井上義久

いのうえよしひさ

比例代表(東北)選出
公明党
当選回数9回

井上義久の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  本日、参考人の皆様には、大変お忙しい中お越しをいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  まず、田作参考人、坂井参考人にお伺いいたしますけれども、大変明快なお話で、さすがに実務経験豊富な皆さんだな、皆さんのような...全文を見る
○井上(義)委員 田作参考人に改めてお聞きしますけれども、坂井参考人とも共通な御認識が、先送りした方が得であったということで、特に情報開示と罰則が非常に弱かったという面は共通していると思いますし、それから、坂井参考人は、いわゆるコーポレートガバナンスという日本の企業文化という御指...全文を見る
○井上(義)委員 今のお話に関連して、私も大変興味を持ったんですけれども、こういうお仕事をお始めになるときは、仕事として成り立たないだろう、こういうふうに周りから言われて、今は非常に忙しいと。要するに、日本の場合は、そういう例えば企業再生が仕事として成り立つような風土がなかなかな...全文を見る
○井上(義)委員 次に、もう一度田作参考人、坂井参考人、お二方にお伺いしたいんです。  本来、こういう企業再生というのは市場原理のもとにやるべきじゃないかということで、これまで法的整理の枠組み、それから私的整理の枠組み、いろいろやってきて、ここに来て、あるいは再生法という形で、...全文を見る
○井上(義)委員 ありがとうございました。  成川参考人にお伺いいたしますけれども、雇用情勢が極めて厳しい現状の中で、日本の経済を再生するためには、この企業の再生というのは避けて通れないということだろう、こう思うわけでございます。  先ほど、田作参考人からも、体験に基づいて、...全文を見る
○井上(義)委員 最後に田作参考人にお伺いしますけれども、今の日本の企業を弱めている、不況型といわゆるバブル崩壊の影響をもろに受けている、これが一緒になっているものですから非常に厳しいのが現状だと思うんですね。そういう中でやはり、先ほど人、物、金という話がありましたけれども、なか...全文を見る
○井上(義)委員 大変ありがとうございました。
04月02日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○井上(義)委員 初めに、京都議定書達成への取り組みについてお伺いしたいと思います。  京都議定書に我が国は批准をしたわけでございますけれども、二〇〇八年から二〇一二年までの平均で温室効果ガスを一九九〇年比で六%削減する、これは国際公約になっているわけです。  政府の地球温暖...全文を見る
○井上(義)委員 今、大臣から力強い御決意をお伺いしたわけですけれども、大臣のお話の中にもありましたように、エネルギーのグリーン化ということを考えますと、やはり省エネと新エネルギーの導入の促進を図るということが車の両輪だ、こう思うわけです。  それで、特に新エネルギーということ...全文を見る
○井上(義)委員 大臣、この新エネルギーとして今燃料電池が非常に注目をされているわけです。いわゆる燃料種として水素と酸素を使うわけでございますから、これを電気に変換しても水と熱しか出ないという極めてクリーンなエネルギーでございますし、それから、エネルギー効率が非常に高いので、省エ...全文を見る
○井上(義)委員 化石エネルギーにできるだけ頼らないということで、例えばバイオマスなんかも当然水素源として利用できるわけでありますし、それから、エネルギーセキュリティーの面からいっても、今のようないわゆる大規模集中型発電システムを分散型に変えていかなければいけないという課題もある...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
05月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  初めに、東京電力の原子炉が十七基中十六基が停止しているという状況の中で、夏の需要ピーク時に関東大停電の可能性が指摘をされております。この委員会でも、この問題、何回も取り上げられていますけれども、経済産業省でも、五月八日に関東圏...全文を見る
○井上(義)委員 それで、四百五十万近い需給ギャップが可能性としては予想されるという現状の中で、具体的な対応策としては、今も答弁ありましたけれども、一つは休止している原子炉の運転再開への努力ということと、もう一つは節電の取り組み、この二つあると思います。  原子炉の運転再開とい...全文を見る
○井上(義)委員 早ければ六月三十日にも需給ギャップが生じる可能性があるということでございますから、あと一カ月余しかないという極めて切迫した状況なんだと思うんですね。国会日程、いろいろあると思いますけれども、ぜひそういう方向で御努力賜れば、こう思います。  それからもう一点、節...全文を見る
○井上(義)委員 何か新聞報道によりますと、東電が六月末から、その日の需給見通しを示す「電気予報」をテレビなどを通じて流すというふうに聞いているんですけれども、そのことについて確認しておきたいんです。  それともう一つは、例えば今、カリフォルニア州なんかそうなんだそうですけれど...全文を見る
○井上(義)委員 そういう対策をいろいろやり尽くした上で、ことしの夏ですからかなり切迫しているわけですけれども、カリフォルニア州のように、いわゆる輪番停電というのは起こる可能性があるのかどうか、これをちょっと確認しておきます。
○井上(義)委員 輪番停電の可能性はゼロである、こういうふうに理解していいということですか。
○井上(義)委員 輪番停電の可能性はあるということをおっしゃっているんだと思いますけれども、であるならば、その輪番停電になったときのいわゆる危機管理ですね。停電になったときにどう対応するかということを今のうちからきちっとしておかないと、ほとんどの人が停電はないという前提で今、少な...全文を見る
○井上(義)委員 需要家の方の対応、危機管理ということもございますので、その辺については厳しい認識を持ってぜひ取り組んでいただきたい、これ以上申し上げませんけれども、ぜひよろしくお願いしたい、こう思います。  次に、今回の法改正の目的ですけれども、自由化ということで、いわゆる需...全文を見る
○井上(義)委員 そうすると、第一義的には一般電気事業者にその責任は負わせるというふうに聞こえたのですけれども、自由化の範囲が拡大していくと新規参入者が相当出てくるということになりますと、一般電気事業者だけに供給責任を負わせるというのは、それも一つ問題になってくるのではないか。そ...全文を見る
○井上(義)委員 それから、送配電設備についても同じことが言えるのではないかと思います。  一般電気事業者の発送電一貫体制、今回は維持され、この問題については後ほど触れたいと思いますけれども、いわゆる行為規制ということで、会計分離をするということになって、中立性が送配電について...全文を見る
○井上(義)委員 それから、エネルギー基本法との関係でもう一点。いわゆる環境への適合という点でございますけれども、最近の新規参入者、どうしてもやはり発電コストとか建設期間の関係で、いわゆる石油等の化石エネルギーを燃料とする発電所に偏重しているわけです。それがほとんどです。一方、京...全文を見る
○井上(義)委員 それで、構造分離問題について若干質問したいと思います。  いわゆる送配電をどうするか。いわゆる自由化の議論の中で、送配電線設備の中立性、公平性、透明性というものをどう確保するかということが一番の議論になって、構造規制か行為規制かということで、最終的には行為規制...全文を見る
○井上(義)委員 今後自由化は状況を見ながらさらに範囲を拡大していく、こういうことなんですけれども、この構造分離問題については決着がついたというふうに理解していいんですか、そうすると。
○井上(義)委員 最後に一点だけ、ガスの自由化の問題につきまして、都市ガス供給においては、大手三社を除きますと、一般ガス事業者の大半は経営力が非常に弱い中小事業者でございまして、そのガス料金も高目の設定になっているわけでございます。こうした産業環境の中での自由化の範囲の拡大は、大...全文を見る
○井上(義)委員 では、以上で終わります。どうもありがとうございました。
05月16日第156回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  青森県の田子町と岩手県の二戸にまたがる産業廃棄物の不法投棄事件でございますけれども、私は、昨年の五月十一日に現地調査をいたしまして、地元の皆さんからヒアリングもいたしまして、八十二万立米という膨大な廃棄物の量に、正直言いまして...全文を見る
○井上(義)委員 そこで、特措法でございますけれども、現地に行きまして、ともかく、両県とも、この特措法の早期成立ということについて大変強い期待をいたしておりまして、一日も早くこの特措法が成立するように関係者の御努力をぜひお願いしたい、こう思います。  原状回復につきましては、先...全文を見る
○井上(義)委員 そこで、今回の特措法では、先ほど大臣からも若干の説明がありましたけれども、環境大臣による基本方針の策定、それから都道府県等による実施計画の策定、それから特定支障除去等事業の実施、こういうスキームで原状回復が図られることになっているわけでございます。  やはりこ...全文を見る
○井上(義)委員 具体的に両県とも当初予算で既に予算を計上しているわけでございまして、本年度からともかく着工したいというのが両県の決意でございますので、それについてきちっとこたえられる体制になるのかどうかということ。  それともう一つ、いわゆる新法成立以前に着工予定の搬出用道路...全文を見る
○井上(義)委員 この搬出用の道路についても、当然対象になるというふうに考えていいんですね。
○井上(義)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それからもう一点、廃棄物処理法の改正案でございますけれども、やはり不法投棄問題というのは、予防、再発防止ということが最大のテーマでございます。これまで何度も廃棄物処理法の改正を行ってきていますけれども、どうも後手後手に回...全文を見る
○井上(義)委員 それから最後に、今回法改正で、拡大生産者責任とかあるいは廃棄物区分の見直し等については、この改正案、いろいろ議論はあったんですけれども、盛り込まれなかった。ただ、これらの問題は循環型社会形成のためには極めて重要な問題でございまして、この拡大生産者責任とかあるいは...全文を見る
○井上(義)委員 岩手、青森県境の産廃問題、大臣も地元でもございますし、ぜひ力を合わせて一日も早くこの問題が解決するように我々も努力していきたい、こう思いますので、特段の御配慮をぜひよろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。
06月03日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  五月の二十六日に発生いたしました三陸南地震によりまして、宮城、岩手両県を中心に、重軽傷者百六十六人の人的被害を初め、住家、学校、医療施設などの窓ガラスの破損、壁面の落下、ひび割れなど、建物の被害が続出しました。また、落石、土砂...全文を見る
○井上(義)委員 被災者に対する支援、先ほどいろいろ被害状況が出ておりますけれども、また復旧につきましても、万全の体制でぜひ行っていただきたいということを重ねて要望しておきます。  幾つか問題点につきまして、先ほどから議論が出ておりますので、簡潔にお答えいただければ、こう思いま...全文を見る
○井上(義)委員 固定電話と同じような、いわゆる優先使用ができるというシステムについてもあわせて検討していただきたいと思いますけれども、この点についてもう一回確認しておきます。
○井上(義)委員 次に、ハード面ですけれども、やはり建物の耐震性を高めるのはハード面の中核ですけれども、現状は極めて厳しいものがございました。特に、多くの国公立学校で、亀裂が入るなどの被害が出て、休校に追い込まれたわけです。こういうところが実は第一番の避難場所というふうになるわけ...全文を見る
○井上(義)委員 しかも、それでも現状五四%程度。宮城県は大体ほぼそのぐらいなんですけれども、岩手県におきますと四〇%台ということで、これをどうやって早急に耐震化するかということは最大の課題だと思いますけれども、その辺につきましての今後の進め方について伺っておきたいと思います。
○井上(義)委員 それからもう一点、東北新幹線の耐震対策につきましてお伺いしたいと思います。  今回の地震で、東北新幹線、翌日夜の運転再開まで、二日間で上下計百十八本が運休いたしまして、乗客三万八千人に影響が出ました。この東北新幹線を二十六時間もとめた原因は、高架橋の破損でござ...全文を見る
○井上(義)委員 最後に、これまでも議論が出ていますけれども、いわゆる二〇二〇年までに八一%、二〇三〇年までには九八%の確率で発生する、こういうふうに政府の地震調査委員会が発表しております宮城県沖地震ですけれども、今回はこれとは全く別物ということで、この可能性は依然として変わって...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、以上で質問を終わります。
06月06日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  きょうは、参考人の皆様には、御多忙の中当委員会にお出ましをいただきまして、貴重な御意見を賜りまして、心から御礼申し上げる次第でございます。  初めに、片平参考人にお伺いしたいわけですけれども、日本の製造業、戦後の日本の高度経...全文を見る
○井上(義)委員 大変貴重な、実態に即したお話をしていただきまして、大変ありがとうございます。  その次に、トラック協会の野間理事長にお伺いしたいと思います。  今回、役務が下請法の対象になったということで、象徴的にはトラック協会ということできょうお越しをいただいたと思います...全文を見る
○井上(義)委員 そうすると、今回、役務ということで、いわゆるトラック業界がこの下請法の対象になった。  私は、下請法というのは、ある意味で抑制効果といいますか、そういうことも効果としてあるんだろう、こう思うんですけれども、トラック業界の取引形態でいうと、余りこの法律は、役務と...全文を見る
○井上(義)委員 そういたしますと、確かに真荷主との関係、ここはいわゆる独禁法の世界で、ここはここできちっとやってもらいたいけれども、下請法の適用対象になったということは業界としては評価をされているというふうに認識していいんだろう、こういうふうに思います。その確認と、あと、具体的...全文を見る
○井上(義)委員 もう一点、契約書面等、業界のいろいろな商慣行があって、法適用についてはそういう点を十分考慮してもらいたい、そういうお話があったと思うんですけれども、そこをもう一回ちょっと確認させてもらいたいと思います。
○井上(義)委員 次に、向参考人にお伺いいたしますけれども、この業界、もちろんこれからの日本の成長分野の一つで、雇用の吸収ということについては非常に大きな役割を果たすと同時に、私自身は、いわゆる日本の製造業、日本の産業の構造改革のために、そのインフラになる極めて重要な業種だという...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、先ほどちょっと最初の御発言の中でも触れられておりましたけれども、いわゆる初期投資が少ない、ほとんど要らないというか少なくて済むということで、必ずしも業態が資本金の多寡によっていわゆる仕事の大きさがはかれない業界という、全くそのとおりだと思うんですね。と...全文を見る
○井上(義)委員 それから、今回の法律と直接関係ないかもしれませんが、先ほどちょっとお話しになった、システムインテグレーションサービスというのが、いわゆるゼネコン型のこの業界の再編成が進んでいるというお話があったと思うんですけれども、これは、向参考人は、日本のソフトウエア産業のあ...全文を見る
○井上(義)委員 それでは最後に、片平参考人にお伺いいたしますけれども、神奈川県の工業協会の会長もされているということで、日本の製造業、特に中小の製造業というものが今後ともやはり日本の産業の下支えとして極めて重要であるという、私自身もそのように認識をしているわけでございます。 ...全文を見る
○井上(義)委員 ただいまのお話、私どもも全く同様の問題意識を持っておりまして、この問題については何とか解決の方向でしっかり取り組んでいきたい、こう思っております。  きょうは本当に貴重な意見を賜りまして、ありがとうございました。  以上でございます。
07月15日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  高齢で寝たきりになったり、身体に重度の障害があるために、選挙権があるのに投票できない。選挙権は憲法で保障された基本的人権でありますし、事実上それを行使できない人がいる状態を放置するということは許されない、こう思うわけでございま...全文を見る
○井上(義)委員 合わせて二十五万人程度の方々が新たに投票できるようになるということの意味は、大変大きいと思います。  次に、施行時期の問題でございます。法律案では、「公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める」というふうにしているわけでございますけれども、実...全文を見る
○井上(義)委員 今回の法改正によってでも、選挙権を行使したくてもできない状態に置かれている人はまだ少なくないわけでございます。例えば、重度の不安神経症で外出できない青年が、郵便投票を認めないのは選挙権の侵害と訴えておりました裁判では、大阪地裁の判決でございますけれども、改善が図...全文を見る
○井上(義)委員 インターネットによる選挙運動についてお伺いする予定でございましたけれども、ちょっと時間がないので機会を改めて、推進をぜひよろしくお願いしたいということを申し上げて、質問を終わらせたいと思います。  ありがとうございました。
10月03日第157回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○井上(義)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。     政権公約パンフレットの導入に関する件(案)   本委員会は、公職選挙法の一部を改正する法律案を提出すること...全文を見る