足立信也
あだちしんや
選挙区(大分県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
04月07日 | 第189回国会 参議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也でございます。 私、十年間、厚生労働委員会に属しておりましたので、なかなか予算も、厚生労働省としては三十兆、二桁違う額の予算の審議ということです。上川大臣も初代の少子化対策・男女共同参画担当大臣と、それから衆議院の厚生...全文を見る |
○足立信也君 私も予算書を見ておりましたんですが、なかなか分かりづらい。私、普通の感覚で考えると、矯正施設の医療費となると、それはもう医療において掛かった医療の代金なのかなと、そういうように普通考えますけれども、そこで、教えてほしいのは、今の説明ですと、この医療費というのは人件費...全文を見る | ||
○足立信也君 今おっしゃったのは、検査の機器であるとか、そういうことをおっしゃいましたよね。僕が言っているのは、普通、我々一般国民が医療費というと、かかったときの代金という感覚ですよね。ということは、行為そのものについての代金というのはこの予算の中には入っていないということなんで...全文を見る | ||
○足立信也君 そこで、この資料一になるんですけど、どれだけ高騰ぶりが激しいかということの説明なんですが、二十四年度は五十三億五千万円です。前年度比の伸び率は七・六六%です。二十五年度は五十七億六千万円、前年度に比べて五・四四%も伸びているんですね。御案内だと思いますが、国民医療費...全文を見る | ||
○足立信也君 そこで、今申し上げたように、二十四年度、二十五年度、七・六六、五・四四、それから二十六年度も相当額伸びていますよね。そこで、二十七年度の予算は六千七百万円の減額なんですね。一体その根拠がどこにあって、何を変えるからこの医療費は今までのトレンドに全く逆に相当削減される...全文を見る | ||
○足立信也君 変動しているのは誰でも考えたら分かることで、でも、今までずっと毎年毎年増えてきているのに、このトレンドがある中で七千万円弱減るというのは、何かを変えないとそれは無理ですよ。一体その根拠はどこにあるんですかと聞いているんです。 | ||
○足立信也君 先ほど私、名前出しました福島刑務所に勤務経験のある日向先生のお話なんですが、やっぱり民間医療機関への外部委託、これが大きい要素だと。先ほど医療費増加の要因として挙げられましたね、高齢化と外部委託だと。これは増えますと言っていて、それより以上に収容者数が減りますから医...全文を見る | ||
○足立信也君 理解されるのは勝手ですけれども、説明の根拠にはなっていないと思うんですね。 今、高齢化のことをまず第一に挙げましたが、先ほど申し上げたように、矯正施設の医療費七・六六、それから五・四四と伸びていますが、これ、国全体の高齢者医療費、高齢者に絞った高齢者医療費の伸び...全文を見る | ||
○足立信也君 資料を僕も持っているんですが、いただいたものなんですけど、これ、おっしゃるとおり有病率なんですよ。 ここでもっと大事なことは、後の方で大臣にお聞きしますけど、有病率は変わらないんですよ。収容者数は減っているんですよ。でも医療費はそれ以上にぐっと増えているわけです...全文を見る | ||
○足立信也君 後半部分というか、本来自由診療、今外部委託の話をされましたが、これは病院で判断されるものなんですよ。これ全国共通なんですか。保険診療と同じように一点十円という今話を、に基づいてとおっしゃいましたが、これ全国共通で一点十円という計算でやっているということですか。 | ||
○足立信也君 今自由診療の部分の話ですが、矯正施設に入院されていて、そして外部の医療機関に受診する必要がある、そのときに払われる税金ですね、医療費、それは一点十円が原則だけれども、それを超えるものもありますと、そういう話ですね。 実際はどれぐらいが超えているんだということを聞...全文を見る | ||
○足立信也君 十二億九千万ということは、約四十六億は施設内という話ですね、差引き。そういうことになりますね。となると、矯正施設で全額国費というか税金で医療費が払われる、それが病院によって計算の仕方が異なっているということが果たしていいのかどうか。これはかなり問題を含んでいると私は...全文を見る | ||
○足立信也君 そこで、ちょっと大臣、今までの話の中で、収容人員は減っているんです、有病率は変わらないんです。先ほど根拠の中で、老人が増えている可能性がある、増える要素としてですね。でも、老人医療費の伸びよりもはるかに高い伸びをしているんですね。外部委託が増えているといいますが、外...全文を見る | ||
○足立信也君 非常に、質問に対しては直接に答えるのは難しいと思うんです。というか、これやっぱり根拠がないからだと思うんです。 前半部分で大臣が今お答えになったのは、高齢化が進んでいる、外部委託が増えている、いずれも医療費が増える方向の話をしていて、でも予算は減額なんですね。そ...全文を見る | ||
○足立信也君 そうなんですね。その方々というのは、当然のことながら矯正施設内で働いている以外に急遽行かされるわけですよね。そういう方々というのは時間外割増し賃金という形で対応されるんですか。あるいは、もう急遽ですよね、元々そこに夜勤だとか決まっている人が患者さんと一緒に付添いで行...全文を見る | ||
○足立信也君 その方々がそれに担当して付いていくという形になるということですね。外部医療機関、これ受診の必要性が恐らく今後もそれほど変わらないと思うんですよ、今の状況から見ますと。この前、宮城刑務所も見させていただきましたけど、多分変わらないと思うんです。 そうなると、今度、...全文を見る | ||
○足立信也君 分かりました。それでは、次回の質問にこれを回したいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
04月16日 | 第189回国会 参議院 法務委員会 第7号 議事録を見る | ○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 先週、予算の委嘱審査で私は宿題を二つ出しましたし、大変な矛盾があるんじゃないかということを申し上げました。今、資料が出て、配らせていただいているのが宿題の一つです。 要するに、先週のことをもう一回繰り返しま...全文を見る |
○足立信也君 となると、今までは、これはスケールメリットというのがありまして、国立病院機構であるとか地域医療推進機構であるとか、スケールメリットを生かして安く購入しているんです。これ、全国にありますよね、矯正施設。スケールメリットを生かすのであれば、そもそも安く購入できているはず...全文を見る | ||
○足立信也君 ジェネリックで六七・九%ってかなり高いですよ。これを増やすのは多分無理だと思います。ということは、今まで薬や医療機器を高く買っていたということだと僕は思いますよ。 その点を指摘しておきたいんですが、大臣、今回の法律案はできるだけ施設内で対処できるようにしたいんで...全文を見る | ||
○足立信也君 質問に答えていないというのは、まさにそのとおりなんですね。 ジェネリックはこれ以上恐らく無理でしょうというのがまず一点あった後で、矯正医官を増やして施設内でやりたいということは、薬、医療機器を今までよりも使うということですよ。なのに、どうして予算が減額できるんで...全文を見る | ||
○足立信也君 収容者数は減り続けているけれども医療費が一般よりもはるかに増えていますよと言っているじゃないですか、ずっと。これが物すごく減るから医療費は削減できると今言っているわけですね。無理がありますよ。まあ、これ予算成立しましたので、実際にそのように取り組まなきゃいけないんで...全文を見る | ||
○足立信也君 理由はよく分かりますが、今回こういう法案出しているわけですから、矯正医官を増やす努力をした後で、充足率が上がってきて、でもこれ以上はもう充足できない、そこで定員削減というのが筋じゃないかなと僕は思いますね。充足率は、この前出した私の資料で、どんどんどんどん下がり続け...全文を見る | ||
○足立信也君 そこでこの日向先生の話なんですが、彼が福島刑務所に勤めていた時代に、こういうふうに書かれているんです。週三日勤務、年収約一千万円、残り二日は他施設での研修という扱いで週五日勤務ができる、非常にいいんです、皆さん来てくださいと。これは今は違うということですか。 | ||
○足立信也君 ということは、さっき私読み上げましたよね、質問取りに来た人はもう少し違う答えをしましたが、週三日勤務、年収約一千万、残り二日は他施設での研修が可能と。これは、今でもオーケーなんですか、今は駄目なんですかと聞いたんです。 | ||
○足立信也君 兼業を可能にすることとフレックスタイムが売りだと言っていて、今と変わらないじゃないですか。週三日勤務で週二日外で研修、今でも可能だと。どういうことなのかなと、不思議でしようがないですね。 じゃ、説明資料で、民間と比較して硬直的な勤務時間管理になっていると。今の説...全文を見る | ||
○足立信也君 余り彼に責任を負わせるわけにはいかないので。 じゃ、お聞きしますけれども、施設内と施設外の労働時間というのはきちんと分かっているんですか。週平均労働時間というのは何時間なんでしょう、施設内と施設外で。 | ||
○足立信也君 今、四十三時間三十五分ということですね。 実は、独立行政法人の労働政策研究・研修機構、これに調査報告があります。全国の勤務医の主たる勤務先の労働時間は平均四十六・六時間、その施設ですよ。ほかの勤務先を加えると五十三・二時間、六十時間以上の勤務が約四〇%。勤務医の...全文を見る | ||
○足立信也君 だろうと思いますが、分かっていても言えないのかもしれません。 次は、だんだんむなしくなるんですけど、矯正施設の医療の在り方に関する報告書からちょっと、特に先ほどから出ていますフレックスタイム制の意味が私はよく分からないんです。 通常業務に差し支えないようにと...全文を見る | ||
○足立信也君 ということは、曜日ごとに時間を変えるとかいうことも可能なんですか。 | ||
○足立信也君 そうすると、先ほど私質問しました、ほかの業種の方々との連携とかいうのはどうなるんですか。 | ||
○足立信也君 一日二時間以上はきちっといるんだと。そうすると、さっき、冒頭言っているような外の施設での研修とこれまた矛盾します。コアタイムはきちっと確保するんだということは、ほかの職種で医師がいなければなかなかやれないようなことはそのコアタイムに集中させるということをおっしゃって...全文を見る | ||
○足立信也君 葉梨副大臣、この定年年齢の延長という総合的な結論としては、私は納得します。いろいろ、延ばすべきだ、いや、ほかとの見合いというのは、総合的に考えると私は納得できます。 次に、もう一つ報告書であったのは、新たな手当、これは年収確保ということだろうと思いますが、新たな...全文を見る | ||
○足立信也君 今の数値を皆さんがどう考えられるかということで、私は新たな手当を取りやめたのは正解だろうと思っています。ちなみに申し上げます。私も国立大学に勤めておりましたから、講師で年収七百万です。助教授で八百万です。教授で一千万です、平均が。今、一千四百万という話が出ましたね。...全文を見る | ||
○足立信也君 これで終わりますが、基本的にこれは反対できる法案ではないと思っておりますので附帯決議しっかり付けさせていただきたいと思いますし、今日、海渡弁護士いらっしゃっていますが、これ新法で作るからには、やっぱり患者としての権利擁護とか刑事施設で医療を提供することが本当にそのま...全文を見る | ||
○足立信也君 私は、ただいま可決されました矯正医官の兼業及び勤務時間の特例等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本共産党、日本を元気にする会・無所属会及び生活の党と山本太郎となかまたちの各派の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文...全文を見る | ||
05月19日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也です。お久しぶりでございます。 この法案名の持続可能な医療保険制度、私は、このままでは持続可能とはとても思えないんです。甘いと、そういうふうに思っています。それは、本来、保険という、リスクの分散である保険と税の持つ再分...全文を見る |
○足立信也君 当時皆さんが、これはまず総報酬割導入をやめるべきだとおっしゃった理由は、本来国庫負担であるべきところを肩代わりさせているんじゃないかと。当時は我々は二つあったんです。後期高齢者医療制度を廃止することと、それから協会けんぽの国庫負担を一六・四に上げないともたないという...全文を見る | ||
○足立信也君 五年前の衆参の総報酬割に関する議事録を僕、全部読みました。田村さんは、直接的にはこれはいけないと言っているのではないです。優先順位が違うんじゃないかという言い方なんです。名前は出しませんけど、ほかの議員は全員総報酬割がいけないと言っているんです。そこが大きな違いで、...全文を見る | ||
○足立信也君 政務三役が誰も答えられないから唐澤さんが答えざるを得ないのはよく分かります。 一緒につくってきた人間ですから、そのことはもう十分分かっています。要するに、財源がないから保険料でやっていこうという形になっているわけですね。さっき、際限なき財政支援という話をしました...全文を見る | ||
○足立信也君 その準備金の残高等もやっぱり今回の全面総報酬割という大きな根拠だろうと思います。 資料一を御覧ください。 先ほど来申し上げていますが、医療保険制度は私はもう空洞化していると思います。その空洞化という理由は、よく言われる未加入あるいは未納付のこと、そしてもう一...全文を見る | ||
○足立信也君 税の財源がどうこうという話に矮小化されてしまうのではなくて、保険料の約半分が再分配に使われているという事態がこれでいいんですかということなんですよ。税金にするということになると課税ベースの話もありますし、じゃ、事業主と雇われている方々が本当に一対一で保険料で負担して...全文を見る | ||
○足立信也君 細かく御説明いただきました。全然否定はしません。 究極的には、被保険者の健康づくりに貢献して、できるだけ医療や介護を受けずに済むように、そしてそのことによって保険料は下げていきたい、でも、本当に医療や介護が必要な人にはきっちり届くように、リスクの分散ですね、これ...全文を見る | ||
○足立信也君 皆さんそれは納得しないと思いますよ。積み上げられる、つまり、予定していたよりも受診機会を少なくできて、健康を維持できて、これは良かったと、積み上げようと来年計画したら、その分で国費が貢献した部分は削りますよと、それは保険者をばかにしているような話じゃないですかね。 ...全文を見る | ||
○足立信也君 大臣のお考えとしては分かります。 唐澤局長、法定準備金って、先ほど協会けんぽは六千数百億準備金があるという答弁がありました。法定準備金は約一か月分ですか、六千、準備金としてこれは十分なんでしょうか。 | ||
○足立信也君 健保連が一兆七千億という話が先ほどありました。何倍になるんですかね、三倍近いですね。やっぱり最低限ですね、この協会けんぽの法定準備金というのは。本当に最低限だと思います。それはそれとして、考え方が割と違いが明白になっているのではないかと私は思っています。 次は、...全文を見る | ||
○足立信也君 はい、分かりました。ということは、これをクリアしていけば再指定もあるんだろうということになっていくんだろうと思います。 橋本政務官、医療法改正に伴う医療事故調査制度、省令もそれから通知も出そろって、あとは十月一日の施行を待つばかり。この制度は、医療安全の確保のた...全文を見る | ||
○足立信也君 今回の政務官担当の医療事故調査制度というのは、本来医療者側がやらなければいけないことをはっきりさせたというところが非常に大きくて、これは医療者側も覚悟を持って臨まないと駄目なことなんですね。そこが一番大きい。そこが肝なんですね。今回のは、それのベースになる部分ができ...全文を見る | ||
○足立信也君 全ての先進医療について自主点検のため、これ必要なことだと思います。であるならば、先進医療については全て義務化した方がいいかもしれませんね、自主点検というものも、というような気も私はします。 そこで、総理大臣もそれから塩崎大臣も、先進医療を身近でというふうに患者申...全文を見る | ||
○足立信也君 資料の二を御覧いただきたいと思います。 これが今、我が国の保険外併用療養費制度です。御案内のように、選定療養と評価療養。評価療養の中に、これ再生医療等製品についてはごく最近入ってきました。簡単に言いますと、全体で、先進医療か治験か保険収載前か保険適用外か、この四...全文を見る | ||
○足立信也君 私もそう思います。 そこで、先ほどの資料なんですけど、この外に、選定療養と評価療養のもう一個類型として患者申出療養というのがあると。その中身は、評価療養のところの、大臣は先進医療というところを強調されるんですが、一番多いのは恐らく保険収載前や適応外使用のこの下の...全文を見る | ||
○足立信也君 あくまでも先進医療というふうにおっしゃっていますが、多いのは、先ほどから何度も言っていますように、この下の部分じゃないかと、保険収載前、間を埋めると言いましたが、適応外。そうすると、新たな先進医療の一形態というよりも新たな評価療養の一形態じゃないんですか。あくまでも...全文を見る | ||
○足立信也君 そうだと思います。評価療養の一形態、あくまでも患者が起点であるということだと私はすんなり落ちます。 そこで、総理は保険収載に向けたロードマップの作成を医療機関に求めるというふうに答弁されたんです、本会議で。僕はよく分からない、意味が分からないんですが、保険収載の...全文を見る | ||
○足立信也君 当然、最初の、こうなればいいなみたいな形だろうと思うんですが、じゃ、今そこで医療機関が書くということになっているわけですが、それは指定はまだですけれども、臨床研究中核病院なんでしょうか。それとも、特定機能病院や身近な医療機関もこれに関わっていくわけですけれども、書く...全文を見る | ||
○足立信也君 これは意見書の段階で既にロードマップを作るということだろうと思います。 しかし、先ほど言いましたように、こうなればいいなという感じで書くんですが、そこは国、行政の関与で、医薬局、保険局の関与で変わるわけですね。症例数足りないぞと、これは大丈夫か、当然、修正が入っ...全文を見る | ||
○足立信也君 もう時間なのでまとめに入りますけれども、相当残っているので、次回もあるかと思いますが、今、一年の定期報告だと。当然、その進め方について行政側も意見を言う、そして修正していく、新たなロードマップがそこでまたできるでしょう。それがどうして短期間でできるという話になるんで...全文を見る | ||
05月20日 | 第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○足立信也君 済みません、民主党の足立信也です。誰もいないって今おっしゃったので、何かしゃべらなきゃまずいかなと思いまして。 私、今年からこの調査会に参加して、期待していたことがあるんです。安倍総理が、安保法制は去年のマニフェストに書いたから次の通常国会でやるんだと、そうおっ...全文を見る |
05月26日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也です。 総理、本日午後から衆議院本会議で安保法制の審議が始まります。安全保障と社会保障は国の根幹です。特に社会保障は、私は国の、国家の礎だと、そのように思っています。どうかこの午前中の審議も熱意を持っていただきたいということを...全文を見る |
○足立信也君 ちょっと歯切れが悪いような気がします。 私は、選択療養という定義であれば、三つ目の類型だというものもある程度理解できる。しかし、それにこだわったんじゃないかと思うんです。内容が変わってきて、これはまさに評価療養の一つになったんですよ。なったけれども、選択療養で三...全文を見る | ||
○足立信也君 今の説明ですと、あくまでも評価療養なんだけど起点が違うんだということだけのような気がしますし、その点については参考人は、今現在先進医療をやっている参考人はかなり懸念を示しておりました。 そのことを申し上げますが、今も答弁そうですが、これまでの本会議の答弁でも総理...全文を見る | ||
○足立信也君 先進医療を身近でと、これはキャッチフレーズのようになっているわけですが、資料の一を御覧ください。これは薬師寺委員が何度も何度も資料として出されましたし、我々野党の人間はこれを基に説明をずっと受けてきています。与党の議員は更に詳しい資料で説明を受けているのかもしれませ...全文を見る | ||
○足立信也君 私、評価療養の類型は四類型あるんだということをこの前ずっと申し上げました。それでほとんどはまるんですね。しかし、先進医療という説明は、このポンチ絵、この説明には一切書いてないんですよ。 先進医療というのは医療技術なんですよ。そして、未承認薬や適応外薬を使うBと、...全文を見る | ||
○足立信也君 我々のときは、先進医療会議、これの頻度を上げてしっかり議論をして、とにかく結論をしっかり付けていこうと、一つ一つ、そういうふうに指示をして、実際そうやってもらいました。これ、誰が見ても明らかに減っていますよ。 今の答弁と重複するかもしれませんが、もう一年以上たっ...全文を見る | ||
○足立信也君 具体的に何をやるのかはっきりしませんが、総理、やっぱりこれは明らかに遅れていますよ。あの政権交代後、遅れていると思います。そのことをお認めいただいて、やはりこの分野は、多くの方がそこに登録をし、専門機関で実施をし、評価をしようとしているんです。ここはもっと早くこれが...全文を見る | ||
○足立信也君 では、あとは午後に回します。 終わります。 | ||
○足立信也君 民主党の足立信也です。 午前中のことをちょっと振り返ろうと思うんですが、総理は私の質問にできるだけ全部答えていただいて、それはよかったんですが、全部棒読みで、しかも更問いをして気持ちを聞いても棒読みで、やっぱり今やっている衆議院本会議での安保法制の方は相当熱意が...全文を見る | ||
○足立信也君 持論じゃないとおっしゃったので、言うつもりなかったんですけど、二〇〇六年、日本製薬工業協会主催の政策セミナーで、マーケットに合わせて皆が競争して頑張るということならば、当たり前のように薬価の毎年改定をやった方がいいというのは塩崎さんの発言です。 田村前大臣は、技...全文を見る | ||
○足立信也君 じゃ、申し訳ないですけど、また患者申出療養に戻って、私、以前現場の人間として、様々なやっぱり気になる点があるので、一つずつただしていきたいと、そのように思います。 参考人質疑でお二人の方、後で私、話をしたんですが、評価療養の一つでなければ反対してもいいというよう...全文を見る | ||
○足立信也君 もう一つ、答弁で、患者さんが理解し、納得した上で申出を行うためにかかりつけ医が非常に大事だと、かかりつけ医が相談に応じて支援を行うと、そういうふうに答弁されているんですが、これ今、最初の例は、当然、臨床研究中核病院や特定機能病院ですよね。それから二例目以降は、大臣は...全文を見る | ||
○足立信也君 はい、分かりました。身近ではないところ、大きな病院はかかりつけ医ではないということですね。 先ほどの牧山さんの質問の中で、私、インフォームド・コンセント、大きな意味で言われたんだと思いますが、それは極めて大事、この制度では本当に根幹ですね。 これ、インフォー...全文を見る | ||
○足立信也君 考えていかなきゃいけないのはそのとおりですけど、非常に難しいですよ。臨床研究中核病院、この前、申請締め切ったら十一か所だという話でしたね。教えてくれませんでしたけれども、多分四国なんかはないでしょうね、今までの十五病院見てみると。 しかし、言うことが違うというの...全文を見る | ||
○足立信也君 二か所同時も当然あるということですね。そうなると、その後にまた問題が出てきますが。 じゃ、これ、年に一回報告を集積して科学的根拠にするということになります。この前の質問で、それだと保険適用まで、年に一回の報告では少なくとも三年以上は掛かるだろうなという話をしまし...全文を見る | ||
○足立信也君 現場の方はお分かりだと思いますが、二回まではオーケーだと。けど、フォローアップするには三回、四回必要だと。これ、査定されますよ。医療機関の負担になりますよ。 例えば、突然心電図を撮る、あるいは脳のCTを撮る、頭のですね、これは何の適用だと査定される可能性あります...全文を見る | ||
○足立信也君 ちょっと、じゃ、順番を追って聞きましょうね。 同じ治療法が二つないし三つ中核病院で申請時でスタートすることがあり得ると。年に一回の報告だと。それを集積するんですね、当然。やり方を変えなきゃいけないとか、加わりますね、修正が。その集積はどこでやるんですか、保険局で...全文を見る | ||
○足立信也君 そこで、中核病院で違う結論が出たらどうするんですかという質問を今したわけで、その前にちょっともう一個言いますね。 これは有害事象の件なんですが、非常に近い先進医療Bというのは、その評価項目の一つに補償内容についてちゃんと申し出ることになっているんです。どういう補...全文を見る | ||
○足立信也君 総理も先ほど言っていましたが、安全性については国が責任を持つというのとどう整合性があるんですか。 | ||
○足立信也君 ということは、総理もはっきり言っていた、安全性については国が責任を持つというのは承認の段階であって、その後の有害事象については責任は持たないと、そういうことですね。分かりました。 先ほどの質問です。複数の中核病院から異なった結果が出た場合に、先ほど集積、調整は中...全文を見る | ||
○足立信也君 保険局が中心的に関与してそこの調整には当たる、これがないとできないと思います。そこは確認できたので、いいと思います。 先ほどの牧山さんの質問の中で、患者申出療養から除外された場合、これは医療機関主導の先進医療Bで申請することは可能ですね。 | ||
○足立信也君 じゃ、いよいよ最後の詰めの段階、保険適用は中医協マターだと思います。そこで、先ほどもあったかもしれません、中医協提出前の最後の詰めの工程、保険適用に向けてですね、これがどうなっているかと。 先ほどちらっと答えがあったように、これだけ効果があり安全性も高いというこ...全文を見る | ||
○足立信也君 会議の設置ということですね。 普通、考えると、保険適用まではこれ自己負担で、保険適用されれば公定価格になるわけですから、当然、価格は下がりますね。そうすると、製薬業界もあるいは保険者も、保険適用になれば保険でカバーする範囲がぐっと広がるわけですから、なかなか保険...全文を見る | ||
○足立信也君 まあ成長分野というふうに捉えているようなので、継続して今の政権でも。ここはしっかり研究開発というものを促進するようにしていかないとなかなか難しい、ひいては国民の皆さんに有益なようにならないと思いますので、是非しっかりした制度として確立させていただきたいと、そのように...全文を見る | ||
○足立信也君 そのできないんだという理由を、その除外をやっぱり明示しなきゃ駄目ですね。これは医療機関が困ります。ほかの、こっちに行ったら取られなかったのに、こっちに行ったら取られるぞみたいな話になりますからね。明示を必ずやってください。 そこで、一つお願いしたいのは、小児科不...全文を見る | ||
06月15日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 山下委員のように若くはありませんけれども、私、十八歳だったのは四十年前でして、それでも結構関心はあるんだと思います。私の高校の同級生、今三人国会議員おりますので、それなりに十八歳という年齢は関心は高いと私は思っています。 そん...全文を見る |
○足立信也君 今日は、前半部分を発議者にこの十八歳以上に引き下げる意義、それから後半部分は、これかなり細かな問題点あると思いますので、政府参考人にその運用について聞こうと、そういうふうに思っています。 この法案では、施行が一年後と、去年準備されていた段階からずっと一年後だった...全文を見る | ||
○足立信也君 そこで、一年用意したわけですが、この前の参考人でお呼びしました神奈川県の教育委員会の教育長、これ、神奈川県は二年前の参議院選挙のときに全県立高校で、これまでシチズンシップ教育というのはやっているんですけれども、その中で模擬投票をやったわけです。これは、六月から授業を...全文を見る | ||
○足立信也君 この倫選特の委員のメンバーにもかなりいらっしゃいますが、私、一年三か月、三十回続いた選挙制度協議会のメンバーでございまして、閉会中からスタートしました。相当な議論をやりましたが、最終的に、残念なことに自民党からは考え方の提示にとどまりました。都道府県単位を維持して六...全文を見る | ||
○足立信也君 各党が議論されていると今おっしゃいましたが、協議会の上の組織である検討会はもう既に打ち切られているわけです。あとは各党各会派に委ねられているような状況の中で、私はこれは、申し上げれば、議長の強い方向性を示してほしかったなという気がしております。 今、別個のものと...全文を見る | ||
○足立信也君 先ほど申し上げたように、立法府の裁量権の限界を超えるものではないと。これは九か月だったからであって、今回は三年九か月という日数があるわけです。 そして、先ほど十八歳以上に引き下げる意義で、武正議員が、若者の政治参加、これを促すんだと。しかし、初めて行った選挙が仮...全文を見る | ||
○足立信也君 ですから、来年を想定した場合に、選挙日当日、仮に七月十日だとすると、対象者は選挙日の翌日、七月十一日までの誕生日、七月十一日に十八歳の誕生日を迎える以上の人ということでよろしいですか。 | ||
○足立信也君 ということになります。 ということは、七月十日が投票日だとすると七月十一日、十八歳の誕生日までの人が該当するということです。これは、そこに該当する方々は住民基本台帳で住所要件を確認すると、くっつけると。それでいいんですね。いいかどうか。 | ||
○足立信也君 そうすると、これ、選挙時登録は公示の前の日ですね、前の日。そして、年齢要件を満たすのは投票日の次の日が誕生日までの人。 三か月の要件というのは、公示の前の日の選挙時登録の段階で三か月以上なんですか、それとも投票日の翌日まで三か月以上なんですか。 | ||
○足立信也君 ということは、公示前日に登録される、そして選挙日までに引っ越しても前の住所地で選挙ができるでいいですね。 | ||
○足立信也君 仮に、今のでお分かりだと思いますが、公示日が六月二十五日だとすると、その前日、六月二十四日の三か月前、三月二十四日以降に転入した方は、初めて選挙に行けると思ったけれども、それ以降に転入した人は住所要件を満たさない、これでいいわけですね。 | ||
○足立信也君 私は、ちょっとしつこい聞き方かもしれません、これが通常のことになって、来年以降、何年も何年も続けばさほど問題ではないんだろう、定時登録されていくので。しかし、やっぱりこれ七十年ぶりですし、最初が肝腎だと思っているんですよ、第一回目がですね。 ですから、今の私の感...全文を見る | ||
○足立信也君 今、現実に起こるんだという話がありましたが、初回でこれだけ大きな変更をするのに、やはり私は十分配慮すべきことだろうと思います。初めて選挙権を得るというときに、いや、引っ越したから実はなかったという思いはできるだけさせたくないですね。 先ほど山下議員がおっしゃって...全文を見る | ||
○足立信也君 最後の質問にしたいと思います。 通告しておりませんが、済みません、船田議員と武正議員と北側議員にできたらお答え願いたいのですが、これから話をします。 被選挙権の、先ほど出ておった問題です。昔は人生五十年時代、五十歳。十五歳で元服ですよね、三割はまだ育つ時期、...全文を見る | ||
○足立信也君 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
06月22日 | 第189回国会 参議院 決算委員会 第10号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 安倍総理始め閣僚の皆さん、どうかよろしくお願いします。 まず、珍しいことなんですが、政府に対して私率直に評価をしたいことがございます。 昨年の三月、予算委員会で私が質問をしたことなんですが、東日本大震災の後に、三月十六日、...全文を見る |
○足立信也君 私がお聞きしたのは、今国会は余すところあと二日でございます、いつまでに取りまとめよと指示されたんですかということをお聞きしました。その点についてお答えください。 | ||
○足立信也君 当然のことながら、これは周知に一年は必要だということで一年後の施行になっているわけですね、十八歳の選挙権。そして、一番最初に皆さんに知っていただかなければならないのは選挙制度の内容です。ですから、いつまでにということをお聞きしているわけです。当然、来年は七月が予想さ...全文を見る | ||
○足立信也君 なかなかいつまでということはお答えいただけないので、その内容についてもうちょっとお聞きしたいと思います。 昨年の十一月二十六日の最高裁の判決は、これ違憲状態ということでございます。投票価値の不均衡は著しい不平等状態だったと、ただ、国会の裁量権の限界を超えるものと...全文を見る | ||
○足立信也君 ストレートな物言いではありませんけれども、我々民主党も野党第一党として、これ、業を煮やしてという言い方は正しいかどうか分かりませんが、先週から幹事長会談を申し入れて、しっかり我々の責任においてまとめていこうということを提案しております。金曜日は自民党の党内の手続があ...全文を見る | ||
○足立信也君 やはり、冒頭総理おっしゃられたように、当初予算の概算要求でという話なんですね。決算上で見ると、この五年間、ほぼ安定して毎年一千億円程度の伸びなんですね、国費としては。 ちょっと単年度で比較します。二十一年度、二十四年度は政権交代がありましたから、これは省きます。...全文を見る | ||
○足立信也君 ちょっと残念ですけど、資料の五を御覧ください。お配りしている紙です。 サンプル調査ではありますが、国産食材の活用状況は全国平均七七%です。二三%が……(発言する者あり)分かっているんです、外国産ということです。残念ながら、国産品が七割未満というのが六府県あります...全文を見る | ||
○足立信也君 献立というのはあるんです。しかし、原産国、原産地というのは学校は知らないのがほとんどなんです。だから、父兄の方、先ほど有権者の方と言いましたが、学校に聞いても分からないと言われるんです。 なぜそれが重要なのかといいますと、先ほど言いましたように、残留農薬です、や...全文を見る | ||
○足立信也君 今おっしゃったように、教育委員会が委託して、定期的に原材料及び加工品について微生物検査、理化学検査を行うことになっているんです。私、友人の学校給食調理員の方に聞きました、やっているんですかと。そうしたら、予算がないみたいでやっているのを見たことないですと言うんです。...全文を見る | ||
○足立信也君 まあ、そこまでの答弁しか得られないと思いますので、ちょっと簡単にまとめて言いますね。 高齢者特有の診療報酬というものは、それをなくしても伸びはむしろ鈍化している。そして、診療報酬という医療行為の評価を高めたら、その後の医療費はほとんど伸びない、あるいは低下してい...全文を見る | ||
○足立信也君 多くの方は納得していないという現状だと思います。 そこで、世代間の助け合い、言葉はきれいで、全国民がそう意識を持たなきゃいけないというのは、私そう思います。ただ、社会保険料というのは逆進性が強いということをお示ししているわけです。低所得者あるいは若者、非正規雇用...全文を見る | ||
○足立信也君 要望をお伝えしました。これからしっかり議論をしていきたいと思います。 手元の資料の七で、甘利大臣になるかと思うんですが、ちょっと時間少なくなって申し訳ないんですけど、薬価改定、毎年やろうという話が出ていますが、これは非常に不合理な話です。 政府は、成長戦略で...全文を見る | ||
○足立信也君 時間が来ましたので、総理に一言だけお願いしたいと思います。 東京オリンピック、昭和三十九年、私、小学校一年生でした。鮮明に覚えております。あのときに、車椅子使用者だけではなくて、全ての身体障害者が参加できる国際スポーツ大会が初めて東京で行われたわけですね。そのと...全文を見る | ||
○足立信也君 どうもありがとうございます。 | ||
07月24日 | 第189回国会 参議院 本会議 第33号 議事録を見る | ○足立信也君 民主党の足立信也です。 会派を代表して、二法案につきまして質問をいたします。 私は、選挙制度協議会のメンバーとして、平成二十五年九月から平成二十六年十二月にかけて、三十一回にわたって開催されました会議に参加しました。その協議会の協議内容と、平成二十六年十一月...全文を見る |
09月18日 | 第189回国会 参議院 本会議 第43号 議事録を見る | ○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也です。 冒頭、二点申し上げます。 津波が刻々と押し寄せています。全国の皆さん、是非とも警戒心を緩めないでください。津波は二度も三度も押し寄せることがあります。また、時間を置いて来ることもあります。是非警戒を怠らないでくださ...全文を見る |
○足立信也君(続) 参議院議員の選挙であることを理由に人口較差が衆議院よりも大きくてよいという理由はないとしていることから、違憲状態と判断される可能性の高い法案でした。 安全保障特別委員会の設置と十増十減案の可決は、同じ日、七月二十四日でした。我々自身で憲法上の要請に応えよう...全文を見る |