井上義久

いのうえよしひさ

比例代表(東北)選出
公明党
当選回数9回

井上義久の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月27日第138回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
議事録を見る
○井上(義)委員 新進党の井上義久でございます。  私は、政治の最も重要な柱の一つが福祉である、こういう認識に立って政治に取り組んでまいりました一人といたしまして、今回の事件に対しまして極めて強い憤りを持っているということをまず初めに申し述べておきたいと思います。  以前です...全文を見る
○井上(義)委員 今回の問題を通じて国民の一般的な感じ方は、二十一世紀は高齢化社会だ、福祉にはお金がかかる、これはもう国民の皆さんも、やはり応分の負担をしなければいけない、こういうふうに御理解していただいているのじゃないか、こう思うわけですけれども、今回の事件を通じて、福祉にお金...全文を見る
○井上(義)委員 緊急な課題であるということは私どもも十分理解しているわけでございますけれども、やはり国民に負担を求めるということは国民の信頼がなければとてもできないわけでございまして、先ほど申し上げたように、福祉のコストということについて、本当に我々はどれだけ負担しなければいけ...全文を見る
○井上(義)委員 それはもう全くそのとおりでございまして、やはり適切なサービス、適切な負担ということはもう国民も御理解いただいているというわけでございますが、ただ、適切なサービスに適切な負担、その適切な負担というところに今国民の疑念が大きく広がっているわけでございます。  これ...全文を見る
○井上(義)委員 くどいようですけれども、ではコストという問題についてもう一回、国民的な理解を得られるような努力、具体的にどういうふうになさるおつもりなのか、この辺ちょっとお聞きしておきたいと思います。
○井上(義)委員 私の言っている、コストが適切であるかどうかという問題は、むだがないかどうかをきちっと総点検して、国民の皆さんにこれだけの給付がありますからこれだけの負担ですということを理解していただくような、そういう仕組みをつくらなければいけないということを言っているわけであり...全文を見る
○井上(義)委員 では、具体的な問題にちょっと入ります。  今回の問題、いろいろ国民の皆さんとお話をしておりますと、社会福祉法人、どうもこれは簡単に認可が得られるようだ、しかもそれが、認可が得られれば、特養をつくると言えば補助金がこれも比較的簡単に出てくるようだ、その補助金をも...全文を見る
○井上(義)委員 短くて結構ですから、こういうケースの場合は認可に問題があった。こういうふうに認識していらっしゃるかどうか、答えてください。
○井上(義)委員 では、認可に問題があったというふうに認識されているのですね。認可に問題があった。こういう人物を認可したというのは問題だったというふうに認識されていると理解してよろしいですか。
○井上(義)委員 問題があったというふうにこちらの方は理解しておきますけれども、そうすると、制度上これはやはり見直さなければいけない、こういうことなんだろうと思います。  それからもう一つ、この補助金の問題でありますけれども、事業認可がされればそれに基づいて補助金が出る。ところ...全文を見る
○井上(義)委員 例えば山形の二つの法人がつくった特別養護老人ホーム、伝えられるところによりますと、そういう丸投げの利ざやで約十億を得た。こういうふうに報道されておるわけでありますけれども、もちろん、事業費の中には自己資金というのもありますから、そのうちどれだけ補助金がそこに流れ...全文を見る
○井上(義)委員 要するに、認可を受けたときの工事費と実質的には違う工事費で工事が行われているわけですから、その認可を受けたときの基準で補助金が支出されているわけですから、これはやはりきちっと調べていただかないといけないし、その資料はきちっと出していただけるのでしょうか。それはい...全文を見る
○井上(義)委員 多くの社会福祉法人が補助単価よりもさらにいいものをつくって大変苦労していらっしゃるという実態を我々もよく認識しておるわけでございます。ところが、であるにもかかわらず、今回の場合、そういう利ざやが出たということですから。  しかも、押収、押収とおっしゃいますけれ...全文を見る
○井上(義)委員 以上でございます。ありがとうございました。