稲富修二

いなとみしゅうじ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

稲富修二の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○稲富委員 稲富修二でございます。今日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  先ほど、同僚の下条議員が住宅ローン減税について御質問をされました。それに倣って、ちょっと私も順番を変えて、そこから質問をさせていただければと思います。  今回の控除の見直しというこ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。持家の促進と経済対策、言い換えればそういうことかなと思います。  ちょっとごめんなさい。事実関係で、先ほど主税局長、お答えいただきましたが、この住宅ローン控除で、国は七千六百七十億というお話でしたけれども、地方を合わせて幾らかということと、あと...全文を見る
○稲富委員 済みません、ありがとうございます。  ということは、様々、例えば、控除対象者を若干要件を変えたり、年限を変えたりしているものの、ほぼ全体としての、控除全体としては変わらないのではないかという御回答だったと思います。  やはり、今おっしゃっていただいた、まず持家促進...全文を見る
○稲富委員 先ほど主税局長がおっしゃったように、全体のインパクトとしてはほぼ変わらない、要するに減税幅としては変わらないということであれば、それは昨年度も今年も変わらないと私は思うわけです。  だから、経済対策として、これだけ、例えば私の福岡では、相当にマンション中心ですけれど...全文を見る
○稲富委員 ちょっと、何かかみ合わない気がします。全体としては、先ほど国、地方合わせて、今伺ったところ、九千五百億の減税インパクトがある、ほぼ今年、令和四年度も変わらないのではないかということだったので、それは年度を引き延ばそうが全体としての減税幅は変わらないということだと思うん...全文を見る
○稲富委員 確かに、三千万から二千万に減らしたというのは当然のことだと思いますし、従来よりも狭めているというのはそのとおりだと思います。  ただ、二千万の方は一億のローンも組めるわけです。当然、頭打ちになって、そこまでの対象じゃないけれども、その方に対しての控除があるというのは...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  その制度の趣旨はもちろんそうなんですけれども、なぜ住宅が幅広く受けられるのか、所得要件がより広いのかということについて、やはり私は納得がいかないですね。むしろ、子育て世帯、あるいは教育資金、そういったところについての幅がなぜより狭いのか、所...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  資料三を御覧いただけますでしょうか。  これまでなぜ賃金が上がらないのかという理由について、岸田総理を始め、質問主意書に書かれていることをちょっと抜粋をさせていただきました。今大臣が御答弁いただいたこととほぼ同じことです。なぜ上がらないの...全文を見る
○稲富委員 もう一度伺います。  今回の税制改正というのは、何の問題に対して、要するに賃上げ税制、何の問題を解決するため、それは賃金を上げるためということでしょうけれども、今おっしゃった、賃金が低い方の賃金を上げるためにこの税制は利くんでしょうか。そのことをまず伺います。
○稲富委員 資料四枚目を御覧ください。ちょっと、済みません、見にくいんですけれども。  正規、非正規、必ずしも非正規の方と正規の方という分類ではないとしても、賃金が低い方、低いであろうと思われる方が、より会社が大きい方に多いのか、より会社が小さい方に多くいらっしゃるのかというこ...全文を見る
○稲富委員 大臣、国があらゆる施策を投入してとおっしゃっていますけれども、国があらゆる施策を投入して賃金というのは上がるんですか、上がるとお思いですか。  先ほど効果がどうかという質問が、ちょっと、どなたかあって、一定程度の効果があるであろうというふうにおっしゃいましたけれども...全文を見る
○稲富委員 私の趣旨は、大臣、税制もそうですけれども、補助金でもそうです。先ほど来ありましたように、赤字企業に対して、中小企業に対しては、様々な補助あるいは公定価格を引き上げることによって何とか上げようという政府の趣旨は分かります。だけれども、私は限界があるんじゃないかと思うわけ...全文を見る
○稲富委員 どうもありがとうございました。
02月16日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○稲富委員 立憲民主党の稲富でございます。  質問の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の令和四年度の改正の中にあります航空機燃料税、まだ余り取り上げられなかった、についてまず伺います。  航空機燃料税は、航空機に積み込まれた航空機燃料に課税され、航空機の所有者又...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  資料二を御覧ください。上の方ですね。  この訪日外客数の推移ということを見ていただくと、航空産業の非常にその他の産業と大きく異なることは、二〇一九年まで、国として二〇二〇年四千万人という目標を掲げて、東京オリンピックに向けて、ある意味、駆...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  空港使用料の減免ということも併せて国としてされるものと思いますが、ごめんなさい、これはちょっと通告しておりませんでしたが、合計で幾らぐらいの減税幅か、これは事務方で結構ですので、今おっしゃっていただいた今回の減税と、空港使用料の減免、合わせ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  大臣、これ、先ほど、数字を、旅客数の変移を見ていただいたと思うんですけれども、昨年度よりも来年度の方がより大丈夫にはなっているのではないかという予想の下、減税幅を縮小し、対策についても、先ほど御答弁ありましたけれども、一千二百億から七百億と...全文を見る
○稲富委員 これから不透明な中、是非機動的に対応いただきたいと思います。  この航空機燃料税のそもそもの問題を指摘したいと思います。  この燃料税については、資料二の下の方を御覧いただきますと、事業者から一般会計に繰り入れられている部分と地方への配分があるということでございま...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  約五十年前。先日、我々議論している住宅ローン、住宅促進の税制とほぼ、たしか四十七年だったかと思います。五十年続いているわけでございます。先ほど御説明ありましたように、当時は空港も建設をしなければいけないという事情があって、そのために、課税を...全文を見る
○稲富委員 是非このコロナへの機動的な対応と、また、税については、その設立の経緯あるいは趣旨を踏まえて、今後、対応していただきたいというふうに思います。  次に、賃上げ税制に移ります。  昨日、伴野先生が、その効果について、多角的にいろんなアプローチで質問されました。この効果...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  そこで、今、要するに、税制を使って賃金を引き上げると、その他の政策も使って、併せて。そこのベースになっている与党の税制大綱の中にこういう表現があります。「近年の累次の法人税改革も、意図した成果を上げてこなかったと言わざるを得ない。」と。先ほ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  法人税について伺います。  当委員会でも、法人税の国際的な引下げ競争というのは一息、一定のルールの下で落ち着いたということでございますが、こうなると、じゃ、内部留保金課税ができない、あるいはしないとなると、法人税の増税はどうするんだ、じゃ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。御答弁ありがとうございました。  続きまして、今回の法案の中の特定税額控除規定の不適用措置の見直しのところです。  去年でも、今年でも、直近のところで、この不適用措置がどういうふうに適用されているのか、これが研究開発税制その他の租特にどのよう...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  影響は小さいということでございますが、今回、いわば賃上げ税制の中でここはむちの部分で、税制の促進のあめとむちを使ってより賃上げを促進をするということなんですけれども、賃上げというのはやはり高度な経営判断だと思うんですよね。このような政策をや...全文を見る
○稲富委員 企業の本来の使命ということで、大上段にここにいろいろ書かれてあるわけですけれども、私は、企業の本来の使命は利潤の追求であって、それ以上のことを企業にいろいろ求めていくというのは非常に難しい話だなと、非常に、何というか、管理的な経済といいますか、非常に私はここに違和感を...全文を見る
○稲富委員 今の段階ではそういうお答えだろうと思います。  ただ、やる以上は、どういう効果があるのかということをやはり見ないと、この見直しが実質はできず続いていくということを大変私は心配をしております。  続きまして、住宅ローン減税についてお伺いします。  これも、当委員会...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  次に、制度の簡素化と納税者に対する周知、広報の徹底についてお伺いします。  住宅に関する税制、土地建物は非常に複雑でありまして、土地建物を取得するとき、あるいは保有時、国であり、県、市、それぞれ固定資産税、取得税、都市計画税等あるというこ...全文を見る
○稲富委員 是非、やはり制度が複雑になればなるほどこういうことが起こると思いますので、より簡素なという原則に立ち返るようお願いを申し上げます。  最後に、時間が限られておりますので、贈与税の非課税措置についてお伺いします。  今回の住宅取得等資金に係る贈与税非課税措置の見直し...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございました。  済みません、ちょっと事務局に質問を一つ。住宅、教育、結婚・子育て、それぞれの減税幅について御答弁をお願いします。
○稲富委員 ありがとうございました。  この非課税措置そのものは私も大いに活用すべきという立場でございますが、先ほど大臣に御答弁いただいたように、格差につながらない様々な対策を講じていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
02月21日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○稲富委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 本法律案の狙いである、成...全文を見る
02月22日第208回国会 衆議院 本会議 第6号
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○稲富修二君 立憲民主党・無所属の稲富修二です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論いたします。(拍手)  岸田総理は新しい資本主義を打ち出しましたが、今回の税制改正案には新しいものはなく、従来の小粒な...全文を見る
03月08日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○稲富委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 関税率の改正に当たって...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○稲富委員 立憲民主党の稲富でございます。  今日は、国際園芸博覧会特別措置法について質問をさせていただきます。  この博覧会の場所は、二〇〇四年に日米合同委員会で上瀬谷通信施設の返還が合意され、二〇一五年に米軍から全面返還をされました。約七十年後に、米軍として接収されてきた...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  この国際博覧会についての前向きな意義といいますか、取組については、後ほど、同僚の山崎議員が様々質問すると思います。  私、この博覧会の実現に向けての実現性について、幾つか確認をしてまいりたいと思います。  まず、この参加者についてでござ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  これ、一千万人ということでございますので、当然、具体的な計画がこれから必要かと思います。  そこで、この参加者一千五百万人、有料来場者一千万人の根拠についてお伺いしたいんですね。  ちょっと私がいろいろ拝見したところ、この一千万人、どう...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  その他の国際園芸博覧会に比べると、圏域から加味して一千万人というふうに算出をしたということでございますけれども、かなり大規模の想定だなと思います。  これからアクセスについてちょっとお伺いします。ここが一番の、今回の博覧会開催に当たっての...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  そうすると、もう一回確認ですが、要するに、基本計画でも、駅から会場までのアクセスは新たな交通機関かシャトルバスだと書いてあって、新たな交通機関はもうないとすれば、もうバスで移動するということだということ、その理解でよろしいでしょうか。確認で...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  もう一つ確認です。  新たな公共交通機関はもう無理だということだけれども、半年で一千万人ですので、一日最大十万人、平均六万人と基本計画にはあります。そして、来場者の交通分担が、公共交通機関で約四七%、半分が要するに電車を使って来るというこ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  これは、大臣、現地を見ると、後でもう少し議論しますが、一千万人ということ、これは後で申し上げますが、一千万人というのは目標というか、損益分岐なんですよね。一千万人いないと赤字になるという計画なんですよね。だから、必ず、必達の一千万人なので、...全文を見る
○稲富委員 ちょっと、ここは確認です。  交通機関の充実がこれから必要だということで、今回の三百二十億の中で国が持つ三分の一の百七億というのは、公共交通機関を充実させるためにそこは入っているお金なのか、入っていないのか。ちょっと、ごめんなさい、御答弁いただければと。
○稲富委員 ありがとうございます。  もう少し詳しくお伺いしたいと思います。  この会場の近くに、瀬谷駅、三ツ境駅、南町田グランベリーパーク駅、この三つがあります。瀬谷駅が一番近いと思います。このそれぞれの駅の利用から、恐らくシャトルバスでここの会場に運ぶのであろうと思います...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  つまり、やはり変えざるを得ないということですね。今言ったそれぞれの駅の状況、乗客数を考えざるを得ないということかと思います。是非早急に、大臣、これはお取り組みいただきたいと思います。  そこで、次です。そもそも、この国際園芸博覧会がなぜ出...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  ということは、確かに、公共交通機関は現時点ではということでありますので、特段、大きな骨格は変えないという認識だということでよろしいんでしょうか。うなずいていただきましたので、骨格は変えないということかと思いますが、非常に心配の声が多いなと思...全文を見る
○稲富委員 ごめんなさい、私、すぐには理解できないんですが、後でちょっと議事録を拝見します。  要するに、一千万人の入場者がなければ、この経営は赤字なんですね。という計画になっております。というのは、三百六十億の運営費のほとんど、七割はチケット収入になっている。すなわち、一千万...全文を見る
○稲富委員 いや、それはどうなんでしょう。というのは、これは、国が要するに保証するということがこの法ですよね。だから、保証人に国がなる、したがってA1の国際園芸博になるんだと。それをお墨つきを与えるのは国であって、国際博覧会法ですかね、そこにも国が責任を持つと書いてあるんじゃない...全文を見る
○稲富委員 ということは、国がそもそも保証するということは、何を保証するんですか。要するに、これは国がバックアップするということから、国際園芸博、A1というのを獲得するという理解なんですけれども。  国は、ではこれ以上、百七億の建設費の補助のみであって、赤字になったとしても国は...全文を見る
○稲富委員 要するに、一千万人は目標であるけれども、絶対に到達しなきゃいけない、そこは絶対にやるから大丈夫だというふうにちょっと聞こえてしまうので、是非しっかりと計画を練っていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月23日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○稲富委員 立憲民主党の稲富でございます。  まず、法案の質疑の前に、先ほど委員の方から同趣旨の質問がありましたけれども、大臣に伺いたいと思います。ロシアによるウクライナ侵略の影響についてでございます。  お手元、今、資料を御覧いただけますでしょうか。生保の保有金融資産の内訳...全文を見る
○稲富委員 しっかりとお取り組みいただければと思います。  続きまして、法案の質疑に入ります。  業界負担の在り方についてお伺いをいたします。  保険業法二百六十五条の三十三では、業界負担枠、今回、事前積立て四千億、政府保証付借入れが四千六百のうち、事前積立ての金額について...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  この四千億、後で更にちょっとお伺いをしますが、複数の破綻にも備える額として四千億というのでは、なぜ四千億であって五千億でないのかということには答えていないと思います。我々、賛成の立場で質疑をさせていただいておりますが、もう少しやはりその根拠...全文を見る
○稲富委員 今回の法律、五年延長ということでございます。五年間、要するに、更に四千億を積立て、増すということを考えていない、業界は考えていない、そういうことでよろしいんでしょうか。
○稲富委員 次に伺います。  業界負担のうち、事前の四千億は限度に達していると。事後の拠出である四千六百億の政府保証付借入れも既に恒久化をされているということで、今回、政府補助を延長するということなんですけれども、その根拠、論拠を教えてください。
○稲富委員 ありがとうございます。  ちょっと質問の順番を一つ飛ばして、次、大臣、ごめんなさい、政府補助延長の理由についてのところを伺います。  今、御答弁をいただきました。確かに生保を取り巻く環境は大きく変わりました。二〇〇〇年当初は、生保の破綻の主な原因は逆ざやでありまし...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  中長期の見通し、分からない、難しいものの、しっかりとモニタリングをしていくということでございました。  大臣、ちょっと質問を、ごめんなさい、さっきのと変えていたします。  そもそも、生命保険という金融商品を完全な自己責任でやるということ...全文を見る
○稲富委員 今回の延長は、四回目ということなんですね。平成十七年改正で現在の保険契約者保護制度のスキームが導入をされて、政府補助制度がこれまで三度延長されてまいりました。平成二十年、二十四年、二十八年。そのたびに、改正のときに、金融資本市場の変化があるということでございました。 ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  あともう一つ、質問があります。  平成二十八年十一月十六日、当時の麻生大臣が、五年前の延長に際してこのように御答弁をされております。合計特殊出生率一・八へ上げていくなどいろいろな努力をしているので、そういった成果が出てくる、またそういった...全文を見る
○稲富委員 次に、政府補助を用いた場合の手続についてちょっとお伺いをいたします。  政府補助の発動はこれまでされたことがないということが先ほど御説明もありました。発動要件は二つあって、破綻した生保、生命保険会社に係る費用負担について国民生活又は金融市場に極めて重大な支障が生じる...全文を見る
○稲富委員 ということは、予備費もあり得るということ、そういう御答弁だということでよろしいでしょうか。
○稲富委員 ありがとうございます。  ちょっと大臣、質問を飛ばして、平成十六年に出た保険契約者保護制度の見直しについてというところを伺いたいと思います。  これまでいろいろ御質問させていただきましたけれども、この制度を延長するに当たっての前提、そもそも政府補助の制度そのものを...全文を見る
○稲富委員 十分にはお答えいただけませんでしたが、次の五年間のうちに是非しっかりと御検討し、それをやはり報告書という形で示していただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月01日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○稲富委員 立憲民主党の稲富でございます。  まず、住宅政策について伺います。  先ほど、他の委員の先生が住宅について御質問をされました。昨年の衆議院選挙の各党の公約を改めてちょっとレビューを私自身してみたところ、住宅に対しては各党様々な御主張をされていることがよく分かりまし...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  なぜこれほど住宅の政策というのが重要になってきているのかの一つの要因として、やはり所得が上がっていないということが私はあると思います。  これは、今回、賃上げ税制ということで、法案としては成立をしましたけれども、この約三十年間、日本はほと...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  いや、今私が申し上げたのは、単身世帯がもう主流なんですよ、なっていくんですね。だから、単身世帯を含めてじゃなくて、単身世帯をどうするのかという対策が必要だということだと私は思うんです。  しかし、この新たな住生活基本計画を見ると、余りそこ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  しかし、これは計画より遅れていますよね。登録の戸数が鈍化をしています。これはどうされようとしているのか。当初は二〇二五年までに百万戸供給を目指していたと承知をしておりますが、今後これはどうするのか、またお伺いします。
○稲富委員 何か心もとない感じでしたね、今の。  要するに半分だということだし、今から団塊の世代がいよいよもう七十五歳が迫っているわけで、これをどうするのかということで、補助金とおっしゃいましたけれども、これも事業者向けの補助金であって、やはり最大のネックは、低所得者の高齢者が...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  結婚しない、未婚率が高くなっているということを御指摘がありました。  それはつまり、先ほど冒頭申し上げましたように、じゃ、なぜ未婚率が高いのかということは、非正規が増え、そして給与が上がっていないということが大きいものと思います。冒頭申し...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  つまり、二つおっしゃいました。ローン控除の目的としては、住宅取得を促進することと、内需拡大、経済対策という、その二つの側面があるという御答弁だったかと思います。  取得を促進するというのはまさに目的そのもの、内容そのものなんですけれども、...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。大臣に真摯に御答弁をいただきました。  私は、住宅に関わる予算を減らせと言っている意味じゃないんですよね。要するに、使い方を変えてほしいということを申し上げております。  先ほど来申し上げたように、給料が上がらない、賃金が上がらないという中で...全文を見る
○稲富委員 ここはちょっと見解を異にします。いや、はっきりと持家重視だと思います。  例えば、住宅ローン控除の減収、要するに、いわばその額は国と地方を合わせて九千四百八十三億円、令和三年度予算ベースですけれども。そして、今回の令和四年の減収もほぼ同じだと私は伺っております。 ...全文を見る
○稲富委員 ということで、全然違うんですよ。やはり持家重視なんですよ。だから、是非それは、今後、基本計画もできたばかりですけれども、大臣御存じのとおり、是非検討ぐらいはやはり始めていただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。  先ほど同僚の城井議員からありました、航...全文を見る
○稲富委員 資料四を御覧ください。今御説明があったロシア領空回避の現状でございます。大きく南回り、北回りということで、中国そしてトルコの南回りと、アンカレジを経由する北回りというふうに、通常よりもこうなっているわけです。  先ほど何度も自主的にという言葉を使われましたけれども、...全文を見る
○稲富委員 ちょっと理由が分からないですね。  じゃ、ちょっと伺います。運航距離、所要時間、機体のサイクル、燃料消費量、運航クルー体制、旅客数、貨物量、それぞれ影響がありますよね、恐らく。南北ルートで、これは通常よりももっと長くなっているんだと思うんです。これによる影響、そして...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  運航時間はどれぐらい違うんですか。
○稲富委員 ということは、やはり三時間、四時間分だけ、単純に言えば、要するに、二割とおっしゃいましたけれども、例えば十時間であれば、トータルではどうなんですか。何時間から何時間というふうにちょっと答えていただけますか。
○稲富委員 分かりました。ありがとうございます。  単純に言えば二割あるいは三割、その間ぐらいの、トータルでやはりアップしているということだと思います。  そこで、これも渡辺議員からもありました御指摘で、コロナ禍においてのワクチンの輸入についてです。かなりの部分がベルギーから...全文を見る
○稲富委員 大臣から、公益性があるというお話がありました。  したがって、先ほど原料の話もありましたけれども、航空機燃料税がその対象にないという話、これはとんでもない話ですし、この戦争によって、迂回して二割、三割長くなって、コストも恐らくそれぐらいは上がっているであろうというこ...全文を見る
○稲富委員 終わります。ありがとうございました。  よろしくお願いします、大臣。
04月08日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○稲富委員 立憲民主党の稲富でございます。  この法案質疑の前に、対ロシア経済制裁について数点確認をさせていただきたいと思います。  これまで当委員会でも、経済制裁の一環として、金融制裁、資産凍結、SWIFTからの排除等々を我が国としても実行してまいりましたが、まず、その金融...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  外務省にも来ていただいておりますので、お伺いします。  このロシアによるウクライナ侵略から一か月以上過ぎて、戦況にも大きく変化が出てまいりました。キーウ周辺からの撤退をして、東部に軍事リソースを集中をさせ、クリミア半島、ロシアとの地続き化...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  今御答弁があったように、かなりステージが変わったというふうに私は考えます。  来週にも関税措置法の改正、外為法改正が審議をされる予定と伺っておりますが、これは戦争犯罪と我が国として認定する前に方法として考えていたということで、ステージが変...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  ここはやはり一致結束して我が国としても当たっていくということを、是非、私自身としても後押しをしたいと思います。  他方で、冒頭、効果についてお伺いしましたけれども、これは当然、我が国としての経済制裁をする以上、我が国にとってもその反作用が...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  今のデータの中で、五十一件のうち、経理、会計処理ミスが二十四件、粉飾が十五件、着服、横領が十二件ということで、不適切会計の開示件数は七年連続で五十件を超えておる、名立たる企業もそこに入っているということでございます。  今回の監査について...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  その品質管理についてでございますが、金融審議会公認会計士制度部会報告によれば、「監査法人・公認会計士が「資本市場のゲートキーパー」としての役割を適切に果たし、会計監査が資本市場を支えるインフラとして十分に機能することが求められている。」とい...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  次に、登録制について、今回の柱であります登録制の導入についてお伺いをいたします。  登録制の導入の背景として、世界標準と合わせることと並んで、上場会社監査の担い手の裾野の拡大がうたわれております。  金融庁の資料によれば、直近、二〇二一...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  その傾向を受けて、先ほど大臣もありましたように、品質管理のために、今回、適格性についてお伺いをしたいと思います。  今回、登録制導入に際し、その適格性は日本公認会計士協会がすると法定をされるということとなりました。上場会社等監査人名簿に登...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  続きまして、ガバナンスコードについてお伺いします。  これも、先ほど来何度か質問が出ておりましたが、改正案第三十四条の三十四の十四では、上場会社の監査事務所に対して、適切な体制整備を規律づけております。  具体的には、監査法人によるガバ...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  今後検討ということなんですけれども、先ほど来もありますように、スピードが速くなり、今回も法改正が十五年ぶりということでございます。やはり、時代に応じて、早く検討、そしてその改定を望みたいというふうに思います。  続きまして、公認会計士・監...全文を見る
○稲富委員 なるほど。五年に二件ですね。分かりました。であれば、今すぐ職員の体制整備を充実しなければいけない状況というわけではなく、状況を見ながら人員の充実、体制整備を行っていく、そういう認識でよろしいですかね。分かりました。ありがとうございます。  続きまして、もう一つの今回...全文を見る
○稲富委員 そこで、やはり、公認会計士業務が企業の不正会計を防ぐ、あるいは社会の繁栄の一つであるとすれば、その構成は、やはり、女性の活躍を後押しするという意味でも、より参画をいただく方が望ましいのではないかと思います。急激な改善が望めないにしても、今おっしゃったような原因を改善を...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございました。お取組をお願いいたします。  以上、法案についての質問でございました。  次に、ちょっと別の質問をさせていただきます。  四月一日から、公的年金の受給を七十五歳まで後ろ倒しで受けられるというふうに制度が変わりまして、人生百年時代に備えて、...全文を見る
○稲富委員 どうもありがとうございました。  終わります。
04月22日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○稲富委員 立憲民主党の稲富でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、航空分野における脱炭素化についてお伺いします。  本法案は、我が国の航空分野におけるカーボンニュートラルを推進しようとするものであり、その意義、背景について、大筋異論はございません。  航空...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  SAFについては、ちょっと後ほど議論させていただければと思います。  国交省が主導しながら、政府で一体的に取組を進めるということはもちろん必要だと思います。  そこで、この法案の中の、新設された百三十一条二の八のことを伺います。こう書い...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  これは確かに、JALやANAとかはともかく、小さな航空会社もたくさんあるということで、全ての航空会社に同じように課すということは非常に難しい点もあろうかと思いますし、そもそも民間企業に義務を課すということそのものがどうかという議論があるとい...全文を見る
○稲富委員 ありがとうございます。  これから、本法案の目玉といいますか、一番大事なSAFについてちょっとお伺いをします。  先ほど申し上げましたが、航空分野における炭素排出量の九九%が航空機からということでございます。脱炭素化を様々な政策を組み合わせることで進めることは大事...全文を見る
○稲富委員 官民なんですけれども、なかなか、これは三すくみのような状況だと思うんですね、需要側、供給側、そして役所の方と。どこがそれをより推進していくかということが大事だと思います。  そこで、国産化を追求すべきだということは議論が先ほど来ありました。やはり遠くで、今、現状は日...全文を見る
○稲富委員 国産SAFの目標値がないということだったかと思います。  協議会でいろいろ議論をするということなんですけれども、先ほど申し上げたように三すくみで、何かやらないとこれは進まないと思うんですね。  そこで、様々な課題がある中で、私は税制が大事だと思うんです。ちょっと今...全文を見る
○稲富委員 今おっしゃったことは、要するに、航空機に積まれる炭化水素油については課税対象であるということをおっしゃっているだけであって、航空機燃料税がかかるかどうかというのは一概に言えないというのが答えかなと思いました。  大臣、やはり今回の、例えば航空機ネットワーク維持のため...全文を見る
○稲富委員 要するに、定義をそのままおっしゃっているだけで、炭化水素油であれば課税されるし、そうじゃなければ課税されないということをおっしゃっているだけで、はっきりと答えていただいていないと思うんですよね。  確かに、技術がまだこれからの開発なので、それが該当するか否かというの...全文を見る
○稲富委員 是非、この課税関係は非常に重要になりますので、まだ今はっきりとしていない中で、是非方針を示していただきたいと思います。是非これは要請をさせていただきます。  続きまして、本邦エアラインへの支援政策についてお伺いします。  これは、四月一日、当委員会で城井さんから質...全文を見る
○稲富委員 もう間もなく恐らく結果が出るかと思うんですが、大事なのは、当然、ジェット燃料を含めるということと、その規模だと思います。  そこで、伺います。原油高に伴う本邦エアラインにおける燃料費増というのはどれほど増えているのか、どう把握をされているのかということをお伺いします...全文を見る
○稲富委員 そうなんですよね。これは様々な試算があろうかと思います。百億という規模だということで、私もその規模感が大きいというのに驚いたんです。  どれぐらいの規模でやるかということが私は次に大事で、やることはやる、しかし、その規模は十億円程度か、やはり百億円に近いのかというこ...全文を見る
○稲富委員 しっかりとその支援策、全て、併せて、是非、大臣、よろしくお願いします。  以上で終わります。ありがとうございました。