伊藤達也

いとうたつや

小選挙区(東京都第二十二区)選出
自由民主党
当選回数9回

伊藤達也の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○伊藤(達)小委員 伊藤達也でございます。最後の質疑者になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  今まででほとんど論点が出尽くしているところがあろうかと思いますが、あえて二つ、参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  一つは、今参考人からお答えにならなかった首...全文を見る
○伊藤(達)小委員 どうもありがとうございました。
04月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○伊藤(達)委員長代理 この際、お諮りいたします。  本案審査のため、政府参考人として中小企業庁次長小脇一朗君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○伊藤(達)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○伊藤(達)委員長代理 山田敏雅君。
05月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○伊藤(達)議員 先ほどから議論になっておりますように、この法律は、エネルギー政策の基本的な方針、それをもとに、今後のエネルギー政策全体の基本的な考え方というものを打ち出していく法律であります。  私たちが考えているエネルギーでございますが、先ほどから議論が出ておりますように、...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○伊藤(達)議員 今先生御指摘のように、技術の目まぐるしい発展といいますか進歩というものを考えた場合に、私は、長期的には、やはり三つの政策目標をめぐる環境条件にはさまざまな変化が生じることはあり得るというふうに思います。例えば、ITというものが急速に展開をしていく、そして気候変動...全文を見る
05月23日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○伊藤(達)小委員 伊藤達也でございます。どうもおはようございます。  本日は、先生から大変貴重なお話を伺うことができまして、本当にありがとうございます。  私からは、まず最初に、先生がお話しになられた司法審査権の活性化についてさらにお話をお伺いさせていただきたいと思います。...全文を見る
○伊藤(達)小委員 先生のきょうのお話が大変興味深いものがあったものですから、少し広く憲法のお話をお伺いさせていただきたいというふうに思います。  先生のきょうのお話、そして先生の資料を見ておりますと、「「ほっといてくれ」の憲法学から「みんなで一緒にやろうよ」の憲法学へ」という...全文を見る
○伊藤(達)小委員 どうもありがとうございました。
06月06日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○衆議院議員(伊藤達也君) 先生からお話がございました第二点目の化石燃料の問題でありますが、エネルギー資源に乏しい我が国において、石油、天然ガスは一次エネルギー供給の六割以上を占めております。経済性、利便性の観点から、二十一世紀においても引き続き主要なエネルギーであることが予想さ...全文を見る
○衆議院議員(伊藤達也君) エネルギー基本計画は、他の基本計画と同じように十年程度が基本ではないかというふうに考えています。ただし、例えばそのエネルギー開発につきましては、やはり数十年という期間が必要でありますので、そういう意味からも、長期的な視野というものを大切にしながら十年程...全文を見る
○衆議院議員(伊藤達也君) 十一条の記述は、いわゆる白書に相当をいたします。  報告内容といたしましては、エネルギー基本計画や各種エネルギーに関する計画、指針等に基づき政府が策定及び執行した法律や予算など、エネルギー需給に関して政府が講じた施策を幅広く含むものだというふうに考え...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第26号
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○衆議院議員(伊藤達也君) 改善措置につきましては、今、先生からもお話がございましたように、個別のケースによっていろいろ違うと。したがって、ケース・バイ・ケースでやはり判断をしていかなければいけないというふうに考えております。ただ、その中で、例えば組織内部における内部規則の見直し...全文を見る
10月03日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
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○副大臣(伊藤達也君) このたび副大臣として金融問題を担当させていただくことになりました伊藤達也でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  川橋先生から今御質問がございましたように、昨日初めての副大臣会議がございました。総理も御出席をされまして、その中で、平成十六年度中...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○伊藤副大臣 先生から今、悪質なやみ金融の問題について御指摘を受けたわけでありますが、罰則強化についてでありますけれども、貸金業の規制法については、いわゆる商工ローン問題の社会問題化を受けて、罰則を強化する改正法が平成十二年六月から施行されたところであり、現時点ではその着実な実施...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  まず、朝銀東京については、金融管財人により、同組合の元理事長等旧経営陣二名について、平成十三年十一月八日、協同組合による金融事業に関する法律違反、検査忌避で刑事告発がなされ、また、同月二十八日には業務上横領で刑事告訴がなさ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  朝銀をめぐっては北朝鮮本国への送金疑惑も指摘されておりますが、金融整理管財人等においては、旧経営陣、さらには債務者の責任追及のための融資資金の資金トレースに努めているものの、融資資金が融資先からさらに、どこにどのように流れ...全文を見る
10月29日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  破綻朝銀の新設受け皿組合の定款においては、朝鮮総連の役員経験者は役員としないという規定が設けられており、その趣旨は、定款にも規定されているとおり、組合の経営の独立性を阻害するおそれのある者を排除することと承知しております。...全文を見る
10月29日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○伊藤副大臣 このたび内閣府の副大臣を拝命いたしまして、金融関係事項を担当させていただくことになりました伊藤達也でございます。  竹中大臣を補佐いたしまして、不良債権問題を解決し、日本経済を再生させていくために全力を尽くしていく覚悟でございますので、小坂委員長を初め委員の皆様方...全文を見る
10月29日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○副大臣(伊藤達也君) このたび内閣府の副大臣を拝命をいたしまして、金融関係事項を担当させていただくことになりました伊藤達也でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  竹中大臣を補佐をいたしまして、金融システムの安定化、そして活性化のために全力を尽くしていく覚悟でござい...全文を見る
10月31日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○副大臣(伊藤達也君) 委員が御指摘されているその不良債権の定義がどういう定義をされているかということによって額が大きく変わってくるんだというふうに思います。  私どもが不良債権としている定義、その金額は、検査によってこれは明らかになっておりますし、また、そこに至るまでに自己査...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) この不良債権の問題は、ある意味で過剰債務の問題でありまして、過剰債務というのはこれは企業の問題でございます。この過剰債務の問題をどのような形で、今回、企業の再生と金融の再生を一体的にやっていくということを私どもは目標にしているわけでありますから、この過剰債...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今御指摘ありましたところについて、銀行も御努力をされてしっかり対応が進んでいるわけでありますし、また、残念ながら、そういう対応をしながら新規の発生も起きているわけであります。  そして、先ほどから当委員会でも産業の再生が極めて重要だというお話がございます...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  森本先生はもう中小企業問題の第一人者として大変御活躍をされておられ、また、先ほどお話がございましたように、貸し渋り、貸しはがしが中小企業のもう命運を決めることだと大変強い問題意識を提示をされているわけであります。...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○伊藤副大臣 大島先生にお答えをさせていただきたいと思います。  私も、さきの通常国会までこの委員会に籍を置かせていただきましたので、日本経済を再生させていくためには、中小企業の存在そして活躍というものがいかに重要かということを十分認識をしているつもりでありますし、村田委員長の...全文を見る
○伊藤副大臣 金融庁としては、追跡調査をいたしておりません。
○伊藤副大臣 私どもも、経済産業省と協力をしながら、不適切な対応があれば、しかるべき私どもに与えられている権限の中でしっかり対応していきたいというふうに考えております。
11月06日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  旧長銀の破綻処理に当たって預金保険機構が行った資金援助等の額は、金銭贈与等が三兆七千三十五億円であります。その内訳は、金銭贈与が三兆二千三百五十億円、そして、損失補てんが四千六百八十五億円であります。また、不適資産の買い取...全文を見る
○伊藤副大臣 旧長銀の譲渡に際してニュー・LTCB・パートナーズ社が預金保険機構に支払った旧長銀普通株式約二十五億株の買い取り額は、十億円となっております。
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今委員御指摘のとおり、私どもも、やみ金融に対しては大変強い問題意識を持っております。こうした問題も含めて、財務局及び都道府県の監督部局に対し出資法違反の高金利貸し出しに関する苦情等の件数が増加していることは、金融庁としても...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○伊藤副大臣 今、私どもが、いわゆる金融再生法の開示債権の状況の中で、不良債権の比率で申し上げますと、全体で大体八・六三%というふうに認識をいたしております。
○伊藤副大臣 金融再生法の開示債権の状況で四十二兆、約四十三兆円というふうに認識をいたしております。
11月07日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○副大臣(伊藤達也君) 平成十三年十月一日から十四年三月末までに破綻した金融機関は、銀行が二行、信用金庫が十三金庫、信用組合が三十組合、三業態の合計で四十五金融機関となっております。  また、平成十四年四月一日から十四年九月末までに破綻した金融機関はございません。
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさしていただきたいと思います。  本年四月のペイオフ一部凍結解除を控え、金融庁では、預金定額保護下において金融機関の破綻により金融システムの安定性が損なわれないよう、的確な検査・監督を通じ金融機関の健全性の確保に努めたところであります。また一方、...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 確かに需要サイドの問題は大変重要でありますので、その需要を喚起していくための政策というものは極めて大切だというふうに思います。  私は長年、ある意味では産業サイド、事業サイドを見てまいりましたから、今、委員がおっしゃられるように、では産業サイドがどれぐら...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今回の金融再生プログラムは、先ほど大臣からお話をさせていただいたように主要行に限定をしているものでございます。これから地域の金融機関をどうしていくかということについては議論を深めていきたい、そして、私たちとしても考え方を来年の三月末までにはまとめていきたい...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 大臣がおっしゃろうとしているのは、規模のメリットといいますか、戦略的な合併というのもあるかもしれないけれども、一方で、やはり金融機関のこれからの質、あるいは地域の中小企業のニーズにこたえられるようなしっかりとした資金仲介機能というものをより持っていく方向で...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 個別の問題についてどうするということはやはり私たちの立場からは申し上げられませんが、ただ、今お話がありましたように、このホットラインを設けた理由というのは、私ども行政が今まで以上に中小企業者の方々の現実の置かれている状況というものをできるだけ正確に把握をし...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生今御指摘をされましたが、主要行の十三行ベースで見ますと、いわゆる再生法開示債権残高が二十六・八兆円、不良債権比率で八・四兆円になります。ここにいわゆる新生銀行とあおぞらを含めたベースで、先生御指摘のとおり二十八・四兆円、不良債権比率で八・七%という数字...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生御指摘のとおり、貸し渋り、貸しはがしに対しては、私どもは十分に問題意識を持って対応していかなければいけないというふうに思っております。特に、中小企業についてはやはり日本経済を支える基盤でございますので、この中小企業に対する金融の円滑化というのは大変重要...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○伊藤副大臣 今委員御指摘のように、健全性の信頼というものを十分に確立するということが極めて重要であります。  その中で、公認会計士監査が、証券市場に対する投資家の信頼を高め、市場機能の活力を維持向上させる重要な役割を担っております。  去る八月に取りまとめました証券市場の改...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  現行法では、資本注入等の措置が講ぜられなければ、我が国または当該金融機関が業務を行っている地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがあると認められるとき、金融危機対応会議の議を経た上で、資本注入の必要性の認定を...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今まさに先生御指摘をされたことが今法律案の最大の課題の一つでございまして、金融機関からヒアリングを通じて聞いているところでは、合併等の組織再編に伴い自己資本比率が低下することが見込まれるような場合には合併等をちゅうちょする...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもとしましては、こうしたことを通じて収益性の向上を図り、そして地域の皆様方のニーズにしっかりこたえられるような金融機関に、体質改善につながっていくというふうに考えております。
○伊藤副大臣 地域金融機関の将来像といたしましては、リレーションシップバンキングをベースに、引き続き地域に根差してきめ細やかに地域住民あるいは企業のニーズに対応することにより、地域経済に貢献していくことが基本になると考えられます。合併等の組織再編成は、そうした中で、地域金融機関の...全文を見る
○伊藤副大臣 今回の法律の中でも、今委員が御指摘をいただいたことを前提に考えております。地域のさまざまなニーズにこたえられるように、その中で地域金融機関の健全性というものを確保して、そして、経営基盤の強化のための有力な手段の一つとして合併等の組織再編が円滑に行われるように、今回の...全文を見る
○伊藤副大臣 決済用預金は、決済サービスを提供できること、要求払いであること、金利ゼロであることの三要件を満たす預金であります。具体的な預金商品といたしましては、御指摘のとおり、当然に当座預金が当てはまります。また、普通預金についても、決済サービスを提供できること、要求払いである...全文を見る
○伊藤副大臣 仕掛かり中の決済資金とは、例えば、顧客が金融機関に他行への振り込み依頼を行った場合に、その振り込みに関する他行への資金決済が完了していない状態にある資金をいいます。  この資金は、預金勘定で経理されている場合もありますが、仮受金勘定といった預金勘定以外で経理されて...全文を見る
○伊藤副大臣 今先生御指摘のとおり、十三年度中の中小企業向け貸し出しの残高で、UFJが約二・五兆円、あさひが一・四兆円減少をいたしております。十四年三月期に中小企業向け貸し出しが前年比減少した資本増強行に対しては、銀行法第二十四条に基づき、貸し出し増加に向けた取り組み状況等の報告...全文を見る
○伊藤副大臣 先生御指摘のホットラインにつきましては、十月二十五日に設置をさせていただきました。私たちとしましては、今まで以上に、中小企業者を中心として、取引先の企業の声をしっかり聞いていきたい、そういう思いで、限られた人員の体制でありますけれども、その中で、大変限られた手段であ...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもといたしましては、より充実したモニタリング体制を整備していきたいという考え方の中で、金融問題タスクフォースというものを設置させていただきたいと考えております。  この中で、法律や会計の専門家の方々にもメンバーとしてさらに入っていただいて、幅広い視点から、平成...全文を見る
○伊藤副大臣 早期健全化法に基づく資本増強行は、毎年度、中小企業向け貸し出し等の増加計画を策定しておりますが、その履行を確保するため、従来から明らかにしている方針において、みずから的確に履行しようとしないと認められる場合には、業務改善命令の発動を検討することといたしております。 ...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもとしましては、与えられた権限の中で一つ一つ着実に、行政として監督行政の遂行をしていきたいというふうに思っております。その中の手続を一つ一つ丁寧にやらせていただいているわけでありまして、そうした中で、先ほど御説明させていただいたように、新生銀行のようにしっかり対...全文を見る
○伊藤副大臣 優先株から普通株への転換につきましては、運用ガイドラインを策定するということを私どもは明らかにいたしております。運用ガイドラインをどういう形で策定していくのかということについては今検討をいたしておりますので、工程表を明らかにする中でこの考え方というものを明確にしてい...全文を見る
○伊藤副大臣 今、直近の自己資本比率や収益指標等から見て経営が著しく悪化した銀行について、経営体制の刷新等、経営管理を通じた適切な業務運営を確保することが必要である場合、期中において市場における当該銀行の信認が著しく低下し、その回復を図ることが必要である場合に、これを普通株に転換...全文を見る
○伊藤副大臣 金融機関の取締役会等への検査官の陪席については、これは収益力の向上という観点よりも、主としてリスク管理の強化という観点から検討していきたいというふうに考えております。
○伊藤副大臣 大臣が先ほど御答弁をさせていただいたように、今の法的な枠組みの中で、この制度の適用を検討いたしております。  繰り返しになりますけれども、私どもはリスク管理の強化の観点から検査官の陪席を考えております。
○伊藤副大臣 繰り返しになりますが、私どもとしては、現在の法体系の中で、リスク管理を強化する観点からこの制度の導入ができないかということで検討をいたしているところでございます。
○伊藤副大臣 今そうした点も含めて、検討を実務的にいたしているところでございます。
○伊藤副大臣 繰り返しになりますが、私どもとしては、リスク管理を強化する観点からこの検査官の陪席というものを導入したいということで検討をさせていただいております。
○伊藤副大臣 今の御議論の前提に、これは特別支援という枠組みの中でということになっております。そういう意味では、ある種の公的な関与という前提があるわけでありますから、そこで、私どもはリスク管理を強化する必要から、この検査官の陪席ということを検討していきたいというふうに考えておりま...全文を見る
○伊藤副大臣 私が答弁をさせていただいたのは、この御議論が、特別支援の枠組みについて委員から御指摘があって、その前提の中で御質問があるというふうに思っておりましたので、それで先ほどのような答弁をさせていただいているわけであります。
○伊藤副大臣 繰り返しになりますけれども、これは特別支援という公的な関与を前提にいたしているところでございます。委員が言われているのは、その公的な関与の中で、全く違う行為を金融庁が手をかすというようなお話でありますけれども、私どもは全く逆でありまして、そうしたことにならないように...全文を見る
○伊藤副大臣 収益性の向上については、これは金融機関の問題でありますので、私どもとすれば、その不良債権問題についてしっかりモニタリングをしていくということであります。
○伊藤副大臣 朝銀については、委員御承知のとおり、平成十年四月の都道府県から国への信用組合の監督権限移管以降、厳正な検査監督に基づく破綻認定、金融整理管財人の派遣による責任追及への取り組み等がなされ、責任追及については、民事提訴十九件、刑事告訴、告発五件の実績が上がっております。...全文を見る
○伊藤副大臣 朝銀も含め個別の金融機関からの個別の債務者向けの融資の状況、個別の取引にかかわる事柄は、職務上知り得た秘密であり、守秘義務の観点から、当該債務者が法的整理に入っていて既に公開情報となっている場合などを除き、従来よりコメントを差し控えさせていただいているところでありま...全文を見る
○伊藤副大臣 繰り返しになりますが、私どもとしましては、金融機関の個別債務者に対する融資の状況を公表することについては、守秘義務の問題があることから差し控えるべきものだと考えております。特に、当該債務者にかかわる債権の回収に支障を来すおそれもあるというふうに考えておりますので、そ...全文を見る
○伊藤副大臣 住専のときには、議院証言法に基づく諸手続を経た上で、特に例外的に開示することが適当だと政府が判断をされたわけでありますが、先ほどお話をさせていただいているように、旧大蔵省そして法務省は、やはりこの問題についての情報開示は慎重であるべきというふうな考え方を、その中で、...全文を見る
○伊藤副大臣 ぜひ住専国会のときを思い出していただきたいんですが、あのときには議院証言法に基づく国会からの提出要求があったわけであります。それに対して、大蔵大臣から、国会からの要求資料が職務上の秘密である旨の発言があり、法務大臣から慎重な対応が必要である旨の発言があり、職務上の秘...全文を見る
○伊藤副大臣 朝銀信組は、我が国の法律に基づき設立された預金保険法上の金融機関であり、他の機関と同様、預金者保護や信用秩序の維持といった預金保険法の趣旨、目的に沿って、同法に基づき対応をしていかなければならないと考えております。  しかし、当局としては、ハナ信組の役員体制につい...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもは捜査権限を持っているわけではございませんし、私どもの与えられている権限の中で、先ほどから繰り返しているように、朝銀信組は我が国の法律に基づき設立された預金保険法上の金融機関でありますから、預金者保護や信用秩序の維持といった預金保険法の趣旨にのっとって対応して...全文を見る
○伊藤副大臣 繰り返しになりますが、私どもは与えられた金融行政の中で対応をしっかりしていきたい。  したがって、破綻した金融機関に対しては金融整理管財人が徹底的に責任追及をしているわけでありますし、今問題になっている未処理の破綻五朝銀について、その円滑な事業譲渡をどうしていくか...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいというふうに思います。  今大臣からお話がございましたように、経済構造改革を進めていくに当たっては、幾つかの柱がございます。その中の一つの大きな柱が、金融の問題、金融の改革でございます。  今般取りまとめをさせていただきました金融再生プ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今、委員が御指摘になられたのは、要注意先を含めてというお話だと思うのですが、要注意先を含めてすべてを不良債権というふうに考えるのがいいのかどうか、これは経済の動向によって、特に要注意先については今後さまざまな形で正常化して...全文を見る
○伊藤副大臣 BIS規制についてのお尋ねがございました。  BIS規制は、主要国の銀行監督当局の会合であるバーゼル銀行監督委員会における合意に基づき、国際的に活動する銀行の自己資本比率について、銀行システムの健全性の確保と銀行間の競争条件の公平性の確保の観点から、昭和六十三年に...全文を見る
○伊藤副大臣 今、中小企業庁からもお話がございましたように、私どもも今回の金融再生プログラムにおいて、主要行の不良債権処理を進めることによって日本企業の根幹を支える中小企業の金融環境が著しく悪化することがないよう、セーフティーネットを充実させていきたい、その中で、中小企業向けの投...全文を見る
○伊藤副大臣 中津川委員は、民主党の中小企業問題の担当者であり、また中小企業の視点から大変御活躍されていることを十分承知しております。私自身も、今一番不況の零細な店舗飲食を今まで経営をしてまいりましたので、創業時の資金の苦労、あるいは現在の資金繰りの苦労というものを、身をもって感...全文を見る
○伊藤副大臣 金融機関の合併等の組織の再編成は、規模の経済及び範囲の経済の活用や顧客のニーズに応じた業務の再構築などを可能とすることにより経営基盤の強化につながり、ひいては融資対応力等が強化されることが期待されるものであり、借り手にとってもメリットがあるものと考えております。 ...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○伊藤副大臣 御指摘の会計上の繰り延べ税金資産の計上は、公認会計士協会の実務指針にのっとり、将来の回収可能性について、監査法人による検証を経た上で行われております。  この繰り延べ税金資産に見合いの額が資本勘定に適正に算入されているか否かについては、計上された税効果相当額、つま...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  当委員会でも何度か御答弁させていただいているように、私どもは守秘義務の関係からその点については公開ができないということでございます。
○伊藤副大臣 本法律の趣旨から考えて、これを破綻処理に利用することはございません。
○伊藤副大臣 業務改善命令に至るまでについて御説明をさせていただきたいんですが、UFJホールディングス及びあさひ銀行に対して、貸し出し増加に向けた取り組み状況等の報告徴求を行い、精査をいたしました。  そして、UFJについては中小企業向けに限定した貸し出し目標の設定を行っていな...全文を見る
○伊藤副大臣 御答弁をさせていただきたいと思います。  今お示しをいただいた資料が議員の御質問の前提に、調停の場に示された資料であるか、ちょっと私ども、ここを精査できていないものですから、昨日、この資料をもとにということを前提に私どもで調べさせていただきました。  私どもは、...全文を見る
○伊藤副大臣 委員御承知のとおり、こうした文書の保存期間は原則三年であります。私どもも大蔵省の方にも事務方を通じてこうした資料がなかったかどうかは確認をいたしましたが、そうしたものはないということでございまして、確認することはできませんでした。
○伊藤副大臣 優先株の現在の価格については、普通株への転換開始時期が到来していない優先株が半分程度残っております。したがって、現在の普通株式の株価を前提とした合理的な試算をすることは大変困難であります。  すなわち、優先株式は、転換開始時期、配当率、そして転換価格の上下限等の諸...全文を見る
○伊藤副大臣 生命保険会社の健全性を判断するためのいわゆるソルベンシーマージンの比率の算出における取り扱いを見直すことは考えておりません。
○伊藤副大臣 金融庁といたしましては、郵貯等の公的金融機関は民業を補完するものだと基本的に考えておりますが、いずれにいたしましても、民間金融機関がまず経営基盤というものをしっかり強化をしていく、その努力を懸命に行うとともに、顧客のさまざまなニーズにやはり的確に対応して適切な資金の...全文を見る
○伊藤副大臣 合併後の預金を合併前からの預金と区別するためには、合併等の時点において、破綻処理時と同様の手順で全面的に名寄せを行う必要があり、金融機関に多額の追加的なシステム負担及び事務負担を求めることになり、かえって合併等の障壁になるんではないかというふうに私どもは考えておりま...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘の間接的な資本増強スキームについては、従来から、合併等を行う協同組織金融機関に対して資本増強を行うために業界内で相互支援制度が設けられており、多数の金融機関が利用していることから、これを活用しつつ預金保険機構がバックアップすることが有効と考え、今回の法案に盛り...全文を見る
○伊藤副大臣 今委員が御指摘をされたように、地域金融機関の将来を考えた場合には、やはり引き続き地域に根差して、地域金融機関が持っている持ち味というものをいかんなく発揮していく、そのことによって、地域で頑張っておられる企業の経営内容というものを子細に把握して、そしてきめ細かに事業者...全文を見る
○伊藤副大臣 この「貸し渋り・貸し剥がしホットライン」につきましては、今、経済産業省、中小企業庁の方にもお願いをして、全国の中小企業団体にもこのことを設置したということを広く伝えていただくことをお願いいたしております。  そして、ここで集まってきた情報につきましては、検査そして...全文を見る
○伊藤副大臣 これは特別支援を前提にという御質問だというふうに思いますので。  公的資金投入については、このプログラムの中にも書かれているように、現行の預金保険法に基づきということでございます。  特別支援は、日銀と政府が一体になって、そして万全の危機管理体制をつくる、つまり...全文を見る
11月14日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○副大臣(伊藤達也君) 今、委員御指摘のように、破綻懸念先以下の企業を再生させるというのは非常に難しいものがございます。しかし、政府といたしましては、昨年六月の骨太の方針を受けてRCCにおいて昨年十一月に企業再生本部を設置をし、また本年一月に企業再生検討委員会を設置をして、再生マ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 基本的には、この企業の再生というのは民間主導で行われるべきものでありますから、貸手である銀行と借り手である企業の間でどういう形で当該企業の再建が実現できるかということが基本だというふうに思います。  その中で、産業再生機構を活用するということになった場合...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) RCCに関係をする部分があるものですから。  今、委員から健全な金融機関からどんどんRCCにというお話でございましたが、いわゆる健全金融機関からの五十三条の買取りというものが決まっておりまして、先ほどからお話が出ているように、原則として破綻懸念先以下の債...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 改正金融再生法の第五十四条で、RCCが債務者の再生の可能性を早期に見極め、その可能性のある債務者について速やかな再生に努めることというふうに規定をされておりますので、RCCはこの規定に従ってしっかり対応していきたいというふうに考えております。
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生から御指摘がございましたように、私どもも民間金融機関の中小企業向け貸出し残高が減少しているということを承知をいたしております。  これは、データの取り方によっていろいろございますが、今年の六月末ベースで見てみますと、全国銀行ベースの貸出し残高、こ...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○副大臣(伊藤達也君) フィンランドの事例についてもお話がございましたが、これはかなり特殊な事例であったんではないかなというふうには思っております。しかし、今先生のお話をお伺いいたしておりまして、先生のお話はある意味では、日本銀行が実質的にその公的資金を活用する、あるいは公的資金...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 金融機関の融資業務については、基本的には各金融機関の自主的な経営判断や金融機関の利用者による評価など、取引の当事者による判断、すなわち市場の判断に従うべきであるというふうに考えております。  民主党提案によれば、内閣府の外局として設置され、報告徴求及び立...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 確かに、民間金融機関の中小企業向け貸出し残高が減少しているということは承知をいたしております。全国銀行ベースの貸出し残高、これ、平成十四年六月末を一年前と比べてみますと三・九%減っておりますが、そのうち中小企業向けの貸出し残高を比べてみますと七・八%減少い...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) ある意味では、地域金融機関というのは、やはりリレーションバンキングをベースに、引き続き地域に根差してきめ細かに地域住民や企業のニーズに対応することによって、地域の経済の発展にやはり貢献をしていくことが基本ではないかというふうに思っております。  地域金融...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもは、今回の民主党提案の中で、例えば先ほどお話をさせていただいたように、評価委員会は内閣府の外局として設置をされ立入検査権等も有していることなどから、この点では政府の一機関が個別金融機関の活動を評価することに変わりはなく、例えば民間の格付機関など、市場...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) この株式取得機構につきましては私どもは一貫した考え方を持っておりまして、これは我が国の場合には、銀行がある意味では多額な株式を保有しております。このことが、株価が変動することによって銀行の財務面の健全性に影響を与えやすいということがございます。  そうい...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生御指摘のとおり、金融再生プログラムにおいて明示をさせていただいているわけでありますが、株式市場が低迷をしてその中で株式を処分していくという現状において、銀行は経営における株価の変動リスクを減じるために保有株式を縮減していくことが要請されており、政府...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 繰り返しの答弁になりますけれども、私どもはやはり相まってということの意味合いが非常に大きいというふうに思っておりますので、そういう認識を持っているということでございます。
○副大臣(伊藤達也君) 先生御指摘のとおり、株式市場の活性化というのは大変重要なことでございます。  そういう意味から、政府としましては、十月三十日に公表された改革加速のための総合対応策において、株式市場の活性化を図るための環境整備を図る観点から、証券市場の構造改革の推進、金融...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもは、やはり市場原理を補完をして株式処分の円滑を図るためのセーフティーネットとしてこの取得機構が設立されたものだというふうに考えております。  仮に機構の保有する株式が一時に市場に出回れば、株価が短期的にファンダメンタルズと乖離して下落する可能性もあ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) バーゼル銀行監督委員会では、平成十八年末から実施予定の新BIS規制について、来年第二・四半期に第三次案の公表、そして来年中に最終案の公表を予定をして、現在作業が進められているところでございます。  新しいBIS規制は銀行の持つリスクをより正確に計算するこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 新しいBISの規制は、銀行の持つリスクというものをできる限り正確に計算するということを目指しているわけでありまして、したがって、現行の規制と比べて一律に重くなるとかやっぱり軽くなるとか、そうしたことが言えない、両面あるということであります。  したがって...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今回の改正案は、やはり銀行と事業法人との株式の持ち合いの関係という経済的な実態に着目をして、事業法人が所有する銀行株を持ち合い解消に伴い処分する場合の受皿を設けることによって、株式持ち合い関係にある事業法人による銀行株式処分の円滑化を図って、そしてひいては...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 当時は、やはり株式の保有制限ということに着目をいたしておりましたので、それで、当時の閣法はそれについての手当ての法律をさせていただいたということだと思います。
○副大臣(伊藤達也君) これは、閣法が提出されたときにもこの改正案は提出をされて、柳澤大臣は平成十四年の七月十七日の衆議院の財務金融委員会において答弁をされておりますが、それを読まさせていただきますと、  我々の方の法律というのは、銀行の株式の保有制限という、そういう措置から論...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 委員から事前にそういう御指摘がございましたので、今日のお昼に大臣にお会いをさせていただいて、今私がお話しさせていただいたことを確認させていただいて、大臣もこの方向の思いがあるということで答弁をさせていただいております。
11月21日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○副大臣(伊藤達也君) 今、そういう指導だということでございますけれども、検査マニュアルにおいては、債務者区分を判断する上で重要な要素である貸出し条件及びその履行状況の検証に関して、リスケなど条件変更を行ったことのみをもって債務者区分の判断を行わず、条件変更に至った要因等について...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもは、この検査マニュアルに従って現場がしっかりその対応をしているというふうに思っております。
○副大臣(伊藤達也君) 信用保証協会の保証などの優良保証等により債権の全額について保全措置が講じられている場合には、仮に貸倒れが生じたとしても損失の発生はないものと見込まれることから、引き当ての必要はございません。このように考えております。
○副大臣(伊藤達也君) 一般の引き当て、貸倒引当金は正常先や要注意先の債権全体に対する将来の予想損失額を見積もったものでありまして、信用保証協会の保証付き債権に対し将来の予想損失額を見積もったものではないというふうに考えております。
○副大臣(伊藤達也君) 貸倒引当金は実績率でありますので、そこに保証が付いているわけでありますから、そこは保証のところが付いているということで判断がされるということであります。
11月26日第155回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  金融庁が生命保険会社の予定利率引き下げを認める法改正を行う方針を固めたとの報道が一部ございましたが、金融庁がそのような方針を決定したという事実はございません。
○伊藤副大臣 財務金融委員会で委員が御指摘をされておりますのは、その法的な権限がない中で何かこうした検査官の陪席というのを考えているんではないかという御指摘だったと思います。  私どもは、そのときにもお答えをさせていただきましたように、関係の法律に十分留意をしながら、そしてこの...全文を見る
○伊藤副大臣 私が過日の委員会でお話をさせていただきましたのは、特別支援という枠組みを前提にしてお話をさせていただきました。  この特別支援というのは、個別金融機関が経営難やあるいは資本不足に陥った場合に、その危機管理の体制を強化して、そして経済が底割れがないようにしていく、そ...全文を見る
○伊藤副大臣 この特別支援の枠組みを使うことによって、先ほどお話をさせていただいたように、政府、日銀が一体的な取り組みによって危機管理の体制を強化していく。そのために、日銀の特融というものを使って底割れを防ぐ、あるいは、場合によっては公的資金の投入ということもあり得る、そういう意...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどからお話をさせていただいているように、これは、特別支援という枠組みに入った金融機関に対して陪席の検査官の常駐というお話をさせていただいているわけであります。  ですので、そこで、委員が御心配されているのは、検査官が同席することによって何か経営のあり方をゆがめ...全文を見る
○伊藤副大臣 私の説明がうまくないのかもしれませんが、今委員がお話しになられたように、特別支援という枠組みの中に入った金融機関に対して、その金融機関が再生の道筋をしっかり歩んでいけるように、ある意味では日銀の特融を使い、ある場合には公的資金を投入するということになっているわけであ...全文を見る
○伊藤副大臣 繰り返しになりますけれども、金融庁が何か法律の枠組みを踏み外してということではなくて、繰り返しになりますけれども、今の、現行法の体系の中で、そして関係の法律に十分留意をして、そしてこの問題の検討をしていきたいということでございます。
○伊藤副大臣 繰り返しで本当に恐縮でございますが、私どもは、今委員が御指摘になられたことも含めて、関係する法令に十分留意をして、現行法の体系の中でこうした方策が可能かどうか、今検討をさせていただいているところでございます。
○伊藤副大臣 まさにその仕組みのところについて、特別支援の枠組みそのものについても今検討をいたしているところでございます。その中で、繰り返しになりますけれども、今ある現行法の体制、関係の法律に十分留意をして、先ほどお話をさせていただいているように、危機管理体制の強化、そして、経済...全文を見る
○伊藤副大臣 この再生プログラムは、いわゆる基本的な方向性を打ち出すためにこの再生プログラムというものを作成をさせていただき、公表をさせていただいたわけであります。  今、委員が御質問されておられる特別支援というのは、先ほどから御説明をさせていただいているように、危機管理体制を...全文を見る
○伊藤副大臣 今お話をさせていただいたように、この再生プログラムは、基本的な方向性を打ち出させていただいたものであります。そして、この特別支援というのは、政府と日銀が一体となって万全な危機対応をしていくということで、この枠組みを整備していきたいという考え方を打ち出させていただきま...全文を見る
○伊藤副大臣 今の問題は、それぞれの金融機関のリスク管理の判断の中で対応されているというふうに思います。  恐らく、竹中大臣が御発言をされましたのは、これからの金融機関に果たしていただきたい役割の中で、金融機関本来の役割というのはやはり信用創造をしていくことだ、資金仲介機能をよ...全文を見る
○伊藤副大臣 そういう意味では、今回の再生プログラムが、今お話をさせていただいたように、金融機関の信用創造をしていく機能、資金仲介機能というものをより質の高いものに上げていただきたい、強化をしていただきたいということで再生プログラムを公表させていただいておりますし、私たちの思いも...全文を見る
○伊藤副大臣 今の委員の御指摘は、私どもとして受けとめさせていただきたいというふうに思います。  ただ、私ども、現在の時点で、何か委員が御指摘のような形で制限を加えるとか、あるいは規制をしていくということは考えておりません。私どもからすれば、やはり不良債権問題を正常化して、そし...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、基本的にはそれぞれの金融機関のリスク管理の中での判断がなされているわけでありまして、委員は、今回、株の持ち合いという日本の独特の構造の中で、株に対する制限をするということをやっているんだから、国債についてもというお話だと思いますけれども、私どもは、今の段階で...全文を見る
○伊藤副大臣 ある意味では、日本の金融市場というものをどういう形でより活性化させていくかということについては、やはり総合的な視点が必要だというふうに思っております。  今の段階では、大変恐縮ですが委員と意見が必ずしも一致しないというところがございますが、委員から重ねて御指摘をい...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○副大臣(伊藤達也君) 今、米国のお話がありましたが、米国においては、抵当権付住宅ローンのリスクアセットはリスクウエート五〇%を乗じて計算されておりますが、当該住宅ローンがモーゲージ証券として銀行にリスクが残らない形で完全に販売された場合は、リスクアセットの計算上、除外されている...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  繰延税金資産につきましては、自己資本への算入ルールをどうするかということについて大きな議論になっていることを承知をいたしております。この繰延税金資産の問題につきましては非常に多くの論点がございまして、一つには税制...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) まず、工程表は、まだ作業をいたしておりますので、そういう意味では、今、作業中でございます。  それと、現行法のいわゆる預金保険法では、資本注入等の措置が講ぜられなければ、我が国又は当該金融機関が業務を行っている地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ず...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先般公表させていただいた金融再生プログラムには、金融機関の自己資本を強化するための税制改正として、引当金に関する新たな無税償却制度を導入をしたい、あるいは繰戻還付金制度の凍結措置解除及び期間の延長、そして欠損金の繰越控除期間の延長について関係府省への要望を...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 金融再生プログラムにおきましては、現下の最重要課題であります不良債権問題を平成十六年度には収束させるという方針に従って、資産査定の厳格化、自己資本の充実、そしてガバナンスの強化等により、不良債権処理を加速させるための包括的に政策強化を図るものであるというふ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) システムの導入に当たってのコストは、これは恐らく個々の金融機関によって違ってくるというふうに思いますので、具体的にどれぐらいかというのは今ここでお話しすることは大変難しいというふうに思っております。  先生御指摘のとおり、確かにコスト負担というものは要す...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) やはり地域の金融機関は、リレーションバンキングをベースに、地域に根差してきめ細やかに地域住民や企業のいろいろなニーズに対応することによって、地域の経済の発展に貢献できることが基本ではないかというふうに考えております。  地域金融機関がこうした役割を十分に...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  昭和四十六年度に預金保険制度が創立された際、農漁協は信用事業のほかに経済事業などを営む総合事業体であり、金融業務のみを営む一般金融機関とは異なること、つまり、経済事業が原因で破綻することもあり得ることから、一般金...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  地方自治体の公金の取扱いについては二つの局面がございます。  一つは、収納代理金融機関から指定金融機関への収納金の移転、そして二つ目の局面が、指定金融機関による歳計現金の保管、出納という局面でございます。  ...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  先生は経済政策の専門家でいらっしゃいますし、今お話がございましたように、やはりこれからの経済構造改革の中にあって新しいビジネスモデルというものも次々に輩出しながら、お客様、消費者、利用者からやはり支持される、そう...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生から御指摘がございましたように、やはり総合的な政策が極めて重要だというふうに私どもも考えております。  特に、今回の会社更生法の改正によりまして、会社更生手続開始後、原則として一年以内に更生計画案の提出が義務付けられ、また会社更生手続の終結時期の...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お尋ねの点でありますが、そもそも金融検査は金融機関の経営判断や融資判断にまで立ち入るという性格のものではございませんので、デット・エクイティー・スワップやDIPファイナンスを行うか否かについては金融機関自らの経営判断により行われるものでございます。  今...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  定期性預金の全額保護措置については、本年の四月に終了して以来、預金者による金融機関の選別とそれを意識した金融機関の経営基盤の強化に向けた努力が進んでいるところであります。全額保護に戻すことは、金融機関の緊張感ある...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生御指摘のように、今回、公表させていただきました作業工程表において、「早期是正措置に係る命令を受けた金融機関の自己資本比率改善までの期間を三年から一年へ短縮等。」とすることとし、事務ガイドラインを年内に改正することとしたところであり、作業工程表に従い年内...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、検討中でございますので、その中でしっかり検討を進めていきたいというふうに思っております。
○副大臣(伊藤達也君) 保険事業が今後とも保険契約者の信頼を確保し我が国の国民経済の中で重要な役割を果たしていくためには、保険会社の財務状況に関するディスクロージャーの充実というのは極めて重要であるというふうに思っております。  こうした観点から、金融庁としては、保険業法に基づ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、様々なことについて勉強させていただいている段階でございますので、更に私どもとしては検討を深めていきたいというふうに考えておりますが、今御指摘のその三利源の問題でありますが、これはやっぱり各社の競争戦略にもかかわる内部管理指標であるということがございます...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、ある前提の下に明言をするということは、私どもの立場では今できないところでございまして、先ほど大臣がお話をさせていただいたように、幅広く、ある前提を設けずに今検討をさせていただいているところでございますので、その点について御理解をいただきたいと思います。
○副大臣(伊藤達也君) ここに書かれていることについて、まず貸出債権のオフバランス化の推進ということについては、これは特別支援金融機関に限定するということではございません。  ただ、この金融再生プログラムの中に書かさせていただいているように、個別金融機関が経営難や資本不足に陥っ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、ここに書かさせていただいているように、法的な整理手続に入った企業について、当該特別支援金融機関がDIPファイナンスを担う場合ということでございますので、そのときに再生可能な部分を蘇生させるための信用保証制度について検討をしていきたいということでござ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今お話をさせていただいたように、限定をしていないということでお話をさせていただいているところでございます。  ただ、私どもがお話をさせていただきたいのは、その傷付いた、特別支援に入っている金融機関の早期の経営の再生ということを考えた場合にこうした手だてが...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、RCCが買うときに参考するということでございます。
○副大臣(伊藤達也君) これは、一番最初のところに特別支援金融機関はということで書かさせていただいておりますので、そうした前提の中で私どもとして考えてきたということでございます。
○副大臣(伊藤達也君) これは特別支援金融機関のことについて書かさせていただいて、それでRCCの買取り価格である時価を判断する際の一つの参考情報としてそれをRCCが採用することを検討するという意味で書かさせていただいております。
○副大臣(伊藤達也君) 一般に時価とは、その時点において一般にその物が取引されている実際の価格と考える価格というものを考えております。  今般の改正案の下で、その時価についても基本的に同じ考えに立ち、合理的な方法により算出した価格が時価であり、不良債権については、証券会社、投資...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 特別支援ということでより厳格化されているわけでありますので、そうした中で合理的な時価というものが決まってくるということでございます。
○副大臣(伊藤達也君) 特別支援の下でその引き当ては、これ、十分しっかりしてくるということでございますので、そこで時価というものがより合理的なことになっていくというふうに考えております。
○副大臣(伊藤達也君) ここに書かさせていただいているように、参考情報として活用をしていくということでございますので。
○副大臣(伊藤達也君) 差を付けるということではなくて、繰り返しになりますが、特別支援金融機関の傷付いた金融機関というものを早期に健全化していく、経営革新をしていくと。その流れの中で、企業の再生を充実していくために破綻懸念先以下の債権というものをオフバランス化していくということが...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 繰り返しになりますが、特別支援金融機関の金融機関としての経営を早期に改善をしていくために、今お話をさせていただいたように、RCCというものを一つの活用する手段、つまり破綻懸念先以下の債権をオフバランス化していくに当たって考えていると。その場合に、RCCが買...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 認めるかどうかというよりも、繰り返しになりますが、特別支援金融機関に入るというのはもう傷付いた金融機関なわけですね。それを早期にその経営を改革をして、そして健全化をさせていかなければいけない。そして、そういう意味で、この金融機関に対してはガバナンスを強化を...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) それはRCCの判断ということになります。
○副大臣(伊藤達也君) 預金保険機構の責任準備金は、破綻金融機関の預金保護のための資金援助等の費用が増加したことから、十四年三月末で一般勘定と特例業務勘定合わせて三兆七千九百八十二億円の繰越欠損金を計上していることは先生の御指摘のとおりでございます。  当該繰越欠損金のうち、特...全文を見る
12月11日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  十五年四月以降の生保のセーフティーネットのあり方については、十二年の改正法附則に、法律の施行後三年以内に検討を行い、必要があれば保険契約者等の保護のための制度について措置を講ずる旨の規定が置かれているところでございます。 ...全文を見る
○伊藤副大臣 先生御指摘のとおり、低金利の長期継続により、いわゆる逆ざやの問題が構造的な問題として生命保険会社の経営にマイナスの影響を与えることは事実でありますが、各生命保険会社においては、新しい商品の開発や経費の抑制、合併、提携等の推進などにより、経営強化に努めているところでご...全文を見る
○伊藤副大臣 先生御指摘のように、超低金利の継続がいわゆる逆ざやの問題として生命保険会社の経営上に構造的な問題を与えているということは私どもも十分承知をしております。そうした中で、先ほど答弁をさせていただいたように、生命保険会社がそれぞれ創意工夫をして、そして財政基盤の充実のため...全文を見る
○伊藤副大臣 答弁をさせていただきたいと思います。  先生御指摘のその三千四百億円というものについて、私どもが具体的な方針を決めたということはございません。  そして、先生が今御指摘になられているように、この生命保険というものは国民生活にとって極めて重要なものでございます。そ...全文を見る
○伊藤副大臣 今先生から、生命保険の現在置かれている問題、そして先生としてのお考えについてるるお話があったわけでございます。  先生御承知のとおり、この問題は大変難しい問題でもございますが、一方で、やはり生命保険というものが私たち国民生活にとって極めて重要な存在であり、それが自...全文を見る
○伊藤副大臣 この問題については、金融再生プログラムで述べておりまして、繰り延べ税金資産については、会計指針の趣旨にのっとってその資産性を厳正に評価することとしており、既に主要行に要請を行ったところであります。また、同プログラムにおいては、外部監査人は実務指針にのっとり繰り延べ税...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  朝銀の信組をめぐっては、先生御指摘のとおりさまざまな問題が指摘されているところでございますが、朝鮮銀行信組が我が国の法律に基づき設立された我が国の国内金融機関でありますので、預金保険法の趣旨、目的に沿って同法に基づき対応を...全文を見る
○伊藤副大臣 各朝銀の信組は、それぞれの地域の在日社会に密着した協同組織金融機関として設立されたものであり、地域の在日朝鮮人の商工業者に対する金融の円滑化という役割を果たしてきたものと考えております。  しかしながら、破綻した朝銀東京における責任追及の過程において、同組合から朝...全文を見る