伊藤達也

いとうたつや

小選挙区(東京都第二十二区)選出
自由民主党
当選回数9回

伊藤達也の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○伊藤副大臣 予算の参考資料として、お手元にお配りしてあります「平成十六年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」について御説明をいたします。  これは、去る一月十九日に閣議決定したものであります。  政府は、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三を策定し、この基本...全文を見る
01月27日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
議事録を見る
○伊藤副大臣 引き続き、内閣府の副大臣として金融関係事項を担当することになりました伊藤達也でございます。  竹中大臣を補佐し、そして構造改革を支える強固な金融システムを構築し、日本経済を再生していくために全力を尽くしてまいりますので、田野瀬委員長を初め委員の先生方に御指導いただ...全文を見る
02月16日第159回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今御質問にありましたシャーマン・アンド・スターリング法律事務所が、カミノコーポレーション及びイ・アイ・イ・インターナショナルとの訴訟、いわゆるカミノ訴訟でありますけれども、これにおける和解の一部として謝罪文を複数の新聞に掲...全文を見る
02月20日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○伊藤副大臣 内閣府の副大臣として経済財政並びに国民生活の事務を担当させていただきます伊藤達也でございます。  竹中大臣を補佐し、誠心誠意職務に取り組み、国民生活向上のために全力を尽くしてまいりますので、山本委員長を初め委員の先生方に御指導賜りますこと、心からお願い申し上げます...全文を見る
02月20日第159回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○伊藤副大臣 数字のことなので私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  先生から繰り延べ税金資産額及び自己資本に占める割合についてのお尋ねがございましたが、十五年九月期における主要行の繰り延べ税金資産は約六・四兆円でございます。その自己資本額に対する割合は二二・三%に...全文を見る
○伊藤副大臣 今のお尋ねの点でありますが、単純に計算すると大体二%程度になると思います。
○伊藤副大臣 お答えさせていただきます。  先生のお尋ね部分、これは非公表でございましたけれども、主要行の方々に御了解をいただいて、先生の御質問に対してお答えをさせていただきたいと思うんですが、十五年三月期末における主要行の間接償却、いわゆる貸し倒れ引き当てに係る部分でございま...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○伊藤副大臣 今、河本先生から、地域の厳しい現状を踏まえてお話があったわけであります。そして、真の三位一体の改革を進めて、地方経済をしっかり再生していく、そういう取り組みをしっかりやれというお話でございました。  私どもといたしましては、三位一体の改革というものは、地方の権限と...全文を見る
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  地方分権の進展に伴い、道州制や都道府県合併など、将来的な広域自治体の姿については、大口先生からも静岡の構想について御紹介をいただいたわけでありますが、幅広く議論がされておるわけであります。  そうした中で、北海道は、その...全文を見る
○伊藤副大臣 今、監査と金融庁の検査の関係について先生からも総括的なお話があったわけでありますが、私どもからしましては、監査法人の監査というものは、商法や証券取引法に基づき財務書類の適正性の確保や投資家保護等を目的として、そして事業法人を含む対象企業の共通の制度として、当該法人か...全文を見る
○伊藤副大臣 私から御答弁をさせていただくことをお許しいただきたいというふうに思いますが、これはもう小林委員御承知のとおり、裁判というものは原告、被告、それぞれいろいろな主張があって、その中で裁判が進んでいくわけであります。  今委員から東京の訴訟について触れられた部分がござい...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
議事録を見る
○伊藤副大臣 私からお答えをさせていただきたいと思います。  今回のDDSについては、新しい中小企業金融の道を開いていくために、あるいは中小企業の経営健全化の一環として、いわゆる根雪あるいは疑似エクイティーと称される資本的性格の資金の権利義務関係を実態に合わせて法律上明確にして...全文を見る
○伊藤副大臣 今、前段にお話をさせていただいたように、これはある意味では中小企業の経営健全化の一環としてこのDDSに対する考え方を整理させていただいたところでありまして、また、この整理に当たっては、実は、監督局長のもとに新しい中小企業金融の法務に関する研究会というものを設置させて...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 内閣府において経済財政及び国民生活関係を担当させていただきます副大臣の伊藤達也でございます。  竹中大臣を補佐し、誠心誠意職務に当たってまいりますので、簗瀬委員長を始め、委員の先生方の御指導、御鞭撻のほど、心からお願い申し上げます。
03月16日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  固定資産の減損会計は、固定資産の減損について適正な会計処理を行うことによりまして、投資者に的確な情報を提供するものであります。また、会計基準の国際的調和を図る観点から、資産の収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 貸出金が減少している要因でありますけれども、その貸出し先である企業の資金需要の低迷のほかに、例えば金融機関のリスク対応能力が低下しているなど、様々な要素があるというふうに考えております。  この貸出金の推移を見てみますと、一九八〇年代は、GDP比で見ます...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私からお答えさせていただきたいと思います。  今、田村委員から大変重要な指摘がなされたというふうに考えておりまして、今御指摘のように、景気が拡大をしていく、そうした背景にあるわけでありますから、こうした中で金融と産業の一体的再生の弾みを付けていかなければ...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  政府は、三位一体の改革の推進によって地方の権限と責任を大幅に拡大をしていく、そのことによって地方の自由度を高めていきたい。そのこととあわせて、今地方も国も巨額な財政赤字というものを抱えておりますので、行政のスリム...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、関口委員からライバル企業との綱引きやあるいは企業内の権力闘争などに利用されるんではないかと、そうした悪用や乱用の懸念について御質問があったわけでありますが、本法案は、近年の企業の不祥事の発生状況を踏まえて、事業者による法令遵守を確保して国民生活の安定を...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  委員から、証券化した劣後債が金融庁検査でどのように評価をされるか、こういうお尋ねでございましたが、私どもといたしましては、他の劣後債と同様の会計基準に基づきその評価がなされているかどうか、そうした検証を行うことになろうかと...全文を見る
○伊藤副大臣 ほっとくラインというようなお話がございましたけれども、私どもといたしましては、借り手の声を幅広く聞くためにこのホットラインというものを十四年の十月に開設させていただきまして、そしてこの受け付け状況については四半期ごとに情報開示をさせていただいているところでございまし...全文を見る
○伊藤副大臣 今、新BIS規制についてのお話がございましたが、この新BISの規制については、所要の自己資本の水準を平均的に、現行基準よりも重くも軽くもしない方針のもとで作業を進めているところでございまして、見直し案の一部についてのみ、国際的な合意が得られる前に先取りして何か今のよ...全文を見る
03月22日第159回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  御指摘の外国人投資家に対する課税の問題、これは税制上の問題でございますので、特別公的管理銀行にありましたその長銀の受皿選定に当たっては、当時の金融再生委員会において、先ほども事務方から御答弁させていただいているよ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今御指摘の税制上の問題を考慮して旧長銀の受皿選定を行うことになりますと、これは相当な制約が掛かることになります。  先ほど申し上げましたように、その公的な負担を極小化をしていく、あるいは金融システムの安定化を実現をしていく、こういう考え方に基づく適切な受...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今先生からもお話がございましたように、これは仮定でお答えするということはなかなか難しいんではないかと思います。  一方で、当時の再生委員会においては、やはり資産の劣化の防止というものをしていかなければいけない、そうした視点からも国民負担を抑えていく必要が...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今先生が御指摘をされたことは基本的に正しいと思いますが、私も先ほど答弁をさせていただいた中で、内外無差別の原則があるということもお話をさせていただいたというふうに思います。この問題については、国際でも大変注目をされておりますし、その国際的な評価が得られるよ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) そういう思いはございませんで、当時の金融再生委員会における旧長銀の譲渡先選定に際しては、極力多くの譲渡先候補を見いだしていきたいと。そのために国内勢あるいは海外勢を問わず多数の金融機関に接触を行ったところでございます。そしてその後、金融再生委員会において、...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今精神的に差があったんではないかと、こういうお尋ねでございますけれども、当時からも国内勢あるいは海外勢、そうした差別があってということは全くなくて、内外問わずに多数の金融機関に接触を、私どもとして当時の再生委員会はさせていただいたというふうに承知をいたして...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 旧長銀の譲渡契約は、その預金保険機構、旧長銀及びパートナーズ社の間における民事上の契約でございます。この契約書においては、旧長銀の偶発的債務や訴訟に関連した損失にかかわる預金保険機構の補償について規定が設けられております。  お尋ねの新生銀行にかかわる損...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) これは、現時点においてはその新生銀行より預金保険機構に対して具体的な補償請求がなされているわけではございませんので、同機構として最終的な判断はできないものだと聞いております。
03月24日第159回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  キャプティブの設立につきましては、名護市から特区の御提案をいただいておりまして、私も竹中大臣も直接名護の市長さんにお会いをさせていただいて、具体的にその提案の内容についてお伺いをさせていただきました。そして、私ど...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今先生からお尋ねがございました、名護市から御提案をいただいておりますパスダック構想のうち、英文開示については、金融経済のグローバル化が進む中で、御提案の趣旨は極めて重要だというふうに考えておりますので、本年度中に検討を開始すべく、今月末に開催される金融審議...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもといたしましては、その英文開示については、金融取引が地域を超えて行われるといったボーダーレスな性質を持つことにかんがみますと、英語により情報開示される有価証券が特区外の一般投資家に転売される場合における投資家保護の観点からの検討が必要でございまして、...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今先生が御指摘をされましたように、福井日銀総裁が、去る二月十九日に開催された沖縄金融専門会議において、沖縄の地域特性を生かしていくと、あるいは金融教育というものを充実させていくと、その重要性を指摘されたということを私どもも承知をいたしております。  政府...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 沖縄の場合には沖縄金融特区というものがございまして、この中で、沖縄の振興特別措置法によりまして、銀行業それから証券業、保険業の金融業及びコールセンター、計算センター、金融関連業務を行うものについて法人税制上の特例処置が設けられているものと私どもとして承知を...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私どもといたしましても金融教育というものが大変重要だというふうに考えておりまして、そうした観点から、金融庁では金融教育や金融知識の普及について積極的に取り組んでいるところでございます。  具体的には、ホームページにおいて金融サービス利用者コーナーを設けて...全文を見る
03月30日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○伊藤副大臣 今、委員から大変重要な点について御指摘があったわけでありますが、特に、委員から今お話がございました、新しい事業を起業していく場合に、そうした企業の場合にはある意味では資金力が十分ではない、あるいは経営ノウハウについても不足している面がある、そうした創業企業に対するニ...全文を見る
○伊藤副大臣 これはぜひ委員に御理解いただきたいんですけれども、ある事項について個別の金融機関の立場で言及する場合と当局の立場で言及する場合とでは、その影響度、意味合いというものは異なります。  また、検査に関する事実関係については、金融機関が何らかの言及をした場合に当局として...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○伊藤副大臣 今、中山委員の方からは、自己責任原則というものは大切だけれども、しかし、バブル期に見られる提案型融資の中で、必ずしも自己責任原則だけではなくて、貸し手側の銀行にもやはり何らかの責任があるのではないか、こういう御指摘があったわけであります。  融資については、それぞ...全文を見る
○伊藤副大臣 金融庁はバイキンマンとまで言われて、大変厳しい御指摘だなと。  ただ、私も当委員会に長く所属をさせていただきましたし、当委員会でのさまざまな議論も含めて、先ほど御指摘ありましたように、経済産業省、中小企業庁と連携をして、中小企業の今の実態、中小企業金融をめぐる今の...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
議事録を見る
○伊藤副大臣 私からお答えをさせていただきたいと思います。  上田委員から外国為替証拠金取引について御質問いただいたわけでありますが、御承知のとおり、平成十年の外為法の改正によりましてこの取引が行われるようになったわけであります。  そして、この取引に関する相談については、上...全文を見る
○伊藤副大臣 確かに委員御指摘のとおり、特定、不特定というものを判断していくことは大変難しいところがあるわけでありますが、不特定の判断基準につきまして、私どもといたしましては、当該団体の組織化の程度、構成員の団体帰属にかかわる意識度でありますとか、あるいは当該団体への加入要件につ...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘の個人信用情報も含めまして、金融分野における個人情報保護のあり方につきましては、平成十三年の三月より、金融審議会金融分科会特別部会において審議を行ってきたところでございます。  そして、個人情報保護、この基本法が昨年成立をし、そして関係政令も成立したところで...全文を見る
03月31日第159回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 公認会計士・監査審査会会長に金子晃君、同委員に脇田良一、引頭麻実、奥山章雄、高橋厚男、田島優子、辻山栄子、中村芳夫、平松一夫及び吉井毅の九君を任命いたしたいので、公認会計士法第三十七条の二第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  まず、最初の点でありますけれども、これは、貸し出しの残高が減少傾向にある、それは御指摘のとおりだというふうに思っております。その理由につきましては、やはり、貸出先であります企業の資金需要、こうしたものが低迷をしている、ある...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
議事録を見る
○伊藤副大臣 今、委員から受けとめ側の問題が非常に重要だという御指摘がございました。  「金融ビジネス」の場合には非常に限られた時間の中でのインタビューでございましたので、その中で、ペイオフに関連して今回の新たな公的資金制度というものを提案したんじゃないか、こういう御質問であり...全文を見る
○伊藤副大臣 この点につきましては、私どもといたしましても、中小企業貸し出しというものが多くの金融機関にとってコアの収益源になっていく、したがって、国が資本参加をしていく以上は、中小企業を中心として資金仲介機能を強化していく、高めていくということは極めて重要だ、こう認識をしている...全文を見る
○伊藤副大臣 前半のところをまずお答えさせていただきたいと思います。  金融監督庁が発足しましたのは平成十年の六月でございますので、平成十年度末の検査部の定員は百六十四名でございました。そして、平成十六年度末における金融庁検査局の定員は四百七十八名でございます。  人事交流の...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  国が資本参加することによって金融機関は十分な自己資本を確保することになりますので、そのことによって、中小企業の再生でありますとかあるいは不良債権問題に対する対応、こうしたリスク対応能力というものを増大することになる、そのこ...全文を見る
○伊藤副大臣 私どもとしましては、この新たな公的資金制度において、資本参加を受けた金融機関に対して、金融機能の具体的な発揮を求める観点から、リレーションシップバンキングの機能強化、このアクションプログラムを以前公表させていただいたところでございますけれども、その整合性を含めて、先...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどお話をさせていただいたように、今回、この制度を利用するに当たって、申請する金融機関に対しては、信用供与の円滑化等地域経済の活性化に資する方策、こうしたものを求めているわけでありますが、この中で、地域の実情や当該の金融機関のビジネスプランによっては、企業再生に重...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思いますが、これは、早期健全化法に基づき公的資金を注入した金融機関は、経営健全化計画において資金の貸し付けその他信用供与の円滑化のための方策を定めているところとされておりまして、その内容として、告示において、特に中小企業向け貸し出しの総額に...全文を見る
○伊藤副大臣 資本増強行の中小企業向け貸し出しについては、特に近年において資金需要の低迷等の外部要因があったこともありまして、計画対比未達である金融機関が存在することについては、まことに遺憾なことだというふうに考えております。  こうした中で、貸し出しが減少している公的資本増強...全文を見る
○伊藤副大臣 RCCに対しましては、私どもは銀行法二十五条に基づいて金融検査を実施したことはございません。  RCCが主として預金保険法附則に定める協定銀行としての業務、住専法に定める債権処理会社としての業務を行っておりまして、新規の預金受け入れ業務を行っていないという業務の特...全文を見る
○伊藤副大臣 私からお答えをさせていただくことをお許しいただきたいと思いますが、今回の法律の目的については大臣が先ほどからお話をさせていただいているとおりでございまして、委員御指摘のような、合併による再編の促進を目的としたものではございません。  その上で申し上げれば、国が資本...全文を見る
04月13日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  先生御指摘のように、日銀の統計による中小企業向け貸出し残高の推移を見ても、この五年間はやっぱり減少傾向にあるというふうに私どもも認識をいたしております。  その理由につきましては、貸出し先である中小企業の資金需...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、広野先生から大変重要な御指摘をいただいたというふうに思っております。私どももそうした認識に基づいて、その中小企業の実態に即した検査の確保等々をやっていかなければいけないというふうに思っております。そうした観点から、金融検査マニュアルについても別冊という...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、中川大臣からお話がございましたように、私どもは、ある意味では信用秩序の維持あるいは預金者の保護というものを十分念頭に置いて金融行政を展開していかなければいけないわけでありますが、一方で、日本の経済の大宗を占める中小企業、この活性化に向けて、金融行政とし...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  自己資本比率についてお尋ねがございましたが、これは、バーゼルの銀行監督委員会の議論を踏まえて設定された、国際的に用いられている客観的な基準でございまして、これに基づいて金融機関の経営の健全性を確保することを通じて、信用の秩...全文を見る
○伊藤副大臣 今お話をさせていただきましたように、新しいBIS規制については、本年の半ばまでに成案を得られるように鋭意作業をさせていただいているところでございますが、成案が得られましたら、これを公表して、そして二〇〇六年末に新しい規制の適用が開始をされるということであります。 ...全文を見る
○伊藤副大臣 中小企業向け融資を義務づけないかという御指摘でございましたが、私どもも、中小企業貸し出しというものが多くの金融機関にとってコアの収益源であり、国が資本参加する以上は、中小企業を中心とした資金仲介機能というものを高めていく、これは極めて重要なものだというふうに認識をし...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  都市銀行は、もう言うまでもありませんが、主として大都市に営業基盤を置いておりまして、そして、各地に支店網を擁する、全国的な規模で業務を展開する銀行でありまして、そうした意味からしますと、我が国の金融システムの中核を担ってい...全文を見る
○伊藤副大臣 信用秩序の維持でありますとか、あるいは預金者保護の観点からしますと、やはり、銀行の経営の健全性あるいは業務の適正性というものをしっかり確保していくというのは重要でありますが、では、健全性が確保されたからといって中小零細企業にとっていい銀行かというと、これはまた別の議...全文を見る
○伊藤副大臣 これは、当委員会でも何度かお答えをさせていただいたように、数値目標を単一的に設定するということではなくて、地域の経済の活性化というのは、これは、さまざまな取り組みによって、多面的なやはり評価が必要だというふうに考えております。  そして、私どもは、具体的にどういう...全文を見る
○伊藤副大臣 今委員御指摘のとおり、私どもが納税者の立場に立って、しっかりとした説明責任を果たしていく、あるいは国民負担というものを軽減していく、そうした認識はしっかり持っていかなければいけないというふうに思っております。  ただ、一方で、金融行政の目的というのは、信用秩序とい...全文を見る
○伊藤副大臣 平成十六年三月末時点の預金保険機構の借入金残高及び債券発行残高の合計でございますが、十九兆八千七百九十一億円となっております。
○伊藤副大臣 預金保険機構の借り入れに当たりましては、多額の公的資金を公正、透明かつ低コストで調達する必要があります。そうしたことから、内外の金融機関を広く対象に、透明な入札手続により実施をいたしているところでございまして、公的資金注入行を排除しているものではございません。
○伊藤副大臣 私からお答えをさせていただきたいと思います。  過日の委員会でも、中塚委員からこの偽造キャッシュカードの問題、その深刻さについて大変詳しく問題提起をいただいたところでございまして、私どもといたしましても、この問題については極めて重要な問題だというふうに認識をいたし...全文を見る
04月19日第159回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 私からお答えをさせていただきたいと思います。  金融機関の融資の在り方については、担保や保証に過度に依存せず、与信先の事業計画、財務状況、返済財源等を的確に把握をし、適切な融資を行うことが重要であると考えております。このような観点から、リレーションシップ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  大変恐縮ではございますが、仮定の質問でございますのでコメントにつきましては差し控えさせていただきたいと思いますが、いずれにいたしましても、政府は、あしぎんフィナンシャルグループの一優先株主として会社更生手続に参加...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○伊藤副大臣 今のお尋ねの点でありますが、RCCから、その当事者である新生銀行から破産裁判所に対して、RCCの仲介による和解交渉を希望する旨の申し出があって、そして、破産管財人の同意、破産裁判所の了解のもとに和解仲介を行うこととした旨、聞いているところでございます。
○伊藤副大臣 三月十五日に、もう委員いろいろお調べになられていると思うんですが、新生銀行の代理人の弁護士の方から、イ・アイ・イ・インターナショナルの破産管財人である田中さんに上申書が出されて、そしてこれを受けてRCCが、和解を主導するんではなくて仲介ということで、破産管財人の同意...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどの私の答弁でちょっと訂正をさせていただきたいんですが、上申書は、これは裁判所に出されたものでございます。  そして、委員からも、何度となく国会でこの問題について、国民に対してしっかり説明責任を果たす意味からも、いろいろな点を御指摘いただいているわけでありまし...全文を見る
○伊藤副大臣 今のその売り出しについて、重ねてになりますけれども、私たちは承知をいたしておりませんし、また、許可する云々という権限が私たちにございませんので、その点についてコメントする立場にはないというふうに思います。
04月21日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
議事録を見る
○伊藤副大臣 タイムリーディスクロージャーの制度につきましては、証券取引所の適時開示規則に基づいて、上場企業一般に対して日常的に発生する重要な会社情報を適時適切かつ公平に開示することが義務づけられている制度でございます。
○伊藤副大臣 前提のお尋ねとして、個別行の検査内容にかかわる仮定の御質問でございますので、そうしたことについて私どもとして言及を差し控えさせていただきたいというふうに思っております。
○伊藤副大臣 先ほどから御答弁をさせていただいているように、証券取引所の適時開示規則に基づいて、そして、上場会社一般に対して日常的に発生する重要な会社情報を適時適切かつ公平に開示することが義務づけられているわけでありますので、それに基づいてタイムリーディスクロージャー制度というも...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  このマニュアルの別冊を改定させていただきましたのは本年の二月二十六日でございますが、これを受けて、三月の十一日に商工中金が、東京都の中小企業再生支援協議会、こちらと連携をいたしまして、再生計画の策定を支援している中小企業に...全文を見る
○伊藤副大臣 今、委員から、中小企業の実態について詳しく御指摘をいただいたところでございまして、私どももそういう問題意識に基づいて、やはり地域の金融機関というのは地域に密着して、地域の活性化のために果たすべき機能があるだろう、そういう思いを込めて、リレーションシップバンキングの機...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今委員御指摘のように、平成十一年に貸金業の規制法が改正をされたわけでありますが、銀行につきましては、保証人への書面の交付を一律に義務づける明示的な規定というものは定められておりませんけれども、銀行法上、貸し出しを含む業務全...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほどお答えさせていただきましたように、私どもとしては事務ガイドラインの中で整備をさせていただいて、このガイドラインというのは極めて規範性の高いものでございます。そして、内部管理体制の実効性に問題がある場合には、必要に応じて報告徴求をいたします。そして、報告徴求をし...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  銀行の投信販売の解禁を踏まえて今回の銀行による証券仲介業の解禁というのはどういうものを意味するのか、こういうお尋ねだというふうに思いますが、この点につきましては、貯蓄から投資への流れを加速して、そして証券の販売チャンネルを...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生今御指摘のとおり、海外の主要取引所におきましても、同一の取引所で商品先物と金融先物、これ両方取引できることにはなっておりますけれども、商品先物と金融先物は各々別に区分の商品として上場されておりまして、商品先物と金融先物の組合せ商品、こうしたものは海外取...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 先生から御指摘をいただいて、そうしたこともよく考えていかなければいけないというふうに思いますが、一番重要なことは、取引所というものは市場参加者の方々のニーズをどうしっかり酌み取っていくかということではないかというふうに思っております。  そうした意味で、...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 外為は自由化されておりますので、そしてこの外為の問題については、基本的には所管は財務省ということになるのではないかというふうに思います。
○副大臣(伊藤達也君) 先生のお話の中で、例えば御指摘の中に外国為替証拠金取引、こうしたものについての御指摘をされているんではないかというふうに思いますが、こうした問題については、今、国民生活センターにも大変苦情の件数が近年増加をしておりますし、そのトラブルの被害に遭われている方...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 国債政策のことについてはちょっと別だと思うんですが、今、先生の御指摘の中に、だからこそその取引所の統合ということも視野に入れてというところもあるのかなというふうに思いますが、その国際競争力を確保すると、こうした観点からは、昨年、証券取引法及び金融先物取引法...全文を見る
05月11日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  法令上、証券会社の役員または使用人が、職務上知り得た特別の情報に基づいて、また、専ら投機的利益の追求を目的として有価証券の売買等をする行為等を禁止する規定があるわけでありますが、証券会社においては、今委員からも御指摘がござ...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今委員御指摘がございましたように、だれでも投資しやすい市場の整備あるいは市場参加者のすそ野を広げていく、このメリットでありますけれども、これは、やはり貯蓄から投資への流れというものを加速させて、そして投資家側にとっては証券...全文を見る
○伊藤副大臣 要注意先以下ということでございますが、これは預金取扱機関のということでよろしゅうございましょうか。その要注意先以下に対する債権は、十二年三月期においては百五十・九兆円、十三年三月期においては百四十・九兆円、そして十四年三月期が百三十五兆円、そして十五年三月期が百十六...全文を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  銀行が系列証券会社から委託を受けて証券仲介業を営む場合に、銀行と証券業の間での利益の相反や、あるいは公正な競争を確保する、こうした観点から問題が生じると考えられますが、既に現行法令におきまして、親子間の取引にかかわるいわゆ...全文を見る
○伊藤副大臣 今御指摘がございましたように、天下りの問題について議論があるわけでございますから、そうしたことについて真摯に受けとめなければいけないというふうに考えております。特に、権限というものを背景にして押しつけ的に再就職をあっせんする、こういうことはあってはならないわけであり...全文を見る
○伊藤副大臣 御指摘がありました業界、協会というのは、ある意味では自主規制機能というものも担っているわけでありますので、国家公務員がそうした協会あるいは民間金融機関に再就職することによって自主規制機能がゆがめられてはならない、これは当然のことであります。そして、協会等の自主規制機...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○伊藤副大臣 どのような事案が本法案の保護の対象になるかについては積極的に周知を図っていかなければいけない、そのように考えております。  通常の広報活動のほかに、御指摘のような事例につきましては、これは業種特有の問題でありますので、それに応じたきめ細かな対応、例えば業種別のPR...全文を見る
○伊藤副大臣 本法案の場合には、あらゆる事業者を対象とする制度となりますので、制度の周知、また事業者の通報の受け付け体制の整備などに十分な準備期間をかける必要があると考えられることから、公布後二年以内の政令で定める日から施行することとしたものであります。
○伊藤副大臣 今大臣からも御答弁をさせていただいたように、この法案の趣旨というものを徹底させて、そしてこれがきちっと機能していくような環境整備をしっかりやっていくということは大変重要でございまして、私どもとしましては、その見直しの時期というのは、法律の施行後、三年程度運用の状況を...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○伊藤副大臣 委員からも今さまざまな御指摘がございました。また、この点については、パブリックコメントにおいても、この「生ずるおそれ」の表現についていろいろ御意見がございまして、その中で、当事者間の事実認識の相違を生む可能性がある、あるいは、通報によって事業者に損害が発生した場合に...全文を見る
○伊藤副大臣 一番重要な点は、その事実認識の差が生じないようにしていくということが重要な点であるということは御理解をいただけるんではないかというふうに思っております。  私どもとしましては、今回の法律の解釈に関連をして労働者と事業者の間に事実認識の差が生じてしまいますと、例えば...全文を見る
○伊藤副大臣 重ねての答弁になりますが、やはり私どもとして大切なことは、本法の解釈に関連をして事実認識に差が生じないようにしていかなければいけないというふうに思っているところでございます。  そのために、私どもとしての努力としても、事前に相談できるような窓口というものを整備して...全文を見る
○伊藤副大臣 先ほども答弁をさせていただいたように、差が生じることによって労働者の側にやはり不利益が生じるケースも考えられるわけであります。ですから、そうしたことにも私どもとしては思いをはせて、そしてこうした差が生じないような制度を極力講じていく、そうしたことが非常に重要ではない...全文を見る
○伊藤副大臣 まさに生じようとしていることでありますので、今の御質問に対しては、やはり当たらないということになろうかと思います。
○伊藤副大臣 これは、漠然とした場合はとめられないということでありまして、蓋然性があった場合には、それは対象になっていくということでございます。
○伊藤副大臣 これはそれぞれのケースに応じて判断されることになろうかというふうに思います。
○伊藤副大臣 これは、「まさに」というのを入れさせていただいたのは、単純に生じようということだけではなくて、「まさに生じよう」ということで、その蓋然性をしっかりさせる。そうしたことによって労働者と事業者の事実誤認ができるだけ生じないようにしていく。そういう意味から、先ほど御答弁を...全文を見る
○伊藤副大臣 要は、どうしてこの規定を設けたかというと、今委員が御質問されたように、いつ、だれが、どこでというものが、つまり蓋然性が明確になれば対象になります。しかし、私どもがこの「まさに」という文言を入れさせていただいたのは、漠然としたもの、これは排除をしていく。そのことによっ...全文を見る
05月25日第159回国会 参議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今委員から具体的な例を御指摘をいただきながら御質問をいただいたわけでありますが、私どもといたしましても、表示の適切さあるいは分かりやすさというものをしっかり確保していくことは重要なことだというふうに考えております。  現行法におきましても、商品の表示につ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさしていただきたいと思います。  国民生活センターの商品テストとしては、従来、消費者の合理的な選択に資する商品比較テスト、そして製品関連事故の原因究明テスト等を実施してきたところでございますが、先生御指摘のとおり、平成十三年の十二月に閣議決定され...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 消費者から寄せられる苦情相談につきましては、身近な行政主体であります都道府県や市町村が設置した消費者生活センターにおいて受付と処理が行われているわけでありますが、近年、苦情相談件数は大幅に増加をいたしておりまして、またその内容についても多様で複雑なものにな...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今御指摘ありました新設される消費者政策会議は、内閣総理大臣を会長として、消費者政策の関係閣僚から構成されることになっております。他方、学識経験者やあるいは消費者代表の御意見を消費者政策に反映する場といたしましては、内閣総理大臣等の諮問機関であります国民生活...全文を見る
05月26日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
議事録を見る
○伊藤副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今お尋ねのありましたホットラインにつきましては、これは平成十四年の十月二十五日に開設をさせていただきまして、開設以降ことしの三月末現在まで受け付けた累積の件数は一千三百八十件になります。  そもそもホットラインは、個々の...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えさせていただきたいと思いますが、昨年の証券取引法の改正において、今委員御指摘をいただいて、増井局長からも答弁をさせていただいたように、証券の販売チャンネルを拡充する、こうした観点から証券仲介業制度というものを導入をさせていただいて、その際には、証券取...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) この点は、先ほどもお話をさせていただいたように、銀行と証券業の間の利益相反を防止をする、こうした観点は非常に重要なことでありますから、そうした意味から、まず個人や一般事業者に解禁をして、その上で、弊害防止措置等を講じた上で銀行による証券仲介業を解禁をしてい...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 販売チャンネルを拡充をしていく、そのことによって貯蓄から投資への流れを作り出していくということでありまして、そのために、まず個人や一般事業者にこの部分について解禁をしたと。そして次のステップとして、ここも議論が進んで、弊害防止措置等をしっかり講じた上で銀行...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 文章について厳しい御指摘があったわけでありますが、今先生が引用された文の前に、これは「換言すれば、」という言葉が入っているわけであります。この「換言すれば、」という意味について先ほど私の方でお話をさせていただいたわけでありますけれども、先ほどからお話をさせ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  証券市場への参加者のすそ野を広げて、だれもが安心して参加できるものとしていくためには、市場監視機能を強化することによって投資家の信頼が得られる市場を確立することが重要でございます。  このため、信頼を阻害する違...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 課徴金額の水準についてお尋ねがございました。  これまで、証券取引法では、不公正取引等に対して主として刑事罰によってその実効性の確保を図ってきたところでございますが、今回導入を図る課徴金制度は、違法行為の抑止のため、違反者の金銭的負担を課す行政上の措置で...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 大臣の答弁の前に、まず前半の御質問についてお答えをさせていただければと思います。  具体的にどのようなメリットがあるかというお尋ねをいただきました。本法案は株式等についてペーパーレス化を図るとともに、新たな振替制度の対象とするための枠組みを示すものでござ...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) まず、四点について委員から今御指摘をいただいたわけでありますが、その一点一点についてお答えをさせていただきたいと思います。  まず第一点目でございますが、融資の見返りに株などの購入を強引に勧めたり、融資などを通じて得た顧客情報を利用して勧誘するのではない...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 個人の需要が今後どれぐらい起きてくるのかということにつきましては、現時点でどれぐらいかということを申し上げることは非常に困難であろうかというふうに思います。  しかし、金融審議会の報告におきましても、顧客にとりましてはワンストップショッピングのニーズにこ...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 特に具体的に定量的にこういう数字を目指してというものがあるわけでありませんが、今委員からも御指摘がございましたように、日本の家計部門に占める株式、投信の割合というのは一割弱でございまして、アメリカの場合にはこれが大体五割近く、ドイツの場合には二割近くござい...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 貯蓄から投資の流れを加速をさせていくということは私どもとしても大きな目標でございますし、先ほど委員が引用されましたアンケート調査の中にもやはり今回の措置というものを積極的にとらえていくと、そういう結果も出ているところでございます。  こうした施策をするこ...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
議事録を見る
○伊藤副大臣 三重銀行に対しましては、平成十四年三月期を対象といたしまして、東海財務局が平成十四年の四月二十二日より五月二十三日まで立入検査を実施いたしまして、十五年一月二十四日に検査結果の通知を行ったところでございます。
○伊藤副大臣 今小泉委員からも御指摘がございましたように、私どもも、金融機関が顧客に対して契約の内容等の適切な説明を行う、このことは極めて重要なことだと認識をいたしておりまして、このような観点から、昨年の七月に事務ガイドラインを改定させていただいて、契約書等の書面の交付を含めて整...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  組織再編促進特措法は、これはもう言うまでもございませんが、自主的な経営判断によりまして、組織の再編成の円滑化を図るために手続の簡素化や資本増強という二つの大きな支援措置を講じたものでございます。そして、その活用は...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 結果責任の枠組みにつきましては、資本参加を受けた金融機関の経営陣に対しまして、その収益等の数値目標についてコミットを求めることにより経営規律の向上を図り、経営改革の推進を期するためのものでございます。  しかしながら、合併等の抜本的な組織再編の場合には、...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 風評リスクについてお尋ねをいただいたわけでありますが、金融庁といたしましては各金融機関が風評リスクに備えて的確な体制を構築することが重要であるというふうに考えておりまして、昨年十二月に九州地域で風評被害が発生をいたしました。その際、直ちに所管の金融機関に対...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 今、山口委員から、地域金融機関の役割として地域版の産業再生を進めていくことが重要だと御指摘がございました。  現在、中小・地域金融機関につきましては、リレーションシップバンキングのアクションプログラムに基づきまして、平成十六年度までの集中改善期間に中小企...全文を見る
○副大臣(伊藤達也君) 大変重要な御指摘をいただいたところでございますが、不動産担保や個人保証に過度に依存せずに、与信先の事業計画あるいは財務状況、返済財源等を的確に把握をして、そしてその信用リスクに応じた金利設定を行って適切な融資を行うことは重要なことであると私ども考えていると...全文を見る
06月11日第159回国会 参議院 議院運営委員会 第29号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) 証券取引等監視委員会委員長高橋武生君並びに同委員川岸近衛君及び野田晃子君の三君は七月十九日に任期満了となりますが、委員長として高橋武生君を再任いたしたく、また、委員として川岸近衛君の後任に水城武彦君を任命し、野田晃子君を再任いたしたいので、金融庁設置法第十...全文を見る
08月05日第160回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
議事録を見る
○副大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  ペイオフ解禁拡大につきましては、金融機関が緊張感を持って一層真剣に経営基盤の強化とそして収益力の向上に取り組むことによって金融システム全体の効率化をしていく、こうした観点から予定どおり実施することといたしていると...全文を見る
10月18日第161回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思いますが、今の問題は極めて外交問題でありますので、そうした観点から適切に対応していくということが極めて重要ではないかというふうに思います。  私どもは、法令で与えられた中で、厳正にこの問題について今までも対応してきたところでございま...全文を見る
10月19日第161回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  民法上の問題については、今御説明がありましたように、債権譲渡には必ずしも債務者の同意は必要ではございませんが、借り手企業との取引関係の見直し等を行う場合の説明につきましては、銀行の営業上の判断に即した本来の説明を的確に行...全文を見る
○伊藤国務大臣 金融機関の個別債務先企業の事柄に関することでありますので、私から子細のコメントをすることはできないということは御理解をいただきたいというふうに思いますが、一般論として、もし再建計画をさらにつくるに当たって巨額な金融支援あるいは債権放棄というものを求めるのであるとす...全文を見る
10月20日第161回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 私どもとしては、いろいろ注視をしておりますけれども、対応すべきことがあればしっかりやっていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  ペイオフ解禁拡大の対応についてお尋ねがございましたが、十六年三月期の地域金融機関の財務内容を見てみますと、足利銀行を除いてすべての金融機関は健全性基準を満たしておりまして、問題はないというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  合併等の組織再編はあくまでも各金融機関の自主的な経営判断によるものでありまして、一般的には、規模の経済でありますとか、あるいは範囲の経済が働くことによって経営の効率が向上すると考えられているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 後段の部分についてお答えを申し上げたいと思いますが、先生から大変重要な御指摘をいただいたというふうに思っております。  日本の創造力あるいは潜在的な力、底力というものを引き出していくためにも、ニュービジネスでありますとか、あるいはベンチャー企業を育成し...全文を見る
10月21日第161回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  個別金融機関の個別債務先の問題でございますのでコメントすることは適切ではないというふうに思いますので、一般論としてお答えをさせていただきたいと思いますが、日本経済を長年苦しめてきた不良債権問題を正常化していく、...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 大企業に対する金融支援、債権放棄について大変厳しい御批判があると。そうした中で、金融機関にとっても、株主でありますとかあるいは預金者に対して納得ができる説明をしていくためには、より合理性の高い理由が必要ではないかというふうに思っております。  そうした...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 繰り返しになりますが、一般論として申し上げると、再生については様々な選択肢があるわけであります。その中で、債務者である企業と債権者たる銀行で責任ある経営判断が求められています。どういう形のものが透明性が高いのか、どういう形のものが市場でしっかりとした評価...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 一般論としてお答えをさせていただきたいと思いますが、過去において不良債権に該当することとなった債権についても、実現可能性の高い抜本的な経営再建計画に沿った金融支援の実施により経営再建が開始されている場合には、当該経営再建計画に基づく貸出金は不良債権に該当...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) これは、すべての場合において先ほど説明させていただいたことは適用されるということでございます。
10月22日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 このたびの内閣改造で金融担当大臣を拝命いたしました伊藤達也でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  本日は、現下の金融行政について一言述べさせていただきたいと思います。  最近の経済情勢を見ますと、企業収益が大幅に改善し、設備投資が増加するなど、景気...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今御指摘がございました信託業法案については、二カ所の誤りがございまして、まことに遺憾なことであり、重ねて心からおわびを申し上げたいというふうに思っております。  法案作成に当たりましては、誤りがないように慎重な作業を行...全文を見る
○伊藤国務大臣 再発防止に向けては、しっかりとしたチェック体制というものを行って、また審査に当たる体制というものも充実をさせていかなければいけないというふうに思っております。  今後の取り扱いにつきましては、私どもとしては、正誤でお願いしたいというふうに考えているところでござい...全文を見る
○伊藤国務大臣 金融機関を監督する私ども金融庁が、個人情報に関するフロッピーディスクを紛失いたしましたことにつきましては、心からおわびを申し上げたいというふうに思っております。担当者レベルにおいて探索を継続して行っていたところでございますけれども、庁内における報告体制が十分ではな...全文を見る
○伊藤国務大臣 この個人情報の保護の問題について、私どもが監督する立場から、このような事案が生じてしまったことに対しましては、重ねておわびを申し上げたいというふうに思っております。  再発防止については、まず、徹底的な原因究明ということが非常に重要であります。早期にまとめて、そ...全文を見る
○伊藤国務大臣 事実関係につきましては、現在、監察官においてヒアリングが続行中でありますけれども、これまでのところ、外部への情報漏えいの痕跡はなく、また、盗難があったとも考えにくい状況でございます。  いずれにいたしましても、監察官及びコンプライアンス対応室の調査結果報告を受け...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  お尋ねでございますのでお答えをさせていただきますと、株式会社UFJ銀行のほかに、早川潜元常務執行役員、稲葉誠之元執行役員の審査第五部長、そして土屋英敏元審査第五部次長が被告発人となっております。
○伊藤国務大臣 公表ができない理由についてのお尋ねがございましたが、これまでは、現在、捜査当局において捜査が行われておりますので、捜査に支障を及ぼすおそれがあることなどから、被告発人の氏名については明らかにしてこなかったわけであります。しかし、強制捜査のその後の進展、そして、現段...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  重ねてになりますが、捜査に対する影響というものを考えながらこのような形をとらせていただいた経緯がございました。特に個人につきましては、個人のプライバシーの問題がございます。そうした点にも配慮をさせていただく中で、今までこ...全文を見る
○伊藤国務大臣 今回の告発に当たりましては、今御指摘がございましたような検査忌避等の行為の悪質性だけではなくて、今後の検査一般の実効性に与える影響、あるいは金融行政の目的の遂行の確保、そして一般国民に処罰を求めることの重大性等を総合的に勘案して検討を行ってきたところでございます。...全文を見る
○伊藤国務大臣 個別金融機関にかかわる海外当局の対応についてはコメントを差し控えさせていただきたいというふうに思います。海外当局においては、それぞれの法律に基づいて、必要があれば適切に対応されるものと承知をいたしております。
○伊藤国務大臣 公取に関係するところについては私から答弁ができる立場ではございませんけれども、今御指摘がございました西武鉄道の問題については、私どもが権限を委譲しております関東財務局に有価証券報告書の訂正報告書が提出をされておりまして、個別事案にかかわることでございますが、子細に...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  二〇〇四年三月期を対象にして特別検査を実施させていただいたところでございますけれども、この中では、再建計画を有する貸出先について、再建計画検証チームを中心に再建計画の妥当性の検証を行ったところでございます。  特別検査...全文を見る
○伊藤国務大臣 金融機関や債務先の競争上の権利やあるいは正当な権利を侵害するおそれもございますので、私どもとしましては、こうした問いかけについて慎重に取り扱いをさせていただいて、具体的な内容について言及を差し控えさせていただいていることにつきましては、ぜひ御理解を賜りたいと思いま...全文を見る
○伊藤国務大臣 具体的にお答えをさせていただくことがまさに風評リスクになります。先ほどからお話をさせていただいているように、金融機関においてもあるいは債務先の企業においても、競争上の権利でありますとかあるいは正当な権利が万が一侵されることがあってはなりません。そうした観点から、私...全文を見る
○伊藤国務大臣 まず、この資料につきましても出所不明のものでございますし、そうしたことも踏まえて、今までも個別金融機関の検査の内容にかかわることについてはコメントを差し控えさせていただいてきたわけであります。  先ほどからお話をさせていただいているように、金融機関においてもある...全文を見る
○伊藤国務大臣 本件、UFJ銀行の検査忌避等の行為につきましては、金融庁としては告発を行い、現在、捜査当局の捜査が行われているわけでございますので、捜査に支障が生じるおそれがあることから、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。  なお、金融庁といたしましては、UFJ銀...全文を見る
○伊藤国務大臣 大変恐縮ではございますけれども、私どもといたしましては、UFJ銀行の検査忌避等の行為について告発を行っているところでございます。そして、その告発を受けて現在捜査当局が捜査を行っているわけでありますので、その捜査に影響を与えてはいけない、そうした観点からもコメントは...全文を見る
○伊藤国務大臣 大変恐縮ではございますけれども、私どもといたしましては、検査忌避等の行為に対しまして金融庁として告発を行わさせていただきました。現在捜査が行われておりますので、捜査に対する影響がないようにという観点から、コメントを差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○伊藤国務大臣 被告発人は、先ほどお話をさせていただいた三名でございます。
○伊藤国務大臣 もう大変重ねてで恐縮でございますけれども、私どもといたしましては、現在、検査忌避等の行為に対して告発を行わさせていただいたところでございますので、それを受けて捜査当局が捜査を行っております。その捜査に支障が生じてはいけませんので、コメントは差し控えさせていただきた...全文を見る
○伊藤国務大臣 重ねてになりますが、私も立法府に所属する者でございますので、当委員会において参考人の方がしっかりとした御発言をするということは当然のことだというふうに思っております。  ただし、本件につきましては、私どもは告発をさせていただいているわけであります。そして、捜査当...全文を見る
○伊藤国務大臣 告発につきましては、検査忌避等の行為の悪質性、そして今後の検査一般の実効性に与える影響、さらに金融行政の目的遂行の確保、そして一般国民に処罰を求めることの重大性等総合的に勘案をして行ったものでございます。  他方、UFJの沖原頭取が、当時どのような事実を把握し、...全文を見る
○伊藤国務大臣 沖原頭取がどのような事実関係というものを把握されて、そしてどのような認識のもとに発言されたかということについての子細は、私どもは承知をいたしておりません。  ただ、委員から御指摘がございましたように、平成十六年の六月十八日、いわゆるこのときは私どもが行政処分を行...全文を見る
○伊藤国務大臣 今委員から御指摘があった発言がなされたということは承知をしております。そしてその後、六月十八日の時点における、当局における行政処分における指摘と、UFJ銀行の認識に大きな隔たりがあったため、UFJ銀行としては、顧問ではない、弁護士のみで構成される、第三者による調査...全文を見る
○伊藤国務大臣 この点につきましては、個別の検査に関する他省庁との面会の有無やその内容について言及を差し控えさせていただいているところでございまして、こうした取り扱いをさせていただいている理由は、行政府内部の円滑かつ率直な意見交換等に支障を及ぼすおそれがあること、特に検査について...全文を見る
○伊藤国務大臣 検査結果につきましては、もう委員御承知のとおり、各金融機関において通知後一番早い機会の決算に反映させるものでございます。  また、今個別金融機関の財務状況に関するお尋ねがございましたが、検査の内容について言及することは差し控えさせていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○伊藤国務大臣 今お話をさせていただきましたのは、検査忌避行為の問題と粉飾決算の認定の問題は違うということであります。  私どもは、検査そしてUFJ銀行からの報告に基づいて精査、検証する中で、検査忌避行為については、これは行政処分を行い、そして個人等に対する処罰の重大性等を総合...全文を見る
○伊藤国務大臣 私からも、今回の一連の災害で、被災された皆様方に対し心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  今委員から具体的な事例を引きながら御指摘があったわけでございますけれども、債権放棄という問題につきましては、これは債権者の考え方によるところでございますが、...全文を見る
10月26日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) このたびの内閣改造で金融担当大臣を拝命をいたしました伊藤達也でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  本日は、現下の金融行政について一言述べさせていただきたいと思います。  最近の経済情勢を見ますと、企業収益が大幅に改善をし、そして設備投...全文を見る
10月28日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 私も谷垣大臣と同じ認識でありまして、今の日本の経済の状況というのは、企業収益というものが大幅に改善し、そして設備投資も増加する中、民需主導で景気は堅調に回復をしてきているというふうに思っております。  ただ、この明るい兆しというものを、まだばらつきのあ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 私も今御発言ございました日銀総裁と同じ認識を持っておりますが、金融システムを安定化していくに当たって、やはり量的緩和政策というものは流動性に対する不安というものを払拭をしていく、そういう意味からしても私は効果があったというふうに思っております。  今、...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、副大臣からも答弁がありましたように、最近の株式市場の動向を見ますと、個人の株式売買シェアというものが二九・二%と大変高い水準になってきておりますし、特定口座数も増えてきている状況でございます。  リスクマネーという視点から見てみると、日本の持ってい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 検査につきましては、立入検査の実施日が平成十五年十一月四日、そして立入検査の終了日が平成十六年四月十二日、検査結果通知日が平成十六年の五月二十一日でございます。
○国務大臣(伊藤達也君) コクドについてのお尋ねがございましたが、これは個別事案の内容についてでございますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。  なお、一般論として申し上げますと、仮に、監視委員会において事実関係の解明を進めた結果、違法行為が認めた場合には告発...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 個別金融機関の個別取引先に関する事柄でございますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(伊藤達也君) お尋ねのような報道があったことは承知をいたしておりますけれども、個別債務先の問題でありますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、監査法人は独立した立場で監査を行っていると承知をいたしております。
○国務大臣(伊藤達也君) 今御指摘がございましたように、この二年間というのは、日本経済を長年苦しめてきた不良債権問題というものを正常化をさせて、そして構造改革を強固に支える金融システムというものを構築をしていく、そのために金融プログラムというものを策定をさせていただいて、そのプロ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  地域金融機関の経営の状況でございますけれども、直近の財務内容を見ますと、健全性基準について、足利銀行を除いてこの基準は満たしております。そして、地域金融機関の問題については、御承知のとおり、リレーションシップバ...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 おはようございます。  本年六月十一日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、平成十五年十月一日以降十六年三月三十一日までを報告対象期間として、その間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出申し上げました...全文を見る
○伊藤国務大臣 冒頭にも温かいお言葉をいただきまして、決意を新たに金融行政に一生懸命取り組んでいきたいというふうに思っております。  今の御質問の点でございますけれども、日本経済を長年苦しめてきた不良債権問題を解決するために、私どもは金融再生プログラムを策定させていただきました...全文を見る
○伊藤国務大臣 今、先生からもお話がございましたように、昨日、十七年十月を期して持ち株会社を両行で設立して経営統合を進めていく旨の公表が行われたところでございます。両行は、さらなる経営体質の強化とそして安定を図って、地域金融、地域経済への貢献を果たしていくことを目的として、相互信...全文を見る
○伊藤国務大臣 ペイオフ解禁拡大を円滑に実施していくためには、先ほどお話をさせていただいた金融再生プログラム、そして中小・地域金融機関については、リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムの諸施策を今展開しておりますので、この諸施策についてしっかりと各金融...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  委員には、金融ビッグバン以来、金融システム改革の推進について大変お力添えをいただいておりまして、そうした中で今のようなお話の御指摘があったのではないかというふうに思っております。  私も、金融行政を預からせていただいて...全文を見る
○伊藤国務大臣 今まで、特に日本の銀行経営の場合には、バブル後の負の遺産というものを処理していく、そのことに多くの労力を費やしてきたわけであります。そして、こうした問題が正常化するに当たって、今、銀行経営の基本に立ち戻る、つまり、利用者のニーズに的確に対応した経営をしていくという...全文を見る
○伊藤国務大臣 今検査局長から答弁をさせていただきましたように、私たちに与えられている目的というのは、信用秩序というものを維持し、そして預金者を保護していくために、しっかりとした検査監督を行っていくということであります。犯罪捜査を目的としたものではございません。  委員が御指摘...全文を見る
○伊藤国務大臣 先生も大変御専門家でいらっしゃいますので、今の金融行政の仕組みについてはもう十分御理解をいただいているというふうに思います。そういう意味では、今の点についてのお尋ねは、これは証券取引等監視委員会で、もしそうした疑いがあれば、法令に基づいて適正に対応するということに...全文を見る
○伊藤国務大臣 今先生の御指摘は、金融行政が国民からの信頼というものをしっかり確保するためには、しっかりとした意識を持って行政に携わっていかなければいけないということだと思います。  今、金融庁の職員は、寝食を忘れて、私どもに与えられた使命を達成していくために一生懸命努力をして...全文を見る
○伊藤国務大臣 谷垣大臣は金融行政の責任を今まで果たされてきたわけでありますけれども、この点について私からお答えをさせていただきたいと思います。  海外における銀行の国有化の事例は、海外の社会経済情勢によってさまざまなケースがあり得るというふうに考えられます。このうち、いわゆる...全文を見る
○伊藤国務大臣 記者会見でもお話をさせていただきましたように、私は保険料につきましては納付をさせていただいております。
○伊藤国務大臣 私も内閣の一員でありますので、内閣の方針に沿ってこの問題に対応していきたいというふうに思っております。  郵政の民営化というのは、国民の貯蓄を経済の活性化に生かしていく、そのためにお金の流れを官から民へシフトしていく構造改革であるというふうに思っております。私ど...全文を見る
○伊藤国務大臣 私も、ちょっと、議員連盟、どれに入っていたかというのを正確に覚えておりますけれども、郵政懇話会についてはたしか入会をしていたというふうに思っております。
○伊藤国務大臣 迂回献金というのがどういうものを指すかわかりませんけれども、日歯連のことであるならば、私は献金を受けておりません。  それから、旧橋本派ということでありますけれども、平成研究会に私は所属をいたしております。政治団体からの寄附については、政治資金規正法にのっとって...全文を見る
○伊藤国務大臣 大臣の就任に当たりまして、総理の御指示も踏まえて、私は、三つの課題に金融行政上取り組んでいきたいというお話をさせていただきました。  一つは、今御指摘がございましたけれども、不良債権問題を正常化させていく、金融再生というものの総仕上げをしっかりやっていくというこ...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどお答えをさせていただいたのは、何か技術的にお答えをしようというつもりは全く私はございません。委員が御指摘をされていることは大変重要な課題であるというふうに認識をしておりますし、これからの金融改革を考えていくに当たっての大きな柱であるというふうに認識をいたして...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員から重要な指摘を受けているというふうに思います。  私も、しっかりとした行政を展開していくためにはやはり政策の評価をきちんとやっていくということが重要でありますし、今回、金融ビッグバンについての検証をする、つまり総合評価という新しい手法にも挑戦しようというの...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは、総理もこの点については予定どおりペイオフの解禁拡大というものを行っていくということは当委員会でもお話をされているというふうに思いますし、私も、就任に当たって総理から、ペイオフ解禁拡大を円滑に実施できるように金融システムの安定強化についてはしっかり取り組んで...全文を見る
○伊藤国務大臣 今、決済用預金についての導入状況でございますけれども、検討、準備を行っているというふうに私どものヒアリングに対して回答がなされた状況を見てみますと、九六・四%であります。  そして、すべてというお話でありますけれども、基本的にはこれは、各金融機関が他の金融機関と...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどの、残りはというお話がございましたけれども、これは個別の金融機関のことでありますので、その内容についてお話をさせていただくということは差し控えさせていただきたいと思いますが、一般的に申し上げますと、零細、多口の預金構成になっておりまして、実際上は決済の保護が...全文を見る
○伊藤国務大臣 金利上昇についてのお話がございましたけれども、これを前提としてどのような対応をしていくか。仮定の質問でございますので、これに答えていくというのはなかなか難しいことではないかというふうに思っております。  一般論としては、預金での運用に当たっては、やはり利回りであ...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもが、不良債権問題の対応についてこうすべきだとかああすべきだとか、そういうことを言うべきではないのではないかというふうに思っております。これは、経営の判断の中で、不良債権問題に対して正常化に向けた努力をしていくということを、主要行、各金融機関の方々は明らかにさ...全文を見る
○伊藤国務大臣 一般論としてお答えをさせていただきますと、貸出金の回収額の極大を図る、こうした観点から、その実現可能性が高く、そして最も合理的だと思われる方法を選択すべく検討がなされているものと承知をいたしております。
○伊藤国務大臣 不良債権をバランスシートから切り離す一つの手段として債権放棄というものがあるわけでありますけれども、借り手企業の再生につながることで残余の債権の回収がより確実になる等、合理性を有する場合、その合理性がどこにあるか、そうした中での判断がなされるものではないかというふ...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは先ほどからお話をさせていただいておりますように、基本的には経営判断の問題であります。金融機関も自己責任と市場規律の中で経営の運営がなされているわけでありますから、その中で当然合理的な判断が求められていく、そうした中で、厳しい競争環境の中で経営を行っていかなけ...全文を見る
○伊藤国務大臣 客観論、一般論ということでございますけれども、委員の御指摘は個別金融機関の個別取引先についての事柄でありますので、そうした報道があることは承知をいたしておりますけれども、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○伊藤国務大臣 個別具体的なことにお答えができないのは、金融機関や、あるいは取引先の債務者企業、その権利でありますとか競争上の地位、あるいは正当な利益、こうしたものを侵すおそれがあるために私どもとしてコメントを差し控えさせていただいているわけであります。そのことについて御理解を賜...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもは、金融行政として、信用秩序の維持、利用者、預金者の保護、そして金融の円滑化を図っていくということが行政の目的であります。そうした観点から、金融機関の業務の健全性でありますとか適切性というものを注視して、そして、検査監督を通じてそうした視点から確保するための...全文を見る
○伊藤国務大臣 金融庁の災害発生時における体制といたしましては、災害対策基本法第三十六条第一項の規定に基づきまして、金融庁所管業務について防災に関してとるべき措置を定めた金融庁防災業務計画というものを策定しているわけであります。  この計画の中身でありますけれども、金融に関する...全文を見る
○伊藤国務大臣 金融庁が一連の行った対応については、先ほど来局長からも答弁をさせていただいたところでございますが、被災地の再建を図っていく、これは政府全体としてしっかり取り組んでいかなければいけないことだというふうに思っております。  そうした中で、私ども金融庁としても、例えば...全文を見る
○伊藤国務大臣 貸出残高が減少している理由としましては、今御指摘がございましたように資金需要の低迷、それだけではなくて、今、中小企業も過剰な債務を抱えております。借りたお金を返さなければいけないということで、一生懸命債務の返済に努めているところであります。そうした努力や、あるいは...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどからお答えさせていただいておりますように、融資残高の減少はさまざまな要因があろうかというふうに思います。その中で、資金需要が低迷しているということもあるというふうに思いますし、中小企業が減少するという傾向があれば、これもやはり要因になるだろうというふうに思い...全文を見る
○伊藤国務大臣 これからこの法案の御審議が進んでいくことになろうかというふうに思いますけれども、この法案が成立をいたしましたら、それに基づいて金融行政を展開していかなければいけないというふうに思っております。  先ほど委員から御指摘がございましたように、やはり担保や保証に過度に...全文を見る
○伊藤国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、現在の監督指針の中では、包括根保証契約に当たってしっかり説明をしてほしいということが書かれているわけでありますけれども、包括根保証の法案、この改正の法案が成立した場合には、当庁としても、監督指針の記載を改めるなど必要な改定を行...全文を見る
11月04日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 本年六月十一日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、平成十五年十月一日以降十六年三月三十一日までを報告対象期間として、その間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出申し上げました。  本日、本...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 私から今御質問にありましたことについてコメントをさせていただくことは差し控えさせていただきたいと、そのことは御理解を賜りたいというふうに思っておりますけれども、今、地域の金融機関、中小の地域金融機関は、中小企業に対する再生、あるいは地域経済の活性化に貢献...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、経済の状況というのは、民間の企業が企業収益というものが回復をして、設備投資に見ても増加の傾向が見られるわけでありますけれども、そうした中で堅調に景気は回復をしてきているというふうに思っております。しかしながら、この経済の明るい兆しというものが地域や中...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 重ねてになりますけれども、私どもに対してこの法律についての問い合わせや、あるいは協議状況についてお話しさせていただくことができないと。これは当該金融機関を風評リスクにさらしてしまうおそれがありますので、この点については御理解をいただきたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 金融庁が再編を主導していくということはありません。合併と再編というのは、これはもうあくまでも経営の判断の問題であります。  そうした中で、一般論として申し上げれば、合併というものは、例えば規模の経済でありますとか範囲の経済というものが働いて、経営の効率...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 重ねてになりますけれども、私どもが進んで合併というものを主導していく、そうしたものを金融機関の経営者の方に強く求めると、こういうことはありません。  先ほどからお話をさせていただいているように、自らの経営基盤の強化でありますとか、あるいは収益力を向上さ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) バブル経済が崩壊した後、負の遺産といいますか、経済に対する重荷というものは非常に大きなものがあったというふうに思います。  そうした中で、民間の自らの力で再生をしていく、そのことに対するやはり限界があったからこそ、金融面からいえば危機対応の枠組みという...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 大変重要な御指摘をいただいたというふうに思いますし、また先生から金融庁に対する激励もその中に込められていたのではないかというふうに思っております。  私どもといたしましては、国民の皆様方の行政に対する理解を得るためにも透明度のある行政というものを展開を...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) これからも、アメリカは世界経済の中においては大変重要な地位を占めているわけでありますし、世界経済の発展のためにしっかりとしたリーダーシップを発揮していただきたい、そのことを心から期待をしているところでございます。
○国務大臣(伊藤達也君) 今御指摘がございましたように、私の所信表明やあいさつの中で、仮称、金融重点強化プログラム、この言葉は使いませんでしたけれども、所信表明、あいさつの中で、金融・資本市場の構造改革と活性化として、国際的にも最高水準の金融機能が利用者のニーズに応じて提供される...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) はい。
○国務大臣(伊藤達也君) 先生から大変重要な御指摘をいただいたというふうに思っておりますし、私も、当委員会が日本の金融システムの安定強化、あるいは機能強化に当たって大変重要な役割を果たしてきたというふうに認識をしております。したがって、当委員会の議論も含めて、そして先生から御指摘...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさしていただきたいと思います。  私ども、金融庁といたしましては銀行法にのっとって厳正な検査・監督に努めております。そして、公的資本増強行につきましては経営健全化計画の履行状況のフォローアップを実施するなど、金融機関に対して経営の改善を促してき...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 先ほどお話をさしていただいたように、私どもといたしましては銀行法にのっとって厳正な検査や監督に努めさせていただいております。そして、問題があれば適切にそれを改善するための処置を講じてまいりました。そのための枠組みについても先ほどお話をさせていただいたとこ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 先ほどもお話をさせていただいたように、行政処分後に業務改善計画が提出をされた場合には、それ以降、定期報告を通じて所要の改善策の実施状況をフォローアップをして、さらに次回の立入検査で改善計画を含めて検証をいたしているところでございます。  シティバンク在...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今御指摘がございましたシティバンクのケースの場合でありますけれども、これは私どもとして行政処分をし、これを受けて当行においては業務改善計画というものが十三年九月に提出をされたわけであります。そして、同計画の実施状況について定期的にフォローアップを行ってま...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 重ねてお答えをさしていただきたいと思いますが、私ども、監督上ですね、監督上チェックできない項目について検査をさせていただいて、改善されているかどうかを検証し、問題があれば私どもとして適切な対応をすると、こうした枠組みの中で金融行政を進めさせていただいてい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この点については、恐縮でございますけれども、先ほど佐藤局長がお話をさせていただいたように、法令に基づいて足利銀行においては旧経営陣の経営責任について外部の専門家で構成する内部調査委員会で引き続き調査を進められていると承知をいたしておりますので、現時点で私...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 足利銀行に対しましては、銀行法にのっとって厳正な検査・監督に努めるとともに、平成十一年に公的資本増強以降、同行の経営健全化計画の履行状況のフォローアップを実施をして、そして早め早めの経営改善を促してきたところでございます。  具体的には、平成十三年三月...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 粉飾決算の問題につきましては、これは、先生が想定されておられますのは有価証券報告書の虚偽記載の罪のことだろうというふうに思います。  御承知のとおり、この罪が成立するためには要件がございます。そして、この要件と私どもが検査の過程の中で把握された事実、そ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 私がお話をさせていただいたのは、検査の過程の中で私どもが把握をした事実、それに照らして先ほどお話をさせていただいた罪が成立するかどうか、それを検討させていただく中で粉飾決算であるという認定には至らなかったということであります。新しい事実が出てまいりました...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 私がお答えさせていただいたのは、委員の御質問の中にその粉飾決算の問題についての御指摘がありましたので、その粉飾決算の問題については先ほどお話をさせていただいた有価証券報告書虚偽記載の罪に当たるかどうかと、そうした先生の御質問ではないかというふうに思いまし...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この点についても当委員会で何度か御質問がございましたが、検査忌避行為についての認定の問題とそれから粉飾決算の認定の問題というのは、これは別なものであります。  検査忌避の問題については、組織的に検査忌避を行ったということで、私どもはこのことについて行政...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 西武鉄道は有価証券報告書の訂正報告書等を財務局に提出をいたしておりまして、訂正する理由といたしましては、個人名義株式の中に関係会社等が実質的に所有する株式が存在していることが判明したため等の説明を行っていると承知をいたしております。  一般論として申し...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今先生からの御指摘がございましたように、証券市場の信認を確保するためには、これはもう適切なディスクロージャーというもの、そして公正な取引というものが確保されるということは極めて重要なことだというふうに考えております。  今、監視委員会は、御承知のとおり...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 東証からは、一般論として、適時開示規則に基づいて、上場会社の親会社の事業年度にかかわる決算の内容が固まった場合やあるいは子会社の異動に伴う事項などについて、当該内容について開示を行わせることを要請しているというふうにお伺いをしているところでございます。
○国務大臣(伊藤達也君) 先生の御指摘は、その平成七年以前の上場会社に対しても親会社にかかわる開示義務をこれは課すべきではないかと、そうした御趣旨に基づいての御質問ではないかというふうに思いますけれども、東証からは現在においても要請は行っているところでありますが、親会社にかかわる...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 公認会計士法の改正については当委員会でも様々な議論がなされ、そして今回の法律の改正が行われてきたところであります。そうした法の趣旨というものを私どももしっかり尊重していかなければなりませんし、一方で、一番重要なことは、公認会計士に対するやはり信頼あるいは...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この問題については所管外のところもございますけれども、一般論として申し上げれば、コーポレートガバナンス、ガバナンスというものをしっかり充実をさせていく、内部管理体制というものを強化していくに当たって監査役が果たすべき役割というのは非常に大きいものがあるん...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 西武鉄道につきましては、平成十六年三月期有価証券報告書、これは単体のものでありますけれども、主な資産及び負債の内容において、短期の借入金、一年以内返済長期の借入金及び長期借入金、合計総額として七千二百三十七億円となっていることが示されておりまして、このう...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この点につきましても、その個別の企業の問題が融資を行っている金融機関に対してどのような影響を与えるかについて私どもがコメントすることは差し控えさしていただきたいと思います。  その理由は、当該企業の持つ権利あるいは金融機関の権利、競争上の地位その他正当...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今先生からも御指摘がございましたように、今般、シティバンク、エヌ・エイ在日支店に対する立入検査及び報告徴求によって、公益を害する行為、そして先生からも数々御指摘がございましたが、重大な法令違反等が確認されたところであります。また、在日支店が行う証券業務に...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 委員からの御指摘でございますけれども、そうした意味からも、私どもも検査とやはり監督の連携の強化、そして効率の高い、実効性を確保できる行政というものをしっかり展開をしていかなければいけないというふうに思っております。また、シティバンクにおいても、これだけの...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) まず、業務改善命令を発出をして、そしてそれに基づいて業務改善計画というものを提出をしていただいているわけでありますけれども、そのフォローアップについては、そこに書かれている改善策というものがしっかり行われているかどうか、それを私どもとして監督上、確認をさ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 検査の状況でありますけれども、平成十三年の一月十七日に立入検査を開始をいたしまして、三月二十一日に立入検査が終了をしております。その後、平成十五年の十一月四日に立入検査を開始をして、そして平成十六年の四月十二日に立入検査が終了をしているということでありま...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) シティグループの関連会社が英国においてユーロ国債の取引に関連して英国FSAの指摘を受けていることは承知をいたしております。しかしながら、個別金融機関の海外における業務の状況についてコメントすることは差し控えさせていただきたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員から現場からの声に基づく御指摘があったわけでありますけれども、そうであってはやっぱり地域の金融機関としての信頼というものがしっかり確立することはできないんだろうというふうに思います。    〔理事平野達男君退席、委員長着席〕  地域の金融機関と...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 先生御承知のとおり、RCCにつきましては、平成十三年の六月のいわゆる骨太方針、これを受けて企業再生本部というものを設置をして、そして再生マインドというものを持って中小企業の再生に積極的に取り組んできていると、このように承知をいたしております。  さらに...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) RCCは、先生御承知のとおり、債権回収に当たってはこれは国民負担というものを最小限に抑えていく、そのことが基本になるわけでありますけれども、企業再生の問題については、再生可能性について十分検討し、そしてRCCも、先ほどお話をさせていただいたように、再生マ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) RCCにおける再生に掛かる費用について私から今具体的にお話をさせていただくということはなかなかできないことについては御理解をいただきたいというふうに思いますけれども、今お話がございましたように、再生をしていくためにはしっかり資産査定をして、そして実現可能...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この点については一般論としてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、融資に関する個別具体的な取引について、仮に銀行の行為に重大な問題があるとして債務者による訴訟が提起され、裁判手続において当該銀行の不法行為、これが認定をされ、不法行為に基づく損害賠...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 足利銀行においては、本年六月に策定をされた経営に関する計画に沿って経営改革を進めるとともに、債務者企業の再生に積極的に取り組むこと等によって企業価値の向上に努めているところでございますが、現時点においてその受皿の選定についての具体的な検討を行う段階にはな...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 一般論としてのお答えでお許しをいただきたいと思いますけれども、受皿については今回なぜ三号処置を講じたかということを十分踏まえた対応をしていかなければいけないというふうに思っております。  三号処置を講じた趣旨というのは、栃木県を中心とする地域において同...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この株を持っておられる株主の皆様方の心情を考えますと、極めて遺憾なことだというふうに考えております。私どもといたしましては、先ほども御質問の中でお答えをさせていただいたように、報告徴求、そして業務改善命令を発出をしながら、経営の改善の促進を促してきたわけ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、大門先生から御指摘がありましたことは、全くそのとおりだというふうに思っております。だからこそ、今、足利銀行においては経営の改善に努めているとともに、債務者企業の再建に積極的に取り組んで、そして企業価値を上げようとしているわけであります。  そのため...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  今先生からもお話がございましたように、地域の金融機関は、リレーションシップバンキングに関するアクションプログラムに基づいて、中小企業の再生と地域経済の活性化を図りながら、同時に不良債権問題を解決をしていこうとい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今先生から御紹介がございましたように、先般、六月三十日に公表させていただいた今回のリレバンの機能強化に関するアクションプログラムの進捗状況、これを見ますと、中小企業金融再生に向けた、例えば人材の育成や体制整備の強化等が確実に着実に図られているというふうに...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 沖縄の現在の状況というのは、台風の影響から一服感が見られるものの、その中で持ち直しの動きが続いているというふうに感じておりますが、今先生から御紹介ございましたように、生産活動については盛り上がりが欠けており、厳しい面もあろうかというふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 先生の御指摘も踏まえて、私どもとして対応できることはしっかりやっていかなければいけないというふうに思っております。  今、沖縄管内の金融機関においても、先生御紹介がありましたように、経営改善に向けて地域金融機関としての機能を強化するということで様々な取...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 充実とはということでございますけれども、これは、先ほど来先生からの御質問にも答えさしていただいているように、地域に密着した金融機関としての機能というものを強化をしていくということであります。  地域には様々なニーズがあります。そのニーズに的確にこたえて...全文を見る
11月09日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 今、室長やあるいは谷垣大臣からもお話がございましたように、バブル崩壊後、負の遺産の重みというものが経済再生をしていくに当たって大変大きな課題になっておりました。そうした中で、民間の力だけで金融と産業の一体的再生というものを実現していくことがなかなか難しい。そうした...全文を見る
○伊藤国務大臣 今、室長からお話があったとおりだというふうに私も考えております。
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  委員から御指摘のございましたように、RCCに対しましては、本年の七月に私どもの検査結果及び銀行法第二十四条第一項に基づく不祥事件及び検査結果にかかわる報告にかんがみまして、八月三十一日に業務改善命令を発出し、そして九月三...全文を見る
○伊藤国務大臣 RCCは公的な役割を担っているわけでありますので、今委員が御指摘があったような、RCCの信頼を揺るがすようなことがあってはならないわけであります。したがって、私どもも、検査において委員が御指摘をされた点も含めて検証し、そして問題については業務改善命令を発出させてい...全文を見る
○伊藤国務大臣 今御指摘がございましたように、西武鉄道等は有価証券報告書の訂正報告書等を財務局に提出をしておりまして、訂正する理由として、個人名義株式の中に関係会社等が実質的に所有する株式が存在していることが判明したためと対外的な説明を行っていると承知をいたしております。
○伊藤国務大臣 今までの経緯について委員から御説明がございましたけれども、当時、旧長銀の譲渡先の選定につきましては、金融再生委員会において、公的負担の極小化、そして金融システムの安定化、こうした視点から複数の候補先が提示した条件について総合的に検討した結果、譲渡先が決定したもので...全文を見る
○伊藤国務大臣 今委員から御指摘がございました旧長銀の譲渡にかかわるFA契約の内容でありますけれども、この点については、契約の一方当事者でありますゴールドマン・サックス社が、今後の日本でのビジネスに支障を来しかねないことから開示に反対をいたしております。したがって、当該契約の内容...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもが今預保の理事長からお話をされた以外のことについて特段承知をしていることはございません。  これは、基本的には、当事者で締結をされた株式売買契約に基づいて、民事上の問題として、この契約の内容、そして関係法令にのっとって適切に対応されるものではないかというふ...全文を見る
○伊藤国務大臣 重ねてになりますけれども、先ほど来預保の理事長がお話しになられているように、現時点において新生銀行から預金保険機構に対して具体的な補償請求がなされていないというふうに聞いております。  今後につきましては、新生銀行より預保に対して具体的な補償請求がなされて、預金...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  先ほどもお答えさせていただきましたように、この問題は、締結をされた株式売買契約はあくまでも民事上の契約でありますので、偶発債務、そして訴訟提起等にかかわる預金保険機構による補償については、当事者間において民事上の問題とし...全文を見る
○伊藤国務大臣 この契約の条項についてさまざまな評価があるということは承知をいたしておりますけれども、当時の再生委員会においては、法律に基づいて定められた枠組みの中で最大限の努力をしてこのような契約というものが締結をされたわけであります。  先ほど来お話をさせていただいておりま...全文を見る
○伊藤国務大臣 重ねてになりますけれども、日本は法治国家でありますので、法律に基づいて適切な対応をしていかなければいけないというふうに思います。  先ほど来お話をさせていただいているように、今回の問題について、この契約の条項についてさまざまな評価があることは承知をいたしておりま...全文を見る
○伊藤国務大臣 ただいま議題となりました信託業法案の提案理由の説明に先立ちまして、一言申し上げます。  本法案に二カ所の誤りがありましたことにつきましては、まことに遺憾であり、深くおわびを申し上げます。  今後、再発防止を徹底し、法案作成に当たり万全を期してまいる考えでありま...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  受託可能範囲の拡大あるいは担い手の拡大に伴う具体的なニーズはどのような点があるかという御質問でございますけれども、受託可能財産の範囲の拡大に関するニーズについては、例えば知的財産権の信託について、知的財産権のグループ企業...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員から、業種に応じて、一律ではなくて段階的に設定してもいいのではないか、こうした御指摘でございましたが、営業保証金は信託会社あるいは信託受益権販売業者が顧客に損害を与えた場合の備えの役割を果たすものであることから、資本金、資産額...全文を見る
○伊藤国務大臣 当庁において十月時点で、決済用預金の導入状況について各金融機関に対してヒアリングを実施させていただきました。このヒアリングによりますと、四十八の金融機関が導入済みでございまして、約九割の金融機関が導入に向けて検討または準備中との回答を得ているところでございます。 ...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほど、信用組合と信用金庫を間違っておりまして、最後にお話をさせていただきましたのは信用組合でございます。  それから、今の御質問、広報が重要だということでございますけれども、私どもとしても、そうした認識を持ちながら、ペイオフ全面解禁に向けて、円滑な実施ができる...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員は金融の実務にも大変精通をされているというふうに思いますので、一般的に検査監督を通じて、銀行の監督のプロセスにおきましては立入検査というものを実施して、その中で発見された法令違反や業務上の問題、これをその後のフォローアップのプロセスにおいて精査をして、そして必...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどもお話をさせていただいたように、私どもとして、業務改善計画が提出をされたら、監督上、それがしっかり行われているかどうか、改善の施策というものがしっかり実施をされているかどうか、これをオフサイトのモニタリングで確認をしていくということであります。  そして、...全文を見る
○伊藤国務大臣 繰り返しになりますけれども、銀行の監督のプロセスというのは、検査と監督の連携の中において行われるわけであります。したがって、検査において、立入検査の中で法令違反の問題が見つかる、あるいは業務運営上の問題が見つかった場合には、法令に基づいて行政処分を行って、そして、...全文を見る
○伊藤国務大臣 今繰り返し御説明をさせていただいているとおり、私どもの金融行政の枠組み、検査と監督の連携については、委員も実務を御承知であると思いますので、オフサイトとオンサイト、検査と監督というものが連携をしながら、銀行の業務の健全性でありますとか適切性というものを確保していく...全文を見る
○伊藤国務大臣 一定の周期の検査はさせていただいているわけであります。ですから、先ほどお話をさせていただいたようなスケジュールの中で私どもとして検査をさせていただいて、業務改善計画の提出を求めて、それをフォローアップして、その改善結果についてまた立入検査をさせていただいたというこ...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどからお答えをさせていただいているように、シティバンクの在日支店に対する立入検査は、前回、十三年の一月十七日に立入検査を実施させていただいて、そして検査結果通知が十三年の七月九日に行われた。その後、問題がこの中で把握をされたわけでありますから、それに基づいて、...全文を見る
○伊藤国務大臣 検査官がオンサイトで確認をするということはしておりません。
○伊藤国務大臣 責任放棄をするような発言を私はしたつもりはありません。検査は検査として厳正に検査を行っているわけでありますし、監督上も与えられた権限の中でしっかりフォローアップをさせていただいているわけであります。  委員にもぜひ御理解をいただきたいのは、私どもの中にある組織、...全文を見る
○伊藤国務大臣 検査と監督の重要性を私は否定しているつもりはございません。委員からも御指摘を受けているわけでありますし、私ども、一番重要なのは、効率的かつ的確な検査監督を行っていくことであります。そういう意味からも、検査、監督の連携を強化して、私どもとして努力ができることは一層努...全文を見る
○伊藤国務大臣 今回の行政処分はプライベートバンク業務を行っているシティバンクの在日支店の四拠点の認可を取り消すものでありますが、いわゆる富裕層の顧客層に対するプライベートバンキング業務は、他の金融機関においてもこれは提供されております。  需要面から見ますと、本業務に対するニ...全文を見る
○伊藤国務大臣 資金がどういうふうに流れていくか、このことについて私どもが正確にフォローしていくことは、これは難しいというふうに考えております。これは、ある意味では、先ほどお話をさせていただいたように、富裕層を対象としたプライベートバンク業務というものは他の金融機関においても提供...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは市場課が担当することになっているわけでありますけれども、今の市場課の体制で、委員が御指摘のとおり、十分かどうかということについては、ここは率直に言って課題があろうかというふうに思います。  私どもの限られた定員の中で、委員御指摘のような、分析能力を上げてい...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員から、信託法と信託業法の改正を足並みをそろえてやった方がよかったのではないか、リーガルリスクの問題も含めて御指摘があったところでございますけれども、私どもが信託業法の見直しというものを今回させていただいて国会で御審議をお願いしておりますのは、この信託業法の見直...全文を見る
○伊藤国務大臣 法務省の方からは、十七年中に行いたい、そういうことを視野に入れて今法制審での審議を精力的にされているというふうにお伺いをいたしております。
○伊藤国務大臣 これは言うまでもありませんけれども、信託法というのは信託関係法制のいわば基本法でございますので、信託法が改正をされれば、信託業法についても見直す必要性について私どもとして検討していく所存でございます。
○伊藤国務大臣 今お尋ねの点につきましては、これはある意味では受託可能財産の今まであった制限というものを撤廃していくあるいはその担い手というものを広げていくという初めての試みでございますので、どうした市場規模になっていくか、あるいはそれぞれがどういう規模になっていくか、これは正確...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは市場課が担当になっております。  先ほどお話をさせていただいたように、ちょっと正確な見通しをとるということがなかなか難しいところがございますので、他の国の状況等々も調査をしながら、私どもとして、この法案に対して、監督行政、検査行政、しっかりとした対応をとっ...全文を見る
○伊藤国務大臣 この法案の作成の準備過程におきまして、例えば知的財産権の信託事例や監督体制も含めて、先進国等における信託制度や信託業の実態等について調査を行っております。また、先ほどお話をさせていただいた金融審議会のワーキンググループにおいても、こうした観点から審議を行わせていた...全文を見る
○伊藤国務大臣 十六年度については先ほど竹中大臣の答弁を御紹介いただきました。十七年度についても、これはやはり所要の人材が必要でありますので、私どもとして要求をさせていただいているところでございます。委員にもぜひ御支援をいただくことができれば大変ありがたいなというふうに思っており...全文を見る
○伊藤国務大臣 申しわけございません、今ちょっと手元に正確な人数の資料がございませんので、後ほど届けさせていただくことができればと思います。御了承いただきたいと思います。
○伊藤国務大臣 大変重要な御指摘でございますので、今回こうした法律改正を行わせていただいて、そして信託の担い手についてはそれを拡大していくという方向にもなるわけでありますので、この法案を成立させていただくことができれば、趣旨というものを徹底させていく、しっかりとしたPRを行ってい...全文を見る
○伊藤国務大臣 今、この法案については御審議をいただいている段階でありますので、この信託業法案の改正を受けた事務ガイドラインの子細については、今後、詳細について詰めていきたいというふうに考えております。  時期についてでありますけれども、現在、信託業法の政省令とあわせて検討を進...全文を見る
○伊藤国務大臣 今御指摘がございましたように、信託専門店舗に関しましては、現行の事務ガイドラインにおきましては認められないということになっております。そして、このような信託専門店舗につきましても、今般の改正法案におきましては、信託業務のみを営む信託会社が認められることもありますの...全文を見る
○伊藤国務大臣 今御指摘がございましたように、これは利用者保護をしっかりやっていくというのは大変重要なことであります。そして、信託についてのイメージも、これは変わってくるところもあると思いますので、そうした中で無用な混乱がないようにしっかりと周知徹底を行っていくということは大変重...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  現在、信託を業として行っている者は、金融機関ノ信託業務ノ兼営等ニ関スル法律により認可を受けた金融機関のみでありまして、これは十六年四月現在、五十機関であります。これは、戦後、専業制あるいは分業制を特色とする我が国の金融制...全文を見る
○伊藤国務大臣 今回の法律改正のメリットでございますけれども、今回の法律改正におきまして、受託可能財産の範囲の制限を撤廃いたします。そして、金融機関以外の者の信託への参入を可能とするわけでありますので、担い手が広がっていくことになります。こうしたことによって、信託の活用に対するニ...全文を見る
○伊藤国務大臣 申しわけございません。先ほどの津村委員の御指摘の数字につきましては、院の方にお届けをするということで今準備をしておりまして、今この現在でお答えができないことについてはお許しをいただきたいというふうに思います。  それから、試算については、これも先ほどお話をさせて...全文を見る
11月11日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、野上委員から御紹介ございましたように、本年の九月一日に株式会社ほくほくフィナンシャルグループが誕生したわけであります。今回の北陸銀行と北海道銀行、この経営統合というものは、経営の効率化、そして営業力の強化、さらには経営基盤の安定化、こうしたことを経営...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、野上委員から御指摘がございましたように、銀行経営に当たって目利きの能力を上げていく、これは正に経営の本質的な部分ではないかというふうに思っております。したがって、委員からも今問題意識が御指摘されたように、定量的な部分を見るだけではなくて、経営者の能力...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 委員が今御指摘をされましたように、先般閣議決定をされました基本方針二〇〇四において、平成十七年から平成十八年度、この二年間を重点強化期間と位置付けておるわけでありますが、こうした中で金融改革を進めていくに当たって、仮称でありますけれども、金融重点強化プロ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 企業の社会的責任への関心というものは高まっておりまして、こうした中で金融機関においてもCSRに対する企業の自主的な取組を重視する各種の金融サービスというものが提供されていることは私どもも承知をいたしているところでございます。自らの経営判断の下、環境保全等...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 本件につきましては、これは正に銀行の資本政策に関する事柄でありまして、当事者同士の高度な経営判断において決定されたものでありますから、私どもとしてコメントは差し控えさしていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、この経営判断がされるに当たって...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) これは東証に適時開示規則というものがございます。平成八年以降に上場を申請した上場会社については、未上場の親会社等の決算情報などの開示義務が課されておりますが、平成七年以前の上場会社については当該義務が課されていないと承知をいたしております。  なお、東...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今御指摘がございましたが、東証からは、先ほど局長からも御答弁をさせていただいたように、親会社に係る開示義務に関して今後必要な検討を行っていくと、こういうふうに私ども承知をいたしておりますので、その検討状況を今見守っているところでございます。
○国務大臣(伊藤達也君) 谷垣大臣がおっしゃられましたように、国家公務員法の手続に基づく範囲内で私どもが把握している中で、コクド、西武鉄道、プリンスホテルに再就職した者はございません。
11月12日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 今御指摘があったとおりでございます。
○伊藤国務大臣 今、監督局長からお答えをさせていただきました。それで、正確な数字につきましては、先ほどもお話をさせていただいておりますように、銀行の方から公表されておりませんので、そうした意味から私どもの方からコメントを差し控えさせていただいているところでございます。
○伊藤国務大臣 正確にお話をさせていただきますと、今回のシティバンク・エヌ・エイ在日支店に対する立入検査、そして報告徴求によって、公益を害する行為あるいは重大な法令違反が確認をされました。また、在日支店が行う証券業務において法令違反が認められたことから、九月十四日に証券取引等監視...全文を見る
○伊藤国務大臣 ちょっと私、質問の趣旨をうまくとらえられていないのかもしれませんけれども、当然、私どもとすれば、検査と報告で確認された事実を、法令に基づいて今回のような厳正な処分をさせていただいたということであります。そういう意味からすれば、金融庁の中で当然こうした行政処分をさせ...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもが、先ほどお話をさせていただいておりますように、検査をさせていただいて報告徴求をし、そして、事実を確認して、その事実が重大な法令違反があった、そしてそれが悪質であった、そのことに基づいて、二十七条に基づいて今回の行政処分をさせていただいたということでございま...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどから、ちょっと私の説明がうまくないのかもしれませんけれども、重大な法令違反が認められたというのは、これはプライベートバンク業務部門で行われた行為が重大な法令違反があって、そしてそれが悪質であった。そのことにかんがみて、今回、それにかかわる部門についての認可と...全文を見る
○伊藤国務大臣 今お話をさせていただいたように、それにかかわる四拠点についての認可の取り消しをするということは、これは事実上、免許取り消しと同じ意味合いであります。
○伊藤国務大臣 今回の行政処分に当たって、具体的にどういうことがあったのか、私たちが情報開示できる範囲内で今回の内容については明らかにさせていただいたところでございますけれども、細かい内容すべてについては、今後の検査一般に与える影響がありますので、銀行が情報開示をしている範囲内で...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもとしては、委員から御指摘ありましたように、これはしっかりフォローアップしていくということは監督上大変重要なことでありますので、フォローアップをしっかりやっていきたいというふうに思っております。
○伊藤国務大臣 まず重要なことは、私どもが厳正にフォローアップをしていくということでありますので、そうした中で御質問をさらにいただくことになれば、その中で私どもとしてやれる情報開示というものをしていきたいというふうに思っております。  ただ、御理解をいただきたいのは、情報開示を...全文を見る
○伊藤国務大臣 情報開示の重要性については、私もこの点についてはよく理解をしているつもりであります。なぜ少し慎重にお話をさせていただいているかというと、先ほどお話をさせていただいたように、今後の検査一般の実効性に与える影響というものがあるものですから、そこに私どもとしても留意をし...全文を見る
○伊藤国務大臣 プライベートバンキングの定義というのは、これは大変難しいものがございまして、各金融機関においても富裕者層をどういうふうにイメージしているかというのは、これはそれぞれ別々であります。  監督官庁としてというお話がございましたが、法律上の定義はございません。一般的に...全文を見る
○伊藤国務大臣 プライベートバンキングの定義というものを明確にがっちりしていくというのは、これはなかなか難しいところがあるんではないかというふうに思います。先ほども参考人の先生方と委員が御質疑をされたのを私も聞いておりましたけれども、基本的には、多様化する富裕層の資産運用のニーズ...全文を見る
○伊藤国務大臣 まず基本は、それぞれの金融商品あるいはサービスについては関係の法規がございますので、その関係法規に基づいて、金融機関あるいは証券会社がしっかりとした対応をしていく、そのための体制整備をしていくということが基本であるというふうに思っております。そして、委員が御指摘の...全文を見る
○伊藤国務大臣 セーフティーネットについてのお尋ねがありました。  まず基本的には、先ほどの参考人質疑でもありましたように、私どもとして、信託業の担い手の拡大あるいは受託可能財産の範囲の拡大というものをしてきているわけでありますので、信託業を担われる方の参入基準のところにおいて...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは分配率に応じるということになります。  それで、先ほどお話をさせていただいた営業保証金の金額においては、これは政令において定めさせていただきたいというふうに思っておりますが、今現在、運用型信託会社については大体二千五百万、委託型信託会社については一千万、信...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員からは大変重要な指摘を受けたというふうに思っております。だからこそ、信託業を担う方については、財務の健全性というものを確保していく、また業務の適切性というものを確保していくことが非常に重要でありますし、この信託については、分別管理をしていくということが非常に重...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもとしましては、この信託業については幅広い業態から参入をしていただきたい、そういうふうに期待をしているところでありまして、その中において、例えば、非常に要望の強い知的財産権や不動産の管理、資金調達のための流動化、中小企業貸し出しの担い手となることを目的としたも...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは、多様なニーズにこたえていくためには、多様なノウハウを持っている方々に信託業の担い手として参入をしていただくということは非常に大切なことではないかというふうに思っております。ですから、先生が御指摘になられた、事業会社の方だけではなくて金融機関の方々も含めて広...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員が御指摘のように、信託というものを活用してさまざまな対応をしていきたいというニーズがあることは承知をいたしております。  今御質問をされる前の段階で、委員からは、委託者あるいは受益者の保護が非常に重要である、そのための施策というものをしっかりやらなければいけ...全文を見る
○伊藤国務大臣 福祉関係についても、私どもとしてもいろいろヒアリングをさせていただいたところでございますけれども、もし業として行うのであれば、やはりここは委託者、受益者の保護というものをしっかり図っていくということは大切な視点ではないかというふうに思っております。  そういう意...全文を見る
○伊藤国務大臣 公益法人も含めまして、株式会社以外の者による信託業の参入については、その必要性でありますとか、先ほどお話をさせていただいたその妥当性というものを踏まえて、現在、会社法制についても改正の作業が進んでおりますので、その動向や、あるいは他の金融業態の取り扱いとの整合性に...全文を見る
○伊藤国務大臣 福祉信託については、この改正案が成立をさせていただければ、信託の会社をつくっていただいて、株式会社であればやることができるんですね。ですから、今の枠組みの中で全くできないということではありません。  先ほど来お話をさせていただいているように、私どもとすれば、委託...全文を見る
○伊藤国務大臣 さらに、これは先ほどからお話をさせていただいているように、いろいろな環境の変化がございます。公益法人についても今見直しの作業がされているわけでありますから、そうしたものも見ながら、また、ニーズというものも私どもとしてもさらに的確に把握をしていかなければいけませんし...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  基本は、私どもとして、当該の信託を担う会社が財産的基礎というものを有して、業務遂行能力というものを持ち、受託者責任というものを果たせる体制が備わっているかどうか、この点を十分審査していくということが重要だろうというふうに...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  信託法の改正につきましては、法務省において、この秋から法制審議会で審議を開始したところでございまして、平成十七年度中を目途に信託法改正の関係法案を提出する、このことを目指して現在作業が進められていると承知をいたしていると...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  平成十三年に銀行法の改正を行わせていただいたわけでありますけれども、この中において、信託業務における競争というものを促進して利用者の利便性というものを向上していく、こうした観点から、都市銀行等の本体での信託業務を解禁したところでご...全文を見る
○伊藤国務大臣 一連のこの改革の中で私どもがやはり基本的に考えてきたことというのは、今までの金融の縦割り、そうしたものを超えて多様なサービスをしていく、そうしたことにできるだけこたえていかなければいけないということと、そして一方で、金融機関の健全性、その健全性にかかわるリスクとい...全文を見る
○伊藤国務大臣 兼営法の見直しでありますけれども、先ほど委員から非常に詳しく歴史についての御紹介がございました。その中で、やはり、信託の基本法である信託法、これを今、見直しの作業が法制審議会の中で検討をされているわけであります。私どもとしても、こうした信託法の改正の内容がどうなっ...全文を見る
○伊藤国務大臣 現行の法体系上、銀行等の金融機関については、その業務の適正な遂行を図るべく、銀行法により厳格な監督を行うとともに、金融機関としての特色を踏まえ、兼営法において、金融機関が信託業務を兼営するに際して、財務の健全性の観点から、特に留意すべき規制、大口信用供与の算定方式...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもとしては、この信託について、受託範囲というものを拡大してそして信託の担い手というものを広げていく中で、金融資本市場の基盤整備というものを一層進めていこう、そうした視点の中で信託業法の改正というものを行わせていただきたいということで御審議をお願いしているわけで...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員から御指摘をいただいている点については、実は不動産関連の関係の皆様方からも私どもの方に問い合わせがあり、また、私どもとしても、ワーキンググループのヒアリングの中でやりとりをさせていただいております。  委員から総括的なお話がございましたが、これはいろいろなケ...全文を見る
○伊藤国務大臣 私も、知的障害のお子様を持たれる親御さんといろいろお話をさせていただく機会もございますし、この福祉信託についても、お話を私自身も直接お伺いしたことがございます。  こうした方々のニーズが非常に強いということも十分承知をいたしておりますけれども、そうしたニーズをお...全文を見る
○伊藤国務大臣 今委員からも御指摘がございましたように、これから会社法の見直しもございます。そして、公益法人についても、今、政府としても見直し作業を進めさせていただいているわけであります。この福祉信託についても実はさまざまなニーズがありまして、全く純粋に非営利的なもので考えている...全文を見る
○伊藤国務大臣 投資家保護、そして利用者保護が重要だという問題意識は、委員と私も全く共有をしているところであります。  金融審議会答申におきましても、「二十一世紀を支える金融の新しい枠組みについて」において、二十一世紀の金融を支える新しい枠組みとして縦割り規制から機能別、横断的...全文を見る
○伊藤国務大臣 恐らく委員が問題にされている不明朗だというのは、利益のつけかえというものが両勘定の間で行われているんではないか、そういうつながるおそれがあるんではないかということを御指摘されているんではないかというふうに思いますけれども、現在、信託銀行においては信託約款において顧...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  本法案は、今委員からも御指摘がございましたように、受託可能財産の範囲の制限というものを撤廃していく、そして、金融機関以外の者の信託業への参入というものを可能にしていく、こうしたことで、信託の活用に対するニーズに柔軟に対応...全文を見る
○伊藤国務大臣 周知徹底をしていくということは非常に重要なことでありますので、これは、審査に当たってもこの法の趣旨というものを十分理解していただいて、そして、新しい参入者に対しても、先ほどお話をさせていただいたようにしっかりとした審査をしていく、あるいは参入に当たっての私どもの考...全文を見る
○伊藤国務大臣 現在、信託業務に関する苦情につきましては、個別の信託銀行のみならず、業界団体である信託協会においても信託相談所というものを設置して、顧客からの苦情の受け付け、その迅速な解決に努められているものと承知をいたしているところでございます。  また、信託を含む金融分野に...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどもお話をさせていただきましたように、多様な商品や多様なサービスが提供されていく中で、利用者の保護をしっかりやっていくということが極めて重要なことだというふうに思っております。  金融審議会においても、先ほども御紹介をさせていただきましたように、こうした考え...全文を見る
○伊藤国務大臣 私の立場ですと、ちょっと個別行の名前を出してはお答えができないことはお許しをいただきたいと思うんですが、私の経験からしますと、両替機で百円以上の場合に、百円であったり二百円であったりということがあるんではないか。一方で、五十円未満であれば無料であるということではな...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは私の立場で、手数料の設定の適否でありますとか、その水準がいい悪いということは、お話しすることはできないということについては御理解いただきたいと思います。(発言する者あり)
○伊藤国務大臣 これは選択のことだと思うんですね。個別行のことについて私は申し上げられませんけれども、百円、二百円、三百円という手数料が設定されている一方、五十枚以下であれば無料という選択肢もあるんだというふうに思います。各銀行、さまざま、いろいろな手数料の設定の仕方をしておりま...全文を見る
○伊藤国務大臣 済みません、手数料は、今の両替の手数料のことでしょうか、それともほかの手数料……(佐々木(憲)委員「ほかも含めて」と呼ぶ)  両替の手数料については、それは利用者の方が両替機でどうするかという御判断になると思いますし、ほかの、ローンの借りかえでありますとか手数料...全文を見る
○伊藤国務大臣 各種の手数料が設定されているということについては承知をいたしております、私もローン等を利用したことがございますので。
○伊藤国務大臣 私もかつて中小企業を経営しておりましたので、そうした手数料があるということは承知をいたしております。
○伊藤国務大臣 債務者が融資の条件変更やあるいは繰り上げの返済を申し入れた場合、金融機関が当該申し入れに応じた場合に発生する事務コスト等を勘案して手数料を徴収することはあり得るわけでありまして、一概に、どのような水準が妥当であるか、これを申し上げることは大変困難ではないかというふ...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは、銀行の経営をしていくに当たって、利用者の方々からの信認を得るということは極めて重要なことではないかというふうに思っております。  そうした意味からも、委員が後段で指摘されたように、利用者の本当の意味での利便性の向上、そして利用者のニーズに的確にこたえてい...全文を見る
○伊藤国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして十分に検討いたしたいと存じます。     —————————————
11月16日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 委員から、金融犯罪ではないかという御指摘がございましたが、これは民間の個別の訴訟にかかわる問題でありますので、私どもとしてはコメントする立場にはないというふうに考えております。
○伊藤国務大臣 今はその契約の当事者間において解決のプロセスの中にある、その中でさまざまな情報交換等がなされているのではないかというふうに承知をいたしておりますけれども、具体的にどのような補償請求がされるのか、そのことについては新生銀行から預金保険機構に対してはまだなされていない...全文を見る
○伊藤国務大臣 補償請求を行う予定であるということは、ある意味では情報開示されていることであります。ただ、今の段階は、その解決に向けてのプロセスの段階にあるんだと思うんです。その中でいろいろなやりとりがされている段階にあるというふうに考えておりますので、具体的にどのような補償請求...全文を見る
○伊藤国務大臣 株式売買契約の締結、その条項の中のさまざまな問題についていろいろ御批判があるということは承知をいたしておりますけれども、前回も答弁をさせていただいたように、当時は、金融システムの安定化あるいは公的負担というものを最小化していく、そうした要請の中で最大限努力をしてこ...全文を見る
○伊藤国務大臣 RCCとのかかわりについては先ほど永田理事長が御答弁されたとおりだと思いますが、RCCはそもそも債権の回収の最大化を図るというのがやはり基本だ、そのことは間違いない事実だというふうに思います。それから、私どもとして、必要があれば預保に対してこうした問題について確認...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  任意団体等による共済につきましては、対象者が地域あるいは職域等に制限をされ、そして不特定の者を対象としていないものであることから、保険業法の規定においてその規制、監督の対象とされていないところであります。ただし、委員御指...全文を見る
○伊藤国務大臣 副大臣時代にも答弁をさせていただきましたように、通報した事実はございます。  ただ、具体的な中身についてお話しさせていただくことは、差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今、金融審議会においては、消費者保護の観点や御指摘の保険会社規制との関係等の観点から、どのような対応が考えられるかということで精力的に御議論をいただいているわけでありまして、今委員から御紹介がございましたように、十月五日...全文を見る
○伊藤国務大臣 先生から御紹介がありました論点整理に対する一般からの意見募集の結果、御指摘のとおり、消費者保護や規制のイコールフッティングの観点から現行保険会社と同様の規制を課すべきとの意見が多く寄せられる一方で、共済事業の制度補完の役割と多様な消費者ニーズにこたえる新商品の提供...全文を見る
○伊藤国務大臣 先生の御指摘の点につきましては、構成員が真に限定され、公的な規制が不要と考えることが可能かどうか、こうした観点から、実は、前回、金融審議会の中で議論をさせていただきました。その前提として、保険への加入が困難な者を相手方とする共済とは、危険なスポーツを行う者などが団...全文を見る
○伊藤国務大臣 先生が今御指摘をされたように、実効性を確保するということは極めて重要なことでありまして、こうした点も踏まえて、金融審議会においては精力的な御議論がされているところであります。  論点整理におきましても、規制の対象外とするか否かという基準ではないものの、保険会社と...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えさせていただきます。  今御指摘の、さらに御議論いただきたい論点は、今まで寄せられた一般の方々からの意見募集の結果を踏まえて、今後さらに必要となる検討の材料として金融審議会第二部会に提示されたものでありますので、同部会においてはこれらの論点について再度意見...全文を見る
○伊藤国務大臣 今金融審議会においては精力的に御議論をいただいているところでございまして、基本的には年内を目途に報告書をまとめていただきたい、こういうお願いをさせていただきながら、今真剣な御議論をいただいているところでございます。  こうした段階にありますので、どの段階で関係法...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  生命保険会社より商品の認可申請が行われた場合には、私どもといたしまして、契約内容が保険契約者等の保護に欠けるおそれがないか、あるいは不当な差別的取り扱いをするものではないか、そして契約内容が公序良俗を害するものではないか...全文を見る
○伊藤国務大臣 この点は、先ほどもお答えをさせていただいたように、個別の事例に基づき判断をするものでありまして、その申請の内容が、モラルリスクの排除について適切な検証を行っているか、あるいは保険数理が成り立つ一定規模の保険ニーズがあるかなど、保険契約者の保護、そして保険会社の経営...全文を見る
○伊藤国務大臣 今答弁をさせていただいたように、個別の事例に応じて審査をさせていただいているということでございます。
○伊藤国務大臣 先ほど来お答えをさせていただいているように、これは個別の事例ごとに私どもとして審査をさせていただいて、審査の基準についてもお話をさせていただいたところでございます。重要なことは、保険契約者の保護、そして保険会社の経営の健全性を確保するということが非常に重要なことで...全文を見る
○伊藤国務大臣 日本に住所等を有する者等が日本に支店等を設けない外国保険業者と保険契約を締結する際に、保険業法上、契約者等の保護の観点から、原則として金融庁の許可を要することとされております。  このような海外の生命保険会社との契約については、当局として許可した事例はこれまで過...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  日本に住所等を有する者等が日本に支店等を有しない外国保険業者と保険契約を締結する際には、保険業法百八十六条第二項において、契約者等の保護の観点等から、原則として金融庁の許可を要することとされているところであります。こうした契約につ...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  保険業法上は、契約者保護等の観点から、日本に支店等を設けない外国保険業者に対し保険契約の申し込みをしようとする者は、原則として金融庁から許可を受ける必要があることとされており、許可なくこうした保険契約の申し込みをした場合...全文を見る
○伊藤国務大臣 無認可共済の問題は、先ほど平岡委員の方からも御指摘があり、委員からの御指摘というのは幾つか大変重要な論点の問題であったというふうに思います。一方で、今委員から御指摘ありましたように、この共済というのは相互扶助の精神のもとに、相互扶助を目的として共済が行われていて、...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今御指摘がございましたように、不特定の者を対象としているか否か、ここが大変重要なポイントでありますので、これがどうかという判断基準でありますけれども、当該団体の組織化の程度、これは構成員の団体帰属にかかわる意識度、そして...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  従来から、私どもといたしましては、保険業法に抵触するような無認可共済については、財務局や関係団体とも連携をとりながら、協力をしながら、その情報収集に努めてきたところであります。  しかしながら、保険業法の適用のない共済...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほども答弁をさせていただいたように、私どもとしては、規制、監督の権限を有しておりませんので、そのためにある種の限界があります。  しかし、保険業法に抵触するような事実が確認できれば、法令に基づき、私どもとして適切な対応をしていかなければいけないというふうに思っ...全文を見る
○伊藤国務大臣 不特定の者を対象にしているか否かについては、先ほども答弁させていただいたように、これは個別具体的に判断される必要がある。したがって、現行法のもとで一律にガイドラインのような判断基準を示すことは、これは慎重な検討が必要ではないかと私どもは考えているところでございます...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどの論点整理の中でも、無認可共済と保険業との区分が容易でなくなりつつある現状を踏まえて、両者を分ける特定性について、御指摘の事業規模、保険契約者数等の観点も含めて、一定の具体的な基準を設けることも検討する旨の記述があるところでございます。こうした御議論を踏まえ...全文を見る
○伊藤国務大臣 検査の体制を充実していく、質、量ともに充実していくことは極めて重要であるという御指摘は、全くそのとおりだというふうに思っております。正しい金融行政を推進していくためにも、検査において事実認定をして、それに基づいた監督行政をやっていくということは非常に重要なことであ...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  主要行、これは新生、あおぞら銀行を含む十三行ベースでありますけれども、平成十六年三月末の国債保有状況を見ますと、みずほ銀行が十一・九兆円、みずほコーポレート銀行が七・九兆円、みずほ信託銀行が〇・五兆円、東京三菱銀行が十二...全文を見る
○伊藤国務大臣 ただいま議題となりました金融先物取引法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、金融先物取引をめぐる環境の変化に対応し、一般顧客を相手方とする店頭金融先物取引等を金融先物取引業に追加するとともに、所要の行為、財務...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  竹本委員が冒頭御指摘をされたように、我が国経済の発展のためには、日本の金融資本市場の活性化、構造改革を進めていくということは極めて重要なことだと私自身も強く認識をしているところであります。  お尋ねのありました金融先物...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  竹本委員から大変重要な御指摘があったというふうに思います。個人も含めて投資家が安心して投資できる魅力あるマーケットをつくっていく、その前提には、やはり金融教育というものをしっかりやっていくことが大変重要なことではないかと...全文を見る
○伊藤国務大臣 投資家保護をしていく、そのための充実した施策を展開していかなければいけないということは、言をまたないところであります。  今回、登録制にさせていただいても、その質を落とさないために、私どもとしては登録の要件というものを明確化いたしました。この登録の要件の中で、自...全文を見る
○伊藤国務大臣 説明責任を果たしていないというおしかりがございましたけれども、私どもは、先ほど来答弁を副大臣あるいは局長からさせていただいておりますように、投資家保護をしっかりやっていかなければいけない、そうした認識の中で、今回登録制に変更したとしても、質の低い業者の方々が参加で...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今委員から御指摘がございましたように、平成十六年、ことしの九月二十二日に、関東財務局において、エー・シー・イー・インターナショナル株式会社に対して、金融先物取引法第七十九条第一項に基づいて、金融先物取引業の許可の取り消し...全文を見る
○伊藤国務大臣 井上委員からは、投資家保護をするに当たって大変重要な点についての御指摘があったというふうに思います。  リスク商品に対して投資をしていくに当たっては、そのリスク性というものがどういうものであるか、そのことを十分に認識して初めて自己責任の中で投資というものが成り立...全文を見る
○伊藤国務大臣 今、村越委員からは、現在の外国為替取引の現状について二つの大きな問題がある、商品そのものがハイリスク・ハイリターンであり、そして適合性原則というものを遵守しない悪質な業者がいる、こうしたことは問題である、こうしたことを考えるとやはり規制緩和のあり方について問題では...全文を見る
○伊藤国務大臣 選挙がどうかというのはあれだと思いますけれども、私自身も今までの人生の中でギャンブルと言われるものは余りしたことはございません。  ただ、投資というものは、これから経済社会の中においてみずからの人生を実現していくあるいは夢を実現していく有力な選択肢であるというふ...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  TIFFE、東京金融先物取引所においては外国為替証拠金取引の上場に向けた検討が行われているということは承知をいたしておりますが、現時点において、具体的にどのような形で進めていくのか、その内容が決定されておりませんので、今...全文を見る
○伊藤国務大臣 TIFFEの取引高とゼロ金利政策、量的緩和政策との関係についてのお尋ねがあったわけでありますけれども、いわゆるゼロ金利政策、量的緩和政策は、マクロ経済活動を金融面から最大限に下支えをしてデフレ懸念というものを払拭していく、景気の持ち直しや経済の活性化を図るための施...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  鈴木委員からは、シティバンクにかかわる今回の行政処分は甘いんではないか、こういう御指摘をいただいたところでございますけれども、シティバンク在日支店については、立入検査及び報告徴求によりまして、公益を害する行為やあるいは重大な法令違...全文を見る
○伊藤国務大臣 今鈴木委員からは、現在の縦割り行政のもとで実効的な対応のおくれについての責任というものを十分認識すべきではないかと厳しい御指摘をいただきました。  私どもとしても、金融実態、取引の実態というものを十分に踏まえて、それに適切に合ったルールを整備して、投資家保護につ...全文を見る
○伊藤国務大臣 鈴木委員からは大変重要な御指摘をいただいておりますし、これからの二十一世紀を支える金融のあり方、それを考える場合の重要な論点について幾つも示していただいたというふうに思っております。  繰り返しになりますけれども、私どもといたしましては、従来の縦割り規制、こうし...全文を見る
○伊藤国務大臣 東京マーケットの魅力を向上させていくためにも、やはり競争力を強化していかなければいけない、国際的に激しい競争環境の中でどうやってその魅力というものを向上させていくことができるか、そのことについて私どもも重大な関心を持って対応していかなければいけないと基本的に考えて...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員が冒頭に指摘されましたように、東京マーケットの魅力を向上させていくためにはやはりインフラの整備が非常に重要でありますし、委員が何度となく当委員会でも示されている、そういう問題意識というものを私どももしっかり受けとめて対応していかなければいけないというふうに考え...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  昨年末に金融審議会において報告書が取りまとめられたわけでありますが、「市場機能を中核とする金融システムに向けて」という報告書においては、今後、新たに登場する投資サービス等につき、証券取引法を中心とした有効な投資家保護のあ...全文を見る
○伊藤国務大臣 こうした新しい枠組みをつくることの必要性については、私も、大切なことであるということは大臣に就任してからもお話をさせていただいているところでございます。  しかし、一方で、この新しい枠組みについてはいろいろな論点があるわけであります。その論点をやはり丁寧に議論を...全文を見る
○伊藤国務大臣 商品先物については、委員の御指摘がございましたように、幾つかの関係省庁がございます。そうした関係省庁とも連携をしながら、これからの新しい枠組みについて、その実効性が担保されるようにしっかりとした対応をしていかなければいけないというふうに考えているところでございます...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  金融審議会の第一部会の報告書においても、外国為替証拠金取引をめぐるトラブル、被害の増加の主な原因として、業者の執拗な勧誘、そして断定的判断の提供、説明不足、無断売買等の不公正な取引、そして決済後の資金遅延等が指摘をされているところ...全文を見る
○伊藤国務大臣 平成十年の外為法の改正については、先ほど来委員会でも答弁をさせていただきましたように、国際化、グローバル化の流れの中で、金融ビッグバンというものを見据えてこうした改正をしていくということは非常に大切なことではなかったかなというふうに思っております。  そして、平...全文を見る
○伊藤国務大臣 やはり非常に大切なことは、金融取引の実態というものに即した適切なルールというものを整備していくということが大変重要なことだというふうに考えております。  先ほど来答弁をさせていただいておりますように、平成十年のときには今のようなトラブルが起きてはおりませんでした...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほど来答弁をさせていただいておりますように、やはり大切なことは、取引実態に対応した適切なルールというものをしっかりとつくり上げていくことだというふうに思っております。  当時については、やはりこれからマーケットがどういう形で行われていくのか、取引がどういう形で...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員御指摘のとおり、実効性を確保するということは大変重要なことだというふうに思っております。  法案が成立した後は、明確なルールに基づいた業界への指導を含む適切な検査監督を行って、そして規制の実効性というものを確保していきたいというふうに考えているところでござい...全文を見る
○伊藤国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては、御趣旨を踏まえまして、十分検討したいと存じます。     —————————————
11月17日第161回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) ただいま議題となりました信託業法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、信託の活用に対するニーズへ柔軟に対応するため、信託の利用者の保護を図りつつ、受託可能財産の範囲や信託サービスの担い手の拡大等を行うことにより、信託制度という我が国...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 中島議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  主要行の不良債権比率を半減させるという目標についてお尋ねがございました。  金融庁においては、構造改革を支えるより強固な金融システムを構築するため、来年三月末には不良債権問題を正常化させると...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 大塚議員にお答えをさせていただきたいと思います。  信用創造機能、資金仲介機能、そして資産創造機能の三点から、本法案は各々どのような効果があるかとのお尋ねがございました。  本法案は、金融機関以外の者がそのノウハウを活用して信託業に参入するための環境...全文を見る
11月18日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) おはようございます。  ただいま議題となりました信託業法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、信託の活用に対するニーズへ柔軟に対応するため、信託の利用者の保護を図りつつ、受託可能財産の範囲や信託サービスの担い手の拡大...全文を見る
11月24日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして配意してまいりたいと存じます。
11月25日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  今委員から信託活用のニーズが高まっている理由についてお尋ねがございました。この理由につきましては、産業界における知的財産権の重要性の高まりや、あるいは資産の流動化に関する環境の成熟化を受ける形で知的財産権のグル...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) これは本会議でも答弁させていただきましたが、グループ企業内の信託についても、その委託者及び受託者において合理的かつ目的に沿った公正かつ客観的な会計処理がなされる必要があることは当然でありまして、知的財産権の信託の場合も、委託者及び受託者等のグループ企業内...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員からは四つの視点から、あるいは専門家を活用して、そしてより公正でしっかりとした評価をやっていかなければいけないというお話でございました。  私は、言うまでもありませんけれども、知的財産の財務会計上はこれは無形固定資産とされておりまして、資産の取得...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この点については法務省の解釈ということになろうかというふうに思います。そうしたもの、そうした法務省の見解というものをしっかり踏まえて私どもとしても対応していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(伊藤達也君) その縦割りの弊害がやはり信託の発展を阻害することがあってはならないわけでありまして、そういう意味からすると私の先ほどの発言が適切ではなかったのかもしれませんが、私が先ほど申し上げたかったのは、やはり法務省の中の一つのしっかりとした判断、基準というもの、こ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  委員は、公認会計士として、あるいは税理士として、また海外の経験も大変豊富でいらっしゃいまして、そうした視点からも、これからも御質問に数度となく立たれるというふうに思います。私どもも委員の御質問に真摯にお答えをさ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) なかなか正確な市場の規模を予測していく、その数字を明確化していくことはなかなか難しいんではないかというふうに思っております。  しかし、私どもはその受託財産の範囲というものを広げて、そして担い手というものを拡大をしながらこの信託の発展というものを是非期...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員御指摘のとおり、その信託ビジネスというものが利用者から信頼されるためには、受託者の説明責任というものをしっかり果たしていくということはとても重要なことであるというふうに思っております。  信託法においても、御指摘のとおり、善管注意義務、自己執行義...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  信託法は、第四十条によりまして、受益者等が受託者に対し信託事務の処理に関する書類の閲覧を請求をし、そしてかつ説明を求めることが認められておりますが、信託業法第二十七条において、計算期間ごとに受益者に対して信託財...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、制度として、その信頼性を担保することについて具体的なものを用意しているわけではございませんけれども、やはりその信託に対する信頼性というものを確保していくためには、正確な信託財産状況報告書を作っていくということは極めて重要なことではないかというふうに思...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 虚偽の書面を交付した場合には罰則の規定がこの中に設けられているわけでございまして、私どもとしましては、やはり官民それぞれの努力の中で信託に対する信頼性というものを向上させていかなければいけないというふうに思っております。  その中でやはり一番重要なこと...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  グループ企業内の信託であって、かつ受益者がグループ内に収まるような場合には、第三者たる受益者が存在せず、またグループ企業内でのモニタリングが働くことが期待されますので、営業として行われる信託であったとしても、信託業法で求...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 補足させていただきたいと思うんですが、少数株主の問題については、やはりこれは企業内の私的自治にゆだねるべき問題ではないかというふうに思っております。  そうした考え方の中で、私どもとして、議決権の五〇%超を保有しているということを一つの考え方としての基...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今回の枠組みにおいても福祉信託というものを行っていくことはできるわけであります。しかし、この担い手の問題については、今までも国会で答弁をさせていただいているように、NPO等公益法人について、財産的基礎やあるいは監事の設置が法令上求められていないほか、今委...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) さらに、御質問は、信託法との整合性の問題の御指摘があったかというふうに思います。  その点につきましては、信託法においては、第二十二条において、「受託者ハ何人ノ名義ヲ以テスルヲ問ハス信託財産ヲ固有財産ト為シ又ハ之ニ付権利ヲ取得スルコトヲ得ス」と規定され...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 先ほども答弁をさせていただきましたように、やはり行政の縦割りの弊害というものが信託の発展に大きな障害になってはいけないというふうに思っております。  今、商品ファンド法との関係ということがございました。私どもも、この法律との関係というものは十分整理をし...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) この新しい信託の枠組みというものを作り上げて、そして信託の発展というものを期していきたいというふうに思っているわけでありますが、それに当たって、今委員から御指摘のとおり、しっかりとした監視機能、監督体制というものを整備をしていくということは大変重要なこと...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  知的財産担保融資について、具体的な事例も今御紹介をいただいてお尋ねをいただいたわけでありますけれども、リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムにおきまして、今委員から御指摘がございまし...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員から御指摘がございましたように、中小企業向けの資金調達モデル、これを積極的に提示をしていくということは私どもとしても大変重要なことだというふうに思っております。  本法案によって信託制度が整備をされましたら、企業は資金調達の経路や手段の多様化が図...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては御趣旨を踏まえまして十分検討したいと存じます。
○国務大臣(伊藤達也君) ただいま議題となりました金融先物取引法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、金融先物取引をめぐる環境の変化に対応し、一般顧客を相手方とする店頭金融先物取引等を金融先物取引業に追加するとともに、所要の...全文を見る
11月30日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  委員からは金融ビッグバンとの関連について、あるいはこの金融ビッグバンが成功であったのかどうか、その評価についてもお尋ねがあったところでございますけれども、いわゆる金融ビッグバンにおいては、これは財務省の所管事項...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、委員からは大変示唆に富んだ重要な御指摘を数々いただいたものだというふうに思っております。  利用者のニーズにこたえていくためには、自由な競争というものを促進をして、そして創意工夫の下に利用者が求めるような多様な金融商品あるいはサービスというものを提...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  今回の法律の改正におきましては、外国為替証拠金取引に基づく被害の拡大を防止をすると、こうした観点から、顧客に対する誠実公正義務、そして不招請勧誘の禁止等、あるいは適合性の原則等の行為規制の拡充を図っているところであります...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えさしていただきます。  外国為替証拠金取引については、その実態というものにかんがみて、まず投資家保護に万全を期していくことが重要であるというふうに考えており、このため、法令にのっとって、検査・監督部局が相互に連携を図りながら厳正な対応に努めてまい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 一般株主保護の観点から御質問があったわけでありますけれども、御指摘は、一般の株主については株式の買戻し等が行われずに、そしてコクドから直接株を取得した株主等に比べ十分に保護されていないのではないかと、そうした趣旨の御質問であったというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 貯蓄から投資の流れを作り出していくと、これは、利用者たる国民の方々に対する選択肢というものを広げて、その中の判断として貯蓄から投資の流れが広がっていくものだというふうに考えております。  その場合に大変重要なことは、市場参加者、そして当局と利用者たる方...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 二つの点について御質問がございました。  まず、前段の御質問でございますけれども、株式市場やその時価総額というものは経済情勢等様々な要因により影響を受けることから、その原因を説明することは困難であり、一般投資家の保護は証券取引法の目的であり、金融庁とい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員からも大変重要な御指摘がなされたというふうに思っております。市場というものを活性化をさせて、そして利用者の方々が多様な選択肢というものを享受をすることができる、そうした環境を整備していくということも重要でありますし、それに合わせて投資家保護というも...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 外為法の改正の問題については、これは財務省の所管でございますけれども、私が衆議院の委員会で答弁をさせていただいたのは、そのトラブルを想定をしなかったということではございません。現在のようなこうした実態になるということについて十分な予見ができていなかったと...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 外国為替の自由化というのは当時の大蔵省、財務省の所管であり、その後、財金分離がされてきたわけでありますけれども、今委員の御指摘は、ある意味では省庁の縦割りの弊害に陥ってはいけないと、金融実態というものをしっかり見て、それに対する適切な対応をより一層努力を...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 更に規制を強化をして罰則規定も盛り込むべきではないかという委員の御指摘がございました。  これは、様々な金融をめぐる取引あるいは市場があるわけでありまして、その全体のバランスを考えた上で規制、監督体系というものを作り上げていく必要があるんではないかとい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  今委員から御指摘がございましたように、民間の市場調査、これにおけるそのヒアリングの調査対象者のうち、半分程度しか回答がなかったという御指摘がございました。このことからも、その外国為替証拠金取引の実態については不...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  今、委員から御紹介がございましたように、今回の法改正については、平成十七年の七月一日からの施行を予定をいたしておりまして、また施行日から六か月間、六か月の登録猶予期間というものを設けさせていただいているところで...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 委員からも高齢者に被害が集中をしていると、高齢者の方々が一生懸命働かれて作り上げてきた財産が一瞬のうちになくなってしまうと、そういう被害があってはいけないと。それに対して、後追いではないしっかりとした対応をしていかなければいけないと、大変重要な御指摘をい...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきたいと思います。  本法案におきましては、第七十六条第四号で不招請勧誘の禁止の規定を盛り込んだところでございますけれども、これは勧誘の要請をしていない一般顧客に対する訪問又は電話による勧誘を禁止しているものでありまして、委員御指摘...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) お答えをさせていただきます。  御指摘のフォレックスジャパンは外国為替証拠金取引の仲介業者でありまして、平成十五年十一月に営業を停止し、その結果として顧客資産の一部が回収困難となったと報道されているものと承知をいたしているところでございます。  金融...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員からフォレックスジャパンについての具体的な今日までの経緯について御説明があったわけでありますけれども、今回私どもがこの法案の改正をお願いをさせていただいておりますのも、やはり今委員からお話がございましたように、トラブルが起きる数々の原因の中に、しっ...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今、委員からも被害の防止に当たっては広報活動が非常に重要である、そのことをしっかりやっていかなければいけないという御指摘をいただき、私どももそういう問題意識を持って今日までも広報活動を行ってきたところであります。  また、今般の法改正を契機として、ホー...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) 今委員からその統一的、包括的な裁判外紛争処理制度の創設についてお尋ねがあったわけでありますけれども、この点につきましては、平成十二年、金融審議会第一部会ホールセール・リーテイルに関するワーキンググループの報告におきまして、既存の裁判外紛争処理機関との関係...全文を見る
○国務大臣(伊藤達也君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては御趣旨を踏まえまして十分検討したいと存じます。
○国務大臣(伊藤達也君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配意してまいりたいと存じます。
12月01日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○伊藤国務大臣 委員からは西武鉄道の上場廃止の問題についてお尋ねがあったわけでありますけれども、個別の上場株式の取り扱いというものは市場開設者、取引所が自主規制規則に基づき判断するものであり、西武鉄道株式の取り扱いについても、東証が同社からの聴取を踏まえて規則に基づき判断されたも...全文を見る
○伊藤国務大臣 今委員からは金融庁の責任についてお尋ねがあったわけでありますけれども、一連の不適切なディスクロージャーに関する事案が続く中で、こうした問題が証券市場の情報開示制度に対する国民の信頼というものを大きく揺るがすことになっている、こうした問題意識を私どもも強く持っている...全文を見る
○伊藤国務大臣 一般論として申し上げさせていただきますと、上場廃止となった株式の所有者やあるいは当該株式を担保に貸し付けを行っている金融機関は、あくまでも自己責任原則のもとでみずからの投資判断あるいは経営判断で取引を行っていることから、仮に上場廃止によって損失が生ずることがあった...全文を見る
○伊藤国務大臣 証券市場の信頼性というものを確保していくためには、適切な情報開示がなされるということが極めて重要だというふうに考えております。そうした中で、一連のこういうような不適正な事案が生じたということは大変遺憾なことでありまして、こうした事態というものを重く受けとめて、まず...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもが取りまとめをさせていただいた対応策、この中には、情報開示制度に対する信頼性を向上させていくために、いろいろな観点から対応策を取りまとめさせていただきました。その中には、先生の今御紹介がありましたものに関係する部分として、金融審議会の関係するワーキンググルー...全文を見る
○伊藤国務大臣 個別事案の詳細についてはコメントを差し控えさせていただきたいと思いますが、日本テレビ放送網を所管する関東財務局におきましては、有価証券報告書の訂正報告書の提出があった日の前日に、会社から有価証券報告書の訂正が必要である可能性がある等の説明があったと承知をいたしてい...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  有価証券報告書の審査を担当している関東財務局が、本件にかかわる正確な事実関係等について当該企業から説明を受けたのは、訂正報告書が提出をされた十月十三日であると承知をいたしております。  なお、これに先立ちまして、十月の...全文を見る
○伊藤国務大臣 十月の一日に、西武鉄道の代理人の方から私どもの担当者に話があったと承知をいたしております。
○伊藤国務大臣 私に報告がありましたのは十月十三日でございましたが、西武鉄道側から十月一日に連絡がありましたのは、その事実関係の調査を行うという話でありまして、この調査を行うに当たって、私どもとすれば、その開示書類にかかわる窓口が関東財務局であるというお話をさせていただいて、そし...全文を見る
○伊藤国務大臣 十月の一日に連絡を受けたときに、その後に私どもの方から東証に連絡をさせていただいているということはありません。
○伊藤国務大臣 重ねてになりますけれども、十月一日のときには、西武鉄道側から、こうした事実関係の調査を行うという話の連絡があったということであります。  したがって、私どもとして、こうした開示書類の窓口が関東財務局であるということをお伝えさせていただいて、そして万が一、調査をし...全文を見る
○伊藤国務大臣 東証との連携について、しっかりなされていないんではないかという御指摘がございましたけれども、これは、西武鉄道側においてまだ調査中の段階で、事実関係が確定をしていないという状況の中で私どもの方に問い合わせがあったということであります。その問い合わせも、事実関係の調査...全文を見る
○伊藤国務大臣 今先生から重ねての御指摘がございましたけれども、だからこそ私どもとしては、西武鉄道の事実関係、それに基づいて、訂正があるような事態になれば速やかに訂正報告書を提出していただきたいということをお伝えさせていただき、そのことの窓口を御連絡させていただいたところでござい...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  前段に、やはりディスクロージャー制度に対する信認を回復していくためにも、事実関係をしっかり把握して、そしてそれに基づいた再発防止策をしっかりやっていかなければいけない、委員の御指摘は全くそのとおりだというふうに思っており...全文を見る
○伊藤国務大臣 重ねての答弁で大変恐縮でございますけれども、その当時の状況を確認していくということは、これは大変困難でありまして、なぜかといえば、先ほど来お話をさせていただいているように、行政の文書管理規則に従ってこうした書類が廃棄されている。そうした状況の中で確認をしていくとい...全文を見る
○伊藤国務大臣 この点について厳しい御指摘をいただいているところでございますけれども、この当時の書類が破棄をされている、そうした状況の中で確認をしていくということは、これは大変困難なことでありますので、そうした意味からも御理解をいただきたいということを答弁させていただいているとこ...全文を見る
○伊藤国務大臣 記者会見でもお話をさせていただいたように、証券取引等監視委員会において、法令違反にかかわるような事実の疑いがあれば必要に応じて調査をし、そして、調査の結果において法令違反の事実というものが確認をされれば、これは法令に基づいて厳正に対処されるものになるというふうに考...全文を見る
○伊藤国務大臣 個別のことについてコメントすることはお許しをいただきたいというふうに思いますが、一般論として、先ほど来お答えをさせていただいているように、問題があれば法令に基づいてこれは厳正に対処していかなければなりませんので、私どもとしてしっかり対応していきたいというふうに考え...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  西武鉄道等々、有価証券報告書の訂正がされるという事態に至っていることに関連をして、この審査について厳しい御批判があるということについて、大変重く私どもとして受けとめているところでございます。  このため、十一月十六日に...全文を見る
○伊藤国務大臣 この点につきましては、さきの通常国会で証券取引法を改正していただいたわけでありますけれども、それに基づいて市場監視機能を強化していくために、監視委員会に証券にかかわる検査の一元化を行っていくわけであります。この一環として検査等を担う人材を監視委員会に一元化をさせる...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  本年四月一日に施行された公認会計士法では、いわゆるローテーション制度というものが導入をされたわけでありますが、この制度は、監査人が七会計期間継続して監査を行った場合に、その交代が義務づけられているわけであります。そして、このローテ...全文を見る
○伊藤国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  上場審査基準における審査項目というものは、上場審査の審査を行うに当たって、株券の円滑な流通と公正な価格形成、こうしたことを確保する観点から必要と認められた項目を広く規定しているところと承知をいたしております。  他方、...全文を見る
○伊藤国務大臣 ここに問題があれば、これは財務局でチェックをするということになるわけであります。私どもとしても、正確な財務諸表をつくり、そしてその信頼性というものが確保されるということが極めて重要でありますので、そうした意味からも、財務局の役割というものは非常に重要であると認識を...全文を見る
○伊藤国務大臣 信頼というものを向上させていくためには、私どももしっかりとした対応をしていかなければなりませんし、第一次的には、やはり開示企業においてコーポレートガバナンスというものをしっかり発揮して適切な財務諸表というものを作成していくということも非常に重要なことだと思います。...全文を見る
○伊藤国務大臣 この点も先ほど御答弁をさせていただいたように、私どもとして、法令に基づいて問題があれば適切に対応していきたい、厳正に対応していきたいと考えております。
○伊藤国務大臣 虚偽かどうかというのは、資料、財務諸表を見て判断していくことになろうかというふうに思います。また、立入検査をして確認をしていくということになろうかと思います。
○伊藤国務大臣 今委員から指摘されたとおりでありまして、そして、私どもとして、立入検査に至るに当たっては、いろいろな情報を収集して立入検査をさせていただきますので、その中で確認をさせていただく、検証させていただくことになろうかと思います。
○伊藤国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、有価証券報告書の提出会社の親会社にかかわる情報は、子会社たる当該提出会社のコーポレートガバナンスの状況等を把握する上で重要な情報であると私ども考えておりまして、そうした認識のもとで、過日まとめさせていただいた「ディスクロージャ...全文を見る
○伊藤国務大臣 親会社の情報開示を充実させていくということは、委員が重ねて御指摘をされているように、私どもとしても非常に重要なことだというふうに考えております。  そして、今ワーキンググループで精力的に御審議をいただいているんですが、どのレベルになるかということは、これはまさに...全文を見る
○伊藤国務大臣 今、御指摘がございましたように、長期間にわたってこうした問題が把握できなかった。十分な情報開示、これが非上場の企業である親会社であるがゆえに十分把握することができない状況になっていた。委員が御指摘をされたその点というのは、まさに重要な問題だというふうに思っておりま...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは、やはり会社の中のガバナンスの問題、コーポレートガバナンスの問題がかなり大きな課題としてあったというふうに認識をいたしております。  したがって、私どもとしても、今回の対応策の中で、開示企業に対しても、こうした問題の重大性というものを十分認識して、そして最...全文を見る