井上信治

いのうえしんじ

小選挙区(東京都第二十五区)選出
自由民主党
当選回数7回

井上信治の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
議事録を見る
○井上(信)委員 自由民主党の井上信治です。  この震災復興特別委員会も、開かれてはや二週間目となりますけれども、黄川田委員長、そして理事、委員の皆様、また答弁者の方々の大変な御尽力によって、私は、大変有意義な委員会になっているなということを非常に感じております。私ども野党とい...全文を見る
○井上(信)委員 いつもの、野党のせいにした答弁に対しては私はコメントする気もしませんけれども、全く違いますよ。  阪神よりもさまざまな意味で大きい、そんな災害だというのであれば、だからこそ、むしろ阪神よりも早く対応しなきゃいけないじゃないですか。そして、復旧と復興というのは何...全文を見る
○井上(信)委員 今はっきり答弁いただいたので、ぜひ、修正協議に当たられている方には、その官房長官の答弁も踏まえてしっかり対応してもらいたいというふうに思っております。  それから、一番大きな違い、やはり組織のあり方だと思うんですね。  我が自民党案では、とにかく、従来の縦割...全文を見る
○井上(信)委員 今、答弁の中で重要なのは、やはり官房長官も一元化した方が望ましいとおっしゃいましたよね。望ましいのなら、やればいいじゃないですか。それができないというのは、自分たちの政治主導の力がないということですよ。やればいいじゃないですか。私もやるべきだと思いますよ。  ...全文を見る
○井上(信)委員 それは全く違いますね。  今、財務省のお話をされましたけれども、それは予算編成の話じゃないんですか。それは、予算つくるときに、復興再生院が勝手に予算つくることはできませんよ、調整も必要でしょう。しかし、そこでちゃんと予算をつけて、そしてそれを実施する権限があれ...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひ、これはやはり事業の実施ということをちゃんと復興庁なり復興再生院に私は与えていただきたいと思いますけれども、ただ、今の政府案の附則の条文を見ますと、これはしかし読めませんよね。これはどう読むんですか。あくまで総合調整までですね。検討した結果、事業の実施をちゃ...全文を見る
○井上(信)委員 私が聞いているのは、今の政府案の条文の話なんですね。官房長官、弁護士さんでもありますから条文解釈はお得意だと思いますけれども、附則の二条のところで、検討規定があって、復興庁としての定義があって、そこには、企画立案並びに総合調整を行う行政組織をいうというふうに書い...全文を見る
○井上(信)委員 困難というか不可能ですよね。ですから、ぜひ、本当に修正をしていただかないと、少なくとも実施できなくなっちゃいますから、ここは最低限やっていただきたいと思っています。  それと、ちょっと、さっきまだ答弁いただいていないんですけれども、ワンストップというのをどう考...全文を見る
○井上(信)委員 それでは、今度は内閣法の方を質問させてもらいます。  内閣法ですけれども、閣僚を三人増員するということですが、実際には具体的な担当はどういう大臣を置くかということは決めておられませんよね。答弁の中では、震災担当だとかあるいは原発問題担当だとか、そういったことを...全文を見る
○井上(信)委員 修正に応じる、そういう姿勢を示すという意味ではありがたいと思いますけれども、私はやはり、これは本当に未曾有の大災害ですよね。それに向けての、まさに内閣法、本当にそれを担当するいわば国のリーダーをふやしていこう、そういう話ですよね。それが、今の内閣法の法体系と同じ...全文を見る
○井上(信)委員 時間が足りなくなってしまいまして、本当は二次補正についてもお伺いしたかったので野田大臣の方にもお願いをしたんですが、大変申しわけございませんでした。  ただ、きょうの審議をさせてもらいまして、やはりまだまだ政府案、大変不十分な点があるな、そして官房長官の方も、...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
議事録を見る
○井上(信)委員 自由民主党の井上信治です。  まずは冒頭、この修正協議に当たりまして、自民党、公明党、民主党のそれぞれの提案者の方々、あるいは理事の皆様など、協議に当たられた方々の大変な御努力でこういった修正案を提出することになったということ、心より敬意を表したいと思います。...全文を見る
○井上(信)委員 それはそのとおりなんですね。そのとおりなんですけれども、午前中も谷議員の質問に答えて、これは御本人が何だか八月までは続投するみたいな、そんな答弁をされていたということがもう報道にもなっております。  そして、官房長官は、インタビューに答えまして、そんなに遅い時...全文を見る
○井上(信)委員 ありがとうございました。これ以上この問題については伺いません。  まずは、この修正案について、全体としての官房長官の評価をお聞かせください。
○井上(信)委員 私も、そういう意味では本当にいい修正案ができたかと思っているんですが、ちょっと残念なのは、先週も申し上げましたけれども、ちょっと時間がかかり過ぎたかなというのはあります。被災者の、被災地の声としても、とにかくこんなもの早くやってくれという声が非常に強くありました...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひ本当に早くやっていただきたいんですね。できる限り早くというのは、これは当たり前のことですから、先ほど申し上げたように、例えば会期内に成立、二十二日までに成立した場合、今月中には本部立ち上げあるいは担当大臣を任命してもらわないと、これはまたずるずるおくれると思...全文を見る
○井上(信)委員 どうもありがとうございます。貴重な答弁をいただいたと思っております。成立後、即日あるいは数日後には、きちんと法律に基づいて本部を立ち上げ、そして担当大臣を任命していただくということですから、ぜひその言葉どおりよろしくお願いしたいと思います。  それからもう一つ...全文を見る
○井上(信)委員 これはちょっと遅過ぎますよ。やはりもう少し早くやっていただきたいですね。  ですから、今のスケジュールでいいますと、結果的には、閣法で言っていた一年以内というのと余り変わりませんよね。確かに、権限の調整であるとかあるいは人員とか、いろいろなことがあると思います...全文を見る
○井上(信)委員 本当に一日も早くと思っています。  やはりお話を伺っていると、予算の執行に関しても、来年度の当初予算のことを考えたスケジュールですよね。そうじゃなくて、やはり二次補正のことも考えてください。だから、それはぜひ早くやっていただく。  そして、むしろ復興庁の設置...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、復興庁の地方支分部局について伺いたいと思います。  今回のこの修正案ですと、復興庁に連なる組織というものは規定上、具体的に何も書かれていないんですね。二十四条四項で「復興庁及びこれに置かれる組織に引き継がれる...全文を見る
○井上(信)委員 復興庁に関しては、具体的な施策の執行権限も与えることになっていますよね。そうしたら、その復興庁に置かれる地方支分部局にも施策の実施権限を与えるという理解でいいですか。
○井上(信)委員 実は、この点につきましては、私は先週の質疑の中でも大分こだわって質問させていただきました。やはりそれは被災地の地域の方々が、執行権限も含めてちゃんとワンストップの組織を置いてほしい、そういう意見が非常に強かったからです。しかし、残念ながら、先週の質疑の中では、官...全文を見る
○井上(信)委員 これから、その具体的な、ではどの執行権限を与えるかという話になると思うんですけれども、ぜひ幅広に与えていただくように私はお願いしたいと思っています。  それと、特別会計の話。先ほど質問もありました。この特別会計の話が与野党協議の中でも最後まで課題として残ったと...全文を見る
○井上(信)委員 私もそう思います。やはり透明化という観点、それから、今、国民のあるいは被災者の方々の思いとしては、とにかくこの震災復興に関しては、私たち国民は少し我慢してでも、あるいは負担をしても、それでも仕方ない、しっかり復興をなし遂げてもらいたい、そういう思いがあると思いま...全文を見る
○井上(信)委員 わかりました。引き続きぜひ御検討をいただきたいというふうに思っております。  それと、私は、震災復興を行うに当たってやはり大事なことの大きな一つは、被災者の方々の声をしっかり聞くということ、そして、被災地の力というものを最大限活用させていただくということだと思...全文を見る
○井上(信)委員 我々も、強制的に出せといったような自民党案ではありません。ですから、そこは思いは一緒だと思います。  あと、後者の点について、再生委員会的なものをつくって、そして被災地の方々をメンバーとして入れ込むおつもりがあるかどうか、お答えください。
○井上(信)委員 この点について、これもむしろ政府の話だと思いますので、官房長官の方からも答弁をお願いします。
○井上(信)委員 ありがとうございました。  大体、十分納得できる、いい答弁をいただいたと思っております。  ただ一点だけ、復興庁の設置については、来年度というようなことではなくて、やはりこれはできれば二、三カ月、遅くとも年内には本当に具体的に設置して動けるように、検討はされ...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号
議事録を見る
○井上(信)委員 自由民主党の井上信治です。  まず、法案の質疑に先立ちまして、きのう実は、衆議院の環境委員会で、樋高政務官初めこの中にも重なったメンバーもいらっしゃいますけれども、超党派で福島県に廃棄物処理の視察に行ってまいりました。また、江田大臣も週末には福島の方に行かれた...全文を見る
○井上(信)委員 ありがとうございました。ぜひお願いしたいと思っております。  この放射性の廃棄物の処理につきましては、我々自民党の方も今議員立法を用意し、あるいは民主党や公明党の方も議員立法を用意して、そして内々に話し合いを始めつつあるというふうに聞いております。  ただ、...全文を見る
○井上(信)委員 それでも閣法の方がいいとは思うんですが、まあわかりました。いずれにしろ、形はどうあれ、これは恐らく早急に、この委員会になるか環境委員会になるか、出てくると思いますので、むしろ中身についてしっかり議論できればと思っています。  ちょっと今、言葉じりをとらえるわけ...全文を見る
○井上(信)委員 これは本当に重要な問題でありますから、ぜひお願いしたいと思っております。これは国の行政組織のそれぞれの権限とか組織などにもかかわる問題ですからね、まさにこれこそ閣法でやるのが筋だと思いますので、大臣おっしゃったとおり、なるべく早目によろしくお願いしたいと思ってお...全文を見る
○井上(信)委員 いや、申しわけないですが、しかし、それは認識が違うと思いますね。  私は何も、自衛隊の方々が一生懸命にやっていただいて、それを否定するつもりは全くありません。大変感謝をしております。それは被災者の自治体の方々も同様だと思いますよ。  そうじゃなくて、やっぱり...全文を見る
○井上(信)委員 確かに、まずその仮置き場、そして仮置き場の先は国が代行する、その効果が発揮しやすいというのはあると思うんですね。しかし、では、仮置き場までもまだ四十数%ですよ。むしろ、やはりそっちの方にもきちんと焦点を当てて対応しなければいけないと私は思いますね。  ですから...全文を見る
○井上(信)委員 前向きな答弁をいただいて、ありがとうございました。これはむしろ、本当に、修正協議に当たられている与党の皆様にも、今の大臣の御答弁も踏まえて、ぜひ前向きに考えてもらいたいと思っております。  それでは、そういった項目、本当は全部やりたいんですけれども、時間もない...全文を見る
○井上(信)委員 ちょっと政務官、申しわけないんですけれども、答えになっていないものですから。  では、聞き方を変えて、大臣に伺います。  衆法と同じように国の責務というのを法律に書いた場合に、何かお困りになることはありますか。
○井上(信)委員 先ほどの総論の話と一緒なんですけれども、ということであれば、やはり国の責務というのを盛り込んでいただきたい。そのことによって、実際、現場の方々、市町村の方々、やはり安心していろいろ事業に携わることができると思いますので、こちらの方もぜひ協議者の皆様にお願いしたい...全文を見る
○井上(信)委員 平時のときはいいのかもしれません。しかし、本当の緊急時ですよね。ですから、平時のときの役所的な理屈ではやはり納得できないし、本当に困るんですよね。  いろいろな措置の並びという話、もちろん、震災対応、それぞれの措置、大切ですよ。しかし、この廃棄物の処理に関して...全文を見る
○井上(信)委員 しつこいようで恐縮なんですが、ちょっとこれはどうしても納得いかないものですから。  例えば、予算委員会で七月の十九日に菅総理大臣が答弁をされていますよね。仮払いといいましょうか、支払いをさせるという形ではない形も含めて、どうやればそういう弊害がなくなるのか、し...全文を見る
○井上(信)委員 もうしつこくなるのでやめますが、となると、やはり総理の答弁、相談したけれども、いわばノーだという、そういう答えになったということですよね。(江田国務大臣「法案を出した」と呼ぶ)いやいや、ですから、そういう意味で、支払いさせるという形ではない形も含めてということで...全文を見る
○井上(信)委員 それと、ちょっと法案とは直接そんなにかかわりはないんですが、廃棄物処理の実際の地元雇用の話、それから域外の事業者の活用についてなんですね。  私も被災地に何度も伺いましたけれども、やはり、地元の事業者あるいは職を失った方の立場からすると、地元で受注したい、地元...全文を見る
○井上(信)委員 国が代行するということになれば、まさに発注していかなければならないわけですから、そういう意味では、ここのバランスといいますか、それぞれ地域地域、実情に応じた本当に適切な運用をしてもらいたいというふうに思っております。  きょうは、答弁をしていただいて、本当にあ...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 経済産業委員会農林水産委員会環境委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○井上(信)委員 自由民主党の井上信治です。  本日は、この再生可能エネルギー法案、委員会での審議を重ねて、多くの論点も指摘をされ、いよいよ与野党での修正協議も始まる、こういったタイミングの中で、各委員長や理事の先生方の御努力によって、この三委員会合同の連合審査が行われるという...全文を見る
○井上(信)委員 私は、個人的にはこれは環境省の外局として設置すべきだというふうに思っております。  二十一世紀は環境の世紀と言われ、この環境ということに関して、国民の関心というのは非常に高いです。世界的に大きな課題です。そういう意味では、十数年前の省庁再編の中でも、例外的に環...全文を見る
○井上(信)委員 それは内閣全体の問題だとは思うんですけれども、環境大臣として、環境省として今どう思うのかと、私も熱烈な応援の質問をしたつもりなので、熱烈に明言をしてもらいたいと思っているんですが。  それで、一つ、今おっしゃったことで、例の、環境規制のさまざまな法令の中で、放...全文を見る
○井上(信)委員 国民の期待にこたえて環境省の外局に置く、そういう意図だというふうに勝手に理解をさせていただきたいと思います。  続きまして、法案本体の話に入るんですけれども、これはもうさまざまな方が指摘をされておられますけれども、この法案、地震の前に閣議決定をされたということ...全文を見る
○井上(信)委員 これは、本当に現実的な政策、そして国際的な公約でもありますから、願望とか理想論では私は済まされないと思いますよ。まあ、みんなで一生懸命頑張って理想に向かって無駄遣いを省けば子ども手当も実現できる、それだけの財源を確保できるという話と一緒ですよ。それができないとい...全文を見る
○井上(信)委員 もう繰り返しませんが、それはやはり、子ども手当はまずは月二万六千円払わなければいけない、そのためには無駄を省けば財源は後からついてくるという話と一緒だと思うんですね。ですから、ここは本当によくお考えをいただきたいと思います。  それから、続いて海江田大臣に伺い...全文を見る
○井上(信)委員 制度全体の見直しなり配慮というのは、それはわかっているんです。そうではなくて、この閣僚委員会の決定では、電力多消費産業に対して影響があり得るから工夫をするというふうに書いてあるんですよ。ですから、例えば電力多消費産業に対するサーチャージの軽減措置であるとか、まさ...全文を見る
○井上(信)委員 この閣僚委員会のペーパーの読み方が私と大臣とでちょっと違う、そういうことなんですかね。私はもう、電力多消費産業への影響をかんがみるんだというのが大前提というような気がいたしますけれどもね。これは、与野党協議などもあるでしょうから、そういう意味では、むしろ協議に当...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひこれは早急に検討していただきたいと思います。  メガソーラーは、本当に、休耕田の何割かをメガソーラーにするとか山手線の内側全部だとか、そんな話も出ているわけですから、私は、再生可能エネルギーを普及させるためにも、むしろ、アセスの網をかけて、影響がないんだと...全文を見る
○井上(信)委員 どうもありがとうございました。
10月25日第179回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○井上(信)委員 自由民主党の井上信治です。  まずは、細野環境大臣、御就任大変おめでとうございます。  私は、細野さんが環境大臣になりまして大変うれしく思っているんです。細野さんが、しっかり力のある、そして、若くて将来を嘱望されている、そんな若手のエースと言われるような政治...全文を見る
○井上(信)委員 それは、残念ながら、全く我々あるいは国民の意識と私は違うと思いますよ。一年ですよ、震災から。一年以上ですよね、四月ということは。一体何をやっているんだ、さっさとやれというのが私は国民の声だと思う。反省点がたくさんあるからこそ、急いでやらなければ仕方ないですよね。...全文を見る
○井上(信)委員 今、国会審議に時間がかかるといった答弁がありましたよね。ということは、この臨時国会に法案を提出するつもりですか。
○井上(信)委員 それで国会審議に時間をかけることはできるんですかね。通常国会ということになれば年明け。年明け冒頭、この審議ができればいいですけれども、通常であれば、まずは予算ということになります。予算が審議が終わってから、そうなるともう三月ですよ。それで本当に充実した審議ができ...全文を見る
○井上(信)委員 それは私は細野大臣らしくないと思いますね。通常はそうでしょう。今は通常時ですか。今は通常時ですか、お答えください。
○井上(信)委員 例えば、同じ行政組織という意味では、復興庁、これだって、もう法案を提出して、そして年明けにもスタートするというふうに言われていますよね。これはやろうと思えばできるわけですよ。予算関連といったって、では補正予算の中に入れればいいじゃないですか。これをしないというの...全文を見る
○井上(信)委員 しつこいようですが、その話はどこかで聞いたことがあるなと思っていたら、復興庁の設置のときにも政府側は同じことを言っていましたよ。あれも当初は、年明けに通常国会に法案を出して、そして四月に設置をしますと政府側は言っていました。当時も閣内におられたから御存じだと思い...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひお願いしたいと思っております。  それと、これは、私も説明を伺っているんですけれどもいま一歩よくわからないのは、いわば二段階論といいますか、とにかくできるだけのことをやって、そして設置をした後、いろいろな検証委員会の検証だとかエネルギー政策の見直しだとか、...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひお願いしたいと思っております。  次に、この内容について伺いたいと思っております。  私は、さっき申し上げた八月十日の連合審査の中でも、環境省に置いてくれ、置くべきだということを強く主張をしました。そういう意味では、結果的に環境省に置かれることになったと...全文を見る
○井上(信)委員 まず一点目ですけれども、申しわけないけれども、だからだめなんだと言わざるを得ませんよ。  行政組織に置けば独立性がしっかり担保されない、この懸念はあるわけです。だから、やはり最大限慎重に、謙虚に受けとめてほしいんです。私が冒頭申し上げたのはそういうことなんです...全文を見る
○井上(信)委員 そうすると、確認なんですが、こういったポンチ絵なりあるいは文書もいただいていますけれども、これ以外の部分についても原子力安全庁に移管する可能性がある、これからもさらに検討していくということでよろしいですね。
○井上(信)委員 これはぜひ頑張ってもらいたいですね。さっき言ったいわば縦割りとか権限争いとか、まさにこういう話になるわけですよ。あの試案が出て、閣議決定されて、直後に当時の高木文科大臣が、いや、これは文科省に残しておくんだと会見されていましたけれども、やはりどうしたってそういう...全文を見る
○井上(信)委員 そのための半年間なんじゃないんですか。四月なんでしょう。そうしたら、半年あればできるでしょう。そこは確約してください。
○井上(信)委員 四月までやってくれるという答弁だと理解しますけれども。  大臣が御紹介いただいた、我々が議員立法でやった放射性瓦れきの特措法、この附則の六条の中にもこれを書き込んでいるんですよ。抜本的な見直しを含めて検討を行って措置をすると。これは立法府の意思でもあるわけです...全文を見る
○井上(信)委員 人材の育成自体はすごくいいことだと思うんです。  それで、今、原子力を学ぶ学生が減っている、あるいは大学の学部がつぶれている、こういう問題意識があって、本当に人材育成は大丈夫なんだろうか。私も心配していますよ。  しかし、やはりそれを国の機関として設置してや...全文を見る
○井上(信)委員 まだ検討中だということなので。  そういう国の責任として推進していくためにある程度関与していかなければいけない、それは理解できるんです。しかし、国の直轄でということになると、私は、行政改革の観点からもやるべきではないと思います。  民主党の中でも事業仕分けと...全文を見る
○井上(信)委員 しっかり明言していただいて大変ありがとうございました。  それと、ノーリターンルール、これもいいとは思うんですが、なかなかこれは制度設計が難しいですよね。ノーリターンルールといっても、全員というわけにいきませんよね。そういう中で、ではどこまでノーリターンにする...全文を見る
○井上(信)委員 これからだということで、こちらの方もぜひ検討してもらいたいと思っています。  それから、時間がなくなってまいりましたけれども、地球温暖化の問題について移りたいというふうに思います。  もうこれは先ほど来いろいろな質疑がありまして、幾ら我々が質問しても、何だか...全文を見る
○井上(信)委員 大臣、それは私の質問を勘違いしていますね。  新しい法案をつくり直すのかどうかという質問だったらそうかもしれない。根拠が必要でしょう。まずは、根拠が、前提が崩れた法案を取り下げろと言っているんです。そのためには、そんな精緻な検討をしなくても、明らかに前提条件が...全文を見る
○井上(信)委員 しょっている立場というのが全くわからないんですけれども、何かメンツとかそういう話ですか。  恐らく国民も、国際交渉でいえば諸外国も、おかしいと思っていて何で直さないのか、しょっているものをおろせよとみんな思っていると思いますよ。だからそこが、こだわる理由が全く...全文を見る
○井上(信)委員 あと、先ほど来大臣が答弁をされて、会見でもおっしゃっていますけれども、政府としてはベストの案を出している、しかし、自民党案、公明党案を見ながら、国会の議論を通じて、柔軟に受け入れる姿勢で臨んでいくというような趣旨の答弁を繰り返されていますよね。これはおかしいです...全文を見る
○井上(信)委員 国会審議ですから、当然、その中で修正の協議とか修正ということも、これはやってもらいたいと思っています。そんなことを言っているんじゃないんですよ、おわかりだと思いますけれども。だけれども、審議に入る前からそんなことを言っているのが本当にベストな案かと、ベストな案を...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
議事録を見る
○井上(信)委員 おはようございます。自由民主党の井上信治です。  まず、東日本大震災からはや約九カ月であります。改めて、犠牲となられた方々とその御遺族に心より敬意を表します。  また、被災地東北では一日一日寒さが増しておりますけれども、今なお避難所や仮設住宅などで厳しい生活...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひ総理には、真摯に受けとめてということで、責任を感じていただいて、そしてスピードアップをしてもらいたいと思っております。  そして、この復興庁設置法案、十一月一日に国会に提出をされました。六月の二十日に成立した東日本大震災復興基本法に基づくものです。そして、...全文を見る
○井上(信)委員 総理の答弁ですが、私はそれはちょっと違うと思いますね。復興特区と復興庁を同時並行できないわけがないですよね、できるだけ早くですから。  理由ははっきりしていますよ。この五カ月間、何がありましたか。政治の空白じゃないですか。菅総理の空白の三カ月があり、総理がかわ...全文を見る
○井上(信)委員 低姿勢が売りの野田総理ですから、もう少し謙虚に受けとめてもらいたいんです。  法案提出がおくれたというのは、これは間違いなく事実ですよ。そして、それを認めていただくのであれば、復興庁の設置は三月十一日までにというふうにおっしゃって、しかし、私はそれでも遅過ぎる...全文を見る
○井上(信)委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  そして、本日提出された修正案につきまして、復興庁の権限を強化することを初めといたしまして、私たち自民党や公明党の主張が多く受け入れられ、与党もほぼ丸のみする形で合意することができました。内容的にもすばらしい修正案であると高く...全文を見る
○井上(信)委員 私も同感であります。  いろいろと問題点の多い閣法に対して、与野党が協議をして、合意をして修正案を提出することができたということは、大変すばらしいことだと思います。ですから、この修正案については重く受けとめていただきたいというふうに思っております。  今の谷...全文を見る
○井上(信)委員 これから中身の質疑にも入りますけれども、私が総理に伺いたいのは、この修正案について、やはり、閣法は問題点が多い、不十分である、だから修正案が出されたということなんです。そして、この修正案は与党の方々も提案をしております。やはり閣法の責任者である野田総理として、こ...全文を見る
○井上(信)委員 まあ、いいでしょう。  それでは、内容について質疑をさせていただきたいと思います。  先ほどもちょっとお話しになりましたけれども、東日本大震災復興基本法の審議の際に与野党で最も議論となったことは、御承知のように、復興庁の所掌事務についてでした。復興に関する施...全文を見る
○井上(信)委員 勧告権については後ほど質問いたしますけれども、私が申し上げているのは、確かに特区や交付金、この権限はあります。しかし、これはあくまで新しい仕組みですよね。ですから、新しい仕組みをいわば追加して復興庁の権限にしたわけであって、その中身にはある程度各省庁の権限の調整...全文を見る
○井上(信)委員 ちょっと私は御答弁の意味がよくわかりません。それは調整官庁にすぎないということを今おっしゃったんじゃないんですか。  調整ももちろん大切なんですよ。それもやっていただきたい。しかし、それだけでは単なる調整官庁に終わり、従来の各省庁の縦割りを排することができない...全文を見る
○井上(信)委員 それは残念ながら平時の理論ですよ。霞が関の各省庁の現状を変えたくない、混乱を招く、だから変えるべきではないという平時の議論です。今、緊急事態ですよ、非常事態ですよ。ですから、新しい法律もつくる、新しい事業もつくる、新しい官庁もつくる。そういうときに、権限は新しく...全文を見る
○井上(信)委員 ここは総理は謙虚に認めていただいて、私はうれしく思っております。そもそも、本来なら閣法でこういったスキームをちゃんと用意しなければいかぬのですよ。それが復興基本法の趣旨だったわけです。ですから、そういう意味では大いに反省をしていただいて、そしてこの修正案を成立さ...全文を見る
○井上(信)委員 これから修正案のその尊重義務の話を聞こうと思ったんですけれども、素直に認めていただいたので、ちょっと拍子抜けいたしました。  これらの規定は内閣府の設置法にも規定されているということを、総理、御存じですよね。そして、こういった規定はどのような場合に発動されたの...全文を見る
○井上(信)委員 そうなんです。今、平野大臣に耳打ちされて、発動されていないということをお気づきになったようですけれども、これは発動されたことがないんですよ。  そして、他方で、では内閣府はほかの各省庁に対して今本当に強いリーダーシップを持っているかどうかということ、残念ながら...全文を見る
○井上(信)委員 ちょっと総理の答弁の趣旨がわからなかったんですが、勘違いもあったというふうにおっしゃいましたよね。勘違いというのはどういう意味なんでしょうか。  私は、この答弁、議事録でチェックをいたしました。この答弁の直後に、質問者である我が党の齋藤健議員が、「復興庁を現地...全文を見る
○井上(信)委員 勘違いというのはどういう意味ですか。
○井上(信)委員 予算委員会の総理の答弁です。もっと重く受けとめてもらわなければ困りますね。  このときに、総理は反論も否定もしなかった。ですから、被災地の方々は、ああ、復興庁の本庁を被災地に置いてくれるのか、被災地のことを本当によく考えてくれている、ありがたい、そう思った方は...全文を見る
○井上(信)委員 今の答弁で、被災者の方々に対して謝罪をされたというふうに私は受けとめさせていただきたいと思っております。  ただ、総理が先ほどおっしゃったように、これから被災地に本庁を置くということも検討するということでよろしいんですよね。実は、法案の中には本庁の設置場所とい...全文を見る
○井上(信)委員 総理の答弁と平野大臣の答弁が違うと思います。  平野大臣は東京に設置するという答弁で、そして総理は、そうではなくて、きちんとこれから復興庁の立ち上げまでに検討をして決めると。ですから、被災地に置く可能性もあるというふうに私は理解しましたが、総理、改めて教えてく...全文を見る
○井上(信)委員 現地の、被災地のワンストップでの関係が大切なのか、あるいは中央省庁との調整が大切なのか、それは明らかだと思いますよ。  両方大切でしょう。しかし、やはり、被災地の方々の心に寄り添う形で復興庁を設置する、そうおっしゃっているわけですから、当然のことながら本庁は被...全文を見る
○井上(信)委員 一日も早い、三月十一日まで待つことのない復興庁の発足、そして復興庁の本庁の被災地への設置、これをぜひよろしくお願いしたいと思います。  どうもありがとうございました。