石橋通宏

いしばしみちひろ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

石橋通宏の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。会派を代表して、補正予算案に対する締めくくり質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に、昨日も今日も与党議員からも質問が出ておりました東日本大震災被災地の復興事業のいわゆる人手不足対策についてお伺いをしたいと思います...全文を見る
○石橋通宏君 経産大臣、福一の原発の作業員の今後の人員計画はどうなっていますでしょうか。
○石橋通宏君 これ、国交大臣と思うんですが、結局、今入札不調というのはほぼ収束をしているんでしょうか、それともまだ残っているんでしょうか。
○石橋通宏君 環境大臣に聞こうと思ったら出られてしまいました。済みません。  先ほど除染の作業員の健康という話がありました。これ、昨年もいろいろと除染作業員の除染電離則の遵守の問題というのがあります。これ、その対策で、きちんと事業者が除染に関わる作業員の方々の健康対策を電離則守...全文を見る
○石橋通宏君 ヒアリングしていただいて、きちんとこれ対応していただくということだと思いますので、作業される方の健康管理、これは本当に万全の体制を取っていただきたいと思います。  経産大臣、先ほど福一の現場のことを言われました。中長期のロードマップの工程表、私も見せていただきまし...全文を見る
○石橋通宏君 是非よろしくお願いしたいと思いますが、今の中長期ロードマップの人員計画は、昨年、この汚染対策が本格化する前ぐらいに立てられたと理解しておりますが、今、その後の対策もいろいろ取られているということですので、現場の状況を踏まえて、これから是非万全の体制で作業員の安全、健...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  これはもう本当に与野党を挙げてみんなで全力尽くしてやっていく課題だと思います。是非よろしくお願いいたします。  それでは二点目に、もうこれもいろいろ予算委員会で議論させていただきました好循環実現のためということで、総理、いま一度、好循...全文を見る
○石橋通宏君 賃金の上昇を言われたときに、これは全ての、五千五百万労働者の賃金の上昇ということでよろしいですか。
○石橋通宏君 今日、厚労副大臣おいでですので、せっかくですので、ちょっとこれ通告していないですが、昨日、厚労省発表されております勤労統計調査で昨年一年間の状況を発表になっております。ちょっと分かる範囲でこれ皆さんに説明をしていただけないでしょうか、どういう昨年の状況、勤労者の賃金...全文を見る
○石橋通宏君 これ、総理も御覧になったかどうか。昨日の発表ですのでまだ御覧になっていないかもしれませんが、昨年一年間、残念ながら実質賃金が減少しているという昨日の発表でございます。これやっぱり一時的に、一部の労働者の賃金は一時金で上がっている、しかし、全体からいくと、とりわけ非正...全文を見る
○石橋通宏君 しかし、私たちが心配しておりますのは、まさにこの勤労統計、昨年の状況も明らかなとおり、結局、非正規が拡大をし、そして賃金の低い不安定な労働者が拡大をしていたら、これ、せっかく総理イニシアチブで一部で企業の正社員の労働者の賃金が上がっても、結局、先ほど申し上げた五千五...全文を見る
○石橋通宏君 この辺、是非これからのまた本予算の質疑でもしっかりやらせていただきたいと思いますが、私たちは、これ、むしろ企業が一部の正社員の賃金を上げつつ正社員から非正規社員への転換をし、そこで労働コストをセーブすると。そういうふうになったら、全然これは総理の目指すデフレ回復なん...全文を見る
○石橋通宏君 終わります。
02月20日第186回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  参考人の皆様方、今日は大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。たくさん質問したいことはあるんですが、時間が限られておりますので、私の質問が高橋参考人とJICA田中理事長に集中してしまうかもし...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  私も全く同感でありまして、その点でJICAの田中理事長に是非確認でお伺いしますが、今日お話あった中で二つ目の姿勢、経済成長を目指した支援ということを強調された、そのくだりで同じように、貧困問題を根本的に解決するためにはというくだりもありま...全文を見る
○石橋通宏君 この辺、是非今後も議論させていただきたいと思いますが、大変重要なポイントです。是非、JICAの理事長として発信も、やはり目標は当該国の貧困削減、国民の利益、その辺をまず強調していただければと。そのための経済成長なんだということだと思いますので、順序が逆転しないように...全文を見る
○石橋通宏君 なりつつあるということですが、是非その方向でみんなが協力していけるように目標を設定していただきたい。私は個人的には残念ながらその辺まだまだ課題が大きいだろうというふうに思っておりますので、是非この委員会でもその辺についてもしっかりと議論をさせていただければと思います...全文を見る
○石橋通宏君 是非この点は、モザンビークは一つの例でありますけれども、やはり裨益国の当事者の方々との対話、これは結果だけを報告すればいいということではなく、プロジェクトをそもそも企画立案する段階からしっかりと当該国、当事者の方々を含めていく。これは前回も、田中理事長には昨年お願い...全文を見る
○石橋通宏君 時間が来ておりますのでこれで終わりにしますが、今触れていただいた環境社会配慮ガイドライン、これは大変すばらしいものなんですけれども、それが残念ながらきちんと守られていないのではないかという様々な声も内外からいただいております。この点、是非、当委員会でも今後もしっかり...全文を見る
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。金子委員の関連ということで質疑を続けさせていただきたいと思います。  今し方の議論でも、好循環実現のために賃金の改善を含む様々な対策が必要だということでお話がありました。  まず、総理に伺いますが、総理、よろしいでしょうか...全文を見る
○石橋通宏君 極めて重視をしていただいているということでありましたので、厚労大臣、おいでになります。厚労大臣、今の総理の極めて重視をしているという御発言がありましたので、それを踏まえて、具体的に雇用労働関係の予算額、一般会計予算、そしてまた特別会計含めて、どういう額、そして昨年比...全文を見る
○石橋通宏君 済みませんが、ちょっと大臣、資料の一で、厚労省に出していただいた資料で、これは一般会計の厚労省所管の中でいうと千八百二十二億円、前年比八・二%減というふうになっておりますが、今数字違いますけれども、これちょっと説明いただけますか。
○石橋通宏君 レクでやらせていただいておりましたので、ちょっとその整合性、お願いします。今数字いただいたのは違いますので。  一応私の手元にあるのは資料一でお配りをさせていただいたもので、これ千八百二十二億円、前年比八・二%減というふうになっております。いろいろ御説明があるんで...全文を見る
○石橋通宏君 若干御説明になっていないような気がしますが。  一般会計あって、労働保険特別会計、あっちがあって、それでいろいろ施策を打っていただいているわけですが、私の趣旨は、総理、まさに言っていただいて、私全く同感なんですね。雇用労働政策、非常に重要視していかなきゃいかぬとい...全文を見る
○石橋通宏君 また細かいところはあした厚労大臣とやらせていただきますが。  その上で、総理も好循環実現のためにということをいろいろ言っていただいているわけですが、月曜日の予算委員会で我が党の櫻井委員の質問に対して総理もこういうふうに御発言をされています。第一次安倍政権のときも企...全文を見る
○石橋通宏君 総理、今大変重要な説明をいただきました。  当時、まさに企業が人件費を抑制をして利益を確保してしまったと、そっちに走った。未来への投資を行わなかった。それは、未来への投資、私は、いわゆる設備投資だけではなく人的な投資も含めて企業が行わなかったんだというふうに総理お...全文を見る
○石橋通宏君 まさに企業が人件費を抑制して利益の確保に走った。未来への投資、残念ながら人的な投資も含めて行わなかった。  この反省に立って、じゃ、私たちこれからどうつくっていくんだということだと思いますが、とすると、これから、総理、まさに安倍政権としてやっていただくのは、企業が...全文を見る
○石橋通宏君 総理、確認ですが、人件費を抑制した企業はどのようにして人件費を抑制したと、総理、お考えになっておられますか。
○石橋通宏君 私、まさに同感なんです。  多くの企業がこの時期にまさに、あの二〇〇二年から二〇〇七年の時期、それだけではありませんが、正規から非正規、雇用の転換、非正規が大きく拡大をした、これも事実でありまして、その中で企業がいわゆる賃金原資を縮小してしまったということが大変大...全文を見る
○石橋通宏君 大変重要なことだと思いますので、改めて、総理、つまり企業が業績回復をする、成長する、それは決して労働者の犠牲の上に企業の業績回復があってはいけないと、これは確認していただきたいと思いますが、そういうことでよろしいですね。
○石橋通宏君 はっきり言っていただいていませんが、私の質問、答えていただいたんだと思います。企業が、これはやっぱり働く者の犠牲の上に成長があってはいけないんだということだと思います。しっかり還元することだというふうに思っております。  その上で、ちょっと今日は是非、女性の活躍と...全文を見る
○石橋通宏君 今総理も全ての女性の方々と言っていただいた。ちょっとこれ是非聞きたかったんです。  というのは、我々も内閣府等々からいろんなブリーフィングを受けておりますと、何かあたかも総理の言われる女性の活躍というのは、役員を増やすだとか、どうも一部の女性の方々のことしか考えて...全文を見る
○石橋通宏君 総理、これは数字お聞きになってどう思われますか。女性の六八%、三分の二ですが、非正規という、これ増えているわけですけれども、この状況についてはどうお考えですか。
○石橋通宏君 資料の五を総理御覧いただければと思いますが、これはいわゆる賃金カーブを示したもので、これよくあるので御覧になったことがあると思いますが、男性の正社員、正社員でも男性と女性とこれだけ差があるというのは、これは国際的にも大変残念な状況ということで批判もいただいているとこ...全文を見る
○石橋通宏君 厚労大臣、ここで具体的に何か取組、どうこれ実現していくのか、あればお願いします。
○石橋通宏君 また個別の課題につきましては明日以降是非議論をさせていただきたいと思いますが、総理、是非、これまさに今答弁いただきましたように、全ての女性、とりわけこうして非正規で多くの方々、そして今大臣も触れられましたけど、パートで八百万人の方々が頑張っておる。でも、かなり結構な...全文を見る
○石橋通宏君 派遣を増やそうとは考えておられないというふうな答弁であったということですが、そうすると、結果として、政策というのはいろいろプラス面、マイナス面当然あるわけですから、結果として派遣が増えることは否定しないということでよろしいですか。
○石橋通宏君 厚労大臣、ちょっと確認ですが、今、非正規の中で派遣へ移ることはあり得るだろう、つまり非正規の直接雇用から派遣に、間接雇用に移ることはあり得るだろうと、それは厚労大臣としてそういう方向は正しいと思っていらっしゃるということですか。
○石橋通宏君 このところは、間接雇用、大臣今いろいろるる申し述べられましたけれども、間接雇用、派遣の現場の様々な問題点、これはあるわけですから、そこのところを本当にしっかりと日を当てて考えないと、これは本当に、単純に賃金、時間の賃金単価が高いから、じゃ間接雇用でいいのかという話じ...全文を見る
○石橋通宏君 あっ、ちょっと準備されたようです。
○石橋通宏君 済みません。それ、どういう推移でその今の数字に至っているかも、ちょっとこれ、推移をという話をしておりましたので。
○石橋通宏君 これ、総理、実は比率が落ちてきたのは決して、女性の派遣が減ったというよりは、むしろ男性の派遣が増えたということから比率が落ちたわけですが、これ、一九九九年そして二〇〇四年、派遣法の大改正があったときに、やっぱり女性の雇用に非常に大きな影響出たんです。ですから今回も、...全文を見る
03月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  昨日に続きまして質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず冒頭、昨日の予算委員会で、厚労大臣、若干ちょっと厚労関係、労働関係の予算について数字の確認が必要だったと思いますので、冒頭その説明をお願いし...全文を見る
○石橋通宏君 後ほど記憶がまた戻ってまいりましたら詳細に説明をいただきたいと思いますが。  厚労大臣、ちょっと確認ですが、昨日説明のあった中でも、労働局の経費が九百七十一億円で三十四億円プラスになっていますが、この労働局の経費三十四億円プラスの理由を、ちょっと中身を教えてくださ...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  質問の趣旨は、私たちは、是非やっぱり一般会計の中でしっかりと雇用対策打っていただきたいと。特会があるのは分かりますが、これはもう大臣もよく御存じのとおり、労使の拠出による雇用保険ですので、やっぱり一般会計の中でしっかりといろんな対策を打...全文を見る
○石橋通宏君 大臣よく御存じのとおり、女性も、若い世代で一旦正社員で入って、残念ながら就労継続なかなか難しくて労働市場から退出をされて、また戻るときには今度は非正社員の職しかないということがあります。これ是非、女性の活躍と言っていただく以上は、やっぱり正社員で入っていただいた女性...全文を見る
○石橋通宏君 周知徹底していただくということも十分必要だと思いますけれども、その上で、それでもやっぱりなおというところにはしっかり対応していただかなければいけないと思います。この点は今後も是非取り上げていきたいと思います。  続きまして、昨日もこれ議論させていただきました派遣法...全文を見る
○石橋通宏君 一時的、臨時的、今通達でという話でありましたが、大臣、これ法律に、もう一時的、臨時的としっかり書き込むという方策はないんでしょうか。
○石橋通宏君 共通認識ということであれば、法律に書いていただいてもいいのかなというふうに思います。このことを是非要望して、またこれからちょっとそれは突っ込んで議論させていただければと思いますが。  大臣、派遣元事業者、今回許可にするというお話がありました。許可基準も併せて厳格化...全文を見る
○石橋通宏君 許可の基準は変わらないということですか。
○石橋通宏君 許可基準、要件が今回厳しくなるということですね。ごめんなさい、もう一回確認。
○石橋通宏君 許可基準がいろんな新たなものも加えて厳しくなって、それ、許可取消しも十分あり得るんだという御説明だったと思います。  この辺、基準の認定のとき、基準を満たしているのかどうか、そしてその後も引き続き基準をしっかりと守っているのかどうか、取消し事由に当たるのか当たらな...全文を見る
○石橋通宏君 済みません、確認ですが、認定基準のチェックから取消しの要件の確認等々まで需給調整官がやるということですね。
○石橋通宏君 その大切な役割を担う需給調整官ですが、十分な体制が取られているとお考えでしょうか。
○石橋通宏君 今後の議論のために、今日、資料一、お手元に用意をさせていただいております。これ、需給調整指導官の今の数と都道府県別の違いです。  これ、何でこんなに都道府県別で差があるのか。大臣、これ、事業者数と需給調整官の数を割りますと一人当たりどれぐらいの事業者を見るのかとい...全文を見る
○石橋通宏君 これは是非、皆さんもそれぞれ御自身のお地元があると思いますので見ていただければと思いますが、こういう実態があります。さらに、これ全部許可制にすればそれだけ、極端に増えないとおっしゃったけど、いや、でも間違いなく業務量は増えるはずなんです。  そういうことも含めて、...全文を見る
○石橋通宏君 そこで、今触れていただきました資料の四に労働移動支援助成金のスキームが描いてあるんですが、ちょっと大臣、恐縮ですが、このスキームの全体像、そしてまた今回の予算でどういう具体的な強化措置がとられるのか、御説明をお願いします。
○石橋通宏君 強化は。
○石橋通宏君 これ一部ではリストラ支援助成金じゃないかという批判を受けておりますが、これ、リストラ促進にならないんですか。
○石橋通宏君 大臣、だってこれ、補助金もらえるなら、じゃ解雇しようかという企業の促進にならないんですか。
○石橋通宏君 今回、対象が大企業にも拡大をされていると、補助金も手厚くなるということで、大臣、今そういうふうな説明もございましたが、これがむしろ解雇を促進するのではないかという心配が大変大きいわけであります。  今回これ積み増ししていただいて、対象、どれぐらいの人数を考えておら...全文を見る
○石橋通宏君 事前にお伺いしたところ、七万人という数字もありましたが、そうじゃないんですね。
○石橋通宏君 七万人のその内訳を教えてください。
○石橋通宏君 受入れで今数字がありましたけれども、これ、人材ビジネスが真ん中へ入ってやって、受入先、これ、受入先の要件は何ですか、どういう職でもよろしいんでしょうか。
○石橋通宏君 関連企業ではない場合、あとは何でもいいと、非正規でも何でもいいということですか。
○石橋通宏君 受入れ。
○石橋通宏君 雇用保険の対象になっていればいいということ、それのみですね。
○石橋通宏君 派遣事業者でもいいということですね。
○石橋通宏君 これは派遣事業者でもいいということになっているわけです。  昨日レクで聞いたときには関連企業は駄目だと言っておられなかったので、関連企業でもいいということで派遣事業者でもいいということになると、これは人材ビジネス会社のための制度じゃないかという追及させていただいた...全文を見る
○石橋通宏君 細かくて済みません。関連企業、その場合の定義を教えてください。
○石橋通宏君 その辺、しっかりとちょっと改めて確認していきたいと思いますが、これ、今一応要件としては関連は駄目だと、しかし雇用保険の適用であればいいと。つまり、非正規でも雇用保険の適用さえあれば構わないと、派遣でも構わないということです。つまり、これによって、その派遣事業者に登録...全文を見る
○石橋通宏君 これ、今後ちょっとまた厚労委員会等々で細かくやりたいと思いますが、これ対象になるのは恐らく相当数高齢者、高齢世代の方々でしょう。その方々が、じゃ一回派遣に行ってまたステップアップと大臣言われますけれども、現実的にはそういうふうにならないでしょう。そういうことも含めて...全文を見る
○石橋通宏君 御説明ありがとうございます。  そこで、我々常に、やっぱり雇用対策も含めてしっかりと一般会計、本予算の中でやるべきではないか、補正で基金積んでどうのこうのということじゃないでしょうということも問題指摘させていただいておりますが、今触れていただいた中で、短期集中特別...全文を見る
○石橋通宏君 今、やり直すということで断言いただきましたが、JEEDから連絡が十時以降入ったのは事実なんですね。
○石橋通宏君 この全省庁統一資格というのが要件から外れたというのも事実なんですね。
○石橋通宏君 全省庁統一資格が要件に入っていたらJEEDは入札できなかったというのも事実ですか。
○石橋通宏君 そういうことだそうです。これ本当に、大臣言っていただいたので、これは大変な問題だと思います。  それで、随契でない場合はこれ全省庁統一資格を含めるべきだというふうに、これ新聞にも書いてありますが、実際そういうことでよろしいんでしょうか。
○石橋通宏君 しかし、今大臣、これもう一回ちゃんとやり直すということで、全省庁統一資格も含めてやり直すということで、元の条件でやり直すということでよろしいですね。
○石橋通宏君 今大臣断言いただきましたので、つまり、そういうことであればJEEDには落ちないということでよろしいですね。
○石橋通宏君 前の規格でやっていく、つまり全省庁統一資格を含めてやるということで断言いただきました。JEEDはこの資格を持っていないわけですから入札できない。ということは、JEEDには落ちないということでよろしいですね。
○石橋通宏君 大臣から今御説明をいただきまして、しっかり調査もしていただくということですので、委員長、これ是非、調査していただいた結果、これまでの経緯とか対応も含めて当委員会に報告をいただけるように、よろしくお願いいたします。
○石橋通宏君 ありがとうございました。  済みません、厚労関係、ほかにも雇用保険制度等々お聞きをしたかったのですが、ちょっと時間の関係もありますので、これはまた後日の機会に譲らせていただきたいと思っております。準備をいただいた皆さん、大変申し訳ありませんでしたが、御理解のほどお...全文を見る
○石橋通宏君 続いて、後半はODAの在り方について、今日、外務大臣また麻生大臣にも質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、ODAの目的についてちょっと改めて大臣、お考えをお聞かせいただきたいんです。というのは、この間、委員会でも総理からもODAに関してはいろいろと御...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  私もそうだと、大綱読ませていただいてもはっきりそういうふうに書いてあるので。ただ、先般もODA特別委員会等々でも外務省なりJICAなりから御説明を伺いますと、どうも今、先に経済成長第一だというようなニュアンス、そしてまた日本の企業の現地進...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと若干最後のところは苦しかったかなと思いますけれども、やっぱりそれが目的ではない。やっぱりそれは裨益国の発展、自立的な発展、そしてまた国民の皆さんの貧困撲滅等々がある、そのために資するということがやはり前面だと思いますので、そこは是非今後も堅持をしていただきた...全文を見る
○石橋通宏君 今日せっかく麻生大臣おいでになりますので、これ政府全体の取組の問題だと思いますが、大臣、全体の予算が苦しい中だとは思いますけれども、まさに今外務大臣言っていただいたように、これはやっぱりみんなで取り組んでいかなければいけないんだということに対して、財務大臣としてどう...全文を見る
○石橋通宏君 今大臣から、額の絶対額が、規模が違うんだからと。これそもそも、外務大臣、経済規模に見合った国際貢献をしようということで〇・七%というのをみんなで決めているんじゃないんですか。そういう理解だと思いますけど、違うんですか。
○石橋通宏君 いや、これ大事なところで、額でいくなら最初からそのときに額でいったんだろうなと思うんですけれども、やっぱりこれは、経済規模に見合った国際貢献をみんなで協力してしていこうということで〇・七という数字をみんなで決めたということで理解をしておりますので、そうすると、麻生大...全文を見る
○石橋通宏君 国際的な協調的な取組としてこれは決めているわけですから、引き続き、各国も、先ほど大臣説明されたように、厳しい中でもそれぞれが努力をされていると、日本も併せて協力しながら努力をしていくんだということだと思いますので、是非その辺の認識は安倍内閣全体で共有化していただきた...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  このポリオ撲滅の取組なんかも非常にいい取組の一つだろうと思います。是非こういうことも、国際的にも貢献をしていっていただきたいと思いますが。  今大臣からも触れていただきましたこういう取組の国際的な中で、一環で国際連帯税というのがございま...全文を見る
○石橋通宏君 今日はちょっとこの辺にしておきますけれども、今大臣触れていただきましたように、これ税制抜本改革法の中にも検討していくということが条文の中でやられておりますので、是非政府としても御検討いただきたいと思いますし、我々議連としても、今後ともこの問題については協力させていた...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  その中で、重要事項の一つとしてステークホルダーの参加を求めるというのがあると思いますが、これ、具体的にどのような形でステークホルダーの参加を求めるということになっていますか。
○石橋通宏君 その実効性が担保されているかどうかというのはどういう監視メカニズムがあるんでしょう。
○石橋通宏君 ちょっと一つ具体的な事例で通告してありますが、モザンビークのプロサバンナ事業、これ、いろいろとこれまでも様々な場で取り上げさせていただいておりますし、さきの参議院本会議でも我が党の神本議員が取り上げたところでございますが、今、環境社会ガイドライン、とりわけステークホ...全文を見る
○石橋通宏君 今御説明いただきましたけれども、私が聞いておりますところ、まさにそのプロサバンナ事業の裨益者、当事者である小農の皆さん、農民団体の皆さんとのステークホルダーの対話が今暗礁に乗り上げているという報告を受けておりますが、この点、事実でしょうか。
○石橋通宏君 今御説明いただきました。一州で進捗が遅いというか、一州では完全に進捗が止まっているというふうに聞いておりますが、これ、ちょっとまた今後しっかりとこの辺追及させていただきたいと思いますが、外務大臣、これもしっかりと、社会的な対話の促進というのは基本だと思いますので、外...全文を見る
○石橋通宏君 是非外務大臣の責任においてしっかりとこれ進めていただきたいと思いますし、今後ともまた折に触れてこの件については深めていきたいと思います。  最後に、ミャンマーに対するODA支援について、残りの時間でお伺いします。  いろいろとお伺いしたかったんですが、時間もあり...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  是非今後ともよろしくお願い申し上げて、私の質問、終わりにします。ありがとうございました。
03月13日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  午前中最後の同僚の斎藤議員に続きまして質問させていただきたいと思います。  まず初めに、斎藤委員の最後のところで質問があった、臨時国会で成立をいたしました公立高校授業料不徴収の廃止と就学支援金に所得制限導入をすることに...全文を見る
○石橋通宏君 二番目の質問のところで、これによって今後の、その当初言っていた四百五十、国費百五十と、この三年目で満額で、この目標に変更はあるんでしょうか。
○石橋通宏君 大臣、先ほどの説明で残念ながらという形容詞を付けていただきました。大臣も残念ながらと思っていただいているんだと思います。我々も大変残念です。ですので、少なくとも去年の臨時国会の説明では四百五十億、奨学のための給付金で四百五十億、国費百五十億ということを目指すというこ...全文を見る
○石橋通宏君 私も全く同感でして、レビューに関わった方々も本当に現場をもっと見ていただいて勉強いただければなということは全く共感をします。  その上で、大臣、今日ちょっと二点、具体的に。  まず、昨年末に政府のIT総合戦略本部がまとめたアクションプランの中で、教科書のデジタル...全文を見る
○石橋通宏君 法律上の根拠は何でしょう。
○石橋通宏君 まさに、この学校教育法三十四条が一つ規制上の障害になっているのではないかという部分なわけです。  それで、デジタルの教科書、今文科省も、この間、学びのイノベーションでいろいろとデジタル教科書の開発もしていただいて進めてきた、様々な御努力が現場でもあるわけですけれど...全文を見る
○石橋通宏君 大臣御存じだと思いますけれども、現行、教科書の使用目的の場合は著作権料が特別な措置で十分の一以下ぐらいに減額をされている、それによって教科書というのは安く作れるということになっているわけですが、残念ながらデジタル教科書の場合、正規ではありませんので、この著作権法上、...全文を見る
○石橋通宏君 最後の部分で大臣も触れていただきましたけれども、まさにお隣の韓国は、これはまあそれがいいかどうかは別にしまして、完全にもう紙の教科書からデジタル教科書に移行してしまうというぐらいの計画を立てて国家戦略でやっておられるわけです。  そういう意味からいっても、是非、我...全文を見る
○石橋通宏君 昨年、私もシンガポールに視察に行きまして、シンガポールのまさにICTの、教育のICT化、利活用の現場を見せていただきましたが、シンガポールは、ハードの整備とかソフトの整備も大事なんだけれども、やっぱりまさに教員の養成が大事なんだということに物すごく力を入れておられる...全文を見る
○石橋通宏君 是非よろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、続きまして、今国会でも教科書無償法の改正案、これが出てくるというふうに理解をしております。また法案審査になりましたら具体的に深い議論をさせていただければと思っておりますが、この件に関しまして、今日は教科書の決...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、まだ聞いていないところまで答えていただいちゃいましたが。  最初に、一つだけまず確認ですが、地教行法二十三条六号の規定に基づいて、教科書の、公立の義務教育の学校について採択は市町村の教育委員会が決定権を持っていると、この点だけ確認、もう一回確認をさせてくださ...全文を見る
○石橋通宏君 今、私立の場合は各学校で決められるんだというのがありましたが、大臣、これ本来どうなんでしょう、各学校で、それぞれの学校がそれぞれの学校の子供たちにふさわしい教科書をそれぞれの地域の皆さんも含めて決定をするということが本来あるべき姿なのかなと私も思ったりするんですが、...全文を見る
○石橋通宏君 大臣は今御説明で、設置主体が違うからということで御説明をいただきました。確かに現行の枠組みでいけばそうなんでしょうが、私個人的には、理想的にはそれぞれ学校レベルで決められる、そういう制度が理想なんだろうなというふうに個人的には思っています。ただ、現行の法律上は、地教...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと明確にお答えいただいていませんが、しかし、それによって地教行法二十三条六号の教育委員会の決定権が覆されるものではないということですね。あくまでその範囲内で、教育委員会のその持っている権限を、それを持ちながら、関係自治体、共同採択の場合には、それによって、協議...全文を見る
○石橋通宏君 その大前提は、教科書の無償配付の適用において大前提だということですよね。
○石橋通宏君 御説明が不明快、よく分からないわけですが、これ第一条の目的のところの議論はちょっと余りここでは突っ込んでやりませんけれども、あくまで後段のところは、「当該措置の円滑な実施に資するため、」というただし書があります。だから、これ独立しているんじゃないんです。当該措置の円...全文を見る
○石橋通宏君 協議の方法は具体的な法律で定められていますか。
○石橋通宏君 協議をする義務は誰が負っているでしょうか。
○石橋通宏君 協議の結果、同一の教科書を採択するに至らなかった場合の責任は誰が負うべきでしょうか。
○石橋通宏君 協議の結果が出ているかどうかを判断するのは誰ですか。
○石橋通宏君 誰が判断するんですか。
○石橋通宏君 ちょっと今の答弁は問題かもしれませんが、これ協議の方法は、当事者の皆さんがルールを決めるんじゃないんですか。つまり、協議の結果が出たかどうか、また協議が調わなかったときにどういう扱いをするのか、これは当事者たる教育委員会の皆さんの協議、まさに協議によってルールを決め...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと確認しますけれども、協議会の設置は法的な根拠がありますか。
○石橋通宏君 ないんですね、法律的な根拠はないんです。これはあくまで、この法律の要請は、協議して採択をしてくださいというところまでで、それ以上ではないわけです。それをどうやって協議をするかを決めるのは、これは当該自治体がまさに協議をして、そのルール、規約も含めて、協議会を設置する...全文を見る
○石橋通宏君 ということは、仮にそれによって協議のルールを決定して、決定したルールに基づいて協議をするんだけれども、その協議をした結果、共同の教科書の採択に至らない場合、これも何らかの規約上の決まりがあればそれに基づいて処理をするということですよね。
○石橋通宏君 その上で、協議しても同一の採択に至らない場合、その責任を負うのはどこ、誰ですか。
○石橋通宏君 ですから、ルールにのっとって協議をした結果、同一の教科書の採択にまだ至っていない場合、その責任を負うのは誰ですか。
○石橋通宏君 済みません、繰り返しの、そこは聞いていないんですね。  ルールにのっとって協議を進めていると。しかし結論に至っていないと。それは、ルールにのっとった上で同一の教科書の採択に至っていないという事実がある場合、その規約にのっとってその事実がある場合には、その責任を負う...全文を見る
○石橋通宏君 そうなんで、ですから、その当事者たる全ての教育委員会がその責を負うべきだと思います。全ての教育委員がひとしく協議をして、そして結論に至る努力をすべきだということであるということで今確認をいただいたんだと思います。  そうすると、結局何らかの理由で、ルールにのっとっ...全文を見る
○石橋通宏君 協議の結果が出ているというのは、何に基づいて判断をされているんでしょう。
○石橋通宏君 今日時間がないので、これ、また後日、機会があればどんどん突っ込みたいと思いますが、これ重大な事実誤認があります。前川さん、これ当然、議事録も全部お読みになっていると思うし、八重山採択地区協議会の規約もお読みになっていると思います。なっていてそれを言われると、それは重...全文を見る
○石橋通宏君 それが何で答申を決定しなければならないということになるわけですか。これはあくまで、採択地区教育委員会は採択すべき教科書図書を決定するということを決めてあるだけでありまして、答申をいただいて、それを踏まえて、最終的な決定権は教育委員会にあるんだよということをこれは規定...全文を見る
○石橋通宏君 時間が参りましたのでもう終わりますが、その辺については重大な事実誤認だと思いますので、今後またしっかりと議論させていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月25日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○石橋通宏君 おはようございます。民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  会派を代表いたしまして、ただいま議題となりました私学法改正案について質疑をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  まず、今回の改正のそもそもの発端になったと言われております...全文を見る
○石橋通宏君 はっきりお答えいただいてないですが、堀越学園教職員組合が文科省に来て六億円の違いがあるということについて説明を求めるまで、この六億円の違いがあることについて文科省は把握をされていなかったのではないですか。その事実を確認させてください。
○石橋通宏君 はい、確認をいただきました。つまり、その時点まで文科省は気付かなかったわけです。仮に教職員組合がその事実を文科省に対して説明を求めに来ていなければ、文科省はその事実をその後も把握をされていなかった、つまり問題の発覚はもっと遅れていたのではないかと思いますが、そういう...全文を見る
○石橋通宏君 ですから、それがなかったら文科省はその後もしばらく気付かなかったということでよろしいですねと。
○石橋通宏君 まあ苦しい答弁ですが、要は、その時点まで文科省はその事実は把握をされていなかったということだと思います。それ以前に調査入られていますが、これ調査の目的は違うので、この群馬県との財務書類の違い、六億円に上る違いについてはその時点で初めて文科省は把握をされたと。  続...全文を見る
○石橋通宏君 つまり、教職員組合に対して、最終的に閲覧されたかどうかは確認されたんですか、文科省として。
○石橋通宏君 結局、確認していないんですね。私は、最終的にちゃんとした閲覧はされなかったと、つまり四十七条二項が適正にされなかったというふうに理解をしておりますが。  そうすると、文科省としては、この第四十七条二項に学校法人堀越学園が違反をしていたことを、事実は把握をされていた...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、衆議院の方でも、現行法の下でできることがなかった、解散命令までですね、というふうにされているわけですけれども、いや、でも現行法の下でいろいろとできることは、私はあると。今回改めていろいろと勉強もさせていただきましたが、あると。  この罰則規定は一つの大きな例...全文を見る
○石橋通宏君 今御説明をいただいたのは、あくまで一般的にホームページ等で公開をされているかどうか。まあ多くのところがしているということですが。この四十七条が求めているきちんとした財務書類、これの開示と閲覧、これが正確、適正、真摯にやられているかどうかというのは大変重要なわけです。...全文を見る
○石橋通宏君 相当に混乱、困難があったというのは、私も改めて経過を見させていただいて理解をするところでありますけれども、しかし、大臣も、この四十七条は大変重要な規定であるということは、これは否定をされないと思います。財務諸表、これをきちんと整備し、そしてそれを閲覧に供するというこ...全文を見る
○石橋通宏君 つまり、御説明によると、専門学校を認可したのは群馬県だと。つまり、群馬県がその財務状況を把握できなかったということだと理解してよろしいですか。
○石橋通宏君 ここで指摘させていただきたいのは、先ほどと同じなわけですが、結局、じゃ、四大は文科省が所轄だと、専門学校は群馬県だったと。群馬県が審査したものだからということで、結局、その辺で審査の体制、チェック体制というものがばらばらになっているという事実があるわけだと思います。...全文を見る
○石橋通宏君 済みません、質問の内容に答えていただけますか。  この資料の七を御覧になって、これ理事会の選任で評議員会も全て決まってしまいます。解任権も持っています。とすると、これでは内部の管理運営体制、チェックしようがないんじゃないですかと。こういうことが可能な現在の私学法の...全文を見る
○石橋通宏君 まさにその点が問題だと思うわけです。今御説明いただいたように、評議員会が結局そういう役割しか果たし得ない、寄附行為で定めればいろいろな形はできるんでしょうが、それが要求をされていませんので、あくまで諮問機関であるという位置付けに終わってしまっているところが多々あるん...全文を見る
○石橋通宏君 今文科省の対応が悪かったと認めていただいたんだと思うんですが、これ、大臣、事実ですから、法改正があって、その後、寄附行為は、私の理解でいけば三回改定をされています。文科省の指導文書では、二〇〇四年の法改正以前のものはそのままでいっていいけれども、寄附行為の変更があっ...全文を見る
○石橋通宏君 今、大臣最後のところで触れていただいた点は後ほど触れたいと思いますけれども、繰り返しますけれども、この辺の管理運営体制、この辺がやっぱりきちんとされるようにならなければ今回の改正も余り役に立たないのではないかと私は非常に大きな問題意識を持っているわけです。  ちょ...全文を見る
○石橋通宏君 給料の補填、いわゆる文科省が補填するということ以外にいかなる方法があるのかないのか、そういうことも真摯に文科省としてしっかりと、他省庁とも必要に応じて連携をしながら、何か、何ができるのかということを考えていただく、これが真摯な対応だと思います。いや、見守るしかないと...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、ありがとうございます。是非そこは、もうこの間ずっと近くで見ておられた大臣で、教職員の皆さんの頑張りというのは本当に御理解、今発言でもありましたが、御理解いただいていると思いますので、現行の枠内で何が可能なのか、大臣の責任で是非追求をしていっていただきたいと、こ...全文を見る
○石橋通宏君 これ衆議院の方でも質疑ありましたけれども、結局、様々な財務書類等で早期発見を行うんだというふうになっているわけですけれども、繰り返しますけれども、先ほどの堀越学園のケースで質疑させていただきましたように、大変残念ながら、これまでの法律の下で情報開示もあるわけですが、...全文を見る
○石橋通宏君 質問しているのは、一番最後のところに言われた適切に強化をしていくその具体例を示してください。先ほど来質疑しておりますが、結局これまでできていなかったわけでしょう。それを今回法改正で、いや、早期発見に向けてできるようにしますと。しかし、これまでできていなかったものが今...全文を見る
○石橋通宏君 今答弁で皆さん明らかになったと思いますが、残念ながら文科省としては、じゃ具体的にどのように強化をするのかということをまだ検討もされていないということだと思います。  繰り返しますが、これまで既に様々、既に現行法の下でもあった仕組み、残念ながら所轄庁として文科省でな...全文を見る
○石橋通宏君 なかなか正確な答弁いただけないんですけれども、六十条一項の、その運営が著しく適正を欠く場合、その場合にとる必要な措置について、これについても具体例をその通知の中で明示をしていただくということでよろしいですね。
○石橋通宏君 今私が言ったところで具体例を盛り込んでいただけるという答弁だったと理解をしますので、是非その辺はしっかりとやっていただきたいと思います。  もう一つ、第六十三条についてちょっと確認ですが、これ、法律の施行に必要な限度において報告及び検査を実施するということで、これ...全文を見る
○石橋通宏君 委員の皆さん、分かりましたか。今、答弁全然違いますよね。既に現行法の下で開示義務、様々報告義務が課せられているわけです。それ以上にこの六十三条であえて報告を求める、それは具体的にどのような、つまり、現行法の下で開示されない、出てこない、され得ない報告の内容、それは何...全文を見る
○石橋通宏君 時間がなくなりましたので、ほかの委員の皆さんの質疑に譲りたいと思いますが、先ほどの説明では私学振興助成法に基づいて提出される書類等々も踏まえながら早期にと言われたのにもかかわらず、今は全く違う答弁をされるわけです。こういう所轄庁としての態度を取っておられると、やはり...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。    〔理事高階恵美子君退席、委員長着席〕  久しぶりに厚生労働委員会で質問の機会をいただきました。感謝を申し上げつつ早速質問に入らせていただきたいと思いますが、今日は議題となっております雇用保険法改正案について、私も、...全文を見る
○石橋通宏君 中身の説明は要らないです。
○石橋通宏君 皆さん、これ把握されていないそうです。私もびっくりしたわけです。件数は分かるんだけれども、対象者は分かるんだけれども、一体どこの産業のどの分野の企業なのか、把握されていないというのが実態なんだそうです。  これ、対象者数ありますけれども、じゃ、この助成金の対象とな...全文を見る
○石橋通宏君 何でそれ把握していないんですか。  今回、繰り返しますが、失業なき労働移動、成熟産業から成長産業への目玉としてこれやられるわけですね。とすると、これまで一定の政策効果が認められてきたと、だから、これを拡充をしてまさに今政権が目指していることをやろうじゃないかという...全文を見る
○石橋通宏君 是非、委員の皆さん、確認してください。これまでは、一切中身把握されていないわけです。件数の届出だけは持っているけれども、それが具体的にどういう政策効果があったのか、労働者に対してどのようないいプラスの影響なりがあったのか、把握されていないというのが実態なんです。つま...全文を見る
○石橋通宏君 二万三千人と四万七千人ということだったと思います。  これ、どうなんでしょう、対象の母数はどれぐらいと見込まれていて、対象の母数がどれだけあって、そのうち奨励金に申請をしてくる対象者が何人と判断をされているんでしょうか。
○石橋通宏君 そういう積算根拠だということです。  その上で、資料の二の裏側に、どういった形でこの奨励金が払われるのかということで、これもお示しをさせていただいております。  端的にお伺いをしますので簡潔に事実関係でお答えをいただきたいと思いますが、この最初の支援奨励金の方、...全文を見る
○石橋通宏君 再就職が成功しようがしまいが、この十万円はもらえるわけです。  委託費用というのは、これ下限というのはあるんでしょうか。
○石橋通宏君 十万円であれば、十万円出るんですか。
○石橋通宏君 ということは、二十万円ということで、一般的にいろいろケースが、何分の二というのがあるのでばらばらかもしれませんが、一般的に、例えば二分の一支給の対象の場合であれば、二十万円であれば最低十万円は出るという理解でよろしいですね。
○石橋通宏君 そういうことだそうですので、逆に言えば、二十万円ぐらいの委託費用であれば十万円は委託だけでもらえるという、そういう制度だそうです。  その上で、要件のところで、いろいろこういうふうに、支給要件の左側のコラムですが、だあっといろいろ書いて、先ほど援助計画受けるんだと...全文を見る
○石橋通宏君 皆さん、確認してください。非正規でも構わないんです。要件は雇用保険の被保険者であるということだけですので、これでいくと、今、三十一日以上の雇用見込みがあるということで適用になりますので、そうすると、非正規の雇用でもこれは就職したというふうになりますので、そうすると、...全文を見る
○石橋通宏君 登録型でも要件を満たせばオーケーということですね。
○石橋通宏君 登録型でも多分三十一日以上の形で派遣が何らかの形で対象になれば出るんだと思いますので、派遣事業でもオーケーですし、雇用保険の被保険者になりさえすれば成功報酬が出るということだというふうに理解をさせていただきます。  これ、三十一日以上の雇用保険の被保険者になったと...全文を見る
○石橋通宏君 ということなんです。皆さん、是非確認してください。非正規でも構わない、三十一日以上の雇用見込みで、雇用保険被保険者として雇われさえすればここのところの成功報酬が出てしまうということなんです。その後どうなっても、一旦受け取ってしまっておりますので、それはそのままという...全文を見る
○石橋通宏君 三億円までオーケーなんだそうです。そうすると、これ三億円までオーケーということは、これさっきの議論で大体二十万円以上委託費が払っていれば十万円は返ってくるという。例えば三億円送り出し側がもらうとすれば、そのときには六億円以上のお金が民間人材ビジネスに払われているであ...全文を見る
○石橋通宏君 現実の世界はいろいろあると思いますが、一応その対象、これ上限がこれだけというふうになっていますので、可能性として最大でそういうことも可能だと。つまり、資料二の最初の頭のスキームで見ていただければ、結局、この中間の人材ビジネス、この会社に上限で一つの企業の一年当たりと...全文を見る
○石橋通宏君 常用型。
○石橋通宏君 つまり、派遣元の事業者でもオーケー。つまり、派遣労働で登録されても、これは対象としてはオーケーということであります。  その上で、もう一度ちょっと確認しますが、これがこの間大臣と擦れ違い答弁があった部分でありますけれども、この場合の受入れ企業ですね、人材育成支援奨...全文を見る
○石橋通宏君 資本関係の制限がありますか。
○石橋通宏君 ないんです、これ要件見ていただければ。これを、この間大臣は、制限は、いや、ありますと予算委員会で答弁されたんですね。それは資本関係の制限があるのは、送り出し企業と受入れ企業の間には資本関係の制限があるわけです。これ左の一番下の方に、資本や組織面で関連のないことという...全文を見る
○石橋通宏君 これ、今いただいたのは厚生労働省から提供いただいた現時点での受入れ要件ですが、これを外すというのはいつから、どういう形で外すということを決定されて、これからやられるんですね。もしそうならそれはきちんと教えてください。
○石橋通宏君 そうです。
○石橋通宏君 それは先ほど既に確認させていただいておりますので。  ということは、大臣、今は違うということなので、これ今後も要件は変えないと。つまり、このスキームでいうと、受入れ人材育成支援奨励金の方は、この右側の方ですね、こちらの方はこの中間的な民間人材ビジネス、委託を受けて...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、労働者側が、それはもちろん自分の、御自身の選択において登録派遣という働き方を選択をされる、現行のスキームの中で。それはもちろんあり得る話です。  これは巨額のお金を使って、奨励金、助成金を付けてやるスキームです。先ほど冒頭、大臣言われましたね、これは成熟産業...全文を見る
○石橋通宏君 派遣法の関係の問題はこれからもしっかりと追及をさせていただく、その中でその辺の問題はまた、より明らかにしていきたいというふうに思っておりますが、今日確認をさせていただきましたこの支援助成金の問題について、これ、先ほど冒頭申し上げた支援奨励金の方も、これは非正規でも構...全文を見る
○石橋通宏君 しっかりと検証していただけるということなので、それを我々もしっかりと見させていただきながら、委員会としてもフォローしていきたいと思います。  時間があと一分だけですので、最後一問だけ、求職者支援制度も本当はいろいろ聞きたかったんですが、お手元にこの辺も資料をお配り...全文を見る
○石橋通宏君 終わります。
04月08日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。今日も質問の機会いただきましてありがとうございます。  早速質問に入りたいと思いますが、今日、本題であります教科書無償措置法改正案に関する質疑を行う前にちょっと一つ取り上げさせていただきたいと思いますが、今お手元に資料を配っ...全文を見る
○石橋通宏君 今、大臣答弁いただきましたけれども、把握をしておられなかったと。昨年、これ、一年以上前にこの議論、国会で盛んにされていたわけで、この一年間、もちろん文科省として大臣としても取組を自治体への要請含めてされてきたんだろうと思うわけです。しかし、今大臣、把握をされておられ...全文を見る
○石橋通宏君 早急にやっていただくということですから、大臣、これ是非、大臣の責任において早急に調査していただいて、これはしっかりとその調査結果に基づいて、本当に子供たちに影響出ないように、これはもう与党も野党もない話だと思いますから、是非大臣の責任でしっかりとやって、当委員会にも...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、協議会の議事録、会議録は大臣御自身でお読みになったのかどうか分かりませんが、先ほど大臣、会長が求めているということをもってと言われましたけれども、その会長御自身が、この八月三十一日の協議の最後に、全会員の一致は見られませんでしたと発言をされております。これ、大...全文を見る
○石橋通宏君 それはつまり調っていないということですよね。協議は調っていないんだと。ただ、引き続き要請を掛けながら三教委でしっかりと協議を続けていく、そのことがここで示されているだけの話で、これをもって協議が調ったというのは、これは逆に一方的な解釈ではないかというふうに思います。...全文を見る
○石橋通宏君 民主党政権時代から文科省がそういう判断をしてきた、それは事実、私もそれは当然踏まえて、認識はしております。  我々自身、当時の政権の判断、これが本当に正しかったのかということは、実は今回の議論の中でも党内でも議論させていただいて、当時の政務三役に対しても、この件に...全文を見る
○石橋通宏君 お答えいただいていませんが、規約の解釈は、これは決めた当事者である三教委にあるということでよろしいですね。
○石橋通宏君 今のは大変踏み込んだ答弁で、果たしてそれが地方自治の観点から正しいのかどうかというと、大変大いに疑問のある答弁を大臣なさったのではないかなというふうに思います。  特に、やっぱり我々今回問題だと思っておりますのは、文科省がいよいよ地方自治法第二百四十五条の五に基づ...全文を見る
○石橋通宏君 残念ながら、客観的に、いかに公益が侵害されているのか、いかに運営が混乱、停滞しているのかということについて、大臣、答弁いただいておりませんので、恐らくそれは答弁できないんだろうというふうに思います。  現実的に、この新聞記事にもありましたように、竹富町では、子供た...全文を見る
○石橋通宏君 いいです。大臣、いいです、繰り返さなくて。
○石橋通宏君 今の御説明によると、むしろ今回の改正によって協議会の設置を共同採択地区には義務付けると、法律によって。そして、その決定を尊重させると。これが今回の目的であるとすると、これはむしろ地方自治の本旨、いわゆる地方公共団体、市町村教育委員会が教科書決定採択権を持つということ...全文を見る
○石橋通宏君 時間が来ましたので終わりますが、一番最後のところで、決定権は沖縄県教委、都道府県教委にあるということでありますので、そのことを確認させていただいて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  先ほどの閣法についての質疑に続きまして、修正案に対して、民主党・新緑風会を代表して質疑させていただきます。  最初に、この修正案の意義についてお伺いをしたいと思います。  先ほど、政府案に対する質疑でも、やっぱり本来あるべき...全文を見る
○石橋通宏君 御説明いただきました。まさにあるべき方向性での改正、修正になるというふうに思っております。  しかしながら、先ほどの質疑でも多々ありましたけれども、中には、規模が小さかったり様々な要因があって、せっかく教科書を共同研究するんだから、採択もできれば今のように一緒にや...全文を見る
○石橋通宏君 まさにこれがあるべき姿だと思っておりまして、地方自治体、そして市町村の教育委員会が本来主体的に判断できる、それを保障するべき方向に持っていくことが必要だというふうに思っております。  最後に、やっぱり我々が一番考えなければいけないのは、子供たちの学びの環境、学習環...全文を見る
○石橋通宏君 終わります。
04月14日第186回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  今日は初めて決算委員会で質問の機会をいただいております。機会をいただいたことに感謝をいたしながら、早速質問に入ってまいりたいと思いますが、今日は内閣関連、とりわけ沖縄振興の関連に集中して質問させていただきたいと思いますの...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  最初にお答えいただいたように、残念ながら十年間の総括的な決算というのがないんです。ですので、これ、今後のことも含めて、是非、今からでも遅くないので、じゃ、そのやっぱり第四次の沖振計画全体でどうなったかというのは、何か国民の皆さんの目にも...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。是非よろしくお願いをいたします。  そこで、今大臣にも口頭でいろいろと触れていただきましたけれども、これ、前回の、私も沖北の委員会でかなり当時民主党の大臣に対して質問させていただいたんですけれども、沖振、沖縄振興の目的、究極的な目的は、これは...全文を見る
○石橋通宏君 その辺の大臣の分析正しいんだと思いますが、まさにそういう産業の高度化を狙って様々今取組をされているということでありますので、是非そういう産業の高度化に併せて、やっぱりより質の高い雇用が創出をされる、そのことを念頭に置いて様々な評価、分析をしていただけたらと思いますの...全文を見る
○石橋通宏君 そこを是非お願いしたいと思うんですけれども、今大臣は一括交付金のハード事業の関係に、これ後ほど触れようと思っていたんですが、先に触れていただきましたけれども、そこの一括交付金絡みだけでもなく、全体の中でも当然各省庁が、各省庁のいろんな事業の中で、一般会計の中でやって...全文を見る
○石橋通宏君 特会の方に振り分けられているのもありますので、これも、じゃ具体的にどういうふうになっているのか、最終的な総括のところを、先ほど言われた、大臣、検討いただく中で、特会の方も見ていただけるようなシステムを検討いただければと思いますので、そこは是非よろしくお願いをいたしま...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  結局、予算議論するときには、今日、ちょっと済みません、資料としてはお配りしておりませんけど、皆さん御存じだと思うんですけれども、まさにハードの方も、沖縄県の方から事業申請をしていただく、沖縄のそれぞれの市町村含めて地元のニーズに応じて事業...全文を見る
○石橋通宏君 そうすると、今回もらったのは、私、沖縄振興特別推進交付金の分だけだったので、これ、ハード事業の方も同じものが皆さんのところにあるということですね。それはいただいてないですけれども、それは言わなかったからもらわなかったということですかね。たまたまミスったんですかね。
○石橋通宏君 今日の質疑の前にいただければよかったんですが。是非、ちょっとまた持ってきていただければ、ハードの方も中身を見たいと思います。  なぜ中身見たいかといいますと、これ、全て二十四年度分について各それぞれ評価をしていただいているんです。これは沖縄がやられているので、かな...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。是非しっかりよろしくお願いします。  そこで、一括交付金について、とりわけ市町村への配分について若干ちょっと確認だけさせていただければと思うんですけれども。  これ、県分と市町村分が振り分けられていて、当初、最初の二十四年度は、やっぱり市町...全文を見る
○石橋通宏君 そのような改善はかなりやっぱり地元でも有り難いという声も聞かせていただいたんですけれども、ただ一方で、これ最初、二十四年度のときに相当に、今人口規模というのが、大臣、ありまして、人口規模で振り分けられたこともあって、結局、規模の大きい自治体に相当に多く分配をされて、...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  この辺の均等割の部分の増額というのは、これは地元でもやっぱり市町村、とりわけ小さいところが有り難いというお話もされておりましたので、是非、今大臣御答弁いただいた方向で、もちろん一義的には地元、県の、そして市町村の地元での自主性、尊重する...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  この間も大臣言っていただいたように、かなり、要件の緩和ですとか対象地域の拡大ですとか、具体的な改善をかなりスピーディーに沖縄の地元からの要望に応じて取り組んでいただいた、そういうふうにも私たちも評価をさせていただいておりますので、この辺は...全文を見る
○石橋通宏君 はい。終わりにしますが、今大臣触れていただいたので、是非、沖縄の離島振興、子供たちの教育、これITで沖縄の離島を全部つなげて振興するんだというのも今回の振興計画の中には入っていますので、例えば大学院大学と全ての学校をつないで公開授業をするとか子供たちから世界の専門家...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○石橋通宏君 民主党の石橋通宏でございます。  今日は、三人の参考人の皆様、貴重な御意見を本当にありがとうございます。また、この場をお借りして、ほぼこの一年間にわたりますが、私ども超党派の議員連盟の活動に対しても様々に御助言、御指導いただきましたことを改めて感謝を申し上げたいと...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  その上で、高須さんからもお話ありましたけれども、今回、要は一号、二号を併せて契約をしないと、出版者側は有効な対抗をデジタルの海賊版に対してできないと。実態的にこれ中小零細の出版社の皆さんにとってどういうことになると思われますか。皆さん問題...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  そこで幸森参考人にお伺いをしたいんですが、今、高須参考人からそのようなお話がありました。漫画家の皆さんにとって、今回、この法案成立した暁に、まさに一号、二号併せて契約を結んでいく、促進をしていくという方向に、漫画家の皆さん、なっていくのか...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  あわせて、幸森参考人に、ちょっと触れられていたと思いますが、塩漬けの懸念について。  今回、海賊版対策するためにも、仮に今現在、若しくは将来的にも電子出版する気がない漫画家さんでも、二号も併せて契約をしておかないと出版者側に対抗してもら...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  それでは、植村参考人にお伺いしたいと思いますが、端的に、今回の法律成立の暁、施行されてから電子書籍が爆発的に流通促進をされていくという確信を持っておられるかどうか、そのことについてまず端的にお伺いしたいと思います。
○石橋通宏君 ありがとうございます。  それと裏表の関係で一つ大切なことをお伺いしたいんですが、植村参考人に。  町の書店はどうなるでしょうか。電子書籍の流通促進、時代の趨勢でこれから確実に増加していくだろうと。一方で、私たち、全国の日本の国民の皆さん、豊かな書籍・出版文化に...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。終わります。
04月24日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  先ほど小坂委員から、電子書籍と出版文化の振興に関する議員連盟についての言及がございましたけれども、私も小坂委員と一緒にこの議連にずっと関わらさせていただきまして、議連できる前から、もう二年半ぐらいになりますが、超党派の議...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、確認ですけれども、要は、最終的に公衆送信する部分、電子の場合はですね、そこだけ取り上げて今回の法改正が組み立てられているわけです。新しい時代に、先ほど申し上げましたように、企画の段階から全て出版プロセスを経て、最終的に紙はもう出さない、電子だけ出すんだという形...全文を見る
○石橋通宏君 御説明いただきましたけれども、そこのところが、今回は、これまでまさに電子の書籍については出版権設定ができなかった、それを新しい時代にこの電子にも出版権を設定できるようにすると。  ですから、これまでは出版という概念はこうだったと、しかし今回の改正によって電子書籍も...全文を見る
○石橋通宏君 望んでおられないということです。そして、その対応をしていくということですが。  じゃ、大臣、具体的にいかなる対応をされるんでしょうか。法律上はこれは排除できないというのは既に衆議院の答弁で政府も確認をされております。法律上は排除できません。ということは、法律上排除...全文を見る
○石橋通宏君 今大臣から御説明をいただきましたけれども、結論からいけば当事者間の信頼関係に基づく契約に委ねるんだということだと思います。必要なモデル契約ですとかガイドライン等々はお示しになるのかもしれませんが、最終的には市場の当事者間の契約に委ねられるということになるんだと思いま...全文を見る
○石橋通宏君 今言及をいただきましたけれども、実は当委員会でおととい、参考人の質疑をやらせていただきまして、中小零細の出版社を代表する参考人の方にもおいでをいただいてお話を伺わせていただきました。  実は、中小零細の出版社の方々も今はほとんどDTP、デスク・トップ・パブリッシン...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、是非そこのところはよろしくお願い申し上げたいと思いますし、また、引き続き私どもとしてもいい方向に進んでいくように議会としての対応をさせていただきたいというふうに思っております。  それでは、いろいろと質問もあるんですが、残りの時間もございますので、一つ、第八...全文を見る
○石橋通宏君 それでは、二号出版権の細分化の例を具体的に示してください。
○石橋通宏君 今、全集、単行本という例示を出していただきました。これは二号に限らず一号でもそうなんだというふうに理解をいたします。  つまり、全集だとか単行本だとか雑誌だとか、そういった大ぐくりの形態の書籍であれば、これは細分化して権利設定をし得るということでよろしいですね。
○石橋通宏君 具体的に雑誌のケースをお伺いしたいと思います。  これ、今回の改正に至った一つの大きな理由も、雑誌の海賊版が横行していると。それに対してなかなか、雑誌というのはこれまで出版権設定ができてきていなかったために、出版者の方々も何ら対抗できなかったと。今回の改正によって...全文を見る
○石橋通宏君 今の御説明がちょっとまだ不明確なんですが、例えば一つの雑誌に十の著作物があるとします。十の著作物がある、著作者がおられる、そのうちのお一人だけと今回出版権設定ができたと。この雑誌がデジタルで違法コピーされ、複製されて、海賊版出回ったと。この場合に出版者は、その一人の...全文を見る
○石橋通宏君 済みません、ちょっとよく分からなかったですが、結局、今回の出版権設定の下ではできないということですか。一人の著作者としか出版権設定をしておらず、雑誌全体が丸ごと違法複製されてネット上に出回ったときには、出版者は今回の出版権の下では対抗できないということですか。
○石橋通宏君 編集著作権に基づく対抗ができるということは、これは今回の、じゃ、改正に関係なく現行でもできるという理解で、今回の改正はそこについては意味がないということですね。
○石橋通宏君 ちょっとこの点に関わって続けられないので、その辺はまた今後フォローさせていただきたいと思いますが。  そうすると、先ほど、雑誌の場合には、契約上の工夫で例えば期間を区切ったというふうにおっしゃられましたが、雑誌の場合は一週間とか一か月とか、そういう短期間で大体次の...全文を見る
○石橋通宏君 若干矛盾があるんですが。雑誌に対して有効な、それは契約上の工夫で期間を区切ったと先ほど御説明されましたので、そうすると、雑誌に合った期間を区切ってやらないとそれは意味がないということだと思いますが、しかし今御説明で、期間を区切ってしまえば、その期間が来てしまえば対抗...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと今の御説明聞いても、まだまだ運用上しっかりクリアにしていただく部分があるんだと思います。    〔理事石井浩郎君退席、委員長着席〕  雑誌の場合に、結局、出版権設定して、これ出版権設定するというのは排他的に権利を得るということでありますから、じゃ海賊版対...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。終わります。
05月12日第186回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  同僚の大野委員に続きまして質問させていただきたいと思いますが、大野委員も取り上げられましたけれども、今日私も、とりわけ政府開発援助、ODA決算について集中的に質疑をさせていただきたいと思います。  まさに国民の貴重な税...全文を見る
○石橋通宏君 今、市民社会グループ、この本事業の最大の裨益者であります、当事者であるいわゆる小農民の方々、組織の皆さんですね、先ほど理事長も言っていただきましたように、このプロジェクトの最大の目的は小農の支援ということであります。まさにその最大の裨益者たる小農の当事者の皆さんが、...全文を見る
○石橋通宏君 三州のうち二州で対話が進んでいるということですが、これについても実は現地からは疑義の声が出ております。確かにワークショップをやったと、でもワークショップに参加しただけだと。ワークショップに参加したけれども、実質な議論は行われていないし、何の合意もしていないという二州...全文を見る
○石橋通宏君 実は先週のレクでそういう話を聞いたものですから、改めてナンプーラ州市民社会プラットフォームに確認をしたところ、一切対話には応じていないという返事を今朝いただいております。  その最大の理由は何かといいますと、これは外務大臣もよく御存じのとおり、昨年の五月、もう一年...全文を見る
○石橋通宏君 外務大臣、これ、いつまでに回答されるということは、今、時期の約束をしていただけるでしょうか。
○石橋通宏君 これ、いつということも大変重要ですので、今できるだけ早くということですが、これ是非、期限区切って、モザンビーク政府にはきちんといつまでにということで確認をいただきたいと思いますが、もう一つ重要なのは、いつだけではなく中身です。  具体的に、これ私の手元にも公開書簡...全文を見る
○石橋通宏君 そういうことのようですので、これ、外務大臣、中身がやっぱり大事だと思います。どのような真摯な回答をこの書簡に対してされるのかどうか、それ次第で、繰り返しますが、これからの市民社会との対話、当事者たる農民の皆さんとの対話がこのままデッドロックなのか若しくはきちんと進め...全文を見る
○石橋通宏君 理事長、当初は、先ほど話がありましたように、マスタープランは昨年の三月までに完了する予定でした。PE、まあPEM、当初これ名前が違ったわけで、途中で名前変更されておりますね。最初は農業支援のプロジェクトだったのが、途中からコミュニティー支援という形に名称を変更されて...全文を見る
○石橋通宏君 今、理事長、答弁で、より良いものを作る、これはもちろん現地の皆さんのために本当により良いものを作っていくということ、外務大臣、これはもうもちろん外務大臣としても同意されると思います。そのために、できる限り丁寧に、当事者、ステークホルダーの皆さんとの対話を行うというこ...全文を見る
○石橋通宏君 よろしくお願いします。  というのは、アフリカに対しては、外務大臣もいろいろアフリカへ行かれて、安倍総理もアフリカを訪問されて、今後更に農民の皆さんへの支援、農業支援拡大をというふうに言っておられます。まさにこのモザンビークのプロジェクトは大きな試金石になるという...全文を見る
○石橋通宏君 これ、資料でも示しておりますけれども、書簡があったのは昨年からずっとです。昨日今日の話ではありません。直近では四月の三十日にも書簡が送られております。つまり、現地政府に幾ら言っても何の進展もないと。もう移転は昨年の秋段階から段階的に進められておりますので、最初の段階...全文を見る
○石橋通宏君 理事長、ちょっと質問に対してちゃんと答弁いただいていない。私が言っているのは、これだけ累次にわたる書簡が、もしよろしかったら、現地語と英語と一部翻訳版、全部いただいてきました。これは本当に切実な訴えがこの中に書かれております。これに対して、私、全然回答がなされていな...全文を見る
○石橋通宏君 これ、ガイドラインに沿ってきちんと進められているのかどうか。内部のモニタリング、第三者に、これは是非私は第三者によるモニタリングを実施すべきだと思いますが、第三者によるモニタリング、これ実施するということを約束していただけないでしょうか。これは、ガイドラインに沿って...全文を見る
○石橋通宏君 これ、住民は全くこの件については知らないと言っておりますので、第三者モニタリングが幾らやられようとも当事者たる住民の皆さんが含まれていなかったら全く意味がありませんので、これ、もしミャンマー政府がやるということであればJICAもしっかり関与していただいて、第三者、こ...全文を見る
○石橋通宏君 時間が来ましたのでこれで終わりにいたしますが、モザンビークとミャンマーの事例、これ実は共通の話です。ステークホルダー、市民社会の対話、これがしっかり行われていなければやはり正しいODA推進できないということですので、今大臣に答弁いただきましたので、是非政府としても責...全文を見る
05月23日第186回国会 参議院 本会議 第24号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  ただいま議題となりました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、会派を代表して質問いたします。  冒頭、まず、安倍総理に、戦前の教育制度への反省と、戦後、憲法が国民に保障してきた教育権の内容に...全文を見る
05月27日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  午前中の大島委員に引き続きまして質疑をさせていただきたいと思いますし、先般本会議で、私も石井理事に続きまして民主党を代表して代表質問に立たせていただきましたけれども、その答弁も踏まえながら今日は質疑をさせていただきたいと...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  やっぱり是非その辺について、我々も実際にお話しさせていただいたときに、しっかりとやっていただけるようにこれから是非沖縄県教委も一生懸命応援してほしいということもお願いをしてまいりました。文科省としても、今後しっかりと現場で対応いただけるよ...全文を見る
○石橋通宏君 大臣から確認をいただきました。  それで、ちょっともう一点だけ、通告の枠内でということでお願いしたいと思いますが、今回お話しさせていただいたときにも、仮に竹富単独で採択地区が設定されたとしても、大臣、先ほど、八重山はこれまで一体としてやってこられたということも含め...全文を見る
○石橋通宏君 大臣が今最後に言っていただいた、まさに子供たちに近いところで子供たちにふさわしい適切な対応がなされるようにということで県教委の方には頑張っていただきたいと思いますし、これから全国各地の都道府県教委、同様にしっかりと対応いただければというふうに思います。  今大臣言...全文を見る
○石橋通宏君 改めて本会議答弁で確認をすれば、新教育長、スーパー教育長は、教育委員会に属する全ての事務をつかさどると。事務局を統括、所属の職員を指揮、統括する、教育委員会の会議を招集し主宰する、教育委員会を代表する権限を持つと。  以上、端的に言って、新たなこの法律案の下では権...全文を見る
○石橋通宏君 今遅滞なくと言われましたが、あわせて、定例の会議の前と。これ、衆議院でも前川局長が、請求があれば即座に開催するという意味の言葉ではございませんという答弁をされています。  遅滞なくというのと、即座に開催するという意味の言葉ではございませんというのと、意味が不明です...全文を見る
○石橋通宏君 今、次の定例日と言われましたけれども、教育委員会の会合というのは、これは毎週毎週行われるものではないですね。毎月毎月行われるものでもないですね。自治体によっては、年に数度という自治体もあるやに聞いておりますが、次の定例ということになりますと、ひょっとすると半年先の定...全文を見る
○石橋通宏君 先ほど大臣、平均で出していただきました。平均で出すと確かにそういう数字になるんですが、これ私も見ましたけれども、要は自治体間格差が大きい。教育委員会格差があります。開催を余りされていない自治体も実は十数%あります。  ということは、むしろこういう事態を、残念ながら...全文を見る
○石橋通宏君 常識の範囲内で適切に、合理的な範囲内でということだと思いますから、是非そこは今後の運用、今後将来的には、もし成立をしたら徹底していただきたいなというふうに思うわけでありますが。  もう一つは、先ほど、委員の三分の一、十四条はそういう規定になっております、委員の三分...全文を見る
○石橋通宏君 ほかの会議体云々は分かりますが、ストレートにちょっと質問にお答えいただいていないので。  本来、緊急事態等々への対応ということを考えれば、まさに、大臣、ふだんから適切に教育委員会行われているところについては恐らくいろんな事態が発生しても迅速に対応されるんだと思うん...全文を見る
○石橋通宏君 職務上の義務違反になり得るということでありました。その辺の、具体的に、じゃ、教育委員からどのようにアクション取るのか、細かいことは今後規定されていくんだと思いますけれども、教育長として開催要求に真摯に応じる、応じなければ規定違反だということを確認いただきました。 ...全文を見る
○石橋通宏君 しかしながら、誰も教育長に対しては指揮監督権はない、法律上は規定されていないという理解でよろしいですね。そこだけ確認してください。
○石橋通宏君 しかし、先ほど確認いただきましたように、新教育長は絶大なる権限を与えられているわけでありまして、確かに合議体としての教育委、しかし、それをつかさどるのは教育長でありますから、それを指揮監督する、要は監督、チェックするというのが、じゃ、どうなるのかというのは、これは今...全文を見る
○石橋通宏君 済みませんが、質問していない部分の答弁がほとんどで、質問していることにお答えいただいていませんが。教育長の、首長さんが任命する、それを議会の同意を求めたときに、議会はどのような具体的に同意プロセスを期待をされているのかということをお聞きしたので、議会に求められている...全文を見る
○石橋通宏君 法律上は規定がありませんが、それだけ議会に同意プロセスをきちんとやっていただくべきだということの今、大臣の答弁だったと思いますが。  今、大臣、教育長、教育委員はプロセスは異ならないというふうにお話をされました。その関係で、しかし、第四条の教育長、教育委員、これ任...全文を見る
○石橋通宏君 今御説明いただきましたけれども、逆に、これは教育行政に関わった経験のある者だけを限定して教育長の候補者とせよということではないと。つまり、今各自治体でいろんな取組があって、むしろ民間で活躍をされた方々、そういった方々に民間での経験を踏まえて教育長になっていただいて、...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと今、大臣、微妙な答弁だったので、この辺はちょっと今後の委員会審議でまた議論を深めたいと思いますが、やっぱり国が一定の基準はめて特定の資格要件を持つ人しか教育長になれない、これはまさに地方の独自の、それぞれの地方にふさわしい教育長を決定するということについて国...全文を見る
○石橋通宏君 今議会でいろいろと質疑が行われているというような話もありましたが、これは全ての議会、全ての市町村、自治体でそういうことが行われている事実を文科省は確認をされているんですね。
○石橋通宏君 これ、今回、議会の役割、大変重要になってくるというのは先ほど来大臣も答弁いただいているとおりでありますので、定期的な報告、どう議会がきちんと扱って質疑もされているのかということについては、改めて状況確認もさせていただければというふうに思います。  続いて、教育長の...全文を見る
○石橋通宏君 第十一条第八項の規定は、これは訓示的なので義務違反には当たらないという答弁でしたので、それ確認させていただきますが。  それでは、第一条の四の第八項に、総合教育会議において構成員の事務の調整が行われた事項については当該構成員はその調整の結果を尊重しなければならない...全文を見る
○石橋通宏君 この場合の第八項が言う総合教育会議において云々調整の結果というのは、これは大綱も含まれるということですか。
○石橋通宏君 ここで問題になるのが、これもいろいろと衆議院で質疑ありましたが、今、調整の結果書き込まれた部分については尊重義務が生じると。しかし一方で、これ大臣も答弁されていますが、調整が整わなかったにもかかわらず大綱の決定権者として首長が書き込んでしまったと、それについては当然...全文を見る
○石橋通宏君 そうすると、そういう事態はあってはならないというのはこれは大臣も言われているとおりだと思いますが、仮にそういう事態が残念ながら生じてしまった場合、教育委員会が同意しなかったけれども、首長が自ら決定権者として大綱を定めてそれを公表しました、これは公表義務がありますから...全文を見る
○石橋通宏君 つまり、住民がそれを全部議事録読んで判断しなければいけないということですか。そんなことあり得ないと思います。  それで、今、問題は、可能性として、もう大臣認められておられるので、大綱に教育委員会との議事が調わなかったものについても首長さんが書き込んでしまう、これは...全文を見る
○石橋通宏君 恐らく大臣も、仮にそういう事態になってしまったら大変だなと思われながら答弁されているんじゃないかなというふうに思います。これは、むしろ答弁の中でははっきりと、大臣、先ほど前提と言われたけれども、いや、それがもう基本だともう言い切って、断言して言っていただいた方がこれ...全文を見る
○石橋通宏君 問題が二つあると思っていまして、一つは、今回総合教育会議を設置をしました。首長さんの関与が新たに生じてくるということになりました。これ、私の理解が正しければ、総合教育会議の事務局も教育委員会事務局が担うというふうに理解をしますが、ちょっとこれ先に確認します。それはそ...全文を見る
○石橋通宏君 これはちょっと今本当にそういう理解なのか、首長主宰だから首長部局が総合教育会議の中身の準備から調整から何から全部やるということで本当にいいんですか。僕はこれ恐らく、現場の対応では結局は教育委員会事務局が様々に対応されることに現実的にはなるのではないかなというふうに思...全文を見る
○石橋通宏君 そこは是非、今回のこの体制、教育委員会とりわけ事務局のところ、やっぱり今現状でどうなっているのか、今幾つか改善点指摘していただきましたけれども、本来しっかりと事務局として責任を果たしていただくべく体制になっているのかどうかという検証も含めて、今後の取組を是非していっ...全文を見る
○石橋通宏君 是非その辺のチェックというか、第三者、今回は議会ですけれども、先ほど大臣が、これ議事録の公表に努めるというのがあるので公表をしっかりやっていただけるということ、文科省としては極力公表されるように努めていかれるということですので、市民による、住民の皆さんによるチェック...全文を見る
○石橋通宏君 そうしますと、理解が正しければ、先ほど総合教育会議で具体的に何を調整対象とするのかということについて具体的な事例も挙げて説明がございましたけれども、逆に、つまり総合教育会議で扱われる事項については、首長さんがそう決められれば特に制約はないと。つまり、調整が整ったとい...全文を見る
○石橋通宏君 時間が参りましたのでこれで終わりになりますが、今の最後の部分も含めてまだまだ当委員会で議論を煮詰めていく必要があると感じましたので、今後またしっかりと審議させていただくこともお願いをさせていただいて、以上で質問を終わりにさせていただきます。  ありがとうございまし...全文を見る
06月10日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  五月二十七日の質疑に続きまして、二回目、また質問の機会をいただきました。この間、委員会での質疑、また公聴会への参加を含めて、かなりこの法案に関する課題、焦点が明らかになってきたかなという気がしております。今日の質疑では、...全文を見る
○石橋通宏君 そうしますと、第一条の三で大綱についての規定があるわけですが、第一条の三の第二項には大綱は、「総合教育会議において協議するものとする。」とだけ書かれておりますが、今大臣の答弁で確認をいただきましたが、大綱というのは単に総合教育会議で協議だけするのではなく、調整も行う...全文を見る
○石橋通宏君 この第二項で大綱を定めということも入っていますので、大綱を定めるとき、変更するとき全て、今大臣、ここの条文では協議するものとしか書かれておりませんが、調整するということも含まれているんだと、そう読むんだということで今確認をいただいたということでよろしいですね。  ...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、それ本当に混乱引き起こす原因の種になると思われませんか。首長さんが、仮に教育委員会が調整付かず納得されないことでも、首長さんの思いで大綱に書き込んでしまった。いや、それは教育委員会が執行しなくてもいいから、それはもう首長の責任においてやるべきと。  しかし、...全文を見る
○石橋通宏君 いや、混乱が生じ得るということについては、これ、大臣お認めになるんだと思います。であれば、それ、混乱を生じさせないように、やっぱり大綱の位置付け、改めて協議、調整、しっかりしていただいて、その結果のみ大綱に記していくんだということは、これはやっぱりやるべきではないか...全文を見る
○石橋通宏君 努力義務、努力義務。
○石橋通宏君 大臣、なぜこれ問題にするかというと、前回の私の質疑の中で、第一条の四の第八項の調整の尊重義務との関係でお伺いしたわけです。そのとき前川局長は、これ、大綱も含まれるのかと伺ったときに、大綱において調整の結果記述された内容はそういうことでございます、つまり尊重義務に含ま...全文を見る
○石橋通宏君 是非、その混乱生じないように具体的な方策、検討していただきたいと思います。  もう一点、地方教育振興基本計画との関係をちょっと確認だけさせていただきますけれども、この間、既に自治体で地方教育振興基本計画ができている場合には大綱は改めて作らなくてもいいとかいうような...全文を見る
○石橋通宏君 一つ教えてください。これ、地方教育振興基本計画というのは誰が定めるんでしたか。これ、局長でも結構です。
○石橋通宏君 想定上そうだって、現実の運用がどうなっているかは御存じですか。これ、地方教育振興基本計画が策定されている自治体で、具体的に現実どういうふうに策定されるか。多くは教育委員会が策定しているんじゃないかなと思ったりもしたんですが、違いますか。
○石橋通宏君 そうすると、現行上はやっぱり教委が決めておられる場合が多いという理解だと思いますが、そうすると、教委が中心に定めてきた地方教育振興基本計画と、今度は首長さんが主宰して決められる大綱と、これやはり、大臣先ほど大綱が後からできたら大綱だというふうにおっしゃいましたが、こ...全文を見る
○石橋通宏君 大綱は市町村を縛らない、しかし、指導、助言する内容について大綱に書き込むことは妨げられないということですか、ですか。
○石橋通宏君 これまた混乱の要因になりませんか。大綱というのは、その都道府県の教育方針を定めるものですよね。その都道府県の方針を示す、これ都道府県民の皆さんにこの我が地の教育方針はこうであるということを示すものに、法的拘束力はないけれども指導、助言で書き込んで、それは従わなくても...全文を見る
○石橋通宏君 都道府県の大綱もこれ教委との協議、調整の上で定められるべきものであるから、都道府県の教委がそれは方針として調整して合意したものだけが書き込まれるということであれば、それはそれとして一つの方針としてあり得るかなと思いますけれども。  都道府県の首長さんが教委が納得し...全文を見る
○石橋通宏君 そうすると、前回、前川局長答弁で、他方、政治的中立性の要請が高い事項については、教育委員会制度の趣旨に鑑み、協議の議題として取り上げるべきではないという答弁がありますが、これ大臣、今の答弁は若干これとニュアンスが違っておりますけれども、政治的中立性の高い事項について...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっとかなり線引きが曖昧ですね。ということは、結局、首長の判断で協議に何でもかんでもできてしまうというようなことに読み取れる答弁ですが。  ちょっと前川局長、前回、政治的中立性の要請が高い事項については、教育委員会制度の趣旨に鑑み、協議の議題として取り上げるべき...全文を見る
○石橋通宏君 それは誰が判断するんですか、政治的中立性が高いから協議にはなじまないというのは。これは教育委員会側で、首長さんから例えば議題としての要請があっても、これは教育委員会の専権事項であり、政治的中立性を確保しなければいけないから、これは協議にのせるべきではないと教委が判断...全文を見る
○石橋通宏君 大事な答弁をいただきましたので、教育委員会としてなじまないと判断すれば協議に応じないことは可能であるということですので、この政治的中立性の要請の高い事項ということについて、協議になじまないという判断が教育委員会側でされれば、それは幾ら首長から要請があっても協議に応じ...全文を見る
○石橋通宏君 大体どんな感じかも全く分からないということでよろしいですか。
○石橋通宏君 もちろん地財の位置付けとしては、これは今副大臣説明されましたように、地方で主体的にそれをどう執行するか考えていただく、決めていただくというものですから、国から必ずこれに使えというひも付きではないということはそのとおりであると思いますが、とすると、この間、指導主事、プ...全文を見る
○石橋通宏君 努力をされているということは、じゃ、指導主事の措置については執行状況が分かっておられるということですか。
○石橋通宏君 どうなっていますか、今。
○石橋通宏君 いや、人数をお聞きしているのではなくて、算定根拠と照らし合わせて執行率がどうなっているのか、つまり、それは算定根拠にある指導主事の数というものの一〇〇%、それは実際の方で人数手当てをしていただいているという理解でよろしいですか。それだけ答えてください。
○石橋通宏君 なぜ、これこだわるかといいますと、前回もこれも質問しましたけれども、今回の措置で、やっぱり教育委員会事務局の体制について、これ改めて今現状をもう一回きちんと把握をしていただいて、地方公聴会等でも、本当に現場、教育委員会事務局の皆さんも大変な状況だという声を聞かせてい...全文を見る
○石橋通宏君 当面は措置はしないと、自治体で頑張ってほしいということですね。状況を見た上で必要とあれば将来的には算定考えていきたいという答弁だったと思いますが、それ是非現場の状況を見て財政措置を改めて検討していただければということでお願いをしておきますけれども。  これ一つ疑問...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、今の答弁も大変重要な答弁ですので、先ほど確認をさせていただきました件、前川局長から答弁いただいておりましたとおり、仮に首長さんがそう望んでも、教育委員会側が政治的中立性の要請の高い事項だと判断した場合には、協議事項として同意をしないということもできるんだという...全文を見る
○石橋通宏君 時間が参りましたので、これで終わります。積み残した点がありますが、あとは同僚の小西委員に譲りたいと思いますので、ありがとうございました。
06月17日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第19号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  今日も六十一分の時間をいただいております。本当は二時間ぐらい大臣と議論したいところですが、六十一分間ですので、限られた時間、効率的に質疑、やらせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  早速ですが、議題となっておりま...全文を見る
○石橋通宏君 では、その自主性を尊重する制度はいかにして担保されるか、どのような状態にあれば、それが尊重されていると言えるのでしょうか。
○石橋通宏君 ちょっとかなり先の方まで御答弁いただきましたが、今、若干大臣の自治に関する考え方を述べていただいたと思います。今回の法案は、これまで積み上げられてきた大学の自治を変えるものではないんだということも若干触れていただきました。後ほどもう少し具体的に議論させていただきたい...全文を見る
○石橋通宏君 今、立法事実のところにも若干お触れいただいたんだというふうに思いますけれども、大臣、今、教授会がいわゆる学長等のところを侵害しているようなケースがある、そういう指摘があった、これ具体的にどういう事例があるんでしょうか。  これまで、今回の通常国会でも、例えば私学法...全文を見る
○石橋通宏君 お手元に皆さん資料③でお配りをしておりますこれに言及をいただいたのではないかなというふうに思いますけれども、大臣、これ、先ほどの大学自治との関係でいけば、こういう事実も、ここのある文言、理事会や学長から教授会に権限が移譲されていると、これも長年の大学自治の営みの中で...全文を見る
○石橋通宏君 まさに最終的に学長が決定権があるというのは、先ほど触れました九十二条で既に決まっていたことです。それを今回、あえて九十三条でそれをいろいろと細かく書き、法律事項として書いていると。このことの影響が具体的にどういう法的な効果を目指して今回改正があるのかということになる...全文を見る
○石橋通宏君 直截的にお答え、つまり審議機関という役割を変えるものではないという理解ですね。
○石橋通宏君 確認をいただきました。審議機関という位置付けを変えるものではないということでした。  それで、九十三条で、これは「意見を聴く」という表現を今回用いていただいておりますが、この「意見を述べる」という法律用語、これは法律上でどういう意味になるのかというのをちょっと確認...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと細かいところはもう少しまた後で項目のところでやりますが、今、審議するということも含まれているんだと、論議し検討すると。  恐らく、論議し、検討し、結論を出すというところも含まれているんだと思いますが、それ、今結論を出すということは言いませんでしたけれども、...全文を見る
○石橋通宏君 つまり、まとめるところまではやるということですから、当然に教授会として、いろんなことについてきちんと結論を出すところまでは現行法と一切変わらないということだというふうに思いますので、そこは是非確認をさせていただきたいと思います。  その上で、ちょっと細かい議論です...全文を見る
○石橋通宏君 ここで、私も本来はこれ、学長は意見を聴かなければならないという義務規定にすりゃいいんじゃないかなと思ったんですが、この第二項そのものが、だから九十三条が教授会が主語の条項なのでそういう書きっぷりにされているということで説明だったと思いますので、ここは当然に学長さんは...全文を見る
○石橋通宏君 最終的な決定権者は学長であるというのは、繰り返しますが、既にこれまでも九十二条で確定をされていたものだというふうに理解をしております。その上で、これも繰り返しになって恐縮ですが、その前提の下にこれまで各大学の大学自治の営みの中で様々な決定がなされていたと。  今、...全文を見る
○石橋通宏君 不思議に思いますのは、そうやって今からもう施行規則に書くんだと言っていただいているぐらいの重要な事項であれば、これは法律に書くべきではないか。逆に法律に書かないことによっていわゆる法律事項ではなくなると。まさに、今大臣言っていただいた様々な、中途の学生の身分に関する...全文を見る
○石橋通宏君 繰り返しますが、であれば、ここは先ほど言いましたように、既に今、現行の施行規則であるような身分に関する事項等々で書いていただければ、その中で大学自治の現場の御判断で運用をしっかりいただければよかったのではないかというふうに思います。その辺は指摘をしておきたいというふ...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  今、修正案の御趣旨を説明いただきました。その御趣旨は、まさに私が先ほど来述べておりますことに相当程度合致する方向性かなというふうに思っておりますが、もう一点だけ修正案提出者にお伺いしたいと思いますが、それでは、まさに、元々の政府案ですと、...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  今、修正の御趣旨、そしてまた定め方等々についても御説明をいただきました。これやっぱりしっかりと教授会の意見を聴いて判断がなされるべきだと、だからあらかじめ定めるということに修正をしたと。そして、最終的なそれでも判断は学長だ、これは九十二...全文を見る
○石橋通宏君 恐らくは、ここで一番大事なのは、先ほど修正案提案者からもいただきました、この決め方、定める方法だと思います。これも教授会としっかりと、これまた大学自治に基づいて協議をいただいて、そして定めていただくというのが、これが必須だと思いますので、そこのところは是非確保をして...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、気を付けた言いっぷりだと思いますが、しかし、意見を聴いて定めるということですから、教授会の意見を聴いた上で学長さんが最終的にそう尊重して判断をされれば、今、まさに先ほど具体的な言及があったもの以外でも重要な事項に含まれることは妨げられないということだというふう...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。  続ける前に、もし修正提案者、笠先生、委員長、お許しをいただければ、以上、もう質問はありませんので、御退席いただいても結構です。
○石橋通宏君 続けさせていただきますが、今大臣から御説明をいただきました。これは先ほど私が指摘をいたしました教学と経営事項というのは、これは完全に切って切り離せるものではないということ、そして今、含まれるであろう事項、教育課程の編成等々、それから教員の教育研究業績の審査等でもそう...全文を見る
○石橋通宏君 ですから、この三項で言う事項、審議の対象事項というのは、これは教育研究に関わる全ての事項について教授会が審議する対象になるということですので、そのことはまずこの三項で保障されているということは確認をしておきたいというふうに思います。  その上で、そうすると、この第...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと言い方を変えましょう。  九十三条の第二項の第三号において、必ず教授会の意見を聴かなければならないという重要事項があらかじめ定められるということですので、この事項については、当然教授会はきちんと審議を行っていただいて、そして意見を述べていただくということだ...全文を見る
○石橋通宏君 その上で、九十三条第三項の前段で、その他のあらゆる教学に関わる事項について今後も引き続き教授会がきちんと審議をいただくということはそこで保障をされているということですが、その上で、九十三条第二項第三号によって重要事項と決定をされている以外のものについては、これも学長...全文を見る
○石橋通宏君 加えて、これも重ねて質問させていただいておりますので、これまで、繰り返しになりますが、各大学において、今日資料で示しております大学自治、様々に学長さんの役割そしてまた教授会の役割、いろいろされてきているわけであります。これを踏まえて、まさに学長さんが、やっぱりこれま...全文を見る
○石橋通宏君 考え、思いは同じだと思いますので、今大臣から確認をいただいた整理でよろしいかと思います。  最終的な決定権が学長にあると。繰り返しますが、九十二条でこれまでも確認されていたことを今回明確にされたということですが、逆に言えば、まさにこれまでの現行法の下で大学自治で決...全文を見る
○石橋通宏君 一つ確認ですが、今権限が学長にあるということを繰り返し言われています、そのことを明確化するんだと。しかし、いろんな分野で権限を持っている人が話合い、協議の結果で権限を移譲するということは可能です。例えば、これまでの運用でもまさに学長なり理事会なりが教授会に権限を移譲...全文を見る
○石橋通宏君 今の御趣旨は、九十二条に基づいて最終の責任は学長にあるということだと思いますが、しかし一定の権限を移譲するということは妨げられないというような御趣旨だったんだろうなというふうに思います。(発言する者あり)いやいや、最終的な決定、判こを押すのは学長かもしれませんが、基...全文を見る
○石橋通宏君 これはなぜ移譲ができないんでしょうか。学長さんが現場でそう判断されたときにそれすら法律が禁じるということは、これはちょっと行き過ぎた国からの法律による、まさに学校の自治にもとる話ではないかと思いますが、それを本当にするんですか。明文上もそれすらいけないとは書いてあり...全文を見る
○石橋通宏君 いや、お答えいただいていないですが、権限を移譲することすら禁じる法律はどこにあるんでしょうか。
○石橋通宏君 引き続きお答えいただいていないですが。学長に権限があることを否定されているわけではない、しかしその学長、まさに権限を持つ学長さんが大学自治の観点で、現場の御判断で、まさにそれが大学にとってベストであるという御判断をいただいて権限を移譲すると、それすら法律上、それが法...全文を見る
○石橋通宏君 担保される形であれば一定の、ですからそれが先ほど私が言った意味なんですけれども、担保される形であれば一定の形の権限移譲はしてもよろしいということになるんだと思いますので、この辺またもう少し突っ込んで、まだ木曜日審議がありますので、議論続けさせていただければと思います...全文を見る
○石橋通宏君 終わります。
06月19日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  おとといに続きまして今日も質疑をさせていただきますが、今日は、本題に入ります前に、下村大臣に一点見解を伺いたいと思います。  今週十六日に石原伸晃環境大臣が、東京電力福島第一原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間...全文を見る
○石橋通宏君 被災地からも本当に残念だという声が上がっております。  この問題については後ほどまた大島委員からいろいろ質疑があろうかと思いますので、大島委員に後のフォローをお願いしたいと思いますが、本当にとんでもない発言だということを改めて指摘をさせていただきまして、私は本題の...全文を見る
○石橋通宏君 今大臣、解釈の問題というふうに言われましたけれども、これは解釈の問題なのか。果たして、現行法の下で、おとといも繰り返し申し上げましたが、大学の自治の観点から、運用の中で大学とそれから教授会の皆さんがいろんな協議をされ、その大学にとって最もふさわしい意思決定のプロセス...全文を見る
○石橋通宏君 やっぱりそこがちょっと、大臣、話が違うんじゃないかと思うわけです。大臣は運用の話じゃないと。いや、これは運用の話で、権限を明確化していただく、これは九十二条で既に明確化をされていたところで、それを現場の大学自治に基づく運用の中でそういう決定をされてきた。まさにこの鈴...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、お答えいただいていないので。  改正案の趣旨にのっとって点検をしていただいた結果、学長さんがそう判断をされて、教授会に引き続き一定の教学に関わる部分について教授会の判断に委ねる旨の学則を決定する、権限を移譲すると、これを妨げる法律というのは存在するんでしょう...全文を見る
○石橋通宏君 その法の趣旨に反する。いや、それは権限を移譲、委任できないという、そういう具体的な法律はあるんですか。
○石橋通宏君 委任はできるということは今確認をいただきました。  しつこくて済みませんが、移譲はできないというのは、これは何か、それは単なる法の解釈上、移譲というのは、これは一般的に、行政の中で権限を持っておられる例えば行政府の長ですとか様々あると思いますけれども、そういった方...全文を見る
○石橋通宏君 今御説明をいただきました移譲については私ももう少しきちんと勉強させていただきながら、また機会を改めていろいろ質疑させていただければと思いますが、少なくとも委任するということは今回も問題ないということでしたので、それはきちんと改めて周知をしていただければと思います。 ...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。終わります。
10月23日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。冒頭、会派を代表いたしまして、本日おいでをいただきました三人の参考人の皆様方に感謝を申し上げたいと思います。    〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕  その上で、皆様方にいろいろとお聞きしたいことがあるんですが、時間が十分と限ら...全文を見る
○石橋通宏君 今、鈴木参考人から、まだ余りどのような実態があるか分からないという御発言があったので、まさにそこが、今回残念ながら立法事実がないのではないかという我々の懸念にもつながるところなんですけれども。  その上で、先ほど来、この特定の高度専門職の労働者については大変交渉力...全文を見る
○石橋通宏君 我々も、これまでの歴史を振り返ると、十年たったら全然状況が変わってしまった業種、職種というのは多数あるわけです。そういう意味では、今回の例外措置によって、今は大変競争力、交渉力があるかもしれないけれども、しかし、十年の長きにわたって無期転換ルール、申込権という権利を...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  その点についても本当はお伺いしたいんですが、ちょっと時間がありませんので。  高度専門職の最後に、今回、先ほど岩村参考人のポイントにもございましたように、契約締結時に書面で無期転換権発生までの期間を明示すべしということがありました。これ...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございます。  それでは、もう時間もないのですが、高齢者のところについても二問だけお伺いできればと思います。  一つは、新谷参考人からございました、もしこの例外措置を定年後の再雇用継続労働者について例外規定を設けるのであれば、まずはその六十五歳まで、高...全文を見る
○石橋通宏君 時間が参りましたので終わりにいたします。ほかの二人の参考人の皆さん、済みません、質問できませんで。おわびを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
10月28日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  藤田委員に続きまして、本法案について質疑をさせていただきたいと思います。質問多岐にわたりますけれども、時間が限られておりますので、大臣ほか政務三役の皆さんにおかれましては、簡潔明快な答弁を是非よろしくお願いをいたしたいと...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、なるべく質問に簡潔に答えていただければと思いますが。  今のような答弁ですと、そもそもの改正労契法の十八条の趣旨をちょっと余りきちんと踏まえられていないのではないかなと。  大臣、労働者がいろんな働き方をしたい、それはそのとおりです。しかし、労契法十八条と...全文を見る
○石橋通宏君 質問は、法文上の規定ではこれが具体的に分からないのでちょっと確認をしているわけです。  これ、業務の、これはお認めになると思うんです、プロジェクトの中には様々な特定の高度専門職の方が介在すべき特定有期業務なるものが含まれるんだと思うので、一つじゃないので、つまりプ...全文を見る
○石橋通宏君 ここがこの法案の一つの大きな問題でありまして、何でもかんでも、法律上明確になっていなくて、後で決めます、後で議論します、これ省令に委ねますと、いろんなものが委ねられているので、我々もこれ本当に議論のしようがないわけでありますが、じゃ、ちょっと別の観点から聞きます。 ...全文を見る
○石橋通宏君 ということは、先ほどのお話で、全てのこれ契約を結ぶ労働者は、この認定を受けた開始の日と完了の日、この完了の日とあった、例えば九年のプロジェクトなら九年間ということで、完了の日を併せて契約をされる、それが個別の契約書に書かれるということになるんでしょうか。
○石橋通宏君 これはとっても大事なところなので、この認定される計画と、それの中に記載される業務と、そして個々の労働者、それに応じて、じゃ、この業務についてこの労働者を雇い入れると、そこで契約書の中にきちんとその条件含めて明示をしていただくということですので、これは非常に大事なとこ...全文を見る
○石橋通宏君 今の答弁はちょっと問題で、大臣、そうすると雇い止めはありということですか。大臣、答弁してください、ちゃんと。雇い止めはありという答弁ですか、今。
○石橋通宏君 大臣、じゃ、雇い止めは、これは民事なので、これで契約書にちゃんとその期間を明示したとしても、それ以前に、それはまあどうぞ勝手に雇い止めするならやってくださいと、そういうことですか。それではそもそもの趣旨が違うじゃないですか。  大臣、これ大事なところですよ。雇い止...全文を見る
○石橋通宏君 これは、大臣、先ほどの説明の趣旨と全然違うじゃないですか。無期転換申込権がいつから発生するか。それは、イコール今回五年以上の、そして十年未満の長期のプロジェクトがあると。この長期のプロジェクトでしっかり能力を発揮していただく、しかし、一般の労働者以上に条件もしっかり...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、じゃ、特別な専門性を持った方が、七年、八年、九年というプロジェクトで、いや、このプロジェクトのために頑張りたいと、報酬もきちんともらいながらもそのプロジェクトのために頑張って能力を発揮したいと。で、九年間、長くて、本当は五年超で無期転換の申込権が出るのに、それ...全文を見る
○石橋通宏君 だから、そこのところを、十九条に基づくとさっき私、元々の質問のときにも申し上げたので、十九条に基づいて、やっぱり雇用契約書に明示されるわけですから、そうすれば当然に、まさに十九条の趣旨から鑑みれば期待権がありますよねと、それを合理的な理由なしに途中で雇い止めをするよ...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっとこの問題でこんなに時間使うとは思わなかった。  雇用契約書に期間が、完了日が明記されるということは、その時点で十九条の言う合理的な期待権は発生しなきゃおかしいですよ。それを認めなかったらそもそもの趣旨が違うと私は言っているわけで、今のことに明快な答弁がいた...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、質問の趣旨が違うんですが、私が問題視しているのは、まさに大臣、今千七十五万円という具体的な数字を言われたけれども、僕はそれが独り歩きするのがかえって問題だというふうに思っているわけです。  比較されるべきは、特別な高度な技術を持った方が本来その企業に無期雇用...全文を見る
○石橋通宏君 全くお答えいただいていませんが、時間が参りましたので終わりますが、ちょっと今のような答弁ですと、全くもって本法案の質疑、不十分だと言わざるを得ないと思います。その点を御指摘して、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  私は、会派を代表し、議題となっております専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案に対し、反対の立場で討論を行います。  以下、反対の理由を具体的に申し述べます。  第一に、今回の法案にそもそも立法事実が存在し...全文を見る
10月30日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  おとといに続いて質問の機会をいただいておりますが、冒頭、おとといの有期雇用特措法の質疑では、最後に大臣から陳謝と訂正答弁いただきましたけれども、大変遺憾であったことを私の立場で言っておきたいと思います。  残念ながら幾つか重要...全文を見る
○石橋通宏君 いろんなところに。
○石橋通宏君 私がお聞きしたいのは、まさにその法の支配、国際法の遵守ということからいけば、ILO条約のまず率先的に批准を進めていかなければいけないわけです。  お手元に今日は資料一と資料二をお付けしております。是非委員の皆さんも御覧をいただければと思いますが。  ILO条約の...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、それじゃ駄目なんです、なお慎重なと。大臣、このリスト見てください。百五号、百十一号、何年に採択されたか御覧いただけますね。なお慎重ですか。ILOで採択をされて、長年のILOの国際的な努力で全ての国が国内法との整合性を担保しながら批准し遵守に向けて努力をしている...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、長い不作為なんですよ。政治が決意を持って批准するというふうにしてこなかった不作為なんです。  今大臣も何ら決意めいたことは言っていただけなかったので、そうなると、安倍総理が言われる国際法の遵守も結局都合のいい話なんだなというふうに我々は言わざるを得なくなりま...全文を見る
○石橋通宏君 大変残念な答弁だったと思います。通告していなかったので申し訳ありませんでしたが、山本副大臣、是非こういう問題、国際的には批判をされています。ですので、しっかりと、これから勉強してというのはちょっとどうかなと思いますが、大臣と一緒にこれ是非努力を率先してやっていただけ...全文を見る
○石橋通宏君 大臣が今、今回の目的といって挙げられたことが、残念ながら今回の改正法では何ら担保されていないということをこれから幾つか質疑をさせていただきたいと思いますが。  まず、雇用の安定とおっしゃられました。今回の改正法案、これまでの派遣の大原則であった臨時的、一時的という...全文を見る
○石橋通宏君 今大変重要な答弁をいただきました。つまり、一時的、臨時的という原則について、今大臣何の答弁もされなかったので、結局、一時的、臨時的ということは今回は関係ないんだと。派遣でやりたい人は一生派遣でできるようにするための法律だということですね。  私が聞いたのは、一時的...全文を見る
○石橋通宏君 つまり、一点目は、間違いなく大臣今確認されたと思いますが、御本人が希望する人については一生派遣で働けるように、そういう柔軟化を図るための法案であるということは今お認めになったんだと思います。  一方で、希望しない人については必ず正社員化を図るんだという答弁だと思い...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっとはっきりお答えいただいていないんですが。  じゃ、正社員になりたいという人が正社員になれるという法的な義務付けがあるんですね。
○石橋通宏君 これまたお答えいただいていない。  大事なところはみんな努力なんですよ。肝腎なところが何の義務化もされていないのが今回の改悪案の中身でありまして、大事なところは、大臣、もし正社員化を望む人が正社員になるようにというのであれば、なぜ法律の中に正社員の、例えば労働者の...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、法案の全体の中身をよく御存じないんじゃないかと思わざるを得ませんが、ここの部分で何の義務も課さない、ちょっとだけ、飾りだけのものを入れて、しかし、期間制限が解ければ一生派遣が可能になるような大胆な、もうこれは百八十度違うような期間制限の撤廃をしておいて、それで...全文を見る
○石橋通宏君 ちょっと余り具体的な答弁じゃなかったですが、地位の向上、処遇の改善というふうにおっしゃられた。この処遇の改善というのは、当然、昇進、昇給、昇格、様々な福利厚生へのアクセス、職業訓練へのアクセス、年収ベースでの様々な処遇、トータルでおっしゃられていると思いますが、それ...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、そこ大事ですからね。時給だけ比べて、時給がこうだとかいう話でないということは、これ大臣、肝に銘じておいていただかなきゃいけないと思います。  その上で、今大臣キャリアアップというのはこういうことだとおっしゃられましたけど、キャリアアップについても今回の法案に...全文を見る
○石橋通宏君 今大臣の答弁でお認めをいただいたんだと思いますが、この法案自体には、いわゆる処遇改善も、先ほど言った正社員化も均等待遇も、ここには何ら義務付けもないわけですね、義務規定は何らないんです。唯一あるのは派遣元に、先ほど言った教育訓練を頑張りなさいということだけでありまし...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、失礼ながら質問にきちっと答えてください。私がお聞きしているのは、派遣元に今回義務付けるその義務、これを履行する義務がある期間というのは、派遣労働者と雇用契約が存続している間だけですねと。イエス、ノーでお答えいただければいいんです。
○石橋通宏君 今、からと言われましたけれども、までもそうなので、雇用契約が存続している間だけということで、これは大臣、そこは大事なところですからね、登録型の場合。  資料五に、ちょっと私、手作りで大臣のために作ってみました。登録型派遣というのはどういうものか、大臣ももう既によく...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、確認ですが、資料五にお示しをしております。派遣元に提供の義務が生じるのはこの雇用契約の間だけですので、派遣元は一体いつ雇用訓練を提供するのでしょうかというのが私の質問です。
○石橋通宏君 そうすると、政府としては、派遣元がわざわざ雇用契約もまだ生じていない登録されている方々に、いつあるかとも知れない派遣契約を見越してボランティアでコストを掛けて提供するということを想定しておられるということですね、大臣。
○石橋通宏君 大臣、これ、きちんと整理していただかないと、そもそも、我々、だからさっきから改悪だろうと言っているわけですけれども、これ、例えば雇用契約がないときに、様々に教育訓練を提供するとなると、それはそれでいろんな問題が生じますよ。拘束して、じゃ賃金とかそういう支払はどうなる...全文を見る
○石橋通宏君 ここも非常に大事なところで、そこを今回我々質問させていただいて、ばたばたばたばた、ああだこうだという、そういう状況だということを露呈されているということがやっぱり問題なんだと思います。  当然、その雇用契約期間中に派遣労働者が教育訓練のために派遣先での仕事をしなく...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、その辺が認識が、本当にどこまで分かっておられるか、派遣元がそれだけのコストを掛けて登録型派遣の方々にやって、じゃ、そのコスト分をどうやって今度は回収をされるのかと、いろんな問題が生じるわけです。そこまで大臣、しっかりとお考えになって制度設計をされていないのでは...全文を見る
○石橋通宏君 今、本当ですね、今回の改正によって常用型というのは、無期雇用が常用型というふうになるので、もう登録型の有期か無期かしか存在しなくなるという理解でよろしいんですね。そういう法案なんですね。
○石橋通宏君 ちょっと今の説明違いますね。大臣、御認識はあるでしょうか。今、常用型というのは、実は大半は有期雇用です。反復更新を繰り返される、無期ではありません。今回の法案で、登録型以外のいわゆる常用型というのは全て無期になると、許可制にするので。今までは有期の反復更新の常用型と...全文を見る
○石橋通宏君 じゃ、さっきの大臣の答弁は違うということで訂正されるんですね。
○石橋通宏君 こんなに時間が掛かると思っていなかったので。  ということは、もう一回この点確認しますが、無期、有期は引き続きあるんだと。ということは、登録型はこれまでどおり残るわけですね。そうすると、登録型でない派遣は、常用型はなくなるとさっきおっしゃいましたけど、そうすると、...全文を見る
○石橋通宏君 大変残念ながら、どたばたで質問時間が終わってしまったのでここで終わりますけれども、今日の質疑、やり取り、これ本当に導入編で基本的なところを確認させていただいたつもりでしたが、それでもこれだけ政府側の答弁がどたばたするということは、まさに今回の派遣法の改悪案、これ本当...全文を見る
11月05日第187回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  まず、私も第二班で、中西理事、そして高橋理事と御一緒させていただきました。貴重な機会をいただきましたこと、また、お世話になりました関係各位に感謝を冒頭申し上げたいと思います。  その上で、何点か、貴重な機会ですので質問させてい...全文を見る
11月11日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏です。  今日は、事前に派遣法と長時間労働の関係で通告をさせていただいておりましたが、時間の関係でまた大事な議論できなくなるといけませんので、順番変えて、長時間労働の関係を先にやらせていただきますので、御理解をいただければと思います。 ...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、半分同意をいただいて半分否定をされたような御答弁ですが。  確認をいたしますけれども、この①のところに取組強化ということで、働き過ぎ防止に全力で取り組む、法違反の疑いのある云々と、そして長時間労働抑制策、そして年次有給休暇取得促進策と。こういった一連のパッケ...全文を見る
○石橋通宏君 今大臣、明確に御確認をいただきましたので、この大前提をまずやらずしてほかのことには進まないということだったと思いますので、それは是非御確認をいただきたいと思います。  その上で、先ほど大臣、既に長時間労働削減本部の設置について触れていただいておりますが、資料の三に...全文を見る
○石橋通宏君 法違反というのは何を見られるのか。
○石橋通宏君 再度質問させていただきますが、これ法違反と明確にお書きになっておられるので、労働基準法の具体的な条文に違反をしているということで検討されているんだと。これ、労働基準法の何違反を見られるのですかという質問です。
○石橋通宏君 今政府参考人から説明がございましたけれども、具体的に労働基準法違反を、その辺を重点的に見られるということですが、大臣、その法違反を徹底をされることで長時間労働の撲滅はできるんでしょうか。
○石橋通宏君 それでは、大臣、法令遵守を徹底している企業に対して労働基準監督官は労働時間を減らす指導ができるでしょうか。
○石橋通宏君 今指導と言われた、これはどういう法律に基づくものですか。何らかの権限があって、強制規定があっての指導ですか。
○石橋通宏君 つまり、それは強制力がないわけでありまして、それに基づいて何とかした方がいいですねということは言えても、これ強制指導はできないわけであります。大臣、そういうことで御認識はよろしいですね。
○石橋通宏君 大臣、そこで資料の四にお付けをしておりますけれども、これは大臣も重々御存じだと思います。現行の労働基準法で三六協定を結んで、労使確認の上で届出をして時間外労働というのが可能になるわけですが、それ以上に上乗せをした労働時間の延長ということが、この三六協定の特別条項を締...全文を見る
○石橋通宏君 大臣に見解をお聞かせいただきたいんです。これは法令違反じゃないんです。合法的にこれだけの長時間労働が可能になっているんです。大臣、今、長時間労働撲滅、これ最優先だ、前提だとおっしゃって、取組を強化すると言われているわけです。でも、合法的にやっている企業について、これ...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、私が聞きたかったのは、大臣の大臣としての御見解、御認識をお聞かせいただきたいわけです。  これ、今、現状で合法的にここまでできるようになっているわけです。それで、大臣、御存じだと思いますが、今大臣、告示の四十五時間、これは結局あくまで告示でありますから、これ...全文を見る
○石橋通宏君 これ、せっかく本部立ち上げて抜本的な対策という議論をいただいていて、今の長時間労働の現状とかその辺を把握をきちんとされていないんです。  大臣、会議出られているんですよね。会議出られていたら、まず今の実態がどうなのか、この特別条項の下でどんな実態にあって、四十五時...全文を見る
○石橋通宏君 具体的な数字を言っていただかなくてもいいですが、どれぐらいの感じになっているかぐらいは、大臣、議論をされていれば把握をされていると思いますが、厚生労働省のこれ調査の結果で既に明らかになっています。  週労働時間六十時間以上、これ月の残業だと八十六時間を超えてしまい...全文を見る
○石橋通宏君 大変残念な答弁で、塩崎大臣御本人が、労働者の本当に命、健康、そして安心、安全、こういったことに本当に真摯に対応していただいていないのだということを断ぜざるを得ないということを申し上げて、私の質問、終わりにします。  ありがとうございました。
11月18日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○石橋通宏君 民主党・新緑風会の石橋通宏でございます。  ちょっと今の点も大臣全く答弁がはっきりしないので、私も更問いをしたいところですが、この後議題になりますハンセン病問題の解決の促進に関する法律の一部を改正する法律案について、残りの時間で質問をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○石橋通宏君 適切に対処いただけるということですが、今私が申し上げたのは、平成二十一年にもう既に確認をされていながら今日まで時間が掛かってしまったなということについて、厚生労働大臣の御見解もお伺いしたかったわけでありますけれども、いずれにしてもしっかり対応いただくということを前提...全文を見る
○石橋通宏君 今御説明がありましたように、二八%の方々が生活保護の状態であったということも含めて、これは本当に皆さん待ち望んでおられたものだと思いますので、是非しっかりと対応いただきたいと思いますが。  あと、今回の法案の附則の第三条の関係で確認をさせていただきますが、附則の第...全文を見る
○石橋通宏君 大臣、これ、プライバシーに配慮をしながらということは今言っていただいたとおりだと思いますが、しかし、いろんな協議も必要だと思いますけれども、迅速に対応いただくということは、改めて、大臣、確認をさせてください。
○石橋通宏君 是非しっかりとした対応をお願いします。  もう時間がありませんので、国立ハンセン病療養所の職員定数問題について最後にお伺いしたいと思っております。  この問題については、これもかねてより関係団体の皆様から体制充実の要望というのが繰り返し出されておりまして、私ども...全文を見る
○石橋通宏君 ありがとうございました。