稲田朋美

いなだともみ

小選挙区(福井県第一区)選出
自由民主党
当選回数6回

稲田朋美の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第193回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○稲田国務大臣 今委員が御指摘になりましたように、我が国を取り巻く安全保障環境は大変厳しいものがあります。中国の台頭、そして北朝鮮は、二回の核実験、さらには二十発を超えるミサイルの発射など、新たな段階の脅威に入っていると思います。その中で、我が国自身の防衛力の質と量の強化と同時に...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいまの委員の御質問にお答えする前に、先ほどのISILに関して後方支援をしないということは、総理は平和安全法制の前後を通して一貫しておっしゃっているわけであります。したがいまして、一般法ができたかどうかと先ほどのISILの後方支援に参加しないということとの関係で...全文を見る
○稲田国務大臣 委員会の中でも申し上げましたように、数字自体は防衛省がつくったものでありますので、数字が間違っているということはありません。  しかしながら、その分母になる、在日米軍の経費の分母が必ずしも全て入っているわけではなくて、日本側が負担している経費項目のみ、それを分母...全文を見る
○稲田国務大臣 私が申し上げたのは、平和安全法制ができる前後、一般法ができる前後で総理がおっしゃっていたことの間に矛盾はない、全く同じことをおっしゃっているということを申し上げたということでございます。
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○稲田国務大臣 平成二十八年度第三次補正予算案については、当初予算編成後も刻々と変化する安全保障環境や自然災害の発生状況に応じて必要となる経費として、千七百六十九億円を計上しております。  その結果、平成二十八年度当初予算、第二次補正予算、第三次補正予算を修正減少額を加味して機...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛関係費における後年度負担額は、平成二十四年度時点で三兆五百五十五億円、平成二十九年度時点で四兆六千五百八十九億円となっております。  いずれにせよ、この防衛関係費については、後年度負担も含めて、平成二十五年十二月に閣議決定した中期防衛力整備計画等を踏まえ、計...全文を見る
○稲田国務大臣 今回のオスプレイの事故については、国民がその安全性について高い関心を持っているオスプレイの事故でありますので、大変遺憾に思います。  そして、先ほど総理も御答弁いただきましたように、すぐさま私から、夜中でしたけれども、マルティネス司令官に対して、強い遺憾の意と、...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほども申し上げましたように、防衛省の知見で米側からの情報等を分析した結果、パイロットは、搭乗員の安全確保と飛行を継続することを両立させながら、地元への影響を極小化するため海岸沿いを飛行しておりましたけれども、途中、安全な飛行を続けることが困難であることを認識し、...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど来答弁いたしておりますように、今委員が御指摘になったように、事故当時の天候は、夜間の空中給油訓練を行うために許容される条件の範囲内だったと聞いております。  今般の事故については、夜間の空中給油という高い技能を要するオペレーションが強風、乱気流といった気象...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、空中給油訓練は陸地から離れた海域の上空でしか実施せず、陸地の上空では実施しないこと、これは私もマルティネス司令官そしてニコルソンさんに直接確認をしているところでございます。  そして、辺野古移転については、普天間の飛行場の危険性を除去...全文を見る
01月30日第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(稲田朋美君) 二〇〇七年、ちょうど今から十年前の私の一衆議院議員としての発言であり、現在防衛大臣としてこの場におりますことからしますと所管外ではありますし、長い対談の一部を取り出して言うことに疑問はありますが、蓮舫代表がどうしても読めとおっしゃるのであれば読ませていた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、先ほど蓮舫代表がおっしゃったことと全く同じように、男性であれ女性であれ、能力に応じて平等に登用される機会を与えるべきであるということを申し上げております。
○国務大臣(稲田朋美君) 読ませていただきます。「そもそも本来の男女平等は、性別に関係なく能力に応じて平等に登用されるということであって、女性の割合を上げるために能力が劣っていても登用するなどというのはクレージー以外の何ものでもない。」。  先ほど蓮舫代表がおっしゃったことと趣...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) もう十年以上前の寄稿でございますし、対談の一部ですし、私の発言の趣旨は今申し上げたところでございますので、これ以上一部を読み上げるのは適当ではないというふうに思います。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほどから何度も申し上げておりますように、十年前のことであり、そして、その当時の一議員としての発言を申し上げたところであります。その中で、先ほども申し上げましたように、女性であれ男性であれ、能力に応じて登用されるべきであるということでございます。  私...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど読み上げさせていただいたとおりでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) どうしても代表が読めとおっしゃいますので読ませていただきます。  数値目標の……(発言する者あり)これは、だけど、十年前の一議員の見解です。しかも長い対談の中の一部ですが、しかし蓮舫代表が読めとおっしゃいますので読ませていただきます。  「数値目標の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は全く現在、先ほど代表がおっしゃった、蓮舫委員がおっしゃったとおりの考えをしております。  また、十年前と現在、必ずしも全く同じではないし、私も様々な議論をして、そして政治家としても成長していく過程はあるというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 私、今、蓮舫代表が読まれたところ記憶にはないんですけれども、私は、女性も男性も家事を分担すべきですし、我が家でもそうしてきたところでございます。女性が育児をしながら、子育てをしながら、そして働いて生き生き暮らせる、そういった社会が男性にとってもいい社会だ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) この中で申し上げていたのは、親を大切にするということをやはり重要にしなければならないということであって、尊属殺人規定を復活せよとは思っておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) このときと同じ考えではないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 十年たちまして、その過程で私も政治家として成長したんだなと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) その中で申し上げていたのは、やはり日本の良き伝統や良き考え方は取り戻さなければならない、そして、それが自民党の立党の精神で、我が国は単に経済力や力を付けるだけではなくて、世界中から尊敬される国を目指そうということを申し上げていたということでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) あのハワイにおいても、例えば、総理と一緒に訪問した飯田中佐の慰霊碑ですとか、また、ミズリー号に突っ込んだゼロ戦の戦士、兵士たちを厚く弔っておられます。かつては熾烈に戦った敵と味方であったとしても、また、いかなる歴史観に立とうとも、祖国のために命をささげた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十八年度補正予算案において、先ほど財務大臣からお話がございました自衛隊の安定的な運用態勢の確保として、昨年は弾道ミサイル二十発以上発射され、新たな脅威の段階に入っていることなど、我が国全体を多層的かつ持続的に防護する体制を確保するために必要となる経...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 年度の途中で不用額が出ているため、その分を減額しているものでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 通告がなかったので、今確認中でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 為替のレートが変わったことによる油等の購入費などの差額だと思いますが、通告がございませんでしたので、今精査をして確認をしているところでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 為替のレートの差損等による減額ということでございます。(発言する者あり)
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(稲田朋美君) 三浦委員におかれましては、十八年間、防衛大学で幹部自衛官の育成に多大な貢献をいただいたことに感謝申し上げます。  さて、今お示しいただいたこのパネルのように、自衛隊の災害派遣活動に対する国民の評価、九八%に上るということでございます。これは、東日本大震...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の第三次男女共同参画基本計画の実施状況についての意見及び第四次男女共同参画基本計画では、防災や災害対応の現場における意欲のある女性自衛官の参画拡大等について記述をされております。  防衛省・自衛隊としては、こうした点も踏まえつつ、女性自衛官の災害...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のように、女性のみならず、全ての子供を抱える隊員が勤務を継続できる環境を整える観点から、保育の確保は重要な課題であると認識をいたしております。  防衛省・自衛隊では、保育の確保に係る施策として、自衛隊の任務の特殊性を踏まえた庁内託児施設の整備を進...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 災害派遣等の緊急登庁時において、ほかに預ける先がなく、子供を帯同して登庁せざるを得ない隊員の子供を自衛隊の駐屯地等で一時的に預かる体制の整備を進めております。これまで全国百七十三駐屯地等において災害派遣等の緊急登庁時に子供を五日間程度預かるために必要な備...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、五兆二千九百五十七億円は、二〇一七年度の当初予算のうちSACOの米軍再編を込みにした五兆千二百五十一億円と、二十八年度の三次補正の千七百六億円を足し合わせたものだと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 日本以外に買った国はありません。
02月01日第193回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○稲田国務大臣 今、石田委員御指摘になったように、トランプ政権において重要な役割を果たされるであろうマティス国防長官が、政権発足後極めて早い段階で我が国を訪問される。これはまさしく、米国のアジア太平洋地域に対するコミットメント、そして関心の強さをあらわすものとして歓迎したいと思い...全文を見る
○稲田国務大臣 国防長官との間では、日米同盟の重要な課題について、しっかりと忌憚なく意見交換をしたいと思います。  そんな中において、尖閣諸島が日米安保条約五条の適用の範囲内であるということについては、米国政府が随時今までも確認をしておりますし、私自身も防衛大臣になりましてから...全文を見る
○稲田国務大臣 その点についての解釈は、私ではなくて、外務大臣の所管だというふうに思います。
○稲田国務大臣 私は、先ほどから、日米安保条約の解釈についての所管は外務大臣であって、私はこの場に防衛大臣でおりますので、その点についての解釈を述べる立場にはないというふうに申し上げております。  また、北方四島をめぐります領土問題については、我が国は一貫して外交上の経路を通じ...全文を見る
02月02日第193回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○稲田国務大臣 御指摘いただいた資料については、防衛計画の大綱の見直しに当たって防衛省内に設けられた防衛力の在り方検討のための委員会において、米国の安全保障政策や日米同盟という観点から、防衛力のあり方について防衛省部内での検討を行うために作成された資料でございます。
○稲田国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、この資料は、防衛省内部での検討を行うために作成されたものであって、必ずしも政府の公式見解を示したものではありません。  さらに、先ほど委員が御指摘になった、例えば普天間飛行場移設問題についての記述も、沖縄県の埋立承認前の記述でご...全文を見る
○稲田国務大臣 私の認識は、普天間飛行場の危険性の除去が喫緊の課題である、そしてまた、オスプレイの飛行に際しては安全面の確保が大前提である、そして、沖縄の負担軽減のためにできることは何でもやっていくということでございます。
○稲田国務大臣 まず、その資料は防衛省内部での検討を行うために作成されたものであって、必ずしも政府の公式見解でもなければ、私の見解でもありません。  そして、オスプレイの飛行に際しては安全面の確保が大前提であるというふうに考えておりますし、万が一事故が起きた場合には、その再発防...全文を見る
○稲田国務大臣 オスプレイを含め、米軍機の飛行安全の確保は、米軍が我が国に駐留する上で大前提だと考えております。  先般のオスプレイの不時着水事故については、事故後速やかに私からマルティネス在日米軍司令官に対し、事故原因の究明、安全が確認されるまでの飛行停止等を申し入れ、米軍側...全文を見る
○稲田国務大臣 原因究明のための調査が行われているものと承知をいたしておりますが、事故原因の調査には通常数カ月を要するものと承知をいたしております。  なお、平成八年の日米合同委員会合意では、米軍航空機の事故報告書の日本側への提供は、原則、要請の日から六カ月以内に行うこととされ...全文を見る
○稲田国務大臣 そのように記載されていると承知しています。
○稲田国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、防衛省において米側と情報を密に交換して、そして事故の原因、さらには要因についても独自に分析をしているところです。
○稲田国務大臣 今回の飛行再開は、オスプレイの飛行再開と空中給油の飛行再開、二段階に分けて行われました。事故当初から、今回の事故の原因は、オスプレイの機体ではなく、空中給油訓練中に行われたものという認識のもとで、そして、空中給油の再開に当たって、要因の分析等を防衛省で独自に行った...全文を見る
○稲田国務大臣 相互に連携して安全に活動できるよう、飛行中の連携要領を再確認すること、また、搭乗員同士の意思疎通や連携の重要性について再確認することなどが行われました。  第三に、緊急事態に対する搭乗員の経験や知識が十分ではなかった可能性については、米側において、空中給油時に発...全文を見る
○稲田国務大臣 パイロットやその他搭乗員等の経験談及び給油ホースに接触した同様の事例からの教訓が共有されました。  第四に……
○稲田国務大臣 天候の変化を機敏に認識できなかった可能性については、米側において、天候を含む周囲の状況分析と適切な対応について搭乗員の理解が確認をされました。  第五に、風や乱気流等に対する対応が十分ではなかった可能性については、米側において、風や乱気流等が空中給油に与える影響...全文を見る
○稲田国務大臣 給油を行う際の飛行速度が適切でなかった可能性については、米側において、安全に給油を行うための飛行速度について搭乗員の理解が確認されました。  第七に……
○稲田国務大臣 複雑な夜間の空中給油への対応が十分ではなかった可能性については、米側において、暗視ゴーグルを装着しながら夜間の空中給油を適切に実施する方法について搭乗員の理解が確認されました。  最後に……
○稲田国務大臣 給油ホースまたはオスプレイのプローブが正常に作動しなかった可能性については、米側において、給油器具が適切に作動するための整備方法等が確認をされたところです。  また、今後とも、空中給油訓練は陸地から離れた場所でしか行わないことの確認をしているところでございます。
02月03日第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○稲田国務大臣 今委員お尋ねの、新たに設けられた自衛隊法九十五条の二による米軍等の武器等の防護は、自衛隊と連携して情報収集、警戒監視や共同訓練など我が国の防衛に資する活動に現に従事している米艦、米軍艦艇などを武力攻撃に至らない侵害から防護するものでございます。  今お尋ねのこの...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、あらゆる機会を捉えて米軍に必要な説明、調整を行って十分な理解を得ております。  また、九十五条の二を適正に運用するため、警護に係る日米間の連絡調整の要領を日米間で交わしているところでございます。
○稲田国務大臣 要領の詳細については、その性質上、お答えを差し控えさせていただきますが、そもそも、攻撃の態様がいかなるものかにもよりますけれども、一般的に、攻撃を受けた場合に、部隊の安全を確保するためにまずは退避行動をとることは当然のことだと考えられます。
○稲田国務大臣 個々の具体的な事柄についてあらかじめ申し上げることは差し控えますけれども、地域情勢の認識、日米同盟の抑止力、対処力の強化、在日米軍再編の着実な進展など、日米同盟の諸課題について率直な意見交換を行いたいと思っております。
○稲田国務大臣 昨年の北朝鮮の二十発を超える弾道ミサイルの状況、新たな脅威の段階に入ったと認識をしており、ミサイル防衛、しっかりしたものにしていく必要はあると思います。しかしながら、我が国の防衛がどうあるべきかということは、他国から言われてやるものではないというふうに思っておりま...全文を見る
02月06日第193回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○稲田国務大臣 那覇空港を使用している航空自衛隊那覇基地は、南西地域における唯一の航空自衛隊の航空基地であり、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、昨年度の那覇基地における緊急発進回数は全国の六割以上に達しており、同基地は南西地域の防衛のかなめでございます。  那覇...全文を見る
○稲田国務大臣 沖縄の負担軽減のため、できることは全て行う、目に見える形で実現するという基本方針のもとで、政権の最重要課題の一つとして取り組んでおります。  沖縄においては、在日米軍が専ら使用する施設の割合が多く、本土では、かつて米軍の施設であったものが一度返還されて自衛隊の施...全文を見る
○稲田国務大臣 委員御指摘のとおり、マティス長官が、尖閣諸島が日本の施政下にあり、安保五条の適用の範囲内であると明確に述べられたことは、新政権も維持をしているということで大変重要ではありますが、と同時に、我が国自身の防衛力、島嶼防衛の能力の強化を図ることは喫緊の課題です。  こ...全文を見る
02月08日第193回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○稲田国務大臣 質問が多岐にわたりますので、今、最後の御質問にだけお答えをいたしますと、その国会の答弁をしたときに、明確に法的意味における戦闘行為、すなわち国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し物を破壊する行為と定義されているところの戦闘行為が行われてはいない、その点につ...全文を見る
○稲田国務大臣 さまざまな形で七月以降の情勢また当時の南スーダンの情勢については毎日報告を受けておりましたが、今お尋ねのモーニングレポート、そして現地の派遣施設隊が作成をしていたところの御指摘の日報そのものについて見ていたということではありません。
○稲田国務大臣 まず、施設隊の日報は毎日つくるものですが、それは何のためにつくるかといいますと、即応部隊に対して報告するためにつくり、それをモーニングレポートとしてまとめているわけであります。  そして、今御指摘の国会の答弁、それがいつの時点での状況について後藤委員から質問され...全文を見る
○稲田国務大臣 当時の国会において、南スーダンの状況、武力による衝突の状況が戦闘行為に当たるかどうかということが議論になっていて、その七月の状況も踏まえ、また当時の状況も踏まえた上で、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為、これは法律上定義がされてい...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申し上げて恐縮でございますけれども、法的意味における戦闘行為というのは国対国、国または国準との間の国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為でありますので、その点、一般的な用語における戦闘と法的な意味における戦闘行為、これが混同され...全文を見る
○稲田国務大臣 法的な意味において意味があるのは、戦闘行為かどうかでございます。そういう意味において、戦闘行為、法律に定義がされているところの戦闘行為ではないということであります。  幾らそこの文書で戦闘という言葉が一般的用語として使われたとしても、それは法的な意味における戦闘...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申し上げますが、意味があるのは、法的な意味の戦闘行為かどうかなんです。そして、戦闘行為であるかどうかという意味においては、戦闘行為ではないということであります。  一般的用語として戦闘という言葉が使われていることはそこに書かれているとおりですけれども、それ...全文を見る
○稲田国務大臣 武力衝突ということでございます。
○稲田国務大臣 なぜ法的な意味における戦闘行為があったかどうかにこだわるかといいますと、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為が仮に行われていたとすれば、それは憲法九条上の問題になりますよね。そうではない。だから、戦闘行為ではないということになぜ意味...全文を見る
○稲田国務大臣 その日報に書かれているのは、一般的な意味での戦闘という言葉を用いたんだろうと思いますけれども、私自身はそれは明らかに法的な意味における、すなわち国際的な武力紛争の一環として行われるかどうか、これは憲法九条との関係で非常に重要だし、あと法律上も定義がありますので、そ...全文を見る
○稲田国務大臣 私が先ほど申し上げましたのは、法的意味ではなくて、一般的用語として戦闘という言葉がその日報の中には書かれておりますけれども、やはり国会の答弁においてはそこは明確に、誤解がないように、戦闘行為という言葉ではなく、戦闘という言葉ではなく、武力衝突という言葉を使わせてい...全文を見る
○稲田国務大臣 事実として申し上げますと、人を殺傷しまたは物を破壊する行為はあったけれども、それは国際的な武力紛争の一環としては行われていない。したがって、法的意味における戦闘行為ではありませんが、武力衝突はあったということでございます。
○稲田国務大臣 事実行為としては、武器を使って人を殺傷したりあるいは物を壊す行為はあったが、それは国際的な武力紛争の一環として行われるものではないので、法的意味における戦闘行為ではないということであります。  そして、国会答弁する場合には、その法的意味において、法律においても規...全文を見る
○稲田国務大臣 マシャール派と政府方の武力の衝突行為は、国際的な武力紛争の一環とは評価できないと思います。
○稲田国務大臣 当時の政府そしてマシャール派の状況から見まして、マシャール派が国または国準と評価できるような支配系統そして支配領域を有している勢力ではなかった、したがって、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊するような行為、戦闘行為が行われていたとは評価で...全文を見る
○稲田国務大臣 反主流派のマシャール派についてですけれども、同派は系統立った組織性は有していない、また同派により支配が確立されるに至った領域があるとは言えない、また南スーダン政府と反主流派双方とも事案の平和的解決を求める意思を有していたことなどから、マシャール派が国または国に準ず...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年の七月の南スーダンの首都ジュバにおける衝突事案の期間中に作成された南スーダン派遣施設隊の日報については、情報公開法上の開示請求を受け、日報の作成元である派遣施設隊及び報告先の中央即応集団司令部を中心に探索した結果、既に廃棄をしていることから、文書不存在につき不...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、河野太郎議員から言われて探索を指示したのではなくて、私も、ないという報告を受けて、本当にないのかどうかをしっかり探索するように指示していたところであります。  また、陸上自衛隊においては文書管理規則にのっとり管理し、また廃棄もしておりましたが、隠蔽に当たる...全文を見る
○稲田国務大臣 これまでも防衛省は年間約四千五百件、月約四百件の開示請求に対応してきたところですけれども、今般の事例を踏まえ、開示請求の対象となる行政文書を特定するに当たり、当該文書が不存在であるとの判断に至った場合においても、当該文書の存在について再度入念に確認し、必要に応じて...全文を見る
02月09日第193回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○稲田国務大臣 この資料にありますように、十二月十六日に事務方から、日報について破棄をした、そしてそれは法律に違反するものではない、そういう説明を受けましたので、私は、そんな第一次資料、日報を本当に破棄したのか、陸上自衛隊でそういうものは保管しているのではないか、そこはしっかり探...全文を見る
○稲田国務大臣 昨日、私の自分の気持ちというか、なぜ捜索を指示したかということでありますので、私自身、経験則に照らして、第一次資料である日報を本当に破棄して、ないのかどうか、もう一回探索するようにという指示をしたということであって、それは、河野太郎さんが何をやっているかということ...全文を見る
○稲田国務大臣 河野太郎議員から探索要求があるということは、私は記憶にはありません。
○稲田国務大臣 十二月十六日の段階では聞いておりません。
○稲田国務大臣 河野太郎議員から日報のデータ等の再探索を要請されたのは十二月二十二日であると事務方からは聞いております。
○稲田国務大臣 そのときの河野太郎議員の意図が何であるかは私が申し上げる立場ではありませんが、私自身、昨日答弁いたしましたように、私が事務方から、廃棄をした、それは法律上何の問題もない、なので、廃棄をしたので開示要求には応えられなかったという説明を受けたときに、陸上自衛隊として本...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の日報ですけれども、派遣施設隊のその日の施設の活動の状況、南スーダン情勢等といった日報の主要な内容は、中央即応集団司令官報告資料、モーニングレポートの中に反映をされています。  このことも踏まえれば、中央即応集団司令官への報告が終了した時点で目的を達したと考...全文を見る
○稲田国務大臣 法律に基づいて適切に対応してまいりますけれども、現実問題として、委員の御指摘、また今回の状況についてはしっかりと検証した上で、何か改善すべき点、そういったことも検討してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 まず、意図的に隠蔽するという意図は全くなかったということでございます。  また、行政文書は、公文書管理法及び関連規則に基づき、保存期間が満了したものは国立公文書館等へ移管または廃棄することとされております。また、保存期間一年未満の文書については、国立公文書館等へ...全文を見る
○稲田国務大臣 法律に従って、慣例、規則に基づいて破棄をした、そして、それは紙であるか電子データであるかの区別はなかったということでございます。
○稲田国務大臣 開示請求に係る行政文書は、請求から起算して三十日以内に速やかに特定する必要があり、防衛省としては、限られた期間の中で、当然陸上自衛隊の日報を作成した部隊や報告先の部隊を中心に日報が保管されているかどうかを探索したところでありますが、当時防衛省として十分な対応ができ...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省として十分な対応をできておらず、文書を探索し切れなかったということはありますけれども、法令に違反したということではないということです。
○稲田国務大臣 今、現時点においてお渡しはしておりませんが、適切に対応してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 不開示決定を取り消して、適切に開示してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 速やかに取り消して、適切に対応してまいりたいと思います。
○稲田国務大臣 冒頭申し上げましたように、限られた時間の中で十分な対応ができておらず、文書を探索できなかったことは事実でございます。したがって、決定を取り消して、適切に開示してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 私からは十二月十六日に再度探索するよう指示を出しまして、今御指摘のとおり、発見されたのが十二月二十六日、私宛てが一月二十七日でございます。  この期間が長過ぎるということについてでございますが、統合幕僚監部においては、派遣部隊等と不開示となった事実関係を確認し、...全文を見る
○稲田国務大臣 これについては、私に日報の存在を事務方が報告してきたところの一月二十七日でございます。
○稲田国務大臣 その前後の私の議事録をぜひ読んでいただきたいと思います。  私はなぜ戦闘という言葉を使わないかというと、戦闘行為というのは、委員も御承知のとおり、法律上その定義が決まっていて、非常に重い言葉ですよね。戦闘行為が行われていない場所でしか後方支援ができないとか、戦闘...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん、事実を見るということは物すごく重要です。私と委員との間でも、戦闘行為があったかどうかということについて、事実を見て、当時の状況は戦闘行為ではなかった、法的意味における戦闘行為ではなかったということをるる議論していたわけです。  そして、戦闘行為でなかっ...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、委員御指摘のとおり、事実がどうであったか、その当時の、今もそうですけれども、南スーダンの情勢がどうであったか、そして、そこでは国際的な武力紛争の一環として行われていたかどうかというのがすごく重要なんです。それは委員もおわかりだと思います。そして、武力紛争の一...全文を見る
○稲田国務大臣 その日報の中では一般的な用語で使っているかもしれませんけれども、この戦闘行為というのは、国際的な武力紛争の一環として行われるかどうかというのが非常に重要なので、私は、戦闘という言葉は使うべきではないということを言いました。  では、事実として何なのか、客観的事実...全文を見る
○稲田国務大臣 南スーダンにおいて武力衝突や一般市民の殺傷行為がたびたび生じていることは事実でございます。しかしながら、国際的な武力紛争の一環として行われるというものではなかった、これが客観的事実でございます。  ですので、法的意味において、法的定義がされているところの戦闘行為...全文を見る
○稲田国務大臣 日報に戦闘という言葉が書いてあることは、そのとおりでございます。  そして、その中身は、南スーダンにおいて武力衝突や一般市民の殺傷行為がたびたび生じている、首都ジュバにおいても七月に大規模な武力衝突が発生していた、そのことをもってそういう表現をしているんですけれ...全文を見る
○稲田国務大臣 事実関係として、南スーダンにおいては武力衝突や一般市民の殺傷行為がたびたび生じていて、首都ジュバについて七月に大規模な武力衝突が発生していた、これは事実でございます。
○稲田国務大臣 日報に書かれているところの戦闘というその表現は、南スーダンにおいて武力衝突や一般市民の殺傷行為がたびたび生じていて、首都ジュバにおいて、七月ですけれども、大規模な武力衝突が発生したことを指していると思います。  しかしながら、国際的な武力紛争の一環としては行われ...全文を見る
○稲田国務大臣 法的意味における戦闘行為は、まさしくPKO五原則を満たしているかどうかという法的判断にかかわる非常に重い言葉でございます。  したがいまして、その日報に書かれているところの戦闘は、法的意味における戦闘行為ということではなくて、南スーダンにおいて武力衝突や一般市民...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も御答弁申し上げておりますが、その日誌に書かれている意味はそういう意味でしょうけれども、しかし、法的意味での戦闘行為ではない。  そして、国会で、こういう法的な、PKO五原則が満たされているのかどうか、ずっと委員とも議論してきました。その中では、客観的な事実...全文を見る
○稲田国務大臣 繰り返しになって大変恐縮なんですけれども、法的意味、戦闘行為というのは法律上も定義があります。そして、PKO五原則、今回南スーダンに行っておりますのは、三条の一項ロ号、武力紛争が終了した後ですから、戦闘行為があるかないかというのは本当に肝の判断なんです。  そし...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどからるる申し上げて、委員も納得をいただいたように、戦闘行為という言葉は法律上非常に重要なものだということは御理解いただいて、なので、この国会でまさしくPKO五原則が維持されているかどうかということを議論しております。  そして、客観的事実として、人を殺傷す...全文を見る
○稲田国務大臣 最近というか、武力紛争という言葉を使ったことはありません。  武力紛争という言葉は、先ほど言いましたように、武力紛争が終了してということで、今回の南スーダンPKOのまさしく法的根拠であります。そして、武力紛争というのは国家または国に準ずる組織の間において生ずる武...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も言いますけれども、法的に意味のある言葉を軽々に国会の議論の場で使うべきではないと思っております。武力紛争というのも、まさしくこのPKO、今回南スーダンに行っている、三条の中の、武力紛争が終了して紛争当事者が当該活動が行われる地域に存在しなくなった場合ですから...全文を見る
○稲田国務大臣 違いは、何度も申しますように、国家または国家に準ずる組織の間において生ずるかどうかなんです。そういうことでございます。
○稲田国務大臣 国際的な武力紛争って、それが国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いじゃないですか。そうじゃない場合で、国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いではないという意味において、衝突という言葉を使っているということでございます。
○稲田国務大臣 重要なことは、国家または国家に準ずる組織の間に生じているかどうかということでございます。そして、南スーダンの七月の事案においては、国家または国家に準ずる組織の間における紛争というものが生じない、そういう意味において衝突という言葉を使っているということでございます。
○稲田国務大臣 緒方委員が質問主意書で出された答弁書の中に、武力紛争を定義した規定はなく、平成二十八年十月二十五日付で内閣官房、内閣府、外務省及び防衛省が公表した派遣継続に関する基本的な考え方、六の記述も、同法上の武力紛争の定義を述べたものではないが、政府としては、国家または国家...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も恐縮ですけれども、武力紛争かそれとも武力衝突かの違いは何かということでございましたから、それについては、明確に、国家または国家に準ずる組織の間で行われるものか否か、そして、国家または国家に準ずる組織の間で行われるものではないということを申し上げたということで...全文を見る
○稲田国務大臣 大変失礼ですけれども、それは違うと思います。国家または国家に準ずる組織の間で行われているかというのがまさしく解釈の肝だというふうに思います。そして、国家または国家に準ずる組織の間で行われているものが戦闘行為であり武力紛争であって、それがPKO五原則とかまた三条の中...全文を見る
○稲田国務大臣 国家または国家に準ずる組織の間で行われる武力を用いた争いでございます。
○稲田国務大臣 武力紛争そして国際的な武力紛争、同じことを意味していると思います。(緒方委員「これはだめですよ。言葉が二つあるのに同じことを言っているというのは、これは間違っていると思いますよ」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 武力紛争か武力衝突か、これは本当に肝が、国家または国家に準ずる組織の間において生ずるものであるかどうか、ここが肝なんです。戦闘行為のときもそうです。まさしく国際的な武力紛争の一環として人を殺傷し物を破壊する行為かどうか、具体的に言うと、国家または国家に準ずる組織の...全文を見る
○稲田国務大臣 戦闘行為、先ほどから私が国際的な武力紛争の一環としてと申し上げていたのは、そのように法律上定義をされているからでございます。  そして、委員に対する答弁書にあるように、当該武力紛争の一環として行われる戦闘行為は、国家または国家に準ずる組織の間で行われるものと、ま...全文を見る
○稲田国務大臣 国家または国家に準ずる組織の間で行われるものである以上、押しなべて国際的なものでございます。
○稲田国務大臣 今、武力紛争というのは、PKO法上問題になっている武力紛争を私たちは議論しておりまして、それは国際性があるということでございます。
○稲田国務大臣 今委員がジュネーブ法上とおっしゃいましたので、私は、PKO法上の武力紛争をこの国会で問題にしておりますので、その意味においては国際的な武力紛争と同義であるということを申し上げております。
○稲田国務大臣 条約の解釈については防衛省の所管ではありませんので申し上げませんけれども、PKO法上の武力紛争は国際的な武力紛争と同様の意味であるということを申し上げております。
○稲田国務大臣 まさしく、武力紛争と武力衝突の違いが何であるかということが私と委員との間の議論の肝です。そして、その違いは何かというと、何度も言っていますように、国家または国家に準ずる組織の間において生じているかどうかでございますということでございます。
○稲田国務大臣 先ほどから何度も申し上げていますように、武力紛争と武力衝突の違いは何か、その肝は、国家または国家に準ずる組織の間に生じているかどうか、これが違いであるということでございます。(発言する者あり)
○稲田国務大臣 何度も申し上げますように、PKO法の南スーダンの話をしているわけです。この中で私が武力衝突という言葉を使っているけれども、それは武力紛争という言葉とどう違うのか、それはまさしく議論の肝ですよね。  そして、その肝は何かというと、国家または国家に準ずる組織の間にお...全文を見る
○稲田国務大臣 国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いを武力紛争といいますので、PKO法上はないということでございます。
02月14日第193回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○稲田国務大臣 まず、委員の質問の中で事実が異なっているところは指摘させていただきます。  前回の質問の中で、戦闘を衝突に書きかえたということが問題になったことはありません。また、日報の戦闘を衝突に書きかえたということもございません。さらには、隠蔽したということもありません。さ...全文を見る
○稲田国務大臣 今、その点について、法的な評価をしておりません。
○稲田国務大臣 国であるとか国準であるとかの法的な評価はしていないと承知しております。
○稲田国務大臣 今ほど総理が答弁申し上げましたように、ISILについて、国、国または国準であるかどうかの法的評価を行っていないわけであります。  したがいまして、戦闘行為かどうかの前提としては、国または国準の法的評価がない限りはやらないということでございます。
○稲田国務大臣 戦闘行為という用語についての法的な評価は行っていないということでございます。
○稲田国務大臣 まず、先ほども御答弁いたしましたように、破棄したこと自体は陸上自衛隊の文書管理規則にのっとったもので、目的を達成した後に一年以内に破棄する文書として破棄をしておりました。  しかしながら、私も、十二月十六日に破棄による不開示決定の報告を受けたときに、本当に破棄を...全文を見る
○稲田国務大臣 その時点の総理の答弁を私が見たときに、私は、破棄をしたという前提で見ておりましたので、全く違和感は感じませんでした。  しかしながら、今委員が御指摘のように、その時点においてどうだったのか、そしてどういう認識であったかということも含めて、しっかりと検証、調査をし...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、委員御指摘の、私が蚊帳の外で、南スーダンの情勢について何も知らされていないということをおっしゃいました。  私は、大臣に就任してから、今もそうですけれども、毎日毎日、南スーダンの情勢について、日報のみならず、現地の情報、さまざまな情報、そして二十四時間以内...全文を見る
○稲田国務大臣 そういった点も含め、大臣の指示を受け再探索し、文書が発見され開示に至った経緯、この点についての事実関係はしっかりと調査してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 私が探索を命じて見つかって開示に至るまでの事実経過については、しっかりと検証してまいりたいと思います。  その上で、今委員が御指摘になった総理の御答弁ですけれども、「御指摘の日報は、南スーダン派遣施設部隊が、毎日、上級部隊に報告を行うために作成している文書であり...全文を見る
○稲田国務大臣 そういうことではございません。私は、一月二十七日に初めて知ったわけであります。その上で、総理がどう答弁されていたかということを今紹介したにすぎません。  私は、今委員が私に尋ねたことと同じ疑問を持ちました。なので、今、その期間における事実関係についてはしっかりと...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、破棄したこと自体は法律違反ではありません。  しかしながら、私も、あるんじゃないかと思って捜索を指示いたしました。そして、あったら必ず公開しろ、探して、あれば必ず公開しろということで指示をしたわけであります。そして、一カ月後の一月二十七日に報告を受けた。こ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、御家族の発言について紹介をされました。  私は戦闘を武力衝突と言いかえているのではないんです。そうではなくて、戦闘行為というのは非常に重大な意味を持っていて、国または国準、国対国の国際紛争の一環として行われるという非常に重い言葉であるので、それと紛らわしい...全文を見る
○稲田国務大臣 総理の答弁をつくる際には、もちろん防衛省も関係しますでしょうけれども、関係各省、そして官邸としっかり調整をした上でつくっているというふうに認識をしております。
○稲田国務大臣 一般論として、総理の答弁をつくる際には、関係各省そして官邸、調整した上でつくるのは当然だと思いますよ。民主党政権でもそうだったというふうに思いますよ。  その上で、その事実関係については調査するというふうに申し上げているわけでございます。
○稲田国務大臣 まず、隠蔽する意図は全くありませんでした。そして、隠蔽する意図がないから今開示しているんじゃないでしょうか。ですから、隠蔽を組織ぐるみでやったということについて、私は否定します。  しかしながら、なぜ、一カ月間、これだけ時間がかかったのか、そして、今、総理の答弁...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど岸田大臣お答えになったように、五条は、我が国の施政のもとにある領域への武力攻撃に対して、日米が共同で対処することを定めた規定です。同条の対象は武力攻撃であり、この場合、我が国と米国はともに武力の行使を含む措置をとることとなります。この共同対処行動については、...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど来委員御指摘のように、まずは我が国自身の防衛の意思、そしてそれを行動するということが重要だと思っております。  今御質問の尖閣諸島を含む南西諸島は、多数の島嶼により構成され、その全長は約千二百キロにも及ぶ広大な地域であり、島嶼防衛に際しては、自衛隊による平...全文を見る
○稲田国務大臣 水陸機動団は平成二十九年度末に新編予定ですけれども、AAV8でございます。(長島(昭)委員「AAV7でしょう」と呼ぶ)7でございます。
○稲田国務大臣 AAV7、さらには水陸機動団部隊、そして小銃等でございます。
○稲田国務大臣 通告がなかったので、主要装備について確認させていただきました。  水陸両用車AAV7、小銃、機関銃、重機関銃、個人携帯ロケット弾等でございます。ヘリ部隊は別途でございます。
○稲田国務大臣 オスプレイに関しては、水陸両用作戦以外にも活用し得ることから、水陸機動団の隷下として保持するものではなく、第一ヘリコプター団の隷下として保持することを予定しております。
○稲田国務大臣 航空輸送の中核となる部隊としてV22オスプレイを活用することを想定しております。
○稲田国務大臣 十七機を新たに導入することといたしております。
○稲田国務大臣 まだ足し合わせておりませんが、平成二十七年度予算では五機、約五百十六億でございます。
○稲田国務大臣 平成二十七年度予算では五機、約五百十六億円、平成二十八年度予算では四機、約四百四十七億円、平成二十九年度予算案では四機、約三百九十一億円を取得いたします。そして、十七機でありますので、その後の金額については未定でございます。
○稲田国務大臣 平成二十七年、二十八年、二十九年についてはお答えしたとおりです。平成三十年度の分については調整中ですので、決まっておりません。
○稲田国務大臣 三十年度に向けて調整中でございます。
○稲田国務大臣 三十年度予算については調整中でありますが、今御審議中の平成二十九年度予算案では四機、約三百九十一億円でございます。
○稲田国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、二十九年度予算案では四機、約三百九十一億円でございますので、一機百億を切っているということでございます。三十年度については調整中でございます。
○稲田国務大臣 防衛費の予算に関しては、中期防に基づいて実質〇・八%ずつ上乗せをしておりますが、その中において予算を捻出するということでございます。
○稲田国務大臣 厳しさを増していく我が国を取り巻く環境の中で、我が国自身の防衛力を質も量も強化していく、さらには日米同盟も強化していく、さらには、日本ができる例えば関係諸国への能力構築支援等をしっかりとやっていくことなども役割の拡大につながっていくものと考えております。
○稲田国務大臣 先ほど委員が御指摘になったように、昨年は北朝鮮は核実験を二回、そしてミサイルは二十発以上、そして、三発同時に撃って三発同時に日本の排他的経済水域に着水できる能力がある、そして、一昨日も、新型なのか今分析中ですけれども、ミサイルを発射したところでございます。  そ...全文を見る
○稲田国務大臣 いかなる方策をもって我が国を守っていくか、そして、この厳しさを増す安全保障環境の中でどうすればよいか、我が国の防衛力の質と量の強化について不断の検討をしていくということでございます。
○稲田国務大臣 私は、戦闘隠しはしておりません。  この国会の場で、戦闘行為というその法的な用語が、国または国準との間で行われる国際的な紛争でありますから、戦闘行為という言葉をここでは使わないということです。  そして、人を殺傷しさらには物を破壊する行為はあった、それをどう表...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、負傷した隊員はいない、けがをした隊員はいない、武力衝突によってけがをした隊員はいないということでございます。
○稲田国務大臣 私は、自分が防衛大臣になりましてから、その当時の様子も含めて、事務方からしっかりと説明を受けているところでございます。
○稲田国務大臣 中谷大臣の時代ですので、これそのものは見ておりません。
○稲田国務大臣 現在の、今の委員の質問に答えるために確認をしたということでございます。
○稲田国務大臣 当時は見ていないということでございます。
○稲田国務大臣 御指摘の不開示決定については、決定の取り消しを求めて行政不服審査法に基づく審査請求が提起されており、この審査請求につきましては、これを認容することとし、二月九日木曜付で不開示決定を取り消す裁決を行ったところでございます。
○稲田国務大臣 当該日報に係る開示決定につきましては、請求者当人の希望に沿って対応しているところでございます。  一名につきましては、昨日、二月十三日月曜日付で、請求された全ての日報である七月七日から十二日分について開示決定を行ったところです。  もう一名については、準備がで...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、廃棄は、陸上自衛隊の文書管理規則にのっとって、目的を達成した後に廃棄することとなっております。それに従って、これまでに陸上幕僚監部からは派遣施設隊及び中央即応集団司令部における業務実態について報告を受けており、日報は、中央即応集団司令部への報告後に用済みとな...全文を見る
○稲田国務大臣 十月三日よりも前と承知をいたしております。
○稲田国務大臣 今も私は毎日報告を受けております。しかし、それは生の日報ではなくて、日報や、そして当地の報告や報道や、さまざまなものをしっかりとまとめたもので報告を受けております。そういった観点から、大部の日報を見せろということは言っていないということでございます。
○稲田国務大臣 客観的な事実についてどう表現するかではなくて、生の、どこで何が起きたかという事実を重視して見ているということでございます。
○稲田国務大臣 毎日ですから、全ては膨大な資料になりますけれども、例えば報道の中で戦闘と使っているものは使っております。そして、評価のときには、武力衝突、そして法的な意味での戦闘行為ではないということを区別した形で評価をしているのではないかと推測します。全て見ろというのであれば、...全文を見る
○稲田国務大臣 報道の中で使われている場合については使っております。そして、私は評価として、戦闘行為というものと紛らわしいという意味で戦闘は使っていないですけれども、大臣レクの中で、報道ないし資料が一般的にそれを表現する言葉として使っているときには使っております。
○稲田国務大臣 そもそも、今もその日報は見ておりません。そういうことではなくて、生の事実が何であるかということをしっかり報告を受けたということであります。  また、駆けつけ警護、それから派遣隊、施設部隊の派遣においては、生の事実、そしてそのとき何が起きているかという客観的事実を...全文を見る
○稲田国務大臣 幕僚長の記者会見を全て読んでください。何度もその質問があって、結局、幕僚長は、現地部隊が自分たちの目の前の範囲の中で状況を報告していて、それを彼らの表現として戦闘と使ったということでありますと。  これを衝突と置きかえたとしても、我々の政府レベルの判断に立ち入っ...全文を見る
○稲田国務大臣 委員御指摘のとおり、現在、南スーダンにおいて紛争当事者はいないということでございます。なので、PKO五原則が維持をされているということでございます。
○稲田国務大臣 七月のようなあの激しい武力による衝突はありませんけれども、武力を用いた衝突は散見されます。
○稲田国務大臣 国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いはございません。(発言する者あり)
○稲田国務大臣 法的なことをおっしゃっていますので、私も、PKO法上の武力紛争であるところの国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いはございません。(発言する者あり)
○稲田国務大臣 法的に定義されているもの以外について答える立場にないんです。なので、武力紛争……(発言する者あり)
○稲田国務大臣 武力紛争に関して、PKO法上に武力紛争という言葉がある以上、その法的要件に当たるかどうかを答えるのが私は国会の議論だというふうに思います。  したがって、一般的な用語として定義がないことについて私が答える立場にはないというのは、法的な、PKO法上の武力紛争という...全文を見る
○稲田国務大臣 一般的な用語としてはあり得るでしょう。しかし、私は武力衝突という表現をしておりますということです。
○稲田国務大臣 一義的な、確立した定義はないので、そういうふうに表現されることについて、私は何らかの異論を挟むものではありません。
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった平成二十四年の初めごろ、その当時、衝突で三千人が死亡し、またスーダンから空爆が飛んできて、そして、野党であった我が党は、それは空爆があって、だから、我が党がPKO五原則はどうなんですかと言ったときに、御党が三千人が死亡し空爆があってもそれは武...全文を見る
○稲田国務大臣 PKO五原則に関することですから、政府全体で判断するということでございます。
○稲田国務大臣 判断基準がございます。その判断基準にのっとって判断をして、紛争当事者ではない、国または国準ではないとなれば、戦闘行為ではない、PKO法上の五原則は守られている。  しかしながら、大事なことは、何度も申しますが、自衛隊がみずからの安全を確保しつつ有意義な活動ができ...全文を見る
○稲田国務大臣 それは憲法上の問題でありますので、理論上判断をしていくということでございます。  しかしながら、どんなことが起こっていてもということは、やはり自衛隊員が安全を確保して活動できるかどうか、それは非常に大きいんです。その問題と理論的な問題とを分けて言っているというこ...全文を見る
○稲田国務大臣 憲法上の判断については、政府全体で決めるということであります。  しかし、現地でどういうことが起こっているか、そして中断や中止、みずからの安全を確保するための部隊の活動、そういったものはしっかりと見ていかなければならないということでございます。
○稲田国務大臣 国、国準であるかどうかということも、しっかり現地からの情報、日誌のみならずさまざまな情報を得て、そして憲法上の判断をするわけです。  また、統幕長は現地に対して戦闘という言葉を使うなとは言っておられません。言っていないです。ですから、現地が自分たちを取り巻く状況...全文を見る
○稲田国務大臣 統幕長の会見、全てしっかり読んでください、都合のいいところだけ取り出すのではなくて。  そして、戦闘という言葉を使っちゃいけないとは言っていないんです。戦闘行為の意味を指導したというだけであって、戦闘行為を使わないでおけと言ったことは一度もありません。なので、こ...全文を見る
○稲田国務大臣 現場の部隊は一般的な用語として戦闘を使用しており、法的な意味として、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為と定義される戦闘行為という意味で使用しているわけではないということを確認いたしております。  その上で、やはり私は客観的事実を...全文を見る
○稲田国務大臣 当時、激しい武力の衝突があったことは事実でありますので、そういった点はしっかりと、PKO五原則とは別に、隊員がみずからの安全を確保しつつ有意義な活動ができるかどうかというところをしっかり見る材料としなければならないと思います。
○稲田国務大臣 まず、日報に関しては、陸上自衛隊の文書管理規則によって、用済み後廃棄となっております。したがって、その規則に従って廃棄をしたということでございますが、私自身も、日報を本当に廃棄したのか、本当に全然残っていないのかということで、指示をして、そして、あった場合には必ず...全文を見る
○稲田国務大臣 日報を作成した派遣部隊、さらにはその報告先であるところの部隊において破棄をされたということでありますので、それからさらに範囲を拡大して捜索したということでございます。
○稲田国務大臣 それは統幕の中にございました。
○稲田国務大臣 統幕のコンピューターの中にあったということでございます。
○稲田国務大臣 確認をして、後日答弁させていただきます。
○稲田国務大臣 確認ができておりませんので、確認をして答弁したいと思います。
○稲田国務大臣 通告を受けておりませんので、確認をした上でお答えさせていただきます。
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になっているのは、教訓についてだと思います。  今問題になっている日報に関しては、中央即応集団司令部に報告をすれば用済み後廃棄という扱いになっていたということでございます。
○稲田国務大臣 委員が御指摘の成果報告は、今問題になっている用済み後廃棄の日報とはまた別のものだと思います。
○稲田国務大臣 今問題になっているところの日報につきましては、陸上自衛隊文書管理規則によって、用済み後廃棄ということでございます。
○稲田国務大臣 規則があって、規則に従って廃棄をしているということでございます。  また、隠蔽の意図もなければ、隠蔽しなければならない内容もないということでございます。
○稲田国務大臣 十次隊のものは、用済み後破棄をしております。
○稲田国務大臣 不開示としている部分は、開示すれば派遣施設隊の情報収集能力や警備を含む運用体制等が推察され、自衛隊の任務の効果的な遂行に支障を生じるおそれがある部分、開示すれば他国もしくは国連との信頼関係が損なわれるおそれがある部分、また、開示すれば防衛省内及び政府部内の率直な意...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど申し上げた基準にのっとって不開示部分を指定しているところであります。  また、今御指摘のマシャール派、マシャール派は組織性を有しているとは言えない、支配が確立されるに至った領域があるとは言えない、また、南スーダン政府と反主流派双方とも事案の平和的解決を求め...全文を見る
○稲田国務大臣 法律の中に武力紛争という言葉はありますが、法律の中で定義があるわけではありません。  しかしながら、国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いをPKO法上の武力紛争ということでございます。
○稲田国務大臣 現在実施しております普天間飛行場における補修事業については、平成二十四年四月二十七日の2プラス2共同発表を受け、普天間飛行場代替施設が完全に運用可能となるまでの安全な任務能力の保持、環境保全等の目的のために、日本側において、必要最小限かつ緊急性が高いものなど五つの...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省が日米地位協定第十八条に基づく損害賠償等業務を実施する上で知り得た米軍による事件、事故の発生件数は、旧安保条約が発効した昭和二十七年度以降平成二十八年十一月末までに全国で約二十一万件であり、うち公務上が約五万件、公務外が約十六万件でございます。
02月17日第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○稲田国務大臣 私が委員にお答えをいたしましたのは、日報だけではなくて、日報そのものは見ていません、毎日毎日見ておりますのは、日報からいろいろなエッセンスをとって、海外の部隊からの情報そしてUNMISSからの情報、現地の報道、そういったものを含めて毎日毎日報告を受けているというこ...全文を見る
○稲田国務大臣 昨日の報告の中にその話題はなかったということでございます。
○稲田国務大臣 そういった発言は今までも何度もありますよね。インタビューも何度もやっています。  しかし、事実は、そのマシャールさんはもう既に国外に逃亡しました。そして、マシャール派も分裂をして、その中のタバン・デンさんが今第一副大統領になっている。マシャールさんは南スーダンに...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、先ほど委員がおっしゃった中で、マシャール派の、マシャールさんの部族は南スーダンの中の北部の方なんですね。あと、北部と南部の方では今も武力衝突がかなりあります。  そして、私は、一度も安心、安全だと言ったことはないんです。もちろん治安状況は厳しいんです。そう...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、家族に対する説明というのは、何回も行われているんです。  そして、今いきなり、この資料を見ましたか、そして、これが大臣のそのときの資料ですと今いきなり言われて、この場で確認できません。やはり事前に見せていただいて、それが本当にそうなのかどうなのかしっかり確...全文を見る
○稲田国務大臣 新たな任務を付与したら、それだけ足し算的に危険、リスクがふえていくというものではありません。  また、駆けつけ警護は、今までもそういう要請があって、そして法的な根拠がない中で、自衛隊の皆さんがそれでも我が国の人々が危険に陥っているところにいろいろな規定を使って、...全文を見る
○稲田国務大臣 あらゆる危険を想定して対応するのは、私は当然だというふうに思います。  また、今、家族に対するお話がございましたけれども、従来より、派遣の前に十分な準備訓練を行った上で派遣をいたしておりますけれども、そうした海外に派遣される隊員が安心して各種任務に従事するために...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員がお示しになった陸上自衛隊中央即応集団隷下に置かれております国際活動教育隊は、国際平和協力活動に従事するに当たり、必要な知識及び技能を習得させるための基本教育や、陸上自衛隊の部隊が行う国際平和協力活動に係る錬成訓練の支援を行っております。  これら教育訓練...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、この日報は、規則上廃棄する、用済み廃棄になっているものでございます。そして、廃棄により不開示とした、そういう報告を受けて、私は、これは本当にどこにあるかしっかりと捜索して、それを開示するように指示して、そして見つかって、ただ、委員が前回指摘されたように……
○稲田国務大臣 見つかってから私に報告するまで一カ月ぐらいたった、それは私もやはりしっかりと検証して事実確認をしなければならない、そして、その教訓をまた先に生かすという意味で、私は直接さまざまな当事者から聞いているところでございます。
○稲田国務大臣 まず、委員もおわかりのように、戦闘行為があったかどうか、PKO五原則が満たされているかどうか、これはしっかり議論をしなきゃいけない。憲法上の要請から来ているものですから、ここは、武力紛争があるかどうか、国または国準、それはしっかり議論しなきゃいけない、それはおわか...全文を見る
○稲田国務大臣 ですから、日々報告を受けております。そして、それは生の事実。ここでこういう事実があった、ここでこういう事実があった、そういう生の事実を受けております。そして、それがどういう表現でなされているか。私は、現地で日報で戦闘という言葉を使っていたとしても、それがどういう事...全文を見る
○稲田国務大臣 どういう表現を使われているかではなくて、その表現があらわすところの事実、どんな事実が南スーダン、ジュバの近郊で行われているか、日々自衛隊がどういう活動ができているか、そしてそれを国際社会の報道ですとかいろいろな情報を総合して判断すべきだと私は考えています。
○稲田国務大臣 委員がそうおっしゃる気持ちは理解できますけれども、私は、何度も言っていますし、前国会でも申し上げましたように、戦闘行為というのは非常に大きな意味を持つし、そしてそれは国または国準の間で行われる紛争を指しているわけでありますから、人を殺傷し物を損傷する行為であります...全文を見る
○稲田国務大臣 派遣施設隊、それからCRFすなわち中央即応集団司令部ですけれども、つくっているのは施設隊ですよね、現地の南スーダンの。そこでつくっているのが原本で、日報を中央集団に送って、そして用済みになるということでありますので、日報をつくり、中央即応集団に送り、用済みになって...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどの答弁を少し補足しますと、派遣施設隊の日報それからCRFの日報は短期間で用済みになって、破棄される文書については規則上、破棄した期日を記録することとはされておりません。その上で申し上げれば、文書管理者である中央即応集団司令部防衛部長ないしは派遣施設隊長のもと...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申しますが、この日報自体は規則で用済み廃棄にするものであります。そして、探した範囲は、派遣部隊と中央即応集団司令部で探して、破棄されていて、ないという不開示決定をしたわけですけれども、私、その報告を聞いた瞬間に、本当にないのか、これはもしかしてほかを探せばあ...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、私の指示で探すように、徹底的に探して見つかったら公表しろということで指示をして、見つけて、実際に公表をしております。したがいまして、隠す意図とか、わかっていたのにないと言ったとか、そういうことではないというふうに認識をしています。
○稲田国務大臣 まず、この日報は派遣施設隊がつくっているものです。そして、この日報は、陸上自衛隊文書管理規則に言う、随時発生し、短期に目的を終えるものとして、保存期間が一年未満と整理をされています。日報の作成目的上、派遣施設隊長から中央即応集団司令官への報告が終了した時点で目的を...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、御指摘の陸上自衛隊の指揮システムですけれども、これは、指揮官の迅速的確な指揮統制を目的として、各種事態対応において陸上自衛隊の運用の中心となる指揮統制システムです。  日報は、同システムの上の掲示板に掲載されていますが、同掲示板は、ログのデータ量が膨大にな...全文を見る
○稲田国務大臣 南スーダンの日報の問題ですけれども、最初、不開示とした。これは廃棄してもよいものであったので、廃棄して不開示とした。しかしながら、私の指示で捜索をして、見つかって公表した。しかし、見つかってから私に報告するまで一カ月という時間を要してしまった、このことについては私...全文を見る
02月20日第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○稲田国務大臣 まず冒頭、委員から、北朝鮮のミサイルについてお話がありました。  北朝鮮による昨年の二度の核実験及びこれまでに例のない頻度での弾道ミサイルの発射、まさしく新たな脅威の段階に入っていると思います。  北朝鮮の弾道ミサイル能力の向上に関しては、現行の防衛計画の大綱...全文を見る
○稲田国務大臣 航空自衛隊新田原基地は、第五航空団が自衛隊機を運用するなど、我が国の防衛にとって欠かせない重要な基地です。また、平成十九年度より米軍機の訓練移転にも御協力をいただいておりますし、一方で、委員御指摘のような墜落事故また落下事故が起きております。  防衛省としては、...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員御指摘の飛行回数等の違いについては、地元の皆様方からも御指摘をいただいております。  騒音度調査における飛行回数や管制回数においては、それぞれの算定方法がありますけれども、防衛省としては、飛行回数等の違いについて確認を行った上で、地元の皆様に説明できるよう...全文を見る
○稲田国務大臣 第一種区域等の見直しについては、地元の御理解を得ることが大切であり、関係自治体の皆様の御意見や委員の御指摘を踏まえ、地元の皆様の声によく耳を傾けつつ、丁寧に対応してまいりたいと考えております。  したがいまして、現状のままで三月に区域解除の告示を強行するというこ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、委員の御地元の青森の部隊が、今、第十一次隊として南スーダンにおります。私も昨年十一月に青森駐屯地で第十一次要員の壮行行事にも出席をして、御家族のところを全て回らせていただいて、今委員が御指摘になった、御家族がどんな気持ちで、安全をしっかりと確認して無事に帰っ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、今回の南スーダンの派遣部隊がつくっていた日報ですけれども、これは用済み後破棄という規定になっていて、その規則に基づいて破棄をされておりました。  しかしながら、私はその報告を聞いたときに、自分の経験則、それは弁護士としてもそうですし、一般国民としても、それ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、現地の日報が戦闘と書いているものを書きかえるというようなことは全くしておりません。  そして、私がこの場で言っておりますのは、戦闘行為という、まさしくPKO五原則にかかわるような、そういう法的な要件をここで議論する場合に、法的な要件のPKO五原則の戦闘行為...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、本件の日誌は、破棄されたことは問題じゃないんです。破棄されたことは、規則にのっとって破棄をしておりますので、破棄したことは問題じゃないんです。そして、破棄して、不開示にして、見つかったから出したことも問題じゃないんです。  今、調査会についてお尋ねがありま...全文を見る
○稲田国務大臣 さまざま、今回のことについて、やはり教訓として直さなきゃいけないこと、たくさんあります。そういったことをどのようにしてまとめ、また、そしてそれを改善していくかということは省内で議論しております。しかしながら、その委員会を設置することを決めたことはないということでご...全文を見る
○稲田国務大臣 役所において大臣が指示をするということは決めたということですから、そういった事実はございません。
○稲田国務大臣 事務方と国会議員の先生方とは所管行政について日ごろからさまざまな意見のやりとりを行っておりますけれども、そのさまざまな意見のやりとりを明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○稲田国務大臣 防衛省として、委員会の設置に関して何ら意思決定を行っておりません。したがいまして、防衛省内部の検討について、お答えは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 予算委員会中ですので、毎日のようになのか、日ごろからさまざまな意見のやりとりを行っているというふうに思いますけれども、その内容を明らかにすることは差し控えたいということでございます。
○稲田国務大臣 うちの事務方が理事会に行ったり、また国会の先生方と一緒にやりとりをしていることは知っておりますけれども、その内容については差し控えたいと思いますし、また、いつ、どのような話を具体的にしたかということをつまびらかに知っているわけではありません。
○稲田国務大臣 まず、防衛省として設置は決めていないんです。したがいまして、それまでのさまざまなやりとりについて、お答えは差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 まず、調査委員会の設置は決定していないということは納得をいただいたということでございます。  そして、今回の、何度も言いますけれども、破棄したこと自体は全く問題ないんです。そして、なかったもの、ないということで不開示にしたものを、私の指示で捜索して見つけて公表し...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申しますけれども、破棄したことは違法じゃない。そして、不開示にして、捜索して公表したことも違法じゃないですよね。適法です。情報公開の趣旨にのっとっているんです。  しかし、私が指示をして見つかってから一カ月もかかってしまった。その点については、しっかり私は...全文を見る
○稲田国務大臣 少なくとも、今、南スーダン政府、キール大統領を中心にしっかり政府としての体をなしている。  そして、もちろん、問題はたくさんありますよ。問題はたくさんありますし、例えばいろいろなところでいろいろな事件が起きています。それは、先ほど指摘されたように、部族間の争いで...全文を見る
○稲田国務大臣 キール大統領が我が国の交渉相手であり、キール大統領が政府として行政を行っている。もちろん、いろいろな問題はありますよ。でも、日本にとっての交渉相手は誰かということになれば、キール大統領ということで間違いないと思っております。
○稲田国務大臣 当然、そのとおりだと思っております。
○稲田国務大臣 まず、マシャール派、前回も答弁いたしましたように、分裂をして、マシャール派のタバン・デンさんがマシャールさんの後釜の第一副大統領になられ、マシャールさんはもう国外に逃亡されて、帰ってくることすらできないんです。  したがいまして、キール大統領、すなわち南スーダン...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、紛争当事者はいないんです。マシャールさんは紛争当事者になり得ないんです。国外に行っているわけです。ですので、紛争当事者間の中立性と言うときに、マシャール派は出てこないということなんです。
○稲田国務大臣 実態、実態とおっしゃいますけれども、法律に基づいて派遣しているんですから、法律上中立性と言ったときには紛争当事者間の中立性です。  そして、マシャールさんは、七月のときに比べても、マシャール派は分裂し、国外に出、もう紛争当事者ではあり得ないわけですよ。なので、そ...全文を見る
○稲田国務大臣 マンデートが変更されて、文民保護、人権保護、そして合意の履行、そういったことが入っています。
○稲田国務大臣 そういう立ち位置でございます。
○稲田国務大臣 質問の趣旨が、PKO法上の武力紛争を国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いというふうにして、政府の見解自体は維持をしております。  私がるる言っているのは、スーダンが南スーダンを空爆して三千人亡くなったり、また、キールさんがこれは戦争だとま...全文を見る
○稲田国務大臣 どうしてなのかなと思った点をこの間からも言いましたけれども、どうしてそれが、南スーダン憲法に照らして戦争かどうか判断するということが要件になるのかということは思いましたけれども、その判断は踏襲をいたしております。
○稲田国務大臣 当時、先生のようにそんな細かく理論構成していませんね、見ましたけれども。(緒方委員「いやいや、結果としてそうなるじゃない」と呼ぶ)していません。  そうじゃなくて、武力紛争、国家または国家に準ずる組織の間において生じる武力を用いた争い、南スーダンとスーダン、国家...全文を見る
○稲田国務大臣 まずは、御自分の政権の政府だったんですよ、その判断をしたのは。私は、そのときの判断を見ましたけれども……(発言する者あり)民進党ですか。民主党と違うんですね、なるほど。そして、武力紛争かどうか、その際に、国または国に準ずる組織の間において生ずるものであるけれども、...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申していますように、緒方さんが言いたいのは、要するに、国または国準だけれども、武力を用いた争いじゃないから否定したんでしょうと言いたいわけでしょう。(緒方委員「多分、そうです」と呼ぶ)そうじゃないんです。なぜなら、そのとき、当時野党であった私どもの佐藤正久参...全文を見る
○稲田国務大臣 ですから、そういうことは明確には答えていないんですよ、あなたの政府は。(緒方委員「いや、けれども、論理的にそうなるでしょうと」と呼ぶ)じゃなくて、国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いについて、事案の態様、当事者及びその意思等を総合的に勘案し...全文を見る
○稲田国務大臣 従来から、私は本当に緒方委員に、御自分の当時の外務大臣に聞かれたらいいと思いますけれども、個別の事象について武力を用いた争いに当てはめることはしてきていないんです。一環というか、国または国準の間において生ずる武力を用いた争い、これを分けて当てはめないんです。一括し...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、個別の事象について武力を用いた争いに当てはめることはしないんです。そして、総理は一般的な、緒方さんは、その当時、PKOの武力紛争の構成要件としてのとかそういうことをおっしゃったんじゃないんです、一般的な表現として総理はおっしゃっただけであって、PKO法上の武...全文を見る
○稲田国務大臣 議事録を読んでいただきたいと思いますが、緒方さんが、何の前提もなく、武力を用いた争いかどうかということを執拗に聞かれました。しかし、私は、緒方委員の、今までずっと議論していますので、それはPKO法上の武力紛争の定義の中の一つの言葉に当てはまるかどうかという意味で聞...全文を見る
○稲田国務大臣 質問の趣旨が明確ではありませんけれども、要するに、PKO五原則に当てはまらなければ、PKO五原則が維持されていればそれでいいというのではなくて、そうではなくて、自衛隊員がみずからの安全を確保しつつ有意義な活動ができるかどうか。緒方委員は、この間、それは政策判断とお...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申しますように、PKO五原則、そして、それと同じように、自衛隊員の安全を確保する、同じだけ大切じゃないですか。なので、現場で何が起こっていようともというのは私はおかしいと思いますよ。現場で何が起こっているか見ていかなきゃいけない。  また、国または国準だっ...全文を見る
○稲田国務大臣 純粋法理論的にはそうだと思います。
○稲田国務大臣 今おっしゃっている、日本の宿営地を攻撃しているところのマシャール派が紛争当事者であるかどうかの判断にかかってくると思います。
○稲田国務大臣 純粋に法理論的とおっしゃいますけれども、刻々と現場は変わるんです。刻々と現場は変わりますので、今、マシャールさんが国外に出て、今の現状で紛争当事者でないといえば紛争当事者でないでしょう。しかし、それは刻々と変わっていくものなので、しっかりと見ていかなければならない...全文を見る
○稲田国務大臣 現時点でマシャール派が紛争当事者でないとしても、刻々と情勢は変わってきて、宿営地に攻撃をかけてきたとき、その状況が何であるかによって、その時点で判断をするということでございます。
○稲田国務大臣 純粋法理論的にはそうでしょうけれども、しかしながら、施設隊がみずからの安全を確保して有意義に活動できるかどうか、できなければ休止をする、中断する、そういうことはあるんですよ。しかも、紛争当事者の認定だって、状況によって国準にいきなりその勢力が拡大するということもあ...全文を見る
○稲田国務大臣 建設的な意見としてお伺いしたいと思います。
○稲田国務大臣 自衛隊の部隊、機関が上級部隊に報告するために毎日まとめる記録を日報と呼ぶとすれば、自衛隊内にはさまざまな種類の日報が存在しております。
○稲田国務大臣 網羅的にとおっしゃいましたけれども、例えば南スーダン派遣施設隊のような海外で活動する部隊がその上級部隊に活動状況や現地情勢について報告するための日々の報告や、下級部隊が人員状況を上部部隊に報告するための人事日報などがございます。
○稲田国務大臣 あと、国内で活動している自衛隊の部隊についても、警戒監視といった実動オペレーション中はリアルタイムで報告を上げることとなり、日報という形式を必ずしもとるとは限りません。  細部については、部隊の運用の詳細にかかわるため、お答えは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 お尋ねのイラク特措法に基づく活動の日報については、南スーダンPKOと同様の現地情勢や自衛隊の活動内容を記録した現地部隊の日報については、確認をいたしましたが、見つけることはできませんでした。
○稲田国務大臣 統幕に照会があったことは事実と聞いております。
○稲田国務大臣 昨年七月の衝突事案の期間中に作成された日報については、作成元すなわち原本を作成している派遣施設隊及び報告先の中央即応集団司令部において管理されているものですから、当然のことながら陸上自衛隊の当該部隊において探索が行われていると認識をしたため、その段階で統幕において...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、統幕でしっかり探索しなかった、派遣施設隊と中央即応集団だけ捜索して終わりとしているのは不十分だと思います。  そして、照会は、派遣部隊及び中央即応集団を探して、存在しないので不開示、破棄により不開示。破棄自体は適法ですよ。破棄により不開示としたことについて...全文を見る
○稲田国務大臣 統幕に対して陸上自衛隊が廃棄により不存在、破棄としたことについて意見はあるかという照会が来て、意見なしという回答をしたというふうに報告を受けております。しかしながら、そこでしっかり探索をしなかった、不十分だと思っております。(後藤(祐)委員「不十分だけれども捜索し...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどから何回も後藤委員にお答えしていますよ。不十分だった、すなわち統幕で捜索をしなかったことが不十分だったということでございます。(発言する者あり)
○稲田国務大臣 まさしく私は不十分だと思うのは、陸上自衛隊の当該部隊において探索が行われているものと認識していたため、その段階で統幕が探索をしなかった。これは不十分だと思っております。
○稲田国務大臣 何度も不十分だと思っているのは、まさしく統幕に対して、陸上自衛隊当該部隊で破棄により不開示としたことについて意見なしとした、要するに意見を聞かれて意見なしとしたということでございます。
○稲田国務大臣 確認はしていないということです。
○稲田国務大臣 統幕として意見なしと答えたということでございます。
○稲田国務大臣 統幕として意見なしとして答えたということでございます。それ以上に探索をしなかった、ここが不十分だと思います。(後藤(祐)委員「単独で答えたかどうかを聞いています。委員長、お答えになっていないです」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 単独ではなくて、統幕の中で決裁してそういう回答をしているということでございます。
○稲田国務大臣 企画調整官まで上がったということでございます。
○稲田国務大臣 通告もいただいておりませんので、その人数についてお答えは現時点でできません。(後藤(祐)委員「大まかでいいと言っているんですよ。いたのか、いなかったのかを聞いているんですよ」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 通告がなかったので、人数もわからないぐらいですから、今、一々その人たちに確認しているわけではないので、ここでお答えは差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 大きな流れを見てくださいよ。まず、これは破棄することになっていた文書です。それは南スーダン派遣をさせた皆さんの政権で決めて、用済み後破棄。破棄したことは何にも問題ないんです。そして、破棄して、不開示にして、でも、あるんじゃないのと言って、捜索して見つけて、出したじ...全文を見る
○稲田国務大臣 細かく人数とかを聞かれますから。ただ、隠蔽はしていませんから、その時点で知っているという認識をした人はいないと思います。
○稲田国務大臣 それは、照会が来て、不開示ということで意見なしと。そして、その決裁をとった人間は、もしその存在を知っていたら、それはあると言いますよ。なので、知っていないということです。  そして、出したんです、結局。出したんですよ、隠蔽はないんです。出したんですよ、だから隠蔽...全文を見る
○稲田国務大臣 決裁の時点、統幕内の決裁の過程で存在を知っていた者は当然いないんです。その後、私の指示で探して、統幕から見つかったということでございます。
○稲田国務大臣 繰り返しになりますけれども、その意見照会の時点で、統幕で決裁している過程で存在を知っている者は当然おりません。その後、私の指示で捜索して、しかも公表しているんです。隠蔽はないんです、隠蔽していないんです。
○稲田国務大臣 二月十六日時点でこの報告を受けています。その時点で、決裁の過程で存在を知っている者は当然いないということでございます。
○稲田国務大臣 二月十六日時点で統幕に文書があるということを知っていなかったわけですから、決裁の過程で存在を知っていた者はいないということであります、決裁した人間の中にということでございます。
○稲田国務大臣 二月十六日時点で報告を受けたときに、統幕内で決裁した中で知っている人はいないという報告です。ですから、確認したのかといえば、その時点で統幕の中に知っている人はいないということでございます。そして、その瞬間に探すことを指示して、そして見つかって公表したんです。(後藤...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申しておりますように、最終的に、私の指示で見つけて公表しているじゃないですか。隠蔽はないんです、隠蔽の意図はないんです。隠蔽でもないのに、私に対する報告をはなから疑う必要はなく、私はしっかりと聴取をしているということでございます。
○稲田国務大臣 日報は、文書管理規則上、廃棄した期日を記録することとはされていませんが、捜索をした派遣施設隊そしてその日報を上げた中央即応集団司令部において用済み後、すなわち日報を報告して用済みになった後に紙も電子データも廃棄しているというふうに報告を受けているところでございます...全文を見る
○稲田国務大臣 前回、後藤委員の御質問は、開示請求があるのに、それを知って消したんだったら問題ですよと言われたんですよ。そういう質問なんです。後藤委員の質問は、開示請求があって、それを知って消したりするとそれは大問題ですよと。(後藤(祐)委員「いや、私は十月三日より前ですかと聞い...全文を見る
○稲田国務大臣 いや、十月三日が問題になったのは、それは開示請求があった日付で……(発言する者あり)そうなんです。それで、それを知って消したら問題ですよと言われたので、探している派遣施設隊とCRF、そこで十月三日までに廃棄していることは間違いありませんということを私はお答えしたわ...全文を見る
○稲田国務大臣 後藤委員の質問は、開示請求があるにもかかわらず、それを知って廃棄して、廃棄もしていないのに廃棄した、不開示だというのは問題です、そういう趣旨だったんです。私もそう思いました。  ですから、施設部隊とCRFに捜索をかけたところ……(後藤(祐)委員「前か後かぐらい答...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申し上げますように、その質問で私が委員から聞かれたのは、開示請求があるにもかかわらずそれを廃棄したとしたら問題ですよと。私もそう思いますよ。  ですから、私は、派遣施設隊とCRFで廃棄をしておりますということを申し上げたところでございます。(後藤(祐)委員...全文を見る
○稲田国務大臣 今、後藤委員が前回の私への質問でのやりとりを示しておっしゃったので、私はそのことについて今るるお答えしていたわけです。  指揮システムのことについてお尋ねですので、新たな質問としてお答えをします。十月三日のその質問に関しては、施設隊とCRFの質問と思い、では、新...全文を見る
○稲田国務大臣 この日報は、陸上自衛隊文書管理規則に言う、随時発生し、短期に目的を終えるものとして、保存期間が一年未満と整理をされています。なので、廃棄したことは違法じゃないというか、規則にのっとったものなんです。そして、日報の作成目的上、派遣施設隊長から中央即応集団司令部への報...全文を見る
○稲田国務大臣 廃棄が規則にのっとったものであり、そして目的、用済み後廃棄ということで、その報告を受けているからでございます。
○稲田国務大臣 目的を達成した時点で、中央即応集団司令部及び派遣施設隊においては、中央即応集団司令官への報告が終了した後に、それぞれの組織の……(発言する者あり)今答弁しているんです。それぞれの組織の文書管理者の指示により廃棄したとの報告を受けております。  文書管理者、中央即...全文を見る
○稲田国務大臣 今の質問に関しては、通告がございませんでしたので、お答えをすることができません。
○稲田国務大臣 今、「とわだ」の事案と根本的に異なるのは、「とわだ」の事案は、破棄してはいけない文書を破棄したんです。今回は、目的後破棄する文書、破棄することが適法な文書を破棄したんです。根本的に事案が違うんですね。  そして、今の御質問ですけれども、公文書管理法及び関連規則に...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいま答弁をいたしましたように、内閣総理大臣への協議や破棄の際の立ち会いについては保存期間が一年以上の行政文書を対象としており、平成二十三年四月一日内閣総理大臣決定により、一年未満の文書についてはこれらの手続の対象とはなっていないということでございます。保存期間...全文を見る
○稲田国務大臣 今答弁したとおりでございます。
○稲田国務大臣 公文書管理法及び関連規則に基づき、行政文書ファイル等を廃棄しようとするときは内閣総理大臣への協議や廃棄の際の立ち会いを定めていますが、これらは保存期間が一年以上の行政文書を対象としており、平成二十三年四月一日内閣総理大臣決定により、一年未満の文書についてはこれらの...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘のコンプライアンス・ガイダンスは、今申し上げた文書の管理の取り扱いを一般隊員向けにわかりやすく記したものであって、保存期間一年以上の文書についての記述でございます。
○稲田国務大臣 今の玉木さんの趣旨は、全く共有のものがあります。したがいまして、そういった点も踏まえて、しっかりと検討してまいります。
○稲田国務大臣 間違いがないと思います。
○稲田国務大臣 捜索が不十分だったことは確かですが、その際、開示請求を受けて捜索したのは、原本をつくっている派遣施設隊と、そしてその報告先であるところの中央即応集団司令部であったということでございます。
○稲田国務大臣 陸自の指揮システムは、陸幕、方面隊及び師団等の司令部に装備され、指揮官の迅速的確な指揮統制を目的とした、各種事態対応において陸上自衛隊の運用の中心となる指揮統制システムです。  同システムにアクセス可能な部隊や機関を明らかにすることは、システムの構成を明らかにす...全文を見る
○稲田国務大臣 通告がございませんでしたので、確認をしてお答えさせていただきたいと思います。
○稲田国務大臣 日報が作成されて、そして用済み後破棄で、全て破棄をしておりますという報告を受けた途端に、それは紙も電子データもそうですけれども、報告を受けた十二月十六日ですが、その時点で、自分の経験則、弁護士としてもそうですし、一国民としてというか、感覚的に、いや、どこかにあるん...全文を見る
○稲田国務大臣 しっかりと確認をしている最中でございますが、先ほど後藤委員に御答弁申し上げましたように、イラクに関しては日報は残っていないことを確認いたしております。  いずれにいたしましても、委員が御指摘になったように、日報の保存期間が一年未満、用済み廃棄でいいのかどうなのか...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○稲田国務大臣 平成二十九年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十九年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、身体、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、「平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱」及...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の那覇港湾施設の移設については、先生御自身からも、また松本浦添市長からも、累次にわたってお話を伺ってきたところでございます。  この移設に当たっては、那覇港浦添埠頭地区における港湾整備計画との整合を図ることができるように、これまで国と地元との間で密接に協議...全文を見る
○稲田国務大臣 お尋ねの四つの事業については、昨年九月、委員も立ち会われた場で、私自身も松本浦添市長から御要望をお伺いしたところです。  御要望のあった各事業については、防衛省として実施に向けて取り組んでおり、昨年十一月、事業内容の審査等必要な手続を経た上で、必要な予算の手当て...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の住宅防音工事における建具復旧工事については、防音工事の完了から十年以上が経過し、現にその機能の全部または一部を保持していない防音建具に対して実施をしています。この建具復旧工事については、対象となる世帯数が多いことから、騒音による障害が著しい区域に所在する住...全文を見る
○稲田国務大臣 冒頭、後藤議員から謝罪がございました。そして、その内容、厳しく指導して女性職員が威圧と受けとめたと言われたわけですけれども、先日の会見、読ませていただいても、報告を受けている内容とかなり乖離をいたしております。そして、極めて不適切な言動であったということについて遺...全文を見る
○稲田国務大臣 今御答弁申し上げましたように、通常、この種の過程には、参事官付の次席である政策調査官を含め、数名の職員がかかわると考えております。  そして、統幕参事官付は、不開示決定の後、私の指示を受け日報を発見し、これを公表しているんです。  後藤委員は、統幕参事官付が昨...全文を見る
○稲田国務大臣 本件については、政策調査官の了解をもって回答したものでございます。  そして、この種の過程には、政策調整官を含め、数名の職員がかかわるということを申し上げているわけです。(後藤(祐)分科員「数名って何人ですか。ちょっと委員長、お答えになられないので」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 意見なしと回答したとき関与した者は、当該文書について、統幕が報告先でもなく、保存せよとの業務上の指示も受けていなかったことから、開示請求を受けた日報が統幕参事官付内に存在しているとの認識はなかったわけでございます。何度も言いますけれども、これは不開示にして、そして...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどお答えいたしましたように、本件については、政策調査官の了解をもって回答し、口頭で、意見なしとの回答を了解しているんです。  ですから、通常は数名ですけれども、案件により異なりますし、口頭ですから、今から検証は不可能だということでございます。
○稲田国務大臣 口頭で、意見なしとの回答を了解しているわけであります。  したがいまして、数名はかかわっているでしょうけれども、この口頭で了解がついたことについて、案件によって異なるわけでありますし、検証する必要はないと思っております。
○稲田国務大臣 先ほどお答えいたしましたとおり、関与しました者は、当該文書について、統幕が報告先でもなく、保存せよとの業務上の指示も受けていなかったことから、開示請求を受けた日報が統幕参事官付内に存在しているとの認識はなかったものでございます。
○稲田国務大臣 統幕参事官付内に存在しているとの認識はなかったということでございます。
○稲田国務大臣 日報が統幕参事官付内に存在しているとの認識はなかったということでございます。(後藤(祐)分科員「主語を言っていないから、何も答えていないです。同じ答弁です。委員長、答えていないんです」と呼ぶ)関与いたしました者は、開示請求を受けた日報、すなわち七月の日報、それが統...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど来御答弁申し上げておりますように、この政策調整官が了解という回答をしたものでございますので、承知していないということでございます。
○稲田国務大臣 先ほど申しましたように、関与した者の中に、当該文書について、日報が統幕参事官付内に存在していることの認識はなかったということです。
○稲田国務大臣 捜索して、そして発見されたんですから、保管はされていたんでしょう。  しかし、意見照会が来たときに……(後藤(祐)分科員「そのことは聞いていません」と呼ぶ)意見照会に来たときにどうかということをお聞きなんじゃないんですか。
○稲田国務大臣 日報が統幕参事官付内に存在しているとの認識はなかったということでございます。
○稲田国務大臣 捜索して見つかったんですから、保管はしていたという事実があるということを閣議決定の中で書いているものと承知をいたしております。
○稲田国務大臣 当該担当者は、業務上の参考とするため、配付を受けた日報をフォルダに適宜保存していると承知していますが、報告先でもなく、保存せよとの業務上の指示も受けておらず、日常にさまざまな大量の文書を処理している担当者が、数カ月前の日報をフォルダの中に保存したか否か認識がないこ...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛大臣政策参与は、防衛大臣のブレーンとして高度に専門的な観点から補佐を行う方々であって、その活用は、防衛大臣のニーズに応じて判断されるものです。また、防衛省設置法七条は、「防衛大臣政策参与三人以内を置くことができる。」としており、防衛大臣政策参与の任命は必須では...全文を見る
○稲田国務大臣 今後、私なりの問題意識を踏まえて、そして補佐体制全般との兼ね合いの中で、必要に応じて任命をしていこうというふうに思っております。  そして、この防衛大臣政策参与は防衛大臣のブレーンでございますから、私のニーズに応じて判断をされるものであって、いつまでとか、そうい...全文を見る
○稲田国務大臣 やはり、防衛大臣のブレーンとして、その都度のニーズに応じて判断をするものというふうに私は承知をいたしております。
○稲田国務大臣 現在の南スーダンの情勢、大変治安が厳しいものがあります。特に、北部、それから南部、ここの国会での議論、さらには参考人の質疑等もございます。そして、私も、毎日、南スーダンの情勢について、日報のみならず、さまざまな角度から報告を受けております。そして、七月のあの衝突を...全文を見る
○稲田国務大臣 厳しい暑さの中で、今、第十一次要員は道路の補修を毎日やっております。もう既にジュバからマンガラまでの六十キロ、補修は全て終わっております。また、ジュバから今度コダに向けて補修を始めております。そして、そのことを、南スーダン政府、さらには国連、UNMISSからも非常...全文を見る
○稲田国務大臣 日米地位協定について、政府としてはこれまで、手当てすべき事項の性格に応じ、効果的かつ機敏に対応できる最も適切な取り組みを通じ、一つ一つ具体的な問題に対応しております。  引き続き、そのような取り組みを積み上げることにより、日米地位協定のあるべき姿、不断に追求をし...全文を見る
○稲田国務大臣 オスプレイの不時着の事故に関して、私もマルティネス司令官と深夜電話をして、飛行停止をして、これは初めてですけれども、そしてまずはオスプレイの再開、さらには給油機の訓練の再開、二段階にわたり、アメリカから、米側から聞いた情報のみならず、防衛省において、防衛省の経験と...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、例えば環境基準や立ち入り等の環境補足協定、軍属の扱い、これは法的拘束力を有するそういう協定であって、従来の運用改善とは一線を画すものであります。そういったものを積み上げていくことによって、日米地位協定のあるべき姿を不断に追求していく...全文を見る
○稲田国務大臣 運用改善のみならず、法的拘束力を有する協定の積み上げをしてきた、そういったことによって、あるべき姿を不断に追求していくということでございます。
○稲田国務大臣 空母艦載機の厚木飛行場から岩国飛行場への移駐については、今御指摘になった岸外務副大臣と宮澤防衛大臣政務官が、平成二十九年一月二十日、山口県知事及び岩国市長等へ、また同月二十七日、岩国市議会全員協議会においても、当該移駐に係る全体計画の概要を説明いたしました。  ...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の平成二十九年一月二十日、岸外務副大臣と宮澤防衛大臣政務官が、岩国市長等へ全体計画の概要を説明しました。  内容としては、E2Dは、二月に第五空母航空団の一員として加わり、岩国に飛来し、E2CからE2Dに部隊更新され、二、三カ月程度、岩国飛行場に前方展開し...全文を見る
○稲田国務大臣 現在、岩国飛行場には、米軍の航空機約六十機と自衛隊の航空機約三十機が配備されております。また、空母艦載機の岩国飛行場への移駐に伴う航空機の機数については、米側は公表を差し控えておりますが、厚木飛行場の現状を踏まえると、六十一機が移駐すると見込んでおります。
○稲田国務大臣 空母艦載機移駐後における岩国飛行場の航空機の機数については、米軍の航空機と自衛隊の航空機を合計して、約百六十機になるものと考えております。
○稲田国務大臣 今般、地元に説明した空母艦載機の岩国飛行場への移駐について、平成十八年当時に説明した内容と比較いたしますと、FA18の四飛行隊が全てスーパーホーネットの飛行隊に機種更新されたこと、EA6BがEA18Gに機種更新されたこと、E2CがE2Dに機種更新されたこと、防衛省...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいまのお尋ねについて、通告を受けておりませんので、確認をしてお答えをさせていただきます。
○稲田国務大臣 住民説明会の開催については、本年一月二十七日の岩国市議会全員協議会において一部の議員から要請がありました。  防衛省としては、これまでの地元の説明の経緯などを踏まえた結果、今回は住民説明会を開催しないとの結論に至りました。  なお、住民説明会を開催しないことに...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の岩国飛行場におけるE2Dの配備前訓練については、二、三カ月程度、岩国飛行場に前方展開し、配備前訓練を実施した後、一旦、空母ロナルド・レーガンに搭載されることになっています。  配備前訓練を実施するに当たっては、支援要員も必要になると考えられますが、当該訓練...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年十月二十七日、アメリカ・サウスカロライナ州において発生した米海兵隊F35Bの出火事案については、米側から、初期段階の調査結果として、F35B兵器倉内のワイヤーを束ねるブラケットにふぐあいが生じ、電気系統及び油圧系統に障害を与えたことが原因であると説明を受けてお...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省としては、御指摘の発言の全体について承知しておりませんので、報じられている発言内容についてコメントすることは差し控えます。  その上で申し上げれば、米側からは、今般ふぐあいが生じたブラケットについては設計を変更し、本年一月に岩国飛行場に配備された十機につい...全文を見る
○稲田国務大臣 米海兵隊のF35Bが訓練を行う際に、トランスポンダーなどの自機の飛行に関する位置情報を発信する装置をオフにするかどうかについて米側に対し確認をいたしましたところ、米側から、米軍の運用にかかわることであるため答えられない旨の回答がありました。  米軍機の運用に当た...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年十二月に発生したオスプレイの不時着水事故後の空中給油の再開に際し、防衛省としては、米側から、今後とも空中給油訓練は陸地から離れた海域の上空でしか実施せず、陸地の上空では実施しないことを確認いたしております。  この空中給油訓練の実施場所は、オスプレイに限るも...全文を見る
○稲田国務大臣 米側に対し、御指摘のインターネット映像について照会をいたしましたところ、同サイト、USAミリタリーチャンネルは、米海兵隊の公式関連サイトではなく、このような公式のものではないサイトに掲載されている動画の内容の事実関係についてお答えする立場ではない旨の回答があったと...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、米側から、オスプレイの不時着事故の後の再開に当たって、空中給油訓練は陸地から離れた海上で行うと確認をしたところです。  現在、御指摘の画像について、米側に対し事実確認をしているところでございます。
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○稲田国務大臣 先ほど、委員が今回の経過をまとめられました。今回のこの日報は、破棄する扱いになっていた日報で、そして一年未満に破棄してよい日報、それが本当にいいかどうかという問題はこれからあると思います。そして、それは、南スーダン派遣は民主党時代に決められて、そのときからずっと一...全文を見る
○稲田国務大臣 捜索の範囲が不十分であったことは認めますが、認識がない以上、意見なしと回答したことは理解ができるということでございます。
○稲田国務大臣 結果として、統幕参事官付に七月の日報が保存されていることを確認していなかったことは事実でありますので、不十分であったと考えますが、そのとき認識がないので意見なしと回答したことは理解できるということでございます。
○稲田国務大臣 情報開示請求、一旦不開示にしたものを後で探して公開した、それによって全体的に趣旨に沿ったものになっております。  そして、私はもちろん、今回の、統幕参事官付に七月の日報が保存されているかを確認していなかったこと、これが不十分であったことは認めております。そして、...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、本件は隠蔽じゃないんです。隠蔽じゃないからこそ公表しているんです。しかも、一次隊から全部の書類を今公表しようということで準備しているんです。(後藤(祐)委員「それは私に言われて出しただけじゃないですか」と呼ぶ)違いますよ。  私は、聞いたときに、報告を受け...全文を見る
○稲田国務大臣 今、委員がお示しの大臣官房からの照会、これは、陸上幕僚長から文書不存在につき不開示との上申がなされたことを踏まえ、不開示にすることについての意見の有無を問われたものでありますので、この照会は、開示請求対象文書の統幕参事官付内の探索について指示するものではなかったと...全文を見る
○稲田国務大臣 捜索の範囲が、まずはつくっている施設隊、そしてその報告先の中央集団、その捜索の結果、文書不存在につき不開示と上申されたことを踏まえて、その意見の有無を問われたものであります。  そして、この照会は、開示請求対象文書の統幕参事官付内の探索について指示するものではな...全文を見る
○稲田国務大臣 この文書は、探索について指示するものではなかったということでございます。
○稲田国務大臣 探索について指示するものではなかったという以上、義務か否かということの関係で申し上げますと、文書があるという認識があれば意見を言うべきだったと思います。(発言する者あり)
○稲田国務大臣 まず、今回は隠蔽じゃないんです。しかも、情報公開法上、一旦不開示としたものを公表した。その最初の決定の誤りを適切に処置して、全体として適法なんです。それは委員も認められると思いますよ。全体として適法なんです。  ですから、文書があるとの認識があれば意見をすべきで...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も言っていますように、全体としてこの情報公開は適法なんです。適法ですから、法的な義務はないということです。
○稲田国務大臣 何度も言いますけれども、当初、探索先は派遣施設隊、中央即応集団司令部、それぞれ文書規則に従って破棄して不存在であったため不開示決定をした、しかしながら、その後に、私の指示で捜索し、発見し、公表し、速やかに不開示決定を取り消した、当初の決定の誤りを適切に処置しており...全文を見る
○稲田国務大臣 統幕の参事官付では意見なしと回答したこと、これは法的な義務違反ではないということでございます。
○稲田国務大臣 そういうことでございます。
○稲田国務大臣 昨日も御答弁いたしましたように、これは口頭の了解であったために明確に確認することはできませんでしたが、数名の職員がかかわるということでございます。  いずれにせよ、政策調整官が了解したものであって、その前の段階の個別の者にかかわらず、意思決定を行ったのは政策調整...全文を見る
○稲田国務大臣 私がその点を申し上げましたのは、政策調整官が了解したものですから、その前段階の個別の、この人がどうか、この人がどうかということを検証することに、意味がないという言い方は……(後藤(祐)委員「しました」と呼ぶ)しましたね。しましたけれども、その意味は、調整官が責任を...全文を見る
○稲田国務大臣 原因を究明することに意味がないとは申しておりません。  私は、何度も申しておりますように、捜索が十分でなかったということは認めております。そして、今後はそれを生かしていこうということも申し上げております。  私が昨日何について申し上げたかと申しますと、委員が私...全文を見る
○稲田国務大臣 ですから、何度も申し上げますように、本件は最終的には公表しましたけれども、その過程の中で、一旦破棄して不開示としたときに、その捜索の範囲は不十分だった、そこはしっかりとこれから検証しましょうということを申し上げています。  昨日、委員が、政策調整官の下の一体どの...全文を見る
○稲田国務大臣 隠蔽じゃないんです。そして、一旦は不開示とした、それを公表した、その経過の中で、私たちは、やはり不十分だったということを認めて、最初から、捜索範囲は広げましょう、もっと言えば、この日報を一年未満としたのが果たしてどうだったのかということも含めて、しっかり今検証して...全文を見る
○稲田国務大臣 はい。私は、本件を検証して、やはり最初から、その開示請求が来たときの捜索の範囲がどうだったのか、そしてその日誌の保存期間がそもそもどうだったのか、私への報告がおくれたこと、これはやはり意識も含めて変えなきゃいけないということをしっかり検証して、そして、日記の保存期...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○稲田国務大臣 今委員御指摘になったように、日報を探索して、発見されて、そしてそれを私に報告するまで一カ月がかかったということは、余りにも時間がかかり過ぎるということで、私も関係部署に対して指導、注意はしたところです。  その上で、委員が、一カ月もかかったということは、防衛省と...全文を見る
○稲田国務大臣 なぜ一カ月もかかったかということに関して、見つけたらすぐ公表しろということを指示していたので、見つけたときに担当の者は、見つけたということを私に言うよりも以前に、まず公表のための準備をしようということで情報公開の準備を行っていたということであります。なので、私に報...全文を見る
○稲田国務大臣 七月のような大規模な武力衝突がジュバの中にあるという状況ではない、そういう意味ではジュバの市内は比較的落ちついておりますけれども、しかしながら、私も毎日報告を見て、北部、さらには南の国境地域においては、部族間の衝突であったり、また強奪であったり襲撃であったり、かな...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、委員が前段に御指摘になった公聴会での議事録、私も読ませていただいたところでございます。  そして、PKO五原則が維持されているかどうかという点についての評価は、私は、PKO五原則が維持されている状況ではありますけれども、しかしながら、治安が非常に厳しい状況...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員がおっしゃっているその本質ですね、本質。私はすごくよくわかります。そして、委員の御地元の隊員の方々は、今、南スーダンにいらっしゃいます。大事なことは、その人たちが危険かどうか、安全に自分たちの、施設隊として道路をつくったり、今委員おっしゃったように、日本らし...全文を見る
○稲田国務大臣 PKO五原則は憲法に合致した活動であることを担保するもので、この際議論すべきことは、先ほど委員もおっしゃいましたが、国家または国家に準ずる組織の中で武力を用いた争いが生じているか否かという点の検討であります。  そして、これを南スーダンに当てはめると、当事者につ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、今、南スーダンのPKOにおいて、マシャール派と政府方の停戦合意は関係ないと言っているのは、今まさに南スーダンに行っているPKO、自衛隊の活動が、PKO法の三条一号ロの紛争が終了した後、すなわち、そこに紛争は、スーダンと南スーダンとの間の二十年以上にわたる紛争...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、もちろん、PKO五原則に違反する、すなわち憲法に合致する活動であることが担保できないような、例えば国または国準との間の武力を用いた争いが生じるような事態だったら、即時撤収です。  しかも、もう一つ重要だと今もずっと委員との間で御議論しておりますところの、自...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛大臣感謝状については、表彰等に関する訓令第二十四条に基づき、自衛隊に対していただいた協力、援助の功労が著しい個人または団体に対して贈呈をするものでございます。  籠池氏に対する防衛大臣感謝状については、海上幕僚監部の推薦に基づき、同氏が長年にわたり自衛隊の部...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛大臣感謝状の贈呈のための選考は、自衛隊に対する協力、援助の実績の積み重ねを踏まえ、省内の各機関からの推薦に基づいて公正に行っているところでございます。  籠池氏に対する防衛大臣感謝状については、先ほども申しましたが、海上幕僚監部の推薦に基づき、同氏が長年にわ...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛大臣感謝状に係る海上幕僚監部の推薦の主たる理由は、艦艇の入港に際して、園児による鼓笛隊を編成し隊員を歓迎するとともに、海賊対処に従事する隊員に対して園児手づくりの品を贈るなどによる隊員の士気の高揚、保育士の自衛隊への体験入隊等による防衛思想の普及に寄与したこと...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘されたことについて、認識はしておりません。
○稲田国務大臣 私、籠池泰典さんと面識はございますが、ここ十年ほどお会いはいたしておりません。
○稲田国務大臣 谷口雅春先生を学ぶ会で講演をした記憶はありますが、その際に籠池氏とお会いをした記憶はありません。  また、日本会議の活動を籠池さんがされているとすれば、そういった機会に会ったことがあるという面識でございます。
○稲田国務大臣 面識があるかないかといえば、面識があります。ここ十年ぐらいはお会いした記憶がない。  では、何で会ったのかというと、多分、日本会議の、今委員が御指摘になったので、そういうときに会ったのか、または、私も政治家になる前に裁判をやっておりました、そこにまた支援者もいら...全文を見る
○稲田国務大臣 面識はあったかもわかりません、もちろん。私も活動しているときに、主人が私の講演に来るということもありますから。しかしながら、夫と籠池氏が関係があるかどうか、それは承知いたしておりません。
○稲田国務大臣 聞いたことはありますけれども、その程度でございます。
○稲田国務大臣 全く存じ上げておりません。
○稲田国務大臣 日本学術会議の声明等については、同会議が独立の立場において行っているものであり、防衛省としてコメントすることは差し控えます。  我が国の防衛は政府の最も重要な責務であり、安全保障技術研究推進制度を含め、我が国の防衛装備に関連する技術力の向上のための施策については...全文を見る
○稲田国務大臣 近年の技術革新による防衛技術と民生技術のボーダーレス化を踏まえ、我が国の高い技術力は防衛力の基盤であるとする国家安全保障戦略においてはもとより、第五期科学技術基本計画など科学技術政策の指針においても、国家安全保障上の諸課題に対し、産学官連携のもと、必要な技術の研究...全文を見る
○稲田国務大臣 次年度以降の予算要求について確たることを申し上げる段階にはありません。
○稲田国務大臣 本制度では、平成二十七年度の創設時から、研究の幅広い発展につなげるため、研究成果を全て公表できるということにいたしております。  既に公表の実績として、学会発表、学術雑誌への掲載などによる研究成果の公表が十七件行われております。  そして、本制度の契約書等につ...全文を見る
○稲田国務大臣 この制度について、平成二十八年十二月二十二日に防衛装備庁ホームページで公表した、受託者による研究成果の公表を制限しない、特定秘密を初めとする秘密を受託者に提供することはない、研究成果を特定秘密を初めとする秘密に指定することはないことを委託契約書等に明記することとい...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛大臣感謝状贈呈の選考は、部内規則により事務次官の決裁事項となっており、対象者の決定は推薦に基づいて次官が決定をしているところです。
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、推薦があっても、そこで、その後選考があるということでございます。
○稲田国務大臣 そういうことでございます。
○稲田国務大臣 そういうことでございます。
○稲田国務大臣 一般論ですけれども、仮に感謝状の贈呈がふさわしくないと判断した場合、感謝状を取り消すこともあり得ます。
○稲田国務大臣 その塚本幼稚園で教育勅語を子供たちに暗唱させているという話を聞いたことがあるということでございます。
○稲田国務大臣 定かな記憶はありません。
○稲田国務大臣 評価できるというか、そうして子供たちにそういう教育をしている幼稚園なんだなというその認識です。
○稲田国務大臣 今、その文章を読んでいただいて、そこで教育勅語を暗唱している幼稚園が、素読している幼稚園がある、そして、今、塚本幼稚園はそういう幼稚園であるということですので、そこで私が指摘しているのは、多分、塚本幼稚園のことなのではないかと思います。
○稲田国務大臣 記憶にはありませんが、そこでインタビュー記事に答えて言っているわけですから、何らかの新聞記事を見て文科省に問い合わせをしたのでそういうことを言っているのではないかなと、今、私は思います。
○稲田国務大臣 教育勅語の中の、例えば親孝行とか、そういうことは、私は非常にいい面だと思います。そして、そこで文科省がおっしゃっている丸覚えをさせることに問題があるということに関しては、どうなのかなと思います。  あと、いろいろな教育の自由があって、どういう教育をするかはその教...全文を見る
○稲田国務大臣 二〇〇六年ですから十年以上前のことなので、そこから比べると、自分も政治家としては成長もしていますし、いろいろな物の見方ができるようになっております。したがいまして、そこに書かれたことが今全く同じかと聞かれれば、そうではないということでございます。
○稲田国務大臣 事実関係を踏まえて、適切に対応してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 事実関係を踏まえて、取り消すことも含め、適切に対応してまいります。
○稲田国務大臣 出席したいと考えております。
○稲田国務大臣 靖国神社の問題につきましては、安倍内閣の一員として、適切に考え、そして行動してまいります。
○稲田国務大臣 その記者会見の中で、やはり命令を出した者の責任は非常に大きいと。  そして、今委員がるるおっしゃっていること、私は全く同じ気持ちです。というのが、やはりジュバの情勢は刻々と変わっていく中で、しっかりと、私は日報だけじゃないと思います。しかも、日報は隠蔽していませ...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、今申し上げていることは、まずはそういったことがないように、しっかりと今の現状を見て、国会でも議論するのは私はそれはすごくいいことだと思いますよ、その上で、本当に正しい適切な判断をしていく、そして、隊員に万一のことがないようにあらゆる措置を講じるということでご...全文を見る
○稲田国務大臣 現在、私は安倍内閣の一員でありますし、防衛大臣として、内閣の方針に従い、適切に判断をして行動してまいります。
○稲田国務大臣 何度もお答えをいたしておりますけれども、私は、私の指示でこの日報が出てきて、公表されたということは評価しています。  しかしながら、何が問題か。やはり、指示をして見つけるまで、見つけてから公表するまで一カ月もかかってしまったということは非常に問題であるし、そこは...全文を見る
○稲田国務大臣 これだけ御報告がおくれたこと、また日報の取り扱いも含め、また捜索範囲がこれでよかったのかということも含め、そして今後どうするかということ、それはやはり、次にこういったことが起きないためにも、私は文書でまとめて報告したいと思っております。
○稲田国務大臣 しかるべく早く出したいと思っています。
○稲田国務大臣 本資料の政府欄や防衛省各機関の記述部分については、昨年七月の衝突事案に係る政府や防衛省各機関における意思決定の過程や自衛隊の運用体制について記述しておりますが、それらを明らかにした場合、防衛省内及び政府部内の率直な意見の交換もしくは意思決定の中立性が損なわれるおそ...全文を見る
○稲田国務大臣 国民の知る権利、そしてそれにしっかりと応えていくということは大変重要なことだというふうに思います。  したがって、南スーダンPKOを含む政府の施策に関する文書は、可能な限り国民に対して情報が開示されるべきというふうに考えております。私からは、今回の一連の経過を受...全文を見る
○稲田国務大臣 今回、私は、この日報の取り扱いについて、今も規定自体は用済みは廃棄になっていますけれども、まず、施設隊が活動している間、そしてそれを次の教訓に生かせる適当な期間は保存をしていくように既に指示はしておりますけれども、今委員御指摘になりましたように、そもそもこの日報の...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年七月に実施した在外邦人等輸送の活動については、その都度、当時の中谷防衛大臣から記者会見等で公表させていただいておりますが、全活動がわかる文書については、提出の準備を進めております。  また、航空自衛隊のC130の輸送機が南スーダンPKOのための輸送を行うに当...全文を見る
02月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○稲田国務大臣 はい。  南スーダンPKO派遣、これは、二〇一一年一月から、民主党政権、野田政権からですけれども、ことしで丸五年を過ぎました。この間、独立して間もない南スーダン政府の国づくりに貢献をしてきたところでございます。  きょうもまた、この炎天下で施設隊は道路をつくり...全文を見る
○稲田国務大臣 前回、分科会でも御答弁させていただきましたように、籠池氏に対する防衛大臣感謝状については、海上幕僚監部の推薦に基づき、同氏が防衛基盤の育成と自衛隊員の士気高揚に貢献されたことに対し、平成二十八年十月二十二日、感謝状贈呈式において贈呈をしたものです。  他方、籠池...全文を見る
02月28日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○稲田国務大臣 防衛大臣の稲田朋美でございます。  本日は、山口委員長を初め理事、委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。  北朝鮮は、昨年、二度の核実験や二十発以上の弾道ミサイル発射を強行いたしました...全文を見る
02月28日第193回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏に対する防衛大臣感謝状については、海上幕僚監部の推薦に基づき、同氏が長年にわたり自衛隊の部隊との交流等を通じて防衛基盤の育成と自衛隊員の士気高揚に貢献されたことに対し感謝状を贈呈したものであります。  防衛大臣感謝状に係る海上幕僚監部からの推薦の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 事実関係に関しては、ただいま外務大臣が答弁申し上げたところでございます。そして、防衛省としても、もちろん北方領土におけるロシア軍の動向について注視をいたしております。  さらに、防衛当局間においても北方四島におけるロシア軍による軍備強化については我が国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ただいま辰己総括官から答弁申し上げましたとおり、十次隊は、昨年七月、衝突事案の後、UNMISS司令部からの要請を受けて、国連ハウス地区のメーンゲートの道路整備、国内避難民保護サイトの外壁構築、避難民向けトイレの構築、他国軍部隊等への給水支援、ジュバ市郊外...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) もちろん、あの七月の激しい衝突のときには、かなり治安というか、武力衝突が起きているわけでございます。しかし、私も十次隊が行っております十月に南スーダンに伺った、視察をしたところでありますが、もうそのときはかなり落ち着いておりました。外に出かけられないとか...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) これまでUNMISS及び国連が公表したプレスリリースや報告書において、国連職員を含む文民に対するハラスメント等について言及されております。具体的には、南スーダン当局より移動の自由への制限などが課せられる事案が生じていると承知をしております。  御指摘の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になったことについて報告は受けておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 七月十日の夜の宿営地の状況について、私が大臣に就任をいたしました八月四日以降に説明を受けました。そしてまた、ジブチに出張したときにも当時の十次の派遣隊の副隊長から報告を受けました。  それによりますと、七月十日、日本隊宿営地近辺において銃撃戦及び戦車に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) PKOの部隊の活動に関しては、一つはPKO五原則が守られているか、そしてまた非常に重要なこととして、隊員が自らの安全を確保して有意義な活動ができるかどうか、この二つを見ていかなければならないというふうに思っております。  七月は、委員が御指摘のとおり、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 七月の武力衝突事案後、派遣隊員施設の安全をより一層確保するために必要な宿営地の機能強化、具体的には、警戒陣地や退避コンテナの強化、主要施設の防弾処置の強化等を実施することについて部隊側から要望が出されました。そして、要望に応えてこれらのことは全て実施済み...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の駆け付け警護の新任務は、まさしく施設隊、南スーダンにおりますのは道路を造ったり施設を造ったりしている部隊ですけれども、その近傍で例えば日本人、邦人が窮地に陥ったときなどに保護をする、緊急の要請を受けて人道的見地から保護をするための法的根拠を与えたも...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 臨時国会の際にも、この問題、国会の中で議論されました。そして、御党からも法案出ておりますし、もちろん、御党の大野委員を始めいろんな議論をいただいて、その結果、南スーダンに派遣されております第十一次要員には、衛生要員約十名、うち医官四名が含まれております。...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンの状況は、大変治安が厳しい中で、ジュバは安定しているとはいえ、今も灼熱の地の中で道路整備を黙々と誠実に行っております。そして、それは南スーダン政府のみならず世界から称賛をされておりますし、また南スーダンの現地の人とも、例えば空手を教えたり国民体...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) この南スーダンへのPKO、二十年間のスーダンと南スーダンの武力紛争の末にできた新しい国を支援をしようということで、まさしく民主党政権、野田政権から派遣をされて五年が過ぎました。  その間に、何回か七月のような武力衝突ありました。二〇一二年の四月にも、ス...全文を見る
03月01日第193回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になりましたように、我が国を取り巻く安全保障環境は大変厳しいものがあります。北朝鮮の核、ミサイルの脅威は新たな段階に入っておりますし、中国の東シナ海における活動、活発になっております。  そんな中でどうやって我が国を守っていくのか。一つは...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 新田原飛行場周辺における航空機騒音の体感測定調査につきましては、関係自治体の皆様方からの御意見等を踏まえ、二月中旬から下旬にかけて実施をしたところでございます。防衛省といたしましては、新田原飛行場の航空機騒音については大変重要な問題であると改めて認識をい...全文を見る
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘のとおり、北朝鮮の脅威、これはまさしく新たな段階に入ったと思います。核実験二回、そしてミサイルは二十発以上、そして潜水艦からも三か所同時に撃って三か所同時に排他的経済水域に着水することができる、新たな脅威に入ったと思います。その観点において、防...全文を見る
03月06日第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(稲田朋美君) 現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案いたしますと、北朝鮮は本日七時三十四分頃、北朝鮮西岸東倉里より四発の弾道ミサイルを東方向に発射したと見られます。発射された弾道ミサイルはいずれも約千キロメートル飛翔し、そのうち三発は日本海上の我が国の排他的経済水域...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私が弁護士時代に森友学園の顧問だったということはありませんし、また法律的な相談を受けたこともありません。  今委員が御指摘になったのは、保守の会の松山氏が書かれたSNSではないかと推察をいたしますけれども、今朝、保守の会の会長の松山氏から私の会館事務所...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、委員が御指摘になられましたように、この南スーダンの日報は施設隊が日々作成をして、そして、中央即応集団に報告をすれば用済み後廃棄、一年未満の用済みも廃棄の文書で、それに従って廃棄をされていたものであります。そして、このルールは、南スーダンに派遣隊が、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘のように、統合幕僚監部では南スーダン派遣施設隊の日々の活動の概要についての資料を休日を除きほぼ毎日作成しており、大臣室を含む省内等の関係先に配付をしております。活動概要は参事官付のUNMISS担当者が作成をしておりますけれども、特段決裁を取るよう...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、私、先ほど答弁いたしましたように、日々の活動の概要というのはすごく短いもので、それは大臣室に配付されておりますけれども、私のところに上がってきますのは、日報、それから国連、友好国、他の部隊、いろんな情報、統治の、あと報道機関、もういろんな情報を詳細...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御答弁いたしましたように、十一月二十八日、陸自が日報を不存在とした判断について意見照会があり、これに対して統幕参事官付政策調整官は、部下職員から照会文書の提示を受け、口頭で意見なしとの回答を了解をいたしました。この過程において文書は作成されておりません...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そもそもこの日報は防衛省が自ら発見して開示決定を行っている以上、情報公開法上の規定に、手続の違法はありません。これまでに当該探索先の状況も明らかになり、文書も発見されたことから、関係部隊からの報告を殊更に検証する必要はなく、再発防止策を取ることがより重要...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そもそもこの日報の作成者は派遣部隊、そしてその報告先は中央即応集団。報告先でもなく、任意にダウンロードしていたものであり、保管せよとの指示も受けていなかったものであります。したがいまして、その意見なしとの了解は政策調整官が行ってあるものであることから、そ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ですから、この文書自体は用済み後破棄、一年未満用済み後破棄、破棄することのルールの下の文書で、作成元も報告先も破棄をしていたということであります。しかしながら、今回の日報の開示請求への対応については、私の指示により、自ら範囲を広げて探索を行い、日報のデー...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 本日報は、一年未満廃棄、用済み後廃棄するルールの下のそういう文書なんです。そして、作成先と報告先を探索して、そして不開示にしました。三十日、限られた三十日以内で見付からず不開示としたものの、私が報告を受けたときに、その神奈川新聞のことなど全く知りませんよ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、日報に記載されていたところの戦闘という言葉、全く隠していません。それはモーニングレポートにもありますし、また教訓要報にもあるんですね。戦闘という言葉は隠していないんです。  私がるる申し上げてきましたのは、国会の場で戦闘行為という言葉を、戦闘行為...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、今も南スーダンの状況、PKO五原則は守られております。そして、戦闘行為は、法的な意味ですよ、戦闘行為は起こっておりません。それはなぜなら、国又は国準、国際的な紛争の一環としての武力紛争がないからです。そういう意味において、武力紛争に巻き込まれないと...全文を見る
03月07日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣の稲田朋美でございます。  本日は、宇都委員長を始め、理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。  北朝鮮は、昨年、二度の核実験や二十発以上の弾道ミサイル発射を強行...全文を見る
03月08日第193回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(稲田朋美君) まず、私は、本件の土地売却については何の関係もございません。そして、籠池夫妻とはこの十年間、お会いをしたこともお話をしたこともありませんし、一昨日でしょうか、御答弁申し上げましたように、弁護士時代を通じて御夫妻から何らかの法律相談を受けたこともございませ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 昭和四十七年の基本的な法理というのは、我が国の必要な自衛の措置はとれる、すなわち、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置をとることは禁じているとは到底解せられない。これは、まさしく唯一の憲法判例であるところの砂川判決と軌を一に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、四十七年の基本的な論理は何かといいますと、憲法九条の下でも、我が国の自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするためには、座して死を待つのではなくて、必要な自衛の措置をとることが禁じられているものではないということであります。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 日本語としては、外国の武力攻撃があって、それによって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態ということの中に限定的な集団的自衛権の行使も読み取れるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の吉國元法制局長官の答弁では、「その防げなかった侵略が現実に起こった場合に、これは平和的手段では防げない、その場合に「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」が根底からくつがえされるおそれがある。その場合に、自衛のため必要な措置をとることを憲法が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) この四十七年の見解の基本的な論理は、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを憲法九条は禁じているものではないということであります。  そして、必要な自衛の措置の範囲というのは、まさしく我が国を取り巻く安全環境、そし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が述べられた点、吉國長官は、国民の権利が根底から覆るような場合というのは我が国に対する武力攻撃が発生した場合に限られるという、当時のですよ、当時の事実認識を前提に答弁をされているわけであって、基本的な論理と当てはめの部分が、両者が一体となった答弁を...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) それ、質問でおっしゃっていただけますか、座ってからおっしゃらないで。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 昭和四十七年の基本的な論理というのは、まさしく今述べましたような、九条の下でも必要な自衛の措置をとることができる、砂川判決そのもの。そして、その自衛の措置は、あくまでも外国の武力攻撃によって国民の生命、自由、幸福追求権が根底から覆されるという急迫不正の事...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今読み上げられた方々の立場に関して、発言に関して、政府の立場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにせよ、政府の考えは繰り返し申し上げているとおりであって、平和安全法制は合憲であるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 元は公職にあった方とはいえ、現在は現役を引退された一私人の発言に政府の立場でコメントをすることは差し控えたいというふうに思います。  その上で、その上で申し上げれば、平和安全法制は、国権の最高機関であるところのこの国会で二百時間を超える御審議をいただい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 北部訓練場のヘリパッド移設について、法的に義務付けられているものではありませんが、防衛省として、自然環境の保全に最大限配慮するとの観点から、自主的な判断により環境影響評価を実施しています。その環境影響評価において事後調査を実施することとしており、実際に、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 北部訓練場の過半、ヘリパッドの移設により影響を受ける国頭村、東村の皆様へ配慮を行うのは当然です。防衛省として米軍機の飛行状況の逐一について承知しているわけではございませんが、昨年十二月の返還式において私からも申し上げたとおり、引き続き米側と協力をし、集落...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になっているのは、二〇〇六年、今からもう十一年も前の新人議員大討論会ということでありますので、また、私はここに防衛大臣として答弁をする立場にありますので、十一年前の、しかも新人議員、多くの新人議員と対談をした一部の更に一節を読み上げるのは差...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど言いましたように、本当に、もう十年以上前の一政治家個人としての意見を述べたもので、また、この十一年もの間にいろいろ私も学んで、そのときと同じ、全く同じ意見を持っているわけでもないし、また、長い対談の一部を読み上げることにどのような意味があるか分かり...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今報道等で取り上げられている状況等勘案いたしますと、ここで私が指摘をしているのは塚本幼稚園のことだと推測いたします。
○国務大臣(稲田朋美君) 面識はありますけれども、ここ十年ぐらいお会いしたこともお話ししたこともございません。
○国務大臣(稲田朋美君) 記憶にはありませんけれども、多分新聞で、ここの、この今読み上げたところを見ると新聞でというふうに書いてありますので、そうではないかと推測をいたしますが、なぜ知ったかということについては覚えておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 大阪で行った一回目の私のパーティーは、私を応援してくださっている方々が多く名を連ねておられます。その中に籠池氏がおられたかどうか記憶にはありませんが、一回目のパーティーのときに籠池さんがおられた、私のパーティーに来られていたことは記憶にあります。しかし、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は今ここで防衛大臣として答弁をいたしております。その十一年前の私の長い対談の一行についてコメントする立場にはありません。  しかし、福島委員も大臣のとき、まさしく私と同じような立場でおられました。そのとき、大臣でいらっしゃいましたけど、社民党の代表で...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も申し上げておりますように、私はここに大臣として、防衛大臣としておりますので、十一年前の一政治家としての言葉についてコメントする立場にはありません。そして、そして、今の、今の、先ほど私が申し上げました、大臣でいらっしゃったときに、社民党の党是は自衛隊...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 焦っていませんよ。  教育勅語の核である例えば道徳、それから日本が道義国家を目指すべきであるという、その核について私は変えておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、その教育勅語の精神であるところの、日本が道義国家を目指すべきである、そして親孝行ですとか友達を大切にするとか、そういう核の部分ですね、そこは今も大切なものとして維持をしているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今答弁いたしましたように、その教育勅語に流れているところの核の部分、そこは取り戻すべきだというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 冒頭申し上げましたように、それから十一年もたっているわけでございます。私は、今、教育勅語に対しての自分の考えは、その教育勅語の精神ですね、日本が道義国家を目指すという、その精神は今も取り戻すべきだというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がおっしゃっている質問の意味が明確に分かりませんけれども、私は、十一年たっても、その教育勅語の精神であるところの、日本は道義国家を目指すべきであるという、そういうその精神、それは取り戻すべきというか、それは目指すべきであるということを今も思っている...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、全体として、教育勅語が言っているところの、日本が道義国家を目指すべきだというその精神ですね、それは目指すべきだという考えに今も変わっていないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、今もその教育勅語の精神というのは、目指すべき日本の姿、道義国を目指すという点については、それは今も変わっていないということを先ほどからるる委員に申し上げているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、その教育勅語の精神、これは今も目指すべきだというふうに思っております。そして、教育勅語自体が全く誤っているというのは、私は違うというふうに思います、これは所管ではありませんけれども。そして、今も三重県の現職の国会議員を輩出されている皇学館高校では、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今の委員の質問の意味が分かりませんので、もう一度質問いただけますか。
○国務大臣(稲田朋美君) 今の質問の意味がいまだに明確ではありませんけれども、塚本幼稚園が原則になるなどということは今までも思ったことはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 今の委員の、何をお聞きになりたいのか、意味が分かりません。  私が先ほど来言っているのは、その教育勅語の精神、それは日本が、親孝行とか、友達を大切にする、夫婦仲よくする、そして高い倫理観で世界中から尊敬される道義国家を目指すというのは、私はそれは変わっ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうような一面的な考え方はしておりません。
03月09日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○稲田国務大臣 今お尋ねのマティス長官との二月四日の会談においては、北朝鮮による核、ミサイルの開発の進展が日米両国の地域の安定に対する安全保障上の重大な脅威であるという、まずは共通の認識を意見交換いたしました。  その中において、日米同盟の抑止力、対処力を強化していくこと、さら...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、先制攻撃というのは国際法上は、一般論としてですよ、許容されないということでございますから、その会見の中でも申し上げておりますように、そういう先制攻撃というような事態にならないように、しっかりと日米同盟の抑止力、対処力を強化していく、さらには日米韓の連携をしっ...全文を見る
○稲田国務大臣 シビリアンコントロールとは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先、また軍事力に対する民主主義的な政治統制を指し、民主主義国家においては確保されなければならない重要な原則であるというふうに認識をいたしております。
○稲田国務大臣 まず、日報の問題ですけれども、この日報が、一年未満、用済み後破棄、すなわち、南スーダンの施設隊が日々つくっている日報、これをつくって中央即応集団に報告をして、そしてそれを日々廃棄をしていくというその取り扱いを決めたのは、第一次施設隊が行った、まさしく野田政権におい...全文を見る
○稲田国務大臣 まさしく南スーダンで今何が起きているかということを日々報告を受けて、そして、PKO五原則が満たされているか否かのみならず、PKO五原則が満たされているからそれでいいということではなくて、自衛隊の隊員が、みずからの安全を確保しつつ、そして有意義な活動ができるかどうか...全文を見る
○稲田国務大臣 この南スーダン施設隊が派遣をされたのは平成二十四年の、部隊が派遣されたのは一月、まさしく野田政権のときで、本当に大きな決断で、若い国づくりをやろうということで派遣をしたわけであります。  そして、今委員が御指摘になったように、マンデートが変更されている、それも事...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省としては、ミサイル発射後、速やかに内閣官房に当該情報を提供しており、その後、内閣官房から関係省庁を通じて警報等が発出されたものと承知をいたしております。  しかしながら、委員御指摘のように、国民の生命財産を守り抜くためには、国民に対して、より迅速かつ適切に...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、南スーダン施設隊を派遣したのは、民主党野田政権、そして……(緒方委員「別に人の悪口はいいです」と呼ぶ)いや、悪口じゃないんですよ。まずは、御自分の政府が、一年未満、用済み後破棄、すなわち、施設隊が日々の日報をつくり、それを中央即応集団司令部に送り、そこでモー...全文を見る
○稲田国務大臣 報道は承知をいたしております。そして、能登半島からの距離、北に約二百キロメートルから四百五十キロメートルの日本海上であると推定をしています。  詳細についてさらに分析中でございます。
○稲田国務大臣 約二百キロから四百五十キロ、その詳細については分析中ということでございます。
○稲田国務大臣 最も近いかどうかについては、分析中ということでございます。
○稲田国務大臣 九月の事例が二百から二百五十キロということですので、最も近いかどうかということは分析中ということでございます。
○稲田国務大臣 今回の石川県能登半島からの距離については、北に約二百キロから四百五十キロメートルの日本海上と推定をしております。  九月のミサイル発射が二百キロから二百五十キロですので、最も近いかどうかについて分析中ということでございます。
○稲田国務大臣 在日米軍基地は、まさしく、我が国そしてアジア太平洋地域、その中にももちろん韓国も含まれますけれども、その平和と安定のために寄与しているというふうに考えております。
○稲田国務大臣 問題意識は共通しています。  すなわち、昨年も二回核実験をし、さらには二十発以上の弾道ミサイル、三発同時に撃って、三発同時に同じ場所に着水させる。今回は、四発同時に撃って、四発同時にほぼ、排他的経済水域に三発、その上に一発ということで、今は、敵基地攻撃能力につい...全文を見る
○稲田国務大臣 どのような方法であるかということは排除せず、もちろん、国際法と我が国の憲法に合致した範囲内においてさまざまな検討を行っていくということでございます。
○稲田国務大臣 現時点において、検討はしておりません。
○稲田国務大臣 我が国として何をすべきかという観点から、常にさまざまな検討は行っていくべきだと考えております。
○稲田国務大臣 常にさまざまな検討は行っていくべきだと考えております。
○稲田国務大臣 現在、そういった検討をやっているというわけではありません。  ただ、さまざま変わっていく環境のもとで、我が国として何をすべきかという観点から、常にさまざまな検討を行っていくべきだと考えているところでございます。
○稲田国務大臣 検討と研究は違うとおっしゃいますけれども、私は、さまざまな検討は行っていくべきの中に含まれているというふうに考えております。
○稲田国務大臣 まず、敵基地攻撃が可能かということについては、今おっしゃったように、法理上の問題として、他に手段がないものと認められるものに限り、敵の誘導弾等の基地をたたくことも憲法が認める自衛の範囲に含まれ、可能であるというふうに考えております。  それ以上に具体的な検討はま...全文を見る
○稲田国務大臣 スーダンと南スーダンの二十年以上の紛争を経て、そして二〇一一年に独立をした、世界でも最も若い国であります。そして、その南スーダンの国づくりに貢献をしようということで、平成二十四年の一月、野田政権のときに南スーダンに自衛隊の施設隊を派遣して、そして五年がたったという...全文を見る
○稲田国務大臣 今自衛隊が、きょうもそうですけれども、炎天下の中で道路をつくり、また、避難民がふえているという先ほどの委員の御指摘もそのとおりですし、南スーダンの中でも避難民がふえていて、そういう避難民のための施設をつくったり、そういう活動を着実に進めております。  どういう条...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、先ほど委員も御指摘になりましたように、平成二十四年の一月に施設隊を派遣して五年が経過をしております。その間、さまざまな、武力衝突も二回にわたってありましたし、そんな中で、比較的落ちついているジュバの中で日本らしい活動を今自衛隊は行っているというふうに思います...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員がおっしゃるように、法的にPKO五原則が満たされていたとしても、しっかりと自衛隊員がみずからの安全を確保しつつ有意義な活動ができているか、この点はしっかりと見ていかなければならない。そのためにも、さまざまな情報を日々私も得て、そして緊張感を持って情勢を注視し...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった件ですけれども、私としては、本件について、けさ報告を受けたところです。  その上で事実関係について申し上げれば、昨日、宜野座村城原区近傍に所在するキャンプ・ハンセン内の着陸帯周辺において、沖縄防衛局職員が、米軍航空機のつり下げ飛行を確認し、...全文を見る
○稲田国務大臣 二月二十三日、那覇地方裁判所沖縄支部において、嘉手納基地騒音訴訟の判決が言い渡され、国は、原告ら約二万二千人に対し、損害賠償金三百二億円の支払いを命じられたところです。今般の判決は、国の主張について裁判所の理解が得られず、大変厳しい判断がなされたと受けとめておりま...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の判決において、航空機騒音により高血圧症状の発症の危険が高まる、すなわち因果関係を認められたと承知をいたしております。  航空機騒音による健康被害の可能性については、防衛施設庁において、昭和四十六年度から平成元年度までの間、外部の医療機関に委託の上、航空機騒...全文を見る
○稲田国務大臣 嘉手納飛行場における海軍駐機場の移転に必要な施設が完成したことから、本年一月、米軍は、全ての海軍機を移駐し、既に新駐機場での運用を開始しているものと承知しております。  他方、先月、米空軍の外来機の空中給油機が旧駐機場に駐機し、エンジンを稼働させるなどしていたこ...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったように、移転した後に旧駐機場に駐機をしてエンジンを稼働させるなどしていたことは、非常に遺憾ですし、地元の方々に大変懸念を生じさせているものだというふうに認識をいたしております。  私としても、しっかりとSACOの最終合意を守っていただくよう...全文を見る
○稲田国務大臣 三月六日、北朝鮮は四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射いたしました。ミサイルは約千キロ飛翔し、そのうち三発は我が国の排他的経済水域内に、残りの一発は排他的経済水域付近に着弾したものと見られます。これは、委員も御指摘になったように、新たな段階の脅威であることを明確に示...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員もおっしゃいましたように、できるだけ早く2プラス2の開催をしたいと考えております。  現時点でその日程が確定しているわけではございませんが、安倍総理から、2プラス2を早期に開催し、議論を進めるよう指示を受けており、引き続き、同盟の抑止力、対処力の一層の強化...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国の弾道ミサイル対処能力の強化に関しましては、我が国全体を多層的かつ持続的に防護する体制の強化に向け、本年一月に成立した平成二十八年度第三次補正予算では、PAC3MSEの導入、イージスシステム搭載護衛艦の能力向上等に必要な経費を計上し、また、現在国会で審議中の...全文を見る
○稲田国務大臣 委員も御指摘のとおり、この平和安全法制、二百時間以上の国会での議論を通じて、そして、与党のみならず、野党三党も賛成をして成立をしたものでございます。  この平和安全法制が成立することによって、我が国周辺を含むあらゆる事態に切れ目のない対応が可能となるわけでありま...全文を見る
○稲田国務大臣 新田原飛行場における第一種区域等の見直しに係る調査結果については、昨年末、防衛省から関係自治体の皆様に御説明をいたしました。  これに対して、関係自治体の皆様方からは、国の調査結果に基づく第一種区域の大幅な縮小は容認できないと厳しい御意見を受けております。  ...全文を見る
○稲田国務大臣 ただいま議題となりました駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  平成十八年五月に日米安全保障協議委員会で承認された駐留軍等の再編を実現するため、平成十九年五月に制定された駐留軍...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今回、北朝鮮は、四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射し、いずれも約千キロ飛翔して、そのうち三発は日本海上の我が国の排他的経済水域内に、残り一発は排他的経済水域付近に落下したものと見られます。  北朝鮮は、昨年、それまでは三年か四年ごとに行っていた核実験、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国にとって、南シナ海における航行の自由及びシーレーンの安全確保は重要な関心事項であって、自由で開かれた平和な海を守るため、国際社会が連携していくことが重要であると考えております。  これまでにも、フィリピンやベトナムなど南シナ海周辺の国々に対する能...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) この南スーダンのPKO、我が国の自衛隊施設部隊を派遣をした。これは平成二十四年一月に部隊を派遣をして、丸五年が経過をしたわけであります。  今委員御指摘のように、もちろんPKO五原則が維持をされているということは非常に法的に重要ですけれども、その法的な...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員の先生方におかれましては、御視察いただきまして本当にありがとうございます。  平成二十八年度における緊急発進の回数は、昭和三十三年に対領空侵犯措置を開始して以来過去最多となり、初めて千回を超えるなど、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増して...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 奈良県と五條市においては、自衛隊の大型ヘリコプターも活用できる広域防災拠点の整備についての検討を進めていただいているというふうに聞いております。  奈良県につきましては、紀伊半島の中心に位置しており、南海トラフ地震等の大規模災害が発生した際に津波被害の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回も北朝鮮は四発ほぼ同時に発射をして、そしてまた、ほぼ同時に着水をさせるという、非常に能力が向上しているという、そういう印象を受けました。  したがいまして、そして三発は排他的経済水域、残りの一発も非常に近いところに着水をさせているわけでありますので...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘になったように、新たな段階の脅威である、それは同時に、同じときに発射して同じように着水する、さらには核開発も行い、弾頭が小型化しているということも可能性はあるということであります。  そして、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備し、日...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、弾道ミサイル防衛、これは平成二十五年十二月に閣議決定をした大綱と、そして中期防に基づいて整備をしているわけでありますけれども、今委員が御指摘になった課題というのは共通の認識をしております。やはり、変わり行く我が国を取り巻く安全保障環境の中で、不断にそ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 稲田龍示、私の夫ですけれども、夫は、私が国会議員になる前もなった後も一私人でございまして、その一私人の弁護士活動の内容についてお答えをする立場にはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 同じ弁護士事務所におりましても、全く違う事件をやっております。私自身、何回か国会でも御答弁いたしましたように、森友学園若しくは籠池氏の法律相談を受けたこともなければ、事件を扱ったこともありません。  そして、私自身、これもまた国会で何度かお話をしており...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 昨日も福島委員に対して何度も申しましたが、私自身は今、安倍内閣の、しかも防衛大臣として国会で答弁をする立場にございます。私の十年以上前の個人的な、しかも長い対談の中の一部についてコメントをすることは差し控えたいと何度も申し上げたところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 六日の北朝鮮による弾道ミサイル発射への対応について、防衛省の政務三役は防衛省の地下にある中央指揮所には入っておりません。  私は、第一報を受けた後、速やかに引き続き情報収集、警戒監視に万全を期せと指示をした上で、六日の午前中に参議院予算委員会への出席が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、昨年来、北朝鮮は弾道ミサイルの発射をこれまでに例のない頻度で繰り返しておりますが、北朝鮮が事前に発射を予告したテポドン2の対応を除き、政務三役が弾道ミサイルの飛翔状況を確認するために中央指揮所に入った例はありません。中央指揮所に入らずとも、必要な資...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回、北朝鮮は四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射し、いずれも約千キロ飛翔して、そのうち三発は日本海上の我が国の排他的経済水域内に、残り一発は排他的経済水域付近に落下したものと見られます。  北朝鮮は昨年、三年から四年ごとに行っていた核実験を僅か八か月の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘になりましたように、昨年、二回核実験を行いました。これは、今まで一回やれば三、四年空けていたものを、同じ年に、僅か八か月の間に二回核実験をやった。と同時に、ミサイルも二十発以上発射をし、それも例を見ない多さであった。  そういったことから、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 弾道ミサイルの脅威に対して、我が国自身の能力、弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、日米安保体制による抑止力、対処力の向上に努めることにより適切に対応することといたしております。  弾道ミサイル防衛システムに関しては、その効率的、効果的な運用のた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のADCCS及びMIPSは、米国が提唱している弾道ミサイル、巡航ミサイル、航空機等の脅威に対し複数の艦艇、航空機、レーダー等の防空用装備品を統合的に用いて対処するための概念であるIAMDにおける作戦の評価等を行うシステムであり、米海軍が導入している...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、高橋局長から答弁したように、DWES、すなわち弾道ミサイルを最も効果的、効率的に迎撃することが可能なイージス艦を自動的に選択、迎撃する機能ですけれども、これを搭載するBMD改修後の「あたご」型イージス艦及び現在建造中のイージス艦に搭載される予定であり...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ロシア軍は、周辺海域を航行する船舶を陸上から高速で飛翔し攻撃する地対艦ミサイル、バスチオンが択捉島で任務を遂行していると明らかにしたと承知しております。  特定のミサイルからの攻撃への対処能力については、具体的に申し上げることは我が国の手のうちを明らか...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘になった平成二十四年の私の委員会質問ですけれども、それは野党時代の一政治家としての質問でございますし、そのときの状況に応じて質問している問題であって、そのことについては差し控えさせていただきますが。  今、委員と外務大臣のやり取りを聞いておりま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) トランプ大統領は二月二十八日の議会演説において、米国の偉大さという新たなチャプターが今始まっているとした上で、安全保障については、米国史上最大級の国防費増額を求める予算案を議会に提出、NATO、中東、太平洋のパートナーが戦略的作戦面において直接的で意味の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一部政府要人の辞任はありますが、南スーダン政府は、キール大統領及びタバン・デン第一副大統領の下、全体として機能は維持していると認識をしています。  例えば、キール大統領は二月二十四日にエチオピアを訪問して首相と会談し、道路、エネルギー、国境管理や安全保...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダン政府幹部の辞任などは他国の内政に関することであって、お答えは差し控えますけれども、このような南スーダン政府の動向に関しては日々関心を持って注視しておりますし、関連の情報についても説明を受けているところです。  南スーダン政府については、主流派...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンPKO派遣は、スーダンと南スーダンの紛争が終結した後の、まさしく三条一号ロ号の「武力紛争が終了して紛争当事者が当該活動が行われる地域に存在しなくなった場合」に当たるものでございます。したがいまして、PKO法上の中立性が問題になる紛争当事者が今南...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 情報収集、警戒監視、万全を期せでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 詳細はお答えを控えますけれども、万全の体制を取っているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 可能だと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国のBMDシステムは多目標対処を念頭に置いたシステムであって、SM3搭載イージス艦とPAC3による多層防衛により、複数の弾道ミサイルが我が国に向け発射された場合であっても対処できるよう整備を進めています。  一方、我が国を取り巻く安全保障環境は一層...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場において最も重要なことは、市街地の真ん中にある、そして住宅や学校に囲まれたこの普天間飛行場の固定化、これは絶対に避けなければならないということでございます。  辺野古の移設により普天間飛行場は全面返還されることとなるわけでありますが、防衛省...全文を見る
03月10日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○稲田国務大臣 弾道ミサイルを技術的そして能力的に向上させている北朝鮮に対処するために、やはり日米同盟が緊密に連携をして、一致して取り組むということが非常に重要だと思います。  こうした考えのもと、マティス長官との間では、先月、二月四日の防衛大臣会談において、北朝鮮によるたび重...全文を見る
○稲田国務大臣 韓民求国防長官とは、九月の核実験を北朝鮮が強行した際にも電話会談をしておりまして、今回は二回目の電話会談でありますが、今回も、地域及び国際社会の平和と安全を損なう重大な挑発行為であるとの認識を共有し、日韓、日米韓で緊密に協力していくことで一致をしたところであります...全文を見る
○稲田国務大臣 あす、東日本大震災から六年目を迎えるに当たって、まだ復興道半ば、そういう状況のもとで今回こういう事態が起きたこと、大変遺憾であり、また、いやしくも政治家は一言一言の重みをかみしめなければならないというふうに感じているところでございます。
○稲田国務大臣 今回発射された四発の弾道ミサイルのうち、落下地点が我が国に最も近い一発は、能登半島から北に約二百キロの日本海上に落下したと推定をしております。  昨年九月五日に発射された三発の弾道ミサイルのうち、落下地点が我が国に最も近い一発についても、北海道奥尻島から西に約二...全文を見る
○稲田国務大臣 新たな段階の脅威という言葉は、昨年の九月の核実験の後に総理が使われた言葉でございます。  昨年、二回の核実験を強行いたしました。今までは、一回核実験すると三、四年あけていたんですけれども、昨年はわずか八カ月の間に二回の核実験を強行して、二十発以上の弾道ミサイルを...全文を見る
○稲田国務大臣 BMDアセットの防護範囲や迎撃確率、迎撃高度等といった個別具体的な能力については、我が国の手のうちを明かすことになることから、お答えは差し控えます。  その上で、我が国のBMDシステムは、多目標対処を念頭に置いたシステムであり、SM3搭載イージス艦とPAC3によ...全文を見る
○稲田国務大臣 本年一月十二日から十三日のグアム訪問では、日米それぞれの資金により事業が進められているアプラ地区、アンダーセン空軍基地などを視察いたしました。また、グアム移転事業の現状につき、米側から説明を受けました。  現在、米国防授権法による資金凍結が解除されたことや補足的...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の、一月十二日から十三日までの、在沖縄米海兵隊のグアム移転の進捗状況を確認するためグアムを訪問した際に、THAADなどの在グアム米軍部隊の視察を行ったところです。  現在、防衛省において、防衛計画の大綱に基づいて、将来の弾道ミサイル迎撃体制についての調査研究...全文を見る
○稲田国務大臣 いろいろ御心配の発言を予算委員会でもいただいたところですけれども、今回の日報の事件につきましても、最初、破棄、不開示、すなわちこれは、この日報は、何度も申しますけれども、一年未満、用済み後廃棄の取り決めの、しかもその取り決めは一次隊が行った野田政権のときに決められ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、その新聞記事ですけれども、その新聞記事にあるような、戦闘を武力衝突と言いかえたことは私はないんです。  そして、私が一貫して言っていたのは、戦闘行為というのは、PKO五原則上、国または国準の間の武力紛争が生起することであって、それは、PKO法上、憲法に違反...全文を見る
○稲田国務大臣 アメリカでトランプ新政権が誕生しました。新政権においては、発足当日に示された軍事政策において、米国を防衛するためにあらゆる装備を配置する必要性、他国が米国の軍事能力を上回ることは許されないとの認識のもと、最高レベルの軍事的即応性を追求するとの方針が明らかにされてい...全文を見る
○稲田国務大臣 予断を持ってお話はできませんけれども、しかしながら、アジアに対する、またアジア太平洋地域に対する重要性、そして今、アジア太平洋地域の我が国を取り巻く環境等を含めた事実認識については共有をしております。  したがって、そういった点において、大きな路線変更ということ...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん、日米同盟は我が国の防衛政策の基軸ではありますけれども、委員おっしゃるように、やはり我が国自身の戦略、我が国自身がどうやって我が国を守るのかという大きな意味での戦略というのは、しっかりと現状を見据えて、さらには、我が国を取り巻く環境のスピードに合わせて、常...全文を見る
○稲田国務大臣 委員が御指摘になる、そういった大きな観点から柔軟性を持って検討していくべきというのは、そのとおりだというふうに思います。
○稲田国務大臣 昨年、核実験二回、これは、通常だったら三、四年あけていたのを、八カ月内に二回も核実験を行った。さらには、ミサイル発射二十発以上。そして、三月六日にも四発同時に発射をさせて、三発を排他的経済水域内に、残りの一発は排他的経済水域付近に着弾をさせた。これは、北朝鮮が新た...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、核実験の回数、それから、同時に三発、四発発射をしてほぼ同地点に着水することができる、さらには、潜水艦からの発射、または、新たなミサイルも開発をしている可能性がある、そして、核兵器が小型化、弾頭化の実現に至っている可能性もある。  そういっ...全文を見る
○稲田国務大臣 一般論として、委員がおっしゃることは大変理解ができます。ただ、探知の時間等については、我が方の能力を明らかにし、手のうちをさらすことから、従来からお答えを差し控えているということでございます。
○稲田国務大臣 自衛隊法第八十二条の三の規定による弾道ミサイル等に対する破壊措置は、我が国領域における人命または財産に対する被害を防止することを目的とし、我が国に向けて現に飛来する弾道ミサイル等を破壊するためのものです。  このため、議員指摘のような排他的経済水域に落下する弾道...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどお話をいたしましたのは、現行の法のもとではという趣旨でございます。  また、北朝鮮による弾道ミサイル等の脅威から広大な我が国のEEZを航行している多数の船舶の安全をどうやって守っていくのか、これは大きな課題であるというふうに思っております。  その上で、...全文を見る
○稲田国務大臣 空母艦載機の厚木飛行場から岩国飛行場への移駐に伴う駐留軍等労働者の配置計画については、防衛省と米側との間において、厚木飛行場の基地従業員の解雇や従業員本人が望まない岩国への配置がえは想定していないことを確認しており、この旨、労働組合の方々にもお伝えをしております。...全文を見る
○稲田国務大臣 米側からは、空母艦載機の厚木飛行場から岩国飛行場への移駐に伴い、軍人が約千七百人、軍属が約六百人、及びその家族が約千五百人、合計で約三千八百人が岩国飛行場へ移動する予定である旨、説明を受けておりますが、このうち何名が厚木飛行場から移動するかについては、米軍の運用に...全文を見る
○稲田国務大臣 空母艦載機の移駐に伴い、駐留軍等労働者に対する技能教育訓練等の必要性が生じる場合には、関係機関と調整の上、適切に対応していきたいと考えています。
○稲田国務大臣 空母艦載機の厚木飛行場から岩国飛行場への移駐に伴う駐留軍等労働者の人員の配置については、現在米軍において検討中であって、平成二十九年度における技能教育訓練等を具体的に計画することが困難であったため、防衛省としては、平成二十九年度予算への計上は行わなかったところでご...全文を見る
○稲田国務大臣 見ておりません。
○稲田国務大臣 この点、何回も国会で答弁いたしておりますが、ここ十年ほど、お会いはいたしておりません。二年ほど前、会ったことはありません。
○稲田国務大臣 私の記憶では、お会いしたことはありません。
○稲田国務大臣 ここ十年ほど、お話しした記憶はありません。
○稲田国務大臣 国会で申し上げておりますように、面識はありましたけれども、ここ十年ほど、お会いをしておりません。そして、関係は、私は、ない、絶っているということでございます。
○稲田国務大臣 落下地点については、レーダー情報等をもとに推定しておりますけれども、所要の分析を行うには一定の時間を要するものと認識をしております。  現在分析を行っているところであり、予断を持ってお答えすることは差し控えますが、その上で申し上げれば、レーダー性能等を含む我が国...全文を見る
○稲田国務大臣 落下地点の正確な地点、座標等については、正確性を期するため、レーダーで得られたデータ等を詳細に分析する必要があり、それほど容易なことではありません。  いずれにいたしましても、重要なことは、ミサイルの落下地点は、我が国から、今回も、そして昨年の九月のものも約二百...全文を見る
○稲田国務大臣 レーダー性能等を含む我が国の情報収集能力が明らかとならない範囲において、対外的な説明を行ってまいります。
○稲田国務大臣 きょうの後藤議員の御提案はなるほどと思いましたが、いずれにしましても、しっかり、今の御提案も含めて、防衛省としても引き続き、内閣官房を初めとする関係省庁と連携をして、検討してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 国民の生命財産を守るために国民に対して迅速かつ適切に情報伝達をすることは極めて重要であり、政府全体で適切に対応すべきものだというふうに考えております。  防衛省としても、引き続き、内閣官房を初めとする関係省庁と連携し、国民に対する迅速な情報伝達のあり方、しっかり...全文を見る
○稲田国務大臣 先日、ニコルソン四軍調整官が沖縄における報道関係者との意見交換の場で行ったとされる発言についてコメントすることは差し控えますが、その上で、オスプレイを含め米軍機の飛行安全の確保は、米軍が我が国に駐留する上で大前提だと思います。  米軍機による事故は、地元の皆様に...全文を見る
○稲田国務大臣 これは予算委員会でも申し上げましたが、十二月に沖縄に私が訪問した際にお会いした際に、沖縄県民の心情に配慮した発言をしていただきたい旨は申し上げているところでございます。  いずれにしても、米軍機による事故は、地元の皆様方に大きな不安を与え、あってはならないもので...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年、ニコルソン四軍調整官とお会いしたときに、沖縄県民の心情に配慮した発言をしていただきたい旨は申し上げております。  そして、米側に対して、安全対策に最大限取り組むよう、今後とも強く働きかけていきたいと考えています。
○稲田国務大臣 今月八日、ニコルソン四軍調整官が、沖縄の米軍施設・区域における将来的な自衛隊との共同使用について言及したことは承知をいたしております。  施設・区域の共同使用について、一般論として申し上げれば、二〇一三年十月の2プラス2共同発表や新ガイドラインにもあるとおり、よ...全文を見る
○稲田国務大臣 そういった話は承知しておりません。
○稲田国務大臣 今後、日米間における検討が完了した時点で対外的に説明をしていく考えでございます。
○稲田国務大臣 今回の法案提出の理由ですけれども、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法が本年三月三十一日をもって期限を迎えますが、普天間飛行場代替施設の整備や那覇港湾施設代替施設の整備など、米軍再編事業についてはいまだ実施に至っておらず、今後とも、その実施に取り組んでいく...全文を見る
○稲田国務大臣 他国の内政にかかわることであって、コメントは差し控えますけれども、いずれにいたしましても、今、我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい中で、日本と米国と韓国、日米韓の協力は欠かせない、重要性は変わらない、そして、ようやく昨年、非常に懸案であったGSOMIAが締結を...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国周辺においては、冷戦後も国家間の対立の構造が残るなど、依然として不透明、不確実な要素が残されており、昨今は、領土や主権、経済権益などをめぐる、純然たる平時でも有事でもない、いわゆるグレーゾーンの事態が増加、長期化する傾向が見られるほか、周辺国による軍事力の近...全文を見る
○稲田国務大臣 情報をどこからどこまでお出しすることができるか、これは、我が方の能力、さらには関係各国との信頼関係等もありますので、なかなか難しい点はありますけれども、今委員がおっしゃったように、しっかりと、国民の皆さん方に今日本が置かれている状況というものをできるだけお知らせす...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、国会の場でも南スーダンの現在の情勢についてしっかりと説明していくことが重要だというふうに思います。  南スーダン全体としては大変厳しい治安状況であって、特に北部、マシャールさんの出身である北部や南部においては、武力衝突、また一般市民の殺傷行為等もたびたび生...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、PKO五原則が満たされていても、それだけでは十分ではありません。  そして、今回初めて、安倍政権において、閣議決定の中に、自衛隊がみずからの安全を確保しつつ有意義な活動ができるということを要件として中に入れ、そして、その要件が崩れるようなことがあれば撤収は...全文を見る
○稲田国務大臣 沖縄は、米国本土、ハワイ等と比較して、東アジアの各地域に近い位置にあると同時に、我が国の周辺諸国との間に一定の距離を置いているという利点を有しています。また、南西諸島のほぼ中央にあり、我が国のシーレーンにも近いなど、安全保障上極めて重要な位置にあります。  こう...全文を見る
○稲田国務大臣 そういうことではなくて、地政学的に、沖縄は、我が国の周辺諸国との間に一定の距離を置いている、そして、東アジアの各地域に近い位置にあると同時に一定の距離を置いているという利点もありますし、また、南西諸島のほぼ中央、我が国のシーレーンにも近い、安全保障上極めて重要な位...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の建白書は、翁長知事が那覇市長時代に主導して取りまとめられたものと承知をしており、翁長県政における今後の政策立案、実施について理解していく上で重要な参照資料の一つになるものと判断するに至ったため、昨年の三月、その保存期間を一年延長したところです。  防衛省...全文を見る
03月10日第193回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(稲田朋美君) この点、何回も私も御答弁申し上げておりますけれども、森友学園の籠池理事長夫妻とは、面識こそありましたが、ここ十年来お会いしたこともお話ししたこともございませんし、弁護士時代を通じて相談を受けたこともありませんし、ましてや、本件に関して言えば、報道されるま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ございません。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が私に何をお尋ねになりたいのか分かりませんので、もう一度質問していただけますでしょうか。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、今、安倍内閣の防衛大臣としてこの場におりますので、今のお答えに関して、防衛大臣の所管ではなく、お答えする立場にはございません。
○国務大臣(稲田朋美君) 本件は防衛大臣の所管ではなく、お答えする立場にはありませんが、前回、福島委員がもう幾度となく私の十一年前のその対談の一部の一節を読み上げろとおっしゃって、最終的に理事の指示に従って読み上げたものですから、それに従って、先ほど言われたように、今、この教育勅...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今お答えしたとおりで、前回の私の福島委員に対するお答えのとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 個人的な見解を述べる立場にはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 個人的な立場を申し上げる、個人的な見解を申し上げる立場にはございませんが、私がその教育勅語に対して現在考えていることとして、前回福島委員の質問に答えたとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) お答えいたしていますように、前回福島委員にお答えしたとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 白眞勲委員の見解は今述べられたとおりなんでしょうけれども、政治家にはそれぞれ個人の見解があって、私が申し上げたのは、前回の福島委員に対するお答えのとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も申し上げますように、十一年前の私の一政治家の、その対談の中のそのまた一部を取り上げて質問されてもコメントしようもございませんし、私の考えは前回、福島委員に申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 十一年前の私の個人的な、政治家、一政治家として十一年前に対談の中で述べている、その文脈もある中での一つのワードについてお答えする立場にはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) ただいま私は防衛大臣としてこの場におりまして、自衛隊の憲法草案について何らか解釈をする立場にはございません。
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣としては、今、現行憲法にのっとって日本の防衛に万全を期しているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 十一年前の本当に私の一政治家としての見解をその対談の中の一部で述べているものであります。そして、私も十一年たって政治家としていろんな見方もできております。そして今、私は安倍内閣の防衛大臣としてこの場におりますので、現行憲法の下でしっかり自衛隊の命、さらに...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ちょっと今委員の御質問が早口過ぎて聞こえなかったので、申し訳ありません、もう一度言っていただけますか。
○国務大臣(稲田朋美君) まさしく、軽々に言うべきではないと考えます。  それ、十一年前の、十一年前の一政治家としての考えを申し上げているわけであります。そして、私は今ここで防衛大臣として答弁をしておりますので、そういったことを軽々に言うべきではないという委員のおっしゃることは...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ですから、私は今防衛大臣としてこの場におりまして、十一年前のその一政治家として、十一年前ですよ、先生、十一年前の一政治家としてのその発言について撤回するとかしないとか、そういう問題ではないというふうに思います。
03月13日第193回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(稲田朋美君) このPKO、南スーダン、一番若い国にPKOを派遣をしたのは民主党野田政権です。大変大きな決断をされて……(発言する者あり)それがどうしたじゃないんですよ。それ平成二十四年のその一月に派遣をされた、私はすごく大きな決断だったと思いますよ。当時、一番若い国づ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 部隊が、部族同士の争いがあったり、スーダンから南スーダンに空爆があった中で派遣を続けて、そして五年がたったわけです。五年がたちました。そして……(発言する者あり)質問に答えているんですよ。なぜ区切りかという、五年がたちました。そうして、五年がたって、そう...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十九年二月二十八日の予算委員会において、議員から、籠池氏に対して防衛大臣感謝状を贈呈した理由についてお尋ねがあり、当該感謝状を贈呈した理由をお答えした後、平成二十一年十月三十日にも呉地方総監から籠池氏に対して感謝状が贈呈されておりますと述べました。...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず最初に、私、この本件の土地売買について何の関係もないんです。私は、何度もここで言っていますように、籠池氏に面識こそありましたが、ここ十年来全く会っていないんです。そして、この森友のこの売買のことが問題になったことも、テレビを見て初めて知りました。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) これについても何度もお答えしております。  私は、籠池氏の法律相談に乗ったこともなければ、事件を受任し、顧問弁護士であったということはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) そういった事実はありません。
○国務大臣(稲田朋美君) もちろん、共同で事務所をしておりますので、委任状が共同になっていることはあるかも分かりませんが、弁護士の仕事はそれぞれ属人的なものなんです。私は、全く籠池氏、森友氏の事件を受任をしたこともなければ、裁判を行ったこともなければ、法律相談を受けたこともないん...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 確認をしておりませんのでまた確認をしたいと思いますが、とにもかくにも、弁護士というのは、弁護士というのは個人の人的な信頼関係で事件を受任するんです。(発言する者あり)いや、委員も、委員も法曹をやられていたのでよく御存じだと思いますけれども、事務所の中、大...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今見せていただいて、初めて見ましたけれども、平成十七年ですよ、平成十七年。私が国会議員になったのは平成十七年のまず八月ですね。十二年、十二年前ですよ、それ。十二年、十二年前ですよ。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 十二年前で、私はもう国会議員になっていました。主人は大阪で弁護士をしておりました。共同事務所の場合、委員もお分かりでしょうけれども、事務所の、一人の事件についても連名で出すことは多くあります。私は一切籠池氏から法律相談を受けたことはありません。そして、十...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 当時、私はもう既に政治家になっておりましたけれども、弁護士としてはその事務所に所属をしておりました。そういう意味においては、今、その抵当権抹消ですか、平成十七年の抵当権抹消ですか、そのときに委任状の中に私の名前があったということは推測されますよ。推測……...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 実態として、私は籠池氏から法律相談を受けたこともなければ、実際に裁判を行ったことはないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 記憶はありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 委員長に指名いただいたのでお答えさせていただきますが、この秋のときの基本的な考え方と全く矛盾しないんですよ。全く変わっていないんです。何よりも、野田政権で始められたこの南スーダンの施設部隊の派遣からもう五年が経過をしたんです。そして、五年の節目になったん...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、質問にお答えする前に委員に一言申し上げたいのは、私の委員会の発言を正しく引用してください。今はそうです。先ほどの最初に言われた丸覚えがどうのこうの、それは私の、本当に十一年前の新人議員のときの対談のときの、そのときの文章ですよ。今、今、最初ですよ、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、その教育勅語の中にも現在にも通用する普遍的な価値であるところの親孝行、兄弟仲よく、まさしく世界から尊敬される国を目指すなど、今でも普遍的な価値があるまさしく不易と流行ということだということを申し上げたということであります。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、今回の活動終了による撤収は、PKO五原則が満たされなくなったからでも、また自衛隊の安全を確保しつつ有意義な活動ができなくなったからでもないということであります。先ほど来委員がおっしゃっている、治安が非常に厳しい、そして北や南で部族間の紛争があるとい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) こういう機能があるからこそ、あの熊本の大地震のときにも誰も行けないところにオスプレイが物資を運ぶことができたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今事務方から申し上げましたように、お示しのこのチェックリストについては承知をしていないということでございます。  昨年の十二月に発生したオスプレイの不時着事故後の飛行再開及び空中給油再開に当たっては、日米間で原因究明と対策等について集中的に協議して、防...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今事務方から答弁したとおりで、先生がお示しになったこのチェックリストについては承知をしていないということでございますので、コメントすることはできないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の文書については防衛省として承知していないため、コメントは差し控えます。その上で、一般に米軍が保有するマニュアルの詳細については防衛省としてお答えする立場にはありません。  なお、オスプレイの普天間飛行場の配備に先立ち、政府内外の航空技術、航空安...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、お示しになったそのチェックリストに対する防衛省の認識は先ほど申し上げたとおりでございます。  また、今回の事故に関して、事故発生後、深夜でありましたけれども、私からマルティネス在日米軍司令官に対し、事故の原因究明、安全が確認されるまでの飛行停止等...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 空中給油を除く飛行再開、そして飛行給油、あっ、空中給油の再開と、二段階の措置がとられたところでございます。  空中給油を除く飛行再開は昨年の十九日であり、その際には、機体には問題がないこと、そして引き続き空中給油については停止をするということを確認をし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) キャンプ・ハンセン内の着陸帯が所在していて、この着陸帯を使用した飛行が行われていることについては承知をいたしております。  防衛省としては、米軍の飛行については、引き続き米側と密接に連携を図りながら、安全面に対する最大限の配慮を求め、地元の皆様に与える...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) CV22の横田飛行場配備については、自治体等から様々な意見が出されていることは承知をいたしております。  政府といたしましては、CV22の横田飛行場への配備について、同飛行場周辺の関係自治体や環境レビューの対象とされた米軍施設等が所在する関係自治体等に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) CV22の訓練については、例えば横田飛行場周辺においては離着陸訓練、人員投下訓練、物料投下訓練、編隊飛行訓練及び夜間飛行訓練を行うことを想定している旨、米側から説明を受けているところです。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘のように、衆議院の防衛委員会でも、一緒に行かれた吉田委員から何度となく、このPKO五原則は満たされているし、自衛隊の安全を確認しながら有意義な活動も行われているとしても撤収の時期というのは検討すべきだという、そういう質問を受けていたところで...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がおっしゃったことは全くそのとおりだというふうに思います。  この日報に関しては、一年未満、用済み後廃棄というそのルールが、この南スーダンに施設隊を派遣をした民主党政権からずっとそのルールで来ておりました。そして、そのルールに従って廃棄をしていて...全文を見る
03月14日第193回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(稲田朋美君) 熊田議員にお答えいたします。  平和安全法制のもとでのACSAを通じた自衛隊による物品、役務提供についてお尋ねがありました。  ACSAは、平和安全法制により自衛隊が新たに実施することが可能となった物品、役務の提供を含め、それぞれの国内法に基づいて行...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 升田議員にお答えいたします。  私と森友学園との関係に関する先日の答弁についてお尋ねがありました。  昨日、参議院予算委員会における小川議員の質疑において、私は、籠池氏の事件を受任したこともなければ裁判を行ったこともない旨の答弁をいたしましたが、これ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 浜地議員にお答えいたします。  我が国のミサイル防衛装備の強化についてお尋ねがありました。  我が国は、弾道ミサイルの脅威に対して、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、日米安保体制による抑止力、対処力の向上に努めることにより、適切...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 吉田議員にお答えいたします。  まず、北朝鮮のミサイル能力を踏まえた、我が国のミサイル防衛システムの課題と取り組みについてお尋ねがありました。  防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画において、我が国全域を防護し得る能力を強化するため、即応態勢、同時対処...全文を見る
03月14日第193回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏との顧問契約に関しては、平成十六年十月に夫の稲田龍示が顧問契約を締結し、平成二十一年八月頃に終了をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 顧問契約は確認をいたしました。夫の西梅田法律事務所稲田龍示名で顧問契約をいたしております。ただし、その後、弁護士法人光明会に組織変更をしておりまして、私は社員でありますので、その意味において、顧問契約自体は夫個人が締結したものではありますけれども、その責...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 顧問契約書を私も確認をいたしました。西梅田法律事務所弁護士稲田龍示、すなわち、まだ法人にする前の個人の稲田龍示が顧問契約を締結をしたものであります。  しかしながら、委員がおっしゃるように、その後、私どもの事務所は弁護士法人光明会に法人化をいたしたもの...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 昨日、参議院予算委員会における小川議員の質疑において、私は全く籠池氏の事件を受任したこともなければ裁判を行ったこともない旨の答弁をいたしました。これは、委員会の場で突然過去の十二年前の資料に基づく質問であったので、私の全くの記憶に基づき答弁をしたものです...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私自身の記憶に基づいて国会で答弁をいたしました。しかしながら、この出廷記録を、報道された出廷記録について確認をいたしましたところ、それが確認をできたところから、訂正をしておわびをしたいと思っております。
○国務大臣(稲田朋美君) 全く、籠池氏から法律相談された記憶が全くなく、そして受任をした記憶もなく、今、出廷をしたその出廷記録を確認をして、この日は何かの都合で私が代わりに行ったんだなというふうに今朝推測をいたしたところでございます。  事実として、そこが、私の記憶が間違ってい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まさしく、弁護士当時、今の事件、十二年前のことでもあり、私の記憶では、今も籠池氏から法律相談を受けた記憶は全くありません。そして、担当弁護士だった夫の代わりにその第一回の口頭弁論の期日に出廷したことは確認をいたしましたので、その点について訂正をし、おわび...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ここ十年ほど籠池御夫妻とは全く疎遠であり、私の記憶では会っていないというのが事実でございます。  しかしながら、今委員が御指摘になったように、昨日の答弁の中で、籠池夫妻から法律相談を受けたとか事件を受任したということは全くありません、虚偽ですという答弁...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 全く記憶に基づいて自信を持って答弁をしておりましたが、昨日のこの出廷記録により、私が間違っていた、その部分は記憶が間違っていたということは訂正をしておわびをしているところでございます。  その問題と、この南スーダンの日報の問題ですけれども、この南スーダ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、私の記憶に基づいて答弁をいたしておりました。そして、今朝の報道で十三年前の裁判所の出廷記録が掲載をされて、そして、平成十六年十二月九日、夫の代わりに出廷したことを確認できましたので、訂正をしておわびをしているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、私の記憶として、籠池氏から法律相談を受けたこともなく、そして受任したこともないと自信を持って答弁をいたしておりました。そして、今朝の報道で出廷記録が掲載をされたことによって、平成十六年十二月九日、夫の代わりに出廷したことを確認をしましたので、訂正し...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まさしく、自分の記憶に自信があったので、もう確認するまでもなくそのように自信を持って答弁をしたところでございます。  私としては、今後とも誠実な答弁に努め、誠心誠意職務に当たっていきたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) その出廷記録によりますと、第一回の口頭弁論でございます。第一回の口頭弁論ということは、当事者が、法廷に代理人が来て、しかし、例えば十時の弁論ですと二十組ぐらい来て、原告、訴状陳述しますか、はい、被告は答弁書陳述しますか、はい、次の期日はという、そういう手...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 全く私が記憶になかったものですから、確認するも何も、本当に記憶がなかったわけであります。そして、自分の担当している事件であればまだしも、その日は、推測するに夫の代わりに第一回口頭弁論期日に出廷をしたものと思います。そして、事実と異なっていたため、訂正をし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私自身も今朝の報道を受けて確認をした次第であります。  それによって予算委員会が延びたこと、申し訳ないと思いますが、今後とも誠実な答弁に努め、誠心誠意職務に当たっていきたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 逃げ切れたというか、私もこの報道を見て初めて、平成十六年十二月九日、第一回口頭弁論期日に出廷したんだなというふうに推測をしたわけであります。  したがいまして、逃げ切れるとか逃げ切れないではなくて、記憶に基づいて答弁をいたしましたけれども、結果として出...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員の指摘を重く受け止めて、今後とも、誠実な答弁に努め、誠心誠意職務に当たっていきたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 今後とも、誠実な答弁に努め、誠心誠意職務に当たっていきたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) ないと思います。  ただ、今の法律問題に関して、昨日答弁をした点について訂正をさせていただいたところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今までも私の記憶に基づいて答弁させていただいておりますが、ここ十年ほどお会いをした記憶はないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 定かには覚えておりませんけれども、教育勅語を暗唱させている幼稚園ということで紹介されたりなどして知ったと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回のこの一連の国会質疑の中で、私のその十一年前のインタビュー、対談記事を示されておりますので、その認識というか、教育勅語を暗唱している、暗唱をさせている幼稚園だという認識はございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 教育勅語を暗唱させている幼稚園があるということを知っておりました。
○国務大臣(稲田朋美君) そうだと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) どのように知ったのか、二〇〇四年の時点で塚本幼稚園のことを知っていたのかということについて、本当に申し訳ないです、記憶は定かではありませんが、その十一年前の記事の対談における発言の際に知っていたので紹介したんだろうと推測します。
○国務大臣(稲田朋美君) 記憶が定かでありませんけれども、その十一年前の対談が二〇〇六年ですね、その二〇〇六年以前に塚本幼稚園のことを知ったのだというふうに推測します。
○国務大臣(稲田朋美君) この記録のある五年間確認をいたしました。その間にはございませんでした。
○国務大臣(稲田朋美君) 確認はいたしておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 平成十九年の大阪でのパーティーに来られたことは私は記憶にありますが、十九年ですね、それ以来、私はお会いしたことがないというのが私の記憶でございます。したがいまして、それ以上の、献金の記憶がないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) そこも記憶にありませんけれども、来られたということは多分そうなのかなと推測はいたします。
○国務大臣(稲田朋美君) 記憶はありませんけれども、パーティーにいらっしゃったということは、通常はパーティー券を買われたのではないかというふうに推測します。
○国務大臣(稲田朋美君) 平成十九年の大阪で行ったパーティーに籠池夫妻がお見えになった記憶がございますので、今、風間委員が整理なさったとおりだと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 記憶にはありませんが、今先生が御指摘になるのであれば、そうではないかと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今までも面識はありましたということも申し上げています。また、平成十九年のパーティーにお見えになったという、そういう記憶はございますということも申し上げております。そして、その後十年ほどお会いをした記憶がないということも申し上げているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど答弁をいたしましたように、記憶に基づいて国会で答弁をしてまいりました。そして、今朝、その出廷記録を見て、平成十六年の十月に、あっ、十二月ですね、十二月に出廷したことを確認できたので、第一回口頭弁論期日に訴状の陳述をしたのだろうと確認をいたしましたの...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 余りにも私の記憶の中で、籠池氏から法律相談を受けた記憶もなく、また、先ほど御答弁いたしましたように、顧問契約自体は弁護士稲田龍示個人で締結をしていたこともあり、私の中で記憶どおりに答弁をしたということでございますが、今回、十三年前の裁判所の出廷記録が掲載...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) むしろ反対に、今日その記事が掲載されたので、確認をして、私が十六年十二月九日に夫の代わりに出廷したことを確認をしたということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 三月六日に福山委員に御答弁いたしましたときには、私、本当にもう本心から自分の記憶どおりにお答えをしていたもので、確認もせず、自分は間違っていないというか、記憶どおりだと思って今日まで来たわけであります。  おっしゃるように、その時点でなぜ確認をしっかり...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 十三年前のその訴訟に関して裁判所の出廷記録が掲載をされて、確認をして、初めて私も平成十六年十二月九日に出廷したことを確認をいたしましたので、訂正しておわびをいたしたところでございます。  今後とも誠実な答弁に努め、誠心誠意職務に当たっていきたいと考えて...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私の記憶に基づいてずっとこの間答弁してまいりました。結果として事実と異なる部分があり、そこを訂正をしておわびをしたということでございます。
03月15日第193回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(稲田朋美君) 私の記憶に基づいてこれまで答弁をしてまいりました。しかしながら、報道で昨日、十三年前の抵当権抹消訴訟の裁判所の出廷記録が掲載されたことを受けて確認をいたしましたところ、平成十六年十二月九日に夫の代わりに出廷したことを確認をできました。この点は訂正し、おわ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 何年前から、少し記憶にありませんけれども、この二〇〇四年の裁判所の提起よりも前なんだろうと。そして、籠池氏は保守的な活動もされておりましたし、私自身も大阪で裁判を提起をしたり、保守的な活動をしていたので、そういった際に面識を得たのではないかなというふうに...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 家族ぐるみのお付き合いであったというふうには認識はいたしておりませんけれども、御主人もそれから奥様も面識がございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がおっしゃいましたように、昨年父を亡くしておりますので確かめようがありません。ただ、今おっしゃっていただいたように、父は保守的な活動をする教育者でありました。
○国務大臣(稲田朋美君) 父とはいろいろなお話は生前しましたけれども、もちろん籠池氏のことについて父が語っていることは聞いたことはございますが、それ以上ここで申し上げる立場ではありませんし、父が今おっしゃったような形での親しかったというふうには私は認識はいたしておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員長がおっしゃったのは、私の答弁を読み上げていただいたんだと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) なので、そのように答弁したことは間違いがございません。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほどの答弁のとおり、私は答弁をいたしました。  そして、弁護士法人光明会設立は平成十六年十二月でございますが、当初の弁護士法人光明会は、代表社員を置かない、社員二名、稲田龍示と稲田朋美ですけれども、その体制であって、代表社員を置かない場合は、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 設立当初の弁護士法人光明会、これは、代表社員を置かない、社員二名体制でした。代表社員を置かない場合には、それぞれが、それぞれが業務執行上代表をしていることから、その一人である稲田朋美について光明会代表と記載したものであり、誤りではありませんけれども、代表...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今のその経歴詐称ということについてでございますけれども、弁護士法人光明会設立当初は、代表社員を置かない、社員二名で、それぞれが、それぞれが代表権を持つという意味において、それは経歴詐称ではないということであります。しかしながら、代表社員を稲田龍示と決めて...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、奥様の発言を読み上げていただきました。奥様らしいなと思いますが……(発言する者あり)申し訳ありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏とはここ十年来疎遠にいたしております。今御指摘の件については、多数の方々が参加する業界の会合や政策会合や後援会などの場で、今自民党の会館でというふうにおっしゃっておられますけれども、そこに籠池さんがお見えになったのかも分かりませんが、私の記憶に基づ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣感謝状については、自衛隊に対していただいた協力、援助の功労が著しい個人又は団体に対して贈呈するもので、毎年、自衛隊記念日行事の一環として行われる防衛大臣感謝状贈呈式において約百三十名に対し贈呈するほか、外国軍人等にも適宜贈呈しております。  籠...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 誠実な答弁に今後は心掛け、そして防衛大臣として誠心誠意職務に邁進してまいりたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンでも、この炎天下で今自衛隊の諸君は本当に日本らしい貢献をしてくれております。そして、自衛隊、防衛省、一体となって、この厳しい我が国を取り巻く安全保障環境の中で、私も防衛大臣として、国会においては誠実に答弁をし、また誠心誠意職務に邁進し、我が国の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏については現在国会における議論がなされ、また様々な報道等がなされているところであると承知をいたしております。  本件につきましては、籠池氏に関する事実関係を踏まえて、感謝状を取り消すことも含め適切に対応したいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏の推薦理由については、防衛省としては、艦艇の入港に際して園児による鼓笛隊を編成し隊員を歓迎するとともに、海賊対処に従事する隊員に対して園児の手作りの品を贈るなどによる隊員の士気の高揚、また保育士の自衛隊への体験入隊等による防衛思想の普及に寄与したこ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘の籠池氏に関する感謝状について、「将来の青少年への防衛思想の普及に寄与」との記述があります。この具体的な内容については、海上自衛隊によりますと、籠池氏が、艦艇の入港に際して園児の鼓笛隊による隊員の歓迎を実施することにより園児に自衛隊を知る機会を設け...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) この具体的な内容の中に書かれているように、園児が自衛隊に触れる機会などを指しているものというふうに理解をいたします。
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことではなくて、園児に対して自衛隊を知る機会を設けることなどを指しているというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) これは海上幕僚長からお聞きしたお話ですけれども、園児たちが隊員を励ますそういう大きな紙を作って、それを隊員にプレゼントをして、その海上自衛隊の隊員たちが海で活動するときの船の中の食堂に飾って、隊員たちがすごく喜んでいたということなどを聞かせていただいてお...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 本件に関しては、籠池氏に関する事実関係を踏まえて、感謝状を取り消すことも含め適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏については、現在国会における議論がなされ、また様々な報道等がなされているところであるというふうに承知をしております。  本件については、籠池氏に関する事実関係を踏まえて、感謝状を取り消すことも含め適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 現在国会で様々な議論がなされているわけでありますが、その籠池氏に関する事実関係を踏まえて適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンPKOにおいて、UNMISSは、文民保護を始めとし、人権状況の監視、人道支援の実施の環境づくり、衝突解決合意の履行支援をその活動の柱として、南スーダンの平和と安定のための様々な活動を行っております。  日本の南スーダンPKOはちょうど五年の節...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がお読み上げいただいた自衛隊法の五十二条の中の、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に努め、もつて国民の負託にこたえることを期するものとする。」ということでございまして、南スーダンのPKO活動においても、厳しい治安状況の下で日本ができる...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 十年ほど前から疎遠になっているということを申し上げております。
○国務大臣(稲田朋美君) 国会の場で申し上げるべきことではないので、差し控えさせていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 具体的な内容についてはお答えを差し控えさせていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 具体的な内容についてはお答えを差し控えさせていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 籠池氏の奥様ということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 十三年前の裁判所の出廷記録が掲載されたことを受け、確認をいたしまして、平成十六年十二月九日、夫の代わりに出廷したことを確認できましたので、訂正をし、おわび申し上げたところでございます。
03月16日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○稲田国務大臣 開示請求されておりました昨年七月分の日報については、陸上自衛隊の派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、陸上幕僚長から私に対し、廃棄済みのため不存在との上申を受けていたところです。  その後、私の指示のもと、防衛省がみずから再探索し、当初の探索...全文を見る
○稲田国務大臣 南スーダン派遣施設隊の日報については、私の指示のもと、省内で探索を行った結果、統合幕僚監部において、第一次要員からの日報が全て存在することを確認いたしました。これらの日報の管理は、第一次派遣以来、保存期間一年未満、用済み後廃棄との整理のはずが、保存期間が文書上に明...全文を見る
○稲田国務大臣 まさしく委員がおっしゃったこと、そういった、現地で派遣されている部隊が安全に任務が遂行できるよう、危険にさらされないようという点をしっかりと踏まえた上で、保存期間のあり方についても検討してまいります。
○稲田国務大臣 我が国としては、厳しさを増す安全保障環境のもと、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、国際社会の平和と安全にこれまで以上に積極的に寄与していく必要があると考えています。そのためにも、現地ミッション司令部等への高官ポストの獲得に向けて努力したいと考えておりま...全文を見る
○稲田国務大臣 委員御指摘のとおり、防衛装備の適切な海外移転は、我が国の防衛生産、技術基盤の維持強化、ひいては我が国の防衛力の向上に資するものです。また、東南アジア諸国などには、我が国からの防衛装備の海外移転について高い関心を有する国もあります。  防衛装備の海外移転に当たって...全文を見る
○稲田国務大臣 開示請求されていた七月分の日報については、陸上自衛隊の派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、陸幕長から私に対し、廃棄済みのため不存在と上申を受けておりました。その後、私の指示のもとで防衛省がみずから再探索し、当初の探索範囲でなかった統合幕僚監部...全文を見る
○稲田国務大臣 報告されなかったところでございます。
○稲田国務大臣 今答弁申し上げましたように、大変重要な報道でございますので、陸上自衛隊から離れた独立性の高い立場から徹底した調査を行わせることが重要であると考えております。
○稲田国務大臣 私は今まで、答弁において、陸幕長からそういう報告を受けて、まず施設部隊、さらにはその報告先において、この書面自体は、日報自体は、ルール上破棄すべき日報であったことから、その報告を疑うことはしなかったということでございます。  ただし、今、そういう報道を受けまして...全文を見る
○稲田国務大臣 廃棄済み、不存在という報告を受けて、私の指示のもとで、防衛省みずから、一年未満、用済み後廃棄のルールが決められていたこの南スーダンの日報を再探索し、発見をし、みずから公表したところであって、これまで、情報公開への対応としては適切であったと申し上げてきたわけでありま...全文を見る
○稲田国務大臣 徹底的な事実調査をした上で、そして、改善すべき点をしっかりと改善していくのが私の責任であると考えております。
○稲田国務大臣 まずは、徹底した事実関係、この解明を徹底的に行った上で、改善すべき点をしっかりと改善をしていくということに尽きるということでございます。
○稲田国務大臣 私直轄の防衛監察本部で徹底的に調査をした上で、防衛省・自衛隊に改めるべき隠蔽体質があれば、私の責任で改善をしてまいりたいと考えております。(今井委員「答えていないですよ」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 まず、私の責任におきまして、防衛監察本部で徹底的に事実関係を明らかにしてまいりたいと思います。まずは、徹底した調査で事実関係を明らかにすることが重要だと考えております。(発言する者あり)
○稲田国務大臣 まさしく、仮に、報道されている内容が事実であることが明らかになれば、重要な問題であり、厳正に対処し、再発防止策を講ずることになると認識をいたしております。
○稲田国務大臣 防衛省のトップは誰かというお尋ねですけれども、防衛大臣であるところの私です。
○稲田国務大臣 防衛省の最終的な責任者であり、トップであるわけでありますから、先ほど述べましたように、調査の結果、仮に報道されている内容が事実であるとすれば、厳正に対処して、再発防止策を、私の責任でもって改善をしていきたいと考えているところです。
○稲田国務大臣 私の責任のもとで徹底的に調査をして、防衛省・自衛隊に改めるべき隠蔽体質があれば、私の責任で、しっかりと改善していくことが私の責任だと考えております。
○稲田国務大臣 今般の報道を受けて、その内容、またその経緯等も含めて、しっかりと事実関係を調査してまいるということでございます。
○稲田国務大臣 私の直轄の防衛監察本部で徹底的に調査した上で、防衛省・自衛隊に改めるべき隠蔽体質、今委員が御指摘になった、しっかりと秘密が保全できるかという点も含めて、私のもとで解明をした上で、私の責任で改善してまいりたいと考えております。  その上で、この我が国を取り巻く厳し...全文を見る
○稲田国務大臣 可能な限り早く、早期に調査したいと考えております。
○稲田国務大臣 まず、一連の経緯について、事実関係について徹底的な事実調査を行い、その過程で、法令違反があったかどうか、また、事実があって、法令違反があった場合には、その背景、原因等について報告を求めた上で、文書管理のあり方、情報公開のあり方、保全のあり方等、再発防止に資する事項...全文を見る
○稲田国務大臣 できるだけ早く監察結果の報告を求めたいと考えておりますし、委員が御指摘になった、必要があれば、中間報告等、そういった形での報告も含め、どういった形で報告をするかも含めて検討しつつ、できるだけ早く結果の報告を求めたいと考えております。
○稲田国務大臣 今の委員の御要望も受けとめまして、できるだけ早く監察結果の報告を求めてまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 非常に重要な事態であるということも認識しておりますし、だからこそ、私直轄の防衛監察本部で徹底的に調査をした上で、今委員が御指摘になったような防衛省・自衛隊に改めるべき隠蔽体質があれば、私の責任でもってしっかりと改善をしていきたいと考えております。
○稲田国務大臣 私自身、自分の記憶に従って自信を持って答弁をしたわけであります。  しかしながら、今委員が御指摘になったように、前回、予算委員会で小川委員から突然示された十三年前の裁判記録、そして翌日の、口頭弁論期日の出廷記録を見まして、正直私も驚きましたけれども、まさに訂正を...全文を見る
○稲田国務大臣 その時点で、夫が顧問弁護士を平成二十一年まで、十七年から二十一年まで夫が個人で顧問契約をしていたということは、私、この事件になった後に初めて知りましたけれども、私もそのことも申し上げたかったですが、守秘義務がありますので、弁護士には。そこで、その点については、夫に...全文を見る
○稲田国務大臣 籠池御夫妻とはここ十年来、十年ほど疎遠にしております。  疎遠になった経緯については、私的な問題でありますので、国会の場でつまびらかにすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 大変私的な問題でありますので、これ以上つまびらかにすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 大変私的な問題でもありますので、これ以上つまびらかにすることは、この国会の場でつまびらかにすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 昨日、質問の中に、御質問された中にそういう表現がございましたが、私は、国会の場ではそういった私的な問題について答弁することは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 私は、政調会長時代に、数多くの、多数の方がお集まりになる会合、また、自民党本部ですね、自民党本部でいろいろな講演会などに参加をしております。したがいまして、そのような会合に籠池氏がお見えになったのかもわかりませんけれども、私の記憶に基づきますと、お会いしたという認...全文を見る
○稲田国務大臣 政治家ですので、多数の方が来られて、また、政調会長ですので、いろいろな会合に行って御挨拶することもございます。私がずっとお会いしていませんと言い切っていたのも、個人的に親しくお会いするというようなことはないということで申し上げてきたわけであります。  その意味に...全文を見る
○稲田国務大臣 国会においては、これからも、さまざまな御指摘も受けて、誠実な答弁に心がけ、そして職務に邁進してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 国会においては誠実な答弁に心がけ、職務に邁進し、さらには、昨日の報道に関しては、私のもとで徹底的に事実を解明して、そして、仮に自衛隊・防衛省に隠蔽体質があるというのであれば、そこは責任を持って改善をしていくことが私の責任であると考えております。
○稲田国務大臣 まず、森友学園の十三年前の訴訟に関して、私が全く記憶になかったものですから、記憶にないと、今委員がおっしゃった、断定的にお答えをいたしました。そのことに関しては、私も訂正をし、おわびを申し上げました。  さらには、委員も御指摘のとおり、国会における答弁において、...全文を見る
○稲田国務大臣 全く私は、籠池夫妻のこの抵当権抹消事案、もちろん担当者でもありませんでしたし、全く認識の中になかったので、出廷していたということを次の日の報道で、まさしく驚いたわけであります。  ただ、しかしながら、今先生おっしゃったように、非常に断定的に、自分の記憶が全く正し...全文を見る
○稲田国務大臣 自分の認識では、全くそのとおりでございます。
○稲田国務大臣 本件に関しては、十三年前の抵当権抹消事案であったこともあり、全く記憶になかったわけでございます。  ただ、言い過ぎであったと考えており、訂正をしておわびを申し上げたいと思います。
○稲田国務大臣 本件訴訟の担当弁護士は夫であり、私は夫のかわりとして出廷していたことや、第一回口頭弁論期日で、実質的な議論が行われない期日でもあり、また十年以上前の裁判であったこともありますから、そういった事情でもって、私の記憶は全く正しいというふうに思っていたわけであります。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 私としては、みずからの記憶に基づいて、しかもその記憶に全く自信を持って答弁をしたものであって、虚偽の答弁をしたとの認識はありません。  いずれにせよ、私としては、今後とも、誠実な答弁に努め、誠心誠意職務に当たっていきたいと考えております。
○稲田国務大臣 籠池氏との顧問契約については、平成十六年十月に夫である稲田龍示が締結をし、その顧問契約は平成二十一年八月ごろに終了していると聞いております。
○稲田国務大臣 担当弁護士でもなく、それが決着したのは、多分、小川委員の出された書面を見ても、政治家になった後でございますので、確認をしておりません。
○稲田国務大臣 籠池御夫妻と疎遠になった契機は、夫の弁護士活動に関するものではありませんが、私的な問題でありますので、これ以上つまびらかにすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 三月十四日の参議院の審議において、風間議員から、籠池さんから政治資金を受け取ったことはありますかと質問を受けたのに対して、私は、記録のある五年間、確認しました、その間にはございませんでしたとお答えをいたしました。  その質疑を踏まえまして、私が代表を務める政治団...全文を見る
○稲田国務大臣 現時点において、それ以外は確認しておりません。
○稲田国務大臣 違います。
○稲田国務大臣 私と籠池氏の関係につきましては、国会でさまざま御質問いただいて、答弁したとおりでございます。
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった時系列のとおり、本件日報について、陸上自衛隊の派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、陸幕長から私に対して、廃棄済みのため不存在であるとの上申を受けていたところであります。  したがいまして、委員に答弁いたしましたのは、こ...全文を見る
○稲田国務大臣 ルールに従って破棄をしたという報告を受けておりますので、私は、ルールであれば、破棄しちゃいけないものを破棄したというのではなくて、ルールにのっとって破棄したという報告を受けておりますので、それについて疑わなかったということでございます。  しかしながら、とはいう...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、委員との間の議論の中で、この日報は一年未満、用済み後廃棄でありますので、派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、陸幕長から、廃棄済みのため不存在と上申を受けておりましたので、私は、そのとおりそこで答弁をしているわけでございます。  しかし...全文を見る
○稲田国務大臣 後藤委員とは何回もこの問題で議論しています。後藤議員と議論をしている時点で、私は何度も、そういった報告を受けて、その答弁をしているということもその中で申し上げているところです。  その点については今も変わりませんが、今問題になっているのは、その報告の内容が真実で...全文を見る
○稲田国務大臣 まずは、陸上幕僚長に事実関係の確認をいたしましたけれども、報道される内容が仮に事実であるとすれば、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼を大きく損ないかねないものでありますことから、私の責任のもとで、陸上自衛隊から離れた独立性の高い立場から徹底した調査を行わせることが重...全文を見る
○稲田国務大臣 まずは陸幕長に事実関係の確認を指示いたしておりますが、このNHKの報道全体、一連ですよね。私は、徹底的に事実解明をする必要があるというふうに思い、防衛監察本部に特別防衛監察の実施を指示したところでございます。
○稲田国務大臣 ですから、事実関係の確認はまずは陸幕長にしましたけれども、しかしながら、この問題は、非常に重要な、防衛省・自衛隊全体の国民の信頼を大きく損ないかねないものでありますから、私は、陸自からも離れた防衛監察本部に特別防衛監察の実施を指示したところでございます。
○稲田国務大臣 今、繰り返し答弁いたしておりますように、まずは陸幕長に事実確認をしておりますけれども、これは、防衛省・自衛隊の隠蔽体質と先ほど来委員は累次にわたっておっしゃっておりますけれども、そういったことも含めて、しっかりと徹底した一連の事実関係の究明、さらには、そもそも文書...全文を見る
○稲田国務大臣 委員が今御指摘になった点のみならず、やはり私は、一連の……(後藤(祐)委員「のみでいいです。ごまかさないでください」と呼ぶ)いや、ごまかしていません。  この本質は、防衛省・自衛隊の隠蔽体質があるかどうか、それを問題にされているわけですよね、委員も。ですから、委...全文を見る
○稲田国務大臣 今、事務方に確認をいたしましたところ、委員からの質問通告はNHKの報道についての事実関係ということでありましたので、NHKの報道内容は、一月中旬に陸上自衛隊中央即応集団司令部に電子データがあることがわかったが、公表せず、二月に消去の指示がなされたことといった、その...全文を見る
○稲田国務大臣 昨日の委員の通告は、NHKの報道内容が事実かどうか、事実関係についてというものでありましたので、一月中旬に陸自中央即応集団司令部に電子データがあることがわかったが、公表せず、二月に消去の指示がなされたことという、そのNHKの報道内容について、まずは一旦、陸幕長に事...全文を見る
○稲田国務大臣 委員がそれを分けて考えておられることは今の質疑で理解ができたということでございます。
○稲田国務大臣 私は、後藤委員がそうやってこだわられていることを今わかりましたけれども、昨日の段階での委員の質問通告、そしてやはり、この一連のNHKの報道の中の、日報の不開示決定から私の指示で公表したその後、きのうの報道によれば、電子データがあることがわかったのに、公表しないで、...全文を見る
○稲田国務大臣 今回、陸幕長ではなく、まずは陸幕長に事実確認しましたが、やはり独立性のある防衛監察部に指示をしているわけです。そして、その調査に当たる防衛監察等は、関係者に対して文書または口頭による説明、報告、書類その他の物件の提出を求め、また、必要な場所に立ち入って業務等の状況...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申しておりますように、私は、きのうの報道に関して、一連の、一月中旬に陸自中央即応集団司令部に電子データがあることがわかったが、公表しないで、二月に消去の指示がなされたこと、まさしく、委員の言葉をかりれば、隠蔽したのかどうなのかということですよ。そこの点につい...全文を見る
○稲田国務大臣 まずは全容の解明を徹底的にやることが私は重要だというふうに思っております。  その上で、体質の改善、仮に自衛隊・防衛省に隠蔽の体質があるのであれば、責任を持って改善をしていく。再発防止、さらには文書の保管のあり方、そして保全ですよね、そういったことを一連のことと...全文を見る
○稲田国務大臣 私の責任において、徹底的に事実を解明した上で、再発防止、さらには文書の保存のあり方、そして、委員が何度も御指摘になっているところの、仮に自衛隊・防衛省の隠蔽体質なるものがあるとすれば、そこは徹底的に事実を解明した上で改善をしていくということでございます。
○稲田国務大臣 私は、委員と、これまでも本当にいろいろな論点について議論してきました。私は、それが無駄だと思ったことはないんです。  そして、その上で申し上げますと、調査の結果、仮に報道されている内容が事実であることが明らかになれば、厳正に対処し、再発防止策を講ずることになると...全文を見る
○稲田国務大臣 予算委員会で私は繰り返し申し上げておりましたように、陸上自衛隊の派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、幕僚長から、廃棄済みのため不存在と上申を受けていた、そして、私の指示のもとで再探索をして、みずから公開したところだということを繰り返し述べてい...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、この日報は、一年未満、用済み後廃棄というルールの日報でした。なので、そのルールどおり廃棄していたことは、これは全く問題にはなりません。  その上で、今委員がおっしゃっている、私のチャンスだったと言われる十二月十六日、このとき、私は、とにもかくにも、データだ...全文を見る
○稲田国務大臣 本件、一連の事実関係について徹底的に調査をした上で、そして、防衛省・自衛隊の仮に隠蔽体質があるとすれば、それをしっかりと改善をしていくのが私の責任だと考えております。
○稲田国務大臣 何度も申しますけれども、この日報は、一年未満、用済み後廃棄、そういうルールが決められていた日報であります。そして、陸上自衛隊で捜索をして、用済み後廃棄なので不開示決定をしたということで私のところに報告が上がってきた。私は、どこかにあるんじゃないのか、たとえ一年未満...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、当時私が抱えておりました訴訟案件の数については、しっかりと確認をしてお答えをしなければなりませんので今確認中でございますが、十年以上前の記録ということもあり、現時点では確認はできておりません。今般の国会答弁訂正の経緯も踏まえれば、十分に確認をできていない段階...全文を見る
○稲田国務大臣 平成十六年十二月当時でございますので、今から十三年近く前のことでございます。したがいまして、当時どれだけの数の訴訟案件を抱えていたかどうかということでございますけれども、それについて十分に確認をできない段階でお答えすることは差し控えたいし、時間はかかるというふうに...全文を見る
○稲田国務大臣 確認ができた段階で、当時の我が事務所の事件数、それは、訴訟も和解もありますし、交渉中の事案もありますし、相談案件もありますし、さまざまな事件を抱えております、それを全て正確に出すということはなかなか困難だというふうに思います。
○稲田国務大臣 私が何件の訴訟を十三年前に抱えていたかということと、今、森友の事件と、一体どういう関係があるのか、私は大変疑問に思います。また、事件といいましても、非常に複雑なものもあれば、今回の抵当権抹消事件のように事件としては複雑なものではないものから、調停、そして相談案件、...全文を見る
○稲田国務大臣 知っておりました。
○稲田国務大臣 まずは、今回の一連の事案に関してしっかりと徹底的に事実の調査をした上で、そして、委員が御指摘になっているような防衛省・自衛隊の隠蔽体質ということがあるのであれば、私の責任において徹底的に改善するということに尽きるということでございます。
○稲田国務大臣 まず、文民統制がきいているからこそ、私の指示に従って徹底的に捜して公表したんです。そして、この日記は、日誌は……(後藤(祐)委員「日報です」と呼ぶ)日報は、一年未満、用済み後廃棄のルールにのっとって廃棄して不開示したというものを、指示に従って公表したんです。そうい...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の一連の事案に対して、特別防衛監察において徹底的に事実解明をし、できるだけ早く報告を出したいというふうに考えております。
○稲田国務大臣 籠池氏がどういう趣旨でそのような発言をされたのかわかりませんので、お答えする立場にはありません。
○稲田国務大臣 私の今、記憶に基づいて御答弁いたしますが、その幼稚園に行ってみたらと勧めたという記憶がなく、また、私自身は行ったことはありません。  そして、日本会議、私も日本会議で講演をしたり、また、そういった活動の場に行ったことがございますので、それを見てとか、また、私が弁...全文を見る
○稲田国務大臣 本件は、防衛大臣の所管ではなく、お答えする立場にはありません。  ただ、私が今まで、森友学園に関して、国会の中で教育勅語について累次質問され、お答えしてきたのは、「父母ニ孝ニ、兄弟ニ友ニ、夫婦相和シ、朋友相信シ、」など、今日でも通用する普遍的な内容を含んでいると...全文を見る
○稲田国務大臣 教育勅語に関してどのように解釈するかは、防衛大臣の所管ではなく、お答えは差し控えたいと思いますけれども、教育勅語を戦前のように教育の唯一の根本理念として復活させるべきとは考えてはおりません。
○稲田国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、教育勅語を戦前のように教育の唯一の根本理念として復活させるべきとは私も考えておりません。国会の中で答弁してきましたのは、その中にも、夫婦仲よくとか、兄弟仲よく、友達仲よく、それから、世界から尊敬される国を目指しましょう、そういう部分...全文を見る
○稲田国務大臣 教育はまさしく一人一人の人格を形成するものである、その点については全く同意をいたします。
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、教育勅語を戦前のように唯一の根本理念として復活させるべきなどということは全く考えていないということでございます。
○稲田国務大臣 教育勅語について、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失していると承知しております。  御指摘の昭和二十三年の衆議院本会議における教育勅語等排除に関する決議では、憲法九十八条の本旨に従い、教育勅語等の詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めない...全文を見る
○稲田国務大臣 とらわれているということではなくて、教育勅語の中に書かれているものの中には、今にも普遍的な価値、すなわち、親孝行、兄弟仲よく、夫婦仲よく、友達を大切にする、高い倫理観で世界から尊敬されるなど、そういうものはある。そういういいものは残す。まさしく不易と流行ということ...全文を見る
○稲田国務大臣 総理が所信の中で触れられていること、そして、委員が御指摘になったように、戦後の日本の歩みは、まさしく、一つの国も侵略することなく、一つの戦争をすることもなく、平和で安定した国家を築いてきた、世界で最も平和な国を築いてきたという誇りを持って、気概を持って、そして、今...全文を見る
○稲田国務大臣 戦後七十年の節目に総理が談話を出されました。そのときも、まさしく今委員が御指摘になったように、日本の軍部の暴走を、民主主義が、すなわち政治がとめることができなかった歴史についてはしっかりと反省もし、さらに、戦後の平和な歩み、これについて誇りを持ち、そして、我が国を...全文を見る
○稲田国務大臣 さきの大戦についての認識は、平成二十七年八月十四日に閣議決定された内閣総理大臣談話で述べられたとおりでございます。  防衛大臣として、そうした歴史的な事象についての独自の評価を述べる立場にはありません。その内閣総理大臣の談話のとおりだというふうに認識をいたしてお...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、基本的に、七十年談話で、総理がさまざまな有識者の意見を聞かれてまとめられたあの談話の認識に、共通の認識を持っているということでございます。
○稲田国務大臣 さきの大戦についての認識は、平成二十七年八月十四日に閣議決定された内閣総理大臣談話で述べられているとおりでございます。防衛大臣として、今先生がお述べになった個別の事象についての独自の評価を述べる立場にはありません。  なお、私も、弁護士時代から、客観的事実が何か...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど述べました総理談話を出すに当たっての有識者会議などでも述べられておりましたけれども、旧憲法下においては、統帥権独立として、軍の作戦などに関する事項について内閣や議会の統制の及び得ない範囲が広く認められておりました。  また、同じく旧憲法下において、一時期を...全文を見る
○稲田国務大臣 今、自民党の憲法草案の解釈をする立場にはありません。  現在、憲法に関する議論については、国会に憲法審査会が設置されており、新しい時代にふさわしい憲法のあり方について各党の参加のもとで幅広い合意を求めて真摯な議論が行われ、広範かつ十分な国民的議論が盛り上がること...全文を見る
○稲田国務大臣 この日報が、一年未満、用済み後廃棄、そういう取り扱いになっていたため、日報を作成した施設部隊において、その日報を作成し、そしてそれを中央即応集団に報告して破棄していたというふうに認識していたところでございます。
○稲田国務大臣 本件日報のように、保存期間が一年未満とされて、短期間で用済みとなって廃棄される文書については、文書管理規則上、廃棄した期日を記録することとはされておりません。  その上で申し上げれば、昨年七月七日から十二日までの日報は、文書管理者である中央即応集団司令部防衛部長...全文を見る
○稲田国務大臣 今の日付の点も含めまして、その点については確認をします。答弁の確認をいたします。  その上で、昨日の報道を受けて、この間の事実関係についてはしっかりと事実調査をするということでございます。
○稲田国務大臣 情報公開法上、三十日以内、そして業務の都合で一回延期ができるというふうになっているかというふうに思います。  年間で四千五百件ぐらいの情報開示請求が防衛省に参ります。そして、今回公表したものでもそうですけれども、一件で百日分の日報、一件で七千ページの日報というこ...全文を見る
○稲田国務大臣 十二月十六日に、規則に従って日報は破棄して、破棄のため不開示にしたという報告を受けましたので、私は、どこかにあるのではないか、そして、あればそれを公表するようにと指示をしたところでございます。  今委員御指摘のように、見つけたのが十二月の二十六日で、私に報告した...全文を見る
○稲田国務大臣 まず最初に思いましたのは、日々苦労してつくっている日報を本当に破棄したのかなという素朴な疑問です。さらには、電子データということなので、どこかにあるのではないかというふうに、弁護士としても、さらには一国民としても、経験則に照らしてそう思い、そして、捜索して、あれば...全文を見る
○稲田国務大臣 その間、年末年始、さらには、海外視察、出張が三回入っていたところでございます。私も、あの日報はどうなったのかなと思いながら、そして一カ月がたって報告を受けたということでございます。それだけ捜索に時間がかかったのかなと当時は思ったところでございます。
○稲田国務大臣 今委員から御指摘になった、まさしくシビリアンコントロールの問題、さらには、昨日のNHKの報道を受けて、防衛省・自衛隊に仮に隠蔽体質があるとすれば、そこはしっかりと改善してまいりたい。そのためにも、まずは、事実関係の調査を徹底的に行いたいと思っております。
○稲田国務大臣 新ガイドラインのもとの同盟調整メカニズムは、平時から緊急事態までのあらゆる段階における自衛隊及び米軍の活動に係る政策面、運用面の調整を強化し、適時の情報共有、共通の情報認識の構築、維持等を図るものであり、平時から利用可能なものとして、調整の必要が生じた場合に適切に...全文を見る
○稲田国務大臣 同盟調整メカニズムは、既に設置をされ、緊密に連携をしているところでございます。  また、共同計画についてですけれども、新ガイドラインのもとで、日米両政府は、我が国の平和と安全に関連する緊急事態に際し、自衛隊と米軍がより緊密に連携して適切に対応できるよう、それぞれ...全文を見る
○稲田国務大臣 開示請求されていた昨年の七月分の日報については、陸上自衛隊の派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、幕僚長から私に対し、廃棄済みのため不存在と上申を受けておりました。  そこで、私は、私の指示のもとで再探索を行い、統合幕僚監部において発見し、み...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、この日報が、一年未満、用済み後廃棄ということで、ルールに従って廃棄することは何ら違法なものでもありません。  したがいまして、陸幕から私に対し、廃棄済みのため不存在という報告を受けて、私は、ルールどおりに廃棄したものというふうに思い、しかしながら、どこかに...全文を見る
○稲田国務大臣 どこにあるかというような、そういう認識ではなくて、大切な日報だし、電子データだったらどこかにあるんじゃないのという、そういう経験則に基づいて指示をしたということでございます。
○稲田国務大臣 私が強いて指示したということは全くありません。  その上で、昨日の報道を受けて、まずは陸上幕僚長に事実関係の確認を指示しましたが、報道されている内容が仮に事実であるとすれば、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼を大きく損ないかねないものであることから、本件については...全文を見る
○稲田国務大臣 昨日、まずは陸上幕僚長に事実関係の確認をいたしましたが、しかし、独立性の高い立場から徹底した事実確認、徹底した調査をすることが私は重要だと考え、大臣直轄の防衛監察本部に特別防衛監察の実施を指示したということでございます。
○稲田国務大臣 いずれも昨日の夜のことでございますので、最終的に、特別防衛監察の実施を指示し、陸上自衛隊には、それに全面的に協力せよという指示をしたところでございます。
○稲田国務大臣 陸上自衛隊による確認内容も含めて、報道された一連の内容について、公正性、正確性を期するため、防衛監察本部による特別監察を行うことを考えており、一定の時間を要することは御理解をいただきたいと思います。
○稲田国務大臣 陸幕長自身は、報道でも答えているように、日報の電子データが残っていたという話は聞いていない、司令部を捜した上で、なかったという部下の報告を信じるしかないと話しているということでございます。  しかしながら、今、陸幕長に対して事実確認、そして、陸上自衛隊における確...全文を見る
○稲田国務大臣 委員、そうした指示とはどういう指示でしょうか、申しわけありませんが。そうした指示の内容。
○稲田国務大臣 今のような話を聞いたことはありません。
○稲田国務大臣 米軍の航空機の運用に当たっては、公共の安全に配慮を払うのは当然のことです。  今般の一連の飛行については、周辺住民に大きな不安を与えたことを否定できず、米軍に対し申し入れを行ったところでございます。  地元の皆様に与える影響が最小限にとどまるよう、適切に対応し...全文を見る
○稲田国務大臣 委員も御指摘のとおり、防衛政策を実行する上で、国民の支持、さらには、国民の防衛政策に対する、また防衛省・自衛隊に対する信頼というのは最も重要なことだと思っております。  平成二十七年一月の世論調査では、過去最高の九二・二%の国民の皆様が自衛隊に対してよい印象を持...全文を見る
○稲田国務大臣 今の委員の御指摘、大変重く受けとめます。  まず、私に関しては、森友学園、十三年前の訴訟のことでもあり、私の中で、本当に記憶に基づいて間違いがないと答弁してきていたことが、実は、一回、夫にかわって出廷していたことを指摘されて、そして訂正をし、謝罪をいたしました。...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛政策を遂行するに当たって、まさしく国民の防衛省・自衛隊に対する信頼というものが不可欠でありますので、事実関係の徹底的な調査、この特別防衛監査について、しっかりと事実解明をしてまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 昨日、特別防衛監察については指示をしたところでありますが、できるだけ早く、まだその期間について具体的な指示をしているわけではありませんけれども、できるだけ早く、そういう指示のもとで取り組んでまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 この防衛監察監、関係者に対して文書または口頭による説明、報告書類、その他物件の提出を求め、必要な場所に立ち入って業務等の状況及び書類等を検査することといたしております。  いずれにいたしましても、この事実関係、これを徹底的に解明した上で、再発防止、そして、仮に、...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、昨日のNHKの報道に関して、一連の経緯についての事実関係について、徹底的な事実調査、その過程で法令違反がなかったのか、また、仮に事実があり、法令違反があった場合には、その背景、原因等について報告を求め、その上で、文書管理のあり方、情報公開のあり方、保全のあり...全文を見る
○稲田国務大臣 調査の細部については、これから、防衛監察本部において特別防衛監察計画を策定して、防衛大臣である私の承認を受けるということになっておりますので、その際に、今の緊急的な信頼の回復という点はしっかりと御説明申し上げて、できるだけ早期に、報告書、そして再発防止策、また文書...全文を見る
○稲田国務大臣 指示でございますが、そういった、なるべく早くということも含めて指示をしたいということでございます。
○稲田国務大臣 防衛監察本部において特別防衛監察計画を策定して、私が承認をすることとなっております。
○稲田国務大臣 昨日の夜に指示、命じたところでございますので、今委員が御指摘になったように、この委員会が終わりまして役所に戻りましたら、その進捗状況については確認をする、そういう覚悟でございます。
○稲田国務大臣 前回の委員会の中で委員も述べられたように、南スーダンにおいてPKO五原則は守られている、そして、今、自衛隊が活動しているところのジュバ及びその近郊においては、自衛隊員が安全を確保しつつ有意義な活動をして、そして世界からも、また地元の方々や国連からも評価されていると...全文を見る
○稲田国務大臣 私も、南スーダン、昨年の十月に視察に行きました。その後、昨年、柴山補佐官も行かれました。また、年が明けて副大臣も行かれました。そしてまた今回、撤収を決めるに当たって柴山補佐官も行かれたわけです。そして、私は、今問題になっている日報のみならず、そのエッセンスのみなら...全文を見る
○稲田国務大臣 PKO法施行後二十五年間、二十七のミッションに要員を派遣してきました。  PKOのミッションの設立目的や活動地域、PKOミッションを構成する派遣国、自衛隊が国連から要請されている役割などはさまざまで、政策的な判断で自衛隊の活動を終了する場合において、すなわち、P...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、森友学園をめぐる私の答弁について御指摘がありました。  小川議員の質疑において、籠池氏の事件を受注したこともなければ裁判を行ったこともない旨の答弁を行いました。これは余りにも私の記憶に自分自身、自信を持っていたがためにそのような答弁をし、まさしく十三年前の...全文を見る
○稲田国務大臣 長崎兼久遺物散布地については、沖縄防衛局と名護市教育委員会が調整の上、名護市教育委員会が実施した調査の結果、キャンプ・シュワブ海域の一部において、碇石等の遺物が発見されたため、昨年七月、その周辺が周知の埋蔵文化財包蔵地として決定されたものと承知をいたしております。...全文を見る
03月16日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(稲田朋美君) ただいま議題となりました駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  平成十八年五月に日米安全保障協議委員会で承認された駐留軍等の再編を実現するため、平成十九年五月に制定さ...全文を見る
03月17日第193回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○稲田国務大臣 英国軍人が、米英間の軍人交流プログラムに基づいて、交換将校として米海兵隊に所属し、米軍の一員として米軍の活動に参加した例があることは承知をいたしております。  在日米軍の施設・区域は、日米安全保障条約第六条に基づき、米軍に対してその使用を求めているものであり、米...全文を見る
○稲田国務大臣 御指摘の英国海兵隊将校について申し上げますと、米海兵隊の訓練目的は、あくまで、米軍みずからが施設・区域を使用し、日米安保条約目的の達成のための米軍の活動の一環として行われたものと承知をしており、また、当該英国軍人は米軍の指揮命令のもとで米軍の一員としてかかる活動に...全文を見る
○稲田国務大臣 一般に自衛隊が諸外国軍隊と訓練を行うに当たっては、戦術技量の向上、相手方の防衛協力の深化といった我が方のニーズを満たすことが重要です。その上で、実施時期、内容、部隊の運用状況を踏まえた双方の都合等について相手方と調整を行い、さらに、今委員も御指摘のように、地元との...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国の安全にとって重要な影響が起きる可能性のある事態でございます。
○稲田国務大臣 今私が申し上げた答弁を補足いたしますと、委員がおっしゃいましたように、一条で「目的」として記載されているところの、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」ということでございます。
○稲田国務大臣 私は、いきなり定義を聞かれたものですから、少し不十分であったことは素直に認めます。素直に認めます。  その上で、やはり定義というのは法律に基づいて申し上げるべきでありますので、この一条における「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員おっしゃいましたように、まさしく私の記憶というか、に基づいて御答弁をいたしましたが、やはり、重要影響事態というような法律的な用語については、国会で答弁する際に、しっかりとその法律の定義をお答えするべきだというふうに思います。  したがって、今、第一条を、「...全文を見る
○稲田国務大臣 文民統制とは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先、または軍事力に対する民主主義的な政治統制を指し、民主主義国家においては確保されなければならない重要な原則であると認識をいたしております。  我が国においては、国会、内閣、防衛省の各レベルで厳格な文民統制の...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省における統制は、文民である防衛大臣が、自衛隊を管理、運営、統制することであるが、防衛副大臣、防衛大臣政務官等の政治任用者の補佐のほか、内部部局の文官による補佐も、この防衛大臣による文民統制を助けるものとして重要な役割を果たしているということでございます。
○稲田国務大臣 そういうことだと思います。
○稲田国務大臣 昨日の答弁を修正しろとおっしゃっているんですけれども、もちろん私は、今回の日報の問題、まさしく、破棄、不開示、すなわち一年未満、用済み後破棄、不開示とした日報を、私の指示のもとで徹底的に捜索をして公表した、これもまたシビリアンコントロールだというふうに思います。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 私が、朝、記者会見した時点では、いまだに特別防衛監察計画、これが開始されておりませんでしたけれども、本日のお昼、これが開始されました。  いずれにせよ、事実関係を徹底的に調査するために特別防衛監察が開始されたことから、今お尋ねの件についてのコメントは差し控えたい...全文を見る
○稲田国務大臣 きょうの朝の記者会見で問われたことは、昨日のNHKニュースに関するお答えでありました。昨日の安保委員会の後のニュースに関する御質問でありましたので、昨日の安保委員会で委員と質疑をした後であることは間違いがないと思います。
○稲田国務大臣 委員の場合、すごく厳密に御質問をされますので、私もそこは厳密にお答えをしているわけでございます。  その上で、陸幕長に事実確認をしたかというのは、昨日も、私、委員会の答弁で申し上げましたように、前日も陸幕長に対して事実確認の指示をしたということは申し上げていると...全文を見る
○稲田国務大臣 委員も、私のきのうの答弁をしっかりと確認してください。私も確認をいたしますけれども、私がきのう答弁申し上げましたのは、一昨日のNHKの報道を受けて、まずは陸幕長に事実関係の確認を指示をいたしました、指示をいたしましたと。そして、陸上自衛隊から離れた独立性の高い立場...全文を見る
○稲田国務大臣 きのうは、何度も何度もその点について質問され、何度も何度もお答えをいたしております。その中で、私は、まずは陸上幕僚長に事実関係の確認を指示をいたしましたがと言っている部分も何回もあると思います。その確認というのは、指示をしたということを言っているわけです。何度も何...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛監察本部は、防衛大臣の権限の一部を分掌し、職員の職務執行における法令の遵守その他の職務執行の適正を確保するための監察に関する事務を所掌していることから、防衛監察の対象は防衛省の職員を対象といたしております。  防衛省の職員のうち、防衛大臣は内閣総理大臣が任命...全文を見る
○稲田国務大臣 今、後藤委員がおっしゃった観点、とても重要だと思いますので、必要とあれば、そういう方々を適宜お呼びして御意見を伺うなどすることは当然だと思います。
○稲田国務大臣 防衛監察監のもとで行いますので、監察監が必要と考えれば、そういったこともあろうかというふうに思います。
○稲田国務大臣 今さまざまテレビや新聞で報道をされております。そういった一つ一つについてコメントすることは差し控えますが、いずれにしましても、この一連の日報の管理のあり方、そしてその状況、そして法令違反がなかったかどうか、そして、そもそもこの日報を一年未満、用済み後廃棄としていた...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げたとおりで、さまざまな報道やさまざまなことが言われておりますけれども、その一つ一つについてコメントすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 専守防衛は、相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限度にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限度のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢をいうものであり、我が国の防衛の基本的な方針でござ...全文を見る
○稲田国務大臣 専守防衛の原則、これは平和安全法制の成立によっても変わっていないというふうに考えます。     〔委員長退席、新藤委員長代理着席〕
○稲田国務大臣 四十七年の政府解釈、それが、外国の武力攻撃があって、そして、そのとき、我が国に対する急迫不正の侵害があったときに必要最小限度の武力の行使ができる、この点について、外国の武力攻撃があって、そして我が国に対しては攻撃がない場合であったとしても、放置しておけば、我が国に...全文を見る
○稲田国務大臣 そのつもりでおります。
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、本日正午前に私から特別防衛監察計画を承認し、既に特別防衛監察が開始されていることから、報道の逐一について私からコメントすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 委員が御指摘になったように、昨日そして一昨日の報道がございました。仮にそれが事実であれば、重大な、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼を損なうことであるというふうに認識をいたしております。
○稲田国務大臣 日報についての報道ということでございます。
○稲田国務大臣 昨日のNHKニュースによれば、陸上幕僚長が日報の存在について報告を受けていた、統幕の背広組が公表しない方針を伝えたというようなのを内容とする報道でございます。
○稲田国務大臣 本件に関しては、事実関係を徹底的に調査する必要があるということで特別防衛監察が開始をされておりますので、コメントは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 先ほども申し上げましたように、本日の正午前に特別防衛監察計画を承認して、監察が開始されておりますので、報道の逐一、幾つも報道が出ておりますけれども、それについて私からコメントをすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 けさ記者会見で申し上げましたように、次官を通じて事実確認をしたということでございます。
○稲田国務大臣 もちろん、昨夜の報道を受けてということでございます。
○稲田国務大臣 直接話をしたのではなくて、次官を通じて確認をしたということでございます。
○稲田国務大臣 次官が確認をされているということを知っておりましたので、私は次官から聞いたということでございます。
○稲田国務大臣 いずれにせよ、私は次官から聞いたということでございます。  と同時に、私は、陸幕長に対して、本件についての事実確認、これは一昨日に指示をしているということでございます。
○稲田国務大臣 夕方、次官にも指示をしておりますので、事実解明については。ですから、それに基づいて次官が統幕長に事実確認をしていることを知っておりましたので、私は、次官を通じて、昨夜のニュースの報道内容について、陸幕長の、今のお尋ねの件について事実確認をした結果を聞いたということ...全文を見る
○稲田国務大臣 隠蔽はしていません。  私は、もちろん、さまざま聞いておりますけれども、ただ、今、独立性の高い立場から徹底的な調査を行わせるため、特別防衛監察が開始をされております。本人が言ったことが本当にそうなのかも含めて、いろいろな人から話を聞いたり、また、さまざまな状況を...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん辰己総括官は毎日のように来られます、私の大臣室に。そこは陸幕長とは違って、毎日のように南スーダンの情勢の説明とかにも来られるわけですから、もちろんさまざまな事実確認はいたしております。
○稲田国務大臣 したがいまして、特別防衛監察が開始されて、個々の、本人の、もちろんいろいろな当事者というか関係者というかに対しての聴取が始まっているわけでありますので、そういった一つ一つのことについてのコメントは差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 私は、本当にもう事実の徹底解明に、もちろん私自身も対象でなくても協力をします。また、陸幕長も陸の事実確認をした上で、それを特別防衛監察に報告をします。そういった形で、徹底的に事実解明を今しているところです。  確かにこの特別防衛監察、過去四回ありまして、かなりそ...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん私自身もさまざま確認はいたしておりますけれども、逐一の報道についてどうだったかというような点について、もう今特別監察が始まっておりますし、また本人のそれぞれの発言と、そしてそのまた裏づけと、いろいろなことがありますので、私は逐一についてコメントするのは差し...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん辰己総括官とは毎日お会いしています。そして、事実関係についてもさまざま、いろいろな方からも私ももちろん聞いておりますけれども、ただ、この特別監察が始まって、そして、その特別防衛監察に関して昨日も会議、その監察監に昨日も会いましたし、きょうも打ち合わせをいた...全文を見る
○稲田国務大臣 何度も申し上げますが、もう既に、本日十二時から特別防衛監察のその計画が実施をされております。そして、その調査に影響があるといけませんし、また、特定の名前が報道もされておりませんし、誰と何を話したか等、また、一つ一つの報道に関してコメントすることは差し控えたいと思い...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の日報の問題は、まさしく国民の知る権利にかかわる重要な問題でもあります。と同時に、情報の保全ということもまたしっかりとやらなければ、我が国の安全保障上、非常に国民の皆さんから疑念を抱かれるものだというふうに思います。  だからこそ、今回、徹底的に事実の解明を...全文を見る
○稲田国務大臣 報道の内容も含め、徹底的に事実解明を行っていく、そして、国民の知る権利、また情報の保全に万全を尽くす体制であるべきだと思いますので、この点に関しては、徹底的に事実解明をした上で、しっかりと改革をしていきたいと思っております。
○稲田国務大臣 今御指摘になった点も含め、事実関係を徹底的に解明した上で、改善すべき点、しっかりと改善してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 国民の知る権利、また情報保全において万全の体制であるかどうかということも含め、しっかりと事実解明をした上で、改善すべき点を改善してまいりたいと考えております。
○稲田国務大臣 今、その田邊調整官が先生のところの事務所に電話して、今はないという言い方をしたかどうかは私は承知はいたしておりませんけれども、本件について、以前、笠井先生から国会で問われ、確認したところ、日報は教訓に係る資料を掲載するのが目的の当該データベースには保管されていない...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、日報は教訓に係る資料を掲載するのが目的の当該データベースには保管されていないと報告を受け、その旨、先生に御報告をしたというふうに承知をいたしております。
○稲田国務大臣 笠井先生から国会で問われて、そして確認をして、当該データベースには保管されていないと私は報告を受けました。そして、それをいつ先生のところに報告したのか、またその内容がどうだったのかということについては、詳細は承知していないということでございます。
○稲田国務大臣 大変恐縮でございますけれども、担当の説明ぶりの一つ一つについては承知をしていないということでございます。
○稲田国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。
○稲田国務大臣 通報者名の中に陸上幕僚長はございます。
○稲田国務大臣 統合幕僚長も通報者名の中にございます。
○稲田国務大臣 陸上自衛隊研究本部長も通報者名の中に存在します。
○稲田国務大臣 本通達は、上級部隊である中央即応集団が派遣施設隊の活動の方針事項を示すために作成し、その中で、派遣施設隊が日報を作成し、中央即応集団司令官に対して報告をすることも定めているところでございます。(笠井委員「なぜ探索しないんですか、最初から」と呼ぶ)  今おっしゃる...全文を見る
○稲田国務大臣 私も探索先が不十分だったという御指摘は認めますけれども、しかし、防衛省において、当初の日報に対する開示請求に対して、三十日間という限られた期間の中で、作成元の派遣施設隊及び報告先の中央即応集団司令部において探索を行い、文書が既に廃棄されていたとの報告を受け、文書不...全文を見る
○稲田国務大臣 通告がございませんので、確認して答弁させていただきます。(笠井委員「確認してください」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 通告がございませんので、後日、確認させていただきます。
○稲田国務大臣 教訓業務実施要領についての通達、陸上幕僚長でございます。
○稲田国務大臣 まず、本件日報は、第一次施設隊が南スーダンに行ってからずっと、一年未満、用済み後廃棄のルールですから、ルール上、用済み後、すなわち、日報をつくって報告をすれば廃棄をする、そういうルールでございます。  その上で、今お尋ねの特別防衛監察、これは十年前にできてから、...全文を見る
○稲田国務大臣 一旦不開示となったものを、私が指示をして開示をしたことはそのとおりでございます。  しかしながら、今回の報道を受けて、やはり徹底的な事実解明と、隠蔽体質というものがあるのであれば改革をしていかなければならないと思いますし、また、今委員が御指摘になった、日報を保存...全文を見る
○稲田国務大臣 全く同感です。  私は、現場の自衛官が見たまま感じたまま書いて、戦闘と書いていることは何も問題にしていません。書いてくださいなんです。  ただ、私が大臣として答弁をするときに、PKO五原則の戦闘行為、戦闘という言葉は非常に重い言葉なので、そういう事象に当たるか...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、南スーダン派遣施設隊の日報は、中央即応集団司令官が南スーダン派遣施設隊長に作成を命じているものであり、教訓には該当せず、教訓に係る資料を掲載するのが目的の当該データベースには保管されていないと報告を受けているところです。
○稲田国務大臣 まず、開示請求されていた七月分の日報については、陸上自衛隊の派遣施設隊及び中央即応集団司令部において探索を行った上で、陸幕長から私に廃棄済みのため不存在と上申を受けております。しかしながら、それを追認したのではなくて、私は、どこか探せばあるんじゃないの、探して、そ...全文を見る
03月21日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(稲田朋美君) 先生御指摘のように、島嶼部への攻撃に対する後方支援能力を向上させることは重要な課題であるというふうに認識をいたしております。  防衛省といたしましては、物資の集積、補給拠点にも活用できる拠点として、平成二十八年三月、与那国島に与那国沿岸監視隊等を配置す...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、開示請求をされておりました南スーダンの日報でございますが、この日報は、一年未満、用済み後廃棄ということで、施設部隊が日々作成をして、そしてそれを報告先である中央即応集団司令部に報告をして破棄をする、そういうルールになっている文書でございました。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、特別防衛監察においては防衛省から独立した立場で、徹底的な事実解明を行います。また、防衛監察の対象に政務三役は含まれておりませんですけれども、事実解明のために必要があれば私も喜んで調査に協力しますということは申し上げているところでご...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 本件に関しては、様々報道されております。  私も、この日報の問題が出ましてから省内でも事実関係、特に一か月間私に報告が遅れた件ですとか、情報公開の在り方や文書管理の仕方等、私は調査を指示をいたしております。  今回、報道によって、指示によって破棄をさ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) もちろん、記者会見において、私が次官を通じて事実関係を確認をしたということを申し述べました。日々、もちろん事務方とは様々接触も取っておりますけれども、もう特別防衛監察が入った以降については、コメントを差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、私は記憶に基づいて自信を持って答弁をいたしましたけれども、それが記憶違いであったということで訂正をして謝罪をさせていただきました。  そして、現時点、私の調査によって、平成十六年十二月九日、森友学園を原告とする抵当権抹消訴訟の第一回口頭弁論、この...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私、本当にこれからはしっかりと確認をしてから答弁をしようと思っております。そして、今までは記憶に余りにも自信がございましたので、大変申し訳ありません、私は担当していなかったものですから……(発言する者あり)今後もです、今後もです、失礼いたしました、今後も...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、私は、私の事務所において、私の弁護士時代に第一回口頭弁論期日に出廷をしたということは確認をしたということでございます。  そして、今の私の事務所での確認状況を申し上げますと、平成十七年八月に政治家になりましてから私は出廷はしておらず、そして、この...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今私が確認しているところにおいてはそういうことでございます。  いずれにいたしましても、これは私が弁護士時代のことでありますし、また、もちろん、十三年前の裁判の第一回口頭弁論期日のことを忘れていたのかと言われて、忘れていたという、本当にそこはしっかり確...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、出廷のための法廷に口頭弁論期日の書面が出されました。そこで、私は、裁判所の口頭弁論期日の調書でございましたので、確認の上、そこは事務所にも確認をして、じゃ、第一回の弁論期日には出たんだろうということで確認をいたしましたが、それ以上のことは確認ができ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今出されているところのこの準備書面の書面が正しいものかどうかということを確認をさせていただきます。(発言する者あり)何を確認したらよろしいですか。
○国務大臣(稲田朋美君) 現在私が確認をいたしているところでは、第一回口頭弁論期日のみ出廷をしたということでございますが、今委員から改めて、この予算委員会で出された書面についての確認ということでございますので、そこは確認をいたして報告をさせていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 現在、弁護士である夫に確認をしているところによりますと、本件一件で、そして名前が載っているのは途中までであると、そして出廷したのは一回きりであるというふうに聞いておりますけれども、今再度確認をした上で報告をさせていただきたいというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、この顧問契約自体も夫個人で契約書を作っておりましたので、私は顧問という認識はございませんでした。しかしながら、その後、弁護士法人にしておりますので、そういう意味においては全く関係がないということは言えないというふうに思いまして、その顧問契約の期間で...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) もちろん確定申告はしているはずでございます。ただ、今いきなり聞かれたのでその確認をしておりませんが、確定申告はしているはずでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 我が事務所では、出廷期日ごとに報告をいたしております。例えば誰がどういうことを言ったかとか、そういうことを報告をいたしておりますが、それについては、我が事務所においては当時は勤務弁護士もおりましたし、この事件自体、私の担当ではございませんので、どういった...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私の事務所のシステムとして、口頭弁論期日ごとに報告書を出しておりますので、勤務員において報告書を出しているものというふうに認識をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 報告は弁護士事務所としてやっているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 顧問契約自体は夫が個人で締結をしておりました。そして、非常に裁判というのは属人的なものですので、この事件を担当していたのは夫だということでございますが、事務所として報告をしていたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。(発言する者あり)そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) そこは確認をしたいと思います、どういう形で報告をしているか。
○国務大臣(稲田朋美君) 父とも面識がありましたし、どういう経過で私が籠池さんと知り合ったかということは記憶にはありませんけれども、父と面識があったこと、私も面識があったことは事実でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 十三年前の裁判の第一回口頭弁論期日に出廷したことを記憶していなかったことに関して、今も記憶をしていないんですけれども、当時、私、自ら担当している訴訟事件もありましたし、日常的な法律案件もございます。また、夫の代わりとして出廷をしております。  第一回口...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 十三年前の裁判の、しかも担当弁護士は夫でございました。多分、その日は、推測するに、夫の都合が付かずに、しかも第一回口頭弁論期日であったために私が出廷したのではないかと推測をいたしております。  余りにも自分の記憶に自信がございまして、そしてそのような答...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、政治家の出処進退、これは政治家自身が判断するべきものだというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の日報の件、これは私が指示をして、そして一年未満、用済み後廃棄、不開示としていたものを防衛省自らが探索をして、そして公表をしたものでございます。  しかしながら、委員が御指摘になりましたように、今回の報道が事実であるとすれば、例えば破棄を指示をする...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、特別防衛監察において事実関係を徹底的に解明をしているところでございます。そして、その事実解明を、徹底的に解明した上で、改善すべき体質があればしっかりと改善をしていくのが私の責任であろうというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 再編交付金は、米軍再編の円滑な実施に資することを目的として、米軍再編による住民生活への影響が増加する地元市町村に対し交付しているものであり、今年度までに十九防衛施設、四十四市町村に対して交付してきたところでございます。  これらの市町村のうち、既に米軍...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、三月十八日の事案について御指摘がございました。  三月十八日、現地時間十時頃、日本時間十六時頃、派遣施設隊の隊員五名がジュバ市内の商店で物資を購入中に南スーダン政府軍の兵士から武器取締りに関する尋問を受け、誤って連行されるという事案が発生をいたしま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、教育勅語に関してお答えする所管ではないので、差し控えたいと思いますけれども、私が予算委員会で申し上げましたのは、教育勅語の中に、今、親孝行とか兄弟仲よく、夫婦仲よく、友達を信じて、そして世界から尊敬される国を目指そうという、今にも生きているそういう...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、その教育勅語の中の不易と流行という意味において、今に通用する普遍的な価値というものが存在するということを述べたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) もちろん、その当該対談が掲載されたのは二〇〇六年十月、私がまさしく政治家として、一年議員として、しかも同僚の議員と対談をした長い対談の文脈の中でそのような一節があったということでございますが、もうそれから既に十年以上が経過しており、その間、様々な方々の御...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、靖国を参拝した後に申し上げましたように、いかなる歴史観に立とうとも、自分の国を守るために出撃した方々に対して感謝と敬意とそして追悼の誠を表するという一国民としての心の問題として参拝をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も申し上げておりますように、その対談をしてから十年以上たっております。全く同じ考えをしているわけではありません。  また、私は、国益のために命懸けで職務に当たるということ、そして一般的な意味において自分の国を命懸けで守っていくということ、そういった...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今私は防衛大臣としてこの場で答弁をいたしております。十年以上前の一政治家としての発言、しかもその中の一行ですね、いろんな文脈の中で、また長い対談の中で申し上げたことを取り消すとか取り消せないとかという問題ではないというふうに思っております。
○国務大臣(稲田朋美君) 教育勅語についての解釈は防衛大臣の所管ではなく、その憲法上の解釈についてお答えすることは差し控えたいと思いますけれども、教育勅語は、戦後の諸改革の中で、これを教育の唯一の根本として神格化して取り扱うことなどが禁止をされて、そして憲法や教育基本法の制定等に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) それは、今、二〇一二年ですか、野党時代の一議員の講演の一節を取られているんだと思います。  私は今、閣僚として憲法を尊重し、擁護することは憲法上の義務であり、当然であるという立場に立って職務に邁進しているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は何度も言っておりますように、日本は法治国家です。そして、憲法遵守義務がございます。そして、私はその講演の中で、今ユーチューブで見られるとおっしゃっておられますので、その中の一行、一行というか、そういうことを申し上げたんでしょうけれども、その一政治家と...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の特別防衛監察計画、この中に、もちろん、一連の経緯について事実関係、徹底的に調査をして、その過程で法令違反があったかどうか、そしてその法令違反があった場合には、その背景、原因等について報告を求め、そしてその上で、今先生がおっしゃった文書管理の在り方、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十五年十二月に策定された現在の防衛計画の大綱においては、南西地域の防衛態勢の強化を始め、各種事態における実効的な抑止及び対処を実現するための前提となる海上優勢及び航空優勢の確実な維持に向けた防衛力の整備を優先することとしており、第一線の部隊、例えば...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国の現在の弾道ミサイル防衛については、海上自衛隊のSM3搭載のイージス艦による上層での迎撃と、航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせ、多層防衛により我が国全域を防衛することといたしております。  現在の自衛隊の具体的態勢について...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 米側は、在沖米海兵隊のグアムへの移転事業を進めるに当たって、二〇〇七年から二〇一〇年まで国家環境政策法に基づく環境影響評価を実施をいたしました。同法では、環境影響評価においては環境影響評価書最終案を公表し、環境に与える影響についての評価を得た後、当該最終...全文を見る
03月22日第193回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○稲田国務大臣 その日の国会の様子やさまざまな状況において異なりますけれども、起床するのは大体四時半から六時半の間ぐらいですね。そして、役所に行くのも、国会があるときには政府控室の場合もありますし、役所に行くこともありますし、官邸にまず行くこともありますし、さまざまでございます。...全文を見る
○稲田国務大臣 大体朝八時ぐらいかなと思います。
○稲田国務大臣 もちろん、私、大臣になりましてから、毎日、ジュバの状況については事務方から報告を受けております。それは、今問題になっている日報からの情報のみならず、現地の情報、そして国連からの情報、他国部隊からの情報、そして、きょう施設隊が何をやる予定で、次に何をやる準備をしてい...全文を見る
○稲田国務大臣 そのように認識しています。
○稲田国務大臣 これは昨年十二月六日に閣議決定をしたものであり、その中において私も了承したということでございます。
○稲田国務大臣 この駆けつけ警護、これは、今までのPKO活動の中でもそういう要請があって、法的根拠がない中でも、邦人保護のために自衛隊員が駆けつけて邦人を保護したりなどいたしました。  そういう要請等もあり、法的根拠、さらには、しっかり訓練をして駆けつけ警護という任務を付与した...全文を見る
○稲田国務大臣 駆けつけ警護の任務を与えたことによって、今、南スーダンで、施設隊の活動しているその業務の内容が変わるわけではありません。あくまでも本質は、施設隊としての活動です。しかも、この駆けつけ警護、何かすごく特別なことをやるということではなくて、今までも、そういう要請がある...全文を見る
○稲田国務大臣 北朝鮮の核、ミサイルに関する動向については、政府として、重大な関心を持って、平素から情報収集、分析に努めておりますが、個々の具体的な情報の内容や分析については、事柄の性質上、コメントは差し控えたいと思います。  その上で申し上げれば、我が国に飛来するミサイル等は...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、南スーダンの新しい国づくりのPKO、まさしく、平成二十四年、施設隊が行ったのは一月、野田政権において大きな決断のもとでPKOを派遣したわけであります。その後、さまざまな武力衝突、大きな衝突がありましたけれども、そこからことしで五年を経過して、施設隊の派遣とし...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年の段階では、国連は新たなPKO部隊、地域保護部隊の増強を決定したものの、南スーダン政府はその受け入れについて態度を明確にしておらず、部隊の展開のめども立っておりませんでした。  また、キール大統領の行う国民対話のような、民族間の融和に向けた、すなわち、南スー...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、新たなPKO部隊の地域保護部隊の増強についても現実に進みつつある。しかも、国民対話など、キール大統領が各地を回って民族融和を進めるための国民対話も進んでいる。そんな中において、一定の区切りをできるような、国連施設の整備が四月末に、また、...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、今回、その日報ですけれども、一年未満、用済み後廃棄と決められていたその日報を不存在、不開示としたものを私の指示で徹底的に捜して、そして公表をした。今、開示請求があるものは全て公表をしているところであります。  しかしながら、さまざま委員会の中で御指摘を受け...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、事実関係として、日報を隠そうなどということは一度も考えたことはありません。むしろ、不存在、不開示といったことを、それを自発的に、私の指示で自発的に公表した、ある意味シビリアンコントロールのきいている例だと思います。今まで、防衛省の中で不存在、不開示となった文...全文を見る
○稲田国務大臣 私は、一貫して日報については情報公開すべきという立場に立って、日報の破棄を指示するようなことは断じてありません。  ただ、今までも国会の中で、では、なぜ見つかってから私に報告するまで一カ月もかかったのかというような点はるる指摘をされてきました。また、今回の報道で...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、隠蔽とおっしゃいますが、出したんです。この日報は全て出しました。百日分も含め全て、今、日報は情報公開をいたしております。そして、破棄をしたこと自体は違法ではありません。  その上で、今の御質問ですけれども、統合幕僚監部に背広組の幹部は何人いるのかという委員...全文を見る
○稲田国務大臣 統合幕僚監部の中で国会答弁を含む対外説明をする担当部署は、統合幕僚監部においては、総括官及び統合幕僚監部参事官付が担当しているところでございます。
○稲田国務大臣 総括官は辰己総括官、統合幕僚監部参事官付は吉田氏でございます。
○稲田国務大臣 幹部の定義にもよりますが、本省課長級以上の者は、統合幕僚監部総括官及び統合幕僚監部参事官の二名ということでございます。
○稲田国務大臣 監察の対象として統合幕僚監部がなっておりますので、そういうことでございます。
○稲田国務大臣 昨年十二月の不開示決定の際には、昨年十一月二十八日に陸上自衛隊が日報を不存在とした判断についての意見照会があり、これに対して統合幕僚監部参事官付政策調整官が、部下職員から照会文書の提示を受け、口頭で、意見なしとの回答を了解いたしました。  政策調整官の了解をもっ...全文を見る
○稲田国務大臣 今御答弁申し上げましたように、意見なしの決裁は、統合幕僚監部参事官付政策調整官が、部下職員から照会文書の提示を受けて了解をしたものであり、統合幕僚監部総括官及び参事官の了解を得ることは行っていないということでございます。
○稲田国務大臣 今先生がお持ちの書類、それを確認させていただいて、答弁させていただきたいと思います。
○稲田国務大臣 今突然、手元の書類を示されておりますけれども、今私が申し上げましたように、決裁をしたのは統合幕僚監部参事官付政策調整官でございまして、この者が部下職員から照会文書の提示を受けて、口頭で、意見なしとの回答を了解したということでございます。
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、統合幕僚監部参事官付政策調整官が、十一月二十八日に、陸上自衛隊が日報等不存在とした判断について意見を求められ、部下職員からその提示を受けて、口頭で、意見なしとの回答を了解したということでございます。  陸上自衛隊の文書であり、陸上自衛隊に...全文を見る
○稲田国務大臣 報道を踏まえて、報道が事実であるとするならば国民の信頼を失うようなことでありますので、特別防衛監察をすることにし、また、特別防衛監察計画を既に十七日付で承認をして、その中において徹底的に事実関係を解明し、改善すべき体質があればしっかりと改善をしていきたいということ...全文を見る
○稲田国務大臣 省の情報公開窓口は大臣官房でもあり、内部部局も当然対象になるということでございます。
○稲田国務大臣 まず、報道の内容について、個別の報道についてコメントは差し控え、独立性の高い立場から徹底した調査を行わせるため特別防衛監察が開始をされているということでございます。  大臣官房、内部部局も当然に対象となっているということでございます。
○稲田国務大臣 私としては、やはり日報というのは第一次資料なので、そこは、可能な範囲で保管する方が望ましいのではないか。そして、あるのであれば、それは国民の皆さん方に公開をしましょうということで、別に民進党から言われたということではなくて、まだ国会も始まっていませんでしたし、公表...全文を見る
○稲田国務大臣 新日米ACSAと新日豪ACSA及び日英ACSAの対象とする活動は、基本的には同じですが、新日米ACSAが対象としている活動のうち、米軍の施設及び区域の警護及び弾道ミサイル等の破壊措置については、新日豪ACSA及び新日英ACSAの対象とはしておりません。  自衛隊...全文を見る
○稲田国務大臣 近年、自衛隊と英国軍は、共同訓練や国際協力活動において、ともに活動する機会が増加しております。例えば、両国がともに参加した第三国での共同訓練は、二〇〇六年以降約三十回に上り、また、二〇一五年のネパール大地震の際の国際緊急援助活動等についても、ともに活動したところで...全文を見る
○稲田国務大臣 一般に、自衛隊が諸外国軍隊と訓練を行うに当たっては、戦術技量の向上や相手方との防衛協力の深化といった我が方のニーズを満たすことが重要です。その上で、実施時期、内容、部隊の運用状況を踏まえた双方の都合等について相手方と調整を行い、地元との調整を踏まえた上で、調整が整...全文を見る
03月22日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十九年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十九年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、身体、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、平成二十六年度以降に係る防衛計画の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国にとって、南シナ海における航行の自由、シーレーンの確保、重要な関心事であって、開かれた自由で平和な海を守るために国際社会が連携していくことは非常に重要だと考えております。  我が国としては、これまでにフィリピンやベトナムなど南シナ海周辺の国々に対...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になったように、我が国にとって、南シナ海における航行の自由及びシーレーンの安全確保は極めて重要な関心事項であって、開かれた自由で平和な海を守るために国際社会が連携していくことは重要だと考えております。  南シナ海において米軍が実施をしてい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今米軍が実施している航行の自由作戦に現時点で自衛隊が参加する予定がないので、今法的に可能か否かについても検討しているわけではありません。  他方、自衛隊の警戒監視活動については、防衛省の所掌事務を規定した防衛省設置法第四条第一項第十八号に基づき実施して...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛関係費の在り方をGDP比と機械的に結び付けることは適切ではないと考えておりますが、第二次安倍政権発足後、それまで十年間防衛関係費が削減されていたものを五年間実質平均〇・八%伸ばす計画になっており、実際、五年連続で増額を図っているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私の弁護士時代の活動に関して、私の記憶に基づいて答弁を申し上げました。と同時に、申し上げましたように、私、大変記憶に自信を持っていたため、あのような言い切り方の発言をしたわけです。そして、籠池氏との顧問契約に関して契約書を確認をいたしました。平成十六年十...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、顧問契約書、稲田龍示個人の契約で締結をしているということを主人との間で聞き取って確認をしていたところであります。契約書自体は確かに少し後になるというか、になりましたけれども、その点の確認はしておりました。しかしながら、委員も御指摘のとおり、しっかり...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 夫から顧問契約、稲田龍示個人で締結をしているというふうに聞いておりました。その書面自体を見たのが後になったということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) その点、現時点において確認が取れておりません。多分、夫が個人で契約をしました。それは私も契約書自体を確認をいたしております。そして、その後、法人になってから契約書を交わしていないのではないかというふうに思いますが、現時点で確認ができている契約書は夫個人の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私が申し上げておりますのは契約書でございます。契約書は稲田龍示と個人で契約をしておりました。その後、法人化をしたわけでありますけれども、その法人と籠池氏との間の契約書自体は存在がまだ確認ができていないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、契約書自体、現在で確認をされておりませんけれども、夫……(発言する者あり)いや、契約書自体は夫個人の契約書、顧問契約書はございます。そして、法人成りした後の契約書、今時点で探しておりますけれども、確認をされておりません。しかしながら、法人化したとき...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 引き続き確認をいたしますけれども、顧問契約については、稲田龍示個人で締結をして、その後、弁護士法人光明会に改組され、同契約が引き継がれたということでございます。私も光明会の社員の立場にありましたので、その限りでは無関係ではないということを御答弁申し上げた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 引き続き確認をいたします。
○国務大臣(稲田朋美君) まずは存在も含め、しっかりと確認をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 当初の契約書は、すなわち夫個人で締結をしている顧問契約書については、私は確認をいたしました。そして、その後、法人化したので、その契約、顧問契約自体が引き継がれたということでございますが、法人化した後の弁護士法人光明会と籠池氏との間の契約書自体は現時点で確...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私が確認をいたしております籠池氏との顧問契約書ですね、その書は、平成十六年十月に西梅田法律事務所稲田龍示として個人で契約が締結をされております。  したがいまして、これは稲田龍示個人の顧問契約ですので、守秘義務の関係もございますので、確認はいたしており...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まずは、その個人であったものが法人化されたこと、そして、その法人の社員の立場に私もあったこと、法人化したことによって同契約も引き継がれたというふうに考えられること、そして、契約が平成二十一年八月頃に終了しているということは、これは夫、聞き取りで聞いており...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私の認識、記憶によりますと、籠池氏から法律相談を受けたというそういう記憶がないということを国会で答弁をしてきたところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、私、昨日御答弁いたしましたのは、顧問料が入っているのであればそれは確定申告をしていますかという御質問でありましたので、確定申告はしているはずだということを申し上げ、昨日これは夫に確認をいたしました。当然、確定申告はしているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 資産報告。
○国務大臣(稲田朋美君) 突然のお尋ねですので、しっかり確認をいたしますけれども、私は大臣就任の間は弁護士法人光明会を脱退をいたしております。そして、大臣に、そうですね、大臣を拝命していないときには弁護士法人光明会の社員の立場にあります。そして、その点についての収入というものは、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 確認をした上で御報告したいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今、高橋局長が御答弁申し上げましたように、特定の地域における水陸両用車AAV7の上陸の適否についてはお答えすることは差し控えますが、防衛省では、平成二十六年八月、東富士演習場においてサンゴ礁を模擬した施設を用いて水陸両用車AAV7の検証を行ったところであ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一般論として申し上げますと、御指摘の北小島及び南小島も含め、我が国の島嶼部については、必ずしも全域がサンゴ礁で囲まれているわけでなく、サンゴ礁を避けた運用が可能であること、潮位や形状によっては必ずしもサンゴ礁の存在自体が運用上の障害となり得ないこと、施設...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 検証実験の結果、一定の水深以上の障害物は通過可能ですが、一定の水深以下においては通過できない場合も生起することは確認をいたしておりますけれども、様々な状況の中でどういった場合に上陸の適否があるか、一概に申し上げることはできないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 先生が提出をされたこの表について事務方から説明も受けました。高いものもあれば安いものもあるということでございます。品質もありますし、直近の調達実績を基に単価を設定をして、要求価格を算出をしているものと承知をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 車両の中の、車両に搭載されているところの救急品はまだ見ておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 確かに、委員が御指摘のように、募集広報の動画の作成のために一・五億円を計上し、これを除くと、既存の事業分を差し引いても全額として減額となっているのは事実でございます。  しかしながら、具体的には一回の試験の回数の柔軟化、実際の募集活動に当たる広報官の活...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省・自衛隊に対する大きな応援と受け止めさせていただいて、しっかりと確保してまいりたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 北朝鮮に関しては、昨年、二回の核実験、二十発以上の弾道ミサイル、新たな段階と脅威になっております。また、三月六日にも北朝鮮は四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射し、そのうち三発は我が国のEEZ内に、残り一発は排他的経済水域付近に落下したと見られます。北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘になられましたように、平成十八年以降、米軍の嘉手納、三沢及び岩国飛行場から六つの自衛隊基地である千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原基地へ航空機の訓練移転を実施しており、小松基地においてはこれまでに十回の訓練移転を実施をしております。  再...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先般、今委員御指摘の日本学術会議の安全保障と学術に関する検討委員会が取りまとめた軍事的安全保障研究に関する声明案については承知をいたしておりますが、同声明案は同会議が独立の立場において検討しているものであり、防衛省としてコメントすることは差し控えます。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 北朝鮮は、北朝鮮の脅威、新たな段階に入っていると認識をしております。その上で、固形燃料の開発、そしてICBMを含めた各種弾道ミサイルの発射を含め、核・ミサイル開発の活動を継続する姿勢を崩しておりません。また、北朝鮮は米韓の連合の演習に反発してきていて、更...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 訓練移転という観点からいたしますと、先ほど外務大臣も答弁いたしましたように、在沖海兵隊が行っている訓練の主体は、沖縄本島に所在する北部訓練場等において即応性を維持することを主眼とした実戦的かつ総合的な合同訓練であるというふうに認識をいたしております。この...全文を見る
03月23日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になりましたように、三月十八日、土曜日の現地時間十時十分頃、日本時間十六時十分頃に、南スーダン政府軍の兵士から尋問を受け、誤って連行された派遣施設隊員は、尋問から約十分後には派遣施設隊に電話にて一報いたしました。また、派遣施設隊から本省への...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 駆け付け警護は、自衛隊部隊の近傍でNGO等の活動関係者が襲われ、他に速やかに対応できる現地治安当局や国連部隊等が存在しないといった極めて限定的な場面で、緊急の要請を受け、その人道性、緊急性に鑑み、応急的かつ一時的な措置としてその能力の範囲で行うものでござ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊法九十五条により、職務上警護するに当たり、人又は武器等を防護するため必要と認める相当な理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる、可能であるというふうに考えます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回は、先ほど申し上げましたように、相手方の軍服、発言内容を総合的に勘案して、南スーダン政府軍の要員であると隊員は判断をいたしました。そして、その隊員への尋問、誤った連行が行われた事案について、施設隊、現地日本大使館の迅速かつ正確な対応によって早急な解決...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) その相手方の、南スーダン政府軍であったことや一連の状況を判断をし、また、本事案では隊員は落ち着いて対応し、現場のSPLA兵士とトラブルに発展もなく、けがもなかった、また、派遣施設隊と現地日本大使館が緊密に連携して発生後約一時間という短時間で解決したこと、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 九十五条の武器を使用する場合にその退避行動が必要であったかどうかということは確認をすべきだと思いますけれども、この条文からいたしますと。  ただ、本件におきましては、そういう武器を使用する、使用しなければならないというような状況ではなく、現場の隊員は落...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そもそも、自衛隊法九十五条による武器を使用する場合の要件として、武器等の退避によってもその防護が不可能である場合等、他に手段のないやむを得ない場合でなければ武器を使用できないという、この武器の使用の要件でございます。  本件は武器を使用しなければならな...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、辰己総括官の方から御答弁申し上げましたように、当時の状況からして、武器を使用するような状況ではなかった。また、やはり、そういう状況の下で最も重要なことは、必ずしも武器を守るというよりも、むしろ自分の身を守ってトラブルなく対応することではないかというふ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私が申し上げましたのは、今回の事案において武器を没収されたということについて、武器を没収されないように守ることよりも、むしろ自分の身を守り、またトラブルなく対応することを優先させた隊員の行動は適切であり、そしてその結果、現場のSPLAの兵士とトラブルに発...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一つは、本件のこの監察における一連の経緯、一連の経緯の事実確認、ここはやっぱり徹底的に調査する必要があると思います。そして、その中において、この一連の経緯における日報の保管、破棄の行政文書管理関連規則の遵守状況、防衛省文書管理規則、陸上自衛隊文書管理規則...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、私がこの特別防衛監察を開始する以前に隠蔽がありませんというふうに申し上げておりましたのは、情報開示請求をされた日報に関して、防衛省自らが発見をして、そして全て公表しているということを受けて私はそのように繰り返し答弁をしてきたところであります。  ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 結果として、やはり当初の開示請求への対応には不十分な点があった、たとえ後から公表したとしても、最初の開示請求については不十分な点があったことは否めません。既に、陸上自衛隊も含め、文書管理の在り方、情報公開への対応の在り方などを含め、調査を実施し、再発防止...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、この日報自体は、一年未満用済み後廃棄、すなわち廃棄することは違法ではない、むしろ廃棄すべき日報で、そして、そこは廃棄により不存在で不開示にしたと十二月十六日に報告を受けたところでございます。  そして、私は、まさしく自分の今までの、弁護士としても...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一月の段階では、当初文書不存在と、陸幕長からの報告は、日報を作っている派遣施設隊とその報告先であるところの中央即応集団とを探索して不存在であったということであり、また出てきたのは統幕から出てきて、出したということでございます。  もちろん、最初の捜索の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、日報自体は用済み後廃棄の扱いの文書で、廃棄すること自体は違法ではないわけでございます。そして、防衛省自らが日報を発見をして公表をしているところでございます。  そして、その間において私に対する報告が遅れていたこと、さらには、その文書の管理の在り方...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、既に特別防衛監察計画、承認をして、さらにはその監察が開始されております。したがいまして、様々報道はされておりますけれども、その結果について私はここで予断を持ってお答えをすることは控えたいと思いますが、徹底的な調査、そして徹底的な事実解明、その上で、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 予断をすることは差し控え、それにおいてしっかりと対処していきたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 事実関係の徹底的な解明が私は必要だと思っております。その結果について予断を持って、また仮にということではなく、私は、改めるべき体質、しっかりと改善していくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 徹底的な調査の上、事実関係を明らかにした上で、改める体質があればしっかり改善していくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 結果について予断することは控えたいと思います。しかし、どうしてもとおっしゃるのであれば、仮にですよ、仮にそこに違反行為、違法行為があるのであれば、厳正に対処することは当然であり、そして、改めるべき体質があれば改善をしていくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 先般の報道を受けまして、報道されている内容が事実であるとすれば、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼を大きく損ないかねないものであることから、私の責任の下で陸上自衛隊から離れた独立性の高い立場から徹底した調査を行わせることが重要と考え、元検事長を長とし、現役...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) それについても今後、特別監察の中で検証が行われるものでございますので、詳細についてはお答えすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、本件に関してはしっかり、何が客観的事実であったか、事実の徹底的な解明が必要であると思っております。  その上で、当日に、まず陸幕長にこの一連の事実経過について事実の解明を指示をいたしております。そして、その陸の中で解明した事実を更に特別監察に報告...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) この特別防衛監察においては、関係者への聞き取り、必要な場所への立入り、書類の確認等が含まれ、その間の調査は独立した立場の専門家に委ねることが必要だと考えており、この点は御理解をいただきたいと考えます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の南スーダンの日報、一年未満、用済み後廃棄、廃棄すること自体は違法ではなく、一旦不開示としたものを防衛省自らが捜索をして公表したものであります。  しかしながら、今回の報道を受け、特別防衛監察において事実関係を徹底的に調査をした上で、改めるべき体質...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 特別監察の対象に関しては、行政文書管理関連規則の遵守の状況について、一連の経過における本件日報の保管や廃棄に係る行政文書管理関連規則の遵守状況ということでお願いをいたしております。  その特別監察にお願いをしていることは、まず徹底的な事実解明とその遵守...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、文書関連規則の遵守状況に関しては監察の対象であります。また、規則の運用についても、改めるべき点は改めるということになろうかと思いますが、まずは監察の結果を予断を持って予想をすることは差し控えたいということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 監察の結果、改めるべき点があれば改めるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場については、日米安保体制を支える基盤として非常に重要な防衛施設である一方、市街地の真ん中に位置し、米軍機による航空機騒音については周辺住民の方々に多大な御負担をお掛けしていると認識をしております。  その上で申し上げれば、日米安保条約は、我...全文を見る
03月24日第193回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(稲田朋美君) 我が国の弾道ミサイルの脅威に関して、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、日米安保体制による抑止力、対処力の向上に努めることにより、まさしく新たな段階の脅威に入っている弾道ミサイルの脅威に対して適切に対応していくこととしております。 ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) いわゆる戦時に適用される戦時国際法や国際人道法の定義については、国際法学者の間で議論があるところと承知をいたしております。  その上で申し上げれば、いわゆる戦時に適用される戦時国際法の中には、専ら人道的な要請から武力紛争の犠牲者、捕虜、文民などを保護す...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御答弁いたしましたように、我が国はジュネーブ諸条約や陸戦法規慣例ニ関スル条約の締結国であり、我が国が紛争当事者である場合にはそれらの適用を受けるものと理解をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 国連は、PKO部隊は紛争当事者ではないとして武力紛争法が適用されないとの立場でありますが、国連PKOも武力紛争法の基本原則及び規則を遵守しなければならないとしている、これが一九九九年国連事務総長告示でございます。  ただし、攻撃対象ではなく、文民として...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 国連PKOの性格自体が変わったというのはそれぞれの解釈ではないかというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) そうです。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、日本がPKOに派遣する、今も南スーダンそうですけれども、紛争当事者がいなくなって、そして今、PKO法の三条一号、三号ですけれども、紛争当事者がいなくなった状況で派遣をしておりますので、そもそも派遣部隊が武力の行使をするということはあり得ないというこ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 政府としては、北朝鮮による核・弾道ミサイルの開発や運用能力の向上が、昨年来、我が国を含む地域及び国際社会に対する新たな段階の脅威となっていると認識をしております。  防衛省としては、平素より、電波情報、画像情報、公開情報等の収集、分析、また、米国や韓国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、最初の御質問ですけれども、我が国は、弾道ミサイルの脅威に対して、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、日米安保体制による抑止力、対処力の向上に努めることにより適切に対応することといたしております。    〔委員長退席、理事二之湯...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私はこれまで夫の稲田龍示弁護士から、自分、自分、稲田龍示ですね、は土地売却には一切関係していないとの説明を受けておりました。  昨日の証人喚問における籠池氏の証言をお聞きして、急遽、稲田弁護士に確認をいたしましたが、この説明に間違いはなく、福島議員の質...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 財務局や航空局のどなたが何名来られるのか分からなかったところ、大勢で来られたので急遽椅子をたくさん入れて対応しました。弁護士法人光明会としては、夫と、あと弁護士二人が立ち会いました。  話の冒頭、稲田龍示弁護士たちは、籠池氏の代理人でも顧問でもないが、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 記憶も曖昧であって詳細は不明ですが、小学校建設のために借りている土地の土壌汚染対応の立替え費用をいつになったら返してくれるのかという話の繰り返しだったように記憶しているそうです。籠池夫人が立替え費用が払われないことなどに……
○国務大臣(稲田朋美君) 激しい怒りをぶちまけていたことが印象に残っていたということでございます。  なお、同じ豊中の土地に関することですが、売却の話ではなく……
○国務大臣(稲田朋美君) はい。  なお、この件については費用は受け取っておらず、これ以来籠池氏からは連絡がなかったということでございます。
03月27日第193回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊としても、捜索、救助を全力を尽くして行っているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 失礼いたしました。  宇都宮の十二特科隊、そして十二ヘリコプター隊が、消防そして警察と連携の上、捜索、救助に当たっているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 既に報告を受けていたところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回総理とともにハワイを訪問いたしまして、この訪問で、やはり二度と戦争の惨禍を繰り返してはいけないとの未来に向けた決意を新たにするとともに、かつて敵国として最も熾烈に戦ったこの日米が今は世界で最も緊密な同盟国にあるということ、そして、両国のために命をささ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 公務としてハワイを訪問したということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 公務としてハワイを訪問したということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 記帳する場面があったようには記憶はいたしておりませんが、確認をさせていただきたいと思います、通告がございませんでしたので。
○国務大臣(稲田朋美君) 国民の一人として参拝をしました。
○国務大臣(稲田朋美君) 恐縮ですが、私的か公式かのちょっと定義を、白眞勲委員がお尋ねになっているところをまずお聞かせいただければというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 稲田朋美として参拝をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大臣という記帳はしておりますけれども、稲田朋美、一国民として参拝をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 記帳において肩書を付すことは一般的に行われております。そして、肩書を付したからといって私人であることに、性格が失われるものではないと承知をいたしておりますし、参拝した後にもその旨はしっかりと記者会見の中でも述べているところ、記者会見じゃないですね、ぶら下...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も申し上げておりますが、靖国神社に参拝するしない、心の問題だというふうに考えておりますので、それについて、今お尋ねになった、安倍総理が訪問された、参拝されたことについてコメントする立場にはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 様々報道されておりましたけれども、防衛大臣としてお答えする立場にはありません。
○国務大臣(稲田朋美君) 今御答弁いたしましたように、私がコメントする立場にはないというふうに思います。お答えする立場にはないというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回とはどの回でしょうか。
○国務大臣(稲田朋美君) 今、白眞勲委員がお尋ねになっているのは、総理が靖国参拝された際のアメリカの大使館のコメントをどう思うのかという御質問ではないかと推測をいたします。それについては、私はお答えをする立場にはないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、いかなる歴史観に立とうとも、また敵味方であろうとも、国の内外を問わず、祖国のために命をささげた方々に対して感謝と敬意、追悼の意を表すること、私は、それは国民の一人として当然であるという思いで参拝をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私的な参拝でございますし、特段総理に御相談をすることではないというふうに思いますが、個別のやり取りに関してはお答えは差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 私的な行動についての個別なやり取りに関してお答えをする立場ではないというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 前回も御答弁をいたしましたが、稲田龍示弁護士からは、本件土地の売却には一切関係していないと説明を受けておりました。三月二十三日、籠池氏の証言をお聞きして確認をいたしましたが、今の説明には間違いがないということでございます。  今おっしゃっている、来られ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、平成二十八年一月に籠池氏が弁護士法人光明会に相談に来られたのは借地の土壌汚染対応の立替え費用の件についてであって、土地売却の件ではなく……(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) それ以降全く何の連絡もないということでございますから、私は、その土地売却について夫の稲田龍示弁護士が何ら関係をしていないということは、そのとおりだというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) この件というかどうかは別にして、顧問契約は平成二十一年八月に終了しております。その後、今年になって突然、去年ですか、去年突然お電話をされて一回来られ、そしてその後にもう一度来られたということでございますが、土地売却については関係はしていないということでご...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、夫は、稲田龍示弁護士は森友学園の土地売却には全く関与しておらず、従前の答弁には間違いがないというふうに私は思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 夫からは、森友学園の土地売却には関係しておらず、借地の、借地のですよ、土地、土壌汚染対応の立替え費用の件であって、土地売却の件についてではないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) しかも、先ほど申し上げましたように、弁護士法人光明会としては、代理人として話を聞くことはできないし、本件について話をすることもないが、それでもよければ構わないという前提で話をしてもらうことにし、費用も受け取っておらず、先方からはそれ以降何の連絡もない。す...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 代理人でもないし、顧問でもないという前提で話を聞いたのが借地の土壌汚染対応の立替え費用の件であったということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) ほとんど発言はしなかったと聞いております。また、私の配偶者とはいえ、夫も別人格の私人として弁護士活動を実施しています。また、弁護士にとって、相談したいことがあると訪ねる来訪者に対して何も話を聞かずに面会しないということは難しいと思います。  いずれにせ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 冒頭申し上げましたように、夫からは、自分は土地売却には一切関与していないという説明を受けてきております。そして、先ほど申し上げましたように、売却の話ではなくて、借地の土地汚染対応の立替え費用の返還のお話であり、費用も受け取っておらず、これ以降先方からは何...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 夫から是非説明してほしいと言われておりますことから、申し添えさせていただきますという形で申し述べたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 十三年前の裁判のことでございました。小川議員からいきなり書面を示されて、また、私もそれは担当弁護士ではありませんでしたので、私は記憶に基づいて、関与していない、その訴訟は自分がやっていないということを申し上げたわけでございます。しかしながら、第一回口頭弁...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) しっかりと記憶に基づいて、そして誠実に答弁をしておりますし、これからも答弁に……(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 誠実に答弁を続けてまいりたいと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 存じておりませんでした。
03月28日第193回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(稲田朋美君) まず、私は記憶に基づいて答弁をしております。虚偽を言ったという認識はありません。十三年前の抵当権抹消事件についていきなり小川委員から、テレビ入りの質疑で、準備書面とおぼしき一枚目、これは資料にも出ておらず、出所不明だったものを示されて、私は記憶にありませ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 抵当権抹消訴訟について記憶が間違っていたこと、これは訂正をして謝罪をさせていただきました。  今後とも、誠実な答弁に心掛け、誠心誠意職務に邁進してまいりたいと考えております。
03月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(稲田朋美君) 前回、委員との御議論の中で、委員は自衛隊法九十五条の武器等防護の規定に当たるのではないかというそういう状況を前提としてお尋ねがあったかというふうに思います。  しかしながら、私が御答弁申し上げましたのは、その当時の状況は、南スーダンのSPLA兵士から武...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) その今御指摘になった答弁に関しては、文書管理者である南スーダンに派遣をされている施設部隊の隊長が、日々のその日報を報告先であるところの中央即応集団司令部に報告をすれば用済みということで、その文書管理者であるところの施設隊隊長が判断をするということだという...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そこで言う用済みとは、派遣施設隊隊長がその報告を、中央即応集団に報告を発信というか、それが届く、届いて、それを報告し終わるという状況というふうに考えられるのではないかというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 派遣施設隊の文書管理者は派遣施設隊隊長でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことはあり得たということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 各文書管理者、例えば施設隊の文書管理者は派遣施設隊長ですし、その報告先の中央即応集団司令部の文書管理者は中央即応集団司令部防衛部長でございます。  そういう意味におきまして、各文書管理者がそれぞれが所管する事務及び事業の性質、内容が異なりますので、たと...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) その文書管理者である中央即応集団司令部防衛部長の判断でございますが、一般的に言いますと、施設隊がその日々の報告を中央即応集団司令部に送り、そこにおいてその日々の日報の中からモーニングレポートを作成をするということでございますので、その日報を参照にしてモー...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、日報だけではなくて、いろんな情報また資料はございます。更に言えば、七月の状況が武力衝突か戦闘かというそういう切り口ではなくて、そういう切り口ではなくて、ただ、今委員がおっしゃったその視点というのは私も理解はできます。  そして、私自身も、自衛隊の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、破棄したことは問題だということに関して、破棄したこと自体は規則にのっとっているので、それは問題ではないということが一点。  それともう一つは、やはり今申し上げましたように、施設隊が作っている一次資料でもありますし、どこかにあるのではないのか、もし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、官房長官は先日の会見で、あくまで一般論として、行政の長が法令によって与えられた権限をその法令の目的とは異なる目的で行使することは権限の濫用であって違法である、そのような違法な行為に対して、国として損害賠償請求権の行使を含め、法令に基づく所要の措置を...全文を見る
03月31日第193回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官定数の変更、陸上自衛隊及び航空自衛隊の組織の改編並びに日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 青柳議員にお答えいたします。  南スーダンの自衛隊施設部隊の活動を終了させる理由についてお尋ねがありました。  今般、自衛隊の施設部隊の活動を終了させるのは、現在、国連の地域保護部隊の展開が開始されつつあり、また、南スーダン政府は、民族融和を進めるた...全文を見る
03月31日第193回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(稲田朋美君) 堀井議員にお答えいたします。  日米ACSA、日豪ACSAにおける物品、役務の提供の実績及びその範囲についてお尋ねがありました。  日米ACSAについては、平成八年十月の発効以降、平成二十七年度までの間に、日米間で約八千七百件の提供実績があります。具...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 小西議員にお答えいたします。  戦闘行為の事実認定についてお尋ねがありました。  南スーダンの首都ジュバにおいて昨年七月に発生した事案については、戦車や迫撃砲、機関銃なども使用されたとの事実をしっかりと踏まえた上で、単なる小競り合いではなく、まさに大...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君)(続) 次に、軍人勅諭や教育勅語の下での教育や軍隊とさきの大戦及び塚本幼稚園における教育勅語暗唱に関する見解についてお尋ねがありました。  まず、教育勅語は防衛大臣の所管ではなく、お答えする立場にありませんが、教育勅語を戦前のように教育の唯一の根本理念と...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平木議員にお答えいたします。  まず、大量破壊兵器等の提供、輸送及び五党合意についてお尋ねがありました。  一昨年の平和安全法制に係る審議において、大量破壊兵器等の輸送は行わないとしたいわゆる五党合意がなされました。政府としては、五党合意の趣旨を尊重...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 浅田議員にお答えいたします。  まず、ACSAの下での米軍の武器の輸送等についてお尋ねがありました。  現行の国内法令上、物品の提供として自衛隊の武器を提供することはできませんが、米軍の武器を輸送、保管、修理又は整備することは排除されていません。また...全文を見る
04月03日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○稲田国務大臣 まず、委員御指摘の行事ですけれども、それは部外の団体が主催したもので、防衛省・自衛隊が参加した行事に塚本幼稚園の園児が参加された十四件のうち、十三件の行事に海上自衛隊呉地方総監や阪神基地隊司令が参加していることを確認いたしております。  その上で、塚本幼稚園の園...全文を見る
○稲田国務大臣 当該十四件の行事の中で塚本幼稚園の園児が教育勅語の唱和を行っているか否かについて、関係者への聞き取りや残されている資料の確認をいたしました。ホームページに記載されていることは承知をいたしておりますが、現時点で、関係者への聞き取り、残されている資料等において塚本幼稚...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、日報に関しては、私の指示で、用済み後廃棄としたものを探して公表したわけでございます。しかしながら、今、報道を受けて、特別監察をして徹底的に事実調査をしている、まさしくそういう段階でございます。  この十四の行事に関しては、自衛隊・防衛省ではなく部外団体が主...全文を見る
○稲田国務大臣 籠池氏に関しては、現在、国会における議論がなされ、またさまざまな報道等がなされているところでございます。本件については、籠池氏に関する事実関係を踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えております。
04月04日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今委員も御指摘になり、外務大臣からも御答弁がありましたように、国民の命と平和な暮らしを守り抜く、しかも我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中において、国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献をするためにはあらゆる事態に対する切れ目のない対応...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今先生御指摘の危険な感染症については、バイオテロリズムを始めとして直接的に国民の安全の脅威となる場合がある、また、御指摘のように、海外で発生した場合であったとしても、人から人へ、あるいは物の移動を通じて国内へ流入する場合があることから、国民の生命と財産に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 政府といたしましては、平和安全法制の成立時に行った閣議決定のとおり、五党合意の趣旨を尊重し、適切に対処していく考えであり、これまで防衛当局間のレベルでも、相手国に対して我が国の国内法令及び五党合意の内容について説明をしてきたところでございます。  実際...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今先生が御指摘になりましたように、一般に災害派遣や国際緊急援助活動において自衛隊が武器を使用するということはなく、直接人を殺傷する手段として拳銃、小銃、機関銃等に使用される弾薬を提供することはありません。他方、マリンマーカーなどの弾薬については、海上で遭...全文を見る
04月06日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘の国連南スーダンミッションに対する弾薬の提供は、韓国隊の隊員等の生命、身体を保護するために必要なものとして、国連からの緊急の要請を受け、当時のPKO法第二十五条、現行第三十条の規定に基づく物資協力として実施をしたものです。この物資協力は、国連...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 教育内容に関しては防衛大臣の所管ではなく、お答えすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今お答えをいたしましたのは、その教育内容、さらには教材に関してお答えする立場にはないということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 今副大臣がお答えになったとおり、松野大臣から、「わが闘争」に書かれている内容の精神をそのまま生徒児童に伝える目的を持ってこれが使用されるというのであれば、当然のことながら適切でないという一方で、民族差別的な発想があった歴史的な時代があったということに関し...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大学校の所管大臣として今の御答弁をさせていただいたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) それについては所管だということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今の先生の質問がどういう趣旨で問われているのか明確ではありませんが、今の防衛省設置法上の防衛大学校の教育という意味において防衛大臣の所管であるということは、そのとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) その御質問については先ほど副大臣が答弁し、私が先ほど引用したとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 入ってくる、入所する隊員に対して、先日もお話をする機会がありました。その際には、私は、やはりこれから様々我が国を取り巻く課題が大きい中で、この自衛隊・防衛省の役割は大きくなっていく、しっかりと日本らしい活動を、活躍を海外でもしていますし、また、この難局に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まさしく、私の覚悟としても、この我が国を取り巻く環境の中で緊張感を持って職務に邁進をしたいということは申し上げているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の日報に関しては、日報の取扱い自体は、一年未満、用済み後廃棄というルールにのっとって廃棄、施設隊では廃棄をしていたものでございます。そして、一旦は不存在、そして不開示としたものを、私の指示で自発的に探索をして全て公表をいたしているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、四十七年見解ですね、その四十七年見解の基本的な論理、これを分かりやすく申し上げますと、憲法九条の下でも……(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対処する場合には、例外的に自衛のための武力の行使が許されるというものなんです。(発言する者あり)政府見解は。そうなんです。  平和安全法制においても昭和四十...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、その四十七年見解に対する前提が全く違う中でその質問にお答えする必要はないと考えますし、先ほどから申し上げておりますように、安倍内閣の一員としてしっかりと職責を果たしていくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 何度もこの問題について私は委員と議論をしているわけでございます。そして、昭和四十七年見解、この基本的論理、さらには砂川判決についても議論をしているところでございます。その議論がかみ合っていないことは事実でございます。  しかしながら、私は、この平和安全...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、この平和安全法制が憲法に違反しているという前提で委員は御質問されております。しかし、私は、憲法に合致しているし、さらには与党だけではなく野党三党の賛成も得て、より幅広い合意を形成した上で成立をしている法律でございます。  したがいまして、るる委員...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、教育勅語は防衛大臣の所管ではなく、お答えする立場にはありませんが、先ほど来御答弁ありますように、教育勅語を戦前のように教育の唯一の根本理念として復活させるべきとは考えてはおりません。  また、塚本幼稚園を含め、学校等における具体的な教育方法につい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、軍人勅諭のお話がございました。軍人勅諭についても教育勅語と同様に現行憲法の下で既にその効力を失っているというふうに承知をいたしております。  自衛官に関して言えば、先ほど来先生が御指摘になっているように、自衛隊法五十二条に定める服務の本旨に基づき、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 教育勅語の解釈に関しては私の所管ではなく、お答えは差し控えたいというふうに思います。  いずれにせよ、教育勅語を戦前のように唯一の根本理念として、教育の唯一の根本理念として復活させるべきとは全く考えておらず、防衛大臣としては、これ以上、教育勅語について...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど述べましたように、さきの大戦についての私の認識は、戦後七十年の内閣総理大臣の談話で述べられたとおりであって、尊い犠牲の下に現在の平和があることをかみしめ、私は防衛大臣として、我が国の平和と安全、国際社会の平和と安定に全力を尽くすということでございま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になった報道、さらには情報について承知をいたしておりますけれども、アメリカも重大な関心を持って情報収集、分析に努めていること、また、今回の弾道ミサイル発射の意図、目的、弾種について断定的にお答えすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 先般の日ロ2プラス2及び防衛大臣会談において、私からは、北方領土への地対艦ミサイルの配備や北方四島を含み得る諸島への新たな師団の配備、これは、北方四島は我が国固有の領土であるという我が国の立場と相入れないものであり、遺憾であるという旨を申し上げたところで...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 北方四島は我が国固有の領土であって、現在の地対艦ミサイルの配備、また北方四島を含み得る諸島への新たな師団の配備、これは我が国の立場と相入れないものである、さらには遺憾である旨申し入れたところでございます。  これ以上の詳細については、相手国との関係もあ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の2プラス2の会談において、また防衛大臣会談において、北方四島は我が国固有の領土であるとの我が国の立場と相入れないものであり、遺憾である旨申し入れたところであり、引き続き我が国の立場を申し入れていく所存でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 北方四島におけるロシア軍による軍備強化について、これは、北方四島は我が国固有の領土であるとの我が国の立場と相入れないものであります。引き続き我が国の立場を申し入れていく所存でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 2プラス2と、あと防衛大臣会談において、ロシア側からは、米軍のBMDシステムは地域の戦略バランスを崩すおそれがあるという懸念が表明されたところです。  これ以上の詳細についてはお答えは差し控えますが、その上で申し上げれば、これらの会談において私から、我...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国の活動が他国の武力の行使と一体化するかの判断については、従来から、戦闘行為が行われている又は行われようとしている地点と当該行動がなされる場所との地理的関係、当該行動等の具体的内容、他国の武力の行使の任に当たる者との関係の密接性、協力しようとする相手...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、南スーダンの状況に関して、南スーダンの治安情勢、極めて厳しいものであるということは認識をいたしておりますが、他方、他方ですね、武力紛争の当事者となり得る国家に準ずる組織は存在しておらず、いわゆるPKO参加五原則は一貫して満たされているということは申...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 発進準備中の航空機に対する給油支援の形態については様々な形態がありますが、一般的に基地におけるもの、艦船上におけるもの、空中給油機によるものなどがあると考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 戦闘作戦行動のために発進準備中の航空機に対する給油及び整備に関しては、重要影響事態法に改正する前の周辺事態法の制定時において当時の大森法制局長官御自身が明確に答弁しているとおり、個々の戦闘行為との密接な関係があるのではないかということで慎重な検討を要する...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一般的な情報交換の一環としての情報の提供は、一般論として実力の行使には当たらないため、憲法九条との関係で問題はありません。  しかし、情報収集については、従来から、例えば特定の国の武力の行使を直接支援するために偵察行動を行うような情報収集を行い、これを...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほどの、一般的な情報交換の一環としての情報提供は九条との関係では問題がないと。しかし、ある目標に、方位何度何分、角度何度で撃てというような、情報提供にとどまらない軍事作戦上の指揮命令の範疇に入るものは憲法上問題がある可能性があるということを答弁させてい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げたことのエッセンスですけれども、一般的な情報交換の一環としての情報の提供は九条の問題にはなりませんと、なりませんと。しかし、ある目標に、ある目標に南緯何度何分、角度何度で撃てというような行為は、情報の提供にとどまらず軍事作戦上の指揮命令の範疇に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 英国は、グローバルな影響力を持つ大国であるとともに、安全保障面でも米国の重要な同盟国として我が国と戦略的利益を共有していることから、防衛省・自衛隊は、御指摘のような防衛装備、技術分野を含め、様々な分野において英国との防衛協力を強化しております。    ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 中国の核戦略の今後について予断を持ってお答えすることは差し控えます。  その上で申し上げますと、中国は継続的に高い水準で国防費を増加させ、核・ミサイル戦力などの軍事力を広範かつ急速に拡大をしております。また、現在進められている軍改革において陸海空軍と同...全文を見る
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○稲田国務大臣 平成二十六年度における防衛省主管の一般会計歳入決算及び防衛省所管の一般会計歳出決算並びに東日本大震災復興特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、防衛省主管一般会計の歳入につきまして御説明申し上げます。  収納済み歳入額は六百二億...全文を見る
○稲田国務大臣 平成二十六年度及び平成二十七年度決算検査報告において会計検査院から指摘を受けました事項につきましては、まことに遺憾に存じております。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、会計法令の遵守を図るとともに、綱紀粛正のより一層の徹底に努め、かかる事態の再...全文を見る
○稲田国務大臣 シリアにおいて化学兵器による甚大な被害が発生したことは認識をしておりますが、それ以上の事実関係の詳細については国連機関が調査中、このように認識をしているということでございます。
○稲田国務大臣 シリア情勢を含め、米国と平素からさまざまなやりとりを行っておりますが、先方との関係もありますことから、個別の内容についてお答えをすることは差し控えたいと思います。
○稲田国務大臣 今回の米軍の行動に対する我が国の受けとめは、総理が既に述べられているとおりでございます。  国際社会は、シリアにおける化学兵器による無辜の一般人の被害という惨状を目の当たりにしてきました。これに対して、化学兵器の拡散を防ぎ、その使用を抑止するために責任を果たそう...全文を見る
○稲田国務大臣 その決意を支持するということでございます。
○稲田国務大臣 シリアにおける化学兵器による無辜の一般人の被害、これは事実でございます。これに対して、化学兵器の拡散を防ぎ、その使用を抑止するために責任を果たそうとするトランプ大統領の決意を支持しているということでございます。
○稲田国務大臣 今委員がおっしゃったように、こうした状況の中で、今回の米国の行動は、これ以上の事態の深刻化を食いとめるための措置として理解をしている、そして、大統領の決意を支持しているということでございます。
○稲田国務大臣 シリアにおける化学兵器による無辜の一般人の被害という惨状を目の当たりにしてきた。これに対して、化学兵器の拡散を防ぎ、その使用を抑止するために責任を果たそうとするトランプ大統領の決意を支持し、こうした状況の中で、今回の米国の行動、これは、これ以上の事態の深刻化を食い...全文を見る
○稲田国務大臣 今回の米国の行動は、今御答弁いたしましたように、これ以上の事態の深刻化を食いとめるための措置というふうに理解をいたしております。  その上で、今後の米国の対応について予断をすることや、米国からアサド政権の打倒に対する協力を求められた場合といった仮定の質問にお答え...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、我が国によるISILへの対応については、難民、国内避難民に対する食糧人道支援など我が国ならではの支援を実施して、非軍事分野において国際社会における責任を果たしていくことが適切であるというふうに考えており、政府としては、今委員が御指摘...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、中期防、大綱、そして中期防に基づいて予算を編成しているということでございます。  また、今御質問いただきましたTHAADやイージス・アショア、新規アセットについてであります。  今北朝鮮の脅威は新たな段階に入ったと昨年来申し上げているところでございます。...全文を見る
○稲田国務大臣 現在、大綱及び中期防に基づいて整備を進めているところでございます。  その上で、北朝鮮の脅威が新たな段階に入っていることもまた事実でございます。常に、我が国の弾道ミサイル防衛が十分なものであるかどうか、それは、委員がおっしゃるように、不断の検証はしなければならな...全文を見る
○稲田国務大臣 これまでも申し上げておりますが、私は、日報に関する一連の報道を受けて、防衛監察本部に対して、徹底した調査を行い、事実関係を解明するため、特別防衛監察を命じたところです。また、陸上自衛隊には、この特別防衛監察に全面的に協力させることといたしております。また、私が承認...全文を見る
○稲田国務大臣 私が承認をいたしました特別防衛監察計画において、本件日報の開示決定に至るまでの一連の経緯について事実関係を調査することといたしております。  今御指摘の陸自の調査もこの特別防衛監察の一環であるというふうに承知をしているということでございます。
○稲田国務大臣 本件に関して、また特別防衛監察に関しては、前回の委員会でも委員を初めさまざま御要請があったところでございます。それに対して、私は、真摯に受けとめて、適宜適切に報告をすることも検討しますというふうに答弁をしたところであります。  また、本件については、国会において...全文を見る
04月13日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(稲田朋美君) 米国のエアシーバトル構想とは、アクセス阻止、エリア拒否、A2AD能力を有する敵対者の打破を念頭に、空軍と海軍の能力統合の課題への取組として打ち出されたものと承知をいたしております。  今委員が御指摘の私の平成二十三年の質問に関しては、エアシーバトル構想...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 米国、ロシア、中国のいずれの国においても弾道ミサイルを始めとする各種ミサイルを保有しておりますが、ミサイルの保有数量については、言わば各国の軍の能力に直結するものであるため、必ずしも明らかではありません。  その上で、一例として、大陸間弾道ミサイルの保...全文を見る
04月17日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○稲田国務大臣 ただいまの横田基地への航空自衛隊航空総隊司令部移転に際して行われた機能補償につきましては、同事業に関する機能補償内容の決定に際して移設する施設の機能を勘案し、米側と協議の上、適切な機能補償を行っておりますが、今後、同様な機能補償が必要となった場合には、御趣旨も踏ま...全文を見る
04月18日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○稲田国務大臣 お尋ねの、私が報告を受けた時間を含め、これ以上の詳細を明らかにした場合、こうした事案の性質上、我が国の情報収集能力が明らかになりかねないことから、お答えを差し控えさせていただいているところでございます。
○稲田国務大臣 従来から、北朝鮮の弾道ミサイルが我が国の方向に発射され、一定程度飛翔していることを確認した場合には、その事実を明らかにしたとしても我が国の今後の情報収集活動等に支障を来すことはないことから、私、防衛大臣への第一報の時間も含め、我が国の基本的な対応を明らかにしており...全文を見る
○稲田国務大臣 総理の参議院外防委員会における御発言は、自民党の提言について説明をされた、今読み上げられた一節であろうというふうに思います。  我が国は、弾道ミサイルの脅威に関しては、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、日米安保体制による抑止力、対処力の向上...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国の現在の弾道ミサイル防衛は、海上自衛隊のSM3搭載のイージス艦による上層での迎撃、また航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせて、多層防衛により我が国全域を防衛することといたしております。  お尋ねの、御地元の青森県に所在する原子力関連施...全文を見る
○稲田国務大臣 南スーダン派遣施設隊、五年余りの活動で大変成果を上げ、国際社会からも高い評価を受けております。そして、五月末に全員が安全に帰国し、家族のもとに帰るまで、私も緊張感を持って毎日情報を得ておりますけれども、しっかりと安全に撤収させたいというふうに考えております。
○稲田国務大臣 先ほどの答弁にもございますように、北朝鮮の核・ミサイル開発及び運用能力の向上は新たな段階の脅威となっております。  先般、政府は、自民党安全保障調査会弾道ミサイル防衛に関する検討チームから、我が国独自の敵基地反撃能力の保有の検討開始についての提言を含む、弾道ミサ...全文を見る
○稲田国務大臣 キャンプ座間及び相模総合補給廠周辺における米軍ヘリコプターの騒音については、これまでも周辺住民の方々から相模原市に対して苦情が寄せられていることは十分承知をしているところでございます。  これまでも、防衛省から米側に対し、飛行に当たっては周辺住民への配慮をするよ...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほども答弁をいたしましたが、キャンプ座間及び相模総合補給廠においては、米側も、例えば住居の上ではヘリコプターの飛行高度をできる限り上げて飛行するなど、一定の配慮は行ってきているというふうに承知をいたしております。  防衛省としては、キャンプ座間及び相模総合補給...全文を見る
○稲田国務大臣 現時点で、厚木海軍飛行場に米軍のオスプレイが配備される計画があるとは承知しておりません。
○稲田国務大臣 今、事務方からも答弁をいたしましたとおり、日米間で締結する労務提供契約に基づいて、労働者の労働環境等を確認するため、労働基準監督署及び防衛省は、米側と調整の上で立ち入ることができるものというふうに承知をいたしております。  今後とも、日米間において、駐留軍等労働...全文を見る
○稲田国務大臣 本事案に関して、立ち入りは行われていないということでございますけれども、防衛省から米側に照会して得た当該従業員の労働時間や業務内容等の情報も踏まえ、労働基準監督署において労災が認定されたというふうに承知をいたしているところでございます。  防衛省としては、今後、...全文を見る
○稲田国務大臣 今御答弁申し上げましたように、スクランブル発進の回数は、昭和三十三年以降、過去最多というふうになっております。  そして、中国機への緊急発進回数も、非常に活発化しており、昨年と比較して、活動機数は大幅に増加をいたしております。東シナ海、そして、その活動範囲が東、...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど升田委員からの質問にもお答えをいたしましたように、日本時間の十六日午前六時二十一分……(本村(賢)委員「リスクをどう考えているかだけお願いします」と呼ぶ)北朝鮮が東岸の新浦付近から弾道ミサイル一発を発射したが、直後に爆発した旨発表しているということでございま...全文を見る
○稲田国務大臣 政府におきましては、朝鮮半島において在留邦人の保護や退避が必要になった場合を想定して、平素から関係省庁間で連携して必要な準備、検討を行っております。  仮に、朝鮮半島において邦人等の退避を必要とする事態に至り、民間定期便での出国等が困難となった場合など、諸般の事...全文を見る
○稲田国務大臣 拉致問題は安倍内閣の最重要課題であって、拉致被害者の方々の安全確保は極めて重要です。同時に、海外で日本人が危機にさらされたとき、その救出について対応できるようにすることは、国として当然の責務であるというふうに考えます。  先般の平和安全法制の整備により、新たに自...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国の現在の弾道ミサイル防衛に関しては、海上自衛隊のSM3搭載のイージス艦による上層での迎撃、航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせて、多層防衛により我が国全域を防衛することといたしております。  また、日米両国は弾道ミサイル防衛に関して緊...全文を見る
○稲田国務大臣 万全を期しているということでございます。
○稲田国務大臣 可能ということでございます。
○稲田国務大臣 本日の委員会でも質疑が続けられて、その中でも明らかなように、北朝鮮の核、ミサイルの開発及び運用能力の向上は、新たな段階の脅威となっております。  このような中、政府は、自民党の安全保障調査会弾道ミサイル防衛に関する検討チームから、我が国独自の敵基地反撃能力の保有...全文を見る
○稲田国務大臣 いわゆる敵基地攻撃能力については、米国に依存しており、現在、自衛隊は敵基地攻撃を目的とした装備体制を保有しておらず、保有する計画もないということでございます、現時点において。  弾道ミサイル脅威に関しては、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、現在、敵基地攻撃を目的とした整備体系は持っておらず、保有する計画もないわけではございますけれども、しかしながら、日米同盟全体の抑止力を強化して、国民の生命と財産を守るために何をすべきかという観点から、さまざまな検討を常に行っていくべきである...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省・自衛隊では、みずからの情報システムネットワークにサイバー攻撃があった場合に対処することといたしております。  御指摘の重要インフラに対するサイバー攻撃に対しては、一義的には重要インフラ事業者みずからが対処し、他の重要インフラ事業者や防衛省を含む政府機関も...全文を見る
○稲田国務大臣 教育勅語に関しての解釈は私の所管ではないので、お答えは差し控えたいと思いますが、一貫して、教育勅語を戦前のように教育の唯一の根本理念として復活させるべきとは考えておりません。  また、教育勅語については、日本国憲法、教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失し...全文を見る
○稲田国務大臣 私自身、教育勅語に関して今まで国会で答弁をしてきたところであり、また、その解釈はお答えは差し控えたいというふうに思います。  その上で、私は、自分の考え方というもの、自分が目指している考え方というものを申し上げたということでございます。
○稲田国務大臣 これは、防衛大臣ということではなくて、自分自身の、個人の政治家としての考え方として、日本は、単に経済大国というだけではなくて、世界じゅうから尊敬される、そういった国を目指すべきであるということを申し上げたということでございます。
○稲田国務大臣 何ら個人的な見解は持っておりません。
○稲田国務大臣 私、昨年八月に大臣就任以来、国内外で日々訓練や任務に当たっている各部隊を訪問し、現場の声に耳を傾けてきたところです。また、市谷の防衛省本省でも、内局、各幕僚監部、各機関の皆さんと、防衛政策の重要な意思決定を行うに当たって緊密にコミュニケーションをとってきたつもりで...全文を見る
○稲田国務大臣 委員から二月にもそういうお話を伺ったところでございます。そして、防衛大臣政策参与は、大臣のブレーンとして高度に専門的な観点から補佐を行う者であって、その活用は大臣のニーズに応じて判断され、また、設置法七条によれば、防衛大臣参与の任命は、「置くことができる。」という...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、本件特別防衛監察の現在の進捗状況ですけれども、本件につきましては、三月十七日に私が特別防衛監察計画を承認し、既に特別防衛監察が開始されていることから、防衛監察本部による監察の実施に支障を来さないよう、その内容の詳細についてお答えは差し控えますが、関係職員から...全文を見る
○稲田国務大臣 今御答弁いたしましたように、調査には、関係者の聞き取り、必要な場所への立ち入り、書類の確認等が含まれ、一定の時間がかかり、その間の調査は独立した立場の専門家に委ねているところでございます。  本件について、国会において責任ある答弁を行うためにも、個々の断片的な聞...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった理事会での議論、これは政務官から聞かせていただいているところでございます。  そして、私も、先ほども申し上げましたように、先ほど世論調査などもございました。本件に関して、国民に対して責任を持って私が説明をすることは、国民からの防衛省・自衛隊...全文を見る
○稲田国務大臣 前回にもお話をした点も含めておりますが、昨年、二回の核実験を強行しております。それは、それまでは一回核実験すれば三年ぐらいあけているというのが通常であったわけですが、二回の核実験を強行し、年間では最多となる二十発以上の弾道ミサイルを発射したわけであります。本年に入...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げたように、昨年来、さまざまな観点から、新たな段階に入ったというふうに評価をしているということでございます。
○稲田国務大臣 繰り返しになるところもありますけれども、まず核実験、これも、昨年は二回、同じ一年の中に二回、繰り返したわけです。また、二十発以上の弾道ミサイルを発射した、これも年間では過去最多でございます。旧と新という意味では、そういう状況もございます。  また、今、核兵器につ...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、私も二月に、マティス長官とも、この地域を含む情勢について忌憚のない意見交換をいたしました。  そして、北朝鮮は新たな段階の脅威に入った。その内容については先ほどるる申し上げたとおりでございますが、こういった北朝鮮の核、そして弾道ミサイルの開発、運用能力の向...全文を見る
○稲田国務大臣 北朝鮮は、詳細については不明ですけれども、化学剤を生産できる複数の施設を維持し、既に相当量の化学剤などを保有していると見られます。  今御指摘になった総理の答弁は、シリアにおける現状に言及しつつ、北朝鮮は弾頭に化学剤を搭載し得る可能性も否定できないという一つの見...全文を見る
○稲田国務大臣 今のお尋ねに関して、日米両国の間では、平素から日米共同訓練についてのさまざまな検討を行っております。相手国との関係等もあることから、訓練の実施の有無を含め、日米間における検討の内容についてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○稲田国務大臣 防衛省・自衛隊は、日米安保体制のもと、平素から米国とさまざまなやりとりを行っており、今御質問のあった空母カール・ビンソンを中心とする空母打撃群の動向を含め、今般の米国の北朝鮮への対応について緊密に連携をしているところでございます。  政府としては、日米同盟の抑止...全文を見る
○稲田国務大臣 今答弁したとおり、通常の外交ルート、すなわち外務省と国務省との間で行われる、日米安保条約に基づく事前協議の主体についてはそのように考えているということでございます。
○稲田国務大臣 今御指摘になったような我が国の安全保障に関する重要な事項についてはNSCで検討するということでございます。
○稲田国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、防衛省・自衛隊、まさしく米国防省、米軍とさまざまな連携、調整をしておりますし、また、引き続き米国との間で、そういった枠組みでしっかりと政策のすり合わせを行い、緊密に連携していくことはもちろんでございます。
○稲田国務大臣 紛争、さらには不法行為を行おうとするということを未然に防ぐ。つまり、抑止するということは、相手国に多様な手段で働きかけること等によって、そのような行動を思いとどまらせるということであります。多様な手段の一つとして、平和安全法制もありましょうし、日米が協力して行う日...全文を見る
○稲田国務大臣 今局長から答弁したとおりでございまして、御指摘の資料について現在準備中であり、それが整えば速やかに提出をするということでございます。
○稲田国務大臣 今御指摘の沖縄訪問の件ですけれども、現時点で訪問する決まった予定があるということではございません。  その上で申し上げれば、防衛省としては、昨年末の確定判決、昨年三月の和解の趣旨に従って、沖縄県と協力をして普天間飛行場の移設事業を進める考えでございます。  今...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったように、嘉手納基地にミサイルが着弾した場合の周辺住民の避難については、沖縄県が定める国民保護計画に基づいて、沖縄県が国と協力しつつ住民の避難を実施いたしますが、防衛省・自衛隊も、被害状況に応じて、武力攻撃事態等または緊急対処事態が認定されてい...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、敵基地攻撃能力は米国に依存していて、現在、自衛隊が敵基地攻撃を目的とした装備体系を保有しておらず、現時点で保有する計画はありませんが、しかしながら、国民の生命と財産を守るために何をすべきかという観点から、常にさまざまな検討を行っていくべきものだというふうに考...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったとおり、我が国を取り巻く安全保障環境、北朝鮮一つとっても新たな段階の脅威になっている。そして、国民の皆さん方に対してしっかりと正確な情報もお伝えし、そして我が国を防衛するためのあるべき姿についても議論していく必要があると私は思っております。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員からも御指摘がありました普天間飛行場の五年以内の運用停止について、仲井真前知事との間で厳格な定義が合意されたものではありませんが、政府としては、既に普天間飛行場が有する三つの機能のうち、空中給油機の運用機能については、平成二十六年八月、KC130十五機全機の...全文を見る
○稲田国務大臣 状況は当時と変化しており、このような状況の中で五年以内の運用停止を実現することは容易ではないと認識をしているということでございます。  しかしながら、負担軽減、そして、普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならないという方針のもとで、引き続き全力で取り組むとい...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、普天間飛行場、五年以内の運用停止については、政府としても、移設されるまでの間の普天間の危険性除去が極めて重要な課題であるという認識を仲井真知事と共有して、仲井真知事との間で厳密な定義が合意されているものではなく、その危険性、負担軽減の努力、今までも続けてきた...全文を見る
○稲田国務大臣 日米両政府は、嘉手納飛行場及び普天間飛行場については日米合同委員会で航空機騒音規制措置を合意しており、これまでも累次の機会に、米側に対し騒音規制措置の遵守等の申し入れを行っているところです。今般の措置のきっかけとなった嘉手納飛行場における深夜、早朝の離陸が発生した...全文を見る
○稲田国務大臣 委員御指摘の報道は承知をしております。  防衛省の目視調査においても、四月三日から六日までの間、午後十時以降の米軍機の飛行が確認をされております。  普天間飛行場における米軍機の飛行について、日米両政府は、日米合同委員会において、航空機の騒音を規制する航空機騒...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省としては、今後とも米軍に対し、航空機の運用に当たり、同規制措置を遵守し、周辺の住民の方々に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れてまいります。
○稲田国務大臣 ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官定数の変更、陸上自衛隊及び航空自衛隊の組織の改編並びに日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間にお...全文を見る
04月20日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(稲田朋美君) まず、今のお尋ねのミサイル破壊措置命令の件でございますけれども、防衛省・自衛隊としては、いかなる事態においても国民の生命、財産を守るべく万全の態勢を取るとの観点から所要の態勢を取っておりますけれども、命令を発出しているかどうかのその有無など具体的な対応、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、出しているか、有無かどうかは、対応を明らかにしないということは委員も御承知をいただいているということでございます。  その上で、一般論としてですけれども、八十二条の三、三号の規定によって、その命令を、係る措置をとるべき期間を定めることとなっている...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) その命令ごとに期間を定めているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 一般論として、八十二条の三、三項の、あらかじめ命令をすることができると、この場合において、防衛大臣はその命令に係る措置をとるべき期間をあらかじめ定めるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) この規定の解釈上、その命令の期間を定めるということでございますので、その期間を過ぎれば命令の効果はなくなるというのが一般論でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 一般論として、その命令を出す必要がないと判断をすればそういうこともあり得るというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど申し上げておりますように、万全の態勢を取るという観点から所要の態勢を取っているわけでございまして、そういった今委員が御指摘をされたような事態に陥ることのないよう、仮に事前に命令をするとすれば、そういった期間等も定めているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になったシビリアンコントロールが利くのかどうなのかという観点も含めて、命令を発出する場合には、その期間等についても定めているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) その点については、先ほども御答弁いたしましたように、命令を出して、期間を定めて、その後変更するということもございます。
04月21日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○稲田国務大臣 事態対処法第九条には、武力攻撃事態等または存立危機事態の認定に当たっては、事態認定の前提となった事実などを記載した対処基本方針を閣議決定し、国会の承認を求め、これを公示して周知を図ることなどが定めてあり、国会や国民の皆様に対し必要な情報の提供が適切に行われることと...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、宇宙空間、サイバー空間についてのお尋ねですが、周辺国は、陸海空に加え、宇宙空間やサイバー空間といった幅広い分野で優位に立つことを目指しており、防衛省としても、宇宙空間やサイバー空間において自衛隊の能力を向上させることは喫緊の課題と認識をいたしております。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、弾道ミサイル攻撃、島嶼部に対する攻撃、大規模災害など、陸海空の自衛隊が統合運用により全国レベルで機動的に対応すべき事態が拡大しております。  これまで、陸上総隊と各方面隊との関係についても各種検討を重ねてまい...全文を見る
○稲田国務大臣 改正自衛隊法第百十六条の三に基づく装備品等の無償譲渡等は、独力で十分な装備品等を調達することが難しい開発途上地域の政府を対象といたしておりますが、本規定に基づきいかなる装備品等をいかなる国に譲渡するかについては、我が国を取り巻く安全保障環境の改善にどの程度寄与する...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘になりましたように、平成二十七年度末の充足状況については、予備自衛官は六八%、即応予備自衛官の充足率は五五・九%でございます。  こういった予備自衛官、即応予備自衛官の充足が低い状況というのは、委員も御指摘のとおり、改善をしなければならないというふうに考...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増しており、陸海空の自衛隊が統合運用により全国レベルで機動的に対応すべき事態は拡大をしています。  今般、陸上自衛隊においても、これらの事態に円滑に対応するため、全国の部隊を一元的に運用する体制が必要となってきてお...全文を見る
○稲田国務大臣 自衛隊と英国軍は、これまで、共同訓練やPKO、国際緊急援助活動等のさまざまな場面においてともに活動してきたところです。  共同訓練については、例えば、昨年、英空軍戦闘機タイフーンが訪日して航空自衛隊戦闘機部隊との共同訓練を実施いたしましたが、そのほかにも多くの多...全文を見る
○稲田国務大臣 例えば、現在の日豪ACSA、先ほど委員も必要だとおっしゃいました日豪ACSAにおいては、日豪共同訓練、多国間共同訓練の際や、フィリピン台風被害、マレーシア機捜索などの国際緊急援助活動の際に、自衛隊が食料、燃料などを提供し、または受領した実績があります。  こうい...全文を見る
○稲田国務大臣 共同訓練については、日英二国間のものとしては、昨年、イギリス空軍戦闘機タイフーンが訪日して、航空自衛隊戦闘機部隊との共同訓練を実施しましたが、その他にも多くの多国間共同訓練にともに参加しており、その数は、平成十八年以降だけでも約三十回に上るところです。(青柳委員「...全文を見る
○稲田国務大臣 昨年の暮れにGSOMIAが締結をされた、これは、我が国の安全保障環境が厳しくなる中で、特に北朝鮮の脅威が新たな段階になる中で、非常に有益であったというふうに考えますし、また、今事務方からも答弁いたしましたように、防衛協力、これを日韓との間において進めていく上におい...全文を見る
○稲田国務大臣 弾薬についてのお尋ねでありますが、我が国が重要影響事態法やPKO法の規定に基づいて実施する後方支援は、武力の行使に当たらない活動であって、また、他国による武力の行使と一体化しないことを確保した上で行う活動でございます。  後方支援は、その性質上、そもそも、戦闘が...全文を見る
○稲田国務大臣 北朝鮮における軍の動きなどについては、我が国としても平素から情報の収集、分析に努めているところですが、米国との間の緊密な連携を含め、さまざまな形で収集した種々の情報を総合的に勘案する必要があることから、事実関係を明らかにできるまでに一定の時間を要することがあるとい...全文を見る
○稲田国務大臣 核兵器開発の状況を含め、北朝鮮の動向については、防衛省として重大な関心を持って平素から情報収集、分析に努めておりますが、個々の具体的な情報の内容や分析については、事柄の性質上、お答えは差し控えます。  北朝鮮による核兵器開発は、我が国を含む地域、国際社会の安全に...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になった、全く何をしでかすかわからない指導者、もしくは、何か計算に基づいて着々とやっているのか等々、いろいろな評価はあろうかと思います。  ただ、重要なことは、そういった国が我が国にとって日本海を隔てたすぐそこにあって、そして、金正恩体制となって五...全文を見る
○稲田国務大臣 高度化するサイバー攻撃の態様を踏まえれば、今後サイバー攻撃によって極めて深刻な被害が発生する可能性も否定できず、サイバー攻撃への対応は我が国の安全保障にかかわる重要な課題である、これは一般論としてサイバー攻撃について申し上げているところです。  そのサイバー攻撃...全文を見る
○稲田国務大臣 防衛省としては、我が国に対する武力攻撃への対処に際して、自衛隊がこれを効果的に排除するため、相手方によるサイバー空間の利用を妨げることが必要となる可能性についても留意しつつ運用を検討していくことといたしております。  防衛省としては、関係法令に従い、情報収集機能...全文を見る
○稲田国務大臣 それは、個別具体的な状況を踏まえて、三要件を満たすかどうか、憲法上、サイバー攻撃が許されるかどうか検討していくということだというふうに思います。
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、憲法上の武力の行使に当たるかどうか、これは、三要件を満たす場合であれば憲法上許されるということでございます。
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、憲法上許される武力の行使であるというためには、三要件に当たるかどうか、これを個別具体的な状況を踏まえて判断すべきであるということでございます。(後藤(祐)委員「答えていないです。同じ答弁です」と呼ぶ)
○稲田国務大臣 サイバー攻撃と自衛権行使の関係については、一概に申し上げることは困難であるということでございます。
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、サイバー攻撃と自衛権の行使の関係については、一概に申し上げることは困難で、先ほども申し上げましたように、個別具体的な状況を踏まえて、武力の行使の三要件を満たすかどうか、そして、満たす場合には憲法上も自衛権の行使とみなされる場合もあるというこ...全文を見る
○稲田国務大臣 私が申し上げているのは、それが憲法上許されるかどうかということについて、三要件をしっかりと検討しなければならない、そして、サイバー攻撃と自衛権行使の関係については一概に申し上げることは困難であるということを答弁したということでございます。
○稲田国務大臣 私がるる御答弁申し上げているのは、我が方からサイバー攻撃をする、これが自衛権の行使として許されるかどうか、これはしっかり憲法上の三要件を吟味すべきであるということを申し上げているわけであります。  先生の御質問は、他国はどう評価するかという……(後藤(祐)委員「...全文を見る
○稲田国務大臣 ちょっと先生の質問が余りにも長過ぎて、どこを聞きたいのかわからなかったんですけれども……(後藤(祐)委員「いや、答弁を引用しただけですよ、私、今。質問は正しいと与党の議員からも御指摘があります」と呼ぶ)  まず、先日の、今御指摘のあった私の答弁は、我が国が北朝鮮...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘の前田局長の答弁は、一般論として申し上げると、ロフテッド軌道をとることにより迎撃を回避することを企図して発射された弾道ミサイルについては、迎撃がより困難となるという一般論を言ったわけでございます。  そして、私の答弁は、我が国の弾道ミサイル防衛システムに...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど申し上げた答弁の繰り返しになって恐縮なんですけれども、一般論として申し上げれば、ロフテッド軌道をとることによって迎撃を回避することを企図して発射された弾道ミサイルについては迎撃がより困難になると考えられますが、現在我が国が北朝鮮から飛来する弾道ミサイルへの対...全文を見る
○稲田国務大臣 本村委員の御質問は、今の体制で、北朝鮮からミサイルが飛んできた場合、本当に撃ち落としが可能なのかどうなのか、イエスかノーで答えてください、そういう説明であったわけであります。それに対して私は、可能ということでございますというふうに答えた。この趣旨は、我が国が北朝鮮...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国が北朝鮮から飛来する弾道ミサイルへの対処能力を有しているという趣旨で可能ということでございます。
○稲田国務大臣 もう一度御答弁いたします。  本村委員が、今の体制で、北朝鮮からミサイルが飛んできた場合、本当に撃ち落としが可能かどうなのか、イエスかノーで答えてくださいという質問だったわけです。それに対して、イエスかノーかで答えてください、可能かどうか、そういう質問に対して、...全文を見る
○稲田国務大臣 例えば、同時に何発まで弾道ミサイルを迎撃可能なのかという問題もありますよね。もちろんロフテッドの問題もありますし。  ただ、個別具体的な能力に関する内容については、我が方の手のうちを明かすことになることから、お答えは差し控えさせていただいております。我が国のBM...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、ゴールデンウイークにベトナムに行くということは、決めたということはございません。
○稲田国務大臣 そういうことでございます。
○稲田国務大臣 どこが違うか、統幕ができないことですね。  各方面隊を指揮するということはできないということでございます。
○稲田国務大臣 陸上総隊の新編によって、各方面隊を一元的に指揮ができるということでございます。
○稲田国務大臣 今申し上げましたように、陸上総隊を新編することによって一元的に指揮ができる、五方面隊をそれぞれ別々に指揮するんじゃなくて、一元的に指揮することができるというところが違っているということでございます。
○稲田国務大臣 陸上自衛隊に関しては、五方面隊それぞれを指揮するということでございます。
○稲田国務大臣 後藤委員が示された参考資料一にありますように、今までは防衛大臣が五方面隊を指揮する、これからは陸上総隊を通じて指揮をする、一元的に指揮ができるということでございます。
○稲田国務大臣 陸上総隊司令官は、大臣の命令を受けて一元的に指揮をするということでございます。
○稲田国務大臣 ですから、私の命令を受けて、陸上総隊司令官が一元的に指揮をするということでございます。
○稲田国務大臣 この条文に書かれておりますように、陸上総隊司令官の指揮下にこの五方面隊が置かれるということが、変わるということでございます。
○稲田国務大臣 今、そういうことを申し上げているわけです。  そして、陸上司令官は防衛大臣の指揮監督を受けて陸上総隊も総括する、そして、陸上総隊司令官の指揮下に五方面隊が置かれるということでございます。
○稲田国務大臣 改正後の自衛隊法において、豪軍に対する物品、役務提供の根拠規定として百条の八、英軍に対する物品、役務提供の根拠規定として百条の十を設けていて、今委員が御指摘のように、相手国軍隊の名称に係る部分を除いては、両者の内容は同じとなっております。  他方、これらの規定は...全文を見る
○稲田国務大臣 一般論として申し上げれば、他国との共同訓練のみならず、自衛隊が訓練を実施する際には、その目的や内容のみならず、その時点での国際情勢や我が国の安全保障環境、さらには訓練中に生じ得る危険等についても考慮しつつ、十分に安全を確保した上で、適切な時期、場所において実施する...全文を見る
○稲田国務大臣 今申し上げたように、十分に安全を確保した上で、適切な時期、場所において実施をするということでございます。
○稲田国務大臣 個別具体的な警護の要請、実施の状況等に係る内容については、事柄の性質上、お答えを差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 事柄の性質上、お答えを差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 事柄の性質上、お答えを差し控えさせていただきます。
○稲田国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境はますます厳しさを増しています。今や脅威は安易に国境を越えてくる時代となりました。もはやどの国も一国のみで平和を守ることはできない。  こうした中で、重要影響事態といった各種の事態に際して、米軍以外とも、事態の拡大を抑制し、またはその...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほども答弁申し上げましたが、本村委員から、可能であるかどうか、イエスかノーか、そういう質問に対して、可能ということですというふうに答弁を申し上げました。  その趣旨は、我が国が北朝鮮から飛来する弾道ミサイルへの対処能力を有している、そういう趣旨で可能であるとい...全文を見る
○稲田国務大臣 委員御指摘のように、三発同時に撃って三発同時にほぼ同じEEZ内に着弾させることができる能力、先日は四発を同時に発射いたしました。  我が国の弾道ミサイル防衛システムにより、同時に何発までの弾道ミサイルを迎撃可能なのかについては、個別具体的な能力に関する内容であり...全文を見る
○稲田国務大臣 委員の御指摘を素直に受けとめたいと思います。  ただ、本村委員とのやりとりの中で、先ほど申し上げました、さまざまな今のミサイル防衛の現状等を説明いたしまして、そして、何度も質問をしている最後に、本村委員から、今の体制で撃ち落とすことは可能なのかどうなのか、イエス...全文を見る
○稲田国務大臣 まずは、役所にすぐに駆けつけると思います。
○稲田国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、平成二十四年一月からUNMISSへの施設部隊の派遣を開始して、五年を超える派遣期間を通じて、これまで延べ約四千名の隊員を派遣してきました。これは、施設部隊の派遣としては、期間も、そして実績も、最長、最大規模のものです。  主要な実...全文を見る
○稲田国務大臣 今回のキャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場における流れ弾によるものと思われる事案の発生は、人命にかかわり得る問題であって、周辺住民の方々に不安を与えたことについて、先生もおっしゃるように、深刻に受けとめなければならないと思っております。  防衛省としては、速...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、人命にかかわり得る問題であって、周辺住民の方々に不安を与えた深刻な事案だと受けとめております。  また、本日、沖縄県と恩納村とともに現場に立ち入り、状況を確認することといたしているところでございますが、しっかりと、事実関係の早期究明を...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘になったように、広大な黙認耕作地と、周辺には市街地を抱えるトリイ通信施設を使用したつり下げ訓練であったということであり、米軍が訓練を行うに当たっては、必要な訓練であったとしても、公共の安全に妥当な配慮を払うのは当然であり、地元の皆様に与える影響が最小限にと...全文を見る
○稲田国務大臣 米軍は必要な訓練を行っているところですが、その際、公共の安全に妥当な配慮を払うのは当然のことだと思います。  防衛省としては、引き続き、米軍と密接に連携を図りながら、安全面に最大限の配慮を求め、地元の皆様に与える影響が最小限にとどまるよう、適切に対応してまいりま...全文を見る
○稲田国務大臣 事態の解釈については先ほど局長から述べたとおりです。  そして、TC90をフィリピンに移転した際の実施の覚書においては、この覚書のもとでの防衛装備品及び技術の移転は、フィリピン共和国海軍のTC90による人道支援、災害救援、輸送並びに海上安全活動を支援するための海...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、戦略的利益や価値を共有し、安全保障、防衛上の協力、友好関係にある開発途上地域の国々が適切な能力を備え、安全保障環境の改善に向けて国際社会全体が協力して取り組む基盤を整えることは極めて重要です。  自衛隊で不用となっ...全文を見る
○稲田国務大臣 きょうずっと委員のお話を聞かせていただいて、私も全く共感いたします。法的な側面、それから人材育成、そして体制というもの、それをスピード感を持って充実をさせていくこと、そして、それは単に防衛のみならず、国民の生活に緊密に関連するものも含めて重要なことであるということ...全文を見る
○稲田国務大臣 予備自衛官等の充足低下の傾向については、さまざまな要因が考えられますが、この十年程度を見ますと、予備自衛官等の退職者が採用者を上回る傾向にあり、充足低下につながっております。  退職者が多い要因としては、例えば、予備自衛官等の退職理由に職場の事情が多く挙げられて...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、弾道ミサイル攻撃、島嶼部に対する攻撃、大規模災害など、陸海空の自衛隊が統合運用により全国レベルで機動的に対応すべき事態がますます想定され、海自及び空自については、それぞれ自衛艦隊及び航空総隊が主要な部隊を一元的...全文を見る
○稲田国務大臣 前回も御質問いただき、騒音の問題は周辺住民の方々にとって大変深刻な問題であって、この騒音軽減は重要な課題の一つと認識をしておりますし、航空機の騒音を規制する規制措置について、日米両政府は合意をしているところでございます。  また、住宅の防音工事を実施することによ...全文を見る
04月24日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○稲田国務大臣 今お尋ねのカール・ビンソンとの共同訓練についてでございますが、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」「あしがら」は、四月二十三日から西太平洋において、米海軍の空母カール・ビンソンを含む艦艇数隻とともに各種訓練を実施する日米共同巡航訓練を実施しているところでございます。 ...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、この訓練は、海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的として実施したということでございます。  その上で申し上げれば、外交努力を通じて平和を守ることが重要である、先ほど委員が御指摘になったとおりでございますけれど...全文を見る
○稲田国務大臣 今答弁いたしましたように、私どもの訓練の目的というのは、先ほど申し上げましたように、海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的としているということでございます。
○稲田国務大臣 二〇一二年、平成二十四年、米国政府によって作成されたMV22オスプレイの普天間飛行場配備及び日本での運用に関する環境レビューは、普天間飛行場や北部訓練場を初めとする沖縄における飛行場や訓練場のほか、キャンプ富士、岩国飛行場、日本本土等の航空路を対象として、MV22...全文を見る
○稲田国務大臣 本年三月六日から十七日までの間、群馬県の相馬原演習場及び新潟県の関山演習場等において、陸上自衛隊と米海兵隊との実動訓練、フォレストライトが行われました。  その際、米海兵隊のMV22オスプレイ六機は、横田飛行場を拠点として、三月九日から十五日まで当該訓練に参加を...全文を見る
○稲田国務大臣 MV22オスプレイの運用については、米側において、平成二十四年九月の日米合同委員会合意を遵守するとともに、安全性を最大限確保し、地元に与える影響を最小限にとどめる旨を表明しております。  当該合意においては、「合衆国政府は、周辺のコミュニティに及ぼす飛行運用によ...全文を見る
○稲田国務大臣 今御指摘の戦闘ヘリコプターAH64Dは、二〇〇一年、平成十三年に機種選定を行い、六十二機調達することを念頭に置いておりました。他方、二〇〇七年、平成十九年三月に、ボーイング社のAH64Dブロック2の製造中断に伴い、富士重工業は、機種選定時に安定供給を保証していたに...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど来説明をいたしておりますように、初度費について機数で割るということをしていたことを改めて初度費を一括計上にしたということであって、初度費を一括計上にしたことによって単価がわかりにくいということではないのではないかと、今お話を聞きながら思った次第です。
04月25日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったことも含め、やはり我が国を取り巻く状況、そして、北朝鮮の脅威は、昨年来、核実験は二回、そしてミサイルは二十発以上、新たな段階の脅威に入ったというふうに考えております。  その上において、今、武力で解決ができるかというお尋ねでしたけれども、や...全文を見る
○稲田国務大臣 米国の今後の対応について予断をすることや、米国が北朝鮮に対して攻撃をした場合といった仮定の質問についてお答えすることは差し控えるべきだと考えておりますが、さまざまな状況も想定し、検討もしております。  また、その上で申し上げれば、北朝鮮問題については、外交努力を...全文を見る
○稲田国務大臣 さまざまな状況について想定をしておりますけれども、細部については差し控えるべきだと考えております。
○稲田国務大臣 先制攻撃に関しては、これは国連憲章との関係を含め、国際法上の評価については外務省の所管事項ではありますけれども、しかし、従来から、政府としては、国連憲章上、自衛権の発動が認められるのは武力攻撃が発生した場合であることから、何ら武力攻撃が発生しないにもかかわらず、あ...全文を見る
○稲田国務大臣 米国の今後の対応に関して予断をすることや、米国が北朝鮮に対して攻撃をした場合といった仮定の質問にお答えすることは差し控えます。  しかしながら、先ほど申し上げましたように、国連憲章上、国際法上、何ら武力攻撃が発生しないにもかかわらず、ある国家が自衛権を援用して武...全文を見る
○稲田国務大臣 現時点で、期間、さらにはその他のことについて、部隊の運用に係る事項ですのでお答えを差し控えさせていただきますが、場所は西太平洋ということでございます。
○稲田国務大臣 自衛隊法九十五条の二に基づく米軍等の部隊の武器等防護については、昨年十二月に、自衛隊法九十五条の二の運用に関する指針を国家安全保障会議において決定するとともに、部内の規則類を整備した上で、米軍を対象に運用を開始したところでありますが、個別具体的な警護の要請の有無、...全文を見る
○稲田国務大臣 報道は承知しておりますけれども、先ほど訓練の場所について申し上げたとおりであり、また、九十五条の二については、個別具体的な警護の要請の有無、実施の状況についてはお答えを差し控えさせていただいているところでございます。
○稲田国務大臣 まず、何度も申し上げますが、報道は承知しておりますが、現時点で日本海で共同訓練をするということを決めたということはありません。  そして、今回の日米共同巡航訓練は、海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的として実施をしているものでございま...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、今回の共同訓練、そして、自衛隊と米軍の艦隊が共同で対処に当たる場合の指揮関係について今お尋ねであったわけですけれども、我が国と米国とは、従来より適時適切な形で種々の調整を行い、それぞれの指揮系統を通じて行動をすることとしております。  日米ガイドラインにお...全文を見る
○稲田国務大臣 弾道ミサイルの発射に関しては、防衛省の中央指揮所において、二十四時間、早期警戒情報及び自衛隊等のレーダー情報を入手できる体制をとっており、その探知により私のところに直ちに報告されるということでございます。
○稲田国務大臣 確認をした場合、速やかに、直ちに報告されるということでございます。
○稲田国務大臣 横田には視察に行きました。
○稲田国務大臣 日米共同部についてのお尋ねでございます。  新ガイドラインのもと、日米両政府は、我が国の平和と安全に関連する緊急事態に際し、自衛隊と米軍がより緊密に連携して適切に対応できるよう、それぞれの政府の関係機関を包含する共同計画策定メカニズムを通じ、平素から共同計画の策...全文を見る
○稲田国務大臣 もちろん日米でさまざまな政策のすり合わせや調整は行っておりますけれども、しかし、独立した指揮系統に従って対処するということは何ら変わりはなく、米軍の指揮下に入る、米軍と一体化するということはないのだと考えております。
○稲田国務大臣 宇宙ごみの増加、衛星破壊実験など、宇宙空間の安定的利用を妨げ得るリスクが増大しており、これに実効的に対処し、宇宙空間の安定的利用を確保することが必要です。  現在、防衛省では、宇宙基本計画に従って、平成三十四年度までに我が国の自立的な宇宙状況監視、SSA体制を構...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほどのお答えと繰り返しの部分もありますけれども、さまざま想定はいたしておりますが、しかし、細部についてお答えをすることは差し控えたいということでございます。
○稲田国務大臣 さまざまな条件によっても異なりますので、さまざまな状況についての検討はしているということでございます。
○稲田国務大臣 政府としては、弾道ミサイル発射を含むさまざまな事態を想定して、関係機関が連携して、各種想定、シミュレーション、訓練を行っているところでございます。
○稲田国務大臣 同じ認識ということで結構でございます。
○稲田国務大臣 共通の価値観、そして共通の北朝鮮という新たな段階に入った脅威を共通認識として持つ国々、日米韓、しっかりと認識、さらには連携を密にして、この地域の平和と安定に尽力をすべきだと考えております。
○稲田国務大臣 その点については、予期せぬ行動をすることもあり得るし、さらには、前回も申し上げましたように、計算をしている場合も考えられる。  ただ、言えることは、北朝鮮は、自分の国民の生活よりも、軍事、そして核というものを開発し続けている。さらには、昨年、核実験二回、ミサイル...全文を見る
○稲田国務大臣 今委員も御指摘になったように、まず、サイバー攻撃に関する訓練機能を強化するために、サイバー防衛隊を六名増員いたしております。自衛隊の情報通信ネットワークを模擬し、攻撃部隊と防護部隊に分かれた上で、より実戦的サイバー演習を行うことが可能となります。  また、ペネト...全文を見る
○稲田国務大臣 委員も御指摘のとおり、サイバー空間における、また宇宙空間もそうですけれども、自衛隊の体制についてはこれまで以上に強化する必要があるというふうに考えております。  今後の検討の中で、サイバー防衛隊、宇宙状況監視システムに関する定数の増加も含め、サイバー空間、宇宙空...全文を見る
○稲田国務大臣 共有します。
○稲田国務大臣 今御指摘になった状況もあり得るという、さまざまな事態を想定して考えていかなければならないということでございます。
○稲田国務大臣 昨年の五月のG7サミットにおける声明は、サイバー空間を通じた脅威が増加、深刻化していることを背景に、G7として、「一定の場合には、サイバー活動が国際連合憲章及び国際慣習法にいう武力の行使又は武力攻撃となり得る」との認識を示したということでございます。  その上で...全文を見る
○稲田国務大臣 我が国全体のサイバーセキュリティー政策はサイバーセキュリティ戦略本部が中心となって推進しており、内閣サイバーセキュリティセンターは、その事務局として、サイバーセキュリティー施策について必要な企画及び立案並びに総合調整等を行っております。  政府機関の総合対策促進...全文を見る
○稲田国務大臣 政府全体ということを申し上げました。  これは、サイバーセキュリティ本部において方針を決め、サイバーセキュリティセンターで調整をするということでございます。
○稲田国務大臣 先ほど申し上げましたように、方針を決めるのはサイバーセキュリティ本部、そして調整をするのはNISC、さらに、実施をするのは関係部署、省庁ということでございます。
○稲田国務大臣 今委員がおっしゃったように、このサイバー攻撃に対する対処、これは体制を強化することも含めて極めて重要ですし、そのために、今回も、平成二十九年度において、サイバー防衛隊に、実戦的サイバー演習及びペネトレーションテストを行うための体制も整備し、さらなる体制の強化を図る...全文を見る
○稲田国務大臣 サイバー攻撃の定義であるところの、情報通信ネットワークや情報システム等の悪用により、サイバー空間を経由して行われる不正侵入、情報の窃取、改ざんや破壊、情報システムの作動停止や誤作動、不正プログラムの実行や攻撃等として整理されているところの攻撃が、我が国に対する急迫...全文を見る
○稲田国務大臣 そのシステムを管理する管理者、省庁、事業者になると思います。
○稲田国務大臣 今委員が御指摘になったように、代替施設建設事業について、水の濁りの拡散を防止するための汚濁防止膜の設置作業を終え、護岸工事に必要な資機材の準備などを進めて、本日、準備が整ったことから、護岸工事を開始したところでございます。  今委員御指摘になったように、沖縄県に...全文を見る
○稲田国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、日本海でということを現時点で決めているということではございません。
○稲田国務大臣 まず、昨日もきょうもお答えいたしましたように、今回の訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的としておりますし、また、特定の国、地域を念頭に置いての訓練ではありません。  その上で、この訓練を実施した結果として、日米の連携強化...全文を見る
○稲田国務大臣 まず、先ほども申し上げたとおり、今回の訓練が特定の国を念頭にしているものではないということでございます。  また、御指摘のFDO、柔軟に選択される抑止措置については、あくまでも抑止のための行動であって、外交、情報、軍事、経済を手段として実施され、早期の緊張緩和、...全文を見る
○稲田国務大臣 あくまでも先ほど申し上げたような目的が今回の共同訓練でありますし、そして、この共同訓練を実施することによって、日米の連携強化、さらには日米同盟の強さを増すことができ、また、日米同盟全体の抑止力、対処力を一層強化し、地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示す効...全文を見る
○稲田国務大臣 きょう議論させていただいたように、サイバー攻撃の問題、また、委員から提起になられました、BMD以外の、そもそもミサイルを無力化する、そういった力、技術力等々を含めて、我が国自身の防衛力、質も量も強化することによって、さらには日米同盟、関係諸国との関係、総合的に、北...全文を見る
○稲田国務大臣 読谷村の議会が今般、トリイ通信施設における米軍ヘリによるつり下げ飛行について抗議をする決議を行ったことは承知をいたしております。  米軍は必要な訓練を行っていますが、訓練を行うに当たって、公共の安全に妥当な配慮を払うのは当然のことでございます。  防衛省として...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今まさしく佐藤委員おっしゃったように、備えあれば憂いなし、まさしく防衛の要だというふうに思います。防衛省・自衛隊といたしましては、二十四時間態勢で警戒監視に努めております。弾道ミサイルの発射への対応も含め、いかなる事態にも対応できるよう所要の態勢を取ると...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平和安全法制が成立をして在外邦人等の保護が可能となりました。自衛隊法八十四条の三は、この保護措置を実施する前提として、領域国の同意を含む幾つかの要件が満たされることが必要である旨規定をしているところでございます。  今委員が御指摘の朝鮮半島で緊急事態が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、今回の訓練の目的についてですけれども、これは海上自衛隊の技術技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的としたものでございます。  そして、まず外交努力を通じて平和を守ることが重要であることは言うまでもありませんが、地域の安全保障環境が一層厳...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、新ガイドラインの中に、この柔軟に選択される抑止措置ということが書き込まれていることは事実でございます。  今回の訓練に関しては、先ほど申し上げましたように、海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的として実施をするものでありま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 目的自体はですね、目的は、先ほど申し上げたとおり、海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化でございます。その上で、日米同盟の全体の抑止力、対処力を一層強化して、地域全体、この地域の安定化に向けた我が国の意思、そして高い能力を示すことにもなると、こ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今回の共同訓練に関してですけれども、先ほど目的は申し上げたとおりですが、今委員が御指摘になったように、日米ガイドラインにおいて、自衛隊及び米軍は相互運用性等を強化するため実効的な訓練、演習を実施する、適時かつ実践的な訓練、演習は抑止を強化する旨が示されて...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員が御指摘になったように、北朝鮮の脅威は新たな段階に来ているわけでありまして、そういった安全保障環境が厳しくなっている中で、地域の安定化に向けたそういう意思、そして高い能力を示し、全体の抑止力、対処力を強化することにつながるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がおっしゃった自衛隊の、防衛省の発言については承知をいたしておりませんが、地域の安定化に向けた意思と能力、これを示すもの、そして地域の安定化につながる、さらには抑止力、対処力を強化して我が国の意思と能力、これを示すことにつながる、これは新ガイドライ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 武力によるということではなくて、やはり共同訓練をすることによって、日米同盟が非常に強化されている、そしてこの地域に対する、この地域の安定化に対する我が国の意思、そして能力、それを示すということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) この訓練は、先ほども申し上げましたように、目的は海上自衛隊の技術の、戦術技量の向上と米海軍との連携強化、これを図ることを目的としており、また地域の安定化に向けた意思と能力を示すものであるということに尽きるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 特定の相手方を想定しているということではないということは先ほど申し上げましたが、この地域全体、北朝鮮が新たな段階、脅威が新たな段階の脅威になっている中において、我が国を取り巻く厳しい安全保障環境の中で、この地域全体の安定化に向けた我が国の意思、そして能力...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) あくまでもこの訓練の目的は海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化、これを図ることを目的として実施をいたしております。また、地域の安定化に向けた我が国の意思と能力を示すというものであるということも先ほど述べたとおりであって、今おっしゃっている憲法...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど申しましたように、今回の共同訓練の目的、そしてそれは海上自衛隊の戦術技量の向上であり、そしてこの地域の安定化に向けた意思と能力を示すということでありますので、これが武力による威嚇、憲法九条に違反するところの武力による威嚇に当たるということはあり得な...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど申し上げましたように、今回の共同訓練……(発言する者あり)FDOに関しては新ガイドラインにも書いてあるということは認めておりますし、もちろん、この地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示すことになり、全体の抑止力、対処力を一層強化するもので、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど来申し上げておりますように、今回の共同訓練の目的は先ほど申し上げたとおりです。そして、こういった安全保障環境が厳しさを増している中で、また、北朝鮮の核、ミサイルの脅威が新たな段階に入っている中で、日米同盟がしっかりとしたものである、そして、その抑止...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど来申し上げていますように、特定の国を対象とした、相手方としたものではないということを繰り返し申し上げているわけでございます。  その中において、この共同訓練によって日米同盟の抑止力、対処力強化して地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示す、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 昨年、核実験二回行い、ミサイル発射二十発以上、そして、それは安保理にも反する、国際社会に対する挑戦を行い続けている北朝鮮という国があって、そういう国もあり、我が国の安全保障環境が厳しさを増している中で、やはり地域の安定化に向けた、そういう共同訓練という理...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 新ガイドラインにそのFDOについて書かれていること、これは承知はいたしております。その上で、今回の訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上と米海軍との連携強化を図ることを目的としているということでございます。そして、やはりこの地域の平和と安定のために日米...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、この日米同盟の全体の抑止力、対処力を一層強化し、地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示すことでこの地域の安定化に資するという意味において違うところはないというふうに考えておりますし、また、この訓練は、海上自衛隊の戦術の技量の向上と米海軍の連...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 日米同盟、抑止力、対処力、これを一層強化して、国民の生命と平和な暮らし、しっかり守っていくためにも、引き続き米国との間でしっかりと政策のすり合わせも行いつつ緊密に連携していくことは当然であって、今回の訓練もまた、日米同盟全体の抑止力、対処力、これを強化し...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 何度も申し上げておりますように、我が国の目的については先ほど申し上げたとおりでございます。そして、地域の安定のためにも日米同盟が強化している、そして我が国の安定化に向けた意思と能力、しっかりとこの訓練を通じて示していくということは重要です。  その上で...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダン派遣施設隊第十一次要員については、法制が整備され、駆け付け警護に必要な条件である南スーダン政府の受入れ同意の安定的維持が認められ、さらに、必要な教育訓練も完了した段階で、派遣する以上、邦人保護のためにも、駆け付け警護の任務付与を含め、あらゆる手...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛装備移転三原則及び防衛装備移転三原則の運用指針に従い、これまで国家安全保障会議で審議した結果、海外移転を認め得る案件に該当することを確認した案件は、ペトリオットPAC2の部品、シーカージャイロの米国への移転、英国との共同研究のためのシーカーに関する技...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十六年に策定された防衛装備移転三原則は、国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念、これまで平和国家として歩みを引き続き堅持した上で、従来の武器輸出三原則等の例外化の実例を踏まえ、これらを包括的に整理しつつ、新たな安全保障環境に適合すべく定めた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 具体的な通告がなかったものですが、今、二〇一六年二月三日に、北朝鮮当局から地球観測衛星打ち上げの事前通報があった旨の連絡を受け、防衛大臣が自衛隊法八十二条の三第三項に基づき二月二十五日までを期間とする破壊措置命令を発出をいたしました。二月五日、石垣島及び...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 二月八日に期間の満了を待たずに終結命令を発出をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) それはしておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 命令発出の有無と具体的な対応を明らかにすることは、我が方の手のうちを明らかにするおそれがあることから差し控えさせていただきます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘の二月の例に関しては、予告があったため、破壊措置命令の期間や我が方の態勢を公表したとしても特段の支障が生じるものではないと考えられたため、命令を公表したということでございますが、それ以外の場合に命令の発出の有無等具体的な対応を明らかにすることは、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省・自衛隊としては、いかなる事態でも国民の生命、財産を守るべく万全の態勢を取るとの観点から所要の態勢を取っておりますが、先ほど申し上げましたように、命令の発出有無など具体的な対応を明らかにすることは差し控えさせていただいているところです。
○国務大臣(稲田朋美君) その破壊命令を出している場合は、BMD統合任務部隊指揮官による自動警戒管制システムなどを通じた一元の指揮の下、迅速かつ効果的に対処するため各種態勢を取ります。そして、弾道ミサイルが発射された場合には、各種レーダーにより探知、追尾を行い、自動警戒管制システ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) イージス艦若しくはPAC3により迎撃をするということでございますので、状況によるというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) イージス艦若しくはPAC3でございますので、PAC3の場合はそういうこともあり得る場合もあるというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、今回発生した事案については、先ほど事務方からも答弁いたしましたように、事実関係、早期究明することが重要であるというふうに考えております。在沖米軍が部隊の練度を維持するため、実弾射撃を含む訓練をキャンプ・ハンセン等の沖縄県内の演習場において実施するこ...全文を見る
05月09日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(稲田朋美君) 政府統一見解として、自衛隊は合憲だと考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省としては、ミサイルが発射された場合には、一般に、早期警戒情報及び自衛隊の各種レーダー情報等により入手したミサイル関連情報、発射時刻、発射場所、発射方向等を内閣官房に逐次伝達をしているところでございます。  四月二十九日の北朝鮮による弾道ミサイル発...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になった護衛艦「いずも」と「さざなみ」が五月一日から三日までの間、米軍の補給艦一隻と共同訓練、戦術運動や通信訓練等を行ったところでございます。  お尋ねの自衛隊法九十五条の二に基づく米軍等の警護については、様々な報道が行われていたことは承...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) お答えすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) その点についても差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 特定秘密に当たる、若しくは省秘に当たるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 質問ありがとうございます。  適任かどうかという御質問ですけれども、しっかりと、我が国を取り巻く環境が厳しい中で、国民の生命、身体、財産、領土、領海、領空、断固として守り抜く、そういう覚悟でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今外務大臣も述べられたように、北朝鮮の核・ミサイルの開発、そして運用能力の向上は新たな段階の脅威になっているというふうに認識をしておりますし、また、核・弾道ミサイル開発のための活動を継続する姿勢も崩しておらず、更なる挑発行為に出ることもあろうかというふう...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 政府としましては、ウィキリークスのように不正に入手され公表された文書についてはコメントも確認も一切しないということといたしておりますので、そういったものに基づく御質問についてのお答えは差し控えたいと思います。
05月09日第193回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(稲田朋美君) まず、今お尋ねの自衛隊法第九十五条の二に基づく米軍等の警護を行ったのかということについてですけれども、その実施の逐一についてはお答えすることは差し控えさせていただいております。
○国務大臣(稲田朋美君) その点についてのお答えも差し控えさせていただいているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がるる御質問、そして御自分の考えを述べてこられたように、我が国を取り巻く安全保障環境は大変厳しいものがあり、我が国としては、我が国自身の防衛力をしっかりと整備もし、日米との連携を強化し、また価値観を共有する国々との間の連携を強化することによって、こ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘のこの半円の意味でございますが、三月七日に北朝鮮国営メディアは、前日六日に行われたスカッドERと推定される弾道ミサイル四発の発射を金正恩党委員長が指導する様子を放映をして、その中でこの半円が描かれている地図が放映されていたということであります...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今お示しになったとおり、このTELは移動式でございますし、SLBM、潜水艦から発射をする、こういった個別具体的な兆候を事前に正確に把握することが困難、そして発射の位置、タイミング等も非常にその兆候を把握することは困難であるということでございますので、常時...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員がおっしゃったそういった観点踏まえて、米軍の最新的な装備品である地上配備型イージスシステム、イージス・アショアやTHAADを含めた将来の弾道ミサイル迎撃体制の調査研究など、種々の検討を行っているところでございます。そして、現時点でイージス・アショア...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自民党から、我が国独自の敵基地反撃能力の保有の検討開始についての提言を含む弾道ミサイル防衛の迅速かつ抜本的な強化に関する提言の提出を受けました。全く危機感は共有をいたしているところであります。  防衛省としても自民党からの提言をしっかりと受け止めたいと...全文を見る
05月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○稲田国務大臣 今御指摘の自衛隊法九十五条の二についての、五要件についてのお尋ねでございます。  九十五条の二は、現行の九十五条と同様に、職務上武器等の警護に当たる自衛官に使用が限られていること、他に手段のないやむを得ない場合でなければ武器を使用できないこと、いわゆる警察比例の...全文を見る
○稲田国務大臣 詳細につきましては、その性質上、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○稲田国務大臣 先ほど答弁いたしましたように、日米間の連絡調整の要領を日米間で交わしているところでございます。  さらに、本制度の運用を開始するに当たっては、その適正な運用を図るため、いわゆる五要件の内容など、極めて受動的かつ限定的な必要最小限度の武器の使用を認めるものであるこ...全文を見る
○稲田国務大臣 その連絡調整の要領は書面で出されており、見ておりますけれども、その詳細については、その性質上、お答えを差し控えさせていただいているところでございます。
○稲田国務大臣 本制度の運用を開始するに当たっては、その適正な運用を図るため、あらゆる機会を捉えて米側に必要な説明、調整を行い十分な理解を得ているところでございます。  また、この対象となる米軍等の部隊は、自衛隊と連携をして我が国の防衛に資する活動に現に従事している部隊であって...全文を見る
○稲田国務大臣 米軍等の防護の実施については、米軍等の活動への影響や相手方との関係もあり、その実施の逐一についてお答えすることは差し控えさせていただいております。  平和安全法制により新設をしたこの武器等防護に関して、法律上国会報告の対象とはされておりませんが、可能な限り最大限...全文を見る
○稲田国務大臣 それは当然意識すべきものではないかというふうに考えます。
○稲田国務大臣 前回、今回と委員の御質問を通じて、しっかりと、コストの考え方、さらには、先ほどの我が方の安全の観点からなかなか公表できないこともございますけれども、しっかりと国民に対する説明責任も果たしてまいりたいと考えております。
05月11日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(稲田朋美君) 海外の邦人が危険にさらされたときに、その安全確保、救出に対応できるようにすることは国としての責務でありますし、政府としては、平素から様々な状況を想定をして、必要な準備、検討を行っております。  在韓邦人の保護、退避が必要になった場合についても、個別具体...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 憲法改正に関しては、国権の最高機関であるところの国会の場の憲法審査会において御議論いただくものであって、政府の一員である私からコメントすることは差し控えたいと思います。  今委員が御指摘になった平成二十八年二月の予算委員会での私自身、このときはまだ大臣...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) それは、現在は自民党の政調会長ではないということでございます。  当時は、自民党の政調会長、しかも党是として憲法改正を掲げているところの自民党の衆議院議員として総理に対して質問をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、今ここに政府の一員としてお答えをしておりますので、政調会長時代の一衆議院議員として、自民党の衆議院議員として質問をしたことについてコメントをする立場にはありませんけれども、けれども、ただ、当時、私もこの予算委員会の場で質問いたしました趣旨は、憲法学...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 私は今、何度も申し上げますけれども、防衛大臣として答弁をいたしておりますので、当時の衆議院議員としての質問についてお答えする立場にはないということを御理解をいただきたいと思いますし、また、当時の私の質問の趣旨は、まさしく自衛隊が憲法違反と多くの憲法学者が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊が合憲であるということを明記すべきであるということについては、例えば自衛隊のOBである隊友会の皆さん方からも要望をいただいているところでございます。  そして、この憲法については、自民党にとっては党是でありますけれども、様々な考え方があり、そして...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今外務大臣がおっしゃったことに尽きるわけでありますけれども、法治国家のもうその最高の基本法であるところの憲法を遵守をして職務に当たることは当然であるというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 今の憲法の下で、厳しさを増す我が国の状況の中で我が国を守るために万全を尽くすことが私の職務だというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は今防衛大臣としてこの場に立っております。そして、先ほど九条二項の解釈としての攻撃型空母について法制局長官がお答えになったとおりでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は今、政府の一員であり、防衛大臣としてこの場に立っておりますので、政調会長時代の私の発言についてコメントすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は今、政府の一員として答弁しておりますので、当時、政調会長時代の私の質問についてお答えする立場にはないということは先ほども申し上げたとおりでございます。  また、ここに書かれているのは私の長い質問の中の一部でございまして、ここで問題にいたしておりまし...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほども御答弁いたしましたように、法治国家であるところの、その基本法であるところの憲法遵守義務、これは閣僚全てが負っているものでありますし、私自身も憲法に従って職務を遂行するということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 憲法改正に関しては、様々な意見を国権の最高機関であるところの国会の憲法審査会において御議論いただくものであって、政府の一員である私から何かコメントすることは差し控えたいというふうに思っております。
○国務大臣(稲田朋美君) そのようには認識しておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど長官からも御答弁申し上げましたように、憲法九条一項の武力による威嚇とは、現実にはまだ武力を行使しないが、自国の主張、要求を入れなければ武力を行使するとの意思、態度を示すことにより、相手国を威嚇することをいうものと認識をしております。  その上で、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほども申し上げましたように、今回の空母カール・ビンソンとの共同訓練、これは海上自衛隊の技量の向上及び米海軍との連携強化を図ることを目的として実施をしており、この目的について日米間で一致をしております。  その上で、これらの共同訓練の実施の結果として日...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど申し上げておりますように、目的自体は、海上自衛隊の戦術技量の向上と米海軍との連携強化が目的でございます。  ただ、その効果として、日米同盟全体の抑止力、対処力を一層強化して地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示す、そういった効果があるとい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国であって、日韓両国の連携は、北朝鮮問題への対処など、地域の平和と安定にとって非常に重要だと思います。特に、新たな段階の脅威となっている北朝鮮の核、ミサイルに対応するためには、韓国との安全保障分野での協力を強化してい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 海上自衛隊の護衛艦「いずも」と「さざなみ」は、五月一日から三日まで関東南方沖から南西諸島東方沖に至る海域において、米海軍の補給艦とともに海上自衛隊の戦術技量の向上及び米海軍との連携強化を目的として各種戦術訓練を実施しました。  共同訓練の公表については...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 米軍等の警護に関する情報については、今委員が御指摘になったように、国民の皆様に適切に情報提供して説明責任を果たすという観点から、活動の安全を損なうおそれのあるもの、すなわち、情報公開法第五条三号に規定する、公にすることにより国の安全が害されるおそれ、他国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御答弁したところを具体的に申し上げますと、米軍等を警護している際に自衛隊又は米軍等に対し何らかの侵害行為が発生した場合など特異な事象が発生した場合には、事実関係を速やかに公表いたします。また、重要影響事態において警護の実施が必要と認められる場合には、あ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員が御指摘のように、変わり行く世界情勢の中でいかに我が国を守るために万全を尽くしていくか、そのための政策を、また防衛政策を常に考えていくということは重要だと思います。特に、我が国を取り巻く安全保障環境の中では、北朝鮮の核、ミサイルの脅威は新たな段階に入...全文を見る
05月15日第193回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(稲田朋美君) 現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案いたしますと、北朝鮮は、十四日五時二十八分頃、北朝鮮西岸の亀城付近から一発の弾道ミサイル、東北東方向に発射したと見られます。発射された弾道ミサイルは、二千キロメートルを超えた高度に達し三十分程度飛翔したものと推定を...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員も御指摘になりましたように、約八百キロメートルの飛翔距離を二千キロメートルを超えた高度、これは今回初めてですけれども、に達して飛翔したと推定されることから、ロフテッド軌道で発射された可能性があるというふうに思います。  こういった状況から、我が国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) この点については、先日の予算委員会においても委員から御指摘をされたところでございます。まさしく、新たな段階の脅威となっているところの北朝鮮核・ミサイル開発、運用能力の向上にどう対処していくかということでございます。  自民党から、我が国独自の敵基地反撃...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省・自衛隊による太平洋島嶼国に対する能力構築支援については、パプアニューギニアの先ほど委員も御指摘いただいた軍楽隊の演奏能力向上支援を平成二十七年度から継続的に実施をいたしておりますし、平成二十六年にはパプアニューギニアにおいて豪軍主催演習ロング・リ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど御答弁申し上げましたとおり、二千キロメートルですね、二千キロメートルの高度に達して三十分程度飛翔している、そして約八百キロメートル飛翔したということでございますので、今委員が御質問になった点も含めて詳細を現在検討中でございます。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、米軍は日米安保条約の規定に基づいて我が国において施設・区域を使用することが認められており、同条約上の目的達成のため、訓練等の軍隊としての機能に属する諸活動を一般的に行うことを当然の前提としております。しかしながら、一方、米軍は全く自由に訓練等を行っ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど深山局長が答弁をいたしましたように、法的な根拠というものにおいては、日米安保条約の規定ということでございます。  なお、伊江島の補助飛行場については、読谷補助飛行場の全面返還に当たって、読谷補助飛行場でのパラシュート降下訓練の機能の移転が必要であ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今お尋ねの五月十日の嘉手納飛行場で実施されたパラシュート降下訓練については、これは伊江島に移転をして、例外的な場合に限ってのみ嘉手納飛行場については使用することが、訓練場として使用することができると日米両政府間で認識の共有をしております。したがって、なぜ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、先ほど御答弁いたしましたとおり、伊江島の補助飛行場については、読谷補助飛行場の全部返還に当たって、読谷補助飛行場でのパラシュート降下訓練の機能移転が必要であったことから、SACO最終合意、最終報告に盛り込まれて、日米合同委員会で合意された上でパラシ...全文を見る
05月16日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今回、北朝鮮が発射をした弾道ミサイルの種類について、そのミサイルは三十分程度飛翔し約二千キロメートルを超えた高度に達したものと推定され、北朝鮮が発射翌日に発表した画像を見る限り、今回発射された弾道ミサイルは、スカッド、ノドン、ムスダンとは弾頭の形状が異な...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) どの時点で相手が武力攻撃に着手をしたかは、そのときの国際情勢、相手国の明示された意図、攻撃の手段、態様等様々な事情を勘案して総合的に判断する必要があって、仮定の事例において限られた要件のみであらかじめ確定的にお答えすることは困難であります。  その上で...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、NSCは、議長である内閣総理大臣の下で関係閣僚が自由闊達な意見を述べ合う合議体であって、関係閣僚から率直で忌憚のない発言が行われることをできるだけ担保するため、情報の取扱いについて最大限秘匿するよう意を用いており、政府部内でも情報の共有は極めて限定...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員は、恫喝の前提についてお尋ねがありましたけれども、どの時点で武力攻撃に着手したかどうかということについては、そのときの国際情勢、明示された意図、攻撃の手段、態様といった様々な事情を勘案して総合的に判断をするということに尽きるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 相手方の意図また恫喝に関し、それらが認定の一つの要素ではありますけれども、要素のうちの一つだけを取り出して議論するということは適当ではなく、武力攻撃事態等、着手ですね、武力攻撃の着手に関しては、あくまでも事態の個別具体的な状況に即して、政府が全ての情報を...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、前田局長が御答弁申し上げましたのは、そういった北朝鮮の報道を参考にする、すなわち、総合的な判断をする中の一つの材料として考慮するということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 私は、ですから、先ほど来御答弁申し上げておりますように、その時点での国際情勢、相手方の明示された意図、攻撃の手段、態様等によるもので、個別具体的な状況に即して判断する必要があるので一概にお答えすることは困難であるというところをお伝えをしており、その中の一...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ですから、一つ一つの要素を個別具体的、個別に議論することではなくて、総合的に判断をする中の一つの要素として入り得るということを申し上げたということでございます。したがいまして、一貫して私は委員に対して答弁しておりますとおり、その時点の状況、個別具体的な状...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、武力攻撃、武力攻撃の着手に当たるかどうか。武力攻撃は、一般に我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使をいうものであります。そして、どの時点で先ほど来御議論いただいている武力攻撃の着手に当たったかどうか、これは様々な事情を総合して総...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 一つ一つのですね、一つ一つの事象に関して判断をしているということではなく、現在までの一連の北朝鮮の言動について総合的に、総合的に、様々な事情を総合的に判断をした結果、現時点で我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使がなされているとは認め...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) したがいまして、今委員がおっしゃられたこと以外にも、様々な状況、国際情勢や意図、手段、態様に関して、様々な状況を勘案した上で総合的に判断をするということでございます。一概には言えないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 一概には言えないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘のように、それは例示にすぎず、これまで、これからやるぞと言って燃料を注入することは着手を総合的に判断する一つの要素たり得るのではないか、着手があったというふうに評価できることもあるのではないかと答弁されており、あらかじめ確定的にお答えしている...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど答弁いたしましたように、それも、今御指摘になった答弁も例示にすぎず、あらかじめ確定的にお答えしたものではないということでございます。  政府としては、今までも一貫して、どの時点で武力攻撃の着手があったと見るべきかについては、その時点の国際情勢、相...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 平成八年のSACO最終合意において、パラシュート降下訓練を伊江島補助飛行場に移転することを日米両政府間で合意をしたところです。その後、平成十九年の日米合同委員会において、引き続き基本的に伊江島補助飛行場を主要な訓練場として使用することとし、嘉手納飛行場は...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、五月十日のパラシュート降下訓練については、同日の朝に発出されたノータムについて米側に問い合わせて、結果、初めて事実関係が明らかになったものでございます。  また、五月十日に嘉手納飛行場で実施されたパラシュート降下訓練について、日本側からの申入れ、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 戦後七十一年を経て沖縄に大きな基地の負担を負っていただいている、こういった現状は是認できるものではなく、負担軽減を図ることは政府の大きな責任であり、安倍政権において着実に実績を積み上げておりますけれども、今後ともしっかりとその負担軽減に全力を尽くす考えで...全文を見る
05月18日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(稲田朋美君) 五月十五日に消息不明となった陸上自衛隊の連絡偵察機LR2については、十六日、機体の破片、搭乗者四名を発見し、四名の死亡が確認をされました。亡くなられた四名の隊員に対し、心より御冥福をお祈りするとともに、乗員の御家族また関係者の皆様に対し、心よりお悔やみを...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 報道は承知をいたしておりますが、核兵器開発の状況、北朝鮮の動向については防衛省として平素から情報収集、分析に努めておりますが、個々の具体的な情報について、事柄の性質上、お答えすることを差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) ロフテッド軌道を含め、弾道ミサイル攻撃に対する迎撃可能性については、飛来する弾道ミサイルの性能、発射地点、着弾場所等の様々な要因によって変化するものであることから一概にお答えすることは困難ですが、現行の迎撃ミサイルであるSM3ブロックⅠA、PAC3の個別...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 沖縄県議会において、四月二十四日の嘉手納飛行場におけるパラシュート降下訓練等に関する抗議決議がなされたことは委員の御指摘のとおりです。  防衛省としては、先ほど深山局長からも御答弁をいたしましたように、日米安保条約目的達成のため米軍が訓練を通じて即応態...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘ありましたように、五月十日の嘉手納の飛行場で実施されたパラシュート降下訓練、これは事前の調整がなく、先日の記者会見で私から遺憾である旨申し上げております。また、地方協力局長等からも米側に対しその旨を申し入れ、さらに一昨日、五月十六日ですが、私から...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) SACOの最終合意、すなわち伊江島補助飛行場でパラシュート降下訓練は行う、そして、例外的な場合というときにはしっかりと事前に調整をするということについて、米側からは、今後日本側と緊密に調整していきたいという旨の回答を受けております。また、ホームページの記...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 現在、防衛省において、北朝鮮の弾道ミサイル能力の向上を踏まえ、防衛計画の大綱に基づき、我が国全体を多層的かつ持続的に防護する体制の強化に向けて様々な取組を進めております。  御指摘のSM3ブロックⅡAミサイル、これまでの迎撃ミサイルと比較して、防護範囲...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘の昨年十月の宮古島住民全体を対象とした説明会においては、陸自警備部隊等の配置先である千代田カントリークラブにおける施設配置案を中心に、環境への配慮や地域の経済効果などについても説明を行ったところです。  宮古島における計画の全体像について申し...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官定数の変更、陸上自衛隊及び航空自衛隊の組織の改編並びに日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍...全文を見る
05月22日第193回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(稲田朋美君) まず、防衛省がどのようにウオッチをしていたということですけれども、北朝鮮のミサイル発射に関する動向については、防衛省としても、平素から重大な関心を持って情報収集、分析に努めているところであります。  今回の北朝鮮ミサイルについて事前にどの程度兆候を把握...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員からも質問の中で御指摘いただきましたように、北朝鮮の核、ミサイルの脅威、新たな段階に入っていると思っております。そうした我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で、我が国の防衛力の在り方については不断の検討を行うことが必要であると、このよう...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が質問の中でるる御指摘になりましたように、北朝鮮のミサイルの脅威、新たな段階に入っております。また、今回の発射についても、TELから発射される様子、また固体燃料推進方式のエンジンの特徴である状況などが画像から確認をされているところであります。そうい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛官の実員の向上により自衛官の充足率一〇〇%に近づけていくことが重要だと考えております。現在の自衛官の実員について、艦艇及び潜水艦の増勢など、優先度の高い部隊を中心に充足率の向上に取り組んでいるところでございます。  昨今の自衛官の年度末の充足率、平...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 統合幕僚長は防衛大臣の軍事専門的見地からの補佐と大臣命令の執行について責任を有しており、統合幕僚長を通じて防衛大臣が陸海空自衛隊を一体的に運用する統合運用体制により任務を遂行しているところでございます。また、実際の部隊運用については、弾道ミサイル対処、大...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、様々、統幕の運用機能等についての具体的な内容について御指摘があったところでございます。  統幕の運用強化、先ほど御答弁いたしましたように、真正面から取り組むべき重要な課題だというふうに認識をいたしております。そうした認識の下で、三自衛隊の部隊が一体...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今の憲法下においても自衛隊は合憲であるという解釈の下で法律を作っているわけでありますので、その定員については変わりがないのではないかというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十八年四月の熊本地震への対応に際して即応自衛官を招集し成果を上げた実績を踏まえ、今後、災害等に際して機動的に予備自衛官等の招集を行うことを視野に入れており、招集の頻度も上がるということが予想されます。  訓練を含め、予備自衛官等が招集に応じる場合...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 東日本大震災の際には、即応予備自衛官については二千百六十三名招集を打診し、実際に活動を行ったのは千三百五十二名、予備自衛官については四百二十六名に招集を打診し、実際に活動を行ったのは二百九十四名であり、打診した人数の三割から四割程度が活動を行うに至らなか...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 安全保障、防衛上の協力、友好関係にある国が適切な能力を備え、安全保障環境の改善に向けて国際社会全体が協力して取り組む基盤を整えることは極めて重要です。こうした国に対して、自衛隊で不用となった装備品等の無償譲渡等を行うことは、我が国の安全保障環境の改善に寄...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になりました平成二十四年度以降、合計十二か国に対して能力構築支援事業を実施しております。  具体的には、カンボジア、モンゴルに対する施設分野での協力、東ティモールに対する人道支援、災害救援分野や施設分野での協力、並びにパプアニューギニアに...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 能力構築支援や防衛装備・技術協力、これらの施策を、我が国を取り巻く安全保障環境の改善に寄与し得る有効な政策手段として戦略的に活用すべきである、これは委員御指摘のとおりだというふうに思います。  防衛省・自衛隊としても、そのような認識の下、今御紹介いただ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 安全保障技術研究推進制度においては、予算の適正な執行の観点から、他省庁の制度と同様に、防衛省の職員、いわゆるプログラムオフィサーが、採択された研究計画に基づく研究の円滑な実施を確保すべく、研究の進捗状況を確認し、予算執行に必要な手続などのサポートを行うこ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国の高い技術力、これは防衛力の基盤であって、安全保障環境が一層厳しさを増す中で、安全保障に関わる技術についてその優位性を維持向上していくことは、将来にわたって国民の命と平和な暮らしを守るために不可欠です。とりわけ、近年の技術改革の急速な進展は防衛技術...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、何らかの事態が武力攻撃に当たるかどうか、これは個別具体的な状況を踏まえて判断をすべきものであって、サイバー攻撃についてもこれは同様です。  今御指摘になったような高度化するサイバー攻撃の態様を踏まえれば──よろしいでしょうか。
○国務大臣(稲田朋美君) 今後、サイバー攻撃自体によって今委員御指摘のような極めて深刻な被害が発生する可能性は否定できません。    〔理事堀井巌君退席、委員長着席〕  いずれにせよ、御指摘のようなサイバー攻撃を含め、サイバー攻撃のみで武力攻撃と評価することができるかについて...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、サイバー攻撃のみで武力攻撃に該当するかどうかということについて御答弁をしたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、サイバー攻撃のみで武力攻撃と評価することができるかどうかについて、今後とも検討を進めていくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 五月十八日午前十時五十二分頃から五十六分頃にかけて、尖閣諸島周辺の我が国領海に侵入した中国海警二三〇八が魚釣島の北西北約十四キロメートルの海上を航行中、当該船橋前部付近において、小型無人機ドローンらしき物体一機が飛行していることを海上保安庁の巡視船が確認...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 中国の十分な透明性を欠く中での軍事力の広範かつ急速な強化や我が国周辺を含む海空域での活動の活発化などは、我が国を含む国際社会の懸念事項となっております。と同時に、日中両国は地域の平和と安定に大きな責任を有しており、日中関係は我が国にとっても最も重要な二国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 中国に対する認識は先ほど御答弁したとおりでございます。  一方、北朝鮮による核、ミサイルの開発の継続、累次にわたる弾道ミサイル発射は、我が国を含む地域全体、国際社会の安全に対する重大かつ差し迫った脅威であるというふうに認識をいたしております。特に、昨年...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 懸念事項となっているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほども御答弁申し上げましたように、中国の東シナ海、南シナ海における軍事力の広範かつ急速な強化、また活動の活発化、そして現状の変更の試みなどは、我が国を含む国際社会の懸念事項となっております。  一方で、今委員が御指摘になりましたように、我が国と中国、...全文を見る
05月25日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(稲田朋美君) 前回、当時の政調会長として総理に質問した憲法に関する部分の一部を御質問いただきましたので、当時の自分の状況についてお答えをしたところでございますが、現在、政府の一員としてこの場におりますし、個人的な見解について述べる立場にはないというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 憲法改正について、安倍総理が自民党の総裁として発言をされたということを承知をいたしております。  一方、憲法改正については国会の憲法審査会において御議論をいただくべきものであって、政府の一員である私から安倍総裁としての発言についてお答えすることは差し控...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 部外に対して職務に関し意見を発表するような場合に際しては、あらかじめその旨を上司に届け出るよう大臣官房長通知により定められており、各幕長等にあってはあらかじめ大臣官房長に通報することとなっているところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 五月二十三日の河野統合幕僚長の講演に関しては、特派員協会から依頼があったところ、統幕長の日程の調整が付いたことから、我が国周辺を取り巻く情勢認識、自衛隊の取組について、国内のみならず国外に発信する貴重な機会であると考え、講演を実施をしたところでございます...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、宇都自衛官、佐藤自衛官というお話でございますので、そういう仮定的な状況の下での答弁は控えたいというふうに思います。  ただ、憲法遵守義務との関係でございますが、その憲法遵守義務において、公務員であったとしても、今回の統幕長のように、統幕長としては...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員からは憲法遵守義務の関係と、あと自衛官としてというお答えがございましたので、自衛官としてのお答えも今からさせていただきたいというふうに思います。  公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではありません。したがって、一党一派の政治的勢力のため...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、防衛大学校の授業では「わが闘争」について、その本の抜粋を授業の教材として使用しているということはありません。  そして、「わが闘争」に書かれている内容の精神、それをそのまま学生に伝える目的を持ってこれを使用されるというのであれば適切ではないという...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 矛盾はしていないというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 教育勅語が戦後、衆参の国会決議で効力を失っているということはそのとおりでございます。  先ほどこのヒットラーの「わが闘争」に関しては、防衛大学校の教育に関して御質問をいただき、私の見解を述べさせていただいたところです。また一方、教育勅語に関しては、私が...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛大学校において「わが闘争」に書かれている内容の精神をそのまま生徒児童に伝える目的を持ってこれが使用されるというのであれば、当然のことながら適切ではないというふうに考えます。
○国務大臣(稲田朋美君) この訴訟についてですけれども、本件は、在日米海軍横須賀基地に勤務していた駐留軍等労働者の暴力等について、同僚である労働者からの通報を受け、日米間で様々な調査及び協議を行った結果、解雇が適当であると判断し、平成二十五年五月、雇用主たる防衛省として当該労働者...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 統幕長の発言がそういった政治的行為に当たらないかということでございます。  自衛隊法第六十一条一項において、政治的目的のために政治的行為をしてはならない旨を規定しており、政治的目的については、自衛隊法施行令第八十六条において具体的に定義をされているとこ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、政治的目的のために政治的行為をしてはならないということでございます。政治的目的、そういった意図があったのかどうなのか、また、政治の方向に影響を与える意図でその政策を主張し、又は反対することに当たるのかどうなのか、これを個別具体的に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、自衛隊法六十一条で政治的目的のための政治的行為は禁じられております。また、施行令八十六条の第五号で、政治的目的として、「政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反対すること。」と規定をされております。また、人事...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、それが政治の方向に影響を与える意図で、しかも特定の政策を主張し、又はこれに反対することに該当するのかどうかということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたとおり、政治的目的のために政治的行為をしないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今のものを具体的に法律に表したのが自衛隊法第六十一条第一項であり、そしてそれを更に定義をしたのが自衛隊法施行令第八十六条だということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 個別具体的な状況において、自衛隊法第六十一条第一項、また自衛隊法施行令第八十六条に照らして、その政治的行為を禁じた自衛隊法に反するかどうかは判断しなければならないと、このように考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 一自衛官であったとしても自衛隊法第六十一条第一項……(発言する者あり)はい。ですから、一自衛官であってもというのは、今統幕長の話を前提として一自衛官の話を委員から御質問いただいておりますので、一般論として、一般論として私も、一自衛官が自衛隊法第六十一条一...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 「政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反対すること。」に該当するかどうかを判断するということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊法六十一条一項、また自衛隊施行令八十六条に関しては、先ほど藤田委員の質問にお答えをしたところであって、政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反することかどうかということでございますが、今回の統幕長の発言については、記者の質問を...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 昨年の十月十三日の参議院予算委員会で、総理は、訓練の一部は佐賀で行われるということでこれは進めているわけでありますというふうに答弁をいたしました。米軍オスプレイの沖縄県外への訓練移転については、これまでも申し上げてきたとおり、沖縄の負担を全国で分かち合う...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 防衛省としては、米軍オスプレイの沖縄県外への訓練移転等については、これまでも申し上げたとおり、沖縄の負担を全国で分かち合うとの観点から、全国の他の空港と同様、佐賀空港の利用も考慮をさせていただきたいということを考えているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダン派遣施設隊要員の帰国第一派約七十名は四月十九日に、第二派約百十名は五月六日に、第三派約百三十名は五月十四日にそれぞれ青森空港に到着をいたしました。第四派約四十名につきましても、本日南スーダンを出発の予定であって、五月二十七日、今週の土曜日に青森...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 南スーダンの施設隊の派遣は、平成二十四年一月からUNMISSへの派遣を開始し、五年を超える派遣期間を通じ、これまで延べ約四千人の隊員を派遣してきました。これは、施設部隊の派遣としては、期間、実績共に最長、最大規模のものです。主要な実績だけでも、道路補修は...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 米国とサウジアラビアとの個別具体的なやり取りについてコメントすべきではないと思いますが、その上で、従来から防衛省は、戦闘機F35A、イージスシステムなど米国の開発した装備品、これは多数導入しており、これらの装備品は我が国の防衛を全うするために必要不可欠と...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御指摘のエアシーバトル構想は特定の地域や敵対者を想定した計画や戦略ではなく、またオフショアコントロール論については、米国においてこれまで議論されてきたアジア太平洋戦略に関する数あるオプションの一つにすぎず、現在の米国政府の計画や戦略そのものではないという...全文を見る
06月01日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今回の統幕長の発言でございますが、記者からの質問を受けて、憲法という非常に高度な政治問題でありますので統幕長という立場から申し上げるのは適当ではないと思いますとまずは明確に述べた上で、個人的な感想を述べたもので、政治的目的を持って発言したものではないこと...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) はい。  一般論として、自衛官の最高位にある統合幕僚長として、公の場における発言については、様々な配慮が必要であることは委員が御指摘のとおりだと私も思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 北朝鮮のミサイルの発射の意図についてのお尋ねでございますが、我が方として断定的にお答えすることは差し控えさせていただいております。  しかしながら、一般論として、昨年も核実験二回、そしてミサイルは二十発以上、そしてどんどんと技術も発展をさせていっている...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘の証言については承知をいたしておりますが、日米間では、二月の共同声明において首脳レベルで在日米軍の再編に対する日米のコミットメントを確認をしているところです。また、同共同声明において、辺野古基地が普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の...全文を見る
06月05日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○稲田国務大臣 はい。  先週末、世界の防衛大臣が集まるシャングリラ会合においても、日米韓、日韓また日米などで世界の課題として取り組んでいくことを共通認識として共有することができましたが、今委員御指摘のように、ロフテッド軌道や飽和攻撃など、課題がございます。そのような課題を克服...全文を見る
06月05日第193回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(稲田朋美君) 今委員御指摘のように、南スーダンのこの施設部隊の作っている日報については、昨年の十二月、破棄をしているというものを私の指示で再捜索をして、全て二月に情報公開をいたしました。  どのようにその保存期間を決めていたかということでございますが、この日報は、中...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど申しましたように、随時発生し、短期に目的を終えるものとして保存期間一年未満、そして用済み後廃棄というふうに決めましたのは、南スーダンの施設隊長、さらにはその報告先であるところの中央即応集団司令部防衛部長、双方において取決めをしていたということでござ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今おっしゃったような取扱いに注意すべき部分、この点については、情報公開する場合にはしっかりと検討してまいります。  一方でまた、第一次資料であるので、それを一年未満、用済み後廃棄とするのはいかがなものかという議論も国会の中でございました。特に、第十一次...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○国務大臣(稲田朋美君) まず、委員御指摘のように、自衛官の国会答弁の必要性は国会で御判断をされるものでございます。  そして、御指摘の訓令、これは平成九年に廃止をされたものです。そして、この訓令の廃止に伴い出されました事務次官通達においては、国会その他の中央官公諸機関との連絡...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まさしく、この事務次官通達、これは訓令を廃止する訓令が制定された事実についての趣旨、理由を周知するためのものであって、自衛官の国会出席が抑制されているものではない、これは今も昔もそうであるということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) はい、拘束力を有するものではないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 政府見解として、九条の解釈上、必要最小限度の自衛権の行使、これは許されているわけであって、そのための自衛隊、これは合憲であると解釈をいたしております。
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十九年五月二十三日、日本外国人特派員協会での記者会見において河野統幕長がおっしゃられた発言のうちの、今委員が下線を引かれている部分を読み上げさせていただきます。  「憲法は高度な政治問題なので、」「一自衛官として申し上げる」、ちょっと待ってくださ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 日本国憲法の第九十九条、そのうち委員が下線を引かれているのは、「公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」というふうに書かれてございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 自衛隊服務規程のうち、委員がアンダーラインを引かれているのは、「宣誓 私は、」、その後、「日本国憲法及び法令を遵守し、」、そして、「政治的活動に関与せず、」というところにアンダーラインが引かれているということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今の御質問は、統幕長の発言が憲法九十九条に違反しているのではないかという質問でございますけれども、私は、あくまでも統幕長の発言は、記者からの質問を受けて、憲法という非常に高度な政治問題でありますので統幕長という立場から申し上げるのは適当ではないと明確に述...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 服務規程との関係についてお尋ねでございますけれども、政治的目的のために政治的行為はしてはならないということでございます。そして、その政治的目的は、政治の方向性に影響を与える意図で特定の政策を主張し又はこれに反対することと規定をされています。  今回の統...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど理由を述べさせていただいたとおり、違反はしていないというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) 緊急時における民間施設の使用の改善について、現時点で具体的な内容に決まったものがないため、米側との間で協議、調整をしていくこととしております。  そして、御指摘のその懇談会における防衛省職員の説明、このような具体的な内容について、米側との協議によること...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 埋立承認願書の添付図書であるところの埋立必要理由書において、普天間飛行場の移転先、国外、県外が適切でない理由を述べております。  具体的には、米海兵隊は、一体的に運用する組織構造を有している、平素から日常的に各構成要素が一体となり訓練を行うことで優れた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場が有しておりました機能のうち、名護市辺野古沖で代替施設に移転いたしますのはオスプレイなどの運用機能のみですが、緊急時における航空機の受入れ機能については、福岡県の築城基地、宮崎県の新田原基地へ移すことといたしております。  この点については...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げましたように、オスプレイなどの航空機は沖縄県内で移設をする計画である一方で、緊急時における航空機の受入れ機能については九州に移すことといたしております。  在沖海兵隊の各構成要素、これは日常的、一体的に運用すること、これが可能でございますので...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 海兵隊の一体性の維持、これは維持がされております。  一方で、一方で、緊急時に多数の航空機を受け入れる機能を県外に移転するということでございますので、これは在沖海兵隊の各構成要素、これを日常的、一体的に運用することが可能であることに変わりはございません...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今の委員のお尋ねは、将来原発がなくなった場合に、原子力技術の維持のために原子力潜水艦を建造することはどうなのかというお尋ねだというふうに思います。  現在、防衛省においては、防衛計画の大綱、中期防に基づいて、通常動力型の潜水艦、これを毎年一隻ずつ整備し...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、ミサイルの射程のお尋ねでございます。現時点で北朝鮮で実戦配備されているもののうちで最大射程を有するのはノドンであると見られ、射程は約千三百キロメートルに達すると見られます。平壌を中心として射程約千三百キロメートルの円を描けば、沖縄などを除いて我が国...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 安保体制の下で、在日米軍において緊急事態に迅速かつ機動的に対応できる体制が平時から在日米軍においては取られており、このような在日米軍のプレゼンス、これは米国が有する核戦力、そして通常戦力と相まって抑止力として機能をしているというふうに思います。  また...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今の沖縄よりも朝鮮半島に近い九州に海兵隊を配備した方がよいのではないのか、沖縄では遠過ぎるという御指摘ですけれども、九州に海兵隊が駐留した場合、沖縄と比較して朝鮮半島に近くなる一方で、それだけ台湾海峡、東南アジアといった地域からは遠ざかることになり、これ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場の移設、返還について、日米間では今年の二月の共同声明で首脳レベルで在日米軍の再編に対する日米のコミットメント、これを確認をいたしております。また、辺野古移設が普天間飛行場の継続的な使用を回避するため唯一の解決策であることも確認をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 我が国を取り巻く安全保障環境に関して、今委員が御指摘になったように、北朝鮮の核、ミサイルの開発、そしてこれは新たな段階の脅威に入っているというふうに認識をいたしております。さらに、中国による軍事力の広範かつ急速な強化、我が国周辺海空域での活動の活発化など...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○国務大臣(稲田朋美君) 北朝鮮が、本日朝、元山一帯から日本海方向へ地対艦ミサイルと推定される発射体数発発射した旨、韓国合同参謀本部が発表したとの報道については承知をいたしております。  北朝鮮における軍の動きなどの個々の具体的な情報の内容については、事柄の性質上、コメントは差...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) まず、報告に関してでございます。  この日報問題について、しっかりと調査、さらには国民に対して、皆さんに対して報告を行うこと、これは国民からの防衛省・自衛隊への信頼という点から極めて重要であるというふうに考えております。他方、調査の過程でその断片的な内...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘の報告書における記載、これは承知をいたしておりますが、米会計検査院、GAOの報告書の内容の逐一について政府としてコメントをする立場ではありません。  その上で申し上げますが、普天間飛行場の辺野古移転については、本年四月より護岸工事に着手し、工...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場の返還につきましては、当時、橋本総理がモンデール駐日米国大使と話し合い、平成八年、一九九六年四月に沖縄県内に代替施設を建設するということを前提に普天間飛行場を全面返還するという日米合意に至り、SACOの最終報告が取りまとめられました。  S...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 在沖海兵隊のグアム移転に際して、沖縄に所在する海兵隊のうち約九千名をグアムやハワイ等に移転させ、沖縄には約一万名の海兵隊を残すことといたしております。このうち、グアムには約四千名の要員が移転する予定であり、移転する主な部隊は第三海兵機動展開旅団司令部、第...全文を見る
06月15日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
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○国務大臣(稲田朋美君) 六月六日の当委員会でも申し上げましたように、米側との具体的な協議、またその内容の調整が整わない、このようなことがあれば、返還条件が整わず、返還がなされないということになりますけれども、そういったことがないようにしっかりと対応をしていくということでございま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 移設までの間における普天間飛行場の危険性除去を中心とした負担軽減、引き続き極めて重要な課題でございます。政府としては、五年以内の運用停止に向けて、相手のあることではありますけれども、できることは全て行うという方針の下で取り組むということに変わりもありませ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 相手があるということでございますので、今の御質問に限ってお答えをすればそのとおりでございますけれども、しっかりと今後とも取り組んでいくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場の危険除去を中心とした負担軽減、引き続き極めて重要な課題として取り組んでまいりますが、五年以内の運用停止に向けて、相手方のあることではありますけれども、できることは全て行うという方針の下で取り組んでまいりたいと、このように考えているところでご...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そのようなことがないよう、返還条件が満たされ、普天間飛行場の返還の実現の支障とならないように対応してまいりたいということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 米国といった相手のあることではありますが、できることは全て行うという姿勢で取り組んできているところでございますし、また、普天間飛行場の危険除去という意味におきましては、これまでも、具体的には、普天間飛行場が有する三つの機能のうち、空中給油機の運用機能につ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 仮に、今委員が御指摘のように、この点について今後米側との具体的な協議やその内容に基づく調整が整わないことがあれば、返還条件が整わず、普天間飛行場は返還されないこととなりますが、防衛省としては、そのようなことがないよう、緊急時における民間施設の使用の改善に...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今、委員がおっしゃいましたように、仮定の話ではございますが、その前提条件が整わなければ返還とはならないと。危険の除去ということについては、できることは今までもやってまいりましたし、これからも行っていくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 普天間飛行場の危険性除去、このために返還を進めているわけでございますので、その点についてはしっかりと米側と調整をした上で、その返還情勢を整えていくということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほど具体的に述べましたように、具体的に危険性の除去に取り組んでおりますし、これからも取り組んでまいりますが、最終的に危険性の除去、一〇〇%危険性の除去というその最終目的は普天間の移設ということでございます。そのための、委員が御指摘になっているところの米...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 仮定を置いた上で、協議が整わなければ、普天間の前提条件であるところが整わないということになれば、究極の危険性除去という意味においては実現はいたしません、でよろしいでしょうか。
○国務大臣(稲田朋美君) 委員御指摘のとおり、アメリカとの協議、それはしっかりと進めていかなきゃいけない、これは間違いがないところでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 今御指摘の報告書における記載は承知をいたしておりますが、御質問にあった書簡に関することも含め、米会計検査院、GAOの報告の内容の逐一について政府としてコメントする立場にはないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 先ほどの答弁のとおり、内容の逐一についてコメントする立場にはなく、その上で申し上げれば、普天間飛行場代替施設の滑走路の長さについては、日米両政府で合意をされているところでございます。米政府との個別のやり取りについてはお答えを差し控えたいということでござい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 米政府との個別のやり取りについてはお答えを差し控えたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 実地調査を行う許可を求める書簡に関することも含め、GAOの報告書の内容の逐一について政府としてコメントする立場にはなく、お答えは差し控えます。その上で申し上げると、普天間飛行場代替施設の滑走路の長さについて、日米両政府で合意されているということでございま...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) このFMS調達に関しては、防衛省として、まとめ買いによるコスト削減を含む価格交渉、また防衛力整備上の必要性を踏まえた納期の設定について主張すべき点は主張しつつ、必要な調整を米国側との間で行っております。  今お尋ねの未精算の問題でありますが、平成二十七...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 通告がございませんでしたので、今正確な数字を申し上げることはできませんが、お調べをして、できる範囲でお答えを委員のところにしたいというふうに思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今委員が御指摘になった点、しっかりと事実関係を精査した上で、主張すべき点はしっかりと主張してまいりたいと考えます。
○国務大臣(稲田朋美君) 三月十七日以降、特別防衛監察が日報の問題の事実関係、これを解明するために徹底的に調査をしております。国民に対して責任を持って説明を行うということ、これは国民からの防衛省・自衛隊への信頼という観点から非常に重要だと認識をしておりますが、今委員も御指摘いただ...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 三月十七日以降、防衛監察本部が事実を解明するために徹底的に事実関係、調査しております。その調査には、多くの関係者の聞き取り、必要な場所への立入り、様々な書類の確認等が含まれ、一定の時間が掛かり、その間の調査は独立した立場の専門家に委ねることが必要であり、...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 委員が御指摘になった報道は承知をいたしております。  現在、防衛監察本部が、様々な角度から多くの関係者の聞き取り、様々な書類の確認を行い、徹底的な事実関係の解明に向けて調査をしているところであって、報道を受けた形でその逐一について申し上げることは控えた...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今申し上げたとおり、現在防衛監察本部による特別防衛監察が行われており、報道を受けた形でのその逐一について申し上げることは差し控えたいというふうに思います。  今、防衛監察本部、これは独立性の高い立場から公正かつ中立に監察をしているところでございます。(...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 本日から、弾道ミサイル対処能力の向上を図るため、順次全国においてPAC3の機動展開訓練を行います。本訓練は、展開先となり得る施設においてPAC3の迅速かつ円滑な展開ができるよう、器材、人員の移動や器材展開の手順の習熟度、これを確認するといった戦術技量の向...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 本訓練の実施については、防衛省において検討、決定をして、私から公表をいたしました。政府部内の意思決定のプロセスの具体的な詳細について申し上げることは差し控えますが、今回の訓練については、その公表に先立ち、私は十分な説明を受けた上でその実施について了承をい...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことではなく、順次同様の展開訓練を全国的に調整をしていくということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 高射隊の発射機の数、これは、十七高射隊がそれぞれ二機の発射体を運用しておりますので、全部で三十四機ということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) そういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 基本的にはそういうことでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 現実の展開、現実に我が国に飛来するおそれがあった場合のPAC3の展開先に関しては一概に申し上げることは困難ですが、実際にPAC3を展開するに際しては、相手国の言動等を含め、その時々に収集、分析した情報等を踏まえて、我が国を守るために適切な場所に展開をする...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 今のお尋ねについては、確認をした上で先生にお答えをしたいと思います。
○国務大臣(稲田朋美君) 今、石材の洗浄、投入石材の洗浄についての方法等については整備局長から答弁したとおりでございます。  防衛省としては、引き続き、法令に基づいて、自然環境にも最大限配慮して辺野古移設に向けた工事を進めていく、そういった考えでございます。
07月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○稲田国務大臣 二月十五日、確かに、国会の打ち合わせを断続的にやっておりました。そして、その中において陸幕長が来られた回もあったと思います。  しかしながら、陸自にデータがあった、そして日報があったということを私が報告を受けて、そして、それを了承するとか、また隠蔽を了承するとい...全文を見る
07月25日第193回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(稲田朋美君) この南スーダン派遣部隊の現地で作っている日報に関しては、私はもう当初からこの日報については公開すべしという立場を一貫して取ってまいりました。  昨日も総理も御答弁になりましたように、七月の衝突時のあの日報について、戦闘という表現も含めてしっかりと公表す...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 様々な御批判があることは承知をいたしております。しかしながら、今問題になっております南スーダンの日報についても、私の指示でもって防衛省自ら日報を公表したことも事実でございます。様々な御批判はしっかりと受け止めつつ、やるべきこと、なすべきこと、しっかりとや...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 御批判は御批判として受け止めつつ、今までも、今までもしっかりとやるべきことをなしてきたという思いでございますし、これからもしっかりとやるべきこと、なすべきことをやってまいりたいと考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(稲田朋美君) 統制という意味において、シビリアンコントロール、これも、私は今回の日報の問題も、一旦不開示となったものを私の指示でもって探索をし、防衛省自ら公表した、これもシビリアンコントロールの一つだと思っております。  さらには、厳しさを増す我が国の安全保障環境の...全文を見る
○国務大臣(稲田朋美君) 様々御批判はありますけれども、私はシビリアンコントロールは利いている、統制は利いているというふうに考えております。
○国務大臣(稲田朋美君) いまだ特別防衛監察の報告書はまとめられておりません。したがいまして、今委員がこれは本物ですかというのは、何を指しておられるのか私には不明でありますので、お答えすることはできません。
○国務大臣(稲田朋美君) まず、申し上げましたように、まだ特別防衛監察の徹底的な事実調査が継続をされている段階でございます。今報道になっているものについて、それが何であるか私は承知いたしておりません。
○国務大臣(稲田朋美君) 今、先ほど来申し上げておりますように、特別防衛監察の事実調査は継続中でございます。今委員が御指摘になったことについて私は承知はいたしておりません。