伊藤達也

いとうたつや

小選挙区(東京都第二十二区)選出
自由民主党
当選回数9回

伊藤達也の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  先生御指摘のとおり、日本経済の根幹をなす中小企業の実態や実情というものをしっかり把握していくということは極めて重要であります。そうした観点から、金融再生プログラムに基づき、私どもとしまして、貸し渋り・貸しはがしホットライン...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今、上田委員から御指摘がございましたように、いわゆる朝銀系の金融機関の問題については、さまざまな問題を生じさせているということについては承知をいたしております。  御指摘のありましたハナ信組の現理事長につきましては、昨年...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  朝銀については、都道府県から国への移管後、平成十二年に財務局から五組合に対して検査を実施しております。  また、朝銀に対する二巡目の検査については、朝銀西信用組合に対して昨年十一月から検査を実施、朝銀北東信用組合に対して...全文を見る
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今委員御指摘がございましたように、預金利息の額については、九二年度十一兆四千百三十億円、それが二〇〇一年度一兆二千六百三十一億円で、十兆一千四百九十九億円の減少でございます。そして、役務取引等収益が経常収益に占める割合でご...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  銀行が不良債権の処理に当たり、貸出金等の回収のために担保権を実行する必要がある場合に、子会社が親銀行のために、競落により当該債権に係る担保不動産を取得する場合があることは私どもも承知をいたしております。これは、担保不動産に...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○伊藤副大臣 私どもとしましては、今の生命保険の置かれている状況というものについては、しっかりとした監督をいたしておりますので、今現在、何か問題が起きるという状況ではないというふうに思っております。  特に、ディスクロージャーも徹底をさせておりますので、ソルベンシーマージン等々...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもとしましては、先生が冒頭御指摘ございましたように、簡保事業が民業を補完する立場にあるという基本的な考え方のもとで、民間保険会社との公平な競争条件が確保されていることが極めて重要である、こういう認識に基づいて、担当の総務省とも今日まで協議をさせていただき、また、...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘がございますが、やはり仕組みが違っておりますので、私どもとしましては、公社の方々に、民間の生命保険会社のセーフティーネットに対して拠出を求めるということは考えておりません。  それと、先ほど先生御指摘ございました公社の方の経営が、しっかり経営上、経営の健全性...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○伊藤副大臣 実際、イラクの問題等々で世界の株式市場がいろいろな影響を受けている面もございますので、そうした要因等々を考えていきますと、具体的にどうなるということは、確たることはなかなか申し上げにくいところがございますが、影響そのものはやはりあるだろうというふうに思います。  ...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもとしましても、株式市場の動向というものを注視いたしまして、そして、一番重要なのは決済機能というものを十分確保するということでございますので、この点についても万全な対応をしていきたいというふうに常に考えているところでございます。  また、昨年の十月に公表させて...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもといたしましては、先生が御指摘をいただきましたように、今後の構造改革を進めていくに当たって、不良債権の問題を終結していく、そして産業の再生を実現していくということは極めて重要だというふうに思っております。  そうした問題意識の中で、昨年の十月に、先生にも御指...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  今、松先生からの御指摘はかなり先に先にいろんな仮定が出ておりまして、大臣からもお答えをさせていただいたように、私どもとしましては今幅広く勉強させていただいているところでございまして、現時点で私どもとしての案を持っ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 重ねてになりますが、私どもまだ法案というものを用意をさせていただいている状況ではございませんので、また先生からいろいろ御指摘がございましたけれども、現在そうしたものを想定をされる状況ではないというふうに思っております。  ただ、先生御指摘のとおり、先ほど...全文を見る
03月12日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○伊藤副大臣 福島先生から大変本質的な御質問をいただいたわけでありますが、経済構造改革の中で不良債権問題というのは、ある意味では最大の関門であり、最も難しい問題だというふうに思っております。この不良債権問題を処理していくということは、ある意味では金融機関の収益力を改善する、そして...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  小泉総理の就任時、平成十三年四月二十六日の日経平均株価は一万三千九百七十三円、東証第一部株式時価総額が三百二十九兆八千九百億円であり、そして昨日の日経平均株価が七千八百六十八円、現在の、午前中の株価が八千六円でご...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 昨日の時価総額が二百二十五兆六千百億円になります。
03月19日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  事業再生にかかわるマーケットが未成熟だという理由でございますが、今平沼大臣からもお話がございましたが、私どもとしましては、投資家が事業再生のマーケットに参加する機会となるはずのローン市場、貸し出しの債権市場というものが未整...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほど未成熟であったということについての理由を少しお話しさせていただきましたが、その中で、やはり貸出債権、いわゆるローン市場を創設していくということは極めて重要ではないかというふうに思っております。  私どもとしては、こうした問題意識から、全銀協において、こうした...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  今、谷垣大臣からお話がございましたように、私どもも全く同じ考え方でございまして、機構は中立的な調整者としての立場でございますから、そういう立場からすれば、この再生計画の合意形成に当たって応分の負担が求められる。その中身につい...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  先生御指摘のように、RCCにおける企業再生につきましては、十三年六月のいわゆる骨太の方針におきまして、企業再生本部というものを設置させていただいて、企業の再生に積極的に取り組んできているところであります。  この本部を設...全文を見る
○伊藤副大臣 この再生本部で再生に携わっている人間が大体二百四十名ございます。民間金融機関から出向されている方もおられますし、また、RCCの中で実務を経験して、そして再生業務に携わっておられる方もおられるわけであります。
○伊藤副大臣 民間金融機関から派遣されている方もおられます。ですから、そういう意味では原籍が金融機関にあるという方もおられます。
○伊藤副大臣 今お話をいただきましたので、手元でちょっと数字を持ち合わせていないものですから、できる範囲内で調べまして、そして先生の方に後ほどでもお許しいただければ御報告をさせていただければと思います。
○伊藤副大臣 出世させていただきまして、大臣ではなくて大変お許しをいただきたいと思うんですが、今谷垣大臣からもお話がございましたように、再生機構の場合にはその再生可能性というものを先行して考えていくそういう組織であり、RCCの場合にはやはり債権の買い取りというものを先行させていく...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  先生のお話は、やはり経営の在り方というものをしっかり見て、それに対して対応していかなければいけないというお話だろうと思います。  私どもとしましても、不良債権処理を進めていく前提として、その債務者たる企業の実態...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  先生御指摘のとおり、平成四年度から十四年度の中間期まで、全国銀行における不良債権の処理額というものは累計で約八十三兆円となっております。  次に、全国銀行の不良債権残高の推移については、金融再生法に基づく資産査...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先ほど少しお話をさせていただいたように、このディスクロージャーの在り方というものが、その国際的に比較可能な基準が設けられて、そして比較ができるようになったというのは極めて近年になってからであります。そうした統計上の問題がありますので、その不良債権の把握の仕...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 八〇年代前半から八〇年代末までの全国銀行の貸出し残高の推移を見ると、先生御指摘のとおり、貸出し残高が約二百兆円増加をいたしております。資金需要が経済活動の大きさに比例するならば、銀行貸出しといわゆる名目GDPはある程度パラレルに推移すると考えられますが、名...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  まずアメリカでございますが、一九八〇年代の後半、いわゆるSアンドL等の貯蓄金融機関が大量に破綻をいたしまして、これに対処するため、先生もお話がございましたように、RTCが一九八九年八月に設置をされました。そして、...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 御指摘の貸出し債権の市場についてでありますが、これまでの取引の中心というのは債務者の清算でありますとか、あるいは担保の売却でありますとか、回収を目的としていた破綻懸念先あるいは実質破綻先債権が中心であるというふうに言われてまいりました。  先生御指摘のと...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 一般的にメーンバンクという場合には、ある企業のやはり主要な株主であると同時に最大の債権者である銀行を指すというふうに考えております。そして、我が国の場合には間接金融が優位でありますので、このメーンバンクシステムというものは、金融機関にとっては貸し手企業を継...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 産業活力再生法の場合には、これはもう全業種を対象にいたしておりまして、産業の過剰供給構造というものを解消して、そして過剰債務を是正をしていく、そのための認定計画に基づく様々な支援処置というものが用意をされているわけであります。  他方、先生御指摘のように...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私的整理に関するガイドラインは、先生御承知のとおり、平成十三年九月十九日に金融界、産業界の代表者、学識経験者等によって、真に再建に値する企業の私的整理に関する金融界、産業界の経営者間の一般的コンセンサスとして作成されたものであり、元来、再建可能性があるなど...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どものやはり使命として、預金者保護というのは大切な使命でございまして、そういう意味からすると、金融検査というのは金融機関のやはり大小、規模にかかわらず、共通の物差しで銀行の健全性というものをやはり把握をしていくということが大切ではないかというふうに思って...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) そのとおりです。
○副大臣(伊藤達也君) 公的資金、公的資本の増強につきましては、現行法で、いわゆる信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがあると認められるときに、金融危機対応会議の議を経て資本注入の必要性の認定を行うことができるとされております。  このような現行法の枠組みを踏まえつつ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもといたしましては、総理の御指示もいただいて、金融再生プログラムにおいては、やはり世界から信頼される金融システム、そして金融行政というものをしっかりやっていこうと。そして、世界の評価たり得る金融市場というものをしっかり作っていかなければいけないというこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先ほど谷垣大臣から産業再生機構についてるるお話があったわけでありますが、私どもは、この機構の活動につきまして、またこの機構の活動によって、まず非メーン行については、その機構に不良債権を売却することによってオフバランス化というものが進展をしていくことになると...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) この不良債権問題を解決し、その裏側には企業の再生というものがあるわけでありますが、この再生機構ができることによって、その全体としてこの不良債権問題を解決し企業を再生をしていくという流れが私は強く出てくるんではないかというふうに思っております。  この企業...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今の非メーンのお話でございますが、この債権の中身というのはそれぞれのやはり債権者の担保の保全がどうなっているのかということによって個々の事情がございますので、それを一概にこうだという議論はなかなか私どもとして今お話をさせていただくことはできないというふうに...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) RCCの点でありますが、そのRCCが債権放棄を行う場合について、民間金融機関と異なる法的な制約が存在するわけではございません。  ただ、谷垣大臣からもお話がございましたように、RCCというのは国民負担との観点から、やはり債権の回収の極大化ということに重点...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもの金融検査においては、債務者企業のその経営実態というものを総合的に勘案をして、そして判断をしていくということになっておりますので、産業再生機構による支援の決定の有無によって債務者区分を判断することにはならないと、そのことは適当でないというふうに考えて...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、大臣からお答えがございましたように、私どもの再建計画検証チームというのは、債務者区分の前提になります再建計画の妥当性というものを厳正に検証していくということでございます。  一方で、産業再生機構の再生計画というものは、その事業の再生の可能性の高い企業...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○副大臣(伊藤達也君) 国債の議論と企業の問題はちょっと次元が違いますので。  ただ、国債というのはある意味では今まで最も信頼の高いものだという認識があって、その中でいろいろな議論が私はあるんではないかというふうに思います。企業の場合には、これは個々いろいろな経営の内容によって...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、大変力強いお話もいただきまして、私どもとしましては、やはりシステムの開発というのは今後の検査・監督において極めて大きなことであります。そういう意味では、もう限られた予算でありますけれども、その予算を効率的にやはり使って、限られた人員の中で本当に国民の信...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  今お尋ねのありました住民票コード通知書が本人確認に利用されたケースがあるか否かにつきましては、現在、全銀協において調査が進められているというふうに承知をいたしております。
○副大臣(伊藤達也君) お尋ねありましたその一月六日の本人確認法の施行以前においては、口座開設等の場面における顧客の本人確認に関し、全銀協の自主ルールであるガイドラインに従い行われているところでありますが、当該のガイドラインにおいては本人確認に利用できる書類が限定的に列挙されてお...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  国際的な視点も含めてというお話でございましたが、やはり前提として、証券市場に対する内外の投資家の信頼を高めて、そして市場の活力というものを向上させていくためには、その適正な財務認識とそれからディスクロージャーが極...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 御指摘のこの繰延税金資産にかかわる税制の改正については、私どもも大変重要である、金融システムの信頼性の観点からも非常に大切であるということで、昨年来要望を行い、関係当局に要請をしてきたところでございます。  この要望につきましては、与党の皆様方の中でもこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生には財政金融委員会で大変御指導いただいておりますし、当委員会でも、不良債権問題を考えるに当たってまず第一に大切なことは、その不良債権を正しく認識することだと、こういう議論が昨日来行われているわけであります。  この正しく認識していくに当たって、今まで...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、西川副大臣からもお話がございましたように、二月の二十四日の金融機関の方々との意見交換会で、西川副大臣も出席する中、竹中大臣からも私からも、この借換え保証制度の趣旨というものを金融機関の皆様方はよく理解をして、中小企業に対する資金の円滑化に努めていただき...全文を見る
04月14日第156回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  預金保険機構による十五年三月末までの主な資金援助等の実施状況でございますが、まず金銭贈与が十八・七兆円でございます。そして、破綻金融機関からの資産の買取りが六・四兆円、そして資本増強については十・四兆円となっております。 ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 経緯について御説明をさせていただきたいと思いますが、投資家や債権者保護の観点から、企業の財政状態を適正に財務諸表に反映するため、国際的な動向も踏まえて、平成十一年に金融商品に係る会計基準が定められ、このうち長期保有の有価証券については平成十三年四月一日以降...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 大変重要な御指摘をいただいているわけでありますが、やはり証券市場に対する内外の信頼、投資家の信頼というものを高めて、そして市場の活力を向上させていくと。そのことを図っていくためには、適正な財務の認識とディスクロージャーというものがやはり不可欠であるというふ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 構造改革特区については、先ほど竹中大臣から答弁がございましたように、私どもも大変重要なものだというふうに考え、真剣にこの問題については検討させていただきました。私自身、名護市長に直接お会いをさせていただいて、今、先生から御指摘のございましたキャプティブ保険...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○伊藤副大臣 保険会社の会社形態には相互会社と株式会社がございますが、株式会社については、合併、提携の動きにも柔軟な対応が可能であること、また自己資本の充実が容易である等のメリットがありまして、先生御指摘のとおり、幾つかの保険会社には株式会社へ組織変更を行う動きが出てきているとこ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  契約者保護機構の定款変更は、一義的には同機構の自治の問題でありまして、私どもとしましては、機構の自治により決定されたものを認可するという立場でございます。  なお、今般のセーフティーネットの見直しにより、同機構においても...全文を見る
○伊藤副大臣 一般論といたしまして、アナリストによる外部からの分析がマーケットを通じたガバナンスを強化するという面で重要な機能を果たしていることは、委員御指摘のとおりだというふうに考えています。ただし、アナリストをどのように活用するかは、証券会社や格付会社等の各社が個々に判断すべ...全文を見る
○伊藤副大臣 委員から御説明ございましたように、委員会等設置会社制度につきましては、平成十四年五月の商法の改正において導入されたところでございまして、本制度は、資本金五億円以上または負債金額二百億円以上の大規模株式会社について、その定款を変更することにより、監督と執行を分離した委...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○副大臣(伊藤達也君) まず、検査においては、条件変更を行ったことのみをもってその債務者区分を判断するのではなくて、貸出し条件やその履行状況、企業の財務状況、あるいは企業の技術力でありますとか販売力、成長性、そうしたものを総合的に勘案をして、当該企業の経営実態を踏まえて判断するこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 金融庁の検査官の定員につきましては、これは国会の方の大変な御理解をいただいて、各業態の検査ニーズを踏まえて体制整備に努めてきた結果、金融監督庁が発足した平成十年度の百六十四名から平成十五年度末には四百六十名になる予定でございます。  また併せて、先生今御...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生御指摘がございましたように、中小企業は、大変厳しい中にあっても、今ある事業の将来性に問題があった場合に、第二の創業というような形で新しい分野に挑戦をしながら一生懸命努力をしているわけでありまして、そうした実態というものを、また新たに挑戦する事業の将...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生お話しになられたように、こうした厳しい現在の経済状況でありますし、また、主要行に対しましては金融再生プログラムにおきまして不良債権の正常化の取組を加速をさせるということをお願いをしているわけでありますから、そうした影響が中小企業にやはり行かないよう...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○伊藤副大臣 最初にお尋ねがありました業務改善命令云々については、ちょっと、今調べさせていただいておりますので。  今お尋ねがございました、石川銀行に対して十三年一月から行われた、十二年九月末基準での検査については、増資終了後の十三年五月に検査結果が通知されたところでありまして...全文を見る
○伊藤副大臣 申しわけございません。  先ほどの、検査が終了した時点は五月の二十一日でございます。  十月に検査を開始いたしましたのは、十三年の九月期基準の状況を確認するために検査が入っております。
○伊藤副大臣 この破綻の事実関係でありますが、破綻は検査が入っているときに起きたわけであります。  もう一度申し上げさせていただきますと、先ほどお尋ねがありました、十三年の一月に検査に入らせていただいて、そして五月の二十一日に検査が終了し、検査結果、経過を通知させていただき、そ...全文を見る
○伊藤副大臣 前回の場合には、検査が入って、そして債務超過するかどうか、ある意味では銀行の経営の命運を決める検査ということになるわけでありますけれども、不動産の鑑定をめぐって、この問題について大変いろいろな議論があって、銀行側からもこの問題についてはさまざまな意見が出されており、...全文を見る
○伊藤副大臣 これは黙認したということではございませんで、もう一度事実関係の方を私の方から述べさせていただきたいと思います。  前回の石川銀行に対する検査、十二年の九月三十日基準日については、十三年の一月二十三日より三月二十日まで立入検査を実施したところであります。立ち入り期間...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきます。  四十四日間というのは立ち入り期間でございまして、これは営業日ベースの期間でございます。
○伊藤副大臣 先ほども答弁をさせていただきましたように、債務超過という、銀行の存続にかかわるような重要な検査でありまして、銀行側からも、先ほどお話をさせていただいたように、不動産評価にかかわる問題について意見が激しく対立をいたしておりまして、その挙証について時間がかかったというこ...全文を見る
○伊藤副大臣 立入検査が終了してから検査結果通知が出るまでが五十二日間でございまして、他の銀行の平均と比較しても、これが特にかかっているということではございません。  そして、先生御指摘のように、並行して増資ということが行われていたわけでありますから、私どもとしては、その増資に...全文を見る
○伊藤副大臣 頭取がやめたという事実は承知をいたしておりますが、そのやめた理由、子細については私は今承知しておりません。
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今御指摘のとおり、金融行政に対する信頼というものをしっかり確保していかなければいけないわけでありますから、委員からも厳しく御指摘をいただいたわけでありますけれども、私どもとしては、そうしたことを踏まえて適切に対応していきた...全文を見る
○伊藤副大臣 特別検査についてでありますが、現在作業中でございますので、検査終了後、速やかに、その結果をとりまとめて、集計ベースで公表させていただきたいというふうに考えています。  なお、その具体的な公表方法につきましては、対象の債務者やあるいは対象金融機関を風評リスクにさらす...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  私どもといたしましては、やはり利用者を保護し、そして投資家を保護することが大変重要な使命だというふうに考えております。  会計制度の問題については、極めて専門性の高い分野でございまして、技術的な面もあり誤解が生じやすいの...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、委員御指摘のとおり、証券市場に対する内外の投資家の信頼を高めて、そして証券市場の活性化、向上を図っていくためには適正な財務認識、そしてディスクロージャーというものが不可欠であるというふうに思っております。  会計基準の適用を仮に恣意的に操作することに...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これにつきましても今様々な議論が行われているところでございますので、そうした議論、検討状況というものを私どもとしても注視をしていきたいというふうに思っておりますが、一般論といたしまして、やはり株の買取り会社の問題については様々な問題があるというふうに思って...全文を見る
04月23日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○副大臣(伊藤達也君) これは委員会でも何度か委員からもお尋ねがございまして、前任の副大臣からも御答弁をさせていただいているところでございますけれども、私どもとしましては、当時、大蔵省でございましたが、近畿財務局において大和都市管財に対して、平成六年の検査結果を踏まえた抵当証券の...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもは知らぬ存ぜぬということではございませんで、委員御承知のとおり、平成六年そして平成九年に検査に入って、この大和都市管財についての経営状況について把握に努めてきたわけであります。  そして、まず平成六年の検査結果に基づきなぜ業務改善命令を発出しなかっ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生から何らかの圧力があったんではないかということでございますけれども、私もこれ、着任をいたしましてこの問題についていろいろ調べてみましたが、そうした圧力があって私どもがやらなければいけない指導をしなかったということではないというふうに思っております。 ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  金融機関が不良債権の処理を行う際に、貸倒れ償却につきまして、企業会計上の費用の概念と税務会計上の損金の概念が異なることから、これらの処理は必ずしも税務上の損金に算入をされておりません。こうした差異を調整をするため...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 機構の株式買取りにつきましては、株式保有制限の導入に伴いまして、銀行等による株式の処分の円滑を図るためのセーフティーネットとして設けられたものであります。会員が機構に株式をどの程度売却するかは、これは各会員の経営判断に左右されるところから、機構の買取り規模...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) やはり私どもといたしますと、利用者、投資家を保護していくというのは大きな使命でございまして、証券市場に対する内外の投資家の信頼を高めて市場の活力を維持向上を図るためにはやはり適正な財務認識とディスクロージャーというものが極めて重要である、不可欠であるという...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思いますが、先生御指摘のとおり、破綻金融機関数が百七十七金融機関に上って、金銭贈与が十八・七兆円に平成四年度から平成十四年度までなっているわけであります。これは、金融機関の破綻処理が増加をし、それが反映をされているわけであります...全文を見る
04月24日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  緩くするということはございませんで、現行の事務ガイドラインにおいても、個人情報保護法の観点から一定程度の手当てを講じているところでございます。  また、現行のガイドラインにおいては、個人情報保護法が成立した際には、当該法...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○副大臣(伊藤達也君) 先生のお尋ねは、生命保険会社が経営不振のため基金を無配にした場合にどうなるかというお尋ねだと思うんですが、銀行による生命保険会社基金への拠出金は、基金拠出に係る契約の実態に応じて資産計上処理がされるところでございます。  また、金融検査マニュアルにおいて...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、先ほどもお話をさせていただきましたように、債務者の実態的な財務状況、収益力、資金繰り、そうしたものを総合的に検討して判断していくことになるわけでございます。実態面を見て判断をするということでございます。
05月07日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○伊藤副大臣 今、投資家保護についての御質問でございますが、この点につきましては、まず証券仲介業制度というものを導入させていただくわけでありますが、この証券仲介業者については、証券会社と同様に登録制として、法令遵守の観点からその適格性を確認する、使用人で証券取引の勧誘を行う者につ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  先生御指摘のとおり、金融取引というもののグローバル化が進む中で、我が国の取引所の国際競争力というものを強化し、そして取引の流動性の向上を図っていくことは、これは大変重要なことであります。  こうしたことにこたえていくため...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  書面取次業務についての実効性、有効性の確保のための施策いかんというお尋ねだと思いますけれども、信用金庫や農業協同組合などの協同組織金融機関から、顧客から書面による注文を受けて株式や社債を取り次ぐ当該業務を行いたいとの要望が...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  大手生命保険会社十社は、先般の、平成十四年度上期の報告がなされておりまして、この報告に基づいて単純に計算をしてみますと、十四年九月末において、生命保険会社が銀行等から調達している基金及び劣後ローン等の額は、それぞれ、八千二...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、投資家や債権者の保護の観点から、企業の財政状況を適正に財務諸表に反映するため、国際的な動向も踏まえ、平成十一年に金融商品に係る会計基準が定められ、このうち、売買目的有価証券については平成十二年四月一日以後開始する事業年度から、そして、持ち合い株式などのその他...全文を見る
○伊藤副大臣 今委員御指摘のように、企業会計基準の設定、改廃につきましては、旧大蔵省時代、企業会計審議会が行ってまいりました。民間団体が会計基準を設定している主要先進国の状況を踏まえて、我が国におきましても、政府から独立した主体で会計基準を議論すべきという当時の強い社会的認識を背...全文を見る
○伊藤副大臣 審議テーマにつきましては、その選定の透明性を確保するために、財務会計基準機構の中に、市場参加者の声を吸い上げるテーマ協議会というものが設置をされております。当協議会からの提言を受けて、企業会計基準委員会が決定される、こういうふうになっております。  今般の与党の要...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  諸外国における予定利率の引き下げに関する法律につきましては、アメリカ、イギリス及びフランスにおいては、法令上、既契約の予定利率の変更を可能とする規定はないものと承知をいたしております。また、ドイツにおいては、保険監督法の第...全文を見る
○伊藤副大臣 今委員からお話がございましたように、生命保険の予定利率の引き下げの制度に関しましては、生命保険をめぐる総合的な検討の一環として、金融審議会第二部会において検討が行われ、十三年の六月に中間報告が取りまとめられたところでございます。  この中間報告には、保険会社そして...全文を見る
05月13日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
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○副大臣(伊藤達也君) 金融分野においても個人情報の取扱いが重要な論点になると考えられておりますので、これまでも本法案に加えた追加的な処置が必要かどうかについて実は金融審議会において議論をしていただいております。しかし、まだ一定な結論が出ている状況ではございませんで、今後も、本法...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 実は、金融審議会の下に特別の部会を設置をさせていただきまして、今までにも六回この特別部会を開催をさせていただいたところでございます。その中で、主要な検討分野についての論点整理を行ったり、あるいは金融審議会と産業構造審議会が合同で議論をしていただいたり、そし...全文を見る
05月14日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  先生はもう金融実務に大変精通をされておりますので、今御指摘がございましたように、その顧客情報に対するコンプライアンス体制の在り方、あるいは管理の状況というのは非常に重要だということでありまして、私どももそうした問題意識を強...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今御指摘のありました点でございますが、これも金融検査マニュアルの中で「顧客等のデータ保護」ということで具体的に検査のチェック項目が設けられておりまして、先生御指摘の点については、その点についてしっかりチェックをし、そしてリスク管理の体制を整えていくというこ...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号
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○副大臣(伊藤達也君) 私ども、金融分野においても、これはもう業態を問わずに個人情報の取扱いが大変重要な論点になると、このように認識をいたしておりまして、この個別法の必要性についても追加的な処置が必要かどうか、実は金融審議会において議論を続けております。  その中で、どういう論...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 期限についてちょっと今ここで明言ができないわけでありますけれども、私どもとしては、国会の審議を注視をいたしておりますので、この法律が成立をさせていただくと同時に金融審議会での議論を進めさせていただき、また私どもとしても検討をさせていただいて早急に結論を出し...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもとしましても、やはりこの国会の審議は非常に重要だというふうに思っておりますので、そして今までも金融審議会の中で、六回を開催をさせていただいて、主要な論点の整理もしてきたところでございます。先生から御指摘をされている点についてもいろいろ議論をいたしてお...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、いろいろなおしかりも、あるいは政治家としてというお話もいただいて……
○副大臣(伊藤達也君) 激励というお話でございますけれども、私もIT分野を政策課題として取り組んで、また、今の仕事をさせていただいて、特に金融機関というのは大量の個人情報を取り扱うわけでありますから、今お話があったように、銀行の再編等々、いろいろ大きな波が押し寄せていることも十分...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生の問題提起というのは十分承知をいたしているんですが、私ども今の段階で、その必要か必要じゃないかということについての一定の結論が出ているわけではございません。これは先ほどから繰り返し御答弁をさせていただいているように、この法律ができて、そして関連の法令も...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) このQアンドAを出しましたのは全銀協だけなものですから、その全銀協に対する調査ということになっております。
05月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  我が国の公認会計士の数は約一万四千人でございまして、アメリカの約三十四万人と比較をしますとかなり少ないものがございます。  現在の経済社会を見ますと非常に複雑化し、多様化し、国際化しておりますので、公認会計士業務の質的そ...全文を見る
○伊藤副大臣 先生から大変重要な御指摘がございまして、先生御指摘のとおり、現在、個人金融資産に占める直接金融のシェアが欧米に比べて低いところがございます。これを拡大していくということも大変重要でありまして、そういう意味から、貯蓄から投資への流れを加速して、そして、今まで証券投資を...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどから御指摘をいただいておりますように、これから証券市場の健全な発展を実現していって、その中でニーズが起きていく状況というものが大変重要だというふうに思っております。  今回の公認会計士法の改正におきましては、公認会計士監査制度の充実強化を目的とするものであり...全文を見る
○伊藤副大臣 今、長銀の問題を例に出されながら、財務書類と実際の結果の間に乖離があり、そのことが不信を生んでいるんだという御指摘をいただきました。私も、そのことをしっかり受けとめて、今の金融行政をしっかりやっていかなければいけないということを感じております。  長銀の経緯につき...全文を見る
○伊藤副大臣 今先生から御指摘がございましたが、私ども、金融行政として一番大きな使命は、投資家や利用者をしっかり保護していくということでございます。そうした視点に立って厳正な検査をし、そして監督をしていくことが大変重要なわけであります。  また、証券市場の信頼性を確保していくと...全文を見る
○伊藤副大臣 監査の充実強化を図るためには、公認会計士や監査法人によってしっかりと時間をかけながら適正な対価を得て監査を行える環境を整備していくことが不可欠であると私どもも考えております。  特に、監査の複雑化、専門化、高度化に応じて、監査内容に見合った対価として監査報酬が位置...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  ちょっと資料を見つけるのに手間取りまして、申しわけございません。  まず旧長銀でございますが、金銭の贈与等が三兆七千三十五億であります。そして、資産の買い取りが七千百二十三億円でございます。そして、資本増強でございますけ...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  前段お話がございましたように、今回、りそなの問題につきましては、十五年三月期の決算につきまして、健全性の基準であります四%を割り込むということが明らかになりました。りそなにつきましては、その預金が流出するあるいは流動性に問...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、各銀行が決算期において、その決算の手続の中で銀行と監査法人が議論を進めて、これを受けて監査法人が適正に判断をしていくものだというふうに考えています。したがって、監査はあくまで独立性を持って厳格に判断されるものでございまして、今いろいろなうわさを引用されてお話...全文を見る
○伊藤副大臣 これは重ねてお話をさせていただきたいと思うんですが、今回、繰り延べ税金資産の取り扱いについてルールが変わったわけではございません。これは先ほどからもお話をさせていただいているように、銀行と監査法人が議論をして、そして、繰り延べ税金資産というものは、簡単に言ってしまい...全文を見る
○伊藤副大臣 内閣総理大臣の談話におきましても、今回の資本増強において一〇%を十分上回る自己資本比率を確保したいと考えている旨を明らかにさせていただいているところでございますが、これは、りそな銀行が多くの預金者、そして中小企業を含めた取引先を抱えております。特に、大阪を中心とした...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  私も当委員会に長く所属をさせていただき、多くの先生方と、今の中小企業をめぐる厳しい環境についてさまざまな議論をさせていただきました。したがって、中小企業に対する資金の円滑化を確保していく、そのことを何としても実現していきた...全文を見る
○伊藤副大臣 ここは、先ほどもお話をさせていただいたように、繰り延べ税金資産というのは、将来の返ってくる税金というものを資産として認めていく、その前提になるのは、収益力、収益性があるかということでございます。  この問題については、やはり個々の企業においてその状況は違っていくわ...全文を見る
○伊藤副大臣 重ねての答弁で恐縮でございますけれども、これは個々の企業において業績や将来の収益見通しというのは異なっていくわけでありますから、個々のそうした状況というものを見て、監査法人が繰り延べ税金資産の資産性というものを厳格に監査をしていくというふうに私どもは理解をいたしてお...全文を見る
○伊藤副大臣 今御議論を聞いておりまして、私どもがリレーションシップバンキングの機能強化のアクションプログラムをなぜつくらせていただいたのか、その思いと、今の御議論の基本的な背景や理念というものは全く一致をしているというふうに思っております。  私自身も、やはり今の中小企業経営...全文を見る
○伊藤副大臣 今お話がございましたように、私も、田中先生と一緒に当委員会の運営にも携わらせていただきましたし、また、その当時からも中小企業の資金の円滑化について、当委員会でもさまざまな活動をさせていただいたわけであります。  そうした意味からも、また先ほどからの議論からも、民主...全文を見る
○伊藤副大臣 私も今の立場になる前は、党において中小企業政策を担当させていただいておりましたので、同じ問題意識を持って今の立場に立たせていただいたわけであります。  そして、今、検査マニュアルのお話もございましたが、私は今の立場に立つ前からも、やはり中小企業の実態に即した検査マ...全文を見る
○伊藤副大臣 ちょっと、質問通告を受けていなかったものですから、質問を正確に把握していないところがありましたらお許しをいただきたいと思うんですが……(土田委員「質問通告していましたよ」と呼ぶ)申しわけございませんです。  私どもとしましては、民間金融機関と取引先との間における契...全文を見る
○伊藤副大臣 今お話がございましたように、今回のりそなの問題については、りそな銀行というのが、大阪を中心に関西そして埼玉、顧客層が大変広くて、その多くが中小企業者、個人者でございます。そうした方々がやはり今回の問題で大変不安に思われないように、またしっかりとした銀行業務ができるよ...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどからも議論になっておりますように、担保に過剰に依存をしないで、そしてその中小企業の本業をしっかり把握して融資ができるような、そういう機能を向上していくということがやはり大変重要でございます。  金融庁としても、村田委員長が副大臣をされておられますときに、早急...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほど来御議論になっているように、私どもも、金融機関が債務者に対して、取引先に対して重要な情報をしっかり説明していく、このことは大変大切だというふうに認識をいたしているところでございます。  ただ、その内容を、先ほどから議論になっているように、法律で義務づける、そ...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  今、先生から御指摘ございましたように、りそな銀行は、大阪そして埼玉を中心に大変厚い顧客基盤を持っておりまして、貸し出しの内容を見ますと、中小企業や個人に対する融資の比率の極めて多い銀行でございます。したがって、私どもとしまし...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  同行が五月十七日に発表したところによると、不良債権処分損の増大、そして監査法人の監査の過程における繰り延べ税金資産計上の厳格化等により、当期利益の赤字が大幅に拡大したことから、十五年三月期のりそな銀行の自己資本比率は単体で...全文を見る
○伊藤副大臣 今もお答えをさせていただきましたように、これは、銀行からは、厳格に将来の不確実性を排除して、将来の所得見積もりをより保守的に見積もったことによるというふうに私どもとしては聞いております。
○伊藤副大臣 この点については、先ほども大臣がお答えをさせていただいたように、税効果資本については、平成十一年に公認会計士協会によって実務指針が策定をされ、そしてこの実務指針にのっとって、繰り延べ税金資産の回収可能性を、個々の企業の状況に従って、その妥当性について判断をしていると...全文を見る
○伊藤副大臣 今の大臣の答弁を補足させていただきますと、勝田社長が記者会見でもお話しになられているように、今年度以降の収益計画がやはり過大であると見られたということでございまして、「りそな」の場合には三年連続の赤字になるというような状況があり、「りそな」を取り巻く経営の環境が非常...全文を見る
○伊藤副大臣 この点についても、先ほど大臣から御答弁がございましたように、今回の勘定の分離というのは、これはあくまでも管理会計上の分離でございます。これは、新しい経営陣のもとでデューデリジェンスをして、そして勘定の分離を行うわけでありますが、その目的は、新旧の経営体制の責任の明確...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  資本増強について、これからどのような株式の商品性をもって対応していくかということにつきましては、りそな銀行からの申し込みを受けて、精査した上で、後日決定をするものでありまして、現時点で確たることを申し上げられないことは御理...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどもこの問題についてお答えをさせていただいたように、今先生からも御指摘がございましたように、これはあくまでも管理会計上の区分でございまして、そして新旧の経営者の責任というものを明確化し、貸出債権の適切な管理をするために、こうした勘定区分の分離というものを行うわけ...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○副大臣(伊藤達也君) 今、先生からお話がございましたように、このりそな銀行は、大変、大阪あるいは埼玉に厚い顧客層を持ち、特に中小企業あるいは個人向けの融資の比率が高い銀行でございます。今回、残念ながら十五年の三月期の決算において健全性の指標を割り込んでしまうという事態になり、預...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○副大臣(伊藤達也君) まず、ニーズの方から先に説明をさせていただきたいと思うんですが、協同組織金融機関からは、書面取次業務の解禁について、実は全国信用金庫協会、そして全国農業協同組合中央会から総合規制改革会議に対しまして要望が出されているところでございます。  御指摘は、銀行...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先ほど大臣が答弁をさせていただきましたように、この監視委員会の機能強化を果たしていくことは極めて重要でございまして、政府としてもその方針を明確にしているところでございます。  米国のSECに比べて人数が少ないというお話がございましたけれども、私どもとしま...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生はもう消費者保護の問題について大変熱心に取り組んでおられますし、私もある意味では問題意識を共有をさせていただいて、様々な委員会で御議論もさせていただいたこともございますが、まず私どもの取組についてお話をさせていただきたいと思います。  保険業は、不特...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生の方から、やはり日本人のDNAの中にリスクを取ってというところが非常に弱い、安定志向というところがあるんではないか、そういうお話がございましたけれども、私は個人的には必ずしもそうではないんではないかというふうに思っております。  確かに、個人投資...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  これは、りそな銀行が資本増強の申込みを行う際に、あわせて、新たな経営健全化計画というものが策定され、提出されることになります。同計画においてこれは厳しいリストラを含む収益性の向上に向けての施策というものが盛り込ま...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生御指摘のとおり、これは資本増強するだけでは駄目で、やっぱり経営力というものをしっかり上げていかなければいけないわけであります。  私どもとして、その経営力を上げていくためにも、いろいろな意味で、今回初めてのケースでありますけれども、その対応を考えてい...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○副大臣(伊藤達也君) 罰則の点のお尋ねでございますが、虚偽の証明をしたときには、相当の注意を怠った場合も含めて、これは懲戒処分の対象となり得るほか、故意の場合には証券取引法に基づく有価証券報告書の虚偽記載罪の共同正犯や幇助としてのこれは罪に該当するわけでございます。  言うま...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) そうしましたら、私から流れの方を御説明をさせていただきたいと思うんですが、先生今御指摘がございましたように、平成八年に我が国の場合には金融ビッグバンというものを決断をして、その一環として、フリーそしてフェア、グローバル、そういう観点から会計制度も併せて整備...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  転換期が到来している優先株については、毎年転換の価格の見直しがなされていることから、現時点において普通株の株価が転換価格を下回っているとしても、それをもって直ちに含み損が発生しているものとは考えておりません。 ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思いますが、先ほどリップルウッドとの交渉の中でそうした変更したんだというような御指摘でございましたけれども、そういうことではございませんで、これは、破綻をして特別公的管理に入ったと、その前提の中でこの繰延税金資産を計上をしないと...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、もう先生、一番専門家でございますのでよく御承知だと思うんですが、預保がニュー・LTCB・パートナーズ社に対して長銀の株式を譲渡した際の長銀のバランスシートには繰延税金資産が計上されていなかったということでありますし、このことは私も聞いております。 ...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  大手生保の決算状況についてでございますが、平成十四年度の決算を見ますと、やはり、保有契約高というものが減少し、そして超低金利の継続による逆ざや問題があり、株価の下落といった、厳しい経営状況が続いております。  ただし、大...全文を見る
○伊藤副大臣 生命保険会社を取り巻く経営環境というのは、先ほどお話をさせていただいたように、一層厳しいものになっていると思っております。こうした中で逆ざやの問題を解決して、そして保険契約者の保護を図るためには、保険会社・保険契約者間の自治的な手続により契約条件を変更する仕組みを整...全文を見る
○伊藤副大臣 先生御指摘のように、保険会社が情報開示、ディスクロージャーというものを充実させていく、これは大変重要な問題だと私どもも認識をしております。  しかし、いわゆる三利源の問題につきましては、各社の競争戦略にもかかわる内部管理指標でございまして、この公表を義務づけるとい...全文を見る
○伊藤副大臣 予定利率の問題につきましては、先ほどからお話をさせていただきましたように、保険会社・保険契約者の間の自主的な手続により契約条件を変更する仕組みでございまして、こうしたことを踏まえますと、予定利率の変更がやむを得ないことを保険契約者に十分説明をして、その理解を得ること...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどもお話をさせていただいたように、利率の変更はやむを得ないということを保険契約者に十分説明をし、その理解を得ることが当然に必要になると考えられるわけであります。  先ほど大臣からもお話をさせていただいたように、いわゆる三利源の問題については、各社の競争戦略にも...全文を見る
○伊藤副大臣 予定利率の引き下げの手続は、その異議申し立て手続、ある程度時間を要するものであり、その間、手続を混乱なく粛々と進め、保険集団の維持を図ることが保険契約者の保護に資すると考えられるため、一定の期間、解約に係る業務の停止について行政命令を行うことができるとしております。...全文を見る
○伊藤副大臣 超低金利の継続による逆ざや、あるいは保険契約高の減少、株価の下落等、生命保険会社をめぐる経営環境というのは大変厳しいものがありますが、ただし、現時点において契約条件の変更の申し出を行う保険会社を具体的に想定しているわけではございません。
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  「保険業の継続が困難となる蓋然性がある場合」とは、将来を見通して、そして、契約条件の変更が行われなければ、他の経営努力を織り込んでも保険業の継続が困難となることが合理的に予測できる場合が該当すると考えているわけであります。...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  仮定の御質問に答えることは大変難しいところがございまして、そうした意味での答弁は差し控えさせていただきたいと思うんですが、あえて一般論として申し上げさせていただきますと、仮に独禁法上の問題が生じた場合には、競争政策の観点から...全文を見る
○伊藤副大臣 今御答弁させていただいたように、仮定の質問について具体的に私どもとして答弁をさせていただくことについては差し控えさせていただきたい。そして、一般論として、仮に独禁法上の問題が生じた場合には、競争政策の観点から、所管省庁において適切な対応がなされるということでございま...全文を見る
○伊藤副大臣 情報開示、ディスクロージャーが極めて重要だというふうに私どもも認識いたしておりますが、先生御指摘の破綻会社の将来収支分析の公表については、公表した場合の破綻処理策に与える影響等に十分留意する必要があると考えております。  具体的に申し上げますと、破綻会社は、破綻処...全文を見る
○伊藤副大臣 繰り返しになりますけれども、保険会社のディスクロージャーの充実の重要性というのは私どもも十分認識しているところでございますが、この三利源の問題については、競争戦略にかかわる内部管理指標でございまして、ほかの事業会社においても内部管理指標をあらわすかどうかというのはそ...全文を見る
○伊藤副大臣 今御指摘の生保の標準生命表というのは、生命保険契約に加入している被保険者の死亡率の実績をベースに、保険引き受けに当たって行われる健康診断等による危険選択の効果を排除するとともに、生命保険契約の安定性を確保するため、保険数理上、一定の安全率、これはどうしても統計的なぶ...全文を見る
○伊藤副大臣 今前段で答えさせていただいているように、生保の標準生命表というのは、生命保険契約に加入している被保険者の死亡率の実績をベースにして、保険引き受けに当たって行われる健康診断等による危険選択の効果を排除するとともに、生命保険の安定性を確保するため保険数理上一定の安全率と...全文を見る
○伊藤副大臣 基本的なことなので、私からお答えさせていただきたいと思います。  預金保険法によりますと、金融庁長官は、金融機関が債務超過等の所定の要件に該当する場合に、当該金融機関に対し金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分を行うことができるとされておりまして、また...全文を見る
○伊藤副大臣 法律につきましては、先生お話しになられましたように、預金保険法によって内閣総理大臣権限が金融庁長官に法定委任されておりますので、金融庁長官がということになります。  実務上どのような過程を経て管財人が任命されるかということにつきましては、金融整理管財人の任命につい...全文を見る
○伊藤副大臣 法律的には、金融庁長官が任命をするということになっておりまして、それで、実務上のどのような過程を経てということで、先ほどお話をさせていただいたように、当該金融機関を管轄する地方財務局において、金融機関の管理職経験のある実務家やあるいは金融実務に詳しい弁護士などの中か...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、その地元金融機関や地元弁護士会の協力を得て選任しているものと私どもとしては承知いたしておるところでございます。
○伊藤副大臣 これは、ないというようなお話が出ておりますけれども、金融実務に詳しい方々、この方々を選ぶために、財務局において、地元の金融機関や地元の弁護士会と協力して、そうした金融実務に精通している方を選任しているということでございます。
○伊藤副大臣 重ねての答弁で大変恐縮なんですが、財務局において、金融実務に精通している弁護士の方々を選任するために、地元の金融機関や地元の弁護士会の協力を得て選任しているわけでございまして、その話し合いの中でふさわしい方々を選任するということで意見交換をし、そしてその協力の中で選...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、個々のケースにおいて財務局で選任していくわけでありますけれども、金融庁としましては金融危機対応室で担当することになっておりまして、それがいわゆる財務局と連携をとっているわけでありますけれども、先ほどお話をさせていただいたように、破綻した場合には、その当該金融...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほども少し御説明をさせていただいたように、弁護士の管財人候補については、預金保険機構が所属の弁護士会に照会を行って、そこで、過去に例えば賞罰等々があるかどうか、そうしたものを照会しているわけであります。その上で、本人の了解を得て正式に管財人として任命しているところ...全文を見る
○伊藤副大臣 金融整理管財人の報酬については、預金保険法の第七十七条第五項の規定に基づきまして、金融庁長官が決定することとされております。
○伊藤副大臣 報酬の出どころでございますね。これは当該金融機関から拠出されるということになります。
○伊藤副大臣 当該金融機関というのは、破綻した金融機関でございます。
○伊藤副大臣 具体的な基準につきましては、金融整理管財人に任命した個人の情報に関することでございますので、大変恐縮ですが、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○伊藤副大臣 先ほどお話をさせていただいたように、報酬については、預金保険法第七十七条第五項の規定に基づきまして金融庁長官が決定をするということになっております。
○伊藤副大臣 破綻金融機関の資産が、だれがどのように切り分けをして、だれの責任でどのように処理するかという先生の御質問でございますが、預金保険法の第七十四条に基づく管理を命ずる処分があったときは、金融機関の代表権や業務の執行並びに財産の管理、処分を行う権利は金融整理管財人に専属さ...全文を見る
○伊藤副大臣 金融機関の破綻処理において、金融整理管財人がその業務に関して不正を行うなどということは、公的な責務にかんがみて万が一にもあってはならないことだと考えております。  しかし、先生お尋ねのように、もし仮に金融整理管財人がその業務に関して不正を行ったことが司法等の場で明...全文を見る
○伊藤副大臣 内容によるわけでありますけれども、その内容に相当の理由があると認められた場合には、必要に応じて、私どもとして適切な対応をしていきたいというふうに考えておるところでございます。  ただし、私どもの場合には、捜査当局や裁判所とは違って、犯罪を捜査したりあるいは紛争を解...全文を見る
○伊藤副大臣 今、具体的なケースを想定されてのお尋ねなものですから、私どもとしましては、個々のケースのことについてコメントすることは控えさせていただきたいと思います。
○伊藤副大臣 これは一般論としてお話をさせていただきたいと思うんですが、破綻金融機関の処理においては、迅速に事業譲渡を行うことが、取引先企業に対して円滑な資金供給の観点からも、また費用を最小限に抑えていくという観点からも重要でありまして、受け皿金融機関が引き取らない資産については...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほども一般論として、迅速に事業譲渡を行うことが大変重要だということをお話しさせていただいたと思います。  特に、受け皿金融機関が引き取らない資産については早期に処分することが求められているわけでありまして、そうした場合には、一般公募によらずに不動産を売却したとし...全文を見る
○伊藤副大臣 一般論というお尋ねにはなっておりますけれども、個々いろいろな条件のついた、仮定に仮定を重ねた中で、私どもがお答えをすることは大変難しいということは御理解をいただきたいと思うんですが、金融機関の個々の財産の処分については、先ほどもお話をさせていただいたように、金融整理...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきます。  破綻金融機関の個々の財産の処分については、金融整理管財人の権限において法令の枠組みの中で掌理されておりまして、実務上も、不動産売買においては、不動産鑑定書において価格を確認するなど、適切に対応してきているものと承知いたしております。...全文を見る
○伊藤副大臣 これは一般論のお答えになりますけれども、資金援助については、この額については預金保険機構が精査の上適切に決定されるものでございますので、先生が今言われたような形にはならないというふうに思っております。
○伊藤副大臣 仮定に仮定の話なものですから、私どももお答えしにくいところがあるんですけれども、これは一般論として重ねてのお答えになりますけれども、RCCについて今お触れになられますが、適正に処分をしていくに当たって、RCCの買い取り価格よりも有利な条件であれば、先ほどのように一般...全文を見る
○伊藤副大臣 これはかなり具体的な個別の事案に即した御質問でございますので、私どもとしては答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○伊藤副大臣 個々具体的なお話になっているので、私どもとしては一般論としてしかお答えができないわけでありますが、金融整理管財人が、先生いろいろな事例をされておられますけれども、私どもとして、被管理金融機関の業務及び財産の管理を適切に行っていないと認められるときには、金融整理管財人...全文を見る
○伊藤副大臣 先生ぜひ御理解をいただきたいんですけれども、金融整理管財人は、財産の処分について、金融整理管財人の裁量にゆだねられているわけであります。全権が委任されているわけじゃなくて、財産の処分について裁量にゆだねられているわけであります。  どのような形で処分をするか、先ほ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  破綻金融機関の貸出関連資産等の切り分けについては、預金保険機構紹介の監査法人が、当該破綻金融機関の依頼のもと、第三者的立場から資産査定を行った上で、金融整理管財人と受け皿金融機関との協議により決定されるものと私どもとしては承...全文を見る
○伊藤副大臣 金融整理管財人に関しては、その管理を終了した後に清算人に就任することを禁止する規定はございませんので、法律上、問題はございません。また、そうした事例はしばしば見られることでございます。
○伊藤副大臣 破綻金融機関が、事業譲渡が行われた結果として清算法人となった場合には、当該清算法人は金融機関ではなくなりますので、当局の監督下にはなくなることになります。
○伊藤副大臣 これは商法等の規律にゆだねられておりまして、清算法人の清算人の選任というのは、商法等の規律にゆだねられて、総代会での選任や裁判所での選任が行われることになるものでございます。
○伊藤副大臣 ちょっと先生の御質問の趣旨を十分理解していないところがあるんですが、これは、事業譲渡が行われておりますので、その事業譲渡が行われて、つまり、もう金融機関としての形がなくなっているわけであります、清算法人というのは。したがって、この当該の清算法人は金融機関でなくなると...全文を見る
○伊藤副大臣 金融実務家でありますとか、あるいは会計士が選任されるケースもございます。
○伊藤副大臣 通常、二人任命されるケースが多うございますので、その中の一人として金融の専門家が入るということがあります。
○伊藤副大臣 今先生御指摘をされたように、今の問題は大変重要でございまして、金融機関が破綻した場合に、善意かつ健全な借り手に対して救済機関にしっかり引き継いでいくということがまずもって重要であります。  このため、金融整理管財人に対して救済金融機関の早急な確保を要請するとともに...全文を見る
○伊藤副大臣 わかるように具体的に説明をさせていただいたつもりなんですが、私の説明が十分でなかったのかもしれませんけれども、第一に、これは救済金融機関に速やかに引き継ぐことが極めて重要でありますので、したがって、金融整理管財人に対して救済金融機関を早急に確保してもらいたい、このこ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えしているつもりでございますけれども、私どもとしましては、関係の機関に対して要請をしているだけではなくて、セーフティーネット貸付・保証制度というものを設けているわけでありますから、そうしたものを活用して迅速かつ適切な対応をしていきたいというふうに思っているところ...全文を見る
○伊藤副大臣 今お話をさせていただいたように、政府におきましては、セーフティーネットとして、具体的にセーフティーネット保証・貸付あるいはセーフティーネット保証というものを用意させていただいていて、具体的な実績も上がっているところでございます。
○伊藤副大臣 先生御指摘のように、私どもとしましては、従来から、ソルベンシーマージン比率というものを活用して、早期是正措置制度というものを厳正な運用に努めているとともに、この制度を発動するに至る前の段階で、各生命保険会社において早目早目の経営改善が図られるように求めてきているとこ...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、逆ざやという構造的な問題を抱えておる中で、自治的あるいは自主的な手続の中で契約を変更するという経営の判断の新しい手段を設けるということでございまして、そうした手段を設けるとともに、私どもとしましては、従来同様、先ほど御説明をさせていただいたように、早期警戒措...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどからお答えをさせていただいているように、私どもとしましては、早期の是正措置あるいは早期の警戒制度というものを活用しながら、早目早目に経営改善が図られるように、そのことを促していくわけでありまして、大臣も本会議中に御答弁をされているように、予定利率の引き下げ制度...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどお話をさせていただいたように、私どもとしては、早期是正措置、そしてこの制度を使う前の段階として早目早目に対応できるように早期警戒制度、オフサイトモニタリングの制度を活用しながら、早目早目に経営の改善というものを促しているわけであります。  この早期警戒制度に...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今先生御指摘がございました、保険業の継続が困難となる蓋然性がある場合とは、単に保険業の継続が困難となる可能性があるといった程度ではなくて、現時点で、保険業法二百四十一条等の破綻の要件である保険業の継続が困難である状態には至...全文を見る
○伊藤副大臣 今回の法案においては、予定利率の引き下げの下限を設けることとしているところでございますけれども、これは、対象となる保険契約者に対して、保険金額等の激変緩和となり、無用の不安を与えることを防ぐことができるほか、低予定利率の保険契約者や新規の保険契約者に対して安心感を与...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきます。  具体的には、保険会社の資産の運用の状況のほか、現在の平均予定利率あるいは過去の破綻事例での予定利率の引き下げの状況、そして新契約に適用される標準の予定利率等を勘案することを考えておりまして、今先生から個社の特別の事情を勘案するかという...全文を見る
○伊藤副大臣 まず、基金については、これまでの更生手続等においては最も劣後した取り扱いがなされております。業法上も、相互会社が解散した場合に、基金の払い戻しは相互会社の債務を完済した後でなければしてはならないということとされております。  一方、生命保険契約については、これまで...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどから先生から大変重要な御指摘がなされているわけでありますが、契約の変更というものが自主的な手続の中で行われるわけでありますけれども、保険会社におきましては、契約の変更にあわせて、合併でありますとか再編を行うことも含めて、変更後の安定的な経営を確保する、そうした...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 議院運営委員会 第29号
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○副大臣(伊藤達也君) 御説明をさせていただきたいと思います。  預金保険機構理事篠原興君及び廣瀬権君は九月七日に、松田京司君は九月三十日にそれぞれ任期満了となります。また同機構監事中嶋敬雄君は九月七日に任期満了となりますが、理事として篠原興君、廣瀬権君及び松田京司君を、また監...全文を見る
06月06日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○伊藤副大臣 これは、転換期が到来している優先株については、先生御承知のように、毎年転換価格の見直しがなされることになっておりまして、現時点において普通株の株価が転換価格を下回っているとしても、それをもって直ちに含み損が発生しているとは考えておりません。  仮に、現時点において...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  先生御指摘のとおり、今回のスキームにおいては、一定の期間、解約に係る業務の停止について行政命令を行うことができることとしているわけであります。したがって、基本的には、解約に係る業務の停止期間中には、解約の返還金、返戻金は支払...全文を見る
○伊藤副大臣 生命保険の経営環境というのは大変厳しいものがあるわけでございまして、そのことは事実だというふうに思います。  しかし、これはさまざまな要因を複合的に受けた結果でございまして、その中で簡易保険の存在がどのような影響を与えたかということについて申し上げるのは大変困難な...全文を見る
○伊藤副大臣 私も、今の金融の仕事をさせていただく前に、消費者保護の問題についても取り組みをさせていただきましたので、委員が御指摘されているさまざまな事象については同じ問題意識を持っております。  この無認可共済の問題についても、これはさまざまな問題がございまして、これは、私ど...全文を見る
06月10日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○伊藤副大臣 私どもといたしましても、保険会社が情報開示をしっかりやっていく、その充実は大変重要な課題だというふうに認識いたしております。  しかし、先生御指摘のいわゆる三利源の問題につきましては、これは各社の競争戦略にかかわるいわゆる内部管理指標でありますので、その公表を義務...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  りそな銀行は、金融危機対応会議の答申におきまして、資本増強等の規模につきまして、「預金者、取引先、市場の不安を払拭する観点から、一〇%を十分上回る自己資本比率の確保が必要との意見を申し添える。」とされていることを受けて、今後...全文を見る
○伊藤副大臣 りそな銀行は、御承知のとおり、関西圏あるいは関東圏を中心に中小企業者に対する貸し出しも非常に高くて、顧客層の厚い銀行であります。グループ全体としても総資産四十四兆円を超える銀行であります。そうした銀行が健全性の指標である四%を割り込んで二%まで低下をして、ある意味で...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今委員が御指摘になられたように、りそな銀行というのは大変地域に根差した金融機関として今日までも活動してきたわけでありまして、その中で中小企業に対する比重も非常に高い。中小企業を含む取引先の方々の多様な資金ニーズにこたえてい...全文を見る
○伊藤副大臣 これは言うまでもなく、まず銀行が、財務諸表の作成に当たっては適正に財務諸表をつくっていく、つくられた財務諸表に対して監査法人が厳格に監査をしていくということでございます。こうした決算作成の手続の中で、銀行と、外部の監査人であります新日本監査法人が議論を進めて、そして...全文を見る
○伊藤副大臣 今大臣の答弁の前にお答えをさせていただきたいのは、委員から、同信組の本店が、大正時代に土地を取得しており、含み益があるはずじゃないか、そういったことをちゃんと踏まえてやっているのかという御質問がございました。この点だけお答えをさせていただきたいんです。  私たちは...全文を見る
○伊藤副大臣 「りそな」も、これは主要行と同じように、通年専担検査の体制の中で、私どもとしましては、自己査定の正確性、あるいは償却引き当ての適切性、自己資本の状況について、検査で検証を行っているところでございます。  ただ、先生今具体的なお問い合わせでございますので、この点につ...全文を見る
○伊藤副大臣 旧大和銀行に対しては、十四年の十二月三日に立ち入りをさせていただいて、十五年の二月二十四日までの間検査を実施いたしております。  そして、あさひ銀行につきましては、十四年の四月十八日から六月十四日まで検査の立ち入りを実施しております。
○伊藤副大臣 個別のお問い合わせでございますので、その内容については、大変申しわけございませんが、私どもとしてコメントさせていただくことについては御容赦をいただきたいというふうに思っております。  なお、一般論といたしましては、検査結果の通知後において、事務ガイドラインに従って...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどから御答弁をさせていただいているように、私どもとしては、先生御指摘の具体的な内容についてコメントすることはお許しをいただきたいというふうに思っております。  先生御指摘の、この経営健全化計画に書かれている内容でございますが、これは公的資本増強の必要性の認定を...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今回の処置は、りそなグループが総資産四十四兆円を超える銀行であり、そして大阪や埼玉に極めて厚い顧客基盤を抱えている、中小企業に対する貸し出しというものも非常に多い。そのりそな銀行が過少資本に陥ってしまった、健全性の指標の四...全文を見る
06月25日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  まず最初の、これをどのように評価するかと。国債のところでございますが、これは満期保有の場合には取得原価ということになりますし、その他有価証券ということであれば、これは時価評価ということになろうかと思います。  ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  資本増強の規模につきましては、五月十七日の金融危機対応会議の答申において、預金者、取引先、市場の不安を払拭する観点から一〇%を上回る十分の自己資本比率の確保が必要との意見が申し添えられたことを踏まえ、りそな銀行か...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 普通株式の取得価格は二千九百六十四億円になります。それから、議決権付きの優先株式の方が金額で一兆六千六百三十六億円ということになります。
○副大臣(伊藤達也君) 普通株式の方が五十二円、一株当たりですね。そして、優先株式の方が二百円、一株当たり二百円ということになります。
○副大臣(伊藤達也君) 公的資金を回収する方法については、御指摘のとおり、市場への売却と、それから自己資金による買入れ消却、また、その他の方法としては、過去において相対の売却により回収した事例がございまして、これは、三菱信託銀行が十三年の一月に優先株式二千億円を三菱グループに転売...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、委員御指摘のとおり、税引き後利益となると考えております。
○副大臣(伊藤達也君) りそな銀行の十五年三月期及び十四年三月期以前の旧大和銀行及びあさひ銀行の過去五年間の税引き後当期利益、これ単体でございますけれども、これを基に五年間の平均を試算をいたしますと、三千八百二十億円のこれはマイナス、赤字になります。
○副大臣(伊藤達也君) 五年間の平均でございます。
○副大臣(伊藤達也君) これは、過去五年間のものが将来もそのままになるということではございませんので、今般りそなにおいて策定された経営健全化計画においては、今後の収益計画に基づき今後十五年程度で公的資本増強額に見合う余剰金を確保できると見込んでいると承知をいたしております。
○副大臣(伊藤達也君) 過去五年間の場合には、これは資産査定を厳格をして、それに基づいて不良債権を積極的に処理をしていく、また有価証券の含み損についてもこれは積極的に処理をしていくということ、そしてそれがためにこうした状況になっている面もあるわけであります。  今回は、経営陣が...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、先ほどもお話をさせていただいたように、新しい経営陣の下で経営力を強化をして、そして、今回提出をされ策定をされた経営健全化計画において、今後の収益計画に基づいて今後十五年程度で公的資本増強額に見合う余剰金を確保していく、そのことによってこの三兆円とい...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今回の計画に当たっては、これはもう徹底したリストラが行われているところでございまして、社員の給与もこれは三割カットということでございますし、また経営者の責任ということで、先ほど大臣がお話しになられたように代表取締役全員退任と。そして、ほとんどの取締役の方々...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、新経営陣の下で配当の問題については今後決定をされていくということになろうかと思います。  ただ、平成十六年の三月期のりそなホールディングスの普通株の配当については見送ることになるということでございます。
○副大臣(伊藤達也君) りそなホールディングの細谷新会長が、今後会長として責任を持って経営を行っていくに当たって資産内容をしっかり把握をしたい、そのための作業をしていきたいという御発言をされたことは私どもも承知をいたしております。  これは、金融庁として金融再生プログラムを踏ま...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、先ほどもお答えをさせていただいたように、りそなの新しい経営陣が資産内容を把握する際にどのような方法を取るかについては、これは経営者の判断の中で決まっていく問題でありますので、その作業結果を今の時点で私どもが予断を持ってお答えをすると、このことは適当...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先ほど御答弁をさせていただいたように、過去五年間を見た場合に、不良債権問題についてその資産査定というものを厳格をし、それに対してその処理を進めていったと、また、有価証券の含み損についても処理をしていったと、そのことによって当期利益が赤字になるという事態にな...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 不良債権の問題については、新規発生分もございますので、今ここで不良債権がゼロになるということは申し上げられないというふうに思います。  ただ、りそなも含めて主要行全体として、この十五年三月期については私どもとしても金融再生プログラムを提示をさせていただき...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私も今まで中小企業政策をやって、それで金融を今やらさせていただいておりますので、櫻井先生が指摘されるように、いろいろ地元で聞くと、その立場の方によって声が違うと。そこにやはりかなり大きなギャップや誤解があるなということは感じております。  まず、なぜ金融...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) りそなホールディングスの各傘下銀行においては、これまでも地域企業を重視した経営が行っておりました。経営健全化計画においても、これを踏まえて、中小企業向けの貸出しの推進体制の整備強化や地域経済の発展を支援していく、そのための商品の提供などが掲げられているとこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生御指摘のとおり、今回のりそなの経営の健全化に向けての取組でございますが、その第一として、リストラの具体的な中身として、従業員の方々の年収の水準を三割程度引き下げていくと、そのことによって一段の経営の合理化を進めていく、あるいは店舗の統廃合を進めてい...全文を見る
06月27日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  見直し後のBIS規制案では、銀行は銀行の保有株式のリスクウエートについて、内部格付手法と標準的手法のうちから、みずからに適した手法を選択することとなると思います。  まず、主要行等が採用すると見込まれる内部格付手法において...全文を見る
○伊藤副大臣 済みません、資料に手間取りまして。  今、株式等の保有額が十五年三月期で約二十兆ということになりまして、国債の保有額が十五年四月期で八十四兆円強ということになります。
○伊藤副大臣 今お答えさせていただきましたように、銀行が大量な国債を保有しておるわけでありますが、各銀行がその資産内容、ポートフォリオをどのように構成するか、このことについては、その時々の経済情勢を踏まえて、みずからの経営判断によって決定されるものだというふうに思っております。そ...全文を見る
○伊藤副大臣 先生御指摘のように、現在に至っても中小企業をめぐる金融経済環境は大変厳しいものがございまして、こうした状況を踏まえて、私どもといたしましても、金融機関に対して、中小企業に対する資金供給の一層の円滑化、あるいは貸し渋り、貸しはがしがないように、繰り返し繰り返し要請を行...全文を見る
○伊藤副大臣 今委員御指摘のとおり、この問題は大変重要な問題でございますので、私どもとしても、現在までの取り組みを総点検し、そして中小企業に向けての貸し出しを円滑化していくためには、先ほどお話をさせていただいたように、金融機関が抱えているリスク要因を軽減していく、それとあわせて、...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきます。  先生から三つの時期に分けてということでございますので、まず、平成十三年の三月期決算における主要行の株式の保有高は約三十三兆円でありまして、これを起点といたしますと、政府提出の法律が成立した平成十三年十一月二十一日に最も近い決算期であり...全文を見る
○伊藤副大臣 売却は日々行われておりまして、私どもとしては、残高ベースで監督上見ているところがございます。そうした観点の中で、委員御指摘のような形の数字をお話しすることができないことについては御理解をいただきたいというふうに思います。
06月27日第156回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○伊藤副大臣 すべてに精通しているかというと、そこにはいろいろ私どもとして考えなきゃいけないところがございますが、市場の公平性を担保するために、しっかりとした監視体制というものを整えて対応していくことが極めて重要だという認識のもとで、大臣、副大臣、事務方とは極めて連携をとりながら...全文を見る
○伊藤副大臣 私も、証券市場を活性化していく、あるいは証券市場の構造改革を進めていくということは大変重要なことだというふうに思っておりますので、そうした中で監視委員会の果たすべき役割というのは極めて大きなものがあるんではないか、したがって、監視委員会の抜本的な体制強化を行う必要が...全文を見る
○伊藤副大臣 これはもう言うまでもなく、信頼性を向上させていくということが何よりも大切なことでありまして、それを担保していくためにも、監視体制の機能強化ということでございます。  先ほど御説明をさせていただいたように、今までも努力をいたしてまいりましたが、今提案者の塩崎先生のお...全文を見る
07月01日第156回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○伊藤副大臣 今先生御指摘のとおり、この持ち合い株の問題については、銀行の健全性の観点からいっても、そのリスク要因の大きな一つであると。したがって、株価の変動リスクというものをより軽減してその健全性を確保していくということは極めて重要なことであるというふうに考えております。  ...全文を見る
○伊藤副大臣 過日の本委員会でもお答えをさせていただきましたように、証券市場において投資家を保護していく、そして投資家にとって信頼ある市場にしていくために、やはり監視体制というものを抜本的に見直していくことは極めて重要だということをお話しさせていただいているところでございます。 ...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどから私の方もお話をさせていただいているのは、何か組織論だけでこの問題を逃げようということを言っているのではなくて、機能論も含めて、監視体制の強化というものをいかに実現していくのか、そのことが重要だということを私どもとしてもお話をさせていただいているところでござ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  先ほどからお話をさせていただいているように、この問題についてはさまざまな議論があるところでございます。そうした意味からも、私どもは、世界的な取り組みも含めていろいろ勉強させていただき、そして、究極の目標は、先生御指摘のとお...全文を見る
07月01日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  私どもといたしましては、従来より保険会社の経営状況の的確な把握に努めて、ソルベンシーマージン比率を活用した早期是正措置制度の厳正な運用に努めるとともに、早期是正措置の発動に至る前の段階から保険会社各社において早め...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) やはり保険会社の経営の健全性の確保に当たっては、まずは保険会社自らが経営努力をやっぱりしっかり行っていくということが前提だというふうに思っております。そして、私どもとすれば、必要があれば監督当局として当然経営改善の努力を促していく、こうしたことをやはり前提...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 生命保険は、やはり人の生死や疾病などの様々な危険に備えて、国民の経済生活を保障するという重要な役割というものを担っており、生命保険の保障機能は国民経済及び国民生活の基礎になっているというふうに考えております。保険契約者の保護をしたがって適切に図ることがまず...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 予定利率を引き下げた場合の格付の取扱いについては、民間の格付会社において様々な見解が示されているところでございまして、委員御指摘のとおり、その格付機関との私どもとのやはり意思の疎通というものを十分行っていくということが極めて重要だというふうに思っております...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) この御答弁をさせていただいたときには、今、委員御指摘のとおり、前後のつながりがありますから、その中でこのお話をさせていただいたところがございまして、今回のスキームの問題と、私どもが監督上、今、五味局長からもお話がございましたように、早期警戒制度、そして早期...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先ほどから大臣が御答弁をさせていただいているように、今回の法案は自主的な手続により契約条件の変更を行うことを可能とするものであり、保険契約者の十分な理解を得ることが求められているわけであります。このため、契約条件の変更のための意思決定の手続については、保険...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 個人保険及び個人年金については、全社ベースで、予定利率が三%以上の契約が大宗を占める、これは平成七年度以前の契約数を見てみますと五千百四十四万三千件でございまして、個人保険、そして個人年金全体の四二・〇%となっております。  終身保険につきましては、全社...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今回のまず法律の趣旨そのものを多くの契約者の方々にやっぱり周知徹底していくということが極めて重要なことだというふうに思っております。これは午前中の委員会でもそういう御指摘もございましたし、私どももそうした努力をしっかり重ねていかなければいけないというふうに...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 平成十四年度末の保険契約高で見ますと、生命保険市場における占有率は、国内会社が八八・四%、外資系会社が九・四%、そして損保系の会社が二・二%となっております。
07月03日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○副大臣(伊藤達也君) 今、委員からも御指摘がございましたように、やはり国民生活にとってこの生命保険の問題というのは極めて重要でございますので、私どもといたしましても、今回の法律の趣旨、内容について、多くの方々にやはり理解をしていただけるようにその努力をしていかなければいけないと...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生御指摘のとおり、生命保険会社のディスクロージャーの充実というのは、これは極めて重要な課題だと私どもも認識をいたしております。そうした中で、保険会社の特に損益の状況については、平成十二年度の決算から基礎利益というものを創設をして、これを公表すると、そ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) まず私からお答えをさせていただきたいと思うんですが、先生御指摘のとおり、やはり護送船団方式の中で経営が甘くなってしまっていたところがあるのではないか。そうしたものをやはり反省をして事後チェック型の行政に切り替えて、そして監督行政としてもモニタリング等々を通...全文を見る
07月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  上田先生からは、金融行政の信頼を回復するために、先ほどもお話がございましたけれども、過去の金融機関の破綻の問題を総括されて、さまざまな視点から今日まで御議論をいただき、御質問をいただいてきたところでございます。  私どもも...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。  御指摘のとおり、永代信組に係る預金保険法第八十条に基づく業務及び財産の状況等に関する報告においては、「固定資産の状況」の項目において、事業用不動産に十四億二百万円の含み損を抱えている旨が記載されていることは事実であります。 ...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただければと思います。  今、先生御指摘がございましたように、この危険準備金は内部留保的な性格が非常に強いものでございまして、そういう意味では不確実性があります。そうしますと、他の準備金制度とのバランスも踏まえた上で考えていかなければいけ...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  直近の計数であります、十五年三月期決算における都市銀行、地方銀行、第二地方銀行の国債の評価損益は、都市銀行が三千三百七十八億円、地方銀行が二千八百八十四億円、第二地方銀行が六百十八億円の評価益となっております。  なお、...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  りそな銀行につきましては、金融危機対応会議の答申において「資本増強の規模等については、預金者、取引先、市場の不安を払拭する観点から、一〇%を十分上回る自己資本比率の確保が必要との意見を申し添える。」とされていることを受けて...全文を見る
○伊藤副大臣 この問題については、先生からもさまざまな御指摘をいただき、大臣を初め、私どもとしても問題意識を持っております。  そうした、先生を初めとした国会での御指摘も踏まえて、ホームページへの掲載ということをさせていただいたわけでありますが、お尋ねのありました問い合わせにつ...全文を見る
○伊藤副大臣 マルチについてのお尋ねもございましたが、これは、募集において特定商取引に関する法律に違反するおそれがある事例を了知した場合には、当然、関係金融機関への情報提供、適切な対応を私どもとしても行っていかなければいけないわけでありまして、この特定商取引に関する法律においては...全文を見る
○伊藤副大臣 今委員から大変重要な御指摘が三点ございました。  まず第一に、現状をしっかり把握して、その中にどういう問題があるのかということを十分理解しなければいけない、さらに、関係省庁とどのような形で連携を図っていくのか、そして現在の枠組みの中でさまざまな問題に十分対応できる...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  今、先生御指摘ありましたように、今般のやみ金融対策法案において、財務局登録業者にかかわる登録免許税を九万円から十五万円に引き上げることとされているわけでございますが、これを受けて、政令で定めている財務局における登...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  先生から大変重要な御指摘がございました。まず、機構の株式処分につきましては、これは委託を受けた信託銀行により行われることになるわけでありますが、処分については、基本的に株式市場の好調な時期に促進をして、そして低迷傾向が見ら...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、先生からお尋ねがあった報道があることは承知をいたしておりますが、私どもといたしましては、各銀行が株主総会を経て決算が確定をしておりますので、その決算の中身を今精査をしている段階でございます。したがって、特定の先に対して業務改善命令を発出すると決定した事...全文を見る
07月23日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
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○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  金融庁では、これまで培ってきた民間金融機関に対する検査のノウハウ、これを政策金融機関及び郵政公社に対する検査に活用するという観点から、昨年の通常国会において関係の法令の整備が図られ、本年の四月一日以降、金融庁はこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、大臣がお答えをさせていただきましたように、現時点で特定の銀行に対して業務改善命令を発出をすると、そのことを決定した事実はございませんので、したがって、この業務改善命令の発出を前提とした仮定の御質問について、先生のお尋ねでございますけれども、お答えができ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさしていただきたいと思います。  りそな銀行は、金融危機対応会議の答申におきまして、「預金者、取引先、市場の不安を払拭する観点から、一〇%を十分上回る自己資本比率の確保が必要との意見を申し添える。」とされていることを受けまして、今後、中小企業向け...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただければと思います。  国有化につきましては、先生御指摘のように、様々な意味合いで使われているところがございまして、長銀や日債銀の処理を国有化と呼ぶならば、国有化とは、やはり破綻処理として、金融機関が発行している株式を国が強制的に取得す...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○副大臣(伊藤達也君) 現在、十五年三月期の主要行のティア1超過の株式保有額が二・八兆円となっておりまして、先生御指摘のとおり、機構が買取り枠、株式の買取り枠が二兆円、日銀が三兆円買取り枠があるわけでありまして、そこから今までの買取り額を除いた額は、現在、機構で一兆七千八百億円程...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 繰り返しで大変恐縮なんですが、私どもとしては、先ほど御答弁をさせていただいたように、セーフティーネットにかんがみてこの機構の目的があるわけでありますから、株式買取りのための買取り枠、借入れの限度額を変更する必要はないというふうに考えております。
12月04日第158回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今、先生から御指摘がございましたように、足利銀行は、平成十五年三月期の決算で約千三百八十七億円の繰り延べ税金資産を計上しておりますが、私どもが三月期基準日の検査によりまして二十八億円減額をして、そして千三百五十九億円の計上...全文を見る
○伊藤副大臣 ここは法的な枠組みがございまして、優先株は、普通株に対して配当等につき優先権を有するものの、あくまでもやはり株式でございます。したがって、法人の解散、清算の際には残余財産を分配することになりますが、債務超過の場合には、残余財産がないため出資額は毀損することになるわけ...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、先ほど大臣もお話しになられましたが、株主の皆様方の御心情を考えると大変遺憾なことでございますが、足利銀行はあしぎんフィナンシャルグループが一〇〇%の株式を保有する子会社でありまして、御指摘の優先株はあしぎんフィナンシャルグループの優先株式であります。他方、先...全文を見る
○伊藤副大臣 先生御指摘のとおり、足利銀行に対しては年末の資金繰りが大変心配されるところでございまして、この点に十分配慮をして、引き続き地域に円滑な資金供給が行われるよう、私どもとしましては、業務適正化命令、これを十一月二十九日付で発出しているところでございます。この中で、「預金...全文を見る
○伊藤副大臣 今後の受け皿のあり方については、今大臣が答弁をさせていただいたように、現段階で今後どうなるかという見通しを述べることは困難でございますが、今御質問の県民銀行も含めて、新しい銀行のあり方、そういうことに対してどのように考えるかということにつきましては、一般論として申し...全文を見る
○伊藤副大臣 今御指摘がございましたように、まず私たちは、ガバナンスの空白をつくらないために、今、経営監視チームを派遣させていただいて、融資を受けられる企業が融資が受けられないような事態がないように、万全の対策を講じているところでございます。  今、先生御指摘のとおり、できるだ...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、先生の御指摘も含めて総合的に判断をして、しっかりとした経営陣の体制をつくっていかなければなりません。その経営陣の体制をつくるに当たって、地域の問題に精通している方も必要でありましょうし、また、中小企業の問題について精通される方も必要であります。本当の、金融の...全文を見る
○伊藤副大臣 これも先ほどから議論になっておりますが、今の時点でこの受け皿のあり方、見通しというものを述べることは大変困難な状況でございます。  私どもとしましては、先生の先ほどの御指摘のように、できるだけ早く経営陣を選任して、そして、新しい経営陣のもとで、やはりまずこの銀行の...全文を見る
○伊藤副大臣 検査のあり方が、前回検査と今回検査が違うのではないかというお尋ねがございますけれども、今回の足利銀行に対する検査は、十五年三月期を対象として、先生も御承知のとおり、銀行法第二十五条に基づき実施したものでございます。そして、この検査に当たっては、その基準やルールそのも...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘の点でありますが、私どもは八月の一日に、当期利益が経営健全化計画対比で大幅に下振れをした資本増強行十五行に対して、抜本的な収益改善のための方策を織り込んだ業務改善計画の策定、履行等を求める業務改善命令を発出したところでございます。  この命令の趣旨は、当期利...全文を見る
○伊藤副大臣 足利銀行においては、十一年の八月に優先株式で四百二十八億円、そして十四年一月に普通株式で二百九十九億円の第三者割り当て増資が行われているわけでありますが、当該増資に関して、現時点において、刑事、民事における訴訟は発生しておりません。  今委員が、例えばということで...全文を見る
○伊藤副大臣 お尋ねのございました石川銀行の増資についての柳澤大臣の発言についてでございますが、一般的に、増資については、これは銀行の自主的な経営判断と責任において監査法人や弁護士との協議の上適切に行われるべきものと考えておりまして、柳澤大臣も、この十三年春の石川銀行の増資につい...全文を見る
12月05日第158回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○副大臣(伊藤達也君) 先ほど大臣やあるいは監督局長からお話をさせていただいている一連の事実関係については御説明をさせていただいたと思います。  この監査法人の問題につきましては、先ほどから御説明をさせていただいているように、監査法人の独立性の問題がございますので、その経過、い...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 足利銀行に対しましては、十一月の二十七日、十五年三月末を基準日とした検査結果の通知を行うとともに、あわせて銀行法二十四条に基づいて検査結果を踏まえた十五年九月末時点の財務状況等について報告を求めました。これに対して、十一月二十九日、同行から金融庁に対して十...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 損害を受けた善意の個人株主に対する対応の問題でございますけれども、先ほどからもお話がございましたように、県民挙げて足利銀行を立て直していきたいということで多くの方々がそれに御協力をされたという実情を私どもも承知をいたしておりますし、そうした中で株主の皆様方...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生御指摘のように、特別危機管理銀行の場合には、法律に基づいて新しい経営陣等が旧経営陣の民事、刑事上の責任追及を行うということが規定をされておりますので、新しい経営陣が着任をいたしましたら、民事、刑事上において問題があればこうした対応をしていく、その中で責...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今回、破綻に至ってしまったということは私どもとして大変遺憾でございますが、今、先生から理由いかんということでございました。  この足利銀行の場合には、やはり昭和六十年代以降、いわゆるバブル経済の下で大幅な融資の拡大を進める、あるいは関連のノンバンクにおい...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生が御指摘のように、このような事態の中で私どもは万全の対策を講じていかなければいけないわけであります。  今回の足利銀行が破綻に至った中で、私どもとしては、地域経済の影響を最小限に抑えていくためにも、その一〇二条の三号措置を適用をさせていただいて、そし...全文を見る