稲田朋美

いなだともみ

小選挙区(福井県第一区)選出
自由民主党
当選回数6回

稲田朋美の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美です。  ISILによる邦人拘束に関し、緊迫した状況が続いております。ISILの人命をもてあそぶ非道な残虐行為に強い憤りを感じます。我が国としては、引き続き、人命尊重、人質救出に万全を期すとともに、国際社会と一致団結して、この...全文を見る
○稲田委員 断じてテロに屈することなく、予断を許さない状況ではありますけれども、一刻も早い後藤さんの救出に全力を挙げていただきたいと思います。党としても全面的にバックアップをしていきたいと思っております。  まず、総理に昨年の十二月の総選挙の意義についてお伺いをいたします。 ...全文を見る
○稲田委員 成長戦略と財政再建、この二つの難しい道を二つながら実現していく。私は、安倍政権でなければ、昨年の四月の消費税上げもできなかったと思っております。二〇二〇のプライマリーバランス黒字化等、大変難しい問題に向けて、財政再建と成長戦略、党でもしっかりと議論をしていきたいと思い...全文を見る
○稲田委員 憲法改正は我が党の党是であり、戦後レジームからの脱却は我が党の立党の精神そのものであると思います。総理の、保守政治家、そして闘う政治家として、こういった自民党らしい、また総理らしい課題にもチャレンジをしていっていただきたいと思います。  さて、ことしは戦後七十年の節...全文を見る
○稲田委員 戦後の日本の平和国家の歩み、そして国際社会に対する貢献とともに、正しい歴史認識に基づく未来志向の談話を発表していただきたいと思っております。  さて、総理は、ことしの冒頭の記者会見で、通常国会を改革断行国会とすると決意を述べられました。  成長戦略の一丁目一番地は...全文を見る
○稲田委員 きょうは、その中で農協改革を取り上げたいと思います。  農業は国の基であります。そして、お米は日本人の主食、稲作は日本人の文化、そして水田は日本の美の象徴だという思いで私も農業政策に携わってきました。農業を守ることが日本を守ることだという思いで携わってきたわけであり...全文を見る
○稲田委員 今大臣からは、この全中、中央会制度の役割もお話をいただいたわけですが、基本的に、まず、この七百の単位農協が何のためにあるかといいますと、協同組合法一条に、「農業者の協同組織の発達を促進することにより、農業生産力の増進及び農業者の経済的社会的地位の向上を図り、もつて国民...全文を見る
○稲田委員 今大臣おっしゃったように、大変今大きな議論になっているのがこの中央会の監査であります。  JA監査は、今、全国中央会の内部組織であるところの監査機構が、会計監査だけでなくて業務監査も行っております。農協法の七十三条の二十二で、中央会は組合の監査を行うことが法定をされ...全文を見る
○稲田委員 もう一度このパネル一を見ていただきたいんですけれども、農協の預貯金残高は九十一兆円、これはもう三大メガバンクに次ぐ大きさであります。また、共済も、JA共済の契約高は百四十五兆円ということで、日本生命に次ぐ契約高であります。民間で信用事業を行っていれば公認会計士の監査が...全文を見る
○稲田委員 最後に、総理にお伺いをいたします。  昨年の六月の与党の取りまとめでは、中央会は「自律的な新たな制度に移行する。」というふうに書かれております。「自律的な新たな制度」とはどのようなものと受けとめておられるのか、改革の方向性についてお伺いをいたします。
○稲田委員 今回の改革は、全国七百の単位農協の活動を活発にしていただくための改革です。  そして、農協は、いかに農家の方々が汗を流してつくったよい農作物をその品質に見合った価格で販売をし、利益を農家に還元するか、そして、農機具や肥料を共同で仕入れていかに安く農家に販売するか。つ...全文を見る
○稲田委員 私は、コシヒカリの発祥の地の福井県出身の国会議員なんです。政治家になってからも、農業政策に重点を置いて政治活動を行ってきたつもりです。農業は単なる産業ではない、農業を守って農地を守ることは、地域を守り、国を守ることだという思いで私は政策に携わってきたわけであります。 ...全文を見る
○稲田委員 行政の無駄を省くためには、きちんとPDCAサイクルを回していくということが重要で、基金シートにより三千億余り国庫に返されたということは成果だと思います。  と同時に、今回、大きな改革として、内閣府、内閣官房の見直しがあります。中央省庁等改革において内閣府を設置して、...全文を見る
○稲田委員 まさしく橋本行革で入れられた、内閣の機能強化、そして内閣官房を戦略の場、内閣府を知恵の場という制度の本来の趣旨に立ち戻って改革を進めていただきたいと思います。  さて、行政機構の見直しに関して私が注目しております、今度できる訟務局について、法務大臣にお伺いをしたいと...全文を見る
○稲田委員 すごく画期的なことだと思うんです。  というのが、国が訴えられている裁判がどんどん複雑化しておりまして、一つの省だけでは抱え切れない国際的な、例えば捕鯨の問題ですとかTPPの投資協定に関する訴訟も出てくるでしょうし、諫早湾のあの訴訟の混乱ですとか、いろいろなことを考...全文を見る
○稲田委員 大変前向きな答弁をありがとうございます。  最後に、総理にお伺いをいたしますが、こういったいわれのなき日本に対する名誉毀損というのは、私はこれを正していくことも国益だというふうに考えておりますし、政治の責務だと思っております。訟務局が設置されることもあり、また外交を...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。期待をいたしております。  最後に、石破大臣、今回の補正で、地方創生、非常に私は新しいと思うのは、内閣府の大臣の本部に受け付けて、受け付けるだけでなくて、きちんと執行もするということ、そして、三百億はめり張りをつけたものになっている、このPDC...全文を見る
○稲田委員 アベノミクスの効果を一日も早く全国津々浦々に届けるよう、党の英知を結集して政策議論に携わってまいります。  総理におかれましては引き続きリーダーシップを発揮していただくことをお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月26日第189回国会 衆議院 本会議 第28号
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○稲田朋美君 自由民主党の稲田朋美です。  自由民主党を代表して、平和安全法制について質問いたします。(拍手)  我が国の平和と独立、国民の生活と幸せな暮らしを守り抜くことは、政府に課せられた最も重要な使命です。  我が国は、さきの大戦から七十年にもわたり、日本国憲法の平和...全文を見る
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美です。  さきの国会から内閣改造も経ました。総理及び各大臣におかれましては、国民の皆様方にしっかりと説明責任を果たしていただきたいと存じます。きょう、あすの審議を真に充実したものにすることによって、国権の最高機関たる国会の責務...全文を見る
○稲田委員 前提なくこの首脳会談が成立をしたことは、大変意義のあることだと思います。また、アジアの平和と安定が世界の平和と安定へ、アジアの経済の繁栄が世界の経済の繁栄につながる、その意味で、日中韓の役割は非常に責任の重いものだと思っております。  今後も、安倍総理のもとで日本の...全文を見る
○稲田委員 TPPに対する賛否は、今総理がおっしゃったような基本的な国家戦略と深くかかわっていると思います。TPPに反対する多くの人々の考え方の根っこには、日米同盟維持への反対や、日米中の等距離関係へのシフトやグローバリゼーションという大きな流れからの孤立志向があります。国民の皆...全文を見る
○稲田委員 日本の農業を強くする、攻めの農業に転じていく、待ったなしだと思います。  一方で、総理もおっしゃった、不安を抱えている農家の方々に情報提供し、支援策を講じていくということは必要だろうと思います。  森山農水大臣にお伺いをいたしますが、農林水産業に係る対策について、...全文を見る
○稲田委員 我が党においても、現地のキャラバン隊を含め、現地の意見、農業者の方々の意見をよく聞いて対策をまとめているところですが、金額ありきではなくて、真に日本の農業が強くなる対策をお願いいたします。  次に、TPPの通商戦略上の意味合いについてお伺いをいたします。  TPP...全文を見る
○稲田委員 今大臣がおっしゃったように、TPPは、二十一世紀の世界経済の市場ルールをつくっていく歴史的な一手になり得るものだと思います。その意味で、新たな国際ルールをつくっていく、知的財産をどう守るか、コンビニなどの非製造業に対する市場開放、ビジネスマンのビザ発給の簡素化、ネット...全文を見る
○稲田委員 TPPがグローバル経済の中にある大企業にとって非常に大きな利益であるということはよくわかります。ただ、九九%の地方の中小企業に、まだ輸出をしている企業が多いとは言えない地方の中小企業にとってどうメリットがあるかということです。  しかし、地方の中小企業でも多くの新し...全文を見る
○稲田委員 物づくりやすばらしい技術を持った地方の中小企業の再生なくして日本の経済の再生はありません。しっかりと支援策をお願いいたします。  次に、甘利大臣に再協議の規定についてお伺いをいたします。  米国、オーストラリアなど五カ国から要請があれば、TPPの発効から七年後に、...全文を見る
○稲田委員 今大臣がおっしゃったことをしっかりと農家の方々や国民の皆さんにも御説明をしてまいりたいと思います。  TPPの意義と、TPPの成長の切り札として国全体で生かしていくための具体策について質疑をしてまいりました。  自民党は、流動化し激変する世界の中で日本の安定と繁栄...全文を見る
○稲田委員 総理おっしゃったように、経済の指標はかなり、そして特に雇用、有効求人倍率は一・二四、四十七都道府県全てで安倍政権になってからこの有効求人倍率は上がっております。  しかし一方で、労働力の不足によって成長を逃してしまうことがないのかということも懸念をされております。雇...全文を見る
○稲田委員 鍵になるのは、女性と高齢者の労働参加と賃金上昇を持続的に実現させていくことだと思います。  そのためには、百三十万円の壁、三号被保険者、被扶養配偶者でいられるかという百三十万円の壁と、あと、三十時間の壁、事業者にとって、雇っている人の社会保険適用の境界線の問題を解決...全文を見る
○稲田委員 単純に金額を切っていくということではなくて、しっかりとめり張りをつけて、真に困っている人には手厚く、負担できる人には負担していただく社会保障改革、これも安倍政権が取り組むべき大きな改革だというふうに思います。  一億総活躍担当大臣になられた加藤大臣にお伺いいたします...全文を見る
○稲田委員 私が考える一億総活躍社会というのは、自立した参加型の社会だと思います。  行革担当大臣のときに日本が目指すべき道は何かということを徹底的に議論して、それぞれの国民が、国と行政と民間と個人、そういう垣根を取っ払って、そして政府は小さくても大きな社会をつくっていく、国、...全文を見る
○稲田委員 中国の南京事件に関する記憶遺産と並べて、シベリア抑留の記憶遺産登録について話をされるんですけれども、私も舞鶴のシベリア抑留の記念館に行ってまいりましたが、シラカバの木の皮に墨で書いた日記、非常に貴重なものなどが登録申請されました。しかも、登録申請するに当たって、舞鶴の...全文を見る
○稲田委員 ことしは、戦後七十年、そして我が党自民党にとっては立党六十年でございます。歴史を外交カード、政治カードに使うことはどの国にとっても利益にならない、歴史を外交カードに使うことはやめるべきだということはしっかりと発信をすべきであると同時に、どの国からであれ、歴史を外交カー...全文を見る