稲田朋美

いなだともみ

小選挙区(福井県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数5回

稲田朋美の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第169回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○稲田委員 自由民主党の稲田朋美でございます。  本日は、参考人の方々には、それぞれの立場から大変貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  まず最初に、潮谷熊本県知事と田中副委員長にお伺いをいたします。  特に、潮谷知事のお話を伺いながら、熊本県と我が福井県の情勢は...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。  私も、医師不足、病院不足を解消するために道路を整備するというのは全く本末転倒であるというふうに思っております。ただ、地元でも、今おっしゃいましたように、生活道路等、本当に整備しなければならない道路もあります。  また、一般財源の方が使いや...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。  この納税者主権、だれが納税者かというのは、非常に核心に触れるキーワードではないかなと思っております。  と同時に、きょうの参考人のお話を聞きながら、地域間の財政力格差の是正。今回の地方法人特別税の創設もそうでございます。  例えば、東京...全文を見る
○稲田委員 では、もう一問お伺いいたします。  最後に熊本県知事にお伺いをいたしたいんですけれども、先ほども申しましたように、地方法人特別税については、暫定的なものとしてとりあえず評価をするとおっしゃっておられました。私も、少子高齢化が進む中で、自治体に地方消費税のような安定的...全文を見る
○稲田委員 どうもありがとうございました。
04月02日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○稲田委員 自民党の稲田朋美でございます。  本日は、一般質疑ということですが、全国農業協同組合中央会の冨士常務と全国農業協同組合連合会の米本常務がお見えでございますので、米政策、特に昨年秋の米価下落に伴う緊急対策、そしてまた本年度の生産調整に向けた取り組みなどをお伺いいたした...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。  さて、昨年は、第一線で農業に携わっておられる方々にとっても、また日本の農業政策にとっても、試練の年であったと思います。十九年産から導入されました品目横断的経営安定対策、農地、水、環境保全対策、新たな米政策、この新三政策に対する批判もございま...全文を見る
○稲田委員 今の政府のお答えですと、三十四万トンの備蓄米の中にはこの十八年産の十万トンの売れ残りは入っていなかったというふうにお伺いをいたしました。  次に、全農、全中にお伺いをいたしますが、今の政府の御説明に対してつけ加えることがありますか。全農の米本常務、お願いいたします。
○稲田委員 それでは、今お話がありました全中の冨士常務、つけ加えて御説明をお願いいたします。
○稲田委員 ありがとうございます。  今の御説明を伺っておりましても、十八年産のウルチ米販売残十万トンは三十四万トンのうちに含まれていると考えていて、あとの二項の十八年産の十万トン相当量についてはそれにプラスアルファをして自主的にやる政策と考えていたというふうに御説明を伺っても...全文を見る
○稲田委員 重ねて米本常務にお伺いをいたします。  なぜ、十月末の時点で十万トンのえさ処理ができるということでお約束をされたのに、わずか一五%しか実現できなかったのか、今おわびの言葉はあったんですけれども、その経緯なり、もしくは事情、背景、理由について改めて説明をお願いいたしま...全文を見る
○稲田委員 今の常務のお話を伺っていて、我々の見通しが甘かったということなんですが、それにしてもわずか一五%という、その見通しは一体どうなのかなと。そもそも、十一月九日に十万トンふるい下米で調達をするということが果たして可能な目標だったのかどうなのか。そして、それが無理だとわかっ...全文を見る
○稲田委員 全中、全農の両会長がえさ処理を全力で実行すると談話まで発表されておきながら、結局は一五%しかできなかったということの影響は大きいと思います。予算を伴う対策を講じる場合、それがきちんと履行されなければ、この次に同じように全中、全農から要望を受けても国が財源を確保してくる...全文を見る
○稲田委員 実際、この米緊急対策のかなめが全農より十万トンのえさ処理であり、もしこれが実現をしていたら、米価はかなり上昇したのではないか、また農家の方々の期待に沿うことができたのではないかと非常に残念に思っております。  さて、ことしに入って、十九年度補正予算を含む千百十一億円...全文を見る
○稲田委員 今の冨士常務のお答えにつけ加えて、全農として米本常務に同じ質問をお伺いいたしたいと思います。
○稲田委員 もし、えさ処理十万トンを実現していたら、二十年産の需給はかなり締まったものになると思っています。にもかかわらず一五%しかできなくて、そして、そのために集めた四十二億円があるということは、二十年産の需給がそれによって緩和をしている、その対策にぜひともお使いをいただきたい...全文を見る
○稲田委員 ぜひともよろしくお願いいたします。  次に、全農の米本常務にお伺いをいたしますが、そもそも、十九年産の米価が下落をいたしました大きな原因の一つに、全農の七千円の仮渡し金の問題がありました。なぜこのようなことになったのか、そしてまた、米価が下がったことについてどのよう...全文を見る
○稲田委員 ぜひとも昨年の反省を踏まえてお願いをいたしたいと思っております。  また、全農が単に手数料稼ぎの手数料商売になっていないか、また買い取り方式、もしくは販路についても卸だけではなくてスーパー、外食を含めて安定的な販路の確保をいただきたい。また、全中と全農が縦割りになっ...全文を見る
○稲田委員 最後に、大臣にお伺いをいたします。  私は、農業を一つの産業とはとらえてはおりません。農業は日本文化の原点であります。アマテラスオオミカミの神勅にも、稲作が続く限りこの国は繁栄すると書かれております。水田は日本の美の象徴ですし、お米は日本人の主食です。主権国家は自国...全文を見る
○稲田委員 ぜひとも日本の農業、農村を守るために前向きな政策をよろしくお願いいたします。  本日はどうもありがとうございました。
04月11日第169回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美でございます。  裁判員制度の施行まであと一年に迫ってまいりました。この裁判員制度は、日本の刑事裁判史上極めて大きな改革ですので、関係者の方々には、さらに万全な準備をしていただきたいと思います。本日は、その観点から、幾つかの御...全文を見る
○稲田委員 これまで、自白の任意性、信用性が争われてきたのは、警察の取り調べが多かったように思います。そうなりますと、警察の取り調べの録音、録画というのが課題になると思いますけれども、警察でもこの夏から録音、録画の試行をされるということで大変画期的なことだと思っておりますが、一方...全文を見る
○稲田委員 警察段階の可視化の問題、非常に重要な問題だと思いますので、検証も含めて、よろしくお願いいたします。  また、裁判員制度の円滑な実施のためには、それを支える法曹の役割が非常に重要だと思っております。その観点から法曹人口と、そしてまた法教育の点からお伺いいたしたいと思い...全文を見る
○稲田委員 力強い答弁、ありがとうございます。  大臣お見えになりましたので、一年後に迫った裁判員制度についてお伺いをいたします。  先日、最高裁が実施をいたしましたアンケートの結果によりますと、この裁判員制度に参加してもよいという方が一五・五%、余り参加したくないが義務なら...全文を見る
○稲田委員 ぜひよろしくお願いいたします。  先ほど副大臣に三千人問題についてお伺いをしたんですけれども、裁判員制度が導入されて、地方の弁護士会の中には裁判員制度の実施体制が十分にとれないと表明している会もあるように伺っておりますが、法務省では、裁判員制度の円滑な実施という観点...全文を見る
○稲田委員 次に、法曹養成の中核である法科大学院制度についてお伺いをいたしたいと思います。  まず、入学選抜制度のあり方です。  聞くところによりますと、法科大学院適性試験と入学後の成績にはほとんど相関関係がないと言われています。ということは、将来、法曹に適する人を選ぶための...全文を見る
○稲田委員 ありがとうございます。  二点目なんですけれども、法科大学院における教育内容や達成すべきレベルの平準化、統一化についてです。  法科大学院の学生の話をお聞きいたしますと、司法試験の合格のためにそれぞれの科目ごとに一体何をどの程度理解していいのかわからなくて大変不安...全文を見る
○稲田委員 お答えを聞いてもちょっとよくわからないんですが、とにかく、プロセスとしての法曹養成制度がきちんと機能すれば、きちんとした入学選抜試験を受けた上で、そして、法科大学院で充実した教育を受けて、十分な成績をとった学生はおのずと司法試験にも合格をするという流れがきちんとできる...全文を見る
○稲田委員 ぜひよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
11月18日第170回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○稲田委員 おはようございます。自民党の稲田朋美でございます。  本日は、国籍法の改正という非常に重大な法案について質問いたしたいと思っております。  国籍付与は、言うまでもなく日本国民の資格を定めるものでございます。日本の、いわば国家共同体の構成員を決める重大な作用が国籍付...全文を見る
○稲田委員 それは当たり前のことなんですが、民法九百条の差異について合理的な理由があるということでよろしいのでしょうか。
○稲田委員 今、全国からたくさんのファクスが来ておりまして、我が事務所にはもう既に二十センチを超えるファクスが届いております。そのおかげでファクスが故障したぐらいの、全国からたくさんのこの改正に対する危惧の声が出ております。そして、慎重審議入りを求めているわけです。  産経新聞...全文を見る
○稲田委員 今の民事局長の答弁を聞いて、結果的にどうなるかがわかった人というのはいないんじゃないかと思うわけです。今非常にわかりにくい答弁をされたので、私なりにおっしゃったことを簡単に言いますと、併合罪になるので、こういった偽装認知による国籍の届けが出された場合には、最大で七年六...全文を見る
○稲田委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それから、次に全国から寄せられている声の中で非常に多いのが、今回その要件に、出生後の子供を認知したにすぎないような場合にはDNA鑑定を入れるべきではないかという意見がたくさんあります。  私自身の個人的な意見を言いますと、DNA鑑...全文を見る
○稲田委員 私自身もDNA鑑定には慎重なんですが、しかし一方で、やはり偽装認知ということを防ぐために諸外国でDNA鑑定を取り入れているところもございますので、今後の課題として、父子関係の科学的な検証ということについても課題として検討しなければならないのではないかと考えております。...全文を見る
○稲田委員 今おっしゃったような盛りだくさんなことを法務局の窓口でされるとすれば、どこの法務局に行ってもそれが徹底されるように、例えば通達ですとか省令、下位の法令などで全国にきちんと行き渡るようにしていただきたいということが一点と、それから、今おっしゃいました、認知をする日本国籍...全文を見る
○稲田委員 同じ質問を入国管理局長にお伺いいたします。
○稲田委員 ぜひしっかりお願いをいたしたいと思っております。  また、ドイツでは、ことしの三月に父子関係の認知無効のための権利を補足する法律が制定をされました。これは、偽装認知によって外国人の母親が滞在資格を得ようとする事例がふえたことに対抗するために、民法を改正して、関係官庁...全文を見る
○稲田委員 私は、やはり最高裁が言ったからといってそれをそのまま立法府がやるというのは、立法府に身を置く者として矜持が足りないんじゃないか、最高裁の判断はもちろん尊重すべきですが、その範囲の中で許される限りの、例えば一定要件をつけることですとか、またさまざまな現実的な偽装認知を防...全文を見る
○稲田委員 国会の審議はこの委員会での審議がすべてでございますので、やはり国権の最高機関の立法府にある者の責務として、この重大な法案についてきちんと審議をしていただきたいと考えております。  以上でございます。