井上義久

いのうえよしひさ

比例代表(東北)選出
公明党
当選回数9回

井上義久の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○井上(義)委員長代理 平野博文君。
○井上(義)委員長代理 午後二時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時五十六分休憩      ————◇—————     午後二時開議
○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。きょうは、まず第一番目に、建設業界極めて厳しい環境にあるわけでございますけれども、この建設業界の不況対策についてお伺いしたいと思います。  大臣、今の建設業界が置かれている現況、よく御認識のことと思いますけれども、先日私も、東京...全文を見る
○井上(義)委員 大臣、ベテランでいらっしゃいますから、いろいろ地域もお回りになっていると思いますし、そういう意味で、本当は生の声をぜひお聞きしたがったわけであります。  去年、中堅ゼネコン三社が倒産をいたしまして、それを皮切りにといいますか、それと前後して倒産件数が四千七百八...全文を見る
○井上(義)委員 もう少し具体的に、では、どうしたら今の建設業がもうちょっと上向きになるのだというようなことをぜひお示しいただきたいと思うのです。  例えば、一月三十日に、建設業の経営改善に関する対策、これを建設省が打ち出されました。私は、これはこれでいいことだと思いますし、た...全文を見る
○井上(義)委員 大臣、先ほど申し上げたように、建設業の経営改善に関する対策を打ち出していただいて、これはこれなりに私も評価していますけれども、やはり今何が一番大事かというと、パイをふやすしかないのじゃないですか、大臣。要するに、いろいろな対策はとっても、やはり財政出動も含めてパ...全文を見る
○井上(義)委員 今の予算が成立しても、大臣、パイはふえないのですね。これは先ほども指摘しましたけれども、財政構造改革に従ってパイを減らしているわけですよ。経済情勢の変化を見ながらとおっしゃるのですけれども、今既にそのことはもうわかっておるはずなので、与党の幹部の中からも十兆円規...全文を見る
○井上(義)委員 意のあるところ、十分お酌み取りいただいての発言というふうに理解いたしております。  それで、公共投資のシステム、いろいろ問題があって、これも改革しなければいかぬ、それから建設業界も本当に構造改革をしなければいけないということはもう業界の皆さんもよく理解している...全文を見る
○井上(義)委員 昨年の十月にこの接待疑惑が表面化したときに、公団としては、井坂元理事に事情をお聞きになった、その結果について発表されているわけです。  それによると、「九四年からの約三年間に特殊法人を担当する野村証券公共法人部の責任者や役員とホテルや料理店で計三回の会合を持っ...全文を見る
○井上(義)委員 経理を担当する部署、この担当理事もそうですけれども、経理部長とか資金課長とか会計課長とか、ほとんどが大蔵省出身者である。道路公団の中ではそこは聖域になっていたのじゃないか。この担当理事が野村から、次の宴席では総裁も、こういう話があったときに、いや、権限は私にある...全文を見る
○井上(義)委員 システムをいろいろお伺いしているのですけれども、現状は、例えば実務をやっている経理部長なり会計課長、ちょっと記憶が違うかもしれませんけれども、会計課長、資金課長、枢要ポストはいまだに大蔵省出身者の皆さんがそこはやっていらっしゃるということなわけでございまして、私...全文を見る
○井上(義)委員 それから、ちょっと時間がないので簡便に質問します。  東京第一管理局のこの課長の贈収賄事件なのですけれども、要するに、今回贈賄側のオムロン、小糸工業、これが九五年、九六年の両年度には同管理局からの受注実績はなかった。いわゆる事業所単位ではあったけれども、管理局...全文を見る
○井上(義)委員 ぜひ調査をしていただいて、調査結果を当委員会にも御報告をいただきたいと思います。  時間がありませんので、きょう国土庁長官お見えいただいておりますので、一問だけ。  全総計画、今計画策定の作業をされていると思いますけれども、この進捗状況について御報告いただく...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。  先ほどからも出ておりますけれども、道路整備緊急措置法、昭和三十三年に道路整備緊急対策の時限立法として制定された法律でございます。いわゆる緊急対策の時限立法ということでスタートしたわけでありますけれども、道路整備五カ年計画も今...全文を見る
○井上(義)委員 質問に直接お答えいただいていないようなのですけれども、要するに暫定税率という形で、国民に当分の間お願いしますよ、この法律はこういうふうにお願いしているわけです。特に、特定財源のある一部については、当分の間お願いしますよという形でこれまでずっとやってきて、今の大臣...全文を見る
○井上(義)委員 それで、この法律が成立をいたしますと、国会が内閣に五カ年計画策定の権限を付与して、計画自体は閣議決定の形で行われるわけでございます。  先ほどからも議論が出ていますけれども、この五カ年計画自体を国会承認にすべきではないか、国民の代表である国会がこれに関与しない...全文を見る
○井上(義)委員 道路五カ年計画の場合は、いわゆる特定財源ということで財源がセットになっているというところが一番のポイントなのだろう、こう思うわけです。  お金は用意しましたよ、計画はあと自由につくりなさい、白紙委任ですよ、こういうことは現実の社会ではあり得ないわけでございます...全文を見る
○井上(義)委員 今局長にお答えいただきましたけれども、建設省が今回の新五カ年計画を策定するに当たってこれまでにないさまざまな手法で国民の声を集約してこられた。特に、このPIの実施でありますとか、あるいはインターネットを使った情報公開でありますとか、あるいは道路審議会の資料を含め...全文を見る
○井上(義)委員 審議会の公開の問題でございますけれども、おっしゃるように、公開でやると自由に物が言えないという懸念というのは確かにあるのだろうと思います。ただ、それぞれ有識者であり、またそれぞれの利害関係を代表する人たちであり、やはりそういう方たちに責任を持って発言をしていただ...全文を見る
○井上(義)委員 ぜひ具体的な基準をつくっていただきたい。  素人的に簡単に言えば、ここからここにこういう道路をつくれば渋滞がこの程度解消されて、今−まで一時間かかっていたのが三十分になりますよ。ここにはこれだけの車が通っていて、その費用対効果というのはこれだけ上がりますよ。こ...全文を見る
○井上(義)委員 社会的な評価も含めて、例えば今の環境とかそういうことも含めて、評価の基準は極めて難しいと思いますけれども、できるだけ客観的な評価基準というものをぜひつくっていただきたい、こう思います。  もう一つは、その評価に客観性を持たせるという意味で、第三者機関、これをや...全文を見る
○井上(義)委員 それから、ちょっと戻ります。さっきの費用対効果という意味でコストの縮減ということが一つの大きな課題で、今建設業界をめぐる環境は極めて厳しいわけでありますけれども、その中でも、いわゆる完成工事利益率はどちらかというと土木が非常に高いということでかなり高コストなのじ...全文を見る
○井上(義)委員 最後になりますけれども、新しい道路整備五カ年計画策定に当たって、都市部についてはやはり渋滞解消あるいは防災ということが主要テーマになると思いますし、それから地方を考えますと、やはり地域ブロックの自立的な発展とかあるいは広域物流の効率化というようなことで、どうして...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
03月20日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○井上(義)委員 平和・改革の井上義久でございます。  きょうは、西澤先生におかれましては、大変御多忙な中、当委員会にお越しをいただきまして、また貴重な意見を賜りまして、心から感謝申し上げる次第でございます。  学生時代に先生の講義を受ける機会がたまたま学科が違いまして、なか...全文を見る
○井上(義)委員 先生は、高速増殖炉についてはエネルギーセキュリティーという面からかなり高く評価されて、推進していくべきだ、こういうことをお伺いしたわけでございますけれども、原型炉から実証炉に入る段階で、経済的な見通しがまだ明確じゃないと、どうしてもやはり企業はちゅうちょすると思...全文を見る
○井上(義)委員 そのためには、「もんじゅ」の再開ということがまず最初のステップなんだろうと思います。先ほど先生のお話で、ともかく安全性が確認されるまではもう三年でも五年でもかけろ、あるいは逆に、確認されれば一年でもいいぞ、こういうお話でございましたけれども、極めて国民的な、ある...全文を見る
○井上(義)委員 余り時間がなくなってきましたので、高速増殖炉の問題はこの程度にいたしまして、先生御案内のように、平成八年に科学技術基本計画ができまして、五年間で十七兆円の投資をする、GNP比一%まで引き上げる、こういう決定がなされて、科学技術にとっては極めて追い風に今なっている...全文を見る
○井上(義)委員 先生に今おっしゃっていただいたところは、私は極めて重要な問題だと思いますし、国会の方としても、それだけの予算を審議をして通すわけでございますから、やはり国民に対するアカウンタビリティーというのは絶対に必要なわけでございます。そういう意味からいいますと、今度はお金...全文を見る
○井上(義)委員 ありがとうございました。
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○井上(義)分科員 きょうは、文部大臣並びに関係当局の皆さんに、教育にかかわる問題について幾つか御質問させていただきたいと思います。  まず初めに、昨年の神戸市の児童連続殺傷事件、それから本年一月の黒磯市の中学一年生による教師殺傷事件、さらには二月には中学三年生がけん銃奪取を目...全文を見る
○井上(義)分科員 核家族化ということで、そういう子供が社会性を持ち得るチャンスというのは学校の中でしかない。学校は教師と生徒しかいないということで、ボランティア活動を通じてそういう社会性を獲得していくということが私は教育の一番基本にならなければいけない、そういう意味で、ボランテ...全文を見る
○井上(義)分科員 そういう面からいうと、この特別非常勤制度というのが、そういう弾力性を持たせる、それからフレキシビリティーを確保するという面で大いに活用できるのではないかというふうに思いますので、ぜひ充実させていただきたいと思います。  それで、やはり一番の問題は、けさもちょ...全文を見る
○井上(義)分科員 教育は国家百年の大計ということで、この一時的な財政構造改革のやはり犠牲になって、将来の人たちから、あの当時の政治家何やっていたんだということにならないようにぜひお願いしたいと思います。  それから、今大臣御指摘のように現実に都市部に行くと相当空き教室があるの...全文を見る
○井上(義)分科員 実際に先生のお話なんか聞いてみたのですけれども、古い校舎ですと和式がほとんどだということですね。子供は家庭じゃ和式を使ったことがない。小学校に入学してくるときに和式のトイレの使い方など教えなければいけない。そうすると、やはり怖いと言うのですね。やはりそういうと...全文を見る
○井上(義)分科員 次に、奨学金制度の拡充についてお伺いしたいと思います。  昨年八月の国民金融公庫の調査によりますと、平成九年度の進学費用は一人当たり百十七万、一世帯当たりの在学費用は年間百七十三万ということで、ともに平成八年度を上回っているわけでございます。一方、世帯の収入...全文を見る
○井上(義)分科員 前にもお伺いして同じようなお答えをいただいたのですけれども。  やはり奨学金というのは卒業してから自分で返す、自分の責任で返すというのが奨学金なのですよね。ところが、ローンというのはこれは親が返すのですね。そこに大きな違いがあるのですね。ですから、本来、子供...全文を見る
○井上(義)分科員 済みません。時間が来ましたけれども、最後に一つだけ。  あと今、親の所得制限というのがあるんですね。さっき言いましたように、これは返還は本人が社会人になってからやるということに着目をすれば、私は、親の所得制限というものは本来撤廃すべきだと思いますし、それから...全文を見る
○井上(義)分科員 どうもありがとうございました。
04月03日第142回国会 衆議院 建設委員会 第7号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございま す。  きょうは、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法、これに関連いたしまして、我が国の防災対策について大臣の所見を承りたい、こう思います。  まず、我が国は、その地勢及び気象の特徴から、地震や台風、豪雨による自然災害が起きや...全文を見る
○井上(義)委員 そこで、道路における防災対策でありますけれども、平成八年二月の豊浜トンネル事故では、先ほど鉢呂委員からも御指摘がございましたけれども、二十人ものとうとい人命が犠牲になったわけでございます。建設省では直後にトンネル坑口等緊急点検を実施した上で、平成八年から十年の三...全文を見る
○井上(義)委員 次に河川でありますけれども、昨年七月の梅雨前線、九月の台風十九号の出水等によって人命喪失を含む多大な水害、土砂災害があったわけでございます。建設省はこの三月九日に全国三十三万カ所の水害・土砂災害危険箇所の総点検を行うということをお聞きしているわけでございます。 ...全文を見る
○井上(義)委員 地元では、ここは次に台風が来ると崩れるんじゃないか、崩れれば国庫負担で補助が出る、それまで待つしかないな、こういうようなことも聞くわけでございまして、せっかく総点検されるわけでございますから、やはり未然に防ぐということが一番大事だと思います。  大臣、これから...全文を見る
○井上(義)委員 次に、今回の国庫負担法の改正について若干お伺いしておきたいと思います。  この法律の目的、第一条に「この法律は、公共土木施設の災害復旧事業費について、地方公共団体の財政力に適応するように国の負担を定めて、災害の速やかな復旧を図り、もって公共の福祉を確保すること...全文を見る
○井上(義)委員 きょうは自治省の方にもおいでいただいていますので、地方財政負担はふえることはないという建設省の御見解でございますけれども、この法案の成立にかかわって起債についてもちょっとお伺いしておきたいと思います。  今回の採択限度額の引き上げに伴って地方公共団体の単独災害...全文を見る
○井上(義)委員 負担増にならないようにぜひ御配慮をよろしくお願いしたいと思います。  それから、今回、負担法の対象施設に公園を追加したわけですけれども、この追加の理由についてお伺いしておきたいと思います。  さらに、その公園について、その種類、それから該当する公園の箇所数、...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、災害復旧事業の進め方の問題について。  昨年河川法が改正されて、従来の河川行政がいわゆる治水、利水ということから、環境、生態系の視点を踏まえて大きく転換をすることになったわけでございます。それで、河川における災害復旧事業についても、この河川法の改正の...全文を見る
○井上(義)委員 根拠法があるからいいというお話なのですけれども、これは後でちょっと質問しますけれども、地方自治体によってはこの環境への配慮ということでノウハウとかコスト面とかなかなか困難なものがあるわけでございまして、原形復旧だから、少なくとも国に負担を請求する際に原形復旧とい...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
04月03日第142回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。  私は、日本は資源小国である、やはり科学技術で立ち行く以外にない、こういうことで大学も工学部を選択した一人でございまして、科学技術創造立国ということについては大変格別な思いを持っているわけでございます。  もう大臣御承知のよ...全文を見る
○井上(義)委員 少し具体的な問題に入らせていただきますけれども、まず、この法案が成立をいたしますと、文部大臣、通産大臣が実施指針をつくって公表する、こういうことになっておるわけでございます。関係行政機関の長と協議をするということでございますけれども、この技術移転事業者といいます...全文を見る
○井上(義)委員 この実施指針が公表された後に、それぞれのTLOが実施計画をつくって文部大臣、通産大臣に承認を求める、これが承認されて初めて産業整備基金等による債務保証とか助成金が支出されるということになるわけであります。文部大臣、通産大臣に実施計画を出すということが法律にあるの...全文を見る
○井上(義)委員 この実施指針、それから実施計画の承認というスケジュールで、公布後速やかにというお話でしたけれども、やはり十月一日ぐらいということを想定していろいろ計画を、各大学いろいろ聞いてみますと、お考えになっているようなところがあるわけでございまして、もちろん、法律が通らな...全文を見る
○井上(義)委員 次に、このTLOを設立するに当たっては、やはり一番の問題は人材の確保ということじゃないか、こう思うわけでございます。  TLOの運営業務は非常に多岐にわたるわけでございまして、特に研究成果の評価、それから特許権の取得、それからさらにはマーケティングといいますか...全文を見る
○井上(義)委員 これは、通産省として今のようなお話、よくわかるのですけれども、具体的な人材のストックといいますか、ここにこういう人がいる、この人はある一定の期間だったらこのTLOに派遣してもいいよというような、そういうめどといいますか、そういうストック、通産省としてはお考えでご...全文を見る
○井上(義)委員 それで、今ちょっとお話が出ましたけれども、きょうは、この大学教官の業務の兼任ということについてちょっとお伺いしたいと思います。  大学の研究成果、これを事業化しよう、そういう今回の法案の趣旨でありますけれども、それを支援していくためには、国立大学の教官等が経営...全文を見る
○井上(義)委員 今答弁ありましたように、少なくともTLOの役員については幅広く仕事がしやすいような仕組みをぜひ考えていただきたい、こう思います。  時間も余りないので、大臣、この法案の目的は技術移転なんですけれども、TLOはまだいいと思うのですけれども、TLOの先、ベンチャー...全文を見る
○井上(義)委員 ちょっと細かな問題になりますけれども、大学で生まれた知的財産をTLOに譲渡する場合、大学の先生、研究者の場合は個人との関係ですからいいわけでありますけれども、いわゆる国有の知的財産をTLOに譲渡する場合に、これは国有の資産でありますからただというわけにはいかない...全文を見る
○井上(義)委員 それから、文部省にちょっとお伺いしますけれども、いわゆるTLOがライセンシングによって得た収益、これを大学とか研究室に還元をする、これが大きな目的の一つになっているわけです。今までの研究者とか研究室の場合は奨学金という形で戻せば問題ないわけなんですけれども、大学...全文を見る
○井上(義)委員 ぜひ配慮をお願いしたいと思います。  最後に、きょうは特許庁に来ていただいていると思いますけれども、科学技術創造立国ということを考えますと、技術の産業に対する移転、それが国際競争力を持った新産業ということになると、やはり国際特許といいますか、これが一番重要なポ...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
04月10日第142回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○井上(義)委員 井上義久でございます。  堺屋先生、きょうは大変お忙しいところを参考人として御出席いただきまして、大変ありがとうございます。  首都機能をぜひ移転すべきだ、こういうふうに考えている我々の立場からいいますと、いろいろな機会に首都機能移転の必要性をいろいろなとこ...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 建設委員会 第10号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。きょうは、三法案一括ということでございますので、余り時間もありませんけれども、ポイントを絞ってお伺いしたいと思います。  まず、都市計画法についてでありますけれども、今回の都市計画法の改正は、地方分権推進委員会の勧告に従った地方...全文を見る
○井上(義)委員 それで、町づくりの基本方針である市町村のマスタープラン、これが二百三十一市町村にとどまっている、この現状をどう見るかということなのですね。要するに、これができないと現実的には町づくりができないわけですから、これは積極的に進めるべきだと思いますし、今後どういう見通...全文を見る
○井上(義)委員 やはり、住民の皆さんの意識、先ほどもちょっと触れましたけれども、日本のこれまでの都市計画の歴史的な経緯もあって、その辺が一番大きなネックになるのじゃないかというふうに思うわけでございまして、そういう意識が十分変わってきていることはそのとおりでありますけれども、さ...全文を見る
○井上(義)委員 次に、今回の二つ目の改正、市街化調整区域における地区計画の問題であります。  本来、市街化調整区域というのは市街化を抑制すべき地域ということで指定されているわけでありますけれども、今回、その市街化調整区域においても地区計画に基づいて開発許可がなされるシステムに...全文を見る
○井上(義)委員 その次に、特別用途地区の問題でありますけれども、今回の改正案では特別用途地区の法令化が廃止をされて、その種類、目的、これは市町村で決定できるという改正案が出ておるわけでございます。  それで、現状のこの特別用途地区の使われ方を見ますと、それほど積極的にこれが活...全文を見る
○井上(義)委員 それで、重ねてちょっとお伺いしておきますけれども、この特別用途地区の指定が、大店法廃止の後のスキームの一つとして、立地法とあわせて出ているわけであります。特別用途地区の今回の弾力化というものが、大店法にかわる立地法、この特別用途地区、これによって新たに今度は町づ...全文を見る
○井上(義)委員 もう一点、その大店法廃止に伴う措置の問題の中で、大型店出店について、白地の地区、未線引き地区へのなし崩し的な出店が懸念をされているわけでございます。こうした白地地域等への大型店の出店は、一方で進めています市街地の活性化諸施策、これは建設省もかなり予算を充当してい...全文を見る
○井上(義)委員 次に、都市再開発法並びに都市開発資金の貸付け法についてお尋ねしたいと思います。  まず、既成市街地の再開発でありますけれども、これまで、市街地における高度利用を促進する市街地改造事業と、もう一つは災害防止の観点からの防災街区事業、この二つの流れで再開発が行われ...全文を見る
○井上(義)委員 それで、今回の改正で、都市再開発方針の策定対象に、いわゆる線引き区域、市街化区域、市街化調整区域の区分を行っておる都市計画区域を加えて、これまでの二十二都市から大幅に拡大するわけですね。  先ほど大臣にお尋ねしたこととも関連するのですけれども、大体これまでの再...全文を見る
○井上(義)委員 今回、いわゆる二十二都市から線引き地域全部に拡大するわけですね、再開発方針の策定対象を。今、都市計画等されているものは二百三十九カ所、四百十ヘクタールある、こういうふうに先ほどおっしゃっておったのですけれども、今回の法改正によって相当そういう再開発地域というのが...全文を見る
○井上(義)委員 それに伴って、予算的な措置はどういうふうに考えていらっしゃるのでしょうか。
○井上(義)委員 それから、今回、認定再開発事業制度というのを法で定めるようになっておるわけなのですけれども、先ほどもこれはちょっと議論が出ていたのですけれども、十万人以上の都市の再開発促進地区に今回認定再開発事業制度を導入する対象地域を限定しているのですね。再開発そのものは、先...全文を見る
○井上(義)委員 ちょっとよくわからなかったので、もう一回確認しますけれども、再開発そのものは、都市再開発方針の策定対象を線引き区域全体に今度は広げるわけですね。人口とか関係ないわけですよね。ただ、認定再開発事業は何で十万以上の都市に限定するのですか、再開発を広げているのだから、...全文を見る
○井上(義)委員 それから、特定事業参加者制度の創設ですけれども、これはもう一回確認の意味で、いわゆる特定事業制度参加者、これになるための審査の基準、どういう人が、どういう事業者が特定事業制度参加者になり得るのか。これはやはり再開発ですから、極めて大きな事業なわけで、相当な信用力...全文を見る
○井上(義)委員 それに関連して、そういう極めて厳しい審査をした上で特定事業参加者を決めるということはそのとおりだと思うのですけれども、要するに、現状のような経済状況を勘案すると、先ほど言ったように長くかかるわけですから、再開発事業の中途で特定事業参加者のやむを得ない撤退があると...全文を見る
○井上(義)委員 大手のゼネコンが倒産をしたり金融機関が廃業するというような大きな経済状況の変化というのが今現実にあるわけで、やはりそういうことをよく想定した上でこれはやらないと、特に地方自治体施行ですとある意味で税金を使ってやっているわけでございますので、ぜひそういうことがない...全文を見る
○井上(義)委員 都市計画道路については、大臣、今地価が安定しているという極めて環境的にはいいときなんだと思うのですよ。こういうときにやはり思い切って予算をつけてやらないと、結局、正直言うと戦後間もなく都市計画決定されてそのままになっているところは東京都内幾らでもあるわけですよ。...全文を見る
○井上(義)委員 では、国土利用計画法につきまして何点かお伺いしたいと思います。  国土利用計画法は、四十九年の制定以来、六十二年に監視区域制度を創設する等々、一貫して土地取引の規制強化というのが国土利用計画法の一つの目的だったのじゃないか、こう思うわけです。ところが、バブルの...全文を見る
○井上(義)委員 規制緩和をすることによって土地取引を活性化したいという趣旨だろう、こう思うわけです。  今、土地取引が停滞している、活性化していない。なぜなのか。関係者の皆さんに聞きますと、経済の先行きが非常に不透明で、これ以上下がるのじゃないかというのがやはり一番あるのです...全文を見る
○井上(義)委員 いずれにしても、土地は国民の諸活動を展開するための基盤であり、限られた資源であることから、やはり二度と地価高騰が起こらないように土地政策を推進していく、これは基本だと思うのです。  そういう意味で、国土庁としては、今回初めて規制を緩めるというような措置をされよ...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
04月24日第142回国会 衆議院 本会議 第32号
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○井上義久君 新党平和の井上義久です。平和・改革を代表し、ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案並びに関連をして我が国の住宅政策について、橋本総理並びに建設大臣に質問をいたします。  初めに、我が国における住宅政策のあり方について、総理並びに建設大臣の見解をお...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 商工委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。  本日は、中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律案につきまして、委員長の御配慮によりまして連合審査を開催をしていただきまして、心から感謝申し上げる次第でございます。  中心市街地の空洞化...全文を見る
○井上(義)委員 同じ質問を建設大臣にお伺いしますけれども、これまで建設省は市街地再開発、いわゆる町づくりの観点からこの問題に取り組んできたのだと思いますけれども、ここに至ってこの法案を通産省と共管して出すという意味で、市街地再開発という面では空洞化を実際招いてしまったという面で...全文を見る
○井上(義)委員 簡単に言いますと、これまで通産省、建設省それぞればらばらにやっていた、これを今回できるだけ連携をとってやりましようというか、我々の希望からいいますと、一つになってやりましようということなのだろう、そういう意味で大変期待をしているわけでございます。  今もお話が...全文を見る
○井上(義)委員 これは連絡協議会が設置をされるということですけれども、常設の事務局みたいなものはできるのかどうかというのが一つ。それから、今のお話で、窓口はどこでもいいですよ、出してください、連絡協議会でタイムスケジュールも含めて調整しますよいうお話だったのですけれども、メニュ...全文を見る
○井上(義)委員 窓口の一元化というのは、ではどこに出せばいいのですか。
○井上(義)委員 どこの窓口に出されても一元化してやりますよと。それでは、市町村はどこの窓口に出せばいいのですか。これははっきり決めてもらいたいですね。
○井上(義)委員 大きな省庁三つあるのだと思うのですけれども、それぞれの省庁のどこでもいいですよと。市町村は困るのですよね、通産省に出していいのか、建設省に出していいのか、自治省に出していいのか。だから、通産省に出しなさい、建設省のここに出しなさい、そうしたら、これはもう協議会で...全文を見る
○井上(義)委員 どうも余りはっきりしないので、非常に危惧を持ちます。我々も、地方自治体、県に対しても、窓口一本化するようにということでお願いをして、県は比較的そういう形で対応してくれていると思いますけれども、省庁が、国の方が、今おっしゃったようにそれぞれ特色のあるメニューだと。...全文を見る
○井上(義)委員 建設大臣、このことどうですか。
○井上(義)委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。町は一つですから、中心市街地は一つですから、そこに合わせて行政がとり行われるようにしませんと、これは行政に対する信頼がなくなりますから。  本来であれば、そういうことを避けるためには、さまざまなメニューがあります、それを例...全文を見る
○井上(義)委員 それで、今回のスキームは市町村が基本計画をつくってイニシアチブをとるということになるわけですけれども、その実行主体、これが市町村であり、それからTMOであり、中心市街地整備機構、この三つが事業主体になって市町村のイニシアチブで事業を実行していく、こういう仕組みな...全文を見る
○井上(義)委員 これは本当はもうちょっと詰めたかったのですけれども、時間がありませんので。  大店法廃止との絡みで、建設大臣にはこれまで何回もお伺いしましたので、通産大臣のお考えをお伺いしたいのです。  いわゆる大店の郊外立地、これが市街地空洞化の一つの大きな要因になってい...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
05月06日第142回国会 衆議院 建設委員会 第11号
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○井上(義)委員 ただいま議題となりました都市計画法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○井上(義)委員長代理 川内博史君。
○井上(義)委員長代理 この際、休憩いたします。     午後零時三十四分休憩      ————◇—————     午後一時三十五分開議
05月20日第142回国会 衆議院 建設委員会 第13号
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○井上(義)委員 平和・改革の井上義久でございます。  参考人の皆様におかれましては、多忙な中、当委員会に御出席を賜りまして、貴重な御意見を賜りまして、心から感謝申し上げる次第でございます。  そこで、まず最初に、岡田参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどの御意見の中で...全文を見る
○井上(義)委員 次に、新里参考人にお伺いいたします。  私も阪神・淡路大震災直後に現地に参りまして、被害の状況をつぶさに見てまいりました。想定していない大きな地震が来て建物が壊れる、これはある程度やむを得ないのかな、こう思うのですけれども、我々政治にかかわる者の基本的な考え方...全文を見る
○井上(義)委員 次に、本多参考人にお伺いいたします。  中間検査の導入につきましては、特定行政庁が必要な工事の工程を指定して中間検査を導入する、こういうことで、自治体に具体的にはゆだねられているわけでございます。現実的な体制との見合いで、本来であればできるだけ幅広くこの工程を...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、最後に藤本参考人にお伺いいたします。  建築士の立場から、先ほども新里参考人に対する質問の中で触れましたけれども、いわゆる法的に定められた工事監理業務、これが適正に行われるようにするということが前提で、例えば四号建物については、その補完的な措置という...全文を見る
○井上(義)委員 もう一点、中間検査を導入する建物のことについて。
○井上(義)委員 ありがとうございました。
○井上(義)委員 ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質...全文を見る
09月03日第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。まずもって、今回の災害によってお亡くなりになりましたお一人お一人の皆様方の御冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げる次第でございます。また、行方不明の皆様の一日も早い救出、さらに、被災されました...全文を見る
○井上(義)委員 経過を理解した上であえて申し上げておるわけでございまして、これは我々全体がやはりこういう緊急時に考えなければいけない大事な問題だと思いますので、よろしくお願いいたします。  それからまた、全体的な質問に入る前にもう一点。三十日になりまして、阿武隈川がかなりまた...全文を見る
○井上(義)委員 実は二十七日に行きまして、その日の夜中にこちらに戻りました。といいますのは、これは緊急に対応していただかなければいけないなということが二つほどあったわけです。  一つは、太陽の国、御承知のように障害者の施設でございますし、それから特養なんかもあって、要するにが...全文を見る
○井上(義)委員 これだけの災害を二十分でやれというので、大変苦しい思いをしておりますけれども、あとは時間がないので要望だけ、繰り返しになるかと思いますけれども。  一つは、やはり激甚災害の指定、これはもうぜひ早期に被害の状況を掌握していただいて、早期にやっていただきたい。 ...全文を見る
○井上(義)委員 どうもありがとうございました。
09月30日第143回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○井上(義)委員 新党平和の井上義久でございます。  先生のお話、大変興味深く拝聴させていただいたわけですけれども、首都機能移転というのは国家百年の大計だ、こういうふうに言って今日まで議論が進んできたわけです。  先生のお話で、いわゆる情報社会というものを踏まえた上で都市機能...全文を見る
10月09日第143回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○井上(義)委員 初めに、公共事業についてお伺いしたいと思います。  公共事業をめぐりましては、その効率性、効果性に国民各界から厳しい指摘があることは大臣御承知のとおりだと思います。特に、バブル崩壊以降の公共投資については、当面の景気対策という色彩が極めて強くて、一定の景気の下...全文を見る
○井上(義)委員 やはり国民の目に見える形で、ここがこういうふうに変わるのだと、道路が何キロ延長しましたとかいうような言い方じゃなくて、この十年間で国民生活はこういうふうに変わるのです、やはりこういう目に見える形の国民に対する理解というのが私は大事だと思いますので、ぜひよろしくお...全文を見る
○井上(義)委員 次に、住宅政策についてお伺いしたいと思います。  長期化する不況で、失業や賃金カットによって住宅ローンの返済が困難になる世帯が増加しております。ローン破綻に追い込まれ、やむなくマイホームを手放す例も急増しているわけです。一方、住宅着工件数は十九カ月連続で前年を...全文を見る
○井上(義)委員 住宅ローン利子減税制度、大臣もこれを導入することが必要である、こういうお考えだというふうに理解いたしましたので、ぜひ実行をよろしくお願いしたいと思います。  それから、今大臣お触れになりましたけれども、住宅取得促進税制についても、これは特に中堅所得者層以下の人...全文を見る
○井上(義)委員 ぜひ実現、強力に建設省としても取り組んでいただきたいと思います。  それから次に、買いかえ特例とこの住宅取得促進税制またはローン利子控除の併用ということなんですけれども、今後の住宅政策の課題は、住宅の質をどう高めていくかということが望まれるわけでございまして、...全文を見る
○井上(義)委員 買いかえを促進する、これは景気対策にもつながるわけでありますし、税制の壁はいろいろあると思いますが、建設省、しっかりこれをやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。  それから、先ほど大臣にも少し触れていただきましたけれども、住宅ローンの返済困難...全文を見る
○井上(義)委員 それから、これはちょっと税務当局の話になるかと思うのですけれども、マイホームを手放して賃貸住宅に移行せざるを得ない。今、買いかえについては、いわゆる譲渡損失が出た場合の繰越控除制度があって、その年と、あと三年間繰越控除を認めているわけですけれども、要するに、買い...全文を見る
○井上(義)委員 これはバブルのときだったらいいのですけれども、逆のときは、もう譲渡損失がいっぱい出てしまって、家を売ったのにローンを払い続けなければいけないというのが現状なので、余り頭のかたいことを言わないで、大臣、どうですか。同じように思いませんか。余りお答えしたくないような...全文を見る
○井上(義)委員 この家賃控除制度、これは建設省としても概算要求した経緯も過去あったわけでございまして、慎重な検討ということで、慎重に検討していただくのはいいのですけれども、できるだけ前向きに再挑戦をしていただきたいと要望しておきます。  それから、災害対策について最後ちょっと...全文を見る
○井上(義)委員 それから、今回の集中豪雨、河川増水による被害が非常に大きかったわけでございます。東北でも阿武隈川水域で一部地域がはんらんをしたりして、家屋だとかあるいは農作物、公共土木施設に甚大な被害をもたらしたわけでございます。  地元福島あるいは宮城の自治体から、今回のよ...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
○井上(義)委員長代理 西野陽君。
○井上(義)委員長代理 中島武敏君。