伊藤達也

いとうたつや

小選挙区(東京都第二十二区)選出
自由民主党
当選回数9回

伊藤達也の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第136回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○伊藤(達)委員 新進党の伊藤達也でございます。私も住専の問題を中心に質疑をさせていただきたいというふうに思っております。  予算委員会を通じて、橋本総理も、やはり今回の住専の処理に当たってどれだけ国民の方々がその審議の中の答弁を通じて理解をしていただいているのか、今の世論を大...全文を見る
○伊藤(達)委員 私の質問に正面から答えていただけないわけでありますが、やはり海外のマスコミからも、日本の金融システムの中に暴力団が非常に深く入り込んでしまっているのではないか、こういう危惧が具体的な記事としてあらわれているわけであります。国民も、実態はどうなんだ、捜査はどういう...全文を見る
○伊藤(達)委員 やはりお答えをいただけないわけでありますが、国家公安委員長、この住専各社の大口融資先百社リストの中で暴力団とつながりのある企業が入っているかどうか、そういうことは把握をされておられますか。
○伊藤(達)委員 私は、捜査に支障がない範囲内で、実態はどういうことなのか、これはやはり明らかにすべきではないか、そういうことを明らかにしながら捜査に対する国民の協力というものを求めていくべきではないかというふうに思います。  質問の観点を変えて、たしかきのうの産経新聞でありま...全文を見る
○伊藤(達)委員 この立件された件数すらも明らかにしない。したがって、暴力団がどういう形で今回の住専を舞台にしたこの問題について暗躍をしているのか、その具体的な根拠を明らかにしない。こういうことで、どうやってこの国会の場で、この問題の再発防止も含めて具体的な議論をしていけるのかと...全文を見る
○伊藤(達)委員 三件検挙しているけれども、このリストの企業の中に入っているかどうかということについては全く答弁をされないということであります。  これは、もし民間の企業で破産の手続をしていれば、そういう事実関係は全部明らかになるわけですね。そこを何で隠していこうとされるのか。...全文を見る
○伊藤(達)委員 それでは私は、この点について、やはりもっと積極的に情報開示をすべきだということを強くお訴え申し上げたいわけであります。  しかし、この問題で時間をとられるわけにもいかないので、次に捜査当局についてお伺いをしたいわけでありますが、暴力団がこの住専の問題について暗...全文を見る
○伊藤(達)委員 金融犯罪を摘発していくためには、例えば刑法の背任でありますとかあるいは商法の特別背任でありますとか、そういうものが大きな武器になってこようかというふうに思います。恐らく捜査当局の方々も今一生懸命この事案の検挙に向けて御努力をされているというふうに思うのですが、私...全文を見る
○伊藤(達)委員 この点に関して、捜査当局もこれは非常に答えにくいと思うのですが、その時効の壁ということについてやはりどのようなお苦しみがあるのか、もしお話をいただけるようであればお伺いをさせていただきたいと思います。
○伊藤(達)委員 やはり私自身は、これは今回の住専だけの問題ではないと思うのです。金融犯罪あるいは暴力団の問題、こういうものを徹底的に検挙していくために、今の法的な環境でいいのかということについては、もっと深い議論をやはりしっかりやらなければいけない、そのことについて問題提起をさ...全文を見る
○伊藤(達)委員 今総裁から御答弁がありましたように、日本銀行の資金導入をしていくに当たっては明確な基準、原則というものがあるわけであります。  そこで、もう一度総裁にお尋ねをしたいわけでありますが、今回の住専の不良債権の処理に当たって大蔵当局から日銀に対して、この処理に資金協...全文を見る
○伊藤(達)委員 それではもう一つお伺いをしたいわけでありますが、もし大蔵当局が今回の住専の不良債権の処理に当たって日本銀行さんの協力をいただきたいというこういう要請があったときに、先ほどお話しになられた四原則に照らし合わせて、二十五条を発動して日本銀行の資金供与をすることができ...全文を見る
○伊藤(達)委員 そこで、さらにお伺いをしたいわけでありますが、今の総裁の御答弁ですと、そのロス埋めのために日本銀行の資金を出すことはできない、こういう御答弁であったというふうに思います。今回のスキームを考えていくときに、いわゆる関係の母体行、一般行、そして系統、これがぎりぎりの...全文を見る
○伊藤(達)委員 兵庫銀行のことを神戸銀行とちょっと間違えて言いました。その点については訂正をさしていただきたいというふうに思います。  そこで、今回の公的資金導入の原則とは何か、これは午前中、山田委員の方からも再三にわたって御質問があったわけでありますが、私は総理にお伺いをし...全文を見る
○伊藤(達)委員 今の総理の御答弁を聞いても、それが本当に原則だと言い切れるのかどうかというのは私はちょっとよくわからないわけですね。先ほどの日銀総裁の御答弁、原則は四つあるんだと、それはもうペーパーに直してこう明確に出るわけですね。これに照らし合わせて、いいのか悪いのかという判...全文を見る
○伊藤(達)委員 私の質問にやはりお答えをいただいていないというふうに思うんですが、この公的資金を入れてだれを救うのかということをお伺いをしているわけであります。  きょう東京新聞に、RTCの初代総裁のシードマン氏がみずからの、今回の住専処理について御意見を述べられていますが、...全文を見る
○伊藤(達)委員 やはりお答えをいただいていないというふうに思うんですが。  いわゆる税金を使わなければ一体どうなるのかということもわからないんですよ。金融不安が起きる、金融不安が起きる、そういうことを繰り返し言われているわけですね。どういう形で起きてくるのか。それはもう系統系...全文を見る
○伊藤(達)委員 今の銀行局長の答弁をよく聞くと、ますますわからなくなるわけですね。もしそういうことであれば、なぜノンバンクに公的資金を投入しないわけですか。ここのやはり整合性が全然ついていないと思うのですが、大蔵大臣、いかがですか。
○伊藤(達)委員 やはりよくわからないわけでありますが、たしかきょうの朝日新聞だったと思うのですが、宮沢元総理が、今回の住専の問題についていろいろ記者の質問に答えてお話しになられているわけであります。  住専問題に関する今回の政府の対応についてどう思うか、こういう質問に対して、...全文を見る
○伊藤(達)委員 大蔵大臣にお願いいたします。
○伊藤(達)委員 この住専の問題が、この宮沢元総理の朝日新聞の記事の中で、九二年に処理しておけば税金投入を回避する道もあった、あったかもしれない、こういうことを言われているわけです。この住専の問題について、宮沢総理は非常にやはりその実態というものを詳しく把握をされていた。その人の...全文を見る
○伊藤(達)委員 今官房長官がお話をされたわけでありますが、農林系の金融機関がその審査能力やあるいは貸し出し能力についてやはり問題があった。その能力の問題というものが今回の住専に対する貸し出し、貸し込みについていろいろな問題をさらに派生させてしまった。そこでどうするんだという話だ...全文を見る
○伊藤(達)委員 私は、やはり今回のこの朝日新聞で宮沢元総理が言われていることというのは極めて重大だというふうに思うのですね。そのときの最高責任者であった宮沢総理が、このときに解決をしていれば住専が今日のようなこんなにひどい状況にならなかったんだ、ならなかったかもしれない、こうい...全文を見る
○伊藤(達)委員 さらに、私はやはりどこが傷むのかということはもう本当に明らかにしなければいけないというふうに思うのです。  例えば、総理のお手元にペーパーが行っているのではないかというふうに思うのですが、一月の下旬に、自民党の幹事長であります加藤幹事長がお話しになられていまし...全文を見る
○伊藤(達)委員 いや、私の質問に正面からお答えをいただけていないというふうに思うんですが、ここにも書いてあるように、「無税償却の対象となる金額は少なく見ても三兆円近い」、これだけ、ある意味では所得移転がされているということなわけですね。こういうことをやっているわけですよ。こうい...全文を見る
○伊藤(達)委員 やはり私の質問に答えていただいていないと思うのですが、私は、やはり率直な疑問として、何度もお伺いするようでありますが、今回の公的資金を導入することによってだれを救うのかということなのです。今回の公的資金を導入しなければどこが傷むのか、この点を明らかにしてほしいと...全文を見る
○伊藤(達)委員 私は、大蔵大臣としていろいろな情報を知っている、したがって最高責任者である、その判断を信じてくれと言われても、国民はわからないわけですよ。(発言する者あり)いやいや、みんなわかっていないから、この点について多くの国民の方が全く理解をしてないわけですよ。  今回...全文を見る
○伊藤(達)委員 今お話しになられたように、確かに、住専にお金を貸し込んだ銀行には預金者がいるわけですよ。系統にもいるわけです、一般行にだっているわけです、母体行にだっているわけです。ですから、そのどの預金者が傷むのかということを聞いているわけですよ。(発言する者あり)全部じゃな...全文を見る
○伊藤(達)委員 どうして金融不安が起きるかというのがわからないわけですよ。今いろいろおっしゃられましたけれども、今回の住専、何度も繰り返しますが、預金を受け入れている銀行ではない。預金を受け入れているのじゃないということなんですよ。そこが大きく違う。それに対して公的資金を導入し...全文を見る
○伊藤(達)委員 やはり、全く根拠を示しておられないわけですね。  まず、二次ロスがどれぐらい発生するのかというのもわからないわけですよ。これから努力されるわけでしょう。そのわからない中で、とにかく半分は国民に負担をしなさい、これだけを決めるということなんですよ。だから今の与党...全文を見る
○伊藤(達)委員 何でということにお答えになっていないんですよ。なぜ二分の一だということがわからないんですよ、今の御答弁ですと。何度もこの点については私どもも質問させていただいた。何でということに意識的に答えておられないんですよ。もう、えい、やでやったということなんですよ、これ。...全文を見る
○伊藤(達)委員 今の局長の答弁も極めて不親切な答弁ですね。それは、なぜ二分の一かということにもやはり答えておられないんですよ。今もうとにかくこの債権の回収のために一生懸命努力をする、そのロス分を圧縮をするんだというお話をされていますが、そういうお話をするのであれば、今回の住専処...全文を見る
○伊藤(達)委員 いや、全くやはりお答えにならないわけですね。なぜ二分の一かというのもわからない。とにかく決意はしているから、一生懸命やるからそれを信じてください、だから二分の一を認めてください、こんなこと言われたって、やはり国民は納得しないですよ。だから、与党の中からもこの二分...全文を見る
○伊藤(達)委員 議事録も見ていただきたいと思うわけでありますが、与党の質問者の中にも、本当に二分の一を今決めていいんだろうか、こういう観点で御質問があったというふうに私は記憶をしておりますし、それから、与党の中でいろいろな議論があるということも新聞にも報道されておりますし、私も...全文を見る
○伊藤(達)委員 やはり経緯がよくわからないのですね。十九日に閣議決定をしたから、一日でこの予算が入ったわけですか。十一月の末には、公的資金を導入をしていくということを前提にこの予算を考えておられたのですか。こういうところをもう少し詳しくお話しいただけませんか。
○伊藤(達)委員 いや、私の質問にお答えになられていないわけですが、与党の金融・証券チーム座長が、十一月末まではこの与党のチームの協議というのはもう閉店状態だったと、十一月末の時点では与党のプロジェクトチームは実質閉店状態だったということを言っているわけですよ。私は十一月末の段階...全文を見る
○伊藤(達)委員 私の質問にはお答えになられていないわけですね。  それで、マスコミの方もおられますから、これはもう十一月下旬の段階で公的資金の導入ということは余り考えておられなかったのではないかというふうに思いますよ、それは主計の段階でもそういう作業をされていないわけですから...全文を見る
○伊藤(達)委員 私の聞いていることに全然お答えになられていないのですよ。  もう一度質問をいたします。  十二月の八日に大蔵大臣と農林大臣がお会いになられている。その後、八日の日、九日の日、そのときに主計局は予算編成にかかったのですか、公的資金を導入ということを前提にして。...全文を見る
○伊藤(達)委員 いや、政策決定過程を明らかにしておられないのですね。私の質問にやはりお答えになられていない。  十九日に閣議決定をしたから二十日に予算を組んだんだ、六千八百五十億円ぽんと入れたんだ、中小企業対策費だって、これをつけるのに大変ですよね、通産大臣。この六千八百五十...全文を見る
○伊藤(達)委員 その関係者というのがだれなのかよくわからない。したがって、いつ、どこで、だれが決めたのかわからない。だから、政治が決めたんだろう。政治が決めてしまってから、公的資金を導入する原則は何なのか、その後追いで後追いでその論理の構築をしていくのですね。だから、いろいろな...全文を見る
○伊藤(達)委員 いや、今のはやはり理解ができないわけです。  それで、今の銀行局長の答弁の中で、十二月の真ん中ぐらいに政治の決断があったんではないか、こういうことを言われているわけですね。ですから、それがいつなのかということを聞いているわけですよ。だれが決めたのかということを...全文を見る
○伊藤(達)委員 私は、今の総理のお話を聞いても、本当のお話をしているとは到底思えません。関係者がいろいろな話をしてきて、最後こういう結果になったんだというお話でありますが、関係者がいろいろな条件の中でもうはまってしまっているわけですね。身動きがとれない状況になっている。それがど...全文を見る
02月22日第136回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○伊藤(達)委員 新進党の伊藤達也でございます。  公述人の先生方には、本日は大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  政治改革の大きな目的の一つは、今の政治の世界に競争原理を導入をして、政党や政治家というものがお互いに政策というものを相競い合いながら二十...全文を見る
○伊藤(達)委員 今の島田先生のお言葉を重く受けとめながら、続けて質問をさせていただきたいというふうに思うんですが、今先生からも、今回の問題について公的資金を導入することが、本当に生き金になるのかどうか、ここについて非常に大きな問題があるんだというお話がございました。これが生き金...全文を見る
○伊藤(達)委員 今島田先生から御指摘ありましたように、本当に私たちもこれから審議を尽くして、やはりまだまだ議論が足りない点については真剣な議論を進めてまいりたいというふうに思います。  そこで、先ほど島田先生から、住専の問題に絡めて農業の問題についてもお触れになられました。そ...全文を見る
○伊藤(達)委員 続けて、金融の問題にまた戻りたいと思うのですが、金融を本当に産業として復活させていくにはどうしたらいいかということについてお尋ねをしたいというふうに思います。  先生のお話の中でも、金融産業が非常に多くの構造的な問題を抱えているということについてお触れになられ...全文を見る
○伊藤(達)委員 次に、大場先生にお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の住専の処理問題について、ジャパン・プレミアムの関連からお話がございました。これは、私はある意味ではタイミングの必要性ということもあっただろうと思いますし、先生はたしか講演の中で、内海先生の私案のこ...全文を見る
○伊藤(達)委員 次に、禿河先生と大場先生、お二人に共通の質問をさせていただきたいというふうに思います。  お二人の先生は大蔵省のOBでございます。そういう意味では大変きつい質問かもしれませんが、今日、こういう住専の処理に当たって最後は公的資金を導入せざるを得なかった、こういう...全文を見る
○伊藤(達)委員 続けて、今度は財政の問題についてお伺いをしたいと思います。  そこで、大場先生にお伺いをさせていただきたいわけでありますが、先ほどイタリアとの比較の中で、どちらがいい国か、特に財政を比較した場合に日本が大変な状況にあるんだ、大変ショックを受けたというお話がござ...全文を見る
○伊藤(達)委員 貴重な御意見、どうもありがとうございました。これにて質問を終わらせていただきます。
02月28日第136回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○伊藤(達)委員 おはようございます。新進党の伊藤達也でございます。  当委員会では三回目の質問になりますが、住宅金融専門会社の問題を中心に質問をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申します。  まず、住専の不良債権への暴力団の関与の問題についてお伺いをさ...全文を見る
○伊藤(達)委員 資料が当委員会に提出をされるということでありますから、この点については高く評価をしたいと思います。  また、当局の活躍に国民が大きな期待を寄せているわけでありますから、徹底した実態の解明と、そして暴力団の排除について強くお願いをしたいというふうに思います。 ...全文を見る
○伊藤(達)委員 今、まあ大体具体的な数字が出てきたわけであります。  そこで、重ねて大蔵大臣にお伺いしたいわけでありますが、先般の住専の問題の集中審議の中で、与党の委員からも、やはり今回の処理に当たって母体行にさらなる責任を課すべきじゃないか、例えば無税償却の部分についてもこ...全文を見る
○伊藤(達)委員 重ねて確認をさせていただきたいのですが、そうしますと、母体行の負担の問題はまだ決着をしていない、母体行の責任がさらに明確になってくれば負担の再協議があり得るということでございますか。
○伊藤(達)委員 これ以上の負担を求めた場合には、今法律の問題にお触れになったわけでありますが、例えば株主代表訴訟にも耐えていくことができない、その辺についての問題意識も持っておられるということでございますか。
○伊藤(達)委員 母体行の負担問題、まだ決着をしていないという大臣のお考えを確認をさせていただけたのではないかというふうに思います。
○伊藤(達)委員 どうも今のお話を聞いていてよくわからないところがあるわけですが、とにかく、母体行の責任が明らかになれば再協議は十分あるわけですね。そういうふうに認識していいわけですね。
○伊藤(達)委員 どうも答弁に矛盾している点があると思うのですが、次の質問に移らせていただきたいと思います。  大蔵省に重ねてお尋ねをさせていただきたいんですが、今回の農林系統の住専に対する融資について、四・五%の金利が保証されているわけでありますが、今回の住専の処理に当たって...全文を見る
○伊藤(達)委員 この四・五%という金利は、今の金利から見れば高いものであるというふうに思います。そういう意味で、大蔵省は、この部分の一部でも、今回の損失の補てんやあるいは二次処理に当たって、その部分を負担をしてもらいたいということを農林系統にお願いするつもりがあるのかどうか、お...全文を見る
○伊藤(達)委員 金利分について二千五百億あるというお話でありましたけれども、私は今の答弁を聞いてもまだ、母体行も含めて系統もぎりぎりの負担をしたんだという話でありますが、もう少し関係者が努力をすれば公的資金の部分はより小さくなるのではないか、この点については重ねて指摘をさせてい...全文を見る
○伊藤(達)委員 参考人の質疑やあるいは今までの審議を通じて、金融行政の今のあり方というものは非常に縦割りの弊害というものがあるのではないか。ある部分は大蔵省、ある部分は農林省、ある部分は通産省、労働省あるいは都道府県、こういうものに分かれている。また、この審議の中でも、例えば大...全文を見る
○伊藤(達)委員 重ねて総裁にお伺いしたいわけでありますが、国内だけではなくて、世界に信頼される金融システムに再構築していくというのが、これは今課せられている大きな課題だと思います。  そうした中で、日本銀行の役割や機構改革の問題について、日銀法の改正も含めて、お考えがあるよう...全文を見る
○伊藤(達)委員 次に、農林大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。金融行政の改革について、政治家として農林大臣のお考えをお伺いをさせていただきたいわけであります。  与党の中でもいわゆる金融庁ということについて問題提起がされているわけでありますが、大臣は、今の縦割り行政を...全文を見る
○伊藤(達)委員 大臣は大蔵省出身でもありますので、政治家としてのお考え方をお尋ねをしたがったということであります。  次に、もう一度大蔵大臣にお尋ねをしたいことがございます。  大蔵省の中井官房審議官が、日本記者クラブでの先週の講演で、紹介融資は金融界では常識だ、国会での議...全文を見る
○伊藤(達)委員 事実関係がまだだということでありますので、ぜひこの点については事実関係をただしていただいて、そしてしかるべき報告をぜひお願いをしたいと思います。特に、この発言の中で、国会での議論は厳し過ぎるのだということを明確に言っているわけであります。それで、審議官は現職の担...全文を見る
○伊藤(達)委員 私は、やはり今のお話を聞いても理解ができないわけであります。ノンバンクについては公的資金を導入をしないということを言っているわけであります。もし住専の問題で今言われたように金融不安が生じる、個別の金融機関が破綻することがあれば、その金融機関を救うために公的資金を...全文を見る
○伊藤(達)委員 どうもありがとうございました。  次に、通産大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  アメリカの経済の回復というのを見てみると、私は、大きな要因の一つとしてベンチャー企業の大変重要な活躍があったのではないかなというふうに思います。そういう意味では、日本...全文を見る
○伊藤(達)委員 私もその提言内容については資料をいただいて読ませていただきました。やはりそこでうたわれていること、今の課題、今の店頭市場の規模を大きくしていくにはどうしたらいいか、あるいは今の店頭市場の問題点として流動性というものが言われているわけでありますが、この流動性を起こ...全文を見る
○伊藤(達)委員 日本の場合は、ベンチャー企業、中小企業が創業されるのは、年間たしかたった四万件ぐらいしかないのではないか。アメリカは年間七十万件ぐらい中小企業が創業されているわけであります。  その中でアメリカの店頭市場、NASDAQが果たしている役割は非常に大きい。今売買高...全文を見る
○伊藤(達)委員 日本の場合には、店頭市場の登録の会社というのは今七百社を超えたぐらいですか。アメリカはもう五千社近い。そして、年間六百社から七百社近くが新たに新規登録をしていくということでございます。アメリカの店頭市場がこれだけ成長してきたのは、やはり店頭市場の位置づけとして取...全文を見る
○伊藤(達)委員 この問題は、極めて政治のリーダーシップが求められる問題であります。歳出の見直し、予算の編成の仕方あるいは財政投融資の問題も含めて、大臣に力強く調整をしていただくととをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました...全文を見る
05月22日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第8号
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○伊藤(達)委員 新進党の伊藤達也でございます。私は、東京の三多摩選出の一年生議員でありますが、引き続き質問をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。  先生方の今までの議論をお伺いしまして、大変本質的な、今までの規制緩和の具体的な問題点、そして課...全文を見る
○伊藤(達)委員 引き続き、正村先生にお尋ねをさせていただきたいのです。  日本は人類史上経験をしたことがないようなスピードで高齢化社会に突入をしていく。したがって、これからの国づくりのあり方の中でも、活力ある福祉国家をつくっていくというのは一つの大きな目標になっていくだろうと...全文を見る
○伊藤(達)委員 どうもありがとうございます。  続きまして、内橋先生にお伺いをしたいのです。  先ほどの、これからの国づくりの方向性の中で、先生から二つのキーワードがございました。一つは競争という言葉、そして共生という言葉、この二つのバランスがうまくとれるような社会をつくっ...全文を見る
○伊藤(達)委員 実は私からは、どういう部分を市場に任せたらいいのか、この点について先生のお考えをお伺いしたかったのですが、また別の機会にお願いを申し上げます。  時間が参りましたので、これにて質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
12月05日第139回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○伊藤(達)委員 新進党の伊藤達也でございます。私からも、引き続いて泉井問題について中心的に質問をさせていただきたいと思います。  今、遠藤委員そして西川委員の方からいろいろ質疑をさせていただいたわけであります。また、大臣そして通産省からもいろいろな御答弁があったわけであります...全文を見る
○伊藤(達)委員 今の官房長の御答弁では、先ほど大臣は今回の調査で当初の目的を達した。こういうお話でございますが、国民の皆さんが知りたいのは、今の通産省が、なぜ泉井という特定の人物がこれだけ広く通産省の人たちと交流することができたのか、どうして通産省の最高幹部の人までに食い込むこ...全文を見る
○伊藤(達)委員 やはり、今の答弁では本当にどうだったのかという国民の疑問に答えていないような気がするのです。ですから、やはり、不特定多数のパーティーで泉井さんとたまたま会ったということと、泉井さんが主催をしてそしてパーティーをやり、ゴルフ大会をやり、あるいは会合を持ったというこ...全文を見る
○伊藤(達)委員 先ほど大臣は、OBの問題については、調査をしてもOBに対してやはり注意することもできないし、今の権限の範囲内ではなかなか難しいのだ、こういうお話があったわけであります。しかし、今回の調査で、現役でも調査した中の三分の一の人たちが接触はあったということでありますし...全文を見る
○伊藤(達)委員 大臣のお話ではなかなか難しいということであるならば、これは理事会の協議の話になると思いますが、政府系金融機関のトップに、通産省の大幹部の方が今トップとしてお仕事をされておられる。やはり参考人として来ていただいて、そういう方々の中にも忘年会に出席したことを認められ...全文を見る
○伊藤(達)委員 今お話がありましたように、今回、考えられないような利幅で仲介手数料が設定をされているわけですね。そして、これは全国石油商業組合連合会も今回の事件についてコメントを出して、全く理解し得ない取引だ、こういうことをコメントとして発表しているわけであります。したがって、...全文を見る
○伊藤(達)委員 今御説明があったように、九一年秋の第一回国際入札では敗れるわけですね。これは、今お話がございませんでしたが、韓国の財閥連合に敗れた。このときに、世界じゅうがこのベトナムの石油利権をめぐって激しい争奪戦を演じていた。その中で、日本政府は果たしてどれだけの支援活動が...全文を見る
○伊藤(達)委員 今お話がありましたことを少し補足しますと、九一年の秋の第一回の国際入札に敗れた後、年が明けてから、一月に外務省が調査団を派遣して、二月にはOECFの調査団が派遣されて、四月には柿澤外務次官がベトナムに行き、五月には山崎建設大臣がベトナムに行き、そしてその後、三菱...全文を見る
○伊藤(達)委員 どうしてそこをお答えにならないのかよくわからないわけでありますが、これは外務省あるいはOECF、調査団を派遣して一番の協議事項というのは恐らくこの延滞債務の解消の問題にあったのだろうというふうに思います。  これは幾つかの報道に出ているわけでありますが、日本の...全文を見る
○伊藤(達)委員 これは事実関係を簡単にお伺いしたいのですが、その銀行団はいつ融資をして、そしていっそれが返済されたということになっておりますか。
○伊藤(達)委員 外務省にお尋ねします。  円借款が実行された時期はいつですか。
○伊藤(達)委員 時間がないのでちょっとまとめてお伺いしたいと思うのですが、このときの円借款の性質というものはどういうものでありましたか。そして、規模が幾らのものであったでしょうか。その点をお答えいただきたいというふうに思います。
○伊藤(達)委員 この円借款は商品借款であったわけですね。それで四百五十五億円でございましたね。  先ほどから繰り返しお話が出ているように、当時のベトナムが日本の円借款を受けるためには、延滞債務を解消しなければいけなかった。その延滞債務を解消していくために、これは日本の銀行にお...全文を見る
○伊藤(達)委員 どうも説明があれなんですが、商品借款の場合にはその商品のリストがあって、それにちゃんと使われたかどうかということを見るわけですね。  今回の場合には、四百五十五億の円借款をやって、そのうちの二百三十五億円を返済できるように、それを見込んだ円借款がされているとい...全文を見る
○伊藤(達)委員 これにて質問を終わります。