井上義久

いのうえよしひさ

比例代表(東北)選出
公明党
当選回数9回

井上義久の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  初めに、イラクの問題につきまして質問をしたいと思います。  イラクの国民議会選挙、世界が注視する中で、多くの困難にもかかわらず、投票が実施できました。私は、イラクの民主化に向けた重要な第一歩であった、このように思っております...全文を見る
○井上(義)委員 今後の民生の安定を考えますと、やはり地元のイラク人の雇用確保が重要なかぎになるのではないか、このように認識しております。  我が党は、かねてから、メソポタミア湿原の再生事業の具体化によって百万人の雇用も望める、このように主張してまいりました。昨年は、国連とも連...全文を見る
○井上(義)委員 今後、自衛隊による人道復興支援等、ただいま外務大臣からもお話がございましたように、ODAを初めとする経済支援、これは車の両輪としてこれからますます重要な役割を果たしていくと思います。  ただ、サマワの治安状況については綿密に情報収集を行い、自衛隊の安全確保に万...全文を見る
○井上(義)委員 次に、スマトラ沖地震並びに津波による、沿岸各国に未曾有の被害を与えました。発生から一カ月になるわけでございますけれども、まず、被災された方々に心からお見舞いと哀悼の意を表明させていただきたい、このように思います。  さらに、いまだ安否が確認されていない邦人の方...全文を見る
○井上(義)委員 今回のあのスマトラ沖地震・津波の惨事、これは日本でも起こり得る可能性が十分にあるわけでございます。例えば、東南海・南海地震につきましては、マグニチュード八・六が想定されているわけですけれども、それによる津波の想定では、十二メートルの津波が起きると。これによって、...全文を見る
○井上(義)委員 今国土交通大臣からも指摘がありましたけれども、日本は周囲を海に囲まれているわけでございまして、常に津波被害の危険にさらされているわけです。津波来襲までのわずかな時間、五分から十分、これが生死を分けるわけでございます。要するに、早く逃げるということが大事なんですけ...全文を見る
○井上(義)委員 次に、少子化対策についてお伺いしたいと思います。  まず、このパネルをちょっと見てもらいたいんですけれども、これは出生数及び合計特殊出生率の年次推移というパネルですけれども、一九八九年に一・五七ショックというのがありました。特殊出生率が一・五七に下がったという...全文を見る
○井上(義)委員 総理、就任以来、一生懸命やってきていただいた。ただ、それになかなか歯どめがかからなかった。今総理がおっしゃったように、子供は日本の宝ですし、未来からの使者、こう言われておるわけで、やはり安心して子供を生み育てられる、そういう社会になっていないというところが非常に...全文を見る
○井上(義)委員 では、少し具体的にお話をしたいと思います。  子供を産むか産まないかというのは、これは親の選択で、全くそのとおりです。したがって、少子社会というのは避けられないことであって、私は、それに合った社会というものをもう一回つくり直していかなければいけない、こう思いま...全文を見る
○井上(義)委員 要因はたくさんあるんですけれども、この一つ前のパネルでお示ししましたように、やはり経済的理由というのが一番大きいということを、こちらはしっかり、政治の立場ですから、踏まえなければいけない。  明らかに、GDPに占める支出の割合と出生率というのは相関関係があるん...全文を見る
○井上(義)委員 厚生労働大臣、反論するようですけれども、今申し上げたように、実態以上に負担が大きいわけです。せっかく子供を生み育てようという方が、妊娠、出産を前にして、経済的な負担が大変だと。実態が既に公費助成以上に大きく乖離しているわけですから、もう実態はわかっているわけです...全文を見る
○井上(義)委員 実態に即してきちっと対応する、こういう御答弁だというふうに理解をしておきたいと思います。  次に、児童手当のことでございます。  もう御案内と思いますけれども、日本は、第一子、第二子が五千円、第三子以降一万円、しかも小学校三年生までというふうになっています。...全文を見る
○井上(義)委員 総理、今厚生労働大臣から御答弁ございました。年金、医療、介護、この安定化ということは日本の将来にとって極めて重要です。それにもう一つ、子育て支援ということを社会保障全体の大きな枠組みの中で税制を含めて抜本的に考える、このように方向をきちっと示すべきだと思いますけ...全文を見る
○井上(義)委員 次に、先ほど総理からもありましたけれども、仕事を続けながら子育てができる環境整備、これも非常に重要です。  総理、施政方針演説の中で、現在六〇%の育児休業制度の普及率を五年後には一〇〇%にすることを目指す、このように述べられておりました。しかし、問題は、制度は...全文を見る
○井上(義)委員 今、企業の環境整備ということの御答弁がありました。  子育てと仕事を両立するためには、この育児休業制度の充実とともに、再就職支援が非常に大事だと思うんですね。我が国の現状では、出産後一年間で、大多数の女性、六七・四%が仕事をやめているんですね。妊娠をして出産を...全文を見る
○井上(義)委員 それと、そのほか、住宅の問題とか教育費の軽減など、取り組むべき課題はたくさんあります。近年、特に若者の自立支援というのが問題になっています。この自立支援という観点から、奨学金制度の改革ということについてお伺いしたいと思います。  子育て費用の中で教育費の占める...全文を見る
○井上(義)委員 今、奨学金が充実していることは認めます。ただ、先ほど言ったように、基本的には子供は親の援助なしで大学は行くという、社会のあり方を大きく転換するということが若者の自立心にもつながるんじゃないか。ですから、奨学金もある意味で生活できる抜本的な、後で返せばいいわけです...全文を見る
○井上(義)委員 これは、心臓病とか腎臓病など、体の内部に障害を持つ人たち、その人たちが、自分たちのことを全国の方々に理解してもらおうということで、このマークをつくって、シンボルマークとして運動している、そのマークなんですね。要するに、車いすマークとかつえをついたお年寄りのマーク...全文を見る
○井上(義)委員 その次に、まちづくりということについてお伺いしたいと思います。  さきの代表質問で、水と緑のマイタウン都市づくりということを神崎代表が質問しました。総理から、総合的に推進したい、こういう答弁がございました。  私は、今、まちづくりにとって最大の問題は、現代の...全文を見る
○井上(義)委員 今総理からお話があったように、実は、水がいっぱいあるんですね。  今、地下水の話が出ましたけれども、例えば地下鉄の湧水量、これは一日に二万トンあるんだそうです。例えばJR東日本だけでも、一日に六千百七十トンの地下水がわいている。この地下水、どうしているかという...全文を見る
○井上(義)委員 総理、今、北側国土交通大臣から水の活用ということについてお話がありました。余り活用されていないということで、私は、この水を活用して都市を再生するということをぜひ提案したいと思うんですね。環境、治水、景観、これを一体的に行う。コンクリートとアスファルトから、水と緑...全文を見る
○井上(義)委員 今官房長官から御答弁がございました。総理も同じ決意であるというふうに受けとめて、それで、総理、隗より始めよということを申し上げたいんですね。  実は、総理御存じだと思うんですけれども、汐留、再開発しています。あそこは今、芝浦下水処理場から再生水を保水性の道路に...全文を見る
○井上(義)委員 それでは次に、食料自給率の問題についてお伺いしたいと思います。  我が国の食料自給率は、近年四〇%で推移していますけれども、長期的には長期低落傾向が続いておりまして、主要先進国の中では最低の水準になっています。  世界の農業問題に詳しいジェームス・シンプソン...全文を見る
○井上(義)委員 時間がないので、もう一つ、総理に水産振興ということについてお伺いしておきたいと思います。  かつて我が国は、世界一の水産国、このように言われておりました。昭和六十三年まで世界第一位の漁業生産国であったんですけれども、現在では世界第四位に後退しています。漁業生産...全文を見る
○井上(義)委員 農業、水産業の重要性ということを指摘させていただいて、各論については改めてしっかり議論したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月22日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第3号
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○井上議員 公明党の井上義久でございます。  先日の当合同会議におきまして、民主党の岡田代表から、年金制度改革に関する民主党の考え方ということで、五項目の提示がなされました。  その中で、特に二点、二の、一階部分の最低保障年金の財源は全額税にする、そしてその財源は、現行制度に...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○井上(義)分科員 公明党の井上義久でございます。  私からは、きょうは、先天性の胆道閉鎖症に苦しんでおられる患者の方々に対する支援についてまずお伺いしたいと思います。  まず、先天性の胆道閉鎖症患者の実態について、厚生労働省としてどのように把握をされているのかということにつ...全文を見る
○井上(義)分科員 なぜこのことをお伺いしたかといいますと、先天性の胆道閉鎖症、小児慢性特定疾患ということで十八歳まで、法律改正で二十まではこの研究事業の対象になって、手厚いといいますか、一定の治療費を払えば治療を継続できるということになっておるわけですけれども、それ以降、この法...全文を見る
○井上(義)分科員 患者の皆さん、家族の皆さんから、二十以降の問題ということも含めて、やはり一生というタイムスパンの中で支援をしてもらいたいという大変強い要望があるということを踏まえて、ぜひ今後検討課題としていただきたいということを改めて要望しておきます。  そこで、具体的な、...全文を見る
○井上(義)分科員 要するに、お一人の患者をめぐって、それは医療の問題、それは障害者福祉の問題だと。そうすると、患者本人は、では私はどうすればいいのと。やはりそれにこたえるのが私は政治だと思うし、行政だと思うので、医療だ、障害者福祉だということじゃなくて、厚生労働省として、一人の...全文を見る
○井上(義)分科員 私がこの高次脳機能障害の問題を初めて取り上げたころから見ますと、モデル事業を実施したことによって社会的認知が飛躍的に高まったし、またその対応方法についてもモデル事業で相当な成果が得られたというふうに思います。  大事なことはやはり、この成果を全国に普及させて...全文を見る
○井上(義)分科員 次に、この国会に障害者自立支援法が提出されて、きょうの衆議院本会議からその審議が開始されるわけですけれども、高次脳機能障害の方々の中には、現行の障害保健福祉制度の対象にならないケースが非常に多いんですね。一つは、モデル事業の結果からも指摘されていますけれども、...全文を見る
○井上(義)分科員 次に、医療福祉とあわせて、高次脳機能障害の方々の社会復帰、就労支援というのが大きな課題だと思うんです。この就労支援について、現在どのような施策がとられ、またどのような成果が上がっているのか、また、今後の就労支援の課題をどのように考えていらっしゃるのか、御報告い...全文を見る
○井上(義)分科員 今、取り組みについてお話しいただきまして、部分的だけれども、かなり成果が出てきているということでございますので、雇用率カウントの対象にするということは、私は企業の姿勢を大きく変えていくという意味では非常に大事だと。  ただ、その前提として、今おっしゃるように...全文を見る
06月30日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第5号
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○井上議員 きょうは公的年金が必要であるか否かというそもそも論で、今ごろこういうことをやらなければいけないのかなということを率直に思っておったわけですけれども、きょうは皆さんのそれぞれ御議論をお伺いしておりまして、大変大きな意義があったなということを実感いたしました。  それは...全文を見る
07月08日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第6号
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○井上議員 公明党の井上義久でございます。  本日の議題であります国民年金の意義につきまして、意見を述べたいと思います。  我が国の公的年金制度は、当初、民間サラリーマンや公務員などの被用者年金からスタートしましたが、国民の大半を占めていた自営業者や農林漁業者などは、こうした...全文を見る
○井上議員 まず、小宮山さんから御指摘がございました。その前に、読めばわかるというようなことではこの議論は成り立たないので、やはり国民に理解されるようにこの場できちっと議論し合うことは非常に大事だと思います。特に、田村さんの御指摘は私もそのとおりだと思っているので、別な機会で結構...全文を見る