稲田朋美

いなだともみ

小選挙区(福井県第一区)選出
自由民主党
当選回数6回

稲田朋美の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美でございます。  本日は、初めての予算委員会の質問ということで、思い切って、政治家になる前から疑問に思っていたことなどをお伺いいたしたいと思います。  総理が目指しておられる「美しい国、日本」とは、総理の言葉をかりれば、日本...全文を見る
○稲田委員 わかりました。  これからも、こういうことがあった場合には、ぜひとも明確に抗議だということがわかる形で抗議をしていただきたい。これからも多分お会いになる機会もあると思いますので、明確に、強く抗議をしている、不快感を表明しているということがわかる形で抗議をしていただき...全文を見る
○稲田委員 ぜひとも、その決議案の内容が客観的事実とは異なるんだという今の麻生大臣の御認識をアメリカに対しても発信していただきたいと考えております。  こんな中で、こういった決議案が出される根本には、河野官房長官談話があると思います。というのは、この決議案の中でも、日本国内に、...全文を見る
○稲田委員 私は、内閣として受け継いだということは、それは理解するんですけれども、それが事実関係としてないというのであれば、その根拠がないというのであれば、やはり見直しも考えていただきたいと思います。  総理は、予算委員会の質疑に答えて、強制性というのは狭義と広義があるんだと。...全文を見る
○稲田委員 それはもう法律家にだけ通じる理論で、全くおかしいと思います。  例えば、ある人が、お父さんが強姦殺人をしたといって訴えられている事件で、弁護士が、強姦殺人をしたかどうかはともかくとして、それは除斥期間だ、時効だと言って争っているのと同じわけで、そういったことをする弁...全文を見る
○稲田委員 私は、非常に問題だと思います。本当に何が国益なのか、主文ですら勝てばそれでいいのか。主文で勝って、理由中で次々と原告主張どおりの事実が認定されて、それは、私は国家の名誉を毀損することだし、国益に反することだと思っております。  実際、きょう、お手元にタイム誌の資料を...全文を見る
○稲田委員 今の答弁で、多分、判決でそういった事実が書かれているということは、私は、外交上支障がある、このように認識をしております。  それで、資料三で、昭和二十六年十二月十四日の参議院法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会の議事録を用意しております。これを読めば...全文を見る
○稲田委員 ぜひともその点はよろしくお願い申し上げます。  私は、政治家の任務というのは、使命というのは、国民の生命、身体、財産そして領土を守ることだと思っておりますけれども、と同時に、やはり国家の名誉を守ることも政治家の重要な任務であると考えております。  最後に、戦後補償...全文を見る
○稲田委員 期待をしておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  本当に、戦後補償裁判、まだまだ実は質問したいことがございますけれども、時間になりましたのでここで終わりますので、どうか、きょう指摘した点についても、法務大臣、外務大臣、御検討いただきたいと思います。財務大...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○稲田委員 動議を提出いたします。  本案及び修正案に対する質疑は終局し、討論は省略し、直ちに採決されることを望みます。(発言する者あり)
05月11日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第10号
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○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美でございます。  昨年十二月に、本当にもう六十年ぶりに教育基本法が改正されました。まさに、戦後教育の大転換期というべき教育基本法の改正であったと思います。  我が国は、昭和二十年に敗戦という未曾有の悲劇から、廃墟から立ち直っ...全文を見る
○稲田委員 お言葉なんですけれども、今回提出された附則の二条で「教育基本法は、廃止する。」というふうにあるんですが、私はやはり、前々国会、前国会と審議をした上で教育基本法が成立して、それをすぐに、それから参議院で少し訂正されたということですけれども、それ以降、補欠選挙で構成員は少...全文を見る
○稲田委員 民主党案の前文の、美しいものを美しいと感ずる心ですとか、日本を愛する心を涵養する、祖先を敬い、子孫に思いをいたす、伝統、文化、芸術をとうとぶというのは、本当にすばらしい、美しい文言でございまして、前総理である小泉総理も、なかなかいいというふうに褒めていらっしゃったと思...全文を見る
○稲田委員 その点については、まさに共通の認識でございます。  次に、教育予算のことについてお伺いをいたしたいと思います。  民主党は、教育予算を拡充せよということをおっしゃっておられまして、そして、公教育の財政支出はGDP比率で先進国最低だ、そのことが原因で公立学校の教育力...全文を見る
○稲田委員 官房長官にお伺いいたしますけれども、財政再建も安倍政権の非常に重要な課題だと思います。この財政再建と教育再生、教育予算の問題に関連して、どのように取り組んでいくかについてお伺いいたしたいと思います。
○稲田委員 伊吹大臣にお伺いいたします。  私も、教育予算について一定のGDP比を決めてこれを政府として数値目標にするというのは、ちょっと乱暴ではないかと思っているわけです。  しかし一方で、今官房長官もおっしゃいましたけれども、何というんですか、予算についてもめり張りをつけ...全文を見る
○稲田委員 大変勉強になりました。私も、源氏物語を読まなければならないという気持ちになったところでございます。  総務大臣にお伺いをいたしますが、資料二、三で教材費の措置率などを出しておりますけれども、地方がきちんと教育にお金を使っているかどうかということを担保するということも...全文を見る
○稲田委員 地方自治、地方分権は必要ですし、交付税の役割からすればそういうこともわかるんですけれども、教育に使われるべき予算は、やはりきちんと地方公共団体で教育に使っていただきたいな、このように考えております。  次に、国と地方の関係についてお伺いをいたしたいと思います。  ...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。  昨年のいじめ自殺とか、そして未履修の問題などを見ておりますと、教育委員会が必ずしもその役目を果たしていない、それが今回の地教行法の四十九条、五十条の改正になって、こういった是正とか指示を文部大臣の方からできるということは、私は、一つの国の責...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○稲田委員 おはようございます。自民党の稲田朋美でございます。  いよいよ、裁判員制度がスタートするまであと二年ということになりました。私も、地元の福井でこの裁判員制度について有権者と話す機会があるんですけれども、余り国民の間に浸透していないようにも思います。私がお会いして裁判...全文を見る
○稲田委員 先ほどの神崎先生の質問にもございましたけれども、部分判決制度を導入することの趣旨というのは、裁判員の負担を軽くするということだけだと思っております。他方、この部分判決制度を導入することに対して、例えば裁判官出身の方々ですとか法曹関係者からも、疑問の声があることは事実で...全文を見る
○稲田委員 いずれにしましても、刑事訴訟の実体的真実の発見という意味からして、私は、部分判決制度というのは本当に狭めた限りで運用すべきではないか、このように考えているところでございます。  裁判所においても、きちんと争点整理をして、審理の計画をして、集中的に一括審理することによ...全文を見る
○稲田委員 最初の方に刑事局長が述べられた要件は、法案に既に書いてありますので私も承知をいたしております。ただ、この部分判決というのは一括審理が原則であって例外であるというふうに明確に基準を決めていただきたい、このように考えているところでございます。  次に、裁判員制度がうまく...全文を見る
○稲田委員 最後に、法教育についてお伺いをいたしたいと思います。  昨年の十二月に教育基本法が改正され、昨日教育三法も衆議院の委員会で採決が行われました。安倍政権が目指す教育再生、その中に高い学力と規範意識ということがございますけれども、そのためにも、法教育というのが教育再生の...全文を見る
○稲田委員 最後に、法務副大臣にも法教育のことについてお伺いをいたしたいと思います。  法務省では、中学三年生を対象として「はじめての法教育」という教材、また裁判員制度を題材とした教材をつくっておられますけれども、それで十分だとお考えでしょうか。私は、小学校のころからきちんと多...全文を見る
○稲田委員 いずれにしましても、あと二年、国民にきちんと裁判員制度が普及するように願っております。  以上でございます。ありがとうございました。
05月29日第166回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○稲田委員 おはようございます。自民党の稲田朋美でございます。  参考人の方々には、大変貴重な御意見をありがとうございます。特に、被害者の立場から、岡村参考人のお話は、大変心が揺さぶられるような思いをしながらお聞きをしたところでございます。  私も二十年間弁護士をいたしており...全文を見る
○稲田委員 片山さんにもう一度お伺いいたします。  片山さんは、新聞記事でも読んだことがあるんですけれども、参加できるのは少数の強い被害者だけで、参加できない被害者が自分を責めるなどの二次被害が出るという御意見を書かれていたのを見まして、私も、ある意味びっくりといいますか、そう...全文を見る
○稲田委員 同じ質問を岡村参考人にもしたいんですけれども、片山さんがおっしゃるような、少数の強い被害者だけが参加できて、参加できない被害者に二次被害が出るという御意見についてどう思われるかという点が一点、もう一点は、この被害者参加制度がきちんと機能するためには、被害者に公的な弁護...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。  次に、椎橋先生、白取先生、両先生にお伺いをいたします。  当事者主義、陪審制度をとっているアメリカ、イギリスでは、被害者の参加制度はないとも聞いております。その理由は、当事者の直接の尋問や意見が陪審員に影響を与えるからだというような意見も...全文を見る
○稲田委員 まだまだお伺いしたいんですけれども、時間が参りましたので。  どうもありがとうございました。
12月19日第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○稲田委員 自由民主党の稲田朋美でございます。  本日は、初めてこの農水委員会で質問をさせていただきますことに感謝を申し上げます。  さて、七月の参議院選では、自民党は歴史的な敗北をいたしました。特に一人区、本来であれば自民党が圧倒的に強いところで、農村票が民主党に流れたわけ...全文を見る
○稲田委員 今のお答えを聞いて、全くわからないんですよ。基本法は廃案になって、ないんですよ。そうしたら、何でその基本法に書くべきだった米の生産調整をこの法案に書かないのか。実施法だからと言うけれども、基本法があって実施法があるのに、何でこの法案に書かれないのか、全く意味不明だと思...全文を見る
○稲田委員 それもおかしいと思うんですよね。だって、政府がやっている生産調整と全く別のものをこの法案で出すんだとおっしゃるのであれば、具体的にどう違うかということを食糧法の改正と一緒に出されるべき、そうじゃないと、この法案の審議ができないと思うんです。  そして、平野達男発議者...全文を見る
○稲田委員 それはやはりおかしいんですよ。政府がやっているのと全く違う生産調整をやるんだというのであれば、その具体的内容をお示しになって、そして法案の審議をされるのが当たり前なんですよ。だから、今のは本当におかしいと思います。  その上で、次に進みますけれども、前回の当委員会で...全文を見る
○稲田委員 非常に抽象的だけれども、この条文を読む限り、手続についてでも定めるのかなと思うわけです。  この条文を見て、生産調整の考慮するファクターというのは、明確に書かれているのは農業者の意向ということだけなんですよ。しかし、農業者の意向ということだけで米の生産調整ができるの...全文を見る
○稲田委員 そう聞いてもわからないんですよ。だって、この法律には「農業者の意向を踏まえ、」としか書いてないわけですから、それ以外の事項は何を、いいかどうかわからないですし、また、食糧法だって、改正すると言いながら、今現行の食糧法を読まれていましたけれども、改正する内容も明らかにな...全文を見る
○稲田委員 今の政府関係者の答弁をお聞きになって、平野発議者に重ねてお伺いしますが、現行法の二条そして四条をどのように改正されるおつもりですか。
○稲田委員 いずれにいたしましても、このような重要な点について、法案が成立してから改正をして明らかにするというのは、明らかに私はおかしいと思います。将来改正する食糧法の中身を見ないと一体どんな生産調整かわからないということですから、そういう意味において、この法案の少なくとも三条は...全文を見る
○稲田委員 この三百万トンの備蓄米の買い入れ、百万トンでもいいですけれども、その保管料、最終処理にかかる費用などは一体どれぐらいと見積もられているのか。百万トンですか、三百万トン、まあどちらか。そして、これが、宣言されている一兆円のほかにかかる費用かどうかを確認いたします。
○稲田委員 ということは、一兆円のほかに、棚上げ備蓄、三百万トンか百万トンかわかりませんけれども、その費用がかかるというふうにお伺いをいたしておきます。  では政府関係者に、備蓄米の棚上げ備蓄の問題点について簡潔に御答弁ください。
○稲田委員 そうしますと、一兆円のほかに莫大な費用がかかるということでございます。  次に、試算についてですが、発議者は、一兆円は枠であり、積算根拠はない、一兆円を確保するという宣言であるというふうに参議院で答えていらっしゃいました。私はそれはそれで政治家として納得をしておりま...全文を見る
○稲田委員 ということは、えさ米、バイオ米は対象としないで試算をつくられたというふうにお伺いをいたしておきます。  次に、八条ですけれども、中山間地直接払い、八条で、現在予算措置で行っている中山間地直接払いを恒久法化したことについて、大変意義深いものであるというふうに自画自賛を...全文を見る
○稲田委員 私としては、その中山間地払いにしても、農地、水、環境保全対策にしても、どうして恒久法化するというところについて差をつけられたのか、ちょっと今のお答えを聞いてもぴんとこないというか、よくわからないということを申し上げておきます。  前国会で提出された農政改革基本法、選...全文を見る