伊東良孝

いとうよしたか

小選挙区(北海道第七区)選出
自由民主党
当選回数5回

伊東良孝の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第177回国会 衆議院 議院運営委員会 第3号
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○伊東委員 検査官候補者の森田さん、御苦労さまでございます。  私は、自民党を代表して、一、二点お伺いしたいと思います。  今いろいろなお話が出ましたけれども、会計検査院の役割は極めて重要になってきているというふうに思います。  二十一年度の決算検査報告を見ますと、指摘金額...全文を見る
○伊東委員 ぜひ、そうしたストックについての活用をお願いしたい。  それと同時にあぶり出されてきたのが借金でありますので、これらについても、やはり、しっかりした返済あるいは整理の計画なども指摘していただきたいと思うところであります。  さて、会計検査院で、昨年十二月、二十二年...全文を見る
○伊東委員 これで終わりますが、ひもつきでない一括交付金、自由に都道府県、自治体が使える交付金というのは、これから年を追うごとに拡大していくというふうに思いますので、会計検査院としての業務は非常に難しいことになるだろうという思いがいたしますので、十二分な研究をお願いしたいと思いま...全文を見る
02月18日第177回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○伊東委員 先ほど四名の皆様から貴重な御意見をいただきました。特に三名の自治体の首長さんには、日ごろから本当に住民の皆さんとともに大変御苦労されているということで、実は私も、地方議会十五、六年、市長を六年ほどさせていただいておりまして、二年前まで地方自治、そしてまた地方の立場でと...全文を見る
○伊東委員 地方がこれから力をつけていく、もちろんそのアイデアも努力もあろうかと思います。  そこで、新年度予算、鳴り物入りで盛り込まれました地域自主戦略交付金、いわゆる一括交付金について、それぞれ御意見をちょっとお聞きしたいのであります。  これは、いわゆるひもつき補助金を...全文を見る
○伊東委員 時間が参りましたので、最後にさせていただきますけれども……
○伊東委員 そうですか。わかりました。  まさに今、倉田市長お話しのとおり、これは鳴り物入りで始めるんですけれども、その財源がなかなか、しっかり確保しない、あるいはまたその運用方法、さらにはまた意味づけというものがなかなかしっかりしない。これを来年一兆円に拡大するんだという話が...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○伊東分科員 おはようございます。私からは、きょう持ち時間が三十分でございますので、簡潔にお聞きをしたいと思います。  大きく二点、お伺いいたします。一つは、中断を余儀なくされ帰港途中にある調査捕鯨についてであります。また、もう一点は、EUあるいはオーストラリア、カナダとのEP...全文を見る
○伊東分科員 このような判断は、本来、役所ではなくて、もちろん今大臣がおっしゃられたように、政治家本人がこれは決断すべきもの、このように思うものであります。  さて、これは安易な人道上だけの問題では済まない問題を、先ほどからお話ししておりますように、含んでいるというわけでありま...全文を見る
○伊東分科員 しかしながら、残念ながら、全くその抗議、日本の主張というものは無視されているわけであります。  これは一部の報道によりますけれども、オーストラリア、ニュージーランドでは今回の事態を歓迎し、シーシェパードの行為を支持している、このような政府関係者の談話もある、こうい...全文を見る
○伊東分科員 日本はやはり少しおとなし過ぎるという気がしてなりません。これは、関係国との協議の経過や、あるいはこれらの国の態度、さらにこうしたシーシェパードの行為というものについて、日本政府として考える対処方針というものを、国際的にも堂々と発表し訴えるべきだ、このように思うわけで...全文を見る
○伊東分科員 去年、農水委員会の場でも、私も二度も三度もこのお話をさせていただいておりました。去年は、たまたま十二月二日の出港前でありましたので、いわゆる防御内容あるいは警備体制のあり方、作戦等々が敵方のシーシェパードに漏れてしまえば大変なことだということから、我々も納得して、こ...全文を見る
○伊東分科員 次長、僕はこれでしつこく聞く気はそんなにないですけれども、しかし、海上保安官が乗り込んでいって、そして現実にはこうして中断に追い込まれて、妨害内容もこれだけ、先ほど報告があったように、我々もこの報告を聞いておりますよ。極めて危険な発光弾を今回用意し、さらにはまた、実...全文を見る
○伊東分科員 これはやはりちょっとまずいと思うんですよね。  もちろん、海上保安庁の方が政府の方針やあるいは決定の中でそれ以上答えることができないというのはわからないわけじゃないです。しかしながら、これがもし農水大臣あるいは保安庁を所管する国土交通大臣あるいは総理の方からそうい...全文を見る
○伊東分科員 この件については、ちょっと堂々めぐりなものですから、改めてまた機会を見て聞かせていただきたいと思います。  ただ一点、海上保安官が乗り込んでいるわけですから、当然、一連の妨害工作を受ける、そうした行為について一部始終を恐らくビデオカメラにおさめているんだろうと思い...全文を見る
○伊東分科員 それでは、その次に、鯨類調査の目的、これにつきましては、私が言うまでもなく、海洋食料資源、これは人類のものでもありますし、日本の食文化の継承の面など、極めて公益性が高いわけであります。  現在、調査捕鯨の事業主体は民間団体でありまして、副産物の鯨肉の売り上げで調査...全文を見る
○伊東分科員 この件につきましては、そう時間がないわけでありますので、急ぎ、ひとつ御決断いただくようにお願いをしたいと思います。  それでは次に、EU、オーストラリア、カナダとのEPAについてお伺いいたします。  先ほども木村先生からTPPスタートのときのお話がありました。昨...全文を見る
○伊東分科員 篠原副大臣、ちょっとずつですか。ちょっとずつ進める程度の話ですか。今まで四年間もちょっと交渉を中断していたというか停滞していたものを、これからちょっとずつ閣議決定があったから進めるということなんでしょうか。我々の認識の中には、TPPに参加する、あるいはその前提となる...全文を見る
○伊東分科員 今、三カ国とのEPAの経緯についてお伺いしました。  時間がもうあと三分しかありませんので、これはまとめて最後の質問にさせていただきたいと思いますけれども、今副大臣お話しのように、このセンシティブ品目について、もちろん、ここをどうクリアするかどうかでEPAが決まる...全文を見る
○伊東分科員 これで終わりますが、経産省、外務省、内閣官房、財務省等々、敵がいっぱいいるわけでありますので、ぜひ負けないで、ひとつ、農水省だけが、恐らく日本の一次産業、農業者さん、みんなが農水省を頼りにしていると思いますので、頑張っていただきたいと思います。  終わります。
03月10日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○伊東委員 それでは、きょうは、家畜伝染病予防法、家伝法の改正についてお伺いをいたします。午前中、三名の委員の皆さんからそれぞれ質問がありましたので、余り重複しないように質問したい、こう思うところであります。  前置きは別といたしまして、昨年の宮崎県の経験あるいは初動態勢のあり...全文を見る
○伊東委員 余り合理的な御説明ではないというふうに、私も先ほどから聞いていて思います。  法律に位置づけたら総理大臣でなければならないなんということはどこにも書かれていないわけでありますし、長年の慣例でそうなっているのかもしれませんが、とするならば、農水大臣が本部長になるという...全文を見る
○伊東委員 これは同じことの繰り返しになりますのでこの辺にさせていただきますが、いずれにしても、国あるいは都道府県がしっかり対策本部を立ち上げて、そして迅速な対応をとるということが求められておりますので、指針であっても、法律であっても、その効果というのは全く同様のものであるという...全文を見る
○伊東委員 ここで書かれていないところはことごとく防疫指針に盛り込むというお話でありますから、それはそれでわからないわけではないんですが、やはり、法律上きちっと明記されているといないとでは、本当に、受ける印象もあるいはその責任感も違うような気がいたします。  私は、市町村あるい...全文を見る
○伊東委員 そういうことであれば、指針の中でしっかりうたう。これは、生産者団体あるいは獣医師会が協力しなければ、市町村だけでは何もできないということになるわけであります。  さすれば、都道府県の協力要請に応じた市町村から、さらにまた獣医師会あるいは生産者団体の協力、あるいは直接...全文を見る
○伊東委員 先ほどの副大臣の江藤先生に対する答弁は、民間団体も含めた、いわゆる都道府県、市町村が依頼し、委託し、また活動してもらった団体に対する経費は国が見るというようなお話であったというふうに記憶するんですが、今お話ありますように、これは予防費で二分の一のというお話と、ボランテ...全文を見る
○伊東委員 仕事内容によって明確な区分けというのがなかなかしづらい部分もありましょうけれども、後で、地域によって、場所によって、時、所変わればまた変わるということのないように、ぜひ、少しきちっとした規約、規定をおつくりいただきたいというふうに思うところであります。  次に、ウイ...全文を見る
○伊東委員 そうするならば、これも先ほど江藤先生からちょっとお話が出たんですが、第四十六条の四に係るのでありますが、航空会社、空港などは、動物検疫所長の協力要請に応ずるよう努めなければならない、こういう規定であります。水際対策の実効性を高めるために、先ほどこれは努力目標という大臣...全文を見る
○伊東委員 ぜひ実行してみて、そして、やはり不都合があれば変えていくことも、見直すことも必要ではないかと思うところであります。  また、海外からの稲わら等々の資材あるいは飼料原料等の輸入の増大に伴い、ウイルスの侵入リスクの高まりが懸念されているところであります。港湾における貨物...全文を見る
○伊東委員 これは植物検疫所だと思いますが、もう一方で、人流、物流の両面からウイルスの侵入防止策を図らなければならない、これも強化しなければならないわけでありまして、全国の動物検疫所の体制を強化するべきではないかと。現在の体制で十分とするのかどうか、お伺いをいたします。
○伊東委員 防疫体制の強化というのは本当に必要だ、私はこう思いますので、増員を含めて政府として取り組んでいただけるよう、これはほかの省庁にもかかわる話でありますけれども、ぜひお願いをしたい、こう思います。  また、今回の法改正で、患畜を発見した旨の通報がおくれた場合、所有者等に...全文を見る
○伊東委員 ここが一番大事であろうと思います。ここにいたずらに時間をかけると、あっという間に蔓延してしまいかねないというわけでありますので、ぜひこの点、はっきり、農家にも獣医師にもわかりやすい形でルールを決めていただきたい、こう思うところでもあります。  さて、患畜を発見する手...全文を見る
○伊東委員 この十三条の二第四項に、遅滞なく国に報告する、必要な場合は検体を添えるもの、こうあるわけであります。この検体のいわゆる運び方というか、ここら辺が非常に難しいかなという思いがするのでありますけれども、この病性鑑定材料、いわゆる検体の動物衛生試験場への迅速な搬入、この添え...全文を見る
○伊東委員 現場から都道府県知事に行き、それからまた農水省にということでありますので、回り回ってというのに時間が少しかかるかなという懸念がちょっとあったものですから、こうしたお話をさせていただいたところであります。  また、午前中にもお話がちょっと出ていたのでありますけれども、...全文を見る
○伊東委員 ぜひ、風評被害も怖いところでありますので、その辺、今の御配慮をよろしくお願いしたいと思います。  また、現行法で、都道府県知事または市町村長が、特定の家畜の患畜または疑似患畜の発生時に、七十二時間を超えない範囲内の期間を定めて、その患畜または疑似患畜の所在地、その他...全文を見る
○伊東委員 中には、この七十二時間の上限設定を除外してはどうか、こういったお話もあるところでありまして、この七十二時間という根拠がどうなんだろうという意見もあるところでありますので、副大臣、再度お願いします。
○伊東委員 それでは、続いて、財政支援についてお伺いをいたします。  平成十二年に発生したとき、これは宮崎と北海道でありましたけれども、いち早く百億円の予算を確保したことで、初動の段階から、考えられる対策は、あらゆる対策を迅速に講ずることができた、こう言われているところでありま...全文を見る
○伊東委員 大変心強い限りであります。  都道府県の防疫措置に対する大臣お話しの財政支援の対象範囲及びその負担率、またその仕組みにつきまして、現行の家畜伝染予防法及び口蹄疫特措法で対象となる内容や、あるいは今回の法改正で新たに対象となる内容を、できれば関係者にわかりやすく、ひと...全文を見る
○伊東委員 これは、宮崎の例に見るまでもなく、実に大量の牛、豚が殺処分になると、本当にその所有者の土地だけで果たして埋却場所が設定できるかとなりますと、川があった、岩盤があった、何があったで、なかなか難しいものがあるわけであります。  第一義的な義務者は所有者であることは十二分...全文を見る
○伊東委員 時間の制約もありますので、次にお伺いをいたしたいと思います。  鳥インフルエンザの件でありますけれども、先月、愛知県新城市の養鶏場から高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受けまして、当該農場の飼養家禽の殺処分が行われたのでありますが、当該農場には、文化財...全文を見る
○伊東委員 文化財保護法上問題ないという御答弁でありますので、安心をするわけでありますが、このほか、動物園で飼育されている家畜伝染病予防法の対象外の動物への家畜伝染病の発生もあるわけであります。野鳥や天然記念物など、家畜以外の動物の取り扱いについて規制している法律には、文化財保護...全文を見る
○伊東委員 動物園であるとか野鳥であるとかは、病原菌、ウイルスに感染した動物に対する措置、これを一歩誤ればそれが蔓延してしまうという危険性が非常に強いものでありますから、適時適切な対応ができるように、文化庁の方も環境省の方もぜひ取り組みをお願い申し上げたいと思います。  この家...全文を見る
○伊東委員 これは突然行われた話ではなくて、ここ何年も前から、シーシェパードの妨害工作というのは激化し、あるいは妨害船の数がふえ、あるいはその手段も悪質化してきているわけであります。  これは、一昨年海上保安官が数名乗り込んで行ったときも、去年もそうでありますが、こちらの船団の...全文を見る
○伊東委員 シーシェパードの妨害から船団を結果的には守れないで、今回一緒に帰国するわけであります。来年のこともあるので内容をなかなか明かせない、こういうことでありますけれども、先ほども言いましたように、出航前であれば手のうちを見せたくないというのはわかるのでありますが、このミッシ...全文を見る
○伊東委員 船の人たちが、調査船団が戻られましたらお話をお聞きしたいというのは、何回も大臣の口から出ております。  ぜひ、この委員会にも、船長さんでもどなたでも、しかるべき立場の乗組員の人においでをいただいて、直接お話を聞かせていただく、いわゆる参考人招致を求めたい、このように...全文を見る
○伊東委員 今、一部公開されているというお話でありますけれども、これは、調査船団側で撮ったものが一部公開されネットで流れ、さらにはまたニュースで放映されているわけでありまして、恐らく、私は、海上保安官の皆さん方がその現場でがっちりつきっきりで交代で撮った証拠品としてのものについて...全文を見る
○伊東委員 鈴木長官、これはやはり尖閣のときの教訓をしっかり生かさなければならないというふうに思います。それは、もし相手を訴えて、証拠書類あるいはそれにかわるものとされるなら構いませんけれども、そうではないとしたら、抗議するぐらいの話であれば、なかなかそうはならない。しかし、その...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。
03月23日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○伊東委員 まず冒頭、東日本大震災に見舞われました地域の皆様、また犠牲になられました皆様、さらにはまた、今なお行方不明として捜索をされている多くの皆様に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  そしてまた、我が国の農林水産業における大打撃という部分も、小野寺先生あるいはまた...全文を見る
○伊東委員 その適切にはわかるわけでありますけれども、先ほどチーズの乳価のお話も出ました。今回は、新年度、六十万トン、十四円六十銭上乗せするんだ、べたづけでいくんだということで、現年度の増加分だけではない。これは一定の評価ができるわけでありますけれども、場合によってはその六十万ト...全文を見る
○伊東委員 私は、今回の災害に乗じてのような話をする気は全くありません。しかし、恐らくこの大震災によって、そうした生乳の需給というのがいろいろ大きな変化があるのではないかという気がしてならないわけであります。  そうしたことも勘案して、農水省予算の中で、特に加工乳あるいはまたチ...全文を見る
○伊東委員 きょうは時間が余りないので、要点だけお聞きいたしますけれども、先ほどから配合飼料の高騰の話が出てまいりました。去年から、特に自給飼料をふやしてというお話が随分出ておりまして、それに向けた自給飼料の目標、これも食料・農業・農村計画の中で、平成三十二年度には二六%から三八...全文を見る
○伊東委員 おととしでありましたか、自民党政権下で強い農業づくり予算は二百四十億、そして去年、それが百億に減り、新年度は三十億にこれが減っていくわけであります。TMRなどというのはもうできないと言われているわけでありまして、ほかの麦乾施設とか共同施設の金があるじゃないかという話が...全文を見る
○伊東委員 では、時間ですので終わります。ありがとうございました。
04月28日第177回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○伊東委員 自由民主党の伊東でございます。  まず、冒頭でありますが、きょうは大震災からちょうど四十九日というお話でございまして、改めて、冥福を祈り、そしてまたお見舞いを申し上げる次第でございます。  四十九日をあす明けますといよいよゴールデンウイークでありますので、心機一転...全文を見る
○伊東委員 平成十年以降の合併による影響というのはわからないわけではありませんが、これは、三十六年に発足して、四十六年に、十年間で既に破綻が見えてきて、それで大きな改革あるいは負担率の引き上げ等々をしたわけであります。  その後、さらに数度にわたる給付水準の引き下げ、掛金もまた...全文を見る
○伊東委員 この間、私も十七、八年地方議会にいたものでありますから、そのたびに、将来これは相当厳しいことになるぞというのは、もちろん議員同士も若干認識はしていたところであります。お話にありますように、これが平成十年以降の平成の大合併の進捗に伴いまして、相当数の町村の合併によって、...全文を見る
○伊東委員 私は合併の推進が間違っていたとか急ぎ過ぎたとは思っておりません。当時の国の考え方の中では、やはり一つの国としてのあるべき姿、あるいは地方としてのあるべき姿をあそこで模索したんだろうというふうに思いますし、現実に、私も合併した自治体にいた者として、当時としてみれば、やは...全文を見る
○伊東委員 これはやはり国民の皆さんにぜひ知っていただかなければなりませんし、地方の皆様にも、この合併あるいは議会費の大幅な削減ということの事実をきちっと説明する必要があると私も思っているところであります。  さて、この制度が廃止されましても、現在受給資格のある人は相当数いらっ...全文を見る
○伊東委員 それは十分に私もわかるわけでありますけれども、これは本当に、もう掛金を払う人がいなくなって受給者ばかりがふえ続ける。いわゆる既得権というか、これまで受給してきた人の生活権やそういったものがあるから、遺族年金を含めて守らなければならないというのは理屈としてはわかりますけ...全文を見る
○伊東委員 これから膨大なお金が地方負担になっていくということであります。この費用につきましては地方交付税で措置されるということでありましょうか、この点についてお聞かせください。
○伊東委員 議員年金制度が廃止されれば、議員の待遇、身分、あるいは老後の生活等々の面で魅力がなくなるのではないか、こう言われているところでありまして、今回の統一地方選挙を見ても、立候補者数が非常に少なくなっている町村、あるいは無競争で決まってしまう市町村が前回に比べて随分多くなっ...全文を見る
○伊東委員 この質問はちょっと違うかもしれませんけれども、御見解をお聞きしたいことは、実は、減税日本の河村市長さんが名古屋できのう、議員報酬の半減案を通したというお話でありました。通常、日本全国の地方議会あるいは自治体に設けられております特別職の報酬審議委員会もなくすことにしたと...全文を見る
○伊東委員 ちょっと横道にそれまして、大変申しわけありません。  しかし、地方議会の議会制度のあり方、本当にチェック機関としての機能というものをしっかり果たす上では、今回の名古屋市議会というのは、私は、全国の市町村議会に一石を投じたと思いますし、それぞれの議会の中で、活性化に向...全文を見る
○伊東委員 スタートが互助年金でありますのでそういうことなのでありますが、しかし、この地方議会議員年金は、一般の公務員の共済年金制度あるいは厚生年金制度と比較をいたしまして、給付と本人負担のバランスあるいは公費負担の割合の差が極端にかけ離れたものではないと思いますけれども、この点...全文を見る
○伊東委員 私も先ほどの皆吉先生と見解は同じなのでありますが、ここで、地方公務員共済への加入をやはり検討いただくべきではないのかなという気がしてならないのであります。議員の場合、自分で仕事をしている人、あるいは勤めている人もたくさんいらっしゃるわけでありますが、そうでない自営業者...全文を見る
○伊東委員 例えば今御発言いただいている石田先生も、和歌山の県議を三期十一年、十二年やっていないところが惜しいところでありますが、海南市長を八年であります。地方議会のベテランでありますし、私どもの総務部会、シャドーキャビネットの総務大臣であります岩城光英先生も、市議を六年あるいは...全文を見る
○伊東委員 どうもありがとうございました。
05月11日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○伊東委員 震災後、ちょうど二カ月がたちました。瓦れきの除去あるいはライフラインの確保など復旧作業も進んでいるところでありますが、いまだに収束が見えないのが福島第一原発の件であります。  これは、現地福島だけではなく、関東も、あるいは東北全域も北海道も含めて、日本という国自体が...全文を見る
○伊東委員 今のお話は、この間も四月二十七日の衆議院決算行政委員会でお話をされている点であります。現実に、事務局からの報告、ただいまお話ありました緊急技術助言組織の立ち上げというのを事務局から報告を受けただけというふうに会議録ではなっているわけであります。  さて、その三日後で...全文を見る
○伊東委員 これは、委員長、大臣も聞いていておかしくありませんか。日本の原子力安全行政の、それも首相を通じた勧告権を持つ極めて重要な委員会が、地震が発生して五分で会議を終え、あるいは地震後三日、これだけの大きな出来事が、日本の国であってはならない、恐らく初めてであろう経験をしてい...全文を見る
○伊東委員 おかしくないですか。災害が発生してから一週間、どれだけのことがあったか、これはおわかりのはずでしょう。これだけのことがありながら、原子力安全委員会の中では、どなたも一言も発言もしていなければ、意見交換すらしていないんですよ。五分で事務局の説明を聞いて終わっているんです...全文を見る
○伊東委員 私は、揚げ足取りでこんな話をしているんじゃないんですよ。  これは、この間の決算行政委員会のとき、十二日から十四、五日まで官邸に詰めていた、その官邸に詰めていた間に、十四日に委員会が開かれているものでありますから、今初めて私は欠席されているというのを聞いたけれども、...全文を見る
○伊東委員 それでは、四月四日の定例会議の中で、平岡原子力安全・保安院次長の経過報告がありました。その説明の中で、タービン建屋のたまり水の問題があり、これがいろいろな作業の支障となっている、これは、一方では海域への漏えいといった問題もあるので、それらの対応を進めている、こう言って...全文を見る
○伊東委員 委員長の見解を聞きたかったんですが。  少なくとも四日当日の定例会議の中では全く報告されていませんよ、平岡さんからは。私は、議事録を全文持って、読んでお話ししているわけでありますから。  さて、もう一つだけ問題があります。  タービン建屋の地下のたまり水について...全文を見る
○伊東委員 時間がありませんので、今聞いたことだけちょっと答えてください。  復水器の水をタービン建屋の地下に放出し始めたのではないかという件が一つ。それと、温度の上昇が続いている、この現況について今お伺いしたわけであります。  さらにまた、海洋放出について知っていたかという...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。      ————◇—————
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○伊東委員 おはようございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。明日、原発関連の集中審議があるということでありますが、私、放射性廃棄物等々について少しお伺いをしたい、このように思うところであります。  震災後二カ月半以上が経過したわけでありますけれども、福島第一...全文を見る
○伊東委員 この膨大な合計八十五万本を超える低レベルの放射性廃棄物、ドラム缶の中に皆これは密封されて、それぞれの原発の格納庫に保管されているということでありますが、福島の第一原発において、この低レベル放射性廃棄物、ドラム缶何本くらい、どこに保管されていたか、お伺いします。
○伊東委員 それではお伺いしますが、高レベル放射性廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを抽出した後にできる廃液でありますが、厚さ五ミリメートル、そしてまた直径四十センチ、高さ百三十センチメートルのステンレス容器、キャニスターといいますけれども、この中で硼珪酸ガラス...全文を見る
○伊東委員 放射線量についてお答えがなかったのでありますが、これは、できたての高レベルのガラス固化体一本、一万四千シーベルトという、人間が近づけば一秒か二秒で即死してしまうぐらいの超強力な放射線があると聞いておりますけれども、これは間違いないですか。
○伊東委員 だからこそ、今の原発の安全基準をはるかに上回る安全対策が求められている、このように思うものであります。  さて、私は先ほどから低レベルと高レベルというお話をさせていただいておりますが、放射性廃棄物の区分というのはこの二種類しかないのかどうか、どこら辺でこの区分を分け...全文を見る
○伊東委員 二〇〇五年の原子炉等規制法の改正で、クリアランス制度という、極めて低いレベルの廃棄物というのが導入された、こう聞いているわけでありますけれども、私は何を聞きたいかというと、これから大量に発生するであろう、あるいはもう現に発生している廃棄物についての処理をどのような形で...全文を見る
○伊東委員 後ほどまたこの件についてはお聞きしますけれども、さて、その原発の事故現場で働く東電の協力企業の作業員が、過日、私が見ておりましたら、報道ステーションの中でインタビューを受けておりました。その派遣社員は、派遣先の企業から誓約書を書かされたと言うわけであります。その中に、...全文を見る
○伊東委員 政府として関与していないような言い方というのは、私はまずいと思う。あそこに働くのは東電の社員だけではなくて、協力企業、さらには警察も自衛隊も消防の人も含めてあの周辺にはいるわけでありますので、この将来の健康被害に対する危険性に対して、下請企業だから、あるいは協力企業だ...全文を見る
○伊東委員 私は、この仕事に従事して二、三日後に、あるいは三カ月、半年後にこういったものが発症するのであれば、今のおっしゃられたことで理解できるんですよ、これは有効でないと。これはしかし、五年、十年先にがんが発症する、あるいはまた白血病になる、そうしたときに、かつて十年前にあの福...全文を見る
○伊東委員 ぜひ、その点につきましてはよろしくお願いをしたいと思います。  さて、ニュースを見ても毎日出てくるのは、あの防護服に包まれたたくさんの方々、自衛隊の方もいらっしゃいますし、あるいはまた警察の人も東電の人も経産省の人も県、市町村の職員も、さらにはまた一時帰宅する人もあ...全文を見る
○伊東委員 防護服についてなぜお聞きするかというと、一番最初に、低レベル放射性廃棄物、これがそれぞれの原発の中でどういうふうなものかというお話をさせていただきました。この防護服というのは、もちろん使い捨てであります。一度着ると、これを使い捨てで処理するわけでありますけれども、これ...全文を見る
○伊東委員 今までは、日本全国の原子力発電所でこれらのものは低レベル放射性廃棄物としてしっかり処理され、そして専門の格納容器あるいは格納庫に入っていたわけでありますけれども、今ビニール袋に入れて、それぞれ三カ所でばらばらに倉庫で保管している。確かに空中線量は少ないかもしれない。し...全文を見る
○伊東委員 瓦れきとともに大変なのが高濃度汚染水だ、私はこのように思っているところでもあります。十万トンほど低濃度、高濃度の汚染水がある、こう報道されているところでもありますけれども、政府として、正確な数字をちょっとお示しいただきたい。  さらにまた、二号機と三号機のタービン建...全文を見る
○伊東委員 私がちょっと心配したのは、この集中廃棄物処理施設は、十八万六千本のいわゆる低レベル放射性廃棄物のドラム缶が貯蔵されているところでありますけれども、ここを緊急のこととはいえ高濃度の汚染水のいわゆる保管場所として、タンクとして使用してしまったということであります。  そ...全文を見る
○伊東委員 これら一連の廃棄物処理には膨大な費用あるいは時間がかかるもの、こう思うわけでありますけれども、責任につきましては、基本的には、第一義的には東電なのでありましょう。しかし、東電だけで果たして本当に処理できるか、負担し切れるかどうかという心配があるわけでありまして、この費...全文を見る
○伊東委員 時間でございますので、最後の一問にさせていただきます。  これは、参議院で川口順子先生からちょっと質問が出ていたこと、私も全く同感でありますけれども、原発敷地内の放射性汚染物質、いわゆる廃棄物と、敷地外では、これは本当に普通の災害廃棄物になってしまう、法的に何の定め...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。
05月31日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○伊東委員 おはようございます。  それでは、農水省設置法の一部を改正する法律案について若干質問をさせていただきます。  今回の農林水産省設置法の改正案には、地域センターの所掌事務、内部組織を農林水産省令で定める、こうあるわけでありますが、この所掌事務には戸別所得補償制度の実...全文を見る
○伊東委員 農政事務所をセンターに集約、一元化するというお話でありますけれども、今回農林水産省設置法改正案が提出されておりますが、これは百七十四回の通常国会で廃案となったものでありますが、前回と今回の設置法改正案を比較いたしますと、地域センターの設置については全く変更がありません...全文を見る
○伊東委員 これは、戸別所得補償制度をモデル事業としてスタートさせるについて、去年は、そのいわゆる監視、実施あるいは指導機関としての地域センターの設置だったというふうに私は受けとめているわけであります。  とすれば、廃案になって、現行のままで所得補償制度はスタートしたわけであり...全文を見る
○伊東委員 戦後長いこと、現行の農政事務所制度ということでやってきたわけでありまして、戸別所得補償制度導入に当たって農家に対する指導その他を一元化するということで、地域センター方式というか新制度へ移行をすることになった、戸別所得補償制度の実施に当たってどうしても組織を変える必要が...全文を見る
○伊東委員 わかりました。  それでは、時間もちょっと限られておりますので、次の問題に移らせていただきます。  東日本大震災の復興、復旧についてであります。  農林水産業に大変な被害が出たところであります。とりわけ、大津波によりまして水産業の受けた打撃ははかり知れないものが...全文を見る
○伊東委員 これは、もしそうだとしたら、現地、被災地は大変に喜ぶ、こう思います。  本来であれば、三月十一日の震災以降という適用があって、そのための一次補正なわけでありますから、そうすべきなのでありますけれども、残念ながら、そこに、三月三十一日あるいは四月一日という、年度をまた...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございます。  しかしながら、厚岸湖で漁場の再生を必要とするアサリ漁場の面積百九ヘクタール、覆砂量で十八万四千立方メートルの砂の漁場であります。ここが、早期に回復事業を講じなければ、稚貝の着底時期に実は間に合わないということになってまいります。今後の対応に...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございます。  道庁の方は再三水産庁の方と御相談をしているというお話でありました。実際、どこの山砂をどういうふうに持ってきてそこに埋めるかという具体的なスケジュールはこれからだ、こう思うわけでありますけれども、これまでこれが事業として取り上げられてこなかっ...全文を見る
○伊東委員 これは、どうしても個人でなかなか復旧できないというような場合、漁船その他も同じでありますけれども、漁協が中心となって共同利用施設として復旧をしていくという方法もこれからあろうかというふうに思うところであります。ぜひ、今大臣がおっしゃられた、御検討いただいているというこ...全文を見る
○伊東委員 ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  今、漁民の皆さんは、これは北海道だけではなくて、東北も、あるいは関東の皆さんもそうでありますけれども、まさに、福島の原発がなかなか収束しない中で、海洋汚染が続くのではないか、台風が来て、きのうも大雨でありました、膨大な雨...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。  それでは、最後の質問であります。またまた捕鯨の問題で、大変恐縮でございます。  五月の二十二日、NHKスペシャルで「クジラと生きる」という番組が放映されました。和歌山県の太地町で四百年の伝統を持つ鯨、イルカ漁...全文を見る
○伊東委員 これはぜひ最初から最後まで、そう長い時間ではないと思います、ごらんいただきたい、こう思います。  これを見ていて、私は、二、三カ月前のシーシェパードによる南極海における、調査捕鯨活動、テロにも似た、まさに海賊行為そのものと言っていいほどの、あのシーシェパードの姿と実...全文を見る
○伊東委員 何度かの国会での、委員会での議論の中で、専門家あるいはまた有識者による検討委員会をおつくりいただくというお話でありました。過日、私はその検討委員会の議論の内容というものを若干はお聞かせいただいたわけでありますけれども、さまざまな御意見があるようでございます。  実は...全文を見る
○伊東委員 時間ですからこれで終わりにしますが、私は今の、最後の質問でやめるつもりでしたけれども、これから日本がたくさんの国々を巻き込んで、調査捕鯨について、あるいは捕鯨再開について、賛成の国をずっと今まで勧誘しながら、そして輪を広げながら、IWC総会の中で拮抗するラインまで今ま...全文を見る
○伊東委員 では、終わります。
06月01日第177回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○伊東委員 それでは、後もちょっと詰まっているようでございますので、急いで簡潔にいきます。  ことしは、北方領土へのビザなし交流が始まりましてから二十年目を迎えました。この間、北方領土返還運動関係者の皆さんの御努力、そしてまた熱心な取り組みがあってこの二十年がある、このように思...全文を見る
○伊東委員 北方領土担当大臣になられてから、同時に震災が起きまして、それどころではないという大変なお忙しさだ、このように思うわけでありますが、近年停滞している、あるいは後退してきているのではないかと言われるこの北方領土問題につきまして、担当大臣として、どのようにとらえ、どのように...全文を見る
○伊東委員 一昨年、北特法ができて、学校教育の中にもしっかりとこの北方領土の問題が明記されるようになった、若い人たちにもこれから認識が広がっていくことを私どもは期待するわけであります。  しかしながら、二十年を迎えるこのビザなし交流でありますけれども、実は、一昨年のことでありま...全文を見る
○伊東委員 経済交流、人的交流、文化交流を含めて、交流から北方領土にというお話も一部あるんですけれども、逆に、それはそれ、これはこれというのがロシア側の考え方ではないのかなという、そんな思いをいたします。  突然外務大臣を御指名したので大変申しわけなかったわけでありますが、お二...全文を見る
○伊東委員 これはロシア政府を厳しく非難する言葉であった、こう思うものでありますから、担当大臣として、これぐらい言った方がよかったかななどという首相からの相談があったのかなと思ったところでもあります。  枝野官房長官、担当大臣として、もし、菅首相から、当時、どんなコメントを出し...全文を見る
○伊東委員 大統領の国後島訪問以降、二月四日にはセルジュコフ国防大臣が択捉島、国後島を訪問しておりますし、つい先ごろの十五日には、イワノフ副首相など閣僚五名が国後島、択捉島を訪問しているわけであります。着々と社会経済発展計画、これは中身はさまざまな言われ方をしているところでありま...全文を見る
○伊東委員 またこれに関して後ほどお伺いいたしますけれども、その後すぐでありますが、五月二十四日、韓国国会議員三名が国後島を訪問いたしました。韓国国会の、これは竹島でありますけれども、独島領土守護対策特別委員会に所属する議員三名であります。  先ほど浅野議員の質問でも若干触れら...全文を見る
○伊東委員 これにつきましては、私どもの筆頭理事であります秋葉委員から外務省に問い合わせをして、なかなかわからない、また調査しますというお話でありましたので、それから一週間もたっておりますので、少しはわかったかなと思ってお伺いしたものであります。  ただ、お聞きしますと、国会議...全文を見る
○伊東委員 韓国国会議員が相次いで北方領土に行くようなことのないように、これは厳しく韓国政府に申し入れしていただきたいと思うところであります。  さて、フランスのドービルで行われた菅首相とメドベージェフ大統領との日ロ首脳会談についてお伺いいたします。  これは、韓国国会議員が...全文を見る
○伊東委員 もう時間もありませんので、最後、一つ、二つの質問になります。  それでは、先ほどから何度もお話し申し上げますように、昨年十一月、メドベージェフ大統領が国後島を訪問した。二月四日にはセルジュコフ国防大臣が択捉、国後島に駐留する部隊を訪問し、兵器や装備の近代化を進める方...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。終わります。
07月14日第177回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○伊東委員 それでは、お二人から今、質問に答弁をいただきましたけれども、松本会長がことしの一月二十五日にJR東海副会長からNHK会長に転身されて、ちょうど半年たったわけであります。  御案内のように、放送を取り巻く現状につきましては、メディアの一大激変期にあります。いよいよ地上...全文を見る
○伊東委員 放送法では、経営委員会がNHKの最高議決機関とされているところであります。NHK会長には極めて多くの権限が付与されているところでありまして、熟慮断行とか、待てば海路の日和ありとか、時間を経て様子を見ていればという話にはならない時代であろう、このように思うところでもあり...全文を見る
○伊東委員 先ほど赤澤委員から、通信との融合の中で、インターネット等々のお話も出てまいりました。  ことしの二月に、NHKはインターネットでのラジオ放送の同時配信サービスを総務省に申請されたわけでありますけれども、もちろんお話にあるように、テレビ放送の同時配信も検討されている、...全文を見る
○伊東委員 私もそう思います。最近、固定電話を持っていない若い人が大半になってきているわけでありますし、もう既成概念で考えるのは難しいのではないか、こう思うわけであります。  また一方で、民放などの一部メディアからは、NHKの業務の肥大化あるいは巨大化、商業化ということが常々言...全文を見る
○伊東委員 最近、NHKニュースのローカル化あるいは民放化というような声もあるわけであります。ローカル化というのは以前からあったところでありますけれども、以前よりさらにドメスティック化、国内化しているという声を耳にするわけであります。世界のニュースの中で、中東情勢の話であったり、...全文を見る
○伊東委員 終わります。
08月03日第177回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○伊東委員 自民党の伊東でございます。  きょう参考人として根室及び中標津から、長谷川市長、そしてまた脇町長、小泉理事長、舘下会長、本当にありがとうございました。  恐らく、きょうの根室は二十度前後でありましょう。大変に暑い東京までお出かけいただきましたことを感謝申し上げます...全文を見る
○伊東委員 それでは、羅臼の脇町長にお伺いいたします。  先ほど、ロシアのトロール船の問題等々がございました。本当に、水産の町、観光の町羅臼としてみれば、激減する資源枯渇問題は重大なことだ、このように思うところであります。領土問題、先ほどお話しのとおり、羅臼の町から二十六キロの...全文を見る
○伊東委員 時間も余りありませんので、最後に舘下会長にお伺いします。  先ほど、青年部活動に熱心に取り組んでおられる、まさに後継者対策ということで大変に御苦労されている小泉理事長には心強い若い人たちの活動だ、このように思うところであります。  この若い皆さんの活動を支えていか...全文を見る
○伊東委員 どうもありがとうございました。終わります。
○伊東委員長代理 ありがとうございました。  次に、山内参考人にお願いいたします。
○伊東委員長代理 ありがとうございました。  以上で参考人の方々からの意見の開陳は終わりました。     —————————————
○伊東委員長代理 これより参考人に対する質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。瑞慶覧長敏君。
08月03日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○伊東委員 おはようございます。  それでは、私は、本日三点についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。一つは水産漁業問題、一つは捕鯨問題、一つは今のセシウム汚染牛問題であります。  まず、漁業問題から入らせていただきたいというふうに思います。  北方領土の隣接...全文を見る
○伊東委員 副大臣のお話でありますけれども、このロシアのトロール漁船の操業が始まったのが昭和六十三年からでありますから、もうことし二十三年目を迎えているわけであります。  この間、もちろんロシアの言い分は、TACの範囲内でとらしているというだけのことでありましょう。しかし、現実...全文を見る
○伊東委員 今ちょっとお話も出ましたけれども、実は安全操業というのが行われているところでもあります。これは、北方四島周辺海域における、日本の羅臼漁協所属の小型船と、そしてまたロシアのトロール漁船が同じ狭い海域で競合する、あるいは同じ海域で操業するところでありまして、しばしばここで...全文を見る
○伊東委員 大変ありがとうございます。ぜひ前向きに御検討いただきたいというふうに思います。  また、農水省では、お聞きしますと、七月、つい先月までに、ロシア水域における適正操業に関する検討チームの会合を、本年の一月からたしか合計三回開かれたということでありまして、沖合底びき網漁...全文を見る
○伊東委員 日本とロシアの間には、サケ・マス交渉を初め地先沖合交渉などなど、たくさんの漁業交渉があるわけであります。もちろん、貝殻島の昆布交渉もそうであります。モスクワに行ったり日本でやったり、さまざまなところでロシアとの交渉があるわけであります。  日本側の主張もきちっとやは...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、続いて捕鯨問題に移らせていただきます。  本年の二月に、南氷洋における鯨類捕獲調査が、シーシェパードの妨害によって帰国を余儀なくされました。それを受けて、幅広く皆さんの意見を聞く、そういう検...全文を見る
○伊東委員 今、大臣がいみじくもおっしゃいました。この調査捕鯨の継続には安全の確保が不可欠、大前提だというお話であります。安全が確保された状態というのはどういう状態であるのか、また、調査捕鯨を実施しないことを含めて、かなり幅広く解釈ができる言葉だというふうに私どもは思うわけであり...全文を見る
○伊東委員 先ほど、大臣が国土交通大臣に要請されたと。これは恐らく、国交省所管の海上保安庁に対する巡視船の派遣を含めた安全確保策を要請されたんだろう、このように思うところであります。実際、相当ハードルが高い。これまでも、海上保安官を乗船させてきたのは何度かあるわけでありますし、有...全文を見る
○伊東委員 調査の実行方針あるいは警備方針が決まっても、船団を構築する調査体制がなくなってしまえば何にもならない話であります。シーシェパードはここら辺をねらっているのではないかと言われておりまして、過去の被害、相当額ありますし、あるいは途中切り上げによる損害があります。事業として...全文を見る
○伊東委員 それでは、これは鯨問題の最後にしたいと思いますが、具体的な提案を私も一つさせていただきたいと思います。  水産に関する国の研究機関といたしまして、独立行政法人水産総合研究センターという組織があります。水産に関する技術の向上に寄与するための総合的な試験研究などのほか、...全文を見る
○伊東委員 まあ、難しいでしょうけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  最後に、私は、七月の十一日から、IWCの総会に、イギリスのジャージー島に行ってまいりました。世界各国、六十数カ国が集まって会議を開いておりました。  この中で、シーシェパードのあの暴力行為、海賊...全文を見る
○伊東委員 それでは、セシウム汚染牛問題、若干やらせていただきたいと思います。  先ほど、同僚の江藤委員からかなり厳しく、また詳しく追及をされたところでありますが、七月末までに発覚した汚染の疑いのある牛は二千七百九十七頭に及んでいるわけであります。業界団体で買い上げるようなお話...全文を見る
○伊東委員 私、ちょっとわからないところがありますのでお聞きしたいんですが、宮城県北部、福島原発から直線距離で百五十キロ離れているところであります。恐らく農水省も、大気中の放射性物質について、水素爆発の後、そんなところまで流れているなんということは当初想定をしていなかったのかなと...全文を見る
○伊東委員 時間もありませんので、これを最後にしたいと思いますが、SPEEDIのいわゆる稼働というのは三月十一日の午後五時からであります。津波の被害が起きて、それからSPEEDIが動き始めたというふうに聞いているところでありますけれども、その翌日十二日に水素爆発が起きているわけで...全文を見る
○伊東委員 終わります。
08月09日第177回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○伊東委員 おはようございます。  それでは、私は、今の橘先生と余りダブらないようにしたいと思いますが、二次一括法、権限移譲についてお伺いをいたします。  この二次一括法が成立いたしますと、権限を移譲される基礎自治体の事務量がふえるのではないか、このような心配をされているわけ...全文を見る
○伊東委員 私は、三位一体改革の地方交付税の削減以来、自治体は相当な努力をしてきた、自分自身もそう思っているところでもありますし、また周囲の自治体を見渡しても、そういった努力を大半の自治体が行ってきたというふうに思うわけであります。もちろん、合併もあったでありましょうし、これに伴...全文を見る
○伊東委員 これは、今、逢坂政務官お話しのとおり、これまでの長い経緯の中で、それぞれの自治体からお話もあったことでありましょうし、都道府県の意向等もあったでありましょう。もちろんそれは承知の上でお聞きしているのでありますけれども、片山大臣が、四月二十一日、この総務委員会で、単独の...全文を見る
○伊東委員 私は、それぞれの自治体は、レベルもずっと上がってきておりますし、どんな事務でもこなせるだろう、このようには思っております。  しかし、何回も言いますけれども、今、ぎりぎりまで職員の定数を削減して、可能な限り行財政改革の中で組織づくりを、スリム化を進めてきている町村に...全文を見る
○伊東委員 大臣、市町村あるいは六団体との話し合いの中で双方納得ずくというか、それは織り込み済みというお話で理解をされているということでよろしいんでしょうか。再度確認します。
○伊東委員 交付税というのはなかなか中身がよくわからないものですから、どんな自治体も、算定の基準もその明細もわからないというのがこれまでの通例でありまして、私もそれは経験しているところであります。  交付税がルールどおりにきちっと配られるぐらいであれば、交付税が年に一兆円も減ら...全文を見る
○伊東委員 私は、自治体が権限移譲を受けて、そして自分たちのレベルアップにもつながり、あるいはまた事務が速やかに行われる、住民にとってもこれはよいことだというふうに評価するものであります。  しかし、今お話がありましたので、そうした懸念をする必要はないということであればそうなの...全文を見る
○伊東委員 国道というより、都道府県道ということを書いておりましたので、そうしますと都道府県も一緒ですね。これを一つだけ。
○伊東委員 それでは次に、義務づけ・枠づけの見直しについてお伺いいたします。簡単に一つだけお願いします。  従来、施設・公物設置管理の基準は政省令で規定されているところでありますが、今回の法改正で、地方自治体が条例で制定できるようになります。地方自治体の条例制定権が拡大すること...全文を見る
○伊東委員 この協議の廃止あるいは事後届け出制等々について、市町村、都道府県としっかりしたすり合わせというか打ち合わせというか納得というか、そういうものが行われたという解釈でよろしいでしょうか。
○伊東委員 わかりました。  それでは次に、地方公共団体の国等への寄附の原則禁止の見直しについて。  これは先ほど橘委員の方から質問をしたところでありますけれども、私も、どうもこれがなかなかすとんと落ちない。先ほどの御答弁を聞いていても、本当にそうした経過だけの話なんだろうか...全文を見る
○伊東委員 時間もありませんので最後にさせていただきたいんですが、先ほど橘委員が非常に最後まで懸念していたのは、まさに、自治体が求められるのではなくて、自治体が、これを提供するから我が地にこういった国の出先機関あるいは施設その他をぜひ設置してくれというような、国機関の誘致活動にそ...全文を見る
○伊東委員 終わります。ありがとうございました。
10月26日第179回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○伊東委員 それでは、私から質問をさせていただきますが、私は、北方領土問題についてお伺いをしたいと存じます。  この委員会が、メンバーもかわり、大臣もかわってから初めての質疑になるわけでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  まず、私自身も含めて、北方領土の...全文を見る
○伊東委員 今、外務大臣がおっしゃられましたように、私は、メドベージェフ大統領になってから少し変化が出てきたというふうに見えるのであります。去年の十一月一日、メドベージェフ大統領みずから国後を訪問されました。その後、中国、韓国の経済界に北方四島への投資を呼びかけ、さらにはまた、副...全文を見る
○伊東委員 私も、静かな環境でというロシア側の言い方というのは、場合によっては冷静な対応でというように聞こえるわけでありますけれども、一方でロシアはかなり挑発的なことを繰り返し繰り返ししてきていて、日本がそのたびに抗議をしたり、あるいは大使を呼んだりというような話の中で、少し騒ぐ...全文を見る
○伊東委員 近年、カムチャツカから北方領土にかかるところで大規模なロシア海軍の演習が行われていたり、あるいはまた日本を一周、二周するような航空機の飛来があったり、日本に対して何となく挑発的、かつ、北方領土が実効支配をされているんだぞと言わんばかりの行為が目立つわけでございまして、...全文を見る
○伊東委員 先ほど、メドベージェフ大統領にかわってからというお話をさせていただきましたが、来年三月四日、ロシアがまた大統領選挙に相なります。プーチン首相が返り咲く、さらにはまた任期四年を六年にするというお話もあります。もし考えられれば、来年の三月から最長で十二年間、プーチン大統領...全文を見る
○伊東委員 基本的な立場は変わるのではないかというふうに……(玄葉国務大臣「我々は変わらないです」と呼ぶ)そうですか。相手が変わる可能性があるのに、チャレンジをしないというのはもったいないなという気がするところでもあります。
○伊東委員 本当に御意見だけで大変恐縮でありますけれども、メドベージェフ大統領のときに方向がちょっと逆方向に行ってしまったというだけに、前に関係を築いてきたプーチン大統領に今度はなるんだということから進展を期待しているということでありますので、ぜひ御理解をいただき、また意欲的に頑...全文を見る
○伊東委員 ぜひ進めていただきたいというふうに思います。  平成二十四年度、来年度の予算の概算要求を見せていただきましたが、二十三年度予算額二十億七千三百万に対しまして、九・四%減の十八億七千八百万しか要求していないわけであります。通常であれば、我々がほかのところで見るのは、概...全文を見る
○伊東委員 これは概算要求自体が九・四%減で、それでちょっと心配していたわけでありますので、ぜひ満額確保に力を入れていただきたいというふうに思います。  さて、概算要求の新規増額要求事項の中に、今大臣お話しのとおり、若い世代に対する啓発・教育機会の拡充、あるいは元島民後継者育成...全文を見る
○伊東委員 たしか一昨年七月でありましたが、北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律、いわゆる北特法でありますが、これが改正されまして、特に義務教育の中にしっかり北方領土を位置づけることになったところであります。しかし、領土関係者の中には、教科書に記述されている量が...全文を見る
○伊東委員 これは北方領土だけではない、竹島の問題も尖閣の問題も含めて、子供の時代から、子供のうちからしっかりと領土意識というものを持たせるような教育というのがやはり必要ではないか、こういうふうに思いますので、今大臣お話しのとおりの、教科書会社に対する指導なり、またお願いなり要請...全文を見る
○伊東委員 先ほど話が出ました語り部なども修学旅行の生徒さんに聞かせてあげたい、こんな思いをしているところでもあります。どうか、現地の皆さんの思いや、あるいはアイデアや生の声をお聞きいただいて事業展開を図っていただきたいというふうに思います。  一つお聞きしたいのは、新しい船が...全文を見る
○伊東委員 せっかく新しい立派な船をつくって、ことしと同じ運航実績ベースというのはちょっと寂しいような気がいたします。  というのは、せっかく船ができたわけでありますから、北方四島にビザなしで渡らなくても、修学旅行生や、あるいは納沙布岬を訪れる青少年現地視察団の皆さん、さらには...全文を見る
○伊東委員 大変ありがとうございます。これは地域の皆さんも元島民の皆さんも大いに喜ぶもの、このように思うところであります。  さて、北方領土の隣接地域というのは、根室市と羅臼町、標津町、別海町、中標津町、一市四町が北方領土隣接地域ということでございます。しかしながら、ここは、基...全文を見る
○伊東委員 過日、私は、根室管内の元島民の後継者の皆さんにどうしても話を聞いてほしいと言われまして、意見交換をさせていただきました。二世の平均年齢も四十七歳になり、返還運動も、勤務先に気を使いながら仕事の合間を見て続けている状態だというお話を聞かせていただきました。また、多くの二...全文を見る
○伊東委員 働いている若い人たちが大半だと思います。例えば、参考人で東京まで出てきてくれ、旅費を払うよと言っても、会社を三日も休まなければここまで出てこられないわけでありますし、会社によってはそれが許されないという雇用環境というのは十分想像がつくわけでありまして、そうした点を含め...全文を見る
○伊東委員 ぜひよろしくお願いします。  根室の市立病院の建てかえ工事については、ただいまのお話で若干のプラスをしていただいているのでありますけれども、この低金利時代で、基金百億で果実になるのが一億もないようなお話でありますので、それが医療、福祉に満遍なく回るということにはなか...全文を見る
○伊東委員 それでは最後に、これは最近北方四島をビザなし交流で訪れた日本人側が言う話でありますけれども、しばらくぶりで北方四島に渡ったら、随分インフラ整備が進んでいて、きれいにうちが建て直しされていて、見違えるような町並みになっていた、こういうお話を聞くわけであります。  それ...全文を見る
○伊東委員 ありがとうございました。
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○伊東委員 おはようございます。  それでは、引き続き、TPP関連の質問をさせていただきます。  野田総理は、九月十三日の所信表明、また十月二十八日の所信表明、さらに各党の代表質問その他におきましても、このTPP交渉への参加の有無について、明確な意思表示及びその言及はなかった...全文を見る
○伊東委員 総理が政権についてから二カ月ちょっと、七十日でありますけれども、この間、これは前原政調会長が就任されたのが大きいのかなとも思いますが、この二カ月間中断していた、いわゆる震災でストップしていたTPPの議論がいきなり再燃をいたしまして、まさに前のめりに進めている、このよう...全文を見る
○伊東委員 私たち国会議員でも、例えば二十四分野の市場アクセスを初めとするさまざまな分野についての情報提供を求めても、なかなかこれは出てこない。まだ交渉に参加していないから説明できない、教えてもらえない、こんな話がずっと続いてきて今日に至っているわけであります。  ましてや、被...全文を見る
○伊東委員 枝野大臣から、わかったようなわからないような話をされましたけれども、私が言いたいのは、今、復旧復興が最優先とおっしゃるのであれば、それを妨げるような、農業に最大の、あるいは水産業に大きな影響を与えるTPPについてはもっと慎重であるべきだ、そして、少なくても、その被災地...全文を見る
○伊東委員 鹿野大臣、私は、鹿野大臣を大変尊敬しておりますし、本当に、農水委員会を通じていつも質疑させていただいて、立派な大臣だ、こう思っております。  しかし、先ほどの答弁でもそうでありましたように、東北地方の皆さんと、交渉に参加するかどうかはまだ決まっていないから話を一つも...全文を見る
○伊東委員 どうしても言えないというのであれば、後ほど、結果が出たときにしっかりお答えいただけるか、このように思う次第であります。ぜひ、農業者、漁業者の立場で、農水大臣としての意見を、あるいは考えを述べていただきたいというふうに思う次第であります。  それでは、パネル、二枚目を...全文を見る
○伊東委員 ここら辺を一年間、こんな前提条件の全然違うものを対象にして、プラスだ、マイナスだ、メリットだ、デメリットだという話をしてきた。極めて情けない話であります。  枝野大臣が言われましたように、この経産省が当初出したのは、日本がTPPあるいは日・EU・EPA、日中のEPA...全文を見る
○伊東委員 そうしたら、これは累積額ではないということですね。
○伊東委員 説明の仕方をきちっとしないと、国会の中でやりとりをしていたってみんなよくわからないような話を、どうして国民にきちっと説明できるんですか。やはり政府の説明責任というのは大きい、このように思います。  ここ二カ月、野田総理になってから急速にこの動きが出てまいりました。よ...全文を見る
○伊東委員 九カ国プラス一で十カ国になったとします。日本一カ国が残留農薬の規制あるいは食品添加物の規制、これが基準が違うということが果たして本当に許されるんでしょうか。それで、輸入の制限ができる、あるいはまた他国からの農産品を基準が違うとして排除できる、こんなことになるんですか。...全文を見る
○伊東委員 今のところ議論になっていないとか、そういう考え方はないとかという話でありますけれども、これはもう多国間協議でありますから、この先たくさんの国々がもし入ってくるとしたら、共通ルールでこれは律しなければ、それぞれ各国がばらばらにそんな基準を設けていたら、こんなものはTPP...全文を見る
○伊東委員 それは甘い見方じゃないんでしょうか。みんなが心配するのは実はそこなんですよ。  今、政府が、多分議論になっていないとか、これはまだTPPが各国全部合意して発効していないからそういうような話になる話でありまして、これは将来、必ずそういうことにつながっていく、広がってい...全文を見る
○伊東委員 医療の分野だけではなくて、さまざまな外国企業の進出によりまして、問題になりそうな、そしてまた非常に不安になるような話というのはたくさんあるわけであります。  今、この時点で交渉に参加していない、あるいはTPPが完成していないわけでありますから、これで日本がもし入って...全文を見る
○伊東委員 まだ交渉に参加しておりませんから、そういうお話ができるんだろうというふうに思います。さまざまな問題がこのISD条項の中にはある、このように私は思うところであります。  一つお伺いします。前原政調会長や閣僚の皆さんの中に、まずは交渉に参加して、どうしても我が国にとって...全文を見る
○伊東委員 事実上不可能な一般論そして建前論でごまかすべきではない、私はこのように指摘をさせていただきます。  それでは、パネル三を出してください。  これは農家一戸当たりの各国の面積の違いであります。日本の平均耕地面積、約二ヘクタールと言われておりますけれども、この十倍が北...全文を見る
○伊東委員 これはもう、前々、一年も前から言われている話で、当然こういうのは想定して、それに対する対策としての、今回の平地における二、三十ヘクタール、あるいは中山間地における十、二十ヘクタールの規模拡大を目指すという話ではないんでしょうか。それでさえ全く太刀打ちのできる話ではない...全文を見る
○伊東委員 それでは、もう一つ聞かせていただきます。  工業製品が貿易上不利益あるいは輸出競争力を失っているというのは、私はやはり円高のせいだろうと思うわけであります。  日立、松下が液晶テレビから撤退するということが決まりましたが、これは関税のせいでありましょうか。そうじゃ...全文を見る
○伊東委員 終わります。