井上義久

いのうえよしひさ

比例代表(東北)選出
公明党
当選回数9回

井上義久の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第169回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  初めに、福田総理に御質問したいというふうに思います。  実は、先週の土日でございますけれども、福島県のいわき市、それから岩手県の大船渡市、釜石市に行ってまいりました。いずれも県都から車で一時間半から二時間半かかるところでござ...全文を見る
○井上(義)委員 さはさりながら、ガソリンの急激な高騰で、先ほども申し上げましたけれども、やはり自動車ユーザーの負担というのは非常に重くなっているわけでございます。  ちょっと表を見ていただきますけれども、一世帯当たりの自動車保有状況の一覧でございます。市町村の中で、上位五市町...全文を見る
○井上(義)委員 引き続きユーザーの負担軽減に御努力いただきたいということを改めてお願いしておきます。  そこで、今回、道路特定財源、暫定税率の延長をお願いしているわけでございますけれども、それはあくまでも、いわゆる道路の中期計画、これを実現するためにお願いしているということな...全文を見る
○井上(義)委員 そこで、従来、道路事業は五カ年計画でやってまいりました。今回、中期計画ということで、十年間の計画にし、暫定税率についても十年間延長するということを出されているわけで、長期の目安となる計画が必要だ、地域にとって大体十年ぐらいの間にどこまで整備されるのかということが...全文を見る
○井上(義)委員 昨年十二月七日の政府・与党合意では、「中期計画は、今後の社会経済情勢の変化や財政事情等を勘案しつつ、五年後を目処として、必要に応じ、所要の見直しを行う。」こういうふうになっているわけでございますので、十年間という理由はそれでわかりましたけれども、やはり随時、毎年...全文を見る
○井上(義)委員 一層の御努力、よろしくお願いしたいと思います。  それから次に、いわゆる高速道路の整備について、優先度とか重要性をだれがどのような基準で決めているのか、国の道路計画の決定プロセスが不透明だ、国土交通省が恣意的に決めているんじゃないか、こんな指摘があるわけです。...全文を見る
○井上(義)委員 それから次に、この道路特定財源の使途をめぐってさまざまな議論がこの国会でもなされています。例えば、過去に、カラオケセットとかマッサージチェアなどがいわゆる福利厚生の名目で道路特定財源で購入をされていた、あるいは広報費の名目で多額の費用がかかるミュージカル興行を行...全文を見る
○井上(義)委員 それともう一点。国民から見ると、道路特定財源がいわゆる道路関係団体とか関連法人の食い物になっているんじゃないか、天下り先確保のために高いガソリン税を払っているんじゃないと。これはもう当然の感情だと思うんです。  そういう意味で、既に大臣主導で随意契約のあり方な...全文を見る
○井上(義)委員 ぜひしっかりやっていただきたいという意味で、この改革本部の設置の時期、それから、大体どのぐらいまでの間に結論を出すのかということについてもお伺いしておきたいと思います。
○井上(義)委員 それでは、実は昨年十二月の政府・与党合意、先ほども触れましたけれども、中期計画そのものは五年後を目途に必要に応じて所要の見直しを行う、こういうことになっているわけですけれども、あわせて、税率水準の維持についても、「自動車関係諸税については、税制の簡素化が必要との...全文を見る
○井上(義)委員 特に我が党としては、これまでも、例えば自動車重量税、これは厳密に言えばもともとが一般財源としての性格を持っておりまして、毎年のシーリングで道路整備に使用されない財源が出てくるということであれば、それはやはりユーザーに還元すべしということを主張してきたわけでござい...全文を見る
○井上(義)委員 最後に、総理に、一月三十日の両議長あっせんで、「国会審議を通し、税法について各党間で合意が得られたものについては、立法府において修正する。」と、こういう合意がなされているわけでございます。そのためにも、ぜひ、民主党の皆さん、対案を出していただきたい、こう思うわけ...全文を見る
○井上(義)委員 以上で終わります。
02月22日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  きょうは、農政改革三対策の見直しについてお伺いをしたいというふうに思います。  まず、米政策改革の推進ですけれども、昨年産米から、農業者、農業団体を主体とした新たな需給調整システムへ移行したわけですけれども、作況九九にもかか...全文を見る
○井上(義)委員 そこで、二十年産米にどうつなげていくかという今お話がございましたけれども、一連の米対策の実効性のかぎというのは、やはり生産調整がどこまできちっと実行できるかということにかかっているというふうに思います。  二十年産米の生産目標数量は、前年をさらに下回って八百十...全文を見る
○井上(義)委員 生産調整の見通しというのが米価にも非常に大きな影響を与えると思いますが、そのアナウンス効果ということも含めて強い決意で引き続きしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。  そこで、今大臣からも一部お話がございましたけれども、生産調整参加へのインセンテ...全文を見る
○井上(義)委員 今回の三対策の見直しの中で、いわゆる飼料用等の新規需要米の生産を本格化するということで、隔離を前提にして生産調整にカウントする、私はこれについては非常に高く評価しております。  ただ、昨今の飼料の国際的な高騰とか、いわゆるバイオ原料との争奪戦とかということを考...全文を見る
○井上(義)委員 今御答弁があったとおりだと思うんですけれども、どうもベクトルが違うなというか、要するに、生産調整の一翼を担うというある意味で受け身の態勢から、そうじゃなくて、やはり国の戦略としてそういう飼料とかバイオエタノール米ということを国際的な食料需給等の関係なんかを踏まえ...全文を見る
○井上(義)委員 私は、いわゆる食料安全保障と並ぶ一つの戦略物資という位置づけをして、あらゆる手段を通じて、もちろん、それが結果として生産調整に資するということなんですけれども、生産調整が目的でやるということじゃなくて、結果として生産調整に資するぐらいの取り組みが必要じゃないかと...全文を見る
○井上(義)委員 現在六割ぐらいカバーしているわけで、当初の政策目標として、この三対策がスタートしたときに、そのくらいがいわゆる担い手という形できちっとカバーできればいいかなというふうに我々も想定していた。だけれども、実際に現場に行ってみたら、いわゆる中小規模の農家の皆さんにはそ...全文を見る
○井上(義)委員 それで、逆の立場から、例えば、もともと担い手を中心とした我が国の農業の構造改革を進めるということでいわゆる水田・畑作経営所得安定対策というのを出したわけなんですけれども、今回、市町村特認とか集落営農組織に対する法人化指導の弾力化とか、ある意味で緩める形になると思...全文を見る
○井上(義)委員 農地、水、環境とか農山漁村の活性化、それから原油高騰対策等についてお伺いしたかったんですけれども、どうも終了しちゃったので、また別の機会にこれはしっかりやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  いろいろありがとうございました。
02月27日第169回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○井上(義)分科員 公明党の井上義久でございます。  きょうは、農山漁村の活性化につきまして、まずお伺いしたいというふうに思います。  農山漁村は、食料の生産の場のみならず、自然環境の保全、良好な景観の形成、あるいは文化の継承など、重要な役割を果たしているわけです。しかし、過...全文を見る
○井上(義)分科員 私は、先ほども少し触れましたけれども、ある意味で、こういう集落というのは日本人としてのアイデンティティーの重要な一部を担っているというふうに思っているわけでございまして、そういう観点からいいますと、やはり少子高齢化という流れの中で、農山漁村の将来ビジョンという...全文を見る
○井上(義)分科員 今回、農水省、経産省の両省で、中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律案、それから企業立地促進法改正案、この二本を国会に提出して、いわゆる農商工連携による地域産業活性化を図るという政策が打ち出されているわけでございまして、私は非常に高く評...全文を見る
○井上(義)分科員 それからもう一点、来年度予算でも、農山漁村の活性化対策ということで一千九百億円近い予算を計上しているわけですけれども、特に都市と農山漁村の交流とか、有効と思われる施策がかなり盛り込まれていると思うんですけれども、これが星だというものがあればお伺いしたいと思いま...全文を見る
○井上(義)分科員 農村振興局の役割は非常にかつてないほど大きい、このように思っていますので、しっかり頑張っていただきたいというふうに思います。  それでは、原油高騰対策について少しお伺いしたいと思います。  まずは、水産業ですけれども、漁業で使用されるA重油、平成十六年三月...全文を見る
○井上(義)分科員 今お話があったように、やはり省エネ型漁業への早急な転換が不可欠。原油価格の推移を見ますと、燃油の価格を下げることはなかなか難しいということになりますと、これはもう省エネ型漁業への転換を図るということが最重要課題だというふうに思います。  漁業者の皆さんからい...全文を見る
○井上(義)分科員 先般、岩手県の大船渡市に行ってまいりまして、カキが中心ですけれども、養殖の業者の皆さんと懇談をしたんですね。そのときに出た話なんですけれども、今、いわゆる環境対策もあって、船外機を使っているわけですよ。これはガソリンなんですね。今、道路特定財源が議論をされてい...全文を見る
○井上(義)分科員 還元されていると言うんですけれども、これは、ガソリンそれから軽油もそうなんだと思うんですけれども、では、漁業者の皆さんが大体どのぐらい使っていて、それに見合うような道路特定財源はどのぐらいで、どのぐらい還元しているのか、それをちょっと答えてくれますか。
○井上(義)分科員 これは道路だけですか。後でちょっと言ってもらいたいんですけれども。  要するに、実際に大体どのぐらいの量が使われていて、ほぼどのぐらいの税収があるのか、正確にはつかめないと思いますけれども、大体漁業者の数とか、大体一日どのぐらい使うとか、そういうことは当然推...全文を見る
○井上(義)分科員 大臣、要するに、四十億円、今四十四億円ぐらいという話がありましたけれども、六億円しか還元されていない。しかも、漁港に通じるような道路の一部みたいな話で、漁業者から見ると、自分たちが払っている税金がきちっとやはり自分たちの、そのために使われているわけですから、そ...全文を見る
○井上(義)分科員 しっかりやってください。我々も推進しますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。
04月08日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  鈴木先生、梶井先生には、本日、当委員会にお越しをいただきまして、貴重な意見を賜りまして心から感謝申し上げます。  初めに、鈴木先生にお伺いいたしますけれども、産業政策と社会政策との組み合わせで多様な農家を支援する、こういう必...全文を見る
○井上(義)委員 続けて鈴木先生に、民主党の戸別所得補償法案についてどのように受けとめておられるか、お聞きしたいんです。  ばらまきという批判がありますけれども、これは国民的な理解が得られれば決してばらまきということにはならないわけなんですけれども、今申し上げた産業政策と社会政...全文を見る
○井上(義)委員 梶井先生にお伺いいたしますけれども、政府の今とっている施策は逆に構造改革を後退させるんじゃないか、このような御批判でございました。  私は現場を回っておりまして、逆に所得補償方式は、正直言いましてこれこそまさに現状を固定化してしまうことになりかねないんじゃない...全文を見る
○井上(義)委員 農業の後継者問題というのは非常に今大きな課題になっているわけです。先ほども先生お話がございましたけれども、農業で食べていけるということはどういうことを意味するのか、このことについてお伺いしたいと思います。  これは、ある程度の規模を持っていなければ農業で食べて...全文を見る
○井上(義)委員 それから、食料自給率の向上というのは、私ももちろん大賛成だし、今の日本の農業政策の最大の課題の一つだ。もしかすると、それが唯一の課題だと言ってもいいかもしれません。  ただ、自給率の向上、いろいろな施策の組み合わせが必要なんですけれども、例えばサプライサイドで...全文を見る
○井上(義)委員 時間が来ましたので、大変ありがとうございました。
04月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  きょうは、法案の前に、まず初めに我が国の森林・林業の現況について、大臣にお伺いしたいというふうに思います。  我が国の森林面積は、およそ二千五百万ヘクタールで、国土の三分の二を占めております。戦後の拡大造林によりまして、昭和...全文を見る
○井上(義)委員 そこで、本法律案は、直接的には京都議定書の第一約束期間、二〇〇八年から二〇一二年における温室効果ガスの削減目標、対基準年一九九〇年比で六%削減でございますけれども、その達成に向けて、千三百万炭素トン程度、対基準年比で三・八%を森林による吸収量で確保することを目的...全文を見る
○井上(義)委員 京都議定書目標達成には森林吸収の目標達成が不可欠であるというふうに思います。特に、今回の第一約束期間では、諸外国に比して我が国が認められた算入上限は破格の扱いとなっていることを考えますと、森林吸収目標は是が非でも達成しなければいけない、このように思います。  ...全文を見る
○井上(義)委員 次に、産業としての林業の可能性ということについて、何点かお伺いしたいというふうに思います。  冒頭でもお話をしましたけれども、我が国の森林資源は充実期にあり、しかも、今後の森林をめぐる世界情勢を予測いたしますと、多様で健全な森林づくりを推進すると同時に、産業と...全文を見る
○井上(義)委員 業として成り立って、初めて森林の整備というのは進むというふうに私は思っておりますので、国策として林業振興にしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。  そこで、今回の特別措置法についてでありますけれども、今回の法律は、京都議定書の目標達成、森林吸収目標千...全文を見る
○井上(義)委員 質問の趣旨は、要するに、林業というのは五十年、百年タームの施策が必要だということで、今回、特に時限立法というわけではありませんけれども、こういう短期的、集中的に間伐をやるということと林業政策全体の整合性がないと、短期的な施策の繰り返しでは、現場で林業を実際に生業...全文を見る
○井上(義)委員 あと、具体的な問題を何点かお伺いしたいと思います。  間伐の問題なんですけれども、間伐を行う場合に、各種の助成制度を活用し、そして間伐材を販売しても、なお山林所有者に負担が生じて、なかなか間伐が進まない、そういう要因になっているわけです。もう少し何か負担軽減の...全文を見る
○井上(義)委員 それからもう一点、皆伐後に再造林が行われない、いわゆる造林未済地の問題が各地で大きな問題になっております。私の地元、宮城県でも、これは大きな問題になっております。都道府県からの報告によると、平成十七年度末では、全国で約一万七千ヘクタールが造林未済地というふうにな...全文を見る
○井上(義)委員 時間が来ましたので質問を終わりますけれども、森林・林業、特に業としての林業という意味では、私は非常に大きなチャンスを迎えているというふうに思います。ぜひ国策として、森林・林業の産業としての育成ということにしっかり取り組んでいただきたいということを改めて求めまして...全文を見る
06月12日第169回国会 衆議院 本会議 第39号
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○井上義久君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました福田内閣信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手)  ただいま、自由民主党の谷垣議員より、福田内閣の信任決議案の提案趣旨について、福田内閣の内政、外交面におけるその真摯な取り組み...全文を見る