稲田朋美

いなだともみ

小選挙区(福井県第一区)選出
自由民主党
当選回数6回

稲田朋美の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美です。  冒頭、北朝鮮が、国際機関に対し、今月八日から二十五日までの間に衛星を打ち上げることを伝えたとの報道がございます。現時点で政府が把握している事実関係、そしてそれに対する対応について、総理にお伺いをいたします。
○稲田委員 国民の生命、身体、平和な暮らしを守ることが政治の最大の責務だと思いますので、政府におかれましては、正確な情報収集そして万全の対応をお願いしたいと思います。  さて、甘利経済再生担当大臣が先週辞任をされて、アベノミクスの経済政策、そしてデフレからの脱却の牽引役を果たさ...全文を見る
○稲田委員 今総理がおっしゃったように、今の日本は、明治維新、そして戦後の復興に次ぐ大変革期にあると思います。世界で日本復活のイメージを保持しつつ、この世界の大変革の潮流に乗りおくれない果敢な挑戦、そして今まで安倍政権で進めてきた大胆な改革を進め、結果を出していく必要があると思い...全文を見る
○稲田委員 まさに、総理がこの三年間進めてこられた地球儀を俯瞰する外交、そして積極的な外交、さらには、世界における日本の役割、世界に復活をした日本というものをアピールしていただきたいと思います。  次に、憲法改正についてお伺いをいたします。  憲法は、法治国家、主権国家日本の...全文を見る
○稲田委員 憲法改正については、やりやすいところからやるべきだという議論もありますけれども、私は、この九条二項などのように、本質的な議論をする、そして、総理おっしゃいましたように、この憲法改正は国民の理解があって初めてできるものでありますので、党内でも、国民の理解が得られるよう活...全文を見る
○稲田委員 多様化を進めて改革を進めていく中で、やはり私は、労働市場のセーフティーネット、一人一人が安心をして誇りを持って働けるよう、社会保障とそして教育の受け皿が必要だと思いますが、その点についての総理のお考えをお伺いいたします。
○稲田委員 単に経済政策というよりも、次世代のための日本の変革に向けて、産業政策、雇用政策、そして人材育成を一体として進めていく、その上で、セーフティーネットとしての教育と社会保障を次世代のためにという視点で再構築をしていく、そういった時代認識のもとで、大胆に改革を進めていただき...全文を見る
○稲田委員 骨太のエネルギー政策、そして、実現可能なエネルギーミックスをしっかりと国民に示していく必要があると思います。  さて、エネルギーミックスの担い手はエネルギー事業者です。電力業界は、福島第一事故を経て、歴史的な曲がり角にあると思います。  例えば、このパネルにありま...全文を見る
○稲田委員 福島第一事故のピンチをチャンスに変えて、国民の信頼を取り戻しつつ、自由化を通じてエネルギー産業の活性化と国民生活に利益がもたらせられるように、エネルギー政策、ぜひ進めていただきたいと思います。  先週、福井県の高浜原発が再稼働いたしました。福井県は国策である原子力政...全文を見る
○稲田委員 ぜひとも、国民全体の信頼を回復するためにも、総理を初めとして、政府のリーダーシップのもとで理解を求めていっていただきたいと存じます。  さて、安倍政権の大きな特徴として、経済再生と財政再建、二兎を追って二兎を得る政権であるというのがあります。二兎を追って二兎を得る、...全文を見る
○稲田委員 今総理がおっしゃったように、骨太二〇一五において設定された国の一般歳出の水準の目安に沿って初年度の平成二十八年度の予算が策定されて、社会保障の伸びは、五千億を下回る四千四百億にとどまったわけであります。  党と政府との間で最後まで議論になったのが、数値目標を入れるか...全文を見る
○稲田委員 先ほど総理が答弁の中でおっしゃったように、数字というよりむしろ制度を改革して、真に必要な人には手厚く、そして負担できる人には負担をしていただくという改革が必要です。  真に必要な人には手厚くはいいんですけれども、負担できる人には負担していただくと言った途端、今つけて...全文を見る
○稲田委員 戦争に対する賠償は、国と国との平和条約、日韓であれば基本条約と賠償に関する協定が全てなんです。それ以上に個人の賠償を認めていくことは国際法上の正義に反するんだということをしっかりと発信をし、また、事実と違ういわれなき非難については断固反論する、そして、そのいわれなき非...全文を見る
○稲田委員 一億総活躍社会は、私は、国にあれもこれもやってくれという社会じゃないと思うんです。GDPの二〇〇%を抱える借金大国の我が国において、国があれもこれもどれもこれもやるということは、もはや無理だと思います。国は、あれかこれかを選んで、優先的にやっていかなければならないと思...全文を見る
09月14日第191回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(稲田朋美君) お答えする前に、八月三日に防衛大臣に就任をいたしました稲田朋美でございます。委員の先生方には、どうぞよろしくお願い申し上げます。  さて、ただいまの質問ですが、我が国を取り巻く安全保障環境、大変厳しくなっていて、特に北朝鮮におきましては、年が明けてから...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になったように、現時点の日本の防衛力で十分かどうか、これはしっかりと検証していく必要があると思います。  その意味におきましても、先ほど委員が御指摘になった、例えばTHAAD、イージス・アショア、現時点において新たな装備品を導入する具体的...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 冒頭、大野委員から厳しいけれどもエールもいただき、しっかりとそのお言葉をかみしめて、緊張感を持って職務に邁進したいと思っております。  その上で、この国会での審議、まさしく北朝鮮の暴挙ともいうべき核実験についてしっかり説明責任を果たす、また国権の最高機...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、大野委員が御指摘になった報道があったということは承知をいたしております。  ただ、かかる命令発出の有無等、自衛隊の具体的な対応を明らかにすることは我が方の手のうちを明らかにするおそれがあり、差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 一般論として申し上げますと、弾道ミサイル等破壊措置命令については、必要に応じて運用に支障のない範囲で公表する一方で、我が方の手のうちを明らかにするおそれがある場合は、秘密保全、情報保証の訓令の十六条の省秘に当たるというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘になりましたように、訓令の十五条では、「秘密が紛失し、漏えいし、若しくは破壊されたとき又はそれらの疑い若しくはおそれがあるときは、直ちに、次に掲げる措置がとられなければならない。」ということで調査等を規定していることは事実でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 冒頭申しましたように、命令を発出したかどうかについては差し控えたいというふうに思います。  したがいまして、ただいまの委員の仮定の質問については、お答えをする立場にはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) まず前提として、繰り返しになりますが、この破壊措置命令、自衛隊法八十二条の三の命令については、命令の期間を定めて防衛大臣が下命するものであります。このため、この命令の下命を公表した場合には、我が方が態勢を取った事実やその期間などが明らかになることから非公...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘のとおり、今回の核実験を含む北朝鮮の行動は断じて許すことができないものです。  そして、初めて北朝鮮が核実験を実施してから既に十年近い年月が経過し、今回、今年は二度の核実験を行ったわけであります。北朝鮮において技術的な成熟が予見されることなど...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘のとおり、北朝鮮の発表においては核弾頭爆発実験が成功裏に行われた旨の言及がございます。そして、一般論として申し上げますと、核兵器の小型化、弾頭化には相当な技術力が必要とされる一方で、北朝鮮が二〇〇六年に初めて核実験を実施してから既に十年近い年月...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の核実験の推定出力をCTBTOが公表している地震波の規模から試算をしたものでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) TNT換算でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 北朝鮮の発表においては核弾頭爆発実験が成功裏に行われた旨の言及がございますが、我が国としての分析としては、北朝鮮において技術的な成熟が予見されることなどを踏まえれば、核兵器の小型化、弾頭化の実現に至っている可能性も考えられるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 繰り返しになりますけれども、北朝鮮が核兵器の小型化、弾頭化の実現に至っている可能性も考えられるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 事実認識として、今までの経過等を考えれば可能性も考えられるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 拉致問題についてのお尋ねでございますが、この拉致問題は、我が国の主権、さらには国民の生命、安全に関わる問題であり、安倍政権の最重要課題と認識をしております。しかしながら、ストックホルム合意に基づく調査が開始されてから二年近くたった現在も拉致被害者の帰国が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、絶滅危惧種ノグチゲラの保護についてのお尋ねがございました。  北部訓練場のヘリコプター着陸帯の移設工事を実施するに当たって、自然環境の保全にできる限り配慮するとの観点から、事業者である防衛省として自主的な判断により環境影響評価を実施をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のしかるべき日本政府当局については、米軍が作成する自然資源管理計画の内容により様々な機関が想定されますが、一般的に在日米軍施設・区域における環境問題については、必要に応じ、日米合同委員会あるいは下部組織である環境分科委員会で協議されるものと認識して...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 計画が作成された当時に適切に調整されたものと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) しかるべき日本政府当局との調整の下、自然資源管理計画を作成すること等が規定されております。同規定を踏まえて、北部訓練場に関し、在日米軍は自然資源管理計画を作成しており、その作成に当たって日本側の関係当局との間で適切に調整されたものと認識をいたしております...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し上げます。  今般、北朝鮮が核実験を強行したことは、本年に入り弾道ミサイルを二十一発発射するなど、大量破壊兵器の運搬手段となり得るミサイル能力を増強していることと併せ考えれば、我が国の安全に対する重大な脅威であり...全文を見る
09月27日第192回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(稲田朋美君) 大串議員にお答えいたします。  防衛大臣みずから南スーダンを訪問した上で駆けつけ警護任務付与の可否を決定すべきとのお尋ねがありました。  防衛大臣に着任してからこれまで国内外の部隊を視察してきましたが、南スーダン派遣施設隊の活動状況の確認や隊員への激...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○稲田国務大臣 私がまだ大臣になる前、対談の中で、文脈の中で、憲法上必要最小限度の自衛の措置は認められているというその文脈の中で、そういった発言が雑誌の中であったと記憶をいたしております。  しかしながら、記者会見のときにも申し上げましたように、私は、今、日本が核保有をすべきで...全文を見る
○稲田国務大臣 核兵器のない世界に向けて全力を尽くす所存でございます。
○稲田国務大臣 非核三原則を堅持し、核のない世界に向けて全力を尽くす所存です。
○稲田国務大臣 雑誌の中で、憲法九条のもとで最小限度の自衛権の行使はできるという中において、検討すらしないということ自体が憲法に違反するという文脈の中でそういった発言があったかと思いますが、現実問題、我が国は非核三原則を堅持し、そして核のない世界を目指し、私も防衛大臣として全力を...全文を見る
○稲田国務大臣 私が常々、日本の国のために命をささげた方々に感謝と敬意、そして追悼の思いを持つということは、私は日本の国民の権利でもあり義務でもあるということを申し上げてきました。そんな中で……(発言する者あり)義務というよりも心の問題ですね。心の問題ですというふうに申し上げてき...全文を見る
○稲田国務大臣 今、今までの私の発言、読み上げられたとおりです。その気持ちは今も変わりません。  今回、本当に残念なことに出席できなかったということですが、御指摘は御指摘として受けとめたいと思います。
○稲田国務大臣 当然、南スーダンの現地情勢は注視をいたしまして、日々報告は受けているところです。  本年七月、ジュバにおいてキール大統領派と当時マシャール第一副大統領派との間で衝突が発生をして治安が悪化したけれども、今は、停止を表明して以降、比較的落ちついているというふうに承知...全文を見る
○稲田国務大臣 国会中でもあり、状況が許せば、できるだけ早く行く予定をいたしております。
○稲田国務大臣 今、状況が許せば、できるだけ早くということで調整をしているところでございます。
○稲田国務大臣 今、日程調整中でございますので、今委員からのお話もいただいたところでありますので、そういったことも考慮しながら日程を詰めてまいりたいと思います。
○稲田国務大臣 七月七日夜以降、ジュバにて発生した衝突事件については、当時、日本隊からは、宿営地近傍で断続的に政府側、反政府側間で生じたと見られる銃撃音が聞こえていたこと、これらの発砲は日本の宿営地を狙ったものではないと見られる旨が報告されています。  七月十一日夜、南スーダン...全文を見る
○稲田国務大臣 もう既に比較的落ちついており、紛争状態にあるとは考えておりません。
○稲田国務大臣 七月の事案について言えば、マシャール第一副大統領派は系統立った組織性を有しているとは言えません。また、同派による支配を確立するに至った領域があったとは言えません。衝突があったということでございます。
○稲田国務大臣 国同士、国と国に準ずるものとの間の戦争があったということではない、戦闘行為というか、武力紛争があったということではないということです。
○稲田国務大臣 繰り返しになりますが、国と国、また国と国に準ずるものとの間の武力行使ではないので、衝突であり、戦闘行為とは言えないと思います。
○稲田国務大臣 委員が戦闘行為をどういう意味で使っておられるのか定かではありませんが、それが、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為という意味で使われているのであれば、法的な意味における戦闘行為ではないということです。
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、国対国、国対国準という意味での、そういう武力行使ではないという意味で、戦闘行為ではありません。  後藤委員がどういう意味で戦闘行為を使っておられるのか、つまびらかでないので、こういったお答えにならざるを得ないと思います。(後藤(祐)委...全文を見る
○稲田国務大臣 大変繰り返しになって恐縮でございますけれども、今までも、戦闘行為とは何かということが国会等でも答弁がなされて、政府の答弁書等でもなされております。  その中で、法的に言う戦闘行為とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為をいうとい...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますが、戦闘行為というのは、先ほど申し上げましたところの、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為をいうと、繰り返し政府の答弁で、答弁書でなされております。だから、法的には、戦闘行為というのはそれ以外にはないと思います。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 今、岸田大臣から答えられたように、PKOの五原則、そして、その中における紛争当事者という意味は、国または国準との間の戦闘行為ということであると思います。
○稲田国務大臣 私は、後藤委員がおっしゃっている五原則の質問の意味を理解した上で、第一の、紛争当事者には当たらないということを先ほど答弁したわけであります。私がPKO五原則を知らないで答弁したというのは、ちょっと違っているというふうに思います。  その上で、四番目の要件は、一か...全文を見る
○稲田国務大臣 現時点で何かが決まっているということではありません。予断を持たず、しっかりと現地も見て、政府全体で判断してまいりたいと思っております。
○稲田国務大臣 駆けつけ警護、今回、平和安全法制で入れられた新たな任務です。  今、ジュバにも邦人も行っております。そして、そういうところから駆けつけ警護、とにかく救出の要求があったときに、今、南スーダンにおります自衛隊は施設隊です。そして、自分たちが対応できる範囲で、もちろん...全文を見る
10月03日第192回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○稲田国務大臣 その後、民主党政権で国有化したわけであります。  現時点で、尖閣に自衛隊を配備するということは検討しておりません。
○稲田国務大臣 今の尖閣をめぐる状況は、日々緊張していると思います。  おっしゃったように、六月には初めて中国の戦艦が尖閣に入ってきたわけであります。そういった状況を考えますと、いたずらにエスカレートさせるということではなくて、しっかりと日本が東シナ海においても力ではなくて法に...全文を見る
○稲田国務大臣 刻々と変わっていく我が国を取り巻く安全保障上の環境です。尖閣を取り巻く状況も非常に厳しいものになっている中で、何が最善かということを考えて我が国の防衛に万全を尽くすということであって、私の考えが変わっているとか変わっていないとか、そういう問題ではないというふうに思...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、今御指摘になった対談ですね、どれかということを事前に質問通告いただいておりませんので、その前後、どういったことだということかは承知をいたしておりません。そして、過去の私の個人的な見解についてこの場で申し上げることは差し控えたいと思います。  その上で、先ほ...全文を見る
○稲田国務大臣 今の北朝鮮のミサイル対応、そして東シナ海における力ではなくて法の支配を貫徹させる、こういった点は、日米同盟が強力であるということは不可欠だというふうに思っております。
○稲田国務大臣 安倍政権になってから、平和安全法制が成立をいたしました。そして、新ガイドラインも成立をしたところであります。平時において、グレーゾーン、そして有事において、その事前から作戦を練り、共同のいろいろな対処について計画を立てているわけであります。そういったことは、日米の...全文を見る
○稲田国務大臣 南スーダンに派遣される部隊にいかなる業務を行わせるかについては、先ほど総理がお答えになったように、現地の情勢や訓練の進捗状況等を慎重に見きわめながら、総合的に政府全体で判断をしてまいります。その上で、事前に必要な準備訓練というものは行う必要があります。  第十一...全文を見る
○稲田国務大臣 新任務に伴う訓練を十分に行うことは、私は必要なことであるというふうに考えます。  その上で、武器使用基準等についての中身、またいつ策定したかなどについては、手のうちをお知らせすることにもなり、お答えすることはできません。
○稲田国務大臣 今御指摘の行動基準については、法令等の範囲内で部隊等がとり得る具体的な対処行動の限界を示すものであり、その事柄の性質上、これまでもその内容についてはお答えすることを差し控えさせていただいているところでございますが、その内容の充実を図るとともに、不断の検証を行ってい...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘の南スーダン派遣施設隊第五次要員に係る教訓要報は、陸上自衛隊研究本部が、陸上自衛隊の運用、防衛力整備、研究開発、教育訓練等の進展に寄与することを目的として、専ら実務者レベルでの共有を目的に作成された文書でございます。  南スーダンPKOに関する教訓要報は...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘のように、現地の報告でございます。
○稲田国務大臣 陸上自衛隊本部長から陸上幕僚長宛てに出された報告でございます。
○稲田国務大臣 委員が御指摘のその部分は、当時の隊長が、情勢がさらに悪化した場合に備えた宿営地警備や不測事態対処等に関する準備訓練に関する意見でございます。  今お尋ねの至近距離射撃とは、主として市街地、建物などにおける近接戦闘に対処するために行う射撃をいいます。
○稲田国務大臣 至近距離射撃訓練の基準としては、さまざまな状況を順次付与して、段階的に練度を向上させるように定められた基準でございます。
○稲田国務大臣 そういうことでございます。
○稲田国務大臣 平成二十五年当時は、日本隊宿営地近傍にて銃撃音を確認、そして、不測の事態に備えるため、隊員は防弾チョッキ等を着用するように安全確保に努めたところでございます。  そして、自衛隊を派遣する以上、全く安全という状況はあり得ないものでありますし、しっかりと訓練をするの...全文を見る
○稲田国務大臣 宿営地警備強化に関する南スーダン派遣施設隊行動命令でございます。
○稲田国務大臣 この中には、その命令の抜粋が記載をされております。  しかし、これを明らかにした場合、緊急時における自衛隊部隊の要員配置や対処要領を含む警備体制の詳細が明らかになることになり、自衛隊の部隊要員の安全確保に直接かかわることから、お答えを差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 詳細についてはお答えできませんけれども、自衛隊員が自分の身を守るために武器を使用することは当然だと思います。
○稲田国務大臣 詳細については承知いたしておりません。
○稲田国務大臣 この報告書の中に今委員御指摘のことが記載されていることは間違いありません。
○稲田国務大臣 間違いありません。
○稲田国務大臣 ジュバ市内は比較的落ちついてきているものと認識をいたしております。  現地の派遣施設隊からも、隊員の安全は確保されており、日本隊宿営地においても異常はないとの報告を受けておりますけれども、緊張感を持って情勢は見きわめていかなければならないと思っております。
○稲田国務大臣 私も、事情が許せば早く南スーダンを視察してまいりたいと思っております。その上で、しっかりと情勢をさまざまな角度から分析していきたいと思っております。
○稲田国務大臣 私も先月沖縄に参りまして、東村、国頭村の村長にお会いして、北部訓練場四千ヘクタールの返還についてお話をさせていただきました。それについては、御理解いただいていることに感謝申し上げたところでございます。  その際、今委員御指摘の騒音の問題、それから安全性に関する不...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど局長が答弁いたしましたように、本事業は沖縄県環境影響評価条例の適用外で、法的に義務づけられているものではありませんが、防衛省として、自然環境保全にできる限り配慮するという観点から、自主的に環境影響評価を実施したところでございます。  なお、いずれの検討図書...全文を見る
○稲田国務大臣 冒頭、委員も御指摘になったように、北部訓練場の過半の返還は、平成八年十二月にいわゆるSACOとして日米合意をし、普天間飛行場の移設と同様、二十年来の懸案事項でございます。  今回、ヘリコプター着陸帯を移設、七カ所から六カ所にすることにより、七千五百ヘクタールある...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○稲田国務大臣 尖閣の接続水域に入ったという趣旨で申し述べました。正確に、尖閣の接続水域であったということは補足をさせていただきます。  その上で、昨日、私の答弁で強調したかったのは、今、後藤委員がおっしゃいましたように、初めて中国の戦艦が入ってきたということでございます。
○稲田国務大臣 昨日、前原委員からの御質問が、日米同盟がなければ日本の防衛に穴があくんですか、隘路になるんですかという御質問でした、今御指摘になったように。  隘路というのは障害という意味でございます。  そこで、私は、やや質問の趣旨をつかみかねたものもありますけれども、私が...全文を見る
○稲田国務大臣 来年の私を取り巻く状況といいますか、ことしは、辻元委員にもお話をいたしましたように、残念でしたけれども欠席をいたしました。そして、公務、ジブチへの視察をしたわけでございます。  辻元委員からは靖国に行くべきであったという御指摘もいただいたところで……(発言する者...全文を見る
○稲田国務大臣 就任以来、国内外の視察を最優先でやってきたということは、先日も答弁したとおりです。  ジュバに行きました際にも、私はぜひ南スーダンに行きたいと思いました、御指摘のとおり。ただ、南スーダンに行くのにはさまざまな予防接種等が必要だったために、ジュバに行ったときには、...全文を見る
○稲田国務大臣 つまびらかには詳細はわかりませんが、とにもかくにも、南スーダンに行くには予防接種が必要であるということでございました。
○稲田国務大臣 まず、その御質問にお答えする前に、私がこの国権の最高機関の委員会審議の中で虚偽を言っているようなことを言われることは大変心外です。  私が、八月十五日、南スーダンに行けなかったのは予防接種をしていなかったからであり、九月、アメリカから直接南スーダンに行くときに行...全文を見る
○稲田国務大臣 武器を伴った衝突はあったということだというふうに認識をいたします。
○稲田国務大臣 今御指摘のあった報道についてですけれども、現地部隊からは、二十八日以降、政府側との衝突の結果、反政府側が中央エクアトリア州モロボを掌握している模様との報道があったが、翌三日には、中央エクアトリア州の反政府側報道官はモロボから撤退をしたと発言している現地報道があり、...全文を見る
○稲田国務大臣 PKO五原則、今までも答弁してきたように、第一原則が崩れているとはまだ認識はしておらず、緊張感を持って注視をしていくということでございます。  その上で、PKO五原則が守られた上であっても、隊員の安全が確保され有意義な活動ができるという状況にはないと判断をすれば...全文を見る
○稲田国務大臣 今、さまざまなことを御指摘されました。  駆けつけ警護、今回、まだ付与するかどうかは決めておりませんし、延長するかどうかも決めておりません。行っている部隊は施設部隊でございますので、その施設部隊が自分で対応可能な駆けつけ警護を行います。  外国人についてもやる...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど答弁いたしましたように、施設部隊が対応可能なもの、そして、条文を読んでいただいたらわかりますが、緊急の要請に基づいて行うものであり、今御指摘になったような危険な状況を冒してまで行うものではないということでございます。
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(稲田朋美君) 所管外のことでございますので答弁は差し控えさせていただきますが、財源を確保してそして政策を行っていく、これは当然のことだと思っております。
○国務大臣(稲田朋美君) 資料を提出をいただいているこの「正論」、これは、私が野党時代に、そして民主党が政権を取っている時代に、安全保障、防衛等の危機感を持って、対談の中の一部でございますので、その一部のみを、そして個人的見解をこの場で述べることは差し控えさせていただきます。(発...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 当時の民主党政権……(発言する者あり)関係あるんです。日本列島は日本人だけのものではないと言う方が総理大臣になられ、辺野古について最低でも県外、国外と言われ、大混乱をし、そしてこの対談をする数か月前には尖閣で中国の公船が衝突をして大混乱になっている中で、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、その当時の民主党政権の安全保障、防衛に対して大変危機感を持って、その点についてここで指摘をさせていただいているわけでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) そういった野党時代、しかも民主党政権の安全保障、防衛に関する状況について大変危機感を持って、このままでは日本は潰れてしまうのではないかという、そういった中において、私は、財源のない子ども手当を付けるぐらいであれば軍事費を増やすべきではないかということを申...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど御答弁申し上げましたように、そういった状況の中で、子ども手当を付けるのであれば防衛予算を増額すべきではないかということをこの場で指摘をしているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 要点は今述べたとおりでありまして、私は、この長い対談の中でこの部分だけを読むことは誤解を与え、適当ではないと考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) この資料を全て読みますか。どこを読むんでしょうか。(発言する者あり)  この資料の中の括弧部分だけを、では読み上げさせていただきます。  今、防衛費は約四兆六千八百億円、二十二年度予算で、GDPの一%以下です。民主党が平成二十一年衆議院で約束した子ど...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど何度も指摘をいたしておりますように、その当時、本当に民主党の防衛、安全保障、大変危機感を持っておりました。そんな中で、マニフェストに掲げられた子ども手当等の財源も結局は見付からなかった。そういった状況の中でこういう発言をしたということでございます。...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 同じときの対談ですので、その当時の日本の安全保障、防衛に関する大変な危機感の下で対談をいたしております。  今、私は、安倍内閣の、そして今の状況の防衛大臣として非核三原則をしっかりと守り、唯一の被爆国として核のない世界を全力を挙げて実現するために尽くし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 安倍政権になってかつてないほど日米同盟も強固になっております。当時は、もう日米同盟がたがたにおいて、憲法九条、憲法九条の許す必要最小限度の防衛力とは何かということは議論をしなければならないということでございます。  私の、今……(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 核に関する見解については、先ほど述べたとおり、核なき世界を実現するために全力を尽くしてまいります。
○国務大臣(稲田朋美君) 現時点の私の考えは、核なき世界を実現するために全力を尽くすということでありますし、現在、核保有、全く考えてもいませんし、考えるべきでもないというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど、私の「正論」の対談、平成二十三年三月号でございます。私は、鳩山政権になって、選挙でお約束されていた辺野古の問題、最低でも県外、国外と言われて、かなり混乱をいたしました。そういったことや、また、尖閣でも中国漁船が衝突をして、そしてその船長が帰されて...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、そういった尖閣での民主党政権でのその対応、それから、尖閣を国有化されてからかなり多くの公船が、そして中国の艦艇が入ってきたということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 尖閣を国有化してから大変多くの公船が入ってくるようになり、二〇一六年六月、海軍の戦闘艦艇が初めて尖閣諸島周辺、我が国接続水域に入域するなど、緊張した状況になっているというふうに思います。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 国有化してから数は増えております。そして、最近では毎日、接続水域に三、四隻が入域をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 毎日、接続水域に三、四隻が入域をいたしております。  何度も申し上げますが、民主党政権下で尖閣国有化してから非常に多くなっているということを指摘をしたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、尖閣国有化以前、平成二十年から平成二十四年七月までに五回。そして、尖閣国有化以降、平成二十四年八月から十二月二十回、平成二十五年五十二回、平成二十六年三十二回、平成二十七年三十五回、平成二十八年一月から八月二十六回でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十五年十二月、キール大統領派と当時のマーシャル前副大統領派との間で衝突が発生し治安が悪化したのは事実ですが、首都ジュバの状況は数日で平穏化し、派遣施設隊からも自衛宿営地の安全確保にも問題はなかったとの報告を受けております。  当時の現地の状況や現...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) マーシャル前第一副大統領派が系統立った組織性を有し、同派による支配が確立されるに至った領域があるとは認識をしていないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 最初にお答えをいたしましたように、治安が悪化したのは事実ですが、首都ジュバの状況は数日で平穏化し、派遣施設隊からも自衛隊宿営地の安全確保にも問題はなかった、支配が確立したとは言えないということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 散発的、偶発的な衝突が発生をしておりましたが、マーシャル前第一副大統領派が系統立った組織性を有し、同派による支配が確立されるに至った領域があるとは認識していないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダン各地において散発的、偶発的な衝突が発生していることは把握しておりますけれども、マーシャル前第一、マシャール前第一副大統領派が系統立った組織性を有し、支配が確立をされた領域があるとまでは認識をしていないということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 散発的、偶発的に発生することはあっても、支配が安定的に確立するとは言えない、国準と言えるほどの組織性があるとは言えないということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 一時的に奪取されても、取り返し、安定的な支配が確立した領域があったとは言えないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 奪取しても、取り返せばそこは安定的な領域ではないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 取ったり取られたりということで、それは系統立った組織性を有し、同派による支配が確立されるに至った領域があるというわけではないということでございますので、これは国準ではないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) PKO五原則が維持をされて……(発言する者あり)PKO五原則が維持をされて、隊員の安全を確保しながら有意義な活動ができると判断したからでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンに派遣された部隊が情勢悪化に備えて部隊の撤収に要する期間、撤収の要領等について検討、作成を行うことは当然だと思っております。
○国務大臣(稲田朋美君) 緊急撤収計画自体はあって、それ自体を見直したということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 事態が急変した際の部隊の撤収に要する期間や部隊の撤収要領等について定めたものを状況が悪化することに備えて具体化する、見直すということは当然だと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 撤収計画自体は以前からあって、そして、十二月に衝突が生じたことは事実であり、事態の悪化に備えて撤収計画見直したということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私自身は、自分の心構えとして命を懸けてこの国の国益を守っていきたいという思いを持っております。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 今、私の心構えを申し上げました。また、過去の議員個人としての発言等に対して個人的な見解を述べるべきではないと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 国、国準は、PKOの五原則が要件が満たしているかどうかの問題でございます。そして、PKO五原則が満たされていたとしても、自衛隊員の安全が確保され、そして意義ある活動ができなければ撤収ということはあり得ます。  また、撤収計画は常にあって、それは、まさか...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンからは毎日報告を受けております。昨日も報告を受けました。その際には、自衛隊の安全を確保しつつ意義ある活動を行っているとの報告を受けました。私自身も実際に南スーダンに行ってその状況等を視察してまいりたいと思っております。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 現地で、南スーダン派遣施設隊の活動状況の確認や隊員の激励、また現地情勢の確認をしたいと思っております。
○国務大臣(稲田朋美君) 活動状況、そして先ほど申し上げましたように、自衛隊の皆さんが安全を確保しながら有意義な活動ができる状況かどうか、しっかりと見てまいりたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 平和安全法制を担当している防衛大臣なので、お答えをいたします。  御承知のとおり、憲法九条ができた当時は自衛権の行使すら認められなかった。それが、政府の解釈を変更して、日本も主権国家である以上、必要最小限度の、そして他に取るべき手段がないときに限り、自...全文を見る
10月06日第192回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊員につきましては、外務公務員を除く他の国家公務員と同様、日本国籍を有する二重国籍者を排除する法律はありません。なお、防衛駐在官については外務公務員の身分となるため、外務公務員法に基づいて二重国籍の保有が禁止をされております。  今、有村委員がおっ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘になった海外に駐在をしている防衛の駐在官につきましては、外務公務員の身分となるので二重国籍の保有は禁止をされているところでございます。  その上で、自衛隊員に対して、二重国籍者が職員となることを禁止する外務公務員と同様、外国に駐在している人のみ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、小池委員が御指摘になったように、私が代表を務めております政治団体ともみ組が提出した政治資金収支報告書について、同報告書の中で、会費支出として計上している政治資金パーティー会費の領収証の中に稲田側で日付、宛名及び金額を記述したものが存在しており、今御指...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御説明いたしましたように、領収書を発行した方、作成名義人がその方の権限でもって発行をされておる正式な領収書でございます。そして、その了解の下、言わば委託を受けてこちら側で正確に日付、金額等を書き込んでいるものであって、何ら問題はないと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) ただいま、重複になりますけれども、作成名義人であるところの主催者側が正式に発行をした領収書でございます。そして、その了解の下で、例えばそこでお示しいただいているものであれば、主催者側が設定した会費と同額でございますけれども、こちらで正確に支出したものを、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 繰り返しになりますけれども、発行された、主催者側が正式に発行したものであり、そのそちらの都合によって発行されたものでもございます。  そして、ただ、ただですね、私は、今、小池委員の御指摘、さらには赤旗でこの点指摘をされたことを受けまして、私の事務所では...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(稲田朋美君) 靖国神社に参拝するかしないかは、今までもずっと答弁してまいりましたが、心の問題でありますので、するともしないとも、行くべきであるとか行くべきでないとか申し上げるべきではないと思っておりますし、安倍内閣の一員として適切に判断し、行動してまいります。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンに視察に参りまして、南スーダンの政府の五名の閣僚を始め政府関係者、さらには国連の特別代表とも意見交換をし、また部隊の視察、市内、ジュバの中の様々なところも視察をしてまいりました。  ジュバの中の状況は落ち着いているという認識をいたしましたが、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 衆議院の予算委員会でもこの点については議論になりましたけれども、法的な意味における戦闘行為ではないというふうに認識をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 武器を使用して人が亡くなる、さらには物が損壊するという事態は生じましたが、それは法的な意味における戦闘行為ではなく、衝突であるというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 大野委員が先ほど指摘されたように、戦闘行為とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為、こういった意味における戦闘行為ではないというふうに思います。衝突であるというふうに認識をいたしております。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 衝突であると認識をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 法的に戦闘行為ということが定義されている以上、私は戦闘ではなく衝突というふうに認識をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) この七月の事案についてずっと衝突という表現を使っておりまして、撤回をするという問題ではないというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘の中で、戦闘はどういう定義であるかという問題ではなく、今、法的な戦闘行為という定義において私は衝突という表現を使っているわけであります。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 法的な定義のある戦闘行為ではないということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) まず、新たな任務を付与するかどうか、これは今後政府全体で決めることになります。  今、仮定の御質問でございますけれども、新平和安全法制、このPKOの駆け付け警護でございますが、これにつきましては、緊急やむを得ない場合に要請に応じて人道的観点から派遣をし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) もちろん、自衛隊の任務の実施に当たっては隊員の安全確保が極めて重要です。そのために、しっかりと訓練もし、さらには新たな任務を付与するかどうかもしっかり検討しているわけでございます。  陸上自衛隊においては、平素より、全ての陸上自衛官に対して緊縛止血法、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、駆け付け警護、新たな任務を付与するかどうかは政府全体で決めていきます。その上で、実施要領の記述については任務付与と、関する検討に併せて適切に検討をしてまいります。  さらには、仮に、仮に第十一次要員に駆け付け警護の任務を負わせる場合、自衛隊医官、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 陸上自衛隊の個人救急品は、平成二十三年度から常備装備品として救急品袋、救急包帯、止血帯の三品目を整備し、全ての隊員が携行できるようにしているところです。また、海外派遣等の任務では、三品目に加えて止血ガーゼ、はさみ、手袋、人工呼吸用シート、チェストシールの...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の止血ガーゼは陸上自衛隊の個人携行救急品の追加装備品に含まれているものでありまして、その調達、配付の考え方は追加装備品の調達、配備の考え方と同じでございます。  すなわち、止血ガーゼの配付においては、他の追加装備品と同様、平素より全ての隊員に配付...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のこの記事が掲載されたことは承知をいたしております。そして、この当該記事では、今委員が御指摘になったように、米軍が実施する教育項目のうち陸上自衛隊で実施されているのは二項目だけという表になっております。しかしながら、受傷時の初期対応、胸部外傷、防弾...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) PKO五原則の三条の一号イ号に言う「紛争当事者にも偏ることなく実施される活動」、この定義について、いずれの当事者にもくみせず、かつマンデートの実施に当たりいかなる当事者も優遇又は差別しないという意味に解釈をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 検討の上、この条文の解釈を今述べたとおりということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 冒頭御答弁申し上げましたように、私が視察をしたジュバの中においては落ち着きはあったと思います。しかしながら、委員御指摘のように流動性もあることであり、しっかりと状況は検討して、政府全体で判断をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘になった中で、南スーダンに、マーシャル、済みません、マシャール前第一副大統領が九月二十三日に自らの支持者等に南スーダン政府に対する武装闘争を呼びかける声明を発声をしたことは承知をいたしております。他方、その声明の中では、昨年八月の南スーダンにおけ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自分の国を自分で守るという気概を持つということ、そして、私自身も命懸けで国益を守るために政治をやっていきたいという覚悟を示したものでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 日本の平和と安定、そして南スーダンに行かれている隊員の安全確保を全力で守り抜く、その覚悟でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンに行ってまいりました。ジュバの市内、かなり多くのところを視察させていただき、政府関係者、多くの閣僚とも意見交換をし、また国連の特別代表ともお話をしました。私が見た限りというか、その状況は、ジュバの市内は比較的落ち着いていたと思います。その上で、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) どの雑誌の発言であるか、御通告がなかったのですけれども、私、そのときそのときの状況の中で、また、私が記憶にある女性誌では、相手から例えば自衛隊に体験入学なんかしていただくのもいいんじゃないでしょうかと言われて、そういうのも考えられますねということは申し上...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私も防衛大臣になってから、国内外、自衛隊の皆さん方の本当に活動、一生懸命頑張っておられる、訓練にも励んでおられる姿を見ております。そういったところを学生の皆さん方にも見ていただくというのは、教育的には非常にいいものだと思っています。  しかしながら、今...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、沖縄の負担軽減、これは安倍内閣の最重要課題の一つとして全力を挙げて取り組んでいかなければならないと思っております。  その上で、北部訓練場のヘリパッドの移設工事のことについてお尋ねがありました。  工事用の通路に長期にわたってテントや車両等が放...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) はい。  包括的な許可の中で十分であるという、そういう答えを国交省からいただいたところでございます。それが、したがいまして、違法ではないということです。
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘のとおり、弾道ミサイルを回収できれば、その性能や製造技術に関する情報が得られる可能性があります。特に潜水艦発射弾道ミサイルについては、北朝鮮が開発中の最新鋭の弾道ミサイルであり、仮に回収できた場合、有用な情報が得られる可能性があります。  他...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げたとおり、関係省庁と連携をしながら、抑止力の観点、技術的な観点から何ができるか、今連携をして検討しているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 海上自衛隊のイージス艦については、我が国全域を防護することを任務といたしておりますので、機動的な運用を基本といたしております。特定の港湾に依存して作戦を行うものではありません。  その上で、乗員の生活基盤や整備補給等の後方支援基盤確保の観点から、BMD...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘のとおり、大湊基地については水深の関係でイージス艦は接岸できませんが、弾道ミサイル防衛に支障を及ぼすものではないというふうに考えております。(発言する者あり)はい、知っております。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 弾道ミサイル防衛については、イージス艦とPAC3による二重構造の防衛体制を取っているところであります。このうち、イージス艦は我が国全域を防護することを任務としておりますので、機動的な運用を基本としており、特定の港湾に依存して作戦を行うものではないことは先...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 昭和四十七年見解の基本的な論理は、憲法九条の下でも、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対する、処する場合、例外的に自衛のための武力の行使が許されるというものであります。  昭和四十七年に政府見...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 当時は、我が国に対する武力攻撃が発生した場合に考えられるというのが当時の事実認識でございます。  しかしながら、基本的な論理に、基本的な論理という意味に当てはまる場合として、我が国に対する武力攻撃が発生した場合に限られるとされてきた従前の事実認識を改め...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 憲法九条の解釈として、自衛権は、我が国に対する急迫不正の侵害があって、他に取るべき手段がなくて、必要最小限度です。これは砂川判決の、唯一の最高裁判決である砂川判決の理論です。それがそのまま昭和四十七年の基本的な論理になっていて、それを今回の変更で変えるも...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国は、いわゆる非核三原則により、憲法上は保有することを禁ぜられていないものを含め、政策上の方針として一切の核兵器を保有しないという原則を堅持をいたしております。原子力基本法及び条約により、我が国は一切の核兵器を保有し得ないこととしております。  従...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今の答弁と異なるところはないと考えます。
○国務大臣(稲田朋美君) 何度もその対談について質問されております。対談、政治家の発言はそのときの政治情勢等によって発言をするものだというふうに思います。  御指摘の発言は、防衛大臣に就任する前の一政治家として個人的な見解を述べたものであります。対談を実施したのは平成二十三年三...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 唯一の戦争被爆国として、非核三原則を堅持し、核のない世界に向けて強い決意で努力を積み重ねる決意でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 現在の防衛大臣として私の立場は、核兵器のない世界に向けて……(発言する者あり)はい。核兵器のない世界に向けて非核三原則を堅持し、核なき世界の実現のために全力を尽くす所存でございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 政治家としての発言は、そのときの政治情勢によって発言するものであり、またいろんな文脈の中で発言するものであります。先ほど御指摘の発言は、私の野党時代の一政治家としての発言でございます。  私の防衛大臣としての見解は、何度も申しますけれども、核兵器のない...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 過去の政治的な発言でございます。発言の時点においてどうであったかという問題でありますので、この場でその過去の発言を撤回するつもりはありません。  そして、私の見解は、先ほど申し上げましたように、核のない世界に目指して全力を尽くしてまいる所存でございます...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) このタイトルは編集側が付けたものであります。私はこのようなことを思っておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) この文脈の中で韓国の最高裁判決を批判したということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 最高裁判決に関しては、私は常識ではないとその当時考え、そのことを言った、それだけでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今答弁したとおりでございます。  なお、その後、韓国との間で、ここのテーマになっている慰安婦の合意についても、昨年の十二月に不可逆的、最終的な合意が成立して、前向きに北朝鮮のミサイルの脅威やそういった点について、安全保障上、日本と韓国、しっかりと協力を...全文を見る
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○稲田国務大臣 個々のことに対して言ったのではなくて、自衛隊のリスクに対して申し上げれば、自衛隊員の任務はこれまでも常にリスクを伴うものです。我が国有事における任務は文字どおり命がけのものであり、隊員にとって極限に近いリスクがあります。平素における災害派遣も、警察や消防だけでは手...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げたとおりですけれども、簡潔に申し上げますと、今までも自衛隊員はリスクを負って職務に邁進しており、平和安全法制の整備によって新たに付与される任務、例えば駆けつけ警護もそうでございますけれども、これまで同様にリスクがあるわけでありまして、私たちは、このような...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、任務がふえるからといってその分だけリスクがふえる、そういう足し算のようなものではないということを申し上げている、そのような単純な性格のものではないということを申し上げているところであります。  今回の駆けつけ警護につきましても、十分な...全文を見る
○稲田国務大臣 新たな任務が加わるからといって単純にリスクがふえるというものではありませんということでございます。
10月13日第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のとおり、野党時代、一政治家として様々な発言をしていたことは事実でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) TPPは、農業だけでなくて、三十項目に及ぶ様々な日本の課題、日本の分野についての難しい交渉であるということを述べているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のとおり、TPPは国益が懸かった大変難しい交渉です。それゆえ、そのときに、国益を守る基準なくしてTPPに突っ込んでいくことについて大変危機感がありました。反対運動をして、そして……(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 自民党の中で何を守るかというルールを決め、また公約において聖域なき関税撤廃ではないという公約を掲げ、安倍政権になって、安倍総理とオバマ大統領との間で聖域なき関税撤廃ではないということを確認をしてTPP交渉に入り、また二年間タフな交渉を続けて国益を守ってき...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 繰り返しになりますけれども、当時、民主党政権が何を守るかという基準をなくしてTPP交渉に入ることについては大変危機感を持っておりました。そういった意味において、その反対運動を受けて、自民党の中でルールを決め、そして聖域なき関税撤廃ではないということを公約...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、最も大事なことは一日も早く普天間飛行場の危険性の除去を実現することであり、この点は沖縄県と認識を政府は共有をしていると思います。  その上で、現在、委員が御指摘のとおり、裁判手続が行われており、翁長知事が今上告、県が上告をしている。そして、三月の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一昨日の委員の質問もそうなんですけれども、一体いつの、どの私の発言であるかということは全く質問通告をいただいていないわけです。あらゆる政治家の発言は、その当時の状況の下で、そして文脈の中でそういった発言をしていて、一行だけを取り出されて、しかも、多分野党...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 当時の、野党時代の発言であり、私自身は日本らしさを主張すべきであるということをその中で言っているのだろうと思います。もう全部読んでいないので分かりませんけれども。  そして、アメリカ任せって、日本の場合は、我が国自身の防衛力、そして日米同盟の強化、さら...全文を見る
10月14日第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○稲田国務大臣 防衛大臣の稲田朋美でございます。  本日は、山口委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。  北朝鮮は、先月、五回目となる核実験を行うとともに、過去に例を見ない頻度で弾...全文を見る
10月18日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣の稲田朋美でございます。  本日は、宇都委員長を始め、理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。  北朝鮮は、先月、五回目となる核実験を行うとともに、過去に例を見な...全文を見る
10月20日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省として、報道にある警察官の発言についてお答えする立場ではありませんけれども、でも、官房長官がおっしゃったように、不適切な発言であり、大変残念な発言である、私も全く同じ思いでございます。  その上で、防衛省としては、沖縄の負担軽減のため一日も早い北...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 政府が再三説明しております昭和四十七年見解の基本的論理とは、憲法第九条の下でも、自国の平和と安全を維持し、存立を全うするために必要な自衛措置をとることを禁じているとは解されない。そして、一方、この自衛権の措置は、あくまでも外国の武力攻撃によって国民の生命...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) これは、昭和四十七年の政府見解の、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるというような急迫不正の事態に対処し、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として初めて容認されるものであるから、その措置は、右の事態を排除...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど述べたとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も恐縮ですけれども、四十七年の基本的論理は、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対処し、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として初めて容認をされる、そしてその措置は、右の事態を排...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) マスコミ各社の社説について政府としてコメントをすることは差し控えたいと思います。  その上で、平和安全法制は、国権の最高機関である国会において二百時間超の審議の上で成立をした、現行憲法の下で適切に制定され、憲法に違反するものでないことは、砂川判決に照ら...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自分の都合のいいように論理をねじ曲げることですが、しかし私は、今回の平和安全法制がそういったものだとは考えておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 簡潔にとおっしゃいましたので簡潔に申し上げますが、昭和四十七年当時と今とは安全保障環境を取り巻く状況が変わっております。(発言する者あり)それは関係あるんです。なぜなら、基本的な論理に当てはめる場合において安全保障環境が大きく変わっているということは、私...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 基本的な論理は、今述べられたところと全く変わっておりません。ただ、当てはめにおいて、当てはめにおいて、当時の安全保障環境と今と大きく変わっているわけであります。  したがいまして、吉國長官が当時答弁された時代には、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 大野委員御指摘のように、しっかりと私も政策議論やってまいりたいと思っております。  その上で、今お尋ねの防衛三役が衆議院だけに限っているという点についてのお尋ねでございますが、防衛副大臣、防衛大臣政務官の任命については、衆議院議員からの任命を前提として...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘のロフテッド軌道を含め、弾道ミサイル攻撃に対して迎撃が可能か否かについては、飛来する弾道ミサイルの性能、発射地点、着弾場所等の様々な要因によって変化するものであることから、一概にお答えすることは困難だと思います。また、SM3ブロックⅠAの個別具体...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ブロックⅡAの共同開発、最終段階に入っていて、迎撃能力は格段上がるというふうには考えております。ただ、現在、日米共同開発中のSM3ブロックⅡAの個別具体的な性能についても特別防衛秘密に該当し、我が国の手のうちを明らかにすることから、お答えは差し控えたいと...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 個別具体的な性能については、お答えを差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど申し上げましたように、通常の軌道よりも高いロフテッド軌道を取ることで迎撃を回避することを企図して発射されたミサイルに対する迎撃能力は、このSM3ブロックⅠAと比べSM3ブロックⅡAは、迎撃可能高度、防護範囲を拡大をして、より高性能化、多様化した弾道...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ロフテッド軌道を含めて、弾道ミサイル攻撃に対して……(発言する者あり)えっ、あの……
○国務大臣(稲田朋美君) はい、済みません。  飛来する弾道ミサイルの性能、発射地点、着弾場所等の様々な要因について変化するものであることから一概にお答えすることは困難でありますけれども、今副大臣がおっしゃったことは、先ほど申し上げたとおり、SM3ブロックⅠAと比べ、迎撃可能高...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ただいま副大臣が答弁したように、性能が上がることによってロフテッド軌道のミサイルの中で……(発言する者あり)個別具体的な性能については特別防衛機密に該当いたしますけれども、SM3ブロックⅡAと比べてSM3ブロックⅡA、あっ、ⅠAと比べてⅡAが迎撃可能な高...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 再度、再度というか、副大臣の発言を確認した上で答弁させていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘のとおり、南スーダン、最も新しい国連加盟国であり、独立も間もない世界で一番若い国の一つでございます。反政府勢力の存在や部族間の対立があること、また、約二十年にわたるスーダンとの武力紛争を経て独立に至ったものの、その間に使用された多数の武器が国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 厳しい状況にある南スーダンは、自らの力だけでは平和と安定を確保することができず、だからこそ国連による平和維持活動が行われており、我が国も、専門的な教育訓練を受け、厳しい環境でも活動できる自衛隊を派遣しております。私も、現地に訪れたときに、南スーダン政府か...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊をPKO派遣をするのか、また、今派遣を継続するかどうかの判断要素、二つあると思います。  一つは、PKO参加五原則を満たしているかどうか、そしてもう一つは、PKO参加五原則を満たした上で、自衛隊員の安全を確保して更に意義ある活動が行われるか、この...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 十月八日に南スーダンを訪問して、ジュバの市内、トンピン地区からUNハウス地区、さらにはJICAが造っていた橋の地区等々を視察をしたところですが、現地は落ち着いているということはこの目で確認をしたところです。ジュバ市内の状況については、現時点でも同じ認識を...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど答弁申し上げたとおり、ジュバ市内、私はこの目でも比較的安定をしているというふうに確認をさせていただきました。  しかしながら、委員御指摘のとおり、例えばマラカル、ジュバから北にかなり離れたところですけれども、そこで武力衝突があり、また南側で襲撃が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今年七月に首都ジュバにおいてキール大統領派とマシャール第一副大統領派との間で武力の衝突が発生をして、治安は悪化したところです。中谷前大臣が会見で散発的に発砲事案が生じていると発言をされましたが、これは、当時ジュバでキール大統領派とマシャール第一副大統領派...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 七月の衝突に関しては、政府軍が戦車を出した、武力衝突であったこと、で、治安が悪化したことはそのとおりでございます。  しかし、それがPKO法上の武力紛争が新たに発生した、すなわちPKO法上の三条のロを崩すような武力紛争が発生したとは考えていないという意...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほども山口代表に答弁いたしましたように、PKO法における、PKO五原則における武力紛争、すなわち国又は国に準ずる組織が新たに出現をしたという状況における武力紛争ではないという評価でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 様々今御指摘になられましたので、まずPKO法上の五原則の武力紛争は七月も発生をしておりませんし、今も発生していない。また、ジュバ市内については比較的落ち着いているということは私もこの目で見てきたところでございます。その上で、隊員が安全を確保しながら有意義...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、最初に述べられた、七月十一日、武力衝突のさなかに、ジュバ市内のテレインホテルにて人道支援関係者及び報道関係者が南スーダン軍兵士等によって襲撃され、一名が死亡した等の被害に遭ったという報道は承知をいたしております。これについては、国連事務総長の指示の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) これまでに収集した種々の情報を総合的に勘案した結果、本日のムスダンに関しては、午前七時、北朝鮮が北西部の都市亀城付近より中距離弾道ミサイル、ムスダンと推定される弾道ミサイル一発を発射し、失敗したとの認識を有しております。  ムスダンは、北朝鮮で開発中と...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 北朝鮮は、今年に入って二回の核実験、さらに弾道ミサイルは二十発を超えて発射をしております。潜水艦からのミサイルの発射、さらには三発同時に発射して三発同時に我が国の排他的経済水域に着弾させる、そういった技術も身に付けておるというところから、新たな脅威に入っ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 同様の答弁になりますけれども、日中両国を始めとする六者会合のメンバーが、二〇〇五年の六者会合共同声明において、平和的な方法による朝鮮半島の検証可能な非核化という目標を一致して確認をしています。その後も日中両国は朝鮮半島の非核化を目指すことを繰り返し確認を...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 弾道ミサイル防衛体制ということだと思いますが、我が国のBMDシステムに関しては、イージス艦搭載のSM3による上層の迎撃、あとPAC3による下層での迎撃を自動警戒管制システムにより連動させて行っております。と同時に、北朝鮮の弾道ミサイル能力の向上を踏まえて...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、北朝鮮が米国に対して弾道ミサイルを発射した場合についてのお尋ねがございましたが、これを迎撃するかどうかにつきましては、弾道ミサイルが米国に向かうといった場合には、我が国の上空を横切る可能性があるという点を考慮する必要があると思っております。その上で、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど答弁申し上げましたように、大変不適切で残念な発言であり、このことは官房長官も申され、私も共有をしているところでございます。  警察官に関してはお答えする立場にありませんが、今委員御指摘のように、公安委員長にも私の思いは伝えたいと思います。
10月25日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(稲田朋美君) 含まれます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今、防衛医大の改革についての御質問がありました。  防衛計画の大綱及び現中期防整備計画においては、防衛医科大学病院等の運営の改善を含め、効率的かつ質の高い医療体制を確立する、そして防衛医学の研究教育拠点として防衛医科大学校の機能を強化するといった方針が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 北部訓練場のヘリパッド移設の工事は、その過半、約四千ヘクタールの返還のために必要なものであり、極めて大きな意義があるものだと考えております。  今委員御指摘をいただいたように、今、酷暑の夏、慣れない場所、慣れない業務に加え、移設工事に反対する人々への対...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になられましたように、先日の外交防衛委員会で山口代表の質問にお答えをいたしまして、自衛隊を派遣するに当たっては大きく二つの判断要素があり、一つはPKO五原則を満たしているか、そしてもう一つは、PKO五原則を満たした上で、要員の安全を確保した...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘になりましたように、今後、UNMISSから国連施設外での道路整備等の作業の要請があった場合、その現場の状況、現場に至る経路の治安状況、そして派遣施設隊の対応能力を勘案しつつ、UNMISSと調整して作業を実施するかどうかを決めていくこととなりま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘になりましたように、南スーダン、私も南スーダンに視察に行った際には自衛隊の諸君が本当に過酷な環境の中でしっかりと活動をし、しかも世界から非常に感謝をされているという状況を目の当たりにしたところでございます。  さらに、十月二十三日には駆け付...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘の野党時代の雑誌における私の発言でございますが、この発言は、当時の状況や、また雑誌における、対談における、そして文脈の中における一政治家個人としての意見を述べたもので、予算委員会で撤回しないと申し上げましたのも、そういった文脈の中の過去の一政治家...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も答弁いたしておりますが、当時の状況の日米関係における危機感の下で一個人として発言したものでございます。そして、先ほど来、防衛大臣としての私の考えは、核兵器のない世界の実現に向け、全力で取り組む所存でございます。  その上で、撤回するかしないか、こ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことを申し上げているのではなくて、今御指摘の、個人的な発言をいたしました当時の私の現状の認識、すなわち日米関係に対する、日米同盟に対する大変な危機感の下で一政治家として申し上げたということを予算委員会でも繰り返し述べたところでございます。そして、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 繰り返しになりますが、先ほど来申し上げていますとおり、その御指摘の発言は、当時の私自身の認識の下での、当時の一政治家としての発言でございます。現在、私はこの場に防衛大臣として答弁をいたしておりますので、今防衛大臣として申し述べさせていただいたとおりでござ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、ここに防衛大臣として答弁をする立場でおりますので、防衛大臣として答弁をさせていただきます。  その上で、先ほど御指摘になった発言は、当時の状況、当時の状況の私自身の認識であり、今は状況は変わっているということもまた事実でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣としての私の考えは、核なき世界を目指して全力を尽くす所存だということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 日米同盟に関する、その強さに関する認識は変わっております。
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の発言をした当時の日米同盟の強さに対する状況に関する認識は変わっております。その上で、私は今防衛大臣としてこの場におります。防衛大臣としての考えは、核なき世界の実現に向けて全力を尽くす所存でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国が核兵器を保有することはあり得ず、保有を検討することもあり得ないと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣としての私の意見は、今述べたとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 自然資源管理計画は、JEGSに基づき在日米軍が作成し、北部訓練場の自然資源管理計画には、当該地域の気候状況、絶滅危惧種等に係る情報及びその生息を保護するための措置等が記載されており、米側は同計画の内容に沿って北部訓練場における運用を実施しているものと承知...全文を見る
11月15日第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○稲田国務大臣 まず、現在、南スーダンに派遣しております自衛隊の部隊は、施設部隊、すなわち、道路をつくったり、また施設をつくったりしている部隊であります。  今回、駆けつけ警護の新任務の付与については、自衛隊の施設部隊が活動している場所の近くにおいてNGOなどの活動関係者などが...全文を見る
○稲田国務大臣 国連が行っているPKO活動の活動関係者の生命または身体に対する不測の侵害または危難が生じ、または危難が生じるおそれがある場合に、緊急の要請に対応して行う当該活動関係者の生命及び身体の保護でありますので、対象者は活動関係者ということでございます。  ただし、外国の...全文を見る
○稲田国務大臣 国連のPKO等の現場においては、複数の国の要員が協力をして活動を行うことが通常となっております。南スーダンにおいても、一つの宿営地、私も視察してまいりましたが、トンピン地区の宿営地においては、日本の自衛隊の部隊のほか、ネパール、ルワンダ等幾つかの部隊が活動拠点とい...全文を見る
○稲田国務大臣 いわゆる駆けつけ警護、これは、緊急の要請に応じた、活動関係者の人道的な見地からの保護でございますが、これは、国連PKOに派遣されている自衛隊部隊の近くでNGO等の活動関係者が襲われ、ほかに速やかに対応できる現地治安当局や国連部隊等が存在しないといった極めて限定的な...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったように、南スーダンに派遣しております我が国の自衛隊は施設部隊であって、安全確保業務、すなわち治安や警護などを任務としているものではありません。安全確保業務を任務とするには国会の承認が要ることは御承知のとおりでございます。したがって、施設部隊が...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、自衛隊を国連PKOに派遣するに当たっては、大きく二つ要素があると思います。一つは、PKO参加五原則を満たしているかどうか。そのPKO参加五原則を満たしているか否かは、まさしく我が国の憲法九条の、武力紛争に巻き込まれないか、一体化しないかという意味において満た...全文を見る
○稲田国務大臣 従来より、政府としては、先ほど私が申しました二つの要件、PKO五原則を満たし、そして安全を確保した上で意義ある活動を行えるかどうか、これをしっかりと政府の考えとして明示的に今回はあらわしたということでございます。  また、御指摘の、参加五原則を満たしつつも、安全...全文を見る
○稲田国務大臣 今回、米国でトランプ次期大統領が、大激戦、長い大統領選を制して当選をされたわけであります。そして、すぐに総理はトランプ次期大統領にお電話をされて電話会談を行われ、トランプ次期大統領から、日米関係は卓越したパートナーシップであり、この特別な関係をさらに強化したいとい...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、トランプさんが選挙期間中さまざまなことをおっしゃっていたことは事実でありますけれども、就任直後の演説を聞いておりましても、また、総理に日米関係をますます深化、強化していく必要があるというふうに電話でおっしゃったことも含め、実際にトランプさんが大統領になられて...全文を見る
○稲田国務大臣 日米の重要性、今委員が御指摘されたこと、全く同感であります。  ただ、トランプさんが大統領になられてからどういった発言をされるのかということについては、私は予断を持って仮定のことについて発言をすべきではないというふうに思います。  ただ、先ほども申しましたよう...全文を見る
○稲田国務大臣 自衛隊の皆さんは、今までも、みずからの危険を顧みず、その任務を責任感を持って完遂されてきたところであります。  今、自衛隊の御家族のお気持ちということになれば、まさしく、そういった任務を遂行されている家族を誇りに思うと同時に、やはり、しっかりと安全性を確保してほ...全文を見る
○稲田国務大臣 駆けつけ警護ということではなく、七月に大きな武力衝突があったことは確かであります、その中で、それが、いろいろなところから情報をいただいたり、また、ジブチに行ったときに副隊長に来ていただいて状況等もお伺いをいたしました。その中で、武力紛争が起きている、すなわち紛争当...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん、駆けつけ警護は新しい任務ですから、それを付与するかどうかについても、私が視察したことが基礎になります。さらには、その一カ月後に柴山補佐官も視察をしたわけであります。  一つは、自衛隊の施設活動の期間を延長するかどうか、まずそれを判断し、その後に、きょう...全文を見る
○稲田国務大臣 私が視察したのは十月八日であります。そして、まず、その施設部隊のPKO活動の期間の延長を決めたのが十月二十五日であります。そして、本日、業務を新たに付与したわけであります。  そういう時系列からいたしますと、十月八日に見に行ったときに、いきなり駆けつけ警護云々と...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も繰り返して恐縮ではありますけれども、今回の駆けつけ警護は、我が国の自衛隊、すなわち施設部隊が活動をしているその中で、そして活動しているその近くで、NGO等、活動関係者からの緊急の要請を受けて、人道的な見地から、対応できる範囲において行うものでありますので、あ...全文を見る
○稲田国務大臣 訪問に際しては、日本隊の宿営地、同宿営地の所在する国連トンピン地区、国連ハウス地区、市内のナイル架橋工事現場等を視察したところであります。  この間、日本隊の宿営地、国連トンピン地区の近傍、また国連ハウス地区及び市内の各所等、七月に実際に衝突を生じた場所、すなわ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、PKO五原則、先ほどの質問の中でも申し上げましたが、我が国の憲法上の要請として、武力の紛争に巻き込まれたり、一体化されないようにするためであります。  今回の南スーダンに派遣をしている部隊は、PKO法第三条の一号ロの「武力紛争が終了して紛争当事者が当該活動...全文を見る
○稲田国務大臣 やや繰り返しになって恐縮ですけれども、このいわゆる駆けつけ警護、緊急の要請に応じた活動関係者の保護は、国連PKOに派遣されている自衛隊部隊の近くでNGO等の活動関係者が襲われ、他に速やかに対応できる現地の治安当局や国連部隊などが存在しないといった極めて限定的な場面...全文を見る
○稲田国務大臣 ちょっと繰り返しになりますけれども、南スーダンに派遣をしているのは施設部隊であります。そして、その主な業務は施設活動でありますので、施設活動に従事している要員が駆けつけ警護を実施するということはもちろん想定されております。また、実際に施設作業を専門とする要員のほか...全文を見る
○稲田国務大臣 まさしく今委員御指摘になったように、自衛隊の任務、さらには、今回南スーダンに行く部隊、先生の御地元でございます。  私も先日訓練を視察した中に、女性で、しかも中学生と小学生のお子さんのある女性が、南スーダンに向かうその隊の中に入っておられました。御主人も自衛隊員...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、繰り返しになりますけれども、トランプさんが大統領になられて、選挙中いろいろなことをおっしゃっておられましたけれども、どういった政策を実際にとられるのか、また、日米の関係についてどういった方針、戦略をとられるのかについては、予断を持ってコメントをすべきではない...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘になった「防衛大臣現地状況報告」は、私が本年十月八日に南スーダン派遣施設隊を訪問した際に、派遣施設隊長から現地情勢の説明を受けたときに使用した資料であって、南スーダン全域の情勢やジュバ市内の情勢について記述をされているものでございます。  本資料は南スー...全文を見る
○稲田国務大臣 ジュバ市内の情勢であるとはいうものの、その情報源は、さまざまなところから情報収集をしておりますので、どこから情報収集をしているか等々の能力を外から推察されることは自衛隊の任務の効果的な遂行に支障を生じるおそれがあるというふうに判断をしたところでございます。
○稲田国務大臣 今委員がお示しをされているその資料については、現地の自衛隊の情報収集能力を推察されるものが入っているがゆえに開示はできませんけれども、今委員が御指摘になった国民に対して説明ができるような資料、ただ、刻々と変わっていきますので、緊張感を持って見なければならないし、も...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、仮定の質問ですので、お答えする立場にはありません。  そして、七月の状況も、数日以内には収束をしたわけであります。したがいまして、そういったいろいろな状況を判断しつつ、今回の駆けつけ警護の任務を付与したところでございます。
○稲田国務大臣 駆けつけ警護は、何度も言いますけれども、施設隊が、みずからの安全を確保しつつ、緊急の要請に応じて、人道的な見地から行うものです。そして、任務を付与したからといって、そういう状況にあるかどうかの部隊長の判断があって初めて行うものであります。  たとえ駆けつけ警護の...全文を見る
○稲田国務大臣 今私は、七月の状況の中でかなり熾烈な時点、すなわち、銃撃戦が行われ、トルコビルに穴があく、そして国連からは移動禁止をされていて、そして、あの七月のテレインホテルの事案では国連の歩兵部隊すら駆けつけることができなかったというような、そういう状況において、駆けつけ警護...全文を見る
○稲田国務大臣 今お話がありましたように、七月十一日、JICA本部から外務省を通じて政府に対し、自衛隊による支援も含めたJICA関係者の安全な退避の確保について要請があったところです。また、同日、派遣施設隊長に対し、JICA現地所長から電話により同様の相談があったとの報告を受けて...全文を見る
○稲田国務大臣 七月十一日のJICA現地所長からの相談に対し、派遣施設隊長は、UNMISS司令部により施設外移動が制限をされていた、すなわち、国連から移動禁止を申し渡されていた、また、国連トンピン地区近傍で激しい銃撃戦が行われていたこと等を踏まえ、上級司令部からの指示がない限り輸...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほども述べましたように、自衛隊として必要な準備は整えていたところでありますが、結果として、大使館の防護車の確保の方が早かったということでございます。
○稲田国務大臣 個別具体的に判断してまいります。
○稲田国務大臣 当時も輸送の規定を使って輸送することを、必要な準備はしていたわけであります。今回の駆けつけ警護の任務の付与により、訓練も終了をしているわけでありますし、法的な要件もあるということで派遣をするわけですが、施設隊がみずからの、自衛隊がみずからの安全を確保しつつ対応可能...全文を見る
○稲田国務大臣 まさしく今回の駆けつけ警護は、そういった緊急の要請を受けて、人道的見地から、特に邦人からそういった緊急の要請を受けたときに、自衛隊員が、しっかり訓練をして、法的根拠に迷うことなく駆けつけて一時的な保護ができるように法改正したものでありますので、その法の趣旨に従いつ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、法律上はそういった区別はしていません。緊急的、人道的見地から、救える人は見殺しにしないんです。それは、日本人であろうが海外の人であろうが見殺しにしない。ただ、他国の軍人といった場合には、そういった必要性はまず考えられない。  しかも、ここで岡本先生がおっし...全文を見る
○稲田国務大臣 私が言っていることと、委員が言っていることの間に差があると私は思いません。  私は、今まで何回も言ってきたように、なぜこの駆けつけ警護を新たに規定するようになったか。今までずっと、自衛隊員が日本人を救いたいと思って、その法律もなくて、訓練もなくて、自分自身がリス...全文を見る
○稲田国務大臣 そもそも論ですけれども、そもそも、今までも、こういった規定がないために、また十分な訓練も行っていないがために、邦人を助けるに当たってそのしわ寄せがみんな自衛隊員に来てしまっている、こういう状況は直さなければいけないという今までの経験に基づいた要請、これが大きくあり...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、人数は申せません。これはやはり手のうちに入るもので、人数は言えません。  しかし、今、警備隊、警備員、警備を担当する警備隊員を、普通科ですね、ふやすのかというと、人数は変わりません。  もう一つ、済みません。(後藤(祐)委員「有意義な活動」と呼ぶ)有意義...全文を見る
○稲田国務大臣 今おっしゃるとおりでございます。駆けつけ警護を有意義な活動ということを言っているのではありません。
○稲田国務大臣 今の御指摘は、予算委員会でも委員を初め御指摘をいただいたところで、私は大変重要な御指摘だというふうに思います。  そして、南スーダンに派遣される第十一次要員については、第十次要員における運用状況や、現地における他国の医療部隊の医療体制を踏まえつつ、万一の事態の際...全文を見る
○稲田国務大臣 予算委員会の答弁を読んでいただいて、またその繰り返しになるんですけれども、新たな任務をふやしたからそれだけリスクが高まるということではなくて、そもそも、自衛隊の任務にはリスクがあります。それを軽視したことは一度もないんですね。  そして、新たな任務を付与するに際...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も繰り返しになりますけれども、リスクはあります。自衛隊の任務にリスクはあります。  しかし、この任務とこの任務とこの任務を加えたから、一足す一足す一イコール三というようなそういうことではなくて、しっかりとリスクを低減させて、安全を確保し、しかも訓練もし、これ...全文を見る
○稲田国務大臣 答弁をしないということではなくて、そのリスクの考え方自体を私はるる繰り返し申し上げているところでございます。
○稲田国務大臣 答弁がまた繰り返しになって恐縮でございますけれども、リスクはあるんです。常にリスクはある。  しかし、新しい任務を二つふやしたら二ふえた、三ふえたということではなくて、例えば駆けつけ警護についても、しっかり訓練をして、法的根拠を与えることによってリスクが低減する...全文を見る
○稲田国務大臣 恐縮ですが、リスクがゼロだと言ったことは一度もありません。常にリスクはあるんです。  しかし、それが、新たな任務をふやしたから、一足す一足す一は三というような、そういうものではなくて、例えば、何度も言いますけれども、駆けつけ警護、しっかり訓練をしている場合と、訓...全文を見る
○稲田国務大臣 そういう足し算的なものではなくて、リスクがゼロになることはない、必ず常にリスクがある、そういったことを前提に置いて、どうやったらそのリスクを低減できるかということをしっかりと考えていくということでございます。
○稲田国務大臣 そもそも出発点が、私は、一足す一は三、三引く二は一というような考え方をしていないので、ちょっと、そもそも委員ともしかしたら出発点が違うのかなというふうに思います。  リスクはあるんです、いかなる場合も。リスクはあって、そして、そのリスクを低減させるためにどうやっ...全文を見る
○稲田国務大臣 リスクといった場合に、質も量もありますので、いろいろな考え方があると思います。  ただ、私は、委員のような、足し算をして、そこからマイナスをするというような考え方ではなくて、そうではなくて、しっかりとリスクがあるということを前提にした上で、それを低減させることを...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、任務がふえるからといって、その分だけリスクがふえるというような考え方はしておりません。そういった意味で、きめ細やかな準備と安全確保対策を講じて、あらゆる面でリスクを低減する取り組みを行います。  繰り返しになりますが、駆けつけ警護だっ...全文を見る
○稲田国務大臣 今、お読みになりましたか、その部分、全部。(緒方委員「はい、読みました」と呼ぶ)  ここに書かれているのは、南スーダンの状況は極めて悪く、多くの市民が殺傷……(緒方委員「その上」と呼ぶ)その上ですか。他方、PKO五原則については、憲法に合致した活動であることを担...全文を見る
○稲田国務大臣 いずれにいたしましても、PKOにおける戦闘行為にしても武力紛争にしても、要するに、紛争当事者が国または国準の、国際間の紛争というのはまさしくそうじゃないですか。国または国準対国または国準の紛争であって初めて国際紛争であって、そこに、キーというか重要な定義というのは...全文を見る
○稲田国務大臣 いずれにしても、いずれにしてもと言うとちょっとあれですけれども、両方の定義ともに、国または国準、国または国準間の武力の紛争であるということは共通をしているわけですよね。なので、私は、それが矛盾するとか説明がつかないということではないと思います。
○稲田国務大臣 戦闘行為にしろ、PKO五原則の武力紛争にせよ、何が問題かというと、日本の自衛隊の派遣が、憲法九条に違反する武力紛争に巻き込まれ、一体化するものであるかどうかを見るわけですよね。ですから、国または国準、国または国準の間の武力による戦闘行為、これが問題であって、そうで...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、武力紛争を法的に定義した規定というのはありません。  そして、私は、ちょっと質問が混乱しているんじゃないかと、失礼なことを申し上げますが。  それは、結局、戦闘行為にしても、武力紛争にしても、これを定義することの意味は、何度も申しますが、憲法九条の、武力...全文を見る
○稲田国務大臣 もう一度整理をいたします。  武力紛争は、国家または国家に準ずる組織の間で武力を用いた争いが生じているかどうか、ここを見ます。そして、戦闘行為は、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為でありますので、武力紛争があることを前提として、...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど来、委員からの御質問にお答えをして、最終的に整理をいたしましたように、武力紛争は、国または国家に準ずる組織の間で武力を用いた争いが生じる、これは九条との関係で問題になるということもるる申し上げてきました。  その上で、我が国は、戦闘行為を「国際的な武力紛争...全文を見る
○稲田国務大臣 我々の法律において戦闘行為がどう定義づけられているかということが重要だと私は思います。
○稲田国務大臣 何度も繰り返しになりますけれども、我が国の法律で戦闘行為が定義づけられているわけです。そしてそれは、武力紛争を前提とした行為を戦闘行為としているわけです。  それが国際社会からどうかということを申しますと、我が国には憲法があるんですよ。九条があるんです。なので、...全文を見る
○稲田国務大臣 差があるというか、我が国は、憲法があって、その憲法に適合するかどうかを、しっかり戦闘行為に当たるかどうかを見なければならないという状況だということを申し上げているわけでございます。
○稲田国務大臣 何度も繰り返しの答弁になって恐縮ですけれども、武力紛争は、国または国準間の武力を用いた争いです。  なぜこの武力紛争ということを我が国はしっかりと見なきゃいけないかというと、これは、憲法九条との関係で、武力紛争があるかないかをまず確認しなきゃいけない。そういう意...全文を見る
○稲田国務大臣 武力紛争に当たるかどうかは、憲法九条に違反するかどうかなんです。それが全てじゃないんですよ、PKOでは。それが全てじゃなくて、それが満たされた上で、しかも安全を確保しつつ有意義な活動ができるかどうかがすごく重要なんです。そういう意味で、武力紛争ではないということで...全文を見る
○稲田国務大臣 九条に違反するかどうかは、国または国準との間の武力を用いた争いですから、その一方当事者が、マシャールのように国外に逃亡して、系統立ったものを持っておらず、支配地域を確立していない、その限りにおいて武力紛争ではない、法的な意味における武力紛争ではないということです。
○稲田国務大臣 先月の八日に南スーダンを訪問しましたが、この訪問は、南スーダン派遣施設隊の活動状況を把握、視察するとともに、南スーダンの政府関係者等との意見交換等を目的としておりました。  視察先としては、派遣施設隊の宿営地、また宿営地が所在する国連トンピン地区に加えて、七月の...全文を見る
○稲田国務大臣 今回、ジュバ及びその近郊ということで、施設部隊が活動するわけですが、駆けつけ警護も、そうした緊急な要請を受けて、人道的見地から、対応できる範囲で行うものなので、そういった施設部隊の活動の範囲に限られるということでございます。  その上で、私がそこを全部見てきたの...全文を見る
○稲田国務大臣 ジュバ市内以外のところには行っていないという意味において、そこは見ていないじゃないかという御指摘だと思いますが、もちろん、私が見た範囲で比較的安定しているということは、目で見てというか、もう肌身で感じて、私はそれを感じることができました。その上で、自分が見たものだ...全文を見る
○稲田国務大臣 ディエン・ジェノサイド予防担当国連事務総長特別顧問は、とめるための行動がとられなければジェノサイドに発展しかねない兆候が存在するというふうに述べつつ、同じ会見の中で、現時点では、南スーダンで起きている事案は民族浄化ではなく、ジェノサイドは起きていないというふうに述...全文を見る
○稲田国務大臣 この共同宿営地防護の条文は、共同宿営地に攻撃があったときは、当該宿営地に所在する者の生命身体を防護するための措置をとる当該要員と共同して、第三項による武器の使用をすることができるなんですね。  なので、先ほど辰己さんから答弁ありましたように、しっかりと計画も立て...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどの答弁のとおり、現実問題として、広大なトンピン地区には複数の外国軍隊が所在しているわけです。その中には、歩兵部隊もいれば、日本のように施設部隊もある。そして、自衛隊の有する能力、また各国の役割分担を総合的に勘案すれば、自衛隊が対処できる場面もおのずから限定さ...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど後藤委員からの質問に対しても、また、後藤委員からも、与党、野党ない、しっかり検討していこう、その気持ちは全く共通しております。さらには、予算委員会でさまざま御質問をいただいた結果もあり、やはり、今回の南スーダンに派遣される第十一次要員には、衛生要員約十名、う...全文を見る
○稲田国務大臣 今おっしゃるように、自衛隊の任務を遂行するに当たっては、自衛隊の衛生部門はしっかり機能することが重要で、このためにも、御指摘の自衛隊医官の離職防止はしっかりと進めていく必要があるというふうに思っております。  その防止策として、将官ポストの増設、自衛隊病院におけ...全文を見る
○稲田国務大臣 今回、平和安全法制の制定に伴い、共同宿営地の共同防護が可能になる。そして、本日の閣議決定により、他国と同じ宿営地にいる以上、他国の要員が倒れてしまえば自衛隊員が襲撃されるおそれがあり、他国の要員と自衛隊員はいわば運命共同体と言え、共同して対処した方がその安全性を高...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員がさまざま、国連の調査報告書についてお話をいただきました。七月の武力衝突事案、銃撃戦を含む、かなり苛烈なものであったと思います。その中で、政府軍の軍人の一部がテレイン地区で暴行、また、婦女に対する暴行行為、略奪等を行ったということも記載をされているわけであり...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、委員が御指摘になりましたように、今、南スーダンに我が国の自衛隊をPKO法で派遣しておりますのは、三条一号ロの、「武力紛争が終了して紛争当事者が当該活動が行われる地域に存在しなくなった場合において、当該活動が行われる地域の属する国の当該活動が行われることについ...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど、国連事務総長特別顧問の会見での発言について紹介がございました。そして、先生も御指摘になりますように、南スーダンの治安状況は極めて厳しく、武力衝突、一般市民の殺傷がたびたび生じていることも事実です。ここはしっかりと緊張感を持って見ていかなければならないという...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員御指摘になったように、やはり我が国の防衛に関しては、我が国自身の防衛力をしっかりとつけていくということが一つ重要だと思います。それは質においても量においてもですね。我が国自体が自分の国は自分で守る体制をしっかりとつくっていく。先ほど委員が御指摘になった情報の...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、日米同盟は非常に重要だと思っております。この重要さは、たとえどなたが大統領になられようと変わるものではないですし、また、トランプさんが大統領になられて、さまざま選挙期間中におっしゃっていたことを実際にどういった形で政策に移されるのかということは、予断を持って...全文を見る
○稲田国務大臣 ずっと日本がやってきたPKO、すごく経験があります。さらに、私も、ジブチに行っても、それからジュバに行っても非常に感じたのは、日本らしい、自衛隊の、例えば施設活動であったり、ずっと経験を積み上げてきた、非常に現地の人たちが喜ぶ、喜んでいただける、感謝していただける...全文を見る
○稲田国務大臣 私も以前、国会で同じ質問を受けて答弁させていただいたとおりですけれども、機動隊員によるこういった発言は大変残念でありますし、また、官房長官も、このような発言は許すまじきことであるという発言をされているところでございます。私自身も、こういった不適切な発言を行ったこと...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の嘉手納飛行場周辺での悪臭については、これまでも嘉手納町や周辺住民から、嘉手納飛行場の米軍航空機が原因である可能性が高い、そして多くの要請、苦情が寄せられており、防衛省としても、重要な問題であるというふうに認識をいたしております。  そのため、嘉手納町から...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘の本年六月の普天間飛行場における燃料の流出については、米側から、貯油タンクの格納時期において定期的に行われる燃料移動作業の際にタンクのバルブにふぐあいが生じたところ、燃料漏れを防止する自動遮断弁が適正に作動しなかったため発生したとの説明を受けました。  ...全文を見る
○稲田国務大臣 日米両政府は、日米合同委員会において、嘉手納飛行場及び普天間飛行場における航空機の騒音を規制する航空機騒音規制措置について合意をしております。  この中で、二十二時から早朝六時までの間の飛行及び地上の活動については、外来機か否かにかかわりなく、米国の運用上の所要...全文を見る
○稲田国務大臣 人が生活する上で受忍限度を超えたものであるというふうに認識をいたしております。
○稲田国務大臣 今、深山局長から答弁申し上げました今回の補修事業は、設置から五十年以上が経過した普天間飛行場において、一部施設の老朽化が進んでいて、安全な運用の維持などに支障を来し得る状態になっていることから、必要最小限度の補修を行うものでございます。  普天間飛行場の五年以内...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成二十八年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。  以上が...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○稲田国務大臣 充足率についてのお尋ねですけれども、人員の充足率が十分ではない、すなわち、定数どおりの人員が実際に配置されていない、そういう課題はあります。自衛官の充足率の向上は、自衛隊の体制強化の観点から大変重要であり、防衛大綱及び中期防に基づいて継続的に取り組んでいるところで...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員御指摘になりましたように、方向感をしっかりと示すということは重要で、そのために、防衛大綱、そして中期防で将来を見渡した形での計画を立てております。  さらには、先ほど答弁申し上げましたように、少しずつではありますけれども、近年改善傾向にはあります。また、来...全文を見る
○稲田国務大臣 毎年毎年六百十六名ずつふやす、そういう趣旨ではなくて、しっかりと、計画、中期防に書かれた定員に満つるように充足率をふやしていくということでございます。
○稲田国務大臣 今、委員は何点か御指摘になりました。  私も、現場の自衛官の皆さん方が非常に士気高く、そして、さまざまな危険があるにもかかわらず頑張っている姿を目にするにつけて、その勤務環境や今おっしゃっている充足率も含めて、しっかりとやっていかなければならないと思っております...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年成立をした平和安全法しかり、また今回、今委員が御指摘になった新任務しかりでありますが、大変重要な法であり、今回の駆けつけ警護について申し上げれば、前回のこの委員会でもるる答弁いたしましたように、本当に高い評価を受けている南スーダンの施設部隊、道路をつくったり、...全文を見る
○稲田国務大臣 前回、後藤委員から示されたペーパーについては、私がジュバに行きました十月八日の時点のジュバの市内の情報について、やはりそれを開示することが自衛隊の、我が方の情報収集能力を開示すること、すなわち手のうちを開示することにつながるので、ああいった黒く塗ったものを提出した...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、駆けつけ警護そのものは、施設隊がみずから対応できる範囲において、緊急的、人道的見地から行うものであって、私は、今、ジュバの情勢をしっかりと見きわめた上で、訓練をしっかりした上で、今までのPKOの中でも要請があったものを、今回、法的な根拠...全文を見る
○稲田国務大臣 委員御指摘のとおり、我が国の弾道ミサイル防衛システムは、大量破壊兵器及び弾道ミサイル拡散の進展を踏まえ、弾道ミサイル攻撃に対して我が国国民の生命財産を守るための純粋に防御的な手段であり、我が国の安全を確保する上で不可欠なものとして整備を進めてきたものであります。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 現行の防衛大綱においては、我が国の弾道ミサイル対処能力の総合的な向上を図ることといたしております。そして、専守防衛、日米同盟の強化という大前提のもとで、しかしながら、国際情勢は刻々と変化をしているわけでありますので、国民の生命、身体、財産、領土、領海、領空を断固守...全文を見る
○稲田国務大臣 今般の給与改定は、八月八日に行われた人事院勧告に基づいて行われるものです。人事院勧告制度は、憲法が保障しているところの労働基本権を制約されていることの代償措置として、国家公務員に対して適正な給与を確保する機能を有しているというふうに承知をいたしております。  政...全文を見る
○稲田国務大臣 委員が御指摘になったように、今の財政状況等々を鑑みて、閣僚懇談会申し合わせで返納しているということでございます。
○稲田国務大臣 国家公務員制度改革を進め、また内閣人事局を設置する過程において、この労働基本権の問題はさまざま議論がなされたわけであります。しかし、現時点において、労働基本権が制約されている現状において、代償措置として国家公務員に対して適正な給与を確保する機能を有している人事院勧...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった点も踏まえ、検討をしているところだと承知をいたしております。
○稲田国務大臣 前回お答え申し上げましたことと重なる部分もありますが、離職防止策としては、将官ポストの増設、自衛隊病院における部外者への診療の推進、医官の集中配置による自衛隊病院での診療機会の増加、医官の外部医療機関での兼業、兼職の推進などを行うとともに、若手医官に対しては、専門...全文を見る
○稲田国務大臣 平成二十四年から二十七年まで悪化をしております。二十八年は、九月までの回数とすれば、昨年の三千百九十九回に比べますと、二十八年度は、九月までになりますが、八百七十六回ということでございます。
○稲田国務大臣 航空機騒音の軽減は大変重要な課題と認識をいたしております。したがって、原則規制という合意もし、そして、それをしっかりと守っていただく必要があると思います。  累次の機会に米側に対し、その影響を最小限にとどめるよう申し入れるとともに、米側と密接な連携を図りながら、...全文を見る
○稲田国務大臣 在日米軍が米軍施設・区域内において発注し実施する工事、米軍の工事については、原則として、米軍において独自に実施され、必ずしも日本側に個別具体的に通報があるわけではありません。しかしながら、今委員御指摘のとおり、しっかりと地元の皆さん方の理解を得て進めていく必要があ...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど局長から答弁申し上げましたように、一般公務員の給与制度に準じつつも、やはり自衛官の職務の特殊性があるものについては、ある意味めり張りというか、防衛省独自の制度を設けております。  先ほど、特別な手当として落下傘隊員手当を申し上げましたが、そのほかにも、乗組...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員御指摘になりましたように、服務の宣誓にありますように、自衛隊員は危険を顧みず、特殊な任務に従事をしております。その特殊性を考慮してさまざま手当などを支給しているところでございますが、そういった自衛官の特殊性、さらには勤務体制などに見合った給与体系、手当も含め...全文を見る
○稲田国務大臣 本件訴訟は、普天間飛行場周辺住民らが、同飛行場の使用によって生じる航空機騒音等により権利侵害を受けているとして、国に対して騒音規制、損害賠償金の支払い等を求めた訴訟であり、本日、那覇地方裁判所沖縄支部において、騒音被害は受忍限度を超え、違法なものであるとして原告の...全文を見る
○稲田国務大臣 大変厳しい判断が裁判所から示されたというふうに理解をいたしております。
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○稲田国務大臣 平成二十四年度における防衛省主管の一般会計歳入決算及び防衛省所管の一般会計歳出決算並びに東日本大震災復興特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、防衛省主管一般会計の歳入につきまして御説明申し上げます。  収納済み歳入額は千百二十...全文を見る
○稲田国務大臣 一点補足させていただきます。  防衛省所管一般会計の歳出につきまして御説明申し上げます。  支出済み歳出額は四兆七千九百八十四億二千八百万円余でございます。
○稲田国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度決算検査報告において会計検査院から指摘を受けました事項につきましては、まことに遺憾に存じております。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、会計法令の遵守を図るとともに、綱紀粛正のより一層の徹底に努め、かかる事態の再...全文を見る
○稲田国務大臣 日米両政府は、米海兵隊F35Bの日本への配備について、平成二十五年十月及び平成二十七年四月の日米2プラス2の共同発表で確認をし、その後、具体的な配備先等の詳細について協議を行ってきたところでございます。  F35Bの岩国飛行場への配備につきましては、先般、米国側...全文を見る
○稲田国務大臣 今般のF35Bの出火事案につきまして、現在、米側において原因等を調査中と承知をいたしております。  防衛省といたしましては、米側に対して、事案の関連情報の速やかな提供と原因究明等の申し入れをしているところでございます。  今般、米側から情報が得られれば、関係自...全文を見る
○稲田国務大臣 現在、防衛省から、その原因を含め、関連情報の速やかな提供、もちろんその中には安全確認も含まれておりますけれども、そういったことの情報提供の申し入れをしているところであります。  したがいまして、そういった情報が得られれば、しっかり関係自治体に説明をさせていただい...全文を見る
○稲田国務大臣 米政府の環境レビューは、大統領令等に基づいて米政府が主体的に実施するものであり、常に義務づけられているわけではないと承知をいたしております。  防衛省として、F35Bの岩国配備に対して環境レビューの実施を求めることは現時点では考えておりません。  他方、防衛省...全文を見る
○稲田国務大臣 米政府の環境レビューは、大統領令等に基づいて米政府が主体的に実施するものであります。  いずれにいたしましても、防衛省といたしましては、今後、F35Bの実際の運用に関して、可能な限り把握に努め、米側に必要な申し入れを行っていきたいと思っております。
○稲田国務大臣 米国防省が二〇一〇年四月に発表した「核態勢の見直し」によれば、米国は戦術戦闘爆撃機及び重爆撃機に核兵器を搭載し前方展開する能力を保持するとされており、これは、将来的にはF35を含むとされていると承知をいたしております。  なお、現時点において、米軍が保有するF3...全文を見る
○稲田国務大臣 米軍が訓練を通じてパイロットの技能の維持及び向上を図ることは、即応態勢を維持する上で不可欠な要素であって、日米安保条約の目的達成のために重要だと思います。他方、米軍が我が国において飛行訓練を行う場合には、我が国の公共の安全に妥当な考慮を払って活動すべきであることも...全文を見る
○稲田国務大臣 現在、米海兵隊のF35Bについて、自機の飛行に関する各種情報を発信する装置をオフにするかどうか、確認中でございます。
11月22日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大綱は、各自衛隊の具体的な体制や主要装備品の整備目標の水準といった防衛力の基本的な指針を示すものです。平成二十五年の大綱においては、各種防衛装備品等の整備、維持、運用、さらには部隊等の練度の維持、向上は一朝一夕に達成できるものではなく、防衛力の実効的...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になったように、過去にも、自衛隊が東ティモールやザイールに派遣されていたときに、不測の事態に直面した邦人から保護を要請されるということがありました。その際、自衛隊は、そのための訓練を十分に受けておらず、法的な任務や権限が限定されていた、すな...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 実際、今委員御指摘になりましたように、報道等では、典型的な駆け付け警護の例として外国の軍隊を助けに行くというような例が挙げられている場合がありますが、今、南スーダンに行っております自衛隊の部隊は施設部隊、すなわち道路を整備したり施設を整備したりする部隊で...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 繰り返しになりますが、駆け付け警護は、緊急の要請を受けて、人道的見地から、今、南スーダンに派遣している施設隊が自らの安全を確保しつつ、対応できる範囲で行うものであります。  南スーダンにおける治安の維持については、原則として南スーダン警察と南スーダン政...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊のPKO派遣、そして活動を継続するに当たっては、二つの判断要素があります。  一つは、PKO五原則を満たしているかという法的な判断、これは日本の憲法に抵触をしないかという観点から見なければなりません。しかし、PKO参加五原則を満たしているだけで十...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンにおいては現在も地方を中心に武力衝突や一般市民の殺傷行為が度々生じており、我が国としても南スーダンの治安情勢は極めて厳しい状況だと認識をしております。自衛隊が展開している首都ジュバについても、七月に大規模な武力衝突が発生し、今後の状況は楽観でき...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 部隊の行動基準については、法令等の範囲内で部隊等が取り得る具体的な対処行動の限度を示すものであり、我が国の手のうちに関わることから、事柄の性質上、その内容についてお答えをすることは差し控えさせていただいております。  その上で、任務を遂行する現場部隊が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 第十次要員の家族説明会資料については、情報公開請求を受け、本年六月初旬に一部開示決定を行っております。  御指摘のページにつきましては、南スーダンに係る情報として、現地の各種報道資料に基づき反政府派支配地域等と記載されていますが、当時はマシャール前第一...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 第十次要員の家族説明会資料の当該ページは、当時の反政府勢力の活動が活発な地域が自衛隊から活動するジュバとは地理的には離れているということを示すために作られたものでありましたが、現地の報道等各種情報を引用し、現地の情報が、各種報道が使っているところの支配地...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そのような判断はいたしておりません。  先ほど申し上げましたように、紛争当事者が新たに現れる、すなわち今回南スーダンに派遣をしておりますPKOの活動は、南スーダンが二十年にわたる紛争を終えて、そして南スーダンと元々のスーダンとの間の停戦合意が成立をして...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでは全くありません。  そして、そもそもマシャール氏は、現在、南スーダン国外に逃亡をしております。代わって、タバン・デン氏が反主流派を代表する形で、現在、第一副大統領を務めているわけでありまして、南スーダン国民統一暫定政府は維持され機能して...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 政府として、これまでも全ての文書について英訳を作成しているというわけではありません。新任務付与に関する基本的な考え方については、国内法上の整理を中心に、主として日本国民向けに分かりやすく説明するために作成されたものであり、国連等に対し説明することが必要な...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) しっかり駆け付け警護の内容については国連や南スーダン政府に説明する必要があると思います。  私も、今答えましたようにその訓練見ましたが、これは駆け付け警護だということを叫んで対応するというのではなくて、緊急的な要請に基づいて保護をしに行くわけです。私た...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 過去にも、自衛隊が東ティモールやザイールに派遣されていたときにも、不測の事態に直面した邦人から保護を要請されたことがあります。その際、自衛隊はそのための十分な訓練を受けておらず、法的な任務や権限が限定されていた中でも、できる範囲で現場に駆け付け、邦人を安...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成二十八年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。 ...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(稲田朋美君) 佐藤委員におかれましては、御地元においても自衛隊の活動に御理解、また御尽力いただいていることに感謝申し上げます。  さて、自衛官の俸給についてですが、職務の類似する一般職の国家公務員の公安職俸給表(一)等の俸給を基準としておりまして、給与改定につきまし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先日、十一月十五日の衆議院安全保障委員会においても申し上げましたとおり、隊員の生命を最大限に守るため任務遂行上必要な衛生支援体制の強化については与党も野党もない、しっかりと検討していくべきものであるということについて、今も同じ考えでございます。更に申し上...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダン、現在も地方を中心に、北部や南部の国境付近等を中心に武力衝突、さらには一般市民の殺傷行為が度々生じていて、我が国としても南スーダンの治安情勢は極めて厳しいというふうに認識をいたしております。自衛隊が展開をしている首都ジュバについても、七月に大規...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 最初の情報の点ですけれども、実際に駆け付け警護を行うか否かは、緊急の要請を踏まえ、現地治安当局や他の国連PKO部隊からの情報を得て、現場や活動関係者の情報、派遣施設隊の対応能力等を勘案しつつ、部隊長により個別的、具体的に判断されることとなります。その際、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 軽装甲機動車については、隊員の安全を確保できるように防衛省の要求性能を満たした一定の防護性能を確保しておりますが、その具体的な内容については我が国の防衛能力を推察させるおそれがありますので、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 東ティモールの撤収の場合、今委員が……(発言する者あり)ゴラン高原。ゴラン高原の撤収において、PKOの五原則は維持をしていた、しかしながら、自衛隊がゴラン高原において安全を確保しつつ有意義な活動ができないと判断をされて、撤収という判断をされたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘のとおり、山口代表から御質問を受けて、その際、PKOの派遣については大きく二つ判断要素があるということを申し上げさせていただきました。一つは、参加五原則を満たしているかどうか、これは法的な判断、すなわち憲法上の要請があるということでございます...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 政府のジュバに対する認識は、比較的落ち着いている、しかしながら緊張感を持って注視をしていかなければならないということでございます。  御指摘の報告書の治安情勢の部分については、本年七月の衝突事案以降、ジュバ地域の治安状況は引き続き流動性がある、変動しや...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今のカオス、それから崖っ縁の点は国連の事務総長の所見の部分で書かれているところでありまして、繰り返しになりますけれども、その点について照会をいたしましたところ、国連側からは、治安情勢の悪化が起きているのはジュバ以外、特に西部及び北部であり、ジュバは比較的...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も繰り返しになりますが、法的な意味として戦闘行為ということが定義付けられております。そして、その戦闘行為とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為でございます。  その戦闘行為と混同しかねない戦闘という表現を使うのは適...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) それは、説明される方が法的な意味ではなく一般的な用語として使われていることを私は認識をしていたからでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 系統立った組織性があるか否かについては、例えば、支配地域の住民を束ねる組織の有無や機能、組織の構成員の階層の明確性、統一的な意思による行動が規律を持って取られている程度等の要素を総合的に勘案して判断していきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 済みません、分かりやすく説明する、内容は南……
○国務大臣(稲田朋美君) 北部訓練場のヘリパッドの移設工事、これは法的に環境影響評価を義務付けられているものではありませんが、防衛省として、自然環境の保全に最大限配慮する観点から自主的な判断で環境影響評価を実施しております。その環境影響評価で実施する事後調査においてオスプレイ等の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省が自主的に実施している環境影響評価においては、ヘリパッド、無障害物帯とその周辺を含む地区ごとに動植物種の確認を行っており、貴重な動植物種も確認していたところですが、ヘリパッドの移設工事により影響があり得る貴重な動植物につきましては、工事を進めるに当...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) オスプレイの普天間飛行場への配備に当たっては、平成二十四年四月に米軍が作成した環境レビューにおいて、委員が今御指摘のクリアゾーンに係る記述があることは承知をいたしております。普天間飛行場の一日も早い返還に向けて安全に留意しながら移設を進めていく次第であり...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○稲田国務大臣 寺田委員におかれましては、昨年成立をいたしました平和安全法制の意義、さらには戦後の集団的自衛権をめぐる考え方の経緯、そして我が国を取り巻く環境等々についてさまざまお話をいただき、大変感銘を受けたところでございます。  私も、委員が御指摘になったように、我が国を取...全文を見る
○稲田国務大臣 トランプ次期大統領が大統領選のさなかにさまざま発言をされていたことは承知はいたしておりますけれども、大統領就任後にどういった政策をとられるか、これは予断を持ってコメントをすべきではないと思っております。  私といたしましては、この厳しさを増す我が国を取り巻く環境...全文を見る
○稲田国務大臣 政府がお示ししたこの事例集は、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを守り、現実に起こり得るあらゆる事態に対して切れ目のない対応をしていくという観点から、与党協議における議論のため、国民にわかりやすい事例を示すための作業の一環として政府が作成したものと認識を...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますが、これは国民の皆さんにわかりやすい事例を例示したものであって、特定の国を念頭に置いたものではないと考えております。
○稲田国務大臣 どこか特定の国を想定しているものではございません。
○稲田国務大臣 我が国の国民の生命身体を守ることだと思います。
○稲田国務大臣 これはあくまでも国民の皆さんにわかりやすい形で事例を示しているものです。  しかも、集団的自衛権の行使の事例ですから、存立危機事態、まさしく、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権...全文を見る
○稲田国務大臣 太平洋艦隊の機関紙が伝えている択捉島、国後島への沿岸ミサイル部隊の配備の意図、目的について、確定的なことを申し上げることは差し控えますが、その上で、一般論を申し上げますと、極東海域から北極海域に至るロシア太平洋艦隊の部隊展開ルートの援護、オホーツク海における戦略原...全文を見る
○稲田国務大臣 択捉島、国後島における地対艦ミサイルの配備に関して、それが一時的なものなのか、あるいは恒常的なものなのかを含め、今後の動向について確定的なことを申し上げるのは差し控えたいと思います。  他方、先ほど紹介いたしました太平洋艦隊機関紙等を踏まえれば、今後、択捉島、国...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど外務大臣が御答弁されたように、我が国の安全保障、これは、国家安全保障戦略を策定し、その中に、防衛力という意味でも、防衛大綱、中期防というふうに位置づけております。  それは、外交を基本としつつ、防衛力という意味でも、我が国の防衛力の質と量を確保するのはもち...全文を見る
○稲田国務大臣 私は今、安倍内閣の防衛大臣として答弁をいたしております。安倍内閣の一員として、防衛大臣として、さらには唯一の被爆国として、今るる委員がおっしゃったことなどを踏まえ、さらには、非核三原則を守り、核なき世界の実現を目指してまいる所存でございます。
○稲田国務大臣 やや繰り返しになって恐縮ですけれども、択捉、国後島への沿岸ミサイル部隊の配備の意図、目的について確定的なことを申し上げることは差し控えたいと思います。  一般論として、極東海域から北極海域に至るロシア太平洋艦隊の部隊の展開ルートの援護、そしてオホーツク海における...全文を見る
○稲田国務大臣 我々の理解といたしましては、バルは百三十キロ、バスチオンは三百キロでございます。  コンパスで引きますと、網走あたり、北東あたりは入るかと思います。
○稲田国務大臣 あくまでも我が国においては特定秘密という整理をするということでございます。
○稲田国務大臣 重ならないと思います。
○稲田国務大臣 特別防衛秘密は米国の装備品に関する秘密であるからであります。
○稲田国務大臣 厚木訴訟の最高裁が年内に出るということになっております。  厚木飛行場における自衛隊の飛行活動等の実施は、我が国の防衛に重要な役割を担っている自衛隊の飛行部隊の練度を維持向上させるために必要不可欠なものでありますが、航空機による騒音は周辺の住民の方々により深刻な...全文を見る
○稲田国務大臣 厚木飛行場による飛行活動の実施は米軍の運用上必要不可欠なものですが、他方、委員御指摘のとおり、航空機による騒音は周辺の住民の方々に大変深刻な課題であり、厚木飛行場周辺の騒音軽減は重要な課題であります。  このような認識のもと、日米両政府は、厚木飛行場について、午...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、PKO五原則が形骸化しているという御指摘でございますが、PKO五原則は、委員も御承知のとおり、日本の憲法の要請でありますので、そこは、武力紛争があるかどうかということは、国または国準との間において生ずる武力を用いた争いがあるかどうかということをしっかりと見て...全文を見る
○稲田国務大臣 そういうことでございます。
○稲田国務大臣 このインタビュー記事の中にも書いておりますように、個別判断になると思います。  しかしながら、ここで申し上げておりますように、参加五原則が満たされていても、安全を確保しつつ有意義な活動を実施することが困難と認められる場合、例えばということで、長期間宿営地から一歩...全文を見る
○稲田国務大臣 南スーダンの我が国施設部隊は、十月二十六日から、国連トンピン地区から北約二十キロ地点に位置する砂利採取場から国連トンピン地区までの砂利運搬作業を実施しております。  これは、UNMISSから同作業の依頼があったことに加え、砂利採取場及び砂利採取場からトンピン地区...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、トランプ次期大統領の政権発足後の方針について、予断を持ってコメントすることは差し控えたいと思います。  その上で申し上げれば、日米同盟は、我が国のみならず、アジア太平洋地域、さらには世界全体の安定と繁栄のための公共財として機能しており、同盟は、日米ともに利...全文を見る
○稲田国務大臣 お示しの九ページの資料は防衛省でつくっているものであり、数字について間違いはないというふうに思います。
○稲田国務大臣 今委員から、大変示唆に富んだアンケート結果のお話がありました。  やはり、駆けつけ警護が何であるか、それから、南スーダンになぜ日本のPKOが行くのか、そして、南スーダンで日本のPKOの派遣部隊が何をやっているのか等々をしっかりと国民の皆さん方に理解をしてもらわな...全文を見る
○稲田国務大臣 官邸のホームページにおいては、わかりやすくその解説がなされているというふうに思います。
○稲田国務大臣 承知はしておりますが、しっかりと見ているわけではありません。
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった部分ですけれども、私は、これは駆けつけ警護の典型的な場合を例示しております。もちろん、その対象がNGOなどに限られるわけではないと言われればそうではありますけれども、駆けつけ警護の緊急性や人道性、一時的に応急対応する、さらには施設部隊が対応可...全文を見る
○稲田国務大臣 前提というか、優先度の高い部隊を中心に充足率の向上に取り組んでいることは事実でございます。すなわち、艦艇及び潜水艦の増勢など、そういったものに従って、優先度の高い部隊を中心に充足率の向上に取り組んでおりますけれども、あるべき自衛官の定数と実員を一致させるべく、継続...全文を見る
○稲田国務大臣 前回も御答弁申し上げましたが、充足率は、二十五年度九二・六〇、二十六年度九二・六三、二十七年度九二・七〇、二十八年度九二・七八、継続的に充足率を向上させて、平成二十九年度概算要求においても六百十六名の実員増を要求しており、九三・〇二%の充足率とすべく、今取り組んで...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛大綱、中期防を踏まえて、防衛省としては、厳しい安全保障環境を踏まえつつ、必要な人員及び装備を確保していくのが基本的な方向性でございます。  充足率を含めた自衛隊の人員の体制は、委員御指摘のとおり、重要な課題であります。今後、中期防の策定等といった場において、...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになって恐縮ですけれども、防衛大綱、中期防を踏まえて、防衛省としては、必要な人員及び装備を確保していくのが基本的な方向性でありまして、充足率を含めた自衛隊の人員の体制は大変重要な課題なので、今後、中期防の策定等といった場において、諸般の事情を踏まえながら、...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員御質問のサイバーセキュリティー関係の用語のうち、サイバー攻撃については、情報通信ネットワークや情報システム等の悪用により、サイバー空間を経由して行われる不正侵入、情報の窃取、改ざんや破壊、情報システムの作動停止や誤作動、不正プログラムの実行やDDoS攻撃等と...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいまの委員の御指摘は、政府全体として検討すべき問題、課題だというふうに考えております。
○稲田国務大臣 今の点を含めまして政府全体で検討すべき問題だと認識をいたしておりますし、防衛省・自衛隊としても、社会全体におけるサイバー空間の安定的利用の確保は極めて重要であるという認識のもとで、内閣サイバーセキュリティセンターや関係省庁等について引き続き情報提供等もしながら、政...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったSACO最終報告の日本政府による差額の補填でございますが、これは、米軍人等による公務外の事故等における補償に関する地位協定第十八条第六項の運用改善措置の一つとして、平成八年十二月のSACO最終報告に盛り込まれたものでございます。  この措置...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の点につきましては、今までも、SACO見舞金の対象となり得る被害者等について、個別に説明は申し上げておりました。  しかしながら、防衛省といたしましては、民事訴訟を提起していない被害者の相続人でもSACO見舞金の支給対象となり得ることが広く周知されるよう、...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の免責条項については、これまでも米側と協議してきましたが、米側は、米国政府が支払いを行う根拠である外国人請求法第二千七百三十五条に基づけば、事件に係る請求に米側が応じる場合、その解決は最終的かつ決定的なものとされており、被害者が米国政府による支払いを受領する...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、米側が請求に応じる条件として、その解決が最終的、決定的なものである必要があると外国人請求法に書かれておりますので、そのこと自体は明確にすることは必要でありますが、一方、被害者の遺族等の心情を考えますと、加害者を永久に免責するかのようなそ...全文を見る
○稲田国務大臣 被害者の御家族の気持ちを考えますと、法的な点はともかくも、加害者を永久に免責するというのは非常に表現としても配慮が足りないと考えますので、直ちに修正等を米側に働きかけるなど、適切に対応してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 政府としましては、沖縄県が戦後も長らく我が国の施政権の外に置かれ、北部訓練場については、米国の施政下において設置されたものと承知をいたしております。  このため、北部訓練場の形成過程について、防衛省としてその詳細を把握しているわけではありませんが、昭和三十二年に...全文を見る
○稲田国務大臣 米軍による強制的な接収が行われたという話があることも聞いていますし、今先生がお話しになったように、地元では銃剣とブルドーザーと言われるような、そういった接収が行われたという話もあり、昭和三十二年に北部海兵隊訓練場として開始されたものと承知をしております。
○稲田国務大臣 御指摘の決議につきましては、昭和四十六年十一月二十四日、衆議院本会議において、本土復帰後、沖縄の米軍基地を速やかに整理縮小することをその趣旨として決議され、佐藤総理からも、復帰後速やかに実現できるよう真剣に取り組む旨の答弁がなされたものと認識をしております。
○稲田国務大臣 繰り返しになりますが、先ほど委員から御指摘になった北部訓練場の形成の過程も含め、沖縄県に戦後七十一年を経てなお大きな負担をいただいていることを重く受けとめており、この現状は是認できるものではないと思っております。負担軽減を図ることは政府の大きな責任で、一つ一つしっ...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいま政務官からもお話ししましたように、また委員からも御指摘ありますように、資源やエネルギーの多くを海上輸送に依存する我が国にとって、シーレーンの安全確保の点から、その要衝に位置するフィリピンとの関係強化は重要だと思います。  一方、多数の島々によって国土が成...全文を見る
○稲田国務大臣 私としても、今御指摘の事件は大変残忍かつ凶悪な事件であり、自民党政調会長時代に現場に赴き、献花も行ったところであります。将来ある若い女性に対する本当に身勝手で卑劣きわまりない犯行で、本当に許せない気持ちでいっぱいでございます。  このような事件は二度とあってはな...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○稲田国務大臣 航空自衛隊航空総隊司令部については、平成十八年五月の日米2プラス2で合意された再編実施のための日米ロードマップに基づき横田基地に移転することとされ、平成二十四年三月に移転したところです。  お尋ねの、在日米軍司令部近傍に所在していた野球場については、航空総隊司令...全文を見る
○稲田国務大臣 平成二十七年五月に防衛省が作成いたしました御指摘のCV22オスプレイについての五ページの図は、米側に確認の上、防衛省が作成したものでございます。
○稲田国務大臣 米軍の運用に関することについては、防衛省としてお答えをする立場にはありません。
○稲田国務大臣 前田局長がお答えしたとおりであり、詳細については、米軍の運用に関する事項であり、お答えすることは差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 今御指摘の作戦計画五〇一五については、韓国の国防部報道官は、過去、作戦計画に関する内容は公表することができず、また事実関係について確認することもできない旨説明していたものと承知をいたしております。  防衛省としては第三国間の作戦計画の内容についてお答えする立場に...全文を見る
○稲田国務大臣 報道については承知いたしておりますが、第三国の作戦計画の内容についてお答えする立場にはなく、個別具体的な計画に基づく他国の部隊の任務についてお答えする立場ではありません。
○稲田国務大臣 米国の太平洋軍ホームページによれば、本年二月、嘉手納基地に駐留する米空軍の第三五三特殊作戦群の要員が在韓米軍特殊作戦コマンドによる年次の米韓連合演習で輸送支援を行うため韓国に到着したほか、本年十月、同じく第三五三特殊作戦群が韓国の特殊作戦部隊と合同演習を行った旨は...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(稲田朋美君) 前回るる私が答弁をいたしましたのは、外国の武力の攻撃があって、そして国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるというような急迫不正の事態があった場合に、国民のこれらの権利を守るためやむを得ない措置として初めて容認をされる、そして必要最小限度の範...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平和安全法制、今回、安倍政権で成立したものは憲法に違反するものではありません。したがって、この中の憲法及び法令の遵守の中にそのものも含まれているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、平和安全法制が憲法に違反するものではないということを申し上げます。最高裁の判決にも違反しない、四十七年当時の基本的論理にも違反しないということを申し上げます。  その上で、四十七年当時想定をしていたのが、日本が侵略を……    〔小西洋之君「聞...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) その四十七年当時の基本的論理の当てはめによれば、我が国に対する侵害というものを当時は指していたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 当時の基本的論理を当てはめた場合、当時の環境の下では、我が国の憲法の下で武力行使を行うことが許されるのは我が国に対する急迫不正の侵害に限られると。当時の状況を基本的論理に当てはめればそういう結果であったということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 基本的な論理は、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態が生じたということでございます。  そして、当時、昭和四十七年当時の状況にその基本的な論理を当てはめた場合、我が憲法の下で武力行使を行うことが...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の中谷大臣の答弁は、テロ対策に使用されている他国の無人機が民間人を巻き込んだ被害をもたらしていることに関連して、そのような無人機に関する研究開発の計画はない旨述べたものであり、こうした考え方は何ら変わるものではありません。  なお、本年八月に策定...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほども申しましたように、防衛省としては、海外のテロ対策に使用されているような無人機を保有する計画は有していません。そして、それに関連する研究開発の計画もありません。  まず、無人機の研究開発は自衛隊の任務の範囲を超えて行われることはなく、我が国の防衛...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、本制度で採択した、御指摘の点ですが、研究課題は最大三年間の研究を行うことができますが、当初作成された研究計画どおりに進捗していない場合には委託研究を中止する場合があり得ます。その手続につきましては、当初の研究計画どおりに進捗していないおそれがある場合...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、プログラムオフィサーの役割については、安全保障技術研究推進制度における研究課題の進捗管理の要領にあるとおり、研究代表者等が研究実施主体であることを十分に尊重するとされており、研究内容について介入をすることはありません。プログラムオフィサーは、当初作...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 記者会見で質問がありました。そして、その質問に答えて、十一月十八日の記者会見でしたが、新たな任務の付与についての命令も発出したのは私自身ですから、その全てのことについて責任は私にありますと会見の中で発言をしたことは事実です。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、武器の使用に関しては、自衛官は法令を遵守して適切に実施されることになるよう厳しい教育訓練を行っております。私としても、今般、任務の付与に当たって、任務をしっかりと果たせるようにとの判断から責任を持って送り出したところです。  このため、御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 武器の使用に関しては、正当防衛又は緊急避難に該当する場合を除いては部隊指揮官の命令によることとなっております。これは、現場の隊員の判断の負担を軽減するとともに、抑制的で統制の取れた武器使用を求める観点から定められたものであります。  また、正当防衛か緊...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘になったように、資源やエネルギーの多くを海上輸送に依存する我が国にとってシーレーンの安全確保、大変重要だと思います。そして、その要衝を占める東南アジアとの協力は重要だと思っております。  先月、ラオスで開催されました第二回日・ASEAN防衛担...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ASEAN防衛大臣会合において、私からは、南シナ海、東シナ海において一方的な現状の変更の試みが続いていることに深刻な懸念を示しました。また、地域諸国が直面する一国のみでは対処できない安全保障上の課題、例えば、テロ、海賊等、国境を越える犯罪について、さらに...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、具体的な発言については詳細は差し控えますけれども、しかし、私のそういった認識に関して賛同する声、さらには、日本の貢献に関して評価をいただく声などあります。  今委員が御指摘になったように、法の支配の、さらには国際法を守る重要性等について、しっかり...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 法の支配及び紛争の平和的解決の重要性、ここについては認識が一致しておりました。
○国務大臣(稲田朋美君) 中国がロシアから購入いたしました戦闘機スホーイ30は、いわゆる第四世代戦闘機とされ、公刊情報によりますと、最大速度は約マッハ二・四、戦闘航続距離は約三千キロメートル、主要兵装として空対空ミサイル、対地・対艦ミサイル等を装備可能と承知をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 中国機に対する緊急発進回数は増加傾向にあります。平成二十七年度の中国機に対する緊急発進回数は、国・地域ごとの緊急発進回数の公表を開始した平成十三年以降最多となる五百七十一回でございました。また、本年度上半期においても中国機に対する緊急発進回数は、先ほど委...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 最も大切なことは、原点は、一日も早く、今委員も御指摘になった普天間飛行場の危険性の除去を実現することであって、これは国も、また沖縄県も全く同じ思いだというふうに思います。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、辺野古への移設は、米軍の抑止...全文を見る