけれども、このマラッカ海峡を中心とした東南アジアにおける海賊事案は、最近大幅に減少いたしました。二〇〇〇年がピークで、このときは二百四十二件、世界全体の約半...全文を見る
○伊藤副大臣 どういった違い、どういった障害があるかという御下問でございます。  実際、ソマリア沖における協力関係について御説明申し上げたいと思いますけれども、IMO主催により、ことしの一月末に開催されたいわゆるジブチ会合では、周辺諸国による海賊防止のための協力や、今御指摘のア...全文を見る
○伊藤副大臣 地雷と漁業について、私の方からお答えさせていただきます。  地雷の問題というのは本当に心を痛める問題で、特に、手や足を失った皆さんの姿を見ると、本当に何とかしなきゃならないなと私も思っております。こういうふうに、一般市民に大きな被害を及ぼすことから、人道上も、また...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○伊藤副大臣 委員御指摘のとおり、今回の北朝鮮ミサイル発射に対して、まさに日本政府一丸となって適切な、また敏速な対応をすべく日夜努力をしてきたわけでございます。  その中におきましても、特に今御指摘があったように、中曽根外務大臣が累次にわたり、米国、韓国、中国、ロシア等の外相等...全文を見る
○伊藤副大臣 委員が御指摘のように、国際場裏での協議の詳細を相手国名を挙げてつまびらかにすることは逆に今後の外交交渉の中で多少障害になる部分もあるので、可能な範囲でお答えしたいと思いますけれども、やはり十五カ国のうち大半は日本の主張、日本の考え方に同調したといいますか、少なくとも...全文を見る
○伊藤副大臣 御案内のように、今回のミサイル発射に関して発出された国連安保理の議長声明を受けて、現在、北朝鮮制裁委員会、これはトルコが議長ですけれども、において大量破壊兵器関連品目や資産凍結対象団体についての議論が行われております。  現在、関係国間で議論が行われているところで...全文を見る
○伊藤副大臣 今回、安保理における議長声明の発出を受けて北朝鮮外務省が、北朝鮮は六者会合に参加しない、あるいは使用済み燃料棒を再処理するといった立場を表明したことは認識しております。  北朝鮮の意図について、我が国の政府としてせんさくしたり評価するということは適切でないので差し...全文を見る
○伊藤副大臣 そのとおりでございます。
○伊藤副大臣 今回、我が国を初めとする関係国の働きかけにもかかわらず北朝鮮がミサイル発射を強行したことは、まさに私が主張したように、関連の安保理決議、そしてまた日朝平壌宣言に違反するものでございます。また、地域の平和と安定に対する脅威であると同時に、我が国の安全保障に直接かかわる...全文を見る
○伊藤副大臣 北朝鮮は、昨年十一月二十一日に、国連総会の第三委員会における北朝鮮人権状況決議の採択後のステートメントで、我々は、これは北朝鮮のことですが、日本人の拉致問題に関し、あらゆることを行っていく用意があり、再調査も行う用意があると述べております。  いずれにいたしまして...全文を見る
○伊藤副大臣 委員御指摘の映像あるいは健康問題がございますけれども、正直言って、最近そのような映像が頻繁に流されるということに関しての北朝鮮側の意図というのは、必ずしも明確ではありません。  政府としては、北朝鮮の情勢に対し、金正日国防委員長の健康状態を含め、米国、韓国を初めと...全文を見る
○伊藤副大臣 一般論として申し上げれば、日本の排他的経済水域、いわゆるEEZに落下物があって、当該物体が漁業資源、環境等に影響を与える可能性がある、そういう場合には、沿岸国である我が国の権利の侵害を防ぐために、我が国が当該物体を引き揚げることも認められると考えられます。  他方...全文を見る
○伊藤副大臣 海上に落ちた落下物については、一般的には回収が困難であることもあり、実はまだ御指摘の回収作業の法的性格をめぐる確立した国際法上の解釈はありませんが、実際の回収に当たっては、法的側面も考慮する必要があると考えております。
○伊藤副大臣 議員の御指摘、御意見、まさに傾聴に値するものだと私は個人的に考えております。  他方、回収の是非について、今私が申し上げた以上に外務省としてお答えできる立場にないということも御理解いただきたいと思います。
04月23日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○副大臣(伊藤信太郎君) 北朝鮮のミサイル発射は四月五日でございますが、私は四月の九日から十三日の夜にかけてニューヨークに滞在し、米国、韓国を始めとして、中国、ロシア、そして安全保障理事会のすべての非常任理事国の大使等と直接会談あるいは話合いの機会を持って、日本の考え、立場、主張...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 今回、北朝鮮のミサイル発射、直ちに日本政府として議長国であるメキシコに要請し、安保理の理事国の、何というんですか、緊急会合というものを開いていただいたわけですけれども、日本としては、国際社会が一致して強いメッセージを出すべく、私を含めあらゆる外交手段を使...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 最後までというのは日時として明確ではありませんけれども、私としては、私の交渉では最後まで決議ということで強く主張したものでございます。
○副大臣(伊藤信太郎君) 委員御存じのように、外交交渉というのは、まさに局面が時々動する連立の複次方程式のようなもので、結果を一概に勝利とか敗北とかというふうに評価すること自体、私は適当ではないんだろうと思います。  今回の交渉あるいはその議長声明に至る過程においては、まさに総...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 私は英語学者ではありませんが、私の理解しているところは、コントラベンションというのは法律用語であり、法律違反という意味だと認識しております。
○副大臣(伊藤信太郎君) 英語学者じゃない私が訳について解釈するのは甚だ僣越ですけれども、これは、従わないとかそぐわないとか、そこから意味を持ってくれば、反するという意味にも訳されるというふうに私は理解しております。
○副大臣(伊藤信太郎君) 今回、北朝鮮のミサイル発射を受けて、十四日に国連安保理は議長声明を発出したわけであります。今御指摘のように、それに対して北朝鮮の外務省は、北朝鮮は六者会合には参加しないとか、使用済燃料棒を再処理するといった立場を表明しているわけです。  日本政府として...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 他国の外交政策について日本政府の立場としてコメントする立場にはありませんけれども、私は国連の安保理で、向こうの時間で発出された翌日、ちょうどワシントンでハイチ支援国会合というのがありまして、これも私が日本を代表してスピーチを行ってまいりましたけれども、そ...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 他国の国務長官の発言について日本政府として公式的に評価する立場にはありませんけれども、私が理解するところでは、四月十四日のクリントン長官の記者会見での発言は、北朝鮮によるIAEAの査察官の国外退去通告に関して国連安全保障理事会の議長声明に対する不必要な反...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 委員御指摘のように、オバマ政権の下でQDRの策定が予定されておりますし、我が国でも防衛計画の大綱の見直しが予定されているということであります。それと、明年が日米安全保障条約署名、発効五十周年にも当たります。といういろいろな状況の中で、日米の同盟関係を一層...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 委員御指摘のように、沖縄の負担を一日も早くより多く減らす、その強い意思の下、そしてまた抑止力というものをしっかり維持していくということを両方成り立たせるというその観点から、この普天間飛行場の移設・返還については、まずは沖縄の負担軽減の要望を念頭に置いて、...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 在沖縄海兵隊のグアム移転を含む米軍再編に関して、オバマ政権発足後の二月の日米首脳会談及び日米外相会談において、抑止力を維持しつつ、沖縄等の地元負担の軽減の観点からロードマップに基づき着実に実施していくことで意見の一致を見ているわけでございます。  特に...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 日米両政府は、二〇〇六年五月のロードマップにおいて、二〇一四年までに在沖縄海兵隊のグアム移転を実現することに合意しております。今年に入ってからも、首脳を含む様々なレベルでこのロードマップの着実な実施を確認してきているところでございます。今、ちょっと繰り返...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 米国政府は、本協定第二条によって、本件グアム移転のために必要な措置をとることとなっております。我が国政府としても、委員御指摘のように、本件移転を実施する上でグアムの住民の理解を得ることは重要であるというふうに考えております。グアム住民の理解を得ることを含...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 偶然なんですけれども、私がハーバードの大学院に留学中、ジョセフ・ナイ氏の講義を聞いたこともありますし、また先日、ミュンヘンで行われた安全保障会議において、ジョセフ・ナイ氏とも小一時間ですか、諸般の国際情勢についての意見も行いました。私が大学者を評価すると...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) この有用性はやっぱり時代とともに非常に増大しているというのが、まず私の基本認識です。  クリントン国務長官は、上院における指名公聴会において、ソフトパワーとハードパワーを効果的に組み合わせて用いるスマートパワーという用語を用いて、経済、文化、軍事力とい...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 議員の指摘はまさに示唆に富む大変貴重な御意見だと思います。政府といたしましても、議員の指摘をよく踏まえて、様々な政策の検討を行う上で十分に参考にさせていただきたいと思います。  少し具体的にこの件に関して申し上げれば、ソフトパワー面での在日米軍との取組...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 交渉の個々の部分といいますか、やり取りや、あるいは特定の国を挙げてつまびらかに言及することは、今後の交渉にいろいろな意味の影響を与える可能性があるので、少しその辺は考えて発言しなければなりませんけれども、私が交渉で主張した論点は以下のとおりです。  四...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 先ほど山本委員の御質問に答えた中で申し上げたように、このような多国間の外交交渉はまさに局面が移動する中での連立複次方程式であります。その中で、まずは日本の国益を守る、そして地域の、もっと言えば世界の平和と安定を守るということの究極目標を最終的に保つ、最大...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 委員御指摘のように、プラハにおいて、オバマ大統領は兵器用核分裂性物質生産禁止のための条約交渉を追求することを言及しておりまして、我が国としてはこれに完全に賛同するものであります。この兵器用核分裂性物質生産禁止条約、いわゆるFMCTはジュネーブの軍縮会議に...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) おっしゃられたように、昨年五月にクラスター弾に関する条約、いわゆるオスロ条約が作成されまして、日本政府として同条約には、クラスター弾がもたらす人道上の懸念の対応に向けた国際的な協力の枠組みを構築するとの見地から有意義なものであると考えて、十二月三日にオス...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 我が国がこれまで締結した国際約束においては、本件グアム移転協定のように特定の組織の具体的な定員数についてまで明記した例は調査した限りでは存在しておりません。いいですか。
○副大臣(伊藤信太郎君) その麻生総理の答弁ですけれども、各国との間の特定な組織の人数について交渉を行う際には、実員数というのはまさに常に変動するものであると、そういう理由から実員ではなく定員に基づいて交渉が行われることがあるとの趣旨を述べた、そういう考えだと思います。  そし...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 委員御指摘の本協定第一条二で言うところの別途の取極は、第一条一において、我が国政府が本件グアム移転事業のために上限二十八億ドルを提供することを規定していることを踏まえて、その実施を会計年度ごとに具体化するに当たって、我が国の一会計年度において我が国政府提...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 今御指摘の第一条二で言うところの別途の取極とは、具体的に申し上げれば、例えば平成二十一年会計年度といった我が国の一会計年度において、我が国政府が米国政府に提供する資金の総額や個別の事業名及び個別の事業ごとの資金額を規定する交換公文を想定しておりまして、そ...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) それでは、外務省の範囲内でまず私の方から行いたいと思いますけれども、我が国が提供する資金を含む当該会計年度の予算については、国会にお諮りし、その御承認を得た上で、当該の交換公文においては、国会で御承認が既に得られた当該予算についてその範囲内で実施されるこ...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 環境保全の対応については、在日米軍は、我が国の国内法上の基準と米国の国内法上の基準のうちより厳格なものを選択するとの基本的な考え方の下に、環境管理基準、いわゆるJEGSを作成いたしまして、これに基づき厳格な環境管理行動を取っているとは承知しております。 ...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 今議員御指摘のように、三月三日、普天間飛行場において燃料が流出した事案については、米側から通報があったのに対して、外務省から翌四日、遺憾の意を表明し、原因の究明及び再発防止の徹底の申入れをいたしました。  そして、本件については、三月十二日に普天間飛行...全文を見る
04月24日第171回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  このたび、大変な問題になりましたいわゆる出入国カードの問題については、二月にサハリンで行われた日ロ首脳会談において、両首脳は、四島交流等は信頼醸成の観点から重要であり、お互いにこれを継続していく意向であることを確認いたしまして、その上で、友...全文を見る
○伊藤副大臣 まだその出入国カード問題については、現在、今お答えしたように、精力的に調整をしているところで、ロシア側との間で鋭意協議を進めております。  現時点でこの御指摘の記事にあるような最終調整案でまとまったという事実はまだございません。
○伊藤副大臣 委員の御懸念、非常に理解するところであります。  事実関係、そしてまたそれに対する解釈を申し上げたいと思いますけれども、そもそも四島交流というものは領土問題を解決するための環境整備として重要な役割を果たしているものだと認識しております。そして、今御指摘の代表者間協...全文を見る
○伊藤副大臣 委員の御指摘、また質問のポイントはよく理解するところでございます。  委員の御指摘もよく踏まえて、今回の決定についても、そしてまた今後の政治判断の上でも生かさせていただきたいと思います。
○伊藤副大臣 今回の北朝鮮によるミサイル発射に関しては、私自身も、九日からニューヨークの安全保障理事会で、十四の理事国すべてと、大変緊迫した中で、また日本の主張と考えを強く訴えて、議長声明の発出ということがあったわけでありますけれども、委員おっしゃるように、ここ数年といいますか、...全文を見る
○伊藤副大臣 国連の安保理で今回の議長声明が発出された翌日、私は、ワシントンにおいて、クリントン国務長官と、短時間ですが、この件について話し合う機会がありました。  その場においても、今回、強いメッセージが、団結したといいますか、コンセンサスを得た形で発揮したことを、大変、両国...全文を見る
○伊藤副大臣 政府としては、閣議了解に基づいて、四島交流等の枠組みのもとでの訪問を除き北方領土への入域を行わないように国民の理解と協力を要請してきているところでございます。これまで、大方においてその理解と協力が得られているものと認識しております。  他方、御指摘のような事例があ...全文を見る
○伊藤副大臣 空路で来たからビザを発給したということではなくて、サハリンからロシアの国籍者が入国する場合には、査証というものが必要となるわけです。  今回、気象条件等によりサハリン経由で来訪する以上、通常の四島住民が直接訪問する場合とはどうしても扱いが異なる。そしてまた、日時が...全文を見る
04月24日第171回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○副大臣(伊藤信太郎君) 無償資金協力については、今御説明ありましたけれども、JICAの専門的、技術的知見というものを一層活用して、そのほかの援助手法との連携も強化する、そういった観点から、御案内のように、昨年十月から原則としてJICAが実施のための必要な業務を行うところにしたと...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 御質問に簡潔になるたけお答えしたいと思いますけれども、会計検査院から指摘された十信託基金以外の国連信託基金についても、当該基金の活動停止後の残余金を適切に処理できるよう関連の情報を的確に把握し、拠出残余金が生じている場合には速やかに通知するように今国際機...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 平成八年、一九九六年十二月のSACO最終報告は、同年四月の中間報告の内容を踏まえて実施された、岩国飛行場に配備されていた二十機のAV8ハリアー航空機のうち十四機の米国への移駐が完了した事実を記載したものでございます。  岩国飛行場に係るSACOの最終報...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) したがって、AV8ハリアー航空機が六機から八機に増えたことをもってSACOの最終報告に違反するものではないと考えています。
○副大臣(伊藤信太郎君) 外務省関連についてのみ、御報告申し上げます。  ODAについては、二〇〇三年十月にマドリッドで開催されたイラク復興支援会議において、当面の支援として十五億ドルの無償資金協力、中期的な復興ニーズに対する支援として最大三十五億ドルの円借款、計五十億ドルの支...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  本条約においては、クラスター弾の禁止という法規範を国際社会の中において進展させて、また、議員御指摘のように、クラスター弾がもたらす人道上の懸念への対応に向けた国際的な協力、これを促進するものであります。  日本政府としては、できる限り多く...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  個人の身体の自由及び安全を基本的人権として保障する条約としては、既に市民的及び政治的権利に関する国際規約、いわゆる自由権規約というものが存在しますけれども、その規約の存在にもかかわらず、特に一九七〇年代に軍事政権下の中南米諸国、例えばアルゼ...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほども木原委員にお答えしたように、米ロ中韓に対しては、我が国の立場を説明し、このオスロ条約といいますか、クラスターの条約に締結するように働きかけているところでございますが、現在のところ米国はこの条約に締結しておらず、したがいまして、法律論になりますけれども、米軍に...全文を見る
○伊藤副大臣 CCWの枠組みにおいては、クラスター弾の主要な生産国及び保有国も参加して、クラスター弾の規制に関する新たな国際約束の作成のための交渉というのが行われているわけでございますが、先月ジュネーブで開催された政府専門家会合では、クラスター弾の定義や規制に係る規定等、また、新...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  米軍は、我が国領域内の施設・区域内にもクラスター弾を保有しているというふうに承知しております。米軍が保有するクラスター弾の種類、機能、数量、場所等の詳細については、米側として運用上の理由から回答できない立場であるというふうに承知しております...全文を見る
○伊藤副大臣 そのように承知しております。
05月22日第171回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  委員御指摘のように、対中国ODA、これまで大部分を占めていた円借款については、二〇〇八年の北京オリンピックの前までにその新規供与を円満終了する、こういうことで日中間の合意がありまして、その合意に基づいて、二〇〇七年十二月一日の交換公文書の署...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどの中国のところで、もう一問来るかなと思って詳しくお答えしなかったもので、そこの部分をちょっと補足させていただきたいと思います。  対中国ODAの実施に当たっては、環境、そして今喫緊の課題である感染症等の日中の両国民の共通の課題ということを中心に進めているわけ...全文を見る
○伊藤副大臣 前段の答えは少しさっきのリピートになると思いますけれども、IRENAがその予算規模に見合った役割を果たし得るか、あるいは財政負担の公平性が保たれるか、そしてその上で、我が国が同機関に参加することによって得られる意義、国益とのバランスということでありますけれども、もっ...全文を見る
○伊藤副大臣 IRENAの全体の運営経費につきましては、同機関がまだ正式には発足していない現段階で、少し試算といいますかスペキュレーションになりますけれども、二〇〇九年は七百万ドル、約七億円、二〇一〇年は千八百万ドル、約十八億円が我が国の拠出金になると見込まれております。二〇一一...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  我が国に所在する米軍施設・区域への立ち入りについては、一九九六年十二月の施設・区域への立ち入り許可手続に関する日米合同委員会の合意に基づく所要の手続を経て、米側との調整の上で行われることになっております。  その際、米軍は、地域社会との友...全文を見る
○伊藤副大臣 本件事案について、米軍は、本国から派遣された専門家チームを交えた形で調査を行い、その結果を沖縄県警察あてに提出する等、日米の捜査当局間で協力が行われているとは承知しております。  外務省としても、現在継続中の日本側警察当局による捜査の結果もよく見つつ、適切に対処し...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○副大臣(伊藤信太郎君) 北朝鮮は朝鮮中央通信を通じて核実験を行った旨発表したわけであります。また、日本の気象庁は北朝鮮付近を震源とする地震波を観測しまして、分析したところ、震源の位置等について、発生時刻九時五十四分四十秒ころ、北緯四十一・二度、東経百二十九・二度、深さ〇キロメー...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 御存じのように、安保理におけるいろいろな議論というのはまさに多国間のいろいろな協議でございますので、今委員がおっしゃられたようなことが具体的に決まったということではないと思いますが、今回の北朝鮮の核実験、またミサイル発射は我が国にとって重大な脅威でありま...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 今朝ほども緊急対策本部がありまして、そのようなコミュニケーション、まあいろいろなコミュニケーションがありますけれども、まさにこれはいろいろなことが協議中の問題でもありますので、具体的な言及を避けたということで御理解願いたいと思います。  その内容につい...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) これはまさに前回のミサイル発射で申し上げたんですけれども、日本の外交力のすべてを結集して日本の国益を守り、地域の平和と安全を守るための有効な手段である国連の安保理決議の採択に向けて努力をしなければなりません。  その中で、具体的にと申し上げましたが、や...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) まず、我が国に対して北朝鮮から事前通報というものはございませんでした。  その次の質問については、これはいろいろ微妙な部分がありますので、現在コメントは差し控えたいと思います。
○副大臣(伊藤信太郎君) 我が国は、米国あるいは中国、そしてまた韓国とも緊密に連絡を取り合っておりますけれども、これは今いろいろ進んでいる中での話でございますので、具体的なコメントは差し控えたいと思います。
○副大臣(伊藤信太郎君) 今回の北朝鮮による核実験の詳細については、現在、米国を始めとする関係国と緊密に連携しつつ確認中でありまして、まだ確定的なことを申し上げることは現在では困難でございます。  北朝鮮の核開発関連動向については、我が国として平素より情報収集、分析に努めており...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 今回の北朝鮮の核実験を受けて麻生総理は、昨日の李明博韓国大統領との電話会談に加え、今朝方ですけれども、オバマ米国大統領とも電話会談をいたしまして、日米、日韓、さらに日米韓でこの問題について緊密に連携していくということを確認したところでございます。  そ...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) バターン・コレヒドール防衛兵連盟、いわゆるADBCの会合が五月二十六日から三十日まで米国のテキサス州サンアントニオで開催されることは承知しております。同会合に我が国政府関係者が出席する予定はございません。
○副大臣(伊藤信太郎君) 今の件も含めて、この件については先方との間で種々のやり取りがございます。ただ、まだ今般の会合については、招待状そのものは接到していないこともあり、総合的に勘案して、政府として出席することになってはおりません。  いずれにいたしましても、先方との間でこれ...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  委員御指摘のように、日本・ASEAN包括的経済連携協定というのがございまして、この主な意義というのは、我が国とASEANとの戦略的な関係の強化に加え、日・ASEAN域内全体の生産ネットワークの強化にも資するという点が挙げられ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  EUとの経済関係、これは貿易や投資のみならず、さまざまな分野で非常に深化したものになっていると認識しております。日・EU定期首脳協議も含めて、重層的に対話を行う枠組みが構築されているわけであります。  それで、政府といたしましては、日本・...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まずは、保護主義というものを抑えて自由貿易体制の堅持、また推進するということが非常に今重要なわけであります。そのためにも、全体の枠組みでもあるWTOドーハ・ラウンドの早期妥結を目指すとともに、さっきも申し上げましたけれども、これを相互補完す...全文を見る
○伊藤副大臣 今回の北朝鮮による核実験、まさに国連の安保理決議一七一八に明確に違反するものであると同時に、今世界的に進めようという機運になっている国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であると考えております。また、北東アジアのみならず、国際社会全体の平和と安定に対する重大な脅威で...全文を見る
○伊藤副大臣 委員御指摘のように、アジアを含めた世界の経済が大変深刻という状況の中で、自由貿易及び投資の原則を堅持また推進していく、そして貿易及び投資の拡大を通じた世界の経済の成長を図るということが大変必要であるというふうに考えております。  そういう観点から、本EPA、我が国...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  アジアは近年、高い経済成長というのを達成してきたわけでございますけれども、現在の世界の経済危機はアジアへも大変深刻な影響を与えております。しかし、アジアには、現在の困難を乗り越えて引き続き成長を続けていく大きな潜在力があると考えております。...全文を見る
06月05日第171回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○伊藤副大臣 猪口委員にお答え申し上げます。  御指摘のように、本年二月にサハリンで行われた日ロ首脳会談において、麻生総理とメドベージェフ大統領は、この問題を我々の世代で解決すること、これまで達成された諸合意及び諸文書に基づいて作業を行うこと、メドベージェフ大統領が指示を出した...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  今委員から御指摘があった、新たな独創的で型にはまらないアプローチとは、まさにメドベージェフ大統領がロシアの事務方に指示を出したものでございまして、具体的な提案という性格のものではなくて、領土問題に真摯に取り組もうとするメドベージェフ大統領の...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まず、委員がおっしゃるように、拉致問題が人道問題であるということは、私も常々内外で強く主張しているところでもございます。  今、日中の電話会談の話でございますが、二日、中曽根大臣は、ヨウケツチ中国外交部長との間で日中外相電話会談を行いまし...全文を見る
○伊藤副大臣 猪口委員の示唆に富んだ複眼的な発想また分析には、いつも敬意を表するところでございます。  まず、平壌宣言の件でございますけれども、御指摘のとおり、日朝平壌宣言は、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を図ることが北東アジア...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  御指摘のように、オバマ政権のカーク通商代表が、代表就任について承認を得るプロセスである三月の米議会公聴会において、日本、中国だけでなく、ほかのすべての国に対しても、米国産の牛肉の貿易を正常化させるように働きかけを行うという旨発言していると承...全文を見る
○伊藤副大臣 入ると承知しております。
○伊藤副大臣 第三男、正雲氏を指名したとされる報道が出ておりますけれども、政府としては、北朝鮮の内部情報を含め、さまざまな情報に接しております。ただ、政府が得ている情報の詳細について具体的に述べることは、政府の情報入手経路等が明らかになって、今後の情報収集活動に支障が及ぶおそれが...全文を見る
○伊藤副大臣 我が方から韓国側に対して事実関係を確認しましたが、昨夜、御指摘の報道について確認されていることは何もないという説明を韓国側から受けております。  また、韓国側からどのような情報提供を受けたかについては、韓国側との関係もあり、お答えを差し控えさせていただきます。
○伊藤副大臣 北朝鮮のミサイル関連動向を含めて、北朝鮮情勢について平素よりさまざまな情報に接しておりますけれども、個々の具体的情報について明らかにすることにより、我が国の情報収集能力を明らかにすることにもつながりますし、そしてまた北朝鮮を利することになる可能性も排除できないわけで...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○副大臣(伊藤信太郎君) ソマリア沖海賊対策に関するハイレベル会合、これは六月の九日及び十日、韓国ソウルにおいて、韓国が主催し、我が国及び国際海事機関、IMOの協力の下、ソマリア沖・アデン湾の沿岸国の代表を含む三十四か国、十六機関の参加を得て開催され、我が国からは西村外務大臣政務...全文を見る
06月12日第171回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  米国政府は二〇〇七年二月以降、北朝鮮のテロ支援国家指定解除の可能性を示しつつ、北朝鮮との交渉を進めてまいりました。我が国としては、この指定解除を効果的に利用することが肝要と考えて、米国との間で相当緊密にこの点について協議をしてきたわけでござ...全文を見る
○伊藤副大臣 まだ交渉中でありますので、最終合意ということでは必ずしもないと思いますけれども、北朝鮮の核実験に関する安保理決議案は、現在、関係国間で協議が大詰めを迎えております。できる限り早期に採択すべく、すべての関係国がこの努力を続けているということだと思います。  そういう...全文を見る
○伊藤副大臣 御質問の二国間の交渉状況でございますが、北朝鮮との間では、昨年六月及び八月に実務者協議が行われました。  八月の日朝実務者協議においては、北朝鮮側による拉致問題に関する調査の目的や具体的な態様等につき、突っ込んだやりとりが行われたわけでございまして、その結果として...全文を見る
○伊藤副大臣 ある意味で、連携して行ったものだと思います。  日米間では、北朝鮮問題については、首脳レベルを初めさまざまなレベルで情報交換、意見交換をしております。第一回の日朝首脳会談の開催に際しても、日米間で緊密な情報、意見交換を行いました。  例えば、訪朝前の平成十四年九...全文を見る
○伊藤副大臣 小野委員の方が詳しく御存じだと思いますけれども、これまで日朝間ではさまざまなやりとりが行われておりまして、過去の日朝首脳会談の準備を含め、北朝鮮との外交上のやりとりは、日本の外務省と北朝鮮の外務省が窓口となって行われております。  また、過去二回の日朝首脳会談の実...全文を見る
○伊藤副大臣 外交交渉をする上において、また日本の国益を守る上において、多様な、いろいろなやり方を考えている、委員の御指摘のとおりだと思います。
○伊藤副大臣 御指摘のように、歴代総理の施政方針演説等については、そのときの状況に応じて表現が異なってきているわけであります。  今御指摘の、いわゆる不幸な過去の清算が明記されるかどうかは、そのときの状況に応じて変わりますけれども、これが明記されたとしても、それが直ちに我が国の...全文を見る
○伊藤副大臣 私としては、そのときの状況によって表現が異なるという点に尽きるんだろうと思います。
○伊藤副大臣 この鑑定結果は、我が国の刑事訴訟法等の法令に基づく厳格な手続で、国内最高水準の研究機関等によって行われたものであり、十分客観性を有するものだとまず認識しております。  外務省もこのことに強く抗議して、また、北朝鮮側は引き続き、納得ができるきちんとした説明を行う必要...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○副大臣(伊藤信太郎君) 六月十日の総理のスピーチを受けて、ドイツのボンで行われていた国連交渉の場において我が国の代表団より発言し、温室効果ガスの削減に関する我が国の中期目標の発表について紹介したわけでございます。この発表、我が国の中期目標発表に対する各国の反応でございますけれど...全文を見る
○副大臣(伊藤信太郎君) 委員御指摘のように、スターン米国気候変動特使は六月の七日から十日に中国を訪問し、気候変動問題について中国側と意見交換を行ったと承知しております。  そして、この気候変動問題に関して、我が国は通常から、米国との間で平素より緊密に意見交換や協議を行ってきて...全文を見る
06月17日第171回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○伊藤副大臣 委員御指摘のとおり、ブラジル、ハンガリー、スウェーデンとの間では、今、社会保障協定締結の可能性を検討する協議というのが進められております。  御指摘のオーストリア、これは本年下半期に当局間で意見交換を行う予定になっております。そして、フィリピンとの関係ですが、政府...全文を見る
○伊藤副大臣 社会保障協定の優先順位については委員がお述べになったとおりで、重複は避けます。  他方、御指摘があったように、相手国の社会保障制度というものが我が国のそれに比べて非常に違いがある、負担等いろいろな差がある、その場合にどうするかということでございますけれども、社会保...全文を見る
○伊藤副大臣 アジア諸国等のいわゆる発展途上国、こういった国は一般的に言って社会保障制度が十分に発達しているとは言えない、そういう国が多くないと承知しております。  こういった中におきまして、我が国といたしましては、途上国への社会保障分野への支援というものを行う、このことは、基...全文を見る
○伊藤副大臣 委員御指摘のとおり、パキスタンの核科学者であるカーン博士は、数次訪れていまして、二〇〇四年二月、北朝鮮を初めとするパキスタン国外への核関連技術の輸出に関与したことを明らかにしたということは承知しております。  我が国としては、いかなる形であれ北朝鮮等に対して核関連...全文を見る
○伊藤副大臣 まず、我が国の方でございますけれども、我が国は、中央アジアの域内の最大の人口を有しておりますウズベキスタンに対して、市場経済化や持続的発展を支援するために、人材育成、制度構築、社会セクターの再構築、経済インフラの整備等の分野でODAを実施してきております。  その...全文を見る
○伊藤副大臣 ちょっと対象年度のずれが若干あるかと思いますが、概算的にはそういう理解になるのではないかなと承知しております。
○伊藤副大臣 ペルーへの公害対策支援でございますけれども、我が国は基本的に環境保全ということと経済成長、これの両立を重視しているわけであります。したがいまして、ペルーとの間でも、投資協定やEPAの締結を進める一方、環境保全を援助の重点分野の一つとして位置づけておりまして、とりわけ...全文を見る
○伊藤副大臣 ブラジルについては、これまで社会保障協定の締結の可能性について検討するための前提として、両国間でそれぞれの制度を研究する、いわゆる社会保障作業部会というものを開催してまいりまして、昨年十月、第三回の作業部会において、社会保障協定締結を視野に入れた当局間の協議を開始す...全文を見る
○伊藤副大臣 これまで、我が国は、十五の投資協定及び九つの投資章を有する経済連携協定の締結または署名をしております。今お話しのように、ドイツ、中国、スイス、英国、イタリア、フランスなどの他の主要国は、各国とも約百の投資協定を締結していると承知しております。  我が国がなぜ少ない...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘のとおり、日・ペルー投資協定では、ペルーは附属書において、航空輸送と海上輸送の分野について内国民待遇や最恵国待遇等の投資の自由化に関する約束に対する留保を行っております。ただし、この留保は、ペルーが現在とっている措置とは、協定上の義務との適合性の水準を低下させ...全文を見る
○伊藤副大臣 現在、世界には投資協定や投資章を含む自由貿易協定等が多数存在し、これらの協定の間の整合性について、委員のように問題点を指摘する方も、国もありまして、こともできると考えます。二国間の協定により、各国の事情に応じた機動的な対処が可能という面も他方あるわけでございます。 ...全文を見る
○伊藤副大臣 現在、スペイン語を研修している職員は合計百八十八名おりまして、これは英語で申しますと七百五十三名、フランス語三百四名に次ぐので、決して少ないわけではないというふうに考えております。  それから、新入省員のうち、今御質問があった1種の職員、昨年、以前の五年間を通じて...全文を見る
○伊藤副大臣 二〇〇七年九月に国連総会において採択された先住民族の権利に関する国際連合宣言は、先住民族が集団または個人として有する権利及び自由について述べるとともに、それらを確保するための各国がとるべき措置等が記されているわけでございます。  そこで、今回の日・ペルー投資協定で...全文を見る
○伊藤副大臣 確かに、アジアの諸国については、一般的に、協定の締結の前提となる社会保障制度の整備が必ずしも十分じゃないという国が比較的多いという事情があります。今報告がありましたように、ちなみに、韓国を除いて、欧米諸国との間で社会保障協定を締結している国は、日本だけでなくて、多く...全文を見る
○伊藤副大臣 時系列から申し上げますと、ベトナムとの投資協定は二〇〇四年なんでございまして、カンボジアは御存じのように二〇〇八年でございます。  投資協定の交渉に当たっては、これまでもその内容の向上に努めてきているわけでございますけれども、近年では、現地公務員等による汚職行為が...全文を見る
○伊藤副大臣 ウズベキスタンにおける腐敗行為防止に関する国内法令としては、ウズベキスタン刑法第五部、国家機関の機能、行政、社会組織の手続に関する犯罪における公務員の権利濫用第二百五条、収賄行為第二百十条、供賄行為第二百十一条、賄賂あっせん第二百十二条、買収第二百十三条、報酬の強要...全文を見る
○伊藤副大臣 カンボジアの例で申し上げますと、まずカンボジア政府は、みずから開発戦略においてグッドガバナンスの向上を最優先課題として挙げており、その中で汚職撲滅にも取り組んでいるわけであります。  我が国としては、このカンボジア政府による汚職撲滅を含むガバナンス向上努力を支援す...全文を見る
○伊藤副大臣 それぞれの国で個別事情があると思いますけれども、基本的にはカンボジアと同様の取り組みをするということでございます。
○伊藤副大臣 過去に署名したEPAでは、日・タイEPA、日・インドネシアEPA、日・フィリピンEPAにおいて、腐敗行為の防止に関する規定が盛り込まれております。  また、投資協定については、今回御審議いただいている日・ペルー投資協定及び日・ウズベキスタン投資協定に加え、日・ラオ...全文を見る
○伊藤副大臣 個別の国について今お答えする資料がないわけでございますが、最後に御説明をした租税条約について、なぜ設けていないかという件に関しては、租税条約はそもそも二重課税の回避あるいは脱税の防止を目的として、締約国の課税当局間における課税権の配分や課税当局間の協力について規定す...全文を見る
○伊藤副大臣 ちょっと手持ちの資料で一覧表がないので、少し不正確になると。私の記憶するところでは阻害要因になるということはないと思いますし、この腐敗ということが貿易・投資のいろいろな重要な案件になってから、常にそのような条項を盛り込むという方向で日本の外務省は締約に向けております...全文を見る
○伊藤副大臣 まずは前段に、JAIDOは、委員御指摘のように、株式会社として独立した経営を行う組織であって、個々の案件に対する出融資の判断を政府が行ったわけではございません。  その前提で御説明申し上げれば、お尋ねのウズベキスタンの投融資事業については、年百二十トンの絹紡糸とい...全文を見る
○伊藤副大臣 ウズベキスタンの方でございますが、原材料にトラブルが生じ、為替の影響を受けて財務状況が悪化し、二〇〇二年に本事業から撤退したものと承知をしております。  ペルーの方でございますけれども、やはりペルー沖におけるサメの漁などの操業不振が原因となって債務超過の状況となっ...全文を見る
○伊藤副大臣 人も国も機関もそれぞれ失敗から学ばなければならないと思います。  JAIDOの件から先に申し上げますと、やはりこの人員体制、審査体制が不十分だった点というものがあるのではないかと思います。  JICAの投融資業務についても、新たな制度、チェック体制を確立した上で...全文を見る
○伊藤副大臣 てんまつだけをお話しいたしますと、二〇〇六年八月、JAIDOとチュラロンコン大学との間で和解が成立いたしまして、JAIDOはチュラロンコン大学に千二百万バーツ、日本円にして約三千八百万円を支払い、本事業の清算を終えたものと承知をしております。
○伊藤副大臣 千二百万バーツ、日本円にして約三千八百万円をお支払いし、本事業の清算を終えたものと承知をしております。
○伊藤副大臣 先ほどはてんまつだけをお話ししたんですけれども、このタイ・ハイテクスクエア事業については、建設工事の期間中にタイ国内における不動産市況の悪化の影響を受けて、建設工事の停止を余儀なくされ、その後、アジアの通貨危機の影響もあって、二〇〇〇年八月にチュラロンコン大学により...全文を見る
○伊藤副大臣 委員御指摘の点も含めて、プロジェクトに関する選択、審査あるいは管理体制が、結果論からになりますけれども、不十分であったということは認めざるを得ないと思います。
○伊藤副大臣 御指摘の上海協力機構、SCOは、ロシア、中国及び中央アジア四カ国による地域協力の枠組みなわけでございます。  我が国は加盟国ではありませんが、同機構が中央アジア及びその周辺地域の安定にどのように寄与していくのか、非常に注視しているわけでございます。  この点に関...全文を見る
06月19日第171回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○伊藤副大臣 お答えを申し上げます。  北朝鮮は、四月二十九日の外務省スポークスマン声明において核実験及び大陸間弾道ミサイル発射を行う旨立場を表明した後、五月二十五日に実際に核実験を実施、また六月十三日の外務省声明において、米国とその追従勢力が封鎖を試みた場合、戦争行為とみなし...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどの質問の後段のところも少し補足しながら話したいと思いますけれども、委員御指摘のとおり、この問題の解決に当たっては、国際社会の連携というものが必要不可欠であり、中国の役割というものも非常に大きいわけであります。  今回の核実験のあった直後についても、中曽根大臣...全文を見る
○伊藤副大臣 アジア太平洋地域には、依然として不安定で不確実な状況や核戦力を含む大規模な軍事力が存在しているわけであります。北朝鮮による核実験、北朝鮮が大量破壊兵器の運搬手段となり得る弾道ミサイルの能力を増強していることとあわせて考えますと、これは我が国の安全に対する重大な脅威で...全文を見る
○伊藤副大臣 言うまでもなく、外務省の沖縄大使は、日本の外交上また防衛政策上極めて重要な沖縄、そしてまた沖縄県民の立場に立って、必要な懸案をまさに主体的に解決していく、そのために外交上も最大の努力をする、そういう重大な役目だというふうに認識しております。
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  六月九日に、今井正大使にかわり樽井澄夫大使が八代目の沖縄担当大使となりまして、昨日十八日、橋本外務副大臣の主催により、仲井眞知事を初め、沖縄各界の指導者の皆様の御来臨を賜り、交代式をとり行ったわけでございます。  委員御指摘のとおり、この...全文を見る
○伊藤副大臣 委員おっしゃるように、気候変動問題の解決、これに当たっては、世界全体として排出削減を実現しなければなりません。実現すべく、アメリカ、中国、インドを含むすべての主要経済国が責任ある形で参加する公平かつ実効性のある、そういう国際的な枠組みづくりというものが不可欠なわけで...全文を見る
○伊藤副大臣 国際法上、公海にある船舶に対しては、委員御指摘のように、旗国の排他的管轄権が及んでいるわけでございます。  したがって、一般論として申し上げれば、旗国ではない国の軍艦等が公海上で他国の船舶を臨検できるのは、旗国の同意がある場合や、今お話がありました安保理の決議の決...全文を見る
07月01日第171回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  スリランカの内戦終盤において、政府軍によって追い詰められたタミール・イーラム解放のトラ、LTTEは、一般市民を人間の盾としてその移動を禁じ、政府軍に抵抗を続けるという、まさに人道上看過できない状況というものが続いたわけでございます。  我...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  一般的に、不法占拠とは、法的根拠なくして占拠するという意味だと承知しております。
○伊藤副大臣 我が国といたしましては、まさに日ロ間の最大の懸案である北方領土問題を平和的に解決すべきとの立場に立って、これまで首脳レベルやいろいろなレベルでさまざまな交渉を行ってきているわけであります。したがいまして、政府として、この問題の解決に当たって実力を行使するということは...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  委員御指摘のいわゆる非核地帯構想について、一般的に言えば、世界と当該地域の平和と安定に資するものであること、そしてまた、核兵器国を含むすべての関係国の同意が得られること等の適切な条件が満たされるのであれば、核拡散の防止等の目的に資するもので...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘の条約、それぞれの地域の平和と安定の強化に向けての努力のあらわれであるというふうにポジティブに受けとめております。  それ以上、ちょっと私の立場からは申し上げられません、恐縮でございますが。
○伊藤副大臣 北方領土問題について、二月の首脳会談において、麻生総理からメドベージェフ大統領に対して、ロシア側に平和条約問題について具体的な進展を図る用意がないのであれば、アジア太平洋地域における重要なパートナーとしての関係を構築することはならないという旨を伝えて、北方四島の帰属...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘のように、世界が直面している金融経済危機はまさに大恐慌以来の最悪なものであり、それへの具体的対応については、途上国から多くの閣僚級が参加した今次の会合の結果を踏まえて、G8のサミットの場でもしかるべき議論がされなければならないというふうに考えております。  ...全文を見る
07月10日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  一般国際法の解釈として、執行管轄権は基本的には自国の領海内に限り認められるということでありますけれども、公海においても、安保理決議に基づき要請がなされている場合や旗国の同意がある場合には、例外的に、その範囲内において他国船舶に対して執行管轄...全文を見る
07月13日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  国連決議第一七一八に基づき設置された制裁委員会でございますけれども、この一七一八号の主文八の規定及び安全保障決議の一八七四に課された措置を調整することとされておるわけであります。このような措置の調整には、団体、そして今御指摘の物品及び個人の...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まず、この制裁委員会は、同決議の採択から三十日以内に、つまり十二日、きょうでありますが、安保理に報告することを定めてあるわけでございます。十日でございますけれども、制裁委員会は、安保理に対して作業の状況について報告した上で、現在も作業を継続...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  政府としては、いろいろな機会をとらえて、今回の安保理決議一八七四を受けての諸外国の対応について、関係国との間で意見交換や情報収集というものを行ってきております。ただ、その具体的内容については、相手国との関係もあり、対外的に明らかにできないこ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げたいと思います。  ことしに入っても北朝鮮は、四月五日のミサイル発射、そして五月二十五日の核実験、そして七月四日に再び弾道ミサイルの発射ということで、まさに暴挙といいますか、緊張を高める言動といいますか、行動を繰り返しているわけであります。  委員...全文を見る
○伊藤副大臣 わかっているという言葉の定義もなかなか多様だと思いますけれども、もちろん、外務省としてもいろいろな分析や考察は行っているわけでありますけれども、そのことを公表すること自体、また、複数の人間がいるわけですから、いろいろな意見もありますね、ですから、そのことも含めて、こ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  北朝鮮のいかなる事情や意図にかかわらず、これらのミサイル発射、核実験、また累次の国連の安保理決議に違反する、こういうことはよろしくない、断じて日本としても容認できないわけでありまして、我が国としては、北朝鮮に対して、弾道ミサイルの計画に関連...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まず、北朝鮮の意図に対する御質問と私のそれに対する答弁に対するお考えですけれども、一般的に申し上げて、一つの国がある行為を、特に外交上あるいは安全保障上するという場合は、単一の理由で行うということは考えづらいわけでありまして、複合的なあるい...全文を見る
07月14日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第11号
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○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  政府としては、北朝鮮のさまざまな情報について、我が国の持つ情報収集、そしてまた各国との情報交換、あるいは脱北者を含む関係者から、いろいろな方法で聴取して、また全力で分析し、取り組んできているところでございます。  委員御指摘のように、北朝...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まさに委員のおっしゃるとおりだと思います。中国、あらゆる面において、特に政治経済分野において北朝鮮と密接な関係を有しておりますので、中国の協力というのは北朝鮮問題を解決する場合に不可欠であります。  委員御指摘のように、ラクイラ・サミット...全文を見る
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。  まず、ラクイラ・サミットの首脳会合において、麻生総理より、北朝鮮による弾道ミサイルの発射及び核実験は容認できず、北朝鮮の核保有は絶対認めないとの国際社会の姿勢を明確に示すべきということを強く強調したわけであります。  その結果として、最も...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えを申し上げます。  今回のパラ二十八を受けて、日本国内においては、北朝鮮籍を有する者が北朝鮮の核拡散上の機微な核活動及び核兵器の運搬システムの開発に関する分野の専門教育、訓練が行われることを防止するために、何よりも北朝鮮籍を有する者の入国、滞在に関する管理を...全文を見る