足立信也

あだちしんや

選挙区(大分県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回

足立信也の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。本日はありがとうございます。  一問一答よりも、もう三人とも質問内容を言った方がよろしいですね。
○足立信也君 では、三人の先生方に一問ずつお伺いします。  まず日野原先生、先ほどの件でちょっとだけ。私どももメディカルスクールの必要性はずっと考えています。これは、やっぱり大学院大学になるときに、文科省が大学生を大学院大学が手放さなかったということですね。メディカルスクールに...全文を見る
○足立信也君 それをお聞きしたいんです。
○足立信也君 先ほどの三割、六割、一割の考えで、後半部分の一割の、今までの働いてきた時代から、その一割のリタイアした部分というのが私は必要だと思うんですが、先生はどのようにお考えですか。
○足立信也君 はい。
○足立信也君 そうですね。コミュニティーから自発的に出ていったものにしか通用しないんではないかと先ほど発言されたと思うんですね。それを自治体ぐるみの取組としてやることはそれほど困難なことでしょうかということに対する御意見を伺いたいと。
○足立信也君 ありがとうございます。
02月14日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
議事録を見る
○足立信也君 皆さん、ありがとうございます。民主党の足立信也です。  お三方にそれぞれ一つずつ御質問させていただきたいと思います。  まず高橋先生なんですが、要は、人口構成から論点をそのまま広げていかれたと思っておりますが、私は年齢で区切ることの妥当性がまず問題だろうと思って...全文を見る
○足立信也君 ありがとうございます。大変参考になりました。  で、高橋先生に一点だけまだ、お答えの部分でちょっとお聞きしたことの内容なんですが、これ、制度あるいは法でやる以上は、ある程度年齢は区切らなきゃいけないということも触れられたと思うんですけれども、そこに平均余命のことか...全文を見る
02月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  午前からの会議で度々出ております重点戦略検討会議、二月九日に初会合開かれましたが、これはもう明らかに昨年の新しい少子化対策というものが各省各局の意見をただ並べただけという総花的、いかにも総花的。先ほどうちの山本委員は少子化対策と書...全文を見る
○足立信也君 後半部分は被虐待死の話に絞られておりましたが、警察庁の虐待に関する犯罪ですね、この届出から見ましても、その場合、一歳未満がやはり一番多いんですね。復習みたいになりますけれども、六歳未満が何といっても多い。年齢で単純に言うと、三歳、五歳、四歳という順番で多いわけですね...全文を見る
○足立信也君 ありがとうございます。  東京都衛生局は、要するに、今、副大臣がお述べになったそのとおりで、更に強調しますと、じゃ二歳児では虫歯の所有は一般の方の三倍なんですね。やはり同じ二歳児で虫歯の本数は七倍なんですね。  これから何を言っているかというと、被虐待の早期発見...全文を見る
○足立信也君 副大臣になられて大分ニュアンスが変わられたような気がしてなりませんが、じゃ国として、この問題に取り組んで、調査をするというつもりがあるのかということです。  私は、先ほど言いましたように、具体的実効性のあるものを提案したいと思っているんです。これは私は実効性あると...全文を見る
○足立信也君 そうなんですね、具体的に参加されてないんですね。虐待の予防、防止のネットワークというものがございますけれども、そこに歯科医師の参加はないんですね。是非、この点、検討してください。  次に、先ほど私言いました、まず結婚という形を取る、その無からゼロへという話なんです...全文を見る
○足立信也君 やはりちょっと見方を変えれば、おっしゃる意味はよく分かるんですね。今まで、女性は卵巣の機能が不十分で病気だ、それは保険診療であった。そこに男性の精子に関して異常が見付かったから人工授精、今度は保険が使えないんだと。何か男性と女性で別に扱っているような印象も受けるんで...全文を見る
○足立信也君 不妊に関する悩み、不妊治療を受けている方の悩みのトップが治療費がかさむということです。そして二番目が、不妊治療のゴールが見えないということです。いつまでやっていいのか分からないし、切りがない。周囲の期待はどんどん広がっていくわけですね。経済的理由により治療を中断した...全文を見る
02月28日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第3号
議事録を見る
○足立信也君 それでは、報告いたします。  去る二月十九日及び二十日の二日間、広島県において、少子高齢社会に関する実情調査を行いました。  派遣委員は、清水会長、荻原理事、中原理事、島田理事、鰐淵理事、狩野委員、羽田委員、松下委員、小林委員及び私、足立の十名であります。  ...全文を見る
○足立信也君 民主党の足立信也です。  四人の先生方、貴重な御意見、ありがとうございました。我が会派の議員にとっては、うちの医療改革案と重複する部分が大分多いなという感じで納得しつつお聞きしたんじゃないかと思います。  私は、二点質問いたします。まず鎌田先生と井形先生に先ほど...全文を見る
○足立信也君 質問の要点は、意思表示ができない、あるいはできなかった方の尊厳ある生をどう考えるかということなんですが。
○足立信也君 どうぞどうぞ。
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  私、今日は児童手当のことと、それから高病原性鳥インフルエンザのワクチン製造のこと、そして日本でどうしてなかなか新規開発の医薬品ができないのか、未承認薬が多いのか、イノベーションに関連してその三点をお伺いしたいと、そのように思います...全文を見る
○足立信也君 今、第一子、第二子に関して、三歳以降、それまで、三歳未満は経済的に所得が低い家庭が多いからだということが言われました。じゃ、三歳以上のお子さんを持つ家庭で所得が増えているという根拠はありますか。
○足立信也君 皆さん、お手元に資料をお配りしております。資料の二をごらんください。  大臣、上が、同じ調査を今大臣おっしゃられたわけですけれども、上が収入ですね、下が可処分所得です。今大臣が言っていることは正しいですか。
○足立信也君 そうですか。収入だけを見ても、夫婦のみの家庭に比べてお子さんが一人増えると収入で七万円減っていますね、世帯としては。可処分所得でもお子さん一人増えると五万円以上減っておりますね。三歳以降になっても、これは小学生になってやっと夫婦のみの世帯と同じ収入あるいは可処分所得...全文を見る
○足立信也君 夫婦のみの世帯に比べて子供が三歳を超えた時点で更にまだ低いんだということを私は言っているわけです。  上の表でいいますと、夫婦のみ、それからその中で長子が三歳以上になった場合、これ五万円低いわけですよ。下の表でも同じ欄を見ますと三万二千円低いんですよ。言っているこ...全文を見る
○足立信也君 私個人も、それから我が民主党も、子供が生まれる順番によって差は付けない、その年齢によっても差は付けるべきではないという考えに基づいて今質問しております。  三歳以上になっても夫婦のときよりも収入も可処分所得も低い、この現実があるわけです。この点はどうとらえますか。
○足立信也君 それでは、夫婦のみの世帯に比べて、お子さんが小学校へ入学するまで、就学前の世帯においては可処分所得も低いということはお認めになりますか。
○足立信也君 なぜそうなっているかということを資料一に基づいて質問いたします。  二十五歳から三十四歳までの男性の就業形態による配偶者のいる割合、これを説明してください。
○足立信也君 これは昨年版の労働経済白書です。一番上の欄がそうです。二十代後半はすべて配偶者を持つ率が減少しますけれども、特に非正規で五%以上減少しているということです。それから、三十代前半では、正規、非正規、パート、すべてにわたって十年前に比べて一〇%以上減少していると、こうい...全文を見る
○足立信也君 そういう現状だということです。  そこで、去る三月七日に発表されました第四回の二十一世紀成年者縦断調査のこの概要を教えていただきたいと思います。特に、正規雇用、非正規雇用による違い、育児休業制度の有無による違い、夫の家事、育児へのかかわりによる違いについて大臣はど...全文を見る
○足立信也君 以上の内容は、分かりやすく私なりに資料一の一番下の欄にまとめてみました。これは、三年間連続で一万九千三百六十七名をフォローしたという、かなり私は精度の高い、いいデータだと思っております。  もう一度まとめますが、非正規と正規社員を比べると、非正規社員は、男性は結婚...全文を見る
○足立信也君 国民年金の加入者、今過半数が無職の方というのは認識があると思います。残りの半分の方を分析してみると、自営業者よりも実は雇用者、被雇用者の方が上回っているという認識はございますか。
○足立信也君 そこで、育児休業制度、育児休業を取った場合、保険料の、国民年金保険料納付の免除がないということは、これは相当、私は通常の厚生年金あるいは共済年金に比べてその差が歴然としてきているんではないかという気がいたします。  今、数を言いました。実際には被雇用者が多くなって...全文を見る
○足立信也君 現状はそうですね。であるならば、育児休業期間については納付を免除するという、保険料のですね、方向性の検討は可能ですか。
○足立信也君 確認になると思いますが、パート労働者、非正規雇用者で厚生年金へ加入するその割合ですね、もう一度、大体何%を想定されておりますか、今度の改正が成立した場合ですね。
○足立信也君 厚生労働省の発表では一%ではないかなということでしたね。  厚生年金に加入してなければこの育児休業制度の年金保険料の納付の免除というのは成り立たないというその論法は、私はすべてが当てはまるわけではないんだと思っています。これは、雇用、被雇用の関係にあるところ、関係...全文を見る
○足立信也君 私どもが格差是正国会と名付けたのは、つまり個人の努力による差ではなくて、先ほど大臣がおっしゃったような、正にそのことが格差なんだという認識の下にやっているわけですね。  そこで、また柳澤大臣なんですが、昨年来、医師不足の問題が非常に取り上げられまして、国民の関心も...全文を見る
○足立信也君 総理を始め、答弁で必ず毎年三千人を超える医師が増えているという話をされるわけですね。  先ほど言いましたように、二十代では男は百人減っているんです。女性は三百五十人増えているんです。その方々が実際にそのまま継続して働いていけるのかという調査をしていないということが...全文を見る
○足立信也君 是非やっていただきたいと思います。  ちなみに、私の友人といいますか、小児科学会のデータをちょっとお示ししますね。  産休の代替要員がない病院は五割、産休中の身分保障がない病院は二割、育児休業制度がない病院は三割でございます。そして、三十代になって女性医師の半分...全文を見る
○足立信也君 資料四を、今の答弁の内容です、資料四をごらんください。院内保育施設があるのは、院内では二二%ですね。最低が青森の七%です。赤は一五%未満のところを私が抜き出しました。青は四〇%以上です。とはいっても、最高は滋賀県の院内保育としては四二%ということです。  今の答弁...全文を見る
○足立信也君 私が大学に入学したのは昭和五十一年で、その当時は数%から一割が女性でした。しかし、そのもう十年後には四割の医学部の学生が女性でした。ということは、もう八〇年代後半からその事態はもう分かっていたわけです。今早急に取り組むべきだと私は思っております。  次は、高病原性...全文を見る
○足立信也君 本州、四国、九州という話がございました。工場は四か所。四か所がどこにあるかは教えていただけますか。
○足立信也君 私がちょっと気になっておりますのは、これは地元の市議会議員の方の指摘もあったんですが、移動制限区域って設けられますね、鳥インフルエンザが発生したときに。その中にワクチンの製造をやっている工場あるいはそこへ鶏卵を供給している農家が含まれた場合に、その鶏卵の供給はどうな...全文を見る
○足立信也君 ワクチン製造用の鶏卵を供給している農家も移動制限区域に入った場合には同じように扱われるという解釈でよろしいですね。
○足立信也君 ワクチン、まあ鳥インフルエンザあるいは新型インフルエンザも大流行した場合に、その同じような扱われ方、あるいは格段の防御策というのは必要だと思いますが、どのようになってますか。
○足立信也君 その卵の確保のために、予算は十七年度はどのように使われていますか。
○足立信也君 はい。
○足立信也君 卵の確保で予算、今はっきりおっしゃらなかったような気がしますが、幾らですか。
○足立信也君 七十七億円の使われ方というのはフォローしているんでしょうか。
○足立信也君 四社に対して補助七十七億円ということですか。
○足立信也君 特別なインフルエンザに対する防御策は何をされてますか。
○足立信也君 七十七億円のその使用の仕方は会社にお任せという意味ですか、今の答弁は。
○足立信也君 では、どのような指導あるいは指示を出されているんでしょうか。
○足立信也君 メーカーへお任せということですね。
○足立信也君 発生したときに、あるいは予防のためにも、ワクチン開発、製造が是非とも必要だということは皆さん共通認識だと思います。それが、インフルエンザの感染区域に入った場合のその防御策ということがほとんどないというお話でした。これ以上のお話は、集中審議、あした用意されておりますの...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  一昨日に引き続きまして、高病原性鳥インフルエンザワクチン開発の残りの質問ですね、それと医薬品開発とイノベーション、そして今日は、がん対策基本法に基づく予算について、この三点をお伺いしたいと思います。  まず、皆さんも御存じのよう...全文を見る
○足立信也君 十九年度予算、その組織培養法の研究開発で幾らでしょうか。
○足立信也君 ですから、鶏卵を使わざるを得ないというわけで、十七年度補正予算の鶏卵の確保に七十七億円ですよ。組織培養の研究に二千万ですか。足りると御判断されているんでしょうか。
○足立信也君 ですから、現状では鶏卵を使用せざるを得ないという状況になっているわけですね。  一昨日の質問で、四つの工場があると、ワクチン製造工場。その四つの工場が大体三つから四つの農家と、鶏卵の供給農家と契約している。その農家は、また数戸の鶏舎を持っている農家に依頼していると...全文を見る
○足立信也君 分けられないんですね、やっぱり。実際は両方に携わっている農家も確かにあるんです。  そこで、昨日、養鶏業関係者から十七年度に一千五百万円近い政治献金があったというふうに指摘されました。そこで、先ほど言いましたように、十七年度補正予算で鶏卵の確保に七十七億円の補助が...全文を見る
○足立信也君 やっぱり私が先ほどお伺いしたように非常にお詳しいんです。  それで、先ほど私が聞いたのは、じゃ、この農家は鳥用の鶏卵専門、この農家は人用の鶏卵専門と分けられますかと聞いたんですね。それは多分できないだろう。私はできないと思っている。両方供給しているところもあるよう...全文を見る
○足立信也君 やっぱりよく理解されていると私はあえて申し上げたいと思います。当然、目的のところですね、国民の不断の監視と批判の下に行われるようにということなわけです。で、法にのっとってやっているんだとおっしゃいます。そのとおりだと思います。  だとしたら、政治資金規正法には、経...全文を見る
○足立信也君 あるんですね。  そこで、先ほど、公開の義務のあるもの、これはきちっとお答えするという話がございましたね。それでもう一つ、目的で、先ほど言いましたように、国民の不断の監視と批判の下に行われるようにということは、報告義務のないものは、国民が疑念を抱いた場合、政治家が...全文を見る
○足立信也君 先日、熊本に私講演で行ったときに、飛行機御一緒させていただきましたが、熊本県民の方は非常に関心を持っています。このことは間違いなく私言われましたからそう思っています。  そこで、国民がそういう疑念を抱いている場合に、報告義務がないものに関しては政治家が説明するしか...全文を見る
○足立信也君 私先ほど、施行規則には非常に詳しいと、そういうふうに申し上げました。やっぱりこれは立法府の一員としての、立法の趣旨ですよ。そこをどう理解しているかです。そのことだと私は思っています。  重ねてお聞きします。まず二点です。  先ほど答弁の中で、主濱委員の答弁の中で...全文を見る
○足立信也君 では、光熱水費は経常経費であるという認識はしっかり持たれているわけですね。
○足立信也君 もう一点は、三月五日の予算委員会の我が党の小川幹事長の質問に対して、水道については今、何とか還元水とかそういったようなものを付けておりますと答弁されているんです。付けておりますか。付けていますか。
○足立信也君 その答弁はやっぱり通用しないんじゃないですか。この予算委員会で、水道については、のようなものを付けておりますと答えているんですよ、付けておりますと。必要なもの云々じゃないんですよ。付けておりますと。それは事実ですか。
○足立信也君 先ほど申し上げました三月五日の答弁に虚偽はないと断言されるわけですか。
○足立信也君 報告のとおりの内容じゃないんですよ。あなたの発言が虚偽ではないですかと。断定して、私はお答え願いたいんです。
○足立信也君 文章はここで句切られているわけですね。まず、一文を言いますね。私のところは、水道については今、何とか還元水とかそういったようなものを付けております、これは事実ですかと聞いたんです。事実ですかと聞いたんです。
○足立信也君 さっきからその後の文章ということを盛んにおっしゃいますが、その後の文章は、思う、思うで終わっているんです。断定しているのはこの文だけなんですね、この発言で。だから、断定はそれは今でも正しいんですかということを私はお聞きしているんです。もう一回だけ答弁してください。
○足立信也君 大臣に関しましては最後の質問にしたいと思います。  こういう答弁を繰り返されていて、熊本県民の方々あるいは日本の国民の方々、又は安倍総理大臣に対してどういうお気持ちでしょうか。申し訳ないなという気持ちがありますか。
○足立信也君 私は、立法府の一員として、立法の趣旨を尊重しながら活動していきたいと、そのように思っております。  では、次の項目へ行きます。  資料をごらんください。資料の一でございます。  直近の日米の初回の治験届出数を教えてください。
○足立信也君 表の上ですね。グラフですね。これだけの差があるということを皆さん認識していただきたいと思います。  下の方に行きます。これは、国際的に承認された薬が日本で承認されるまでのこの時間差ですね。ニュードラッグ・ラグと言いますが、これを示しているわけです。二年から四年、最...全文を見る
○足立信也君 大臣、私は、なぜ国際的に認められている薬が日本では使えないのか、こういう患者さんの声が非常に大きいわけですね。その原因がどこにあったかということを明らかにしていきたいと思っているんですね。  そこで、私は、分岐点は一九九八年、平成十年だと思っているんです。そこで、...全文を見る
○足立信也君 大臣。
○足立信也君 分かりやすい解釈と言っている。
○足立信也君 大臣、すっと理解できましたか。
○足立信也君 更に分かりやすく言いますと、これを契機に、それまでは日本人の臨床試験というのは原則必要だと、日本人に使う民族性もあるから、原則必要だという方向を変えたんですよ。日本人にはそういう原則は要らないということなんです。薬剤動態さえ分かれば外国で承認されたものは使ってもいい...全文を見る
○足立信也君 ちょっと違うんですね。  日本にはシーズって一杯あるんですよ、その種は。イノベーションというのは、民族的あるいは地域的な文化じゃなくて、それを世界へ広める、文明にするという考え方なんです。そのための人材を育てる、流通させるかが問題なんですよ。  日本にあるシーズ...全文を見る
○足立信也君 最後は、がん対策基本法施行に当たる予算でお聞きいたします。  がん患者さんの悩みに対する相談体制、悩みを解決するための相談体制、どのように予算に反映されているでしょうか。
○足立信也君 今の御説明、ちょっと詳し過ぎるかもしれませんけれども、どれだけの電話相談に応じられるというふうに想定されているんですか。ちょっと難しいですか。
○足立信也君 資料の二をごらんください、カラーの。これは非常に分かりやすいと思う、私、いいデータだなと思っているので。  これは何がいいかといいますと、がん患者さんが自由に意見を書いたものを、ですから意見は二万数千件あるんです、それを後で分析したやり方なんですね。選択肢が与えら...全文を見る
○足立信也君 がん患者さんは、初期のころは漠然とした不安、絶望感が強くて、自分が何が分からないのかも分からないんですよ。だれに何を相談していいのかも分からないんです。だから、コールセンターが重要なんです。私は、全国を東西に分けて七十五人のオペレーター、予算二十億ぐらいで二十万人の...全文を見る
○足立信也君 誘発剤。
○足立信也君 簡単に言いますね。  女性だけの場合は病気であるから保険診療、その同じ状態に男性の精子が少ないとかいうことが加わるだけで、病気じゃないから全部自己負担、こういう矛盾なんです。  あとは、また委員会で質問したいと思います。  関連質疑者に替わります。
03月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  予算委員会等を通じてこのことに関しましては柳澤大臣と何度かやり取りしましたので、まず大臣に、最初に確認だけしたいんです。  確認ですけれども、この児童手当法の改正案で、第一子、第二子は、三歳未満には一万円の給付、そして三歳以上小...全文を見る
○足立信也君 では、局長にお伺いします。  例えば三人兄弟で、中学生が一人、小学生が二人の場合、給付額は、第二子、第三子が該当するわけですけれども、第二子が五千円、第三子が一万円で、計一万五千円でよろしいですか。
○足立信也君 今、そのとおりだということで、その根拠となる条文はどこにあるんでしょうか。
○足立信也君 附則の第七条という今お答えだったですね。  もう少し詳しく、条文としてはどこに書いてあるというのは。七条もかなり長い文ですから。
○足立信也君 私がお聞きしたのは、中学生が一人、三人兄弟の場合ですね、小学生が二人いた場合の、先ほど月々一万五千円というのはどこに書いてあるかということに対して、今の答弁であれば、附則第七条の四項の二号に書いてあるという解釈でよろしいですね。
○足立信也君 では、今三人兄弟の話していますから三人兄弟で言いますが、三人がすべて小学生の場合、給付額は幾らになり、その根拠はどこに書いてありますか。
○足立信也君 分かりました。附則第七条四項の一号に書いてあるということだと思います。  では、同じく三人兄弟で、上二人が小学生、一番下の子が二歳の場合、この場合は給付額が月々幾らになり、その根拠はどこにありますか。
○足立信也君 今根拠と言いましたが、附則第七条四項の何号に書いてありますか。
○足立信也君 第七条四項の第一号には、「小学校修了前特例給付支給要件児童のすべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合」という条件が付いております。先ほど私が挙げた条件はこれを満たさないんではないですか。
○足立信也君 先ほどお聞きしたのは、附則第七条四項の一号、要件児童のすべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合の話なんです。  私が、小学生が二人、一番下が二歳の場合は、すべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合に該当しないんではないですか。そこで、それを根拠に払われるんだ...全文を見る
○足立信也君 すべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合というのは、どういう意味なんですか。
○足立信也君 そういう文章ではないと思います。  順番に行きます。  まず、資料一をごらんください。私は、子供二人おりまして、もうどちらも成人しておりますから直接は関係ないんですが、実際自分の子供が年齢を重ねていったらどうなるのかなと思って計算してみていたんです。そこで、資料...全文を見る
○足立信也君 つまり、小学校修了前特例給付支給要件児童というのは、三歳以上小学校修了前の子供と、そのお子さんを兄弟に持つ十八歳未満の児童ですね。
○足立信也君 答弁が間違っています。小学校修了前特例給付支給要件児童とは何かと聞いているのに、親ということは間違っていると思いますよ。訂正してください。
○足立信也君 そこで、だから私は確認したんですよ。小学校修了前特例給付支給要件児童というのは、三歳以上小学校修了前の児童とその児童を兄弟に持つ十八歳未満の児童ですね。
○足立信也君 そうですね。その方々に対して、その方々の親に対して、給付されるわけですね。その金額が四項で定められているわけですね。そして、今要件児童、要件児童と言いましたが、そこに書いてあるんですよ。小学校修了前特例給付支給要件児童のすべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合な...全文を見る
○足立信也君 じゃ、どこに、三歳未満の兄弟を持つ三歳以上小学校修了前の子供に対してどれだけの金額を払うというのはどこに書いてあるんですか。
○足立信也君 額のことを言いましたが、いいですか、ここは、先ほど言いました小学校修了前特例給付支給要件児童を持つ父母に対する給付の仕方を書いてあるんです。そして、第四項第一号に、先ほど言いました、長いので要件児童と言いますが、要件児童というのは先ほどおっしゃったとおりです、十八歳...全文を見る
○足立信也君 消し去っているわけではございませんってどういう意味ですか。
○足立信也君 含まれている。それが要件児童がすべて三歳以上小学校修了前の児童である場合に三歳未満の子が含まれているんですか。
○足立信也君 私は日本語で聞いているんですよ。いいですか。要件児童というのは、さっき言ったことでもう繰り返しません、そのすべてが三歳以上小学校修了前の場合と書いてあって、三歳未満の兄弟がいる子が全部入っています。その日本語は正しいですか。
○足立信也君 排除されないと今おっしゃいましたよね、全部入っていると。だから、すべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合と書いてあるから、じゃ、すべてじゃない場合を挙げてくださいとさっき聞いたんです。
○足立信也君 そのすべてがということが今おっしゃいましたよね。すべてじゃない場合はどういう場合かということを私は聞いたんですね。  これは、すべてじゃない場合というのは、一つ考えられるのは、三歳未満の児童と三歳以上小学校修了前の子がいる場合ですね。それから、三歳以上小学校修了前...全文を見る
○足立信也君 そのケース分けであれば、そのケースが存在すると今はっきり言われました。そして、この第四項の中に、小学校を修了した子供がいる場合はこういうふうに払いますよと書いてあるわけです。そうすると、先ほど私が挙げた三歳未満の子がいる場合と三歳以上小学校修了前の子がいる場合のその...全文を見る
○足立信也君 先ほどから、読み込む、あるいはむしろ解釈するということが多いんですけれども、さっきはっきりこういうケースがあるとおっしゃいました。これはもう間違いないことだと思うんです。だったら、そのケースごとに書いてあるのにどうしてそこが抜けるんだろうと思うわけですよ。そして、す...全文を見る
○足立信也君 いや、ですから、項目がないんですよ。ないんですね。  これ、やはり私、先ほど自分の子供に想定して考えてたって言いました。そこに該当した場合、あれ、ないなって思っちゃったんです、私は。これだけそれ以外のケースをきちっと書いてあって、それに該当しないケースはあると、今...全文を見る
○足立信也君 今の御説明、御答弁は、法案が通った後周知させれば、周知させることが大事だということ、意味でおっしゃったんですか。
○足立信也君 ですから、今、よりいい、分かりやすい法案を作りたいと、立法府の一員として私はそう思うわけですよ。  いろんなケースがあって、あと、残りのほとんどは明確に書かれている、金額までしっかり。条文にですよ、政省令ではないわけですね。でも、このケースは抜けているとお認めにな...全文を見る
○足立信也君 そこで、給付を受けようと思ったときに、さっきのように上二人が小学生、一番下の子が二歳だということですね。じゃ、これはどういうふうに給付されるんだろうと思いますよね。そのときには、この条文は、先ほどから答弁にありますように、そこは書かれていないんですよ。給付されるかど...全文を見る
○足立信也君 当初の答弁では今おっしゃったことを言っていましたが、私と質疑、まあ答弁の途中で、ケースがこれだけあって、それが小学校を卒業した児童がいる場合のことは書かれてある、三歳未満の子と三歳以上小学校修了前の子がいる場合は書かれていないということはおっしゃいましたよ。
○足立信也君 議事録を確認しますね。  それから、これは小学校修了前特例給付支給要件児童、ここに三歳未満の児童を除くとあれば、すべて私は問題ないんだろうと思っております。これで、第七条の第一項で、先ほどから何度も申し上げましたように、対象は十八歳未満、そこに三歳以上小学校修了前...全文を見る
○足立信也君 そこで、今、より明確になるとおっしゃいました。今の改正案では解釈できるということを言っておられます。そして、もっとより明確になるだろうということをおっしゃいました。  改正前の文では三歳に、要件児童、略して要件児童、要件児童の中から三歳未満の児童、三歳に満たない児...全文を見る
○足立信也君 資料の三をごらんください。  今いろいろ質問と答弁の中で、私がこの条文を読んで理解したことをこのように、まあ理解したことといいますか、この条文を理解するために、頭の中を整理していただくために依頼して作成していただいたんです。ですから、私はこう思う、だからこう書いて...全文を見る
○足立信也君 ですから、明らかに前提条件として三歳以上小学校修了前の子供には給付されると今おっしゃいましたよね。その給付額はどこに書いてあるのですかと、明らかに前提条件としてということをお聞きしているんですよ。
○足立信也君 三歳以上小学校修了前の子供、これは前提条件として支給されると今おっしゃいましたよね、ですよね。そのことは条文のどこに書いてあるのですかと聞いたんです。
○足立信也君 七条の第一項の「児童手当に相当する給付を行う。」、そこに書いてあるという意味ですか。
○足立信也君 そこで、具体的な給付額が、先ほどからもう何度もなります、四項に書かれてあるわけですよね。  だから、前提として、先ほど三歳未満には月一万円、三歳以上に関しては給付をするというのが定められているということをおっしゃったわけですよね。その金額が、先ほど抜けたケースの場...全文を見る
○足立信也君 余り長くこのことを言うのも何ですが、端的に言います。すべては、先ほど言いました小学校修了前特例給付支給要件児童のすべてが三歳以上小学校修了前の児童である場合という中に三歳未満の子も含まれるということですね。
○足立信也君 私は、それは間違っていると思います。  委員長、この件に関しましては、私、先ほど、ある意味提案もさせていただきました。これはやはり分かりやすく理解しやすいようにあるべきで、法案はそういうものだと私は思っておりますので、これ修正を求めたいと思いますが。
○足立信也君 そこでまず、今の応答の中での、これから大臣に御質問したいんですが、今のをお聞きになって、どうもやっぱり無理があるんではないかと私は思っているんですが、まずは大臣の御感想をお聞きしたいと思います。
○足立信也君 もうおっしゃるとおりで、大臣としてはそういうふうに是非やってもらいたいと思うんですが、現時点でできることもあると私は思っているんですよ。今の段階からもっと明確にできるんではないかと、そのように私は思うから、今日、この件に関してかなり長い時間を費やしながら質問をしてい...全文を見る
○足立信也君 私、今ちょっと内容を変えて質問したんですよ。  大臣にお聞きしたのは、すべて三歳以上小学校修了前の児童である場合ということの中に三歳未満の子も中学生も高校生も入るという解釈をされますかということを聞いたんですね。今の答弁は内容が違う。先ほどから話をしている答弁だけ...全文を見る
○足立信也君 感想を求めただけですので、それ以上の答弁はやむを得ないかなという気がしております。あとは、先ほど委員長へ申し上げましたとおり、私は修正が必要なんだろうと、そのように思います。  そして、先ほどからありますように、すべてという中に三歳未満だけが含まれて、中学生、高校...全文を見る
○足立信也君 いや、おっしゃりたいことはよく分かりますよ。そこで、三歳未満にはもう支給することが決まっている、給付されることが決まっている、三歳以上も決まっているから、すべての中に三歳未満を含むと解釈してもいいんだということをずっとおっしゃっているわけですね。  じゃ、そのケー...全文を見る
○足立信也君 なかなか苦しいお答えで、結局はやっぱり財源の問題だと思うんですけれどもね。やはり今日も、子供が一人のところは比較的若くて収入が乏しいと、だんだん年を経るに従って収入も増えてくるだろうというお話もまた今日も繰り返されました。これは、子供を持つ世帯の収入という観点と、や...全文を見る
○足立信也君 よく分かります。私も、あえてといいますか、そこまでは申し上げていないです。  やはり、女性が妊娠、出産、育児を契機に職を辞めなくて済む、むしろそちらの方がはるかに世帯ごとの収入に関してはいいわけですから、今後、雇用関係の法案の審議がございますけれども、もう、これは...全文を見る
○足立信也君 これからは、お年寄りももちろん大事に社会保障の分野でやらなきゃいけないけれども、より子供に対して向けていくという姿勢だけは確認できていると思います。  そこで、先ほどから本日の議題であります児童手当法の改正なんですが、この趣旨は総合的な少子化対策を推進する一環だと...全文を見る
○足立信也君 十二月に、参議院の少子高齢社会に関する調査会というところで、実際に生殖補助医療をされている先生をお招きして資料をいろいろいただいたんですけれども、その中には、今、原価と、それから実際にどれだけお金が支払われているか把握していないというお答えでしたが、この原価に関して...全文を見る
○足立信也君 一言で申し上げれば、保険外診療、自由診療だからなんですね。  そこが、今、四十七万組ですか、不妊治療を受けておられる、推定だと百二十万組じゃないかと。そして一三から一四%が不妊治療を受けていると、カップルの中で。その中で、今住んでいる場所によって、同じようにお子さ...全文を見る
○足立信也君 かなり慎重であるべきなのは確かで、私もこれからいろいろ協議していきたいと思いますが、一つだけ申し添えたいのは、参議院の調査会の参考人として来ていただいた方の病院では、先ほど効果が不確かだということがございましたが、不妊治療で生殖補助医療を受けた妊娠率、トータルで四九...全文を見る
○足立信也君 一言だけ申し上げます。  学術会議の会長は金澤先生で、私、一緒に手術したことございます。  児童手当法なんですが、やはり先ほどからお答えになっているのは、解釈できる、解釈できるということだけなんですね。私は、やっぱりこれは明文化、きっちりと条文に書くべき問題だと...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表し、児童手当法の一部を改正する法律案に対して、反対する立場から討論を行います。  本法案の改正の趣旨は、三歳に満たない児童の子育てを行う家庭の経済的負担の軽減であり、その内容は三歳未満の第一子、第二子...全文を見る
○足立信也君 私は、ただいま可決されました児童手当法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     児童手当法の一部を改正する法律案に対...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○足立信也君 私は、ただいま可決されました雇用保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  恐らく、介護福祉士あるいは准介護福祉士に話題が集中するんじゃないかと思って、私は社会福祉士、介護福祉士に共通するこの法案の問題点からいきたいと思います。で、社会福祉士と介護福祉士というふうに、そこまで行ければいいかなと思っています...全文を見る
○足立信也君 それで、今お聞きしただけでも非常に低い合格率だとまずは思います。  そこで、例えば私が関係していたところでは、医師の国家試験なんかは、まず分野別に合格ラインというのがありますね。で、トータルでも合格ラインがあって、そして禁忌項目というのがあって、これを踏んだら一発...全文を見る
○足立信也君 参考までに、近いというか、職種が非常に似通っているといいますか、医師や歯科医師や看護師、薬剤師の合格率をちょっとお聞きしたいと思うんですが、その前に、トータルで六〇%ということでした。非常に正答率の低い項目、何というか、問題とかは通常カットされて、ある程度合格率とい...全文を見る
○足立信也君 というように、社会福祉士に関しては三割に行かないわけですね。それから、介護福祉士は初めて五割超えたんですか、五〇・四%。ほかの資格と比較すると圧倒的に低いわけですね。今回の法案の改正、十八年ぶりということですが、社会のニーズが高まっているというのはもう皆さん自覚して...全文を見る
○足立信也君 そこで、非常に狭い門ながら、資格は取ったけれどもという話になってくるわけですね。  そこで、資料一をごらんいただきたいと思うんですが、ここに大体まとめてあるんです。これは後でまた話をしますが、要はどれだけの方が就労されていて、その不就労率というのがどれだけなのかと...全文を見る
○足立信也君 簡単に言いますと、非常に需要は多いわけですね。有効求人倍率がどちらも高いわけですよ。非常に求人はある、需要は多い。で、国家試験の合格率は非常に低い、物すごく狭き門を通ってきている。でも、働く人は非常に少ないと。非常に論理的に矛盾しているんですよね。  今の話ですと...全文を見る
○足立信也君 私は、資質の向上とそれから人材確保という、特に人材確保の面が足りないと冒頭申し上げました。資質の向上を図って国家資格も統一してという考えを持たれているわけですから、職員として全体としては把握しているけれども、それ以上にやはり国家資格を持った人の需給見通しというのは必...全文を見る
○足立信也君 先ほど私なりに集約したのは、恐らく実習とは違う責任感と給与だろうというふうに、まあ私なりの集約ですけどね。  例えば、介護に限って言うと、全産業の平均時給額が千八百三十円、施設介護は千二百十円、ホームヘルパーは千百四十二円と。給与の面からいくとやっぱり低いですね。...全文を見る
○足立信也君 今、触れられそうになって、もう少し長く答えられるかなと思ったのは女性の問題なんですね、給与にこれ関連して。  潜在看護師も五十五万人で約三一%ですね。それから、この委員会でも何度か言っていますが、小児科の女性医師が三十代になってくると、結婚、妊娠、出産、育児で約半...全文を見る
○足立信也君 そこはこれから資料をごらんになってください。詳しく言います。  よく、この常に、誠実にで思い浮かべられるのが医師法の応招義務のところだと皆さん思われるんですが、これはでも、診察治療の求めがあった場合なんですね。そういう条件付きなわけですよ。それから、今、中村局長か...全文を見る
○足立信也君 いいですか、医師法で「診療に従事する医師は、」というのは、診療時間のことだけじゃないんですよ。それから、保助看法で「業務に従事する助産師は、」というのは、勤務時間だけの話じゃないんですよ。だとしたら、社会福祉士、介護福祉士は業務時間だけであるということは読めないです...全文を見る
○足立信也君 そうですね、私もそう思いますよ。そのとおりです。  だとしたら、この社会福祉士、介護福祉士が誠実に業務を行わなければならないんです。それはいつかというと、常にその立場に立ってなんですよ。時間制限はどこにもないんですよ。これは物すごい責任感を生むことになりますし、す...全文を見る
○足立信也君 近年のパターンという、でも、医師法との違い、先ほど応招義務のことを言われましたが、これは法律的に見ますと、本法案と医師法を比べますと、本法案は、第四章、義務等なんですね。医師法は、第四章、業務。そして、その後の条文で、本法案は誠実義務、医師法は診療義務等、どこが違う...全文を見る
○足立信也君 それでは、社会福祉士に移ります。  資料の三をごらんください。  私は、これ非常に理解が難しかったんです、今回の法案を見ましてですね。左下に書いてありますが、点線の矢印部分と網掛け部分が本法案による改正箇所です。ちょっとじっくり言いますね。都道府県並びに市町村に...全文を見る
○足立信也君 提案ですが、社会福祉士がやはりかなり資質の高い統一した国家資格として位置付けられる、ただし合格率は非常に低いし、不就労の方も非常に多いと。やっぱりこの社会福祉士をいかに活用していくかということについては、やっぱり行政の任用資格としてこの社会福祉主事のところが、どうも...全文を見る
○足立信也君 じゃ、最後の時間は介護福祉士、特に准介護福祉士のことを聞かざるを得ませんので、そこへ行きます。  これは経済連携協定の原本ですけれども、介護福祉士のところはどう書かれているかというと、ア サーティファイド ケアワーカー アンダー ジャパニーズ ローなんですね。これ...全文を見る
○足立信也君 そこで、これ党派を超えて、准介護福祉士を何としてもそれが実行される前に何とか見直したいという思いは皆さん同じだと思いますね。  一つ気になるのが、フィリピンだけではない、修正を私たちも考えておりますが、フィリピンだけではない。現実、今タイでもこの経済連携協定が話合...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  最後に、大臣にお聞きしたいと思います。  看護師と准看護師の間は、これは看護師は国家資格で准看護師はこれは都道府県が認定するわけですね。それとは全く違う、今回は介護福祉士と准介護福祉士を国家資格、両方とも国家資格にしようという話になっている、こ...全文を見る
○足立信也君 どうもありがとうございました。  質問を終わります。
04月26日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  私もかなり田舎の方に住んでおりまして、将来の国民の安心の中で占める割合、特にまた地方に住めるという条件の中に、医療の提供と教育環境だということはもう私自身も感じていますし、その意見は皆さん異論はないと思います。  その中で、昨年...全文を見る
○足立信也君 ちょっと質問通告ではこれ抜けていると思いますので、参考人で結構ですが、それは、この妊婦さん、どこで待ったんでしょうか。車の中なんでしょうか、それとも大淀病院にずっといて待ってたんでしょうか。そして、車の中だとしたら、そこには救急救命士は同乗しておったんでしょうか。そ...全文を見る
○足立信也君 そこで、奈良県立医大へ依頼し、そこからいろいろ探したということなんですが、多分、これは私の予想になると思いますが、奈良県立医大も救命救急センターではあるんですけれども、これは先ほど言いましたように、妊婦さんが子癇発作を起こしたという判断で、恐らくは産婦人科ルートで探...全文を見る
○足立信也君 満床だということなんですね。  ただ、先ほど私、急な形でちょっとお聞きしたんですけれども、奈良県立医大の先生が搬送先を探したわけですね。それは産婦人科という限定があったんではないかと。そこで、今、母子センターのお話が出て、そこは満床だという話になってきたんですね。...全文を見る
○足立信也君 そうなんですね。状態をそのまま把握するんではなくて、やっぱり強い先入観が全体に働いているんですね。  先ほど満床のことを言いますが、これは大きく分けると二つ問題点があると思います。  一つは日本の今、救急医療の現状で、重症度に応じた搬送先になっていないというのは...全文を見る
○足立信也君 四百二十七、トータルですね。  一般の国民は、救急告示病院、救急指定といいますか、看板がありますね、病院に。しっかり書かれております。これが四百二十七もなくなったらどうなってしまうんだろうと相当に不安感を覚えると私は思います、一般的には。しかし、現実として、これは...全文を見る
○足立信也君 私もそういうふうに認識しています。救急告示病院が四百二十七も五年間でなくなっても影響ないんです。国民の皆さんは相当不安を持ったと思うんですが、実際はそうなんです。  これは、消防法による救急告示病院の指定と医療法に基づく都道府県の医療計画、医療提供体制の構築が全く...全文を見る
○足立信也君 消防と救急業務というのを一緒に話すので多少理解難しいと思いますが、要するに今おっしゃったのは三十万以上が望ましいということなんです。その答弁の中でも大きいほどいいだろうと、私もそのとおりだと思っているんですね。  そこで、先ほどもありました、昨年、消防組織法の改正...全文を見る
○足立信也君 東京消防庁など、その後ちょっと聞き逃したんですが。
○足立信也君 そうなんですね、四つですよね。  評価からいくと、その四つの消防本部というか消防機能、救急業務も含めて非常に評価が高いですね。これは何といっても、通信を傍受した時点、それから現場に救急隊員が到着した時点での医学的判断が早いということですね。これが確保されているから...全文を見る
○足立信也君 七十三か所、八十四台。  救命救急センター、今私の認識では二百一か所だと思います。少なくとも救命救急センターにはドクターカーはあるべきだと私は思っておりますし、先ほど、どれぐらいのエリアという話で、人口三十万以上、広ければ広いほど望ましいと消防に関してはおっしゃい...全文を見る
○足立信也君 三千八百がドクターヘリで、二千三百が消防防災ヘリということでございます。  私は、日本の消防防災ヘリがどの程度の設備を持っているかということをお聞きしたんですけれども、かなり高い機能を持っていることはもう明らかでございまして、また、七十機あるわけで、都道府県でこれ...全文を見る
○足立信也君 四十二ということで、五、これ都は入らないですから五県でしょうか、五県がないと。  私は、やはり患者さんの安心というものは、例えば市報とかで今日はどこの病院が輪番、当番ですというのはありますけれども、それを何か起きたときに一々探す人ってそうはいない。また、そのやって...全文を見る
○足立信也君 今の答弁で前向きな姿勢だと受け止めました。  救命救急センター、今二百一ですよね、全部で、まあそれは後で結構です。  そこで、さらに一つ、今回の大淀病院のことも含めまして、私はそのメディカルコントロール、これは狭義には救急救命士が行う医療活動については医師の指示...全文を見る
○足立信也君 救命センターの数は。
○足立信也君 分かりました。  これは、医療というのはやっぱり一つ一つの事例から学ぶことが非常に多いわけですね。ですから、事後検証というものは必ず必要なことだと思っておりますので、今の御答弁のように推進していただきたいと、そのように思います。  ここからは、私の考えを少しだけ...全文を見る
○足立信也君 ありがとうございます。私の質問を終わります。
○足立信也君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による国民の安心のための救急医療体制の確保に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国民の安心のための救急医療体制の確保に関する決議(案) ...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
議事録を見る
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也です。最終報告に向けての意見を表明させていただきます。  私が少子高齢社会調査会の理事として入りましたのは三年目からでしたので、主に三年目の調査事項について意見を述べます。  まず、不妊治療、生殖補助医療に関して申し上げます。  今日...全文を見る
○足立信也君 ちょっと、活発な意見が一杯出ているのでちょっと触発されたところがあって、少子化と高齢化と両方ちょっと言いたいなと思っているんですが、僕は今まで、これ、厚生労働絡みのことが多いので、必ず言うようにしているのは、少子化に対しては、やっぱり一人いる子供を二人目、三人目が欲...全文を見る
○足立信也君 いや、反対じゃない。  やっぱり視点が、「こうのとりのゆりかご」を含む婚外子と生殖補助医療、代理懐胎も含む、これの違いが何かというと、婚外子と「こうのとりのゆりかご」は子供の人権、だからそれは認めていかなければいけないし、子供の視点に立っているわけですね。代理懐胎...全文を見る
○足立信也君 つくろうとしたわけで、つくったわけですね。
○足立信也君 論理的に矛盾があると僕が思っているのは、今、世論調査をずっと繰り返してみても、ころりと死にたいという人が多い。そこで、リビングウイルをあらかじめ取っておくということはかなり現状と合わなくなってきている。実際に、急変あるいは急病、急患で運ばれてきて、そこからの判断とい...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  若輩ではありますが、立法府の一員として、この二年間に私自身も九本ないしは十本ぐらいの議員立法に直接携わってきました。しかしながら、それを成立させることの難しさ、どれだけの努力が必要かということでございます。  皆さんも御存じのよ...全文を見る
○足立信也君 私は、次回もまた山本先生の質問を是非期待したいと、そのように思っております。お疲れさまでした。  今日は、私は、数多くの質問は用意してはおりましたが、絞ってやりたいと思います。  国民皆保険はこの国の誇りだと私は思っております。厚生労働省の方ももちろんそうだと思...全文を見る
○足立信也君 金融庁がこれまで度重なる業務改善命令あるいは業務停止命令出してこられました。その理由の中の一つに、本来支払われるべき保険金、それが請求がなかったがために支払われてこなかった、いわゆる支払漏れ、これも業務停止命令あるいは業務改善命令の理由の一つになっていますよね。確認...全文を見る
○足立信也君 それでは、第三分野に限って言いますね、民間医療保険の加入者の、その方が公的医療保険、つまり私、一階部分、土台の部分だと申し上げました、その公的医療保険は何に加入しているかということは把握されているんですか。
○足立信也君 把握していない、またその指導もしていないということだと思いますね。  これは先ほど言いましたように、日本は国民皆保険で公的医療保険が一階にあるわけです。そこで、その上に被保険者となられる方のニーズに応じて民間医療保険に加入されているんだと、この認識は間違いないと思...全文を見る
○足立信也君 誤解があった場合ということですよね。誤解しないように、例えばよく最近言われているのが、胃がんで手術するために入院したら百万円掛かりますよという広告が出ている。しかしながら、実際、普通の収入、一般的な収入の方だと、月大体九万円で高額療養費制度を併用して済むわけですね、...全文を見る
○足立信也君 ここから水田保険局長にお聞きするんですが、ある意味、被害者側でもあるかもしれません。公的医療保険を守りたいと思っている中に、その説明すら十分されないで民間の医療保険が売られているという、しかも、その中には支払漏れや不払が生じてきているという事態なんですよ。私はかなり...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  ある意味被害者かもしれないと先ほど申し上げましたが、実はその公的医療保険も問題があるんじゃないかという話で、これから高額療養費制度についてお伺いいたします。  公的医療保険には高額療養費制度というのがもちろんある、これは皆さん御存じのとおりで、...全文を見る
○足立信也君 今はっきりおっしゃっていただいたのは、申請に基づいているために支払漏れがあるということです。  では、法律論になるかもしれませんが、健康保険法の第百十五条及び国民健康保険法の五十七条の二には、自己負担額が著しく高額であるときは、ちょっと略します、高額療養費を支給す...全文を見る
○足立信也君 違うと思いますよ。私は、法律上、高額であるときは高額療養費を支給するとあるのは、ここで既に高額療養費を受ける権利が僕は発生しているんだと思いますよ。その次に政令で支給要件等定めるとありますが、実際に申請がなかった場合には払わないような規定はないんですね。支給を受けよ...全文を見る
○足立信也君 現物給付制度に変えたら窓口一回で終わるなんということは絶対にありません。その後もう一回来て差額の分の調整をしなきゃいけないんですよ。当たり前のことですよ、これは。  今、現実に医療機関どうしているかというと、大体月で八万百円ですか、一般的な収入の方に合わせて、それ...全文を見る
○足立信也君 二問だけ大臣にお聞きしたいと思います。  今までのことをまとめますと、私はこれは当然元々持っている権利であって、高額療養費制度を利用するのはこれは権利であって、申請主義、申請がなければ始まらないというのはやはりおかしいんじゃないかと思っております。それは、金融庁が...全文を見る
○足立信也君 ありがとうございます。  もう一つどうしても聞いておきたいのは、四月十日に地域医療支援中央会議、第一回が開かれました。これは大臣も出席されている。そこで、日本病院会の行ったアンケート調査、これが、相当これを土台に議論がされていると、そういうふうに認識しております。...全文を見る
○足立信也君 それでは、ある程度といいますか、信ずるに足るこのアンケートの結果を基に次回質問させていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月17日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  短時間労働者法のことをじっくりやろうと思いますが、先週の質問でちょっと私はっきりしたものを残したいというのと、先週かなり尋常な精神状態ではなかったですから確認が取れなかったところがございますので、ひとつその点だけ別に質問させていた...全文を見る
○足立信也君 全体として解釈で委任されているから、それは法律から政令、省令まで下りてきて、省令で初めて書いていることが権利発生の必要条件だと今おっしゃったわけですか。その理由は何なんですか。
○足立信也君 法律上権利はもうできているけれども、それを具体化するために手続や申請が必要だと今おっしゃったわけですが、その必要な理由はなぜなんですか。
○足立信也君 それは、例えば保険者が支払う義務を負うわけですね、申請があった後ですね。それは当然、分かっていることあるいは分からないことって保険者にとってはありますね。その分かっていることあるいは分かっていない、その知っているかどうかというのは、その要件の中に入るんですか、理由の...全文を見る
○足立信也君 私が確認したかったのは、今までのやり取りの中で、実際にどれだけの医療費が掛かったか分からないから、申請に基づいてどれだけの医療費が掛かったということがスタートしないと権利は発生していかないんだという説明がかなりあったわけですね。それは事実ですか。その解釈でよろしいん...全文を見る
○足立信也君 まとめますと、保険者は知り得ない部分があるから、権利は発生しているんだけれども、その権利を行使するというか、そのできる状態にはなっていないと申請が始まらないという説明ですね。  実際、これは、一般の方は高額療養費って月に八万百円プラス一%ですね。高所得の方でも大体...全文を見る
○足立信也君 多分知らないということをお答えになると思いましたが、私はいろんなところから、あるいは四病協からも話を聞いて、高額療養費制度に該当するといいますか、高額の方がやはり多いんですね、未収金問題に直接絡んでいる方は。これは、保険者もこの方は高額療養費制度に該当すると分かって...全文を見る
○足立信也君 ちょっと具体的に言いますね。じゃ、仮に胃がんの手術をして百万円掛かったとしますよね。三割は三十万ですね、単純に考えますと三十万。八万が高額療養費制度だとしますね。本来八万だけ払えばいい。今まで、三月までどうだったかというと、三十万を払って、あとこの差額の分、二十二万...全文を見る
○足立信也君 そこの前提で、未収金の中で、高額療養費に該当する方がかなりの部分を占めている、僕の今まで聞いたところの話です。先ほど知らないとおっしゃったからそういう理論になるんですけれども。大部分の方が高額療養費に該当する方が多いということなんです。  これ、現物給付になったか...全文を見る
○足立信也君 これは去年、相当議論したと思うんですね。保険者には、減免措置をする義務がある、それから未収金が出た場合に強制徴収の義務も、義務という、できる権利があるわけですね。医療機関側にはないわけですね。このことはもう昨年議論したから、もうそのとおりなんです。要は、この三月から...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  じゃ、二年間さかのぼって、遡及して、今まで高額療養費を利用しなかった、それによって病院へ支払ってこなかった方については、しっかりチェックをして、そして高額療養費制度を利用するように指導されるんですか。
○足立信也君 検討してください。  三月からと四月からで、償還払いと現物払いになった時点で、これは大分、高額療養費制度そのものを利用できる権利というものは、実際に利用する頻度が相当違ってきていると私は思うんです。だから、それは国民の権利の問題ですよ。ですから、二年間、時効が二年...全文を見る
○足立信也君 想定でもいいんです、大体どれぐらいかなというのはあるはずなんですね。それをお聞きしたいんですが、例えば、これはもうもちろんパートの方、アルバイトの方いますね、これ派遣社員の方も当然いますよね。派遣社員の中には、派遣会社から見れば正規の職員で、派遣されている側から見れ...全文を見る
○足立信也君 正規、非正規に限って今の御答弁をちょっと私なりにまとめますと、短時間正社員も通常の正社員に入り、なおかつこの法の対象者になるということだったと思うんですね、今のお話は。そのとおりでいいんじゃないかと思いますね。じゃ、そこまで。
○足立信也君 分かりました。  平成十七年のデータですけれども、女性の短時間雇用者の多い職業、一位が卸売・小売業で二七・二%、二番目が医療・福祉の一五・四%なんですね。確かに私の周りは相当この短時間労働者というか非正規というか、非常に多いですね、今ね。  実際これ、短時間正社...全文を見る
○足立信也君 ということは、それぞれの判断でしょうが、例えば常勤で週五日勤めているとしますね。依頼、契約に基づいて夜働きに行くと、そのまま次の日も当然働くわけですね。そこで、一日当たりの労働時間あるいは週のトータルの労働時間が割増し賃金の該当になるという形、ケースありますね、当然...全文を見る
○足立信也君 分かりました。所定の八時間を超えた場合はその後の方ということははっきりしました。  そこで、冒頭、私言いましたように、これなかなかこの法律の立ち位置といいますか意味が余り私ははっきりしないというのは、この短時間労働者の雇用管理のこの法律の中に、基本方針そして指針と...全文を見る
○足立信也君 恐らくそうだと思うんですが、私、資料を用意したものが過去四回、私が知る限りの過去四回の調査ですね、パートタイム労働者の調査。その中で経時的に追えるようなもの、実施者が一番左に書いていますね。その調査期間それから対象者、経時的に追えるもの、あるいは特徴のある調査結果と...全文を見る
○足立信也君 いや、そうだと思うんですけど、やはり例えば労働基準法を遵守しなさいってなったら、やっぱりそこは行政の監督責任は僕はあるんだと思うんですね。これ以上聞いても恐らく同じだと思うので、例えば健康診断は実施しているかとか、この件も恐らくパートに分けてはないですよね。まあまあ...全文を見る
○足立信也君 私と全く一緒なんですよ。すべて労働者は皆同じじゃないかと私は思っているから、この法律はなぜ必要なんだろうという一番最初の話に戻ってくるんです。私自身はそういうふうに思っているんですね。  ただ、あえてこの短時間労働者という抜き出した状況がありますからね、先ほども質...全文を見る
○足立信也君 顕著な傾向は見られないというのは、多分横ばいに近いということなんでしょうか。  で、もう一つ、例えば五月十四日の日経新聞に、大阪大学のこれ政府の格差の議論のところでよく出てこられます大竹教授のコメントがあるんですけれども、アメリカの所得の格差拡大は高所得者の所得が...全文を見る
○足立信也君 各国に関しては正社員への転換の割合に関しても把握されていないということなんですが、ちょっと先に質問をしている項目に飛びますと、今までのデータを見ておりますと、日本はここ五年あるいは六年程度、パートの方の比率というのはほとんど横ばいですね。それに対して、非正規雇用とい...全文を見る
○足立信也君 今ちょっと飛ばしてお聞きした理由は、先ほど各国はほぼ横ばいだとありました。日本はやっぱり非正規の方が増えているわけです、今のお話のように。ほとんどが派遣とその他、その他というとよく分かりにくいんですが。となると、正社員に変わっていく率というのは、各国で考えると、当然...全文を見る
○足立信也君 今の御答弁は、格差拡大については現時点ではそうではなくて、やっぱり将来の問題であると、少子化については余り言及されなかった、だと思いますが、この点、今から分けてお聞きします。  ジニ係数の話が出ましたけれども、どうしても、あのデータ三年ごとに調べているんですが、二...全文を見る
○足立信也君 やっぱり二〇〇五年、あるいは今回、調査を行われたのは二〇〇六年だったかもしれませんが、そのデータが今までのトレンドとどう違うかというのがやっぱり一番大きいんだと思います。これは私も分析してまたお聞きしたいと思います。  後半部分の少子化のことなんです。これは予算委...全文を見る
○足立信也君 それを踏まえて、やはり少子化に大きな影響をこの働き方、雇用形態というものが少子化へ拍車を掛けているというか、原因の一つであるということは言えないでしょうか、今のデータに基づいて。
○足立信也君 共通認識であろうと思います。  何度も繰り返しておりますが、やっぱり働き方の選択は自らの意思によるものであって、そして短時間であろうが短時間正社員というような制度もやっぱりきっちりあるわけですから、私はノンレギュラーと言われるような、そういう呼称されるような事態は...全文を見る
○足立信也君 分かりました。後段の部分は来るべき法案の審議のときに更に詳しくやりたいと思いますし、残りの質問は次回、来週へ回したいと思います。  どうもありがとうございました。
05月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  先週、前回は、総理大臣の本会議答弁を基に質疑をいたしました。今日もそれを踏襲いたしますが、この法案の条文に沿った形で今日はやりたいと思っております。  主に前半は、今まで質疑の中でちょっと視点が足りないかなと私自身が思っておりま...全文を見る
○足立信也君 そうなんですね。患者さんに対しては、やはり病院の職員というのは非常勤であろうが正規の職員であろうが、ミッションとしては変わらない、これが当然皆さんそう思われているでありましょうし、正にそのとおりです。  じゃ次に、これ医師についてお聞きいたします。  前々回の質...全文を見る
○足立信也君 先ほど言いましたように、病院管理者から見ると医師は増えているんです。病院の医師は増えている。しかし、足りているかどうかとなると、九〇%以上が足りないと答えているんです。これは何か。二つ考えられると思うんですね。医師の仕事内容が変わったということと、もう一つは、その仕...全文を見る
○足立信也君 ポイントだけ繰り返しますね。  医師は増えているんです。そして、常勤の方の勤務時間も増えているんです。なぜなのか。それは、今ございましたように、患者数及び診療時間が増えたのに医師が増えていないのと、書類を書く時間が増えた、会議が増えたと。これは、特に後者の二つは、...全文を見る
○足立信也君 昨年の参議院にあります少子高齢調査会の第一回目、武見副大臣出席されていたときだと思いますが、民間では、例えば育児、介護のときのワークシェアですね、一人のポストを二人でシェアし合うということができていたんだけども、どうも公務員はないんだということが問題指摘されまして、...全文を見る
○足立信也君 具体的で、よく分かりました。去年の教育基本法みたいに、道徳心をどう評価するんだというのと似たような議論で、勘案してますよと言えば終わるのかというふうな懸念がありますので、具体的に教えていただいて、どうもありがとうございます。  続きまして、十二条関係、通常の労働者...全文を見る
○足立信也君 これは、短時間労働者から正規、通常の労働者への転換の推進の話ですから、私は今の答弁ですと、会社の客観的な指標としていろいろあると。それは、私はそこでもう既に働いている短時間労働者の方の方がよく知っているんだと思いますよ、会社の状況は。ですから、例えば私は民主党案のよ...全文を見る
○足立信也君 今の御答弁で、私、ちょっと腑に落ちたのは、要するに絶対的な優先権を我が党としては主張していると、そういうふうに……
○足立信也君 ええ、解釈したと、あるいは曲解したと、あるいは誤解したということであれば、この発言、私はああそうかなと思います。そういうふうにとらえられたんだろうということでございます。  次に行きます。次はILO条約についてです。  今まで、短時間労働者については第百号、第百...全文を見る
○足立信也君 となると、確定した数値は持ち合わせていないということですが、これは条約上、家族的責任を有する短時間労働者については、先ほど私が申し上げましたようなことをやらなければいけないというふうになっているわけですね。ということは、家族的責任を有しない方と有する方と、これは今ま...全文を見る
○足立信也君 いや、そこのないというのがやはり私は問題なんじゃないかと思うんですね。これ条約、一九九五年六月に日本は批准しているわけですね。つまり、この法案ができた一年後ですか。そこで、家族的責任を有する方と有しない方というのが実際どういうふうに分けられて、そこにやらなければなら...全文を見る
○足立信也君 いろいろ過去に手を付けられてやられたことをいろいろ取捨選択してみたら、多分それに該当するところはあるんではないかという雰囲気の答弁だったと思います。でも、はっきりそれで言えることは、明確に家族的責任を負う方とそうじゃない方という考え方に立脚した行政のかかわりというも...全文を見る
○足立信也君 そうでしょうか。先ほど私、専門職の短時間労働者ということで病院の例を挙げましたが、事業所の外だという方が相当数おられますよ。ここも取組が私、足りないところじゃないかと思いますが、私は、この百七十五号が批准できない最大の理由は第十条じゃないかと思っていまして、フルタイ...全文を見る
○足立信也君 私、前回の質問のときに、短時間労働者に対する就業形態あるいは処遇、主な四つの検査を列挙をして皆さんにお示しいたしました。  そこで、今申し上げましたように、このセンターの業務の第一に調査研究が挙げられていたんですね、今までは。そこで、この四つの今までの調査のほとん...全文を見る
○足立信也君 ちょっと質問を飛ばします。  そこで、この四つの今の調査ですね、調査期間一か月、一か月のものが多いですし、それから人数、先ほど言いましたように、対象者は四千人から五千人、まあ大体変わらないんですね。  そこで、金子政策統括官にお伺いしますが、この最後の、最後のと...全文を見る
○足立信也君 今の話で、統計の手法も変えたということがございました。でも、これは実際に回答された方の数が余り変わらないので、これによってそんなに、四倍近いお金が掛かるとは思えません。主な違いは対象の郵送者がほかのところより多かったと言いますが、それで一千万円以上も増えるのかという...全文を見る
○足立信也君 これからますます、この労働実態の調査研究というのは私は必要になると思っています。この部分が、この法案が成立したらこの七月から削除される状況になるわけですね。ほかの機関を使って、機構を使って継続される、やられるということですが、これはやっぱり定期的に確実にやってもらい...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
議事録を見る
○足立信也君 私は、ただいま可決されました短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     短時間労働者の雇...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  年金改革法案、それから年金特例法案、とりわけ今衆議院の厚生労働委員会でたなざらしになっている我が党提出の年金記録被害者救済法案、非常に心は引かれますが、私はやっぱりこの国の働き方を決めるということで非常に重要な法案だと思っておりま...全文を見る
○足立信也君 内部機能と外部機能と、その両面を総じてそのように表現しているという説明でありました。  これと似たような条文が、今必ずしもその需給のみを意味するんではないということでおっしゃったんだと思いますね。これが、第四条の国の施策の第三項には、労働市場を通じた需給調整の機能...全文を見る
○足立信也君 大体おっしゃっていることは理解したんですが、私なりに言葉でもう一度確認したいんですね。  この第一条の目的のところは、労働市場の機能、つまり内部と外部があるんだと、それが適切に発揮されることによって労働力の需給が質量両面にわたり均衡するということですね、大きな概念...全文を見る
○足立信也君 余りこれ長引かせる、そんな本論ではないんですけれども、言葉が重複しちゃうわけですよ、今の答弁ですと。同じことをまた二度言っている、通じてまた同じことを言っているようなことなので、じゃ、主に内部機能を中心に考えていられるんでしょうねということを言ったわけです。まあどち...全文を見る
○足立信也君 今のお話では確かに増えている、それはいいことだと思いますね。永住資格を持っている方あるいは持っていない方全部含めた数しかないんだと。これは、昨日の質問通告だったから時間的に間に合わなかったのか、それとも、永住資格は一切受験資格のところに問われないはずはないと思うんで...全文を見る
○足立信也君 分かりました。いずれにせよ、やはり増えているというのは、私は国際交流の面でも、あるいは研究、診療両面においていいことだと思います。  じゃ、次に行きます。今度、第十七条の職業能力検定制度の充実、ここへ行きます。  ここで、適正な基準を設定し、職業能力の程度を検定...全文を見る
○足立信也君 この条文で職業能力開発促進法に規定されているものというのは、どこを読んでも読めないですよね。これは、あえてそういう意味だと言われても、そういう条文にはなっていないわけですね。その点、今教師のこともおっしゃいましたね、これは除外されると言いましたけれども、それは教員免...全文を見る
○足立信也君 開発促進法に雇用対策法と相まってと書かれているから、この雇用対策法でのこの条文についてはそれが当然そのまま引き継ぐ、相まってと、そういう解釈だということですか。
○足立信也君 それはこの条文、職業能力検定制度のところだけそういう解釈、ほかの条文のところは、ほかの法で相まってというものがなければすべてオールラウンドを守備範囲にしていると、この条文だけ相まってというのが開発促進法にあるのでそう解釈すると、その解釈の仕方は正しいですか、それで。
○足立信也君 それぞれの職種に関する個別法がそれぞれある場合はそちらを、雇用対策法の理念に基づいてそれらの法で決めていくと、規定していくという意味でよろしいんですね、今の解釈は。
○足立信也君 じゃ、個別法が存在していないものは全部入るでもよろしいんですね。
○足立信也君 働き方もいろいろ多様化してきましたし、新しい職種と言われるものもどんどん出ているような気が私はします。個別法のないと思われるものもかなり多くあるんだろうと思います。その際には、職業に関して新しいものと思われるものをまず実態調査して、それがこの雇用対策法の範疇に入るわ...全文を見る
○足立信也君 この条文はそういう解釈だと、ほかのところはまた違った解釈という話に今なっているんだと思います。この点は私ももう一度調べ直してまた質問したいと思います。  次に、第二十七条に行きます。これは大量の雇用変動の届出、そして三十七条には適用除外というのもあるんですが、この...全文を見る
○足立信也君 三十人以上で事業所単位、そして一か月前と、はい、分かりました。  そこで、これもまた私の経験でお話しさせていただくわけですけれども、これは国あるいは地方自治体、国家公務員、地方公務員は除外されています。国立大学法人あるいは独立行政法人の国立病院機構ですね、こういっ...全文を見る
○足立信也君 分かりました。届出の義務があるということですね。はい、分かりました。  次は、これ三十六条に行きたいと思いますが、権限の委任というところでございます。  これは、ここを読みますと、厚生労働大臣の権限はその一部を都道府県労働局長に委任することができる、さらに、その...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  次は、なかなか、今までの委員会質疑も私も聞いておりまして、地域雇用開発促進法、この法案に関する質疑が余りないのでそちらをちょっとまとめてお聞きしたいと思います。  資料をごらんください。これは条文を読みましても、あるいは参考資料を読みましても非...全文を見る
○足立信也君 すらすらと御説明なさいましたけれども、なかなか理解は難しいということでございます、私としてはですね。  シンプルにお聞きしますと、これ、雇用特会からこの分野で使われる予算というのが十八年度と十九年度から、特にこの法が改正された後からどう変わるのかということと、この...全文を見る
○足立信也君 最初の部分、雇用特会としてはどう変化しますかという。
○足立信也君 分かりました。
○足立信也君 じゃ、後で教えてください。お願いします。  ところで、この二つの地域とも地域要件というのはまだ、どうやって決めようかと。まだ実は決まってないと思うんですが、私が単純に思うのは、県境に近いところに住んでおられて都道府県が別の方、でも県境ですから近いところへ働きに行か...全文を見る
○足立信也君 ごめんなさい、最初のおっしゃっていたことと、要するに、地域要件の今までの考え方を見てみますと都道府県あるいは市町村では切られていると思うので、その隣接するというのは結局どういうことですか。隣接するところから都道府県あるいは市町村を越えて行かれる方も対象になるというこ...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  単純に言いますと、雇い入れられる人の居住地域で決まるんであって、事業所の存在位置ではないと、そういうことですね。
○足立信也君 分かりました。  次の項目は、ちょっと質問ではなくて、まあ私の調べた結果だけを言わせていただきます。  最近はフリーターの数が減ってきているんだという発言がよくあります。よくありますが、問題は、やはり団塊ジュニアの年代、これは少子化にも関連してと思うんです。この...全文を見る
○足立信也君 第一位が過酷な労働環境にあるんだと、六一%。実際、その同じ病院会のデータでも、週六十四時間以上の勤務時間である人が二三%あると。中でも、その中で抜き出した小児科の平均の週の勤務時間は六十・六時間だということも出ております。  では、当直か夜勤かという話につながって...全文を見る
○足立信也君 余り繰り返さない方がいいと思いますが、夜間当直の翌日も普通勤務をしている方が約九割ということですね。  それから、週休を消化している人は二四%で、半分以上返上している方、今のデータ、三六・九%じゃないかと思いますよ。それはいいとして、それぐらいの方が週休すら半分以...全文を見る
○足立信也君 医療過誤の原因は七割以上が慢性疲労にあるんだと答えていて、やはり七割以上の方が医事紛争が起きたら萎縮医療になってしまうと。これが経験豊富な勤務医の実感ですね。これが表れていると思います。  じゃ、その過酷な労働環境に対する対策として彼らが考えていることについて教え...全文を見る
○足立信也君 それ違いますよ。違います。その前の前です。
○足立信也君 これは経験豊富な勤務医がどう感じているかのことを今お話ししていますので、半分の方が定員増が必要であると、それから適正配置に国が責任を持たなきゃ駄目だというふうに答えておられて、その半分の方、更に半分の方が開業制限や医師の配置に強制権を持たせるべきだというふうに答えて...全文を見る
○足立信也君 分かりましたけれども、慎重にやらなきゃいけないというのは当然そうだと思いますが、私がお聞きした法的に何か問題はあるんでしょうかということに対してはちょっと答えにくいということですか。
○足立信也君 憲法上の問題だということだと思います。  次の質問は、ちょっと質問じゃなくて、私、言います。  今問題になっている地域医療の崩壊だとか、へき地医療の問題だとか崩壊とかいうことに関して、じゃ経験豊富な勤務医がどうやったらへき地病院へ勤めることができる、あるいはへき...全文を見る
○足立信也君 この資料に書いてはあるんですが、その内容も、じゃ局長の方からお願いします。
○足立信也君 分かりました。  通常の宿日直ではなくて、よく言われている宿日直ではなくて通常の労働を行ったのに割増し賃金の不払だったのが百一件と、そこに出ているわけですね。  次に、今宿日直の話が出ましたので、宿日直勤務許可基準というのがございまして、この資料の下の段がそうで...全文を見る
○足立信也君 私、ここでなぜこういうことを言っているかといいますと、実は皆さん余り御存じじゃないと思いますが、通常の宿日直は、通常のというのは、先ほど言ったような勤務、通常の勤務とは違った形であれば、一回につき四千円の控除がされるんです。  私が知っているある病院で過去五年間に...全文を見る
○足立信也君 ありがとうございます。  以上で終わります。それだけです。
06月05日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  正に、年金の問題は今国民の最大の関心事であります。この問題はやはり二つの方向性で考えなきゃいけないと、皆さんもうそういう考え方は共有されていると思います。それは、一つはやはり社会保険庁という組織そのもの、ハードの問題。それから、実...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  ところで、青柳部長、今宙に浮いた年金記録の問題なんですが、これは社会保険庁としてはいつごろこういう事態があるということを把握したんですか。
○足立信也君 昨年の六月十六日の衆議院の厚生労働委員会で長妻委員がこの点、指摘しているんですね。そのときの村瀬長官の答弁は、早急に把握すると、このように答えられておるんです。  これは新聞記事でございますが、昨年の十一月二十五日、社会保険庁にとって最大級の不祥事になりかねない事...全文を見る
○足立信也君 それは、数を把握したのは今年の二月の報告書が出てからと。十二月の民主党の予備的調査要請書を受けて、報告書が今年の二月ですので、その数を把握したのは今年の二月だ。でも、問題意識としては昨年六月、七月から持って、八月から強化月間を置いたと、そういう話だと思います。  ...全文を見る
○足立信也君 なぜ私がこれを聞くかというと、私は、一億五千万件、千八百十八万人のことは今おっしゃいましたね。このことは後で聞きます。ですが、一億五千万件統合できたというのは、恐らく初期の段階でそこまで行ったんじゃないかと私は思っているんです。そして、ずっと残っているのが五千九十五...全文を見る
○足立信也君 全く納得できるものじゃないんですが。  ただ、それだとすると、今年の二月に五千九十五万件分かったわけですね。もう五か月たっていますね。この間、統合作業として何を優先的にどれだけやったんですか、統合できたんですか。
○足立信也君 十か月で百四十六万件。五千九十五万件を十二か月でやろうというんですか。計算が合わないですね。しかし、もう努力はされているということを今おっしゃったんだと思います。特に二月に報告書が出てからは、これは大変な問題だという認識があったはずでございます。  では、今、十か...全文を見る
○足立信也君 私たち民主党は、やっぱりこの問題、昨年の六月からずっと特に長妻議員を中心にやっているわけですけれども、これは社会保険庁がきちんと責任を果たして努力をすれば済むことだと当初は思っていたわけです。しかし、報告書が出て、五千九十五万件というセンセーショナルな数が出て、どれ...全文を見る
○足立信也君 ないという方が三百二十六万、統合された方が九百二十七万ですね。──はい、分かりました。  人の数と件数というのは非常に表現が難しくて、重複がもちろんあるから統合ができないわけですけれども、それは気を付けて聞いていただきたいんですけれども、九百二十七万人が統合された...全文を見る
○足立信也君 これは、厚生年金の場合は氏名、生年月日、性別、資格取得年月日、標準報酬月額、それから、国民年金の場合は氏名、生年月日、性別、住所、資格取得年月日、保険料の納付実績、これはこのデータの中に、台帳の中に必ずあるはずのものですね。  先ほどのお話の中で、データの欠落の中...全文を見る
○足立信也君 それは、プログラムを持ち合わせていないという理由で、先ほど今後のスケジュールの中で、プログラムを開発して名寄せをするのが来年の五月までという話がありましたが、これはデータが台帳から欠落しているということ自体、これはすぐにでも分かっていないとその先調べようが、統合のし...全文を見る
○足立信也君 柳澤大臣、これは義務規定ですよね。これは法律に違反しておりませんか。
○足立信也君 そうです。義務規定を果たしていないんですね。  では、これから統合作業、鋭意努力されると思いますが、データの欠損に関しては示せないとおっしゃいましたが、これは社会保険庁長官が義務を果たしていないことになるんですよ。必ずこの委員会で、データの欠落は、項目にわたって、...全文を見る
○足立信也君 言っている趣旨が違うんですよ。データの欠落があってはいけないと、そのことは社会保険庁長官は義務を負っているわけですよ。実際は生年月日でいうと三十万件欠落している。ほかの項目もきっとあるでしょう。それはしっかりと、どれぐらいが欠落しているんですよと、少なくともそこを示...全文を見る
○足立信也君 そのデータの欠落の中で、二項目に絞ってお聞きしたいと思います。  まず、これ、五千九十五万件の中で約四千万件は厚生年金ですね。厚生年金の場合は資格取得年月日と標準報酬月額が記載されていなければいけないんです。とすれば、三千九百六十六万件の厚生年金保険料、この保険料...全文を見る
○足立信也君 義務ですよ、義務としてそれは記載していなければいけないんですよ、社会保険庁長官がその義務を負っているんですよ。実際、データが抜けている人があるかもしれないけれども、大半は資格取得年月日と標準報酬月額はあるはずなんですよ。だとしたら、納めた保険料がどれぐらいあるんだと...全文を見る
○足立信也君 これに近い内容を、先ほどの欠落データも含めて、これは衆議院の方で資料要求をずっとやっていることなんですね、何度も。いまだに出されていない。最終的な報告からかれこれ十日近くたちますか、もうそろそろ出せてもいいんじゃないかという思いが私にはあります。  そして、先ほど...全文を見る
○足立信也君 柳澤大臣にお聞きします。  データの欠落は許されないことなんですね。これは義務、先ほど言いました。そのデータがあれば、欠落を除いても、あるデータであればこれは簡単にできるはずなんですね、標準報酬月額と取得年月日がもうあるわけですから。  大臣として、いつまでにこ...全文を見る
○足立信也君 先ほど、順番からいきますと、データの欠落については、これは委員会への資料の提出を求めました。これは、第一段階としてきっとすぐにでもできると思うんですね、僕は。今聞いたことは、その書かれてあるデータを基に計算すること、それがソフトとして持ち合わせていないということでし...全文を見る
○足立信也君 衆議院で資料要求していることに対して答えられない。じゃ、これから先どういうふうにしてやりますかということは、コンピューターのプログラムのソフト開発だと。じゃ、それは、来年の五月までに名寄せまで完了すると言っておきながら、じゃこの作業はどれぐらいまでにできるんですかと...全文を見る
○足立信也君 先ほど大臣は、じゃ二月に報告書ができてから一体何をやったんだという私の質問に対して、やった段階段階での数値はなかなか出せないんだということがありましたけれども、今のお話を聞いていると、じゃ、厚生年金に加入されている方々が払った保険料、それがどれだけ宙に浮いているかす...全文を見る
○足立信也君 恐らく、十年前に基礎年金番号を導入したときも、きっと早急にこれは統合しようと皆さん思ってたんじゃないかと思うんですね。十年間たって五千九十五万件残ったわけです。早急にやりますというのはそういうことですよ。やっぱり少なくとも、これだけ関心も高く、また不安も多くの方が抱...全文を見る
○足立信也君 では、その見通しが根拠に基づいたものであるかどうかの判断をそのときにさせていただきたいと、そのように思います。  それでは、消えるかもしれない年金の私、二番目に挙げました、コンピューターにはないんだけれども台帳にはある、こういう数がかなりあるんだと私は思っておりま...全文を見る
○足立信也君 これは、今おっしゃいましたように、特殊台帳ではマイクロフィルム化し、保管がもう確実になった場合は廃棄という指示が出ておりますね。これが資料に、通知なんですが、そこにあるわけですね。それから、それ以外の台帳については磁気ファイル化し、突合、確認を行った後、廃棄するとい...全文を見る
○足立信也君 それでは、それ以外の台帳についてはどうなんですか。
○足立信也君 当然これについては突合作業がもう既に終わっているという解釈ですか。
○足立信也君 ということは、青柳部長の感覚では、台帳が既に廃棄されて台帳もなく、マイクロフィルム化されていないもの、両方ない、これは存在しないということですか。
○足立信也君 ですから、きちんとマイクロフィルムという形であれ、コンピューターへの入力であれ、データが必ず存在しているケースだけが廃棄されているから、台帳もなく保管されたデータもない方はいないということでいいんですね。
○足立信也君 そのとおりなんですよ。今度私が言おうと思ったんですが、そのとおりなんですよ。だから、必ず保管されているから、台帳は廃棄してもそのデータがあるとは言い切れないんですね。そういうことなんですよ。これが私が消えているかもしれない理由の二つ目に挙げたことなんですね。  こ...全文を見る
○足立信也君 今衆議院の理事会の話がありましたが、じゃ今作業としてどれぐらいまで進んでおられる、そしてそれはいつごろ終了される予定でということを教えてください。
○足立信也君 これ委員長に、私は途中経過でやむを得ないんだろうと、そんなに長い時間掛けて、一年以上先まで延ばされるとまた何のことか分かりませんので、途中経過でも結構ですから、その三千サンプルの分析の結果をこの委員会に提出していただきたいと、そのように思います。
○足立信也君 質問はかなりまだ数多いんですが、先ほどの関係で大分残っております。次の機会に質問いたしたいと思います。  先ほどの議論の中で、これは社会保険庁として申請がなくとも自ら統合作業をまずやっていくと、それと並行して電話相談も受けるんだということがありました。しかし、その...全文を見る
○足立信也君 私は、あと残り三分ぐらいありますけれども、この三月、四月から、民間の医療保険を題材に取って、金融庁が支払漏れ、申請がなかったから支払わなかったということに対して業務改善命令や業務停止命令まで出しているんだと。それは、民間としては本来支払うべきものに対して、申請がなか...全文を見る
06月18日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  五人の参考人の皆様、本日はお忙しい中、ありがとうございます。  早速質問に入らせていただきます。  私、佐藤先生から順番にちょっとお聞きしたいと思っております。  佐藤先生は、国民の立場に立ってということをかなり強調されまし...全文を見る
○足立信也君 先ほど中村理事の質問の中で、データの管理が、これが一番の根本であって大事なことだと。そして、今の四つのコンピューター、NTTデータの四つのコンピューターシステムでやられているわけですね。  それで、今、正にシステム開発、今のままではうまく使えない、機能が不十分だと...全文を見る
○足立信也君 それでは、杉山さんに質問いたします。  私たちの考え方は、働き方の多様性というのがもちろん今あります。私自身も、基礎年金番号の前に四つの年金手帳を持っておりました。  そこで、まず一元化という考え方が、このような事態を生むこともなかったのではなかろうかと、一元化...全文を見る
○足立信也君 ちょっといいですか。保険料の流用の問題だけで結構です。
○足立信也君 法案を見ますと、年金事業に関するすべてが保険料を使えるというふうになっていると私は認識しております。  それでは、西沢さんにお聞きします。  今、使うときは税も保険料も同じだろうという御意見がございました。私たちは、利便性を考えて、徴収するときは同じ扱い、あるい...全文を見る
○足立信也君 よく分かりました。  そこで、大蔵省はほぼその方向でいいんではなかろうかとまとめておられた。厚生省はどうも抵抗したみたいです。なぜだと思いますか。
○足立信也君 先日のテレビ中継があった委員会質問で、これ佐藤先生にお伺いいたします、でも自民党の片山議員がおっしゃっておりました、税と社会保険料は違うだろうと。私は、不規則発言になるかもしれませんが、具体的にどこが違うからできないんだということを言ってほしいということを申し上げま...全文を見る
○足立信也君 目的によって、各省庁それぞれ目的が異なっていて、そしてまたそれが縦割りという表現もあるわけですね。両面のお答えだったというふうに認識いたしました。  済みません、磯村さんにお伺いします。  この法案、日本年金機構法案だけでも二つの第三者機関あるいは第三者委員会が...全文を見る
○足立信也君 山田さん、申し訳ございませんでした、時間がありませんので。  私は、社会保険庁という名前を消して、似て非なるものなのかあるいは別物なのか分からないような段階だと思うんですが、要は、今までのこの回顧録も含めて、社会保険庁のような役割の機関をなくすというのが大事なんだ...全文を見る
06月21日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  六月五日に本委員会でのこの社保庁関連三法案の質疑が始まりました。私、野党のトップバッターとして質問をさせていただきました。ちょうど五十歳の誕生日でございまして、それから私たちとしては合計十六人、それぞれの専門の分野の人間が質問をし...全文を見る
○足立信也君 目的ははっきりしました。コンピューターに入力されているものが正しいのかと、それを確認したわけですね。これが目的です。そして、結果は、今大臣の発言は四件誤りがあったと、これはもう前から言われております。  今日、理事会で配られた、あるいはもう先週から私どもは手に入っ...全文を見る
○足立信也君 結果ですかと私聞いたんですよ。目的は、コンピューターに入力されているものが台帳マイクロフィルムと比較して正しいかどうかが目的だったわけですね。納付に影響があるかないかが目的じゃないんですよ。その件数が何件かじゃないんですよ、間違いがあるかどうかなんですよ。  三十...全文を見る
○足立信也君 現時点では行っていない、コンピューターに入力されていないということです。  次に、やはりコンピューターに入力されていないんではないかということで私はちょっと気になる。  この前言いました、私自身も四つの手帳を持っていました。私の身内あるいは知人、親戚の中に、共済...全文を見る
○足立信也君 順次受入れをしていると、今話がありました。  三公社から厚生年金に変わったときに、共済組合から厚生年金に変わったときに既に退職されている方というのは、受給権者以外の方、被保険者は厚生年金に加入するか国民年金に加入しているわけですね、基礎年金番号が付番されたときに。...全文を見る
○足立信也君 今、共済組合を八年以前に退職された方は厚生年金番号を付番したとおっしゃいましたね。でも、受給権者じゃない方は、ほかの民間へ就職されて厚生年金番号もう持っているじゃないですか、就職された方は。  それは今の発言は、その時点で公に厚生年金番号を二つにしたということです...全文を見る
○足立信也君 私が聞いているのは、辞められた方というのは、就職して厚生年金に入るか、国民年金に入るか、どっちかしかないわけですね。今、共済組合から厚生年金に変わったときに新しい厚生年金の番号を付番したと。だとしたら、就職した人は二つ必ずそこでできるじゃないですか。
○足立信也君 そして、九七年の基礎年金番号を付番したときにそれは統合されたんですかと聞いているんです。
○足立信也君 両方いるということは、今確認ですよ、意図的に厚生年金番号が二つになった、あるいは三つかもしれませんけれども、方がいると、そういうことですね。  その方々が基礎年金番号に統合されるわけですけれども、それは通常のルートに従って、こういう異常事態が生じていることは分かっ...全文を見る
○足立信也君 確認したいです。  もうやらせていただいたと。これは、終わっている、あるいはまだまだ残っている、どちらもですか。
○足立信也君 その未裁定者、つまり被保険者の方については、平成十年度から十八年度まで千八百十八万人を対象に年齢ごとにやっていったわけですよね。その方々もまだ残っていると今おっしゃっているわけですね。
○足立信也君 まあ、いらっしゃると。被保険者の方にもまだ、以前共済年金でその後厚生年金あるいは国民年金に変わった方が、ある意味意図的に厚生年金を、複数手帳を持っている事態が生じている。それらの方々は、その後まだ統合されてない方がいるということですね。それでいいんですね。  じゃ...全文を見る
○足立信也君 ということは、共済年金で平成八年以前に辞められた方のデータとしては、また同じNTTデータの中にあるわけですね、ファイリングとして、コンピューターとして。
○足立信也君 これは、コンピューター言語としてはCOBOLらしいです。それは、NTTデータの今あるシステムも共通言語ですし、これは突合は一気に進むんでしょうか。五千九十五万件の中に今そういう人たちもいらっしゃるということを言ってきたわけですけど、この突合は一気に進むんでしょうか。
○足立信也君 私が今これ聞いているのは、五千九十五万件というのは、厚生年金、それから国民年金、それが同一人、基礎年金番号に統合できない方という認識ですよね。もう一つ実はファイルがあって、それは共済年金が平成八年以前に辞められた方のデータがあると。これは五千九十五万件の外にあるんじ...全文を見る
○足立信也君 それでは、分かりました。三公社のことは分かりました。そして、コンピューター上もこれは突合は比較的やりやすいんではないかなという認識が今の会話で私しておりますので、これも是非とも進めるべきだと思います。  そこで、じゃ国家公務員の共済組合に限っての話になろうかと思い...全文を見る
○足立信也君 これも同じように、国家公務員としてその平成八年以前に辞められた方、以前に辞められた方はどういう情報提供を社会保険庁に対してやられているんでしょう。そしてまた、その以前に辞められた方の記録は、その後、基礎年金番号とどのように統合されているんでしょうか。この二点。
○足立信也君 分かりました。  私がこのことをお聞きしたのは、注意を喚起したいということなんです。今報道されているのは、どうも厚生年金と国民年金で宙に浮いているよということが先行しておりまして、共済組合に入っていた方はどうも大丈夫だろうという認識があるんですが、ここを異動された...全文を見る
○足立信也君 それは名寄せの幅を広げると、多少あいまいにして名寄せをしやすくするということだと思いますが、この点については、後でまた私言います。実は、それはかえって労力も時間も掛かるんだということを後で申し上げます。  その前に、方法は先ほど言ったような手法でやるんだと、これは...全文を見る
○足立信也君 既にその回答した三十四万の方の、却下なのか、その内容すら二年では困難であるとお答えされているわけです。だとしたら、やっぱり到底無理な話をしているなと、これはまあこれ以上は言いませんけれども。十か月で百四十六万件統合で、残り四千九百四十九万件ですから、単純に数えただけ...全文を見る
○足立信也君 そして、前回は委員長へお諮りをして理事会でこれは出していただこうということになったわけですから、先ほど言いましたように、十五年度の分は十六年の九月にはもう出ております。それほど私は掛からないんだろうと思います。ノウハウも既にあるんだと思います。できるだけ早く出してく...全文を見る
○足立信也君 数か月ですね。  で、まあ今、また新たにプログラムを組むという話をされました。これ先ほどノウハウがあると言いましたが、もう一度やられていることです。  そして次に、今、名寄せ、突合の段階で、これは以前の答弁で、恐らくこれは記録のあるNTTデータにまた請け負ってや...全文を見る
○足立信也君 統合作業じゃないですよ、突合ですよ。
○足立信也君 この前、青柳さん、答弁で著作権と所有権の話がありました。どうも、答弁が間違っているというのは次回また藤末議員がやられると思いますが、これ著作権があるわけですね。ですから、NTTデータに、納付記録に関してですよ、給付は日立ですね、納付データに関してはやってもらうしかな...全文を見る
○足立信也君 過去の反省から、九億円という随意契約じゃなくて入札の形に持っていきたいということだと今のを受け取りました。そして、相談はしているということで納得したいと思います。  じゃ、やっとハードの問題、組織の問題にちょっと移りたいと思います。  先ほど津田理事からありまし...全文を見る
○足立信也君 何か余り面白くない答弁ですね。  今までの答弁では、この問題の、社会保険庁の構造の問題を今言った検証の中から探り出して、そしてどういった組織論がいいんだろうかというところまで踏み込む発言だったと、今までは、私はそうとらえています。  なぜかというと、次の質問にな...全文を見る
○足立信也君 間違っているんじゃないですか。去年の今ごろ大問題だったのは年金不正免除問題ですよ。報告書が八月。これに対して、どういう組織がいいのかを考えてきたのが今の年金機構法案じゃないんですか。二月に初めて知ったわけでしょう。  じゃ、まず第一に聞きます。大臣はいつ認識されま...全文を見る
○足立信也君 何にも答えていないじゃないですか。  大臣はいつ知ったんですかということです。社会保険庁長官は、今年の二月です、報告書が出てからですと、そう答えました。大臣はいつ知ったんですかということです、一つ目は。二つ目は、それに対してどういう検証をして、どういう組織がいいん...全文を見る
○足立信也君 全然答えてないじゃないですか。答えてないじゃないですか。
○足立信也君 前回、質問のときに私がお聞きしたのは、青柳部長と社会保険庁村瀬長官にお聞きしたのは、この宙に浮いた年金記録が存在するという認識をいつ持ったかということを私聞いたんですよ。それに対して、今年の二月、十九年二月という答弁だったですよ。今の話だと、去年、長妻さんが六月に質...全文を見る
○足立信也君 国民の認識は、これは、国を頼りにし、信じ、政府を信じ、やってきたことに対する不信感を一遍に負わされてしまった。これは社保庁の体質が悪いんだ、あるいは、ある議員はそれはそこにいる組合が悪いんだという議論もございました。こういうことも言っている。でも、国民が求めているの...全文を見る
06月28日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  非常に熱心な質疑の結果、七人、私どもこれまで質問してまいりました。私の残り時間が十七分しかございませんので、質問通告の順番は全く無視して質問をいたします。  私たちが今この理事会で、当委員会の理事会で要求していることをまず申し上...全文を見る
○足立信也君 私が聞いたのは、どのような指示を出していますかということを聞いたんです。国民は相談という言葉があれば、まず今国民の皆さんがしたいのは相談なんですよ。相談センターなんですよ。どこに、その相談センターに対してどういう指示を出したんですか。そのことを聞いているんです。
○足立信也君 ということは、訪れた人が間違いなく社会保険事務所へ訪ねていけるようなシステムをもうつくっているということを今おっしゃったんですか。
○足立信也君 それでは、この週末、土、日、年金相談センター、全国五十五か所あるうち何か所開くんですか。
○足立信也君 端的にお聞きします。土、日に年金相談センターを開いているか開いていないか、把握していないんですか。
○足立信也君 それで、組織として国として社会保険庁として、国民の皆さんの不安を払拭するためにいつもオープンに相談に乗る体制を開いていると、そう言えるんですか。  これは今朝、新聞を見て私は質問していますので、十分な準備ができてないのかもしれません。しかし、これは今まで二十四時間...全文を見る
○足立信也君 検討していない、あるいはこれから検討する、把握はしていない。大臣ね、やっぱりこれはね……(発言する者あり)本当そうですよ、何を信用する、どこに行けばいいのかという問題なんですね。政府としてどういう取組をしてくれているんだろうと、期待感もあるわけです。  今までの質...全文を見る
○足立信也君 私は、今日、どうしてもやりたかったことがあるんですが、ほとんどできないまま終わろうとしております。ただ、流用のことだけについてはちょっとお伺いしたい。  その前に、私が今まで言ったことは、特に前回問題になったことは、消えた年金記録問題、これが、この原因はどこにある...全文を見る
○足立信也君 適用徴収システム経費に限定すると、今おっしゃいました。これは法律の条文には書いておりません。どこで限定、規定するんですか。
○足立信也君 厚生労働省の説明でも、国民年金法あるいは厚生年金法で、教育、広報にはこれは使うんだということを言っておるわけですが、これは条文では使うことができると書いてありまして、その事業しかできないという限定は書いてないんですよ。これは使えるとしか書いてない。これは間違いのない...全文を見る
○足立信也君 最後です。  理事会への要求事項もございます。それから私自身も、それから皆さんも、まだまだ審議足りない部分、分からない部分、一杯あります。そのことを申し上げて、私の今日の質問は終わります。
06月30日第166回国会 参議院 本会議 第40号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也です。  私は、会派を代表して、政府並びに与党提出の年金関連三法案に対し、断固反対の立場で討論いたします。  委員会に参考人としてお呼びした六十六歳の女性は、この年になって国のやること、政府に対して不信感を持たざるを得ない、このことは大変悲しいこ...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○足立信也君 足立でございます。  まず、二点御質問があったと思います。メリットに関することと無駄遣いのチェック機能ということだと思います。  メリットにつきましては、先ほど議員から御指摘がありましたように、まず公的年金制度に対する国民の認識というものは、年金保険料は全額給付...全文を見る
○足立信也君 お答えいたします。  その前に、今の質問ですが、民主党のこの法案に対する、年金・健康保険福祉施設整理機構法、このことですね、この法案に対する考え方、その中でも、ポイントといいますか、どの点にというのをもう少し明確にしていただけると有り難いかなと思うんですが。
○足立信也君 ではお答えいたしますが、先ほどうちの大塚議員からも答弁でありましたように、福祉施設とそれから直接かかわる事務経費のこと、これはいずれも私たちは過去のデータに基づき過去のことを言っておるわけでございまして、百六十六通常国会で七十四条を廃止、改正されるということがあった...全文を見る
○足立信也君 お答えいたします。  おっしゃるとおり、これは運用の部分が非常に大きな問題だというのは、私もそのように認識しておりますし、私ども皆その思いでございます。その点はおっしゃるとおりだと思います。  そこで、国民の間に、特に先ほどから六兆八千億というお金の問題が出まし...全文を見る
○足立信也君 非常に本質的といいますか、非常に広い概念の御質問でございますので、多少時間掛かるかもしれませんが、答弁させていただきます。  そもそも、午前中の議論で度々出ておりますが、昭和三十四年、国民皆年金、公的年金制度を導入すると、それに当たって国民の認識は、先ほど坂田元大...全文を見る
○足立信也君 はい、分かりました。  本法案では、その改正を行わずに、当該規定を削除することにより、教育及び広報等への保険料充当を禁止することといたしたわけでございます。  つまり、七十四条に規定する部分、そして八十五条に規定する部分、年金給付以外に使われている保険料というも...全文を見る
○足立信也君 これは、私も取り立ててその件を皆さんにこれを共有していただきたいという意味で申し上げたんではなくて、そういうデータもあったということで、これはまあ、ある先ほど民放と申し上げましたけれども、テレビ局の取材、アンケート調査で千百名だったと思いますが、その質問項目、その内...全文を見る
○足立信也君 お答えいたします。  もう小池委員御存じのように、厚生年金病院は今現在十病院、それから社会保険病院は五十三あるわけでございまして、特に年金の福祉施設の整備等に要する経費への保険料からの投入は平成十六年度でもう終了しております。ですから、本法案の成立による影響は御存...全文を見る
○足立信也君 お答えいたします。  御賛同いただきまして誠にありがとうございます。  年金事業の運営経費としてですが、これはもう御案内のように、国費から出ている基礎的行政経費、それから今現在、保険料から使われている年金事務費、保険事業運営に直接かかわる事務費、そして福祉施設費...全文を見る
11月01日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○足立信也君 お答えいたします。  その前に、先ほど私も何度か挙手したんですが指名がございませんでしたので、衛藤議員と、それから前回の西島議員から、矛盾があるんじゃないかという点、これはお答え、どうしましょうか。(発言する者あり)いいですか。なしでいいですか。なしでいいですか。...全文を見る
○足立信也君 お答えいたします。  全体一くくりで話す議論と、今、小池議員のように一つを取り上げてしっかりデータを出すということもまた大事だと思います。  先ほど、大臣が二千億円というふうにおっしゃいましたが、グリーンピア事業のこれ費用の総額は、先ほどありましたように三千七百...全文を見る
11月05日第168回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  早速質問に入りたいんですが、合計特殊出生率の話が少子化対策で出ておりましたが、一つ忘れてはならないのは、欧米諸国と比べて日本だけが海外からの移住、移民が極めて少ないと。欧米諸国は人口増加の三分の一は海外からだということも、特殊出生...全文を見る
○足立信也君 この問題を今日取り上げるのは、昨年の十一月一日に衆議院の厚生労働委員会で鴨下現大臣がこの問題を取り上げているわけですね。三百四億円、地方だと二百四十億円、現時点では廃棄するしかないと。この事態を、そんなことでもったいないというのが今、日本の取るべき方向性だと言われて...全文を見る
○足立信也君 最も早くて二十二年の四月ということをおっしゃいました。これ、市場への流通というふうに考えるんであれば、やはり最低限二年ぐらいの使用期限がないと、これやっぱり出していけないと思うんですね。となると、もう一年切っているという話なんですよ。  そこで、当然契約のことは私...全文を見る
○足立信也君 先般、私、テレビとそれから新聞報道などで、アスベストの処理について加熱せずに無害化する装置を世界で初めて開発したとか、これ東北大、それからテレビでは、珪素が主体ですからガラスに変えるとか、そういうものが報道がされておりましたので、先ほど無害化処理認定制度のお話されま...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  この問題は、日本が世界をリードする分野になり得るんじゃないかと私は思っております。日本では今後三十年、いや四十年ぐらい中皮腫患者がずっと続きますね。今現在、アスベストの使用量から見て、今後、爆発的な患者さんが出ると思われるのは中国です。是非ともそ...全文を見る
○足立信也君 連絡等は取っていないということは今お答えになられたとおりだと思いますが、もう一つ私がお聞きしたいのは、この内容について鴨下大臣がもう既に承知されていることであるのか、あるいは全く初めて聞いた内容であるのかという点に関してはどうでしょうか。
○足立信也君 そういう考えを以前は持ったこともあるということと、いろんな民間とのイコールフッティング等を含め、いろんな考え方があったんだという説明だったと思います。  先ほど言いましたように、整理合理化計画はまだできておりませんので、この機構への出資の大原則、基本的考え方という...全文を見る
○足立信也君 そうですね。  北九州の地域医療体制あり方フォローアップ委員会というのがあって、これは基本的考え方にのっとって、もし出資されるんであれば市が買い取りたいというふうになっている。これは基本的考え方にのっとっているんだと思います。  そこで、先ほど事実関係は調べると...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  この動きは、実はもう一年以上、はるか前から動きがあることでございまして、先ほどの厚生団は事業計画の提出と報告義務があるんです、大臣に対して。この報告は受けていますか。
○足立信也君 ということで、今のところ、これはとてもまとめるわけにはいかないんですが、約束いただいたのは事実関係をしっかり調べるということですね。それから、報告に関しても是非調べていただきたいし、私が見たところでは、この件に関する報告は一切ございません。それから、今年度の事業計画...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○足立参議院議員 参議院でも、先ほど審議のことはおっしゃっておりましたけれども、二年前ですね、機構法案の審議の際に、我が党の委員、それから他党の委員も、実際に非常に役立っているものはそのまま残していいんではないかというような議論もあって、そのことと今回の保険の給付以外には使わない...全文を見る
11月28日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○足立参議院議員 おはようございます。本日もよろしくお願いします。  制度論が大事だということは、それはもう当然のことだと思っておりますし、私どもは、年金制度の改革法案というのは三年前から二度ほど提出しております。そして、今国会においてどの法案を提出するかというのは、これはまさ...全文を見る
○足立参議院議員 お答えいたします。  福祉施設というものに関しては、大きく三つあるんだと思います。グリーンピアのこと、それからその他の年金福祉施設、それから厚生年金病院、社会保険病院。その中で、今、真ん中の年金福祉施設に絞ってお聞きになったと思います。  これは、施設整備費...全文を見る
○足立参議院議員 これはもうたびたびお答えしておりますように、年金保険料は年金の給付以外には使わないという趣旨で出しているものでございますので、給付に回すということでございます。
○足立参議院議員 前回の答弁と同じように、チェックの厳格化の具体的方法については触れておりません。  さらによろしいですか。(長崎委員「もういいです、それで」と呼ぶ)一つ具体例をお出ししようかなと思うんですが、よろしいですか。
○足立参議院議員 一般会計であっても特別会計であっても、無駄遣いをなくすのは立法府の務めだ、この点はもう全く皆さん同じだと思います。  そこで、一例にしかならないとは思いますが、平成九年まで国庫から負担していた場合と、平成十年から十六年まで保険料で負担するようになった事務費、こ...全文を見る
○足立参議院議員 先ほどの辻議員の答弁で、本法案の中には流用という文言は使っていない、しかるに、今御質問は、その定義規定を置くべきだということと、それが置いてある、それが間違っている、いろいろな使い方をされる、両方御質問があったので、どこに焦点を絞ってお答えしようかと思いますが、...全文を見る
○足立参議院議員 この点に関しましても何度か答弁しておりますので重なるかと思いますが、要は、私たちが流用と考えているのは、年金の給付以外に使うことというふうに考えております。  そこで、今まで保険料を使ってつくられてきた、例えば年金福祉施設、先ほど一兆四千億円という話をしました...全文を見る
12月04日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  随分久しぶりの質問ですので、その間相当多くの問題が、質疑してほしい、あるいはただしてほしいという、山のように集まっておりますので、時間がもったいない面もありますから、すぐに本題に入ります。  まず、資料をごらんください。一ページ...全文を見る
○足立信也君 今の理由三点は、これ厚生労働省のホームページにも出ております。そのとおり、その内容は私は高く評価したいと、そのとおりだと思っております。ですが、昨日の新聞報道によりますと、新たに五百二十か所以上の事業所で労災認定された石綿被害が出ていると、全部合わせると七百二十か所...全文を見る
○足立信也君 二年前の公表は非常に意義があったんです。この公表に関しては、環境省、今アスベストは環境省の管轄でしょうから、あるいは自治体、厚生労働省の内部でもこれは公表すべきだという賛成意見があるということは、私は調べて聞いております。後で医療事故に関することも言いますが、これ基...全文を見る
○足立信也君 今お答えになったのは一般論であって、この地域のこの事業場は非常に多いという情報がやはり大事なんですよ。そのことが、例えば自治体がやる地域住民の健康診断にも直結するでしょうし、その地域にいる医師のやっぱり啓蒙にもなるでしょう。私たちは学生のときから中皮腫を見たらアスベ...全文を見る
○足立信也君 ありがとうございます。  できるだけ早くとおっしゃいました。先ほど具体的なタイムスケジュールで私が申し上げたのは平成二十一年、二〇〇九年の三月までしか二〇〇一年以前に亡くなられた方は申請できない、このリミットがあるわけです。とするならば、少なくとも一年以上はそのこ...全文を見る
○足立信也君 少なくとも申請の時効期限、申請期限が切れる再来年の三月、それまでには一年以上の申請期間があると、このことを確保していただきたい、そのことをお願いします。  次に、先ほどちらっと申し上げました二〇〇二年の、四百十八人の肝炎ということになっていますが、私は一点だけ確認...全文を見る
○足立信也君 一覧表を見て、私も実際に確定している人は何人だろうというのは、B型三人、C型十九人で、それは数は同じです。  今後は検討会を設けるという話はお聞きしました。これから個別の調査を恐らくされるであろうと思います。その際に、やっぱり大事なことは、日本が、まあ世界でもそう...全文を見る
○足立信也君 個別の検討の結果を見て私も当然自分なりに検討したいと、そのように思っています。  今日少し話題が出ておりました混合診療のことです。地裁の判決もあり、私ども民主党の姿勢というのをまず示さなきゃいけないとは思っておりますが、これは国民皆保険の理念を守るということです。...全文を見る
○足立信也君 資料の四枚目をごらんになりながらちょっと聞いていただきたいんですが、今出ました評価療養ですね、下、改正後のところにA類型、B類型という形でございますね。今のその脳脊髄液減少症については、まず疾患概念も確立していないということで評価療養の対象とはならないと、その二点が...全文を見る
○足立信也君 分かりました。  そこで、この資料を、先ほど出したものを見ながら行きたいと思います。  以前の高度先進医療は、これ指定医療機関というんですか、当然高度先進医療ですから、それに関する専門の方がいて、しっかり文献上も認められていて、しかも例数もかなりあって、そういう...全文を見る
○足立信也君 今おっしゃった後半の部分は、恐らくハード面じゃないかと思うんです。その施設が認定されるような設備がある、あるいはそれに従事する専門的な業種の方が何名以上いるという話じゃないかと思うんですね。  この治療法はここでしか、この指定機関でしかやれないということは、保険適...全文を見る
○足立信也君 大臣、私はそこが大きな問題だと思っているんですよ。今まで先進医療の場合は届出医療機関があって、そこで行われる分は自由診療、でも保険併用可ですね。普遍性がある、それから安全性、それから効果の面で確認されたら保険適用になる、基本的にはこれどこでもやれるようになるわけです...全文を見る
○足立信也君 いい提案と言っていただきましたけれども、やはり私は足りない部分はそのところだと思っていますし、これは我が党の考え方でもその部分をやっぱり広めていかなければいけないという形で、これから法案提出も含めて出していきますので、また議論したいと、そのように思います。  最後...全文を見る
○足立信也君 繰り返しになるかもしれません。  死因究明、これは患者と医療従事者双方の納得、紛争解決のための死因究明であるべきなんですね。ということは、説明と話合いの場を提供する紛争処理機関というのが大事、このことは指摘したい。大臣がよく言われている医療ADR、これも当然必要に...全文を見る
12月25日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。  十二月二十二日にお亡くなりになられました我々の先輩であります山本孝史さん、当委員会でも大変活躍されました。がん対策基本法、それから自殺対策基本法、この成立に尽力されまして、交通遺児、中国残留孤児、在外被爆者等、つらい、苦しい立場の...全文を見る
○足立信也君 それでは、やっぱり今はもう既に記録訂正、さっき言いました五十四件、第三者委員会でもある、あっせんされたケースがね。やはり、少数でも誤りがあったら全件調査をしなければいけないなという気持ちはお持ちですか。
○足立信也君 十一月五日の行政監視委員会で私質問したことなんですが、厚生年金病院の整理合理化に関して、大臣が整理合理化計画を策定していない段階で特定の企業グループの出資による法人に譲渡する、一括譲渡する計画が水面下で進行している、この問題点について質問しました。質問主意書も出しま...全文を見る
○足立信也君 この厚生団から厚生労働省への回答はいろいろ今まで話題になっております吉原理事長が責任を持って出したということなんですが、私が聞いたところによりますと、厚生団の松田常務、彼は様々な肩書を持っているので厚生団の理事とは別な立場でいろいろな活動をしている、したがって松田常...全文を見る
○足立信也君 大場室長からの電話です。大場室長からの電話です。これはもう、この報告、調査結果を見たら極めて不適切だということはもう皆さんお分かりだと思うんですが、私のところには一杯資料があるんですね。ちょっとこれはもう言ったか言わないかという話なんで、それはもう触れてもしようがな...全文を見る
○足立信也君 じゃ、今日は肝炎とそれから年金のことがありましたが、私は、大臣は正面から取り組みたいのは医療、介護の本格的な改革だと思うんですね。特に、病院から今勤務医や看護師さんの疲弊がもう極まっていると、医療崩壊が始まったとも言われています。  私は、やっぱり同業ですから崩壊...全文を見る
○足立信也君 私は、原因はいろいろあるとは、そう思いますが、極論すれば、やはり医療費抑制政策からきた医師、看護師不足と医療訴訟だと、そのように思っています。ですから、その二点についてこれから質問いたします。  まずは、平成十八年の医療給付費が二十八兆円と、国民医療費が三十三兆円...全文を見る
○足立信也君 二〇〇四年のデータですと、総医療費は四十一兆、GDPは五百兆で八%。一人頭ではなくて、それ国のですね。  去年の医療制度改革で、じゃ二〇二五年には幾らと推計されるようになったんですかと。給付費、国民医療費は、先ほど言いました数値のように削減できたと、じゃ総医療費は...全文を見る
○足立信也君 この国の医療費は二〇二三年ごろがピークだと言われていて、二〇二五年の推計って非常に大事なんですね。  去年の医療制度改革のときに、二〇二五年は九十兆、総医療費が。これが去年の改革で幾らになるという、この推計が極めて大事なんですよ。何のための改革だったかと。何を増や...全文を見る
○足立信也君 ほんの少し前になるだけだと、それまでは不足状態で何とかやってくれということにならざるを得ないんですよ、その推計でいきますと。  そこで、資料の二枚目をごらんください。これはマッチングですね、地方で特に医師不足が顕著になっているという。私は、やっぱり就職の段階が非常...全文を見る
○足立信也君 それでは、昨年の医師の需給に関する検討会報告書の問題点について指摘したいと思います。  これは私だけではなくて、そのメンバーの方も、それからその前の検討会のメンバーの方も非常に問題だと指摘されている点でございます。主に三点お聞きします。まず、女性の総労働量です、こ...全文を見る
○足立信也君 先ほどおっしゃったように、常勤の方の比較でしかしていない、半分の方は非常勤か、あるいは辞められている、非常勤の方は非常に多いと、そうならざるを得ない今事態に、働き方になっているということを指摘しておきます。仮に、前回は〇・七でしたが、今回は〇・九二。〇・八一だと仮定...全文を見る
○足立信也君 仮に病院にいる時間、これを勤務時間と、通常はそう考えると思いますが、した場合、二〇二五年の医師数、今現在推計三十二万六千となっているんですが、六万人不足します。  次に、医師の定年です。  臨床に必要な労働力として必要な医師数を今推計したわけですね。ちなみに、前...全文を見る
○足立信也君 医療崩壊と言われておりますが、私はまだ崩壊とは言いたくないと、踏ん張っているということで、その原因は医療費抑制策に伴う医療従事者の不足そして医療訴訟だと。医療訴訟のことに関しては前回質問しましたし、来年メーンテーマだと思っておりますので、議論をしていきたいと思います...全文を見る