井上義久

いのうえよしひさ

比例代表(東北)選出
公明党
当選回数9回

井上義久の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  私は、きょうは、地域経済、雇用、介護、あるいは貧困対策等について総理の見解をお伺いしたい、このように思っております。  その前に、政治と金の問題という不祥事が後を絶たない、同じ政治の仕事に携わる者にとってはまことに残念なこと...全文を見る
○井上(義)委員 総理にお伺いしますけれども、総理はかつて、「政治家は金銭が絡む疑惑事件が発生すると、しばしば「あれは秘書のやったこと」とうそぶいて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。 秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」このようにおっしゃったこと...全文を見る
○井上(義)委員 総理は、虚偽記載について、知らなかった、秘書に任せていた、このように一貫して言われているわけですけれども、ここにありますように、秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきである、あるいはほかにも、例えば、秘書の罪は国会議員の罪であるということもおっしゃいました。ある...全文を見る
○井上(義)委員 私は、秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきである、罰を受けるというふうに総理がおっしゃったので、では、どのように具体的に責任をとるかということをお聞きしたかったわけです。  次に行きますけれども、先ほど総理は、私腹を肥やしたわけじゃない、こういうふうにおっし...全文を見る
○井上(義)委員 若干抽象的なんでもうちょっとはっきり言いますけれども、政治資金規正法の規正というのは、制限するというふうに書くんじゃなくて、規正と書くんですね。これはどういう意味かといいますと、要するに、政治資金の透明性を確保する、金の流れを透明にして政治腐敗を排除する、これが...全文を見る
○井上(義)委員 それともう一点。実は、この政治資金規正法のもう一つの柱は、量的制限を設けているということなんですね。量的制限というのは、たとえ個人献金であっても、ある特定の個人から多額の献金をもらうことによって政治がゆがめられてはいけない、こういう趣旨から量的制限を設けて、一つ...全文を見る
○井上(義)委員 貸し付けというふうにおっしゃいましたけれども、借用書もない、返済計画もない。これはとても借用、借りたという概念というのは全く当たらないというふうに私は思います。結果として、いずれにしても、総理自身の政治資金の収支報告書、いずれも虚偽記載という重大な犯罪が明白にな...全文を見る
○井上(義)委員 いずれ公判でこの元秘書の方の罪がはっきりする、そのときに総理がどのような責任をおとりになるか。私は、政治家が罰を受けるべきだとおっしゃっていますから、過去の発言に照らして明確に責任をとるべきであるというふうに思いますし、もしそういうことでないならばこれは撤回する...全文を見る
○井上(義)委員 知らなかったと総理がおっしゃっておりますから、知らなかったということにしておきましょう、私はとても信じられませんけれども。  今、総理が答弁ございましたように、これを贈与だというふうに認めて税の申告をされたと。これはそういうことですね。よろしいですね。税の申告...全文を見る
○井上(義)委員 ある方がおっしゃっておりました。もし今回のような総理のケースが認められるなら、国民だれでもが、いや、生前贈与を受けました、私は知りませんでしたと。後でわかったら税金を納めればいいですよ、安心してくださいよ、刑事訴追しませんよ、重加算もしませんよ、こういう通達を、...全文を見る
○井上(義)委員 要するに、そういう、自分は直接受け取っていないからいいと。では、要するに、だれかほかの人が受け取って私は知らなかったと言い張ればこれでオーケーだ、こういうことになりかねないんですよ。  だから、総理のやはり総理としての自覚が私は足りないというふうにはっきり申し...全文を見る
○井上(義)委員 そういたしますと、公判が終わってこの資料が戻ったら精査をして、それを公表するというふうに理解してよろしいんでしょうか。  それとあわせて、資料が戻ってこない、こうおっしゃるんですけれども、現実にどなたが受け取ってどういうふうに使われたのかわかりませんけれども、...全文を見る
○井上(義)委員 いずれにしても、では、その書類が戻った段階で精査をして、それを公表するというふうに理解をしていいということですね。もう一回ちょっとそこだけ確認しておきます。
○井上(義)委員 プライバシーに十分配慮していただいて、国民に対する説明責任をきちっと果たしていただきたいということを改めて申し上げたいと思います。  次に、小沢幹事長の資金管理団体をめぐる土地取引の問題につきまして、政治資金規正法違反の疑いで、元秘書だった民主党所属の現職の国...全文を見る
○井上(義)委員 総理は、先般の党大会でも、小沢幹事長を信ずる、そういうふうにおっしゃって、幹事長の留任を容認されたわけでございます。では、総理が小沢幹事長を信ずるというふうに思われたその根拠は何なのか、それをぜひ御説明いただきたいと思います。
○井上(義)委員 総理、私も全くそのとおりだと思うんですよ。要するに、同志として信じるというのは基本です。我々も同志を信じています。  ただ、同志として信じるのは基本、それはもう人間としてそのとおりだと思うし、そうあるべきだと思いますけれども、国民に対する説明になっていないんで...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、民主党所属の国会議員が、石川議員が逮捕されました。逮捕されたんですから、当然、やはり党としての自浄作用というのは私は非常に大事だと思うんですよ。  ですから、もし冤罪だとおっしゃるなら、今そういう声がありましたけれども、要するに……(発言する者あり)...全文を見る
○井上(義)委員 総理は、十六日に、党大会のときだと思うんですけれども、検察当局との対決を主張する小沢幹事長に、どうぞ闘ってくださいというふうに述べたということを明らかにされました。検察に圧力をかける意図はないというふうにおっしゃっていますけれども、総理はやはり行政のトップで、政...全文を見る
○井上(義)委員 それともう一点、原口総務大臣にお聞きしますけれども、原口総務大臣、十九日の閣議後の会見で、今回のこの一連の報道について、関係者という報道は、検察の関係者なのか被疑者の関係者なのか、少なくともそこは明確にしなければ電波という公共のものを使ってやるにしては不適だとい...全文を見る
○井上(義)委員 報道関係者の受けとめは全く違います。先ほど申し上げたように、いわゆる総務大臣という、放送局に免許を与えるような権限を持つ総務大臣がこういう発言をしたということについて極めて危惧を持っています。  もし、そういうことが全くない、そういう意図はないんだとおっしゃる...全文を見る
○井上(義)委員 取材源を守るというのも、これは報道機関の重要な責務の一つですから、それを明らかにするかどうかというのは最終的には報道機関がやるべきなのであって、それについてはやはり誤解を与えるようなことを言うのは、私は極めておかしいと思います。  次の問題に移ります。  政...全文を見る
○井上(義)委員 政治家同士、また、よく各党各会派で御議論いただきたい、そうおっしゃるんですけれども、総理、民主党はどうなんですか。民主党はどうかということを聞いているんです。いや、総理に聞いているんです。総理に聞いているんです。民主党はどうなんですか。
○井上(義)委員 ぜひ総理、主導権を発揮していただきたい。そうすれば、間違いなく法律は成立いたしますから。そうすると、今回のようなケースがあった場合にきちっと監督責任を問えるという仕組みができますので、これはぜひ前向きに検討していただきたい。  私は、この問題は、それぞれの政党...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、最後に総理に聞きますけれども、総理、この問題について、実現をすると。もしそうでなければ、あの法律は何だったのか、単なる選挙目当てなのか、選挙に勝ったらもうこれはほごなのかということになってしまいます。先ほど、今、政治改革本部で民主党は検討されているとお...全文を見る
○井上(義)委員 どうも何か、いろいろ言いわけにしか聞こえないんですけれども、選挙前にあれほど明確におっしゃったわけですから、この国会にぜひ、今、民主党が多数を占めているわけですから、民主党が法案を出せばこれはもう成立するわけですから、ぜひ実現をしていただきたい、こう思います。 ...全文を見る
○井上(義)委員 時間も余りありませんので、できるだけ簡潔に御答弁いただきたいと思います。  総理のお話を伺っておりましても、方向性について共有するものがあるというふうに私も思っております。しかし、鳩山政権の経済財政運営を見ていますと、どうも目先のマニフェスト実現ということが至...全文を見る
○井上(義)委員 具体論について、一つ一つのことについて、本予算の中でしっかりと議論をしていきたい、こう思っております。要するに、絵姿が見えない、具体的にどういう方向を向いているのかよく見えないという国民の不安というものについてはよく認識をしてもらいたいというふうに思います。 ...全文を見る
○井上(義)委員 要するに、これまでの経済対策の経緯を言っているわけですよ。もし本当にそうだったら、昨年の末の臨時国会でこの補正予算を出せばよかったんですよ。そうすれば、今ごろ執行できていたんですよ。そのことを言っているんですよ。まあ、いいですよ。そういうことを言っているんですよ...全文を見る
○井上(義)委員 現場を回ってみますと、総理、やはりこの政治と金の問題、これは徹底的に究明すべきだという声も非常に強いし、と同時に、やはり仕事がない、何とか仕事が欲しい、早く厳しい経済状況を打開してほしい、こういう声も非常に強いわけです。具体的な経済対策の速やかな実行を求める声が...全文を見る
○井上(義)委員 委員長、ぜひ、集中審議を含めてしっかりやるようにお願いしたいと思います。  次に、介護の問題を取り上げたい、こう思います。  介護は、だれもが避けて通ることのできない問題です。一生のうちには避けて通ることはできない。本人はもちろんですけれども、例えば、両親の...全文を見る
○井上(義)委員 いわゆる政府の社会保障国民会議の最終報告のシミュレーションでも、同程度の介護施設の必要性も訴えております。二〇〇八年の十二月に、前政権ですけれども、社会保障の機能強化の工程表と、それから税財政改革の全体像を示した中期プログラムを閣議決定しています。この中で介護の...全文を見る
○井上(義)委員 今、長妻厚生労働大臣からも指摘がありましたけれども、もう一点は、やはり介護職員の処遇改善なんですね。  公明党の総点検でも、介護職の人は仕事にやりがいを感じている、働ける限り介護職を続けたいというふうに答えている人が七割に上っているんですね。ところが、心身の負...全文を見る
○井上(義)委員 いずれにしても、介護の充実は待ったなしでございますので、私どもも積極的に実態を踏まえて提言していきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、貧困と格差の問題についてお伺いしたいと思います。  貧困、格差の実態をきちんと認識をして具体的...全文を見る
○井上(義)委員 事後納付期間の短縮を検討しているということは、それは結構だと思います。一方、支払い能力がある人はいいんだけれども、そうでない人は非常に難しい。また、受給資格を得たとしても、依然として低年金の方は残るわけですよ。  このパネルにもあるように、私どもは、こうした低...全文を見る
○井上(義)委員 抜本改革は抜本改革でしっかり議論していきたいと思いますけれども、今私が申し上げているように、今現在、低年金で生活ができない、大変だ、そういう新たなセーフティーネットをつくるという意味で、これだけは先行してやるべきだということを改めて強調しておきたいと思います。 ...全文を見る
○井上(義)委員 この問題は、昨年、自公政権のときに、制度の見直しのための議論を開始したんですね。その後、政権交代で民主党中心の連立政権にかわりましたから、ぜひこの問題は現政権でも進めていただきたいということを改めてお願いしておきたいと思います。  それからもう一点、先ほど厚生...全文を見る
○井上(義)委員 では、以上で終わります。  どうもありがとうございました。
02月02日第174回国会 衆議院 本会議 第6号
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○井上義久君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました鳩山総理の施政方針演説など政府四演説に対し、総理並びに関係大臣に質問をします。(拍手)  施政方針演説で、総理は、マハトマ・ガンジー師の七つの社会的大罪に言及されました。私自身、高校時代にガンジー師の自叙伝を読み、そ...全文を見る
06月14日第174回国会 衆議院 本会議 第36号
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○井上義久君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました菅総理の所信表明演説に対し、質問します。(拍手)  鳩山前総理は、辞任の理由として、普天間基地と、政治と金の二つを挙げました。確かに、これも大きな要素です。しかし、本質的な原因は、この九カ月間にわたる鳩山内閣の政権運...全文を見る
○井上義久君(続) 特に、漁業の発展は、新たな産業や雇用を生み出す可能性を秘めており、水産資源の回復と生産力の向上を促進するために、魚の産卵場所を確保するフロンティア漁場の整備が急務です。  一方、海洋資源を生かす総合的な政策を進め、海洋立国日本を目指すことが重要です。資源の利...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○井上(義)委員 公明党の井上義久でございます。  質問に入る前に、全国を襲った一連の集中豪雨により被災された皆様に心よりのお見舞いと、亡くなられた方に御冥福を心よりお祈り申し上げます。  被災された方々の一日も早い生活再建、そして復興、また防災対策に政府は全力を挙げるように...全文を見る
○井上(義)委員 確かに、民主党は比例代表について比較第一党であった、このことは認めます。ただ、民主党、国民新党の得票率は三三・二七%、それに対して野党の得票率は六六・七%あったわけで、もう民意は明らかだというふうに思います。  そのことはさておいて、それから、昨日の予算委員会...全文を見る
○井上(義)委員 要するに、不用意だったという言葉で済まされる、その言葉の軽さということが私は非常に大きな問題だというふうに思います。一国の総理なんですから、国民に一たん言ったこと、特に選挙中の発言というのは、これは公約ですから、それが単なる不用意だったということで済まされるよう...全文を見る
○井上(義)委員 最初から適任であるということで民間人を任命するということと、総理が一たん適任だと判断されたとしても、民意を得られなかった、この事実は非常に重いわけで、やはり民意を反映するということは私たちの政治家の一番の基本だし、そのことによって、私は、先ほど指摘したように、政...全文を見る
○井上(義)委員 一定のけじめがついたと。そういうけじめのつけ方も私はあるだろうというふうに思います。  それでは、先ほど申し上げたように、鳩山前総理、小沢前幹事長あるいは荒井国家戦略担当大臣、これらの方々をめぐる政治と金の問題、これはもうそれ自体決着がついた、もう幕引きだ、こ...全文を見る
○井上(義)委員 国会における説明責任は全く果たされていません。もし本当に総理が、これで幕引きだ、こうおっしゃるなら、これはもう民主党の自浄能力そのものがないというふうに断言せざるを得ないと思います。  私は、引き続き総理がきちっとリーダーシップを発揮して、国会における説明責任...全文を見る
○井上(義)委員 私は、これが国民の本当の常識だというふうに思います。これにしっかり政治家がこたえなければいけないということで、私どもは前国会で政治資金規正法の改正案を提出しています。これは今継続になっています。  いわゆる二十五条の二項、これは現行法では、そういう会計責任者等...全文を見る
○井上(義)委員 政治資金規正法改正は、これはもう議員立法、国会の中で議論する話で、総務大臣は関係ないんですよ。だから、総理はどういうふうに考えているのか、それを聞きたいんですよ。総理、どうなんですか。
○井上(義)委員 今の答弁を聞いていますと、全くやる気が感じられない。結局、政治と金の問題も、先ほどの、クリアになったというふうに幕引きをしようとしているとしか考えられないわけで、それで本当に、菅総理自身がクリアな党にしたいということで代表になられたんじゃないですか。このくらいで...全文を見る
○井上(義)委員 結局、衆議院のマニフェストの工程表どおりにはならない、工程表を変更したというふうに今の答弁は受けとめておきたいと思います。  それでは、農業の戸別所得補償ですけれども、衆議院のマニフェストでは、二十二年度はモデル事業で実施をして、二十三年度から一兆円の予算を確...全文を見る
○井上(義)委員 では、山田さん、一兆円の概算要求、するんですね。はっきりしてください。
○井上(義)委員 これは工程表では一兆円と明確に書いてあるんですよ。それなりのというのはおかしいじゃないですか。それは工程表どおりにならないということをはっきりおっしゃっていることと同じですよ。もういいですよ。  では次に、暫定税率の廃止について。  暫定税率については、二十...全文を見る
○井上(義)委員 これは全くのごまかしです。国民は、ガソリンの暫定税率が下がる、ガソリンの値段が下がる、こういうふうにマニフェストを理解して皆さん投票したわけですよ。それは国民に対する裏切りですよ。明確ですよ。結局、これも工程どおりにいかないということがはっきりしたというふうに私...全文を見る
○井上(義)委員 これも何か、最終的に無料化するのかどうか、はっきりしたお答えがありません。要するに、工程表はほとんどもう破綻をしていると言っても過言ではないというふうに思います。  これまで見てきましたけれども、あれほど明確であった衆議院マニフェストが極めてあいまいになってい...全文を見る
○井上(義)委員 総予算の組み替えで財源は生み出せる、このようにおっしゃってきたわけですから、それができなかったということを明確に国民に謝罪すべきであるということを重ねて申し上げておきたいと思います。  平成二十三年度の概算要求の組み替え基準について伺いたいと思いますけれども、...全文を見る
○井上(義)委員 私は、これから衆参ねじれの中でどうやって合意形成していくかということになると、やはり現状を率直に認めるということがなければ、なかなか議論が進まないと思いますよ。ですから、マニフェストについて明確に、変更するなら変更する。ただ、党内にいろいろな、衆議院のマニフェス...全文を見る
○井上(義)委員 それでは、質問を終わります。
10月07日第176回国会 衆議院 本会議 第3号
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○井上義久君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました菅総理の所信表明演説に対し、質問をします。(拍手)  質問に入る前に、昨日、日本人の鈴木章さん、根岸英一さんのお二人にノーベル化学賞が授与されることが決定をいたしました。まずは、お二人に心よりお祝いを申し上げます。(...全文を見る