井野俊郎

いのとしろう

小選挙区(群馬県第二区)選出
自由民主党
当選回数4回

井野俊郎の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月20日第189回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○井野委員 おはようございます。自由民主党、群馬二区選出の衆議院議員の井野でございます。  本日は一般質疑ということでございますけれども、昨日、本会議において法案審議に入りました刑事訴訟法についてお伺いしたいというふうに思っております。  この法案については、昨日、理事会でも...全文を見る
○井野委員 この点についてですけれども、一つ私が思っているのは、客観的証拠収集も一つの手段というか、それも含まれるということでありますけれども、やはり客観的証拠収集手段というものは、ある意味、現時点においては、捜索差し押さえ令状等によるいわゆる強制的な証拠収集手段というものがあり...全文を見る
○井野委員 わかりました。  続きまして、ちょっと日経新聞の資料を配付させていただきました。新たな司法取引というところでありますので、企業であったり、そういったところにも大分戸惑いがあるんだというような新聞記事でございます。  まず、新聞記事にもちょっとありますとおり、この司...全文を見る
○井野委員 法人というものが含まれるということになりますと、基本的には取締役会等における会社の意思決定に基づく司法取引になるのかなというふうに思いますけれども、それは、ある意味、代表取締役個人で、この新聞報道の下の図にもちょっとありますとおり、A社長がいて、B取締役がいて、C部長...全文を見る
○井野委員 わかりました。  とすれば、いわゆる代表取締役という肩書であれば、基本的には法人が行ったものというふうに考え、そしてまた、代表取締役以外の、平といいましょうか、それは会社を代表するわけではないから、その場合には、例えばB取締役だったらB個人と取引するという形の理解に...全文を見る
○井野委員 そうしますと、ちょっと確認的にお話しさせていただくと、内部通報というのは、基本的には捜査の端緒が得られていないわけでございますから、この対象にはなり得ないということになりますか。そうすると、ある意味、たしか内部通報に関しては、済みません、ちょっと私も法案名称までは把握...全文を見る
○井野委員 そうしますと、やはり、ある程度検察ないし警察が捜査に着手しているということが前提なのかなというふうに思いますね。  ということは、ある程度検察ないし警察が捜査しているという状況でありますから、この司法取引というものは、ある意味捜査手法でありますから、検察、警察の方が...全文を見る
○井野委員 わかりました。当然、捜査の段階で、被疑者から司法取引してくれという場合もあり得ることだというふうに理解しました。  この司法取引についてでありますけれども、きのうの本会議での質疑等にもありましたとおり、一番懸念しているのは、やはり他人の巻き込み、いわゆるなすりつけの...全文を見る
○井野委員 そうしますと、局長の答弁によりますと、あくまで裁判所でのチェックということがやはり重要だという御説明かと思います。  では、その裁判所なんですけれども、いわゆる巻き込みのある、司法取引に基づく供述について、その信用性、そしてまたそういうものについての証拠採否といいま...全文を見る
○井野委員 要は、ある程度裁判所も慎重にならざるを得ない部分があるよねということだというふうに理解をさせていただきました。  そして、もう一つ、司法取引と同じような、似た制度として、今回、刑事免責制度というものの導入が規定されております。  この司法取引と刑事免責、いわゆる刑...全文を見る
○井野委員 そうしますと、ちょっと確認なんですけれども、司法取引に基づいてその人を証人尋問、当然、公判廷に行ったら、司法取引で得られた供述に基づいて証言してもらいたいというお話になってくるかと思うんですけれども、この場合は、刑事免責を付与しての証言を公判廷で求めるのか、それとも、...全文を見る
○井野委員 わかりました。  また別途、法案質疑の中で深掘りをしていきたいと思います。  きょうはありがとうございました。
05月27日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○井野委員 参考人の皆さん、貴重な御意見をありがとうございました。  まず冒頭、小川さんにお伺いさせていただきたいと思います。  小川さんは、私の地元、JA佐波伊勢崎の理事でございまして、今度新たに常勤理事にこの五月に就任されて、まさに農業改革、農協改革において、これから大き...全文を見る
○井野委員 ありがとうございました。  続きまして、今度は谷口参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  先ほど谷口さんのお話にありましたとおり、農業というものは多様な担い手がいるというのはまさにそのとおりだと思います。小規模な農家から、ある程度大規模な農家の方もいらっし...全文を見る
○井野委員 ありがとうございました。  続きまして、鈴木参考人にお伺いさせていただきます。  先ほど鈴木さんの方から、今は農協系統出荷等は一切していないけれども、幾つか、例えば営業努力をして販路拡大をしてもらったり、客の反応がわかるような形であればとか、さまざまな、こういうこ...全文を見る
○井野委員 ありがとうございます。  続きまして、石田参考人にお伺いさせていただきます。  私は、お話を聞いていて、一つ大いに疑問を持ったところが実はございまして、この二の4番、地域農協の自由を縛っているのは行政庁であるというお話をされておりましたけれども、正直、私が地元のJ...全文を見る
○井野委員 では、地元のJAの小川さんにお伺いしたいと思いますけれども、先ほどお話があったように、私の地元のJA佐波伊勢崎についてでいいですけれども、行政により、その自由な経営が全くできないというか、それによってそういう法改正をしてほしいといいましょうか、その点が今回のJA改革に...全文を見る
○井野委員 続きまして、今回のもう一つのポイントが、私が思うには、連合会、全中というところの改革になってくるんだと思っております。この点については、鈴木さんはちょっとあれなのかなと思うんですけれども、全中という、中央会という組織の話になりますので、これは小川さんと谷口さんに少しお...全文を見る
○井野委員 終わります。ありがとうございました。
05月28日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○井野委員 自由民主党群馬二区選出の衆議院議員、井野でございます。  本日は、議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案、投票年齢の十八歳への引き下げに関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  私も、今三十五歳でございまして、比較的若い層に入るのかなと...全文を見る
○井野委員 過去、歴史等をひもとくと、まあ私が偉そうなことを言えるわけではございませんけれども、参政権というものは、当初、明治維新から始まり、いわゆる議会設立建白書等により、国民の側から参政権を求めてさまざまな活動がありました。議会が設立され、その後、選挙は行われましたけれども、...全文を見る
○井野委員 ぜひ、私も選挙で信任を得なければならない一人の人間として、投票率の低下というのは本当に私自身の課題でもあると思っておりますので、ともにこの投票率向上には汗をかいていければというふうに思っていますので、御指導をよろしくお願いいたします。  続きまして、五分前ということ...全文を見る
○井野委員 時間になりました。ありがとうございました。
06月19日第189回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○井野委員 おはようございます。自由民主党の井野俊郎でございます。  本日は、合意制度、すなわち司法取引についての質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。  前回の続きということで、前回は主体等についてお話をさせていただきました。今回も引き続き司法取引の制度...全文を見る
○井野委員 そうしますと、例えば、B、Cの犯罪、詐欺について不起訴にするから、A、Bの犯罪、贈賄について話せということも可能となるわけでですね。  その上で、この資料の例で申し上げますと、現金等の授受があって、お金には色がありませんから、これが例えば、単なる政治献金なのか、はた...全文を見る
○井野委員 先ほど最後の部分で、特定の供述を得る誘導にはならないとおっしゃいましたけれども、果たしてそうなのかなと、私はちょっと疑問に思います。司法取引というものは、何かを得られるであろうという前提に立って取引をするわけでありますから、捜査機関側に見込みというものがあってしかるべ...全文を見る
○井野委員 当然、司法取引というものは、例えば今回の例で言えば、B、C間で詐欺について取引をして、仮に不起訴にするという合意がなされた後、例えば、この現金は賄賂性を持った現金だったろうという供述をしてくれというか、そういう見込みがあっての取引だと思うんですけれども、では、仮にこの...全文を見る
○井野委員 そうしますと、一次的には検察官が真実であったかどうかを判断するが、それが争われた場合には、裁判所が関係資料、証拠を精査して判断するという形になるということなのかなと思います。  先ほどの点なんですけれども、Bとの司法取引の中で、この現金が賄賂性を持ったものだと見込ん...全文を見る
○井野委員 わかりました。  続いて、刑事免責といわゆる司法取引、ある程度利益を与えて供述を得るという制度が、二つ、今回の改正案で出てきておりますけれども、前回私が、司法取引の場面といわゆる刑事免責に基づく証言についてお伺いしたところ、基本的に重ねて利用することはないんだという...全文を見る
○井野委員 その上で、刑事免責下での証言に基づいて、先ほどの例で言えば、組織的な詐欺行為が行われていた中で、暴力団ですと、例えば詐欺を働いていた上で親分が殺人もやっていたとか、そういう供述も場合によってはある程度出てくる可能性もあると思います。そういう中で、刑事免責下での証言に基...全文を見る
○井野委員 本人に対しては証拠化できないけれども、多分、親分に対して証拠とすることは可能だということではあるかと思うんです。例えば、こうかつなやつがいて、自分は親分から言われて詐欺をやっていたけれども、実は、親分から言われて殺人もやっていました、それぐらい私は親分の言うことには従...全文を見る
○井野委員 尋問に応じてということであります。当然、検察官としては、細心の注意を払って、余罪を話してもらっては困るというような、ある意味、刑事裁判テクニックといいましょうか、そういうのを求めてくると思うんです。  先ほど若干お話をさせていただきましたけれども、やはり、例えば親分...全文を見る
○井野委員 一応、念のため確認をさせていただきます。  その明らかに認められる場合というものの判断、当然、弁護人としては意見を言うと思うんですね。いや、これは明らかに認められる場合だという主張をするわけですね。それに対して、裁判所は、ある程度資料に基づいて判断する形になるかと思...全文を見る
○井野委員 わかりました。  では、最後に、この司法取引ないしは刑事免責制度、ある意味、組織的犯罪の解明を主な目的として導入するということだというふうに拝察しますけれども、組織的犯罪というと、やはり暴力団犯罪等が主なものになってくるのかなと思います。  この暴力団犯罪について...全文を見る
○井野委員 わかりました。ありがとうございました。
07月01日第189回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○井野委員 自由民主党の井野俊郎でございます。  本日は、参考人の皆様には大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  私も、わずかばかりではございましたけれども、弁護士として、実務家として、刑事司法手続等にはかかわらせていただきました。やはり私も、実務に与える影響...全文を見る
○井野委員 ありがとうございます。  続いて、川出先生にちょっとお伺いさせていただきます。  先ほど、他人の犯罪を供述することによっても、ある意味、自白と同様な機能があるから、減軽することも理論上は可能ではないかというお話であったかと思います。  私がちょっとお伺いしたいの...全文を見る
○井野委員 そうしますと、事実上の補強証拠を採用するぐらいのイメージになってくるのかな、川出先生のお話によるとそういうふうになってくるのかなと感じました。  続きまして、弁護士の三人の先生にお伺いさせていただきます。  先ほど話を聞いていて、高井先生と今村先生は、何か、真逆と...全文を見る
○井野委員 最後にもう一点だけ、郷原先生にお伺いします。  先生が御担当された事件についてもそうだったんですけれども、結局、取引に引っ張り込まれた側にすると、取引をした弁護士に対して、ある意味、懲戒請求だとか、そういう場合も考えられると思うんですね。そういう場合、果たしてどこま...全文を見る
○井野委員 ありがとうございました。