足立信也
あだちしんや
選挙区(大分県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月01日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 我が会派の理事からは、大臣所信に対する質疑は年金と医療でいこうと。当然、私は医療の分野をやるべきだとは思いますが、我が党の委員から年金のことを是非やってもらいたいということがございますので、年金のことについてやらせていただきます。...全文を見る |
○足立信也君 簡単に結論だけ、もう答弁していますから。 | ||
○足立信也君 確認します。 九百二十七万人は、では今、宙に浮いた年金記録で問題になっている五千九十五万件の外ということですね。複数持っているわけですから、九百二十七万人ということは恐らく二千万件以上あるわけですけれども、これは五千九十五万件の外ということですね。 | ||
○足立信也君 じゃ、先ほどの答弁の繰り返しで、確認をしておきますね、九百二十七万人は統合を完了した人だと。 二枚目見てください。これ実例なんですけれども、まず複数持っているということではがきを出し、自分にはこれだけの年金手帳記号番号を持っていますよと、こういうふうに申請した。...全文を見る | ||
○足立信也君 もうほとんどの方がお分かりでしょうけれども、これ私の記録です。私電話しました。結果がこうなんですよ。なぜ回答票には記載されていて、私が申請した内容よりも更に詳しく正確に書いております。そして電話をしました。 なぜ統合されていないんですか。理由を答えてください。 | ||
○足立信也君 繰り返しだったら要らないです。 社保庁の方が謝罪に来ました。純粋に社会保険業務センター内での年金相談室と記録管理部の連絡ミスですと、そのように言われました。私、これ先ほどから何度も言っていますように、九百二十七万人の中の一人のことなんですよ。昨年も青柳部長が九百...全文を見る | ||
○足立信也君 九百二十七万人分の一が私だったということですか。あのね、だれがそんなことを信じられますか。 少なくても去年は虚偽答弁しているということですね、これだけは言えますよ。九百二十七万人は統合を完了した人なんだと、ほかに手帳を持っていない人が残りの二百万人以上であって、...全文を見る | ||
○足立信也君 私が最初申し上げたのは、自分は間違いないんだと確信を持っているという方が相当いらっしゃるということなんですよ。それ、一つは、受給者は、これ裁定されていますよね、一度。だから私には間違いないという思い込みがあるんです。それから、こういう加入者、これも一例ですけど、ここ...全文を見る | ||
○足立信也君 一枚目の紙でありますように、特に平成十五年度以降、これ約六百万人いるんです。これは統合されないでそのまんまになっている可能性が極めて高いと私は思っているんです、自分のことを考えると。これ是非、九百二十七万人はもう既に統合を完了したんだなどと思い込まないで、是非サンプ...全文を見る | ||
○足立信也君 先ほど、受給者は裁定されているから確信を持っているということを申し上げました。しかし、この例でありますように、昭和六十一年の国民年金の第三号になる以前は任意加入でしたよね。仮にですよ、夫の厚生年金の記録が消えると、妻の年金加入期間がなくなるんですよ。そのことは今受給...全文を見る | ||
○足立信也君 じゃ、九枚目を御覧ください。これが統合された私の記録です。これだけ一遍に増えてしまいましたね。そこで、今このケースだと、二の欄と三の欄になるわけです、資格喪失年月日というのは実際に辞めた翌日になるわけですね。空白がない。例えば、上から何枚目がいいかな、そうです、三の...全文を見る | ||
○足立信也君 厚生年金も含め、消えた年金、それでも天引きかという後期高齢者医療制度のことについて話を移します。 これは、六十五歳以上の国保それから後期高齢者医療制度の保険料、年金天引きが今日からスタート、実際四月十五日がXデーですか、始まるわけですけれども、これは、先ほど来い...全文を見る | ||
○足立信也君 個人的な意見というよりも、党内ではかなりの強い意見なんですが、国民健康保険の保険料の納付率を上げるためにどうしたらいいのか。これは、年金から特別徴収するのもやむを得ないんではないかという意見も党内にかなり強いものがありますよ。私自身もそう思っています。でもね、やっぱ...全文を見る | ||
○足立信也君 そういうお答えだと思いますが、これは、均等割だけの方というのが六五%になるわけでしょう、推計では。所得割が入る方は三五%。六割以上、六五%の方が均等割だけなんだと。しかも、これ窓口負担のことを考えると、住民税非課税世帯というのは負担も少ないわけですよね。これが所得に...全文を見る | ||
○足立信也君 今お聞きしたとおり、七割軽減が受けられなくなるのは息子の収入が八十万、五割軽減が受けられる範囲は息子の収入が百二十九万、二割軽減を受けられる息子の収入の範囲は百五十三万、いずれもワーキングプアですね。七割軽減夫婦とも受けられていた、保険料に対して受けられていた二百八...全文を見る | ||
○足立信也君 水田局長に今振らなかったのは、世帯主の判断があるからとおっしゃると思ったんですけれども、私は、息子が百五十四万円だと仮定しているわけですよ。夫よりも多い場合を仮定して今話をしているので大臣にお聞きしたんです。 まさに、医療機関ですらそうしたらどうですかって言い始...全文を見る | ||
○足立信也君 時間が相当なくなってきましたので、私の考えを述べることが多くなると思いますが、感想を大臣に聞くような形になってしまうかもしれません。申し訳ないです。 この積極的支援の二つ以上該当というやつは、これはまさにメタボリックシンドロームの診断基準と同じなんですよね。それ...全文を見る | ||
○足立信也君 将来の保険導入に向けての道筋の中に入っているということを確認したいと思います。 国民の皆さんに理解していただきたいのは、これ、薬価未収載、薬事法で認められていない薬ですから、医薬品副作用被害救済制度の対象にはならないということです。万一不幸な結果になった場合には...全文を見る | ||
○足立信也君 終わります。 | ||
04月22日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 私は、後期高齢者医療制度一本に絞って質問させていただきます。リテラシーの差といいますか、違いがある分はちょっと勘弁願いたいと、そのように思います。 二年前の医療制度改革関連二法案、これはもう皆さん御案内のように、ここにも相当な...全文を見る |
○足立信也君 全然認識が違うじゃないですか。六十五歳以上七十四歳未満の一定の障害があった方、これ政府は寝たきり等と言っていますが、一級、二級、三級じゃないですか。この方々が入るんでしょう。六十五歳で障害があったら、長寿ですか、長生きですか、それを喜ぶべきですか。そういう認識ですか...全文を見る | ||
○足立信也君 谷さんが後で刀を磨いて待っているようですので。ただ、私も後でまた触れます。これは通知を含め、選択制になっているとはとても思えないんですよ。そのことは後で言いますね。 附帯決議についてなんですが、これはまず附帯決議二十一項目あるうちの二からいきますね。 これは...全文を見る | ||
○足立信也君 反省はするということですが、資料を御覧ください。先ほどの障害者の件について少しだけ触れておきます、触りの部分。 これは、今年の二月六日に厚生労働省保険局総務課長から出されたものです。この二枚目を御覧ください。特に最後の丸ですね。「後期高齢者医療制度に加入した後で...全文を見る | ||
○足立信也君 六十五歳では、これ被用者保険に入っている方は相当おられるんですよ。そして、先ほどの通知の一番下のところですね。これはやっぱり障害認定とそれから後期高齢者医療制度が一体化しているとしか読めないんですよ。これで地方自治体は今混乱を起こしているわけですね。後期高齢者医療制...全文を見る | ||
○足立信也君 ちょっとその前に、先ほど私、附帯決議が全会一致と申し上げましたが、共産党は反対だったと訂正したいと思います。済みません。 これはやはり、実際、被用者保険に入っていられる方、そしてこの認定に合致する方いらっしゃる。その方々には被扶養者も当然いるわけですね。この方々...全文を見る | ||
○足立信也君 私が聞いているのは、その部分だけではなくて、六十五歳から七十四歳の一定の障害を持った方です。この方々が被用者保険から後期高齢者医療制度に変わるわけですよね。その場合に、被扶養者であった方がどれぐらい国民健康保険に新たに入らなきゃいけないのかと、その推計を聞いているん...全文を見る | ||
○足立信也君 将来の国民健康保険あるいは後期高齢者医療制度、この制度の目的そのものはこれから私触れていくんですが、医療費適正化という言葉に名を借りた医療費削減策ですよね。これでどれぐらいの方が保険制度に移行するか推計もしていないということですか。分からない。もう一度。それは、しな...全文を見る | ||
○足立信也君 これは、当然のことながら後期高齢者医療制度には均等割というのがすべての方に掛かっているわけですね。人数の推計ができなきゃいけないわけです。それから、国民健康保険にもいろいろ試算の根拠がありますけれども、これは平等割、均等割が入ってくるわけですね。だとしたら、人数が把...全文を見る | ||
○足立信也君 いや、本当にそうでしょうかね。私は、均等割という、数の把握ができなければそれは無理な話だと思いますよ。この点を是非ともこれから検討してください。 次に行きますね。 これも二年前の審議のことなんですが、これは十八年、二年前の医療制度改革で、二〇二五年、今から十...全文を見る | ||
○足立信也君 窓口負担を増やすことによって一兆円ということですね。これはこの後お聞きします。 そこで、まずちょっと気になっていることだけ確認したいんですが、局長は、資料も示されて、この中で七十五歳以上の医療費が、二〇二五年ですね、三十兆円から二十五兆円へ削減できたと、こういう...全文を見る | ||
○足立信也君 私もそう思うんですが、大臣は混同していたんです、ずっと。この区別が付いていなかったんですね、説明で。国民医療費なのか医療給付費なのかまるっきり区別が付いていなかったんですよ、あのときの議論で。私はそう認識していました。ここがやっぱり問題だと思っているんですね。実際の...全文を見る | ||
○足立信也君 これ、皆さん比率を考えてほしいんですけど、七十五歳以上というのは一千三百万人、十分の一ですよ、国民の。九対一ということになるわけですけどね。それで、七十五歳以上から五兆円削減して、七十五歳未満からは四兆円削減するんですよ。半分以上ですね。 これ、今御存じのように...全文を見る | ||
○足立信也君 ねらい撃ちにしたんじゃないと、これはずっとそうおっしゃっていたわけですが。 資料の三を御覧ください。先ほど窓口負担で一兆円の削減だとおっしゃいました。じゃ、十八年度の医療制度改革以降、窓口負担が増えたところはどこなのかと。これ、七十歳以上の二割から三割の現役並み...全文を見る | ||
○足立信也君 長瀬効果ですよね。受診抑制じゃないですか。受診率が下がるから医療費が削減されるんじゃないですか。川崎大臣を始めとして、ずっと受診抑制はしないんだって強弁してきているんですよ。でも、今の根拠は受診を抑制されるからじゃないですか。(発言する者あり)いや、言い訳利かないと...全文を見る | ||
○足立信也君 今、二つ問題があるんですね。これは一つは、受診抑制は認めているということですね。それから、その内容は不必要な受診を抑制するんだと。これは、不必要かどうかというのは、じゃ患者さんが判断するということですか。受診をするかしないかの判断は患者さんでしょう。患者さんが、これ...全文を見る | ||
○足立信也君 今おっしゃった前半の部分は、これ厚生労働省の科研費で出ているやつですよね、私、それ読んでいます。やっぱり明らかに受診抑制するんですよ。まさに今、後半の部分、先ほどの質問の後半部分、これはだれが判断するんですか、そのことを答えてください、抑制するというのは。 | ||
○足立信也君 患者さんが判断すると。医療機関は、この間の議論でずっとあるように、今大変な状況にあるというのはもう皆さん共通認識なんですよ。ですから、これはやめましょうねと医療機関から自粛していくということよりも、やはりこれは患者さんに求めているんですよ、行くのをやめなさいねと。医...全文を見る | ||
○足立信也君 二年間が妥当なところかどうかというのは大変な議論が必要だと思いますが、不均衡を生じないようにという御説明ですね。 ところで、先ほど私ちょっと気になったんですが、津田議員の質問で、保険料の将来的な推計については確たるものはないというようなことでしたが、二年前の議論...全文を見る | ||
○足立信也君 既に二年前にそういう議論はされており、一〇%にとどまるわけではないということを再認識いたしました。 ところで、先ほどからの議論にある二千二百億円の削減の件なんですけど、これは十八年度改革、これの将来予測で、先ほど、二〇二五年に六十五兆から五十六兆、後期高齢者は三...全文を見る | ||
○足立信也君 ということは、今年の診療報酬改定で、マイナス、トータルで〇・八二、これは二千二百億円の中に入っているということですね。ということは、大臣が明言されている来年の介護報酬改定では上げるんだと。ということは、何かを下げるということですね。 そして、もし仮に、再来年の話...全文を見る | ||
○足立信也君 今の段階ではお答えは非常に難しいとは思っていますので。 今、限界説ですと、介護の分野は私も共通に認識します。これは、医療の分野はどうなんですか、大臣の認識は今現在。限界にあるという認識でしょうか。 | ||
○足立信也君 医療の分野も限界であるという御発言でした。 保険料について、私、今質問しているわけですけれども、私もあるいは我が民主党もいろんなことを調べて、実際に保険料は国民健康保険と比較してどうなるんだろうと、これやりました。その一例が資料の五、六です。新聞にも書かれており...全文を見る | ||
○足立信也君 障害者自立支援法も、それから介護保険法も、今回も、社会保険というのはやっぱり個人単位が原則なんですよね。 そこで、これ何度も私申し上げていますが、世帯のきずなとか家族のきずなとか、そういうことを持ち上げながら、結局は同居していると負担が多くなるという形になってい...全文を見る | ||
○足立信也君 今、二点おっしゃったと思うんですが、まず工夫の面で、個別に対応すると、これは資産割等も考えて、保険料が変わる可能性があるということですね、一つは。それから後半部分は、振り込みなどを考えて、これは当然所得が少ない世帯、高齢の方の世帯は家からほとんど出られないような方も...全文を見る | ||
○足立信也君 いや、笑って答えられておりますけれども、だからリビングウイルを先にやるわけですよ。お金も付くことになるわけですけど。私はもう、例えば、分かりませんけれども、心境としては分かりませんが、もう百何歳になった、もう医療はいいよと、その分若い人に使ってくれという方からも保険...全文を見る | ||
○足立信也君 さっき、医療サービスを受けるからって言ったじゃないですか。受けたくないって言っている人取るんですかって聞いているんですよ。それは負担の公平ですか。 大臣にこれから振っていきますが、当然のことながら、やはりこの特別徴収を外す中には、これはやむを得ないだろうと、取れ...全文を見る | ||
○足立信也君 まさにその本質論をやらないと、これはやっぱり小手先だけの医療費削減策だったんだなということなんですよ、二年前は。そのことはまた最後に申し上げますが。 ところで、これで、さっき七十五歳以上は五兆円削減だと、それは主にメタボリック対策だと、若いころからのメタボリック...全文を見る | ||
○足立信也君 じゃ、その報告を見たいと思います。 ただ、前回も言いましたように、医療機関で健診を受けた方はやっぱり医療機関に行くんですよ。そうすると、診療だというふうにしてしまうというか、ならざるを得ないと私は思うんですね。そのことだけは申し上げたい。 最後に、大臣は、前...全文を見る | ||
04月24日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 冒頭、午前中に家西理事が国際会議のことをおっしゃったですね。ちょっと本題とは外れるんですが、これは今日まで会議がある西太平洋及び南東アジア地域ナショナルインフルエンザセンター会議、この情報をそれほど得ていないということに対して叱責...全文を見る |
○足立信也君 日本独自のというのは確かにいいんですけれども、世界の流れといいますかその協調性というのは非常に大事なことであって、世界がどの方向に向いているかということを把握が大事なことだと思いますので、あえて言わせていただきました。 では、感染症予防法と検疫法についてなんです...全文を見る | ||
○足立信也君 これは余りしつこくは言いませんが、現場の人というのは、病原体をまず見付けて届け出なきゃと思うわけです。それで、一種、二種、三種とあったときに、それが指定医療機関の一種、二種と全然関係ないということなんですよ。だから混乱する。この点、引き続き検討してもらいたいと思いま...全文を見る | ||
○足立信也君 この二年間の取組で一か所なんですよ、増えたのが。長野県立須坂病院なわけですけれども、じゃベッド数は幾つになったんですか、一種の方々が入院する。 | ||
○足立信也君 一種が四十九しかないんですよ。四十九という現状です。 じゃ、ついでに聞きますけど、今回の改正で二類感染症に鳥インフルエンザH5N1が指定されたわけですよね。じゃ、第二種感染症指定医療機関に入院されるわけですか、もし発生したら。じゃ、第二種指定医療機関というのは二...全文を見る | ||
○足立信也君 これだけ騒いでいて、八床減少しているんですよ。そういう事態なんですね。 〔理事家西悟君退席、委員長着席〕 医療機関が五つ増えて、ベッドが八床減っているということは、恐らく医療機関も相当入替えがあったんじゃないかと私思いますし、これはやっぱり何といっても、...全文を見る | ||
○足立信也君 まさにそのとおりなんですね。 それとあと、それも、予算のことももちろん今指摘したとおりなんですが、例えば今パンデミック、それからプレパンデミックのワクチンのこと出ていますが、注射するにしても、医師だけに頼っていてはとてもできることではない。看護師さんとか、あるい...全文を見る | ||
○足立信也君 いや、すごいアバウトな話ですからね。 私も、スペイン風邪は弱毒性ですよね、弱毒型。今、話題になっているH5N1は強毒型。これがそのまま感染力を持ってヒト型に変異するとは思っていません。感染力はもっと強くなるはずです。しかし、死亡率は、これはやっぱり当然下がってい...全文を見る | ||
○足立信也君 じゃ、局長のその特段の措置というのを。 | ||
○足立信也君 そうですね。集団を形成しているのが恐らく多いでしょうから、マスクを始めとする一般的な感染に対する予防対策ということが重要だと思いますね。 先ほどの大臣の件は、それはもう何を重要視して話をするかというのは人によって違うでしょうから。しかし、やはり感染症予防研究所の...全文を見る | ||
○足立信也君 恐らく大臣はお分かりになっていると思います。 三つ私ケース挙げたうちの、日本で発生する、初めて、鳥から新型、ヒト型に変異する、この可能性を、やっぱりそこで落ちているんですよ、今の。鳥であれば人に感染力がないと今おっしゃったけれども、変異している可能性があるわけで...全文を見る | ||
○足立信也君 ありがとうございます。 そこで、またこれ二年前から問題になっていることなんですが、結果が出たとします、検疫所で、結果が出たとします。それで、結果が出た場合に、まだ発症していない、潜伏期の状態で大量の方に感染している可能性があるわけですよね。その方々への対応をどう...全文を見る | ||
○足立信也君 それじゃ、もう一つ、これ検討会議でやっぱり検討しますと言われた重要なことなんですが、さっきは感染が高いと思っている人たちに対する検査、新型は停留があると。先ほど大臣がやる方向で検討すると言ってくださった鳥の場合もあると。ところが、それを擦り抜けて、おそれがないと思っ...全文を見る | ||
○足立信也君 そうなんですね。今、隣からあるように、最悪の状態の更に最悪の事態をということになると、やっぱり日本で発生した場合ということの、これは弱いということを今後お互いに検討すべきだと思いますし、是非その方向性で、漏らさないで検討していってもらいたいと、そのように思います。 ...全文を見る | ||
○足立信也君 大臣、既にこういうことはやらなきゃいけないようになっているんですよ。だから、先ほどのことなんですけど、検査をやったら結果が出るまではやっぱり危ないと、対処をするべきだと思います。そこだけまた強調します。 最後に、これ、新型インフルエンザ対策全般についてなんですが...全文を見る | ||
○足立信也君 往々にして今のトピックスに走る傾向が研究者というのはありまして、隠す面も結構出てくるかもしれないので、やっぱり情報共有、どこまで進んでいるというのを全体としてリードしていく感覚が必要だと思います。 もう時間ですから重ねて申し上げますが、やっぱり最悪の状態の最悪の...全文を見る | ||
11月13日 | 第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 蟄居とか自粛とか全然関係なく、七か月ぶりの質問でございます。 時間が余りありません。四十五分ということですので、早速伺いたい。まず、今大変な話題になっております周産期医療についてお伺いしたい、そのように思います。 皆さん御...全文を見る |
○足立信也君 把握に努めて、それを統計上に表すということで理解していいですね。いいですね。 | ||
○足立信也君 今も一部触れられたのかもしれませんが、これ、直近の資料を御覧ください。一なんですが、今年の厚生労働省の科研費分担研究なんですけれども、妊娠関連の脳血管障害の発症に関する研究、今年の部分です。 ざっと言いますけれども、二〇〇六年ですね、平成十八年一年間で脳血管障害...全文を見る | ||
○足立信也君 僕は今、局の縦割りの話をしたわけですね。ですから、ここは大臣にお答えいただきたい。やっぱり医療提供体制それから救急医療を医政局が主体にやっているところに対して、やっぱりここの部分だけ雇用均等・児童家庭局というのは問題があると思います。それから、ほかの、経産省の話も出...全文を見る | ||
○足立信也君 昨年、この委員会で審議しました、実は廃案になってしまいましたが、私どもが救急業務と救急医療との連携協力を強化するための救急制度改革の推進に関する法律案というのを提出しました。 ここで私たちが言いたかったことは、救急医療体制というのは都道府県の所管、しかし救急業務...全文を見る | ||
○足立信也君 今都道府県に振ってその調査をしているという最初の答えで、私が聞いたのは、二年前、約二年前の、先ほどの全く不足している、それから調査もしていないということに対して約二年たとうとしている、どう変化しましたかって聞いたんですよ。どれぐらい充足してきましたかというのを聞いた...全文を見る | ||
○足立信也君 この委員会にそのデータを是非早く出していただきたいと、そのことを要望しておきます。 私の認識では、ちょっとまず、ざっくりした言い方で大変申し訳ないんですけど、なぜNICUそれから後方病床が必要かという話なんですけど、五十年前に比べると高齢出産が二倍になっています...全文を見る | ||
○足立信也君 私は、この委員会に二階大臣の出席を求めました。経産委員会の方もやられているのでかなわないということで、文書で回答を求めました。それは、主に意図するところは何か、特に政治の立場としてはということとモラルということについてです。このことについて回答をお願いします。 | ||
○足立信也君 今要約されたのかもしれませんが、ちょっと全文ではない。実は、経産の委員会で十時からうちの増子議員が大臣に質問をしております。その要旨は私手元に今持っていますが、これは関係者の奮起を促したかったという趣旨ではないですか、そういうことを言っているんじゃないですか。 | ||
○足立信也君 医者のモラルの問題だというのはどういうことですか。 | ||
○足立信也君 僕は文書で求めるとはっきり昨日も質問取りのとき言っていますよ、モラル、医者のモラル、モラルというのはどういうことですかと。モラルの問題だと言っているわけですよ、この件は、医者のモラルの問題だと。それに回答がないんじゃないですか、それ。 | ||
○足立信也君 それでは、それを確認をする意味でもう一度言いますが、私がお聞きしたいのは医者のモラルというのはどういうことかと。それが原因で今回の事案が起きたというふうに答えているわけですね。モラルはどうかということと、これから大臣にもお聞きしますけど、この発言を撤回する意思がある...全文を見る | ||
○足立信也君 今言われていますが、やっぱりそのときはそれほど問題の発言だという認識はなかったということなんですか、そのときは気付かなかったと。 | ||
○足立信也君 そのときに気付かなかったという認識で、あとは更に新たなコメントなり物が届いた後に。 これは、やはり大臣ですから、せっかく、これから言いますけれども、我々民主党の主張、それから超党派議員連盟の申入れ等、これ、厚生労働大臣、経済財政担当大臣、財務大臣にも談判しました...全文を見る | ||
○足立信也君 要約しますと、意見を聴く機会は設けたいが、やっぱり今ある設置法案、まあ仮称ですけど、これが最良の案というふうに考えているんだろうなというふうに私なりに要約させていただきました。 先ほどのモラルの件なんですけど、これは大村私案というのが出されましたね、私の案ですね...全文を見る | ||
○足立信也君 ええ。 | ||
○足立信也君 それで、やっぱり医療行為についても、刑法二百十一条、業務上過失致死傷罪、これを真っ正面から議論すべきだというのが我々の提案で、それを骨子案に出しているわけですが、救命救急についてのみ情状によって刑を免ずるという思想、これはやっぱり医療事故には必ずだれかに責任があると...全文を見る | ||
○足立信也君 早急にと言いますが、しかし公的医療保険で国民皆保険のこの国にあって、不幸な結果が訪れた方あるいは障害を負った方等に対する補償制度というものがこれは民間保険だと、しかもそこには保険料とそれから補償の間に相当な差額があるだろうということに今なっているわけですよ。私は、や...全文を見る | ||
○足立信也君 それでは、ちょっと時間を残しておきたいと思いますので、午前中といいますか、この時間の質疑はここでいったん終わりたいと思います。 | ||
12月09日 | 第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 基本的なことから申し上げますが、我々民主党は独立行政法人には基本的に反対でございます。この理由といたしましては、国策として行うもの、特に今回は医療ですから、政策医療は国立でやるべきである、そして、一般病院と変わらなければ、その地域...全文を見る |
○足立信也君 今のところで、ちょっと言葉として弱いなと思うのは、じゃ政策医療としての在り方ですね。国立病院機構、これも政策医療と言われていて、今回ナショナルセンターも国の政策医療ですね。この国立病院機構と今回のナショナルセンターという、その政策医療にかかわるかかわり方はどう違うん...全文を見る | ||
○足立信也君 簡単に言いますと、事業型の独法と研究開発型の独法だということが、今政策医療に関してはおっしゃったわけですね。ところが、国立病院機構はこれ公務員ですよね。今の全国規模の事業型ということなんですが、公務員である。じゃ、研究開発が主体であるナショナルセンターはこれ非公務員...全文を見る | ||
○足立信也君 私もその考えはよく分かるんです。流動性というのは非常に大事だと思うんですが、これはちょっと答弁は求めませんけど、研究者の交流と、なるほどそうなんですよ。しかし、これは、例えばナショナルセンターであれば、地方の県立やあるいは市町村立、公立ですね、そこのところから研修に...全文を見る | ||
○足立信也君 そこで、先ほどお聞きしました独立行政法人化されないほかの国立病院ですね、防衛医大病院、自衛隊病院はこれは所管が違うのでちょっと聞きませんけれども、国リハのセンターの病院あるいはハンセン病の診療所、これらの運営はどういうふうになっているんですか。一般会計でやられている...全文を見る | ||
○足立信也君 今の答弁聞いておりますと、やっぱり不採算な部門に話が集まるわけですね。だから、一般会計でやっているという話になると、先ほどの千四百六十六億のうちの四百数十億の部分を運営費交付金でやっていきたいと。これ、一般会計ではできない理由にはちょっと当たらないんではないかという...全文を見る | ||
○足立信也君 大臣にちょっとコメントをいただきたいなと思うのは、先ほど、公務員型、非公務員型の矛盾がまずあるだろう、特に研究者のところであるだろうという問題。それから、今の一般会計では難しく、それなりの安定した資金といいますか運営資金が必要だということになると、そのセンターあるい...全文を見る | ||
○足立信也君 収入を上げよ上げよというと、一般的に今国立大学病院が陥っているように一般病院化に近い形になってしまうということが、存在の意義というか、その目的というものにかなり影響してしまうということもあるので、これはじっくり議論した方がいいと思いますが、じゃ各論に入ります。 ...全文を見る | ||
○足立信也君 大臣にちょっとまたコメントを求めたいんですけれども、私今五十一歳で、五十年前と比べると、高齢出産が二倍ですね、それから超早産が二倍です。だから、低出生体重児は三十倍になっているわけですね。一九九〇年と比べても、NICUに入院が必要だと言われている子供たち、低体重の子...全文を見る | ||
○足立信也君 各論を続けます。 次は、国際医療センターについてです。資料二をまたちょっと、二に戻ってください。ちょっとの間、大臣への質問がないので、もし中座が必要であれば。 これ、先ほども言いましたように、国際医療センター、これはインターナショナルな取組が必要な部分だとい...全文を見る | ||
○足立信也君 私なりに例として考えられるのは、これ世界、特にアジアでの大災害時の、災害時の医療ですね。それとか、あるいは中国でかなり話題になった化学物質の被害、これはインターナショナルに広がる可能性が高いですからね。確実にあるのは、もう一つはアスベストですね。アスベストが原因の疾...全文を見る | ||
○足立信也君 この疾患別患者数でもお分かりのように、また先ほどその他という、明記する必要があると申し上げた理由の一つはここもあるわけです。児童精神、特にこれ重要だと思います。それから精神科救急、この部分もしっかりやる必要があるだろうと私は思っております。 次に、成育センターに...全文を見る | ||
○足立信也君 また大臣にコメントを求めたいんですけれども、単純に言うと、東京都の基準では、同じ箱の中に、母体に対するという話がありましたが、特に脳神経外科ですね、それがないからということなんですが、今問題になっているのは医師不足の都道府県の地域医療と大都会の地域医療ですね、ここは...全文を見る | ||
○足立信也君 そうあるべきだと思います。 誤解のないように申し上げたいんですが、なぜゾーンの中でネットワークがうまくいかないかという理由の一つに、出身大学によるつながりが重視されるとか出身病院によるつながりが重視されるとかいうことがあって、東京もそうなのかな、あるいは新生児も...全文を見る | ||
○足立信也君 長寿医療センターで一般の国民の方々もあるいは私もまず思い浮かぶのが、認知症の患者さんってどうなっているのかなと。これ、その他の疾患のところにも一人もいないんですね。この先ほどの疾患分類別の患者数のところにどっか出てくるのかなと思ったら、出てこないんですね。これ、アル...全文を見る | ||
○足立信也君 是非とも、アルツハイマー、認知症、その分野の研究の推進ということもしっかり指導していただきたいと、そのように思います。 再び総論、全体の話に戻りたいと思います。 冒頭、私申し上げましたけれども、一つの条件として、研究開発力強化法の成立が非常に大きかったわけで...全文を見る | ||
○足立信也君 特に、今長寿医療センターのところに話が行っていますから、渡辺副大臣は脳神経外科のドクターでもありますから、その部分はもう少ししっかりやりなさいよということを是非ともお願いしたい。 ところで、ちょっと外口局長に、独立行政法人通則法によると、運営費交付金は平成十八年...全文を見る | ||
○足立信也君 突然、気になったもので今ちょっと、済みません。 総論なんですけど、これ平成二十年度、今年度の予算で、長期借入金の残高が千七百六十七億円と、先ほどもありましたけれども、千七百六十七億円ですね。二十年度の返済予定額は百七十八億円です。これは、この法案、それから研究開...全文を見る | ||
○足立信也君 これは当然、今勤めている方々も、このまま長期借入れ、借金として背負わされたらかなわぬなというのは当然あるわけで、申し訳ないですけど、「女性自身」、私が購入して読んだわけではなくて人から読ませてもらったんですが、「女性自身」、それから日経バイオテクオンラインなどでいろ...全文を見る | ||
○足立信也君 もう最後で、確認になります。 人事交流による出向あるいは天下りもあり得る。ただ、理事というポストにその方々がなるということは必須ではないという今のお答えでよろしいんですね。 それだけ確認して、質問を終わりたいと思います。 | ||
○足立信也君 終わります。 | ||
12月15日 | 第170回国会 参議院 決算委員会 第4号 議事録を見る | ○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。麻生総理に対しては初めて質問させていただきます。 特に私は、社会保障、それから先ほど初等中等教育の話がありましたが、高等教育、それから科学技術について、これは麻生総理、議院内閣制の下、政府、与党一体となってこれま...全文を見る |
○足立信也君 今の総理の答弁の中で、概念的には一次予防、二次予防、三次予防の概念が入っていたと思います。病気にならないこと、それから早期発見、治療、それから三次予防は転移、再発を防ぐ、そういう概念が入っていたと思います。 であるならば、総理は、予防医療に変えていくというのはこ...全文を見る | ||
○足立信也君 そのことだと思うんですね。大事だ大事だと言っておりながら、政策的にはこういう方向性でやるんだと、恐らくこれは舛添大臣の方にも指示がされていないんじゃないかという気がいたします。ですから、政権与党、これは政権を持っているわけですから、本当に大事だというのであれば、やっ...全文を見る | ||
○足立信也君 保健師の役割が非常に重要だと、長野県をモデルに考えるとそうだと。これは、治療中あるいは介護中の患者さんと向き合って話をする、あるいは健康な方にもそうなんですが、ところが現場では保健師さんで医療や介護の現場を経験されてない方が増えているんです。実際に病気の方あるいは介...全文を見る | ||
○足立信也君 年齢制限の撤廃、よろしくお願いします。 そこで、政府も取り組んでないわけじゃない、これは特定健診、生活習慣病予防に対して特定健診始めました。でも、これはやっぱり夫婦で保険が違う場合、同じように一体的に保健活動の指導になれないんですね、保険者が違う。だからこそ、私...全文を見る | ||
○足立信也君 このワクチン抗原の特許は厚労省が持っているんですね、持っているんです。この開発、先ほど人種の面も言いましたし、相当世界的な、まあマーケットと言うと言い過ぎかもしれないけれども、価値のあることなんですね。 そこで、経済産業大臣にお聞きしたいんですが、これNEDOを...全文を見る | ||
○足立信也君 是非とも取り組んでもらいたいということ。 それから、これは平成十八年の科学技術白書で、日本は科学技術費というのは十五兆使っているんですが、民間の資金が八割なんですね。公財政支出というものが二割しかなくて、私も研究者の端くれですから言わせていただきたいんですが、ト...全文を見る | ||
○足立信也君 後ろから声がありました。しっかりやってもらいたい。 結局は、学問研究の自由な発展を、先ほど政府一体となっている、議院内閣制だからと申し上げましたが、これをずっと奪ってきたんですよ。これが日本の今の活力の低下に私はつながっているんだと思います。この事態が今何を呼ん...全文を見る | ||
○足立信也君 自治体病院の現在の状況は非常に厳しいもの、もう皆さん御存じのとおりです。この一年間で七百十四人常勤医が辞めた。二〇〇五年から三年間で二千百四十六人の常勤医が辞めていっている、こういう事態ですね。 社会保障制度、特に医療保険を考えると、私は、皆保険に近いこと、社会...全文を見る | ||
○足立信也君 答えがないのでうなずいてください。イエスかノー、イエスですね、先ほどの私の質問は。 そういう答弁をされると、十七年の行政評価報告で補助金から社会保険協会の職員の給与を払っていたという指摘も以前あるんですよ。全く関与はありませんという今の答弁されるから、では、こう...全文を見る | ||
○足立信也君 先ほど出しましたけど、六万九千件あるいは受給者二万二千人というのが独り歩きしている。でも、先ほど示しましたのによると、四倍はあるんですよ。ですから、しっかりそれはやってもらいたい。 そこで、総理、総理は所信表明で、この記録の問題については手間と暇を惜しまず確かめ...全文を見る | ||
○足立信也君 要は最優先課題の一つであるということです。一つだけに向かないと先ほど科学の分野で私は言いました。雇用対策、今なるほど大変です。しかし、そのほかの部分、将来のことを考えると、この部分は優先してやらなければ将来不安はぬぐえない、是非その気持ちを持っていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○足立信也君 言葉は恐らく端的であった方がよかったんではないかと私は思います。やっぱり謝罪の意味とこれから頑張るんだと、認識をしっかりするんだということの方がよかったんではないかと私は今思いました。 そこで、それに加えて総理が、医師は社会的常識がかなり欠落している人が多いとい...全文を見る | ||
○足立信也君 分かりました。医師会長が行かれたから医師会に対してのみ謝罪されたのかと思ってそこをちょっと聞こうと思ったら、すべての医師ということですね。分かりました。 次は、ちょっとこれが、総理も福岡ですし、先ほどの神本議員も福岡ですし、私は大分です。(資料提示)これはごく当...全文を見る | ||
○足立信也君 今日初めて認識は一致したかなという気がします。 そこで、先ほどの社会保障に対する国民の意識調査なんですけれども、これはある程度の負担の増加はやむを得ないって国民の多くがもう思っているんです。今四三%ですね。大幅な負担の増加もやむを得ないを入れると四六%ですか、そ...全文を見る |